約 2,539,367 件
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/723.html
977 :名無しさん(ザコ):2007/07/16(月) 17 53 24 ID QHI6IDuw0 スーパーロボット大戦Riot 流行の版権オリリレー。ニュータイプ帝国vsオールドタイプな主人公ズ。 初っ端から主人公が「鳥」、機体がアストラナガンとかやってくれる けどユニットの個性にオリ分が少ない。 俺の望む版権オリというのはもっとこう、明後日の方向に捻じ曲がったものなんだ しかし人類統一をもくろむ悪のニュータイプ軍団と戦うオールドタイプ勢力なのに、おっさん少ないのはどういうことだろう ニュータイプの超感覚に勝てるのは百戦錬磨のオールドタイプだ! みたいなノリが欲しかった ユニットの能力格差は出来るだけ無くして欲しいもんだ。サイバーマシンなんかどうしろと。 あとドラグナーも。V-UP拾ってなきゃどうしようもならんだろこれ。陸戦型は仕方ないとはいえ。 V-UPで思い出したが、「特定地点に進入」でボーナイアイテムゲットの面があるんだが 「特定地点」のヒントゼロというのはどうにかならんもんか。結局eveファイル開いたぞ俺 いつまでも生き残ってるレジスタンス兵が非常に気になる。 こいつ後でなんか劇的な展開を見せるんだろーか。逆のびみたく。 パーツ分離のボール部隊は非常にうざったいがなぜか憎めない。 38 :名無しさん(ザコ):2007/06/26(火) 14 51 17 ID SHmJQ++g0 毒にも薬にもなりませんが、とりあえず。 スーパーロボット大戦Riot 版権オリジナルリレー。 ガンダムやニュータイプ、T-LINKだからバンプレストかな。 そういった設定が出てきます。 音楽が良いです。 シナリオについてですが、 おそらく作者自身の「これがカッコいいでしょ?」という感性で作ったシナリオだと思います。 その感性に合えばはまるシナリオではないでしょうか。 気になった点ですが、喋り方が嘘っぽいと思います。 そういった種類の人間だからああいった口調で喋っているという設定なんだろうけど、 そう考えたとしても違和感があります。 ただ、この喋り方含めて感性だと思いますので、直す必要は無いのでしょう。 最後に一つだけ。 版権オリだからといって、設定用語の説明を省いてもいいとはならないと思います。 せっかく作者氏の世界観を披露しているのですから、 それをプレイヤーに出来る限り伝えるようにした方が甲斐があると思います。 勿論他の版権シナリオにも言えることですけど。 思います思いますばっかりの感想で申し訳ない。 89 :80:2008/10/26(日) 22 46 54 ID N3wqlxCU0 一話ガンバッテクリアした。 以下、簡単にレビュー。 ☆ストーリー 完成しているニュータイプの帝国とオールドタイプの対決というのは おもしろいと思った。 けど、それなら一話でプレイヤー側として出てくるのはバニングさんや モンシアやベイトのようなナイスミドルのオールドタイプだろう。 まあ、あの鳥もおっさんぽいけど念力持ちだからな。 ニュータイプよりすごいと思うんだ、うん。 ☆戦闘 一話にしては難易度高め、敵多い。もう少し減らしておくれ マップ兵器使えば済むんだろうけどさ ☆演出 最近、背景をきっちりと設定している作品をやり始めたので 黒背景は厳しいなと思った。ちゃんとマップで人形劇してるシーンもあるけど あと、鳥のマップ兵器がすごかった。 また気力が溜まったら次話いこうやろうっと。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/890.html
スーパーロボット大戦Z (Part1/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 part44-34~37,42,51,57,70,99~100、part47-346,348~351,part49-305~315,320~325,362~364、2010/02/26直接編集、part50-60~62,74~79 34 :スパロボZ1:2009/02/07(土) 15 38 08 ID RM+OIRWE0 参戦陣(だいたい) ガンダム Z、逆シャア(機体だけ)、X、∀、SEEDDestiny ザブングル、ダイターン3、ザンボット3、キングゲイナー、バルディオス、 ゴッドシグマ、マジンガー、グレートマジンガー、ゲッターG、アクエリオン、 グラヴィオン、ビッグオー、エウレカセブン、オーガス 主人公紹介 ・リアル系 セツコ・オハラ 19歳。地球連邦所属のパイロット。ただし実戦経験なしの新兵。 スパロボ史上、もっとも不幸な主人公。 機体はバルゴラ。次期地球連邦主力量産機の試作型。 ・スーパー系 ランド・トラビス 27歳。通称ザ・ヒート、もっと有名な通称がザ・クラッシャー。 職業は修理屋ビーターサービス所属の技師。 機体はガンレオン。ロボットサイズのスパナや巨大レンチを持つライオンを模した機体。修理装置もち。 35 :スパロボZ2:2009/02/07(土) 16 01 59 ID RM+OIRWE0 セツコ編1話 地球連邦の次期主力量産機の試作機バルゴラ。 そのテストチームとして結成されたのがザ・グローリースター。 セツコ(少尉)は経験は浅いものの、その丁寧な操縦技術を買われてそこに配属される。 チーフのデンゼル大尉(ハゲ)とサブチーフのトビー中尉(ウェーバー軍曹似)に暖かく迎えられる。 しかし地球連邦はティターンズが幅を利かせている時期であり、 彼らがいる月基地にもエゥ-ゴが進入してきたのだった。 戦にはデンゼル、トビーが出撃。 まだ配属されたばかりのセツコは待機兼戦闘記録を指示される。 しかしやってみせると出撃する。 エゥーゴの攻撃を耐え凌いだ彼らだったが謎のトラブルに見舞われる。 気付いたときにはまったく別の場所にいるのだった。 ・ランド編1話 ビーターサービスは従業員のスマイルと確かな技術がウリの修理屋。 技師のランドと社長代理兼経理兼営業のメール(16歳の幼女)は旅をしていた。 あるたどり着いた町で路上でガンダムを叩き売りしている少年を見かける。 言うまでもなくガロード(ガンダムX)である。 値切ろうとしてくる客にビタ一文まけないガロード。客の中にはホーラ一家のゲバラ(ザブングル)がいた。 手荒い手段に出たゲバラたちだが、ガロードは持ち前のタフさ、そしてランドの助太刀で乗り切った。 そして負け犬の遠吠えに町を破壊してやるとヤケになるゲバラだが、それを阻止したのは一発の銃弾。 遠距離からの正確な狙撃でゲバラをしとめたのは、ゲイン・ビジョウ(キングゲイナー)という青年だった。 続く 36 :スパロボZ3:2009/02/07(土) 16 42 26 ID RM+OIRWE0 セツコ編2話 異変に巻き込まれたグローリースターのメンバー。気付けばどこかのコロニ-にいるようだった。 そこコロニーは厳重な警備が施されており、突然現れた彼らに銃を向ける。 ここはどこかと聞けば「プラント」と答えられる。彼らはザフト(ガンダム種伝) そのトラブルの中、コロニーの一角が爆破され、中から3機のガンダムが出てきた。 3機のガンダムはたちどころに警備に配置されていた機体を破壊していく。 ガンダムが強奪されたのだ。 それに乗じて逃げるorザフトに協力して身の保証を立てようとするグローリースター。 そこにまた一機別のガンダムが。 インパルスガンダムを駆るシン・アスカ(種伝説)である。 しかし奮戦もむなしくガンダム3機は奪われてしまう。 そしてグローリースターは戦闘後にザフトに一時拘留されるのだった。 ・ランド編2話 ゲインは自分をエクソダス請負人と名乗った。 エクソダスとは、シベリアでドームポリスという閉鎖施設で暮らす人々が、 自由と新天地を求めてドームを脱出することを言う。 ゲインは次のエクソダスがかなり手強い仕事であると予測し、用心棒を探しに来たのだった。 ゲインに雇われるランドとガロード。 ガロードも仲間とはぐれてしまって、仲間を探す旅の路銀にガンダムを売ろうしていたのだった。 シベリアのあるドームポリスで暮らす少年ゲイナー・サンガ(キングゲイナー)。 引き篭もり少年である彼が珍しく学校に行ったとき、授業中の教室にシベリア鉄道を名乗る女性が乱入。ゲイナーを拘束する。 シベリア鉄道はその名の通り鉄道会社であるが、ドームポリスへの食料の仕入れもすべて彼らが仕切っており、 すなわちドームで暮らす人々はすべてシベ鉄の言いなりになる他がなくそのためのエクソダスであった。 ゲイナーの拘束はエクソダス容疑。ゲイナーの両親がエクソダス容疑で射殺されたことが原因だった。 ゲイナーがぶち込まれた牢には、同じくエクソダスの容疑で拘束された人々がいた。 そしてまた一人牢に入れられる。ゲインだった。 ゲイン(中に入り込むためにワザと捕まった)は門番が油断した隙に脱走する。 ゲイナーもそれに乗じて脱走を決意、ゲインについて行くことを申しである。 「エクソダス、するかい?」 町では祭りが開かれていた。 祭りの喧騒の中ゲインたちは、古物収集の趣味があるメダイユ公爵家に忍び込み、 一機のオーバーマンを盗む。操縦席に入ったゲイナーは、その機体にキングゲイナーの名づけた。 オーバーマン強奪のついでに、公爵家息女のアナ姫(キンゲ)を人質として誘拐する。 祭りの賑わい、そして脱走によって混乱するシベ鉄。 その騒ぎに乗じて、ドーム内のエクソダス実行組織『ヤーパンの天井』が動き出す。 ゲインを雇ったのは彼らである。そしてエクソダスが始まった。 ゲインが計画したエクソダスは、都市ユニット(ドームの一部)ごとエクソダスするという大規模かつ過激なもの。 シベ鉄が阻止しようと出撃するも、ゲイナーとゲイン、そして助っ人のランド、ガロードの助けで無事エクソダスがスタートできたのだった。 続く 37 :スパロボZ3:2009/02/07(土) 17 37 16 ID RM+OIRWE0 セツコ編3話 ザフトに拘束されるグローリースター。彼らはミネルバという戦艦に乗せられる。 ミネルバは急遽出撃し、強奪されたガンダム3機を追跡する任務に出た。 ミネルバには非難してきたザフトの最高責任者デュランダル議長(種伝)、議長と対談していたオーブ諸侯連合国代表カガリ(種伝)、その護衛アレックス(種伝)がいた。 強奪した3機が搭乗した地球連合所属の戦艦を補足し戦闘を仕掛ける。 戦闘にはシン、ルナマリア(種伝)、レイ(種伝)のザフト赤組3人が出撃。 しかし戦闘の最中、異変が起こる(グローリースターが巻き込まれたものと同種) 今度は、ミネルバ、地球連合軍全員を巻き込んで。 気がつけば、今度は別の戦場に場所を移していた。 戦闘していたのはエゥーゴとティターンズ、その戦場のど真ん中にワープしていた。 ミネルバの艦長タリアはそちらの戦場に介入するつもりはないと釈明する。 アーガマの艦長ブライト(Zガンダム)はそれを受け入れるも、ティターンズは自分達以外はすべて敵な組織である。 アーガマとミネルバはとっさに強力、戦場での現場判断ということでグローリースターも出撃、協力してティターンズ、地球連合を追い払うのだった。 ・ランド編3話 エクソダスを許すといろいろ都合が悪いシベ鉄は、ヤーパンの天井追跡にでる。 しかしヤーパンの天井の都市ユニットを引っ張るバッハクロンのエンジンの調子が悪く、近く都市ユニットが止まってしまうという。 修理しながらやっていくしかないという結論に達する。 そこにランドがかつてのツテを呼び協力してもらうことになる。 一方、ゲイナーは不貞腐れていた。 ゲインについていくのは脱走までで、エクソダスをするつもりなんかなかったという。 そのエクソダスには彼の担任の先生や、憧れのクラスメイトのサラ(キンゲ)まで参加していた。 当り散らす彼だが、サラに「情けないひと」と揶揄される。 好きな女にキツイこと言われて凹むゲイナーだが、そこにガロードが発破をかける。 「お前それでいいのか?」と「好きな子にいいとこ見せてやろうぜ」と。 そこにシベ鉄が追撃を仕掛けてきた。 迎撃するもシベ鉄は傭兵としてホーラ一家(ザブングル)を雇い、数で押してきた。 そこにランドのツテであったジロン(ザブングル)をはじめとするアイアンギアー一党が加勢してくれる。 優勢に進む戦局だが、そこにシベ鉄のヤッサバ(キンゲ)が駆るオーバーマンラッシュロッドが搭乗。 ラッシュロッドは時を止めるオーバースキルを持ち、苦戦を強いられる一行。 サラが狙われ、もうダメかと思ったときゲイナーがそれを阻止。戦闘に加わった。 ラッシュロッドのオーバースキルに対し、キングゲイナーもオーバースキルで対抗。 何とか今回の戦いも斬り抜けるのだった。 シベ鉄の攻撃もジロンたちの援護で凌ぎ、都市ユニットもアイアンギアーで引っ張ってもらい、先に進む。 続く 42 :スパロボZ4 ◆l1l6Ur354A:2009/02/07(土) 20 22 00 ID RM+OIRWE0 そうか、トリップ付け忘れてたか…… ごめん、参戦陣にグレンダイザーを忘れていた… セツコ編4話 前話の、エゥーゴ、ティターンズ、ザフト、地球連合が入り乱れた戦闘の後、グローリースターは再び異変に巻き込まれる。 今度は地球にいるようだが……近くに町があり、地形データと照合の結果、約80%と中途半端な一致で日本の藤沢であるとされた。 これまで何度か飛ばされてきた経験から、彼らはなんとなく『自分達は異世界に飛ばされているのではないか』と思い始めていた。 神勝平(ザンボット3)は女友達のアキ、ミチ(ザンボット3)と一緒に町を歩いていた。 そのとき町の外で異常現象を見て取り、謎の超巨大UFOとそれに随伴する形で小型のUFOが現れた。ベガ大王(グレンダイザー)の戦艦である。 そしてベガ大王の軍団と戦っていたデュークフリード(グレンダイザー)が駆るグレンダイザー。それをサポートする3機の戦闘機、搭乗者には兜甲児もいた(マジンガーには乗っていない)。 ベガ大王は町もろともグレンダイザーを攻撃してくる。デュークフリードはベガ大王を迎え撃ち、同時に町を守っていた。 その激戦を勝平は、少年の好奇心で「宇宙人同士同士の戦いだ!」と楽しく観戦していた。 グローリースターの面々は、町を守るグレンダイザーに協力。ベガ大王を退けるのに成功する。 しかしその戦闘直後、今度は別のロボット(メカブースト、ザンボット3の敵軍)が現れ町を攻撃していった。 そのメカブーストを撃破するグローリースターとグレンダイザー。 そこに遅ればせながら地球連合軍が馳せ参じる。 しかし彼らは銃を向けて「とまれ、宇宙人!」と言うのだった。 戸惑う一行、特に甲児。彼はかつてマジンガーZを狩り日本のために戦ったのだ。 日本では、ゲッターロボと並んで、彼らを知らない人間はいないはずった。 戦うわけにもいかず、彼らは連合に一時従うことにする。 ランド編4話 前話での戦いの最中、ヤーパンの天井の都市ユニットに一人の侵入者がいた。 シベ鉄のアデット(キンゲ)である。アデットはヤッサバの女であり、かつてゲイナーを拘束したその人である。 アデットは上手く潜入し、人質にされているアナ姫を助け出そうとした。人質を救出した後、総攻撃をかけようと言う算段だったのだ。 しかし人質とは名ばかりで、アナ姫は非常に好奇心旺盛で、見るもの全てが新しいヤーパンの天井、 ひいてはエクソダスが気に入っており帰る気はさらさらなかった。 同時にシベ鉄のヤッサバも都市ユニットに侵入。こっちはすぐにバレて、「シベ鉄が侵入した!」と大騒ぎになる。 逃げるヤッサバは、その途中、辻占いをしている少女エイファ(キンゲ)と出会う。 漢を自称するヤッサバは、エイファが辛い境遇にいることを見て取ると「オジサンが助けてやる」と言って、少女を連れ出すのだった。 一方、シベ鉄では。 隊長であるヤッサバが潜入任務、その副官であるアデットが帰らない。 その下にいるケジナン(キンゲ)は、エンケ(キンゲ)、ジャポリ(キンゲ)、ホーラ一家と示し合わせて、ヤッサバの地位を追い落とそうと考えていた。 戦闘を仕掛け、その隙にヤッサバを迎えに行く算段になっていたケジナンは、土壇場でヤッサバを裏切り、亡き者にしようとする。 しかしヤッサバは漢である。ケジナンの企みを物ともせず、ケジナンが乗ってきたラッシュロッドを奪い返し、攻撃してくる。 しかし奮戦もむなしく、ヤッサバは破れ、ラッシュロッドは燃え尽きてしまうのだった。 しかしヤッサバは生きていた。そしてエイファも。 エイファは言う。「わたしと一緒にエクソダスしよう」と。 そして二人はエイファの故郷であるインダスを目指してエクソダスをし始めるのだった。 続く 51 :スパロボZ5 ◆l1l6Ur354A:2009/02/08(日) 01 19 26 ID yCHOgvC00 ちょっと追記。 何度か書いている『地球連邦』と『地球連合』、別に誤字じゃないんだぜ。 この辺になってくると異世界系であることははっきりしてくる。 地球連邦はいわゆるUCガンダムでの地球軍。ティターンズとエゥーゴによる内部争いが起きている。 地球連合は種伝説での地球軍。コーディネータへの反発感情が未だ強く残っている。 セツコ編5話 連合軍に拘束されるグローリースターとデュークフリード一行。 事情と所属を話しても信用されず、地球連合も彼らをコーディネータで、彼らの機体をコーディネータの新兵器ではないかと言う疑いを強めていた。 何度か尋問の後に彼らに面会に来たのはブルーフィクサーの月影長官(バルディオス)とクイシュタイン博士(バルディオス)であった。 ブルーフィクサーとは、地球環境委員会直下の研究調査機関である。 同時に地球外生命体も調査範囲に含まれる彼らに、謎の一団でしかないグロスタ、デューク一党の調査が依頼されたのだ。 月影長官とクイシュタイン博士は幸い話が通じる人間だった。 そして彼らは自分らの境遇を話す。 神勝平は喧嘩友達の香月(ザンボット3)と決闘をしていた。 その決闘の最中、彼らが住む町を謎のロボットが襲う。勝平はそのロボットに見覚えがあった。 藤沢に行ったとき、町を襲ったロボットだった。 混乱の最中、勝平を呼ぶ声が聞こえる。兄である一太郎のものだった。 そして勝平の前に現れたのは宇宙船であるビアル1世であった。 ビアル一世には、勝平の家族、祖父母、母、兄が全員乗っていた。そして祖父の兵左衛門は勝平に説明する。 自分達の先祖はビアル星人といい、大昔にガイゾックという宇宙人と戦っていたこと、 ガイゾックが地球に侵攻してきていること、神一家には地球を守るために先祖からの遺産が遺されている事などを告げる。 ビアル一世もそのひとつ、そしてもうひとつの遺産であるロボットザンボエースに勝平は乗せられた。 ザンボエースで出撃する勝平、快調に町を襲うガイゾックを撃破していく。 一方、連合に拘束されているグロスタ一行にもその知らせが届く。 町を守るために脱走もありか……なんて話をしている一行に、正式に地球外生命体の迎撃の依頼が出る。ご都合主義もいいところだが、気にしない。 ザンボエースの援護に向かい敵を全滅させる一行。 しかしその後に待っていたのは、地球連合の軍隊と脱走の嫌疑だった。恐らく基地のお偉いさんが、グロスタ一行の容疑を固めるために一時解放させたのだろう。 それには異星人の侵攻の迎撃はちょうどいいカモフラージュ。 そして基地を出て事が収まった後は、脱走として検挙しようとしたのだ。その汚さに憤慨する一行だが、神兵左衛門が機転を利かせて、ザンボエースとグロスタ一行もビアル一世に乗せて、その場の脱出を図るのだった。 ランド編5話 差し当たり目立った問題もなく、順調に進むヤーパンの天井。 その途中、シベリア一帯ではほぼ皆無であろう雪の積もっていない地帯を発見する。 溶けたという感じはしない上に、おまけに空気中に。目に見えない謎の粒子が舞っているのをセンサーが捕らえる。 その直後、光とともに戦艦が一隻とその仲間であろう4機のロボット。 戦艦はともかく、ロボットのほうは空中でサーフボードに乗っていた。 ゲッコーステイト(エウレカセブン)である。 ゲッコーステイトは塔州連合(エウレカの世界での地球連邦軍)と戦闘をしていた。 ゲッコーステイトリーダーホランド(エウレカセブン)は、その場に居合わせたランドと協力、後にゲイナー、ジロン一行も援護に駆けつけ連邦を撃破する。 しかし戦闘終了後、異変が起こり彼ら全員巻き込まれてしまうのだった。 続く 57 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/08(日) 21 21 24 ID xD6tyB5U0 スパロボZの人は乙だがお前は一つ勘違いをしている。 デスティニーは伝説じゃなくて運命だ 70 :スパロボZ6 ◆l1l6Ur354A:2009/02/11(水) 02 24 37 ID 8V2kkXGU0 種間違いごめんwwww 確かにDestinyは伝説じゃなくて、運命だwww 俺も普段種死としか言ってないから、Destinyってなんだっけなぁーとか思って、一番最初に浮かんだのが伝説だったwww 英語力ねえな俺 62 気遣いありがとう。休みの日とかにゆっくりやってくと思うし、楽しんでやってるので心配無用。 むしろ『長いからはしょれ!』と言う意見ならもうちょっとはしょるが。 セツコ編6話 ビアル一世に逃げ込んだグロスタとデュークたち。 彼らを助ける決断をしてくれた神兵左衛門に礼を述べつつ、町を襲ったロボット(ガイゾック)や神一家、ザンボエースのことなどを質問してみるが、それらは神一家の問題と兵左衛門は話してくれない。 そしてグロスタ一行を乗せたビアル一世は、他の神一家と合流するべく船を急がせていた。 一方東京では、クライン・サンドマン(グラヴィオン)が連合の大統領、ブルーコスモス他、財政界の著名人を集めてパーティをしていた。その中には波乱万丈(ダイターン3)の姿もある。 サンドマンは大富豪として知られながらも、その素顔や目的を知る人物がほとんど知られていない謎の人物。 それがこんなパーティを開く真意とは…姿を現したサンドマンは集まった人々に地球外生命体の地球侵略の事実、その外敵はゼラバイアであると宣言。 同時にゼラバイアに対抗するべく私的に対策をとっていることを話す。 そのパーティの会場に進入する一人の女性の姿があった。紅エイジ(シグレ-/グラヴィオン)という異様に女装の似合う少年である。 彼はサンドマンに会いにパーティ会場に潜入していた。しかしその潜入はバレバレであった。 忍び込んだある部屋で、エイジは斗牙(トウガ/グラヴィオン)という少年と出会うのだった。 そんな時、サンドマンの宣言通り東京をゼラバイアが襲い、その場には地球外生命体の反応をキャッチしたザンボエース他も居合わせる。 ゼラバイアは出撃した連合の部隊をあっという間に撃破してしまう。 ゼラバイアに戦闘を仕掛ける主人公たち。そしてサンドマンの懐刀が姿を現す。 グランカイザー以下4機の随伴機。斗牙はグランカイザーのパイロット、エイジも随伴機の一機に乗せられていた。 それらは合神(=合体)してグラヴィオンとなる。 そして東京と襲ったゼラバイアを撃破するのだった。 ランド編6話 ゲッコーステイトとの共闘で異変に巻き込まれたランドたち。 ランドとメールも過去に異変に巻き込まれた事があり、それでランドの師でありメール父のシエロ・ビーターが行方不明になってしまい、4年間それを探して旅していると言う。 ガロードも同様で、仲間とはぐれてしまったのも、異変に巻き込まれたからであった。 異変の後で気がついたときにはゲッコーステイトはいなかった。 飛ばされた場所がどこかもわからないランドたちを世話したのは、ロラン・セアック(∀ガンダム)という少年だった。 そこでは、かつて地球から離れ月で生活していたムーンレイスが、再び地球への入植を希望し、その交渉が行われ始めるその時だった。 そしてムーンレィスの先遣隊が地球に降り立つ。しかしその先遣隊を迎えたのはMSの攻撃だった。 それは戦争を望むフロスト兄弟(ガンダムX)の陰謀だった。 先遣隊の指揮官である泣き虫ポゥ(∀ガンダム)は即座に反撃に移り、町もろとも攻撃してきたMSを撃破してしまう。 その攻撃で髭ガンダムこと∀ガンダムは覚醒する。 地元民に『ホワイトドール』として信仰の対象にすらなっていた∀ガンダムは、地中から発見される。 その場に居合わせたロランはそれに登場。しかし∀は勝手に動き、ビームライフルで先遣隊を攻撃してしまう。 地球人類とムーンレィスとの戦争が始まった。 何とか∀を制御するロランとランドたちの協力で、とりあえず先遣隊は撃退できたのだった。 99 :スパロボZセツコ編7 ◆l1l6Ur354A:2009/02/15(日) 19 35 15 ID GDTF6xZ50 いろいろ意見乙。 とりあえずマイペースってことでおk? 実際書いてみたら結構忘れてるので、確認しながらやってるので、スローースペースになるけど勘弁してほしい。 セツコ編7話 前回の戦闘後、サンドマンのサンジェルマン城に招待されるセツコ達。 そこでグラヴィオンのパイロット達と面通し、そしてサンドマンの助力を約束される。 その夜、勝平は城を抜け出そうとする。勝平の父源五郎(ザンボット3)が遠洋漁業から帰ってくるので、それの迎えに行くためであった。 それはグラヴィオンのパイロットの一人である城瑠菜(グスク・ルナ/グラヴィオン)に見つかって静止されえるものの、 同じく父親にトラウマを持つ瑠奈は、事情を知と、むしろ勝平を手引きする。 神源五郎の故郷に帰ってきた。壇闘志也(ダン・トシヤ/ゴッドシグマ)という客人を乗せて。 闘志也は木星の衛星イオの移民計画に携わり、その開拓チームの一人。父親のツテでトリニティシティという海上都市に呼ばれて来たのだった。 正義感溢れる闘志也と男気溢れる源五郎は意気投合。源五郎に「息子に木星での出来事を話してほしい」と頼まれたりする。 トリニティシティは、トリニティエネルギーの研究を行う風見博士(ゴッドシグマ)が拠点を置いており、闘志也はトリニティエネルギーを兵器に利用したロボットのパイロットに呼ばれたのだ。 海上都市であるが諸事情により陸地(場所は勝平たちの町の近く)まで移動しており、その為に闘志也は源五郎の船に同乗させてもらいトリニティシティを訪ねてきたのだった。 そんな二人を出迎えたのは人々の、しかも神一家と同じ町に住んでいた住民の冷たい視線と言葉だった。 ガイゾックが攻めてきて、それを勝平がザンボエースで迎撃した戦闘。住民たちはそれを神一家が元凶だと捕らえていた。 フクロにされる源五郎と、それを止めようとした闘志也は一緒に拘束され、勝平たちがまた来た時のために人質にされてしまう。 そこに勝平がやって来て、その現場を目撃してしまう。 勝平は怒りに任せてザンボエースで、源五郎の仕返しをしようとする。 しかし人質を無事に(ryな展開で、手が出せない勝平。そこに源五郎たちを救い出したのが勝平のいとこ、同じく神一家の神江宇宙太(カミエ・ウチュウタ/ザンボ3)と神北恵子(ザンボ3)だった。 そこにまたしてもガイゾックのロボットが現れ、町を攻撃し始める。 しかし勝平は、神一家を迫害する人々のために戦うのはイヤだと、その場を離れてしまう。 それに立ち上がるのは闘志也だった。闘志也はトリニティシティにたどり着き、そこで開発されていた空雷王というロボットに搭乗。迎撃に出る。 第一陣を凌ぐ闘志也だが、第二陣が現れる。しかし第二陣には、ガイゾックだけではなく、ベガ兵の姿が見えた。異星人同士地球侵略に向けて手を組んだのだ。 やがて源五郎に説得された勝平が戻ってくる。 渋る勝平に、源五郎の「お前は自分から卑怯者になるのか!?」闘志也の「ここで戦わなかったら、一生後悔することになる!」という言葉が重くのしかかる。 やっと戦う決心をする勝平、そして宇宙太が乗るザンブル、恵子が乗るザンベースと合体、ザンボット3となり、迎撃に出る。 そこにセツコ達が駆けつけ、異星人連合を打倒する。 しかし勝平はいっそう強い迫害を受けることになり、友達からも冷たい視線を向けられる。神一家は町から追い出されてしまうのだった。 