約 840,583 件
https://w.atwiki.jp/elzalead/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/801.html#id_30dcdc73 また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/renst/pages/1522.html
クロスギャザー ザ・ファーストエンカウント 2009年6月下旬発売。 戦隊ヒーロー・仮面ライダー・メタルヒーローの3勢力を同時に収録したセット。 これ以降、クロスギャザーがレンジャーズストライクの主流になる。 新規カードにはマルチカテゴリ(多色)カードが登場。 新規参戦は「燃えろ!!ロボコン」と「仮面ライダーディケイド」。 その他、各エクスパンションでは参戦できなかった作品から数多くのユニットがカード化された。 高速戦隊ターボレンジャー・仮面ライダーディケイド・仮面ライダーZX・ビーファイターカブト・特急指令ソルブレイン等別作品のヒーローと競演した作品のカードが多数収録されている。 今回から2ndカードが消滅。特徴に何も付かないまま差別化が図られる事となった。 ライダーエクスパンションではカード名の「仮面ライダー」の字は小さくされていたが、この弾から通常と同じサイズで書かれるようになった。 スターター専用カードの通し番号が一番後ろでは無くなっている。これにより、組絵カードがきちんと並ぶようになった。 今回から、レアに押される金箔の仕様が変更されている。カード名・BPは従来通りだが、SP欄と必要パワーの部分は中抜きになり、さらにカテゴリシンボルにも箔が押されるようになった。 前情報で雑誌にも載ったはずのブラックビートが何故か未収録。ブースターBOXの後ろにイラストだけ描かれている。 ブースター版 N50種、NR18種、R14種、SR12種の全94種+SC1種。 スターター版 専用SR3種、専用R3種。超電王に登場する新ライナーカードが付属。 スターター同梱内容はこちら このwikiではザ・ファーストエンカウントで再登場したカードにはナンバーの頭文字であるXGを便宜上付ける事とする。 ワイルドビースト XG-028[RS] アバレンオージ R(スターター専用) XG-029[RS] アバレブラックAM SR XG-030[RS] アバレキラーAM R XG-059[RK] 仮面ライダーブレイドKF SR XG-061[RK] 仮面ライダーカリス(XG) NR XG-062[RK] 仮面ライダーワイルドカリス SR(スターター専用) XG-063[RK] シャドーチェイサー XG-065[RK] ディケイド 龍騎 NR XG-067[RK] ディケイド ブレイド XG-078[RK] コピーベント XG-079[RK] アビスラッシャー アーステクノロジー XG-001[RS] バトルジャパン(XG) XG-003[RS] バルイーグル(XG) XG-004[RS] ゴーグルレッド SR XG-005[RS] ダイナレッド(XG) XG-010[RS] レッドファルコン(XG) XG-019[RS] ターボマシン NR XG-020[RS] ターボロボ R(スターター専用) XG-044[RK] 仮面ライダーV3(XG) NR XG-046[RK] Vマシーン(Vジェット) XG-047[RK] 仮面ライダースーパー1 SR(スターター専用) XG-048[RK] 仮面ライダースーパー1・EH R XG-049[RK] スカイライダー NR XG-050[RK] ライダーシンドローム NR XG-051[RK] 仮面ライダーZX(XG) NR XG-066[RK] ディケイド ファイズ NR XG-088[RM] バイクル XG-089[RM] ファイヤー SR XG-090[RM] ウォルター XG-092[RM] ソルブレイバー R XG-093[RM] ソルジャンヌ XG-099 ガンツ先生 NR XG-100 ロボコン R オーバーテクノロジー XG-002[RS] デンジレッド(XG) XG-006[RS] レッドワン(XG) XG-008[RS] レッドフラッシュ(XG) XG-015[RS] 宇宙警察 XG-016[RS] サイレンダーRM R XG-017[RS] シグナルマン R XG-018[RS] サイレンダーPM XG-070[RK] ディケイド カブトRF XG-071[RK] ディケイド 電王SF NR XG-073[RK] 仮面ライダーザビーMF(XG) XG-074[RK] 仮面ライダーザビーRF(XG) XG-076[RK] ディケイドライバー XG-077[RK] 仮面ライダーディケイド SR XG-082[RM] ブルホーク XG-083[RM] 宇宙刑事シャイダー SR(スターター専用) XG-085[RM] ダイアナレディ XG-086[RM] スピルバン SR SX-001[RK] 仮面ライダー電王超CF SC ミスティックアームズ XG-009[RS] レッドマスク(XG) XG-012[RS] レッドパンチャー XG-013[RS] キングピラミッダーPF NR XG-014[RS] キングレンジャー SR XG-035[RS] 兜折神 XG-036[RS] 舵木折神 XG-037[RS] ダイテンクウ NR XG-038[RS] シンケンゴールド SR XG-039[RS] テンクウシンケンオー R XG-040[RS] 虎折神 XG-052[RK] 仮面ライダーアギトTF R XG-053[RK] 仮面ライダーアギトBF XG-054[RK] 仮面ライダーアギトSHF SR XG-064[RK] ディケイド アギトGF XG-068[RK] ディケイド クウガMF R(スターター専用) XG-069[RK] ディケイド 響鬼 XG-072[RK] ディケイド キバ ダークアライアンス XG-011[RS] 巨大バッカスフンド NR XG-026[RS] ヤミマル R XG-027[RS] ウーラー兵 XG-033[RS] 害地大臣ヨゴシュタイン XG-034[RS] 害気大臣キタネイダス XG-042[RK] 十面鬼ゴルゴス XG-043[RK] カメバズーカ XG-045[RK] イカファイア XG-055[RK] マンティスロード XG-056[RK] 水のエル XG-057[RK] ブラックファング XG-058[RK] ウルフアンデッド XG-060[RK] コーカサスビートルアンデッド XG-084[RM] マッドギャラン SR XG-087[RM] 少女仮面ヘルバイラ XG-091[RM] ブライアン R マルチカテゴリ XG-007[RS] チェンジドラゴン(XG)■■ NR XG-021[RS] ブルーターボ■■ XG-022[RS] ピンクターボ■■ XG-023[RS] レッドターボ■■ R XG-024[RS] イエローターボ■■ XG-025[RS] ブラックターボ■■ R XG-031[RS] ゴーオンレッド(XG)■■ NR XG-032[RS] ゲキレッド(XG)■■ NR XG-041[RK] 仮面ライダーアマゾン(XG)■■ NR XG-075[RK] 仮面ライダーダークキバ■■ SR XG-080[RK] 仮面ライダーアビス■■ R XG-081[RM] 磁雷神■■ XG-094[RM] ビーファイターテントウ■■ NR XG-095[RM] ビーファイターカブト■■ SR XG-096[RM] ビーファイタークワガー■■ R XG-097[RM] ビーファイターアゲハ■■ XG-098[RM] 猛毒鎧将デスコーピオン■■
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/4273.html
シヴエルのエレメンタル SR 闇文明 (8) クリーチャー:ハイ・エレメンタル 8000 ■サクリファイス(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャーを好きな数選んで破壊してもよい。そうした場合、破壊したクリーチャー1体につき、次のSR能力を使用する) SR-コスト7以下の、闇以外のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 ■W・ブレイカー 作者:黒揚羽 ぐりぐらさんのサクリファイスをお借りしました。クリーチャーの総数は増えませんので、出したクリーチャーの能力を使うことで生かしたいです。 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/398.html
エル・ファシル・ナショナリズムとはエル・ファシル星系共和国民の権利擁護、エル・ファシル星系共和国の自由惑星同盟脱退などを唱える思想である。エル・ファシル民族主義とも言う。 概要 自由惑星同盟における星系ナショナリズムのエル・ファシル星系版である。宇宙歴796年時点で星系議会や惑星議会で一定の議席を確保するなど侮りがたい勢力を持ち、(40話)ハイネセン主義に基づく改革をエル・ファシル星系で推し進める財政委員会、またこれに反対する反改革派とその背後にいる国防委員会の双方に反発している。つまり、自由惑星同盟政府によるエル・ファシル星系共和国への干渉に左右を問わずに反対している。(41話) この思想は宇宙歴796年時点のエル・ファシル星系政府与党である地域政党エル・ファシル独立党にも強い影響を及ぼしていることが作中の記載からもうかがえる。独立党の幹部党員であるエル・ファシル星系教政府教育長官ロムスキーは高名な反政府活動家五名の写真を執務室に飾っていること、エル・ファシル星系政府前農業長官ゴルチノイが海賊やテロを「憲章に定められた正当な抵抗権の行使」と発言したこと(43話)はその類例である。 また、エル・ファシル・ナショナリズムはこうした合法政党だけではなく、武装闘争を辞さない過激な分離主義過激派組織エル・ファシル解放運動(ELN)をも生み出した。特に宇宙歴791年惑星エル・ファシル攻防戦による惨禍の絶望、復興事業に消極的な中央政府への反感などがエル・ファシル・ナショナリズムをより過激化させた(13話) 。宇宙歴796年のエル・ファシル七月危機を引き起こしたエル・ファシル革命政府において最大勢力であったプラモート・グループの急速な拡大はこの被害を抜きには説明できない。(45話) 自由惑星同盟政府はその後も財政委員会の象徴と言えるジョアン・レベロ、国防委員会の象徴と言えるヨブ・トリューニヒトに引き継がれており、エル・ファシル・ナショナリズムが沈静化する様子はなさそうである。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10960.html
登録日:2011/05/14 Sat 22 30 30 更新日:2024/08/09 Fri 15 35 57 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 Magic the Gathering いすゞのトラックではない エルフ エルフ耳 エロフ コメント欄ログ化項目 ソウルサクリファイス ドラゴンクエストX ハイファンタジー ファンタジー リンク ロードス島戦記 ロード・オブ・ザ・リング 亜人 亜人種 参考資料の豊富な項目(だった) 妖精 安心のTony率 属性 愛のある項目 指輪物語 森の妖精 森人 種族 萌え要素 目次 概要 主なエルフの分類エルフ ダークエルフ ハイエルフ ハーフエルフ 共通の特徴 余談 各ジャンル・作品におけるエルフたち「指輪物語」のエルフ 「ウォーハンマーシリーズ」のエルフ 「The Elder Scrollsシリーズ」のエルフ 「ダンジョンアンドドラゴンズ」のエルフ 「Magic the Gathering」のエルフ 「Shadowverse」のエルフ 概要 エルフとは、ゲルマン神話に起源を持つ、北ヨーロッパの民間伝承に登場する種族。原文では「elf」複数形は「elfs」「elves」。 エミール(天地神)の躯のうじ虫、元ネタは地衣類。設定や性格もいろいろ。 様々なファンタジー作品において登場する代表的種族の一つである。 ……のだが、それはともかくここはアニオタwiki。 わかってる。おまえらが求めてるものはわかってるともさ。 では以下からどうぞ。 主なエルフの分類 【概要】(画像は外見上それっぽいキャラなので、実際は違う場合あり) エルフ 画像出典 シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンズ 2007年4月~6月までTOKYO MXなどUHF各局で放送/全13話 ©SEGA 最も一般的なエルフの一族。ウッドエルフ、フォレストエルフ、森人とも。起源はライトエルフ(ljósálfar)である。 森に集落を形成して生活し、短剣や弓を武器とすることが多い。 森に親しむ自然主義者で、火や金属を使いたがらず、機械文明を唾棄するほど嫌っていることも珍しくない。 