約 1,881,127 件
https://w.atwiki.jp/couleur/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/couleur/pages/12.html
人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
https://w.atwiki.jp/couleur/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】ユナイトライセンスの入手方法まとめ - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation 【ウマ娘】解放結晶の入手方法と使い方 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES 「ゼルダの伝説 BotW」のマラソンで23秒? 驚きの速さで完走した方法が話題(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) 『復活のルルーシュ』の後を描くアプリ『コードギアス』新情報公開。古代中華を観測する『血盟の紅羽』などが展開 - 電撃オンライン BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトのおすすめビルド(わざ・持ち物) - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) シャーマンキングふんばりクロニクル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) アーテリーギア‐機動戦姫-攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 【東京リベンジャーズ】場地圭介の声優情報と注目ポイントをご紹介!|編集部コラム - AppMedia(アップメディア) 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース 「ウィキ」の「寄付バナー」がデカすぎ 「広告にしたら?」の声、元管理者にぶつけると... - J-CASTニュース
https://w.atwiki.jp/couleur/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1484.html
注意 やまなし落ちなし意味なしです。 全体的にカオスってレベルじゃねーぞ 美鈴が変態淑女です。 世界美咲(咲美)劇場ですが、多分名作じゃない。 中国製PAD 咲夜さんの能力について独自解釈あり。 以上の点を受け入れられる方でも大丈夫かどうか分かりませんが、自分は心が広い!と自負される方のみ、続きをご覧下さい。 ※9月22日、加筆修正しました。 十六夜咲夜は夢を見ている。 誰も居ない紅魔館の廊下。 理由も分からず、咲夜はそこにを歩いていた。 ふと顔をあげると、後姿らしき人影が見えた。 咲夜は理由も分からずそれを怪しむ。 「誰?」 人影は答えない。 「誰かと訊いているの。」 答えはかえってこない。振り返りもしない。 顔も見えないその人影に、咲夜はふいにあざ笑われているような気分を覚えた。 次の瞬間、人影のすぐそばの柱にナイフが突き刺さる。 「答えなさい!」 人影は、ゆっくりと振り向いた。 十六夜咲夜はそこで目を覚ました。 「んふふ~。」 「美鈴。」 「ん~ふふ~カワイイなぁ~」 「美鈴!」 「ハァハァ……たまらんぜ……。」 「中国!!」 「誰が中国ですかこんちくしょー!!」 「……何やってるの、美鈴。」 とある日の紅魔館の門前。 完璧で瀟洒な従者は、不審に何かを撫でている門番に声を掛けた。 「あ、咲夜さん。おはようございます!」 「……もう昼でしょう。それより、何をしていたの?」 そう言って美鈴の手元を覗き込む。 「あ!駄目ですよぉ!見ないで下さい!」 手元のそれを咲夜から見えないように、美鈴は背を向けた。 「なによ、いいじゃない。しん○すけスマイルでニヤニヤしてた癖に。」 美鈴の前に回りこもうとする咲夜。 「それがどうしたって言うんですか!安月給なんですから楽しみくらい一人で楽しませてください!」 美鈴は強情に咲夜の視線からそれを避けようとして、気付いた。 「はれ?」 いつの間にか抱えていたそれは腕の中に無かった。 見ると、それは既に咲夜が手に持っている。 「あー!時止めるなんてずるいですよ咲夜さん!」 「……やだ……なにこれこわい……。」 責め立てる美鈴をよそに、当の咲夜はそれを手にしてドン引いていた。 ___ _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' 、 r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__ ヽ. ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i ニヤニヤ | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ [ンく_] '.、[ンく_]' ∠_ハ ノソ_) 「もういいじゃないですか。そろそろ返してくださいよ!」 「……いや、聞いてるんだけど、美鈴。」 「そうやって、堪能する時間を稼いでるんですね!!汚いな流石瀟洒きたない」 咲夜はなにも言わずに謎の生首を美鈴に放り投げた。 「説明して頂戴。」 「エヘヘ……かぁーいいーなー。」 トスン。 美鈴のすぐ側にあった木にナイフが突き刺さる。 「はやく。」 「なに妬いてるんですか、もぉ。……この子はヨコハマサクヤさんって言うんです。」 「ヨコハマサクヤ……?」 「さんを付けろよデコスケやろ……すみません。その、ゆっくりの一種です。……可愛いでしょ?」 満面の笑みで語る美鈴を見て、咲夜は項垂れため息をついた。――少しナイフを刺し過ぎたかしら? 「兎も角。今は仕事中なんだから、その……怪しげなシュミに気を取られないで頂戴。」 「はいはい、分かりました。」 「『はい』は一回!」 「は、はい!……妬いちゃってまぁ、こわいこわい。」 ぎろり、と咲夜は美鈴を睨む。 「……いい加減にしなさい。」 「申し訳ありませんでした!」 美鈴はすかさず土下座で危機を回避した。 「……まぁいいわ。許してあげる。」 調子のいい美鈴にあきれつつも、咲夜はひとまず許すことにした。 「ははー、ありがたき幸せ。……ところで咲夜さん。」 「何よ。」 「昨日の差し入れ、ありがとうございました!」 いきなり美鈴に頭を下げられて、咲夜はすこしばかりたじろぐ。 「ふぇ?え、あ……なんのこと?」 「昨日頂いたマドレーヌですよ。忘れちゃったんですか?」 咲夜は記憶を巡らせたが、そんな記憶は全く無い……。 「なんのこと?昨日はお菓子なんて作ってないんだけれど……。」 「やだなぁ、咲夜さん。……もしかして健忘症かなにかでs」 ひとまずナイフをお見舞いして、咲夜は門を後にした。 「咲夜。」 主の声を聞きつけた咲夜は、すかさず時を止めた。 息を切らすなどという見苦しい姿を晒すことの無いよう、優雅に、そして途中紅茶の準備をし、彼女はレミリアの元へと向かう。 そして―― 「やだ……なにこれこわい……。」 「あら、第一声がそれなのかしら?咲夜。」 