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ベータ・トライデントは分解魔法である。正式名称はベータ・ディケイ・ディスパージョン・トライデント。 物質を陽子と中性子にまで分解しさらに中性子をベータ崩壊させる魔法。第一段階として物質を原子に分解、第二段階として原子核を陽子と中性子に分解、第三段階として中性子から電子と反電子ニュートリノを分離する。魔法の効果が持続している間、陽子は中性子から分離された電子を捕獲することができず、電子の大部分は陽子と共もにプラズマ状態で拡散する。その結果放射性同位体は安定的な元素に組み換わり毒性が除去される。バリオン・ランスの開発過程で試作品として生み出されたが、負担が大きすぎたため実戦には使えないと達也は考えていた。起動式が特化型CADのストレージを丸ごと占有するほど巨大なうえ読み込みに5秒の時間を要し、魔法式構築も規模に応じて相応の時間が掛かる。 使用者 司波達也 コメント 放射能兵器の使用を防ぐ目的の魔法協会にとっては喉から手が出るほどほしいだろうな - 2017-07-06 02 26 41 たった9個しか入れる必要が無いストレージを丸ごと占有ってすごいことなのか? - 2017-07-06 02 48 07 何で分解に起動式を使うのかわからんのよね。マテリアルバーストですら起動式無しにぶっ放してるのにさ - 2017-07-07 02 38 45 例えば達也は分解をCAD無しで使えますが、CADを使った方が素早く、楽に発動できます。 ttps //twitter.com/dengeki_mahouka/status/310771538402103297 - 2017-07-07 05 48 29 特化型の機能使ってるだけで起動式使ってるわけじゃないでしょ - 2017-07-07 11 03 16 達也はCADのセレクターを操作し、情報体分解の魔法から実体分解の魔法に切替えた。(9巻260頁) - 2017-07-07 13 51 02 達也は愛機・トライデントのセレクタースイッチを操作し、術式解散のループキャストに合わせた。(中略)その発動を補助する、通常の起動式とは性質が異なる想子情報体が達也の特化した魔法演算領域に読み込まれる。(13巻304頁) - 2017-07-07 14 13 06 起動式を使わないほうが超能力に近くて早かったんじゃないのか? - 2017-07-07 14 07 58 単一系統・単一工程の魔法のように単純なものならそうかもしれませんね。ただ複雑になればなるほど、精密に制御しようとすればするほど発動は極端に遅くなるかと。 - 2017-07-07 14 42 52 おかしいな。分解は収束・発散・吸収・放出の複合魔法で、魚雷に対してはCAD無しで桜井の魔法よりも早く分解を使ってるのにな。 - 2017-07-07 15 55 31 一定の技能に特化する代償として、念ずるだけで超常現象を引き起こすいわゆる超能力者も、起動式システムがもたらすスピードと安定性を求めてCADを愛用する者が主流となっているほどだ。(1巻24頁) - 2017-07-07 14 44 25 達也の魔法演算領域は分解と再成に専有されてるのに起動式読む余力があるということかね? - 2017-07-07 15 43 48 それはノーマルの分解。雲散霧消もマテバも分解の一種、バリエーションだが通常の分解と全く同じであることは意味しない。 - 2017-07-07 14 46 42 少なくても追憶編ではマテリアルバーストをインストールしたCADを使用していないだろ - 2017-07-07 15 50 05 照準補助システムを使っただけなのでは? (2019-10-14 17 35 11) アニメ#26で起動式のエフェクトがなかったからそう考えたのかな?でも一度目のマテバの際、引き金を引く描写があったよね? 引き金を引く=起動式の展開だから。 ただし沖縄での初使用時は、マテバ用のサードアイはなかったから、仰るとおり起動式は使っていないけど。 - 2017-07-07 05 55 03 求める答えと違うかも知れんが、ループキャストシステムを必要とするトライデントの亜種なんだからCADは必要だろ。このページでの質問としてはおかしい。 - 2017-07-07 22 35 23 セブンス・プレイグを分解する際には起動式の読み込みとは別に五秒の時間を必要とした。 - 2017-07-07 05 23 16 セブンス・プレイグの処理にマテバが使えない理由がよく分からん。