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▲【Eランクの壁/自滅の壁】 ◆95(月単位自滅の壁) >意思をもった生理と金的=インフォメーションマスター>全てを反射し尽くす者>夜勤さん>ベテルギウス >金塊>UNKO>しかめっ面の大仏>空気抵抗を無視できる小球=摩擦を無視できる滑車 >アンチアンチマテリアルライフルライフル>アンチマテリアルライフル>落とし穴>どこかでみた道具、一 >おまけ>因幡の物置>レナvsカタストロフィー>魔王・ガイアス>ジョン・スミス>只野門司 =通行人A=くねくね=ノイズ=鬱病ニート>ウインドⅠ>俺(2006)=夜天の書>一輪車>超融合 >bonzo君>ガム>格付け板=ランキング ▼【秒単位自滅の壁】 【妄想属性】脳内 【作品名】非依存メタキャラの名前が皆かっこいい気がするから便乗 【名前】全てを反射し尽くす者 【属性】全てを反射してしまう少年 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】素の攻撃力は幻想を打ち滅ぼす者と互角 しかし自分の放つ攻撃の反動まで反射してしまうため実質上 【防御力】素の防御力は幻想を打ち滅ぼす者と互角 しかし如何なる干渉も反射してしまう 【素早さ】素の速さや反応は幻想を打ち滅ぼす者と互角 しかし例によって(ry 【特殊能力】自分に降り掛かるありとあらゆる干渉を問答無用で反射してしまう 衝撃や呪いは疎か、無効化、全能、コピー、吸収、テンプレ、設定改編すら反射してしまう しかし幻想を打ち滅ぼす者のフィールドは反射したり反射を無効化されたりと忙しい 【長所】反射が強すぎる 【短所】実は致命的弱点がある。それがばれるとやばい。このテンプレから判断可能です 【備考】考察が終わると弱点発表。その後再考察してください 618 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/11(金) 12 06 59 全てを反射し尽くす者考察。 致命的弱点があるとテンプレにあるので、それを考慮して考察すると。 光はおろか空気も干渉とみなせるから呼吸できず、緩やかな自爆と解釈できる。 とすると、無達より下、山田より上程度だろう。 再考察を強制的にさせるような書き方を していることの反発からの悪意が多少ある事は否定しないでおく。 619 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/11(金) 14 27 35 それで当たり。他にも重力反射で星から飛んでいくとかもある 626 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 20 23 53 619 どうでもいいが、重力って斥力が無く、引力しかないから跳ね返したところで 地球から反射しつくす者が反射しつくすものから地球になるだけで飛び出しはしないと思うぞ。 627 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 20 52 55 いかなる干渉も反射って事は 考察人の考察まで不利有利問わず反射して 考察不能とか? 628 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 20 54 51 マイナス方向のベクトルを反射したら、プラス方向のベクトルになって 地球(正しくは1Gの戦闘フィールド)が反射しつくす者から反発力を受けるってことじゃない? 反射しつくす者は反発力を受けたところで干渉しないから動かない 629 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 21 04 27 628 なら斥力は引力になるだろう。 斥力と引力の違うベクトルの力を出しておいて反射したら方向が同じになるのはおかしくないか? あと、反射だから無くなるわけじゃないから力の関係は同じじゃね? 磁石の板と鉄片が鉄板と磁石になったところで、動き方は同じだろ。 630 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 21 12 23 どうでもいいけど垂直効力あるから重力云々は相殺されて無効じゃね? 631 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 21 23 27 ちょっと待ってくれよ、考えを整理する 反射者 攻撃 敵 ○← ○ とあったとき、反射すると 反射者 攻撃 敵 ○→ ○ となる ならば、重力は 反射者 地球 ○→ ←○ このように働いているから 反射者 地球 ○← ←○ こうなる でも反射する者は干渉を受けないから、この力が関係ない 地球が反射される者に引かれる力は微々たる物だから近似0 無重力状態になる? 634 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 21 39 08 人間って0気圧で何秒もつ?気圧も圧力だから反射が働くような気がする 640 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 22 43 41 反射する者は基準原点をどこに置くかで変わるな 何もない状態を原点に置くと重力や気圧が干渉になる 人間は地球上で生きていくことを基準に進化してこの形になったからそこを原点にとると、無重力や0気圧が干渉になる 678 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/13(日) 16 32 48 640 特に断りが無いんだし、作者 619自爆キャラのつもりで作ってるんだから 何も無い状態が基準じゃないか? 685 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/13(日) 17 20 27 全てを反射し尽くす者は 678の考えを元にすると 618でいいだろう 254 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 04 13 この流れに乗って、幻想を打ち滅ぼす者の位置がおかしいんじゃないかと思うんだが、あれはしょうがないのか? 255 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 09 33 254 前の考察で、結構上にいけることが証明されてるから それを継承して考察すれば最終的な位置が決まるだろう。 256 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 09 55 254 あれは再考察途中だったはず。 俺も続きをやってみたいところなんだが新規が多くて中々暇もないし 再考察をやってくれるのであれば助かる。 誰もやらないなら考察強化期間が終わったらやってみようと思う。 258 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 11 32 254 自分の能力のせいで 自分の装備が使えなくなるんだ だから上の連中の“連敗”が響いて其処で止まる。 259 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 14 49 258 前はそうされていたが、本人が達人並なのと現実的にありえなければ即消滅が響いて 大分上までいける可能性が指摘されている。 262 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 16 39 どちらにせよ、宇宙生存可能連中以上は分けばっかで 行けなくなるが 263 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 18 26 住所不定無職より上を見てけば良いわけだな? 264 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 18 58 262 そうでもない 例えば超光速ドラえもんは現代の科学力を明らかにオーバーしているので開始即消滅 でかい奴ほど不利だが小さい奴相手なら意外といけるのが怖いところ 265 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 19 52 とりあえず、住所不定無職の近くも見たほうがいいんじゃない? 266 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/19(火) 23 31 36 幻想を打ち滅ぼす者 宇宙破壊の壁まで ○幸真緒 能力無効化 ○海賊神 現代科学では再現不可能な身体能力を無効化できる。マントラも ×神海賊団(仮称) 人数が多すぎる。負け ○眼鏡王 能力無効化 ○デスリオック改 宇宙を食べるのを無効化。地球の3倍という大きさの虫なんて存在しようが無いので無効化できる ○反転神聖機甲魔神 空間操作無効化。月並みのロボットなんて(ry ○メガ進藤さん 能力無効化 ○神奈 能力無効化 ○ゴッドモララー 能力無効化 ○スーパーストライクフリーダムガンダム ?ダークマター 現代科学では観測されてない? 微妙 ○ガーディア 能力無効化 ?フィルン 数が多すぎるか・・・? 能力その物は無効化出来る ○魑魍魅魎魅魎魑魍 ロングロングタイムは元より効かないし、攻撃も無効化出来る 271 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 15 33 264 でもしょせん半径5m 272 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 17 43 264 まあ人型なら2mよりは小さいだろうし十分だな でかくて単純なパワー系は本当にどうしようもない 273 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 19 14 あんまりでかいとそれ自体が現代科学で(ry に引っ掛かって接近するたびに消滅しそうだが 274 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 21 39 272 開始距離が離れているからその前に超高速で距離を取られないか? あとピンクの象G位大きいと、完全にめり込んだ際に窒息しそうだ 276 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 24 36 274 半径5mに常時発動だから小さければ戦闘開始と同時に無効化される。 