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熊本修学旅行 今日は修学旅行だ。 …とは言っても、目的は視察。 旅先は九州の熊本。 絶望的な状況ながら、大きく戦況を巻き返した かの5121小隊が活躍した土地だ。 大迫「こらこら、旅行だからって浮かれるんじゃないぞ。 さあ、船に乗る時は一列に並ぶ!」 船で、本土へ。 それから飛行機に乗り継いで熊本へ飛んだ。 清正公像前 大迫「みんなー、揃ったか? これから、絶望的といわれた熊本の戦況を 優勢に塗り替えた、あの有名な5121小隊 だったお二人が案内してくださる。 ほら、そこ! キョロキョロしない。 では、案内を務めてくれる2人に来て頂こう」 加藤「どうもー、加藤 祭(かとう まつり)です。 今回ガイドを勤めさせていただきますー。 ほら、なっちゃんも!」 狩谷「わかってるよ、加藤…。 狩谷 夏樹(かりや なつき)です。 えー、同じく今回、皆さんの案内を 勤めさせていただきます。 では、早速行きましょうか。 ここが、熊本全軍の10分の1の戦力を投じて 幻獣と戦った、かの熊本城攻防戦が 繰り広げられたところです」 熊本城全貌 加藤「で、あそこに見えてまいりましたのは、 日本三名城の一つ、熊本城です。 天正16年に肥後国の領主、加藤清正によって 築城されてんて。 築城された時には、天守の数3、櫓は49、 櫓門は18、城門は29あったらしいねんけど。 ………。 …あんまキョーミないかな?」 狩谷「あの石垣を見てください。 石垣の曲線は、 上に行くほど垂直になっているでしょう。 城を攻め落としに登ってきた武者も これでは登れまいと引き返すという意味で 「武者返し」と呼ばれています。 難攻不落の城には、 このような仕掛けがあったわけです」 南追手門 狩谷「幻獣はここ南追手門の向こう…、 北側から攻め入りました」 加藤「これに正面を切って挑んだのがウチら 5121小隊やってんで。 しかし、こう改めて来ると 何や遠い昔の事見たいやなぁ…」 大迫「うむ。 この5121小隊の活躍で、 戦況は人類有利に傾いた。 あの戦いで城は破壊されるだろうと 誰もが思っていたそうだ。 若干破損したところもあるが、 ほぼ無傷の状態に守られた」 熊本城 入り口 大迫「さあ、中に入ってみてみるか。 集合時間まで自由行動だぞ」 地面に敷かれた砂利を踏みしめながら天守閣に向かう。 城内 本丸に入り、天守閣まで登る間のフロアには 色々な城にまつわる展示物があった。 天守閣からの見晴らしはよく、熊本市が一望出来た。 (※PCが参戦者の場合、追加) 狩谷「お変わりなく。 どう、そっちの様子は?」 加藤「あーん、自分がおらんようになって寂しいわぁ。 せやけど、ウチら2人はラブラブやで」 狩谷「ひっつくな、こら! 職務中だぞ」 加藤「ま、元気そうな姿見て、安心したわ。 きっと、他のみんなも自分と同じように ヨロシクやってるんやろね」 狩谷「好物だった味のれんのアップルパイ。 親父さんに無理言って、テイクアウトしたんだ。 こいつを渡そうと思って」 加藤「どない? ウマイやろ? なっつかしーやろ?」 PC「ありがとう…」 加藤「ええねん、ええねん。 ウチら、いつでも心の港や! さ、時間や。 次、行こか!」 狩谷「今夜はゆっくり話をしよう。 じゃあ、またあとで…」 かつてのクラスメイトは、笑っていた。 みんなを引率している姿を見て、 変わらないながらも 少し大人びていた様な気がした。 (※) 大迫「さぁ、名物の熊本ラーメンを食ったら明日は阿蘇だぞ」 加藤「みんなー、熊本ラーメン食ぅた事ある? むっふっふー。 きっとクセになるわ」 こうして修学旅行一日目が終了しました。 修学旅行二日目 市内から離れ、雄大な自然の中をバスが走り抜ける。 世界一のカルデラを誇る、阿蘇だ。 ここは、九州の中でも大激戦区だったらしい。 草千里 大迫「おー、風が強いな。 ここは、草千里」 狩谷「この区域に一般人が入れるのは この時期の自然休戦期だけです。 人の密集する地域ばかりに現れる幻獣ですが、 ここ阿蘇は、このように人がいなくとも 圧倒的な戦力を持って出現していました」 加藤「せやから、ここは特別警戒区域になってます」 草原に放牧された牛や馬が、草を食んでいる。 とても、激戦区である事など思えないほどののどかな風景だ。 中岳 狩谷「あの煙を出している山が、阿蘇中岳火口。 あそこはいよいよ特別厳重警戒区域だ。 何人たりとも入る事は出来ません」 大迫「それにしても雄大な眺めじゃないか。 この阿蘇には多くの神々が住むというが それももっともに思えるな。 熊本は、開戦当初から大型幻獣の 姿は確認されていない。 ここでは、そういう不思議な事も うなずけてしまう土地だな」 都「さあ、麓の宿に行きましょうか。 温泉に入って、旅の疲れを癒しなさい」 生徒達が沸き立った。 夜は宴会状態で遅くまで騒ぎ通し、 帰りの旅路は、皆ほとんど眠って過ごした。 大迫「さあ、学校には着いたが、家に帰るまでが修学旅行だ。 また明日からは学校だから、気持ちを切り替えておくんだぞ。 では、解散!」 疲れ果てて家路につきました。 一日を終了します。
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《遅延》《公開済》※日程変更※SSP001472 シナリオガイド 公式掲示板 ぬるいんだよ!! いのち賭けろよ、いのち!! 担当マスター いたちゆうじ 主たる舞台 シボラ ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-11-20 2011-11-22 2011-11-26 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 2011-12-07 2011-12-09 公開予定日を変更。 予定日 リアクション公開日 2011-12-13 2011-12-14 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) パンツを発掘する。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 発掘中の仲間を守って獣人と闘う。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 古代パラ実の遺跡を探検する。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 修学旅行なのでとりあえず酒を飲んだりしてただ騒ぐ。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 せっかくの修学旅行なので好きな人に告白する。 +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SSP いたちゆうじ シボラ リスケ 学園生活 遅延公開済】
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修学旅行・宿泊学習中継~(しゅうがくりょこう・しゅくはくがくしゅうちゅうけい~)は、つなまさテレビ系列にて、長時間特別番組枠。 二日間の場合 1日 9 00~13 30 13 45~17 30 17 45~18 00 19 00~21 30 22 00~24 30 (土曜日は8 00~24 30 中断ニュースあり) 2日 6 00~7 00 7 15~13 30(金曜7 15~終了まで) 13 45~終了まで 三日間の場合 1日 9 00~13 30 13 45~17 30 17 45~18 00 19 00~21 30 22 00~24 30 2日 6 00~7 00 7 15~13 30 13 45~17 30 17 45~18 00 19 00~21 30 22 00~24 00 金曜 7 15~18 00 19 00~21 30 22 00~24 30 (日曜日は7 15~24 30)(中断ニュースあり) 3日 6 00~7 00 7 15~13 30 13 45~終了まで (金曜は9 00~終了まで) (平日 6 00~7 00 7 15~13 3013 45~終了まで) 番組 学校日 番組名 番組名のパロディ元 1日 2日 3日 2005年6月4日・5日・6日 つなテレスーパースペシャル修学旅行中継1年ぶりで3日間で行くのよ笑いの大京都に行くスペシャル!! ド真ん中見せてやるヨ笑いの大王道スペシャル!!めちゃイケの2005年4月9日放送分 12 00~24 00(中断ニュース) 6 00~25 05(中断ニュース農林水産気象情報のL字あり) 6 00~14 00(中断ニュース・農林水産気象情報のL字あり) 2006年7月5日・6日 つなテレスーパースペシャル宿泊学習中継今年は宿泊学習は心で作れ3年ぶりの2日間スペシャル!! 今年も番組は心で作れお年玉なしスペシャル!!めちゃイケの2006年1月7日放送分 12 00~21 30(中断ニュース農林水産気象情報のL字あり) 6 30~13 00(農林水産気象情報のL字あり 2007年7月3日・4日 つなテレスーパースペシャル宿泊学習中継印旛どっきり大集合1年ぶりの宿泊学習で2日間で待たせたねスペシャル!! スターどっきり大集合待たせたねスペシャル!!めちゃイケの2007年4月14日放送分 12 00~21 30(中断ニュース農林水産気象情報のL字あり) 6 30~13 00(農林水産気象情報のL字あり 2008年7月9日・10日・11日 つなテレスーパースペシャル修学旅行中継3年ぶりの修学旅行で番組の心で作れ!