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マリア 君たちが生まれた理由 part29-461~466・472・475・479・481・483~484・486・539 461 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 09 21 23 ID 6oCA1kvn0 ・主要人物紹介 高野潤(26歳・男) 慈愛堂病院に勤務する新米の外科医。幼い頃に父親が失踪。その後、母親も亡くなり孤児となる。神田の援助を受け医者に。 精神科で学んでいた事もあり奇行を繰り返すマリアのカウンセリングを引き受ける 筒井マリア(16歳・女) 日本人とフランス人のハーフ。自殺を図り慈愛堂病院に運び込まれる。 幼い頃に両親を亡くし祖母に育てられる。 神田利一(65歳・男) 慈愛堂病院の院長。温厚で人望が厚く、地域のボランティアにも積極的に参加。 「平成の赤ヒゲ」と呼ばれている。高野の育ての親 桑原律夫(58歳・男) 慈愛堂病院の内科院長。神田にライバル意識を燃やす。 気難しい性格でマリアの施設行きを強く薦める 太田由美子(36歳・女) 勤務15年のベテラン看護婦。ちょっとそそっかしいけど頼もしい、顔の大きな人 本田太陽(ひろし)(26歳・男) 高野の学生時代からの友人。慈愛堂病院の精神科勤務。高野のよきアドバイザーとして活躍 性格はおおらかで女好き 二階堂泰徳(64歳・男) 11年前、筒井夫妻の殺人事件を担当した刑事。定年を前に未解決のこの事件の捜査を行う。 462 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 09 22 35 ID 6oCA1kvn0 マリアが5歳の時に彼女を襲った悲劇・・・・両親が何者かに目の前で殺された 事件は解決せず、マリアは安息の日々が訪れる事のないまま心がバラバラになっていった 16歳になったマリアは自殺を図り慈愛堂病院に運び込まれる ・プロローグ「余計なお世話だよ」 慈愛堂病院の一室で目を覚ます筒井マリア とりあえず自己紹介など会話を行ってみるがイマイチ手ごたえがない しかし高野のアイデアで病室に飾っていた花にマリアは反応する。「私、バラの花が好きなんです」と少し嬉しそうに言う 医局に戻った高野は考え込む 筒井マリアは何故か陶器のカケラを自殺の道具に使ったようだ かなり確実性を欠くため、そして何故かその陶器のカケラには「マリア」と名前が入っていたため疑問に思う 何か意味があるかもしれないと考えた高野はそのカケラをとりあえず保存しておく事に 数日後。相変わらず口の重いマリアだったが少しずつ高野の質問には答えるようになってきていた。 しかし、最近筒井マリアの奇妙な行動の報告が目立つようになってくる。 頭痛を訴えて看護婦を呼んだのに「誰も呼んでません」と言ったり牛乳は嫌いだと言っていたのにわざわざ自販機で買って飲んでいたり。 看護婦からキツく注意をしてほしいと訴えられるものの高野は戸惑っていた 高野と他の人との筒井マリアへの印象がまるで違っていたからだ。 その夜、また事件はおこった 夜中、看護婦を呼び出した彼女は「早くここから出してくれ」と暴れ出したらしい。 そして暴れる彼女を抑え付けようとした看護婦をマリアはもの凄い力で押し倒したという 幸い看護婦にたいした怪我はなかった 彼女の手首の怪我は神経にまで達していた。片手で押し倒した事になるが・・・ 突然人が変わったようになるマリアに戸惑う高野 院内ではマリアはウソつきの非行少女という扱いになっていく マリアの扱いについて話し合う。身寄りもないため後の事は施設に連絡するのが妥当な処置だろうという事に そしてとりあえず傷が治るまでは高野がカウンセリングを行ってみる事になった。 高野はまず看護婦を突き飛ばした事について尋ねてみる。 普段から記憶が途切れがちで全く何をしたか覚えてないという彼女。 果たしてマリアはどこまで本当の事を言ってるのだろうかと考えこむ高野 そういえば救急車を呼んだのは誰なのだろうか。彼女の家には誰もいないハズだが・・・? ただ意図的にそんな事を行う理由が見えないためとりあえずカウンセリングを続けてみる事にする 次の日、彼女に自殺未遂をした日、家に誰かいたのか尋ねるが祖母が亡くなってからはずっと一人だと答えるマリア これからどうカウンセリングを進めればいいのか悩む高野に電話がかかってくる。 電話の相手は慈愛堂病院の精神科に務める本田 とりあえずどんな環境でいきてきたのか、親との関係はどうだったのかなどいろいろ聞き出してみろと薦める本田 再び彼女に看護婦を突き飛ばした時の話を聞いてみる とても気分がよかったのに何故か看護婦を読んでいた。暴れ出す自分を端から見てるような気分だったという彼女。 記憶は途切れ途切れだが自分の行動をやめさせるために必死になっていたという どうも理由やきっかけがイマイチつかめない高野。やはりもっと彼女の根本に問題が眠っているのか・・・・ 次の日、いよいよ本格的な診察に入る。 どういうきっかけで彼女を破壊的な行動に走らせてしまうのか、高野はそのポイントをマリアと一緒に探すため説明をする 彼女が催眠状態に陥ってしまうキーワード、そもそも彼女にそのような衝動を植えつけるモノが何だったのか まずはそれを一緒に探してみようと彼女に説明する。 その時、病室に飾ったバラの花びらが一枚落ちた・・・・・・ それを見た彼女は豹変する。自分の事を「ボク」と呼びだした彼女は「マリアの過去にかかわるな」と忠告してどこかへ消えてしまう 463 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 09 24 16 ID 6oCA1kvn0 第1話「誰かが殺しに来る」 間もなく意識を取り戻したものの先日のマリアの豹変っぷりに困惑する高野 その時ちょうど本田から電話が 現状の施設どころか精神病院に送られかねない状況で高野が助けに回ったのは神様のめぐり合わせと言い出す本田 とりあえずマリアの分断的記憶喪失について調べてみろと言って電話を切る 高野は記憶の喪失部分と覚えている部分の分別をしてみる事に とりあえずマリアに昨日の件についての話をする すると彼女はもしかしたらバラの花が人格交代のスイッチになっているかもしれないと言う しかしバラは母の好きだった花、辛い思い出なんてないと語る。。。 その夜、またマリアは豹変したらしい 看護婦がマリアの病室の前を通りがかった時に男の声がした 面会時間を過ぎても返らない男友達でもいるものだと思い扉を開けると パジャマの前をはだけたマリアが「勝手に人の部屋に入ってきやがって」と男としか思えない声でどなってきたという話だ よくる日のカウンセリング まず高野はマリアの中に眠る人格について話を聞いてみることにする マリアの中に誰がいるのか、それはどんな人物なのか、彼女自身は明確に把握できていないようだ しかし自分の中で誰かがせめぎあってる、そんな感覚は持っているらしい。 そして話はマリアの人格が分裂したきっかけへ。 しかし彼女は思い出す事が出来ない。そして記憶の回復を怖がる彼女 高野は自分の父親が蒸発した時の事を話しだす。そして今でも父親の歯の写真だけはいつも机の引き出しにあると。 たとえ死んでしまっていたとしても事実を知る事、それによって過去を清算する事、高野はマリアを勇気づける 次にマリアの家族について聞いてみる 両親が亡くなってからはずっと祖母と暮らしてきた事、そして祖母が亡くなったあとは近所の神父に保護者になってもらい今は一人で暮らしている事 その日のカウンセリングはそこで切り上げた その夜また異変は起こった。マリアが病室から消えたらしい 探しにいこうとする高野。しかしそこに二階堂という刑事が尋ねてくる。 一瞬なにか事件でも起こしているのだろうか?とドキリとする高野 しかし二階堂が語ったのはマリアの両親が殺された事件の事、そこで高野はマリアの両親が彼女の目の前で殺されたという事を知る 定年が目前に迫った二階堂は犯人が捕まっていないこの事件を解決したいと単独で捜査を再開したらしい 高野は迷っていた。マリアが失踪した事を話すべきかどうか・・・・ しかし何か事件が起こってしまう方がマズいと判断。二階堂に協力を頼む事に。 さすがは刑事、いろいろな情報を知る事が出来た。彼女の現住所、通う学校、そして今日が彼女の両親の命日だという事・・・・ 二階堂は会議があるため高野は一人でマリアを探しに行く事に マリアはやはり墓地にいた。しかし何があったのか倒れこんでいた。 「誰かが・・・・殺しに来る・・・・」そう呟き彼女は意識を失う 464 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 09 28 32 ID 6oCA1kvn0 第2話「マリアとマリア達」 マリアは無事に見つかった。 また本田から電話がかかってくる。マリアが病院を抜け出した事を聞きつけてかけてきたようだ 相談した結果とりあえず多重人格障害として考えていく事にした高野。人格の結合へ向けていろいろマリアの人格を引きずり出して調べていくことに 高野は墓参りの事やマリアの言葉、マリアの自殺が殺人だった可能性、救急車を呼んだのが誰なのか・・・ 本田は情報の整理がつきかけているようだったが教えてくれない 今度は内線がかかってくる。院長からの呼び出しだ。 マリアの脱走についての説明を求める神田。しかし高野はどう説明していいか迷い口ごもる 桑原がまくしたてる内に話がそれだしたため神田院長は話を打ち切る マリアの容態が不安定になったため病室へ向かう高野 太田によると鎮静剤を打ったらだいぶ安定してきた そして二階堂から高野の予定を聞く電話があったとの事 その後二階堂が尋ねてきた。捜査には進展がないようだが5歳の時にマリアが書いたという絵を持ってきてくれる 二階堂がマリアの見舞いをしたいという事なので病室へ通す すると二階堂は「あれ?おかしいなぁ・・・?」というリアクション マリアが目を覚ますとそそくさと部屋を出ていってしまう マリアと会話した後部屋を出て行った二階堂と話す 事件の事について話さない訳にはいかないと思って気が変わったという二階堂 そして二階堂はマリアの顔つきが昔と全然違う、まるで別人のようだと言いながら帰っていく 二階堂が去った後また連絡が入る。マリアの容態がまた悪化したらしい かけつけると胃の物を吐いてしまった事を聞かされる どうしたのか様子を見ているとまた別人格が登場する どうやら先日高野を脅してきた人格のようだ。その人格は薬は嫌いだから吐いてやったと言う。 