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人間という名の獣 「本当、唐突過ぎて意味がわからないんだよな」 この会場に呼ばれたものなら殆どの人間がこぼすだろう感想。 当たり前すぎて、言う意味も見失うくらいの台詞だが男は口に出す。 それは状況についてもだったが、本人の元居た環境に起因する要素もあった。 「デッキは、ちゃんとある……つまり、何?これはライダーバトルの延長だっていうの?」 そんなわけあるか、と一蹴する。 適当に想像したことをそのまま喋っただけで乾いた笑いが出た。 我ながらくだらない。 男の名前は北岡秀一。 仕立ての良いダブルのスーツを着こなし、自他共に認める端正な顔立ちを持ち、明晰な頭脳と達者な口先を職業に昇華させた自称『スーパー弁護士』だ。 クロをシロに変える、圧倒的な自信と傲慢を内包する誰もが羨む彼は、誰もが、彼の秘書たる由良吾郎以外が知りえぬ不治の病を抱えている。 しかし彼は死の恐怖に怯えるわけでも、神に祈るわけでもない。 現代の医学ではどうすることも出来ぬ病を克服するため、いや己の欲望を究極的に満たすために。 ある、『願い』を賭けた闘いに身を投じていた。 それが先ほど北岡の言った『ライダーバトル』という単語の正体である。 神崎士郎が開いた、『願い』を持つ者達の闘い。 ライダーデッキとミラーモンスター、神崎士郎とその妹神崎優衣がミラーワールドに見出し、神崎士郎が確立させたシステム。 ミラーワールドは鏡のなかの世界。 現実世界をそっくりそのまま反転させた、生物が存在しない隔離された場所だ。 そこに住まうのはミラーモンスターのみ、通常の人間は数分と経たないうちに存在そのものが砂のように消えてしまう。 ライダーシステムとはその鏡の世界と鏡のモンスターを利用したものだ。 デッキを携え、ミラーモンスターと契約した時点から最後の一人になるまで決して本人の意思では離脱することの出来ない戦いが始まる。 それが仮面ライダー、彼らは北岡と同じく後の無い『願い』のために人を傷つける選択をした人間たちだ。 例え、闘いのさなかで願いがかなっても、モンスターは契約者に力の対価を求める。 人間、ないしミラーモンスターを餌として自分の契約モンスターに与えねば自身がそのモンスターの糧になる。 そうして最後に残ったライダーが『願い』を叶える権利を手に入れるのだ。 現在、この孤島で強いられている状況とさして変わりはない。 いや、大きく違う、やはり大違いだ。 生き残りをかけて争うのは百歩譲ってよしとしよう。 しかしそこにライダーではない人間、あまつさえヒグマが混入するのは。 加えて手に入るのは普段約束されて当然の生存権利、途方のない『願い』を叶えてくれることもない。 「……考えてもしょうがないかもね」 正直他者を手に掛けるのは気が進まない。 北岡はスーパー弁護士でありどこぞのエクストリーム殺人鬼ではないのだ。 かと言って、誰も傷つけたくないと宣うほど北岡は甘くはない。 襲われれば勿論武力でもって退ける。最悪殺害もやむを得ない。 現状できることは、死なないように動くことだけだ。 多いとは言えぬ余命をこんな催しに費やすことになるとは、己の不運を嘆きながら歩み出す。 犬も歩けば棒に当たる。 北岡も歩けば、蛇に当たる。 熊と化した蛇と、北岡は目が合ってしまった。 「会いたかったぜ……北岡ァ!!」 「新しいライダー……?それに、その声浅倉か?まさかお前が仮面ライダーだったとはね……」 マッシブでワイルドな体つきの見慣れぬ仮面ライダーの正体に戸惑う北岡。 どこぞのエクストリーム殺人鬼こと浅倉威、苛々するという常人には理解できぬ理由のみで暴虐を尽くす男。 北岡の弁護能力を持ってしても懲役十年に抑えることが限界で、本来なら檻の中に閉じ込められているべき獣。 一番に出会えた他者がライダーで、しかも浅倉だったのは幸運かもしれない、北岡は似合わない安心を覚える。 ライダーであれば、いずれ殺しあう相手、遠慮も容赦も要らない。 「なんでそんなに興奮してるのかは分からないけど、ま、いいか」 彼は知りえぬ因縁、ケリを付けるべきと死に瀕してなお決意した相手。 ゾルダのカードデッキを取り出し虚空に掲げ。 「変身!」 握りこぶしを作った腕を素早く胸の前から肩の位置まで動かす。 そして現れたベルトにカードデッキを差し込み。 「……あれ?」 ベルトが出現しない。 もう一度、とデッキを掲げるも、うんともすんとも言わず。 それもそのはず。 この場には鏡、姿を映すものが存在していないのだ。 「どうした……戦わないのなら……」 「ちょっと待って、ベルトが、あのさ浅倉、お前はどうやって変身し」 「――死ね」 昏い死の宣告を連れて、牙召杖ベノバイザーの顎が開きカードが飲み込まれる。 ――ソードベント 機械的な音声と共に現れ振り落とされた剣。 ベノサーベル……ならぬベアサーベルだ。 ベノサーベルが今は亡きベノスネーカーの尾を模しているとすれば、ベアサーベルはヒグマの爪を模している。 すんでのところで北岡は剣撃を躱すが、そうなんどもできる芸当ではなかった。 王熊はヒグマと完全にリンクし、常時サバイブ状態……詰まり浅倉はヒグマと同じ戦闘力を有しているのだ。 サバイブは疾風、烈火、無限の三枚のカードのどれかがトリガーとなっているはずなのだがそういったものは見当たらない。 恐らく浅倉の獣とヒグマの獣が無限に等しい力を体内で創りだして……二翼の力を手に入れた獣と変わったのだ。 もしくはこうも考えることができる。 神崎士郎の実験、その全ては妹神崎優衣の命を作るためのものだ。 その過程でヒグマになにがしかの能力の種を与えたのかもしれない。 命を作る方法という成功例の前に、いくつか失敗例がまざっていても不思議はないだろう。 神埼本人が手を加えていないとしても彼の資料は流出しており、それを誰かが手にして行った可能性もある。 それがミラーモンスターベノスネーカーを喰らうことで発現し……全ては推論の域を出ないが。 そもそも、ミラーモンスターを捕食する羆という前提が狂っている。 「っ、ちょっと待てって、言ってるだろ!」 北岡はもう一度変身の構えを取る。 その片手にはなぜかペットボトル。 しかし浅倉は取り合わず、ベアサーベルを横薙ぎに振るった。 透明な液体が、北岡と浅倉の間に飛び散る。 「変身!」 虚空に一瞬だけ現れた、水の鏡。 支給されていた飲料水の僅かな輝きはベルトを呼び出し、カードデッキを収めた。 「待てって、言ったのにさぁ……」 でもお陰で格好良い変身ができたかもね、と冗談っぽく北岡は笑った。 ジリジリと耳元でギアが回り、仮面の瞳の位置に光の明滅が規則正しく走る。 野性味溢れる浅倉の王熊の姿とは対照的に機械と兵器を体現した姿、仮面ライダーゾルダ。 ――シュートベント 召喚されたギガランチャーは浅倉が動くと同時に撃ちだされた。 剣の間合いであれど撃ちだされさえすればエネルギーは突き進む。 APにして2000AP(1APが0.05t)、大して王熊のベアサーベルは元のベノサーベルから予測すれば3000AP。 