そして7年ぶりの志摩スペイン村スペシャル 2億4千万の瞳そして青い珊瑚礁スペシャル!!めちゃイケの2008年4月5日放送分 特別番組・PR番組 放送日 番組名 番組名のパロディ元 放送時間 2005年5月28日 つなテレスーパースペシャル修学旅行中継あと5日間で3日間で行くのよ笑いの前京都に行く前日スペシャル!! ド真ん中見せてやるヨ笑いの大王道スペシャル!!めちゃイケの2005年4月9日放送分 19 00~19 55 2006年7月1日 つなテレスーパースペシャル宿泊学習中継今年は宿泊学習は心で作れ2日間で行くでの緊急会議スペシャル!! 今年も番組は心で作れお年玉なしスペシャル!!めちゃイケの2006年1月7日放送分 19 00~19 55 2006年7月2日 修学旅行2年の歴史も大混戦4時またぎスペシャル!! お笑い8区も大混戦9時またぎスペシャル!!めちゃイケの2005年9月10日放送分 2 30~4 25 2006年7月2日 3年ぶり 宿泊学習NG集ベスト50 夏笑い めちゃイケNG集ベスト100めちゃイケの2005年8月13日放送分 14 30~15 55 2006年7月5日 SYUUGAKU IMPOSSIBLEⅡ・つなまさの全記録サッカーの裏番組のため MECHAIKE IMPOSSIBLEⅡ・濱口だましの全記録めちゃイケの2006年4月8日特番の放送分 3 30~5 00 2007年6月30日 つなテレスーパースペシャル宿泊学習中継印旛どっきり大集合1年ぶりの宿泊学習で2日間での緊急会議だねスペシャル!! スターどっきり大集合待たせたねスペシャル!!めちゃイケの2007年4月14日放送分 16 35~18 00 2008年7月5日 宿泊学習2年の未公開・おもしろいベスト10スペシャル 宿泊学習への道 めちゃイケ秋の未公開スペシャルオカザイル トレイン完成への道めちゃイケの2007年11月10日放送分 前編は未公開 14 30~15 55後編はベスト10 16 35~17 30 2008年7月6日 つなテレスーパースペシャル修学旅行中継
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誘われる 自由行動1回目 枕投げ移動前 一緒の場所に隠れる 自由行動2回目 自由行動終了後 誘われる 花椿「あ、いたいた。」 宇賀神「発見。」 ○○「おはよう。花椿さん、宇賀神さん。」 花椿「バンビさ、自由行動の予定、もう決まってる?アタシたちと一緒に行かない?」 うん、いいよ! 花椿「決まり!キューティー3、いざ出陣!」 宇賀神「おー。」 ○○(賑やかな自由行動になりそう……) えっと……ごめん 花椿「そっか……楽しみにしてたんだけど、しょうがないか。」 宇賀神「……残念。」 ○○(せっかく誘ってくれたのに、悪いことしちゃったかな……) 自由行動1回目 花椿「ここが羊ヶ丘展望台!」 宇賀神「ヒツジ、いっぱい……」 ○○(花椿さんはともかく、今日は宇賀神さんもテンション高いかも) 花椿「バンビ!クラーク像の前で記念撮影しよ!」 ○○「うん、そうしよっか。」 女子A「あ、あの、花椿さん!わたしも一緒にいいかな……」 女子B「わ、わたしも!」 花椿「いいよ。ポーズのリクエストは?」 宇賀神「並んで。」 ︙ 宇賀神「小樽運河、到着。」 花椿「ごめん。なんか時間くっちゃって。」 宇賀神「カレン、安請け合いし過ぎ。」 花椿「断るのも、なんかね。」 ○○「まあまあ。せっかく小樽運河に来たんだから。きれいだね、煉瓦造り。」 花椿「うん、はばたき市の煉瓦道もいいけど、ここもいいね……」 宇賀神「パワーを感じる。……あ。」 ○○「どうしたの?」 宇賀神「ほら、そこ。魚の群れがいる。」 ○○「ホントだ!なんの魚だろう?」 花椿「北海道っていったらやっぱり鮭?」 ○○「うーん、気になるね!」 ︙ ○○「はぁ……楽しかった!」 宇賀神「まだ今日は終わっていない。」 ○○「えっ? まだなにかある?」 花椿「そりゃね。食事もお風呂も寝るのも一緒なんだから。まだまだだぜ? ベイビー?」 宇賀神「はしゃぐのはいいけど、わたしとバンビは巻き込まないでね。」 花椿「わかってるって。そだ、キューティー3の明後日の自由行動予定は?」 宇賀神「キュー……バンビ、またこの3人で行動しよう?」 ○○「うん、そうだね。一緒に回ろう!」 花椿「決まりっ。じゃあひとまず解散!」 枕投げ 移動前 ○○(なんだかにぎやかだな。男子の大部屋の方みたいだけど……) 好感度 宇賀神>花椿 宇賀神「バンビ。」 ○○「あ、宇賀神さん。」 宇賀神「戦いの気配……」 ○○「この音?たしかにすごい騒ぎだね。何してるんだろう。」 宇賀神「これは見届ける必要があるかもしれない。」 うん、行こう! 宇賀神「この戦い、止めないと……」 やめた方が…… 宇賀神「そう……じゃあいい。お風呂行こう。」 ○○「うん、行こう。」 好感度 宇賀神<花椿 花椿「バンビ。」 ○○「あ、花椿さん。」 花椿「男子騒いでるね。修学旅行はこうじゃなきゃ!」 ○○「うん、何してるんだろう。」 花椿「気になる?よーし乱入しよっか!」 うん、行こう! 花椿「ナイスバンビ!行こ行こ!」 やめた方が…… 花椿「そっか、バンビが行かないならいいや。後で部屋遊びに行くね。」 ○○「うん、じゃあね。」 一緒の場所に隠れる 宇賀神 ○○「宇賀神さん!?」 宇賀神「わたしだと残念?」 ○○「ええ!?」 宇賀神「誰かと間違えてるように感じた。」 ○○(あれは、宇賀神さんだったんだ……) 花椿 ○○「花椿さん!?」 花椿「やっぱりバンビだったんだ。どうりで柔らかくていい匂いだと思った……」 ○○「ええ!?」 宇賀神「でもなんか残念そうに見えるんだけど?」 ○○(あれは、花椿さんだったんだ……) 自由行動2回目 ○○「今日はお土産を買いに行こう。」 ○○(えーと、花椿さんと宇賀神さんは……あ、いた!) ○○「おはよう!花椿さん、宇賀神さん!」 花椿「おはよ、バンビ!」 宇賀神「今日の運勢……絶好調。」 ○○「よし、じゃあ行こっか。」 花椿「さあ、出発!」 宇賀神「おー。」 ︙ 花椿「バレー部とシモンと編集さんとモデル仲間と……あとどこにあげればいいんだっけ。」 ○○「花椿さんは大変そうだね。宇賀神さんは?」 宇賀神「そんなに。でも北海道スイーツの研究はする。」 ○○「なるほど、バイトか……わたしはどうしようかな?」 宇賀神「とりあえず入る。カレンは忙しそうだし。」 ○○「うん、そうだね。」 ○○(さーて、なにを買おうかな……) ︙ ○○(ふぅ、これで終わりかな) 宇賀神「買い物完了。」 花椿「ごめん、お待たせ!」 ○○「あれ、お土産は?」 花椿「全部送っちゃった。持って歩くにはきつくって。」 ○○「これで用は済んだかな。」 花椿「あ、ねえねえ。記念に3人でお揃いのもの買わない?」 宇賀神「カレン、名案。」 ○○「うん、いいね!」 花椿「じゃあ決まり!でもなにがいいかな?」 宇賀神「今日、運勢がいいのはバンビ。バンビが選べば、きっと星が導いてくれる。」 ○○「え、わたし?うーん……あ、これ素敵!」 宇賀神「ガラスのマスコット。これは……フクロウ?」 花椿「いーじゃんいーじゃん!可愛いよ、バンビナイス!」 宇賀神「フクロウは知性の象徴。パワーを感じる。」 花椿「じゃあこれがキューティー3の証ってことで!」 ○○(ふふっ、いい思い出になったな) 自由行動終了後 ○○「明日で修学旅行も終わり……あっという間だったね。」 花椿「うん、美人薄命ってやつ!」 宇賀神「全然違う。」 花椿「そう? まあ、とにかく!アタシはすごく楽しかった。2人は?」 ○○「うん。楽しかった!」 宇賀神「もちろん。」 花椿「こんなに楽しいならまた来たいね。卒業旅行とか!?」 宇賀神「気が早い。」 ○○(うん、いい思い出になったな)
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修学旅行の龍宮さん。一日目 私たち3Aは、修学旅行で京都へ行く事になってた。 そのせいか、同室のクラスメートである刹那は近衛のとこのお嬢様の護衛にいつもより気を引き締めていた。 今回の旅行では、確か刹那やクー、楓と班が違うんだったな。 たしか、『運動部仲良し4人組』とかいうおめでたい連中とだったな。 (まぁ、こっそり抜け出して、あいつらのいないトコで暇をつぶすか。) 修学旅行の前日、そんな事を考えていた。 修学旅行当日。 「やっぱ龍宮さんって、身長も胸もおっきいよね~。」 感心したように、佐々木まきえが私を見上げる。 「まきえ、落ち着くにゃ。成長差は人それぞれだとおもうよ?」 「…多分まきえも、それくらい成長すると思うけどね?私は。」 それを聞いてまきえはぶーたれる。 「ゆーなもアキラも良いほうじゃん…。スタイルも頭もさ…。」 「まぁまぁまきえ。気持ちは分かるけど、それくらいにしとき、な?」 …本当に、おめでたい奴らだな。 とてもこいつらにはついていけるか不安になる。 電車の中。 いきなり大量のカエルが出てきた。 「かかかかカエルぅぅぅぅ!!!!!」 楓がかなり怯えていた。 私は誰にも気づかれないよう、楓の周りにいるカエルだけモデルガンで撃った。 これでどのカエルも楓に近づかないだろう。 そしていつの間にか刹那がいなくなっていた。 もう護衛に取り掛かったトコだろうか。 清水寺で、何やらアルコール臭がしている。 運動部組はアキラを除き、全員酒の滝に手を出してしまった。 いろんな意味で呆れてしまう。…事前にしっかり確認してから飲むべきだと私は考える。 すると、いつも寡黙な大河内が私に話しかけてきた。 「…ねぇ、龍宮さん…。」 「なんだ?」 「手伝ってくれない?」 「?」 なにを、だろうか。 「ふ~、これでいいか?」 「十分だよ。ありがとう龍宮さん。」 