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・○○(場所)○回目の会話は聞かないと損! 表にはなかなか出にくい各キャラの設定が垣間見えるイベントなどをまとめていくページです。 ※1 必ず目にする冒頭イベントやスチルイベ、EDは基本的に省きます。 ※2 台詞直書きはナシでお願いします。 佐伯 瑛 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 自宅 臨海公園・煉瓦道 臨海公園・展望台 臨海公園・遊覧船 水族館・巨大水槽 動物園・わんにゃんランド 動物園・ホワイトタイガー 森林公園・春(花見以外) 森林公園・秋 植物園 温水プール 【その他】 追加デート全般 デートすっぽかし時の留守電 キャッチセールスイベント Wデート時に「佐伯と乗る」を選択(面白系) 佐伯 瑛TOP +学校関係 【下校】 下校会話 修学旅行前(非萌え系) 下校会話 珊瑚礁の歴史 ときめき時下校デートに誘い、NGの場合 ときめき時下校デートに誘われ断る 【バレンタイン】 非ときめき時修学旅行で一緒に自由行動 ときめき時バレンタインで手作り失敗チョコを渡す ときめき時バレンタインで高級チョコを渡す 友好時バレンタインで手作りor高級チョコを渡す 友好時バレンタインで手作り失敗チョコを渡す 三年目のバレンタインで佐伯にチョコを持っていく(マスターとの会話) 【学校行事・校内会話】 友好時クリスマスパーティーでドレスを着る 文化祭・手芸部3年目 文化祭・生徒会3年目 単独校内会話3回目 佐伯 瑛TOP +その他 【その他】 コンタクトイベント(商店街・単独イベント) 友好時初詣で晴れ着を着る お見舞い(主人公ストレス過多で病気) ときめき時にバイト(喫茶珊瑚礁)をやめる 佐伯 瑛TOP 志波 勝己 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 自宅 海・夏 海・冬 動物園(通常) 動物園・わんにゃんランド(1・3回目) 動物園・ホワイトタイガー 遊園地・観覧車 遊園地・ゴーカート 遊園地・お化け屋敷 遊園地・ナイトパレード スキー 城・天守閣 城・展示 博物館(常設展示) 森林公園・夏(並木道) 森林公園・秋 温水プール 水族館・オルカショー 水族館・巨大水槽 スケート ボーリング場・ダーツ ライブハウス・Need s ライブハウス・ジャズ ライブハウス・劇団山手線 カラオケ 花火(縁日) 【その他】 デート待ち合わせ時のキャッチセールス撃退イベント 追加デート「キスについて」(事故チューなし) 追加デート「キスについて」(事故チューあり) ときめき時、デートで印象最悪を選択した後のフォロー電話 志波 勝己TOP +学校関係 【下校】 下校会話 冬休み前(非萌え系) 下校会話 卒業前 野球部復帰後 練習試合で負ける 【学校行事・校内会話】 単独校内会話3回目(非萌え系) 文化祭・運動部系で1年目(ときめき時) ときめき時合宿で、手作り料理成功させる ときめき時文化祭・手芸部3年目失敗 クリスからの問題(クリスとの校内イベント。非萌え系) 志波 勝己TOP +その他 【その他】 洋菓子店アナスタシアのバイト訪問(ときめき時) スタリオン石油のバイト訪問(ときめき時) お見舞い(主人公ストレス過多で病気) 志波 勝己TOP 氷上 格 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 自宅 臨海公園・遊覧船 水族館・通常展示 空中庭園 森林公園・桜 森林公園・夏(短め) 森林公園・噴水 森林公園・秋 博物館(常設展示) 温水プール(非萌え系) ゲームセンター・ビデオゲーム カラオケ 遊園地・お化け屋敷 遊園地・観覧車(短め) 遊園地・メリーゴーランド(短め) はばたき山・紅葉 動物園・わんにゃんランド 夏の海 【その他】 動物園・わんにゃんランドデート2回目で「確実に~」を選択(※評価はサイアク) 追加デート「将来の夢」 普通時アプローチ→チョップ(非萌え系) 氷上 格TOP +学校関係 【下校】 下校会話→体育祭前(非萌え系) 下校会話→氷上バースデイ前(非萌え系) 下校会話→卒業式前(非萌え系) 【学校行事・校内会話】 ときめき時体育祭で二人三脚(事故チューあり?) 氷上の質問大作戦3回目(若との校内イベント) おだてに弱い氷上君(クリスとの校外イベント) 氷上の校外生徒指導法指導(公園通り・若との校外イベント) 朝の挨拶啓発運動(校内・単独イベント) 生徒会クラブマスター(※友好以上) 氷上 格TOP +その他 【その他】 誕生日のお祝い台詞 友好(普通?)時初詣(非萌え系) ときめき時初詣 ときめき時花屋バイト訪問台詞(非萌え系) ときめき時ガソリンスタンドバイト訪問台詞 ときめき時楽器屋バイト訪問台詞 氷上 格TOP 針谷 幸之進 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 自宅(長め) ライブハウス・Need s ライブハウス・ディグマウスブラザー(ヒップホップ) ライブハウス・ヒューマンライフ 水族館・巨大水槽 臨海公園・煉瓦道 臨海公園・展望台 海・夏(非萌え系) 温水プール(非萌え系) 動物園・わんにゃんランド 動物園・ホワイトタイガー 植物園(非萌え系) 遊園地・観覧車 遊園地・ゴーカート 遊園地・メリーゴーランド 遊園地・お化け屋敷(非萌え系) 遊園地・ナイトパレード 城・展示(非萌え系) 森林公園・夏 森林公園・噴水 森林公園・冬 スケート ゲームセンター・音ゲー ボウリング場・ダーツ 【その他】 遊園地・ジェットコースター3回目「だって怖かったんだもん!」を選択(ときめいてなくてもOK) 友好or好き以上で留守電にデートの申し込み→OK会話 追加デート「好きな食べもの」 海・夏ナンパ撃退イベント(非萌え系) 針谷 幸之進TOP +学校関係 【下校】 友好時下校に誘われる→OK会話 【バレンタイン】 ときめき時バレンタインで高級チョコor義理チョコを渡す 友好時バレンタインで高級チョコor義理チョコを渡す 【学校行事・校内会話】 友好時初詣 非ときめき時修学旅行で一緒に自由行動 事故チューあり普通以下の状態で枕投げのあとに同じ場所に隠れる ときめき状態で陸上部の練習試合に勝利 ときめき状態で応援部の練習試合に勝利 ときめき状態でチア部所属の時野球部の練習試合で勝利 天地との校内イベント2回目&3回目 針谷 幸之進TOP +その他 【その他】 ときめき状態になってから楽器店ネイのバイトを始める ときめき時ケーキ屋バイト訪問台詞 ときめき時花屋バイト訪問台詞 ニガコク(志波との校外イベント) お見舞い(主人公ストレス過多で病気) 針谷 幸之進TOP クリストファー・ウェザーフィールド +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 自宅 臨海公園・展望台 臨海公園・遊覧船 水族館・通常 海・夏 海・冬 花火 遊園地・ジェットコースター 遊園地・ゴーカート 遊園地・お化け屋敷 遊園地・ナイトパレード はばたき山・スキー 森林公園(夏・並木道) ライブハウス・Need s ライブハウス・稲村譲二 ボーリング場・ボーリング 城・天守閣 【その他】 自宅デート2回目「奥に〜」選択(評価は×ですが…) ときめき時デートを断られる デート待ち合わせ時のキャッチセールス撃退イベント 海・夏ナンパ撃退イベント 事故チューあり普通以下でのWデート開始時の会話 クリストファー・ウェザーフィールドTOP +学校関係 【バレンタイン】 ときめき時バレンタインで手作り失敗チョコを渡す 【学校行事・校内会話】 ときめき時体育祭2人3脚で4位 ときめき時体育祭パン食い競争で4位 ときめき時3年目合宿で特別料理成功(失敗もオススメ) 文化祭の呼び込み1回 クリストファー・ウェザーフィールドTOP +その他 【その他】 洋菓子店アナシタシア(友好) 休日会話・姫子(公園通り) 初詣を断る クリストファー・ウェザーフィールドTOP 天地 翔太 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 遊園地・メリーゴーランド 遊園地・観覧車 遊園地・オバケ屋敷 遊園地・ナイトパレード はばたき山・スキー 森林公園・お花見 森林公園・噴水 森林公園(冬) 植物園 ボーリング場・ダーツ カラオケ 城・展示コーナー 水族館(通常) 水族館(巨大水槽) スケート 温水プール 家 【その他】 本性発覚前のデート誘い電話(事故チューあり) 初めてのWデート時の反応(事故チューあり) 天地 翔太TOP +学校関係 【下校】 本性発覚前、下校時誘う(事故チューあり) 普通状態で喫茶店で「異性の好みについて」聞く 普通状態で喫茶店で「恋愛について」聞く 【バレンタイン】 ときめき時バレンタインで失敗チョコをあげる ときめき時バレンタインで義理をあげ受け取ってもらった時 【学校行事・校内会話】 ときめき時インターハイ(陸上部)で優勝しなかったときの慰め台詞 ときめき時インターハイ(チア部)で2位 ときめき時文化祭・学園演劇で裏方を担当 事故チューありでのときめき時フォークダンス 天地 翔太TOP +その他 【その他】 ときめき時初詣でこちらから誘う ED1で振る(2も同じ) ED3 天地 翔太TOP 若王子 貴文 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 課外授業・海 【その他】 ときめき時アプローチ→見つめる ときめき時アプローチ→チョップ 追加デート「キスについて」(事故チューなし) デート待ち合わせ時のキャッチセールス撃退イベント(非萌え系) 若王子 貴文TOP +学校関係 【下校】 下校会話→1〜2年目春休み前 下校会話→若王子の誕生日直前 下校会話→卒業直前 友好時・×な名前で呼ぶ 【バレンタイン】 ときめき時バレンタインで高級チョコor手作りチョコ(普通)を渡す