約 2,872,712 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2672.html
律「澪、話って何?」 澪「あ、あのな……」 律「んー?どうした?深刻な顔して?」 澪「ま、真面目な相談なんだ…」 律「…そうか…乗るよ、相談っ」 澪「…」 律「…」 澪「…じ、実は、、、わたし、ゆ、唯のことが、、、、好きなんだ……」 __________ 最近、律が冷たい気がする… この前だって、、、 __________ 唯「りっちゃん!そのカチューシャ貸して!」 律「ダメだ!」 唯「え~、なんで~?」 律「これはわたしの魂だからだ!」 梓「魂って…」 紬「まあ、それはびっくりね」 澪「…」(あの2人、またいちゃついちゃってさ…) 唯「その魂、いただく!」ガシッ 律「ぅおい!取るな!」ガシッ 唯「い~じゃ~ん~」モミクチャ 律「ダ~メ~だ~」モミクチャ 澪「…」(何だよ、もっとわたしを、か、構ってくれてもいいじゃないかッ!) 律「おい、澪!唯にわたしとこのカチューシャが共に歩んだ半生を教えてやってくれ!」 澪「…知らないッ」プイッ 律「みおー、どうしたんだよー」 澪「…フンッ」 ______________ ________ ______ ______ 唯とばっかりペタペタしちゃってさ、全く律は それに、この前だって、、、 ______________ プルルルル ピッ 澪「もしもし、律?新しい詞ができたんだ。今から律んち持ってっていい?」 律「きょ、今日かッ、、え、えっと、そ、そんなに急がなくてもいいんじゃないかッ!?」 澪「ん?律、今日は忙しいのか?」 律「そ、そそそんなことないよッ! (オーイ、リッ) 」 澪「ん?誰かいるのか?」 律「えっ! い、今のは、母ちゃんだって!」 澪「……なんか怪しいな…」 律「べ、べつに、怪しいことなんてないぞ!」 澪「…で、今から遊びに行ってもいいのか?」 律「ちょ、ちょっと今は、その、ダメ、かな…」 澪「そうか…」 律「ご、ごめんな、澪、詞はまた学校で、な?」 澪「…うん、わかったよ」(詞なんて、ただの口実なのに…) 律「じゃ、じゃーなーー!」 ガチャンッ ツーツー _____________ _________ ______ もちろん、突然電話したのはわたしだから、律が断ったのは仕方ない でも、なんだか、よそよそしい気がする… わたしは、ただ、会いたかっただけなのに… ______________ ほうかご! 音楽室! 唯「りっちゃんは、部長会議だか何だかで、お休みだって~」 澪「そうか、律の奴、ちゃんとやってればいいけど…」 紬「梓ちゃんもまだ来てないわね?」 澪「ちょっと遅れてるだけじゃないか?」 唯「あずにゃ~ん、はやく~~」 紬「ウフフ」 唯「ねえねえ」 澪紬「何?」 唯「あずにゃんは、わたしがべたべたするの嫌なのかな~?」 澪「ん?唯は嫌がられてると思うのか?」 唯「だって、『離れてください』とか『やめてください』って…」 澪(唯なりに気にしてたんだな)クスッ 紬「唯ちゃん、それはね、ただ照れてるだけよ」クスッ 唯「えっ!?ほんとに!?」 澪「ああ、間違いないよ。 少なくとも嫌がってはないと思うぞ」 唯「エヘヘ、あずにゃんは照れ屋さんなんだね!?」 紬「ええ、だからどんどん抱きついちゃっていいと思うわよ!」キラキラッ 唯「う~ん… でも、、、」 澪「どうした?」 唯「もっとあずにゃんに素直になってほしいよ~」 澪「素直?」 唯「うん!好きなら好き!抱きついて欲しいなら抱きついて!って言うべきだよ!」 澪「そ、そんな恥ずかしいこと、簡単に言えるかッ//!!」 唯「言えるよ! 澪ちゃん、大好き!」 ダキッ 澪「ゆ、唯っ//!、きゅ、急に抱きつくな//!!」 紬「あらあら」ウフフッ 唯「えへへ~、ほら、簡単でしょ!」 澪「…まったく唯は//」 紬「でも、唯ちゃん、澪ちゃんも梓ちゃんもそう簡単に唯ちゃんみたいになれないわ」 唯「う~、そうかな」 紬「そうよ、だからね、こういうときは…」 唯「こういうときは?」 紬「駆け引きよ!!!」 ガチャッ 梓「遅くなりました」 紬(ほら、唯ちゃん、さっそく!) 唯(わかった!駆け引きだね!) 澪(おいおい…) 唯「あずにゃ~~~ん!!待ってたよ~~~!!」 ダキッ 梓「! ゆ、唯先輩//!は、離れてくださいッ//!」 澪紬(あれっ?駆け引きは?) 唯「あずにゃ~~~ん!かわいい~~~!」 梓「や、やめてください//!」 唯「…わ、わかったよ、、、やめるよ………」シュンッ 梓(えっ!?) 唯「い、嫌なんだよね、、、」ウルウル 梓「ゆ、唯先輩、、と、突然どうしたんですか!?」 唯「あずにゃんは、わたしに抱きつかれるの、ずっと嫌だったんだよね…」ウルウル 梓「そ、それは、、べ、別に、嫌とか、、嫌じゃないとか、、」アワアワ 唯「嫌なんだよね、あずにゃん…」ウルウル 梓(そ、そんな上目遣いで見られたらッ//!) 梓「べ、別に、嫌とkj…//」カアァ 唯「聞こえないよ、あずにゃん…」ウルウル 梓「い、いい、嫌じゃありませんッ!!!」 唯「…ほ、ほんとに?」ウルウル 梓「えっ//、あ、その、なんていうか、、、その、、//」 唯「あずにゃん、はっきり、言ってよ、、、嫌なのか、好きなのか…」ウルウル 澪紬(ん?好き?) 梓「そ、そr、それは、////」 唯「…」ウルウル 梓「す、好きです////!!!!!」 唯「あずにゃ~~~~ん!!!!わたしも大好き~~~~!!!!」 ダキッ 梓「ううぅぅぅっぅぅぅ//////」カアァ 澪「…陥落したな」 紬「ええ、陥落ね♪」キラキラ 澪(というか、あれは駆け引きなのか? ほとんど強要に近いような…) 紬(それを、自然と天然でやっちゃう唯ちゃん、、、おそろしい娘ッ!!) 澪「…」 澪「…」 澪「…駆け引き、か………」 澪(でも、駆け引きってどうやったらいいのかな?) ______________ 帰り道! 澪「じゃあ、また明日ね!」 一同「バイバーイ!」 澪(顔真っ赤にしてちっちゃくなってる梓、かわいかったな)クスッ 澪(…駆け引き、ね……) 澪(う、うまくやれば、律もあんな風になっちゃったりして//) 澪「えへへ//」 律「…何にやにやしてるんだよ」 澪「うわあああああああーーーッ!? り、り、りつうううううううううッ!!??」ビクッ 律「お、おい、驚きすぎだって…」 澪「り、律、びっくりさせるなよ!」 律「そんなつもりないわ! …で、何でニヤけてたんだよ?」ニヤニヤ 澪「べ、別に、、にやついてなんかないぞっ!」 律「ほらほら、そういわずに律お姉さんに話してみなさい♪」 澪「そ、そんなことより、どうしてここにいるんだッ!」 律「どうしてって、会議が終わって音楽室行ったら、みんないなくてさ、 急いで追いかけてきたんだよ」 澪「そ、そうか」 律「あー、そういや澪! 詞、できたんだろ? 見せてくれよ!」 澪「えっ、今持ってないぞ」 律「なんだよ、持って来てるんじゃなかったのかよ」 澪「あー、忘れてたよ」 律「じゃあ、明日の昼休みに見せてくれよ!」 澪「別にいいけど、、、なんで昼休みなんだ?」 律「それがさー、部長会議、明日もあるんだってよー、めんどくせー」 澪「意外と大変なんだな」 律「おおよ!部長はつらいんだぞー!」 澪「はいはい。 じゃあ、お弁当食べ終わったら音楽室に集合な」 律「うけたまわった!」 ______________ つぎのひ! 昼休み 音楽室 ガチャッ 澪「律ー、いるかー?」 律「遅いぞ!澪!そんなことじゃあこの不景気を乗り切れないぞッ!」 澪「なんだよそれ…」 律「それでッ!詞は!?」 澪「あれっ?唯とムギはいないのか?」 律「あー、なんか唯がしゃっくりが止まんない~って大騒ぎしててさ、 教室でムギが介抱してるよ」アハハッ 澪「そうか… (じゃあ音楽室で律と2人っきりか、、なんか久しぶりだな//)」 律「だから、2人っきりだぜッ、澪!」クイックイッ 澪「! だ、だったら、なんだって言うんだ//」 律「なに照れてるんだよー」ニヤニヤ 澪「照れれない//!」プイッ 律「アハハッ」 澪(で、でも、これってチャンスなんじゃ…//) 澪(か、駆け引き… 律の気を引けるような駆け引き…… ) 澪(……わかりません…) 澪(…で、でも、ちょっとがんばってみようかな……//) 澪「と、とりあえず、これ、詞なッ!」(ど、どうしよう…) 律「えーと、なになに、『はじm』」 澪「朗読するな//!恥ずかしいだろ//!」(駆け引き、なにか、なにか…) 律「へいへーい」 澪「…」(えーっと…) 律「…」 … 澪「…」(…沈黙が、、気まずい、、、せっかくのチャンスなのに…) 律「…」 澪「…そ、それでな、」(な、何かしゃべらないと!) 律「ん?」 澪「え、えーーと、読み終わったら、 その、は、話があるんです、けど、、、」(な、ないよ、律ッ!ないよ!) 律「ん?わかった、とりあえず、読んじゃうな」 澪(………ど、どうしよう!!)ウルウル 澪(なに勝手に追い詰められてるの! わ、わたしのバカっ!)ウルウル 澪(で、でも、せっかくのチャンスだし…)ウルウル 律「うん、まあ、澪らしくて、いいんじゃないか?」 澪「…あ、ありがとッ」ウルウル 律「…それで、」 律「澪、話って何?」 澪「あ、あのな……」(いっそこの流れのまま告白を…)ウルウル 律「んー?どうした?深刻な顔して?」 澪「ま、真面目な相談なんだ…」(だ、ダメだッ!そんなのムリだよ~ッ!)ウルウル 律「…そうか…乗るよ、相談っ」 澪(だ、大体それじゃ駆け引きにならないし…ど、どうしよう!でも何か言わなきゃッ!!) 律「…」 澪「…じ、実は、、、わたし、ゆ、唯のことが、、、、す、好きなんだ……」 澪(な、なな、な、何を言ってるんだわたしはああああああああああああ!!!!) 澪(なんでッ!なんでなのッ!) 澪(ご、ごめん、律!!!唯も!! こういうのよくないよね!) 澪(あ、謝らなきゃ!) 澪「り、律ッ! い、今のh」 律「い、いいんじゃないのか!」 澪(!) 律「そ、そりゃ、びっくりだけどさ、」 律「な、なんていうか、なあ?」 律「そ、その、唯も、よ、喜ぶと思うし!」 律「み、澪は、こんなに、か、かわいいんだし、」 律「な、なんていうか、が、がんばれよッ!」 律「うおッ!もう、こんな時間じゃないか!じゃ、じゃあな、先行ってるよ!」ダッ バタンッ 澪「り、律…」 2
