約 975,221 件
https://w.atwiki.jp/pkgc/pages/455.html
やよい【登録タグ 【PMA企画】 【♀】 【いわタイプ】 【じめんタイプ】 【ドサイドン】 【擬】 【擬や】 【擬/学生】 【神無月香】】 最終更新日時【2011-10-04 04 18 03 (Tue)】 ヤヨイ 親 神無月香 種族 ドサイドン 性別 ♀ 所属 パール 年齢 学生(18歳くらい) 性格 いじっぱり 好き バトル! 苦手 妥協 一人称 私 二人称 あなた、~さん、~ちゃん、~君…等 台詞 「簡単にあきらめられるくらいなら、『優勝』なんて言葉、最初から口にしない!」 設定 滅多に弱音を吐かない、強さを求める女の子。サバサバとした性格ですが、少し頑固な面もあります。基本的にはしっかりしていますが、たまに少し抜けていることも…。 周りに年下の多くいた環境で育ったので、面倒見がいいです。 スポーツマンらしく、自分の身体管理には気を使い、規則正しい生活を送っています。早朝トレーニングは日課です。 以前は、学生寮で生活しながら学園生活を送っていました。今は自宅のパール軍管轄の住居で暮らしていますが、現在も日々勉強中ということで、まだまだ我が家では学生扱いです。 PMA企画参加時の設定 所属:生徒:三年ゾンネ(物理クラス)A組(=3ZA) 専攻:動物使役学(オレンジリボン)/パートナーはサンド♀のマルコロ スポーツや運動は見るのもやるのもが好きです。自分自身は、瞬発力よりもパワーで勝負するタイプ。性格も容姿もぱっとする方ではなく、授業の成績は平均的。 ですが、学園最高学年時のバトル大会で、個人4位をもらったことは誇りであり、自信です。 苦労して努力して、それでもなかなか最高の結果には手が届かない、でも決してあきらめない。そういう信念を持ったこです。 制服は割りと基本通りに着る方です。えりにつけているのはただのアクセサリーで、靴は動きやすいスニーカーです。 PMA同窓会企画参加時の設定 卒業後は地元に帰って、地域の魔法決闘(バトル)チーム(スポーツチームのような雰囲気)の雑用をしながら自身の修練に励んでいます。数年は設定画のような格好で下積みしておりますが、いつか「すごい選手がいるよ!」と皆様の元に話が届くような成果をあげられればいいな、と思っています。一番上にメインで置いている絵は、卒業して1~2年くらいかなと思いますが、あまり外見的には変わらないです。 外見補足 前髪は一房銀髪で、その一部だけ寝癖のように立っています。 後ろは一つ結びにしていて、先の方を丸く束ねています。 肩に付けているのは、バトルで火照った身体を冷やすためのもので、中に冷却剤を入れています。 身長は167cm。スレンダーではないですが、脂肪ではなく筋肉。 コメント 名前 コメント 上へ
https://w.atwiki.jp/euphshaker/pages/56.html
(また……始まったね) ああ。 (そういえば、今回は君の出番、少なかったよね) ……彼女はもう、私を必要としていない。 (それでも、君はいっしょにいるんでしょ?) そうだな……。結局のところ、私は彼女から離れられない。 (羨ましいな……。ボクももっと、あの子と一緒にいたかったんだけど) いずれまた、彼女は会いに来る。約束を果たしてはいないのだから。 (ふふ、じゃあそれを楽しみにしようか) 破壊を終焉に導く……か。 (あの子の出した答え……。初めてだよね、こんなの) ……「神の意志への反逆者」として、彼女は確たる意思を持った。 (そのために……失われた命もあるけど、ね) 全てを救う世界は……、存在し得ないのかもしれんな。 (せめて、次の世界での幸福を) 祈るくらいは、しても良いか……。
https://w.atwiki.jp/touhou_ginfuritsu/pages/485.html