レミリアの部屋に入った咲夜の目に入ったのは、主の姿と―― ___ _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' 、 r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__ ヽ. ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ ウフフフ [ンく_] '.、[ンく_]' ∠_ハ ノソ_) その膝元に乗せられた、あの生首だった。 「……申し訳ありませんがお嬢様、それは……」 「あら、知らないのかしら?ヨコハマサクヤさんって言うのよ、このゆっくり。」 そう言ってレミリアはヨコハマサクヤの頭を撫でる。 「可愛いでしょう?」 満面の笑みだった。 「は、はぁ……そうですか……。」 どうともいえない複雑な気持ちを抱えつつ、咲夜は主とそれをちらちらと見る。 「……ところでお嬢様、ご用事の方は。」 「ああ、そうだったわね。紅茶を入れてきて頂戴。私とヨコハマサクヤさんの分を。」 「……よ、ヨコハマサクヤ、の分もですか?」 思わず咲夜が聞き返すと、レミリアはその表情も険しく、 「さんをつけなさいよ、デコスケ野郎!」 と激昂し、 「……あ、いえ……ごめんなさい、咲夜。」 すぐさま萎れた。 「……は、はい……かしこまりました……。」 咲夜はそう言って時を止め、頭を抱えた。――いくらなんでも退行が酷過ぎするわね、最近のお嬢様……。 咲夜が紅茶を持ってくると、レミリアは不思議そうな顔をした。 「あら、……いつもと同じ紅茶?」 「え?その……いつもと同じですが……?」 「この前、珍しい紅茶を仕入れたんじゃないのかしら。今度淹れるって言ってたわよね。」 記憶にない。 「……いいわ。いつもの紅茶が不満と言うわけでも無いし。気が向いたら淹れて頂戴。」 「は、はい。」 「それにしてもヨコハマサクヤさん……いい感触ね……うー☆」 踵を返し、主の部屋を出るとき、咲夜は時を止めてちらり、とそれを見た。 静止した時の中でも、ヨコハマサクヤ……さんは相変わらずなんともいえない笑みを浮かべていた そしてそれから、咲夜の、紅魔館の日常はヨコハマサクヤさんに侵食されていった。 とある日は地下室。 フランドールの部屋におやつを持ってきた咲夜は、フランドールがそれと楽しげに戯れているという、異質な光景に立ちすくんだ。 ――少々情緒不安定ではあったけれど、まさか行き着くところまで……。 「あの……妹様……それは……。」 _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' 、 r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__ ヽ. ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | _/\/\/\/|_ ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | \ / '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', < ニャーン!! > レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 / \ 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i  ̄|/\/\/\/ ̄ 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ [ンく_] ヽ '.、[ンく_]' ____ ∠_ハ | ノソ_) ̄ `ヽ、 l .. ゙i l ヽ, i __;i、 |i l |`i i"´ ̄ ̄ `'くヽ、 ! |.| || | 〉 〉, | ヾl _,} | | / / .| | . ‘ーィ'_ノ r'_/ r'_ノ 「ゑー?知らないの、咲夜。PADラッシュだよ!」 「ぱ、PADラッシュ……?」 「さんをつけろよデコスケ野郎!!」 「何処にですか?!」 咲夜の突っ込みを物ともせず、フランはマドレーヌをパクついていた。 ― ― ? 「妹様、それは……?」 「?何言ってるの咲夜。咲夜が持って来てくれたお菓子じゃない。」 とある日は大図書館。 喘息の薬と紅茶を持ってきた咲夜の目に、またしてもそれが映った。 「あの……パチュリー様……。」 「なにかしら、咲夜。」 「その、それは一体……。」 ,-、 ___ ,/ハ / | ヽ,r‐!7´ー-v―-、__`゙'/ ,/ ! ,-'"ヽ ,' l _r'「>-'、-─'-<こ`ソ__ / ,ヘ | / i、 ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , _/\/\/\/\/\/\/\/|_ { ノ く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i \ / / | ,' |メ、ハ /レ'__,!イ , ∨] | < そんなことより野球しようぜ!! > / ノイ ハゝ、 ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | / \ i '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ',  ̄|/\/\/\/\/\/\/\ /\/ ̄ / レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 i' /、 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i い _/ `-、.,, 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ /' / _/ \`i " /゙ ./ (,,/ , ' _,,-'" i ヾi__,,,...--t'" ,| ,/ / \ ヽ、 i | (、,,/ 〉、 、,} | .i `` ` ! 、、\ !、_n_,〉 「知らないのかしら、咲夜。いぬさくやって言うのよ。」 パチュリーは澄ました顔でそう言うと、読みかけの本に視線を戻す。 「……PADラッシュではなくて、ですか……?」 「さんを付けなさいよデコスケ野郎!」 何だかものすごい勢いでパチュリーは咲夜を睨む。 「……申し訳ありません、パチュリー様。……えーと、『いぬさくやさん』」 「違うわ。『ヨコハマサクヤさん』よ!」 咲夜は反射的に時を止めて頭を抱えた。――頼みの綱のパチュリー様まで……。 そして、極めつけはやはり門番だった。 「んー……」 「……ウフフフ」 キスしようとしていました。 「ゴルァぁぁぁぁぁ!!!!何しとんじゃ中国ッ!!!」 咲夜は渾身の勢いでナイフを投げた。 しかし、美鈴はそれを指二本で挟み、受け止め 「オウフ」 切れなかった。浅めではあっても美鈴の額には見事ナイフが突き刺さっていた。 「はぁ、はぁ……、何してるの、美鈴!」 「いいじゃないですか、咲夜さん。」 そう言い放つ美鈴の目は、正に『据わっていた』。 「私がお饅頭さんに劣情を抱こうが、熱いベーゼを交わそうが、ゴロニャンしようが、自由じゃないですか。」 「表現が古っ!というか出来ないでしょう!?頭だけなのよ?!」 「出来ますよ!……なんなら、教えてあげましょうか?あなたは淑女の恐ろしさを知らないんですよ、咲夜さん……。」 「……遠慮するわ。