https://w.atwiki.jp/83452/pages/875.html
1 2 3 4 5 6 梓「純ちゃん、話って何?」 2009/12/16 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260965276/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 結構好き -- (名無しさん) 2020-03-03 03 45 17 ボロボロになってく憂ちゃんて可愛いよね -- (名無しさん) 2020-02-13 17 03 43 梓は純ちゃん言わん -- (名無しさん) 2018-11-24 23 25 28 口かっるww -- (名無しさん) 2016-02-03 10 11 26 この人色々なSSで見かけるけど、気持ち悪い長文感想が多すぎる。 -- (名無しさん) 2013-01-29 23 45 04 やっぱりあずにゃんはサイコーだよ〜!!? でもこう言うみんなの思いが複雑なのはやだな。 でも純ちゃんナイス! でもね憂?姉妹は無理だとそろそろ悟ろう? 悪いけどこのままじゃあ、夢の唯梓・梓唯・純梓が成り立たないから、他の作品では梓の壁にならないようにしなよ…。 てか、唯は律から憂へと変わるの早くね? -- (あずにゃんラブ) 2013-01-29 15 20 49 気持ち悪い 重い。最悪だなこの作者 -- (名無しさん) 2012-05-19 20 43 56 澪ってほんとにこんな感じで暴走しそうでかわいいわww -- (名無しさん) 2011-10-05 01 06 27 憂ちゃん重いな。でも可愛い -- (名無しさん) 2011-06-19 11 19 36 みんな、口軽すぎww あずにゃんかっこいい! -- (名無しさん) 2011-03-22 03 00 41
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2673.html
____________ 最近、澪が冷たい気がする… この前だって、、、 __________ 唯「りっちゃん!そのカチューシャ貸して!」 律「ダメだ!」 唯「え~、なんで~?」 律「これはわたしの魂だからだ!」 梓「魂って…」 紬「まあ、それはびっくりね」 澪「…」 唯「その魂、いただく!」ガシッ 律「ぅおい!取るな!」ガシッ 唯「い~じゃ~ん~」モミクチャ 律「ダ~メ~だ~」モミクチャ 紬(ジー)キラキラ 梓(く、くっつきすぎです!) 澪「…」 律「おい、澪!唯にわたしとこのカチューシャが共に歩んだ半生を教えてやってくれ!」 澪「…知らないッ」プイッ 紬(あらあら、拗ねちゃって) 律「みおー、どうしたんだよー」 澪「…フンッ」 ______________ なんか、また怒らせちゃったのかな? わかんないけど… まあ!、そのお詫びというわけではないけど、 わたしは澪のサプライズ誕生日パーティーを企画している! この前みんなで計画たててるとき、電話でばれそうになったけどな! _______________ プルルルル 律「あ、澪から電話だ」 唯「おお!ばれないようにね!」 梓「いつも通りな感じで」 紬(内容が気になるわ)キラキラ 律「ははっ、おまえら心配しすぎだって、 わたしを誰だと思ってるんだ?」 ピッ 澪「もしもし、律?新しい詞ができたんだ。今から律んち持ってっていい?」 律「きょ、今日かッ、、え、えっと、 そ、そんなに急がなくてもいいんじゃないかッ!?」(い、いきなりかよッ!) 澪「ん?律、今日は忙しいのか?」 律「そ、そそそんなことないよッ! (オーイ、リッ) 」(ばッ、唯、黙れ!!) 澪「ん?誰かいるのか?」 律「えっ! い、今のは、母ちゃんだって!」(ごまかせ!) 澪「……なんか怪しいな…」 律「べ、べつに、怪しいことなんてないぞ!」(やばい、なんか怪しまれてる!!) 澪「…で、今から遊びに行ってもいいのか?」 律「ちょ、ちょっと今は、その、ダメ、かな…」(ごめんな…) 澪「そうか…」 律「ご、ごめんな、澪、詞はまた学校で、な?」(でも、最高の誕生日にするからッ!) 澪「…うん、わかったよ」 律「じゃ、じゃーなーー!」(ふーー、危ない危ない!) ピッ 唯「りっちゃ~ん、慌てすぎだよ~~」 律「そ、そうだったか?」 梓「アワアワしすぎです!ばれませんでしたか?」 律「大丈夫だって! っていうか唯!しゃべりかけんな!」 唯「えへへ~、ごめんね~~」 _____________ _________ ______ ______ そしたら、突然、、、唯のことが好き、、、、だもんな……… ______________ 律「だから、2人っきりだぜッ、澪!」クイックイッ 澪「だ、だったら、なんだって言うんだ//」 律「なに照れてるんだよー」ニヤニヤ 澪「照れれない//!」プイッ 律「アハハッ」 律(澪の奴、照れちゃって、かわいいな//) 澪「と、とりあえず、これ、詞なッ!」 律「えーと、なになに、『はじm』」 澪「朗読するな//!恥ずかしいだろ//!」 律「へいへーい」(ハハッ、ホントかわいい生き物だな、澪は) 澪「…」 律「…」(相変わらず、あっまあまな詞ですなー) … 澪「…」 律「…」(うぅ、むずがゆい゛~~~!うは~~~!) 澪「…そ、それでな、」 律「ん?」 澪「え、えと、読み終わったら、 その、は、話があるんです、けど、、、」 律「ん?わかった、とりあえず、読んじゃうな」 律(どうしたんだろ…) 律「うん、まあ、澪らしくて、いいんじゃないか?」(私には恥ずかしいけど、唯は喜びそうだ) 澪「…あ、ありがとッ」ウルウル 律「…それで、」 律「澪、話って何?」 澪「あ、あのな……」ウルウル 律「んー?どうした?深刻な顔して?」 澪「ま、真面目な相談なんだ…」ウルウル 律「…そうか…乗るよ、相談っ」(なんか涙目だし…) 澪「…」ウルウル 律「…」 澪「…じ、実は、、、わたし、ゆ、唯のことが、、、、す、好きなんだ……」 律(…) 律(…はっ?) 律(…今、なんて言った?) 律(…唯が、好き?) 律(嘘だろ、おい、、、、、なあ、澪) 律(…涙目でうつむいて、、、、本気なんだな、、、澪?) 澪「り、律ッ! い、今のh」 律「い、いいんじゃないのか!」 律「そ、そりゃ、びっくりだけどさ、」 律「な、なんていうか、なあ?」 律「そ、その、唯も、よ、喜ぶと思うし!」 律「み、澪は、こんなに、か、かわいいんだし、」 律「な、なんていうか、が、がんばれよッ!」 律「うおッ!もう、こんな時間じゃないか!じゃ、じゃあな、先行ってるよ!」ダッ ガチャンッ _______________ __________ ______ ______ ひどいよな、、、、わたし、ずっと、、澪のこと、、、好きだったんだぜ、、、、、 なのに……… __________ __________ 次の日、わたしは学校を休んだ 一応、学校には、カゼってことにして連絡をいれた 正直、自分が1番びっくりしてる こんなのキャラじゃない… 自分で言うのも変だけど、わたしは、元気が取り柄の明るくて活発なりっちゃんなんだ そのりっちゃんが、えらく落ち込んでいる 昨日の親友の告白で、精神的に負ったダメージはどうやら大きかったようだ 律(………親友、、、、なんだよな、、結局) 律(親友なんだから、応援してやらないとな…) 律(親友なんだから…) なんとなく、棚にしまってあるアルバムを引っ張り出してくる なんだか開いちゃいけないような気がする でも同時に、開かなきゃいけないような気もして、もうわけがわからない わからないのが苦しい、だから、思い切って開いた 小学生の自分がピースをしながら笑いかけている その隣には、恥ずかしそうにしているかわいい女の子がいる … あー、痛い、、、、なんだかズキッっとした ページを捲る 次のページにも、そのかわいい女の子がいた 次のページも、その次も… ページを捲るたびに、ズキッと痛い 笑ってる澪、泣いてる澪、困ってる澪、、、 1枚1枚の 思い出がよみがえる 一気になだれ込んでくる 受け止めきれない 受け止め切れなくてあふれてしまう … 気付いたら涙が頬をつたっていた … ピンポーンッ 律(ん!?) ________________ わたしは何をしているんだろう… こんなことをして、 何になるというんだ… 後悔と罪悪感で胸がいっぱいになる 律は、あの嘘を聞いてどう思ったんだろう? それにどうして突然唯の名前を出してしまったんだろう? … 後者の問いの答えはわかっている… わたしは、心の奥深いところで、、、唯に嫉妬してたんだ… わたしにとって、律の存在は何者にも代えがたいものだ 唯はかわいくて、魅力的だ わたしは、そんな律をそんな唯に奪われてしまうことが怖かった その潜在意識があったから、あんなことを言ってしまったんだろう 澪「最低だ、わたし…」 澪(とにかく、明日、朝一で律に謝ろう…) 深夜、ベッドにうつ伏せになりながら、そう誓う その日は結局眠れなかった ______________ つぎのひ! 律の教室 澪 チラッ 澪(あれっ、まだ律来てないのかな? いつもならこの時間には来てるはずなんだけど…) 澪(ぎりぎりまで、待ってよ…) … 紬「あらっ、澪ちゃん…?」 澪「お、おう、ムギ、おはよう」 紬「おはよう…」 澪「律、まだ来てないかな?」 紬「…わたしは見てないわ」 澪「そ、そうか… じゃ、じゃあ、また昼休みにでも来るよ!」 紬「…そう」 _________________ 昼休み! 澪(謝らなきゃ、謝らなきゃ!) 澪 ソロー 唯「あっ!澪ちゃん!」 澪「ゆ、唯ッ!ご、ごめんなさい!」 唯「ほえ?どうしたの澪ちゃん?」 澪「えっ、あ、いや、、なんでもない…」 紬「…」 澪「…それで、律は?」 唯「りっちゃん、今日お休みなんだって~、カゼで」 澪(!) 唯「全く!りっちゃんはだらしないな!」 澪「は、はは、そうだな…」(もしかして、、) 紬「…」 澪(昨日のが原因…?) 澪(考えすぎかな、うぬぼれすぎかな、、、) 紬「…澪ちゃん、お話ししたいことがあるの」 澪「へっ!? あ、ああ、なに?」 紬「ここじゃちょっと… 音楽室行こう?」 唯「なになに!?わたしも行く!」 紬「唯ちゃん、次の授業、数学よ?」 唯「………はっ!!課題やってないッ!!ムギちゃん助けて~~!」アワアワ 紬「はい、ノート貸してあげるわ」 唯「ありがとうごぜぇます~ッ! うおッ!じ、時間がないッ!!!」 紬「じゃあ、唯ちゃん、急いで写しちゃってね」(ごめんね、唯ちゃん) 唯「うんッ!」 3
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1231.html
