約 36,257 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7274.html
NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3 機種:PSP 作曲者:福田考代 開発元:サイバーコネクトツー 発売元:バンダイナムコゲームス 発売年:2009 概要 「ナルティメット」シリーズの一つでナルティメットアクセルの3作目。 シリーズ初の4人対戦を実現した。 収録曲 曲名 補足 順位 木ノ葉疾風伝 数多の選択 合流地点 勝利者 油断大敵 砂塵の里 第十班 うずまきナルト伝 微笑みの少女 緊急指令 “暁” 第四覚醒 再会の里 激闘への道 意志継ぎし者 消えゆく灯 サクラ立つ 決意固めて 絆 親友の刃 修行の一幕 涙 想い 決死のアズマ “玉” 二人 兄弟 巨悪 つながり 不審 うちはサスケ伝 月乃 伝承 氷の瞳 激昴の芸術家 “蛇” “葉”の暗部 真牙 一陣の風 悪戦苦闘 立ち上がる者
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/2322.html
【名前】疾風丸 【種族】ペガサス 【属性】風 【性格】気紛れ 【年齢】?歳 【性別】雄 【クラス】 ペガサスLV5 1:■■■■■■■■■ 2:■■■■■■■■■ 3:◆◆◆◆■■■■■ 4:◆◆◆◆◆◆■■■ 5:◆◆◆◆◆◆◆■■ BPメイン【5】 【 サイズ 】L 【 召喚難度 】B 【進軍タイプ】飛行 【 値 】【ボーナス】【基本値】【 補正 】【 成長 】【段階】 【 ST 】【15+11】【 +16 】【 15 】【 5 】【 6 】【 6 】 【 DX 】【11】【 】【 10 】【 1 】【 】【 】 【 IQ 】【 6 】【 】【 6 】【 】【 】【 】 【 HT 】【15+5】【 +10】【 14 】【 4 】【 2 】【 2 】 【 HP 】【140 】【700%】【350】【150】【200】【 4 】 【 攻撃力 】【 6 ST= 15 】【 】【 】【 5 】 【 防御力 】【 2 HT= 14 】【 】【 】【 】 【 射撃力 】【 DX= 11 】【 】【 】【 】 【呪文魔法】【 IQ= 6 】【 】【 】【 】 【魔法抵抗】【 2 IQ= 6 】【 】【 】【 】 【スペル枠】【 】【 】【 】【 】 【特殊能力】 【 名称 】【Lv/BP】【 効果 】 【 搭載 】【3/0】【騎乗3LVの[[ライダー]]が騎乗できる 】 【一般技能】 【 名称 】【LV】【能力値】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】 【 力任せ 】【6】【 15 】【 ~ 】【 16 】【15~13】【12~10】【 9 】【 8~ 】 【 運動神経 】【1】【 10 】【 ~12】【 11 】【10~ 6 】【 5 】【 】【 ~ 】 【 鋭敏感覚 】【6】【 15 】【 ~ 】【 】【 16 】【 15 】【14~11】【10~ 】 【 共通語 】【2】【 6 】【 ~7 】【 6 】【 5~ 】【 】【 ~ 】【 】 【 草原語 】【1】【 6 】【 ~7 】【 6 】【 5~ 】【 】【 ~ 】【 】 【 我慢強さ 】【6】【 15 】【 ~ 】【 16 】【 15 】【14~11】【 10 】【 9~ 】 【近接武器】追加ダメージ【16】 【 武器名 】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】 【 成功度 】【 ~ 】【 ~16】【 15 】【14~13】【12~10】【 9~ 】 【 蹴り 】【 失敗 】【4d6+4】【5d6+4】【6d6+4】【7d6+4】【8d6+4】 【遠距離武器】追加ダメージ【0】 【 武器名 】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】 【 成功度 】【 ~ 】【 】【 ~ 】【 ~ 】【 ~ 】【 】 【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】 【魔法】 【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】 【呪文魔法 LV】【 】【 】【 】【 】【 】【 】 【魔法抵抗2LV】【 ~9 】【 8~7 】【 6~ 】【 】【 ~ 】【 】 【防御用武器・防具】基本防護点:【10】 【 武器・防具名 】【防護点】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】 【 成功度 】【■■■】【 ~ 】【 ~16】【15~11】【10~9 】【 8~ 】【 ~ 】 【 皮膚 】【 0 】【 】【3d6+1】【4d6+1】【5d6+1】【6d6+1】【7d6+1】 【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】 【装備】 【キャラクタープロフィール】 【経歴】 【技能LV】【-3以下】【-2~-1】【 ±0 】【+1~+2】【+3~+4】【 +5 】【 +6 】【+7以上】 【 0 】【 E 】【 E 】【 E 】【 D 】【 D 】【 C 】【 C 】【 B 】 【 1 】【 E 】【 E 】【 D 】【 C 】【 C 】【 C 】【 B 】【 A 