約 3,857,948 件
https://w.atwiki.jp/tana_tana112/pages/180.html
扉は閉ざされたまま 石持 浅海 NON NOVEL 昨年のこのミスを始めいろんな所で絶賛されているので購入。 ハサミ男のような『犯人の視点で物語が描かれる』いわゆる"倒叙もの"と呼ばれるジャンルの作品。 初めてこの人の本を読んだけれど、なんだろうこの登場人物の会話の不自然さは。 登場人物は皆、大学からの親友同士という設定なのにやたらめったら説明文くさい会話の応酬が少し辟易。 設定と構成は確かに面白い。 「密室の中にいる人に何かあったのだと思われるが、扉を開ける事も窓を開ける事も外から人を呼ぶ事も躊躇われる状況」とはかなり特殊なルールを作ったなぁ。 主人公(犯人)がこの状況を有効に使い、回りを誘導していく様も見事。 そして倒叙もののお約束である、探偵役との応酬と"ミス"がまた上手い。 同じ倒叙ものと言っても、ハサミ男とは完全に対極。 読み物ではなく、これはミステリであるために有る程度ミステリを読み慣れた人じゃないとつらいかも。 宙ぶらりんである以上、行動できない。 ただ難を言えば、動機に全然共感が沸かないんだよなぁコレが。 いやそんな事が動機になる事が無いとは言えないんだけれど・・・。 主人公が聖人君子だからって、あんな動機で親友を殺しちゃうのかね。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/6395.html
《破門された黒魔導士》 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻2400/守 900 このモンスターは攻撃宣言できない。 魔法カードが発動する度にこのカードに魔力カウンターを1個乗せる。 part17-739 作者(2007/08/16 ID g97SQHOQ0)の他の投稿 part17-721part17-723part17-724part17-725part17-728part17-729part17-731part17-732part17-744 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51598.html
登録日:2022/07/16 Sat 23 19 15 更新日:2023/01/24 Tue 12 34 41NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ねりけし 人吉善吉 休み時間 小学校 消しゴム 消しゴム落とし 消しバト 消しピン 消しゴム落としとは、主に小学校の休み時間に行われている遊びである。 「消しゴムバトル」「消しピン」等とも。 消しゴムを用いたおはじきと言えるが、ガラス製のおはじきに対し、消しゴムは摩擦が大きいので狭いスペースでのプレイに向く。 ~目次~ 概要 ルール 主なテクニック 使用される消しゴム 余談 概要 アニヲタ諸君は小学校に通っていた頃、外で遊ぼうにも雨が降っていて遊べない事があったであろう。 アニヲタになるような陰キャだから外じゃなくて中で自由帳で絵描いてた?大丈夫、僕もだよ。 かつてはそんな時、無理矢理遊ぼうと教室で走り回って先生に怒られたり、本を読んだり、出そうな宿題を先読みして休み時間中に終わらせて帰って楽しようとしたりとクラス中の一人一人が自由に行動していた。 しかしいつ、どこで、誰が生んだのかはわからないが、突如消しゴム落としという遊びが生まれた。 その基本的に学校にいればいつでも遊べるお手軽さと、見た目以上の奥深さから瞬く間に日本全国に広まった。 ルール 用意する物:基本的には消しゴム。以上。 ①対戦者それぞれが、机の上に自らの消しゴムを設置する。 ②ジャンケンで動く順番を決める。 ③順番が来た人は自分の消しゴムをデコピンではじき、消しゴムを動かす。 ④相手の消しゴムを机から落としていき、自分が最後まで生き残れば勝利。 基本的にはこれだけだが、当然ながら正式なルールは決まってないので大富豪かよってレベルでローカルルールが多い。 ローカルルールは大体こんな感じ。 フィールドが机じゃなくて筆箱やノートや下敷き。 残機制。机から落とされても何回か復活出来る。 タッグ・チーム対抗。自分が落とされても残りのチームメイトが無双すればまとめて勝利出来る。 ショットにデコピンではなく、鉛筆を使ってビリヤードのように飛ばしたり、ノック式のボールペンなど他のアイテムを使ったりする。 負けたら罰ゲーム。 障害物あり。酷い時は消しゴム以外の文房具が総動員される。 自分のターンで相手を倒せたが、一緒に自分も落ちてしまった場合、相手の勝利になる。 レイドバトル。1VS多数で一人側は巨大な消しゴムや筆箱を使用。 消しゴム落としの勝者は、その日の給食の残りのプリンを得られる。 必殺技。そのターンのデコピンを犠牲にして、一試合に一度だけ発動可能。「自分と相手の消しゴムの位置を入れ替える(イリュージョン)」「好きな位置に自分の消しゴムを配置しなおす(ワープ)」「消しゴムのカバーを取り外して分身、相手は両方倒さないと勝利出来ない(分身)」「数秒机を動かし双方の消しゴムを揺らす(地震)」等創作性の強いチート能力が多い。 主なテクニック 通常ショット 普通にデコピンでシュート。大した効果は得られないがローリスクで、基本はこの動きになる。 回転ショット 消しゴムの端っこを打つ。回転しながら移動する為絶大な攻撃力を誇るが、移動の向きや速度の調整が難しい。 また相手の消しゴムに当たった時に自分が受ける反動も大きいため、ハイリスクハイリターンな技である。 ツバメ返し 消しゴムが机からはみ出ている時に使用可能。 机の下からデコピンし、立体的に移動する。 見た目はカッコいいが非常に事故りやすく、また相手の消しゴムの上を飛んでいく為攻撃力もゼロ。 トリックショット 消しゴムのカバーを外していてかつ消しゴムをある程度消費している状態で通常シュートを打つとこれに派生。 消しゴムの絶大な摩擦を利用し不規則な軌道を描いて意外な方向から相手を攻撃する。 まず事故しかしない。 道連れ わざと机の端の近くに移動し相手の自滅を誘う。 ローカルルールの「自分も自滅すると相手が勝利」が採用されているか、チーム戦の時によく使われる。 大回転 両手を使って超回転させる。 非常にコントロールが難しくもはや運ゲーまであるが、当たればほぼ即死。自分も反動で即死。 筋肉 MONOなどの粘着性のある消しゴムを思いきり机に押し付けてその場に貼り付ける防御技。 使用される消しゴム 通常の消しゴム スタンダードタイプ。カバーを付けているごく普通の消しゴム。 これといった長所も無いが、その分初心者にも扱いやすい。 大きめの消しゴム パワータイプ。こちらもカバー付き。 重量で相手を圧倒するがその分デコピンの力の調整が難しいため、中級者向け。 丸形ミニ消しゴム スピードタイプ。カバーを付けておらず、360度ありとあらゆる方向から消費され丸くなった消しゴム 小さい為当たり判定が小さく、少しの力で転がっていくので機動力が高いが、それは事故りやすいという事でもある。上級者向け。 基本的に相手の自滅を狙っていく事になる。また軽いので道連れもしやすい。 キャラ消しゴム 歯医者やファミレスとかのおまけでもらう、何かの身の回りの物を模した消しゴム。 消しゴムとはいうものの文字を消す性能は皆無。 形状が様々である為全てが未知の性能を持つ。使いこなせるのであれば、相手を圧倒できるだろう。 車の消しゴム等といった使いやすい物もあるにはある。 改造消しゴム 見た目は普通のカバー付き消しゴムだが、実は小さい消しゴム2つをカバーを使って1つに見せかけており、中のスペースに鉄球を入れて重量増加、または何も入れずに軽量化したりといった不正な改造を受けた消しゴム。 鉛筆を突き刺せるように中に丸い穴を貫通させ、鉛筆を装着させて戦ったり、先述のように2つに分けて中に消しカスを仕込み、相手の攻撃を受けて分離した時に消しカスをばらまいて足場を悪くしたり等といった、小学生達のセンス(?)が光る。そして大体家でお母さんに改造がバレて、物を大切にしろと怒られる。 消しゴムのカバー もはや消しゴムじゃない。 非常に軽い為攻撃力は皆無。