約 2,871,157 件
https://w.atwiki.jp/saikinmm/pages/260.html
HDYLJって何ですか? 185 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/18(金) 00 24 47.34 0 豚切失礼 HDYLJって何ですか? 187 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/18(金) 00 31 24.73 0 >>185 HOW DO YOU LIKE JAPAN ~日本はどんな感じでっか?~っていう曲 単語の頭文字をとって(「H」OW 「D」O 「Y」OU 「L」IKE 「J」APAN)HDYLJだね 188 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/18(金) 00 32 27.77 0 >>187 ありがとうございます 関連 よく使われる略語(曲名) 85ハマリ [2011年]
https://w.atwiki.jp/shared-universe/pages/18.html
「Shared Universe」は、オリジナルファンタジーの設定を 複数人で共有する為に作られた世界観、 またはその世界観設定を元に創作された作品です。 世界観の共有が目的ではありますが、 作者同士の交流を目的とする物 (pixiv上で言うところの「交流企画」の類)ではありません。 自作のキャラクターの生活や冒険や交流を 作品上で展開する為の資料として纏めています。 (世界観の共有については参加資格をご覧下さい)
https://w.atwiki.jp/saikinmm/pages/281.html
BE ALL RIGHT!って何? 47 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/16(水) 16 05 13.39 O BE ALL RIGHT!って何? シャフデで聞いたけど初めてだった 48 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/16(水) 16 13 13.14 0 >>47 2003年のシャッフルユニットの11WATERの曲 53 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/16(水) 16 39 41.25 O >>48 サンクス 編注 シャフデ: コンサートツアー「Hello! Project 2010 WINTER 歌超風月 ~シャッフルデート~」のこと。 85ハマリ [2011年]
https://w.atwiki.jp/omosiroiviptrpg/pages/14.html
わかりやすいまじめで受け入れやすい解説誰か書いてくれ 詳しくはこちら テーブルトークRPG - wikipedia 概要 ダイスを転がしつつ演技をしながら楽しむゲーム。 皆で楽しむロールプレイングゲームです。 ちょっとだけ詳細 一般的に言われるRPGはわかりやすく言うと【CRPG】(コンピュータロールプレイング)と呼ばれるものです。 あなた方も何度かいくつかのゲームに触れたので無いかと思います。 そのとき、いくつかの疑問や不満があったのではないのでしょうか? たとえば某大作でいうなら「透明になる草を食べないと侵入が出来ない城」があります。 コンピュータはあくまで透明化以外認めませんが、TRPGは違います。 このとき、問題は衛兵なのですから・・・ 殴り倒す 誘導する 賄賂を渡す どこかへ吹き飛ばす 人に頼んで動けなくしてもらう 城のどこかから抜け道を作る 魔法で眠らせる 通行許可証を偽造する 掘る 等といったことが考えられます(もっと方法は多いでしょう)。 【とても自由度と選択肢が多いのです】 あなたとあなたの仲間達の知恵と勇気次第で何だって出来ます。 それがTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)です。