劣化ウランを撒き散らしてしまう - 2018-02-14 01 51 04 って言ってたけど、ウランをターゲットにマテバで完全変換しちゃえば、あとの構造物なんて燃え尽きるからそっちのが楽じゃない? - 2018-02-14 01 52 23 マテバは複数のターゲットを同時にロックオン=起爆剤に出来るような魔法ではないし、変換した熱or光エネルギーが広がって全てを焼き尽くす前に、その爆風で破片が遠くへ吹き飛んで地上に降り注ぐ万が一のリスクは避けたかったのだと思う。(実戦では使えないと判断したものの)完全に無害化できる手段なら「貸出し料」として手元にあったし…… - 2018-02-14 14 30 03 複数同時ターゲット出来ないのがマテバで、可能なのがベータ・トライデントってことか。 - 2018-02-14 23 50 09 マテバの起爆剤にするには均一かつ曖昧な、ハッキリした部品として分けにくい単一な構造物(水、布、鉱物等)が向いている。全体が複雑なパーツで構成された機械部品の塊であるセブンス・プレイグは難しい - 2018-02-15 00 55 45 これもバリオン・ランスもアニメ化でマテバが地味だと分かったから、派手な必殺技的な魔法が欲しくて作ったんでしょう。厳密に言えば、マテバの威力調節すればどんな状況にも対応できるはずなんですが、ぶっちゃけあれってミサイルのスイッチ押すのと大差ないですから映像的には映えないですしね。 - 2018-02-15 06 41 49 収束 吸収 放出 用語 発散 系統魔法 魔法
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あるマンションのエレベーターホール。薄着にショートデニム姿、清純系の可愛い娘が乗っている。年齢は20才前後。モデルだろうか。 その娘に前々から不埒な願望を抱いていた男がいた。今日こそチャンスだ、と男は思った。夜遅いこともあり、娘と男の他、誰もいない。エレベーターのドアが開くと、その狭い密室に二人は乗り込んだ。 ドアが閉まってエレベーターが動き出すと、男は計画通り犯行に及んだ。 娘「アハ★私の胸触ったわね。アウト~? 私、護身の為に空手やってるの?残念でした★」 ショートデニムの下に伸びる長い美脚が折り畳まれ、男の股間に刺さる。 悶え苦しむ男。エレベーターが最上階に着き、ドアが開く。男は立ち上がると、逃げ際に金蹴りの仕返しも兼ねて娘の胸を鷲掴みにしようとする。 その寸での所で、娘の下段蹴りがヒットし、男はエレベーターホールに転倒した。娘もエレベーターを降りる。 怒り狂った男は、がむしゃらに娘に掴み掛かろうとするが、空手仕込みの娘の連続キックが男の金的、鳩尾、顎を打つ。 目の前で起きたことを信じられないまま、前屈みになって痛みに悶える男を前に、娘は笑みを浮かべる。 娘「私、不意打ちじゃなくても男を倒せるって道場の師範に言われたの?本当だったんだぁ?一年以上やってるもん、空手?」 若い娘に負けるなんて、情けなくて耐えられない。男は全力で娘に殴り掛かる。が、それを全て捌かれ、逆に娘の美脚が襲いかかる。 娘「ウフ? あなたの動き、全部読めるんだな~? 防ごうとしても無駄よ?」 痛い、痛い、ごめんなさい・・誰か助けて・・ 自分の手足は全て防がれ、かわされるのに向こうの蹴りは全く防げない。 娘「エイ? エイ? アハ?これじゃまるでサンドバッグね? 素人の男ってこんなに弱いんだぁ?」 許してくれ~!男は顔を血と涙でぐちゃぐちゃにしながら半べそで許しを請う。 娘「こんなに弱いんじゃ練習にもならないじゃない? 痴漢相手に手加減しなかったら半身不随とか植物状態になっちゃうって師範に言われたから、この辺で勘弁して上げる?」 しかし、男の欲望は消えていなかった。いやむしろ、高まっていたのだ。こんなに可愛い娘に、しかもあの綺麗な脚で完膚なきまで痛めつけられたなんて・・自分には手の届かない存在・・もう死んだっていい!この娘に抱きつきたい! 自室に向かって立ち去りかけていた娘に抱きつく男。 娘「あれだけお仕置きしたのにまだ反省してないの?もう許さないから? これは痴漢に致命傷与えるから滅多にしちゃいけないって言われたけど、仕方ないわね? 悪い男をKOするための私の必殺技?正拳突き? 瓦割れるから覚悟してね?」 バキッ!バキッ!ゴフッ!ガフッ! 男の身体に刺さった娘の正拳突きがアバラ骨を折り、内蔵を砕いた。男は気絶して崩れ落ちると、失禁する。 娘「あ~、まずい!瓦割りの力でパンチするなんてさすがに強過ぎたかな?お願い!死なないで!」 娘は男を放置して帰宅した。翌日マンションは大騒ぎになったが、傷害致死の犯人が女性だとは警察も思わなかった。
