約 3,077 件
https://w.atwiki.jp/nanohatoryopuka/pages/56.html
ら行 らぐぅ ラグナ六区(らぐ姉)氏の鳴き声 裸族 時空管理局ラジオを聴く際、PCの前で全裸になって正座している人達を指す リビングデッド 生ける屍、本局メンバーは大体これにあてはまるようだ 涼香菌 通称「ドジっこ菌」これに感染されると涼香氏みたく、よくドジをする 涼香様への残暑見舞い とあるSS書きが夏になると涼香氏に送る短編SS 涼香様総受けの会 どこかのリスナーが血迷って作った会 涼香氏いわく、「私は誘い受けです!」 六区オン ラグナ六区氏がサブタイを作成する際、ラジオ放送や実況チャットから『独断と偏見により』言葉を選び出すこと。六区オンされた迷言の数々は、放送終了後の投票により、サブタイに採用される ロリギャップ萌え担当大臣 LGM卿とも こっとん氏のコト。ストッ王(鴨川たぬき氏)直々に任命された
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/12231.html
ドイツ + ニュースサーチ〔ドイツのための選択肢(AfD)〕 ドイツ、極右政党躍進に強まる不安 初の州首相誕生か - 日経ビジネスオンライン アングル:極右台頭に頭悩ますドイツ主要政党、最善の対抗策は - ロイター (Reuters Japan) ドイツ、極右台頭に約20万人が抗議 首相「民主主義支持の表れ」 - ロイター (Reuters Japan) 【舛添要一連載】苦悩するドイツ、危機迎えるショルツ政権に突如「神風」が吹くも… - Sirabee/しらべぇ ドイツの「移民追放計画」に全国デモ 欧州で極右への警戒強まる(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ドイツに左派ポピュリスト新党 移民制限を提唱、極右のライバルに?:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 極右政党の台頭、理由は「世論右傾化」ではない - 東洋経済オンライン ドイツ極右政党AfDの支持率低下、反移民グループへのデモが影響か - ブルームバーグ ドイツで反極右デモ広がる 数十万人参加、移民追放謀議に抗議 - 時事通信ニュース ドイツ全土で反極右政党デモ 「ドイツのための選択肢」(AfD)移民排斥の発言めぐり[2024/01/22 18 43] - テレビ朝日 ドイツ極右政党メンバーら「移民追放計画」を協議か 全国で抗議デモ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 流入続く移民・難民「もううんざり」 ドイツで反移民掲げる極右政党が台頭 ネオナチまがいの姿勢に警戒感も:東京 ... - 東京新聞 独企業CEOら、極右政党AfDに警戒の声 - ロイター (Reuters Japan) 極右政党、移民追放を謀議か ナチス想起に波紋広がる―ドイツ - 時事通信ニュース 極右政党、移民追放を謀議か:時事ドットコム - 時事通信ニュース 伸長するドイツの右派政党 ナチスを経験した国で変化の兆しか - 毎日新聞 独東部、右派AfDの市長誕生へ ザクセン州ピルナ、移民排斥|全国のニュース - 北國新聞デジタル ドイツ初の極右政党「AfD」の市長誕生へ 反移民・難民で支持拡大:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル ドイツ極右政党、市長選で初勝利 - 동아일보 ドイツの市長選で初、極右政党AfD候補が勝利 - 日本経済新聞 ドイツで右翼政党支持率急上昇 難民政策・経済政策への不満が後押し(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ドイツで反移民の左派系新党が誕生へ ~極右支持拡大の歯止めとなるか、極端な政党が増えるだけか?~ | 田中 理 - 第一生命経済研究所 Far right, conservatives gain in German votes | ニュースで英語を学べる The Japan Times Alpha オンライン - The JapanTimes Alpha ドイツ極右に中国との「癒着」が発覚...中国の「脅しと賄賂」に、欧州の政党が屈してしまう理由(ニューズウィーク ... - Yahoo!ニュース 難民危機「第3波」到来でドイツに高まる「反移民」の世論:三好範英 | 記事 - 新潮社 フォーサイト ドイツ州議会選挙で極右支持が更に拡大 ~旧西ドイツ地域でも過去最大の支持を獲得~ | 田中 理 - 第一生命経済研究所 独2州議会選、連邦与党3党は後退:AfDは得票率を伸ばす - アゴラ ショルツ連立惨敗 極右政党躍進、最大野党に―独州議選 - 時事通信ニュース ショルツ与党低迷、極右に勢い 2州で8日議会選―ドイツ - 時事通信ニュース マスク氏がドイツ移民救助船を批判、右翼政党への支持促す 政府は反論 - CNN.co.jp 極右政党に投票呼び掛け? マスク氏投稿に波紋―独 - 時事通信ニュース ドイツの高級新聞社が挑む「分断社会の是正」 - 東洋経済オンライン 独語圏2大「極右政党」の接触 - アゴラ さらに過激化するドイツ極右政党...ナチスに似てきたAfDは、なぜ支持率2位にまで躍進できたか - ニューズウィーク日本版 ドイツ「極右政党」を手なずけて利用...中国「悪魔のリアルポリティクス」がもたらしつつある「成果」 - ニューズウィーク日本版 難民政策は「日本モデル」を手本にする…ドイツで悪魔扱いされている極右政党の支持率が倍増しているワケ 現政権の不満の受け皿になっている - PRESIDENT Online 独極右党の躍進をストップできるか - アゴラ ドイツが再び「欧州の病人」に、極右勢力の標的は移民から気候変動対策に変化 ロシア産ガスへの依存がアキレス腱(1/4) - JBpress ドイツで右翼政党の支持率が高まる、幹部はネオナチまがいの発言 - 日経ビジネスオンライン 極右伸長、初の首長誕生 協力の是非巡り既存政党混乱―ドイツ - 時事通信ニュース ドイツ極右政党の支持率が過去最高、ショルツ政権への不満反映-調査 - ブルームバーグ 欧州で極右台頭 ドイツでは支持率2位 - 日本経済新聞 ドイツでついに“極右政党”AfDの首長が誕生…! 