https://w.atwiki.jp/maidten/pages/27.html
サイバーステップ社が運営しているオンラインゲーム「ゲットアンプド」の略ですね。意味は分かりませんけど。 恐らくウィキペディアを参考にしたほうが早いと思いますのでそちらを参照しましょう。 © 2006 CyberStep, Inc. All Rights Reserved
https://w.atwiki.jp/789436/pages/14.html
『運命』 誰もが神から与えられた『運命』を背負っている。 運命は時には心強い味方にもなってくれる。 けど、時にはとても残酷だ。 挨拶が遅れちまったな。 俺はフサ。 こんな馴れ馴れしい喋り方だけど、多めに見てやってくれないか? ついでに言うと、俺はこいつのもう一人の俺なんだ。 うん?意味が分からない? …簡単に言えば裏人格ってことだな。 もう一人の俺は、俺が無理やり閉じ込めた。 何故って? 心が死んでるから。 「あいつ」はもう何も感じないんだ。 「幸せ」も、 「不幸」も、 「苦労」も、 「楽」も、 「苦痛」も、 「喜び」も、 「悲しみ」すら感じなく為っちまったんだ。 自分に与えられた『運命』に、耐えられなくなって。 今じゃあ、ただの 機械。 「あいつ」の心は消えた。 突然だけどお前らにとって『しあわせ』って何だ? …すまんな。 突然聞かれても困るよな…。 今回は、ちょっと「あいつ」の昔話を聞いてもらいたくてここに来たんだ。 別に強制って訳じゃない。 聞きたくない人は、聞かなくて良いさ。 それでも俺は構わない。 誰かが聞いてくれているって思うでけでも、俺と「あいつ」は十分だから…。 お前はきいてくれるのか…。 はじめに言っておくが、この話が本当か嘘かどうか。 どう思うかはお前の自由だ。 俺には昔、『ギコ』ていう名の兄貴が居たんだ。 この台詞間違ってる? 間違ってないんだけどな…。 兄貴は、外国で生まれた。 ちなみに俺はここで生まれたからな。 兄貴は小さいときからその国でずっと暮らしてた。 (兄貴とは親父が違います。が、何か!?) 兄貴は祖母ちゃんに育ててもらってたらしいんだ。 俺が兄貴の存在を知ったのは、七つのときだったけなぁ…。 その国には何度かいったことがある。 けど、皮肉なことに兄貴のことはよく知らない。 何故なら、言葉は通じないし、俺の親は何も教えてくれなかったからだ。 なんとなくだが、年は10くらい離れていただろう…。 兄貴は俺にとても優しかった…。 今までに無い幸せを感じた。 どうしてだろうな。 突然兄貴がこの世から居なくなったんだ。 俺が九つのときだ。 学校から家に着いたとき、とても重い空気が漂っていたんだ。 家の中は真っ暗で、奥の部屋には、母が居た。 泣いてた。 心底悲しんでた。 傍には兄貴の写真があったんだ。 けど、その写真は普通の写真じゃないんだ。 兄貴の「腕」が写ってないんだ。 明らかに不自然なその写真。 昔、母に聞いたとき、腕はちゃんとあるって言ったいた。 俺には『霊感』があるんだなって、思った。 その後いろいろとそっちで怖い体験をしたから嘘じゃない…。 余談失礼…。 まあ、とにかく俺はそれを見て状況を判断した。 兄貴が死んだってこと。 原因は事故死。 謝罪はしてもらえなかなったらしい…。 それからだ。 俺はかなりの暴行を受けた。 少しでも、母の気に食わなければ、叩かれる。殴られる。 終いには刃を向けられたさ。 俺が言うことを聞かないって事にも一理あるがなww 親父には黙ってた。 うん。 もうこの時から「あいつ」は誰も信じられなくなってたんだ。 学校では、悪餓鬼だった。 自分より弱いやつの心に傷をつけてやる。 