しかし異常なまでに軽いという事は、相手が消しゴムをぶつけてきた際相手に全く反動が無い(=相手の消しゴムと自分のカバーが密着して移動する)という事であり、非常に道連れが成功しやすい。 ものさし・定規 消しゴム落としって何だっけ。 機動力は低いがそれ故に事故りにくく、端を打ってもう一方の端を中心として回転し、遠心力を利用して相手を吹っ飛ばしたり、ツバメ返しでの逆転が現実的だったり、ものさしの長さを測る部分は大体線が引きやすいように坂になっているのを利用して、坂の角度が小さいものさしなら真正面から突っ込んできた消しゴムがものさしをジャンプ台として飛んで行ったりと大体強キャラ扱いされる。 意外と重量も申し分ない。 また、地域などによっては消しゴムを弾く際にデコピンの代わりに定規を使う場合もある。加減しないと凄い速度でブッ飛んで行くのでケガや消しゴムの紛失には要注意。 これのみで作られた定規の消しゴム落としは「定規戦争」略して「定戦(じょうせん)」と言い、素手で定規に触れず定規の末端に消しゴムを当てて倒すことで押し出す。 定規の薄さ故に「定規が重なったら下の定規は3回弾く内に抜け出ないと負け」、長さ故に「机からはみ出した部分を下から突き上げるのも有効」という独特のルールもあるがルールも変わらず、陽キャがよくやっている。なぜだ? ねりけし まあ一応消しゴムだけどさ... 形、重量を自由に決められる為改造好きな少年たちに人気。 しかし消しゴムをひたすらに擦り続け、消しカスをまとめ、形も整え、途中で先生にバレたらイチからやり直しと、製造過程がかなり過酷。普通に最初から消しゴム使えばいいのでは...? 余談 と、このようにシンプルに見えてかなり奥深いこの遊びだが、やはり消しゴムを机から落とすという事もあって消しゴムを紛失するリスクもある。 その為校則で「文房具を遊びに使ってはいけない」として消しゴム落とし自体を禁止する学校も少なくない。それでも小学生たちは先生の目を盗んで遊ぶけどね。消しゴムだから没収する訳にもいかないし。 1970年代後半のスーパーカーブームの際は、まるっきり消しゴム機能のないスーパーカー消しゴムが大ヒットし、消しゴム落としで負けると没収されるというギャンブルのような遊びが大人気を博した。それ故にPTAがスーパーカー消しゴムの持ち込みを禁止とした。なんでギャンブル自体を禁止しないんですかね... また、「消しゴムを弾くのにBOXYのボールペンが最適」という話がインターネットも無い時代にも関わらず全国的に広まり、予想外の大ヒットを飛ばしたなんて話も。 ちなみにSAT-BOX(*1)という所から、「消しゴム落とし」というアプリがiOS・Android・Nintendo Switch等で配信されている。 無料(*2)なので当時を振り返りたいけど一緒に遊ぶ友達がいないというアニヲタ諸君は、試しにダウンロードしてみてはいかがだろうか? 追記・修正は消しゴム落としを極めた人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 小学生の時休み時間にやってたわ。懐かしすぎる -- 名無しさん (2022-07-16 23 20 57) 存在を初めて知ったが、確かにやりそうだし流行りそうだ。 -- 名無しさん (2022-07-16 23 34 34) 何故か勾玉の形に削った俺の消しゴムだけを執拗に狙ってくる奴がいた -- 名無しさん (2022-07-17 00 24 59) SAT-BOXはSwitchも出してるね(こちらは流石に有料、頻繁にセールがある)。ストアで見かけて何とも懐かしい気分になった -- 名無しさん (2022-07-17 02 30 12) なっつう -- 名無しさん (2022-07-17 03 08 46) 学校によって「消しゴムを指ではじく」「定規を指ではじく」「消しゴムを鉛筆ではじく」「定規を鉛筆ではじく」のいずれかに分かれていると思う。 -- 名無しさん (2022-07-17 05 33 18) 俺の地元だと消しプロって名前で、隣接した消しゴムはバックドロップとかスープレックスで弾き飛ばすってルールがあったな -- 名無しさん (2022-07-17 07 51 46) 19年のケシカスくん情報だけど休み時間にペットポトルのキャップをデコピンで跳ばす遊びがあった模様(ボトルマンの発売される前) -- 名無しさん (2022-07-17 10 36 15) 大体クラス内で発言権が強い奴の一存でルールが決まるという。 -- 名無しさん (2022-07-17 11 36 15) 定規をペンで動かして落とすのやってた奴いる? -- 名無しさん (2022-07-17 11 55 45) うちの方だとノック式ボールペンのノック部分で弾くとか裸禁止(ケースを必ず付ける)とかあったな -- 名無しさん (2022-07-17 14 39 44) こち亀の中川は本物のスーパーカーで崖 -- 名無しさん (2022-07-17 15 45 05) に弾き落として遊ぶとか言う正気の沙汰と思えないことやってた -- 名無しさん (2022-07-17 15 45 54) すげえやつは磁石仕込んで着地点を操作するイカサマしてたな -- 名無しさん (2022-07-17 18 16 57) ジャンプでKESHIPIN弾という読み切りがあったなぁ、 -- 名無しさん (2022-07-18 10 15 52) 輪ゴムで摩擦を強くしたり -- あ (2022-07-18 11 33 55) ↑6 やってたやってた。ジョーペンとか言ってたな。全教研配布の定規が安定して強かった記憶 -- 名無しさん (2022-07-18 11 40 09) ケースも残機扱いなルールだとケースの上に消しゴムおいて一回だけ攻撃無効化できたり -- 名無しさん (2022-07-18 23 40 27) 俺んとこも定規だったな 端っこをペンとか定規で押してるその勢いで飛ばしてた 三角定規や分度器だともれなくカオスな事になる -- 名無しさん (2022-07-19 00 16 15) 消しゴムの改造はホチキスをうって摩擦を減らす、シャープペンシルの芯を刺して摩擦を減らす等の改造もある。特にホチキスの芯を使った改造は個数、位置、刺しかたで大きく特性を変化させられる。 -- 名無しさん (2022-07-20 18 48 00) ミニ四駆のブレーキで防御してたな、懐かしい -- 名無しさん (2023-01-24 12 34 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/boktaiwords/pages/35.html
(うつぶせているジャンゴ) ??? 「・・・ ジャンゴ・・・ ジャンゴ!! 死ぬんじゃない! 目を覚ますんだ、 太陽少年ジャンゴ!!」 (声に気がつき起き上がるジャンゴ 目の前には???が居る) ??? 「気がついたか、ジャンゴ? ふう・・・ 今回ばかりはヴァンパイアの血に助けられたようだな こんなことになろうとは・・・」 (立ち上がるジャンゴ 沈黙の吹出しが出る) ??? 「なにっ、覚えていない? 軽い記憶喪失のようだな・・・ だがまさか・・・ 共に闇の一族(イモータル)と戦ってきた、わたしのことまでわすれてはいないだろうな? わたしは太陽の使者、おてんこだ とにかく・・・ まずはこの地下牢獄から脱出するんだ」 おてんこさま 「いいか、ジャンゴ 画面左上のLIFE(ライフゲージ)は、おまえの生命力をあらわす 敵からの攻撃などによりダメージを受ければライフは減少し、 ライフがゼロになればゲームオーバーだ LIFEの下にあるENE(エナジーゲージ)は、おまえの精神力をあらわす おまえの武器、太陽銃(ガン・デル・ソル)は魔法機械・・・ エナジーなくしては使えない どこかでエナジーを回復しなければ・・・ 行くぞ、 太陽少年ジャンゴ!! 太陽と共にあらんことを!」 (階段を上ろうとするジャンゴを静止するおてんこさま) おてんこさま 「ジャンゴ、右を見てみろ あそこに見えるのは宝箱じゃないか? 何かアイテムが入っているかもしれん。調べてみてはどうだ? 