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永遠の魔神の一部にして子供と呼べる存在。 本体から分かれるほどに本体は弱体していく。 最初に分かたれたものは創世と終焉である。 これを契機にマリスが永遠の魔神からいくつも溢れ出したため、それらに対処するため更に生み出された。 マリスとは真逆の特性を持っており、光のパターンはそれぞれ固有のものである。 それぞれに二つ名が付いており、特務隊?の情報部によって観測されたものは創世、螺旋、虚無?、本能、全知、恍惚、溶融、滞留の八つである。 これ以外にも存在する可能性はあるが実際のところは不明。 datの世界の存在を取り込むと覚醒するらしく、そうなるとそれぞれが魔神と呼ばれる強大な存在になるらしい。 マリス同様二つ名に応じた力を行使することができるが、それらは必ずしも否定的な意味の言葉だけではないようだ。 創世、終焉、虚無?の例から考えるにおそらくこれらは現在ネームレスになっていると思われる。 なぜそうなったかや残りのこれがどのネームレスになっているか、全てのネームレスがこれなのかは不明。 最後に関しては宿題のマリスの発言などからおそらく異なるだろうが、未だ謎は多い。 とりあえずぽっと出でないネームレスはこれの可能性十分なので気を付けたらいいんじゃないかな。多分。 ワープの光? さあ何のことやら。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ジョルノ・ジョバァーナ ブチャラティチーム 暗殺チーム その他パッショーネ
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男女獣兵 単体 装備重…9 攻撃…83 素早さ…2 命中率…96.0 会心率…12.8 射抜率…0.0 主な入手方法 西海岸市場で購入 爪に戻る 装備品に戻る アイテムに戻る
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米国のUSドル、過剰発行紙幣による、世界恐慌の到来です。USドルは、対YEN50円時代が?紙幣は紙切れに? 『金』の価値についてWGC(ワールド ゴールド カウンシル)2004年アンケート調査 第1位『金は無価値になることがない』 第2位『世界中どこでも換金可能』 第3位『金はインフレにつよい』 第5位『金は燃えない資産』 第6位『長期的に上昇する』 第11位『銀行で貯金しているより安全』 出典元:WGC(ワールド ゴールド カウンシル)2004年アンケート調査
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金色の瞳 ◆QkRJTXcpFI 男がいた。 総髪を肩にたれた顔は蒼白く、学者のような感じの男だが、その両眼はとじられたままであった。盲目なのである。 男、名は室賀豹馬という。 (何故わしは生きておる・・・・・?) 豹馬の頭に上った最初の考えはそれであった。 自分は、伊賀鍔隠れ衆が一人、筑摩小四郎の忍法、 「吸息旋風かまいたち」を喰らって死んだはずでは無かったか。 (ここは地獄か・・・・・?) だとすれば納得できる。気が付けば、何やら広いと思われる場所にいて、 いきなり殺しあえと言われたのだ。 事実、既に一人死んでいる。 このような天魔の所業が平然と行われるのは、正しく地獄と呼ぶにふさわしい。 (とにもかくにも訳がわから・・・ん) 豹馬の耳が、足音を捉えたのだ。 しかもかなり近い。 そして・・・・ 「ひゃははははははは!光栄に思いなさい。このゲームにおける記念すべき 唯一神涼宮ハルヒの第一の犠牲者として殺してあげるわっ!!!」 女だ。どうも気がふれているらしい。 「女・・・・・今は夜か?」 豹馬がハルヒに訪ねた。 「ハァッ?見れば解るでしょっ、そんなことっ!!」 「左様か・・・・では・・・・」 豹馬が閉じられていた双眸を開いた。 「死ね」 「ふぅ・・・・夜でなければ危うかったかもしれん・・・・」 豹馬はため息を漏らした。 