約 3,405,041 件
https://w.atwiki.jp/duelvideo/pages/931.html
【名前】インフェルノイド 【デッキ説明】遊戯王カードWiki 【デッキレシピ】遊戯王OCG戦略Wiki、ファンカスノーレ軸、芝刈り軸 【カード一覧】遊戯王カードリスト・評価・オリカ 【動画】(★:1000回再生、☆:10000回再生) 2014 公式 インフェルノイド ☆1114 エクレア インフェルノイド #1120 マスター赤馬 インフェルノイド ☆1121 家主(仮) インフェルノイド ★1125 らいぞう インフェルノイド #1127 軒 インフェルノイド(未知) #1127 軒 カグツチインフェルノイド #1204 2015 乗務員A 煉獄の使者 ★0101 ★0315 ★0927 ★1220 えびてん ノイドHERO ★0101 軒 家具付きインフェルノイド #0109 しゅがー インフェルノイド弐型 #0117 タテオ インフェルノイド #0119 マスター赤馬 インフェルノイド ☆0120 塩之内 悪魔影インフェルノイド #0121 N≫T ライロインフェシャドール #0124 ぺん 煉獄の白龍 #0124 村長 ライロインフェルノイド #0208 まる インフェルノイド #0306 イスティ インフェルノイド #0309 家主(仮) インフェルノイド ★0316 ★0510 ★0619 ギー インフェルノイド #0415、★0420 JacK. インフェルノイド ☆0415 魚 インフェルノイド #0430 do 天界王の煉獄 #0704 チヒラー インフェルノイド #0707 ギー 純インフェルノイド ★0731 レモン ワンパンインフェルノイド ★0831 ぺん 煉獄の乙女 #0905 ハチクサインフェルノイド #1013 ゆーき 初回しインフェノイド #1026 2016 ゆーき 熟練インフェルノイド #0113 kawakou インフェルノイドモドキ #0515 ガルド インフェルノイド #0523 マグロ艦 インフェルノイド #0625 だんまく インフェルノイド #1023 【ブログ記事】 2014 ReionVorteのインフェルノイド解説(サンプルレシピあり) 2015 【遊戯王】インフェルノイド雑感 《インフェルノイド》デッキ構築を考える!効果や相性の良いカードなど 2016 インフェルノイド2016上期 環境デッキ考察:【芝刈りノイド】 《煉獄の狂宴》強すぎで【インフェルノイド】超強化確定! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53879.html
登録日:2023/04/19 (水曜日) 10 55 23 更新日:2024/03/20 Wed 20 30 01 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 TRIGGER Webアニメ アニメ インフェルノコップ カオス コヤマシゲト 今石洋之 若林広海 雨宮哲 「断罪せよ、地獄の刑事!」 インフェルノコップはTRIGGERが2012年に公開したwebアニメ作品?アニメ……アニメか? 【ストーリー】 西暦2012年。 悪がはびこり、警察さえも無力な無法地帯ジャックナイフエッジタウン。 秘密結社サザンクロスによって妻と子を殺された男は地獄の刑事『インフェルノコップ』として蘇り、復讐の戦いに身を投じる。 【概要】 後に キルラキル 宇宙パトロールルル子 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン プロメア SSSS.GRIDMAN SSSS.DYNAZENON グリッドマン ユニバース ダンジョン飯 ……などの様々な名作・迷作を世に送り出すこととなるTRIGGERの初のオリジナル作品。 スタッフも、スーパーバイザーに今石洋之氏、シリーズディレクターに雨宮哲氏、コンセプトデザインにコヤマシゲト氏、プロットデベロップメントに若林広海氏など、TRIGGERの中核を担うスタッフが担当している。 しかし一応のストーリーっぽいものはあるが、その内容はカオスと超展開の連続で、まともに見ようとすると脳が爆発する代物。 例えるなら『チャージマン研より短い尺にチャー研以上の超展開をぶち込んだ』とでも言うべきだろうか。 なにせ1話の流れからして。 暴漢が妊婦(CVは男)を襲っている⇒警察が来るが適当な理屈でやり込められて帰る ⇒インフェルノコップ登場⇒[[命乞い]]させて37564 ⇒妊婦が破水して洪水になってインフェルノコップが溺れる。 である。ほとんどの視聴者はポカンとなるしかないだろう。 2話以降はさらにひどい。5話くらいからストーリー完全無視の行き当たりばったりの展開になる。 ?「フィクションなんて、多少カオスなほうがおもろいぜ」 にしたって限度ってもんがあるだろ! しかもアニメとしての作画はチャー研とすら比較にならないというか、紙人形劇である。 そう、かの限りなく否に近い賛否両論を生んだニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンの、切り抜き絵を動かすだけのアレである。というかシヨンのプロトタイプ。 とはいえシヨンではヤモト=サンのところを始め、重要なところではちゃんと迫力あるバトルアクションを描いていたがこちらでは本当に切り抜き絵のみ。まともなアニメは無いも同然。 背景も実写そのままから実写にわざとらしいコラをしただけのものも多く、やりたい放題。 おまけに言えば切り抜き絵の使いまわしも多い。さらにインフェルノコップ以外の連中はほとんど棒読み。 ここまで低予算とかなんとか理由を振り切って無茶苦茶をやりきったアニメはそう無いだろう。 だが、インフェルノコップで培ったノウハウは後年のシヨンやSSSS.GRIDMANにも良くも悪くも大いに活かされており、最初にここまでやりたい放題をしきったことがTRIGGERの自由な作風を育てた意味では重要な作品である。 【登場人物】 インフェルノコップ CV:ゴトウ・ジュンイチ 秘密結社サザンクロスに妻子を殺されて地獄の刑事となって復讐の戦いに身を投じた男。 ぶっちゃけどこのフジキド・ケンジかという設定だが、そんな設定早々に忘れられるので問題ない。 頭がガイコツで物理的に燃えている刑事。亢の字で左手に拳銃を持った変なポーズが特徴で、敵は容赦なく射殺する。 主人公なのにずっと1枚絵のみ。中盤でレーシングカーに変形するがそれも1枚絵のみ。 性格は一応正義感の強い仲間思いな熱血漢だが、ストーリーのブレで適当に変わる。 『ルル子』のオーバージャスティス本部長とは顔の似ている別人で、顔見知りの知人。 特別ゲストとしてルル子の終盤に登場し、意気消沈しているルル子に助言を与えて立ち直らせた。 この際は本編の支離滅裂さはなく、宇宙パトロールの先輩として終始まじめに対応しているのでかっこいい。 だが本部長が後に悪の化身アレクシス・ケリヴに変わったと知ったら彼はどう思うだろうか。 メカコップ CV:シモレンジャク・レン インフェルノコップを倒すために作られたサイボーグ。しかしあっさりインフェルノコップに寝返る。 デザイン的にシヨンのモーターヤブに似ている。 まあ、元を辿ればどっちもあからさまに『ロボコップ』のパロディなので当然と言えば当然ではある。 ヘルファイヤボーイ CV:シモレンジャク・レン いじめられっこが地獄から帰ってきたインフェルノコップの地獄の炎を浴びて変貌した姿。 