そこにサンドマンが現る。「諸君にはこれから宇宙に上がってもらう」 長くなったので二分割 100 :スパロボZランド編7 ◆l1l6Ur354A:2009/02/15(日) 19 35 44 ID GDTF6xZ50 ランド編7話 前回フロスト兄弟の横槍により戦闘になったが、ムーンレィスとの交渉を担当するグエン卿(∀ガンダム)により、なんとか会談の場を設けることに成功する。 一方ランドたちは、ロランの紹介で鉱山での発掘作業を手伝っていた。 ∀が地中から発掘されたことで、他の機械人形もあるはずと、本格的な発掘が始まっていた。 しかしゲインをはじめとする肉体労働というか知的労働組は、同じくロランのツテでグエン卿に面会。当座の足元を固めるために雇用関係を結ぶ。 そしてガロードは、街中でエニル・エル(ガンダムX)と再会する。エニルは過去にガロードにフられた事で、ガロードに執念を燃やす女。エニルからフリーデンに関する情報を与えられる。 ガロードの大事な少女ティファ・アディール(ガンダムX)がフロスト兄弟に捕まり、そしてフロスト兄弟はこの町にいる、と。 ムーンレィスとの会談がはじまる。会談には(グエンの趣味で)女装をさせられたロランが出席していた。 ムーンレィスからは月の女王ディアナ・ソレル(∀ガンダム)は現れなかったものの、軍部のフィル少佐(∀ガンダム)や親衛隊のハリー中尉(∀ガンダム)が出席する。 一方、ティファが軟禁されているとわかったガロードは、会談会場に潜入していた。 折を見て電気を落とし、その隙にティファを連れ出すことに成功する。途中エニルに邪魔されるも、ゲインの協力でなんとかなる。 ガロードのおかげで混乱する会談会場、念のためローラことロランは∀に乗り込む。 フロスト兄弟はゲテモノガンダムとあだ名される機体で出撃、逃げるガロードを攻撃しようとした。 それを阻止したのはロランの∀。しかしフロスト兄弟はさらに手勢を率いて攻撃を仕掛けてくる。 グエン卿はそれを見て、ロランに迎撃を指示。先の先遣隊の事件は中央政府からの不当な干渉である、と示そうとした。 ランドたちも合流し、さらに新たに発掘されたカプルに乗ったソシエ(∀ガンダム)も合流、迎撃を始める。 ムーンレィス側も軍を出し、攻撃を始める。しかし攻撃対象にはロランたちも含まれていた。 ロランたち、ムーンレィス、新連邦の三つ巴完成である。 激化する戦闘、ロランは限界だった。 ロランはムーンレィスである。月の地球への回帰に先駆けて、その実験として2年前月から地球にやって来て、以来地球で生活してきたのだ。 ロランは地球の人々とムーンレィスが戦う事に我慢ならなかった。 そして戦場の真ん中で、自分はムーンレィスであることを告白する。 「僕は月の人と戦います。けれど地球の人とも戦います。人の命を大切にしないひととは誰とだって戦います」 原作屈指の名シーンである(やや早いが)。 そこにディアナ・ソレがソレイユに乗って現れる。その少年の言葉は、ディアナ・ソレルの意思そのものであると、鶴の一声で戦闘を収めるのだった。 続く 346 :ゲーム好き名無しさん:2009/10/15(木) 07 06 16 ID LeaqVdk60 前に担当されていた方が3ヶ月以上書かれていないようなので、 PS2「スーパーロボット大戦Z」の続きを書きたいと思います 予約していいでしょうか 348 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 14 51 32 ID 6NGE/ABS0 ではさっそく。セツコ編は別のところにテキストデータがあるので少しあとで上げます ランド編8話「天翅の記憶」 ムーンレィスの女王にして、地球帰還作戦の総指揮であるディアナ・ソレル(∀ガンダム)の到着と、 ロラン・セアック(同じく∀)の尽力により、一応の休戦と相成った地球・ムーンレイス間の抗争。 しかし肝心の帰還交渉は、ムーンレィス曰く「元々北アメリア(現代で言えば北米大陸)は我々の住む地だったのだから返せ」 アメリア側曰く「そこを人の住む地に回復させたのは我々であり、おいそれとは譲れない」と、平行線の状況に。 また交渉担当のグエンも多忙でムーンレィスのみを相手取るわけにはいかず、話は遅々として進まなかった。 そんな中キエル(∀。ディアナにそっくり)の姿を見て悪戯心を起こしたディアナは、服を換えてみようと言い出す。 丁度その頃、グエンの領地イングレッサ、隣のルジャーナとムーンレィスが合同で、機械人形(∀の地球ではモビルスーツをこう呼ぶ)を用いた 演習を行うことになり、ルジャーナからギャバン・グーニー、ムーンレィスからハリー(共に∀)が合流する。 演習の記録係ということでキエルに成り済ましたディアナが同行することになったが、お約束どおり誰も気づかない。 しかし演習予定地には何故か大都市の廃墟が出来ており、その調査のため演習自体がお流れになる。 どうもランドたちも巻き込まれてきた「ねじれ」が大規模な形で現れたらしい。 その中呑気に腹ごしらえをしようと思ったジロン(ザブングル)は、肉を奪ったアポロ(創聖のアクエリオン)と追いかけっこの末意気投合する。 しかし、焼き肉パーティーに興じていたところ、シルヴィア・ド・アリシアとピエール・ヴィエラ(アクエリオン)が現れ、 アポロを連れ去ろうとするが、続いて歌声のようななぞの音と共に人間をさらっていく化け物(アクエリオンに出た収穫獣)が出現、 アポロの相棒であったバロン、それを助けようとしたアポロを捕らえてしまう。 化け物を撃ち落そうと応戦したギャバンたちだが、続いて現れた骸骨状の化け物(アクエリオンのケルビム兵)によりギャバン以外全滅。 調査中だったジロンたちもまだ戦艦に戻ってきていない大ピンチに現れたのが、 グレン、シルヴィアの兄シリウス、麗花(アクエリオン)と三機の戦闘機(ベクターソル、ベクターマーズ、ベクタールナ)。 三機は合体して巨大ロボット「アクエリオンルナ」となる。どうでもいいが合体するとき謎の快感が発生するらしい。 合体メカに協力してハリーのゴールドスモー、ギャバンのボルジャーノン(むしろザク)たちでケルビム兵を迎撃するが、 収穫された人間の負の感情を感じすぎた麗花の精神が不安定になり、そのスキを突かれて合体が解けてしまう。 シリウスとマーズは無事だがルナに乗っていた麗花のダメージは深く、 代わってシルヴィアが乗り込み再起動を図るが、ソルに乗っていたグレンも重傷で動かせそうにない。 と、ここでランドたちも到着し出撃する。同時に「アクエリオオオン」と叫びながら収穫獣から脱出したアポロが、 迎えに来るように現れたソルに乗り込み、何者かの呼びかけるままに、シリウス、シルヴィアと「創聖合体」を果たし、ソーラーアクエリオンとなる。 ソーラーのパワーとガンレオンらのおかげでケルビム兵らを蹴散らしたものの、 ランドたちはまた新たな敵が現れたことにとても喜んでいられず、シリウスたちは元の世界に戻れないことに落ち込み、 アポロは親友を助けられなかったことを悔やむのだった。 一方、アトランディアなる地では頭翅(トーマ。アクエリオン)なる者が一万二千年の眠りから目覚め、 翅無し(はねなし。普通の人間)が世界中で繁殖していることを嘆きつつ、かつて愛し合ったという「太陽の翼」が再び目覚めたという報せに打ち震えていた。 349 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 15 35 27 ID 6NGE/ABS0 ランド編9話「世界の終わりの日」 アイアン・ギアーに一時合流したアクエリオン一行。 ただ品性とは縁の薄いザブングル連中、およびランドと、プライドの高そうなシリウスとでは反りが思い切り合わない。 とりあえず自己紹介すると、シリウスとシルヴィアは亡国の王族だと言い出し、 さらにシルヴィアは「かつて兄と愛し合う間柄だった」とすら言ってのける。 で、遠い昔起こった堕天翅なる人類の敵との戦い、人間に恋をして堕天翅を裏切った戦士アポロニアスのことなどが語られる。 また彼らが使っているアクエリオンは、大昔の戦いで使われた物で海底から発掘されたということも語られる。 で、シルヴィアはそのアポロニアスが恋した戦士セリアンの記憶を持っているらしく、大好きな兄がアポロニアスの生まれ変わりに違いないと 独りでに思い込んでいるのだが、当のシリウスはその件についてクールである。 少なくともアポロは違う、という点では二人とも共通して考えているようだが。 そんなときに再び謎の歌声が響き、ケルビム兵たちが現れる。すぐさまシリウスたちが飛び出し、 アイアン・ギアー組も迎撃に走る一方、ランドはここ一ヶ月でねじれが頻発していることに、悪い予感を覚えていた。 で、戦えないグレンに代わって出ようとするピエールを押しのけ「今行くぞセリアン」と謎の言葉を発しつつ、 アポロがソルに乗り込んで出撃する。今回はシリウスのマーズが頭になる「アクエリオンマーズ」。 が、戦闘中に忽然と一体だけ現れたケルビム兵に過剰反応し、無理やりソーラーに変形したアポロ。 しかしそのケルビムにはソーラーのパンチはおろかゲインの狙撃すら当たらないという有様。 どうも「近くに見えて届かない月の力」が働いているとかなんとか。 当たるまで殴る、とムキになって攻撃し続けるアポロだが解決にならない。 その時戦場に突然現れた謎の男の「時間も距離も心の迷いが生む幻」という助言によって目が覚めたのか、 「届かないならどこまでも追いかけてやる」と言わんばかりに直接拳を伸ばす必殺技「無限拳」が完成し、 月の力が働いてるケルビムを文字通り月まで殴り飛ばす。 こうして何とかケルビムらを退けたが、そんな彼らの戦いぶりを「弱い・・・弱すぎる」と嘆きながら 堕天翅の首魁、頭翅が現れる。その出現に∀とキングゲイナーも異常な反応を示す中、アクエリオンと頭翅が接触。 それによって遠い世界(セツコたちが飛ばされたコズミックイラ世界)で発生した世界崩壊の様子が映し出される。 それにあおられるようにアクエリオンからも異常な力が発揮され、ランドたちの世界も崩壊してしまうのであった。 ―その日、世界は崩壊した・・・。― このあとはセツコ編とランド編が合流してしばらく共通の話になります。 350 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 22 05 02 ID rEqi/Gmx0 セツコ編第8話「世界が終わる時」 地球でグローリースターらが火急の事態を報せられているとき、宇宙ではアーガマ(Zガンダム)とミネルバ(種デス)が その事態の元凶へと急いでいた。 「ガンダムSEED」時代に核攻撃で壊滅した農業用コロニー「ユニウスセブン」が、安定軌道を外れて地球へ降下しつつあるという。 見てくれはコロニーというより大振りの小惑星に近く、これが地球に落ちれば壊滅的被害は免れない。 そのため、コロニー国家・プラントのデュランダル議長(種デス)の指示により破砕に向かう。 しかし生まれついてのコーディネーターで宇宙移民のミネルバクルーには「地球が滅ぶ」実感がなく、 「いっそ地球がなくなってしまえばこの世界のゴタゴタもなくなるんじゃないか」なんて言うものも。 それを聞いたカガリが「お前たちプラントは結局そんな考えか」と言えば、つられてシンも逆上して「オーブの決断のせいで家族を殺された」と言い出す始末。 地球の大事を前に色々とバラバラの状態で、カミーユも「こんな時に目先の事で争って、どこの世界の人間も同じだ」と怒りをあらわにするのだった。 一方破砕作業現場では、先発していたZAFT(プラントの軍)のイザークとディアッカが所属不明の機体と交戦していたが、 彼らが操っているのはZAFTの旧型MS「ジン」の改良版だった。 そこに到着したアーガマとミネルバ、破砕ではなく、その妨害に向かってくるジンを迎撃することになってしまう。 戦闘中、ティターンズ(Zガン)と結託したファントムペイン(種デス)が介入する。 だが彼らの目的はユニウスセブン破砕ではなくその記録をとることであり、地球に対するプロパガンダに用いるのだという。 そのためか彼らは所属不明機もろとも、本来は阻止する側のアーガマとミネルバも降下させる側とみなして襲ってくる。 またティターンズ側も「どうせ自分の地球じゃないらしいから」的な考えでファントムペイン側の言い分に目を瞑ってしまう。 この状況に対する「とにかく所属不明機を阻止する」というクワトロの指示に、異世界人に言われずともと意地を張るシン。 この三つ巴の状況にさらに現れたのはブッチャー(ザンボット3)と彼らの侵略兵器であるメカブースト、ついでにベガ星の兵器。 「ユニウスセブンが地球に落ちたら面白そう」という理由でミネルバもファントムペインも攻撃する。 この期に及んでまだ指図するなと意地を張るシンだが、「文句ならいくらでも聞くから今は大事にあたれ」とカミーユに怒鳴られ、ついに折れる。 2人の間に友情が芽生え始めた。 この後しばらくしてようやく地球からキングビアル(ザンボット3)を母艦としてグローリースターその他大勢が到着する。 所属不明ジンの迎撃が大詰めになった折に現れたのが、元ZAFT軍人であったサトー。地球との融和に走る現在のプラントに異を唱え、 対地球強硬派であったパトリック・ザラのやり方こそが正しいと主張。ユニウスセブンの事件で被った悲劇の万分の一でも地球に与えないことには… と、ユニウス落としを企てたことを明かす。 ミネルバに残っていた緑ザクでサトーと相対したアレックスことアスラン(種デス)は父パトリックの名を聞いて少なからず動揺する。 結局所属不明機の掃討に成功したものの、肝心のユニウスセブンは亀裂が入ったままで破砕には至らなかった。 また、混乱にまぎれてグローリースターはまたもどこかに転移してしまう。 残された面子は、艦載砲やスーパーロボットらも用いて阻止限界点ギリギリまで破砕作業を継続することを決意するのだった。 351 :スーパーロボット大戦Z:2009/10/15(木) 22 18 02 ID rEqi/Gmx0 セツコ第9話「時空崩壊」 ユニウスセブンが落下しつつある頃、地球の某所では「ロゴス」と呼ばれる集団が会合を開いており、 メンバーの1人ロード・ジブリール(種デス)は、ユニウスセブンの落下を利用して地球の反コーディネイター(種デスにおける宇宙移民と大体一致)感情を高めることに利用し、 開戦へと輿論を動かそうとしていた。また、戦争遂行のため、に南米大陸で建造されている「ある物」を制圧し、利用することを提案する。 その南米では、ユニウス破砕の支援中に飛ばされてしまったグローリー・スターが、落下しつつあるユニウスを見て途方にくれていた。 特に、戦時のコロニー落としで家族を失くし、ショックで記憶もあいまいなセツコの絶望は他の2人を上回るものがあった。 そんな彼女をデンゼルは「今はグローリー・スターの任務がお前の生きる意味だ」と諭し、励ますのであった。 バルゴラ3号機はダメージが蓄積していたため、セツコはデンゼルの1号機と機体を交換することに。 そこから離れた地点では、ジブリールが狙う物…天を貫く巨大な軌道エレベーターを接収すべく、地球連合のモビルスーツ隊が動いていた。 迎え撃つのは、桂木桂とオルソン・D・ヴェルヌ(超時空世紀オーガス)が駆る二機の戦闘機「ブロンコII」。 軌道エレベーター奪取のために最新鋭のモビルスーツ「ウィンダム」まで投入してきた連合であったが、曰く「ブロンコ隊のツートップ」である桂たちにとっては役不足もいいところであった。 途中で雨露をしのぐために現れたグローリー・スターとも協力し、連合を蹴散らす2人。女好きの桂は美人のセツコに早速コナをかけるが、トビーとデンゼルに睨まれてうやむやに。 しかし、いくら桂たちがツートップでも敵の物量が違いすぎた。ジリ貧になった桂は、軌道エレベーターを破壊するための新兵器「時空震動弾」使用を決意する。 が、空域から離脱しようとするグローリー・スターの前に、突然「僕が生きるために僕は罪を重ねる」と意味不明なことを呟く黒づくめの男と、これまた漆黒のロボットが現れ、 ドサクサに紛れてデンゼルの乗る3号機を両断、デンゼルは死んでしまう。 また、桂も連合の女隊長に組み付かれて身動きが取れず、時空震動弾の発動に巻き込まれる。 その時空震動により、世界の各地で巨大な規模の時空転移が発生し、世界はめちゃくちゃになってしまう。 ―その日、世界は崩壊した・・・。― おさらい。ここまでで出てきた世界は5つぐらい (1)宇宙世紀(UC)…Zガンダムの舞台で、本作ではグレンダイザーとゲッターロボ、セツコたちもここの出身。敵も味方もまるごとCE世界に飛ばされてしまう。 (2)コズミックイラ(CE)…DESTINYの舞台。ゴッドシグマ、ザンボット3、グラヴィオン、桂 オルソンもここ出身。セツコ編最序盤の主な舞台。 (3)ランドの世界…ランドの出身地。ガンダムX、ザブングル、∀、キンゲがここ。地名は∀の正暦風だが、色々混じってるので一概に言えない。 (4)エウレカセブンの世界…現時点では人と一部の地形が飛ばされてきたくらい。 (5)アクエリオンの世界…都市廃墟とそこにいた人間が飛ばされてきてる。 このあと、上の世界とその他の世界が全部混じり合った「多元世紀世界」が出来てしまいます。 305 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 19 16 03 ID EWPDDj4q0 スパZの続きを投下開始します。 共通第10話「ブレイク・ザ・ワールド」 桂が時空震動弾なるものを起動したことで発生した、世界規模の転移現象。 それは並行世界の壁をも壊し、全ての世界を混ぜこぜにしてしまった。 そのせいで、桂と同じ世界にいたセツコたちはおろか、別の世界にいたランドたちも散り散りになった。 そして、新しい世界が始まる・・・。 と思いきや、いきなり初登場の「超時空世紀オーガス」のスレイがミムジィ・ラースにプロポーズする場面だった。 彼らはエマーンという、これまた初めて出る場所の人間らしい。 しかも「特異点」なる存在が来るという急すぎる展開を迎える。 それで「来る」と言われて彼らの前に飛ばされて来たのは、火を噴きながら不時着した桂木桂。 そこに先のミムジィたちが乗る船「グローマ」が現れ、特異点かもしれない桂を保護しようとする。 本来のチーフであるシャイア・トーブは困惑しっぱなしのため代わってサブのミムジィが呼びかけるが、 彼女が美人なのですかさず粉をかける桂。死にかけて早々お達者もいいところである。 直前までプロポーズしようとしていたスレイは当然ヘソを曲げる。 しかし、同じく特異点の情報を掴んでいたらしい別の勢力「チラム」が現れ、桂を引き渡せと要求する。 先にこちらが確保した物を渡せというならそれなりの代価を払うべきと真っ当なことを言うミムジィに対し、 引き渡さないなら皆殺しも辞さないというとんでもない脅迫をかけるチラム勢。 そんな態度に怒り呆れた桂はチラムの要求をはねつけ彼らのデバイス(足つき戦闘機)を迎え撃つことに。 チラム製の兵器に比べて桂のブロンコは骨董品もいいところだったが、そんな性能差をものともせずに撃退してしまう。 しかし、今度は所属不明のカラスメカが現れ、グローマに襲い掛かってくる。 そこへ駆けつけたのは、セツコ編で何度か交戦したファントムペインの面々。今回はグローマを援護するという。 カラスメカ自身はそれなりに高性能ながら脆いのであっけなく殲滅できた。 ひとまず敵を片付けたところで、この良く分からない世界について説明を求める桂。 まず落ち着いて、と声をかけてきたのは鳥とも恐竜ともつかない見掛けだが一応人間で、グローマの一員だというジャビー。 思わず悲鳴をあげた桂をなだめるミムジィの背中からは触手のようなものまで生えていた。 そして、世界崩壊から今に到る経緯が語られる。 無数の並行世界を隔てる壁が崩壊し、様々な世界が時間も空間も越えて混ざり合っているのが今の世界である。 その中でUC世界の地球連邦、CE世界の地球連合、ランド世界の中央政府、エウレカ世界の塔州連邦らにより、 「新地球連邦政府」が発足し、新たに生まれた世界の秩序を担うことになった。 一方で先に出ていたチラムとエマーンは、新連邦に先んじてこの世界に根を下ろした国家である。 少し先走るが、ジャビーやエマーン人は並行世界の地球人で、チラムは桂と同じ地球の人間が20年早くたどり着いて作ったものである。 混乱した世界の情報の一元化、共有を目的として、世界規模のネットワークシステム「UN」が敷設され、人類もなんとか この状況に適応し始めたが、小規模の時空震動や神隠し事件は今も起きており、世界は非常に不安定なものとなっている。 そしてこの混沌とした世の中の覇権を握ろうとする者が密かに動き始めていた。 その1人がジブリールであり、彼は子飼いの部隊にグローマを助けさせることで新連邦メンバーの1人エーデル・ベルナル(オリジナル)に恩を売り、 他の首脳を排斥して自分が新連邦のトップになるという大それた野心に加担させるつもりだったようだ。 そんな彼の姿を見てエーデルは「この混乱した世界に法と秩序をもたらさなければ…」と、世界の未来を憂うのであった。 306 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 19 19 55 ID EWPDDj4q0 共通第11話「パラダイム・シフト」 9話以来久々の登場となる主人公だがのっけから悪夢にうなされる。 そして目覚めた時には名前以外の記憶をすべて失い、見知らぬ街の屋敷にいた。 「THE・ビッグオー」の舞台であるパラダイムシティ、その主人公たるロジャー・スミス邸である。 ロジャーの執事であるノーマン曰く、この街の住人は一様に記憶を失くしており、みな記憶の断片を元にして各々の生業を営んでいるという。 体が回復した主人公は礼を言うため、スミス邸で家事手伝いをしているR・ドロシー・ウェインライトとともにロジャーを捜す。 彼は仕事の依頼に来た人物をはじめとする連続殺人事件の真相を突き止めるべくここ数日邸を出ているという。 捜索の途中、暴漢に襲われたドロシーがアンドロイドの力を発揮したり、謎の美女エンジェルから事件についてかぎ回ることを警告されたり色々あるが、 ロジャー自身には会えない。その中彼が立ち寄ったという農場にいた老人・ゴードンは、主人公のことを「野生のトマト」と評する。 それがただのよそ者を意味しているのか、もっと違うたとえ話なのか主人公には分からない。 またゴードンの息子であり、パラダイムシティの支配者を気取る男・アレックスは「主人公のメモリーを譲ってもらいたい」と言い出す。 無論記憶喪失の主人公にそんな約束は出来ないが、どうもこの親子が主人公を特別扱いしていることだけはわかる。 まるで物語の人物紹介のようにいろいろな事が起こった一日を終えようとしたとき、主人公はドロシーそっくりの謎の少女「R・D」に襲われる。 彼女の名は「レッドデスティニー」を意味し、どういう理由なのか記憶を取り戻したシティの住人を次々と抹殺していたのである。 主人公だけは記憶を取り戻す前に殺さねばならない、と謎の言葉を吐きながら襲ってくるR・Dから主人公を助けたのは今まで捜していたロジャー。 しかし「ロジャァァァァァ!!」と奇声を発するR・Dを、突然現れた金色の巨大ロボットが蹴散らしてしまう。 ロジャーに恨みを持つ男、ジェイソン・ベックと彼の部下たちである。 恨み晴らしてやると息巻くベックの前に、黒いロボット「ビッグ・オー」とともに現れたロジャー。 ロボット同士で戦えばベックは全然大したことはなくあっさり退散してしまう。 が、ベックを撃退したロジャーの前に、今度はこの世界の真実を追い求める全身包帯男、シュバルツバルトが、同じく全身包帯ロボットを駆り出現。 自分が見つけた真実の一環である、としてミイラのようなロボット(ビッグオーにおける巨大ロボット・メガデウスの原型)を差し向けてくる。 この数ではいくらロジャーでも…と焦る主人公にドロシーが彼(彼女)の持っていたロボットを見せるが、本人は思い出そうとしても頭痛に見舞われて苦しむばかり。 しかし、痛みから目をそむけるのは人の性だ、と呵々大笑するシュバルツのセリフとは裏腹に、主人公は自力で記憶を取り戻してしまう。 それを見て主人公の存在を危険に感じたシュバルツは、ロジャーもろとも葬り去ろうと向かってくるが、2人がかりで何とか退ける。 その時、シュバルツのロボットから剥がれ落ちた包帯の下から現れたのは、どこかビッグ・オーに似た巨大ロボット。 同じくビッグの名を持つロボットの1つ、ビッグ・デュオであった。 しかし「本当の衝撃はまだお預けだ。私はこれからこのビッグ・デュオで世界中に真実を知らしめる」と言い残し、彼はシティから飛び去ってしまう。 記憶を取り戻した主人公は、己の目的のためにパラダイムシティをあとにする。 (セツコの場合トビー、ランドの場合メールの捜索) ロジャーもまた、世界の真実が気になったのか「いつものへそ曲がり」と嘯きつつ旅の支度を始める。 そんな彼を高層ビルから見下ろしながら「シティの法を破る者にザ・ビッグを操る資格はない」とほくそえむアレックス。 それを知ってか知らずか、「雨が降る中、傘をささず踊る人間がいてもいい」とロジャーは呟くのであった。 307 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 04 03 ID B015DZIF0 共通12話「ブルースカイ・フィッシュ」 今回はエウレカセブンの主人公、レントン・サーストンの顔見せ回。 またホランドたちゲッコーステイトはランド編以来の再登場。 しかしホランドはある目的のためにベルフォレストという田舎町に立ち寄ったものの、見たくないものを見たためにヘソを曲げる。 ゲッコーステイトに憧れを抱く少年、レントンの故郷でもあるベルフォレストはあまりにも平穏で、多感な世代の彼にとっては最悪に退屈なところだった。 父アドロックが世界を救った英雄として死に、姉ダイアンが夢を追って街を飛び出していったことも彼を焦らせていた。 そんな彼にとって、街の外から捜し物をするために来たという主人公、そして突然空からLFO(ボードに乗って飛ぶロボット)・ニルヴァーシュとともに降って来た少女エウレカとの出会いは、 自分の世界が動くことを予感させる心躍る出来事だった。 浮かれるレントンを尻目に彼の祖父アクセルはエウレカの来訪が意味するところを悟り、 彼女(むしろゲッコーステイト)の目的であろうパーツ「アミタドライヴ」を突きつけ 「これのせいでサーストン家はバラバラになった、これを持って消えてしまえ」と言う。 その時ニルヴァーシュを捕らえるべく動いていた旧塔州連邦の部隊、ユルゲンス率いるイズモ隊がサーストン家を襲撃してきた。 主人公とエウレカはそれぞれに迎え撃つが、整備不完全なニルヴァーシュはだんだん敵LFOの動きに追いつかれてくる。 その様子を地上で見守っていたレントンは、アクセルから先ほどよこし損ねたアミタドライヴを托される。 同時に月光号とホランドたちがエウレカへの救援に駆けつけてきたが、彼らの見ている前でレントンは追い詰められたニルヴァーシュの元まで走りぬけ、 「アイ・キャン・フラアアアアアイ!!」の掛け声とともに本当に飛んで(正確にはリフで)たどり着いたのだった。ついでにエウレカに唐突な告白もかます。 しかしエウレカ曰く「ニルヴァーシュもレントンが来て喜んでる」ということでいきなり動きが良くなったせいで、レントンは思わず吐く、というオチがついてしまう。 イズモ側が不利になったところで今度は旧地球連邦のティターンズが現れ、ユルゲンスは彼らの態度に反発しつつも後退する。 逆にゲッコーステイトの方が不利になり「自分が全滅してもエウレカとニルヴァーシュは逃がす」とホランドが決意しかけたところに、 デュランダル議長の特命で彼らを追っていたミネルバと、共同歩調を取っているアーガマが駆けつける。ゲッコーステイトは彼らを利用してティターンズを振り切りつつ脱出すると指示。 ティターンズ自体は数こそ多かったものの大したことはなかったが、彼らとの戦闘で消耗したところを、一時後退していたイズモ隊が増援を引き連れて襲ってくる。 