金属に関しては、稀に体調不良に繋がるためにそれらを含んだ装備を身に付けられないばかりか、近付くことすらままならないとする作品もある。 また、自然主義からの連想か、菜食主義で肉は食べない、もしくは体質的に食べられないとするものも。 争いを好まず平和的な一方、他種族には排他的で、自らの領土を荒らすものには容赦がない頑固者という事も。 肉体的には脆い面を持つものの、弓矢を主とする遠距離武器に関しては天才的だったり、魔法に長けていたりする設定が多い。 また、作品によっては「エルフは男女問わず美形」とするものも。 総じて人間より長命とされることが多く、数百年から数千年単位で生き、それによって人間とは時間の感覚が異なることもある。 善の気質を持つ。 肉体面では、髪は金・緑等が多い。 プロポーションに関しては、清楚、高潔を反映してか美乳・貧乳でスレンダーなことが多いが、当然のように巨乳のエルフもいる。 ダークエルフ 画像出典 ロードス島戦記(OVA) 1990年11月21日~1991年12月21日までパック・イン・ビデオからリリース/全13話 ©水野良・グループSNE・角川書店・丸紅・TBS その名のとおり闇のエルフ(døkkálfar)。 闇の魔法を得意とし、総合能力も高め。 肉体面では髪は白髪・銀髪、皮膚は日本では今も褐色が多いが、日本国外では非実在的な肌色(青など)が支配的な傾向になりつつある。 エルフに比べると態度は物腰柔らかにして性に奔放だが、『ダーク』と付くだけあって表向きは味方でも腹の中が分からない曲者であることも。 プロポーションは強欲・色欲といった暗黒面を象徴するのも珍しくないだけあって貧・巨の割合は断トツで巨乳が高く、エロ担当の時もしばしば。 ドイツ弁がドワーフ、元ネタが茸類。 ハイエルフ 画像出典 ロードス島戦記(OVA) 1990年11月21日~1991年12月21日までパック・イン・ビデオからリリース/全13話 ©水野良・グループSNE・角川書店・丸紅・TBS 一応は名前のようにエルフの上位種の扱いで呼ばれている事が多いエルフの種類。ぶっちゃけよくわかんない 『上位種』が指すところは様々で、長命なエルフの中にあってなお旧く永く続く血族だったり、単純に能力などがエルフのそれを上回っていたり。 「ダークエルフがエルフよりも強い」とする作品では、そのダークエルフと同等の力を持つエルフがハイエルフと呼ばれるとするパターンも。 気質はエルフとそう変わらないことが多いが、通常のエルフよりもさらに長い寿命を持っていて実際に長く生きている場合、 永い時を過ごすうちに精神が摩耗したかの如く、悟りを開いたように落ち着いている性格であることも。 ハーフエルフ 画像出典 ゼロの使い魔 三美姫の輪舞 3話より 2008年7月6日~9月21日までTOKYO MXなどUHF各局で放送/全12話 ©2008 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔制作委員会 人間とエルフの混血。 エルフといえば女性というイメージがあるのか、多くは父が人間で、母が人間というのはレアケース。 混血故にどちらとも付かない立場から人間・エルフ双方から疎まれ、迫害されていることが多く、 受け継いだエルフらしい特徴(長耳等)を必死に隠して人間社会で暮らしているパターンも。 髪や皮膚の色などは「両親からどのように遺伝したか」によって様々で、強さも作品によってまちまち。 人間(あるいはエルフ)の血が混じったことで雑種強勢さながらに純粋な人間・エルフよりも能力が強いこともあれば、 逆に血が薄まったことで、純粋な人間・エルフよりも弱い能力しか持てず、中途半端であることも。 作品によっては、人間とダークエルフ、あるいはエルフとダークエルフの混血も「ハーフエルフ」と呼ぶものもあるが、 その場合も混血であることを疎まれ、人間・エルフ双方から迫害されていることがほとんど。 余談だが、「人間とエルフの両方の特徴を持つ」「当人に非がないことで差別される」「生まれに特別感が出る」など、 創作する側からすると都合の良い特徴が多くあるという側面も持つ。 共通の特徴 この4つが一般的だが、共通する設定としては、 容姿に恵まれている 長命(ハーフエルフだけは人間並みの寿命とするものもある) 自然を愛し、機械文明には疎い 弓矢や魔法が得意 あたりだろう。 だが、これ以外にエルフスキーが必ずおさえなければならない特徴がある。 それは、 エ ル フ 耳 だ。 エルフ耳とはエルフ独特の耳のことで、人間のような丸まった耳ではなく髪から飛び出るほど尖った耳のこと。 始祖はロードス島戦記に登場するハイエルフのディードリット。 ちなみにこれは当時ロードス島戦記の挿絵を描いていた出渕裕の創作発祥した物で、グループSNE内では「笹耳」などとも呼ばれてたとか。 なお、モチーフ元はアメリカ映画「ダーククリスタル」のゲルフリン族(やや獣人寄りの外見の種族)らしい。 彼女が今のエルフ像を作り上げたのだ。 これの何がいいかって尖り具合が素晴らしい。 海外のエルフ耳は尖ってはいるが日本のエルフ耳ほど尖ってはいない。人間の耳を少し尖らせたぐらいだろうか。 バルカン人やロミュラン人辺りの様な感じである(*1)。 しかし 日本のエルフ耳の尖りっぷりは最高だ。恐らく世界トップクラスの尖りだろう。 尖っていたらどうするのか?わかりきったことを聞かないでもらいたい。吸うに決まっている。 吸って舐めてしゃぶりつく。この一択だ。 チン○ンしかり、クリ○リスしかり、乳首しかり、人間は出っ張ったところを舐めたくなる本能がある。そこを突いた見事な耳と言えるだろう。 しかも、多くのエルフは耳が性感帯という素晴らしいものがある。悪魔の尻尾のようなものだ。 これは舐めない方が狂っていると言っても過言ではない。 エルフと言えば基本的には非力で魔法が得意というイメージがある。指輪物語等のファンタジー作品においても、何かしら神秘的な力を持っていることが多い。 白兵戦も可能なことが多いが、その場合上記の非力設定がある為か、武器は弓や短剣、細剣等を使用する事が多い。 なお、さっきも書いたが元々のエルフ(先祖)はダークエルフ。オークが出るまでのエルフは、 殺人は当たり前 強盗も当たり前 強姦は朝飯前 な性格で、今とは全然違っていたのである。 余談 ちなみに日本の有名な妖精絵師によるエルフがこちら。地下の秘密を知る者とされている。 エルフ耳をしゃぶるだぁ?コノヤロウ!てめぇの骨をしゃぶってやるよ! 画像出典 小学館入門百科シリーズ101 妖怪クイズ百科じてん 昭和54年12月31日初版第1刷発行 ©水木しげる・株式会社小学館 いすゞ自動車の小型トラック「エルフ」の由来はこちらのエルフ。今でいうドワーフのことで、「小さくて力持ち」という意味で命名された。 ついでに言うと天狗(妖怪)も海外ではウッド・エルフと翻訳されることがあるとか。 ……「エルフ!?」「エルフだと!?」「フェアリーではないのか!?」と思った貴方は、ニンジャスレイヤー脳になっていないだろうか?家族と話をしているだろうか? その他、ベルセルクの回復薬製造栗小妖精パックが、作中でエルフと呼ばれている。 「クリスマスのエルフ」なるサンタクロースの部下が、クリスマスが近づくと良い子の行状を調査しているという伝承もある。 日本ではあまり馴染みが無いが国によってはクリスマスの時期に仮装する程ポピュラーな存在らしく、 2022年12月17日にはペルーの首都リマで、突飛な格好をした集団が街を練り歩いていても誰も気にしないことを利用した麻薬捜査官が スレッジハンマーエルフに扮し麻薬密売人のアジトにカチコミをかける という冗談みたいな作戦が実行されている。 各ジャンル・作品におけるエルフたち 特に代表的なものや特徴的なものを以下に取り上げる。 「指輪物語」のエルフ 最も有名で、多くのファンタジーにおけるエルフの原型、元ネタとなった例でこの作品によってエルフという種族が有名になった。 ほとんどのエルフのイメージはトールキン風のエルフといっても過言ではない。 中つ国に住まう自由の民の一つで、万物の父「イルーヴァタール」によって、アルダにおける最初で最善のものとして創造された種族である。 著しい肉体損傷が無ければ死なず、背は高く、肉体は強靭で疲れを知らない。そして彼らは聡明であり、善良である。その外面も美しく、また美しいものを多く見いだし、多く作り出した。 彼らは更に長寿命であり、 生まれれば老いて死ぬ事は無く、外的要因や病死での原因を除けば世界の終末まで存在し続ける。 最初は一つの種族であったが、エルフらが西方への旅の途中で多くの種族に分裂している。多くのエルフ種族の中でも最も有名なのが「 エルダール(Elder) 」である。 これ以外に「アヴァリ(Avari)」と呼ばれるグループも結構いるのだが、中つ国の人間やホビットとの接触が少ないため 「ホビットの冒険」とその続編である「指輪物語」、そして外伝作品である「シルマリルの物語」等に登場するエルフは皆エルダールであり、エルフにまつわる物語は常にエルダールの視点から語られている。 また、ハイエルフとダークエルフの区分もこの中つ国の物語内にあるが、現在のイメージとかなり違い「西方の国『アマン』(*2)に行ったかどうか?」という区分になっている。 アマンに行った(エルダールの一部)もの→ハイエルフ(邦訳では「上(かみ)のエルフ」とも) アマンに行けなかった(残りのエルダール)か、行かなかった(アヴァリ)もの→ダークエルフ アマンに行かなかったものが「闇」とされたのは、アマンに光の木があってそれがエルフ達に印象深かったため、「光に会ったもの」「会わなかったもの」というようなイメージで、 冥王サウロンとは特に関係はないし、ダークエルフが光に弱いなどといったような事はない。 ハイエルフのほうが魔法などの知識が優れているが、これはアマンでヴァラールやマイアールという人間から見て神や精霊のような力を持つ種族から教えを受けたため。 現代日本でいうと「大学を出たかどうか?」のようなもので「大学(アマン)に行ったほうが専門知識を学べた」といったようなものである。 そして大学に行けなくても独学で勉強した人間がいるように、レゴラスの一族(*3)のシンダールもアマンに行けなかったものの、ハイエルフやマイアールから教えを受けたので、 ダークエルフの中ではハイエルフに近いところがあるグループだったりする。 ちなみに「エルフの武器=弓」というイメージは古さや知名度から「指輪物語」のレゴラスの影響という説が有力だが、レゴラスが弓の名手なのは単純に住んでいる場所が狩人の里(*4)なため。 また中つ国のエルフは野菜を多く食べる描写が多いものの肉を食う者もおり、狩りで得た獲物に感謝して食べることもある。 「ウォーハンマーシリーズ」のエルフ 英国ゲームズワークショップ社の展開するミニチュアゲーム兼SF/ファンタジー作品として有名なウォーハンマーシリーズにも初期作品からエルフが登場している。 ウォーハンマーシリーズにおけるエルフは指輪物語からモロモロ影響を受けており初期は独自性が少なかったが、シリーズを追う事に独自の解釈や差別化が図られていく。 ここではシリーズ別にエルフ種族の紹介していく。 「ウォーハンマーFB」 ウォーハンマー最初の作品であり、ウォーハンマー世界における古参種族として描かれている。〈旧き者〉(オールド・ワンズ)といいう謎の古代種族によって生み出された種族の一つで、背が高く、長寿命で美しき容姿を持つ。 魔術が使用でき、高い身体能力を持っているが、傲慢で他種族を見下す傾向が見受けられる。 元々は「オールドワールド」と呼ばれる大陸に住んでいたが、ドワーフ族との戦争である「髭戦争」によって大陸を追い出されてしまい、「ウルサーン」と呼ばれる島大陸に住まうようになる。更に内戦などでエルフたちは3つの種族に分かれてしまう。 ウルサーンに住まう高貴な正統派エルフ「ハイエルフ」、暗黒大陸ナーガロスに住まう邪悪な非道エルフ「ダークエルフ」、オールドワールドにあるアセル・ロゥレンの森に住まう「ウッドエルフ」が存在する。 「ウォーハンマーAoS」 ウォーハンマーFBの続編。ウォーハンマー世界が崩壊し、新たな多次元世界「定命の諸領域」(モータル・レルム)を舞台にした戦いが繰り広げられる。 この作品ではエルフは「アエルフ」と呼ばれており、前作同様に複数の種族に分かれている。光の領域に住まう山エルフ「ルミネス・レルムロード」、海底に住む海エルフ「イドネス・ディープキン」、影の領域に住む危ない闇エルフ「ドーター・オヴ・カイン」に分かれている。 「ウォーハンマー40K」 西暦40000年を舞台にした過酷な宇宙戦争が描かれている作品。上記の2作品とは全く関係ない独自の世界が構築されている。 本作におけるエルフは「アエルダリ」と呼ばれる宇宙エルフであり、 人類よりも長い寿命や高い能力、そして強力なサイキック能力を持つ宇宙人として扱われている。 そして傲慢な性格を持ち、他種族を見下しうぬぼれている。 かつては銀河を征服し、一大文明を築いた一つの統一された種族であったが、その傲慢さとうぬぼれが原因となって文明は崩壊。 恐るべき邪神「スラーネッシュ」を生み出し、アエルダリ種族は現在様々な派閥に分かれている。