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[部分編集] 概要 ジャンル ホラー/サスペンス シナリオタイプ オープン 人数 3人 時間 5h〜10h シナリオ難易度 中 ロスト確率 低 特殊ルール あり あらすじ 物語は唐突に始まる。そう、王子様が眠り姫に口づけをしに来るように。 注意事項 その他情報 過去卓 日付 KP PL ロスト 1
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【TOP】【←prev】【Wii】【next→】 不思議のダンジョン 風来のシレン 3 タイトル 不思議のダンジョン 風来のシレン 3 からくり屋敷の眠り姫 機種 Wii 型番 RVL-P-RFSJ ジャンル RPG 発売元 任天堂 発売日 2008-6-5 価格 7140円(税込) 風来のシレン 関連 Console Game SFC 不思議のダンジョン 2 風来のシレン N64 不思議のダンジョン 風来のシレン 2 DC 不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参 ! Wii 不思議のダンジョン 風来のシレン 3 Handheld Game GB 不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物 不思議のダンジョン 風来のシレンGB 2 砂漠の魔城 GBA シレン・モンスターズ NETSAL 駿河屋で購入 Wii
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https //www.nicovideo.jp/watch/sm35267836 投稿者 Δ ボーカル flower 登場回 順位 マイリスト数 #29 21 215
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part22 437 青白い回廊に足音を響かせて、戦人は一人歩く。外に見える薄闇に沈んだ庭園には、美しい薔薇がどこま でも咲き誇っているが、そんなものには目もくれない。彼の心にあるのは今は何も話さない一人の魔女と、彼 女の元から奪われたゲーム盤のことだけだった。 「……ちくしょう」 ぎりぎりと唇をかみしめて、戦人は呻く。第五のゲーム、ベアトリーチェの元から奪われ魔女どもの玩具にさ れてしまったその盤上では、ロノウェの言うとおり「愛」のかけらもない展開が繰り広げられていた。 プライバシーを侵し、気遣いや決意を嘲笑う探偵。貶められる人々の様子を楽しむ魔女。 ベアトリーチェも残虐な魔女ではあったが、それでもこのゲーム展開はあまりに卑劣だった。そして何より、 あの盤は醜悪な魔女どもの玩具ではない。 あれは、戦人とベアトリーチェの、二人のためのゲームだ。二人が競い、相手を読んで進めるはずのゲーム が、ただの暇つぶしの道具と化している。そんな状態を、戦人が許せるはずもない。 だからたった今まで、戦人は彼女らのゲーム盤をのぞきこみ、その世界に降り立ち、魔女たちから切り取ら れた世界を奪い返そうと必死に戦っていたのだ。……成果は、決していいとは言い難いが。 「…………」 「………………くす、くすくす」 「っ、!」 回廊に響く、少女の笑い声。疲れたからお茶にしましょ、とラムダデルタが言って、ゲームは今一時中断され ている。戦人はその間に部屋に残してきたベアトリーチェの様子を見てこようと席をたったから、あの魔女ども が今何をしているかは知らない。 ひょっとしたら、その辺の柱の陰で、自分が顔をしかめているのを見て笑っているのかもしれない。嫌な想像 を振り払って、戦人は足を前へ動かす。 今のベアトリーチェは、一人では何もできない。苦痛から逃げようにも、近くに誰かが付いていなければ彼女 が苦しんでいることさえ分からない。だから出来るだけ、戦人はベアトリーチェを一人にしたくなかった。かとい って、あのゲーム盤のところへ無理矢理連れ出したくもない。仕方がないので、ゲームの間はワルギリアが可 能な限りついていてくれることになっている。とはいえ、ワルギリア自身がゲームに呼び出されてしまえば、ベ アトリーチェは独りぼっちだ。 「くすくすくす……」 幻聴なのか、現実なのか。少女のひそやかな笑い声が、回廊中に反響する。背筋をぞわぞわと嫌な予感が 這い上って、戦人の足はいつの間にか走り出していた。いくつもの角を曲がり、ベアトリーチェのいる部屋を目 指す。夜露にぬれた庭園の薔薇が、むせかえるような匂いで戦人を包み込んでいた。 「ベアト――――」 ようやくたどり着いた部屋の扉を押し開けて、しかし戦人の体は動きを止めた。視線の先、部屋を出る前に ベアトリーチェが腰かけていた椅子の上は、無人。ワルギリアの姿は部屋になく、外と同じ薄闇の中に部屋は 沈み込んでいる。 その中央で、蒼い足を小刻みに動かす毒蜘蛛が、金色の蝶を食っていた。 「――――!?」 目の前の光景に、頭の中が真っ白になる。 部屋の真ん中にうずくまった、毒蜘蛛、いや、古戸ヱリカ。そしてその下敷きになっている、長い金の髪を広げ た魔女、ベアトリーチェ。彼女の体はまるでクモの巣に磔になったように床に押し付けられ、そのうえでヱリカ が蠢いている。ぴちゃ、と濡れた音が、小さく部屋の中にこだました。 くすくすくすくす、くすくす。女の甘い笑い声が、部屋の中に響く。ヱリカはベアトリーチェにのしかかり、そのドレ スを乱し、裾から手を差し入れ、彼女の体を弄んいた。白い手がドレスの胸元を這いまわり、脚の間に体を挟 み込んで開かせる。そのたびに、微かにベアトリーチェの体が揺れ、頭がいやいやするように振られた。 戦人にはそれが、毒蜘蛛に生きながら食われる蝶が、断末魔の悲鳴を上げて痙攣しているように見えた。 「――――テ、テメェェ!!」 「きゃっ!」 目の前が怒りで赤く染まって、気づけば戦人はヱリカに体当たりをしていた。華奢な少女の体が跳ねのけら れ、どしんと尻もちをつく。蜘蛛が前足を折りたたむように長い蒼髪をくねらせて、ヱリカは一瞬だけ不快そう に顔をゆがめたあと、いかにもおもしろいと言いたげに眉をあげた。 「あらあら、これは戦人さん。さっきぶりですね」 「うるせぇ!!テメェ、ベアトに何をした!?」 胸倉をつかみ上げると、少女が眉をしかめて首を振る。野蛮な人は嫌いです、とでも言いたげな仕草に、戦 人の怒りが燃え上がる。そのまま首を締め上げる勢いで、少女の胸倉をつかんだ手に力を入れると、ヱリカ が苦しそうに顔をしかめた。 「う、ふふ……何をそんなに必死になっているんです?その人はあなたの敵じゃなかったんですか?」 