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唯「放課後 百物語」 けいおんキャラによる怪談SS企画です 1番手 ◆Q9Tanlls9c 唯「ハトが出ますよ~」 2番手 ◆VW9ify6uH. 「御湯鬼」 3番手 ◆S09TnYcH0NbS 澪「律、おはよう」 4番手 ◆zzEUmCA7VVnh 憂「お姉ちゃんとおかたづけ」 5番手 ◆11tPyvvBco 『四歳』(前半) 6番手 ◆MPy9nxtvXs 梓「田舎に泊まろう」 7番手 ◆sV6.wAMEIw 梓「hidden」 8番手 ◆CQDDPJeh8k 唯「あのね」 9番手 ◆WOzlYvh7m2 梓「日本人形の夢」 10番手 ◆sdHT7BEuPo 純「くねくね」 11番手 (田舎おでん) 1レス系 12番手 ◆11tPyvvBco 『四歳』(後半) 13番手 ◆yFnK8bpW9c 「かごめかごめ」 14番手 ◆/BV3adiQ.o 純「4の呪い」 戻る
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登録日:2011/07/05 Tue 06 59 57 更新日:2024/06/09 Sun 08 15 08NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 京極夏彦 塩の長司 妖怪時代小説 小説 小豆洗い 巷説百物語シリーズ 帷子辻 柳女 桃山人夜話 白蔵主 竹原春泉 絵本百物語 舞首 芝右衛門狸 越後 「御行 奉為(おんぎょうしたてまつる)……」 ◆巷説百物語(こうせつひゃくものがたり) 京極夏彦の小説作品。 師・水木しげるの提唱に応えて荒俣宏と京極夏彦の協力により刊行された季刊『怪』誌の連載を経て、書き下ろしを加えた単行本が99年に角川書店から刊行。 現在では同社から文庫版が、中央公論社から新書版も発売されている。 同作を原作としたTVドラマ、アニメも存在するが本項目では小説作品のみの紹介に止どめる。 裏稼業に精通した御行一味が、彼方此方で起きる不可思議な出来事や、表沙汰には出来ない揉め事に怪異と云う形を与えて祓い落とす「妖怪時代小説」である。 「妖怪シリーズ」と並ぶ氏の代表的シリーズの起点となった作品であり、連載作品と云う事からも判る様に、基本的に短篇形式により紡がれているのが特徴。 また、「妖怪シリーズ」が鳥山石燕による『画図百鬼夜行』を題材としているのに対して、此方では竹原春泉による『絵本百物語(桃山人夜話)』が題材として扱われており、各話のタイトル、物語の骨子は同作に掲載されている妖怪、怪異から抜き取られている。 ちなみに時系列的に最も未来を描いた『後巷説百物語』が明治初期(1870年代)・『続巷説百物語』後の世界を描いた『遠巷説百物語』が「弘化」時代(1840年代)なことから、本作の舞台は弘化の前の元号である「天保」時代と思われる。 【物語】 ざ。ざ。ざ。ざ。ざ。ざ。ざ。 ざあざあ。どうどう。 しょき。 ……越後の山中。枝折峠と呼ばれる難所の更に奥……。 折からの激しい雨に足を止められた僧・円海は、山中で出会った札売り御行に導かれる様に、雨をやり過ごす為の荒ら屋へと導かれる。 ……狭い荒ら屋の中には、既に十名には及ぼうかと云う先客達が居た。 近所の農民。 担ぎ物売り。 垢抜けた傀儡師の女。 隠居した商家の主人。 得体の知れぬ若い男。 檻褸を纏った主人と思しき老人。 ……そして、自らを誘い入れた札売りの御行が言う。 「こうした夜は長いもの、ここはひとつ江戸で流行りの百物語と洒落てみやせんか……」 ……そして、心許無い蝋燭の灯の揺らめく中……過去の大罪を暴く為の「仕掛け」が始まる……。 御行 奉為……。 【七つの怪異】 ●小豆洗い ●白蔵主 ●舞首 ●芝右衛門狸 ●塩の長司 ●柳女 ●帷子辻 ※物語はそれぞれ独立した構造を持つが、後のシリーズにて補完されている作品もある。 