巨大な宇宙船に乗って銀河を放浪し、禁欲的で古風な生活を送る種族「アシュルヤーニ」、他種族を搾取して痛みと堕落と悪徳を追い求める「デュカーリ」、謎めいた旅芸人勢力「ハーレクィン」、種族を再び統一し死の神を奉じる勢力「インナーリ」が主な派閥である。 「The Elder Scrollsシリーズ」のエルフ ベセスダソフトワークスの人気看板RPG。「ムンダス」と呼ばれる次元宇宙に存在する惑星「ニルン」、そこにある「タムリエル」と呼ばれる大陸とその周辺の小大陸、島を舞台にした冒険や物語が描かれている。 本作のエルフは人間よりも先にタムリエル大陸に入植したと考えられている。 人間族に比べて千年の長寿命、尖った耳と、吊り上がった眼を持つといったよくある特徴を持っている。 また、エルフは数種類の派閥が存在しており、信仰や文化、住む場所などが異なる。 また、ダークエルフ以外のエルフは、「エイドラ」と呼ばれる神のような上位存在の末裔だと考えている。 「ハイエルフ」 高い身長と金色の肌、長命が特徴的な種族。エルフ族の言語では「アルトマー」とも呼ばれる。 高貴ながらも傲慢さを持ち、良くも悪くも誇り高く間違ったことを許さない正義感の強い種族でもある。 タムリエル大陸の南西にある「サマーセット諸島」が故郷で、魔法の扱いに長けているのが特徴。 「ダークエルフ」 灰色もしくは黒い皮膚に、赤い目が特徴的な種族。エルフ族の言語では「ダンマー」とも呼ばれる。 元々は「チャイマー」と呼ばれる黄金の肌を持つエルフ種族であったが、種族内の問題によって呪いがかけられ、今のような姿となった。 故郷はタムリエル大陸の東に位置し、大陸で最も大きな火山レッドマウンテンを囲むモロウウィンドだったが、レッドマウンテンの火山噴火によって種族は、スカイリムから割譲されたソルスセイム島を始めスカイリム本土にも散らばって身を寄せる事態となる。 能力としては知性、魔力ともに優れ、炎に対する耐性と優れた身体能力を持つ。そのため、魔術師、魔法戦士、暗殺者としての適性がある。 「ウッドエルフ」 褐色の肌と小柄な体格、俊敏さが特徴的な種族。エルフ族の言語では「ボズマー」とも呼ばれる。 故郷は森林に覆われたヴァレンウッドであり、多くが樹上に家を建てて暮らし自然との調和を重視した文化を擁している。 能力としては動物を味方につける事ができ、俊敏かつ機転が利くために斥候や狩人、盗賊として活躍する者が多い。 また弓矢の扱いに長けるが、半面魔法に対する適正が低いために魔術分野は苦手。 「ダンジョンアンドドラゴンズ」のエルフ 世界で最初のRPGであり、今現在でも新作のTRPGが出ている世界で最も成功したTRPGシリーズである。 今現在では、ハスブロ傘下でマジックザギャザリングでおなじみの「ウイザーズ・オブ・ザ・コースト」が権利を買収し、新シリーズを展開している。 ダンジョンアンドドラゴンズは複数のシリーズが存在し、その中でエルフ種族が登場している。今回はその一例をあげる。 「クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ」 繊細な容ぼうと、とがった耳を持つ。すらりとして優雅な種族である。魔術と戦士の特性を持っているが、レベル上限が低く、さらにレベルアップに必要な経験値が大量に必要になるキャラとして知られている。 「アドバンス・ダンジョンズアンドドラゴンズ」 本作ではエルフ種族が5種類に分かれている。設定が細かく作られており、中にはプレイアブルでない者も含まれている。 「ハイエルフ」 5つの種族の中でも唯一のプレイアブル種族。 「ウッドエルフ」 別名「ジルバン」とおよばれ、森林の奥からほとんど出ることがなく、森や木々などの自然と共に過ごす種族。非常に排他的であり、自分たちの領域に入り込んだ他種族を、秘密保持のため抹殺することを厭わない引きこもり。 「アクアティックエルフ」 水中に住む海鮮系エルフ。肺呼吸と鰓呼吸が使え、陸上でも活動できるが肌が乾燥すると死亡する。 「グレイエルフ」 排他的で外界に興味を示さないエルフ族で、哲学的な思索に耽る知的な引きこもり。人間が反映する前にかつて栄華を極めた種族であったが、今ではその末裔がひっそりと住む。 「ドロウエルフ」 いわゆるダークエルフで、元々モンスター扱いで設定された種族である。 「Magic the Gathering」のエルフ カードゲーム『Magic the Gathering』では、一体ずつだと微妙ながらも、数が揃えば圧倒的マナブースト力と集団戦法で相手をフルボッコにできる性能を備えている。 「神の怒り」? そんなの知らん。 というか今は謎ビームを飛ばしてきたり速攻持ちの猛獣を使役したりしてくるので… 『小枝を踏み折れば、骨を折ってあがないとする。』だの『生命のように強靭で寛容。自然のように厳格で残酷。』というのはMtGのストーリーにおけるエルフ(特に鉄葉教団)の性質を端的に表している。 カードイラストが上の方の画像みたいな美女で「葦のようにほっそりとした体格と柔らかく上品な顔立ちを持つ、優雅な立ち振舞いのエルフの癒し手」という設定のヒロインが出てきたこともあったが、パワー5タフネス7という何間違えたようなパラメーター(*5)のフィジカルモンスターであった。 ストーリーにおいては、次元ごとに異なるが、大体森に集落を作る自然主義者で耳が長い長命人型種族という基本設定は健在。とはいえ次元によっては例外もあり、老化しない代わりに寿命が短かったり、港町に暮らしたり、1920年代ニューヨークのような街並みで暮らし、パーティを好むエルフもいる。 登場人物としては、フレイアリーズ(ハーフエルフ)、ニッサ、タイヴァー、グリッサ、葦のようにほっそりとした体格の5/7イマーラ等が有名。 「Shadowverse」のエルフ DTCG『Shadowverse』では、8つあるリーダークラスの一つに「エルフ」があり、専用のカードにはフェアリーや狼など、エルフ以外にも自然や幻想的な雰囲気をモチーフとしたものが多い。 このリーダーのデッキは低コストのカードをバウンスカードなどで使いまわすコンボデッキが基本で、そのターン中のプレイ枚数を参照してゲームエンドに持っていったり、 それまで破壊されたフォロワー(『MtG』でいうクリーチャー)の数が一定以上あれば爆発的なバフを得たりするカードがフィニッシャーになりやすい。 え、何?『冥府エルフ』?「過剰なストレス」?聞こえんなぁ。 追記・修正は長い耳にハァハァしながらよろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑普通のエルフが排他的な作品だったりするとそうなりやすいイメージ。開放的・俗っぽいとかそんな感じかな -- 名無しさん (2016-07-14 17 48 22) 近年のダークエルフは青肌も多い -- 名無しさん (2016-08-10 13 38 42) ↑2・3 エルフと仲良くなるために行動したら、ダークエルフと仲良くなってた的な話もたまに見る。 -- 名無しさん (2016-08-31 16 53 10) ↑2海外作品だと特にダークって物理的な暗闇をまず思いつくから「日に当たってないのが焼けてたら変だろJK」って判断が働くのか青白い肌のダークエルフが多いよね -- 名無しさん (2017-09-17 21 30 32) 『境界線上のホライゾン』には「長寿族(人間とほぼ同じ身体的特徴を持つが、その名の通り老化・成長が非常に遅く寿命が長い、いわゆる「エルフ耳」をしているのが特徴)」がいて、「エルフ耳を保護するためのカバーもある」という設定だったなあ -- 名無しさん (2017-10-13 20 52 37) エルフ=ファンタジーってくらい偉大な存在やね -- 名無しさん (2017-12-19 21 57 33) 一般的には森に住んでるイメージがあるのは知ってるけど、SW2.0が好きだから個人的にはエルフ=水の民というイメージが根強いなぁ・・・。 -- 名無しさん (2017-12-19 22 44 21) ダーククリスタルが元ネタの元ネタなのか。あの作品ってマジでファンタジー界に革命起こしてたんだな -- 名無しさん (2018-04-27 23 07 22) MTGのラノワールのエルフは凄かったな。パンクに傾倒した兄ちゃんがファンタジー世界に転生したみたいな姿だった -- 名無しさん (2019-03-06 00 22 25) 「合意していただけると思っていますよ。」 -- 名無しさん (2019-03-11 23 18 06) 「蜘蛛ですが、なにか?」のエルフは作中でも最低の種族。そもそも、種族と言っていいのかどうかも怪しいけど -- 名無しさん (2019-03-11 23 30 16) 旧SWだとハーフでもお気楽なのとか村ぐるみ人間関係恵まれて穏やかに育ったのとかもぽつぽついるな。 -- 名無しさん (2019-05-25 07 33 00) 水木御大の一筋縄でいかない感じ、好きw -- 名無しさん (2020-08-25 12 33 02) 水木しげる版は、自分が見た本だと、もうちょっとまともな人型してた気がする。 -- 名無しさん (2020-08-25 20 13 59) 『2分の1の魔法』には青肌だけどダークじゃないエルフが出てきたな。しかもなぜかインド系の顔。 -- 名無しさん (2020-10-01 06 09 40) ↑↑「水木しげるの妖精百物語」かな -- 名無しさん (2020-10-01 12 29 28) エルフと人間のハーフエルフなら多いが、ダークエルフと人間のハーフとかあんまりみなくね? いても人サイドもダークエルフ側も「まぁダークエルフだしな...」って意外とましな環境で育つから物語的に映えないのかもしれないが -- 名無しさん (2020-12-18 23 34 11) 地衣類のライトエルフに茸類のダークエルフ -- 名無しさん (2021-05-20 21 17 37) ハリポタのドビーとかも英語だとハウス『エルフ』なんだよな。外見は元々のエルフに近くてでも性格は魔法使い(人間)様万歳の社畜上等種族という中々見ないエルフ観 -- 名無しさん (2021-05-20 21 43 24) いすゞの人にとってはエルフを車にしたらああゆうイメージなんだな。まぁエルフなんかあのくらいのイメージだよな。 -- 名無しさん (2021-05-22 04 43 57) 「ドイツ弁がドワーフ、元ネタが茸類」これがわからん…どういう意味? -- 名無しさん (2021-08-05 14 55 01) 「ドイツ弁がドワーフ」 https //www.etymonline.com/word/dwarf 「古英語 dweorh, dweorg (West Saxon), duerg (Mercian)は中英語以降は消えていき、dwarfの使用は1770年頃以降にドイツ語から復活したようです」が元かな?「元ネタが茸類」はルーンクエストのブラックエルフ(ヴォララン)のことかな? -- 名無しさん (2021-08-05 21 28 45) ゼル伝の世界の人達は耳が尖っているので、全員エルフだと幼い頃勘違いしていたことがあった -- 名無しさん (2021-09-23 20 48 07) エルフを巨乳で描いてる奴はわかってない!みたいな書き方に見えるんだけど正直どうなん? -- 名無しさん (2021-09-23 21 28 50) ↑いかんでしょ。差し戻していいと思うけど -- 名無しさん (2021-09-24 21 38 06) 上の方の「エルフが鉄に触ると火傷する」って設定採用してたのに『ブランデッド~鋼の烙印~』っていう成人漫画があったな。人間とドワーフ以外は鉄に触れると火傷して治らない。主人公はハーフエルフなのでどっちの血が濃いのか確認のため、この火傷痕をつけられている設定。 -- 名無しさん (2022-10-01 18 57 53) ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-10-01 22 37 16) ログ化しました -- (名無しさん) 2023-02-22 19 21 27 アマンを大学に例えるのは秀逸だと思う。 -- (名無しさん) 2023-02-22 21 08 30 日本のエルフって独自進化を遂げたように見えるけど、実際はディードリットって突然変異の後追いでしかないのよね… -- (名無しさん) 2023-11-22 23 34 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dmseitokai/pages/372.html
《水の記憶》 水の記憶 UC ―文明 (4) 呪文 カードを二枚引く。 オリカ
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/440.html
