約 38,081 件
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1345.html
※ 唯は1年生(梓・憂は入学していない) ガラガラ 唯「やっほー」 紬「?」 唯「あれ?みんなまだ来てない?」 紬「えっと…どちら様ですか?」 唯「ほえ?」 紬「場所間違えてませんか?」 唯「間違えてないよ?軽音部でしょ?」 紬「いえ、合唱部です」 唯「…」 ガラガラ さわ子「こんにちは…この子誰?」 唯「ほえ?」 紬「あ、なんか場所間違えたみたいで」 さわ子「へー」 唯「あの、ここって軽音部ですよね?」 さわ子「軽音部?」 唯「…ですよね?」 さわ子「そんな部は聞いたことがないわね」 唯「…」 廊下 唯「ううー」 和「何うなってるのよ、唯」 唯「あ、和ちゃん!」ギューッ 和「唯は抱き付くの好きね…」 唯「りっちゃんと澪ちゃん知らない?」 和「りっちゃんと澪ちゃん?」 唯「軽音部の!」 和「軽音部?」 唯「ほえ?」 和「軽音部なんてあった?」 唯「あったよ!」 和「いつの話?」 唯「昨日」 生徒会室 和「えーっと、名前何だっけ?」パラパラ 唯「りっちゃんと澪ちゃん」 和「名字は?」 唯「えーっと…」 和「もしかして忘れた?」 唯「うん…」 和「え…」 唯「…」 和「あ、もしかしてこれじゃない?」 唯「見つかったの?」 和「秋山澪さん。唯の隣のクラス」 唯「間違いない!澪ちゃんだよ!」 和「ただ…」 唯「ただ?」 和「文芸部って書いてあるけど…」 唯「ほえ?」 文芸部室 唯「澪ちゃん…」 澪「ん?」 唯「澪ちゃん!」 澪「えっと…誰?」 唯「平沢唯」 澪「…だから誰?」 唯「本当に覚えてないの?」 澪「当然でしょ」 自宅 唯「ただいまー」 憂「お帰り」 唯「憂、りっちゃん知らない?」 憂「りっちゃん?」 唯「軽音部の」 憂「軽音部って?」 唯「澪ちゃんとかムギちゃんとか!」 憂「?」 唯「…」 憂「…」 唯「…ごめん、知らないか」 音楽室前廊下 唯「うーん…」 和「何やってるの?」 唯「あ、和ちゃん」 和「もしかしてまだ『りっちゃん』探してる?」 唯「そうなんだけど」 和「そろそろ諦めたら?」 唯「えー」 和「音楽がやりたいなら、合唱部入ったらどう?」 音楽室 ガラガラ 唯「あのー」 さわ子「ん?」 紬「昨日の…」 唯「りっちゃん知らない?」 紬「りっちゃん?」 唯「どうしても見つからなくて」 さわ子「ムギちゃん、『りっちゃん』って知ってる?」 紬「いえ、知りませんけど…」 唯「澪ちゃんとムギちゃんはいるんだけど」 紬「私がどうしたの?」 さわ子「『澪ちゃん』って?」 唯「…ごめんなさい」 廊下 唯「………………」 和「いい加減諦めなさい」 唯「だって…りっちゃん…」 和「存在しない人を探すなんて、どう考えても無理」 唯「違うよ!りっちゃんは…」 律「あれー?唯、和、何してんの?」 唯「………へ?」 和「………律?」 唯「りっちゃん!どこ行ってたの?」 律「ほえ?」 唯「探してたんだよ」 律「私は普通に軽音部に来ただけ…」 唯「軽音部!」ガシッ 律「離れんかい」 和「律!」 律「?」 和「忘れたとは言わせないわよ」 律「忘れた?何を?」 和「本当に忘れてるのね」 澪「あれ、律?」 律「澪?」 澪「何でいるの?」 律「何でって?」 澪「律は消失役だろ?」 律「消失役?」 澪「…忘れてるな」 律「何を?」 澪「ハルヒ再構成で唯を驚かそうって言ったのは律だっただろ!」 律「…………あ」 さわ子「どうしたの?」 紬「何かあったの?」 澪「律がやらかした」 和「言い出しっぺのくせに」 律「ごめん」 さわ子「合唱部と文芸部に部室貸してもらって」 和「生徒会の記録まで書き換えて」 紬「父に頼んで復旧プログラムまで用意したのよ?」 澪「律、どうしてくれるんだ!」 律「ごめんなさい!」 完 戻る
https://w.atwiki.jp/fertcg/pages/297.html
R2-070 アンコモン 魔法消去/lose magic サプライズ 消費チップ3 使用タイミング:自アイテムステップ中いつでも 絵/本 イラスト/慶居 佑治郎 自軍ユニット、もしくは敵ユニットに付与した魔法カード1枚をリムーブする。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1144.html
忌々しい期末テストが終了し、春休みも間近に迫ったある日のこと 午前中だけの授業が終了し、いつもの習慣でオレは部室に向かった。 部室のドアを開けると、いつもの場所に長門が座っていた。 キョン「よ、長門。一人だけか?」 長門「そう」 キョン「朝比奈さんや古泉はどうしたんだ?」 長門「古泉一樹は用事があるといって帰った。朝比奈みくるはまだ来ていない」 キョン「そうか。ハルヒも今日は買い物があるとか言って帰っちまったんだ。 今日の活動は休みってことだな」 普段からなんの活動をしているかよくわからん団体だから 休みもくそもないっちゃないんだが、それはいまさら考えてもしかたのないことだ。 キョン「オレもたまには本でも読んでみようかな・・・なんかオススメはないか?」 オレがそういうと長門は本棚を睨み、若干戸惑った後に 厚めの本を取り出して机の上に置いた。 長門「これ」 キョン「お、どれどれ?・・・長門、これ恋愛モノじゃないか こういうのよく読んでるのか?」 長門「・・・たまに」 長門が読む恋愛小説に興味を引かれたオレはその本を受け取り、 団長席に座って読み始めた。 内容はよくある話だ。ひっこみ思案の女の子が偶然出会った男を 好きになるという話。紆余曲折を経て、きっとヒロインは その男と結ばれるのだろう。 オレは時間が経つのも忘れ、めずらしく読書に没頭していた。 長門はそんなオレの読書姿が物珍しいのか、チラチラと視線を投げかけてくる。 そういや長いこと本読んでなかったな。部室で読むのは初めてだし。 読み始めてから数時間経っただろうか。いつのまにが日が傾きはじめ、 気がつくと長門が横に立っていた。 キョン「ん・・・もうこんな時間なのか。結局朝比奈さんはこなかったな。 長門、そろそろ帰るか?」 長門はだまってうなずいた。もしかしてオレが帰るのを待ってたのか? キョン「この本しばらく借りていいか?読み終わるまで しばらくかかりそうなんだ」 長門「いい」 オレは本をカバンにしまうと、ドアのほうへ向かった。 長門がその後に続いてくる。 キョン「そういや2人で帰るの初めてだったな」 長門「そう」 キョン「今日はひさびさに本の面白さを実感したよ。これ読み終わったら またオススメ教えてくれないか?」 長門「・・・・・」 気のせいか、ほんの一瞬だけ、長門が悲しそうな顔をしたように見えた。 キョン「・・どうした?」 長門「なんでもない。また教える」 そういうと長門は顔をそむけた。少し元気がないように見えるのは オレの気のせいではないかもしれない。 不意に、オレの左手に柔らかく、そして少し冷たいモノが触れた。 見ると長門がオレの手をつかんでいる。 こ、これは俗にいうところの、手をつなぐという行為ではないのか・・・!? キョン「長門・・・?」 オレは少し不審げに長門に声をかけた。 長門「少しだけ、こうしていたい」 キョン「そ、そうか・・・別にオレはかまわないが」 若干きょどりながらもオレはなんとかそう答えた。 しかし、緊張のせいなのかオレは全身油の切れたロボットのような ぎこちない歩き方となった。無意識に顔が引きつってくるのを感じる。 ひょっとして今のこの状況は、はたから見ればまるで 付き合ってる男女が仲良く下校しているように見えるのではないか? そんなオレの内心を知ってか知らずか、長門は淡々と歩みを進めている。 しかし、時折こっちを向いては目を背けるという仕草が気になる。 やはり長門の顔には寂しげな表情が浮かんでいるように感じる。 そうこうしているうちに長門のマンションの近くまできた。 キョン「そ、それじゃまた明日な」 長門「・・・・・」 キョン「どうした?」 長門「・・・なんでもない」 やはり長門の様子が少しおかしい気がする。もともと表情の少ない長門だが、 長い間同じ時間を過ごしてきたSOS団メンバーは、 彼女の微妙な表情の変化を察知することができるのだ。 キョン「長門、なにか問題でも起きたのか?」 長門「ない。いつもと同じ」 キョン「ならいいんだが・・・困ったことがあったらなんでも 言ってくれよ?」 長門はかすかにうなずいた。本当に長門が困るような事態が 起きたとして、それがオレや他の団員の手に負えるかどうかはかなり疑問だが、 少なくとも彼女のそばにいることはできる。一緒に困ってやれる。 SOS団はすでに一連托生なんだ。古泉や朝比奈さんだってそのことは 理解しているし、ハルヒなら団員のピンチを見過ごすはずがないだろう。 キョン「それじゃ、また明日な」 そういうと長門はマンションのほうへ歩き出した。その後ろ姿を少し眺めてから、 オレも歩き始める。 家に帰ると、オレは小説の続きを読み始めた。 実はさっきからずっと気になっていたんだ。本がこんなに面白いと感じたのは 久しぶりだ。明日長門に礼を言わなくちゃな。 結局その日は夕飯と風呂の時間以外ほとんど読書に費やした。 熱中しすぎたせいで寝る時間がかなり遅くなってしまったが。 まだこのときは、後にあんな事態が起ころうとは夢にも思っていなかった。 翌日教室に着くと、ハルヒがめずらしく憂鬱そうな顔で座っていた。 最近はずっとハイテンションだったからその反動かもしれない。 キョン「よ、元気か?」 ハルヒ「あまりよくないわね」 キョン「昨日はどうしたんだ?」 ハルヒ「みくるちゃんと一緒にね、 新しいコスチュームを探しに行ってたのよ」 それは聞いてなかった。貴重な時間をムダにして、 朝比奈さんも災難だったろう。 ハルヒ「部室に居たって時間を有効に活用してるとは言えないでしょ」 自覚してたのかよ。 キョン「んで、新作コスプレはどんなのだ?」 ハルヒ「これっていうのが見つからなかったから、結局買わずに 帰ってきたのよ。私は踊り子の衣装がいいっていったんだけど、 みくるちゃんが泣いて反対したからしぶしぶあきらめたの」 どうやら朝比奈さんにはとんだ厄日だったようだ。 