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ピュアウォーターってどんなもの? 最近話題のピュアウォーターとは、実際にどのようなものか知っていますか? 普通の水道水は飲める状態にするために殺菌を行っているのですが、いくつかの化学薬品がそのために使用されています。 簡単にたくさんの量を飲用できるようにするためなので仕方はないところはありますが、少し気にかかるところではありますよね。 ピュアウォーターはその化学薬品の添加はされていない水です。 といっても殺菌されていないわけではありません。 逆浸透膜方式、というやりかたでしっかりと殺菌されています。 この逆浸透膜方式というのは、通常の水の分子より少しだけ大きい程度の穴を持つ逆浸透膜を使って、水をろ過し、飲用できるようにするものです。 そのため、水には普通に含まれている、ミネラルがピュアウォーターには含まれていません。 というのは、ミネラルの分子は水の分子よりもかなり大きいために、このろ過方法によってろ過されていっている為です。 このミネラルは、普段わずかに感じる水の味のもとでもあります。 ナトリウムやマグネシウムといった鉱物もミネラルにあたるのですが、この含有量が普段よくきく硬度というものにあたり、味を左右するものでもあります。 それらの味のもとを完全にろ過するので、このピュアウォーターを飲んだときには異物感はまるでなく、さらりと口の中を通っていく感覚を受けます。 ミネラルが無い、つまり硬度がゼロである。 それがための柔らかさというわけなのです。 ピュアウォーター口コミ
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アニメにおいてジャック・アトラスが主に使用するチューナー群。全て悪魔族(アニメでは《クロック・リゾネーター》のみ機械族)に統一されており、様々な効果を持っている。OCGでは6種類のみだが、咲夜さんCGIではアニメのものが追加され9種類となっている。 レベルは1~3だが、2のモンスターは1種類だけしかいない。 ジャックのデッキのアイドルカードの大半。 関連カード リゾネーターと名のつくモンスター レベル3 《ダーク・リゾネーター》 《フレア・リゾネーター》 《クリエイト・リゾネーター》 《クロック・リゾネーター》 レベル2 《フォース・リゾネーター》 レベル1 《バリア・リゾネーター》 《シンクローン・リゾネーター》 《ミラー・リゾネーター》 《チェーン・リゾネーター》 サポートカード 魔法 《コール・リゾネーター》 《リゾネーター・エンジン》 罠 《強化蘇生》
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No.80 シューター H P S P こうげき まもり まりょく ていこう わ ざ はんのう はやさ シューター 89 27 85 66 63 70 100 82 88 移動力 経験値倍率 加入ステージ シューター 4 97 でこぼこな塔 弱点 耐性 E 上 下 回 癒 魔 強 聖 鉄 防 補 時 陸 銃器に精通した人物。 百発百中と早撃ちの名手として恐れられている。 ただし無駄な殺生は好まないためか、弾丸は果実の種を使用したもので致命には至らない配慮をしている。 果実食主義とのうわさもある。 銃の扱いがうまいからか「わざ」の数値はズバ抜けている。 武器攻撃力と速さもなかなかのもので、あと一撃で倒せる範囲のHPの敵の掃除に役立つ。 反面耐久は薄く弱点もそれなりにあるので打たれ弱さを何とかカバーしたい。 「ヒットアップ」は元々高めの「わざ」を引き上げ、必殺の一撃も更に出やすくする。 「連射」はクイックスキルの中でも必殺の一撃が出やすく燃費も少なめなので暇さえあれば使ってみよう。 LV スキル 6 集中 11 ヒットアップ 26 連射 29 シードバレット 57 グレープショット