エル・ファシル防衛部隊とはゲベル・バルカルの戦いでの敗北後、再編成されたエル・ファシル方面軍麾下の一部隊 概略1 結成 2 陣容 3 経緯 概略 1 結成 宇宙歴796年7月7日、エル・ファシル海賊討伐任務部隊エル・ファシル方面軍はゲベル・バルカルの戦いで首脳部と艦隊主力を失い、残存戦力を引き継いだヤン・ウェンリー准将はエル・ファシル星系へ撤退した。(42話)そしてエル・ファシル七月危機を引き起こした、エル・ファシル革命政府軍のエル・ファシル星系侵入を防ぐべく、エル・ファシル方面軍の再編成を行った。エル・ファシル防衛部隊はこのとき再編視された部隊の一つである。ヤン准将らが率いる宇宙部隊への兵站と惑星エル・ファシルの治安維持を担当した。動揺する二五〇万の市民、統治能力を失った政府、地上に隠れているであろうテロリストなどに備えた。 ヤン准将から司令に指名されたエリヤ・フィリップス代将はじめ、配属された代将九名はすべて反ヤン派であったため、「面倒な連中をまとめて地上に縛り付けようとしている」との憶測が流れた(43話) 2 陣容 「エル・ファシル防衛部隊」の陣容は以下のとおりである。 司令 エリヤ・フィリップス宇宙軍代将 副司令 サフィル・アブダラ地上軍代将 主要幕僚 主席幕僚オーブリー・コクラン宇宙軍大佐 次席幕僚アーロン・ビューフォート宇宙軍中佐 部隊司令部付 セウダ・オズデミル宇宙軍大尉 ウルミラ・マヘシュ宇宙軍中尉 シェリル・コレット宇宙軍中尉 ルチエ・ハッセル軍曹 ファフミー曹長 キロス兵長 バドボルド一等兵 各管区司令 第一管区 司令不明 副司令オハラ大佐 第二管区 司令モレッティ代将 第三管区 司令レアフ代将 第四管区 司令不明 副司令ヨハンソン大佐 主席幕僚ミョン大佐 第五管区 司令オロンガ代将 第六管区 司令不明 各部隊長 第八六五警備師団 師団長ウィジャヤ代将 第六三二航空団 司令フリッカー代将(*1) 第八強襲空挺連隊 連隊長不明 第二エル・ファシル自由師団(*2) レオポルド・シューマッハ義勇軍准将 3 経緯 司令官代行ヤン准将は麾下の全部隊に対し革命政府軍及びテロリスト以外への武力行使を固く禁じた。エル・ファシル防衛部隊から惑星エル・ファシルで暴動が拡大した場合の対応を問い合わせた際も、一切介入しないように指示した。通常、自由惑星同盟では文民政府からの介入要請は承諾することが慣例であったので、これは異例の措置であった。当然、エル・ファシル防衛部隊の指揮官たちの間では、ヤン准将に嫌悪感を持つものは反発し、穏健なものでも困惑した。もともとヤン准将とは思想的に相容れないエーベルト・クリスチアン中佐に至っては、独断で州政府の要請に応じて拘束された。その結果、惑星エル・ファシルでは海賊の侵入におびえる民衆がパニックに陥り、各地で暴動が発生した。エリヤ・フィリップス代将たちはヤン准将の命令と暴動鎮圧を求める文民政府や市民たちの板挟みとなり苦慮することになる。(43話)後にこの措置はエル・ファシル防衛部隊の戦力の集中、ライフラインの死守、そして防衛部隊に紛れ込んだスパイが暴徒鎮圧に出動した際、民間人を殺傷することを恐れたためだとヤン准将は説明した。(44話) 宇宙歴7月17日エル・ファシル革命政府軍のエル・ファシル星系侵攻に呼応して、惑星エル・ファシル上のエル・ファシル解放運動 (ELN)及び、エル・ファシル防衛部隊に潜入していたプラモート・グループの“スリーパー”(浸透工作員)たちが一斉蜂起した。エル・ファシル防衛部隊は“スリーパー”たちのテロリズムにより管区司令の半数が行動不能に陥る。しかし、フィリップス代将率いるエル・ファシル防衛部隊の堅い防備を崩すことはできなかった。エル・ファシル星域会戦でヤン准将がエル・ファシル革命政府軍を壊滅させた頃、惑星エル・ファシルでの混乱も収束した。こうしてエル・ファシル星系独立目前まで迫ったエル・ファシル七月危機は終結した。(44話) 作中に明確な記載はないが、エル・ファシル七月危機を鎮圧したのち解散したものと思われる。
https://w.atwiki.jp/tryedpage/pages/98.html
(第一章の文章は寄稿されていないため、第二章からになります) ソードワールドRPG完全版のエルダー・ドラゴンを倒せ 第二章 リプレイ「5人+5匹の鬼畜と鬼畜GM」 100D100 私は約束を守りました。ええ守りましたとも。前回のコンベンション部誌で「こうなったら次の部誌(コンベンション用)に続編を載せよう。」と書きましたよね?みなさんが約束していた気になっていたかどうかはともかく、こうして帰ってきました。え?「帰って来るな」?ああっ部誌を燃やさないでください!鍋敷きぐらいにはなりますから!過去の部誌と重ねれば枕にもなります! 今回は前回の考察の結果をリプレイ形式で実験します。あくまで実験であり、エルドラとの戦闘がメインになりますので、シナリオの方は期待しないでください。ちなみに、リプレイ形式ではありますが、PCが作戦通りに動かないと勝てるわけがないので、全PCとGMをこの私100D100が一人で操ります。つまり「脳内リプレイ」です。 では、これより始まるTRPG研史上最狂のゴミ(脳内)リプレイ「5人+5匹の鬼畜と鬼畜GM」を楽しむ努力をしてください。 ではキャラ紹介から クリティカル 器用度:28 敏捷度:28 知力:18 筋力:6 生命力:13 精神力:22 種族:グラスランナー 性別:男 年齢:40(外見20) 技能:レンジャー1 シーフ3 装備:キャット・クロー 魔法のスモール・シールド+3 コールド・クローク クイックネス・リング パリー・パリー スケープドール 解毒の指輪 無限のバッグ①×② 悪魔召還の壺 飛空のマント 淑女の仮面 軍馬+疾風の蹄鉄+勇気ある者の盾 まさしくSWクリティカルを連発するために生まれてきたグラスランナーシーフの鏡。すでに開発中に7連続クリティカルという快挙を成し遂げており、主戦力としての期待は十分。・・・つまり(使えるという意味で)まともな戦力はこいつ一人。男に対しては用心深いが、女性には親切というまあしょうがないんじゃねといった性格。け、決してサイコロで決めたわけじゃないからなっ。 アクシス 器用度:22 敏捷度:22 知力:22 筋力:16 生命力:18 精神力:22 種族:ハーフエルフ(人間育ち) 性別:男 年齢:30(外見15)出身:魔法使い 技能:ソーサラー2 セージ2 装備品:ソーサラー・スタッフ コールド・クローク クイックネス・リング パリー・パリー スケープドール 解毒の指輪 無限のバッグ①×② 悪魔召還の壺 飛空のマント 淑女の仮面 軍馬+疾風の蹄鉄+勇気ある者の盾 リンゲージ・リング ルーンの指輪 全古代語魔法のスクロール×∞ クリティカルを強化する役割その一号。無限のバッグ①×②に魔法の巻物を半無限個入れている。用心深くて「ばるばる」な性格。「ばるばる」の意味調べなきゃ。 ばるばる…どうやらTRPGのとあるキャラクターの名前らしい。ネットで調べたが、性格というよりも種族的特徴に近かった。 いくら「ばるばる」だからって、目から怪光線出したり触覚あるのはロールプレイがめんどいので、振りなおした(げっバレた?)。 結果、「用心深いのに元気爆発」という残念な結果に。ロールプレイどうすんだよー(泣)。 マーテル 器用度:22 敏捷度:22 知力:22 筋力:16 生命力:18 精神力:22 種族:ハーフエルフ(人間育ち) 性別:女 年齢:30(外見15) 出身:司祭 技能:プリースト(ラーダ)3 装備品:魔法のラージ・シールド+3×2 魔法のプレート・アーマー+3 クイックネス・リング パリー・パリー スケープドール 解毒の指輪 無限のバッグ①×② 悪魔召還の壺 飛空のマント 淑女の仮面 軍馬+疾風の蹄鉄+勇気ある者の盾 リンゲージ・リング 22点魔昌石×∞ アクシスの彼女(リンゲージ・リングをはめてるから)。背中の無限リュックに大量の魔昌石を入れている。ハーフエルフの癖にプレート・アーマーとラージ・シールド(しかも2つ)を装備する怪力。つくしんぼうのつもりだが、「笑顔を絶やさない」性格。・・・はぁ?。日本語としては矛盾しているが、振ったにしてはまともな性格になりそうだ(だから振るのやめろって)。 エフェクトス 器用度:24 敏捷度:24 知力:24 筋力:9 生命力:13 精神力:22 種族:エルフ 性別:男 年齢:100(外見25) 技能:シャーマン2 装備品:クイックネス・リング パリー・パリー スケープドール 解毒の指輪 無限のバッグ①×② 悪魔召還の壺 飛空のマント 淑女の仮面 軍馬+疾風の蹄鉄+勇気ある者の盾 22点魔昌石×∞ ファスト・フィンガー プラント・コマンド・ワンド コールド・クローク 植木 知力24という超天才シャーマン。善人のつもりだが、下品。ああ、エルフなのに・・・(それは偏見、『新米女神の勇者たち』のエルフはガキ大将だった)。植木は植物系精霊魔法を使うため。 アダマス 器用度:21敏捷度:13知力:16筋力:22生命力:28 精神力:32 種族:ドワーフ 性別:男 年齢:80(外見40) 技能:ファイター2 クラフトマン5 装備品:クイックネス・リング パリー・パリー スケープドール 解毒の指輪 無限のバッグ①×② 悪魔召還の壺 飛空のマント 淑女の仮面 軍馬+疾風の蹄鉄+勇気ある者の盾 勇気ある者の盾 魔法のプレート・アーマー+3(必筋37!!) 筋力も回避力も全て鎧にささげた壁役の鏡、防御力は45(うわあきもい)。勇気ある者の盾により軍馬が全滅した後のドラゴンの攻撃を一手に引き受ける。筋力オーバーしているため回避が0になった。人がいいがイヤミったらしい。 ゲームマスター 器用度:4敏捷度:4知力:4筋力:4生命力:4 精神力:4 種族:たぶん人間 生まれ:一般人 性別:男 年齢:15 技能:ゲームマスター-1 TRPGプレイヤー-1 ・・・そこまで卑下しなくても。100D100の基本人格。 ・・・よしっ。キャラ紹介だけで4枚埋めた!あとノルマまで8枚! シーン0:いきなり最終戦闘、これリプレイじゃねえ GM:では、リプレイ「5人+5匹の鬼畜と鬼畜GM」を始めまーす。 一同:わーぱちぱち。 クリティカル:脳内リプレイってどんな感じで進めんの? GM:ルールブックとキャラ紙見てニヤニヤしながら一人でぶつぶつ言ってる奴は素人。実際にはルールブックとキャラ紙を時々見ながら無表情にパソコンに打ち込んでいるだけだから、外から見ただけじゃ何やってるかわかんないよ。「脳内」だからね、外に漏れちゃいけないんだ。 アクシス:てか「素人」ってなんだよ!今回がTRPG研史上初じゃねえか!(多分) マーテル:え?石油王子とか石油王妃や石油第二王子は次期部長の脳内リプレイじゃないんですか? エフェクトス:それ言うなー!(一同笑) アダマス:今の「一同笑」って要するに一人笑いだよな?キモッ。 クリティカル:しっかり外に漏れてんじゃねえかっ。 GM:これ以上「オリジナル」を叩くな!自己批判で卓が終わるぞ! アクシス:あ、そーだそーだ。GM、キャラクターを自由に動かせるんだからちゃんと個別導入考えてるんだろーなぁ?「あなたたちはぱーてぃーです」って言ったらGMにとってかわって100D100の身体のっとってやる。「あなたたちはぱーてぃーではありませんでした。しかし、ばったりであっていきとうごうしてぱーてぃーをけっせいしました」もダメだからな! GM:はいはい。「あなたたちはパーティーではありませんし、意気投合もしてません。」 マーテル:意気投合してないとそれはそれでだめな気がします・・・。(笑) GM:「しかし、協力せざるを得ない状況です。あなたたちは出口のない洞窟のなかにいて、目の前に腹をすかせたエルダー・ドラゴンがいます。」 あ、洞窟の中は魔法かなんかで明るくなってるから、灯りはいらないよ。 一同:おい。 GM:へ? エフェクトス:GM、おまえ●●(放送禁止用語)。 アダマス:そんなに身体のっとられたいか? クリティカル:最早リプレイじゃねえじゃん。 アクシス:部誌のクオリティが今ので5分の1になったじゃねえか。 マーテル:いや、×0だ。もう敬語つかわねぇぞ。 GM:くっくっく。最初に「シナリオの方は期待しないでください」って書いたじゃん。それに、俺を乗っ取るならまずエルダー・ドラゴン倒したら?ぼやぼやしてると消されるよ? アダマス:「シナリオ」言うな!ただの駄文じゃねえか! クリティカル:しかたない、まずはエルドラを倒そう。GMはその後だ。 GM:物分りがいいねえ。敏捷力宣言。 クリティカル:28 アクシス:28、ひゃっはー、グラスランナーに追いついたぜ。 マーテル:28 エフェクトス:30、ひゃっはー、ハーフエルフども遅え。(笑) アダマス:13、軍馬たちは22ね。 GM:エルドラの敏捷度は10・・・・・・・・・・。 エルドラはともかく、なんでお前ら軍馬より早いんだよ!エルフがグラスランナーより早くなるな!(一同爆笑) アダマス:出た、「一同爆笑」。外から見てたらただの廃人じゃねえか。 クリティカル:まあ俺だってファスト・フィンガー使いたいんだけどさ、身体強化ができなくなるから。 GM:まあいいや。行動しろ。 エフェクトス:エルドラに《チャーム》使う。(ころころ)19. GM:かかるわけないだろ。 アクシス:俺はクリティカルに《フル・ポテンシャル》かける。(ころころ)成功。 クリティカル:やったー攻撃力10だー。 マーテル:私はエルドラに《ウィーク・ポイント》達成値+1でかける。(ころころ)失敗 GM:そういや前の原稿では物理攻撃の事しか考えてなかった(笑)。やべえ、お前ら死ぬかも。 クリティカル:とうとう俺の出番か、エルドラに強打、クリティカル値-1ね(ころころ)。 アクシス:当ててよ。 マーテル:当ててください。 