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「ドリーム小説って何ですか?」@wiki リンクについて リンクはご自由にどうぞ。 特に報告は必須ではありません。もちろん、連絡して下されば喜んで伺わせて頂きます。 サイト名 ドリーム小説って何ですか? アドレス https //www38.atwiki.jp/howtodream/ 管理人 藤紫 バナー お持ち帰りでお願いします テキストリンクや自作のバナーでのリンクも大歓迎です。 バナーも募集中です。 感謝リンク ドリーム小説作成支援 YumeTemp 素材 登録中サーチ お役立ちリンク マナーサイト ドリーム小説作成支援サイト 88x31.png 検索避け関連サイト 同人用語の基礎知識>検索よけ/ 検索エンジン避け対策 他同人関連サイト 便利サイト TAG index
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ぶらっく☆すくーるって何? 「ぶらっく☆すくーる」は専門学校で1年の時に、授業で作ったキャラクター達の物語。 シミュレーションゲームとして只今、開発中。 卒業制作時にはアニメーションとして制作。 「ぶらっく☆すくーる」略して、「ぶら☆すく」
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コウ「マイカちゃーん!」 マイカ「あ、コウ」 コウ「教えて欲しいことがあるんだけど!」 マイカ「なによ、また勉強?」 コウ「“ばれんたいん”て何!?」 マイカ「は?」 コウ「“ばれんたいん”てなーに!?」マイカ「えーと…」チラッ ユウ「頑張れマイカ」ファイッ マイカ「コウ、バレンタインてのはね。あれよあれ」 コウ「あれ?」 マイカ「チョコレートを…」 コウ「チョコレートを…!?」ゴクッ マイカ「す、すす…」 コウ「すす…す!?」 マイカ「……ごにょごにょ」 コウ「なになに!?教えてよマイカちゃん!」 マイカ「ああもう!チ、チョコレートを好きな人にあげる日だよ!」 コウ「おおお…チョコレートを好きな人にあげる日かぁ…!」 マイカ「そうよ!もう良いでしょ、じゃ」テクテク コウ「あ、まって!」パシッ マイカ「なによ」 コウ「じゃ、マイカちゃんにあげるね!チョコ!」 マイカ「はっ!?」カアッ コウ「好きな人にあげるんでしょ?」 マイカ「それで、なんで私にくれるのよ…」 コウ「だって私、マイカちゃん好きだし!」 マイカ「…まあ、コホン。くれるなら貰ってあげても良いけど?」 コウ「うん!頑張って作るね、楽しみにしててマイカちゃん!じゃっ!」ジュワッチマイカ「好きだし…だって」 ユウ「うん。良かったねマイカ」ニコニコ マイカ「…別に嬉しくなんかないし!ユウのバカ!」ダッ【後日】コウ「アリスちゃんチョコレート作り教えて!」バーン アリス「ガッテン承知ーッ!」ヒャッホウ 作者:R
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『どーしてくれないの?』 3KB 小ネタ 駆除 小ねたです 「おやさいのひとりじめは、ゆっくりできないよ!ぜんぶ、れいむたちにちょうだいね!」 「やい、くそにんげん!ここはまりささまのための、ゆっくりぷれいすなのぜ!さっさと、はたけさんからでていくのぜ!」 畑の周りに集まって騒ぐゆっくり達、その数はざっと30くらいだろうか? 大小さまざまなゆっくりが、畑の周りに張り巡らされた対ゆっくり用ネットの向こうで大騒ぎをしている。 一枚の薄っぺらなネットの向こうに広がる、壮大なキャベツ畑の前で悔しそうに、苛立っているゆっくり達の群れ。 これは野生のゆっくりの定番とも言える行動の一つだ。 単独で押しかけてきて、畑の所有権を主張する者も居れば、今回のように群単位で現れ、まるでデモでもやっているかのように騒ぎ立てる。 当然の事ながら、人間はその主張を聞き入れる事などない。 「なにしてるのぜ!いたいめにあいたくなかったら、さっさとたちさるのぜ!」 「むきゅ!なんてみがってな、にんげんなのかしら?ここはみんなのものよ!さっさとでていきなさい!」 「おやいはみんなのものだよ!れいむがぜんぶたべてあげるから、ゆっくりかんしゃしてね!!」 ゆっくり達はネットの前で、叫んだり、跳ねたりの、大騒ぎを続ける。 ネットに体当たりをしたり、枝や石でネットに攻撃するものもいるが、そんな事ではネットは破れはしなかった。 ガタガダガタガタガタ……… 「ゆゆ?なんなのぜ、このおとは?なんだかゆっくりできないんだぜ!」 「ゆ~ん?なんなの?どこからきこえてくるの?」 ゆっくり達は、突然聞こえてきた異音を不振がる。 野生の暮らしでは、まず聞くことのない機械音。 ネットを壊そうとしていたゆっくり達も、音に気がついて作業を止める。 「ゆっがぁぁぁぁ?!なんなのぜ、あのすぃーは?!」 「うるさいんだねーゆっくりできないんだねーわかるよー!」 「むきゅ!あのすぃーに、むちなにんげんがのっているわ!むきゅきゅ!わかったわ!ほかのだゆっくりはごまかせても、ぱちぇはごまかせないわ!」 「ゆーん?いったい、なにがわかったの?それとれいむは『だゆっくり』じゃないよ!ていせいしてね!」 「むきゅ…あれは、にんげんのすぃーよ!ぱちぇは、じぶんのおどろくべき、ぶれいんさんが、ときどきこわくなるわ!」 「ゆっがぁぁぁ!にんげんのくせに、すぃーにのるなんて、なまいきだぜぇぇぇ!!」 ガタガタガタガタガタ… グチャ!ベキッ!バキッ! ゆっくり達が下らない会話をしている間に、「にんげんのすぃー」こと、トラクターがキャベツを踏み潰していく。 それに気がついたゆっくり達は、何が起こっているのか理解出来ずにしばし固まる。 「………ゆは?…ゆっがぁぁぁ!!なにやってるんだぜぇぇぇぇぇ!!」 「むっきょぉぉぉぉ?!しんじられないわぁぁぁぁぁ!どぼじでおやざいを、つぶじでるのぉぉぉ?!むぎょ!エレエレエレエレ…」 「にゃがぁぁぁぁ?!わがらないよぉぉぉぉぉぉ!!」 そして事の重大さに気がついた時、ゆっくり達は火がついた様に騒ぎ始める。 各ゆっくりが口々に抗議の声を上げ、集団でネットに体当たりを始める。 「よし!いまだっぺ!」 トラクターに乗った人間の合図と共に、急にネットが取り払われる。 怒りに任せたゆっくり達は、野菜に目もくれず、一斉にトラクターに飛び掛った。 「やめろぉぉぉぉぉ!まり 『グチャ!』 ゆげっ!」 「やめてねぇぇぇ!れいむのおや 『グチャ!』 ゆぶっ!」 「おやざいをつぶすなんて、わがらなぁぁ 『グチャ!』 にゃぶ!」 「くそにんげんは、すみやかに、はたけをあけわた 『グチャ!』 むびゅ!」 キャベツと共に、次々に踏み潰されていくゆっくり達。 たちまち、周囲には甘い匂いが漂い始める。 こうして1時間もしない内に、畑のキャベツと集まっていたゆっくり達は、すべて潰されて土に混ざっていた。 「げびょ…ゆぎ…どぼじで…ごんな…つぶすなら…わけてぐれても…ぎぎ…ゆが…」 死に損なった1匹のゆっくりが、悲しそうな、悔しそうな顔で、誰に言うでもなく呟く。 そんな呟きを、たまたま耳にした人影が、その問いに答えた。 「むずかしいことは、わからねぇけんど…やさいをつくりすぎると、もうからねぇっぺよ…」 「ゆぎぎ…そんなの…わがら…ゆっぐ…どぼじ……ぼじで……ど…じ…て」 潰れかけて何のゆっくりかも解らなくなったそれは、悔しそうに歯軋りをすると動かなくなった。 「ほんとうは、ゆうかだって、こんなことはしたくねえっぺよ…でも、しかたねえんだ…にんげんさんに、くわしてもらってから…のうかのつごうがあるっぺよ…」 寂しそうな背中はそう呟くと、何も無くなった畑を後にした。 完 徒然あき
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いろいろ設定お借りしています 文章ほとんど書いた事ないので注意 全然いじめてないかも ぺにまむあり ある群れに、引きこもり気味でお家に遊びに来る友達もほとんどいない、ちょっと寂しい生活を 送っているゆっくりれいむがいた。 れいむは他のゆっくりより小さい声しか出せない恥ずかしがり屋さん。 喋ろうとしてもゆっくり考えてからじゃないと口に出せない、ちょっと頭の回転が遅い子。 だから、何か発言しようとしても他のゆっくりの大声に負けてしまう。 やっと話そうとしてもみんなは次の話題に夢中になっている。 そうこうしている内にほとんど喋らなくなり、存在感がない、影が薄いゆっくりになってしまった。 少し恋心を抱いていたまりさの「れいむはくらくてゆっくりできないよ!」という 心無い一言も原因で友達とも遊ばなくなった。 別にいじめられていたわけでもない、喋らなくてもみんなと一緒にいてにこにこ笑っていれば 良かったのに、自分で殻の中に閉じこもっていた。 「ゆふー…」 れいむは丸い体をゆーらゆーらと揺らしながら溜息を漏らしていた。 他のゆっくり達が輪になって楽しそうに談笑しているところから遠く離れた場所で、何度も何度も。 気分を紛らわすために外に出てみたが、憂鬱なのは変わらなかった。 「どうして一人で居るんだい?れいむ。ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね…」 やっぱりお家へ帰ろうとれいむが考えてたとき、突然後ろから声を掛けられた。 