約 1,342,932 件
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/327.html
こなた達の卒業から2年後のある日―― ゆたか「おーい、お姉ちゃーん、遊びに来たよー」 こなた「やあ、ゆーちゃん、いらっしゃい」 みゆき「みなみちゃんもいらっしゃい」 みなみ「お邪魔します」 つかさ「ゆーちゃんたちも今年は受験生なんだよねー」 ゆたか「はい」 かがみ「忙しいのにわざわざ来てくれてありがと」 みゆき「あれ?そういえば田村さんの姿が見えませんね」 みなみ「ひよりは遅れて来るそうです」 かがみ「ん?『ひより』?」 ゆたか「みなみちゃん、この3年間で色んな人と打ち解けられるようになったんですよ」 かがみ「ふーん、そうなんだ」 ひより「ちわー、お邪魔しまーす」 つかさ「あ、ひよりちゃん来たみたいだよ」 パトリシア「どうもデース」 かがみ「ちょっと待て、何でアンタたちまでここにいる?パティは分かるが」 みさお「おーす、かがみ」 あやの「久しぶりだね」 パトリシア「最後はオールスターで決めるのが日本のアニメの常識デース」 かがみ「な、何をわけの分からんことを・・・ま、いっか」 こなた「そんじゃ、全員揃ったところでカラオケ大会と行きますかー!」 全員「おー!」 こなた「さあ始まるザマスよ」 みゆき「いくでがんす」 つかさ「ふんがー!」 かがみ「まともに始めなさいよ!」 最終回EDテーマ 「もってけ!セーラー服-FINAL-」
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/11562.html
田村ゆかり 田村ゆかり 楽曲 コメント 日本の女性声優、歌手、ラジオパーソナリティ。アミュレート(事務所)、Cana aria(プライベートレーベル)に所属。 田村ゆかり トゲキッス:魔法少女リリカルなのはの主人公の声を担当。 ムウマ:ひぐらしのなく頃にの重要人物の声を担当。 バシャーモ:おとぎ銃士 赤ずきんの主人公の声を担当。 チャーレム:NARUTOのキャラの声を担当。 ミミロップ:『魔法の天使クリィミーマミ』に憧れていたので。 コジョンド:ギャラクシーエンジェルのキャラの声を担当。 マグカルゴ:舞-HiMEのキャラの声を担当。 ムウマージ:うみねこのなく頃にのキャラの声を担当。 ニョロトノ:魔法陣グルグルのキャラの声を担当。 ジバコイルorココロモリorビークイン等:プリキュアより。 ボーマンダorプクリン:へろへろくんの登場人物の声を担当。 ゴチミル:あの夏で待ってるのキャラの声を担当。 ヤンヤンマ:クイズマジックアカデミーのキャラクターの声を担当。 楽曲 ゼルネアス:永遠 デリバード:プレゼント ジラーチ:星屑スパイラル ディアンシー:裸足のプリンセス トゲキッス:Little Wish 〜lyrical step 『魔法少女リリカルなのは』エンディング主題歌。 デスマス:涙のループ 『B型H系』エンディング主題歌。 チェリム(ポジフォルム):Endless Story 『C3 -シーキューブ-』前期オープニング主題歌。 ヒヤッキー:微笑みのプルマージュ ルージュラ:14秒後にKISSして カメックス:デイジー・ブルー ルナトーンorルナアーラ:夢見月のアリス ニドラン♀:恋せよ女の子 バシャーモ:童話迷宮 『おとぎ銃士 赤ずきん』オープニング主題歌。 ロズレイド:Princess Rose 『おとぎ銃士 赤ずきん』2代目オープニング主題歌。 ギラティナ:プラチナLover s Day 『ポケットモンスタープラチナ』のパッケージから。 アゲハント:恋のアゲハ チルタリス:青空にあいたい アルセウス:神様Rescue me!! アンノーンA~Z:おしえてAtoZ 『B型H系』オープニング主題歌 ヤミラミ:傷つく宝石 ミロカロスorアシレーヌ:マーメイド メロエッタ:Melody ラブカス:好きだって言えなくて コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 楽曲 ダークライ:新月のpollen -- (サスケ) 2021-06-14 21 48 48 草案 田村ゆかり ヤンヤンマ:クイズマジックアカデミーのキャラクターの声を担当。 