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106 お前がまどかを殺したんだな ◆BEQBTq4Ltk 残された三人は言葉を交わすよりも先に行動を開始していた。 承太郎は頭部を木っ端微塵に粉砕された花京院の身体へ近付いている。 鹿目まどかは虚ろな目を抱えたまま倒れそうなぐらいふらふらな状態で後退している。 その彼女を追うのが暁美ほむらであった。 何が起きたかわからない。三人が抱いている偽りない感情である。 花京院の襲撃があったのは事実だ。DIOに操られている状態での交戦となった。 事前に肉の芽らしき情報が手に入っていた承太郎は昔と同じようにその芽を毟り取った。 これにより花京院はDIOの支配下から開放され本来の自分を取り戻すはずだった。 しかし承太郎達に訪れたのは頭部を粉砕された花京院だった者の死。 肉の芽を取り除いた後に放たれた一筋の光の矢が花京院を殺した。 何が起きたか解らない。 花京院を殺した人物が鹿目まどかな点も相まって現場は混沌と化している。 エスデスに同行した方がまだマシだったかもしれない。思いたくもない現実が待っているかもしれないのだ。 さて、承太郎は花京院の死体に近付きその顔を見るが当然の如く頭部は粉砕されている。 倒れている身体についていない、床を見ても赤い血しか付着していない。 DIOを倒す仲間だった男はまた操られ、そして死んだ。 過去からやって来た線もあるが今は関係ない。そんなことはどうでもいい。 仲間が死んだ、花京院典明という男が死んだ事実に何も変わりはないのだから。 「……おい」 過去から現実へ向き直した承太郎は後ろに居るまどかと乱入者に声を掛ける。 まどかの仲間である暁美ほむらという名前らしいが重要なことではない。 「なんで殺した、言え」 「まどかだって混乱している。今は触れないであげて」 「テメェには聞いてねえ。なんで花京院を殺したんだ」 「……………………」 「承太郎さん、だから今はまどかを――」 「黙れって言ってんだよこのアマ」 承太郎の横に浮かび上がるスタンドに警戒するほむらは盾に手を伸ばす。 何時でも時間停止を発動出来る状態に。どんな事態でも動けるように、まどかを守るように。 ラッシュの応酬を見るに承太郎の戦闘能力は一級品と見て間違いない。 スタンドと呼ばれる未知の力に対し自然と恐怖を覚え、魔法で勝てるか危うい。 視線だけは承太郎から逸らさず、黙って立っているまどかを守るようにほむらは数歩前に出た。 「まどかは殺しなんてする子じゃないわ」 「そいつはどうかな。まどかはついさっきも人を殺そうとしていたぜ」 「そんな……!? 適当な嘘をつくんじゃない!」 「なら花京院を殺したのは何でだって俺は聞いている」 誰も答えない。 ホール一帯を緊迫感が包み込み、ほむらの頬を汗が伝う。 「――訳は知らないけれどまどかは貴方と友好関係を築いていた。 仲間である貴方が襲われているのは助けた――うん、これが一番妥当じゃないかしら?」 「都合の良い解釈過ぎんぜ。そいつは俺に攻撃もして来たし俺は別行動を取るつもりだった。 仮に俺を助けたとしても頭を矢でぶっ飛ばすなんざ度が過ぎてんだよ。まどかは――その女は確実な殺意を持って花京院を殺した」 「まどかがそんなこと」「する訳無いって言うつもりらしいが実際に起きてんだ」「何が理由が」「あるなら教えろ」 言葉の応酬は続く。 「お前も魔法少女って奴なんだろ」「だったらどうしたって言うの」「赤い槍のガキもそうだが人を襲うことに躊躇しねえガキ共だ」 (佐倉杏子――気の強い彼女なら有り得るわね、余計なことを)「まどかも例外なく何人か襲っている……殺人鬼じゃないのは一緒に行動して解ってるつもりだった」 「ならまどかがそんなことをしない子だって貴方も解っているはずよ!」 