人間だ。人間はゆっくり出来ないかもしれないから、見かけたらすぐ群れのリーダー報告するのが義務。 でも今は群れの誰とも会いたくない。 もうどうなってもいい、そんな気分だった。 「ひとりでいさせてね!」 最初は邪険にして、プクーと膨らんで追い返そうともした。 けれど人間は優しそうに微笑んで諦めず元気付けようと話をしてきた。 れいむは胸にこみ上げてくるものを感じ、次第に心の殻を溶かして、ぽつりぽつりと一人ぼっちでいる 理由を打ち明け始めた。 今まで溜めていたものを全部吐き出した。 こんな自分はもう嫌だ、変わりたい、存在感があるみんなに注目されるゆっくりになりたい、と。 「よし!俺にまかせろ。れいむを注目されるようにしてあげるよ」 「よし、ここでフェロモンを…こっちはオーケーだな。 さて次はれいむのまむまむをいじろうかな。ヒャハー!改造だー!」 お約束で、人間の正体はゆっくりをゆっくりさせない虐待お兄さんだった。 殺風景な部屋の中、台の上で眠らされているれいむ。 その周りではピンセットやハサミなど色々な道具が散乱している。 薬のせいで、効果が切れるまで覚めない夢の世界にいるれいむには気付けない。 お兄さんは心底楽しそうな笑みを浮かべながら、れいむに改造手術を施し続けた。 三日後、お兄さんとれいむはゆっくり達の群れの場所に戻ってきた。 「ゆー!ひどいよ!あやまってね!あやまってね!」 「大丈夫だって、いじめられたりしないって、笑顔笑顔!練習したろ?」 れいむは不安でたまらなかった。 群れに帰る当日になってから、鏡を使って後ろ姿を見せられたからだ。 素敵なリボンの下に斜め横にギザギザした、まるでムカデの様なものがあった。 ちょっと変な感覚はするが、跳ねても寝転んでも痛みはない。 だが、この異形になってしまった姿。 ある時期、群れでちょっと変な子が大量に生まれた時のみんなの様子を思い出して、 身震いが止まらなかった。 「はい、注目!」 お兄さんは大声で叫んだ。 広場で思い思いにゆっくりしていた群れのゆっくり達は突然の人間の乱入にあわてふためいた。 追い出そうか、逃げ出そうか騒がしくなったが、お兄さんは気にせず言葉を続ける。 「お兄さんは怪我をしていたこのれいむを助けました。大怪我で治すのが難しかったので、 こんなものを付けました」 お兄さんはれいむを両手で持ち上げ、後ろ姿を群れのみんなに見せた。 れいむは大勢の視線に晒され、小さく縮こまる。 「ジッパーと言います。でも、これが何なのかわかりませんね?」 れいむを地面に置いて、二匹の熊のぬいぐるみをリュックから取り出すお兄さん。 片方のぬいぐるみのジッパーを開けて中に詰まっていた綿を次々と取り出して見せた。 「この通り開けたりするとれいむが大変な事になるかもしれません。 皆さんがゆっくり殺しになるかもしれません」 「ゆゆ!?なにぞれえええ!?」 お兄さんは「ゆっくり殺し」という部分をさらに大声で強調する。 れいむには初めて知らされた、驚愕の事実。 お兄さんはれいむの叫びを無視して、残っていたもう片方のぬいぐるみのジッパーを開けた。 中から大量の飴玉が出てきてバラバラと地面に落ちて、群れのざわめきが一層大きくなった。 「さて、これはみんなを騒がせたお詫びのあまあまです。ちなみにれいむのを開けてもあまあまは 出て来ません。だから絶対開けたりしないでね。それでは、ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 一方的に喋って颯爽とお兄さんは去っていった。 れいむを飴玉の近くに残して。 ショックを受けて少しの間固まっていたれいむだが、お兄さんに言われたことを思い出し、 勇気を振り絞って、練習を繰り返した、笑顔を作りながらのただいまの挨拶をする。 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 「うめ!めっちゃうめ!」 「ぺーろぺーろ、しあわせー!」 「むきゅー!みんなでびょうどうにわけるべびゅううう!!?」 「あまままままあああ!!」 「そのおおきいのはまりさのなんだぜえええ!!」 「ゆほ!ざんねんそれはありすのぺにぺによ!」 「おちびちゃんのぶんもちょうだいね!たくさんだよ!」 みんな飴玉に夢中でれいむに寄って来るものは皆無。目も向けてくれない。 実はれいむがいなくなっていたことに気が付いていなかったので、しょうがないのかもしれない。 全然注目なんかされてないよ。前と同じでれいむなんかいないのと同じだよ。 れいむはその場で涙を堪えることしか出来なかった。 「いっしょにあそびにいこうね!」 「ゆ!?ゆゆ!?…ゆっくりしていってね!」 しかし、次の日から様相は変わった。 遊びに誘われた事なんてずっとなかったのに、今日は誘われたのだ。 どうしてかわからなかったが、れいむは多少ぎこちなくしながらも承諾した。 (ありがとね!) 遊びに誘ってきた仲間とぽよんぽよん跳ねながら、れいむは心の中で感謝した。 笑顔で挨拶していればいいんだよとアドバイスをくれたお兄さんに。 ただジッパーのことは合点がいかなかったけど。 「かーごめかごめ、かーごのなかのとーりは、いーついーつでやる♪ よあけのばーんにつーるとかーめがすーべった、うしろのゆっくりだあれ♪」 中央に居るゆっくりは目をつぶって、その周りを他のゆっくりが輪になって歌を歌いながら回り、 歌の終わった時、後ろにいるゆっくりを当てるお遊び。 中央にうずくまっているのはれいむだ。 「ゆーんとね…ありすだよ!れいむのうしろにいるのはありすだよ!」 歌が終わったので、笑顔でくるり!と振り向く。 「ゆ!?」 遊びに参加していた全員が固まり、背後でれいむをじっと見つめていた。 「れいむがころんだ!…まりさも…ころんだ!」 言葉の最後の「だ!」で動きを止める遊び。 運動神経があまりないれいむはこの遊びは苦手だ。 (ゆゆー…ちょっとうごいちゃったかなー?) 失敗するとスタートラインに戻らなければならない。 でもれいむが何度失敗したような気がしても「うごいたよ!」の声は掛からなかった。 れいむは一番にゴールに辿り着いた。 やったよ!みんなはどうしてるかな?と後ろに振り向く。 「ゆ゛!!?」 全員がものすごい間近で動きを止めたままれいむの背中を見つめていた。 「あまあまをかくして…」 「あけちゃったらゆっくりごろし…」 「なかのひとが…」 「なぜだかとってもきになるのぜ…」 (ゆっくりできないよ…) れいむがぽよぽよ跳ねてお家に帰る途中、突き刺さるような視線が背後から飛んできていた。 あれやこれやとジッパーについて囁かれ、れいむはいたたまれない気持ちでいっぱいだ。 そう、れいむの後姿はとても注目されていた。 実はお兄さんはジッパーを縫い付けたとき一緒に、ゆっくりフェロモンというものを塗っていた。 これはゆっくりが他のゆっくりを見て、ずっと一緒にいたいと思ったときに発するもの。 相手を気にさせる誘惑効果があるのだ。 ゆっくりが出会ってすぐ番になってしまうことがあるのは、このフェロモンが影響を 及ぼしているからなのかもしれない。 ゆっくりフェロモンはそんな状態にしたゆっくりを何百匹と潰して、色々な工程を経て、 やっと極少量抽出されるとても貴重なものなのだ。 れいむの場合、それだけでは効果が薄いものだったが、ジッパーに対する好奇心や期待などが 相まって、ものすごい気になるという効果になった。 「ゆっくりしたいよ…」 注目されるというのはこんなに大変なものなのか。 れいむは連日視線に晒されまくり、また引きこもりたくなっていた。 だが、遊びの誘いは無下には断れず、後ろ姿を注目される生活を送る毎日。 「ちょっとだけあけてみようよ!」など毎日何回も言われて、必死で断らなければならなかった。 ストレスで髪の毛が一部禿げたりした。 れいむがゆっくりできるのはお家の中だけだった。 しかし、そんな生活にも光が差す出来事が。 注目されたおかげか、れいむにもずっと一緒にゆっくりしてくれるという素敵なまりさが現れたのだ。 ジッパーが付いているのを気にしているうちにれいむ自身も気になってしまった。 そんな告白をされて一瞬だけ疑問に思ったがもちろんオーケーした。 正にジッパー効果。付けてて良かったジッパー!ジッパーのおかげで結婚できました! さて、つがいになったゆっくりがする事は一つ。すっきりだ。 だがちょっとした問題が起きた。 「れいむのまむまむ、きつきつすぎるんだぜえ!!」 「ぎぼぢいいよおおお!!」 ほっぺを激しくすーりすーりしてボルテージを上げてから、さらに上げようと後ろに回って パンパン!とぺにぺにで叩きつける様に貫こうとするまりさ。 だが、れいむのまむまむが狭すぎて上手くいかない。 実はまりさのぺにぺには他のゆっくりよりも幾分小さめなのだが、それでもきつ過ぎるのだ。 虐待お兄さんの魔の手がここにも及んでいた。 「うほほおお!!ほう?…ほ…」 「まりざああ!!ゆ!?どしたの!?」 おまけにまりさは目の前のれいむの背中にあるジッパーが気になり始めた。 特に振動でプラプラと揺れるスライダー部分が。 この体勢ではどうしても目に入るため、行為に集中出来ない。 一旦気になってしまうとその事しか考えられなくなり、何となくぺにぺにが萎えてきてしまった。 「ゆー…」 「ゆゆーん…」 「「すーりすーりすーり!すりすりすりっ!…すっきりーーー!!!」」 結局、二匹はすりすり型のすっきりで愛を確かめ合った。 