楽曲 ラブカス:好きだって言えなくて -- (ユリス) 2021-04-17 20 12 09 楽曲 メロエッタ:Melody -- (サスケ) 2021-04-17 10 25 03 田村ゆかり ゴチミル:あの夏で待ってるのキャラの声を担当。 -- (サスケ) 2021-03-26 17 23 20 楽曲 ミロカロスorアシレーヌ:マーメイド -- (サスケ) 2021-03-02 18 54 35 楽曲 ヤミラミ:傷つく宝石 -- (サスケ) 2021-03-01 20 00 51 草案 楽曲 アンノーンA~Z:おしえてAtoZ 『B系H系』エンディング主題歌 -- (ユリス) 2021-01-17 11 53 09 楽曲 アルセウス:神様Rescue me!! -- (サスケ) 2021-01-06 17 41 33 楽曲 チルタリス:青空にあいたい -- (サスケ) 2021-01-05 21 54 30 田村ゆかり ボーマンダorプクリン:へろへろくんの登場人物の声を担当。 -- (サスケ) 2020-12-19 22 35 53
https://w.atwiki.jp/kuizu/pages/5725.html
たむらりょう 自作 2017年にリリースされたDJ和の『俺のラブソング』のジャケットは涙を流した彼の顔写真が使われている、 田村淳と共にお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号を結成した人物は誰? (2019/1/3 みんはやでだしたやーつ2 クイズを作ろうの会) タグ:芸能・その他 Quizwiki 索引 さ~と
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1631.html
久しぶりに妹のつかさと二人きりで昼食をとることになった、その日の放課後。 教室を出て、靴箱の前まで降りてきたところで、つかさがおずおずと口を開いた。 「あの、ゆきちゃん、お姉ちゃん……ごめん、おトイレ行ってきていい……?」 駄目って言ったら家まで我慢するのだろうか。 なんてことを思いつつ、私は本日何度目になるか分からない溜め息を吐く。 「もう……先に済ませときなさいよね」 「あ、あの。すみません、私も……」 すると同行していた友人の高良みゆきまで恥ずかしそうに手を挙げた。 生じた少しの気まずさを誤魔化すために、私は肩をすくめる。 「はいはい。行ってらっしゃい」 「すみません」 「ご、ごめんなさい。じゃあ、すぐ戻ってくるから、待っててね。……先に帰ったり、しないでね?」 「はあ?」 何を言い出すんだ、この子は。 「そんなことするわけないでしょ。さっさと行きなさい」 「う、うん。ごめん。――行こ、ゆきちゃん」 「はい。――ではかがみさん、失礼します」 そうして二人は来た道を引き返していった。 まったく。私が一人で先に帰るなんて、どっからそんな発想が出てきたのよ。 こなたじゃあるまいし。 ……ああ、そうか。こなたのことがあるからか。 つかさのクラスメイトであるもう一人の友人、泉こなたは今、ここにはいない。 先ほど私が三年B組を訪れたときには既にいなかった。 なんでも、同じ学校の一年生で従妹でもある小早川ゆたかちゃんに急用があるとかで、 HRが終わるとすぐ教室を出て行ってしまったらしい。 その事実が、昼休みにも姿を消していたこととも合わさって、つかさを不安にさせている。 そして私を苛立たせている。 まったく、どういうつもりなのだろう。 つかさの言うとおり、本当に仕返ししているつもりなのだろうか。 だとして、何がどう「仕返し」だっていうの? 自分が寂しいから私も寂しがらせてやろうって? 自分がいなくなることで? バカじゃないの? いや、バカなのか。 そうね。あんなバカのことなんか考えても仕方がないわ。 それよりも、もっと考えないといけないことが今はある。 さっきみゆきに言われたこと――岩崎みなみさんのことだ。 みゆきの向かいの家に住む幼馴染で、ゆたかちゃんと仲の良いクラスメイト。 背が高く、綺麗な顔立ちをした、真面目で大人しい感じの子だ。 昨日、九月十二日はその岩崎さんの誕生日だったらしい。 