「仲間が殺されてたんじゃテメェの口から吐かせるしか無えんだ。お前も『俺が今鹿目まどかを殺した』らキレるに違い無え」 言葉を返さず、場を見極めようと思考を張り巡らせるほむら。 承太郎はまどかに対し警戒しているよりも魔法少女という存在自体に警戒している。 赤い槍のガキは佐倉杏子で間違いない。まどかを含め承太郎は二度、魔法少女に悪い印象を持っているようだ。 ほむら自身まどかが花京院を殺した理由など知らない。寧ろ現実から逃げたいぐらいである。 放心状態のまどかを庇うように承太郎と論戦しているが彼が有利なのは当たり前である。 それでなくても承太郎に味方したい――大切な仲間が目の前で殺されればほむらも同じだ。 承太郎の発言には筋が通っている。そしてほむらの発言はまどかを守る一心で脆い。 突かれれば粉々に砕け散ってしまう程には芯の無い供述であり、まどかは優しい子だ。と強引に進めるしか無い。 承太郎が言う通りこの場でまどかが殺されればほむらは彼を殺す。それも徹底的にこの世から排除する。 故に花京院が殺された承太郎の気持ちは痛いほど解る――それでも。 「キレるどころか殺すわよ。 今はまどかを安静にさせたいの。会話も荒れ事も後にしてもらえるかしら」 まどかを最優先にする。 「ヤバイヤバイハライタァイ……いやートイレ長くてごめんね承太郎君。 さっきから物音凄いし取り込み中みたいだったけど……この死体、僕がトイレに行っている間に何があったの?」 とっくに火が点いて導火線がみるみるうちに減っていく状況に救世主が現れた。 「うげ……ちょっとグロ」 救世主がどうかは不明だが承太郎とほむらの衝突を遅らせることに貢献している。 トイレに行っていた足立は戦闘と思われる音と二人の言い争いを聞いて歩いて来た。 何故彼が戦闘中に来なかったかは不明である。長時間トイレに篭っていたのだろうか。 空条承太郎、鹿目まどか、花京院典明、暁美ほむら。 エスデス達が去ったコンサートホールに残った役者達が演じる劇に何故足立は居なかったのか。 まるで彼だけが物語から切り取られたように不自然な未登場である――しかしほむらには関係ない話だ。 「どなたでしょうか……?」 「あっ僕? 足立透、名簿見れば一発で解るからねよろしく。 一応刑事なんだけど銃とか全部没収されててさ……面目ないってのが現状、君は……まどかちゃんの友達かな?」 「暁美ほむら……まどかの友達の」 「ほむらちゃん、ね。燃え上がれ―って感じでかっこいい名前だけど……承太郎君、説明いい?」 謎の少女の名前も解ったところで足立は承太郎に状況説明を求めた。 足立の中で承太郎はかなりレベルの高い話しかけたくない存在である。 出会った瞬間に解る年齢からは想像出来ない威圧感、一緒に居れば心苦しい。 足立のスタンス的にも離れたいのだが――この話は別に関係ない。 年下、それも子供しかいない面子の中で一番年上でしっかりしているのが承太郎だ。 故に足立は承太郎から説明を聞く――そして遅れた役者を主役に禍い物のストーリーが幕を開ける。 「簡単だ足立さん、まどかが花京院――俺の仲間を殺した」 「ふむふむ……いや、殺しは駄目でしょ常識的に考えなくても駄目だよまどかちゃん」 一通り説明を聞いた足立は客席に座り、顎に手を付けながら黙っているまどかに注意をする。注意なんて優しい内容ではないが。 承太郎の説明中にほむらが「それは違うわ」と根拠が無いことばかり間に挟んで来ていた。大切な友達を庇うためだろう。 響きなら感動的だが現実は優しくない。受けるべき罰は存在しており、鹿目まどかを守る法律は存在しない。 元を辿れば殺し合いを開いた広川が悪いのだが、手を殺しに染めた人間全員お咎め無し、なんて上手い話は存在しない。 それならばどこかの犯罪者も同じように人を殺して、樂しんで、広川に責任を押し付けるだろう。 (どこかの犯罪者も……ね。 