私と大河内は、酔いつぶれた明石、和泉、佐々木を旅館まで運び、さっさと寝かせた。 私は1人運んだのに対し、大河内は軽々と2人担いで運んでいた。 (…すごい腕力だな。たしか水泳部だったな。) すやすやと気持ちよさそうに寝ている3人、それを見つめる優しい彼女。 まぁ、たまにはこんな騒がしい奴らに付き合うのも悪くないな、と思ったその時、 「…龍宮さん、あの…。」 「?どうかしたか。」 なぜか大河内は少し申し訳なさそうに、 「ごめんね…。」 …謝ってきた。 「龍宮さんもお寺、回りたかったんだろうと思うんだ…。なのに、こんなことに巻き込んでしまって…。」 「大河内が謝る必要はない。私の意志で手伝ったんだ。それに…今からでも遅くはないだろう。…いくぞ。お前は私に付き合う義務があるぞ。」 「えっ?ちょっと待って龍宮さん!置いてかないで…。」 あわてて追いかけるアキラの手を取り、真名は清水寺へ向かった。 (…楓も一緒だったらよかったな…) 2人で清水寺を回って、閉館時間になるとさっさと旅館に戻る。 なかなか楽しい時間を過ごした。 そして、部屋に戻ると、やっぱり3人は寝ていた。 大浴場に2人で行って、かなりどうでもいい話をしたり、お互いについて話したりした。 (まぁ、流石に前のパートナーのコトとかスナイパーのコトとかは言わなかったが) 部屋に戻ろうとすると、外で何やら騒がしい事に察する。 なるべく知らないふりをし、アキラをさっさと部屋に入れる。 「龍宮さんのこと、私ちょっと誤解してたよ。」 寝る直前、いきなりアキラが話し出した。 「ぱっと見て怖い人だな、と思ってたけど、そんなことないんだね。」 「…そうか?」 「うん。実は、とっても、優しい人だったんだね…。」 「……。」 「変な事言い出してゴメンネ。おやすみ、龍宮さん…。」 しばらくすると、アキラの寝息が聞こえてきた。 すこしアキラを見つめた後、真名はふぅ、とため息を漏らし、 「やさしい、か…」 そんなことを、つぶやいていた。 二日目に続く。→二日目 名前 コメント
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【種別】 行事 【初出】 ⅩⅡ 【登場巻数】 ⅩⅡ 【解説】 大秋高校の5月の行事。 奈良・京都へ三泊四日の旅行。 グループで行動することが多い 春亮、泰造、兄森、村澤 フィア、このは、錐霞、渦奈 白穂、日向、イゾイー、 以下は春亮らの行程。 《1日目》「全員で奈良観光」 ↓ 新幹線 京都駅 ↓ バス 奈良公園 一時間自由行動 鹿にシカ餅をあげる。 大仏殿。柱の穴を潜る。 ↓ バス 京都・ホテル わりと豪勢な夕食 露天風呂 ロビーでトランプ 《2日目》「午前中・京都北西部、午後・南下」 ホテル ↓ 金閣寺 錐霞頑張る。 ↓ バス 龍安寺 方丈石庭。 ↓ 仁和寺 金堂、五重塔、御室桜、霊宝館での文化財展示。 ↓ バス 定食屋 昼食 アリス、クルリと再会 ↓ バス 広隆寺 仏像見学 東映太秦映画村 二時間自由行動 闇曲拍明と再会 殺陣の辻指南 ↓ ホテル 夕食 異性の部屋への侵入が全面禁止 ↓ 公園
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池沼唯の修学旅行(その2) 唯は風呂に入る。 旅館の風呂は家の風呂より大きいので、唯は風呂を見てかなり興奮していた。 唯「キャッ♪キャッ♪おうろおおきー(^q^)」 そこでハイテンションの唯を冷ややかな目で見る唯と同じ班の3人がいた。 女子生徒A「いくら同じ班だからって唯と一緒に風呂なんて最悪だよ…」 女子生徒B「楽しみだった清水寺や金閣寺も唯のせいで中止になっちゃうし…」 女子生徒C「夕食ぐらいは楽しめると思ったのにそれも唯のせいで台無しだよ。」 この3人も障害者だが、唯程の重い障害は持っていない。 女子生徒B「しかもあれだけみんなに迷惑かけたのに平然としているんだからムカつく…」 その時! 「バシャ!」 なんと唯は身体も洗わずに涎や鼻水が垂れたまま風呂に入る!湯に唯の涎や鼻水が浮かぶ… 女子生徒C「早速入った…」 女子生徒A「これじゃああの風呂には入れないね…」 女子生徒B「大丈夫よ!まだ泡風呂があるから早く身体を洗おう!」 そう言って3人は身体を洗い始める…しかし!次の瞬間! 「ぶぶぶぶぶー!」 唯「あ、でちゃったれす(^p^)」 唯が風呂の中でウンチを漏らしてしまった… 女子生徒B(あの風呂はもう完全に入れないね…) 女子生徒A(汚いなぁ) 女子生徒C(早く身体洗ってしまおう…) そうして3人は身体を洗い終わり、唯が入る前に泡風呂に入った。 女子生徒C「ふう、なんとか間に合ったねぇ。」 女子生徒A「ひとまず安心したよ。」 しかし! 唯「ゆいもいっしょにはいるれす(^q^)」 なんと唯が一緒に入ろうと泡風呂に近づいてくる! 女子生徒B「来ないで!あんたが来たらこの風呂も汚れるわ!」 女子生徒C「そうだよ!あっち行ってよ!」 唯「う゛ーう゛ー("q")」 唯は無視してだんだん近づいてくる!これには3人もとうとう激怒した! 女子生徒A「あっち行けって言ってるでしょ!」 なんと3人は女風呂を覗いた男を追い払うかのように、近くにあった桶を唯に投げつける!そして桶は見事に唯にヒットする!! 唯「びえええーーーん!!!ゆいいたいよーー!!」 ドガッバキッ… そして唯は泡風呂から逃げる…しかし走ってる唯は途中で足を滑らせ、近くにあった水風呂に落ちてしまう…すると! 「ぶぶぶぶぶー!」 唯は水風呂に入ってしまい急激な温度変化によってお腹が冷えて、下痢が出てしまう! 唯「ビーーーーーーーー!!!」 唯は落ちたショックでパニック状態になってしまい、水風呂から出れなくなってしまう…しかし3人はそれを何とも思わず、泡風呂で談笑している… そして3人が風呂を出て後から先生が入ると風呂にウンチが浮かんでいて、水風呂で下痢を排出しながらパニック状態で暴れまわっている唯の姿があった… 唯は先生達に湯で身体を温められた後、説教を受けている… 先生「唯ちゃん?なんでさっきはあんな事をしたの?」 唯「あーうー?」 唯は脳みその中が狭いのでさっきの事は勿論忘れている。ちなみにさっきの事とは水風呂で下痢を排出しながら暴れ回っていた事だ。 唯「うーいあいすー」 唯は風呂上りのアイスをねだっている…しかも今日は旅館で泊まるのに憂がいると思っている…なんとも馬鹿な池沼だ…(いけぬ魔王と表記しましたがわざわざ書くのが面倒なのでこれからも池沼と表記します) 先生は唯が説教を無視し、逆にアイスを求めることにとうとうキレた! 先生「話を聞け!この池沼!(いけぬ魔王は忘れている設定)」バシン! 唯「びえーん!!せんせーぶったー!!」 先生「それに今日はここに泊まるから憂ちゃんはいないわよ!」 唯「うーいいない…?ビーーーーーーーーー!!!うーい!!」 泊まることに気付かずに修学旅行に行くとは…なんとも間抜けな池沼である… 唯は池沼泣きをすると部屋を出て行く。 先生「ちょっと!?唯ちゃん何処に行くの!?」 唯「うーいにあいにいくーー("q")」 先生も呆れていた…ここ京都から唯の家まで何百キロもある。交通手段も頭に浮かばない唯は家に帰れないだろう…それに帰ってきても憂にお仕置きされる。本当に馬鹿だ… 先生「唯ちゃん?こっちにアイスがあるわよ?」 勿論嘘だ…しかし唯は… 唯「キャッ♪キャッ♪あいすー♪(^q^)」 アイスで簡単に戻ってくるとは…やはり唯は憂と居ないと風呂上りのアイスが食べられないから家に帰ろうとしたのだ…憂がこれを見たら間違いなく唯は殺されるだろう… 先生もそんな唯を呆然と見ていた… 唯の班の部屋 先生「みんな布団敷いてねー」 女子生徒A・B・C「はーい」 唯「キャッ♪キャッ♪あいすー♪(^q^)」ペロペロ 先生・女子生徒A・B・C「…………」 3人が布団を敷こうとしてるのに、唯だけアイスのことしか考えて無い。まあ唯は極度の池沼なので空気を読む事も困難だから仕方の無い事だが… そして3人が自分の布団を敷き終わったが、自分の布団は自分で敷かなければいけないので唯のは敷かない。勿論唯は池沼なので布団の敷くことも困難なのだ… 丁度唯もアイスを食べ終わり布団に入ろうとするが、みんな布団に入って話をしているから唯の入る布団が無い。まあこれは当然のことだろう。 唯「あーうー?ゆいのふとんー?」 唯はそう言って辺りを見回した。すると唯は布団の入っている押入れを見つけた。すると… 唯「キャッ♪キャッ♪」 唯はなんと押入れを開けて中に入りだした! 唯(ドラ○もんはいつもこの中で寝ているから唯もここで寝ればいいんだ) 唯はたまにテレビを見ているときドラ○もんの就寝シーンを見たことがある為、「ベッドが無かったら押入れで寝る」と思い込んでいたのだ。なんとまあつくづく残念な池沼だ… それを見ていた3人は… 女子生徒C「この歳になって押入れで寝るなんて本当に池沼だね。まあ障害のある私が言うのもなんだけど…」 女子生徒A「まあ唯と隣で寝るよりはまだマシだからいいじゃない。」 唯「キャッ♪キャッ♪ゆいはどらーもんでつ(^q^)」 唯は押入れではしゃいでいる。池沼にこんな真似されたらさすがのドラ○もん様にも失礼である… 就寝時間 先生「みんなもう寝ましょうね」 女子生徒B「はい先生」 だが3人はまだ寝る気は無い。3人は枕投げをして遊んでいた。 女子生徒A「あはははは!それっ」ビシュ! 女子生徒C「キャー!」バシ 女子生徒B「えーい!」ビシュ! 3人は枕投げをかなり楽しんでいた。しかし押入れの中で3人の笑い声を聞いていた唯は、自分も一緒に笑い声の聞こえる楽しいことをしたがってた。だがこんなときに唯が出てきたら真っ先に酷い目に遭うだろう。だが唯はそんな事もお構いなしに… がらーっ(押入れを開ける音) 唯「ゆいもやるでつ!