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クエスト/Tradecraft 概要 キャリントン・プロトタイプを入手する。 発生方法 Road to Freedomをクリアする 主な流れ ディーコンと話す。 古い高速道路でディーコンと会う。 ディーコンと話す。 ディーコンに同行し〝ツーリスト″を見つける。 リッキー・ダルトンと話す。 ディーコンと話す。 脱出用トンネルの中に入る。 キャリントン・プロトタイプを入手する。 スイッチボードを出る。 オールド・ノース・チャーチでディーコンと会う。 詳細と補足 正面突破の選択肢を選んでも、地下へ向かうエレベーターが停止しているため結局はトンネル経由で向かうこととなる。 自分で開けられないターミナルはディーコンが開けてくれる。 ターミナルにアクセスしてエレベーターの電源を入れ、エレベーターに乗る。エレベーターが停まったら書棚(隠し扉)を開けて外に出る。 このクエスト以外でもMaster難易度のターミナルを解除できればスイッチボードへの進入が可能で、スキル雑誌などが回収できるが、最深部のターミナルにはアクセスできない。また、事前にエレベーターの電源を入れておいてもクエストで来訪した際には再び停止されてしまっている。クエストで攻略する際と比べて敵人造人間の数は少ないが、ラッドスコルピオンが数体出現する。 高速道路で合流する際、ディーコンに話しかけても同じ台詞を言い続けてクエストが進展しない場合がある。このバグはその場でセーブ&ロードすれば直る。 スイッチボード内の敵に一般人殺害扱いになる個体がいることがある。ディーコンに始末させればカウントされない。 リッキーはスピーチチャレンジで狙撃援護を頼むか突撃をさせる事が可能だが、あっさり死んでしまう(狙撃を頼んでも結局突っ込んで死ぬ)。但しここで生かしておいた場合、後々になって不死属性付きで各地に出没し、レールロードと敵対した場合に不死属性状態のまま敵対すると言う報告が多数上がっている。後々の憂いを断つ為にも、ここは援護を頼んで潔く散ってもらう事を推奨する。 拾えるもの フュージョンコア:ディーコンが開けてくれるターミナルの奥、広い部屋の左の部屋。 米軍秘密工作マニュアル:スキル雑誌。キャリントン・プロトタイプ入手時、NOVICEのターミナルを開けた先の部屋の2階。 戦利品 報酬 ユニーク武器「デリバラ―」 次 Boston After Dark:レールロードメイン
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ミネラルウォーター、特に硬水を飲むことでどんないいことがあるのでしょうか。 硬水は便秘解消に効く!? 便秘にはそもそも水分補給がとても重要です。これは、腸内で水分が不足することで便が硬くなってしまうことが原因です。そして、その中でも硬水がなぜいいのか。それは、硬水に含まれるマグネシウム塩がヒントです。そう、マグネシウムはもともと便秘薬にもよく利用される成分なのです。つまり硬水を飲むことで、腸の働きを活発にしてくれるのです。よく海外旅行に行くとお腹をこわす人がいますが、これは硬水を多く摂取することで腸の働きが過剰に増してしまうためとも言えます。 ダイエット効果も!? 硬水ダイエットという言葉を聞いたことがあるでしょうか。実はこれもさっきの便秘解消と同じ原理なんです。硬水に含まれるマグネシウムにより腸の働きが活発になり、お腹のつまりを出すことで体重を落とすという原理です。ようは下剤を飲んで痩せるようなものですね。なので硬水だけを飲み続けてダイエットするというのは現実的ではありません。身体を壊すだけです。あくまでちゃんとした食事の補助として考えるのがいいと思います。
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2012年03月07日 (水) 09時29分-るり 問い:“I love you.”を訳しなさい。 制服は黒の長ズボンと、細いストライプの入った白色のシャツ。そこに黒のサロンを巻いて、新しい名札をつけたら、私も傍目には一人前のスタッフに見えた。黒く染め直した髪をアップにして、新品のアプリコットオレンジのチークをはたいたら、もうカンペキ。 「おはようございます!」 先にキッチンやパントリーに入っていた他のスタッフに挨拶をする。ここで、今日も私の新しい生活が始まろうとしていた。 早川店長がいつものスーツではなく、紺のジーパンにペールグレーのカーディガンという出で立ちで現れたのは、開店より三十分ほど前のことだった。 「あれっ店長、今日はお休みじゃなかったですか?」 「ん? あぁ、ちょっとトイレ借りに来た」 そうとぼけつつ、店長はさっそく電話の対応や書類の整理を始める。私が「仕事熱心なんですね、店長」と言うと、「この店を守らなきゃいけない、責任みたいなもんだね」と笑った。「……それと、ちょっと待って」 店長の手が不意に伸びてきて、私は背筋を緊張させる。 「襟が曲がってたよ。