【概要】 「憑物落とし」の京極堂が活躍する「妖怪シリーズ」に対して、「化物遣い」の御行の又市が活躍する「巷説百物語シリーズ」最初の作品。 短編、中編によるオムニバス作品と云うスタイルもあってか「妖怪シリーズ」と比べて映像化の機会も多い。 「妖怪シリーズ」とは丁度真逆の構造となっており「妖怪」を祓い、仕掛けを解く京極堂と仲間達に対して、「妖怪狂言」の仕掛けにより、事件を化物の仕業として八方丸く収めると云う構造は、京極夏彦のこよなく愛する「必殺シリーズ」を下敷きとしている。 【主要登場人物】 御行の又市 「御行 奉為(したてまつる)……」 白装束の行者姿で、細面に目つきの鋭い、善く通る声を持つ男。 ……かつては「弥勒三千(海千山千)」「小股潜り(大嘘吐き)」の異名を取る江戸から来た小悪党だったが、今は理由あって札売り御行(乞食坊主)の姿で国中を回り様々な「仕掛け」を請け負っている。 以下の一味の中心人物であり、本シリーズの象徴にして実質的な主人公でもある。 ちなみに『帷子辻』では、『嗤う伊右衛門』で経験した「ある出会い」とその顛末が今の彼の行動に影響を及ぼしたことが暗喩されている。 山猫廻しのおぎん 「このあたしを、本当に狐公か何かと思うておいでじゃあるまいね……」 江戸紫の着物に草色の半纏を纏った山猫廻し……傀儡師を名乗る女芸人。 垢抜けた江戸者の美人だが、口調もキツく一味の一人として「仕掛け」に参加する。 事触れの治平 「おうよ。薄汚ェ野郎だ。あンなのと一緒にされたんじゃ鬼も虎も肝ァ立てるぜ」 一味の一人で五十過ぎの小柄な老人。 商家の主人や百姓に化けるのを得意とする他、様々な特技を持つ。 山岡百介 「凡ては小豆洗いの所為で良いのでしょう」 江戸から来た戯作者志望の若者で、越後山中での「仕掛け」に偶然に立ち会った事を契機に、後々まで一味と関わる事になる。 百物語の出版の為に全国を巡り怪異を蒐集しており、その知識が「仕掛け」に活かされる事も多い。 又市と並ぶ、本作の主人公にして代表的な語り部でもある。 【仕掛けの協力者】 四玉の徳次郎 見世物小屋の座長で『塩の長司』にて登場。 幻術の達人で、呑馬術を得意とする。 玉泉坊 『帷子辻』に登場。 僧形だが又市とは懇意の小悪党で、玉泉坊の名は天狗から戴いたと云う無頼漢。 靄船の林蔵 『帷子辻』に登場。 元は公家の出とも云われる小悪党で、又市の昔の仲間。 靄船とは叡山に伝わる七不思議の一つ。 横川のお竜 『帷子辻』に登場。 林蔵の仲間で、可憐な風貌乍ら「仕掛け」にて重要な役割を果たす。 【余談】 本作の象徴である京極夏彦作品に於ける京極堂と並ぶダークヒーロー、御行の又市は本作では無く、四谷怪談を下敷きに描いた『嗤う伊右衛門』が初登場となる。 ※以下、若干のネタバレ。 「人に魂などない!」 「何!」 「況や冥界などというものはない!」 りん。 鈴の音。 「な。ない……?」 「生きた躰そのものが魂で御座居ます。生き残った者の心中にこそ……冥府はあるので御座居ます。だから……死したるものは速やかに、あなたの心の中にお送りせねばならぬのです……(中略)あなたの一方的な妄執で黄泉津比良坂を通されたのでは……女達も堪りませぬぞ。」 道を通せば角が立つ。 倫を外せば深みに嵌まる。 彼誰誰彼丑三刻に、そっと通るは裏の径。 所詮浮き世は夢幻と、見切る憂き世の狂言芝居。 身過ぎ世過ぎで片をばつけて、残るは巷の怪しい噂……。 追記修正 奉為……。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 又市は「嗤う伊右衛門」にも主要人物として登場。 -- 名無しさん (2014-09-03 22 16 52) 又さんってメディアごとにイケメンとチビの間を行ったり来たりしてるよねw -- 名無しさん (2016-05-08 20 38 18) アニメだとフリーザとセルが仲間で悟空と京極夏彦がラスボスという逆転現象がw -- 名無しさん (2020-10-05 23 17 18) 一カ月経過して気が付いたが最新刊の遠巷説百物語が単行本化していたか。まだ読んでないけど -- 名無しさん (2021-08-04 12 59 36) 名前 コメント
