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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 田村兄貴の作品を読む 作者概要 基本ギャグマンガをメインに作成している天然アフロのカケラー 悩める地味子ZEROはオススメに選出された作品でもあり 読み切り作品の命を救う奇人は微妙に爪痕を残したらしい… 作品一覧 悩める地味子 悩める地味子ZERO 壊れ一人芝居 命を救う奇人 その他の作品-田村兄貴
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【元ネタ】古今著聞集、田村の草子、etc 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】坂上田村麻呂 【性別】男性 【身長・体重】175cm・120~38kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 【固有スキル】 仏の加護:A 仏の加護による呪いに対しての守り。 受けた呪詛を呪者へと返す。 魔力放出:C 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。 【宝具】 『大慈大悲千手観音弓(だいじだいひせんじゅかんのんきゅう)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5~70 最大捕捉:1000人 千手観音の加護を受けた田村麻呂の弓。 真名解放により千手観音の腕を借り受け、 千の『知恵の矢』、千の弓、千の瞳を持つ千の腕を周囲に召喚する。 『知恵の矢』は矢自体が知性を持ち、それぞれが分散処理を行い 全ての矢が各々状況に応じて連携し、目標を選択、最適な軌道を進む。 千の瞳と自身をリンクさせることで対象の感情を読み取り常に補足することで 命中及び回避、見切りに有利な修正を与える。 『素早丸(そはやまる)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3~50 最大捕捉:1人 鈴鹿御前の持つ『大通連』と夫婦剣である宝剣。 鏡の如き刀身は、映した対象の情報を記録、保存する。 真名の解放により、刀身に保存された情報を引き出し、その対象の姿や特性を忠実に模倣する。 鳥の姿になれば空を自在に飛びまわり、魚になれば水中を自由に泳げるようになる。 また、模倣した特性を掛け合わせることにより、刃の羽を持つ鳥、矢の口を持つ魚などの姿を取らせることも可能。 但し、高度な知性を持つ対象の姿・特性を模倣することは出来ない。 加えて、宝具の特性も通常は模倣できないが、夫婦剣である『大通連』のみは例外となる。 『大通連』と同時に投擲することで合わせ鏡となり、無数の剣群と化して空間を制圧する。 『神通の鏑矢』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:1人 大嶽丸の動きを封じたとされる、田村麻呂の鏑矢。 真名解放とともに射ることで、レンジ内の任意の対象の意識に『神通の鏑矢』の音を聞くことを強制させる。 この音は対象の霊的な素養や魔術資質が大きいほど聴覚に訴えかけ、 『神通の鏑矢』の音は聞く者はそれに意識を集中させなければならないため、 他の行動に意識を割くことができなくなり、結果として、一定時間、他の行動のファンブル確率が上昇する。 この効果は対象が怪物としての属性を濃く持つほど増大し、神性が高いほど軽減される。 更に追加で矢を放つ事で音響の共鳴で大軍規模の効果に変化し最大補足が700人まで増加する。重ね掛けは三本まで有効。 【解説】 平安時代初期の、半ば伝説的な武将。文の菅原道真、武のと称され、戦前までには武の象徴的存在とされた。 彼の家系は後漢の霊帝の流れを汲む東漢氏に繋がる家系で代々弓馬の道をよくする武門の一族として、 数朝に渡り朝廷を守護した。 