数値だけで見ればベアサーベルが勝利するだろうが、これは単純な数値比べの単純なゲームではない。 銃は剣よりも強し、と言ったところか、ベアサーベルはエネルギーに押し負け、王熊はゾルダと大きく距離を開けられることになる。 損傷は軽微、王熊はすぐさまゾルダの懐を目指す。 北岡が幸運だと思ったことは、戦闘面で語れば半分は正解であった。 常時サバイブ状態と王熊とまともに肉弾戦を行うことは困難、力負けは必定。 遠距離武器で、なおかつ基礎の能力が高い北岡、ゾルダのデッキであったからこそ一方的ではない戦闘が行えるのだ。 王熊、浅倉威は他者を傷つけ、また傷つけられることに快感を覚える。 こうして撃ち合い斬り合い結びを重ねることは浅倉の本能を満たしてくれる貴重な暴力だ。 常なら、浅倉は暴力のみで満たされたはずだ。 飢えも乾きも、口内に残る泥の味も消してくれる甘美な痛み。 その痛みを上書きする、強烈な不快感。 苛々する、それは浅倉の人間の部分。 完全な獣、魔物にはなれぬ浅倉威という存在の感情。 特にそれが顕著に現れる相手が、目の前で戦うゾルダ、北岡秀一であった。 当初は自分を無罪にできなかったという逆恨みだけで命を狙っていた。 一度、二度と闘いを結ぶうちに、苛立ちは執着に変わる。 桃井玲子は浅倉も人間であると称した。 秋山蓮は浅倉をモンスターだと称した。 蛇のごとく執念深く、ヒグマと同一になるほど本能が獣。 成る程、この二人の言は両方共正解だったのかもしれない。 「埒があかないな……」 北岡が呟く。 牽制と突撃、いたちごっこの構図である。 一対一でスタミナを使う長期戦は不利、できるものならさっさと仕留めたい。 「はン……いい加減鬼ごっこは飽きたぞ北岡ァ……」 ――アドベント 二つの抑揚の無い声が、重なる。 ミラーモンスターマグナギガ、ヒグマプレデターが対峙した。 重厚な鋼の巨人と、蛮勇たる野生の猛獣。 「すげーーーーーー!!!!でけーーーーー!!!!」 肌を焼く拮抗状態に飛び込む単刀直入な感想。 「はぁ……?」 「アぁ……?」 ヒグマである。 第三者のヒグマである。 どうしてヒグマが喋るのか、大体お前の大きさも大概だ、とか言いたいことは山ほどあるがヒグマだ。 「人間だーーー!!!!うまそーーーー!!!!!」 翻訳できるヒグマは思考を言葉に、馬鹿でかい声量の日本語に翻訳する。 動物番組などでアテレコされてる様子を思い出して欲しい。 あれよりもずっと断片的であれど、ヒグマは翻訳している。 翻訳しながらこちらに走ってくる。 「……どうするよ?」 虚を突いて浅倉を撃つか、とマグナバイザーを握りしめて北岡は中断する。 距離が近い、まだ、もう少し離れなくては。 「全く苛々する……まずはあいつを殺す」 水をさされ、暴力が途切れ浅倉は唸る。 「はは、まさかお前と気が合うとは思ってもみなかったよ、浅倉」 「北岡……」 浅倉の不機嫌メーターをギリギリまで振り切らせる台詞であった。 「あああぁああああ!!!!」「GOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」 八つ当たりは走り来るヒグマへ。 ふざけたヒグマ、ふざけた北岡、浅倉の人間性が吹っ飛びヒグマもそれに応える。 マグナバイザーの援護射撃は珍しく不意打ちを行わない。 北岡の今のところの理想はヒグマと浅倉の相打ちだ。 下手にどちらかに加担し過ぎると万全な強敵を残すことになってしまう。 ヒグマの動きを阻害し、王熊の攻撃が命中するようヒグマの足元を狙う。 ――ストライクベント 体もまた適応し、ヒグマに寄る。 本来メタルホーン――メタルゲラスの頭部をかたどったガントレット――が召喚されるはずの両拳にはヒグマの爪。 「共食いかーーーーー!!!!」 何か感慨深いものでもあるのだろうか? 知ったことかと浅倉の右爪は振りかぶられる。 ぺらぺら喋る羆も、思考が口からダダ漏れであろうと戦闘力は高い。 右爪を受け止め、すかさず羆は王熊へ。 その爪を弾く王熊の蹴り。 「転けろーーーーー!!!!」 蹴りによって片方だけになった軸足に羆も負けじとその頑強な脚をぶつける。 「ぺらぺらぺらぺらと……五月蝿いやつだ……!!」 その脚が届くより疾く、王熊の脚は羆の腹を蹴りぬいた。 べしゃりと貫通してしまいそうな勢い、羆の腹部が歪む。 「化物じみてるね……」 遠巻きに見ていた北岡は苦笑する。 人間と羆の闘いと言うよりは羆どうしの殴り合いだ。 さて、そろそろかとマグナギガに寄ったその時、地走の音が高速でゾルダに迫った。 「嘘、何やってんの浅倉!」 羆は闘いに飢えているわけではない。 腹が物理的に空っぽなのだ。 ぺらぺら喋る羆は人の味を覚え、なお満たされぬ食欲を原動力とする。 面倒くさい相手は無視して後ろにいる者を狙う。 いや、羆は王熊を自分の同種と判断していた。 そうなるとこれは共食いより先に餌の取り合い、抜け駆け上等。 起き上がった羆が突如自分を無視して走りだしたのを見て、浅倉は吠える。 泥のような屈辱、拭いがたい苛立ち。 銃の迎撃も蚊に刺される程度、あっという間に距離を詰められたゾルダ。 浅倉が怒りに震えるなか視認したのは、羆の豪腕に吹き飛ばされるゾルダの姿。 神経に電流が流れる、痛烈な、本能の電流が。 「北岡ぁあああああ!!!!!!」 慟哭は安否を思うものではない。 嫌にスローモーションになる視界のなかを突き抜け、羆を全力でなぎ倒し、本当の苛立ちをぶつけるべき相手を見下ろす。 「最悪……だね、本当。最期に見るのがお前とか、さあ……」 変身が解けた北岡の声を聞き、浅倉は血が滲むほど歯を食いしばった。 腹部に広く滲む、一目で致死量と分かる血。 「せめて玲子さんか……吾郎ちゃんがよかった……な……」 沈黙した北岡、浅倉の声にならない声だけが耳に響く。 音に鳴らない翻訳できぬ感情の言語を切り裂いて王熊の爪が北岡を引き裂かんとする。 引き裂いて、食らわねばならぬ。 目の前で横取りされた相手に何を思い、何を叫ぶのか、獣に言葉は必要ない。 ただ本能がままに、本能が命ずるままに食らうと。 同時に明確に文章にできる感情が湧き出て、同調したヒグマプレデターを困惑させる。 怒り、苛立ち、人間の感情と獣の本能が混ざり合う。 「ど、どーーーん!!!!」 おずおずと、どこか遠慮がちに羆は王熊に体当たりをぶちかます。 邪魔してはいけない何かを翻訳したが羆は羆、餌の奪い合いは第二ラウンドに突入した。 「はははははははははは!!!!!」 喋る羆は悲鳴を上げた。 けたたましい哄笑、理解不能の恐怖。 そう、恐怖だ、獣、穴持たずである羆が体験したことがない戦慄。 「う、うわ……!!」 あろうことか羆は王熊に背を向けて走りだした。 わたわたと、まるで羆に怯える人間のように。 追い詰める、追い詰める、獲物を追い詰めていく。 脅えて振り向けば、威嚇する蛇のように両腕を水平に伸ばした王熊。 がしり、と爪が背中に食い込み、羆は絶望する。 眼前に聳える滝の音が妙に轟々と耳に響いた。 羆の心境などお構いなしに、神に祈る間も与えず王熊は地面に羆を押し付け引きずり駆ける。 仮面ライダータイガのファイナルベント、クリスタルブレイクの予備動作に似て、それよりも乱雑な運送。 