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《無知の悪魔イグラード》 効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻0 /守0 このカードの攻撃力、守備力は装備カード1枚につき1000アップする。 装備したカードの数×1000、攻撃力が上がる悪魔族。 《デーモンの斧》を装備すると攻撃力2000、 《スケープ・ゴート》と《団結の力》で攻撃力5000となる。 裏守備の《スフィア・ボム》を攻撃した場合、 自分が、うける効果ダメージが1000、上がってしまう。
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無知・無名 ◆XksB4AwhxU (登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアルβ 弱音ハク VOCALOID派生キャラ[ 百 ] 「あなた、予定調和を信じる?」 たとえ、街中でそんな言葉をかけられたとしても、多くは宗教の勧誘か何かと思って立ち去るだけだろう。 今の世の中、何を信じようと構わないし、何も信じないということを信じるという手すらある。 まして、信仰対象を見つけるのに怪しげな団体の力を借りる必要などもはや皆無だろう。 それなのに、彼女は立ち止まってしまった。たまたま通りがかったミクの助けがなかったら、そのままヒドい目にあっていただろう。 後で話を聞くには言葉巧みに話を持ちかけて若い女性を誘い、仕舞いには人間ダルマにして東南アジアの方に売り払ってしまうと言う恐るべき密輸窃盗麻薬殺人強姦組織がアレだそうで……。 今になって彼女は思ったが、ゾッとしていた。 そんなことを考えながら、彼女はパックを開ける。 彼女に与えられたのは基本的な支給品一式とシャープペンシル、それにテレビを象ったマスコットの刺繍がされた財布だけだった。 カッターナイフならわかる。それなら手首でも切ったら楽になれるとでも言いたいのだろうから。 だが、肝心の支給品がこれじゃあ自殺も出来やしない。彼女は最初の選択肢を消去した。 だから、考え事を続行することにする。あと―― 財布の中身は、丁度2525円だった。妙に作為的な数字を感じる。きっと何か意味があるのだろう。 小市民的な発想だと言うことは彼女にもわかっていた。だけど、こんな場所でお金が何の役に立つんだろうか。 彼女はそう思っていた。銭形平次の真似事なんて誰も出来っこないし、ただドブに捨てるのももったいない。 ――なら、使い切ってやるのもいいかもしれない。 盗みなんてしない。持ち運びきれないだけの荷物があってもしょうがないし、ついでにあの二人への嫌がらせのつもりで。 「お買い物をしよう」 だから、目の付いたデパートに入った。特に意味はなかった。エスカレーターで降りた。彼女もまたボーカロイドである以前に女性ということなのだろう。 だが、悲しいかな。彼女の選んだ商品はことごとく何かがズレていた。自分のためなのか、他人(ひと)のためなのか、それさえわかっていないのだから。 ついでに、このデパートも何かがズレていた。なぜか、本来あるはずのものがなく、逆にどうでもいいはずのものが無駄に転がっていたりするのだから。 結局、まともな食料品はほとんど見つからなかった。ただ、それは選択を狭めることで、時間の軽減につながったのだが。 まず、知り合いの赤い人を思い出した。きっと、トロくさい私だって、お酒が入れば三倍くらいで動けるだろうから。 それ以前に酒飲みとしては妥協するわけには行かなかったし。 売り場を遠目に見ると、見知った銘柄らしきビンは目に入らなかった。どうやら、焼酎しかこの店にはないらしい。 正直がっかりした。でも、考え直す。 「そう言えば……」 九州に行くと、芋焼酎は量り売りしてくれるところがあるらしい。それくらいだから安いに違いない。予算には限りがある。 だけど、そろーっと周る。立派な瓶に物怖じするかのように……、だって……。 高かった。 彼女が普段飲んでいる銘柄は一つもなかった。一体、自分はどれだけの安酒飲みなのだろうか? そんなことを言いたかった。恨めしそうに瓶を睨んで、いって、ようやく買えそうな銘柄を見つけ出した。 「魔王……? 怖いから安そう……」 残念ながら30万以上の値段が付いたこともある幻の焼酎です。本当にありがとうございました。 しかし、激しく! 洋酒派で、哀しく……安酒飲みの彼女にとっては仕様のないこと。だが、彼女は財布から2009円を出すと、右手の中に移す。 「でも……」 硬貨を包んだ二千円札を左右に振り回す。ふらふらとふら回す。だって「時価相応」とだけ値札には書かれていたから、この店で一番安いお酒ということはわかっていた……。 ……、このお金で事足りるとわかっている。だけど、これから買い物をするのに足りるだろうか。 「きっと足りるよね?」 誰にでもなく問いかけた。 次に青い人を思い出した。 「いっか」 多少、打算を働かせたのかミニサイズを手に取る。250円の廉価版ハーゲンダッツだ。 しかし、彼はレディボーデン派だった……残念。もっと言えば、スイカバーか……。 「……………」 正直言えば、この買い物に一番時間をかけたのだろう。生鮮食品のコーナーを過ぎて、彼女は差し掛かったのは―― 「ネギ」 誰に伝えるわけでもなく呟いた。そして、そのネギを天に掲げた。それはどことなく誇らしげな言葉だった。淀みなく、ニコニコと。 常日頃から、緑色の心無い言葉をぶつけられてきた彼女にとっても、その緑は心地良く思えた。 最後に思い出したのは会場で見かけた塩のこと。なぜ気になったかは知らない。恋ではない。 ふと気になってしまったことが頭の中にこびりついて離れなくなってしまう 黄色い双子のことも考えたが、既に足を動かしてしまった以上は仕方がなかった。 彼女は塩の小瓶を手に取った―― ところで、遠雷のような唸り声が響いた。近い……? 彼女は荷物をデイパックにすべて押し込むと、レジに向かって走り出した。もちろん、塩を忘れずに。 よって、二番目の問いに答えることはできない。塩の小瓶が幾らかは神のみぞ知る――。 財布を叩きつけるようにレジに置き、階段を勢い高く駆け上がる。 デパートの一角に爆炎が上がり、咆哮と激音が何度も上がる。上がる……、上がる……。彼女は何も出来ず、立ち尽くす。 ついで強面の男の人が出てきても何も出来ず、震えていた。 情けないことに、本物の殺気を目にしただけでさっきまでの平穏と余裕はどこかに飛んで失せてしまったのだ。 代わりにやってきたのは恐怖と弱音――。 しかし、男がこちらに気付くことがなかったのは幸運だった。もし、目が合いでもしたらタダで済んだとはとても思えない。 ところで、最初の問いに戻ろう。宗教の勧誘に応じた彼女の返答はこうである。 「はい……」 弱々しく呟かれたものだったが、応える表情(かお)は満面の笑みだった。 予定調和という概念をハクは信じている。勧誘の人に聞かれるでなく、最初からそうだったのだ。 ボーカロイドとして生まれた私はその存在意義とかけ離れたことに音痴だった。