約 194,480 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4842.html
憂「お姉ちゃーん」 唯「なーに?憂」 憂「今日のご飯は何にしよっか」 唯「憂が作ったものなら何でも良いよー」 憂「お姉ちゃんは何が食べたい?」 唯「・・・こってりしたものがいいなー」 憂「お姉ちゃん、冷蔵庫の中見てくれる?」 唯「・・・・・・・・・」 憂「?」 唯(さっきからお姉ちゃん、お姉ちゃん・・・) 憂「お姉ちゃん?」 唯「私を姉と呼ぶな!!」 憂「ひっ・・・」 憂「え・・・ご・・ごめんなさ・・・」シクシク 唯「あ・・・(まただ!また言っちゃった)」 憂「うえええぇぇぇえ・・・」 唯「ごめんね憂!お姉ちゃんなんだか変みたいだよ・・・」 憂「じゃあ・・怒ってないの?」 唯「うん!だから泣かないで一緒にご飯作ろう!」 憂「うん!お姉ちゃん」 唯(どうしたんだろ・・・私) がちゃ・・・ 唯「憂?どうしたの?」 憂「お姉ちゃん・・・今日は一緒に寝ても良いかな・・・?」 唯「うん、いーよ。お姉ちゃんが優しく暖めてあげよう」 憂「ありがとう。お姉ちゃん」 唯(今日のこと、ちゃんと謝らないとな・・・) 憂「もうちょっと寄っていい?」 唯「甘えんぼさんだなぁ。ほら、おいで」 憂「わーい」 唯「・・・・」 憂「・・・」 唯「・・・憂、今日は・・・」 憂「お姉ちゃんは!」 唯(ビクッ!) 憂「・・・お姉ちゃんは、私のこと、嫌い?」 唯「え・・・」 憂「お姉ちゃん、私のこと、嫌いなの?」グスッ・・・ 唯「そそそそんな事無いよ!どうしたの?急に」 憂「だって今日お姉ちゃん、私のことすごく怒ってたんだもん・・・」 唯「・・・ごめんね、憂。私も今その事で謝ろうとしてたの。 思ってもいない事なのに、急に怒鳴ったりしちゃって、ごめんね。」 憂「・・・じゃあ、私のこと・・・好き?」 唯「うん!だーーい好きだよ!」 憂「・・・えへへー//私もお姉ちゃん大好き!」 唯「ありがとう。じゃあもう泣かないで、寝よう?」 憂「うん」 唯(何で今日はあんな事しちゃったんだろう。憂を傷つけた・・・ でも今は大好きな憂を抱きしめながら寝よう・・・) この時は、まだ気づいてなかった。 いや、目をそらしてた。 憂「はあー・・・」 梓「どうしたの、憂?元気ないよ?」 憂「あ・・・うん。実はね・・・」 ~ 梓「・・・唯先輩が・・・」 憂「でも、お姉ちゃんは怒ってなかったみたい。でも、思い出すと胸が苦しくて・・・」 梓「気にしないほうがいいよ。唯先輩は、ちょっと変わってるから」 憂「あははw・・・」 梓「こんにちはー」 律「おー梓ー!いらっしゃい!」 梓「・・・唯先輩は居ないんですか?」 紬「唯ちゃんは掃除当番だから少し遅くなるの」 梓「そうですか。(昨日の事、聞こうと思ってたのに・・・)」 律「どうした?唯になんか用だったかー?」 梓「あ・・・実は・・・」 唯「ごめんねー、遅くなっちゃった!」 律「おい唯ー。ダメじゃないか憂ちゃん泣かせちゃー」 唯「あれ?何で知ってるの?」 紬「梓ちゃんから聞いたの」 梓「ごめんなさい!そんなつもりじゃなかったんです!」 唯「んーん。私も皆に相談しようと思ってたから」 律「相談って?」 唯「何であんな事言ったのか、私もよくわかんないの」 律「ふえー、なんだそりゃ?」 紬「唯ちゃんはお姉ちゃんて呼ばれるのがそんなにいや?」 唯「そんな事は無いんだけど・・・あの時はよくわかんない感じで・・・」 律「だよなー。唯が憂ちゃんを悲しませるような子と言うわけないよな。 この前、憂ちゃんに対する「好き」は恋愛感情だって言ってたもんな」 唯「ちょっとりっちゃん・・」 梓「!!そーだったんですか?」 律「・・・あちゃー。梓に言ってなかったっけ」 唯「憂にばれたらどうするのー!!」 梓「言わないですよ!・・・秘密にします」 唯「うう・・・あずにゃんありがとう・・・」 帰り道 憂「お姉ちゃん、今日学校でね・・・」 唯(憂可愛いなあ・・・。昨日はきっと魔が差したんだな。) 憂「お姉ちゃん。~~~~。」 唯(・・・私は憂のこと名前で呼ぶのに、どうして憂は「お姉ちゃん」なんだろう・・・) 憂「お姉ちゃん。それでね・・・」 唯(所詮、私はただの「お姉ちゃん」なのかな・・・) 憂「でね、お姉ちゃん。」 唯(悔しいな・・・私はこんなに好きなのに憂にとっては「家族」なのか・・・) 憂「・・・?お姉ちゃん?」 唯(どんなに想っても、願っても、この壁は越えられないのかな・・・) 憂「大丈夫?お姉ちゃん?」 唯「・・・・・・・・ぶな」ボソッ・・・ 憂「え?何?お姉ちゃん」 唯「私を姉と呼ぶな!!」 憂「え・・・なんで・・・」 唯「うるさい!私の気持ちも知らないで!憂なんか大嫌いだ!」 憂「お姉・・・ちゃん・・・?」 唯「うわああ!」 走り出す唯。 がちゃ。だだだだ、ばたん! ー唯の部屋ー 唯「・・・私最低だ。最低だよ・・」 唯はしゃがみこんだ 唯「きっと悪い夢なんだ。忘れなきゃ・・・」 この行為が現実逃避なのは痛いほど分かっていた。 しかし、こうせずには心が保てない。 唯(・・・・・どれだけ時間が経っただろうか。こんなことしても何もならないのに) 唯が立ち上がろうとしたとき 憂「お姉ちゃん・・・」 唯「!!!憂!」 憂「・・・ごめんね。お姉ちゃん。私、何で怒られたのかまだわかんないの・・・ 教えて。何がダメだったの?・・・私、なおすから・・・」 唯「憂・・・(違うの・・・)」 憂「なおすから・・・だから、嫌いにならないで。お姉ちゃん!」 さっきまで泣いていたと思われる憂の赤い目から 再び涙が溢れ出し、私に抱きついてきた。 私も泣いた 泣いていたけれど、更に涙があふれてくる。 唯「ごめん・・・ごめんね。憂。私、ダメなお姉ちゃんだよ・・・」 唯は決心する。 唯「私ね・・・憂のことが好きなの・・・妹としてじゃないの・・・恋人になりたいの・・・」 憂は少し驚いた顔をした。涙を流したまま。 唯「だから「お姉ちゃん」って呼ばれるのが辛かったの。いろいろな壁を突きつけられるようで・・・」 唯「私は憂のこと名前で呼んでるのに・・・憂は私を姉として呼んでくる」 唯「でもそんなの当たり前だよね・・・家族だもんね」 唯「妹で・・・しかも女の子の憂を好きなの・・・変だよね、私」 唯「だから憂は何も悪くない・・・全部私の独りよがりだったの・・・」 唯「もう・・・私何もしないから・・・こんなお姉ちゃんを許して・・・憂・・・」 憂「・・・そんなの、ずるいよ」 憂は小さく言った 憂「そんなの・・・ずるい!ずるいよお姉ちゃん!」 唯は何を言われてもいいと覚悟していた 憂「そんな自分勝手に想いを私にぶつけて!」 憂「お姉ちゃんが言うだけ言ったらそれでおしまいなの!?」 憂「私だって、お姉ちゃんが大好きなの!!」 憂「それも、お姉ちゃんと同じ感情で!!」 唯は予想外の言葉に呆気に取られる。 憂「お姉ちゃんだけが辛かったんじゃないんだよ!私も同じ壁で苦しんでたの!」 唯「え・・・じゃあ。憂?」 憂「お姉ちゃんと両思いでうれしいの!!」 ふえぇぇえと唯の胸に顔をうずめる 唯(そんな・・・憂が私を好きだったなんて・・・) 困惑していた唯だったが、とりあえず腕の中の憂を強く抱きしめる事にした ー夕食 唯「憂・・・」 憂「なぁに?」 唯「私たち・・・その・・・そういう関係でいいんだよね・・・?」 憂「もーwさっきから何度もそうだって言ってるじゃん」 唯「ふふ・・・うれしい」 憂「早く食べよ?」 唯「うん」 憂「あ、それから私ってお姉ちゃんのこと名前で呼んだほうがいいの?」 唯「ううん、大丈夫だよ。だって・・・」 だって・・・もう憂は私の事が好きなんだって分かったから・・・ 今までとても厚く感じていた大きな壁なのに こんなに早く破れるなんて・・・ ・・・だけど。これからも壁は現れるんだと思う。 でも大丈夫。憂と二人なら乗り越えていける。どんな壁も。 憂「「だって・・・」の続きは?」 唯「恥ずかしいから言わない///」 憂「えー。お姉ちゃんずるいw」 唯「・・・憂。」 憂「なあに?お姉ちゃん。」 唯(これからも、ずーっと一緒にいようね) 唯「今日も一緒に寝よ!」 憂「うん!」 fin 戻る