藻掻く羆に次の行動権利は与えない、宙空に放り投げ、カードを引き抜く。 ――ファイナルベント 飲み込むカードは必殺の一撃。 ベノクラッシュならぬベアクラッシュ。 背後に現れたヒグマプレデターのもとに後方転回し、ヒグマプレデターの打撃の勢いを借り複数回の襲撃を浴びせる。 ベノスネーカーの毒液を帯びた脚で行ってきていたそれに比べるとダメージが落ちるように見えるが、純粋なパワーが毒よりも重い痛打を与えるのだ。 ――ファイナルベント 聞こえるはずがない、もう一つの音声。 王熊のベアクラッシュが羆に届く寸前、世界の終わりを告げる弾頭の雨が降った。 「――我ながら、アカデミー賞ものの演技だったんじゃないかな?」 熊に死んだふりが良くないってのは、本当だったみたいだけど。 一歩間違えたら本当に死んでいた、らしくもない咄嗟の策に北岡は苦々しく肩をすくめた。 ゾルダ、北岡秀一は変身を解き爆発が起こる先から反転する。 腹部の血を見て、ううんと腕を組んだ。 鉄の匂いのしない、偽りの血。 北岡は、羆に突撃された瞬間自分から後ろに飛び退いていた。 羆の姿に隠されていたため、浅倉から見れば羆の腕に屠られていたように見えていたのだ。 支給されていた血糊は、覿面に浅倉を欺いた。 もしも、浅倉が完全に獣の本能で生きていればその匂いの不自然さに気づいただろう。 浅倉の怒りに濁った人間性が、北岡の騙りを許したのだ。 「これ知らない人が見たら驚くよな……ま、いいか」 なんとでも説明できる自信はある、寧ろ傷ついたふりをして闘いを有利に運べる確信さえあった。 浅倉、羆の居ただろう位置からどんどん離れていく。 北岡には決してとどめを刺そう、なんて気概はない。 【D-2/黎明】 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎】 状態:健康、スーツ腹部に血糊が染み付いている 装備:カードデッキ@仮面ライダー龍騎 道具:血糊(残り二袋)、ランダム支給品0~1、基本支給品 基本思考:殺し合いから脱出する 1:血糊落としたいなあ [備考] 参戦時期は浅倉がライダーになるより以前。 鏡及び姿を写せるものがないと変身できない制限あり。 ミラーワールドへの侵入、変身時間等の制限は後続の御方にお任せします。 崩れた崖と、轟く水の音。 王熊、浅倉威は顔を上げた。 常にサバイブ状態である故に、ゾルダのファイナルベントであるエンドオブワールドが直撃しても多少のダメージで済んでいた。 もしも羆を投げ捨てていなければ、盾として使っていただろう。 仮面で顔は伺えぬが、浅倉は笑っていた。 歯をむき出しにして、歓喜と憤怒に口角を釣り上げていた。 腹立たしい相手が生きている、それがどうしようもなく苛立ち、どうしようもなく殺したくなり、どうしようもなく喜ばしい。 複雑怪奇な人間の感情と獣の本能の融合、その結果が人間という名の獣。 幾ばくもかからぬうちに王熊は崩れた崖の残骸から脱出するであろう。 そしてゾルダを、北岡秀一を殺さんと赴く。 叩きつけられる水の旋律が、哄笑と轟音を包み隠した。 【E-1/滝近く/黎明】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 状態:仮面ライダー王熊に変身中、ダメージ(中) 装備:カードデッキ@仮面ライダー龍騎 道具:ランダム支給品0~2、基本支給品 基本思考:本能を満たす 1:腹が減ってイライラするんだよ 2:北岡ぁ…… 3:喋る羆は率先して殺す [備考] ※ヒグマはミラーモンスターになりました。 ※ヒグマは過酷な生存競争の中を生きてきたため、常にサバイブ体です。 「こえーーーー…………」 羆は傍観していた。 気付かれぬように、がたがた震えながら。 翻訳不可能、理解範疇超越、意味不明。 恐怖を知った獣もまた獣の枠を外れる。 羆は、喋れる羆であったものは何者にもなれずに静かに逃げ出した。 【E-1/滝近く/黎明】 【日本語ぺらぺーら(穴持たず14)】 状態 翻訳できる、恐怖、ダメージ(中) 装備 道具 なし 基本 こえーーー…… 1:浅倉からは離れたい ※翻訳こんにゃく~ ※E-1とD-1境界付近の崖がエンドオブワールドで崩れました。 滝に被害は無い様子。 ※エンドオブワールドの爆発はE-1の周囲1エリアまで観測されます。 No.069 命名 本編SS目次・投下順 No.071 ひとりぼっちになる程度の…… No.068 EDAJIMAとHIGUMA 本編SS目次・時系列順 No.073 三日月の女神 北岡秀一 No.074 スーパーヒーロー大戦H No.029 本能 浅倉威 No.075 バトルスタート No.039 ルールをいちいち気にする参加者の鑑 日本語ぺらぺーら
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29期(8月1週)フレイル 29期(8月1週)フレイル前期 9/6~ 蛍の光に想うは何? 後期 9/26~ 物流ストライキ!! 前期 9/6~ 蛍の光に想うは何? No タイトル 場所 座標 登場人物 選択肢 発生条件・フラグ等 その他特記事項 1 今宵、誰と蛍をながめん? ~イビス~ 聖乙女寮前 4001×229×297 イビス、聖乙女チョウゲンボウ、レンカク 「ゆるす」「ゆるさない!ふくれる!」 名前(イビス) 2 今宵、誰と蛍をながめん? ~王宮~ 王宮北庭霊廟 4410×12×28 アトリ(「姿を見せる」選択時)聖乙女(「このまま見守る」選択時)オオジュリン 「姿を見せる「このまま見守る」 名前(アトリ) 3 今宵、誰と蛍をながめん? ~イカル~ バン飯店 イカル、聖乙女(「はい!」選択時)ツバメ 「はい!」→イベ終了後、寮前に戻る「遠慮します」→イベ終了 名前(イカル、ツバメ) 4 今宵、誰と蛍をながめん? ~戒めは果てしなく~ 将軍邸 レイヴン、アイローネ(幽霊?) 5 今宵、誰と蛍をながめん? ~アーレント~ 将軍邸アーレントの離れ アーレント(「姿を見せる」選択時)聖乙女 「姿を見せる「このまま見守る」 名前(アーレント) 6 犬も歩けば棒にアタル? 教会 レンカク、イビス 7 忠犬、おおあわて 闘技場横の団子屋 4001×279×255 イカル、レンカク、イビス 8 道場破りのウワサ 十字路路上 4001×212×298 クイナ、カッチ、ツバメ 9 『真コノリエッサイ』を名乗る男 闘技場 コノリエッサイ、聖乙女 10 道場破りコノリエッサイ(其の1) ハッカン道場 コノリエッサイ、ロビン、道場主ヤブサメ 11 道場破りコノリエッサイ(其の2) 診療所診察室 ロビン、コノリエッサイレチュサ、バット、アルバ 12 今宵、誰と蛍をながめん? ~アルバ~ 診療所中庭左入り口 アルバ、聖乙女 「アルバと蛍を見に行く」→イベ終了後、寮前に戻る「蛍を祝福する」「連れて帰りましょ」と行ってみる「お断りする」→イベ終了 名前(アルバ)アルバの不思議な力? 