758年、恵美押勝の乱の鎮圧に関わった坂上苅田麻呂の次男として生まれ、793年征夷大使・大伴弟麻呂の副将として 随行し、数々の武勲をあげる。翌794年、本邦初の征夷大将軍に任命され801年に蝦夷を平定。 東北地方には彼を主役とした鬼神討伐譚が数多く残っている。 特に第四天魔王の娘、もしくは天女とされる立烏帽子(鈴鹿御前)との大獄丸討伐を描いた物語『田村草子』や、 謡曲『田村』、奥浄瑠璃『田村三代記』は江戸庶民に深く愛された。 容貌魁偉にして勇猛果敢、誠実かつ高潔な人柄で、指揮官としての作戦能力・統率力にも優れていたとされる。 また、捕らえた蝦夷の首領・アテルイの助命を懇願したことでも有名。 811年、病を得て没。その死にあたり、嵯峨天皇は一日の喪に服し、漢詩一篇をものして彼の業績を讃えたという。 京都の清水寺を僧延鎮と共に建立したのも彼であり、 そのためか彼の英雄譚には千手千眼十一面観音菩薩と毘沙門天の功徳にまつわる伝承が多い。 【出演SS】 混沌闘争 坂上田村麻呂&鈴鹿御前のトラぶる道中記
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(○ヮ○)「てるてるぼうずはもともと中国の風習で、あちらの方では『掃晴娘』と書きます。日本に入って来た時期は不明ですが、江戸時代には既に入って来たそうですよ」 ( ゚Д゚)「へー」 ゆたか「ピンク先輩って物知りですね」 ひより「はいはーい! てるてるぼうずは地方によっては『てれてれぼうず』とか『 ひ よ り ぼうず』って言うんですよ! よ!」 ( ゚Д゚)「嘘ばっかり言うなよ? 俺が日本人じゃないからって」 ゆたか「田村さん、嘘はダメだよ」 ひより「うわああああお前らー!!」 前 戻る 次
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◎カガミンガル こなた「かがみん、何かしゃべって」 かがみ「え?何、なんで?」 こなた「いやいや、とにかく何でもいいからさー」 かがみ「はあ・・・それじゃ、最近涼しくなったわねー」 こなた「んー何々・・・『暖め合いたいな!』うわーかがみん、変態だー」 かがみ「はあ!?何だそれ、っていうか何、その機械!?」 こなた「本日新発売の『カガミンガル』だよー。これでかがみんの本音がわかるんだよね」 かがみ「いや、有り得んだろ!つうかインチキか何かじゃないの、っていうか・・・」 こなた「『突っ込みどころが多すぎて困るわ』」 かがみ「ぐ・・・つうか、どこで売ってたのそんなの」 こなた「あーこれは流石にネットでね・・・あ、『こなたバージョンのが欲しい』うわーお」 かがみ「うわーおじゃねえよ!嘘っぱちだから!」 こなた「ふふーん、でも本当に欲しいんじゃないの?こういうのさ」 かがみ「要らないから!つうか、あんたよくこんなの探そうと思ったな!」 こなた「『私も後で調べとこ』」 かがみ「調べんわ!」 ◎ツカリンガル こなた「つかさ、何でもいいからしゃべってくれる?」 つかさ「え、うんと・・・お饅頭っておいしいよねー」 こなた「んーと?・・・『お饅頭っておいしいよねー』うん、そだねー」 つかさ「あれ、それ何?バウリンガル?」 こなた「まあそんな感じのやつ。つかさ専用だから、『ツカリンガル』ね」 つかさ「ツカリンガル・・・」 こなた「『ちょっと面白そう』ふふ、興味あるんだなー」 つかさ「うん、こなちゃん面白い物いっぱい持ってるよねー」 こなた「まあね~」 つかさ「ちょっと使ってみてもいい?」 こなた「『使いたいなー』はい、どぞ~って、自分の心の言葉しか出ないよ?」 つかさ「あ、そっか・・・」 こなた「『こなちゃんのをやってみたかった』うーん、ごめんねー。これつかさ専用だからさ」 つかさ「うーん、残念」 こなた「『残念だなー』まあ、そんなわけ。私のはもしかしたらかがみんが持ってるかもー」 つかさ「うん、ありがと、家に帰ったら聞いてみるねー」 こなた(つかさの場合言葉に表裏が無さ過ぎて、あんま意味ないな・・・) ◎コナリンガル かがみ「おーっすこなた」 つかさ「おはようこなちゃん」 こなた「おーかがみんにつかさ、おっはー」 かがみ「そうそう、あんた昨日つかさにもアレ見せたんでしょ?」 