ピンクの象Gとかは入った瞬間にそこだけ削られそうだな。 277 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 00 28 25 結局総当りが必要だな 288 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 12 39 39 幻想を打ち滅ぼす者は科学レベルは今の地球と同レベルなのに 【攻撃力】 お台場を吹き飛ばすバズーカ所持 数秒でサンシャイン60ビルを粉々にするマシンガン所持 【防御力】 上記のマシンガンを通さない防弾チョッキやヘルメットを装備 上記のバズーカを片手で防ぐグローブ着用。狙撃には影響無し からいきなり矛盾してるのは俺のきのせい? 289 名前:格無しさん 投稿日:2006/09/20(水) 13 07 30 288 だからそれらの装備は考えに入れられてない(自分の能力で封じられてる) 成人男子並の体格で 攻撃力、防御力がヘビー級世界チャンピオン並になるのが科学的かおいておく 504 名前:格無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 01 48 04 幻想を打ち滅ぼす者再考察継承 しばらくは負ける奴だけ列挙する。 基本的には開始時点でフィールド外かつ惑星破壊可能だと宇宙に出されて負ける。 × そこから始まるファンタジー、ミカエル(数の問題)、世界機構、グラディオス、 フォーバラス、オメガアルキデスオオヒラタ、コスモス、ブッシュ、ころろん、 ムゲン、環/命/鈴(小柄といっても3人で4mはあるだろうからこっちと合わせて5m以上ある)、 姫、機甲神、パワードゼットン+、くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」、 深沢 隆一(数の問題)、ピンクの象G、桜菜、クソリア厨wwwwwwwwww(耐えられて負け)、 夢の国、天人(あまんと)の宇宙船、世界、単一宇宙全能氏、単一宇宙全能氏の友達、 正俊(かち合う)、フィルンと(ry、監獄のマジシャン(かち合う)、完壁(試練で負け)、 増え続けるワカメ~「カミ」 、剣聖、ゲオルク・カントールが妄想する神~阿部工房(能力無効含む)、 妙子(最終形態)、ゾフィー、蟹、ハルマゲドン・SYOUKOU、ロージャ、ヤストラナガン、 マトリクス・キャリバー、メガアント×100003000匹、マグマ星人、天照大神、 ヤハウェ(アッラー)、ウロボロス、ゲルズゲー、強い、金将軍様、スプーカラー、村雨荘、 みるきぃ>山田>創造神~メタメタ神(封印負け)、<魔王>(深遠の剣) ? ベニッツ神、釈迦如来、ヒンドゥー教の真の神、グレブザケード、ネオ・デビルゴクウ ○○×○○○○○○○×○○○○○×○○○××○○○○××○×○○○ ××○×○○×○×○×○○○○○○○○○××○○×××○○○○○××○○○○○○○○ ×○○××○○○×○×○○×○○○○○○○○○×○○○ ×××××○×○×××××○×○○○×○○○×○×○○○○○×○××?○×○○○ ×○×?×○?×○○○○○××○○×○○×○○○○○ ×○○○○○??○××××○ メタの壁下まで。 多元宇宙付近でまけまくってるが(4行目)一応勝ち越してる。 ?を全部×としてもレーザーラモンHGまでは行くがそこから上で負けが多い。 505 名前:格無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 01 48 47 大きさ以外あまり見てないのでいくつか間違ってるかもしれない。 507 名前:格無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 10 23 57 ブサッキュバスは無効化対策してあるから勝てるんじゃね? 508 名前:格無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 10 29 06 そこで勝ててもほとんど変わらないけどな 509 名前:格無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 11 32 37 幻想を打ち滅ぼす者再考察続き でかい奴には負ける。 × 未来の我が作品の主人公らしき奴(全てが通用しない)、由乃(相手の方が速い)、 ストラングル、クゼ・テッペイ~最強(かち合う)、D~ハッター(無効化無効)、 名を失ったもの(割り込まれる)、アフロ田アフ朗~『 』 (勝てない)、 ケーシー(範囲外+能力負け)、オンリーワン(無効化無効)、幸せ(勝てない)、 勝(かち合う)、弱O(無効化無効)、スティーブン・ブラッドバリー(無効化無効)、 商人~ちょっと待ってよ(無効化無効)、『本』、01(無効化無効)、否定皇帝、 桂木 耀(無効化無効)、デビルゴクウ(優先負け)、テンプレの王~いいだなおき(無効化無効)、 d(能力停止)、へべれけ(能力ごと攻撃)、全ての最強スレの頂点に立つ者(能力無効)、 川藤優(かち合う)、原田俊也と滝本博義(ギリギリ範囲外になるっぽいし2人なので不利)、 テンプレート(考察前行動?) ? 覆自在 ○○○×○○○×○×××○○○○○○? ○○×××××××××××××○○××○× ××××××××××××××××××××× パクリマクリスティまではいけるがそこから先はどうやっても無理。 仮に上でまだ勝てても連敗しすぎててきつすぎる。 D>幻想を打ち滅ぼす者>パクリマクリスティ
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アルブレヒト・フリードリヒポーランド(プロイセン公国)1553~1618統率:D 武力:D 政治:E 知力:E 文化:E 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------プロイセン公。アルブレヒト1世の子。精神を病んでいたため、一族のバイロイト辺境伯ゲオルク・フリードリヒ、ブランデンブルク選帝侯ヨアヒム・フリードリヒとヨハン・ジギスムント父子らが摂政を務めた。 オットー・フォン・ゲーリケプロイセン(マクデブルク)1602~1686統率:B 武力:C 政治:B 知力:A 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------マクデブルク市長。三十年戦争で荒廃したマクデブルクの復興に尽力した。一方で、物理学者でもあり、真空の研究をした。真空ポンプを発明し、気圧に関して「マクデブルクの半球」の実験をした。 ゲオルク・ヴィルヘルムポーランド(プロイセン公国・ケルン)1595~1640統率:D 武力:D 政治:E 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------プロイセン公。ブランデンブルク選帝侯。ヨハン・ジギスムントの子。決断力に乏しく、三十年戦争では状況によって同盟相手を変えていたため、混迷が絶えず、戦争中で最も被害が大きかった。 フリードリヒ・ヴィルヘルム神聖ローマ帝国(プロイセン・ブランデンブルク)1640~1688統率:A 武力:B 政治:B 知力:C 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------プロイセン公。ブランデンブルク選帝侯。ゲオルク・ヴィルヘルムの子。プロイセン公国をポーランドの支配から解放し、フェールベリンの戦いなどに勝利して領内からスウェーデン勢力を排除し、次代のプロイセン王国確立の礎とし、『大選帝侯』と呼ばれた。 ヨーハン・ジギスムントポーランド(プロイセン公国・ハレ・アン・デア・ザーレ)1572~1619統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ブランデンブルク選帝侯。ヨアヒム・フリードリヒの子。プロイセン公女アンナと結婚して、プロイセン公位を継承する。カルヴァン派に改宗し、領民の多くはルター派だったが、信仰の自由を認めていた。暴飲暴食が有名で、健康を害して脳卒中でこの世を去った。 ルイーゼ・ヘンリエッテ・フォン・オラニエンポーランド(プロイセン公国(生まれはオランダ・ハーグ))1627~1667統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------プロイセン公フリードリヒ・ヴィルヘルムの公妃。オラニエ公フレデリック・ヘンドリックの長女。ブランデンブルクにオランダ風の城を建設させ、ベトツォウの街をオラニエンブルクと改称した。ベルリンの公園ルストガルデンの設計にも携わった。
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火 № 005 凶暴ぞぬ № 009 れんたん № 011 くらやみ団 № 033 8頭身ギコ № 035 ギコ猫 № 048 アピッシャー № 050 マッチョ八頭身〈BOSS〉 № 055 ビオランテ〈BOSS〉 № 056 Man eater(マンイーター) № 058 ラウバス № 059 着火マン № 060 デリバリーホライゾン № 064 フレイミーズ 水 № 002 ナメクジ № 024 ツボツボ № 030 AMIDA № 034 ほっしゅ毬藻 № 038 見知らぬ国のトリップ № 039 SupportDESK◇〈BOSS〉 № 051 ギコ蟹 № 052 真・カメモナー № 053 ゴッグ № 065 アクアンズ № 085 南岸低気圧 № 086 超高級食材 オマエカニー 風 № 001 ようかんマン № 004 ぞぬ鷲 № 016 マラしぃ № 017 マラックル № 022 さいたま左 № 036 野良こけもも № 037 ツーたけ № 042 もっさりさん № 045 オマエジャガー № 047 シーズ・エビル 〈BOSS〉 № 049 ゴスラ № 054 まああ № 057 ラノビス № 062 オコリナッツ № 066 エアロス № 077 キメェェラ № 087 サーペント 地 № 010 ナナメギコ № 012 モナー(スターオーシャン) № 015 妙なギコ № 029 ギルガメッシュ〈BOSS〉 № 040 シネバー № 041 棲婦鵜(スpuうわなにをするきさまー)〈BOSS〉 № 043 アフォフサしぃ № 046 ゾンビ № 061 インジュー № 063 スタルフォス〈BOSS〉 № 067 アーシーズ № 068 アルラウネ № 070 スタルベビー № 071 ポゥ № 073 ゴーレム № 074 保守の妄執〈BOSS〉 № 075 ウヒョー № 076 コリンズ № 078 案内役のポゥ № 079 糞モララー № 080 チョコレートゴーレム № 081 茶色スタァベア № 082 ヤクトベア № 083 チョコレートゴーレム (M型) № 084 チョコレートゴーレム (♀型) № 088 八尺様(BOSS?) 無 № 003 ぞぬ № 008 ギルガメシユー № 013 魔王ゾーマ〈BOSS〉 № 014 ぎゃあふさたん(ちびフサゴコ) № 018 前立腺の人 № 019 金の小人 № 020 エクスキューター山崎〈BOSS〉 № 021 パモス君〈BOSS〉 № 023 [゚д゚] № 028 アフォシィ № 031 珍走ウワァァン № 032 八闘神アヒャ〈BOSS〉 № 044 わるいスライム № 069 datからの使者〈BOSS〉 № 072 お断りします 金 № 006 ぽろろ(成長体) № 007 ぽろろ(暴走体)〈BOSS〉 № 025 ピカチュウ № 026 メタルスライム その他 № 027 ジャスティス № ??? 妙なねここ