そしてまたこれ以上クビを突っ込むなと宣言して勝手に消えていってしまう 太田に調子が悪そうだと言われた高野。後の事は太田にまかせて戻ろうとするが・・・・・ 太田の叫び声が聞こえてくる。急いで病室に戻るとそこにはヒステリックに怒る太田の姿が・・・・・ 太田は何故か何があったのかも言わず出て行ってしまう。 そしてマリアの3番目の人格が現れる・・・・・・ どうやら太田に「顔が大きいのがコンプレックスだな」とハッキリ言ってしまったらしい 2番目と違い破壊衝動があるタイプではない、ただただ冷徹なだけの人格のようだ 意識が途絶えかける中3番目の人格は名前を名乗る。オシリスと。 マリアの人格が戻ってきた。その日はとりあえず休ませる事に。 とりあえず太田には両親の事件の話だけして精神状態の事を納得してもらう事に 次の日。落ち着いた様子の太田を見て安心したところで今までの事を整理する 今手に入っているキーワードは3つ おそらく人格のスイッチとなっているであろう赤いバラ マリアの周囲に落ちている陶器のカケラ そして二階堂が持ってきてくれた絵・・・・・ 今日のカウンセリングはこれらをつなぎ合わせる事を目標にする マリアはまずおとといの事を喋り出す。お墓参りは意識はあったが体のコントロールが利かなかったと。 そして倒れた時に言っていた「誰かに殺される・・・」といううわごと。どうやら革のジャンパーを着た男に付けられていた事からきているらしいが・・・? そしてどうやら一旦家に帰っていたらしい。ある程度の足取りはつかめた。 マリアはせっかく家に帰ったのにお気に入りのオルゴールを忘れてきてしまった事を残念がる 高野は二階堂の持ってきた絵を見せる事にする。すると再びオシリスが現れる。 絵の内容について高野は問いただすが教えてくれない ついでなので人格の人数について聞いてみるがスキを見せる訳にはいかないとの事 マリアは別人格に殺されかかった、そして救急車を呼んだのはオシリスだという事を聞かされる オシリスは「私が必ずマリアを守る」と言い残し消えていった・・・・ 465 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 09 32 23 ID 6oCA1kvn0 第3話「突然の告白」 現時点でマリア以外に2人の人格を確認した。オシリス、そして薬嫌いで騒ぎを起こすのが好きな名前のわからない人格。 しかし自殺を引き起こした人格はおそらく別にいるようだ・・・・・・ 二階堂から電話がかかってくる。相談があるからこちらへ来るとの事 高野は二階堂の目的がよくつかめずにいた。いったい何を調べているんだろう・・・・ カウンセリング。昨日の別人格について聞いてくるマリア。 率直にオシリスの事を話してみる高野。するとオシリスと言う名前に聞き覚えがあるという マリアの祖母はエジプト考古学の学者だったようで発掘調査などには飛び回っていてその話をマリアにも聞かせてくれていたらしい 明確な話は思い出せないが家にはエジプトの絵本のようなモノがいろいろあるというマリア。高野はその絵本を取りにマリアの家へ向かう事に 家には一つだけ鍵がかかってる部屋があるらしい。話によると両親が死んでから父親の書斎にカラスの死体などが置かれたりして気持ち悪かったので祖母が封印してしまったとの事 話はかわりマリアの父親の話になる マリアの父は熱心なカトリック教徒で母親とも教会で出会ったらしい 職業は弁護士。とても忙しかったらしいがマリアと母の誕生日には必ず家にいる優しい父親だった 母の誕生日にはバラの花束、マリアの誕生日には神戸で注文したぬいぐるみ、そして両親が作曲した曲のオルゴールも誕生日にもらったらしい そのオルゴールには底に小物が入るようになっておりそこには祖母がエジプトで買った小さな水晶が入っていたらしい 母親はフランス人でいつも庭で赤いバラの手入れをしていたらしい 11月30日が命日、そして12月1日が母の誕生日という事で毎年マリアは両親の墓へ母への誕生日プレゼントという意味もこめてバラを供えに行っている マリアは当時の事を一つ思い出す。いつものように父親が誕生日のためのバラを注文したが手違いなのか事件の日に一日早く届いていたらしい 父はその花束を書斎に隠していたらしいが・・・・そこからマリアの記憶は抜け落ちていた その記憶を思い出そうとする中再び人格が入れ替わる事に また新たな人格が現れた。名前はイシス。 イシスは語り出す。ホルスには気をつけろ、と。 そして自分達の役割。イシスは悲しみを引き受ける、オシリスはマリアを守る、、、 ホルスは最初に高野を脅した人格そして薬を吐いてしまった人格の事のようだ、そしてホルスの役割を話そうとするが・・・・ 「監視されている」危機を感じたらしいイシスは言葉を途切れさせてしまう イシスの話に出てきた「あの人」について話を聞くと「マリアを消そうとしている・・・」と 話によるとオシリスとイシスはマリアの味方、「あの人」は敵、そしてホルスはどちらでもないらしい イシスはマリアを疲れさせてはいけない、過去を思い出させようとするとマリアはとても疲れてしまうと言い残し消えていく 記憶の回復を怖がるマリアそんなマリアを勇気づけながら高野は書類整理のため医局へ戻る すると二階堂が尋ねてくる。どうも事件の話ではなく母親を通院させるための病院探しの相談だったようだ。 二階堂と話している途中マリアが通りがかる。マリアを見た二階堂は「おとといは別人のようだったが今日は昔の面影がある」という。 二階堂と話し終え、書類の整理を終えた高野はカウンセリングに向かうがマリアは疲れたので今日は中止にしてほしいという 高野も同意し、病室から出ようとした。その時、ホルスが現れる。 ホルスはマリアの両親を殺した犯人を殺した、そして台所に埋めたんだと告白する。 二階堂はその事を捜査に来てるんだと述べ消えてしまう ホルスから話を聞いた高野はその日のうちにマリアの家へ向かう事にする。 オルゴールを持ってきてほしいというマリアから引き出しの鍵を受け取り筒井家へ とりあえず神話の本とオルゴール、そしてその隣にまたもや出現した陶器のカケラを回収 その後台所の下を掘り起こすと・・・そこには高野の父のつけていたブレスレットをつけた白骨死体が・・・・ 思いもがけない発見に気が動転する高野。 とりあえず歯型だけ確保し、持ち帰る。信じたくない一身で恐る恐る自分の持っていたレントゲン写真と称号するがその歯型は一致した・・・・ 466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 10 06 05 ID 6oCA1kvn0 1話~3話までがDISC2。前半はここまで 472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 14 04 03 ID 6oCA1kvn0 4話以降選択肢で多少事象や高野達が知る事柄に差がありますがとりあえず1本選んで乗っけます ってか前半もいくつか分岐はあるんですがそれは後ほど補完という事で・・・・ 475 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 14 22 59 ID 6oCA1kvn0 第4話「僕がウソをついた」 筒井家で発見された父の死体に関してどうにか正式な理由を見つけたい高野。 しかしマリアの施設受け入れの日取りが決まった。もう時間がない。 このままだと高野がこの事件に関わるきっかけは一生失われてしまう ある程度のヒントは浮かんでいる。「陶器のカケラ」「絵」「マリアの中の人格達」 まずは陶器のカケラ。今まで3つ見つかっている マリアが自殺に使ったもの、墓地で倒れているマリアのそばに落ちていたもの、そしてオルゴールの隣にあったもの・・・ おそらくつなげると何かになるのだろう。他の破片も存在しているのだろうか? 次に人格。まだ見てない、イシスの話によるとマリアを殺そうとしている人格があるはずだ。 そして死体の隣には小さな鍵が落ちていた。いったいなんのためのモノなのだろう・・・・ とりあえず一つ一つ整理する。まずは昨日書斎で見つけたエジプト神話の本を開く高野。 その本にはオシリス、イシス、ホルス、そしてセトの話がかかれていた。 マリアの書いた絵は純粋なセトのシンボルであった。 おそらくこの神話にマリアは自分を完全に重ねてしまったのだろうと高野は考える。 セトによってバラバラにされたオシリスは両親惨殺によってバラバラになってしまったマリアの心の象徴 そしてその心はイシスによってつなぎとめられる 時を経て、復讐心を中心に狂気の人格、セトやホルスも生まれる 狂気をセト、現実をホルス、逃避をイシス、誇大妄想をオシリス 両親惨殺からきた悲しみがこの構図を作り上げていったのだろう 本田から電話がかかってくる。勘の鋭い本田にバレないかどうかヒヤヒヤし、まずは冷静に取り繕う事に集中する そんな折太田からバラ園の取り壊しに関するアンケートが来る。高野は反対する事に。 心を落ち着かせてマリアのカウンセリングに向かう。 筒井家で発見した事は全て伏せ、オルゴールだけを手渡す。 死体のそばで見つけたオルゴールの底蓋のカギも渡したがさび付いていて使えなかった オルゴールを眺めてマリアは祖母からの言葉を思い出す 「困ったら神父さんの所へ行ってみなさい・・・」と 少しでも情報が欲しい高野は神父のいる希望の丘教会へ向かう事に。 連絡が取れないため心配していたレヴィ。膝が悪いのでなかなか遠出出来ないという 高野はこの人の良さそうな神父にマリアの施設行きの話を切り出せないでいた。 有力な情報は得られず帰ろうとする高野に神父はオルゴールの底の鍵を渡す マリアの祖母がなくなるときに首から提げていたのを保管していたらしい まずは一つ一つ疑問を解決していきたいと考える高野はマリアに鍵を渡して、何が入っているかを確認してもらう事にする そこに入っていたのは・・・祖母からマリアへあてた手紙だった マリアの祖母は突然尋ねてきた犯人の男が口封じにマリアを殺すものと思い後から花瓶で殴りつけた しばらく正気を失っていたが万一死体が見つかった時に使う証拠として自白の手紙を封じ込めた宝石箱のカギを死体と一緒に埋めた そしてマリアには「今日のことは忘れなさい。二度と思い出してはいけない」と何度も言い聞かせ記憶を閉じ込めた・・・ そんな事が書かれていた。 真実を知り動揺するマリア。マリアは真実を隠していた高野を責める そして観念した高野は語りだす 479 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 14 28 28 ID 6oCA1kvn0 第5話「時間をください」 マリアにまだ話してない別人格のこと、そして死体を見つけるまでの経緯を話し出す高野。 