「それはお前には関係ない!!俺は今、お前が何をしていたか聞いているんだ!!!」 「くすくすくす……ただ、ちょっと遊んでいただけですよ。暇つぶしに、ね。だからムキにならないでください」 挑発的に、そして嫌味なくらいに美しく、ヱリカは笑む。自分が悪いことをしたとか、そういうことをまったく思 っていない、ひどく無邪気で、そしてそれゆえにおぞましい笑顔だった。胸を締め上げる手が、その気味の悪 い笑みを前にゆるんでしまう。 「我が主を楽しませてさしあげることもできない、役立たずのお人形になってしまったその人が、どれくらいお 人形なのか、ちょっと試してみただけですよ。本当に何も感じないのか、ってね。くすくす、くすくすくす」 ヱリカの言葉に導かれるように、戦人は倒れたベアトリーチェに視線を落とした。 美しい金の髪が、床に広がり、海のように波打っている。ドレスの胸元は乱され、白い肌と豊かな膨らみが ほとんどむき出しになっていた。裾はめくり上げられ、すらりとした脚が太もものあたりまでのぞいている。 そしてベアトリーチェは、その白い頬を淡く染めて、苦しそうに息をもらしていた。花の蕾のような唇は半開きで 、唾液で湿っててらてらと光って見える。かすかにその奥に見える桃色の舌が、ひどく淫靡だ。 うつろな視線が、かえってその艶やかな口元や、無防備な体の色香を強調している。思わず見入ってしまっ たところで、力の抜けた手をひきはがし、ヱリカが素早く部屋の出口に駆けよった。 「っ、待て!」 「くすくすくす!!心はどうなろうと、体は正直、ってことですね!なかなか興味深いですが、私は暴力が嫌いな ので、ここでお暇させていただきます。それではごきげんよう」 言うだけ言って、ヱリカの姿がドアの向こうへ消える。くすくすくす、という、毒をはらんだ甘ったるい笑い声だ けが、部屋の中に残った。 「……ベアト、大丈夫か」 倒れた体を抱き起こして、うつろな瞳に問いかける。悲しいことに、返事はやはりない。ただ、いつもは何の 色も浮かべないその瞳が、微かに潤んでいるのがわかった。 「…は、……ん、っ……」 「ベアト?」 「はぁ、……ぁ……」 そっと肩に添えた手の下で、いつもは人形のように動かないからだが、ぴくぴくと動く。むき出しのままの太も もが悩ましげにくねり、乱れたドレスの裾をさらに乱す。体の震えに合わせて、真っ白な乳房がふるふると震え 、その桃色の先端が赤く色づいていく。 「ベアト?ベアト、どうしたんだ?なぁ、おい」 「あっ、……あぁ……」 白い頬が、赤くなっていく。息はさっきよりも荒く、体の震えは止まるどころか激しくなっていく。 「……くそっ、あの毒蜘蛛女……」 何をどうしたのかあまり考えたくなかったが、ヱリカはどうやら相当にベアトリーチェの体を弄び、玩具にして くれたらしい。そのせいで、中途半端に高められた体の熱がおさまらないのだろう。戦人は男だから、中途半 端に体が熱い状態がどれほど苦しいかはよくわかる。女も同じかはわからないが、今のベアトリーチェの体は 、彼女自身の意志とはまったく無関係に発情しているのだと思った。 「……ど、どうしたら……」 ワルギリアやロノウェに相談しようにも、たぶんプライドの高いベアトリーチェは、そんなことは嫌だと意識が あったら言っただろう。かといって、このまま放っておいても熱がいつ引くのかはわからない。 もどかしげに震 える背を慰めるようにさすってやっても、かえって震えは大きくなるばかりだ。 「っ、ぁぁ……」 「な、なぁベアト、お願いだから落ちついてくれ……」 戦人の体に触れる、ベアトリーチェの熱のこもった皮膚。乱れたドレスをなおしてやろうと思って目を落とせ ば、豊かな胸や白い脚が視界に入ってしまう。ふるん、と震えた乳房の先端がぴんと立ち上がっているのを見 てしまえば、戦人の体も自然と熱くなる。まだ女性経験のない戦人にとって、熟れた体を惜しげもなく預けてく る美しい魔女の姿は、見ているだけで射精してしまいそうなほどの欲情を誘うものだった。 すぐ近くの美しい貌が、欲情を宿した瞳で遠くを見つめているのを見ると、喉がなる。かすかに開いた口の間 で、ぴしゃり、と音を立てて唾液まみれの舌が動いたのが見えた時、戦人の理性がぐらりと揺らいだ。 「……ま、まずは体を落ちつけないとだよな。だったら一回高め尽くしちまえば……。だ、だからベアト、これは お前のためであって俺の下心じゃねぇ……って断言はできねぇけど、とにかく……」 戦人自身も荒い息を吐き出しながら、熱い魔女の体を後ろから抱きこむ。ベアトリーチェは特にそれを了承 した風でもなかったが、嫌がるそぶりは見せなかった。それ以上に、体の熱に眉をしかめて、苦しそうに息をし ている。彼女自身も、熱を沈めてほしいと思っているように見えた。 「とにかく、ごめん……」 形だけの謝罪とともに、戦人はその豊満な体に手を伸ばした。むき出しのままの震える乳房を包み込んで、 その感触を味わうようにそっと揉む。戦人の手の中で、二つの白い果実はぷるん、と震え、従順に手の動きに 合わせて形を変えながら弾んだ。 「うお……すげぇ」 「あ……あ、あん……」 あまりの柔らかさと弾力に、思わずごくりとつばを飲む。少し力を込めて揉むと、ベアトリーチェの唇からこぼ れる吐息が高くなり、甘くなる。ふわふわの乳房の中でも唯一固い頂をそれぞれつまんでやると、魔女の背筋 がびくんと震えた。 「あ、あぁ、……!」 「ベアト、これ、気持ちいいか?気持ちいいのか?」 問いかけながら、戦人は夢中になって胸を愛撫した。乳首をやさしく指先でこすり、時々いじわるをするよう に爪を立てながら刺激し、掌からこぼれんばかりの膨らみを強弱をつけて揉みたてる。掌に吸いつくような豊 かで滑らかな感触に、戦人は隠しようもないくらいに興奮していた。 「ベアト、ベアト……!」 「ふ、ぁ……っ、ひぅ……」 熱情に震える戦人の指先が、ドレスの裾の方へと伸ばされた。無意識のうちに開かれていた脚の間に手を 差し込んで、すべすべとした太ももの感触を堪能する。そのまま脚の付け根の方まで指を這わせていくと、途 中で何かくしゃりとしたものが指先に引っかかった。 「あ……」 後ろから体を抱きこんで裾の内側へ手を入れているため、戦人にはドレスの中は見えない。が、レースらし きひらひらした感触と形状で、それが下着であることがわかった。ヱリカはベアトリーチェで“遊ぶ”時に、こち らの方も手を出していたらしい。片足にだけひっかかった下着は、頼りない感触だけを伝えてくる。 再び、喉がごくりと鳴った。恐る恐る、指先をさらにその奥へと伸ばす。熱気のこもったドレスの中で、戦人の 指先に濡れた何かが触れた。 「あ……!」 びくん、とベアトリーチェの背がのけぞる。