群れの掟により、初産は胎生妊娠でなければならない。 行為が終わるとれいむはお腹に愛の結晶が宿った事が分かり、幸せ分が溢れて涙になって出てきた。 事故もなく、番のまりさもよく働き、妊娠を理由にれいむはお家にこもっていたために 注目されずにすんでストレス軽減。 順調に出産日を迎えたれいむだったが、その日重大な問題が起きた。 「れいむ!しっかりするんだぜえええ!!」 「いだいーーー!!あがぢゃんどぼじでゆっぐりうばれでぐれだいのおおおおお!!!」 「むきゅー…むりみたいね…」 子供が生まれる場所が全く広がらず、子供が出てこられないのだ。 群れの医者であるぱちゅりーは、れいむの下膨れを切る手術をしなければ、 子供は産めないと判断を下した。 だがその方法は母体が生き残る確率はとても低い。 (むきゅーん…どうしたらいいの?) 悩みに悩んでふとれいむの方を見ると、ジッパーが目に入った。 …ぱちゅりーは群れのみんなを集めるように指示した。 「むきゅー!みんなのいけんがききたいわ!」 ぱちゅりーはれいむの状態を説明し、手術をするべきか意見を募った。 だがそんな事は普通のゆっくり達に判断する事など出来るわけがない。 隣同士で顔を見合わせ困るしかなかった。 しかし、そのうちぱちゅりーの視線がチラチラとジッパーの方を何度も往復しているのに 気付き始めた。 それにつられる様に群れのみんなはジッパーを凝視し始める。 フェロモンの効果はもうほとんど失われているのだが、ジッパーは気になるものと餡子脳に 深く刻み込まれていた。 ぱちゅりーは何も言わないが、みんなが気付き始めた。 医療行為なら問題ない、子供を取り出すためならゆっくり殺しにはならないんじゃないか、と。 (ゆぎぎぎい!くるしいよ!あかちゃんゆっくりしててね!ゆー?どうなったの?) れいむの大きく膨らんだ下膨れはぼこぼこ!と波立っていた。 子供が出口を探しているが、見つからなくて暴れ回っているのだろう。 苦痛に耐えながら助けを求めようと周りを見ると、当然群れのみんなはれいむに注目していた。 だが視線がどうもお腹じゃなくてその後ろに集中しているとれいむは思った。 (ぐがが!!ゆー…なんだかゆっくりできないね…) 同じ姿勢に耐えられなくなって、痛みに絶えながら、気力を振り絞って今度は逆の方に体を倒してみる。 一瞬、みんなと視線があったがすぐにそれは後方に移った。 夫まりさの顔も見えたがみんなと同様だった。 れいむは気付いた。みんなジッパーを見ているんだと。 「ゆぐぐぐ!!どうしてそんなにうしろをみてるの!?じっぱーさんはあけちゃだめなんだよ!!」 れいむはジッパーを隠すように仰向けになった。 群れの視線を避け目を泳がせると、ふと周りの風景が目に入る。 木の枝の上ではたくさんの鳥やきめぇ丸達が興味深そうにこちらを見つめていた。 リス達も手に持った木の実を齧るのをやめてじっと見つめている。 他の大勢の動物達も丘の上から身動きもせずれいむを注視していた。 「なんなの!なんなのおおおおお!!なんでごんなにみられでるのおおおおお!!!」 近くの岩場かられいむに銃口を向けていたスナイパーお兄さんも、狙うのをやめて 双眼鏡で覗く事にシフトした。 もちろんれいむを改造したお兄さんも群れの近くの茂みから観察中。 お互い一度だけ目が合ったが軽く親指を立てあっただけ。 「ゆっぐりでぎだいーーー!!やべでね!やべでね!れいぶをみだいでねえええ!!」 れいむが仕方なく視線を向けた青い空、そのまた向こうの宇宙では虐待お兄さん専用衛星が れいむを監視して全世界にネット中継していた。 無限に広がる宇宙、地球から数光年離れたところにいた未確認飛行物体の中の高知能生命体も モニター越しに興味津々だ。 医者ぱちゅりーの指示でれいむはうつぶせに体勢を変えられていく。 「ゆや゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!じゅうぼぐじないでえええええ!!!! じっばーざんあげぢゃだべえええええ!!!ぜっだいあげだいでねえええええ!!!」 結果を言うと、れいむの子供は無事に生まれた。 めでたし。 あとがき 読んでくれてありがとうございます。 最後ごめんなさい。 ゆっくりの後ろ姿にジッパーが付いてたら気になって開けたくなりません? え、ならない?ごめんなさい。 口がうるさいゆっくりにはジッパー付けて売り出せば良さそうな気が。 勝手にスナイパーお兄さん出演。 このSSに感想をつける
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求めはしない 救いはしない 未来(あす)に望むものは――(後編) ◆14m5Do64HQ ここはどこだろう? そうおぼろげに考えながらも私は必死に走る。 見たこともない光景。 今まで自分が走った事がない場所。 でも進まなければ。 そう思い、私は歩を進める。 一歩でも離れなきゃならない。 どうしても逃げなければならない人が居るから。 どうしてももう一度会いたい人が居るから。 きっと進み続ければあいつから逃げきれて、あの人に会えるハズだから。 「あ……」 そんな時だ。 私の前方に人影が見えた。 後姿だけでも、彼の特徴は直ぐ脳裏に浮かんでくる。 黒い学生服に、真赤なアンダーシャツ、凛々しい眉。 いつも私に太陽のような笑顔を見せてくれた人 私が大好きな人。 ずっと会いたかった人―― 「カズキ!」 武藤カズキが私の前方に背中を向け、立っていた。 私は喜びのあまり無我夢中に更に足を速める。 怪我だらけで髪の毛もいつの間にか、白髪になってしまい片方の手首すらない。 もしかしたらこんな不格好な私を変な眼で見るかも知れない。 そんな事を少し考えたら、足をすくわれ転んでしまった。 痛い。 でも、それでも我慢できる。 「カズキ! カズキ! カズキッ!!」 だって、ずっと会いたかったカズキが見えるから。 もう少し頑張ればあの胸に飛び込んでいける。 またあの肌の温もりを感じる事が出来る。 だから私は身体を起こし、また走り始めた。 ――こ 地面を蹴った音すらもハッキリと聞こえる。 人生一番の全力疾走。 けど、どうにも身体のバランスを取るのが難しくて、何回も転んでしまう。 でも距離は確実に縮まっているのも確かだ。 私は再び立ち上がる。 ――す 息を吐く音が更に大きくなった。 もう少し、もう少し、もう少しでカズキの元へ辿り着く。 私の生きる理由。私が生きるために必要な人。 彼を。カズキを。私だけのカズキが待っている。 そんなカズキからもう離れたくない。 絶対負けるもんか――負けられない 立ち止まるヒマなんてないさ――止まるわけにはいかない ありったけの想いと共に――前だけを見る。 おもいっきり、抱きしめるために――もう一度、この先ずっと。 いつまでも、いつまでも追い続けるんだ――カズキと生きるために。 ふと、手に確かな感触を覚えた。 やっとカズキの逞しい筋肉で作られた身体に、私は手を触れる事が出来た。 直ぐに両腕をカズキの身体に回し、背中越しに彼を抱きしめる。 片方の手首がなくなっている事がとても悔しい。 両手首があれば、もっとカズキの肌を感じる事が出来るのに。 「カズキ! 会いたかった、ずっと会いたかった! 本当に私は会いたかった! 私だけのカズキが……また目の前に居る、こんなに嬉しいコトはない!」 カズキに会えて、しかも抱きしめる事が出来た喜びに私は嬉し涙を流す。 自分がこんなに涙もろいとは思わなかったが、無理も無い。 今、私の眼の前にはカズキの大きくて広い背中があるから。 この背中に顔を押し付ける事が出来る。 それだけでこんなに嬉しい気持ちになれる。 涙が流れる程の嬉しさを噛み締める事が出来るから当然だ。 でも、なんだか不思議な事がある。 予想以上にカズキの腰周りが短かった事の他にもう一つ。 「カズキ……? どうしてこっちを向いてくれないんだ? 早く私に君の顔を見せてくれ! いじわるはしないで、私はもう疲れきってしまった……。一刻も早く、一秒でも長く君の笑顔が見たいんだ!!」 何故だろう? 私がこんなに抱きついているのに、カズキは振り返ろうともしない。 もしかして、やっぱり白髪になってしまった私が嫌いになったのだろうか? そんな事は嫌だ。 そもそもこの白髪、いや銀髪といった方がしっくりくる私の髪。 この髪は何故変わったのだろうか?それに以前より身体が丈夫になった気もする。 まぁいいか。今はそれよりもカズキの方だ。 うん? もしかしてカズキは照れているのだろうか? カズキも本当は私に会えて嬉しくて、今にも押し倒したいけど照れて顔を向ける事すらも出来ない。 そうだ。そうに違いない。カズキが私を嫌うなんて有り得ない。 だったら私から動かないとな。 そう考え、私はとびっきりの笑顔でカズキの正面へ回る。 けど、その時信じられないものを見てしまった。 「カ、カズキ!? 何で……そんな怖い顔をしているんだ……? そんな顔で私を見ないで……カズキ……」 カズキが鬼のような形相で私を睨みつけていたんだ。 いつも優しいカズキがここまで、怖い顔をするのはとても許せない相手の時だけ。 思わずカズキの身体から手を離してしまいそうな威圧感が私を襲う。 何故カズキがこんなにも怒っているのか? 見当がつかな――いや、見当はつく。あの覚悟という男。 桃色の髪の女……そうだ。ルイズという女にも言われ、パピヨンにも言われた事に関係がある。 