彼女はそのことを友人にも誰にも話さず、当日を家族だけで過ごしたのだという。 分からないではない。高校生にもなって「お友達を呼んでお誕生会」もないだろうとは思う。 だが、周りに教えてすらいないというのはどうなのか。 そこでみゆきが昼休みに、これまた岩崎さんのクラスメイトである田村ひよりさんに相談したところ、 今度の日曜日にパーティーを開いてはどうかということになったそうだ。 告白の件といい、今日のみゆきはずいぶんと忙しい昼休みを過ごしていたらしい。 一人でだらしなく学食の扇風機に当たっていた誰かさんとはえらい違いだわ。 ま、それはそれとして。 みゆきからそんな話を聞かされ、私もつかさも二つ返事で参加と協力を引き受けたんだけど…… 参加はともかく協力って、何をすればいいのだろう。 つかさにはパーティー料理という具体的な課題があるけど、私は? とりあえず、プレゼントを買うこと。そして当日に準備や後片付けを手伝うこと。 それぐらいしか思い付かない。 「だよなー」 え? 「うんうん。あんなにすごく臭くなるものなんだね」 「ああ。あの臭さは他ではちょっとお目にかかれんな」 「目じゃなくて鼻ですがね」 「うっせぇな」 男子の声が廊下の向こうから、なんだかよく分からない会話を繰り広げながら近づいてきている。 下校時刻の靴箱前だ。人も通るだろう。 彼らは、私のいる三年C組に割り当てられた棚の裏側に入ったようだ。B組かA組の人たちか。 顔は最初から死角になっていたので分からない。声に聞き覚えは……あるようなないような。 少なくとも委員会仲間は混じっていなさそう。 ……自分の、男子との接点の少なさに悲しくなってくるわね。 「すごいと言えばさ、すごかったよね昼休み」 「お前って急に話変えるよな。何がだよ」 「柊ツインズのことですよね」 え? 「そう、それ。柊さんとそのお姉さん」 「ああ、アレな」 「君も興味津々だったじゃないですか」 「いやそりゃ……あんだけ騒がれたら誰だって見るだろ」 ……そっか。 つかさが――私もか。昼休みに泣いたり叫んだりしちゃったんだっけ。 そりゃ噂話のネタにもなるわよね。 「確かに。あれはなかなかの見ものでした」 「やっぱ男の取り合いでもしてたのかねえ?」 待て。 だからってそんな根も葉もないことを言われる憶えはないぞ。 修羅場がどうとか囀ってたのはお前か。 「そんなわけないでしょう。後半の、お姉さんのあの優しさを見てなかったのですか?」 お。よし偉いぞ丁寧語。 って何言ってるのよ私は。こんなの盗み聞きじゃない。 でも離れようにも下手に動いて見つかったらもっと気まずいし…… ああ、もう。 いいわ。知ったこっちゃない。 当事者がいるかも知れないところでこんな話してる彼らのほうが悪いのよ。 「じゃあなんなんだよ」 「知りませんよ。話の中身までは聞こえませんでしたしね」 あ、そうなんだ。ちょっと安心。 いや別に聞かれて困るような話はしてないけど。 「でもあの人、あんな優しい顔するんだねえ。もっと怖い人かと思ってたよ」 「あー、それは同感」 悪かったわね。 どうせ私は凶暴よ。 「惚れましたか?」 ……。 ……え? 「そっ――そんなんじゃねぇよ!」 「そうだよ! 何言い出すんだよっ!」 ちょ……ちょっと。 ちょっとちょっとちょっとちょっとちょっと! 待ってよ。何よその図星刺されましたと言わんばかりの反応は! ほ――惚れって……え、えぇぇえ!? 「何と言われましても。一般論です。それまで特に意識もしていなかったクラスメイトの意外な一面を 見て、急に気になりだす――よくある話ですよね」 うわ。 なんかコイツむかつく。 言ってることに筋が通ってるだけに余計にむかつく。 けど……言ってることに、筋は通ってる。 彼らの正体――顔や名前がさっきまでよりも気になっている私が、確かにいる。 どうしよう。顔、熱い。 「クラスメイトじゃないだろ」 「そこが今、重要ですか? 下らない揚げ足取りばかり上手ですね君は」 「なんだとコラ!」 きゃっ!? ――っと、あぶないあぶない。もうちょっとで声が出るところだったわ。 ここで見つかったら気まずいどころじゃすまない。 まったく、男子はすぐ力に走ろうとするんだから。 「や、やめなよ二人とも」 あ、でもこの子はいい感じかも。 