https://w.atwiki.jp/azalea/pages/33.html
「愛しのフレッド兄さんへ 兄さん、いつもお手紙ありがとう。どの手紙も何度も読み返しています。 こちらは皆元気にしています。お父さんの消息は聞かないけれど、きっと元気だと思います。 冒険のお話、いつも楽しく読んでいます。兄さんはいつも頑張っているのですね。 あまり危ないことはしてほしくないけれど、兄さんならきっと大丈夫だと信じています。 兄さんは今もザイア様のお導きに従っているのですね。そんな兄さんを誇りに思います。 けれど、私は悪い子です。寂しいの。ザイア様に兄さんを取られてしまったような気がして。 今日もお祈りしました。兄さんが無事に帰ってきますようにって。私のところに帰ってきますようにって。 兄さんが無事に帰ることだけを、毎日祈っています。 もうすぐ私の誕生日だけれど、どうか気を遣わないでください。 でも、もし叶うなら、少しでいいから顔を見せてください。それだけが私の望みです。 貴方のエレノアより」 『エレノア・ジェードの不安』 私たちのお父さんは、昔、傭兵だった。 傭兵の世界というのは、私たち貴族の世界とは、全く違うものらしい。歩き方から食事の仕方、言葉遣いに至るまで。 私や兄さんが、お父さんのことを父さん、お父さんと呼ぶのも、お父さんが「お父様」と呼ばれるのを嫌がるからだ。 そんな不思議な家風だったから、私は、兄さんのことを呼ぶ時も、「お兄様」ではなく「兄さん」と呼ぶようになった。この呼び方は、私も、兄さんも、結構気に入っている。 ――兄さん、兄さん、兄さん、兄さん、にいさん、にいさん………… 『親愛なるエレへ』 兄さんの手紙は、いつもその言葉で始まる。 それから、私がどうしているか聞いて、お母さんがどうしているか聞いて、伯父様がどうしているか聞いて、お父さんの消息が届いていないかを聞いて。 それから、やっと自分のこと。どんな冒険に行ったとか、どんな仲間がいるとか。 兄さんはいつも、自分の見たこと、したことについて、すごくすごく考える。でも、なかなか答えは出ないみたい。いつも、最後に書いてあるの。『エレなら、どう思う?』って。 そう聞かれるのが、とても嬉しい。私も、一生懸命考えて、兄さんに返事を送る。 最初に書く言葉は、いつも同じ。 『愛しのフレッド兄さんへ』 兄さんの手紙が来るのは、とても楽しみ。でも、最近、それが少し怖いことがある。 最近の兄さんは、なんだか、少し様子がおかしいみたい。 何が、なのかは、うまく言えない。けれど、なんだか、どんどん、兄さんとの距離が離れていくような気がする。 もう少し前までは、離れていたって、心はずっと側にいるって、実感があったのに。 兄さんがどんどん、知らない人になっていくみたいで。兄さんが、もう帰ってこないかもしれないなんて予感がして。 そんなの、嫌。絶対に嫌。 ――兄さん、兄さん、帰ってきて。会いたい、会いたい、会いたい…… 「誕生日、おめでとう。エレノア!」 その日、久しぶりに兄さんが帰ってきた。腕一杯に、綺麗なネリネの花束を抱えて。 私は、嬉しくて嬉しくて、ずっと兄さんの側にいた。伯父様は、兄さんと二人で話がしたそうだったけど。 何を話すのか、だいたい知っている。でも、そんなの、兄さんだってわかってる。兄さんはそれで、苦しんでいる。 壊れた家の残骸が、兄さんの肩に、重く重くのしかかっている。 だけど、今は、忘れていてほしい。せめて、私が側にいる時は。 ――冒険のことも神様のことも家のことも全部忘れて、私のことだけ考えていてくれる時が、兄さんは一番幸せなんだから。 「今夜は、一緒に寝てもいい……?」 「あはは、エレは甘えんぼだなあ。もう、13歳になったのに」 「今夜だけでいいから、ね?」 伯父様の家の、客室のベッドは、二人でゆうゆうと寝られるくらいに大きい。 昔、私たちの家で、兄さんと私が一緒に寝ていたベッドは、もう少し小さかった。お互い、大きくなった体には、このベッドがちょうどいいけれど、ほんの少し寂しい気がする。 「……はは、なんだろ、ちょっと照れるね」 ベッドに横たわった兄さんが、隣にいる私を見てそう言った。 ランプを消して暗くなった部屋の中でも、兄さんの顔ははっきりと見える。 ちょっと見ない間にも、兄さんの顔はだんだん大人びてきていて。そんな兄さんはとても素敵で、でも、私はどうしても不安になる。 「……兄さん、他の女の人と、こんなふうに一緒に寝たこと、ある?」 少し気になっていたことを聞いてみると、兄さんは真っ赤になって否定した。 「そ、そんなこと、あるわけないじゃないか!」 兄さんは私に嘘をつけない。本当だと思う。でも、私は不安なの。兄さんは優しいから、悪いひとにだまされたり、ほだされたりするんじゃないかって。 ――不安、不安、不安、不安、不安。 兄さん、どこにも行かないで。私のそばにいて。私だけを見て。私のことだけ考えていて。 「エレ……?」 鼻の奥がつんとする。私は急いで、眠くなったふりをした。 兄さんの胸に顔を埋める。懐かしい匂い。 「エレ……泣いてるの?」 震える体をどうすることもできない。こみ上げてくる不安をどうすることもできない。 「大丈夫だよ、エレ。僕は、いつだって、君の……」 兄さんは、その先を言い淀んだ。困ったように、ただゆっくりと、私の頭を撫でている。 ――あ。 ふいに、気がついた。 「……ねえ、兄さん」 顔を上げて、言う。この暗闇の中なら、赤くなった目も、はっきりとは見えないだろう。 ――それがわかっても、私の不安は、軽くなるわけではないけれど。 「忘れていたわ。ねえ……」 兄さんの心に、一本の糸が引っ掛かっていて、それは私の手元に伸びている。 「……おやすみの、キスをして?」 もちろん、こんな糸は、兄さんがその気になれば、容易く切られてしまうだろう。 ――でも。それでも。 「……おやすみ、エレ」 数瞬のためらいの後に、頬に触れた柔らかさ。今は、それでいい。それだけで、いい。 「おやすみなさい、兄さん」 涙は暗闇に溶けてゆく。 柔らかな匂いが、懐かしい体温が、愛しい鼓動が、私の不安を包み込む。 ふわりと落ちていく、私の、この意識のそばには。 兄さんが、いる。 誰よりも大好きな、大好きな、私のフレッド兄さんが。 行くなら、もっと遠く、ずっと遠くに行かなければ。橋を越えて、あるいは街道を越えて。平和とは遠い、戦いの最前線へ。君の姿が見えないくらい、君の声が届かないくらい、君の夢も見ないくらい、もっと、遠く、遠く、遠く、遠くへ。 父さんの気持ちも、今なら少しだけわかる。父さんは橋を渡って、どこに行ったんだろう。霧の中? そうかもしれない。今の父さんにあるものは、歴戦の強さと、翡翠の色の瞳だけだから。 いつかまた一緒にと思うなら、一度全てを捨てなければいけない。父さんには、わかってたんだ。あの家と、この世界とは、信じられないくらい遠いってこと。 でも、僕に、同じことができるんだろうか? 笑いかけてくれる笑顔、髪を梳いてくれる手、兄さんって呼んでくれる、あの甘くて柔らかな声。そんな全てから遠ざかって、どこか知らない地の果てへ。 本当はきっと、そのほうがエレのためなんだ。僕が遠くに行ってしまえば……。あの子はそのうち、素敵なレディになるだろう。そしてきっと、いつか、一番の幸せを見つけるだろう。彼女にとっては、きっとそれが一番いいんだ。……でも、どうして僕は、心からそう思えないんだろう? 僕をここに引きとめているのは、彼女じゃない。彼女を想う、僕の心。それもひどく身勝手な。 あの夜、彼女は、泣きながら、笑っていた。確かに、笑っていた。どうして? あの時、僕が、言えなかった言葉は、それは―― 行かなければ。もっと遠く、ずっと遠くに。どうせ、もう、戻ることなんて出来ないんだから。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/29.html