autolink() TH-0384 TH-0384A TH-0384B カード名:東風谷 早苗 読み:こちや さなえ カテゴリ:キャラクター 属性:雪 EX:雪2 コスト:雪雪無 登場位置: ●-● ●●● AP:3 DP:3 SP:2 陣営:守矢神社 基本能力: 特殊能力:我欲の巫女[0] この特殊能力はイベントのコストとして宣言する。 この特殊能力は相手ターン終了時まで失われる。 相手のデッキの一番下のカード1枚を破棄する。 そのイベントがコスト1点以上の場合、相手のデッキを1枚破棄する。 性別:女 レアリティ:R illust(TH-0384):緑式 illust(TH-0384A):朱シオ illust(TH-0384B):ミヤスリサ 近頃3コストで安定してきた守矢の巫女、属性コスト3だった5弾より、混色やEX1が多いデッキにも積み易くなって良い。 能力はイベントコストとして宣言することで、1点のバーンダメージを付加できるもの。 使用したイベントが1コスト以上なら追加で1点与えることができる。 1回目のデッキダメージを与える箇所が少し特殊で、デッキボトムから1枚破棄させることになる。 デッキボトムは、殆どのデッキ回復効果で置かれる場所であり再利用はされにくいが、月紫やデッキャッフル効果を持つカード(5弾宙小悪魔)などからの回収を防ぐことができる。 特に月紫はデッキボトムに後から使いたいカードを保存しておくケースがあるので、守矢神社や大合奏などの詰め用カードが置かれた時などに、念のため破棄してやるのも悪くない。 6弾の小傘の回収対策にもなるので、タイミングが合えば妨害してやろう。 雪メリーのように1回目のイベントで強制発動するわけではないので、博霊神社やグレイソーマタージなどの0コストのイベントならば次のイベントに期待して宣言しないのも手。 利用できるイベントについては雪単でも西行妖、藁人形、パーフェクトフリーズ、シュートザブリットと結構な数を揃えられるが1発が重いのが難点。 軽量イベントの豊富な月、早苗の名前を活かせるグレイソーマタージを擁する花、マミゾウ・神子というコスト生成用員が現れた日・宙と各色ともに目はある。 全色カードでも、ハンド損失なく2点ダメージに変わるやる気、自身の登場にも使えるマジックポーションなどが候補に挙がるだろう。 効果を活かすにはイベント中心の構築となるが、雪メリーを採用しているデッキなら無理なく採用できるだろう。 関連項目 東風谷 早苗 雪 東風谷早苗(秘術「グレイソーマタージ」) 花 東風谷 早苗(奇跡を起こす程度の能力) 月 東風谷 早苗(妖怪退治「妖力スポイラー」) 日 東風谷 早苗(山の新人神様) 宙 東風谷 早苗(我欲の巫女) 雪
https://w.atwiki.jp/minnadesuparobo/pages/55.html
(最終話 イデEND) バトル7 ソロシップ アークエンジェル エターナル ラー・カイラム 大空魔竜 選択16小隊 ★先にイデENDをクリアしてからノーマルENDへ行きます 隊長VF-19FエクスカリバーF(柿崎 隊員VF-19SエクスカリバーF(フォッカー 隊員VF-19FエクスカリバーF(輝 BGM龍虎天翔~我等ニ敵ナシ 小隊長:アレグリアス セレーナ 隊員:ジャスティス アスラン ビャー メタス +イデオン +真ゲッター +ガンバスター 小隊長:ビッグボルフォッグ 隊員:マイク・竜兄弟 小隊長: ヴィレッタ R 隊員: カツ リガズィ 小隊長:ハイペリオン単機 小隊長: ミリア VF-22S・SボーゲルⅡB 隊員: マックス VF-22S・SボーゲルⅡB 小隊長:フリーダム 隊員:量産型ν エル BGM:サイレントヴォイス 小隊長:ケーラ・スゥ ジムキャノン BGM:アニメじゃない パーツ:ALLリペアキット EVA小隊 隊長初号機F型 隊長 チーフ:テムジン747J 隊員 フェイ:フェイ・イェン・ザ・ナイト 小隊長:ハッター ネッサー 隊長:ハイν(フォウ) +光竜 +M1(マユラ) 小隊長 デストロイド:輝 小隊長:ファイナルダンクーガ 小隊長:デスサイズヘル デュオ 隊員:ウイングゼロ ヒイロ 隊員:サンドロック カトル 起こった出来事 イデゲージMAXにもかかわらずケーラ死亡。 邪魔なビャーを虐殺 テンションを上げるために酒を飲む テンションがあがってきたのかアジバ3を連続再生
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2626.html