】 【 2 】【 E 】【 D 】【 C 】【 C 】【 C 】【 B 】【 A 】【 A 】 【 3 】【 E 】【 D 】【 C 】【 C 】【 B 】【 B 】【 A 】【 S 】 【 4 】【 E 】【 D 】【 C 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】【 S 】 【 5 】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 B 】【 A 】【 S 】【 S 】 【 6 】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 A 】【 S 】【 S 】 【 7 】【 E 】【 D 】【 C 】【 B 】【 A 】【 S 】【 S 】【 S 】 【 8 】【 E 】【 C 】【 B 】【 A 】【 A 】【 S 】【 S 】【 S 】
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/653.html
疾風のやうに現れて… 男:山賊 お兄さん(自称) 女:姫様 幼女!幼女! (扉スパーン!) 女01「おい、そこな山賊!!」 男01「あん?」 女02「今すぐ、わらわを誘拐するのじゃ!」 男02「おいお前らー、このチビ、誰かのガキかー?」 女03「はっ、話を聞け!」 男03「なんだよ……おにーさんたちは今忙しいの。ガキの遊びに付き合ってる暇はなーいーの。おわかり?」 女04「くっ……小バカにしおって……」 男04「ん、なに? みんな知らねーのかー? おいチビ、おめえ迷子か?」 女05「誰が好き好んでこんな山奥に迷いこむか!! だから誘拐されるために来たと申しておろう!」 男05「ゆーかい……誘拐愉快犯っと、ハッハッハ!」 女06「からかうな! ううー、こっちは決死の覚悟で来たというに……ハッ、そうじゃ! 人違いかもしれぬ! の、のう、そこの!」 男06「なによ? しつけえなぁ」 女07「この山に、おぬしたち以外の、その……族の類はいるかの?」 男07「ぞくのたぐいー……猿とか狼とか? あと、天狗とかそういうのは話だけなら聞くがなぁ、それと、山姥とか」 女08「きぃぃぃーーっ!! もうよい! 知らぬ!!」 男08「おーい、帰んのー?」 女09「帰る!」 男09「ふーん……もうすぐ夕暮れだし、会えるかもなぁ?」 女10「う? 誰とじゃ?」 男10「だから、猿とか……あとは」 女11「うっ……だ、だだ騙されんぞっ、騙されぬからな! 主はさっきからからかってばかりじゃ、ハッ、きっと嘘よ、大嘘よ!」 男11「いやー妖怪の類は見たことねえが……狼はたまーに」 女12「ッ! う……だ、騙されぬ、騙されぬ…… では、暗くならぬうちに行くとしよう、邪魔したな……」 男12「わっ!!!!」 女13「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 男13「プッ……ウワッハッハッハッハッハッハッハ!!」 女14「ひ、ひ……う……ぁ……わーーーーーっ!」 男14「お、おいおい、泣くこたぁないだろ……」 女15「わーーーーん、わーーーーーん」 男15「あ? ええーっ、だって俺が泣かしたわけじゃ……いや、そりゃそうだけどさー あーもう……おい、チビ! ふもとまで送ってやるから、ほれ、泣き止め!」 女16「うっ……おんぶ……」 男16「ああ!? おい、お前ら笑うなっつーの!! ったく……はいよ!」 女17「ひっ、ひっ……」 (場面転換・山中) 男17「うー、重ーっ……おめえチビのくせにどこに体重つまってんだよー、少しダイエットしてもいいんじゃねーのー?」 女18「重くない……きもの」 男18「着物? あー、たしかにこりゃ何枚重ねか知らんが重そうだなー……でもなー、この着物差し引いても結構」 女19「フン……おぬし、どうせ子供なんて抱いたためしもないんじゃろ、一人身には子の重さもわかるまいて」 男19「あ! やっぱり嘘泣きしてやがったな、こんにゃろめ」 女20「へーん、そうそう騙される主らが悪いのじゃ!」 男20「そうだなー、うまいよなー。鼻の頭、赤いけどな」 女21「うっ! ……フン、やはり人違いじゃ。本物はもーっとスマートでかっこいいに決まっておる」 男21「んー? 誰かもーっとカッコいい奴に誘拐されるつもりだったのかー? 俺よりカッコいい奴なんて早々いねえけどなー」 女22「たわけ、そんなタワシのような顔して」 男22「ひっどー……なに、そいつ、そんなにカッコいいの?」 女23「む……顔は見たことないんじゃがな」 男23「えーそんな奴と比べんのー? おにーさん心ー外ー」 女24「誰も見たことがないのじゃ。あちらに現れてはまたこちら……闇夜に隠れて現れる」 男24「月光仮面?」 女25「む? それは知らんが……正義の義賊なのじゃ。悪代官の不正を暴き、業突く大店の貸し渋りを糾弾し」 男25「へー……で、そいつになんで誘拐してもらおうと思った? あれか、お嫁にしてください! みたいな? 押しかけ女房?」 女26「……父が、新しい妻を娶って、もうすぐわらわの母になる」 男26「ふーん……よかった?」 女27「最初は、わらわも喜んだ……父の様子がおかしくなったのはすぐじゃ あんな風に、おなごにうつつを抜かし、職務をおろそかにする父ではなかった もう、わらわの声は父には届かぬ。家臣たちの声も」 男27「……それで?」 女28「わらわの実母は、京の姫君じゃ。それなりの位も有しておったし、我が城はそれで何度も救われた。 