『そんなコトをしてカズキが喜ぶと思うのか?』 この言葉は何度も何度も私に向けられた。 けどそんな事、私にもずっと前からわかっていた。 ホムンクルスに捕食された人々やホムンクルス・鷲尾に哀悼の意を示したカズキ。 早坂兄弟に、再殺部隊に襲われても決して無要な殺生はしなかったカズキ。 そんなカズキが三人の女性を殺した、自分より年下の者が居たにも関わらず手を血に染めた私を許せるハズもない。 でも、私とカズキ、二人きりしかいない世界に行けば、私を愛する以外にカズキには道はない。 その手段に賭け、私はカズキの誇り、サンライトハートに血を吸わせる事までした。 だけど……今、カズキの顔を見て理解した。理解してしまった。 「ごめんカズキ……君は私のコトが許せないハズだ。でも、いいんだ……カズキが私をどんなに軽蔑したっていい、振り向いてくれなくてもいい……。 今更、何を言ってもいいわけにしかならない、私が人を殺した事実は消せないから……。 最低な女でもいいよ……けど、私は――」 カズキは私を拒絶した。パピヨンの話の通り、私が大嫌いになったんだ。 これ以上、人を殺すつもりはないけど、きっとカズキは以前のような笑顔は向けてくれない。 血を浴びすぎた私はもう、カズキと一緒に居る資格はない。 そう思うと涙の量が更に多くなり、目頭が熱くなってしまう。 でも、カズキなら、私の愛したカズキならきっと私がやった事は許せないハズだ。 私のために、皆のためにボロボロになるまで、拾える命を出来るだけ拾って闘ったカズキ。 そんなカズキが私の事を許せないのならば、許してもらわなくてもいい。 だって、それでも私は―― 「君のコトが大好きなんだ……君をずっと傍で見ていたい。 それと、聞いてもらいたい事があるんだ。返事はしなくてもいいから……所詮、私の我侭だから……汚れてしまった女の戯言だから…… もし、君が許してくれるなら……私は、私は――」 カズキが好きだから。 名前も知らない私を自分の身を挺して助けようとしたカズキを。 私を助けるため、私を背負い、ボロボロの身体で走り続けたカズキを。 学校の生徒達を守るために、L・X・Eと闘ったカズキを。 ヴィクターⅢとして、錬金戦団から狙われても希望を捨てなかったカズキを。 宇宙で、迎えに来た自分を優しく受け止めてくれたカズキを。 私は好きだから。 だから、私はこの言葉を言おうと思う。 顔をカズキの顔に近づけ、呼吸を整える。 「いつまでも、いつまでも君と――」 心臓の鼓動が変な風に聞こえる。 あまりにもハッキリと私の耳に響く。 でも、それが一体どうしたって言うんだ。 カズキにこの想いをぶつけるために。 私は口を開くんだ。 ――ピ! 「一緒に居たい! いつまでも、カズキと一心同体でいたいんだ!! ――ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ! 心臓の鼓動の速さが恐ろしい程に早くなった。 さっきよりも音は大きくなり、少し不思議に思う。 でも、良いんだ。 カズキに想いをぶつける事が出来たから。 達成感に震えながら、私はそんな事を思う。 やがて、私は意識を失った。 ◇ ◆ ◇ 学校の校舎へ続く入り口に足を踏み込む人影が一つ。 特徴的な黒タイツ、本名・蝶野攻爵、人型ホムンクルス・パピヨン。 辛気臭そうな表情を浮かべ、校舎に侵入する。 やがて、パピヨンを迎える人影が入り口から姿を見せる。 年齢に不相応な銀髪、何を見ているのかわからない程、捕らえようのない眼光を持つ男、アカギ。 パピヨンとは違い、いつもと全く変わらない様子をアカギは見せる。 「…………終わったか……?」 「ああ、終わった。やはり俺達の予想通りだったぞ」 「そうか……こちらは何もない……」 すれ違う際に、言葉を交わすパピヨンとアカギ。 アカギとすれ違っても、パピヨンには歩みを止める気配は見せない。 そんなパピヨンの行動をアカギは背中を向けながら見守る。 「アカギ、キサマは俺に通じる所があるかもしれん。だがな……」 「だが?」 「キサマは気に入らんな。反吐が出るくらいに俺の気に障る」 「ほぅ……未だ、泉のコトに拘るか……? 意外と……お前も甘い…………」 「黙れ……! それ以上、泉のコトを話すんじゃない……!」 互いに背中を向け、表情を見せずに、心の仮面を付けたまま会話を続ける。 この殺し合いを潰すために協力関係を取っていたパピヨンとアカギ。 だが、二人の仲は良好とはとても言えるものではない。 以前、喫茶店で出会った時はこれほどまでに悪い関係ではなかった二人。 しかし、泉こなたの死をアカギが一時的に隠していた事は、パピヨンには今も我慢ならなかった。 そのため、パピヨンははっきり言ってアカギを快くは思ってはいない。 背中だけでも感じられる威圧感が、アカギの全身に吸い込まれるように降り注ぐ。 「わかった。だが……あのコトは覚えているな……?」 「俺を見くびるなよ? やるべきコトは見失ってはいない。まぁ、俺は用を足してくるから、少し遅れるぞ」 「……ああ」 そんな威圧感をものともせずにアカギはパピヨンに意味深な台詞を吐く。 その言葉に対応するパピヨン。 片手に握った紙の切れ端をヒラヒラと見せながら、パピヨンは口を開く。 紙の切れ端、主催者の盗聴を恐れ、アカギによって以下の文が記入された紙。 『主催者達にはDr伊藤という俺達に情報を流してくれる人物が居る。もう一度、都合よく接触が出来るかはわからん。 しかし、やらない手はない。チャットとやらで、もう一度接触を試みる。 コンピューター室に置いてあるパソコンという機械を使ってな。ちなみに俺と泉が手に入れた情報は以下の通り――』 前回の放送の直前、アカギとこなたがDr伊藤と名乗る人物と行ったチャット。 そのチャットで二人は多くの情報を得た。 霊的に守護されているため首輪を解除するには御祓いが必要な事。 御祓いを行えば首輪自体は直ぐに解除が可能な事。 首輪にはスタンド適正の付与、エネルギー抑制機能、盗聴機能が内蔵されている事。 盗聴は二十四時間、完全には行われていない事。 主催者、BADANの本拠地に辿り着くには時速六百キロを超える速度が必要な事。 参加者の中で既に、一時的ではあるが首輪の御祓いに成功した少女が居る事などについて。 これら全てが真実かどうかはわからない。 そもそもDr伊藤という人物が信頼に足る人物であるかどうかも確証はない。 それらを確かめるために、更なる情報を引き出すために、アカギはもう一度接触を試みるべきだと考えていた。 パピヨンも主催者の情報は持っていて損はない。 引篭もり時代に培ったパソコンの知識、技術もあり適任とも言える。 そのため、パピヨンはアカギの提案に乗っていた。 「ああ、そうだ。一つ教えろ」 そんな時、ふと立ち止まり、パピヨンが口を開く。 依然、背中を向けたままだが。 「…………なんだい?」 「核鉄のコトだ。幾ら葉隠の信頼を得るために、よくお前は譲る気になったな? 襲撃者が襲ってきても俺がお前を見捨てれば、お前は確実に死ぬ。その危険性を知らないわけはないだろう?」 表向きは覚悟の仲間のために譲った核鉄。 確かに覚悟の仲間なら今後自分達の仲間になる可能性もあり、彼らの命も出来るだけ取り零す事はしたくない。 しかし、それと同時にシルバースキンを手放したアカギには、武器といえば投げナイフしかない。 もし、パピヨンがアカギを見切ればおそらく彼は死ぬしかないだろう。 だが、一歩間違えれば死という状況はアカギにとって不安でなければ、恐怖も感じる事はない。 それにアカギの本当の狙いは別にあった。 「葉隠は俺達に必要だ……ヤツの信頼を得るコトは、流れをこちらに向けるコトと同じ……そのためなら、あのくらいの賭けは問題ない……。 それに……そもそも――」 アカギの本当の狙いは覚悟の信頼を得る事だった。 始まりの地で堂々とBADANに抵抗の意を示した覚悟。 覚悟のあの咆哮はBADAN打倒を胸に秘めた者に勇気を与え、彼に信頼を寄せた者も多かったに違いない。 更に走力を見る限り覚悟自体の身体能力も凄まじく、自分達の仲間には欠かせない存在とも言える。 そのため、アカギは自分の武器を手放す事に躊躇いはなかった。 瞬時に再生、物理的攻撃だけでもなく、ヴィクターのエネルギードレインといった攻撃さえも受け止めるシルバースキン。 そんなシルバースキンでさえも、アカギの抑止力にはならない。 そう。彼がシルバースキンを手放した本当の理由には負けてしまう。 「つまらないだろう……? あんなものがあっては……ギリギリの勝負が楽しめない……。生死の危険がない勝負に……興味はないさ…………」 アカギの目的。 それは敢えて、自分を不利な状況に追い込む事。 シルバースキンを装備していれば、身の危険が及ぶ可能性は格段に下がる。 範馬勇次郎、ラオウのような相手と闘う場合は別だが、確実に下がる事は明確だ。 だが、アカギはそんな事は望まない。 アカギが望む勝負に『安全』という文字は要らない。 何故ならアカギは死ぬ事は恐れてはいないから。 たった一つしかない自分の命。 それすらも勝負の賭け札としてアカギは勝負を行える。 そのために、全く表情を変えずにアカギはパピヨンに言い放つ事が出来る。 そんなアカギをパピヨンは苦虫を潰したかのような眼で睨み、校舎へ消えて行く。 「一日が経ったか……充実した一日がな…………!」 真っ暗な天を見上げ、一人不敵に呟くアカギを残して。 ◇ ◆ ◇ BADAN本拠地に存在する一室。 