これでよし」 「あっ、ありがとうございます」 まさかドキドキしたとも言えず、私はそそくさとその場を離れた。 店の忙しさは予想を遥かに上回るものだった。公休日にもかかわらず、店長が出勤せざるを得ないことにも頷けた。そして開店後に痛感するのは、どう足掻いてみせても私は未だ駆け出しのスタッフでしかないということだった。 トレーいっぱいのワイングラスをパントリー内に運び込んできて、自分の肩がガチガチに固まっていることに気づいた。もちろん店長はそれを見逃さない。 「米津さん、緊張してる?」 「はい、……ちょっとだけ」 「落ち着いて」 「はい」 「深呼吸」 「はい」 「よし、笑って」 「はい」 「うん、ちゃんと出来るじゃん」 褒められると嬉しくて、肩をすぼめて笑う。すると店長も薄く笑って、「このっ」と私の顎をつまんだ。そうしていると、ピコピコと呼びベルが叫び出す。 「ほら、行っといで。四二卓がお呼びだよ」 「はいっ」 深呼吸して、笑顔。背筋を伸ばしたら、私も一人前のスタッフにまた一歩近づく。 帰り際のお客様にデジタルカメラを手渡されて、緊張しながらも「はい、チーズ」とシャッターを押す。お客様に「ありがとう、お姉さん」「ごちそうさま、お姉さん」「頑張ってね、お姉さん」と声を掛けられるのはとても嬉しいことだった。 その日の一大集団をそうしてエレベーターのところでお見送りして、少し気が大きくなっていたのかもしれない。次にワイングラスを載せたトレーをパントリーのワゴンの上に置こうとした時、手が滑ったというのではない、にわかに手元に違和感を覚えたかと思うと、ワイングラスが一斉に床へ雪崩れていった。 「――――――――」 頭の中が真っ白になって立ち尽くす私のところへ、クラッシュの音を聞きつけた店長が駆けつけた。慌ててしゃがみ込み、破片を拾おうとすると、店長はそんな私を制止して「危ない。君はホールに戻って」と言う。私は泣きそうになって店長に背を向けた。 ああぁ私はただ早川店長の役に立ちたかっただけなのに、がっかりさせてしまった。けっきょく私は足手まといになるだけなのだ――なんてこと! しばらくしてホールからパントリーを覗くと、グラスの破片はすっかり綺麗になっていて、店長は電話を片手に涼しい顔をして予約台帳に書き込みをしていた。私は怖気づいてパントリー内に入れなかった。 「僕はあとY棟の店に少し顔出したら帰るから。頑張ってね、米津さん」 店長がそう言ったのは、店の混雑もだいぶ落ち着いてきた頃のことだった。 「お疲れさまでした。それと、……ごめんなさい」 「ん、何が?」 「ワイングラスです。たくさん割っちゃって」 肩を落としてそう言うと、店長は少し考えるような素振りをしたのち、「あぁ、そんなこと」といったふうに首を横に振った。 「形あるもの、いつかは必ずなくなるものだからね。もう過ぎたことは気にしてもしょうがないよ。大切なのはミスを繰り返さないこと。……それと」 びっくりするくらい優しい顔で、店長は言う。 「米津さんは笑顔でいなきゃ。君が仕事を心から楽しいと思って、それで笑って働いてたら、僕たちスタッフも、もちろんお客様も自然とそうなるんだから。君の笑顔がみんなを幸せにするんだよ。だからほら、笑って、ほら」 曖昧に微笑み返すと、店長は「うん、そうそう」と言って、手を振りながらエレベーターに乗り込んでいった。 そう言われたからには、もう笑顔で頑張るしかなかった。勤務は残り一時間半。 私は料理を運び、ワインを開けた。グラスを下げ、食器洗浄機を回し、皿を片づけた。お客様を席へ案内し、注文を聞いた。テーブルクロスをたたみ、テーブルを拭いていたところで、他のスタッフに声を掛けられた。 「米津さん、もう上がりの時間ですよ」 「そうなんですか? 十時までだと思っていましたが」 「頑張っていたから少し早めに帰れるようにと、早川店長が言っていたので」 「それは知らなかったです。……お疲れさまです、ありがとうございました」 「はい、お疲れさまでした」 狭い更衣室で制服を脱ぎ、まとめていた髪を解いたら、あまりにも呆気なくいつもの私になった。姿見の前で、少し笑ってみる。ぎこちない、不格好な笑み。どう考えても一人前のスタッフには程遠かった。 「――――――――、?」 ふと更衣室の外から店長の声が聞こえた気がして耳を澄ませる。そんなはずはない。いよいよ自分に苦笑いを漏らしてパントリーの奥にある更衣室の扉を開けると、しかしもちろん、店長がそこにいるわけもなかった。 まだホールに残っているスタッフたちに挨拶をしつつ、私はなんとなく重い足取りでエレベーターへ向かう。