(^q^)」 女子生徒B「ゆ、唯!」 唯「ゆいもーやーる(^q^)」 女子生徒C「どうする…?」 女子生徒A「そうだ!枕投げで唯をいじめようよ!」 女子生徒B「いいね!でも唯に枕を投げたら枕が汚れるから私達の分の枕だけ置いときましょう。」 女子生徒C「じゃあ余った枕で唯にいっぱいぶつけよう!」 そして… 女子生徒B「じゃあやろうか唯」 唯「キャッキャッ♪(^q^)」 女子生徒C「くらえ!」ビシュ! 唯「ギャッ!」ベシ! 枕は見事に唯の顔面にヒットした!そして唯は… 唯「びえーーーーん!!いたいれす!("q")」 女子生徒B「唯、これはね枕をぶつける遊びなの!」 唯「ビーーーー!ゆいまくらあそぶやめる!!」 女子生徒A「ダメよこの遊びは一度やるって言ったらやめられないんだから!(嘘だけどw)」 3人はこの枕投げで唯を集中的に狙うことで修学旅行を台無しにされた恨みを晴らすのだった! 女子生徒B「それぇ次!」ビシュ! 唯「ひーん!」ドゴッ! そして十分後…みんなの布団は唯の鼻水や唾や涙で凄い汚れていた。 唯「びーーん!!ゆいいじめたー!("q")」 その時! ガチャ!「扉を開く音」 先生「こら!もう寝る時間でしょ!って何してるのよみんな!?」 3人はまずいと思った。するといい言い訳を思いついたのか、女子生徒Bが… 女子生徒B「唯が私達の布団を涎や鼻水で汚して、みんなで怒ったら泣いたんです。」 先生「本当なの?唯ちゃんみんなに謝りなさい!」 唯「びえーーん!ゆいわるくないほかのみんなわるい!("q")」 先生「嘘を言う子はお仕置きです!」パシン! 唯「ビーーーーー!!」 女子生徒A・B・C(ふー助かった…) この後、3人の布団は取り替えられた。 そのころ憂は梓の家に純と一緒に泊まっていた。 昼から梓と純で遊んでいて、話が発展して泊まることになったのだろう… 梓「じゃあ憂・純そろそろ布団に入ろうか?」 憂「うん…」 純「憂、どうしたの?」 憂「どうして梓ちゃん達は私と仲良くしてくれるの?私のお姉ちゃんいつも街のみんなに迷惑かけて嫌な目で見られているのに…そんなお姉ちゃんの妹とこんなに仲良くしてたら梓ちゃん達も嫌われるかもしれないんだよ?」 梓「憂……」 純「なに言ってんの!私達友達でしょ?こんな事で憂を嫌いになるわけ無いじゃん!憂は何も悪い事なんてしてないのに!」 梓「逆に憂は昔から唯さんの世話をたくさんしてるからいろんな家事ができるから校内で人気があるんだよ。憂は凄いよ。」 純「もっと自分に自信を持ちなよ憂。私達は憂の味方だから。」 憂「梓ちゃん…純ちゃん…グス…あ、ありがと~うわーーん!」 梓・純「よしよし」 姉妹なのにこの扱いの差は何だ…嗚呼、哀れな池沼だ…そして憂が泣き止んで… 梓「そういえば、澪先輩達も今日から修学旅行だったよ」 憂「へ~だったらどこかで和さんとお姉ちゃんが会うかも知れないね!」 純「まさか~」 梓・憂・純「あはははは!」 丁度そのころ唯は先生にいっぱいビンタされ他の3人によって押入れの中に入れられ、押入れの中で気絶していた… 池沼唯哀れなり… 修学旅行二日目… 先生「みんなおはよう。もう起きる時間よ。」 女子生徒A「ふぁあ…せんせーおはようございます…」 先生「もうすぐ朝食だからみんな起こしといてね。」 女子生徒A「ふぁーい…」 女子生徒Aは女子生徒B・Cを起こし、朝食を食べに行く準備ができたのだが、まだ唯を起こしていない。 女子生徒B「起こさなかったら先生がうるさいから唯も起こそう。」 そう言って唯の寝ている押入れを開けた…すると! ぷぅ~~ん 女子生徒C「く、臭い!」 押入れの中は既に唯のウンチや涎の臭いで汚染されていた!押入れが開いて目が覚めたのだろうか、唯が起きた。 唯「おはようれす…(zqz)」 唯はそう言って押入れから出ようとする…しかし! ドタァ! 唯は押入れの上で寝ていた為、降りるときに押入れから落ちてしまった!しかも打ち所が顔面だったので… 唯「ビーーーーーーーーーーーーーー!!いたいれすーーーー!("q")」 朝から池沼泣きだ…この痛みは良い目覚ましになっただろう…しかし! 唯「ビーーーーーーーー!いじめたーーーーー!("q")」 なんと唯は自業自得なのに3人のせいにしている!確かに昨日の枕投げはこの3人が悪かったが、今朝は実際何もしていない。むしろ唯を起こそうとしていたのだ。なのに唯はこの3人を犯人と決め付けている! すると… 先生「みんなー朝食の準備が出来たから早く来なさい。」ガチャ! 先生「どうしたの?」 唯「ゆいをいじめたー!("q")」 先生「本当なの?みんな。」 女子生徒B「違います!唯が押入れから落ちたのに勝手に私達のせいにしてるんです。」 先生「まさか押入れで寝ていたの!?」 唯「ビーーーー!」 先生「し、しかも押入れの中からウンチや涎の臭いがする…ま、まさか唯ちゃんウンチ漏らしたの…?」 唯「ゆいもらしてない("q")」 先生「じゃあなんで押入れの中がこんなに臭くて、中の布団や壁が茶色なのよ!?」パシン! 唯「ビーーーーーー!せんせーぶったーーーーーー!!("q")」 先生「しかも押入れの中で寝て、自分で顔ぶつけたら人のせいにする!!そんな子にはお仕置きです!!」べシン! 唯「ゆいおしおきいやーーーーーーー!!("q")」 先生「問答無用!!」 女子生徒C「あ、あの先生…」 先生「あなた達は早く朝食を食べに行きなさい!」 女子生徒A「は、はい!」 その時先生は鬼と化していた! そして3人が朝食を食べ終わって部屋に戻ると、血を吐いて気絶していた唯の姿があった… 先生「今日は自由行動です。みんな車には気をつけてくださいね。」 生徒一同「はーい!」 自由行動だが障害のある子だけでの行動は危険なので、女子生徒2人+男子生徒2人+先生1人で一つの班だ。 ちなみに唯の班のメンバーにはいじめっ子のゆうすけ君が入っている。かなり嫌な予感がする… 先生「それでは行きましょうか。」 唯「あーう!(^q^)」 ゆうすけ「おい!唯豚!変な問題おこすんじゃねーぞ!」 唯「う゛ーう゛ー(`q´)」 全くゆうすけ君の言うとおりだ。唯はこういう集団行動でも今まで多くの問題を起こしている。 しかも同じ池沼に注意されるとは…ほとほと情けない… そして京都駅まで歩いて行き、駅からタクシーに乗って金閣寺に行くつもりだった…しかし歩いている途中… 「にゃー」 唯「あーにゃんにゃんだー(^q^)」 唯は猫を捕まえようと追いかける。しかもそのとき唯はみんなの一番後ろを歩いていた為、先生達は唯がいなくなることに気付かない! しかし猫は逃げる。見知らぬ人が追いかけてきたら逃げるのが猫の大体の反応だが、猫が逃げる理由は、普通に唯が気持ち悪いからだww 唯「にゃんにゃんまってー("q")」 当然猫のほうが早い為、唯は猫を見失ってしまう… 唯「うえーん!にゃんにゃんー!("q")」 しかし唯は迷子になってしまった!唯は必死でみんなを探すが見つからない… 唯「びえーーん!」 ドンッ! 唯はいろんなところを走り回ったいるとき、曲がり角で誰かとぶつかってしまった! 和「いたた…」 和「ご、ごめんなさい…お怪我はありませんか?…ってゆ、唯!」 律「どうしたんだぁ?和?」 唯「あ~う~…のどたたん!」 唯「のどたたん!のどたたん!キャッ♪キャッ♪(^q^)」 唯はかなり興奮していた。 なぜなら遠いところで友達(友達だと思っているのは唯だけだがww)と再会できたからだ。 それと、知っている人と出会ったからだ。修学旅行にまで唯が出てくるとは…不幸な和である… ちなみに、和・澪・律・紬の四人で行動してる。 和「…みんな無視して行きましょう…」 紬「でもいいの?幼馴染なんだし…」 和「いいから。唯と関わっていると碌なことが無いんだから。」 澪「分かった。それにしてもかなり気持ち悪い奴だな…」 和「早くタクシーに乗って行きましょう!」 そう言って四人は唯から逃げるように去っていく… 唯「のどたたんまって~("q")」 唯は和を追いかけるが和は逃げる…まあこんな気持ち悪い池沼にまってと言われて待つバカはいないだろうww しかし!次の瞬間! 唯「びえーーーーーーーん!!("q")」 唯は大声で泣き出した!これには周囲の通行人も四人に「連れて行けよ」って言いたそうな視線を向ける… 四人はこの視線を感じ取って… 律「しかたない…連れて行くか…」 澪「…そうだな…」 和「そ、そんな…悪いわ。」 紬「いいのよ…多いほうが楽しいし…」 和「わ、分かったわ。悪いわねみんな…」 和「い、行くわよ唯…」 唯「キャッ♪キャッ♪のどたたんあいすー(^q^)」 和・澪・律・紬「……………………」 こうして四人+池沼一匹の自由行動が始まった…… 澪「あれ?律は?」 律は楽器店のガラス越しに置かれているドラムを見る。 律「よし!まずはここだな!」 澪「何で京都に来てまで楽器屋なんだよ!」 澪「早く行くぞ!」 律「あーん!いけずぅ~!」 すると唯が… 唯「うんたんいくー(^q^)」 唯はカスタネットが楽器なのを知っている為、楽器店に入ろうとする! 和「ちょっと唯!早く来なさい!」 唯「う゛ーう゛ー("q")」 紬「唯ちゃんわがまま言わないでね?」 唯「う゛ーう゛ーしねー!("q")」 なんと唯は暴言を吐いた!しかも初対面の相手に!和はこんな池沼が自分の友達に暴言を吐いたのが許せなかった! 和「言うことを聞いて!」パチーン! 唯「びえーーん!のどたたんぶったー!のどたたんわるいこ!("q")」 和は唯の幼馴染の為中学まで唯ちゃん係をやらされていた。その為憂からも信頼されていて、わがままを言ったら躾として手を挙げてもいいと言われていた。 和「これ以上わがまま言ったらお仕置きよ!」 唯「ゆいおしおきいやー("q")」 和「だったらお利口にしときなさい。」 唯「ゆいおりこーさんする!(^q^)」 和「ごめんねムギ。」 