第1テレビの世論調査でも社民党を抜いて「支持率第2位」に(川口 ... - 現代ビジネス ドイツ政治の地殻変動 ~AfDが初の首長輩出、存在感を増す極右政党~ | 田中 理 - 第一生命経済研究所 独極右政党AfDの候補者、地方自治体の首長に初当選 - CNN.co.jp ドイツの極右政党AfD、25年の議会選で首相候補を指名へ - ニューズウィーク日本版 ドイツ右派政党「AfD」の支持率、再び急上昇 一部世論調査で2位 - 毎日新聞 ドイツの極右政党AfD、25年の議会選で首相候補を指名へ - ロイター (Reuters Japan) アングル:ドイツ極右政党、反移民・反グリーンで勢力伸ばす - ニューズウィーク日本版 アングル:ドイツ極右政党、反移民・反グリーンで勢力伸ばす - ロイター (Reuters Japan) 不満の受け皿、極右に支持 「ロシア寄り」影響せず―独 - 時事通信ニュース 露、独の反戦感情高める 支援抑制へ政治介入か - 産経ニュース 国家転覆謀った「ハインリヒ13世」【地球コラム】:時事ドットコム - 時事通信ニュース ドイツ、政府転覆狙った極右過激派組織を強制捜査-当局が25人逮捕 - ブルームバーグ ドイツ政府転覆計画の容疑 「ハインリヒ13世」名乗る貴族の家系出身の男ら25人を拘束 連邦議会議事堂の襲撃を企て - ZAKZAK 完璧にそろったポピュリスト復活の条件、欧州の今 - CNN.co.jp 独極右AfD党首の脱党表明の波紋 - アゴラ 極右政党はなぜ失速したか ドイツ総選挙に見えた希望 | グローバルアイ - 東洋経済オンライン ドイツ総選挙、保守連合が支持率で社民党との差縮める=世論調査 - ロイター (Reuters Japan) コロナの意外な余波、欧州で極右の勢い弱まる - Wall Street Journal ドイツ・メルケル首相の与党、極右政党抑え大勝の見通し 総選挙前の州議会選 - BBC.com メルケル与党、州議選で右翼政党に勝利 苦戦の予想覆す:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 「コロナ規制は独裁だ」 右翼政党、ドイツ東部で躍進:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル ドイツ右派ポピュリズム政党AfDを監視対象に 連邦憲法擁護庁 - 毎日新聞 移民は毒ガス殺害と発言の広報担当を解任、独極右政党 - CNN.co.jp 「移民は毒ガスで殺せ」発言 ドイツ極右政党、広報を即時解任 - AFPBB News ドイツの極右政党、ファシストを自称の報道官を停職処分 - AFPBB News まさかの首相選出…でも一日天下 「禁断タッグ」に非難:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 極右政党の支持受けたドイツ州首相が辞意、議会解散と選挙呼び掛け - ブルームバーグ 旧東独中心に過熱する極右・ネオナチの暴力 - 日経ビジネスオンライン ドイツ極右政党、州議会選で「メルケル首相の与党下し」第2党に - BBC.com 独州議会選、またも極右AfD躍進 メルケル氏CDUは第3党に転落 - AFPBB News 「見捨てられた」旧東ドイツ市民の不満 極右AfDが2州で躍進した理由 - NewSphere コラム:欧州各国で極右が躍進、1930年代の教訓は生きているか - ロイター (Reuters Japan) ドイツ州議会選、極右政党が躍進 メルケル政権に打撃 - CNN.co.jp 「反ナチス」を忘れたドイツ 地方選で極右躍進 - 日本経済新聞 ドイツの東部2州で議会選挙 新右翼政党AfDが躍進:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル ドイツ州議会選、CDUと社民党が勝利の見通し-極右政党抑える - ブルームバーグ ナチと愛国、違いはどこに 右翼台頭のドイツにみる不安:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル タブー破ったドイツ右翼党首「愛国主義は精神的な絆だ」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 人種差別・反移民に抗議/圧倒 極右デモの5倍/ドイツ首都 2万5000人が包囲 - しんぶん赤旗 独ベルリンで極右支持デモ 対抗デモにさらに多くの参加者 - BBC.com ドイツの反移民政党、イメージ刷新で内紛も - Wall Street Journal 「極右主義者お断り」クラブによる思想・信条の排除は許される? - footballista - footballista ドイツ右派政党幹部、イスラム教に改宗 役職辞任 - CNN.co.jp ドイツ極右政党の党幹部がイスラム教に改宗、役職を辞任 - ロイター (Reuters Japan) ドイツ総選挙―極右政党が躍進し第3党に(上) - 熊谷徹|論座アーカイブ - 論座 独極右政党AfD、共同党首が離党表明=報道 - ロイター (Reuters Japan) メルケル氏のむなしい勝利 独総選挙 - BBC.com メルケル首相、4選へ 反難民派、第3党に躍進 - 産経ニュース 独総選挙、メルケル首相4期目へ 国家主義政党が議席獲得 - BBC.com 極右政党AfDの議席獲得、ドイツに広がる失望感 - AFPBB News ドイツ総選挙:メルケル首相、極右政党拒否せよと訴え-投票行動促す - ブルームバーグ ドイツ総選挙 戦後初めて右翼国家主義政党が議席獲得か - BBC.com メルケル首相、ドイツ総選挙で想定される「連立シナリオ」 - ロイター (Reuters Japan) ドイツ連邦議会、同性婚の合法化を可決 - BBC.com ドイツ極右政党が台頭、歴史観の修正訴え - Wall Street Journal 独AfD党首「ユーロ圏、経済大国ドイツと弱い国を分割すべき」 - ニューズウィーク日本版 メルケルを脅かす反移民政党が選挙で大躍進 - ニューズウィーク日本版 メルケルの移民政策に異を唱え、不気味に台頭する極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」 « ハーバー・ビジネス ... - ハーバー・ビジネス・オンライン ● AfD .