大軍に包囲され、さしものニルヴァーシュも振り切れなくなったところで、 一か八かでレントンは機体にアミタドライブを接続してみる、しかし何も起こらない。 が、「14年で人生が終わるのはいやだ!」というレントンの叫びに呼応したのか、ニルヴァーシュの周囲で謎の粒子(トラパー)が異常発生する 「セブンスウェル」と呼ばれる現象が発生し、ニルヴァーシュを包囲していた敵の大軍は消滅するのだった。 308 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 08 43 ID B015DZIF0 共通13話「立ち上がれ、宇宙の戦士!」 セツコ編以来となる神ファミリーやブルーフィクサー、グランナイツなどの登場。 世界の崩壊後、ブルーフィクサーは対異星人用の国際対策組織として、トリニティシティを本拠地に再構成され、 その中には甲児たちスペイザーチーム、勝平ら神ファミリー、斗牙はじめグランナイツ、 闘志也などが協力者として合流していた。しかしデューク・フリードと牧場ひかるは行方不明、 サンドマンは日本の政情不安によって頻繁には連絡が取れない状況だった。 また増え続ける異星人に対して今のままでは対抗出来るかどうか分からないために、 トリニティシティの風見博士(ゴッドシグマ)は対異星人の切り札として、またそれ以上の可能性を持つ物として「トリニティエネルギー」研究に心血を注いでいた。 しかしそのスポンサーであるマルチーノ氏(ゴッドシグマ)はその事業をビジネス以上に考えておらず「結果が出ないなら援助打ち切りも考えている」とつれない反応を風見らに見せてきていた。 またクインシュタイン博士ら元来のブルーフィクサー組(バルディオス)も独自に戦力の増強を図ろうとしていたが、 これ以上先へ進むには未知のテクノロジーとの接触が必要、とこちらも頭打ちの状態であった。 そのトリニティシティに着艦した主人公と上記の面子が歓談していたところ、風見の助手をするジュリィ野口、 及び少し前に衛星イオ開拓団の全滅を報せに来ていた吉良謙作・愛称キラケン(共にゴッドシグマ)が闘志也を呼びに来る。 いよいよ風見生涯の研究成果である「ある物」のテストを行うというのだが、スクランブルがかかったために中止となってしまう。 警報を受けて発進したのはオリバーと雷太(共にバルディオス)、しかし出てきたのは、忽然と現れたただ1機の所属不明機体。 その機体が漂流しているのを見た月影長官らは機体の回収を指示する。 だが回収作業中に、それとは別系統であろう怪獣のようなロボット群(コスモザウルス)が出現する。それはキラケンの言うイオを襲撃した兵器であった。 ただちにキングビアルをはじめ協力者チームが出撃し、主人公も迎撃に協力する。 だが戦闘中に、エイのような半透明の飛行機が、先の漂流機のように忽然と出現、無差別攻撃をかけてくる。 さらに先のコスモザウルスの本隊と母艦が現れ、闘志也の乗る空雷王へと襲い掛かってくる。 逃げようとした闘志也だが、コスモザウルスのパワーに押され振り切ることが出来ない。 漂流機の回収を終えたオリバーたちが身代わりになることで闘志也は何とかトリニティシティへ帰還する。 その彼を待ち受けていたのは闘志也そっくりの戦闘服に身を包んだジュリィとキラケン、また空雷王そっくりのロボット「海鳴王」と「陸震王」。 そして3機のロボットは「シグマ・フォーメーション」の掛け声と共に合体し「宇宙大帝ゴッドシグマ」となる。 これこそ風見博士が研究してきたトリニティエネルギーの成果であった。 その圧倒的なパワーにより、闘志也のかわりにピンチに陥っていたオリバーたちを救い、返す刀でコスモザウルスを蹴散らす。 敵の指揮を執っていたリーツ(ゴッドシグマ)は、「トリニティエネルギーを使うロボットめ、覚えてろ」とばかりに捨てゼリフを残して撤退していった。 勝利に喜ぶ闘志也とキラケンの横で、ジュリィは敵がトリニティエネルギーを狙っていることを感じ取る。 戦闘後、通信傍受によりコスモザウルスの方は「エルダー」という異星人のメカであることが判明したものの、半透明メカからは何の手がかりも得られなかった。 一方、半透明と似たような技術が使われている漂流機に乗っていた人間が目を覚ましたため、自然と彼が注目されることに。 その男は自らをS-1星人のマリン・レイガン(バルディオスの主人公)と名乗り、半透明メカを操るのが「アルデバロン軍」であることを話す。 しかし、地球でも知らない情報を持っていたことによって彼はアルデバロンのスパイとみなされてしまう。 その中、主人公は共に異星人と戦おうという闘志也たちの誘いを遠慮し、代わりにキングビアルに相乗りして北アメリア(現実で言えば北米)へと向かうのだった。 なお、トリニティエネルギーの出資問題については、サンドマンがマルチーノ氏に研究費の倍額を払うことで手打ちが成立していた。 サンドマンの財政は少なからぬ打撃を受けたものの、本人は「ゴッドシグマが宇宙を駆ける姿を見たかったのだ」とむしろ満足げだった。 309 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 17 25 ID B015DZIF0 共通第14話「集う異邦人たち」 まさかの主人公とのガチバトル。主人公機の改造状況が引き継がれて敵に回るため、手を入れすぎるとピンチになるかも…。 あと、ザブングル、キンゲ、∀、ガロード再登場、ジャミル・ニートはじめフリーデン一味(ガンX)顔見せ。 世界崩壊前にフロスト兄弟に襲撃され、半壊状態になっていた地上戦艦フリーデン。 その後は自治都市フォートセバーン(原作で立ち寄った町)に身を寄せ、かつて敵対したカリス・ノーティラスの世話になっていた。 一行はそこで艦の修復と、所有するガンダム2機の改修を完了させたが、そこへディアナ・カウンター(∀。月からの帰還作戦のため編成された市民軍)がフォートセバーンに強制移住すべく迫っていた。 そのディアナカウンターは「新連邦がムーンレィス含めた宇宙移民を敵視している以上、新連邦非加盟地域を奪ってでも新天地を探すしかない」という現場の判断で動いており、 あくまで地球との平和共存を考えるディアナ(キエル)の意向は空回りしていた。 またディアナは、新連邦に領地を接収され、キエル(本物のディアナ)といるはずであるグエン達の行方を親衛隊に捜索させていたが、そちらは依然として知れない。 ほんの悪戯心に付き合って入れ替わって以来、ディアナの代わりを何とか務めてきたものの彼女は限界を感じつつあった。 その頃フォートセバーンを臨む陣地では、間もなく侵攻という気運が高まっており、 その中には特赦で地球に降りてきたという重罪人コレン・ナンダー(∀)、傭兵として雇われたエニル・エル(ガンダムX)と、同じく雇われた主人公の姿があった。 路銀が必要であり、同時に捜し物の手がかりがムーンレィスの情報網に引っ掛かっていないかを知りたいがためでもあった。 といってもムーンレィスにとっては使い捨て扱いのようだ。 指揮を執るポゥ・エイジ(∀)の言葉こそ勇ましいがやっているのは侵略であり、やり切れない思いを抱える主人公。 そんな中、フリーデンに属するガンダム(エアマスター・バースト及びレオパルド・デストロイ)を見て 「白いガンダムがいないじゃねぇか!」とヘソを曲げたコレンは無断で後退してしまう(エアマスターは青く、レオパルドは赤い)。 そんな足並み揃わぬ状況で戦っていた主人公だが、案の定「こんなやり方はおかしい」と言う。だが逆上したポゥに跳ねつけられたため、フォートセバーン側へ離反することを決意する。 同時にアイアンギアーはじめザブングル勢、キンゲ勢、∀勢が救援に駆けつけ、ガロードたちもフリーデン一行と再会を果たす。 だが、その時ロランのターンエーと、ガロードのGXの匂いをかぎつけたか(両方とも白いガンダム)、コレンがいきなり戻って来た。 さらにフォートセバーンを接収すべく動いていた新連邦軍の旧中央政府派が、フロスト兄弟に率いられ介入する。本作は三つ巴の状況がとかく多い。 エニルとやり合う気になれないガロードは何とか止めようとしたが、かつて(原作で)裏切られたことを割り切れずにいるエニルは彼の言葉に耳を貸さなかった。 またガンダムの姿を見て猛然と襲ってきたコレンであったが、ターンエーに同乗していたキエル(ディアナ)の「もうあなたの任務(ガンダムを倒すことか)は終了しました、下がりなさい」との説得に、 「俺は女王陛下のためにと思って…うわぁぁぁぁ」と、半狂乱の状態で逃げ去るのだった。 フロスト兄弟は形勢が不利だと見るや「ここで君たちと雌雄を決する気はない」とばかりに兵を引いてしまう。 ポゥも追い詰められると「これ以上兵力を消耗できない」として、自分の不甲斐なさに涙しながら引き上げていく。 勝利にわく一方で、キエル(ディアナ)は本当のキエルに接触する機会が遠のいたことを案じ、 またコレン・ナンダーが地球に降りてきたことにもっと危険な者の存在を感じたために、喜んでいられなかった。 フォートセバーンでの戦闘報告を受けたディアナ(キエル)はアメリアが安住の地ではないことを悟り、新連邦の目が届きにくいガリア大陸(ユーラシア)へ向かうことを決断する。 しかし、地球人への敵対心を刺激されてきたフィル・アッカマン少佐(∀。ムーンレィス士官)らにとっては諸手を挙げて従えるものではなかったようだ。 主人公もまた、捜し物の情報を得ることはできず、北アメリアを発つのであった。 310 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 23 51 ID B015DZIF0 共通第15話「見えない明日へ」 オーガスの主役メカ「オーガス」がお目見えする回。登場する敵勢力も豪華というか、ごちゃ混ぜと言うか。 ガリア大陸の北東部にある「交易ポイント」。世界を駆け巡る隊商が集うこの地には、10話以来となる桂とミムジィが訪れている。 シャイアたちグローマに保護されて3ヶ月が経ち、桂は彼女らの一員としてすっかりなじんでいた。 もし元の世界の仲間が飛ばされてきていたとしても当面グローマを離れる気はない…と言いつつミムジィに対して歯が浮くセリフを連発するのはご愛嬌か。 閑話休題して、今ここにいる目的は桂のブロンコIIを改修するためのパーツを揃えることであり、 それも果たしてさあグローマに戻ろうとしたところ、いきなり年端も行かぬ少女が「私を買って」と桂にすがりついてくる。 思わず「こんな混乱した世界でだってこれはナシだ」と叫んだ桂だったが、よく見ると彼女は医療用に造られた少女型アンドロイドであった。 モームと名乗る彼女はロボットの国「ムウ」で生まれたと語るが、世界崩壊のためにその国は消滅しており(オーガス原作では消えてません)、はぐれロボット状態だった。 見るに見かねた桂はモームを保護しようとするが、ミムジィはロボットだからとつれない返事。しかし桂とて、自分がミムジィらにとって価値ある存在であることくらいは承知しており、 モームを買い取らないのならグローマを降りるとまで言ってのける(当面離れないんじゃなかったのか)。こうまで言われてはミムジィも折れざるをえないのだった。 が、ミムジィがモームの代金を払いに行っているまに、彼は主人公とそれを特異点と呼んで追い回すチラム士官ヘンリーとの騒動に出くわす。 野次馬根性から仲裁に入ったところ桂もまた特異点と呼ばれ、話がややこしくなったので丁度戻ってきたミムジィらとサッサと退散するのだった。 逃げたはいいがデバイスを持ち出してまで追いかけてきたヘンリーらを迎え撃つために、主人公とグローマの双子、次いでブロンコにエマーンの技術を組み合わせて完成した「オーガス」を駆る桂が出撃。 ヘンリーは特異点確保のために気を上げているが、小勢だったためにあっさり撤退に追い込まれる。 しかしその直後に出てきたのは、「変なカラスメカ」に追われて逃げてきたゲッコーステイト、それを追跡するファントムペイン(新連邦ロゴス派と言える)、 同じく議長特命で追跡するミネルバ(ZAFT)・アーガマ(エゥーゴ)連合だった。 ミネルバらとは遭遇戦に入る一方、捕獲命令が出たということでグローマにも攻撃を仕掛けるファントムペイン。 そのため「敵の敵は味方」とばかりに主人公、グローマ、ゲッコーステイト、ミネルバの対連邦急造連合が成立する。 足早に撤退するファントムペインと入れ替わりに、ブッチャーはじめガイゾックとテラル率いるエルダー軍の異星人連合が現れ、 それを追いかけて現れたのが、13話に出た神ファミリーをはじめとする対異星人チーム。 「異星人は間違いなく地球人と敵対しているので、この場だけでも地球人同士手を取り合わないか」という兵左衛門(神ファミリーの長老)の言葉に応じ、 先までファントムペインと交戦していたチームも神ファミリーらに協力することに。 異星人を撃退したと思ったら今度は何かから逃げるソレイユ(ムーンレィス旗艦)と、 それを追うように現れたケルビム兵及び神話獣(堕天翅の尖兵)が飛び込んでくる。しかもソレイユはケルビムらがその他大勢に興味を示した隙に、挨拶もなしに離脱してしまう。 またそのケルビムを追いかけてアクエリオンがランド編以来の登場、さらにこの場にガリアへ上陸したアイアンギアー、フリーデン、ミリシャにエクソダス組にと14話ですれ違ったメンバーとも再会する。 もう誰かが集めたかのような「世界中のロボット博覧会」状態に。 で、この堕天翅もまた「間違いなく人類の敵」状態なので、利害はともかくとして合同で戦闘をすることになる。 しばらくすると、セツコ編の場合トビーと9話以来の合流を果たすが、同時にデンゼルを殺した黒づくめの男アサキム・ドーウィン、 及びその愛機シュロウガ(オリジナル)が出現し敵に回る。しかしランド編だと同じアサキムに連れられてメールとランドが再会し、彼もまた一時味方になる。 ケルビム兵ら(セツコの場合はアサキムも)を撃退してようやく戦闘が終わる。終わってみれば敵・味方を問わず、今まで主人公が会ってきた勢力の殆どがここに集結したことになる。 しかしアクエリオンは足早にこの場を去り、ゲッコーステイトも皆がロボット大集合の様子に感心しているうちに姿を消すのだった。 311 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 25 49 ID B015DZIF0 インターミッション(ルート選択) 新地球連邦軍特務部隊「カイメラ」の一員と名乗る男、レーベン・ゲネラール(オリジナル)が接触してきた。 世界の行く末を憂うある者の意を受け、新連邦政府の改革への協力を依頼しに来たのである。 具体的には、人類同士の戦争に着手しているミネルバ・アーガマ組にも神ファミリーら同様、異星人をはじめとした人類の敵との戦いに参加して欲しいという要請である。 13話でブルーフィクサーが再編されたのも、レーベンの上にいる者の意向を受けてのことであった。 もっとも、有り体に言えば「改革を成功させるためにミネルバらを利用する」ということでもあり、すんなり同意するわけにもいかない。 とは言え、そのレーベンの熱意はひとまず信用に足るものとみなされ、一時的ではあるがカイメラとの提携関係を結ぶこととなった。 そして協力関係締結の印に、各母艦にUN(世界規模ネットワーク)の端末が敷設される。 レーベンはこの瞬間を「地球を守る力が集った日」と評した。 ここで、一時集合したプレイヤー勢力は、太平洋を南下しつつデュランダルの特命によりゲッコーステイトを追うチーム (ミネルバ、アーガマ、ゴッドシグマ、フリーデン、グランナイツ)と、 ガリアに渡ってエクソダス中の都市ユニットと合流を目指すチーム (アイアンギアー、神ファミリー、グローマ、キンゲ組、スペイザーチーム、ミリシャ)とに分かれ、主人公はどちらのルートか選択することに。 太平洋16話「交差する決意」 デュランダルがゲッコーステイトとの接触を急ぐ理由は、12話で起きたようなトラパーの怪現象について少しでも情報が欲しいためであった。 元々エウレカ世界ではトラパーの急増により世界が滅びかけた、とされており、同じ世界の住人であったゲッコーステイトならその世界を滅ぼしかねない現象について何かを知っているだろうと睨んだのだ。 さて、晴れてゲッコーステイトのメンバーになったレントンだが、周りからはオモチャにされ、エウレカの子供こと孤児たちからは敵対視され、 あげく月光号の中に部屋ももらえず格納庫でテント暮らしをしなければならない状態だった。 そんな時、カイメラからの情報を得ることで予想以上に早く追いつくことが出来たミネルバはじめプレイヤーサイドの皆さん。 ゲッコーステイトと彼らは睨み合いの状態となるが、そこに「ミネルバを追い払えばエウレカが助かる」と思った子供たちが勝手に月光号のミサイルを撃ってしまい、 両陣営はなし崩しに戦闘状態に突入してしまう。 その場にいて真相を知っていたのはエウレカとレントンのみだが、エウレカは親代わりの自分が子供たちに代わって戦うつもりでニルヴァーシュに乗り込んでしまい、ホランドや他のメンバーは腹を括っている状態。 自分がやるしかないものと思ったレントンは、ニルヴァーシュのサブシートから大声で「今のは自分がうっかり撃ってしまいました、ごめんなさーーい!!」と必死な顔で絶叫する。 敵も味方も「何を今更?」と思ったものの、レントンのあまりの必死ぶりに牙を抜かれてしまったのと、塔州連邦系の部隊がこの戦闘に横槍を入れてきたこととで、結果的にミネルバ・アーガマ対ゲッコーステイトの戦闘は終わる。 敵が同じということで一時的に協力して連邦を撃退すると、今度は13話にも出て来た透明UFOの軍団と、それに追いかけられる民間の輸送機が現れる。 UFOに追いつかれそうになる輸送機であったが、そのとき颯爽として現れた翼つきのモビルスーツ、フリーダム(ガンダムSEED後半の主役機。DESTINYでも中盤のライバル機として続投)によって事なきを得る。 フリーダム、及びそのパイロットであるキラ・ヤマトはシンたちのいた世界において、かつて地球とプラントを分けた大戦を終結へ導いた英雄として知られていた。 UFOを全滅させるとフリーダムは何も言わずに飛び去り、後にはゲッコーステイトとミネルバらが残された。 ミネルバ艦長のタリアたちは懸案事項であるトラパー現象について尋ねるが、ホランドは「自分で調べろ」と回答を拒む。 また敵を同じくするなら共に新連邦と戦おうという要請にも興味ないと突っぱねる。 自分の世界にあった塔州連邦のやりようを見限って軍を抜けた経緯のある彼には、軍人の言葉が信用できないものものと感じられていたのである。 一方無断で戦闘を仕掛けたことになったレントンは、落とし前として何をやらせられることになるやらビクビクするのだった。 312 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 28 27 ID B015DZIF0 太平洋17話「青い放浪者」 ZAFTのお先棒を担ぐ気は毛頭ないと言うホランドであったが、ZAFTの一員ではなくタリア・グラディス個人の依頼ということで、 丸め込まれた印象はありつつも一時的にゲッコーステイトが協力することに。 その依頼でフリーデン、ゴッドシグマ、グラヴィオンらと共にトリニティシティへ向かう月光号内部では、先の戦闘騒ぎの落とし前として レントンが船内購買で店番をやらせられていた。そんな中で彼を尋ねてきたガロードは、何か恋に恋するコンビとしてレントンと意気投合するのだった。 一方、月光号等などの向かうトリニティシティでは、13話で流れ着いた宇宙船のおかげでクインシュタインの研究もついに完成間近となっていた。 だがその船に乗っていたマリン・レイガン(バルディオスの主人公)は、出身地だと語ったS-1星が発見されていないこと、何より13話で襲ってきた透明UFOの所属を知っていたことで 異星人のスパイ扱いされており、クインシュタインなどはそこまで疑っていないがオリバーと雷太(以下、2人組)は敵意に近いものを向けている状態だった。 そんなマリンに話をしようと試みたのが、セツコ編以来の登場となるデューク・フリード(グレンダイザー)だったのだが、その話が本題に入る前に敵の透明円盤が出現し、 デュークとひかるが2人で迎え撃つことに。 1分後すぐにゴッドシグマなどなどが援軍に加わるが、先ほど意気投合した思春期二人組が謎のハッタリをかます。 尖兵の円盤は彼らの協力で蹴散らしたものの、すぐにローザ・アフロディア(バルディオス。アルデバロン軍の女性司令)に率いられた敵の本隊と、タコともクラゲともつかぬ彼らの戦闘メカが出現する。 しかしこのメカは亜空間移動で何処からでも襲撃してきて、こちらのメカでは捉えることができない。 最後の切り札として、完成したばかりのニューパルサバーン(マリンが乗ってきたのを改造したやつ)を使うほかなく、またマリンに頼るより術がない。 「いくら敵が憎くとも地球のために戦う義理はないかもしれない、だが私はマリンの持つアルデバロンへの怒りに賭ける」というクインシュタインに説得され、マリンはニューパルサバーンで出る。 が、助けるというマリンに対し「異星人の手など借りられるか」と突っぱねる2人組。 そんな3人のありようを見かねたデュークは「僕も君たちが嫌うような異星人だ、だがそれ以前に僕もマリンも同じ人間だ!」と叫ぶ。 ここでようやく2人組のメカとマリンのヤツが合体(チャージアップ)し、LLサイズの巨大ロボ「バルディオス」となる。それでもマリン曰く「一瞬だけでも力を貸せ!」。 バルディオスにもアルデバロンのタコメカと同じく亜空間突入能力が備わっているため、やっと五分で戦えるようになる。 だが今度はエルダー軍のリーツが現れ、コスモザウルスとメカブースト数体を連合締結の祝いとして置いて去っていく。 敵は撃退したものの、すでにアルデバロンはガイゾック・ベガ・エルダーの連合に加わっていたことを知り愕然とするマリン。 だが「地球のために手を取り合わなければならない」というデュークの言葉に彼はうなずけないでいた。 また、そのデュークも戦いが終わると「異星人が相手だとしても憎しみで戦っては何にもならない」と言い残し去っていくのだった。 そしてフリーデンらはミネルバ・アーガマを救援すべく、新たにバルディオスとそれを操るマリンらブルーフィクサー組を迎えオーブへ向かう。 月光号とは別行動になるが、去り際にレントンは先ほどのハッタリについて、セツコ編からトビー、ランド編ならメールから「ヘタに格好つけても逆に格好悪い」とダメ出しを食らうのだった。 313 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 33 15 ID B015DZIF0 太平洋18話「血に染まる瞳」 タリアとブライトはオーブ連合首長国の要人らと会談していたが、永世中立を理由に船への補給依頼も固辞される。 交渉が決裂したので去ろうとする2人に対し、ユウナ・ロマ・セイラン(オーブ宰相ウナトの長男で、実権者気取り)は 「近日中に祭りがある」と告げる。 一方、ユウナ曰く「最低限の補給」を済ませたタリアであったが、「砂漠の虎」を名乗る何者かから「早くオーブを脱出しろ」との警告文を受ける。 そんな中で束の間の休息をとるミネルバクルーであるが、シンはオーブ戦に巻き込まれ死んだ家族を思って悲嘆にくれ、カミーユや他のミネルバ組はそんなシンを捜しに行くため休む暇もない。 クワトロはクワトロで、あるニュータイプの行方を独自に追っていた。 そんなわけで滞在もそこそこに脱出したミネルバおよびアーガマであったが、オーブの領海近辺でブラン・ブルターク(Zガンダム)率いる新連邦軍の待ち伏せを受ける。 さらに先ほど通過したオーブからモビルスーツ「ムラサメ」がミネルバらに攻撃を仕掛けてくる。 オーブはすでに新連邦の一員として加わっていたのだ。それに呼応して新連邦側も切り札の大型モビルアーマー「ザムザ・ザー」…平たく言えば緑色のカニを繰り出す。 それを突破すべくタリアはミネルバの陽電子砲を起動させるが、ザムザの展開するリフレクターによって無効化されてしまった。 リフレクターの懐に飛び込もうとして逆に追い詰められたシンだが、そこに現れたモビルスーツ(赤ディアスの場合と黒ガンダムマークIIの場合とがあり)と旧UC世界のエース、アムロ・レイに助けられる。 だが、それに対し「俺は誰に頼ることもなく戦うんだっ!!」と吼えたシンの中で何かが弾け、別人のような動きでザムザを半壊状態に追い詰める。(これ以降、シンの特殊技能「SEED」解禁に) 切り札がやられた新連邦およびオーブは後退するが、代わりにエルダー軍のリーツとアルデバロン軍のアフロディアが出現。それを追うように出てきたGX、グラヴィオン、ゴッドシグマ、バルディオスとともにこれを撃退する。 が、オーブが永世中立の理念を捨てたことはこの場の全員にショックを与え、シンはやり場のない怒りを叫ぶしかないのだった。 戦闘後、無我夢中で戦っていた疲れゆえかミネルバの自室で腐っていたシンだが、「先の戦闘で生き残れたのは間違いなくシンのお陰だった」とカミーユに言われ、自分が強くなれたことを実感する。 そして食堂では同じミネルバクルーはもとより、エイジたちグランナイツやキラケンなどゴッドシグマの面子までもが口々にシンの殊勲を讃えており、彼はこそばゆそうにするのだった。 一方で、先ほど合流したアムロやクワトロは、覚醒したシンの戦いぶりが向かってくるもの全て敵だとみなすような危ういものだと感じていた。 314 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 34 46 ID B015DZIF0 太平洋19話「よみがえる翼」 所変わってプラント首都。デュランダル議長の前に現れたのは、『SEED』以来2年ぶりにZAFTの赤に袖を通したアスラン・ザラであった。 少し前まではオーブ国家代表カガリのボディガードとして偽名を使っていたが、ブレイク・ザ・ワールド以来激変する世界を見ていることしか出来ない歯がゆさを抱いていた彼は、恥を忍んでZAFTへの復帰を決意していた。 そんな彼に対しデュランダルはエリートの証である赤の制服を贈り出迎えたのであった。 またデュランダルは、SEED世界での先の大戦後失踪したカリスマ的アイドル、ラクス・クラインの替え玉として設えられた少女、ミーア・キャンベルを紹介する。 民衆を慰撫するためには、ニセモノでもラクスの力が必要なのだと言う。 ところで本物のラクスはと言うと、オーブに身を隠していた。プラントの言い分からすれば、彼女はZAFTの新たな力たるMSフリーダム、その運用艦である新造艦エターナルを第三者に流した国家反逆者であったためだ。 そのオーブも新連邦のお先棒を担ぐことで中立を放棄したため、ラクスは隠れ場所を失ったことになる。 それは先の大戦の終結に貢献しながらも、国家の論理で言えば地球連合軍からの脱走兵であるマリュー・ラミアス(SEEDより続投。アークエンジェル艦長)らにとっても同じことだった。 彼女らは共にオーブを脱出すべく準備を進めていた。 が、そんなラクスを襲ったのは、御荷物の「本物」を消すためにデュランダルが送り込んだ刺客であった。 さらに新連邦の兵器群までもが出港準備中のアークエンジェルに迫る。 そのとき現れたのが、前大戦の英雄の1人キラと愛機フリーダム。アークエンジェルらを守るべく再び戦う決意をした彼はいきなり「SEED」技能解禁状態に。 その頃、オーブでは何故か宰相の息子ユウナとカガリの結婚式が行われていた。(オーブが連邦に与したことを、親連邦的なセイラン家と国家代表との結婚で対外的に証明するためか、それともユウナの個人趣味?) が、そこへ新連邦の連中を蹴散らしたフリーダムが迫り、ビビりまくるユウナを尻目にカガリを拉致してしまう。国家反逆罪の上塗りでは…。 そこへ出航したアークエンジェルも現れ、新連邦・オーブ連合の敷いた防衛線を強行突破にかかる。さらに結婚式の邪魔を「砂漠の虎」に依頼されてきたゲッコーステイト、またオーブの様子を見に来たGX及び主人公も合流し、 連邦の陣形が撹乱させられている隙にアークエンジェルはオーブの領海を辛くも抜け出す。