ときめき時チョコを受け取ってくれない条件を満たした上でチョコを渡す 【学校行事・校内会話】 陸上部インターハイ優勝 ↑で優勝できなかった場合 ときめき時文化祭・手芸部3年目 ときめき時に補習授業を受ける(期末試験で赤点3教科以上) ときめき時修学旅行でこちらから自由行動に誘う 若王子 貴文TOP +その他 【その他】 友好以上で好感度が一番高い時「おしゃれ」コマンドを1週間連続成功 ときめき時楽器店 ケーキ屋バイト訪問台詞 お見舞い(主人公ストレス過多で病気) 校外指導 買出し 若王子 貴文TOP 真咲 元春 +デート関係 【ときめきデート3回目特別会話】 スケート場 植物園 ボーリング場・ボーリング ライブハウス・稲村譲二 ドライブ ドライブ6回目(特別会話) 【その他】 デート待ち合わせ時のキャッチセールス ナンパ撃退イベント(非萌え系) ときめき時アプローチ→チョップ 追加デート「キスについて」(事故チューあり) 追加デート「キスについて」(事故チューなし) 追加デートで「恋愛について」を最初に聞いた次のデート時の追加デートでの特別会話 真咲 元春TOP +学校・バイト先関係 【バレンタイン】 ときめき時バレンタインで手作りチョコ(普通)を渡す 【学校行事】 ときめき時文化祭・手芸部3年目 ときめき時文化祭・吹奏楽部3年目(非萌え系) 友好時文化祭・クラス展示1年 真咲 元春TOP +その他 【その他】 病気の時のお見舞い電話 真咲 元春TOP 藤堂 竜子 喫茶店会話「キスについて」 小野田 千代美 西本 はるひ Wデートの残り一人のメンバーをクリスにして、針谷と乗るを選択 水島 密 吹奏楽部・三年目文化祭 喫茶店会話「恋愛について」 風邪の心配 音成 遊 ED2で振る 手芸部クラブマスター バレンタインで高級チョコを渡す
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■西にある街 かつて大規模破壊絶技で削られて作られた新海に面した山の街。 かつて、山の上に街があったと思われ、今は山全部を覆うように街ができている。 建物は裾野(山麓の緩やかな傾斜地)に近いほど近年になって作られている。これは戦争被害から 我が身を守るために、山の上の方に街を作り、その後段々と安全が確保されるに従い下に降りてきたと考えられる。 上の方ほど立派で、豪華な建物が建っている。 山に作られたこの街は、当然斜面ばかりであり、道も建物も斜面に作られている。 土地不足の関係から道は狭い。 建物は、無理に無理を重ねて五階建てになっている。無茶だと、素人が一目で見ても分かるほどの無理な増築である。 右にずれたら上層を左にずらそうとか、そういう適当な感じで上に建て増しをして一見して倒壊しそうな建物になっている。 実際に上の方が崩れて落ちてくる事もあるという。 しかし住民は気にもしていなく、日常的にある風景だと思われる。 なおちゃんと土台工事をしていないので、毎日のように街のどこかで倒壊が起きる。 五階建ての建物が多いがこれらはいずれも危険な違法建築で作られたもので、貧民がここに住む。 火災を防ぐため、木材を使わずレンガ、石材で建築されている。 窓は海に面した面だ存在し、山側は風通し用程度である。 この地には下水道はなく、代わりに屋根で個々処理をしている具体的には、生分解力の強い木々をいれてそれで処理している。 買い物は行商が主である。 この地では、希望世界での浜松で衣服や食事に使われる曵獣(牛)は、聖なる生き物とされており 殺したり、皮を剥いだりしたら呪われると考えられている。 曵獣は農耕に広く用いられており、かつての戦争で数が激減した。 それで極端な保護政策をとったが、それが世代を経るうちに宗教的な信念、慣習になってしまったという この地域の主食は、魚と野菜。 この地には巨人や半巨人がおり、かつて人間と一緒に戦闘騎と戦って勝ったと言われている。 この地は、フェルトや魚の皮などで服が作られることが多い。 ■オカザキさんの家 岡崎にある他の建物と同じく、いかにも倒壊しそうなちぐはぐな建物の最上階の五階。 貧乏だと上の方に住んでいるという。理由は、階段の上り下りが大変で、昼は日差しが強いかだという。 用を足すのもいちいち大変そうでだというハママツさんの感想。 地上に、共同炊事場があるのでそこで煮炊きを行っている。 ー他の建物と同じく、いかにも倒壊しそうなちぐはぐな建物である。 しかも、最上階である五階だった。「貧乏だと上の方に住んでいるんです」 階段の上り下りが大変で、昼は日差しが強いからだという。用を足すのもいちいち大変そうである。 こと、貧乏人や高齢者にとっては、崖の街もあまり変わらない気がした。(第四十六話) またも下に降りて野菜を洗ったり、焼いたりした。 煮炊きの場所はなく、地上の共同炊事場でやっている、とのこと。(第四十六話) ■オカザキさんの部屋 窓があり、雨戸がある。 屋根の上に植物を生やしておりそれで涼しくなったという。 水とかどうしてるの?かというとオカザキさんは恥ずかしくしている。 部屋の中は土煉瓦を積み上げただけで、そこの上に敷物をしいている。 煮炊きをする場所がなく、地上の共同炊事場で行っている。 一部屋しかない。 窓からは町並みと海が見え、見事な眺めだという。 床は敷物が敷かれているが、床がでこぼこして野宿とあまりかわらないという。 ー雨戸を開けて風通しを良くした。屋根の上に植物を生やして、それで随分涼しくなったと言う。 「水とかどうしてるの?」そう尋ねたら恥ずかしそうにしていた。詳しく聞く勇気はなかった。(第四十六話) ー部屋の中は土煉瓦を積み上げただけで、そこの上に敷物をしいてどうにか人間が住む場所であることを主張している。 煮炊きの場所はなく、地上の共同炊事場でやっている、とのこと。 「まあ、ここじゃ燃料もってあがるのも大変そうだしね」 「というより、一部屋しかないので、煙が酷いんです」 オカザキは笑って言った。(第四十六話) ー窓際に立って、手招き。近づくと風が吹いて髪を踊らせ、潮の匂いがした。 「ここだって結構いい場所なんですよ。ほら。こんなに綺麗」 町並みに海が見えて、確かに見事な眺めであった。一幅の絵画のようであり、動く分、絵画よりも良いもののようにも思えた。(第四十六話) ー床がでこぼこして野宿とあまりかわらない。(第四十六話) ■希望世界の岡崎の根拠ログ かつてこの地では大規模破壊魔法で陸地が削り取られ、平地はほぼ、消失。 残った山地に避難民や生き残りは住んだ。 結果どうなったかといえばシチリア島のようにあらゆる斜面、土地を限界まで利用して家を作っている。 傾き25度まではどうにか家を作って暮らしていて、それも3階建てという状況である。 なお、ちゃんとした土台工事はしてないので、毎日のように街のどこかで倒壊が起きる。 5階建ての建物も多いがこれらはいずれも危険な違法建築で後付けでつくられたもので、貧民がここに住む。 この部分は木材で建築する。道は極細く、家はくっついており、火災を防ぐために木材を使わずレンガ、石材で建築されている。 窓は海に面した面だけ存在し、山側は風通し用程度である。 ベランダなどは崖の上の建築物以外、存在しない。地権的問題で作れない。 この地は下水道がなく、代わりに屋根で個々、処理している。 具体的には屋根の上に生分解力の強い木々を入れて、それで処理している。 肥溜めを作って畑を作ればいいのだが、肥溜めはあれで高度な技術品であり、異世界では開発ができていない。 単に糞尿を畑に入れればいい、というものでもないのである。 買い物は行商が主である。道に張り出す看板は原則として掲示できず、道が狭いので大きな看板を立てても見通しもできない。ドアの上にちょっと飾るのが限界である。 /*/ 絶技を使えぬ”地べたすり”が、骨を片づけだしたのは。どうにか水路を引きなおしたのは。 そのうち稲穂が顔を出し、かつて女神だった美しい巨人は、足下を猫が歩いているのに気づいた。 とうの昔に絶滅したと思っていた弱い種族。 (第三話) /*/ 動物の皮がないというか、この地では獣を殺さないんだよ” ”戦闘騎はやっつけたんでしょ” ”いや、それとこれは別というか。資料を見ると、この地では牛みたいな、そっちでいう曳獣は 聖なる生き物で、殺したり皮をはいだりしたら呪われると考えられている” ”なんでそんなことになってるのよ” ”農耕に広く用いられているみたいなんだが、戦争で数が激減してな。 それで極端な保護政策をとったんだが、それが世代を経るうちに宗教的な信念、慣習になってしまってな” ”じゃあ、この人達何食べてるわけ?” ”魚と野菜かな”(第四十二話) /*/ 「ありがとうございます。実は私、服屋をやってるんです。まだ見習いですけど」(オカザキさんの台詞)(第四十二話) 「変わった服ですね。皮ですか。すごい、どんな種類の魚の皮ですか?」「え、魚の皮って着れるの?」(第四十二話) 「おお、服屋、相変わらず染色材料探しか」(第四十三話) オカザキが慌ててひれ伏すのが見えた。(第四十三話) 腰から下げた剣は飾りではないだろうが、戦闘騎と戦うには心許ない気もする。(第四十三話) 領主は煌びやかな冠をずらして頭をかいている。(第四十四話) 「西の街には戦闘騎いなかったの?」 ”いた。しかし、巨人や半巨人もいて、これらが人間と一緒に戦闘騎と戦って勝ったと聞いている”(第三十六話) 「まあ、領主の館よりは狭いし汚いし、色んな壺があるんですけどね」(第四十四話) 「彼女の服を作ってやってくれ、全部まるっとフェルトあたりで」 「承知いたしました」「靴も、こちら風にサンダルにした方がいい」「はい」(第四十三話) ー絶技で削られて作られた新海に面した山の街 かつては山の上の街だったのだろう。今は山全部を覆うように街ができている。 建物からして裾野に近いほど近年になって作られたもののようである。そして上の方ほど立派で、豪華な建物が建っていた。 たぶん、戦争被害から我が身を守るため、山の上の方に街を作り、その後段々と安全が確保されるに従って下に降りてきたのだろう。 ハママツは狭い坂道を登りながら、そう思った。 山に作られたこの街は、当然斜面ばかりである。(第四十六話) ー道も建物も斜面に作られていて、さらに土地不足が圧し掛かってこの街を大層不便なものにしていた。 道が狭く、建物は無理に無理を重ねて五階立てになっている。無茶だと、素人が一目で見ても分かるほどの無理な増築である。 右にずれたら上層階は左にずらそうとか、そういう適当な感じで上に建て増しをして一見して倒壊しそうな建物になっている。 実際、上の方が崩れて落ちてくるなんてこともあった。ところが住人は気にもしていないときている。きっと日常的にある光景なのだろう。(第四十六話) ーそれにしても、なんだってここまで過密になっているのか。 いや、考えるまでもなかった。戦闘騎。あれを恐れてこうなったのだろう。 そう考えると、自分の故郷である崖の街と似ている部分も結構ある。 逆に言えば人間を追い回している戦闘騎は、ちょっとした隆起にも弱いのではないかと、そんなことを思った。(第四十六話)