13 今宵、誰と蛍をながめん? ~老先生と弟子~ 診療所中庭右入り口 レチュサ、トビ、聖乙女 名前(レチュサ) 14 今宵、誰と蛍をながめん? ~花街~ 花街 ジュウシマツ、聖乙女 名前(ジュウシマツ) 15 カムロと若様 ~嘘はつくべからず~ 花街近くのセイリューンの木の下 4001×194×465 シトド、アルバ 16 親分子分、激涙の別れ 南大門前 4001×134×421 サザキ、サザキ組子分一同 17 今宵、誰と蛍をながめん? ~ギンガ~ ギンガ本殿階段 4201×110×69 セッカ、聖乙女(「お誘いを受ける」選択時)ノスリ(「遠慮する」選択時)フェニックス 「お誘いを受ける」「遠慮する」 名前(セッカ) 後期 9/26~ 物流ストライキ!! No タイトル 場所 座標 登場人物 選択肢 発生条件・フラグ等 その他特記事項 ? 王都、物流マヒ状態 ~王宮~ 王宮ダイゼンの執務室 ダイゼン、アトリ ? 貴婦人たちの直訴 王宮北庭 オオジュリンの離れ入り口そば 4410×17×37 セルチェ、姫、キクロ侯爵、キロギイ伯爵、ムアン伯爵夫人 ? 影として 王宮オオジュリンの離れ セルチェ、女官長(コルリ) ? 王都、物流マヒ状態 ~将軍邸~ 将軍邸 モタキッラ、ダイゼン ? 天青く、姫の涙雨は晴れ上がる マゴメル邸 オオルリ、天青、ツバメ、シギ ? 王都、物流マヒ状態 ~芽意寺屋~ 芽意寺屋 芽意寺屋女将、貴乃国屋女将 ? 王都、物流マヒ状態 ~ギンガ師範、武器屋を見舞う~ テッケイの仕事場 ノスリ、テッケイ ? 蛍の夕べは凹んだけれど… 十字路路上 4001×212×281 ツバメ、聖乙女 「はい」「いいえ」 名前 ? あの剣豪はいまいずこ バン飯店 ノスリ、イカル、バン・トウネン、酔いどれじい 「今宵、誰と蛍をながめん? ~イカル~」で選択肢「はい」を選ばないと発生しない!? ? 王都、物流マヒ状態 ~花街のつぼみたち~ 花街入り口横 4001×202×455 シトド、シジュウカラ、 ? ? ? ? ?
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「御館様」 暗い城内に、一人の将が浮かび上がる。 朱染の鎧を着込んだ、中世日本の者と思わしき名も無き将。 畳の上に跪き、主君に向けて知らせを告げる。 「戦の支度が整いました。我ら一同、いつでも出陣できまする」 「……そうか」 物憂げに言葉を受けた主もまた、姿を浮かび上がらせる。 同じく赤い鎧を着た、精悍な青年だ。 しっかりと鍛え上げられたその肉体は、しかしどこか不自然に青白い。 獣に例えるのであれば、あるいは大蛇に例えるのが妥当であろうか。 力強く、されど不気味な、真紅の大蛇。 「“人柱”の装填は?」 「はっ。無論、済んでおります。しかし……」 「……しかし?」 淡々と言葉を投げかける主君に、将は思わず言いよどんだ。 その言葉に怒りの色はなく、嗜虐の色も無い。 だが同時に――――まるで感情の一切が抜け落ちたかのように、冷たい。 本来炎を連想させるべき赤い鎧が、奇妙なほどに冷徹な印象を醸し出す。 ただ言葉を紡ぐだけで、首筋に刃を突き立てられたかのよう。 それでも将が沈黙を選ばなかったのは忠節か、あるいは沈黙を選ぶことに対する恐怖心か。 「そ、その、おそれながら。“人柱”を恐れ、民や兵の末端に離反者が出ております」 「……ふん。そんなことか」 黒い瞳が細められる。 蛇に睨まれたかのような圧力が、将の心にのしかかる。 「勝ち、奪え。それで全ては事足りる」 「……はっ。で、出過ぎたことを申しました」 「よい。お前が国の行く末を憂いた故の言葉だということは、わかっているからな」 労いの言葉――――それですら心安らかにならないのは、何故だろうか。 もはやその威容、人の域にあらず。 修羅か仏か、あるいは神であるかのような。 ……将の怯えを感じ取ったか、青年は小さく鼻を鳴らした。 「怯えるか。 いいや、お前たちは畏れねばならん。 なぜなら、これはお前たちが望んだことだ。 私を拒絶したのはお前たちであり、私を望んだのはお前たちであるのだから。 私はただ、お前たちが望むように在り続けるだけだ。 ――――故に、怯えるな。畏れのみを抱け」 返答として、将はより深く頭を下げた。 責めるような物言いでありながら――――青年の言葉にはやはり、怒りや嗜虐の色はない。 ただひたすらに無感情に、事実のみを告げるように、その言葉は紡がれる。 縮こまる将の姿に気を良くしたか、あるいはそれすらもどうでもいいのか、青年はいくらか圧力を和らげた。 「……ところで、“奴”はどうした?」 「は、ははっ。仕込みがある、と先に戦場に向かわれました」 「ふむ……そうか。まぁ、よい。あれは怨敵だが――――だからこそ、腕は信用できる」 半ば独り言のように呟きながら、ゆっくりと青年は歩き出した。 将の脇を通り抜け、無感動に部屋の外へと向かっていく。 「――――兜を持て。出陣する」 「ははっ――――――――!」 背に従う将にもはや注意も向けず、青年は遥か遠くに想いを馳せた。 ブリテン南部を治める覇王。その居城、キャメロット。 幾度となくぶつかりあい、しかし未だに決着のつかぬ今生の宿敵。 「この好機、逃すわけにはいかん。金竜覇王――――そろそろ、雌雄を決するとしよう」 ◆ ◆ ◆ 「――――この特異点は、君たちも察しているであろう事柄に端を発する」 気付けば、日が暮れていた。 パイプを咥えた名探偵の白い顔が、たき火の橙に照らされる。 その口から紫煙が吐き出されれば、同時にたき火がパチと音を立てた。 「騎士王アーサーが聖剣を抜き、ブリテンの王になったこと……だな? 私は極東の出身故、その辺りの話はさほど詳しくはないが」 瞠目していた小次郎が、片目を開いてホームズに流し目を送る。 その辺りの歴史情報は、事前にダ・ヴィンチちゃんやマシュに聞いている。 「いかにも。騎士王は聖剣による正当性と武力を背景にブリテンを統一したわけだが……ここで少し、事情が違った」 ホームズは鷹揚に頷いてから、僅かに眉を顰めた。 「アーサー王が聖剣を抜き、ブリテンの統一に乗り出した――――が、彼は少々“紳士的”ではなかった。 正当性よりも、武力を背景に。黄金の聖剣を振りかざし、飛竜の群れを率い、周辺の王たちを屈服させ、圧政をしいていった。 ……とはいえ、ここまでなら問題にはならない。 手段に多少の違いがあれ、“アーサー王がブリテンを支配する”という歴史は変わらないからね」 ……特異点とは、“時代が歪む”ことで発生するものだ。 例えば、復活した聖女が竜と共にオルレアンに攻め込んだり。 例えば、歴代のローマ皇帝たちがネロ帝に従属を要求したり。 例えば、無限に続く無法者の海が世界を覆ったり。 例えば、人を蝕む魔霧がロンドンを包み込んだり。 例えば、無限に湧き出るケルトの戦士たちが機械化されたアメリカ人たちと東西に分かれ戦争を始めたり。 例えば、聖地にキャメロットが現れ、女神に至った騎士王が人類の選定を行ったり。 例えば、三柱の女神がウルクを蹂躙すべく同盟を組み、賢王の治世を脅かしたり。 そのように、人類の歴史を大きく脅かす事象により、特異点は発生する。 亜種特異点であれ、それは同じこと。 