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1758.html
「ふんふんふ~ん♪」 「あ、お姉ちゃん。何やってるの?」 「お~、ゆーちゃんまだ起きてたんだ?」 「むー、まだ9時だよう!お姉ちゃん子供扱いしすぎ~!」 「あはは~、ゴメンゴメン♪」 「も~。…それで、何してるの?」 現在時刻は2月13日、午後9時を少し回った頃。 私は今、日課となっているネトゲもしないでキッチンに立っていた。 その理由は、 「ふっふっふ、もちろんチョコレートを作ってるんだよ~」 「ええ、すご~い!お姉ちゃんは手作りチョコ渡すの!?」 「そだよ~♪私の愛がしっかり伝わるようにね♪」 「あ、愛……。お姉ちゃんって好きな人いたんだ…?」 顔を真っ赤にして、モジモジしながらゆーちゃんは私に尋ねてきた。 いいね~、すごく可愛い!萌えるね~! まあ、ゆーちゃんの考えてるようなことじゃないんだけどね。 「ん~、男の子にって訳じゃないけどね。私があげるのは、私の嫁にだよ~」 「えっ?お嫁さんってもしかして…かがみ先輩のこと?」 うおっ、一発で気付かれるとは…もしや既に公認の仲に!? むふふ~、日頃から『かがみは私の嫁!』って言い続けた成果かな? ゆーちゃんと話しつつ、私はチョコを完成させていく。 固める前の最後の仕上げとして、特別な液体を加えて、と…。 ふふふ、これを食べたかがみは…! 想像しただけでも笑いが止まらないね♪ 「よーし、完成!後は冷やすだけだ~」 私の愛を込めたチョコを冷蔵庫に入れた私は、気になっていたことを尋ねてみることにした。 「そういえばゆーちゃんは誰かにチョコとかあげないの?」 「えええっ!?わ、私にはそんな人いないよ~」 またもや顔を赤くして、首をブンブン振りながら否定するゆーちゃん。 「いや~、私みたいに相手は男の子じゃなくてもいいんだよ?たとえば~、……みなみちゃんとか?」 「み、みなみちゃん、に…?」 顔を真っ赤にしたまま何か考え込むゆーちゃん。 きっと今、ゆーちゃんの頭の中ではみなみちゃんとのラブラブなお話が展開されてるんだろね♪ 「お姉ちゃん、私もチョコを作るよ…!」 しばらくして、ゆーちゃんは決意に満ちた顔で私にそう告げた。 そうこなくっちゃ! 「よ~し、私にまかせたまへ~」 こうして、私が作ったものと同じチョコの作り方をゆーちゃんに伝授し、日付が変わる頃に寝床についた。 決戦は明日だ!待ってろよ~、かがみん! そして翌朝。 久しぶりに早起きした私は、いつもよりかなり早く学校に着いた。 うう、興奮して待ちきれなかったなんて、どこぞのギャルゲのへたれ主人公みたいだね…。 よし、とにかくかがみにチョコを渡すまではいつもどおりの私でいないとね! 「まったく…。毎年思うんだけど、一年の中で今日だけはえらく空気が色めくわね…」 「そだねー、今日はバレンタインデーだからね」 「そもそもバレンタインというのは(ry」 時はあっという間に流れ、昼休み。 私たちはいつもどおり四人で昼食をとっていた。 みんなの話を聞き流しつつ、私はどうやってかがみにチョコを渡そうか考えていた。 むむ、渡すときのシチュはあまり考えてなかったからなあ…。 「そ、そういえばこなたは誰かに渡さないの?」 おお、大チャンス! かがみからわざわざそんな風に聞いてきてくれるなんて! 素早くこれからの展開を計算し、最適な返答を導き出した私は、少し真剣な顔でかがみに答えた。 「うん、今年は本命チョコをあげるつもりだよ」 「えっ、アンタが!?で、でもどうせネトゲ仲間とかにでしょ?」 「ううん。この学校の人だよ。私の一番大切な人にあげるの」 「……。そ、そうなんだ…」 悲しげに顔を歪ませ、俯くかがみ。 くあ~~~~っ、可愛い! すぐにでも抱きしめて告白したいけど、ここは我慢の時だ…! こうしてさらに時間が過ぎていった…。 その間につかさやみゆきさんからチョコを貰ったけど、特に気にするようなことでもないので詳しくは述べない。 「ねえ、ゆきちゃん…。私たちの扱い、なんかひどくない?」 「そうですね…これでは私たちは、さながら背景ですね」 「バルサミコ酢!?」 「そもそも背景というものは(ry」 「どんだ(ry」 放課後、誰もいない教室で私はかがみと対峙していた。 ここに至る経緯は、説明がメンドイので省略する。 とにかく、ついにかがみに告白するときが来たんだ…! 「いったい何なのよ、こんなとこに呼び出して」 かがみが私に尋ねる。 昼休みの会話イベントのおかげか、私の意図には気づいていないようだ。 「実はかがみにね、大事な話があるんだ…」 「な、なによ…?」 いつもの猫口もやめ、真剣にかがみに話しかける。 「これをかがみに受け取って欲しい」 そう言って差し出したのはもちろん、私の手作りチョコ。 「こ、これを私に…?それってまさか…」 「とりあえず食べてみてくれない?私、一生懸命作ったんだ…」 「う、うん」 そう言って、チョコを食べるかがみ。 …計画通り。 私はニヤニヤしそうになるのを必死にこらえた。 「おいしいわね、このチョコ」 「うん、かがみのことを想って作ったんだ」 「こなた…」 「私は、かがみのことが好き。かがみは私のこと、どう思ってるの…?」 ついに私は、かがみに告白した。 これも計画通り。 …だけど、かがみがOKしてくれるか、少し不安だ。 「こなた…、私も、その…。こなたのこと、好きかも…」 「本当にっ!?やった~~~~!」 ああ、世界が輝いて見えるヨ! 顔を真っ赤にして、『好き』の後に『かも』とかつけるのもかがみらしくて物凄く可愛いね♪ 「かがみ~~~~ん♪」 「ちょ、ちょっとこなたあっ!?」 我慢できず、私はかがみに抱きついた。 ああ、幸せえ…。 どのくらい抱き合っていただろうか。 かがみの腕の中から見上げると、かがみは切なそうな表情で顔を赤くしていた。 ふふふ、効いてきたみたいだね。 「こ、こなたあ。私なんだか…」 私を抱きしめたまま、身じろぎするかがみ。 私はゆっくりとかがみに覆いかぶさり、服を脱がせ始めた。 「あっ、やめなさいよ…」 「かがみ…んっ」 「んむ!?あ…、ん……」 弱々しく抵抗するかがみをキスで黙らせ、私はかがみの体を弄る。 「あひゃっ!?な、なんでこんなに…ああんっ」 「なんでこんなに感じるのかって?ふふ、さっき食べたチョコにね、あるものが入ってるんだ…♪」 「えっ、それって…んんっ」 「さ~て、どうかな~?まあとりあえず、一緒に気持ち良くなろ♪」 こうして私とかがみは、夢のような時間を過ごした。 「まったくかがみんはエッチだなあ~、あんな風になっちゃうなんてさ~」 数十分後、私たちはすっかり暗くなった道を歩いて帰宅していた。 「あ、あれはアンタが変なもの入れたチョコを食べさせたからでしょっ!私のせいじゃないわよ!」 