トイレ行ってる間にクソ面倒いことになってんじゃねぇよクソ……ま、籠もってた訳じゃないけど) 胸の中で毒を泥の中へブチ込むと足立の視線は自然とほむらへ移る。 花京院と一緒に現れた彼女。承太郎に襲いに掛かったことを考えれば彼女も『悪』の仲間と考えられる。 正義だから悪を倒す。そんな簡単に物事を解決出来る状況ではないため、無駄な記号は考えない。 友達を殺された男子高校生空条承太郎。 花京院を殺した女子中学生鹿目まどか。 その友達である女子中学生暁美ほむら。 「あ、だちさん……ほむらちゃん、承太郎さん……私、わた……っ!」 涙を流し呼吸が乱れたまままどかは頑張って言葉を発せようとしている。 今まで黙っていたが心の整理でも出来たのだろうか。しかし過呼吸気味となっており、パタンと客席に座ってしまう。 背中をさすり大丈夫と声を掛け続けるほむらとそれを睨む承太郎。溜息をつく足立。 エスデスが去り混沌とは無縁になる予定だったコンサートホール、何故こうなってしまったのか。 「まどかちゃん……い、今はとりあえず落ち着こっか! ほらこの水でも飲んでさ」 目の前の少女は殺人犯であり魔法少女である。 現行犯として逮捕し事情聴取を行うのが適当な場面ではあるがこの状況で法が万全を成すというのか。 足立はまどかを落ち着かせるためにバッグから自分に支給されているペットボトルを差し出した。 まどかをペットボトルを握ると少しだけ頭を下げて礼を述べる。まだ言葉を発するには呼吸が乱れている。 その光景を彼女の背後から睨む暁美ほむら。眼光が鋭く、足立は困ったように嗤っていた。 「はは……そんな睨まなくても」 「睨んでいるつもりはありませんでした。すいません足立さん」 「あ、そう? そんな風には見えねえんだよ……おっとなんでもないからね」 手を振り、引き攣った笑みを浮かべると足立は彼女達に背を向け承太郎の方へ歩き出す。 一連の流れを説明してもらったが、承太郎視点の情報が一番真実味を帯びていた。 暁美ほむらの供述は無意識に鹿目まどかを庇っている、云わば使いものにならない情報。 スタンド能力を含め承太郎から話を聞き出したいところだが彼は外に出る準備をしていた。 「ちょ、承太郎君!? 君さ、いや何してんの」 「俺はエスデスの野郎からアヴドゥルを引っこ抜いて別行動だ。アンタとはお別れだ足立さん」 バッグを担ぎ、客席を畳んだ承太郎は少ない言葉だけを残し歩き始める。 それを止めようと足立は慌てて承太郎の前に飛び出し腕を大きく広げて、進路を妨害する。 「いや君が居なくなったら誰がまどかちゃん達を守るのさ」 「もう一人の魔法少女がいるだろ」 「そうじゃなくてさ、まどかちゃんは君の友達を殺したんだろ? だったらその友達であるほむらちゃんも危険人物じゃないの?」 「……逆に聞くが友達を殺した奴と一緒に居たいと思うか?」 「……………………」 「じゃあな。俺がアヴドゥルを連れて此処に戻って来た時、足立さんが居ないことを祈るぜ」 足立の静止も気にせず承太郎は歩き続ける。 本来ならば鹿目まどかを問い正し状況と返答によっては――喋れない状態ならば自分が抑えるしか無い。 エスデスからアヴドゥルを連れ戻し、再びコンサートホールに来た時、喋れる状態にはなっているだろう。 その時こそが真実を知る時だ。死んだ花京院、魔法少女。 何故彼が死ななくてはならなかったのか。その全てを明かす時が必ず訪れるはずだ。 「まどか……? ま……ッ!? まどか!! ねえまどか!! しっかりして!!」 けれど承太郎がコンサートホールを出ることは無かった。 ■ 私はあの人を殺そうと思って弓を引きました。 偶然とかじゃなくて、確実に仕留めようとしていました。 前に襲って来た男の人と同じように――今度は成功……なんて言いたくない。 私はもう大切な人を失いたくない。 マミさんは死んだ。名前を呼ばれていたからもうマミさんには会えない。 