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#わたし以外、全員、幸せそうに見える。 +α/あるふぁきゅん。 The Reverb 2022 OMEGA TRIBE 1986 OMEGA TRIBE/CARLOS TOSHIKI OMEGA TRIBE あたい 775 Annihilation AAAMYYY OUTLAST ADAM at LOST AND FOUND add wistaria All is well AKIARIM SNS Analogfish from JPN Beverly HELL-BENT Bray me gift BREAK THROUGH BREAKERZ BEST -SINGLEZ- BREAKERZ gokigen chelmico BLACK SHEEP IS STILL DREAMING COLLAPSE !!! CULTURES!!! つながる cyan DaNNY DaNNY CASTLE Dios PHALARIS DIR EN GREY KEEP ON MOVIN’ DIRTY JOINT Manhattan Records Presents DJ KANJI MIX DJ KANJI Have a Good Cult Earthists. THE BEST EGG BRAIN EVERLASTING EGG BRAIN EGO APARTMENT ego apartment 失楽園 ELAIZA canvas FNK MOON FOUR GET ME A NOTS ERAM Ghost like girlfriend GORO SPECIAL BAND GORO SPECIAL BAND Graveyard 2021 - Demo + Live + Reh GRAVAVGRAV Diggin’ the Sounds H.I.T. 解放区 H-el-ical// Changing!!-Jewelry- Hi!Superb Changing!!-Bad Boy- Hi!Superb Hilcrhyme TOUR 2021-2022 FRONTIER Hilcrhyme 其ノ壱 HO6LA plums hokuto Otherside HOLLOW SUNS それを人は“青春”と呼んだ IDOLY PRIDE 殯--死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える--。 Imperial Circus Dead Decadence IN MY OASIS Billboard Session INORAN ザ・ショックス JUMBO MAATCH Marine Crystal K.Yoshimatsu our city dawning Kamisado THE FIRST KENNY-G Another and the other kenya Made in King Prince すぅぃ~とさいくろん-☆いぇいっ☆- KOTOKO AFTER 30 YEARS LABRET Pinkish Blue La-ksmi Living Rita Living Rita First Utterance Lonesome_Blue Brand New World!/DISCO TIME Lucky2 道端の蜃気楼 LycoRis 誓約書004 Lynoas Lyrical Anthology B ver. Lyrical Lily Lyrical Anthology A ver. Lyrical Lily Moments MARiA flower letter may in film The Neighborhood Michael Kaneko IN THE SPACE OR SEA? DESTROY Mike Newfield In The Space Or Sea? Mike Newfield 光ある街に背を向けて minori 愛彌々 MONGOL800xWANIMA introducing MS2B vol.1 MS2B 新世界 MUCC 空を歩く My Peace 202X NEW OLYMPIX 未完成の未来 NGT48 The adventures of nicely nice nicely nice thirst niskhaf Prologue OverTone quest-Best of Plastic Tree- Plastic Tree Plastic Tree 夏休み Ray Hirabayashi FIRST BUDOHKAN DEC.24.1981 Yeahhhhhh.......... RCサクセション cure re plus SORA Roman so Words FREAKY POWER ROOT SOUL DUALITY SABLE HILLS ユーリカ saji 万祝 SAKA-SAMA ザ・ハイライト Sexy Zone THE BEST ~Dear Fantasy~ SF9 WHATCHAMACALLITS SHIMIZU KAZUTO YOSHIDA TATSUYA cell Small Circle of Friends Noise,Violence and Destroy SOB階段 LOST IN TOKYO SOIL “PIMP”SESSIONS The Other Side of Sooo Baad Revue Sooo Baad Revue Solution Sou 一刀両断 sources つむぐ sources TRACE Spangle call Lilli line Anniversary SPECIAL OTHERS CIRCUS Stray Kids Dear Sweet John 城市小説選集 Sweet John Lady Champagne T-GROOVE GEORGE KANO EXPERIENCE ユアキャンバス THE BOYS GIRLS Retrograde The Cards I Play SUPER BEST MACKS S.77-S.97 THE MACKSHOW Maybe,It’s not Bag THE PORTER MAISON de ROMANTIC THE ROMANTIC MOTEL Grow Old With Us The Songbards LAST START THUNDER candlelight tipToe. 5拍子の教典/Quintuple Meter Bible TSUMUZI COVER JUNGLE 1 T字路s J.O.I.N.T UNDEAD CORPORATION A Shout Of Triumph Who-ya Extended 悪夢に笑え! worst taste 10th!! Yes Happy! A アオペラ -aoppella!?- 蓄音盤 あがた森魚 あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン あがた森魚 風のうたが聴こえるかい? -2021- あだち麗三郎 レッド・ヘブン エボラ US おとぎ話 綺羅星 おはようツインテール YEAH!! YEAH!! E.P. きゅるりんってしてみて モメント l.p. クラムボン イッツOK! ザ・ボノボンズ 孤悲 さだまさし ベストヒット☆STAYTUNED さよならステイチューン BEST OF SIR サンスポアイドルリポーター SIR ONCE AND FOR ALL シオミモトヒコ Blue Smell シナリオアート エメラルド・シティー・ガイド ジンタナ エメラルズ スラップ・ハッピー・ハンフリー スラップ・ハッピー・ハンフリー 魔法の黄色い靴 チューリップ いたくないイヤリング チョーキューメイ するどいささくれ チョーキューメイ アイム・スティル・ヒア ナードマグネット ないあがらせっと ないあがらせっと ニューロティカ at 日本武道館 心燃会 DELUXE EDITION ニューロティカ MEMORIES2 ネクライトーキー BEST OF DIVA2 ねじ式 PHARMACY ヒトリエ CROSS A LINE ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 闘え!燃やせ!ヒミツノミヤコ!~レッツゴーファイヤー!~ ヒミツノミヤコ PASS-WORD ピューパ!! 創業 ぷにぷに電機 5・4・3・2・1・0 フライング・キティバンド ブリトラ埋蔵金ファイナル ブリーフ トランクス ハッピーエンドへの期待は マカロニえんぴつ たましいの居場所 マカロニえんぴつ インディアン・サマー マザー・グース パノラマ・ハウス マザー・グース まらフェス2022 EP まらしぃ/marasy Memory マルシィ バの∞ ミヤマカヨコ want you ミルキープラネット ハイテイラオユエ ヤミテラ ~鐘シンフォニー~癒しの響き-自然音と和編鐘- ゆきね(有機音) SEES ゆず ケチャップ日和 ユタ州 マヨネーズ日和 ユタ州 気にしないで りりィ P.S. I LOVE YOU 1972~1981 りりィ クレシェンド +1 伊藤つかさ ここで見た夢の話 衛星とカラテア 遠藤正正正T明 ~THE BEST~ 遠藤正明 トーキョーコンティニュー 塩見きら 横浜銀蝿40th ファイナルツアー バハハ~イ集会「昭和魂 永遠!」at KANAGAWA KENMIN HALL ライブCD 横浜銀蝿40th ラズベリーの風 +5 荻野目洋子 ALWAYS FRESH 仮谷せいら Wonderland. 