母の財が継承されるは、一人娘のわらわにのみ」 男28「なる……誘拐されれば、そりゃ一大事になるねー。新しい奥さんも、遊び金が少なくなると嘆き」 女29「父も、正気を取り戻してくださるかもしれぬ……と思ったのじゃがな。ようよう考えても、短慮じゃ、短慮にすぎぬ はぁーぁ……正義の味方とて、こんな子供だまし、乗ってはくれぬ」 男29「そうかなぁー……そうでもないと思うぞー」 女30「む……なぜじゃ?」 男30「正義の味方は、いつだって弱いものの味方だって、月光仮面も言ってる」 女31「だから誰じゃ……それ…? ふぁーぁ…………くかー……」 男31「ん……子供の足で山を登ってきたんじゃ、そりゃ疲れるよなぁー。あーあ、熟睡されると余計に重ぇーっ ……んでもまあ、次に運ぶ時の予行演習ということにいたしましょー はぁーぁ、たわし顔かぁー……やっぱり、次はお面つけて行こ……」 了
https://w.atwiki.jp/mhp3tar/pages/103.html
剣士 ハンマー 920 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2012/01/23(月) 22 23 10.12 ID Wd1YxyLw 【クエスト名称】 疾風に緑迅を知る 【討伐or捕獲】 討伐 【タイム】 02 47"60 【武器・武器種】 煌黒堅鎚アルメタ・ハンマー 【スキル】 攻撃中・見切り+2・弱点特効・耳栓・業物・体力-10 【ドリンクスキル】 攻撃大・KO 【オトモ】 なし 【画像】 http //i2.upup.be/JkN6Btb42Z 【戦術・備考】 3から、拘束類はなし。 今一歩届かず・・・くそぅ ガンナー 弓 919 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2012/01/23(月) 18 15 56.76 ID qxzn2FRc 【クエスト名称】 疾風に緑迅を知る 【討伐or捕獲】 捕獲 【タイム】 03 39"00 【武器・武器種】 月穿ちセレーネ 弓 【スキル】 攻撃UP大 拡散強化 集中 弱点特攻 【ドリンクスキル】 攻撃UP大 短期催眠術 暴れ撃ち 【オトモ】 無 【画像】http //www.youtube.com/watch?v=BoN-86UoLPI feature=plcp context=C3cce5e9UDOEgsToPDskJ0GOLsurOV360JVopdCyDf 【戦術・備考】 8でドーピングして亜種エリアへ。開幕曲射を外したあとは普通に戦闘 2回目の怒り時で落とし穴で捕獲試してみるも失敗、直後にシビレ罠で捕獲 この後に5回くらい試してみたけど10秒前後の差しか無かったので、この辺で 詳細画面忘れました
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2600.html
NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストーム2 メーカー バンダイナムコゲームス 対応機種 PS3.Xb36 発売日 2010年10月21日 ジャンル 忍道対戦アクション 週間少年ジャンプ連載の「NARUTO-ナルト-」を題材としたACT NARUTO-ナルト- ナルティメットストームのシリーズ第2弾 3対3の“スリーマンセルバトル"を楽しめる
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/5074.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE ハイスピードラブ一首 恋歌疾風!かるたクイーンいろは ねこまんまチーム! 120-168 1643 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 皿絡みにクセがある。全体的に穏やかだが「ズババババーン」の縦連などいちいち局所難。でもズババババーンは皿が無いので実際はinnocent wallsとかよりも簡単でした。フルコンは難しめだけどそれ以外は比較的穏便な譜面 -- 名無しさん (2024-09-19 14 54 33) wacだからか皿複合にスーパー戦湯っぽさを感じた -- 名無しさん (2024-09-22 04 57 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/avaterheroes/pages/673.html
@
https://w.atwiki.jp/freedom_wars/pages/540.html
PROTOTYPE製の槍。影月のコウシン由来技術による改良型。 突きタイプで敵単体への攻撃に向いている。 威力は低めだが、クリティカル発生率が高い。 四角ボタンの弱攻撃チャージ技で投擲が可能。 性能 威力 攻撃タイプ 希少度 怯みダメージ[%] - クリティカル発生率[%] クリティカルダメージ倍率 ダメージ吸収発生率[%] - ダメージ吸収率[%] - 火 氷 雷 Will O - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 入手方法 生産レシピ 生産時間 必要資源名 希少度 必要数 ボランティア 強化に必要なレシピ 必要資源名 希少度 必要数 所要時間 Lv.1 ⇒ Lv.2 Lv.2 ⇒ Lv.3 Lv.3 ⇒ Lv.4 Lv.4 ⇒ Lv.5 Lv.5 ⇒ Lv.6 武器改修派生 Lv. における威力の変化 Lv. 威力 怯みダメージ[%] クリティカル 発生率[%] クリティカル ダメージ倍率 ダメージ吸収 発生率[%] ダメージ 吸収率[%] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