最初は本当にエジプト考古学の本を探しにいくつもりだったが、ホルスが現れ台所の下を掘ってみろ、と言われた事 そしてそこには本当に死体があった事を。しかしブレスレットの事はさすがにいえなかった・・・・ 少しずつ当時を思い出しそうになるマリア。何故、台所の下に鍵をかけなければいけなかったのか・・・という疑問 書斎を封印した時に何故かホッとしていた自分・・・・ とりあえず警察に知らせるかどうかの判断はマリアにまかせる事にする どうすればいいのか悩むマリア。すると頭痛に襲われ人格がスイッチする。 悲しみを引き受けるイシスが泣く。続いてホルスの登場。 ホルスは率直に疑問をぶつけてくる。何故警察に通報しないのか、何か隠しているのではないのか・・・?と。 マリアに気をつけろ・・・そして陶器のカケラについて調べてみろ・・・という言葉を残しホルスは消える 翌日。高野は掘り出したままの死体の事を思い出す。 神田から呼び出されるが用事があってマリアの家へ行く、と素直に話しマリアの家へ急ぐ マリアの家に到着し、急いで死体を埋めなおす高野。そこに革ジャンパーを着た男の影が忍び寄る・・・ 遺体を埋めなおし物思いにふける高野。するといきなり背後から殴りつけられ気を失う・・・・ しばらく経って意識を取り戻す高野。傍らには「この事件から手を引け」と書かれた脅迫文が・・・・ 高野はその事自体に疑問を抱く。高野の父親がマリアの両親を殺し、マリアの祖母が高野の父親を殺したのだとしたら当事者は既に全員死亡しているはずでは・・・? しかし明らかにこの件から手を引かせたがっている人間が存在するのは事実だ。とりあえず高野はその場から逃げ出す事に 院に戻ってきて本田の電話を受けたあと、神田との約束を思い出し院長室へ向かう高野 すると二階堂と太田が話しこんでいた。また病院の事についてしつこく聞き込んでいたようだ。 相変わらず目的がわからない二階堂の行動に不安になる高野 神田との話はマリアの近況報告だけで終わり高野は医局へ戻ろうとする その時、マリアの学校の担任の女性から声をかけられる どうやら見舞いに来ていたらしい。随分マリアは明るくなったと話す彼女。 そんな中彼女は壊れた何かの像を見せる。 話によると学校でもマリアは時折人が変わったようになる。 壊れた像を見て変な宗教にでも入ってるのではないかと心配しそれを聞こうとしたのだが明るくなったマリアに思わず話しそびれてしまったとの事 高野は像に関して聞いてみてくれという頼みを引き受けさっそくマリアの病室へ向かう 少しずつ記憶が蘇りかけているというマリア 高野はそんなマリアの前で壊れた像と陶器のカケラを組み合わせ始める その様子を見て彼女は記憶の一部を急速に蘇らせる バラの花瓶の後ろに隠れる子供の頃のマリア・・・・ 言い争いをするマリアの父と男。 揉み合いになり男はマリアの父を突き飛ばす そして本棚から落ちてきたマリア像がマリアの父の頭を直撃する・・・ 481 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 14 31 21 ID 6oCA1kvn0 第6話「君は見ていた」 マリアは父が殺された時の事を語りだす。 父親とかくれんぼをしていた子供のマリア。マリアは手違いで一日早く届いてしまい父親が自分の書斎に隠していたバラの花束の後に隠れていた すると見知らぬ男が突然現れ書斎を荒らしはじめる。それに気づいたマリアの父がかけつけてくる。 父親とその男は初対面だったようだとマリアは言う。しかし何が目的だったのかはわかっているようだったと。 男が手にしているファイルのような物を見て怒ったマリアの父は男に掴みかかる。 そして逃げようとした男に突き飛ばされるマリアの父。その頭上にマリア像が直撃する・・・ マリアがいうにはどうやら筒井家に押し入った人物はもう一人いたらしい。 その後のマリアの行動はイマイチよく覚えてないようだ。しかし自分でマリア像のかけらを拾い集めていた、という事は覚えているらしい 恐らく陶器のカケラ、そしてここにある壊れた像はその時の凶器だったのだろう。 何故高野の父とマリアの両親は命の危険を冒すような状況を演じなければいけなかったのか、考え込む高野 するとホルスが現れ凶器を隠した理由、そして凶器を拾い集め、復讐心を溜めていくことで生まれたのが自分だと語る クリスチャンであるマリアは犯人への憎しみを抑えようとすればするほど心が壊れそうになっていく そんな中でホルスの必要性が出来たのだと。ホルスは殺ってやると宣言する。証拠は一つじゃない、既に準備は完了している、そう言い残しホルスは消える 意識を失ってしまったマリアをそのまま休ませ高野は医局へ戻る 陶器のカケラを繋ぎ合わせ、過去の記憶が結合される事でマリアの人格は結合へ向かっているハズだ しかしホルスは消える気配がない。犯人の一人が死んでいる事を知る今、ホルスの必要性がどこにあるのか・・・ 本当にマリアはもう一人の犯人を見ているのだろうか? どちらにしろ自分の父との関連を調べる為にはこのもう一人を探すしかない とりあえずマリアの父と勤めていた法律事務所に電話してみる事に。マリアの事を話し、情報をもらう。 すると、マリアの父が最後に担当していた事件がここ、慈愛堂病院の医療ミスについての話だという事を知る 電話を切り考えてみる高野。すると太田が回診の時間を知らせに来るので医療ミスの件について聞いてみる 太田から聞けたのは結局は示談で済んだ事、そしてその翌年の院長戦が大モメになった事、この2つだった 神田院長はこの時に院長に就任したらしい もっと情報が欲しい高野。医学部の頃の友人で今は新聞社に務める深井に電話してみる まず、深井から筒井家での殺人事件に関するメールが届く。 しかしマリアの名前が「まりあ」と誤植されていた事以外は特に新しい事実もない 続いて医療ミスに関してのメール。 被害者の名前、当時の状況などを知る事が出来た。 被害者、青沼佐知子は当時妊娠中に階段から転落。病院に運ばれるが全身打撲と出血多量で亡くなったようだ 今日までこの病院にいて全くこの話を聞いたことになかった高野。 とりあえず詳しいデータを調べてみる事にする。 病歴室のデータベースを調べてみる高野。しかしデータベースの中に「青沼佐知子」のデータは無い 入力ミスかと思い絞り込んだデータを全て調べてみるが死因は白血病や胃がんなど、この事件とは関係のないものばかりだった おそらく意図的な隠蔽工作があったのだろう。ここでこうしていてもしかたないと思った高野は院長の元へ話を聞きに行ってみる、が神田は不在。 しかたなく一旦医局へ戻るとそこには二階堂の姿が。 高野は医療ミスの件について尋ねてみる。やはり二階堂はその事を知っていた。当時も調べていたようだ。 しかし今追っているのは医療ミスの件ではないという。二階堂は自分が追っているのは明らかに刑法に触れる犯罪だと断言。 マリアの事について尋ねてくる二階堂。高野は当時の記憶の回復を素直に伝える事にする。 二階堂によると5歳の頃の証言と全く同じ内容らしい。 状況を知り満足したのか二階堂は帰っていく その時電話が鳴る。電話の主は桑原。院長室で神田が倒れたらしい。 急いでかけつける高野。「年寄り扱いは困る・・・」と言い残し神田は倒れる 483 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 14 40 05 ID 6oCA1kvn0 第7話「まりあとマリア」 先天性の臓器障害で苦しむ子供時代の高野の臓器移植手術を担当した高野の恩人である神田が倒れた事で思い深ける高野 その時二階堂から電話がかかってくるそちらへ伺いたいという電話。状況が状況なので断ろうとしたが容疑者が割り出せそうだというので承諾する。 とりあえず桑原に神田の病状を聞きにいく高野。どうやら腫瘍がみつかったらしい・・・ 医局に戻ると二階堂が尋ねてきた。マリアから証言を聞きたいという二階堂 人格が安定しないマリアに合わせる危険はあるがとりあえず合わせる事にし、高野も同席する 二階堂は犯人は二人組かどうか、そしてそれを改めて証言してほしい、とだけ言って帰っていった。他の事はもう固めてあるとの事 二階堂が帰った後筒井マリアに関する報告書をまとめ、桑原院長の部屋を訪れる しかし姿が見えず、一旦出直そうとする。その時、太田がやってくる 太田は高野を呼びとめ、12年前の医療ミスについての話を始める 桑原は昔はあんな人じゃなかった。12年前、桑原は騙されて人間不信になった・・・という所から話は始まる 話をまとめてみると・・・ 青沼佐知子は桑原の診察後、外科に回され神田による手術を受けるが途中で死亡する。原因は神田の誤診によるものだったらしい。 そしてそのミスを隠すためカルテを偽装して桑原に責任をなすりつけた・・・・ 太田の話を信じられない高野。直接問いただすために神田の病室を訪れる。 しかし神田の姿は見えない・・・そこに看護婦の村井が現れる。 高野は院長室を探しにいくついでに村井の持っていた神田のクリーニングを預かる 神田のクリーニングの中身は革のジャンパー・・・・中には何かのカギが入っていた 院長室にも神田の姿は見当たらない。クリーニングを置いて出ようとするが・・・ ふと考え付いた高野は机のカギが開くかどうか試してみた。 予想はあたった。中には差出人のない封筒。そして・・・マリアの父の日記が入っていた。 中には偽装カルテを手に入れた事が書いてある ホルスの「準備は出来ている・・」という言葉の意味がわかった高野。おそらく日記を送りつけたのはホルスだろう。 神田はマリアを殺す気かも・・・と見た高野は二人を探す。 神田はマリアを屋上に連れ出していた。 屋上でマリアに日記の事を問い詰める神田。ホルスになっていないマリアは何の事か理解出来ない。 マリアに薬をかがせる神田。そこに高野が到着する。なんとか説得しようと必死に呼びかける高野。。。 神田が事件について語る。そしてまだ私を必要としている人間がいる、マリアは殺さなければいけないと叫ぶ神田・・・・ するとマリアの最後の人格が現れる。しかしその人格もマリアと名乗る。。。 実は深井から送られてきた新聞記事に書かれたひらがなの「まりあ」あれは正式な記述だった。 マリアから今まで高野が相手をしてきた3人の人格はまりあの裏人格、マリアが作った人格だと聞かされる。エジプトの神話の事はただの都合の良かった符号にすぎないと。 そして復讐の時を迎え、必要なくなった人格は消した、と。 