放置すればやがて人理を侵す異常が発生し、初めて成立するもの。 であれば、この特異点の異常とは。 立香たちの疑問に答えるように、名探偵は話を続けた。 「時を置かず、二人の王が現れた――――サーヴァントだ。 両者は宝具によって居城を顕現させ、アーサー王の支配に否を叩きつけた。 一方は移動可能な城塞によって広域を支配し、一方は亡者を取り込む性質によって軍備を整えた。 これによってブリテンは三人の王が支配し、覇を求め争うようになった……というのは、先ほど説明した通りだが」 聖剣によって覇道を邁進する『金竜覇王』。 移動式城塞によって民を虐げる『蛇竜宮司』。 亡者を取り込み快楽を貪る『愛竜暴君』。 この三人の王が、さながら三つ首の竜が喰らい合うかの如く相争っている――――それこそが、この特異点の異常なのだと。 「なるほど、事情は理解した。が……ひとつ聞かせて欲しい」 「構わないよ、ミスター・コジロー」 「先ほど、アーサー王を“彼”と呼んだな。 無論、歴史上は男であるとも聞いているが……私たちは既に、“アーサー王が女性である”ことを知っているのだが、如何に?」 「あっ」 そう――――そうだ。 英霊の座には、伝説と異なる姿や性質の英霊も無数にいて……アーサー王は、その一人だ。 特異点Fで聖杯を守っていた黒き騎士王、ロンドンに現れた槍持つ黒き騎士王、聖地を支配していた槍持つ女神。 それら全て、姿形や性質は僅かに異なってはいたが――――等しく『アーサー王』であり、そして女性だった。 だが、ホームズは今“彼”と呼んだ。 あるいは座を経由した知識の共有が不十分で、伝承通りの性別として認識しているのかとも思ったが…… 「――――お見事。確かに、この特異点のアーサー王は正しく男性だ」 名探偵は微笑み、頷いた。 「ただし、性質は相当異なる。 諸君の知っているアーサー王とは、また違う存在だと考えた方が無難だとは思うがね。 ……いやしかし、知識としては知っているが、彼の騎士王が女性とはね。 この私も一度、お目にかかりたいものだ」 「むむむ? 何を言っておるのだ、諸君。騎士王アーサーが女性だなどと、そんなことがあるはずがなかろう!」 可笑しそうに笑うドン・キホーテに対してなんと言ったものか、ひとまず曖昧な笑みを浮かべつつ。 「ともあれ――――君たちを襲った魔力の奔流を、覚えているね」 続く言葉に、立香たちの表情が引き締まった。 忘れもしない、あの濁流だ。 「……推測するに、今並べられた三陣営のいずれかなのでしょう。一体、誰の仕業なので?」 「いかにも……君たちを襲い、サー・キホーテが打ち破った一撃――――あれは、聖剣エクスカリバーによるものだ」 立香の背に、静かに怖気が奔った。 今の話を聞いて、頭では理解していたが――――今回もまた、騎士王アーサーは敵なのだ。 幾度となくカルデアと敵対し、時には味方として戦った、あのアーサー王が。 ……今回もまた、敵として聖剣を振るっている。 あるいはあの時、ドン・キホーテの助けがなければ――――その先は、考えるまでもあるまい。 「金竜覇王、か」 「何らかの手段で、諸君の到着を予見していたのだろうね。……恐らくは、魔術師マーリンによって」 「マーリン……!?」 さらに出てきた名前は、立香に衝撃を与えるには十分すぎるものだった。 第七特異点で立香たちと共にウルクを守るために戦った、花の魔術師マーリン! 現在の全てを見通す千里眼を持つ、グランドキャスター! あの、魔術師というカテゴリの頂点に立つ魔術師が――――今回は、敵なのだ。 「……心中は察するよ」 沈痛な面持ちで、ホームズが立香を見る。 立香は少し押し黙ってから……顔を上げ、笑って見せた。 「……ううん、大丈夫。知った顔が敵になったことも、味方になったことも、何回もあったから」 重要なのは、誰が味方で、誰が敵で、自分が何をすべきかということだ。 いくつもの戦いを経た少年は、仲間と、そして自分を安心させるため、そう言って笑って見せた。 「――――謝罪しよう。私は君を侮っていたようだ」 「いいって。それより――――」 立香の視線が、ドン・キホーテに向けられる。 「改めて、助けてくれてありがとう。 ドン・キホーテがいなかったら、俺たちは死んでた」 頭を下げる立香に追従するように、弁慶が合掌し、小次郎が首肯する。 老騎士は一瞬きょとんとしてから、ガンと胸を叩いて鷹揚に笑う。 「はっはっは! なぁに、なぁに、騎士として当然の行いをしたまでである! 吾輩はドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ――――アマディス・デ・ガウラの次に騎士道に忠実な男であるからして! 諸君の国では“犬も歩けば棒に当たる”と言うらしいが、さながら“騎士も歩けば難業に挑む”と言ったところであるな!」 アマディス・デ・ガウラというのはよくわからなかったが(ちなみにスペインに伝わる騎士物語の主人公のことだ)、その態度が頼もしい。 決して強そうな英雄ではない。 実際に切り結べば、小次郎や弁慶の相手にはならないのだろう、という予感もある。 それでも聖剣の一撃を打ち破ったのはこの騎士であり――――そして、騎士らしい善良な正義感に満ちた男のようであった。 「彼の宝具――――『騎士の勇気は風車を超えて(エル・インヘニオソ・カバレロ)』は、強力な宝具でね。 端的に説明すれば、“どんなものが相手でも必ず勝つ突撃”というものだ。 …………ただし、比例して消耗も加速度的に激しくなるが。まぁ、ライダーらしい宝具と言えるだろう」 「うむ、うむ、うむ! 騎士道に忠実な男が勇気と共に駆けた時、乗り越えられぬ困難など無いのである!」 「それはまた、凄まじいですなぁ!」 それで、彼はあの濁流を打ち破り――――しかし、直後に倒れてしまったわけだ。 一瞬押し負けそうになったのは、単純に消費する魔力が足りなかったか。 強力だが、相応以上に代償も大きいらしい。 案の定というか、彼のクラスがライダーであることも明らかになりつつ。 「とはいえやはり、聖剣と正面からやりあうのは無理があったか……少し診てみたが、当分の戦闘は無理だろうね」 「むむっ! なにを言うか名探偵殿! 吾輩の勇気に限りなど無く、例えどんな状況でも騎士道を示すのみ!」 「……次に戦えば、最悪消滅しかねないのだが」 「……それはまた、凄まじいですなぁ……」 あの聖剣を打ち破ったドン・キホーテが凄いのか、一撃でドン・キホーテをそこまで消耗させた聖剣が凄いのか…… ……恐らく両方なのだろうなと考え、立香は苦笑した。 「まぁ……強力な宝具だが、当たらなければ意味もない。 消耗や、彼自身の性格も含め――――彼がまた戦えるようになったら注意を払っておいてくれ、ミスター」 「うん、わかった」 「では、話を戻そう……」 そこでホームズは一度言葉を切り、パイプを吹かした。 「現在、三陣営の戦いは膠着している。 総戦力で言えば、金竜覇王、蛇竜宮司、少し離れて愛竜暴君というところなのだがね。 蛇竜宮司は城ごと移動が可能であるため、一度の戦場に投入できる戦力が多い。 加えて、愛竜暴君はそこまで大きな勢力ではないが、無視できるほどでもない。 