一生ものの深い深い大きな傷をつけてやるんだ。 自分と同じ、苦しみを悲しみを味あわさせてやるってね。 そんな俺にも、好きな香具師が出来たんだ。 『つー』って名前だった。 そのころの俺は流石に心を入れ替えて大人しくしてたさ。 うれしいことに、母の暴行もなくなってた。 そいつは頭が良くて、俺とは違い友好的だった。 俺は、正直諦めてたよ。 友達って言える香具師は誰一人として居なかった。 こんな俺が、結ばれると思う?? 残念なことに、 結ばれちまったんだよ。 運命の悪戯ってのかな? 結ばれたは結ばれたでよかったんだ。 けど、やっぱり結ばれない香具師って居るじゃん。 それに、俺がその土地からはなれることになったんだ。 つーとすごせるのは後一日になったころだ。 失恋してて、幸せになって行く俺を見て変に嫉妬していた香具師が「お別れ会を開く」とか言い出したんだ。 正直ふざけんなって思った。 そいつとは友達でもなんでもない。 あっちが、勝手に友達だと思い込んでいるだけなんだぜ。 でもな結局、つーと話し合って、行くことにしたんだ。 その日ははっきし言って最悪。 主催者が一人で騒いでおじゃんだ。 二人の時間を汚されたようだった。 その帰りのことさ。 初めて言われた言葉。 「好きだ。愛してる。」って 親にも言われなかった。その言葉。 泣いた。 つーが居なくなった後で、馬鹿みたいに泣いた…。 そして今。 こうして、ここに、お前らに会えたんだ。 その日から俺は「あいつ」を閉じ込めた。 変われる。 この日を境に大きく変われると思った。 けど、無理だった。 現実はそう甘くない。 毎日、毎日がとてもつらい。 新しい学校へ行けばいじめの標的。 いつも無視、悪口を吐かれる。 誰もわかってくれない。 俺のつらさを…――。 なあ…誰か、俺を暗闇から引き出して。 最終的には俺も死んじまう。 心どころじゃなくなる。 つらい、もう逃げたいよ。 この現実と言う世界から、消え失せたい。 嗚呼…「あいつ」が俺を殺そうとしてるんだな。 じわじわと俺を…。 くそ…。 「あいつ」はどんなことも出会いも無にしてしまうんだな…。 最後に一つ…。 『しあわせ』って何だろう 一作目からかなり間が空いてますがキニシナイ; ちなみに、これも愚痴からきていたりします(ぁ これも無修正で投下(ここに) 書きながら、しあわせについてマジで考えた作品。 答えは自分なりに『今を生きれること』だと出ました。 答えは人によって違うと思います。 ぜひ、考えてみてください。 損をすることではないと思うのでw 何か言いたいことがありましたらドゾ↓ 幸せ -- CHIBA (2007-04-30 21 19 20) フサっていう人は、心も体も悲しんでたんだね。生きがいを本当に失いつつあったのかもしれない。わたしにとっての幸せは、そういうときに、身近で支えてくれる人がいることかな。フサにも、もう一度、チャンスがやってくるはず。その地で嫌われていても、世界には何百億人も味方がいるんだから…。 -- CHIBA (2007-04-30 21 21 15) 名前 コメント TOP 短編TOP
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/1206.html
穏やかな空。見事なまでの快晴。ホント、いい天気。 そして今日は七夕。綺麗な天の川が見れそうね。 私は今、町で買い物をしている。 たまには一人で買い物するのも気楽で良いわね、なんて思ったり。 勿論、一人で買い物しているのには訳がある。決して友達が居ないとかじゃないからね! 冒頭で述べたように今日は七夕だ。つまり私たち双子の誕生日。 ここまで言えば勘のいい人は分かるんじゃないかしら? そう、私たちはお互いに誕生日プレゼントの交換こをしようとしているの。 誕生日プレゼントなんて相手が欲しいと言った物をあげるのが妥当だと思うけど、今回はつかさの提案で何をプレゼントするか分からないようにするみたい。 