勝手になさい。」 もう駄目だこの門番。淑女にも程がある。 なにかもう色々と諦めた咲夜は踵を返した。 「ヨコハマサクヤさんって可愛い!」 後ろでは、美鈴の嬌声が響くばかり。 一歩一歩美鈴から遠ざかる度、咲夜の視界は滲んでいった。 咲夜は紅魔館の通路を歩いている。 その頭思い浮かべるのは、あの生首。ヨコハマサクヤ。 「……一体なんなのよ、あの生首。」 いや、時には犬だったりもするが。 兎に角、咲夜にはアレが癪に障る。 なんともいえないニヤついた笑みも嫌いだったし、それでいて何処と無く自分に似ているのも嫌だった。 なにより、それと一緒に居る誰もが、酷く幸せそうだったのも。 私はヨコハマサクヤの様に、彼女達を喜ばせられるだろうか。 「……。」 ふと立ち止まって、咲夜は門の方向を見る。 どこか情けない気持ちになった。自分はあんなもので代用されてしまうのか。 「……あんなので満足なら、そうしなさいよ。」 精一杯の強がりを言って、前を向いた時だった。 __r─┐ r┐ へ /⊥___ ̄ 丁| |トv┐ /ヽ/ ´ ̄ ̄``ヽ、/ 〉 _ く / | ヽ \`勹| |Y / | | | ヽ \ \/ |j / // | ヽ ヽ L⊥ヽ \\ミ__ / / /// \ヽ)ヽ!⊥ミヽ `ーミ、 ___//レ'TT{ _ィ {{r'´,riiニヽヽ┬ミへ、  ̄ ̄ //八_Yハ,riiニヽ "" ト、|し ! /Y / トイ ハ"" _,,.. -‐' 〈 トイ | | / ハ トイ || | トイ { ヽ | | | トイ ||ヽ、 ___, イ川lトイ ) ||{ jハ ヽ {_} ||(⊥ __⊥] |Lj八/リ 〃ハ┴─Fヽ Y∨ レ⊥ゝ」r' }} l! (___,ィT フ[ ̄]ー、 レ个、フヽ-⌒ヽ |\ /{( (__/ / 厂| ヽ \| / ハ ヽ | \ / ヽ、」人 | | __」 / | ヽ |\ヽ \ ⌒Y レヘ ハ∩ | //// )/ ヽ ヽ `丶、 \. | | └┘ | | // // | ____ヽ、___`ヽ、ヽ|_| | し'´ ∠/ | \ / ヽヽ-、___ノ // , ----、 | _ `ー‐┬─'^ヽ | | ` ‐--<└‐ァニ/ /--'´ | | ̄`゙'' ┴-----L _Ll--- ..__ ` ーく / ┌─‐〉 | ヽ ヽ、 `丶、 / / 〈 | ー─ヽ ` ー──'⌒l ヽ、 __/_ __|__ ヽ__」 \ //ヽ \  ゙̄フ { | 厂| / `ー─ '´/ / ヽ / / レ‐ | レ┐`ヽ、/ / / ヽ /\ / 〈 ヽ 〈 // ( ヽ ヽ/ \ ヽ } | / ! | ヽ | 」 / / | | | |__ | / | ヽハ / | | | |-イ┌' ∨ | ヽ \__/ ,、 | | /ヽ< tレ' 自分の姿形そっくりの、ヨコハマサクヤが居た。 「……なによ、今度は猿真似かしら?」 咲がそう言って、ヨコハマサクヤの側を通りぬけようとした。 その時だった。 見たことの無い場所。廊下を歩いていたはずの咲夜は、そこに立ち尽くしていた。 「……どういうこと。」 いや、本当は察しがついている。 「空間を弄らせて頂きました。」 後ろから声が聞こえた。ヨコハマサクヤだ。 酷く、咲夜の声に似ていた。――いや、きっと全く同じ。 「なんのつもり?あなたが私と同じ能力を持っていると見せびらかしたいのかしら?」 「いいえ。ただ少しお話がありまして。」 気がつくと、目の前にヨコハマサクヤが居た。 思わず咲夜は目を逸らす。 「手短におねがいするわ。」 「私に、『十六夜咲夜』という存在を明け渡して頂きたいのです。」 思わず、咲夜は逸らしていた目を戻す。 「……どういうことかしら。何にしても、『明け渡せ』なんて随分大きく出たものね。」 「それはそうです。あなたは十六夜咲夜の名を失い、ただの人間になるのですから。」 「……名前が欲しいならお嬢様にでも頼みなさい。お嬢様が仰るなら、あんたにだろうと名前を譲ってやっても――」 トスン。 「……何のつもりなのかしら?」 いつの間にか出来ていた咲夜の後ろの壁に、ヨコハマサクヤの放ったナイフが突き刺さる。 「貴女も強情ですね。名前になんて興味はありません。ただ――あなたと、立場から「他人にとっての貴女の印象」から何まで譲って頂きたい。それだけです。簡 単な話でしょう?」 「……簡単に言ってくれるわね。そんな妄想を。」 ヨコハマサクヤはそのにやけた顔から更に微笑んだ。 「妄想?いえ、違いますよ。」 「なにが違うのかしら。……自分でいうのもなんでしょうけど、この紅魔館は私なしでは成立しないでしょうね。―あんたに私の代わりが出来る?馬鹿も休み休みに しなさい。」 「マドレーヌは好評でしたよ。」 咲夜は目を見開く。 「流石は咲夜と――『当然』の評価をいただきました。」 「あれは……貴女の仕業?」 いつの間にかそこにヨコハマサクヤは居なかった。 振り返ると、壁は消え、代わりにはただ広い廊下。 その先にぽつん、と佇む人影は―― 「質問に、答えましょう。」 振り向けば、その姿も顔もすべてが咲夜だった。 「私はサクヤ――あなたですよ。」 咲夜は時を止める。 先手さえ打てば何も問題は無い。スペルカード・ルールに従わなければ、相手はただの的なのだ。 しかし咲夜は、まるで動き回る紅白や白黒を相手取るかのようにナイフの陣を敷き、放つ。 まるでその後の展開を知りながら、それに抗うかの様に。 「――動ける?どういう手品かしら……!」 それこそ紅白や白黒の様にナイフの弾幕をかわしていくのを見て、咲夜は思わず洩らす。 それをあざ笑うかの様に、サクヤは咲夜の微笑みを浮かべる。 「さあて、何故でしょう?私の時はあなたの物では無いようですが……」 刹那の内に自身の目前に展開された弾幕。 「ッ!」 「あなたの時は、私の物の様です。」 咲夜はそれを気合で避けていく。 「やって……られないわね!!」 弾幕が途切れると、すぐさま咲夜は返しのナイフを放つ―― はずだった。 冷たく硬いナイフを握るはずの指が触れたのは、熱く脆い屑。 「!」 「およそ人が知るもので、経年によって変化――いえ、劣化しないものはありません。」 咲夜の片足が沈む。――その一部分だけ床板が腐った、いや、サクヤによって腐らされたのだ。 「小癪ね……!」 すぐさま飛び退き、咲夜は体勢を整える。 「無論、人も同じです。」 「御説法なら、あとにしてもらえるかしら!」 隙を突き、咲夜はナイフを投げつける。 しかし、それはまるで釣っていた糸が切れたかのように、落ちた。 「……!」 ナイフの減速にかかる時間。それだけを加速させている。 「あなたも人なら、いつかは死ぬ。」 サクヤの向こうに見える花瓶の花が、一輪だけ枯れていく。 「この館の誰よりも早く。」 「……陳腐なセリフね。」 「陳腐すぎて……考えたくは無かったこと。ですか?」 自分の寿命。訪れる別れ。残していく悲しみ。残される悲しみ。 咲夜のナイフがすべて朽ちておちる。 「貴女が『十六夜咲夜』のままなら、皆にとってあまりにも早く悲しみは訪れてしまう。」 違う。 「……お嬢様は、私の命にたいして執着していないわ。」 「『お嬢様は』、でしょう。」 違う。 「誰も彼もよ。妹様もパチュリー様も小悪魔達も妖精メイド達も誰一人――」 ――いや、違う。 本当は誰も。いや、何よりも。 「――耐えられるでしょうか。あの人は。」 サクヤの顔は、酷く悲しそうだった。 「……知ったことではないわ。」 握る拳の中、自分の爪が手のひらに食い込んでいくのを咲夜は感じた。 痛くて仕様が無い。