ちょっと頼りない気もするけど、優しそう。 「これは失礼」 「この野郎……。そういうお前はどうなんだよ」 まだ引っ張る気か! しかも何よその振り方は。この手の展開でその手の質問は地雷だって知らないの? てゆーかそもそもいつまで立ち話してんのよ。さっさと靴履き替えて帰りなさいよ。 「僕ですか? とうに諦めてます」 え? 「彼女にはとてもじゃないですが、手は届きませんよ」 ……ふ、ふぅん。なかなか殊勝な心掛けじゃないの。 「珍しいこと言うじゃないか。なんでまた」 「だって泉さんがいますからね」 ……。 ……。 ……は? 「なんつった?」 「泉さんですよ。泉こなたさん。柊姉には彼女がいますからね。我々には手は出せません」 「ああ、そっか。そうだね」 いやいやいやいや。 「そっかじゃねえよ。納得してんじゃねえよ。女同士だろうがどっちも」 そうよ。 そうよ。 あんた気が合うわね。もっと言ってやって。 「では、君はあの二人の間に割って入れると?」 「む……」 なんで黙るのよ! 「いや、つか、あいつらってやっぱ付き合ってるのか?」 そんなわけないでしょ! やっぱりって何よやっぱりって! 「さあ?」 「さあってなお前」 「知らないものは知りません。――ただ、『理想的な関係』の一つではあると思いますよ。 信頼し合っていて、必要とし合っていて、それでいてどちらも依存はしていない。 女性同士だからこそ成立する関係なのかも知れません。どちらにしても、今のところあの二人は 彼氏などは必要としていないように見えますね。お互いさえいれば」 ……何よ、それ。 「あれ? 柊さん――えっと、妹さんの方は放ったらかし? あと高良さんも。四人揃ってる方が キレイだと思うんだけど」 「ああ、まあ一種の名物だよな」 「どうでしょうね。確かに四人揃っている方がより美しいですし、見てる分にも楽しめます。 本人たちも二人よりも四人を望むでしょうね、特に柊妹は。ただ、それも泉さんと柊姉の 関係があってのことだと思いますよ」 ……。 「そういうものかなあ」 「分からんではないが……。でもここんとこ四人じゃないこと多いよな。今日もツインズだけだったし」 「ま、そんな日もあるでしょう。そもそもほとん憶測ですし、実は四人とも仲が悪いのかも知れません」 「お前な」 「そっか。付き合うにしても、四人一緒じゃないと残った人がかわいそうだよね」 「……」 「……」 「え? なに?」 「君は、たまに大胆なことを言いますね」 「できるもんならやってみろ。殺してやるから」 「ええっ!? そ、そんなつもりじゃ――」 「じゃあどんなつもりだってんだ」 「それは、ええと――」 「やれやれ――」 「――」 「――」 ……そんな風に、見られてたんだ。 「――お姉ちゃーん」 「お待たせしました、かがみさん」 「お待たせ……どうしたの? お姉ちゃん」 「かがみさん?」 「…………なんでもないわ。行きましょ」 「う、うん……?」 ☆ 翌日の夜。 私は自室のベッドに寝転んで、蛍光灯の灯りを見るともなく眺めている。 イライラする。 今朝は、つかさを置いて一人で先に家を出て、日下部と峰岸の二人と登校した。 三人でお昼を食べて、三人で下校した。 何度か機嫌の悪さを指摘されたけど、寝不足ということであっさり誤魔化せた。 実際夕べは寝付けなかったし。 でも、日下部はともかく峰岸まで簡単に納得したのは少し以外だったわね。察してくれたのかしら。 きっとそうね。日下部がしつこくしてこなかったのも、今にして思えばあの子が細かくフォローして くれてたおかげな気がする。良い友達を持ったもんだわ。 あの子が「怒ったら怖い」なんて、本当なのかしら。 私は「普段から怖い」らしいけどね。 “――もっと怖い人かと思ってたよ” あああああ思い出してしまった。 たぶん元から寄っていた眉をさらに寄せ。目をぎゅっと閉じる。顔をしかめる。 あの三人の会話が頭から離れない。 “――だって泉さんがいますからね” “――あいつらってやっぱ付き合ってるのか?” イライラする。 本当に、イライラする。 無責任なことをベラベラベラベラ並べやがって。なんで顔も名前も知らない人にまでそんなことを 言われなきゃいけないのよ。 別に誹謗中傷をされたわけではない。それは分かる。 最初はショックが大きかったけど、丸一日以上が過ぎた今ではそう判断できる。 