紬「いいのよ。気にしないで。」 律「タクシー来たから乗ろうぜー!」 嵐山 律「おぁー!ここが嵐山か!」 紬「店がいっぱいね!人も沢山いるわ!」 澪「よし!じゃあ渡月橋から見て…」 唯「キャッ♪キャッ♪おさーたん♪おさーたん♪(^q^)」 唯はモンキーパークと書かれた看板を見てモンキーパークのある方向へと走って行く。 4人は慌てて唯を追いかける! 和「だから何で京都に来てまでお猿なのよーー!唯ーー!」 まあ当然だろう…唯は重度の池沼なので京都の観光や素晴らしさが全く分からない。 その為清水寺や銀閣寺を「ただのお寺」、嵐山を「そこらの山」という認識しか出来ないww まあ金色に輝く金閣寺はどうなのか分からないが… 4人は唯を追いかけてモンキーパークに来た。するとそこはとても高いところで京都市内を一望出来た。 澪「こんなにいい景色が見られるなんてな。」 唯「おさーたん♪(^q^)」 唯は休憩所に入っていく。 和「唯!待ちなさい!」 和は急いで休憩所の中に行く… 和「はあはあ…待って唯!」 唯「のどたたん!おさーたんえさあげるー!(^q^)」 和「はあ…分かったわ唯…」 和は100円で餌を貰って唯に渡す。 前に記述したが唯は重度の池沼なので金をはらうことを知らない。 それに唯の財布で金を払っても、自分の物(金)盗んだと言って逆キレされる始末だろう… 唯「キャッ♪キャッ♪おさーたんえさあげまつよーー(^q^)」 紬と律も餌をあげている。 紬「あぁっ!」 律「怖がらなくても平気だぞ。ほら!」 猿は律の手に乗っかった餌を取る。 律「ほらな!」 紬「うん…」 紬は餌を猿の前に出し、猿は餌を取る。 紬「…出来た!」 律と喜ぶ紬だったが… 唯「むふぅーー!("q")」 唯がご機嫌斜めの様子である。 唯「おさーたんえさたべーでつ!("q")」 猿は唯の餌を食べてくれないのだ。おそらく猿にも唯の気持ち悪さが分かるのだろうww 唯「えさたべないわるいこはおしおきでつ!("q")」 唯はそう言って餌を猿にめがけて投げつける! しかし猿には簡単にかわされる!まあ当然だろう… 投げつけた餌がかわされて更に不愉快になった唯はなんと、猿が逃げない為に作られたフェンスに突進した! ガシャーン! 唯「ゆるたないでつ!("q")」 唯はそう言ってもう一回フェンスにぶつかった! フェンスにぶつかった後唯は自分の顔をフェンスに押し付けて文句を言っている… 唯「おさーたんわるいこ!おさーたんわるいこ!("q")」 和「ゆ、唯やめなさい!」 澪「唯やめるんだ!」 唯「あいすくれないとゆるたないでつ!("q")」 猿にアイスを強請るとは…バカな池沼だww すると猿も怒ったのかフェンスの隙間から出た唯の鼻の頭を引っ掻く! 唯「ぎいいいーーーーー!びえーーーん!! いたいれす!("q")」 その顔はとても醜く涎と鼻水だけでなく鼻の頭に猿に引っ掻かれた傷があり、顔中にフェンスの跡がくっきりと残っている。これには4人も笑いそうになったww そんな笑いを堪えて和が唯にお仕置きをした! 和「いい加減にしなさい!」 パシーン! 唯「びえーーん! のどたたんぶったー! ゆいおりこーさん!おさーたんわるい!("q")」 4人はこのままでは他の人に迷惑だろうと思い、モンキーパークから出て行く… 注)この話では和はけいおん部に所属している設定 (生徒会長兼) モンキーパークを出た4人+池沼1匹のご一行はお土産屋を見つけて立ち寄った。 律「あ、ほらお土産があるぜ!」 和「ほんとね。かわいい。」 律「そうだ、梓にも何か買っていってあげなきゃな。」 澪「そうだな。一人で留守番だし。」 紬「だったら何か京都らしい物がいいんじゃない?」 律「京都らしい物?」 和・澪・律・紬「うーん?」 和「うーん?これ?」 舞妓はんの人形 紬「これかしら?」 日本刀と羽織 律「これこれっ!」 京都タワーの風船(?) 澪「いや…これだろ…」 なま八つ橋 すると唯が… 唯「のどたたんこれほしー!(^q^)」 唯が指差したのは、律の出した京都タワーの風船だ。 しかしこれは大きい為、結構値段が高い。 和「無理よ…高くて買えないわ…」 唯「う゛ーう゛ーのどたたんこれいるのー!("q")」 和「だから買えないって言ってるじゃない…」 唯「ほしーほしー!("q")」 和「いい加減にして!」パチーン! 唯「びえーん!("q")」 唯は猿に引っ掻かれてしかも和から制裁を受けた為、とうとう不満が爆発した! 唯「う゛ーう゛ーあ゛ーあ゛ーぎぃーぎぃーのどたたんゆるたないでつ!!(`q´)」 そう言って唯は和に突進した! 和「痛…何しやがんだこの池沼!!」 バキッ! 唯「びえーーん!いたいれす!ゆいおりこーさんするでつ!ゆるs…」 和「死ねぇーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 バキィィィィィィーーーーーーー!!!! 和の蹴りが顔面にクリーンヒットする! 律・紬(ひぃーー怖ーーーー!) 澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」ガクガク 唯は口から血を出して気絶した… 和「さあみんなそろそろ昼食にしましょ♪」 澪・律・紬「は、はい……(和の今の笑顔怖い!)」 唯は気絶していた為、何も食べられなかった…しかしこれが後に唯の人生を変えてしまうとは誰も気付かないのであった… 昼食後、ご一行が他の観光を楽しんで… 澪「じゃあそろそろ時間だしホテルに戻ろうか。」 紬「帰りは電車にしよう。」 澪「そうだな。」 律「よーし!なら駅はこっちだ。ついてこーい!」 そして… 律「あれ…?」 澪「迷ったのか?」 律「迷ってねえ。」 澪「あれだけ地図見てたのに…」 律「今確認してるんだ。」 その時、和の背中で気絶していた唯が目を覚ました! 唯「ふあぁ~(~q~)」 みんな迷っているというのに…相変わらずのアホ面だww 唯は和の背中から降りた… しかしその時! 「ブブブブブーーーー!!」 唯「でちゃったれす(^q^)」 唯はこんな時にウンチを漏らしてしまった! 和は呆れてしまった… しかも唯は空気を読めずに… 唯「のどたたん!ゆいのおむつきたない!きたない!("q")」 和「……」 唯「のどたたんおむつかえてー!("q")」 和「……」 唯「う゛ーう゛ーゆいのおむつかえるのーー!("q")」 和「………げんにして………」 唯「あう?」 和「もういい加減にして!!!」 これには唯だけでなく他の3人も驚いた! 唯「あう!?」 和「私はね!幼稚園の頃からあなたのことが大嫌いだった!!」 和「いつもいつも私の前に現れて!周りからはいつも唯ちゃん係っていつもみんなから言われてた!」 和「小学校、中学校に入ったらあなたと絶交できるとおもってたけど、そこでも唯ちゃん係!」 和「それどころか「池沼の友達」ってみんなから影でいじめられてたんだから!!」 和「高校に入ったら唯とは殆ど会わなくなると思ってほっとしたけど!今度は修学旅行で私の邪魔をする!!」 和「いつもいろんな人に迷惑をかけて…憂や私達の気持ちも考えてよ…」 唯「あーうーのどたt」 和「私の名前を気安く呼ばないで!!池沼の分際で!!」 和「あなたなんか消えてしまえばいいのに!!!」バキッ! 唯「ぎゃー!のどたたんごめんなたい!("q")」 和「あなたに親の名付けてくれた私の大事な名前を言う資格なんて無いわ!この糞池沼!!」バキッ! 唯「びえーーーん!("q")」 その後暴力は30分も続き、気付くと唯は体中が真っ赤に腫れ上がって倒れていた… 和「私はあなたのことなんか大嫌い…うわぁーーん!」 和は泣いてしまった!これには3人も驚いていた! なぜならあの冷静な和が感情的になって泣くなんて… そんな和の冷たい手を握ったのはけいおん部の大切な仲間達だった… 律「和、今まで辛かったんだな…お前の気持ち分かるよ…」 紬「今日唯ちゃんと一緒に行動したけどかなり大変だったもの。」 澪「こんなことを14年間もずっとやっていたんだ…和はえらいよ…」 律「私はお前と一緒の大学に行くよ。これから楽しい思い出をいっぱい作っていけばいい。なあ澪?」 澪「ああ、私も和と一緒の大学に行くよ。これからもこのメンバーでけいおんをしたいし。」 紬「わたしも一緒の大学に行くわ。一度こういう青春を感じてみたかったの~」 和「み、みんなぁーありがとぉーーわーん!」 紬「よしよし」ナデナデ 律「よし!今日はホテルの部屋で「和の池沼唯との決別記念パーティー」しようぜ!」 澪「なんだそのネーミングセンスの無さは!」どしっ!(ツッコミ) 澪・律・紬・和「あはははは!!」 桜高の他の生徒「おーい!秋山さーん!」 澪「みんなどうしたんだ?」 桜高の他の生徒「実は迷っちゃって…一緒に駅探そう?」 律「一緒に行こうぜ!」 紬「うん!そうしましょう!」 そう言って4人は他の生徒と旅館へと帰っていった。 この和の修学旅行は唯と決別し澪達との友情が深まり思い出に残る修学旅行でした。 幸せに満ちた和とは対称的に絶望的な姿になっていた悪の根源の唯は気を取り戻して立ち上がった… 唯「む~いたいれす…("q")」 唯はかなり元気が無くなっていた。傷の痛みもそうだが、一番の原因は和に絶交されたことだ。 辺りは真っ暗で人気の無い道だ。電信柱の蛍光灯の光が唯の痛み、絶望を露にしている… 丁度そのころ養護学校の先生は唯を捜していた。 他の先生に生徒達を預けて自由行動をさせて、先生はずっと唯を捜していたのだ。 しかし今先生が探している所は二条城周辺で当然唯は見つからない… 先生「唯ちゃんどこに行ったのかしら…ちゃんと私が目を離さないでいれば…」 その時唯は… 「とぼとぼ……」 唯は一人で泣きながら歩いている… 唯「……グスグス……」 「ぐるるるる~~」 唯「あーうごはんたべたいれす…」 唯は昼食も食べていない為お腹が減っている。 