近づいてAボタンを押せば宝箱を開けることができるぞ」 (部屋の隅の宝箱を開けるジャンゴに) おてんこさま 「アイテムを手に入れたようだな それは太陽樹の周りでのみ育つという太陽の果実、 その中でも特にエナジーが豊富な太陽の実だ 太陽の実を使ってエナジーを回復すれば、 太陽銃(ガン・デル・ソル)を使うことができる アイテムを使うには、STARTボタンでメニュー画面を開き、 L・Rボタンでアイテムメニューを選択して、[つかう]を実行すればいい」 (階段を上がったジャンゴに) おてんこさま 「待て、ジャンゴ!!」 おてんこさま 「あれを見てみろ あれは闇の一族(イモータル)の下僕たる、アンデッド(死者)タイプのモンスター、 グールだ 多くの敵モンスターは視覚と聴覚を持つ 正面から近づけば、当然発見され攻撃を受けることになるが、 背後からであれば、そのまま戦わずにやりすごすことも、 先制攻撃をしかけることも可能だ 背後からの攻撃は、 敵モンスターにより多くのダメージをあたえることができるぞ 今おまえが装備している太陽銃(ガン・デル・ソル)は Bボタンを押すと銃をかまえ、はなすと太陽ショットを放つ まずはあのグールに、背後攻撃を試してみてはどうだ?」 (天窓のある広い部屋についたジャンゴに) おてんこさま 「ジャンゴ、 天窓があるぞ! 太陽少年であるおまえのエナジーは、太陽の光を浴びてさえいれば自然に回復する 画面の下中央にあるSUN(太陽ゲージ)は、 太陽センサーがキャッチした、太陽の光の強さをあらわしている 太陽ゲージの値が高ければ、その分エナジーの回復も早いぞ さらにAボタンを押して太陽チャージを行えば、急速な回復も可能だ だが、太陽の光のとどかない屋内エリアではそうはいかない いくら太陽ゲージの値が高くても、エナジーが回復することはない そこで役に立つのが天窓だ 天窓の光の下であれば、 屋外エリアと同様にエナジーを回復することができるぞ (太陽ゲージが1以上) まだまだ先は長い。 今のうちにしっかり回復しておけよ?」 (太陽ゲージが0) もっとも太陽ゲージがゼロでは天窓の光すらあらわれないか・・・」 (部屋の壁にあるヒントパネルを見付けて) おてんこさま 「これはヒントパネルだな ヒントパネルは、先人がのこした冒険者への道しるべだ 冒険に必要な基本的な知識や 困難を乗りこえるためのヒントを教えてくれる パネルに近づいてAボタンを押せば、読むことができるぞ」 (天窓のある広い部屋のヒントパネルに残されたメッセージ) [見回し] Rボタンを押しながら+ボタンを動かせば、自分の周りを見回すことができる 冒険者たる者、 新しいエリアではまず、周囲の状況を確認せよ (移動ブロックのある部屋のヒントパネル) [移動ブロック] 木箱などの移動ブロックは、 ブロックに向かって+ボタンを押し続けることで、移動させることができる 冒険者たる者、道は自らの手で切り開け (移動ブロックのある部屋にて) おてんこさま 「ふむ・・・ 通路というには細すぎるが、壁にはりついて移動すれば問題なかろう 壁に向かって+ボタンを押しっぱなしにすれば壁にはりつくことができる そのまま矢印の方向に+ボタンを動かせば、はりつき移動が可能だ わすれずにマスターしておけよジャンゴ?」 (スパイダーの居る部屋にて) おてんこさま 「スパイダーか・・・ ビースト(動物)タイプのモンスター、スパイダーは、 クモの巣をしかけ、相手をつかまえようとする クモの巣など、敵モンスターやその罠につかまってしまったときは、 +ボタンをすばやく動かして、ただちに脱出するんだ クモの巣は通常、目に見えないが、 太陽ショットを放てば、照らし出すことができるぞ」 (スパイダーの居る部屋を宝箱を開けずに抜けようとするジャンゴに) おてんこさま 「ジャンゴ、 何かを見のがしていないか? 先を急ぐばかりでは、これからの冒険を乗り切ることはできないぞ?」 (スパイダーの居る部屋の緑の宝箱を開けたジャンゴに) おてんこさま 「太陽銃(ガン・デル・ソル)パーツを手に入れたようだな それは太陽銃(ガン・デル・ソル)フレーム、ウィザードだ 太陽銃(ガン・デル・ソル)はフレームをつけかえることで、 攻撃方法を切りかえることができる フレームの装備は、メニュー画面の太陽銃(ガン・デル・ソル)メニューで行うんだ 一度に8つまで装備できるぞ 装備したフレームは、 SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、 自由に持ちかえることができる フレームごとの特徴をよく理解して、 効果的に使い分けることが重要だ」 (広い部屋を抜けようとするジャンゴに) おてんこさま 「ところでジャンゴ・・・ 冒険の記録、セーブはしているか? セーブは、メニュー画面のセーブメニューで行うことができる 冒険にアクシデントはつき物だ いざというときのためにも、セーブはおこたるなよ?」 (トラップクリアでレベルアップしたジャンゴに) おてんこさま 「レベルアップしたようだな、ジャンゴ 敵モンスターをたおすことによって得られる経験値が、 一定の値をこえるとレベルをアップすることができる レベルアップ時に得られるステータスポイントをわりふれば、 おまえの能力を強化することができるぞ 強化できる能力はLIFE(ライフゲージ)の最大値に影響する[カラダ] ENE(エナジーゲージ)の最大値に影響する[ココロ]、 攻撃力に影響する[チカラ]、以上の3つだ ポイントのわりふりは、メニュー画面のステータスメニューで行ってくれ レベルアップしても、ポイントをわりふらなければ能力は強化されない わすれずにポイントのわりふりを行っておくんだ」 (トラップ部屋を抜けたジャンゴの背後から、突然モンスターが襲い掛かる) (太陽の実を(持っている場合)盗まれ、吹き飛ばされるジャンゴ) (おてんこさまと共にモンスターの去った方向を眺め沈黙の吹き出しを出す二人) (お互いに向き合って) (太陽の実を持っていた場合) おてんこさま 「おまえともあろう者がアイテムをぬすまれるとは・・・ まだ本調子ではないようだな? まあ、すぎてしまったことは仕方がない 明日もまた日は昇る! 気を取り直して行こう、 ジャンゴ!!」 (太陽の実を持っていなかった場合) おてんこさま 「何だったんだ、今のは?」 (地図を手に入れたジャンゴに) おてんこさま 「地図を手に入れたようだな ダンジョンのマップは、メニュー画面のマップメニューで確認することができる マップを見るためには、そのダンジョンの地図が必要だ ダンジョンによっては、地図が1枚とはかぎらないから注意してくれ」 (十字の部屋のヒントパネル) [方角] 冒険者たる者、道にまようことなかれ 画面右上は北、右下は東、 左下は南、左上は西と知れ (十字の部屋の東側にて) おてんこさま 「これは重量スイッチだな 上におもりとなるモノを乗せれば、起動するはずだが・・・」 (剣を手に入れたジャンゴに) おてんこさま 「ソードタイプの武器を手に入れたようだな ソードは太陽銃(ガン・デル・ソル)とちがい、エナジーがなくても使うことができる 太陽ショットのように、遠くの敵を攻撃することはできないが、 移動ブロック、木箱を破壊することが可能だ 中には、さらに特殊な効果を持ったソードもあるらしい ソードには、メニュー画面のソードメニューで装備した上で、 SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、 持ちかえることができる Bボタンを押すとソードをかまえ、はなすと攻撃をくり出すぞ 太陽銃(ガン・デル・ソル)とソード・・・ それぞれの特徴をよく理解して、 効果的に使い分けるんだ」 (剣を手に入れずに移動ブロックのある部屋に行ったジャンゴに) おてんこさま 「ぬぅ・・・ この木箱を何とかしなければ、先には進めそうもないな・・・ 太陽銃(ガン・デル・ソル)では木箱を破壊することはできない ジャンゴ、何か別の武器をさがすんだ」 (移動ブロックのある部屋のヒントパネル) [太陽タケノコと精霊虫] ダンジョン内で武器を使うと、 地面から水晶のようなモノが生えてくることがある それは大地にたくわえられたエネルギーのかたまり、太陽タケノコだ 太陽タケノコには3種類の精霊虫がひそんでいる ふれた者のエナジーを回復させる太陽虫、 ライフを回復させる月光虫、 そしてエナジーをうばう暗黒虫だ 太陽虫、月光虫は太陽チャージでよびよせることもできるが、 暗黒虫は自ら近づいてきてエナジーをうばおうとする 冒険者たる者、つねに警戒をおこたるな (スイッチに近づいたジャンゴに 鉄格子に関するコメントとどちらか一方のみ聞ける) おてんこさま 「レバースイッチか・・・ これは何か仕掛けを動かすためのものだ レバースイッチを入れるには、レバーを攻撃すればいい どうする、ジャンゴ?」 (鉄格子に近づいたジャンゴに スイッチに関するコメントとどちらか一方のみ聞ける) おてんこさま 「鉄格子か・・・ どこかに、この鉄格子を開けるためのスイッチがあるはずだ ジャンゴ、スイッチをさがすんだ!」 (天窓とグールのいる広い部屋にて) おてんこさま 「天窓、 そしてグールか・・・ いいか、ジャンゴ アンデッド(死者)タイプのモンスターは太陽の光を苦手とする 天窓の光の中にさそい出せば、 攻撃することなく、ダメージをあたえることができるぞ 聴覚を持つ敵モンスターをさそい出すには、 壁たたきが有効だ 壁にはりついた状態でAボタンを押せば、 壁をたたいて物音を立て敵モンスターをさそい出すことができる (太陽ゲージが1以上) 重要なテクニックだ。 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」 (太陽ゲージが0) 太陽ゲージがゼロでは、天窓を利用することはできないが・・・ 重要なテクニックだ。 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」 (クロロホルルンの居る部屋にて) おてんこさま 「この気配は・・・ あれは暗黒物質(ダークマター)によって形作られた闇の精霊、 ファントム(幻影)タイプのモンスター、クロロホルルンだ 冒険者が近づくと、取りついてライフをうばおうとする 万が一取りつかれてしまったら+ボタンをすばやく動かして、ただちにふりほどくんだ ホルルンは闇の精霊なだけあって、太陽の光を苦手とする グール同様、天窓の光でダメージをあたえることもできるぞ」 (太陽スタンドと太陽ダケがある部屋にて) おてんこさま 「これは・・・ 太陽スタンドに太陽ダケか この太陽スタンドは・・・ 太陽センサーがキャッチした太陽の光を、 エナジーとして自動的にためておいてくれる魔法機械だ そのスタンドの前でAボタンを押しっぱなしにすれば、 エナジーをチャージすることができる 夜間でもチャージすることができるから、昼間の内にエナジーを集めておくといい そしてこの太陽ダケは・・・ 成長し、地上に飛び出した太陽タケノコだ 攻撃を加えることで中にいる月光虫をよび出すことができる いくら攻撃を加えても、こわれることはないから安心してくれ しかし気になるのは、この闇の気配だ 闇の一族(イモータル)ほどではないが・・・ 油断は禁物だぞ、ジャンゴ!!」 おてんこさま 「これは・・・闇の封印か? ジャンゴをほうむり、さらに封印までほどこすとは これがあいつの本心だとは思えんが・・・ くそっ、このままでは永遠にこの地下牢獄からぬけだせない!! 何か方法はないのか!?」 ??? 「うわああああああっ!!」 青ポンチョの少年 「いってぇーっ!! クソッ、ケツが2つにわれちまうぜっ!!」 青ポンチョの少年 「まったく・・・ 時間転移(タイムワープ)だかタイムストリップだか知らねーが パンの耳ちょろまかしたぐらいでこんな目に会うなんて、割に合わねーぜ」 青ポンチョの少年 「まさかホントに・・・ 世紀末世界とやらに来ちまったのか? それじゃあ、この世界のどこかに伝説の戦士が・・・」 青ポンチョの少年 「まさかな・・・ あんなのはただのおとぎ話さ たとえいたとしても、どうせ死んじまうんだ だったらさがすだけムダさ まったく、伝説の戦士の子孫だなんて・・・ ぬすみの言いわけにしちゃあ、話がデカすぎたぜ それにしても・・・ ハラへったなぁ」 青ポンチョの少年 「・・・太陽少年ジャンゴ、 ここに眠る」 青ポンチョの少年 「ヤバッ!!」 青ポンチョの少年 「待てよ・・・太陽少年?」 青ポンチョの少年 (日中) 「あれは・・・太陽? 本物の太陽なのか!?」 (夜間) 「あれは・・・月? 本物の月なのか!?」 青ポンチョの少年 (日中) 「それじゃあやっぱり・・・ この世界はまだ闇の一族(イモータル)に支配されていないのか? どうやら・・・ 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」 (夜間) 「それじゃあやっぱり・・・ この世界はまだ、闇に支配されてはいないのか? どうやら・・・ 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」 青ポンチョの少年 「ま、悪気はなかったんだ 化けて出るんじゃあねーぞ、 太陽少年! じゃあな!!」 おてんこさま 「闇の封印が弱まった? いったいどうして・・・ いや、そんなことは後回しだ 今なら封印をやぶれるかもしれん。 撃つんだ!!」 おてんこさま 「よしっ!! これで地上に出られるぞ!」 おてんこさま 「やれやれ、 助かったか・・・」 おてんこさま 「いい顔になったな、 ジャンゴ!」 ジャンゴ 「おてんこさまもね!」 おてんこさま 「ふふっ それにしても、やつはなぜこんなことを・・・」 おてんこさま 「思い出したようだな、 ジャンゴ・・・」 ??? 「さすがはわれらが主サバタさま・・・」 ??? 「大いなる災厄 ・・・ 破壊の獣、 ヴァナルガンド その力を受けつぐ者、暗黒少年・・・」 ??? 「ヴァナルガンドはまもなく解放される 血と大地によって月がそまる時破壊の獣はとき放たれる」 ??? 「太陽の季節は終わりを告げ、暗黒の時代がおとずれる」 サバタ 「さらばだ・・・ 太陽少年ジャンゴ もはやわれわれのジャマをするものはない 世界は・・・終わる」 おてんこさま 「サバタ、 どうしてなんだ・・・? 闇の女王(クイーン)に暗黒少年として育てられたとはいえ、 おまえもまたジャンゴと同じ太陽と月の血を受けつぐ者 血を分けた弟をたおし、封印までをもほどこすとは・・・ その身に宿る暗黒物質(ダークマター)の命ずるままに、世界をほろぼそうというのか? だが・・・ あのサバタがふたたび闇の一族(イモータル)に加わるとは考えられん この裏にはきっと何かある・・・」 ??? 「クックックッ・・・ やはり生きていたか、 ジャンゴ!!」 おてんこさま 「おまえは伯爵!? またしても復活を果たしたのか!?」 伯爵 「相変わらずのようだな。 太陽の使者、おてんこよ わすれたわけではあるまい? わたしはヴァンパイア・ロード何度でもよみがえる そして破壊の獣、ヴァナルガンドの復活もまた近い 急いだ方が良いのではないか?」 おてんこさま 「何が言いたい? 言われるまでもなく、おまえたち闇の一族(イモータル)の思い通りにさせるつもりはない!」 伯爵 「クックックッ・・・ ならば教えてやろう ヴァナルガンドの復活を止める、ただ一つの方法を」 おてんこさま 「なにっ!?」 伯爵 「世界の崩壊を止める、ただ1つの方法 それは暗黒少年サバタ・・・ ヴァナルガンドの後継者であるあの男をたおすことだ」 おてんこさま 「バカなっ!? あのサバタが・・・ ヴァナルガンドの後継者だと!?」 伯爵 「どうする、太陽少年? たおせるのか、実の兄を? クッカッカッカッカッ!! その覚悟があるのなら・・・ われらイモータル四人衆を追って来い! 東の地で待っているぞ、 太陽少年ジャンゴ!!」 おてんこさま 「イモータル四人衆・・・ ヴァナルガンドの復活がやつらの目的だとすれば サバタはやつらにあやつられているのか? それとも・・・」 おてんこさま 「ジャンゴ・・・ 真実がどうであれ、いずれはその決着をつけるときが来る そのときまでに、おまえは自らの心を決めておかなければならない おまえのその心が、われわれの運命を決することになるだろう だがたとえどんな結末が待っていようとも・・・ わたしはいつまでも、おまえと共にある ・・・とにかく今は伯爵を追うしかない 行こう、ジャンゴ!! 明日もまた日は昇る!」 by kame S目次 ←Sプロローグ S死灰の街→■ Sダンジョン外
https://w.atwiki.jp/maeno-takehiro/pages/108.html