誰がマミさんを殺したかなんて私には解らないです。 解ることは人を殺す悪魔が存在していることだけ。 もうマミさんみたいに悲しいことが起きないようにするには――私ってこんな考え出来たんだなって。 殺し合いに巻き込まれてから自分が自分じゃないような気がずっとしていました。 思えば最初からとんでもない幕開けで。花京院さん――承太郎さんの友達に襲われました。 あの時は解らなかったけど今なら解る、あれはスタンドによる攻撃だって。 魔法少女じゃなければ私は死んでいました。思いたくはないけどやっぱりこの身体は人間じゃないみたい。 その次に出会ったのが承太郎さんでした。 私が傷を再生している間に後藤と言う怪物と戦っていました。 承太郎さんはスタープラチナのスタンドを使って怪物と対決、退けることに成功しました。 ちょっと怖い見た目だけど、威圧感通りの強さを持っている人。 話を聞けば赤い槍の魔法少女……杏子ちゃんに襲われたと言っていました。 気の強い杏子ちゃんなら有り得そうで、私が止めなきゃ。変な意思が生まれました。 時間が経って私達はエスデスさんと出会いました。 とっても美人で、色っぽくて、大人なお姉さんで憧れちゃうかも……なんて。 エスデスさんはほむらちゃんと承太郎さんの友達であるアヴドゥルさんと知り合いでした。 私を襲った花京院さんが偽物かもしれない……そうだったらどれだけ良かったのか。 コンサートホールでは計六名のグループが結成されたんです。 新しく承太郎さんの友達であるアヴドゥルさん。それに足立さんとヒースクリフさんを加えて。 多くの人が一緒で私は安心していました――そこを狙うように放送が始まってマミさんの死を知りました。 その時のことはあまり覚えていません。覚えていたのはソウルジェムが濁っていたことぐらい。 錯乱していた私はヒースクリフさんからソウルジェムを貰って何とか穢れを浄化することが出来ました。 そして魔法少女の事を話したんです……怖かったけど受け入れてもらえて良かった。 一人で涙を流している時、私を襲って来た――魏志軍さん。 あの人はどんな能力を使ったかは不明ですが私の首を一部吹き飛ばしたんです。 語弊がある言い方かもしれないけど……私は反射的に拳を突き出していました。 自分らしくもなくて、慣れていない拳は簡単に避けられて承太郎さん達の加勢が無ければ本当に死んでいたかもしれません。 魏志軍さんが逃げようと閃光弾を投げた時――私は弓を引いていました。 何でかは解りません。ただ、死にたくなかった。そう、私は死にたくなかった。 此処で殺さなければ私もマミさんみたいに死んじゃう、そんなの嫌だ、死にたくない。 きっとこれが正解だと思います。自分のことなのによく解りません。 だから私は花京院さんにも弓を引いた――殺される前に殺せば死ぬこともないから。 ……なんて皆に説明することなんて弱い私には無理でした。 こんなことを言えば軽蔑されてしまう。それが怖い。私は悪くない、いや、悪いのに。言いたくない。 どうすればいいの。こんな状況じゃ、殺し合いに巻き込まれてる中、正しい判断何て出来ません。 私は死にたくなかった。それだけなんです。 なのに、なのに。 どうして涙が溢れでるんだろう。 ■ ほむらの叫び声に足立と承太郎は振り返る。 なんだなんだと覗き込んでみるとほむらが血相を変えて苦しんでいるまどかに近付いている。 その距離は密着に近く、まどかの肩を掴んで必死に訴えていた。 「どうしたのまどか!? 急に苦しみだして……ねぇ!」 首を自らの手で押さえ込んでいるまどかの表情は何かに苦しんでいた。 床には足立から受け取ったペットボトルが転がっており、落としてしまったのだろうか。水が零れている。 呼吸が更に荒くなっており言語の発音も通常通りとはいっていなく、聞き取るだけで精一杯な状況であった。 「まどかちゃんどうしたの……僕が解るかい、まどかちゃん!」 