仮病 会いたい ~かなさんどぉ~ 夏川りみ ONYX 我儘ラキア 君と僕の唄 完全生産限定盤A 学芸大青春 君と僕の唄 完全生産限定盤B 学芸大青春 君と僕の唄 学芸大青春 Ali30 観月ありさ Mebop 岸本美咲 Dearest ディアレスト ~かけがえのない貴方へ~ 岩田留美子 DORAYAKI 擬態屋 完全変躰 蟻 再確認そして発展 菊地雅章 POO-SUN 菊地雅章 菊地雅章+ギル・エヴァンス・オーケストラ+2 菊地雅章 エンド・フォー・ザ・ビギニング 菊地雅章 ポエジー 菊地雅章+富樫雅彦 ah-面白かった 吉田拓郎 Season 吉野晃一 WITH 宮脇詩音 1,300miles 橋本裕太 VISCO 近藤晃央 FACE 桑名晴子 人間遊園地 現代の山火事 SIDE BY SIDE 古井戸 Nostalghia 広瀬豊 声 荒井麻珠 カラフル 高橋ひとみ 2LDK 高野洸 カムズ・ラヴ 佐々木美智代 パラジウム 佐藤允彦トリオ ベリークール 砂漠のバレリーナ 物語のように 坂本慎太郎 She was a girl 笹生実久 Trinity 山口真文 銀界 山本邦山+菊地雅章 寺内タケシ ギター・ソングス”ザ・スタンダード+2” 寺内タケシ 余白のメロディ 寺尾紗穂 最後の一匹 写楽(BURNING SOUL) DOLL!DOLL!DOLL! 首振りDolls 終活のススメ 終活クラブ カーラ・ブレイが好き!! 渋谷毅 THE BEST 小曽根真 夢の途中 少年のように PUSH PULL 上田正樹 JAMING JAZZと民謡の融合 森田万里子 犬も歩けば棒に当たる 成田昭次 ほしのディスコ EP 星野一成 MY NAME IS YOKO 西郡よう子 Dance Party 石川晃次 浅草ジンタ~己選抜~紅白盤組“紅” 浅草ジンタ 浅草ジンタ~己選抜~紅白盤組“白” 浅草ジンタ Flumina 草田一駿 円谷幸吉と人間 太陽肛門スパパーン MAGICAL 大橋純子の世界III 大橋純子 Senri Oe Singles ~Special Limited Edition~ 大江千里 Senri Oe Singles ~First Decade~ 大江千里 蓬莱-ユートピア- 大野方栄 希望 仲野真世 ハートギュッと! 超ときめき♡宣伝部 君の青春は輝いているか 帝子ボンボン 月世界遊泳 東京酒吐座(Tokyo Shoegazer) 会心の背信 頭脳警察 抑止音力 突然段ボール D 突然段ボール Q A 馬場俊英 風のスクリーン +2 白石まるみ 三途 八方不美人 7+ 冨田ラボ ただ音を叩いている/PERCUSSIO 風巻隆 ハルカカナタへ 福原遥 SPACE BIRD 福山芳樹 tears 平倉初音トリオ Ignition 北園涼 Melodies for Night Day~Solo Piano~ 堀秀彰 真実を知っていく物語 摩天楼オペラ THIS IS ME 妹尾研祐 ヨーソロー 蜜 LIEN 木村結香 木梨ミュージック コネクション最終章 ~御年60周年記念盤~ 木梨憲武 We Are Alive EP 野崎りこん うた、ピアノ、ベース、ドラムス。 矢舟テツロー BRUGES~ブルージェ 林哲司 Esquisse 和田加奈子 彼女の風/20才のデリカシー 鷲尾いさ子 残響クレイドル 戮-Riku- Heart Cocktail 濱田金吾 Fall in Love 濱田金吾 逆針 總水とおまPROJECT Shinshoku 夏の別れ~映画「夏の別れ」より~ 萬田久子 総天然色痛快音楽 町あかり 兄妹で歌ってます。 音虎とErii
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上位標目 第十四期新生アルカ概説 比較 whoseに当たる表現_na9 whoseに当たる表現(2009/02/03 (火) 10 17 53)より転記 主格や対格は動詞にかかるが、属格は名詞にかかる。 I know a place. you can eat X at the place → I know a place at which you can eat X ――において、atは前置詞で、かつ、格を表す。 一方、I know a girl. The father of the girl is a doctorにおいて、関係詞はa girl whose fatherとなる。 at the placeと違い、元の文はfather of girlの形である。このofは同じ前置詞であっても格ではなく、接続詞的に機能している。 言語学的には、ofは属格に当たる。だが英語では属格だけ前置詞の中でも接続詞的である。ほかの格は前置詞の中でも格詞的である。 関係詞は「特定の格を失った修飾節」と言うことができる。上の例だとat格が関係詞節中で消失している。 だがofは格ではなく接続詞として機能している。そのため、アルカはofだけ関係詞を作れない。 つまり、所有に関してはeを使って関係詞を作れない。言い換えれば、whoseだけアルカにはない。 ofはアルカでは接続詞扱いである。ofに当たる関係詞を作るなら、orとかandなど、ほかの接続詞も関係詞を用意しなければならないが、そんな話がありえるだろうか?それはもはや関係詞ではなかろう。 英語ではofは格と接続詞の中間であるため、whoseを持つ。代名詞に所有格があることからも、自然な流れである。 しかしアルカでofは接続詞なので、関係詞は持てない。 では、whoseに当たる表現はどうするか。 whoに当たるleを使い、さらにtilとlexを使う。 I know a girl whose father is a doctor =an ser fian le TIL kaan LEX vals. 無理に英語にすると、I know a girl who has a father as[that is] doctor.という感じになる。 上位標目 第十四期新生アルカ概説 比較 whoseに当たる表現_na9
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No.6022 メランポス(こいぬ座) 前のサーヴァント:ハイルブロンの怪人(七家版) 次のサーヴァント:隙間女 データ 登場歴 データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓ 【真名】:メランポス(こいぬ座) 【属性】:秩序・中庸 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 【筋】:D(20) 【耐】:E(10) 【敏】:A(50) 【魔】:C(30) 【幸運】:D(20) 【宝】:C(30) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ _, __,∨x≦! 、 ,x≦///{! ` ////////ミヽ、 ∧ ,,, ,'//////////∧ ∧ .,,>´ / {///////////弌 ,,> ´x≦ / {/////////////}, イ // / }x≦三≡===/l ;ゞ ∧/、 /二二二二彡'´\ ! `ヾ /> \ /彡=二ニ=≦´ _ _ _ _ _ `ト))\ `¨´,/´ ̄ ヾ `¨´ ) ハ彡'´ . x≦〉 ┌===≠─‐‐≠- .. ヾ彡' } \ ゝ ,∠! / /> 、_, ./ ./ x≦ __ ̄`ヽ//'"´ / ,_彡==‐'"─x ______ { `‐x..//x≦`ヾ'x≦-‐=,r=、} \ /`ヾ、 ∨{( ) ヾソ ノ } ,ヾ,彡'  ̄ ∨、≧≠==‐‐‐彡' i ( _ ,, } / | \ , . `( _ _ ∧r=、| \ / ゝ= _ _ / / \ \ /∧ `! ̄´ ゞ" / . \ | /| {弌 ' ,r'x \ | / ヾ __/ヾソ \..,,r=‐‐ | / / \__/ \==≦ | 代理AA:ホームズ(作品名:名探偵ホームズ) ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラススキル】 ◆気配遮断:B+ サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 元々は猟犬であった為、襲撃に対してこそ優位な補正を得る ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆獣性:B 魔獣適性を持つかどうか。