従来からの資格に加えて国際会計基準の導入を視野に入れた試験が注目を浴びている。 英語の能力に加え、パソコンなどのIT知識も必要な時代であることをよく認識しよう。 商品そのものが複雑な要素からなり、しかもモノが売れない時代。 しっかりした知識とノウ八ウが仕事をするうえで必要になる。 本格的lT時代の到来によってもっとも有望な資格の分野だが、技術の進歩が早いため、一度取得したからといって、ずっと通用する資格ではないことを覚えておこう。 人材育成コンサルタント・前野岳洋
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/312.html
神に愛された男(後編)◆WXWUmT8KJE カラッと降り注ぐ陽光の胡散臭さに赤木は思わず目を細める。 ここは偽者の空間。ゆえに、目に映るものはすべて信じられない。 流れる砂漠の砂も、身体を吹きぬける風も、天空から降り注ぐ太陽の光も、すべて偽者。 にもかかわらず、悠々と赤木は歩く。生まれついての自信、不安など捨て去ったかのように。 やがて、視界に黄金の怪人JUDOが入る。 「ここがキサマらが目指す、我が牢獄だ」 「クク……なるほど。ここに閉じ込められている……というわけか」 「うむ。せいぜい、我が抜け出れるのは、その首輪サイズくらいだ」 「……俺たちをずっと見ていた、というわけか。 まあ、あの時は盗聴器から気づいて、何らかのアクションが来ると思っていたがな」 赤木の言葉に、大首領は人間で言えば、『呆れる』という行為をとる。 赤木の行動は余りにも分の悪い賭けである。主催陣を挑発するような物言い、下手をすれば先ほど首輪が遠隔操作されたように、命を失いかねない。 ただ、大首領と話をする。そのためだけの行動としては、普通はありえない。 「ほう……お前は、死ぬかもしれないという恐怖はないのか?」 「……ありはするさ。5%くらいはな。だが……それもよりも恐れるものがあるッ!」 大首領は不思議そうな視線を向ける。まるで、ペットが急に体調が悪くなったのを気にする飼い主のような姿だったが。 「俺が俺らしく死ねないことだ……」 「死を望む人間か。珍しい……いや、違うな。いたな、死を厭わない、裏切り者たちが」 大首領が何かを思い出すように天を睨みつけている。 赤木には関係ない。誰と重ねられようとも、自分は自分だ。 仮面ライダーと呼ばれた男たちの話に、赤木は一切興味を示さなかった。 「JUDO……一つ賭けをしないか?」 「賭けだと?」 赤木がデイバックから取り出したのは、お椀とサイコロ。 どちらも学校から調達したものだ。 「半丁賭博という賭け事がある。二つのサイコロをこいつの中で転がし、下に降ろす。 二つのサイコロの目を足した数が……丁(偶数目)か半(奇数目)か」 「それくらい我が力で臨む結果を出せる」 「いいや……あんたは出来てもやらない。 分かっているはずだ……これは久しぶりの……勝敗の分からない勝負のチャンスだと……」 赤木はさらに大首領に近寄る。 鷲巣の時に感じた共感を、鷲巣以上に大首領へと赤木はぶつけた。まるで、恋焦がれていたように。 「JUDO。俺は賭けよう……この半丁賭博に……俺の命を……!!」 「ほう……」 「こいつを俺が振り、降ろした時の目……JUDO、お前が勝てば俺は自らの手で首を切ろう……。 お前に俺が勝ったら……そうだな。勝ったとき、一つ軽い願い事をかなえてもらおう……」 どうだ、とJUDOに赤木は声をかけて、サイコロを弄ぶ。 大首領は呆れたような視線を赤木へと向けた。ため息まで吐いている。 「余りにも、キサマが死ぬ確率が大きいぞ。我はその目を操作するなど、造作もない。 たとえしない、と我が約束をしたとしても、それを破ってお前を殺すかもしれないが?」 「それなら、俺はそこまでの男だったと言うことさ……」 常人では考えられないほどの狂気の行動。 赤木はこの殺し合いを潰すことに全力を賭ける、といった証明である。 もともとこの殺し合いを潰す確率など、無に近い。この機会、大首領との接触は殺し合いを潰す確率を上げるために必須。 命ごとき賭けなければ、おおいな利益は得られない。 とはいえ、大首領との接触事態、幸運中の幸運、奇跡に近い。 首輪まで外れた。いつ赤木の運が尽き、無残に死ぬか。 生か死か、その狭間にいることを自覚しながら、赤木はなお笑う。 そこが、自分の居場所だと言わんばかりに。 大首領は数秒赤木を見つめていたが、やがて返事をする。 「いいだろう。その戯れ付き合ってやる」 「感謝する……」 大首領が約束を守る保証などない。そのなかで、赤木はお椀に二つのサイコロを放り投げ、地面に振り下ろした。 膝をついたままの姿勢で、視線を大首領へと向ける。 無機質な、それでいて圧倒的な威圧感を持つ大首領を前に、赤木は口を開いた。 「半か…………丁か…………」 □ 窓から覗く空の闇が晴れていき、紫色へと変化していくなか、赤木は悠々とタバコをふかしていた。 外から聞こえる雨の音が心地よい。 久々のニコチンの味を感じながら、静かに煙を吐いた。 見る人間が見れば、神に対して不遜だと罵ったのだろう。 赤木は北にある神社の、ご神体が祭られる社で堂々とタバコをふかしていたのだから。 最も祭られているのは、この殺し合いの参加者にとって馴染み深いもの。 誰もが目撃したもの。 強化外骨格、大首領の魂を宿す存在。 赤木は勝負に勝った。戦利品を手に強化外骨格に背を向ける。 台座に機械に組み込まれた核鉄を――赤木は知らないが、核鉄を組み込んだ機械をRS装置という――を尻目に。 みたところ、厳重に固定されて、生半可な行為では外れないようになっている。爆弾も見え隠れするが、赤木は興味はない。 扉に手を当て、赤木は一旦後ろを振り向いた。 「……JUDOだな。機会があれば……また会おう」 初めて会えた同類よ、赤木は内心でそう言い残し、扉を開ける。 その先には―― 【D-1 神社・強化外骨格が祭られている社 二日目 早朝】 【赤木しげる@アカギ】 [状態]:脇腹に裂傷、眠気、首輪がありません。 [装備]:基本支給品、 ヴィルマの投げナイフ@からくりサーカス (残り9本)、マイルドセブンワン二箱 [道具]:傷薬、包帯、消毒用アルコール(学校の保健室内で手に入れたもの) 始祖の祈祷書@ゼロの使い魔(水に濡れふやけてます)、 水のルビー@ゼロの使い魔、工具一式、医療具一式 沖田のバズーカ@銀魂(弾切れ) [思考・状況] 基本:対主催・ゲーム転覆を成功させることを最優先 1:大首領との再会。バトルロワイアルに引きずり込む。 2:対主催を全員説得できるような、脱出や主催者、首輪について考察する 3:強敵を打ち破る策を考えておく 4:覚悟に斗貴子を死に追いやった事を隠し、欺く。 [備考] ※マーティン・ジグマール、葉隠覚悟と情報交換しました。 またエレオノールとジグマールはもう仲間に引き込むのは無理だと思っています。 ※光成を、自分達同様に呼び出されたものであると認識しています。 ※参加者をここに集めた方法は、スタンド・核鉄・人形のいずれかが関係していると思っています。 ※参加者の中に、主催者の天敵がいると思っています(その天敵が死亡している可能性も考慮しています) そして、マーティン・ジグマールの『人間ワープ』は主催者にとって、重要なにあると認識しました。 ※主催者のアジトは200メートル以内にあると考察しています ※ジグマールは『人間ワープ』、衝撃波以外に能力持っていると考えています ※斗貴子は、主催者側の用意したジョーカーであると認識しています ※三千院ナギは疫病神だと考えています、また彼女の動向に興味があります。 ※川田、ヒナギク、つかさの3人を半ツキの状態にあると考えています。 ※ナギ、ケンシロウと大まかな情報交換をし、鳴海、DIO、キュルケの死を知りました。 ※こなたのこれまでの経緯を、かなり詳しく聞きだしました。こなたに大きなツキがあると見ていますが、それでも彼女は死にました ※『Dr.伊藤』の正体は主催側の人間だろうと推測しています。 『Dr伊藤』とのチャットによりわかった事 1:首輪は霊的に守護されている 2:首輪の霊的守護さえ外せれば、後は鋭い金属を継ぎ目に押し込む程度で爆発無しに外せる 3:既にその霊的守護を外した者が居る。そいつが首輪を外したかは不明だが、おそらく外してはいない 4:監視カメラは存在せず。首輪についた盗聴器のみでこちらを監視。その監視体制も万全ではない 5:敵には判断能力と機転に乏しい戦闘員が多い 6:地図外に城? がある 7:城には雷雲を突破しなければならず、そのためには時速600キロ以上の速度が必要 ※大首領との接触により、大首領とBADANとの間のズレを認識。 