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【りょう】 私の2002年初の本です! 久しぶりの京極ワールドだったのですが、めちゃくちゃおもしろかったです! これは『巷説百物語』の続きで、また、百介と又市とおぎんなどが出てきて、暴れ回ってくれます!最近、ミステリ以外の本を読んでいたせいか、全てにきっちり説明付けてくれるのがとても気持ちよくて、まるで足裏マッサージしてくれてるようでしたよ!!(笑)かゆいところまで見事に手が届いていて、思わず「ああっ!」と悶絶しそうになりました!とにかく気持ちがいいです! しかしこの本、とにかく分厚い!初めの「野鉄砲」は62ページと読みやすい長さだったので、「あぁ、短くて分かりやすい♪」なんて思っていたら、読者を慣らすように、以下どんどんページ数が多くなっていきます!「狐者異」110ページ、「飛縁魔」126ページ、「船幽霊」148ページ、「死神」246ページ。ね?長くなっているでしょう?これに最後の締めくくり「老人火」64ページを加えて、計761ページです!読み終わったときには腕の力がついたような気になりました(笑)。しかも「老人火」は最初の「野鉄砲」と同じような枚数にも関わらず、とても短く感じました!これぞ京極マジック!慣れって恐ろしいですね~(^_^;)
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あらすじ オリキャラ達が百物語をしているようです。 アリス「……だったんだって!はい、おしまい!」 紅「うわぁ~……怖かった~」 日和「うう……」ガクブル アリス「じゃ、次ヌシさんの番ね!」 ヌシ「お、私か!では話すぞー」 日和(も、もう帰りたい……) ヌシ「これは私の知り合いの英国人から聞いたのだがな。奴はアーカムという町で探偵の手伝いをしておって、仕事の帰りに体験した事らしい」 結(……もう嫌な予感しかしないのだが) ヌシ「真っ暗な路地を一人歩いていると、不意に人影が見えた。時刻は深夜で辺りに人はいない、車通りも疎らな中で、だ。奴は不信に思ったがそのまま素通りしようと歩き出した。そして、だんだんとその人影の容貌が明らかになっていった」 アリス「……」ゴクリ ヌシ「その人物の外見が……何と言うか、普通の世界にはあり得べからざる異常な姿だった、と奴は言っていた。魚と人間が合わさったような見た目だった、ともな」 透伊(あ、これアカンヤツですわ) ヌシ「不気味に思った奴は、顔をしかめながら通り過ぎようとした。その魚面は追いかけてはこなかったらしい。だが……」 日和「ま、まだあるんですか……?」ガクガク ヌシ「その通りにはマンホールがあった。耳を澄ますと、マンホールの中から奇妙な『鳴き声』とも取れる『音』が聞こえたそうだ」 結(まさか……) ヌシ「その鳴き声はこう聞こえたそうだ。『テケリ・リ!』『テケリ・リ!』と……」 全員「………」 ヌシ「その鳴き声が止んだのち、気配を感じた奴は顔を上げた……すると 先程の者と同じ魚面が周りを囲んでいた!!!!」クワッ 日和「きゃああああああ!!」 ヌシ「これが私の話だなー」 透伊「………」 結「………」 ヌシ「ん?どうしたんだぞー?」 二人「発狂させる気か!!!!」 ヌシ「わはは、SANチェック成功してよかったなー」 作者 邪魔イカ
https://w.atwiki.jp/100mono2016/