けど、握り締めなければ吐き出してしまいそうだったから。 「痛そうですね、掌。……確実に訪れるそんなものではない苦しみと痛みを、あの人に与えていいんですか?」 「……知った……ことか!!!」 柄にも無く咲夜は激昂する。 大したことなど言われて無いではない。 ふと思いつくような当然のこと。 誰もが抱くありきたりな悲劇。 なのに――気に食わない相手に言われただけで何故こうも不安になるのか。 「……見苦しい。彼女から逃げる様な『十六夜咲夜』など、誰も求めません!!」 咲夜に同調するかの様に、サクヤは恫喝する。 「偽物が……ふざけないで頂戴……!」 咲夜は、いつの間にか目の前に居る存在は自分のように感じていた。 「私がふざけているとでも?本当にふざけているのは……」 いや、――きっと自分なのだ。 「私になら出来ます。貴女として、『十六夜咲夜』として貴女の代わりに貴女であり続けることが貴女以上に。だから。」 「だから――」 「だが!!」 正に轟音。 隔離されたはずの空間に、瓦礫が舞い、威勢のいい声が響く。 「断る!!!」 「めい……りん?」 「お話の都合上、話はすっかり聞かせてもらいました!」 ぽっかりと開いた壁の穴に足を掛けるのは、紅美鈴。 紅魔館の、門番である。 「……邪魔しないで下さい。」 サクヤはそう言うと、美鈴の前に立つ。 「それは出来ませんよヨコハマサクヤさん。私は門番ですから。館の住民は何としてでも守らにゃいけません。」 サクヤは酷く悲しげな顔をする。 「私は守ってくれないんですか?」 「いやいや。残念ですが、おいたする悪い子は懲らしめないと。」 途端、美鈴の気が漲る。気の事など皆目分からない咲夜にですら、はっきりと分かるほど。 「……本気ですか。」 「あなたと同じですよ。サクヤ。」 「美鈴!」 咲夜が声を掛けると、美鈴は振り向くことなく、いつもの様な朗らかな声で答える。 「大丈夫です。分かってますよ。」 そのやり取りに、サクヤは少しばかり苛立ちを覚えた。 「邪魔をするなら、少しばかり歯向かわせてもらいましょうか。」 ナイフを構えるサクヤ。 「望むところです。」 なにやら良く分からない構えを取る美鈴。 勝負は一瞬。 先に動いたのは、美鈴。 「先手必勝!!ここでいいとこ見せて咲夜さんとちゅっちゅしたい!!!」 動いたと言うか何故か叫んだのだが……なんか、こう、淑女的なことを言って怯ませようとしたのだろう。 最低だった。 しかし、 美鈴が劣情を叫んだその一瞬。ヨコハマサクヤは時を止めた。 咲夜も美鈴も、すべてが静止する。 動くのは、サクヤだけ。 サクヤは咲夜を一瞥すると、構えから動きを止めた美鈴を見据える。 美鈴の妖怪としての生命力、回復力、そして痛みに対する耐性を鑑みるに、生半可な攻撃では牽制にもならないし、 動きを止めるには不十分。とはいえ、あまり傷つける訳にもいかない。 これは彼女達のための反逆なのだから。 ならば、腱を切り動きを止める。妖怪であれば、そこから回復することも無理では無いはず。 サクヤは改めて美鈴を見る。 美しかった。 色々とアレなことを言った直後ではあったが、意思のまっすぐさを感じさせる瞳。 流れるような赤く長い髪。女性としての美しさと強さを兼ね備えた体。 ひどく愛しい彼女はしかし、咲夜のことばかり見つめている。 サクヤは目を閉じた。 そして、美鈴の肩に手をかけ、そっと唇を寄せる。 柔らかで暖かいその感触は。 けれど唇ではなく。 彼女の掌だった。 「……おいたはいけませんよ。」 どこか優しげに、美鈴はサクヤの腹部に掌を当てる。 「華符、『彩光蓮華掌』。」 そして次の瞬間。 極彩の虹色が、サクヤの体から迸る。 「――――」 ヨコハマサクヤは言葉を紡ごうとしたが、虹色に包まれて何もいえなかった。 「起きたかしら。」 ヨコハマサクヤが目を覚ますと、十六夜咲夜が濡れたタオルで自分を拭いていた。 「……負けたんですか。」 「そうよ。……弾幕すら凍りつく、静止した時の中で、どうして物が動かせると思う?」 ヨコハマサクヤには分からない。 「簡単な話。それだけ能力が及ばないようにしてるからよ、理論上はね。けど、正直意識してやったことはないわ。」 例えば手で物を掴むとき、人はそれぞれの指を的確に動かし時にしっかりと、時におっかなびっくりに、時に優しく掴む。 しかし、それはそれぞれの指の動きを別々に考えて行うものではない。それらは「掴む」という行動とひっくるめられて、 ほぼ無意識の内に判断し、実行する。 時を止めるのも同じこと。静止した中で、必要に応じて個別に時を動かす。 「あなたは私、と言ったわよね。」 「はい。」 「結局、あなたはなんなのかしら。」 「さあ……。私としては貴女の能力から零れ落ちた何かに不純物が色々と混ざって出来上がったアレかと認識してます。」 「……確かにこの小憎たらしい顔は不純物が混じってそうよね。」 「ほめないでください。てれてしまいます。」 「褒めてない。――にしても恥ずかしいわね。いくらあてずっぽうとは言え、私の能力はこんな出来損ないを自分と勘違いしてたのかしら。」 咲夜は時を止めるとき、当然自分にはそれが及ばぬ様に自身の時を操る。それもまた特に意識はしていない。ならば、時を操る能力を通して見たとき、彼女に非 常に良く似た存在があれば、それはどうなるだろうか。 「それにしてもあなた、大胆なことをしたわね。」 「……その、見てました?」 ヨコハマサクヤの顔が赤らむ。――なんだかやたらと不気味だ。 「当然よ。タネがわかったのなら、それなりの対応をするまで。私と美鈴の時を『能力の対象外』にして、あなたを引っ掛けたのよ。まさかあんなことするなんて思わ なかったけど。」 「それにしても……何故美鈴さんはその仕掛けに乗れたんですか。」 「あの子、ああ見えてカンはいいのよ。私のコピーである時点で時を止められることには察しがついてただろうから。」 まるでそれが当然であるかの様に話す咲夜に、ヨコハマサクヤは心中おだやかではない様子だった。 「……そういえば、美鈴さんはどちらですか。」 そう言うと、ヨコハマサクヤは辺りをキョロキョロと見回す。 「美鈴ならいないわよ。残念だけど。」 「なんなんだぜ、これは……。」 パチュリーから本を死ぬまで借りに来た魔理沙は、紅魔館の門前で変な物体を見つけた。 ナイフの刺さったプリケツを晒す、美鈴の哀れな骸(寸前の体たらく)である。 お礼のキッスを性的にねだった結果がこれだよ!!! 「こりゃあラッキーだぜ。……そんじゃま、堂々と中に潜入っと。」 そんな美鈴を跨いだ魔理沙は人目憚ることなく、紅魔館へと入って行き、 そして後悔する。 「あ!咲夜の言うとおり魔理沙だ!!」 「げげ!フランッ?!」 そこには明らかに待ちくたびれた様子のフランが!! 魔理沙の進入に備え、EXボスを配置して置いたのだ! 「ねぇねぇ、あそぼ!!」 「タンマ!んな命掛けの遊びなんてやって……られないって言ってんだけどー?!!」 「きゅっ、としてどかーん!!!」 「わー!!箒がぁぁぁ!!!」 「……気が知れないわね。あの役立たずの何処がいいのかしら。」 呆れたようにため息をついて、咲夜はタオルをたたみ始める。 「……なによ。」 ヨコハマサクヤの視線を感じて、咲夜はじろりと睨み返す。 「だって、わかりますよ。」 ヨコハマサクヤはニヤニヤと咲夜を見ている。 「わたしもサクヤですから。」 ―― 気晴らしにめーさくを書いてたらこんなカオスに……どういうことなの……。 それにしても、ヨコハマサクヤサンッテエロイデスヨネ PADラッシュ元ネタ ゆっくり怪談の人 「お嬢様ぁ!!」 「あら、どうしたの美鈴。」 