律「唯の奴、おっせーなーー」 律「ケータイに電話してみっか」 和「そうはさせないわ」 律「和!?」 紬「うまくいっていれば、今いいとこなの」 律「ムギまで!?」 紬「ウフフッ」 律「うまくいってればってなんだ?いいとこってなんだ?唯はどうしたんだ? ムギは予定があるんじゃないのか?そもそも2人はここで何を???????」 和「さあ、律、映画いきましょう」 律「えっ?」 紬「わたし、みんなで映画見るの、夢だったの~」ワクワク 律「えっ?」 梓「わたしも行くです!」 和「梓ちゃん!!どうだった!?」 梓「ばっちりです!!!!」ガッツポーズ 和紬「やったわ!!!」 梓和紬(ハイタッチ!) 律「????」 律「誰か説明しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ!!!!!!」 その夜 〔あずにゃん、ほんとにありがとう!わたし、1番大切な存在に気付けたよ。〕 梓「ホントに、世話のかかる先輩です」クスッ 梓「和先輩とムギ先輩にも、お礼を言ってください…っと、、送信っと」 梓「さあ、月曜から、一生懸命練習するぞっ!」 げつよう! 3年教室 澪「おはよう、和」 和「あらっ、おはよう、もう熱はいいの?」 澪「うん!すっかりよくなったぞ!」 和「そう、よかったわ」 澪「そ、それで、、、放課後、話があるんだけど、いい?」 和「ええ」 そして放課後 和「それで、話って?」 澪「…あ、あのな、和、、、」ドキドキ 和「?」 澪「そ、その、ゆ、唯の、こ、告白はど、どうなったか知ってるか…?」ハラハラ 和「ああ!」 澪「…」ドキドキ 和「もちろん、大成功よ!!」 澪「」 和「そりゃあ、あの2人だもん、素直になれば、ね」 澪「」プルプル 和「唯ったらね、絶対にそばをはなれない、なんて恥ずかしいメールを送ってきてね、」 澪「っぃぃいいいやあぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁっぁっぁ!!!!」バッ ダダダダダダッ 和「あら?澪には刺激が強すぎたかしら?」 ダダダダダダダッ ダダダダダダダッ 音楽室 ガチャッ 澪(りつぅぅぅ)ハァ、ハァ、 律「どうしたんだ澪、そんなに慌てて??」 律「それより、もう熱はいいのか?」 ダッダッダッダッ 「ガシッ」 唯梓紬「!!(両手でがっしりとりっちゃん(律先輩)の両肩を掴んだ!?)」 律「ど、どうしたんだよ、澪!?」 澪「…」プルプル 律「…澪?」 澪「…」ッ 律「へっ?」 澪「どうしてだよッ!!わたしは、こんなに律のことが好きなのに、こんなに 律のことが大好きなのに、律のことばかり考えてるのに、律のこと考えてて 夜も眠れないのに、律のこと考えすぎてて熱まで出ちゃうのに、 どうして、どうしてわたしじゃダメなんだ~ッ!!!!!!!!!!」ウルウル 「…」 「…」 「…」 律「/////////////」カァァ 紬「あらまあ」ウットリ 唯「み、澪ちゃん、なんて、だいたん…」 梓「澪先輩って、こんなに情熱的だったんだ…」モジモジ 澪「…」 澪「…あれっ?」 律「み、澪///////////」モジモジ 律「な、なにも、こ、こんな、みんなが見てる前で///////////」モジモジ 唯「やっぱり2人はお似合いだねぇ~~」 澪「…へっ?」 唯「あずにゃん、カップル成立の瞬間だよっ!よく見て!」 梓「なんか、わたしまで恥ずかしいです//」モジモジ 澪「…えっ?」 紬「唯ちゃん憂ちゃんペアに続いて、2組目のカップルね」ウットリ 澪「…ん?」 澪「ゆ、唯、律に告白して大成功したんだよな…?」 唯「ほぇ?してないよ?」 澪「…」 澪「…ぁ、ぁ、」 澪「…」カァァ 澪「…」ボンッ シュー 唯「あっ、澪ちゃんが破裂した」 澪「っぃぃいいいやあぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁっぁっぁ!!!!」バッ ダダダダダダッ 唯「あっ、澪ちゃんいっちゃった」 律「//////////」 …… こんにちわ、中野梓です! その後のことを、少しお伝えします。 憂はすっかり元気を取り戻し、いつもの明るくてかわいい憂が帰ってきました! わたしは、クラスで憂ののろけ話を聞き、部活で唯先輩ののろけ話を聞き、ちょっぴりジェラシーです。 憂「べ、別にのろけ話なんてしてないよ!」 唯「そうだそうだ!」 憂「た、ただ、おねえちゃんが昨日もかわいかったって話すだけでしょ!」 唯「エヘヘ~」 わたしにも、いい人が現れればいいなぁ。 ちなみに、唯先輩は、毎週水曜日は部活を休んで、憂と一緒に下校するって決めました。 唯「決めたの!」 憂「おねえちゃん、すっごくうれしいんだけど、部活も大切でしょ、いいの?」 唯「憂のほうが100倍大事だよ!」 一同「おいっ」憂「////」 唯「エヘヘ~、冗談だよ、でも、うい、一緒に帰ったり買い物いったりしようね!」 憂「うん//ありがとう//」 ホントに幸せそうな姉妹兼恋人です! あと、なんだか最近、和先輩とムギ先輩が、よく2人きりで遊んでるっぽいです。 唯先輩と憂のキューピッドの2人、キューピッド同士くっつくとは、びっくりです。 きっとこの2人は、大人なデートをするんだろうなぁ。 和「大人なデートってどんななのかしら?」 梓「わ、わかりません//!」 紬「あらっ?なんで照れてるの?」 梓「な、なんでもないです//!」 和「ウフフ、何を想像したのかしら」 うかつな発言には、気をつけたいと思います。 和「ねぇ、紬さん、あしt」 紬「ムギ」 和「え?」 紬「ムギでいいわよっ」 和「そう//む、ムギ//、明日時間ある?」 紬「ええ、あるわよ、和さん」 和「いい加減、さん付けはやめてよ」ニコッ 紬「わかったわ、和ちゃん」ニコッ お幸せに! 律「今までも、これからも、わたしが澪を守る//!」 こんなイケメンなプロポーズをやってのけた律先輩はかっこいいです! 初めて尊敬しました! 律「おい!初めてってどういうことだ!」 澪先輩の暴走告白、今思い出しても、こっちが恥ずかしいです// あのあと、澪先輩が3日間ほど音信不通になったのは、言うまでもありません。 澪「こら、梓、嘘はよくないぞ、せいぜい、2日ってとこだ」 というわけでこの2人、付き合うことになったんですが… 律「澪、明日、映画見に行こうぜ!ふ・た・り・で!」 澪「う、うん//」(こ、これって、で、デートだよね!?) 律「澪ちゅわん、そんなに照れてどうしちゃったんでちゅかー?」ニヤニヤ 澪「うるさい、黙れ!」ペチッ 律「いダッ… ってあれ?軽い平手?」 澪「わ、わたしだって、ちょっと女の子らしくしたいんだ//!」 律「フフッ、 …澪はそのままでいいんだよ//」 澪「/////」 つぎのひ! ゴチンッ 律「アイテッ!!!」 澪「ホラー映画だなんて聞いてないぞ!!!」ウルウル 律「痛い… う゛ぅぅぅぅ」ウルウル 澪「怖かったよ~~」ブルブル 律「や、やっぱり、平手にしようz」 澪「うるさい!」ゴチンッ 律「イ゛チ゛ャ!!」 澪「うぅぅぅぅ」ブルブル 律「ハハッ、それにしても澪、叫びっぱなしで、すごかったな!ぎゃぁぁぁぁ!って!!」 澪「バカ律ッ!!!」ゴチンッ 律「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!」 結局いつもの、2人と何も変わらないみたいです。 でも、なんだか、怪しい隠し事が増えたみたいです。 律「昨日さ、澪の奴がさ、」 澪「うわああああああああ!ダメだ律!言うなーー!」 律「えーーーいいじゃんよーーー」 澪「りつぅー」ウルウル 律(か、かわいい//これは、いじめたいっ!) 律「えっと、昨日な、」 澪「そ、それを言うなら、律!お、おまえだっておとといの夜h」 律「だああああああ!!!!!!それはホントにダメえええええええ!!!!!!!」 ホントに、ホントにお似合いの2人です! ということで、後日談はこれで終わりです。 えっ?わたしですか? わたしは、残念ながら、ひとり残されてしまいました… でも、いつか、唯先輩以上のいい人が現れるのを期待しながら、 毎日がんばりたいと思います! ところで、なんでわたしが今、ここにいるかというと、純に呼び出されたんです。 梓「あっ!純!」 純「おーい、梓!」 梓「純、話って何?」 純「えっとね…」 梓「?」 純「わたし…、ず、ずっとまえから、あ、梓のことがっ!」 梓「!」 おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2674.html