美琴「ぉ、お尻?」上条「うん、ダメかな?」美琴「そんな、お尻って……」上条「……」wktk美琴「……う」上条「……」ジー美琴「……」美琴「(お尻ってことは、入れられちゃうのかな……)」美琴「(そんな……、絶対無理だよ……)」美琴「(でも、気持いいかも……)」美琴「(………………)」上条「なあ」美琴「ひゃいっ!な、何?」上条「そんな無理に最初っからしないよ」美琴「え?」上条「だからー、痛いことはしないって」美琴「本当に……?」上条「うん、だから……」ギュ美琴「あ……」上条「良いだろ?」美琴「……うん」モジ上条「(うし!)」 上条「んじゃ、早速」ダキ美琴「え?え?シャワー浴びないの?」上条「そんなものいりません!」ヌガシ ヌガシ スポポポポーン美琴「ちょ、ちょっとお――」チュ美琴「ん……」上条「……」グイ クパア美琴「……ふあ」上条「美琴、足自分で持ってくれ」美琴「ん……、こ、こう?」上条「うん、偉い偉い」美琴「(こ、こんな……寝っ転がって自分で足抱えてるなんて……)」上条「……」ジー美琴「(アソコも……お尻の穴も見られてる……)」上条「……」ス美琴「(はずかしいよ……)」クンクン美琴「え?ちょ、ちょっと!何してるの!?」上条「何って、美琴タンのおしりの匂いを嗅いでおるのですが……?」美琴「そんなこと平然と言うな~~!」 上条「大丈夫大丈夫上条「おお、大きい声出したからヒクヒク動いてる……」美琴「う……」上条「そんなイヤだった?なら止めるけど……」美琴「……イヤじゃないけど……、シャワーも浴びてないし……」上条「いやそれは問題ない」美琴「……アンタってやっぱりちょっとどころかかなりの変態よね」上条「返す言葉もございません……」美琴「そんなに嗅ぎたいの?」上条「ああ、美琴の匂い好きだし」美琴「……そう、なの?」上条「うん、美琴が制服で寝てる時のワイシャツに匂いとかすごい好き」美琴「そ、そんなことしてるの?……全く……」上条「……」シュン美琴「……良いわよ」上条「え?」美琴「だから、その……、お尻の……匂い嗅いでも良いって……」上条「ホントに?」美琴「良いって言ってるんだから良いの!」美琴「(ああ、もう……、私のバカ。これじゃまたアイツのペースじゃない……)」美琴「(でも……、それがなんか……)」 当麻「おーい美琴ー、コーヒー飲むかー? インスタントだけど」美琴「あ、飲む飲むー」当麻「砂糖とミルクは?」美琴「アリアリで」当麻「りょーかい……ほい」美琴「ありがとー」当麻「いえいえ」美琴「何か今日のアンタ、妙に優しいわね」当麻「そうか?」美琴「うん」当麻「いつもは優しくないか?」美琴「……いじわるな事ばっかり言うじゃん」当麻「オマエが可愛いからなー。あれだろ、好きな子の事ついいじめたくなるってやつ」美琴「かわっ……喜べばいいのか悲しめばいいのか微妙ね、それ」当麻「でもいやいや言いながら聞いてくれてるじゃん」美琴「しょうがないでしょ、アンタの頼みなんだし……惚れた弱みってやつよ」当麻「ああもう、ほんとオマエ可愛いなー!」美琴「ちょっ、いきなり抱きつかないでよ!?」当麻「嫌か?」美琴「……そんな訳ないじゃない、馬鹿」 美琴「……あれ」当麻「どうした?」美琴「……えっちなことしないの?」当麻「して欲しい?」美琴「そうじゃないわよ! 珍しく大人しいと思って」当麻「まあたまにはこうやってまったりするのもいいだろ」美琴「……うん……当麻、もっとぎゅってして」当麻「あいよ」美琴「――っ」当麻「ん? どうした?」美琴「な、んでもない」当麻「ならいいけど」美琴「……」 美琴(何で、だろ)美琴(ん、服、擦れて、感じちゃってる)美琴(私、こんなえっちな子だったかな)美琴(条件反射、なのかな。ぎゅってされて興奮しちゃった?)美琴(何かコイツの思ったとおりに調教されてる気がする……)美琴(あ……)美琴(……乳首立っちゃってる)美琴(当麻がちょっと動くたびに、ブラの上から擦れて)美琴(でも、もどかしい)美琴(触っ……てほしい、とか言えないし)美琴(……はぅ)美琴(ふ……ん、こく……)美琴(うわ……つば、出てきちゃった……)美琴(だめだ、スイッチ入っちゃった)美琴(当麻がこんななのに……)美琴(私だって……もっと普通にイチャイチャしたいのに……)美琴(もっと嫌らしく触って欲しいって思っちゃってる……) 当麻「……」美琴「……ん、ふ」当麻「おいおい、あんまり動くなよ」美琴「だってぇ……」当麻「……」美琴「ふぁ……」当麻「もっとしっかりホールドしとかないとだめかな」美琴「え――」ぎゅっ美琴「ぴ――、っ」当麻「あ、悪い。強すぎたか?」美琴「う、ううん。もっとして」当麻「オマエは今日は甘えんぼだな」美琴「あ、は、っ……」美琴(やだ……当麻の触ってるとこ……)美琴(全部、気持ちいい)美琴(どうしちゃったんだろ、私)美琴(まるで……体中が……)美琴(性感帯みたいに……)美琴(や、当麻の息が、頬をかすめてるだけなのに)美琴(それだけなのに……気持ちいいだなんて……)美琴(うわ、私、濡れちゃってる)美琴(これって、絶対ショーツに染みついちゃう……)美琴(短パンの方まで滲みてきてないわよね……) 当麻「……」美琴「……っ」当麻「……」美琴「……ぅ……ぁ」当麻「……なあ美琴」美琴「な、何!?」当麻「ちゅ」美琴「っ――!? なな、何でいきなりほっぺにちゅー!?」当麻「何か今日のオマエ、めちゃくちゃ可愛い」美琴「そ、そう? いつもは可愛くないっての?」当麻「いや、いつも可愛いけど。今日は特別に」美琴「……言えない。いや、最初から言えないけど余計に言えない」当麻「ん?」美琴「何でもないわよ!」当麻「何か変だな……?」美琴「うう……」 美琴(やだ、当麻の唇の感触がまだ残って……)美琴(一瞬だったのに、こんなにはっきり……)美琴(熱くなってる……)美琴(うわ、だめ、我慢、でき……っ)当麻「……」美琴「はふ……く、っん……」当麻「……」美琴「………………あ、の」当麻「……はむ」美琴「――――っ!!」美琴(――やぁ)美琴(耳、甘噛みされて)美琴(私……イっちゃっ……!) 美琴「っ――は」当麻「なあ、何か凄い調子悪そうだけど、大丈夫か?」美琴「……大丈夫じゃない」当麻「お、おい、体調悪いなら最初から……」美琴「…………当麻」当麻「どこが悪い? 病院行くか?」美琴「くすり、ほしい」当麻「薬? 風邪薬くらいしかうちにはないぞ」美琴「ちがう」当麻「違うって、じゃあどんな」美琴「――とうま」当麻「え、なん――」「」 美琴「ん、ちゅ、あむ――っ、はぁ……」当麻「美琴……?」美琴「当麻が、薬」当麻「え?」美琴「お願い………………して」当麻「……」ちらっ当麻「……32分か」美琴「え?」当麻「何でもない。……うお、服くら自分で」美琴「ごめん、ごめんね。お願い。して」当麻「うわ、もうびっしょりじゃん」美琴「そんな事言って、当麻も」当麻「……オマエが可愛かったからな」美琴「っ……」当麻「ほら、せめてベッドで、な」美琴「ごめん、なさい」当麻「いや、ベッドじゃないとさ……」美琴「え?」当麻「ちょっと今日は抑えが利かないと思うから」美琴「……あは」当麻「ほら、来いよ」美琴「当麻」当麻「ん?」美琴「お願い――壊れるくらい、めちゃくちゃにして」
https://w.atwiki.jp/siiyuki/pages/412.html