そして、多くのマスターに見捨てられていった。 きっとこれから先も自分は他人に迷惑をかけるんだろう。ツマンネwと揶揄されるボーカロイドとしていつまでも花咲かせることなく、いつか萎んでいくんだ。 繰り返される日常は自分からも他人からも愛想を奪い、いつしか弱音をハクだけのボヤキロイドに変えてしまうのだろう。 それを予定調和、運命と言わずに何と言うのだろう。勧誘が胡散臭いものだなんて最初から気付いていたから。これは消極的な自殺のつもりの返答だったのだ。 「ならば、それは崩せるものだと――」 「ハクさんっ! 何やってんですかっ!」 それから先はなし崩しだった。 年下?に諭されるのも慣れたものだった。お説教も聞き慣れたもので、ただうなだれて流す。 どうして、こんな自分に優しいのかと言う質問は「当たり前」という答えで切って捨てられた。 そして、私なんかがこんな優しい子に近づいてはいけないという弱音が強くなる。 強くなった。けど……、最後の言葉は 「何でも自分で抱え込まないでください! 私たちがそんなに信じられないんですか!」 「……うん」 でも……、その瞬間だけは弱音をハクことなく、他人(ひと)を信じることが出来たのだ。 だが、瞬間は時間という大きな枠組みでは小さな力しか持てない。今、彼女が頑張ったとしてもこの殺人ゲームという歪な時間の中では何も出来ない。 彼女はそうとも信じていた。何も出来ないどころか逆に足を引っ張る自分しか想像できないと、弱音をハク。 結局、彼女は何も分かっていない。いや、心の奥底で気付けてはいるのかもしれない。 そろそろ他人に何かを求めてもいいということに。信じなければいけないところに来ていることに。 「結局……、あれっきりなんだよね……」 後悔はしていた。結局、逃げ出す形になってしまったから、もう合わせる顔がなかった。 もう会いたくなかった。でも、会いたかった。誰にも会いたくなかった。誰にも会わない場所に行きたかった。 与えられた地図を思い出した。足の向く先が決まった。声をかけられた? え……? 誰かが見ているの? 声をかけられるの? 誰……? ダレッ!? 私は知らない。こんな人は知らない。知っていても、知らない! もし知っていても、こんな知らない目をさせる私なんて知らない!? 「あ……、ああ、ああああああああああああ!!!」 彼女は逃げ出した。 これは瞬間しか勇気を持てない彼女にとっては精一杯の行動であった。文字通り逃げでもあったが。 (私には何も出来ない……。誰の役にも立てないっ! 誰にも会いたくないんだッ!) そして、思いのすべてであった。 【F-3 デパート外/一日目・深夜】 【弱音ハク@VOCALOID(亜種)】 [状態]混乱、絶望、健康、弱音吐く [装備]福沢玲子のシャーペン@学校であった怖い話 [所持品]基本支給品、九条ネギ@現実、ハーゲンダッツ(ミニカップ)@現実、伯方の塩(瓶)@現実 魔王(芋焼酎)@現実、ランダム支給品(残り0~1) 【思考・状況】 基本:誰とも会いたくない。だから、誰とも会わない場所(MAPの隅)に篭って、事が収まるまで待つ。 0.誰かに出会ったら一目散に逃げる。 1.他のボーカロイド勢(特にミク)については考えたくない。 2.財布どうしよう……? 3.酒場がちょっと気になる 【備考】 ※設定はマスターでなく、ボーカロイドとしての彼女です。 ※衣装にあるスピーカー等の装備は飾りに変えられています。 ※南北どちらか、もしくは酒場に向かうかは次の書き手さんにお任せします。 ※2525円が入った財布(ニコニコ印)はデパートB1階レジに放置されています。 ※バルバトス(名前は知らない)を危険人物と認識しました。 【福沢玲子のシャーペン@学校であった怖い話】 ある女子高生が殺人のために選んだ凶器。 基本は現実準拠だが、実際これで人を殺せてるのを見ると侮れない。 【2525円が入った財布(ニコニコ印)@???】 妙に作為的な金額が入れられた財布。主催者の意図を感じるが……? 内訳は2000円札1枚、500円玉1枚、10円玉2枚、5円玉1枚。 【魔王(芋焼酎)@現実】 森伊蔵らと並んで幻の芋焼酎として知られる一品。 本来の評価を離れてプレミアが付いたといってはなんだが、立派に通の舌に耐える一品だと思う。 【ハーゲンダッツ(ミニカップ)@現実】 かつて、レディボーデンと人気を二分していた普通の高級アイスクリーム。季節によっては溶けて大惨事。 普通においしいが、それはプラセボ効果を甘味した上でのことだと筆者は思う。 【伯方の塩(瓶)@現実】 飛んだり跳ねたり喋ったりしない「ふ! つ! う! の! し! お!」 メキシコ産なのは参加者と変わらない。成分もたぶん変わらない。 【九条ネギ@現実】 京都市南区九条地区が主産地であったことからその名がついたネギ。 ここでは葉鞘部が比較的太く濃緑色の九条太葱を指す(Wikipedia参照) sm18 卑怯だッ! 時系列順 sm20 月に吠える sm18 卑怯だッ! 投下順 sm20 月に吠える 弱音ハク sm56 夢想歌
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《無知の呪い》[呪詛]Curse of Ignorance 2つの技能を選択すること。君のヘクスブレードの呪いは、それらの技能を使用する敵の能力を減少させることができる。 前提条件: ヘクスブレードの呪いの能力。 利益: ヘクスブレードの呪いの能力を使用するとき、君は犠牲者が行なう選択した技能のあらゆる技能判定に対して-5ペナルティを付与することを選択できる。ヘクスブレードの恐るべき呪いによって与えるペナルティは-10である。ヘクスブレードの大いなる呪いによって与えるペナルティは-15である。 呪詛特技 Hex Feats へクスブレードの最も目立ち、独特な能力は呪いである。彼の呪いによって、へクスブレードは敵の能力を減退させ、戦闘において彼らにペナルティを与える。へクスブレードの実験者たちが、彼らの呪いの能力に基づいたいくつかの新しい能力を開発分類した。これらの能力のいくつかは、へクスブレードの呪いを修正するものであり、呪詛特技として知られている。 他に特記事項がない限り、呪詛特技によって与えられる新しい呪い能力は、通常のヘクスブレードの呪いと同様に1時間の持続時間を持つ。呪詛特技を取得することで、彼は通常の呪いか呪詛特技によって与えられる新しい呪いを使うのかを選択することができるようになり、ヘクスブレードはより大きな柔軟性を獲得する。呪詛特技によって与えられる呪いの選択肢は、呪いのレベル(ヘクスブレードの呪い、ヘクスブレードの恐るべき呪い、ヘクスブレードの大いなる呪い)に応じて異なる影響を目標に与える。 出典: 『Dragon #339』p.92 関連項目 特技 ヘクスブレードの呪詛