――眩しい。 蒼星石が最初に感じたのは、瞼をオレンジ色に染める明るさだった。 だんだんと意識が覚醒するに従って、単調な潮騒と、ジリジリと肌を焼く熱さ、 全身の気怠さなどが、感じられるようになった。 (? あぁ…………そうか) のたくたと回転の鈍いアタマが、やっと状況を理解し始める。 昨夜、いつまで起きていた? 憶えてない。だいぶ夜更かししたのは確かだ。 二人とも疲れ切って、そのまま眠り込んでしまったらしい。 「ぁふ……もう朝なんだ?」 重い瞼を、こすりこすり。 うっすらと開いた目の隙間から、強烈な光が飛び込んできて、アタマが痛くなった。 顔の前に腕を翳して日陰をつくり、徐々に、目を慣らしてゆく。 どこまでも高く蒼い空と、絵の具を溶いたような白い雲が、そこにあった。 ――が、次の瞬間、蒼星石は目を見開いて、黄色い悲鳴をあげていた。 その声を聞きつけて、隣で寝転がっていた翠星石も、億劫そうに瞼を上げる。 「どぉしたですかぁ……そぉせ…………? いひぃっ?!」 寝惚けていたのも数秒。翠星石は目を丸くして、蒼星石にしがみついた。 彼女たちの眠気を、一瞬で吹き飛ばした衝撃―― それは、浜辺にたむろする白い靄。 『無意識の海』に洗われ、たまたま、この島に漂着した魂魄の群だった。 ~もうひとつの愛の雫~ 最終話 『永遠』-前編- 記憶を失い、正体を無くしたモノたちとは言え、 取り囲まれては落ち着けるハズもない。これでは衆人環視だ。 二人は、あたふたと脱ぎ散らかした制服を拾って、浜辺から逃げ出した。 小さな茂みで、そそくさと服を着て、やっと一息。 翠星石は耳まで朱に染めて、握った拳を震わせていた。 「な、な……なんなのですか、アイツらはっ!」 「無垢な魂だよ。姉さんは、この島のコトとか聞いてないの?」 「知らねぇですよ! はうぅぅ……あんな得体の知れない連中に、 みっともない姿を見られたなんて…………恥辱で死ねるですぅ!」 ボクたち、もう死んでるんだけど――なんて考えはしても、口にはしない。 わざわざ火に油を注いで、罪もない霊魂を蹴飛ばしに行かれても困る。 蒼星石は、どうにも気持ちの収まらない様子の姉を「まあまあ」と宥めつつ、 『庭師の鋏』を手にした。 「魂が漂着する砂浜で、うっかり寝過ごしたボクらも悪いんだしさ。 あの魂たちには身体も意志も無いから、何も見えてないし、憶えてないよ」 「だ、だけどぉ…………むぅぅ~」 怒りの捌け口を探しているかのように眼を彷徨わせる翠星石に、 それよりも……と、蒼星石はソツなく、茨の園を指差した。 「まずは、結菱さんのところに戻ろうよ。 ここで暮らすなら、住むところを探さなきゃ」 「……ちっ! しゃーねぇですね」 妹の冷静かつ正確な言い分に、翠星石もやっと、怒らせていた肩を下げた。 「今度だけは、蒼星石に免じて、勘弁してやるです。運のいいヤツらですぅ」 「やあ、帰ってきたかね」 あの古めかしい洋館の、庭園に咲き乱れるラベンダーを眺めていた二葉は、 双子の姉妹を認めて、にこやかに顔を上げた。 「ふむ……いい顔をしている。どうやら、探し物が見つかったようだ」 「はい。お陰さまで」 蒼星石は、背後で小さくなっている翠星石に代わって答えた。 「すみません。姉さん……翠星石は、人見知りが強くって」 構わんよと、二葉は笑みを崩さず応じる。 「実質、こうして面と向かい合うのは、初めてなのだしね。警戒するのも解るさ。 僕の名は、結菱二葉だ。よろしく、翠星石」 「あ、あぅ……」 二葉が差し出した手を、じぃ……っと、胡散臭そうに凝視する翠星石だったが、 蒼星石に促されて、おずおずと彼の手を握った。 「翠星石……ですぅ」 「ふっ。おとなしい子だね。蒼星石の方が、しっかり者のお姉さんみたいだ」 「ぬなぁっ!?」 二葉の鼻で笑った態度が気にくわなかったか。 それとも、ダメ姉貴よばわりされたと、歪んだ解釈をしたのか。 はたまた、いまだ燻っていた先程の怒りが、気恥ずかしさによって再燃したか。 やおら、翠星石は二葉の向こう脛を、思いっ切り蹴っ飛ばした。 ばかりか、激痛のあまり蹲る二葉に「これが正真正銘、苦悶式教育ですぅ!」と、 カカト落としまで見舞おうとするではないか。 歳より若く見られれば嬉しいけれど、子供扱いされるのは気にくわない。 翠星石の乙女ゴコロは、なかなかに複雑らしい。 こんなことなら、記憶が回復する前の『なよなよ翠星石』の方が人畜無害だったかも。 アタマの隅でボヤきつつ、蒼星石は慌てて彼女を羽交い締めにして、引き離した。 「なんてコトするのさ、姉さんっ! ごめんなさいっ、結菱さん。 ほら、姉さんも、ちゃんと謝って!」 