ほむらを押しのけて足立はまどかの瞳を覗き込む。 目と目が重なり、まどか自身に意識があることを確認する。どうやら此方からの声は聞こえているようだ。 何度も大丈夫か、と声を掛けるがまどかからまともな返事は返ってこず、事態には何の進展も訪れていない。 押し退けられたほむらは何度か足立を睨むが、流石にこの状況でまどかに触れるな! などと言えるはずがない。 刑事である彼なら自分よりも人体には詳しいはずだ。魔法少女絡みで無ければ任せた方がいいだろう。 (魔法少女絡み……ソウルジェムは……穢れているわね) 元から色が芳しくないまどかのソウルジェムであったが、やはり穢れている。 この会場で何があったか聞いてはいないが、相当な苦労を経験したのだろう。巴マミの死の件もある。 精神的弱さを持ちながら頑張って、振る舞って、意地を張っていた先輩魔法少女の巴マミ。 彼女の存在は後輩魔法少女であるまどかに――ほむら達にとってとても大きな存在だ。その背中を見て彼女達は生きて来た。 故に彼女の死はまどかにとってもほむらにとってもさやかにとっても杏子にとっても――無視することの出来ない件である。 ほむらは一瞬戸惑うが、視線を承太郎に移した。まどかをずっと視界に捉えていたいのだが、彼をノーマークにするのは危険過ぎる。 現状まどかに対して敵対意識を持っていると思われるのが彼――空条承太郎である。 彼がもしまどかに対して危害を加えるようであれば魔法を使うことに一切の躊躇いを持たない。 その本人である承太郎はゆっくりと此方に近付いている。 逆に言ってしまえばそれだけであり、スタンドも発動していなかれば武器の類も持ち併せていない。 「まどかちゃん、とりあえず水でも飲んで……くっ、どうすりゃいいんだよッ!」 彼女を落ち着かせようと足立は落ちているペットボトルを拾い上げ、彼女の口に水を注ぎ込む。 しかし当然のように逆効果であり、彼女は水を吐き散らしてしまう。足立は律儀に蓋を閉めていた。 その瞬間を空条承太郎は見逃さずに捉えていた。 足立は頭を抱え込み「どうしよう」「どうすれば」と狼狽えていた。 刑事とは思えない光景であるが、彼にとってもこの状況はイレギュラーであることは確かだ。 こんな無差別殺し合いを経験したことのある人間がどれだけ存在するのだろうか。それこそ概念を超えた先にある並行世界まで話を広げなくては。 誰もまどかに対する有用な治療が見当たらない中、時間だけ過ぎていき、悪魔の審判は呆気無く訪れることになる。 彼女の震えが止まった時、承太郎の動きも止まった。足立の動きも止まっている。ほむらだけが絶望の表情を浮かべていた。 まどかの顔は足立と重なっているため、その表情が見えているのは彼だけであり、ほむらからまどかの顔は見えていない。 止まる彼女の身体を目撃した時、ほむらは活動が停止したように輝きが止まったソウルジェムを見てしまっていた。 それが示す答えは一つの時が止まり、この世界線に留まる意味を消失させる暁美ほむらにとっての『世界の終わり』。 「私……わ……」 まどかの口から零れる言葉はとても弱い。ちょっとした物音で掻き消されるぐらいには響いていない。 お腹ではなく必死に喉元から絞り出したその声はまるで最後の灯火を連想させる。 人の死とは呆気無いものである。 流れ弾一発で死んだり、寿命で死ぬ者がいる。戦争でその身を焦がしたり、世界のために死ぬ者だっている。 宿命の相手と拳を重ねてその果てに息絶える者。邪悪の支配から開放された直後に頭部を撃ち抜かれて死んだ者。 人間の人生に死は憑物である。それがまどかの人生に訪れた、それだけの話しである。 まどかが最後に見たのは目の前に居る足立であった。 殺し合いに巻き込まれてから自分の精神は可怪しくなっていたかもしれない。 死にたくない一心と巴マミのような犠牲者を出したくなかった。まどかは思う。 