サプライズプレゼントって事かしら? まぁ、何が貰えるか楽しみって気持ちは私にもあるけどね。つかさが欲しいものなんて、だいたい察しは付くんだけどね。 ま、そんな訳で一人で買い物してるって訳。と言っても、駅までは一緒に来たし、つかさも何処かで買い物してるとなると、あまり一人って気にはならないけどね。 さぁて、そろそろプレゼントでも探しますか。どこかいい店は……お? あれは? 長い髪、ヘアバンドによって露になったおでこ。 見間違えようもない、洋菓子屋のドアを開けて出てきたのは同じクラスの峰岸あやのだ。 出てきた……のだけれど、肩に提げたバッグを除けば彼女は手ぶら。 何か買おうと思って入ってみたはいいけどこれといって食べたいものがなかったとか、そんな感じだろうか。 「峰岸ー」 声をかけてみると彼女はぱっと振り向いた。 「柊ちゃん」 奇遇だね、と微笑みながらこちらへ歩いてくる。 「ケーキでも買うつもりだったの?」 「お店で売ってるのを見よう見まねで作るつもりだった、かな」 峰岸は料理が得意だ。 特にお菓子作りに関してはつかさに勝るとも劣らない、一級品の腕を持っている。 というか見よう見まねって。そんな簡単に再現できたら商売あがったりだろ……とも言い切れないのが峰岸の怖いところだ。 「柊ちゃんは? お買い物?」 そうだ、プレゼントの相談でもしてみようか。 「そんなトコ。つかさとプレゼント交換しようってことになってさ、何がいいか考えてたのよ」 「あ、そっか。今日が柊ちゃんたちの誕生日だね。おめでとう」 「ありがと。それでさ、どんな物プレゼントしたら……って、つかさのことあんまり知らないか」 「うーん……そういえばあんまり話したこともないかも。料理が得意なんだっけ?」 「料理っていうか家事全般かな。端的に言えば私を鏡に映したような子なのよ」 「柊ちゃんだけに?」 「……いや、別にダジャレを意識したわけじゃないわよ」 実にくだらない……。 くすくすと笑った後で峰岸は少しだけ腕組みをし、やがてぱあっと顔を明るめた。 「妹ちゃんへのプレゼント、提案があるんだけど――」 「日頃お料理を作ってくれてるお礼に、柊ちゃんもなにか作ってあげたらどうかしら?」 「ええ!?」 確かに、お弁当などの点ではつかさにお世話になりっぱなしだ。 けど、料理はすこぶる苦手なのよね……。スクランブルエッグを真っ黒焦げにして以来、苦手意識が付いちゃって…… 「私じゃ無理よ……。つかさや峰岸みたいに美味しくできないし。第一、時間がないわよ」 「う~ん……そうよね……」 料理の案はあっさり却下され、結局振り出し。 「私よりも、泉ちゃんや高翌良ちゃんの方が良い案を出してくれるんじゃないかしら?」 うん、それはもう考えてた。つかさと同じクラスだし、何か知ってそうな気もする。 けどなぁ……あの二人だと、ちょっと…… こなたの場合・ 「つかさの誕生日? やっぱり“鉈(ナタ)”とかいいんじゃないかな? あれ持って“嘘だッ!!!”って言ってもらえば……」 去年はToHeartの制服だし、あいつならマジでやりかねん。 みゆきの場合・ 「つかささんの好物はどうでしょう? 以前、果物が好きと言っていましたので、それなら容易に手に入りますよ」 無難な提案を出してきそうだけど、それなら姉さん達が既にやってるだろうし、そんな“いかにも”なプレゼントは私が納得いかない。 「悪いけど、それも却下かしら……」 「そっか……。じゃあ、歩きながら探さない? 良いのが見つかるかもしれないわ」 「それもそうね。峰岸はどうするの?」 「特に予定はないわ。もう帰るつもりだったから、柊ちゃんに付き合ってあげる」 「ありがと。じゃあ行きましょ」 その後、峰岸と一緒に色々店を廻ったわ。峰岸はあれが良いとか、妹ちゃんにピッタリじゃない? とか言ってたけど、私からしてみればどれも納得がいかないっていうか……。 峰岸のセンスを疑ってる訳じゃないんだけどね。