好きなこと頼んでおいて挨拶抜きで飛び去る一行に、ゲッコーステイトのマシューは「まさにフリーダム!」と呆れるのだった。 連邦の後続が来る前にゲッコーステイトと主人公一行もオーブを脱出する一方、花嫁を奪われたばかりか無法者にかき回されたユウナはとんだ赤っ恥をかくのだった。 その頃、ミネルバ・アーガマには先ほど発ったアスランが合流し、自らとタリア艦長がある程度現場の判断で行動できる権限(FAITH)を与えられたことを告げる。 特別権限を与えられたミネルバは地球圏での遊撃部隊として新連邦と戦うことになる。 そして彼らは先にガリアへ渡ったアイアンギアー他と合流し、マジンガー・ゲッターをはじめ元祖スーパーロボット達の協力を取り付けるべく日本を目指す。 またアスランは複隊早々、シン達ミネルバのモビルスーツ隊の隊長になることに。 315 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/10(水) 21 54 52 ID B015DZIF0 合流20話「ウソのない世界」 キングビアル・アイアンギアー・グローマ・キングゲイナー組・ミリシャ組と、ミネルバ・アーガマ・グランナイツ・ゴッドシグマ・バルディオス組はシベリアのある地点で合流を果たしたが、 そこには買い物のためにグローマとの接触を図っていたゲッコーステイトが現れた。一同は「なんかの運命じゃないのか」と呟くよりなかった。 タリアや兵左エ門、ブライトといった各勢力の重鎮が今後の彼らの行動について会議をする最中、青少年達は本物の雪に目を奪われ、或いは懇親会をかねて雪合戦に興じていた。 結局レントンやガロードらのチームがゲイナーやロランたちのチームを下したのであったが、自分だけの力で勝ったわけじゃないのに調子付いたレントンは 基本インドアのゲイナーをバカにするが、それがアデット(キングゲイナー)の目に止まり「うちの生徒にそこまで言うくらいなら根性見せてみろ」とばかりに連れて行かれる。 またゲイナーも名誉挽回のチャンスと言われて引っ張り出され、他にもガロード、ジロン、桂と、興味本位で主人公やゲインとかもついて行くのだった。 ロボットもろとも連れて来られたのは雪原。アデットらはここで「スカイフィッシュ」なる生物を捕まえる作戦に出る。 ゲッコーステイトの求める、LFOや月光号が飛ぶのに必要な「リフレクションフィルム」の原料として必要であり、持って来ればグローマが高く買ってくれるのだと言う。 スカイフィッシュが「楽しい気持ちに引き寄せられる」と聞いていたので、作戦メンバーは各々楽しいことを考えはじめたが、どうしたことかそれが他のメンバーにだだ漏れする事態が発生する。 驚いた一行によってあぶり出されたのは、シベリア鉄道の「氷の運行部長」ことカシマル・バーレ(キンゲ)と彼の操るオーバーマン、プラネッタだった。 空耳したジロンとチルによって「ウンコ部長」とストレートに品のないあだ名を貰ってしまったカシマルだが、プラネッタの持つオーバースキル(人の考えてることを拾って他人や自分にバラす)のせいでまともな戦いにならない。 そして周りのザコどもにも攻撃がうまく当たらず、苦戦を強いられるところで飛び出て来たケジナン・タッドはいきなりアデットの機体に組みかかりプロポーズ。 だがそこで恋愛がどうこうが苦手なカシマルが怯んだのを見たゲイナーは「どうせ聞こえるんなら聞かせてやるさ!!」と腹を決め、何を始めるか…と思ったら、 この場にいないサラ・コダマに対していきなり愛の告白を大声で叫び始めた。これがカシマルの精神にクリティカルヒットする。 でもってそれはプラネッタのオーバースキルのせいで、救援に向かっていた残りのメンバー、もちろんサラにもまる聞こえで、周りからさんざん冷やかされるハメに。 で、その場にいた一行が好き勝手叫ぶのに耐えられなくなったカシマルがオーバースキルを切ってしまう。これでシリアスに戦いが出来る、と思いきや今度は逆にカシマルが追い詰められる。 そこへちょうど残りのメンバーの救援と、シベ鉄側の増援が同時に到着し、総力戦となる。 が、何か助けに来た味方が口々に決意表明を始めたのを聞いて、ようやくゲイナーは仲間にも心の叫びがダダモレだったのに気づく始末だった。 戦闘後、赤面しまくったサラから思い切り叱られそうになるゲイナーであったが、先の暴言を引っ込めて「ゲイナー兄さん」と呼んで来たレントン(調子いいなあ)に免じて何とか許してもらえた。 しかもゲイナーの大告白が奏功したようで、その場にやたら大量のスカイフィッシュが押し寄せてきたため、捕獲作戦も成功を収めたのだった。 ただ、ゲインが今まで操っていたガチコはカシマルとの戦闘でガタが来てしまい、後に知り合いのツテで手に入れたパーツを利用して大改装することになった。 その後のブリーフィングにて、ここに集った勢力が大同団結して日本へ向かうことが発表され、その一団の名称は「Z Emergency Union of Terrestrial Human」(地球人類緊急救援連合)、略称「ZEUTH」と名づけられる。 Zの字にはXでもYでもない第三者の連合であり、不安定な世界や異星人などから人類を守る最後の砦としての意味合いもこめられていた。 しかしそれは、連邦に賛同できない宇宙移民や、独自の戦力で異星人と戦うチーム、いずれの派閥にも属さないアウトサイダーらによる寄り合い所帯である。 当然彼らにも本来の目的があり、その目的とZEUTHの結成とに矛盾が生じれば空中分解の可能性もないとは言えない危うい結びつきであった。 (続く) 320 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 29 17 ID Y079xFHM0 続きです。 セツコ21話「残されるもの」 トビーとセツコはカミーユを伴い、デンゼル隊長を殺した男、アサキムの情報を求めUNの端末にアクセスしていた。 ZAFTやエマーンの行商にもそれらしい情報が引っかかっていない以上、不特定多数の人物が出入りするUNにすがるより手段がなかったのである。 しかし、そのアサキムが自分たちを付けねらう理由がわからない。彼らの操るバルゴラが目当てとも思われたが、旧地球連邦の試作機にそれほどの戦略価値があるかどうかは疑問でもあった。 或いは何か秘密があるのでは、と思って風見博士らにバルゴラの精密な調査を依頼する一方で、トビーたちはアサキムを追うことにしていた。 カミーユたちが帰った後も情報収集を続ける2人だが、カシマルとの先の戦闘でトビーへの想いをつい叫んでしまったセツコは、2人きりになってしまって気が気ではない。 そのことに気づいたトビーもまたバツの悪そうな顔をしたものの、「自分にそういう気持ちを持っていたのは嬉しかった」と曖昧に言葉を濁す。 そんな微妙な雰囲気の中、UNを使ってアサキムから直接2人に呼び出しがかかるのだった。 アーガマの格納庫では風見とジュリィがバルゴラの調査をしていたが、「パイロットの技量を確実に再現する追従性の高いマシン」という以上の特徴は見当たらなかった。 ただひとつブラックボックスがあるとすれば、バルゴラ自身ではなくその武装に何かがあるようなのだが、それを話す前にトビーとセツコが格納庫に駆けつけ、バルゴラを発進させてしまうのだった。 彼らの到着した先にはアサキムはおらず、代わりに久々のチラムが登場する。セツコも彼らの理屈では特異点であり捕獲対象であったため彼女らに襲い掛かってくるが、 隊長の敵討ちに燃える2人の敵にはならなかった模様。だがそこへ本命のアサキムと、謎のカラス型メカが出現する。 彼はデンゼルの死について「彼は死ぬために存在していた」というようなことを言ったため2人を激昂させる。 そこへZEUTHのメンバーも合流し、カラスを引き受けることに。 乱戦のさなかアサキムを追い込んだセツコとトビーであったが、それは「弱ったフリ」で、逆に逃げられない間合いまで誘い込まれた2人は諸共に撃ち落とされてしまう。 セツコは半壊した機体から放り出されるに止まったがトビーへの攻撃は動力あたりを直接貫通したようで、彼はバルゴラ2号機もろとも爆死してしまった。 デンゼルに続いてさらに仲間を失ったセツコに追い討ちをかけるがごとく、「さらなる悲しみと絶望を君の体に刻む」と言いつつアサキムは彼女を痛めつける。 そこへ出てきたのはレーベン大尉と彼の駆るカオス・レオー。調教(?)を邪魔されたアサキムは「その身も心も僕に捧げろ」とセツコに言い残し逃げるが、 追おうとするZEUTHを突然出てきたランドが阻み「兄弟の邪魔はさせねぇ」とばかりに襲ってくるのだった。 何とかカラス及びガンレオンを退けたものの、トビーの死はZEUTHのメンバーにもショックを与えた。特に崩壊前の世界から付き合いのあった勝平、甲児、闘志也たちは悲嘆にくれるより手がなかった。 また、グローリー・スターのうちでただ一人残されてしまったセツコは泣くことしかできず、成すべきことのために強くなれとレーベンたちから励まされてもうなずくことができなかった。 アムロは破壊されたセツコとトビーの機体パーツを組み合わせればバルゴラを修復できるだろうと言うが、それに乗って戦い続けるか否かはセツコ次第とも告げその場を去る。 残されたセツコは亡き2人に今日だけ泣かせてと言い、心が晴れるまで泣き暮れるのだった。(なお、トビーの遺体は回収されなかった) その後、アサキムとその仲間らしい女ツィーネ・エスピオ(オリジナル)がなんか意味不明な言葉を交わしまくるが、要はセツコを徹底的に絶望に陥れる算段である。 321 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 39 53 ID Y079xFHM0 第22話「自分だけのエクソダス」 ZEUTHに接触してきたレーベンから、新連邦が旧地球連合系の特殊部隊「ファントムペイン」を対ZEUTH用に再編し、その指揮に「木星帰りの男」パプティマス・シロッコ大佐が任じられた、という情報が告げられた。 また、対ゲッコーステイト用に組織されたもう1つの特殊部隊「アゲハ」は単独行動を取っているようだが、現状ゲッコーステイトがZEUTHに混じっている以上敵も共闘を図る可能性があり油断は出来ないのだった。 驚いて詰め寄ってくるエルチとシャイアにビックリしながら、双方まだ目立った活動はしていないので当座のところは安心してもいいと言うレーベン。 そんなレーベンがただ1人敬愛し、恐怖の対象とならない女性が、彼らカイメラの司令であるエーデル・ベルナルであり、彼女は来るべき決起のために先のカオス・レオーのような独自の力を蓄えているのだという。 不安要素こそいくつかあるものの、目下の目的であるエクソダスはそろそろ終わりに近づいていた。(まあ原作より戦力が圧倒的に大きいから邪魔も少ないだろう) が、ゲイナーはゴールが近いという感慨には浸れずにモヤモヤしたものを感じ続けていた。 一方、運行部長カシマルやシベ鉄警備隊の面々は、エクソダス一行をシベリアから突破させたら手出しできなくなるため、最終防衛線をしき不退転のつもりで待ち構えていた。 そんな中でも下っ端組の士気は如何せん低いものがあるのであった。 そういうわけでエクソダス一行を護衛するZEUTHとシベ鉄警備隊、およびそれに雇われたブレーカー連中との総力戦が始まるのだが、その戦闘の最中タマゴのようなオーバーマンが乱入してくる。 シベリア鉄道総裁、キッズ・ムント秘蔵のオーバーマン乗り、シンシア・レーン(キンゲ)と彼女の操る「ドミネーター」である。その姿を見てキッズ総裁に監視されていると焦ったカシマルは、調子の悪いプラネッタで無理やりにオーバースキルを発揮させる。 狙われたのは、愛機が改装中のゲインに代わってゲイナーのサポートに回っていたガウリで、彼はプラネッタの影響で今まで伏せていたことをバラしてしまう。 かつてゲイナーの両親はエクソダスに強硬に反対していたが、推進派の手によって血祭りに上げられていた。 その手を下したのがガウリだったのである。 突然両親の死に関する事実を知らされたゲイナーは逆上してガウリに襲い掛かろうとするが、そこで新たな機体「エンペランザ」の完成したゲインが止めに入る。 両親を殺したガウリと一緒には戦えないとごねるゲイナーだが、「自分のためにエクソダスの決着をつける気なら従え」と言われ、不承不承ながらガウリ、およびゲインと組む。 ちなみに、この時点では誰も知らないがシンシアはゲイナーが以前ゲームで破った相手と同一人物で、遊びの続きをしたくてゲイナーばかり追いかけてくる。 だが、総力戦の最中に堕天翅が横槍を入れてきたために、興が削がれたらしいシンシアはさっさと帰ってしまい、取り残された警備隊一同も追うように撤収する。 彼らの出現、及びシベ鉄が帰ってしまったことで過剰に気分が高揚するゲイナー。オーバーマンが堕天翅に強く反応するらしかった。 堕天翅たちの接近に次いで飛んでくるのがあったので、すわアクエリオンか…と思ったら、ずいぶんと遅ればせな登場となる、流竜馬はじめ『ゲッターロボG』の面々と、新たに戦闘用として造られたゲッターであった。 そのゲッターチームは、日本を守るのに力を貸してもらうべく、ZEUTHとの接触を図ろうとしていたようだが、そのZEUTHがちょうど堕天翅と戦っていたため加勢することになった。 結局、ウルグスクのエクソダスは(原作よりよほど早く)成功したのであったが、ゴールインと言われてもまったく実感がわかない上、直前に親の敵が判明してしまい余計モヤモヤしてしまうゲイナー。 成功は成功であり、街ごと引っ張られてきた民衆はお祭り騒ぎを始めるのだが、ゲイナーはガウリの所業を許す気にもなれず、と言って親の敵を討つ気にもなれず、くすぶった気持ちを抱えたままであった。 そんな時、ジロンやガロードらから「自分のゴールを探してエクソダスを続ければいいんじゃないか?」と言われ、彼らと一緒に旅を続けることを決める。 その旅に請負の仕事を終えたゲインに、サラやガウリら元自警団の面子、いつの間にかガウリに惚れてたアデットはともかく、元々はウルグスクから人質代わりに連れ出したはずのアナ姫までついていくと言うので、結局キンゲ組がほとんど丸ごと据え置きになるのだった。 322 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 48 43 ID Y079xFHM0 23話「百鬼の挑戦状」 かつて同じ世界で共に悪と戦っていた甲児(マジンガーZ)とリョウ(ゲッターG)がついに再会した。しかし、ゲッターチームの1人であった巴武蔵は、 敵「恐竜帝国」との決戦で特攻して散ったという。そのとき彼らに協力していた剣鉄也(グレートマジンガーのパイロット)も、ムサシを死なせた己を不甲斐なく思い行方をくらませていた。 そして、今のリョウたち操るゲッターGは世界が混じり合った後新たに開発され、車弁慶が迎えられ新生ゲッターチームの誕生となったのである。 さて、そんな彼らを迎え入れてZEUTHが向かう日本は、一時は新地球連邦のもとに入ったものの突如独立し、国境を封鎖しつつ帰るところのない人間をかき集めているという。 それと同時に「百鬼帝国」といわれる、日本を狙う新たな敵が現れたのである。 所変わって日本、リョウたちが所属する早乙女研究所、つまりゲッターを開発したところである。そこでは久々のロジャー・スミスとゲッター線研究の権威・早乙女博士が対峙していた。 ロジャーは日本政府の代理人として研究所の接収の交渉に来たのであるが、早乙女はゲッター線を政府に売るわけにはいかないと要求を突っぱねた。 政府はマジンガーZを造った光子力研究所やグレンダイザーのいる宇宙科学研究所にも接収の代理人を送り込んでいるという。 そこへ、研究所の接収を強行するために日本政府のモビルスーツが接近してきた。それを防ぐために立ちはだかるのが、何故か特訓と称して日本に密入国させられていたアクエリオンだった。 しかし、世界崩壊前の初陣以来戦闘できなくなっている麗花が不動司令の意向でヘッドにされており、ほとんど能力の発揮できない状況。 麗花曰く「不幸を呼んでいる」ということで敵の攻撃に当たりまくりながらなんとかモビルスーツは辛うじて退けたものの、弱っている麗花を狙って堕天翅の兵器まで出てくる。 またその裏で、堕天翅の出現に焦って本隊との連絡を取ろうとする要人がロジャー・スミス、及び11話以来出てきたシュバルツ・バルトによって正体を暴かれる。 その正体は百鬼帝国の戦士独眼鬼で、自分の手勢である百鬼ロボを率いて研究所に襲ってくる。しかしそれを阻むように現れたのは、シュバルツが操るビッグデュオ。 何とそれが現れた途端に怯え始めた堕天翅はシュバルツの命令に従い百鬼帝国と戦い始めたのである。 堕天翅の兵器を操り「この世界の破滅と再生こそがこの世の真実だ!」と呵々大笑するシュバルツに立ち向かい、ロジャーがビッグオーを呼ぶ。 だが鬼と堕天翅の戦いに巻き込まれ身動きの取れなくなった麗花とアクエリオンにケルビム兵が迫り絶体絶命に。 自分が戦ったらまたみんなが不幸に、と震える麗花だが、「お前の言う不幸なんて、仲間が傷つく程度のものなのか! リョウたちだってダチが死んじまったって戦ってるんだ!」とのアポロ、 「君が戦わないことが世界を不幸に落とすことだ!」とのシリウスの喝を受けてなんとか自分を取り戻す。 「逃れられないならこの不幸をどこまでも極めてみせる」と開き直った宣言ともに、襲ってきたケルビム兵を返り討ちにする。 (不幸最底拳の代わり) 不動司令曰く「不幸のどん底、それを貫く力…まさに底なしの不幸!」とのことだが「不吉な言葉なのに不思議と力強い…!」とロジャーをなんだか驚嘆させる。 その後ようやくゲッターチームに先導されてZEUTHが到着、日本で鬼退治という妙なシチュエーションに感心しながらも百鬼及び堕天翅と戦う。 ビッグデュオを落とすと堕天翅の勢力、メカ独眼鬼を落とすと百鬼の勢力が撤退し、研究所を守り抜くことに成功する。 だが、そこへ半壊状態のボスボロット(グレートマジンガー)に乗って大怪我をしたボス(同じく。これでも正式名称)が現れ、 「光子力研究所が百鬼帝国に制圧されてしまった」と急報を告げるのだった。 戦闘後、早乙女の娘ミチルによって回収された政府の兵士を風見博士らが分析してみると、既に百鬼の兵として改造されていたことが明らかとなった。 彼ら百鬼帝国は収容した民間人を改造して戦力にし、一方で政府の人間に紛れ込むことにより内側から日本を握っていたのである。 その狡猾な手口に怒りすぐにでも百鬼を打倒しようと叫ぶ甲児だが、ボスから弟のシローやガールフレンド(?)弓さやかも人質に取られたことを告げられ、まずは研究所を取り戻すことからと思い直すのだった。 323 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 09 58 40 ID Y079xFHM0 24話「光子力研究所奪還作戦」 不動司令の一存でアクエリオンはZEUTH預かりの身となった。あくまでZAFTの軍属ではなく、地球のために戦うというZEUTHの一員となるのである。 ゲッターも合流したZEUTHは光子力研究所の奪還に向かったが、恩人たちが捕まってると知ったら居ても立ってもいられない甲児は単独で発進してしまう。 しかし、それを研究所の防衛システムとバリアに阻まれ、さすがのZEUTHも撤退を余儀なくされるのだった。 「パリンと割れる」という悪評のあった光子力研究のバリアだったが、旧世界での戦いでそのバリアも大幅に強化されており、それが敵の手に落ちたとなるとその堅固さは抜き難いものとなっていた。 (旧スパロボじゃ敵が乗っかっただけでパリンと割れたくせに・・・) 甲児が思いついた最後の策は、小型円盤TFO(グレンダイザー)の運動性能で研究所の防衛線を掻い潜ることだったが、的が小さいだけに当てられたらおそらく死ぬだろう。 ほとんど特攻のつもりで準備を進めていた甲児に語りかけてきたのはマリン。無謀でも恩人たちを助けるためにもやるんだと言う甲児に、彼は 「俺はひょっとしたら地球人のバカさ加減を笑いものに来たかもしれないんだぜ」と悪ぶって見せたものの、本心じゃないことをあっさり見破られる。 彼の本気に触れたマリンは、オリバーたちに「異星人に甲児の覚悟の程が分かる物か」と茶化されたところで動じないのだった。 研究所では百鬼帝国の元帥ヒドラーが、さやかとシロー(甲児の弟)を人質にとりつつ、弓教授にマジンガーZの居所を吐かせようとしていたが、 同じく百鬼の一員鉄甲鬼は人質によらずともマジンガーは見つけてみせると言いヒドラーに譲歩させる。 だがそれはさやかたちを助けたのではなく、人質が生きていたほうが好都合であるためで、また彼は自ら作った百鬼ロボでゲッターを倒すことしか頭にないのだった。 そこへ不退転の覚悟を胸に再び研究所へ現れたZEUTH。防衛システムの砲撃を他のメンバーがひきつけつつ、甲児がバリアへ突っ込もうとするがさしものTFOでもシステムを振り切れない。 が、苦戦する甲児の横で第三の影が研究所に突っ込んでいった。それは行方知れずとなっていた剣鉄也とグレートマジンガーだった。 彼はグレートブースターの最高速でそのままバリアに突っ込んで無効化し、美味しいところを持っていってしまったのである。 慌てた独眼鬼は百鬼ロボを出して直接応戦するが、闘志奮えたつZEUTHの敵にはならなかった。 その最中研究所内部へ突っ込み、人質らを解放する甲児だったが、逆にヒドラーに撃たれ窮地に立たされる。 堪りかねたさやかがマジンガーの隠し場所を叫ぼうとしたところ、再び駆けつけた鉄也によってヒドラーが追い詰められたため甲児たちも脱出できた。 満を持して現れたマジンガーZに甲児がパイルダーオンし、24話にしてようやく御三家が勢ぞろいした。 (ちなみにマジンガーの在り処は、いつも発進するときに出てくる研究所のプール。それも見つけられなかったヒドラーと鉄甲鬼は間抜けなんだろうか?) なおも食い下がる独眼鬼を甲児、鉄也のダブルマジンガーコンビで撃退したが、そこへ駆けつけたのは鉄甲鬼と、ゲッターを研究して自ら作ったメカ鉄甲鬼で、 科学者の矜持にかけてゲッターを倒すと挑みかかってきた。だが、リョウから「俺たちの大切なもののためにも、お前の自己満足に負けてなるか」と喝を受けたために彼の心に迷いが生じ、退くことに。 百鬼の目的が日本の超エネルギーを手に入れることにあったと分かり、そんなことさせるかと息巻く甲児であったが、政府に溶け込んでいる敵をどう倒したものか方法は分からない。 しかしそこに出てきたのは久々のサンドマン。彼は自分のコネで政府内に紛れ込んだ百鬼帝国の要人リストを洗い出し、次の戦いに向けての準備をしていたのだった。 一方百鬼の本拠地でも、ZEUTHがこそこそと振舞っているようなら正面から叩き潰すと準備を進めていたが、一方でゲッターとの直接対決にこだわる鉄甲鬼を百鬼の大帝ブライは見捨てるつもりでいた。 さらに彼らは時空崩壊をもたらした謎の力についても、独自に追跡しているようで、さらなる手がかりを得るため堕天翅の動向を追っていた。 324 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/11(木) 10 43 33 ID Y079xFHM0 第25話「闇の住処」 決戦に備えている早乙女研究所では、何故か鉄也と雷太、ついでガウリが監督してトレーニング中だった。 もともとはアクエリオン面子の特別訓練だったが、見物にきた他のメンバーもついでで巻き込まれているようだ。 ちなみに主人公がランドの場合昨晩ゲインやホランドら壮年組と酒盛りに興じた結果二日酔い軍団と化して女性陣からフルボッコにされ、 セツコの場合は運動ではなくてシミュレーターでの戦闘訓練に没頭し、年少組に根つめ過ぎではないかと心配される。 そんなトレーニング風景から抜け出して一人バラと戯れるシリウスだが、彼の心には「或いはアポロニアスの生まれ変わりかもしれない」というアポロへの嫉妬から来る殺意が宿っていた。 さて、首都東京では人間に化けた独眼鬼、及び政府の主だったメンバー(百鬼がなりかわってる人たち)が集まり、ZEUTH降伏の前祝いパーティーを行っていた。自分たちを囮にZEUTHを誘い込み、降伏を勧告することで正式に日本の敵として叩き潰す腹だ。 だが、そのパーティーの給仕を行っていたのは、執事風の見たこともない紳士、サンドマンとこのメイド軍団、あとロジャー・スミス邸にいた執事のノーマンだった。 そこにZEUTHの本隊も到着し、お約束通り降伏勧告をスルー、ここに百鬼帝国との決戦が始まった。だが前線指揮の鉄甲鬼は自分でゲッターを倒すことに相変わらず固執する模様。 そこへ乱入してきたのは堕天翅の軍団。しかもザコケルビム兵のような人形ではなく、堕天翅本人が乗っているケルビム「イスキューロン」がいた。 現れたのは、戦いに生きる天翅なので戦翅(センシ)を称する両翅(モロハ)。自分の他に戦翅の生き残りがなく、戦う機会がないことに業を煮やし自ら出てきたのである。 堕天翅本人が出てきたと聞いて黙っていられないアポロはシリウスの静止も聞かずに突貫するも返り討ちにあう。 その衝撃でシルヴィアは失神、シリウスはアポロへの嫉妬で周りが見えず妹を傷つけたとして茫然自失となり、アクエリオンは戦闘不能に。 そこにさらにヒドラー元帥指揮するメカ要塞鬼が現れ、次いでヒドラーが出したのは、鉄甲鬼の設計図を勝手にコピーしたメカ鉄甲鬼軍団。 科学者のプライドを踏みにじられた鉄甲鬼は激怒しヒドラーに叛旗を翻すことになった。 ケルビムイスキューロンを追い詰めても自己再生能力で回復されなす術がないZEUTH、撤退の選択肢すらちらつき始めたが鉄甲鬼は刺し違えてでもヒドラーを落とすつもりでいる。 そこへ突然現れた不動は「奴は自分の中の意志を力と変えている、だから強い」と言い、またシリウスに「その嫉妬の心もエネルギーに変えろ」と説教をかます。 その不動の一喝で復活したアクエリオンメンバー。新技披露…なんだが、それが、シリウスが持ってた嫉妬パワーで嵐を呼んで大回転しながら敵をバラ細工にしてしまう「嫉妬変性劍」 及び、アポロとシリウスが対抗意識むき出しで殴りあったら完成した「無限交差拳」…。(ちなみに前者は「ゼーロテュピアー・グラディウス」、後者は「むげんクロス」と読みます) この勢いだけで出来たような技にやられた両翅は「いつか貴様ら生命の樹の一部にしてやる」と言い捨てて去っていく。 また、ヒドラーも秘密兵器のメカ要塞鬼を受領して強気だった割には、それが追いつめられるとあとのことを独眼鬼に任せすごすごと撤退するのだった。 (ここで条件を満たしていると、最後にゲッターチームと鉄甲鬼の一騎打ちが起こり、勝つと鉄甲鬼及びメカ鉄甲鬼が加わるが、時間切れ引き分けか一騎打ちの条件が整っていない場合去っていってしまいます。) パーティーに参加していた政府の連中は酒に酔わされたところを捕らえられた物の、「ブライ大帝万歳」と叫び自爆してしまう。 得られたのは、百鬼帝国がブライ大帝のもと鉄の規律で動いている事実と、彼らの本拠地が移動可能な要塞であるであろうということくらいだった。 そこへレーベンと、日本の治安回復を一任されたカイメラ隊の一人、シュラン・オペル(オリジナル)があいさつに訪れ、日本はカイメラ主導のもと治安回復を図ることとなった。 しかし、その時あらわれたのはジャミルとホランド。元より流れ者であった彼らは、このままやっていると本格的にZAFT対新連邦の戦いになることを危惧し、別のルートへ向かうことを告げてきた。 戦争とは別の目的を持つアクエリオン、ゲイナー一行、グローマ、アイアンギアーらも、この機会に別働隊を結成し、ゲッコーステイトと共にZEUTH本隊と別れることになった。 325 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/12(金) 12 04 53 ID DInpunOy0 解説…ZEUTH本隊と別働隊 スーパーロボット大戦シリーズではけっこうお馴染みの部隊分けですが、今回は地上と宇宙とで別の敵と戦う、ではなく、思想信条の食い違いからの分立になりました。 