高いほどより強力な魔獣の血統とされる。 死後に神性を付与され天上の星となった結果、スキルとして獲得した。 ◆単独行動:C- マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 ただし、彼自身の意思でマスターから離れての単独行動を嫌う為、マスター不在では行動出来ない。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ◆『主人殺しの愚犬の牙(Fang of Regret)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~100 最大補足:1人 (消費魔力:60) 彼曰く、「大切なモノを噛み殺した、ろくでなしの牙さ」。 マスターと離れ単独行動をしている時のみ使用可能な宝具。 猟犬の本能に身を委ねる事で自身のステータスに補正を得ると共に、人間には不可能な速度で牙撃を放ち敵を討つ。 猟犬という彼の性質上、獣の属性を持つサーヴァントには特に大きなダメージを与えられる。 …だが、宝具発動時に彼には軽度の狂化スキルがかかる。 自身の意思では戦闘を停止する事は出来なくなる他、その場に万が一自らのマスターが現れた場合、彼の牙は優先して 自マスターを襲うだろう。 ◆『主人探しの愚犬の鼻(Nose of Wandering)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0~10000 最大補足:1人 (消費魔力:無し) 彼曰く、「大切なモノは見つけられない、役立たずの鼻さ」。 猟犬としての能力であり、自身のマスターの魔力を覚え込む事で非常に広範囲の中からマスターを 見つけ出す事が可能。 残念ながらマスター以外には応用が効かず、敵陣営の現在位置の取得等は不可能。 その上、逸話を元に具現化した宝具の為、探索対象であるマスターに姿を変える幻惑等の魔術・スキルが かけられていた場合、無効化されてしまう。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【weapon】 自らの爪と牙。 たまにそれらを模した刀剣も使用。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【来歴】 狩りの名手アクタイオンの猟犬。 過ちから主人を殺してしまい、亡き主人を探して天上を駆ける迷い犬。 ある日アクタイオンは、愛犬メランポスと数十匹の猟犬を連れ、獲物を求めて狩りに出かけた。 しかしその日はさっぱり獲物が現れず、アクタイオンは狩りを諦めて帰ることにした。 そんな帰り道の途中、彼は森の泉で水浴びをしている女性にばったり出くわしてしまう。 その女性はあろうことか、月と狩りの女神アルテミスだった。 自分の裸体を見られた事に怒ったアルテミスは、 「私の裸を見たと言いふらせるものなら、言いふらすがいい!」 と言い、アクタイオンに向かって泉の水をはねかける。 その水を浴びたアクタイオンは、なんとみるみるうちに鹿の姿に変えられてしまう。 そこに、獣の匂いを嗅ぎつけたメランポスと猟犬達が集まってくる。 猟犬達は、目の前にいる鹿が自分の主人であるとは気付かずに襲いかかり、アクタイオンを噛み殺してしまった。 獲物を仕留めた猟犬達は、来るはずも無い主人アクタイオンをずっとその場で待ち続けた。 哀れな犬達は、何日も何日も、お腹が空いても、決してその場を離れず待ち続け、やがて衰弱し死んでいった。 メランポスだけは仲間の猟犬達が息を引き取ったのを確認した後、あても無く主人を探し求め、ひっそりと力尽きた。 それらは哀れに思った女神は、メランポスを天に上げ星座にしたという。 メランポスは今も、星空をぐるぐると回りながら、亡き主人を探している。 狩った鹿を見せ、「良くやったね」と、褒めて貰いたいのかもしれない。 ┝━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【聖杯への願い】 【願い】 主人アクタイオンを見つけ出し、鹿を獲った事を褒めてもらう事。 とは言っても、星になった事で、アサシンは自分が鹿になった主人を殺してしまった事には気付いている。 だが、それを認めたくないゆえ、彼は天上の星になっても主人を探して星空を巡る。 絶対に見つからないと、自分でも分かっていながら。 自分が殺した「姿を鹿に変えた主人」の傍で、生きている「狩人である主人」に褒めてもらう事。 聖杯の奇跡でも無ければ、彼の矛盾だらけの願いは叶わない。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【性格】 老成した穏やかな性格。紳士的な態度をとるジェントルマン。 目を離した隙に鹿に変えられた主人の事もあり、マスターとは何かと理由を付けて離れたがらない。 星として空を巡っていたので人間より遥かに年上という事もあり、やたらとマスターや周囲の人間に対して過保護。 孫大好きお爺ちゃんみたいだが、そのテンションで各家の老齢の当主に対してもあたるので面白い。 主人を探してあちこちを旅して回ったので、聖杯から得られた知識を抜きにしても非常に博識。 各国の伝説や神話にも詳しく、スキルにまで昇華されていないものの知恵袋としても役立つ。 ”殺す”事に非常に慎重になっており、無駄な戦闘は極力避ける。 彼が襲撃をかけるのは、その勝利を確信した時のみであり、それさえも少しでもマスターに危険が及ぶなら 勝利目前であったとしても撤退する。 マスターの教育に悪いので汚い手段は使いたがらないが、彼自身には特に忌避感は無いので、必要なら 奇襲でも暗殺でも何でもこなす。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【備考】 主人を探して回ったという捏造逸話から、AAは犬の探偵ホームズ。 (マスターとのお出かけ) 「出掛けるのかい、マスター?」 「ハンカチとティッシュは持ったかい?」 「忘れ物は無い?」 「ああ、そんな薄着じゃダメだ。風邪をひいてしまう」 「ほら、迷子にならないように手を繋いであげよう」 (人質や魂喰いについて) 「あまり気乗りはしないなぁ」 「マスター、小さい頃からそんな事を考えていたら、アルテミスみたいな性悪の喪女になってしまうよ」 「さあ、そんな物騒な事は考えていないでもう寝なさい。湯たんぽを入れておいたから、暖かくしてお眠り」 「…必要なら、私だけがこの手を汚せばいい」 (敵陣営の探索) 「犬も歩けば棒に当たると言うからね」 「ずっとご主人を探して旅してたんだ。こういう事は得意だよ」 「…まあ、結局見付けられなかったんだけどね…」 (願いについて) 「分かっているよ」 「ご主人は死んだ。私が殺したんだ」 「…でも、それでも探したいんだ」 「きっとどこかで、私を待ってくれている気がするんだ」 「会えたら、…謝るよ。許してもらえるか分からないけれど」 「私は…、僕はただ、鹿を獲った事、ご主人に褒めて貰いたかっただけなんだ」 「それだけだったんだ…」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 登場歴 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game【募集鯖】 9代目(茸筍戦争~In to Neokanya~) 1( 715~) 2 3 4 【FGO】幕間の物語Ⅱ【鯖鱒wiki】 バレンタイン短編 ワンチャンとお友達セット( 368~394)
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謎会話中。読むなら上から読んでくださいな。 飛び魚 : 要するに私は意表を突いたのであって、終着点に着いたわけではないんですね。確かに無時間性として考えた場合終着点はないのだから(ry >東風さん 東風 : 残念ながらその考え方は根本的に違っている。何故なら宇宙意思に貴方のマインドが奪われながらダブルニープレスナイトメアをしてしまった後昇龍拳を受けてしまったのでKO負けだからです。俺は何を言いたいんだぜ? >飛び魚さん 飛び魚 : 確かにその考え方も出来るが、個人的には↓\→パンチを永遠と押し続け波動拳を連発した方が、やめろよ立てないじゃんかよ~!的な会話が出ると思う。 >東風さん 東風 : いやいやそこは←→パンチでサイコクラッシャーをした後の投げ技でしょう。サイコ投げ 有名ですね。 >飛び魚さん 飛び魚 : うーん。確かにそうかもしれません。しかし道具の七番目でセレクト、B、Bってやって戦闘にはいって技でセレクトしたら100レベになると思います。 >東風さん 東風 : いや、その考えはおかしい。何故なら道具の七番目でセレクトをした後(ryをしたらコイキングがミュウになるはずだ! >飛び魚さん 飛び魚 : ふふふ。残念ながら売却値を考えるとミュウにした場合一気に1/100に下がりますよ。それなら動摩擦係数μにすれば価値がぐーんと上がりますよ。 >東風さん 東風 : 何ィッ!?