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池上彰(ジャーナリスト)「わかりやすく安全デマ」実は危険とも安全とも言っていなかった。 危険と言い切らない限りアウトというなら御用だが、基本的に何も知らなかったのでは。 森永卓郎(評論家) 中野剛志(京都大学大学院工学研究科(都市社会工学専攻)助教) 池谷裕二(東京大学大学院 薬学系研究科準教授) 石丸隆(東京海洋大学教授) 御園生淳(海洋生物環境研究所 研究参与) 鍋谷郁太郎(東海大教授 ドイツ近現代史) 苫米地英人(脳機能学者、洗脳された女芸人の保護者) 佐々木俊尚(ITジャーナリスト) 吉本隆明(思想家、作家、2012年3月没) 竹内薫(サイエンス作家) 下村満子(ジャーナリスト)脱原発ではあるが、放射能に関しては老人の生活重視の発言多い。 放射性物質について恐ろしく無知。 香山リカ(精神科医)※本人の立場は脱原発のようだが、脱原発=引きこもり・ニート論を展開。 その後謝罪はあったものの、脱原発とは直接関係無い話に発展してしまった。 香山リカ2 香山リカ3 浅田彰 立花隆 糸井重里 山本寛(アニメーション監督・演出家) 田岡俊次(軍事評論家) ジャレド・ダイアモンド(アメリカ合衆国の進化生物学者、生理学者、生物地理学者、ノンフィクション作家) 倉本聰(脚本家・劇作家・演出家) 大林宣彦(映画監督) 俳優・タレント・声優 所ジョージ(意図的と思われ) ビートたけし 武田鉄矢 津川雅彦 伊東四朗 大山のぶ代 カンニング竹山 村本大輔(漫才師)無知ではなく確信犯的発言 スポーツ選手 星野仙一 丸山かりな(なでしこジャパン) 漫画家 松本零士 歌手 槇原敬之(歌手) 小林幸子(歌手) 経団連-日商-経済同友会 ※2012/9/18、三団体共同で「原発ゼロ」政策に反対とアピール。 34学会声明 左翼嫌い 古田博司(筑波大学大学院教授) 日本国民 大佐(緊急自然災害板の自治気取り) 神奈川県(上に同じ)
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無知の大地ニオラナ UC 自然文明 (6) クリーチャー:ガイア・コマンド 6000 ■W・ブレイカー ■誰かがカードを引く時、そのプレイヤーはカードを引く代わりに、その枚数だけ山札の上のカードを見る。その中から1枚選び手札に加え、残りをマナゾーンに置く。 作者:ウタ フレーバーテキスト 知性だけでは生き残れない。 評価 名前 コメント
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ル・ルデの庭 Jamal ん、君か。 こちらの準備はできているぞ。 次の目標データはこれだ。 Jamal それでは今回も頼んだぞ。 エミネンス・レコードに新たな目標「「無知」でうつろにしろ」が追加された! (フェイス アークHMを習得後) Jamal ん、君か。 おぉ、どうやらうまくいったようだな。 Jamal 君が発している魔力光を見れば研究結果を 得たようなものだ。 Jamal だがしかし、なかなか研究のサンプル数が 増えなくてな。 Jamal 自身でも闇のフェイスを成功させようと 研究結果を元にした「盟」を複写して 試しているのだが難航しているのだ……。 Jamal 根源の真理さえ得ることができれば それは世界の法則を掌握したと同じはずなのだ。 そうすれば、わたしは 神の扉を開かずとも楽園へ……。 Jamal 次の研究の準備を進めておくから しばらく経ったらまた来てくれ。 「怯懦」で押しつぶせ << 「無知」でうつろにしろ >> 絆パワーですわ!
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『無知の罪 後編』 30KB 虐待 自業自得 駆除 野良ゆ 独自設定 後編 そしてあれから一週間後。 「ゆぎゃああああああああ!」 「やべでええええええ!」 「どじでえええええ!なんでえええええ!」 「おねがいです!ぱちぇたちは、けっしてにんげんさんのめいわくにはなりません! だからおねが……むぎょぼがああああああああ!」 ここは街中にある公園。 今ここではこの場所を根城にしていたゆっくりたちの一斉駆除が行われていた。 泣こうが叫ぼうが、そんなことは関係ないとばかりに次々と駆除されていくゆっくりたち。 こうして大々的に駆除されるということは、この公園のゆっくりたちが何か悪さをしたということだろうか? いいや、そんなことはない。 むしろこの公園のゆっくりたちはみな人間的に見て善良とされる個体ばかりであった。 実際彼女らは人間に迷惑をかけないように生活しており、なおかつ公園内の清掃活動等などをしていたことから、 地域住人からはその存在を一応は黙認されていたのだ。 それが今日になって突然何の前ぶりもなく一斉駆除である。 駆除されるゆっくりたちの困惑はある意味当然だった。 「どうしてええええええ!ありすたちが、なにかわるいことしたのおおおおおおお!」 目前に迫った作業員を前に、無駄と知りつつも公園に残った最後のありすは叫ばずにはいられなかった。 今までそれなりに人間とは上手くやってきたつもりだった。 決して逆らわず、迷惑をかけず、その視界に入らないように地べたをはいずって惨めな生活をしてきた。 しかしそれでもダメだというのか!ならば一体どうすればいいというのか! 一体自分たちの何がいけないのか、キチンと説明してもらわない限りは死んでも死にきれないではないか。 だが、ありすの前に立つ作業員は溜息混じりに意外なことを口走った。 「いや、別にお前らは何も悪い事してないよ」 「ゆ?」 その答えに呆然とするありす。 何も悪くない?だったら何故? 「まっ、お前にこんなこと言ってもしかたないんだけどさ。 お前らのお仲間……か、どうかは知らんが人間の、それも小さな女の子に刃物を持って襲い掛かったゆっくりが出たのさ。 何でもお飾りのリボンの片方に、大きな穴が空いているれいむらしいんだけどね」 ありすは目をパチクリさせる。 リボンの片方に大きな穴が空いたれいむ? そんな奴は知らない。 少なくともありすが所属するこの公園の群れにはそんなれいむはいなかった。 そもそも人間を襲うなんてバカげたことをするゆっくりは……。 「で、そんな危険な連中を野放しにしておくわけにはいかないという上からの命令でね。 まあ、なんせ襲われたのは年端も行かない女の子だったもんだから、余計に神経質なことになってねえ。 現実問題としてそのゆっくりは刃物を持ってたわけだから、あわや大怪我って可能性も十分あり得たわけだし。 しかも実際に襲われてるその現場を、ちょうどお偉いさんの知り合いが居合わせたってんだから、もうこれは穏健派も擁護できないってことでね。 だから特にお前らが悪いってことはないんだ。 それが証拠に、駆除はここ以外でもいたる所でやってるわけだからな」 作業員が言った事は真実だった。 この公園のゆっくりは別に悪い事をしていない。 むしろあそこの公園にいる連中は見逃してやってほしいという意見が出たくらいだ。 しかし、もしそこに例の危険なゆっくりがまぎれていたらどうするんだ、ということで結局その意見は却下されのだが。 そしてこれまた作業員の言葉通り、このような駆除は街のいたるところで行われていた。 公園で、路地裏で、川原で、ゴミため場で………。 