インフェルノコップとともにレースに出て賞金百万円を目指すもインフェルノコップの燃料になって散る。 サザンクロス幹部 どう見てもゴルゴム三神官。 妊婦 CV:シモレンジャク・カナメ 上記の通り暴漢に襲われていたところをインフェルノコップに助けられた。 本名はワンダ・ウイッチ・クラウディア。外見といい能力といい夢の国チキンレースすぎる。 【余談】 TRIGGERや雨宮監督にとっても思い入れの深い作品のようで、上記のルル子へのゲスト登場の他にもリトルウィッチアカデミアやSSSS.GRIDMANにもインフェルノコップがちらっと顔見せしたり、楽曲が流れたりする小ネタが仕込まれたりしている。 興味があれば調べてみよう。 次回、追記か修正か、お楽しみに。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 無駄にいい曲 -- 名無しさん (2023-04-19 11 53 49) 「そんな銃弾俺には効かない!」→「だが俺にも効かないィ!」→「なにぃ!?」で爆笑した -- 名無しさん (2023-04-19 14 17 28) 監督が小説家になろうに投稿した時の名前もこれである -- 名無しさん (2023-04-21 02 53 09) 何もかも行き当たりばったりで無茶苦茶適当なようで最終話で全ての伏線をきっちり余す事無く回収してるのが尚更頭おかしい -- 名無しさん (2023-04-21 08 36 04) 作風が一番近いのは多分日本アニメーター見本市で発表されたSEX and VIOLENCE with MACHSPEED -- 名無しさん (2023-04-21 21 35 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/735.html
登録タグ:EARTH ふみ エントリヒ メード メール 義肢 (投稿者:ふみ) 概要 「ま、お互い気張ろうぜ。でなきゃ犬死だからな」 ばらついた茶髪と左頬の傷、空色の瞳が特徴的なメール。生前にはエントリヒ帝国軍に所属。 Gとの戦いで所属部隊が全滅、死亡扱いとなったが、右目右腕を失いながらもかろうじて生存していた。 しかし母国に戻るわけにもいかず、それでも部隊の仲間たちの仇を取りたい執念でEARTHに下り、再び戦場に降り立つ。 現在はEARTH子飼いの傭兵として各国の戦線を渡り歩いている。それもあってか各国の前線で戦う兵士や他のメードには知り合いも多い。 ぶっきらぼうであまり自分から話すことは少ないが、意外と面倒見が良かったりする。 ひそかに料理が趣味。作るのも食べるのも好きらしく、今の立場を最大限に利用して各国のさまざまな料理を食べ歩いているとのこと。 エントリヒ軍人時代にたった一人の家族ともいえる弟がいたが、生前に道を違えている。 通称:「爆拳」 出身:エントリヒ帝国 所属:EARTH 装備:熱伝導式大型義腕「アグニ」改造型銃剣 身長:186cm 誕生:8月10日 年齢:外見25歳(実働期間6年) 教育担当官: 破壊力 ★★★★★ リーチ ★★ 美味い飯 ★★★★ 内に秘めた熱さ ★★★★★ 熱伝導式大型義腕「アグニ」 かつての戦いで失った右腕を補うための義腕兼インフェルノ最大の攻撃兵器。 擬腕がエターナルコアに直結しておりそこから供給されるエネルギーを熱エネルギーに変換する。 攻撃方法は一つ。熱量を込めた拳で思いっきり殴りつけるのみ。その破壊力はケタ違いだが、リーチが短く隙が大きいのが欠点。 改造式銃剣 上述のアグニのリーチ等の問題を解消するために常備している改造銃。特に名前は付いていない。 大型ライフルにノコギリ型の刃が付いた剣を装着したもの。 関連 登場作品
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/4069.html
モンスター図鑑(画像)No.961~No.1000 No.961AB・突撃・ウィングマン No.962メラゴン No.963メラバーン No.964獄炎龍・インフェルノ No.965ザブゴン No.966ザブシャーク No.967嵐海龍・レヴィア No.968モリゴン No.969モリガノン No.970重岩龍・ガルムット No.971裏樹天龍・ホウライ No.972麗乙女・プリンセスヴァルキリー No.973蒼翔麗姫・グレイスヴァルキリー No.974紅の海賊龍・バーソロミュー No.975蒼の海賊龍・アルビダ No.976碧の海賊龍・キャプテンキッド No.977金の海賊龍・アン&メアリー No.978黒の海賊龍・黒髭ティーチ No.979レッドパイレーツ No.980ブルーパイレーツ No.981グリーンパイレーツ No.982熾乙女・プリンセスヴァルキリー No.983黒翼熾姫・グレイスヴァルキリー No.984剛腕無双・ギガンテスグレイト No.985神王妃・ヘラ No.986八界蛇神・ヤマタノオロチ No.987護封嵐神・スサノオノミコト No.988光臨舞神・アマテラスオオカミ No.989夜刻武神・ツクヨミ No.990夜想詠神・ツクヨミ No.991モルボルワースト No.992光翼の絆・ソルジャーズ No.993極滅召喚・ダークフレアバハムート No.994爆熱炎隼神・ホルス No.995白光炎隼神・ホルス No.996蒼月聖海神・イシス No.997煌命聖海神・イシス No.998暗黒太陽神・ラー No.999極光太陽神・ラー No.1000闇獄冥狼神・アヌビス 【No921-960】← →【No1001-1040】 投稿・編集される方へ:いつもありがとうございます。公式未発表モンスターの掲載は控えて頂くようお願いします。また、トラブル防止のため出所不明の画像は掲載をご遠慮ください。 by 管理人 コメント ↑ミスった -- 2015-01-14 21 59 26 ↑ちょっおまw -- 2015-06-05 18 26 28 ミニオーディン -- 2015-10-25 04 01 38 天狗 -- 2016-01-08 07 36 30 エンジュリオンになってんね。もふもふ。 -- 2016-02-04 21 35 08 clash of clans -- 2016-03-01 13 00 11 naruto -- 2016-03-14 19 19 16 ダルシ -- 2016-03-23 04 03 47 エイラ -- 2018-01-08 11 07 51 ブランクカードって何に使うんだ。 -- 2018-04-27 21 38 49 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/279.html