だが、宇宙真理に基づきサイキックパワーをMAXにすれば無の境地へたどり着けるのでは? >飛び魚さん 飛び魚 : くっ!私がそんな初歩的なことを見落とすとは!!ことわざであらわせば犬も歩けば棒にあたる、か!! >東風さん 東風 : いいえ、ニュートンも歩けばりんごが落ちるです。 >飛び魚さん 飛び魚 : 実はニュートンは歩けなかったらしいです。つまりリンゴが落ちることはないんですね。300年前一度落ちただけ。後にも先にもこれが最後ですね。 >東風さん 東風 : な、なんだってぇー!? はいいえ(え >飛び魚さん 飛び魚 : ところで今日は寒かったですね。 >東風さん 東風 : ですね >飛び魚さん 飛び魚 : コールドですね >東風さん 東風 : コールドスプレー 中学時代の部活中によく使いました >飛び魚さん 飛び魚 : むしよけスプレーはほとんど使いませんでしたが何度かゴールドスプレーは使いました。 >東風さん 東風 : 間違ってもポケモンでは使わないで下さい 虐待ですよ >飛び魚さん 飛び魚 : ゴールドスプレーは原理がわかりません。ポケモンは金色や銀色が嫌いなんでしょうか? >東風さん 東風 : いいえ、それはトムです。 >飛び魚さん 飛び魚 : トムですか?ボブですか?トムソンガゼルですか?ボブソンガゼルですか? >東風さん 東風 : トムといったらトムハナクソですよ >飛び魚さん 飛び魚 : すこし考えが古いですね。昭和時代にいろいろとふうびしましたが今となってはそれは死語ですよ。 >東風さん 東風 : えぇ 僕は幕末の動乱を駆け抜けた抜刀斎ですから。 >飛び魚さん 飛び魚 : おっ!奇遇ですね。私も幕末を駆け抜けましたよ。あのころはよかったですねぇ。 >東風さん あと念のため言っておきますがバックアップあるんで改変しても何度でも直しますから無駄なことはしないよーにね♪
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条件 level:46 ソルジャーズ:11 体力:10 アイテム 銀の弾丸 褒章 200Exp 512-555Gold 入手アイテム 通称 BOSSデータ エレメンタル・リーダー 敵画像 ステータス 使用スキル task82.jpg HP 1,550,000 イマオキター 攻撃力 41200 ability350.jpg 防御補正(続)+2500固定ダメージ+12000攻撃補正+2300全て命中+2500 命中率 11200 防御力 23200 回避率 42900 スキル発動率 220% スキル削弱率 -120% 怒り軽減率 -220% 攻略 スキル発動率220%、スキル軽減率-220%、怒りの蓄積速度600%、命中33000 スキル:ブンシーンジュツ>ソコマデダー>スプンマゲール>マジネンブツ>キンカーク>チテイジーン>グレンドギャー 敵のスキルを封じて防御をマイナスにする型、勝率は大体5割くらい 怒りの数値はこちらの攻撃が2回当たっても100にならない程度にする 戦利品 名前 パワー スピード ボディ センス 攻撃力 防御力 命中率 回避率 スキル発動率 怒りの蓄積速度 怒りの軽減率 品質 星になれたら ス+94 ボ+94 攻+475 防+188 213 基礎 ボ+84 セ84 攻+424 防+168 193 いのちの浮き ス+91 防+181 回+397 206 カマボコの恨み ス+89 攻+450 命+391 203 カミュ様とわたし ボ+93 防+185 回+406 210 トランプ ボ+93 セ+93 攻+468 210 ひゃー パ+95 ボ+95 攻+478 214 ユンドロロンガー ス+89 攻+450 防+178 203 手のひらの雪 攻+447 防+177 命+388 202 腐乱ダースの犬 パ+82 ス+82 防+163 188 い 犬も歩けば棒にあたる 213 それはまずい セ+98 220 白の絹ごし ス+97 219 黒の絹ごし パ+93 210 赤色の兄 ボ+98 220 緑色の弟 セ+94 213 健康管理シート 回+413 213 名前 パワー スピード ボディ センス 攻撃力 防御力 命中率 回避率 スキル発動率 怒りの蓄積速度 怒りの軽減率 品質 コメント欄 攻略法を教えて下さい!! -- 名無しさん (2012-01-09 12 08 38) 発動220、怒り620、必殺はガシャーン、スキルは分身、ソコマデダー後は1ターン目でガシャーンまで当たるの祈るだけの簡単なお仕事です。ちなみに祈りが足りないと負けます。 -- 名無しさん (2012-01-09 22 26 29) ↑補足、2ターン目にもガシャーンが出ますがこちらはあたらないことを祈ってください。もし当たるとソコマデダーの発動が遅れるので、別途固定ダメで約2万ダメージ当てないと負けます。 -- 名無しさん (2012-01-09 22 41 20) ソコマデダーないと勝てないんですか? -- 名無しさん (2012-01-26 07 31 41) 3コメ目の方がおっしゃっている方法でギリギリ勝てます^^^; 自分は怒り560ですが、ブンシンとソコマデダーは必須です。 -- 名無しさん (2012-01-26 15 19 26) 手のひらの雪(黄) 攻撃力+493 防御力+195 命中率+428 品質 220 -- 名無しさん (2012-05-16 22 10 03) OHENRO!(黄) パワー+76 命中率+333 回避率+333 品質:177 -- 名無しさん (2012-06-01 05 39 35) 氷の涙(紫)スピード+78 ボディ+78 センス+78 スキル発動率+18 -- 名無しさん (2012-09-27 20 54 08) 黒春さん うきうきベスト返してください! -- 名無しさん (2012-09-27 22 58 00) 名前 コメント ▲
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上条当麻「こんだけ暇なのも久し振りだなー。インデックスも今夜は小萌先生ん家で焼肉らしいし、今夜の飯は何にす――」 上条当麻は放課後の校舎を暇潰しがてら歩いていた。 が、曲がり角で何かと衝突した。大した衝撃でも無かった為、かえって何事かと辺りを見回すが、原因は見当たらない。 逢坂大河「……ひとに、ぶつかっておいて、謝ることもできないの……?」 上条はやたらドスの効いた声を聞き、漸く視界の最下方、その更に下から物凄い眼光で睨み付けている少女に気が付いた。 上条「あーはいはい何でまた見るからに噛み付きますよー的な少女と出逢ってんでせうか?やっぱ上条さんには駄フラグ以外は有り得ないのだろうか、いや有り得ない!」 こういった事が日常茶飯事なのか、上条はうんざりだと言わんばかりに喚き散らしていたが、対峙している少女の眼光に更なる鋭さが篭ると、「ひっ」と情けない声を上げながら床に尻餅をついた。 逢坂「……すぐに謝れば、許してあげたけど、そこまでナメた態度を取るのなら、いっぺん…死んでみる…?」 上条「ひっ、何でまた某地獄流しの少女風な事…っつうか死ぬから!木刀は死ぬか―――!」 CAST とある魔術の禁書目録 上条当麻 とらドラ! 逢坂大河
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明らかに普通ではない水色の光に、下から照らされる空間の中。 大気中には魔力とも怨念とも言えぬ、尋常ならざる空気が満ちている。 その『世界』の一点に、水色に溶け込むかのような青に彩られた男が降り立った。 彼の名はクー・フーリン。幼名をセタンタと言う。 数多の伝説を残した英雄であり、第五回聖杯戦争に召還されたサーヴァントである。 「……ツいてる、って言えるのかねぇ。 消えるはずだったのに、気が付けばまた違う殺し合いに参加か。 しかも、聖杯の次は神様直々。確かにオレの望みは死力を尽くした戦いだ。 そういう意味じゃ有り難い……だが、オレの槍を没収するのはどうかと思うんだがな。 神様は聖杯よりも気が利かないってことか?」 彼がまず不満を漏らしたことは、槍を出せないことであった。 木々がぽつりぽつりと存在する荒れた山中に、ただ空しく声が響いていく。 もっとも、彼はそれを誰も聞いていないとは思っていない。 仮にも全知全能の神だ、これくらいは容易く聞き届けていよう。そう思っていた。 英霊とは、数多の時代に召還され座において知識を蓄える存在である。 そして彼の世界にもYHVHと同名の神は存在し、教会などが信仰している。 故に、主催者の名を聞いたことでその正体を自分の知識から導き出していた。 実際には彼の知る神とこの殺し合いを主催した神は別物であり、性質が同一とは言い切れない。 だが、それでもYHVHが絶大な力を持つ神であることには変わらない。 それを踏まえた上での発言。さすがのクー・フーリンと言えど、あまりにも不遜。 クー・フーリンは太陽神ルーの息子にあたる。つまりは半神だ。 その威光は並みの英霊では及ばず、その槍技に及ぶ者は数えるほどしかいない。 しかし、相手は半神たる彼ですら及ばぬ存在である。跪くのが道理のはずだ。 