「へんなもの?あれ、ワインは入れたけど、エッチになっちゃうような薬はいれてないよ~」 「ええっ!?」 そう、私はあのチョコには特に変なものは入れていない。 かがみの体が火照ったように感じたのは、アルコールのせいなのだ。 すべてかがみを素直にさせるための作戦ってやつだね♪ 「かがみんは本当はエッチなんだよ~。大丈夫、そんなかがみんも私は愛してるからね♪」 決まった、完全に作戦成功だ。 これで完全にこなた攻め、かがみ受けの関係が成立したはずだ。 ついに私はこなた総受けの風潮を止めたんだ…! あとはかがみが『ち、違うわよ!私はそんなんじゃないんだからね!?』とかいう風に否定してくれれば完璧だ。 しかし次のかがみの台詞は、私が考えていたものと大きく異なっていた。 「そっか…。私ってエッチなんだ。で、こなたはそんな私が好きなんだ…」 「ふえっ、あれえ?」 「なーんだ、じゃあもう我慢する必要ないじゃない」 「ど、どしたのかがみ?」 私を見つめるかがみの顔は、怖いくらい満面の笑みだった。 「こなた」 「な、なに…?」 身の危険を感じ、一歩下がる。 「こなたあああああああああああああああああああっ!」 「うにゃああああああああああああああああああっ!?」 かがみにいきなり襲い掛かられた。何このイベント!? 「はあう~可愛い~お持ち帰り~~~♪」 「ちょ、かがみ、一体なにーーー!?」 「こなた…、たっぷり可愛がってあげるからね(はあと)」 「えええええっ!?だ、だから私は攻め希望なんだってば~~~~!理不尽だ~~~~~~~!」 そして私はそのまま柊家に連れ込まれ、一晩中責められ続けた。 うう、どうしてこうなるの…? 余談ではあるが、ゆーちゃんも何故かその日は家に帰ってこなかったらしい。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-16 21 02 01) ゆーちゃんも速攻でお持ち帰りされたのですね -- 名無しさん (2011-05-05 07 27 49) >>ゆーちゃんも何故かその日は家に帰ってこなかったらしい。 めっちゃワロタww -- 百合は世界を変える!! (2010-10-24 11 30 41) かがこなはこなた総受けがデフォでしょ( ̄▽ ̄) GJ -- ユウ (2010-04-02 03 09 06) 何をしても、結局総受けから逃れられないこなたカワイソスwww -- 名無しさん (2008-12-09 22 30 43) こなたさんの総受けはいいですね、そもそも総受けの由来というの(ry -- ミウィ希 (2008-03-14 22 26 39) この人のシリーズのみゆきの扱われ方が好きです。 -- 名無しさん (2008-03-14 22 16 35)
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/78.html
鬼上がくる! 【投稿日 2005/12/21】 カテゴリー-荻ちゅ関連 管理人注 この話を読む上で作者からの注が必須だと思ったので記入しときます テーマは荻上さんのトラウマ克服です。 なお、次のような前提条件で話を進めます。 ①合宿で笹原が告白し、笹荻付き合い始めてます ②時期的には秋の連休(どの連休かはあえて特定しません)直前から連休までの数日間です ③以前にどなたかが書いたSSの、笹原が荻上さんで抜いたことを全員の前でカミングアウトした設定をお借りしました ④あと東北弁には自信ないので、基本言語は標準語でお送りします 大講義室の片隅。 荻上さんの耳には講義の内容は殆ど入っていなかった。 その代わりに、先程から一枚の葉書を見つめていた。 昨日届いた往復葉書。 差出人は中学の同級生で、巻田君との仲を取り持った、あの坊主君(仮名、以下本作中ではこう呼称する)だった。 葉書は中学の同窓会の案内(出欠確認の返信用葉書付き)だった。 以前なら無視して欠席するところだが、パソコンで書いたらしい無機質な文字の日時・場所・会費等の下に書かれた、坊主君の肉筆の文字が彼女の心を揺らした。 「いろいろあって出づらいのは分かるけど、いっぺん帰って来い。俺はもう気にしてないし、みんなももう忘れてるよ。あとそれから、この間巻田に会った。元気そうだった。連絡先聞いたから書いとく」 そして巻田君の住所と電話番号が記されていた。 合宿で笹原から告白され、荻上さんは彼と付き合い始めた。 中学生のように、ぎこちない不器用な、だけど初々しいデート。 (下手すれば今時の中学生の方がスレてるかもしれない) そんなデートを繰り返してきた甲斐あって、荻上さんは以前に比べ落ち着いた穏やかな顔を見せることが多くなった。 だが当然、それでトラウマが全て解消した訳ではない。 いつかは彼女自身がトラウマと向き合い、対決し、克服しなければならない。 笹原に出来るのは、それを支え見守ることだけだ。 「時が来たのかもしんねえな・・・」 講義中なことも忘れて、荻上さんは呟いた。 講義が終わり、荻上さんは部室に寄ることにした。 部室の前まで来ると、中から咲ちゃんの怒号が聞こえた。 「このド変態!!!」 それに続いて、漫画なら擬音で「ドンガラガッシャン」とでも書かれそうな騒がしい物音。 荻上「何やってんだか」 ドアを開けて室内を見ると、咲ちゃん・大野さん・恵子が肩で息をしつつ立っていた。 そしてその足元には、ボロボロになったクッチーが転がっていた。 傍らには笹原・斑目・高坂が冷や汗を流しつつ固まっていた。 荻上「何かあったんすか?」 咲ちゃんの説明は、以下の通りだった。 荻上さんの来る数分前。 久々に7人も集まったせいか会話が弾み、話題はいつしか合宿の話になった。 合宿で、笹原が全員の前で荻上さん(のコス姿)をオカズにしてしまったことをカミングアウトしたことについて、例によってクッチーが問題発言をやらかした。 朽木「失礼ですが、笹原先輩はまだまだ修練が足りませんな」 笹原「と言うと?」 朽木「笹原先輩がオカズにしたのは荻チンだけでしょ?わたくしなんぞ、げんしけんの全メンバーをオカズにして毎晩美味しくいただいておりますぞ」 部室沈黙。 だが次の瞬間には、話題は別の話に移行し始めた。 この反応に、クッチーは慌てた。 オカズ云々は事実だが、このネタで思い切りツッコミ喰らってドッカンと大受け、そういう狙いでの発言だったのに反応が静かだったからだ。 朽木「あの・・・みなさん、何でそんなに冷静なんですか?」 咲「いや、お前のこったから、それぐらいは有り得ると思って」 大野「今さら驚きませんよ」 恵子「まあ面と向かって言われると、さすがにキモイけどね」 朽木「にょにょにょ、ショボーン」 その時、斑目の脳裏にある疑問が浮かんだ。 斑目「あの朽木君、念の為に聞くけど、全メンバーって全女子会員っていう意味だよね?」 