叩きに行けばもう一つの陣営に横腹を突かれ、無視して決戦を始めれば逆に愛竜暴君が漁夫の利を取るだろう」 つまり――――単純に決着をつけるだけであれば、金竜覇王と蛇竜宮司の決戦で事足りてしまう。 が、そこに愛竜暴君という不確定要素が存在するため、拮抗した三つ巴が成立してしまう……ということか。 と、ここでひとつ疑問が湧いてくる。 「その、他の二陣営の真名とかは?」 「ふむ――――……いや、やめておこう。君たちならば見ればすぐにわかるだろうし……あまり先入観を与えたくはないからね」 ホームズの言葉に、むぅと立香が押し黙る。 知っている――――ホームズはこうなると、もう絶対に話さない。 一年にも満たない付き合いだが、その程度のことはわかっていた。 経験としても……彼が登場する小説の、知識としても。 「ワトソン医師も苦労したんだろうなぁ……」 思わず、ぽろりと苦笑が漏れる。 するとホームズは、なんとも複雑そうな、困ったような表情を見せた。 しまった、と立香は口元を抑える。 雑談の範疇とはいえ、ワトソン医師と言えばシャーロック・ホームズの半身とでも呼ぶべき友人だ。 あまり不用意に話題に出すのは、彼の決定的な“一線”を超えてしまう可能性があった。 「あ、いや、その、ご、ごめん。今のは、失言だった」 しどろもどろに謝罪すると、ホームズは余計に困ったように苦笑した。 「いや……構わないさ。確かに彼には、私のせいで多くの迷惑をかけてしまったしね」 「…………………?」 ……なんとなく。 そのホームズの言葉に、僅かな違和感を立香は覚えた。 明確な言葉にはならない、僅かなひっかかり。 立香がその答えに辿り着くより早く、ホームズが咳払いで話題を切る。 そんなことより大事な話があると言われれば、それまでの話だ。僅かな違和感は、僅かな違和感でしかない。 「ともあれ、現在のブリテン島はこのような状況なわけだが――――諸君の登場で、この均衡が崩れる。 厳密に言えば、崩せる。 私とサー・キホーテは、この特異点の異常を取り除くために動いてきたが……いささか戦力に欠けていたからね」 ドン・キホーテが、不愉快そうに鼻を鳴らした。 誇り高き理想の騎士を自称する彼にとって、戦力が足りなかったという事実は面白くないらしい。 しかし、実際宝具の一発が頼りのライダーと、どちらかと言えば頭脳労働担当のアーチャー……肉弾戦に特化したサーヴァントとの戦闘は、厳しいだろう。 いわんや、他の陣営は雑兵も抱えているのである。 二人だけでできる行動というのも、限界があったと見てしかるべきだ。 「恐らく先ほどの聖剣の解放を見て、蛇竜宮司が動くだろう。 となれば、両者の中間に領土を置く愛竜暴君も黙ってはいない。 三つ巴の戦争が起こる――――そこで、均衡を僅かに崩すことができれば」 均衡が崩れれば、天秤が傾く――――そんな、単純な話ではない。 危ういバランスで保たれていた均衡が崩れた時、全ての陣営は消耗を強いられる。 今までは勝算が遠かったが故に攻めあぐねていた連中が、勝利という餌を前に欲を出し始める。 「そうして三つ巴が疲弊したところを、順に叩く――――これが、この事件の解法だ」 名探偵の青い瞳が、真っ直ぐに立香を見つめる。 「カルデアのマスター、ミスター・リツカ。 どうか我々に、協力してもらえるだろうか?」 ドン・キホーテが――――小次郎も、弁慶も、その視線を立香に向けていた。 ここで立香が頷くかどうかで、これからの全てが決まる。 だが、返すべき答えは、もう立香の中でははっきりと決まりきっていた。 「――――もちろん。むしろ、こっちこそ協力してほしいぐらいだよ、ホームズ。それから、ドン・キホーテも」 ホームズは、ドン・キホーテは、立香たちがここに来る前からずっと戦っていた。 それに、ドン・キホーテは立香たちを救ってくれた。 ことここに至って、彼らの力にならないなどという選択肢は、最初からないのだ。 「うむ、うむ、うむ! それでこそ、世界を救った勇者というものであるな!」 「ありがとう、ミスター・リツカ。では――――」 パチ、と、焚き火が音を立てて弾けた。 「――――――――この事件を、終わらせに行こう」 夜が明ければ、立香たちは森を抜け、戦場へ向かう。 世界一の名探偵、憂い顔の騎士、燕返しの剣豪、忠節の仁王を連れて。 この特異点で、最も激しい戦いの場へと。 BACK TOP NEXT 第2節:種明かし(1) 三首竜王決戦 ブリタニア 第3節:三首竜王決戦(1)
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安否確認→家の中に一人で取り残されていないか声がけ。反応が鈍い人もいるので反応なくても一度確認。 誘導→駅や電車の中などでどうするかわからず、不安になっている人がいたら駅員、警察に連絡。 危険のないところへ誘導し、ケガの状態を確認 連絡→連絡先は本人が持っている連絡カード、身分証明書、サポートブック、持ち物の名前で確認 保護→迎えが来るまで保護や避難所への誘導、誘導には地図などで視覚的に具体的に指示を与える。 特に気をつける事 怪我・病気の可能性がある時→ 怪我や痛みを伝えられないことも。骨折、腹膜炎起こしても痛みに鈍感な人も。怪我をしていないかよく見る。 自閉症はてんかん発作のある人もいるので、発作時には慌てず安全確保を。 病気の治療をしている人(透析・服薬)もいるので注意。またおくすり手帳を持っていないか確認。 痛いところを確認するには本人の体の部位を触りながら聞くと分かりやすい。カットバンを渡して痛みを示す人も。 パニックになったとき(不安の現れの証拠)→ 本人が原因を説明できないのですぐにわからないことも 大丈夫だよと声を掛けて、安全な場所へ 安全な場所では抑えつけずに落ち着くまで見守り 興味が変わるものを与えるのも手(食べ物・飲み物・ゲーム) 自閉症のわかる専門スタッフに対応依頼 またPTSDに子供の場合はなり易いので発作が起きたときは安心させる様な行動をお願いします。
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インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