「だいたい、呼び出すなら座から直接呼べばいいだろうに。考えてることがよくわかんねえな。 それとも、サーヴァントとして呼ばれた俺にこそ用があるってことか? ま、いざとなれば本物の神に牙を剥いてみるってのも悪くねぇがよ」 否。 その程度で警戒するクー・フーリンではなかった。 バーサーカーとしての適性も持つクー・フーリンは、戦いとあらば震えはしない。 例えそれが、全世界で信仰を受ける神であろうとだ。 猛りを表情に乗せたまま、彼は共に転送された荷物を探る。 まず取り出したのは一枚の紙――参加者名簿だった。 月明かりを頼りに名を追う中で、その眉が僅かに釣り上がる。 バゼット・フラガ・マクレミッツ。自分の元マスターであり、気に入っていた女。 「同姓同名の別人ってことはねぇか。流石神、と言ってやりたいところだが…… どうやら、確かにサーヴァントとしてのオレ達に用があるらしいな。 ご丁寧にサーヴァントとしてのクラス名が書かれてやがる。 それに、聖杯戦争の関係者もいる……坊主にバゼットまで……何のつもりだ? ま、んなことはキャスター辺りが考えてりゃいいことだけどよ」 それだけ呟いて、彼は思考を切り替えた。 バゼットの名前があったことには驚いたが、悩んで何かが変わるわけでもない。 どんな魔法が絡んでいるかなんてことは、魔女が悩むべきことで彼には関係ない。 どの道、出会った際にどうするかは決まっている…… ランサーとして責務を果たす、今度こそ守りぬくだけだ。 ともかく今必要なのは武器。特に槍だ。 いざとなれば素手でも戦えるが、やはり槍があるのとないのとでは大きな違いがある。 「麗しの若武者さんもいるんだ、槍を競うには事かかねぇだろうしな。 その辺りを考えれば大人しくご要望に応えてやってもいいんだが。 しっかし、あの色男もランサーとして呼び出された経験があるのか……」 感慨に耽りながら中を探る彼の手が探すのは、当然のことながら槍だ。 一応他にも様々な武器を持ってみたことはあるが、どれも槍には遠く及ばない。 影の国で授かったものは伊達ではないのだ。 ――しかし。 「……何にもなしか」 ヒランヤなるものを右手で弄びながら、クー・フーリンは渋い顔で呟いた。 槍どころか、剣も、斧も、棍もない。 元々幸運に自信があるほうではないが、初っ端からこうも蹴躓くとさすがに苛立つ。 舌打ちしながら左拳を近場にあった木に叩き込むと、めきりとそれが軋み、倒れた。 一応ヒランヤはそれなりに有用なアイテムであるが、 白兵戦を好む彼にとって接近戦用の武器が無いことは苦痛極まりない。 「参加している面子は魅力的だが、武器を渡さないとはな。 ……ちょっとばかし、賭けでもしてみるか。 やっこさんに従うか挑戦してみるかどうかは、こいつ次第。 まさに神様の言うとおり、ってな」 そう呟いて、クー・フーリンは指の先を軽く切った。 そのまま流れ出た血で、ベルカナのルーンを小石に刻む。 しばらくして小石は意志を持ったかのごとく弾け、走り始めた。目的は、探索である。 ■ 「……西行妖と同等……いえ、それ以上の力が、この世界に満ちている。 この『世界』と外を私の能力で干渉するのは絶望的……か」 同時刻、少し離れた場所で。 大妖怪八雲紫は、珍しく弱音を吐いていた。 境界を操る能力にも限度がある。なんでもぽんぽんと変えられるわけではない。 どんな力を持てば、これほどまでの事が出来るかは分からない。 だがあれだけの存在なら出来るかもしれないとは、思っていた。 あの存在について知らぬほど、八雲紫は愚かではない。 相手は発声することさえ憚れる、神……いや、この言葉ですら正確ではないだろう。 日本で言われる八百万の神とは、根本的に定義が違う唯一神。 むしろ神と言うより天主と呼ぶのが妥当な絶対的存在だ。 恐らく、幻想郷に来ることは余程のことがない限りないだろうと思うのだが。 「……そういえば、数多の並行世界、次元世界より、と言っていたわね」 そこまで考えて、思い返す。 ということは自分が知るそれではなく、別の世界のそれであるということだろうか。 そんな思考が浮かんでため息を吐く。傍迷惑な唯一神もいるものだ。 まぁあの二柱は二柱でかなり迷惑だけど、と思ったところで。 「お、予想より早く見つかったか。 よお、美人さん。オレはランサーのサーヴァント…… いや、名簿に記されているからには大人しく真名を名乗るべきか。 オレはクー・フーリン。只者じゃねえな、アンタは」 考えは、突如掛けられた声によって打ち切られた。 探索のルーンを使って他の参加者を探していた、半神によって。 男の声がした方向へと、紫は振り向く。 青い神に、赤い目。引き締まった身体から立ち上る気配はまさに猟犬のそれ。 いるだけで空気を凍らせるような気配に、紫は何の興味も恐怖も覚えなかった。 ただ男が名乗った名前に対してのみ、ほんの僅かに表情を変えただけ。 彼女は彼を知っている。いや、正確には『クー・フーリン』を知っている。 紫の住む世界にもケルト神話は存在し、また違う『クー・フーリン』が存在する。 その彼もまた、ケルト神話に謳われる信仰厚い英雄であることは変わらない。 故にその知識から、その実力は警戒すべきものである可能性が高いと彼女は判断した。 「私は八雲紫。結界の管理をやっている、ただのしがない女です」 「抜かせ。一目見たときから、テメエは人間じゃねえと分かったぜ」 「あら。 私は人間ではない、とは一言も言っていないのだけど」 「あいにく、言葉遊びに付き合うのは趣味じゃねえ。 化け物については怪物退治をやって見慣れてるんでな。 テメエから感じる気配は、間違いなく相当な年月を生きた古株のそれだ」 人を喰ったような態度を取る紫に、面倒臭そうな表情でクー・フーリンは返す。 丁寧なようでその実、人を馬鹿にしている態度。言葉の節々から溢れ出る胡散臭さ。 彼はいい女を好むが、とりあえず紫が好みのタイプでないことだけは確実だった。 「人間と妖怪の境界なんて、簡単にあやふやにできるものよ。 そうでしょう、人間でも神である英雄さん?」 「言葉遊びに付き合うのは趣味じゃねえと言ったはずだぜ。ま、それはともかく。 オレもツキに自信はないが、そっちも運がいいほうじゃねえな。 いやまぁ、こんなモンに呼び出された時点でツいてなんかねぇが」 「と、いうと?」 「なに、単純な話だ。ちょいとばかし賭けてたのさ。 最初に出会った奴が、力を持たない奴ならそいつを連れて神に挑む。 力を持つ相手ならば――そいつに挑むってな」 そう言い切ると共に、素手で構えるクー・フーリン。 それに、呆れたような表情を紫は見せた。 「……クー・フーリンは、槍技を謳われている英雄だと聞いているのだけれど」 「あいにく、まともな武器がなかったんでな。 だが、槍がないと戦えないってわけじゃない。 全力を出せないなら、出せる限りで死力を尽くすだけだ」 「愚かね。 最後の一人になるのを狙うにせよ、生き残りたいなら最初は力を温存するのが合理的でしょう」 「あいにく、オレの望みは勝ち残ることじゃねえ――死力を尽くした戦いだ。 二度目……いや三度目か? そんな生に執着するのは趣味じゃねえんだよ。 見た感じ武器を持って戦うってタイプには見えねえが……もし得物があるってんなら出しな。 挨拶もせずに殺り合うってのも、オレの趣味じゃねえしな」 「得物? そうね。 強いて言えば――美しき幻想の境界かしら?」 その言葉と共に、つう、と指で虚空に線を引く紫。 瞬間――刻まれた線から針のような弾丸が機銃掃射のごとく撃ち出された。 普段の事変解決の時と違って威力をセーブしていない結界針が、十重二十重に走る。 機銃掃射の連射量と速度を持つそれは、銃弾よりも重い威力を持って敵へと向かう。 それが命中すれば、人体など容易く挽肉に変えるだろう。 しかし。 「――バカが!!!」 相対するクー・フーリンもまた、機銃掃射程度で怯む者ではない。 虚空にルーンを刻み、避けることさえなくその場で針弾を迎え撃った。 多種多様なルーンは空間を舐めつくし、針穴ほどの隙も見せてはいない。 故に、針が通らずに地に落ちていくは道理というもの。 一つも通らずに叩き落される針弾。それを見て、ぴくりと紫の眉根が上がる。 「いくらなんでも舐めすぎだぜ。 テメエの本気、こんなもんじゃねえはずだが」 「そう。 ……では、黒死を告げる蝶はどうでしょう?」 紫の腕が、指揮するかのように動く。 とたん――クー・フーリンの周囲を、淡く輝く蝶弾が取り囲んだ。 それを見て、包囲された当人はにやりと笑い、 「――甘えんだよ!」 ほんの僅か、指先を動かしただけで迫り来る蝶弾を落としていく。 クー・フーリンの本分は、ルーンを使う魔法戦士としての姿にある。 彼は白兵戦を好むためめったに日の目を見ないが…… 流石に槍を手放した状態では、ルーンをフル活用して戦うしかない。 加護を刻んだ拳で叩き落し、上半身を振って迫り来る蝶弾を避ける。 様々な原初のルーンが守り、凍らせ、無効化する。 だが、ただ一つ、足だけは動いていない。 「先ほどから少しも足を動かしていないようだけれど、縛りでもあるのかしら?」 「は。そっちは動いてねえってのにこっちだけ動けってか? そりゃ、調子に乗りすぎだ。自分を縛ってるのはテメエだろう」 紫の声に返ってきたのは、そんな言葉。 貴様は本気を出していない、だからこちらも本気は出さん。