その足元には、“自ら首を切り落とした”涼宮ハルヒの死体が転がっている。 忍法“猫眼呪縛(ぴょうがんしばり)” これぞ室賀豹馬の切り札であり、忍法である。 豹馬の閉じられた瞼の裏に潜む金色の瞳に見つめられた者は、 たちまち自殺、あるいは同士討ちをしてしまうのである。 使用できるのは夜間のみであり、敵意を持った対象にしか効果が 無いという欠点は有るものの、それを差し引いても恐るべき忍法であった。 「さて、これからどうすべきか・・・・」 豹馬はそう一人ごちた。 【涼宮ハルヒ@ニコニコ動画バトルロワイアル 死亡 】 【H-4 猫屋敷の外の森 深夜 一日目】 【室賀豹馬@バジリスク~甲賀忍法帖~】 【服装】:江戸時代の医者姿の装束 【状態】:健康 【装備】:不明 【持ち物】:不明 【思考】 1:さて、どうすべきか・・・・ 2:わしは、死んだのではなかったか? 時系列順で読む Back 神☆降臨 Next 快楽の果てに 投下順で読む Back 神☆降臨 Next 快楽の果てに 神☆降臨 涼宮ハルヒ GAME OVER GAME START 室賀豹馬 『偽証の呼びかけ』
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日付 2009/08/29 名前 杉村きく蔵 機種 PS2 投入クレジット数 1 設定変更の有無 なし 感想 筋肉って素敵 画像 打開
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きんのはね【登録タグ KAITO yuyun き サクリパP 曲 神威がくぽ】 作詞:yuyun 作曲:サクリパP 編曲:サクリパP 唄:神威がくぽ・KAITO 曲紹介 ◇◆◇◆――― 歌うたう機械[からくり]の羽蟲と、ヒトの刹那の物語 ―――◆◇◆◇ 歌詞 (ピアプロより転載) 弛[たゆ]まずに続く時の最中 その物語は始まり終わる いずれ咲き散る花の記憶に 映り溶け込むひとときの夢 儚さばかりが 絶えずに注ぐ 虚ろなからだに 開いた穴から ただ鳴るだけの 音の羅列を 今宵も捧ぐは 箱庭の主[あるじ] 繰り返すだけの 希薄な音色 いびつな頤[おとがい] 複眼[め]を逸らし 伏せる 瞼の裏に 思い描いた 面差しはいつも 変わらぬ姿 継ぎ目の裏に 隠し果[おお]せた ぎこちなく 抱え込む 願い 卑しく苦い 秘密もいつか 欲しいなら全部 お前にあげるよ 硝子檻[がらすおり]越し 添わすてのひら 触れがたく伝う 温もりは淡く 寄り添う傍から ただすり抜ける かりそめの感情[こころ] 撫でる言葉で 憐憫を誘い 叶わずに朽ちた 乞われて歌う束の間の 恋に似ていた 引きちぎる翅[はね]が ちりぢりに舞い 黄金色[きんいろ]に透ける 過去も失せゆく 僅かな望みも 引き裂かれて 突き立てられる 終焉の楔 喉も舌も欠け 壊れた玩具 ゆがんだ口蓋 複眼[め]を凝らし 探す 唇が紡ぐ 繰り返す名は 見詰めてた世界に 届くことなく ひび割れる四肢 擦れて落ちた たわいなく 砕け散る 輝石 醜く脆い この身体でも 欲しいなら全部 お前にあげるよ 崩れる光に 伸ばすてのひら 指先に霞む 温もりを求め 彷徨う端から 零れてしまう 眼窩[がんか]の奥に 深く焼き付く 彩る想いで 掻き毟る虚[あな]が あの夜に知るいとしさに 酷く焦がれた 剥がれて覗く 引き攣る音色 あさはかで 清廉な 祈り 堪らず濡らす この両眼でも 欲しいなら全部 お前にあげる 硝子檻越し 交わす眼差し 掻き消える音 温もりは遠く 躊躇う間際で 敢えなく滲む 違[たが]わず続き 永久[とわ]になぞらう ときにいとわしく ときにうつくしい あの夜に見たひとときの 夢に微睡む コメント おぉっ!ナイスktkr! -- 名無しさん (2011-08-02 20 53 22) すぐ友達に教えます!ヽ(゚Д゚)ノ -- Dawn・eagle (2012-07-08 13 42 25) 名前 コメント