〜百物語2016今年も怪宴〜 2000年に幕を開けた2chオカルト板百物語。 毎年数々の奇怪な怪談と怪異とともに夏の夜を彩ってまいりました。 16年目の本年も勿論開催致します!! 今年はどんな怪談・怪異が私たちを待ち受けているのでしょうか。 こちらは百物語2016の準備wikiになります。 開催日時:8月27日(土)21時〜再開! 本スレ→http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471687321/l50 受付スレ→http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50 雑談スレ→http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50 動画 ◆ElPl8xGQc2様よりいただきました。 語り部、運営、そしてオカルト好きの聴き手の皆様。 怪宴までの今しばらくこちらでお待ちくださいませ。 2chオカルト板百物語2016準備スレ http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1466152859/l50 百物語2016準備wiki(ご覧のサイトです) http //www65.atwiki.jp/100mono2016/ 尚、このwikiを作成するにあたって、 2014年準備wiki(仮の人様) 2015年準備wiki(わらび餅様)より引用させていただきました。 また、2014年準備wikiは2013年準備wiki(KMT様)よりの引用となっております。 皆様ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/113.html
猫娘「なんかいやな感じの空ね……。」 三期ネコ「そうね、紫色がなんかやーな感じで。」 ねこ娘「早く鬼太郎の家に行こうよ。怖くなってきちゃったよ。」 野沢「あ!猫ちゃんたちだ!おーい!」 猫娘「鬼太郎さーん、お夕飯、持ってきたわよー。」 野沢「ありがとうネコ娘!夕食どうしようかと思ってたんだ!」 三期ネコ「あとお婆からの差し入れ。今度は腐らせないように、だって。」 戸田「するめに昆布に、わぁ、牛肉のしぐれ煮まで!助かるなぁ!」 松岡「ありがとう、みんな。」 高山「よかったですね、父さん。さすがに一日ごはんですよだけじゃきついですからねぇ。」 目玉「うむ、これでしばらくの食料は確保されたが……。」 ねこ娘「どうしたの、親父さん。」 目玉「なんというか、その、妙に妖気が漂っている気がしてのう……。」 高山「そういや、さっきから妖怪アンテナがひょこひょこ立ってるんです。」 松岡「実は僕も。しかもだんだんそれが強くなっているような……。」 戸田「いくぞ、野沢!」 野沢「うん!」 「せーの、永●君~。」 高山「いや、全然見えないから。」 猫娘「そういえば空の色がなんだかおかしいのよ。カラスもなんだか騒いでいるし。」 目玉「いやなことが起きんといいがのう……。」 戸田&野沢「せ~の、コーンヘッズ~。」 ねこ娘「すごいすごい!」 高山「だから似てないってば。」 淳「……その後、Sさんがその家を訪れたけれど、そこは空き地になっていたんだ。 近所の人はこう、話してくれたんだ。十年前には確かに、そこに家はあったんだ。 でも、そこで殺人事件が起きて、家族は皆死んでしまっていたんだってさ……。」 里美・綾「きゃー!!!」 淳「おいおい、まだオチまでいってないんだけど。」 翔太「怖がりだなぁ、二人ともハハハ。」 星郎「でもお兄ちゃんもぶるぶる震えているよ。」 祐子「アハハハハ、……でもなんだか変な遊びね。」 翔子「そうね、怖い話を一つするごとに、蝋燭の火を吹き消していくなんて。」 夢子「これって、百物語と同じじゃないかしら?」 綾「百物語?」 カズオ「それ、知っているけど……百物語には蝋燭が百本必要だったはずだよ。 これ一本だけじゃ、百物語はできないんじゃないかな。」 夢子「そうよね……でも、本当に大きな蝋燭……。」 祐子「大きすぎてなんだか不気味だよね……。吹きかけても火は全然消えないし。」 淳「まあいいじゃんか。これで何回目だっけ?」 里美「えーと、確か八十三回目だよ。」 翔太「もうそんなに話してたんだ!」 夢子「あっという間ねぇ……。」 祐子「ネコ娘さん、まだ直らないのかしら……。」 翔子「ねむっちゃったのかもね。」 淳「じゃあ次いこうぜ、次、カズオな!」 3ぬら「ふふふ……無邪気な事だ。