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歴史的建造物 寺院建築 神社建築… 教会建築… 城郭建造物 民家 近代建築 種類 神社 赤神神社五社堂 / 足助八幡宮 / 伊佐爾波神社 / 出雲伊波比神社 / 出雲大社 / 石室神社 / 宇佐神宮 / 尾山神社 / 香取神宮 / 神田明神 / 北口本宮冨士浅間神社 / 霧島神宮 / 金刀比羅宮 / 高麗神社 / 鹽竈神社 / 下山八幡神社 / 仙台東照宮 / 筑摩神社 / 鶴岡八幡宮 / 貫前神社 / 根津神社 / 白山神社(新潟市) / 冨士浅間神社(小山町) / 妙義神社 / 椋神社 / 武蔵御嶽神社 / 箭弓稲荷神社 寺院 秋保大滝不動尊 / 甲斐善光寺 / 笠森観音 / 寛永寺 / 求道会館 / 講安寺 / 光前寺 / 広徳寺 / 五大堂 / 三聖堂 / 塩船観音寺 / 慈照寺 / 正福寺 / 神野寺 / 寂光院 / 青岸渡寺 / 浅草寺 / 善通寺 / 増上寺 / 大悲願寺 / 高尾山薬王院 / 高倉観音 / 高幡不動尊 / 中尊寺 / 長善寺 / 築地本願寺 / 等々力不動尊 / 南禅寺 / 西新井大師 / 橋立堂 / 富貴寺 / 布施弁天 / 普門寺(つくば市) / 法養寺 / 法華経寺 / 山寺 / 龍安寺 教会 ニコライ堂 / 日本キリスト教団札幌教会 / 本郷中央教会 天守 犬山城跡 / 高知城跡 / 弘前城跡 / 松山城跡 / 丸亀城跡 櫓 高知城跡 / 高松城跡 / 弘前城跡 / 松山城跡 城門 尾山神社 / 金沢城跡 / 高知城跡 / 小諸城跡 / 清水門 / 高松城跡 / 田安門 / 弘前城跡 / 松山城跡 / 丸亀城跡 民家 あおやぎ宿追分館 / 浅見家住宅 / 石場家住宅 / 板五米店 / 伊能忠敬旧宅 / 内子町町屋資料館 / 江川邸 / 大村家住宅 / 金沢市足軽資料館 / 神尾家住宅 / 上嵯峨屋 / 亀屋 / 河原田家住宅 / 旧内山家住宅 / 旧勝川家住宅 / 旧木村家住宅 / 旧進藤家住宅 / 旧西川家住宅 / 旧茂木家住宅 / 旧与那国家住宅 / 旧今井家住宅 / 旧大沼家住宅 / 旧小澤家住宅 / 旧菊池家住宅 / 旧高麗家住宅 / 旧外川家住宅 / 旧沼田家住宅 / 旧御子神家住宅 / 旧宮崎家住宅 / 旧吉野家住宅 / こきりこ唄の館 / 小坂家住宅 / 小堀屋本店 / 下嵯峨屋 / 白糸まちなみ交流館 / 高橋家住宅(松本市) / 高橋家住宅 / 千葉家住宅 / 名主の館小池邸 / 新倉ふるさと民家園 / 日本民家園 / 馬場家御師住宅 / ひがし茶屋休憩館 / ふじさんミュージアム / 二ツ家民家 / 封人の家 / 町並みギャラリー山田家住宅 / マツザキスポーツ川越店 / 宮良殿内 / 村上家住宅 / 横山家住宅 / 渡辺家住宅 / 和田家住宅 近代建築 出雲大社前駅 / 磯くわはら館 / 磯工芸館 / 岩村町並みふれあいの舘 / 愛媛県庁本館 / エリスマン邸 / 大隈講堂 / おおず赤煉瓦館 / 小笠原伯爵邸 / 外交官の家 / 開成館 / 旧鹿児島県立興業館 / カトリック山手教会 / 亀の子束子西尾商店本店 / 川越商工会議所 / 神田消防署駿河台出張所 / ギャラリー三田 / 旧大和田銀行金沢支店 / 旧学習院初等科正堂 / 旧小坂鉱山事務所 / 旧済生館本館 / 九州電力健康保険組合別府保養所 / 旧日新館 / 旧博物館動物園駅 / 旧花巻町役場 / 旧弘前市立図書館 / 旧福浦灯台 / 旧山形県会議事堂 / 旧山形県庁舎 / 旧山形師範学校 / 旧山邑邸 / 旧陸軍金沢偕行社 / 旧陸軍第九師団司令部庁舎 / 旧岩崎邸庭園 / 旧大隈邸守衛詰所 / 旧小田原急行鉄道本社 / 旧駒形橋交番 / 旧渋沢庭園 / 旧第一信用金庫本店 / 旧東京音楽学校奏楽堂 / 旧南豆製氷所 / 旧東村山郡役所 / 旧日比谷公園事務所 / 旧香港上海銀行長崎支店 / 旧丸山変電所 / 旧睦沢学校校舎 / 旧文部省庁舎 / 九段会館 / 九里学園高等学校 / 講談社旧本館 / 国立科学博物館日本館 / 国会議事堂 / 近藤酒店 / 埼玉りそな銀行川越支店 / 札幌市時計台 / 佐原三菱館 / 静岡銀行本店 / 静岡県庁本館 / 静岡市役所静岡庁舎本館 / 市政会館・日比谷公会堂 / 尚古集成館 / 西欧館 / 聖徳記念絵画館 / 仙巌園 / 銚子市中央地区コミュニティーセンター / 築地本願寺 / 東京都慰霊堂 / 東京都庭園美術館 / 東京駅 / 東京国立近代美術館工芸館 / 東京国立博物館表慶館 / 東京慈恵会医科大学付属病院 / 東京女子医科大学病院一号館 / 東北学院大学土樋キャンパス / 東北大学片平キャンパス / 栃木市役所別館 / 西検番事務所 / 白雲館 / 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歴史」をタグに含むページは1つもありません。 文化財指定区分 国宝 出雲大社 / 厳島神社 / 犬山城跡 / 宇佐神宮 / 永保寺 / 大浦天主堂 / 大崎八幡宮 / 清水寺 / 迎賓館赤坂離宮 / 慈照寺 / 如庵 / 正福寺 / 善光寺 / 大善寺 / 中尊寺 / 東大寺 / 仁和寺 / 根来寺 / 彦根城跡 / 姫路城跡 / 富貴寺 / 豊楽寺 / 松江城跡 / 松本城跡 / 蓮華王院 重要文化財 安積歴史博物館 / 浅草神社 / 天城山隧道 / 伊佐爾波神社 / 出雲伊波比神社 / 厳島神社 / 岩木山神社 / 永代橋 / 江川邸 / 円通院 / 大隈講堂 / 大崎八幡宮 / 尾崎神社 / 尾山神社 / 学習院旧正門 / 勝鬨橋 / 北口本宮冨士浅間神社 / 旧学習院初等科正堂 / 旧小坂鉱山事務所 / 旧済生館本館 / 旧正伝院書院 / 旧JR大社駅 / 旧伊達郡役所 / 旧第四高等中学校本館 / 旧西川家住宅 / 旧茂木家住宅 / 旧山形県会議事堂 / 旧山形県庁舎 / 旧山形師範学校 / 旧山邑邸 / 旧与那国家住宅 / 旧岩崎邸庭園 / 旧開智学校 / 旧菊池家住宅 / 旧高麗家住宅 / 旧渋沢庭園 / 旧東京音楽学校奏楽堂 / 旧外川家住宅 / 旧新潟税関庁舎 / 旧香港上海銀行長崎支店 / 旧松本高等学校 / 旧丸山変電所 / 旧御子神家住宅 / 旧宮崎家住宅 / 旧睦沢学校校舎 / 清洲橋 / 清水寺 / 熊本城跡 / 光前寺 / 康楽館 / 国立科学博物館日本館 / 国立西洋美術館 / 小坂家住宅 / 五大堂 / 小諸城跡 / 札幌市時計台 / 塩船観音寺 / 志摩 / 清水門 / 尚古集成館 / 成巽閣 / 浅草寺 / 善光寺 / 太宰府天満宮 / 千葉家住宅 / 中尊寺 / 東京駅 / 東京国立博物館表慶館 / 東京大学赤門 / 東大寺 / 成田山新勝寺 / 南禅寺 / 新潟県政記念館 / ニコライ堂 / 日本橋 / 仁和寺 / 根来寺 / 根津神社 / 博物館明治村 / 八幡橋 / 姫路城跡 / 弘前城跡 / 富士山本宮浅間大社 / 封人の家 / 法華経寺 / 北海道庁旧本庁舎 / 法務省旧本館 / 松江城跡 / 松山城跡 / 丸岡城跡 / 丸亀城跡 / 三井本館 / 宮良殿内 / 妙義神社 / 村上家住宅 / 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網走刑務所 / 石川県立歴史博物館 / おおず赤煉瓦館 / 大日影トンネル遊歩道 / 旧第四高等中学校本館 / 旧豊多摩監獄表門 / 旧丸山変電所 / 黒崎教会 / 蹴上インクライン / 国際子ども図書館 / 佐原三菱館 / 水路閣 / 玉川図書館 / 東京駅 / 東京国立近代美術館工芸館 / 日本聖公会川越キリスト教会 / 北海道庁旧本庁舎 / 法務省旧本館 / ヤマサ醤油レンガ塀 / 横浜赤レンガ倉庫 / 早稲田奉仕園スコットホール 土蔵 亀屋 / 正文堂書店 / 浄光寺 / マツザキスポーツ川越店 茅葺 神尾家住宅 / 旧菊池家住宅 / 旧沼田家住宅 / 西願寺 / 丹三郎 / 千葉家住宅 / 二ツ家民家 / 封人の家 / 湯野上温泉駅