「私……咲夜さんの子供をにんっしんっしちゃいました!!」 「ふぇ?」 「見てください。もう臨月なんです……。」 「なんてことかしら……全く気が付かなかったわ(棒)。咲夜、申し開きはある?」 「……昨日は見事なボンキュッボンだったわね、美鈴。」 「えへへ。」 「褒めとらん!!」 「咲夜……疑ってるの?(棒)」 「……お嬢様。い い 加 減 に し て く だ さ い 。」 「分かりましたよ!なら、証拠を見せてあげますよ!」 バッ! ___ _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' 、 r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__ ヽ. ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i 仲睦まじく | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ [ンく_] '.、[ンく_]' ∠_ハ ノソ_) 「……腹部に何仕込んでるのよ美鈴……!」 「これはもう責任取るしかないわね(棒)」 「責任……って何ですか、お嬢様?!」 「式場予約は済ませてあります!で、どっちがウエディングドレス着ますか?」 「……もういやだこのやかた」 PADEND 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2392.html
185 名前:ほんわか名無しさん[] 投稿日:2012/06/23(土) 23 51 40.12 0 なんか本スレに書いたらすぐ落ちちゃったので、こっちに書く。そう、書く! 【傘を盗まれたところをツンデレに見られたら】 今日も雨が降っている。梅雨なので毎日のことだ。というわけで傘を持ってきている。持ってきているハズなんだ。朝、傘立てに入れたんだけどなあ。 「…………」 「ちょっと、何やってんのよ」 「いやね、俺の傘がどうやら知らない間に擬人化してどこかへ出かけたようなんだ。だから、どうにか探しだしてこれから毎日家を焼……いや、これから毎日一緒に楽しく過ごす予定なんだ」 「なくなったの? 誰かにパクられた?」 「…………」 「ぷふ~っ! こういうところで日頃の行いが出るわね~♪」 「そんな放屁で揶揄しなくてもいいだろうに」 「おならじゃないわよっ! 口で言ったの!」 誰かに後頭部を殴られた。 「痛いなあ……何すんでい」 「アンタのせいよっ!」 探すのを一時中断し、埃を払って立ち上がる。目の前に不機嫌そうな顔をしたかなみがいた。 「で、で? どうなの? なくなったの?」 しかし、一転して機嫌良さげに嫌なことを聞いてきた。なんて性格だこの娘。 「いや、俺の目論見だと、ようやっと九十九神になったはいいが、突然のことに物陰に隠れていると踏んでいるのだが」 「はいはい、はーい。戯言はいいから」 「ばか、俺から戯言を取ったら何も残らないぞ」 「自信満々に言うなっ!」 「付け加えるなら、雨の時にしか使われないので、少しネガティブな感じの子になってると思う。頭なでて大丈夫だよ、君は必要なんだよって言ってあげたい」 「うわっ、キモッ!」 「俺が思ったことを言うと、往々にしてそういう鳴き声が聞こえる。その鳴き方流行ってるの?」 「鳴き声じゃないわよ! 気持ち悪いって言ってるの!」 「臆病な自尊心が気づかないフリをしろと告げるんだ。あと、尊大な羞恥心も」 「どこの山月記よ……」 かなみは思ったより博識だった。分からないネタだと思ったのに。 「……んーでっ。アンタ、傘もないのに今日はどうやって帰るの?」 「瞬間移動」 186 名前:2/4[sage] 投稿日:2012/06/23(土) 23 52 15.21 0 「んじゃやってみなさいよっ!」 「んなのできるわけねーじゃねーか。ばーかばーかばーか」 「…………」ギリギリ 「ぐげげぇ」 小学生みたいな囃し声をあげたら首を締められた。このお嬢さんのツッコミは生死に関わることがあるので、もうちょっと優しい感じのでお願いしたい。 「げほっげほっ……あのさ、死ぬから。そこを締められると、死ぬから」 「早く死になさい」 「嫌です」 「まったく……で、濡れて帰るの?」 「もうしばらく探すつもりだが、見つからないならそうするしかあるまい。はぁ……なんで人のをパクったりするかなあ……」 「あはっ、とうとうパクられたって認めたわね」 「おどけてでもなけりゃ、正直やってられねえよ。ああもう、人間不信になりそうだ」 「ちょ、ちょっと。なにを大袈裟な……」 「自分でもそう思うが、やられると結構なダメージだぞ? あー、ヘコむわ……」 「…………。……じゃ、じゃあさ。ヘコむのと同じくらい嬉しいことあったら、人間不信が直るわよね?」 どういうわけか、かなみは顔を赤くしながら何かを決意したような顔でそう言った。 「? や、別になりそうなだけで、なってるわけじゃ……」 「いいから! そうよね!?」 「は、はい」 勢いに押されて思わず肯定する。一体何をしようというのか、このお嬢さんは。 「…………」 固唾を飲んで様子を伺っていると、かなみは傘立てに近づいた。そして中を探り、一本の傘を抜き取った。鮮やかな赤の傘だ。 「ほ、ほら。何ぼーっとしてるのよ。帰るわよ」 「え、いや、俺は自分の傘を探さないといけないから」 「どうせ誰かにパクられてるわよ。だ、だから今日のところは、……そ、その。……わっ、私と一緒に帰ったらいいじゃない」 「や、だから傘が」 「……あ、アンタも一緒に私の傘に入ったらいいじゃない」 視線は足元に、顔は傘に負けないくらい赤く染め、かなみが呟く。 「かっ、勘違いしないでよねっ!? アンタがヘコんだりしてたら殴っても楽しくないから嫌々傘に入れてやるってだけで、アンタと相合傘なんて生涯最後なんだからねっ!?」 かなみは俺を見ると、ものすごい勢いでまくしたてた。あと顔が超赤いです。 187 名前:3/4[sage] 投稿日:2012/06/23(土) 23 52 50.80 0 「え、あ、は、はい。……はい?」 あまりの勢いに、何がなんだか分からなくなる。 「な、なによ。……それとも、嫌なの?」 「いいえいいえいいえいいえ!」ブルブルブル 「そ、そんないっぱい否定しなくていいケド……じゃ、じゃあ、どする? もちょっと探す? それとも帰る?」 「え、ええと、帰るます」 「そ、そうね。今日のところはそうね。うん」 何かコクコクうなずきながら、かなみは昇降口へ向かうと、こちらに振り向いた。 「ほら、何してんのよ。帰るわよ、ばか」 「あ、ああ」 慌ててかなみの元へ向かい、隣に立つ。 「……ん、んじゃ、帰るわよ」 「あ、ああ」 ばさりと傘を広げ、かなみはその下に入った。遅れて俺も入る。 「あ、あんまり近寄らないでよね」 「友達に噂とかされると恥ずかしいから?」 「どんな時でも気持ち悪いわねぇ……」 呆れた様子でかなみはため息をついた。それと同時に、肩の力も抜けたようだ。うむ、よし。 「…………。……えへへっ」 「なんですか」 「なんでもないないっ♪」バシバシ 「痛い痛い」 なんか知らんが背中をバシバシと叩かれた。痛いんですの。 「ほらほらっ、アンタの方が背高いんだから、傘持ちなさいよ」 「遠近法の関係でそう見えるだけだ。だからお前が持ってろ」 「んなわけないでしょっ! ほら持った持った!」 無理やりに柄を持たされた。まだかなみの体温が残ってる。 「にひひっ、らっくちーん♪」 「やるェやるェ」 「なんで巻き舌!? 普通にやれやれって言いなさいよ!」 