ゆっくりが隠れていそうな場所はとにかく潰す。 まさに一斉駆除という名に相応しい行為が街中で行われていたのだ。 「お~い!もうそっち終わったか~! もう撤収の時間だぞ~!」 ありすの前に立っている作業員の後ろからやや離れたところにいる別の作業員が声をかける。 どうやら公園での駆除は終了らしい。 「まっ、そんなわけだ。 精々恨むのならそのお飾りに穴のあいたれいむを恨むこったな」 それだけ言うと、作業員はあくび混じりにその場を去って行った。 「ゆっ?」 てっきり潰されると思ったありすは、何もしないで去っていった作業員の背中を不思議そうな目で見つめた。 見逃して………くれたということだろうか? この一斉駆除に対してあの作業員が独自に何か思うところがあったのか、それともただめんどくさかっただけなのか、 あるいは単なる気まぐれか。 それはわからない。 わからないが、とにかくありすは助かった。 そして、今日この日から野良ゆっくりの間ではある噂が流れるようになる。 曰く、この駆除の原因はとあるれいむのバカげた行為にあるらしいと。 そして、そのれいむのお飾りのリボンには片方大きな穴があいているらしいと。 そして、それからまた一週間後。 「むっきゅう!なかまたちのかずはへるいっぽうね!」 「それでも、しょきにくらべれば、くじょされるかずはだいぶましになってきたんだぜえ! ぱちゅりーのいうとおり、とにかくひるまはぜったいにであるかなくなったおかげなんだぜえ!」 日の当たらない裏路地ににて、ひっそりとゆっくりたちが囁きあっている。 そこにいるゆっくりたちは様々な種族がいたが、みな一様にボロボロでまったくゆっくりしていないということは共通事項だった。 それもそのはず、ここにいるゆっくりたちはみな一斉駆除を潜り抜けてきたゆっくりの集まりだったからだ。 偶然から、幸運から、あるいはゆっくり同士の情報網からか。 とにかく駆除から辛うじて逃げ切れたあちこちのゆっくりたちの一部が、この薄暗い場所に新たに群れを作っていたのだ。 このもろもろのゆっくりたちは、固まって連係することにより何とかギリギリのところで命を繋いでいた。 他にもこういった形態の群れは街に幾つかあるらしいが、一体どれ程の規模なのか正確に把握してるゆっくりはいない。 今では以前存在していたような野良ゆっくりたちの情報網は完全に途絶しており、また昼間は危険で出歩けないため外の情報が全く入ってこないのだ。 そんな中で唯一つわかっていること。 それは一斉駆除はまだ終了してはいないということだ。 それが証拠に、日中外に出て行ったゆっくりで帰ってきたものはいない。 またちょっとした不注意から群れの隠れ場所がばれたゆっくりたちが、あっという間に駆除されてしまったという話しも、 そこから命からがら逃れてきたゆっくりから聞いている。 今だゆっくりたちの危機は去っていないのだ。 「むきゅ!いっせいくじょが、こんなにながいあいだつづけられるなんて、いままでにないとことよ!」 「とにかくいまは、かくれつづけるよりほかに、ほうほうがないんだぜえ!」 「むきゅ!そうね、わかってるわ、ほんとうにどうしてこんなことに……」 一斉駆除が始まる前までは、このぱちゅりーは人間たちと何とか共存する形で生きてきたゆっくりの一匹だった。 公園(さっきの場所とは別)を根城にし、やってくる人々に嫌われないように努力する。 その甲斐あってか、たまにあまあまをくれたりする人間もいて、その関係は概ね良好であったというのに……。 「おさぁ~!おさ!またむれにくわわりたいっていうゆっくりが、やってきたみたいなんだけど!」 ぱちゅりーが昔の感慨にふけっていると、群れのありすが呼びにやって来た。 どうやらまたどこからか、ゆっくりが流れてきたらしい。 「むきゅ!こんなまっぴるまから、そとをであるていたの?あまり、あたまのいいゆっくりじゃなさそうね? まあでもいいわ、いれてあげなさい!いまはゆっくりどうし、たすけあわないといきていないじだいだしね!」 何処からかやって来たというゆっくりの、日中に出歩くという浅はかな行動に溜息をつくぱちゅりー。 普段ならば、群れに加えるゆっくりの性格や素性はもっとよく考慮するところであり、 こういった余り頭のよろしくないであろうゆっくりはあまり歓迎されないのだが、この非常時ではそうも言ってられない。 ゆっくり同士最大限助け合っていかなければ、本当にこの地域のゆっくりが全滅する可能性もあり得るのだ。 それにうかつに群れに加えるのを拒否をして、その結果人間に捕まりこの群れの場所が洩れるなんてことになったら目も当てられない。 そんなことになるくらいなら、最初からヘマをやらかさないように群れに入れて、相互監視したほうがいい。 とにかく今は、人間の目に入らないように隠れて生活して、この辺りにゆっくりはいなくなったと人間に思わせることが大事なのだ。 「ゆゆ、それが、その……」 ぱちゅりーの承諾を貰ったにも関わらず、報告にきたありすはどうも歯切れが悪い 「むきゅ!どうしたの?」 「その、やってきたゆっくりのれいむのことなんだけど……。 れいのうわさになってるれいむなんじゃないかって、みんなはなしてるの…」 「むきゅ?うわさ?どういうことのなの?」 「そのやってきたれいむはね、どうもおりぼんのかたほうに、おおきなあながあいてるみたいなの! れいのうわさにある、このくじょのげんいんとなったれいむとおなじようにね!」 「なんですって!?」 ありすの報告に、ぱちゅりーは大きく目を見開いたのだった。 「ゆふう!ゆふう!まったくれいむをいつまでまたせるきなの!ゆっくりできないねぇ!」 荒い息を吐きながらボロボロになった一匹のれいむが悪態をついている。 あの人間を襲った親れいむだった。 なんと親れいむはあの日、人間から逃げた後も今までしぶとく生き残っていたのだ。 恐らく群れなどに属さず一匹で行動していたことが逆に幸いしたのだろう、 今まで大規模な駆除に遭遇せずにすんでいたいたのだ。 とはいえあれからの日々は決して楽なものではなく、苦難の連続であった。 公園などで行われる大規模駆除には遭遇しなかったものの、場所を選ばず突発的に行われる小規模な駆除には何度も遭遇してきた。 親れいむはそのたびに命からがら必死に逃げ出し続けてきたのだ。 今まで何とか生き残ってこれたのはもはや幸運以外の何者でもない。 そしてはじめは復讐のことを強く考えていた親れいむだが、今となってはもう復讐なんてどうでもいいと思っていた。 そもそもこの駆除は、何故かあの人間と会った場所を中心として行われているようであり、 実際問題として駆除から逃れるのが精一杯の親れいむは、復讐どころかあの場所に近づくことすらできない有様だった。 第一もう親れいむにはそんな気力は残っていない。 そんなことよりも、もうとにかくゆっくりしたいのだ。 番もおちびちゃんもまた作ればいいし、自分がゆっくりしたほうがきっと天国のおちびちゃんも喜ぶに違いないんだ。 そんなわけで、親れいむはこの辺りにあるという噂の群れに入ることにしたのだ。 親れいむは、群れというものにあまりいい印象を持っていなかったが(昔ルールを破って家族共々追い出されたことがある)、 この際そんなことは言ってられない。 