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猫眼レンズ事件 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)微《かす》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)一|博士《はかせ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)だあっ[#「だあっ」に傍点] ------------------------------------------------------- [#3字下げ]謎の少女[#「謎の少女」は中見出し] かたん! 微《かす》かではあったが、なにか妙な物音がしたので、青江庄三郎《あおえしょうざぶろう》は読みさしの本を措《お》きながら寝台《ベッド》へ起直《おきなお》った。――枕机の置時計を見ると十一時である。事務室の中は森閑としずまって、時折かたかたと窓を叩く風のほかにはなんの音も聞えない。 「なんだ、風の音だったのか」 そう呟《つぶや》いて再び寝ようとすると、不意に隣の部屋でだあっ[#「だあっ」に傍点]となにか倒れる音がし、続いて絹を裂くような人の叫声《さけびごえ》が聞えた。 庄三郎は寝台《ベッド》からとび下りると、扉を蹴放すようにして廊下へ出た。そのとたんに隣の室から二人の人影がとび出して来て、危く庄三郎に突当《つきあた》りそうになった。――庄三郎はいきなり闇の中でその一人を捕えた。柔かい腕、ふっと匂う香料、おやっと思いながら素早く手を伸ばして電灯のスイッチをひねった。 ぱっと点いた電灯に照しだされたのは、守衛の峰田忠平老人、そして庄三郎が捕えたのは少女給仕の貝塚その子[#「その子」に傍点]であった。 「なんだ、峰田君にその[#「その」に傍点]ちゃんじゃないか、どうしたんだ今時分」 「こ、こ、この子が……」 忠平老人は息を喘がせながら、 「私が見廻りに来ますと、この部屋の扉が開いていましたので、覗いてみますと、誰か人が動いているものですから、てっきり賊だと思いまして」 「どうしたんだ、その[#「その」に傍点]ちゃん」 庄三郎は振返《ふりかえ》って、「此処《ここ》には大切な書類が置いてある。時間過ぎに許しもなく入ると、拳銃《ピストル》で射たれても仕方がないんだぜ。君だってそれを知っているだろう」 「――忘れ物をしたんです」 少女は眩《まぶ》しそうに庄三郎を見上げながら、手に持っていた薬壜《くすりびん》を示した。 「お母さまのお薬を忘れたんです」 「そんならちゃんと峰田君にそう云《い》って入らなくちゃいけない。もう十一時じゃないか、こんな時間に女の子が一人で出掛けて来るなんて乱暴すぎるよ」 「でもこのお薬がないと、お母さまは病気が苦しくって眠れないんです」 「そういう訳なら仕方がないさ。これからよく気をつけるんだね、――峰田君、もう宜《い》いよ」 庄三郎はそう云って守衛を去らせ、 「その[#「その」に傍点]ちゃんは此方《こっち》へ来給え、寒いところを帰るのは大変だ、熱い珈琲《コーヒー》を作ってあげるからそれを一杯飲んで行き給え」 「――でも……」 「遠慮することはないよ」 庄三郎はその子[#「その子」に傍点]を伴《つ》れて宿直室へ戻ると、手早く珈琲《コーヒー》沸しをガスにかけながら、 「お母さんの病気はながいのかね」 「ええ、――もう三年も寝たっきりなんです」 「お父さんはどうしているの?」 返辞がないので、振返ってみると少女は椅子《いす》に掛けて悲しそうにうなだれていた。 「お父さんは亡くなったの?」 「――いいえ」 微かに首を振ったままである。答えたくない様子がありありと見えるので、庄三郎はなにか深い事情があるものと思い、直《す》ぐに話を変えてしまった。 「じゃあその[#「その」に傍点]ちゃんが独りで病気のお母さんを看護してあげてるんだね、偉いなあ。その真心だけでも、きっとお母さんの病気は早く治るに違いないよ――さ、珈琲《コーヒー》が出来た」 庄三郎は熱い珈琲《コーヒー》のカップを持って、その子[#「その子」に傍点]に向合《むかいあ》った椅子に掛けた。 貝塚その子[#「その子」に傍点]は十五才である。おかっぱ頭で眼の美しい、少し顎の尖った利巧そうな顔だちであるが、口数のすくない、どこかに暗い感じのする少女であった。この「新東光学研究所」へ給仕として入社してからまだ半年そこそこしかならぬが、青江庄三郎は初めから彼女を可愛がっていて、……こんなに美しいのに、どうしていつも暗い沈んだ顔をしているのか、と常々不審に思っていたのである。その不審がようやく今夜分ったのだ。 「元気を出すんだその[#「その」に傍点]ちゃん」 庄三郎は少女が珈琲《コーヒー》を啜《すす》り終るのを待って、立上《たちあが》りながら云った。「どんなに苦しくてもまけちゃいけない、お母さんを守って確《しっか》りと生きなさい。僕に出来ることなら相談にのってあげるから、困ることがあったら遠慮なくそう云うんだ、分ったね」 「――ええ、有《あり》がとう」 「もう遅いからお帰り、送ってあげたいけど大事な宿直だから駄目だ、気をつけて行くんだよ」 少女は頷いて立上り、薬壜を大切そうに抱えながら出ようとしたが、ふと立止まると振返って、 「……青江さん」 と低い声で口早に云った。 「あの守衛さんに気をつけて下さい――」 そして燕《つばめ》のように素早く扉の外へ立去った。 [#3字下げ]猫眼レンズ[#「猫眼レンズ」は中見出し] あの守衛に気をつけろ! 貝塚その子[#「その子」に傍点]の言葉は庄三郎を驚かした。気をつけろとはどういう意味なのか。条田忠平老人はもう二年も実直に勤めている、身寄《みより》のない独身者で、酒呑みの癖があるほかには道楽もせず、社員たちの評判もいいし、殊《こと》に研究所長の藤井清一|博士《はかせ》にはひどくお気入《きにいり》であった。 「どうして気をつけろと云うのか」 庄三郎は寝室《ベッド》へあがりながら、 「なにか訳があるのかも知れない。人の好《よ》い老人だという評判をとっていながら、実はそうでない悪者だという例も沢山《たくさん》ある、――とにかく注意しよう」 とひそかに決心した。 そのあくる朝であった。庄三郎が弁当屋の運んで来た朝食をたべ終って、事務室へ入るのと殆《ほとん》ど同時に、藤井清一博士が大股に入って来て、鞄《かばん》や帽子を大|卓子《テーブル》の上へ投出《なげだ》しながら、いきなり庄三郎に向って、 「おい青江君、この社の中に間諜《スパイ》がいるぞ」 と云った。 「……なんですか先生、いきなり」 「此処《ここ》には間諜《スパイ》がいるんだ」 博士はそう繰返《くりかえ》した。 藤井清一博士はまだ五十そこそこであるが、鬢髪《びんぱつ》にはもう白いものが見え、小柄な敏捷そうな体つきにも、ながい研究生活の疲れが窺われる。然《しか》し気力はますます旺《さか》んなもので、この数年間というもの「第十九号特殊レンズ」の研究に殆ど不眠不休の努力を続けているのであった。 「一体どんな事があったのですか」 「――君は」 と博士は椅子を近寄せながら云った。 「いま研究している第十九号特殊レンズが、どんな性能の物か知っているか」 「存じません!」 「本当に知らんか」 「先生のほかには誰も知らないでしょう」 「その筈《はず》だ。儂《わし》のほかには一番近しい助手の君にさえ知らせないで来た。『特殊レンズ十九号』の性能に就《つい》ては、その研究者である藤井清一ただ独りしか知っていない筈なんだ。――ところがこれを見給え」 博士は手鞄《てかばん》の中から、タイプライターで打った一通の紙片を取出《とりだ》して青江に渡した。 「アメリカの科学雑誌『世界新報』に掲載された記事だそうな。今朝ニューヨークにいる友人から無電で知らせてよこしたのだ」 「拝見します」 庄三郎はその英文を読んだ。 [#ここから2字下げ] 日本に於《おい》て猫眼レンズ完成 予《かね》て世界的光学研究者として知られている藤井清一博士は、数年来その研究所に籠《こも》って特殊レンズの完成を急いでいるが、これは夜間撮影に用いられる猫眼レンズであって、なんらの人造光の補助を要せず、日光の下に於けると同様、完全にして且《か》つ精確に映像を撮ることの出来るものてある。これは間もなく完成するであろうが、軍事的効果だけを考えてもその出現は世界の驚異であろう。 [#ここで字下げ終わり] 「これは事実なのですか、先生」 「事実だ―― 博士は苛々《いらいら》と肩を揺上《ゆりあ》げた。 「どんな闇夜でも写真の撮れるレンズ、電灯の光がなくても、マグネシウムを焚かなくても、月の光や星の光がなくても、完全に撮影の出来るレンズを儂《わし》は完成したんだ。―― 平時ならこれを発表して世界を驚かしてやるのだが、こういう時期のことだし、殊に儂はこのレンズが完成したらすぐ軍当局へ献納する積《つも》りで、君たちにも秘密を守って来たのだ。それが……いつかこの通り国外へ知れている」 「どうしたという訳でしょう」 「まだレンズの構造が盗まれていないだけ幸いだった。これからは人の出入《でいり》をもっと厳重に注意してくれ」 「承知しました。然し誰でしょう一体――」 「誰も彼もない、みんな間諜《スパイ》だと思え。怪しい奴があったら遠慮なくひっ捕えるんだ。いいか、遠慮なくやるんだぞ」 庄三郎は黙って頷いた。 博士がこの社の中に間諜《スパイ》がいると云ったとき、庄三郎は直ぐ昨夜の出来事を思い出したのである。殊にその子[#「その子」に傍点]の云った謎のような言葉を! ――守衛さんに気をつけて下さい。 そうだ。峰田老人にはなにか後暗いところがあるに違いない、そしてその子[#「その子」に傍点]はそれに就て知っているところがあるのだ。――庄三郎は事務室を出て、この研究室の受付へ行ってみた、然しもう九時近いのにその子[#「その子」に傍点]はまだ出社していなかった。 [#3字下げ][#中見出し]その子[#「その子」に傍点]の急報[#中見出し終わり] 「母親の病気でも悪いのかしら」 そう思って、戻ろうとすると、入口の扉の硝子《がらす》越しに、工場の方へ行く門のところで、守衛の峰田老人が浮浪者《ルンペン》のような男と立話をしているのが見えた。――普通ならそのまま見のがすところだったが、注意し始めていた時なので、庄三郎はじっと二階様子を窺っていた。 峰田老人はそんな事とも知らず、浮浪者《ルンペン》のような男と暫《しばら》く話していた後、なにか小さな紙包《かみづつみ》を渡した。男はそれを素早くポケットへ捩込《ねじこ》むと、追われるような足取りで立去った。 庄三郎はすぐ廊下を西のはずれの方へ走って行った。そこには守衛の控室《ひかえしつ》がある。峰田老人はもう夜勤が終ったから帰る筈だ。――庄三郎は控室の脇から外へ出ると、向うからやって来た峰田老人の前へ立塞がって、 「峰田君、いまの男は何者だ」といきなり訊《き》いた。 「は? ――いまの……」 「いま君と話をしていたのは誰だと訊いているのだ。君が渡したあの紙包みの中にはなにが入っていたんだ」 峰田老人は明《あきら》かに狼狽した様子だった。 「な、なに、ちょっとした知合《しりあい》の者です。