0383:インフェルノ ◆Oz/IrSKs9w ――死にてえのは、どいつだ? すでに空は灰色雲に覆われ始めている。冷たい風に揺れる枝葉が、これから訪れるであろう闘いの激しさを予感させていた… 【インフェルノ//~友達≠仲間~】 「…ご、悟空君?言ってる意味がよく分からないんだけど…?」 目前に立つ悟空から放たれる不穏なオーラ。 それは非戦闘員とも言える一般人であるはずの大空翼でさえも、はっきりとした“悪意”として凍てつくような寒気を感じさせていた。 「………」 張り詰める空気。誰も言葉を続ける事が出来ない。 不敵な笑みを浮かべる悟空……困惑に眉を潜める翼…… 最大の警戒で悟空たちを見つめ返すブチャラティ……悟空の斜め後ろで立ち尽くす無表情の友情マン…… そして―― 「……悟空」 ――ルフィ。 ついに再会した二人。 悟空を見据えるその瞳は、微かに赤い熱を帯びている。 「ん?地球人風情がこのオレを呼び捨てか?クク…」 「………」 もはや、ルフィの知る孫悟空ではない。 まるで道端にひれ伏す物乞いを見下すかのような、冷酷な嘲笑。 「……悟空」 「……ヤツはもういない。オレは『カカロット』だ」 一歩前に出るルフィ。 麦わら帽子を深く被り直し、コキリと指の骨を鳴らす。 「もういない?何を言ってるんだ悟空君!もしかして…また前の時みたいにパニックになってしまってるのかい!?」 以前承太郎と翼の二人が悟空と遭遇した際、確かに彼は酷く混乱していた。 問答無用で襲いかかってきたかと思えば、一転して爽やかで人畜無害な青年に変わり、 そしてまた狂人へと変貌したかのように絶叫しながら一人逃げ去った。 「ツバサ、“前の時”だと?」 「あ……そうだ!悟空君!あれからずっと君に聞こうと思ってた事があるんだ!」 ブチャラティに返事する間もなくある事をとっさに思い出した翼は、勢いよく前に出てルフィの隣に立つ。 「聞きたい事?なんだ?命乞いなら却下だぞ?」 「悟空君がそんなパニック状態になってしまったのは、もしかしたら『日向君』が原因じゃないのかい!?」 「……ヒュウガ?」 あの時……悟空が再び変貌してしまった時流れていた『日向小次郎』の死を伝える放送。 翼はどうしてもその事があれからずっと気になっていた。 「もしかしたら、僕と同じようなユニフォームを着てたかもしれない。心当たりないかい?」 「………」 日向小次郎。 悟空がこの舞台で最初に殺した二人の『地球人』の内の一人。 悟空に日向の名の記憶は無い。彼が覚えているのは『桜木花道』の名のみ。あの時日向は名乗っていないからである。 「………ああ、そういや確か…そんなヤツもいたな。安心しな……苦しむ間もなく一瞬で『殺して』やったからな」 「…………え?」 翼の表情が固まる。 ――殺してやったからな―― 確かに悟空はそう言った。 ……殺した?誰が?……違う……そんなわけ…… 「オレは弱っちいやつをいたぶる趣味はねぇからな。つえーやつなら楽しいだろうが、あんなザコならサクッと殺すに限る」 「………」 「……悟空」 そう。その時を、確かに見ていた。 仲間である悟空が、大切な仲間である孫悟空が、二人の罪無き者を残酷に殺したあの時。 ルフィは、彼を止める事が出来なかった。 仲間を…止められなかった。 「何回言わせりゃ分かるんだ?オレは悟空なんて名前じゃねえ……」 「………悟空」 「……ん?そういやお前……確かあん時にいた……」 ふと悟空の表情が変わる。 確か、この麦わらの男には見覚えがある。記憶の奥底からこの男の事がうっすらと浮かび上がってくる。 ――そうだ……この耳障りな声、確かに聞き覚えが…… 『悟空ぅ~!』 『悟空っ!?』 『悟空…』 『待てよ悟空ーっ』 『大丈夫か悟空!』 「悟空……!」 ――そうだ、思い出した。 オレがまだ孫悟空だった頃の、親友。そいつに似た声を持っている……麦わら帽子の男、ルフィだ。 「……思い出したぞ。ルフィじゃねえか。久しぶりだな?」 「え!?カ、カカロット君!?」 ルフィに対して急に親しげな声を掛けた悟空に対し、驚きの声を返す友情マン。 このルフィという敵とカカロットが仲の良い知り合いであった場合―― もしかしたら戦闘が回避され『強敵をカカロットに根こそぎ消してもらい、最後に彼を毒殺して優勝する』という計画が、 根本から台無しになってしまうかもしれないという危機を感じ、『マズい』と声を荒げてしまったのだ。 そのルフィ、一転して無口。 帽子の縁で隠された表情からは、何の反応も窺えない。 「体がゴムみてーに伸びる変なお前が弱っちい地球人なわけ無いもんな。どこの星出身だ?」 「………」 返事は無い。 ルフィは相変わらず無感情に、無表情に、悟空の前にじっと立ち尽くす。 「……ゴクウ、と言ったな?お前のターゲットは『地球人』に限る、というのか「ザコ地球人は黙ってろよ」 「……!」 ルフィたちの後方に立つブチャラティへ目を合わせることもなく、悟空は彼の言葉をピシャリと遮る。 それはルフィに対してとは全く違う、低く冷たい響きの言葉であった。 (……やはり『地球人』を敵と見なしているのか。ならばヤツは、間違いなく敵。しかも…ただ者ではない予感がする……) ブチャラティは言葉を飲んだまま考える。 ――向こうは二人。行動を共にしているという事は、おそらくあのもう一人のスタンドのような姿を持つ奴も強い可能性が高い。 対してこちらは……戦闘力はおそらく皆無のツバサ、そして連戦続きでダメージの深い自分。 実質こちらはあのモンキー・D・ルフィしかまともに戦えまい。 そんな実質『二対一』という絶望的なこの状況に気付く。 「……なあルフィ、おめーはどうすんだ?お前なら友情マンみたいに『友達』になってやってもいいぜ?」 「………」 「……お前は地球人じゃない。オレたちの『仲間』さ」 仲間。悟空の口から出たその言葉に、初めてルフィはピクリと肩を動かし反応を見せる。 「そうだ。来いよ一緒に。なんならこの気に食わないゲームも一緒にぶっ壊そうぜ?」 「………の…」 「ま、地球人を一人残らず消してからだけどな………ん?」 悟空の笑顔が止まる。目の前のルフィに異変を感じ、不審な気配を敏感に察知。 「……!?」 見ると、ルフィにあるはずの両腕がどこにも無い。 その奇妙な姿。そして前傾姿勢。これは…! 「……“回転弾”(ライフル)ッッ!!!」 ズガッッ!!! ルフィの遥か後方まで伸ばされ何重にもねじられていたゴムの左手が、反動により目にも止まらぬミサイルのような速さで悟空に襲いかかる! 顔面にクリーンヒットしたその凄まじい衝撃は辺りに反響し、悟空の体は見事に宙を舞い―― 「…なッ!?」 だがブチャラティは見た。 その拳は寸前で止まっていた。 右の手のひらでルフィの拳を軽々と受け止め、僅かにのけぞらせた上半身を前に戻し…ニヤリと冷たい笑みを再び浮かべる。 「そうか……これがおめぇの答えか…!」 今の一撃に全く動揺を見せる事もなく、受け止めていたルフィの拳を横に払う。 しかしその払った拳は悟空の肩を掴み―― 「“鐘”(かね)ェエッッ!!!」 「なにッ!?」 肩を掴んで伸びた腕を一気に縮ませ、悟空の顔面目がけてロケットのような音速にも及ぶかの勢いで頭突きを仕掛ける! 再び大きな激突音を響かせるが、それも悟空は右腕の横っ面で瞬時にガード。 「“銃弾”(ブレッド)オッッ!!!」 後ろに残していた伸びきった右腕を引き戻し、銃弾を遥かにしのぐほどの重い一撃を至近距離から悟空の腹部目がけて撃ち放つ! 「無駄だッ!!」 しかしそれさえも悟空は左手でいとも容易く掴んで受け止めてしまう。 回転弾(ライフル)、鐘(かね)、銃弾(ブレッド)の三連撃も悟空には全く通用せず。 「……あのDIOってやつに手も足も出なかったお前程度が、オレに敵うはず無いだろ?」 至近距離で対峙する顔と顔。 悟空は汗一つかかない余裕の笑み。一方のルフィは… 「……なんでかな……」 「ん?」 ルフィは怒るでもなく、悲しむでもなく、焦るでもなく… ただ、静かな瞳で悟空を見つめていた。 「……確かにあの変なオッサンには負けちまったけど……」 「悟空はその変なオッサンに勝ったけど……」 「今の悟空には、さっぱり負ける気がしねェ」 ルフィが悟空を見るその静かな瞳の奥には、様々な者たちの姿が映っていた。 ――人の言葉が話せなくとも、誰よりも“仲間”を大切にする心は自然と伝わってきたエテ吉。 ――最後まで“仲間”の身を案じて死んでいったバッファローマン。 ――“仲間”のため、その身を投げ出してまで敵を倒そうとしたイヴ。 その他にもまだまだ沢山いる、かけがえの無い大切な仲間たちの立派な姿。 「目ぇ覚まさせてやるよ、悟空…!」 