朽木「何をおっしゃる!見損なってもらっては困ります!わたくし朽木学は、そんな器の小さい男ではありませんぞ!」 部室内に「ザワッ」という音が響き渡った。 斑目と笹原は、青ざめて冷や汗をかいている。 高坂は相変わらず笑みを浮かべているが、冷や汗はかいていた。 笹原「それってひょっとして・・・」 朽木「もちろん男女不問!クッチーの前に差別無しであります!」 高坂「それじゃあ僕も?」 朽木「高坂先輩は3日前に美味しくいただきました!わたくしの中では、げんしけんメンバーは全員穴兄弟の竿兄弟の総攻めの総受け、これぞ真のジェンダーフリー、フォー!」 某お笑い芸人のように、腰を動かしつつ絶叫するクッチー。 ここで女子3人がキレて、前述の咲ちゃんの怒号と共にクッチーをタコ殴りにしたという訳である。 溜め息をつく荻上さん。 荻上「そんなこったろうと思いました」 咲「あれっ?荻上、どうしたんだ?」 荻上「何がです?」 咲「だってお前、クッチーのオカズには当然お前も入ってるんだぞ。怒んないの?」 荻上「もう慣れましたから」 それは本当だった。 以前は毛嫌いして露骨に拒絶反応を示していたが、最近ではそうでも無くなった。 人間の環境への適応力は凄いものだと思う。 1年半近くも一緒のサークルに居る内に、彼のウザさが段々気にならなくなってきた。 笹原と付き合い始めていろいろ話をする内に、クッチーもまたオタの一形態だと理解したのも大きかった。 斑目「荻上さんも丸くなったもんだ」 咲「(ニヤリと笑い)やっぱ男が出来ると女は変るねえ」 荻上「(赤面し)そっ、それは関係無いっす!」 笹原「ハハっ、(クッチーに)朽木くーん、大丈夫?」 クッチーは気絶してなかった。 倒れているのは、実はダメージのせいではなかった。 朽木「おー、集団SMで総受けー、いー、にょにょにょー・・・」 実は女子3人に殴られた快感に浸っていたのだ。 さすがに青ざめる女性陣。 恵子「うわー、さすがに引くなこりゃ」 大野「最低ですね」 咲「もうほっとこう」 朽木「おー、放置プレイ!」 咲「やめんか!」 そんな騒動を無表情に見つめている荻上さん、やがて目を閉じて動きを停止する。 荻上(ほんと慣れちゃったんだな。こんな状況でも何とも思わないな。それにしても朽木先輩、ジェンダーフリーって・・・それ意味違うでしょうが。待てよ、男女不問で総受けで総攻めか・・・) 大野「あの、荻上さん?」 笹原「あっ大丈夫だよ。多分今ワープ中だよ」 一同「わーぷ?」 笹原「彼女って何か1つの考えに捕われると、こうなっちゃうんだよ」 恵子「へー、さすがは彼氏」 笹原「うるせえ」 やがて荻上さんのワープが解除された。 荻上「帰ります」 笹原「もう帰るの?」 荻上「ちょっとやっちゃいたいことが出来たんで、失礼します」 それから3日間、荻上さんは部室に姿を見せなかった。 さすがに気になった笹原、その間何度か携帯に電話してみたが、ずっと電源が入ってない。 そこで荻上宅へやって来た。 チャイムを押してみたが、しばらく待っても出てこない。 留守かなと思い引き上げようとしたその時、ドアが開いた。 トレーナーを着て髪を下ろしてメガネをかけた、合宿の風呂上りの時と同じスタイルの荻上さんが出てきた。 荻上「あっ、笹原先輩・・・」 笹原「荻上さん・・・どっか具合悪いの?」 分厚いレンズ越しにでも分かる目の下の隈、少し痩せこけた頬、ガミラス星人のように青白い皮膚、笹原がそう訊くのも無理は無かった。 そんな荻上さんが、突然倒れた。 笹原「(慌てて抱き起こし)荻上さん!しっかりしてっ!」 意識を取り戻した時、荻上さんは自室のベッドの上に寝ていた。 そして傍らに笹原が座っていた。 笹原「気が付いた?」 荻上「先輩が運んで下さったんですか?」 笹原「急に倒れたからびっくりしたよ」 荻上「すいません・・・3日ぶりにお日様見たもんで眩暈がして・・・それにここんところくに食事してなかったし・・・」 笹原「そう言えば部屋の中、机のスタンド以外点いてなかったね。電気のスイッチ捜すのに苦労したよ」 荻上「原稿に集中したかったんで、カーテンも雨戸も閉めて、スタンドだけにしたんです」 笹原「まるで江戸川乱歩だね」 (注、江戸川乱歩は原稿を書く時、土蔵にこもってロウソクを灯りにして執筆した) 荻上「(ハッとして)原稿!」 部屋を見渡す荻上さん。 アフタヌーン1冊分にも及ぶ、膨大な枚数の原稿が机の上に積まれ、その上に重しのようにアフタヌーンが置かれていた。 荻上「(ギロリと睨み)見ましたね?」 笹原は、荻上さんの背後に「メラメラメラ」という擬音の文字が見えたような気がした。 笹原「(慌てて)だっ、大丈夫!見てないから!」 荻上「(積まれた原稿を見て)でも・・・」 笹原「いや確かに、部屋の電気点けた時に、原稿らしきものが部屋中に並べてあったのは見えたよ。でも、多分見たら荻上さん嫌がると思って、天井見ながら手探りで集めたんだ」 荻上「(ほっとして)よかったー」 笹原「随分たくさん描いたみたいだけど、どっかに投稿でもするの?それとも冬コミ用?」 荻上「・・・今はまだ訊かないで下さい。全ての決着がついたら話します」 笹原「決着って・・・まさか中学の時のあのこと?」 コクリと頷く荻上さん。 その瞳には、何かを確信した光が見えた。 笹原はそれを見て、荻上さんのやり方に口出ししないことにした。 笹原「分かった。でも、俺にも何か手伝えないかな?せめて荻上さんがやることを見守りたいんだ」 しばし考え込む荻上さん。 荻上「・・・次の連休って、空いてますか?」 そして連休初日、笹原と荻上さんは東北新幹線の車中に居た。 傍らには、田中から借りた大型のリュックサックと、荻上さんの小さな可愛らしいリュックが置かれていた。 荻上「すいません、付いて来てもらった上に荷物持ちまでさせちゃって」 笹原「いいよいいよ、これ荻上さんには重過ぎるし、荷物持ちでも役に立てるのは嬉しいから・・・」 笑顔でそう言ったものの、凄く気障なこと言った気がして赤面する笹原。 一方荻上さんも、彼の笑顔に赤面している。 2人は昼過ぎに同窓会の会場である居酒屋の最寄の駅に着いた。 取り立てて特徴の無い、ごく普通の地方都市だった。 笹原「実家には寄って行かないの?」 荻上「今回はやめときます。こっから5駅も先だし、駅から遠いから時間が無いです」 笹原「5駅ぐらいなら、そんなに遠くは無いんじゃ・・・」 荻上「山3つ越えますよ。それに駅から歩いて30分はあるし」 笹原「(冷や汗)分かった」 荻上さんの中学校の卒業生の多くは、農家を継ぐ者や都会で進学や就職する者を除いて、この町に働きに出るか、この町にある大学に進学する。 だから今ではこの町に引っ越した者も多い。 幹事の坊主君がこの町の居酒屋を会場に選んだのは、そういう理由かららしい。 