https://w.atwiki.jp/jidoubunkorowa/pages/378.html
杉下元と茜崎夢羽はさほど親しかったというわけではない。 ついこの前に転校してきた彼女。男子の中では一番話すし、なんなら一番仲がいいかもしれないなんてうぬぼれはあるが、それでも彼女の家のことやふだん何してるかなど、友人なら知っているようなことでもろくすっぽ知らない。 それを知るのは、これから何日も何ヶ月も先のこと。まだそこまでに、この元は至っていない。 それなのに猛烈な虚無感に襲われていることに、元自身がとまどっていた。 「ずっとあの調子だよ。」 キッチンに入ってきたアキラはそう言いながら、テーブルの上のカップ麺をとる。フタを外すと、少し伸びたそれを無理やり口に押し込み始めた。 アキラと小笠原牧人の2人が彼女らを保護して既に1時間が経っていた。目の前で息を引き取るのを看取り、泣きじゃくる元をなだめて、彼が落ち着くのを待つ。無駄な時間とは思わない。元々行くあてのないアキラたち、自分でもあの状況なら時間がほしいし、急いでどうなることもない。 「立てるようになるまで一人にさせといてやろう。」 おなじように立ちながら、牧人もカップ麺をすする。夢羽を殺した人間が近くにいるのなら、ここも狙われるかもしれない。元は動けないのなら、彼を守るためにも2人が備えなくてはならない。 無理やりに栄養を補給すると、牧人は家の2階へと戻った。カーテンの隙間から油断無く街を見る。民家の高さなどたかが知れているし死角も多いが、気休めにはなる。それに、牧人もアキラも1人になる時間が欲しかった。 (亜知、詩緒里、麻紀……) ここまでの情報を整理すると、おそらくこの殺し合いには子供しか参加していない。それはほんの少しの安堵と一層の不安を牧人に感じさせている。 親が巻き込まれていなさそうなのはまだマシだが、妹や彼女(一応)や幼なじみが代わりに参加させられているのでは話しにならない。特に妹の亜知はまだ小学校にも入っていないのだ。なにがあっても助けなくてはいけないが、しかし動きようが無い。 名簿が無いので巻き込まれているのかわからない。地図が無いので行きそうな場所もわからない。ただただ不安だけが増していく。 「水でも飲むか……」 焦燥感からかカップ麺の塩気からか、喉の渇きを覚えて、キッチンへと戻った。扉越しに元が何かつぶやく声が聞こえる。それが母親を思い起こさせて、牧人は険しい顔で冷蔵庫へと向かった。と、気づく。冷凍庫が開いている。 「おい、開けっ放しだぞ。」 「え、なにが?」 「冷凍庫だよ。」 「なんで?」 「なんでってお前じゃねえの?」 「開けてないよ、人の家の冷蔵庫開けるのは失礼じゃん。」 「いやそうだけどそうじゃなくて、ん?」 隣の部屋で先ほどまでの牧人と同じように窓から外を伺うアキラとやり取りしている中で、ふと視界の端にある何かに目が止まる。さっきまで気づかなかった黄色い何か。まじまじと見ると、戸棚の出っ張りに置かれたぬいぐるみだった。牧人の目が驚きに開かれる。ぬいぐるみには、参加者が付けられているのと同じ首輪があった。 「おい、ちょっと来てくれ。」 「今度はなに? なにこれ、ぬいぐるみ? 持ってきたの。」 「くるわけないだろ。それよりほら、ここ。」 「ネックレスしてる。ちがうこれ首輪だ!」 「気がついたらここにあったんだ。銃みたいにあのウサギが用意したアイテムじゃないか。」 「そんなことないよ、さっきまでここになかったもんこんなの。」 「とりあえず首輪引っ張ってみるか。」 「あかんそれじゃワイが死ぬぅ!」 「「うおおおおお!?」」 手に取って2人で首輪をつつきながら話すと、突然ぬいぐるみが関西弁で喋った。 取り落とした次の瞬間、信じられない光景があった。 ぬいぐるみが宙に浮かび上がっていた。 「ウ……ウソやろ。こ……こんなことが。こ……こんなことが許されていいのか。」 ケロちゃんことケルベロスは驚愕に震えていた。 ケロちゃんは大魔術師クロウ・リードが生み出した使い魔だ。現在は木之本桜のパートナーとして、魔法少女もののマスコットポジションにいる。 そんな彼なのでこういった異常事態にも慣れているかというとさすがに限度があった。いくらなんでも何人も誘拐して蠱毒のように殺人遊戯をさせるなど聞いたことがない。 「人間でやるかふつう。しかもこの空間、魔力みたいな力がアホほど練りこまれてる。この霧とか息してるだけで呪われそうや。これはスーパーまずいで……!」 顔をしかめながらそう言うのは、単に事態の危険性に心胆を震わせているからだけではない。ケロちゃんは太陽を司るのに対し、この空間には闇の力が満ちている。魔に属するものの上に真逆の属性のため、他の参加者よりも如実に影響を受けているのだ。 「ユエとかなら楽かもしれんけど、これはしんどいなぁ。魔力の消耗もふだんより激しい気がするし、なんか腹減るし。おるかわからんけど、急いでさくらと合流せんと。」 そして1時間経った。 「ちょっと待ってこんな広くてええん!?」 思わず関西のノリでツッコんでしまう。 ケロちゃんは戦慄していた。たしかにクロウ・リードが生み出したクロウカードにも、結界を作るものはある。しかし街一つを用意するというのは信じられないものだ。