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名も無く退場する敵幹部 R 水文明 (5) クリーチャー:グランド・デビル 5000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自分自身のクリーチャーを1体選んで山札の一番上に置く。その後、自分は山札を見て、そのクリーチャーと同じコストを持つカードを1枚選ぶ。山札をシャッフルし、そのカードを山札の一番上に置く。 一人の幹部に時間を割きすぎると、いつの間にか他の幹部が消えていることがありますね。 作者:仙人掌 フレーバーテキスト 序盤で登場するイベント用幹部との死闘の末、彼は絶命する。しかし、ただでは終わらないのが彼の執念であり、最期の力を振り絞り、戦闘場所である己の居城を爆破する。命からがら逃げ出す主人公達であったが、彼らが見ていないところで、瓦礫に飲み込まれる幹部の姿があったことは知らない。 収録 DMMB-03「Bonus=Metafiction」 評価 名前 コメント
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ゆき兄ハーレム王国外伝2章【人ならざる者の戦い】 外は地獄のようだった 全てが赤く染まっていた 「何だよ…これ…」 爆発音が遠くから聞こえる 反射的にそちらを見ると住宅街の方向だった よく見るとあちこちで火災が発生していた 状況がいまいち飲み込めないゆき兄だったが 今のこの状況がよくないことだけは理解した その時、ゆき兄を呼ぶ声がした 「ゆき兄ーーーーーーーーー!!」 遠くから駆けてきたシュウがゆき兄に飛びついた 「どうした!?何があった!?」 「わからないんだ…!寝てたら突然何かが…!」 「何か…?」 「お願いだよ…父さん達を助けよ…!」 シュウはポロポロと涙を流して訴える きっと頼れるのがゆき兄しかいなかったのだろう 必死にここまで走ってきたシュウの足は裸足で何度か転んだのか膝はすりむいていた 「…わかった…お前はホテルにいろ…」 「…うん…ありがとう…お願いだよ…ゆき兄…」 「ああ、たまには俺が大人っての見せてやるよ」 ゆき兄はシュウの頭を撫でて住宅街へと駆け出していった。 武器は無い、何が待っているかわからない だけどゆき兄は迷うことなく駆けていた。 住宅街に辿り着いたゆき兄はあまりにも酷い光景を見た あらゆる家が瓦礫と化し、瓦礫に挟まれ呻き声をあげる人々 「これがノアの言う破壊か…?何だよコレ…!ふざけんなよ!」 ゆき兄は拳を握り締めて瓦礫に挟まれた人を助けようとする 「おい!大丈夫か!?」 必死に瓦礫を退かそうとするがビクともしない 「んががががが…!!」 懸命に力を込めるが瓦礫は動かない 自分の無力さを痛感しながら必死に瓦礫を退かそうとする それでも、瓦礫は動かない 「俺だけじゃ駄目なのか…?俺の力じゃ…誰一人助けられないのか…?」 その時、遠くから大勢の人間が走ってきた 「大丈夫か!?」「おい!怪我人を運べ!」「瓦礫を退かすんだ!」 ホテルの人たちだった きっとシュウが伝えてくれたのだろう いろんな人間が助けに来てくれた 「よかった…これで…」 ゆき兄が安堵した瞬間に悲鳴が響いた 「何だこいつは!?」 「うわあああああああ!!!」 ゆき兄がその方向を見ると 人の形をした、人では無い何かがいた ソレは助けに来た人たちを吹き飛ばし、攻撃していく そのうち助けに来た中の1人が身体を掴まれ持ち上げられた 「ぐぁっ…」 苦しそうに呻くが、ソレは一層手に力を込める 「シ…ネ…」 「うわあああああああああああああああああああ!!!」 ゆき兄は全力でソレに対して突っ込んだ バランスを崩したソレとゆき兄は転がるように 森の中を転げ落ちた 「こいつは俺に任せて早く怪我人を!!!!」 そう、ゆき兄は叫び、転がり落ちる そして森の中の少し開けた場所に出た 「はぁっ…はぁっ…」 武器は無い、目の前にいるのは少なくとも敵 ゆき兄は間合いを取る 「…ウォォ…ォォ…」 一瞬、ソレの目のような部分が赤く光る ソレの豪腕がゆき兄を掴もうと突っ込んでくる 右から左へと振りぬかれる悪魔の腕をゆき兄はしゃがみこんで避わす 木々が一斉になぎ倒される そのまま股下を抜けて間合いを取ろうとする しかし不意に後ろへ振りぬかれる回し蹴りが来る 咄嗟に腕を十字にして攻撃をガードするが吹き飛ばされ大木へ叩きつけられる 「ごあっ…」 激痛で一瞬意識が飛ぶ 次の瞬間ゆき兄の身体は宙を舞っていた 掴まれ、投げ飛ばされたのだ 受け身を取らないといけない そう思ったものの身体は言う事を聞かず そのまま地面に叩きつけられる 「げぁはっ…」 視界が霞む、世界が暗転していく 「オオオォォォォォ!!!」 ソレは、喜んでいるいるかのように雄たけびをあげる そして、動けないゆき兄をににじり寄る 一歩一歩、殺気をにじませながら 「ちっく…しょおが…」 激痛をこらえてゆき兄が立ち上がる 「絶対に…行かさねぇ…!」 ゆき兄は腕を目の前でクロスさせる 両の腕は複雑に動き、同時に呪文を詠唱する 「バーク・プラト・ロー… 血の盟約に従い我に力を与えよ…、 大いなる神の名において、封印よ退け…!」 辺りの空気が変わる 木々はざわめき、地面が鳴動する 「…シ…ネ!」 ソレはゆき兄へと猛スピードで向かっていく 次の攻撃は確実に命を奪うための攻撃だった 恐ろしいまでの怪力に、速度 その全てを叩き込む気だった 全身を貫く殺気の中で、ゆき兄は小さく呟いた 「…アクセプト」 同時に、轟音を上げ、ソレの拳はゆき兄に打ち付けられた 砂煙が舞い、地面には大きなクレーターが出来上がる 直撃を受ければ人間が生き残る事は絶対に不可能だった だけど、ゆき兄はそこに立っていた 片腕で拳を受け止めていた 「…ここからが本番だ、いくぞ木偶人形」 ペロリと口元の血を舐め、腕を振りぬく 木偶人形と呼ばれたソレは弾き飛ばされる 「ゴォォォ…!」 ソレは着地し、体勢を整えてまたゆき兄に向かっていく 「来い、木っ端微塵に叩き壊してやる」 ゆき兄は笑っていた そして、その瞳は赤くなっていた 木偶人形のパンチがゆき兄の頭へと向かってくる バシィィン!と大きな音を響かせ、その拳を片手で止めるゆき兄 「ゴッ…オォ!?」 木偶人形は何が起こったのかわからないというような声をあげる 同時にメキメキと言う音が辺りに響く 「オッ…!?ゴォッ…ア…!」 次の瞬間に木偶人形の右手は引きちぎられた ドス黒い液体を噴出しながら木偶人形は暴れだす 「オッ…オォォォォォォ!」 木偶人形の左の拳がゆき兄へと振り下ろされる が、それよりも早くゆき兄の蹴りが木偶人形を吹き飛ばした 木々を倒し、なおも速度を緩めずに吹っ飛んでいく木偶人形 その進行方向に、すでにゆき兄はいた 「ターン地点だ」 吹っ飛んでくる木偶人形に回し蹴りを命中させる その衝撃で木偶人形は逆方向へと吹き飛んでいく ゴロゴロと地面に転がる木偶人形 目の前にはゆき兄がいた 普段の顔からは想像もつかないほどの殺気に溢れた顔つき まるで汚い物を見るかのような目つきで木偶人形へと近づく 「オオオォォォォォォォ!!!」 恐怖に突き動かされたかのように 木偶人形はゆき兄へと突っ込んでいく 「終わりだ」 ゆき兄の掌が、木偶人形の頭に当てられた バシュン!!と音がした 続いてビシャッ…ビシャッ…と 木偶人形の頭は吹き飛ばされていた そのまま木偶人形の身体は地面へと倒れた ドス黒い返り血を全身に浴びたゆき兄は薄っすらと笑っていた そして、ゆっくりと赤い目が元に戻っていく 「はっ…はっ…はぁー…はぁー…!」 頭を抑えて、ゆき兄は肩で息をする 意識を失いそうになるのを必死に耐えていた すると後ろから声が聞こえた 「倒されちゃったか」 「…一体どういうつもりだ、今のは何だ…!」 ゆき兄が振り向くとそこにはノアがいた ノアはダルそうに話し始めた 「あれさ、僕が作ったんだよね…初めて作ったにしては中々よく出来てたでしょ 頭の中身は闘争本能と簡単な命令を受け付けるコマンドしか無かったんだけどね」 「…民家を破壊したのも…お前か」 「うん、とりあえず人の多い場所からやろうと思ってね」 「…」 ゆき兄の口から血が零れ落ちる 唇を強く噛みすぎた所為だ 「いいこと教えてあげるよ、アレさ、まだまだ何百体でも作れるんだよ しかも手を加えてやればどんどん強くなる アレ1体にそんなボロボロにされるんじゃ僕を止めるなんてできないよ?」 「ノア…!お前は何がしたいんだ…!何が目的だ!」 ノアはきょとんとしてしばらく黙ったあと 静かに答えだした 「浄化だ」 「浄化…?」 「世界を浄化する」 「そのために人を殺すのが正義か!?」 その言葉を聞いてノアは笑い出した 「何言っちゃってんの? 所詮、正義なんて勝者の属性に過ぎないんだよ… いつの時代も勝った方が正義だ 絶対的な正義なんか幻想だよ…!」 「違う…!お前がやってる事は…!」 「誰が悪いかなんて問題じゃない、正義も悪もカードの裏表だ」 「…だが、少なくとも今の時点ではお前が悪だ」 ノアの顔が歪む 「…なら…お前の正義…砕いてやるよ…」 ノアの身体が透き通っていく 「待て!!」 ゆき兄は手を伸ばしてノアを掴もうとするが ノアの身体は煙のように消え 手は虚空を掴むだけだった 「くっ…そぉ…」 怪我人の救助活動を助けようと思って住宅街へと戻ったゆき兄 きっと今頃大多数の人が救出されているはずだ 救助活動の邪魔をしていた木偶人形は片付けた、少なくとも最悪の事態は免れた そう思っていた…が 「…嘘だろ…」 累々たる死体の山。 数え切れない程の木偶人形。 救助活動をしていた人たちは皆殺され、その死体は積み上げられ山のようになっていた 「何だよ…これ…」 その時、ゆき兄のズボンの裾が引っ張られる 咄嗟に視線を向けると、そこには子供がいた 「…クリス!?」 クリスだった、仲良くなった子供のうちの1人 ゆき兄はクリスを抱きかかえる 「おい!クリス!しっかりしろ!」 はぁはぁと力なく息をするクリスは口から血を吐き、全身はボロボロだった 「早く…逃げ…バケモノ…が来る…」 「意識が混濁してる…?おい!しっかりしろよ!」 ゴホゴホと口から血を吐きながらクリスはしゃべり続ける 「シュウが…ゆき兄…呼ぶ…きっと…助けに…助かる…から」 「!」 ゆき兄が地面を思いっきり殴りつける 血がポタリと落ちる 「みんな…たすか…」 グタリと倒れ、動かなくなるクリス ゆき兄はクリスの身体を抱きしめ、泣き続けた 「…すまなかった…間に合わなくて…! 俺を信じていてくれたのに…俺が…お前を…!!」 ゆき兄が奥歯をギリギリと噛み締める 「うわあああああああああああああああああああ!!!!!」 悲しみの絶叫が、木霊する 赤い月はまるで笑っているように、赤く赤く… いつの間にか、ゆき兄の後ろには2体の木偶人形が立っていた 新たら獲物を見つけて喜んでいるかのように、唸り声を上げていた ゆき兄はクリスをゆっくりと地面に寝かせる 「…これが…お前の正義か…ノア…」 拳を握り締める 血がボトボトと零れ落ちる 「お前の事を気にかけてくれていたのに… こんな何も出来ない子供までまとめて皆殺しにするのがお前の正義かッ…!」 ゆき兄の目に、怒りが宿る 「…ならば…俺も人をやめよう… お前と…お前の人形どもを…一匹残らず地獄に叩き落としてやる…!」 2体の木偶人形のうち、片方一体がゆき兄へと突っ込んできた 「…ケイオス・アクセプト」 ヒュッ!