とりあえず2人は荷物をコインロッカーに預け、時間まで荻上さんの案内であちこち回ることにした。 そして夜。 荻上さんと笹原は、同窓会の会場である居酒屋にやって来た。 入る前に、荻上さんは自分のリュックから小さな瓶を取り出した。 笹原「荻上さん?」 それはアルコール濃度50パーセントを超えるバーボンウイスキー、ワイルドターキーのミニボトルだった。 「バキ」の花山薫のように、荻上さんはそれを一気に飲む。 (注、瓶は普通に開けた。決して瓶の首を折ったりはしてない) 笹原「ちょっ、ちょっと荻上さん!」 真っ赤になった荻上さん。 荻上「(不敵な笑いを浮かべ)さあ、行きましょう」 座敷に入ると、同窓会はもう始まっていた。 一瞬会場が静まり返る。 「もしかして・・・荻上?」 「何か変な髪型してるな」 「隣の男って彼氏?」 「来たばっかりなのに、何で顔赤いんだ?」 そんなひそひそ話が聞こえる。 部屋の片隅に、中島たち文芸部の連中も居た。 「あれ荻上?」 「今さら何しに来たのよ」 中島を中心に、冷ややかな視線を向ける。 それらを無視して入ってくる荻上さん。 笹原も付き人のように続く。 坊主「荻上・・・だよな?」 髪型は相変わらずの坊主君が声をかける。 荻上「久しぶり」 荻上さんと笹原は空いた席に座り、黙々と料理を食べ始めた。 (出席の返事の葉書を出す時、もう1人分席と料理を頼んでおいた) それは宴会で料理を楽しむというより、単に腹ごしらえをするという感じの食べ方だった。 周囲の者たちは。彼女の発散する異様な気配に話し掛けることも出来ずに眺めていた。 やがて気まずい雰囲気に気を使ったのか、禿の面積が5年前よりも広くなった担任の先生が声を掛けた。 先生「元気そうじゃないか荻上、そっちの彼は彼氏か?」 荻上「まあ・・・そんなとこです」 笹原「ハハッ・・・荻上さんと同じサークルの笹原と言います」 先生「おおそうか、あん時はもう彼氏が出来んかと気をもんどったが、よかったよかった(田中リュックを見て)えらい荷物だな」 荻上「みんなへのお土産ですよ(ニヤリと笑う)」 たじろぐ先生。 先生「おうそうか。それは楽しみだな」 荻上さんは田中リュックを開けて、その中からA4サイズの黒い封筒の束を出す。 封筒には一枚一枚、名前の書かれた白いラベルが貼ってあった。 荻上「(ニヤリと笑い)それはもう、楽しみにしてて下さい。これ先生の分です(封筒を渡す)」 たじろぐ先生を尻目に、荻上さんは立ち上がって声を上げる。 荻上「みんな久しぶり、今日はみんなにプレゼントあるから持って帰って」 そして封筒を配り始める。 笹原もアシスタントのように手伝う。 黒い封筒に不吉なものを感じて、怪訝な顔で受け取る元クラスメートたち。 中島「ねえ、なにくれるのよ?」 荻上「(ニヤリと笑い)開けてからの、お・た・の・し・み!」 やはりたじろぐ中島。 何人かが「荻上、開けていい?」と尋ねる。 荻上「(ニヤリと笑い)家に帰ってから開けた方がいいと思うよ」 それに不吉なものを感じて凍りつく一同。 最後に坊主君にも封筒を渡した荻上さん、耳元で小声で囁く。 荻上「特にあんたは絶対家まで開けちゃダメだよ」 坊主「(ドキッとして)うっ、うん」 荻上「そんじゃ私たちは帰ります」 中島「あら、もう帰るの?」 先生「もちっとゆっくりしてったらどうだ?」 荻上「すいません、寄るとこがあるんで。みんな、くれぐれも家帰るまで開けないでね」 荻上さんと笹原は、タクシーで巻田君の家にやって来た。 タクシーを降りると、荻上さんは自分のリュックからA4サイズの白い封筒を出した。 そして呼び鈴を押す。 笹原はそれを後方で見ていた。 巻田君本人が出てきた。 巻田「はいどなた?・・・荻上・・・さん?」 荻上「お久しぶり・・・(ガバッと頭を下げ)あの時はほんと、ごめんなさい!」 巻田「あの時?・・・(笑い)ああ、あれね」 荻上「(顔を上げて)あれねって・・・怒ってないの?」 巻田「そりゃあの時はショックだったさ。好きな子にあんな絵描かれちゃね」 再び顔を伏せる荻上さん。 巻田「でもあれからいろいろ分かったんだ。あれは中島たちが仕組んだらしいってことも坊主から聞いた。あん時は頭ん中真っ白で、荻上さんが人を傷つけるためにあんな絵を描くはずないってことまで頭が回んなかったけど・・・」 巻田「それに、漫画描く女の子にとっては、あーいう絵を描くのは一種の愛情表現だってのを、彼女に教わったんだ」 荻上「(顔を上げ)彼女?」 巻田「大検取る為に通ってたフリースクールで知り合ったんだ。彼女も絵描きでね、ヤオイってもんについていろいろ講釈を聞かされ、君とのこと話したら怒られたよ」 荻上「そりゃまた、何で?」 巻田「彼女言ってたよ。それはむしろ好きだからこそ描いたんだ、言わば荻上さんからのラブレターだ、それを見て登校拒否してどうすんだ、今度会ったら謝れって」 荻上「ハハッ・・・えらく過激な人みたいだね」 巻田「そんな訳で、(頭下げて)ゴメン、あん時は分かって上げられなくて」 荻上「(慌てて)ちょっ、ちょっと頭上げてよ。それじゃ逆じゃない」 巻田「(頭上げ)そんなことより、ずっと気になってたんだ。漫画は続けてるの?」 荻上「えっ?」 巻田「もしあのことが原因で君が漫画描くのやめてたらと、それだけは気にしてたんだ。あんなに好きだったのに・・・」 荻上「優しいね・・・相変わらず」 持っていた白い封筒を差し出す荻上さん。 荻上「お詫びのしるしの積りで持って来たんだけど、それに答えが入ってるよ」 巻田「(受け取り)分かった(後方の笹原を見て)彼氏?」 荻上「うん」 巻田「(笑って)そう(笹原に頭を下げる)」 釣られて頭を下げる笹原。 荻上さんたちが帰りの新幹線に乗った頃、居酒屋の空気は凍り付いていた。 家に帰るまで開けるなという荻上さんの忠告を無視して、出席者の何人かが封筒を開けてしまったのだ。 封筒の中身は、今日の出席者1人1人の総受け本だった。 その内容は、「~総受け化計画」と題に挙げられた者が①同性にやられる②異性にやられる③男女両方からやられる、という3部構成だった。 最初に悲鳴を上げたのは中島だった。 思わず「中島総受け化計画」と題されたコピー本を放り出し、それに回りの目が集中すると今度は本に覆い被さって「いやー、見ないでー!!!」と叫んで泣き出した。 他の元文芸部女子も泣いたり青ざめたりしていた。 そして他の出席者たちも同様の反応をし、口々に怒りや恐怖を訴えた。 「あのホモ上、まるで懲りてねえじゃねえか」 「あの頭の筆みたいなの、角だったんじゃねえか?」 「顔も赤かったし、荻上が鬼上になって帰ってきたんだ」 「東京は恐ろしい所だ」 笹原「クラスメート全員の総受け本?!!!」 居酒屋がパニックになっていたちょうどその頃、帰りの最終の新幹線の車内で思わず笹原は大声を上げたが、まばらな乗客たちに一斉に睨まれて縮こまる。 