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無頼の掟 題名:無頼の掟 原題:A World Of Thieves (2002) 作者:ジェイムズ・カルロス・ブレイク James Carlos Blake 訳者:加賀山卓朗 発行:文春文庫 2005.1.10 初版 価格:\771 微熱のように残る作品である。多かれ少なかれ、現代という都市性に委ねられた我々の日常生活から、いかに遠い隔たった場所へ連れて行ってくれるかというあたりは、小説というスタイルの醍醐味であるが、それこそこの物語は1920年代、禁酒法時代のテキサス。ジャズの街、ニューオーリンズから、荒くれた無法地帯である西部油田地帯へ、ロード・ノヴェルと、過去へのフェイド・バックを交えながら、丹念な歴史絵のタペストリーの如く紡ぎ出されてゆく。 『ワイルド・バンチ』を意識させるような、冒頭の銀行強盗シーンに始まる衝撃のストーリーは、過去に旅し、主人公の中に夢と冒険と無法とをいっしょくたにさせたような、荒くれた気分が誕生してゆくプロセスを念入りに、探る。これが、思えばラスト・シーンへの助走であったことを悟らされるのに、まるまる一冊の物語と、登場人物たちの山のような死体が必要となる。 すぐそこに死が潜んでいるビジネス。それが犯罪である。犯罪稼業には、濡れ手に粟といった愉快さに、非業な死や肉体的損壊といったリスクが共存する。そうした中にいないと燃えることのできない男たちと、奴らを中心に回ってゆく擬似家族たちの運命共同体が、内部の葛藤を繰り返しながら、性と暴力にダンスしてゆく姿は、やはりピカレスク・ノワールの、とてもオーソドックスで正攻法な切り口であるように思える。 未だ書かれていなかったことが腑に落ちないくらいに、正攻法な小説である。けれんみのないストレートな一人称話法に、接近する大低気圧みたいな冷血の復讐鬼。アナログでとても人間味のある悪党たちと、非常に機械的に処理し、自らの復讐劇をプログラミングしてゆく無表情な復讐者は、あたかも自然の摂理に基づいて動く森の中の原始的な生態風景のようでもある。 そのくらいに都市文明がものを言わなかった、人間たちが丸はだかであった時代と場所。美しい陽光が空気を斜めに断ち切り、真っ赤な溶鉱炉に変えるような神がかり的に美しい世界。性も暴力も、まるで陽が昇り、そして沈んでゆくだけのことのように、流砂の物語として、こぼれてゆく。ただただ熱い血のうめきだけを、生存者の体内に残して。 タフで、熱気溢れる男たちと、関わりあう女たちの世界。プリミティブなアメリカの光景を満載した、硝煙香る死のプロットである。 (2005.05.23)
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氷碧眼(ディープ・フリーズ) ウラヌス第三星将(グリゴリ実験体03号)のPSI能力。おそらくバースト。 物体を凍結させたり氷を具現化させる能力で、スケートや銃、槍などを作り出すことが出来る。 氷で作った銃からは冷凍弾を発射することができ、命中した物体を瞬間的に凍結させることが出来る。 氷で作った槍も命中すると対象を凍結させ、更にウラヌスのライズと相まって、 カイルが設置したマテリアル・ハイ3枚まとめてぶち抜く高破壊力を誇る。 また、巨大な氷塊を任意にの場所に作り出すことができ、手元の小さい氷塊でコントロールしているようだ。 氷でありながらフレデリカの熱光線をたやすく受け止めるなど、高い防御性能を持っている。 地面に落とすことで周りの地面を広範囲に凍結させ、更には地面からアイスリンクを作り出し、氷で作ったスケート靴で縦横無尽に駆け回る。 これにより足場のコンディションは最悪の状態にされるため、空を飛べないサイキッカーは相当の苦戦を強いられそうだ。 最終的には大気を凍てつかせて、運動機能や体力を奪ってくる。 その冷気たるやサラマンドラに守られたフレデリカにさえ凄まじい冷気を感じさせており、 カイルクラスのライズ使いであっても長時間経過すれば凍死してしまうほど。 しかも、この段階に移行するとウラヌス自身の凍結能力は飛躍的に向上し、冷凍弾等の威力や速度が跳ね上がる。 余談ではあるが空気を液体にするためには1気圧下でセ氏零下約190度にまで下げる必要があるので、 大気を凍らせて固体化させるためにはここからさらに温度を下げてやる必要がある。 グラシアル・ウォール 胸周辺や背中に氷のアーマーのようなものを作り出し、相手に抱きついて巨大な氷塊に閉じ込める技。 一度決まってしまうと、外部からの力が加わらない限り脱出が出来なくなる模様。 大気を凍結させてから使用可能な技のようだ。 総合的に見ると、近接格闘では上記の技に加えライズに凍結の追加効果を付加し、中距離では冷凍弾、遠距離では槍と非常にバランスが良い。 また、巨大な氷塊による盾や高速移動を可能にするスケーティングなどから、防御や回避にも優れている。 その防御性能に加え、地面や大気を凍てつかせて、敵だけでなく場を征圧し、 相手を弱体化させて自分を強化していることを鑑みると、好戦的なウラヌスの性格とは裏腹に戦術的で防御的な能力といえよう。 凍結能力自体は現代世界でも健在で、冷気を含んだ風を吹きつけ古都霊山林を瞬時にして氷原へと変えている。 流石に未来世界ほどの規模ではないものの、広範囲を一気に支配するのは現代世界からでも可能なようだ。
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10話 後編 勢いを盛り返したキュルケとタバサがラングラーを追い詰める。 「いくわよ、タバサ!」 キュルケの声とともに、複数のファイア・ボールがラングラーに殺到するッ! それと同時にラングラーは鉄クズの弾丸を二人に向けて放つが、 タバサのウィンド・ブレイクがそれらを全て元の軌道からそらす。 二人を貫くはずだった鉄クズはギリギリのところで二人には当たらず、 その後ろの壁に突き刺さる。 そしてラングラーも、自分に向かってきたファイア・ボールは 全て唾を吐きかけた掌で消滅させる。 互いの技術と能力が、互いの攻撃を無力化する。 このままでは、押し込まれかねない。 ラングラーはそう思った。 相手の小娘メイジは二対一で戦うことで精神力の磨り減りを遅くしている。 しかしさっきから鉄クズを撃ちまくっている自分は、残弾にあまり余裕がない。 チョロい仕事だと思って補給二回分の鉄クズしか持ってこなかったのが、 この状況ではかなり痛い。 一回目の補給は既にしてしまったので、次の補給が最後になる。 今までのようにハイペースで撃ちまくることは出来ない。 しかし――手数を減らす事はできない あの青髪の小娘。 あれがいる限り、こちらの攻撃が直撃する事は望めない。 加えて今はこっちの攻撃を防御するのに徹してるからいいが、 こっちの攻撃の度合いが弱まればすぐ攻撃に参加してくるだろう。 接近戦に持ち込む、というのも考えたがすぐに止めた。 そんなことをしたら確実にホワイトスネイクが動く。 赤髪の小娘の炎を消しつつ、 JJFの射撃をほぼ凌ぎきったホワイトスネイクと接近戦で立ち回れるほど JJFは器用じゃないし、自分もそうじゃない。 このままでは、詰まれる。 その焦りが、ラングラーに一つの決断をさせた。 この二人の小娘を、カラカラのミイラにしてやると。 こんな小娘相手に「これ」をやるのは腹立たしいが、 やらずに負けて死ぬよりはずっとマシだ。 そしてキュルケのファイア・ボールの弾幕が一瞬途切れた瞬間、 ラングラーはJJFの両腕のリングを開いた。 鉄クズの弾幕が途切れる。 それと同時にタバサが素早くルーンを唱え、身の丈より長い杖を軽く振る。 ラングラーがJJFの腕のリングに唾を素早く吐き入れたのは、 それのコンマ一秒、二秒ほど後。 直後、タバサのエア・ハンマーがラングラーに襲い掛かる。 ゴォアッ! 唸りを上げて自分に迫る風圧の塊をラングラーはモロに食らい、 壁に叩きつけられる。 ドグシャァッ! 「があッ!」 自分の体に走った衝撃と鈍痛にラングラーが呻いた。 だが顔を苦悶に歪めながらも、ラングラーの口は笑みの形に歪んでいた。 JJFの腕のリングは既に閉じ、高速で回転していた。 そのリングの中で、先ほど吐き入れられた唾は拡散、分散し、 リングの中の全ての鉄クズに付着した。 無重力の世界を生み、さらに真空の世界を作り出すラングラーの唾。 それが、弾丸として発射される鉄クズをコーティングした。 この世界でラングラーが編み出した、 JJFの究極にして最悪の戦術が始まった。 「ようやく・・・追い詰めたってとこかしら?」 タバサのエア・ハンマーで確実なダメージを受けて膝を突くラングラーを見て、 キュルケはそう呟いた。 「まだ油断できない」 タバサはそれを制するように言い、杖をラングラーに向ける。 キュルケはそれに頷くと、タバサと同様に杖を構える。 二人とも残りの精神力にはあまり余裕が無い。 決着をつけるなら、次しかなかった。 そのときだ。 「しかし・・・お前らは・・・よく頑張ったよ」 ラングラーが二人に声をかけた。 エア・ハンマーをまともに食らった割には、その声に張りがあった。 「・・・どういう意味よ?」 警戒しつつ、キュルケが答える。 「まだハタチにもならねえってのに・・・トライアングルで・・・ オレとここまで・・・やりあえるとはな・・・恐れ入ったよ」 「だから何が言いたいのよ!?」 明らかに追い詰められた状況でありながらも余裕を崩さないラングラーに、 キュルケは得体の知れない恐怖を感じた。 タバサも口こそ開かなかったが、キュルケと同様にそれを感じていた。 