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配置 鉄球の支配者(曲芸ライダー)曲芸師サーカスライダー サーカス団員目隠し綱渡りのイェン 輪くぐりカンガルー 猛獣使いのハイデッカー 玉乗りフンコロガシ ナイフ投げのリッカル兄妹 トランポリンデブネコ 逆立ち象 ハイイロピエログマ アルプスのブランコ少女雑感 配置 目隠し綱渡りのイェン 玉乗りフンコロガシ トランポリンデブネコ 4 5 6 7 ハイイロピエログマ 輪くぐりカンガルー 10 逆立ち象 12 曲芸師サーカスライダー(ボス) 猛獣使いのハイデッカー ナイフ投げのリッカル兄妹 15 アルプスのブランコ少女 ※-:出現しないマス 鉄球の支配者(曲芸ライダー) 曲芸師サーカスライダー 種族 種 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 突撃 1.5 スキル サマーソルトドロップ 無 突撃 1.5 敵単 ダメージ自身の待機ゲージが50上昇 スキル グローブスピンスラッシュ 無 突撃 1.5 敵円 3回ダメージ ガード ヒットアンドアラウンド 全 確率で回避一定時間、自身の与ダメージが20%上昇、待機ゲージ減少速度が20%減少 その他 ※曲芸剣ジャグリングサーベル(細剣/曲乗曲剣)所持 曲乗曲剣……攻撃時、15%で命中率+25%、クリティカル発動、貫通率+25%、与ダメージ+25%、追加待機ゲージ-25、のいずれか1つが発動する 重複× ※ヒットアンドアラウンドは距離1.2~3.0、斬撃、射撃、神撃に反応を確認 サーカス団員 目隠し綱渡りのイェン 種族 人 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 突撃 1.5 スキル タイトロープバインド 無 突撃 1.5 敵縦 ダメージ麻痺・スタン・暗闇追加 ガード ディフレクト 直接 確率で回避 その他 ※(細剣)所持 輪くぐりカンガルー 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 打撃 1.0 スキル 大脱走への一撃 無 打撃 1.0 敵単 ダメージ ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 ※(ナックル)所持 猛獣使いのハイデッカー 種族 人 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 斬撃 1.5 スキル 猛獣調教 無 斬撃 1.5 敵単 ダメージ 牙抜き 一定時間、与ダメージが25%減少 待て 待機ゲージが上昇 伏せ 一定時間、回避+ガード無効を付与 ガード カウンタ 直接 確率で反撃 その他 骨折抵抗 自身 オープニング時、骨折抵抗*4を付与 ※調教鞭剣ビッグオーダー(魔法剣/骨折追加Lv10)所持 ※猛獣調教は単体攻撃の後にランダムでいずれかの追加効果が発動する ※待ての待機ゲージ上昇量は57を確認 玉乗りフンコロガシ 種族 蟲 属性 地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 地+~ 爆撃 2.5 敵十 スキル 雪だるま式茶玉転がし 地+~ 爆撃 2.5 敵貫 ダメージ ガード ブロッキング 直接 ダメージ軽減 その他 ※(大砲)所持 ナイフ投げのリッカル兄妹 種族 人 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 射撃 2.5 麻痺追加 スキル 磔刑刃雨 無 射撃 2.5 敵× ダメージ ガード ディフレクト 直接 確率で回避 その他 麻痺抵抗 自身 オープニング時、麻痺抵抗*5を付与 ※アップルシューター(弩/麻痺追加Lv15)所持 トランポリンデブネコ 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 魔撃 3.0 睡眠追加 スキル リバウンドボディプレス 無 魔撃 3.0 敵単 3回ダメージ ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 睡眠抵抗 自身 オープニング時、睡眠抵抗*5を付与 ※激太り猫目石(水晶/睡眠追加Lv15)所持 逆立ち象 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 魔撃 2.5 頭痛追加 スキル 潜り込み象鼻アッパー 無 魔撃 2.5 敵単 ダメージ ガード マジックバリア 魔法 ダメージ軽減 その他 頭痛抵抗 自身 オープニング時、頭痛抵抗*4を付与 ※逆撃ちノーズシャワー(魔銃/頭痛追加Lv10)所持 ハイイロピエログマ 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 魔撃 3.5 スキル 荒い客いじり 無 魔撃 3.5 敵列 ダメージ ガード カウンタ 直接 確率で反撃 その他 ※熊の手ピエロステッキ(ロッド)所持 アルプスのブランコ少女 種族 人 属性 光 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 光+~ 音撃 3.0 スキル スタンダップコメディ 光+~ 音撃 3.0 敵縦 ダメージ ガード マジックカウンタ 魔法 確率で反撃 その他 ※(楽器orマイク)所持 ※共通所持品 縄抜けマジック手錠(腕輪/回避上昇Lv20) GPSつきサーカス団員章(腕章/HP上昇Lv12) ダボダボのピエロ服(着物/睡眠抵抗*6) 猛獣使いの毛皮ガウン(法衣/睡眠抵抗*6) 空中曲芸師の命綱(ベルト/麻痺骨折抵抗*4) フェイクジュエル(宝石/麻痺骨折抵抗*4) タイプ:ダンジョン 属性:無? マップLv:185(186~) スキップLv:不可 クリアボーナス: ボスLv: ボス魂片 名称 種族 Lv 属性 ギフト 曲芸師サーカスライダー 人 70 無 曲芸 曲芸 防具専用 / 全攻撃に対し、10%で回避 / 自身の待機ゲージ+251ターン間、攻撃者の与ダメージ-10%、受ダメージ+10%、待機ゲージ減少速度-10%効果中は再発動なし 重複× 雑感 レンデンスゲング遊園地の広間に設置されているサーカステント。 客席通路を通り抜けて円形センターステージに踏み込むと、ステージのギミックが起動。 閉じ込められた面々に「曲芸師サーカスライダー」が襲いかかってくる。 ライダーを撃破すると『ミッション:サーカス小屋を彷徨う者』を受諾。 猛獣たちのバックステージを駆け抜ける羽目に遭う。 いつも御世話に為っています。此処の一利用者です。此のページ(ピエロのサーカス小屋)の内容が、猛獣たちのバックステージの物に上書きされてしまっている様です。尚、以前(約四ヶ月前)に見た時は正常だった記憶が有ります。 -- 2021-01-20 20 25 50 ぉゎぁ ご指摘ありがとうございます、復元しておきました。記録を確認したところ2020年10月の時点で更新するページを間違えていたようです……申し訳ない。ご迷惑をおかけしました。 by管理人 -- 2021-01-20 22 47 14 迅速な対応、有り難う御座います。迷惑などととんでもありません。此方は勝手に頼りにさせて頂いている身ですし、感謝するばかりです。今後も引き続き頼りにさせて頂きますね。 by↑*2の一利用者 -- 2021-01-22 20 49 32 コメント すべてのコメントを見る
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国民投票法案反対で座り込み 憲法改正の手続きを定める「国民投票法案」に反対する市民グループが、札幌・大通公園で3日間にわたる座り込みを始めました。 座り込みを始めたのは障害者や憲法問題を考える市民グループです。国民投票法案は、憲法改正の手続きなどを進めるための国民投票についてその方法を具体的に定める法案で、きょうの衆議院本会議を通過する見通しです。 市民グループは「国民投票法案は戦争放棄を定めた憲法9条を改定して、日本を戦争の出来る国にするのが目的だ」と厳しく批判しています。この座り込みはあさって日曜日まで続く予定です。 http //www.stv.ne.jp/news/item/20070413114848/ ※動画:http //www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20070413114848/index.html ※画像:http //www.stv.ne.jp/MySTV/archieve/news/videonews/News/2007/04/13/20070413114848/image.jpg ソース http //news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176437935/l50 -
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共生 903 ◆AN26.8FkH6様 熱砂吹きすさぶ砂漠の中を、人影がひとつ、ゆっくりと歩いている。 灼熱の砂嵐の中は水も一瞬で蒸発するほどの高温が篭っており、そんな中では常人では一瞬で焼け死ぬはずだった。 だが、人影は高温を意に介すことも無く、確かな足取りで歩を進めた。 高温で焼かれているため、真っ赤に熱された装甲が目に付く。 有機的なフォルムのその装甲の背には、やはり表面がカリカリに焼かれた小型の砂漠蟲が何匹かぶら下っている。狩りの帰りらしい。 装甲は、辛抱強く歩いていったが、砂漠の一部、かつては街であったかもしれない廃墟郡が目に入ってくると、小さく口笛を吹いて歩を早めた。 廃墟の中に入った人影は、とある建物の残骸の前で立ち止まった。 その入り口を塞いでいた巨大なコンクリートの壁片をなんなくずらすと、素早く中に入った。中からコンクリート片を引き寄せる。 砂で焼けた内部を迷わずに進むと、ぽっかりと壁に開いた穴に身を躍らせた。 かつてはエレベーター……長方形の建物を上下移動するための装置があったはずのその縦穴には、ボロボロになったワイヤーが何本か垂れ下がるのみであり、装甲は壁に両手を付け、ブレーキをかけながら、まよわず下へ降りていった。 ギキィイイイイイイッ 激しい摩擦音と、火花が暗い縦穴にきらめく。 かなり下降しただろうか、底に着いた時には、周囲は真っ暗だった。 装甲は、そんな真っ暗闇の周囲の様子を全て承知しているらしく、縦穴から出ると、迷わず奥まで歩き出す。 「明かりつけて」 装甲から小さな声がした。 ジジッと電子音がし、二、三回ほどスパークしてから天井全体が明るくなった。 そこは広い部屋だった。 ひび割れた白いタイルの床に、巨大な薬棚や壊れた照明台が並び、スプリングの飛び出した、かつては白かったであろう薄汚れた医療用ベッドやヒビの入った巨大な水槽が、この部屋がかつてなんらかの医療施設であった事を物語っていた。 背負っていた砂漠蟲を隅のコンテナに入れると、装甲は部屋の真ん中に立った。 砂嵐に炙られていた時の熱は引き、今はその装甲が薄青い色をしているのが見て取れる。 不意に装甲はぐんにゃりと形を失い、薄青の細い触手のような集合体に別れ、みるみる間に小さくなっていった。 2mはあろうかという身長はどんどんと小さくなり、中に入っていた人間が姿を現す。 150cmもなさそうな全裸の少女だった。 触手は、少女の陰部や咥内、耳や臍の中へとどんどんと潜り込み、なにやらぬるついた液体で濡れていた少女の身体はずるずると触手へ潜り込まれる度にフルフルと耐え切れぬように打ち震えた。 「…あ…ッはぁ……ッ」 小さな体格の少女の性器は信じられないような太さの触手を何本も受け入れ、淫らな桃色の口を開けて飲み込んでいった。 にちゃっにちゃっズルズルズルと淫靡な音が部屋中に響き渡る。 大きく酸素を求めて開いたような小さな唇にも容赦なく触手は入り込み、まるで上から下まで体中の穴を陵辱されているような光景だった。 小さな唇を大きく割って、濡れた触手がズルズルと少女の体内に入っていく。 15分ほどかかっただろうか、触手が少女の全ての穴から彼女の体内に入り込んだ時には、少女はガクガクと膝を落とし、その場に崩れ落ちた。激しく息継ぎを繰り返す。 少女の足の間をじんわりと、粘着質の液体が汚していた。 あれだけの質量が収まったというのに、少女の平らな腹には、全く変化が見られない。 「はあ……疲れた……」 何事も無かったかのように少女は顔を起こした。 涙と涎でベトベトの顔をしかめると、素足で隣の部屋に向かう。 (おい、足元に気をつけろ) 「大丈夫」 頭に響いてきた声に、少女は簡潔に答えた。割れたタイルを軽く避けながら、軽やかに歩いていく。 隣の部屋に行くと、やはり同じ白いタイルの床の似たような体裁の部屋ではあったが、片隅に備え付けられた小さなバスユニットに張られた水の中に素早く飛び込む。 体中を覆っていた粘液がぬるぬると水の中に落ちていった。 水の中には多脚複眼の甲虫が何匹か泳いでおり、水の中で薄利したとたん凝固していく粘液に食らい付いていく。 しばらく水の中で甲虫とともにたゆたっていた少女は、ゆっくりと身体を起こした。 平らな腹や胸から水が滑り落ちていく。 「今日は、運が良かった」 (そうだな、砂漠蟲の雌が四匹も取れた。二匹、卵付きだぞ) 「何日ぐらいもつ?」 (一週間といったところだな。それまでにこの砂嵐が収まればいいんだが…) 「収まっても、どうせ衛星は回復しないよ」 (回復しない、じゃ困る) 「何で?」 少女は、傍から見れば独り言のように、頭の中の声と会話していく。 「もう私も貴方も一人だけだよ。それでいいじゃない。二人ぼっちで。 きっともう、他に生き残りなんていないよ。ずっとずっと二人でいようよ。 貴方だけいればいいよ」 (俺は、唯の寄生装甲用生物だ。お前と一生共生していくが、俺は唯の道具だ。 だが、お前は違うんだぞ?人間だ。この星で、たった一人の生き残りかもしれない女だ) 「だから?他に人間なんていらない」 部屋隅のコンテナからボロボロのシャツを引っ張り出すと、手早く着替える。 「他の人は、私に痛いことしかしないもの。ずっと二人だけでいい。 人間なんて滅んじゃえばいいよ。ずっと二人だけでいようよ」 (………) 少女は、隣の部屋に戻った。ボロボロの診察台に横たわる。 穴の開いたシャツから、少女の形の良い脚がすらりと伸びていた。 下着もはいていない脚の間に、そっと手を伸ばす。 水で濡れたそこが、指先で軽くいじっていくたびに、水ではない湿り気で濡れて行くのがわかった。 少女は小さく息を吐きながら、自分の指を自らに埋め、かき回しはじめた。 「ねえ、気持ち、いい?」 (………ッ) 少女と、少女の体内に寄生した生体装甲系生物は、神経を共有する。 何も言わなくても、『彼』が快感を覚え始めたのを少女は感じ取った。 自分が気持ちよくなれば、『彼』も気持ちいいのだ。 狭い膣の中を少女の指が何本も蹂躙しながら、こすりあげていく。 先ほど『彼』が通ったように、気持ちいい場所はもう覚えてしまった。 指を、腹の中ほどへすりつけた。 「んん……ッ」 にちゃにちゃと粘着質な水音が響く。 ふいに、ずるりと腹の中から異様な感触が動いた。 「やッ……あッああ…ッ」 のけぞる少女の脚の間から、ぬらりと青い触手が這い出てくる。 「ああッいいよぉ……ッ気持ち、いいよ…ッ」 少女の体内から犯すように這い出てきた数本の触手は、そのまま少女の薄い乳房の先、まだ色の薄い乳首に絡みついてこすりあげたり、少女の腹に絡まって臍を愛撫し始めた。 口元まで来た触手の一本を、少女がペロリと舐めあげる。 軽く先端を噛むと、少女はそれをいとおしそうに舐めあげ、咥内に咥えた。 触手が少女を犯しているようでもあり、少女が触手を犯しているようでもあった。 両者は互いに共有している快楽を高めようと互いを愛撫し、犯しあった。 膣の中を犯しながら、触手が少女の小陰唇を押し広げて、敏感な豆を擦りあげる。 その快感が自身にもフィードバックされ、時折悶えるように白い肌に触手の先を擦りつける。 少女は快楽に濡れた目で微笑みながら、自分の中で悶える触手を掴んで舐めあげた。 「も、もういく……ッいっちゃうよぉ……ッ」 (…うァ………ッ) 互いの快楽に、少女と触手は互いに絡み合い、一つの生物のようになりながら、絶頂に身を震わせた。 四肢に力を失った少女がベッドにグッタリと身を横たえると、少女に絡みついた触手もまた、少女に絡みついたまま力なく垂れ下がった。 少女が身体に絡みついた触手を優しく撫で上げる。 『彼』にも、少女にも、名はない。 本当はあったのだ。それを少女が拒んだのだ。 誰も他にいないなら、認識するのがお互いだけであるのなら、固体を認識するための名はいらない。 『貴方』と『私』だけ。それだけでいい。少女の執着を『彼』は知っている。 母体にいたときに感染したのだろうか、気がついたら彼女と一緒にいた。 それだけだ。 うっすらと他の人間たちがいたことを覚えている。 それは、少女の苦い記憶と共に忌まわしい思い出として残っている。 彼女を守りたい。彼女の盾となり、彼女の剣となりたい。 自分の在り様を決め、そう誓っても、所詮自分は彼女を守る鎧でしかない。 彼女を守るのは多分、同じ血肉を持った同属だけなのだ。 「ずっと一緒にいようね……」 睦言のように彼女がそうささやいて触手の一本に口付けるのに、眩暈がするほどの喜びと共に、そう喜んでしまうのを苦々しく思いながら、『彼』は静かに彼女の口付けに答えた。 ↑ 切ないストーリーでいい -- (ハヤタ) 2012-03-06 23 05 03 名前 コメント すべてのコメントを見る タグ … 人間♀ 女性上位 触手 !903◆AN26.8FkH6