その日の午前中だけの授業は一瞬にして終わり、オレは部室に向かった。 今日は団員が全員集合する・・・はずだった。 ハルヒ「有希はまだきてないみたいね・・・」 長門はまだ部室に来ていないようだった。いつもの読書席が空いているので、 たまにはいいかと思い、そこに座って昨日借りた本を読みはじめる。 ハルヒ「あんた、有希のモノマネのつもり?全然似てないわよ」 いいところをハルヒのチャチャで邪魔される。まったくもってうるさいヤツだ。 キョン「オレだってたまには本くらい読むさ。邪魔すんなよ」 ハルヒ「ふーん。めずらしいこともあるもんね。明日雨降らなきゃいいけど」 さらなるハルヒのチャチャを無視して、オレは読書に集中しはじめた。 しばらくして朝比奈さんや古泉が来たようだが、読書に熱中するあまり 全然気づかなかった。 みくる「なんの本読んでるんですかぁ?」 キョン「おわ!あ、朝比奈さん!」 いつのまにか朝比奈さんがお茶を入れてくれていたようだ。 キョン「ああ、これは長門に借りた本なんですよ。恋愛小説です」 みくる「へえ~、長門さんも恋愛小説なんて読んだりするんだ」 キョン「ええ。オレも少し意外でしたよ」 古泉「そういえば、今日長門さんは学校を休んだそうですよ」 ハルヒ「へ?ホントに?」 古泉「ええ。小耳に挟んだところによると、病欠ということです」 やや真面目な顔で古泉は言った。あいかわらずの地獄耳だな。 しかし長門が学校を休むとはめずらしい。昨日少し様子がヘンだったのは、 調子でも悪かったのかな。 …去年の年末のあの事件を思い出し、オレは少し不安を感じた。 長門が原因不明のエラーにより、ハルヒの力を使って世界を改変したあの事件・・・ 改変後の世界ではハルヒにトンデモ能力はなく、古泉はただの転校生で ハルヒの追っかけ、朝比奈さんはこの時代の人間で、長門は普通の女子高生だった。 …いや、おとなしくて気の弱い、そしてたまに見せる笑顔がすごく可愛い 女の子だった。 そしてオレだけが改変前の記憶を持っており、世界を元に戻すために奔走した あの事件。 あのときの長門はたまに思い出す。できればまた会ってみたいと思うが、 かといってまた改変後の世界に戻りたいなんていう気にはならない。 今のオレにはSOS団のない世界なんて考えられないからだ。 キョン(あのときの長門は疲れていたんだ・・・オレたちが事あるたびに 長門を頼りにして、アイツにばかり負担をかけていたから・・・) ハルヒ「ちょっと有希に電話してみるわ」 ハルヒはおもむろに携帯を取り出し、長門に電話をかけた。 ハルヒ「・・・おかしいわ。全然出ないわね」 キョン「気になるな。帰りにちょっと寄ってみるか?」 ハルヒ「そうね。団員の心配をするのも団長のつとめよね それじゃ今から行きましょ」 あいかわらずの行動力だな。だが今回はオレも賛成だ。 朝比奈さんが着替えるのを待ち、それから全員で長門のマンションへ向かった。 ハルヒ「・・・チャイムにも出ないわね。もしかして、ひどい風邪で 寝込んでるのかしら」 キョン「風邪でも電話くらい出ると思うんだが・・・」 ハルヒ「うーん、とりあえず部屋の前までいってみましょ。 前やった作戦で行くわよ」 というわけで、オレたちはマンションの住人がくるまでひたすら エントランスホールで待っていた。 30分くらいたってから、自動ドアの内側から40手前くらいの女の人が出てきた。 前のときも出てきたのはこの人だったような・・・ ハルヒ「今よ!」 ハルヒが素早い動きで自動ドアの向こうに滑り込んだ。 ハルヒ「なにしてんの!はやくしなさいよ」 ハルヒに促されてオレと朝比奈さんと古泉はいそいそと足を進めた。 それからエレベータに乗り、7階の長門の部屋に向かった。 ハルヒ「有希~、調子はどう?見舞いに来たわよ」 ハルヒはドアをノックしながらそう言った。 ハルヒ「中にいないのかしら?全然反応がないわね」 古泉「・・・!?見て下さい」 そういうと古泉は、表札のあたりを指差した。 その方向に視線をやると・・・表札はかかっていなかった。 キョン「!?・・・前はたしか、長門って書いてあったよな・・・」 ハルヒ「これ、どういうことよ!キョン、なんか聞いてないの?」 ハルヒは今にも暴れはじめそうな剣幕でオレに詰め寄った。 キョン「いや、なにも聞いてないぞ。昨日は一緒に帰ったし、 帰り際にまた明日って言ってたし・・・」 一緒に帰ったというくだりでハルヒはやや眉毛の角度を変えたが、 今はそれどころではない。 しばらくの間ハルヒがドアをにらんでいたが、そのとき古泉がオレに小声で話しかけてきた。 古泉「少し困ったことになりましたね。さっそく機関で長門さんの調査を 始めることにします。なにもなければいいのですが・・・ あなたは涼宮さんのことをお願いしますよ」 機関は探偵業も請け負っているのか。そういや長門の仲間ともコンタクトを とっているらしいな。 古泉「くれぐれもお願いしますよ・・・涼宮さん!」 古泉がやや大きな声でハルヒに呼びかけた。 古泉「今学校に連絡をとってみたところ、長門さんは今朝間違いなく風邪で休む との連絡をしたそうです。長門さんが家にいないということは、なにか 事情があるのでしょう。ここは一旦様子をみることにしませんか?」 ハルヒ「・・・そうね。ここで騒いでてもしかたないわね」 ハルヒはそれで納得したらしく、エレベータホールに向かって歩き始めた。 エレベータ内では、1階に着くまで一同終始無言だった。 古泉「それではまた明日」 みくる「私もここで。・・・長門さん、明日はちゃんと来てくれますよね?」 ハルヒ「もちろんよ!明日は全員で会議だから、遅れちゃダメよ」 古泉と朝比奈さんが帰ると、オレはハルヒと2人になった。 ハルヒ「有希、大丈夫かしら・・・アンタ本当に何も聞いてないの?」 キョン「ああ」 ハルヒ「あの子無口だからあんまり自分のこと話したがらないのよね。 一人暮らししてる理由もまだ聞いてないし・・・」 そういや年末の雪山の洋館での一件はなかったことになっていたんだな。 世界改変の日以来、長門は統合情報思念体に処分を検討されていた。 ハルヒは直接そのことを知ったわけではないが、長門の様子が少しおかしいことに うすうす気づいていたらしい。 あのとき、もし長門がオレたちの前からいなくなったときは オレはハルヒに加担して、地の果てまででも探しに行くと言った。 ハルヒの記憶にあのときのオレのセリフは残っているのだろうか? あのときのオレの決意はまったく変わっちゃいない。 しかし、昨日の長門の寂しそうな表情・・・いまさらながら気になってきた。 まさか、長門は本当にいなくなってしまったのか・・・? いやいや、今朝だって長門自身が学校に連絡したっていうんだ。 ちゃんとした理由があるはずだ。明日くらいにはまた学校に来てるさ。 オレは動揺している自分をそう納得させた。 キョン「大丈夫だ。きっとなにか事情があるんだよ。電話に出ないのだって、 きっとなにかで忙しくて手が回らないだけだろ。用事が終わればすぐに 電話かけてくるさ」 ハルヒ「・・・うん」 先ほどとは異なり、ハルヒは少し元気がないようだ。 ハルヒ「キョン、年末の雪山のこと、覚えてる?」 キョン「!?・・・ああ」 ハルヒ「私、あのとき吹雪の中でまぼろしを見たって言ったわよね?」 キョン「そういや古泉もそんなこと言ってたな」 どうやらあのときの記憶はまだ残っていたらしい。 ハルヒ「まぼろしの中でキョンと話をしてるときにね。 もし有希がいなくなったらどうするっていう話になったんだけど」 キョン「・・・・・」 ハルヒ「そのときアンタはなんて言ったと思う?・・・ いや、アンタならどう答える?」 キョン「決まってるだろ。お前や朝比奈さんや古泉と一緒に探しにいくさ。 もし長門が家の都合でいなくなるってことになってもオレは納得しない。 長門がそんなこと望むはずもないしな。多少無茶をしてでも オレは長門をひきとめる」 当然だという顔でハルヒに言った。 ハルヒ「そう・・・そうよね!それを聞いてちょっと安心したわ」 キョン「大丈夫だ。明日になればちゃんと学校に来るさ」 オレがそう言うとハルヒは急に走り出した。 ハルヒ「じゃ、また明日ね。明日はSOS団全員で会議だからね!」 キョン「わかってるって。またな」 ハルヒと別れると、オレは家に帰った。 実を言うとオレは未だに不安だった。さっきから何度か携帯に連絡しているのだが、 つながる様子はない。 何かわかれば古泉が連絡をくれるだろうから、 今は機関の調査に希望を託すしかない。 特にできることもなく、かといって何もしていないと落ち着かないので、 オレは長門から借りた本の続きを読むことにした。 物語は終盤に差し掛かっており、数時間で読み終えることができた。 結末はオレの予想と大きく異なっていた。 中盤あたりで、ヒロインが好きになった男に 惚れる他の女の子が現れた。いわゆるライバルキャラである。 中盤まではヒロインと惹かれあっていた男だが、除々に ライバルの人並みはずれた行動力と不思議な魅力に惹かれはじめる。 終盤には引っ込み思案のヒロインに出る幕はなく、 ライバルと男の絆は括弧たるものとなる。ラストはヒロインが 元の一人ぼっちに戻り、寂しい結末を迎えるという話だった。 オレは言いようのない寂寥感に襲われた。あんなに熱心に読んでいた本なのに、 読後の今はいっそ泣き出したいような、そんな気分だった。 長門はどんな気持ちでこの本を読んでいたのだろう。あの長門でも、 一人のときは寂しさを感じていたのだろうか。 やりきれない思いを感じながら、オレはいつしか眠りに落ちていた。 翌日の休み時間、古泉に呼び出されたオレはとんでもないことを聞かされた。 キョン「長門が転校しただと!」 古泉「はい。今朝長門さんのクラスの担任に聞いてみたところ、朝突然学校に 電話がかかってきて、長門さんが一身上の都合で転校すると告げられた らしいです。行き先は海外だとか」 オレは朝倉の転校を思い出して愕然とした。まさか、長門までが こんなことになってしまうとは・・・ 古泉もかなり動揺しているようで、普段の余裕が感じられない。 キョン「誰がそんな電話をかけたんだよ」 古泉「わかりません。・・・ただ」 キョン「なんだ?」 