何が正しい選択だったかなんて今となっては何一つ解らない。巻き込まれた時点で人生は終わっていたのかもしれない。 鹿目まどかは人を殺している。何れ裁きは訪れる。それが今な、だけ。 まどかが最後に見たのは目の前に居る笑みを浮かべた足立であった。 「死にたくない――死にたくないよ、ぉ……」 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ 死亡】 糸が切れたマリオネットのように倒れたまどかの身体を見てほむらは上を見上げた。 その瞳からは絶え間なく涙が溢れ、心ここにあらずと謂わんばかりに何かを呟いている。 聞き取ろうと承太郎が後ろから耳を澄ました時、一種の狂気を感じてしまった。 「まどか、まどか、まどか……まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか……あぁ」 死を受け入れることが出来ず、現実から逃げるように彼女は死んだまどかの名前を壊れた玩具のように何度も呟く。 承太郎は関わることを諦め、哀しみを持った瞳で彼女を見た後、足立に近付いた。 足立もまどかの身体に触れ脈や息、瞳孔を確認し死を確かめた後に承太郎の元へ歩み出す。 「ねえ承太郎君……花京院って奴はこんな能力も持ってるのかな」 「俺の知っている花京院にはそんな能力は……そもそもアイツが死んでいるならスタンドだって動かねえと思う」 「じゃあ! 誰がまどかちゃんを殺したんだ! あの苦しみ方は尋常じゃない、身体の中に干渉してる! それこそ毒とかスタンド能力? そんなところだろ!」 足で大地を踏み締めると同時に荒げた声で怒りを露わにする足立。刑事である自分が無力だったことに怒りを覚えているのだろうか。 対処出来ていない現実、何もなかった自分。狭間など存在するはずもなく、残ったのは鹿目まどかが死んでしまった事実のみだ。 一番年長者である足立は自分の不甲斐なさに怒りを……そうかもしれないが、そうじゃないかもしれない。 「――じゃあ、もう一度整理しようか足立さん。 まず俺たちはエスデス達と別れた後コンサートホールに残った」 「そうさ、それで僕がトイレに行っている間、ほむらちゃん達が来たんだろ?」 承太郎が冷静に状況整理を始める中、ほむらはまどかの名前を呟きながら彼女に近付いていた。 足元に横たわっている身体を持ち上げ、膝を付きながらほむらの意思は一度止まってしまう。 抱えたまどかの身体は冷たい。魔法少女であれど死んでしまえば死体は人間と変わらない。 この現実を受け入れることなど――彼女に出来るのだろうか。 「そうだ。俺達は花京院とほむらの襲撃にあった。ついでにほむらは花京院の野郎に操られていたが自力で振り解いた」 「操る……それでまどかちゃんを」 「いや、まどかには何もやっていねえ。それは俺が保証するぜ足立さんよぉ」 足立は花京院のスタンド能力を見ていなければ、彼がどんな人間かも解っていない。 未知の能力で襲撃があったと聞けば犯人は花京院、彼がまどかを殺したと考えても可怪しくない。 「じゃあまどかちゃんは何で死んだんだ……外見に目立った傷跡は無いから身体の中で何かがあったはず」 「何でってついさっきアンタも言ったよな足立さん……『それこそ毒とかスタンド能力』てっな」 「だからそのスタンド能力でまどかちゃんを……んだよ承太郎君、その目は」 「何でもない、俺は何でもないって目をしている」 足立を睨む承太郎。その眼光に足立は難色を示し承太郎に問い正そうとするが彼は之を流す。 何でもないと告げた後、再び状況生理のために言葉を紡ぎだした。 「俺は花京院をDIOの支配から開放した。アイツの頭に埋まってる肉の芽を取り出した後にまどかが殺した」 「正当防衛……って擁護出来る範囲を飛び越えているけど、自分達を守るためにやったんだよねぇ」 「それは知らねえが、アイツが花京院を殺したのは事実だ……なぁ足立さん、疲れてないか?」 