シンプルな迷宮などではなくしっかりとした建物の群れに、幻覚などを疑う。しかしそれを確かめることも今のコンデションではままならなかった。 「どないなっとんねん……結界で街を作り出してるんやなくて、どっかの街に結界張ってるとかか? いやそれでもこんな広いってなったら、クロウ以上かもしれへん。銃とかぼんぼこ置いてあるけど、こんなん魔法で作れるんか?」 疲れてくると独り言が多くなる。さらに腹の虫もなってきて、よろよろと飛ぶ。 「あかん、ホンマに腹減ってる。ユエみたくなっとるやがな……な、なにか食わんと飛んでるだけで死んでまう……あ、あそこ窓開いてるわ、おじゃましよ……」 中に入ってみる。とりあえず人の気配は無い。喜び勇んでキッチンに行き、さて冷凍たこ焼きでもないかと漁りかけたところで、上から足音が聞こえてきた。 「──で、思いっきり人おるやん!?ってなって、とっさにぬいぐるみのフリしたったねん。そしたら首輪突くわ引っ張ろうとするわやろ? そんなん絶対したらあかんやん100%外そうとしたらボカンってなるやつやん。」 そう言いながら、ケロちゃんは牧人たちの目の前でたこ焼きを食べていた。元など未だに現実を受け入れられずにポカンとしている。 結局家に入った後、ケロちゃんは牧人に見つかって身の上話をしていた。 「……元、ほっぺつねって。」 「あ、ああ。」 「痛いたいたいっ、なにっ、夢じゃない。」 「なんだ……この……なんだ?」 「とにかく、妖精的なもの、かな?」 頑張って男子小学生3人は納得する。殺し合いに巻き込まれたのだ、不思議な存在の1つや2つ今更疑っているのはナンセンスだ。 「ふぅー、ごちそうさん。いやーおおきにな。さてさて、こっからの話や。」 一方当のケロちゃんはとっとと話を変えていた。本人としてはキリッとした顔を作った気で切り出す。 「あらためまして、ワイの名前はケルベロス。簡単に言うと使い魔みたいなもんや。ゲームとかであるやろ、人間と話せるモンスター。怪物扱いは傷つくけど、あんなんと思うてもろてかまわんよ。」 「「「ど、どうも。」」」 空中に浮かびながらお辞儀したケロちゃんにつられて3人もお辞儀する。 「もう一人おったな」と隣の部屋に飛んで行って夢羽の遺体に手を合わせる姿はとても人間臭いものだ。彼女の名前を聞かれて答えながら、元は自分が妙に冷静になっているなと自覚した。 「ホントなら花の一つ供えてあげたいんやけど、堪忍な。ゲン、ムーが好きなものってなんや。見つけたらお供えしよか。」 「……わからないんだ。最近転校してきて……家のことだって……」 「そうか……それでも大事な人やったんやな。」 「……」 沈黙で答える元に、ケロちゃんは顔の前まで飛んで行く。その真剣な面持ちは、今度は伝わった。 「ゲン、それにマキト、アキラ。3人に頼みがある。この異変を解決するの、手伝ってもらえんか?」 「……ムリだよ。さっきだって……」 「できるできないやない。3人がええ奴やから言うとるんや。その血まみれの服、みんなであの子助けようとしたんやろ。転校生にせよ初対面にせよ、よう知りもせんのに人助けなんて、なかなかできることやないわっ。」 唐突にほめられても、元の心には哀しみの代わりに困惑が占めるだけだ。アキラたちはともかく、自分は何もできなかった。見つけた時にはもう手遅れだった。助けようとなんてできていない。 (……でも。) でも、彼女はそんな自分に託して逝った。何もできなかった自分に、アキラでも牧人でもなく、助けようとした彼らではなく自分に託したのだ。 (イジケてたら、ガッカリさせるよな、きっと……だったら。) 元は一度強く目をつむる。 頭の中で思い描くのは夢羽の猫のような目が自分を見つめる姿だがそこに唐突にグレネードランチャーが発射される。回想に入ろうとしたところで爆風に包まれた元たちはしめやかに爆散、生命活動を停止した。 「──うかつだな、とは言わん。この力に一番戸惑っているのはわたしなのだからな……」 目の前でグレネードが撃ち込まれた家屋が炎上を始める。それをやった張本人のサウードは、自分が持っている武器と燃えていく家を見比べて困惑の表情を浮かべていた。 悪の魔法使いサウード。砂漠一の魔法の使い手として自分自身にお墨付きを与えている彼は、ゲーム開始よりしばらく現実を受け入れられずにいた。 魔法に精通しているからこそわかる。この会場に施されている深遠な術式を。そして高貴な生まれだからこそわかる。この会場に誂えられている設備の先進性を。 願望器たる魔法の杖を手に入れるため、砂漠の国々で七つの鍵の争奪戦を引き起こした彼をもってしても、どちらも受け入れがたいレベルに非現実的なものである。どちらか一方だけならまだわかるのだが、何もかも自分の想定を上回るものを見せつけられれば思わず茫然自失となってしまう。店先のショーウィンドウの巨大な一枚ガラスにさえ驚愕するほどなのだ、自分では及びもつかないものに、さすがの彼も心が折れた。 もちろん彼としてはこんな殺し合いに乗る気はない。ないのだが、自分が既に生贄同然の立場だと誰よりも理解せざるを得ない。国一つを石化させた経験があるので、自分の首に巻かれているものがどれだけ厄介かを嫌というほど痛感しているのだ。 「わたしと同じほどの使い手に、わたしでも見たことのない進んだ錬金術……儀式の供物にされているのはわかるが、他に手はないな。」 自分なら完璧にこの血に濡れた遊びを取り仕切れる自信があるため、参加者となったからには反抗の手段はないと知る。 ならば道は一つ。殺し合いに乗り活躍し、元締めから良い待遇を引き出すまでだ。単に殺し合わせるよりも、子飼いにしたほうが有用だと思わせる。 