虚ろな瞳から、涙がじわじわと浮き上がってくる。それが苦しみで も悲しみでもなく、欲情からきていることは上気した頬と熱い息からも明らかだった。 その表情にまた煽られて、戦人はそっと指先を動かす。くちゅ、くちゅ、とそこに擦りつけるたびに水音が鳴り 、ぬるぬるした粘膜が指先に吸いついた。たまらず、衝動的にその指を、一番ぬるぬるしている場所へとあて がい、力を込める。 「ふぁ、ぁぁ……!」 「っ……!」 ぬるん、とベアトリーチェの胎内に侵入した指が、締め付けられる。たっぷり潤った膣内で、戦人の指に絡み つくように壁が迫ってきて、きゅう、きゅう、と収縮する。密に濡れた内側が誘うように奥へと蠢いているのを感 じて、戦人の理性は音を立てて崩れた。 「ベアト……!」 「あぁ……!あ、ぁ……っ、」 指を一気に二本差し込んで、濡れた内側を探るようにかき回し、ぐちゃぐちゃと音がするほどに抜き差しする 。ナカを広げるように指先で開いては激しく出し入れすると、とろけた粘膜が抜ける指に吸いついては締め上 げ、奥に向かって差し込む時には甘えるように緩んで絡みつく。ベアトリーチェは言葉もなく、ただ甘い声をあ げて背筋を震わせている。 「ベアト、ベアトっ……!だめだ、俺、もう……!」 戦人のズボンの中では、とっくに興奮しきった自身が勃ち上がり、目の前の美しい体を蹂躙したいと主張す るように激しく脈打っている。痛いくらいに勃起して布地を押し上げるそれを取り出すのももどかしく、戦人はベ アトリーチェを床に寝かせると、その脚の方へと回りこんだ。魔女は相変わらず、甘い吐息をこぼしながらされ るがままに横たわる。 「ベアト、いいよな、お前だってこんなになってるんだから、な、いいよな……!」 正面から抱きしめ、豊かな乳房にむしゃぶりつきながら、戦人は人形のようなベアトリーチェに呼び掛ける。 意思のない、疲れ切った彼女の体を無理矢理に犯すことがどれだけひどいことか、戦人にはよくわかっている 。わかってはいるけれど、この興奮の前では全てが無意味だ。 ズボンの前を開け、下着の中から取り出した自身は、すでに先端から先走りをこぼしてびくびく震えている。 このドレスの奥、桃色に色づいた秘所を犯して味わい尽くしたいと、戦人の体中が訴えていた。 「……っ、……!」 「ベアト、ごめん、ベアト……!」 固く尖った乳房の先端を口に含んで転がして、両手でしなやかな体中に触れ、ドレスに潜む濡れた粘膜に指 を差し込んではかき回す。しどけなく投げ出された脚を掴んで開くと、その奥にとろとろに濡れた割れ目が見え た。その赤い入口が、誘うようにひくり、ひくりと動いては蜜に濡れていく。 「ベアト、……!」 後戻りできない欲情にさらされながら、それでも戦人はベアトリーチェに呼び掛けた。今ここでベアトリーチェ が顔をしかめて呻き、首を振ったとしてもやめられるとは思えない。それでも、彼女の心をまるで無視して、そ れこそ人形のように犯すのだけは嫌だった。 戦人にとって、ベアトリーチェは敵だ。敵だけれど、不思議な感情がある。こんな風に意識をなくした彼女を 見ているのは悲しいし、もう一度あの子供のように楽しそうな笑みを見せて欲しいと思う。ゲーム盤で人の命を 弄んだ彼女を憎む一方で、時おり投げかけられる切ない視線の意味を知り、彼女を苦しみから救ってやりた いとも思う。愛憎の入り混じった感情にさらされて、ひたすら本能に従って開放を求める体にさえ翻弄されなが ら、戦人はすがるようにベアトリーチェに呼びかけた。 「ベアト、頼む、なぁ……!自分勝手ってわかってる、でもお願いだ、俺はお前を抱きたい……!」 「…………」 その時、ふと、ベアトリーチェの表情が、動いた。ただうつろに潤み、夢を見ているような瞳が、すっと細まる。 そして、緩やかに開かれていた唇が、微かに笑みの形をかたどった。 それが戦人には、彼女がこれからのことを許してくれたように思えた。 「ベアト……!」 胸にこみ上げる感情の意味を、戦人は知らない。ただ、目の前の体がいじらしくて、彼女の心が遠いところ にあるのが悲しくて、戦人はベアトリーチェの体を抱きしめた。そしてそこで、彼女の体が冷たい床の上に投げ 出されたままであることに気づく。幸い、ベッドは数歩先のところにあった。 熱い体を抱きしめたまま、戦人はベアトリーチェの体を抱き上げる。ベッドに一緒に倒れこむように突っ伏し て、戦人はベアトリーチェの穏やかに微笑んだ唇に、思いのすべてを込めて口づけた。 こういう展開が一番面白い -- (名無しさん) 2009-10-15 14 34 39 いいですねぇ…好きです。 -- (名無し) 2009-11-11 13 55 46 あ…もう終わりか…続きがみたいwいいね。 -- (名無しさん) 2011-10-27 01 36 27 続きはまだですか!? -- (名無しさん) 2011-11-24 04 06 55 名前 コメント すべてのコメントを見る
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不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 セガ 2008年6月5日 Wii 入るたびにダンジョンの構造やアイテムの配置が変わる、ローグ系のダンジョンRPG 『風来のシレンシリーズ』の3作目 不思議のダンジョン 風来のシレン3 ポータブル 追加要素を加えたPSP移植版 続編 不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ
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とうのうえのねむりひめ【登録タグ v flower Δ と 曲】 作詞:Δ 作曲:Δ 編曲:Δ 唄:v flower 曲紹介 Δです ミリしらプンツェル(履修しときます!)(作者コメ転載) 歌詞 (piaproより転載) どこまでだって飛べると思ってた 縋りついた過去を 救いのない未来を 抱えて空に落ちた 少女は笑って 目を閉じる 変わらない毎日 変わってゆく世界 取り残されているように思えて けど何もできなくて 今日も私は悲劇と踊るんだ 他の誰にも邪魔はさせないように 哀しみをどっか誇らしげに綴ってくんだ どうしようもないんだよ カラカラになったこの心が 待ちくたびれたんだよ 報われる日を 救いのその手を これでいいんだって これでいいんだって これがいいんだって を繰り返してきた 積み重ねた 後悔の塔のてっぺんで私 泥のように眠るの 最初からわかってた 変わるべきは私なんだ 非日常に憧れて 平凡な自分を呪って 幼い頃の全能感を引き摺って歩いた 体だけ大きくなってしまった私は救えないよなあ 矛盾が酷いんだ 普通の幸せは素敵だ けど自分から溺れてくの これでいいんだって これでいいんだって これでいいんだって を待ち続けている 罪重ねた 後悔の塔のてっぺんで今日も 死んだように眠るの 随分高いところまできた 考えて足が竦んだ 星くらい見えるかと思った けど窓もないこの部屋じゃ駄目だ 知ってるんだ 叫んだって届きはしないこと 気づいてよ 分かってよ どこまでだって飛べると思ってた 小さな世界を 私の世界を 抱えて墜ちてくんだ 少女は笑って これでいいんだって これでいいんだって これがいいんだって を繰り返して逝く 積み重ねた 後悔の塔のてっぺんで私 終わりを待ってるの コメント サビがほんとうにすきです -- らう (2019-12-19 18 50 10) 名前 コメント