本隊はプラントの意向を受け、新地球連邦に対する独立遊撃部隊のような扱いで戦うメンバー、若しくは異星人との戦いに備え集まった善意の協力者たち。 別働隊は大国同士の戦争に巻き込まれることを嫌い、独自の路線で動く者たちになります。 ゲッターなども善意の協力者サイドのキャラですが、本隊から離れて異星人の動向を追う役割になっています。 ZEUTH本隊のメンバータリアをはじめとしたミネルバ組、ブライトらアーガマ組、甲児はじめマジンガーチーム、 闘志也・ジュリィ・キラケンのゴッドシグマチーム、兵左衛門を筆頭にした神ファミリー、ロランなど∀組、斗牙たちグランナイツ。 頭脳役となるのはゴッドシグマから風見博士。 別働隊のメンバーはホランドたちゲッコーステイト、ジャミルらフリーデン、ジロンたちザブングル組、ゲイナーはじめキングゲイナー組、 シャイア達ファクトリー、ゲッターチーム、マリンなどバルディオスチーム。 フリーデンのテクス医師や月光号のミーシャなどここにはお医者様が多い。 主人公がセツコの場合は本隊に加わり、ランドの場合は別働隊に加わることになります。 ここからは26話から40話までの相当長い分岐になります。 (続く) 362 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 17 51 34 ID XLebmrKu0 ここからは長い分岐になるため、主人公1人のシナリオ解説を集中的にやる予定です。まずはセツコ。 セツコ26話「ホンコン・シティ」 ZEUTHは元の世界でエゥーゴを支援していた組織、カラバからの連絡を受け、ホンコンシティへ向かうことになった。 だがその途上、日本解放の戦いは全て新連邦の功績と発表されたことを知らされ、ZEUTHの若い連中は憤慨させられる。 ZEUTHは一応新連邦の敵なのでしょうがないとは言えるが、百鬼帝国の存在をもバラしたことは、徒に人々を不安がらせる悪手と言えた。 ともあれ、ホンコンシティでの補給の間、各員には自由行動が許されているため、若者組はめいめいにホンコンの街へと散っていったのだが、 そんな時をもセツコは特訓に費やしていた。彼女は理不尽にチームメイトを失った傷を癒すより無理矢理に乗り越えるつもりでいたのだ。 一方、街に繰り出したシンは自分達の戦いが認められなかったことを憤慨して単独行動を取ってしまい、 そのシンをカミーユが捜しに行ったところ、同じく人を捜しているという女性、フォウ・ムラサメ(劇場Z。悲劇のヒロインポジション)と出会う。 それで彼女が捜していたのはステラだった。海辺で踊っていたら誤って落ちたところを通りかかったシンが助け、どこかの小島に流れ着いたところだった。(強引だなー) 放心状態で何も応えない彼女に対し、つい「まさか死ぬ気だったのか」と尋ねたところ、「死」に過剰反応したステラは人が変わったように怯え暴れだしてしまうのだが、 「大丈夫だ、君は死なない! 俺が守るから!」となだめられ、守ると言われたのが幸いしたのか落ち着きを取り戻す。 そしてそれぞれを迎えに来たカミーユ及びフォウと合流して別れるのだが、方やZEUTH、方やファントムペインであろうことは互いに知れており、敵同士となる事は避けられないのだった。 単独行動のお陰で集合時間に遅れたカミーユとシンが港に戻ろうとすると、アーガマらの停泊しているドックをファントムペインが襲撃している場面に出くわしてしまった。 劇場版ZとDESTINYの主だった敵が出揃うファントムペインなだけに初回から激戦となるが、さらにそこへ遭難していたステラ、彼女を捜しに行っていたフォウ及びロザミア・バダム(劇場準拠なので今回は影が薄い)も到着する。 彼女らはいずれも人工的にベテランパイロット以上の技能を付与させた強化人間であった。 そこへ母艦に合流したカミーユとシンも出撃するが、カミーユはフォウが乗り込んでいる機体「サイコガンダム」に異質なプレッシャーを感じ、それにフォウが乗っていることは知らないまでも何らかの予感を覚える。 カミーユとフォウの機体が戦闘中に接触したことが原因でか、フォウもまた不愉快な感覚に襲われ、堪らず戦意を喪失してしまう。さらに戦闘で破損したサイコのハッチからフォウの姿が垣間見え驚愕するカミーユ。 だが彼女の乗る戦闘不能のサイコガンダムに止めを刺さんと斗牙が迫るのだが、エイジがゴッドグラヴィオンの脚を独断で操作し、斗牙の攻撃を外させる。(本体は斗牙だけど手足はグランナイツのほかメンバーが操ってる) 逃げ遅れたフォウを冷徹に追撃しようとする斗牙と、彼女がカミーユの知り合いと知って倒す気になれなくなったエイジ、2人の考えが噛み合わなくなったのである。 切り札のサイコガンダムが追い詰められたことでファントムペインも撤退するのだが、方や見知った人間と戦うことになってショックを受け、方や合体ロボットのパイロット同士に亀裂が走り、ととても勝利を喜ぶ雰囲気にはなれなかった。 方や「地球を狙うゼラバイアを倒すため、戦うためだけに育てられた」斗牙。方や「半ば兵器のパーツ扱いで、恐怖や不安から逃げるために戦うことしか出来ない」強化人間達。ある意味同じような存在なのかもしれない。 だが敵になれば戦うしかなく、カミーユ、そしてステラが奪われたセカンドシリーズに乗っていることに気づいたシンは苦悩する。 また、彼らにフォウが敵であることを諭したアムロも、かつて戦いの中で心を通い合わせた女性(ララァ・スン。ファーストガンダムを観てね)を手にかけた過去を思い出し震えるのだった。 ところで、ZEUTHにはハイネ・ヴェステンフルス(DESTINY。西川。今回NPC)が合流し、タリアたちにデュランダル議長からの親書をもたらして来た。 そこにはZAFT及びエゥーゴとムーンレィス、ゆくゆくはすべて宇宙移民が手を取り合い、新地球連邦と対抗しようという、彼の一大計画が綴られていた。 363 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 18 00 24 ID XLebmrKu0 セツコ27話「生じる亀裂」 ディアナ・カウンターを支援し、ディアナとデュランダルとを会見させるべく、ZEUTHは中東のガルナハンへ向かうことになった。 だが、ガルナハンには「ローエングリン・ゲート」と呼ばれる新連邦の迎撃陣地があり、迂闊に突破することは出来ない。 そのディアナ・カウンターは独断でゲートを突破しようとしたが失敗し、戦力をこれ以上減らしたくないとばかりに攻略をZEUTHに押し付けたらしい。 そこへ、そのゲートを突破するための裏ルートを知っているという現地の人が現れるのだが、それはランドルート序盤である少女とともにエクソダスしていったヤッサバだった。 自分と同じようにガルナハンで自活をしている人々の暮らしが連邦の迎撃陣地建造で脅かされたため、そこを攻めようとするZEUTHへの協力を願い出たのである。 洗濯機が壊れてしまったようで、ZEUTHの女性陣は水辺で手ずから洗い物をしていたが、 その中にはおさんどん姿のキエル嬢(中の人はディアナ)がおり、しかも洗濯をすることで地球で生きていることを実感して喜んでいた。 その光景を見た海の男たる神源五郎(勝平の父ちゃん)曰く、「戦いに明け暮れる男達もいつかは女達の下へ帰っていくものだ」と。ディアナに言う辺り奥深い話です。 そこへ自称「完璧な変装」のハリー・オードが現れ、キエル(ディアナ)が楽しそうに洗濯する様子を見て驚愕する。 駆けつけたロランにあっさり正体がバレて覗き見かと非難され、お返しにランドルートで行っていたロランの女装を「趣味か!?」という迷言で非難しつつも、 キエル嬢の正体はディアナではないかとロランを問い詰めるのだが、ゲート攻略作戦が始まるということで問題は先送りとなってしまう。 (彼の女装はグエン卿の趣味です。念のため) その作戦というのは、主力部隊を囮にして砲台の注意をひきつけておき、裏道を通ってゲートを内部から制圧するというものだった。 だがそこは小型機ぐらいしか通れないもので、作戦の決め手になるのは分離機能を持ったシンのインパルスであった。 シンがパーツを分離させたコアスプレンダーの状態で出撃すると、連邦の防衛部隊とローエングリン砲台が出て来る。 一分(1ターン)ごとに発射される速射性抜群すぎるローエングリンのせいで、ランダムでこちらのHPが半分にされる足枷がついている上、 さらにエイジと斗牙の意見不一致がサンドマンに気づかれたため「合神せよ」の合図が出ず、グランカイザーはグラヴィオンになれず戦力もダウンな戦況。 が、先行したシンがヤッサバ、及び何故かそこにいたコレン・ナンダーの援護を受けながらゲートの懐に飛び込むことで、辛くも砲撃の阻止に成功する。 味方の絶体絶命のピンチを颯爽と救ったシンのインパルスを見て、ガンダムってのはこうでなくちゃと感動するナンダーさん。 怒りが収まらず軍施設の非戦闘員を攻撃しようとしたシンだが、そこへ飛び込んだロランが、「たとえ敵でも、この人たちにも命があってこの世界で生きているんだ!」と言い、 戦闘が終わったのに人の命を奪おうとするシンをたしなめたためにようやく収まる。 これを見ていたエイジは、先の戦闘で戦意喪失したフォウを撃とうとした斗牙を責めるが、取り合おうとしない。 そこへ久々にゼラバイアが出て来たため応戦しようとするグランナイツだが、エイジが感情を差し挟まず戦う斗牙の指示に従う気になれず合神を拒否してしまう。 ゼラバイアも決して大物はいなかったため比較的楽に撃退できたのだが、斗牙とエイジとの間に生じた亀裂はもはや決定的なものとなっていた。 ゲート攻略の立役者だったシンだが、アスランからはヒーロー気取りで増長していることを見抜かれ張り手を食らう。 こういう場合シンのフォローに行くカミーユも今回はフォウとのことで苦悩しており、共倒れにならないか周りは心配するのだった。 その中、ディアナ・カウンターに戻るハリーから、ロランとキエル(ディアナ)は彼らの抱える秘密について改めて質問される。 が、逆にキエルから「親衛隊ならば、ディアナとディアナの信じる者を守ってみせよ」と言われたことでハリーも納得がいったようで、それ以上追求することもなく帰ることにした。 だが一方、これ以上斗牙と戦うことに我慢がならなくなったエイジは荷物をまとめて失踪してしまった。 364 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/21(日) 22 55 29 ID mr42Sj4o0 セツコ28話「しろがねの牙」 ハリーの他にも、ZEUTHにいるキエル嬢がディアナ本人ではないかと疑う者がいた。それはかつてディアナが良かれと思って連れ帰った地球人とムーンレィスとの間に生まれた女、テテス・ハレだった。 彼女は混血児としてどちらからも迫害された過去を消し、月の名誉市民となるべくディアナ女王の暗殺を狙っていたのだ。 さてミネルバでは、先の戦闘で殴られたことがきっかけになったか、シンがアスランへ「元々アスハ代表の護衛だった人が復隊してすぐ自分の上官になったのが納得できない」と不満をぶつけるが、 逆に「自分が気に入らないものの言うことはすべて信じられないのか」と問い詰められうろたえることに。 アムロが助け舟を出したことで解放されたシンは、失踪したエイジの捜索へ出かける一方、残されたアスランは、シンに入れ込みすぎてしまう自分の胸のうちをアムロに明かす。 また「つい耳に入った」と現れたハイネからは、今が戦時で自分が軍人である以上は割り切るしかないと諭される。 かつてZAFTにあり、脱走してオーブへ亡命、また復隊というフラフラした経緯を持つアスランにとっては、やすやすうなずけるものではなかった。 ロランや闘志也達、またセツコは街へとエイジを捜しに来たのだが、無理に連れ戻したところでどうにもならないだろうと立ち往生をする羽目になってしまう。 エイジとて地球のために戦おうと言う意思はあるのだが、それがグランナイツとして戦うという意味になるかどうかは疑問だったのだ。 そんな時に闘志也やシンたちがエイジを見つけるのだが、やはり彼はZEUTHに戻ることを拒絶する。 「今のままじゃ斗牙や他のやり切れない事から逃げてるだけ」と他メンバーから言われ動揺するが、そこへガイゾックとベガ星連合のメカが現れ、説得は中断になる。 しかも一部のメカブーストは街中に侵入し、市民を無差別にさらっていた。それに気づいた斗牙は、合神できないまでもグランカイザーに乗り込み、敵を倒すためではなく人々を守るべく出撃する。 ガイゾックの思惑とは別に、ゴッドシグマを倒すべくテラル率いるエルダー軍も出て来て、人をさらうメカブーストだけを狙うわけにも行かなくなる。 だが、闘志也らゴッドシグマが民間人を庇うべくエルダーの猛攻の前に立ちふさがった姿を見たテラルは、人をさらって逃げ去ろうとしたメカブーストを独断で撃墜し、民間人もろともゴッドシグマを落とそうとした非礼をわびてくる。 しかしエルダー星の未来のためゴッドシグマは倒すと言い残し、テラルは軍を退かせた。 一方でガイゾックの兵が市民をさらわないよう庇っていたエイジだが、説得のためにそこに残っていたリィルから斗牙の気持ちを分かってあげてと頼まれたところヘソを曲げる。 でも斗牙が取り返しのつかないことをする前に止められるのはあなたしかいない、と懇願され戸惑っていたところ、ゼラバイアが出現する。 特に敵の中心にある大物「ヒュドゥエル」にはグランカイザーでは全く歯が立たないという状態だが、闘志也たちの奮戦を見て火がついていた斗牙は全く退かない。 その斗牙を見たエイジも刺激されたらしく、ようやくZEUTHへの帰還を決意。ちょうど現れたサンドマンも今回はモニター越しでなくその場で指示を出し、久々の合神となる。 グラヴィオンでも太刀打ち出来そうにないゼラバイアの力を目の当たりにし、なお一歩も退かないグランナイツの姿を見たサンドマンが「ここに人々を守る美しき牙を!」と叫ぶと、 月の彼方からグラヴィオンに向けて新たな武器「超重剣」が現れる。その力を得、ついにヒュドゥエルを倒すのだった。 だが、この街での凶行は辛うじて食い止めたものの、それでも多くの民間人がガイゾックの手に落ちていた。 その中にはアキや香月ら勝平と同郷の人々や、本来はエルダーに捕らえられていた壇太一郎(闘志也の父)らも含まれていたのである。 さらに、サンドマンが超重剣を呼んだ影響で、地球と宇宙とを隔てる壁、相克界に大穴が開いたようで、それを面白がるのは月で異星人と戦っていたギンガナム艦隊(∀)。 長らく演習ばかり繰り返している艦隊の状況に飽いていた彼らは、これでついに人間同士の戦争に参加できると勇み立つのだった。 (続く) セツコ29話「灼熱の海原」 DESTINY世界の技術で生み出された、ステラはじめエクステンデッドは、作戦ごとに特殊な水槽で眠りにつかなければならない。 眠りが醒めるということは出撃が近いということであり、彼女達は戦うためだけに存在しているといっても良かった。 そんな彼らを職業軍人肌のブラン(Z)は忌まわしく思う一方その境遇を哀れむのだったが、それでも戦う以上は彼女らを一兵士として扱っていた。 そしてブランはエクステンデッドや強化人間をこれ以上戦場に増やさないためにも、次の会戦で必ずZEUTHを撃滅することを決意していた。 一方でネオは、記憶を取り戻したいために戦うフォウや、コロニーが落ちてくる悪夢にとらわれるロザミアの姿を見て「ファントムペイン」という、苦痛を意味する名を持った部隊を恨みに思う。 目的地であるジブラルタルを目前にして、ZEUTHとファントムペインは激突することになった。 フォウと戦うことになるためカミーユは出撃しないのかと思われていたが、ただ黙って過ごすことは出来ず彼は何としてもフォウを助ける覚悟を決めていた。 そのカミーユをセツコはハイネの助言によりサポートすることに。 一方のファントムペインもここでZEUTHを倒すため不退転の決意であり、早くも1つの山場を迎えていた。 援軍として、ファントムペインと戦うZEUTHの側面を突く形でオーブ軍も現れ混戦模様となるのだが、ここでこの戦闘に介入してきたのはアークエンジェル。 そしてキラとフリーダム(あと砂漠の虎ことバルトフェルドが乗ってる黄色ムラサメ)。彼らはオーブ代表で国を脱出したカガリを前に立て、オーブ軍に即座に撤退するよう求めたが、 困惑するオーブ軍の馬場一尉にユウナが「あのカガリはニセモノか、誰かに操られてるに決まってる」なんて指示を飛ばし、結局オーブ軍も戦うことに。 敵方の注意がアークエンジェルに向いている隙にミネルバの主砲で突破口を開こうとしたZEUTHだが、そこに瞬く間に飛び込んできたフリーダムの手により主砲が潰され、使い物にならなくなってしまう。 ZEUTHは新連邦とアークエンジェル一味の双方を相手取らなければならなくなった。しかもアーク組は一度落としても復活し、それ以降は不死身になるという極めて厄介な特徴があり鬱陶しい限り。 この乱戦の最中、シンはステラを、カミーユはフォウを救うためそれぞれ戦うのだが、必死の呼びかけも虚しく彼女達は退いてしまう。 そしてブランとロザミアは戦死し、ファントムペインは堪らず撤退を図る。 戦闘の収束を見たキラたちもようやく帰ってくれるようだが、それをハイネが調整不足のグフで無理矢理追撃しようとする。 アークエンジェルを猛追するハイネに追いついたキラは彼のグフを戦闘不能に追い込むが、そこへさらなる招かれざる客が現れ、彼らの一撃によりハイネは戦死してしまった。 敵の正体は、先刻サンドマンのせいで開いた穴を通って地球へ降下してきたギンガナム艦隊の先鋒、スエッソン・ステロ(∀)らで、大昔の兵法書のような陣形で襲ってくる。 ここに、さらにセツコにはアサキムからの通信が入り、彼の意を受けてツィーネが山羊型メカ「エリファス」とともに現れる。 アサキムによって刻み付けられた心身への苦痛が俄かによみがえったセツコは全く戦闘不能に。 苦痛に堪えながらもツィーネを追おうとしたセツコだったが、かつてアサキムがしたように、突然復活したエリファスによって逆に窮地に立たされてしまう。 だが、そこに駆けつけたのは死んだはずのトビーで、ツィーネを退けた後すぐさま彼女を追って飛び去ってしまった。 地球の重力になれていなかったらしくスエッソンらも何とか退けたものの、ハイネの死によってメンバーに刻み付けられた傷は浅くはなかった。 またセツコは、生きていたトビーが自分をおいていったことにもショックを受け自棄になっていたが、アムロやエマは彼女を厳しく突き放し 「死んだ人間のために生き残った者達に何が出来るかわかるはずだ」とたしなめるのだった。 セツコ30話「罪の在処」 オーブ軍とファントムペインとの共同作戦のため、オーブのトダカ一佐が現国家代表のユウナを伴い現れた。 だが前線の兵士を労うつもりもなく不必要にエラソウなユウナ代表の態度には、ネオやウッダー大尉(ブランの部下だった人)も辟易させられる。 休暇中、ステラの仲間であるスティングに連れ出されたフォウは、同じくアウルによって連れ出されたカミーユと引き会わされる。 兵器のパーツのような存在である自分やステラに良くしてくれた礼、として彼らはフォウとカミーユを会わせたのだ。 戦場で会えば敵同士として戦わなければならないが、失われた記憶を求めるフォウにはそれでも戦うしかなく、今は束の間の逢瀬を喜ぶのだった。 また、アスランはかつて共に戦った元アークエンジェルのクルー、ミリアリア・ハウ(DESTINY)に連れられてキラと出会う。 だが、アスランが「キラたちの戦いは戦場を混乱させてるだけだ」と言えば、キラは「本物のラクスを消そうとしたデュランダル議長が本当に世界の平和を願っているのか分からない」と言い、 アスランが「オーブと新連邦の同盟を破棄しなければZAFTとオーブとは戦うしかない」と言えば、キラは「それをするとまたオーブは新連邦の砲火にかかる」と言い、議論にはならないのだった。 そこで、お忍びで街に出ていたキエル(ディアナ)をテテスが襲い失敗する騒ぎがあり、偶然事件に巻き込まれた本物のラクス・クラインとキエルは出会うことになった。 爆発音を聞いて駆けつけたカミーユたちは、ロランとキエルがこそこそ会っていることへの不審感を打ち明け、彼らの抱える秘密を問い詰めるが、同じくスネに傷持つアスランによって静止され、ミネルバへの合流を急ぐ。 その頃、調査のためにある研究所へ向かっていたシンたちは、子供の死体が散乱する実験棟を発見し嫌悪を覚える。同行していた風見の見立てではここで人間を強化し兵器と仕立て上げていたと言う。 既に被験者たちの反逆によって施設としての機能は失われていたが、詳細にデータを取るためミネルバとアーガマが施設に入り、シンとレイは帰還した。 その施設の情報を隠蔽すべく、また死んだブランたちの弔い合戦をすべく、ファントムペイン及びオーブ軍が接近してきた。 だが、そのラボで育ちある女性に懐いていたアウルは、母さん(とその女性を呼んでいた)が殺されると思わず自分で口走り、母さんが母さんがと恐慌状態に陥ってしまう。 恐らくラボでの内紛で女性も死んでいるのだが、ネオは母さんを助けたければZEUTHを倒すしかない、と茶番と感じながらもアウルを叱咤する。 フォウもまた、幻でもアウルの思い出を守るために戦う決意であり、対するカミーユもいざとなれば、と腹を括らねばならなくなる。 その最中、シンに言われた「守る」という言葉が心に残っていたのか、これまで以上に戦意の高まっていたステラのガイアだったが、 突っ込みすぎたために機体が大破し、シンたちは独断で機体とステラの身柄を確保する。 一方でアウルは母さんを守ると呟きながら戦死し、スティングも彼を助けられない無力さを呪いながら追い詰められて撤退する。 また、カミーユも何とかサイコガンダムとフォウを止めることに成功した。 しかしここへオーブ軍の増援、及びウッダーとトダカが乗るガルダ級(戦艦タケミカヅチの代用品だろう)が現れ、さらにアークエンジェルも戦闘を止めるために出現、再びの乱戦が始まる。 カガリに何と静止されようと、ババは「今の主はユウナであり、オーブ軍として彼の命を全うする」と取り合わず、最後の力でキング・ビアルに特攻し壮絶死を遂げる。 これを見たアスランは我慢がならなくなり、戦いたくないのに何故戦場を混乱させるのかキラに迫るが、 「でもカガリは今泣いてるんだ!」との迷言とともに、割と容赦なく叩き落されてしまう。 またトダカたちの乗る艦も追い詰められ撃沈寸前となるのだが、彼らもまた最後の意地でラボへ突貫しようとする。 艦に追いついたシンは、かつて自分を助けた恩人が乗っていると気づかずに艦のブリッジを叩き潰してしまうが、なおも艦は止まらない。 そこに現れたのは、カミーユが必死になって止めたはずのフォウ。サイコガンダムで盾になり、無理矢理に艦を阻止し、生死不明となるのであった。 敵は止めたが、アークエンジェルとは手をとりえないことを感じるZEUTH。 「オーブを戦わせないために、オーブの敵になるZEUTHや、オーブの上に立つ新連邦と戦う」といいつつ、半ば無差別に戦う、アークエンジェルの無茶な行動理念はZEUTHには理解できず、 戦いさえ起これば見境なしだと眉をひそめる者が相次いだ。特に鉄也は「戦えなくなった状態で、乱戦の中放置されたらほかの敵に落とされるだけだろう」と冷徹な見方を示す。 一方、「強化人間を戦争に使うような新連邦が正義のわけないぜ」と息巻く勝平だが、宇宙太と恵子に「睡眠学習でいつの間にか戦う力を持たせられた自分も人のことは言えないのでは」と言われ戸惑う。 自分が兵器にされていることを否定したい勝平たちに対し、カミーユは「戦うことを押し付けたのではなく、戦う力をくれた」と思うように助言した。 悲しみを乗り越えて戦おうとする彼らに対し、悲しみに縛られて動けないセツコ。そこへ現れたレーベンは、自分の司令であるエーデル・ベルナルに会ってみないかと彼女を誘うのだった。 60 :ゲーム好き名無しさん:2010/02/28(日) 21 33 58 ID w8SxlT6j0 セツコ第31話「絆が生むもの」 セツコがレーベンの誘いを受けているころだった。シンたちはタリアら上級士官には内密にステラをかくまっていたが、そのステラは怯え衰弱するばかりでいた。 ステラたちエクステンデッドは投薬か催眠によって心身の安定を図る必要があるらしく、先に収集したラボのデータから彼女を助ける方法が見つかるかは疑わしいところであった。 ZEUTH一行は、エーデル・ベルナルと会うためにタンパグンダに向かっていた。 その途上、ZEUTHの別動隊に連絡を取ろうとするが巧くいかず、レーベンの薦めで彼ら関連のニュースを探すことにしてみた一行だったが、 そこに記されていたのは新連邦のお先棒を担いで民間人を虐殺し、或いは彼らから新兵器を受領したというにわかには信じがたいものだった。 一方キラを説得しようとしてあっさり返り討ちにされたアスラン。それでもキラを敵と見ることにためらいがあったようだ。 そんな彼をクワトロは「君が迷いから抜け出せないまま死ぬ姿は見たくない」と諭す。DESTINYのアスランがクワトロのオマージュゆえだろう。 タリア、ブライト、グエン、兵左衛門、クワトロはZEUTHの代表として、レーベンの案内でエーデルとじかに対面する。 エーデルはこの多元世界の統一が一部の人間、ティターンズ及びブルーコスモスの独善によってなされようとする現状を憂い、一刻も早く新連邦の浄化を成し遂げたい、とタリアたちに頭を下げた。 そしてZEUTHはエーデルとの直談判により、彼女こそ真にこの世界の行く末を案じている、と確信するに至ったのである。 その途中で、セツコはレーベンにいわれ格納庫で待機していたが、そこへジャガイモみたいな顔の奇妙な男があらわれ、だしぬけにセツコの匂いを嗅ぎ始める。 しかも被害者であるセツコの方が、変人の盗人猛々しい言い訳に気圧されて謝る有様。それでつけ上がる変人に逆上してビンタをかましたらむしろ喜ぶオッサン。 んでこの変態の正体は、カイメラの技師であるジエー・ベイベル(オリジナル)らしい。だがとても書き切れない変態なので割愛。 そこに現れたのは日本以来のシュラン・オペル。彼はアサキム・ドーウィンがコンタクトを取ろうとしてきたことをセツコに告げるのだった。 アサキムの恐怖と向き合うために一人出撃したセツコ。だが指定されたポイントに現れたのはアサキムではなく、いつかのようにチラムの部隊と、女士官アテナ・ヘンダーソン(オーガス)だった。 やはりセツコは特異点としてチラムに狙われており、またアサキムはチラムと何らかの縁があるようだったが、今は戦わねばならない。 途中でレーベンが駆けつけ、「たった一人で自分の中の恐怖と向き合うことはない、人間には絆という力があります!」といいことっぽいことを言う。 加勢したレーベンとの協力でチラムを退けたセツコだったが、そこにツィーネが、何故か大量の無人ウォーカーマシンを率いて出現する。 彼女もまた特異点と呼ばれる存在であるようだが、そんなことよりもセツコにはアサキムと相対したときの恐怖がまたぞろ浮き上がり戦うことができなくなる。 「セツコさんは自分が守ります」と言いつつ彼女を庇うレーベンだが、次第に追いつめられる。優位に立ったツィーネは 「お前(レーベン)もセツコの目の前で八つ裂きにして奴に悲鳴を上げさせてやるよ」と告げる。 デンゼルとトビーも同じ目的でアサキムに倒されたのであり、ぶっちゃけある程度セツコに近い人間なら殺すのは誰でもよかったのである。 それを知ったセツコが錯乱すると時空転移のような現象が発生しそうになるが、「自分は死なないし、トビーもまだ生きている」と言われてセツコは落ち着きを取り戻し、転移も収まる。 そこに駆け付けたZEUTHのメンバーにより勇気づけられたセツコは何とか戦闘可能になる。 追い詰められたツィーネは、「セツコは呪われた存在だ」と言い捨てて逃げ去った。セツコはようやく悲しみを乗り越えられたようだった。 基地に戻った後、心配しすぎたあまりテンション上がりすぎていたジエー博士より、セツコの乗るバルゴラを改造して進ぜようかという提案をもらう。 