「知ったこっちゃねぇです。教育的指導ってヤツですぅ~」 「もぉ……ホントに怒るよっ!」 言うが早いか、蒼星石は翠星石の正面に立って、平手を振り上げる。 翠星石も、反射的に頸を竦めて、両目をギュッと閉じた。 ……が、蒼星石の手は、頬を撲つかわりに翠星石の肩を掴んで、 変に気の強い姉の身体を、二葉へと向き直らせていた。 結菱さんに謝らなきゃダメ! 蒼星石の、無言の圧力だった。 「う……ごめん……なさいですぅ」 渋々といった感を漲らせているものの、翠星石は素直に、頭を下げた。 二葉は蹲ったまま顔を上げて、引き攣った笑みを浮かべた。 彼の目が潤んでいたのは、敢えて見なかったことにしておく。 「まあ、いいさ。それより、お茶でもどうかね。 君たちに、ぜひ話しておきたいことがあるのだよ」 話――とは、なんなのだろう。姉妹は顔を見合わせ、アイコンタクト。 三秒の後には二葉に向けて、了承の合図を返していた。 屋敷の広いリビングで、二葉が手ずから煎れた紅茶で一服。 喉を湿らせ、舌の滑りがよくなったところで、二葉は切り出した。 「最初に訊いておきたいんだが……君たちは、これからどうするのかね?」 どうする、と言われても、勝手の分からない世界では、目標など見出せない。 暫くは、この島で暮らすつもりだと蒼星石が答えると、彼は鷹揚に頷いた。 「なるほど。では、ここからが本題なのだが…… どうだろう。この家に、住んではくれないだろうか?」 この唐突な申し出には、双子の姉妹も、絶妙なハーモニーを奏でた。 合唱コンクールなら、最優秀賞は間違いなしのデュエットだった。 「ボクたちと、結菱さんが……一緒に、ですか?」 「僕のような若い男と同棲するのは、嫌かね?」 二葉は、ぽかんと惚けた二人を眺めて、意地の悪い笑みを浮かべた。 「……いや、失敬失敬。ほんの軽い冗談のつもりだったのだけどね。 そんなに驚いてくれると、嬉しくなるよ」 「はい?」 「どういうコトですぅ?」 「早い話が、この屋敷を譲り渡したいのだよ。他ならぬ、君たちにね」 言って、二葉は窓の外に遠い目を投げかけながら、語り始めた。 どのような意図で、そんな申し出をしたのだろうか。 彼の横顔からソレを読みとることは、蒼星石にも翠星石にも、できなかった。 「この屋敷は元々、僕が、ある男から譲り受けたものでね。 その男の名は、知らない。彼は名乗らなかったし、僕も訊かなかった。 ただ、彼はこう言ったのだよ。 『君に守り役を任せたい』とね」 「守り役って?」 おうむ返しに呟いた蒼星石に、二葉は窓の外を指差してみせた。 双子の姉妹も、一斉に外の景色を振り仰ぐ。 「あの大きな樹が見えるだろう? 蒼星石、最初に君が立っていた丘だ」 「憶えてます。結菱さんが、ボクを迎えに来てくれた場所ですね」 「うむ。守り役というのはね、字の如く、あの樹を見守る役目なのだ。 その男が言うには――まあ真偽のほどは解らないが――あの樹の根は、 とても長くて、世界中に張り巡らされているらしい」 「世界中に? ウソっぽいですぅ」 「姉さん、話の腰を折らないでよ」 蒼星石に諫められて、翠星石はムッと口を噤んだ。 二葉は、一寸、場の空気を落ち着かせるように、ティーカップを口に運んだ。 「蒼星石。君が、かずき君から託された『庭師の鋏』は、だ。 その男から、僕が預かったものでね。そして――」 言葉を切って、二葉が胸の前に両手を掲げた途端、 光を伴い、彼女たちもよく見知った道具が現れていた。 「この『庭師の如雨露』もだ。一対が揃って初めて、守り役は務めを果たせる。 だから、これを……翠星石、君に預けたいのだよ」 「ふぇっ?! わ、私にですぅ?」 「ああ、そうだ。君たち姉妹で、僕の後を継いではくれないだろうか。 君たちなら、きっと良い守り役になるだろう」 半ば押し付けるように差し出された『庭師の如雨露』を、翠星石は手に取った。 微笑む二葉に対して、蒼星石たちは呆気にとられたまま、固まっていた。 先程の冗談など、可愛く思える。あまりの衝撃で、咄嗟に言葉が出てこない。 それでも、蒼星石は気丈に、声を絞り出した。 「もし……ボクたちが守り役を継いだとして、結菱さんは、どうするんですか」 ~もうひとつの愛の雫~ 最終話 -前編- おわり 三行で【次回予定】 姉妹に告げられた、ひとつのキーワード。 対をなしていた者から、対となった者へと受け継がれる、対なる物。 そして、二葉が語る、彼なりの目的とは―― 次回 最終話 『永遠』-後編-