エフェクトス:当てろよ。 アダマス:当てろ。 クリティカル:プレッシャーが・・・21。エルドラの回避点は20。俺がんばったよ。(一同拍手) GM:実際出目は11だしな。ここでダメージ出さないと次はないかもしれないぞ。 クリティカル:ふっ、期待値でクリティカるからな(ころころ)。 アクシス:せめてダメージ通してくれ! マーテル:できる限り致命傷にしてください。 エフェクトス:一撃で倒せ。 アダマス:ONE KILL。 クリティカル:無理だって!お、一回目は無事クリティカル。二回目は・・・強打してなきゃここで止まってた(笑)。三回目も無事クリティカル・・・17回目、出目5か・・・最後ショボい。 トータルで68点ダメージ。 一同:おおおおおおおおおおおおおおおおおおお(拍手)。 GM:・・・鬼畜過ぎる・・・多分TRPG研最高記録だ・・・・47点通った・・・一気に半分以上削られた・・・SWで出る数字じゃねえ・・・・。 アダマス:ふっふっふ、大したことねえなあ。次は俺が攻撃・・・防御専念だ。あと、エルドラの後ろに軍馬と一緒に回りこむ。 エフェクトス:回避力0だから正直意味ないんじゃね? アダマス:うるせえ!俺は自分のダイスを信じる!とりあえず軍馬たちも防御専念だ。 GM:ついにこっちの番か・・・。《エッグ・シェルター》使いたいところだけどそうしちゃうとエルドラが全快するまでお前ら最低10日は待たなきゃいけないし・・・。よし、勇気ある者の盾があるから・・・ふふ、エルドラの炎は前方半径30メートルに広がるんだぞ。 アダマス:GM、俺と軍馬は後ろに回りこんでるぞ。飛行のマントで移動力50だからな。 GM:は・・・しまったあああああああああああああああああっ。 勇気ある者盾があるから後ろを振り向いてブレスしちゃう!うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ! アダマス:まず軍馬たちは抵抗できない。俺は(ころころ)やっぱり失敗。ダメージこい。 GM:時間あるから軍馬も一匹ずつ処理しよう。(ころ×12)軍馬全滅、五頭目はクリティカルでケシズミ化。アダマスには19点のダメージ。 アダマス:くくくくく・・・・クヒャーッハッハハハハハハハー! 防御レーティング45!(ころころ)・・・・・・・。 マーテル:ど、どうしたんですかっ! エフェクトス:てめーもしかして・・・・・。 アクシス:1ゾロ振っちまったのかーーーーーーーーーーーー! アダマス:こくり。てへ。16点受けた。 マーテル:・・・・《キュアー・ウーンズ》を使います。三点回復。 エフェクトス:何なんだよGM!作戦とぜんぜん違うじゃねえか!あ、《チャーム》を達成値+2で三倍がけ。(ころころ)18. GM:無理だ。かかんない。 アクシス:きーっ、GM前の考察で魔法については何も考えてなかったろ!GM,洞窟の中だから《メテオ・ストライク》使えないよな? GM:そういや空が見えてないと使えないな、あれ。いいよ、天井が防弾ガラスでできている!・・・でもその状態で使うと隕石がガラスを割って全員に鋭い破片が降りかかるんだろうなあ。やっぱ駄目。 アクシス:じゃあ、みんなエルドラから離れろ。《デス・クラウド》使う(ころころ)15。まあどうせ精神力消費しないし。 クリティカル:あっという間に俺の番か・・・。強打(ころころ)20。 GM:当たった。とりあえずお前のダイス運がいいなら何とかなるな。 クリティカル:今度もクリティカル回してやる。(ころころ)あああ、16点。 GM:弾いた。もう終わりかな。 アダマス:素手攻撃で強打。(ころころ)はずれ。 GM:アダマスにブレス。とっとと焼き払う。 アダマス:(ころころ)失敗。もう一ゾロは振らない。 GM:(ころころ)24ダメージ。 アダマス:げ、死んだ。防御力45ってクリティカルしないしあんまし強くねーな。生死判定には成功したけど気絶する前に悪魔召還の壺使っていい? GM:どうぞ。 アダマス:(ころころ)ダブラブルグ召還!軍馬の盾を持たせる。みんな、すまん!ゴフッ。 クリティカル:死んだ―――! マーテル:《キュアー・ウーンズ》11倍がけで使います! GM:うそっ。あ、お前ら22点魔昌石半無限に持っているんだっけ。 マーテル:(ころころ)5点回復。 アダマス:すみませーん。まだ生きてました。 エフェクトス:《バインディング》・・って植木じゃあ小さすぎか、やっぱり《ホールド》使う。(ころころ)あ、1ゾロ。 アクシス:お前ら使えねー!《デス・クラウド》(ころころ)どうだ!8! GM:普通に失敗しているぞ・・・・。 クリティカル:今度こそ強打!(ころころ)外れた。 アダマス:もう俺は何もしない。ダブラブルグの後ろに隠れる。うそ、一緒に焼かれると困るから離れてる。 GM:じゃあシールドを焼いて悪魔を暴れさせよう。ブレス。 アダマス:(ころころ)失敗。HP:-9 生死判定失敗。あは。 一同:「あは」じゃねー! GM:悪魔が敵になった! アクシス:仕方ない!みんな!悪魔召還だ! エフェクトス:(ころころ)マリグドライ召還! マーテル:(ころころ)アザービースト召還! アクシス:(ころころ)ダブラブルグ召還! クリティカル:(ころころ)ラグナカング召還!よし、デーモン全員に勇気ある者の盾を持たせる!そしてシールドたちのほうに行かせる! クリティカル:今度こそ!「強打」!(ころころ)あ、出目3。 エフェクトス:マリグドライで暴走したダブラブルグを攻撃! クリティカル:ラグナカングで《ポイズン》!(ころころ)あ、抵抗された。 GM:ダブラブルグは死んだね。エルドラはマリグドライを攻撃する。23点ダメージ。 エフェクトス:お、耐えた。マリグドライまだ生きてる。 マーテル:もう一度エルドラに《ウィーク・ポイント》3倍がけ。(ころころ)あ、失敗。 アクシス:エルドラに《デス・クラウド》(ころころ)失敗。 エフェクトス:《ホールド》(ころころ)失敗。 クリティカル:強打(ころころ)はず・・・・当たり! クリティカル振るぞー!(ころころ)お?(ころころ)・・・おお(ころころ)うおおお(以後これが16回続く)あ、出目5か・・・・・トータルで75ダメージ。 一同:キタ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー―――――――――――――――――――――――― GM:・・・さすがに死んだぞ、エルダー・ドラゴン。 一同:終わったー! マーテル:いやークリティカルさん大活躍でしたね。 エフェクトス:俺たちの魔法はぜんぜん効かなかったけどなー。 アクシス:やっぱりグラスランナーは最強ってことだな!ま、俺の《フル・ポテンシャル》のおかげもあるけどな。 クリティカル:でもさあ、クリティカルが一回のシナリオで10回以上連続で出ることなんてそうそうないし単に運が良かったんじゃね? 幽霊アダマス:お前ら、誰の犠牲のおかげで無傷でいられたと思ってるんだ。 マーテル:そういやシールドさん死んじゃったんですね。 幽霊アダマス:口調にすごい諦観が出てるぞ。 アクシス:まあエルドラ退治したんだから神殿で蘇生してもらえるだろ。 エフェクトス:その場合このデーモンたちはどうするんだ? 一同:あ・・・・・・・・・・・・・。 以上でリプレイはおしまいです。リプレイと呼ぶのもためらわれるような内容でしたね。 今回の実験で、以下の事がわかりました。 ・ クリティカルの言うように、今回勝てたのは運のおかげ。 ・ 魔法の事を考慮してなかった100D100はバカ。 ・ 「勇気ある者の盾」作戦はけっこう役に立つ。 ・ どんなにクリティカル値を下げても、そう簡単に10回以上連続クリティカルが出るわけではない。 ・ 結局100D100の考えたプランではエルドラを倒すことはまずできない。 ・ よってこの原稿をキャラ作・戦闘プランの参考に絶対にしないように。 こんなところでしょうか。まあ、エルダー・ドラゴンを倒すには素直に経験点ためた方がよさそうです。 最後に、こんな駄文の権化を読んでいただいてありがとうございました。しかし脳内とはいえリプレイって大変ですね。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/421.html
◆ 「この中に、天道総司の名を名乗っている男はいるか」 病院に備え付けられたロビーのように開けた空間の中、ここに集った生存者が各々思い思いの時間を過ごすその空間に、相川始の声が響いた。 小さく、しかし確かな威圧と存在感を秘めたその声に、空気が張り詰める。 恐らくはただならぬ事情があるのだろうその問いに、真っ先に答えたのはしかし当人ではなく名護だった。 「始くん、先に聞いておきたい。何故君はその存在を探しているんだ?」 「……それを聞いて何になる」 名護の問いに答える義理はないとばかりに、始は鋭い視線を返す。 だが名護もまたただで退くつもりはないのだろう。 視線を交わした数瞬の後、折れたのは始だった。 「以前キングと戦った際、その男が剣崎を殺した犯人だと聞いた。本当の名前は他にあるが、今は天道総司を名乗っていると。俺はそいつを探し、剣崎の仇を取る」 「待て、君の事情は分かったが、今は皆で力を合わせるべき時だ。俺たち仮面ライダー同士が戦っている場合じゃないだろう」 「なら心配はいらない。俺はもとより、剣崎を殺したそいつにも……仮面ライダーを名乗る資格はないからな」 全てに迷いない始の言葉は、それだけ剣崎を殺した存在への怒りの強さを示していた。 大ショッカーとの戦いをすると決めたとして、それとはまた別の次元で、彼はきっとその下手人を許すことは出来ないのだ。 どう彼を説得すべきか、思わず苦悩した名護の背後から、ふと一つの声が届いた。 「もういいよ、名護さん」 仲間を守らんと始に対峙していた名護を制止する声が、響く。 思いがけず現れた一人の青年に名護が振り返るのと、始の視線が向かうのは同時だった。 「総司君、何故……」 「大丈夫だよ名護さん。僕はもう一人前の仮面ライダーだから。それに……これは、僕の責任だから」 名護の目を見て言い切った総司に、名護はそれ以上何も告げられなかった。 ただ一人の戦士として成長した弟子の背中を見送るように、総司を見守るしかない。 そして自身の前に歩み寄ってきた彼に対し、始の視線はギロリと色を変える。 「……お前が、天道総司を名乗るワームであり、剣崎を殺した男。間違いないな」 「そうだよ、僕が……剣崎を殺した」 「なら話は早い。表に出ろ」 始の言葉に、全て無駄はない。 表に出ろという言葉に含まれる隠喩は、流石の総司も知っている。 剣崎の仇を取るために、自分と戦え……つまりはそういうことに違いなかった。 そして総司は、それを理解した上で始に続こうとする。 剣崎を殺したという自分の罪を憎む存在がいるというなら、その咎を甘んじて受けるのも自分の役目ではないか。 だが、そうして過去の自身の罪を贖う為、一対一の決闘へと赴こうとした彼らの前に、立ちはだかる壁が一つ。 「待ちな、二人とも」 「翔太郎……?」 気障な仕草に、勿体付けた動作。 彼らの前にするりと滑り込むように現れたのは、彼らにとって浅からぬ因縁を持つ翔太郎の姿だった。 思いがけぬ新手の存在に、始は隠そうともせずその眉を顰める。 「……どけ、ジョーカーの男。お前に構っている暇はない」 「いーや、構ってもらうぜ。あんたにゃ一つ、絶対に訂正してもらわねぇとならねぇことがある」 「何……?」 翔太郎の吐いた予想外の言葉に、始は思わず聞き返す。 だがそれを気にする様子もなく、翔太郎は続けた。 「あんたさっき、自分は勿論剣崎を殺した総司も仮面ライダーを名乗る資格はねぇ……そう言ったな」 「それがどうした」 始にとってそれは、疑う余地もない事実だった。 木場を殺した自分もそうだが、剣崎ほどの仮面ライダーを殺した存在が、その名を名乗れる義理などない。 だがその始の答えを受けて、翔太郎はゆっくりと自身の懐から一つのバックルを取り出す。 始が見間違えるはずもない、それはまさしく友の遺品であり分身とも言える代物である、ブレイバックルだった。 「それは、剣崎の……何故お前が」 「ダグバと戦って奪い返したんだ。俺じゃなく、そこにいる総司が、命がけでな」 翔太郎の意外な答えを受けて、始は思わず背後の総司へと振り返る。 だがその視線には未だにこちらを射抜かんとするような敵意が含まれており、総司の緊張が解かれることはなかった。 見定めるように総司を睨むこと、おおよそ数秒の後、始は再び翔太郎に向き直る。 「……だからどうした。ブレイバックルを取り戻したとしても、こいつの罪が消えることはない。そんなことをしても、剣崎が戻ってくることはない」 「確かにな。けど……せめて認めてやってくんねぇか、こいつだって剣崎や俺らと同じ、誰かの為に命張れる仮面ライダーの一人なんだって」 鋭く交わされる、二人の視線。 他の介入を許さないその空間の中で、しかし始は揺らぐ様子もなく吐き捨てるように続けた。 「無理だと言ったら?」 「なら……俺はここでこれをぶっ壊す」 「翔太郎!?」 翔太郎が指したのは、他でもない今話題の渦中にあるブレイバックルだった。 流石の総司もこれには黙っていられないと飛び出しかけるが、彼の前に立つ始が意図せずそれを制止する。 果たして数舜の後、些かの苛立ちを含ませつつも、しかしその冷静さを保ったまま次の言葉を待つ始に対し、翔太郎は再び切り出す。 