彼らの言っていたことは、「私とこなたはすごく仲が良い」と、要約すればそれだけだ。 褒め言葉と取れないこともない。 いやむしろ普通なら褒め言葉だろう。 だけど、だからって「お互いがいれば恋人など必要ない」とはなんだ。どうしてそうなる。 確かに現時点で私に恋人はいないけど、必要ないなんて思ってない。 一人でいるのは……まず、付き合いたいと思うほどの相手に出会ってないからだ。 いや、中学のときになら気になってた男の子もいた。 いたけど、まあ、勇気がなかったり、その人には他に好きな子がいるらしいって話を聞いたり。 あと……そう。つかさがいたから。 あの子が一人になってしまうと思ったのが大きい。 そうよ。そうね。 私に恋人ができないのはつかさのせい……じゃなくて、私に妹離れができていないせいだ。 こなたは関係ない。 それに、そう。 こなたと最初に仲良くなったのはつかさだし、みゆきと一番よく話すのもつかさ。 私がB組に顔を出すのだってあの子がいるからだ。 そういう意味では、私たち四人の中心はつかさであって、私とこなたなどではない。 なんだ。何もかも間違いだらけじゃない、彼らの言ってたことなんて。 そういえばそもそも勝手な憶測だとも言ってたし。気にすることなんかなかったんだ。 それなのに丸一日以上グダグダと悩んじゃって、バカみたい。 「はぁっ」 ため息をついて、起き上がる。 ようやくすっきり…… 「……」 できてない。 まだ胸の辺りにモヤモヤガ残っている。 「なんでよ。答えは出たじゃない」 頭をガリガリと掻きむしる。 ボリボリと脳に響く音が妙に不愉快だ。髪の毛の指ざわりも少しベタついた感じ。 「……お風呂、入ろ」 そうしよう。 今日もまだまだ暑かった。汗を流せばもう少しすっきりできるだろう。 「あの……お姉ちゃん?」 お風呂から上がって、洗面所で髪を乾かしていると、横合いからそんな声がかけられた。 ドライヤーのスイッチを切り、振り返る。 「あ、帰ってたんだ、つかさ。――なに?」 「う、うん。部屋まで行ったんだけど、いなかったから……」 何かをためらっているのか、もじもじと煮え切らない態度で言うつかさ。 そんな態度にまた少しイラっとくる。 シャワーを浴びて体の方はさっぱりできたけど、胸のモヤモヤまでは洗い流せなかったらしい。 しかし、だからといってこの子に八つ当たりをするわけにはいかない。 気を静めて、私はなるべく硬くない声で続きを促す。 「うん。なに?」 「あ、その……ちょっと、相談っていうのかな……あって」 「いいわよ。終わったら行くから、あんたの部屋で待ってて」 「う、うん。ありがとうお姉ちゃん」 するとつかさは、花の咲くような笑顔でうなずいた。 ああ、冷たくしないでよかった。 やっぱりこの子には、苛立ちをぶつけるより、笑ってもらう方が何倍も癒しになる。 ノックして部屋に入ると、つかさは飲み物を用意して待っていてくれた。 「あら、ありがと」 部屋の中央に置かれたミニテーブル、二つのグラスが置かれたそれの、 つかさの向かいに腰を下ろし、早速手を伸ばす。アイスティーかな。 「……」 麦茶だった。 いや、いいんだけどね。 「で、なに?」 「えっと……たぶん、すっごくヘンなこと訊くと思うんだけど……」 尋ねると、つかさは、自分で用意したグラスに手をつける様子もなく、 返事とも言えない返事をうつむきがちに返してくる。 こういうことは今までにも何度かあったから、辛抱強く待つのがセオリーだと知ってはいる。 けど、今の私はそんなに長持ちしそうにないのだ。 「あの……あのね?」 そんな気配を感じ取ったのか、つかさは思ったより早く、意を決したように顔を上げた。 そして口を開く。 「女の子同士って、やっぱりヘンなのかな……?」 ……。 ……。 ……はい? 「ごめん、なんて言った?」 「ぅ……だ、だから……男の子相手じゃなくて、女の子同士が、その……」 遠慮も何もあったもんじゃない私の問いかけに、つかさがますます萎縮する。 ダメだ。落ちつけ。昨日に続いてまた泣かせる気か。 いやでもいきなりそんなこと言われたら…… “――女同士じゃねえか” ああもううるさい! 出てくるな! 関係ないでしょ! 気にし過ぎだ。