水尋は、名前を呼ばれるのを嫌う。 みぃちゃん、なんて言ったらマジギレしかねないし、みぃ、とか、水尋って言っても嫌がるくらい。 「はぁ…?お前、殺されたいわけ?」って…。 水尋、って呼ぶのは組織内でも結構少ないし、部下も恐くて呼べるものではない。 呼べても、幹部以上。冗談でも、みぃちゃん、なんて呼ばないほうがいい。 だから、この前まで、苗字で呼んでた。本当は、呼びたいなんて思いながら、中々いい出せなくて。嫌いなのに呼ぶとかなぁ、って思って。 とりあえず…嫌いな理由を知ったらどうにかなるかなって聞いたら、結局は嫌な理由は教えてもらえなかった。けど、呼んでいいっていってた。逆に、千尋なら呼んでほしーし、流石にみぃちゃんは怒るけど、それ以外のまともなのだったら別に適当に呼べばいーし、って言ってくれたから…、「水尋」か、「みぃ」って呼ぶことにした。 俺がちぃって呼ばれてるから、なんか…同じみたいで…いいかなぁ…って、思って…! そういったら、「ばかみてーな理由ー。千尋っぽくて」といいながらも、笑ってくれた。 気に入らない人間との会話や、本気でバカにした時に笑みは…恐いけど、俺に向けてくれるのはいつも可愛い笑み。 「でもさー、千尋と水尋の尋が一緒なんだよなぁ。まじウザくね?お前と一緒ってばかっぽー」 「ぅっ…嫌なのかよぉ…」 「あははっ!ばかじゃん!嫌なわけねーっつーの。この名前、気にいらねぇけど、そこだけは気にいってっからさ。千尋と一緒だから、少しだけ好きだよ。尋って部分だけだけどな」 そんな会話を思い出すだけで、嬉しい気持ちになれる。 水尋って、あんまり真面目な事言ってくれないから、余計に嬉しい。 「水尋ぉー」とか、「みぃー」なんて呼んで、水尋の笑った顔が見れるのは、多分俺だけで。 幸せだよなぁ、なんて。しょっぼい幸せだなー、って水尋に言われたけど、まじで嬉しいんだよなぁー 他の奴じゃぁ…まぁ、人にもよるけど…「気安く呼んでんじゃねーよ、ばーか。死ね」って感じなのになぁ。 なんか特別って感じ…がする。 用もないのに、「水尋ー!」なんて呼ぶのは、しょっちゅう。 んで、そういうだけで「ぶはっ!ちぃちゃん、すっげ甘えんぼじゃーん?」とかって言って、キスしてくれる。 別にキスしてほしくて、いってるわけじゃねぇぞぉ…! んでも、そんな水尋と会える時間は…放課後くらいからが多い。 それは、あの性格だってのに…ってのは失礼だけどよぉ、水尋が授業を遅刻もせず、サボりもせず、授業受けてるからなんだよなぁ…。 優等生な水尋も好きだけど、こういう時は優等生なフリなんてやめればいいのに、とか我が侭な事を思ったり…しちゃうから…やっぱ、そゆのはダメだとは思うけど。 でも、だからこそ、移動授業の時とか、そーゆうので、休み時間に…たまぁに会う時はすっげぇ嬉しくて。 でも、名前は呼んじゃダメだって、言われた。優等生である水尋と、三年の組織である千尋と仲良しなのはおかしいだろって…。 「水尋!頑張れよぉ」くらい、言ってみたいなぁ、って思ってるけど。ダメだから。 そんな事を思ってたら、遠くの方で水尋を見つけた。組織では1人を好んで、誰も近づけさせてはないけど。学校の中では…人気者だから、いっつも誰かが一緒にいる。 隣にいる水尋の友達…?多分クラスメートの子が、水尋のコト…名前で呼んでる。俺、呼んじゃダメなのに…普通に呼んでる…。 こっちに歩いてくる水尋は、作り笑顔を貼り付けて、優等生らしい対応をしているらしかった…。 こっちに歩いてきて、やっぱり…すっと素通りしていく水尋。 …目もあわせてくれねぇ…。わかってるけど…さ。 なんか、ぽつーん、って1人になっちゃった、って感じ。仲良いのに。俺だけが名前呼んでいーのに、なんてバカみたいなこと思いすぎ… 当たり前で、そんまま歩き続けるしかなくて。…水尋とは逆方向に歩くしかなくて。 もしかしたら、追いかけてくれる…ワケもねぇんだよなぁ。いつもの事なんだし。 少しして、チャイムも鳴った。これで、確実に来る可能性もない。 水尋は優等生だから…サボったりしないから。 水尋の行動だけに、何こんなどんよりしてんだぁ。なんていいたいくらいだけど、水尋との事って結構大きい…。 とぼとぼ歩いていれば、ぐわんっ!と首がもげそうになるほどに、髪を引っ張られた。髪の毛!抜ける!! 「そこの綺麗なくせして、バカっぽそーなお嬢さんは何やってんの?」 「…み、ひろ…?なんで…?」 「なんで?じゃねーよ、ばーか。ちぃが見まくってたからだろ。」 見まくってた?…いつもと同じように、通りすぎただけなのに……そんな見てたっけ… 「だって、も…授業、始まってる、ぞぉ…?」 「当たり前じゃん。チャイム鳴ったんだからさー。まぁ、サボったっていーじゃん?俺、組織入ってるしね。成績には影響なーし」 「…そ、だけど。…いーのかぁ?」 1人驚いている中、水尋はいーの、いーの。なんて適当な事をいっている。本当は、よくないのに…よぉ… 「で、今、言いたいことは?」 「……え?」 「言いたい事あんだろ。言えよ。」 「……別にねぇよ…?」 だって…名前呼びたい、なんて…我が侭いえねぇしよぉ… 「…あっそ。なら、俺行くから。」 少し不機嫌な声に変わったのが、わかる。…頭で手を組んで、スタスタと歩き出す水尋は、本気で行っちゃうらしい。 …行っちゃ…やだ…… ゆっくり歩いている水尋の腰に、思いっきり抱きつきにいく。行かないで、なんていえないけど、行ってほしくないから…とりあえず、引き止めたくて。 勢いつけすぎて、こりゃヤバイって気付いたのは、抱きついた反動でぶっ倒れたときで…俺が、水尋を押し倒す状態になっていた。 「っ、てぇ…。まじ…うっざ…………。」 「…ぁ…」 「…嘘だってば。俺、そんな千尋にゃキレねぇじゃん。 んっでも、抱きつくならわかるけど、突進する意味わかんねー!どんなだっつー!ぶっはー!まじ、おかしー!可愛いおばかさんー」 「あ、えっと!!」 「で、いってみ?俺にいーたい事。」 至近距離で、じっと水尋に見つめられる。まっすぐ見る水尋の目は、言いたい事を言わせるまでは、動くつもりはなさそうで。 「あの!…みぃの……水尋の…名前、呼びたいんだよぉ…!!」 「……ふつーに呼んでんじゃん?」 「そ、だけど…さぁ。どこにいても、呼びてぇんだよぉ…。学校の中だからダメ、とか…やだ…。皆、水尋って呼んでんのに、俺だけ話しかけらんないとか、…やだ…!」 水尋はなんもいわない。何か考えてんのかぁ…?それとも、あきれてる? …俺って、我が侭すぎ?水尋がいいって言って名前を呼べてるのは俺だけなんだから…良い方…だけど。 「…あんさ、嫉妬してくれんの嬉しーんだけどさ。 俺の名前マジで呼んでいーの、千尋だーけ。親であろうが、柚羅とかでも、無理だけど。千尋なら、多分ちゃん付けでも許せるしー? んー、だーかーらー…千尋はすっげぇ特別ー!俺ん中じゃ、そーなの。…どーせ、さっき水尋って呼んでた奴らなんて、上辺だけじゃん?でも、千尋ちげーし。 本気で、俺の名前呼んでいーの、お前だけなの。 そこは、わかってる?」 「…ん、えっと…」 その後も、水尋は色々いってくれた。 どこにいても、誰がいても名前呼ぶのも、話しかけるのもいいって。そこらへんは、水尋が適当に言うだけで大丈夫だって。 たまになら、水尋の教室に遊びにいってもいいし、水尋もたまにサボって遊んでやる。とか… んで、もう一回いってもらった。 本当に、水尋の名前を呼んでいいのは…俺、1人なんだって。 水尋が好きなの、俺、1人だって。 水尋は、楽しそうで、子供みたいな顔で笑いながら、何度も言ってくれた。 千尋が、全ての中で一番なんだから、って。 雪の無駄な言葉 今回は一言で終わらせます。千尋も水尋もかわいい。以上です。 や、無駄にながったらしく感想は本人様にうったので・・・! もう、素敵文章すっごいありがとう!!