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私は自立してなどいない。私は自由ではない。私は喜びに満ちてはいない。私は幸せではない。 私は孤立している。私は囚われている。私は哀しみに溺れている。私は・・・・ 私は思っている。 私は考えている。 私は志向している。 私は絶望しそこなっている。 私は助けを必要としているのに助けを求めない。 私は宇宙の絶望と寸分変わらない瞬間に存在している。 私の瞬間という数十年は永遠の長さを保ち続ける時間軸への漸近線として存在している。 何かが変わればいいと願っているが、自身の根幹は変わらないことを理解している。 私は私として生れてしまったことを理解出来ないでいるが、確かに私がここに存在しているということだけは、たとえそれが幻であっても、それだけは理解したい欲望に駆られている。 肉体が消滅することをどうしても体感することが出来ないので、精神が肉体に拘って閉じこもってしまう。 不安とは経済学的な生存を示す用語であって、決して精神病理学の言葉ではないのだと知っている。経済学的な生存への不安感情というのは、他人を押しのけて生きるための方策を持たない敗者の流す涙のことで、敗者は正しく弱者であり、一握りから振り落とされて彷徨う魂のことだ。 私を支配できる者は身近にも遠隔的にも現に存在している。私を手配するものは、その手配書に私の名前を書くか書かないかによって笑みをこぼすことが出来る。支配する者はまた支配される者にも増して不安な時を過ごす他ない。なぜなら、手配するものもまた、その手配するという作業を誰かに監視されており、責任を取らされることを覚悟しなければならないのだ。末端で手配を待つものは彷徨することが出来るが、手配を仕事にするものはソコに停滞しなければならないという意味で自由を持たない。 私は経済的に堕ちてゆくことを許容できないが、それはまた必然としての螺旋降下でもあるから、否が応でも渦中のもだえを我が身に痙攣させねばならない。つまり許容できないと叫ぶことは出来ても許容しなければならない必然の流れの中にいる。死が必然的に私を解放することが出来たところで、私の生にとっては何も価値もないことだ。価値?価値など無意味だと言い放つことで救われることなどない。 私は何度も自由を得たが、その度に自由を失ってきた。これはどうしたことなのだろうか?自由を得る度に失ってしまう自由の大きさに呆然とする。世界のすべてを許容することが可能になる精神とは、すべての自由を失うことによって得られる諦念と絶望の純粋核になることでしか為しえない精神のことだ。あれやこれやがどうでも良くなる精神。あれかこれかの選択が内面にとってどうでもよくなるやけっぱちの精神そのものになること。“やけのやんぱち”とは純粋精神の核へと降りていこうとすることであって、決して精神の堕落を意味しない。 “そうしたいならそうすれば”とひとりごちするのは、反転して背中で語ることであり、その視線はすでに永遠に向いていて現実の仔細些細を語る口を封じることである。自由を!と叫ぶことに似ているが、自由を得られることは決して無く、“自由の中にいる”と同義にはならない。第一、自由の中に存在したことなど一度だって誰一人としてあった例はなく、正しく“死”がそれを打ち砕いてきた。 “自由”ほど人を惑わす言葉を私は他に知らない。自由とは言語上の辻褄合わせ、つまり副詞であって、形容詞でもなければ動詞でもなく名詞でもない。人の思いを修飾する言葉でしかない。そこには実態などない。同じに、“愛”もまた実体のないものを修飾することで、さも実体があるかのごとくに見せかける辻褄合わせとして用いられる言葉でしかない。とは言うものの、言葉が実体を表すことを信じなくてはこの世を生きていくことは不可能だ。仕方ないから、言葉には実体があるかのように思い込むことで初めて実体は私たちの目の前に顕れる。・・・暴論の局地、否、暴論の極致。 “死”がすべての解決であることは明らかなことのように感じられるが、成長理論はそれを否定する。成長理論?経済の成長、財物の蔵の成長、精神の成長・・・すなわち膨張理論でしかない。宇宙の膨張に合わせて人類も膨張しているに過ぎない。