マリアはメスを握り、神田に遅いかかる。必死に呼びかける高野、しかしマリアは止まらない。 いよいよ神田が追い詰められ、メスが振り下ろされようとされる。高野はマリアに体当たりして止める。。。 しかしマリアは壊れた柵ごと落ちそうになる。ギリギリの所で手を掴む高野 落ちそうになったショックでまりあに戻ったが「これで私の中の邪悪な者も・・・死ぬから・・・」と手を離そうとする そこへ二階堂が到着する。限界が近づいていた高野は助けを求めるが神田が抵抗するため二階堂は助けに向かえない そして二人は・・・・屋上から落ちていった・・・・ 3日後、高野は病室で目を覚ます。話によるとバラ園の上に落ちて助かっていたらしい まりあも高野がかばったおかげで軽症で済んだ 奇跡だ!と喜ぶ高野にまりあはこう語る 「いえ、きっとただの偶然なんです・・だとしたら、奇跡が起こらなかったお父さんとお母さんがあまりに可哀想だもの・・・・」 そして高野は「うん。きっとそうだね・・・」と返し、助かった二人は微笑み会う そこへ高野の意識が戻ったと聞いた二階堂が駆けつけてきた。二人の様子を見て「お邪魔だったかな?」と一言 二人は声を揃えて老刑事を歓迎する「いえ!ぜんぜん!」 484 :マリア~君達が生まれた理由~:2007/03/31(土) 14 58 33 ID 6oCA1kvn0 ・エピローグ「君とメリークリスマス」 神田が逮捕され、だいたいの事は解決の方向へ向かっていた・・・ 神田は一通りの事を自白したらしい。11年前、何者かが青沼佐知子のカルテをまりあの父に送っていた事、そしてそれを取り返すためにあの事件は起きたこと・・・・ まりあの人格はあの時から急速に結合へ向かっていた。 本田の見解によると、マリアは転落しそうになった瞬間、どうやら消えていったらしい。 マリアはあの瞬間、死を迎えたと考えてよいようだ。 残りの人格も順調に結合へ向かっていると聞き安心する高野。 結局今まで通りレヴィ神父が保護者となり、まりあはあの家で暮らしていく事になった 残った疑問は2つ。 1つめはカルテを送った人間は誰なのか、これは神田が順調に取り調べに応じる今、警察の方も調べる気があまりないようで宙に浮いたままになるのは確実なようだ 2つめは何故高野の父は犯罪に加担する事になったのか・・・という事 二階堂によるとどうやら臓器移植の優先と引き換えに神田から話をもちかけられたらしい 医療と無関係な人間からの協力者の確保・・・それに高野の父は利用された まりあの父が意識を失った跡、救急車を呼んでいたりもした事から高野の父は生きていたとしても情状酌量、そしてもちろんまりあの祖母もそうなっただろう、と二階堂は話す 結局、どちらも既に亡くなっている事からこの事は二階堂と高野の胸の中にしまっておこうという事に そしてもう一つ驚く話を聞かされる まりあの父は脳死状態で運ばれた。腎バンクに登録していた事から臓器の提供を行う事になり・・・ どうやら高野に臓器を提供したのはまりあの父で間違いないらしい・・・・ 二階堂と話をしている所にまりあがやってくる。まりあは定年退職のお祝いに、と白いバラを二階堂へ手渡す まりあはどうやらレヴィ神父の待つ希望の丘教会へ行くのに高野を誘いにきたらしい。 準備をしに医局へ戻る高野。そして希望の丘教会へ・・・・ 心の余裕がある今、初めて景色の美しさに気づく高野・・そこにはレヴィ神父が待っていた。 高野は凶器となったマリア像の処分をレヴィ神父に委ねる事に。 教会の鐘が新しくなった事に気づくまりあ 今年からカウントダウンをやる事になったから是非おいでとレヴィ神父に誘われる。 そして教会の中にはクリスマスツリーが・・・・ 過去を受け入れる事の出来たまりあにレヴィ神父はまりあの両親の話を聞かせる。いつも決まった席で二人並んで説教を聞いていたらしい・・・ まりあはその場所で祈りをささげる・・・・・ 何を願ったの?と聞く高野 「お父さんとお母さんにさようならって・・・・・後はヒミツです!」 おわり 486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 14 59 51 ID 6oCA1kvn0 とりあえず分岐はあるけどこれが本編かな?という事で。 機会があったら追加しますがこれで一区切り 539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 23 05 51 ID rBsreGSH0 必要ないかもしれないけど、マリア1の分岐を少し置いときますね 第一話 マリア疾走時に二階堂を信用せず、単独でマリアの自宅に捜索するとマリア自宅ではマリアがここへ一度来た気配があり、さらにバラバラになった絵葉書を発見 絵葉書をつなぎ合わせ絵葉書に描かれていた教会の存在を知り、教会に向かうとマリア発見 この時学校には行かないので、マリアが描いた絵は入手でず、オシリスの代わりにセトという人格が出てくる。 (この分岐で以降セト、オシリス、どちらが出るか決定される。 セトはホルス以上に凶暴で乱暴者) 5話 死体発見時にジャンパーの男の襲撃の変わりにタイミング悪くマリア宅に新聞屋が来て、 それに応答するとサッカーのチケット入手し、意外とサッカー好きだったマリアと観戦しに行くエンディングに繋がる。 6話 進め方によってオシリスorイシスが出てきて、自分達は今のマリアに必要なくなったと言って二人同時に消滅(マリア意識と統合?)する。 これはマリアが高野のおかげで悲しみに溺れる必要がなくなった為(マリアが精神面で成長した証拠) 七話 進め方によって屋上の乱闘でもみ合っているうちに神田がフェンスから落ち、事件の真相を知る者が居なくなりバッドエンド。 その時のまりあの表情には冷笑が浮かんでいる=マリアの片鱗か。 *ここからはうろ覚え 3話か4話でエンディング分岐があり、それによってマリアが他の人格を知る形が変わる (自分からマリアに告白しマリアに納得させるorオルゴールの手紙からマリアが自分で気付) まりあの父が意識を失った後救急車を呼んだのはまりあの父自身で、まりあ父は臓器移植のドナーに登録しており、自らの命が消えかかっていることを悟って臓器移植の為に救急車を呼んだ。気がする。 結果まりあ父の臓器はその頃子供だった高野に移植され、高野はまりあ父の機転によって助かっていた。 大きな分岐は途中途中で出てくる、神田を信用するか、二階堂を信用するかが主立つ。 サッカーのチケット入手した時は、神田には極力マリアの事を伏せ、あくまで個人的な用事で出かけると言っておくと、神田は高野の事を信用しマリア宅まで尾行しない=ジャンパー男の襲撃が無い。
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326 :名無したんはエロカワイイ:2007/04/16(月) 12 17 01 ID lTHpWocX 325 何を間違えたのか コーンに生まれたこの気持ち♪ワワワワ~ な捨て駒達を想像した 327 :名無したんはエロカワイイ:2007/04/16(月) 12 30 45 ID 66SIQH80 州*゚。д゚)<ジュルリ… 328 :名無したんはエロカワイイ:2007/04/16(月) 12 58 25 ID GTVU3pqr 》326 ちょwwwシャキッとコーンwwwww 捨て駒に生まれたこの体(ワワワワー) 盤上を動いて見せましょう \\毛利家のため シャキッと捨て駒// ♪ ♪ ♪ ♪ ('0'*) ('0'*)| | ('0'*) ♪ | |('0'*)| |♪ ―('0'*)| ∪('0'*)― | ∪| | | ∪♪ ♪ | | ∪∪ | |~♪ ∪∪ ∪∪
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【リプレイ】魔人が生まれた日1 青年さんが入室しました 青年- 【――とあるセントラルのビル屋上にて――】 青年- 「ッ…っは、、く……ッ」 青年- 「、、んだ、今のは……?」 青年- 「……っ」(己が掌を見る 青年- 「…………、っ」(フラフラと端へ移動 青年- (ビル屋上から夜の街を俯瞰する 青年- 「……(誰か……居ないものか」(見下ろしつつ シグマさんが入室しました シグマ- ((喫茶でええかな シグマ- ((あ セントラルの街か。 青年- ((少し歩けば喫茶には行ける場所 シグマ- ((りょーかいです シグマ- (夜道を歩く派手色モノアイ少年 青年- 「――」(シグマを発見 シグマ- とーおくーっむこーおでェーッ ぼくはきみをーおもーいえがーいてーっ♪ シグマ- (軽快に歩いてる 青年- 「……試してみるか」(屋上から身を乗り出す シュネーさんが入室しました シグマ- ん~そろそろ喫茶かなァー? 青年- (普通の視力で地上から屋上の青年を視認することは難。 シュネー- (夜の街中 明らかに浮く紺の竜の影 青年- 「――告げる≪セット≫。」(腕を水平に 青年- (黒い球体が発生 シュネー- ……(なんとなく喫茶の看板を見上げる シュネー- ((喫茶って看板あるんかな 青年- 「行け」(指先をシグマに向けると、浮遊球体が一直線に降下 青年- ((きっとある シュネー- ((ローソン的な看板があるよね うん シュネー- (チリンチリン、と歩く度に首の鈴の音が響く シグマ- …、ン 青年- (球体が高速で接近>シグマ 青年- ビチャッ(目先数td先に着弾 シグマ- ―― げッ シグマ- な、なんじゃこりゃァ シュネー- ?(シグマに気付く 青年- (衝撃で水溜りの如く 青年- (するとうねり出し、急激に形を形成する シグマ- う、うわァーこの上通っていーんかな… っ て シュネー- (――ケーキでもたべようとおもったけど それどころじゃない ? 青年- ――■■、■ 青年- (影色の人型が形成される 青年- (形状は剣士のそれを思わせるが、まるで影が独りでに立ち上がったかのような風貌 シグマ- え、あー、 アー… シグマ- …どちらさまで? シュネー- (怖がらせないように、シグマの近くにそっと歩み寄る シグマ- 、んん?(シュネーに気付く シュネー- (シグマのすぐ後ろ 青年- ■、■■(物音立てず、体と同じ影色の剣を構える シグマ- …なあアンタ、この人誰だか分かるかー?(シュネーに シュネー- どーか した? (屈みこんで首を下げ 青年- 「――やれ」(遥か高度の屋上から俯瞰しつつ シュネー- (ぶんぶんと首を振って否定 シグマ- ああ、そっかァやっぱりなァ。それにしても――(影に向き直って シグマ- アアアめっちゃ臨戦態勢! 青年- ■、■(ユラリ シュネー- (――なんか ヤバそう? 