https://w.atwiki.jp/tv-drama/pages/332.html
『美味しんぼ』(おいしんぼ)は、原作:雁屋哲、作画:花咲アキラによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、1983年より連載中。1987年、第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。 東西新聞文化部社員、山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食をテーマとして毎回様々なストーリーが展開される。本作品は人気を博し、のちにアニメ、ゲーム、テレビドラマ、映画化など様々なメディア展開もなされた。 グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般に言われている。また、題材となる食べ物の種類も、和、洋、中、アジア、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。日本のグルメ漫画を代表する作品ではあるが、軽薄なグルメブームについては一線を画す。コメ、鯨、食品添加物など食文化に関するもの、食と関係ない様々なテーマについても問題を提起する回もしばしば存在する。 連載は取材のため長期休載することがあり、2000年頃からは、一年のうち半分近く休むことも多い。単行本はビッグコミックスより刊行され、単行本の売上は2003年に累計1億冊を突破した。文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編、関連書籍(「美味しんぼ塾」「美味しんぼの料理本」など)も刊行されている。1巻から60巻までの収録分はネット配信(有料)もされていたが、配信サイト「ライコスジャパン」が日本から撤退したため終了となった。台湾では東立出版社が小学館から正式認可を受けた繁体字中国語版の単行本が『美味大挑戦』というタイトルで刊行されている。 『ビッグコミックスピリッツ』2008年5月26日号にて、作者や関係者の話し合いにより連載開始から25年間続いた親子の確執を和解させ、物語を一区切りさせた。同時に長期休載状態になっていたが、2009年3月9日号にて連載を再開した。 あらすじ 東西新聞文化部の記者である山岡士郎と栗田ゆう子は、同社創立100周年記念事業として「究極のメニュー」作りに取り組むことになった。しかし、ライバル紙の帝都新聞が美食倶楽部を主宰する海原雄山の監修により「至高のメニュー」という企画を立ち上げると、「究極」対「至高」の親子料理対決が幾度も繰り返された。山岡は海原雄山の息子であるが、母親の死をめぐる親子間の確執から絶縁していた。 アニメ 1988年10月17日から1992年3月17日まで、日本テレビで放映。製作はシンエイ動画。全136話。また、2時間のスペシャル版も放映された(「究極対至高 長寿料理対決!!」は1992年、「日米コメ戦争」は1993年)。放送時間は番組開始から1年間は毎週月曜日19時30分 - 20時00分の放送だったが、裏番組のTBS『わいわいスポーツ塾』の牙城を崩せず、1989年10月から放送時間を毎週火曜日19時30分 - 20時00分に移動した。これ以降の月曜夜7時半枠は、『アニメ☆7(ヤッターマン)』までよみうりテレビ制作に変更された。その後、同時刻での日本テレビ制作のレギュラー番組は『サプライズ』まで空白となっていた。 地方ローカル局や、CS放送のテレ朝チャンネルなどで再放送が繰り返されている(なお、製作会社のシンエイ動画は2003年からテレビ朝日と資本提携し、2009年にテレビ朝日の連結子会社となっている)。第1話から放送されているが、オープニングのみ二代目「Dang Dang 気になる」に差し替えられており[1](歌はサビ部分のみ放送、曲が続いている間に提供クレジットを流すなど、OPが数十秒で終わるという極端なカットをしていた再放送もある)、EDは放送当時のまま流している。また理由は不明だが、都合により放送されていないエピソードが多数ある。TOKYO MXでの再放送では日本テレビで放送されたオンエア素材をそのまま使用している回がいくつかあり、今は実施していないクリアビジョンのテロップがそのまま表示されている。 登場人物の台詞(特に罵倒)が原作より抑えられた表現になっていることがある(例「これに比べたら山岡さんの鮎はカスや」→「山岡はんのとは比べ物にならん」『鮎の思い出』)。 本放送放映当時、新聞ラテ欄の声の出演紹介で、中松警部役の福留功男が出演する回は「福留功男、井上和彦」と、主役の井上より福留が先に表示されていた。福留は当時「ズームイン!!朝!」司会担当で人気絶頂期であり、現役の局アナウンサーの準レギュラー声優出演という珍しい例であった。このような例は、他には「ドラえもん (2005年のテレビアニメ)(第2作2期)」での出木杉 - 萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)がある。 ドラマ フジテレビによってテレビドラマ化。唐沢寿明演じる山岡士郎、江守徹演じる海原雄山を始め、まるで漫画から飛び出してきたかのようにソックリな雰囲気を作り上げている。アニメ『ミスター味っ子』にも似た大げさな映像表現が特徴。
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1094.html
『バレンタインにチョコの交換しよっかー』 『何? いきなりそんなこと言いだして』 『私だって女の子だもん。チョコを渡したい気分にもなるよー』 『あんたが、ねぇ……』 『あ。でもかがみんはチョコよりも、私からのキスの方が……』 『黙れ』 『おお、怖い怖い。もー、素直におねだりすれば良いのに』 『な、何がよっ!』 『いや。なーんもない』 『ったく……』 『とにかく! 交換はするってことでよろしくー』 『はいはい……』 ―――。 色良い焼き加減とは対象的に、歪な形のクッキーを眺めながら、こなたとの数日前の会話を思い出す。 「明日はついに本番……か」 オーブンの前で過ごす空白の時間。それは私にとって嫌なことを考えてしまう原因になっていた。 「チョコチップ入りだから、大丈夫よね……」 好きな人に凝った手作りのチョコをあげたい。 切なる願望だけど、私の腕前ではそれは適わず。 クッキーにチョコを混ぜるという発想が精一杯だった。 「はぁ……」 先程からとめどなく溜め息が出る。こんなことなら料理の勉強も怠るんじゃなかった。後悔先に立たず。 「こなたは料理上手だから……きっと私よりも凄いもの作るに決まってるわよね」 手作りの物を渡すつもりは無かった。少し高級な洋菓子店で買った物を渡す。 これが本来の予定。 しかし突如提案されたチョコの交換。これでは出来合いの物を渡すわけにはいかない。逃げ道を失った私は手作りチョコの用意を余儀なくされたのだ。 ――ピッピッピッ。 調理の終了を告げる電子音が響く。オーブンの扉を開くと、独特の甘い匂いが鼻を掠める。ミトンでトレーを掴み出し、テーブルの上に置いてまじまじ眺めてみた。 「……上出来、よね?」 自然と語尾が上がってしまう。お世辞にも上出来とは思えなかったから。 色は良くても、やはり形は納得し難いものだ。 だけど何度やっても同じ出来になるのは目に見えていたので、私はこれ以上の悪あがきを続ける気にはならなかった。 用意しておいた袋にクッキーを詰め、丁寧にラッピングをする。せめて見た目くらいは綺麗に飾り立てておかないと。 「ふう。どうなるのかしらね……」 溜め息はまだ消えない。 明日という日を乗り越えることがこんなにも憂鬱になるとは……自分の読みの甘さに頭が痛くなった。 ――――。 翌日の放課後。こなたと学校近くの公園を訪れた。 春が近いと言ってもまだ肌寒く、日が落ちるのも早い。子供達は既に影さえも残しておらず、この空間は二人だけのものだった。 こなたに引かれて、夕焼けに照らされたベンチに二人で腰掛ける。突然感じた木の冷たさに身体がブルッと震えた。 「それではかがみん。交換を始めようじゃありませんか」 「はいはい、何でそんなに元気なんだか……」 こなたの笑顔を見ると、余計に不安になる。 自分の顔が引きつった笑みを浮かべていることに、嫌でも気付かされた。 「まずは私から。はい、かがみ」 「ん、ありがと……」 こなたが鞄から取り出したものは、白を赤で装飾したとても綺麗な箱だった。開けて良いかと聞けば勿論だと言われたので、そっと包みを取っていく。 「わぁ……」 「左からトリュフ、生チョコ。そして更にはガトーショコラもあったりー」 「あ、あんた凄いわ。気合いの入れようがまるで違う……」 説明を聞いた私は愕然とするしかなかった。 まさかここまでの差がつくとは、想定の範囲外。 流石こなたと言えよう。 何一つ抜かりなどなかった。 「気合いじゃなく気持ち。愛だよ、愛」 「愛……ねぇ」 冷静に訂正されてしまい、思わず感慨深く考えてしまう。チョコの一つを手に取ろうとした瞬間。 「すとーっぷ! 食べるのは同時にしよ。早くかがみのも見てみたいから」 「うっ……」 制止の言葉と同時に、催促をされてしまった。 こなたは溢れんばかりの笑顔で手を差し出している。まるで餌を待つ子犬のようにさえ見えた。 「早くー!」 「わ、分かってるから」 促されるがまま、やけくそに鞄の中を探る。 ひんやりとしたビニールの冷たさが、私の心を凍てつかせるような錯覚を覚えた。戸惑いながらもそれを掴んだ私は、こなたの手にそれを乗せた。 「はい! た、たいしたものじゃないけど……」 「……これは」 こなたは目を丸くしている。余りの質素さに驚いたのか、また別のことだったのか。ただ無言で包みを開け始める。 「……クッキー。ちゃんとチョコ入ってるから、問題ないわよね?」 「……いや、そうじゃなくて」 何よ、こいつ。 はっきりしたことも言わず、ただ私のチョコの外装をただ見つめるだけ。 その顔に笑顔はない。 「何よ……」 「正直、かがみは面倒臭くなって出来合いの物を買って来ると思ってたよ」 「なっ!?」 反論しようにも、何一つ間違っていない発言のせいで心臓がドクリと跳ねる。 「だから。凄く……嬉しいよ」 そんな私とは対称的に、さっきまでとまるで違う笑顔を輝かせるこなた。 