「始さん、俺はこのブレイバックルを、剣崎から受け継がれてきた仮面ライダーの正義のバトンなんだと思ってた。人から人へ、ずっと受け継がれていく剣崎から続くバトン。……けどよ、そう思えたそもそものきっかけは、これをダグバから取り返したのが他でもねぇそこにいる総司だったからだ」 とうとうと語る翔太郎に対し、始は何も告げぬまま黙って次の言葉を待つ。 まるでその先にある結論で彼という人間を見定めようとしているような、そんな不思議な眼差しと共に。 「そいつはよ、最初に俺と出会ったときは、自分で何をすればいいのかも分からねぇような半端モンだったんだ。それが色んな仲間の存在を知って、自分のした罪を数えて……今じゃ、立派に仮面ライダーの正義を胸に戦ってんだよ」 共に戦い、泣き笑いを積み重ねた、今までの時間を思い出しながら、翔太郎は言葉を紡ぐ。 きっと、言葉だけでは彼が思っている感情の半分も伝わらないだろう。 だがそれでも、彼はこのまま始が総司を仮面ライダーですらないと誤解したまま戦うことだけは、我慢ならなかったのである。 「そんな総司が、自分の罪を少しでも償おうと必死で取り戻したブレイバックルだからこそ、俺は意味があるんだと思ってる。だから例えあんたでも、その正義を否定するっていうなら……俺にとってこれは、何の意味もねぇ代物なんだよ」 ブレイバックルを翳しながら、翔太郎は始に問いかけるように言う。 そしてそれを受けて、始もまた思考を開始する。 一見すればこれは、翔太郎がブレイバックルを人質に脅しているようにも見える。 “ここで戦うことをやめなければ、お前の友の遺品を壊すぞ”と。 だが彼の狙いは恐らく――というより十中八九――そこにはない。 何故なら彼が持ちかけている要求は、あくまで総司を仮面ライダーとして認めぬまま戦うな、ということ。 先の自分の発言を何よりの侮辱と感じて、それをどうにかして取り消させようとしているのだ。 まったく以て下らないプライドだとも思うが、始にとってそれはあながち無視できる話でないのも事実だった。 まさしく今の今まで、彼は剣崎を殺した犯人を他者の名を騙る卑怯な愚か者であり、生き残っているとしても欺瞞を重ねた結果なのだとばかり考えていた。 故に、天道の名を騙っていることは勿論、剣崎を殺した事実すら彼らは既に承知済みだったらしいと察した時には、流石の始にも少しばかりの驚きがあった。 それどころかまさか、彼が仮面ライダーでないとするなら信じていた正義など嘘だとばかりにブレイバックルをさえ破壊しようとする翔太郎を前にしては、始とてその討伐に二の足を踏もうというものだった。 今一度振り返り、始は総司を一瞥する。 満身創痍そのものの肉体に、疲れが滲む顔。 しかしそのどちらすらも、彼は誇らしいとばかりに感じているのが傍目にも分かる。 きっとこれは翔太郎の言う通り、誰かを守るために奔走した結果なのだろうと、始ですら認めざるを得ないほどに。 目を細め、総司から視線を外した始は、翔太郎へと歩み寄りその手からブレイバックルを取り上げる。 奪ったわけではない。これを破壊することはないと、つまりは彼は確かに仮面ライダーだと、そう認めたことを示すためだった。 一転してくるりと翻り、始は総司の横を通り過ぎていく。 無論、これは決して彼を許したことと同義ではないのだと。 もし大ショッカーを倒し、ダグバを倒せばその時は、と。 そんな含みを、未だその鋭い眼に宿しながら。 「――ちょっと席を外した間に、どーいうことだ?」 始が適当な椅子に腰かけ総司が脱力するのと同時、どこか間の抜けた問いがその場に響く。 振り返れば、そこにあったのはどうやらユウスケの病室から戻ってきたらしい士の姿だった。 その後ろから一体何事だと駆けつけたユウスケと一条に対し何でもない、と翔太郎は首を横に振る。 少なくとも今のところ始の話を掘り返す必要もない。 後で彼には、また別の話を問いたださねばならないが。 ともあれ何事もなく収まったその場に対し、仲間全員の集合を認めたらしい男が一人、新たに話を切り出していた。 「――皆聞いてくれ。これから、ここにいる全員の首輪を解除したい」 戻ってきた士らが自分の座るスペースを確保するのを待つが早いか、フィリップは全員の注意を引き付ける。 彼の言葉が意味するところはつまり、大ショッカーによって彼らの首に取り付けられた銀の枷――変身を阻害し、そして大ショッカーに生殺与奪権の一切を握られている原因でもある、その首輪を解除するという提案だった。 それを受けてまず我先にと立ち上がったのは、意外にも真司だった。 「ちょちょ、ちょっと待ってくれよ。もしかしてそれって……俺たちの首輪を、外せるってことか?」 「あぁ、その通りだ。現にここにいる相川始の首輪は、既に僕が解除した」 フィリップの言葉を受けて、全員の視線が始へと集まる。 近寄りがたいその雰囲気から他者の接触を極力避けていたことから、彼の首に首輪がないことを今初めて知ったという人間も多かったらしく、その場に点々と驚愕の声があがる。 居心地が悪そうに視線を逸らした始をチラと見やりながら、次いで声をあげたのは総司だった。 「待ってよ、でもその始って人、さっきの放送で名前を呼ばれてなかった?どういうことなの?」 「あ、そーいえば……確かに、さっきの放送で名前呼ばれてたよな?」 「いや、真司も知らねぇのかよ……」 病院にいて状況を把握していない総司はともかく、一応ここに来るまで同行していたのにそれを知らない真司には翔太郎も呆れざるを得ない。 うるさいな、とばつが悪そうに頭を掻く真司を見やりながら、まぁ説明もしてなかったしね、とフィリップは仕切り直す。 「実は、首輪を解除する前に、皆に知っておいてほしいことがあるんだ。結論から言えば僕はこの場で、ここにいる全員の首輪を解除することが出来る。だが首輪を解除すれば……それはすなわち、この殺し合いでの死を意味する」 「死……って」 修二が困惑した声を漏らす。 今目の前にいる始は生きていないのか。それともそれは彼がアンデッドだから生きているだけなのか。 理解の追いつかない面々を前に、フィリップはかみ砕くように続ける。 「勿論、首輪を外しても直接死ぬわけじゃない。でも、大ショッカーが仕組んだこの殺し合いにおいては脱落することになる。そして、その世界の参加者が全員脱落すれば、それは――」 「自分がいた世界は崩壊する、という訳か」 全てを理解したらしい名護に、フィリップは頷く。 そして同時、全員が状況を理解する。 この場にいる参加者の多くは自分の世界で最後の一人という状況にまで迫られている。 すなわちもしも大ショッカーの言葉が真実だとした時、自分が守ろうとした世界は滅んでしまう……そういうことになる。 この結論は流石に予想していなかったのか、その場には重い空気が流れる。 だがフィリップはこうなることも全て承知の上で、再び口を開いた。 「……もし皆の中で一人でも首輪を外したくないという人がいるなら、僕は無理強いしたくはない。だからその判断を、皆に委ねたいんだ」 理想を求め大ショッカーの打倒に全てをかけるか、10もの世界を手玉に取れる強大な存在の言葉を信じここで止まるか。 果たして後者の答えを選んでも誰にも責められはしないと、フィリップは思っていた。 自分だってもし風都がなくなるのだとすれば、それは絶対に避けたい。 その為に戦う決意すら空回りかもしれないのに、全員に犠牲を強いることなど出来なかった。 だが決断に時間がかかるかと思われたその中で、悠々とフィリップに向けて歩を進める者が、いた。 「ま、俺は元々無所属扱いらしいからな。それにどっちにしろ、首輪を外さなきゃ奴らを潰せない」 「ディケイド……」 あまりにも心強い士の言葉。 思いがけず感情が込み上げるフィリップの一方で、目前にまで迫っていた士の身体が突如グラつく。 バランスを崩した理由は大したものではない。 彼の背後から、ユウスケが彼の肩を叩いたためだ。 「お前だけに良い恰好させるかよ、士」 「……勝手にしろ」 懐っこい笑顔を浮かべ彼に並んだユウスケの手をはねのけながら、しかし士の顔にはどこか喜色が浮かんでいた。 そしてそんな彼らに刺激されたか、今また立ち上がるものが一人。 「俺も、首輪を外すことに異論はありません」 二人の生みだした流れを無為にしないように、次いで立ち上がったのは一条だった。 彼にとってはこの場にいる全員自分が守るべき一般市民であることに違いはない。 故に彼らにそれほどのリスクを抱えさせながら自分はそれを犯さない、などというのは、彼にとって耐えがたい中途半端に感じられたのだった。 「俺も……賛成」 そして次にその流れに続いたのは、真司だった。 先ほどまでと変わらず頭を掻きながらも、しかしその瞳は迷いを断ち切った色をしていた。 「正直、俺のせいで世界が滅びるとか考えたら、やっぱそれは嫌だけど……でも、ここで大ショッカーを野放しにしておくのは、やっぱ違う」 きっとそれは、真司の中で元の世界の人々とここで出会った仲間とをどちらも重んじた結果編み出された結論なのだろう。 無論元の世界で待つ仲間もかけがえないものだが、それと同じくらいに翔一やヒビキら他世界の戦友とすら呼べる仮面ライダーの存在が、彼に戦う覚悟を与えたのである。 「僕も……決めたんだ。もうどんな命だって世界だって、救って見せるって、そんな仮面ライダーになって見せるって」 次いで立ち上がった総司は、そこまで言って名護を見やった。 疑念のない、信頼と確信だけを秘めた真っ直ぐな視線を前に、名護は苦笑しながら軽く膝を叩き立ち上がる。 「そうだな、大ショッカーがどんな力を持つとしても、9つもの世界に住む人々を見捨てる理由にはならない。そんな理不尽と戦うのが、俺たち仮面ライダーだからな」 総司に向けて頷きながら、名護もまたフィリップらの方へ向け歩き出す。 そうしていよいよまだ座っているのは……つまりはまだ首輪解除の意思を固めていないのは、残された一人だけとなっていた。 「修二……」 総司の小さな呼びかけに、しかし修二は俯いたまま答えない。 正直な話この場にいる全員、この条件を持ち出された際の最難関は修二だと、そう考えていた。 彼の目的は仮面ライダーのように正義の為戦うことではなく、家に帰ること。 すなわち元の世界にあるのだろう安住の地へ、無事帰る事だったのだから。 それがなくなるかもしれない戦いに、彼のような存在を無理強いすることは、やはり仮面ライダーの正義に反する。 だがそれでは大ショッカーに立ち向かう術すら失われてしまう……とそんなジレンマに彼らが陥りかけた、その瞬間。 修二はゆっくりと、しかし真っ直ぐにその場に立ちあがっていた。 「俺も……首輪を、外してほしい」 小さな声で、しかし明瞭に大ショッカーに立ち向かう意思を、彼が示した。 その光景に、彼をよく知るものほど目を見開く中、しかしその戸惑いに惑わされることなく、修二は続けた。 「正直、世界が滅ぶとか、そういうの未だによくわからないけど……。でもきっと俺も、戦わなきゃいけないんだ。答えを、確かめるためにも」 修二の決意が示す意味は、きっと誰にも分かってはいないだろう。 だがそれでも病院にいたときの彼と今の彼とでは大きな違いがあることだけは、誰の目にも明らかだった。 これで、全員が首輪の解除に同意を示した。 否、最後に一人、まだ心の内を聞いていない者が隣にいたことを、フィリップは不意に思い出し、悪戯な笑みを浮かべた。 「それで……君はどうするんだい、翔太郎」 「ハッ、決まってんだろ。首輪なんざさっさと外して大ショッカーをぶっ潰す。俺たちで、な」 気障にポーズを決める翔太郎に手を貸し立ち上がらせて、フィリップは改めてこの場に集った全員の顔を見やる。 誰一人として、無傷の者はいない。 どころか誰しも満身創痍で、厳しい戦いの中にあったのだろうことは日の目を見るより明らかだ。 だがそれでも、フィリップの心には一抹の不安すら過ることはなかった。 きっと彼らとなら、異なる世界に生きてきた英雄たちとなら、大ショッカーがどんな敵だとしても負けるはずがない。 強い確信を抱いて、フィリップは再び切り出した。 「皆、ありがとう。それじゃこれから、首輪の解除に関して細かい説明に入る――」 それからフィリップは、首輪の特性について語った。 種族ごとに首輪の種類が異なること、それ以外の種族のものに関しては解析を経てからでないと解除が出来ないこと。 しかしキングが持っていた五代、海東の首輪も手元にある今、間宮麗奈で総司の首輪も解除できるだろうことを考えれば全員の首輪を問題なく解除できるだろうこと。 だがそこまで聞き終えてから、しかし一つ大きな問題が解決できないことに、彼らは気付いた。 「……待ってくれ、俺たちの首輪はそれでいいとして、フィリップ君の首輪はどうする?誰か他に首輪を解除できる人材がいるのか?」 彼らが気付いた疑問とは、首輪解除唯一の第一人者であるフィリップ自身の首輪は誰が解除するのかということ。 或いは当初期待されていた通り士が行うのかと視線をやるが、しかし当人にその気は皆無のようで、つまらなさそうに虚空を見上げていた。 だがそれを受けてもフィリップは何一つ動揺することなく、むしろ自信すら滲ませて得意げに笑った。 「いや、僕以外首輪を解除できる人材は、ここにはいないだろうね」 「なら――」 「――あぁ、だから……“僕が解除する”のさ」 フィリップの予想外の発言に、名護だけでなくその場にいた殆どが不可解に首を捻る。 