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学園関係者 No.2586 【スタンド名】 ペインハート 【本体】 保険医。めんどくさい事が嫌い、手当てをしてくれることは少ない 【能力】 本体の怪我を対象の生物に移すことが出来る No.2607 【スタンド名】 1000・レジェンド(千年伝説) 【本体】 【教師:古典】好きな作品は竹取物語、おっとりした女 【能力】 竹を生やしたり、生やした竹を操ったりできる No.2610 【スタンド名】 ハロー・グッバイ 【本体】 【教師:美術】【生活指導部】ゴシック調のロリータファッションに身を包んだの高齢の女 【能力】 同化した鞄を地下迷宮の入口にする No.2636 【スタンド名】 レディーズ・ファースト 【本体】 教頭。同性愛の若い女 【能力】 殴ったものの本質を露わにする No.2654 【スタンド名】 イエロージャケッツ(雀蜂) 【本体】 【教師:理科・生物分野】常にアウトドアな恰好をしている太っちょのおっさん 【能力】 体内に液体状の麻痺毒を持つ No.2660 【スタンド名】 ビューティフル・モンスター 【本体】 旧校舎に住んでいる黒のスリーピーススーツを着ている男 【能力】 本体の肉体を大量の「コウモリ」に変える No.2672 【スタンド名】 シャル・ウィー・ダンス 【本体】 【教師:国語】教師。ダンディな中年 【能力】 ドレスに仕込んだ刃物で相手を切り裂きながら舞う No.2675 【スタンド名】 ユアー・ポッシブル 【本体】 校長。初老の男性だけど何故か若々しい 【能力】 スタンドが触れた対象の生物の潜在能力を一時的に高めることが出来る No.2686 【スタンド名】 ドゥーイング・オールライト 【本体】 保健室にいるお姉さん、先生ではない 【能力】 範囲内の人達が「平和」に過ごしているか知ることができる No.2721 【スタンド名】 ターフェルムジーク(食卓の音楽) 【本体】 【教師:音楽】の教師。極端な二面性をもつ。 【能力】 人間の体内に潜り込み骨を食べる No.2728 【スタンド名】 グリーン・ウィッチ・ヴィレッジ 【本体】 【教師:体育】教師の一人。万年半そでジャージのガチムチ黒人 【能力】 範囲内の植物を操る No.2735 【スタンド名】 メメント・モリ 【本体】 保健室にいる男、先生ではない 【能力】 本体の見たことのある死(映画などでも可)を対象の生物に体験させる事ができる No.2750 【スタンド名】 ヴェアラ 【本体】 【教師:数学】ルールや手順については凄く厳しい男 【能力】 指示を出した生物に対して順番通りに行動をさせることが出来る No.2761 【スタンド名】 ブライトマン 【本体】 スクールカウンセラー。何時もぽややんとした女 【能力】 スタンドに触れた物に含まれたエネルギーを自在に減少させる No.2784 【スタンド名】 ブルー・ジェイ・ウェイ 【本体】 【教師:武術】典型的な日本人体型だが筋骨隆々とした老人 【能力】 このスタンドで掘った穴を『核シェルター』にする No.2789 【スタンド名】 ビースト・オブ・バーデン 【本体】 【教師:生物】動物が好きすぎてヤバい女 【能力】 範囲内にいるビースト・オブ・バーデンの音色を聞いた動物を獣人にして自由に操れる No.2837 【スタンド名】 エンド・オブ・ウィークエンド(週末の終末) 【本体】 理事長。ニヒルそうな外見の若い男に見える容姿 【能力】 校内全域の全てのスタンド使いのスタンドをランダムに入れ替える No.2838 【スタンド名】 ロスト・ウィークエンド(失われた週末) 【本体】 理事長の『元』主人格 【能力】 本体の「別人格」を創り出し、それを統治する No.2840 【スタンド名】 スクール・オブ・ロック 【本体】 【教師:音楽】【軽音楽部】顧問。今年で30歳になるが未だ独身 【能力】 触れたものから音を抽出する No.2899 【スタンド名】 フィフス・ディメンション 【本体】 稀にの物理教室に現れる性別不詳の人間 【能力】 時間、空間、物の位置、自らの存在というように、有りとあらゆるものをズラす No.2942 【スタンド名】 スピリチュアル・ベガーズ 【本体】 【教師:生活指導】30代バツ1子持ち、DIOの血を引いている女 【能力】 触れたものから闇を抽出する No.3009 【スタンド名】 エレジー 【本体】 元【教師】寂しげな殺人鬼の男 【能力】 地面の中に空間を創り掴んだものを「地面の世界」に引きずり込む No.3051 【スタンド名】 テレビジョン・シティ 【本体】 事務。ショタ好きな女 【能力】 範囲内にある、全ての扉や窓の開閉を操る No.3083 【スタンド名】 スフィア・サンライズ 【本体】 【教師:クラス担任】43歳の長髪優男 【能力】 射程距離内の全ての円を太陽に変える No.3242 【スタンド名】 ファイブ・マイルズ・ドーン 【本体】 【教師:クラス担任】黒髪の巨漢 【能力】 本体の祈祷によって、蛇のように鎖をうねらせる No.3275 【スタンド名】 ドゥルネシア 【本体】 【教師:地理】【太極拳部】顧問。誇大妄想気味の貧相な老人 【能力】 槍で刺した相手が感知する世界を、『誇大妄想』化させる No.3699 【スタンド名】 スクール・オブ・ザ・プリズン・ゲート 【本体】 【教師:国語】女性 【能力】 人間を水中潜行可能にする No.5109 【スタンド名】 リバイバル・サウンド 【本体】 【教師:英語】優しく天然な女 【能力】 スタンド出現中に本体が聞いた声や音を再現する No.5126 【スタンド名】 ルーマー・ファクトリー 【本体】 ちょっと太めでニコニコ笑顔、掃除のおばちゃん 【能力】 噂話を自動的に集めてくる No.5261 【スタンド名】 ウォーキング・オン・エアー 【本体】 【教師:音楽】【チアリーダー部】顧問。温和で心優しい、思いやりがあるが頑固なところもある美人 【能力】 本体の胸の谷間に入れた物や液体を、乳房や谷間からマシンガンのように発射する No.6638 【スタンド名】 ネイキッド・マッスル 【本体】 【教師:化学】大学を飛び級しわずか10代前半の女 【能力】 触れた部分の筋肉を操作する No.8143 【スタンド名】 リミット・エクシード・マテリア 【本体】 【教師:科学】白衣フェチのロマンを求める変態 【能力】 持った物体をブッ飛んだ代物に進化・変形させる No.8289 【スタンド名】 ギルティ・ナイチンゲール 【本体】 保健委員。人生に退屈している女 【能力】 触れた物質から鉄製の「針」を時速150kmの速さで生やす + 学園関係者に追加
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※注意※・愛でられるゆっくりがいます。 お兄さんの一人称が愛で時と虐待時で変わります。 よく考えるとお兄さんはあたまわるいです 『ゆっくり刷り込みしていってね!!!』 やぁ、僕はお兄さん。でもただのお兄さんとは違う、愛で&虐待の両刀お兄さんなのさ! 赤ちゃんゆっくりかわいいいいいいいいい!!!ナデナデしたいよおおおおおおおおお!!! だが成体ゆっくり、テメーは駄目だ。愛でてやらない。ゆっくりさせてやらない。俺がさせてやるものか。 だって成体ゆっくりのウザさといったらないじゃないか! 勝手に人の家に侵入して台所で人の食べ物を散々喰い荒らして、揚句の果てに 「ここはまりさたちのおうちだよ!!!しらないおじさんはとっととでていってね!!! でていかないならまりさたちにごはんをよういしてね!!!そうすればすこしだけまりさたちのおうちでゆっくりさせてあげるよ!!!」 だとよ、死ねばいいのに。そいつらは散々いたぶって殺したけど。 ただし、ちゃんとゴールドバッヂクラスまで躾られた飼いゆっくりなら成体でも大好きだ。 凶暴な野犬と躾られた飼い犬の差をイメージしてもらえば解りやすいだろう。 でも生まれたばかりのちびゆっくりだけはもう格別。 すごく愛でたい甘やかしたい。 だって柔らかくて汚れてなくて可愛いんだもの。 柔らかくて汚れてなくて可愛いんだもの。(大事二回 でも困った事に、ちびゆっくりと親ゆっくりはほぼ確実にセットで暮らしているので奪う事が難しいのだ。 否、奪う事自体は非常に簡単だ。親を殺して奪ったり、遊んでいる所をさらえばいい。 しかし、その方法で手に入れたとしても 「お゛がああぁぁぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!な゛んでじょんな゛ごどずるの゛ぉぉぉぉ!?! お゛があ゛ぢゃんに゛ひどいごどずるじじい゛はゆ゛っぐり゛ぢねえ゛え゛え゛え゛!!!」 とか 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!おうぢがえぢでよお゛お゛お゛!!!おがーぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」 といった具合に喚いて懐いてくれなくなってしまうのだ。 え?どうせ餡子脳だからすぐ忘れるだろうって?確かにそうさ。ちょっと美味しいお菓子でもあげて一眠りすれば、大抵の事は忘れるだろう。 でも、完全に忘れているとは限らない。人間の脳と同じで、ふとしたきっかけで記憶が戻るなんてことも有り得る。 万一そんな事が起こっては、かわいいかわいいちびゆっくりがゆっくりできなくなってしまうじゃないか。 両刀お兄さんは完璧主義なのさ!(キラーン☆ 『親から引き離した上でゆっくりさせなければならない』、しかし『無理に親から引き離せばゆっくりしてくれない』 このジレンマをどうにかして解消できないものか…… などと考えていたある日、ひとつ妙案が浮かんだ。 「親ゆっくりを排除する(あわよくば捕獲し虐待する)」 「ちびゆっくりに懐かれる」 両方やらなくちゃならないのが両刀お兄さんの辛いところだったけど……覚悟はいいかい?僕はできてる。 まずは準備から始めよう。地盤を固めなくては、何事も上手く行かないものだからね―――― ―――そして数週間後 僕、いや、『俺』は計画を実行に移した。 説明しよう!両刀お兄さんは愛でお兄さんモードの時は『僕』、虐待鬼意山モードの時は『俺』と、一人称が変化するのだ! 空っぽの籠を背負って尾行しているのは、予め狙いを付けておいた動物型妊婦れいむ。 俺の読みではそろそろ出産を迎える筈だ。 ――俺がこのれいむを標的にした理由はみっつ。 まずは動物型妊娠であること。複数の子供を産む植物型出産では、今回の計画の遂行に支障をきたす可能性があるためだ。 さらに母体が小柄であること。母体が小さければ産まれるちびゆっくりもさぞかしちまっこくて可愛いことだろう。 最後に片親である事。出産時に見張りが居ては計画が失敗する可能性をいたずらに増やしてしまう事になる。事はあくまで隠密のうちに終わらせなくてはならないのだ。 まぁ、この点に関しては父親であったゆっくりまりさが餌を採りに来たところを蹴り飛ばして絶命させたので問題は無い。 「ゆゆっ!?ゆっゆっゆっ」 などと解説している内に、れいむが産気付き始めたようだ。 「ゆっ、ゆっ、ゆぅーっ……ゆっ、ゆっ、ゆぅーっ……」 生意気にラマーズ法なんぞ使っているが、それ全部息吐いてるじゃねぇか。 「まりさはいなくなっちゃったけど……ゆっくりがんばってうまれてね……ゆっくりしたこにそだってね……!」 一応父親まりさがいなくなったという事は理解しているようだ。ああ、言われなくてもおちびちゃんだけはゆっくりさせてやるともさ。 この時点で俺は既に、並の野性動物なら感づいて逃げ出す程度の殺気を放っていたが、出産に集中している饅頭は気付く様子もない。 そのままゆっくりと近付いて行く。 「ゆゆゆゆゆゆっ…!う゛まれる゛ぅぅぅっ!!」 ついにその瞬間が迫ってきた。チャンスは一度きり、失敗は許されない…! 「ゆゆゆゆゆゆゆゆ……ゆぅっ!!」 すぽーん!ちびゆっくりが勢い良く生み出され、かわいらしい饅頭が空を舞う(大げさ)。 (来た!) 作戦開始、許される時間は約3秒。ちびゆっくりが地面に着地して振り向くまでに全てを終わらせるッ! 背負っていた籠をその場に置いて、全速力で親れいむに接近し、わし掴みにする。1秒経過、ちびゆっくりが着地する。頭の赤いリボンから察するに、ゆっくりれいむだろう。 声を上げる暇も無く口にガムテープを貼付けられる親れいむ。「ゆぐっ!?」驚きの声もちびゆっくりには届かない。 2秒経過。そのまま先程置いた籠目掛けて全力で投げるッ!!そのままれいむは籠の中に吸い込まれていった、そして…… 3秒経過ッ!!! くるっ 「ゆゆっ!おかーしゃん!!ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「うん、ゆっくりしていってね(ニヤリ)」 ( 計 画 通 り !) これぞ俺が作り出した新たなお兄さん専用捕獲スペカ、「刷込『インプリンティング -Easy-』」ッ!! 説明しよう、「刷込『インプ(ry』」とは、子が産まれてから親を認識する前に親を排除、代わりに自分が入る事で自分を親と認識させる荒業である! 予想通り、ちびれいむは僕を親だと認識したようだ。 