こなた「ん?ツカリンガル?」 かがみ「うん、それ。それでつかさがさ、コナリンガルを持ってないかなんて 聞いてきてさ、ほんと呆れたわよ」 つかさ「えへへー・・・」 こなた「ふふん、本当は持ってたりするんじゃないのー?」 かがみ「持ってないっつーの。私はまともな会話がしたいわ」チラッ こなた「ふーーん・・・ふぅーーーん・・・」 かがみ「な・・・だから持ってないってば!ニヤニヤしながら近寄るな!」 こなた「そーぉ、そりゃ残念だねー」 かがみ(くそー堂々と見ることが出来ない・・・ポケットに仕込んでるのに・・・) つかさ(『私を攻略してよー』かあ・・・。 こなちゃんやっぱりお姉ちゃんのこと好きなのかなあ?) -踏んでけ!茨の道- こなた「と、言うわけで、あえて作ってみました『ミユリンガル』!」 かがみ「どういう訳か知らないけど、止めといた方がいいんじゃない?」 こなた「じゃーじょぶ、じゃーじょぶ…さ、みゆきさん、これに向かって一言どうぞ!」 みゆき「人気があるからって、調子に乗らないでくださいね?凡骨共」 こなた「『ハラショー、アミーゴ』………えーっと…かがみんや、これはどこから突っ込めばよろしいので?」 かがみ「…………知らん」 ◎ヒヨリンガル 泉家にて こなた「ゆーちゃん、今日ひよりんと話すときこれ使ってみて」 ゆたか「うん、でもこれ何?」 こなた「ひよりんの本音がわかる器械だよー」 ゆたか「そうなんだー、・・・って嘘ぉ!?そんなことできるの!?」 こなた「まあまあ、物は試しだよ」 学校にて ゆたか「あ、田村さんおはよう!」 ひより「おいッス・・・あれ小早川さん、それ手に持ってるのは犬の通訳する器械じゃない?」 ゆたか「あ、これ?こなたお姉ちゃんが学校に持っていけって」 ひより「へえー」ジー ゆたか「(えっと・・・?あ!『岩崎さん早く来ないかなー』?) みなみちゃんに用事があるの?」 ひより「ひょえっ!?いや、無いッスけど・・・つか、今それ見て言ったよね!? それ何の器械ッスか!?」 ゆたか「あ、これね、田村さんの本音がわかるらしいんだけど・・・」 ひより「うげえ!マジッスかそれ・・・」 ゆたか「ん・・・『普段すごい妄想してるのがバレたらやばい!』?」 ひより「ぐがっ!」 ゆたか「すごい妄想って、将来の夢とか?」 ひより「ん、んー・・・まあー、そんなとこかな・・・(ああやばい、すんごく汗かいてきた)」 ゆたか「『本当は二人の卑猥な妄想だけど』うーん、二人の・・・何て読むのかな・・・」 ひより「(ぬおっ!そ、そっか、何か言い逃れできるかも?) えっと、何て書いてあ・・・」 みなみ「『ひわい』と読む。ゆたか、この器械は・・・?」 ひより「げっ!い、岩崎さんどうもッス・・・」 ゆたか「あ、みなみちゃんいつの間に?えっとこれね、田村さんの・・・」 ひより「あああああああ!言わないで!やめてえええええええ!!」 ◎ユタリンガル こなた「やあそこの人ー」 男子A「ん、何」 こなた「このクラスの岩崎さんって人を呼んでくれないかなー。 3 年 の 泉が呼んでるって言って」 男子A「は、はい。い、岩崎ー?泉先輩が呼んでるぞー」 みなみ「・・・どうしたんですか、泉先輩」 こなた「ほらみなみちゃん、ハッピーバースデーじゃん?これプレゼントー」 みなみ「知ってくれてたんですか・・・ありがとうございます」 こなた「いやー例には及ばんよ、それより早速それ使ってみよーよ」 みなみ「これは何なんですか?」 こなた「開けてからのお楽しみだよー。ささっ早く、ゆーちゃんが来ないうちに」 みなみ「ゆーちゃん・・・ゆたかのことですね。・・・あ、出てきた」 こなた「この前さあ、ひよひよの本音わかる器械をゆーちゃんが持ってきてたっしょ? これはそれのゆーちゃんバージョン」 みなみ「え・・・ということは、ゆたかの本音が見える・・・」 こなた「そういうこと。あ、ちょうどいいところにゆーちゃん」 ゆたか「あ、おはようみなみちゃん。こなたお姉ちゃんも」 こなた「おー、ゆーちゃんいきなりだけど、今日何の日か知ってる?」 