つかさはあの場にいなかったし、もし仮に連中の話を聞いていたとしても、 それでこんなことを言って私をからかってくるような子じゃない。 何か事情があるんだ。だから落ち着いて、まず聞こう。 「ええと、つかさ?」 顔が上がる。不安そうな顔。 やっぱりこの子本人の、そしてどうやら真面目な悩みだ。ならば聞かないと。 私が聞いてあげないと。 「まず、ね? なんでそんな風に思ったのか、そこから教えてくれる?」 「あ……うん」 うなずいて、つかさはその表情を幾分ゆるませた。 そして意外な名前を口にする。 「パティちゃんが、ね」 「パティ? ……って、パトリシアさん? 留学生の?」 「うん。そのパティちゃん」 パトリシア=マーティンさん。 うちの学校の一年の、アメリカからの交換留学生。 こなたとバイト先が同じで仲が良く、三年生のクラスがある廊下にやってくることも多いため、 そんな立場ながらも私やつかさとも多少ながら交流がある。 だからといって何故ここでその名前がと思ったのだけど、続くつかさの話を聞いて合点が行った。 今日、この子が行きつけの食材店で買い物をしていたところ、鉢合わせをしたのだそうだ。 なるほど。学校から近く、輸入品も多く取り揃えているあの店でなら外国人の彼女と出くわしても 不思議はない。 そしてそのパトリシアさんが、一人暮らしなのに自炊をほとんどしないで冷凍やレトルトの食品に 頼りきりだと聞いたつかさは、ならばごはんを作ってあげよう、簡単なレシピを教えてあげようと 申し出て、彼女のアパートに招かれたのだという。 お父さんから「今日はつかさは友だちの家で食べてくる」と聞いてはいたけど、 まさかそんな事情だったとはね。 てっきりみゆきのところにでも行ってるものと思ってたわ。 「――それで、その……どうしてそうなっちゃったかは未だによく分からないんだけど…………」 「なに?」 「ええと……」 と、つかさが再び言いよどむ。 上の話だけでもつっかえつっかえで三十分以上かかってたのに、今度は促しても進まなくなってしまった。 かすかに頬を染め、もじもじと恥ずかしそうに肩を揺すっている。 まったくもう。 「……それで、なんだか知らないけど女同士がどうのって会話になったってわけね」 「へっ?」 きょとん。 「そんな怖がらなくても、もう変な目でみたりなんかしないわよ。最初に聞いたんだし」 「え? あ――う、うんっ。そうなの」 ため息を吐くと、驚いたように安心したように、つかさはこくこくとうなずく。 なんだか、どこか微妙に不自然な気がしたけど、面倒なので追求はやめておいた。 「えと……『女同士はイヤですか』って、言われちゃって」 イヤですかて、なんでそんな押し倒しながらみたいな言い方だ。 ま、どうせこなたみたく変なアニメかゲームから引っ張ってきたネタなんだろうけど。 「それで、私……『そんなことない』って言っちゃって……」 そう言うとつかさは表情に困惑を滲ませた。 「あとで考えてみてもホントにぜんぜんイヤだとかキモチワルイとか思えなくて。理屈だと普通じゃ ないっていうか、男の子相手なのが普通なんだって分かるんだけど――」 そして縋るような目で、私を見上げてくる。 「――ねえ、お姉ちゃん。私、おかしいのかな……?」 ああ、もう。 どうしろってのよ。 コメントフォーム 名前 コメント かがみの内心に冷や冷やしますww -- 名無しさん (2008-11-21 01 50 19) 嗚呼、素晴らしき百合WORLDがここにある -- 名無しさん (2008-01-29 13 52 18)
https://w.atwiki.jp/legendofwind/pages/99.html
名前 ひよっ子 活動時間 Unknown ニックネーム コメント 名前
https://w.atwiki.jp/plutopluto/pages/35.html
#40 『田村 伊知郎』
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/56.html