とゆき兄の姿が消え 瞬間的に突進してくる木偶人形の前に現れる 辺りにグジュリという嫌な音が響き渡る ゆき兄の右手が木偶人形の目のような部分に突き込まれていた ブチブチと何かを引き千切るような音がして ゆき兄は木偶人形の目玉のようなものを引きずり出した 「オッオォォォォォォォ!!!」 目を失った木偶人形は叫びながら暴れまわる ゆき兄は目玉を握りつぶす ブチュッ!と音を立ててドス黒い液体が顔に散る そして、もう1体の木偶人形が襲い掛かってくる 突進してくる木偶人形をゆき兄はジャンプで飛び越える いや、正確には飛び越えるだけじゃない 空中で木偶人形の頭をキャッチし、そのまま恐ろしい力で引き千切った 頭を失った木偶人形はドス黒い血を噴水のように辺りにばら撒きながら崩れ落ちる ゆき兄は着地すると、持っていた木偶人形の頭を地面に叩きつけ、足で粉々に踏み砕いた 「オォォォォォ!」 目を失った木偶人形は暴れることしかできなかった 闘争本能と簡単な命令しか理解できない人形故に ゆき兄は走りだし、右手を前に突き出す 突き出された右手は、木偶人形の胸に突き刺さる 「オオオオ…!」 「死ね」 グジャア!と音がする ゆき兄が心臓を木偶人形の心臓を握りつぶしからだ 黒い血が噴出し、返り血に染まるゆき兄 ニタニタと笑いながらゆっくり後ろを振り返る そこには何百体もの木偶人形が殺気をはらませながらゆき兄を睨みつけていた 嬉しそうにニタリと笑い、ゆき兄は突っ込んでいく その目は真っ赤に染まり怒りと悲しみが混ざり合い、狂気に満ちていた 呼応するかのように、大量の木偶人形もゆき兄へと向かっていく ゆき兄の右腕がビキビキと音を立てる 爪が伸び鋭く尖り、肩から突起物が現れる 右腕は真っ黒になり肥大化し、人では無い何かの腕へと変化する 同様に右足も靴を突き破り、獣のような形の真っ黒な足が現れる 次に、右側頭部から禍々しくねじまがった黒い角が生えた 顔の右半分に紙にインクを垂らしたようにポツポツと黒い点が現れ それは顔の右半分を覆っていった その絶対的な黒の中で目だけが赤く木偶人形たちに殺気を与えていた 身体の左半分は人の姿を有しているものの 右半分はすでに異形の者と化したゆき兄 ゆき兄が右腕を振りぬくと 正面にいた木偶人形数十体の胴体が分断された 群がる木偶人形を砕き、貫き、粉々にする ドス黒い血を全身に浴び、ゆき兄は真っ黒になっていた それでも赤い目を爛々と輝かせながら、彼は笑っていた 木偶人形の群れの上に飛び上がり赤い月光にシルエットを浮かばせながら 着地と同時に木偶人形の頭を踏み潰す そのまま群れの上の頭を踏み潰しながらまるで飛び石のように飛んでいく 辺りには木偶人形の悲鳴が響き渡り 人ならざる者と化したゆき兄の笑い声が響き渡る そして、その光景を見ていた者がいた 戦場の遥か上空 そこにはノアがいた 「…あれが…彼の…」 ポツリと呟いたノアが苦虫を噛み潰したような顔をした ゆき兄の前に突然、今までの木偶人形より3倍近い大きさを有した木偶人形が現れた 彼らはゆき兄に対して猛烈な勢いで突き進んでいく ビシュッ!!とゆき兄の右手が伸びる 次の瞬間、手首から先は黒い剣と化していた 剣と化した右手を構えながら、ゆき兄も人形へと駆け出す 人形の口から光弾が発射され、ゆき兄へと向かっていく 顔色一つ変えずに、剣と化した右手で光弾を弾き飛ばす 弾かれた光弾は周りの木偶人形を吹き飛ばしていく 人形の拳がゆき兄に振り下ろされると同時にゆき兄は飛んだ 人を遥かに超越した跳躍力で人形の顔の前へと 「キャハハハハハハハハハハ!!」 ゆき兄が笑い声をあげて、剣を振り下ろす 巨大な木偶人形の身体は、真っ二つに分断されその巨体が左右に分かれ、地に落ちる 同時に、さらにもう3体の巨大人形が現れる ゆき兄が手を前にかざして呪文を詠唱し始める 「唸れ爆炎、汝の魂を我が炎で浄化しよう… ハザード・エルドニアス!」 3体の巨大人形のを取り囲む球体の形をした結界が現れる 巨大人形は結界を壊そうとするが結界は壊れない そして、次の瞬間に、結界内で大爆発が巻き起こる 獄炎に飲まれ、3体の巨大人形は息絶える 「ヒャハハハハハハッ…アガッ…ぐぇっ…がぁっ…!」 笑っていたゆき兄が突然苦しみだす その一瞬を見逃さず様子を伺っていた大量の木偶人形が飛び掛る 「あがっ…ひがっ…うぎぃ…ぐえあああああああああああああ!!」 一瞬辺りに閃光に包まれる 同時に飛び掛っていった木偶人形たちは一斉に弾き飛ばされる ゆき兄の姿は 真っ赤な目は大きく見開かれ 身体は全身が漆黒に染まり 髪は異常に伸びていた 裂けたような口がニヤニヤと笑っていた それはもう、人では無かった 次の瞬間だった 数百体の木偶人形の首が一斉に宙を舞った そして、舞った首は空中で弾けるように炸裂する 辺りに黒い血の雨が降る それを浴びて、人ではなくなったゆき兄はゲラゲラと笑い出す 赤い目をより一層赤くして 「オオオオオオオオオオオオオオ!!」 一体の木偶人形がゆき兄へと突っ込む だが、次の瞬間には首をねじ切られ地面に横たわる その光景を見て、恐怖に駆られたかのように 一斉に木偶人形がゆき兄へと襲い掛かる だが、そのうちのたった一体ですら ゆき兄に触れる事はできず 引き裂かれ、ねじ切られ、叩き砕かれていく ゆき兄は楽しそうに、延々と木偶人形を殺していく 「キヒャヒャヒャヒャ!!」
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瓦礫の街に響く ファンガイアの靴音 その心支配するのは 蠢くJ!王蛇!アマゾン、ギルス! 正義の意味を騙る 言葉など今いらぬ 輩らよ見えるかここに 捧げし一死!一生!そして祈り… 神武のライダーよ 我を立たせ賜え 牙無き人の 明日のために 無限の仮面よ 我を砕き賜え それが永久への オンドゥルなら 我が身は既に 覚 悟 完 了 ! ! ! 木の葉か風か命… けれどもだから余計…! 神武のライダーよ 我を立たせ賜え 牙無き人の 明日のために 無限の仮面よ 我を砕き賜え それが永久への 礎なら 我が身は既に 覚 悟 完 了 ! ! ! 君の涙が枯れ 声さえ尽きた時 共に泣く頬と 喉をやろう もしも血の一滴 残っていないなら この胸を裂き 全部やろう 生まれし日より 覚 悟 完 了 ! ! !
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127 名前:大地に恵みを。人に死を。 投稿日:2006/08/08(火) 02 12 21 何か不自然な大きな音が聞こえた。 ───黄河氾濫 この言葉が頭を掠めた時には、手遅れだった。 一瞬にして南皮城は水没し、周辺の木々は薙ぎ倒されていた。 他はどうか知らないが、この周辺は特に降水量が多いようだ。 これも、ミニ中華大陸の為せる技であろう。 「諸葛弩と手榴弾は・・・瓦礫と板切れで何とかすれば濡れないな。 でも俺は隠れる場所がないな・・・さて、どうするかな?」 事態は思ったより深刻だ。 絶え間なく降り続く雨の中にいれば、無事では済まない。 確実に、数日間は寝込むだろう。 @張燕[軽い風邪]【猛毒付き諸葛弩・手榴弾×3】 ※南皮城は水没しました。孤立無援状態です。城壁上のみ移動可能。
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作詞:森田せらぎ 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 歌:猫村いろは・雪歌ユフ 譯:暮亜。 積木 形單影隻獨居此間 輪回往復的日子 對我而言太過沉重 如此深切的思念 唯有如塵埃般堆疊與身邊 一塊 又一塊 反復堆積起 接近那星辰 裝作看不見 它已瀕臨崩毀 那搖搖欲墜的積木啊 請別讓它坍塌 即使此刻緩緩晃動 也會再次屏住呼吸 重疊思念 忘記了厭倦 也拋棄了珍視的一切 醒覺之時 天空中燦爛星辰 卻已如墜落燈火般消失不見 就在咫尺眼前 難覓的暗夜中 不斷堆疊 又不斷毀滅 從高遠蒼穹中墜下的樓閣 此刻唯余殘破瓦礫 與暗淡的星塵碎片 那已被玷污的“它” 以雙手珍重擁緊 堆疊上一塊 仰望天空 尋出那星辰 屏住呼吸 再度 重疊思念
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その花言葉は"存在しない" 紅い霧が立ち込めていた。 麗しい緑の庭園。傲慢に構える大きな洋館。 踏み入れば、これまた広いロビーに、長い廊下。 豪勢な調度品は、古今東西からの逸品ばかり。 柔い絨毯の上を、使用人がせわしく行き来する。 正確な時刻の中で、支配者は優美な日常を送る。 古びた記憶はそう語る。これは過去の話。 たった少し前の、とある洋館の光景。 瓦礫と煤と黒染みばかりの一帯が、 ほんの少し前まで"そうだった"という話。 彼らが勝手に巻き込んで、壊し尽くしただけ。 先に言いたいことだけ言って、後はひたすら耐えた。 ―――『姉を笑うな』と。 だから辺りと同様にひしゃげて、赤黒くなって。 でもあれだけ激しかった衝撃は、今はもう止んでしまった。 事は終わり、ようやく彼女が倒れ伏す。 紅い霧も、やがて晴れるだろう。
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EU 中央や武器庫にいるのか、便所や水道にいるのか、ミニMAPからは判断出来ない為ソコ付近にいる場合は場所を報告する。 2中、坂中央ではっているスナは、ハシゴ下の瓦礫に乗れば見えます。スナの時は活用してね。 テロ部屋から1中を覗くと、1中の箱の隙間から1中の敵を確認できます。SRの時は活用。 武器庫の箱も隙間から覗けます。 水道上は敵がかなり警戒している&グレもくるので、乗る場合は中央ではなく、左隅推奨。 左隅はSRから狙われにくい&グレ回避可能。 1上小屋の鉄板が邪魔な窓(わかるかな?)からシフトロックが少し見えます。 ソコから出来るだけ削ってから、シフトロックに凸すれば、打ち勝つ確率が増えます。 リスボ待機する場合は、C4箱上か、コンクリ壁の脇にあるタンクの上に乗るとかなりの範囲を見渡せます。オススメ コメント