ゆたか「うん、みなみちゃんのお誕生日だよね?」 こなた「うむ、そのとーり」 みなみ「ゆたかも覚えててくれたんだ・・・」 ゆたか「それはもう・・・もちろんだよー。それでね、私プレゼント用意したんだ」 こなた「おおーさっすがぁ」 ゆたか「そんなことないよー。はいみなみちゃん、これ。ハッピーバースデー!」 みなみ「・・・ありがとう」 ゆたか「中身は・・・家に帰ってから開けてほしいかな」 みなみ「わかった・・・あ、『ブラジャーが入ってるんだ♪』?」 ゆたか「!?」 みなみ「・・・先輩」 こなた「ん、んー、ごめんよぉみなみちゃん、んじゃお先!」 ゆたか「中身、わかるなんてすごいね・・・ っていうか怖い顔してどうしたのみなみちゃん、あとこなたお姉ちゃんも?」
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カラーひよこ 作詞/ぎる亀 作曲/まとめ 飾られた私は囮で 日が増せば素性が明けてゆく それでも私を頂いて 間違えても捨てたりしないで いつの日か奉仕致します 良い声で朝を伝えましょう 今度は白いドレスで 貴方に再び甘い夢を 音源 カラーひよこ(ギター+ベースver).mp3はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 カラーひよこ(16スレ494ver).mp3はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 カラーひよこ(59ver女ボーカル).mp3 カラーひよこ(59ver男ボーカル1).mp3 カラーひよこ(59ver男ボーカル2).mp3 カラーひよこ(59カラオケver).mp3 カラーひよこ(歌:nam) カラーひよこ(歌:91スレ348)
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みなみはその日、学校の音楽室で作曲に取り組んでいた。数ヶ月前から取り組み始め、なんとか形になってきたところだ。 ふと、みなみは誰かが部屋を覗いているのに気がついた。 「…あ」 覗いていたのはゆたかだった。みなみは、演奏を止めて慌てて鍵盤の蓋を閉じた。 「え、やめちゃうの?」 ゆたかが、パタパタと小走りに音楽室に入ってきた。 「…今のは、まだ聞かせるようなのじゃないから」 少し照れくさそうに、みなみが呟く。 「そうかなあ、上手だったと思うけど…なんて曲なの?」 「…曲名はないの…今、作ってる曲だから」 みなみの言葉に、ゆたかが目を輝かせる。 「へー、みなみちゃん凄いね。作曲も出来るんだ」 「…い、いや…そんなのじゃ…適当にやってるだけだから…」 真っ赤になりながら、みなみが俯く。 「ねえ、みなみちゃん。最初から聴かせて欲しいな」 「…え…でも…まだ、出来てないから…」 「うん、出来てるところだけでいいよ。みなみちゃんが作った曲、聴いてみたいんだ」 「…うん…わかった」 かなり不本意だが、みなみは頷いた。 この親友の願い事は、出来る限り叶えてあげたい。みなみはそう思っていた。 鍵盤の蓋を開け、深呼吸してからみなみはさっきと同じように指を滑らせる。 「…なんだか、優しい曲だね」 ゆたかが、そう感想をもらす。みなみは演奏に集中しながらも、心の中で頷いた。 優しいのは当たり前。これはあなたの曲だから。 タイトルをつけるなら『豊穣』だろうか。 もしかしたら、寂しいものになっていたかもしれない学園生活。 そこに豊かな実りを与えてくれた、あなたのための曲だから。 「いつか完成したら、また聞かせてね」 そう言って無邪気に微笑むゆたかに、みなみは頷いて見せた。 目が覚める。みなみはゆっくりと上半身を起こした。時計を確認すると、まだ真夜中。 「…夢」 高校時代の夢。何故、今更そんなものを見たのだろう。 - 命の輪の調べ - 世間一般では平日のはずの昼間。みなみの家には二人の客人が来ていた。 ひよりとこなた、自由業に従事している彼女等は、忙しい時はとことん忙しいが、暇な時は平日だろうが暇なのだ。 