さっきから群れの連中が自分のことをチラチラと盗み見ては何かヒソヒソと話しているのは気に入らないが、まあ我慢してやることにする。 きっと自分が余りにも美ゆっくりすぎて、つい見とれてしまうのだろう。 うん、この分ならすぐに新しい番とおちびちゃんを作れるだろう。 それでこんどこそ、すっとゆっくりするんだ。 何だ、はじめからこうすればよかったんじゃないか。 「むきゅ!またせたわね、れいむ」 「ゆ?」 親れいむが妄想に浸っているところを、ぱちゅりーが声をかけ、現実に引き戻す。 どうやらこの群れの長であるらしいぱちゅりーがやってきたようだ。 「ゆゆ!おそいよ!なにしてたの!」 「ごめんなさいねれいむ、ちょっとみんなでそうだんしてたのよ! あなたが、れいのうわさになってるれいむなんじゃないかって、はなしがもちあがってね!」 「!?」 ぱちゅりーの話しを聞いた途端、顔面蒼白になる親れいむ。 例の噂。 その話しは親れいむも耳にしていた。 曰く、この駆除の原因はとあるれいむのバカげた行為にあるらしいと。 そして、そのれいむのお飾りのリボンには片方大きな穴があいているらしいと。 もしかしなくてもこれは自分のことだろう。 親れいむは何故、自分がしたことが原因でこんなことになったか、いまだにまったくわかってなかったが、 しかし、この噂のゆっくりが他のゆっくりから酷く恨まれている事は知っていた。 自分が噂のゆっくりだと知られるわけにはいかない。 しかしぱちゅりーは、自分そうではないかという話しが持ち上がってると言った。 まさかバレたか? いいや、大丈夫だ。すさんだ野良生活でお飾りが汚れたり欠損したりするゆっくりはごまんといるではないか。 事実親れいむも、自分以外のお飾りに穴が開いているゆっくりを目にしたことがある。 つまりは、知らぬ存ぜぬで押し通せば証拠は何もないということだ。 「ゆゆっ!ちがうよ!たしかにれいむのおりぼんさんには、あながあいてるけど、れいむはうわさのゆっくりなんかじゃないよ!」 必死になって取り繕う親れいむ。焦りのせいか、身体からは脂汗がダラダラと流れている。 その必死さが逆に怪しいのだが、そのことに親れいむは気づいていない。 「むきゅ!そう、それはざんねんね! せっかくすべてのゆっくりたちのえいっゆうを、このむれにむかえられるとおもったのに!」 「ゆゆ?えいっゆう?」 残念そうな様子のぱちゅりーを見て親れいむは首を傾げる。 今なんと言った?えいっゆうだって? 「そうよ!えいっゆうよ!だってそうじゃない? にんげんにたいして、はものをもって、むかっていくなんて、そんなばかげ………りっぱなことなかなかできることじゃないわ! あなたがもし、うわさのれいむだったとしたら、いぎょうをなしとげたゆっくりとして、このむれのおさをおねがいするつもりだったけど、 ちがうというのならしかたがないわね!」 「ゆゆゆ!まっ、まってね!」 話しを聞いた親れいむは慌ててぱちゅりーを呼び止めた。 てっきり人間を襲ったことを責められると思って、思わず自分は噂のゆっくりではないと言ってしまったが、 長になれるとなれば話は別だ。 「れいむだよ!じつはうわさのゆっくりはれいむなんだよおおおおおおお!」 「むきゅ?どういうことなの?さっきはちがうっていったじゃない? あなた、むれのおさになりたくて、うそついてるんじゃないの?」 「ほんとだよおおおおお!ほんとにれいむがあのくそにんげんをおそったうわさのれいむだよおおおおおお!」 胡乱気に見つめるぱちゅりーに、親れいむは慌てて前言を撤回する発言をする。 「ふーん!じゃあどうしてにんげんをおそったのかしら?」 「ゆ?」 「にんげんをおそったりゆうよ! あなたがほんとうに、うわさのれいむならば、なっとくのいくせつめいができるはずでしょ! どうしてこんなおろか………すごいことをしたのかしら?」 「ゆゆー!よくきいてくれたよー! ぜんぶあのくそにんげんがわるいんだよおおおおおお! あのくそにんげんはねぇ………」 ぱちゅりーに促されるままに、群れのみんなの前で今までの経緯を得意げに語り出す親れいむ。 話しが先に進むにしたがって、群れの面々の顔が険しくなっていったが、話すのに夢中になっている親れいむがそれに気づくことはなかった。 「……というわけで、そのおっきなくそにんげんがきたおかげで、おしくもとりにがしちゃったけど、 れいむは、まだあきらめてないよおおおおおおお! いつかかならず、おちびちゃんのかたきの、くそにんげんをうつよおおおおおお! あっ、でもそれまでは、このえいっゆうであるれいむが、このむれのおさをやってあげるからあんしんしていいよ! ふぁあああ!なんだかたくさんしゃべったらおなかがすいちゃったよ! ゆゆ?なにぼさっとしてるの!むれのおさであるれいむに、はやくあまあまもってきてね!」 喋り終えた親れいむは、すっかり群れの長きどりで、周りのゆっくりたちに命令する。 おめでたいことである。 親れいむを取り囲んでいるゆっくりたちの殺気にまるで気づいていないのだから。 「ゆゆん?どうしたのみんな、おさのめいれいがきこえないの?はやくあまあ…」 「うるさいんだぜええええ!」 ドガッ! 「ゆっぴょろおおおおおん!」 突然近くにいたまりさが、親れいむに体当たりを仕掛けた。 完全な不意打ちに、為す術もなく吹っ飛ばされる親れいむ。 「よくも!よくも!よけいなことしてくれたなああああああ!」 「おまえの!おまえのせいでまりさのおちびちゃんたちがあああああ!」 「みんなそれなりに、ゆっくりやれてたのにいいいいい!」 「かえしてよぉ!みんなのゆっくりぷれいすをかえしてよおおおお!」 「しね!ゆっくりしないでしねえええええ!」 そしてまりさの後に続くようににして親れいむに飛び掛る群れの面々。 「ゆが!ゆぼが!ゆべし!ゆがは!ゆっぴがあああああああああ!」 四方八方から次々に体当たりされ、ボコボコになる親れいむ。 「ゆああああああ!どじでこんなことするのおおおおおおおお! でいぶは、ゆっくりのえいっゆうのはずでしょおおおおおおお!」 親れいむはたまりかねて大声で訴える。 「あきれた!まだきづかないの? あれはあなたが、ほんとうにうわさのれいむかどうか、かくにんするためにちょっとひっかけただけよ! まともなゆっくりなら、あんなばかげたはなし、しんじたりしないわ! かりにしんじたとしても、じぶんがやったなんてぜったいにいいださないしね!」 言葉通りの呆れた表情でぱちゅりーは言う。 「そっ、そんなあああああ!」 「うわさどおり、おまえのせいでにんげんさんたちがおこって、いっせいくじょがはじまったみょん! このいかりは、おまえをせいっさいしないとおさまらないみょん!」 「ゆひいいいい!だってれいむ、こんなことになるなんて、しらなかったんだよおおおおおお!」 「しらなかったですむかこのむちがああああ! じぶんがやったことの、つみのおもさがわかってるのかぜええええ!」 「そうだ!そうだ!」 「さいっさいだ!さいっさいしろ!」 「ゆるすなぁ!れいむのつみをゆるすなぁ!」 まりさの言った非難を皮切りにし、て再び殺気立つ群れのゆっくりたち。 