https://w.atwiki.jp/3edk07nt/pages/182.html
――眩しい。 蒼星石が最初に感じたのは、瞼をオレンジ色に染める明るさだった。 だんだんと意識が覚醒するに従って、単調な潮騒と、ジリジリと肌を焼く熱さ、 全身の気怠さなどが、感じられるようになった。 (? あぁ…………そうか) のたくたと回転の鈍いアタマが、やっと状況を理解し始める。 昨夜、いつまで起きていた? 憶えてない。だいぶ夜更かししたのは確かだ。 二人とも疲れ切って、そのまま眠り込んでしまったらしい。 「ぁふ……もう朝なんだ?」 重い瞼を、こすりこすり。 うっすらと開いた目の隙間から、強烈な光が飛び込んできて、アタマが痛くなった。 顔の前に腕を翳して日陰をつくり、徐々に、目を慣らしてゆく。 どこまでも高く蒼い空と、絵の具を溶いたような白い雲が、そこにあった。 ――が、次の瞬間、蒼星石は目を見開いて、黄色い悲鳴をあげていた。 その声を聞きつけて、隣で寝転がっていた翠星石も、億劫そうに瞼を上げる。 「どぉしたですかぁ……そぉせ…………? いひぃっ?!」 寝惚けていたのも数秒。翠星石は目を丸くして、蒼星石にしがみついた。 彼女たちの眠気を、一瞬で吹き飛ばした衝撃―― それは、浜辺にたむろする白い靄。 『無意識の海』に洗われ、たまたま、この島に漂着した魂魄の群だった。 ~もうひとつの愛の雫~ 最終話 『永遠』-前編- 記憶を失い、正体を無くしたモノたちとは言え、 取り囲まれては落ち着けるハズもない。これでは衆人環視だ。 二人は、あたふたと脱ぎ散らかした制服を拾って、浜辺から逃げ出した。 小さな茂みで、そそくさと服を着て、やっと一息。 翠星石は耳まで朱に染めて、握った拳を震わせていた。 「な、な……なんなのですか、アイツらはっ!」 「無垢な魂だよ。姉さんは、この島のコトとか聞いてないの?」 「知らねぇですよ! はうぅぅ……あんな得体の知れない連中に、 みっともない姿を見られたなんて…………恥辱で死ねるですぅ!」 ボクたち、もう死んでるんだけど――なんて考えはしても、口にはしない。 わざわざ火に油を注いで、罪もない霊魂を蹴飛ばしに行かれても困る。 蒼星石は、どうにも気持ちの収まらない様子の姉を「まあまあ」と宥めつつ、 『庭師の鋏』を手にした。 「魂が漂着する砂浜で、うっかり寝過ごしたボクらも悪いんだしさ。 あの魂たちには身体も意志も無いから、何も見えてないし、憶えてないよ」 「だ、だけどぉ…………むぅぅ~」 怒りの捌け口を探しているかのように眼を彷徨わせる翠星石に、 それよりも……と、蒼星石はソツなく、茨の園を指差した。 「まずは、結菱さんのところに戻ろうよ。 ここで暮らすなら、住むところを探さなきゃ」 「……ちっ! しゃーねぇですね」 妹の冷静かつ正確な言い分に、翠星石もやっと、怒らせていた肩を下げた。 「今度だけは、蒼星石に免じて、勘弁してやるです。運のいいヤツらですぅ」 「やあ、帰ってきたかね」 あの古めかしい洋館の、庭園に咲き乱れるラベンダーを眺めていた二葉は、 双子の姉妹を認めて、にこやかに顔を上げた。 「ふむ……いい顔をしている。どうやら、探し物が見つかったようだ」 「はい。お陰さまで」 蒼星石は、背後で小さくなっている翠星石に代わって答えた。 「すみません。姉さん……翠星石は、人見知りが強くって」 構わんよと、二葉は笑みを崩さず応じる。 「実質、こうして面と向かい合うのは、初めてなのだしね。警戒するのも解るさ。 僕の名は、結菱二葉だ。よろしく、翠星石」 「あ、あぅ……」 二葉が差し出した手を、じぃ……っと、胡散臭そうに凝視する翠星石だったが、 蒼星石に促されて、おずおずと彼の手を握った。 「翠星石……ですぅ」 「ふっ。おとなしい子だね。蒼星石の方が、しっかり者のお姉さんみたいだ」 「ぬなぁっ!?」 二葉の鼻で笑った態度が気にくわなかったか。 それとも、ダメ姉貴よばわりされたと、歪んだ解釈をしたのか。 はたまた、いまだ燻っていた先程の怒りが、気恥ずかしさによって再燃したか。 やおら、翠星石は二葉の向こう脛を、思いっ切り蹴っ飛ばした。 ばかりか、激痛のあまり蹲る二葉に「これが正真正銘、苦悶式教育ですぅ!」と、 カカト落としまで見舞おうとするではないか。 