自分達が何をやっているか知らずに……。」 3朱の「なんだかちょっと怖いですねー。」 大塚「すいません、入ってもいいですか?」 3朱の「おおっと。……いいぞ。」 大塚「すいませんねぇ、あの、そろそろ今日の分の日当を払ってもらえないでしょうかね?」 男「日当?」 富山「ええ、なにしろもう夕暮れ時ですし、さっきから私どもの出番もないですからねぇ。」 千葉「そうそう、もう腹へっちゃって。高木もなんかいってやれ……て、あれ?高木は?」 大塚「トイレだそうだよ。まあそういうわけでして、明日またがんばろうってことで。」 3ぬら「日当だと?そうだな……これでどうだ?」 富山「げぇ!ぬらりひょん!!」 シュシュルン…………!! 大塚「ひぇええ!!お助けー!!!」 千葉「ちょ、ひどいじゃ、詐欺だー!!」 富山「うわー!!!」 3ぬら「ふふふ……お前達は青行燈の最初の食事になってもらおう。」 高木(ひぇー!!兄さん達魂抜かれちまったよ!こりゃ逃げるが勝ちだわな!) ゴンッ 高木「ん?ネコ娘か、丁度いい。一緒につれてけば鬼太郎ちゃんのご機嫌を持つことができるわな。」 目玉「ふむ、やっぱりスイカは冷えているのが一番じゃな!」 松岡「父さん、あんまり食べ過ぎるとお腹を壊しますよ。」 野沢「スイカの種を、シャクシャクッ、今からまいたら、ポリ、ムシャムシャ、今年の間にスイカが出来るかな?」 猫娘「そうねぇ……秋になっちゃうから、無理かもしれないわね。」 戸田「やっぱりスイカは、ムシャムシャ、こう半月型に、ハムハム、した方がいいよな。」 三期ネコ「食べながら話すの、やめた方がいいよ、ほら、汁が顎に落ちてるし。」 ねこ娘「ねえ、種を食べたらおへそから芽がでるんだよ。」 野沢「うそ!食べちゃったよ!」 ねこ娘「へへ、冗談。」 戸田「高山の奴はどうしたんだ?スイカこのままじゃ全部食べちゃうぞ。」 松岡「カラスに頼んで、この付近を調査しているんだ。さっきから妖気が強くなっているからね。」 目玉「大口現象の前触れかのう……。」 高山「うん、わかった。ご苦労……なにかおかしい……。」 高木「おーい、鬼太郎ー!!!」 高山「ネズミ男、それに……ネコ娘まで!」 高木「聞いてくれよ、兄さん達がぬらりひょんに魂を取られちまったんだよ!」 高山「なんだって?」 三期ネコ「どうせいつもの嘘でしょ?」 高木「ホントだって!俺が便所に行っている間に、兄さん達、フーっと魂抜かれちまって、 青行燈だか昼行灯だかの最初の食事にするって。」 目玉「なに、青行燈じゃと!!」 松岡「おおっと、父さん、急に立ち上がらないでください。」 目玉「これが立ち上がらずにおられるか!!高木、お前今、青行燈といったのう!」 高木「ああ、その行燈がどうしたんだ?」 夢子「そうして、おじいさんは手紙を受け取ったの。天国にいる、おばあさんの手紙をね……。」 淳「……ぐす。いい話だなぁ……。」 翔子「本当。おじいさん、よかったね……。」 祐子「これで、九十六話目……だけど、息を吹きかけてもいいのかな?」 里美「ビビペリのおじさんは、幽霊が出てくるなら、怖くてもカンドーする話でもいいって、言ってたよ。」 翔太「途中が怖かったからいいんだよ。夢子ちゃん、本当に話が上手だよなぁ。」 夢子「ふふ、ありがとう。じゃあ九十六話目、終わり、と。」 カズオ「これであと四話か……。百話になると、何があるんだろう。」 綾「この蝋燭が、ぱっかーんと割れて、中から鳩とか風船が出てくる、とか?」 星郎「花火かもよ。ぽーん、て!」 翔子「えーと、次は誰がする?」 星郎「じゃあ僕がするねー!あのね、この前お母さんの部屋に行ったら、 お母さんの顔がぬっぺらぼうになってたんだ!」 里美「ええ!!」 翔太「よく見たら、パックしてた、ってオチ?」 星郎「ああ、もう、いわないでよ!もう。」 翔太「ははは、ごめんごめん……。」 星郎「ま、いいか。九十七話おーわり、と。」 夢子「これでいいのかな……?」 3朱の「よく疑いもせずに火に息を吹けるなぁ……。」 