勝手なことは控えるようにたしなめるエーデルであったが、セツコ自身は彼にバルゴラをゆだねる決断を下した。 明らかに問題ありすぎるジエーに任せたらとんでもないことになりかねないと口々に周りは心配するが、彼女はバルゴラがより完成するのなら、と決心していた。 シュラン曰く「腕だけは確か」だから心配ないらしいが、セツコが出ている間に勝手に追加パーツを造っていたあたりやはり問題はあった。 その後一日を終え、アーガマの自室に戻ったセツコを出迎えたのは、グローリー・スターのサインで打たれたパーソナルコールだった。 61 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/28(日) 21 39 37 ID w8SxlT6j0 60にゲーム名振り忘れました セツコ32話「悲しみという力」 見た目ジャガイモのような爺さん、ジエーによるバルゴラの改造手術は、既にこっそりパーツを組んでたと言え1日で終わってしまった。 その改造、というのはバルゴラの背部にVウイングをつけて飛べるようにし、駆動系をチューンナップしたもので、それほど大それたものでもなかったようだ。 一方でジエーは、バルゴラについて「機体その物は凡庸だが、フレーム(骨組み)部分は200%出力にも耐えうる」という奇妙な構造をしていると述べ、 バルゴラはそのオーバースペックを引き出すだけのエネルギーを運用すべく設計された可能性があるらしい。 そしてその異様な設計のカギを握るのが、バルゴラの標準装備である「ガナリー・カーバー」だと言う。 これは銃にもなれば直接打撃もでき、実体剣もビームサイズも出せれば、艦載砲並みの火力を発揮することもできるトンデモ兵器であり、ジエーの見立てではさらなる秘められた力がカーバーにあるとか。 が、そんな話をしているうちに、またぞろセツコは失踪し、改造完了したばかりのバルゴラで出てしまっていた。 トビーに呼ばれたと思って出て来たセツコだったが、そこに現れたのはランドとガンレオン。何故かカラスメカも一緒だが。 トビーを知っているのか訊くセツコに対しランドは「兄弟(アサキム)を付け狙うってんなら俺が相手になってやる」としてあくまで戦うつもりでいた。 応戦しようとしたがカーバーが反応せず、腰についたピストルだけで戦うはめに。(でもこの時のピストル弾数多いから通常時でも使いたかった) だが駆けつけたトビーと一緒にランドに立ち向かおうとしたところ、突然トビーはセツコの機体を後ろから撃った。 そしてトビーの乗っていたモビルスーツは気づけばアサキムの愛機、シュロウガに変わっている。極めて簡単に言えば化けていたのである。 あまりに無体な仕打ちに嘆きの悲鳴をあげるセツコの傍ら、アサキムに代わって戦っていたランドも用済みとされてしまう。 その時、セツコの涙にバルゴラのガナリー・カーバーが反応したかと思うと、その銃身(?)が無骨な四角い物体からギザギザした生物的な物へと変貌をとげ、最前までとは段違いのパワーでシュロウガを捕らえた。 新生カーバーの発揮する異常なパワーに思わずアサキムは押される一方「悲しみの乙女が目覚めた」と、ようやく待ち望んだものが手に入ったような笑いをあげる。 そこに現れたのはツィーネ。「この前はわざと負けてやったのを想像以上にぬか喜びなんかして、笑っちゃうよ」と出会い頭にセツコを嘲笑するが、悲しさのあまり他の感情が出なくなったのか、セツコは 「今の私に出来るのはこの悲しみを力に変えて敵を倒すことだけです・・・」と、亡きデンゼルたちに語りかけるばかりだった。 ようやくそこにZEUTH本隊も追いつき、様子のおかしいセツコを心配するのだが、悲しみを戦う動機に変えている彼女を下がらせることはできない。 ツィーネらを退けたものの、セツコはもう悲しみのほか何も残されていない、と沈み切っていた。 そしてこの世界の悲しみを止めるために心が擦り切れても戦う、とあまりに悲壮な決意を胸に秘めるのだった。 ちなみに、ガナリー・カーバーの覚醒したバルゴラにセツコは、元々デンゼルたちと組んでいたチーム「グローリー・スター」の名をとり「バルゴラ・グローリー」と命名。 一方敗れたツィーネは相当屈辱だったようで、自分の手でセツコを仕留めたいとアサキムに願い出る一方、これまで特異点確保のために動いていたチラムが、 それに頼らぬ方法でこの世界を修復すべく動いているという情報を掴み、それを潰すための策を講じるのだった。 アサキムに曰く「人の身で太極に至ろうとする」愚かなことであるらしい。 また、今回アサキムがデンゼルたちを殺した理由も一部判明する。バルゴラ1号機のガナリー・カーバーに搭載された「何か」を目覚めさせるためには巨大な悲しみが必要で、 またアサキムの目的のためには、覚醒させた上でその何かの持ち主を殺して奪う必要があるのだという。 それのためならば、アサキムという男は何でもする奴であり、ある意味何物にも縛られない男であった。 (この先では、デュランダルとの会談のためにジブラルタル基地へ向かうルートと、突然市街地で爆発が起こる怪事件の調査のために周辺を警戒するルートの2つに分かれます。) 戦闘から帰ったセツコを私室で迎えたのは、メイドたちが作ったクッキーだった。しかし、セツコがそれを食べても何の味も感じない。彼女の体に異変が起こり始めていたのである。 62 :スーパーロボット大戦Z:2010/02/28(日) 22 30 12 ID w8SxlT6j0 ジブラルタルダイジェスト(33~35話) 宇宙からZEUTHへの補給のため降下してくる戦艦ラーディッシュを援護するため、カミーユはレコア・ロンドとともに先行して迎えに行く。 そこで待っていたのは彼の幼馴染で志願兵となっていたファ・ユイリィだった。フォウの一件でささくれ立っていた彼の心も少しではあるが癒されるのだった。 だが彼らが補給物資として持ってきた物資は、最新鋭の機体Zガンダムをはじめエゥーゴ独自の物品が多くを占めており、今のエゥーゴ・プラント協調路線を上の人間が疑問視していることが伺われるものであった。 そんな中、クワトロに好意を寄せながらも彼からすげなく扱われ、軍の世界に女1人で生きる辛さに疲れ切ってもいたレコアは次第に追い詰められていた。 その彼女はジブラルタルでの迎撃戦で労い1つしない態度に切れ、ヤザン・ゲーブルに特攻してMIA(作戦中行方不明)となってしまった。 またデュランダル議長かねてからの懸案であった、プラント・ムーンレィス間の同盟は、武力解決をよしとしないディアナ(キエル)の意向もあって破談となったが、 その理想主義に我慢のならなくなったフィル・アッカマンたちによってキエルは軟禁され、地球帰還作戦指揮の座を引き摺り下ろされる。 その騒動を知ったキエル(ディアナ)はZEUTHに自分の正体が月の女王ディアナであると告げた後、ディアナに扮したキエルと入れ替わりに囚われの身となってしまう。 ジブラルタルにおける動きのドサクサに紛れ、シンは作戦失敗のかどで隊長職を降ろされていたネオへ「もう彼女を戦わせるな」と言いつつステラを返還してしまう。 一兵士が勝手に捕虜の身柄をどうこうする行為は重大な軍機違反で極刑も免れないものであったが、あろうことかデュランダルはシンの功績を勘案して放免とした。 それを「自分の行為が正しいと認められた」ものとすりかえて図に乗るシンをカミーユが叱り「お前は誰かが決めた正しさに酔ってるだけだ!」と指摘する。 そこに通りかかったハリー・オードはこのやり取りを聞いて奮起したらしく独断でディアナ救出を試みると決意、そこでアスランたちも同調しZEUTHとして救出作戦を開始する。 だがファントムペインやギンガナム艦隊の妨害を受けたために作戦は失敗し、ディアナは彼女を消そうとしていたミドガルドの手に渡ってしまうのであった。 そこに現れたアークエンジェル一行は、「ディアナを助けるためなら力を貸す」とハリーに誘いをかける。彼はディアナ救出のために同意し、 キエル(本物)もまたアークエンジェルに同行することになった。彼女は宇宙へ向かう途上、ラクスから「もう1人のディアナ」であると評された。 その後、「チラムが新連邦の総攻撃を受けている」ということでデュランダルの緊急指令がくだり、ZEUTHは南アメリアのチラム首都へ急行することになった。 この間、実は伝説的歌姫ミイヤ・ラウジン(キングゲイナー)の名を継ぐ者、民心慰撫のためラクス・クラインに扮する少女ミーア・キャンベル、月の女王に成り代わっていたキエル、 キエル嬢としてミーアを見つめる女王ディアナ…この四者が交わるという面白いエピソードがあった。 ここでディアナ(キエル)はミーアに「歌は楽しいか」と問いかけ、キエル(ディアナ)はラクスを装う彼女の様をどこか空虚に感じ、ミイヤはより直截にミーアを 「貴女の歌にはオーラを感じない」と評している。 (続く) 74 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 16 47 ID I2kMb2NX0 周辺警戒ルートダイジェスト(セツコ編33~35話) 神ファミリーはじめジブラルタルに向かわなかった一行は漂流していた民間人の一団を救助したが、彼らは記憶の一部が一様にすっぽりと抜け落ちていた。その中には勝平に辛辣な言葉をぶつけていた浜本少年の姿もあった。 そんな時にブッチャー自らが率いる異星人連合の部隊が襲ってくる。しかし戦闘中、キングビアルに避難させていた民間人の一部が突然爆発する。彼らはガイゾックの手により人間爆弾へと改造されていたのだ。 ガイゾックの無道なやり方にZEUTHの怒りは頂点に達するが、ブッチャーの乗る移動要塞バンドックは難攻不落であり、退かせるので手一杯であった。 そしてビアル星の技術でも、風見博士の力でも爆弾を除去することは出来ず、「爆発するなら誰もいないところで」と言って去っていく人々をただZEUTHは見送るのみであった。 浜本は身勝手な理屈で勝平ら神ファミリーを非難したことを詫び、香月たちを助けてくれるよう懇願した後、去り行く人の列に加わったが、最期は母の名を泣き叫びながら爆発するのだった。 ZEUTHの無力感と異星人への憎悪は、人間爆弾と関係のないテラルたちとの戦闘でもさめることはなかった。 戦闘の末逃げ遅れて捕らえられた彼を一行は口々に罵倒するが、テラルは「エルダーの誇りに誓って、我々はあんな非道な作戦に関与したことはない」と抗弁する。 闘志也は彼の言葉をもう一度だけ信じることにし、人間爆弾の増産を阻止することを条件にテラルを解放した。 この戦闘で現れたデューク・フリードは「怒りのまま戦い続けてたら地球と異星人は絶滅戦争を起こすことになる」としてZEUTH一行を制止するが、 人間爆弾のショックが醒めぬ一行にはどうしても割り切れず、ZEUTHとデュークは物別れせざるを得なくなった。 それにしてはデュークの失望は必要以上に深かったのだが、これは「ZEUTHが民間の異星人を虐殺している」という怪情報が先んじて彼にもたらされていたためだった。 その後、招かれるままにサンドマンの別荘へと赴いたZEUTHは、彼と彼の敵たるゼラバイアの正体を知る。 サンドマンは遠い昔滅びた惑星ランビアスの住人「ジーク・エリクマイヤー」であり、その敵は彼の義兄ヒューギが隣星との戦争のため開発した殺戮システム、その成れの果てだった。 ジークはヒューギとの口論の末図らずもシステムの暴走を招き、自ら母星を隣星もろとも滅ぼしてしまっていたのである。 地球に流れ着いた彼は第二の母星を守るべく自らを不老の身とし、ゼラバイアに対抗しうるゴッドグラヴィオンとそれを操る戦士を育ててきたのであった。 そして記憶を失くしていたリィルは、ジークと、ヒューギの妹ルフィーラとの間に生まれた実の娘であり、ランビアス崩壊の折に誤ってタイムワープに巻き込まれ、今の地球に飛ばされていたという。 その正体を知った勝平がサンドマンを拒絶する一幕もあったもののやがて和解し、これからもZEUTHはサンドマンの戦いに力を貸すことを約束した。 一方、リィルは一連の話を聞いていなかったが、前後に起こった戦闘のショックで本名だけを思い出し不安に駆られていた。だが斗牙は、良かれと思って彼女の過去とサンドマンの正体を全てばらしてしまう。 ショックを受けたリィルは別荘のベランダから転落し昏睡状態に陥ってしまった。また、グランナイツの一員だったミヅキは少し前に別荘を抜け出していた。彼女は新連邦のスパイでグラヴィオンの情報を流していたのだ。 抜けようとする彼女の前に現れた「ザ・ストーム」こと破嵐万丈だが彼女を止めるでもなく、もしもの時のためにとミヅキにある物を託すのみだった。 メンバーが2人もいなくなってグラヴィオンは戦力ダウンするが、新連邦によるチラム侵攻が始まったため、彼らは急いでジブラルタル組に合流するのだった。 その最中、風見博士はさらなるトリニティエネルギーの研究のためシミュレーターと向かい合っていた。しかしその実験中、並行世界を隔てる次元境界線の揺らぎが加速していることに気づいた。 遠からぬ未来、この多元世界は崩壊する。彼はこの結論に至ってしまったのである。 75 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 21 18 ID I2kMb2NX0 セツコ36話「慟哭の星空」 新地球連邦の狙いは、チラムが独自にこの多元世紀を安定させるべく開発していた装置の奪取にあった。 新連邦軍はチラムの都市を徹底的に破壊しており、その中核に置かれているのは、ステラの乗る広域破壊用のMA、デストロイだった。 シンによってネオの手に引き渡された彼女であったが、そのまま再調整を施されデストロイに乗せられていたのだ。 またロドニアの攻防戦でアウルが死んだために多大な精神ダメージを受けたスティングは記憶を消され、ステラのことも覚えていないで戦っていた。 そこに駆けつけたZEUTHもまた、圧倒的な火力を誇るデストロイ相手に攻めあぐんでいたが、追い討ちをかけるようにして現れたのは、生死不明だったフォウの乗るサイコガンダム。 彼女もまた再調整を施され、カミーユたちを敵としか見なしていなかった。 またシンはデストロイに乗っているのがステラであることをネオの口から聞かされ激しく動揺する。 そこへ出てきたのは、新連邦の暴挙を止めるために出て来たバルディオス、ゲッター、GXチームらZEUTH別働隊とアークエンジェル。 だが彼らは「ZAFTの手先になって無法を働いたお前達と話す言葉はない」と身に覚えのないことで本隊を詰り、彼らは彼らで勝手にやると言いだした。 この入り乱れた状況で、シンはステラを、カミーユはフォウを助けねばならず、共に腹を決める。 戦闘のダメージで狂ったように暴れるステラとデストロイに取り付き、決死の思いで叫び続けるシンの心が通じたのか、彼のことを思い出したステラ。 だがこの隙にデストロイを止めようとしたキラによりネオが落とされるのを見たステラは再度暴走し、誰にも手がつけられなくなる。 堪りかねたキラが作動しかけた主砲にビームサーベルをブチ込んだためにデストロイは爆破炎上、シンの決死行も虚しくステラはデストロイから放り出され、そのまま死んでしまった。 (ステラを倒す前にネオが落とされていると、近づいてきたキラを見て暴走するシーンに変わる) フォウを救うべくサイコガンダムに取り付くカミーユ。だが、遠隔操作で無理矢理にでも破壊活動をさせるサイコを止めるため、 最後に正気を取り戻したフォウはサイコガンダムもろとも自爆してしまう。結局救うことはできなかったのだ。 去り際にリョウたち別働隊は、甲児たちがZAFTに協力するうちに変わってしまい、もう共に戦うことはできないと宣告してきた。 だがこちらとしてもアークエンジェルを頭から敵と見なし、それと行動を共にする別働隊を信じることは出来ないでいた。 それでなくとも無軌道な振る舞いをしていた(とUN上に怪情報流れていた)彼らである。レーベンは彼らのためにまた人が死んだ、と苦い顔をするのだった。 回収したステラの遺体をいずこかに安置し悲嘆にくれるシン。カミーユもともに何も出来なかった無力を呪い、同じ悲劇を起こさぬために戦い続ける、と誓うことしか出来なかった。 この戦闘をデュランダルは最大限に利用した。不可侵条約を結んでいたはずのチラムを焼き払った新連邦の無体を地球全土に知らしめ、 そうするように軍を動かしてきた黒幕「賢人会議」が新連邦首脳として存在することを暴いたのである。 (※賢人会議…元はエウレカ世界を動かしてきた者たちをさしたが、ここではそれにDESTINYのジブリールとZのジャミトフも加えた、各作品の俗物の集まりみたいなもの) その賢人会議への協力者として政界や経済界の要人の名を次々に挙げていくデュランダル。だが、この急な発表によって世界が混乱に陥ることは必至だった。 またクワトロたちは、この発表のために敢えてチラムを焼け野原にさせたのではと疑念を抱き始める。 そこへ現れた風見博士は、この世界が遠からず崩壊してしまうことをZEUTHメンバーに告げた。 この演説を影で見ていたのはパプテマス・シロッコとデューイ・ノヴァク。デュランダル演説の混乱に乗じて「オペレーションクルセイド」と称した一大クーデタを起こさんとしていた。 76 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 27 35 ID I2kMb2NX0 セツコ37話「新地球連邦再編」 チラムの首脳陣は時空制御装置を持ってチラムを離脱していたが、そこに現れたのはアサキム。一瞬のうちに制御装置を破壊してしまいそのまま消え去って行く。 彼を独自に追っていたランドはそのままアサキムの後を追い走り去って行く。彼に導かれてきたアテナとオルソンだったが、オルソンはアテナにチラムへ戻るよう言い置き、 自身はこの世界のために出来ることを捜すべく、昔の戦友である桂との合流を図ることにした。 彼も特異点としてチラムに保護され、特異点捜索の任務に抜擢されていたのだが、チラムの主導で時空を修復することが正しいのか分からなくなっていたためだった。 ミネルバ艦内にて。シンとレイがフリーダム(キラ)を仮想敵と見なし、それを倒すためのシミュレーションに打ち込んでいる姿を見てアスランは動揺するが、 少なくとも味方ではない以上何が起こるかわからない、というレイの言葉に反論できず、彼らの部屋を去るしかなかった。 セツコとカミーユは、憎しみでフリーダムと戦ってはいけないとシンを諭すものの、仮に彼らと戦うことになるなら、とシンの特訓に協力していた。 デュランダル演説以来、あちこちの都市で暴動が起こっていた。誰かの言葉に逐一翻弄されるこの世界は、心ある人々の目にはあまりに不自然であった。 この世界が不安定で人々が生きる気力を失いかけているがために、人々は誰かの強い言葉に流されているかのようであった。 この混乱を利用したデューイとシロッコは蜂起し、賢人会議の中枢を直接制圧した。エウレカ世界にいた賢人のうち2人と、ジャミトフが彼らによって消され、 表向きの連邦大統領であったジョセフ・コープランド(DESTINY)はシロッコらに退陣させられた。 一方のZEUTH。かつて共に地球のため戦ったリョウたちですら厳しい目を向けてきたことに、甲児は苦しんでいた。そこに来たレーベンは、リョウたち別働隊は 反賢人会議派と繋がっているのではないかと言い出す。 時を同じくして、元大統領コープランドがUNを通じ、賢人会議がこの世界を私的に牛耳ってきたことと、その賢人会議派の瓦解を告げる演説を放送してきた。 また臨時大統領として任命されたのは、フィクス・ブラッドマンという男(ガンダムXにおける新地球連邦の首相)であったが、彼がクーデタ派の傀儡であることは明白だった。 だがブラッドマンは、賢人会議派を抑えるための特務部隊としてアークエンジェル及びZEUTH別働隊を紹介したのだ。 これを見た面子は、アークエンジェルがこちらを襲ってきたのも全て合点がいったものと思ってしまう。 別働隊にビジョンがなく、金に困って新連邦に転んだと詰るレーベンをはじめ、多くのメンバーがこの発表にショックを受けるのだった。 そんな中、辛うじてクーデタから逃れたジブリールとバスク。北大西洋のヘブンズベースまで逃れ、そこで再起を図るつもりでいた。さらにそこには 「世界の真実を知る」という者を捕らえてあるらしい。 旧賢人会議派も新政権も敵であるとの指示を受け移動中のミネルバに向かってきたのは、久々に出たジェリドとマウアー(Zガン。いつの間に合流した?)に率いられた新連邦軍。 彼らに追い立てられ、ZEUTHは猛吹雪の舞う地点にまで誘い込まれてしまう。何の罠なのかは不明ながらも、彼らはジェリドたちを迎え撃つ。 だが、敵はある程度の時間が過ぎると、頃合だとして早々と兵を引いてしまう。いやな予感を覚え立ち去ろうとするZEUTHの前に現れたのは、あろうことかアークエンジェルとZEUTH別働隊であった。 77 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 28 33 ID I2kMb2NX0 セツコ38話「踊る悪夢」 現れた別働隊は、何も言わずこの先を通してくれと言ってくるが、本隊としては、アークエンジェルと行動を共にする彼らをすんなり通すわけには行かない。 だがホランドは本隊を「兵隊」と罵倒し、他のメンバーも本隊をZAFTの手先として動いていると決め付けてはばからない。 本隊が「自分達の戦いは自分達で決めたことだ」と弁明したが、どうしたことか別働隊の側は「もうお前達とは手を取れない」と完全に三行半を突きつけてきて、世界の敵だとさえ言ってくる。 全く身に覚えがないことでこうも罵られ混乱する本隊だが、別働隊は聞く耳を持たなかった。 レーベン曰く「彼らはもう新連邦の手ゴマだ」ということで、武装解除の勧告に別働隊は従わず、ZEUTH同士で戦うことになってしまった。 だが、この戦い何かがおかしい。 別働隊の側はどうしたことか「何でお前達はあんな無体な真似を」と罵声を浴びせてくるが、本隊は身に覚えがない上に別働隊の無軌道なマネをUNで見せられたため 「お前達こそ状況が見えていないのか」と、会話がまるで噛み合わないのである。しかも別働隊も自分の行いについて悪びれる様子をチラリとも見せない。 そんな中「別働隊の中核がアークエンジェルなら」と、フリーダムに組みかかったシンは、主戦場から少し離れた位置にてフリーダムとの戦闘を始める。 いかにシミュレーションを重ねたところで、直接戦闘するとやはり圧倒的なフリーダムに押し捲られるシン。だが、ステラを死に至らしめたフリーダムへの怒りを爆発させたために、 さしものキラもたじろいだところを、インパルスの対艦刀で一突きにされ、フリーダムは海中に没した。それを回収しようとしたアークエンジェルもミネルバの砲火にさらされ行方が知れなくなる。 (この戦闘、キラを落とすかシンが落とされればイベントで勝手に終わってくれます。実は別働隊を徹底的に叩きのめしても問題はありませんが、敵を落とすたびに恨み言を言われて精神衛生にはよくないです) フリーダムを倒すために力を使い果たし、うわごとを呟くシン。だがそこへ現れたのは謎の第三者と、それを追ってきた新連邦軍だった。 ここでZAFTと新連邦の戦闘に巻き込まれるわけにはいかない、として別働隊は第三者の1人オルソンの先導により戦場を離脱する。 今1人は勝平を何度か助け、サンドマンの友人として日本解放にも助力した男、噂の破嵐万丈(無敵鋼人ダイターン3)だった。 さっそくダイターンに変形し颯爽と名乗りを挙げる万丈だが、その宣戦布告は末端の連邦軍ではない別の何者かに向けられていた。 (条件を満たしているとフォウも出て来て、この場で仲間になってくれます。万丈が助けたらしいです) どうせ末端で大物はいないので連邦軍はサッサと蹴散らされる。 ミネルバに着艦した万丈は、ZEUTH本隊にある映像を見せる。 そこにあったのは、インパルスが民間人の宿舎を直接攻撃するもの、ZEUTH本隊が地球で暮らす異星人を虐殺するもの、そしてロドニアのラボに本隊が新連邦の捕虜を運び込むものだった。 無論、本来インパルスが攻撃したのは軍属の非戦闘員、ZEUTHが戦った相手は人攫いをするガイゾック、ロドニアのラボは新連邦の研究施設だった筈である。 見るからにこれらはZEUTHを潰すべく悪意をもって歪められた情報であり、そしてUN上にばら撒かれていたものであった。 そして別働隊はこれを見たがために、本隊をさんざんに詰ったのだ。また、本隊側が見た別働隊の情報も、意図的に歪められたデマゴギーだったのである。 だが、コンピュータに明るいはずのカミーユですらも、何故自分達に関する情報を見つけられなかったのか、それは分からなかった。 また別働隊はともかく、それでもアークエンジェルが新連邦もプラントも敵に回しているのは事実であった。 戦いの中、フリーダムへの憎しみで我を忘れたことを悔いるシン。フリーダムと戦わせたことが逆効果だったかと心配するカミーユだが、レイはこれでまたシンは強くなると楽観していた。 レイは、いずれ世界を導くであろうデュランダルを支えるためにもシンにはより強くなってほしいと願っていたようだ。 (この時フォウが加わっていると、彼女の生存をレイが喜ぶシーンが見られる。「どんな命であれ、生きているとはいい事だ」ということらしい) 78 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 34 48 ID I2kMb2NX0 セツコ39話「レイズ・ザ・フラッグ」 ZEUTH同士討ち騒動が万丈の活躍によって収束を迎えた時と前後して、各地の都市で「光の矢が落ちたと思ったら、直後に大量の異形のバケモノが出現する」という怪事件が起こっていた。 ある日、その事件の映像と共に、クーデタの一端を担った男、デューイによる「真実」の発表がなされる。 それは、地球が未知の生物「コーラリアン」の脅威にさらされ続けていたこと、そしてそのことを旧政権の賢人会議はひた隠しにしてきたことだった。 そしてデューイは真実を隠蔽してきた賢人会議どもと自分は違うこと、人類の敵たるコーラリアンに断固として立ち向かうことを宣言し、 その傍らにはコーラリアンを打ち払う戦女神として、アネモネ(エウレカセブン)の姿があった。 (このルートじゃ全然馴染みのないアネモネですが、一応エウレカセブンのライバルキャラの1人でした) ZEUTH本隊は別働隊のホランドがデューイにこだわっていた事を思い出し、それとコーラリアンとに関わりがあるのではと察知する。 急いで別働隊と合流したかったところだが、その時近辺で爆撃らしきものが発生したため、まずはそこへ向かうこととなった。 爆撃の中心点には、分厚い謎の雲が発生しており、その周辺では次元境界線のゆがみが確認された。小規模の時空震動が先の爆撃によってもたらされていたのである。 そしてその雲の中から先のコーラリアンなる存在がわんさか出現してきた。都市めがけて飛んで行こうとするそれらを相手に、その正体も不明なままZEUTHは迎撃を開始する。 途中でアネモネはじめ新連邦のKLF部隊が出て来るが、彼らの目的はコーラリアン撃滅ということで一時共闘することに。 だがいくら撃破したところで雲の中からいくらでも出て来るコーラリアンには、さすがのZEUTHも消耗著しい状態になってしまう。 しかし時間が経過すると、山ほどいたコーラリアンが突如1体残らず自壊してしまった。活動時間の限界が来ていたようである。 戦闘後、風見博士はジュリィからコーラリアンのデータを受け取ると自身の研究室に篭ってしまう。 研究中に世界が崩壊するという結論に達して以降、彼はこうして引きこもることが多くなっていた。風見を尊敬するジュリィは彼の熱心さゆえと思うものの、それにしても不審ではあった。 その時、デュランダルは仮面を被った謎の人物と接触していた。彼が言うには、コーラリアンの件はある意味デューイの自作自演であり、 小規模の時空震動を起こすことによって意図的にコーラリアンを発生させていた、というのだ。 しかもその震動を発生させる技術を与えたのは、この仮面だと言う。一方で技術を与え一方でそれをデュランダルに報せる彼の意図も不明だった。 彼とデュランダルとの付き合いはどうも相当に長いようで、今更、と言われつつ彼の呼び名をデュランダルは尋ねる。 彼は「救世の戦士」とか「太極の旅人」とか無駄に大げさな候補を挙げつつ、最後に「黒のカリスマ」と名乗ったのであった。 79 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/03(水) 14 36 41 ID I2kMb2NX0 セツコ40話「インパクト・アゲイン」 フリーダムごと串刺しにされたものと思われていたキラは生きていた。フリーダムを破壊されて消沈するキラの前には、チラムでの戦闘後万丈に救出されていたネオもいた。 キラは自分が撃破したデストロイに、インパルスのパイロット(シン)の知り合いが乗っていたことを悟り、誰も殺さないために戦っていたはずなのにまた戦いで人が死んだ、と思い悩むのだった。 新連邦政府は独自に開発した時空制御装置の作動テストにチラムを招いた。だがそれは時空制御技術においてチラムと新連邦との差が埋まったことを見せ付け、 彼らに連邦への恭順をうながすためのものであった。しかも、それもまた軍部からの突き上げによって計画されたものであり、新連邦の強圧政策は旧政権以上に悪化しているのだった。 見るからに軍部の傀儡であるブラッドマンの補佐をさせられる副大統領・フィッツジェラルドの下には、グランナイツを抜けていたミヅキの姿があった。 彼女はロゴス内偵のために彼に派遣され、そのまたサンドマンへのスパイとしてロゴスに遣わされた、という経緯を持つ二重スパイだったのである。 こんな副大統領の秘書代わりをするくらいならグランナイツに戻ればいいのにというフィッツジェラルドだが、あくまで任務だったと言ってみせるミヅキ。 そのミヅキに対し、彼は時空制御装置の実験とポイントを漏らし私室に篭ってしまった。 一方ZEUTHではおかしな電波が発信されているのをキャッチしたが、暗号がかかっていて内容を読み取ることが出来ないでいた。 しかし万丈が持ってきた解読キーを当てはめると瞬く間に解かれてしまい、それは新連邦の実験が危険なものであると伝えるものだった。 副大統領から話を聞いたミヅキが暗号を使って発信していたのである。 新連邦によって装置が完成されてしまえば、この世界を彼らが完全に掌握してしまうものと思ったZEUTHは実験現場へと急行するのだった。 果たして、実験はブラッドマン自らが指揮を執るもので、情報どおりただ事ではなさそうだった。デューイたちの傀儡扱いを良しとしないブラッドマンが単独で部隊を動かしていたのだが。 ZEUTHは新連邦が作動させようとしている装置を奪い、あわよくば風見博士に完成させてもらおう、ということで、時空制御装置奪取作戦を発動させた。 だがここに乱入してきたのは久々に出て来た百鬼帝国と、異星人連合。 百鬼は人間が時空制御装置を作ったという得体の知れない情報の真偽を確かめるために、異星人もまた怪人物の情報をもとに「鬼も連邦もZEUTHも皆殺し」ということで現れたのであった。 そしてこの混戦を遠くから眺めているのは黒のカリスマなる人物だった。百鬼と異星人にコンタクトを取ったのは恐らく彼で、曰く「パーティーの招待客」とか何とか。 そこへさらに堕天翅の軍勢も出現し、また新連邦援護のためにツィーネとカラスメカも出てくるという、凄まじいまでの大混乱。 極秘の実験だったのにこんな事態になり、業を煮やしたブラッドマンは一種のヤケで時空制御装置の作動を強行させる。 だがその結果発生したのは世界規模の巨大な時空震動であり、ブレイク・ザ・ワールドの再現がなってしまう。 別働隊と合流し、互いに踊らされていたことへの謝罪もそこそこにZEUTHは時空震動に巻き込まれてしまった。 その直前に現れた黒のカリスマは、「これよりの世界はZEUTHを中心として回る」と言い残すのだった。 (セツコ編の長い分岐はここで終了です。 続く)