「だがな・・・お前らは・・・これから詰まれるんだぜッ!」 瞬間、JJFがリングに残る全ての鉄クズを、部屋中に無差別に撃ち放った。 ドドドドドドドドドドドッ! 放たれた鉄クズは、あるものはキュルケ、タバサ、そしてルイズへと向かい、 またあるものは壁に突き刺さり、またあるものは壁を跳ねた。 タバサは自分たちの方向へ飛んでくるものを正確に見極め、 ウィンド・ブレイクで射線をずらす。 ルイズへと向かうものは、ホワイトスネイクがルイズのベッドをひっくり返し、 それを盾にしてガードした。 タバサはこの防御で、これでラングラーの攻撃が終わったと思った。 自分の方に向かってきた鉄クズ全てに対処しきったからだ。 だが――ラングラーの攻撃はまだ終わっていなかった。 ホワイトスネイクにはそれが分かっていた。 部屋全体にばら撒くような射撃。 ホワイトスネイクもこれでダメージを受けた。 この攻撃における、ラングラーの狙いは―― 「ソイツハ『跳弾』ダ! 警戒シロ!」 ホワイトスネイクが二人に向かって叫ぶ。 だが、それは遅すぎた。 いや、仮に遅くなかったとしてもこの世界には「跳弾」などという言葉は無い。 故にタバサがその言葉の意味を理解し、正確な防御に移る事は不可能だった。 ドシュシュシュシュシュシュッ! 直後、キュルケとタバサは全身に鉄クズの銃撃を受けた。 同時に二人の体から鮮血が飛び散る。 「がはっ・・・・・・」 「っ・・・く・・・・・・」 呻き声を上げながら崩れ落ちる二人。 「キュルケ! タバサ!」 ルイズが悲鳴を上げる。 「そんな・・・・・・なんで・・・・・・」 「『跳弾』ダ。鉄クズヲ撃ツ角度ヲ調節シ、 壁ヤ天井デ鉄クズノ弾丸ガ軌道ヲ変エルヨウニシタノダ」 「な、なによそれ・・・弾丸が壁とか天井とかで跳ね返って、 それがキュルケたちを攻撃したの? そんなの、ありえないわよ!」 「ダガ現実トシテ二人ハ銃撃ヲ食ラッタ。 ソシテ私モ、先程ソレデダメージヲ受ケテイル」 「そんな・・・・・・」 ホワイトスネイクの言葉に、打ちひしがれるルイズ。 「その通り・・・・・・だ。 そして今の弾丸・・・ただ身体に・・・穴が開くだけじゃあ・・・ない。 もっと・・・・・・面白く・・・なる」 「面白クナル・・・ダト?」 「そうだ・・・・・・見ていろ・・・・・・。 奴らの血で、この床と天井に真っ赤な水彩画を描いてやるぞ・・・」 場所は変わってまたトリステイン魔法学院の校庭。 ある者は命がけで戦い、ある者は盗みを働こうとするこの日の夜。 そんな夜に、二人の男女が校庭を歩いていた。 少女の方の名前はモンモランシー。 二つ名は「香水」。 そして一週間前に、恋人のギーシュに二股かけられた本人だ。 そして男の方は―― 「ああ、モンモランシー! 君は本当に美しいよ! 天高く輝くあの双月も、君の前ではその美しさが霞んでしまうほどに! いや・・・きっと彼らもわかっているんだ。 どれだけ輝こうとも君の美しさには敵わないってね。 だからああして輝きを弱めて、君の美しさを引き立てているのさ! きっとそうだよ! 僕の愛しいモンモランシー!」 …一週間前、モンモランシーがいながら二股をかけた、ギーシュその人であった。 そもそも何故最悪な関係に陥っていたはずの二人がこうして一緒に歩いているのか、それを説明せねばなるまい。 事の発端はギーシュがモンモランシーを夜の散歩の誘ったことであった。 ギーシュは二股かけてたことがバレて傍に女の子がいなくなった状態が一週間も続いていた。 それで寂しくなったからモンモランシーに泣きついたのだ。 だが実際に傍に女の子がいなくなる、という状況に陥って、真っ先にモンモランシーのところに来る辺り、 ギーシュとしての本命はモンモランシーなのだろう。多分。 浮気ばっかりしてるけど、多分そうに違いない。多分。 そしてモンモランシーの方も、それまではホワイトスネイクとの決闘で死に掛けたギーシュを心配はしたものの、 二股をかけられたことが思い出されて、あまりギーシュとは一緒にいたくない気分だった。 だが「一週間経ったから許してあげようか」という気持ちと、 やはりギーシュに対するまだ捨てきれない気持ちがあって、夜の散歩を了承した。 そしてさっきからもう10分もの間、ギーシュの歯が浮くようなお世辞をノンストップで聞き続けているのだ。 普通の女の子なら耳が痛くなってくるようなお世辞の数々だが、 モンモランシーには、むしろそれが気分がよく感じられた。 モンモランシーはおだてに弱いタイプだった。 だからこそ、ギーシュが他の女の子にフラフラと近づいて そのままお近づきになってしまうのをその時こそは怒っても、 そのうちすぐに許してしまうのだった。 二股駆けるギーシュがダメダメなのは言うまでも無いことだが、 モンモランシーも何だかんだでダメだった。 でもそうだからこそ、似合いのカップルなのかもしれないが。 ひたすらモンモランシーに愛の言葉を重ねるギーシュ。 それを頬を紅潮させながら聞くモンモランシー。 二人はまだ知らない。 今この瞬間も、この学院の中で死闘が続いていることを。 「くぅっ・・・・・・タバサ・・・大丈夫?」 「・・・大丈夫。まだ、やれる」 「ウソ・・・でしょ、それ・・・。 ギリギリのところで使えた魔法を、殆どあたしを守るために・・・・・・」 「・・・・・・大丈夫、だから・・・・・・」 そう言うタバサの顔は青ざめている。 無理も無い。 タバサが先ほどの攻撃で受けた傷は、鉄クズの直撃が右足に3つ、右腕に2つ。 鉄クズのかすり傷が、脇腹に1つ、肩に1つ。 また、キュルケは鉄クズの直撃が左足に1つ、左腕に1つ。 それのかすり傷が左大腿に一つ、頭に一つ傷が出来ている。 ラングラーの射撃が二人を襲う直前、タバサはウィンド・ブレイクを使っていた。 しかしそれは、魔力を殆ど込める間もなかった弱弱しいものだった。 にもかかわらず、タバサはそれの殆どをキュルケを守るために使った。 そのため彼女が受けたダメージはキュルケのそれよりも、 ずっと多く、そして深いものになったのだ。 傷の激痛で奪われそうになる意識を必死に留めながら、 タバサは思考を回転させる。 このままではまずい。 あの男・・・こちらが思っていたよりも遥かに強かった。 まさか、天井や壁で撃った鉄クズを反射させて、 想定外の方向からこちらを狙うなんて。 さっきのエア・ハンマーでダメージを受けたように見えたのは演技だったのか、 それともダメージを押してあの攻撃を仕掛けてきたか。 いずれにしても、今度は完全にこちらが追い詰められてしまった。 もう一度あの射撃を仕掛けられでも、今の自分ではそれを防御出来ない。 そう考えていると、ふと自分の体に奇妙な違和感を感じた。 体が、軽い。 まるで風に巻き上げられた落ち葉のように、まるで自分の体に重みを感じない。 さっきまで、あの男から受けた傷の激痛で体が鉛のように重かったのに・・・。 いや、違う! 「軽く感じている」などという程度ではない。 自分の体が浮いている! 風も無いのに、何かの力が働いているでも無いのに、 自分の体が宙に浮き上がっている! いや、そればかりではない。 手や足を動かすたびに体がグルグルと回転し、重心が定まらない! これは、一体。 「タ、タバサ・・・こ、これ!」 声がした方を見ると、キュルケの身体も宙に浮き上がり、空中で二転三転している。 一体何が起きた? さっきの弾丸に、何か特別な魔法でも仕掛けたのか? でもこんなことができる魔法は、系統魔法の中には無い。 ならば、こいつが使っているのは――。 「エルフの先住魔法・・・か?」 突然タバサに、ラングラーから声がかかった。 「オレと戦ったものは・・・皆・・・そう言う。 先住の魔法・・・エルフの魔法・・・とな。 当然だ・・・火の魔法・・・風の魔法は・・・使うことすら出来ず・・・ 土の魔法・・・水の魔法は・・・まともなコントロールさえ・・・出来ない。 このオレが・・・・・・『魔法殺し』と・・・呼ばれるのは、そのためだ。 だが・・・オレが使うのは・・・そんなものではない。 それらより強力で・・・それらより凶悪なものだ・・・。 その力で殺されることを・・・誇りに思うがいい・・・・・・」 先住の魔法ではない? だとしたら、一体何がこれを引き起こしている? 考えても考えても、自分に起こったこの現象が説明できない。 とにかく自分の体を固定しなければ。 そう思い、杖を振ってレビテーションを唱え始める。 一体どういう原理で浮き上がっているのかは不明だが、 レビテーションなら身体を魔法で浮かせ、身体を空中に固定できるはずだ。 そう判断してのことだった。 そして、状況が変化したのはその瞬間だった。 傷口から流れ出ていた血の勢いが、突然強くなった。 まるで傷口から血が噴出すように、溢れ出るように流血し始めた。 そして次第にそれすらも通り越し、瞬く間に流血の勢いは強くなり、 まるで噴水のように傷口から出血しているッ! 「こ・・・これは・・・・・・」 「・・・・・・」 自分の身に起こった現象に呆然とするキュルケ。 そして自分の体から血が吹き出るという現実に驚愕したのはタバサも同じだったが、 風のメイジであった彼女にはそれ以上のことが理解できた。 自分の周りから、極端に空気が少なくなっている。 それに呼吸もしにくくなっている。 このままでは窒息してしまう。 それ以前に全身の血液がなくなって、干からびてしまう! どうすれば、どうすればこの状況から抜け出せる! 自分はまだ、死ぬわけにはいかないのに・・・・・・。 そしてその様子を、ルイズも見ていた。 ルイズは、自分を責めていた。 何も出来ないばっかりに守られて、 それで守ってくれる人が死にかけているのに、それでも何も出来ない自分を。 守られていながら、助けることさえ出来ない自分を。 自分が水のメイジだったなら、二人を治療できた。 火や風のメイジだったなら、アイツと戦えた。 土のメイジだったなら、ゴーレムの一つでも錬金して時間稼ぎが出来た。 なのに自分はそのどれでもない。 自分は「ゼロ」だ。 何の魔法も使えない、役立たずの「ゼロ」。 一週間前のギーシュとの決闘は、自分に何か光が見えたように思えた。 爆発しか起きない「ゼロ」の自分でも、 役立たずの「ゼロ」じゃないんだと思えた。 だが現実は違った。 結局自分は何も出来ない、役立たずの「ゼロ」だった。 自分を助けてくれた人が窮地に陥っても、 それに何の助けも出せない「ゼロ」だった。 ルイズにはそれがどうにも許せなくて、そして悔しかった。 悔しさで涙がこぼれそうになった、その時。 「マスター」 自分の前に立っているホワイトスネイクから声がかけられた。 顔はこちらには向いていない。 「・・・なによ。ホワイトスネイク」 こぼれそうになった涙を拭って、ルイズは不機嫌に聞こえるように答える。 「アノ二人ノタメニ命ヲ賭ケラレルカ?」 「・・・当たり前よ。何でそんなこと聞くのよ」 「今アノ現象ハ、アノ二人ヲ中心ニ起コッテイル。 