それにしても流石は餡子脳、明らかにサイズが違うのに全く気にしていない。 だが、そうか……母親と認識されているのは仕方ないとはいえ違和感があるな。訂正させよう 「僕はおかーさんだけどお兄さんなんだよ、ゆっくり訂正してね」 「…ゆゆ?いっちぇるこちょがわかりゃないよー、ゆっくりわかりやしゅくしぇちゅめいしちぇね!!」 舌っ足らずかわいいいいいいいいい!!!11お持ち帰り決定いいいいいいいい!!!!! そんなつぶらな瞳で上目遣いにおねだり(誇大妄想)されたらああああああああ、ああ、あ、あァォゥッ!!!…………ふぅ…… さすがに訂正とかは理解できなかったか。少しちぇんみたいになってるし 「うーん……じゃあ、おかーさんの事はお兄さんって呼んでね」 「ゆゆっ、しょれにゃらわかりゅよ!ゆっくりりきゃいしたよおか…おにーしゃん!!!」 「よーしいい子だれいむ!じゃあお菓子を持ってきてあげような!」 「おかち?しょれってゆっくちできゆの?」 小首を傾げるちびれいむ。ああかわいいなあもう! 「うん、すごくゆっくりできるよ!」 「ゆゆ!おかちほちい!ゆっくちしちゃいよ!ゆっくちもっちぇきちえにぇ!!!」 「はいはい、そこでゆっくり待っててね。」 ちびれいむをその場に待機させておく。僕を母親と認識しているおかげで、言ったことを素直に聞いてくれる。僕はちびゆっくりのこういう所が好きなんだ。 俺の足は、先程籠にナイスシュートした親れいむの所に向かう。 「ゆっぐ…ぐぐ……」 投げられ籠に叩き付けられた際の衝撃で内圧が上がったのか、親れいむの体の一部は裂けて餡子が漏れていた。 苦しそうにうめき声をあげているが意識はあるようだ。 籠は倒れていたが、籠の内側には粘着テープが貼ってある為に自力で出ることはできない。 故に、親れいむは倒れた籠の口から俺とちびれいむのやり取りの一部始終を見ていた事になる。 当然声は出せなくなっているので、外が見えた事は逆に地獄だったかも知れない。 自分をひどい目に遭わせた奴が我が子に話し掛けているのだから子供もひどい目に遭わされると思っているのだろう。そんな事しないけど。 俺は籠ごと少し離れた所に移動させてやると、親れいむを籠から出してやった。 籠の内側に強力に張り付いていたので、出す際に皮の一部が剥がれた。 「……!………!!!」 何やら抗議している様だ。おお、こわいこわい。口のガムテープを勢い良く剥がす。 「びゅっ!?」 剥がした痛みで顔を真っ赤にし、涙を滝のように流している。憎たらしい成体ゆっくりも、この表情だけは愛おしい。 「なにするのおじさん!!!いますぐれいむをここからだしてね!!!はやくあかちゃんにあわせてね!!!あとごはんをもってきてね!!! れいむにひどいことするおじさんはそのあとでゆっくりしね!!!」 ああ五月蝿い、注文が多いんだよこのド饅頭が。俺は親れいむの目の前にしゃがみ込むと、親れいむに話しかけた。 「おい、お前。」 「なに?ゆっくりしてないではやくれいむのあかちゃんにあわせt「お前の子供に酷い事されたくなかったら静かにしろ」 「ゆ゛ゆ゛っ!?」 親れいむの動きが止まる。目の前にいる人間が、どんなに恐ろしい事を言っているのかは解ったらしい。 だが当然そんな事はしない、ただのハッタリである。だがそれは効果覿面だったようで 「ゆ゛ぎぎ……」 歯をぎりぎり鳴らしながら大声を止めた。俺は質問する。 「今からお前にする事に最後まで耐え切れたら、子供を返してやる。だがお前がやめてと言ったら俺がお前の1番大切なものをもらう。どうだ、やるか?」 「……やるよ!れいむのあかちゃんはれいむがまもるよ!」 「よし、じゃあ始めるぞ」 俺はゲームの準備を始める。 「でもおじさんもばかだね!れいむはすごくゆっくりしたつよいこなんだよ!よわいおじさんなんかになにをされてもへっちゃらだもんね!」 何をもって俺を弱いと断じているのだろうかこの饅頭は。まぁこいつが本当に強いのか弱いのかはこれから解ることだろう。 「よし、準備完了だ。始めるぞ」 「ゆっくりむねをかしてあげるよ!!!かかってきてね!!!」 胸無いだろとかかかってこいとか何様だとか色々突っ込みたかったが、そんな時間的余裕は無い。先手必勝だ。 「よし、じゃあ遠慮無く。」 と言うが早いか、れいむの髪飾りを取り上げる。 「ゆっ!?それはれいむのりぼんだよ!!はやくかえしてね!!!」 抗議の声を無視して、鞄から液体の入ったビンを取り出す。蓋を外して中身の薬液ををれいむにかける。 「ゆゆっ、つめたいよ!……ゆ?なんかぬるぬるしてきもちわるいよ!」 文句を垂れる親れいむを尻目に、すかさず鞄から剃刀を取り出し親れいむの髪を剃り落とした。 するとれいむは――― 「ゆ゛ああ゛あ゛ああ゛!!?でいぶのうづぐじいがみにな゛んでごどずるの゛おおぉぉおぉ!!?!はや゛ぐ『や め で』ねぇぇ!!!」 ――と、取り返しの付かない一言を言ってしまった。 「ハイ、お前の負け。」 「や゛めでっやめでや゛め゛っでえええっ!!!……ゆ゛?………!!!ゆ、ゆがああああああああああ!!!」 いまさら自分の失態に気付いたようだ、饅頭ざまぁ。 「あーあ、散々自分は強い自分は強い言ってたからどれだけ強いのかと思ったら……おお、よわいよわい」 うろ覚えのきめぇ丸スマイルで親れいむを嘲笑ってやった。 「ゆっぐぅ……ゆ゛ぐぅぅぅ……」 己の失態を嘆く饅頭、半端に髪を刈られたその姿はさながら落ち武者のようだった。 「さて、約束通り1番大切なものを貰おうか。」 「やべでえぇぇ!!でいぶの゛あがちゃんもっでいがないでえ゛ええええ!!!お゙ね゙がい゙じまずううううううううう!!!」 「……何を言ってるんだ?俺が貰うのは赤ちゃんじゃないぞ?」 「……ゆ゛?」 「だってお前は子供の命がかかっているのに、髪の毛大事さに負けたんだ、1番大事なものは髪の毛だろ?だから……」 言うと俺は再び髪を剃り落とし始めた。 「い゛や゛ああぁあぁあぁ!!!でいぶのがみがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 程なくして、れいむの頭には髪一本なくなった。 「綺麗な髪の毛(笑)も無くなって、すっきりー(笑)だな(笑)」 「あ゛あ゛あ゛………」 髪もリボンも奪われ、ただの顔付き饅頭と成り果てた親れいむはもはや泣いて呻くばかりだ。 「さて、罰ゲームも終わった事だし、赤ちゃんに会わせてやろう」 「………ゆ……!はやぐ…あわせてね……!」 赤ちゃんに会える。それを聞いて少しは気力が回復したようだ。お兄さんは親れいむを抱えて、ちびれいむの居る場所に戻った。 「やあ、遅くなってごめんねれいむ。」 「おにーしゃんゆくちちすぎやよ!れいみゅおにゃかへっちゃよ!『おかち』ちょうぢゃいにぇ!」 「ああ、『お菓子』、今あげるからね」 俺は親れいむを地面に下ろす。すると親れいむはすぐさまちびれいむに駆け寄りながら 「れいむのあがちゃああああん!!すごくゆっくりしてるよおおおお!!!」 と涙ながらに叫んだ。 ………が 「ぴぃっ!?おにーしゃん!これなに!?れーみゅびっくりちたよ!!」 「ゆ?」 ちびれいむの反応は親れいむの予想とは全く違っていた。 「あかちゃんわからないの?おかあさんだよ!!!」 「みゅ?にゃにいってゆの?れいみゅのおかーしゃんはおにーしゃんだよ?びゃかにゃにょ?」 「ゆ゛ううぅぅぅぅ!!?」 当然だ。ちびれいむは刷り込みのせいで親れいむではなく俺を親だと認識しているし、リボンはおろか髪までなくしたただの喋る饅頭にしか見えないものを自分の母親とは思わない。思えないだろう。 「これは『おまんじゅう』っていう、とてもゆっくりできるお菓子だよ。れいむ、お兄さんが押さえておくから……思 い き り か じ っ て ね!」 「わかっちゃよおにーしゃん!」 「な゛に゛い゛っでる゛nびぎぃゅ!!?」 親れいむの驚愕の声は、両刀お兄さんに頭と口を押さえられて潰された。 そしてちびれいむが親れいむの後頭部にかじりついた。 「……!!………!!!」 当然親れいむは激痛に苛まれる事になるのだが、お兄さんが口を押さえているため悲鳴も出せない。 「むーちゃ、むーちゃ………あまーーい!!!」 ちびれいむは涙まで出して心底美味しそうに母親の餡子を食べている。先程の虐待と、今現在の痛みと絶望で、餡子の味は市販最高品質クラスまで高まっているはずだ。 「おにーしゃん!このおかちしゅごくゆっくちできゆよ!!ちあわちぇーー!!!」 ああ、あんなにニコニコしてほっぺに餡子付けちゃって……かあああわいいいいいいいなあああああああああ!!!!!11 「好きなだけ食べていいからね!」 「ゆっくちーーー!!おにーしゃんだいしゅきー!!!」 「…~~…!~~!!」 親れいむは泣いていた。食べられる痛みだけではない。愛するはずだった我が子、それが他人、しかも人間に奪われたのだ。 だが、お兄さんに押さえつけられた親れいむにはただ泣く事しかできない。 『かぞくみんなでゆっくりする』 親れいむが思い描いていた幸せな未来は、もう訪れる事は無いだろう。 (でも、せめて――このこだけには――あかちゃんだけにはゆっくりしてほしいよ。このこがゆっくりできるなら――むーしゃ――むーしゃ―され―た――って―――) 最後にそう願って、親れいむの目はゆっくりと閉じていき…… 「あーん」ガブッ 親れいむが最後に見たものは、ちびれいむに 「れーみゅひちょりじゃちゃべきれにゃいよ!おにーしゃんもゆっくりちゃべちぇにぇ!!」 と言われ、お言葉に甘えてちびれいむへの感謝と共に今まさに親れいむに正面から噛り付かんと大きく開いた両刀お兄さんの口とそこから覗く牙だった。 「ゆぷぅーっ!おにゃかいっぱいでゆっくちれきちゃよ!」 「うん、そうだね。お兄さんもすごくゆっくりできたよ。じゃあそろそろお兄さんのお家に帰ろうか!真っ暗になるとれみりゃが来てゆっくりできなくなっちゃうよ?」 「ゆゆ!ゆっきゅりできにゃいにょやぢゃよ!!ゆっきゅりしちゃいよ!!おうちかえっちぇゆっきゅりちゅるにぇ!!!」 未だ見ぬ、どんなものかも判らない『れみりゃ』に少しばかり恐怖し、涙目になるちびれいむ。家に着いたらもう撫で摩らんばかりに可愛がってやろう、とお兄さんは決めた。 翌日、昨晩徹夜でちびれいむを愛でていた疲れから昼寝をしていた両刀お兄さんが目を覚まし外を見ると――― 「ぴきぃぃぃぃ!!!ゆっくちれきにゃいよおおおおおおおおおおおお!!!」 ちびれいむが野犬に喰われていた。 「もっちょ・・・ゆっくちちゃかっccゆぎゅっ!!?」 最後の言葉すら言い終える事なく、ちびれいむは野犬に噛み潰され餡子を撒き散らし絶命した。 野犬はちびれいむの餡子が口に合わなかったのか、不満気に去っていった しばし両膝を地に付けたまま呆然とする両刀お兄さん。 「ゆっくりしすぎた結果がこれだよ……」 ようやくそう呟いた両刀お兄さんの表情は、心底悲しそうだったそうな。 終われ- ●あとがき 一応の2作目です成体ゆっくりをかわいがりたい(虐待的な意味で) ちびゆっくりをかわいがりたい(愛で的な意味で) 両方詰めたらカオスなお兄さんが出来上がりました何だよ両刀お兄さんって…… HENTAIお兄さん成分も混ざっていたけど、良い子のみんなは分かったかな? ちびゆっくりのイメージはクラムボン氏の描く赤ちゃんゆっくりを想像して書きました。 あのもちもちぷにぷに感、口の中に入れて舐め回したいです。(HENTAI的な意味で) 毛繕いとかもしてあげたいです。 でもちょっと話し言葉を崩しすぎたかな?何言ってるかわかりづれぇ・・・ 内容の一部から愛でスレ行けと言われるかも知れませんが、ちびゆっくりと有益ゆっくり『以外』は虐めたい対象である事が多いので虐スレの方が合うのです。 これからも気が向くままに好き勝手書きたいと思います。 まとめ掲載の際のHNは「オズ」でお願いします。 ●ゆっくりできていない過去作品一覧 ゆっくりいじめ系270 ゆっくりスイーツ(笑) このSSに感想を付ける
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※注意※・愛でられるゆっくりがいます。 お兄さんの一人称が愛で時と虐待時で変わります。 よく考えるとお兄さんはあたまわるいです 『ゆっくり刷り込みしていってね!!!』 やぁ、僕はお兄さん。でもただのお兄さんとは違う、愛で&虐待の両刀お兄さんなのさ! 赤ちゃんゆっくりかわいいいいいいいいい!!!ナデナデしたいよおおおおおおおおお!!! だが成体ゆっくり、テメーは駄目だ。愛でてやらない。ゆっくりさせてやらない。俺がさせてやるものか。 だって成体ゆっくりのウザさといったらないじゃないか! 勝手に人の家に侵入して台所で人の食べ物を散々喰い荒らして、揚句の果てに 「ここはまりさたちのおうちだよ!!!しらないおじさんはとっととでていってね!!! でていかないならまりさたちにごはんをよういしてね!!!そうすればすこしだけまりさたちのおうちでゆっくりさせてあげるよ!!!」 だとよ、死ねばいいのに。そいつらは散々いたぶって殺したけど。 ただし、ちゃんとゴールドバッヂクラスまで躾られた飼いゆっくりなら成体でも大好きだ。 凶暴な野犬と躾られた飼い犬の差をイメージしてもらえば解りやすいだろう。 でも生まれたばかりのちびゆっくりだけはもう格別。 すごく愛でたい甘やかしたい。 だって柔らかくて汚れてなくて可愛いんだもの。 柔らかくて汚れてなくて可愛いんだもの。(大事二回 でも困った事に、ちびゆっくりと親ゆっくりはほぼ確実にセットで暮らしているので奪う事が難しいのだ。 否、奪う事自体は非常に簡単だ。親を殺して奪ったり、遊んでいる所をさらえばいい。 しかし、その方法で手に入れたとしても 「お゛がああぁぁぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!な゛んでじょんな゛ごどずるの゛ぉぉぉぉ!?! お゛があ゛ぢゃんに゛ひどいごどずるじじい゛はゆ゛っぐり゛ぢねえ゛え゛え゛え゛!!!」 とか 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!おうぢがえぢでよお゛お゛お゛!!!おがーぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」 といった具合に喚いて懐いてくれなくなってしまうのだ。 え?どうせ餡子脳だからすぐ忘れるだろうって?確かにそうさ。ちょっと美味しいお菓子でもあげて一眠りすれば、大抵の事は忘れるだろう。 でも、完全に忘れているとは限らない。人間の脳と同じで、ふとしたきっかけで記憶が戻るなんてことも有り得る。 万一そんな事が起こっては、かわいいかわいいちびゆっくりがゆっくりできなくなってしまうじゃないか。 両刀お兄さんは完璧主義なのさ!(キラーン☆ 『親から引き離した上でゆっくりさせなければならない』、しかし『無理に親から引き離せばゆっくりしてくれない』 このジレンマをどうにかして解消できないものか…… などと考えていたある日、ひとつ妙案が浮かんだ。 「親ゆっくりを排除する(あわよくば捕獲し虐待する)」 「ちびゆっくりに懐かれる」 両方やらなくちゃならないのが両刀お兄さんの辛いところだったけど……覚悟はいいかい?僕はできてる。 まずは準備から始めよう。地盤を固めなくては、何事も上手く行かないものだからね―――― ―――そして数週間後 僕、いや、『俺』は計画を実行に移した。 説明しよう!両刀お兄さんは愛でお兄さんモードの時は『僕』、虐待鬼意山モードの時は『俺』と、一人称が変化するのだ! 空っぽの籠を背負って尾行しているのは、予め狙いを付けておいた動物型妊婦れいむ。 