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登録日:2009/08/07(金) 00 01 08 更新日:2024/05/12 Sun 01 49 18NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 50歳児 5歳360ヶ月 DROPS UMA UTAU ふなっしー めちゃイケ アクロスエンタテインメント ウェ~ハハハハハハハ ズームイン リアルロリ 人外 元→青二の最終兵器 元→青二プロダクション 危険人物 合法ロリ 声優 声優項目 朋先生 横浜市 特別天然記念物 珍獣 番組クラッシャー 神奈川県 超音波 金朋地獄 金田朋子 魔女 魔女≒魔法少女 神奈川県横浜市出身。 1973年5月23日生まれのB型。既婚。 元青二プロダクション所属の声優で現在はアクロスエンタテインメント所属。 愛称は金朋(先生)、トモちゃんなど。同業者にはトモちゃんと呼ばれることが多い。 …と思われがちだがその正体はKANE-TOMOと呼ばれるUMAである。 お菓子・犬の餌・ポテチを捕食してエネルギー源とし、口からは高濃度のヘリウムガスを排出する。 空間歪曲術を会得しているとされ彼女が発生させる亜空間を金朋地獄という(後述)。 身長は146cmだったが最近4cm伸びたらしい。 夢はお札になること。 建築学部出身で大学卒業後はブルボン→高島屋→銀行員と転職し、銀行に勤めながら青二プロの養成所に通っていた。 青二のオーディション合格後に銀行を退職。 経歴だけ見るとそこそこ出来る女に見えるのだが…。 姉は電通の社員らしい。 「一番苦手なものは早口言葉」「バンクの決め技を毎回外す」「キャラクター名が言えなくて台本を書き換えさせてしまった」などのエピソードを持つ。 何曲かキャラクターソングなどを歌っているがその歌唱力からかなりの怪曲であるとファンからも評されている。 特に劇場版あずまんが大王のEDテーマ「サラバイ!」は、影山ヒロノブがラジオで「これは歌というジャンルを超越している」とまで発言していた。 とあるゲームに出演した際、マスターボイスを変換した際に異常なノイズが発生した。 調べた結果、人間の耳の可聴域をこえた音声すなわち「超音波」があり、それがノイズとして認識されたとのこと。 前世は恐らくイルカか蝙蝠だろう。 好きな匂いは使い始めのクーラーの匂いと雨の日の市営地下鉄。 金朋地獄 金朋地獄とは、珍獣カネトモが生み出す亜空間のことで、そこに引きずり込まれた人間には以下のような影響を及ぼす 言い様のない違和感を覚える ものすごくツッコミたくなる ツッコミをあきらめる 何を話していたか忘れる 絶句する 自分の耳を疑い始める 極度の精神的疲労 日本語学校に通いたくなる などがある。 また、小林ゆうと絡むことにより、さらなる地獄が発動する(両者はよりにもよってとびっきりのクソアニメで共演してしまった)。 恐るべき金田語録 -私も歴史に残る言葉を発明したいと思います- なんの肉だろうね?コンビーフってね? マスクをつけると暖かいんですよ。だから泥棒とかはマスクしてるのかな? ガチャピンってあれだよね?黄色の方だよね? 早起きは三文の毒 男の人の王様は北島三郎さんで、女の人の王様は八代亜紀さんだと思ってた 「天才は1%の才能と99%の努力である」…才能ないってこと? (古今東西の妖怪について尋ねられて)マジンガーZ。 もうそろそろお時間のお時間です(お別れのお時間です) 受験生の発展と途上を願って ホワイトタイガーを飼ったら、染み抜きが必要だよね、汚れないように! ヤングの反対はロングでしょ? 御曹司の息子 え!?今年戌年なの!?じゃあ私、戌年初めてかもしんない! マラリアキャリー。 ジャパニーズって言うのは、ジャパンを必要とするからJapan needsなんだよね? 波乗りジョリー…あっ、間違えた!波乗りジョディー!!! ♪ぽっぽっぽー、はとぽっぽ、まーめが欲しいかそらやるぞ、みんなで仲良く食べるだぞ♪ うぃんどううぃず対応パソコン 北京の首都ってどこ? 屋久島にはスゴいヤシの木があるんだよ 成せば成さぬ。 不良人にカツアゲされそうになったことがあって、「やめてください!!」って叫んだら不良の人が笑い転げたの、だからその隙に逃げた (東京ビッグサイトにて)幕張メッセってここですよね? (北斗の拳四兄弟を述べよ、との質問に)東西南北。 お金が貯まったらお地蔵さんを買おうと思ってる (就職活動についてのメールに対して)タウンページで調べなさい! イノシシってあれでしょ、足の速い人でしょ? 東京タワーって…あるよね? (劇場版どうぶつの森に出たい、ウサギ役なら出来ると豪語)ぴょん♪ウサギだぴょん♪どうだー!!何も言えないだろー!! 人間ってなんていう人種だろう… 私は鬼と呼ばれていますから…“人間の鬼”、と。 体調不良っていい言葉だよね 今年はノロウィルスが流行ってるから、その辺のものを食べないように気をつけてる 舞ちゃんと確定申告の時期、必ず何か一緒になるよね? 朋先生なんかインターネットにさあ、「朋先生が大学行ってあの程度だったら行く意味がない」って書かれたことがあるくらい (『生ぬるい』を)いきぬるい。 津軽開港冬景色。ペリーっ!ペーリー!! 遭難爆走族(湘南爆走族) 想像人参(想像妊娠) 慶應切開(帝王切開) 現行犯容疑で逮捕する!! 見返り婦人(見返り美人) 大仏さん、でも、むき出しになってないよね、奈良は。 あのね、なんかね、うち、日光が親戚にあるのね(日光に親戚がいる) 犬も歩けば棒に当たるってのは、間違えることは誰にでもあるってことですよね? 夏まっさかさま!…アハハ、間違えた夏まっさかさりですね……まっさかさり? これは、Rと書いてあるから左ですよね? (私も早口言葉は苦手です。急にポピュラーって言えません)とのメールに対して「ということで、朋先生もやってみまーす」急にポピュラー、急にポピュラー、急にポピュラー、急にポピュラー、急にポピュラー!! (僕の悩みは一つです。どうしたら地球を防衛できるでしょうか)という戦隊ヒーローからのメールに対して「地球…んとねぇ…地球を防衛するためにはねぇ、スプレーを使わないとかでしょ」 今日は6月の17・23・27・32…28日でした はいところで、えーと、今日はね、えぇっと、8月の19日…あ、8月の20日…あっ、7月の20日…あ、7月の19日 (老若男女を言おうとして)老若にゃんにょ、老若なんの、老若にゃんの (何のボケもなしで)はい、それじゃあ今から鷲崎さんがノリツッコミをします5・4・3・2・1… (トナカイについて)よく燻製とかになってるよね アフレコ現場にまつたけ芸能(松竹芸能)→相手に聞き返されて→あれ?たけまつ芸能だったかな (魚の三枚おろし見て)なんかあれみたい、カエルの分解 カッコよく歩こうとすると、なんかねぇ、右足と左足が一緒に出ちゃったり、右足と右足が一緒に出ちゃったり (年賀状発送について)マネージャーさんの所へは二軍で出します(言い直して)二番煎じで行きます。 トロピカリャー!!(ヤマピカリャー) 人生から墓場まで 初めて神戸に行きました。家がありました。ローソンさんがありました。本当に日本って感じでした。 (ハウルの動く城を見て)木村拓哉さんいつでてくるの? 人間界でやっていけないと感じたら猿の世界に行こうかと (森田成一の第一印象を聞かれて)あの暑苦しい感じだよねハハハハ、いや、いい意味でだよ 辻褄って言って、爪楊枝を思い出しちゃった。まあいいや ダイジョーブだよちゃんと手助けします。右腕の左腕になって 趣味は衣食住 (白石涼子のアーミーっぽいスカートについて)豹柄? 中華の洋服 最近の近況状況 猿の尻尾の生えた所 (ユニクロについて)行った?行った?モノクロ! 天狗って何?マリオに似てる人? 私はね、あのぉ、地球の中なんだけど、ありきたりじゃないマイナーなトコに行きたいですね。