3ぬら「奴らは最初に蝋燭の火に息を吹きかけた時点で、蝋燭の妖気に囚われているのだ。 なにも疑問を持たずにただ無心に……な。しっかり意識があるように見えても、 心の底はこの儀式の虜になっておるのだ。」 目玉「ぬらりひょんはおそらく、地獄の凶悪妖怪、青行燈を呼び出そうとしておるんじゃ!」 ねこ娘「凶悪妖怪?」 目玉「ふむ。青行燈は栄養があり消化によい人の魂が大好物なんじゃ。 江戸時代、奴はなんと一千人もの人と妖怪の魂を喰ったのじゃ。 妖怪と人間が力を合わせて奴を退治しようとしたが全く歯が立たず、 地獄の閻魔大王に頼んで、なんとか地獄に追放したんじゃ。」 野沢「でも青行燈って、百物語をすると出てくる妖怪でしょ?」 目玉「あれは奴の分身みたいなもんじゃ。本体ほどの力は持っておらん。 そもそも我々の知っている百物語は、彼奴を呼び出すための方法を真似たものにすぎん。 高木、お前さん、夢子ちゃん達に、怖い話一話終わるごとに火に息を吹きかけるように説明したんじゃろ。」 高木「そうそう。一本でっかーい蝋燭を真ん中においてさ。それに息を吹きかけるんだよ。」 目玉「それが本体を呼び出すための儀式なんじゃよ。」 松岡「高木、お前が逃げてきた時点で、子供達はどれくらいの話をしていたんだ?」 高木「えーっと、確か……そう、八十三話目が終わったところだった、かな?」 目玉「なんじゃと!!鬼太郎!いそいで砂かけ達を呼ぶんじゃ!総力戦じゃ!」 「「「「はい、父さん!!!!」」」」 猫娘「ほら、あんたも行くの!」 高木「えー、俺もー?!」 3期ネコ「誰のせいでこうなったと思ってんのよ!!!」 バリバリバリバリバリバリィ!!!! 高木「とほほ、俺はイヤだって言ったのによう……。」 里美「……だったんだって……。」 翔太「…………。」 翔子「…………。」 カズオ「…………。」 淳「…………。」 里美「……あれ?誰か、感想言ってくれないの?」 祐子「……あ、ごめんなさい。怖かったけれど……。」 夢子「とうとう百話って思ったら、つい……。」 里美「もう!」 星郎「なんか、あっという間だったね、百話って。」 綾「でも結構日が落ちてるよ。そろそろ戻らないとね。」 淳「その前に蝋燭の火に息を吹きかけなきゃ。」 翔子「本当、この蝋燭の火って、頑丈よね。いくら強く吹きかけても消えないんだもの。」 夢子「なんだか、不気味よね、綺麗だけど。」 星郎「早く息を吹きかけてみようよ!ほらほら!」 里美「じゃあ、いっきまーす!!」 フーッ 祐子「あ……。」 綾「火が消えちゃった……。」 百物語 ぬらりひょんの陰謀 最終夜 長編作品一覧へ戻る
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登録日:2011/09/28 Wed 03 03 42 更新日:2024/05/02 Thu 06 25 19NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 上方 京極夏彦 夜楽屋 大阪 天下の台所 妖怪時代小説 小説 巷説百物語シリーズ 桂男 桃山人夜話 水乞い幽霊 溝出 百物語 竹原春泉 絵本百物語 西巷説百物語 豆狸 遺言幽霊 野狐 鍛冶が嬶 「これで終いの金比羅さんや……」 ◆西巷説百物語 「にしのこうせつひゃくものがたり」は京極夏彦の小説作品。 「巷説百物語シリーズ」の第五作目。 季刊『怪』誌への掲載を経て、10年に書き下ろしを加えたハードカバー版が発売された。 次にこのシリーズが発表されるのは本作から11年後、2021年の『遠巷説百物語』まで待つことになり、本作ではこれまでの「江戸」の仲間達を中心とした物語から上方を舞台とした「大阪」の仲間達の物語へとシフトチェンジしている。 今回の主人公は前作『前巷説百物語』での活躍も記憶に新しい靄船の林蔵と上方の仲間達だが、書き下ろしとなる最終話には御行の又市と考物の百介と云う、これまでのシリーズでの主人公二人も登場しており、新展開を迎えたシリーズを飾っている。 