青年- ――■■ッ!!(飛び掛り、剣と思われるソレを振り下ろす――!>シグマ 美殺さんが入室しました シュネー- !(シグマを庇う シグマ- え、ちょ、待ッ―― 美殺- (少し離れた位置から傍観 青年- (ズブリ シュネー- ――!! シグマ- ―、、、 青年- (衝撃波無く、影色の刃はただ生気だけを奪って透り抜ける シグマ- (よろよろと後退る シュネー- (――なに、これ…? 青年- ■■(再度構え、刺突>シュネー シュネー- (尻尾で払いつつ飛び退く シュネー- (屈んで構え、剣を噛み砕こうと 青年- (殴った実感は無いものの、弾かれたかのようによろめく 美殺- あらまぁ…何か面白そうですわね(にこりと微笑む シュネー- (――何なのコイツ 青年- 、、(剣を構え、水平に薙ぎ払う シグマ- …、な、なんだよ……?(呆けたまま動けずにいる シュネー- (避けもせず シュネー- ――!!(咆哮して威嚇 青年- (威嚇をものともせず、剣を振り払う シュネー- (安っぽい脅しが通じる相手じゃないってワケね 青年- (衝撃のそれは斬撃ではないが、直接体力を奪う シュネー- (にしても何これ…痛いのか痛くないのか分からないやなかんじ… シュネー- (右前足を振り被り、横に大きく薙ぎ払う 青年- ――■ッ!!(思い切り横に薙ぎ払われる シュネー- (――やっぱり、手ごたえがない? 青年- ―、―、、(体――剣を含めた存在そのものにノイズが奔る シュネー- (――何なのよコイツ。安っぽい幻術じゃなさそうね 青年- ■……■■(ノイズを抱えたまま、突撃刺突>シュネー シグマ- …、わ、な、 シュネー- (吼 美殺- うっふふ……良い雰囲気になってきましたわね シュネー- (影の眼前の地面を尻尾で叩く シュネー- (――地面が砕け、氷の柱が 青年- ――! 青年- (氷の柱に貫かれ――瞬間、霧散し消え失せる シュネー- (――気持ち悪いヤツ 青年- 「――ふむ、、成程な」 シグマ- 、……― 美殺- あらあら、やりますわね(にこ~ シグマ- …終わった、のか? 青年- 「…次の手はこうだ」(再度手を水平に シュネー- おやだま!でてこい!(出てきなさいよ!姿を見せないなんて汚いわよ! 青年- (球体が複数出現し、再度降りかかる シグマ- …おやだま? 青年- (濡れ雑巾の落ちる様な音を立て、複数の球体が周囲に着弾 シグマ- メインで操ってるヤツが居る、ってコトか?なあ―― ッ(球体に吃驚 青年- (滑り蠢き、再度形を形成する シュネー- なかのひと いる。たぶん(あの陰気な影を操ってるヤツがいるってことよ 青年- 「…さぁ、これならばどうする」 シグマ- そっか……――、ッし、(右目のサーチアイカシャカシャ 青年- (シュネーとシグマを取り囲む影の剣士、4体 シグマ- ……あァ畜生それどころじゃないっぽい!! 青年- 「…(成程、こうして見ればチェスと同じだな」 青年- 「(あの生物はルークといったところか、、後ろの奴は精々ポーン…」 青年- 「――(フン) やれ」(指示 シュネー- (この子、戦えるのかしら? 青年- 「「「「■■ッ」」」」 (一斉に跳躍、飛び掛かり二体ずつ斬り付ける>シュネー&シグマ シュネー- (汚い奴らね シュネー- (天を仰ぐ咆哮、飛び掛った一体を前脚で払う シュネー- (もう一体を払い落とす 青年- (薙ぎ払われ霧散するが、次の一体が刃を突き立てる>シュネー シグマ- 、う、わ ァッ!!(反射的に跳んで避ける 青年- (立て続けに払われ霧散 シュネー- (ち!どこまでも陰湿なヤツ! 美殺- さーて、今宵も楽しめそうですわ、御出でなさい(笛召還 シグマ- (着地失敗(ズザザザ シュネー- だいじょーぶ?(大丈夫なの? 戦えないなら逃げたほうがいいわよ! 青年- 「ポーンBをf8へ」 青年- ■■ッ!!(一体が斬りかかる>シグマ シグマ- ッつ、くそっ(横に転がる 青年- 「ポーンC、d7へ」 シグマ- ッ、痛ッ…(なんだ、こんな、オレの身体じゃねーみてーな… 青年- ■ッ!!(立て続けに攻撃 ジャンプ降下突き 美殺- (演奏、全員の耳に響く異質な笛の音 シュネー- (天を仰ぐ咆哮 シュネー- ――?(何、この音 シグマ- ――ッ、 青年- (ズブリッ 美殺- (影を含む全員に収束音塊発射 青年- (剣はシグマの体を透り抜け、生気を奪う シュネー- (咆哮に応えたかのように 空が鈍色の雲で覆われる 青年- (刃傷はできない シュネー- ――!(音塊直撃 シグマ- ッ――、( あ、死んだ シグマ- (よろめく シグマ- (更に音塊直撃 青年- ■■っ!!(全員に直撃 全ての兵が霧散消失 シグマ- ッがは っ (吐血 仰向けに倒れる 青年- 「――新手か、面白い」 シュネー- (微かな雨が降り注ぐ、が不思議と当たっている感じがしない ヒュウマさんが入室しました 美殺- うふふ…楽しそうなことですわ、私も混ざりますわよ(にこやかに シュネー- (く、ジャマがはいって中途半端になっちゃったか… 青年- 「ポーン6、ナイト2」 ヒュウマ- っとォ(倒れるシグマをおさえる。 シグマ- ――、――… シュネー- (水溜りの代わりに光の海が出来、辺りを照らす シュネー- (これで少しは有利になるといいんだけど 青年- (小雨の中、ズブズブと地面から何かが這い出る 美殺- (演奏、またもや響く異質な笛の音 シグマ- ――(あー…天命?コレが、か? 青年- ■、、■■…(湿った街頭の灯りに照らし出されるは――狼 青年- (影色の狼、二体出現 ヒュウマ- 平気か?アンタ。(抱きかかえながら軽く戦況を見渡す シュネー- (――影を消した程度じゃなくならない ってワケね! 青年- (更にそこへ球体が着弾し形成 四体の剣士が出現 ヒュウマ- こいつはまた…乱戦な模様だな、オイ シグマ- 、――…あァ。 シグマ- …アンタは、… 青年- 「数が多いな、先手で牙城を崩す」 シュネー- てき みえる?(これでちょっとは見やすくなったんじゃないかしら? 青年- (光に照らされるも影は影のまま、その存在を誇示 青年- (しかし若干、光にノイズが奔っている模様 美殺- む…これは…少し厄介ですわね……(光に照らされ視界不良 ヒュウマ- 完全には間に合わなかったが、音塊が当たる前にアンタを少しだけ『風』で吹き飛ばした。(抱きかかえて歩きながら説明 シュネー- (さて、これからどうしようかしら… ヒュウマ- 致命傷になってねーといいんだがよ。(シュネーやミサの様子を観察 シグマ- …そっかァ。助けて、くれたのか シグマ- んー、おかげサマで、ってヤツかな。案外平気…みてーなんだけど シュネー- (――こいつら 私だけで相手にしたら確実に負ける 青年- 「…f7にトカゲ1、離れてb6に人型2、更に離れてg2に人型1」 シュネー- (――何考えてんのよ 負けるんじゃなくてもう負けてるんじゃない! シグマ- …(びびったー…ぜってー死んだかと思った… 青年- 「(面白い、やってやる…) ポーンEをb6へ」 シュネー- (咆哮 ヒュウマ- OKay、生きてりゃ問題ねー。 (シグマをベンチに下ろす 青年- ■■ッ!!(一体の剣士が飛び掛り斬りかかる>シグマ シグマ- あ、そいや、あの竜っぽいのが言ってたけど、(座りつつ シグマ- 、ッ シュネー- (どこまでも卑怯なヤツ!(影剣士に体当たり 青年- 「ポーンF、G、c6に前進」 美殺- (シグマに切りかかった剣士に収束音塊発射 青年- (剣士二体が立ち塞がる>シュネー シュネー- (そのまま体当たりで突っ込む ヒュウマ- ツイスター・ウィンド!(ベンチごとシグマを吹き上げる 青年- (塊に直撃し霧散、更に風で吹き飛ばされる シグマ- 、ぶぁッ(びゅーん 美殺- (同時に演奏開始 美殺- (シグマに向け収束音塊発射 青年- (シュネーと二体とも激突 霧散するが代価に体力の大幅を持っていく>シュネー 青年- 「…(あの人型は味方では無さそうだな……」 シュネー- (――っく、やっぱりコイツら…中身を奪ってるワケね…! 青年- 「(ならば好機、利用してやる」 ヒュウマ- エア・ブレイク!(音塊に掌で作った空気の壁をブチ当てる 青年- 「ポーンH、c7へ」 シュネー- (力が抜けて前足から転びそうになる、がフラフラと立て直す 青年- ■ッ!!(突撃刺突>ヒュウマ シグマ- 、ぎゃっ(地面にドシャリ シュネー- (こんなのキリが無いじゃない… 美殺- 私の音をを掻き消しますか…うふふ(演奏開始 シグマ- いつつ、つ……、 そうだ(腕で起き上がりつつ ヒュウマ- ぁん?(刺される シュネー- おもてへ でろー!(出てきなさい本体! 青年- (突き刺さるが実感は無く、ただ生気を奪う>ヒュウマ ヒュウマ- 邪魔だッ(裏拳で剣士を殴り飛ばす 美殺- あら、あのお方は…(ヒュウマ見遣って シグマ- 、くッ、(親玉探し、だよ。 せっかくこの『目』があんだから! 青年- 「更にナイトAをc7へ」 シュネー- (――なんて言って出てくるヤツはいないわよね、特に悪党は…(よろよろ 青年- (裏拳で剣士消滅するが、そこへ狼が飛び掛る 美殺- 今宵は本気でできそうですわね……(にっこり笑み 青年- (裏拳をした腕に噛付く シグマ- 、…(モノアイカシャカシャ 美殺- (噛付いた狼に収束音塊、同時にヒュウマにも発射 青年- 「ナイトB、b7へ」(シグマの動きは視認できていない シュネー- (くっ、何やってんのよ私。これでも誇り高き…… 青年- (ギリギリと噛付き生気を奪う――そこへ音塊 シグマ- ッし、これだ、サーモグラフィー…、… ヒュウマ- エア・―ぐあああ(音塊被弾 青年- ■■ォォンッ!!(低姿勢、高速接近し体当たり>シグマ 青年- (噛付いていた狼は霧散消失 シグマ- (熱、ひとつ、ふたつ、遠くに―― シュネー- (シグマとヒュウマを見遣って ヒュウマ- スライド!(地上をスライドしてシグマに向かう者を追い越す シュネー- (――駄目ね、ここで雨なんか降らせたらアイツらにも…… シグマ- ッ うわ―― ? 美殺- さぁてと、ただの音塊だけでは面白くありませんわよね?(妖笑 美殺- (演奏 先ほどとは異なる異様な音色 シュネー- (咆哮 ヒュウマの傍へと駆け寄る ヒュウマ- エア・ドライブ!(シグマを襲う者に飛び蹴り 青年- ■■ォンッ!?(蹴り飛ばされる ヒュウマ- アンタ、良く会うなあ!(着地し、ミサの方へ話しかける シグマ- ――…(暫く唖然 青年- (錐揉みしながら墜落、地面に付く頃には霧散し消滅 美殺- うっふふ……(ヒュウマ見遣って シュネー- (ミサを見て数歩引き 構える 美殺- 今宵の私は一味違いますわよ?