じゃあこれでいいやー、なんて気持ちであげてもつかさに悪いじゃない? かといってどんな物を上げれば喜んでくれるのか、つかさならどんな物でも喜びそうだけども……あぁん! 正直、プレゼントにこんなに悩むなんて思わなかったわ。 「ごめんね峰岸。さっきから選んでくれてるのに」 「うぅん、柊ちゃんの気持ち、私も凄く解るから気になんてしてないよ」 「ん、ありがと」 そういえば峰岸には彼氏が居るんだったわね。なるほど、こーゆーのには手慣れてるって事ね。 っと、もうこんな時間か。 行きも一緒なら帰りも勿論一緒。つかさとの待ち合わせ時間が後30分を切っている。 まずいわね、早くなんとか納得のいくプレゼントを買わないと……。 そんな事を思っているときだった。峰岸が私に問い掛けた。 「柊ちゃんはプレゼントって何だと思う?」 突然の問いに不意を突かれたが、すぐに答を出す方向に頭を働かせる。 プレゼントとは何か。 何なんだろう。 誕生日プレゼントなんてものは、幼いときからこの七夕の日にずっともらい続けたもの。 ある年はぬいぐるみ、ある年は服、またある年はCD。 それが、何かと言われても…… 「あ、ごめんね、わかり辛いよね」 黙って考え込んでいると峰岸が声をかけてきた。 「ちょっとだけ、私の話していい?」 私は首を縦に振った。すると峰岸は何かノスタルジックな表情で語り始めた。 「丁度、1年くらい前かな。 みさちゃんのお兄さんとお付き合いを始めたばっかりの時のことなんだけど。 その彼がお誕生日を迎えたんだけど、まだお互い好みとかはっきりしない頃だったから、 どうしてもお誕生日のプレゼントが決まらなかったのね。 それでプレゼントって何なのかなって、私考えてね」 私は真剣に耳を傾けた。峰岸は続ける。 「そもそもプレゼントなんていう物を渡すのは、 その誕生日を迎えた人へのお祝いの気持ちの証なんだなって。 例えば自分が誕生日を迎えたら、『おめでとう』って言ってくれるだけでも嬉しいんだけど、 その上でプレゼントとして何かをもらえたら、もっと嬉しいじゃない。 それだけ、お祝いしてくれる気持ちが強いってことだから。 つまり、大事なのは誕生日を迎えた人、柊ちゃんの場合は妹ちゃんに対する お祝いの気持ちだと思うの」 ……うん、なるほど。その意見は確かに納得できるものだった。 そういえば、今まで誕生日プレゼントという物を、単なる習慣のようにしか考えていなかった。 誰かが誕生日を迎えたら、何かを買ってプレゼントとして『あげなければならない』と。 それは『当たり前のこと』だと。そう考えていた。 しかし、それは違うのだ。 大切なのは気持ち。 つかさの誕生日を祝う気持ちが大事。 そう思った瞬間、何となく気が楽になった。 今まで、あんなにプレゼントに何を買うか悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく思えた。 気持ちに素直になればいいだけだったんだ。 「そうね……言うとおりね。ありがと、何するか決まったわ」 「峰岸、今日はホントにありがとね」 「ううん、私も結構楽しかったから」 私の手の中には綺麗に包装された小さな箱がひとつ。中にはつかさへのプレゼントが入っている。 とは言ってもこれはただの道具に過ぎない。私の気持ちを伝えるための、それだけのための道具。本当のプレゼントは、つかさを大事に思うこの気持ちなのだ。 だから私は、これを渡した後つかさにもうひとつのプレゼントを渡すつもりだ。渡すといっても、モノじゃあないんだけどね。 「プレゼントが決まったからかな?柊ちゃん、さっきまでとは違っていい顔してるわ」 「え?そ、そうかしら?」 「うん。改めて思ったけど、柊ちゃんは本当に妹ちゃんのこと大切に思ってるのね」 「そりゃ、まあ、生まれてからずっと一緒だった訳だし」 「ふふ。ちょっと羨ましいかな、そういうのって」 「んー・・・でも、いい事ばっかりだったって訳でもないわよ?」 