その時、焼肉屋のいい匂いがする! おそらく大きな道に出たのだろう…焼肉屋のいい匂いに唯は釣られていく。 なんとその焼肉屋は大きな道を挟んで向こう側だった!嫌な予感がする… 唯「ごはんーごはんー」 唯はなんと焼肉屋の匂いに釣られて、大きな通りを横切っている為、来る車に気付かない! パァー パァー 運転手は慌ててクラクションを鳴らすが唯はかなり疲れているため全然気付かない! 運転手は急いで急ブレーキを掛けるが間に合わない! 唯「あう?」 キキキーーーーッ! ドガァーーン!! 唯「ギャーーーーーーーー!!!("q")」 運転手「き、君!大丈夫か!?」 運転手は慌てて声を掛ける! 唯「ゆいいたいー!!あしいたいれすーーーー!!!!びえーーーーん!!!!("q")」 運転手は急いで病院に電話する! ピーポー ピーポー その時先生は交番で捜索願を出していた… その時! 「プルルルッ!プルルルッ!」 警察官「はいもしもし!………ええ!?……はい!分かりました!!」 先生「どうしたんですか?」 警察官「嵐山で女の子が事故になったそうなんです…それも知的障害者の…」 先生「そ、そんな…唯ちゃん!!」 病院… 先生「唯ちゃんの様態は!?」 院長「一命はなんとか取り留めましたが足を手術で切断しなければいけない状況になっています…」 先生「そ、そんな……」 院長「しかも手術費はかなり高いです…ご家族で話し合わないと…」 先生「わ、分かりました…(憂ちゃんに連絡しないと…)」 平沢家… 「プルルルッ!プルルルッ!」 憂はこの日、梓の家から帰って来た。 憂「もしもし…平沢ですが……ええ!?お姉ちゃんが!?……明日そちらに行きます!!」 次の日… 憂「お姉ちゃん!!」 唯「うーい……」 憂は唯の哀れな姿を見て絶望的な気持ちになった…何でお姉ちゃんはいつも酷い目に遭うの? 助けてあげたい…憂はそう思っていた… 憂「お姉ちゃんを手術してあげてください…」 院長「分かりました…」 そして手術が終わり退院して家に帰った唯と憂だったが、 手術の請求書が来た… まさか修学旅行のお土産が八つ橋や抹茶じゃなく手術費の借金とは…憂鬱な気持ちになる憂だった…ww この後唯は学校を辞めて、家で寝たきり状態らしい… 車椅子という手段もあったが、唯のあの怠惰な性格の為車椅子の乗り方や使い方も分からないらしい…ww そのため、外に出て問題を起こすことも無くなり桜ヶ丘地区に平和が訪れた。 唯は外に出たがってはいつも憂にお仕置きされる日々らしいww 対する和達、けいおん部は学祭に向けてライブの練習に日々励んでいる。 勿論全員同じ大学に行く為に受験勉強も頑張っている。 そして学祭 和「それでは最後の曲行きます!」 澪・律・紬・和・梓「ふわふわ時間!!!」 おわり♪ (2010.09.29-2010.10.18) 池沼唯のSS に戻る counter today - yesterday - total -
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翌朝、教室 先生「来週、修学旅行へ行くぞ」 不良①「あ?どこに?」 先生「新潟県佐渡島だ」 進也「俺らも行っていいんですか?」 不良②「俺らいっつも置いてきぼりだもんな」 先生「今回は行き、帰り、宿は他のクラスと一緒だ」 不良③「他は別行動なのか」 磯谷「別にいーじゃん、少人数で動けるってわけだろ?」 坂城「そーいうことだな」 先生「んで、若月はどうなんだ?」 刃「んー・・・分かんねー」 進也「なんだ・・・このシステム」 坂城「・・・んで、これんのかよ」 刃「来週だろ、俺は行こうと思ってる」 先生「大丈夫なのか・・・?」 刃「さー、大丈夫だろ」 磯谷「だろーね、怪我人には見えないよ」 放課後、北の家 レイン「修学旅行?」 進也「うん・・・」 レイン「行けばいいじゃねえか」 進也「でもさぁ・・・何か怖いし・・・」 レイン「BLOOD関係なら心配すんな、前にも言ったがお前にはきちんと学生生活を送って貰いたい」 レイン「その協力はさせて貰うつもりだ、だからもし出先で何かあっても俺が片づける、心配するな」 坂城「さっすがレインさん、説得力が違います」 雪希「みんな・・・ちょっといい?」 磯谷「んー?」 雪希「ちょっと・・・画面見て」 進也「・・・BSNWって?」 レイン「裏社会ネットワーク、裏社会の基本情報を見るサイトだが・・・どうした?」 雪希「企業ランキングっていうのがあるの、BLOODやSEAS、N・Bは毎週上位にいるんだけど・・・これ」 坂城「光炎組じゃねえか」 磯谷「あれ、上位にいるじゃん」 進也「え、そんな感じなの?」 レイン「元々光炎組ってのは二代目BLOODの時にBLOODが巨大化し過ぎた為に勢力を分割する目的で作られたんだ」 レイン「だから勢力はBLOODが管理している、頭角を現さない様にしていたはずなんだ」 レイン「まあ光炎ユウがボスになってから徐々に上がってるってのは聞いてたが・・・この二週間の上がり方はすごいな」 雪希「レインさんも知らないんだ・・・」 レイン「あぁ・・・俺はシンの教育に専念するように言われてるからそういうのはノータッチなんだ」 坂城「じゃあその当人に尋ねてみるか?」 進也「あ・・・学校言えば鮫島さんいるかも‼‼」 レイン「いねぇよ、俺と鮫島はある場所へ招集されてる、俺もこれから行って来る」 進也「え・・・修学旅行は‼‼‼‼?」 レイン「悪いな、代わりにBLOODの職員を行かせるからそれで勘弁してくれ」 磯谷「何なら必要ねえよ」 レイン「ん?」 坂城「佐渡島って言えば自然や歴史の宝庫、研究者くらいしかいねえんすよ」 レイン「・・・ならいいか・・・」 磯谷「招集って?」 レイン「さぁな、俺と鮫島、セレナが招集されてるから・・・V絡みかもしれねえ」 レイン「だから今回は無理言って行かせて貰ったんだ、まあこっちは心配すんな、お前らはちゃんと楽しんで来いよ」 進也「あ・・・うん・・・ありがと」 レイン「まあ光炎組の件は俺から聞いておく」 一週間後、羽田空港 進也「うわーーーー凄い人‼‼‼」 坂城「おい磯谷、テメェちょっとは格好気使えよな」 磯谷「いーじゃん、かわいくない?」 坂城「目立ち過ぎなんだよ‼‼‼‼」 刃「お前ら行けてるだけいーじゃんかよぉ」 進也「刃・・・結局ダメだったの?」 刃「あー、医者のおっさんがダメって言うからさ」 坂城「そりゃ残念だったな」 先生「さて、では飛行機に乗るから付いて来い、はぐれるなよ」 磯谷「うぃーっす」 飛行機内 進也「うおおおぉぉぉぉぉぉ‼‼‼‼飛んでる‼‼‼‼‼‼」 坂城「・・・ZZZ」 磯谷「飛ぶ瞬間に寝ちゃうとは・・・勿体ないやつ」 進也「そういえば何度かヘリで飛んだけど・・・やっぱ飛行機の迫力は違うな・・・」 坂城「ふぁ~~~~・・・おぉ、飛んだか」 磯谷「なんで寝ちゃうかなぁ」 坂城「飛行機は滅多に乗らねえけどヘリなら何度も乗ったからな」 磯谷「そーなんだぁ、俺は楽しいけどな♪」 佐渡島 進也「到着‼‼‼‼」 坂城「きれいだな、さすがジャパンだ」 豪「ではF組を担当することになった平和維持委員会の香取豪だ、よろしく」 不良①「うぃーっす」 豪「F組は基本的には自由行動だ、旅館に居ても外に出ても構わない、ただしどこに行くかは事前に俺に知らせるんだ」 磯谷「唯君来てるって聞いたけど」 豪「唯は他のクラス担当だ」 進也「よし、結局今日はどこへ行く?」 磯谷「調べて来ちゃった、任せときな・・・海岸行って来るから」 坂城「じゃー行くか」 豪「ガイドブック持ってるな?」 磯谷「おう、もちろん」 進也「ハァ・・・ハァ・・・疲れた」 坂城「随分遠いんだな、夜までに帰れるのか?」 磯谷「俺の計算ではね」 坂城「それが信用ならねえんだよ」 磯谷「まー計算外なのはシン君の体力の無さかな♪」 進也「え‼‼?これでも結構頑張ってるんだけど‼‼‼‼‼‼‼」 坂城「そろそろじゃねえか?」 磯谷「おー・・・めっちゃ綺麗な夕日」 坂城「なんというか荘厳だな・・・心が落ち付く」 進也「すごいね・・・少し時間かけて来て正解じゃん」 磯谷「ダメだよ、これじゃ帰んの遅くなんじゃん」 進也「ご・・・ごめん・・・」 坂城「さて・・・そろそろ戻りたいが・・・もう少し見ていたいな」 磯谷「どーせ点呼間に合わねーし、ゆっくりして行こうぜー」 進也「いいのかな・・・」 坂城「もっと見ていたい気持ちを抑えて戻り怒られんのとたっぷりみてたっぷり怒られんの・・・どっちがいい?」 進也「まあ・・・そりゃ・・・・・・」 豪「まったく・・・何を考えているんだ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 磯谷「さーせーん」 坂城「悪かったよー」 進也「ホントすいません」 豪「いいか、一時間半前には点呼だったんだ・・・」 磯谷「悪かったよぉ」 坂城「よし、飯行こうぜ」 進也「結構楽しみにしてたんだ♪」 豪「反省しろ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 進也「うまい‼‼」 磯谷「さすがは国認定の宿だな」 坂城「ジャパンの料理は相変わらずレベルが高い」 不良①「お前ら何してたんだよ」 坂城「いやぁ・・・お前らじゃ味わえない景色をとことん味わって来たんだよ」 不良②「んだと‼‼‼‼‼‼‼」 磯谷「そーゆーこと、いやーきれいだったなぁ」 不良③「嫌みな野郎だぜ・・・」