【その他共通事項】 ※社には強化外骨格が祭られており、RS装置に核鉄『バスターバロン』が組み込まれています。 また、固定がされており、RS装置が外れると、核鉄も一緒に爆破するようになっています。 □ 降り注ぐ日差しの中、大首領は地面に置かれたお椀とサイコロを見つめる。 賭けは赤木の勝ち。 サイコロの目は六ゾロの丁。大首領は半を選択した。 赤木との約束を守って、自らの能力を使わなかったわけではない。むしろ、使ったのだ。 赤木を生かすために。 やがて、大首領の右前方に、亡霊のように同じ姿の黄金の怪人が現れた。 名を、ツクヨミ。 大首領をこの時の牢獄に閉じ込め、今また裏切り者であるZXを支援する邪魔者である。 「何か言いたげだな?」 「……なぜあの男を生かした? よりにもよって、お前が……」 大首領は無言で歩き、サイコロを手に取る。 肩の震えが大きくなり、やがては天を仰いで笑い出した。 「ツクヨミ……我は奴の望みが気になり、答えを待った……」 ―― キサマの勝ちだ。願いを言ってみよ。そうだな、死者を蘇らせてもいいぞ? ―― そうだな。……タバコをくれ。 ―― なに? 「ククク! ツクヨミ、我は虫けらなど、どうでも良い」 実際そのはずだった。 大首領は、己の肉体になる人間などに興味はない。 ただこの牢獄から脱出さえ出来ればいい、それでよかった。 そのために、ZXを開発させた。 そのために、強化外骨格に目をつけた。 平行世界への干渉する能力を得たのは偶然だ。 そこで目に付けた強化外骨格の技術は、己が肉体を得るのに相応しい技術。 強化外骨格に必須な英霊を集める手段に、このプログラムを選択したのはただの気まぐれ。強化外骨格の完成までの余興。 BADANは、ガモンあたりは優勝者を、最も優れた能力者を自分の肉体にしようと画策している。 それとは反対に、大首領は人間など、虫けら(ワーム)など歯牙にもかけたことはない。 最強の生物範馬勇次郎も、零式防衛術継承者葉隠覚悟も、吸血鬼アーカードも、北斗神拳伝承者二人も、興味を示さない。 強化外骨格は完成間近。あと必要なのは、数人の魂と大首領が強化外骨格に乗り移るためのエネルギー。 エネルギーの確保自体もまた、容易であった。RS装置――エネルギー物質変換装置――は火薬もプルトニウムも必要としない。 核爆発を引き起こせるほどのエネルギーを生み出せる悪魔の機構。 核鉄「バスターバロン」の質量をすべてエネルギーに変換させ、牢獄と強化外骨格へのゲートを開く。 とはいえ、それは完全でない。バスターバロンとの相性もあり、牢獄に作れるほころびは魂が通る程度だ。 キングダークも失ったゆえ、核鉄「バスターバロン」を使うしか道はないが。 すべて上手くいくほど、甘くはなかった。ゆえに強化外骨格に頼らざるを得ない。 そして装着者。 大首領は装着者など、誰でもよかった。 今も、装着者など誰でもいいと思っている。ただし…… 「アカギ、名を覚えたぞ。キサマが我に「酔い」を与える日を楽しみにしておこう。 今のままでは味わう気にもならん。我を同類というのなら、我をそこへと引きずり込め。もしくは、再びここへ来い」 大首領は、初めて人間に期待をする。 彼はもともと、亜空間に幽閉されていることも相まって、命の尽きる恐怖など味わったことがない。 ショッカーが仮面ライダー1号2号に追い詰められても、V3が心臓に拳を食らわせても、他のライダーたちにいくつも組織を潰されても、彼自身は死を感じなかった。 赤木に言われるまで気づかなかったが、自分は参加したいのだろうと思った。 度し難い退屈。終わりのない生。 ゆえに、大首領は思う。 「クク……一刻も早く、我に肉体を与えよ。あのアカギと、我は再会したいのでな……」 その命令は、やがてBADANを震え上がらせ、動揺させる。 大首領、かつては人に神とあがめられ、BADANには神とされる存在。 彼は、赤木しげるを愛した。 【空間の牢獄 二日目 早朝】 【大首領JUDO@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本:空間の牢獄を脱出する。 1:赤木との再会。 2:肉体を得る。そして、赤木のいう「酔い」を味わう。 ※大首領はあくまで、「肉体を得る」ことを優先しています。 ※強弱は拘っていません。また、バトルロワイヤル開催の理由は、ただの戯れ。 前編 231 悪鬼 投下順 233 決戦 231 悪鬼 時系列順 233 決戦 219 求めはしない 救いはしない 未来(あす)に望むものは―― 赤木シゲル 235 束の間の休息 219 求めはしない 救いはしない 未来(あす)に望むものは―― パピヨン 234 STILL LOVE HER ~失われた未来~ 228 進化 川田章吾 234 STILL LOVE HER ~失われた未来~
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4329.html
ギザ十と幽霊少女とご先祖様と組織の狗 20 ~ノートの太郎さんサイド~ 「くふふ……来たか、小童」 その声に、僕は振り返る。 「暗部」の地下施設へと突入して行った彼が何かを叫んでいたけれどそれを聞く余裕も、既に僕には無かった。 「……B-No.006」 「くふふ……覚えていてくれたか、確か怪談仮面TAROⅢと名乗っておったな小僧、さてここへ来たという事は、あの時の続きをする…と言う事で良いのかな?」 ニヤリと嗤う目の前の黒衣の老人へ、僕は静かに頷く。 そんな僕の様子に、くふふ…と、笑みを浮かべると、敵は無言で構えを取った。 右手から放出するビームソード、「日光剣・タロウサンブレード」を消し、僕も構えを取る。 僕のその行為に、方眉を上げる老人、「その剣は使わなくても良いのか?」そう眼で問いかけてくる老人に 無言で返す、もとより、この老人を相手に武器を使う気は無い。 先日の戦いの、記憶が蘇る。 たった、人撫で、それだけで行動不能にさせられた僕。 悪に屈し膝をつく、正義のヒーローとしてあってはならない事だ、許す事は出来ない事だ! だから雪辱を果たす、僕はこの強大な敵を、この拳だけで打ち倒す! ズドンッ!という、大きな爆発が祭り会場の方角から聞こえる。 その瞬間、僕と老人は同時に動き出した。 ――瞬転。 強烈な気迫を込めた左拳を相手へ向けて打ち出す、それを当たり前のように軽く避け、お返しとばかりに、繰り出された裂帛の肘打ちを、右掌で受け止める。 ズンッと重い衝撃が僕の身体を揺らし強烈な破裂音が鳴り響く、僕の背後、数十メートル先に立っていたはずの廃ビルが彼の技の残滓によって倒壊していくのを肌に感じる。 「くっ……」 小さく呻き、不意打ちの膝蹴りを老人の顎へと向けて放つ、だがそれすらも予想していたかのように自然な動きで避けきると。 次の瞬間にはどうやったのか僕の背後へと回った老人の掌が、僕の背中を打ち貫いた。 まるで対戦車用のロケットランチャーを至近距離から直撃されたような衝撃に、僕の身体が仰向けに宙を舞う。 そんな、僕の身体に平行するように飛びかかり、かかと落としを僕の腹へと叩き込む老人。 上空へと舞上げられた瞬間に、直下へと突き落とされた僕の身体は、轟音を巻き起こしながら無人のビル街のど真ん中にクレーターを一つ作りだした。 「なんじゃ、もう終わりか、意外とあっけないもんじゃのう……」 心底、呆れ果てたように呟く老人の言葉に、僕は何も言えない。 たったアレだけの攻防で、僕の力が相手に微塵も適わない事を痛感させられてしまった。 ジャリジャリと、粉砕されたアスファルトを踏みしめる足音が聞こえる、立ち上がらなければ、次こそはとどめを刺される。 だが、身体が動かない、力が出ない、戦う事も、逃げる事すら出来ず。 ただ僕は、直ぐ側に立つ死神の気配だけを感じていた。 ―続くー。 前ページ次ページ連載 - ギザ十と幽霊少女とご先祖様と組織の狗
https://w.atwiki.jp/wiz_social/pages/84.html