俺の読みではそろそろ出産を迎える筈だ。 ――俺がこのれいむを標的にした理由はみっつ。 まずは動物型妊娠であること。複数の子供を産む植物型出産では、今回の計画の遂行に支障をきたす可能性があるためだ。 さらに母体が小柄であること。母体が小さければ産まれるちびゆっくりもさぞかしちまっこくて可愛いことだろう。 最後に片親である事。出産時に見張りが居ては計画が失敗する可能性をいたずらに増やしてしまう事になる。事はあくまで隠密のうちに終わらせなくてはならないのだ。 まぁ、この点に関しては父親であったゆっくりまりさが餌を採りに来たところを蹴り飛ばして絶命させたので問題は無い。 「ゆゆっ!?ゆっゆっゆっ」 などと解説している内に、れいむが産気付き始めたようだ。 「ゆっ、ゆっ、ゆぅーっ……ゆっ、ゆっ、ゆぅーっ……」 生意気にラマーズ法なんぞ使っているが、それ全部息吐いてるじゃねぇか。 「まりさはいなくなっちゃったけど……ゆっくりがんばってうまれてね……ゆっくりしたこにそだってね……!」 一応父親まりさがいなくなったという事は理解しているようだ。ああ、言われなくてもおちびちゃんだけはゆっくりさせてやるともさ。 この時点で俺は既に、並の野性動物なら感づいて逃げ出す程度の殺気を放っていたが、出産に集中している饅頭は気付く様子もない。 そのままゆっくりと近付いて行く。 「ゆゆゆゆゆゆっ…!う゛まれる゛ぅぅぅっ!!」 ついにその瞬間が迫ってきた。チャンスは一度きり、失敗は許されない…! 「ゆゆゆゆゆゆゆゆ……ゆぅっ!!」 すぽーん!ちびゆっくりが勢い良く生み出され、かわいらしい饅頭が空を舞う(大げさ)。 (来た!) 作戦開始、許される時間は約3秒。ちびゆっくりが地面に着地して振り向くまでに全てを終わらせるッ! 背負っていた籠をその場に置いて、全速力で親れいむに接近し、わし掴みにする。1秒経過、ちびゆっくりが着地する。頭の赤いリボンから察するに、ゆっくりれいむだろう。 声を上げる暇も無く口にガムテープを貼付けられる親れいむ。「ゆぐっ!?」驚きの声もちびゆっくりには届かない。 2秒経過。そのまま先程置いた籠目掛けて全力で投げるッ!!そのままれいむは籠の中に吸い込まれていった、そして…… 3秒経過ッ!!! くるっ 「ゆゆっ!おかーしゃん!!ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「うん、ゆっくりしていってね(ニヤリ)」 ( 計 画 通 り !) これぞ俺が作り出した新たなお兄さん専用捕獲スペカ、「刷込『インプリンティング -Easy-』」ッ!! 説明しよう、「刷込『インプ(ry』」とは、子が産まれてから親を認識する前に親を排除、代わりに自分が入る事で自分を親と認識させる荒業である! 予想通り、ちびれいむは僕を親だと認識したようだ。 それにしても流石は餡子脳、明らかにサイズが違うのに全く気にしていない。 だが、そうか……母親と認識されているのは仕方ないとはいえ違和感があるな。訂正させよう 「僕はおかーさんだけどお兄さんなんだよ、ゆっくり訂正してね」 「…ゆゆ?いっちぇるこちょがわかりゃないよー、ゆっくりわかりやしゅくしぇちゅめいしちぇね!!」 舌っ足らずかわいいいいいいいいい!!!11お持ち帰り決定いいいいいいいい!!!!! そんなつぶらな瞳で上目遣いにおねだり(誇大妄想)されたらああああああああ、ああ、あ、あァォゥッ!!!…………ふぅ…… さすがに訂正とかは理解できなかったか。少しちぇんみたいになってるし 「うーん……じゃあ、おかーさんの事はお兄さんって呼んでね」 「ゆゆっ、しょれにゃらわかりゅよ!ゆっくりりきゃいしたよおか…おにーしゃん!!!」 「よーしいい子だれいむ!じゃあお菓子を持ってきてあげような!」 「おかち?しょれってゆっくちできゆの?」 小首を傾げるちびれいむ。ああかわいいなあもう! 「うん、すごくゆっくりできるよ!」 「ゆゆ!おかちほちい!ゆっくちしちゃいよ!ゆっくちもっちぇきちえにぇ!!!」 「はいはい、そこでゆっくり待っててね。」 ちびれいむをその場に待機させておく。僕を母親と認識しているおかげで、言ったことを素直に聞いてくれる。僕はちびゆっくりのこういう所が好きなんだ。 俺の足は、先程籠にナイスシュートした親れいむの所に向かう。 「ゆっぐ…ぐぐ……」 投げられ籠に叩き付けられた際の衝撃で内圧が上がったのか、親れいむの体の一部は裂けて餡子が漏れていた。 苦しそうにうめき声をあげているが意識はあるようだ。 籠は倒れていたが、籠の内側には粘着テープが貼ってある為に自力で出ることはできない。 故に、親れいむは倒れた籠の口から俺とちびれいむのやり取りの一部始終を見ていた事になる。 当然声は出せなくなっているので、外が見えた事は逆に地獄だったかも知れない。 自分をひどい目に遭わせた奴が我が子に話し掛けているのだから子供もひどい目に遭わされると思っているのだろう。そんな事しないけど。 俺は籠ごと少し離れた所に移動させてやると、親れいむを籠から出してやった。 籠の内側に強力に張り付いていたので、出す際に皮の一部が剥がれた。 「……!………!!!」 何やら抗議している様だ。おお、こわいこわい。口のガムテープを勢い良く剥がす。 「びゅっ!?」 剥がした痛みで顔を真っ赤にし、涙を滝のように流している。憎たらしい成体ゆっくりも、この表情だけは愛おしい。 「なにするのおじさん!!!いますぐれいむをここからだしてね!!!はやくあかちゃんにあわせてね!!!あとごはんをもってきてね!!! れいむにひどいことするおじさんはそのあとでゆっくりしね!!!」 ああ五月蝿い、注文が多いんだよこのド饅頭が。俺は親れいむの目の前にしゃがみ込むと、親れいむに話しかけた。 「おい、お前。」 「なに?ゆっくりしてないではやくれいむのあかちゃんにあわせt「お前の子供に酷い事されたくなかったら静かにしろ」 「ゆ゛ゆ゛っ!?」 親れいむの動きが止まる。目の前にいる人間が、どんなに恐ろしい事を言っているのかは解ったらしい。 だが当然そんな事はしない、ただのハッタリである。だがそれは効果覿面だったようで 「ゆ゛ぎぎ……」 歯をぎりぎり鳴らしながら大声を止めた。俺は質問する。 「今からお前にする事に最後まで耐え切れたら、子供を返してやる。だがお前がやめてと言ったら俺がお前の1番大切なものをもらう。どうだ、やるか?」 「……やるよ!れいむのあかちゃんはれいむがまもるよ!」 「よし、じゃあ始めるぞ」 俺はゲームの準備を始める。 「でもおじさんもばかだね!れいむはすごくゆっくりしたつよいこなんだよ!よわいおじさんなんかになにをされてもへっちゃらだもんね!」 何をもって俺を弱いと断じているのだろうかこの饅頭は。まぁこいつが本当に強いのか弱いのかはこれから解ることだろう。 「よし、準備完了だ。始めるぞ」 「ゆっくりむねをかしてあげるよ!!!かかってきてね!!!」 胸無いだろとかかかってこいとか何様だとか色々突っ込みたかったが、そんな時間的余裕は無い。先手必勝だ。 「よし、じゃあ遠慮無く。」 と言うが早いか、れいむの髪飾りを取り上げる。 「ゆっ!?それはれいむのりぼんだよ!!はやくかえしてね!!!」 抗議の声を無視して、鞄から液体の入ったビンを取り出す。蓋を外して中身の薬液ををれいむにかける。 「ゆゆっ、つめたいよ!……ゆ?なんかぬるぬるしてきもちわるいよ!」 文句を垂れる親れいむを尻目に、すかさず鞄から剃刀を取り出し親れいむの髪を剃り落とした。 するとれいむは――― 「ゆ゛ああ゛あ゛ああ゛!!?でいぶのうづぐじいがみにな゛んでごどずるの゛おおぉぉおぉ!!?!はや゛ぐ『や め で』ねぇぇ!!!」 ――と、取り返しの付かない一言を言ってしまった。 「ハイ、お前の負け。」 「や゛めでっやめでや゛め゛っでえええっ!!!……ゆ゛?………!!!ゆ、ゆがああああああああああ!!!」 いまさら自分の失態に気付いたようだ、饅頭ざまぁ。 「あーあ、散々自分は強い自分は強い言ってたからどれだけ強いのかと思ったら……おお、よわいよわい」 うろ覚えのきめぇ丸スマイルで親れいむを嘲笑ってやった。 「ゆっぐぅ……ゆ゛ぐぅぅぅ……」 己の失態を嘆く饅頭、半端に髪を刈られたその姿はさながら落ち武者のようだった。 「さて、約束通り1番大切なものを貰おうか。」 「やべでえぇぇ!!でいぶの゛あがちゃんもっでいがないでえ゛ええええ!!!お゙ね゙がい゙じまずううううううううう!!!」 「……何を言ってるんだ?俺が貰うのは赤ちゃんじゃないぞ?」 「……ゆ゛?」 「だってお前は子供の命がかかっているのに、髪の毛大事さに負けたんだ、1番大事なものは髪の毛だろ?だから……」 言うと俺は再び髪を剃り落とし始めた。 「い゛や゛ああぁあぁあぁ!!!でいぶのがみがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 程なくして、れいむの頭には髪一本なくなった。 「綺麗な髪の毛(笑)も無くなって、すっきりー(笑)だな(笑)」 「あ゛あ゛あ゛………」 髪もリボンも奪われ、ただの顔付き饅頭と成り果てた親れいむはもはや泣いて呻くばかりだ。 「さて、罰ゲームも終わった事だし、赤ちゃんに会わせてやろう」 「………ゆ……!はやぐ…あわせてね……!」 赤ちゃんに会える。それを聞いて少しは気力が回復したようだ。お兄さんは親れいむを抱えて、ちびれいむの居る場所に戻った。 「やあ、遅くなってごめんねれいむ。」 「おにーしゃんゆくちちすぎやよ!れいみゅおにゃかへっちゃよ!『おかち』ちょうぢゃいにぇ!」 「ああ、『お菓子』、今あげるからね」 俺は親れいむを地面に下ろす。すると親れいむはすぐさまちびれいむに駆け寄りながら 「れいむのあがちゃああああん!!すごくゆっくりしてるよおおおお!!!」 と涙ながらに叫んだ。 ………が 「ぴぃっ!?おにーしゃん!これなに!?れーみゅびっくりちたよ!!」 「ゆ?」 ちびれいむの反応は親れいむの予想とは全く違っていた。 「あかちゃんわからないの?おかあさんだよ!!!」 「みゅ?にゃにいってゆの?れいみゅのおかーしゃんはおにーしゃんだよ?びゃかにゃにょ?」 「ゆ゛ううぅぅぅぅ!!?」 当然だ。ちびれいむは刷り込みのせいで親れいむではなく俺を親だと認識しているし、リボンはおろか髪までなくしたただの喋る饅頭にしか見えないものを自分の母親とは思わない。思えないだろう。 「これは『おまんじゅう』っていう、とてもゆっくりできるお菓子だよ。れいむ、お兄さんが押さえておくから……思 い き り か じ っ て ね!」 「わかっちゃよおにーしゃん!」 「な゛に゛い゛っでる゛nびぎぃゅ!!?」 親れいむの驚愕の声は、両刀お兄さんに頭と口を押さえられて潰された。 そしてちびれいむが親れいむの後頭部にかじりついた。 「……!!………!!!」 当然親れいむは激痛に苛まれる事になるのだが、お兄さんが口を押さえているため悲鳴も出せない。 「むーちゃ、むーちゃ………あまーーい!!!」 ちびれいむは涙まで出して心底美味しそうに母親の餡子を食べている。先程の虐待と、今現在の痛みと絶望で、餡子の味は市販最高品質クラスまで高まっているはずだ。 「おにーしゃん!このおかちしゅごくゆっくちできゆよ!!ちあわちぇーー!!!」 ああ、あんなにニコニコしてほっぺに餡子付けちゃって……かあああわいいいいいいいなあああああああああ!!!!!11 「好きなだけ食べていいからね!」 「ゆっくちーーー!!おにーしゃんだいしゅきー!!!」 「…~~…!~~!!」 親れいむは泣いていた。食べられる痛みだけではない。愛するはずだった我が子、それが他人、しかも人間に奪われたのだ。 だが、お兄さんに押さえつけられた親れいむにはただ泣く事しかできない。 『かぞくみんなでゆっくりする』 親れいむが思い描いていた幸せな未来は、もう訪れる事は無いだろう。 (でも、せめて――このこだけには――あかちゃんだけにはゆっくりしてほしいよ。このこがゆっくりできるなら――むーしゃ――むーしゃ―され―た――って―――) 最後にそう願って、親れいむの目はゆっくりと閉じていき…… 「あーん」ガブッ 親れいむが最後に見たものは、ちびれいむに 「れーみゅひちょりじゃちゃべきれにゃいよ!おにーしゃんもゆっくりちゃべちぇにぇ!!」 と言われ、お言葉に甘えてちびれいむへの感謝と共に今まさに親れいむに正面から噛り付かんと大きく開いた両刀お兄さんの口とそこから覗く牙だった。 「ゆぷぅーっ!おにゃかいっぱいでゆっくちれきちゃよ!」 「うん、そうだね。お兄さんもすごくゆっくりできたよ。じゃあそろそろお兄さんのお家に帰ろうか!真っ暗になるとれみりゃが来てゆっくりできなくなっちゃうよ?」 「ゆゆ!ゆっきゅりできにゃいにょやぢゃよ!!ゆっきゅりしちゃいよ!!おうちかえっちぇゆっきゅりちゅるにぇ!!!」 未だ見ぬ、どんなものかも判らない『れみりゃ』に少しばかり恐怖し、涙目になるちびれいむ。家に着いたらもう撫で摩らんばかりに可愛がってやろう、とお兄さんは決めた。 翌日、昨晩徹夜でちびれいむを愛でていた疲れから昼寝をしていた両刀お兄さんが目を覚まし外を見ると――― 「ぴきぃぃぃぃ!!!ゆっくちれきにゃいよおおおおおおおおおおおお!!!」 ちびれいむが野犬に喰われていた。 「もっちょ・・・ゆっくちちゃかっccゆぎゅっ!!?」 最後の言葉すら言い終える事なく、ちびれいむは野犬に噛み潰され餡子を撒き散らし絶命した。 野犬はちびれいむの餡子が口に合わなかったのか、不満気に去っていった しばし両膝を地に付けたまま呆然とする両刀お兄さん。 「ゆっくりしすぎた結果がこれだよ……」 ようやくそう呟いた両刀お兄さんの表情は、心底悲しそうだったそうな。 終われ- ●あとがき 一応の2作目です成体ゆっくりをかわいがりたい(虐待的な意味で) ちびゆっくりをかわいがりたい(愛で的な意味で) 両方詰めたらカオスなお兄さんが出来上がりました何だよ両刀お兄さんって…… HENTAIお兄さん成分も混ざっていたけど、良い子のみんなは分かったかな? ちびゆっくりのイメージはクラムボン氏の描く赤ちゃんゆっくりを想像して書きました。 あのもちもちぷにぷに感、口の中に入れて舐め回したいです。(HENTAI的な意味で) 毛繕いとかもしてあげたいです。 でもちょっと話し言葉を崩しすぎたかな?何言ってるかわかりづれぇ・・・ 内容の一部から愛でスレ行けと言われるかも知れませんが、ちびゆっくりと有益ゆっくり『以外』は虐めたい対象である事が多いので虐スレの方が合うのです。 これからも気が向くままに好き勝手書きたいと思います。 まとめ掲載の際のHNは「オズ」でお願いします。 ●ゆっくりできていない過去作品一覧 ゆっくりいじめ系270 ゆっくりスイーツ(笑) このSSに感想を付ける