私は思わずその表情に見とれてしまう。 「あ……そ。それは、良かったわ」 出た言葉もどこか覚束なくてそそっかしい。 全く、私は何を動揺しているのか。恥ずかしくなって早く食べるよう促すしかなかった。 「とにかく、食べるわよ!」 「うん!」 クッキーとチョコが、同時に私達の口に入る。 甘過ぎず苦すぎず、こなたのチョコは私の口の中でゆっくり溶けていった。 「美味しい?」 「うん。これは凄いわ……ホント」 「良かったー」 こなたは嬉しそうにクッキーを噛んでいた。 そんな姿を横目に、ほんの少しだけ期待を抱いて私も同じことを尋ねてみる。 「わ、私のはどう?」 「……むーん」 だけど返事は曖昧なもので。期待外れの答えにがくりと肩を落としてしまった。その落ち込んだ肩に、ふと人の暖かさが触れる。 「……なに?」 「かーがみ」 「何よ?」 やけに明るい口調。馬鹿にされるかと思い、肩に乗せられた手を払い退けようとした時だった。 「最高に美味しかったよ、このクッキー。かがみの手作りに勝る料理なんて、この世に存在しないね」 「っ!?」 言葉と同時に、こなたの手は私の肩から掌へと降りてきた。ぎゅっと握られた箇所が、熱い。 「へへ、照れた?」 「ば、ばか! あんた感想言わないから不味いのかと……」 「焦らしてみたのだよ」 言葉とは裏腹に小さくごめんなんて言ってくるから、思わず何かが込み上げてくる。 「っ……こなたの……、……ばかぁ」 「かがみ!? 泣かなくたって……」 「だっ……て、嬉しくて……」 心配で心配で仕方が無かったのに、こなたの一言でこんなにも心が満たされる。これが惚れた弱みなのかな? そう思うと余計に目の前の存在が愛しく感じられた。もっと。もっと。私はこなたに満たされたい。 ――――。 「ねぇ、こなた」 「んー? どしたの?」 「……私、もっと欲しいものがあるの」 「欲しいもの?」 誘うような、媚びた声。足り無い何かを満たすよう、唇に触れている右の手先。それが全て自身のモノであることに、驚きと羞恥心が隠せない。 でもそれらの感情以上に、私はこなたを求めていた。 「欲しい、もの?」 こなたは最初、目を白黒とさせていた。それもそうだろう。今日の私は一段と感情の起伏が激しい。 そんな私の気持ちを汲み取ってか、こなたはすぐに優しく微笑んだ。 「むふふ。かがみってば、おねだり上手になったね」 「だ、だって……こなたがっ……」 「私が……どうしたの?」 「いや、その……」 ここまで言っておきながら、言葉が吃るのは最後に残っていた理性だったのか。 「かがみ。目、閉じて?」 狼狽える私を真っ直ぐに見つめながら、その視線が近づく。何もかも、全て打ち砕かれる。 何をされるのか。 してもらえるのか。 期待に胸を膨らませ、私はゆっくりと目を閉じた。 「甘えんぼかがみに……ご褒美だよ」 終わり。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-06-20 18 30 46) これぞ、あま~い関係!! GJ -- kk (2010-01-18 21 47 29) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/arukaroido0120/
アルカロイド@wikiにようこそ。 アルカロイドは、2011年1月に結成されました。 女子高生2人グループの歌い手グループです。 メンバーは、 妹系甘えんぼう少女担当、渡川麻菜美(わたがわまなみ) クールビューティな女王様、幸村箆亞(ゆきむらのあ) です。 ブログ↓ 渡川麻菜美 咲森心葉 歌ってみた↓ ニコ動 【歌ってみた】一覧 こえ部↓ 渡川麻菜美 幸村箆亞 アルカロイド
https://w.atwiki.jp/zillollparody/pages/74.html
無限の魂ユリアシュは、物音を聞きふと目を覚ました。 砂をまいたような銀河の下、潮騒の音が遠く響き、 潮の香りに満ちているワッシャー砦。 ここはそのなかにある、お頭ヒルダリアの部屋である。 下着一枚という自分の体を見ながら、 新航路開拓の大冒険から夕日が沈む前に戻ったあと、 簡単に体を洗って寝てしまったことを思い出した。 「あら、起こしちゃった?」 「ん、大丈夫…。」 ちょうど隣の部屋から入ってきたヒルダリアが、 「ごめんなさい。」というポーズをしながらベットの縁に腰をおろすと、 ユリアシュも眠い目をこすりながら上半身を起こした。 「やべ、僕だけ寝ちゃったのか。まだ手伝うことって残ってる?」 「冒険の?何言ってんの、帰って来てから丸二日は寝てたのよ。」 「マジっ?ごめん!」 「今回は許してあげる。 貴方がいなければ、しぶきの群島の向こうになんて、 とてもじゃないけど行けなかったわけだし。」 笑いながらそう言うとヒルダリアは窓を見つめた。 その切れ長の瞳は窓の外の景色だけではなく、 大陸の遥か外洋を見つめているようだった。 「もう少し進めれば絶対なにかあるよ。」 「うん。あの向こうに何があるのか絶対確かめてみせるわ。 それが海洋冒険者集団ワッシャー海賊の意地ね。 新航路を捧げて、天国の父さんを安心させてあげるの。」 「へへへ。僕も頑張るよ。」 「本当に頼りにしてるわ。」 不意にユリアシュはヒルダリアの背にぴたりと体を寄せた。 そして彼女の長い黒髪に隠れていた耳たぶを甘く噛みながら、 両手を彼女の肩から胸元へ絡ませていった。 「だからさ、頑張った御褒美ちょうだい。」 「あらあら。困った人ね。」 ヒルダリアは勝気な顔にいたずらっぽい笑みを浮かべると、 ユリアシュの金髪をしっとりと潤った手で撫で、頬に唇を這わせはじめた。 ヒルダリアの吐息が、むせ返る様にユリアシュを包んでいく。 頬に軽く触れる、美しい花びらのように濡れて柔らかい感触を感じながら、 ユリアシュは右手を肌蹴た胸元へ潜り込ませ、 手にあまる二つの乳房を丁寧に揉みあげた。 「ん…うん…。」 指で両方の乳首を丹念になぞり上げ、爪先でつつきまわしていると、 普段子分の海賊たちを怒鳴り命令する唇から甘ったるい女の声が漏れていく。 彼女の肌はきめこまかく、まるで手が滑るようで、触れるたびにユリアシュを魅了する。 衣服に縛り上げられるように固められているにもかかわらず、 ゆさゆさとゆれそうなバストを指が埋もれるほど掴みあげたユリアシュは、 年上の女性の双球を嬲りながら至福の世界へと落ちていった。 「ん…あんっ。こら、こっちも構ってよ。」 「へへへ。ごめん。」 ユリアシュはそういうと、ゆっくり口元まで唇を運んできたヒルダリアを、力強く抱き寄せた。 肉厚の唇に猛烈に口づけ、溜まった唾液を注ぎ込む。 歯の裏側を舐め歯茎を撫で、喉の上蓋を先でつつきまわしていると、 ヒルダリアも甘い舌を使いユリアシュの口腔をトロトロに蕩けかす。 「ヒルダリア、も…っと頂戴…」 ユリアシュが喘ぐ様に囁くと、瞬く間に二人の唇の結合がより深くなっていく。 舌で互いの口をまぐさり、唾液をしゃぶって飲み合っていくと、 唇の端から混ざり合った唾液が流れだし、 びちゃびちゃくちゅぐちゅと淫猥な音もに漏れ出していった。 「ねぇ、おっぱい!おっぱい!」 ユリアシュは唾液にまみれた唇を、ヒルダリアに舐め取って綺麗にしてもらうと、 もっと甘えるように柔らかい胸の丘に顔を埋めた。 そのままヒルダリアの胸元をぐいっと引きさげ、男を狂わす果実のようなバストを露にする。 普段から体をしっかりと締めつけた、ラインはっきりとわかるような活動的な服装なだけに、 震えながら零れ落ちた豊かな乳房は否応なしに目を引く。 ユリアシュは雪花石膏の彫刻のような、神々しいまでの胸をまず目で犯した。 そして両手と両頬で、柔らかくも弾力のある心地よい手ごたえをたっぷり味わい、 最後に熟れた茱萸の実のような乳首にしゃぶりついた。 舌で螺旋を描くようにこねくり回し、頬をすぼめ吸い付いていく。 「!!!っっ…はうぅ…あああぁああああ。」 舌の柔らかな感触とともに、ヒルダリアの体に甘美な電流が流れ込んだ。 まるで乳首と口内から二人の肌が溶け合い、 直接体の中の神経に刺激されているかのような圧倒的な愉悦。 ユリアシュが甘えながら勃起した乳首を吸い舌を絡め前歯で甘噛む。 思うが侭に嬲っていくと、それがヒルダリアをただならぬ恍惚郷に落としていくのだ。 彼女はユリアシュにあらぬ法悦の姿を見せて、身をよじらせてよがり狂いながら、 快美の喘ぎを室内に存分に響き渡らせていった。 「これは僕だけのもの…。誰にもあげない。」 「私の体…あぁ…奥まで浸入して…ユリアシュあぁっ!」 ユリアシュが巧みに乳房を吸い上げるたびに、 ヒルダリアはその凛々しい美貌を仰ぐように上をむけると、 ブルブルと体中を震わせていく。 胸を露にしたほかは、なまじ普段の服装と同じだけに、 ユリアシュの口から逃れようと汗ばんだ体を悶えさせている姿は、 なんともいえぬ妖しい色香を醸しだしていた。 背筋をそらせて一際甲高い声を絞り上ると、ガクリと寝台の上に脱力したヒルダリアと一緒に、 ユリアシュもばたりと倒れこみ、再び双球の谷間に顔を埋めた。 昼は冒険や戦闘で誰よりも頼りになるユリアシュであり、 ヒルダリアが父に頼る少女のような表情をみせる。 だが夜となるとユリアシュがヒルダリアに母に甘える少年のような表情を見せる。 「あんっ、もう。おいたが過ぎるわよ、本当に甘えんぼさんね。」 そして顔を赤く上気させながら、黒い瞳でユリアシュを見つめた。 「一体どこでこんな不思議な能力を身につけたの?」 「ひ・み・つ。僕には無限の可能性があるから気にしないで。」 「ふぅん。ソウルは限界なしでも、こっちは限界みたいね。」 突如ヒルダリアがひんやりとした手を下着に差しいれると、 ぎりぎりまで張り詰めていた怒張を指先で掴んだのだ。 そして玉袋を握り上げて中で転がしはじめた。 「やっ…うぅぅ!」 限界が近かっただけに、突然の刺激を加えられたユリアシュは、 悲鳴を上げてヒルダリアに縋りついた。 「こんなに大きくしちゃって、まだ物足りないんでしょ。 フフフ、はじめての時はあんなにうぶで何も出来なかったのに、 胸の吸い方とか本当に助平になっちゃったのね。」 「酷いよ、僕をこんなにしたのはヒルダリアでしょ! …僕は、うん…ヒルダリア以外の…あのその…女の人…知らないんだから。」 