「平和っスね~」 コップの中の氷をストローでかき混ぜながら、ひよりがのんびりと呟いた。 「…〆切は?」 どことなく呆れたようにみなみがそう言うと、ひよりはみなみに向かって親指を立てて見せた。 「今回はバッチリ。ねえ、先輩」 ひよりがこなたの方を向く。その視線を受けて、こなたもみなみに向かって親指を立てて見せた。 「うん。今回は、無茶苦茶余裕出来たよ」 元気よくそう言った後、こなたはそっぽを向いてため息をついた。 「ってーか、新しく担当になった人がね、お父さんの学生時代の友人だとかで容赦ないんだよね…」 「…先輩には、厳しいくらいが丁度良いんじゃないでしょうか」 「…みなみちゃんも言うようになったね」 こなたは不貞腐れた顔をしながら、くわえたストローをピコピコ動かした。 「そういや、ゆーちゃんと最近話した?」 ストローをくわえたまま、こなたが二人にそう聞いた。 「…二日前に、電話で少し…でも、忙しそうでしたから、あまり話せませんでした」 みなみがそう答えた。ひよりの方は黙って首を横に振った。 「そっか…ゆーちゃん、売れちゃったからねー」 ちょっとしたきっかけから絵本作家を目指していたゆたかは、デビュー作がいきなりヒットし、今はとても忙しい日々を送っていた。 「そッスねー。先輩あっという間に抜かされたッスからね…わぷっ!?」 ひよりの顔面に液体らしきモノがヒットした。発射元を見ると、こなたがストローを口に構えている。どうやら飲み物をストローに詰め、吹き矢の要領でひよりに向かって発射したようだ。 「悪かったねー売れない作家でー…気にしてるんだから言うなー」 「酷いッスよぉ…よりにもよってコーラ…うう、ベタベタしてきたー」 「先輩…飲み物で遊ばないでください…」 ひよりにナプキンを手渡しながら、みなみがこなたをたしなめると、こなたはストローをピコピコ動かしながら「ぶー」と唸った。 「高校の時からホント変わんない人ッスね…そういや、ゆーちゃん。身体の方は大丈夫なんスか?忙しいと負担が凄いんじゃ…」 受け取ったナプキンで眼鏡を拭きながら、ひよりはこなたにそう聞いた。 「ゆい姉さんから聞いたんだけど、全然大丈夫みたい。充実してるんだろうね。気力がみなぎってるとか、そんな感じだってさ」 「へー、そりゃいい事ッスね」 「うん。好きなことで稼げて体調も良くなってるんだから、ゆーちゃんとしては願ったり叶ったりなんだろうね…みなみちゃん?」 こなたはそこで、みなみが俯いているのに気がついた。 「どうしたの?気分でも悪くなった?」 「え…いや、なんでもありません…なんでも…」 こなたに話しかけられて、みなみは慌てて顔を上げて手を目の前で振って否定した。 「…無理はしないでよ?」 ひよりにそう言われ、みなみは体を強張らせた。 「…大丈夫…大丈夫だから…」 力のない声で呟くみなみを、ひよりは心配そうに見つめた。 「本人が大丈夫って言ってるんだから、大丈夫でしょ」 未だにストローをピコピコさせながら、軽い口調でそういうこなたを、ひよりはジト目で見た。 「…先輩は、もう少し危機感とか持ったほうが良いんじゃないスか?」 ひよりの言葉に、こなたのストローがピタリと止まった。 「…ひよりん、今度からイラストレーター変えようかと思うんだけど…」 「うわあ!それだけは勘弁してください!今先輩に干されたらマジで仕事が無くなるんスから!」 何故かふんぞり返っているこなたと、平謝りしているひより。その二人を見ているみなみは、少しだけ気が楽になるのを感じていた。 二人が帰った後、みなみは自室にあるピアノに座っていた。 「…ゆたか」 その名を呟く。そして、高校の時にゆたかのために作った曲を弾き始めた。 『いつか完成したら、また聞かせてね』 その約束は未だ果たされていない。 曲はとっくに完成している。しかし、ゆたかが忙しくなってから、直接合うことが少なくなり、ゆたかの邪魔にならないように、みなみの方から連絡を取ることをほとんどしなくなった。 ゆたかが遠くなっていく。そう思うと、今弾いているこの曲が、酷く軽いものに感じられてきた。 ゆたかのための曲。ゆたかに聞かせる以外に、この曲にはなんの価値もない。 