いずれ風船は割れる。宇宙はもはや宇宙たり得ない瞬間が到来する。放っておいても万人に死が訪れるなら、自ら死を選ぶことは人間的な罪なのだろうか?誰に対しての罪なのだろうか?人を殺めることは罪であるというが、兵士が兵士を殺すことは正義なのはどうしたことか。それはどちらかが成長を希求しているからではないのか。人間的な成長ではない。経済と財物の成長の名に於いて。 何が書きたいのか?死か?絶望か? 生とは、だらだらと死から逃れようとする不完全で絶望的な逃避でしかないとしたら、その場所では無数の夢と幻を重ね合わせて世界を創るほかない。 いつ死んだっていいんだ!本当は・・・ そうだろうか?死とはその根本からして恐怖でしかない。死に赴く過程は許容出来ても、死そのものを受け入れることは恐怖以外のなにものでもない。その恐怖以外ではありえない死を自ら勝ち得た者の勇気と純粋はずば抜けている。だから私は自死した者を記憶し、自死した者の言葉に耳を傾ける。自死は選ばれた者だけが為しえる“自由”への跳躍である。自死。それだけが、装飾的な言葉から実体を為す言葉へと転換した“自由”そのものとなる。 。
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前ページ黄金の使い魔 アイオリアはジュール・ド・モット伯爵の邸宅の前に立っていた 隣には自分を兄と慕う少女が居る 事の始まりは少し時間を遡る、朝の日課 シエスタとの洗濯の時間に いつになっても現れないシエスタに、病気にでもなったのかと心配したアイオリアが 他のメイドに尋ねた所、貴族に妾として買われていった事が発覚 兄様が行くなら私も、と聞かない少女を連れ いざシエスタを取り戻さんとやってきた訳である ちなみに主人であるルイズはこの事を知らない モット伯の邸宅には門には門番が、敷地内には見回りの平民兵士が相当数おり 恐らく邸内にも相当数詰めていると思われる 下級貴族も雇われている事だろう 「さて、今から邸内に向かう訳だが彼等は雇われているだけだ、怪我人は出したくない」 「私が囮に」 「怪我人は出したくないと言ったはずだ、タバサ。」 「私なら―――」 言いかけたタバサの頭の上にアイオリアの手が置かれる 「女性を囮役にしたとあっては私の立つ瀬がない、ここは任せてもらえないだろうか」 「はい、兄様」 タバサの頬に少し赤みが刺す 「タバサには上空で待機いていて貰いたい、シエシタを見つけ出したらそこの窓を割る。それを見つけ次第そこからシルフィードにシエスタを乗せて学院に飛んでくれ」 ――――それでは、兄様が と思ったタバサだったが、任せると言ってしまった手前言い出せず 「わかりました」 と不安気な顔で言うのだった 「案ずるな、このアイオリア。こんな所安々と倒れはせんよ」 そう言うとアイオリアは邸宅の方に歩いて行った、堂々と 正面から 屋敷に近づいてくるアイオリアに対し門番が立ちはだかる 「誰だ貴様!こことモット伯の屋敷としっての事か!」 「歩を止めよ!しからざれば攻撃する!」 「ここの主人に様がある」 アイオリアは歩みを進める 「貴様ァアアア!」 アイオリアに槍が突き立てられる、 槍が折れる 敷地内の衛兵が応援に呼ばれ アイオリアに対し弓を射る、斬りかかる、突き立てる その全てが徒労に終わった 屋敷の前まで来たアイオリアはドアに手をかける ドアを開けた瞬間に 魔法が弾幕のようにアイオリアを襲う ドアは粉々に砕け散り、粉塵が立ち込める しかしそれすらも徒労に終わったと知った時、 もはやアイオリアに立ち向かう物は居なくなっていた 「ジュール・ド・モットはどこだ」 粉塵から姿を現した黄金の獅子の問いかけに対し、雇われ貴族はそれに答える以外の道を知らなかった 寝室のドアを開ける、そこにはベッドの上で卑猥な格好をさせられたシエスタとそれに迫るモット伯の姿があった 「アイオリアさん!!!」 「なんだ貴様は!!!!!」 とっさに杖をベッドの脇に置いてある取る ―――危機一髪、と言ったところか・・・ 「俺の名はアイオリア、獅子座(レオ)のアイオリアだ!」 「衛兵は!