「やれやれは言いたかったが、やれやれ系主人公にはなりなくなかったので、苦肉の策だ」 「今日も変な奴ー♪」 188 名前:4/4[sage] 投稿日:2012/06/23(土) 23 53 48.41 0 なんだか嬉しそうに、かなみは歩き出した。遅れて俺も続く。 「にしても、アンタもついてないわよね。傘を盗まれるなんてさ?」 「んー、まあ、なあ」 「なによ、奥歯に物が挟まったみたいな言い方して」 「ついてないのは確かだが、こうしてかなみと一緒に相合傘で帰れるので、プラマイゼロ、むしろプラスの方が大きいから、どちらかと言えば幸運じゃないかなー、と思ったので」 「な……」 みるみるかなみの顔が赤くなっていく。忙しい奴め。 「……こっ、今回だけの特別よっ! そ、そんなの、毎回毎回なんてありえないからねっ!?」 「へーへー」 「次はちゃんと傘に名前をでっかく書いておきなさいよねっ!? 盗まれないようにっ!」 「分かった、書く。俺の名前をでっかく書いた100円のビニ傘持ってくる」 「盗まれる気マンマンじゃないのっ! ……そ、そんなに相合傘したいの?」 「う」 「そ、それなら、たまにならしてあげるから……ちゃんと普通の傘に名前書いて持って来なさい。ね?」 「は、はい」 優しくたしなめられては、何も抵抗できない。 「よろしい♪ ……す、素直な子には、ご褒美が必要よね」ギュッ 「へ? ……はふぇ!?」 「へ、変な声出すな、ばかっ!」 突然、かなみが傘の柄を握った。俺の手の上から。 「い、いや、その、あの、そこ俺の手がありますよ?」 「し、知ってるわよ! わざわざ言うな、ばかっ!」 「いやはや、その、なんというか、なんて言いますか!」 「よ、喜ぶな変態っ! ご、ご褒美だから! それ以外の感情なんて何もないからねっ!」 「ああもう、一年を通してずっと雨が降ればいいのに!」 「だから、喜ぶな変態っ!」 空いてる手でぺこぽこ叩かれながらも、手に触れる感触はそのままに、一緒に楽しく帰りました。
https://w.atwiki.jp/witchild/pages/239.html
昭和55年(1980年)1月18日放送 ←前回 次回→ 花の鍵をひったくられたルンルンは、後を追いかけ、不良に絡まれている犯人・ビアンカを発見。ビアンカは、父と死別した後の継父になじめないで家出中だったため、花の鍵を盗み、お金を作ったのだ。ルンルンは不良からビアンカを救った後、花の鍵を買い戻そうとするが、トゲニシア達や不良に横取りされてしまう。しかし、ビアンカの継父が、ビアンカへプレゼントしようと、不良達から花の鍵を買っていたため、ルンルンは、再び花の鍵を手にすることができた。おさまらない不良達は再びビアンカにちょっかいを出してきたが、継父はビアンカを守った。ビアンカは、これまでの身勝手さを反省し、継父を父として受け入れるようになった。 ストーリー 水の都と呼ばれるベニス(イタリア) ルンルンは、おしゃれな貴婦人姿で登場。ゴンドラで、運河を優雅に進んでいる。ご機嫌ルンルンと、おしゃれで花の鍵を使うことに不満なヌーボ・キャトー。 その後、サンマルコ寺院を見物していると、女の子が走ってきて、花の鍵を盗まれる。追いかけるも発見できず。 その女の子はビアンカという。ビアンカの前に不良男が現れ、花の鍵を売った金を巻き上げようとする。そこにルンルン達が現れ、不良を追っ払う。ルンルンは、彼女が花の鍵を盗んだ犯人であると認め、返却を要求するが、もう花の鍵は無い。ルンルンが、それ無しでは生きていけない旨を話したら、ビアンカは驚き、恐縮する。ビアンカは、父に死なれ、母に裏切られ、家を飛び出したため、食べるものにも事欠き、そのため盗みを働いたのである。ビアンカは、ルンルンを、花の鍵を売ったお店に連れていったが、もう売れていた。 ルンルンが花の鍵を探していることを知ったトゲニシア達。いい機会だからと、花の鍵を奪うことを画策する。 店からの情報に基づき、ルンルン達はビスコンティー氏のところに行って、買い戻そうとする。ただ、ルンルンには、5万リラの持ち合わせがない。そこに、ヤボーキ扮する日本人がやってきて、強引に買おうとする。しかし、明らかに怪しげであったためか、ビスコンティー夫人はルンルンに譲ることにした。ルンルンが花の鍵に手をかけようとした瞬間、ヤボーキが姿を現し、花の鍵を奪い去ろうとする。しかし、ヤボーキは、花の鍵をはバルコニーから落してしまう。たまたま、運河を流れていた船の上に落下。 ルンルン達は船を追いかけるも、先回りしていたトゲニシアに、花の鍵を奪われてしまう。トゲニシアはヤボーキと、花の鍵をパスして繋いでいたが、受け損ねてしまい、通りがかった先の不良達に横取りされる。絶望して泣いているルンルン。 ビアンカが先の不良と掛け合うも、既に売却済。ビアンカはルンルンに謝罪。そこに、ビアンカの母と、一人の男性(ビアンカの継父)が通りがかる。ビアンカの母は、ビアンカが見つかって安堵するが、ビアンカは、継父に懐いておらず、「二人でやっていこうと約束したのに、そんな人と結婚するなんて」と走り去ってしまう。 ルンルンは、意気地になっているビアンカに平手打ち。ヌーボとキャトーも、ルンルンに父母のいないことを伝え、自分勝手なことをしてはいけないと説く。 そこに、母と継父が再び現れる。継父がビアンカにプレゼントを渡そうとするが、ビアンカは「何よ、こんなもの!」と、振り払う。すると、プレゼントの箱から、花の鍵が飛び出し、地面に落ちて割れたように見えた。それを見て気を失うルンルン。 ルンルンが死んだものと思ったビアンカは、母親に泣きつき、これまでの自らの自分勝手さを反省する。しかし、実際には花の鍵は壊れてなんかいなかった。橋の影により、そのように見えただけだったのだ。ルンルンは息を吹き返し、花の鍵を手にした。ビアンカは喜んで継父に「パパ!」としがみつく。 そこに、ヤボーキと不良2名がやってきて、足は洗わせじとビアンカに威嚇する。そこで、ルンルンは橋のたもとに咲いていた花を利用して、柔道家に変身。3名を投げ飛ばす。不良1名がビアンカにナイフをつきつけるが、継父がやっつけ、追っ払ってしまう。 花言葉:ききょう ~変わらぬ愛~ ルンルン達を見送る一家に、セルジュが種を渡す。やがて、ビアンカの新居に花が咲く。ビアンカは、母と新しい父がいつも変わらない愛で見守ってくれていることを感じるのだった。 貴婦人(キャンディを思わせる風貌) 柔道着(ヤボーキや不良少年と勇ましく戦う) 鑑賞 母を疎んでいるビアンカに対し、ルンルンは激しく怒ります。ルンルンには両親がいない。だから、身勝手な理由で母親を困らせているビアンカが許せなかったのです。 ビアンカと母と継父が和解したとき、いきなりヤボーキが現れて言います。「俺様はこういうシーンが一番苦手なんだい!」と。トゲニシアやヤボーキは、人間の邪悪な部分の象徴ですから、このような人間の真心が溢れるシーンに、拒否反応を起こすのでしょう ルンルンが柔道の選手に変身したのは、ヤボーキが、怪しげな日本人に化けてきたのに対抗してとのことです。裸足で、敵をバタバタ投げ飛ばすルンルンはとてもカッコイイ。でも、フランス人の女の子であるルンルンが、柔道なんて知っていたのか?どうせなら、相撲(以下略) それにしても、この回では、何故、日本がモチーフに使われているのでしょうか。それは、ヤボーキ扮する日本人が述べている通り、『東方見聞録』を著したマルコ・ポーロゆかりの地だからですね。マルコ・ポーロはベネチア市民だったのです。むしろ、日本をモチーフに使うため、わざわざベニスを取り上げたとも考えられます。 登場キャラクター ルンルン・フラワー: 岡本茉利 キャトー: 白石冬美 ヌーボ: 神山卓三 セルジュ・フローラ: 水島裕 ヤボーキ: はせさん治 トゲニシア: 喜多道枝 その他のキャラクター: ビアンカ、ローザ(ビアンカの母)、ローザの継父、不良男×2、アクセサリーショップ店員、ビスコンティー夫人 その他の声の出演: 麻上洋子、松沢和子、清川元夢、竜田直樹、塩沢兼人、宮崎恵子 ナレーション: 喜多道枝 スタッフ 脚本: 金春智子 原画: 敷島博英、永木龍博 動画: 田頭津弥子、横山佳子、森本知子、円山智 背景: ポップ、沢田隆夫 仕上: 藤本芳弘、衣笠一雄、石沢まきえ 特殊効果: 大石秀徳 撮影: 佐野禎史 編集: 祖田富美夫 録音: 今関種吉 音響効果: 伊藤道広 選曲: 宮下滋 記録: 樋口裕子 製作進行: 伊藤文英 美術: 有川知子 作画監督: 進藤満尾 演出: 古沢日出夫