(開眼、ヒュウマと眼をあわせる シグマ- ッ、と、アホしてる場合じゃ―(辺りを見回す 青年- 「……(――全滅、か。乱戦とはいえ強いな……」 青年- 「(だが、闘り合える! 対等だ! この力があれば奴等と同等、、またはそれ以上……!」 美殺- 貴方の力も限界も、試させてもらいますわ…(淡く輝く蒼い瞳で見つつ妖笑 ヒュウマ- ―――(美殺に魅入られる 美殺- さてっと(パッと眼を閉じてにっこり ヒュウマ- ――…。 青年- 「(奴等全員を相手に出来るのも夢ではないな……」 美殺- 何処まで抗ってくれるのか、試させてもらいますわ(青年を除く全員に針状音塊 青年- 「そうか……これが俺の能力(ちから)か……」(戦場を見下しながら シュネー- ――!!(咆哮で打ち消す ヒュウマ- 根無しかテメエらはァアアアッ!!(叫んでヒュウマを中心に嵐発生 シグマ- ―ッ ヒュウマ- ゲイル――(赤髪が逆立って高速移動 美殺- へぇ、私の音を音で掻き消すとは…(シュネー見遣って ヒュウマ- ――ブレイク!(シグマとヒュウマを襲う針状音塊を空気の壁で相殺 シュネー- (同じ手は食わないわよ……(ヨロヨロ ヒュウマ- さっきの狼といいテメーといい!(空中で振り向いて叫ぶ 美殺- ファンタジアを消されるとは、ちょっと予想外でしたわ(にこ 青年- 「…(さて、、どうしたものか」 シグマ- ――、わ、わり……(あとずさる シュネー- (ヤな女―― 青年- 「…(お互いが消耗したところでまとめて叩くか」 シグマ- ……(現時点でオレがやれる事って、ひとつじゃね? 美殺- うふふ……さて、どうしましょうか…… シグマ- (なーんかマジ申し訳ねーけど… ヒュウマ- 『闘志』だ『気力』だ―なんざまどろこっしいもん潰しに来ねーで、戦士なら体を削りに来いやァ!! シュネー- (きっと影はまたくる さっきの影、本体はどこに…… シュネー- そーだ、そーだ!(にしても威勢がいいわねお兄さん、アンタみたいな人好きよ 美殺- うふふ…戦士ですか、残念ですが私は違いますわ……(呟く 青年- 「………」(戦場を見下し様子見 シグマ- ッ―― (全力振り絞って走り、戦線から離れていく 美殺- (ちらっと青年の方を見遣る 知覚の関係で既に存在確認済 シグマ- (建物の陰に避難 青年- 「…(一人逃げたか……」 (美殺の視線には気付かない シュネー- (――また一人減っちゃった…か 美殺- 一人減りましたか…まぁ良いですわ…… 青年- 「……(現状況で考えられる手は6つ。」 美殺- 興味があるのは貴方方、ですわ(ヒュウマとシュネー見遣って シュネー- (――いや、もしかすると彼は彼なりの『手』があるのかしら? シグマ- ぜー、ぜー……(あーくそ…痛ェしまともに動けねェし庇われてばっかだし、 青年- 「…(さて…貴様らはどの手を選ぶ……?」(盤上の駒を見るが如く シュネー- ――ぐるる(竜に興味があるなんて見込みのある子じゃない 美殺- (シュネー見てにんまり笑顔 シグマ- つーか、…なんだァ…?プロ格闘の兄サンとまともにやりあってる連中… 美殺- (笛咥える シュネー- (幼さの残る赤い瞳で睨みつける 青年- 「………」 美殺- 荒っぽく行きますわよ?(にっこり 美殺- お覚悟を(言い終わると演奏開始 シュネー- (上等じゃない 青年- 「…(まだ動かないか……暢気に会話でもしているのか?」(細かい動作は見えてない 美殺- (笛の音と同時に、周囲の空気を振動させるほどの衝撃波 シュネー- (地面に爪を突き立て、耐える 美殺- (美殺周囲の物が弾け飛ぶ シュネー- (私の『水溜り』がまだ残ってる……これを何とかいかせないかしら 美殺- まさかコレで終わりじゃないですわよ?(演奏終了 ヒュウマ- ッ!、オレのエリアを!(周囲で吹く風がヒュウマの制御を超える シュネー- (しょーじき、そろそろキツい……! 美殺- 今のはただの音に過ぎませんわ(妖笑 シュネー- !(上等じゃない!と言わんばかりに吼える シグマ- ……(壁を背に、一息 青年- 「……駒同士で戦闘、か」 美殺- 収束音塊レクイエム……さぁ抗ってくださいまし(超笑顔 シグマ- マジで、何もできねー…(何の気無しに空を見上げる 青年- 「……一番愚かな選択を取ったな……」 美殺- (シュネーにまず発射 シュネー- ――カーテンコールで笑うのは私よ シュネー- ((つけわすれた シュネー- (踏ん張って耐える 美殺- (命中せずに横を通り抜ける音塊 美殺- (通り抜けた後の地面は削られ抉れてる 青年- 「(このまま戦わせた後に人海戦術で呑み込む。小細工無しだが消耗した後なら余裕だ」 シグマ- 、あ、?(サーモグラフィー… シグマ- …… 上 。 美殺- 貴方も隠れてないで、一緒に楽しみませんこと?(シグマの潜んでる壁の一部を削り飛ばす音塊 シュネー- (フン、そんなの三歳竜の鳴き声以下よ! 青年- 「…この勝負≪ゲーム≫、貰った…(邪悪に口元が歪む」 シグマ- ッ!!(バキィッ シグマ- 、く、くそッ(咄嗟に、あるビルに駆け込む 美殺- そして、貴方はこれにどう抗うか、非常に楽しみですわー!(開眼 ヒュウマに向け発射 ヒュウマ- ゲイル―(高速移動 シグマ- (階段を駆け上がっていく 青年- 「(兵単体で考えれば確かに強力――いや、反則級の強さだ」 ヒュウマ- ―っグ(高速移動を発動する前に削り取られる左上半身 青年- 「…(だがしかし、些かブレインゲームは不得意のようだな……」 (戦う両者の動きを観察 美殺- うっふふ……直撃とはいきませんでしたか…(にっこり シュネー- (咆哮 立ち込める暗雲 ヒュウマ- こ、コイツ・・・(左肩を抑えて着地 シグマ- ッは、はっ…、(カンカンカン シュネー- (集中し、雲の密度が増す ヒュウマ- 風よりも速ぇ…『音速』…… シュネー- (――あのお兄さん、風使いよね シュネー- (――やっぱり私と気が合うかもね 美殺- うっふふ……風くらいでは私の音は追い抜かせませんことよ(にこ シグマ- (青年の後ろで、屋上のドアがバン、と開け放たれる 美殺- (……もっとも光速には流石に、ですが 青年- ――! ヒュウマ- 地上は不味い、(一足飛びで距離を取り浮遊 青年- (バカな、この時間帯に人は―― シグマ- 、はァ、はァ…!!(脇腹押さえて、肩で息 シュネー- (分散し、ヒュウマ周囲に溶け込む『雨雲』 青年- っ、貴様かッ!(室内灯を背にするシグマを視認 青年- (すぐさま影色の旋風を巻き起こし迎撃>シグマ シグマ- やーっと見付けたぜッ…! アンタが、親玉だな ヒュウマ- っく、(浮遊、左右移動し的を絞りづらくする。 シュネー- (金斗雲……なんてシャレたものじゃないけど シグマ- 、ッ(反射的に横っ飛び シュネー- (ヒュウマの動作一つ一つをサポートする雲 青年- ――よくここが判ったな(場所がバレただと――!? シグマ- …な、なんだ、案外よく出来てるじゃん?オレの身体能力… シュネー- (それにしても、影は一体何処に―― 青年- (屋上の端、渦巻く影を周囲に漂わせ姿を視認させない(特に顔 シグマ- ああ。 視えたからなァ(じりじりと歩み寄る 美殺- ………うふふ…どうやら…見つかってしまったようですわね(青年のほうを一瞬見遣り呟く 美殺- まぁ…いいですわ(ヒュウマに向き直り シュネー- みつかった ?(『見つかった』? 青年- …フン、頭が良いのは貴様だけのようだな(侮っていた……、ッ シグマ- …小細工すんなよ。その顔、見せて貰うぜッ(右目のモノアイをいじり、影を無効化 青年- (ハンドポケットでシグマと向き合うシルエットだけは視認可能 ヒュウマ- クッ、(美殺の瞳を見据える。 以前とは違う目の色で 青年- ――!(直後目の前に剣士が出現 刺突>シグマ 美殺- あら………良い眼をしてますわね(開眼 シグマ- …、くッ、!(また飛んで避ける 青年- ―(あの目が種明かしか、厄介な―― シグマ- (よ、よッし…段々コツが分かってきた、かも 美殺- うっふふ……良いですわよ、その眼、私の物と同じように… シュネー- (見つかった、ってまさか…あの子が(五感を研ぎ澄まして辺りを見回す 青年- ■■!(立て続けに斬りかかる>シグマ ヒュウマ- ――あ…ぅ、…(ヒュウマの動きが目に見えて悪くなって行く 美殺- (恐怖、魅惑それらが混合した異質な威圧感をヒュウマに与える 青年- (盤上で見れば状況は不利、まだ顔は晒せん――! シグマ- (でも、避けるだけじゃダメだ―!(なんとか避けていくも、押され気味 美殺- (マーチ加速、一気にヒュウマの眼前に 美殺- (超至近距離魅了 青年- (狼を出現させ足場に 給水タンクの上に立つ 青年- 「ポーンI、そのまま前進」 シグマ- ち、ちくしょッ(下手な動きで蹴り入れる>剣士 シュネー- (咆哮、と言うよりは合図のための『遠吠え』 シュネー- (あの子じゃきっと親玉に勝てない――勝てなくてもいい、場所だけでも教えて! 青年- ■、(直撃、軽くノイズ奔るも勢いは止まない 美殺- (はっと眼を閉じ咆哮に気付く ヒュウマ- エア・(周囲の雨雲を一瞬にして脚に集める 青年- (大袈裟に剣を振るい、隅へと追い詰めていく>シグマ シグマ- 、う、くっ、(徐々に追い詰められ、手すりに背が当たる シグマ- あ――(…ヤバイ 美殺- うっふふ……来ますか…(ヒュウマ見遣って シュネー- (吼え続ける 青年- (追い詰め、構える剣士 そして後ろに身構える狼 →魔人が生まれた日2へ続く 名前 コメント すべてのコメントを見る
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桃から生まれた訳ではない (プレイヤー) どうしたんですか桃姫さん、元気が無さそうですが 桃姫 ついにのっぴきならない状況となってしまいました…… (プレイヤー) 両親が近所の人達に私のお披露目をするとかで、日取りも確定したんです 桃姫 それは愛娘としての桃姫さんではなく、桃の人としてですよね? (プレイヤー) はい、どうしましょう……このままでは両親が嘘つき呼ばわりされてしまいます 桃姫 もう腹をくくって桃の人になりきるしかないですね、より完璧にです (プレイヤー) やっぱりそうですよね、お殿様も手伝ってくれますか? 桃姫 もちろんです、さしあたっては犬、猿、キジ、後は鬼も用意しましょう (プレイヤー) ありがとうございます!なんとお礼を言ってよいのやら 桃姫 その辺りのお話は無事にこの問題を切りぬけてからでいいですよ (プレイヤー) はいっ!頑張りましょうね、お殿様 次へ 一覧に戻る