断片化された魂の書(ソウルフラグメント) ※開催期間 11/1 12 00 ~ 11/8 10 00 上位ランカー以外にもキリ番で上位と同等のSR報酬あり イベントSR「ストーリア【L】」入手条件50エリア 200万EP 鏡に囚われた人の救出 「防御PP」を最大値の10%使う(10%で鏡を破壊できない場合は20%...の選択肢が追加される) 鏡に与えるダメージは「消費防御PP×10×倍率」 倍率ボーナス パーティに「魔術師」がいるとLvに応じて倍率が加算される加算倍率「Lv×0.1+1.9倍」 簡易早見表 Lv 1 10 20 30 40 50 60 70 加算倍率 +2.0 +2.9 +3.9 +4.9 +5.9 +6.9 +7.9 +8.9 最新の10件を表示しています。コメントページを参照 ページ新設 - 名無しさん 2013-11-01 21 31 20 攻撃力は「消費防御PP×10×倍率」です。例:消費防御PP40で倍率25倍の場合、40×10×25=10000 です。 - 名無しさん 2013-11-01 21 36 59 見たことある鏡の中の人、1人(鏡HP1000)、2人(鏡HP3000)、3人(鏡HP5000)、5人(鏡HP10000)の4種類。防御PP10%で5000ダメージ出るならこのイベントのために防御PP振る必要なさそう。 - 名無しさん 2013-11-05 22 22 18 今回のイベントアイテム交換所レートは、1個あたり挨拶Pなら1000、EPなら2500の高レートです。 - 名無しさん 2013-11-05 22 23 42 名前
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/2260.html
【元ネタ】列王記 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】イゼベル 【性別】女性 【身長・体重】169cm・57kg 【属性】中立・悪 【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 【固有スキル】 豊穣神の加護:A- 嵐、稲妻、豊穣の神バアルの加護。 その加護の本質は天候操作であり、悪天候を避ける他、 雷鳴による支援攻撃や慈雨によるHP回復さえも可能となる。 ただし、スキル“神の加護”を持つ者と対峙した場合、 このスキルは消滅し、加護の供給は断たれる。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 本来ならセイバー、ライダーといった騎士系のサーヴァントがこのスキルを持つのだが…… イゼベルがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい。 麗しの姫君:B 周囲の人を惹き付けるカリスマ性。 ただ存在するだけで己の信仰を他者に伝播させ、骨抜きにする。 抵抗には対魔力の他に“神の加護”に類するスキルが必要。 【宝具】 『凌辱の聖柱(エトバアル・フォーハンドレッドフィフティ)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:450人 男根信仰を象徴する偶像である木製の「聖柱」を模した槍。 聖柱の性質は他宗教由来の信仰の“凌辱” 相手が宝具を開帳している間に空間に突き立てることで、 無防備状態の精神に侵攻するマインドレイプ。 抵抗には対魔力や対精神スキルの他に“神の加護”に類するスキルが必要となる。 真名解放の際に、槍の穂先から白い魔力波が観測されるが、猥褻は一切ない。 『邪淫の聖木(アシェリム・フォーハンドレッド)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~45 最大捕捉:400人 アシェラ女神の加護を内包し、彼女自身を象徴するとされる「聖木」を模した槍。 聖木の性質はアシェラの数多い神性の中から“神々の生みの親”の部分を切り取った、 繁茂の権能を示す信仰礼装。 真名を解放することでレンジ内に存在する宝具が内包する神秘に対して根を張り、 魔力と神秘を時間を掛けて吸収し尽くし無力化する。 『凌辱の聖柱』同様、抵抗には対魔力以上に“神の加護”に類するスキルが重要となる。 【解説】 紀元前9世紀の北イスラエル王国の王アハブの后。 旧約聖書の中ではユダヤ教の預言者と対立する邪悪な女として描かれている。 フェニキア出身の彼女は、王を唆して地元のバアル信仰を布き、 イスラエルの首都サマリヤにまでバアルの神殿を建設させた。 預言者エリヤが彼女の傘下にある偶像信仰の預言者と対決し、 これを撃退した時には大いに怒り、彼を殺そうとした。 アハブ王の死後も王国の権力を握ったが、ヨラム王の代に ヨシャファトの子イエフが反乱を起こすと、彼女は宮殿から突き落とされて死んだ。 これはアハブが欲しがったナボトという男の葡萄畑を、 彼女が「神と王を呪った」と嘘の密告をさせて処刑し、奪ったことによる 罪の報いであるとされている。 公式に半ば否定されたと言っていい“神々の加護”が一番あってるなあと思ったが
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1996.html
(消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた (消滅)まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 ふたば系ゆっくりいじめ 118 泣きゆっくりとまりさつむりを一緒に飼うことになった 句読点の位置がおかしいのは仕様です まりさは見ていた、涙で曇る視界に群の仲間と家族の惨状を まりさは聞いていた、ゆっくりできない友達の声と家族の断末魔を まりさは誓った、人間に復讐すると 数十分前 まりさは、兄弟と群の友達とかくれんぼをしていた 今日の鬼役は、群の子ともの中の最年長である、ありすおねーちゃんだ この群では、狩りに連れて行ってもらえる寸前であるゆっくりが、子供達のリーダーを任せられる つまり、子供のリーダーになったら狩りに連れってもらえるまで後少し リーダーになったありすは、大人の仲間入りできる喜びとに心をウキウキさせていた そんなリーダーありすを、子供達は褒め称える 「ありしゅおねーちゃんは、もうしゅこちで、おちょなに、にゃるんだね!」 「まりさも、早くありすお姉ちゃんみたいな、奇麗で強い大人になりたいよ」 リーダーになることによって、大人の責任感と子供達の見本になる大人になることを意識させる それがこのシステムの狙いだった まりさは必死に隠れた 『かくれんぼが上手ね、すごいわまりさ!』 そう、ありすおねーちゃんに褒めてもらう為に しかし現実は全く逆方向、まりさは一番に見つかってしまう 「まりさちゃん見つけたわ!」 「ゆぐっ!?」 今まで、兄弟の誰にも見つかったことのない秘密の隠れ場所である茂みの中に隠れたのにあっけなく見つかる まりさはショックを受けて泣き出してしまった 「ゆあああああん、みちゅかっちゃったよおおおお」 「ゆ!? まりさちゃん泣かないでね」 ありすは、すぐに涙をぺろぺろで拭き取り、あやす為にすりすりをする 親愛しているありすおねーちゃんからすりすりをされて、まりさはすぐに泣きやんでしまった 「ゆゆ~ん、ありすおねーちゃんのすりすり気持ちいいよ」 「ゆふふ、まりさちゃんはまりさなんだから、すぐに泣いたらダメよ」 「ゆっくり理解したよ! だからもっとすりすりしてね!」 「まりさちゃんは甘えんぼさんね」 かくれんぼをしていた事を忘れて、まりさはありすおねーちゃんとのすりすりに没頭する ありすも、自分を慕ってくれるまりさに答えてすりすりを返す その時だった 突然ゆっくりできない声が広がる 「いじゃいいよおおおおおおおお!!!!!」 「ゆ”っ!?」 その声の方向へ、すりすりを止めて、2人は目を向けた 茂みの中からだったので視界は悪いが、それでも何が起こっているか理解するのに十分だった 広場にいたゆっくりの1匹が、永遠にゆっくりできなくされていた 「あれは・・・にんげん・・・まりさちゃん声を出しちゃだめよ! ゆっくりできなくなるからね!」 ありすが声を潜ませるように注意する 「やべでぇ! でいぶぼ、づぶざないべええええ!!!」 「さっさと死ね」 「ゆぴっ”!?」 親や群の先生ゆっくりから人間のことは聞いていた ゆっくりできる人間もいれば、ゆっくりできない人間もいること ゆっくりできない人間は、ゆっくりを簡単に殺してしまうことを 目の前で潰された友達、友達を簡単に潰した人間 まりさは恐怖で、歯をカチカチとさせる事しかできなくなっていた 「じにだぐな、ゆびぃ!?」 