古泉「組織が定期的に接触を試みていたTFFI端末の多くが、同時に姿を 消したということです」 キョン「・・・どういうことだ?」 古泉「わかりません。現在、組織が全力を挙げて調査中ですが・・・そういえば今、 涼宮さんはどうしてますか?」 そうだ、ハルヒのことを忘れていた。もしこのことを知ったら、 どんな行動に出るかわかったもんじゃない。 キョン「授業が終わったと同時に教室を出て行った。まさか、長門のクラスを 見に行ったんじゃ・・・」 古泉「僕が見てきましょう。キョン君は念のため、部室のほうを見てきて下さい」 キョン「わかった」 オレは急いで旧館の部室まで向かった。ドアをノックするが返事はない。 持っていたカギでドアを開けたが、中には誰もいなかった。 オレはイスを引いてゆっくりと腰をおろし、深いため息をついた。 キョン「長門・・・一体どうしちまったんだよ。どうしてなにも言わずにいなくなるんだ」 長門の親玉のせいなのか。あのクソッタレが再検討した結果、 やはり長門を処分することにしたっていうのか。 もし本当にそうなら、オレはハルヒにすべてを話さなければならない。 しかし・・・すべてを知ったハルヒはどうなるのだろうか。オレが話してしまうことは簡単だが、 アイツはこれから世界を創造する力を抱えたまま生きていかなきゃならないことになる。 もしもオレがアイツの立場だったら、そんな状況には到底耐えられないだろう。 机に突っ伏してそんなことを考えていたら、不意に部室のドアが開いた。 「あれ、キョン君だけ?・・・久しぶりね。元気してた?」 部室に入ってきた人物を見て、オレは驚愕のあまり声も出せない・・・はずだった。 しかし、オレは自分でも驚くほど冷静になっていた。 キョン「またお前か、朝倉。もう二度とお前の顔は見たくなかったぜ」 朝倉「・・・ずいぶんと嫌われたものね」 キョン「当たり前だ。去年のことを忘れたとは言わせないぞ。 オレは2回もお前に殺されかけてるんだ」 朝倉「終わったことはもういいじゃない。それより、長門さんの話聞きたくない?」 キョン「・・・言ってみろ」 朝倉「そんなに長い話じゃないんだけどね。あなたたち長門さんのこと探してるようだけど、 きっぱりあきらめてくれない?」 キョン「ふざけんな」 朝倉「私は真面目に言ってるつもりだけど?統合情報思念体内部で大きな変革があってね。 長門さんはもう用済みってわけ」 キョン(こいつ!) 怒りのあまり声を荒げそうになったが、かろうじて抑えた。 キョン「どういうことだ」 朝倉「簡単に言うとね、統合情報思念体内部で主流派の割合が減って、今は穏健派が 主流を占めてるってわけよ。かくいう私も穏健派として再構成されたの」 キョン「お前が穏健派だって?」 朝倉「そう。今は別にあなたたちとケンカをしようなんて思ってないよ。 穏健派が主流を占める統合情報思念体にとって、大規模な時空の改変は 望ましいものではないわ。だから涼宮ハルヒのそばに長門さんがいることは 危険だって判断されたの」 キョン「お前らの親玉は本気でそう思っているのか?」 朝倉「そうよ。私はあなたたちがヘンな事をしないように釘を刺しにきたの。 統合情報思念体は、長門さん以外のメンバーに手を出すことはよくないって 判断してるから」 こいつらの親玉はとんだマヌケ野郎のようだ。長門がいなくなればオレたちが どういう手に出るかをまったく考えていないのか。 朝倉「あなただって、世界がおかしくなることなんて望んだりしないでしょ? それに根暗な長門さんが一人いなくなったって誰も気にしないわよ」 キョン「お前にとってはそうかもしれんが、オレたちにとっては大事な、その、 仲間なんだ。いなくなりましたって言われてはいそうですかって 納得できるかよ」 朝倉「すぐ慣れるわ。なんなら長門さん似の明るい女の子のTFFI端末をこの学校に 転校させようか?長門さんよりよっぽどSOS団のマスコットにふさわしいんじゃない?」 そう言うと朝倉はクスクスと笑いはじめた。 これ以上こいつと話していてもラチがあかないようだ。それにSOS団のマスコットは 朝比奈さんであり、長門はSOS団になくてはならない無口キャラなんだ。 まあ、そんな属性はどうでもいいがな。 キョン「お前とこれ以上話すことはない。なんなら教室へ行ってこいよ。 オレと違ってみんな喜ぶと思うぜ」 朝倉は首をふり、 朝倉「今日の用事はこれで終わり。くれぐれもおかしなことしちゃダメだよ」 そう言うと朝倉は部室から出て行った。 朝倉が出て行った後、念のためドアを開けて廊下を確認してみるが、 すでに彼女の姿はなかった。 さて、これからどうするか。オレは再びイスに腰を下ろした。 休み時間はとっくに終了して、今は2限目の授業が始まっているはずだが 教室に戻る気にはならなかった。どうせ今の状態では 授業なんて上の空だしな。 …こうなった以上、ハルヒに本当のことを言わなければならない。 ハルヒの力で長門を救い出し、親玉を懲らしめたとして、その後はどうなる? 自分の力を自覚したハルヒは、今まで通り生きていけるだろうか。 もしかしたらハルヒの能力が封印されるような都合のいい展開があるかもしれないが、 最悪の事態だってありうる。 先のことなんて、考えてわかるようなことではない。 オレが答えの出ない問いに延々と頭を悩ませていると、再び部室のドアが開いた。 入ってきたのは・・・ハルヒだ。 ハルヒ「とっくに授業始まってるわよ」 キョン「頭が痛いから今日は早退ってことにしてくれ」 ハルヒ「有希が転校したそうね」 キョン「・・・古泉に聞いたのか」 ハルヒ「詳しいことは後で担任から聞きだすから、今はおとなしくしてほしいって 言われたわ」 ムダな悪あがきだな。どう言いくるめたっていずれハルヒは動き出すんだ。 …まあ、アイツだってどうしていいかわからないんだろうな。 ハルヒ「アンタたち、なにか知ってるんでしょ」 キョン「オレはさっき古泉に話を聞いて初めて長門の転校を知ったんだ。 オレだって訳がわからないんだ」 ハルヒ「ウソよ!」 ハルヒは叫んだ。 ハルヒ「古泉くんもアンタも、大事なことを隠しながらしゃべってるわ。 私だってバカじゃないのよ。そのぐらいの事はわかるわ」 キョン「・・・・・」 ハルヒ「アンタたち、たまに私に隠れてなにかやってるわよね?」 キョン「ハルヒ・・・」 ハルヒ「知られたくないことなら無理に聞き出すのはよくないと思ってたのよ。 でも・・・有希がいなくなったっていう時にまた隠し事?もううんざりよ!」 いつのまにかハルヒは涙目になっていた。罪悪感が容赦なくオレの心を責めたてる。 オレはハルヒが何も知らないと思っていた。まさか、オレたちがハルヒに隠れて やっていることをうすうす感づいていたとは。 オレはハルヒを信じている。もしハルヒが自分の力に気づいたとしても、 決して世界がおかしな事になるなんてことはないはずだ。1年前のハルヒならともかく、 今ならそう断言できる。それくらいのことはわかっているつもりだ。 問題はその後なんだよ。 ハルヒは団長席に座り、オレから目を反らすように外を眺めていた。 オレはハルヒにすべてを伝えてしまいたかった。宇宙人や未来人、超能力者とその組織・・・ それをハルヒに信じさせることは簡単だ。一言こういえばいい。 『オレはジョン・スミスだ』と。 4年前の七夕、ハルヒが中1のときにすべては始まった。 オレが朝比奈さんと一緒に過去へ行き、中1のハルヒと一緒に 東中の校庭に宇宙人へのメッセージを描いたあのとき、 ハルヒに名前を聞かれたオレはそう答えた。 そのときから長門の親玉はハルヒの観察をはじめ、古泉に超能力が生まれた。 そうそう、朝比奈さんはその時代から過去へ行けなくなったって言ってたっけ。 オレは、4年前のあのときから始まる長い物語を頭の中で整理しはじめていた。 やはり話そう。すべてをハルヒに伝えてしまおう。 キョン「ハルヒ」 ハルヒ「・・・・・」 ハルヒは窓の外を見つめたままの体勢でいる。 そうだ。長門を取り戻した後はオレたち全員でハルヒを支えてやればいい。 オレはハルヒにすべてを伝える決意をした。 そのとき、タイミングがいいのか悪いのか、また部室のドアが開かれた。 古泉「キョン君、涼宮さん・・・やはりここにいましたか」 キョン「古泉、お前どうしたんだ?」 古泉「あなたたちのことが気になりましてね・・・特にキョン君」 キョン「なんだよ」 古泉は小声でオレに話しかけてきた。 古泉「涼宮さんに長門さんのことを話したんじゃないでしょうね」 キョン「これから話すつもりだ」 古泉「キョン君!」 オレは古泉の小声に合わさず、普通のトーンでそういうと 古泉は非難の声をあげた。 古泉「自分がなにをしようとしているのかわかってるんですか?」 キョン「ああ、よく理解しているつもりだ」 古泉「少し冷静になって下さい!」 オレはいたって平常な状態だ。冷静じゃないのは古泉、お前のほうだろ。 オレたちが押し問答をしていると、ハルヒが横を通り過ぎていき 部室から出ていった。 キョン「ハルヒ!待て!!」 古泉「待って下さい」 古泉は強引にオレの腕をつかんで押しとどめた。 キョン「離せ古泉!お前こそわかってるのか?このままハルヒをほっとけば、 例の空間が加速度的に広がっていくんだぞ」 古泉「今の状況ではそのほうがマシでしょう。むしろ涼宮さんは落ち込んでいるように 思えます。閉鎖空間を生み出すような状態ではないと思い・・」 話の途中で、オレは古泉の胸倉を掴んで引き寄せた。 キョン「アイツはな、オレたちが影でなにかやってるってことにうすうす感づいていたんだ。 オレは好きでやってた訳じゃないが、それでも隠し事をされるってのは いい気分ではないだろうよ。・・・まあそんなことはいい。 オレが言いたいのは、ハルヒは本気で長門の心配をしてるって事だ」 古泉「・・・・・」 オレは古泉の胸倉を離して一歩後ろへ下がった。 キョン「オレだってそうだ。長門が今どんな状況でいるのか、気になって頭がどうにか なりそうだ。お前は違うのか?」 古泉「それは・・・」 キョン「さっき朝倉がここに来たんだ」 古泉「!?」 キョン「長門の親玉の内部が穏健派に変わった、とか言ってたな。長門がハルヒのそばに いるのは危険なんだとさ」 古泉「それが本当なら、機関が接触していたTFEI端末の消滅も理解できますね。 