________________ 音楽室 澪「そ、それで…?」 紬「…ごめんなさい」 澪「?」 紬「わたし、聞いちゃったの!」 澪「え?」 _________________ 【昨日の昼休み】 紬「唯ちゃん、しゃっくり止まった?」 唯「うんッ!だから、はやく澪ちゃんの詞を見に行こッ!」 紬「…」 唯「…ヒック」 紬「あら」クスッ 唯「ううううう、、、まあ、いいじゃん、行こう!」ヒック 紬「そうね、やっぱり行きましょう」 音楽室に唯ちゃんとおしゃべりしながら歩いているとき、 わたしは違うことをかんがえていた 紬(りっちゃんは、わたしたちが来ないと思ってるから、2人きりなことをいいことに、 愛の告白とかしちゃってたりして♪) そんなこんなで音楽室に着く なにか声が聞こえる… 澪「ジ、ジツハ、ワタシ、ユ、ユイノコトガ、、ス、スキナンダ」 紬「!!!」 唯「ヒック」 紬「…ゆ、唯ちゃん、、、、今の聞こえた?」 唯「ほえ?今のって何?」 紬(よかった、、、しゃっくりが役に立つなんて…) 紬「と、とりあえず、教室に戻りましょ!」 唯「へっ?なんで?音楽室は目の前だよ?」 紬「わ、忘れ物よ、ほら、唯ちゃん!戻ろう!」 唯「え~、よくわからないけど、、じゃあ戻ろっか~」 _________________ 澪「そ、そう、だったんだ…」 紬「ええ、ごめんなさい…」 澪「いや、いいんだ…」 紬「それでね、、澪ちゃん、、、 わたしはずっと、澪ちゃんはりっちゃんのことが好きなんだと思ってたんだけど…」 澪「へっ//!!??」 紬「見てればわかるわ」 澪「ううう//」 紬「やっぱりそうよね、、じゃあ、昨日のは…?」 澪「…き、昨日のは、、、嘘なんだ…」 紬「…なんで、そんな…?」 澪「…か、駆け引きしようと思ったんだ」 紬「駆け引き?」(下手な入れ知恵したのはわたし、だったのね…) 澪「…最低だよね、、、律だけじゃなくて唯まで巻き込んで…」 紬「…今日りっちゃんが休んだ理由、わかるわよね?」 澪「…」 紬「カゼなわけないじゃない…ね?」 澪「わ、わたし、律を傷つけちゃったかな…?」 紬「………そう思うわ…」 澪「わ、わたし、、、」 澪「わたし、今すぐ、謝りに行ってくるッ!!!!!」 ダッ 紬「い、今すぐって、澪ちゃんッ!授業はッ!?」 澪「そ、そんなの知らないッ!!!」 ダッダッダッダッ バタンッ 紬「…りっちゃんなら、許してくれるわよ、澪ちゃん……」 ________________ 澪「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ、」 律ん家の目の前に来ていた 見慣れた家、何度も遊びに来た家、、、 そのはずなのに、扉が遠い だけど… ピンポーンッ … 澪(わかってはいたけど、、返事はないか) ガチャッ 澪「し、失礼します」(勝手に入るのはさすがに気が引けるけど…) ドタガタドタンッ 澪(律の部屋から物音が…) 澪「り、律… いるんだよな? お、お邪魔するぞ…」 律の部屋のある2階に上がる 一歩一歩が重い 澪「わたしだ、澪だ、、、、は、入るぞ、」 ガチャッ 澪「きゅ、急に押しかけてごめん…」 律「…」 律はベッドの上で布団にくるまって寝ていた わたしには背を向けてるから、顔が見えない 澪「り、律? 起きてる…?」 起きてるに決まってる、そんなことわかってるのにこんなことしか言えない自分にイラ立つ なんとなく、テーブルに視線を向ける 澪(ん?なんだ?) 澪(…図鑑、かな? いや、違う、、、アルバムだ…) 澪(…) 澪(…ん? 何かアルバムの下から、はみでてる、、、手紙…?) 澪( 『誕生日おめでとう!!!』 ) 澪(こ、これって、、 わたし、、もうすぐ誕生日だ、、、、) 澪「り、律… 」ジワッ 澪「り、り、、、、」 澪「り゛つ゛うううううううぅうう~、ごめ゛んね゛え゛ええぇええぇ~~ッ」 ブワッ 律「えっ!? み、澪ッ!? と、突然どうしたんだよッ!!」バサッ 澪「ごめんねえええええええ~~~ッッッ」 ウェーン 律「わ、分かった!わかったから!」アワアワ 澪「うわーーーん」ヒック 律「よ、よしよし、(なんで澪が泣いてるんだよ??)」 澪「うわーーーん」ヒック _______________ 律「…落ち着いたか?」 澪「…うん」ヒック 律「…それでっ? 今は授業中だと思うんだけど?」 澪「…り、律に謝らなくちゃいけないんだ、すぐに、、だから、、、、来ちゃった…」ウルウル 律(こいつかわいすぎだろ) 澪「…嘘なんだ」ウルウル 律「えっ?なに?」 澪「…嘘なんだ、昨日の、、嘘なの…」ウルウル 律「…昨日の? って、、、、、 えっ!!!!!!!」 澪「ホントにごめんなさい!」 律「」 澪「…」ウルウル 律「、、フッ」 澪「り、りつぅ?」ウルウル 律「フッ、ふッ、、、、ふざけんなあああああああああああ!!!!!!!!!」 澪「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなs」 律「なんでだッ!!なんでッ!?」 澪「…じ、実は、、、その、、、、」 律「はっきり!!!」 澪「駆け引きですッ!!!」 律「…は?」 律「…駆け引きってなんだよー?」(駆け引きって…) 澪「え、えと…」(誠実に話さなきゃ… でも、な、なんて言えばいいのかな?) 澪「そ、その、、」(言えないよ、、、駆け引きしようとした理由だけは、、) 律「…」(駆け引きをしかけるってことは、、、) 澪「と、とにかくごめんなさいッ!」 律「…許さない、、」(ごめん澪、、ちょっと、強引だけど…) 澪「…り、りt」 律「絶対に許さない、、もし許して欲しければ、、その理由をちゃんと言えッ!」ドキドキ ___________________ さわこ「チョリース」 唯「あっ、さわちゃん!」 梓「あの~、さわこ先生… なんだか最悪のタイミングで出てきたと思います…」 紬「は、はやく続きをッ!続きを!!」 梓「お、落ち着いてください!ムギ先輩!」 ___________________ ___________________ 澪「、、り、理由、を、言うのか…?」ドキッ! 律「そうだ! 理由を、澪の口から、聞きたいんだ」ドキドキ 澪「…………わかった…」ドキドキ 律「…」ドキドキ 澪「こ、こんな嘘をついたのは、な、、」ドキドキ 律「…」ドキドキ 澪「…り、律に、、、、、その、、なんていうか、、、」ドキドキ 律「…」ドキドキ 澪「、ふ、、振り向いて欲しかった、、んだ ////」カアァッ 律「!!!」ドキッ 澪「さ、最近、、律が冷たいような気がして… その、、さ、さびしかった…//」 澪「だ、だからどうにかして、、ふ、振り向かせようと、、あんなことを…」 澪「ごめん!ホントにごめんッ! わたし不器用なくせにそんなこと考えたから、律を傷つけた!」 澪「ごめん…」ウルウル 律「…そ、そうか//」(ごめん澪、) 律「ハ、ハハッ、う、うれしいな//」(もうちょっとだけ、) 律「ま、まさか澪が、そんなこと…//」(いじめさせてくれ) 澪「ぅぅぅぅ」ウルウル 律「で、でも、振り向いて欲しいってのは、、、、その、どういうことなんだ?//」 澪「そ、それは…///」 律(ちょっと追い込みすぎかな…?なんか性格わるいかなわたし…) 律(で、でも、どうしても澪の口から聞きたい2文字があるんだ//) 澪「…り、r…のk…、、、、kら…//」 律「聞こえないぞ! もう一回!」 澪「…り、律のことが、、、、好きだからだッ////!!!!」 律「み、澪…////」(今なら死ねる…) 澪「////」ウルウル 律「わたしも好きだよ、澪//」 ダキッ ___________________ 【数日後】 唯の家! 一同「澪(ちゃん)(さん)!お誕生日おめでとうッ!!!」パンッパンッ 澪「あ、ありがと//」 唯「りっちゃんがへまするから、サプライズじゃなくなっちゃたね~~」 梓「あれほど、気をつけるように言ったのに、何やってるですか!」 律「ウッ、め、めんぼくない!」 紬「まあまあ」ニコニコ 澪「い、いいんだ、、わたしは、今、とってもうれしいぞ//」 憂「さあ、みなさん、たくさん食べてくださいね!」 律「うはー、すげーー!」 唯(さすがわたしの憂!) 和「…唯は胸張らなくていいのよ」 さわこ「憂ちゃん、ビールある?」 憂「な、ないです…」 ワイワイガヤガヤ 律「えー、宴もたけなわですが、みなさんにご報告がありますッ!」 澪(!) ガタッ 唯「りっちゃん、たけなわって何?」 律「えっ?そういえば、、なんだろ?」 澪「り、律!! ダメだって言っただろ~ッ!」ウルウル 律「べつにいいじゃんよー」 澪「よくないッ!!!」ウルウル 律「えー、 …ほら、ムギが目を輝かしてるぞ」 紬(キラキラキラキラッ!) 澪「だめッ!」 律「わ、わかったよ、、ったく…」 梓「すごく気になるんですけど…」 唯「ねぇ、たけなわってなに~?」 _________________ 別にみんなに知られて何か問題があるわけではない でも、、、は、恥ずかしいじゃないか// そんなこんなで、今日は、、デート、です、、// 律「わるい、待たせたか!?」 澪「いや、今来たとこだよ」 律「そんじゃ、さっそく行きますかッ!」 そうそう、恥ずかしいだけが理由じゃないんだ わたしと律が恋人同士になったとしても、今までと何も変わらないから… 今までも、 これからも、 お互いを思いあっていくんだから… おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/norioyamamoto/pages/36.html
2008年12月29日 生配信初日 事の発端は、風のクロノア生実況にて始まる。 風のクロノアをプレイするにあたって、やまもとが 「俺は風のクロノアはプロ級。ミスるなんて有り得ない。 3機減らそうものなら、お前らの言うことをなんでも聞いてやるよ」 という旨の発言をした。 1面のヌルゲーっぷりのお陰もあり、ここは難なく突破した。 さらにその後、会話イベント中、回復縛りも同時に行うことを決定した。 それがいけなかった。 2面の難しさ、視聴者の「 麒麟です 」レスによる集中力切れと 22 09に1機、22 12にまた1機と失っていった。 そしてついに22 24頃、ついに3機を失う。 そしてやまもとが罰ゲームをどうしようかと視聴者に相談した時、以下の3つが例に挙がった。 ・[[のりお]]に生電話 ・ルイズコピペのりおver(ページの下部に記載)の朗読 ・両方 皆が期待する中、やまもとがのりおに電話を掛ける。 (しかし電話を掛けてしばらくはのりお声なし) のりお生出演。視聴者の盛り上がりは最高潮に達する。 そんな中、スレ内ののりおに対する質問をのりおに聞いていく。 しかし、やまもととのりおは和やかに会話 (のりおは実家に帰っていたのと、 ラジオ初日だったためにやまもと板を確認することはなかったと思われる) しかし、そんな中一部の視聴者は「罰ゲームじゃNEEEEEEEEEE!!」というリアクション。 やまもと「じゃあ読むぞ。」 え?という空気の中、やまもとは のりお!のりお!のりお!のりおたあああああああん!!! ……!!!!のりおのりおのりおぅううわ!!! クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!のりお・カメックスたんの水色ブロンドの甲羅をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!!! 間違えた!ゴリゴリしたいお!ゴリゴリ!ゴリゴリ!ゴリゴリ!ゴリゴリゴリゴリ…きゅんきゅんきゅい!! マリカののりおたんかわいかったよぅ!!……!!ふんんっ!! マリオワールドうまくて良かったねのりおたん!!かわいい!のりおたん!かわいい!! のりおタンにキスした…いやぁああああああ!!!にゃ!!ぎゃ!! ぐ!!ゲームなんて現実じゃない!!!あ…ポケモンもマリオもよく考えたら… の り お ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃ!!う!! そんな!!いや!!はぁん!! いいこいいこ!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?カメックスののりおちゃんが僕を見てる? カメックスののりおちゃんが僕を見てるぞ!のりおちゃんが僕を見てるぞ!現実ののりおちゃんが僕を見てるぞ!! 現実ののりおちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはのりおちゃんがいる!!やったよニコ厨!!ひとりでできるもん!!! あ、ポケモンののりおちゃん!!いや!!!! レッド!!グリーン!!ブルー!!!ピカチュウ!! ううっうぅうう!!俺の想いよのりおへ届け!!カメックスののりおへ届け! のりおとの通話中に半笑いで以上の文を読み上げた。 のりおはそれを受けて(罰ゲームであることは知っている) 「自分を捨てたなぁ・・・」 と、ちょっと引いていたと思う。 視聴者も 「さすがの俺でも引くわ・・・」 と、かなり引いていた。 そんだけ。
https://w.atwiki.jp/denwauranai/pages/14.html
そもそも電話占いって何? 血液型占いは血液型で占うし、星占いは星で占うから、電話占いは電話で占うの?って考えてはいけません。 電話占いというのは、電話で占い師や霊能者と直接お話をして、占ってもらうサービスのことです。類似したサービスに、チャットで占うチャット占い、メールで占ってもらうメール占いがあります。 基本的に、占い師に1対1で占ってもらうので、雑誌やテレビの占いよりは詳しく占ってもらえます。百貨店の占いブースや、夜の街頭にいる占い師に占ってもらうのと同じ感じで、それを電話にした感じだと考えて下さい。もちろん有料です。無料を謳っている電話占いは詐欺ですのでご注意を。 電話占いのメリット 家にいながら占ってもらえるので、引きこもりのあなたでも大丈夫です。支払も、クレジットカードかネットから振り込みができれば、家からできます。 微妙な相談内容でも、人に聞かれる心配がありません(ただし電話を盗聴されたらダメです)。不倫の行く末やSEXの相性など、外にいる占い師には聞きづらい内容でも大丈夫です。ただしあまりエロトークが過ぎると、占い師から許否されます。 占い師に個人情報が割れないので、ストーカーの被害に遭う心配がありません(ただし個人占い師の電話占いなど、一部の電話占いを除く)。 電話ごしだと占い師がコールドリーディングを使えないので、インチキ占い師がすぐに明らかになります。 電話占いのデメリット タロットカードや水晶玉を使った占いなどでは、雰囲気が楽しめません。電話の向こうでカードをめくられても面白くないです。 当たる占い師に出会ってしまうと、面白すぎてやめられなくなる人が多いです。廃人になります。 ハマってしまうとお金がかかって大変。意外にいいお値段がします。経済的に余裕のない人は注意。 基本的に未成年は断られます。早く大人の階段をのぼって下さい。 電話占いって当たるの? 「街頭の占いって当たるの?」というような質問です。街頭の占い師も電話占いの占い師もピンキリです。当たる占い師もいれば、当たらない占い師もいます。当たらない自称占い師ばっかり集めたニセ電話占い会社に騙されなければ、タイプの違う3~4名ほどの占い師に占ってもらえば相性のいい占い師に出会える可能性が高いです。ただし、電話占いでは、表情や目の動き、仕草や身なりを見て推測するコールドリーディングが使えないので、そういったインチキ占い師は電話占いより対面占いを選びます。その分、当たる占い師に会える確率が高いかもしれません。 具体的にどんな電話占いがあるの? 占術で言えば、タロットや西洋占星術、四柱推命、姓名判断などもありますが、一番多いのは霊感占い・霊視を中心にした電話占いです。西洋占星術や四柱推命、姓名判断などは、ホロスコープを作ったり、四柱の計算をしたりするのに時間がかかるので、時間単位で課金する電話占いとは相性が悪いようです。 営業タイプで言うと、専属で占い師や霊能者が所属している所と、委託契約のような形で紹介だけしている所があります。 実際に電話占いのサイトを見比べてみましょう。こちらの電話占いの一覧のページをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/878.html
つぎのひ! 憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて!」 唯「ほぇぇぇ」 憂「おねえちゃーーーーん!」 唯「ふあぁぁ~い」 憂「あのね、お姉ちゃん」 唯「ん?、なーに、うい?」 憂「今日、話たいことがあるから、部活休んで、早く家に帰ってきてもらっていい?」 唯「なに?話って?」 憂「だから、はやく帰ってきてね!」 唯「えっ、あ、うん、わかったよ~」 唯(部活はあずにゃんと気まずいし…、ちょうどいいかな…) ほうかご! 音楽室 律「今日は、唯の奴、用事があるから部活休むってさー」 澪「そうなのか、珍しいな」 梓「…」 紬「そうなの、寂しいわね」(やっぱり来づらいのかしら?) 律「というわけで、今日は練習なs」 澪「どんなわけだ!」ゴチンッ 律「いってーーー!」 梓「練習しましょう!」(なにかしてないと、落ち着かないや) 律「えーーーーー」 紬「そうね、練習しましょ」 律「しゃーないなー、やるか!」 紬「部活終わったら、ちょっと残ってて」ボソッ 梓「へっ?あ、はい、わかりました」(ムギ先輩が?なんだろ?) ジャジャッッジャジャッジャーン 律「ぅよぉぉーーし!今日は解散!」 律(唯がいないとなんか物足りないよなー) 澪「さあ、帰ろう、みんな」 紬「ごめんなさい、わたしと梓ちゃん、さわ子先生に残ってるように言われてるの、先帰ってて」 律「さわちゃん?前も梓のこと残したよな?なにやってるんだ?」 梓「へっ?いや、その、それは…」 紬「さっき聞いたら、秘密らしいの、ごめんなさいっ」 澪「なんか嫌な予感が…」 律「そーか、まあ頑張れよ!帰るぞっ、澪!」 澪「あ、うん!」(やった!2人きりだ!) バタンッ 梓「それで、話っていうのは何ですか?ムギ先輩?」 紬「…梓ちゃん、、、、ごめんなさい!」 梓「えっ?先輩どうしたんですか!?何か?」 紬「…聞いたの」 梓「…聞いた?」 紬「…その、ゆ、唯ちゃんのこと…」 梓「… な、なんでそれを…」 紬「えっとね、唯ちゃんはこのことを思いつめて、和さんに相談したの。そして、唯ちゃんと梓ちゃんの様子がおかしいことに気付いた私が、和さんに無理やり言わせたの、だから唯ちゃんも和ちゃんも悪くないわ、私が悪いの、ごめんなさい」 梓「…そう、だったんですか…」 紬「…」 梓「ムギ先輩は、悪くないですよ。謝らないで下さい。」 紬「ありがとう…」 紬「それでね、梓ちゃんは、その、大丈夫?」 梓「泣いたら、少し楽になりました。意外と大丈夫です。」 紬「ホントに?無理しちゃダメよ?」 梓「自分でも意外なんです。もう立ち直れないと思ったんですけど…わたしは大丈夫です」 紬「そう?わたしでよければ、いつでも相談にのるからね?」 梓「ありがとうございます。…それよりも、、、唯先輩に、なんて謝ればいいか…」 紬「謝ることなんてないわっ!梓ちゃんは何もわるくないんですもの!」 梓「いえ、わたしが全部悪いんです!わたしがバカで欲張りだから… わたしのせいで、みなさんに迷惑をかけて楽しい時間を奪って… ホントに、ホントに私はバカです」 ギュッ 梓「ム、ムギ先輩ッ//!?」 紬「そんなふうに自分を責めちゃダメよ。絶対に。梓ちゃんはダメなんかじゃない。ううん、むしろすごく勇敢だわ。それに、今自分よりも他人を思いやれるなんて素敵よ。」 梓「で、でも//」ウルウル 紬「でも、じゃない。梓ちゃん、よくがんばったわ。こわかったでしょ?つらかったでしょ?ホントによくがんばったわ」 梓「ウッッ」ブワッ 梓「わ、わたし、ずっと、こわくて、こわくて、どうしていいかわからなくて…」ウワーッン 紬「もう大丈夫よ。今は精一杯泣きなさい」ナデナデ 梓「ウッ、ッ、うわああああぁぁぁぁっぁあぁっぁん」 __________ 梓「ムギ先輩、、その、ありがとうございました… わたし、これでホントに大丈夫です!」 紬「そう、よかったわ」 梓「それで、唯先輩は、どんな様子なんでしょうか?」 