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エルドさんが入室しました エルド ■◯月◯日 ――SGS 3日目 Cチーム エルド 担当:エルドライ=V=ファイルヒェン エルド (ビデオメッセージに映る…死んだ目をした濃色の髪の黒尽くめ男 エルド ……どうも。 エルド Cチームの臨時同行メンバーの一人、エルドライです。 …まー、エルドとでも。 エルド …今回は昨日からの流れ通り、レニェさんの救出作戦に関しての報告です。 エルド まー…結論から言うと、無事任務成功、ですね。 エルド レニェさんもチームメンバー8人とも揃ってますし、重傷者もいません。 エルド …まー、そういう事ですんで。後は蛇足っちゃ蛇足ですが。 エルド 報告はなるだけ詳細に行いましょう。 エルド 不安に思われてる人も多いでしょうからね…。 エルド あぁ、敵組織の詳細については、アンゼさんの取り調べを基にしたものを別途に文章化しときますんで…動画では省きます。 エルド 興味ある方はソチラをご参照願いますよ…。 エルド ――――― エルド 此度のミッションは敵組織の拠点である『蜃気楼の祭壇』へ赴き、誘拐されたレニェさんを救出する事です。 エルド 場所は古代遺跡群エリアの最奥。昨日得た情報 データ を基に現地に向かいました。 エルド 夕刻に行われるという教団の『儀式<サバト>』に潜入し、救出を行う…という算段です。 エルド リグスさんにはエリア周辺の視察と、作戦遂行中の見張りをお願いしまして。 エルド ひばりさんは轟天山に残りオペレーターを担当。…それと「何かあった時」の為の連絡役としても残ってもらいました。 エルド 残る5名のメンバーで現地に乗り込む、という分担です。 エルド 呪喜さんは轟天山に籠もりたがったんですが、ルストさんが叩き出しましたね…。 エルド まー…標的は魔術師の集団ですし、チーム内で魔術の心得がある人は彼しかいませんから。しゃーないですね。 エルド …ま、とにかく。 作戦本番の話です。 エルド 僕と呪喜さんは教団員のローブを奪って信者に変装し、群衆に紛れて『儀式<サバト>』に潜り込みました。 エルド 堆い石段の頂上にある祭壇は夕日に照らされて…確かに、遠景に町のようなシルエットが見えました。 エルド 蜃気楼。…何も無ければ幻想的な風景だったんでしょう。 エルド レニェさんは中央の台座に寝かされていて…何か嗅がされたのか、目を覚ます気配はありません。 エルド …そして台座を中心に、床面にはえらく凝った魔法陣が描いてありました。 エルド …何をやらかす気だったのかは、結局今もわかりませんが… エルド …まー、舞台立てとしては、そんな感じで。 エルド 程無くして儀式が始まり…、同時に呪喜さんに…術式を邪魔する類の呪いをとにかく全力で掛け続けてもらいました。 エルド 僕は魔法に関しては不識ですが、魔術の中でも呪詛と儀式は重なる分野の多い形態だそうですね…。 エルド 準備工程が強度に関わるのが共通点でしょうか。…まーそんなこた良いですね。 エルド そんな事すりゃ当然彼は一目散に狙われる訳です。…まぁ、しゃーないですね。囮役も兼ねてますから。 エルド …もちろん護衛はします。その為に僕が付いた訳ですし。 エルド 色々やって(省略)お茶を濁しつつパニックになった集団を掻き回し、合図と共に下層で待機していたアンゼさんとルストさんが祭壇に突入。 エルド 一層の混乱の中、祭壇の裏…階段の反対側と言えばいいですかね。そこに待機していたジュディさんが隙を見計らい、台座のレニェさんを空中から救出。 エルド …まー、人質の安全が確保できれば後は怖いもんは無いですね。 エルド 特にアンゼさんは警察官ですから…こういう時の制圧はお手の物でしたね。 エルド ――――― エルド そんなこんなで。…全員轟天山に帰還しまして、今現在です。 エルド レニェさんの容態は良好です。2日も攫われてましたから、疲労はあるようですが…。 エルド 轟天山の設備で回復は余裕でしょう。 エルド ……ぁぁ、それともう一つ。 エルド …コレです。 祭壇のオブジェの一部になってたんですが。 エルド これまでの報告で見た物と類似してましたんで、持ち帰りました。 エルド 恐らく“ピース”の一つかと。お収めください。 エルド エルド ―― 【異人(ゼノ)】 を 手に入れた! エルド ――――― エルド …はい。報告はこんなもんです。 エルド 目標ルートからは大きく逸れましたが…何にせよ探索はせなならんのですし、 エルド 遺跡群の最奥にいるのは丁度良い…って感じですかね。 エルド 明日からは通常の探索に戻れる事でしょう。 …フラグでしょうかねコレ。 エルド …んじゃま、この辺で。 エルド (映像が途切れる エルド ― エルド ― エルド ― エルド 『蜃気楼教団』 遺跡群近辺を根城にしている宗教人の集まり。つまるところカルト教団。 遺跡群の北側に時折見えるという『蜃気楼の都』、又の名を『Mist-Gall』を信奉し、 いつかその地に降り立つ事を渇望する者達の集まり。 地元の民(リグス)に聞く所、『Mist-Gall』は伝承やお伽噺で伝えられるサンガル民話の類で、 実在する都市ではない…とされているが、彼等は本気だったようだ。 教団の者達は、永く途絶えている都の『王女』こそが都への到達の鍵であると考え、 伝承に示された「王女」の姿形を情報源に、長年行方を探し続けていたようだ。 事実この近辺では『王女』と類似した特徴を持つ女性が度々姿を消しており、 永らく砂漠の神秘とされていたそうだが、実際は彼等によって拉致されていた可能性が高い。 今回レニェ・トゥ・パゾスが誘拐の標的となったのも同様の理由とされる。 儀式で具体的にどの様な術式を行使していたか団員は未だに口を割ろうとしないが、 発言の端々から、過去幾度も「間違えて」きた事が窺える。 「間違えられた」女性達の行方については、現段階の調査では迫れなかった。 エルドさんが退室しました
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『理想郷 ~イーハトーブ~』 東北自動車道を、北に向かって、ひた走るバイクが一台。 運転するのは、ジュン。 そして、彼の後ろに乗っているのは、翠星石。 栗色の長い髪を肩の前に回し、両腕で、しっかりとジュンにしがみついている。 時速百キロ以上の速度で疾駆する単車に乗っているのは、慣れない者にとって、 想像以上に恐ろしい事だ。 翠星石も、御多分に漏れず、緊張に身を強張らせていた。 二人を乗せた単車は、安積P.A(パーキング・エリア)へと滑り込んでいく。 朝早く家を出てから、何度目かの休憩である。高速道路に乗ってからは三度目になる。 翠星石もホッとしたのか、彼女の腕から力が抜けるのを、ジュンは感じた。 駐車場の隅に単車を停めて、二人は窮屈なヘルメットを脱ぎ、吐息した。 「疲れただろ、翠星石?」 頭を掻いて髪の乱れを直しながら、ジュンは朗らかに笑った。 翠星石が、ちょっと唇を突き出しながら、拗ねたように応じる。 「解ってるなら、も少し小刻みに休憩しやがれですぅ」 「ははっ……悪い。でも、目的地まで、まだ遠いからさぁ。それに、新幹線じゃなく バイクで行きたいって言い出したのは、翠星石だろう?」 「う……でも、それは……ジュンに……ですぅ」 抱き付いていたかったから――なんてコトは、口が裂けても言えない。 頬を染め、俯く彼女の頭を、ジュンは優しく叩いた。 「ゴメンな。次からは、短めに休憩を入れるよ。さあ、冷たい物でも飲んでこようぜ」 二人が目指しているのは、岩手。宮沢賢治と理想郷イーハトーブ(花巻市)が有名だ。 或いは、柳田国男と遠野物語の世界か。目的地までは、まだ遠い……。 やっとの思いで、予約を入れていた宿に着いた頃には、すっかり日が傾いていた。 腰を伸ばして、深呼吸をする二人。 「んん~。やっぱり、空気が澄んでるですぅ」 「そうだなあ。思えば遠くへきたものだ……って、つくづく感じるよ」 「それにしても、雰囲気の良い宿ですね。鄙びた感じが、特に郷愁を誘うですぅ」 「歴史の長い宿だからな。一年前から予約してる客も居るそうだ」 「ほへ~」と、感心半分、呆れ半分な声を出して、翠星石は再び、宿泊する宿を見上げた。 ちょっと、おどろおどろしい気配がする。 けれど、それが却って、いかにも民話の郷と言った趣を醸し出している。 来て良かった……心から、そう思った。 「早いとこ記帳を済ませちゃおう。行こうぜ、翠星石」 「はいですぅ」 記帳を済ませ、美味しい料理に舌鼓を打ち、ゆったりとした温泉で旅疲れを癒す。 たったそれだけの事なのだが、ジュンも、翠星石も、非常に満ち足りた気分になった。 こんなに優雅な気持ちになれたのは、久しぶりだ。 二人が通されたのは、離れの部屋。母屋で行われている宴会の喧噪も、殆ど届かない。 浴衣姿の二人は、肩を寄せ合って、満天の星空を見上げていた。 ロマンチックな語らいを愉しんでいた時、急に、翠星石が驚いた様な声を上げた。 「翠星石? どうかしたのか?」 「んん? 今……誰かが、私の髪を引っ張ったです」 「あ、そういや言い忘れてたっけ。あのな、翠星石。実はなあ――」 「なな、なんで……そんな怖い声で話しやがるですか」 「この部屋って、座敷ワラシが出るという部屋なんだ」 遠野の夜空に「なんですとぉー?!」という絶叫が木霊していた。 ――その夜。 並んで敷かれた二組の布団で、ジュンと翠星石は就寝していた。 正確には、ジュンだけが、健やかな寝息を立てている。 翠星石はと言えば、座敷ワラシの話を聞いてから、すっかり眠気を失っていた。 真っ暗な部屋の中で、まんじりともせず、遠い遠い夜明けを待っていた。 ふと、物音がして、翠星石はビクリと肩を震わせた。 耳を澄ますと……何かが……畳の上を這う音がする。 しかも……徐々に、近付いてくる。 (!! いひぃいぃ――――っ!!) 声にならない悲鳴を上げて、翠星石は隣の布団に潜り込み、ジュンにしがみついた。 「んあ? な、なにすんだよ……翠星石?」 「でででで、出たですっ! 座敷ワラシですうっ!」 「ホントかよ? 落ち着けって、翠星石。それって、凄くラッキーな事なんだぞ」 「え? そ、そうなのですか?」 「うん。出会えない人は、何泊しても出会えないんだって。とにかく――」 潜り込んでいた布団から、そぉ~っと顔を出すジュンと、翠星石。 すると、目の前に小さな子供が立っていて、二人は思いっ切りビクッ! としてしまった。 が、それも最初だけのこと。よくよく見ると、その子は二人の良く知る人物に似ていた。 「……なんだか……蒼星石の小さい頃に、似てるですぅ」 「翠星石も、そう思った? 実は、僕も……」 そう思ったら、ちっとも怖くなくなってしまった。 座敷ワラシは黙ったまま、お手玉や、あやとりの紐を差し出してくる。 一緒に遊ぼ? という事なのだろう。ジュンと翠星石は小さく微笑むと、一晩中、座敷ワラシと戯れていた。 翌朝、目が覚めると、二人は別々の布団に、きちんと収まっていた。 夜明けまで、座敷ワラシと遊んでいて……それから雑魚寝した筈だが、 詳しいことは何一つ、憶えていなかった。 朝食の席で、翠星石は思い切って、ジュンに話を切りだした。 「ねえ、ジュン。昨夜のこと……憶えてるですか?」 「昨夜の? ああ、座敷ワラシと遊んだことか?」 事も無げに、さらりと言ってのけるジュン。 あまりに浮き世離れした事なので、夢と現実の区別がつかなくなっているのだろうか? いや、そうではない。ジュンの眼差しは、正気を保っている者の眼だった。 徐に、ジュンが口を開く。 「あの部屋で座敷ワラシに出会うと、幸福になれるって言い伝えがあるんだ」 「幸福ですか? 例えば、どんなです?」 「宿の案内書きでは、ある男性は一人で宿泊中にワラシ様と出会って、 総理大臣になったそうだぜ。どうやら社会的な成功を、収めるみたいだな」 「ふぅん? じゃあ、男女二人の場合は、どうなるです?」 「さあ? どうなるんだろうな? 案内書きには載ってないけど――」 「もしかしたら…………幸せな家庭を……」 ごにょごにょと呟く翠星石に、ジュンが「ん?」と訊き返すと、 彼女は真っ赤な顔をして「なんでもねぇですぅ!」と、ムキになって否定した。 なんで翠星石が怒っているのか訳が解らず、ジュンは頸を傾げ、頭を掻いていた。 ――それから数日間、二人は単車に乗って、遠野の旅を満喫したのだった。 そして、帰宅。 旅の疲れがドッと出て、翠星石は着替えなどを詰めたナップザックを降ろすなり、 玄関先で、靴も脱がずに寝転がってしまった。 「姉さんってば、行儀が悪いよ?」 出迎えにきた蒼星石が、腰に両手を当てて、だらしない姉の態度を、呆れ顔で見下ろしている。 その光景が、あの宿での出来事と重なる。 布団から顔を覗かせた時、翠星石とジュンを見下ろしていた、座敷ワラシと。 「そう言えば……蒼星石に、お土産があるですぅ」 「え? ホントに? なになに?」 嬉々として翠星石の脇に両膝を着いた蒼星石に、ザックの中から取り出した人形を差し出す。 それは、ジュンと翠星石が、遠野で材料を調達して創った、手作りのぬいぐるみだった。 「? この、ぬいぐるみ……ボクに似てなぁい?」 「気のせいです。それは、座敷ワラシを模した、ぬいぐるみですぅ」 「そうなんだ? でも、ありがとう。二人の手作りなんでしょ?」 「……見た目で分かるですか?」 「そりゃあ解るよ。ボクは、姉さん達のこと、応援してるんだからね。 いつも見守ってるから、かな? 二人の考えとか、仕種が、なんとなく解るんだよ」 二人には、幸せになって欲しいから―― そう言って、蒼星石は気恥ずかしそうに、階段を駆け上っていった。 (ジュンと、二人で……幸せな家庭を築けたら……) 幸福な未来に想いを馳せながら、翠星石は微睡みの中へと落ちていった。 終わり 第一回 職人企画に乗り遅れた際の即興SS。
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239 名前:1/5[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 08 00 14 ID ??? かなりプチなのにやたら長い。ごめん。 先日カジュアルセッションでGMをしたときのこと。 システムは天羅WAR。 OPフェイズ。 ロケットレンジャー(重武装の兵士のクラス)のPC3が天使(この世界における人類の敵)と戦って大怪我を負い、 アドバンスド・ロケットレンジャー(敵国のサイボーグ技術を流用した強化兵)第一号になって蘇る、というシーンを入れる。 PL3「目覚めたら見慣れぬ天井。機械化した自分の体。よくわからなくてうろたえます」 GM「いまのところ、アドバンスド・ロケットレンジャーは軍の機密なので、あなたが目覚めた病室は厳重に隔離されている。 やがてドアが開き、軍の超偉い人が入ってくる」 ここまで順調にきていたところに、いきなりPL1(リアル先輩)が割り込んでくる。 PL1「(親指を立てて突き出しながら)『ねえ、データ取らせて! データ取らせて!』」 GM「え?」 240 名前:2/5[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 08 00 56 ID ??? 驚いてPC1のキャラクターシートを覗き込むGM。PC1は天羅のサムライ(敵国の強化兵)で、本来この場にいるはずがない。 GM「あの、OPはシーンプレイヤー以外登場不可なので、もうしばらくお待ち頂けますか?」 PL1「違うよ、これはドクター・ウェストだよ! 好評に答えて再登場したんだよ!」 言葉とともに差し出される、なんか超強いキャラクターシート。 話を聞くと、どうやら前回PL1がGMやったセッションのラスボスらしい。そのセッションには参加していなかったのでよくわからない。 GM「えーと、いちおー機密なので、このシーンにはPC3と将軍しか」 PL1「『俺開発者なんだもん調べまくっていいよね? いいよね将軍!』と言って壁を殴って凹ませて黙らせる」 GM「あの、聞いてます?」 PL1「『わははは! 科学者が体鍛えてて何が悪い!』不動明王拳4レベルだぜー(嬉しげに)」 PL2「こえーwwドクター・ウェスト超こえーww」 PL3「あのときは死ぬかと思ったww」 PL4「いいキャラっすよねww」 GM「……」 他のPLもそのセッションには参加していたので、ひとしきりドクター・ウェスト話に花が咲き始めてGM完全沈黙。 