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正式名称:ASW-G-08 GUNDAM BARBATOS パイロット:三日月・オーガス コスト:2000 耐久力:620 変形:× 換装:× 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 滑腔砲 5 70 誘導の良いメイン レバーN射撃CS メイス【投擲】 - 85 放物線を描く投擲武装 レバー入れ射撃CS 太刀【投擲】 - 70 戻らないブーメラン レバーNサブ射撃 ガンダム・グシオンリベイク 呼出 2 40~136 滑腔砲4連射 レバー入れサブ射撃 流星号 呼出 45~97 突撃2連斬り 特殊射撃 特殊移動 - - レバー入れで性能変化 射撃派生 滑腔砲 (5) 110 メイン弾数を消費足を止めて射撃 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 縦殴り→突き→振り上げ→叩きつけ NNNN 211 高威力 派生 太刀 N前N 234 低補正の連続斬り NN前N 249 NNN前N 264 派生 突き刺し蹴り N後 229 斜め下に蹴り落とす NN後 236 NNN後 243 前格闘 飛び込み突き 前 110 フワ格 横格闘 横薙ぎ→回し蹴り→薙ぎ払い 横NN 169 発生判定良し 派生 太刀 横前N 229 N格と同様 横N前N 241 派生 突き刺し蹴り 横後 224 N格と同様 横N後 228 後格闘 格闘カウンター 後 174 射撃ガード判定あり 派生 瓦礫アタック 後射撃派生 70 カウンター構えを中断し瓦礫を投げる BD格闘 蹴り→振り上げ BD中前N 121 特殊格闘 メイス【振り上げ】 N特格 89 前進して打ち上げる メイス【振り回し】 横特格 95 周囲をなぎ払う メイス【叩きつけ】 前後特格 80 接地判定のあるピョン格 バーストアタック 名称 入力 威力F/M/S/E L 備考 N覚醒技 滅多斬り 3ボタン同時押し 315/295/272/270 乱舞系覚醒技 後覚醒技 串刺し 後+3ボタン同時押し 316/304/292/286 カウンター系覚醒技 【更新履歴】新着3件 解説 攻略 射撃武器【メイン射撃】滑腔砲 【射撃CS】メイス【投擲】/太刀【投擲】【レバーN射撃CS】メイス【投擲】 【レバー入れ射撃CS】太刀【投擲】 【サブ射撃】ガンダム・グシオンリベイク/流星号 呼出【Nサブ射撃】ガンダム・グシオンリベイク 呼出 【レバー入サブ射撃】流星号 呼出 【特殊射撃】特殊移動【特殊射撃射撃派生】滑腔砲 格闘【通常格闘】縦殴り→突き→振り上げ→叩きつけ【通常格闘/横格闘前派生】滅多斬り 【通常格闘/横格闘後派生】突き刺し蹴り 【前格闘】飛び込み突き 【横格闘】横薙ぎ→回し蹴り→薙ぎ払い 【後格闘】格闘カウンター【後格闘射撃派生】瓦礫アタック 【BD格闘】蹴り→振り上げ 【特殊格闘】メイス【振り上げ】/【振り回し】/【叩きつけ】【レバーN特殊格闘】振り上げ 【レバー横特殊格闘】振り回し 【前後特殊格闘】叩きつけ バーストアタック滅多斬り/串刺し コンボ 戦術 EXバースト考察 僚機考察3000 2500 2000 1500 外部リンク コメント欄 【更新履歴】新着3件 19/06/30 各項目を修正 18/10/24 新規作成 解説 攻略 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第1シーズンより、三日月・オーガスが搭乗するガンダムフレームの1機。 このバルバトスは第1期の中盤に活躍した第4形態で、厄災戦当時の仕様をテイワズが再現した姿。 劇中の活躍から格闘機として誤解されがちだが、実態は優秀なメイン射撃とピョン格で地道に有利を積み重ね、要所で高威力格闘を決めるシンプルな万能機。 とは言え射撃は全て実弾なのでかき消されやすい事に注意。 前作では放送以前の開発だったということもあり、無理矢理感のある仕様も多かったが、本作ではより原作ネタを取り入れた。 アシストも丸々入れ替わるなど、ONからの機体でありながら更新要素が多め。 GVSから移植された太刀投げは優秀なブーメラン系武装で、瓦礫アタックなども追加。 一方でコマンドが入れ替わっているので前作の乗り手は気をつけること。 迎撃と足掻き逃げは誇れる性能を持ち、最後まで粘り強く戦える。 敵を荒らし尽くす他のバルバトスとは全く別のコンセプトなので、あくまで相方の支援を前提に立ち回りたい。 ポーズ 選択時:ドス刺しポーズ、タカキと昭弘を救ったシーンの再現。 納刀時:滑腔砲を右脇で構え、左半身を前に出す。 抜刀時:メイスを右肩に担ぐ。 覚醒中:頭上でメイスを回転させた後左手に持ち替え、右肩を前に出して構える。1期3話にてクランクとの戦闘中に取ったポーズ。 敗北 メイスを地面に突き立て立ち膝でうなだれる。 キャンセルルート メイン→サブ、特射、特格 射撃CS→特射 サブ→特射、特格 特射→サブ、格闘、特格 N・横・前・BD格任意段→特射、特格 特格→特射 EXVS.MB ONからの変更点 レバー入れ射撃CS 太刀【投擲】(GVSサブ)追加。 サブ射撃 ガンダム・グシオンリベイク呼出/流星号呼出に変更。 後格闘 瓦礫アタック(GVS後格)に変更。 前後特殊格闘 前作後格のメイス【叩きつけ】が移行。それに伴い格闘からのルート追加。 12/24アップデート詳細 レバー入れ射撃CSに慣性付与。 サブ射撃(共通)のリロード時間短縮。 レバーサブ射撃の攻撃の発生向上、攻撃の範囲調整。 特殊射撃中メイン射撃の弾速と誘導性能上昇、ダメージ100→110、ヒット時の敵機の挙動を強制ダウン状態に変更。 N特殊格闘の追従性能大幅上昇、攻撃後の上昇量増加。 レバー左右特殊格闘の発生向上。 前格闘のヒット時の敵機の挙動をダウン→砂埃ダウン、ダメージ低下(128→110)、特殊射撃へのキャンセルルート追加。 射撃武器 原作同様全て実弾であり、ロケット噴射などのエフェクトを伴わないため非常に視認性が悪い。 これは自身の着弾予測で難儀する場面もあるが、どちらかと言えば敵への奇襲性の高さに一役買う。 【メイン射撃】滑腔砲 [常時リロード 3秒/1発][属性 実弾][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 -30%] 爆風の無い実弾射撃。 足が止まらない+常時リロードと使い勝手はBR当然だが誘導が強い。 実弾故に消されやすい弱点はあるものの、癖もなく非常に扱いやすい。 ただし弾が少ないため管理はしっかりと。 サブ、特射、特格へキャンセル可能。 【射撃CS】メイス【投擲】/太刀【投擲】 [チャージ時間 2.5秒] GVSのサブがこちらに統合。レバーの有無で使い分けが可能。 特射へキャンセル可能。 【レバーN射撃CS】メイス【投擲】 [属性 実弾][弱スタン][ダウン値 2.0][補正率 -40%] 足を止め、メイスを投擲する。 放物線を描く武器の特性として下方向への誘導が凄まじく自由落下に上から突き刺せる。 射程は落下してしまう都合から赤ロック限界ちょっと程度。 本作ではレバー入れ射撃CSの存在もあって存在感が薄くなったが誘導が異なるため敵の挙動に合わせて使い分けたい。補正が悪いので格闘での追撃は効率が悪い。 【レバー入れ射撃CS】太刀【投擲】 [属性 実弾][強よろけ][ダウン値 2.0][補正率 -20%] 右手に持った太刀を投擲する。GVSのサブが移植。 弾速は若干遅いが横幅が大きく、安易な横移動や甘えた慣性ジャンプには十分当てていける。 メイス投擲では不足する牽制・追撃・迎撃の用途で使う事になる武装。 比べて単発火力には劣るが補正率が緩く、ここからの追撃はダメージを伸ばしやすいと優秀な始動技。 ただし強実弾ではないため、射撃に掻き消される点には注意が必要。 【サブ射撃】ガンダム・グシオンリベイク/流星号 呼出 [撃ち切りリロード 13秒/2発] 前作のグレイズ改から内容が一新されたが、役割は以前と同じアシスト呼出。 リロードはアシストが消えてからの様子で、それぞれ状況次第で消え方が大きく異なる。 特射、特格へキャンセル可能。 【Nサブ射撃】ガンダム・グシオンリベイク 呼出 [属性 アシスト/実弾][よろけ][ダウン値 5.2(1.3*4)][補正率 60%(-10%*4)] 「また一緒に仕事だな…」 ガンダム・グシオンリベイクが、滑空砲を4連射。 1発40ダメージ、4発フルヒットで強制ダウン。 前作のグレイズよりも弾量が多い上に連射間隔も比較的短めで手っ取り早い弾幕に最適。 後衛に寄りやすいバルバトス的にはこちらの方が必然的に出番が増える。メインとのセットプレイには特に強い。 しかし実弾であることに加え、銃口補正は並なので敵に近づかれた際はしっかり切り替えること。 【レバー入サブ射撃】流星号 呼出 [属性 アシスト/格闘][よろけ→ダウン][ダウン値 2.0(1.0*2)][補正率 65%(-20%/-15%)] 「援護を…」 グレイズ改弐(流星号)がバトルアックスで2連攻撃を行う。 呼出ボイスがGVSの汎用台詞でやや塩対応。 ダメージ推移は45→65。 前作と異なり出し切りで打ち上げる2段格闘。受身可なのでできれば追撃したい。 突進速度・誘導は並で、遠くの相手へ飛ばすには心許ない。 中距離以内においては視点ジャックしやすいバルバトスなら十分に活用できる。 レバーNよりも近い距離で仕事をさせやすい。 【特殊射撃】特殊移動 Nで直進、左右で任意方向に回り込みつつ前進、後で真後ろに移動する高速特殊移動。 圧倒的な速さと言う程ではないが、弾数制限がなく接近強襲には十分。 ブースト消費はBDより少し多めだが、連続使用で強引に距離を詰める事も可能。OH時にも使用可能。 移動中に相手に接触すると急激に減速する。 虹ステ対応に加えてサブ射撃C・格闘C・専用の射撃派生が可能。 受付猶予が長く、減速モーションに入ってもキャンセルは受け付けるため間隔をバラつかせた嫌らしい連射や追撃ができる。 派生もキャンセルも行わない場合、多少慣性が乗った硬直の後自由落下に移る。 硬直は短く盾仕込みやオバヒ時の緊急回避などに使いやすい。 【特殊射撃射撃派生】滑腔砲 [メイン射撃と共有][属性 実弾][ダウン][ダウン値 5.0][補正率 -30%] 足を止めてメインよりも威力・弾速に優れる一射。 後特射以外からのモーションは1期前半EDのポーズ再現。 使用時にメインの弾を消費するので注意。 キャンセルではないのでキャンセル補正は掛からず強制ダウンも取れる。コンボの〆に。 メイン→後特射→派生射撃でブースト0からでも後退しながらのダウン取り・迎撃も可能。 メインの弾数が心もとないこともあり、余裕があれば混ぜていきたい。 特射出し切りより射撃派生をした方が盾を早く出せる為、頭の隅に留めておきたい。 格闘 トレードマークのメイスを使った格闘が主。 コンボ火力も格闘機並だが発生、判定、伸びに癖があるので射撃始動や闇討ちが基本となる。 【通常格闘】縦殴り→突き→振り上げ→叩きつけ メイスで繰り出す4段格闘。3段目から視点変更有り。出し切りでバウンド。 判定が強く、2・3段目のダウン値の低さから火力も出しやすくコンボに組み込むならばこれか前格が候補。 振り上げや叩きつけの動作が入る割に相手は浮かず、それを追いかけるバルバトス自身も縦方向には動かない。 最終段以外から前派生・後派生が可能。 特射メインは方向問わず安定。高高度は不明。 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 縦殴り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 突き 119(65%) 23(-5%)*3 1.85 0.05*3 よろけ ┗3段目 振り上げ 165(53%) 70(-12%) 2.0 0.15 よろけ ┗4段目 叩きつけ 211(43%) 80(-10%) 3.0 1.0 バウンド 【通常格闘/横格闘前派生】滅多斬り 前進しながら5連斬り→多段ヒット回転斬りを繰り出し、追加入力で飛び込んでの唐竹割りで〆。 視点変更あり。出し切りで強制ダウン。 押し出す力が強くかなり前に動くが、動作がやや緩慢かつ攻撃時間が長いためカット耐性はあまり高くない。 「中途の威力は低いが補正・ダウン値が緩く、最後の一撃のみ高威力」というタイプの高火力コンボパーツであり、無闇に使うと時間効率の面で損をしかねない。 5ヒット目まで入れても標準的な格闘の2段目と同じ効率で、大ダメージを取るには回転斬りまで入れる必要がある。 扱いにくい側面はあるが、上手く繋げば非覚醒時でも300の大台が見えてくる。 最後の一撃は単発100止まりであるため、カット耐性や打ち上げを考えるなら特射射撃派生やN特格、より多くのダメージを求めるなら後派生や覚醒技に繋げたい。 【通常格闘/横格闘後派生】突き刺し蹴り メイスを突き込んでから蹴って引き抜き、地面に叩き落とす。視点変更あり。 