笹原「そりゃまたえらい過激なものを。でもどうして?」 先生「まあみんな落ち着け」 居酒屋では、先生がみんなを鎮めた。 先生「わしが思うに、この漫画は多分わしらに対する仕置きだと思うんだ」 一同「仕置き?」 先生「お前ら散々荻上のこと、からかったりいじめたりしただろう?」 出席者の大半が下を向く。 先生「おいおい、言っとくがあいつは自分にされたことを怒ってるんじゃないぞ。あいつはいつも言ってたよ。自分は何を言われても仕方ない。ただ、巻田が物笑いの種になってることがつらいって。あいつが怒ってるとしたら、多分そのことにだよ」 一斉に先生の方を見る出席者たち。 先生「みんな1度同じことをやられてみないと、巻田の気持ちが分からんと思ったんだろうな。あいつらしいやり方だな」 同じ頃、新幹線では荻上さんが笹原に、居酒屋で先生が言ってることと同じ内容の説明をしていた。 笹原「漫画が発端で起きたことだから、漫画で決着をつけるか。なるほど確かに荻上さんらしいやり方かもしれないね」 荻上「でもそれだけじゃないんです」 笹原「と言うと?」 同じ頃、居酒屋では先生がもう1つの理由を説明していた。 先生「おそらくあいつは、あえて漫画を描き続けることで罪の十字架を背負い続ける積りなのかもしれない」 「やめることが出来れば1番楽なんだろうが、それも出来んのだろうな。あの漫画好きの漫画馬鹿は」 同じ頃、新幹線でも荻上さんが先生の言葉と同じ趣旨の説明を笹原にしていた。 そしてさらに続けた。 荻上「それにこれで漫画をやめたら、ただ巻田君を傷付けただけで終わっちゃうわけですよね。でもそれじゃあ、お互いに嫌な思い出しか残らない」 「せめて彼を傷つけてしまった分、出来れば彼も含めていろんな人に私の漫画でちょっとでも、笑ったり元気が出たり萌えたりして欲しい」 「だから私はまんが道を行く。そんな私の決意表明なんです、あの総受け本は」 (注、長台詞であることを強調する為に、あえて不自然なカギカッコで切りました) 同じ頃、居酒屋でも先生が荻上さんの意図を説明し終えていた。 シーンとなった座敷に「くっくっくっ」と低い笑い声が響いた。 中島だ。 自身の総受け本に覆い被さった体勢から、ようやく起き上がる。 中島「どうやら私は、とんでもない大馬鹿をからかってしまったみたいね。賢い奴をからかうのは知的なケームかもしれないけど、馬鹿が相手ならからかう方も馬鹿よ」 「荻上は私らとはスケールの違う本物の漫画馬鹿よ。そしてそれを分かってなかった私もまた大馬鹿だわ」っ 呆気に取られる一同。 中島「みんなごめん。(頭を下げる)あの時荻上にあれ描かせたのも、本にして巻田に渡したのも、みんな私なんだ」 周囲から彼女を庇う声がした。 「もういいよ。済んだことだ」 「俺たちだって面白半分に荻上からかったんだから同罪だ」 「謝るなら今度会った時に荻上に謝ってやれよ」 涙を流す中島。元文芸部員たちも泣き出す。 先生「よしよし。お前らほんとに荻上に謝りたいんなら、あいつの漫画を応援してやろうや」 「今日はあいつの門出だ。よーし改めて乾杯やるぞ。あれ?坊主はどこ行った?誰か呼んで来いや」 再び新幹線の車内。 笹原「そう言えば、巻田君にも何か渡してたね。あと幹事の彼も他のと微妙に違ってたみたいだけど・・・」 やや酔いの覚めかけていた荻上さんが、再び真っ赤になった。 笹原「・・・もし嫌なら言わなくていいよ」 荻上「いえ、大丈夫です。聞いて下さい」 笹原の耳元に口を寄せる荻上さん。 少しビクッと反応し、赤くなる笹原。 だが次の瞬間、荻上さんの小声の告白に再び大声を上げ、再び乗客たちに睨まれる破目になった。 同じ頃、巻田君は自室で固まっていた。 荻上さんから渡された封筒の中身、それは『荻上さん総受け化計画』と題されたエロパロコピー本だった。 中身はやはり3パートに分かれていて、中学時代の荻上さんが①巻田君にやられる②文芸部の女子たちにやられる③巻田君と坊主君に3Pでやられる、といった内容だった。 不意に巻田君は笑い出した。 「荻上さんらしいお詫びと意思表示だな」 さらに同じ頃、居酒屋のトイレの個室では坊主君が固まっていた。 彼に渡されたのは、巻田君に渡した分を一部修正したコピー本だった。 「巻田君総受け化計画」に攻め側とは言え参加させてしまったことへのお詫びだった。 巻田君にやられてたパートが坊主君にやられてる絵に変り、巻田君の分には露骨に描き込まれていたピーがボカされていた。 そのことで1番の被害者の巻田君との差別化を図ったらしい。 巻田君の場合と違い、坊主君はすぐにピーが反応してしまい、どうしていいか分からない状態になってしまった。 そこへ外から声がかかった。 出席者の1人「おーい坊主いるかー。今から乾杯もう1回やるって先生が呼んでるぞー」 慌ててコピー本を封筒に仕舞い、さらにシャツの下に入れる坊主君。 坊主「わっ、わかった!すぐ行くから!(小声で手を合わせつつ)荻上、ありがとう」 再び新幹線の車内。 笹原「しかしお詫びのしるしに自分の総受け本かー。思い切ったことやったもんだね」 笹原の表情に、かすかに嫉妬の色を見た荻上さんが弁解する。 荻上「(赤面し)で、でも顔は中学ん時のメガネ面だし、かっ、体のボリュームは・・・その・・・サービスで実物の3割増しぐらいになってるから・・・今の私自身とは・・・全然違います」 荻上さんの意図を理解して微笑む笹原。 笹原「ハハッ、でもちょっと見たかったな、その本(赤面する)」 荻上「(赤味増して)絶対ダメです!!!」 またまた周囲の乗客に睨まれて小さくなる2人。 笹原「分かってるよ、ハハッ」 荻上「(そっぽを向いて小声で)その内本物見せたげますから・・・」 笹原「えっ?」 荻上「(赤面し)何でもねっす!!」 こうして笹荻の距離は、また少し近くなった。
https://w.atwiki.jp/library801/pages/1062.html
更新日:2012-06-27 作者名: 梓 河人 読 み: あずさ かわと 作 品: 「アナザヘヴン」(飯田譲治との共著) レ ス: 【活字】 801図書館 4 【総合】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1140162594/ 815 :風と木の名無しさん:2007/06/11(月) 20 59 49 ID Ko5kbSkaO 「穴ザヘブン」の早シ頼マナブが総受けで困るwww 女からも二度襲われる始末 警察マニアの小僧にちゃんと見張っててほしい ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/clownofaria/pages/74.html