この店が地上八階にあるせいでエレベーターにはいつもだいぶ待たされるのだけれど、この時限りは扉がひとつ開いていた。 「あ」 違う、内側から「開」ボタンを押し続けている早川店長が、扉を開けているのだ。驚いて足を止めた私は、しかし店長の「どうしたの? 早く乗って」という言葉に促され、慌てて乗り込む。一歩後ろからその背中を見上げると、店長はずいぶん背が高かった。ムースでがっちり固めた髪が、少しだけ疲れていた。 「これからまたY棟へ行かれるんですか?」 「もう帰るよ。今日は休みの日なんだから、これ以上働きたくないよ」 「いつもどうやってお店まで来てらっしゃるんでしたっけ?」 「いつもは自転車。でも今日は休みの日だから、電車。それと、僕にそんなふうに丁寧な言葉でしゃべらなくていいよ」 私はそれには答えず、体を横に揺すった。エレベーターが一階に着いた。 「一緒に帰ってもいいですか?」 店長はそこで初めて振り向いた。「うん。いいよ」 長いような短いような道のりの中で、私は店長と何を話したのかよく憶えていない。大したことは何も話題に上らなかった気がする。店長は古い借り部屋の雨漏りが多くて大変だと言って、私はフランス人がカエルを食することについて話した。つまり本当に大したことのない話だった。ただ、なんとなく楽しかった。 「そういえば、店長はどこの駅までですか?」 私がカエルの話を中断したのは、ホームの電光掲示板を見上げた時。「F橋まで」という返事を耳にして、私は少し首を傾げた。 「私、S浜までです。S浜、快速列車は停まってくれないんです。この快速の次、八分待つと普通列車が来るはずなんですけど」 店長は自分を見上げるアルバイトの小娘をなんとも言えない表情で見下ろした。 「あ、あー、なんだそれ。ちょーめんどくせぇ」 「ああっ、店長、面倒くさいですって。ひどいです。どうぞ先帰ってください」 「あーもう。分かってる分かってるったら。僕がそんなことするわけないでしょ」 それは風の強い日で、人数も少ないホームの隅に立つ私たちは吹きつける風をまともに浴びた。快速列車を無駄に見過ごしたのち、店長は少し背を丸めてしきりに「寒い。寒い」と言った。当てつけだろうかと半ば思いながら、半ば面白がって「寒いですね。寒いですね」と返事をしていると、背中に柔らかな重みを感じて私はにやにや笑いをやめた。 「あー寒い。ほんと寒い」 そっぽ向いた店長の、深緑のパーカーに包まれた細い身体はいかにも寒そうだった。私は両手でペールグレーのカーディガンの襟元を握りしめた。ほのかに、ぬくもりが残る。 「あったかいです、店長」 この不思議な人は、時々、まるで私が自分はお姫様なんじゃないかと思ってしまうような錯覚を起こさせる。そのたび私は考えた。どうにかしてそれに応えたい。とにかく今はまだ、がむしゃらに頑張るだけだけれど。 「明日からもまた、よろしくお願いしますね」 店長はひとつ身震いしながら、「うん。よろしくね」と笑っていた。 答え:あなたは私をお姫様にしてくれる。だから、私はあなたを王子様にしてあげたい。 舞台はDリゾートホテル内にあるレストラン、最寄駅はM浜駅で、それから……と、無駄に不必要な設定や台詞がどんどん浮かんできて止まりません←
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e Elevetorpoliceman,~2 通称エレベーター馬鹿 エレベーター動画を批判する。 Eridanusjinshine Blizard3934のアカウント。
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チューターとは、平日放課後に、生徒への勉強の指導等にあたる、本校の卒業生である大学生のバイト。10人以上おり、それぞれ週2日ほど来ている。 概要 基本的に、大学生のバイトである。時給も普通のバイトよりは良いらしい。午後3時から6時までで、補習の担当をしたり、生徒の質問対応をしたりするなど、内容は多岐に渡る。 毎年高1に希望者向けの講座を開いている。教科は数学と英語。 ちなみに、チューターになる条件のうちの1つに、「MARCHレベル以上に合格」があるんだそう。それって下手をすれば3割以上は該当するのでは…… とにかく、世間一般的に「高学歴」と言われる人たちなのである。 その他 チューターの一覧は、大学・学部名と共に一覧としてどこかに掲示されている。掲示場所はよく変わる。ある時は南館1階に、また別の時にはアメホにあった。 チューターの中には、「東京大学理科一類」や、「早稲田大学基幹理工学部」など、最難関大学に進学した人も。