そうクー・フーリンは言った。 気に入らないのだ、底を出さずにこちらの底だけを見ようとする紫の考えが。 拳が走る。かつて番犬を絞め殺した剛腕が、迫り来る蝶弾を叩き落していく。 同時に刻まれたアンサスが炎の壁を生み出し、上空から迫る弾を燃やし尽くす。 背中へ走る蝶弾も、先んじて空中に刻まれていたアルギズとぶつかり合い消滅。 更に弾幕を撃とうとする紫に、クー・フーリンは声を掛けて制止する。 「やめとけやめとけ。どうやら対魔力が通じない類の射撃らしいが…… 生まれつきでな、見えてる相手からの飛び道具は俺に効かねえ。 よっぽどのモノじゃない限り、このオレには当たらねえよ――それで、だ。 いい加減、おまえの本当の芸を見せろ。こんな遊戯用のものじゃなくな」 「それはご心配なく。 今、貴方の後ろで見せているところですから」 「なに? ……うぉっ!?」 とっさに屈みこむクー・フーリン。 虚空から現れた何かが、先ほどまでその後頭部があった場所を掠める。 だが、彼の動体視力は確かに捉えていた。紫の腕が、何も無い虚空から生えていたのを。 (少なくともこの程度の距離ならば問題はないようね。 どこまで行けるかは試してみないと分からないけれど……) 冷静に思考を回転させながらも、再び腕を伸ばす。 そう。 見えている飛び道具が当たらないのなら、見えないところから撃てばいいだけの話。 伸ばした腕は肘から先だけ転移し、相手の足へ撃ち込もうとして…… それより速く、クー・フーリンは紫の視界から消えていた。 「それがおまえの能力か。ようやく底を見せ始めたな。 ……なら、こっちもそれなりの技で行かせてもらうぜ!」 響いた声に顔を上げる。今まで不動だった、クー・フーリンの足が動いている。 一瞬にして跳んだ彼は、既に紫の真上、その目前に現れていて。 (速い!) 「そぉら!!!」 上から、錘のような飛び蹴りを叩き込んでいた。だが、それは届かない。 硝子に亀裂が入るような音を立てながらも、紫が展開した結界が止めている。 ほんの一瞬だけ、互いの視線が交差した。 「ふん、防御されたか……おっと!」 呟きながら後ろに跳ねる彼の後ろから、後頭部目掛けて紫の腕が伸びる。 そうして至近距離で撃ち込まれた結界針を、とっさに首を曲げることで彼は避けた。 更に、後ろを見ずに盲でその腕へ裏拳を叩き込む。当たった感触は無い。 舌打ちをして着地するその背中へ、地面から走るレーザー。 それが命中しようとした瞬間に、身体ごと回転させることでかわす。 そのままの勢いでクー・フーリンは紫の真正面へと跳び、その拳を突き出した。 ため息を吐きながらも紫は結界を張り直し、それを防ぐ。 ルーンで強化された拳と結界が軋みを上げる中、彼女は口を開いた。 「ずいぶんと速いようね?」 「そりゃ当然。猛犬の異名は伊達じゃねえよ。 それより、テメエの後ろにある妙な空間……それがおまえの手品の正体か?」 「……さぁ、どうかしら?」 「そうかい!」 そのまま、クー・フーリンは一歩踏み込んだ。勢いを増した拳が、結界を叩き割る。 いかに結界といえど、所詮は急ごしらえのもの。頼りになるとは本人も思っていない。 同時に、紫は後ろへ――スキマへと飛び込み、消えた。 「むっ!?」 「全身移動も問題なし、と」 その後ろから、気楽そうな声と共に色とりどりの弾丸が撃ち込まれる。 それでも、クー・フーリンは臆さない。下がらない。 無数の弾丸を避け、拳で弾き、ルーンで防ぎながら接近してくる。 ……実を言うと、声色ほど紫に余裕はない。 本来ならもっと早く境界を繋げられる予定だったのが、予想以上に時間が掛かったのだ。 故に、クー・フーリンに作成中のスキマを見られるという、醜態。 (四肢だけならともかく全身丸ごと移動させるほどのスキマを作るのは、やっぱり手間が掛かるわね…… 文字通りの異界で境界を引き直すのは相当な手間。戦闘で活用するには相応の手順が必要か) げに恐ろしきは、そこまで力で満ちているこの空間か。 この密度をこの広さ全てで保っているなど、紫には正直信じがたいことだった。 とはいえ、今はのんびりと考え込んでいる場合ではない。 十近いレーザーを地面や虚空から放ち、一時的に空間を区切ることで相手の足を止める。 とはいえ、彼の速さならば止められてせいぜい数秒といったところか。 今までとは、違う武器が要る。生半可な体術が通じる相手ではない。 飛び道具では見られた瞬間に用を成さなくなる。ならば。 「ついでに試してみようかしら」 厭味な調子の声を漏らして、腕を振る。 最後のレーザーを彼が掻い潜った瞬間、また境界を歪ませる。 死角から後頭部へと襲う右腕。ただし、先ほどまでとは大きな違いがあった。 「……ちぃ!!」 今までのように、撃ってこない。代わりにその腕には、武器がある。 パターンが変わったことにクー・フーリンは多少驚きながら……それでも、避けた。 だが、打突を避けただけでは避けたことにはならない。なぜなら、突き出されてきたのは槍。 そのリーチは生半可なものではなく、またそれはただ突かれるだけの物ではない。 当然、避けた頭を追うかのように払いが来るし、それは彼にもわかっている。 素早くアルギズを刻み、盾としながらも横へ跳ぶ。 だが、突き進んできた槍はアルギズの防護を容易く貫いていた。 「中々いい槍だ。羨ましいねぇ」 飄々と漏らす、クー・フーリン。 姿勢を直しながら声を上げたその顔には、一筋切り傷が残っている。 紫はその成果に満足しつつ、優雅に腕を戻して。 「私には似合わないと思っていたけれど、意外と相性が……!?」 槍に刻まれていたものに、声を詰まらせた。 そこにあるのは、スキマに戻る一瞬の隙に刻まれたアンサスのルーン。 まるでガソリンに濡れているかのごとく、槍から炎が吹き出す。 槍そのものは燃えずとも、その炎が紫の腕を舐めようとした瞬間…… 槍は紫自身の手によって地面へと叩きつけていた。 槍は地面に刺さり、そこに刻まれていたもアンサスも地中へと隠される。 いくら紫と言えど、魔力に満ちている原初のルーンそのものを消すのは少々骨だ。 よって熱く滾るアンサスは、槍ごと地中に突き刺し出火しないように物理的に抑えこむ。 いかに原初のルーンといえど、酸素がない状況では生み出した炎もすぐに消える。 あとはルーンの魔力が切れるのを待てばいいだけの話だ。 ……逆に言えば、それまで槍を地中に埋めっぱなしにするしかないということだが。 「……解せんな」 相手の武器を封じ、好機とも言える状況に、しかし。 クー・フーリンは襲い掛かることなく、ただぽつりと声を漏らした。 「弾を撃つのは、貴様が主とする能力ではないな。恐らく主軸となるのは空間操作の方だ。 だがその能力ならば、生き残るために効率が良いのは闇討ちだろう。 どこかに潜みつつ、相手を排除する。それなのになぜ姿を晒して突っ立っていた? わざわざ姿を現している必要は無いし、それが分からないわけでもあるまい」 今までの粗野な口調とは違い、問い詰めるような様子の言葉。 彼は戦いを好む根っからの戦士ではあるが、馬鹿ではない。 寧ろ戦士であるからこそ、冷静に戦況を考えることが出来る。 その言葉に、紫はスキマを展開してそれにのんびりと腰掛けた。 まるで、知己と話しているがごとく。 脇ではアンサスが断末魔を上げているかのように、チロチロと地中から炎を噴いている。 「んー、まぁ、空間操作だけではないのだけれど。 そもそも、私が生き残るだけではあまりいい状況とは言えないのよ。 そうね……博麗霊夢と東風谷早苗。少なくともこの二人は無事に帰したいところね。 霊夢が死ぬと新しい巫女を準備しないといけないから面倒だし、風祝を帰せば恩が売れるから。 しょっちゅう問題を起こして困っていたところだし」 「だから隙だらけで突っ立ってなんとかしてくれそうな仲間を探してた、ってか? 残念だがむしろ興味が沸いたぜ。その二人はどんな力を持っているかとな」 「そう。興味が沸いてよかったわ」 「……なに?」 紫の言葉が理解できず、眉を吊り上げるクー・フーリン。 その目前に、彼女が投げた槍が突き刺さった。 「おい、何のつもりだ?」 「単純な話よ。 私はこの槍を差し上げる、貴方は私の言うことを聞く。 喉から手が出るほど、これが欲しいのでしょう?」 「む……」 突如の提案に、喉を詰まらせる。 確かにその通りであって、クー・フーリンは喉が出るほど槍が欲しい。 この槍はゲイボルクではないが、相当な業物であるのが分かる。 分かるが。 「悪いがお断りだ。 テメエみたいな胡散臭い女に絶対服従だなんてのはな」 それでも、彼は断った。側に突き立った槍に、まったく腕を伸ばさずに。 その理由として牛程度で戦争を吹っかけてきた我侭女王や、 自分を散々弄んだマーボー神父があったのは疑いようがない。 断ったからには槍を拾おうとしない辺り、つくづく律儀な性格であるが。 「別に、絶対服従でなくてもいいわ。 こちらがあげるものは一つだけなのだから、やってくれることも一つだけで構わない。 私の知人を見つけたら手を出さない、程度で十分よ。 他の知り合いは霧雨魔理沙に、アリス・マーガトロイドに、パチュ……」 「待てよ、正気か? 仮にオレがその契約に従うとしてもだ。 その契約の内容に、貴様に手を出さないというのがねえだろ。 