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別名「楓過去編」 暗い・・・かいてて若干鬱になりかけたのは内緒。 二話目にしてまさかこんなに重くなるとは思わなかった。 楓を傷つけて何が楽しいんだ・・・俺? と、自問自答してみる。 最近開き直り、設定がどんどん可哀想になっていくのはここだけの話。 李緒の設定が別の意味でどんどん可哀想になっていくのもここだけの話。 現在(06/01/25)の段階で、 母親に捨てられた。 義理の家族とも疎遠。 四肢が動かない。 GSでも四肢を失う。 しかもそれが母親の手によるもの。 とまあ、不幸オンパレードかYO! これから先、いろんな事実が追加され続け・・・これも作者の愛です・・・たぶん。 話を戻します。 実は楓や第三者の視点の描写を加えたのには理由があるのです。 李緒視点だけで見てしまうと、「何か悪い奴が世界を破滅させようとしているから、よし倒そう」というだけのストーリーになってしまいかねないのですね。 ただ、狂宴序章戦は割とそういう感じに仕上がりかねませんが・・・ 基本的にこの物語はそういった「李緒ルート」 楓にまつわる「楓ルート」 GS世界全体の流れと言うべき、あえて名前をつけるなら「春ルート」 の三つの大きな軸に「修・秋華ルート」・「ミズホ・昇華ルート」といった小エピソードを加えて進んでいく話です。 先の三つのルートに比べ、なくても話自体は進行できますが、やはりなくてはならないエピソードたち。 製作者の都合で深く関わりそうな雰囲気ではあるものの、彼らがいなければやはりこの物語は語れないわけです。そうこれは脇役のための物語! そういうわけで、きっと「アリスルート」もできるに違いない。 脱線しました。 一応この第二話は、楓の過去であると同時に、GS製作者についても触れています。 彼らに関する細かい設定は人物設定のほうを参照してもらうとして、GS製作に着手した彼らの真意はどこにあったのでしょうか。という点について軽く。 確かに楓のためと言うのはあったかもしれない。 しかし、たった一人の少女のためにそこまで大掛かりなことをするのだろうか? 楓は歌姫と言われた神無月紅葉の娘です。しかし、その事実を知っていたのは夏と今は亡き四季博士のみ。(彼は気付いていました。彼女が生まれる時に一騒ぎあったので) とまあそんなわけで、他に理由があると言うわけです。 もともと、GSのプログラムの基盤は春の父、拓海によって完成されていたのです。 それを公式に動かすことは彼には無理だった。 再会した息子にそれを託し、春はそれを完成させたのです。 まあ、確かにきっかけは楓ではありましたが・・・
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このページはこちらに移転しました 飲み込まれてゆく瞬間 作詞/622スレ762 生まれたての姿の わたしを見て 嬉しそうな顔 ぬくもりを確かめて 優しく撫で 微笑んでいる 殻をまとっているわたしを 壊してください 流されて飲み込まれてゆく 瞬間が好きだから 壊れやすい姿の わたしを見て 気を使っている 繰り返す現実に 溜息つき 視線そらした どうか諦めずにわたしを 熱してください 砕かれて飲み込まれてゆく 瞬間が好きだから 何度でも生まれ変わって あなたの唇探します 飲み込まれてゆく瞬間が わたしの幸せ
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「あれっ、おふたり共ご一緒だったんですか」 玄関を開けた私の目に飛び込んできたのは、インターホンごしに話した梓ちゃんともうひとり、澪さんの姿だったんです。 「すぐそこで偶然いっしょになっちゃって。なあ、梓」 「え、は、はいっ、そうです。ちょうどばったり。そうそう。ホントだからね、憂」 ふふ。こうして見ると、ふたりともよく似てますね。 相変わらずふたりともウソが下手ですし。 もちろん、そこがまたいいところなのですけれど。 「まあとにかく中へ。もう皆さんおそろいですよ」 「律とムギ?」 「そのおふたりにプラス、和ち……和さんと山中先生も」 私が山中先生と口にしたところで、ふたりの表情が同時に曇りました。 ひょっとしてあまりよく思われていないのでしょうか。 「このまま帰っちゃいましょうか、澪先輩」 「これが唯の誕生パーティーでなかったら、私も賛成したいところだな」 などと顔を見合わせながら、同時に苦笑いを浮かべています。 ようやくあきらめがついたのか、梓ちゃん、澪さんの順に玄関に入ってきました。 私がおふたり用のスリッパを用意している間に、先に入ってきた梓ちゃんが靴を脱いで上がってきます。 続いて澪さんも靴を脱ぎ、そして自分の靴を玄関の端によせ、さらに一回り小さな梓ちゃんの靴を隣に寄せました。 ……へえ。 「あ、すいません。脱ぎ散らかしちゃって」 「こうしておいたほうが、カワイイ靴を踏みつけられる確率が減るだろ」 「なるほど確かに。そういう細やかな心配り、さすがは先輩です」 感心したようにうなずく梓ちゃん。ですが私もまた、別の意味で感心していたのです。 確か澪さんが最初にこの家を訪れたのは、去年の一学期の中間試験の頃だったでしょうか。 いっしょに訪れたお三方のなかでも特にクールというか、どこかよそよそしい印象を受けた覚えがあります。 もう一方の梓ちゃんも、最初に新入生として出会ったころは、まるで小さな野生動物みたいに周りの様子をうかがい、なかなか他の人たちと打ち解けようとしなかったものです。 それが今はどうでしょう。 もともと繊細な一面を持っている方とはいえ、他人の靴をそろえて脇に寄せるなんて、なかなかできることじゃありません。 その行為に対して梓ちゃんもまた、まばゆいばかりの感謝と尊敬の念を露わにしています。 一見それは取るに足らないやり取りかも知れません。 ですが私には、とても出会ったころのイメージからは想像もできない光景に思えたのです。やっぱりお姉ちゃんの周りにはいい人が集まってくる。 いえ、お姉ちゃんと交流することで、あったかさが伝染するといった方がいいでしょうか。 「なーにニヤニヤ見てるのよ」 私の視線に気づいた梓ちゃんが、口をとがらせて私に向かってそんなことを言ってきます。 もちろんそれが一種の照れ隠しだと知っていますから、別にどうということもないのですが。 「さあさあ、早く中へ。みなさんお待ちかねですよ」 「いったい虎視眈々と何を待ってるんだろうな。仕方がない、行こうか」 「ひょっとしてこれが噂の『飛んで火にいる夏の虫』というやつでしょうか」 「その例えがハズレてることを切に願うよ」 軽く梓ちゃんの背中に澪さんの左手が添えられます。それが合図になったように、おふたりはリビングへと歩き始めました。 その仕草がまるで本当の姉妹か、さもなければ長年連れ添った夫婦みたいで。 本当に、なんて仲睦まじい姿なのでしょう。 11月27日。お姉ちゃんが生まれた日。 今日も私の心の中にまたひとつ、かえがえのない宝物が増えました。 (おしまい)
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自分がいた時代から10年先の週刊誌を手に入れた伊月。 しかも、そこには自分がアシスタントをしている漫画が、なぜか自分名義で掲載されていたのだ。 傍から見れば、なんとも奇妙な出来事に戸惑いながらも、伊月は言葉を発した。 「あ………あはは……奇妙なことってあるものですね。 怪物にアンドロイドの宇宙人に私と同じ名前の人が描いた漫画、見たことのないことだらけですよ!!」 しどろもどろになりながらも、言葉を紡いだ伊月に対し、リルルは冷静に切り返す。 「違うわ。それはあなたの漫画よ。」 「流石にそれはあり得ませんよ。10年後のジャンプがあるのはおかしいです。」 頑なにその漫画を自分のものだと認めない伊月。 それに対し、リルルはその事実を肯定するための、カードを切る。 「じゃあ、その漫画をもう一度私に見せてみて。」 藍野伊月に支給された、「ヘブンズ・ドアー」のDISC。 この説明書が正しく、なおかつこの『ホワイトナイト』がアイノイツキが描いた漫画なら、リルルがその漫画を見た際に、スタンドは発動するはずだ。 言われた通り、中身を見せる伊月。 絵を見るだけでも、凄まじいインパクトを受ける。 まるで中のキャラクターが、本当に出てくるかのようだ。 いや、例え話ではなく、本当に彼女が描いた主人公が出てきている。 その瞬間、漫画が光に包まれ、リルルの顔は本のようになってしまった。 「すごい!すごい!すごい!!」 伊月が興奮したのは、ホワイトナイトの持ち主が、彼女自身であったということではない。 本と化したリルルに、彼女を作ってきたことが、一つ一つ詳細に載っていたからだ。 元々、この戦いを取材と認識していた彼女にとって、嬉しいことこの上ない結果だった。 先ほどリルルと行った情報交換は、最低限な物だけ。 しかし、彼女という本には、メカトピアの歴史や社会から、彼女が出会った人間まで、顔にびっしりと書き込まれていた。 「野比のび太……ドラえもん……剛田武……源静香……骨川スネ夫……ジュド……エトセトラエトセトラ………。」 興奮しながら、ページをめくっていく。 「ねえ。」 「あっ、すみません!こんなことして、プライバシーの侵害ですよね!!」 えらく常識的なことで謝る伊月に対し、リルルはこう語る。 本のようになったまま口の部分のみがパクパク動くのは、どこかシュールだ。 「どうでもいいわ。それより何か書いてみない?」 ヘブンズ・ドアーの相手の情報を読み取る以外の、もう一つの能力。 それは本にした相手のページに書き込むことで、相手の行動・記憶を本体の思うとおりに制御することが出来る。 「私、ありのままのリルルさんが知りたいから、こんなことしたくないんですよね。」 リルルの提案に対し、これまたズレた回答で、拒否する伊月。 「そんなこと言ってる場合じゃないわ。この能力、ヘタすればこのゲームからの脱出も可能になるかもしれないのよ。 『この会場から脱出できる』とか、マーダーを全員倒せる力が手に入るとか書けば、それで解決じゃない?」 「あっ、確かにそうですね。でももしそれが出来るなら、こんなものが支給されていない気が……。」 漫画でも、物語が一瞬で破綻してしまうような道具、能力などは導入されないのが普通だ。 この戦いが一つの物語になるというなら、そのようなバランスブレイカーは混ざってないはずだ。 そう思いながら、『リルルがいた世界へ戻れる』と書き込む伊月。 「やはり、ダメみたいです。」 