https://w.atwiki.jp/witchild/pages/313.html
昭和49年(1974年)09月09日放送 (視聴率:13.8%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 松岡清治 原画: 上村栄司、永樹たつひろ 動画: 石井康雄、柴田きくみ 背景: ムツゴロウ 仕上: 佐久賀直志、小野哲夫、椎茸味、宮尾初枝 撮影: 寺尾三千代 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 選曲: 賀川晴雄 製作進行: 四十八願恵子、安藤まるみ 美術: 千葉秀雄 作画監督: 上村栄司 演出: 大貫信夫
https://w.atwiki.jp/srpgbr/pages/198.html
「ほらほらー早くしなさいよー!」 城の外に広がる草原に立っているエトナは、窓から降りようとしているレシィを急かす。 彼女等は窓から逃げていったガフガリオンが持つ剣を手に入れる為に、後を追いかけることにしたのだ。 「ま…待ってください…よっと!」 軽い身のこなしで地面に降り、エトナの隣に発つ。周囲を見回しながらレシィの到着を確認したエトナは、 城から真っ直ぐ北の方角へ向けて指差した。 「さっあのじいさんから剣をふんだく…取り返すわよ!!」 「は…はいっ!」 ガフガリオン探索は、匂いを辿る事のできるレシィを先頭に進む事にした。メイトルパの亜人である彼には、 センサーを持つロレイラルの機械兵士や魔力を感じ取る事のできるサプレスの天使達のように、探索に適した能力がある。 しかし、歩けども歩けども目的の人物の姿は見えない。自分達の足はそんなに遅くない筈なのだが、どうやらあの老騎士の足は思いの外早いらしい。 「……匂いはそれほど薄くはなっていないのに、全然姿が見えませんね」 「はぁー…ったくあのじじいどんだけ足速いのよ。なんだかだれてきたなー」 エトナがいかにもだるそうに手に持った斧をぶらぶらさせながら、匂いを辿るレシィを見つめる。 (匂いで後を辿れるっていうからやってもらっちゃあいるけど、よくよく考えるとこれって結構キツイことやらせてるのかな? じじいの加齢臭なんて嗅がせて犬のように使うとか…まああたしは別に心が痛むわけでもないし、プリニー共にやらせてることに比べたら 大したことないんだけどさぁ…つかこれってなんか主人と家来というか、警察犬と女刑事みたいな感じ?こういうのフロンちゃん好きかなー …いや、フロンちゃんはもっと百合的なものの方がいいかな?例えば悪の女幹部に捕まった正義のヒロインがあんなことやこんなことされるのとか…) エトナが色々と頭を回転させていると、彼女に対する恐怖心が和らいだのか、レシィが話を切り出してきた。 「…ところで、エトナさんってこの殺し合いに乗ってる…んですか?」 「んー?……んー」 レシィの質問に対して、気のなさそうな言葉を返しながらエトナが沈黙する。それほど長い時間ではなかったが、 レシィにすればとても長い時間に感じられた。…もし彼女が殺し合いに乗っていると言ったらどうしようかと。 自分と同じマグナの護衛獣である彼女を相手に戦わなくてはいけないのかと…。 そんな心配を他所にエトナが発した言葉は、彼の想像を脱していた。 「…まぁ、ぶっちゃけどうでもいいのよねー」 「え…?」 この殺し合いの舞台で出会った人物は、誰もが殺すか殺されるかの緊迫した状況に気を引き締めていたのに、 彼女の言葉と態度にはそんなものが微塵もなかった。まるで暇つぶしでやってるゲームに出てきた特に重要でもない選択肢 を選ぶかのようだった。 「あたしとしては死にたくないからゲームに乗るっていうのもありかなとは思うけど、あのおっさんの思い通りに動くのも癪だからさー… だから適当に流れに乗って、面白そうな方につくってことにしたわけ。」 「は…はぁ…。じゃっじゃあ面白ければ、殺し合いをしたりしないんですよね?」 「そーなるのかしらね。でもあたし自身殺されるとか嫌だから、どっか適当な奴から武器を貰って自衛でもできるようにしたいなと思ってさ。 一応手に入れたはいいんだけど、どれもイマイチなのよねー。そこで、あのじじいの持ってった殿下の剣をゲットしようってわけよ。」 確かに、この殺し合いで生き残る為にはある程度の武器は必要だ。レシィのように格闘術に長けている人物なら武器なしでも多少はなんとかなるが、 参加者がどれも並の実力の持ち主ではないので、自身の強化の為に武器を求めるのは当然の考えだった。 「で…でも、僕はご主人様の剣はご主人様に返したいんです。ガフおじいさんにだって、ご主人様と会うまで貸すだけだったんですから。 エトナさんにもあげるわけにはいきません。」 「はあ…あんたって本当に殿下にちゅーじつなのね。(ホントに悪魔かよコイツ…)でもあのじいさん返す気ないんじゃない?武器が手元にそれしかない以上、 どんなことがあっても手に入れるでしょ?貸し借りの話だって適当に嘘いってんのよ。実際あんた置いてあたしから逃げたし。」 「うぅ……」 「まあ今はぐだぐだ言ってないで、とっととじいさんから剣取り返すのが先よ。ほら行くわよ!もう陽が沈みそうだしね!」 まだ色々と言いたかったレシィだったが、エトナに急かされたので再び匂いを辿る事にした。 しかし老騎士を見つからず、未だ誤解だらけの関係に気付く事はなかった。 時刻はまもなく午後6時。 第一回目の放送が始まると同時に、殺人級の悪臭にレシィが悲鳴を上げるのは、それから数分後の事であった…。 【C-3/平原/1日目・夕方】 【レシィ@サモンナイト2】 [状態]: 健康 、歩き続けによる疲労(小)、刺激臭で鼻が痛い [装備]: サモナイト石[無](誓約済・何と誓約したものかなど詳細は不明)@SN2or3 [道具]: 支給品一式(1/2食消費) 碧の賢帝(シャルトス)@SN3 死者の指輪@TO 生肉少量 [思考]1:な…なんですかこの臭い!! 2:ガフおじいさんを探す 3:ガフおじいさんから剣を返してもらう 4:殺し合いには参加せず、極力争いごとは避ける。 【エトナ@魔界戦記ディスガイア】 [状態]:健康 、歩き続けによる疲労(極小) [装備]:手斧@暁の女神、クレシェンテ@タクティクスオウガ、エクスカリバー@紋章の謎 [道具]:支給品一式(1/2食消費)(道具・確認済み) [思考]1:ん、どうかした? 2:魔剣良鋼が欲しい。 3:適当に弱そうな奴から装備を奪う。出来れば槍か斧が良いが贅沢は敵だ 4:優勝でも主催者打倒でも人助けでも、面白そうなこと優先 (とりあえず暫くは主催打倒でいいかも…) 5:ラハールや中ボスが気になるが、特に会いたいとも思っていない 6:レシィを家来にする。家来を増やすのもいいかもしれない。 078 屍術師の企て 投下順 080 第一回放送 077 Limitation 時系列順 081 それはまるで… 066 誤解パラダイス レシィ 093 臭いと芝居と色々と 066 誤解パラダイス エトナ 093 臭いと芝居と色々と