穏健派となった統合情報思念体は現状維持のための行動さえ危険だと考えているのかもしれません」 キョン「そんな事情もどうだっていいんだ。問題はどうやって長門を助けるかってことだ。 お前、なんかいいアイディアあるか?」 古泉「それは・・・」 キョン「相手は長門の親玉だ。超能力者だって太刀打ちできないだろうな。 未来人にだってどうにかなる相手とも思えん。オレにはなんの力もない・・・ 今の状況を変えるには、もうハルヒの力に頼るしかないんだよ」 キョン「古泉、お前に頼みがある」 古泉「・・・なんでしょう」 キョン「冬休みに鶴屋さんの別荘に行ったときゲレンデで妙な洋館に閉じ込められただろ?」 古泉「あのときのことは忘れもしませんよ」 キョン「じゃあ、あの約束も覚えているか?」 古泉「・・・長門さんがピンチになり、それを放置することが機関にとって都合のいい場合、 僕は一度だけ機関を裏切る、ということでしたね。まさに今の状況そのものです」 キョン「ハルヒに真実を教えなきゃならんってのは想定外かもしれんが、今こそあの約束を 果たしてほしいんだ。なんなら黙認してくれるだけでもいい」 古泉「・・・・・」 キョン「オレはこれからハルヒを探しにいく。見つけ次第部室に連れ戻して、 それからすべてを話すつもりだ」 古泉「・・・・・」 キョン「・・・頼む」 古泉は黙ったまま立っていた。 オレは古泉を残し、部室を出てハルヒを探しに向かった。 それから、教師に見つからないようにめぼしいところを探したが ハルヒは見つからなかった。 もしかして、学校の外へ出ていったのか。 さきほどからハルヒに電話をかけているのだがつながる様子はない。 しかたない、探しに行くか。 オレはこっそり学校を抜け出すと、長門の家、駅前の広場や喫茶店、川沿いの公園など、 ハルヒがいそうな場所を探し回った。 ここにもいない・・・か。 川沿いの公園までくるとさすがに疲れを感じ、オレはベンチに腰かけた。 今日はいい天気だな・・・そろそろ春の訪れを感じさせる風が吹いており、 心持ち暖かい。あたりを見回すと親子連れが川の中で遊んでいた。 ふと時計を見ると11時を回っている。 まさか教室に戻ってたのかな・・・ん? まてよ、もしかしてあそこかもしれないな・・・ オレは再び、心当たりがある場所に向かって走りはじめた。 しばらく走っていたが、除々にスピードを下げて歩きだした。 ここだ。ハルヒがオレと初めて会った場所。 オレの目の前に東中の正門があった。さすがにこのまま中に入るわけにはいかないので、 学校の敷地の回りを歩いてみることにする。 …いた!ハルヒだ。体育倉庫のあたりからぼんやりとグラウンドを眺めていた。 キョン「この時間に制服姿でこんなことうろついてたら補導されるぞ」 ハルヒ「キョン?なんでここがわかったの・・・?」 キョン「それはだな・・・」 なんて説明したらいいのか、一瞬戸惑った。 オレは少し視線を泳がせ、グラウンドのほうを見てみた。 昼前の太陽の光がグラウンドに降り注いではいるが、4年前の七夕の夜の光景が ありありとよみがえってくる。 …やはりすべてのはじまりから伝えるべきだな。 再度覚悟を決め直し、オレはハルヒと向き合った。 キョン「ハルヒ、この模様に覚えはないか?」 ポケットから古びた短冊を取り出し、ハルヒに見せる。 ハルヒ「これ・・・もしかして・・・・・」 キョン「そうだ、お前が4年前に、このグラウンドに描いた模様だ」 ハルヒ「!?・・・どうしてそれを?」 ハルヒは驚きと疑惑が混じりあった視線をオレに突き刺してくる。 キョン「4年前の七夕の夜、お前がこの模様を描くのを手伝った高校生のことを覚えているか?」 ハルヒ「まさか・・・ウソでしょ・・・・・」 オレは一呼吸して、ゆっくりとハルヒに言った。 キョン「オレがあのときのジョン・スミスだ」 ハルヒはこれまで見せたことのない驚愕の表情でオレを見つめていた。 たとえツチノコを発見したとしてもここまで驚くことはないだろう。 ハルヒ「そんな・・・だってあのときのジョンは間違いなく北高の制服を着ていたわ。 たしかに言われてみれば、シルエットはアンタとよく似ていたけど、 アンタがジョンだっていうなら、あのときは私と同じ中一のはず・・・」 そこまで言ってハルヒはなにかに気づいたようだ。 ハルヒ「まさかアンタが時間移動して4年前の私に会いにきたっていうの!? ウソよ!ありえないわそんなこと!アンタ、本物のジョンからその話を 聞いたんでしょ!彼は今どこにいるのよ?」 ハルヒは一方的にまくしたてた。改変後の世界と違ってえらくうたぐり深いヤツである。 当然か。オレだって、私は4年前に行って過去のあなたと会ってきましたなんて言われたら 間違いなくソイツの頭を疑うだろう。朝比奈さんと会うまでは、であるが。 キョン「信じられないだろうが本当の話だ。あの日のことはよく覚えている。 オレからしてみれば去年の夏の出来事だったが・・・とにかくオレが お前に声をかけたときは、お前は確か校門をよじ登って中に侵入しようと していたんだったよな。お前の姿はTシャツとハーフパンツ、髪はたしか、 肩より少し長いくらい、だったかな」 キョン「お前の指示に従ってオレはこのグラウンドに白線を引いた。引き終わったら お前が模様に手直しをして、それからオレにある質問をしたんだったよな」 ハルヒ「・・・・・」 キョン「『宇宙人がいると思う?』だったっけ?未来人や超能力者、異世界人についても 聞かれてたな。そのときオレはなんて答えてた?」 ハルヒ「・・・いるんじゃねーの、とか、いてもおかしくはないとか・・・異世界人には まだ会ったことがないって言ってたわね」 キョン「そうだったな。あの時点のオレはまさに未来人だったってわけだ」 少しだけ微笑みながらオレは答えた。正直言ってここまでハルヒがうたぐり深いとは 思っていなかったから、少し意表を突かれた感があった。 しかしハルヒは半信半疑ながらも除々にオレの話にくらいついてきている。 ハルヒ「!?・・・まさか、2回目の市内探索のときの話、あれも本当だったってこと?」 ハルヒと2人きりで閉鎖空間に閉じ込められ、そして脱出した後に行った 市内探索のとき、オレは冗談まじりに長門、朝比奈さん、古泉の正体を ハルヒに教えてやった。あのときのハルヒは頭ごなしに否定してきたが、話の内容自体は ちゃんと覚えてくれていたようだ。 キョン「そういうことになるな。4年前のあの日、 オレが背負っていた女の子のことを覚えてるか?」 ハルヒ「・・・あ!?」 キョン「あれはオレと一緒に時間遡行した朝比奈さんだ。あの人に頼まれて オレはタイムトラベルをするはめになったんだ」 ハルヒ「そんな・・・」 キョン「お前はたしか、あの後ジョン・スミスと会うために北校生を入念に調べたんだよな。 下校時間に校門付近で張り込んだりしたんだっけ?結局ジョン・スミスは 見つかったのか?」 ハルヒ「・・・・・」 キョン「そんな生徒は影も形もなかった、だろ?当然だ。そのときのオレは中1だったからな」 ハルヒ「・・・じゃあ」 ハルヒが少し目を伏せながら口を開いた。 ハルヒ「あのときのメッセージ、なんて書いてあったかわかる?」 キョン「『私はここにいる』だったかな?いや『私ならここにいるから はやく現れなさい』だったっけ」 オレは長門の言葉と、改変後の世界のハルヒの言葉を思い出しながらそう言った。 ハルヒ「・・・なんでそこまでわかるの」 キョン「この短冊をな、長門が解読してくれたんだよ」 長門の名前を聞いたとたん、ハルヒは電撃を撃たれたように顔を上げた。 ハルヒ「有希・・・そうよね。こんなときにアンタがくだらない冗談言うわけないわよね。 信じるわその話」 キョン「ハルヒ・・・」 ハルヒ「で、その話がどう有希とつながるの?さっきの話からすると、 有希はタダモノじゃないってことだったわよね?」 オレとハルヒは学校まで戻りがてら、これまでのSOS団に関する話をした。 オレとハルヒ以外の団員の肩書きとその背景。朝倉涼子の転校の真相。 閉鎖空間で起きた出来事。さらにその後の不思議な出来事の数々。 気づけば学校まで戻ってきていた。オレたちは部室に戻り、話を続けた。 それからオレはハルヒの能力について、長門や古泉の見解をふまえながら 詳細に語った。
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/437.html
31代目スレ 2009/12/24 【OG駅】 ハザリア「おぉ、帰ってきた帰ってきた」 キャリコ「今回も大冒険でしたねえ」 マリ「まったく、なにがエジプトだよ。お前とは金輪際遠出なんかしないからな!」 シーン キャリコ「しかし閑散とした駅ですね。いつもこうなんですか」 マリ「いや、いつもはもっとひといますよ」 ハザリア「たまたまエアポケットに入っただけだろう」 キャリコ「よりにもよってクリスマスにひとがいないって、都市として問題じゃないですかぁ?」 マリ「だからって駅にひとっこ一人いないっていうのも珍しいよな」 シーン マリ「おい」 ハザリア「なんだ」 マリ「商店街にまでひとっこ一人いないっていうのは、ちょっとおかしすぎるんじゃないか」 ハザリア「クソッ! そういうことか!」 マリ「なにかわかったのか!?」 ハザリア「全員で、俺を置いて野球観戦に行ったに違いない」 マリ「なんなんだよ! お前のその、時々見せる野球への執着!」 ハザリア「こうしてはいられん。すぐさま後を追わねば!」 マリ「かき入れ時に、商店街が丸ごと野球観戦なんかするわけないだろ!」 キャリコ「坊、マリ嬢! 大変ですよ、ちょっと来てください!」 ハザリア「なんだなんだ」 キャリコ「いくら待っても次の電車が来ないんですよ。 駅員さんだって一人もいないし」 ハザリア「ちぃ、どれだけ大規模な野球を観戦しに行ったのだ」 マリ「ひとまず野球のことを忘れようよ!」 キャリコ「ケータイも繋がんないし、 なんか私ら、この無人都市に閉じこめられちゃったような感じですよ」 【ダテ家】 マリ「シチューだ。まだ温かい。うん、間違いなくラト母さんの味だ」 キャリコ「どの部屋見ても、誰もいませんよぉ~」 ハザリア「テレビも映らぬか。