もと勤めていた会社の、友達です」 「紙包みの中に入っていたのは?」 「――お金です」 老人は低い声で呟くように、「ひどく困っているんだそうで、訪ねて来られたものですから、少しばかりやりましたのです」 「嘘じゃあるまいね!」 「――と、仰有《おっしゃ》いますと、なにか私が」 「いや!」 庄三郎は冷やかに、「実はこの研究所の中の秘密を、外部へ洩らす不届きな奴があるらしいんだ。国賊のような奴がね」 「…………」 老人はぶるっと身震いをした。 「念のために云って置くが、君も充分気をつけた方が宜いよ。そうしないと……」 「違います青江さん、この峰田はそんな悪者ではありません。いまのは本当に私の友達で、お金を貰いに来たんです。私は決してそんな研究所の秘密を探るの洩らすのという大それた事は致しませんよ、どうか誤解しないで下さい」 「君だとは云わない。ただ注意するようにと云ったまでのことだ」 そう云って庄三郎は踵《きびす》を返した。 峰田は嘘を云っている――庄三郎はそう考えた。――昔の友達が金を借りにくるにしてはこんな朝の時間を選ぶのは変だ。もっと人の眼につかない時に来られる筈である。然《しか》も「この研究所の中に国賊のような奴がいる」と云った時、明かに身震いをした。 ――よし、見張ってやるぞ! と庄三郎はひそかに拳を握った。相手の見当がつけば尻尾を押える法はいくらでもある。すでに十九号レンズの注能を探り出したからには、これで止《よ》す筈はない。必ず「レンズ構造」を盗もうとするに違いはないのだ。そこを狙って逆に正体を現わしてやる。むろん、これは峰田老人一人の仕事ではあるまい。うしろから老人を操る大物がいるであろう、それも一緒に捕えなくてはならん! 庄三郎はその手段を色々と考えた。――然しそれより早く、事件は思わぬ方から発展してしまったのである。 その日の午後三時頃であった。庄三郎が研究室で新しいレンズの分光試験をしていると、入口の扉が開いて誰か入って来る気配がした。――振返って見ると給仕のその子[#「その子」に傍点]である。 「その[#「その」に傍点]ちゃんじゃないか」 庄三郎は試験台から離れながら、 「どうしたんだ。お母さんの具合が悪いなら休んで宜いぜ」 「違うんです、青江さん」 その子[#「その子」に傍点]の声は震えていた。「あたし、お知らせに来たんです。大変な事をみつけました。それで早く青江さんに来て頂きたいと思って走って来たんだす」 「――なんだ、大変な事って?」 「一緒に来て下さい。お話は途中でします」 庄三郎は頷くと、宿直室の机から拳銃《ピストル》を取出し、ポケットへ突込んでその子[#「その子」に傍点]と一緒に研究所を出た。 「さあ、大変な事って何だか聞こう」 「青江さん御存じない? 研究所の秘密を外へ洩らしている悪者がいること」 「――少しは知っている」 「あたしは前から感付いていたわ、それで絶えず注意していたんです。今日お休みしたのはその悪者の根城をみつけたからなの」 「君が? 君が独りでみつけたのか?」 庄三郎は驚いて立止った。 「鎌倉|河岸《がし》の空き倉庫です。そして今はその仲間が一人もいないんです。だから早く行って検《しら》べて頂こうと思ったんです」 「そうか、よくやって呉《く》れた。急ごう」 それ以上訊くのもどかし[#「もどかし」に傍点]かった。庄三郎はその子[#「その子」に傍点]を急《せ》きたてながら、丁度《ちょうど》来かかった自動車を呼止《よびと》めて乗った。 [#3字下げ][#中見出し]意外の陥穽《おとしあな》[#中見出し終わり] 車を鎌倉|河岸《がし》で捨てると、その子[#「その子」に傍点]は先に立って河岸《かし》沿いに一丁ほど行き、左手にある古ぼけた煉瓦建《れんがだて》の倉庫の前で立止った。……二階建の相当に大きなものであるが、もう長いこと使わないとみえて、煉瓦が所々崩れ、屋根瓦もめくれている。 「――此方《こっち》から入るのよ」 そう云って、その子[#「その子」に傍点]は横へ廻ると、以前には番人でも出入りしたらしい小さな扉口《とぐち》がある、それを押して中へ入った。 庄三郎は拳銃《ピストル》を右手に握って、闇の中を少女のあとから進んで行く。凡《およ》そ十歩ばかり行くと扉に突当った。 「――この中です」 その子[#「その子」に傍点]が囁《ささや》いた。 「大丈夫、まだ誰も来ていません」 「よし、退《ど》き給え」 庄三郎は燐寸《マッチ》を取出して火を点けながら、静かに部屋の中へ入って行った。刹那! いま入った扉が、 がたんッ と烈しく閉まり、外からがちり[#「がちり」に傍点]と鍵をかける音がした。 「あっ!」 と云って身を翻《ひるが》えしざま扉へとびついたが、樫《かし》造りの頑丈な扉はもうびくともしなかった。二度、三度、力任せに全身を叩きつけたけれど、防火扉の最も厳重なものなので微塵《みじん》も動かない。 「――その[#「その」に傍点]ちゃん、その[#「その」に傍点]ちゃん」 庄三郎は絶叫した。 「どうしたんだ、その[#「その」に傍点]ちゃん、誰かそこにいるのか、それとも君が閉めたのか、君が僕を――」 返辞はない。扉の向うはもうひっそりとしている。考えるまでもなかった。その子[#「その子」に傍点]が彼を閉籠《とじこ》めたのだ。庄三郎は十五の少女にまんまと陥穽《おとしあな》へ叩込《たたきこ》まれたのだ。 「――残念だ!」 怒りと口惜《くや》しさに身が震えた。 凡《すべ》てが逆だった。怪しいのは峰田老人ではなくて少女貝塚その子[#「その子」に傍点]であった。あの晩、――母親の薬を忘れたと云って無断で事務室へ入って来たのは、「猫眼レンズの構造」を盗むのが目的だったかも知れない。それで自分に疑いをかけられるのを避けるために、態《わざ》と峰田老人を怪しませるようなことを云ったのであろう。 「そうだ! 今までそれに気付かなかったのは馬鹿だった。大馬鹿だった」 庄三郎は歯噛みをしながら、鍵のところを狙って拳銃《ピストル》をぶっ放した。 がん! がん※[#感嘆符二つ、1-8-75] がん※[#感嘆符二つ、1-8-75] 火花が美しく闇を截《き》った。然しその部分は鋼鉄で作られてあるので、拳銃《ピストル》の弾丸ぐらいでは破れそうにもなかった。 「――待てよ」 庄三郎は逆上した気持を鎮めながら、 「この倉庫は河岸《かし》に建っている。横から入って右へ十歩あまり来た。するとこの部屋の外は川になっている筈だ。この壁の一重外は川なんだ……そうか、よし!」 庄三郎は決然と頷き、手探りで煉瓦の壁を撫で始めた。すでに古朽ちて空家《あきや》になっている建物だ。然も煉瓦にはゆるみ[#「ゆるみ」に傍点]が出ている、旨く一つでも取抜くことが出来たら、その一部に穴を開けるのは不可能ではあるまい! 庄三郎は拳銃《ピストル》を逆に持直《もちなお》した。 それから四時間の後である。 出社した峰田老人が、守衛服に着換えて研究室を見廻りに行くと、藤井博士の部屋にまだ電灯がついていた。 ――消し忘れたのかと思いながら、扉を開けてみると博士はまだ卓子《テーブル》の前にかけて仕事をしていた。 「おや、失礼を致しました。もうお帰りかと思ったものですから」 「いま何時だ」 「はい七時二十分ほど過ぎました」 「青江が見えないんだ」 博士は不機嫌に云った。「三時頃どこかへ出て行ったそうだが、いまだに帰って来ない。こんな事は曾《かつ》てないのに怪《け》しからぬ奴だ」 「――もうお帰りなさいましては……?」 「儂《わし》か? いや帰らん、青江が戻るまでは此処《ここ》におる、儂《わし》に構わんで宜《よろ》しい」 「はい」 老人は会釈して扉を閉めた。――然しその扉は再び開いて、三人の怪漢がつかつかと押入《おしい》って来た。何《いず》れも汚い身装《みなり》で、覆面をし、手に手に鋭い両刃の短剣を握っていた。 「なんだ、何者だ!」 博士は愕然として、然し科学者の落着《おちつき》だけは失わず、そう云いなから片手の指てそっと呼鈴を押そうとした。 「動くな、その手を引込めろ」 怪漢の一人が喚いた。「でないとこの短剣がおまえさんの胸へ飛んで行くぞ」 博士は手を引いた。 二人の男が進寄《すすみよ》って来て、左右から博士の腕を掴み、恐ろしい力で捩上《ねじあ》げながら椅子の背へ縛りつけた。――仕事は素早く行われた。二人が博士を縛っているあいだに、一人は博士のポケットから鍵束を抜取《ぬきと》り、部屋の隅にある大金庫の扉を開けて、中から「猫眼レンズの構造」を記した密封の書類を奪取《うばいと》った。 [#3字下げ]哀しき身の上[#「哀しき身の上」は中見出し] その時である、扉がさっと開いて、 「早く、早く」 と叫びながら、少女その子[#「その子」に傍点]が走入《はせい》って来た。三人の怪漢が恟《ぎょっ》として振返ると、その子[#「その子」に傍点]は書類を持っている男の側へ走り寄って、 「いまそこへ警官がやって来ました」 「なに警官?」 「その書類をあたしに下さい、あたしなら疑われずに出られます。早く貴方《あなた》たちはその窓から出て、工場の裏から逃げて下さい」 「――駄目だ」 窓へ走った一人が何をみつけたか大声に、 「此方《こっち》にはもう手が廻っているらしいぞ」 「よし、では横庭へ出ろ」 書類をその子[#「その子」に傍点]に渡して三人は、廊下へ出て横庭へぬける窓の方へ駈けつけた。――そのあいだに、書類を掴んだ少女は受付から外へ、脱兎の如く走りだしたが、いま当《まさ》に門を出ようとする刹那! うしろから追って来た人影が、拳銃《ピストル》をあげて狙い射ちに一発、 だあん! 凄《すさま》じい銃声と共に、 「――あっ」 と云って毬のようにその子[#「その子」に傍点]は顛倒《てんとう》した。 しめた[#「しめた」に傍点]とばかり走《は》せつけた人影は、倒れているその子[#「その子」に傍点]の側へ来ると、書類を取返しながらぐいと少女の腕を掴んだ。その子[#「その子」に傍点]は苦しげに顔をあげたが、 「あ! 青江さん」 「青江だ、庄三郎だよ。驚いたかい?」 少女は呻《うめ》きながら突伏した。庄三郎はそれをぐいと引起すようにして云った。 「弾丸《たま》は脛《すね》をかすったばかりだ。そんなに苦しそうにすることはないよ。最後のどたん場で失敗したな? あの倉庫は壊れかかっていた、煉瓦を抜いて河岸《かし》の方から出て来たのさ。