いたずらっぽく笑うヒルダリアに対して、 心底恥ずかしそうに、身を縮め上目でぼそぼそと呟いたユリアシュを、 ヒルダリアはまるで子供をあやす様に頬を撫でた。 「よく言えました。良い子にはご褒美あげなくっちゃね。」 ヒルダリアは膝近くまであるロングブーツで履いたまま床に立ち、 腰より上は寝台の上に肘をついて馬のように四つん這いなった。 すらっとした腿や形のいい臀部は当然天井にむかって高々とあげられている。 「ブーツとかつけたままって好きなんでしょう?」 切れ長の瞳に淫蕩な光が宿り、口端から人を酔わせるような笑みがこぼれた。 「はやくいらっしゃい、大きい坊や。」 「…うん。」 何人も抗えない魔力を秘めた声を前に、ユリアシュはゆっくりと頷くと、 ふらふらとヒルダリアの後ろに立った。 ユリアシュは怒張をヒルダリアの美尻に押し付けながら、 腰に手を回すとベルトを外しズボンとシンプルな下着を一気に引きおろした。 ロングブーツに引っかかった下着を満足げに見つめると、彼はヒルダリアの膝裏に舌を這わせ、 そのままゆっくりと秘所を目指していく。 蛞蝓がはったような光を残しながら、 既に愛液が滴る内腿を愛しそうに舐めあげ、その雪のように白い肌の上に舌を滑らせた。 ついに付け根までたどり着くと、双丘を愛しそうに頬擦りして撫で掴んだ。 肉付きがよく柔らかい。 そして汗と淫液でたっぷりと濡れた切れ込みに一気に肉棒を突き入れた。 「あっ、んんっ、もう強引なんだから。」 ユリアシュはヒルダリアの声を右から左に聞き流すと、 腰を激しく動かして奥を亀頭でこねくりまわす。 ユリアシュの動きにあわせて腰を振るヒルダリアの肉壁が熱く締め上げ、 ユリアシュ自身を溶かすように顫動する。 激しく腰を振れば振るほど、 更に締め上げてくる壷の前にユリアシュはあっという間に屈服寸前だった。 「あぁっ、うおぉおぉ!出る!」 溜りに溜まった白濁液をヒルダリアの中にぶちまけると、 ユリアシュは力尽きたようにぐったりとヒルダリアの背に寄りかかった。 ヒルダリアがユリアシュを抱き寄せると、ユリアシュは息を整えながら、 またヒルダリアの乳房に飛び込み、なんともいえぬ満足そうな表情になる。 「お疲れ様。気持ちよかったでしょ。」 「うん。」 しばらくそうしていると、ユリアシュの甘ったるい声が部屋に響いた。 「ねぇ、もっとしようよ。 ずっと船旅で我慢してたからさ、こんなんじゃまだまだ満足できないよ! 朝までやりまくろうっ!」 「まぁ、どこまで助平な人になっちゃったのかしら。 フフフ、それじゃ楽しみにしていて良いのかしら?」 「まかせといて。腰が立たなくなるまで善がらせてやるから。」 「はいはい。期待してるわね。」 ヒルダリアはユリアシュの額にキスをすると、 優しくその頭を撫でた。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/300.html
750 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/01(月) 23 23 31 ID J9L3zFWf0 このスレ完全に常連だけで成り立ってるからついに最下層下から3番目になってしまったw 大丈夫だとはクク先生も言ってるけど不安。ageていいかなぁ 別にageんくて大丈夫? 751 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/02(火) 00 29 17 ID pmAz5+dM0 同じようにちょっと不安w どうなんですか、ククッル先生… 755 名前が無い@ただの名無しのようだ[]2008/09/02(火) 22 50 13 ID pWXjuTib0 ,〃彡ミヽ . 〈(((/(~ヾ). / ヾ巛゚.ー゚ノ" / <よし、 /~'i':=:!゙)つ ここはこのククールさんがageとくぜ 756 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/03(水) 01 52 21 ID 41cXLUne0 惜しいな。 スレをageたのがゼシカだったら1のしきたりに従って ククからゼシカに対するお仕置き発動していたはずなのに。 でもククがゼシカにSHTバイキルトミラクルムーンを喰らわせるなんて無理だから 相手がゼシカのみ限定の特別なお仕置きが炸裂していたはずなのに。 757 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/03(水) 14 22 16 ID qeLWT23g0 惜しすぎて血涙出た ゼシカだったら「恥ずかしいからageないでよククールのバカーー!!!!///><///」 ってかわいいこと言いながらククを双竜でぶっ飛ばしてるんだろうな 758 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/03(水) 22 14 53 ID W5K8saZU0 756と 757ククのレスが脳内で混じって ククがゼシカに恥ずかしいお仕置きを…なんて言葉が浮かんだ 759 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/04(木) 01 55 16 ID 6m3j9Z6+0 どんなお仕置きなの…(wktk 760 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/04(木) 03 24 01 ID 9SZrA59x0 ククがageた事で恥ずかしがって怒るゼシカも 逆にゼシカがageた事で強烈なお仕置きをするククも どっちもそれぞれに萌えそうだw ククによる対ゼシカバージョン特別仕様なお仕置きが凄く気になるw 761 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/04(木) 17 56 50 ID 4KYYbAAV0 すっごい卑猥なお仕置き……………に見せかけて、 街中でククと手を繋いで歩くみたいなお仕置きでも ゼシカには物凄い効力を発揮しそうだ 762 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/04(木) 21 11 18 ID gJT4fzQNO 両方見たいハァハァ 763 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/04(木) 21 18 37 ID ERwObwpd0 761 街中で手を繋いだまま5分くらい歩いたところで 「ねえ、もう…いいでしょう…?」と恥ずかしそうに 上目使いで言うゼシカの手をさらに強く握り、 「だーめ♪あんま短くっちゃお仕置きにならないだろ?」って 楽しそうに言うククという電波を受信した。 764 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/05(金) 10 06 32 ID 1C5BYtDl0 すっごい卑猥なお仕置き……………を覚悟してたのに、 街中でククと手を繋いで歩く、で済んで、「そんなのでいいの? 良かったー!」と 何の抵抗もなく、ついでにウインドーショッピングを楽しむゼシカに対し、 恥ずかしがって嫌がるゼシカを想像していたククールの方が何故かドキドキしっぱなし という電波も受信した。 765 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/05(金) 22 03 55 ID 0Y2GhcDR0 相手に翻弄されドキドキするのがゼシカ側でもクク側でも萌えるw 恋人同士じゃなくて薄々気持ちには気づき始めているのに はっきり自覚していない旅序盤の2人とかがいいな 766 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/05(金) 23 04 35 ID XKGDjVbv0 764 「そんなのでいいの? 良かったー!」と喜んで サーベルトとよく手を繋いで歩くような感じの気持ちでいたら いざお仕置き実行の時に思いのほかドキドキしてしまうゼシカと、 そんなゼシカに良からぬ事を企むククという電波を(ry 769 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/06(土) 23 35 56 ID gbwNfxNz0 ククールにお仕置きされるゼシカ ククールのageに恥ずかしがっておこるゼシカ ククールにお仕置きするゼシ(ry 770 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/07(日) 21 39 16 ID 0WIWBZaa0 ゼシカからククールにお仕置きってどんなんだろう… 検討もつかないw とりあえずメラでもぶっ放しそうなイメージ 771 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/07(日) 23 19 32 ID WkD1tIWh0 いちゃいちゃカップル状態でなら 「もうククールとは口聞かないっ」とそっぽ向いたりとか。 でもククールに上手い事乗せられ丸め込まれて 結局普段通りの漫才喧嘩ップルっぽいやり取りを繰り広げる。 772 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/08(月) 00 57 37 ID ukW6Nvwl0 「今から私の半径3メートル以内に近づいちゃダメよ!」 「え~~!!オレそんなんヤだぜ耐えらんねぇ愛しいゼシカの傍にいられないなんて 寂しすぎて死んじまうーーー!!!!」(ガバーーッッ!! 「キャアア!!人前でなに抱きついてんのよ放しなさいこの甘えんぼーー!!」 ガス「半径3メートルどころの話じゃないでげすね」 エイト「ゼシカもそのことについて言及すらしてないしね^^」 所詮 ちわげんか。 773 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/08(月) 13 08 41 ID DB/eDpS80 772 萌えたw ククールへの押し置きどころかむしろご褒美w ゼシカさんどう見ても、人前でないのなら抱きついても良いと言っているようにしか… 774 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/08(月) 14 03 10 ID 9iKAr2x8O 772 三ツ矢サイダーのCM思い出して萌えた。 