つまらんところに来てしまったものだ」 マリ「なんでお前は我が物顔で茶の間でふんぞり返ってるんだよ!」 キャリコ「我々がいない間に、中性子爆弾でも撃ち込まれましたかね」 ハザリア「生物だけ潰すというアレか」 マリ「そんなの撃ち込まれてたら、電車が通ってるわけないだろ!」 ハザリア「通ってないではないか」 キャリコ「バスもクルマも、一台も通りませんねえ」 マリ「とにかく、情報がないと始まらないよ。徒歩でもいいから町を出よう!」 【OG町の外れ】 マリ「あたっ!」ゴン ハザリア「なにをやっておるか」 マリ「なんか、見えない壁があって、この先に進めない」 ハザリア「なにをバカなことを」 マリ「じゃ、お前行ってみろよ」 ハザリア「あたっ!」ゴン マリ「そら見ろ」 ハザリア「すると、なんだ。我々は、この無人の都市に取り残されたということか」 キャリコ「わかりました。おじさんも空気読んでドロンします」 マリ「なんの空気を読むつもりなんですか!」 キャリコ「いやぁ、誰もいないとなると、 誰かしらがアダムとイブにならなくちゃじゃありませんかぁ~!」 マリ「キャリコさん、なにをいってるんですか、キャリコさーん!」 キャリコ「おじさんはひとまず、町の反対側まで行ってみますんでー!」 マリ「行っちゃった」 ハザリア「なるほど、食い物に不自由はしないようだ」むしゃ マリ「なんでお前はハム食べてるんだよ!」 ハザリア「そこのスーパーから持ってきた」 マリ「ちょっと待てよ、店員がいたのか?」 ハザリア「おらん」 マリ「じゃ、お前、ドロボーじゃないか!」 ハザリア「まず、腹ごしらえだろう。そして、情報の収集だ」 【バルマー寮】 マリ「電気もガスも来てないみたいだな」 ハザリア「誰もいないなら、それは電気もガスも水道もダメだろう」 マリ「夜になったら、マズいな」 ハザリア「毛布ならあるぞ」 マリ「あってどうするんだよ!」 ハザリア「食材はあっても、火がないのではしょうがない。生かじりと行くか」 マリ「うちに行こう。さっきあったシチュー、覚める前に食べちゃおう」 【道ばた】 マリ「ああ、寒い。ほんとだったら、今ごろゼラドんちのパーティに」 ハザリア「なに、俺は聞いておらぬぞ」 マリ「なんでいちいちお前にいわなくちゃならないんだ」 ハザリア「どいつもこいつも俺を除け者にしおって!」 ぴた マリ「おい」 ハザリア「なんだ」 マリ「ここ、学校の前だよな」 ハザリア「道順が変わっておらなかったらな」 マリ「じゃ、なんで学校の代わりにピラミッドが建ってるんだよ!」 ハザリア「ふぅむ、見事に勾配60度の真正ピラミッドだ」 マリ「お前! エジプトから妙なもの持ち帰ってきてるんじゃないだろうな!」 ハザリア「ウム、王の間に転がっていた石をひと欠片」 マリ「税関はなにやってたんだ!」 ハザリア「王の間にあったものは、覇王たる俺にこそ相応しい」 マリ「行くぞ! どうせあのピラミッドに妙な仕掛けがあるに決まってるんだ!」 【ピラミッドの中】 ハザリア「フム。いいホコリと砂の香りだ。 思い出す。重震のマグナス氏と初めて会ったのも、あの砂埃吹きすさぶエジプトであった」 マリ「金輪際、お前をエジプトには行かせない」 ハザリア「おお、ピラミッドパワーが立ちこめておる。 この空気! この闇こそ俺に相応しい!」 マリ「いいから、さっさと石を元あった場所に戻せよ!」 ハザリア「ああ、うるさいな」 がこんっ! どさっ! 【地下洞窟】 マリ「またこれだ! お前と一緒だといつもこれだ!」 ハザリア「フム、しかしおかしいな」 マリ「なんだよ」 ハザリア「このミズゴケは、OG町付近にしか生息していないものだ。 どうやら我々は、幻の続きに来たわけではないらしいな」 マリ「わたしたちの学校の地下に、もともとこんな洞窟が開いてたっていうことか?」 ハザリア「風があるな。奥に繋がっておるようだ。行くぞ」 マリ「ああ、なんでよりにもよって、こいつの側にこんなの作っちゃったんだ、地球は!」 【洞窟の奥】 マリ「扉だな」 ハザリア「比較的新しい。フム、ここ200年といったところか」 マリ「あけられるか」 ハザリア「20 4 14 14 23 15 13 8 25 15・・・・・・。 ゲマトリアの数秘法か。鼻歌交じりだな。 天を見よ、か。やってやろうではないか」 ガラガラガラガラッ! マリ「落盤!?」 ハザリア「なんということだ!」 マリ「お前、なにしたんだ!」 ハザリア「イースター島のモアイ像! エジプトのスフィンクス! イギリスのストーンヘンジ! インダス式紋様に、ナスカの地上絵! なんだこのチャンポンは! 素晴らしくない! 恐ろしく素晴らしくないぞ!」 マリ「なにやってんだ、速く逃げるぞ!」 ハザリア「認めぬぞ、こんなものは、地球文明ぇーっ!!」 【グラウンド】 マリ「ハァ、ハァ、学校も元通り、なんだったんだ、あれはいったい」 ハザリア「気に食わぬ、あんなものは気に食わぬぞ」 マリ「なぁ、あれはひょっとしてさ、地球文明の元になった」 ハザリア「そんなものは許さぬ。 地球文明の素晴らしさは、ひとつの惑星には治まりきらぬほどの多種多様さではないか。 単一のルーツを持つなど、醜いわ!」 マリ「そういうの隠しときたいから、お前を選んだのかもな、あれも」 ハザリア「フン、この学校には、栄えてもらわぬとな。 永久に、あの醜悪な遺跡を隠しておくためにだ」 マリ「無人になった都市にわたしたちだけが存在を許されてたのは、 遺跡からのメッセージかなんかだったのかな ハザリア「あるいは」 マリ「なんだよ」 ハザリア「よそう。貴様がおるのでは、俺の内的宇宙との見分けがつかぬわ」 マリ「なにいってるんだ、お前」 ハザリア「黙れ、黙れよ!」 ゼラド「あっ、マリちゃんとハザリアくんだ。おーい、メリークリスマス!」 マリ「おい、ゼラドがいるぞ」 ハザリア「どこへなりとも勝手に行け。俺はもう少し、ここにいたい」 マリ「ヘンなヤツ」
https://w.atwiki.jp/asigami/pages/2781.html
曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) 初音ミクの消失 cosMo@暴走P feat.初音ミク A 鬼15 240 729/12 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 108 80 32 21 40 踊譜面(10) / 激譜面(13) / 鬼譜面(15) 譜面 http //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/5/9/59a960ee.png クリア難易度投票 スコア難易度投票 動画 https //www.youtube.com/watch?v=C1UvZAD2aDw (x2.0,NOTE) http //www.nicovideo.jp/watch/sm31716522 http //www.nicovideo.jp/watch/sm31716522 (x2.5,NOTE) 解説 2017/8/9追加曲 (2017-08-09 21 26 10) 総ノーツ数729は足16最多を更新。 (2017-08-10 11 20 37) エレクリ激・鬼のような「ノーツが非常に多いが、配置は単純」な譜面のため、体感難易度が足14強〜16弱とかなり個人差が出る。 A20にて足16→足15に降格。それに伴い足15最多ノーツとなった。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ 何故自重してしまったのか。消失ならこれが踊譜面でも許されていただろうにもったいない。いくらでも難しくできたぞ (2019-04-08 12 47 51) もっと難しくできるのはわかるけど、これ以上詰め込んで配置キツくすると版権曲に18ができるのでNGなのでは (2019-04-21 09 17 58) 放課後が15に昇格し消失が15に降格して同じ難易度になりました☆ (2019-05-26 18 05 29) 15に降格したが、足15だとそこそこ強い部類。曲を知ってるからといって特攻すると痛い目にあう可能性大。 (2019-06-21 11 40 11) Chronos(鬼)をちょっと遅くして休憩消して長くしましたみたいな あと514歩目の滝中同時はなんなんですかねあれ・・・ (2019-06-22 06 56 16) 個人差が非常に強く出る一曲。地団駄が得意なら足16のラクガキスト(鬼)の方が先にクリアできることも。延々と大量ノーツを高速で踏まされ続けるのでペース配分が出来ないと押し負けるタイプ。判定がbpmに反して少し遅めなので焦っての早ズレにも注意。 (2019-08-16 08 59 51) ここまで緩急がない譜面も珍しい (2019-10-17 10 39 12) 多分緩急が無さすぎて苦手なんだと思う 赤青しか出てこないから認識が切り替わらなくて脳死するというか (2020-03-07 14 13 12) イリーガルみたいな16分が少しでも入っていたら逆詐称扱いされて降格するということはなかったかもしれない。 (2020-01-27 08 51 43) 譜面が単純なので捻り、というか交互踏みの入門に良い感じだった。スコア狙い以外でこの曲をスライドを多用して取るようなスタイルだと、鬼鯖のような低速地力譜面に悩まされると思う。 (2020-03-24 00 16 59) エレクリ踊の強化版的な譜面。下から目線だとノーツ数が多いから相当しんどく感じそう (2021-03-31 10 44 52) 原曲MV http //www.nicovideo.jp/watch/sm2937784 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2937784
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/77.html
出身スレ 新ジャンル「キエテル」 物語 女「ねえ、一緒に帰ろ!」 男「あ、うん。ところで今日の課題…」 男「消えてる…!」 備考 存在することは確実だが、ふとした拍子にいなくなる不思議少女。 データは消えました