ソシテ二人ヲ助ケルニハ、マスターモアノ近クヘ行カネバナラナイ。 マスターガラング・ラングラーニ殺サレタナラ、二人ノ努力ガ無駄ニナル。 デアル以上、マスターハ私トトモニ行動シ、私ガ護衛シナケレバナラナイ。 故ニマスターモアノ症状ガ出ル空間マデ行カネバナラナイ。 ・・・ソレデモ助ケルノカ?」 「それでも、よ」 ルイズの言葉に、迷いは無かった。 「・・・キュルケトカイウ女ハマスタートハ不仲ダ。 ソシテタバサトカイウ小娘ハ今日初メテ会ッタバカリ。 命ヲ賭ケルニハ、アマリニモ安イ間柄ダ。 ナノニ、何故ソノ二人ノタメニ命ヲ投ゲ出セル? 親友デモ、血族デモナイ相手ニ何故ソコマデデキル?」 それは、ホワイトスネイクにとって率直な疑問だった。 以前ホワイトスネイクがいた世界 ――かつての自身の本体、プッチ神父とともにあった世界でのこと。 あの世界で戦った男――空条承太郎は、 娘を守るために千載一遇の勝機を捨てた。 そしてその空条承太郎の娘、空条徐倫もまた、 父親の記憶のためにプッチ神父を仕留めるための最大の好機を逃した。 何故そのようなことが出来るのか。 それは親子だからだ。 互いに血を分けた存在だからだ、とホワイトスネイクは考えていた。 また、スタンドを探して世界中を巡った旅の中で、 プッチ神父を友の仇、親友の仇として襲うスタンド使いもいた。 そうしなれば、プッチ神父にスタンドを奪われることも、 その後にドロドロにされて死ぬことも無かったのに。 なのに彼らはプッチ神父に挑まざるを得なかった。 挑まなければ、自分の心に決着を付けられなかった。 何故そのようなことが出来るのか。 それは親友だからだ。 互いが互い無くしては生きては行けない存在だからだ、 とまたホワイトスネイクは考えていた。 だが、この状況は違う。 今自分の主人の前で死に掛けている二人の小娘は、 主人の血族でもなければ主人の親友でもない。 なのにこの小さな主人は、そんな二人のために命を賭けると言っている。 何故そんなことが出来る? 何故自分の命をそこまで簡単に扱える? それが、ホワイトスネイクには理解できなかったのだ。 「ソシテ助ケタイ、トイウノハ自己満足カ? ソレトモ偽善カ?」 さらにホワイトスネイクは厳しい問いをぶつける。 「・・・そうかもしれない。 役立たずになりたくないって気持ちが、わたしの中にあるもの。 でもそれは二人を助けない理由には絶対にならない。 だから、助けるのよ。 わたしが助けたいから、助けるの」 それが、ルイズの真摯な思いだった。 確かにキュルケには気に入らないところもある。 タバサって女の子に至っては、助ける義理も何も無い。 それでも、見殺しには出来ない。 だから、助ける。 自分が助けたいから、助ける。 それが、ルイズの答えだった。 「ソウカ」 ホワイトスネイクはそう短く言うと、ルイズに向き直る。 そしてルイズを片手で抱え上げる。 「覚悟ハイイナ?」 「いつでも」 ホワイトスネイクの問いに、ルイズが短く答える。 「承知ッ!」 その答えにホワイトスネイクが力強く応えるッ! そして床を強く蹴り、二人の少女の下へと疾走するッ! 「なッ、なにしてやがるッ!!」 それに驚いたのはラングラーである。 無傷で確保しなければならない相手が自分が作り出した死の空間へと、 何のためらいも無くホワイトスネイクとともに突っ込もうとしているのだ。 このままでは「無傷での確保」は不可能。ならば、阻止するしかないッ! ラングラーは最後の補給を終えたばかりのJJFに腕を構えさせる。 ドンドンドンドンドンドンッ! そしてホワイトスネイクの動きを追うように、 JJFにありったけの鉄クズを撃ち放たせるッ! 計画性のカケラもない行動だった。 だが任務を完遂することの方が、ラングラーには重要だった。 しかしホワイトスネイクは速い。 放たれた鉄クズの半数はホワイトスネイクが通り過ぎた直後の空間を貫き、 ホワイトスネイクにはかすりもせず、 しかし残り半分はホワイトスネイクへと殺到する。 だがホワイトスネイクはそれらを拳で弾き飛ばそうとはしない。 逆にルイズを庇うようにガードを固める。 ドシュシュシュッ! そのホワイトスネイクに、いくつもの鉄クズが突き刺さるッ! その数、4発。 足に、脇腹、腕に、そして頭に着弾し、頭部に命中したものはその一部を吹き飛ばしたッ! しかしホワイトスネイクは止まらないッ! 苦しみもがきながら空中を漂うキュルケとタバサの元へと一直線に駆けるッ! そして、キュルケとタバサを苦しめる症状 ――真空の魔の手が、ルイズにも襲い掛かる。 ルイズの鼻から、突然鼻血が噴出す。 同時に、ルイズの呼吸も苦しくなってくる。 ホワイトスネイクが自身の腕からDISCを抜き取ったのはその瞬間だった。 そして抜き取ったDISCを間髪いれずにルイズの頭部に差し込むッ! 「命令スル。『体内気圧を限りなくゼロに近いレベルまで、一気に低下させろ』」 ホワイトスネイクが、静かにそう命令する。 と同時に、ルイズの鼻血が止まった。 外気圧と体内気圧の差のために体内から血液が押し出されるのを、 この命令によって防いだのだ。 しかし、ルイズの呼吸が苦しいのは変わらない。 ルイズの周囲に殆ど酸素が存在しない状況を変えることは、 ホワイトスネイクのDISCの命令ではできないからだ。 しかし、血液が全て体外に押し出されてミイラになるよりは、 まだ死ぬのが遅い。 その僅かなタイムラグに、ホワイトスネイクは全てを賭けたのだ。 やがて、酸欠でルイズが意識を手放す。 ルイズは自分の意識が真っ白になっていくのを感じながら、 ホワイトスネイクが、二人を救ってくれることを祈った。 そしてホワイトスネイクは、キュルケとタバサの元へ到達した。 スデに意識を失っていた二人に、ルイズにしたものと同じ命令を差し込む。 後数秒でも遅れていたならば二人の命は無かっただろう。 しかしこれで二人の命はもう1、2分は稼いだ。 あとは・・・ラング・ラングラーを倒すのみ。 そう決意してキュルケとタバサを背負うと、ラングラーのほうへ振り向く。 そして振り向いた先には、驚愕に顔を歪めるラングラーがいた。 「バカな・・・真空の中で・・・何故・・・血を吹き出さねえ・・・。 ホワイトスネイク・・・テメー一体・・・何を、しやがった・・・」 「何ヲシタカ・・・カ。ソレヲ貴様ガ知ル必要ハナイナ。 何故ナラ貴様ハココデ死ヌカラダ・・・ラング・ラングラー。 貴様ノ無重力ノ能力ガ作リ出シタ真空デナ・・・・・・。」 そう言い終わるや否や、ラングラーに向けて突進するホワイトスネイク。 真空の発生源であるキュルケとタバサはホワイトスネイクに担がれているッ! つまり、この状況は―― 「テメーッ! オレが作った真空で、オレを攻撃する気かッ!」 ホワイトスネイクの目論見を理解したラングラーは、すかさず後方に下がる。 だがすぐに壁に背がぶつかる。 もう後ろには下がれない。 正面から迫るホワイトスネイクは、 自分を真空の範囲に捉えるまであと数歩の位置。 ならば―― 「ジャンピン・ジャック・フラァァァッシュッ!!」 咆哮とともにJJFがラングラーの正面に回りこむ。 そしてコンマ数秒単位で腕を構え、ホワイトスネイクへと向けるッ! 「くらえッ!!」 ドンドン! そして、その腕から鉄クズを撃ち放つ。 だが狙いは甘かった。 大半はホワイトスネイクに当たらず、その周囲へと逸れていった。 ラングラーが一瞬抱いた真空への恐怖が、 その照準を正確なものにしなかったのだ。 だが、3つ。 それだけの数の鉄クズは、ホワイトスネイクへと向かった。 しかもその全てが、ホワイトスネイクへの直撃コース。 だがホワイトスネイクは避けようともしない。 自分を敵の弾丸が貫くのを承知で、 真正面からラングラーのいる方向へと突っ込むッ! ドシュシュッ! そしてホワイトスネイクの胴体を、3つの鉄クズが撃ち貫く。 ホワイトスネイクの、膝が落ちる。 勝った、とラングラーは感じた。 だが、ホワイトスネイクは止まらなかった。 落ちかけた膝を無理やり引き上げ、床を蹴り、 レスラーがタックルをかけるようにラングラーへと襲い掛かるッ! ホワイトスネイクはスタンドである。 そして今のホワイトスネイクは、 本体の状態に一切左右されないスタンドであるッ! そのため人間ならば致命傷の攻撃でも、まだ十分に活動可能ッ! 「バカなッ! こいつ、何故止まらないッ!?」 それを知らないラングラーは驚愕のままにタックルをモロに食らい、 壁にたたきつけられる。 JJFで防御する余裕すらなかった。 そして、真空の範囲にラングラーが入った。 真空が、ラングラーに襲い掛かるッ! 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 時間の経過のために、より強力になった真空がラングラーを襲う。 そして、ラングラーの体の組織を次々と破壊してゆくッ! (マ・・・マズイ・・・ぞ・・・・・。このままじゃあ・・・オレが・・・ヤバイッ! 壁に押さえつけられた・・・この体勢じゃあ・・・逃げられねえッ! くッ・・・こうなったらッ!!) 完全に追い詰められた状況ッ! そしてラングラーが、そこから脱出を図るッ! 「ジャンピン・ジャック・フラッシューーーーーーーーッ!」 ラングラーの絶叫とともに、JJFが部屋の壁に拳のラッシュを叩き込むッ! 追い詰められ、生へとしがみつこうとする精神によって昂ぶり強化された拳は、 壁を一瞬にしてベコベコに破壊し、そしてひび割れさせていくッ! そしてラッシュが始まってから一秒経ったか経たないか、それだけの時間で、壁に大穴が空いた。 そしてラングラーの体が、その後ろから押さえつけるホワイトスネイクのパワーに押され、ルイズの部屋から空中に放り出された。 その瞬間。 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ解除ォーーーーーーーーーーーーーッ!!」 ラングラーの絶叫とともに真空が解除されるッ! そして周囲の気圧は突然正常に戻り、ホワイトスネイクとラングラーの身体は、 二人を取り囲んでいた真空地帯へ吹き込んだ突風に、 木の葉のように吹き飛ばされるッ! ラングラーの身体は上空へ吹き飛ばされ、 ホワイトスネイクの身体は地上へと、一気に叩き落されるッ! しかしホワイトスネイクは抱きかかえる3人の身体を手放しはしないッ! 手放す前に、やらねばならないことがあるからだ。 (解除・・・ダトッ!? マズイゾッ! コノママデハ、 外気圧ニマスタータチノ体ガ潰サレルッ! ソノ前ニッ!) ホワイトスネイクは素早くルイズの頭部から命令のDISCを抜き取る。 そしてキュルケ、タバサの頭部からも命令のDISCを抜き取り、3人の体内気圧を正常に戻す。 だがまだ油断は出来ない。 地上が、眼前に迫っている。 今の加速した状態で地面に叩きつけられれば、並の人間はただではすまない。 