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『器』、もしくは眠り姫 仲間との合流を目指して、恐る恐る夜の住宅街を歩いていたナミが、その少女と出会ったのは殆ど偶然だった。 どこからともなく聞こえて来た子どもの泣き声。子どもをどうしても放って置けないナミだからこそ、その遠くから聞こえるか細い声に気付けたのだろう。 ナミは声のする方へと歩いて行き、そして物陰に隠れるピンク髪の少女を見つけた。 「……あなた名前は?」 「び、びゃあああああああああああ!」 優しく声を掛けたつもりだったが、帰ってきたのは大きな泣き声。 ナミの半分程しかない小さな体躯。涙に滲んだ、くりくりとした大きな瞳。 まるで小さな子どもだった。 ナミは無意識の内に、過去の自分を重ねてしまう。 魚人の海賊に占領された故郷。親は殺され、自分は測量の腕を買われて、海賊団の仲間とされた。一億を差し出せば故郷を解放するという約束。海賊相手に泥棒を繰り返し、金を貯め続けた日々。 味方はいない。頼れるものもいない。ただ故郷の無事だけを望んで戦い続けた日々。 あの地獄の日々が、地獄の日々に泣きじゃくる自分の姿が、目の前の少女と被る。 ナミは口を結び、少女を見据える。 「聞きなさい!」 一喝。 恐怖でパニック状態にある少女であったが、その鋭い声に驚愕し、初めてしっかりとナミの方を見る。 膝を折り、視線を合わせて、ナミは優しく語りかける。 「今はとっても危険な状況なの。この場から無事に生き延びるには、私の力だけじゃなくて、貴方の協力も必要よ。だから、教えて。貴方の名前を」 真っ直ぐに想いを口にする。 少女は、ナミの言葉を黙って聞いていた。 そして、数秒後、 「……アーニャ。アーニャ・フォージャー、です」 名を答える。 震えながら紡がれた名前。 ナミはその名を胸に刻む。 「私はナミ。大丈夫よ、アーニャ。貴方を絶対に帰してあげる」 ナミが口にした絶対に、根拠なんてある訳がない。 ただそうしなくてはいけないという使命感から出た、アーニャに対する、そして己にも対する誓い。 ナミの真っ直ぐな瞳に、真っ直ぐな言葉に、真っ直ぐな心に、アーニャは一瞬涙を止めた。 「……アーニャ、お母さんとお父さんはいる?」 「……いる。ちち、はは……」 伏し目がちに告げられた言葉を、ナミは笑顔で受け止めた。 安心させるようにアーニャへ笑いかけながら、ナミは口を開く。 「そう、じゃあ約束。あなたを絶対に両親の元に送り届けるわ」 「ちち……はは……うわぁぁぁああああん!!」 再び零れる涙。 だが涙の理由は恐怖だけではなくなっていた。 泣きじゃくる少女を優しく抱き止めながら、ナミは決意を固くした。 そして、数分後。 ナミはアーニャと手を繋ぎながら、暗闇の住宅街を歩いていく。 天候は晴れ。雲ひとつなく満月が街を照らしている。 空は、異質だった。 航行の標となる筈の星々はなく、ただ満月だけがそこに在る。 空だけ見ていると、まるで自分が異世界に紛れ込んだみたいであった。 (訳分かんないわね……) 新世界を渡る実力を持つ航海士であるナミからすれば、気温や湿度も異常だ。 気温は適温、湿度も不快感のない最適なもの。だが、変化の兆しが見えない。まるで管理された室内のようだった。 それが、異質であった。自然界ではありえぬ環境。 実験室。思わずそんな言葉がナミの脳裏に浮かぶ。 プレシアはこの行為を『実験』と称した。ならば、今自分達がいるこの空間は、まさに実験室だ 気温や湿度も最適に管理され、『実験』を行うに最適な環境が提供されている。 『実験』にーーーつまりは、殺し合いをする為にーーー最適な環境。 人間たちを殺し合わせる為に、何らかの労力を費やしてまで環境を整えるという、狂気じみた行為に、ナミは怖気が走るのを感じた。 (……大丈夫よ。この場にはルフィがいる。あいつまで巻き込んだのが運のツキよ。あいつならこんな『実験』なんて、めちゃくちゃにしちゃうんだから!) アーニャには強がったナミであるが、当然恐怖はある。 だが、それ以上に信頼があった。 自身の船長であるモンキー・D・ルフィに対する信頼が。 海賊王を目指して旅を続け、大きな挫折を経て成長し、遂には四皇の一角すら撃破し、その席に至った男。 どんな絶望的な状況でもルフィがいると思うだけで、気力が湧いてくる。 ルフィなら何とかしてくれる。 強く、純粋な信頼が、そこにはある。 (やっちゃいなさいよ、ルフィ! 今日ばかりは止めないわ! 全部ぶっ飛ばしちゃいなさい!!) 心の中で握り拳を掲げるナミ。 「……なみ、ばいおれんす」 いつの間にか泣き止んでいたアーニャが、隣人を見上げながら小さく呟くが、その声が届く事はない。 怒りと気合が満タンのナミと、そんなナミに手を引かれるアーニャ。 二人は並んで歩きながら、夜の住宅街を進んでいく。 (……!) そんな最中、アーニャの様子に変化が観られた。 突然顔を上げ、遠くの方角を見つめ出したのだ。 視線の方角は南東。小山があるエリアだ。 「どうしたの? アーニャ」 ナミの問い掛けに、アーニャは答えない。 まるで何かに取り憑かれたようにその方角を見つめていた。 「だれか、よんでる」 ポツリと溢すと同時に、アーニャが走り出した。 「ちょ、ちょっと! 待ちなさい!」 ナミも慌てて、後を追う。 どこに誰が潜んでいるかも分からない現状だ。下手な行動は最悪の事態に繋がりかねない。 追いついたナミはアーニャの襟首を掴んで、引き留める。 「待ちなさいって。一体どうしたのよ、いきなり」 「おんなのこがよんでる。あのやまのほう」 そう言いアーニャが指差す方角は、やはり南東。 小山がある方角。光る謎の地図が確かであれば『柳洞寺』という施設があるらしい。 「呼んでるったって……何も聞こえないわよ?」 「あ、アーニャは、みみがいい……。ちっちゃなこえでも聞こえる。たしかに『たすけて』って言ってる」 ナミも耳を澄ましてみるが、やはり声は聞こえない。 だが、アーニャが嘘を吐いているようには見えなかった。……不自然に何かを誤魔化してる気はするが。 (まさか……) 気まずそうな表情で視線を逸らすアーニャに、ナミは過去の冒険の経験から、ある可能性を思いつく。 似たような光景をナミは何度か目にした事があった。 例えば空島で。 他者には知覚できない『声』を聞き、人々の無事を判別できた少女がいた。 例えばゾウで。 他者には知覚できない『声』を聞き、誰もが意思疎通を計れないとしていた巨像と意志疎通をした子どもがいた。 (……この子、見聞色の覇気が使える?) 見聞色の覇気。 ナミの仲間にも使える者がいる。 だが、その効力は各個人によって異なる。 先のように、特定範囲の人物の無事を知る事ができるもの。 遥か遠方にいる人の姿を見透かすもの。 戦闘時に於いて、極短時間の未来を見通すもの。 少女がどの見聞色にあたるかは分からない。 だが、他者……少なくともナミには知覚できない『声』を聞くことができる。 そう考えると、アーニャの行動に筋が通る。 「アーニャ、確かにその『声』は助けを呼んでるのね」 「う、うん。おんなのこのこえ」 誰かが助けを求めている。 しかも、アーニャの言葉を信じるのならば、またもや女の子が。 ナミは小さく息を吸い、決意を固める。 「……行きましょう。アーニャの言う女の子を助けるの」 ナミの言葉にアーニャの表情が明るく染まる。 助けを求めている声、しかもアーニャが言うにはまた少女の声との事だ。 見聞色で聞いた声である以上、虚偽の情報という事もないだろう。 ナミにそれを無視する事は出来なかった。 「なみ、やさしい」 「ありがと。……これでも海賊なんだけどなあ」 苦笑するナミを頼もしげに見上げるアーニャ。 二人は手を繋ぎながら、『柳洞寺』に向けて歩いていく。 ◇ 「このやまから、こえ、きこえる」 そして、『柳洞寺』が鎮座する小山の麓に二人は辿り着いた。 麓からはまっすぐに階段が伸びていて、山頂……おそらくは『柳洞寺』まで続いているのだろう。 (着いた……けど) ナミは、その小山にどこかおどろおどろしい雰囲気を感じずにはいられなかった。 まるでここだけ気温が数度下がったような感覚。 上にビキニ、下にデニムと比較的薄着なのもあるが、気味の悪い肌寒さを感じる。 加えて、石段の始まり。 その周囲の地面が抉れ、割れている。中には壁のように不自然に盛り上がっている地面もあれば、それも粉々に砕けている。 既に何者かが戦闘をした痕。 隆起した地面からして、少なくとも一人は、悪魔の実の能力者がいた可能性がある。 「……ゼウス、警戒して」 ナミは険しく表情を固めながら、自身の切り札を豊満な胸の間から取り出す。 取り出すは、『魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)』。 ナミの声掛けに反応して、『魔法の天候棒』から白い煙が噴き出てくる。それは、小さな白雲となってナミの傍に留まった。 『OKだよ。ナミ』 そして、突如白雲に目と口が現れたかと思えば、言葉を話した。 一部始終を見ていたアーニャの目が、驚愕に見開かれる。 「くもが、しゃべってる」 『おいらはゼウス。よろしくな、アーニャ』 「よろしく、おねがいします。………なみ、まほうつかい?」 「あはは、魔法みたいな技術だけど、魔法じゃないの」 「じゃあ、かいぞくのひみつどうぐ……?」 「うーん。まぁ、そんなものかしら」 「かいぞく、すごい……!」 らんらんと瞳を輝かせるアーニャ。 子どもだからこその純粋な反応に、ナミも思わず笑ってしまう。 異様な雰囲気に気後れしていたナミだが、天真爛漫なアーニャに活力を貰った。 よしと気合を入れ直したナミが、石段へ足を掛ける。 その、瞬間であった。 「■■■■■■■■―――――――――!!!!!」 山が、吼えた。 いや、山が吼えたかのような咆哮が、轟いた。 ただの音ひとつで世界が揺れ、まるで身体が芯から揺さぶられるかのようだった。 何が、と疑問に思う暇もない。 咆哮と共に山の中腹から飛び出したそれが、放物線を描いて宙を舞い、凄まじい勢いでナミの眼前に降り立つ。 着地と共に、抉れる地面。 飛び散る礫はそれだけで人を傷付ける凶器であったが、ナミはそれらに構う事ができなかった。 宙から現れたそれに、意識の全てが囚われていたからだ。 ざっくばらんに伸びた髪。浅黒い肌。 はち切れんばかりの筋肉に覆われた肉体。 瞳は朱に染まり、理性を感じ取る事はできない。 「■■■―――――――――!!!」 それが、咆える。 音はもはや衝撃となってナミの全身を叩いた。 許容を越える声量に思わず耳を塞ぐが、それでも尚、脳髄を突き刺すような鋭い感覚があった。 『ナミ!』 危険をいち早く察知したのは、ゼウスだった。 四皇が力の片鱗として、『偉大なる航路』に君臨してきた経験が、ゼウスを突き動かしていた。 主の命を待たずに、漆黒の雷雲となり、それに踊りかかるゼウス。 ゼウスがそれに触れると同時に、極大の雷撃が発生する。 余波だけで、直径十数メートルからなる空間を蹂躙する。全てが炭化し、破壊される。 中心にいるそれには、どれだけの電力が流れているのか想像もできない。 人一人を殺すには余りある程の電撃が炸裂しーーーだがしかし、それは倒れない。 皮膚が炭化し、肉が燃え尽き、骨身が見える。ゼウスの雷撃は確かに、その肉体を破壊せしめた筈だった。 なのに、それは倒れない。 それどころか、雷撃が止むと同時に、まるで映像の巻き戻しを見るように肉体が元に戻っていく。 数秒後にあったのは、変わらぬ狂気の瞳だった。 その視線が、真っすぐにナミを射竦めた。 「うそ……」 無意識に、口から溢れた絶望。 怪物。 その二文字が脳裏を過ぎる。 頼みのゼウスも、自身の渾身が通用しなかった事実に、唖然と表情を固めていた。 それは、ゆっくりと此方へ手を伸ばしてくる。 近づく大きな手は、まるで死神の鎌のように、ナミには見えた。 そして、 「アーニャたち、わるものじゃない。おんなのこ、たすけにきた」 気付いた時には、アーニャが一歩前に出ていた。 両の手を大きく広げて、まっすぐに怪物の瞳を見つめて、少女が語りかける。 余りに予想外のアーニャがとった行動に、息を呑むナミ。 その手を引き、自身の元に引き寄せようとする。 だが、アーニャはその場から動こうとしない。 怪物の狂気が見えていなかったのか、その表情に恐怖はない。 ただ、語りかける。 穏やかな声で、そうするのが当たり前のように語りかけている。 「アーニャ、もどって!」 縋るように叫ぶナミであったが、やはり、その言葉は届かない。 アーニャは、じっと怪物の紅い瞳を見つめていた。 そして、数秒。 ナミからすれば永劫に長く感じた静寂の後に、巨人が動いた。 アーニャの小さな胴体を掴みーーーその肩に乗せる。 「おおお~~~~たか~~~~い!」 目を輝かせながらアーニャは、声をわかせた。 怪物は危害を加えるでもなく、雄叫びを上げるでもなかった。 慈しむような、優しさを感じさせるような所作でアーニャを肩に乗せたのだ。 「は……?」 ナミは困惑に眉を寄せながら、その様子を見ていた。 怪物は、先刻まで確かに殺気を撒き散らしていた。 洞窟の奥底に潜む化け物のように咆哮をあげ、破壊を振り撒きながらナミの眼前に降り立った。 だというのに、この変わりようは何なのか。 アーニャの一言が、そこまで眼前の存在に影響を与えたのだろうか。 だとしても、何故ーーー。 「きょじんさん、ナミものっけてあげて」 「え」 直後聞こえてきたアーニャの一言に、ナミの思考が止まる。 ふと顔を上げると、そこには鋼鉄のような胸板が目の前にある。 更に視線を上に向けると、無言で此方を見下ろす赤色の瞳が。 「…………」 「あ、あはは……」 苦笑いと愛想笑いをぐちゃぐちゃにかき混ぜたような笑みを浮かべるナミを、怪物は無表情に見やる。 「わ、私は遠慮しとこうかしら。巨人の肩に乗ったら死ぬ病を患っててーーーって、ちょ、ちょっと!」 やんわり拒否するナミを無視して、沈黙のまま担ぎ上げ、アーニャがいる側と反対の肩に乗せる。 そうすると、怪物は歩き始めた。 肩に乗る二人を気遣うようにゆっくりと、石段の一つ一つを登っていく。 「あわわ……」 「ナミ、だいじょうぶ。きょじんさんはあぶなくない」 焦るナミとは対照的にどこまでも平然とした……楽し気ですらある様子のアーニャ。 ナミからすれば、最初のあの怪物の行動を見ていて何がどう危なくないのか理解不能であるが、もはやどうしようもない。 落ちないよう、必死に怪物の髪を掴み、行く末を見守るしかなかった。 怪物が進んでいく。 石段の半ばで横道に逸れ、鬱蒼とした森林の中へと入っていく。 湿気を帯びた空気が肌に纏わりつき、不快感を脳に伝達する。 殺し合いに最適な環境下にある中で、この森林はやはり異質な雰囲気であった。 歩き続けて更に数分、洞窟の入り口へと怪物は辿り着いた。 洞窟とは言ったが、その入り口は狭く、高さも低い。 どう見てもその巨軀が通れる様な広さではないが、それでも怪物は構う事なく進んでいく。 ぶつかる、と目を閉じるナミであったが、次の瞬間には壁を通り抜けていた。 どうやら一部の岩壁は本物ではなく、そう見せるように擬態させていたようだった。 「なに、ここ……」 「おお~きれい……」 思わず感嘆がナミとアーニャの口から漏れる。 月光も届かない筈の洞穴は、岩壁のそれ自体が緑色に淡く発光し、僅かながら視界を確保していた。 とても自然現象のそれとは思えないが、ナミの知識にその現象に答えられるものはない。 怪物だけが特に感慨も持たず、足を先へと進める事に専念していた。 洞穴は底を見せず、どこまでもどこまでも、奥へ奥へと続いていく。 山に辿り着いた時からあった不快感が増しているように、ナミには感じた。 怪物に揺られて、進んでいく。 洞穴を進み、崖を下り、不自然なまでに開けた広場を抜けると、そこに(底に?)到達した。 広大な空間。 天井は闇に沈み、どれほどの高さがあるか最早分からない。 巨大な鍾乳石が何十と地面から生え、その歴史の深さを物語っている。 中心には、そこだけがまるで整備されたかのように、最奥はと続く石の道がある。 そして、道の終着には、紅く光る『何か』があった。 「すごい……」 二人がそう漏らしたのは、恐怖や畏怖からではなかった。 ただ単純に、そのスケールに、余りに幻想的な光景に、息を漏らした。 長い航海の中で、数多の信じられない現象を見てきたナミであっても、この光景は心を揺さぶるに値した。 「おおー……」 隣にいるアーニャも同様だ。 驚愕と感動に言葉を無くして、暗闇の奥深くで輝くルビーのような光を見つめていた。 そして、同時に気付く。 洞窟の終着点。そこに、彼女を呼んだ者がいることに。 「ナミ、あそこ」 道の終着、紅き光の麓に、その少女はいた。 岩の塊を切り出してできた寝台に横たわる、白銀の衣装に身を包んだ銀髪の少女。 両眼を瞑り、眠っている。 いや、余りに微動だにしないその様子に、最早眠っているというよりも、死んでいるようにナミには見えた。 だけど、徐々に接近するにつれて、僅かに胸が上下に動いている事が分かる。 怪物は少女の近くまで辿り着くと、腰を落とした。 どうやら、ここが終着点であるらしい。 二人は十数分振りの地面に降り立ち、視線の先で眠る少女を見つめる。 「……この子がアーニャを呼んだの?」 「たぶん……」 怪物は、やはり何も語らない。 ただし、眠る少女を見つめる瞳には、何か想いが込められているように、ナミには感じた。 「しんぱいするな。アーニャにまかせとけ」 ぽんと、怪物の足に手をやり、まるで励ます様にアーニャが言う。 気のせいだろうか、怪物はこくりとうなづいた様に見えた。 ふふんと、鼻をならしながら、アーニャは少女の元へと駆け寄っていく。 そして、何かに集中するように瞳を閉じて、立ち尽くす。 洞窟の奥の奥に秘匿された少女と、少女の存在を知り、その元へと導いた怪物。 広大な謎の洞窟に、深淵で輝く紅き灯火。 「……どうなってるのよ、一体」 何もかもに理解が及ばぬ中で、ナミは小さく息を吐く。 彼女が辿り着いた此処に何が秘められているのか、今はまだ誰にも分からなかった。 【ナミ@ONE PIECE】 状態:健康、困惑 装備:魔法の天候棒@ONE PIECE、基本支給品、ランダム支給品×0~2 思考:アーニャを守り、仲間と合流する。あの少女は…… 【アーニャ・フォージャー@SPY×FAMILY】 状態:健康 装備:基本支給品、ランダム支給品×1~3 思考:おんなのこのはなしをきく。きょじんさんはやさしい。なみもやさしい。ちちとははとあいたい 【バーサーカー@Fate/stay night】 状態:健康 装備:基本支給品、ランダム支給品×1~3 思考:??? 前話 次話 猜疑心は猫を壊す 投下順 [[]] 猜疑心は猫を壊す 時系列順 [[]] 前話 登場人物 次話 START ナミ START アーニャ・フォージャー 猛獣警戒区域 バーサーカー