「……上等だ……ウリャアアアッ!!」 「うわあッ!?」 ルフィのその言葉に口端を小さく吊り上げ、腰を落としてその体を両手で掴んだかと思った瞬間、 力の限りの勢いで空へとルフィを放り投げる悟空。ルフィの体は遥か遠くの空へと粒になっていき… 「力の差ってやつを思い知らせてやるぜルフィ!ハアッ!!」 舞空術で自らも舞い上がり、そのルフィを追って飛んでいく。 「な…ちょ!カカロット君ッ!!?」 友情マンの驚く声にも見向きもせず、悟空はその場から去っていった。 「………悟空君を……追わなきゃ」 「…ツバサ?」 それまで今までの流れにも呆然と立ち尽くすだけであった翼が、 まるで糸の切れた操り人形のようなおぼつかない足取りで、悟空たちの飛んでいった方角に向けて足を踏み出す。 「……あんな嘘…付いちゃった理由……悟空君に…聞きに行かなきゃ…!」 「待て!ツバサ!」 日向を殺した。悟空のその言葉は翼の心に重くのしかかっていた。 「………そうはさせない」 その翼の前を遮る――友情マンのその体。 (仕方ない。悟空君のワガママ勝手ぶりはまあ…大体計算の内だ。ならば僕も自分の仕事をするとしよう。 …見たところ、何の力も無さそうなひ弱な青年と…片腕の無い、ダメージの深そうな半死の男。彼ら程度なら僕でも簡単に…) 「…やはりお前も、敵という訳だな」 「敵?……違うよ。君たちも、僕にとっては“友達”さ!友達なら…僕のために、友達のために…命を投げ出す事も仕方ないだろう?」 にこやかに、爽やかに。友情マンはブチャラティと翼に語りかける。 その胸に掲げた“友情”の二文字が、彼らの前に立ちはだかる。 【インフェルノ//~二重奏(デュオ)~】 ポツポツと、雫が肩に落ちる。 空を行く悟空の体が徐々に湿り気を帯びてゆく。 「……邪魔が入らねえようにって思ったけど、さすがにちと飛ばしすぎちまったかな……」 飛んでいくルフィの姿がようやく肉眼で捉えられる。場所は埼玉から再び東京へと戻っていた。 普段は呼吸をする程度の気軽さで行える舞空術も、なぜかこのゲームの舞台では思ったより疲労が溜まる。 「…む!?」 一瞬意識から逸れたその瞬間、目の前に捉えていたルフィの体が急に風船のように大きく膨らみ、 飛んでいたスピードを落として真下へと落下し始める。 笑みを携えたまま、悟空はその落下地点目がけてスピードを上げる―― ――対峙する、二人の男。 場所は東京池袋。本来は人・人・人で溢れかえるこの都会も、今は人っ子一人いない。 硬いコンクリートジャングルの地面でも、ゴム風船のように舞い降りたそのルフィの体はもちろん無傷。 あれほど飛ばされたというのに、その麦わら帽子は無くすことなくしっかりと頭に被さっている。 「ふぅ~、だいぶ飛んできちまったなぁ……やっぱ悟空はスゲェや」 「ハハ、今から戦う相手を誉めるのか?ルフィ」 飛んできた方角の空を眺めて目を細めるルフィ。 そこにはすでに太陽の姿はなく…シトシトと降りしきる雨の粒がルフィの目の中に入り、パチパチと瞬きしながらかぶりを振る。 「ん?大丈夫だ。俺は悟空よりツエーから」 「……クックッ……ハッハッハッハッ!やっぱお前は面白ぇヤツだなぁ!」 臆面無くそう堂々と語るルフィに思わず悟空は心底から大声で笑いを上げる。 心優しき悟空から冷酷なカカロットとなった今でも、変わることの無いある共通の本能。 『強いヤツと戦いたい』 それこそが、孫悟空という者の体を突き動かす最大の精神。 地球人は弱い。しかしそうでない者は強敵へと変わる可能性を秘めている。 そんな根拠の無い理論さえ、今のカカロットにとっては疑う事もない真理。 「クックックッ……よぉし、んじゃ始めるとするか。今さら命乞いしてもムダだぞ?」 「しねェよ。悟空こそ、泣いて謝ったって許さねえ」 互いに準備は万端。どちらともなく構えを取り、口を噤む二人。 静かに、シトシトと雨が降る。 止まる二人の時間。道に植えられた木の青い葉に雨露が溜まり……露は大きな粒となり、重力に引かれて岩棚に弾ける。 「「うおおおおおおッッ!!!」」 ぶつかる互いの拳と拳。 その衝撃は周りの木々に溜まりつつあった雨露を全て弾き飛ばすほど。 「ゴムゴムのぉ…ッ!」 「ハアッ!!」 「グッ!?」 両手を後ろに伸ばしたルフィの横っ腹を、悟空は見逃さず回し蹴り。 しかし構わず! 「“銃乱打”(ガトリング)ッッ!!」 「避わすまでも無いぞ!ハアッ!」 瞬時に悟空の手のひらに光が集まり、小さな気弾がルフィのガトリングラッシュの中央に向けて放たれる。 「どわっ!?アチッ!!?」 「もう一発ッ!!」 いくらゴムの体で打撃がダメージに繋がらないとはいえ、その気弾の持つ熱までは防げない。 ガトリングの拳に気弾がぶつかり、拳を焼く。 痛みに怯んでラッシュが止まったその一瞬の隙、 顔面に一直線に向かってきたもう一発の気弾を避わす事が出来ず、小規模ながらも派手な爆発がルフィの顔に直撃。 「そらそらそらそらアッッ!!!」 ダメージで吹き飛ぶルフィの全身に休む間もなく次々に襲いかかる大量な小さな気弾の弾幕。 なすすべもなく全てはルフィの足・腕・顔・腹…五肢全てに次々と着弾し、 雪崩のごとき連続爆発によりルフィの体はダンスを踊るかのように暴れ回る。 「オリャアアアアッッ!!!!」 煙を纏い宙を舞うルフィの背にトドメとばかりに大きく踏み込んで掌底をぶち込み、 凄まじい衝撃をモロに受けたルフィは矢のような速さで吹き飛ばされてビルの壁に叩き付けられる。 「ガ……は……ッッ!?」 ルフィが直撃したコンクリートの壁は派手に崩れ落ち、ルフィの半身を瓦礫の破片がガラガラと埋めていく。 「……ふぅ……少しやりすぎちまったか?おいルフィ!まさかもう終わりだなんて言わねぇよな?」 両掌を軽くはたきつつ、ゆっくりとルフィの元へと歩み寄る悟空。 「……へへ…そうこなくっちゃあな…!」 瓦礫をものともせず、ルフィはゆっくり立ち上がる。 その肌は至るところに黒い焦げ痕を残し、口から少し血が流れてはいるが…その瞳からは闘志の衰えが全く見られない。 「……まだ、おめーをぶん殴るまでは……このくらい屁でもねぇよ」 「ぶん殴る?…そうだな、せめて一発くらいは当ててみせな。そうじゃなきゃ面白くねぇ」 悟空は首を軽く振りコキリと音を鳴らして、そのルフィを挑発するように手を突き出し、人差し指をクイクイッと自分に向けて動かす。 それを見たルフィは「こんにゃろ」と小さく洩らしつつも口元には笑みが浮かび、右手の五指に力を込めてパキパキと骨を鳴らす。 「……ゴムゴムのぉ…!」 「またそれか?バカの一つ覚えみてぇに…」 また右腕を後ろに伸ばしていき、悟空に狙いを定めてずっしりと腰を据えて構える。 「鎌(かま)アッ!!」 しなる長い腕が途方もない射程のラリアットを繰り出す。 悟空はその腕を一歩も動かずにそのまま片手で受け止め… 「鞭(むち)ィッッ!!」 「おっと!」 続け様に悟空の足元をなぎ払う長い足払いをそのまま軽く宙に飛び、軽やかに回避する。そして… 「同じ手は二度も通用……しねえッッ!!」 「くっ!?ウワッ!!?」 腕を掴む悟空目がけて一気に腕を縮ませつつ、射程内に飛び込み連続攻撃を仕掛けようとしたルフィを確認すると、 ルフィの腕を両手で掴み強引に一本背負いの要領で後ろに投げつけ頭から叩き落とす。 「ぶへッッ!?いってぇ…ッ!クソッ!!」 砂で汚れた顔を手で拭うと、直ぐ様立ち上がり構える。 あの悟空相手に、畳み掛けられる隙を与える事が致命的なのは本能で知っていた。 「ん?どこ行った悟空ッ!!」 すぐに悟空の場所に目を移すも、姿が無い。 右、左、前、後ろ、どこに視線を向けても悟空がいない。 ……いや! 「うえだああぁッッ!!」 「クッ!?」 