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みなさんただいま! かなり記事とんでしまってごめんねー 修学旅行1日目 8時に凸集合して先生達の話聞いて 8時20分バス乗って 10時に新大阪駅に到着! バスの中でゎ『とっきー・一也・かな・ゆりな』 の4人でめっちゃ盛り上がった>ω< んで11時09分新幹線(のぞみ17号)出発 新幹線の中でもこの4人でずっと喋ってた! 13時50分博多駅到着~ またバス乗って大宰府天満宮行った~ とりあえずこの日ゎバスと電車の時間がかなり 長かった! 3日目の帰りの新幹線で なんか関係がかなりごちゃった。 みんな、もーやばいわ。 一也なんか2日目の途中で 他中にからまれて警察連れていかれてた… なんかほんまやばかった。 とりあえずー修学旅行ゎツカレタ! でも、とっきー 一也とゎ仲良くなった∀< 嬉しい(笑) これからも3-4仲良くしよな~! 4組大好きやぁぁあ! じゃあーね★
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基本的に本文コピペ。 妹「…修学旅行?」 男「ああ」 女「うん。五泊六日の京都奈良な古都探検」 妹「…しゅうがくりょこう?」 女「うんうん」 妹「………栞の27ページから各班の名簿があるんですけど」 女「あ…男くんといっしょの班だから?…やきもち?」 男「………」 妹「…いっしょの班とか、そういう問題じゃなくて」 女「なくて?」 妹「な、なんでっ!なんで京都奈良に五泊六日も“二人っきり”なんですかっ!!」 女「…あーそれはねぇ」 男「ウチの学校が修学旅行の行き先を自分達で選べるのは知ってるな」 妹「…はい」 男「今年は、北京・シドニー・苫小牧・京都奈良の四択だったんだ」 女「でね、みんなオリンピックがどーのこーので抗議の意味を込めてシドニー…っていう人がたくさんいて」 男「…京都奈良を選んだのが、俺たち二人だったと」 女「いちばん多かったのは苫小牧だったけどね~」 妹「………だいたい引率の先生も無しって」 女「…なんか、海外に行きたいんだって」 男「二人くらいなら、国内だし大した問題も起こさないだろう…と。 それより北京を希望する生徒をいろんな意味で引率する必要がある…と」 妹「だ、大問題じゃないですかっ!!…そ、そんな男女で二人きりで」 女「あ、部屋は別だし。大丈夫だよっ…心配しなくても」 妹「そ、それでもですね」 女「ただ、昼に古都ぶらぶらして、夜にマクラ投げするだけだよ?」 男「…二人でするのか?」 女「うんっ!西部劇みたいにこう…構えて」 妹「私も行きますっ!」 男「それはダメだ」 妹「………お兄ちゃんにとって、わ、私は…」 男「…そういう意味じゃなくて」 妹「だったらっ」 男「…平日は授業があるだろう」 妹「うぅ…」 女「妹ちゃんも来たらいいのに~。サボっちゃえば?」 妹「………あ、あの、お兄ちゃ」 男「ダメだ」 女「うぅ…」 女「わわ…新幹線だよっ!!男くんっ!!」 男「そうだな」 女「やっぱり、新幹線って初めて!!」 男「…それじゃないからな。今から乗るのは」 女「わ、わかってるって………こだまだっけ?」 男「…のぞみだ」 女「………で、でもさ、こだまの方が瞳がつぶらでかわいいし」 男「…なにが」 女「せっかくだし、こだまで…じゆうせきで………しかも座れなくて、2時間以上ずっと立って」 男「お前は、新幹線に何を求めているんだ…」 女「京都だよっ!!」 男「ああ」 女「さっすが速いねすごいね新幹線っ!!」 男「ああ」 女「って、あれ京都タワー?京都タワー?」 男「…たぶん」 女「京都タワー…って、あのてっぺんにうさんくさい手相見る機械が合ったり 地下にお風呂までついてるあの京都タワー?!すごいね!新幹線っ!!」 男「…なんで、そんなテンションなんだ」 女「楽しみだなぁ、帰りの新幹線…こんど妹ちゃんといっしょに乗ろうっと」 男「…とりあえず、ホテルに行かないとな」 女「…ホテル?」 男「ん?…ああ、ホテル・ザ・キャッスル・ゲートっていうところらしい」 女「そ、そんなっ」 男「?」 女「ふ、ふつう、京都で泊まるところって行ったら旅館じゃないの!?」 男「…そんなこと俺に言われてもな」 女「趣とか大事にしないと!古きよき日本の伝統文化の色が強く残ってる京都に何のために来たのか…」 男「…さっきまで、新幹線新幹線言ってたやつに言われたくない」 女「…なんかさ」 男「…ああ」 女「こういう風に、入り口に『高校ご一行様』って書かれるの今まで普通だと思ってたけど」 男「………」 女「ちょっと違和感」 男「…そうだな」 「はい。修学旅行でご予約の………2名様?」 男「…そうです」 「………301号室と302号室です」 男「はい…」 男「三階らしい…」 女「あ、うん」 男「………すごい不審な目で見られた」 女「…ま、まぁ、気にしない気にしない~」 妹(…お兄ちゃんたちは、そろそろむこうに着いたころかな) 妹(はぁ…やっぱりムリにでもついて行くんだったなぁ) 妹(でも、お兄ちゃんは………女さんと二人きりでいたいだろうし) 妹「…はぁ」 先生「私の授業でため息とはいい度胸ね…聞いてなかったんでしょ? 私の授業なんて全然聞いてなかったんでしょ!?どうせ私の授業なんて そこらのカリスマ塾講師と比べたら大して受験対策になんてならないし 上の空で聞いてたって、定期テストは適当にやれば解けるし…とか思ってるんでしょ!!」 妹「え?そ、そんなことは」 先生「じゃあ、今、私が言った問題を言ってみてよっ!!」 妹「ヨーロッパにおいて封建社会の崩壊後に成立された国際法。 この成立に大きく寄与したオランダの法学者は誰か?です」 先生「………」 妹「…いちおう、答えはグロチウスです」 先生「………」 妹(…京都は遠いなぁ。今夜は家で一人かぁ) 先生「…こ、これで勝ったと思わないでよっ!!」 妹「………はぁっ」 先生「くぅぅぅぅぅぅっ!」 男(えっと…305…303…) 女「…あ」 男「ここか…」 女「私、こっち?」 男「ああ」 女「じゃ、とりあえず、荷物片付けてから、明日の予定とか考えたりしよ?」 男「わかった」 ガチャ 女「わ…広い。ちゃんと和室なんだ………修学旅行用なのかな?」 女「…うわぁ、中庭が見れるんだぁ………きれいだなぁ」 女「枕もいっぱいあるし…」 女「…広いなぁ」 ガチャ 男「………なんだこの部屋………4畳半?………」 男「…?………窓なし?」 男「…寝具は一揃いあるか」 男「………狭い、な」 トントン 女「男くん?」 男「ああ…開いてる」 女「わ………その、なんていうか、狭いね…」 男「…女の部屋は違うのか?」 女「うん。すっごく広いよ?」 男「………」 女「テレビもあるし」 男「…そうか」 女「ここ狭いし、机ないし、私の部屋で予定決めよ」 男「………そうだな」 男「明日と明後日奈良で…」 女「あとは京都を満喫かなー」 男「いいんじゃないか?」 女「うん」 男「…今日はどうする?」 女「時間も無いし…お土産屋さんとかちょっと見てみる?ほら、京都タワーのトコの」 男「………わかった」 女「男くんっ!ほらっ」 男「…木刀?」 女「うんうんっ」 男「………そんなの京都土産じゃなくても」 女「でもさ、京都の木刀ってよく切れそうじゃない?」 男「木刀は切れん」 女「…妹ちゃんに」 男「お前は、妹に何をさせる気なんだ…」 女「…なまやつはし」 男「………おい」 店員「ご試食どうぞー」 女「わぁい!………うんっ!やっぱりやつはしはナマだねっ!!」 男「…おい」 女「24個入りのください!!」 店員「はいはーい」 男「…土産なら、最終日に買えばいいだろ」 女「ううん。これは今夜のおやつ」 男「………」 女「あ、男くんの分もいるよね?…店員さんっ!もう一」 男「…べつにいい」 女「そう?おいしいのに…」 女「わ…きれい…」 男「………西陣織か」 女「うん。…こんなの着てみたいな」 男「………」 女「なんてね…どうせ似合わないだろうし、妹ちゃんに着せたいなー」 男「…そうか」 女「うんうんっ!十二単とか着せたりして」 男「………似合わないことはないんじゃないか?」 女「…なんかムリヤリ言わせたみたい」 男「…そうでもないが」 女「そっか………ありがとね」 男「…べつに」 女「…おなかすいたかも」 男「………朝飯・夕飯は広間に行くらしい」 女「ふぅん…京都のお料理ってどんなのだろうねぇ」 男「…さあ?」 女「おいしかったねー」 男「ああ、そうだな…」 女「このスレってもの食べるシーンあんまりないよね。お泊りのときも省いたし」 男「ああ、そうだな…」 女「なんでだろうねー」 男「ああ、そうだな…」 トントン 女「男くんっ」 男「…ああ」 女「お風呂いこー」 男「…べつに一緒に行くこともないだろ」 女「だって、そこはほら修学旅行だし」 男「いや、風呂場は男女別だろ?」 女「混浴とかないみたいだしねぇ…あ、でも家族風呂はあるらしいよ?」 男「………」 女「えへっ…冗談だよっ」 男「…当たり前だ」 女「と、いうわけで、おふろにゴー!」 男「どういうわけだ…」 女「じゃ、先におふろ上がったら、ここで待ってるっていうことで」 男「わかった」 男「…ふぅ………広い風呂はいいな………」 男(………ヒノキか………いいな…) 男「…ふぅ………」 男(………露天もあるのか…打たせ湯も外か………) 男「………」 男(…そろそろ上がるか………女は、けっこう風呂長い方だったか…) 男「さて…」 男(………浴衣か。…帯ってどうやって結ぶんだ?………適当でいいか) 男(…さて、牛乳でも飲んで、女を待つか) 女「男くんっ」 男「ん?………早いな」 女「うん。男くん待たせちゃ悪いかなーとか思ってたら、男くんより早かった」 男「………わるい」 女「ねね?見て見てっ…ゆかた、ほらウサギさんっ」 男「………ああ」 女「かわいいよねぇ…ピンクだし~」 男「………ああ」 女「あ、男くん、帯の結び方変だよ?…直してあげる」 男「………ああ」 女「…?」 男「………」 女「………なおしてあげるって」 男「………ああ」 女「なんで近づいたら離れるの?」 