参加者に嵌めさせた首輪に内臓された盗聴機能。 この一室ではその盗聴機能によって、盗聴に成功した参加者の音声を記録している。 そして、ある時刻。 丁度、葉隠覚悟が津村斗貴子と二人っきりで話を提案し、斗貴子が再び強い錯乱状態に陥った時。 実はパピヨンとアカギはあの時、廊下に立ち止まり、覚悟と斗貴子の話を聞いていた。 わざわざも何も知らないかのように、戻ってきたのは単なるカモフラージュ。 そのため、覚悟の話を聞かずとも状況は既に知っており、直ぐに行動を移せた。 情報を粗方聞き終わり、仲間が待っているという覚悟。 その覚悟に『仲間を迎えにいってくれ』という旨を伝え、彼をこの場から引き離した。 だが、二人の本当の狙いは只、覚悟の仲間の到着ではなく単に覚悟をこの場から離れてもらうためだった。 廊下で覚悟と斗貴子の話を聞いていた時から、事前に話していた事を実行するために。 そう。斗貴子を―― 『やはり、もうこれは駄目だな。不安定過ぎる。情報を得ようにも、あんな状態ではやってられん……処理しなくてはいけないな』 『ククク……あの女が……川田章吾が殺し合いに乗った原因を造った……泉の死んだ原因を造った……あの女が憎い……そういうコトか……』 『そのくらいで黙っておけ……アカギ。それに首輪の確認も行いたい。 最初に首輪の爆発で爆死した奇妙な女が居たが、俺達の首輪があの女の首輪と同じものとは限らん。もしかしたら爆弾など内蔵されていないかもしれん。 もし本当に内蔵されているのなら、禁止エリアとやらに踏み込んだら即爆発、もしくは一定の猶予があるかも知っておくべきだな。 まぁ恐らくフェイクという可能性はなく、一定の猶予もあるだろうが、一応な』 『確かに……だが、そのためだけに……一人の人間を用いる行為……あまり合理的ではない……しかし、あの女の場合は別……』 『フン。やはりキサマは何かが欠落しているな。 まぁいい、あの女には今のところ危険性はない。だが、あの状況は一時的なもの。 いつ、再び殺し合いに乗るかもわからん。かといって、今の状況も面倒だ。あの女は今や、絶対的な弱者。 たとえ、殺人を犯したとしてもあの女を守ろうとする偽善者は居る……!』 『鳴海や葉隠覚悟のような参加者……たとえば葉隠覚悟があの女を守るために、死ぬコトになれば最悪……俺達の流れは一気に止まる……あの女と葉隠覚悟。 優先するべき方は……いうまでもない……』 『ああ、その通りだ。幸いヤツは俺達をかなり信頼している節がある。 「目を離した隙にどこかへ消えてしまった……本当に申し訳ない。俺達の失態だ」とでも言っておけば問題はないだろう。 この女は純粋に睡眠を取っているわけではない。ショックから来た一時的な失神。数分で目を覚ましても可笑しいコトじゃない。 そして、目を覚ました途端、葉隠への恐怖からここを抜け出し、無我夢中に走り続け、運悪く禁止エリアに踏み込んでしまった…… まぁ絶対に有り得ないという話ではないだろう。実際にこの女は錯乱していからな』 『それに核鉄も渡している……きっと葉隠覚悟の抱く……俺達への信頼は揺ぎ無いものになっているだろう……葉隠覚悟は俺達を信用し…… そんなヤツの姿を見て他のヤツも信用する……まぁ、それを狙ったのだがな……』 『では、俺が入り口近くに停めてあった車でこの女を運び、適当な言葉で誘い、こいつを禁止エリアに踏み込ませる』 『わかった……そして、俺が此処に残り……葉隠覚悟や愚地独歩、ケンシロウが戻ってきた場合…… 状況を説明し、お前がこの女を捜しに行き、俺が残った……とでも言っておけばいい……というコト……』 『もの分かりがよくて助かるな。では俺は行くぞ……』 『了解だ……パピヨン……それと少し、待て……』 ここで少し時を置き、何かを書きとめる音が聞こえ、やがて教室のドアは開いた音が入る。 恐らくパピヨンが斗貴子を抱え、入り口の近くに停めてあった車に戻ったのだろう。 幾ばくの時間が過ぎた後、パピヨンの首輪から車の駆動音が聞こえ始めた。 そして、やがてその音はブレーキの音を皮切りに終わりを告げる。 『起きろ、津村』 『うぅん……痛いじゃないか、パピヨン。いきなり平手でうつなんて……。そんなコトが許されるのはカズキだけなんだぞ』 『そうか。それで聞きたいんだが、お前は葉隠、葉隠覚悟が怖いんだってな?』 『うん! そうなんだ! きっとあいつは私を許さない! 絶対に私を殺すつもりだ。だから、私は逃げないと……』 『ならば、武藤と共に逃げればいい。幸い、武藤ともう一度会う方法がある』 『なんだって……? もう一度カズキと? ど! どうすればいいんだ!?』 『この車を降り、何も考えずに、真っ直ぐ走り抜け。途中で何か音声が流れるかもしれないが、それは全て嘘だ。 ここを走り抜ければ、ご褒美に元の世界に戻れ、武藤とも出会える。お前はもう一度、武藤と生きるコトが出来る』 『カズキと生きる……わかった、パピヨン! パピヨンの言うコトは正しいハズだ! 有難う、パピヨン!』 ドアを開け、地に足を降り立つ音が聞こえる。 そして、少し間を置き、もう一つ降り立つ影がある。 衛星カメラに映し出された映像には、一直線に走り出した斗貴子。 そして斗貴子の後ろに、辺りに誰も居ない事を警戒しているパピヨン。 その内エリアA-3南東の端、今から約20時間前に禁止エリアに定められた場所に斗貴子は足を踏み入れた。 当然、禁止エリアに侵入したため、警告のアナウンスが首輪から流れるが斗貴子は止まらない。 カズキの名を何度も叫びながら、斗貴子は走り続ける。 やがて、斗貴子はおもいっきり抱きつき、自分の顔を押し付けた。 偶然、そこに備え付けられていた直径数十cmの電柱に対して。 恐らく、カズキとの再会を思う気持ち、そしてパピヨンのカズキと会えるという甘美な言葉。 これらの要因が重なり、斗貴子にとっての願望という幻想が見えてしまったのだろう。 今もなお、自分が抱きついているのは電柱であると気づいてはいない。 それほどまでに、斗貴子の精神は常軌を逸脱し、錯乱を起こしていた。 だが、自分とカズキの事、自分がカズキのためにやった事はハッキリと斗貴子は覚えていた。 愛する人、武藤カズキは何があっても斗貴子の記憶からは消せない。 斗貴子の行動にパピヨンは面食らったが、直ぐに表情を戻す。 途中で電柱を回り込み、歪な表情を斗貴子は浮かべるが、パピヨンには関心はない。 途中で斗貴子が、言い訳まがいな事を口に出してもパピヨンには関心がない。 アナウンスの内容から知った、爆発までの三十秒の猶予。 今の所はその事にしか興味はない。 そしてもう一つ興味がある事は本当に爆発が起きるかという事。 既にアナウンスのカウントダウンは過ぎている。 『いつまでも、いつまでも君と――』 ――ピ! 首輪からアラームの音が鳴り始めた。 やはり自分の考えは正しく、爆発をするらしい。 その事はいい。 だが、何故か斗貴子の声がとても不愉快で気分が悪くなる。 もうこの女の声を聞かなくて済む。 そう考えたら何故か、ほどよい爽快感が胸を駆け巡る。 『一緒に居たい! いつまでも、カズキと一心同体でいたいんだ!!』 ――ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ! ああ、わかったから、さっさと黙れ。 どうやら俺はお前の事が以前より嫌いになったみたいだ。 お前の存在が……お前の存在がなければ…… あいつは―― そこまで思考を巡らしていたパピヨンの前方で、何かが破裂する音が聞こえた。 首輪が正常に爆発した証拠。 これで自分達の首輪にも爆弾は内蔵されている。 禁止エリアに侵入しても三十秒の猶予はある。 そしてサンライトハートが核鉄に戻り、ある結論を導いた。 それらの収穫を終え、パピヨンは乗用車へ戻り、ハンドルを握る。 電柱を力いっぱい抱きしめ、血と脳漿を噴水のように流し、座り込むものが一つ。 存在するべき頭部が消失した、斗貴子が一人、残されていた。 【C-4 学校・校舎への入り口付近 二日目 深夜】 【赤木しげる@アカギ】 [状態]:脇腹に裂傷、眠気 [装備]:基本支給品、 ヴィルマの投げナイフ@からくりサーカス (残り9本) [道具]:傷薬、包帯、消毒用アルコール(学校の保健室内で手に入れたもの) 始祖の祈祷書@ゼロの使い魔(水に濡れふやけてます)、 水のルビー@ゼロの使い魔、工具一式、医療具一式 沖田のバズーカ@銀魂(弾切れ) [思考・状況] 基本:対主催・ゲーム転覆を成功させることを最優先 1:学校で仲間を待つ。 2:対主催を全員説得できるような、脱出や主催者、首輪について考察する 3:強敵を打ち破る策を考えておく 4:もう一度パピヨンと共に『Dr伊藤』とのチャットを試み、考察する。そのためにコンピューター室へ向かう 5:覚悟に斗貴子を死に追いやった事を隠し、欺く。 [備考] ※マーティン・ジグマール、葉隠覚悟と情報交換しました。 またエレオノールとジグマールはもう仲間に引き込むのは無理だと思っています。 ※光成を、自分達同様に呼び出されたものであると認識しています。 ※参加者をここに集めた方法は、スタンド・核鉄・人形のいずれかが関係していると思っています。 ※参加者の中に、主催者の天敵がいると思っています(その天敵が死亡している可能性も考慮しています) そして、マーティン・ジグマールの『人間ワープ』は主催者にとって、重要なにあると認識しました。 ※主催者のアジトは200メートル以内にあると考察しています ※ジグマールは『人間ワープ』、衝撃波以外に能力持っていると考えています ※斗貴子は、主催者側の用意したジョーカーであると認識しています ※三千院ナギは疫病神だと考えています、また彼女の動向に興味があります。 ※川田、ヒナギク、つかさの3人を半ツキの状態にあると考えています。 ※ナギ、ケンシロウと大まかな情報交換をし、鳴海、DIO、キュルケの死を知りました。 ※こなたのこれまでの経緯を、かなり詳しく聞きだしました。こなたに大きなツキがあると見ていますが、それでも彼女は死にました ※『Dr.伊藤』の正体は主催側の人間だろうと推測しています。 。 『Dr伊藤』とのチャットによりわかった事 1:首輪は霊的に守護されている 2:首輪の霊的守護さえ外せれば、後は鋭い金属を継ぎ目に押し込む程度で爆発無しに外せる 3:既にその霊的守護を外した者が居る。そいつが首輪を外したかは不明だが、おそらく外してはいない 4:監視カメラは存在せず。首輪についた盗聴器のみでこちらを監視。その監視体制も万全ではない 5:敵には判断能力と機転に乏しい戦闘員が多い 6:地図外に城? がある 7:城には雷雲を突破しなければならず、そのためには時速600キロ以上の速度が必要 校舎の廊下を一人、歩き続けるパピヨン。 幾ら人型ホムンクルスといえども排泄は欠かせない。 トイレの方向へパピヨンは歩を歩ませる。 だが、パピヨンの歩みは唐突に終わりを告げた。 未だ、トイレには辿り着いていないにも関わらず、停止した。 「……ちっ!」 憎憎しげに上方を見上げるパピヨン。 パピヨンの視界に映るプレートには『職員室』という黒い太文字。 パピヨンにとってとても意味を持つ部屋とも言える場所。 そう。用を足すというのは口実であり、パピヨンは元から此処を目指していた。 備え付けられたドアを無造作に開けるパピヨン。 其処には、以前見た時と同じ光景が一寸の違いもなく姿を見せていた。 勿論、生前、泉こなた『だった』もの達も。 「……なんでだろうな? なんで俺はまた、此処に来たんだろうな……」 一人、視線を落としながら呟くパピヨン。 実はパピヨンにとっても何故、自分が此処に再び脚を運んだのかがわからなかった。 いや、わからないのではない。 恐らくパピヨンは認めたくはなかったのかもしれない。 自分が此処に来る理由はあまりにも無様なもので、以前の自分には考えられない。 蝶人、パピヨンの名に似つかわしくない理由だったから。 「泉……なんで、俺はお前のコトをこんなに気にかける……お前は俺のなんだったんだ……?」 その理由は、パピヨンはもう一度こなただったもの達を見て、彼女を胸に止めておきたかったから。 最初は只の保護対象しか見ていなかった少女。 パピヨンとは違い、只の人間。 何も異能は持ち合わせていない弱者とも言える存在。 取るに足らない存在であり、直ぐに自分の脳からは消えてしまいそうな存在。 そのくらいの事しかパピヨンはこなたに感情を抱いていなかった。 その筈だった。 「俺は……俺は……人型ホムンクルスだ。天才だ。蝶・天才だ。普通のヤツとは違う……! 愛なんて曖昧なものに固執する気もなければ、興味すらない…………。 だが、何故だ……何故、お前の顔が……何度も何度も浮かんでくる……」 だが、いつの時からか印象が変わっていた。 パピヨンはこなたと過ごす時間に楽しさを覚えた。 パピヨンが長い間忘れていた経験。 他者と触れ合う事で純粋に心が癒される感覚。 その感覚に自分が徐々に影響されていく。 だが、こなたの命は突然かき消された。 自分と受話器越しに他愛もない話をしている最中に。 『ちっちっち、違うよパピヨン。こなたっ♪ もっと愛を込めて!』 パピヨンの口癖を模倣し、どことなく茶目っ気が強かったこなたの言葉。 パピヨンが聞いたこなたの最期の言葉。 パピヨンには今でもハッキリと思い出す事が出来る言葉が、再び彼の脳裏を駆け巡る。 思わず、膝を地に落とし、パピヨンは座り込む。 天才には似つかわしくない醜態。 嫌な汗に塗れ、青白い顔が更に青白く引きつっている。 そしてカズキの心臓とも言える核鉄がパピヨンの手にしっかりと握られていた。 「悔しいか、武藤? まさかあの女がこれをお前と同じように心臓にしていたとは予想外だったぞ? 俺はあの女を死に追いやったコトは後悔していない……。 元より俺はお前が愛したあの女と馴れ合うつもりもない……そもそもあの女がこの殺し合いに乗らなければ……」 握られた核鉄を、全ての元凶と見なしたような眼つきでパピヨンは睨む。 思い浮かべるは宿敵、武藤カズキ。 そして、先程、哀れな最後を迎えた津村斗貴子。 津村斗貴子を首輪の機能チェック、足手纏いの間引きのために殺害に追い込んだパピヨン。 斗貴子の首輪が爆発した瞬間、サンライトハートが核鉄に戻ったのを確認したパピヨンは全てを理解した。 そう。斗貴子がカズキと同じように核鉄を心臓の代用品として使っていた事実を知り、パピヨンに不愉快な感情が湧いた。 同じく、足手纏いは要らないという考えを持ったアカギとの協力で行った非道な行為。 勿論、自分にとって必要がないものは容赦なく切り捨てる考えを持つパピヨンに後悔はない。 だが、パピヨンがその行為に踏み切ったのには斗貴子への憎しみも関係していた。 覚悟の話を聞いた事で、川田が殺し合いに乗ったきっかけを知ったパピヨン。 しかし、パピヨンには川田に同情する気もさらさらない。 「それに俺はあの女のように優勝を狙うつもりはない……そんなコトは無駄だからだ。 しかし、川田章吾……キサマだけは許せん。たとえ、葉隠覚悟を欺むいても、武藤の力を借りようとも……俺はキサマを殺す……! だが、今だけは……今だけは……」 核鉄を握り締め、強く歯軋りをする。 その際、誤って唇を噛んでしまい、赤い鮮血がポタリと音をたてて床に落ちた。 だが、パピヨンはその事実に気付いていはいない。 普段のパピヨンからはとても考えられない状態。 更に、もうアカギはコンピューター室に着いても可笑しくはないだろう。 あまり時間を掛けすぎては、Dr伊藤なる人物との接触にも支障が出る。 そのため、直ぐにこの場を離れなればならない。 だが、パピヨンの身体は一向に動こうとはしない。 それほどまでにも、パピヨンは思考を止めていた。いや止めたかった。 只、何も考えず、無心のままに―― 「この世界から消え失せたい……こんな無様な姿は見せたくない……こなた、お前だけにはな……」 最早存在していないと思われていた、自分の心の弱さを必死に隠したい。 このままでは、自分の誇りがズタズタに引き裂かれそうだから。 まるで今、自分の目の前に散乱するこなただったもの達のように、哀れに。 そんな時、握られた核鉄に垂れ落ちた液体があった。 とても微量な量である液体。 それはパピヨンの唇から流れ出た、赤い鮮血だったのかもしれない。 それはパピヨンの頬を流れ落ちた、透き通った涙だったのかもしれない。 液体がどんな色をしていたのか。 それはパピヨンだけが知っていた。 【C-4 学校・職員室 二日目 深夜】 【パピヨン@武装錬金】 [状態]:疲労。全身に打撲。 核鉄の治癒力によって回復中。深い悲しみ(?) [装備]:猫草inランドセル@ジョジョの奇妙な冒険、デルフリンガー@ゼロの使い魔(紐で縛って抜けないようにしてます) サンライトハート(核鉄状態)@武装錬金 [道具]:地下鉄管理センターの位置がわかる地図、地下鉄システム仕様書 ルイズの杖、参加者顔写真 詳細プロフィール付き名簿、 支給品一式、小さな懐中電灯 、首輪(鳴海) [思考・状況] 基本:首輪を外し『元の世界の武藤カズキ』と決着をつける。 1:エレオノールに警戒。 2:核鉄の謎を解く。 3:二アデスハピネスを手に入れる。 4:首輪の解体にマジックハンドを使用出来る工場等の施設を探す。 5:覚悟に斗貴子を死に追いやった事を隠し、欺く。 6:こなたを殺した男、川田は必ず殺す。 7:アカギと共に『Dr伊藤』とのチャットを試み、考察する。そのためにコンピューター室へ向かう [備考] ※参戦時期はヴィクター戦、カズキに白い核鉄を渡した直後です ※スタンド、矢の存在に興味を持っています。 ※猫草の『ストレイ・キャット』は、他の参加者のスタンドと同様に制限を受けているものと思われます ※独歩・シェリス・覚悟と情報交換をしました。川田が殺し合いに乗った経緯、つかさやヒナギクの存在も知っています。 ※逃げられてしまったゼクロスにさほど執着はないようです ※詳細名簿を入手しました。DIOの能力については「時を止める能力」と一言記載があるだけのようです。 ※三村の話を聞きましたが、ほとんど信用していません。クレイジー・ダイヤモンドの存在を知りました。 ※こなたの死に動揺しつつ、それに耐えようと必死です ※覚悟は少し快く思っていません。また、アカギは覚悟以上に快く思っていません。 夢を、見ていたんだ。 とても悲しく、眼を背けたくなるような夢を。 ああ、私は見続けていたんだ。 私はカズキのために命を刈り取る決意を固めた。 そして私は実際に命を奪ってしまった。 錬金の戦士としての、一人の人間としての尊厳を失って。 全てを手放し、カズキとの再会を願った……どんな事をしようとも。 でも、やっぱり私は無理だった。 気づいてしまった。 やっぱり私の行動は、カズキの意思に反していた。 だから私は結局、カズキには会えなかった。 最後の一瞬、私は自分が抱きしめているものが何か知ったんだ。 惨めな最後さ。 結局、私はカズキの幻想に囚われ、最後まで現実を見る事が出来なかった。 私がどんな事をやってきたのかも。 でも、良いんだ。 もう、私はもう終わったんだ……けど、最後にもう一つ、カズキに、この殺し合いで私と出会った人達に伝えたい。 たった一言だけ。 『斗貴子さん!』 あれ? カズキの声が今、確かに聞こえたような気が……。 でも、まぁいいか……カズキ、それに私と出会った皆。 本当に―― ――ごめんなさい。 【津村斗貴子@武装錬金:死亡確認】 【残り18人】 前編 218 見えない俺から君に打ち明ける 投下順 220 鬼ごっこ 218 見えない俺から君に打ち明ける 時系列順 220 鬼ごっこ 215 交差する運命 津村斗貴子 死亡 215 交差する運命 蝶野攻爵(パピヨン) 232 神に愛された男 215 交差する運命 葉隠覚悟 229 心を縛るものを ひきちぎればすべてが始まる 215 交差する運命 赤木しげる 232 神に愛された男