紬「唯ちゃんは、まだ整理できてないようね…」 梓「そうですか…」 紬「それに…」 梓「それに?」 紬「…憂ちゃんがね、全部知ってるの…」 梓「えっ、憂が?」 紬「そうなの。ほら、憂ちゃん、唯ちゃんのこと大好きでしょ?ちょっと心配で…」 梓(今日は何も気付かなかったな… 自分のことでいっぱいいっぱいで…) 梓「わたしに何かできることはありますか?」 紬「そうね、できるだけ、いつも通りにしてくれればそれが一番いいことだわ… でも、梓ちゃん、しつこいけど、無理する必要はないからね」 梓「大丈夫です」 紬「あと、聞きづらいんだけど、、、梓ちゃんは、唯ちゃんの恋をどう思ってる?」 梓「…恋?」 紬(あっ!梓ちゃん、もしかして知らないの…!?) 紬「こ、こ、濃い紅茶いいわよねっ!」 梓「唯先輩の恋ってどういうことですか!?」 紬(ごまかせなかった…) 紬「えっと、、知りたい?」 梓「はい!」 紬「き、聞かないほうがいいかもよ?」 梓「教えて下さい!」 紬「ハアー」 紬「わかったわ…」 紬「あのね、唯ちゃんは、、、りっちゃんが好きなの…」 梓「ガーン」 紬「…梓ちゃん?」 梓「…」クスッ 紬「?」 梓「あのおおざっぱな先輩に負けたのかと思うと、ちょっと悔しいです」クスッ 紬「ええっ、そうかもね」クスッ 紬(梓ちゃん、大丈夫そうね) 紬「梓ちゃんは、その恋、応援するの?」 梓「癪ですが、唯先輩がそれで幸せなら、ちょっとだけ応援してあげます」 平沢宅 唯「う~い~、帰ってきたよ~」 憂「あっ、おかえり」 _________ 唯「それで、話ってなに~?」 憂「う、うん、あのね、…」 唯「う~い~?」 憂「…お姉ちゃん、その、り、律さんのこと、さ、」 唯(ほぁっ!!??) 憂「律さんのこと、好きなんでしょ!!!!」 唯「ひゃっ!な、ななな、なんでs」アワアワ 憂「お姉ちゃん、はっきり言って…」 唯「え、えっと、、、うん、その、好き、かな//」 憂(…そっか) 憂(もう、決めたんだ、わたし) 憂「だから、わたし、お姉ちゃんを応援するよ!」 唯「えっ!?ホント?」 憂「うん、お姉ちゃんの恋、律さんとの恋、応援するよ!」 唯「わ~い!ありがとっ!う~い~!」 憂「…うん」 唯「でもね、実は、言っていいのかわからないけど…、えっと」 憂「…梓ちゃんのこと?」 唯「!!! そのことも知ってるの?」 憂「…うん、和さんから無理言って聞き出したの…」 唯「そ、そうなんだ…」 憂「梓ちゃんのことは、大丈夫。わたしと梓ちゃんの仲はそんな簡単には壊れないよ」 唯「…そう?…無理しないでね?」 憂「わたしは、大丈夫!いつだってお姉ちゃんの味方だよ!」 唯「わ~い、ありがと~うい~!!」ダキッ 憂「…がんばってね!」 唯「うん!わたし、ういが妹でよかったよ!」 憂「…エヘヘ」 憂「じゃあ、ごはんできるまで、部屋でギー太でもひいててね」 唯「ほ~い」 バタバタ 憂(わたし、最後まで、演じられるのかな、、、、おねえちゃん…)ポロポロ つぎのひ! 紬「おはよう、和さん」 和「おはよう、紬さん。どうだった?梓ちゃん?」 紬「梓ちゃんは、きっともう大丈夫よ。本当にまっすぐで、まっすぐだから強い娘…」 和「そう、よかったわ」 紬「唯ちゃんのことを応援するって」 和「そう… ホントにいい娘ね、梓ちゃん…」 紬「ええ。憂ちゃんは?」 和「あれからそれほど時間をおかずに会ったわ、憂ちゃんの希望で。」 紬「それで…?」 和「唯なしの生活なんて考えられない、唯のことが大好きだ、、だから応援したいって…」 紬「…そう」 和「正直、かなり無理してると思うの。本人は否定するけど…」 紬「梓ちゃんにも、憂ちゃんのことは少しだけ話しておいたわ」 2年教室 梓「う、憂、おはよう」(いつも通りいつも通り!) 憂「梓ちゃん!おっはよー!」 梓「う、うん、元気だね、何かあった?」(いつも通りいつも、、、ん?) 憂「ううん、でも、元気出していかないとねっ!」 梓「そ、そうだね」(憂がいつもと違う…) 梓(わたしに気を遣ってるのかな?) 憂「あっ、そうだ!梓ちゃん!」 梓(でもそんな感じとはまた違うような…) 憂「あずさにゃん?」 梓(うん、絶対おかしいよこれ) 梓「何?」 憂「今度の休み、遊びにいこうね!」 梓「うん」(すっごい無理してる感が…) ほうかご! 音楽室 梓「遅くなりましたー」ガチャ 唯「あ、あずにゃん…」 梓「…ゆ、唯先輩!?ほ、他の先輩方は?」 唯「え、えっと、やぼようでちょっと遅れるって…」 梓「そ、そうですか…」 唯「…」 梓「…」 唯梓「あ、あの!」 唯梓「!」 唯「な、なに、あずにゃん!?」アセアセ 梓「せ、先輩、お先にどうぞっ!」アセアセ 唯「そ、そうっ、えっとね、その、あずにゃん、わたし、あ、あずにゃんを傷つけてしまって、ホントにごめんなさい!!」 梓「えっ!謝らないで下さいっ!むしろ謝るのはこっちで、」 紬「ようやく、仲直りみたいね♪」 唯梓「!!!」 梓「いたんですか!?」 紬「いえ、今来たところよ」 唯「あのぅ、」 唯「紬さんは、その、どこまで、ご存知で?」 紬「ごめんなさい、唯ちゃん、全部しってるの」 唯「え~~~~~なんで~~~~!?」 紬「和ちゃんに無理やり言わせたの。ごめんなさい」 唯「そ、そーだったんだ…」 梓「わたしはムギ先輩からいろいろ聞きました。唯先輩、わたし、唯先輩のこと、応援します!」 唯「えっ!まさか!」 梓「律先輩のこと、好きなんですよね!?」 唯「う、うん//」 梓「その思い、後押しします」 唯「あ、あ、あ、あずにゃーーーーん!!」ウルウル ダキッ 梓「ちょっ、ちょっとだけですよ//!」 梓(こうやってちょっとずつ、元に戻していこう、うん!) 唯「和ちゃんにムギちゃん、憂に、あずにゃんに、こんなに心強い応援団はないよっ!」 梓「…憂も、応援団なんですか?」 唯「うん!!わたしは幸せ者だよ!」 梓(なるほど…) 梓「ムギ先輩っ」ボソッ 紬「何?」ボソッ 梓「今日、憂、ものすごく無理して明るく振舞ってました…」ヒソヒソ 紬「…そう、ありがとう、 …和さんとも相談するわ」ヒソヒソ ガチャ 律「待たせたな!わたしだぞ!」 澪「おぃーす」 唯「りっちゃん、遅いよ!なにやってたの!」 律「えーーっと、それはー」 澪「律の奴、引退ライブの申請書、間違いだらけだって怒られてたんだ」 律「おいっ!言うな!」 ワイワイガヤガヤ 紬(これでこそ、軽音部ね♪) 紬(さて、) 和の部屋 チャラリラ 和「紬さんからメールだわ」 和「最近、紬さんとばかりメールしてるわね」クスッ 〔今日、憂ちゃんすごく無理して明るくしてたって、梓ちゃんが〕 和(…これは、心配だわ) 和(憂ちゃんは、まじめすぎる。それに、唯を好きすぎるわ…) 平沢家 唯「今日もおいしいごはんありがと~!うい~」パクパク 憂「エヘヘ、どういたしまして」ニコッ 唯「今日ね~、りっちゃんったらまた生徒会長さんに怒られたんだって~」ニコニコ 憂「へ、へー、そうなんだ!すごいね!」 唯「ほぇ?すごくはないよ~ういったら~」アハハッ 憂「あっ、うん、そうだね!な、なんで怒られたの?」アセアセ 唯「実はね~ 」 憂「…」 唯「~なんだよ!」 憂「…」 唯「う~い~?」 憂「お姉ちゃんっ!!」ガタッ 唯「は、はい!?」 憂「律さんに告白しなよっ!!」 唯「…え」 憂「告白!!!」 唯「そ、そそそんな、な、何言ってるのういっ//!!」 憂「お姉ちゃんなら、絶対に大丈夫だよっ!」 唯「えーーっ、で、で、でも、、」 憂「わたしは、お姉ちゃんに幸せになってほしいの!!」 唯「う、うい…」 憂「お姉ちゃんは、こんなにかわいいし、一生懸命だし、 ちょっと抜けてるとこもすっごくたまにあるけどそれもかわいくて、 他人思いで思いやりがあって、こんなにかわいいんだもん!」 唯「…うい?」 憂「お姉ちゃんの気持ち、絶対に伝わるよっ!!」 唯「憂」 憂「わたしは、お姉ちゃんに満開の笑顔でいてほしいの!」 ギュッ 憂「//」 唯「ありがとう、うい。なんだか勇気が出てきたよ!わたし、がんばって告白するよ!」 憂「…がんばってね!お姉ちゃん!」 唯「うんっ!!」 夜! 和梓紬「あっ、唯(先輩)(ちゃん)からメールだ(わ)!」 〔わたし、りっちゃんに告白することに決めました! ちょっと怖いけど、決めました!憂が絶対大丈夫だって言ってくれてます! ホントかな?でも、憂が言うんなら、それを信じるよ! しあさっての土曜日にりっちゃんと2人でお出かけして、告白します。 ドキドキするよ~。今後もみんなに迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくね!〕 梓(そっか… 唯先輩、がんばって下さい!でも、憂は、それでいいのかな…?) 紬(唯ちゃん、がんばってね!…そういえば、和さんって…) 和(わたしは、澪の応援もしてるから… ど、どうすればいいの? もちろん唯にはがんばってほしいけど… 澪に伝えた方がいいのかな… でもそれは唯に対して…) 和(うーん… そ、それとなく伝えるのがいいわね。 日時まで教えるのはやりすぎかしら… うーん…) 憂()グスッ 憂()ポロポロ 憂(これでいいんだよね、おねえちゃん…)ポロポロ 憂()ポロポロ 憂(うわっぁぁあぁっぁあぁんっっんっっぁぁあっぇぇぇん) 4
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1229.html