男「………なんでだろうな」 女「…むー」 トントントン 女「男くんっ!」 男「…なんだ?」 女「マクラ持って、すぐ部屋に来て!!」 男「………なんで」 女「いいから早くっ!」 男「………」 トントン 男「…入るぞ」 女「うん…」 男「………なんだこれは?」 女「ざんごー。あまったお布団で今作ったの」 男「…で?」 女「ただいまより、第一回マクラ投げ大会をおこないますっ!!」 男「………」 女「ルールは簡単、たくさんぶつけた方が勝ち!…5泊あるから五回戦までね?」 男「…毎晩やる気か」 女「で、勝った方が妹ちゃんをげっと!」 男「…妹が賞品って。俺にメリットないだろ」 女「いいから、やるのやらないの?」 男「………なぁ、ちなみにさ、お前の横に積んであるマクラはなんだ?」 女「部屋にあったマクラ」 男「…俺の部屋にはこれ一個しかないんだが」 女「物量の差は、いつの時代の戦いにもあるものよ?」 男「………今日疲れたし」 女「…試合放棄するなら、さっき私の浴衣姿に見とれてたこと妹ちゃんに言ってやる」 男「な、ななな?」 女「………………ほんとに見とれてたんだ」 男「!?」 女「…勝ったら………その、賞品、私がいい?」 男「!!!????」 女「………ふふっ…なんてねっ……えいっ!!えいえいっ!!」 男「うをっ」 女「男くんっ、もう戦いは始まってるんだよっ!!」 男「…ひ、ひきょうなっ」 女「リメンバー・ハ○ールハーバーっ!!」 男「逆だろっ」 男(………なんという不毛な戦い) 女(くぅ…手ごわい) 男「そりゃ!!」 女「えいっ!!」 男(ていうか…女コントロール悪すぎ) 女(…うぅ…いつの間にか男くんのとなりにマクラの山が………このままじゃ) 男「そりゃ!!」 女「くぅ~~これでもっ!!」 男(思いっきり投げれば、それだけ、コントロールが落ちるな…) 女(…まっすぐとばない~) 男「…って………お、おい」 女「っ!!…隙あり!!」 男「むほっ!?」 女「やたっ!命中!!」 男「…って、そうじゃなくてだな…その」 女「なに?命乞い?残念だけど、戦いは非情なのよっ」 男「その………胸元」 女「え?…むなも………と……………きゃっ!」 男「………少しは気にしてくれ」 女「…う、うん」 男「…じゃ、じゃあ、もう遅いし、明日、朝早いから」 女「…う、うん」 男「…おやすみ」 女「…う、うん………あ、あの」 男「ん?」 女「お、おやすみ」 男「…ああ」 妹(…ひつじさんがいっぴき…ひつじさんがにひき…) 妹(………いまごろ、お兄ちゃんたち…なにしてるんだろ…) 妹(…きっと、女さんがまた無意識にお兄ちゃんを誘惑してたり…) 妹(…京都の旅館だし…浴衣とか………ねむれない…) 妹「はぁっ………ダメ…ダメです…もっと前向きに…そう楽しい方に考えて…そうです…前向きです…」 妹(………お兄ちゃんがひとり…お兄ちゃんがふたり…) 妹(………………お兄ちゃんがふたりで………私を) 妹「…そ、そんなの…困りますっ…うんうんっ………えっと…そういうのはまだ早いですし…」 妹(…ねむれない………) 女「東大寺だよ!!」 男「…ああ」 女「おっきいお寺だね!!」 男「そうだな」 女「…いつのまに奈良に着いたんだろ」 男「さあな…」 女「鹿さん~」 男「………ほら」 女「こ、これはまさか!?」 男「しかせんべい」 女「…は、話によると、しかせんべいをあげると鹿さんはおじぎをするらしいよっ?」 男「あぁ、聞いたことある」 女「で、では…やってみます!!」 男「…ああ」 女「ねぇ…男くん」 男「…なんだ?」 女「礼儀作法って廃れていくものなのかな」 男「………」 女「あげようと思ったら、いきなり手に持ってるの全部とられた…」 男「…また買ってくるか?」 女「…もういい」 男「…そうか」 女「…あかいひとだ」 男「国宝だ」 女「あうん?」 男「あうん」 女「あ?」 男「うん」 女「…大仏さんってさ」 男「ん?」 女「ホントにあんな髪型してたのかな」 男「…さあな」 女「…この柱の穴をくぐると賢くなれるらしいよ?」 男「…修学旅行っぽいな」 女「うんっ…じゃ、じゃあ…やってみる」 男「………ああ」 女「んしょ………あれ?」 男「…おい」 女「…とおれない?」 男「………」 女「………たすけて」 男「………ああ」 女「さて、大仏はみたし~古墳は明日以降見るとして…そろそろ帰ろっか?」 男「そうだな」 女「あ」 女「っと言う間に、JR奈良駅です」 男「…JR言う必要あるのか?」 女「だって近鉄の奈良駅と間違えられたりしたら…」 男「何か困るのかそれで」 女「…電車がくるまでちょっと時間があるね」 男「そうだな」 女「おみやげ物屋さんとか見てみよ?」 男「わかった」 ゴゴゴゴゴゴゴ 男「?」 女「…どうしたの?男くん?」 男「いや…」 女「ねぇねぇ、これなんか妹ちゃんに似合うかも」 ゴゴゴゴゴゴ 男「…な」 女「え?」 ¢くん「………」 男「………これがあの」 ¢くん「………」 女「………」 女「………」 男「…なんだったんだ、いったい」 女「………」 男「…おい?」 女「!?…あ、やっぱり、こういう大人っぽいのよりこっちのやつのほうが妹ちゃん向きかな?」 男「…?」 女「そ、それとも、もうちょっと、意表をついて、ご当地キャラクタのキーホルダとか」 男「大丈夫か?」 女「な、なにが?なんでもないよ?ぜんぜん、怖くなかったよ?」 男「…そうか」 女「あ、ああのね、男くん」 男「ん?」 女「京都、明日からまわらない?」 男「いいけど…古墳は?石舞台は?」 女「………今回はあきらめる」 男「…そうか」 女「さ、夕ご飯行こ?」 男「ああ」 トントン 女「お、男くん?」 男「ん、なんだ?」 女「こっちの部屋来ない?」 男「………また、マクラ投げか?」 女「あ、うん…それでもいいけど」 男「…お前な、昨日」 女「あ、ダメ。やっぱりマクラ投げナシ」 男「………で?」 女「…お話したりとか?トランプもあるよ?」 男「俺は眠い」 女「…そう。ならいいっ!おやすみ!」 男「…あ、ああ」 男(…なんだ?今のは…怒って?) 男(………まぁ、いいか。明日になったら機嫌も直ってるだろ) 男「…寝るか」 男「………」 男(………寝れん) 男「む…」 ガチャ 男(…カギ閉めてなかったか………って、誰が?) 女「…男くん?ねちゃった?」 妹(…そ、そんな………やっぱり、その、最初は普通がいいよね…その、そういうのも、あの) 妹「で、でも、お兄ちゃんが、そういうのが好きなのでしたら………」 妹(…でも、恥ずかしいし………) 妹(………こんなえっちなことばっかり考えてたら…嫌われちゃうかな…) 男「…いや、まだ起きてる」 女「そっか…よかった…あ、あのね、となりいい?」 男「………なにが?」 女「…その、となりで寝てもいい?」 男「………………なにが?」 女「あ、あのね、向こうの部屋、その広くって…一人でいるとその…怖くて」 男「…昨日は大丈夫だっただろ」 女「だって、今日、あれが…その………寝てる間に窓からとか考えただけで」 男「………お前な」 女「だ、だってぇ」 男「だいたい…この部屋にもう一組布団しけるスペースなんて」 女「…うん、マクラだけ持ってきた」 男「………いや、あのな」 女「…めいわく?私がそばにいるのは」 男「そういう言い方は」 女「きらい?」 男「………」 女「…言わなくていいから、嫌いだったら追い出して」 男「………お前な」 女「…ごめんね。やっぱり、私、自分に自信とか持てないし…」 男「………」 女「その、となり…行くね」 女「…ん」 男「………」 女「やっぱり、ちょっと狭いね」 男「…ああ」 女「ちょっと動くと触れちゃうね」 男「………ああ」 女「…男くん」 男「ん?」 女「背中、さわってもいい?」 男「…かってにしろ」 女「うん…」 男「………」 女「…男くんの背中、安心する」 男「…そうか」 女「…お父さんって、こういう感じなのかな」 男「…知らん」 女「…ねむくなってきた」 男「だったら、寝ろ」 女「…うん、おやすみ、男くん………ごめんね」 男「…ああ」 男(…女、寝たか?) 女「ZzzZzz」 男(………よっと………ようやく寝返りがうて) 女「ZzzZzz」 男(…また、なんて格好で……浴衣はだけてるし…相変わらず、寝相悪いな…) 女「ZzzZzzZzz」 男「…俺も一応というか、普通にオトコなんだが」 女「ZzzZzzZzz」 男「………」 女「ZzzZzzZzz」 男(はぁっ…オトコ相手に『安心』とかするなよな………) 女「ZzzZzzZzz」 男「…おやすみ」 女「………んぅ?」 男「ZzzZzzZzz」 女(…!?……なんで抱きしめられてるの?…ていうか、これって男くん夜這い?) 男「ZzzZzzZzz」 女(………………あ、夜這いしたの私だった) 男「ZzzZzzZzz」 女(…よく寝てる………男くん抱きグセがあるのかな?………全然取れない…こないだはそんなことなかったのに) 男「ZzzZzzZzz」 女「………我慢してくれてるんだよね…私のせい」 男「ZzzZzzZzz」 女「………ごめんね」 男「ZzzZzzZzz」 女「ね…もっと、ぎゅってしてくれないかな?」 男「ZzzZzzZzz」 女「してくれないなら、私がしてもいい?」 男「ZzzZzzZzz」 女「…ごめんね」 …朝起きると、掛け布団を丸くして抱いていることがよくある。 わりと小さい頃からある癖らしい。 その朝に抱いていたのは布団ではなく、自分のいちばん好きな人だった。 彼女は既に目を覚ましていて、こっちを見ていた。 『おはよ』 彼女の声。高めのアルト。心地よい音。 彼女の手が背中に回っていた。 …一方的に抱きしめているのではなく、抱き合っていた。 彼女が目を閉じて、唇をつきだす。 自然に、それが日常であるかのように、俺は自分のそれを重ねていた。