歳より若く見られれば嬉しいけれど、子供扱いされるのは気にくわない。 翠星石の乙女ゴコロは、なかなかに複雑らしい。 こんなことなら、記憶が回復する前の『なよなよ翠星石』の方が人畜無害だったかも。 アタマの隅でボヤきつつ、蒼星石は慌てて彼女を羽交い締めにして、引き離した。 「なんてコトするのさ、姉さんっ! ごめんなさいっ、結菱さん。 ほら、姉さんも、ちゃんと謝って!」 「知ったこっちゃねぇです。教育的指導ってヤツですぅ~」 「もぉ……ホントに怒るよっ!」 言うが早いか、蒼星石は翠星石の正面に立って、平手を振り上げる。 翠星石も、反射的に頸を竦めて、両目をギュッと閉じた。 ……が、蒼星石の手は、頬を撲つかわりに翠星石の肩を掴んで、 変に気の強い姉の身体を、二葉へと向き直らせていた。 結菱さんに謝らなきゃダメ! 蒼星石の、無言の圧力だった。 「う……ごめん……なさいですぅ」 渋々といった感を漲らせているものの、翠星石は素直に、頭を下げた。 二葉は蹲ったまま顔を上げて、引き攣った笑みを浮かべた。 彼の目が潤んでいたのは、敢えて見なかったことにしておく。 「まあ、いいさ。それより、お茶でもどうかね。 君たちに、ぜひ話しておきたいことがあるのだよ」 話――とは、なんなのだろう。姉妹は顔を見合わせ、アイコンタクト。 三秒の後には二葉に向けて、了承の合図を返していた。 屋敷の広いリビングで、二葉が手ずから煎れた紅茶で一服。 喉を湿らせ、舌の滑りがよくなったところで、二葉は切り出した。 「最初に訊いておきたいんだが……君たちは、これからどうするのかね?」 どうする、と言われても、勝手の分からない世界では、目標など見出せない。 暫くは、この島で暮らすつもりだと蒼星石が答えると、彼は鷹揚に頷いた。 「なるほど。では、ここからが本題なのだが…… どうだろう。この家に、住んではくれないだろうか?」 この唐突な申し出には、双子の姉妹も、絶妙なハーモニーを奏でた。 合唱コンクールなら、最優秀賞は間違いなしのデュエットだった。 「ボクたちと、結菱さんが……一緒に、ですか?」 「僕のような若い男と同棲するのは、嫌かね?」 二葉は、ぽかんと惚けた二人を眺めて、意地の悪い笑みを浮かべた。 「……いや、失敬失敬。ほんの軽い冗談のつもりだったのだけどね。 そんなに驚いてくれると、嬉しくなるよ」 「はい?」 「どういうコトですぅ?」 「早い話が、この屋敷を譲り渡したいのだよ。他ならぬ、君たちにね」 言って、二葉は窓の外に遠い目を投げかけながら、語り始めた。 どのような意図で、そんな申し出をしたのだろうか。 彼の横顔からソレを読みとることは、蒼星石にも翠星石にも、できなかった。 「この屋敷は元々、僕が、ある男から譲り受けたものでね。 その男の名は、知らない。彼は名乗らなかったし、僕も訊かなかった。 ただ、彼はこう言ったのだよ。 『君に守り役を任せたい』とね」 「守り役って?」 おうむ返しに呟いた蒼星石に、二葉は窓の外を指差してみせた。 双子の姉妹も、一斉に外の景色を振り仰ぐ。 「あの大きな樹が見えるだろう? 蒼星石、最初に君が立っていた丘だ」 「憶えてます。結菱さんが、ボクを迎えに来てくれた場所ですね」 「うむ。守り役というのはね、字の如く、あの樹を見守る役目なのだ。 その男が言うには――まあ真偽のほどは解らないが――あの樹の根は、 とても長くて、世界中に張り巡らされているらしい」 「世界中に? ウソっぽいですぅ」 「姉さん、話の腰を折らないでよ」 蒼星石に諫められて、翠星石はムッと口を噤んだ。 二葉は、一寸、場の空気を落ち着かせるように、ティーカップを口に運んだ。 「蒼星石。君が、かずき君から託された『庭師の鋏』は、だ。 その男から、僕が預かったものでね。そして――」 言葉を切って、二葉が胸の前に両手を掲げた途端、 光を伴い、彼女たちもよく見知った道具が現れていた。 「この『庭師の如雨露』もだ。一対が揃って初めて、守り役は務めを果たせる。 だから、これを……翠星石、君に預けたいのだよ」 「ふぇっ?! わ、私にですぅ?」 「ああ、そうだ。君たち姉妹で、僕の後を継いではくれないだろうか。 君たちなら、きっと良い守り役になるだろう」 半ば押し付けるように差し出された『庭師の如雨露』を、翠星石は手に取った。 微笑む二葉に対して、蒼星石たちは呆気にとられたまま、固まっていた。 先程の冗談など、可愛く思える。あまりの衝撃で、咄嗟に言葉が出てこない。 それでも、蒼星石は気丈に、声を絞り出した。 「もし……ボクたちが守り役を継いだとして、結菱さんは、どうするんですか」 ~もうひとつの愛の雫~ 最終話 -前編- おわり 三行で【次回予定】 姉妹に告げられた、ひとつのキーワード。 対をなしていた者から、対となった者へと受け継がれる、対なる物。 そして、二葉が語る、彼なりの目的とは―― 次回 最終話 『永遠』-後編-