ましてや今の状況では重傷を負った人間が二人もいるのだ。 ホワイトスネイクが手を離し、勢いのままに地面に激突したならば、間違いなく死ぬ。 ホワイトスネイクは何も持たない状態なら自由に空中を移動できる。 そして軽いものならば抱えたままで空中を移動できる。 だが今ホワイトスネイクが抱え、背負うのは三人の人間。 抱えたまま空中に留まるのは不可能だ。 そうである以上、着地はホワイトスネイクがやらねばならない。 しかしホワイトスネイクの両足はJJFの射撃でダメージを受けている。 着地の衝撃に耐えられるかどうかは怪しい。 出来るか。 ホワイトスネイクは現在の自分の状況に相談し、そして覚悟を決めた。 その直後、ホワイトスネイクは3人を抱えたまま、地面に着地した。 そして着地の衝撃がホワイトスネイクの両足を襲う。 無重力解除による風圧、そして人間3人分の重力が生んだ衝撃が、ホワイトスネイクの足をズタズタに破壊してゆく。 だがホワイトスネイクは膝を突かない。 膝を突かず、衝撃に耐え、着地したままの状態を保ち続ける。 そして、耐え切った。 そのことを実感すると、 ホワイトスネイクは3人の身体をそっと地面に横たえた。 ホワイトスネイクの身体に新たな衝撃が走ったのは、その瞬間だった。 衝撃の発生源は腹部。 そこに目を向ける。 自分の腹部から、握り拳が突き出ているのが見えた。 そして、やられた、と思った。 JJFの拳が、背後からホワイトスネイクの身体を貫いていた。 空中に飛ばされたラングラーは、手足の吸盤で校舎の壁に張り付き、 風圧に耐えていた。 そして耐え切ると、間髪いれずに空中からホワイトスネイクの背後に迫った。 落下の音、衝撃は吸盤で吸収し、ホワイトスネイクに気づかれることは無かった。 そして、あの一撃をホワイトスネイクに叩き込んだ。 ホワイトスネイクの膝が、がくりと落ちる。 もはや両足で立つこともできない。 そしてボロボロの両手では、手刀を使うことも出来ない。 ホワイトスネイクの身体は、もう戦える身体ではなかった。 「これで・・・テメーは・・・もう・・・戦えねえ。 あとは・・・ガキを・・・頂いていく・・・だけだ。 だが・・・・・・その前に・・・テメーは破壊する。 オレを散々ナメてくれたテメーを・・・生かしておくつもりはねえッ!」 そう言いつつ、JJFの拳をホワイトスネイクの腹から引き抜くラングラー。 それと同時にホワイトスネイクの体が崩れ落ちる。 ダメージは、あまりにも大きかった。 これ以上戦えぬほどに、これ以上立つこともできぬほどに。 そして床に倒れこむホワイトスネイクの頭部に、ラングラーはJJFの拳の狙いを定める。 「これで終わりだッ! 今度こそ、ここで死ねッ!!」 そして、JJFの拳が、ホワイトスネイクの頭部へ振り下ろされる。 「勝ったッ!!」 ラングラーが今度こそ勝利を確信し、叫んだ。 ドグシャアッ! ドシュンッ! 直後、二つの音が交錯する。 JJFの拳がホワイトスネイクを破壊する音、 そしてそれとは別の音が校庭に響いた。 そして視界が真っ暗になる。 何だ? とラングラーは一瞬首を捻りかける。 捻りかけて、理解した。 自分の額に、あの忌々しいDISCが突き刺さっている。 そのDISCに目隠しされているのだ、と。 そしてそうだ。 「これ」はさっき見ていた。 これはホワイトスネイクが、あの三人のガキの頭から抜き取ったものだ。 ホワイトスネイクはこのDISCで、自分の真空から三人を守っていた。 しかし、だとしたらその効果は一体・・・。 「ソノDISCノ効果・・・教エテヤロウ」 「!!??」 バカな!? 何故ホワイトスネイクが生きている!? ヤツの頭部は、自分のJJFで完全に破壊したハズ。 手ごたえも十分にあった! …いや、本当にそうだったのか? 本当に、自分が破壊したのはヤツの頭部だったのか? インパクトの瞬間、オレはヤツのDISCで目隠しされたんだ。 だとしたら、そのときに・・・まさか・・・・・・。 「『体内気圧を限りなくゼロに近いレベルまで、一気に低下させろ』・・・ダ。 ソレデ何ガ起コルカ・・・・・・貴様ニハ・・・スグ分カル」 暗闇の中で、ホワイトスネイクがこちらの意思とは関係ナシに喋り続ける。 『体内気圧を限りなくゼロに近いレベルまで、一気に低下させろ』・・・だと? …何だとッ!? じゃあまさか、これからオレはッ!? 「感ヅイタヨウダナ・・・。貴様ノ体ハコレカラ・・・外気圧ニ潰サレテ、 ペシャンコニナル。 セイゼイソレマデノ間、残サレタ命ヲ楽シメ・・・・・・」 その言葉の直後、ラングラーの体に異変が起こる。 まず、息が出来なくなった。 正確には、肺から空気が一気に押し出されたッ! そして破壊はさらに進行するッ! ラングラーの体はあっという間に圧縮されていき、 ラングラーの全身の穴という穴から血が噴出すッ! 「ガッ・・・ゴボ・・・・・・ガボ、ゴッ・・・・・・」 声にならない声を上げ、ラングラーが呻く。 呻きながらも、JJFに指示を出す。 自分をこんな目に合わせた奴らを、せめて一人でも道連れにするために・・・。 だが、それもすぐに止められた。 JJFの腕が、動かない。 ホワイトスネイクがJJFの両腕をガッチリと捕まえ、その腕輪の照準が三人の少女にそして自分へと向かぬよう、 そして照準が誰もいない上空へ向くように押さえ込むッ! 「ア・・・アガ・・・ゴバ、ガ・・・ガボバ・・・・・・」 しかしラングラーは止まらない。 JJFへの指示を止めはしない。 そして主人のダメージに従ってボロボロとその身を崩壊させていくJJFは、 主人の命令に忠実に、最後の足掻きを見せたッ! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!! それは戦いの序盤でホワイトスネイクに対して行った、マシンガンのような集中射撃。 JJFはそれが自分の最後の輝きであるかのように、ホワイトスネイクに押さえつけられたまま、上空に向かって撃ち続けた。 今までで最大の威力を持った、鉄クズの射撃だった。 撃ち放たれた無数の鉄クズはその大半が校舎に当たり、 そしてそれらを抉り、無数のひびを入れた。 巨大なゴーレムの一撃ですら破壊できない壁に、目に見える形で損傷を与えた。 そして残弾が完全に尽きたのと同時に、 ラング・ラングラーは全身の血を外気圧に絞り取られて絶命した。 ジャンピン・ジャック・フラッシュの姿は、もうその傍らには無かった。 「終ワッタ・・・・・・カ・・・・・・」 ラングラーが死んだのを確認し、ホワイトスネイクはそう呟いた。 そして周りを見回す。 見回して、ひどい有様だと思った。 周囲一体がラングラーの血で染まって真っ赤になっている。 ルイズ、キュルケ、タバサの三人も例外ではない。 全員の衣服が、血で真っ赤になっていた。 もっともキュルケとタバサの衣服は彼女達自身の血でスデに赤く染まっていたが。 (シカシ・・・マズイナ。今ノ私ハ、ホトンド行動不能。 ソレニ助ケヲ呼ブコトモママナラナイ。 マスターハマダ大丈夫ダガ・・・コノ二人ハ応急処置ガ必要ダ。 クソッ・・・・・・ドウスル・・・・・・?) 自身も再起不能寸前でありながらも、冷静に状況を判断するホワイトスネイク。 その時―― 「ルイズの使い魔君ッ! 君の命がけの行動、僕は敬意を表するッ!!」 バカみたいにでかくて、それでいて妙に気取った声が聞こえてきた。 どこか聞き覚えがあった声だ、と思いながらホワイトスネイクがそちらを見る。 「ちょっとギーシュ! あんた分かってるの? あいつはあなたを殺しかけたようなやつなのよ?」 「黙っていてくれモンモランシー。僕は今猛烈に感動しているんだ!」 声の主はやっぱりギーシュだった。 そしてその後ろから、モンモランシーがギーシュを引きとめようとしている。 しかしギーシュはそれを引きずるようにしてこっちにやってきた。 「・・・・・・何シニ来タ」 ジト目でギーシュを見ながら言うホワイトスネイク。 「そんなことを連れないことを言わないでくれ、使い魔君。 僕は君の命がけの戦いの一部始終を見ていた。 それで・・・感動したんだ! 不届き者から三人のレディーを守り、 満身創痍になりながらも勝利した君の姿に! そして実感したよ! 君と僕は似たもの同士だったんだ! 君は一週間前のあの日、僕と決闘したろう? それが何故なのか、ずっと気になっていたんだ。 でもそれが分かったよ! 君は君の主人であるルイズのために、 レディーのために戦ったんだね! あのメイドを僕の勝手から守ったのも、 レディーを守るという君の新年に基づいたものだったと分かったんだよ! はっはっは! そんな神妙な顔をしないでくれ! 何も言わずとも分かる! 君のその行動こそが君の精神のあkガボゴババゴボ・・・・・・」 延々と喋り捲っていたギーシュが、突然彼を包み込んだ水によって黙らされた。 やったのはモンモランシーである。 しかしギーシュもなんと言うか、相当にアレだ。 一週間前に自分を危うく殺すところだった相手にここまでフレンドリーになれてしまうとは。 お調子者というべきか、能天気というべきか、とにかく色々と心配だ。 そしてギーシュを黙らせたモンモランシーがその前に出て、 じろりとホワイトスネイクをにらむ。 ホワイトスネイクも、それを正面から見返す。 「・・・あんたがギーシュに決闘でしたこと。私は忘れて無いわ。 でも・・・・・・」 そういって、地面に横たわる三人に目を向けると、短くルーンを唱える。 すると、キュルケとタバサの傷が、溶けるようにして浅くなっていく。 水のメイジにしか使えない、「治癒」の魔法だ。 ホワイトスネイクは驚いてモンモランシーを見る。 「この三人がケガをしてるのは別の話よ。 応急処置をしてくれる人を探してたんでしょ? ・・・だったら私がしてあげるわよ。 この三人のケガはどれも致命傷じゃないし、 水のラインメイジの私なら応急処置が出来る。 ただ、キュルケとこの青髪の女の子は相当に弱ってるから、 魔法薬での治療が必要になるけど。 ・・・別に、あんたがしたことを許したわけじゃないんだからね。 勘違いしないでよ」 「・・・覚エテオク」 ホワイトスネイクがそれだけ言うと、 モンモランシーはぷい、とそっぽを向いてギーシュのほうへ戻っていった。 そのギーシュが、何やらゴボゴボ言っている。 「どうしたのよ、ギーシュ?」 「ばべ! ばべぼびべぐべぼ!」 「・・・何言ってるかわかんないわよ、ギーシュ」 「ばばらばればぼ! ぼぼばび! びびぼぶびぼごべば!」 モンモランシーの魔法で水攻めにされたまま、 ギーシュが指を差しながら何か言っている。 だがモンモランシーには何が言いたいのか全く理解できない。 かろうじて、何がしたいかが理解できたホワイトスネイクが、 ギーシュが指差す先を見ると―― 「・・・・・・何ダ、アレハ?」 そこには、全長30メイルは下らない、巨大なゴーレムがいた。 To Be Continued...