や行 幽ほへ(ユウホヘ) 局ラジチャット萌え化計画に巻き込まれちゃった人 雪月二十夜(ユキヅキハタヤ) 自称・局ラジチャット最古参 設立当初からのメンバーとの噂アリ 最近こそ殆ど姿を見せないが、意外と動向はつかまれているとの話もある 雪奈・長月(ユキナ・ナガツキ) 平日チャットの常連で、平日チャットを始めた人の一人 平日チャットにカオス弾頭を投下していた謎のSS職人 涼香氏に関するSSを書く時もある 「涼香様への残暑見舞い」や「涼香様総受けの会SS」などという謎のSSを発生させた 平日チャットの始まりの日。別名「時空管理局の機動六課が炎に包まれた日」で機動六課をリリカルなのはstsの機動六課壊滅と同じ状態まで追い込んだ諜報部盗撮班「しゃけ」部隊の隊長補佐 寂しさの余り、壊れている時は優しくしてあげると良いらしい
https://w.atwiki.jp/library801/pages/1061.html
更新日:2012-07-09 作者名: 飯田 譲治 読 み: いいだ じょうじ 作 品: 「アナザヘヴン」(梓河人との共著) レ ス: 【活字】 801図書館 4 【総合】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1140162594/ 815 :風と木の名無しさん:2007/06/11(月) 20 59 49 ID Ko5kbSkaO 「穴ザヘブン」の早シ頼マナブが総受けで困るwww 女からも二度襲われる始末 警察マニアの小僧にちゃんと見張っててほしい ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7799.html
和「コミケ、ですか」 咲「うんっ。こういう本が沢山あって、凄い数の人が来るんだよ」 和「なるほど…マンガが多いんですね」 咲「小説とかもあるけど…あんまり多くないかな。和ちゃんはこういうのは好き?」 和「そうですね、あまりマンガの類は買う機会が無かったので興味はあります」 咲「それでね、私のお勧めはこっちの金髪男子総受けの――」 和「私としてはこのハーレム男子のドS部活日誌の方が――」 京太郎「こらこら待て待て。俺達何歳だと思ってんだ」 和「あらあら須賀君、私たちが見てるのはただの少年漫画ですよ」パラパラ 咲「ほら! こっちも一般向けだよ」パラパラ 京太郎「苦しくても言い訳するならせめて隠せよ!」
https://w.atwiki.jp/joykakogawa/pages/36.html
名前 ムツキ、ムッティー、くまじゅん、宝塚 概要 BRST戦線の一員であり、ジョイの中でも最高ランクの技量の持ち主。 粗相を起こすことも多々あるが、冷静な立ち回りで相手の裏をかく頭脳プレーを得意とする。 また、人柄も穏やかで他人のピンチを捨て置けないことから、彼を愛するものも多い。 ちなみに総受けである。 使用機体 3000 OO、リボンズ、ターンA、ν 2500 バンシィ、ノワール 2000 赤枠、F91、スターゲイザー 1000 逸話 オリジナルカード事件 ムツキが赤枠の横格を真似た写真が出回り、それが悪意あるプレイヤーにより量産されたという事件 ニート疑惑 某市に出稼ぎに出ているが、頻繁に帰省しジョイに出没することからニート疑惑が出た。本人は否定している ピンサロ事件
https://w.atwiki.jp/tktkwatch/pages/268.html
腐った黄色 概要 総受け組の一人。 かにかまやmotoiなど、ネジの抜けた連中の多い総受け界隈の良心。 VIPの祭りにもエントリーするksgツクラー。 一時期とはいえぽにまろをフォローする程度には寛大だったようだ。 あらたとのいざこざ あらたがオフ会で撮った写真を外部の友人に晒した事に怒り、説教をした。 特に大きな騒動にはならなかったが、あらた批判の一つとしてヲチスレで取り上げられた。 571 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 12 10 01 あらたがアルシェス蟹の女装写真を友人に晒したことで怒ったらしい すぐにあらたが謝罪したし 晒された当事者達が怒ってないのもあって収束したが 590 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 18 25 02 >アルシェス蟹の女装写真を友人に晒した あらたもヲチラー適性ありそうな感じだな… 768 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 19 55 55 763 あらた「女装写真友達に見せた」 腐った黄色「部外者だけど許さん(リムーブ)」 当事者「まあええわ」 yellow801 腐った黄色 自分が被害受けたわけでもないのに憤ったのは、感情移入などではなく、 単に私の許容範囲が狭いだけ。 12時間前 yellow801 腐った黄色 精神的に余裕のないときにツイッターを見ないほうがいいということを学んだ。 とっとと布団にもぐって寝れば良かった。 今更色々言ったってしょうがないし、元に戻るわけじゃないけどね。 感情を吐き出したいときもある。 12時間前 yellow801 腐った黄色 @auauaa 昨日の、某人の写真を友達に見せたよ発言にDMで説教送ってフォローを外したのです。 一晩寝て起きて、当事者でもない私がそこまでする必要なかったなとちょっと思ったけど、 一度外したフォローをフォローし直すのは性分に合わないのでしない。朝から愚痴ってごめんね。 12時間前 正義の熱血漢 後日、この騒動をきっかけとしてツイッターアカウントを畳んだ。 現在ではツクラーとしての活動もしていないようだ。 yellow801 腐った黄色 先日、私がしたことは、 結局正義感を振りかざして人を傷つけて談笑している場を壊しただけでした。 当事者でもない人間が説教だなんておこがましいですね。 今更謝ったところで取り返しがつくわけではありませんが、本当にすみませんでした。 9時間前 yellow801 腐った黄色 ツイッターやめる原因は自己嫌悪です。どうか誰もお気に病まない様にお願いします。 後味の悪い辞め方で本当に申し訳ありません。アカウントは近日中に削除します。 9時間前 831 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 20 22 38 そういや腐った黄色はポケモン騒動の時ぽにまろもリムってたな 836 :ツクスレの名無し:2011/01/26(水) 20 25 20 ぽにまろ「腐った蜜柑(以下ry)」 腐った…黄色… あっ… ホームページ:とりあえhttp //chick801.g.ribbon.to/if/ コメント このコテに関する補足やコメントはこちらにどうぞ 名前 コメント