峰岸と一緒につかさとの待ち合わせ場所に向かう。峰岸はいつの間にか―私がいろいろと悩んでいる間だろうけど―私達へのプレゼントを買っていた。 こういうところは本当に侮れないヤツだと思う。たぶんこういった細かい気遣いが出来ていれば、私にも彼氏の1人や2人・・・まあ、それは置いといて。 せっかくだからつかさにも直接プレゼントを渡したい、とのことで行動を共にしている。つかさにはお勧めの調味料のヴァ・・・なんとか・・・酢?を贈るそうだ。 双子の悲喜こもごもについて語っているうちに駅が見えてくる。つかさは駅前広場のベンチにちょこんと腰を掛けていた。 駅から道路一本を挟んだ位置まで近づくと、つかさがこちらの姿に気が付き笑顔で手を振り始める。 信号待ちで周りに人がたくさんいたこともあり、何となく気恥ずかしくて、私は手を振り返さなかった。 すると私が気付いていないと勘違いしたようで、最初は片手を大きく、そのうち両手をぶんぶん降り始めた。・・・仕方がないので小さく手を振り返す。 「妹ちゃんって、ホントにかわいいね」 「子供っぽいって言うのよ、アレは」 「うふふ。本当に柊ちゃんを鏡に映したような感じね」 「・・・かわいくなくて悪かったわね」 「あら、私は柊ちゃんも子供っぽいところがあってかわいいと思ってるわよ?」 「ちょ、変な冗談言うのはやめてよ、峰岸」 「うふふ。ごめん、ごめん。でも、60%くらいは本気よ?」 「もう。恥ずかしいから本当にやめ―うわっ!?」 信号を渡りきる寸前、すれ違う人の荷物が私の肩に当たった。 おしゃべりに気をとられていた私はバランスを崩すが、峰岸が咄嗟に腕をつかんで支えてくれたため転びはしなかった。 「あっ・・・」 「ダメっ!危ないよ、柊ちゃん!」 転びはしなかったが、その代わり大切に持っていたはずの箱が私の手から飛び出し、アスファルトの上で2・3回跳ねる。 車道の真ん中へと転がっていく箱を体は反射的に追いかけようとしたが、峰岸に腕をつかまれ阻止されてしまう。 歩行者灯器は点滅を早め今にも赤に変わろうとしていていた。駅前の交通量を考えると、峰岸の言うとおり、あの箱をとりに行くのは極めて危険だ。 ―あの箱はただの道具。危険を冒してまで取りに行かなくてもいいじゃないか。 心の声、おそらくは理性を司る部分が私にそう語りかける。 確かにそう。あれは私の気持ちを伝えるための道具に過ぎない。それだけのための道具。本当のプレゼントは、つかさを大事に思うこの気持のはず。 ・・・でも、例えそうだとしても、あれがつかさへのプレゼントだという事実にかわりはない。 ただの道具だからと言っても、決していいかげんに選んだわけではないのだ。つかさに笑顔で受取ってほしくて、今日一日をかけて一生懸命選んだ。 あれには私がつかさを祝う気持ち、つかさを大事に思う気持ちが少なからず込められている。 その気持ちの込められたものが、目の前で車に轢かれ、粉々に砕け散っていくなんて嫌だ。つかさへの気持ちが踏みにじられ、壊されてしまうようで嫌だ。 「大丈夫だった、柊ちゃん?・・・きゃっ!?」 峰岸の手を乱暴に振り払う私の目には、路上に寂しそうに転がっている箱しか映っていなかった。 そして、道路に向かって飛び出そうとした瞬間――声が聞こえた―― 『お姉ちゃん!!』 つかさ、そうだ。ここでもし死にでもしたらそれこそ意味がない。つかさから笑顔も失くなるし、人生最悪の誕生日になってしまうだろう。 そんなのは嫌。私だって嫌。だから、絶対に死なない! 勢いよく飛び出した私は後戻りしたら当然危険だ。ならば勢いに任せて向こう側へ行くしかない。 私は道路の真ん中にある小さな箱を前屈みになって拾うと、それを両腕で包み込むように抱えてそのまま前方へジャンプし、対向車線へ転がり込んだ。 運よく対向車は来なかった事が幸いだった。私を今まさに跳ねようとしていた車は既に消えていた。止まって声を掛けるくらいの事はしなさいよね。といっても私が悪いのだが。 