みなみは演奏を途中で止め、ベッドに寝転んだ。 高校の時は、自分がゆたかを支えているという自負がみなみにはあった。 一年生の時に、身体が弱いゆたかの助けになろうと保険委員になった。その後運よく三年間同じクラスになることができ、みなみは保険委員を続けた。 しかし、今ゆたかは自分が支えなくても立派にやっている。こなたの話だと、体調の方も良いようだ。 もしかして、ゆたかに自分は必要なかったのではないか?みなみはそう思い始めていた。 高校の時、自分と出会わなくてもゆたかはちゃんとやれていたのではないだろうか? 少なくとも、いまのゆたかには自分は必要ない。下手に会うと、自分がゆたかにすがってしまい、邪魔になるだけだ。 自分の弱さに嫌気がさしたみなみは、布団を頭まで被った。 今はこれでいいんだ。あの頃とは違うんだ。ゆたかが幸せになれるのなら、何の問題もないんだ。 みなみはそう自分に言い聞かせて、無理にでも納得しようとしていた。 高校生活が始まったあの日に繋がった、二人の輪。みなみは、その繋がりが千切れてしまいそうな、そんな気がしていた。 数日後、みなみは小さな音楽堂で行われたコンサートを終えて、控え室で帰り支度をしていた。 『少し音が重かったね。何かあったのかい?』 聴きに来ていたピアノの師に、そう言われたことを思い出し、みなみはため息をついた。 自分の感情が音に出てしまう。悪い癖だとは思って治そうとはしているのだけど、なかなか上手くいかなかった。 気落ちしてしまい、帰り支度の手が止まっている所に、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。 「…はい、どうぞ」 「や、お疲れさん」 ドアをあけて入ってきたのはひよりだった。 「はい、これ」 そのままみなみの方に歩いてきて、手に持った花束を渡した。 「…あ、ありがとう…来てたんだ」 花束を受け取りながらみなみがそう言うと、ひよりは盛大にため息をついた。 「…気付かれてなかったんだー…ちょっとショック」 「あ、あの…ご、ごめん…緊張しないように、観客の方はあまり見ないようにしてるから…その…」 慌てて言い訳を始めるみなみを見て、ひよりは今度はニヤリと笑った。 「ま、みなみちゃんらしいっちゃらしいけど…その分だとこっちも気がつかなかったみたいだね」 そう言いながらひよりは、花束に付いていたカードを指差した。みなみがそれを手に取り、内容を読んだ。 『みなみちゃんへ 小早川ゆたか』 みなみは驚いて目を大きく見開いた。ひよりの方を見ると、彼女はニヤニヤしながらドアの方を指差していた。 みなみがそちらに視線を移すと、ドアの向こうからゆたかが覗き込んでるのが見えた。 「ゆ、ゆたか…」 みなみが名前を呼ぶと、ゆたかは申し訳なさそうに頭をかきながら部屋に入ってきた。 「えへへ…びっくりした?」 返事をするのも忘れ、みなみはゆたかを見つめていた。最後に会ったのはいつだったかなど、どうでもいいことばかりが頭の中に浮かんでいた。 「昨日、田村さんがね、今日のコンサートに来ないかって誘ってくれたの」 ゆたかが、みなみの持っている花束をチラリと見た。 「急だったからなんにも準備できて無くて、これくらいしかできなかったんだ…ごめんね」 そう言うゆたかに、みなみは首を振って見せた。 「…来てくれただけでも、嬉しいから…」 それを聞いたゆたかが俯く。 「…ごめんね…わたし、みなみちゃんの事考えてなかった…たまにお話しても、自分のことばかり話してて…今日のことだって、田村さんに聞かなかったら分からなかったし…」 「それは、ゆたかは忙しかったから…」 「それで、みなみちゃんが遠くなっちゃうのは嫌だよ」 ゆたかの言葉に、みなみは息が詰まる思いがした。 遠くなるのは嫌だ。離れるのは嫌だ。それは、自分だって思っていたはずだ。なのに、何故自分はそれを容認しようとしてたんだろう。 みなみはふと。少し前に見た高校時代の夢を思い出した。 今しかない。 みなみはそう思い、部屋の出口へと向かった。 「あ、みなみちゃん、何処に?」 「…少し待ってて…約束、ちゃんと果たすから…」 そう言ってみなみは部屋から出て行った。 