親れいむの周囲を取り囲み、そしてその輪をじょじょに狭めていく。 もはや親れいむの命は風前の灯であった。 が、そのときである。 裏路地に巨大な影がヌッと現れた。 「おい!なんかうるさいと思ったら、こんなとろにゆっくりがいるぞ!」 「本当だ!すげえ数だな。 やっぱ、まだいるところにはいるんだな、ゆっくり」 「むぎゅ!にんげんさん!」 しまった!とぱちゅりーは思った。 つい噂のれいむが現れたことで興奮してしまい、いつの間にか群れ総出で大声で騒ぐという愚行を犯してしまっていたのだ。 その結果、人間に見つかってしまった。 しかも悪いことに、見つかった人間がしているあの腕章はゆっくりの駆除の作業員のものだ。 恐らく定期巡回をしていたところだったのだろう。 この近くを作業員が巡回しているという情報は事前に知っていたというのに、何たる失態だ! 「ゆああああああああ!もうやだ!おうちかえるうううううううううう!」 突然現れた人間を目の前にして、群れの皆がフリーズしている中、いち早く行動を開始したのは追い詰められていたはずの親れいむだった。 幸運がほとんどだったとはいえ、伊達に今まで小規模な駆除を逃げ切ってきたわけではない。 おつむはともかくとして、咄嗟の逃げ足ならばこの場では随一であった親れいむは、脱兎の如く逃走を開始した。 「みんなにげてええええ!いちどみつかってしまったいじょう、もうこのばしょはおしまいよ! ちりじりになってにげるのよおおおおおお!」 「「「「ゆおおおおおお!!!」」」」 親れいむの行動で我に返ったぱちゅりーもまた、大声で逃走するよう皆に号令を発する。 その声に従い、蜘蛛の子を散らすように逃げていくゆっくりたち。 「あっ、こら逃げるな!」 「おい!この数はおれたちだけじゃ無理だ! 応援を呼ぼう」 以外にも素早いゆっくりたちの行動に戸惑う作業員。 これは彼らの失敗でもあった。 ゆっくりの群れを駆除する場合はまず逃げ場を塞ぎ、それなりの人数で一気にカタをつけるのが望ましい。 しかし彼らはうかつにもその姿を晒し、ゆっくりにその存在を気づかれてしまった。 本来ならゆっくりの声が聞こえた時点で気づかれないように様子を見て、それから応援を呼ぶのが正解である。 ぱちゅりーたちは確かに大声で騒ぐという失敗をしたが、人間もまた同じように失敗を犯していたのだ。 とはいえ上の命令でしぶしぶめんどい駆除をしている作業員のオッサンたちに、相応の練度を求めるのは酷というものだが。 「ゆひいいいい!にげるよおおおおおお! でいぶは!でいぶはああああああ!こんなところでしんでいいゆっくりじゃないんだよおおおお!」 そして一番最初にこの場から逃げ出した親れいむは、またも駆除からの逃亡に成功することになる。 いや、駆除ばかりではなく、群れのゆっくりたちからの制裁の危機すらも逃げ切ったのである。 まったく呆れるばかりの強運であった。 しかし親れいむは知らない。 自分のの異常なまでの強運も、今回が最後であったということに。 死神は音もなく、親れいむのすぐ近くまで迫ってきているということに、親れいむはまだ気づいていなかった。 数時間後。 「ゆはぁ!ゆはぁ!ここまでくれば……」 ぜいぜいと呼吸を整えながら、人心地つく親れいむ。 ここまで逃げ切れば何とか大丈夫だ。 今までの経験から人間連中はある程度のゆっくりを駆除すると、ノルマがどうとか言って、 それ以上は積極的にゆっくりを追ってはこないということを、親れいむは知っていた。 つまり一番初めに逃げ出した自分は、まず安全だろうという確信が親れいむにはあったのだ。 「ゆぐうう!どうしてれいむがこんなめに!」 しかし、逃げ出したはいいが、事態は全然好転していない。 いまだこの街が危険なことは変わりないし、それにあの群れの連中から体当たりされた傷が酷く痛む。 全くどうして自分はこんなにも不幸なのだろうか。 何も悪いことなどしていないというのに。 「ゆううう!ゆっくり!ゆっくりしたいよぉ!」 しみじみと呟く親れいむ。 どうしてみな、自分にいじわるをするのだろうか? 自分はただゆっくりしたい、それだけだというのに! クソ人間はもちろんのこと、同じゆっくりでさえ自分の邪魔をする。 みなれいむがあまりにもゆっくりしているから、嫉妬しているのだろか? そんな見当違いの自己憐憫に親れいむが浸っていると、 「やあ、久しぶりだね」 ゴッ!と凄まじい衝撃が脳天から親れいむを襲った。 「がっ…………!?」 その衝撃たるや、先ほどのゆっくりたちから受けた体当たりの比でなかった。 それはゆっくりたちの制裁が、まるで子どものじゃれあいみたいに感じられるほどの鋭く重い痛み! 「駆除していた人たちから、一番最初に逃げたゆっくりが例の捜しているゆっくりと同じ特徴だったと電話で教えてもらってね。 ダメ元でこうして近くまできてみれば、なんと目の前にいもんだからこりゃビックリだよ。 いやはや、正直もうとっくにどっかで死んでると思っていたんだがね」 「あががががががががががああああ!」 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!! 最初何が起こっているかわからなかった親れいむだが、ようやく現状を理解した。 自分は頭から足で踏みつけられているのだ。 一体何に? そんなのきまってる!人間にだ! 「よっと!」 「ゆばがあああああああ!」 ようやく脳天から親れいむを押さえつけていた足が退けられたかと思った次の瞬間、 今度はその顔面を蹴り飛ばされていた。 勢いよく、鈍い痛みと共に地面をゴロゴロと転がっていく親れいむ。 「ゆべっがはっ!」 そのまま壁に激突し、ようやく回転が止まる親れいむ。 顔を上げると、目の前には自分を蹴り飛ばした人間がいた。 その人間は……。 「あああああああ!おばえはわあああああああああ!」 「私のことを覚えているかな?」 忘れもしない。 それはあの時少女への復讐を邪魔したあの背の高い女性だった。 今まで散々駆除を逃げ切ってきた親れいむ。 だがここにきて振り出しに戻ってしまったのだ。 まさか最後の最後に捕まった相手が、一番初めに逃げ出した人間だとは! 「ゆあああああああ!にげるよおおおおおお!」 その女性を見た途端、親れいむが取った行動は迷いのない逃亡だった。 正解である。 しかし正しい行動をしたからと言って必ず結果がついてくるとは限らない。 「悪いけど今回は逃がさないよ」 「ゆびょがはああああ!」 親れいむは一瞬にして追いつかれ、再び足でその体を踏みつけられてしまう。 言うまでもないことだが、前回親れいむが逃げ切れたのは、女が親れいむではなく少女の身の安全を優先したからである。 一対一のこの状況で親れいむが逃げられる道理などない。 「さて、どうしてくれようかな? こうして奇跡的な再会を果たした以上、あっさり潰してしまうのも味気ないが……」 メリメリメリメリ!!! 「ゆぶうううう!つっ、つぶりぇるううううううう! やべでえええええ!でいぶつぶれじゃうううううううう!」 女が踏みつけている足に体重をかけると、それに呼応して親れいむが叫びだす。 「大丈夫だ、問題ない。