「はぁ……承太郎君、君が何を言いたいかは知らないけど僕だって黙ってる訳にもいかないんだよ。 まどかちゃんの死体を安全な場所に移してほむらちゃんを支えたりってやることはたくさんあるの、解る?」 「……そうか。俺は疲れているなら手に持っているペットボトルでも飲んでくれ。そう言おうとしただけだが……まぁいい。 まどかは花京院を殺した後、禄に会話が通じない程度には混乱していた。その時に足立さんが来て落ち着かせるために水を飲ました」 「……………………」 承太郎が淡々とこれまでの経緯を説明していく。 彼も喋り続けて疲れたのか、バッグからペットボトルを取り出し水を飲み始める。 喉音を大きく鳴らしながら減っていく水。承太郎は足立を見つめながら水を飲んでいる。 相手を威圧するように眼力を込めて彼を見つめており、その視線は彼の目線と交差している。 「足立さんもその水、飲んだ方がいいんじゃあないか?」 「……へぇ、気遣いどうも」 「いいのか? なら話しを進める。 まどかはその後苦しみだして……これは足立さんも知っているよな。 その後アンタはまどかに水を飲ませて落ち着かせようとするが、失敗。丁寧にキャップを閉めた。 苦しみが止まらないまどかは死んじまった。死因は足立さんが言っている通り身体内部がヤラれたからだろう」 ■ さて、ここまで話した承太郎の説明だが足立は一つの確信があった。 しかしそれに気付くとはつまり、だ。承太郎は解っていてこの茶番を行っている。 あからさまに強調されるとある単語は確実に足立を追い詰めている、それも精神的に、だ。 ――このガキ……あぁクソ野郎だ。 まどかの状況を語るに当って足立はスタンド能力による干渉を指摘した。 だが、同じスタンド使いである承太郎は花京院のスタンドにそんな能力は存在しないと吐き捨てる。 彼女が死んだ理由を押し付けるには充分過ぎる能力だったが……失敗に終わる。 ――あんなあからさまに水飲みやがって……あぁクッソ! 何処でバレた……あのガキ、ご都合主義だってんならぶっ殺すぞ! 承太郎はまどかの死因を否定し、長丁場の中で足立に水分補給を促した。 確かに大事な行動ではあるが、死者が出て、その親友が居る中で提案するには悪ふざけが過ぎている。 ――お前も今直ぐこの水、口ん中に注ぎ込まれてえのかよぉ……なぁ承太郎ぉ……。 「なぁ承太郎君……何処で俺が殺したって気付いたんだい?」 「俺が見た時、アンタはまどかが落としたペットボトルを大事にしてたよな? あの状況で。 まどかが苦しみだした直前はアンタが持って来た水を飲んだ……その事に気付いちまったんだよ足立さん……いや足立。 テメェは俺が飲めって言ってもその水を飲まねえ――これで黒だ。まどかはテメェが殺したんだろ、その水に毒か何かを仕組んでな」 ――見ていただけ……? このガキは、本当に―― 「ご都合主義もいいとこ過ぎんだろこのクソガキがああああああああああああああああああ! たまたま見てただけで俺が殺した、しかも毒まで解った? 冗談じゃねえ、人生ナメてんのか、アァ!?」 「それがテメェの本性か……足立」 「足立さん、貴方が……ッ。 お前がまどかを殺したんだな」 ■ まどかを殺したのはお前か。 私が意識を取り戻したのはその瞬間であった。 承太郎さんが暴いた足立透の真実――毒殺の言葉を聞いて私は正気に戻った。 そう、大丈夫――私は正気に戻ったのよ。 まどかが死んだ時、私はまったやってしまったと後悔をした。 けれどこの空間に彼女が居ることは異端な状況であり、概念となった彼女は何故此処に居るのか。 会場が魔女の結界に包まれている可能性も考えたけれど、まどかが死んだ事実に変わりはない。 時間軸を跨げなくなってしまった私にとって、幻であろうとまどかと触れ合える時間を大切にしたかった。 だけど足立透はまどかを殺した あの男は許せない。 