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まだあやふやなところ 数値予報の初期値の構成(解析値との関係など) ウィンドプロファイラの観測データを数値予報の初期値に利用する、とあるので客観解析値じゃなかったっけ?と混乱 予報モデル GSM 20km/60 MSM 5km/50 気象衛星画像 典型的なパターンなら大丈夫だけど、積雲と流氷とか、紛らわしいところになると分類がしっかりできていない。 覚えにくい公式集 熱力学関連の式 混合比 m=0.622×e/(p-e) e 水蒸気分圧 p 湿潤空気(全体)の圧力 色んな表現方法のある風の式 風に関する式はみんなバラバラで覚えにくい ( _ ) 重要な公式は原則「積・和の方程式で表す」が一番です。 多くの説明は文脈に合わせて(わざわざ)変形するので覚えにくくさせています。 だから文系の人は数式が苦手になるんじゃないかな。。 傾度風 (遠心力+コリオリ力+気圧傾度力=0) Vθ^2/r+fVθ+Pn = 0 Vθ 接線速度 Pn = -1/ρ(Δp/Δr) 地衡風(V) fV = -1/ρ × ∂p/∂n ただしf=2Ωsinφ あるいは fV = -g × ∂z/∂n ・・・等圧面高度から計算可能 で覚えるのが一番楽じゃないかい? u = -g/f(∂z/∂y) v = -g/f(∂z/∂x) u 東西風成分 v 南北風成分 鉛直p速度 ω=dp/dt 相対渦度 ζ = ∂v/∂x - ∂u/∂y 惑星渦度 f=2Ωsinφ 予報技術 ブライアスコア=Σ(pi-ai)^2 / N ブライアスキルスコア(BSS)=(BSc-BS)/BSc BS 確率予報のブライアスコア BSc 気候値予報のブライアスコア ※気候値予報より情報価値のある予報であるかどうか ※ゼロより大きい値であれば気候値予報より価値ある予報 復習用 ここの問題で不正解だったもの。 対流圏界面付近の温度は、 xxx ほど低くなっている。 対流圏の xxx は、放射伝達と対流による放射対流平衡によって説明される。 対流圏内の鉛直流の影響で xxx のところで対流圏界面は高くなる。 成層圏では成層の不安定による運動は起らないが、 は東風、は西風が吹いている。 降水過程はほぼNG 大気に対する放射線加熱量は、地表面からの xxx と輸送量の和と釣合っている。 地球の反射率に最も寄与しているものは雲による反射であり、陸面の反射よりも xxx ほど大きい。 北半球の大規模な大気運動に伴う風が、対流圏下層で弱い東風で高さとともに東風が強くなっているとき、xxx の温度は南から北へ行く程高温になっている。 end
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2014年9月9日に行われたアップルのスペシャルイベントで発表された[21][22]。 2014年9月19日、オーストラリア、日本、香港、シンガポール、ドイツ、フランス、イギリス、カナダ、アメリカ合衆国、プエルトリコ(時差順)で先行発売予定[23]。日本国内では主要キャリア3社が扱うほか、アップルストアでも同時にSIMフリーモデルの販売を行う[24]。 画面サイズを従来モデルから大きくし、通常モデルのiPhone 6は4.7インチ(1334×750ドット)、大画面モデルのiPhone 6 Plusは5.5インチ(1920×1080ドット)のディスプレイを搭載、広視野角でコントラストが高く、より正確な色を出せる「Retina HD displays」を採用している。また本体の厚さもiPhone 6で6.9mm、iPhone 6 Plusで7.1mmで、従来より薄くなっている。また、内蔵ストレージに128GBモデルが追加され、32GBモデルが無くなった。 基本スペックは両モデルとも共通で、システムプロセッサにApple A8を搭載、CPUは従来比25%高速化し、グラフィックは従来比最大50%パフォーマンスを向上させている。モーションコプロセッサはM8を搭載し、高度情報を取得できる気圧計が追加された。通信ではLTEのキャリアアグリゲーションに対応し、最大150Mbpsでの通信のほか、VoLTEでの通話も可能となった。日本ではWiMAX2+やAXGPで使われているTD-LTEのBand 41など最大20の帯域に対応している。Wi-FiではIEEE802.11acに対応したほか、T-Mobileなど一部の通信会社ではWi-Fiを介して電話をかけることができる「Wi-Fi calling」にも対応する。 カメラ機能では、メインカメラのiSightのセンサー性能を強化、Focus Pixelsと呼ばれるプロセッサでオートフォーカスのスピードを向上させ、顔検出機能も強化されったほか、最大60fpsの1080p動画撮影や最大240fpsの720pスローモーションビデオ撮影、タイムラプスビデオ撮影も可能となった。さらにiPhone 6 Plusでは光学手ぶれ補正にも対応している。内向きのFaceTimeカメラもF2.2の明るいレンズになった。 新たにNFCが搭載され、アメリカでは2014年10月より開始するアップル独自の決済サービス「Apple Pay」に対応、Touch IDでの指紋認証と連携して決済処理を行う。 iPhone 6とiPhone 6 Plusの違いとしては上述の画面サイズ・本体サイズとiSightの光学手ぶれ補正のほか、iPhone 6 Plusでは横画面表示時に大画面に最適化された表示が可能となっている。
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梅雨入りが宣言されて以来カラカラの晴天が数日続いた次の日。 どうやらそれも昨日までの気まぐれらしく、ようやく空に暗雲が立ちこめ、こりゃ一雨どころか雷様だってやって来そうな放課後、俺はまだ教室に居て、窓からおどろおどろしい灰色の渦巻き模様を眺めていた。 「おい、キョン。帰らないのか? こりゃ一雨どころか雷だって来るぜ」 だったら俺になんぞ声をかけずにさっさと帰りゃいいのに、谷口はへそを手で隠しながら、気が早すぎて鞄をアタマの上に乗っけている。 「谷口、おまえ、傘忘れたのか?」 「な、なんで分かった?」 「ほらよ」 置き傘を谷口に放ってやる。折りたたみだが、雨が激しくならないうちに帰れば、十分役に立つだろう。 「ほらよ、って。ありがたく借りてやるが、おまえはどうすんだ? 涼宮が休みだから、SOS団だって休業だろ?」 ああ、なんで俺は帰らないんだろうね。 「雨が降りそうね、キョン」 「そうだな」 「雨宿りしてかない?」 雨が降る前から、ってのはおかしくないか? と言おうとして、隣の奴をみると、そいつはあろうことか、「ご宿泊」以外にも「ご休憩」だってできるファッショナブルな宿泊施設を指差していた。 「『御伽草子』から『今昔物語』に『十訓抄』、近くは永井荷風『墨東綺譚』、映画の『マイ・フェア・レディ』、さだまさしの『雨宿り』まで、雨宿りした男女が契りを交わしたり、結ばれたりする話が、なんでこうまで多いのか、ずっと疑問だったの」 やれやれ。 「で、疑問は解けたのか?」 「服が濡れて透けるのが萌え、なのかと思ってたけど、平安時代にまで萌えをもっていくのもどうもね」 萌えじゃなくても、エロくて単に発情したんじゃないのか? 「あんたとするようになって分かったわ。雨が降ると、したくなるの」 ホワット? おまえ、いま、何て言った? 「あんたと初めて肌を合わした後に体感したわ。低気圧が接近すると発情するの」 いや、難しく言ってくれ、と頼んだわけじゃないぞ。年頃の女の子が、往来で口にしていい話題とは、だな。 「だったらおおっぴらに話し合える場所に行きましょう」 すごい力で俺を引きずり出すハルヒ。 「おまえ、話し合う気なんかないだろ!」 「ごちゃごちゃ言うな! 据え膳食わぬはナントカの恥っていうでしょ!」 いや、おれは、そういうのは、なんかこう、もっと大事にしたいというか、あれだ。 「でも、することは、するんでしょ」 そりゃするけどな。いや、そうじゃなくて。 「それ以上、無駄なおしゃべりを続けるようなら、あんたの口を塞ぐわよ。マウス・トゥ・マウスで。それとも拳骨がいいかしら?」 はい、降参します。 「最初はね、雨が音を消してくれるからかな、と思ってたの」 ピアノをやってたせいか生まれつきのものなのか、ハルヒの奴は妙に耳がいい。そのせいか、音は気になるタイプのようだ。自分は人一倍騒音をまき散らすくせにな。 そうした訳で、生活騒音が近くからもれ聞こえる、お互いの部屋ではしない、という不文律みたいなものができた。俺達以外の家族が全員不在で、「ふたりっきり」になれる場合を除いてだが。そういえば最近、何故だか頻繁にみんな不在になるのだが。 「あんたは普段ノートなんか取らないから気付かないでしょうけど、雨が近いとね、ノートが湿って、シャーペンの滑りというか、書き味が違ってくるの」 そしてお前は発情する。低気圧には催淫効果がある、と。 「あんたは、どうなのよ?」 後の席から飛んでくる視線とフェロモンに無条件降伏だ。というか、死ぬ気で告白してよかった。 「な、何言ってんの?どういう意味?」 雨の日の度に発情ならず発狂して、何かやばい事件でも起こしてたかもしれん、ってことだ。察しろ。 「ま、あんたは常時、発情中だしね。野放しにできないわ」 ちがう。お前は、お前と会ってる俺しか知らんからだ。 「じゃあ、あたしと会ってない時のあんたはどうなのよ?」 ……おまえのことを考えてる。 「頭いたい」 俺もだ。 「何してんのよ、こんなとこで?」 「こんなとこって、ここは俺のクラスの教室で、座ってるのは俺の席だ」 「とっくに放課後よ。いるのは、あんたひとりじゃないの」 「人を待ってた」 「へえ、誰を?」 「待つ必要がなくなったな」 「……帰らないの?」 「帰るさ。だが帰り方ぐらい、好きに選んだっていいだろ?」 「どしゃぶりの中を走っていくの? 酔狂ね」 「休んだ日の放課後に、それも雨の日に、わざわざあの坂を登ってくる奴に言われたくない」 「それだけじゃないわ。……あんたの自転車、わざわざ押してきてあげたわよ。ほら」 窓の下に、ずぶぬれになった土のグランドが見える。そいつを横切ってきた、我が愛車も。 「やれやれ。ブレーキの甘いあいつに、あの坂を二人乗りで駆け降りさせるつもりか」 「それだけじゃないわ。どこか体を乾かせるところまで、一気に行ってもらうわよ」 「やれやれ」 「ナビならまかせなさい」 「右に曲がりたいからって、右耳引っ張るのはなしだぞ」 いずれにしても、このずぶぬれ女を放っておいたら、そのまま水に帰ってしまいそうな気がしたんで(悪いな、妄想だ)、俺達は急いで教室を、校舎を、学校を出た。 「あの廊下の水たまりは、お前が通った跡か?」 「む、あんた、いま、ひどいこと考えたわね!?」 「まるで、なめく……うむむう。ち、窒息させるつもりか?」 「一番、苦しい死に方だって。キョン、死に方は選べないのよ」 「だったら生き方だけでも選ぼう。次の角、右で良いんだな」 「ダンプが急に飛びだしてこなけりゃね」 二人乗りの自転車は、不思議な力に引かれるように角を曲がった。ああ、そうだ。いつかの哲学的問答をその前でこいつとやった、「ご宿泊」の他に「ご休憩」だってできるファッショナブルな宿泊施設だ。 「スポーツで発散できるなんて、大嘘ね。今日だって10km泳いできたけど、なんの効果もなかったわ」 「ハルヒ、少し黙っててくれ。振り向けないのに、口をふさぎたくなる」 「はいはい、エロキョン。もう少しの辛抱よ」 「こっちのセリフだ」 「わかってんなら急いで」 腰にまわしたハルヒの腕が熱を帯びる。 ヰタ・セクスアリス/雨宿りのつづきへ