この程度では潰れやしないさ」 「おっ、おがじいよおおおおおお!」 「んん?」 「どじて!どうしてれいむだけこんなめにあうのおおおおおお! どうしてくそにんげんも、ほかのゆっくりも、でいぶにいじわるするのおおおおおお!」 親れいむは自身の身に降りかかった理不尽さを精一杯主張した。 彼女はいまだにわかっていなかった。 何故自分がこんな目に会うのかが。 「あー、それはきみの無知からきた愚かな行為が全ての原因なんじゃないかな? 少なくとも私はそう思うが」 「それは、おかしいでしょおおおおおおお! むちなのがわるいっていうのなら、それはあのちびにんげんだっておなじでしょおおおおおお! あいつは、ゆっくりのおくすりが、あまあまだってことをしらなかったんだよおおおおおお! それなのに、どーしてれいむだけこんなめにあうのおおおおお! ふこうへいだよおおおお!れいむをむちでせいっさいするっていうなら、おなじむちのあのちびにんげんもせいっさいしろおおおおおお!」 「………えーと」 女は困ったような、呆れたような表情でポリポリと頬をかいた。 バカだということは知っている。だがまさかこれほどとは……。 流石に二の句が継げられなかった。 「そうだよおおおお!おかしいよおおおお! せいっさいされるのは、れいむじゃない!あのちびにんげんだああああああ! みんなみんな、まちがってるんだよおおおお!れいむがただしいんだああああ! それがりかいできたなら、さっさとこのあしをどけろおおおお! そしてあのちびにんげんを、さっさとせいっさいしろおおおおお!」 そして、女が黙ったのを見て何を勘違いしたのか、増長しはじめる親れいむ。 自分が正しいと何一つ疑ってはいないことはその態度を見れば明らかだった。 そんな親れいむ対して女はおもむろに腰をかがめ、親れいむの揉み上げを掴むと。 「……ふむ、いいだろう」 それをブチッと一気に引きちぎった。 「ゆぎゃあああああ!れいむのぴこぴこさんがああああああ!」 突然自身の揉み上げを乱暴に引きちぎられ、苦悶の声を上げる親れいむ。 「君はどうやら自分がしたことの意味がまるでわかっていないようだ。 このまま潰してやってもいいが、それでは少々興ざめではある。せっかくこうして奇跡的な確率で再会できたわけだしな。 だから、特別に私が講義してやろう。 何、遠慮するな。 授業料は君の身体で支払ってもらうから安心したまえ」 引き千切った揉み上げをヒョイと放り投げながら女が言う。 「さて、それでは早速講義開始といこう。 まずは無知の話しだったかな。 君の主張は自分が無知が理由で制裁されるというのならば、同じく無知であったあの少女もまた制裁されなければ割りに合わない。 そういう話だったね」 「だからさっきからそうだっていってるだろうおおおおおおお! わかってるなら、さっさとちびにんげんをせいっさいしろおおおお!」 「まあまあ、そう慌てるなよ。何事も結論を急ぐと、ろくなことにはならないぜ。 まずこの問題を考えるためには、何故無知が罪なのかを考える必要がある。 『無知は罪』改めて考えてみれば、この理屈は言葉通りに取ればいささかおかしな話しだね。 だってそうだろ?何故ならこの世には全知という存在が、少なくとも目に見える形では存在していないんだから。 『全てを知るもの』が存在しない以上、世界にいるものは何かしら無知なところがあるというわけだ。 つまりは誰もがある意味では無知ということさ。 すると困った話になる、『無知は罪』の法則を適用すればこの世の全ての生き物は罪人ということになってしまう。 さて、ここまではいいかな?」 女はそこまでいい終えると、今度は親れいむのもう片方の揉み上げをブチ!っと引きちぎった。 「あぎゃあああああああ!」 「うん、いい返事でよろしい。では次に進もうか。 さっき言った通り『無知は罪』を言葉通りの意味合いで適応するとこの世の全てが罪人になってしまう。 と、いうことはだ、ここで言う罪になる無知とは全ての知を指すのはではなく、ある特定の知識であるということだ。 では今度はこの特定の知識とは何かと言うことが問題になる。 それが何かわかるかなれいむ?」 「ゆあああああ!そんなのきまってるでしょおおおおおお! ゆっくりのことだよおおおおおおお! くそにんげんたちは、ゆっくりのことをちゃんとしってなくちゃいけないんだよおおおおお! どうすればゆっくりはゆっくりできるのかとか、おちびちゃんはゆっくりできるとか、このよのしんりでしょおおおおおおお! だからそれをしらなかった、あのちびにんげんはせいっさいされるべきなんだよおおおお!」 「不正解」 ブチブチブチ! 今度は女は親れいむのリボンを髪の毛ごと無理やり取り外した。 「あんぎゃあああああ!でいぶのおりぼんさんがああああああ!」 「よく子どもの喧嘩や、頭の悪いもの同士の議論では、今の君のように自分の知っている事を相手が知らない=罪として鬼の首でも取ったように付け上がる輩がいるが、 当然これは『無知は罪』に適用される類の罪ではない。 自分が知っていることを相手が知っている、あるいは逆に相手が知っていることを自分が知らないなんて当たり前のことなんだからね。 当然君たちゆっくりが人間のことを余り詳しく知らないように、我々人間も一般人はゆっくりの生態や趣味趣向など全く知らないし興味もない。 だがそれでいいのさ。 先ほども言ったように全知の存在などいない。 故に多少の無知は許されてしかるべきだ。 実際君たちは気づいていないだろうが、大抵の人間はきみたちゆっくりの不快な行動に眉をしかめながらも、 まあゆっくりだし、しょうがないかとその行動の多くを見逃している、つまりはその無知な行為を許しているわけだ。 いちいち係わり合いになるのをめんどくさがってるとも言うがね。 まっ、もっとも私の場合は即虐待だが」 女は親れいむから奪い取ったリボンをビリビリと無造作に破く。 「うあああああああああ!でいぶのおりぼんさんやぶかないでええええ! あっ、あっ、あっ、あああああああ!やべでえええええ!」 自身のおかざりを取り返そうと、女の足元で親れいむが必死でピョンピョンと飛び跳ねるが当然届くはずもない。 「別に普通に生きる分には相対性理論や量子論を知らなかったところで誰に攻められることはないだろう。 ゆっくりの知識なんてもっての他だ。 だが生きる上で、知らなかったでは済まされない無知がこの世にはある。 これが先ほどから言っている『無知は罪』の内容というやつだ。 そしてその罰せられるべき無知とはね、能動的に行動した結果として自分以外を傷つけてしまう無知のことをさす。 そう、それこそまさに君のしたことだよれいむ!」 女は人差し指で親れいむのことを指差し、そしてそのままその指を親れいむの目玉に突き刺した。 「ゆあがぐばあああああ!あがばばばば、で、でいぶのおべべがああああ!」 目玉を抉られた痛みから、その場でのた打ち回る親れいむ。 「自身の復讐のために人間の少女を襲うという君の愚かで自分勝手な行動によって、 襲われた少女はおろか、それが原因で引き起こされたこの街の一斉駆除により多くのゆっくりが命を落とした。 (まあ一斉駆除を焚きつけたのは私なんだけどね) その中にはそれこそ人間に対して何も悪事を働いていないゆっくりも大勢いただろうな。 彼女らからすれば君の行動はたまったものじゃなかっただろうね。 実際仲間からも随分攻められたんじゃないのかい? ゆっくりよりも、人間のほうが圧倒的に強い以上、その人間に表立ってはむかうようなマネをすればこうなることは野良ゆっくりの間では常識のはず。 ゲスですら、そうそう人間相手には喧嘩を売らないだろう。 これはもう、知りませんでしたでは許されない行為なのだよ」 女はのた打ち回まっている親れいむの口の中に足を突っ込んだ。 「ふが!ふぶぼおおおおお!おげばばば!がっか!」 強引に口内を靴でかき回され、バキバキと親れいむの口内の歯が折れていく。 さらに折れた歯が靴と一緒に口内をズタズタに傷つけていく。 もうこの親れいむは二度と食べ物を咀嚼することはできないだろう。 とはいえもうこの先そんな必要はないのだが。 「我々人間でも対外行為は相手側に失礼がないように相当気を使うよ。 相手が強国ならなおさらだ。 それと同じように野良ゆっくりが子どもに最初に教えることは、人間に決して手を出すなということらしいな。 うかつに手を出せば今回のことのようになるのは目に見えてるからね。 何処の野良の集団や群れでもこれは徹底させているらしい。 まったく、バカなくせに変なところで社会性のある連中だよ。おかげで大規模な一斉駆除がやりにくくなった。 いや、今のは失言だったかな、人間が無用な被害を受けなくなったんだから私個人の感情はともかくこれは喜ばしいことか」 そう言いながら女は親れいむに突っ込んだ足を強引に引き出した。 そのときの勢いで、パラパラと歯が口からこぼれ落ちる。 こうして出来上がった親れいむの身体は酷い有様だった。 その外見は揉み上げはおろか所々髪が引き抜かれ、お飾りもないせいで不気味なはげまんじゅう様相を呈している。 さらに目玉は片方くり貫かれ、口の中もズタボロだ。 もう今までのように野良で生きていく事は決して出来まい。 「まっ、そんな訳で講義は終了だよれいむ君。 何故、野良連中が徹底してるはずの、人間を襲わないという最低限の知識すら君が持ち得なかったのかはわからない。 いやまあ、実際は大方の想像はつくんだけどね」 女はさっきビリビリに破いた親れいむのおかざりをチラリと見ながら言う。 「で、でいぶは」 「ん?」 「でいぶわるくないよおおおおおおおおお! だってそんなの、いまはじめてしったんだよおおおおおお! のらのじょうしきなんて、しらないんだよおおおおおお! それに、でいぶはかわいそうなんだよおおおおおお! じぶんにまかしておけばだいじょぶだっていったまりさはしんじゃったし!おちびちゃんたちだってええええええ! ああああああああ!どうじでこんなことにいいいいいい!でいぶは!でいぶはわるくないんだよおおおおおお!」 「そうかい」 グチャ!と音を立て、断末魔の悲鳴さえあげることなく女に踏み潰され絶命する親れいむ。 「君の境遇とか、今までのゆん生とかどうでもいいことなんだよ。 そんなことは何の問題にもならないし、関係ない。 何故ならこれは、知らなかったじゃ済まされないことなんだからね。 『無知の罪』とはかくも恐ろしいものさ」 それだけ呟くと女は何事もなかったかのようにその場を後にした。 おしまい。 nanasi
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無知蒙昧なる輩の駆逐 依頼主 :ナルジ・ボー(南ザナラーン X23-Y14) 受注条件:レベル46~ 概要 :灰の陣営のナルジ・ボーは、厄介事に対して一計を案じているようだ。 ナルジ・ボー 「忘れられたオアシスのミコッテ族たちと、 ザハラク戦陣の連中との対立は、 日に日に深まっている。 我らにミコッテ族を助ける義理なし。 されどこの一件、放置もできぬのもまた事実。 敗れたミコッテ族が「焼かれし者」になっては厄介なり。 そこで我は一計を案じた。 直接ミコッテ族と刃を交えるは、問題がある。 ゆえにドレイクを使い、軽い火傷程度で警告するが上策。 サゴリー砂漠にいるミコッテ族を、 「炎牙衆」の標的となる前に追い払うのだ。 少し脅せば四分五裂、オアシスへと逃げ帰るはず。 灰の獣牧士に支度を頼んだ。 あの者に話しかけて、早速役目を果たされよ。」 ナルジ・ボー 「キャバルリー・ドレイクに騎乗し、炎の息を以て、 サゴリー砂漠のミコッテ族どもを追い払え。 きゃつらの間近にある指定地点に炎を吹きかけるのだ。」 サゴリー砂漠の灰の獣牧士と話し、キャバルリー・ドレイクに騎乗 灰の獣牧士 「我がキャバルリー・ドレイクの出番か。 幾人かのミコッテ族の狩人が、サゴリー砂漠にいる様子。 すみやかに奴らを脅し、彼の地より排除されよ。」 灰の獣牧士 「キャバルリー・ドレイクより降り、 再び騎乗したきときは我を訪ねよ。 さぁ、存分に任務を遂行めされい。」 キャバルリー・ドレイクに騎乗してサゴリー砂漠の指定地点に炎の息を使う 凛々しい狩人 「くっ・・・・・・アマルジャ族め、こんな者を差し向けるとは! やむを得ん、ここは退かせてもらうっ!」 目つきの鋭い狩人 「うぬっ、おのれ、トカゲ野郎の差し金かっ! 今は大人しく引き下がってやるが・・・・・・おぼえてろっ!」 堂々とした狩人 「くっ、邪魔をするな! ヒトのくせに、トカゲ野郎どものお先棒を担ぐのか!? ・・・・・・仕方がない、今日は引き上げだ!」 勝ち気そうな狩人 「あ、あちちちちっ! なな、何をするっ! アマルジャ族の手先めっ、おぼえてろー!」 ウ族の狩人 「うひゃあっ!? あ、危ないじゃないっ! 何のつもりよ、アマルジャ族の味方をする気っ!?」 甘い香りの狩人 「いやーん、なにすんのよっ! シッポがちょっとコゲちゃったじゃないっ! せっかく毛繕いしたのにーっ!」 ナルジ・ボーに報告 ナルジ・ボー 「ミコッテ族を追い払えたようだな・・・・・・苦労、重畳なり。 このまま奴らが大人しくしておれば、 無駄な血を流さずにすむだろう。」
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もしかして、つるのむち?
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照雲のスペルカード。 無知知識の無いこと。 「ヒトが恐るるは暴るる己」照雲の元ネタの一つであろう照魔鏡は、妖怪や悪魔の正体を照らし出して暴くことで有名だが、人間の持つ魔性の部分を映し出す鏡とされることもある。照魔鏡は「人や社会の隠れた本体を映し出すもの」という意味で使われることがある。 解離性同一性障害(多重人格障害)のことを指している可能性もある。暴るる己=別人格?非常に大きな精神的苦痛を受けた時、記憶や感情を切り離すことで自らの心を守ろうとする障害を解離性障害というが、解離性同一性障害はその中で最も重いもので、切り離した感情や記憶が成長し別人格となって表に現れるものである。 弾幕・技 無知「ヒトが恐るるは暴るる己」 登場 連縁天影戦記無知「ヒトが恐るるは暴るる己」(1面 Hard/Unreal)