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3095.html
445 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 18 38 56 ID ??? 流れを変えられるか分からんがコンベでのプチ報告。 SWで上級呪文のスクロールが盗まれたから犯人を探してくれって話が、 『初期PC』にパーティーのソーサラー経由で依頼としてきた。 盗まれたのはメテオストライク・フォースフィールド・ディスインテグレード・ デスクラウド・スタンクラウド・アシッドクラウド・ライトニングバインド・ ブリザード・フルポテンシャル。 バレンが対アトン戦の足しになればとコツコツ作ってたのが盗まれたとか。 断ったらGMがムギャーオしたので、依頼を受けてボスまで行ったんだけど、 当然のごとく勝てなかった。 454 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 18 52 59 ID ??? 頭殴るしかないな。GMの。 じゃなくて、スクロール使用ということで相手も冒険者LV低いソーサラーと信じて頭狙いかねえ。 つかバレンさん、あなたの目を盗んでスクロール盗めるような奴の対処を初期に振らないで頂きたい。 458 名前:445[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 18 58 53 ID ??? 模範回答は無いって。GMの役目は状況を用意するだけで、 その中で最善を模索して成功にたどり着くのがPLの使命だって言ってた。 最善と思われる『荷が重すぎるから断る』はムギャーオしたくせに。 461 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 06 07 ID ??? 454 頭狙いって、フォースフィールド張られたら初期じゃ削りきるまえに死ねるぞ。 最初にダークネスをかければ行けるか? 463 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 09 33 ID ??? 全滅EDになった後、PLに 「状況を打開するための模索が足りませんでしたね。いけませんよ、そんな事では」 とか、抜かしたかったんでね? 464 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 10 04 ID ??? 458 そもそもどんな風に全滅したんだ? 465 名前:445[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 23 39 ID ??? 463 まさにそれ。 464 アジトを夜襲したら、メテオストライクとデスクラウドと ディスインテグレードを売り払った金で牙とスクロールを買って 用意してたスケルトンウォリアー2体と戦闘。3ターン目から 犯人の3レベルソーサラー参戦。 スタンクラウドでプリとソーサラーが行動前に落ちる。 後は順番に潰された。 468 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 33 13 ID ??? 445 とりあえず大まかな場所でいいんで居住地を晒せ。 これ以上糞GMの被害者を増やさないためにもな…… 471 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 43 29 ID ??? 465 初期レベルにスケルトンウォリアー2体に3レベル魔術師とかどうやって勝てと 策を立てたところでへのツッパリにもならんわ。 っていうか、断言してもいいけどPLが他に 「最適と思われる解」を用意しても、GMはゼロ大帝の如く 「面白くないから却下」とか言って容赦なく殺しに来るに決まってる、ムギャオー!! 【嫌な記憶を刺激されますた】 476 名前:445[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 51 19 ID ??? 468 名古屋 477 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 19 52 06 ID ??? ちなみにそれで報酬はいくらくらいだったんだろ 普通に初期PC相当だったら最終手段「GMを殴る」をやるしかないぜw 488 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 02 36 ID ??? 世界観的にいえば、そこまで危険なものが盗まれたなら、ギルドの沽券にかけて オラン最強クラスのパーティに依頼が行かなきゃおかしいわけだがな、そもそも。 491 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 07 49 ID ??? 445 何故に新米にギルドの汚点ドップリな依頼が来たのですか? 488が言うように歴戦の冒険者ではなくて 494 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 09 56 ID ??? 491 だよな 一体どんな手で、GMが依頼をごり押ししたのかも気になるし ムギャオー以外に、なんか言わなかったのかな、報告者よ 501 名前:445[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 24 47 ID ??? 477 取り返すまでが依頼で一人辺りの報酬は750でスクロール ごとに追加で1000~750。 461 管理を任されてたのがPCの師匠でバレンにばれる前に事態の 解決をはかった。もう一人兄弟子(犯人)が居たが連絡が つかないのでこっちに話がまわってきた。 494 GMがメタでうけなきゃシナリオが進まねーだろとムギャーオ& うけなきゃ魔法をギアスで封印して追い出すぞと師匠も ムギャーオ。 505 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 31 03 ID ??? 最近になってわかったことは 「GMの思惑を超えたらグッドエンドにするつもりだった」=「僕はグッドエンドすら思いつかない無能GMです」 ってことだな。まあ、自分も昔何回かやっちまったんだが・・・OTL 518 名前:494[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 21 59 34 ID ??? 501 想像以上にGMが困ったちゃんだったことに吹いたw いやいや、メタとかいうなら最初から達成可能な条件を提示しとけと ギアスで脅迫とかアホかと 報告者ホントに乙 519 名前:491[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 22 01 18 ID ??? 445 次は人間とTRPGが出来るように祈ります 報告者、乙 スレ175