まあ、楽しんでるならいいかなと思い、数分間ドクター・ウェストに遊んでもらって、気が済んだっぽいところで本筋を再開。 GM「……というような夢から目覚めたPC3は、夢で見たものと同じ病室で目が覚める」 PL1「(親指を立てて突き出そうとする)」 GM「(その手首をそっと押さえて)今度は、ドクター・ウェストとやらはいないようだ」 PL1「じゃあ天井をぶち破ってとうjy」 GM「いや、いない。どこにもいない。将軍が一人だけだ」 強引に黙らせ、なんとか話を進めることになる。 241 名前:3/5[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 08 01 36 ID ??? ミドルフェイズ。 合衆国が放棄した地域へ偵察におもむいたPC3、天使に襲われている子供と鉢合わせる。 GM「上層部から通信が入る。交戦を許可しない、撤退せよ。 PC3の存在は機密なので、合衆国の市民でさえない子供を守るために行動することは許されません」 PL3「さあ悩めって顔しやがってー!」 GM「助けても、助けなくても、特別なペナルティは発生しません。シナリオの展開が変わるだけです」 PC3「『しかし、彼らはほんの子供です! 合衆国の正義と自由は、こんなことを許すのですか?』と言うけど」 GM「将軍が一喝します。『くどい!』」 合気が飛びかって煮えてきたところで、PL1がおもむろに先程のドクター・ウェストのキャラシーを机に乗せる。 えー。と思う間もなかった。掲げられた拳から親指が起き上がった。 242 名前:4/5[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 08 02 48 ID ??? PL1「(親指を立てて突き出し)データとりたいから交戦してオッケー!」 PC3「(すかさず)『了解! 出撃します!」 PL1~4「(大爆笑)」 GM「え、あの……あなたはこのシーンにいない」 PL1「いる! なぜならドクター・ウェストは当時合衆国軍に所属していたのだ!」 GM「(理由になってないよ!)しょ、将軍が『ならん』と」 PL1「『うるせー!』と言って不動明王拳で殴る」 PL2「(間髪を入れず)『ぐはっ。これほどとは…がくり』」 PC3「子供たちを安全な場所に逃がして天使に立ち向かう!」 場は大盛り上がり。 盛り上がっちゃったからには巻き戻してまた夢にするのも気が引けてGM涙目。 とりあえず話の流れでイベント戦闘を起こしてPCたちを合流させながら、 大急ぎでこの後の展開を考え直すことになった。アドリブ超苦手なのに。 クライマックスフェイズ。合衆国に見捨てられた町を天使から守るため、広いフィールドで大量の雑魚を連れたボスと戦闘開始。 GM「毎ラウンド天下(能力値のひとつ)で判定してください。目標値を越えた人が一人もいなければ天使の援軍が来ます」 PL1~4「出ないー」 そんなPLたちのひどい出目よりもGMの目を引く、例のキャラクターシートを机にのっけるPL1の動き。 PL1「(親指を立てて口を開きかける)」 GM「いません」 PL1「何言ってんの、ドクター・ウェストはその天才的な発明品でいつでもどこにでも」 GM「いーまーせーんー! 援軍が嫌なら裂帛の気合(判定の達成値を後付けで上げる自動取得スキル)使えー! 使ってくださいお願いしますー!」 なんとかキャラシーを取り下げさせ、処理を続行する。 243 名前:5/5[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 08 03 52 ID ??? それなりに煮えたり燃えたりしてセッション終了。 経験点を配るGMの鼻先に突き出される太い親指。 PL1「(親指を立てて突きだしながら)ドクター・ウェストが全部持ってったシナリオだったね!」 GM「…………そーですねー」 登場さえしていないNPCをハックされて展開を変えられるとは思ってなかったので、とても困らされた。 とはいえ、こういうことにとっさに柔軟に(毅然と?)対応できないGMも困ったちゃんだったかもしれない。 ていうかまじ長い。ごめん。 286 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 15 36 07 ID ??? 周り(GM以外)が喜ぶ困ったチャンにはどう対処すればいいのかという、意外と難しい問題のような気もする。 291 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 16 03 18 ID ??? 286 そういう周りの人間も内心はウザイと思いつつ、「空気読んで行動する大人のオレ様」を演出するために 上辺の調子をあわせて喜ぶ演技をしてたりする。 で、セッション終わった後、当事者の困ったちゃんが帰ったあとで皆がボロクソに陰口大会を始めたり。 そいつらこそ精神年齢の低いガキンチョが「脳内大人像」をロールプレイしてるだけに過ぎないんだけど、 もうツッコミ入れるのもアホくさいから、その場は適当にハイハイ調子合わせて、少しずつ例会 欠席するようにして半年くらいかけてサークルをフェードアウトした俺。 スレ145
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登録日:2016/09/24 (土) 09 58 20 更新日:2023/04/23 Sun 23 23 57NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 大体五十鈴のおかげ 艦これ 艦これアーケード 艦これイベント 艦これイベント項目 艦隊これくしょん 大淀「貴様らの泊地は一日で終りだ」 「それでも長すぎた!!」 前回→艦これ始まってない 次回→南方海域強襲偵察! 『艦隊これくしょん -艦これ-』の2013年春に開催されたイベント。艦隊これくしょんで初めて行われたイベントである。 イベント期間は5/17~6/5の間。 当初はこれより短い期間だったが、難易度を上げすぎて攻略者がほとんど出なかったことと、サーバー不具合の補償として期間を延長、ゲームバランスの調整が行われた。 時は艦これ黎明期であり、現在の横須賀サーバーが名前をつけられる前、全ユーザー数も3万人いるかいないかと言われているなど、翌年の同時期からは考えられないほどゲームの規模は小さかった。 もくじ 新規深海棲艦 海域解説 E-1 E-2 E-3 E-4 新規深海棲艦 ゲーム内に初めて潜水艦と鬼、姫級の深海棲艦が参戦した。またボスの随伴としてたこ焼きでお馴染みの浮遊要塞が登場。 E3ボスは泊地棲鬼、E4ボスは泊地棲姫。アニメでも泊地棲姫は岩場に立っていたことや泊地水鬼の存在から基地系ボスに思えるかも知れないが、二人とも戦艦である。 海域解説 マップは全部で4つ。構成も極めてシンプルで、ボス前分岐があるだけのほとんど一本道構成。ボス前で逸れるマップはその先で100以上の燃料か弾薬を拾えるなど以降のイベントマップに比べると有情といえる。 ただしその一本道という都合上、道中の無慈悲な渦潮を避けることができず、ゲージ回復もある。どちらの要素も開始1週間後のメンテで弱体化した。 また、1度クリアしたマップにはE4以外再出撃不可能。そのため、ドロップ狙いの出撃は基本的に最終マップでのみ行えた。 モチーフは史実での真珠湾攻撃だが、前述のようにマップが一本道であるため、参加艦によるルート固定などはない。 新規艦娘はドロップで鬼怒、阿武隈、途中追加されたE4ボス限定の瑞鶴。報酬で翔鶴が仲間にできた。 E-1 詳細 前哨戦/前哨戦 撤退中 水上機母艦1隻、駆逐艦2隻を含む全6隻の艦隊を編成し、敵泊地海域付近の偵察を実施せよ! 道中からいきなり潜水艦が登場。当時はとにかく火力の高い戦艦で押しきるのが攻略法として成り立っていたため、高火力艦の攻撃を受けず、一方的になぶる潜水艦は初めて現れた天敵であった。 ボスは輸送ワ級が2隻に重巡、軽巡、潜水艦、駆逐艦などの混合艦隊。 撤退中は潜水艦と重巡が軽巡と駆逐艦に変わった。 ところで、このマップで早々に予想外の事態が生じている。 それがバグだと分かるのは後の話になるが、なんと攻略に必須の千歳と千代田に使われたダメージ計算式が間違っており、二人がありえない火力を発揮していたのだ。 そのため、ゲージ回復や当時の装備から考えても難易度は決して高くなく、参加者からは上記の艦隊を編成できるなら印象のないマップだったと言われる。 ドロップで鬼怒と出会える可能性があり、突破報酬は調整前後で変わらず応急修理女神。 E-2 詳細 警戒線突破/警戒線突破 撤退中 作戦内容 重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻を基幹とした全6隻の「高速」艦隊をもって敵泊地警戒線を突破せよ! 前マップと比較して難易度は格段に上昇する。敵に特筆すべき点は特にないが、道中に渦潮が2ヵ所あり、火力と回避率の低下が見過ごせなくなってくる。 高速の軽巡かつ、改装レベルの早さから五十鈴が酷使されたことは公式四コマでもネタにされた。 また、当時の火力至上主義から高速戦艦の金剛姉妹も好まれ、主砲を積めるだけ積む者、カットインに賭ける者など提督毎に試行錯誤が繰り返された。 ボスパターンは3つと多く、ヲ級の空母艦隊、ル級の戦艦艦隊、リ級の重巡艦隊。撤退中はヲ級の艦隊旗艦がヌ級になり、他も戦艦や重巡の数が減った。 ドロップに前マップ同様鬼怒と、今マップから阿武隈が登場。突破報酬は大和よりお先に登場の46cm三連装砲。フィット補正もなかったので、以降のマップでも適当な戦艦に載せて活躍することになる。 E-3 詳細 湾内突入!/湾内突入!撤退中 航空戦艦2隻を中核とした全6隻の突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ突入せよ! 調整後のマップ名が矛盾の塊みたいなマップ。航空戦艦が必要なこともあり、伊勢型が連続回避していそうである。 初戦から空母ヲ級のエリートクラス、以降道中はひたすら潜水艦と2ヵ所の渦潮という、名実ともに本イベント最高難易度のマップ。 潜水艦対策に駆逐艦や軽巡を増やしてもいいが、ボスは泊地棲鬼を始め、ル級エリート2隻という戦艦3隻にヲ級エリートまで加えた殺意に溢れる編成で出迎えてくる。ここまで来て火力不足に泣かされたプレイヤーの数は知れない。 調整前のボスは泊地棲鬼、空母ヲ級flagship、戦艦 ル級elite、戦艦ル級elite、軽巡ヘ 級elite、輸送ワ級eliteが輪形陣で迎えるパターンのみ。 撤退中はなぜか4パターンにふえており、ヲ級かル級を含めた輪形陣パターンが3つと多いが、一切空母を含まない代わりに泊地棲鬼とル級フラグシップの2隻の戦艦が単縦陣で迎える編成が1つある。 E4はここほどの難易度はないため、ここでE1報酬の応急修理女神を使ったプレイヤーも多い。 突破報酬は初の報酬艦となる翔鶴型航空母艦、翔鶴。ドロップに鬼怒と阿武隈もいるが、あまりの難易度ゆえにここで掘る意味も理由もない。 E-4 詳細 敵泊地強襲! 作戦内容 決戦用主力艦隊を全6隻で編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! 2013年春イベント最終マップである。道中はボス前分岐もなくなった完全な一本道であり、調整前後で名前の変化もなかった。 二度の潜水艦戦の後、浮遊要塞に戦艦ル級と重巡リ級2隻か、雷巡チ級2隻を含む編成。いずれもエリートやフラグシップを含む。 ボスは戦艦の泊地棲姫。随伴は全てが浮遊要塞であり、輪形陣。戦艦がいれば昼の二巡でまず全滅させられるため、前マップと比べて難易度は大幅に下がっている。 ボス限定ドロップとして瑞鶴が実装されたほか、実質、ここでしか掘りができなかったため、鬼怒と阿武隈は瑞鶴と一緒に探されることとなった。 報酬は震電改。素の対空値15を誇る2016年9月末現在においても最強の艦上戦闘機であり、空母を愛する提督には垂涎の品。 しかし次の入手機会が2023年4月の10周年記念期間限定任務による入手という、約10年間もオーパーツと化するほどのレア装備だった。 横須賀サーバーの提督しか持っていないこと、そもそもこのゲームのタイトルが艦隊これくしょんなことから、呉、佐世保、舞鶴のサーバーができたころから現在に至るまで、ずっとコレクションさせろと訴え続けられている。 また、余談ではあるが、2016年夏までの間、イベント完走の報酬が艦娘ではなく装備だけだったのはこの一度だけである。 さらに余談であるが、難易度低下前にここをクリアしたプレイヤーにはイベント後に彗星一二甲が配布された。 震電改は当初、バグで能力値がゼロになっていたため、メンテナンス後にクリアしたプレイヤーはそちらを羨ましがったそうだが、秋頃にはその評価も逆転することになる。 大淀「殴り込みは失敗です」 大淀「今は遠い泊地に身を隠しましょう」 追記修正は一週間後にお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ここから先は、13年春イベントが開始して一週間の出来事と、当時の艦これがどのようなゲームであったかについて記述する。 なお、以下の記述は、当時の仕様と難易度を参加者が残していた発言や、検証した人達のレポートをもとに文章としてまとめたもので、艦隊これくしょんというゲームを貶める意図がないことは理解していただきたい。 ◇一年越しに明かされた事実 このイベントが開始された時期だが、艦これサービス開始から一ヶ月ほどしかたっていなかった。そのため、 イベント当時、攻略に使えるゲーム内情報は一切存在していなかった。 さらに、運営もまだゲーム運営に慣れていなかったためか不具合も多く、建てられたばかりの艦隊これくしょん本スレでは阿鼻叫喚の様相を呈した。 運営サイドがゲーム運営そのものに不慣れで手探り状態であったのと同じくして、検証勢を含めた当時の艦これプレイヤー全員もまたマスクデータの多さが災いし手探り状態で、まともな情報が揃えるというのが無理難題なのである。 2014年春、本スレにて前年のイベントを振り返る話題が出た際、偶然にも震電改保有(13年春イベント完走)者や、当時のスクリーンショットを残していたプレイヤーが多数集まった。しかしそこで明かされた情報は、 最古参プレイヤーから満場一致でゲームにならないという評価を下された本イベントと、プレイヤーに厳しすぎる内容だった。 その主な理由は、まだ撤退令が出ていなかったイベント開始から一週間の内容にある。 たった2つのイベント要素について説明されただけで、参加意思を失う者が続出したのだ。 酷評原因の要素は3つあったにも関わらず。 結果、2016年春イベントにて、バグで実際に攻略不可能となったイベントが起こるまで、このイベントは艦これ史上最悪難易度のイベントと呼ばれ続け、畏敬の念を持って語られることとなった。 ◇2013年の艦隊これくしょんゲーム環境 ゲーム内情報が皆無ということは先に書いたが、具体的な現在との差異について記述する。 〇システムの差異 自然回復と課金以外で資源を稼ぐ方法がない 遠征や任務の数が極めて少なかっただけでなく、収支の黒字も極めて少なかった。敵には潜水艦が導入されたがこちらには一人もいないためオリョクルも存在せず、一定の資材を得るには自然回復を待つか、課金に頼るしかなかった。 当時、既に効率のいい遠征である海上護衛任務や防空射撃演習は解禁されていたようだが、燃費の安い潜水艦が未実装でキラキラを付けての遠征が浸透する前であった事を鑑みると、収入としては赤字に近かったのだろう。 