ルフィの頭上から襲いかかる悟空。その手には長い『凶器』が握られていて…! 「潰れちまえッ!!」 「グアッ!!?」 ルフィの脳天を押し潰さんとぶつけられたその凶器、それは大きな電柱。 悟空は道に生えている電柱を一本抜き取り、舞空術でルフィの真上から強襲したのだ。 凄まじい力で電柱の底をぶつけられるも、何とか両手で受け止めたルフィ。 しかしそれでも、悟空はその“宇宙最強”の途方もない力で押し込もうとする。 「ぬ、ぎ、ぎ、ぎ、ぎ、ぎぃぃぃ~~ッッ!!!」 「うおおおああああッッ!!!」 ゴムは、どんな衝撃も吸収する。しかし…輪ゴムも力いっぱい引き延ばせば千切れるし、ゴムマリだって車に轢かれれば破裂する。 そう、それはルフィの体であったとしても…! 「グァァアアア…ッッ!!」 その体が悲鳴を上げ始める。 傷から血が滲み出し、節々が徐々に激しい痛みに襲われる。 「中々粘ってくれたけど…これでおしめぇだ!あばよっ、ルフィッ!!」 「グッ、おおぁああァァッ!!」 両腕両足がコンクリートの地面ごと押し潰されていく。 メリメリと音を立てつつ、その電柱の底がどんどんルフィを圧迫してゆく。 ――ダメだ。やっぱ悟空はつえぇや……すまねぇみんな、オレの力じゃあ悟空を殴れなかった―― ルフィの心が…少しずつ、諦めの色に染まっていく。 ――すまねえ、牛のおっさん。すまねえ、猿、イヴ。 ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン。 …悪ぃ、オレ、死んだ。 「これで……終わりだああッッ!!!」 最後の力で剛腕が電柱を押し込む。ルフィの頭はひしゃげ、ついには両手も電柱から離れて。 …ルフィの最後に見た景色は、その頭に乗っていた麦わら帽子が電柱によって醜く潰れていく様で…… ――必ず、返しに来いよ、ルフィ。 ドクン ――……ダメだ。やっぱ、まだ、死ねねぇ。 あの男との誓い。それを果たせぬままでは、死ねない。 「………う……お……お…お…ッ…!」 再び指先に力を込め、電柱の底に指を掛ける。 小指、薬指、中指、人差し指、親指。順番に、順番に、力を込めていく。 ――まだ死ねねえ。そうだ。何を血迷ってんだオレは。 男の約束を果たす。“友達”との約束を果たすんだ。 このままじゃ…牛のおっさんや、猿や、イヴに向ける顔が無えじゃねぇか。 「う…お、お、お、オオオオッッッ!!!」 「くっ!?しぶてぇッ!」 「オオオリャアアアアアアアアッッッッ!!!!」 どこにそんな力があったのか。いや、先ほどまでは実際に無かった。 ルフィの胸に宿った、友との約束を果たすという覚悟の意志。それがルフィの背を押す。ボロボロの体に、新たな力を宿す。 バキャッッ!!! 「な……なにいッ!?」 凄まじい力と力のせめぎ合いに耐えきれなくなったのは、電柱の方だった。 真ん中から割り折られ、下半分がスローモーションで地面に吸い込まれるように…倒れ落ちる。 「……俺は、負けねえ」 ――倒れた電柱から立ち上る砂塵 「……仲間が、いるから」 ――そこから現れる、誇り高き男 「……大切な、仲間がいるから」 ――半ば潰されかけていたその四肢は元に戻り 「……大切な友達が、俺を待ってるから」 ――その怒りは、現実に姿を纏ってルフィの体から噴き出し 「だから」 ――その男に、新たな“力”を授ける。 「俺は……絶対!負けねえッッ!!」 【インフェルノ//~友情の聖域~】 二人対一人。 しかし、現状では二人の方が敗色濃厚。 そのふざけた見た目からは信じられないような友情マンの速い動きと重い攻撃に、ブチャラティたちは防戦一方であった。 「ガハ……ッ!クソッ!スティッキィー・フィンガーズ!」 「おっと!危ない危ない。君の能力はもう把握したよ、その拳に当たるわけにはいかないね!」 実質、一対一の構図。 もう一人の仲間、翼を庇うように立ち回りつつ、さらにこの予想以上の強さを持った敵と渡り合うには…… ブチャラティは今までの幾度と無い激しかった戦いで、もう体が傷付き過ぎてしまっていた。 「くっ…!」 忌々しげに歯噛みするブチャラティ。 五体満足の状態であったとしても、この友情マンの重い蹴りはスタンドでも防ぎきれるかどうか五分五分といったところか。 しかし今、傷付きダメージの深いブチャラティの体は…友情マンの攻撃を防ぐどころか、ガードすら間に合わない状態であった。 「ブチャラティ君っ!」 「来るなツバサ!君はそこにいるんだッ!」 ブチャラティの後方、そんなブチャラティの姿を見て心配の色を満面に浮かべて走り寄ろうとした翼を、 ブチャラティは振り返らないまま強い口調で制止する。 「そんなに焦らなくても、ブチャラティ君の次は翼君の番さ。 友達思いはいい事だけど、まあ慌てないでゆっくり待っててよ………すぐ、終わるからさ」 そんな翼に向けて微笑み返し、再びブチャラティに視線を戻す。 地面に手を突いて激しく咳き込むブチャラティの様子を見て、友情マンは「やれやれ」と小さく自嘲ぎみに呟く。 「友達が苦しむ姿を見るのは、やっぱり僕も辛いよ。 下手に抵抗するからいけないんだよ……せっかく、苦しまずに楽に殺してあげようとしてるのに…」 「……まれ」 「ん?」 低く、聞き取りにくいその小さな声に眉を潜め、友情マンはブチャラティを不思議そうに見つめ返す。 「何か言ったかい?」 「……黙れ、と言ったんだ。“ソダリッツィオ・ブジャルド”」 「ソダ…?……何だい?それは」 聞き慣れない言葉に首を傾げ、友情マンは一歩一歩、ブチャラティに近付いていく。 「……答える義務は…無い!スティッキィー・フィンガーズッッ!!」 地面に膝を突いたままだが、近寄った友情マンに向けてスタンドを発現させ、右ストレートを放つ。 しかし友情マンはその射程距離を完全に見切っているかのように、スタンドの拳が届く寸前で足を止めて一歩下がる。 顔前で止まる、スタンドの拳。 「危ないなぁ……無駄だよ無駄!僕の『分析力』…甘く見てもらっちゃあ困るよ」 「…くッ…スタンドの射程距離さえも、完全に把握したと言うのか…!?」 「ふふ……どんな人種、どんな性格、どんな能力を持つ人だろうと『友達』になる一番の近道を… 最適な手段を、瞬時に分析するのは一番の得意技さ!そのくらいは当然だろ?」 余裕浮かぶ笑みを携え、朗らかにそう話す。しかししばらくその場に固まり、う~んと首を捻ると… 懐から一枚のカードを取り出して、それをブチャラティたちに見せ付けるように掲げる。 「…いくら半死半生の君とはいえ、やっぱりその不思議なジッパーの能力は厄介だね。 よし、こいつで引導を渡してあげる事にするよ!」 「……?カード…だと?」 『引導を渡す』の言葉に不吉な予感を覚えたブチャラティだが、 見せられたカードの背の茶色模様からは何のカードなのか窺い知る事は出来ない。 だが不吉な予感は拭えない。力を振り絞り、よろめきながらも立ち上がる。 「フフフ……やっぱり、持つべき物は友、だね。これをくれた桑原君には感謝しなきゃ」 「クワバラ…だと!?」 耳にしたのは、よく知る名。思わぬ所で聞いたその名前に驚き、目を見開く。 「そうさ。彼も僕の数多い友達の内の一人さ。そして………君が殺した『ガラ』君も、僕の友達だったんだ…!」 「!!」 それは、忘れる事も無い……ブチャラティが命を懸けて戦った、あの男の名前。 「………仇討ち、という事か?」 「………フフ…違うよ。確かに彼があんなに何の役にも立たないまま殺されちゃったのは不本意だったけど……」 「………」 「……どうせ彼にも、最後には死んでもらう予定だったんだ。君が憎いわけじゃない…君だって、僕の“友達”なんだから」 ……狂人とは、本人に自覚が無いからこそ狂人。 