第5話でグレイズを仕留めた攻撃の再現。 初段のダウン値が0で、確実に超高火力の2段目が入る。 初段さえ刺さる状態なら確実に叩き込めるため、追撃択として非常に強力。 前派生とは逆に初段で重補正をかけてから当てるタイプの派生で、射撃始動や長いコンボの〆に入れてもそれなり以上の威力を出しやすい。 動きこそ少ないが素早く終わるのでカット耐性にも優れる。 格闘派生 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 N NN NNN 横 横N N・横 NN NNN・横N ┣前派生 連続斬り 123(65%) 165(50%) 203(38%) 118(65%) 158(50%) 15(-3%)*5 2.1 0.08*5 よろけ 回転斬り 177(57%) 207(42%) 234(30%) 172(57%) 199(42%) 21(-2%)*4 2.42 0.08*4 のけぞり ┃┗2段目 唐竹割り 234(--%) 249(--%) 264(--%) 229(--%) 241(--%) 100(--%) 5.6↑ 5.6↑ ダウン ┗後派生 突き刺し 137(40%) 178(25%) 213(13%) 132(40%) 171(25%) 90(-40%) 1.7 0 掴み 蹴り落とし 229(--%) 236(--%) 243(--%) 224(--%) 228(--%) 230(--%) 5.6↑ 5.6↑ ダウン 【前格闘】飛び込み突き 少し飛び上がりつつ放つ多段ヒット突き1段。 フワ格挙動だが上下動は小さく、飛び込しは狙いにくい。 バルバトスの中では最も伸びが良い。特射から出して闇討ちに。 特射メインは後方向だとダウン追撃になりやすい。 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 飛び込み突き 110(75%) 24(-5%)*5 2.0 0.4*5 砂埃ダウン 【横格闘】横薙ぎ→回し蹴り→薙ぎ払い 横薙ぎと回し蹴りを交互に繰り出す3段格闘。3段目で視点変更。 回り込み、横方向に広い判定とそこそこの発生と横格らしい性質は持つものの伸びは平凡。 2段目で相手が大きくノックバックするため、コンボミスには注意。 例として横N→横特はリーチが足らず繋がらない。 また、伸びギリギリなど初段の当たり方が浅いと最終段がスカる事もある。 出し切りで相手を大きく左に弾き飛ばす。 平時でも特射射撃派生やCSCで追撃可能。壁際か覚醒中なら左方向へのステップか特射Cで格闘追撃可能。 1・2段目からNと同じ派生あり。 ただし威力効率はN格闘の下位互換になりがち。 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 横薙ぎ 60(80%) 60(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 回し蹴り 112(65%) 65(-15%) 2.0 0.3 回転よろけ ┗3段目 薙ぎ払い 169(53%) 85(-12%) 3.0 1.0 ダウン 【後格闘】格闘カウンター 右手に太刀を持ち、左手で瓦礫を盾のように構える。瓦礫には射撃シールドと格闘カウンター判定がある。 構え、射撃追加入力の投擲、カウンター動作は全て第13話にてクダル・カデルのグシオンとの戦闘で行ったアクションの再現。しかし劇中、覚醒技とは突き刺した時の峰の向きが逆になっている。 カウンター成功時は太刀でジャンプ突き刺し→蹴り飛ばして強制ダウン。成功と同時に視点変更。 他の格闘と同じく特射から出せるので、読み合いや不意打ちのひとつになるか。 大きく跳躍するためカット耐性はそこそこで、出し切ればそこそこの威力で強制ダウンを取れるためリターンも悪くない。突き刺しは掴み属性で、コンボは高度が必要。 エピオン前格など上から被せて当てる格闘に対して使用すると、突き刺しが空振りする場合がある。 その場合はスタンからフルコン可能だが、高空で成立させていると地面まで落ちてしまい追撃が届き難くなる。ブーストに余裕があれば、出し切るよりもフルコンを狙った方がリターンは大きい。 【後格闘射撃派生】瓦礫アタック 構え中に射撃入力で持っている瓦礫を投げつける。 GVSでは格闘派生だったが、射撃派生にコマンド変更されているため注意。 メイン節約としては使えなくもない程度の性能。 放物線を描いて落ちるのでN射撃CS同様の落下狩り手段に使える。 ただしBDキャンセルが早いとその場で落下するので注意。投げ切ったのを確認してから動こう。 投げた瓦礫には照射ビームさえ押し込む射撃破壊判定がある。原作同様に投げつけて身代わりにする魅せプレイも出来なくはないが、発生が遅く弾は小さいので狙うのは困難。 セカインを狙えなくはないがタイミングはシビア。 後格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 成立時 突き刺し 70(80%) 70(-20%) 0 0 スタン→掴み ねじ込み 94(80%) 30(-0%) 0 0 掴み 蹴り飛ばし 174(--%) 100(--%) 5.6↑ 5.6↑ (強制)ダウン 射撃派生 投擲 70(70%) 70(-30%) 2.0 2.0 弱スタン 【BD格闘】蹴り→振り上げ 貴重な非メイス始動の2段格闘。 特射→前格に出番を奪われがち。 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 右蹴り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 振り上げ 121(65%) 70(-15%) 2.7 1.0 ダウン 【特殊格闘】メイス【振り上げ】/【振り回し】/【叩きつけ】 レバー入れで性能が変わる。 【レバーN特殊格闘】振り上げ 緩く踏み込んでメイスを振り上げつつ飛び上がり、打ち上げる。 第2話で砂埃を巻き上げた動作のアレンジ技。 単発火力が高く、受身不可の打ち上げを取れるためコンボ〆や離脱で活躍する。 その反面補正率が悪く、中途に入れてもダメージは伸び悩む。 一般的な格闘と違い、入力から一定時間経たないと攻撃に入らない。 そのため密着距離では非常に発生が遅くなる。 加えて飛び上がりながら攻撃するため斜め下方向への攻撃範囲は著しく狭く、容易く空振りする。 レバーN特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 1段目 振り上げ 90(-25%) 1.7 縦回転ダウン 【レバー横特殊格闘】振り回し その場でメイスを横に振り回しながら2回転する。回転、吹き飛び方向ともに左で固定。 特射からキャンセルで出す事で強く慣性を乗せながら振り回せる。リスクは高いが強引に押し付ける使い方ができなくもない。 横特射からキャンセルで使用した場合、棒立ちの相手にちょうど命中しない軌道と間合いで動く。 用途としては自分ごと動く横移動狩り武装。 ただ鞭と違ってリーチが短く、うまく使うには習熟が必要。 鞭やスパアマには後格、後格が通用しにくい相手にはこちら、と使い分ければ自衛の補強にもなる。 レバー横特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 1段目 振り回し 95(-30%) 3.0 横回転ダウン 【前後特殊格闘】叩きつけ 接地判定のあるピョン格。 第2話で投擲して弾かれたメイスを空中でキャッチし、アインのグレイズの左腕をちぎり飛ばした攻撃の再現。 ピョン格の中ではやや前進距離は短め。 動きを活かした立ち回りの補強の他、バウンドダウンが取れるのでカット耐性コンや迎撃にも。 特格の中では最も多く使うことになるため、コマンドミスには注意。 レバー前後特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 1段目 叩きつけ 80(-30%) 2.0 バウンド バーストアタック 滅多斬り/串刺し レバーN:滅多切り 太刀滅多斬りからメイスで打ち上げ→投擲→引き抜いて爆発。3段目から視点変更。 出し切り4秒強とやや長く、宙返り斬り抜け以外は全体的に動きが小さくカット耐性は劣悪。 3段目までは比較的素早く終わるので、SAを活かした強引な押し付け・殺し切りには使えなくもない。 特射からもキャンセルで使用可能。 投げつけたメイスはニードルが伸びており、命中時に独自のSEが発生する。 極限技 動作 威力(補正率) F/M/S/E L ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 袈裟斬り 71/66/60/60(80%) 60(-20%) よろけ 2段目 胴斬り 128/119/108/108(65%) 60(-15%) よろけ 3段目 宙返り斬り抜け 182/169/154/154(53%) 70(-12%) スタン 4段目 振り上げ 225/209/190/190(41%) 18(-3%)*4 ダウン 5段目 投擲 258/243/225/225(21%) 80(-20%) スタン 6段目 掴み 261/246/228/226(10%) 10(-15%) 掴み 7段目 抜き 291/273/252/250(10%) 80(-10%)*3 掴み 8段目 引き抜き 315/295/272/270(--%) 200(--%) 5.6↑ 5.6↑ ダウン レバー後:串刺し 太刀を持った姿勢で待ち構える格闘カウンター。 成立すると斬り抜け→跳躍して串刺し→膝蹴り→腹部を狙う滑腔砲密着撃ちで打ち上げ。串刺しヒットと同時に視点変更。 滑腔砲の密着撃ちは第1期5話にてグレイズを破壊した際の再現。 カウンターを空振りしても覚醒技を使ったとはみなされず、再度の挑戦やN覚醒技の使用が可能。 初段はリーチの長い斬り抜けで、長い格闘の先端を取ってもしっかり追従してくれる。 見た目は正面のみだが、実際には360°全周囲にカウンター判定を持つ。 非ロック対象から攻撃されてもちゃんと追うが、味方からの攻撃にも反応してしまう点には注意。 後格と異なり射撃シールドは無く、スーパーアーマーで耐えるのみ。 入力直後はカウンター判定がない。 ただしその時点でスーパーアーマーは発生しているため、強引に捻じ込んできた相手への反撃に有効。 極限技 動作 威力(補正率) F/M/S/E L ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 斬り抜け ?/?/?/?(%) (-%) スタン 2段目 串刺し ?/?/?/?(%) (-%) 掴み 3段目 膝蹴り ?/?/?/?(%) (-%) 4段目 滑腔砲 316/304/292/286(--%) (--%) 10? 10? ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 特殊射撃射撃派生は特射メインと表記 後格闘射撃派生は瓦礫と表記。 威力 備考 メイン・瓦礫始動 メインと瓦礫は同威力同補正なので記述統合 メイン≫メイン≫メイン 147 基本だがなるべく他のコンボで節約したい メイン→特射メイン 147 メイン節約しつつパパッと奪ダウン メイン≫メイン→特射メイン 163 狙えたらズンダよりはこちら メイン→Nサブ(3hit) 124 メイン→レバー入れサブ≫メイン 160 最後が特射メインで170 メイン≫NNNN 194 基本だがコンボ時間長め メイン≫N前 208 初段からでないと威力が落ちる メイン≫N後 184 NN後で204、NNN後で218 メイン→N特 N特 174 近接での迎撃に ??? 