その他にもあれこれ書いてみるが、結局このゲームを盤上から引っ繰り返せそうな内容は、ほとんど消えてしまった。 「やはり、その対策はしてあるみたいね。」 「これはこれでいいんじゃないですか?あっさり終わってしまったら、面白くないですよ。 それに書きたいことは一つだけ書き込めたんで。」 嬉しそうに笑う伊月。 何が嬉しいのか面白くないのか、言ってることがさっぱりわからないと思っていた瞬間、放送が流れた。 『聞け! この地に集いし全てのものたちよ!』 ミルドラースの放送が会場全土に響き渡る。 ★ 『さて……最後に、私の名を告げておこうか。私は”ミルドラース”。魔界の王にして王の中の王である。願わくば最後に私の前に立つものが、勇者に相応しい者である事を望む』 「ミルドラース……ですか。是非ともゲームや漫画でしか見たことのなかった魔界がどういう世界か、知りたいですね!!」 「無事に生き残れたらね。あと、ミルドラースが漫画を読んでくれるような人ならいいけれど。」 元の顔に戻ったリルルが、興奮しすぎて辺りが見えなくなっていた伊月に声をかける。 どうやら、集中力が別の方に向くと、スタンド効果は途切れるようだ。 「それと、早速転送されたって言ってた名簿見てみない? 誰が参加させられているか、気になるわ。」 「うわ!名前からして、凄い人がいますよこれ!!」 伊月がそう言うのも、納得できる話だった。 「印刷ミス?同じ勇者って名前の人が二人いるわね……!?」 リルルは『勇者』、『勇者』と書かれた箇所を怪訝に見つめるが、その後すぐに重要なことに気づいた。 「この人って……。」 「そんな……佐々木先生まで!?」 一番最初に目を引いたのは、伊月から聞いた名前。 佐々木哲平という随分とありふれた名前だが、『藍野伊月』のすぐ上にあるので、彼だと断定して間違いないだろう。 伊月のためにも是非とも会って、真相を問い詰めたい相手だ。 「佐々木先生はこんな所で死んでいい人ではありません!! 一刻も早く見つけないと……。」 盗作された決定的な証拠を突き止めてなお、佐々木哲平を先生と呼ぶ藍野伊月。 それを傍で見たリルルは、実は彼女がヘブンズ・ドアーで、『佐々木哲平を咎めることは出来ない』と書いてあるのではないかと疑ってしまうくらいだった。 「ねえ。あなた本当に、佐々木哲平を信頼しているの?」 「リルルさんは知らないから疑っているだけです、佐々木先生に、一度会ってみれば私と同じ考えを持つ、素晴らしい人だってわかりますよ。」 「あなた、もう少し誰かの悪意ってものを知った方がいいわよ。」 リルルの言葉をなおも釈然としない表情で受け止める伊月。 彼女はどうにも、悪意に疎すぎると思った。 先ほど彼女と会話した際に、伊月は漫画を破られるようないじめを受けて、引きこもりになったのだと聞いた。 伊月自身はいじめより面白いものがあれば誰もそのようなことはしなくなると言っていたが、リルルは全く思わなかった。 たとえホワイトナイトのような面白いものがあったとしても、誰かに対して自らの悪意をぶつける者はいる。 健康で文化的な生活を送ることが出来る資本を持ちながらも、その生活に満たされず、他者から何かを奪おうとする者だっている。 そのような悪意を知らないことは、日常ではもちろん、このような殺し合いの場では、致命的な欠点ではないのかと疑った。 しかし、彼女にとって佐々木哲平以上に見つけなければならない人物が、名簿に二名掲載されていた。 自分の敵であり、そして命の恩人でもある存在。 ドラえもん、野比のび太。 彼の仲間たちやジュドはどうしているのか分からないが、彼らはこんな所で失われていい命ではない。 たとえ人間を守るにせよ、殺すにせよ、彼女にとって重要な人物になりうるはずだ。 一刻も早く、彼らを見つけて、この戦いから脱出しなければならない。 「伊月さん。ここから先は、私の行きたい場所へ向かっていい?」 これまでは伊月に先導を任せておいたリルルが、急に目的地を提案する。 「え?良いですが、どこのことですか?」 リルルは地図の北東部分を指さす。 「この『ジャンク・ジャンクション』よ。工場地帯というなら、何か……。」 『首輪解除の部品』 リルルは言葉を発しながら、支給品の紙を一枚取り出し、真に必要なことを書く。 「え!?リルルさんってくb………。」 首輪のことを言おうとした伊月の口を、慌ててふさぐ。 「ロボットに簡易的な修理を施す技術くらいならあるわ。」 『首輪 設計 シンプル』 「え!?」 彼女の技術力は、既に伊月のスタンドで見抜いていた。 だが、首輪の解除まで取り掛かると告げられれば、驚いてしまう。 『盗聴 〇 盗撮 ×』 『音しかこちらの方には聞こえないということですか?』 『カメラ レンズ ない』 リルルの言う通り、首輪には外側も内側も、それらしきものはなかった。 ただし、内側をなぞってみると、首輪に小さな穴があることに気づいた。 流石に監視機器を設置する位置にしては、首しか見えなくなってしまう以上、それがカメラだという可能性は極めて低い。 恐らくそこから音を取り入れているのだろうと、伊月も断定した。 『工具 欲しい』 逆に、必要な道具さえあれば、解除の可能性が出てくる。 「じゃあ、行きましょう!!」 「ええ。私の飛行能力を使えば、そこまで大変でもないと思うわ。」 「え……?飛行能力!?」 「メカトピアのロボットなら多くが持っている機能よ。さっきスタンドで私のこと、よく知ったんじゃなかったの?」 飛行能力に疑問を抱きながらも、伊月は筆談の紙を破き、出発しようとする。 しかし、他者ばかりを心配している場合ではないことに、すぐに気付くことになる。 彼女らがいた市街地に、一人の危険な男が入ってきた。 →
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2-5~恋が生まれた時~ 作詞:ファース あの道この道進んで 一つ大きくなって 世界観が変わったボク 近くにいたキミの存在も 大きく変わったよ どうしてもっと早く 気づけなかったんだろ キミが笑えば ほら またボクの心が揺れる 日々の中で過ごした 一緒にしたあみだくじを忘れても 一緒にいた事だけは忘れないで 見つけ 見つけられなかった キミの表情 Laugh Cry もっと気づけばよかったな 後悔して キミを悲しませ でも顔あげて ほら これもキミと過ごした日々だから 後悔してないさ 明日は笑わせてやろう もともとキミと 出逢えたこと自体 不思議でたまらないよな 大きな疑問だよ 60億の中から キミが一人 奇跡 ボクが笑えば ほら キミもつられて笑う 日々の中で過ごした じゃんけんした回数忘れても 話をしたことは覚えているかな 見つけ 見つけられなかった ボクの思考 Laugh Cry もっと気づくべきだった チャンス見逃して キミが 離れてしまって けど これもキミと過ごした日々だから 後悔してないさ 明日はどうしよう 強がり 寂しがり 意地張り 見え張り キミの本当の気持ち 理解してなかったな 「ごめん」て誤っても もう君は届かぬ存在へ いや でもな まだ間に合うよ キミは途中で立ち止まってる 今なら追いつけるさ 見つけ 見つけられなかった ボクらの Love Flowers もう気づいたのさ 悪いのはキミを好きなった ボクだからさ 責任とるよ 今までもキミと過ごした日々だから 後悔してないさ 明日また笑えるね いつまでも…
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STAGE 1 1周目戦闘攻略 ギアス攻略 2周目戦闘攻略 ギアス攻略 3周目 4周目 敵ユニット 1周目 戦闘攻略 チュートリアルのようなものであまり難しくはない。 レベルアップがてらルルーシュの指示を無視して各所のピザ箱を拾っておこう。 ランスロットは無敵なので適当に負けましょう。 ギアス攻略 最初の兵士 貴様たちは死ね ○ 消え失せろ ○ 己を滅ぼせ ○ 自決しろ ○ 兵士 息をするな ○ ここを通せ ○ 眠れ ○ 踊ってろ ○ グランドワン近くの兵士。どれを選んでも結果は同じ。 クロヴィス 殺したのは誰だ? ○ オマエが殺したのか? ○ 真実を話せ! ○ 手がかりを知るのは誰だ? ○ 結果はどれも同じパターン。 2周目 パラックスを操作するところから始まる。 パラックスの操作の次に、ルルーシュを操作する場面があり、1周目では説明で済まされた場面を直接体験することになる。 ピザ箱も落ちているので、拾っておこう。(これができるのは2周目だけ?) パラックスで回り道をすると、スザクのシミュレータのデータをもらいにきたセシルとロイドに会える。 ディートハルトの選択肢 会見会場から出る シーン省略 ディレクションを続ける クロヴィスの演説シーン 戦闘攻略 カレン1人から開始。最初に登場するヘリも3機に増えている。 1周目のレベルを引き継いでいるためまず苦戦することはないはず。 大半の敵はトンファーコンボで1撃で倒せるのでそれを主軸にして戦おう。 1週目で拾ったパーツを使い、カレンのグラスゴーを紅蓮にすると今後はサクサク攻略できる。 扇たちと合流したあとはさっさと敵を片付けてマップをクリアしよう。 ギアス攻略 最初の兵士 貴様たちは死ね ○ 消え失せろ ○ 己を滅ぼせ ○ 自決しろ ○ ヴィレッタ オマエのナイトメアを ゼロの初期搭乗機がSZ電子戦型に変化 サザーランドを 通常のサザーランドのまま 兵士 息をするな ○ ここを通せ ○ 眠れ ○ 踊ってろ ○ クロヴィス 殺したのは誰だ? ○ オマエが殺したのか? ○ 真実を話せ! ○ 手がかりを知るのは誰だ? ○ 3周目 2周目以前には無かった「クロヴィスを従える」という選択肢が現れる。 選んでもクロヴィスはパラックスに操られたジェレミアによって殺されてしまい、仲間に出来ない。 しかし、以降の展開が変わる。 ジェレミアにオレンジ疑惑がかかることはなくなり、この先のストーリーでジェレミアに対する呼び名が”オレンジ”から”クロヴィス殺し”に変わる。 4周目 流れは3周目と同じだが、クロヴィスの研究に対してキャスタールのセリフが追加される。 敵ユニット 名前 HP 近距離 遠距離 装甲 運動性 運 備考 VTOL ブリタニア兵 400 27 31 15 36 1 戦車 ブリタニア兵 450 23 31 17 22 1 サザーランド ブリタニア兵 400 35 37 29 28 1 SZ TYPE-J ジェレミア 1250 56 58 54 38 1 ランスロット スザク 4000 138 134 75 67 100 3回目の行動後、またはプレイヤー側のHP0で戦闘終了