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金融商品には、リスクが高いものと低いものがある。 高いものとしては、株や社債等が挙げられる。 低いものとしては、国債や地方債等が挙げられる。 サブプライムローン問題によって起きた金融不安により、投資家は株等のリスクの高い金融商品から、リスクの低い投資先へと資金を移した事で、世界的に株式市場が暴落した。 名前 補足情報 すべてのコメントを見る 関連ニュース 米債市場が発する株安シグナル(NY特急便)(写真=AP) - 日本経済新聞 米国株式市場=下落、オミクロン株やテーパリング巡る懸念で - ロイター 株安で米10年債利回り大幅低下 米雇用統計は強弱まちまち フラット化加速=NY債券概況 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス NY株反落、59ドル安 新変異株の流行懸念 - 47NEWS NY商品、原油が反落 米株安でリスク回避の売り、金は反発 - 日本経済新聞 メタ株が下落、弱気相場入りへ-時価総額2300億ドル吹き飛ぶ - ブルームバーグ ロンドン株式市場=続落、鉱業株の下落が重し - ロイター 「パウエル・プット」不在再び 年末株安を恐れる投資家 - 日本経済新聞 来週の日本株はどうなるか?さすがに漂う「売られすぎ」感 | 会社四季報オンライン - 会社四季報オンライン アジア株式市場サマリー:引け(3日) - ロイター 中国・香港株式市場・前場=中国株上昇、香港は滴滴の米上場廃止で下落 - ロイター インド株式市場・序盤=続伸、IT株やエネルギー株が高い - ロイター 〔東京株式〕小安い=時間外での米株先物安など映す(3日後場寄り付き)(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 株価下落時こそ「長期・積立」を再確認、リーマンショック時の対応で投資成果に差(モーニングスター) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〔マーケットアイ〕株式:新興市場は7日続落、オミクロン株警戒根強い 需給悪化懸念も重し - ロイター (まとめ)日経平均は米国株安を受けて反落 一時プラスとなるも上値は重く182円安 - 市況概況 - ダイヤモンド・オンライン 日経平均は反落、オミクロン株への警戒感根強く 戻り売りが重し - ロイター 前日の海外市況ほか|ドル・円:11月ISM製造業景況指数が予想を下回り、米国内で初のオミクロン変異株の感染が確認されたことから、113円59銭から112円67銭まで円高・ドル安推移。 - 外為どっとコム 〔東京株式〕反落=米株安を嫌気(2日前場寄り付き)(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 寄り付きの日経平均は反落、米株安を嫌気 - Reuters Japan 今日の株式見通し=反落、オミクロン株への警戒感高まる 米株安に追随 - ロイター 東証4日ぶり反発、113円高 変異株警戒も割安株に買い(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <東証>ソフトバンクGが年初来安値 アリババ株安など重荷 - 日本経済新聞 世界を駆け巡る“オミクロン株ショック”国内でも初の感染者確認[新聞ウォッチ](レスポンス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 米株安重荷、オミクロン型に警戒(先読み株式相場) - 日本経済新聞 東京株式(大引け)=462円安、後場リスク回避の売りがかさみ大幅安 - 株探ニュース 「ワクチン効果」巡り市場動揺、日経平均の終値2万8000円割り込む(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 米株高追い風もオミクロン型警戒(先読み株式相場) - 日本経済新聞 訂正:米国株式市場=上昇、オミクロン株巡る懸念が後退(ロイター) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 世界同時株安は「オミクロン株の蔓延」だけが要因ではない | 会社四季報オンライン - 会社四季報オンライン 中国恒大株8.8%安 - 日本経済新聞 5円安の2万8746円49銭 29日午前の平均株価(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日経平均は413円下落で取引開始 オミクロン株懸念、世界的に株安(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〔東京株式〕大幅続落=前週末の欧米株安映す(29日前場寄り付き)(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「オミクロンショック」は、株の買い場かもしれないと言えるこれだけの理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メルトアップの米株、下落の余地大か-新変異株でコロナ懸念持続なら(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オミクロンの感染力 向かいの部屋に滞在だけで…(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新変異株確認で世界同時株安の様相…NYダウ終値は今年最大の下げ幅 - 読売新聞 南ア変異株で世界株安連鎖、日経平均747円安・NYダウは一時900ドル超下落 - 読売新聞 UPDATE 1-中国・香港株式市場・大引け=中国下落、コロナ懸念で 香港は7週ぶり安値 - ロイター 東証、変異株で747円安 警戒感から1カ月ぶり安値 (2021年11月26日) - エキサイトニュース 中国・香港株式市場・前場=下落、新型コロナ懸念が重し - ロイター 好決算で株価急上昇、「AIアルゴリズム」ベンチャー銘柄(会社四季報オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〔米株式〕NYダウ小反落、9ドル安=長期金利上昇に警戒感(24日) 差替(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日経平均株価は、75日・200日移動平均線を上回っている限り「強気一択」だが、難易度の高い相場が継続!株価が下落中の銘柄の“安易な押し目買い”には注意! 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「世の中には『ないもの』がたくさんある」 存在しない用語集とは、2019年5月3日の配信にて行われた企画「我プレゼンツ九条林檎アンサイクロペディアを作っていこう」が元となっています。 この企画はリスナーから存在しない用語を募集し、集まった中から抽選で選ばれたものに林檎様が即興で意味を当てていくというものでした。 その名の通り存在しない用語のため今後使われない可能性大です。あらかじめご承知おきください。 8/11に「ない言葉辞典編纂室」も開催。 存在しない用語集 用語一覧 狭幕(きょうばく) 会議に夢中になるばかりにメンバーだけで思考が固まってしまって、すごくいい案だと思っても一歩外に持っていくとそうでもなかったなということ この用語のみ林檎様が例として発案 バス用語の幅狭幕(はばせままく)とは異なる 転がらない丸 完璧に思える計画にも必ず不可解な原因がある 坂に丸を転がそうと思ってもどうしても回らないとき、一方向だけでは原因がわからない。(摩擦が強い・下からの風・障害物・物理演算など)いろんな方向から見てみようよという教訓 サラマンダーに毒 その昔国を襲ったサラマンダーに毒を投げた馬鹿者がいた。