射撃CS始動 (N/レバー入れ)射撃CS≫メイン≫メイン 148/161 ↓を意識したい (N/レバー入れ)射撃CS→特射メイン 151/158 メインを節約しつつ、高威力 (N/レバー入れ)射撃CS≫N前 189/240 NN前で188/239、NNN前で200/237 (N/レバー入れ)射撃CS≫N後 183/222 NN後で196/225、NNN後で200/243 N格始動 NNNN→特射メイン 259 メイン〆で242 NNNN NN後 285 N始動高火力 NNNN 前 253 メイン節約 NNN前 NNN後 302 長いが非覚醒デスコン ??? 前格始動 前 前 前 223 前ステor特射で繋がる。↓でいい。 前 前→特射メイン 245 前ステor特射で繋がる 前 特射→N後 244 NN後254、NNN後272。繋ぎは前ステor特射 前 特射→N前N 249 NN前Nで260、NNN前Nで257 ??? 横格始動 横 NNNN→特射メイン 233 メイン〆で227 横前 NNN後 282 横始動デスコン ??? 後格始動 BD格始動 BD格N→特射メイン 193 高高度ダウン BD格N N特格→特射メイン 220 繋ぎは横特射 BD格N N特格 前後特格 212 バウンド〆 BD格N N前 242 NN前は239、NNN前で248 BD格N N後 228 NN後で244、NNN後で252 ??? 覚醒中 F/E,L/S/M メイン NNNN N覚醒技 316/275/280/298 始動がレバー入れ射撃CSで352/308/313/335 NNNN NNN N覚醒技 365/337/338/355 NNNN 覚醒技で357/316/317/347 前 前 N覚醒技 367/341/342/357 前 覚醒技で355/311/312/341 横NN→特射→横N後 311/262/262/287 入力は左特射 BD格N NNN前 N覚醒技 358/319/320/349 BD格N N覚醒技で322/273/274/301 ??/??/??/?? F覚醒中 N前 N前 N前(5) N覚醒技 372 NNN前 NNN前 N覚醒技 376 デスコン候補 前 前 NNN前 N覚醒技 371 前*3 N覚醒技だと362 戦術 一般的なBRより誘導が強くよく曲がる実弾メイン、縦誘導が強いN射撃CS、引っかけやすいレバー入れ射撃CS、高弾速かつ高火力の特射射撃派生に、移動速度の速い特射と派生により高ダメージを叩き出せる格闘を持っている。 総じてバルバトスは射撃を駆使し、要所で格闘戦もしっかり狙う万能機である。特に前後派生を絡めた格闘火力は射撃始動でも破格。 苦手なのは移動ゲロビやマシンガン持ち機体等の弾幕を張ってくる機体や高機動機。 こちらの射撃は全て実弾なので掻き消されてしまい、接近や後退の際にプレッシャーを与える方法が無くなってしまう。 もちろん普通のBRにもタイミングが合えば消されてしまうので注意。足を止める普通のゲロビを止められない事もよく起きる。 頼れるメインだが過信はしないように。 EXバースト考察 「今はとりあえずあんたが邪魔だ…!」 2000なのでしっかり攻めの半覚をしたい Fバースト 格闘攻撃補正 +18% 良好な初段性能と圧倒的な火力から相性は良い。 特射の影響でキャンセルルート追加の恩恵は薄い。 Eバースト 今作では非覚醒時によほど強力な援護力がない限り2000コストのE覚は非推奨。本機も例外ではない。 Sバースト 射撃攻撃補正 +5% メインとの相性は良い。レバー入れ射撃CSという新たな手段もあるため上手く混ぜていきたい。青ステ可。 Lバースト 支援のための覚醒。 バルバトスの覚醒の圧力は2000の中では高い方だが、相方が高コストならそちらに覚醒を回した方が良い。 逃げに使う際も特射や後特格でブースト量を誤魔化しやすく安定して回しやすい。固定向けの覚醒。 Mバースト 格闘攻撃補正 +9% 射撃攻撃補正 +2% 圧倒的な機動性と射撃の慣性強化、射撃格闘共に補正が掛かる覚醒。 足回りと武装での押し付けが強い。青ステ可。 僚機考察 前に出て荒らすのはあまり得意ではない。 射撃はそこそこだが威力は高くなく、格闘も積極的に振るには難があるため前に出てロックを集めてくれる機体と組めば動きやすくなる。 相方に前に出てもらい、特射とピョン格で敵に近づきつつ射撃を織り交ぜ、隙あらば格闘で闇討ちしていこう。 3000 2500 2000 1500 外部リンク したらば掲示板 - ガンダム・バルバトス Part.1 コメント欄 バルバトス(第4形態)透かしコン N格出し切り≫N格(3段目当て)→特射メイン 296 コンボ時間6.8秒ほど やる意味はほぼないがフルコンするよりはコンボ時間短め。 最速でブーストN格しないと透かせない。 下り坂なら出来るが上りでは無理 -- バルバ透かしコン (2021-02-23 10 17 03) 特射メインではなくN格1段下派生で296。 -- バルバ透かしコン (2021-02-23 10 17 46) 名前 コメント
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熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls ボス 作中の各タウンごとに待ち構えている「ボス」について。 撃破することで経験値・金・装備品を入手できる。 この入手は選択可能なキャラ全員に行われるため、操作していないキャラのレベルもボス撃破で上がっていく。 HPゲージが3本あり、1本削るごとに行動パターンが変化する。 ※さぶこ・はせべ&まみ は3本目を削り切った後に4本目が生えてくるので注意。 index みすず やまだ ひばり アボボ ノイズ さぶこ はせべ&まみ みすず 熱血高校のボス。 1周目では回復アイテムでのゴリ押しが不可能なボスとなるため、勝てない場合はレベル上げを。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 近距離パンチ こちらが近くにいるとコンボを決めてくる。 ジャンプしていれば当たりにくい。 タックル こちらを狙ってくるが、縦軸の移動幅は狭い。 4本ある柱ギリギリで躱せば激突し、その場でダウンさせることが可能。 全部の柱が砕けても屋根が落ちたりはしない。 ヒップドロップ 画面外まで飛び出してこちらを狙ってくる。床に影があるのでよく見てダッシュで回避すること。 1回躱すとみすず自身が痛みで怯むため、反撃を仕掛けることができる。 ダウン復帰 ダウンしても、一定時間で復帰する。 復帰時に床を殴って周囲近距離に衝撃波を出すため、あまり深追いせず距離を取ること。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に気合を入れるが、たぶん変化なし。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に更に気合を入れて赤くなる。 ヒップドロップ+ 3回連続で躱さないと痛みで怯まなくなる。怯んだあとはこれまで通り反撃を仕掛けることができる。 やまだ クロスタウンのボス。 エリア端には落下判定があるため、落ちればダメージを受ける。 やまだを落とすことでダメージを与えることも可能。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 近距離パンチ こちらが近くにいるとコンボを決めてくる。 ジャンプしていれば当たりにくい。 瓦礫挟み こちらが少し距離をとっていると狙ってくる。 ジャンプでの回避は成功しにくい。縦軸の移動を使うとよい。 ダウン復帰 ダウンしても、一定時間で復帰する。 復帰時にワープで後ろに回り込み、エネルギー弾で吹き飛ばしてくる。 ジャンプや縦軸移動で回避できる。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に暗黒パワーを開放する。 やまだのじゅつ 自身を中心にダメージ判定のある物体を浮かべ回しはじめる。 物体は3つだが、ひとつは回復リンゴなので利用してしまえる。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に暗黒パワーを更に開放する。 瓦礫挟み+ 2回連続で放つようになる。 やまだのじゅつ+ 物体が6つに増加する。ひとつが回復リンゴなのはそのまま。 エネルギー導火線 やまだを起点に、こちらを追尾するエネルギーを埋め込む。これを受けると大ダメージなので注意。 スピードは遅いが、追尾性は高く長時間。また、発動中のやまだは無敵。 一定時間経過で 終点 → やまだ へと戻るが、このエネルギー道にも当たり判定がある。 暗闇化 エリアが真っ暗になり、地面が見えなくなる。うっかり落ちないように注意。 キャラや攻撃物は見える。 ひばり アップタウンのボス。 このボスのみ、2Dアクション風の戦いとなる。 常に宙に浮いているせいで攻撃が中々当たらない。 壁キックから攻撃を当てるか、縫い針カウンターを決めるかすれば、一時的に落下してくる。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 雑魚召喚 雑魚敵の女子高校生を2人召喚してくる。 この女子高校生は特殊仕様で、低HPだが攻撃AIが優秀。2D状態なのもあってほぼ確実に攻撃を当ててくる。 ひばりを相手するのが難しくなるので、撃破を優先するとよい。 縫い針 こちらを狙って針を飛ばしてくる。この針は壁や床を数回跳ね返る。 跳ね返るのを利用してひばり自身に当てることも可能。当てるとひばりが落下してきて攻撃チャンスとなる。 暗黒弾 弾幕ゲー。 低威力だが、ガード不可なうえに多段ヒットする。 ジャンプで避け損ねると、空中お手玉で大ダメージになる可能性があるので歩き走りで回避したほうがよい。 左端・右端で行おうとする時に壁キックから攻撃を狙うこともできる。 ダウン復帰 ひばりのダウンには無敵時間がないため、攻撃が当たり続ける。 落下してからしばらくすると、一定時間で復帰して宙に戻る。 復帰時に回転して周囲近距離に衝撃波を出すため、HPゲージを半分ほど削ったら距離を取ること。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に強制的に宙に戻って仕切り直し。 UFO爆弾 上空に爆弾を2つ出現させる。爆弾はこちらに向かってゆっくりと落ちてくる。 攻撃を当てれば破裂せず消えてしまうため、落ち着いて空中迎撃するとよい。 接触が破裂トリガーなのを利用して、一瞬すれ違うことで誘爆も可能。 ミサイル針 画面内に糸が走る → 糸に衝撃波?が起こる、を数回行う。これを受けると大ダメージなので注意。 最後にすべての糸に衝撃波?が起こるため、終わるまで糸には近寄らないこと。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に強制的に宙に戻って仕切り直し。 UFO爆弾+ 爆弾が4つに増加する。 アボボ ダウンタウンのボス。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 近距離パンチ こちらが近くにいるとコンボを決めてくる。 