「いじゃいよおお!!!いじゃいいいいいい!!!」 「おどーざんだずげでええええええ!!!」 「あでぃずおねえええじゃあ”あ”あ”あ”ん!!!」 子ゆっくり達は、助けを求め逃げるがすぐに追いつかれ、スパイクの付いた靴裏で潰されしまう 元々、人間の歩行速度以下の速度でしか飛び跳ねれないゆっくりだ、子供である子ゆっくり達が逃げれるはずもなかった その行為を静かにみていたありすは、まりさに告げた 「まりさちゃん、ここから絶対出ちゃだめよ」 「・・・・ゆ?」 ありすの言葉を聞いて、少し元気付けられたまりさは返事をする 「ありすは、他の子供達を逃がすから、まりさちゃんはここでじっとして待っててね」 「いやじゃよ! きょわいきゃらいかないでね!」 「ありすが人間をくい止めないと、友達が死んじゃうのよ? ゆっくり理解してね」 「でも・・・でも・・・・」 「ここに居たら人間も、まりさちゃんを見つけれないから・・・ね?」 「ゆぅ、わかったよ・・・」 「ゆっくり理解してくれてうれしいわ・・・ゆっくり待っててね!」 そう言って、ありすは茂みから飛び出して、人間に向かっていった 「そこのゲス人間! そこまでよ!」 「あぁん?」 群を襲った人間は、ゆっくりの家の中へ逃げた子供を引っ張り出したところだった 「なんだ、でかいのもいるじゃんか」 「その子を離しなさい! ありすが相手になるわ!」 「はいはい、わかりましたよ」 「ゆゆ~ん、おしょらを、いじゃいいいいいい!!!?!?」 人間は、ありすの言葉に従って子供を放す 人間の身長から落とされた子供は、痛がっているが餡子も飛び出しておらず、命には別状ないだろう 「ちびちゃんゆっくりしてないでこっちに来てね!」 「まぁ殺すんだけどな」 「あでぃずおべーじゃんだじげ、ゆびっ!?」 「・・・ゆ?」 ピッシャっと、ありすの顔に温かくて甘い匂いのする、ゆっくりできないモノが降りかかった 勢いよく、地面を靴に挟まれた勢いで口や目から噴出した餡子だった 「ゆ、ゆ、ゆ・・・・ゆあああああ!!! どおしてこんなことするのおおおお!!!」 「お前達を駆除にきたからだよ」 人間は、ありすに質問に答えて言い放った 駆除 言葉の意味は知っている ゆっくりできないゆっくりに人間が行う行為だ だが、ありすにはそんな心当たりなんてなかった 群にはゲスはいなかった、人間にも近づいたことすらない 「ありすの群はゆっくりした群よ! なんで駆除なんてされないといけないの!?」 「あー、この群はとばっちりだよ」 「とばっちり?」 今度の言葉は知らない単語だった 「意味を知らないか・・・まぁ、あいつ殺した後にでも教えてやるよ」 「・・・ゆ!? やめてえええええ!!!」 知らない言葉を聞いて、一瞬餡子脳が呆けたが、人間の言葉で我に返り子供達を助けようとする しかし、それはできなかった 「ほら、たかいたかいだ」 「ゆ~ん、おしょらをとんでるみたい!」 ありすが人間に追いついたとき、すでに人間の手には複数の子供が捕まっていた その子供達を人間は、力いっぱい空に投げた 「ゆゆ~・・・・ゆびっ?」 「地面さんゆっくりじ・・・」 ある子供は空を飛んでいると思ったまま死に、ある子供は地面が自分を襲っていると勘違いをして死に 「だじげで・・・い・・・じゃい・・・よ・・・・」 ぷちっ ある子供は人間に止めをさされて死んだ 「あ、あ・・・・あ・・・・・・」 ありすは思考が追いつかず、嗚咽を漏らすしかできなかった 「さて、とばっちりの意味を教えてやる」 そんなありすを無視して、人間は残りの子供達を踏み潰しながら約束通り意味を教えた 今の状態のありすの頭に届く声ではないが、ありすは2つのことを理解した 1つは、近くも群が人里に下りて悪さをして、その群を駆除するついでにありすの群を駆除された事 もう1つは、この人間はゆっくりを殺しているのに、笑っている事 「さて、そろそろ暇つぶしも飽きたし、ありすにも死んでもらうかな」 「・・・」 勝てない事なんてわかっていた せめて、子供達が1人でも多く逃げる時間を稼げればいい その努力も水の泡になった 茂みの中にいるまりさ以外は全員殺されてしまった もう生きていても仕方が無い そう言い聞かせて死を受け入れる覚悟をした時だった 「ゆっくりできない人間は死ねぇ!!」 「みんな一気に攻めるよ!!!」 「れいむのちびちゃん返せえええええ!!!」 大人達が帰ってきた 口には尖った木の枝を咥えて、一直線に人間に突撃する それを見て人間はにやりと不気味に笑う 「やっと来たか」 そう言いながら、大人を見て目に希望を光らせたありすの頭部をつかみ持ち上げる そのまま大人の群に、ありすを勢いよく投げつけた 「ゆっ!?」 ゆっくりの反応速度を超えた速さで飛んできたありすを、大人のゆっくりが避けれるはずも無かった 咥えていた枝に、ありすは深々と刺さり絶命した 「ゆ、ゆ、ゆあああああ!!! あでぃずごべんねえ”え”え”え”え”え!!!」 「あーあ、ゆっくり殺しは大罪だな」 「ゆ”!?」 ありすを投げられ、意識がそっちに向いた数秒の隙に、人間は駆除道具を持ち出していた それは片手で持てる程度の太さで、長さは人間と同程度ある木の杭だった 「さて、死のうか?」 「じぬのば、おばえだああああああ!!!!!」 「ちびじゃんのがだぎぃいぃいいいい!!!」 大人ゆっくり達は、子供達の敵を取ろうと勇猛果敢に突撃した しかし、咥えた枝をいくら尖らせても当たらなければ関係ない 人間は、持った木の杭でゆっくりを殴打する 一振りで数匹のゆっくりの命を絶つ事の出来る攻撃で、大人ゆっくり達は、すぐに壊滅することになった 30分後、人間は殺したゆっくりの死体の処理を終えてすでにいなくなっていた 人間が、ペットボトルから垂らした青い液体が、ゆっくりの死体に触れると、死体はほんの数秒で分解してほぼ完全に消滅した ゆっくり分解剤、死体になったゆっくりにしか効果は無いが、ゆっくりを構成する不思議物質を、完全に分解し土に還すことが出来る その場に残ったのは、人間の一撃で木々に飛散した餡子、そして、一匹のまりさだけだった 「おどぉざ、おがーざん、どごなの・・・返事じでよ・・・まりざいい子にじで、ばっでだんだよ・・・・ゆっぐ・・・ゆああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ!」 いくら呼んでも、周りを見渡しでも誰もいない、死体すら残っていないのだから それでも、まりさは叫び続けた 目と耳に焼きついたモノを思い出さないように それから数日後 まりさは、何とか生きている状態だった 「ゆべっ、ぐるじいいいいいい!!!!!」 まだ狩りに連れて行ってもらえないほど小さいまりさだ どの植物や虫を食べていいかもわからない 親が狩ってきたご飯、今まで食べる事しか食べ物に興味なかったまりさには、ご飯がどんなものかも記憶にない 手探りで植物を食べれば、一日に数回は吐き出してしまうほどの草を食べてしまう 運良くまりさが捕まえれる虫を見つけても、動く虫に恐怖して捕まえることができなかった まりさが衰弱するには簡単な環境だった 「まりさは強くなるんだよ、強くなってドスになって人間をゆっくりできなくするんだよ」 復讐の計画を声に出して自分を奮い立たせる しかし、実際のまりさの声は、ゆっくりできない毎日のせいで喉が潰れており、霞んだ声しかでていなかった 「人間をゆっくりできなくしたら、ドスになったまりさがみんなのゆっくりプレイスを作るんだよ」 「そしたら皆をまりさが守るからね」 「みんなでゆっくりしようね」 「みんなで・・・おとーさん・・・おかーさん・・・」 今日もまりさは、ゆっくりできない草を食べる 死体処理はエイリアンvsプレデター2をちょうど見てただけなんだ ※泣きゆとつむりの感想への補足 怒って体当たりをするつむりがしーしーをかけられたときに威嚇で済ますかな? 体当たりは謝罪させるための脅し&泣きまりさへの苛立ち 威嚇は殺意って考えです しーしー二発で一瞬で溶けるって……自分の体内の水分で溶けんじゃねえの? 勢いはチョロチョロじゃなくてビジャーっと水道の蛇口MAXな感じです さらに補足すればそのせいで泣きまりさに開いた穴が広がったとかそんな感じです 直接描写描くように言われたのに忘れた結果これだよ! でもラストはうやむやに想像にお任せしますENDが大好きです