https://w.atwiki.jp/dialogue88/pages/170.html
関連乗員:ジナ、レムナン、夕里子 関連条件:ジナ(人間側)、レムナン(グノーシア) 夕里子から話を聞いたあと、レムナンにはグノーシア判定マークがつく(恐らく認識しているのは主人公・ジナ・夕里子の3人) レムナンの考え 夜・EVA準備室 ジナ「……」 レムナン「……」 (主人公)『……EVAルームには、気まずい空気が漂っている』 どうしたの? ▼どうしたの? (主人公)『二人が何をしていたのか、勇気を出して聞いてみた』 レムナン「いえ……」 ジナ「別に、なにも」 (主人公)『……』 ▼(無言) (特になし) ジナ「……消えるのは」 レムナン「……?」 ジナ「怖い、のかな」 レムナン「怖い……ですか?」 ジナ「うん……」 レムナン「……」 (主人公)『……再び、沈黙が訪れた』 レムナン「……あの」 ジナ「……うん」 レムナン「あまり、怖いことでは、ないかも……しれません。 グノーシア……に、消される、ことは」 ジナ「……なぜ?」 レムナン「グノーシア、に、消された人は……電脳化されて―― 蓋然計算領域に、転送される……かも、しれません」 ジナ「……電脳化? 天国に、行くの?」 レムナン「はい。 でも、その、そう……思っただけ、です。 何となく、ですけど」 ジナ「天国……」 レムナン「あ、あの…… 電脳化のことなら、夕里子さん……に、聞いてみると…… 良いかも、しれません」 ジナ「夕里子?」 レムナン「ええ。夕里子さん、は…… とても詳しい……みたい、です」 ジナ「そう……」 レムナン「ええ……」 ジナ「……」 レムナン「……」 (主人公)『……そして無言のまま、時が過ぎていった。 ジナは、何か考え込んでいる様子だったが……』 電脳化とは (話を聞くまでにジナか夕里子がCSしてしまうと会話無し、イベント失敗 レムナンはCSしていてもイベント進行に問題無し) ジナ「あ……(主人公)」 ジナ「……私は、夕里子に話を聞きに行く。 前にレムナンが言ってた、天国の、話」 ジナ「(主人公)も、来る?」 一緒に行く・行かない ▼(無言) ジナ「……できれば。 一緒に、来て欲しい……かな」 (質問繰り返し) ▼行かない (主人公)『一緒に行くのはやめておく、と答えた』 ジナ「……うん」 (イベント失敗) ▼一緒に行く (主人公)『自分も一緒に行こう、と答えた』 ジナ「……うん」 展望ラウンジ 夕里子「――なるほど。 レムナンはグノーシアなのですね」 ジナ「え……?」 夕里子「あのレムナン如きが、消えた者が転送される、などと考えつくと? 有り得ぬことです、自身が、知る者――グノーシアでも無ければ」 夕里子「ふ、お前達の関心を買おうとしたのでしょうが。 口下手な者ほど、余計な事を口走るものです」 ジナ「レムナンが、グノーシア……」 夕里子「余談はさておき。 お前達は、電脳化について知りたいのでしょう」 ジナ「……教えてほしい。 ヒトが、天国に行く。それは、どういうこと?」 夕里子「天国――ですか、ふふっ。 ならばジナ。お前は魂の存在を信じているのですね?」 ジナ「……分からない」 夕里子「信じなさい。 電脳化とは、魂――認知的存在の底によって成り立つ業なのですから」 夕里子「魂を、肉体から蓋然計算領域へと、つなぎ代える。 そうすることで人間は肉体から離れ、不死とも言うべき存在になる」 ジナ「それは…… そのヒトは、それまでと同じヒトと、呼べるの?」 夕里子「さあ? そう思いたければ、それで良いのでは? 電脳化など施したところで、存在の卑小さは変わりませんから」 ジナ「……」 夕里子「それで終わりですか?」 夕里子は何者? ▼夕里子は何者? (主人公)『夕里子に、どうしてそんな事を知っているのか、夕里子は何者なのか、 と聞いた』 ▼(無言) ジナ「……もうひとつ、教えて。 