…う~~んとねぇ…北半球とか (何食べたい?と聞かれ)ハンバーグ♪→(ハンバーグ屋へ)→シーフードグラタンください! (何が好き?と聞かれ)豚肉♪→(豚肉のおいしい店へ)→ラザニアください! 千里の道も万里から (クリスマスは)誕生日じゃないですか→(誰の?)→イエッサー・キリスト? (僕と秘密の地図と言おうとして)僕と秘密のぴじゅ→僕と秘密の痴女 不倫はスポーツ (長万部駅前を見渡して)うーん、東京より縄文時代に近い! なんだろう 表情が無くて死んだ金魚の目をしている(まんべくんを見て) 猿→忍者→人間の順で進化したんだよね (本人の前で)神谷さんってさぁ、トンボに似てるよね 人間の人と結婚できて良かったです(笑) ←ガチな結婚報告 主な被害者 森渉…夫である人間の人。本業はさっぱりだがSASUKEやスポ男で大活躍する肉体派俳優。 最も身近な人物ということもあり最大の被害者で、日常的な超音波攻撃で頭痛が起きるなど肉体にまで影響が及んでいる。 互いの口から奇天烈な家庭事情が話されたりするが、当人も相当な変人ということで夫婦仲は良好。精神にまで影響が及んでいるようだ そのことは当該番組で勝っても負けても号泣して貰えるところからもうかがえる。 松来未祐…声優の中では最大の被害者。度重なる音波攻撃の影響で突然泣き出したことも。 名前を覚えてもらえない。 井上喜久子…その天然ぶりを目の当たりにし、ツッコミ役の常識人に変えた。 小野坂昌也…普通の優しいオッサンに変えてしまう。 神谷浩史…ファミ通の番組で共演。被害者だが金朋を鎮圧できる数少ない能力者の一人。トンボに似てると言われる。 岩田光央…普段のラジオでは賑やかな彼も金朋地獄の前では絶句する他に無かった。 えっびばーり 佐藤聡美…某番組にて、金朋地獄に耐えかね「この人、アホなんです」「正直に言いますと、面倒くさい……」と涙目で発言、声優として一皮むけた。 田村ゆかり…ツインエンジェルのラジオで能登麻美子とMCを担当。ゲストとして出演した金朋の相手をするハメになる。 次第に突っ込みきれなくなり、EDを迎えると「長かったー!」と歓声を上げた。 ケンドーコバヤシ…某コスプレ番組で共演しており、金朋地獄により進行がカオスになっていた。 グッチ裕三…昔からの人にはハッチポッチステーションでお馴染み。 自身のラジオ番組グッチ裕三 今夜はうまいぞぉ!(2013から始まっている)で金朋先生が見習いアシスタントをしており、最近ではもっとも絡みが多い大物マルチタレント。今では時間帯を移動してグッチ裕三 朝からうまいぞぉ!というタイトルに変わっている。 トーク力にも定評がありボケも強烈なグッチだが、対して微塵も物怖じしない金朋先生によって、本来ならボケ側であるグッチを秀逸なツッコミ役へと変質させている。 あまりの金朋地獄からスタッフも気を遣い、番組の収録が開始してグッチが呼ぶ段階になるまで、金朋をグッチと一回も会わせなかったなど、厳戒態勢が敷かれているとか。 ちなみに今でもこのラジオ番組はやっているので興味がある人は聴いてみよう。 主な共犯者 木村昴…2019年4月よりAbemaTVのバラエティ番組『声優と夜あそび』にてMCとして共演。最初の頃こそ戸惑っては居たものの何か感じるものを得たのか次第に互いにシンクロし暴走。ゲストで来た安元洋貴を極限まで疲れさせる。 余談だがとある姓名判断では完全無欠の名前らしい。 どこらへんが完全無欠なんだか・・・まぁ、ある意味向かう所敵無しではあるが。 2010年にはめちゃイケオーディションに行きましたよっと。 2次選考まで通過した。 また10/7のズームインでも「地声の高い声優」として取り上げられた。 母も同様に声が高いらしい。 2015年頃からはロンドンハーツに何度か出演している。 専門家の分析によるとやはり一般の人よりも超音波を出しまくっているようだ。 余談だが、あるラジオで怒ったときの声はどんな声かと聞かれ「ウェ~ハハハハハハハ( ゚∀゚)」とこたえた。 エコーと超音波が合わさって、人間には発音不可能である。 南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議会が製作し、YouTubeで公開している『Golden Route IZU My best friend! Bicycle』に出演。 2分54秒の映像のうち、2分32秒までは一切喋らないのだが、2分33秒で突如喋り出す。あまりに突然のことなので驚くこと必至。 主な出演作品 美浜ちよ(あずまんが大王) ボン太くん(フルメタル・パニック!) 田楽マン(ボボボーボ・ボーボボ) ラビー(ケロロ軍曹) クルモン(デジモンテイマーズ) しろボン(ボンバーマンジェッターズ) 山田あす(貧乏姉妹物語) チッチ(川の光) ミケ(スケッチブック) 雛苺(ローゼンメイデン 初期ドラマCD版) 燕ツバメ(B-伝説!バトルビーダマン) 鷺ノ宮銀華(ハヤテのごとく!) 神河繭子(sola) 宇佐美ゆん(Milky Season) グレーテル(BLACK LAGOON) コランダーム(テイルズオブハーツ) ネル・トゥ(BLEACH) ネリエル・トゥ・オーデルシュバンク(〃) デザトリアン(ハートキャッチプリキュア!) 電子精霊(魔法先生ネギま! 白き翼) 蓮華(武装神姫) テルリン(たまごっち) 蜂須賀五衛門(織田信奈の野望) ナレーション(絶対防衛レヴィアタン) タマゾー(パズドラクロス) ベビーフェルパー(神撃のバハムート) トキ(けものフレンズ) 水戸光圀(戦国アスカZERO) ポプ子(ポプテピピック(5話Aパート)) しろボンシロン(ボンバーガール) サーたん(ポリス×戦士 ラブパトリーナ!) MC(声優と夜あそび) 最近、UTAUにて奏音(カネ)トモの音源になった。 最近は地上波のバラエティ番組に出演する機会が増えている。 そのため、更なる金朋地獄の拡散が懸念される またある番組で調査を行った結果、「視覚脳」である事がわかった(世界的にも珍しい)。 視覚脳とは見た物や数字や、景色等を一瞬で覚えてしまう脳のことである。 ただそういう脳を持っているというだけで、記憶力全般が良いという意味はない。 買い物に行った時に買った物の値段を全て覚えていたことから判明した。 その際に「イェーイ!あたしすごくないですか!!」とリアクション。あの声で。 勿論司会の江角さんはフリーズ。やっぱり超音波です本当に(ry 2013年11月、10歳年下の俳優、森渉とめでたくゴールイン。 「“人間”と結婚できてよかったですw(意訳)」と話し、笑いと突っ込みを誘った。 結婚後は夫婦でのバラエティ共演もあり、体育大卒の森が「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」に出演した際は大声で夫に声援を送る健気な姿があった。 そして2017年2月に妊娠6ヶ月を発表。 何はともあれ、おめでとうございます。 追記・編集よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集]