【七つの怪異】 ●桂男 ●遺言幽霊 水乞幽霊 ●鍛冶が嬶 ●夜楽屋 ●溝出 ●豆狸 ●野狐 【物語】 怪しき巷説も、 西と東ではまた違う。 草深い田舎でも無ければ、泥溝臭い江戸とも違う、大都市大阪で囁かれる……「怪しき噂」の渦中に男が一人。 ……その男、口の端に巧みに人を乗せ、嘘と真をくるりと入れ替え……やがては彼岸までへと連れて行ってしまうと云う……。 一文字狸の命を受け、その男……比叡山の幽り船、彼岸送りの靄船の林蔵が挑む「どうにもならぬ」六つの因縁話の結末や如何に。 ……そして、林蔵が最後に直面する、十数年前の「苦い思い出」の真実とは? 御行 奉為……。 【概要】 これまでのシリーズとは中心となる仲間達の顔ぶれを変える事で、新機軸を取り入れて見せたシリーズ第五作。 構成の形態としては、第一作『巷説百物語』と同じく、事件によって登場人物も舞台も大きく変わるオムニバス形式を採用しており、そう云う意味では原点回帰を果たしているとも考えられる。 シリーズの時系列としては『巷説百物語』『続巷説百物語』と時期を同じくしているらしく、そうした部分でも懐かしさを感じる読者も多かったのでは?と思われる。 毎回、最終話に当たる書き下ろしでは重要な話題が触れられる事が多いのだが、本作ではシリーズの象徴である又市と、代表的な語り部である百介の二人が登場。 前作から語られていた「因縁」の決着に力を貸している。 【主要登場人物】 靄船の林蔵 表向きは、書き物道具一式を扱う「帳屋」商いをする男だが、その実体は上方の裏渡世の大物「一文字屋仁蔵」の命を受けて「仕掛け」に挑む実行部隊の頭役。 つるりとした面相の佳い男だか、過去の出来事から女を遠ざけているらしい。 横川のお竜 『巷説百物語』にもちらりと登場していた、上方での林蔵の仲間。 少し見ただけでは何処にでも居る娘に見えるが、その実は「仕掛け」に応じて凡る物に化ける名人。 六道の柳次 上方での林蔵の仲間で、死者を呼び覚ます業を得意とする小悪党。 林蔵の「仕掛け」を支える。 その後『遠巷説百物語』でも登場している。 祭文語りの文作 漂泊の民ながら「一文字屋仁蔵」の配下として、林蔵の「仕掛け」を手伝う食えない爺。 実はシリーズ中でも、特に行動範囲が広い人物である。 考物の百介 江戸の蝋燭問屋「生駒屋」の若隠居で、全国を巡り怪しき「巷説」を蒐集している。 御行の又市 嘗ては上方にて、林蔵と組んで彼方此方を荒らし回っていた小悪党。 林蔵の失敗により上方を出ざるおえなくなった事を恨んでいると云うが……? 御燈の小右衛門 神業と讃えられる程の、人形作りの業を持つ老人。 その実体は「天狗」と呼ばれた裏渡世の大物。 一文字屋仁蔵 江戸から戻って来た林蔵を再び迎え入れていた上方の裏渡世の大物で「狸」の徒名を持つ。 シリーズ中でも度々、その名を耳にする機会は多い。 お栄 『野狐』に登場。 十数年前に林蔵の所為で命を落とした、妹お妙の仇を「全てを承知で」一文字屋狸に依頼する。 ※以下、若干のネタバレ。 白装束の又市。 死んでいるお妙。 死んでいる林蔵。 「困りましたねぇ。※※さん」 低い、落ち着いた声だった。 「お、お前等ァ、何やねんな」 「嘘は困ると申し上げた筈です」 道を通せば角が立つ。 倫を外せば深みに嵌まる。 彼誰誰彼丑三刻に、そっと通るは裏の径。 所詮浮き世は夢幻と、見切る憂き世の狂言芝居。 身過ぎ世過ぎで片をばつけて、残るは巷の怪しい噂……。 これで追記の阿似御他さんや……。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「鍛冶が嬶」が一番やり切れない気がする。同じ元ネタ話が出てくる徒然の「五徳猫」が「罪棚上げで自由を」ならこっちは「幸福維持の手段を踏み外したことに気づけなかった」というか。思い自体は妻の願いと多少ズレててもありだったはずなのにな…。 -- 名無しさん (2019-06-03 15 10 22) 又さんの仕掛けと違い、林蔵の仕掛けはほぼ口先だけで妖怪を出現させようなんてほとんどしない。そのかわり林蔵自身の危険度が高く、そのうえ何度も「ほんまにそれでええんやな?」と彼岸渡りさせきる前に確認を取るので危なっかしいったらない。それだけ林蔵が情深い証左なわけで、遠の時点では死んでしまったって話は納得である… -- 名無しさん (2022-05-08 01 54 46) 名前 コメント