ジャンプしていれば当たりにくい。 頭突き こちらの弱攻撃コンボに割り込む形でよく使用してくる。 タックル&エルボー 低空ジャンプでこちらへ一気に迫り、着地点周囲にエルボーを決めてくる。 一連の動作すべてに判定があるため、近距離での回避は難しい。 行動後にわずかに腰を痛める動きをするため、反撃を仕掛けることができる。 ダウン復帰 ダウンしても、一定時間で復帰する。 復帰時にタックル&エルボーを仕掛けてくることがあるため、あまり深追いせず距離を取ること。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に気合を入れる。 地ならし 地面を殴りつけてエリア全体を揺らす。ジャンプで回避可能。 すこしすると天井から瓦礫が降ってくる。床に影があるのでよく見て回避すること。 瓦礫投げ 地ならしで降ってきた瓦礫のうち、巨大な物は残る。これを持ち上げて投げつけてくる。 エリア内に瓦礫が残っている分だけ仕掛けようとしてくる。 瓦礫を持ち上げているときに攻撃することでキャンセルさせることができる。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に気合を入れる。 地ならし+ 地面を2回連続で殴りつけるようになる。 吸い込み 息を吸い込んでこちらを引き寄せてくる。捕まると投げ技を受ける。 アボボから離れるようにダッシュすることで相殺できる。 ただし、近くで発動されるとどうしても間に合わない。 衝撃波 腕を振って衝撃波を3つ繰り出してくる。 こちらを追尾してくることはないが、アボボとは独立して動くうえに壁に当たると跳ね返る。 一定時間経過で消滅する。 ノイズ オーシャンハイツのボス。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 殺人ナンバー 奥へ退避してから次HPゲージに入るまえに、殺人ナンバーが挟まれる。 こちらは回避耐久しか許されないうえ、ノーダメージはほぼ不可能。 幸いダメージ量は少ないので、難しければジャンプし続けて回復アイテムで耐えるのも手。 虹色ウェーブ 殺人ナンバー終了後、奥から戻ってくる際に使用する。 こちら目掛けて飛び掛かり、着地点から真横にダメージ付きのウェーブが発生する。 範囲は横幅全域のため、縦軸に回避すること。 ファン乱入 左右からファンが1人ずつ乱入してくる。 なぜかこちらを追尾してくるが、接触または攻撃を当てれば場外へ飛んでいく。 ダメージは少ないが、連続で接触すると怯み時間がかさみ攻撃チャンスが減るので注意。 ギター回し 先にノイズがエリア内を駆け回り、ギターが回転しながら後追いする。 行動後にノイズが挑発モーション等で動かなくなるため、反撃を仕掛けることができる。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に奥へ退避する。 殺人ナンバー+ 2曲目。 ダメージ床が早くなる。 虹色ウェーブは変化なし。 ファン乱入+ 乱入してくるファンが左右2人ずつになる。 ギターぶん回し 1回転してギターを振り回す。 射程は狭い上に、こちらが近くにいなくても使うことがあるため不発気味。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に奥へ退避する。 殺人ナンバー++ 3曲目。 ダメージ床が更に早くなる。 虹色ウェーブは変化なし。 ファン乱入++ 乱入してくるファンが左右3人ずつになる。 地面潜り 地面下へ姿を消し、離れた位置から上がってくる。 上がってきた際に緑色のリングが広がる。これを受けると大ダメージなので注意。 さぶこ 三和会タワーのボス。 最上階エリアに入れば何度でも戦うことができるが、経験値等は1周につき1回までの入手となる。 はせべ&まみと闘う場合、さぶこは登場しない。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 縮地 一瞬で距離を詰めてくる。 これのせいで距離があっても安心できないが、常に移動していれば攻撃に繋がることは少ない。 足払い&袈裟斬り こちらが近くにいるとコンボを決めてくる。 初撃を空振りさせた直後はガードされにくい。ダッシュやジャンプですれ違うと誘発しやすい。 ダウン復帰 ダウンしても、一定時間で復帰する。 復帰時にノータイムで足払いを仕掛けてくるため、あまり深追いせず距離を取ること。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 ゲージ開始時に奥へ退避する。 子分呼び 奥へ退避してから次HPゲージに入るまえに、子分呼びが挟まれる。 左上から雑魚敵のヤクザ男・ヤクザ女を1人ずつ呼び出す。通常のヤクザ男・ヤクザ女と仕様は変わらない。 この間さぶこは手を出してこないが、一定時間経過で飛び降りて刀で攻撃してくる。 さぶこが乱入した時点でヤクザ男・ヤクザ女は退場する。 モードチェンジ 行動パターンが変化する。 後ろの光っているオブジェクトとさぶこの表情でモード判別は可能。 速度重視の「兎(光)」、攻撃重視の「龍(火)」、防御重視の「鯉(水)」がある。 分身 モード兎の時に使用する。 8人に分身し、時間内に本物を攻撃できないと攻撃される。 偽物達には影がない・姿がぼやけているといった特徴がある。 火輪 モード龍の時に使用する。 床に刀を突き立て、火のリングが広がる。 ジャンプで回避可能。 水柱 モード鯉の時に使用する。 床に水が現れ、そこから水が弧を描いて何度か跳ねあがってくる。 攻撃密度は低く避けやすいが、発動中のさぶこは無敵。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 ゲージ開始時に奥へ退避する。 子分呼びは変わらず。 飛翔 モード兎の時に使用する。 空中からこちらへ突進&突きを行う。 火柱 モード龍の時に使用する。 火の柱を2つ繰り出してくる。 こちらを追尾してくるうえに、さぶことは独立して動く。 火の柱は一定時間経過で消滅する。 水泡 モード鯉の時に使用する。 エリア中心に移動し、水の珠を全方位へ放つ。 水は床を跳ね回り、一定時間経過で消滅する。 + HPゲージ4本目 HPゲージ4本目 ゲージ開始時に奥へ退避する。 子分呼びは変わらず。 はせべ&まみ 三和会タワーの隠しボス。 エリアに入る前に「ハセベのお守り」「マミのお守り」を両方装備しておくことで登場する。 最上階エリアに入れば何度でも戦うことができるが、経験値等は1周につき1回までの入手となる。 さぶこと闘う場合、はせべ&まみは登場しない。 + HPゲージ1本目・全体共通 HPゲージ1本目・全体共通 はせべ&まみの2人を同時に相手することになる。 HPゲージを共有しているため、まとめて攻撃できれば一気に削ることができる。 マッハパンチ -ハセベVer- みさこのマッハパンチと同じく、3連撃の強打。 ただし、後方や縦軸にまで追撃してくるため注意。 パワーボム -ハセベVer- みさこのパワーボムと同じく、空中からの振り降ろし。 カバンではなく拳だが、特に違いは無し。 チア―ドリル -マミVer- きょうこのチア―ドリルと同じく、こちらへ向けての回転突撃。 炎を纏っているが、特に違いは無し。 バク転キック -マミVer- みさこのバク転キックと同じく、空中への判定もある回転蹴り。 + HPゲージ2本目 HPゲージ2本目 共同旋風脚 2人揃ってエリア中心に移動し、回転して弧を描くようにこちらへ何度か飛び掛かってくる。 相手の跳躍に合わせてエリアを左右往復していれば当たらない。 しばらくすると目を回して終了する。どちらか好きな方へ攻撃するチャンス。 + HPゲージ3本目 HPゲージ3本目 共同玉乗り マミが玉となり、上にハセベが乗る。そのままエリア内を八の字に移動し続ける。 移動中は床を跳ね回るハートを飛ばし続けてくる。 エリア隅にいると、はせべ&まみ・ハートのどちらにもほぼ当たらない。 しばらくすると目を回して終了する。どちらか好きな方へ攻撃するチャンス。 + HPゲージ4本目 -ハセベVer- HPゲージ4本目 -ハセベVer- ハセベへの攻撃でゲージ3本目を削り切った場合はこちら。 ハセベの魂が空中に留まってサポートを開始し、マミが無敵状態となる。 撃破するにはハセベの魂を攻撃する必要がある。 ビーム照射 -ハセベVer- ハセベの魂が真下に光線を放つ。 光弾発射 -ハセベVer- ハセベの魂が周囲に光弾を放つ。 + HPゲージ4本目 -マミVer- HPゲージ4本目 -マミVer- マミへの攻撃でゲージ3本目を削り切った場合はこちら。 マミの魂が空中に留まってサポートを開始し、ハセベが無敵状態となる。 撃破するにはマミの魂を攻撃する必要がある。 ビーム照射 -マミVer- マミの魂が真下に光線を放つ。 光弾発射 -マミVer- マミの魂が周囲に光弾を放つ。
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その"ゆりかご"と言えば、動力炉が破壊されたことで出力不足を起こし、ハリネズミだった対空砲火も陰りを見せていた。 F-22を駆るメビウス1は、対空砲火が弱まったことでさらに突入することになった空戦魔導師の援護を行っていた。 「綺麗に並んでやがるな……」 機体を上昇させ、メビウス1は眼下の"ゆりかご"上面に設置された速射砲と対空機関砲の群れに眼をやった。機能を停止しているものも多いが、 それでもまだ半分はメビウス1のF-22に反応し、矛先を向けてきた。 エンジン・スロットルレバーを叩き込み、アフターバーナー点火。F119エンジンが咆哮を上げ、F-22は一気に加速し、"ゆりかご"に接近する。 速射砲の放つ砲弾が近くで爆発し、機関砲から撃ち出される弾丸の雨はしかし、F-22を捉えることが出来ない。出力不足のため、搭載する火器 管制システムも機能不全に陥っているのだろう。 メビウス1はそれらに向かって迷わず、機関砲を叩き込む。固定目標ゆえ、外すことは絶対にあり得ない。 二〇ミリの弾丸は速射砲の砲身を叩き割り、対空機関砲の砲塔を粉砕していく。これで、後続の空戦魔導師も突入しやすくなるはずだ。 ――とは言え、長居は無用か。 精度が悪いとは言え、ずっと狙われっぱなしと言うのも気分が悪い。メビウス1は残った対空砲火に掴まらないよう、ラダーペダルを交互に踏 んで機体にランダムな機動を繰り返させながら上昇、射程内より離脱する。 「ゴーストアイ、"ゆりかご"内部の状況は?」 先に突入したなのはとヴィータ、さらに続けて突入したはやてのことが気になり、メビウス1はゴーストアイに問う。戦場の情報の一斉統括も 行っているゴーストアイなら、内部の状況も詳しく知らされているだろう。 「こちらゴーストアイ。スターズ2が動力炉の破壊に成功したが、戦闘続行は不能だ。ロングアーチ、八神二佐が救出済み……スターズ1は現 在、"玉座の間"にて交戦中」 「交戦中……了解、新しい情報があったら教えてくれ。通信終わり」 メビウス1は高度を落とし、"ゆりかご"と並ぶように飛び、ディスプレイを操作してデータを呼び出し、"玉座の間"の位置を確認する。後付け された戦闘機のカタパルトからそう離れていない位置にあるが、何せ艦内だ。今のメビウス1には、せいぜいなのはが無事、ヴィヴィオを取り 戻してくれるのを祈るほか無い。 