もちろんそれは茨の道だ。単に主催者打倒を謳ったほうが遥かに生存確率は上がる。だからこそサウードはそこに勝機を見出した。冷静に考えればゲームに真剣に乗る意味などない。それは似たような策謀を企てるサウードならば当然理解している。 ゆえに、彼は主催者の視点で考える。自分ならば、殺し合いを加速させるような工夫を施す。それは例えば大量に配置された武器だが、そんなものよりもっと効率的な方法がある。殺し合いに参加している人間と会場の地図を参加者に教えることだ。彼が得意とする人を諭すやり方で。 全参加者の名前を教える、死んだ参加者の名前を教える、人に出会い疑心暗鬼を産むよう内容の地図のありかを教える。そんなところだ。それだけで一気にこの殺し合いは加速する。本当の事を話す必要もなく。 明らかに人間に向かって使うにはオーバーキルな武器を使ってわかった。この殺し合いでは死体の確認は一般的な戦場よりもなおのこと困難だ。参加していない人間を参加したことにして、死んでもいないの死んだことにする。それだけで復讐に駆られる人間は大勢出てくるだろう。それだけ復讐というものは人間を左右すると、思いっきり左右されているサウードは思う。 情報面で圧倒的な差があるなら、嘘をついたもの勝ちの状況になるのは必然だ。しかもそれを疑い出すと、本当に死んだ人間についても誤った判断を下す。仲間の死を伝えられて騙されていると思ったり、ゲームに乗って死んだ人間が本当に死んだのかと不安になったり、少し考えただけでも悪用の仕方が出てくる。そして嘘をつくことにメリットがあるからこそ、全く本当の事だけ話しても構わない。魔法の面から言えばルールに関しては本当の事を言って主催者と参加者でルール『制約』を共有することにもメリットはある。 (つまりは、どちらの場合も考えて動くしかないな。わたしならバレようがないように嘘をつく。魔法の線もすてがたいが、手がかりが少なすぎる……) 悩んだ末にそう結論を出し、商店で拾った武器を試し撃ちしつつ他の参加者を探していたところで見つけたのがアキラたちだった。正しくはヌガンの銃声に引き寄せられて発見した夢羽の血痕を追ったのだが、出血量から致命傷だとはすぐにわかり、それでも家の中に人がいるようなので殺すこととした。出血している人間を殺したのか助けたのかはわからないが、あの痕跡を残しておいて場所を変えない危機感のなさ、理由はわからないが生かしておくメリットを感じない。主催打倒の足手まといにも無能なだけの殺人者にも用は無いのだ。 「しかし、これも、『銃』なのだろうか? 1発しかうてないようだが、まさかあんな爆発を起こすとは……わたしのわからないものがこれだけ多いとなると、この空間そのものが魔神のつくり出したものなのか……?」 その結果が先のグレランである。 サウードとしてはあくまで家の中から追い出すために驚かせようと撃ったのたが、予想外の威力に驚かざるを得ない。自分の魔法よりも強いものがそこら辺に落ちている武器から生じるとは思わなかったのだ。 せつなさを感じながらも、サウードは民家に押し入り死体撃ちしていく。これも威力がいまいちピンときていないので念入りに死体を損壊していった。またたく間に4人の子供の惨殺死体が生まれる。 息の根を止めて満足していると、煙が強くなり、撤退する。だからサウードは見逃していた。死体に折り重なるように、黄色い小さなぬいぐるみのような生き物がかすかに痙攣しているのを。 【0124 『南部』住宅地】 【ケルベロス@小説 アニメ カードキャプターさくら さくらカード編 下(カードキャプターさくらシリーズ)@講談社KK文庫】 【目標】 ●大目標 殺し合いを止める。 ●小目標 ??? 【サウード@シェーラひめの冒険 魔神の指輪(シェーラひめシリーズ)@フォア文庫】 【目標】 ●大目標 主催者に取り入り寝首をかく。 ●小目標 全員にとどめを刺す。 【脱落】 【杉下元@IQ探偵ムー そして、彼女はやってきた。(天才推理 IQ探偵シリーズ)@カラフル文庫】 【アキラ@ふつうの学校 ―稲妻先生颯爽登場!!の巻―(ふつうの学校シリーズ)@講談社青い鳥文庫】 【小笠原牧人@星のかけらPART(1)(星のかけらシリーズ)@講談社青い鳥文庫】
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/4632.html
[恋歌疾風!かるたクイーンいろは] 【こいうたしっぷう カルタクイーンいろは】 The 5th KAC のポップンミュージック 女性部門決勝曲! 女だらけでアツいかるたバトルが繰り広げられました!って違うね。 (※BEMANI fan site MUSICページより) ずばばばばーん!と大登場。ねこまんまチーム!による、いい感じ~なポップンKAC決勝曲といえばコレ。百人一首を取り入れたお茶目な歌詞にも注目 (※毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020 特設ページより) [恋歌疾風!かるたクイーンいろは] ハイライト発生箇所 他のBEMANIシリーズへの収録 その他関連 収録作品 関連リンク ポップンミュージック eclaleで登場した楽曲。 担当キャラクターはいろは(エクラル-1P)。 The 5th KONAMI Arcade Championshipで初公開された楽曲で、後にスターファクトリーで獲得できる曲として登場した。 冬のスタンプラリーを完了したプレイヤーに対しては、いち早くプレイ可能な曲として先行で登場している。 