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QMA6 理系学問 物理化学 ページ1 / 2 / 3 / 画像問題 / ニュースクイズ / 高校生クイズ 問題文 答え 元素記号がアルファベット1文字の元素でVはバナジウムですが Yは○○○○○○? ○を答えなさい イットリウム 原子爆弾の開発のため1942年にニューメキシコ州に設立されたのは○○○○○○研究所? ○を答えなさい ロスアラモス 原子力開発の分野で重要な原子番号94、元素記号Puの元素は○○○ニウム? ○を答えなさい プルト 原子力発電に使われる原子炉で加圧水型炉はPWRと略されますが 沸騰水型炉は○○○と略される? ○を答えなさい BWR 原子を構成しているのは「原子核」と、その周囲を回っている○○? ○の漢字をひらがなで答えなさい でんし 原子力発電に使われる原子炉で加圧水型炉は○○○と略される? ○を答えなさい PWR 固定子と回転子からなる可変蓄電器をふつう「○○○○」という? ○を答えなさい バリコン 光化学スモッグ注意報は大気中の「光化学○○○○○○」の濃度によって発令される? ○を答えなさい オキシダント 光が、それ以上の入射角では全反射するようになるときの最小の角度を「○○角」という? ○の漢字をひらがなで答えなさい りんかい 考案したイギリスの物理学者の名が付けられた、液体窒素など低温の液体の保存に使う魔法瓶は○○○○瓶? ○を答えなさい デュワー 航空機の速度計などに用いられるベルヌーイの定理を使って流速を求める装置は○○○管? ○を答えなさい ピトー 高周波電界中に置かれた生物体からの放電現象は○○○○○現象? ○を答えなさい キルリアン 国際単位系における接頭辞で「10の9乗」を表すのは○○? ○を答えなさい ギガ 国際単位系の単位で平面角を表すものは○○○○? ○を答えなさい ラジアン 最近は「コエンザイムQ10」「ビタミンQ」とも呼ばれる人体に存在する補酵素は○○○ノン? ○を答えなさい ユビキ 三角形の三辺の長さから面積を求める公式は○○○の公式? ○を答えなさい ヘロン 四角形の対角線の数は2本ですが 八角形の対角線の数は何本? 数字で答えなさい 20 四捨五入などによって端数を処理したきりの良い数は「○○○○ナンバー」という? ○を答えなさい ラウンド 紫外線はアルファベット2文字でUVと表されますが 赤外線はアルファベット2文字で何と表される? アルファベットで答えなさい IR 集積回路をアルファベット2文字でICといいますが 大規模集積回路はアルファベット3文字で何という? LSI 集積回路をアルファベット2文字で何という? IC 縦5cm、横3cmのパネルを隙間なく並べて正方形を作るにはパネルは最低で何枚必要? 数字で答えなさい 15 振り子の糸の長さを9倍にすると、1往復にかかる時間は何倍になる? 数字で答えなさい 3 真空管や電解層で陰イオンの流れ込む電極をアノードといいますが 陽イオンの流れ込む電極を○○ードという? ○を答えなさい カソ 真空管や電解層で陰イオンの流れ込む電極を○○ードという? ○を答えなさい アノ 震源距離と初期微動継続時間の関係式「大森公式」に名前を残す地震学者は大森○○? ○の名前をひらがなで答えなさい ふさきち 人体における尿酸の生成や造血作用に関わりを持つ、原子番号42、記号Moで表される元素は○○○○○? ○を答えなさい モリブデン 水素に次いで、2番目に軽い元素は○○○○? ○を答えなさい ヘリウム 水素の同位体で「デューテリウム」と呼ばれるのは○水素? ○の漢字をひらがなで答えなさい じゅう 水面下30メートルの気圧は何気圧? 数字で答えなさい 4 水に溶けたときにイオンに分かれる物質を○○質という? ○の漢字をひらがなで答えなさい でんかい 水の密度が1.0g/立方cm、氷の比重が0.92の時に、1立方メートルの氷の質量は何kg? 数字で答えなさい 920 数学で、ある値を越えない最大の整数を表す記号[ ]を「○○○記号」という? ○を答えなさい ガウス 数学で「実数αが正または零ならα自身、負なら負号を取り去った数」のことを「○○値」という? ○の漢字をひらがなで答えなさい ぜったい 数学で「ルート16」といえば4ですが 「ルート25」といえばいくつ? 数字で答えなさい 5 正四面体の頂点の数は4個ですが 正十二面体の頂点の数は何個? 数字で答えなさい 20 正四面体の頂点の数は4個ですが 正八面体の頂点の数は何個? 数字で答えなさい 6 生体内でエネルギーの運搬や貯蔵を仲介するATPは「○○○○○三リン酸」の略? ○を答えなさい アデノシン 赤・青・黄・白・黒の5色から3色を1度ずつ用いて信号を作るとすると、全部で何通り作れる? 数字で答えなさい 60 摂氏0度といえば華氏○○度に当たる? ○を答えなさい 32 摂氏温度を考案したスウェーデンの物理学者はアンデルス・セルシウスですが 列氏温度を考案したフランスの科学者はルネ・○○○○○○? ○を答えなさい レオミュール 素粒子についての規則性「西島-ゲルマンの規則」に名を残す物理学者は西島○○? ○の名前をひらがなで答えなさい かずひこ 大気圧の大きさを証明するために物理学者ゲーリケが用いたものは「○○○○○○の半球」? ○を答えなさい マグデブルグ 単結晶に当たって回折したX線が写真フィルム上に作る像は○○○斑点? ○を答えなさい ラウエ 中性脂肪は人間の体内でリパーゼによって加水分解され脂肪酸と○○○○○になる? ○を答えなさい グリセリン 著書『直観でわかる数学』で知られる、「失敗学」の権威といえば○○洋太郎? ○の苗字をひらがなで答えなさい はたむら 著書『ワープする宇宙』などで「5次元空間」を唱えている米国の女性理論物理学者はリサ・○○○○○? ○を答えなさい ランドール 朝永振一郎とシュウィンガーが提唱した量子電磁力学における理論は○○○○理論? ○を答えなさい くりこみ 超ウラン元素と呼ばれるのは原子番号が○○以上の元素? ○を答えなさい 93 超ウラン元素の発見により1951年にノーベル化学賞を受賞した研究者のファミリーネームを1つ答えなさい シーボーグマクミラン 超伝導の材料などに利用される原子番号41、記号Nbで表される元素は○○○? ○を答えなさい ニオブ 直線上を円が滑らずに転がる時円周上の定点が描く曲線を○○○○○○という? ○を答えなさい サイクロイド 直径8cmの円の面積は○○π平方センチメートル? ○を答えなさい 16 電気回路で、10Ω、20Ω、30Ωの3つの抵抗を直列に繋いだ時の全体の抵抗は何Ω? 数字で答えなさい 60 電球のフィラメントを単コイルから二重コイルにした日本の技術者は○○順一? ○の漢字をひらがなで答えなさい みうら 電流回路につないで用いる電流計や電圧計には普通、+端子は○つある? ○を答えなさい 1 電流回路につないで用いる電流計や電圧計には普通、-端子は○つある? ○を答えなさい 3 電流が流れることによって導体内に発生する熱は○○○○熱? ○を答えなさい ジュール 灯台などで使われるフランスの物理学者の名がついたレンズは○○○○レンズ? ○を答えなさい フレネル 等号を表す記号「=」を初めて用いたイギリスの数学者はロバート・○○○○? ○を答えなさい レコード 動滑車を利用すると物の重さの「○分の1」の力で引き上げることができる? ○を答えなさい 2 同一平面上になく交わらない2直線の関係を○○○の位置という? ○を答えなさい ねじれ 特殊相対性理論においてマクスウェル方程式を不変にする数式は○○○○○変換? ○を答えなさい ローレンツ 二酸化マンガンを減極剤に用いた電池を考案した電気技師はジョルジュ・○○○○○○? ○を答えなさい ルクランシェ 二層の構造になっている光ファイバーで、内側にある光の通り道をコアといいますが 光を閉じ込めるため、それを覆う部分を○○○○という? ○を答えなさい クラッド 日本語では「転向力」ともいう回転運動する座標系に働く力は「○○○○の力」? ○を答えなさい コリオリ 熱力学温度を表す単位に名を残す科学者・ケルビンの本名は「ウイリアム・○○○○」? ○を答えなさい トムソン 濃さ15%の食塩水800gで溶媒となっている水の量は何g? 数字で答えなさい 680 薄い鉄板にスズをメッキしたものはブリキですが 亜鉛をメッキしたものは○○○? ○を答えなさい トタン 発明者であるイギリスの物理学者から命名された、真空度の高い真空放電管は「○○○○○管」? ○を答えなさい クルックス 飛行機を発明したライト兄弟の兄の名前はウィルバーですが 弟の名前は○○○○? ○を答えなさい オービル 秒速10メートルの速度は時速何キロメートル? 数字で答えなさい 36 分子が分母よりも小さい分数のことを真分数といいますが 分子と分母が等しいか分子が分母より大きい分数のことを○分数という? ○の漢字をひらがなで答えなさい か 米ヌカから脚気に効く成分を分離し「オリザニン」と命名した科学者は鈴木○○○? ○の名前をひらがなで答えなさい うめたろう 米やイモを発酵させるとできる燃えやすく揮発性の高い液体は○○○○○? ○を答えなさい エタノール 別名を「平衡移動の原理」という化学平衡に関する原理は「○○○○○○・ブラウンの原理」? ○を答えなさい ルシャトリエ 放射性元素のうち、天王星にちなんだ名前をもつのはウランですが 冥王星にちなんだ名前をもつのは○○○○○○? ○を答えなさい プルトニウム 放射線に関する単位で記号「Gy」で表わす吸収線量の単位はグレイですが 記号「Sv」で表わす線量当量の単位は○○○○○? ○を答えなさい シーベルト 放射線の照射によって農作物の品種改良を図る研究農場は○○○フィールド? ○を答えなさい ガンマ 本多光太郎が発明した磁石鋼はKS鋼ですが 三島徳七が発明した磁石鉄は○○鋼? ○を答えなさい MK 本多光太郎が発明した磁石鋼は○○鋼? ○を答えなさい KS 無線電信を発明したイタリアの電気学者はグリエルモ・○○○○○? ○を答えなさい マルコーニ 面積の単位で1アールといえば何平方メートル? 数字で答えなさい 100 約20億年前に現在のガボンで形成された天然原子炉は「○○○の天然原子炉」? ○を答えなさい オクロ 溶質が溶媒の中に溶けることができる量の上限値を「○○度」という? ○を答えなさい ようかい 硫化水銀を主成分とする朱色の顔料は○○○○○○? ○を答えなさい バーミリオン 鈴木梅太郎が米ぬかから発見したビタミンB1に付けられた名前は○○○ニン? ○を答えなさい オリザ 六角形で表されるベンゼンの構造式を定めたドイツの化学者はアウグスト・○○○? ○を答えなさい ケクレ 膠原(こうげん)質ともいう骨や皮に含まれるタンパク質は○○○○○? ○を答えなさい コラーゲン