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/405.html
<no image...> <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 サンライズ作品紹介(公式):http //www.sunrise-anime.jp/sunrise-inc/works/detail.php?cid=19 Wikipedia無敵鋼人ダイターン3 <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品無敵鋼人ダイターン3(TVアニメ) <◆主要人物> 万丈とその仲間たち破嵐万丈(声:鈴置洋孝):主人公。 ギャリソン時田(声:北村弘一) 三条レイカ(声:井上瑤):パートナー役1。 ビューティフル・タチバナ / ビューティ(声:水野カコ):パートナー役2。 戸田突太 / トッポ(声:白石冬美) メガノイドドン・ザウサー(声:山内雅人) コロス(声:信沢三恵子 / 松井菜桜子[SRW]) コマンダー・サンドレイク(声:木原正二郎):第1話 コマンダー・ネロス(声:田中崇):第2話 コマンダー・ベンメル(声:加藤精三):第3話 コマンダー・デスサンダー(声:大宮悌二):第4話 コマンダー・ブランドル(声:飯塚昭三):第5話 アニマッド博士(声:八奈見乗児):第6話 コマンダー・ダストン(声:伊武雅之):第7話 コマンダー・ジーラ(声:小原乃梨子):第8話 コマンダー・マリア(声:麻上洋子) / フランケン(声:田中康郎):第9話 コマンダー・ウォンロー(声:曽我部和行):第10話 コマンダー・ヘスラー(声:宮内幸平):第11話 コマンダー・ウェナー(声:塩見竜介):第12話 側近ドナウン(声:寺島幹夫):第13話。ミラグロア作戦を計画 コマンダー・ギルドン(声:木原正二郎):第14話。シェラバードの蘇生を計画 コマンダー・ゼノイア(声:弥永和子):第15話 ラッド(声:安原義人):第16話。ブルー・ベレー隊長 コマンダー・ダムデス(声:徳丸完):第17話 プロフェッサーミナモト(声:永井一郎)、スペシャル1号(声:渡部猛):第18話 コマンダー・バンチャー(声:加藤正之):第19話 コマンダー・ラディック(声:池田秀一):第21話 コマンダー・ジミー(声:井上真樹夫):第22話。元映画スター コマンダー・ジェノバ(声:上田みゆき):第23話 ドクターガル(声:永井一郎):第24話 コマンダー・カトロフ(声:桑原たけし):第25話。コンピュータ戦艦「マゼラン」を手に入れようとする コマンダー・ミレーヌ(声:浅井淑子):第26話 コマンダー・エドウィン(声:嶋俊介):第27話 コマンダー・ベルトリー(声:大木民夫):第28話。メカハネアリを操る コマンダー・アイサー(声:小山まみ)、リサー(声:吉田理保子 / 渡辺久美子[SRW]):第29話 コマンダー・マゾニー(声:此島愛子):第30話。女性を拉致し改造するルシアン(声:川島千代子):拉致された女性。マゾニーに修復不能なまでに改造されてしまう コマンダー・Z(声:つかせのりこ):第31話。世界一の美女を自称 コマンダー・トーレス(声:藤本譲):第32話 コマンダー・ドイル(声:戸田恵子):第33話。学者で、エンドラド遺跡を調査 コマンダー・アントン(声:富山敬):第34話。リバイバル軍団で万丈に挑む コマンダー・スミカ(声:加川三起)、コマンダー・ジライヤ(声:永井一郎):第35話 コマンダー・プロイド(声:丸山詠二)、タイマー(声:西川幾雄)、ヤルキー(声:水鳥鉄夫):第36話 木戸川(声:森功至):第37話 松(声:青野武)、竹(声:依田英助)、梅(声:島田彰):第38話。3人で「青い鳥」奪取作戦に挑む コマンダー・ネンドル(声:渡部猛):第39話 コマンダー・ダルシア(声:桑原たけし):第40話。火星防衛の任に就く <◆使用楽曲> OPテーマ:カムヒア! ダイターン3 / 藤原誠 EDテーマ:トッポでタンゴ / こおろぎ 73 劇中歌・挿入歌- <◆シナリオ> イベント時系列表無敵鋼人ダイターン3 イベント時系列表(まとめ中)作品全体において重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 TVアニメ第1話 出ました! 破嵐万丈 第2話 コマンダー・ネロスの挑戦 第3話 裏切りのコレクター 第4話 太陽は我にあり 第5話 赤ちゃん危機一髪 第6話 アニマッドの華麗な招待 第7話 トッポの出撃大作戦 第8話 炎の戦車に散るジーラ 第9話 おかしな追跡者 第10話 最後のスポットライト 第11話 伝説のニーベルゲン 第12話 遙かなる黄金の星 第13話 前も後もメガ・ボーグ 第14話 万丈、オーロラへ飛べ 第15話 コロスとゼノイア 第16話 ブルー・ベレー哀歌 第17話 レイカ、その愛 第18話 銀河に消えた男 第19話 地球ぶった切り作戦 第20話 コロスは殺せない 第21話 音楽は万丈を征す 第22話 スターの中のスター 第23話 熱き炎が身をこがす 第24話 キノコは大きらい 第25話 提督の生と死と 第26話 僕は僕、君はミレーヌ 第27話 遠き日のエース 第28話 完成! 超変形ロボ! 第29話 舞えよ白鳥! わが胸に 第30話 ルシアンの木馬 第31話 美しきものの伝説 第32話 あの旗を撃て! 第33話 秘境世界の万丈 第34話 次から次のメカ 第35話 この愛の果てに 第36話 闇の中の過去の夢 第37話 華麗なるかな二流 第38話 幸福を呼ぶ青い鳥 第39話 ビューティー 愛しの詩 第40話 万丈、暁に消ゆ(Fin) <◆参戦済スーパーロボット大戦リスト> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No 作品 略 発売日 ハード 備考 55 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 第2次Z再 2012/4/5 PSP ※ スーパーロボット大戦モバイル M 2012/1/24 iモード ※ スーパーロボット大戦α外伝(ゲームアーカイブス) α外伝AS 2011/12/21 ※ 表示略 ※ スーパーロボット大戦α(ゲームアーカイブス) αAS 2011/12/21 ※ 表示略 ※ スーパーロボット大戦F完結編(ゲームアーカイブス) F完AS 2011/11/9 ※ 表示略 ※ スーパーロボット大戦F(ゲームアーカイブス) FAS 2011/11/9 ※ 表示略 ※ 第4次スーパーロボット大戦S(ゲームアーカイブス) 第4次AS 2011/7/6 ※ 表示略 53 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 第2次Z破 2011/4/14 PSP ※ 第3次スーパーロボット大戦(ゲームアーカイブス) 第3次AS 2011/1/26 ※ 表示略 47 スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク ZSPD 2009/3/5 PS2 46 スーパーロボット大戦Z Z 2008/9/25 PS2 45 スーパーロボット大戦A PORTABLE AP 2008/6/19 PSP 表示略 ※ スーパーロボット大戦i(R) i(R) 2007/12/17 iモード 表示略 ※ スーパーロボット大戦i(A) i(A) 2006/2/6 iモード 表示略 36 第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ- 第3次α 2005/7/28 PS2 29 第2次スーパーロボット大戦α 第2次α 2003/3/27 PS2 27 スーパーロボット大戦R R 2002/8/2 GBA 26 スーパーロボット大戦IMPACT IMPACT 2002/3/28 PS2 25 スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor WSC 2001/12/13 WSC 表示略 24 スーパーロボット大戦A A 2001/9/21 GBA 23 スーパーロボット大戦α for Dreamcast αDC 2001/8/30 DC 表示略 22 スーパーロボット大戦α外伝 α外伝 2001/3/29 PS 21 スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部 銀河決戦編 COM2-3 2001/1/18 WS 20 スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部 宇宙激震編 COM2-2 2000/9/14 WS 19 スーパーロボット大戦α α 2000/5/25 PS 18 スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部 地上激動編 COM2-1 2000/3/30 WS - 第3次スーパーロボット大戦 第3次PS 1999/12/22 PS 表示略 17 スーパーロボット大戦64 64 1999/10/29 N64 16 スーパーロボット大戦リンクバトラー LB 1999/10/1 GBC 原作なし 15 スーパーロボット大戦コンプリートボックス CB 1999/6/10 PS 第3次 14 スーパーロボット大戦COMPACT COM 1999/4/28 WS 13 スーパーロボット大戦F完結編 F完PS 1999/4/15 PS 表示略 12 スーパーロボット大戦F F 1998/12/10 PS 表示略 - 全スーパーロボット大戦 電視大百科 電視 1998/10/29 PS 原作なし 11 スーパーロボット大戦F完結編 F完 1998/4/23 SS 10 スーパーロボット大戦F F 1997/9/25 SS 7 第4次スーパーロボット大戦S 第4次S 1996/1/16 PS 表示略 5 第4次スーパーロボット大戦 第4次 1995/3/17 SFC 3 第3次スーパーロボット大戦 第3次 1993/7/23 SFC <関連情報、その他雑感> <◆関連情報>無敵鋼人ダイターン3 コマンダー・メガノイド一覧(まとめ中) <◆管理人一押しポイント> ◆TVアニメ ・一押しエピソード 第37話 華麗なるかな二流 ・最もお気に入りのキャラクター (男)破嵐万丈(女)コマンダースミカ <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆TVアニメ(2011/1視聴完了) 無敵鋼人ダイターン3 鑑賞備忘録
https://w.atwiki.jp/srwzbug/pages/21.html
まずはじめに スーパーロボット大戦Zスペシャルディスクにはスーパーロボット大戦Z本編は入っていません! もしも新しく買おうと思っている人でここを見た人がいるならば、その点をご注意ください。 音声バグ 音声バグについては、すべてのキャラ、すべての台詞について正常なものに直されているようです。 検証動画
https://w.atwiki.jp/tenkai_cr/pages/576.html
スーパーロボット大戦NEO 発売元 バンダイナムコゲームス 開発 有限会社さざなみ ジャンル シミュレーションRPG 発売日 2009年10月29日 価格 8,379円 今日1週目クリアしたんだけど、これは良かった。 包囲システムが楽しすぎる。 これは簡単に言うと相手を包囲することで命中率と攻撃力がアップするシステム。 敵を取り囲み、フルボッコする瞬間が楽しくてしょうがない(およそヒーローらしくないが)。 その他システム面でも、戦闘アニメのオン/オフはもちろんのこと、オフの時のMAPアニメも 早送りできるようになってて、サクサク進む。 ただソフトリセットが無いので、リセット多用する人は辛いかもしれない。 難易度としては、従来のスパロボプレイヤーならリセットなしでクリアできるレベルだと思う。 物語後半でも味方機が1発で落ちることはまずないので、包囲されないように気を配っていれば大丈夫。 とりあえず、登場作品が好きなら買っておいて損はないと思う。 原作再現も熱いし。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36242.html
登録日:2017/02/12 Sun 03 14 09 更新日:2024/04/08 Mon 11 56 27 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 D OG ウェントス ストゥディウム スパロボ スパロボD スーパーロボット大戦 スーパーロボット大戦D バンプレストオリジナル メリオルエッセ ルイーナ 不遇 野島健児 人は…戦い抜くよ、アクイラ。だから、僕も戦ってみせる。この命あるかぎり 「ウェントス」とは、スーパーロボット大戦Dに登場するオリジナルキャラクター。 声優は、第2次OGにて野島健児が担当する。 概要 破滅の王をファブラ・フォレースから出現させるためにペルフェクティオが作り出したルイーナのメンバーで、 その中でも幹部クラスであるメリオルエッセの一人。名前はラテン語で『風』を意味する。 最初に生み出されたメリオルエッセで、ふさふさで肩までかかる長さの銀髪を持つ男性。基本的に異様な外見をしているメリオルエッセでは最も人間らしい。 人間の負の感情をエネルギーに変換しペルフェクティオに送る力を持っているが、それ故に人間の感情を深く理解している。 そのため、メリオルエッセではあるが破壊を好まない穏やかな性格の持ち主で、他のメリオルエッセたちからは出来損ないの烙印を押され、自身は風のように消えていくことを望んでいた。 しかし、Dの女主人公であるクリアーナ・リムスカヤ(以下、リムと表記)と出会ったことで状況が一変。 お互いの機体のコアシステムであるシュンパティアが共鳴したために、リムと心を通わせ、最終的にはルイーナから離反し、彼女と共に破滅に立ち向かうことになる。 …というのが彼の大まかな概要だが、D時代の彼は男主人公ジョシュア・ラドクリフで言うところのグラキエースのポジションとは思えないほどの不遇な扱いを受けていた。 ざっとあげると、以下の通りである。 彼が仲間になる=D屈指の人気キャラたるグラキエースの死亡が確定。 グラキエースが仲間になるルートでは、崩壊する施設からジョシュアとグラキエースを助け出すという大金星をあげるが、それだけのことをやっておきながら名前のみの登場。 顔グラが不評。何故かキモの通称を得る。しかも仲間になってもほとんど変化なし。 他のメリオルエッセの機体の武装名がラテン語なのに、何故か彼だけ英語表記。 どちらが主人公でも戦うことは一度もなく、印象に残りにくい。 穏やかな性格故に仲間になっても影が薄い。しいて特徴をあげるなら、リム並みの味覚音痴だということぐらい(第2次OGではクスハ汁を美味しいと言って飲んでいた)。 しかし第2次OGではこれらの不評点はあらかた改善され、「爽やかな草食系」という、バンプレストオリジナルではあまり見られない魅力的なキャラクターに仕上がった。 …え? 顔グラがどことなくどこぞの霧に似てる? 錯覚だ。 【ストゥディウム】 風よ、走れ! 全高:27.6 m 重量:89.8 t BGM:Duologue(D) Devastator(第2次OG。敵対時) Deliverer(第2次OG。味方時) ラテン語で『情熱』という意味の名前を持つ機体。 メリオルエッセの機体で唯一「ワイバーンモード」という変形機構を持ち、サイバスターやシュロウガを彷彿とさせる。 下手をするとジェアン・シュヴァリアーやデア・ブランシュネージュ、フォルテギガスよりも主人公機っぽいかもしれない。 ただし変形するのは戦闘アニメでだけ。何故だ。 前述の通りDでは武装名がすべて英語だったが、第2次OGではラテン語になおされている。 例)ワイバーンシザーズ→ドラコ・フォルフェクス 武装 ワイバーンショット/ラピドゥス・ラディウス 両手の大型剣の先端からビームを発射する。 ワイバーンバンカー/ドラコ・クラーウィス ワイバーンモードに変形してショットを乱射し、それを追いかけるように両手を広げ、エネルギーを結晶化させたパイルバンカーを突き出して突撃する。 ワイバーンシザーズ/ドラコ・フォルフェクス ワイバーンモードに変形し、前方に構えた両腕の剣をエネルギーで覆い、残像を発生させながら突撃するMAP兵器。 タイプは方向指定型。『OG2nd』ではワイバーンモードの両腕に発振させた極大のビームソードで斬り付けた後、連続で突撃し、最後に人型に戻ってもう一度巨大ビームソードで斬り裂く。 ワイバーンシザーズ/ドラコ・フォルフェクス 僕は……風になる 逃がさない!貫け、ストゥディウム! ストゥディウムの最大技。 ワイバーンモードに変形して残像を発生させながら、両腕の剣をエネルギーで覆い、何度も往復して体当たり。止めには人型形態に戻って、目にも止まらぬ斬撃を浴びせる。 以下、第2次OGのネタバレ Dにおいて、“破滅の王”はトレーズ・クシュリナーダがファートゥムに特攻をしかけ、その隙にブルースウェアが残りの戦力でファブラ・フォレースを破壊したことで退けられた。 そのため、DがOGシリーズに参戦するにあたり、Dのユーザーたちのあいだでは、「誰が閣下の代わりに特攻するのか」という話題がたびたび上がっていた。 …もうおわかりだろう。第2次OGでトレーズの代役を任されたのは、ウェントスだったのだ。 彼は“破滅の王”が現れるのを未然に防ぐため、ファブラ・フォレースへと一人飛び込み、リムのもう一つの人格、クリスと共に『向こう側』へと消える。 第2次OGではラ・ギアスのユニット以外で唯一の永久退場である。改造に費やした資金は離脱時に一応全額払い戻されるが、経験値とPPは戻ってこない。 ウェントスの待遇改善を喜んだプレイヤーが衝撃を受けたことは、言うまでもない…。 「君は…誰だ? 何故、追記・修正をする…?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ムゲフロの世界へ飛ばされて、PXZを経由して、スパロボに戻ってきて欲しい -- 名無しさん (2017-02-12 14 45 30) クリスとツインユニットで暴れ回るのか……想像できないな(汗) -- 名無しさん (2017-02-12 17 13 03) サイバスターの相方として優秀だったのにな -- 名無しさん (2017-02-12 20 55 49) 完璧親父の本体が無事でD主人公組が続投し続けてる以上そのうち出てくるでしょ -- 名無しさん (2017-02-13 11 47 04) もう戻ってこないんだろうなぁ… -- 名無しさん (2022-09-04 18 53 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srw-airl/pages/2.html
メニュー トップページ スパロボキャラ人気投票 スパロボメカ人気投票 スパロボ新規参戦希望 関連ブログ スーパーロボット大戦OG外伝 オススメユニット OGキャラ人気投票 OGメカ人気投票 スーパーロボット大戦SC2 オススメユニット 雑記 スーパーロボット大戦OGS オススメユニット オススメツインユニット オススメ乗り換え BGM変更 武器換装 特殊弾 ネタ スーパーロボット大戦W オススメユニット BGM変更 主人公機 スーパーロボット大戦J 主人公機 第3次スーパーロボット大戦α オススメユニット オススメ小隊 小隊名 BGM変更 イデオン運用法 サウンドフォース運用法 リンク AERIAL FLAME マサキの冒険 獅子の瞳が輝いたブログ MY PICS スーパーヒーロー大戦 [PR] オンラインゲーム
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4396.html