衛兵はどうした!!!侵入者だ!!!!!!」 しかし、答える声は無い 「その娘を返してもらえないだろうか」 アイオリアは怒りを押し殺して、あくまで紳士的に尋ねた 「たわごとを!私の二つ名は『波涛』!『波涛』のモット!トライアングルのメイジだ!杖も持たず無断で侵入した事、後悔するがいい!」 ベッドの脇に置いてあった杖を取り構えを取り、魔力を集中させる 「・・・そうか」 アイオリアはシエスタに向かって歩いて行く その瞬間空気中の水分から水が生まれ、濁流となりまさに龍の様にアイオリアに襲いかかる しかし吹き飛ばされる所かその場に留まる事もなく、アイオリアは歩みを進める まるで何事も無いかのように アイオリアはモット伯を無視してシエスタを抱えると拳で窓を割る そしてシルフィードの背にシエスタを乗せると 「兄様も」 と手を差し出すタバサの手を断り 「行け、私にはまだやる事がある」 とモット伯の方へ向き直った 「さて、ジュール・ド・モットよ・・・、何か言う事はあるか?」 「ひ、、ひィッ!!!」 モット伯はその場でへたり込むと、やみくもに魔法をふるう 無数の氷の刃、巨大な濁流、巨大な氷の竜巻 その全てが無意味だった 腰が抜けてしまって、立てなくなったジュール・ド・モットの脛を踏みつける 鈍い音して、モット伯の足に関節がひとつ増えた ―――――――――――――――――――-ッ!!!!! 悲鳴が邸内に響き渡る 「ぉお・・!!! お前・・・は馬鹿か!? 伯爵であるこの私に・・・王宮の官吏であるこの私に!!!こんな事をして許されると思っているのか!?」 モット伯は言わば貴族流の命乞いをアイオリアにする しかし、それがアイオリアの怒りにさらに油を注ぐ結果になってしまった 「では聞くが、貴族は平民に何をしても許されるのか! 貴族とは自己の欲望の為に、力を見せつける為に 弱い者を足蹴にしても良い物なのか!!!」 「あ・・・当たり前だ!!貴族あっての平民だ!!私が私の道具を思い通りにして何が悪い!!」 震える声でモットは言う その姿にはもはや貴族の威厳等かけらも無く、血と糞の詰まった肉袋が恐怖に怯え、縋る様な目でこちらを見ている 反省の念があれば許すつもりであった、しかしこの肉袋は自分が悪い事をしているという認識すらない 「残念だ・・・!あの世で今まで足蹴にした者達に詫びよ!!!」 そういうとアイオリアは右腕を伸ばし、拳を放とうとした しかしまさにその時、アイオリアの背中に少女がしがみついた 学園に帰ったはずのタバサである 兄が心配だったタバサはシエスタとシルフィードを先に学園に帰らせ 自分は残って様子を見ていたのだった 「兄様・・・、だめ・・・」 タバサは震える声で言った 「止めるなタバサ!こいつは最早貴族などでは無い、欲望の走狗に成り下がったクズだ!!」 怒れる黄金の獅子は、その牙を尚も肉袋に向けようとする 「だめ・・・ルイズが・・・」 ここでアイオリアはハッと気付き、考える ここでこいつを殺せば 主人であるルイズに累が及ぶ事は避けられない しかも王宮の勅使を殺したとあればラ・ヴァリエール家の3女とはいえどう軽く見積もっても重罪 しかし己の非を認めない、傲慢な欲望に溺れたこのクズをを聖闘士として、いや男として見過ごす訳にはいかない 「くっ・・・・・・!!!」 行き場を無くしたアイオリアの怒りが、部屋の壁を消滅させる 結果として肉袋(元ジュール・ド・モット)は条件付きで許された 弱者に対し、己の力を持って理不尽な要求をしない事 今日の事を公にせず、またアイオリアの罪の一切を問わず、その周りの者に累を及ぼさない事 シエスタや今まで手をかけた者に対し相応の慰謝料を払う事 以上の3つの誓いを反故にした場合、その命を持って償わせる事 この4つの条件で許す旨を伝える際、終始アイオリアは苦虫を噛み潰したような表情だった 一段落し、二人はモット邸の庭園に腰掛け月を見上げながらシルフィードを待つ 「先ほどは済まなかった、これでは兄失格だな」 悔しそうに言うアイオリアにタバサは 「そんな事無い」 と短く呟くと、兄の胸に顔を埋め、その瞼を閉じるのだった 前ページ黄金の使い魔