これから僕を檻禁《かんきん》するならもっと丈夫な建物を選ぶんだな」 「青江さん、あなたは……彼処《あすこ》に待っていて下されば、よかったんです」 その子[#「その子」に傍点]はわっと泣きながら云った。 「そうすれば君には都合がよかったろうさ」 「違います。あたしはこの書類を持って彼処《あそこ》へ行くつもりでした。嘘は云いません。それでなければ青江さんは殺されたんです」 「――なんだって?」 「今夜、悪人たちは、あなたを殺して書類を盗むつもりだったんです。だからあたしは青江さんをあんな処へ押籠めました。そして悪い奴をうまく騙《だま》して書類を手に入れ、あなたの処へ持って行く気でいたんです」 「馬鹿な、それを知っているなら面倒なことをせずに、ひとこと僕に話せば警官を呼んで……」 「それは出来ません」 「なぜ出来ない」 「……お父さんが可哀そうです。お父さんを罪人にすることは出来ませんでした」 少女の言葉は庄三郎の胸を刺した。 「お父さんとは、誰だ?」 「守衛の峰田です。あの人が、あたしの九つの年にお母さんとあたしを捨てて行った本当の父なのです」 そこまで云うと、その子[#「その子」に傍点]は張詰《はりつ》めた気がゆるんだものか、がくりと庄三郎の腕のなかへ失神して倒れた。 複雑した事情はここにはっきり[#「はっきり」に傍点]とした。 ずっと前に峰田老人は職務上の過《あやまち》から、僅《わず》かな罪に問われたことを恥じて妻と娘を捨てたまま行衛《ゆくえ》をくらました。それから六年、娘と父は計らずもこの「新東光学」の社で再会したのである。然し峰田は自分の前身が娘の不仕合わせになってはならぬと思い、父娘の名乗《なのり》もせずにいたのだった。――そこへ父の悪い友が現われ、藤井博士の研究を探りだせと強要した。承知しなければ以前の罪を娘に知らせると脅したので、峰田は仕方なくその命にしたがった。 然しその子[#「その子」に傍点]はいつかこの事情を知った。そして父に再び罪を犯させないために、懸命に邪魔をして来たのである。いっかの夜も、薬を忘れたと云いながら、実は父がレンズ構造の書類を盗もうとするのを防いだのだった。 悪人たちは事のはかどらぬのに業をにやし、遂《つい》に峰田を強要して研究所へ押入り、宿直の青江を殺しても書類を盗出《ぬすみだ》そうと計ったのである。――その子[#「その子」に傍点]はこれを知ったので、青江に怪我《けが》をさせまいと思い、空き倉庫の中へ閉籠めておいて、自分は悪人たちを騙し、書類を奪って青江に渡したうえ、父や母と共に満洲へでも新しい生活を求めて去ろうとしたのだ。 然し、庄三郎が早く倉庫を脱出したため、その子[#「その子」に傍点]の計画は無駄になった。彼女は脛にかすり傷を受け、父は悪人たちと共に、庄三郎の呼んで置いた警官に捕えられてしまったのである。 「――先生、事情はこうです」 二三日経ったある朝、庄三郎は博士に向って熱心に云った。 「書類は無事だったのですから、その子[#「その子」に傍点]の哀れな望みをかなえてやって下さい。峰田老人が罪にならずに済むように計《はから》ってやって下さいませんか」 「いいとも、彼が悪人でないことは分っている。これに懲りて再びこんな過はしないだろう。罪にならぬように奔走してあげるよ」 「それからもう一つです。足の傷が治ったらあの少女を元の通り使って頂きたいんです。あの子は役に立ちますよ」 「たしかだね。――君を閉籠めた手際などはみごとなものだよ」 博士はからからと笑った。 「それを云われると辛いです」 「なに、辛そうな顔でもないぞ。――まあ病院へ行って安心させてやり給え。峰田もその子[#「その子」に傍点]も元通り使ってやるからって。……さあ、儂《わし》からだと云ってこれで花を買って行ってくれ」 博士はそう云って、何枚かの紙幣を投出した。 底本:「山本周五郎探偵小説全集 第五巻 スパイ小説」作品社 2008(平成20)年2月15日第1刷発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1939(昭和14)年3月 初出:「少年少女譚海」 1939(昭和14)年3月 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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【元ネタ】史実 【CLASS】セイバー 【マスター】 【真名】ピエール・オージュロー 【性別】男性 【身長・体重】185cm・88kg 【属性】中立・悪 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 ――セイバーでありながら、自身の宝具のウイルスを防げないランクである。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 磊々楽々:C 精神面への干渉を無効化する精神防御。 些事を受け止めきる気質でもあるため、カリスマの効果も併せ持つ。 処刑人:C 悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。 属性「悪」に対するダメージが向上する。 自身が行った行為の結果に附随するスキルなので、それほどランクは高くない。 傲岸者の善行:EX 善行を行うことで、その印象が残りやすくなるユニークスキル。 「悪いやつがたまにいいことをする」と相手の記憶に残りやすい。その現象を象徴するスキル。 一時的な同盟締結に有利な補正が働くほか、生前関係を持たなかった英雄に限り、属性に関する補正を無視できる。 オージュローは、兵士からの人気が高く、愛妻家の逸話でも知られるが、 多くの略奪や武功を吹聴しすぎるといった負の逸話もまた知られ、ある者は彼を「自慢屋の強盗」と揶揄した。 【宝具】 『緑の地獄の断頭台(ラ・モール・オプレッション)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人 フリュクティドールのクーデターにおける王党派議員の追放と、 追放された王党派議員が現地の風土病でほとんど病死した「渇いたギロチン」の逸話の具現。 刀身を真の形状である、風土病を媒介する無数の蚊を模した魔力エネルギーに分裂させ、敵軍に対して雨のように振り下ろす。 真名解放によって感染能力は強くなり、サーヴァントに対しても感染は可能となる。 (蚊の“刺し数”によって感染する魔力ウイルス量には差異が発生する)。 【Weapon】 『渇いた風土の断罪剣(カイエンヌ・オプレッション)』 『緑の地獄の断頭台』の刀剣形態。 聖杯戦争に召喚されるにあたり、処刑人の剣としての形状を得た。 刀身には風土病を引き起こすウイルスが概念として宿っており、魔力的抵抗力を持たない者は刀身に近づくだけで感染、 高熱や吐血などの症状に冒されて病死することとなる。 史実における流刑地での風土病は“黄熱”である可能性が高いが、 この宝具に宿る風土病は半ば概念に近いものとなっており、魔術に依らない医療法での治癒は不可能。 『シャルルヴィルマスケット』 【解説】 ナポレオンに仕えた元帥の一人。 パリの煉瓦工の家系に生まれ、母がドイツ人であったためにドイツ語にも堪能であったという。 剣の腕こそ立ったが性格は粗暴であり、軍に入隊して名を馳せつつも上官を殺してしまったためにスイスへ逃亡。 それからロシア→プロイセンと軍を転々としつつもどちらの軍からも脱走。 ドレスデンへの下野を経てナポリやポルトガルにもいたが、フランス革命に呼応して漸く帰国。 革命軍に加わると瞬く間に師団長となり、イタリア遠征時にナポレオンの指揮下で武功を挙げる。 その後フリュクティドールのクーデターを起こして王党派を一掃し、ナポレオンの皇帝即位時には最初の元帥の一人となった。 元帥としては大陸軍第7軍団を指揮し、オーストリア戦線、イエナ会戦などで活躍。 アイラウ会戦で自身の軍に大損害を受けて以降は、半島戦争などの諸戦争でも大した武功を挙げられず衰退。 ロシア遠征以後ナポレオンから距離を取るが、ナポレオンの皇帝復帰後に再度忠誠を誓う。 だが、彼の面の皮の厚さと、面会の際の傲岸さに嫌気が指したナポレオンから、痛罵を喰らい見放された。 彼はその翌年に死去している。 最初の妻ガブリエルとはナポリで出逢い駆け落ち。 ポルトガルで彼が捕縛された際には釈放手続きとフランスへの帰国を助けた賢夫人であったが、病弱でもあった。 ガブリエルは1806年に夫の留守中に病死したが、夫婦仲は非常に良好であったという。
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花壇 講堂 水道 教室 電話線 グラウンド 発電室 生徒会室 情報管理室 医務室 視聴覚室 多目的室 事務室 開発室 演習室 倉庫 飼育小屋 調理場 シャワー室 視聴覚準備室 菜園 餌場 清掃室 屋上階段 花壇 芝桜が咲いている、煉瓦の花壇です。 花、士気、小神族、奇跡などに関する成功要素として使えます。 講堂 講堂、体育館、トレーニングルームなどを吹き抜けにして 人型含む車両のハンガーとして使えるようにした施設です。 機械、工作、整備状態などに関する成功要素として使えます。 水道 驚かないでください。この施設があることによって、 なんと蛇口をひねるだけで水が出てくるようになるのです。 水、生活環境、他施設の状態などに関する成功要素として使えます。 教室 主に一般教科の授業を受けられます。勉強しましょう。 知識、対人関係などに関する成功要素として使えます。 電話線 軍上層部へのホットラインが生きています。 陳情、対人関係などに関する成功要素として使えます。 グラウンド 一般的な学校のグラウンドで、走り放題です。 体力、訓練、遊びなどに関する成功要素として使えます。 発電室 日が落ちてしまっても明るい校舎を利用できます。 夜間、生活環境、他施設の状態などに関する成功要素として使えます。 生徒会室 会議室として利用できる他、生徒が自治できるスペースとして自由に使えます。 指揮、対人関係、秘密などに関する成功要素として使えます。 