同様の理由でバケツを稼ぐ方法もないので、高速修復材も枯渇していた。だというのに…… 赤城さんのバグ こんなことが起ころうとは。後に現在まで赤城さんの印象を食っちゃ寝キャラとして決定付けることになった忌まわしきバグである。 少数ながら、似た話は当時の戦艦勢にもあるため、恐らく空母や戦艦全体で起こっていたのかもしれないが、入手の容易さから赤城さんが一番有名になったのだと思われる。 内容は、異常な資材消費量とハードコアでリアリティな修理時間。 レベル1で小破もしてないのに18時間寝ているのは空母のメンテナンス時間としては短いのかもしれないが、ゲームとしては長すぎた。結果、後のメンテナンスで改善された。 改二がいない 初の改二である北上、大井は春イベントより後のこと。 余談ではあるが、瑞鶴の改二実装の際、数名の横須賀提督から、13年春イベントでもようやく攻略可能になったという評価が出た。この言葉の理由は上記の酷評要素に関わるため、後に一括して説明する。 重巡のステータス問題 完全に産廃というわけではないが、13秋頃まで重巡はダメージ仕様が現在と異なっており、戦艦の完全な下位互換だった。 重巡のテコ入れが入るまで重巡が「いらない子」だとか「器用貧乏」だとか言われていた事を含めると、春時点の重巡の立場はお察しである。 いて困るものではないものの、その戦力差はイベントにおいて致命的であり、重巡2隻を必須とするE2から難易度が大幅に上がる原因の1つともなってしまう。 また、調整後は好きな艦と一緒に攻略できるようになったのだが、E3以降は当初の仕様だと重巡を使っている余裕はまずなかった。この理由も上記の瑞鶴改二と共通するため後述する。 連撃なし そのままの意味。戦闘は大人も子どももおねーさんもおかーさんも空母以外はどの艦種もカットイン狙い。 まるゆもいないので、というか近代化改修にも問題があったので安定性はない。 レベル上げできる場所がない イベント開始時に解放されていた最終海域は2-4までで、資源も稼げない状況ではそこまで行き着くことすら難しかった。 既に攻略したプレイヤーもいたにはいたが、重課金者がほとんど。 ただ、問題はそこではなく、イベントの推奨レベルが練度70以上と高すぎたことにある。 たびたび繰り返すが、当時はまだサービス開始から一ヶ月しかたっていない。今でこそ3-2や5-4などの育成場所が確立しているが、2-4までしか海域が広がっていなかった当時は、今以上にとにかく戦闘を繰り返し、塵を積んで山にする作業が必要だった。 これで一番損を被ったのはそこまで試行回数を取れない社会人提督であった。 近代化改修の上昇値が低すぎた これはおそらく、今でいう近代化改修のハズレにあたる確率が高かったのだと思われる。やるぐらいなら育てるという人が大半を占めていた。まあ、問題は上昇値ではなかったのだが…… 〇プレイヤーの経験由来 建造レシピ、開発レシピがない 各マップの艦種の縛りに関わった。 艦これサービス開始一ヶ月後という早期に開催されたイベントであったが故に、今日ほど建造/開発レシピの検証も進んでいなかった事に起因する部分も大きい。 悲劇が起きたのはE1。千歳と千代田は最後まで改装すると艦種が変わるが、必要なのは水母。既に二人を改装していた提督は、いきなりイベント参加資格を剥奪された。当時秋津洲がいればこんなことにはならなかったかも。 そう簡単に出会える二人ではなく、建造レシピを求める提督でごった返すことに。運営にもイベント直後から意見が多く寄せられ、調整後は水母ではなく千歳か千代田と制限が改められた。 中破轟沈説が主流 雑誌が「轟沈の分水嶺は中破」とデマを発信してしまったり、13年秋アイアンボトムサウンドで否定されるまで主流だった説だけに知っているプレイヤーも多いと思われる。 要は中破が出たら即帰還ということ。当然試行回数も増え、資材消費も上がる。 ただ、E3を突破できなかったプレイヤーから、当時既に否定意見が多く出ていた。 アイアンボトムサウンドがそうであったように、ボスにもたどり着けないことで半ばヤケクソになって女神を載せて特攻したプレイヤーが多数いたためである。 E1の報酬で全員応急修理女神をもらっていたこともあり、横須賀鎮守府では中破で轟沈することはないと気づくプレイヤーは少なくなかった。 艦隊これくしょん2013春イベント 敵艦隊前線泊地殴り込み 時代の差を抜きにしても、長らく攻略不可能と言われてきた2013年春イベント。その評価を受けた2つの要素がある。 1つは無慈悲な渦潮 もう一方はゲージ回復である。 無慈悲な渦潮 本イベントでのみ存在したマップ上トラップ。いつもの渦潮同様燃料か弾薬を削ってくるのだが、削られる量が尋常ではない。少なくとも100以上の燃料や弾薬を奪われる。 マップが一本道の仕様上絶対に回避できず、しかもE-2、E-3はこれが2つもある。道中の戦闘消費も合わせると、ボス戦では必ず燃料と弾薬が枯渇。当時の参加者が計算したデータによると、ボス戦では強制で火力は60%も低下させられる。 第一艦隊の燃料残量0、弾薬残量30%強でボス戦スタートとなる16年夏イベントと比較しても尋常ではなく、速吸登場から2年も前なのにやりすぎではなかろうか。 これだけでも目を覆いたくなるが、トドメのように電探で被害軽減ができない。というのも、当時はまだ電探の緩和効果がなかったため。一週間後メンテナンスでは奪われる資材の量が減らされ、電探を装備していれば被害を抑えられるように改善された。 そうしたらそうしたで、今度はレシピがないから電探を誰も持っておらず、3個も持ってるなんて米帝という発言が生まれたり、みんな五十鈴に頼ることになったりしたが。 ゲージ回復 13年参加提督達のトラウマ、ゲージ回復も当然この時から存在した。 一番有名なゲージ回復は、やはり13年秋のE-4 アイアンボトムサウンドだろう。 どの戦闘でも一発退場させられる可能性が高い上に、完全にランダムな羅針盤、劣性になると逃げるボスと合わさったゲージ回復はトラウマとなるに十分すぎた。 アイアンボトムサウンドでは、一時間あたりのゲージ回復量は全体の約2.1%。およそ2日で完全回復する仕様だったが、13年春はどうだったのかというと、その5倍である。 残念ながら見間違いではない。 ゲージは1時間で10%回復する。 しかも全マップに実装されている。 当時は参加者が他のことで疲弊しすぎていて、「すっげー早いな」とか、「7時間睡眠したら全回復した」とか程度の感想しかなかったが、14年春に動画サイトに残っていた僅かな動画から興味を持った検証勢がやめときゃいいのに検証、驚異の回復力が判明した。 容易に完全回復するゲージに対し、ダメージで減らせる量はどれくらいだったのか。 知っての通り、ゲージが最も削られるのはボスを撃破した場合であり、現在もボスを最低何回倒したらゲージが破壊できるかは難易度の基準の1つになっている。 もう分かっているとは思うが、このときはその削減量も低かった。 とてつもなく低かった。 ボスを撃破して7%しか減らせなかった。 ボスにダメージがあったとしても、今と違ってピクセル単位でしか減らせなかった。 この場合の変化量と吹雪改二の下着、どちらが見えるかって勝負ができるほど減少量が分からない。 しかも、そんな条件でも1時間たってしまったら10%ゲージが回復してしまうので、1時間に最低2回はボスを撃破できなくては完全に詰む。 仮にボスの撃破をこの2回/hで攻略する場合、1時間で減らせる量は4%。ゲージ破壊には25時間かかる。 この場合、25時間分の回復量も減らさないといけないので、初期値にゲージ量250%が加算、突破するには 350%分のゲージを削らなければならない。ボスの撃破回数換算にして50回!! さすがにそこまで非効率なことをしたプレイヤーがいたとは思えないが、攻略に相当の時間がかかったのは事実である。 「7%削れるなら15回倒せば突破できるか」 「15回でクリアできるなんて雪風じゃねえとできねえよ」 といった会話が出たのは詰まるプレイヤーが増え始めたころのこと。実際には1時間で15回もボスを撃破するのは物理的に不可能なのだが。 その後、メンテナンスでゲージ回りの仕様も大幅に弱体化。 ゲージ回復はE-3、E-4だけに 回復量が1時間に2%に ダメージと撃破での減少量の増加 といった改善が見られた。 「9回ボスを倒しただけでゲージが壊せた!前は15回必要だったのに」 という当時のスレの発言が、どれ程ゲージ回復が苦痛であったかを物語っている。 第三の要素 こんなの産まれました ここまでの説明で、戦力を低下させる無慈悲な渦潮と、試行回数を増やすゲージ回復がイベントの難易度を上げていたのは理解していただけただろう。 そして、同時に疑問を抱く提督も少なくないだろう。 これだけで攻略不可能と言えるだろうか?と 戦闘を有利に進めるシステムや装備も増え、艦娘も増えたのに、瑞鶴が改二になる2015年秋まで、当時の艦娘や装備をもってしても攻略が疑問視されていたのは何故か。 それは、重視されていたのがステータスではなく、いかに早く戦闘を終わらせられるかだったからである。 つまり、敵の砲雷撃戦前に空母の先制攻撃で大打撃を与えようということ。本格的な砲雷撃戦前に敵に攻撃できる空母は、少しでも戦闘にかかる時間を減らすために必須だったのだ。 そうしなければ、もしくはしたとしても、無駄に終わることがあまりに多すぎたからである。 ここで、少しゲーム人口について話をさせてもらいたい。 艦隊これくしょんというゲームは、当初、2万人集まればいいね、という考えで作られた。 他の大手オンラインゲームを見てみると、CAPCOMのモンスターハンターフロンティアが13年春当時約3万人いたと考えると、十分な人数に思えるだろう。その当初の予定は、イベント時には達成されていた。 察しのいい方はもうお分かりだろう。それはイベント前からずっと提督と一緒にいたが、数々の負荷と、イベントに伴うアクセス集中により成熟、ついに名前を得た。 エラー爆☆誕☆ 画像出典:艦隊これくしょん -艦これ-ゲーム内スクリーンショットより (C)2013 - 2016 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved イベントは始まり、ついにエラー娘/エラー猫が本気を出した。 渦潮は無慈悲だった。 ゲージは何度もベホマを唱えた。 だが、エラーによって無に帰った回数に比べれば微々たるもの。それほどまでにエラーは強かった。つまり、このイベントの難易度は敵の強さだけでも、マップ仕様の凶悪さだけでもない。 エラーでゲーム自体プレイできなかったのだ。 太平洋の嵐が比較に出た理由はここにある。 主な被害 〇エラーの原因と症状 サービス開始時の艦これサーバーはとにかく脆弱で、ことあるごとにエラーでゲームを中断された。理由は現在とはデータ管理方法が違うことによる。 大雑把な説明になるが、13年春時点では、艦これの大元サーバーでゲームに関わる全てのデータを管理していた。 それにはタイトル画面から所属する艦娘、装備や家具の一つ一つまでであり、画面内に変化が起きるたびに情報をサーバーに送信→サーバーから結果を送信→画面の変化が完了というあまりにも迂遠な方法をとっていた。 当然、サーバーには尋常ではない負荷がかかっていた。ゲーム動作も遅いなんてものではなく、 ゲームを始めるたびに100MBの読み込みが発生。30秒またされるかエラー。 装備を変えようとしたら読み込みが発生、待つかエラー。 海に出たら 戦闘に入ったら と、もはやクリックしたらエラーが起きると言い換えられるほど。 特に酷かったのは負荷の増える情報量が多いページで、近代化改修のページと、辞典は任意でエラーを起こせたと言われるほど。近代化改修が嫌われた理由はこれである。 〇夜、休日の艦これ これだけサーバーが脆弱だったため、アクセス集中でエラーが多発したわけだが、それはイベントだけに限らなかった。 夜間や、仕事のない土日祝日などはやはりエラーが多発している。特に帰宅民が家に落ち着く平日夜7時前後は魔の時間帯と呼ばれ、ログインできないし強制ログアウトされると話題になっている。 そしてイベント時、エラーはこの要素を取り込んで進化した。 最高にハイなエラーの図 夜と休日まともにプレイできないということは、平日、昼の間にゲージを破壊できなければ絶対に勝てないということである。 負荷がかかれば落としてログインさせない 海域に挑めばボス前でそらす ボスにたどり着いても渦潮の余波で火力が足りない 夜まで耐えれば全回復させられる 時間さえかければゲージは回復する。その時間稼ぎの手段が見事に揃い、ほとんどのプレイヤーはまともにゲームをすることも出来ず、ただエラーの顔を眺めるだけだった。 エラーの終焉と一週間後メンテナンス イベント開始から一週間たち、攻略できたのはわずか30人しかいなかった。 運営はアンケートを行い、意見をもとにイベントの難易度を低下させるメンテナンスを行った。同時にサーバーの強化と今日の基準となっているデータ管理方式への転換が行われ、サーバーにかかる負荷は減少。エラーの頻度は目に見えて低下した。 そしてプレイヤーの目に写ったのは、 全回復したゲージの姿だった。 つまり、エラーが起きてログインできないというのはサーバーが落ちているためで、その間にたった時間に比例してゲージは回復していた。 時間がたちさえすれば、それがエラーでもメンテナンスでも区別はなかったのである。 こうして多くのプレイヤーは再びイベントに挑み、今度こそ海域突破を成し遂げたのだった。 ◇最後に 考察において瑞鶴がずいぶんもてはやされたが、これはおそらく13年春時点では雷巡と味方潜水艦が存在せず、敵に先制攻撃できる方法が空母しかなかったことから出た発言だと思われる。 さらに、16年夏には五十鈴を始めとした対潜値100以上の艦娘が先制対潜水攻撃を行えるようになったため、恐れられていた難易度は完全に過去のものと言っていいだろう。 追記修正は折れない心でお願いします。 △メニュー 項目変更 ヤバいな…… 「◇最後に」とキッパリ言ったばかりなのに… スマン、ありゃウソだった。 あのイベントから3年。奴らは帰って来た。 舞台をアーケードゲーム「艦これアーケード」に移し、艦これ初のイベントは帰って来たのである。 ボスは同じく泊地棲鬼(及び姫)。 難易度は甲はなく丙と乙のみだが、乙作戦に関しては 丙作戦を全攻略しなければ受けられない 仕様になっている。 その代わり乙作戦を解放した後はどちらを攻略する事も可能。 また、最低条件として鎮守府海域を完全攻略しておく必要がある。 今回のイベント報酬艦は翔鶴・瑞鶴・瑞鳳。E-4突破後の「掃討戦」を攻略する事でいずれか一人を入手する事が出来る。入手後もE-1からやり直せば再び入手可能。 また、祥鳳も海域ドロップとして追加されている。 イベントの基軸は似たような感じである為、ここでは海域の簡単な紹介にとどめる事にする。 E-1 詳細 前哨戦 敵泊地へ強襲作戦が発令された! 主作戦に先立ち、敵泊地海域付近の 偵察を実施せよ! 丙作戦 道中の敵は大幅に弱体化。潜水艦はいなくなった。まあ1-4攻略直後で潜水艦とか地獄でしかない 1-4まで突破できた提督ならば力押しでも十分突破可能であり、そこまで苦労する事はない。 但し後の海域共々 道中敵の撃破でもゲージが減る と言う仕様のせいでいつも通り燃料弾薬を温存しようとして 計算ミスってボス撃破したのにゲージが壊れてない と言う事態に陥った提督も数知れず。 