オレがこの槍を使ってテメエを殺しても、文句は言えないってことになるが」 「それはご心配なく。私は九尾の狐を従えている身。 ただの狗から逃げることなんて簡単ですから」 瞬間、空気が凍りついた。 嘲る様な紫の声ではなく、クー・フーリンの殺気によって。 紫の返答に、クー・フーリンは地面に突き立っていた槍を抜き放つ。 それは契約に応じる意思表示であると共に――紛れもない殺害の意志表示でもある。 「狗と言ったか、ユカリ」 「間違いなく言いました。 少なくとも、今の貴方は大いなる神の言いなりに動くただの狗ですし」 戦場の鴉を全て射殺すかのような鋭い視線で、クー・フーリンは紫を睨みつけた。 槍――ホーリーランスの先には既に彼の手により、数多のルーンが刻み込まれている。 ホーリーランスは、使用者の魔力を向上させる聖槍。 そして彼の真髄は、ルーンを使いこなす魔法戦士としての姿にある。 かの魔槍に及ばぬとはいえ、魔術的な措置による聖槍の強化は十分に可能だ。 紛れもない必殺の意志。 そんな状況にあってなお、紫は腰掛けたまま、余裕の態度を崩さない。 「いきなりで悪いが、この槍はすぐに返す。 ……オレがゲイボルクをどう扱ったかは知っているな?」 「もちろん。ケルト神話はそれなりに聞き及んでいます――貴方の末路もね」 「よく言った。ならばオマエが先に逝け」 その言葉を残して、クー・フーリンは大きく後退した。 逃げたわけではないし、紫も逃げたとは思っていない。 必殺の意志を示したからには、間違いなくその行動も必殺。 ――だからこそ、表面上は余裕を取り繕いつつもその実色々と仕込んでいる。 「行くぞ。この一撃、手向けとして受け取るがいい――!」 後退したクー・フーリンが、再び疾走する。 槍を手にした重みを感じさせず、それどころか先ほどより遥かに速い速度で迫り――跳んだ。 数十メートルの助走をつけて宙へと跳んだその姿は、中空で腕を引き絞り、ホーリーランスを『なげる』――! 『刺し穿つ死翔の槍』に遠く及ばぬとはいえ、それでも音速は容易く超えた槍が迫る。 紫の準備はできている。否、彼と喋っているうちから準備していた。 敵の最大の一撃が放たれるとわかっているのに、手放しで待つほど紫に余裕はない。 避ける余裕もない。銃弾なぞ及びも付かない速さで放たれた槍。そして、それに刻まれた無数のルーン。 ただ転移するだけでは、その前に衝撃波が周囲の空間ごと抉っていくだろう。 故に、手を翳す。 二つの結界を目前に展開し、クー・フーリンの一撃を防ぐ。 スペルカードとして弾を防ぐために生み出されたものではなく、 実戦のためルールに囚われず生み出されたそれが放たれた槍を遮る! ……だが、それもほんの二秒。 クー・フーリンが地面に落着したのが合図だったかのように、 聖槍を叩きつけられた結界は、その衝撃に亀裂を走らせ始めた。 ――当然だ。 結界を維持しつつ他に能力を割いているのだから、防ぎきれないに決まっている。 いや、そもそも――紫に防ぐ気など、ない。 「伝説は謳っているわ。王者の槍は――」 どこまでも優雅に、どこまでも涼しい声で放たれた言葉と共にスキマが開く。 時間を稼ぎ、軌道を見極めた上で槍を飲み込むかのように境界が歪む。 ――そう。結界の役割は時間稼ぎだけ。 槍の軌道を見極め、その軌道とクー・フーリンの背後を繋げる時間さえ生み出せれば……それで十分! 「――王に当たると!」 結界が硝子のように砕け落ちると同時に、槍が転移する。 それは速度を落としながらも地面に降り立っていた持ち主の背後へと襲い掛かり、 「は、大方こんなことだろうと思ってたぜ。だがな」 その周囲に展開されていた、ルーンによる結界によって止められていた。 「確かにこの槍は大したモンだが……王者の槍には遠く及びやしねぇよ」 止まった槍を掴むこともなく、俯いたまま静かにクー・フーリンは言う。 もし『刺し穿つ死翔の槍』が跳ね返されたならば、彼と言えども防げなかっただろう。 そもそも、現実に英雄クー・フーリンはそうして死んでいる。 だが、投擲したのはあくまでルーンで強化したに過ぎないホーリーランス。 況してや、その威力は紫の結界で抑えられている。 十八のルーン全てを刻んだ結界は、上級宝具の一撃をも耐え抜くのだ。 この程度の一撃、六つルーンを刻めば防ぎきれる。 「オレの王者の槍はゲイボルクだけだ。 ま、この様子だとそれを見越してたのかもしれねえが」 次の言葉はやれやれ、と肩を竦めながらのものだった。 それに答える者はいない。ただ地に落ちた聖槍がからんと音を立てるだけ。 紫がいた場所には彼女が作ったスキマだけが残っており……それも、すぐに消えた。 「成程。 結界で時間を稼いでいたのはこの槍を跳ね返すだけではなく、逃げるための準備をもするためだったか。 衝突による閃光と轟音で五感を遮り、槍を跳ね返して注意を逸らす。 道理でわざわざオレを挑発して大技を誘ったってわけだ」 フン、と鼻を鳴らしている顔は苦い。 彼の支給品に槍はなく、紫もさっさと逃げることを最優先にしていた。 今のは所詮互いに全力を出せずに終わった戦いでしかない。 強いて言えばスポーツ、あるいは挨拶代わりといったところか。 もっとも、そんな戦いでも一つだけ分かったことがクー・フーリンにはある。 あの女は、気に食わない。 「そしてしっかりこの槍はオレに押し付ける、と。 あーやだやだ、胡散臭さが匂いになって染み付いちまう。 さっさと次の相手かいい女を捜すとしますかね」 そうぼやいて、クー・フーリンはホーリーランスを拾い上げる。 ほとんど押し付けられたに近い口約束だが、それでも誓いは誓い。 槍を受け取った以上、それを破るという選択肢は彼には存在しない。 拾い上げた槍の感触を確かめるかのように素振りをする様子に、疲労の色はほとんどない。 元々、彼は生き残ることに特化しているサーヴァントだ。 宝具を始めとして、彼の戦闘方法は基本的に燃費がいい。 この程度の攻防ですらそれほど消耗しているわけではないし…… それに、彼にはヒランヤなるものが複数支給されていた。 なんでも、使用するとHPとMPを少しずつ回復する、らしい。 現界し続けられる程度に魔力も供給されているし、補給は大丈夫だろう。 「確かHPが体力、MPが魔力だったか? しっかし、こんな知識まで対応してるとはすげえな聖杯は。 唯一神様も見習って欲しいもんだぜ」 聖杯戦争に「ランサー」として召還された時に得た知識を思い出しつつ、一人ごちる。 一応神の命令に従ってはいるが、その態度はどこまでも不遜だった。 「せめてユカリの知人とやらはいい女だといいんだが。 ま、適当に歩けば誰かにはぶち当たるさ。 この調子だと結構な奴が揃ってるようだし楽しめるだろ」 その言葉を残して、半神は再び歩き出す。 マスターを見つけたら今度こそ役目を果たさないとな、などと呟きながら。 【C-Ⅰ・山/1日目・深夜】 【ランサー(クー・フーリン)@Fateシリーズ】 【状態】:疲労(小)、魔力消費(小) 【装備】:ホーリーランス@FF6 【道具】:基本支給品 不明支給品0~2(白兵戦用の武器なし)、ヒランヤ×3@真・女神転生Ⅰ Ⅱ 【思考・状況】基本:強い奴と戦いたい 1.ゲイボルクと強い相手を探す。 2.バゼットを見つけたら、守りきる。 3.いい女を見つける。 4.まあ、ユカリの知人も探してやるか…… ■ なんとか逃げ切った紫は、疲れたようにため息を吐いた。 彼女が移動したのは僅か二十メートル程度。だが、身を隠すには十分に足る。 紫達が戦っていたのは山の上。そして、移動した方向は地下。 要するにあらかじめ発見しておいた、地下に走る洞窟へと逃げ込んだのだ。 クー・フーリンが来た方角から考えるに、この洞窟についてはまだ見ていないはず。 故に、気付かれることはない。 「なんとかして、彼を説得できれば戦力になるのだけど。 ゲイボルクを手に入れれば味方に引き込めるかしら?」 頭を捻る。 彼の目的はあくまで戦いであって殺しではないと紫は思ったし、それで正解だ。 そういう意味では、幻想郷の住人となんら変わらない。 もっとも、彼は決着を付ける手段として殺しが前提である、という点で絶望的な差異があるが。 例え友でも我が子でも、敵に回ったのならば自らの情を切り詰めて殺すのがクー・フーリンである。 頭が悪いというわけでもないから、軽い詭弁では逆に斬り捨てられるだけだろう。 「……まあ、今考えるべきなのはここから身体を出すことね」 はぁ、と再びため息。 そう、洞窟に逃げ込んだのだが……少しばかり、目測を誤ったらしい。 紫の身体は、天井から上半身だけ逆さまに宙吊りになっているという奇妙な形だった。 下半身は天井に埋まっている。綺麗に。 要するに、いしのなかにいる。 【B-Ⅰ・地下洞穴内/1日目・深夜】 【八雲紫@東方project】 【状態】:疲労(小) 【装備】:なし 【道具】:支給品 不明支給品0~2 【思考・状況】基本:神を出し抜いて、知り合いと脱出 1.ここから出たい。 【ホーリーランス@FF6】 高い攻撃力を持ち、装備すると魔力が上昇する槍。 攻撃するとたまにホーリーが追加で発生する。 【ヒランヤ×3@真・女神転生Ⅰ Ⅱ】 HPとMPを少し回復するアイテム。