「なのは……くれぐれも、無理はするんじゃないぞ」 「助けるよ……」 その"玉座の間"にて、長年の相棒、レイジングハートを構えて、なのははしかし、優しさと力強さに満たされた笑顔を浮かべていた。 目の前の聖王化したヴィヴィオはバインドで拘束している。狙いは絶対に、外すことはない。 「ヴィヴィオ、ちょっとだけ……痛いの、我慢できる?」 我が子同然のヴィヴィオを救うためとは言え、これは荒治療。確認の意味を込めて、なのはは正気は取り戻したが、身体は依然として抵抗しよう とするヴィヴィオに問う。 「うん……」 はっきりと、ヴィヴィオは頷いてくれた。強くなったね、となのはは感慨深げにそれを見つめ――文字通り最後にして最強の切り札、ブラスター モードのレベルⅢを起動。足元に大きな、桜色の魔力陣が展開される。 さらに周囲に浮かび上がるのは、四つのブラスタービット。これらが加われば、もはや撃ち抜けないものは何もない。 おそらくは、ヴィヴィオの魂に纏わりつくこの邪悪な鎧さえも。 照準をヴィヴィオに合わせ、全ての準備は整った。防御を抜いて魔力ダメージのみで、体内にあるレリックの破壊を狙う。 「全力全開――スターライト……」 桜色の魔力が、レイジングハートとブラスタービットに集まっていく。 撃ち砕け、邪悪な鎧を。解き放て、愛しき子を。そして帰ろう、みんなの元に。あの何でもない、しかし楽しかった日常に。 きっと、彼も待ってくれているから。 「ブレイカァァァー!!」 ごう、と空気が唸りを上げる。桜色の閃光は星の光のごとく瞬き、ヴィヴィオを飲み込んだ。 完全に、全ての力を使い果たした。もう立ち上がることさえ、困難だった。 しかし、閃光が終わったその時、なのはは目を見開いた。えぐられたクレーターの中央に、鎧を砕かれ、元に戻ったヴィヴィオが、そこにいた。 「ヴィヴィオ……」 レイジングハートを杖代わりにしてよたよたと歩き、彼女はヴィヴィオに向かおうとする。だが、その行動はヴィヴィオ自身の言葉によって遮ら れる。 「来ないで……!」 「!?」 歩みを止めて、ようやく気付く。ヴィヴィオは、一生懸命、自分の足で立とうとしていた。 転んだ時、自分一人で立てなかったこの子が、自分の足で――。 「強くなるって、約束したから……」 ヴィヴィオが続けて放った言葉を聞いて、なのははいてもたってもいられない気分になった。立ち上がることさえ困難のはずの身体は走り出し、 クレーターを駆け下りて、ヴィヴィオをぎゅっと抱きしめた。 これで、全てが終わった。 まるでその時を待ち構えていたかのように、同じく艦内に突入してきたはやてが、リインフォースとユニゾンした状態で、崩れた瓦礫の隙間を 通ってやって来た。 「なのはちゃん!」 「はやてちゃん……」 二人は顔を見合わせて、頷く。もうやることは決まっている、さっさとこんなところからおさらばだ。 だと言うのに――どうやら、そうもいかないことを彼女たちは思い知らされる。 「う、ふふふふ……」 「!」 不意に声がして、なのはは振り返る。先ほど最大出力のディバインバスターで叩きのめしたはずの、クアットロがそこにいた。すでにその表情か らは極限にまで追い詰められ、足取りもおぼつかないことから、意識を保っているだけでも奇跡的な状態なのは目に見えている。 そのはずなのに、クアットロは妖しい笑みを浮かべて、壊れた人形のようにふらふらと歩き、近付いて来る。 「……っ動かないで」 咄嗟にレイジングハートを構えるなのはだが、クアットロからは攻撃の意思が見当たらない。だが、何かたくらんでいることは確かなようだ。 警戒しながら彼女の動向を伺っていると、クアットロは突然、自身の手にあった何かの遠隔操作用スイッチを押した。 直後、艦内に響き渡る警告メッセージ。 「これは……!?」 「ふふふ……まったくもって、あなたたちは素晴らしいわ。"ゆりかご"も聖王も倒しちゃうなんて……だから、これはあたしからのご褒美……」 「――なのはちゃん、上!」 クアットロの言葉に理解しかねていると、はやてが叫ぶ。はっと視線を上げれば、"玉座の間"の天井を突き破り、四脚歩行のガジェット、通称Ⅳ 型が多数降下してきていた。その数は延々と増え続け、無機質だが凶暴な牙をこちらに向けてくる。 「この艦の最後の攻撃手段……残存していたガジェットを全て放出して、自分自身も三〇分後には自爆するシステム。フィナーレには打ってつけ の手段ね」 自爆、と言う言葉になのはとはやて、リインフォースははっとなる。生存本能がひっきりなしに警告を送ってくる、すぐに逃げろと。 だが、逃げるには目の前のⅣ型を駆逐せねばならない。依然として高いAMF濃度のこの環境下で、それは恐ろしく時間を食う羽目になる。 要するに、Ⅳ型の相手をしていたらどの道"ゆりかご"は自爆してしまうのだ。 「――はやてちゃん、ヴィヴィオと彼女をお願い。私が時間を稼ぐ」 僅かな逡巡の後、なのはが口を開く。だが、当然その言葉の意味を、はやては知っていた。 「な!? なのはちゃん、それはあかん!」 「はやてちゃん、接近戦苦手でしょ? 大丈夫、まだ戦えるから……」 半ば強引に押し付ける形で、なのはは腕に抱えていたヴィヴィオをはやてに任せる。はやては戸惑い、迷った末――ヴィヴィオを腕に、クアット ロを背中に乗せる。 「ママ……」 「大丈夫だよ、ヴィヴィオ――ママなら、すぐ戻ってくるから」 彼女なりに、状況を察知したのだろう。不安げな声を上げるヴィヴィオに向かって気丈にもなのはは笑って見せた。 「一撃撃って、進路を切り開く。はやてちゃんは全速力で、脱出して」 「了解……なのはちゃん、必ず戻るんやで」 「分かってるって」 不敵な笑みをはやてに見せ付けて、なのははレイジングハートを目の前のガジェットⅣ型の大群に向ける。 残り少ないカートリッジをロード。フラつく足元を気力でどうにか踏ん張ってみせ、なのはは叫ぶ。 「ディバイン――バスタァァァ!!」 レイジングハートから、巨大な桜色の閃光を放つ。進路上にあったⅣ型は回避しようと各々飛び上がるが、何機かは閃光に飲み込まれ、そうでな くても脱出路を開けてしまう。 「行って、はやてちゃん!」 「……!」 なのはに言われ、はやては一瞬歩みを止めたが、思いを振り払って脱出路へと進む。そんな彼女に襲い掛かろうとしたガジェットⅣ型に向かって なのははアクセルシューターを放ち、行動を止めさせた。 Ⅳ型の群れは悩んだ素振りを一切見せず、全てがなのはに振り向く。その数は視界いっぱいに映るほど。対照的に、彼女に残された力はあとわず かしかない。 「――それでも、諦める訳には行かない」 レイジングハートを構え、なのははガジェットⅣ型の前に立ち塞がる。 絶望的な状況――だが、それがどうしたと言うのだ。この程度で屈していては、同じエースの彼に笑われてしまう。 「エースオブエースの名は、伊達じゃないんだから……!」 足元に魔力陣を展開。突っ込んできたⅣ型の群れに、彼女は正面から戦いを挑んだ。 「なのはが内部に残ってる!?」 ゴーストアイから新たにもたらされた情報は、メビウス1を驚愕させるのに十分なものだった。 ただちに救出部隊を編成して彼女を助けようと言う動きが出たが、それに待ったをかけたのはゴーストアイだった。 「駄目だ、突入は危険だ! サーモスキャンデータを確認したところ、"ゆりかご"内部ですでに崩落が始まっている! 各員、突入は禁止!」 「くそ……」 メビウス1は呪詛の言葉を吐き捨てる。地上の皆も同じ思いだったが、やむを得ない。 だが――だからと言って、諦めてしまっていいのだろうか。 メビウス1は計器に手を伸ばし、ゴーストアイから送られた"ゆりかご"内部のデータを呼び出し、サブディスプレイに表示させる。 現在、艦内との交信は高濃度のAMFにより行えない。最後に先に脱出したはやてがなのはを見たのは"玉座の間"。 そもそも彼女たちは、戦闘機のカタパルトから侵入した。敵機が補給のために着艦する機構を利用させてもらったのである。 ――待てよ、敵機は確かSu-35だったな? 記憶を掘り起こし、Su-35の特徴をメビウス1は思い出す。大型で空気抵抗の少ない機体に、パワフルなエンジン。だが重要なのは、この機体が 艦載機ではないということだ。本来なら陸上の長大な滑走路でもないと降り立つことは無理なこの機体を、"ゆりかご"は艦載機として運用可能 なほど巨大なのだ。それならば、メビウス1の愛機であるF-22も降りれても、何ら不思議ではない。 「……カタパルトの位置がここ。"玉座の間"がここ……決して、遠くはないな」 データの確認を終えたメビウス1は、操縦桿とエンジン・スロットルレバーを握りなおし、機体を翻させる。 目的地は"ゆりかご"、戦闘機用の離発着カタパルト。 「……待て、何をするつもりだ、メビウス1?」 彼の行動に気付いたゴーストアイが、声をかけてきたが、もう構う余地はない。 「こちらメビウス1、これより本機はスターズ1の救出に向かう」 「――なんだと!?」 驚くゴーストアイを無視して、メビウス1は"ゆりかご"の戦闘機用カタパルトを目視確認すると、一気に機体を急降下させた。 「待て、メビウス1! 突入は危険だと言った!」 「この戦争では、死人が出すぎた。もう誰も死なせたくはない」 「命令違反だ、分かっているのか!?」 通信機を通じて怒鳴り散らし、必死にメビウス1を止めようとするゴーストアイだったが、無駄だった。 「承知の上さ――」 メビウス1は僅かな逡巡の後、答える。 「天使と、ダンスだぜ!」 予想通り、"ゆりかご"のカタパルト内部は広く、そして長大だった。大型爆撃機は無理でも、これなら戦闘機程度の離発着は難しくない。 とは言え、敵地も同然の艦内である。F-22を艦内に強行突入させ着艦したメビウス1はコクピットのシートの下に置いていた、シャリオから頂い た魔力弾を撃つアサルトライフルを引っ張り出し、コクピットから降りて周囲を警戒する。 ――ひとまず、この辺に敵はいないようだな。 念のためAMF下でも撃てるかどうかアサルトライフルの引き金を引く。軽く反動があって、銃声とともに放たれた魔力弾は床に穴を開けた。威力 は多少落ちるが、使えなくはなさそうだ。 不安がないと言えば嘘になるが――行くしかあるまい。 愛機F-22の脚のロックが完全であることを確認し、メビウス1は駆け出した。目的地は"玉座の間"、決してここから遠くはないが、急がねばなる まい。 不思議と、ガジェットとは出会わなかった。ただし、ゴーストアイの言った通り艦内の各部では崩落が始まっており、途中狭い瓦礫の間を潜り抜 けたり、邪魔な瓦礫を無理やり動かして進まねばならないところがあった。 「この……っ」 行く手を遮る瓦礫を強引に引きずって動かすと、どうにか人間一人が通れそうなスペースが出来た。メビウス1はその中を潜り、アサルトライフ ルで周囲を警戒しながら、しかし迅速に進んでいく。 崩落で瓦礫が落ちてこないか上にも注意しつつ進んでいくと、再び巨大な瓦礫の山と遭遇した。その向こうで響くのは、爆発音と閃光。なのはが もう近くにいるのだ。 手近にあった瓦礫に手をかけて動かそうとしてみるが、びくともしない。見れば、鉄骨が突き刺さって瓦礫をしっかり固定してしまっていた。 ――登るしかないか。 やむを得ず、メビウス1は瓦礫に足をかけ、乗り越えることにした。いかにも崩れそうな瓦礫にはなるべく触らず、比較的頑丈そうな瓦礫に捕ま り、彼は瓦礫の山を登っていく。 どうにか頂点に達した時、はるか眼下に無数のガジェットのものと思しき残骸が多数、転がっているのが見えた。その中心に、助けるべき人物は いた。 「なのは……!」 ――これで、ラスト。 ほとんど気力だけで戦っているような状態。