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代理投稿ご希望の方は こちらからご投稿くださいませ。 代理投稿の方法 参加されるにはまずHNとトリップ(※)をつけ、 【本人投稿】か【代理投稿】の形式を明記した上で企画スレ(http //hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1466152859/l50)へ参加表明をお願いします。 企画スレに書き込めない場合は避難所で参加表明をお願いします。 ※:トリップとは掲示板の名前欄に#好きな文字列(#は半角数字)を入れることです。 (例)百物語#100物語 → 百物語◆0RMolF8aAM …書き込むとこういう表示になります。 参加希望表明の一例 91 名前:百物語◆0RMolF8aAM[] 投稿日:2013/07/15(月) 15 57 08.54 ID HYAKUNON0 【本人投稿】希望します。 この書き込みを受け、運営側が誘導を行います。 誘導に添って、下の代理投稿フォームより原稿を投稿お願いいたします。 エントリー表にお名前が載った時点でエントリーは完了となります。 名前 メールアドレス 内容 ※個人情報の取り扱いについて 代理投稿された際のプロバイダ、IPアドレス、その他個人情報に関しては、一切公開致しません。 極端な嵐行為などがあれば管理人が確認することもあるかもしれませんが、通常利用されている限り、その利用もありません。(というより管理人にその知識がありません。) 投稿されたお話についても、当日の百物語への投下以外の利用はありません。 一度代理投稿としてお預けになったお話の変更・削除を求められる場合は、準備スレの運営宛に書き込みをお願いします。運営が確認次第、対応させていただきます。 ただし、上記個人情報について、 1、本人または第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合 2、法令に違反することとなる場合 3、その他適切と判断した場合 は除きます。あらかじめご了承ください。 その他個人情報開示に関するお問合せは管理人までご連絡ください。
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【鬼子百物語】 【作者:初心】 【公開場所:ブログ(http //18660721.at.webry.info/)】 【あらすじ】 日本鬼子にまつわる百の短いお話。ショートショートです。 【世界観】 妖怪と人間が共存する架空の世界。舞台は地球に似た星。 時代は主に現代です。 日本鬼子は小日本とともに日本に住んでいます。 【キャラ設定/登場人物】 日本鬼子 小日本 【作者コメント】 未完成です。ブログ本体がショートショート鬼子百物語なのです。 合計: - 今日: - 昨日: -
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語り部の皆様へ 運営とは 百物語企画を進行させるためのスタッフの事を指します。 現在運営として参加していただける方を大募集中です!! 運営として参加する手順 1.以下に挙げる各セクションの中からやりたい仕事を選ぶ 2.百物語2017準備スレにて参加希望を表明する。 世話役 本番にスレを立てたり、運営全般の取りまとめ役です。 投稿代理 規制や都合で当日投稿できない語り部の代わりに預かった話を投稿します。 進行役 語り部さんの終わるたびに、蝋燭AAを貼ります。 また、雑談スレなどにて語り部さん誘導も行います。 受付 語り部の受付を行ないます。 これは運営全体で行う仕事です。