残されたゆたかとひよりは、顔を見合わせて首を傾げた。 数分後、みなみが部屋に戻ってきた。 「…二人とも、こっちに」 ドアの外から手招きするみなみ。 「う、うん」 ゆたかはそれに素直に従ったが、ひよりはその場に残って、何か考え込んでいた。 「どうしたの、田村さん?」 ゆたかそう聞くと、ひよりは何故かニヤリと笑った。 「わたしはこの辺でおいとまさせてもらうッスよ」 「え?どうして?」 「いやー…若い二人の邪魔するのは野暮ってもんスから」 「田村さん…変な風に言わないで…」 ニヤニヤしながら手を振るひよりを、みなみは少し強い口調でたしなめた。 ゆたかがみなみに連れてこられたのは、先ほどまでみなみがコンサートを行っていたホールだった。 舞台の上にはみなみが弾いていたピアノが、シートをかけて置かれていた。 「…ここの人に頼んで、少しだけ使えるようにしてもらったの」 そう言いながら、みなみはピアノのシートを外し、演奏の準備を始めた。 「何するの?」 ゆたかがそう聞くと、みなみは少しだけ微笑んだ。 「…高校の時の夢を見たの」 みなみの言葉が良く分からず、ゆたかは首を傾げた。 「…その時に約束してた…『曲が完成したら、もう一度聞かせる』って」 「…あっ!」 ゆたかが思わず声をあげた。 音楽室。未完成の曲。約束。 ゆたかは全て思い出していた。 「…ごめんなさい…わたし、すっかり忘れてて…」 申し訳なさそうにそう言うゆたかに、みなみは首を振って見せた。 「…わたしは、ゆたかと離れようとしてた」 囁くようにそう言いながら、みなみはピアノの前に座り、鍵盤の蓋を開けた。 「ゆたかが忙しいから…その方がゆたかのためになるからって、言い訳して」 深呼吸して、指を鍵盤に置く。 「でも、それって結局、ゆたかのことを何にも考えてないって事だった…ゆたかは、わたしと離れるのは嫌?」 「え?…えと…嫌だよ…多分、高校の時にみなみちゃんと出会わなかったら、わたしここまで来れなかったよ…」 みなみに唐突に聞かれたゆたかは、慌ててそう答えた。それを聞いたみなみが微笑む。 「ありがとう、ゆたか…この曲はね、最初ゆたかの為に、ゆたかをイメージして作ってたんだ」 「…わ、わたしを?」 「うん…でも、それじゃダメなんだと思う。ゆたかのこと勝手にイメージして、勝手に決めつけて…それで、自分で勝手に追い詰められて」 「そ、そんな事ないよ…わたしだってそう言うところあるから…」 「…ゆたか。だからこの曲は二人の曲。二人のための曲…これからもずっと離れないための」 「…うん」 感情が曲に出てしまうのは、自分の悪い癖。ならば、ゆたかのために作ったこの曲も、この瞬間に二人の曲へと変えてしまえるはずだ。 みなみは演奏を始めた。誰もいない二人だけのホールに、優しい音が響く。 曲の名は『豊穣』。 二人の輪を繋ぎ続け、ゆたかな実りを与え合う、二人だけの曲。 - 終 -
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このワードは、特定の手順を踏むと閲覧できる言葉に登録されています。 登録タグ これはひどい どうしてこうなった ひよこ グロ ビックリ ミンチ 動物 動物虐待 危険度4 悲劇 殿堂入り 特定の手順を踏むと閲覧できる言葉 良い子は真似しないでね 通常の表と特定の手順にまたがっている記事 非常識 鳥 黙読注意 ワード通り。 ヒヨコを生きたままミキサーにかける動画。 「ひよこ シュレッダー」でも似たような動画がヒットする。 「ひよこミキサー グロ注意」と検索すると問題の動画が出てくるが、釣り動画も出る為注意! この映像は2005年にオランダで撮影されたもので、撮影された理由は、「Jamba!」というドイツの着メロ会社のCMが不快だから停止しろという抗議のためである。 また、ひよこ 運命の動画もヒットする。 