目の前のイカれた格好の男は、まさしく頭の中までイカれている『狂人』であると、改めてブチャラティは思い知らされた。 「……“ソダリッツィオ・ブジャルド”……」 再び唇が呟く。そして震える膝に喝を入れ、ブチャラティはしっかりと両足で大地を踏みしめる。 「…だから、それは何の言葉なんだい?おまじないか何か??」 「……答える義務も……義理も無いッッ!!走れ!ジッパーッ!!」 射程外の友情マンに向け、腕を振り上げて地面に長いジッパーを取り付ける。 「ウワッ!?」 射程の外だと少し油断していた友情マンの足元までジッパーは伸び、驚きで口を大きく開いて慌てて飛び退く。 「くっ!リバースカードオープン!『千本ナイフ』発動ッ!!」 飛び退き、すぐ手に持つカードを反転。そう叫んだ友情マンの背には空中に無数のナイフが出現する。 「飛び道具か…!」 「そうさ!使えて安心したよ… 『ブラックマジシャンが場に存在しないと使えない』だなんてカードには書いてあるけど、一応単体でも使えるみたいだね」 全てのナイフがブチャラティを狙う。友情マンのGoサイン一つでブチャラティを確実に抹殺するであろう無数の悪意。 (普通の手段では、奴をスタンドの射程距離内に捉えられないだろう…… さらにヤツはもう完全に最後まで“射程外”からの攻撃だけで俺を仕留めるつもりのようだ。 ならば……普通でない手段を使うまで!BETするのは…オレの命ッ!) 「……君の能力、おそらく体に受ければ十分に殺傷能力を持つんだろうね。 だからこそ『ガラ君の斬魄刀を回収しなかった』。やはり僕の予想は正しかったみたいだね」 対峙する、悪意と決意。その両者の瞳に互いに映るのは、自分とは相反する全く異なる男の姿―― 「どこに逃げても回避は不可能さ!千本ナイフ!ブチャラティ君を攻撃っ!!」 掛け声と同時に発射される幾多のナイフ!全てがブチャラティだけを狙い、一直線に風を切る! 「ウオオォッ!閉じろジッパァーーッッ!!」 「なっっ!?」 友情マンの予想とは全くの逆。 右に逃げる?左に逃げる? 違う!なんとブチャラティは地面に付いた友情マンの足元まで伸びているジッパーを伝い、 地面スレスレで一直線にナイフの真っ只中へと自ら突っ込んでゆく! 「ウオオオオオオッッッ!!」 顔だけをスタンドの腕で庇い、地面を腹で滑るように友情マン向けて飛び込んでいくブチャラティ。 ついにはナイフの雨あられと交錯し、ブチャラティの腕や背・足へと何本ものナイフが鈍い音を立てながら刺さっていく。 「な……なぜ自分からっ!!?」 ブチャラティの行動は完全に友情マンの予想の範疇を越えていた。 頭を守る腕以外は、急所を守るだとかナイフを避けるだとか、そんな小細工も全くしていない。 噴き出す血潮は滝のように。その決意を鬼神のごとき形相に現し、ついにブチャラティは友情マンを射程距離に捉える! 「食らえッッ!スティッキィー!フィンガーズッッ!!!」 ズドンッッ!!! ―――体が、吹き飛ぶ。 激しい衝撃と共に、その体はまるでコマ送りのようにゆっくりと、地面に吸い込まれる。 「―――ブチャラティくぅぅーーんッッ!!!」 翼の叫び声が、雨の中こだまする。 「ハァ……ハァ……あ……危なかった……!」 ――地に伏すは、ブローノ・ブチャラティ。 その上半身は真っ黒に焼け焦げ、背に生える無数のナイフが無情な暗い光を放つ。 「ハァ……ハァ……」 ブチャラティの誤算は、たった一つ。 ナイフによる遠距離攻撃を放ったすぐ後に相手の間合いに飛び込めさえすれば、カウンターが成り立つという戦略。 しかし、誤算。友情マンの持つ、もう一つの遠距離攻撃――太陽光線。 ナイフと光線の二段構えの連続遠距離攻撃を前に、ブチャラティの拳は友情マンに届く事が叶わなかった。 「ハァ………おや?」 大の字でうつ伏せに倒れ伏すブチャラティの指が微かに動く。 それを見た友情マンは、顔を上げて息を整えるべく…大きく息を吸い、吐く。 「フゥ…まだ息があるのか…」 足元に落ちている一本のナイフを拾い上げ、友情マンはブチャラティの方へ体を向ける。 「…友達なんだから、ちゃんと楽にしてあげるよ。これ以上、君が苦しむ姿は見たくないしね…!」 右手に白銀のナイフを握り締め、降りしきる雨の中をブチャラティの元へとゆっくり近付いていく。 水溜まりを蹴り、砂利を踏みしめ、そして――ブチャラティを頭上から感情の伴わない瞳で静かに見下ろす。 「さよなら、ブチャラティ君。この雨が…僕の、涙雨。もう苦しむ事は無いんだ…」 軽くしゃがみ込み、手に持つナイフを振り上げる。 そして……ナイフは、降り下ろされた。 ―――その瞬間、友情マンの思考が、白く染まる。 まるでそれは、脳髄を刺し貫く閃光の様な衝撃。 「グアァッッ!!?」 何かが友情マンの頭を撃ち抜く。 真後ろからその大きな衝撃は後頭部へモロに直撃し、小さく血しぶきを飛び散らせながら友情マンは地面に倒れる。 「グッ……アッ…!!な、何が…ッ!?」 ブチャラティに達しなかったその小さなナイフは離れた地面にカランと音を立て舞い、 頭を押さえながら緩慢に上半身を起こし、そして焦点の合わない両の眼で――見た。 ――地面を跳ねながら、持ち主の元へと帰還する、その正体。 木目浮く、サッカーボール。 それを足の裏で地面と挟んで止める、その男の姿を。 「――許さない」 そうしっかりと、その男が口にした。 強い意志の力を眼(まなこ)からほとばしらせた、大空翼という名のその男が。 投下順に読む Back 382 流星、嵐を切り裂いて Next 383 インフェルノ(後編) 時系列順に読む Back 380 雪の陣~戦塵の彼方~ Next 383 インフェルノ(後編) 0361 共同戦線~武道家VS能力者~ 大空翼 0383 インフェルノ(後編) 0361 共同戦線~武道家VS能力者~ ブローノ・ブチャラティ 0383 インフェルノ(後編) 0347 異星人コンビの貧困生活 孫悟空 0383 インフェルノ(後編) 0370 歎きの咆哮 友情マン 0383 インフェルノ(後編) 0370 歎きの咆哮 モンキー・D・ルフィ 0383 インフェルノ(後編)
https://w.atwiki.jp/annpoke/pages/128.html
__ _ ..-ァ_,.. -‐ .≠´`´ `≠、‐'´r-、彡'´ _{_,. (´彡'´  ̄ _,,.. -z ``''ー-ミ ..,_ / { /{ .イ ノ´ ヾ `ヽ .ノし、_ .〈 ‘ー‐..、ハ / ( ノ { レ' r'´ ' , . ', )⌒Y⌒ _`ー-、.,_ ミ-、 jJ′{ィ ._,.ィ_,ノ. f´ } . . `ー- .、 __} 、_う }丶、 乂__ r' . . . . . . . ;ノ ' . . . ' , ) {し ) v/ { {_ / } . . . . f´ ‘ー-ミ. ゞ- / . { } ' .r 、 .. ) し/廴..z-‐' . . . r一''′ `ヾ . . . }{ }ハ . j . . .r‐‐'′ ' . . . . . . { __ ハ. ' . . __r‐' ムィ { . . . . ノ `¨} { ト 、 ,.イ } . rく⌒__’ . . . . . リ . . . 'ー- { し乂_八{{ ミニ><彡 }ノ. ノ__}} . . . . . 彡'′ . . . . . . j人 `|/{ アヽ. }ヽj ⌒´/¨~ l .{ノ} .