情報管理室 情報端末が設置されており、自由に使うことができます。 中隊設置が予定されていたため、一般人には入手できない性能です。 知識、情報、計算などに関する成功要素として使えます。 医務室 医療に関する設備を持ち、仕事時間には築地理穏がいます。 ベッドや洗濯機の他に、無影灯、呼吸器、放射線撮影機などがあります。 衛生、蘇生、手術などに関する成功要素として使えます。 視聴覚室 大型スクリーンを利用できる他、テレビが設置されています。 ch1は政府広報、ch2は芝村放送、ch3は地域放送、ch4がアニメです。 撮影、放送、士気などに関する成功要素として使えます。 多目的室 松本実が使っている部屋で、スピーカーや楽器が置いてあります。 音楽、士気、遊びなどに関する成功要素として使えます。 事務室 隊長室を兼ねる小部屋で、様々な資料が机に積まれています。 指揮、頭痛、胃痛などに関する成功要素として使えます。 開発室 兵器開発のための研究室で、元は理科室だった場所です。 実験器具や計算機、資料などが置いてあります。 知識、研究、調達などに関する成功要素として使えます。 演習室 机上演習用のシミュレーターが設置してあります。 仕事時間には、緒方健一がここで煙草をふかしています。 作戦、訓練などに関する成功要素として使えます。 倉庫 それほど広い倉庫ではありませんが、小隊用としては十分でしょう。 物資、食事、調達などに関する成功要素として使えます。 飼育小屋 牛馬のような大型の動物を飼育するための小屋です。 小さいながらサイロや庭もあり、若干臭いです。 生物兵器、小神族などに関する成功要素として使えます。 調理場 食事を作ることができる、本格的なキッチンです。 補給が十分であれば、午前中はここで天原奈央が給食を作っています。 体力、食事、士気などに関する成功要素として使えます。 シャワー室 簡易的なシャワー室で、温水が使えるものの男女共用です。 衛生、秘密などに関する成功要素として使えます。 視聴覚準備室 生徒が自由に使える小部屋で、中から施錠できるようになっています。 二重窓、厚手のカーテン、遮音壁を備えた完全防音室です。 対人関係、秘密などに関する成功要素として使えます。 菜園 全員の食料を賄えるほどの規模ではありませんが、 熊本ではすっかり貴重になってしまった生鮮食品を楽しめます。 食事、物々交換などに関する成功要素として使えます。 餌場 餌箱が設置されていて、犬や猫といった小さな動物が集まるでしょう。 非常食、小神族などに関する成功要素として使えます。 清掃室 清掃道具一式が設置されていて、好きなだけ校舎を掃除できます。 生活環境、他施設の状態などに関する成功要素として使えます。 屋上階段 校舎三階からさらに上の、屋上に出ることができます。 対人関係、秘密などに関する成功要素として使えます。
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■主な舞台のモデル■ *OP踏切:叡電修学院駅階段:京都造形芸術大学澪背景:京大の石垣煉瓦アーチ:南禅寺 琵琶湖疎水水路閣自転車:八幡市木津川サイクリングロード飛び石:出町柳の鴨川三角洲梓背景:叡電修学院駅降りてすぐのセブンイレブン*本編桜ヶ丘高校:滋賀県豊郷町立豊郷小学校旧校舎(耐震補強・転用工事中) (植栽は同じ建築家が設計した滋賀県立八幡商業高校本館) (銅像は京都大学にあった折田先生像がモデル)通学途中:京都市左京区の修学院駅周辺出てくる鉄道車両 叡山電鉄デオ700の723号車か732号車?アニメではちょっと違うかも唯の家 :白川曼殊院道→家は存在してない*1話唯の家付近:松ヶ崎小学校近辺ハンバーガー店:マクドナルド北白川店*2話街のカット:四条河原町待ち合わせ場所:新京極商店街入口(背景の旅行代理店は寺町商店街に存在)買い物場所:寺町商店街(四条側→三条側)楽器屋:JEUGIA(協力クレジットあり) 三条本店 地下一階バイト場所:北白川通り?バス停:おそらく京都市バス「動物園前」バス停?(野球場は岡崎公園グラウンド) *3話本編登場箇所のみ*4話列車:北近畿タンゴ鉄道 KTR700/800形気動車(ディーゼルカー) 富士重工業製 ttp //ktr-tetsudo.jp/ktr/train/nomal.html鉄橋:北近畿タンゴ鉄道 宮津線、由良川橋梁 ttp //library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/G2-003.htm ttp //ktr-tetsudo.jp/news/archives/000119.php ttp //ktr-tetsudo.jp/news/archives/002461.php (外観は北近畿タンゴ鉄道KTR700・800型、車内は同社宮福線内MF100・200型)*5話さわちゃん回想シーン:琵琶湖疎水 哲学の道*6話演奏中PV舞台:合衆国 カルフォルニア州デスヴァレー国立公園*7話平沢夫婦の旅行先:ドイツ ブランデンブルク門 (Brandenburger Tor)初詣の神社:今宮神社?*9話歓迎会場所:公園入り口・池・公園内丘陵は宝ヶ池公園アイスクリーム屋:特定作業中ライブハウス:京都 ライブハウス京都MOJO*10話タイトルアバン:松ヶ崎橋を東向きにタイトルアバン:京都中央信用金庫修学院支店*11話カフェ:cafe SARASA NISHIJIN ttp //r.tabelog.com/kyoto/A2605/A260503/26000380/商店街時計:三条通の三条名店街の時計 ttp //www.kyoto-sanjo.or.jp/*12話ライブに向かう途中の喫茶店:レトロビーバー ttp //retro.cafe24.jp/*13話律が弟と歩いている場所:京都白川通OBJ前 ttp //www.obj.co.jp/index.html 2期2話 ギターケースを持って歩く道:出町柳から川端通り東側歩道を南へ ホームセンター:ケーヨーD2川端店 3話 唯と梓の下校:修学院駅東側北山通り南側歩道を西へ(セブンイレブン前通過) 律と澪の登校:京都造形芸術大学北側白川通り東側歩道を南へ(アップリフォーム前通過) 4話 1日目行き先:京都駅、北山鹿苑寺金閣、北野天満宮 宿舎:花園会館 2日目行き先:嵐山渡月橋付近、嵐山モンキーパークいわたやま、 8人で地図見てた道:嵯峨天龍寺車道町26付近(法務局出張所を南へ50m東へ曲り80m) 本来の移動:JR山陰線 嵯峨嵐山駅>花園駅>徒歩>宿舎 5話 バッティングセンター:スポーツランド北白川(旧名:北白川バッティングセンター、通称:キタバチ)2011年11月27日 閉店 6話 唯が水を被った交差点:北山通り松ヶ崎橋(高野川)より西へ150Mの信号 平沢家の隣の鳥居?:左京区松ヶ崎東山の松ヶ崎大黒天の鳥居かも。上記の交差点北側から旧道を西へ100m 2期4話 修学旅行! 旅行中に立ち寄った楽器店:福島市パセオ通りにある「あきたや楽器店」
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御花町について 南西側が海に面した、帝都に程近い港町です。(横浜+鎌倉をイメージ) 帝都に近いため種々の施設が揃っており、物流も豊か。 古くからの貿易港であり外国人も多く、異国に対する偏見は少ない傾向にあります。 港に通じる一本道の坂があり、そこから海へ沈む夕日を眺めることができます。 北東は双草(ふたくさ)山を中心とした山脈で、山の幸も豊富。 双草山は、春には裾野の桜、夏には川原の蛍、秋には頂上の紅葉、冬には雪化粧と四季折々の姿を見せてくれます。 狐伝説のある祠や、天狗の岩など古い伝承も残されています。 官営施設として保安局(警察)、郵便局、港、高等学校(男子校)、女学校、 町工場(女性は紡績、男性は造船)、外国大使館が、町外には華族会館があります。 外国人居住地 御花町内の在日外国人の住居や商売の場。 港近くの海沿いの一角にあり、白い石塀に囲まれています。 出入りは一箇所だけある鉄の門から。 門には衛兵がおりますが、通行手形などはなく余程のことがない限り自由に行き来することができます。 (見るからに怪しいと引き止められるかもしれません) 居住地内は洋風ですが、好みで家屋を建て替える者もあるようです。 大使館 外国人居住地を入ってすぐ、門のそばにあります。 二階建ての煉瓦造りで、洋風な建物です。 外国人の住居の手配や住民票の作成、徴税、入国・帰国手続きなどを行います。 入出港する外国船の管理等も。 様々な国の職員が勤めていますが、館内が国別に分かれているということはなく、 大使館全体で業務に当たっています。 職員は全て外国人ですが、男女は問わないようです。 服装 制服はありません。 管理職はバッジなど一般職員と見分けのつくものを着用してください。 保安局 御花町のほぼ中央に位置し、港へ通じる大通りに面しています。 白い石造りの洋風な二階建てで、一階は一般の人も入ることができます。 局長室などは二階に。 町内で唯一、銃や刀などを携帯することが許されている職業です。 治安維持が本来の目的ではありますが、比較的平穏な御花町では特に大きな事件も起こらず、 見回りや迷子の保護などが主な仕事になりつつあるようです。 帝都から来た派遣員がその様子を羨んでいるとか。 制服 黒い詰襟に金飾りのついた軍服で、装飾が多いため目立ちます。 足元は革靴やブーツになります。 管理職は階級章など、一般保安員と見分けのつくものを着用してください。 ※下記「制服について」に詳細なデザインが記載されています。 郵便局 帝都へ向かう汽車が停まる駅のすぐ傍にあります。 海からは遠く、町中心地よりはやや山側。 時計台のある一階建ての建物で、白い漆喰の壁に緑の屋根をしています。 御花町は貿易港のため、なにかと配達物が多いようです。 制服 腕章必須、帽子の着用は自由。 靴は革靴か下駄になります。 管理職は腕章など、一般保安員と見分けのつくものを着用してください。 ※下記「制服について」に詳細なデザインが記載されています。 学校 高等学校(男子校)と女学校があります。 高等学校と女学校は別の施設であり、それぞれの寮も別になります。 原則として寮住まいですが、やむを得ない事情(親の看病、家督を継いでいるなど)の場合は 検討いたしますので事前にご一報ください。 授業内容 両校ともに英数国が中心。 高等学校では技術、政治経済など、 女学校では家庭科、音楽、美術なども教えています。 外国語は英語の他、ドイツ語、フランス語も選択できます。 選択科目は学年混合で行うこともあり。 高校では国家的に有望な人材を、 女学校では良妻賢母を育成する目的デカリキュラムを組んでいます。 校舎 高等学校、女学校ともに似たような洋館造り。 各学年1クラスで、特別教室が3つ、講堂が1箇所あります。 校内図 制服 高等学校: 黒い学ランか書生さんスタイル。 靴は下駄か革靴。 学ランの場合、下記「制服について」に記載されている襟章をつけること。 女学校: 黒いセーラー服(ラインは白1本)か袴。 靴は草履か革靴、もしくはブーツ。 それぞれの学年色であればタイの結び方は自由。 1年:山吹色 2年:臙脂色 3年:紺色 ※「制服について」3ページ目に襟章あり。 寮 校舎に似た2階建ての洋館です。 基本的に同い年2人の相部屋ですが、 部屋が余っているため希望すれば個室も可能。 下記5ページ目に寮内図あり。 その他施設 港、町工場に制服はありません。 民間施設のは場合は各々制服などを用意してください。