このページはこちらに移転しました カラーひよこ 作詞/ぎる亀(8スレ43) 作曲/まとめ(16スレ471) 飾られた私は囮で 日が増せば素性が明けてゆく それでも私を頂いて 間違えても捨てたりしないで いつの日か奉仕致します 良い声で朝を伝えましょう 今度は白いドレスで 貴方に再び甘い夢を 音源 カラーひよこ(ギター+ベースver).mp3はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 カラーひよこ(16スレ494ver).mp3はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 カラーひよこ(59ver女ボーカル).mp3 カラーひよこ(59ver男ボーカル1).mp3 カラーひよこ(59ver男ボーカル2).mp3 カラーひよこ(59カラオケver).mp3 カラーひよこ(歌:nam) カラーひよこ(歌:91スレ348) カラーひよこ(歌:つよし) カラーひよこ(歌:97スレ312) カラーひよこ(歌:101スレ451) カラーひよこ(歌:muuuu)はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 カラーひよこ(歌:111スレ91) カラーひよこ(歌:名無しのジョニー) カラーひよこ(歌:初音ミク 調教:くろっく) カラーひよこ(アレンジ:Gno4166) カラーひよこ(アレンジ:Gno4166)(歌:仕官男) カラーひよこ(アレンジ:Gno4166)(歌:tdrk) カラーひよこ(歌:レンゲ) カラーひよこ(アレンジ:Gno4166)(歌:ドンゴッサモ) カラーひよこ(歌:くコ 彡イカ) 動画 カラーひよこ(powered by ニコニコ動画) (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/lakcy/pages/54.html
翌日。 学校にて・・・ 「―――っていう事があってデスねー、本当に嬉しかったデスよー。」 「へー、そんな優しい人がいるんだねー。」 パティはひよりと話していた。 「ふーん、お前ここのクラスだったのかー。」 「OH!貴方はあの時の!」 「え?パティが言ってたのって・・・相川君の事!?」 ひよりが、驚いた顔で言った。 「アレ?ひより、知ってたんデスか?」 「知ってるも何も・・・俺は田村さんと同じアニ研なんだよ。」 「そうそう、相川君は私たちの世界を凄ーく分かってくれててね~。」 「ヘー・・・ソウだったんデスかー。」 「はは・・・あ、俺の名前は相川影人。お前は?」 「ワタシの名前はパトリシア・マーティンと言いマス。パティと呼んでクダサーイ。」 「そうか。よろしくな、パティさん。」 「あれ?相川君、次って理科室とか自分で言ってなかった?」 「あっ、そうだった!じゃな!」 そう言って影人は去っていった。 「ワタシ達と同じ・・・オタク・・・」 パティは、ぼそりと呟いた。 次のページへ
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/206.html
【名前】田村玲子 【出典】寄生獣 セイの格率 【種族】寄生生物 【性別】 【声優】田中敦子 【年齢】 【外見】 【性格】 【口調】 【備考】 以下、アニメキャラ・バトルロワイアルIFにおけるネタバレを含む + 開示する 田村玲子の本ロワにおける動向 初登場話 003 世界の合い言葉は森 死亡話 193 アカメが斬る(前編) 登場話数 13話 スタンス 対主催 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 踏破地域 A B C D E F G H1■■■■■■■■2■■■■■■■■3■■■■■■■■4■■■■■■■■5■■■■■■■■6■■■■■■■■7■■■■■■■■8■■■■■■■■
https://w.atwiki.jp/4ctive/pages/24.html
Author ひよこパン ひよこといえばチキンラーメンが頭に浮かんだのでチキンラーメン貼ってみたお(`・ω・´)キリッ AVAでクラン「健康第一時に就寝」を亜李子をたてて活動している人 健康第一一時に就寝をもじったんですねわかります。 そろそろ元破竹のおっさん二人のセクハラターゲットにされそうなのでお気をつけて(σ・∀・)σ 使用デバイス マウス マウスパッド ソール キーボード ヘッドセット サウンドカード モニタ