・ . . . . ヽ.. \ 「ヽ \ '/. /¨r‐v′. / . / . . . . . ・ . . . . . く . ハヾ }、__ノ} } //. / . /__ ,, . . ・ .. . . . . . .. \ { ヽ} { {¨ ハV /..... /. /⌒¨´ . ″ . . ・. . . . . (て__ノリ} iノ八 しノ`′. {、 { . . . . . . .. .. . . . {J}{¨¨7/. }′. \ ノ{ /ハノ} . . . . . . . . . . . . . . .}し′ {し /i. ハ{.. . . ..\ ノし′レ'′,乂_ノ{ }、 . . . . . .. .. . ノ . ⌒´ | {/ . ..V/ . . /{. 乂___ ノ, } ; . . . . . . . . {し, .. .. . {廴 } . . . . . .. .. .. . . . . . . {v′ /(__ ノ; . . . }i _){ . . . . . `⌒¨ . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ノ . . . ──────────────────────────────────────────────── 名前:インフェルノ 性別不明 タイプ:ほのお/ゴースト とくせい:ふゆう 【技:オーバーヒート、れんごく、シャドーボール、あくのはどう、はどうだん、ほたるび】 6/6 【ステータス】 こうげき:D+ ぼうぎょ:C とくこう:AA- とくぼう:B- すばやさ:B- 【スキル】 『悪夢の篝火』・・・場に出た時、低確率で相手を「火傷」状態にする 『悪夢の漆黒』・・・「効果は今一つ」によって受けるダメージが半減する 『悪夢の業火』・・・「効果は抜群」によって与えるダメージが強化(1.5倍)される 『水克火』・・・「みず」タイプに対して「ほのお」タイプの技の威力が倍になる 『破壊の因子』・・・相手を倒したとき、稀に全能力値が上昇する 『暗黒回避』・・・「あく」「ゴースト」タイプの攻撃を低確率で回避する 『後手必殺』・・・ 相手より「素早さ」が低い場合、稀に先制して行動する
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/22178.html
超熱血 ヒラメキング・インフェルノ SR 火文明 (8) 進化クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 11000 ■進化-自分の火または闇のクリーチャー1体の上に置く。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルに勝ったとき、自分の他のクリーチャーを1体選び、破壊してもよい。そうした場合、そのクリーチャーよりコストが1大きいクリーチャーまたは1以上小さいクリーチャーを1体、自分の手札または墓地からバトルゾーンに出す。 作者:ベランダ 名前の由来は閃き(ヒラメ筋)+キング+インフェルノ。効果もヒラメキ・プログラムとインフェルノ系に似せてあります。パワーが少し低めなのが短所。 フレーバーテキスト 闇のクリーチャーがガイアール・コマンド・ドラゴンに進化した!?いったい、どういうことだ!?---調査隊長 バガサジル・シロウ--- 収録 DMZ-01火 「大陸戦記第1章 火之国内乱」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/3196.html
不滅のインフェルノ 不滅のインフェルノ アーティスト HE★VENS 発売日 2016年12月28日 レーベル キングレコード デイリー最高順位 1位(2016年12月29日) 週間最高順位 2位(2017年1月3日) 月間最高順位 12位(2016年12月) 年間最高順位 103位(2017年) 初動売上 11252 累計売上 15890 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 不滅のインフェルノ うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター 劇中歌 2 HE☆VENLY PARADE ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 1/6 2 新 11252 11252 2016年12月 12 新 11252 11252 2 1/10 2 → 2435 13687 3 1/17 5 ↓ 982 14669 4 1/24 18 ↓ 402 15071 5 1/31 ↓ 288 15359 2017年1月 15 ↓ 4107 15359 6 2/7 173 15532 7 5/30 358 15890 関連CD マジLOVEレジェンドスター God s S.T.A.R.
https://w.atwiki.jp/leisurely/pages/21.html
【名前】 インフェルノウルフ 【読み方】 いんふぇるのうるふ 【分類】 種族名 / 魔物(魔獣、オオカミ) 【代表キャラ】 クロ、ユキ など 【備考】 ページの登録タグ: インフェルノウルフ オオカミ 死の森 用語 種族名 魔物 魔獣 【詳細】 死の森に生息する狼の魔獣。死の森の四強の一角。 他はデーモンスパイダー(飛行できる存在の天敵)、グラップラーベア(攻撃力最強)、ブラッディバイパー(再生力で食らいつく)。 共通項として黒い毛並みに、額に稲妻のような角を持つ。コキュートスウルフと呼ばれる突然変異種もおり、こちらは真っ白な毛並みである。 魔法が効きづらい上に魔法を扱うことが出来、さらに防御力も高く、尚且つ高い治癒能力を持つ。 そして素早いという死の森以外では驚異的な存在。 一匹が街に入り込むだけで街は壊滅してしまうと言われ、さらに数匹が集まれば「大陸災害」とまで呼ばれる恐ろしい魔獣である。本当はね。 額から生えた特徴的な形状のインフェルノウルフの角は一定の周期で生え変わるが、抜け落ちた角は強力なマジックアイテムになる。 この角を使って放たれる魔法の威力はドラゴンのウロコを砕くほどであり、ルーの見立てでは特級の威力があるらしい。 インフェルノウルフが魔法を使うための、いわば魔法の杖のようなポジションであるため、抜け落ちても魔法が使えるようだ。魔力増幅器のような機能を持つのかもしれない。 また、魔法を使おうと意識しないと効果が発揮できないため不要な暴発は起こりにくい。 インフェルノウルフの魔法属性は炎と雷。 コキュートスウルフは氷と雷。 食事については狼らしく肉を好むようであるが、大樹の村産の作物も好み、個体、オスメスで微妙に好みの野菜が異なるが、主にトマトを好むというのが共通している。 村長が思いついてプチトマトを育てた際にはトマトの発育が悪いと騒いだくらい好き(351話)。 おそらくトマトがlycopersicum(ギリシャ語 lycos「狼」 + persicos「桃」)であるために好物と設定されているのだと思われる。 ちなみに犬と異なるのかエリスのようにタマネギを気に入って食べても平気な様子(20話)。 また、魔物の魔石もボリボリ食べる。ルーがゴーレムの核にするために樽で取り寄せた小さい魔石をオヤツと勘違いして半分ほど食べてしまった事もある(555話)。 徐々にグルメになってきているようで、血抜き処理がされ焼いてある肉の方を好み(21話)、魚ははらわたを抜いたモノしか食べない(64話)などこだわりを覚えてきた。 番(つがい)となった関係は妻側が優位となっている様子。 また求婚時はメスがオスへアタック(大抵実力行使)する。 オスがボロボロになっているのはこのためである。(求愛行動をとる異性に本気で対抗するか否かというのは読み手次第という事で。