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2 【すーぱーろぼっとたいせん おりじなる じぇねれーしょんつー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 128MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 バンプレソフト 発売日 2005年2月3日 定価 5,800円(税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO 全年齢対象 判定 良作 スーパーロボット大戦関連作品リンク OGシリーズ OG1 / OG2 / OGs / OG外伝 / 第2次OG / OGDP/ OGMD 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 前作である『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION』の好評を受けて作られた直接の続編。略称は『OG2』。 今作のストーリーは『第3次スーパーロボット大戦』のインスペクター襲来をベースに、『スーパーロボット大戦A』や『スーパーロボット大戦IMPACT』が展開される。 また、新たに『第2次スーパーロボット大戦α』の主人公であるアラド・バランガやアイビス・ダグラスも登場している。 特徴 シナリオは「リュウセイ編」「キョウスケ編」が用意されていた前作に対し、今作ではシナリオが1本に絞られている。そのため主人公が誰かという明確なアナウンスはないが、作中での因縁の多さからキョウスケが主人公であるという見解が多い。 基本的なシステムはほぼ前作を踏襲している。前作でも好評だった武器換装システムは、武装の数も増えたことから選択の幅が広がった。 また『スーパーロボット大戦D』であった直線状に並んでいる敵を連続で攻撃できるコンボシステムは、連続攻撃システムと名を変えて採用されている。 敵を撃墜し、撃墜数を稼ぐことによって得られるエースボーナスが従来のもの+パイロットによって固有のボーナスとなった。 比較的易しめな難易度である携帯機スパロボの中では高めの難易度を誇る。詳細については後述。 評価点 シナリオ面 かねてより熱望されていた『スーパーロボット大戦A』オリジナルの参戦。キョウスケVSアクセルという夢の対戦カードが実現した。 前作では『スーパーロボット大戦COMPACT』および『IMPACT』からはキョウスケとエクセレンのみが参戦していたが、敵対勢力である「アインスト」がようやく登場。 『第3次スーパーロボット大戦』の敵勢力「インスペクター」がまさかの登場。 前作の時点で『第2次』の要素が再現されていたり、『第4次』の敵組織である「ゲスト」の存在を仄めかす台詞もあった為、参戦を予想する声もあったが、事前告知無しのサプライズだった為、急な登場に驚いたプレイヤーも多かった。 オリジナル作品のみを集めた作品だからこそ出来たサプライズと言える。 『第2次スーパーロボット大戦α』における主人公たちの参戦。 アラド・バランガ ゼオラ・シュバイツァー達スクール勢、アイビス・ダグラスをはじめとするプロジェクトTD勢の登場は好評をもって迎えられた。 ちなみに、プロジェクトTD勢は『第2次α』以前の設定で登場しており、『第2次α』では既に故人だった関係者も登場している。 『α』におけるリアル・スーパー両方の後継機であるヒュッケバインMk-IIIと龍虎王の登場。ならびに『α』の主人公8名の中で唯一登場していなかったユウキ・ジェグナン リルカーラ・ボーグナイン両名の登場。 2人の登場も一応伏せられていた…のだが、事前に公開されたゲーム画面の中にカーラの名前が見切れて写っているものがあったため、サプライズになっていなかった。 『スーパーロボット大戦α外伝』の敵勢力も一部設定を改変された上で登場。これによりゼンガーVSゼンガーという恐ろしく濃い組み合わせが実現した。 なお、当のゼンガーがダイゼンガーに乗り換えるステージもまた、 気合の入った習字(のような書き方)で『武神装攻ダイゼンガー』と、ステージタイトルがでかでかと画面に表示される という凝り様である。実際にプレイするとわかるがとてもアツい。 魅力的な新キャラと新メカ 本作初登場となるオウカ・ナギサはビジュアルと設定、作中の性格から現在も人気が高いキャラである。 専用BGM「桜花幻影」も幻想的で悲壮感に満ちた曲調と、本作のBGMの中では飛び抜けて頑張った音質から意外と評価が高い。 本作で初めてその姿を見せた、レーツェル専用機「アウセンザイター」はそのビジュアルと衝撃の変形で、多くのプレイヤーのハートと喝采をモノにしており、作中でのある会話から一部で「ダイトロンべ」の愛称で親しまれている。 システム面 難易度の高さからSRPGとしての戦略性が他のスパロボと比べると非常に楽しめる。難易度は前作を上回る。 基本的に近年のスパロボで可能だった単騎のみを改造して無双プレイというのはかなりほぼ不可能になっており、戦略性が問われる作りになっている。 さらにクリア後は、『EXハードモード』という高難度モードで遊べる。武器改造不可、敵能力の向上、PP育成に倍の量を使用する…という熟練プレイヤーも唸らせる仕様があり、やりこみ要素も抜群。 EXハードをクリアすると、『スペシャルモード』(所謂イージーモード)が追加される。こちらは全てのユニットのパラメータを10段階改造可能になり、選択武器と強化パーツ全種(修理・補給装置を除く)を1面クリア時に支給される。 製作側もやり込みを意識しているのか、ある圧倒的に不利な状況で始まるステージでインスペクター四天王を撃墜すると、四天王のメキボスがプレイヤーにやり込みを称えるような発言をして強力なパーツや換装武器をよこしてくるというメタな展開もある。 グラフィックは前作OGよりもさらに向上、カットイン演出も大幅に増えている。 戦闘アニメーションも前作OGやDから格段に進化を遂げており、非常に滑らかに動く。 戦闘時のBGMの変更が可能になった。 本作の時点ではパイロットと機体にそれぞれ設定された3~5曲の中から選ぶようになっている。 同年発売の『第3次α』で作品の枠を越えて自由に設定できるようになった。 サウンドテストがこっそり実装されている。方法はクリア後にオプション画面のシステムの項目で↓↑←→LRと入力してから決定ボタンを押すというもの。 実はこのコマンド、かつて『スーパーロボット大戦EX』でネオグランゾンを出現させるためのコマンドと同一。コマンド自体が過去作のプレイ経験者に対するファンサービスとなっている。 ちなみに、任天堂携帯機で発売された本家スパロボでサウンド鑑賞モードが実装されているのは今のところ本作と『魔装機神LOE(DS版)』だけである(*1)。 賛否両論点 高い難易度。(シリーズを既にプレイしている人にはちょうど良く、シリーズ初プレイには厳し目な程度) 序盤からHPが高めの指揮官機が登場し、中盤からは雑魚の能力も向上するため、育成や改造を適当にやっているとてこずる場面が多くなる。 味方の命中、回避率が低く感じられる主な原因は味方の機体、パイロットの地形適応にAが多い為。本作では地形適応の補正が高く、AとSでは命中、回避率に30%近い差が出る。 逆に言えば、避けがメインのリアル系は地形適応を良くするだけで一気に回避率が上がる為、優先的に強化してやると良い。 味方が不利な状況に置かれる展開も多め。 とはいっても、序盤~中盤の顔見せ場面に多く、逆に言えば「未改造でもクリア出来る」ように作られているので、精神コマンド等をきちんと使用すれば然程苦労せずにクリア出来る場面も多い。 後半のボスはHPが10万を超えるバケモノユニットが揃い踏み(おまけに大半がHP回復持ち)。しかも、終盤のマップはそんな奴らが同一マップで3・4回に渡って襲い掛かってくるという仕様。 ボスの攻撃力が恐ろしいほど高く、いくらHPや装甲が高いユニットであっても最強攻撃一発で落とされてしまう事が多い。そのため「ひらめき」などの精神コマンドを多用する局面が多く、PP育成で覚えられるスキル「SP回復(ターン毎に精神ポイントが10回復)」が無いと苦しい。 熟練度"難"で戦うことが出来る真のラスボスに至ってはHP55万というこの時点でのスパロボでは最高値を誇る。はっきり言ってインフレさせすぎではないかという声も。 しかし、この点はこちらも攻撃力がインフレ傾向にあるためにHPの高さでバランスをとっているという意見もある。 参考までに乱発できる武器で2000~3000、条件付武器で4000~6000、最高クラスが10000前後で、改造で数千上がり、相手の防御を下げて更に数千上がり、特殊能力で1.2倍や他の補正が足され、「熱血」の精神コマンドで更に2倍になり、プラス通常よりも一回り火力を下げた攻撃(熱血非適用)を援護につけられる。 最終的にパイロット養成を無理にせず、無改造でも最高の一撃+援護で、後半では45000程度のダメージをボス相手にはじき出せる。 熟練度の獲得条件が厳しく、全て取るプレイをするとゲーム難易度が非常に高くなる。 ただし熟練度を獲得しなければ逆に難易度が下がっていくので、わざと熟練度を落とせば比較的低い難易度でゲームを進めることができる。熟練度を多く獲得しても隠しステージに行けるくらいのメリットしかないため、熟練度の少ないプレイヤーが損することはあまり無い。 仕様かバグかは不明だが、周回プレイの場合に引き継がれる資金・PPは「直前の周回のみ」が参考にされる。これによって何周しても難易度が大幅に低下するという事がない。 上記の難易度から、システムや定石を理解していないライトユーザーからは理不尽と受け取られる事もあるものの、大抵はゲームシステムを理解すれば自然と解決していき、前述した評価点へとつながる。 バランスブレイカーの隠しユニット 隠しユニットの一つの固定武装に「スタンショック」という武装があるのだが、効果は「行動不能」で問答無用で敵を1ターン何もさせない事ができる。 ボスユニットには「特殊効果無効」という無効化能力が付いている物が多いが、精神コマンド「直撃」と合わせて使用する事で、ラスボスですら封殺可能。 強力な隠しユニットはシリーズでもいくつか存在するが、敵に何もさせないのはやりすぎとの声も。 ただしその分、入手条件は非常に複雑。前情報未入手の初プレイではまず気づかないレベル(ヴァイサーガほどではないが)。 問題点 『スパロボA』の男主人公兼ライバルであるアクセルの扱い 『A』のストーリーは、それぞれアクセル編とラミア編があり、選ばなかった方が敵として登場して最期を遂げる。今作では『A』のラミア編がベースとなっているため、アクセルの扱いはおおよそ原作の敵バージョン準拠となっている。 『A』におけるアクセルの性格は敵か味方かによって激変し、敵の場合は一貫して冷徹な性格で描かれる(*2)のに対し、味方の場合は記憶喪失の影響でシリアスさよりギャグ的な面が強い三枚目な性格となっている(*3)。『A』経験者に取ってアクセルは後者のイメージが強いため、本作のアクセルは違和感が大きくなっている。 敵としての出番にも問題がある。今作でのクロスオーバー要素として『IMPACT』(『COMPACT2』)の主人公であるキョウスケ・ナンブとライバル関係になる……のだが、作中では自分の私情だけでキョウスケの前に現れては喧嘩をふっかけてくるチンピラ並の扱い。しかも戦闘隊長としての任務よりもキョウスケを討つ事を優先させるような言動を取るため非常に自分勝手なキャラに映る。 そもそも、キョウスケを付け狙う理由は自分がいた「平行世界でのキョウスケ」との因縁から。つまり「本作におけるキョウスケ」からしてみればまったく身に覚えのない因縁をふっかけられている。彼がやってることは第二者、第三者から見れば完全な八つ当たり。キョウスケ自身は作中で殆どアクセルの事をライバルというよりは排除すべき敵の一人としか見ていない。とんだライバルである。敵側のストーリーを再現するにしても、これはやりすぎという声が多かった。 BGMの問題 容量ギリギリに詰め込むために音数を1つ減らしたため、BGMの音質が前作と比べ劣化している。 曲数自体も減少。特にビルトビルガー・ビルトファルケン(乗り換え後の専用機)の専用BGM「WILD FLUG」は曲自体の人気もあり、この曲がないという事態に驚いたプレイヤーも多かった。 そもそも『OGシリーズ』のアラドは、敢えてプレイヤー側で乗り換えさせない限りヒュッケバインMk-IIIに乗らないのだから、「ACE ATTACKER(Ver.W)(*4)」を削った方がまだ違和感は少なかっただろう。 「WLD FLUG」の復活は結局『OGs』に持ち越しとなってしまう。 分岐時の搭乗機体がほぼ固定されている。 分岐から合流した際に、ほとんどのパイロットが初期搭乗機体に乗せ換えられる。ついでに換装パーツまで初期化される。 初期ユニット重視で乗せているならさほど困らないが、OGシリーズは元々乗せ換えがかなり自由であるため、あれこれいじっていると戻すのが面倒。 入手が難しすぎる一部の隠し要素 一部の隠しユニットの入手が普通にプレイしていてはまず気づけない難しすぎる物になっている。中には「特定のタイミングで特定の座標に移動する必要があるが、移動後に何も反応がない」という条件と気づけない条件も。 上記の通り、それで入手できるユニットが相応に強力過ぎる性能なので、あくまでおまけという事なのかもしれない。 総評 ストーリー、システム双方に、前作の長所を継承しつつ、さらなるブラッシュアップが図られており、バンプレストオリジナルの作品にとどまらず、スパロボシリーズとしても評価の高い一作。 『第3次』や、扱いこそ批判を生んだが『A』の参戦自体は歓迎されており、αシリーズとコンパクト2以外の作品も今後は期待できるとした今作の功績は大きい。 その後の展開 2007年、PS2に『OG』と今作を移植リメイクした『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』が発売。 今作での批判が響いたのか、OG2シナリオではアクセルのキャラクターとその周りの設定が大幅に改編され、性格に関してはほぼ別人になっており、この件は概ね好意的に受け止められている模様。 2010年には今作をベースにしたテレビアニメ『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-』が放映された。 一話から原作を知らない人を一気に振るいにかけて落とすようなスタートを切ったが、最後までその姿勢を貫き通した結果、毎回見せ場の溢れたゲーム同様の展開をアニメでしかできない展開、表現を加えて昇華させ、原作ファンを大いに沸かせた。 特に「向こう側の世界」のキョウスケの文字通り怪物化を見せ付け、アクセルがキョウスケを危険視する意味を重いものにする、一般人、大ボスが怪物化など、アインストの脅威は原作以上に大きく描写された。 因みにこのときアインスト化したゲシュペンストMk-IIIの攻撃が、キョウスケの担当声優である森川智之氏が主演を務めたアニメ『宇宙の騎士テッカマンブレード』の主人公の必殺技に酷似しており、しかも怪物化したMk-IIIの容姿がその主人公のライバルキャラに酷似していたため、中の人ネタで「ボルテッカ」「ブラスター化」等と言われた。 余談 『A』に登場する主人公機は、元をたどれば『スーパーロボット大戦64』の主人公機をモチーフとしており、いずれも名前も見た目も非常に似ている。しかし『64』のオリジナルはスパロボ側が権利を完全には所持していないため『OG』シリーズへの参戦ができず、寺田Pも「Aの機体は64の機体をモチーフにしているだけで、設定上で直接の関連性はない」ことを明言している。 作中において『64』主人公機の名称こそ登場しないものの、リアル系後継機を開発した軍事企業である「FI」(フレモント・インダストリー)と「Z&R社」の名前が明確に登場しファンを驚かせた。本当に出られないのであれば、こういった固有名詞さえ使用不可能のはずで、リメイク版である『OGs』でも同場面のテキストは修正されなかったことから『64』のオリジナル勢がいつか『OG』に参戦するのではないか? という一筋の光明を見出したファンも多かったが、固有名詞の使用に関してはこの制限は適用されていないだけと思われる。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/878.html
スーパーロボット大戦64 17-393・401 393 名無しさん@お腹いっぱい。sage 2005/08/14(日) 06 08 37 ID i1TaZKR8 スパロボ64 スーパー男・リアル男しかやってないのであしからず 設定 地球はムゲ・ゾルバドス軍とその尖兵のグラドス軍に支配されてますた 主人公 スーパー男 ブラッド=スカイウィンド モビルトレースシステム(みたいなもの)を積んだ機体を使った拳法家。 兄弟子(後にライバルになる)と共に修行の旅に出る。 リアル男 アークライト=ブルー 戦争で両親を亡くしたので叔父・叔母と暮らしていたが、ある日、住んでいた街に輸送機が墜落。 中にあった機体に乗り込み戦いに身を投じることに 序盤 いくつもの敵さんが攻めて来つつ仲間が増えて行く 中盤 勢力を増したOZにつくか、独立して戦うか、それともリリーナ=ピースクラフトの唱える完全平和主義を信じ、実現するためサンクキングダムへ行くかのルート分岐(サンクキングダムルートは後にOZルートか独立ルートへ分岐) 終盤 敵勢力へ止めを刺していき、最後のムゲ・ゾルバドス帝国へ突撃した隙に、 裏切り者の赤いロリコンことシャア=アズナブルがフィフス・ルナを地球に落っことす。 さらに、アクシズにデビルガンダムを付けたデビルアクシズも落としてくる。 中のグランドマスターガンダムを倒した後νガンダムの力で押し返す ラスト 全て終わったと思ったら銀河が遠くに見える所までワープさせられた主人公達。 そこに現れたのは、今までちょくちょく表れてはちょっかいを出してきた、アル=イー=クィスと名乗る三人組。 彼らは遙かな昔から銀河の平和を守ってきた守護者の末裔であり、三人も消滅しそうなので後を継ぐにふさわしい強者を求めていた。 銀河を任せると言われたが、地球に帰れればそれでいいと拒否。 ア「しょうがない、次のを探すか」 主「どうやって?」 ア「『一番強い奴に銀河あげるよ』って電波を発信すれば誰か釣れるお^^」 主「なんだってー!?」 地球が危機になったのは、こいつらが発信した電波をいろんなやつらが受信したせいだった。 「人が死んだんだぞ! いっぱい人が死んだんだぞ!」とブチ切れる主人公達へ「銀河のためだから仕方ないよね」と、超マクロ視点でのたまうアル=イー=クィスに主人公達はさらにブチ切れ。戦闘開始。 エピローグ アル=イー=クィスは守るべき人のために強くなる主人公達の力を信頼したのか、地球圏まで送り返してくれました。めでたしめでたし 401 名無しさん@お腹いっぱい。sage 2005/08/14(日) 17 22 29 ID io0m6Yh3 393に勝手に補足 「平和を守ってきた」「銀河を任せる」とのことだけれど、 これは「戦争と平和のコントロールによる文明の永続を行う」という事をやってくれという事 (ボトムズのワイズマンとか、ロードス島戦記の灰色の魔女といえば、分かりやすい?) 戦争と平和が繰り返し起こっていれば、文明の衰退は無く、銀河は延命していくという主張の元、 戦争を影で操り、平和地域と戦争地域を均等に作り出し、入れ替えていけと言われる 戦争を失くそうとしている主人公達は、戦争を作れと言われて、これを拒否するわけで
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37983.html
登録日:2017/09/27 (水) 21 32 10 更新日:2023/09/14 Thu 04 49 53 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 DC戦争 L5戦役 OG OGの原点 ORIGINAL GENERATION SRX SRXチーム オペレーションSRW スパロボ スーパーロボットスピリッツ スーパーロボット大戦α スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY ドラマCD スーパーロボット大戦のドラマCD。 全4巻。 ◆概要 スーパーロボット大戦シリーズに登場する歴代オリジナルキャラクター達が共演するドラマCD作品。 作品名にαと付いているが、αシリーズとの直接的なストーリーの関わりはない。一方で作中世界の暦はα同様に新西暦が採用されており、年表もαのものをベースにオリジナル設定のみで再構成されている。 また、α外伝の発売直後だったためか、主題歌は外伝と同じく『鋼の救世主』が採用されている。 それまでのシリーズ中でも『魔装機神』や『超機大戦SRX』といったオリジナルキャラクターによる世界観の構築が行われていたが、それらのオリジナル設定のみを用いて固有の世界観を構築・一本化し、1つの独立した作品として成立させたのはこの作品が初となる。 展開当初からゲーム化も視野に入れられており、ぞれを実現したのが『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS(以下、OG)』であり、 このドラマCDは現在まで続くOGシリーズの原型になった作品でもある。 ストーリー展開もSRXチームを主軸に、物語前半を第2次スーパーロボット大戦で描かれたDC戦争をオリジナルキャラクター達によって展開。 物語後半はスーパーロボットスピリッツの攻略本に記載されたプレストーリー小説を下敷きにエアロゲイターとの戦いを描いた、所謂L5戦役とその最終決戦である『オペレーションSRW』を描いており、OG1リュウセイ編のプロトタイプと言うべき内容になっている(余談ではあるが、WSで展開されたCOMPACT2の没データにR-1やサイバスター等が存在するのは、OGを当初、WSで展開する予定だった名残である)。 また、ハガネやダイテツなど、OG1が初出と思われがちなキャラや機体の初出もこの作品。本編中には登場しないが、ヒリュウ改やレフィーナなども付属ブックレットの設定資料集が初出である。 この設定資料集にはL5戦役中にマスタッシュマン=ソウルゲインの存在も確認されており、OG1の隠しキャラとしてアクセルの登場が予定されていたことも併せ、この段階でOG2までの構想があったことが窺える。 また、ビルトラプターやビルトシュバインなど、αの図鑑や攻略本収録の年表で設定が語られていたメカのデザインも本作でOG1の制作と並行して設定されたものである。 □リリース情報□ ◆スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY D-1 2001年4月25日発売。 内容はゲシュペンストMk-Ⅱのテスト運用中のエルザムとエアロゲイターとの遭遇戦から始まり、リュウセイのSRXチームへのスカウトから南極事件を経てDCの決起までが描かれている。 ◆スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY D-2 2001年5月23日発売。 DCによる極東支部基地攻撃からハガネ発進とR-1起動、サイバスターの合流とアイドネウス島でのDCとの決戦が描かれる。 ◆スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY D-3 2001年7月25日発売。 ビアンの敵討ちに燃えるリューネとマサキの決闘から始まり、ホワイトスターの出現、SRXチームとATXチームの模擬戦を経てイングラムの離反までを収録。 ◆スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY D-4 2001年9月29日発売。 オペレーションSRWの開始からSRXの合体とイングラムとの決着、ジュデッカとのラストバトルまでが描かれる。 □登場人物□ ここでは主にゲーム版との差異について取り上げる。 ◆リュウセイ・ダテ ご存じSRXチームのR-1パイロットにして本作の実質的な主人公。基本的な描写はOG1と変わらない。OG1で賛否のあったクスハとの幼馴染設定はこの作品が初出。 テンザンが登場しない為、ライバル不在となる前半はライとの衝突が目立つ。 クスハがエアロゲイターに拉致された後のブリットとの衝突はOGsでの改変の結果、なくなってしまったが、本作では三木眞一郎と杉田智和の熱演で聞くことが出来る。 ◆ライディース・F・ブランシュタイン ゲームでは断片的に語られるのみだったヒュッケバイン起動実験の失敗による事故で左手を失うまでの詳細な経緯が描かれている(ただし、このドラマCDの前にリリースされたイメージアルバムの天空の章で挿入されたドラマ内でも描かれており、この作品が初というわけでもない)。 ジュデッカとの戦闘で大破した状態でSRXが大気圏に突入し、リュウセイを救うために分離してR-2を盾にするというラストはスーパーロボットスピリッツがベースである。 ◆アヤ・コバヤシ イングラムとの決戦の最中、念動力の逆流によって意識を喪失。イングラム戦後にジュデッカの攻撃を受けSRXが大ダメージを受けた際、いざという時にはアヤを逃がすつもりでいたリュウセイとライの手でR-3を分離されるなど終盤は不遇(この際、故障で合体解除が出来なかったため、ライが義手で強制解除を行っている)。 上記のような扱いの為、レビとの絡みはなく、ギリアムが登場しない為、レビの正体がマイであるということも明かされていない。 ◆イングラム・プリスケン SRX合体失敗後にゲーム版同様に離反。オペレーションSRWではR-GUNの強化改造機と思われる機体に搭乗。おそらくR-GUNリヴァーレの原型になった機体であると思われる。 離反後もリュウセイ達との戦いを通じて彼らの力を引き出すことで自分を倒させる事を目論んでいるような言動をしている。 OG1同様にこの時点でのユーゼスの動向が全く言及されておらず、そもそも名前すら出てこないので、この作品でのイングラムがどのような状態だったのかは明らかにされていない。その為、彼の真意も不明となっている。 ◆ヴィレッタ・バディム 終始エアロゲイター側の指揮官として登場。ゲームと違い彼女とイングラム以外にエアロゲイターの指揮官が登場しない為か味方になることもなく、オペレーションSRWの際にはエゼキエルに搭乗。至近距離からアルトアイゼンのクレイモアを受けて機体が大破し生死不明となる。 ◆レビ・トーラー エアロゲイターの大ボス。セプタギンが登場しないのでラスボスも務める。 ユーゼスやラオデキヤが登場しないのでバルマーがどうなっているのか不明だが、所々にバルマー本星の指示で動いていることを匂わせる発言をしている。 上記のようにアヤとの絡みはない。 終盤、ジュデッカの圧倒的戦闘力で連邦軍に大打撃を与えるも、ハガネのトロニウムバスターキャノンを使ったSRXの天上天下一撃必殺砲を受けて念動フィールドを破られ、スパロボ御馴染みの集中攻撃の末にサイバスターの放ったコスモ・ノヴァでトドメを刺される。 ◆イルムガルト・カザハラ グルンガスト(壱式)が未登場なので終始ヒュッケバイン009に乗る。DC戦争が終結した途端、ヒュッケバイン共々フェードアウトし、以後の動向は不明。 ◆エルザム・V・ブランシュタイン アイドネウス島での決戦の際、ビアンからガーリオンを与えられてハガネ隊を阻む。 オペレーションSRWではスピリッツプレストーリー同様、ヒュッケバインMK-ⅡでSRXチームを援護する。 ◆リオ・メイロン 最後までハガネのオペレーター。PTには搭乗しない。ついでにリョウトも登場しない。 ◆マサキ・アンドー ビアンのトドメを刺し、レビのトドメを刺し、とリュウセイを差し置いて主役級の活躍をする様は後のアニメ版であるディバイン・ウォーズを暗示するかのようである。 ◆シュウ・シラカワ 相変わらず謎めいた言動が多い。やはり邪神ヴォルクルスに洗脳されているのだと思われるが、作中では明らかになっていない。 ちなみにブックレット設定では南極会談の際にエアロゲイター側がイングラムの他にも地球に工作員を送り込んだと解説されており、交渉に来た「ゲスト」はどうやらゾヴォークではない模様。その為、グランゾンに用いられているEOTもα設定に準じてエアロゲイター由来と思われる。 ◆キョウスケ・ナンブ 声が付いたのはこの作品が初。 博打好きなど性格付けがIMPACT以降に準じている。リリース時期を鑑みるにIMPACTとOG1の開発が行われたのは同時期と考えられるので、その際の設定をゲームに先行する形で取り入れた可能性がある。 ◆エクセレン・ブロウニング キョウスケ同様にこの作品から声が付いた。 アインスト関連と思われるシャトル事故の設定もブックレットに記載されているが、本編では言及されていない。キョウスケ同様、IMPACTに先行したゲスト出演の赴きが強い。 □登場メカニック□ ここでは主にゲーム版との差異について取り上げる。 ◆SRX L5戦役中に初合体を成功させ、イングラムと死闘を演じるも大破し、R-3部分を分離。ジュデッカの念動フィールドを打ち破るため、投棄されたハガネのトロニウムバスターキャノンと強引に接続、天上天下一撃必殺法で念動フィールドを打ち破るも、反撃を受け大気圏へと落下していく。 ちなみに大気圏を落下していく大破したSRXの姿はD-4のジャケットイラストにも描かれており、第三次αで出てきていきなり大破状態だったSRXと破損個所がほぼ同じだったりする。 ◆ガーリオン 本作が初登場。アイドネウス島での決戦の際にビアンが新型機としてエルザムに与える。 ゲームと違い、作中ではエルザム機しか登場していない。 ◆ヒュッケバインMk-Ⅱ 基本的にはゲーム版と同様にブリットが搭乗。音声だけの媒体かつ、ヒュッケバイン問題が発生する前の作品だったのでバニシングしたりはしない。 ブックレットの解説によればブリットとエルザムの機体であるRTX-010とは他にマオ社内のテスト用に型式番号をPTX-010とする機体が3機生産されている。 OG1のキョウスケ編でマオ社がコロニー統合軍に制圧された際にはその設定に全く触れられていないので、どうやらゲーム化に当たってバニシングされた模様。 どういうわけか本機のGインパクトキャノンがアイドネウス島の固定砲台として配備されている。ゲーム版では移動砲台(OGsではM-ADATS)に置き換わっているが、αのDC日本支部でGインパクトキャノンを開発していた繋がりなのだろうか。 ◆グルンガスト弐式 ゲーム版同様にクスハが搭乗。 ブックレットの解説によるとクスハ機であるSRG-02の他、トライアル用のTSR-02が3機のみ生産とのこと。 ◆R-GUN強化改造機(仮) オペレーションSRWの際にイングラムが搭乗した機体。ビジュアルや具体的な設定がされておらず、作中でこの機体を見たライがその姿からR-GUNの改造機と推定している。 ガン・スレイヴやアキシオン・バスターを用いてSRXと死闘を演じてリュウセイ達を苦しめる等、明らかにR-GUNリヴァーレの原型になった機体である。 イングラムがOG1でアストラナガンに乗ってこなかった理由はこのドラマCDの再現の為。 本作は何故アストラナガンではなかったかの説明はないが、「裏切ったイングラムが乗っているのが、(リュウセイ視点で)すぐに分かるように」ではないかと推測されている。 最終決戦の最中に長々と新機体の説明とか盛り上がらないしね。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント