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相合思い傘 鷲尾須美 進化前 進化後 CV 三森 すずこ ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 踏ん張り 速度 CRT コスト SP 遠射型 黄 SSR 2180 2530 D D D+ 34 28 リーダースキル 私に寄り添って 全属性の勇者のCRT+400 必殺技 国防弓・村雨 種別 効果 ゲージ 技再使用時間 連撃 5倍ダメージをライン範囲の敵に8回与える 5 20秒 アビリティ ちょっと照れますね 発動条件 効果 弱体 敵攻撃による弱体時、仲間全員のHPを20%回復、自ペアの攻撃ペース+4%、ATK+2%(発動上限 15回) 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 三回目神花 四回目神花 SR刑部狸(黄) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 5 SSR刑部狸(黄) 全開突破報酬 SR刑部狸(黄) 最高級技うどん玉x20 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 - - 上限Lv50 - - 上限Lv70 - - 上限Lv99 - - 上限Lv150 2,048,000 勇気の結び目・魂x1 勇気の結び目・絆x1 勇気の結び目・花x1 勇者絵変更神花解放数 2回 ボイス 1 - 2 - 入手方法 期間限定ガチャ絢爛大輪祭 名前
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6月。梅雨の陰鬱な空気が纏わりつく… 学校の授業が終わったから塾への支度をしていたの。 教室にはまだ多くの生徒が残っているのは中間考査が間近に迫っているからでしょうね。 …でも、いて欲しい人は見当たらなかった。少なくともこの教室にはもういないみたい。 僕が彼と交流するようになって既に2ヶ月が過ぎた。そして放課後は毎日一緒だった。それも塾に一緒に行くために。 僕を毎日律儀に送ってくれる彼。 その彼が十分ほど待っても現れなくてガックシ。 僕のこと忘れて行っちゃったのかな?と思いションボリ。 普段より1.46倍くらい重い足取りで昇降口へ向かう僕。 はぁ…キョンくぅん…どこに行ったの? 靴を履きながら外を見てみる。 僕の心を表すように… …鈍色の雲から涙が落ちていた… そういえば折り畳み傘が鞄に入ってるのよね。 キョン君はきっと帰ってるよね。今日は僕一人で行こうと決意し外に出たの。 「遅いぞ。お前はどこで油売ってたんだ」 きょ、キョン君!?何故ここに? ま、まさか僕を待っていてくれたのかな?ち、違うよね?全然違うよね!?自惚れちゃいけないよね? 「何を驚いてるんだ、お前は。待っててやったんだからもう少し嬉しそうにしろよな」 いぃよっしゃあぁぁぁぁぁぁぁああっ! キョン君が!僕のために!待っててくれた! これは、 『僕の人生で嬉しかった事ランキング』で堂々の1位だよ! やったねキョン君!でも満足しないでね。もっと良い思い出作ろうね! キョン君!好き!好きなのっ!愛してるのっ! 「ところでお前、傘はどうしたんだ?早く行こうぜ。傘を差してても雨が横から入ってくるからな」 そうだ!僕は傘を鞄から取り出そうとしていたんだ。でも…傘を取り出さなかったら?キョン君の傘と?相 合 い 傘! 「今朝は天気予報を見るのを失念してしまって生憎だが傘を持参していないんだ。キョン、良ければキミの傘に入れてはくれないだろうか」 よし!グッジョブ!僕! 「ああ、全然構わないさ」 よし!グッジョブ!キョン君!大好き! 「はぁ…」 相合い傘というのが意外に疲れるものだと初めて知った…キョン君の傘が狭かった事も理由だけど…まさか…ずっと肩を抱かれてるなんて思いもよらなかったな 「ブクブクブク…」 今は凍えた体を入浴で温めているところ。だけどキョン君と一緒だったから心は温かいんだ。 それにしてもキョン君はいつになったら僕の気持ちに気付いてくれるんだろうか… 「ブクブクブク…」 まあキミの前だと素直に慣れず少々計算高い僕になってしまうんだけどね… でも僕が内心こんな事を考えてると知ったらキミはどうなるだろうか… 「ふう…」 早く気付いて欲しいよ… 「キョン君のバカ…」 ううん、これは嘘。 「大好き…」 僕自身の心からの呟きを漏らしキョン君にずっと抱かれていた肩をさすってみる。 それだけで…明日も頑張ろう、そう思えた。 END
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「うちに、泊まりに来ん?」 授業の終わり、先生が出て行くと同時に教室に入ってきたゆかちゃんの第一声がそれ。 「ん?」 教科書をしまう間もなく、聞き返した。 「明日お休みだから、」 「うん」 「うちに遊びに来なさい」 「なんでちょっと命令口調なんよww」 「…嫌?」 寂しげに首を傾げたゆかちゃんに私は『NO』とは言えない。 「嫌じゃないよ、むしろ嬉しいw」 まぁ、言うつもりも無いけど。 「じゃあ、のっちんち寄って、服もって、、、」 「お菓子買って、ジュース買って?」 「うん、じゃあ放課後、教室で待っとってね?」 ゆかちゃんは私の頭をポンポンと撫でた。 「わかった」 「ふふw楽しみw」 「うん、のっちも楽しみ」 楽しみ… 本当に、楽しみだったんだ…。 待つのは苦じゃない。 ゆかちゃんを待っているなら尚更。 こうして静かな学校で、耳を澄ますと、ゆかちゃんの足音さえも聞こえそうだ。 「あー…雨降りそ、、」 ベランダで空を仰いだ。空にはどこからともなく黒い雲。 「雨の匂いせん?」 隣のあ〜ちゃんも同じ様に空を見上げ、鼻を利かす。 「えっ?そう?」 真似てみるけど、 「わからん」 匂いはしない。 「雨降り出す前に帰ろっかなぁ…」 あ〜ちゃんは教室に入ると、私の机に置いてあった自分のカバンを持つ。 「あっ!のっち傘ない!」 「ゆかちゃんが持っとるじゃろ」 「相合い傘!」 「ヨカッタネ」 「感情がこもってないよw」 「こめてないもん」 「ヒドっ」 ヒドいよ〜なんて嘆きながら上体を反らし、顔をベランダから出す。 視界一面の曇り空から、一粒落ちてきた。 「あっ、雨」 「嘘!もう降ってきたん!?」 「うん、早よせんと靴ビダビダになるよ!」 「あー!雨さん待って!のっち、じゃあね!」 勢い良く出て行ったあ〜ちゃんに、 「あっ!うん、気をつけてね〜!!」 私の声は届かなかったと思う。 —…ガラガラッ 教室に響いた私の声が消える頃。 顔を見せたのは、待ち人ではなくて… 「少しお話良いですか?」 見覚えのある、彼だった。 顔を見せたのは学際でゆかちゃんと看板作ってた子。 「あっ…えーっと」 「暇ですよね」 —…ザァー …確かに、暇だ。 でも、その攻撃的に投げられた言葉に少なくともイラっとはした。 「なんですか?」 ベランダから教室に入り、自分の机に腰掛ける。 少し高くなった視界に、彼は容赦なく近づいてきて、 「樫野と付き合ってますよね」 私を見下ろした。 その目が何を考えているのか解らなくて、怖かった。 でも、それを悟られるのもまた怖くて、ギリギリに笑ってやった。 「はい、そうです」 「樫野から告白したんですか?」 「…私からです」 「そうですか」 「はい」 目の色一つ変えない彼が、フッと視線を窓に移した。 「お願いがあるんです」 —…ザァー 降り出した雨が勢いを増し、彼の声までも消えるんじゃないかと思った。 いや… 「樫野と別れてくれる?」 —…ザァー 出来る事なら、消してほしかった。
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かがみ「こなたー。それとってー。」 こなた「これ?はい」 かがみ「さんきゅ!」 つかさ「大分出来上がってきたねー」 かがみ「そうね。これなら学祭まで余裕で間に合いそうだわ」 つかさ「あ、あんまり嬉しくないけど…」 かがみ「つかさはお化け苦手だもんね。反対してたのは、最後まであんた一人だったし。お化け屋敷」 つかさ「だって…」 かがみ「とりあえず進めるわよ。いいペースできてるっていってもサボってちゃ間に合わないし」 つかさ「……うん!」 こなた「かがみんかこいいー」 かがみ「あんたはいいから手を動かせ」 こなた「ぶー」 かがみ「あんたさっきから私が言ったことしかしてないじゃない。自分から動くとかする」 こなた「分かったょ。あっち手伝ってくる」 かがみ「よろしい」 つかさ「お姉ちゃーん。ちょっと来てー」 かがみ「んー?どうしたのよつかさ」 つかさ「あそこの照明、向きがズレてたから直そうと思ったんだけど…」 かがみ「けっこう高いわねー…ちょっと私やってみるわ」 つかさ「お姉ちゃん、ファイト!」 かがみ「んー。もう…ちょ…と…あと3センチ…くらいなんだけどなぁ」 つかさ「頑張ってお姉ちゃん、届きそうだよ!」 かがみ「ってつかさ!あんたちゃんと支え…あっ!」 つかさ「きゃっ!」 ドッカンガラガラミコス~ かがみ「いてて。つかさ、大丈夫?ごめん上に落ちて」 つかさ「う、うん。なんとか… お姉ちゃんこそケガない?」 かがみ「私も大丈夫。ちょっと待って、今よけるから」 ガララッ こなた「ただいまー。かがみーん、あっちはもう援軍いらなそ…お?」 かがみ「・・あ」 つかさ「・・あ」 こなた「・・・」 こなた「お、おじゃましゃーしたー」 かがみ「えっ!」 つかさ「えっ?」 こなた「むぅ・・」 こなた(つかさとかがみの間にいつの間にフラグが… 私の知らないとこでいつもあんな…) こなた「て、んな訳ないよネ。きっと事故かなんかで、偶然あんな状態になったんだよ戻ろ戻ろっ」 ~~ つかさ「こなちゃん、なんですぐどっか行っちゃったんだろーね。 なんかよく分からない事言ってたし」 かがみ「さ、さぁ?私がわかる訳ないじゃない(まさかこなたの奴…変に勘違いしてないわよね…)」 つかさ「あっ」 かがみ「? どうしたのよ」 つかさ「お姉ちゃんの手、ほらここ、少し切れてるよ」 かがみ「あぁ、ホントね。全然気付かなかったわ」 つかさ「私絆創膏持ってるよ~。ちょっと待ってて」 かがみ「いいわよ。たいしたケガじゃない、ってもう取りに行ってるし…」 つかさ「はい」 かがみ「え?」 つかさ「手、出して」 かがみ「なんでよ?」 つかさ「絆創膏、はってあげようかなぁって」 かがみ「ちょ、そのくらい自分ではれるわよ」 つかさ「ぅ・・・」 かがみ「・・・」 つかさ「・・・」 かがみ「…お願いします」 つかさ「うん!」 つかさ「うわぁ。お姉ちゃん、肌すべすべだねー」 かがみ「そ、そうかな。つかさこそ肌つるつるじゃない」 かがみ(うぅ…、はるなら早くはってくれ…) つかさ「えーお姉ちゃんの方が~~」 ガララッ こなた「やっほー。さっきは何かわ・・」 こなた(・・・) かがみ「!!」 つかさ「?」 ガラガラ パタン かがみ「! ちょっとこなた違っ!待ちなさいよっ」 ダッ つかさ「え?お姉ちゃん? ? こなちゃんもお姉ちゃんも変なの~」 こなた「・・・」 こなた(今度は手をとりあってたョ…) こなた「むぅ・・・」 かがみ「おーい!こなたー」 こなた「む・・」 シュタタタ かがみ「ちょっと!なんで逃げるのよ!」 かがみ「待ちなさいよ!話を聞きなさ…」 シュタタター こなた「ふぅ…」 こなた「あの焦りよう・・・ますますあやしい」 かがみ「………」 かがみ「こなたのヤツ…完璧に勘違いしてるわね」 ガララッ つかさ「あ、お姉ちゃん。どこ行ってたの?いきなり出てくんだもん。こなちゃんにお姉ちゃん、今日変だよ」 かがみ「そ、そうかな」つかさ「うん。絶対変d…」 かがみ「あ、もうこんな時間!今日は帰るわよ」 つかさ「…うん」 こなた「むぅ… 明日から二人にどんな顔して会えばいいんだろ」 こなた「い~や自然自然…別に気にすること…」 こなた「…って あれ?」こなた「あちゃー。降ってきたょ。傘は教室に置いてきちゃったし… …戻ろ」 トボトボ かがみ「あっ」 つかさ「どうしたの?お姉ちゃん」 かがみ「雨、降り出してきたわ」 つかさ「ホントだー。結構強いね~」 かがみ「たしか折りたたみが…」 つかさ「私も持ってきたよ~。」 かがみ「よし。じゃ、帰りましょ」 つかさ「あれ?そういえばこなちゃんは?」 かがみ「あ、あいつ?どうかな、先に帰ったんじゃないかな、たぶん」 つかさ「そうなんだ。バイトかな~?」 かがみ「そ、そうじゃない?」 バサバサミコス かがみ「あっ」 つかさ「?」 かがみ「穴あいてたわ…傘」 つかさ「あ、ホントだ… しかもけっこう大きいね…」 かがみ「まっ、今日はしょうがないわよね。 さ、帰りましょ」 つかさ「ダ、ダメだよ。それじゃぬれちゃうよ」 かがみ「だからしょうがないって。心配してくれるのは嬉しいけど…」 つかさ「あ、そうだ。私の傘にお姉ちゃんも入ればいいんじゃない?」 かがみ「え!?いいわよそんな。それに二人も入らないでしょその傘」 つかさ「大丈夫だよ。ほらっ」 かがみ「っとと。つかさ…ちょっとくっつきすぎじゃない?」 つかさ「え?そうかな~?」 かがみ「もう…」 つかさ「えへへー」 こなた「あ、あったあった」 こなた「さてとぉ、早いとこ帰ろーっと」 テクテク こなた「!……」 こなた「なぬ…」 こなた(こ、今度は二人で相合い傘…!いやでも相合い傘くらい別にふつ…) こなた「あれ?」 こなた「かがみ、傘持ってる…」 こなた(二人共傘持ってるのに、わざわざ相合い傘…) つかさ「でもやっぱり嫌だなー」 かがみ「? 何が?」 つかさ「お化け屋敷…」 かがみ「こだわるわね…。いいじゃない、驚かす側なんだし」 つかさ「でも雰囲気だけですっごく怖いよぅ…」 かがみ「………」 つかさ「私がねこまたで… お姉ちゃんは何だっけ?」 かがみ「………」 つかさ「…お姉ちゃん?」 かがみ「え?あっ、ごめんつかさ。何の話だっけ…」 つかさ「…? えっとね、お姉ちゃんはお化け何やるんだったっけ」 かがみ「私?私は~~~」 こなた「… そろそろ行ったかな…」 こなた「ふぅ…帰ろ」 こなた「ただいま~」 そうじろう「おかえりこなた。雨で大変だったろ」 こなた「うん、最悪だったよ~」 そうじろう「ほらあったかいココアを…」 タタタ パタン そうじろう「くっ…」 こなた(なんだか落ち着かないな~) こなた「こんなときは… ネトゲネトゲ」 こなた「♪~~ ♪~」 こなた「♪~♪~ ♪~… ~… …」 こなた「………」 こなた「気分のらないなぁ…」 こなた「うぅー」 ♪~♪~♪~ こなた「む?」 ♪~♪~♪~ こなた「誰だろ」 ♪~♪~♪~ こなた「…」 こなた「… かがみ」 かがみ(なかなか出ないわねー) こなた「や、やほーかがみん。どしたのさ」 かがみ「え?あ、あぁ。ちょっとね、聞きたいことがあったんだけど…」 こなた「何なに?ゲーム?ラノベ?」 かがみ「えーっ、と・・・そうじゃなくて。とりあえず聞きなさ…」 こなた「あっ、この前貸したゲーム?結構難しいからネ~あれ」 かがみ「…違うわよ」 こなた「じゃ、この前勧めてきたラノベの感想?」 かがみ「違うって」 こなた「なら、」 かがみ「ちょっと。話聞きなさいよ」 こなた「………」 かがみ「あのさ。今日あんた変だったじゃない?」 こなた「…何言ってんのさ。普通だよフツー」 かがみ「いや、ごまかさなくていいから。誰が見てもわかるくらい変だったわ」 こなた「ま、たしかに私は普通じゃないけどさ。今更ひどいよかがみん」 かがみ「………」 かがみ「あのさ、私真面目に聞いてるんだけど」 こなた「………」 かがみ「あんたたぶん勘違いしてるだろうから言っておくけど、あんたが今日見たあれは…」 こなた「……だよ」 かがみ「…え?」 こなた「………」 かがみ「… こなた…?」 こなた「変なのはかがみ達の方だよ」 かがみ「! ちょ、だからそ…」 プツッ かがみ「あ…切りやがった」 かがみ「やっぱ勘違いしてるわね…」 かがみ「・・・」 かがみ(…てゆうかなんであいつ怒ってるんだ…?) こなた「………」 こなた「勢いでワケ分かんないこと言っちゃったな…」 こなた「むー…(どうしよっカナ…)」 こなた「………」 こなた(あれ…? なんで私… イライラしてんだろ…) ♪~♪♪~♪~~ こなた「あ」 ♪~♪~♪♪~ こなた「………」 そうじろう「こなたー、お腹すいたよー」 こなた「え? …あ、ごめん。すぐ作るから」 パタタタ ♪~♪♪~ ♪~♪~ ッ こなた「っはよー」 みゆき「おはようございます泉さん。今日はお早いですね」 こなた「んー。そうそう遅刻もしてられないからさぁ」 みゆき「ふふ」 みゆき「いよいよ2週間もなくなりましたね」 こなた「学園祭?そだねー。この分だと余裕で完成しそうだし、なかなか出来いいし楽しみだよね。 さすが2クラス合同ってだけのことはあるょ」 みゆき「そうですね。私たちのクラスとC組の出し物が重なってしまった時は、 どうしようか焦りましたけど」 こなた「合同でやるっていうのはいい案だたよみゆきさん。GJ!」 みゆき「褒めていただくようなことではありませんよ…//」 こなた「照れながら謙遜するみゆきさん萌え」 ガラッ つかさ「あっ、こなちゃんみゆきちゃん。おはよー」 みゆき「おはようございますつかささん」 こなた「おはよっ…」 つかさ「学園祭まであと2週間きったねー」 みゆき「今、ちょうどその話をしていたんです」 つかさ「そうだったんだー。お化け屋敷は嫌だけど、学園祭すっごく楽しみだよー」 みゆき「そうですね、~~」 つかさ「うん、~だよね。~とか~も。そうそう、バルサミコ酢は違うんだよね~」 こなた「………」 こなた(つかさ…昨日のこと何も言ってこないな…) こなた(私に見られたこと気にしてないのかな…) こなた(………) つかさ「…なちゃ…?」 こなた(………) つかさ「こな……ん?」 こなた(………) つかさ「こなちゃんっ!」こなた「え?」 つかさ「どうしたのこなちゃん。すごい難しい顔して考え込んでたよ」 こなた「あ… えと… 何でもない…ょ。うん」 キーンコーンカーンミコース ガララッ 黒井「おーす!みんな席着けー!」 黒井「学園祭まで2週間きったけどもー、~~~~」 こなた(………) キーンコーンカーンコーン こなた(1限は世界史かぁ。初っ端からしんどいね…) 黒井「鳴かぬなら 鳴くまで待とう 柊、何や?」 つかさ「バルサミコス~」 黒井「そうや。これ重要やからなー!テストに出すでー」 こなた(授業にも身が入らないなァ… いつもだけど) こなた(だるゥゥゥ) ~~~ こなた(とダレてた間にもう昼休み) かがみ「こなた」 こなた「!? か、かがみ」 かがみ「ちょっと来て」 こなた「え?」 かがみ「いいから」 てくてく こなた「………」 かがみ「………」 こなた(…てかいきなりだったなー) こなた(勢いでついてきたけど、どこ連れてくつもりだろかがみ) てくてく こなた(屋上…?) ガチャ かがみ「教室じゃ話しずらいから」 こなた「………」 かがみ「さっそくだけど。私とつかさ、そういうんじゃないからね?」 こなた「……」 かがみ「あれは照明直してたら、バランス崩してつかさの上に落ちちゃっただけで」 かがみ「あんたが考えてるようなことは」 こなた「あの後」 かがみ「え?」 こなた「手取り合って何かしてたじゃん…」 かがみ「あれね… ほら、これよ」 こなた「……?」 こなた(絆創膏…?) かがみ「倒れたときに、どこかに手をひっかけてたみたいでね」 かがみ「切れてるのをつかさが見つけてくれて、絆創膏はってもらってたのよ」 こなた(え……) かがみ「で、またしてもあんたが調度よくやって来たってワケ」 こなた「………」 かがみ「ったく、分かった?全然そんなんじゃないんだからねっ」 こなた「…あ、あれは?」 こなた「かがみ、昨日傘持ってたよね。なのにわざわざつかさと相合い傘して帰ってた」 こなた「あれは何だったのさ…?」 かがみ「え…」 かがみ「あんた…あの時見てたの?」 こなた「…うん」 かがみ「あれも別にそんなんじゃないわよ」 こなた「…ならどういうことなのさ?」 かがみ「あれは… えーっと」 こなた「………」 かがみ「……」 かがみ(私の傘に穴があいてたから、って… 何か言いづらいわね…) こなた「かがみ?」 かがみ「いやぁ…その」 こなた「やっぱり…二人は…」 かがみ「ちがっ、違うって!」 こなた「なら説明してよ」 かがみ「う……」 こなた「言えないってことは、そういうことなんだね」 かがみ「穴…」 こなた「へ?」 かがみ「私の傘…穴あいててさ」 かがみ「つかさには言ってないんだけど、先週・・・」 ~先週~ かがみ「なんだ。止んだのか」 かがみ(せっかく持ってきたのにな~、傘。まぁ、降ってるよりはマシね) てくてく かがみ(…。こなたは進路どうするのかな) くるくる かがみ(つかさは調理師)、みゆきは医学系でしょ)くーるくるり かがみ(てゆうかあいつ、まず進学する気あるのか?) くるるんく… かがみ(ん…?) ぶちっ かがみ「あっ!」 かがみ(やっば…振り回すんじゃなかった…) バサッ かがみ(うぁっ…結構でかい) かがみ「……」 かがみ「ま、まぁこんなこともあるわよね」 かがみ(… しょうがない。帰りに新しい傘買ってくか…) てくてく かがみ(…あ) かがみ(いっけない!今日たしかあれの新刊が…) かがみ(…持ち合わせ、そんなないわね) かがみ「……」 かがみ(傘は今度でいっか…) ぱたぱたぱた ~~ かがみ「穴あいてるってのも買いかえるのも忘れちゃって」 かがみ「傘持ってたのに使わなかったのはそういう…」 かがみ「こなた…?」 こなた「………」 かがみ「泣い…てるの?」 こなた「………」 かがみ「ちょ…どうしたのよ!?」 こなた「…ぅ」 かがみ「ねぇ…こなた?」 こなた「よかっ…た」 かがみ「え…?」 こなた「わた…したち… いつ…も 3…人…だと… 思って…たから」 こなた「なんか… くや…し…く… さみ…しく…なっ…て…」 こなた「一人に… なっちゃう… のかな… て」 かがみ「こなた…」 こなた「でも… 私…の… かん…ちが…い……だったんだね」 こなた「……」 かがみ「……」 かがみ「何言ってるのよ。そんなこと… 絶対にないから」 かがみ「ったく…変なとこ、考えすぎなのよ…」 こなた「ぅ…ん」 かがみ「……」 かがみ「昨日… 無理やりにでも説明しなかった、私も悪かったわね…」 こなた「…ううん。私…聞こうと…して…なかった…し」 こなた「結局… 全…部… 私の…」 ギュ こなた「……?」 かがみ「………」 こなた「…かがみ?」 かがみ「…いいから。黙ってなさい」 ギュゥ こなた「かがみっ… 苦しい…よ」 かがみ「……」 かがみ「あんたも… そんな心配するのね…」 こなた「……」 つかさ「次のターン、ポイズンバタフライの効果でお姉ちゃんのライフは0だ!やったー!私の勝ち!」 かがみ「なに勘違いしているんだ?」 つかさ「みこす~?」 かがみ「まだ俺のターンは終了してないZE」 つかさ「何言ってるんだ。お姉ちゃんのモンスターはもう全員攻撃したじゃないか~」 かがみ「ライフを全部払い手札からマジックカードを発動」 かがみ「打ち切り!!」 つかさ「打ち切り?」 俺「このカードによって俺の作品は打ち切りとなるッッ」 つかさ「読んでしまっていた方、ごめんなさい。ご愛読ありがとうございました」 かがみ「いつも… 漫画とかアニメとか… そんなことしか考えてないかと思ってたけど…」 こなた「それはひどいよ」 かがみ「……」 こなた「……」 かがみ「…ぷっ」 こなた「…はは」 キーンコーン かがみ「あ!」 こなた「あっ」 こなた「昼休み、終わっちゃったね…」 かがみ「もどろっか」 こなた「…ん」 こなた「(ゴシゴシ)」 こなた「行こ!かがみん!」 パタタタ かがみ「……」 かがみ「…ずっと、友達だからね」 こなた「? かがみん、何か言った~?」 かがみ「なんでもない!早く行くわよっ!」 ~終~
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穏乃「うひゃー雨すげー」 憧「朝はあんなにいい天気だったのに」 穏乃「どーしよー私傘無いや」 玄「私たちはちゃんと持ってきたよ!朝、天気予報でお昼過ぎから雨が降るって言ってたからね」ドヤァ 宥「雨降るとあったかくない…」 灼「私は置き傘してるから大丈夫…」 京太郎「さすが部長、用意がいい」 灼「もっと褒めていいよ…」フフン 憧「あたしは折り畳み持ってるけど、あんたは?」 京太郎「かくいう俺も置き傘があるぜ!」 玄「さすが京太郎くん!用意がいいね!」 京太郎「前に、帰りには止んでて忘れてっただけですけどね」 玄「!?」 憧「そんなことだろうと思った」 穏乃「憧ーどーしよー、無視して走っていけるレベルじゃないよこれ」 憧「しょうがないわね、あたしの傘貸したげる」 穏乃「でもそれじゃ憧はどうするのさ?」 憧「あたしは京太郎に入れてもらうから」 京太郎「へ?」 憧「しょうがないでしょ、こうでもしないと誰か濡れちゃうんだから」 京太郎「それならサイズ的に憧と穏乃で…」 憧「じゃ、決まりね!はいシズこれ使いなさい」 京太郎「って、おい」 穏乃「おーありがとー!」 灼「相変わらず不器用…」 玄「憧ちゃん昔からこういうところあるからね」 京太郎「まぁそれもかわいいとこなんですがね」 憧「な、なによっ!」 灼「ごちそうさまです…さ、帰ろ」 宥「憧ちゃんはかわいいねぇ」ナデナデ 憧「なんなのよぉ」 京太郎「ほれ、行くぞ」 憧「あ、うん」 京太郎「………?はやく入れよ」 憧「あの、えっと…」 京太郎「なんで自分から言い出しといて緊張してんだよ!」 憧「だ、だって!」 穏乃「憧ー京太郎ーなにやってるんだよー??」オーイ 京太郎「ほれ」 憧「わかってるわよ!」 憧「いま行くー!!」 … 穏乃「それじゃまた明日ねー!」グッバーイ 憧「バイバーイ」 京太郎「コケるなよー」 京太郎「なぁ、憧さんや」 憧「なによ?」 京太郎「もっと寄ってくれん?濡れる」 憧「だ、大丈夫よ!?全然へーきだから!」 京太郎「いや、俺が」 憧「ふきゅ」 京太郎「お前が濡れないようにすると俺の右肩はビチャビチャに」 憧「ご、ごめんっ」 京太郎「もう俺たちだけなったんだから恥ずかしがることないよ、さぁおいで」キリッ 憧「なによそのキャラ」 京太郎「憧はこういうの好きかと思って」 憧「気持ち悪いからやめて」 京太郎「ひどいっ!」 憧「ほら行きましょ」ギュッ 京太郎「へいへい」 後日 穏乃「うひゃー雨すげー」 穏乃「どーしよー私傘無いや」 京太郎「おい憧、傘貸してやれ」 憧「………」 京太郎「?」 穏乃「憧?」 憧「傘持ってきてない…」 穏乃「えー」 京太郎「はぁ?なんで」 憧「だって…」 穏乃「だって?」 憧「また京太郎と相合い傘できるかなって…」 京・穏「…………」 憧「ぅぅ~…////」 京太郎「お前アホだろ」 穏乃「憧は昔からこういうところあるよね」 カン
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なんか文について激論だね。 俺も残念な台本形式だからなぁ。うまい事書いてみたいものだ… という訳で、ふじマキのボツネタを使ってやってみる事にするぜ。 あらすじ 雨の中マキを家まで相合い傘で送る事になった藤岡。 しかし気遣って肩が濡れてしまった事に気付いたマキは家の中に入るよう言うのであったー。 詳細はふじマキ本編参照だぞ! 玄関前での押し問答があったものの、無事(?)家に上がる事になった藤岡。 とりあえず玄関でタオルを借り、濡れた所を拭くことにしたのであった。 「んー…夏服だから、乾かせば大丈夫かな。ごめんねー、私のせいで」 「えっ、あ、いえそんなこと無いですって。それよりタオルありがとうございます」 「いやいや、こちらこそ送っていただいてありがたやーありがたやー、ックシュ」 「あ、早くシャワーでも浴びないと、風邪ひきますよ…?」 思えば、藤岡の傘に入れてもらうまでは少しではあるが雨を浴びながら帰っていたマキ。 全身ではないが、上半身に関しては薄手のブラウスがくっついてしまっている。 「んー、夏だし大丈夫かなーっとか思ったんだけど案外冷えちったね。それじゃ、藤岡君も言うようにシャワーでも浴びた方がいっかなー」 「はい、そのほうが、」 「しっかし藤岡君。女の子にシャワー浴びて来いよだなんて、あぁんもう!」バシバシ そう軽口を叩きながら藤岡の背中辺りをバシバシと叩くマキであった。 「うぇっ、ちょっ!?そんなんじゃ!」 「じゃ着替えも用意したし、入ってくんね。待っててねアナタ♪」ニヤニヤ 「だから違いますってば! …まったく」 そしていいようにおもちゃにされる藤岡であった。 「しかし…なんというか落ち着かない…」ソワソワ 人並みに思春期な男子である藤岡には、知り合いの年上の女性宅は非常に居場所に困るようである。 「藤岡くーん、ちょっと来てくれるかなー?」 「え、あはい、どうしたんですかー?」 特に何か考えるでもなくただ呼ばれたのに従った藤岡の目にまず飛び込んだのは風呂場のドアから顔だけ出すマキだった。 「いやさーバスタオル忘れちゃった。場所教えるから持ってきてくれないかな?」 「あ、なんだ、そのくらいお安いご用です」 「じゃ、そこのカラーボックスにあると思うから、お願いねー」 ………… 「これでいいですか?」 「おー、いつも使ってる奴だねっ。藤岡くんなかなか使えるじゃないか」 「あ、あの、早く拭いた方が」 「何焦ってんの? まーいっか。じゃもうちょい待っててねー」 藤岡にはシャワー後の上気したマキの顔や、隙間から覗いていた身体や脚に耐える事はまだ難しかったようだ。 「お待たせーぃ。ごめんねー濡れてんのに待たせちゃって」 「いえマキ先輩のほうが濡れてたし…」 「一緒に入れたら万事解決なんだろーけどねぇ」 「そそっ、そんな事っ」 万事解決ではあるが藤岡サイドに色々と問題が発生するのは間違いないだろう。 「まいっか、ほれほれ私の後だけどシャワー浴びてきんしゃいっ」ペチペチ 「は、はぁ、わかりました…」 意識させるような言い回しはわざとじゃないのかと思いつつ、シャワーを浴びにいく藤岡だった。 体験版はここまでです。 後は製品版で…出るのか? 名前 コメント 11-327氏 11スレ目 保管庫
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434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21 03 56.30 ID XTwq0zFvO [1/4] 今宵も1日1まどさやの時間です! 401- 405の続きで今回は前後編でお送りさせていただきます! 「けほっ、こほっ…」 まどかとさやかが相合い傘をして帰った翌日…昨日の雨が幻であったかのような晴天の日。 相合い傘の際まどかが濡れないよう、雨に打たれ続けていたさやかは当然の帰結というべきか風邪をひき自室で寝込んでいた。 「頭痛い…けほっ!」 しかも症状はさやかのひいてもせいぜい咳程度ですむだろうという予想を遥かに超えたもの。 ガンガン痛む頭と身体にまとわりつくような倦怠感、挙げ句に激しい咳と38度以上の熱というおまけ付き… さらに親が仕事でいないために一人きりで過ごす家…いつもの事のはずなのだが、風邪をひいているせいか妙に寂しく感じてしまい、自分が何をしたと言うのだと信じてもいない神様を恨みたくなってきた。 「まさかここまで酷くなるなんてなぁ…これじゃ言い訳しようがないよ…」 既に学校には休む旨は伝えてあるし、まどかと仁美にもメールで湯冷めして風邪をひいたと連絡してはいる。 だがこの理由でまどかが騙されてくれるとは…到底思えない。 (きっとわかっちゃうよね…あーあ、せっかく色々言い訳考えといたのに) まどかは間違いなくさやかが風邪をひいた原因が自分を送ったことだと思うだろう。もしかしたら濡れないように傘を傾けてた事にも気付くかもしれない。 (謝るとかさせたくないんだけど…無理だろうなぁ…) 涙目で「ごめんなさい、さやかちゃん」と何度も謝ってくるまどかが鈍くなった頭でも容易に浮かび、さやかは風邪のそれとは全く違う痛みに胸が締め付けられる。 まどかにそんな顔をさせたくて自分は一緒に帰ることを申し出たんじゃないのに。 もしかしたら自分のしたことはまどかを悲しませるだけだったのだろうか…そんなことすら思ってしまって。 (あー、ダメだ。何かやなことばっかり頭に浮かんじゃう…こういう時はさっさと寝よう…) ネガティブになる思考をシャットアウトするため、さやかは頭から布団を被ると目を閉じる。少し前に飲んだ薬の影響か、あっという間に睡魔が襲い、数十秒後にはさやかは夢の世界へと旅立っていった。 435 名前:434続き[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21 06 57.17 ID XTwq0zFvO [2/4] †† 何時間眠った頃だろう…さやかは頭に貼った熱冷ましの冷たさに目を覚ました。身体のダルさや痛みはかなり取れ、感覚での判断だが熱も七度台に下がったようだ。 (あ~…冷たくて気持ちいいや…あれ?) 最初はただ冷たいシートの気持ちよさにまどろんでいたのだが、少し冷静になるとそれがおかしい事に気付く。 (誰か、熱冷まし換えてくれた…?) さやかが寝ようとしていた時、熱冷ましはもうほとんど冷たさを失っていたはずで。なら未だ冷たさを保っているのはこれが新しいものだからに他ならないのだが…今度は誰がそんなことをしたのかという疑問が沸き上がる。 (…まさか泥棒…?) さやかはぼんやりとした頭で一瞬そんなことを思うが、よく考えれば泥棒が親切に熱冷ましを換えてくれるわけがない。 まだいい感じに思考が低下してるなぁ…と思わず笑みを浮かべたその時、さやかの部屋のドアがガチャリと音を立てて開いた。 「あっ…起きたんだね、さやかちゃん」 「まどか…?」 そこにいたのは寝る直前までさやかの頭の中で泣いていた親友の姿。まどかはさやかの視線にこめられたどうしてここに?という疑問を察したのだろう、部屋の中にある椅子をベッドの傍に引き寄せて座るとここにいる経緯を話し出した。 436 名前:435続き[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21 08 56.97 ID XTwq0zFvO [3/4] †† 「…つまり、あたしのお見舞いに来たときに様子を見に来たママに会って、看病を頼まれたと」 「正確には私からお願いしたんだけどね。さやかちゃん、一人きりでいるって言ってたし…それにさやかちゃんが風邪ひいたのは私のせいだから看病してあげたかったの」 「あー…まどか。それは…」 「さやかちゃんのお母さんから聞いたよ、さやかちゃん、昨日予定なんかなかったんでしょ?それと帰ってきた時、さやかちゃんびしょ濡れだったって…」 どうやら誤魔化しが通用しないほどにまどかは大体を把握してしまったらしい。余計な事してくれたよ…と心中で母親に毒づいてるさやかをよそに、まどかはさやかが予想していた言葉を口にしようとしていた。 「私…さやかちゃんの気遣いに気付かないで、本当に駄目な子だね…ごめ「ストーップ…」っ…」 謝罪しようとするまどかの声をさやかは起き上がって口に手を当てる事で遮る。予想していたとはいえ、やっぱりそれは見ていて気分のいいものではない。 「まどか、頼むから謝んないでくれない?あたしあんたのそんな顔見たら余計風邪が悪化しちゃいそう」 「でも…」 「それにさ、あたし…自分が風邪ひいて良かったと思ってるんだ」 437 名前:436続き[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21 14 07.77 ID XTwq0zFvO [4/4] 「どういう事…?」 「昨日あたしがまどかと一緒に帰んなきゃさ、まどかはあの雨の中を走ろうとしてたよね?」 「う、うん…」 「そしたら、きっと今こうして風邪ひいてるのはあたしじゃなくてまどかだったと思うんだよ」 まどかはさやかの言葉を理解できないとばかりに首を傾げる。実はさやか自身も口からついて出たその言葉に最初は戸惑っていたのだが、そのまま喋っていく内にその言葉が心にストンと落ちて自然に喋れるようになっていた。 「わかんないかなぁ…つまりあたしはさ、自分が風邪ひくよりまどかが風邪ひいた方が辛いんだよ」 「!!」 「まどかが辛そうにしてるとこっちも元気なくなっちゃう気がするんだ…だから、まどか姫様を風邪から守れてさやかちゃんは満足ってわけ!」 まだ風邪で辛いだろうににっこり笑うさやかにまどかはポロリと涙を流す。しかしそれは申し訳なさから来たものではない…さやかの優しさが嬉しいから流した涙だ。 「ありがとう、さやかちゃん…!」 「わっ…!」 まどかはさやかに飛び付くように抱きつく。弱っているさやかは受け止めきれずにベッドに倒れ込むが、その顔はまどかに罪悪感を持たせないことに成功した達成感に満ちていた。 「こらこら、まどか…こんなに近いと風邪移っちゃうぞ~?」 「えへへ…大丈夫だよ。だってその時はさやかちゃんが看病してくれるでしょ?そうだってわかってれば辛くないからさやかちゃんを悲しませないし…」 「あんたねぇ…」 ごめんねと舌を出すまどかにさやかはため息を1つつくと…まどかをギュッと抱き締め返す。 「ひゃっ!?」 「あんたって…ほんとバカ!だから抱き締め地獄の刑に処す!」 「えへへ…そうだよ、私バカだもん!だから風邪なんか絶対にひかないから!」 風邪をひいていることを感じさせないくらい、さやかはまどかと元気にじゃれあう。 もしかしたらまどかとのこの一時が自分にとって何よりの薬なのかもね…と、さやかは笑顔のまどかを見ながら思うのだった… 以上です! 風邪ひいて看病される…王道シチュだとは思いますが、だからこそこれは書きたかったネタでした。 それでは後編は明日投下させていただきます!
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Ver. Leaf (リーフ) 1.1 2005年07月23日発売。 Character Card CH-0004 長谷部 彩 U CH-0005 須磨寺 雪緒 U CH-0006 栗原 透子 C CH-0007 姫川 琴音 C CH-0008 牧部 なつみ C CH-0009 セリオ C CH-0010 月島 瑠璃子 R CH-0011 カミュ U CH-0012 クーヤ C CH-0013 来栖川 芹香 R CH-0014 柏木 楓 R CH-0015 藍原 瑞穂 C CH-0016 梶原 夕菜 C CH-0017 エルルゥ C CH-0018 伏見 ゆかり U CH-0019 牧村 南 R CH-0020 榊 しのぶ U CH-0021 保科 智子 U CH-0022 ウルトリィ R CH-0023 麻生 明日菜 U CH-0024 緒方 理奈 R CH-0025 立田 七海 C CH-0026 塚本 千紗 C CH-0027 リアン U CH-0028 マルチ C CH-0029 神岸 あかり R CH-0030 立川 郁美 R CH-0031 さくや C CH-0032 柏木 初音 C CH-0033 ユズハ R CH-0034 サクヤ U CH-0035 森川 由綺 U CH-0036 高瀬 瑞希 R CH-0037 桜井 あさひ R CH-0038 グラァ&ドリィ U CH-0039 トウカ C CH-0040 オボロ C CH-0041 カルラ U CH-0042 ハクオロ U CH-0043 那須 宗一 U CH-0044 リサ・ヴィクセン U CH-0045 来栖川 綾香 R CH-0046 柏木 千鶴 R CH-0047 柏木 耕一 R CH-0048 アルルゥ U CH-0049 長岡 志保 C CH-0050 雛山 理緒 U CH-0051 芳賀 玲子 C CH-0052 猪名川 由宇 U CH-0053 葉月 真帆 C CH-0054 宮内 レミィ C CH-0055 スフィー C CH-0056 御影 すばる R CH-0057 松原 葵 U CH-0058 大庭 詠美 C CH-0059 湯浅 皐月 R CH-0060 新城 沙織 U CH-0061 柏木 梓 R CH-0062 九品仏 大志 R Event Card EV-0001 ちょお人気 C EV-0002 ボーナス U EV-0003 タックル R EV-0004 逮捕 U EV-0005 献身 U EV-0006 喝!!!!!! U EV-0007 うっかり C EV-0008 キャンセルマジック U EV-0009 ラストリゾート U EV-0010 差し入れ R EV-0011 毒電波 R EV-0012 お昼寝 C EV-0013 お掃除 C EV-0014 温泉旅行 C EV-0015 ヒーリング R EV-0016 リサイクル U EV-0017 必殺技 U EV-0018 恐怖 C EV-0019 浄化の炎 R EV-0020 つっこみ C EV-0021 修羅場モード C EV-0022 オン・ステージ R EV-0023 ノーモーションハイキック U EV-0024 鬼神楽 R EV-0025 インフィニティ・コンビネーション R EV-0026 勝利宣言 R EV-0027 ゲームセット R Item Card IT-0001 アヴ・カムゥ R IT-0002 魔法陣 R IT-0003 貧乏 U IT-0004 変装 R IT-0005 相合い傘 R IT-0006 母性愛 R IT-0007 メイドロボ U IT-0008 魔法の腕輪 C IT-0009 お守り U IT-0010 草薙の剣 R IT-0011 滋籐の弓 U IT-0012 狂気 C IT-0013 御側付 R IT-0014 チーフスペシャル C IT-0015 FN P90 C IT-0016 仙命樹 R IT-0017 ナビゲーター U IT-0018 エッチな写真雑誌 C Parallel Kira Card CH-0004A 長谷部 彩 CH-0014A 柏木 楓 CH-0018A 伏見 ゆかり CH-0023A 麻生 明日菜 CH-0033A ユズハ CH-0041A カルラ CH-0050A 雛山 理緒 CH-0058A 大庭 詠美 CH-0061A 柏木 梓 Promotion Card CH-0004B 長谷部 彩 P CH-0005B 須磨寺 雪緒 P CH-0044B リサ・ヴィクセン P CH-0052B 猪名川 由宇 P CH-0066B 高瀬 瑞希 P
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Character Card CH-0004 長谷部 彩 CH-0005 須磨寺 雪緒 CH-0006 栗原 透子 CH-0007 姫川 琴音 CH-0008 牧部 なつみ CH-0009 セリオ CH-0010 月島 瑠璃子 CH-0011 カミュ CH-0012 クーヤ CH-0013 来栖川 芹香 CH-0014 柏木 楓 CH-0015 藍原 瑞穂 CH-0016 梶原 夕菜 CH-0017 エルルゥ CH-0018 伏見 ゆかり CH-0019 牧村 南 CH-0020 榊 しのぶ CH-0021 保科 智子 CH-0022 ウルトリィ CH-0023 麻生 明日菜 CH-0024 緒方 理奈 CH-0025 立田 七海 CH-0026 塚本 千紗 CH-0027 リアン CH-0028 マルチ CH-0029 神岸 あかり CH-0030 立川 郁美 CH-0031 さくや CH-0032 柏木 初音 CH-0033 ユズハ CH-0034 サクヤ CH-0035 森川 由綺 CH-0036 高瀬 瑞希 CH-0037 桜井 あさひ CH-0038 グラァ ドリィ CH-0039 トウカ CH-0040 オボロ CH-0041 カルラ CH-0042 ハクオロ CH-0043 那須 宗一 CH-0044 リサ・ヴィクセン CH-0045 来栖川 綾香 CH-0046 柏木 千鶴 CH-0047 柏木 耕一 CH-0048 アルルゥ CH-0049 長岡 志保 CH-0050 雛山 理緒 CH-0051 芳賀 玲子 CH-0052 猪名川 由宇 CH-0053 葉月 真帆 CH-0054 宮内 レミィ CH-0055 スフィー CH-0056 御影 すばる CH-0057 松原 葵 CH-0058 大庭 詠美 CH-0059 湯浅 皐月 CH-0060 新城 沙織 CH-0061 柏木 梓 CH-0062 九品仏 大志 CH-0063 保科 智子 CH-0064 篠塚 弥生 CH-0065 桜井 あさひ CH-0066 高瀬 瑞希 Event Card EV-0001 ちょお人気 EV-0002 ボーナス EV-0003 タックル EV-0004 逮捕 EV-0005 献身 EV-0006 喝!!!!!! EV-0007 うっかり EV-0008 キャンセルマジック EV-0009 ラストリゾート EV-0010 差し入れ EV-0011 毒電波 EV-0012 お昼寝 EV-0013 お掃除 EV-0014 温泉旅行 EV-0015 ヒーリング EV-0016 リサイクル EV-0017 必殺技 EV-0018 恐怖 EV-0019 浄化の炎 EV-0020 つっこみ EV-0021 修羅場モード EV-0022 オン・ステージ EV-0023 ノーモーションハイキック EV-0024 鬼神楽 EV-0025 インフィニティ・コンビネーション EV-0026 勝利宣言 EV-0027 ゲームセット Item Card IT-0001 アヴ・カムゥ IT-0002 魔法陣 IT-0003 貧乏 IT-0004 変装 IT-0005 相合い傘 IT-0006 母性愛 IT-0007 メイドロボ IT-0008 魔法の腕輪 IT-0009 お守り IT-0010 草薙の剣 IT-0011 滋籐の弓 IT-0012 狂気 IT-0013 御側付 IT-0014 チーフスペシャル IT-0015 FNP90 IT-0016 仙命樹 IT-0017 ナビゲーター IT-0018 エッチな写真雑誌 Parallel Kira Card CH-0004A 長谷部 彩 CH-0014A 柏木 楓 CH-0018A 伏見 ゆかり CH-0023A 麻生 明日菜 CH-0033A ユズハ CH-0041A カルラ CH-0050A 雛山 理緒 CH-0058A 大庭 詠美 CH-0061A 柏木 梓 Promotion Card
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amazonで探す @楽天で #ラブレター を探す! 帯13TBS 2008.11.24~2009.02.27 5.3% 公式HP wikipedia 前 砂時計 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 初恋の始まり 2008/11/24 6.1% 2 神様のイジワル 2008/11/25 3.6% 3 夏祭りの脱走 2008/11/26 5.3% 4 大好きな小豆島 2008/11/27 5.8% 5 秘密の島の約束 2008/11/28 5.8% 6 友だちの裏切り 2008/12/01 3.7% 7 涙の授業参観 2008/12/02 4.1% 8 初めての贈り物 2008/12/03 3.9% 9 運命のいたずら 2008/12/04 4.1% 10 お前の耳になる 2008/12/05 4.9% 11 初恋の予感 2008/12/08 5.3% 12 胸騒ぎの夏祭り 2008/12/09 3.7% 13 切ない相合い傘 2008/12/10 4.8% 14 すれ違う気持ち 2008/12/11 4.4% 15 初めての告白 2008/12/12 5.6% 16 初めてのケンカ 2008/12/15 4.4% 17 誕生日の再会 2008/12/16 4.9% 18 私を捨てた理由 2008/12/17 4.4% 19 2人のお母さん 2008/12/18 4.8% 20 涙の初キス・・・ 2008/12/19 5.1% 21 遠距離恋愛 2008/12/22 5.6% 22 母と娘の衝突 2008/12/23 5.2% 23 待ち遠しい再会 2008/12/24 5.8% 24 忘れられない夏 2008/12/25 6.3% 25 届かない想い 2008/12/26 7.2% 26 解けない誤解 2009/01/05 27 誕生日の告白 2009/01/06 28 会えない切なさ 2009/01/07 29 世界で一番好き 2009/01/08 30 初めて過ごす夜 2009/01/09 31 夢と現実の間 2009/01/12 32 越えられない壁 2009/01/13 33 涙のクリスマス 2009/01/14 34 初恋が終わる時 2009/01/15 35 すれ違う運命 2009/01/16 36 突然の再会 2009/01/19 37 本当に好きな人 2009/01/20 38 3年前の誤解 2009/01/21 39 二度目の告白 2009/01/22 40 雪の日の約束 2009/01/23 41 5年間の空白 2009/01/26 7.2% 42 意地悪な運命 2009/01/27 43 忘れられない人 2009/01/28 44 切ない偶然 2009/01/29 45 衝撃の誕生日 2009/01/30 46 近くて遠い存在 2009/02/02 5.4% 47 5年ぶりの帰郷 2009/02/03 5.4% 48 島を捨てるとき 2009/02/04 6.8% 49 秘密の過去 2009/02/05 6.1% 50 5年前の真実 2009/02/06 51 プロポーズ 2009/02/09 52 伝えたい想い 2009/02/10 6.3% 53 涙の決断 2009/02/11 7.8% 54 優しいぬくもり 2009/02/12 55 愛する人のため 2009/02/13 56 私の生きる道 2009/02/16 57 母の最後の笑顔 2009/02/17 58 母からの贈り物 2009/02/18 59 思い出の宝物 2009/02/19 60 初恋の結末 2009/02/20 主題歌 音のない世界/My Little Lover PV 2009/02/27