クロはユキの求愛に死を覚悟したらしいが…) クロイチ アリス、クロニ イリスのように平和的な関係もあり、基本的には一夫一妻のようだが、マサユキのようにハーレムを築いている個体も居る。 繁殖に関しては概ね春頃に励み夏頃に出産、産まれた子犬の成長速度は速く7日ほどで乳離れ。肉を食べ始める。30日ほどで先述の角が生えてくる。 増加数を自己統制ができる描写がある。 パートナーと励んでいるのを火楽に見られると即座に離れるや、排泄中を見られると気まずい空気が流れる等、羞恥心を持っている。 彼等用としたトイレは野ざらし吹きっさらしではなく目隠しとしての衝立が設置されている。 一匹で街が壊滅、数匹で大陸災害、そんな魔獣が大樹の村では数百匹レベルで群れをなし生活している。 伊達に「INFERNO=地獄」な名前のつく魔獣ではないのだが、村長がクロとユキを助けたことがきっかけで、 少なくともクロの一族は村の住人に手を出したりはしない。しないようにクロとかが言い含めているらしい。 人型の相手に襲いかかることはあるが、それは村に近づいた謎の存在くらいであり、危険性がないとわかれば攻撃したりはしない。 フローラの場合はいつの間にか村に入り込んだ上に支配者オーラを出していたため敵と認識されたのだろう。 世間では危険な魔獣との認識であるが、村にいるクロ達は犬と大差ない。 フライングディスクやボール遊びに夢中になり、村長に頭を撫でられたり腹をわしゃわしゃされるのを好む。 フラウやユーリ、住人達も最初は困惑していたが、しばらくすると慣れてきて、仕事の休憩時間中にフライングディスクで遊んであげたり、お腹をなでろという要求に応えたり、村長と一緒に体を洗ってあげたり、 防衛を担っているクロの子供たちに何かしてやりたいがどうすれば良いだろうかという相談が出たりするようになった。 ウルザや村の子供たちは特に順応が早く、背中に乗って遊んだりもしている。 知能も高く、初心者パックによる変換・伝達補正があるとはいえクロとユキの名付けでは地面に書いた線を文字と認識。 それどころかボードゲーム系を好み、口でくわえやすいチェスではクロヨンが村のチェスチャンピオンとして君臨していた事もある。 非常に忠実な番犬ならぬ番狼だが、村長は寝ぼけた一匹に吠えられたことがある(村民達に話すと波風立ちそうなので村長は無かったことにしている)。 コキュートスウルフを除き皆が真っ黒な外見の為に違いが分からず、名前を間違えると拗ねたりする。 なお、村長に名付けて貰えることを名誉なことと思っている。 また、火楽がフライングディスクやボールに似た別の物を作ると、新たな遊び道具と勘違いし興奮し始める。 火楽の失言「角が無いと頭をなでやすい」を耳にしてしまい、角を折ろうと岩に頭をぶつける者が複数居た。 彼等は作中で村長の事を「村長」や「主」と表現しているがルビが「ボス」や「あるじ」またはルビ無しがある。 また、兄貴が子犬を助けた際に「ボス」と呼んでいる。 ちなみに、現時点で村のインフェルノウルフ達に対して気絶したり負けたりしていないのはドラゴン族くらいなもので、 結構強いらしいルーやティアですら、彼らには為す術無くボコボコにされていた。 初来村時に実際に殺気を出したリグネに至っては、迎えに出たリア達諸共ボコボコの目に遭っている。 一応、村の武闘会の騎士の部に出られるレベルであれば一対一なら何とかなるらしいが、ドラゴンと対等に殴り合える九尾狐ですら「群れた角狼。あれ、ダメ。反則」というほど群れたインフェルノウルフは恐ろしいものである。 ただ、繁殖と成長の様子から察するに番になって子供を生み、一冬超すぐらいで成長した子供はパートナーを探しに親元を離れるようなので、本来は群れをそこまで作らない魔獣なのかもしれない。 実際、73話でグランマリアが滅多に複数居る事は無いと語っており、村の群れが数、連携共に異常なレベルなのだろう(同種族のみならずザブトンの子供を背に乗せて協力し合い、ラミア族のダンジョンを攻略したりしている)。 ウノはギラルから「歴代最強」のお墨付きを受けている。 でもクロサンはそのウノをボコボコにしていたような……? 正確な総数は明らかにされていないが、119話において一村・二村・三村の各村に30頭が常駐、遊撃隊として30頭が各村を巡回、残りは大樹の村で生活…となっている。 (のちに村民の防御能力に懸念される場面があったため一村のみ頭数を倍に増やされた) その残りと記述された大樹の村で生活している数は数百いるらしいが。 なお、火楽にとって彼等インフェルノウルフは「家族」の一員であるため、'匹'ではなく'頭'で数えるよう意識しているらしい。 560話にて、大樹の村に初期からいるインフェルノウルフは、普通のインフェルノウルフではないことが明かされた。 種別 該当者 王を統べる者(インフェルノウルフ・エンペラー) クロ 王を統べる者の妻(インフェルノウルフ・エンプレス) ユキ インフェルノウルフ・キング クロイチクロニウノクロヨン インフェルノウルフ・クイーン アリスイリスクロサンエリス
https://w.atwiki.jp/yarusava/pages/226.html
「今日から私は更正して、可愛い女の子の『共生者』を目指す!!」 /し, / _ . / { \レ/,二^ニ′,ハ |' `ー',' ヽ._,ノ ヽ| |^ー'⌒l^へ~っ_と',! __ ! u' | / /´ ̄ `! ヽ | u' , イ | `にこ匸'_ノ |\_!__.. -'/ /| ノ u { _.. -―| { ,/ / \. / l | __ / ̄ ̄` '´ ノ' ´ {、 \ / |/ {'´ `ヽ. " ̄\ U `ヽ. __,,.. -‐丶 u ヽ| / ヾ、.. } u' 〉、 } `ー''´ /´ ̄ `ヽ '" ̄\ ! } )「` ノ、 ノ l\"´_,,ニ=-― ´ ヽ{ ノ( `、 |l 、_,/j `ー一''" }, ノ , '''''"" \ ヽ ⌒ヾ v |ヽ _ / } {. { l ┌n‐く ヽ/ ``\ ノ `¨´ `¨¨¨¨´ ̄`{ 0 `'^┴'ー┘|ヾ }、 u' ` --‐r'′ 【名前】 インフェルノ 【読み方】 いんふぇるの 【種別】 悪魔/悪霊 【Lv.】 30 【現状】 可愛い『共生者』を探しに 【初登場】 15years after 『面白くも無い話』 【AA出典】 しっとマスク(突撃!パッパラ隊) 【人物】 焼け死んだ罪人の魂が審判の日まで永遠に地獄の業火で焼かれ続けているとされる非常に暑苦しい悪魔。 新宿モナトンホテルの一室に15年以上も住み着き、その部屋に泊まったカップルの行為中に現れて脅かしては仲たがいを誘っていた。 「アベックが嫌い」という理由で上記の悪さを繰り返していたがそれは自分に彼女ができないための八つ当たりであり、『共生者』のことは知っていたもののどういう内容かまでは知らなかった模様。 ホテル側の依頼で部屋に入ってきたやる夫と翠星石の前に現れるもレベルが30と(やる夫達と比べて)低く、やる夫が「可愛い悪魔の『共生者』」の証拠として呼び出そうとしたツンを差し置いて登場した雪華綺晶を見て、「こんな病んだ悪魔でも『共生者』ができるなら」として改心し、可愛い人間の女の子と『共生者』となるべくホテルから去って行った。 その後本当に可愛い女の子と『共生者』となれたかは不明。 ちなみにレベル30とはドッペルゲンガーと同等であり、常識的な範囲では有能な部類に入る。 また2012を経て運命が変わった後のことに関して作者に忘れられていたが、その場合であってもやる夫に倒されているらしい。