beatmaniaIIDXにおいて設定されているジャンル名はハイスピードラブ一首。 恋歌疾風!かるたクイーンいろは / ねこまんまチーム! BPM 120→168 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 14→【エクラル途中】11→【うさ猫途中】10 29 42 49 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 12 10 10 10 The 5th KONAMI Arcade ChampionShipの最終決勝でお披露目となった曲で、今回男女別で行われたポップンの女子部門の方となる。和風と感じさせるキャラクター「いろは」の風貌と曲名、「五七五」「むすめふさほせ」「お手付き」などの歌詞から、百人一首がモチーフだろう。単純な和風だけでなく「コンピレイション」などのカタカナも混じっているのが今時らしい。元気な掛け声と和風の曲調が特徴的なこの曲を手がけた「ねこまんまチーム!」は、wac作曲・NU-KOボーカルという「猫」繋がりの2人である。歌終わりの「いい感じ」はナタラディーンをリスペクトしており、その後のアウトロは同作曲者の背水之陣を意識したフレーズが感じ取れる。BPMが120→168となる辺りに12作目のいろはを彷彿させるなど、ポップンらしさが現れたギミックにも注目。 イントロのみ120で168がメイン。ハイパーはイントロの繰り返し配置、中盤からの階段、交互連打などのさまざまな傾向が登場する総合力譜面。局所的な難所はないが休憩が殆どなく横方向への移動が多いため、体力配分には気をつける必要がある。EXは1600近いノート数に加え168からの密度がかなり高めで、徐々に難易度が上がっていく流れ。ただでさえゲージが極端に伸びづらい上に後半は縦連打や細かい2重押し、上下に振ってくる配置で体力を使いやすいだけあり、サビの「ずばばばばーん」における同時押し連打のミスは致命傷となりかねない。ラストの二重階段→同時押し変則連打のラス殺しも前述の譜面配置を考えると脅威。ちなみにH・EXには曲が終わった直後に声ネタのおまけボタンあり。 ちなみにBeatStreamアニムトライヴのKACチャンピオンの要望によってBeatStreamに移植。ムービーはいろはの優雅な姿とデフォルメ姿の対比が面白く、ナタラディーンをリスペクトしたことにちなんでその担当キャラのナンをコスをした姿も。かるたにちなんで縦書きの歌詞が並んでいるのが特徴で、途中に登場するwacを模したダルマがシュール。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 「♪詠み人百人できるかな?」→その後の掛け声 2 「♪百人詠んでも大丈夫」→その後の掛け声 3 「♪足長長長長おじさん お呼びじゃないのよ バンバンバンバン」 4 「♪薙ぎ払え」 5 上記直後の「(薙ぎ払え)」 6 「♪ふっとばせ」 7 上記直後の「(ふっとばせ)」 9 「♪ばばんばんばばん」 9 「♪ずばばばばーん」 10 ラスト2拍分 11 12 他のBEMANIシリーズへの収録 BeatStream ジャケット アニムトライヴにおいて、ビースト・ポップン 七夕まつりを介して登場。BEAST CRISISの形式でプレイ可能になる形式となる。the 5th KACにおいて優勝者の願いが叶えられるということで、MIZURINが移植希望していたのが実現した形となる。 Twitterにおいて、「ポップン(ラピストリア)で解禁するのにストーリーを走り切らないといけないって知ってどうしてもそこまでやる気でないからビーストで遊ばせてくれれば楽」という発言をしており、前作ラピストリアの解禁システムに対しての批判も含まれていたと思われる。 ムービーは縦読みの歌詞、優雅な姿のいろはとデフォルメ化された1P2Pいろはの対比が面白い。下記の歌詞解説に示すように、実際の百人一首の和歌も出てくる。 ムービーの作者はIOSYS関連曲のムービーも手がけているVJいか+belldot。 動画制作においては依頼先をどうするかで、「社内で一番最初にいかさんの名前が挙がって満場一致だった」ことが語られている。 ジャケットには札にみやびさんが描かれており、これはポップンでの担当キャラクターのアクションで関連するためだろう。 SOUND VOLTEX IVにおいて、POLICY BREAKを介して2017/03/09から登場。エフェクト製作者は4譜面共に異なっている。 NOVICEに限り「ふっとばせ!」部分で1回転する演出の直角が入っている。 jubeat 毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020を通してプレイ可能な曲として登場。期間中に楽曲の初出機種を1回プレイ、もしくはこの機種を10回プレイすることで出現。 Dance Dance Revolution コナステのGRAND PRIXにおいて、2024/09/19から販売開始となった「BEMANI SELECTION楽曲パック vol.2」内に収録されている曲として登場。 SP鬼の「ずばばばばーん」は2連打+2連打+同時踏み。 beatmaniaIIDX コナステのINFINITASにおいて、2024/09/19から販売開始となった「BEMANIセレクション 楽曲パック vol.2」内に収録されている曲として登場。この機種への移植により、ジャンル名としてハイスピードラブ一首が付いた。 