つぎのひ! 昼休み 3年教室 澪「さあ、和、お弁当食べよっ!」ニコッ 和「そ、そうね」(うまく、それとなく、伝えなきゃ…) 澪「あのさ、昨日な、律のやつg」 和「じ、実はね、澪」ドキドキ 澪「んっ!?どうかした?」 和「澪は、律のこと、好きなのよね?」ドキドキ 澪「!っっと、突然何を言い出すんだっ////!!」カァァ 和「ご、ごめん… それでね、、」ドキドキ 澪「//」ドキドキ 和「なんか、そ、その、ね、ゆ、唯も、実は…」 澪「!!!」 澪「ゆ、唯が、どうかしたのかっ!!??」 和「唯も、り、り、律のことが…、、好きだって、相談を受けたの…」 澪「」 和「そ、それでね、こ、告白をs」 澪「こ、ここ、コクハクーーーーーーっっっっっ!!!!????」ガバッ 和「み、澪、声が大きいわ、落ち着いて」 澪「…」 澪「アッ…リッ…」パクパク 和「だ、だから、わたしは澪を応援するって約束してるから… その、それだけは伝えようと思って…」 澪「ノッ…アッ」パクパク 和「澪、落ち着いて、ほら、深呼吸」 澪「ハァー、フゥー」 和「…大丈夫?」 澪「…あ、ああ…」 澪「…やっぱり、あの2人、そういう…」ウルウル 和「ま、まだ律がyesの返事をするとはわからないわ!」 澪「絶対するもんっ!」ウルウル 和「ねぇ、聞いて、澪、前も言ったけど、わたしは、あなたと律ってホントにお似合いだと思うの。それはね、お互いがお互いを思いあってるから。」 澪「うぅぅぅ」ウルウル 和「もっと自信をもっていいのよ、澪は!だから、後悔しないようにしなさいねっ、澪」 澪「うぅぅぅ、でも、わ、わたし、律を、な、殴ったリ、知らんぷりしたり…」ウルウル 和「ウフフッ、それはね、お互いがわかりあってるからこそのものでしょ?」 澪「うぅぅぅぅ」ウルウル 和「自信を持ちなさいっ!澪!」 澪「うぅぅ、がんばる…」ウルウル 和(これでよかったのかしら?うん、よかったと思うわ。 「それとなく」なかったけど… だから澪、最後はあなたが勇気を振り絞るのよ!) 2年教室 梓「憂、お弁当食べよっ」 憂「…」 梓「憂?」 憂「! そ、そうだね!」 梓「憂、なんか眠そうだね」(目の下にクマできてるし…) 憂「えっ、そんなことないよ、いつもと同じだよ!」 梓「憂、、、、なんか無理してない?」 憂「ええっ!?無理って?わたしは大丈夫だよ~~!ほらっ!こんなにっ!」ワンツー 梓「そ、そう… わたしはいつでも話聞くからね、…わたしってそんなに頼りない?」 憂「そ、そんなことないよ!も~、梓ちゃんったら、何でもないって~!」 梓「…そう」 梓(憂…見てるこっちがつらいよ…) ほうかご! 音楽室 紬「あっ、澪ちゃん来たわ」 唯「おいっす!澪ちゃん!」 澪「! おっ、おおっ、ゆ、唯じゃないか!」 律「何をそんなにびっくりしてんだ?」 澪「な、なんでもないっ!」ゴチンッ 律「アタッ!な、なんでーー!?」 澪(ハッ!) 澪「あ、ああ、り、り、りっちゃん、ご、ごめん、ね」 一同(りっちゃん…?) 澪「り、りっちゃんは、きょ、今日も、か、かわいいな!アハハッ」 一同(…) 梓「澪先輩… 何かありました?」 澪「なっ!何もないよっ!」 紬(あの様子だと、和さんが、唯ちゃんのこと、伝えたみたいね…) 律「み、澪?べ、別に殴られたこと、そんなに気にしてないから、だ、大丈夫だぞ?」 澪「おおーそうか、よかったよ!ありがとう!」ナデナデ 律「!!!」 唯「わーい!みんな仲良しだね!」(わたしもりっちゃんナデナデしたい!) 律「な、な、///」 澪「よ、よしよし///」 梓(いったい何が…) _________ 唯「今日はモンブランだっ!いっただっきま~す!」 紬「ウフフ」 律「うめーーーー!」 梓「お、おいしい!」 唯「あっ、そうだ、忘れるとこだった」 律「どうした?」 唯「りっちゃん、あさっての土曜日、2人で映画見に行かない?」 澪(!!!!!!) 律「ん?別にいいぞ!澪も行くか?」 澪「あ、あの、わ、わ、わたしも、行く!!」 唯(!) 唯「ご、ごめんね、澪ちゃん、えっと、その、映画、ちょ~こわいホラーなんだよ!」 澪「ヒィィッ!」 律「そうなのか?じゃあ、澪は無理だな、、あとの2人は?」 梓「わたしは、用事が」(唯先輩にしては、うまく2人きりにしたな) 紬「…わたしも、その日は…」(澪ちゃん…) 律「そうか、じゃあ、2人で行こうぜ、唯!」 唯「うん!!」ドキドキ 澪(やっ、やっ、やばいよっ、和~、わたしどうすれば…)アセアセ 澪(…和「自信を持ちなさい」…) 澪(よしっ!) 澪「な、なあ、律、今日久々に私んち来ないか!?」 律「おっ!珍しいな!行く行くっ!」 紬(澪ちゃんも唯ちゃんも…がんばって!) 帰り道 「じゃあねー」 律「それにしても急にどうしたんだ、家にお誘いなんて?」ウキウキ 澪「べ、別に何でもないけど、その、り、律と…」 律「えぇ?律と、なんだってぇ?」ニヤニヤ 澪「う、うるs」(ハッ!ここで殴ると嫌われる!) 律(あれっ?) 澪「り、律と、、、一緒に話したかったんだっ///!」 律「えっ!?あ…そ、そうか///」 テクテク 「こんばんわ!」 律「あっ!憂ちゃん!」 澪「こんばんわ、今帰り?」 憂「いえっ、ちょっとスーパーまで買い物に…」(…律先輩) 律「相変わらず、憂ちゃんはできた妹だな!」 憂「そ、そんなことないです!」(おねえちゃんの好きな人…) 澪「謙遜しなくてもいいんだぞー」 憂「い、いえっ// …先輩方は2人ですか?」 澪「うん、唯ならもう帰ったぞ」 律「憂ちゃん、聞いてよ、さっきな、澪が『律と一緒に話したいんだっ!!』って」 澪「わああああぁ!!!!バカ!!!言うな!う、嘘だぞ、憂ちゃん!!」 律「あれーっっ?何照れてるのかなーっ?」ニヤニヤ 澪「う、うるさい!」ゴチンッ 律「アイテッ!」(ようやく、いつもの澪にもどったか♪) 澪(しまった!) 憂「ウフフッ、じゃあわたし、帰りますね」 律「おう、じゃあね!」 澪「あっ、うん、じゃあね」 憂(…) 憂(今の、どう見ても…) 憂「澪さんって、、、、律さんのことを…」 憂(わたしのしていることって、あの2人まで引き裂こうとしてるの?) 憂(あんなに…楽しそうにしてるのに…) 憂(で、でも、) 憂(わたしは、おねえちゃんが…)ポロポロ 憂(…)ポロポロ 憂(わたし… どうすればいいの… 誰か… 助けて…)ポロポロ 澪(唯が律を2人きりのお出かけに誘った… ということは、告白を…) 律「おっ、澪の部屋、ひっさびさー!」 澪「久々って、たかだか1ヶ月だろ?」 律「1ヶ月!?そりゃ、ものすっごい久々だ!!」 澪「クスッ」 律「ヘヘッ」 澪「…」 律「…」 澪「なあ、律…」 律「ん?」 澪「わ、わたしな…」 律「うん」 澪「わたし、その、」ドキドキ 律「澪?」 澪「わたし、り、律が…」ドキドキ 律「っ!」ドキッ 澪「り、律、、、に会えてホントによかったっ////!!」ドキドキ 律「!」 澪「わ、わたし、こんなんだけど//、り、律がいてくれて、おかげで、、 ベース弾けて、その、毎日が、たのしくて//、 な、なんていうか、その、あ、、、、ありがとうっ/////!!」ドキドキ 律「澪…」 澪「ハァ、ハァ、//」ドキドキ 律「み、澪//」 澪「…だ、だから、きょ、今日は、、、//」 律「きょっ、今日は//////!?」(み、澪!) 澪「今日は… か、帰れーーーー////!」 律「…へっ!?な、なんd」 澪「いいからっ//恥ずかしいんだからっ//帰れーーー///」ウルウル バタンッ 律(家から押し出されてしまった…) 律(クスッ) 律(かわいい奴め…) 律(そんなこと言わなくたって、わたしたちは…) 律(わたしは…//) … 澪(あぁぁぁぁぁ、何をやってるんだわたしはぁぁぁぁぁぁ) 澪(精一杯勇気出してこれか!?わたしのバカッ!)ウルウル 澪(で、でも、これで、少しは、少しは思い、通じたかな…?) つぎのひ! 2年教室 憂「…」 梓「あっ、憂、おはよう、今日は遅いんだねっ?」 憂「…うん」 梓「珍しいね」(憂、昨日よりクマひどくなってる…) 憂「…ヘヘッ、ちょっとね…」 梓「そ、そう… 何かあった?」(それに、目の周りが、赤く腫れてる…) 憂「…ナイ」 梓「えっ?何?」 憂「なんでもないっ!」 梓「っ!あっ、そ、その、 …ごめん」(う、憂がこんな大声を出すなんて…) 憂(いっ、いけない!) 憂「な、な~んちゃって~、、、」 梓「…」 梓「な、なんだ、冗談か、も、もう、憂ったらー」 憂「そう、冗談だよ!ご、ごめんね、びっくりさせて!」 梓「う、うん、大丈夫!」 梓(わたし、わたし、もう、見てられないよ!!) キーンコーンカーンコーン 梓「憂、昼休み、話があるの」 憂「わ、わかったよ!ウフフッ、話って何かな!?ドキドキしちゃうよ!」 3年教室 〔今日は、学校お休みします。熱があるんだ。 一応言っておくが、律のこと考えすぎてとかそんなことはないからな。〕 和(何かしら、この恥ずかしいメール)クスッ 和(これ、熱が引いた後、本人に見せたら悶絶するでしょうね) 昼休み 梓「憂、お弁当食べちゃって、その後、どかか場所変えて話そう」 憂「わ、わかったよ」 梓「あれっ、憂、お弁当は?」 憂「今日は、ないの…」 梓「えっ、そうなの?珍しいね?」 憂「…うん」 梓「っていうことは、唯先輩の分も?」 憂「ううん、おねえちゃんの分はちゃんと作ったの」 梓「えっ?」 憂「ただ、その、ちょっと懲りすぎちゃって…」 憂「それに、うっかりしててね、お肉もお野菜も、おねえちゃんの分しかなくて…」 憂「だ、だから、今日はないの!エヘヘッ、わたしのうっかりさん!」 梓「……うっかりじゃないでしょ?」 憂「えっ?」 梓「憂、もっと自分のこと大事にしてよ!!」 憂「あ、梓ちゃん、急にどうしたの!?」 梓「最近の、憂、おかしいよ!」 憂「! おっ、おかしくなんかないもんっ!!」 梓「おかしいよっ!!」 憂「おかしくないっ!!」 梓「じゃあ、そのクマは何!?憂、寝てないんでしょ!?それに、目の周りも赤く腫れてるじゃない!毎晩毎晩、泣いてるんじゃないの!?」 憂「…ち、ちがうよ…」 梓「憂、辛いんなら、話してよ!!」 憂「ち、ちがうの…」 梓「もっと、自分のこと大事にしてよ!唯先輩のことで、憂が何でも犠牲になる必要はないんだよっ!!」 憂(!) 憂「わたしはおねえちゃんが幸せならそれでいいのッ!!!!!」 憂「わたしのことなんて、どうでもいいのッ!!!!!!!」ダッ ダダダダダ 梓「…………う、うい………」 5
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1230.html