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不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 GAME ID 経験値MAX 力MAX HPMAX ギタンMAX ステータスシレン アスカ センセー コメント GAME ID RFSJ8P 経験値MAX 04CD5E38 0098967F 力MAX 04CD5E07 00000063 04CD5E09 00000063 HPMAX 04CD5E00 270F270F ギタンMAX 04CD5F02 000F423F ステータス シレン [HP] 04CD5E00 01F401F4 [力99] 02CD5E06 00000063 02CD5E08 00000063 [満腹] 02CD5E2A 0000270F アスカ [HP] 04CD5E54 01F401F4 [力99] 02CD5E5A 00000063 02CD5E5C 00000063 [満腹] 02CD5E7E 0000270F センセー [HP] 04CD5EA8 01F401F4 [力99] 02CD5EAE 00000063 02CD5EB0 00000063 [満腹] 02CD5ED2 0000270F [一個目の道具] 00CD7198 00000001 00CD71YY 000000ZZ 00CD71AC 00000063 00CD71AD 000000XX 00CD71B1 00000063 ※説明 YY = A0~AB XX = 01~0C 00CD7198 道具ID(有USB GECKO 80CD7198) 00CD71A0~00CD71AB 印ID(最多12) 00CD71AC 強化限界 00CD71AD 印数(最多12) 00CD71B1 強化数值 ※印列表ZZに入力 00 = 無 01 = 金 02 = 竜 03 = 仏 04 = 目 05 = ド 06 = 月 07 = 水 08 = 解 09 = 空 0A = 掘 0B = 壊 0C = ∞ 0D = 必 0E = 会 0F = 三 10 = 貫 11 = 閃 12 = 裂 13 = 八 14 = 肉 15 = 縛 16 = 後 17 = 遅 18 = 睡 19 = 乱 1A = 縫 1B = 封 1C = 潰 1D = 崩 1E = 破 1F = 捨 20 = 生 21 = ス 22 = 火 23 = 扇 24 = 金 25 = 盗 26 = 地 27 = 見 28 = 竜 29 = 腹 2A = 重 2B = 健 2C = サ 2D = バ 2E = 捨 2F = 福 30 = プ 31 = ゲ 32 = 身 33 = 丼 34 = 止 35 = 祭 36 = 大 37 = 銭 38 = 換 39 = 罠 3A = 回 3B = 幸 3C = 壁 3D = グ 3E = 透 3F = 遠 40 = 山 41 = 下 42 = 会 43 = 痛 44 = 鑑 45 = 垂 46 = 飛 47 = 爆 48 = ワ 49 = 守 4A = 魔 4B = 盾 4C = 錆 4D = 祓 4E = 保 4F = 混 50 = 眠 51 = 毒 52 = 盗 53 = 着 54 = 炎 55 = 力 56 = 覚 57 = 忍 58 = 裏 59 = 5A = 根 5B = 5C = 銀 5D = 飯 5E = 握 5F = 腐 60 = 薬 61 = 弟 62 = 命 63 = し 64 = 天 65 = く 66 = 不 67 = 超 68 = 迷 69 = 氷 6A = 識 6B = 奥 6C = 奥 6D = 追 6E = 双 6F = 値 70 = 技 71 = 鋼 72 = 熱 73 = 影 74 = 知 75 = 樹 76 = 雷 77 = 土 78 = 気 79 = 幻 7A = 鋼 7B = 熱 7C = 影 7D = 知 7E = 樹 7F = 雷 80 = 土 81 = 気 82 = 幻 83 = 鋼 84 = 熱 85 = 影 86 = 知 87 = 樹 88 = 雷 89 = 土 8A = 気 8B = 幻 8C = 属 8D = 受 8E = 金 8F = 金 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【作品名】風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】アビスドラゴン 【次鋒】冥王 【中堅】センセー 【副将】アスカ 【大将】シレン 【備考】砲弾:半径約15930kmの爆発を起こして範囲内の岩壁を跡形も無く粉砕することができる 【備考】特大チンタラ: ものすごく 大きいチンタラ。 その大きさは 岐阜県と同じくらいと 言われている。ただし ゲーム上で見ると そんなに 大きく感じない。不思議! チンタラの謎(根狐魔子器ブック)より こいつが1マスに収まるので、1マスの大きさは直径約10,620km程になる。 1マップの大きさは横56マス、縦34マスなので、横594720km、縦361080km。 かなしばり:何らかの攻撃を当てるまで行動不能にさせる。 特大チンタラでも行動不能になる、幽霊や機械にも有効 封印:特技や特殊能力が使えなくなる 魔法・壁抜け・炎・瞬間移動・爆発・浮遊などの生来から備わっている能力が使えなくなる 特大チンタラ並みの大きさの敵までに有効 テンプレメンバーの攻撃は全て幽霊に当てられる 【名前】アビスドラゴン 【属性】ドラゴン 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】噛み付き:一撃で砲弾の直撃以上の威力 炎:炎を吐く、砲弾の直撃3発分の威力 射程594720kmで弾速はそれを瞬時、何度でも吐ける 軌道上にある壁を透過して対象に直撃する 【防御力】砲弾の直撃に7発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】シレンが1回行動する間に二回鎌で斬り付けられる、他はシレンと同等 【名前】冥王 【属性】幽霊 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】鎌:一撃の切り付けで砲弾の直撃以上の威力 【防御力】幽霊であり壁を透過して移動できるので物理無効だろう 素の防御は砲弾の直撃に3発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】シレンと同等 【特殊能力】壁を透過して移動できる 【名前】センセー 【属性】風来人、住所不定無職 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】大将と同じ 【防御力】大型地雷の爆発に1度耐えて戦闘続行可能 【素早さ】大将と同じ 【特殊能力】大将と同じ 巨大なおにぎり:食べると満腹度が全回復する、10個所持 【短所】30分ぐらい動くと満腹度が0になり、そのまま1分程動くと餓死する 【名前】アスカ 【属性】風来人、住所不定無職 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】全て大将と同じ 【名前】シレン 【属性】風来人、住所不定無職 【大きさ】成人男性並 【攻撃力】素手一撃で砲弾並みの威力の打撃 秘剣カブラステギ:1m程の片手大剣。