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7357.html
102 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/25(水) 00 34 10.53 ID ??? アーミア「ア b ム /b ロさん!」 アムロ「いや、 b ア /b ムロだから」 アーミア「 b ア /b ムロさん?」 アムロ「そうそう。最近類似品が多くてさあ、困ってるんだよねまったく…ブツブツ」 アーミア「アムロさん、メリークリスマスです!一緒に聖夜を過ごせて感激です!」 アムロ「だから b ア /b ム……ん?クリスマス?そういえば今年もチェーンやベルたちから連絡がない…」 103 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/25(水) 01 22 15.30 ID ??? セイラ「他の女性をどうにか出し抜いてアムロとクリスマスを過ごしたい…… そんな気持ちはどちらかといえば負の感情と言えるのではなくて?アムロ」 ジェネラル「オイシカッタデス」 アムロ「浄化されてしまったのか……」 104 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/25(水) 01 47 24.66 ID ??? アムロ「僕が一番うまく彼女達を賢者モードにできるんだ……」ブツブツ ジュドー「あーあ、引き籠もっちゃった」 ガロード「さり気なく最低な発言してるな」 ジュドー「セイラさんは大丈夫だったの?ジェネラルジオング」 セイラ「私より先に兄さんが餌食にされてね」 ガロード「あー……欲深いもんな、シャアのおっさん」 セイラ「……業の落ちた兄さんと久しぶりに一緒に過ごしたわ。今年はいいクリスマスだったわね」 ジュドー「それはなにより」
https://w.atwiki.jp/cmtrpgh/pages/211.html
タグ:常動 概要 あなたは味や臭いの区別をつけることができません。 従って、普通の人が気づくような危険(変な味がする料理、ガスの漏れる臭い)に気づくことができません。 消費CP -5CP 関連項目 感覚系能力
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/12802.html
しょうしつにあ【登録タグ GUMI 、いくP し 曲】 作詞:、いくP 作曲:、いくP 編曲:、いくP 唄:GUMI 曲紹介 『輝いた曲線から 溢れ出す願い』 、いくP の6作目。 イラストは りんこ氏 の描き下ろし。 歌詞 離した指先 心を揺さぶる 僕らは 何も持っていないから 想像していた 軌道とは違っても 確かな想いを 探してた すべてがその指から奏でられていた 終わりでも 見つけた 夜空 君の手 触れた どこにも行かないで まだ ここに居て欲しいの 手をとって 二人を 繋いで 輝いた曲線から 溢れ出す願い 失くした昨日が 選んだ行き先 消えてく途中で 気付いても 握った想いが 砕けて落ちる頃 明日が途切れて 焦り出す すべてがその指から奏でられていた 終わりでも 近付くその手を 繋いでいたいのに 見つけた 夜空 君の手 触れた どこにも行かないで まだ ここに居て欲しいの 手を取って 二人を繋いで 輝いた曲線から 溢れ出す願い 消さないで 繋げて 振らないで 触れて 確かな言葉で ただ 君に聞いて欲しいの 手を振って ここから 消えないで 輝いた曲線から 溢れ出す願い コメント 新曲!待ってましたっ(/_;) -- Beat of blues (2010-11-02 06 14 35) 何故伸びない! 一番好きな曲なのに…… -- 名無しさん (2011-06-14 19 46 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/141.html
長門有希ちゃんの消失(アニメ) 概要 2009年7月4日発売の角川書店の漫画雑誌ヤングエース創刊号から連載を開始した、『涼宮ハルヒの憂鬱』のスピンオフの『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のスピンオフ漫画となる。 長門有希が主人公だが、ハルヒちゃんとは違いラブコメ重視でギャグ漫画ではない。 2015年現在もヤングエースにて連載中。 2013年12月16日に、SOS団公式サイトのリンクにあるドコモ・アニメストアのページにてアニメ化企画進行中と発表された(ドコモのスマートフォンのみ閲覧可能)後に2014年9月4日の長門有希ちゃんの消失のコミックス第7巻にて2015年TVアニメ化決定と発表。 2014年12月18日には2015年春に放送開始と告知された。 キャストは旧作から継続。スタッフはプロデューサー、音楽プロデューサー音響監督、音響効果等を覗いてハルヒちゃん ちゅるやさん、涼宮ハルヒの憂鬱、涼宮ハルヒの消失シリーズから一新し、制作会社もサテライトとなった。 アニメの内容は、引っ込み思案でフツーの文芸部の部長である長門有希が朝倉涼子の協力を得て文芸部の部室にてクリスマスパーティーを開くまでを描かれる様子。アニメにおいては、原作第4巻「涼宮ハルヒの消失」・劇場版で描かれた消失の世界が、もしも最初からそうだったら・・・という世界観であるため超常現象も起きない。 和田監督曰くアニメにおいて、「ドラマそのものよりドラマの中でのキャラクターの感情を描きたいとのことで、長門有希ちゃんの普通の女の子として、楽しい世界で優しいみんなといっしょに暮らしている姿を愛でて欲しいと語っている。 漫画について詳しく知りたい方は『http //www39.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/39.html』へ。 長門有希ちゃんの消失のスタッフ(14/12/19更新)New! 長門有希:茅原実里 キョン:杉田智和 朝倉涼子:桑谷夏子 朝比奈みくる:後藤邑子 鶴屋さん:松岡由貴 谷口:白石稔 国木田:松元恵 古泉一樹:小野大輔 涼宮ハルヒ:平野綾 長門有希ちゃん消失のキャスト(14/2/28更新)New! 監督:和田純一 シリーズ構成:待田堂子 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤郁子 美術監督:田尻健一 背景・ムクオスタジオ 色彩設定・谷本千絵 撮影監督・岩崎敦 撮影:T2スタジオ 編集:定松剛 音響監督:鶴岡陽太 音響効果:森川永子New! 音響制作:楽音舎 音楽:加藤達也 音楽制作:ランティス 音楽プロデューサー:齊藤滋・吉江輝成New! アニメーションプロデューサー;金子文雄・江口浩平New! 制作デスク:海上千晶New! 設定制作 松井明穂New! 企画/エグゼクティブプロデューサー:安田猛New! 統括プロデューサー:伊藤敦New! アシスタントプロデューサー:千葉誠・山崎聡New! 制作:サテライト 製作:北高文芸部詳しいスタッフはアニメ製作スタッフへ TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』OP&ED(15/3/19更新)New! オープニングテーマ 『フレ降レミライ』作詞:畑亜貴 作曲:佐々倉有吾 編曲:渡辺和紀 歌:北高文芸部女子会(茅原実里、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、平野綾) エンディングテーマ 『ありがとう、だいすき』作詞・作曲:rino 編曲:Evan Call (Elements Garden) 歌:茅原実里 挿入歌 『見つけてHappy Life』(第8話)作詞:畑亜貴 作曲・編曲:橋本由香利 歌:朝比奈みくる(後藤邑子) 2006年に発売された涼宮ハルヒの憂鬱キャラクターソングVol.3朝比奈みくる収録曲より使用 『giragira shake』(第8話)作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:酒井拓也 歌:キョン(杉田智和) TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の放送局(15/3/6更新)New! 放送地域 放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 最速からの遅れ 東京都 東京MXテレビ 2015年4月3日- 金曜25時40分-26時10分 独立局 全国(BS) BS11 2015年4月4日- 土曜27時00分-27時30分 衛星(BS)放送 1日 全国(CS) AT-X 2015年4月4日- 土曜22時30分-23時00分RP1;日曜18時30分-19時00分RP2 火曜14時30分-15時00分RP 3金曜06時30分-07時00分 衛星(CS)放送 1日 千葉県 チバテレビ 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 2日 神奈川県 tvk 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 〃 埼玉県 テレ玉 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 〃 兵庫県 サンテレビ 2015年4月5日- 日曜24時30分-25時00分 独立局 〃 福岡県 TVQ九州放送 2015年4月5日- 日曜26時35分-27時05分 テレビ東京系列 〃 長野県 信越放送 2015年4月6日- 月曜25時55分-26時25分 東京放送(TBS)系列局 3日 岐阜県 岐阜放送 2015年4月7日- 火曜24時00分-24時30分 独立局 4日 三重県 三重テレビ放送 2015年4月8日- 水曜25時20分-25時50分 独立局 5日 ネット配信 dアニメストア 2015年4月9日- 木曜12時00更新 - 6日 ネット配信 楽天ショウタイム 2015年4月10日- 金曜12時00更新(1週間無料) - 7日 ネット配信 アニメパス 2015年4月16日- 木曜12時00分更新 - 13日 ネット配信 ニコニコ動画 2015年4月23日- 木曜12時00分更新 - 20日 ネット配信 バンダイチャンネル 2015年4月23日- 木曜12時00分更新 - 20日 ※RP=リピート放送 話数・サブタイトル(15/9/1更新) Blu-ray DVD情報よりTVアニメは16話、ただしOVAが2015年10月にコミックス9巻同梱で発売予定なためOVAも含めれば17話。 