ほうかご! 音楽室 律「なんだー、今日、澪休みなのかーーー」(もしかして、昨日のが原因…?) 紬「あらっ、りっちゃん、寂しいのね?」クスッ 律「えっ!?いや、ま、まあ//」(そうだったら… かわいいけど//) 紬「ウフフッ」 ガチャッ 唯「おっくれました~~~~」 律「おっ!唯!どこいってたんだよーーー」 紬(あらっ、梓ちゃんからメールだわ) 唯「いや~~ちょっとさわちゃんに捕まっちゃって~」 律「…引退ライブの衣装か?」 唯「うぉ!りっちゃんすごい!ご明察!!」 律「はっはっはーー!どうだ!参ったか!!」 唯「へへ~、まいりやした~~」 紬「ウフフッ、それでね2人とも、今日、梓ちゃんも来れないらしいの」 律「えーーーーなんでだよーーーーー」 紬「急用らしいの、だから、3人だけだし、今日はもうお開きにしない?」 律「うーーーーーん、しゃーない、その代わりにお茶でも飲みにいこうぜ!!」 唯「いいねっ!!さすがりっちゃん!」 紬「ごめんなさい、実はわたしも急用なの」 唯「え~~~~ムギちゃんも行こうよ~~~~」 紬「行きたいのも山々なんだけど、ごめんね、また今度行こうね!」 唯(はっ!きっとムギちゃんは気を遣ってくれてるんだ!さすがムギちゃん!) 律「なんか今日はみんな忙しいんだな…」 唯「よ~~~し、いざ出発!!!!」(ありがとう、ムギちゃん!) 律「じゃあなっムギ!」 梓の部屋 紬「それで、大事な話ってなに?梓ちゃん?」 和「急にわたしと紬さんに家に来てくれって…」 梓「……憂が…」ウルウル 和「…憂ちゃんが…?」 梓「…憂が、もう限界なんです…」ポロポロ 梓「今日、もっと自分を大事にしてって、自分を唯先輩のために犠牲にしないでって、言ったんです」ポロポロ 梓「そ、そしたら、自分のことはどうでもいい、って…」ポロポロ 梓「そう言って、教室を飛び出しちゃって…」ポロポロ 梓「わたし、わ、わたし、どうすれば、いいか…」ポロポロ 紬「…そう」 梓「わたし、間違ってるんでしょうか…? 憂が幸せだって、これでいいんだって言うなら、 口出ししない方がいいんでしょうか?」 和「…梓ちゃんはどう思うの?」 梓「…わかりません… でも、でも、」 梓「でも、もうこれ以上、憂が傷ついていくのは見たくありません!! だって、わたし、憂の親友だからッ!憂を助けてあげたい!!!」 紬和(うんっ)コクッ 紬和「わかったわ、梓ちゃん」 紬「一緒に憂ちゃんを助けましょ」 和「わたしたち、3人で、協力して」 梓「、、あ、あ、あr、ありがとうございます」ウワァァァーーッンッ 紬「よしよし」ナデナデ 和「大丈夫よ、憂ちゃん。わたしもこのままじゃあまりよくないんじゃないかと思うの」 和「憂ちゃんの思いも、梓ちゃんの思いも、全部、大事にしないとね」 紬「…じゃあ、どうするか、きめましょう」 つぎのひ! 唯(き、きんちょーしてもう目が覚めてしまった…) チラッ 唯「ま、まだ5時前か…」 唯(…) 唯「もう一眠りしよ~」 トントントントン 唯(ん?) トントントントン 唯(1階から、包丁の音が…) バッ タタタタッ 唯「うい~~~?」 憂「! お、おねえちゃん!?」 唯「こんな朝早くから、ごはんを?」 憂「う、うん、そ、その、、、おねえちゃん、今日って、言ってたよね、、、その、こ、告白…」 唯「う、うん//」 憂「だからね!うまくいくように、豪華な朝ごはんを、と思って//」 唯「!!!」 憂「ご、ごめんね、起こしちゃった?静かにつくってたつもりだったんだけど…」 ギュッ 唯「うい、ホントに、ほんと~にありがとう。わたし、今日、がんばるよ」 憂「…うん」 …… 憂「そ、それじゃあ、おねえちゃん、、、、、、、いってらっしゃい…」 唯「うん!行ってくるよ!どう?今日の服!?」 憂「すっごくかわいいよ!」 唯「エヘヘ~」 憂「…」 唯「う~い~?」 憂「お、、おねえ、ちゃん、…」(いかないで…) 唯「な~に?」 憂「…おねえちゃん……」(そばにいて…) 唯「?」 憂「…い、いk、…い、」(いかないで… ずっとわたしのそばにいて…) 唯「うい?」 憂「…い、、、いってらっしゃいッ!!がんばってねッ!!」 唯「うん!!憂が応援してくれてるんだもん、わたし、がんばるよ!!!!」 憂「…うん」 唯「それじゃ、いってくるよ!!!!」 ガチャ バタンッ 憂「っっぁ、っあ、っ」 憂「っお、おねぇ、っぁっっっ、ちゃん…」 憂「ッぁう、うぁぁぁぁぁあぇああっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぇぇん」ガクッ 唯(憂、わたし、がんばるよ!!) テクテク 唯(ん?あそこで仁王立ちしてるのは…?) 唯「あずにゃ~ん!!」 梓「…」 唯「あずにゃん、こんなところで会うなんて奇遇だね~~~」 梓「…奇遇じゃ、ないです」 唯「ほぇ?そうなの?」 梓「…今日、憂の様子はどうでしたか?」 唯「えっ?うい?えっとね!憂ね!早起きしてすっごくおいしい朝ごはんつくってくれたの!!!」 梓「他には?」 唯「ほか?わたしを応援してくれてね!今日の服もかわいいって!それにがんばれって!!」 梓「…」 唯「あずにゃん?ど~したの?」 パチンッ 唯「………っぇ…?」 梓「…」 唯「あ、あずにゃん… ど、どうして、た、叩いたの…?」 梓「…」 唯「…あ、ずにゃん…?」 梓「…デス」 唯「…あずにゃん?」 梓「唯先輩は、最低ですッ!!!!!」ポロポロ 唯(!) 梓「酷すぎですっ!!最低ですッ!!最低ですッ!!!」ポロポロ 唯「…あ、あz」 梓「どうして気付いてあげないんですかっ!! 最近、毎日毎日、今日も昨日もその前も、憂がどんな思いでいたか、 どんなに苦しんでたか、どんなに辛かったか、 どうして気付いてあげないんですか!!!!!!」ポロポロ 唯「…う、うい、が…?」 梓「気付きませんでしたか!?憂が毎晩、泣いていることッ! 気付きませんでしたか!?憂が無理して明るく振舞ってたことッ!」ポロポロ 唯「…えっ…う、うい…」 梓「最低ですッ!!今日、憂が、どんな気持ちで唯先輩を送り出したか、わかりますか!? 憂がどれだけボロボロになってたか、わかりますか!? 全部、唯先輩のために!大好きな大好きなおねえちゃんに幸せになってほしいって!!! そのために、憂がどれほど苦しんでるか、わかりますか!?」ポロポロ 唯「わ、わたし…」 梓「気付いてあげてくださいッ!!憂の気持ちにッ!! もっと見ていてあげてくださいッ!!憂の隣でッ!!唯先輩ッ!!!!!!!」ブワッ 唯「わ、わたし…」ダッ クルッ ダダダダダダダダダッ 梓(はやく、憂のところに… 行ってあげてください…)ニコッ ダッダッダッダッダッダッ 唯「うい、うい…」ポロポロ 唯(わたしは、ダメなおねえちゃんだ、最低だッ) 唯(憂が、わたしのために…そんな…) (「お姉ちゃんのためなら、わたし、なんでも頑張っちゃうよ!」) 唯(舞い上がってて気付かなかった…わたし、最低だッ、最低だッ!) (「律さんに告白しなよっ!!」) (「わたしは、お姉ちゃんに幸せになってほしいの!!」) (「お姉ちゃんは、こんなにかわいいし、一生懸命だし、ちょっと抜けてるとこも すっごくたまにあるけどそれもかわいくて、他人思いで思いやりがあって、こんな にかわいいんだもん!」) (「お姉ちゃんの気持ち、絶対に伝わるよっ!!」) (「わたしは、お姉ちゃんに満開の笑顔でいてほしいの!」) (「…がんばってね!お姉ちゃん!」) 唯(いつもいつでも、わたしを支えてくれた) (「わたしは、いつでもお姉ちゃんの味方だよ…//」) (「もし、話したくなったら、わたしを信じて話してね…//」) 唯(いつもいつでも、わたしを応援してくれた) (「だから、わたし、お姉ちゃんを応援するよ!」) (「わたしは、大丈夫!いつだってお姉ちゃんの味方だよ!」) 唯(いつも、ずっと…) 唯(なのに、、、、わたしは!!!!!!!!) 唯(少し、様子がおかしいところもあった) (「へ、へー、そうなんだ!すごいね!」) 唯(なんで気付いてあげられなかったの!?) (「だからね!うまくいくように、豪華な朝ごはんを、と思って//」) 唯(そういえば、今日、何か言いかけてた…) (「お、、おねえ、ちゃん、…」) (「…い、いk、…い、」) 唯(なんで気付いてあげられなかったの!?) 唯(うい、憂、わたしは… わたしはッ!!!!!!!)ハァハァハァ ダッ 唯「うい!!!!」 ガチャッ 憂(う、うそ、お、おねえちゃん!!??)ビクッ 憂(わ、わすれものかな!?) 憂(は、はやく、涙ふかなきゃ!!)アセアセ ダダダダダッ 唯「う~い~!!!!!!!!」 憂「お、おねえちゃん!?そんなに走ってどうs、」 ダキッ 憂(////!!!!) 唯「憂!ごめんね、わたし、もう、憂を独りにしないよ、 憂から目を離さないよ、憂につらい思いさせないよッ!!!!!」ポロポロ 憂(!!) 唯「わたしね、憂が好き!!!世界で1番憂が好き!!!!!! もう絶対に離さない!!!!大好き!!!憂、大好き!!!!!」ポロポロ 憂「お、おねちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」ブワッ 唯「ごめんね、ごめんね、憂、ホントにダメなおねえちゃんで、ごめんね」ポロポロ 憂「おねえちゃあぁぁぁぁぁぁっぁぁあっぁぁぁあん、わたしも、おねえちゃんのこと、大好き!!! 世界で1番大好き!!!!!!!!」 唯「ういいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃ」ブワッ 憂「おねえちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん」 唯「ういぃいぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 憂「ずっとわたしの味方でいてくれる?」 唯「うん!」 憂「ずっとわたしのそばにいてくれる?」 唯「うん!」 憂「ずっとわたしを好きでいてくれる?」 唯「うんッ!」 憂「おねえちゃん、」 唯「憂、」 「大好き!」 6