ジャンル名は同じ「ハイスピードラブ」が付く、作者がピアノソロで関わっているHigh School Loveを意識したのだろうか? Lv12のANOTHERは、「ずばばばばーん」がポップンのEXよりもオブジェが1つ増えた連打になっているが、スクラッチが無いので幾分かマシになっている。 その他関連 ボンバーガールにて、BGM「BEMANIセレクション」シリーズの1曲として登場。作中に登場する「グレイ」の誕生日(01/08生)を記念して、2020/01/16~2020/02/06 10時前までの期間限定で、期間中1プレイごとに貰えるスタンプを集めることで、BGMアイテム「BEMANIセレクション」を入手できる。この曲はBEMANI Vol.2に収録。 女子部門の最終決勝で披露されており、通常のプレイでは初回プレイ(バトルモードを除く)に限り、当日の決勝と同じ演出が出る形となった。 スタンプラリーを完了していると、全譜面を最初から選ぶことができる。 「いい感じ」はナタラディーンの元ネタも含まれており、Q-Mexから了承を得ていることがwacのコメントにある。 曲名の「疾風」はKAC当日では「はやて」読みをしていたが、後にBEMANI生放送(仮)で「しっぷう」読みをしていたため、後者が正しい読みと思われる。 歌詞には以下のように実際の百人一首の元ネタもあり、実際のかるた競技において使われている用語も多く、元ネタの詰め込みは同じ作詞の轟け!恋のビーンボールを髣髴させる。 なにわづに さくや このはな~さくや このはな 古今和歌集の仮名序で「おほささきのみかどをそへたてまつれるうた」として紹介されている、王仁の作(とされる和歌)。百人一首には含まれていない歌だが全日本かるた協会によって、特別枠として試合開始時に詠む歌「序歌」として定められ、通例となっている。決まり字の「いまは」との混同を避けるため、四句は「今を春べと」に変更されている。 コンピレイション 音楽CD作品で、元々別の作品に収録されていた楽曲を特定のコンセプトの元で1つのCDにまとめたもの。ここでは藤原定家が選りすぐりした「小倉百人一首」も一種のコンピレーションといえるかもしれない。 はらきまりさしひけ 上の句で「あ」から始まるものは全部で16枚ある。この16枚で2文字目はこの「はらきまりさしひけ」のいずれかとなっており、暗記手段となっている。「し」「ひ」「け」であれば取るべき札が確定する。BeatStreamでもこの部分のムービーが、「あ」文字がたくさん降ってくるのはこの暗記が元となっている。 攻めがるた 競技かるたにおける戦術のスタイル。札が自陣・相手陣と分けて配置されるが、相手陣の方へも積極的に札を取りに行くスタイルを指す。これに対して「守りがるた」もある。 わすらもち 38番の右近。 忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな わすらもちの「もち」 上記の右近の句に関連。「もち」は取るべき札が以下のようになっており、文字の配置から左上2文字が「もち」になっているため、上の句が「わすら」と読んだだけで確定する。 もち ひあのとるをのかしいなくの 嘆きいか 53番の右大将道綱母。 嘆きつつひとり寝る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る 足長長長長おじさん 歌詞ではおじさんと付いているが、元ネタは3番の柿本人麿(柿本人麻呂)。 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む ながら牛 84番の藤原清輔朝臣。 長らへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき うっかりはけ 74番の源俊頼朝臣。「はけ」としたのは頭のことを指す「ハゲ」を避けるためだったのだろう。 憂かりける人を初瀬の山おろしよ 激しかれとは祈らぬものを むすめほさせそ ぞなむやか 係って結んで開け いわゆる「係り結びの法則」。 戻り手 取るべき札が確認できていない場合、最初に相手側にある札で取るべきものを確認してから、確定したタイミングで自分側の方にある札を取りに行く技。 友札もろとも 薙ぎ払え ふっとばせ 「友札」は読まれた上の句から途中まで同じ文字になっている札。「あさぼらけ~」など。他の札を巻き込んでお手つきになる場合も・・・ 一字決まり 「係り結びの法則」と関連。 運命戦 競技かるたにおいて、自分側・相手側の札が共に残り1枚になり、次の札を取って勝敗が決まる試合のこと。当然ながら、自分側の句が読まれるほうが有利。 作者のwacがアプリ「ChatGPT」を使って「この曲の歌詞を教えて」という旨の質問を行ったところ、アニメ「ちはやふる」のオープニングテーマとして知られているという回答が返ってきた(2023/05/13時点)のをTwitterで投稿している。同じ「競技かるた」を題材にした作品繋がりでAIが学習しているものと思われる。 ちなみに「ちはやふる」のオープニングテーマ曲は、正しくはYOUTHFUL (第1期)、STAR(第2期)、COLORFUL(第3期)である。 収録作品 AC版 ポップンミュージック eclaleからの全作品 冬のスタンプラリーを完了した場合は2016/02/01より、先行でプレイできる。後にスターファクトリーで2016/03/10より獲得可能になった。 CS版 関連リンク 5thKAC wac NU-KO タブランベース 楽曲一覧/ポップンミュージック eclale