砲弾の約13発分程度の破壊力を持つ。 以下の能力を持つ。 幽霊を普通に斬れる、錆びない 射程31,860km先まで斬撃が届く 5回中に1回の確率で、斬撃が当たるとかなしばり・封印状態にする 【防御力】素の状態では大型地雷の爆発に1度耐えて戦闘続行可能 ラセン風魔の盾:盾は装備さえしていれば動けなくても背中からであっても同様の防御力と能力をシレンは持つ。 砲弾の直撃に12発まで耐える敵を一撃で倒す地雷を何度踏んでも死なず、戦闘続行可能(2回以上踏むと瀕死) 地雷で体力半減がすむだけのシレンを瀕死にする大型地雷を何度踏んでも同様に戦闘続行可能(1回以上踏むと瀕死)(盾の能力で体力が半減するだけですむ) (地雷と大型地雷は砲弾と同様厚さ約15930km程の岩壁を粉砕する半径約15930kmの爆発が起きる) 以下の能力を持つ。 持ち物を奪い取られなくなる、爆発・火炎によるダメージを半減させる(最大:大型地雷)、 近接格闘攻撃をされた場合受けたダメージの1/2を攻撃者にも与える。 近接格闘攻撃をされた時に5回に1回の確率で相手をおにぎりに変える、特大チンタラ並みの大きさの敵までに有効 【素早さ】長距離移動は秒速3540km程度。短距離踏み込み(約10,620km程度まで)ならば倍は早い 反応は自分並みの移動速度で切りかかって来たり噛み付いてきたり殴りかかってきたりする敵の攻撃を受け流したり、カウンターを叩き込める反応 【特殊能力】横594720km、縦361080km以内の敵、アイテム、罠を認識可能。 目が見えない、眠っている、金縛りにあいピクリとも動けない時でも回避能力は変わらない。 腹が減らず餓死することがない、眠らない、物を拾えばそれが何なのか解る、眠っている者の隣を歩いても起こさない、 幽霊・透明な敵を視認・認識可能、地面に隠された罠が見える、毒が効かない。 自然回復:ダメージを受けてもまだ戦闘可能ならば瀕死の状態であっても10分程度で完全に回復する。 白紙:もんすた:読むと即座に横594720km、縦361080km。以内にいる敵を抹消する。特大チンタラ並みの大きさの敵までに有効その後周囲にモンスターと罠・アイテムが配置される。 白紙:ぜんめつ:読むと即座に横594720km、縦361080km。以内にいる敵を全滅させる。特大チンタラ並みの大きさの敵までに有効一撃死効果。 (最大の敵は特大チンタラほど、最も丈夫な敵は砲弾12発に耐える ) 参戦 vol.116 448-450
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【Tags Miku PENGUINS PROJECT tS N】 Original Music title 眠り姫 English music title Sleeping Beauty Romaji music title Nemuri Hime Music Lyrics written, Voice edited by PENGUINS PROJECT Music arranged by PENGUINS PROJECT Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics Romaji lyrics (transliterated by motokokusanagi2009): nagai yume kara ne watashi me ga sameta no kokoro ugoki dasu anata no kuchizuke de kizuite koko ni kizuite fukai jukai no naka tsumetai shiro no naka de watashi wa matteru bara iro atsui Heart kōri tsuita mama de hiroma no hashira dokei nijūku ji o utsu hyaku nen no kodoku torawarete sore demo watashi ga motometa mono wa FREEDOM toki mo basho mo koe chi nurare tozasare ibara no michi tsuki yaburi watashi no te o toreba anata wa hontō mp lptae p shiori nagai yume kara ne watashi me ga sameta no kokoro ugoki dasu anata no kuchi zuke de kizuita watashi kizuita kawari sugita keshiki hiroma no hashira dokei mō ugoka nai no zenseiki no dress nante hayaku kigae nakccha jidai okure budōkai ni kyōmi wa nai no anata to deatta sono toki ni mezameta watashi ga te ni ireta mono wa DREAMING yume o tori modosu kagi anata to issho ni te o tsunagi monochro no shiro o nuke dasu noyo kyō kara sekai wa sono iro o kaeru hyakunen no kodoku torawarete sore demo watashi ga motometa mono wa FREEDOM toki mo basho mo koe chi nurare tozasare ibara no michi tsuki yaburi watashi no te o toreba anata wa hontō no kotae o shiru nagai yume kara ne watashi me ga sameta no kokoro ugoki dasu sono yasashisa ni nē zu~tto issho dayo mō hanasanaide yone itsuka mata nemuru hi made anata o aishiteru []