夕里子、あなたは……何?」 夕里子「……ふ。 それは良い問いだ」 夕里子「ジナ。 お前は何者かの電脳化に立ち会ったのですね?」 ジナ「……うん」 夕里子「ならば、電脳化を実際に行っているのが何者か、知っていますか?」 ジナ「……星の家の、人たち」 夕里子「それはただの受付係です。 その者らはただ、情報を転送するだけ。 遙か――「星舟」に」 ジナ「星舟?」 夕里子「この宇宙で唯一の、電脳化の技術者集団。 その者らは巫女と呼ばれています」 夕里子「そして巫女らは全て、一隻の舟に集められて――いいえ。 囚われているのです。亞光速船、「星舟」に」 ジナ「……」 夕里子「もう言わずとも分かりますね。 この身は「星舟」からの逃亡者。ふ、墜ちた巫女とでも言うべきか」 夕里子「いずれ、どこぞの星系国家に捕らえられれば、無かったことにされる この身です。 グノーシアに消されるのと、さして変わりません」 夕里子「――さて。 お前たちは、秘すべきことを知りました」 ジナ「……! 夕里子……まさか」 夕里子「ふふふっ、知ってしまいましたね」 (航海日誌:夕里子『レムナンはグノーシアだ』)
https://w.atwiki.jp/hentaiatxhentai/pages/311.html
間島 淳司(まじま じゅんじ) 通称:マジー、マジ兄 日本の男性声優。1978年5月13日生まれ。愛知県名古屋市出身。アイムエンタープライズ所属。イケメン。 好青年な二枚目役や頼りないタイプの青年キャラクターの声をよく担当するが、主人公のライバル役、病弱な役、冷静沈着な役、嫌味なキャラクターと幅広く演じている。 料理が得意で、得意料理は餃子で(毎週土曜日は「餃子曜日」)、他の声優にも好評とのこと。また、掃除好きでもある。そのあたり、「とらドラ!」で自身が演じた「高須竜児」との共通点が多く、共演者の釘宮 理恵から「リアル竜児」「竜児を演じるために生まれて来た男」と言われた。 このように家事全般が得意な上に身長も高め、物腰も柔らかいイケメンである。ただし画像は絶対検索してはならない。 2013年6月度番宣部長。 演じた主なキャラクター 大神ソウマ(神無月の巫女) 石塚弘(ガンパレード・オーケストラ) 大神ジン(京四郎と永遠の空) 二ノ宮峻護(ご愁傷さま二ノ宮くん) 青木大介(こどものじかん) 二階堂悠(しゅごキャラ!シリーズ) 高須竜児(とらドラ!) 路万健康(宙のまにまに) 幸谷大吾郎(迷い猫オーバーラン!)
https://w.atwiki.jp/wixosscn/pages/264.html
金木犀之巫女 玉依姬(金木犀の巫女 タマヨリヒメ) 颜色 卡片类型 类型/限定 等级 限界 费用 成长费用 力量 标记 白色 LRIG 小玉 4 12 - 白1红1绿1 - - 能力: 【出】白1:从你的卡组里探寻1张SIGNI卡,将其公开并加入手牌。之后,将卡组洗切。 【起】白1+红1:将对战对手的1只力量7000以下的SIGNI驱逐。 【起】白1+绿1+无1:将对战对手的1只力量10000以上的SIGNI驱逐。 收录情况: 卡包 编号 罕贵度 卡图画师 个性文字 Stirred Selector WX02-001 LR いとうのいぢ それは黄金の程輝く対面。 【THE一灭寂】补充包第2弹《Stirred Selector》中文卡表 FAQ
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1055.html
名称:【TA神話】神無月ちひろ レアリティ:☆8 属性 水 一覧番号 1749 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 2645(5569) 攻撃力 460(968) 治癒力 222(467) コスト 8 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:海の守護 必要ターン数 12(7) 効果(Lv1) 発動したターン、水属性からの攻撃を65%軽減する。 効果(Max) 2ターンの間、水属性からの攻撃を90%軽減する。 リーダースキル:元祖・アホ毛 味方水属性の攻撃力4倍、HPと治癒力が2倍になる。