しかしその中で一人、フィリップの意を察したらしい翔太郎だけは、ハンと気障に笑って見せた。 「そーいうことか、相変わらず考える事がぶっ飛んでるぜ」 「翔太郎君、どういうことだ?」 「まぁ、言うよりもやって見せた方が早いだろうね」 フィリップの言葉に従って、翔太郎は懐から赤いドライバーを取り出す。 彼が今まで使ってきたロストドライバーではなく、先ほど相棒から託されたダブルドライバーを。 彼が慣れた手つきでそれを腰に迎えれば、フィリップにも同様のドライバーが出現する。 無から生み出されたとしか思えないそれに感嘆の声が上がる一方で、二人はそれぞれのメモリのスイッチを押した。 ――CYCLONE! ――JOKER! ガイアウィスパーの声と共にメモリを振りかぶった彼らの腕がちょうどアルファベットのWを描く。 そしてそのまま、高らかに叫んだ。 「「変身!」」 装填されたサイクロンメモリが翔太郎のドライバーへと転送され、次いでジョーカーのメモリをドライバーへと突き刺す。 けたたましく待機音が鳴り響く中、メモリスロットを左右へ展開すれば、もう彼らの変身は完了していた。 ――CYCLONE JOKER! 同時解き放たれた二つの地球の記憶が、翔太郎の身体を包み込む。 緑と黒、二つの粒子によってそれぞれの半身を彩った戦士の赤い瞳が光るのと、彼が首に巻くマフラーがたなびけば、そこに立つのはもう半人前のそれではない。 風都の守護者であり、街の……否、かの世界に生きる人々の希望の名を背負うに相応しい一人の戦士。 仮面ライダーダブルが、今初めてこの場に顕現した瞬間だった。 「これがダブル……凄い」 「だろ?」 思わずと言った様子で呟いた総司に、翔太郎は軽口で返す。 これこそが自分の真の力なのだと、これでようやく引け目なく全力で戦うことが出来ると、改めて再確認した心地だった。 「おい皆!フィリップが!」 不思議な充足感を覚えたダブルのもとへ、真司の悲鳴が響く。 見ればそこにはドライバーを装着したまま気絶するフィリップの姿があった。 そういや碌に説明もしてなかったな、と頭を抱えながら、ダブルはフィリップを抱える真司のもとへと歩みを進める。 「心配いらないよ、城戸真司。僕の意識はこっちだ」 「え、フィリップの声……?腹話術か?」 ダブルから響いたフィリップの声に、真司の視線はフィリップの身体とダブルを繰り返し何度も往復する。 そんな様子に悪戯な笑みを浮かべながら、ダブルは誤解を解くために口を開いた。 「残念だけど違う。ダブルに変身した時、僕の意識は翔太郎と文字通り一体化する。だからその際、本来の僕の肉体はこの通り、気を失ったように見えるのさ」 「ならまさか、フィリップの首輪解除方法と言うのは……」 「そう、この状態で、翔太郎の身体を使って僕が僕の首輪を解除する……という訳さ」 得意げに右手の指先を立てたダブルに対し、名護はいよいよ感嘆の声を漏らす。 今までも超常の存在に呆れるほど出会ってきたという自負こそあれど、まさか自分の肉体にかけられた枷をこんなやり方で解除するとは。 「おい相棒、解説は良いけど時間がねぇぞ。さっさとやっちまわねぇと」 「分かってるって。翔太郎、ちょっとの間、身体借りるよ」 翔太郎が肯定を言うが早いか、ダブルはすぐさまフィリップの首輪解除に取り掛かる。 ふとすれば死んだようにすら見える自分の身体をまじまじと見るというのは、一体どんな心地なのだろう。 幽体離脱のようで薄気味悪くはないのだろうかなどと呑気なことを、真司は思う。 鏡の中の自分は決して自分と違う動きをしないから平気なだけで、ある日突然自分の真似をするのに飽きて、鏡の中から飛び出してきたとしたら。 それも鏡像よろしく自分と全てが反対で、ライダー同士の戦いで勝ち残ろうとする自分と入れ替わってしまったら。 突拍子のない考えのはずなのに、妙にその妄想が現実味を帯びて感じられて、真司は悪い夢を覚ますようにその頭を大きく振るった。 「どうしたんだい、城戸真司。少し顔色が悪いようだけど」 上から降った声に思わず顔を上げれば、そこにいたのは先ほどまで横たわっていたはずのフィリップであった。 その首には既に首輪はなく、どうやら自分が思考に気を取られている間に首輪の解除に成功したらしかった。 何でもないと溜息を吐きながら、真司はふとロビーに備え付けられた小さな鏡を見やる。 そこに映っている自分の顔は、自分が思っているよりずっと疲れて見えた。 ◆ それから数時間、フィリップが首輪の解除と三つの首輪の解析を行う間、彼らはそれぞれが持つ支給品を整理することにした。 それぞれの戦力になる支給品は勿論本人へと渡したほか、士のカメラやアルバムなど、嗜好品として持っていてもかさばらない代物は希望した者へ渡った。 無論これから先、変身制限がなくなり余分な戦力が必要なくなったことで少しでも身軽にするために不用品用デイパックはどんどん嵩張っていったが、しかしそれも問題はあるまい。 大ショッカーという巨悪との最後の戦いに向けて、信じられる幾つかの術以外は荷物にしかなり得ないのだから。 そうして、整理を始めておおよそ2時間ほど経過したころには、各々のデイパックはそれまでと比べ物にならぬほどに無駄なく整頓された。 だが彼らの肩こりを解消させたのは何も物理的に重荷が下りたというだけの理由ではなく。 先の放送で花形が告げたタイムリミット18時を前にして、この場にいる全員の首輪が解除されたことによる精神的な高揚にもあった。 だがその昂りに水を差す知らせが、今まさに一つ。 よりにもよって先の首輪解除で彼らを沸かせたフィリップから、齎されようとしていた。 「皆、一つ聞いてほしいことがある」 「なんだフィリップ、今度は首輪を外せても意味はない、なんて言わねぇだろうな?」 相棒を信頼するが故に遠慮のない翔太郎の軽口に応じることなく、フィリップは思いつめたようにただその瞳を見つめ返した。 その顔はまるで、以前自身の母があの大道克己の母、マリア・S・クランベリーではないかと誤解していた時のように、これ以上なく張り詰めてすらいた。 思わず息を呑んだ翔太郎に周囲も事情を察したか、シンと静まった仲間たちに向けて、意を決したようにフィリップは口を開いた。 「ン・ダグバ・ゼバは……生きている」 「第0号が!?」 吐き出すようなフィリップの言葉を心底信じられないと言った様子で立ちあがったのは、元の世界でグロンギと戦い続けてきた一条だった。 彼は自身の驚愕冷め止まぬうち、すかさず視線をユウスケに移しその視線を交差させる。 彼にとっては自分以上に因縁深い相手だろうと彼を案じたのだが、しかし意外にもユウスケに動揺する様子はなかった。 まるで、その生存を以前からずっと知っていたかのようなその立ち振る舞いに逆に一条が困惑する一方で、フィリップから話を継いだのは意外にも始だった。 「そして奴は恐らく、アンデッドになっている。それも俺と同じ……ジョーカーにな」 「なっ、てことは……!」 此度立ち上がったのは、翔太郎だった。 満身創痍のキングから聞いた、ジョーカーが最期のアンデッドになった時世界が滅びるという恐るべき摂理。 そのキングすら死んだと聞いてそれも彼の得意の嘘だったかと忘れかけていたが、まだアンデッドが残り一人になっていないのだとすれば。 それも最後に残った二人のアンデッドがどちらもジョーカーで、どちらが勝ち残っても世界が滅びるのだとすれば、それはつまり――。 「勝っても負けても、世界は滅ぶ……」 浮かび上がった絶望的な結論に、翔太郎は俯く。 そして今まで気丈に振舞い続けてきた翔太郎の消沈は、仲間たちに大きな衝撃を与える。 まさしくそれは彼らの中に緩やかに、しかし確実に戦わずして敗北の色が広がっていくようで。 だが一人、そんな安い絶望など見飽きたとばかりに、いつもと変わらぬ不遜な調子で士はパンパンと二度手を鳴らした。 「大体わかった。まぁどっちにしろ、俺たちのやることは変わらないだろ。大ショッカーを潰して、ダグバも倒す。それだけだ」 「けどそれじゃ世界が……!」 「なら、このまま諦めるのか?それこそ大ショッカーの思う壺だろ」 士の瞳には、迷いは一切見られなかった。 世界が滅ぼうとお構いなしというわけではない、むしろ真に世界を案じているからこそ、揺らがない信念。 自分が信じる仮面ライダーとして、為すべきことを為す。 或いはそうすれば自然と道が開けると知っているかのような、そんな自身に満ち溢れていた。 「それに、始を封印しなきゃ世界が滅びるだのどうのは、ダグバを倒した後の話だ。世界の滅びだか何だか知らないが、そうなった時はそうなった時でどうにかすればいい」 「そんな適当な……」 「まぁな」 こともなげに吐き捨てて、士は会話を一方的に断ち切る。 だがそれを受けて彼に怒りを抱く者は、ここにはいなかった。 実際のところ、全て士の言う通りだからだと思ったからだ。 ダグバを倒さない限り戦いが終わらないことは確かだし、始を案じるあまりダグバに負けてしまえばその時点で世界は滅んでしまうのである。 なれば今ここでそんな先の不安に囚われて動けなくなる方がよほど、自分たちにとって無駄な時間に違いなかった。 気合を入れるように強く息を吐き、翔太郎は大きく伸びをする。 大事なのは、まず目の前のこと。 そうすなわち今この瞬間においてそれは、もう30分後にまで迫った次の放送の時間だった。 なればあと少しだけ残された安息の時間を心から満喫すべきかと彼が目を瞑ろうとしたその瞬間。 「ねぇ皆、あれ!」 総司の指さす先に蠢く灰色のオーロラが、刹那のうちに彼の眠気を吹き飛ばしていた。 ◆ 大ショッカー幹部でさえ入ることの許されない、大首領の間。 殺し合いの状況を映し出すモニターの光でその顔を青く照らしながら、ラ・バルバ・デは小さく目を細めた。 間もなく彼らは放送の時を迎え、今までの殺し合いとは違うテオスによる次なる選定を受ける段階へと進む。 すなわちバルバを含んだ大ショッカー幹部との戦いを経て、真に彼らが世界を救うに足るのかどうかを見定められるのだ。 首輪を外し大ショッカーを潰せたと思ってもなおそれすらテオスの意中に過ぎぬと知れば、果たして彼らは何を感じるのだろうか。 このままでは結局のところ、全てはテオスが思案したとおりの結末で終わってしまう。 かけがえない命を容易く奪った無情も、死した仲間の為限界を超えて見せた数多の局面も。 全てがテオスの一時的な満足の為に消費され、いずれ忘れ去られていくだけの存在へと成り果ててしまう。 そう、このままでは。 「まだ……足りない」 モニターから目を離し、バルバは小さくそれだけ呟く。 何が足りないのかは、誰にもわからない。 だがそれでも、彼女にとってこのまま全てが無意味に帰すというのは、あまりに神のつまらぬ戯れに過ぎぬと、そう思えた。 「どこへ行くのです、ラ・バルバ・デ」 全知全能の主たる男の声が、響く。 殺し合いが始まった時よりずっと明瞭に、そしてずっと正確に。 最もそれは当然のこと。 何故なら既に彼は……テオスは、完全なる肉体で大ショッカー首領の椅子へと深く腰掛けるほどに、回復していたのだから。 「……仕上げだ」 振り返る事すらせず、バルバはそれだけ告げてテオスの前から歩き去っていく。 その背後に、テオスの眷属たる三人の怪人を、ぴったりと引き連れながら。 ◆ 残る参加者の拠点となっていた病院の目の前に現れたオーロラを前に、10人の男たちが並び立つ。 キングやアークオルフェノク、今まで多くの仲間を葬ってきた大ショッカーの幹部が現れた時と同じ、不穏な光景。 誰一人として油断を許さないそんな緊張感の中ついにオーロラから現れたのは、彼らにとって見覚えのある三人の怪人だった。 「あれは……B-1号の後ろにいた……!」 第二回放送でバルバと名乗った女の後ろに控えていた、翔一が戦ったという三人の怪人……確かアンノウンと言ったか。 一人一人がとてつもない強さだったと語られていたその姿に一条の顔が強張るのと同時、青いアンノウン、水のエルがその手を振るう。 それを受け頭上へ浮かび上がった巨大な紋章を前にして、彼らは考える間もなくその場を飛びのいていた。 「――!」 刹那地に舞い降りた紋章が、突如として炎上し爆発を起こす。 咄嗟の判断で直撃を免れこそしたものの、仲間は見事に分断されてしまったらしい。 悠然とした歩幅で近づいてくる水のエルを前に一条はアクセルドライバーを装着する。 そしてそのままアクセルメモリを胸の高さにまで掲げて、そこで視界の隅に映るユウスケの姿に、動きを止めた。 彼は既にアークルを出現させ、戦いへの準備を整えている。 だがそれでもそこから先クウガへの変身動作へと身体が動かないのは、どうしようもなく頭の中に響く生存への訴えなのだろう。 きっと彼の脳裏には今も、アマダムから戦いをやめるよう警告がけたたましく響き続けているはずだ。 恐らく、誰かの為に戦いたいという彼の強い意志に一転の陰りを生みだしてしまうほどには、そのビジョンは明確で、そして強いものであるに違いなかった。 「小野寺君……」 思わず自身の手すら止めて、一条はユウスケを見やる。 そんな葛藤に苛まれる彼に対して、自分は何を言ってやれるだろう。 戦えと発破をかけるべきか、休めとその身体を労わるべきか。 そのどちらもが、彼にとって望ましい答えであるようには、一条には思えなかった。 「おい」 だがそんなユウスケの肩を、背後からドンと叩く手が一つ。 