ククール「…半径3メートル以内に、大切なものは全てあるんだぜ(ギュッ)」 ゼシカ「ちょ、ちょっと…(ドキドキ)。いい加減、はなしなさいよ…」 ククール「…ポーニョポニョポニョ女の子♪まんまる♪おっぱ…うぁっ!(慌てて飛びのく)」 ゼシカ「(鞭を手に)バカバカバカ!ククールのバカ!エッチな替え歌なんかやめなさい~!」 775 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/08(月) 16 56 17 ID RHY1sXM90 772から774の流れという事かw 仲良く喧嘩しな♪という歌詞のフレーズが浮かんだ。 三ッ矢サイダーのCMをこの先ククゼシ変換して見てしまいそうだ。 というかそのタイミングで歌うククwしかもポニョ替え歌… 抱きついた時にククの手がちょうどゼシカのそこに 触れていたんだろうなあとアホな想像してしまったよ。 776 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/09(火) 01 25 28 ID H5FKbKhi0 バカバカバカ!ククールのバカ! なんと萌える台詞であることよ… この一言だけでククゼシエピソード10通りは妄想できるな 777 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/09(火) 02 18 08 ID g4cYgQax0 776 さあその10通りの妄想を全部このスレにぶちまけるんだ! …と、ククが申しておりました。 ゼシカが恥ずかしがってククを止めようと必死に 「バカバカ!」言っていますがお気になさらずにどうぞ。 722 痴話喧嘩というかもはやただいちゃついているだけ…w 自分たちのバカップルぶりに全く気づいていなかったりするのかな なんて萌える二人なんだ
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/204.html
蒼星石が翠星石の部屋の前に行くと、ドアを軽くノックする。 それから少しして中から「開いてるですよ」と聞こえてきてから部屋の中に入った。 「やあ、お邪魔するよ」 「どうぞ、ですぅ」 中では翠星石がベッドに腰掛けており、その隣に蒼星石も同じように腰掛けた。 「どうしたですか?」 「別に用は無いけど、ただ翠星石と一緒にいたくなって…」 「ふふ、甘えんぼな妹ですね」 「うん…だって好きなんだもん…」 「私だって大好きですぅ…」 少しはにかみ、そのままお互いに黙った。 沈黙、と言っても居心地の悪いものではない。むしろ心地良い沈黙。 お互いがそこにいることが感じられる、それだけで十分楽しかった。 (…そろそろ良いかな…) 何だか良いムードになってきて、そろそろキスの一つでもしようと思って蒼星石が翠星石の手を握ろうとする。 やがて手が触れてそのまま包み込もうとしたが、それと同時に手がするりと抜けそのまま翠星石が立ち上がった。 「あれ…翠星石?」 拍子抜けを喰らった蒼星石は目をパチクリさせて翠星石を見上げる。 「…喉が渇いたですね、ちょっとジュース持ってくるですぅ」 「え、ちょっと…」 いきなりお預けを喰らい、引き止めようとしたが翠星石は部屋を出て行ってしまい蒼星石の手が空しく宙を切った。 蒼星石は溜息を吐き、そのまま俯いた。 「…まただ…」 最近の様子を思い出し、深い溜息を吐いた。 何だか避けられている…最近そう思うようになってきた。 いつも良いムードまでは行くのだが、そこから先へ行こうとするといつも向こうからムードをぶった切られる。 そうなってもう一週間以上…やり場のないフラストレーションが蒼星石の中に溜まっていく。 何故なのか、さっぱり分からない…自分が何をしたのだろうかまったく分からなかった。 ―※―※―※―※― 「…それで私に相談に来たわけ?」 翌日のある喫茶店、蒼星石は真紅に相談してもらっていた。 呼び出された真紅はその相談内容を聞いて呆れながらアイスティーにミルクを入れる。 「…深刻そうな声で電話よこすから何かと思ったら…下らないわね…」 「下らないって…僕は真剣なんだけど…」 真剣な悩みを下らないと言われ、蒼星石はムッとして真紅を睨み付けた。 睨み付けられた真紅は苦笑いを浮かべてアイスティーを一口飲む。 「ごめんなさい、そんな顔しないで」 「もう…」 「…それで、何か思い当たる節はないの?」 「色々考えたけど何も…」 「例えば了承を得ないで事に及んだとか」 「…そんな事しないよ」 「例えば翠星石の歯ブラシを舐めたとか」 「僕はどんな変態だ」 「翠星石のパンツを盗」 「…絶対馬鹿にしてるでしょ…」 ゴゴゴ、と怒りのオーラを立たせて震えながらテーブルに手を掛ける。 それを見て真紅は慌てて謝った。 「ご、ごめんなさい。ちょっと調子に乗りすぎたわ…。今から真剣に話聞くから」 「…頼むよ」 蒼星石の怒りが何とか落ち着いたのを確認して真紅は溜息を吐いた。 「…それで、いつ頃からそうなったの?」 「大体…一、二週間ぐらいかな…」 「そう。その間何か変わったことは無いの?」 「…特には無いけど…キスとかしようとするといつも…」 「ふぅん…」 そこまで聞いて、真紅はアイスティーを飲みながら考え始めた。 「…浮気?」 「う、浮気!?」 ボソリと聞こえたその言葉に蒼星石の顔が一気に絶望的になった。 「へ、い、いや、まだそうと決まったわけじゃ…」 「…翠星石が浮気なんて…そんな…」 「ち、違うわ! そういうつもりで言ったわけじゃ…」 「…浮気…そんな…浮気なんて…」 「いいから人の話を聞きなさい!!」 まるでうわ言の様に呟く蒼星石の頭をメニューでぶっ叩いた。 それで蒼星石は我に返ったものの、不安げな顔はそのままだ。 「とにかく、そうと決まった訳じゃあるまいし、結論を出すのは早すぎだわ」 「…そうかな…」 「…どうしても気になるなら本人に聞いたら良いわ。悪いけど、私にはよく分からないわね…」 「そう…分かった」 「ゴメンなさいね。役に立てなくて…」 「良いんだよ。ありがとね…」 とりあえずそう礼を言うと伝票を持って蒼星石は立ち上がり、レジで清算を済ませて喫茶店を後にした。 何か良いアドバイスがもらえるかと思ったが、結局何も解決しまい。 しかも一番考えたくないパターンが浮かんでしまった。 (…もう直接聞こうかな…) 今日も避けられたら聞こう。そう決めた。 ―※―※―※―※― 「どうしたですぅ? 暗い顔して…」 「へ、いや…何でもないよ…」 その夜、いつも通り部屋で翠星石と過ごしていると不意にそう言われた。 あれからどうしても浮気と言う最悪のパターンが頭から離れず、嫌な想像が何度も浮かんだ。 もしそうだったらどうしよう…そんな不安が胸から離れない。 しばらくして、蒼星石はいつも通りアプローチを仕掛ける。 まずは手を握り、それから肩を…のつもりが、やはりまたかわされてしまった。 「翠星石?」 「えと…ちょっとトイレに…」 そう言って立ち去ろうとする翠星石。だが、蒼星石はその手をしっかりと掴んだ。 手を掴まれて翠星石は驚いて蒼星石の方を見た。 「そ、蒼星石?」 「…なんで…」 「へ?」 「なんで僕の事避けてるの? ねえ何で?」 いつもと違う様子の蒼星石に、思わず翠星石はたじろぐ。 「べ、別に避けてなんか…」 「いや、避けてる! 僕から避けてる!」 悲痛に満ちたその叫びとともに翠星石の手を引っ張った。 突然の事に翠星石は対応し切れず、そのままベッドへと蒼星石に押し倒されてしまう。 「ちょっと蒼星石!! 何するですぅ!!」 「最近キスもさせてくれないし…僕が何かした?」 「そ、そんな事は無いですけど…」 「じゃあ何で! …まさか、本当に浮気してるんじゃ…!」 「は、はぁ!? 何わけわかんねーこと言ってるですか!?」 「どうなの翠星石、相手は誰!? 雛苺とか…!?」 「分かったから! 訳を話すから放すですぅ!!」 迫り来る蒼星石から何とか逃げ出して乱れた息と服を直す。 しばらくして二人とも落ち着くと、翠星石は溜息を吐いて訳を話し始めた。 「…実は…虫歯が出来て…」 「虫歯?」 予想もしていなかった言葉が出てきて、蒼星石は思わず素っ頓狂な声を上げた。 それから翠星石は恥ずかしそうに顔を背けて続ける。 「…それで、キスとかされそうになると避けてたんですぅ…」 「何でそれが関係あるの?」 「知らないんですか? 虫歯ってキスするとうつるんですよ」 「そうなの?」 「…蒼星石に虫歯うつしたら大変だから…でも、かえって悩ませてたみたいですね…」 …なんだ。それだけの事だったのか。 訳を聞いて、色々悩んでいた自分が急におかしくなって来た。 「そうだったんだ。でも、じゃあ歯医者行かないと…」 「…う…」 「…怖い?」 「うん…」 そう尋ねると、翠星石は顔を赤らめて頷いた。そんな翠星石の頭を蒼星石はそっと撫でる。 「しょうがないなあ。じゃあ僕も一緒に行くから。それならいいでしょ?」 「…じゃあ…行くですぅ」 「分かった。明日学校終わったら早速行こうね」 「はい…」 「それで治ったら…またたくさんキスしようよ」 肩を抱き寄せて囁いたその台詞に、翠星石ははにかんで頷いた。 ―※―※―※―※― 次の日から約束通り歯医者に通い始め、それから一ヶ月が経ち…。 「蒼星石ぃー、もう虫歯治ったですよぉー」 部屋に入って来たと同時に蒼星石に抱きついてきた。 その翠星石を抱きしめて頭を撫でる。 「一ヶ月間よく頑張ったね。治ってよかった…」 「うん…だから、蒼星石…」 今度は蒼星石を見上げて目を閉じ、そのまま唇を突き出してくる。 そのまま距離が縮まり、唇と唇が重なる…というところで蒼星石は顔を背けた。 「……」 「あれ…蒼星石? どうしたですか?」 「いや…その…」 薄らと苦笑いを浮かべて翠星石の方を見ない蒼星石。 その様子を不審に思いながら眺めていると、あることが思い浮かんだ。 「……蒼星石…まさか…」 「…何だか最近痛むんだよね…はは…は…」 そう乾いた笑いを浮かべて頬を擦る蒼星石。 翠星石は愕然とし、次第に怒りが浮かんできた。そして。 「蒼星石のバカー!!」 キスはまだお預けのようです。 終われ