話数 サブタイトル 原作収録巻・話 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 Blu-ray&DVD 第1話 大切な場所 原作1巻1-4話 待田堂子 和田純一 和田純一 今西亨 1巻 第2話 もろびとこぞりて 原作1巻5-7話 待田堂子 和田純一 飛田剛 井上英紀 1巻 第3話 涼宮ハルヒ!! 原作2巻8-10話 待田堂子 島津裕行 羽多野浩平 古澤貴文 2巻 第4話 Be my Valentein 原作2巻10-12話 待田堂子 竹下良平 竹下良平 川島尚、田中知江 2巻 第5話 彼女の憂鬱 原作2巻13-14話原作3巻15話 待田堂子 和田純一 近藤一英 青木美穂、大橋幸子北沢典子、長坂寛治丸山修二 3巻 第6話 Over the Obento 原作3巻16-19話 和場明子 羽多野浩平 羽多野浩平 古澤貴文、松本文男福世孝明 3巻 第7話 ねがいごと 原作3巻20-22話 根元歳三 竹下良平 安藤健 飯飼一幸、岩岡優子福世孝明、松本文男 4巻 第8話 涼宮ハルヒの謀 原作3巻23話 寺澤雄三 竹下良平 竹下良平 いとうまりこ、椛島洋介木野下澄江、清水貴子丸山修二 4巻? 第9話 その手を… 原作3巻24・25・26話 待田堂子 羽多野浩平 羽多野浩平 古澤貴文、福世孝明 5巻? 第10話 サムデイ イン ザ レイン(長門有希ちゃんの消失)? 原作4巻27話 和場明子 安田賢司 飛田剛 香川久、川島尚 5巻? 第11話 長門有希ちゃんの消失Ⅰ? 原作4巻28・29話 根元歳三 石平信司 古賀一臣 金田栄二、しまだひであき舘崎大、丸山修二 6巻? 第12話 長門有希ちゃんの消失Ⅱ? 原作4巻30・31話 根元歳三 安田賢司 大脊戸聡 斎藤圭太 6巻? 第13話 長門有希ちゃんの消失Ⅲ? 原作4巻32・33話 待田堂子 和田純一 ヤマトナオミチ 伊藤郁子、今西亨香川久、川島尚丸山修二 7巻? 第14話 彼女の戸惑い? 原作4巻34・35話 和場明子 竹下良平 竹下良平 本田創一、陣内美帆柳田幸平、服部憲知松本弘、吉井弘幸野口孝行、荒木裕 7巻? 第15話 彼の迷い? 原作4巻36・37話 待田堂子 水本葉月 水本葉月 古澤貴文、松本文男福世孝明 8巻? 第16話 花火? 原作5巻38話 待田堂子 和田純一 飛田剛 井上英紀、今西亨大橋幸子、川島尚清水貴子、陣内美保本田創一、丸山修二 8巻? OP&ED作画スタッフ オープニングアニメーション絵コンテ・演出 平池芳正 作画監督 今西亨・香川久 原画 浅野勝也 飯田剛士 氏家嘉宏 甲斐田亮一 椛島洋介 小松真梨子 式地幸喜 杉本功 谷口明弘 西川亮 福士真由美 藤本さとる 山本真理子 第二原画 伊藤真奈美、陣内美帆 動画検査 杉田真理 色指定検査 谷本千絵 エンディングアニメーション絵コンテ 和田純一 演出 竹下良平 作画監督 田中知江 原画 杉村友和、滝山真哲、浜中朋子 動画検査 杉田真理 色指定検査 谷本千絵 ラジオ(15/4/1更新)New! 一部通販サイトのCD情報にてオープニングテーマのカップリング曲がラジオのテーマソングだと発表されたためラジオがあると判明。ソース、2015年4月1日にラジオが正式発表 パーソナリティとコーナーそして公式サイトが開設http //lantis-net.com/nagato/され、2015年4月20日より配信開始。毎週月曜日22時更新。 ジングルは涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部と同一なので懐かしくなること請け合い。 パーソナリティ茅原実里(長門有希役) 桑谷夏子(朝倉涼子役) コーナーパーソナリティ(スタッフ日記出張版)伊藤敦(統括プロデューサー)※第3、4回未参加 笠原周造(宣伝) ゲスト杉田智和(公開収録、第9回) テーマソング オープニング『ふわふわナカマでよろしくね』歌 - 長門有希(茅原実里) 朝倉涼子(桑谷夏子)(第1回~) エンディング『ありがとう、大好き』歌 - 茅原実里(第1回~) 放送回 放送回 配信日 選曲 文芸部日誌 長門有希ちゃんの空腹 朝倉涼子の夕食レシピ わが町レポート スタッフ日記の紹介物 備考 第01回 2015/04/20 フレ降レミライ 長門有希 ○ - - 原作コミックス8巻 第02回 2015/04/27 ありがとう、だいすき 朝倉涼子 - ○ - 長門有希ちゃんの消失 とある一日 第03回 2015/05/4 フレ降レミライ 長門有希 - - ○ 長門有希ちゃんの消失Blu-ray1巻 第04回 2015/05/11 ありがとう、大好き 朝倉涼子 ○ - - 長門有希ちゃんの消失Blu-ray1巻 第05回 2015/5/18 窓辺の予感 長門有希 - ○ - 長門有希ちゃんの消失×SHIROBACOコラボカフェ 第06回 2015/5/25 しあわせは日常のなかで 朝倉涼子 - - ○ 善光寺のお守り 第07回 2015/6/1 探していた風景 長門有希 ○ - - - 第08回 2015/6/8 LOVE EDITION 朝倉涼子 - ○ - - 第09回 2015/6/15 - キョン - - ○ - 公開録音 第10回 2015/6/22 恋はミらいからクル? 長門有希 ○ - - - 第11回 2015/6/29 愛の門番EXTRA 朝倉涼子 - ○ - - 第12回 2015/7/6 太陽とデイジー 長門有希 - - ○ - 第13回 2015/7/13 Dreamerという冒険者 朝倉涼子 ○ - - - 第14回 2015/7/20 錯覚Loving'you 長門有希 - ○ - - 第15回 2015/7/27 福が来たりて風が吹く 朝倉涼子 - - ○ - 第16回 2015/8/3 フレ降レミライ 長門有希 ○ - - - 第17回 2015/8/10 ありがとう、だいすき 朝倉涼子 - ○ - - 第18回 2015/8/17 ふわふわナカマでよろしくね 長門有希 - - ○ - 第19回 2015/8/24 フレ降レミライ(長門Ver.) 朝倉涼子 ○ - - - 第20回 2015/8/31 ハレ晴レユカイ 長門有希 - ○ - - 第21回 2015/9/7 冒険でしょでしょ? 朝倉涼子 - - ○ - 第22回 2015/9/14 コーナー ショートドラマ(コント)タイトルコールの前に始まるキャラの掛け合いのラジオドラマ。 ふつおた!ふつうのおたよりを読むコーナー 長門有希ちゃんの空腹 視聴者のグルメ情報を募集するコーナー。長門有希ちゃんが大食らいであることに由来するらしい。 朝倉涼子の夕食レシピいつも料理を作る朝倉さんに着想を得た視聴者から「お手軽に安くできるレシピ」を募集するコーナー。朝倉さんが「それあり」、「それ無理」で判定する。 わが町レポート(第3回~)あなたにとって大事な場所はちゃんとそこあるかなど、自分が関わった思い出深い所についてレポートするという、涼宮ハルヒ消失をモチーフにしたコーナー。 スタッフ日記ラジオ出張版公式サイト上にあるスタッフ日記の出張版ということで、文芸部仮部員となったスタッフによる宣伝コーナー。 ●●の文芸部日誌パーソナリティのキャラになりきりラジオで配信された回の話された事をまとめて言うコーナー。 イベント(15/5/7更新)New! AnimeJapanトーク&ミニライブ2015年3月21日に幕張メッセにて開催予定。長門有希役の茅原実里とキョン役の杉田智和が出演 同日にサテライトブースにて長門有希役の茅原実里と和田純一監督、金子文雄アニメーションプロデューサーによる放送直前ステージが開催された。 また21・22日にイベントとしてKADOKAWAブース、サテライトブース、TOKYO MXブースにて「長門有希ちゃんの消失」スタンプラリーが行われる。 TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の先行上映イベント2015年3月22日に角川シネマ新宿にて開催。トークも行うと予定されており。長門有希ちゃんの消失の世界の北高校生組総出演の豪華声優陣茅原実里・杉田智和・桑谷夏子・後藤邑子・松岡由貴・白石稔・松元惠らが出演と発表されたが、小野大輔、平野綾もサプライズで登場した。物販も行われたほか、当選来場者特典としてシナリオ第1話の冊子が付いた。 2015年5月31日にアニメイト主催で『「長門有希ちゃんの消失」Blu-ray DVD発売決定記念イベント 北高文芸部部活動発表会』が開催される。ソース出演は茅原実里、桑谷夏子のほかにゲストで杉田智和が参加する。内容はラジオの公開録音と茅原実里によるミニライブ。応募資格はアニメイトの参加券配布店舗てBlu-ray DVDの全巻予約(内金)することが条件である。 キャラクターソング(15/3/13更新) 長門有希ちゃんの消失においてもキャラクターソングが発売される予定。今回は愛をテーマにしており、各キャラ2曲+フレフレミライのソロバージョンで3曲。なお第1期のキャラクターソングをイメージとした歌名となっている。 