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Map名は勝手につけたので正式名称ではありません。 デジタル "デジタル"になる。 入手場所 青緑デジタル→灰色時計迷路 効果 Aキーで扉部屋に帰還する。 リム "リム"になる。 入手場所 赤椅子の世界 効果 移動速度が上昇する。 翼人 "翼人"になる。 入手場所 教会→教会2Fの骸骨に悪魔を使う→ハート迷路→光 効果 空中に浮くことができる。 悪魔 "悪魔"になる。 入手場所 赤椅子の世界→赤青地獄 効果 キャラクターを殺傷する。 心光 "心光"を持つ。 入手場所 人形の世界→電車 効果 暗い場所を明るくできる。 遮断機 "遮断機"になる。 入手場所 人形の世界→電車→ホーム→線路 効果 一部のキャラクターの動作を停止する。 学生帽 "学生帽"をかぶる。 入手場所 青緑デジタル→スピーカーの世界→ノイズ地下→学校→別棟→屋上 効果 一部のキャラクターが反応する。追いかけキャラを無効化する。 怪我 "怪我"をする。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 移動速度が低下する。 舞姫 "舞姫"になる。 入手場所 和室の世界 効果 一部のキャラクターが反応する。キャラクターを怖がらせる。 ゆきうさぎ "ゆきうさぎ"になる。 入手場所 赤椅子の世界→赤青地獄→青紫通路→雪の世界→雪の世界2 効果 雪を降らせる。 くびわ "くびわ"をつける。 入手場所 人形の世界→電車→青暗→ロケット→月面→月→月奥 効果 一部のキャラクターが反応する。キャラクターを呼び寄せる。 匣 "匣"になる。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 キャラクターに気づかれにくくなる。 狙撃銃 "狙撃銃"を持つ。 入手場所 和室の世界→派生部屋→絵→海沿い→瓶→水中迷路→紫の一本道→夜景 効果 キャラクターを撃つ。 盲目 "盲目"になる。 入手場所 人形の世界→電車→青暗→団地→穴の空いた部屋→ランタン迷路→極彩色 効果 視界が狭まる。 串刺し "串刺し"になる。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 串刺しになる。 九尾 "九尾"になる。 入手場所 赤腕の世界→サイケゲート→水たまりの世界→森 効果 九尾になる。 ずたずた "ずたずた"になる。 入手場所 赤腕の世界→サイケゲート→水たまりの世界→森→雨降り→煉瓦の建物→館内部→ベッドルーム 効果 ずたずたになる。 ドーナツ "ドーナツ"になる。 入手場所 教会→壁の赤い線に悪魔を使う→教会裏→刃物の世界→血の海→終端 効果 頭に穴が開く。 音叉 "音叉"になる。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 音叉を鳴らす。 隻腕 "隻腕"になる。 入手場所 青緑デジタル→スピーカーの世界→ノイズ地下→溶岩の世界 効果 一部のものを燃やす。 鉄鎖 "鉄鎖"に縛られる。 入手場所 人形の世界→電車→青暗→団地→苔生した迷路→苔生し奥 効果 鉄鎖に縛られる。 ヘッドホン "ヘッドホン"をつける。 入手場所 青緑デジタル→スピーカーの世界 効果 ヘッドホンをつける。 人魚 "人魚"になる。 入手場所 和室の世界→派生部屋→絵→海沿いにいる子に学生帽を使い、波打ち際に移動したその子に話しかける→浅瀬→海底 効果 地上での移動速度が低下する。水中での移動速度が上昇する。 バスタオル "バスタオル"一枚になる。 入手場所 人形の世界→電車→ホーム→ガードレール→路地裏→ホテル→ホテル4F一番右の部屋→淡赤の迷路→クローゼット 効果 バスタオル一枚になる。 ながぐつ "ながぐつ"をはく。 入手場所 赤腕の世界→サイケゲート→水たまりの世界→てるてる坊主の世界 効果 雨を降らす。 ノーデータ "ノーデータ"になる。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 キャラクターに気付かれなくなる。 セーラー "セーラー服"を着る。(ver0.8.0a現在未実装) 入手場所 効果 セーラー服を着る。 恐竜 "恐竜"になる。 入手場所 青緑デジタル→スピーカーの世界→ノイズ地下→溶岩の世界→ジュラ紀 効果 地上での速度が上昇する。水中での速度が低下する。
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スカルク Skulk この滑らかな皮膚をした無毛の人型生物は射抜くような目と環境にあわせて移り変わる皮膚を持つ。 スカルク 脅威度1 Skulk 経験点400 CE/中型サイズの人型生物(スカルク) イニシアチブ +6;感覚 夜目;〈知覚〉+5 防御 AC 12、接触12、立ちすくみ10(+2【敏】) hp 16(3d8+3) 頑健 +2、反応 +5、意志 +3 攻撃 移動速度 30フィート 近接 ショート・ソード=+2(1d6/19~20) 遠隔 ダガー=+4(1d4/19~20) 特殊攻撃 急所攻撃+1d6 一般データ 【筋】11、【敏】14、【耐】13、【知】10、【判】14、【魅】7 基本攻撃 +2;CMB +2;CMD 14 特技 《イニシアチブ強化》、《技能熟練:隠密》 技能 〈隠密〉+16、〈知覚〉+5;種族修正 +8〈隠密〉 言語 共通語、地下共通語 その他の特殊能力 溶け込む足取り、変色皮膚 生態 出現環境 気候問わず/地上または地下 編成 単体、2体、一団(3~8)、または部族(9~16) 宝物 標準(ショート・ソード、ダガー×2、その他の宝物) 特殊能力 溶け込む足取り(変則)/Camouflaged Step スカルクは森と地下の環境をほとんど跡を残さずに通過することができる。このような環境でスカルクを追跡するDCは+10上昇する。 変色皮膚(変則)/Chameleon Skin スカルクは周囲の環境――煉瓦とモルタルのような複雑または規則的なパターンさえ――に合わせてその皮膚の色を変える能力により〈隠密〉に種族ボーナスを得る。スカルクが変えることができるのは自らの肉体のみで、持ち運んでいる物の色はできないため、鎧を着ている場合か体の1/4以上をおおう何らかの衣服を着ている場合はこのボーナスを失う。スカルクは通常は小さなアイテムを体の後ろに隠し、背中を壁につけて前半身の色を変える事で、見ている者がアイテムに視線を通せないようにしてアイテムを隠すことができる。 スカルクは社会の周縁部に住み、生存のために必要なものを盗み、必要なこと――日常的に殺人を犯す事を含め――をやって生活する臆病で怠惰な種族である。彼らの臆面もない臆病さは恐らく最も広く知られた特徴だが、スカルクは自身を特に臆病だと思ってはいない。そのかわりに、自らの不名誉な行動は生存のために最も好都合な方法であるとみなしている。彼らは自分たちのことを怠惰でおろかだとみなす他の人型生物を憎んでおり、住居に侵入し、住人を皆殺しにし、捕えられることなく持ち運べるだけの物を奪い去ることをなんとも思わない。 スカルクは小さな集団で旅をし、16名を越える部族を作ることは滅多にない。というのはより大きな集団では些細な揉め事があっという間に暴力的な同士討ちに発展するからである。スカルク同士の殺人は稀ではないが、彼らは数による安全は理解しており、ほとんどの者は比較的小さな集団内でも反乱には眉をひそめ、裏切り者は速やかな死を持って罰せられる。可能な場合は他の居住地の近くのよく考えられた場所にキャンプを設営し、通常は下水道、洞窟、森の中に住むが、彼らの芳しからざる殺人的なやり口のため、犠牲者となった一家の残骸がひとたび発見されて彼らの存在が警戒されるようになるとすぐに、地域の司法が彼らを発見する前に移動することをしばしば余儀なくされる。 スカルクはずっとひょろ長くて機敏だが、大体人間と同じサイズである。身の丈平均6フィートで通常体重はわずか140ポンド。痩せこけた手足は障害物の周りに潜み狭い場所に入り込む助けとなる。スカルクは50年まで生きることができるが、ほとんどはそのずっと前に暴力的な死を迎える。スカルクは種族ヒット・ダイスを有するが、一般にクラス・レベルを取得して力を伸ばす。ローグはスカルクに人気があり、よく選択される。隠密と急所攻撃に関する彼らの生来の能力がこの選択によく合うからだが、クレリック、ファイター、遠隔武器に特化したレンジャー、稀にウィザード(特に幻術士)の役割にも傑出している。