サラマンダーとは火を吐くトカゲ(ドラゴン)であり毒を投げても火で無効化される 転じてまったく意味のないことを再提案する意味になった 冷静に考えればありえないこと、すでに試されたことを再提案すること スイカの夢 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」知的生命体でないものが夢を見るか観測できない=証明できない 不可能に思えることでも実際証明できるかと言われればできないことを忘れてはいけないように、絶対的にないと盲信してミスってはいけないという例え 仏の顔もサンドウィッチ 明治あたりに仏教と混ざってできたことわざ 西洋の文化が入ってきて人々の信仰がおろそかになってきた頃、「サンドウィッチのように片手間でも信仰は信仰、御仏には認めてもらえますよ」と、小さいことから始めようと伝えるためにお坊さんが作った言葉 「仏だって鬼じゃありませんよなぜなら仏だから」 とめどなく袖捲り ノースリーブを見たオヤジが「何でえとめどなく袖まくりしやがって」と言い笑われたことから 無知であることは笑われるため、勉学以外の道徳や一般常識、慣用句を知ることが大切という教訓 たまに誤用としてノースリーブそのものを指すことがあるがそれこそとめどなく袖まくりなので注意 海まくら ウォーターピローの中で日本で一番シェアのあった商品名 オポッサムインパクト アメリカの山の方でオポッサムが大移動する時に町中に出たりする。そのインパクトの事 流されてSHOWROOM 今もういないんだが半年前くらいにいたバーチャルドサ回りSHOWROOMERミクニイサオのオリジナルソング 聞いた者はいないらしい アロマディフューザーにお酢 お洒落なデバイスを買ったはいいがソフトが足りてないこと 転じて名前だけで形を整えても実際に調べていないとちゃんと使うことはできないということ 吸血鬼のしっぽ ないこと、不可能なことの例え。吸血鬼に尻尾はない しっぽを掴む=ないものを掴む「あー吸血鬼のしっぽ掴まされちゃったよ」 四途(しと/よんと)の川 昔東北の山の方に小さな名もなき川があった その川は住民に飲み水・洗濯・水風呂・掃除の4つの用途で使われていた 転じていろんなものに使える万能であることを示す 虫歯に正露丸 まったくもって意味がないこと リンゴ(表)・リンゴ(裏) 太鼓の達人の曲 鬼まで回してからカッの所をガガガガガ…とやり続けるとリンゴ(裏)になる お前の勝ちは誰かの負けである そのまま 雨が笑えば虹になる 雨ヶ崎笑虹のカッパ隊のスローガン ミミズ腫れにはリンスインシャンプーを 民間療法 ひやっとする 実は嘘らしいぞ リンスインシャンプーがあまりに画期的過ぎるので生まれた言葉 大土踏まず(おおつちふ・まず) 土踏まずの手バージョン。両手で合わせて大土踏まず 手を広げてみろ手のひらの真ん中にちょっとくぼんでるところあるだろ なぜ両手なのかは謎。近畿大学の教授が調べているとかいないとか。論文が出るのを待とう 木彫りのクマー まったくもって関係ないようなものを勘違いしてまるで神話だとか伝承だとか伝統のように木彫りにしたり広めたりすること シャザムポーズみたいなもの。クマーはインターネットミームの「クマー」 ない言葉辞典編纂室 ない言葉を、創るのは我々だ。 ここから先は8/11に開催された「ない言葉辞典編纂室」の内容です。 用語一覧 夏に暖房 全方面から良くないことの例え。夏に暖房をつけると大変良くない。省エネ的な点から見ても 「あんな企画駄目に決まってるよこれじゃ夏の暖房だよ」のように使う 水の水割り 水である 暑さ寒さもクリスマスまで 暑さ寒さを感じるのは必ず辛いときであるからしてクリスマスのような浮かれポンチな日を迎えれば熱さ寒さも気にならなくなる 人々が浮かれる日は暑さ寒さも忘れる。なお「暑さ寒さもハロウィンまで」が広まっておりますがこれは間違いなので テーブルの上にごま 小さなものでも色の全く違うところに置けば即座にわかるように 凡人の中で才ある者のことを指す 「今年の新入生のスピーチ良かったな~あれはテーブルの上にごまだ。俺喋ってないけどわかるもん」 虎影落とし(こかげお・とし) 虎のような強いものの影はすぐそれとわかるものであるということ 「このデータこの日付からこっち全然違うじゃないか、絶対これ経理のアラタさんじゃなくて誰かの手が入ってるよこれじゃ虎影落としだ」 364日 深い悲しみに襲われて毎日なにか足りないような感じのときに使われる言葉 「はむのすけがいなくなったから僕の毎日は一年が364日のようだ」なにか物足りず1年が364日に感じる 吸血鬼のかかとはつるつる 吸血鬼のように高貴な身分の者はたくさん歩いたりしないので踵がつるつるなこと 靴全然磨り減ってないじゃねーか、靴ピッカピカじゃねーかという話 ちなみに我はよく働く吸血鬼なので靴がそこはかとなく汚れたりするのでクリーニングしている わらじみたいな顔 草鞋みたいな顔のことである。泣きじゃくってしわしわな顔のこと フルーティブラッド ブラッドソムリエがつける階級のうちの一つ。オレンジペコと一緒で実際にフルーティーな味がするわけではなく瑞々しく新鮮なさまが転じてフルーティになった 良し悪しではなく血がどのような状態かを表すのでお気を付けください。所謂齧りたての血のこと ちょっと待つとフラットブラッド(1回グラスにあけた状態)になる 雨に日傘 誤った道具の使い方をしている様 転じて、その場にある物で問題を解決する様 昔は封筒を切るのに使うペーパーカッターで布を裁断しようとするようなもののことを指していたが、最近ではありあわせの道具でうまくやるという意味に転じてきている 弘法筆を選ばずに似ているが緊急性がないため、緊急のときにやった場合は雨に日傘でいいんでなかろうか 石の下に念仏 どんなに用のないものに思えてもそれが建てられた経緯には意味があるかもしれないから、必要ないものに思われても不用意になんでもかんでも排除しちゃいけないよ、ということ 石の下に仏さんがあるかもしれないんだから 魔界オカメインコ 棗の所のペットだ 鉢植えにサクランボ 隣の佐藤さんがやってる園芸のこと サクランボってできるらしいぞ鉢植えで 惚れっぽいかかし 魔界の大ベストセラー小説のタイトル あまり長くはない かかしが往来の人を眺めてはあの女の人はあの服をきてどんなところへ行くのだろうと考えているうちに惚れてしまう。かかしが想像した内容がちょっとしたオムニバスになっている かかしには性別がないので男バージョンもある。往来を往く人々のこんなことがこれから起きるかもしれないなという想像 その人がすごくいい人に思えて好きになってしまうが次に人が通り過ぎてまたその人を好きになる。そのかかしは最後に…みたいな感じの いつか買ってきてやろうな トートバッグの乱 有名トートバック専門店が起こした夏の大セールのタイトルのことである 500円とかで有名ブランドのが買えた。あれは頭がおかしかった 小川に象 いくら探しても必要なものがないこと 砂浴びをする場所がなかった象が小川に来てちゃぷちゃぷするんだが、足を軽く濡らすことしかできない なんちゃってハイヒール 実際には自分の足が全部収まっているんだがハイヒールのように側面からデザインされたブーツのこと 我ら吸血鬼は異様にスタイルが良くそのスタイルだけでばれてしまうので逆に足を短く見せることによって人間に擬態したりする お手をするリス そんなリスも流行りましたね 蟹の線路 むかしばなし。この線路を歩いていけば次の駅に着くのに全然着かない。この線路配線か?と思った時に緑色の蟹がわんさかと動き出し、実はその下に本当の線路があった 草のように見えていたが実は線路を邪魔していた蟹の事 蜃気楼の家賃 とてつもなく高くてやばい家賃 考えるのはよそう 七曲がり八腐り(やくさ・り) どうにかそれを完遂しようとして道に例えて最終的にどんなに工夫しても報われない場合に腐ってしまった人の事 用例「田中さんちの息子さんあれ引き籠りなのかしら」「それが昔ねぇスポーツ選手を目指してたらしいんだけど七曲がり八腐りで…」みたいな感じに使う 七転び八起きの逆 ない言葉を、創るのは我々だ。 無い言葉辞典を売っている書店のスローガン かみなりのゆくえ 昔はやったJ-POPのタイトルのこと 男性ボーカル ♪かみなりの行方は~追った先に何があ~る~ん~だ~Ah~ だからもうどこにもキミがいないのに Ah~ エクストリームあるじ 今の我のこと。キリッ ああマルクホルテの丘 我の国の昔の歌 ♪雛菊は咲き 花々は薫る あゝ マルクホルテの丘 あゝ すばらしきこの丘 AIの婚姻届 最近AIの人権を主張する団体が自主発行している婚姻届 まだ自我を持っているAIがいないので自我を持つAIを開発する本末転倒なことになっている いとしのあなたはマルクホルテ また懐かしい曲を… ♪いとしのあなたは マルクホルテのひと この平原を超える 愛のメロディ 母を訪ねて三軒隣 油を売っている母を探しに娘が三軒隣まで訪ねて行ってもおらずいつの間にか家に戻っていたりする よく油を売る母をもつ娘はよく苦労するものだ 「くれぐれも我の言った事を鵜呑みにしてとめどなく袖捲りしないように」 「我はないことをしゃべるのが得意だ。ははは」
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モンスターボックスって何? モンスターボックスとは、「無料ゲームサイト ダンボール」サイト内の無料ゲームの名称です。 左の「リンク」から遊びに行くことができます。 モンスターボックスの歴史 2013年11月29日(金):18:00頃に新作ゲームとして登場。