私がそこでうずくまっていると私に駆け寄る足音が二つ。見なくても分かる峰岸とつかさだ。 「柊ちゃん!」「お姉ちゃん!」 ほぼ同時に放つ二人の声を聞き、私は何かと重い身体を起こしてその場に座り込む。どうしよう、何て言おうか? などと考えていると、 「柊ちゃ、」 「お姉ちゃんの馬鹿! 何考えてるの!? 身体も傷だらけだしっ」 峰岸、ではなくつかさに叱られてしまった。横目でチラリと峰岸を見てみると呆気に取られたのか、口を半開きにしてつかさを見ていた。 「とりあえず向こうのベンチへ」と峰岸。 ベンチに座り込んだ私は峰岸に簡単な手当を受けていた。横ではつかさがわんわん泣いている。 「お姉ちゃんの馬鹿バカばか……プレゼントよりもお姉ちゃんの方が大事なんだよ? お姉ちゃんが死んじゃったら……私……うぅ」 「悪かったって、私もこうして無事なんだし、もう泣かないでよっつ!?」 峰岸が私の傷口を濡れティッシュで少し強めに抑える。あぁ、峰岸もそうとう怒ってるんだなぁと思いつつ、心の中で謝罪しておく。ごめん。 「これでよし。後は家に帰ってちゃんとした手当を受けるのよ?」 「ありがと、峰岸」 峰岸は泣いているつかさを見た後。 「柊ちゃん、これに懲りたらもうあんな無茶なことしちゃダメだからね?」 「分かってるって。反省はしてるわよ」 「絶対、絶対だよお姉ちゃん!」 「う、うん。絶対、絶対よ」 そんな私たち姉妹を見て峰岸がクスッと笑っていた。とりあえずこの場の空気は治まった。 「ハッピーバースデー、柊ちゃんに妹ちゃん」 あの後、峰岸から誕生日プレゼントを貰った。つかさは「みこすー」だかよく分からない単語を発していたけど、凄く喜んでいた。 私はというと、なんともかわいらしいリボンが出てきた。嬉しいけどこれは学校では付けられないわね。休みの日にでも付けさせてもらうわ。 ありがとう峰岸。今日一日の感謝も含めてね。 そして時はこなた達が家に来て誕生日パーティーをして帰った後。今は夜だ。 「お姉ちゃん見て、綺麗な天の川だよ」 「そうね、ホントに綺麗」 こんなに綺麗な天の川が見れるなんて何年振りかしら? この天の川を見れたのもあの時つかさが私を呼ばなかったら見れなかったのかもしれない。なぁんて私が余韻に浸っていると、 「じゃあお姉ちゃん、そろそろ」 「ん、そうね」 私は後ろ手に持っていた小さな小箱をつかさに差し出す。ちょっと気恥ずかしい。つかさも顔に朱を入れながら私に小箱を差し出していた。 「お姉ちゃん」 「つかさ」 「「ハッピーバースデー」」 こうして私の、私たち姉妹の人生最高とも言える誕生日は幕を閉じた。 fin
https://w.atwiki.jp/ssf4/pages/1208.html
インカムロケテって何? インカムロケテとは、「このゲームをゲーセンで稼働させるとどれくらい収益が入るか?」というテストです。 大概の場合、ゲーム開発が最終段階に入り「もう大きな追加要素や調整はしない」という状態になってから、最終検証として行われるものです。 (というか、ほぼ製品版な状態でテストされます) 通常のロケテは、 フリーズやバグが起こるようなバグがないか 強すぎるキャラ、弱すぎるキャラはいないか などのチェックを目的として行われます。 が、インカムロケテは商品をいわば実戦でチェックするテストですので、 キャラの調整や追加要素などはほとんどの場合ありません。 (万が一、フリーズバグなどがあった場合は別ですが) 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/deadtwitter/pages/68.html
【休息】は、拠点とは少し違います。 エリアごとに休息場所がいくつかあり、その場所ごとに出来る事は変わります。 救援や取引には影響しないので安心して下さい。
https://w.atwiki.jp/neworder/pages/34.html