なのははレイジングハートから何の効果も付属されていない、単純な魔力弾を撃つ。 正面からもろに魔力弾を食らったガジェットⅣ型だったが、その装甲には傷ひとつ付かない。僅かに動きを止め、Ⅳ型は怒ったように突っ込み、 なのはに体当たりを仕掛ける。 「あう……っ!」 避けることすら叶わず、なのははⅣ型の体当たりを受けて地面を無様に転がる。バリアジャケットもすでにボロボロで、ダメージ緩和の機能もほ とんど停止していた。 何とか立ち上がろうとするが、途中で膝が笑い、彼女は力なく地面に屈服してしまった。 もう、魔力弾の一発も撃てない。にも関わらず、Ⅳ型はなのはに迫り、装備する鎌を振りかざそうとしていた。 駄目だった。やはり、消耗しすぎていた。いくらエースオブエースと言えど、もうどうにもならない。 「ごめんね、ヴィヴィオ、みんな……帰れそうにない」 目を瞑ると、脳裏に浮かんでくるのは愛しい人たちに大切な仲間たち。 Ⅳ型が鎌を振り下ろそうとする――その瞬間、彼女の耳に入ったのは、いるはずのない、彼の叫び声。 きっと幻聴だろう、となのはは考えた。メビウス1がこんなところにいるはずがない。心の中のどこかにあった、彼に助けてほしいと言う願望が 現れたに過ぎないのだ、と。 だが――その後に響き渡る銃声が、彼女の考えは間違いであることを教えてくれた。 虚ろな目で視線を上げると、Ⅳ型がこちらに鎌を振り下ろさず、どこか別の方向にその無機質な機械の眼を向けていた。 「え……」 思わず、言葉が漏れた。Ⅳ型の視線の先には、アサルトライフルを構えたメビウス1の姿があった。 Ⅳ型はその矛先をメビウス1に向け、前進。それに向かってメビウス1はアサルトライフルを撃ち込み、弾が切れると懐の拳銃に切り替えてⅣ型 を迎撃する。 ありったけの弾丸の雨を浴びたⅣ型は途中まで前進を続けたが、断末魔のような機械音を上げて、その場に倒れた。 「……なのは、無事か? いや、無事だな。そうでなきゃ困る」 Ⅳ型を撃破したメビウス1は、なのはの元に駆け寄ってきた。 「どうして……」 「?」 「どうして、こんなところに……」 疑問の言葉を投げかけると、メビウス1は笑って答える。それがさも、当然であるかのように。 「見て分からないか? お前を助けに来た――さぁ、ここは危ない。立てるか? 行くぞ」 メビウス1は倒れているなのはの身体を起こし、肩を貸して歩き出そうとする。だが、なのははその手を振り解こうとした。 「駄目です、私なんか連れて行ったらメビウスさんまで間に合わない……構わないから、置いていってください」 「馬鹿野郎、ヴィヴィオの世話をハラオウンに押し付ける気か」 抵抗する彼女の手を引っ張り、強引にメビウス1はなのはを連れて行く。 「エースはな、生き残ってこそエースなんだ。それを忘れるんじゃない」 「…………」 なのはは、答えなかった。ただ不思議と、今この瞬間まで生きることを諦めていた自分が恥ずかしかった。 生きろ、生きろ。こんなところで死ぬんじゃない、天寿を全うしろ。 胸に手を当てると、心臓の鼓動さえもがそう言っているような気がした。同時に、自分の肩を担ぐメビウス1のほのかな温もりが、自分はまだ生 きていることを教えてくれた。 瓦礫の山を潜り抜け、二人はもう少しで戦闘機のカタパルトがあるところにまで進んでいた。 その時、なのはは後ろから不意に殺気を感じ、振り返る。迷子になっていたのか、一機のガジェットⅠ型がこちらを見つけ、接近しつつあった。 「メビウスさん、後ろ……!」 「!」 彼らが反応する直前、Ⅰ型がレーザーを放つ。直撃はしなかったが、その一撃はメビウス1の左足をかすめ、彼は膝を落とす。 「っく……!」 空いている左手でメビウス1は拳銃を持ち、Ⅰ型に向かって残り全弾を叩き込む。偶然にも一発がセンサーの集中するカメラに当たり、Ⅰ型は盲 目のままレーザーを撃ち散らすが、当てずっぽうなので脅威にはならなかった。 メビウス1は弾切れの拳銃を投げ捨て、再びなのはの肩を担いで歩き出す。 「メビウスさん、足は――」 「どうってことねぇよ、この程度」 痛む足を引きずりながら、彼は歩みを進めた。 ようやくカタパルトに辿り着くと、メビウス1は駐機していたF-22のコクピットに飛び乗った。梯子などないため、そうせざるを得ない。 「早く!」 「けど、これって一人乗りじゃあ――」 「女の子一人くらい、詰めればどうにかなる」 躊躇するなのはを一喝し、メビウス1は手を伸ばす。なのはは残った体力全てを振り絞り、彼の手を借りてF-22のコクピットに乗り込んだ。 だが、突如響き渡る轟音。振り返ると、F-22の後方にまで崩落が迫っていた。早くここを脱出せねば、機体もろ共ぺしゃんこだ。 F-22のキャノピーが閉じられ、F119エンジンは再スタートを開始する。 その瞬間、"ゆりかご"全体が大きく揺れる衝撃が巻き起こった。 ゴーストアイは空中管制機E-767の機上から、"ゆりかご"の状況を目視で伺っていた。 「む……!」 彼が眼を凝らしていると、"ゆりかご"に異変が起きていることに気付いた。艦体そのものに大きなひび割れが入り、剥げ落ちた外板が地面に向か ってパラパラと落ちていく。 「こちらゴーストアイ、"ゆりかご"の崩落が本格的に始まった。全部隊、退避は完了しているか?」 「こちらB部隊、すでに安全区域に退避済みだ」 「陸士三〇八部隊、三〇九部隊、同じく退避完了」 「三〇二部隊、撤退済みだ……この世の終わりみたいな光景だな」 地上の友軍にはあらかじめ退避勧告を出しているが、念のため通信で確認を取ると、クラナガン市街地に展開していた部隊はその全てが撤退済み だった。だが、それとは別に入ってきた通信がひとつ。 「こちら機動六課、八神! なのはちゃんは……スターズ1の、脱出は!?」 「――確認できていない」 「……了解」 通信の向こうのはやては、何かやり切れない表情をしていた。だが、ゴーストアイには何も出来ない。入手した情報を、淡々と報告するほか無か った。 全ての敵戦闘機を撃墜した戦闘機隊も、万が一"ゆりかご"が上空で自爆した時に備えて、高度を高めにとって退避していた。 「おい、信じられるかよ? あんなデカい代物が空を飛んで――崩れようとしてる」 アヴァランチが呟く。"ゆりかご"のような巨体が宙に浮かんでいるだけで驚くべきことなのに、それが崩れようとしているのだ。驚愕するほかあ るまい。同僚のスカイキッドも、その光景に目を奪われていた。 「古代ベルカは、ずいぶん恐ろしいものを作っていたんだな」 「――そんなことより、メビウス1はどうなった? おい、ゴーストアイ!」 ウィンドホバーは内部に突入したメビウス1の存在を思い出し、ゴーストアイに問いかける。だが、返ってきた通信は非情なものだった。 「こちらゴーストアイ、メビウス1との交信は先ほどから途絶えている……」 それでも、パイロットたちは決して諦める様子は見せなかった。メビウス1が、伝説のエースがここでくたばるはずがない、と。 きっと、映画のようなハッピーエンドで締めくくってくれる、そう信じていた。 一方地上では、ウイングロードを展開して"ゆりかご"に突入しようとするスバルを、ティアナが必死に抑えていた。 「ティア、放してよ! なのはさんが、まだあの中に……」 「落ち着きなさい! 無茶よ、どの道あの高度じゃ行けない」 「そんな……」 がっくりと膝を突き、スバルは安全区域で"ゆりかご"を見上げるしかなかった。 ――助けに行きたいのは、あたしだって同じよ。 ぎゅっと唇を噛み締めて、ティアナはスバルと同じく"ゆりかご"を見上げる。だが、それと同時に彼女はかすかな希望を抱いていた。 数十分前、リボンのマークをつけたF-22が"ゆりかご"艦内に強行突撃したとの情報を得ていたティアナは、彼ならなのはさんを助け出してくれる かもしれない、と考えていた。 それがかすかな希望であり、そして複雑な心境の元だった。 ゴーストアイが引き続き、"ゆりかご"の様子を伺っているその時だった。艦体に入っていたひび割れが大きくなり、ついに"ゆりかご"の艦体は真 っ二つに折れてしまった。金属の軋む轟音はさながら断末魔のようで、見る者全てを圧倒した。 しかし、ここに至ってもレーダーにメビウス1の反応が無い。 ――やはり、ダメだったか。 静かにため息を吐き、彼はヘッドセットを外そうとする。だが、そんな彼に待ったをかける反応が、レーダーに浮かび上がっていた。 慌ててヘッドセットを付け直し、ゴーストアイは表示されるコードを確認する。 レーダー上に表示される、新たな機影。併せて表示されるコールサインは――「Mobius1」だった。 「――いたぞ、レーダーにメビウス1を確認!」 「うわっ」 通信機を通じて耳を襲った歓声の渦に、メビウス1はたまらず悲鳴を上げた。慌てて通信機のボリュームを落とすが、それにしたってうるさい ことこの上なかった。 歓声の渦に混ざって聞こえてくる、いつもの渋い声はゴーストアイのものだ。もっとも、彼もいつに無く興奮した様子だった。 「こちらゴーストアイ、聞こえるか!? スターズ1は、どうだ!?」 「……こちらメビウス1、スターズ1は救出。命に別状は無い……とりあえず落ち着け」 「了解、了解! よくやった!」 言うことを聞く様子の無いゴーストアイに、メビウス1は思わず苦笑いを浮かべた。 「……みんな、凄い喜びようですね」 同じく苦笑いを浮かべるのは、狭いF-22のコクピットで彼の身体の上に乗らざるをえないなのは。 なんというか、今この場を誰かに見られたらこう言われるだろう、「羨ましい!」と。実際、メビウス1も美人を乗せて飛ぶのは悪くない気分だ。 例えそこが狭いF-22のコクピットだろうと。 「あぁ……みんな、お前に生きていて欲しかったんだ。だから命は粗末にするもんじゃない」 「――ごめんなさい」 素直に、なのはは謝った。メビウス1は「分かればいいんだ」と頷き、とりあえずF-22の機首を母艦である"アースラ"に向けていた。 「…………」 「…………」 しばらく、二人は無言だった。メビウス1は操縦に集中しているだけなのだが、なのはの方は、何故だか気恥ずかしくなって、彼に声をかけられ ずにいた。 ――あったかいなぁ。 生まれてこの方、これほど長く異性の身体と密着している時間は無かった。飛行服とボロボロのバリアジャケット越しに伝わってくるメビウス1 の温もりは、度重なる戦闘で疲れた今のなのはには心地よかった。 「――あの、重く、ないですか」 口を開いてみて、なのはは激しく後悔した。いきなり自分は何を言い出しているのだ。確かに彼の身体の上に乗っかっている形だけども、今話す ことではない。 もっともメビウス1は「んー?」と大して気分を害した様子は無い。 「……そうだな、ちょっと体重増えたんじゃないか? まぁー、美人なら多少の体重変化くらいどうって……痛い痛い」 ぽかぽかと迫力の無い打撃音が、F-22のコクピット内に響く。なのはが顔を真っ赤にして、メビウス1の頭をヘルメット越しに叩いていた。 「――失礼ですよ、メビウスさん」 「悪かった、機嫌直せ」 "アースラ"まではまだ距離がある。二人を乗せたF-22はのんびりと、蒼空を駆け抜けていく。 「この歓声が聞こえるか!? 聞こえんとは言わさんぞ!」 通信機の向こうでは、地上の陸士や空戦魔導師たちが力の限りの歓声を上げていた。 "ゆりかご"、内部崩壊を起こして自沈。ナンバーズも全員が確保された。 管理局は、クラナガンの奪回に成功する。 だが――確保された人物のリストの中に、ジェイル・スカリエッティの名はどこにも見当たらなかった。 そして、そこから先こそが、"恐ろしい御稜威の王"が蘇る瞬間でもあった。 戻る 目次 次へ