URL ttps //drive.google.com/file/d/1bxXkD1soQ25G7pm5pjT3dumfzqBwxOLA/view?usp=drivesdk ダウンロードリンク ttps //web.archive.org/web/20060112172113/ttp //www.geenstijl.nl/filmpjes/soepkip.wmv 関連項目:食卓のお肉ができるまで、しゃべる人形を入れてみた、ハムスターミルクシェイク 分類:グロ、非常識、ビックリ、殿堂入り 危険度:4 個人差により2〜6まで変動する コメント オスのひよこは卵も産めないしお肉も美味しくないからと生きたまま殺処分されるそうですね...世界的にもそのやり方が標準らしいですがかなりショッキング... -- (おむれつぱふぇ) 2023-08-17 10 53 07 ぐっっっっっろ -- (瓊アサ具コ尼マ) 2023-10-10 14 26 27 おのれ・・・奴め・・・絶対に・・・! -- (徳川綱吉) 2023-10-10 17 07 04 ひよこミキサーの人、全員ピラニアの群れに食わせる処刑がいいと思いますなby伊集院茂夫 -- (名無しさん) 2023-10-22 14 02 33 コメント削除済み ひよこが可哀想すぎる -- (名無しさん2) 2024-02-12 16 41 15 これ昔見たことあるけど普通にえぐかった記憶がある。 -- (どこにでもいるパーティーゴア) 2024-03-23 16 48 04 『カニ入った』くらいきつい(え、フェイクだよね釣りで作ったってことだよね) -- (ひをふくとり) 2024-04-03 11 07 12 アイツらの頭おかしい(ひよこをミキサーでかけたやつ) -- (ガンディー) 2024-05-21 21 28 17 う、嘘だろ! -- (𓆝) 2024-06-06 20 18 15 名前 コメント すべてのコメントを見る 耐性自慢(「こんなのヨユーw」「俺小6だけど見れたw」など)のコメントはご遠慮下さい (過去そういったことが相次ぎコメント欄停止にまで至ったことがあります)
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ひよこ技研 ひよこ技研とは! 技能の研究・システムの研究・軍略の研究・部曲戦/合戦での立ち回りを研究する 緋陽江の内部組織です。 そのまま同名の、部曲があり、紅白戦で使用しています。 現在、参加する有志を募集中です! まずは、こんなことを研究して欲しい、したいという内容を募集中です。 下のコメントによろしく!! ダメージ・防御力・回避率・受止め率の関係とか知りたいです。どうやったら効率よく倒せるのか。 -- 一貫@ひよこ技研 (2008-03-17 19 22 52) 陣形の、人数による効果時間について -- 通りすがりの雪 (2008-06-20 01 07 55) 名前 コメント
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ポケモン大好きクラブ@日吉 規則 ひよポケ 会則.pdf この会則を守れることが、ひよポケに入会する前提となります。 以下では簡単に会則の中でも特に重要な、部員として守るべきことを内容を示します。 ひよポケの決まりを守ること 部費を納めること 総会に出席すること(総会に出席できない場合は、欠席連絡を必ず行うこと) ひよポケの内部情報を漏らさないこと 法律に違反したり、学内規則に違反したりしないこと ひよポケの方針に反したり、ひよポケの名誉を損ったりしないこと マナーを守り、社会的な行動をとること 以上の内容を守り、ひよポケに入会を希望するものは以下の入会届の提出をお願いします。 入会届はこちらから ひよポケ入会届.pdf 入会後の個人情報の取扱いについてはこちらから ひよポケ個人情報の取り扱いについて.pdf
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田村仁寿(たむらよしひさ) マッチポンプのために5chを荒らしているらしい(PSO2のネガキャンなど) 最近の穴さんは田村の疑惑があるユーザーをマークし「お前たむさんか?」といった跡 晒し上げるという行為が行われていた。