さらに、 ゲージ破壊はボス旗艦でしかできない という恐ろしい仕様がある。 どういう事かというと、 ボス戦で敵艦を全て沈めればゲージを破壊できたのに、真っ先にボス旗艦が沈んだためゲージを削り切っても破壊する術がなくもう一周 となる事もあるのである…… 乙作戦 ★3詐欺 。丙作戦クリアが前提なのか 道中の敵に戦艦はいるわ空母はいるわみんなeliteだわとやりたい放題 。 その上こちらは 駆逐艦2隻に水上機母艦or軽空母1隻が必須 であり、必然的に総合火力が大幅に落ちるという有様。 残りのメンバーでどうにかして火力を補強しないとクリアすらままならない。 E-2 詳細 警戒線突破 先の偵察作戦により敵深海勢力が判明した。高速艦隊をもって 敵泊地警戒線を突破せよ! 丙作戦 このマップの敵も弱い。 何故かというとボスが 重巡リ級固定 であり、相変わらず戦艦も空母もいない。警戒線薄すぎだろ。 と言うよりHPだけは多い輸送ワ級すらいなくなったせいで 見たくれの総合HPは減っている 。 但しイベント海域独特の 敵連合艦隊 を組まれやすいという難点もあり、ほぼ確実に挟み撃ちを余儀なくされる。まあ雑魚ばかりなのだが。 また、どうせE-4のラストは強制的に敵連合艦隊が相手となるので今のうちに連合艦隊戦の仕様になれるのも手ではある。 乙作戦 顔ぶれが一気に変わって 安定の戦艦空母+全elite 。おまけに何故か空母だけ flagship になると言うファンサービス。 そしてやはり連合を組まれやすい。特に 戦艦と空母で組まれた時は戦艦の大火力と空母の広範囲がやたら噛み合って逃げ足を奪ってくる 。 固定枠は軽巡1+重巡2。 E-3 詳細 湾内突入! 我が艦隊は敵泊地警戒線の突破に成功した。突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ強行突入せよ! 丙作戦 やっと戦艦と空母が出てくる。元のイベントと違い泊地棲鬼は登場しない。その為ボスは戦艦ル級。 戦艦+空母の連合を組まれる事もあるが、eliteどころか 通常の戦艦空母 である為、乙E-2と比べれば大分マシ。 ただゲージの削れ方が若干おかしく、フル撃破で3戦終わらせても 何故かほんの少しだけゲージが残ってしまう 。 乙作戦 戦艦ル級がボスだからか、道中に戦艦が出ない代わりに空母部隊が2部隊に変更。 …だけならまだいい。 なんと道中の敵が一隻残らず flagship と化す。みんな揃って真っ黄色である。 戦艦の攻撃は痛い、空母の攻撃は早い、 戦艦+空母の合わせ技で逃げ道を潰してくる …この辺から 乙作戦ってなんだっけ状態になる 。 悲劇はそれだけで終わらなかった。 この海域、元イベントと同じく 航空戦艦2隻を要求してくる のである。 一端話を巻き戻そう。 2016年9月20日。艦これアーケード公式サイトでは本イベント開催を予告するとともに、以下の出撃制限がある事が発表された。 一部の海域で、航空戦艦や水上機母艦などが必要となります。 航空戦艦は 改しか存在しない艦種 であり、必然的に該当の艦娘の改カードを入手する必要がある。 が、改カードはとにかく出にくい。「改か!?」と思ったら初期形態なんてことは日常茶飯事なのである。 この時点では丙作戦と乙作戦に分かれることも丙作戦では出撃制限がない事も明かされておらず 、 アーケード提督達は「初イベントなのに参加資格すら渡さないのか!?」と騒然となった。 その後、続報として丙作戦では出撃制限がない事とドロップする艦娘は同じことが発表され、騒ぎは収まった。 その航空戦艦を2隻である。 その為揃えきれずに乙作戦がここで詰まった…と言う提督も少なくない。まぁ、そもそも予告されていたので乙に行かなかった提督も多いが そして実際揃えて出したところで硬い・強い・ 遅い の航空戦艦では相手の攻撃を捌き切れないという異常事態に。 航空戦艦は置き去りにして4隻でボス戦 と言うとんでもない方法が考えられた事も。 E-4 詳細 敵泊地強襲! 敵深海勢力の夾撃戦術に対するべく決戦用主力艦隊を編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! ここでようやく泊地棲鬼が登場。HPは当時の 倍 の360に増強された。 勿論たこ焼き浮遊要塞も健在であり、泊地棲鬼に向かって飛んできた 航空攻撃以外 をかばわせて来る。 たとえ大破してようが魚雷が飛んでこようが浮遊要塞が飛び出してくる 。中間管理職の悲しい性か 浮遊要塞が海に突っ込んで魚雷を受ける姿はなんか涙を禁じ得ない。 但し低確率で 貫通してダメージが通る 。 やはりボスと言う事か攻撃は熾烈。 物凄く広い上二 5個 も出る砲撃サークル、扇状に 3way で飛ばしてくる魚雷、超広範囲の航空攻撃…。赤が七分に海が三分!赤が七分に海が三分だ! 特に航空攻撃は戦艦すらワンパン大破に持ち込む超火力を誇る。何としても副砲の至近弾で阻止するかフルスロットルでかわすかしたいところ。 そして カットイン砲撃持ち 。出されたら回避とか無理である。 おまけに 強制的に専用の連合艦隊が組まれている 為随伴艦隊の動きにも注意しなければならない。 ゲージの減り方は道中敵撃破+泊地棲鬼のHP減少に変更された。 なお、徹甲弾の他三式弾も特効となった。 三式弾があると恐ろしくダメージが跳ね上がるため、三式弾の有無で露骨に難易度が変わる。 イベント中の開発は資源という意味でも時間という意味でも間に合わないので、事前に開発しておいた方が有利だったあたりはブラウザ版と同じ。 また、航空攻撃は庇われることはないが、浮遊要塞には艦攻は強制的にミスになる事を考えると 空母の艦載機は艦爆にするのも手ではある ここまで読んで気づいた方は少なくないだろう。「何故最終ステージなのに泊地棲姫がいないのか」…と。 実は泊地棲姫の出現条件は今回 ゲージ半分以下の時に泊地棲鬼を殴る 事であり、この瞬間デモ付きで泊地棲姫に変化し 本人と浮遊要塞が完全復活する 。 しかもデモは泊地棲鬼が爆発する⇒泊地棲姫が降り立つ⇒艦娘が驚愕の表情を見せると言うものだったり。まさに「やったか!?」を地で行く演出である ちなみに殴るのは航空攻撃でも良い為、航空攻撃で変化させると 「艦娘が驚愕の表情を見せるシーン」がカットされる 為「誰もいないところで勝手に悟る泊地棲姫」と言うシュールな場面になってしまう事も。 泊地棲姫のHPを0にした時点でゲージを吹っ飛ばせは見事作戦終了となり、新規艦娘確定の「掃討戦」に参加できる。 丙作戦 泊地棲姫のHPは 600 。浮遊要塞はHP108のものが3体。 随伴艦隊は戦艦が1隻いるが他は雑魚揃いである為、最低限戦艦を黙らせておけば脅威にはならない。 道中敵は空母がいる為、道中撤退の可能性はゼロではないが、そこまで脅威と言う程ではない。 そもそも空母がいるルートは避けて行く方が楽 ただし、うっかりボスの偵察機に見つかって航空攻撃を仕掛けられると道中撤退の可能性はある。 ただやはり600と言う膨大なHPを削るのはなかなかに骨。 三式弾の特効を活かしたり、なければ戦艦のバ火力で吹っ飛ばすのが有効。 尤も、着任したばかりで三式弾がなかった提督はHPを削り取るのも苦労する羽目になる。 ちなみにブラウザ版同様三式弾は開発限定で入手だが、 なかなか出ない。本当に出ない。 三式弾レシピを回していたら、徹甲弾が大量に出来てたなんてよくある事。 掃討戦の相手は拍子抜けするほど弱い。 乙作戦 泊地棲姫のHPは驚異の 800 。浮遊要塞はHP176のものが 5体 。総HPは 1680 である。…本当に乙作戦? これだけでは済まない。なんと随伴艦隊も 驚異の攻撃範囲を誇る戦艦タ級3隻(言うまでもなくflagship) 含む6隻なのである。 泊地棲鬼(姫)とタ級の超範囲に囲まれるそれはまさに地獄絵図である。 道中の敵もやはり 真っ黄色 であり、空母はもとより普通に戦艦タ級がうろついている。だから本当に乙作戦? 力押し上等の丙作戦とは違い、三式弾は 必須 である。無いと随伴艦隊の足止めや浮遊要塞のかばい行為に邪魔される分削りが間に合わなくなる。 手数も欲しくなるので 主力にすべきは戦艦ではなく重巡 と言うのが通説。 掃討戦にも戦艦タ級が3隻いる。掃討させる気ないだろ 追記修正は伊勢型改と扶桑型改と千歳型のカードをコンプし、戦艦と重巡に三式弾を積み込んで乙作戦に挑んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エラー娘のページから画像を借りようと思ったんですが、アニヲタwiki(仮)内の別ページの画像を同じように表示することはできないんでしょうか? -- 名無しさん (2016-09-24 10 32 43) 最後にちょろっとだけアーケード版についてのネタをブチ込んでみた。 -- 名無しさん (2016-09-24 11 30 53) アンチ・ハセカラ・らん豚の艦これネガ目的のクソ記事かと思ったら違った。「艦これのネガキャンをもくてきとした記事ではない」旨がいるかなと思った -- 名無しさん (2016-09-24 12 29 07) 「ローマは1日にしてならず」の2015年春イベとかまだ項目ないんだよね。 -- 名無しさん (2016-09-24 12 35 12) ↑2後半始めにつけておきました。 -- 名無しさん (2016-09-24 12 54 57) 三式弾が必要かと思いきや、それ以前に航空戦艦(改カード)とちとちよが必要になったAC。 -- 名無しさん (2016-09-24 14 32 47) ヒラコーショックで入ったクチで13春イベは体験してなかったんだがこんなおっかない状態だったのか・・・1時間で10%回復って・・・ -- 名無しさん (2016-09-24 16 53 40) 力作だった…記事作成お疲れさまです。初期仕様は苦行タイプのソシャゲの全盛期だったにしても凄まじいっすなあ… -- 名無しさん (2016-09-24 19 45 46) ↑初作成でそこまで評価していただけるとは恐縮です。あと、各種リンクや大平洋の嵐について追記していただいた方、ありがとうございました。 -- 名無しさん (2016-09-24 21 56 17) 某花騎士ゲームみたいに、過去のイベントを復刻してもう一回遊べるようにしてくれないかと時々思うが、流石にこのイベントだけは仕様変更してくれなきゃクリアできんと思うわw -- 名無しさん (2016-09-25 00 32 12) 艦これのイベント項目で、まだないのはあと13夏、14秋、15春だな -- 名無しさん (2016-09-25 01 06 09) 初期の初期で文献とか当時のプレイヤーのログが埋もれてる中これだけのページ作れるのは凄いな。ていうか1時間10%のゲージ回復とかちとちよ高火力バグとかいろいろ運営が初々しかったんだな・・・ -- 名無しさん (2016-09-25 06 13 17) 当時の阿鼻叫喚っぷりをアンチ方面に寄らずによく書けたな、作成お疲れ様 -- 名無しさん (2016-09-25 16 51 03) アーケードネタについてちょっと修正。やっといてなんだがさすがに冗長過ぎる気がしてきた -- 名無しさん (2016-09-25 20 21 57) ゲージ回復とエラー猫以外は何とかできそう…できそうじゃない?(麻痺 -- 名無しさん (2016-09-26 00 57 24) 初期の遠征状況について調べてみたが、一応海上護衛・防空射撃演習はあったっぽい。とはいえキラ付け遠征も浸透してないから貯まり具合は少なかったんだろうなあ… -- 名無しさん (2016-09-26 04 45 55) 相手がベホマ仕様でエラーで雲隠れするのになんで30人も攻略できてんだ・・・ -- 名無しさん (2016-09-26 13 10 10) AC版のとこ、ジョジョとコマンドー混ざってるぞ。 -- 名無しさん (2016-09-26 13 38 50) アーケードでイベントって出撃→行列最後尾→出撃→最後尾・・・でゲージ割るまで続けるのか? -- 名無しさん (2016-09-26 20 56 04) ↑もしかしたら堀りもあるかもしれん -- 名無しさん (2016-09-26 22 34 49) 初参加のイベントは13夏でそれも着任直後でロクにできず、実質13秋が本格参戦だったが、まさか最初のイベントがここまでとは…そりゃ震電改もオーパーツ扱いになるわ。ACは…何よりも金がえらいことになりそうね -- 名無しさん (2016-09-26 22 54 09) ACは据え置きにでも移植されてからのんびりやるわ -- 名無しさん (2016-09-26 23 00 10) アーケード版は丙作戦は艦種制限なしで丙作戦クリア後解放の乙作戦のみ制限ありにするそうな -- 名無しさん (2016-10-04 11 14 41) ↑2 あれをそのまんま家庭用移植なんかしたら大ブーイング不可避だろ… -- 名無しさん (2016-10-17 11 49 25) AC版は泊地棲鬼の迫力がとんでもないことになってる。もうほとんどヤガランデかなんかじゃないですかやだー! -- 名無しさん (2016-10-25 10 09 37) イベント開始前:せめて望みは航戦と水母 イベント開始後:せめて望みは三式弾 -- 名無しさん (2016-11-06 17 51 09) ACのイベントやってみた。龍驤改が育ってる分乙E-1は突破出来たが、E-2は…… -- 名無しさん (2016-11-06 21 32 09) 今日やっと乙突破!ズイズイとずほしょほはゲット済み。あとは翔鶴姉だけだ。 -- 名無しさん (2016-11-06 21 48 59) 一応アケ版のイベント概要も作ってみた。つたない概要になっていると思うので、修正ガンガンやってくれてかまいません。 -- 名無しさん (2016-11-11 13 14 39) 俺が知らなかっただけかもしれないが当時は夜戦装備も不明だった。主砲3つ乗せてた記憶がある。ついでに中破轟沈説も確立してなくて小破で撤退してた。そんな苛烈な環境で取った震電改はぶっとび装備どころか「これぐらいじゃなきゃ割に合わない」という代物だよ。 -- 名無しさん (2016-11-27 14 08 44) 初代提督の決断の真珠湾攻撃も異様に難しい -- 名無しさん (2016-12-08 21 10 31) とりあえず、あと一ヶ月で直されないと記事が削除されるそうなので、後々の長い部分をもっと削って前の方に持っていって、攻略法の当たりにでも組み込んでいったほうがいい。もうちょっとマイルドな書き方で。大きな文章とかそういうのを使わずに。 -- 名無しさん (2017-01-27 22 47 26) ↑削除ってなぜ? -- 名無しさん (2017-02-01 14 30 39) ↑この項目が修正依頼項目に載せられてるんだけど、元の議論が相談所スレになくて理由が分からない。とりあえず当時の批判内容と冗長だったスレの引用文は修正したんだけど、どうなるだろうか。 -- 名無しさん (2017-02-01 15 08 09) 彗星一二甲の配布ですが、難易度低下前にE-3を攻略していれば1つ、E-4を攻略していたらさらにもう一つ貰えました -- 名無しさん (2018-07-31 22 14 09) 修正前に攻略できたのは30人て書いてるけどもっと少ないよ。30人は「E-3まで」クリアした人の数。この30人は名前が掲載されて顕彰されるという牧歌的な時代だった。 -- 名無しさん (2018-09-11 01 12 57) 名前 コメント