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842 :THE 匿名 ◆nKSGX4wf8Y:2011/04/22(金) 22 48 01 ID hUAZKyIA0 明日どっか行ってみるか 843 :量産型匿名 ◆nKSGX4wf8Y:2011/04/22(金) 22 49 14 ID xIEe7sgE0 匿名が歩けば↓ 844 :紅:2011/04/22(金) 22 51 27 ID 9Dyfp7aU0 予備校が儲かる 845 :量産型匿名 ◆nKSGX4wf8Y:2011/04/22(金) 23 04 30 ID yi6b.5Bo0 844 匿名なんかが通ったら予備校の評判が悪くなるだろ 848 :THE 匿名 ◆nKSGX4wf8Y:2011/04/22(金) 23 07 43 ID hUAZKyIA0 酷いな
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P-SPEC Vol3で酒井氏がPSOの世界観について言及していたのでスレより抜粋 参考:【PSO2】宇野のシナリオに物申すスレ69【涼野遊平】 103 名前:96[sage] 投稿日:2014/06/16(月) 10 29 28.67 ID do1xBYJC [1/2] つーわけで、P-SPEC Vol3 酒井コメントの写し P-SPEC Vol3 酒井コメント 設定とゲームのフクザツなアレコレ 実は、初代『PSO』には世界設定というものがほとんど存在せず、 シナリオ設定以外の多くは、酒井が公式サイトを作製する際に後付けで考えたものです。 (キャストの人工皮膚禁止、という設定やフォトンブラストの設定は酒井作でした。) 実際『PSO』のシナリオは完成数ヶ月前に急きょ入ったものですし、 データを作るデザイナーサイドは、ほとんど行き当たりバッタリで作っていたのでした。 逆に、こんな世界観適当でよかったの?と思っていたので、 『PSU』ではしっかり作りたい、という欲求があって3惑星ともに結構厳密な設定を先に作り、 あのような形になりました。しかし、それは逆に自分たちに枷をはめてしまう部分もありました。 エネミーの縛りや、フィールド同士のつながり、名称の問題と、設定由来の様々な問題がありました。 この経験もあり、設定にこだわりすぎるのは、 ゲームとして面白さを欠いてしまう場合もあるな、と反省した部分がありました。 『PSU』のネーミングにおいては、「地球ではない太陽系の話なんだから、地球の言葉を使わないように」と、 地球の動植物、ことわざなどのネーミングは意図的に使わない、というシバリをつけていました。 ●●ベアなどの地球の動物を表す言葉はNG。「犬も歩けば棒に当たる」ちかもNGという感じで。 その結果、惑星ごとに語感を変えるあのネーミングに行きついたのです。 そんな中でも、実際に使うのは日本語であるのに、どうやっても英語が入ってしまったりすることもあって 基準があやふやになり、特に武器については、武器種を表す言葉がついてしまうために、 上位の武器なのに強さが理解しにくくなってしまいました。 結果として「わかりにくい」とのご意見をいただき、上手く使いきれませんでした。 初代『PSO』では、その縛りがなく自由につけられていて、その分バリエーションができていたのではと感じます。 で、『PSO2』では必要以上に縛らない事にしました。 エネミーの名前はほとんど酒井の方でつけてますが、日本語はいろいろな言語を自由に混ぜることができるので、 いろいろな言葉から語感の良いものを取ってネーミングしています。 作り手のこだわり、というものも大事ではありますが、結局自己満足になったり枷になったりする部分もあります。 世界観が・・・と気にする方には不評を買う部分もあるかもしれませんが、オンラインゲームというものは、 ある程度の世界観に加えて、コラボなどの色々な要素を含めたごった煮感を楽しむものだと酒井は考えています。 実際の世界がそんな何でもアリの世界観なのに、逆に自分たちの作った世界にこだわって、 そこから逸脱しないように、と縛り付けるとユーザーの皆さんの楽しみも奪いかねません。 ファンタジー世界では破綻してしまいかねない様々なコラボも、 SFである『PSO2』の世界観は多くのものを内包することができるので、非常にありがたいです。 ただ、『PSO2』は、初期において設定を明確にしなかったのが反省点の一つです。 ストーリー上で謎の部分が多かったこともあり、 その辺りが曖昧だったために世界観を提示し切れていませんでした。 ある程度ストーリーにもキリがついてきたので、今後については、どんどん出していければと思います。 イベントクロニクルもできて、よりストーリーのつながりもわかりやすくなりますしね。 とりあえず、設定資料集も出したいので、出版社の皆様よろしくお願いします。 これからも「世界観とは・・・?」と言われても、 『SPO2』は『PSO2』にしかできないものを作り出していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 この内容に対しては当然スレから相当の突っ込みを受けることに。 イチイチ書いていてはキリがないがざっくり紹介すれば PSOが急ごしらえでも評価されたのは、それだけシナリオの骨子がしっかりしていたから。 別惑星と言っても「地球と似た生物がいます、似たような思想、文字言葉があります」で、地球の言葉をまんまつかえた。 「必要以上に縛る」以前に「必要最低限すらない」。 などなど コメントページの参照 名前
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恋の横槍 『恋の横槍』 はじまり その1 良く晴れた日の昼休み、他愛の無い雑談をしている生徒達、その中に彼を含めた三人の男子学生の姿があった。 彼らは今年入学した一年生でこの学園で知り合った間柄だが今ではすっかり意気投合している。 当初はとても仲良く、などとなるような出会いではなかった。 入学式の日、メガネを掛けた背の高い生徒と大雑把に制服を羽織った体格の良い生徒が廊下でぶつかり、言い争いになっていた。 そこに突然、飛び込んできたのがもう一人のとても背の小さな生徒だった。 言い争っている二人の話も聞かず、喧嘩をしているならジャンケンで勝負を付けたら?と勝手に提案、 調子を狂わせながらもこの場をさっさと済ませようと両者の意見が一致し、ジャンケンをする。 じゃんけん ぽん 二人の出した手は互いにパー、引き分けだ。 しかしそこにはもう一つの手があった、チョキを出した小さな手。 勝った勝ったと無邪気な笑顔で喜ぶ姿に二人は唖然としている。 少しの間、ぴょんぴょんと跳ね回るとくるりと振り返り二人に近寄る。 「ぼくが勝ったから喧嘩はもうおしまい」 二人の開いたままの手を取るとそのまま自分の手を重ねて握手をさせる。 場の空気は完全に壊され、言い争いのことなどどうでもよくなっていた。 それからというもの、この三人で一緒に居ることが当たり前のようになっていた。 はじまり その2 屋上で昼食を食べる三人の耳に大声が入ってきた。どこかで揉め事があったらしい 「しっかし、近頃はどこも賑やかだな」「あぁ、学園祭が終ってから特にな」 二人の会話を聞いているのかいないのか、小さな生徒は自分のお弁当をぱくぱくと頬張っている。 メガネを掛けた生徒は学級委員という立場上、生徒会から、体格の良い生徒は校舎の裏手にある溜まり場で噂を聞いていた。 なんでも生徒会と番長グループと言われているこの学園の二大勢力が一人の女生徒を巡って争っているという。 正確にはいつ起こってもおかしくない状況、だそうだ。それほどまでに両勢力の間にはピリピリとした空気が漂っている。 応援はしたいのだが争いの原因は人の恋路、下手に気をかけるのも如何なものか。 それに片方に加担しようものならもう片方に目を付けられてしまう。 それぞれの勢力に通じているこの三人にとっては面倒なことになりかねない。 そんな話をしているとお弁当を食べ終わった彼が口を挟む。 「じゃあさ、ぼくがその人に告白したらどうなるかな」 は? 間髪居れず同時に声が出る。 当然の反応だ、片方に肩入れするだけでも問題になると話しているのに両方に喧嘩を売ろうというのだから。 だが二人はやれやれというように溜め息しか出なかった、彼の突拍子も無い行動は二人にとってもいつものことだからだ。 どうにか思い直させようと説得を試みるが彼は二人の話も聞かずに屋上から駆け足で立ち去ってしまう。 どうする?どうしようもない。まぁわんこだしな。いつものことだろう。 苦笑しながら弁当をしまい、ゴミをまとめながら自分達も教室に戻ろうと立ち上がる。 するとついさっき勢い良く走って行ったはずの彼の姿があった。 辺りをきょろきょろしてから二人に気づくと階段を上がり駆け寄ってくる。 「さっきの話の人、教室どこ?」 またも苦笑いする二人。体格の良い生徒が彼の後ろ首を掴み持ち上げる。 気が向いたら教えてやるよ。首輪を付けて繋いでおくしかないな。 そんな談笑をしながら自分達の教室へ戻っていく三人。 犬も歩けば棒に当る、ということわざがある。 これは自ら棒にぶつかりに行く一匹の子犬の話、さて、どんな物語になるのか。