驚き振り返った彼の瞳が捉えたのは、まさしくずっと苦楽を共にしてきた門矢士のもの。 呆気に取られて何も言えぬまま見上げたユウスケに、士はただ一言告げた。 「行くぞユウスケ」 ただそれだけ。 ただそれだけの言葉と共に自身に並びカードを構えた士の姿に、ユウスケの表情から憂いが消え失せる。 心配など何もいらない。 例え何があったとして、自分の笑顔は横にいる彼が守ってくれるのだから。 「……あぁ!」 頷き叫んだユウスケは、改めてアークルへその手を伸ばす。 赤く輝いた霊石が光を放つのと同時、士もまたその手に握るカードを指先だけで翻して見せた。 「変身!」 ――KAMEN RIDE……DECADE! ディケイドライバーから電子音が鳴り響く一方で、ユウスケの身も古代の戦士へと姿を変える。 刹那並んだディケイドとクウガの姿に、類似点など何もない。 どころか似ているところすらどこもないというのに、並び立つ両雄はこれ以上なく最高のパートナーのようにすら見えた。 そして、構える二人の背中を見ながら一条は一つ安堵の息を漏らす。 やはり自分は門矢士のようにユウスケを支えることは出来ない。 彼が自分のように五代を支える事が、出来ないのと同じように。 「……」 戦闘態勢を整えたディケイドらを前にして、水のエルは深く息を吐く。 殺意を隠そうともしないその威圧を前に、一条もまたユウスケと……クウガと共に戦える自分になるために、ガイアウィスパーを高らかに鳴らした。 【二日目 夕方】 【D-1 病院前】 【門矢士@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】MOVIE大戦終了後 【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、決意、首輪解除、仮面ライダーディケイドに変身中 【装備】ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド、ライダーカード一式+アタックライドカードセット@仮面ライダーディケイド、ディエンドライバー+ライダーカード(G3、王蛇、サイガ、歌舞鬼、コーカサス、ライオトルーパー)+ディエンド用ケータッチ@仮面ライダーディケイド 【道具】支給品一式×2、ケータッチ@仮面ライダーディケイド、キバーラ@仮面ライダーディケイド、士のカメラ@仮面ライダーディケイド、士が撮った写真アルバム@仮面ライダーディケイド 【思考・状況】 基本行動方針:大ショッカーは、俺が潰す! 0:どんな状況だろうと、自分の信じる仮面ライダーとして戦う。 1:ひとまず現れたアンノウン(三体のエルロード)を倒す。 2:ユウスケをもう究極の闇にはさせない。 3:ダグバへの強い関心。 4:相川始がバトルファイトの勝者になった時のことはまたその時に考える。 【備考】 ※現在、ライダーカードはディケイド、クウガ、龍騎~キバの力を使う事が出来ます。 ※該当するライダーと出会い、互いに信頼を得ればカードは力を取り戻します。 【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】第30話 ライダー大戦の世界 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、アマダムに亀裂(更に進行)、首輪解除、仮面ライダークウガに変身中 【装備】アマダム@仮面ライダーディケイド 、ガタックゼクター+ライダーベルト(ガタック)@仮面ライダーカブト、 ZECT-GUN@仮面ライダーカブト 【道具】なし 【思考・状況】 0:まずは目の前の怪人に対処する。 1:これ以上暴走して誰かを傷つけたくない。 2:……それでも、クウガがもう自分しか居ないなら、逃げることはできない。 3:士に胸を張れる自分であれるよう、もう折れたりしない。 【備考】 ※アマダムが損傷しました。地の石の支配から無理矢理抜け出した為により一層罅が広がっています。自壊を始めていますが、クウガへの変身に支障はありません。 ※ガタックゼクターに認められています。 【左翔太郎@仮面ライダーW】 【時間軸】本編終了後 【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーダブルに変身中 【装備】ダブルドライバー+ガイアメモリ(ジョーカー+メタル+トリガー)@仮面ライダーW、ロストドライバー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式×2(翔太郎、木場) 【思考・状況】 基本行動方針:仮面ライダーとして、世界の破壊を止める。 0:まずは目の前の怪人に対処する。 1:仲間と共に戦い、大ショッカーを打倒する。 2:相川始かダグバ、どちらかが生き残れば世界が全て滅びる……? 3:ジョーカーアンデッド、か……。 【備考】 ※大ショッカーと財団Xに何らかの繋がりがあると考えています。 ※キング@仮面ライダー剣から、『この場でジョーカーアンデッドが最後のアンデッドになったときには、全ての世界が滅びる』という情報を得ました。 【フィリップ@仮面ライダーW】 【時間軸】原作第44話及び劇場版(A to Z)以降 【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーダブルに変身中 【装備】ガイアメモリ(サイクロン+ヒート+ルナ+ファング+エクストリーム)@仮面ライダーW 【道具】支給品一式×2、T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW、ツッコミ用のスリッパ@仮面ライダーW、霧彦のスカーフ@仮面ライダーW、イービルテイル@仮面ライダーW 【思考・状況】 0:(Wに変身している為、肉体は)気絶中 1:まずは目の前の怪人に対処する。 2:大ショッカーは許さない。 【一条薫@仮面ライダークウガ】 【時間軸】第46話 未確認生命体第46号(ゴ・ガドル・バ)撃破後 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、首輪解除、仮面ライダーアクセルに変身中 【装備】アクセルドライバー+アクセルメモリ+トライアルメモリ@仮面ライダーW、エンジンブレード+エンジンメモリ@仮面ライダーW 【道具】食糧以外の基本支給品×1、車の鍵@??? 【思考・状況】 基本行動方針:照井の出来なかった事をやり遂げるため『仮面ライダー』として戦う。 0:まずは目の前の怪人に対処する。 1:小野寺君を支えつつ戦う。 2:五代……津上君……。 3:鍵に合う車を探す。 4:一般人は他世界の人間であっても危害は加えない。 5:遊び心とは……なんなんだ……。 【備考】 ※体調はほぼ万全にまで回復しました。少なくとも戦闘に支障はありません。 【城戸真司@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版、美穂とお好み焼を食べた後 【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、強い決意、首輪解除、仮面ライダーナイトに変身中 【装備】ナイトのデッキ+サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎 【道具】支給品一式、優衣のてるてる坊主@仮面ライダー龍騎 【思考・状況】 基本行動方針:仮面ライダーとして、みんなの命を守る為に戦う。 0:まずは目の前の怪人に対処する。 1:自分の願いは、戦いながら探してみる。 2:蓮、霧島、ありがとな。 【三原修二@仮面ライダー555】 【時間軸】初めてデルタに変身する以前 【状態】覚悟、ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーデルタに変身中 【装備】デルタギア(ドライバー+フォン+ムーバー)@仮面ライダー555 【道具】草加雅人の描いた絵@仮面ライダー555 0:まずは目の前の怪人に対処する。 1:流星塾生とリュウタロスの思いを継ぎ、逃げずに戦う。 2:リュウタ……お前の事は忘れないよ。 3:父さんが何故大ショッカーに……? 【相川始@仮面ライダー剣】 【時間軸】本編後半あたり(第38話以降第41話までの間からの参戦) 【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーカリスに変身中 【装備】ラウズカード(スペードA~Q、ダイヤA~K、ハートA~K、クラブA~K)@仮面ライダー剣、ゼクトバックル(パンチホッパー)@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式、栗原家族の写真@仮面ライダー剣、ブレイバックル@仮面ライダー剣 【思考・状況】 基本行動方針:栗原親子のいる世界を破壊させないため、大ショッカーを打倒する。 1:まずは目の前の怪人に対処する。 2:ディケイドもまた正義の仮面ライダーの一人だというのか……? 3:剣崎を殺した男(天道総司に擬態したワーム)はいずれ倒す。 4:ジョーカーの男……変わった男だ。 5:もしダグバに勝った後、自分がバトルファイトの勝者になれば、その時は……。 【備考】 ※ホッパーゼクター(パンチホッパー)に認められています。 ※ディケイドを世界の破壊者、滅びの原因として認識しました。しかし同時に、剣崎の死の瞬間に居合わせたという話を聞いて、破壊の対象以上の興味を抱いています。 【擬態天道総司(ダークカブト)@仮面ライダーカブト】 【時間軸】第47話 カブトとの戦闘前(三島に自分の真実を聞いてはいません) 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、首輪解除、仮面ライダーカブトに変身中 【装備】ライダーベルト(ダークカブト)+カブトゼクター+ハイパーゼクター@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式×2、753Tシャツセット@仮面ライダーキバ 【思考・状況】 基本行動方針:天の道を継ぎ、正義の仮面ライダーとして生きていきたい。 1:まずは目の前の怪人に対処する。 2:剣崎と海堂、天道や翔一の分まで生きて、みんなのために頑張る。 3:放送のあの人(三島)はネイティブ……? 4:士が世界の破壊者とは思わない。 5:元の世界に戻ったら、本当の自分のお父さん、お母さんを探してみたい。 【名護啓介@仮面ライダーキバ】 【時間軸】本編終了後 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、決意、首輪解除、仮面ライダーイクサに変身中 【装備】イクサナックル(ver.XI)@仮面ライダーキバ、ファンガイアバスター@仮面ライダーキバ 【道具】支給品一式×2(名護、ガドル)、名護のボタンコレクション@仮面ライダーキバ 【思考・状況】 基本行動方針:悪魔の集団 大ショッカー……その命、神に返しなさい! 0:自分の正義を成し遂げるため、前を進む。 1:まずは目の前の怪人に対処する。 2:直也君の正義は絶対に忘れてはならない。 3:総司君は心強い俺の弟子だ。 【備考】 ※紅渡は死亡しましたが、ゼロノスカードで消えた記憶は消えたままです。 【水のエル@仮面ライダーアギト】 【時間軸】不明 【状態】健康 【装備】なし 【道具】なし 【思考・状況】 1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。 【地のエル@仮面ライダーアギト】 【時間軸】不明 【状態】健康 【装備】なし 【道具】なし 【思考・状況】 1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。 【風のエル@仮面ライダーアギト】 【時間軸】不明 【状態】健康 【装備】なし 【道具】なし 【思考・状況】 1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。 【全体備考】 ※テオスが完全に復活しました。 ※全参加者の首輪が解除された為、次の放送で当初の“世界が最後の一つになるまで殺し合う”殺し合いは終わります。 ※上記の状態表に載っていない支給品は全て不用品入れデイパックにまとまりました。 ※バルバの言う仕上げが何を意味するのかは不明です。エルロードらもテオスに命じられた為にバルバに従っているだけで、その真意は知りません。 153 Rider s Assemble(前編) 投下順 154:加速せよ、魂のトルネード(1) 時系列順 一条薫 城戸真司 三原修二 相川始 擬態天道 名護啓介 門矢士 小野寺ユウスケ 左翔太郎 フィリップ 水のエル 風のエル 地のエル ラ・バルバ・デ オーヴァーロード・テオス
https://w.atwiki.jp/elzalead/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 RSS アーカイブ インスタグラム コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/