Vol.1 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.1 NAGATO YUKI 長門有希 2015年5月27日発売 Vol.2 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.2 ASAKURA RYOKO 朝倉涼子 2015年5月27日発売 Vol.3 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.3 ASAHINA MIKURU 朝比奈みくる 2015年6月24日発売→7月22日正式版発売 Vol.4 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.4 TSURUYASAN 鶴屋さん 2015年6月24日発売 Vol.5 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.5 SUZUMIYA HARUHI 涼宮ハルヒ 2015年7月22日発売 放送されるまでの経緯 2013年12月16日……SOS団公式サイトのリンクからドコモ・アニメストアのサイトにてアニメ化企画進行中と発表。 2014年8月3日……「フィーバー涼宮ハルヒの憂鬱」のムック(カドカワムックレーベル/角川書店BC)KADOKAWAより長門有希ちゃんの消失のアニメ化についても触れられており、続報を待てと発表された。 2014年8月お盆頃……アニメスタッフが作者のぷよと西宮市においてロケハンとしたとのこと。(ヤングエース9月号にて兵庫に行ってきますとの作者コメあり)他情報源 2014年9月4日……コミックス7巻の帯とヤングエース2014年10月号にて長門有希ちゃんの消失が2015年TVアニメ化決定と発表された。 2014年12月18日……公式サイト上で長門有希ちゃんの消失のスタッフ・キャスト制作会社とキービジュアルが発表された。コミックナタリーでは監督キャラデザシリーズ構成制作会社以外のスタッフの情報も掲載された他、平野綾スタッフTwitterにて放送が2015年春ということが発表されている。後に公式サイトにおいても2015年春放送開始と告知された 2015年1月10日……月刊ニュータイプ2015年2月号にてアニメ『長門有希ちゃんの消失』の初版権が掲載された。北高内の教室で椅子に座りつつメガネをかけている長門のイラストである。原画はキャラクターデザインの伊藤郁子。長門有希役の茅原実里のインタビューが掲載されている。まだインタビュー当時ではアフレコは始まっておらず、長門有希ちゃんの消失の世界観に合わせて演技についてスタッフと話合っている段階だという。またハレ晴レユカイを踊りたいという意欲も語っていた。 2015年1月23日……2015年3月21・22日開催のAnimeJapanにて長門有希ちゃんの消失のステージが21日土曜日に開かれることが発表された。内容はトーク ミニライブで出演者は茅原実里と杉田智和。 2015年1月30日……娘TYPE2015年3月号にアニメ版権のピンナップ掲載。長門有希と朝倉の教室での昼食シーンのイラスト。原画は井上英紀。アニメの内容は文芸部室でクリスマスパーティーを開く計画を立てた長門は朝倉の手助けを借りて実現へ向けて頑張るという話らしい。 2015年2月12日……一部通販サイトにてオープニングCDの情報解禁。『フレ降レミライ』が4月29日発売ということと北高文芸部女子会というユニットで、茅原実里、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、平野綾の5人が歌うことが発表された。[[ソース http //www.neowing.co.jp/product/LACM-14342]2015年2月15日……上記CDにてオープニングテーマのカップリング曲はラジオテーマになることが判明し、長門有希ちゃんの消失はラジオを行うことがわかった。[[ソース http //www.neowing.co.jp/product/LACM-14342] 2015年2月13日……2015年3月22日に角川シネマ新宿にてTVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の先行上映イベントが開催されることが発表された、出演者は茅原実里・杉田智和・桑谷夏子・後藤邑子・松岡由貴)・白石稔さん・松元惠さんの5人でトークも行われる予定、また特典として第1話のシナリオ集も付くとのこと。チケット価格は3500円。 2015年2月17日……公式サイトがリニューアル 正式開始そしてサイト変更がなれるとともにメインキャラクター(長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・ハルヒ・古泉・谷口・国木田)の9人キャラデザインが公開された。またTwitterアカウントも掲載されている。 2015年2月20日……公式サイト上のキャラクターデザインのうち決定稿ではない仮色設定が公開された。公開されたキャラクターは長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・古泉・ハルヒの7人。 2015年2月23日……放送局が東京MXテレビのみ公開され、東京MXテレビの放映開始 時間も4月3日金曜25時40分より放送と発表された。なお前番組の角川枠のISUCAである。 2015年2月24日……キャラデザインのうちギャグ顔の線画が公開された。公開されたのは長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・古泉・ハルヒの7人。 2015年2月25日……東京MXテレビ以外の放送局が発表された。TVQ九州放送とAT-Xのみ放送開始日程が発表されたが(上記参照)今回発表された、tvk、テレ玉、サンテレビ、チバテレビ、岐阜放送、三重テレビ、信越放送、BS11の時間帯や放送開始日時は不明。 2015年2月25日……同日に、2015年4月1日より角川スニーカー文庫にて長門有希ちゃんの消失の公式ノベライズ『長門有希ちゃんの消失 とある一日』が発売されると角川スニーカー文庫公式ツイッターにて発表された。形式としては4コマ漫画小説。著者はGJ部の作者の新木伸。北高文芸部での穏やかな日常描くらしい。カバーイラストはぷよ描きおろしとのことで、谷川流が執筆に絡んでることはない模様。 2015年2月26日……チバテレビ、テレ玉、tvk、サンテレビの4局の放送開始日程と放送時間が公式サイト上にて発表された。 2015年2月27日……公式サイト上にてスタッフキャストページ更新。OPが正式に北高文芸部女子会が『フレ降レミライ』を歌うことが発表された他、スタッフに統括プロデューサー、音楽プロデューサー、制作デスク、設定制作、アニメーションプロデューサー、音響効果等が追加された。伊藤プロデューサー、音楽Pの斎藤滋プロデューサーはシリーズ通しての継続である。伊藤プロデューサーはぷよ曰く、キャラクターの語調をチェックしている模様。 2015年2月27日……BS11の放送時間・放送開始日程が公式サイト上で発表された。 2015年2月28日……娘TYPE2015年4月号にアニメ版権のピンナップ掲載。長門有希ちゃんが寝巻き姿で怒れる朝倉さんがメガネを回収してしまうという図であった。 2015年3月2日……岐阜放送・三重テレビ放送の放送時間・放送開始日程が公式サイト上で発表された。 2015年3月6日……信越放送の放送時間・放送開始日程が発表されるとともに、メインキャラ7人が描かれた第二弾キービジュアルが公式サイト上で発表された。 2015年3月10日……ニュータイプ2015年4月号が発売され版権が描かれるとともに、杉田智和のインタビューが掲載された。また別の頁では和田監督のインタビューが掲載されている。 2015年3月10日……コンプティーク2015年4月号が発売された、発表はキャラデザ等が掲載された既報のみで特集は1ページ。 2015年3月11日……公式サイト上で東京MXテレビ版の番組宣伝CM(15秒版)が公開された。ナレーションは茅原実里であるがBGMはフレ降レミライか?本編映像が使用されている。 2015年3月12日……エンディング曲が解禁され、茅原実里が歌うことが発表された。タイトルは「ありがとう、だいすき」である。アニメ版とアーティスト版の2バージョン発売予定作詞作曲者は不明。 2015年3月13日……アマゾン等ネット通販サイトにおいて、長門有希ちゃんの消失のキャラクターソングが5月から7月にわたって発売されることが発表された。現在5枚まで発売情報が公開されており、5月に長門有希と朝倉涼子、6月に朝比奈みくると鶴屋さん、7月に涼宮ハルヒが発売される予定。 2015年3月18日……10月に発売する長門有希ちゃんの消失コミックス第9巻の限定版のBlu-rayにおいてOVA25分が収録されることがコミック既刊の折込チラシにおいて発表された。その他は不明。 2015年3月21日……AnimeJapanのBLUEステージにてトーク ミニライブが開催。出演は杉田智和と茅原実里。茅原は優しい忘却、「雪、無音、窓辺にて」、「ありがとう、だいすき」を歌唱。(ソース) 2015年3月21日……上記イベントのサテライトブースにて茅原実里 和田監督 金子アニメーションPによるトークショー開催。 2015年3月22日……角川シネマ新宿にて第一話先行上映会 トークショーが開催。サプライズで小野大輔と平野綾も駆けつけ、発表されているメインキャスト全員が登壇した。レポートはこちら 2015年3月24日……公式サイトにて杉田智和ナレーションの1分PV公開。BGMは『亡き王女のためのパヴァーヌ』 2015年3月30日……娘TYPE5月号に長門有希ちゃんの消失版権イラストと、茅原実里の簡単なインタビューが掲載。 2015年4月2日……公式サイトにてラジオ開始を正式発表。パーソナリティは茅原実里 桑谷夏子で4月23日からランティスネットラジオにて毎週月曜22時より配信予定とのこと。 外部リンク(15/4/3更新)New! 長門有希ちゃんの消失アニメ公式サイト アニメ長門有希ちゃんの消失公式Twitter ラジオ「北高文芸部ラジオ支部」公式サイト 長門有希ちゃんの消失チャンネル