インキュベーターが絡んでいるとしか思えないこの状況何て今はどうでもいい。 まどかを殺したのはあの男、目の前に居るこの男。 まどかを殺した、まどかを殺した、まどかを殺したこの男が。 憎い。あぁ憎くて、殺したい程に憎んでいる。 許す必要など無い、神が審判を下さないならば私が今此処でこの男を殺してやる。私が正義だ。 殺し合いの黒幕何て後回しだ、今此処でこの男を殺さなければまどかが報われない。 だから私は時を止めた。 次に銃弾――所有していないからマスティマを発動し羽を射出する。 足立透の目の前には無数の羽がお前を殺すために構えている――時が動けばお前は羽に貫かれて死ぬ。 私が盾に触れた時、お前は死ぬ。 血を浴びたくないから私は足立透と軸をずらした場所に立って時を動かす。 まどかを殺したこの男、私の力で殺してやる。 ■ 「――は?」 気付けば俺の目の前には無数の尖った羽がめっちゃ並んでた。 意味解かんねえよなぁ。 俺はこの羽に貫かれて死ぬ? そうだよな、それしか想像出来ないって話しだよなぁ。クソ、クソ、クソ。 何で急にこんな羽があんだよ……斜めの方でほむらが笑ってやがる。 あのガキも魔法少女って言ってたな……じゃあこれは魔法の力です、ってか? ナメやがって、そんなモン認められっかよ、でもあのガキは俺を恨んでるよな。 愛しのまどかちゃんを殺した悪、って感じだよな。 何が悪で何が正義だか理解もしてねえこのガキに俺は殺されんのか? 冗談じゃねえ……どの世界にもクソガキが溢れていやがんのかよ、おい誰か答えろよ。 ふざけやがって、何が殺し合いだ。強要したらはいやります、って話になんねえだろうよ。 広川も相当頭がイカれてやがる……承太郎もだよ。 あぁ……死にたくねえなぁ……走馬灯みたいにクッソ長え時間だなぁ……。 死ぬ……? 俺が死ぬ……はは、ありえねえよなぁ。 どうせ戻っても……あの世界に戻ってもクソな未来しか見えねえしな。 あぁ死にたくねえなあ……へっ堂島さんの小言が懷かしい。 此処で死ぬってよぉ……つまんねえ人生だよな。 死にたくねえ……死にたくねえ! 何で俺が死ななきゃならねえんだよ、おい、有り得ねえだろ。 俺が何をしたっていうんだよ……殺人犯したガキ一人殺しただけだぜ? 意味も解かんねえ魔法に殺される……冗談もいいとこだよなぁ。あのガキ共みたく理不尽な奴らだよなぁ! 神様何て存在しねえけど一回ぐらい俺に微笑んでもいいんじゃねえか!? どうせ俺は此処で死ぬんだよぉ、なら――ちょっとぐらいいい夢見させろよ現実でさぁ! 死にたくねえんだよ、しつこいけど俺は死にたくねえんだよ。願い叶えてくれんなら今直ぐ叶えろクソ――例えばよぉ。 「ペ――ペルソナァァァァアアアアアアアア!!」 俺は掌にあったカードを無我夢中で握り潰した。 ■ 突如足立の目の前に現れたスタンド――ペルソナは禍々しい闘気を纏っていた。 近寄りたくない、近くに居るだけで気分や体調が悪くなる。そんな気を放っている。 手にしている得物を振るうと足立に向けられていた無数の羽を簡単に相殺していた。 「な……それはいったい」 「マガツイザナギィ……お前らを殺す俺のペルソナだよォ!! アハハハハッハハハハハハハハ!!」 腕を広げ高笑いの足立、勝ちを確信した表情で己のペルソナの名を告げる。 マガツイザナギ。 殺し合いに参加している鳴上悠が持つペルソナ・イザナギに酷似している禍津の力。 全体的な色調は紅であり、連想するのは血液や地獄といった禍津そのもの。 殺し合いに巻き込まれた時点では使用不可能だった力が足立の危機に応えた。 突然現れた――足立は知らないが時間停止によって放たれた羽。 自らに迫る生命の危機に応じて現れたペルソナは足立にとって救世主であり、起死回生の瞬間である。 「テメェもスタンド使いだったの――ッッッ!?」 「おっと余計なことはすんな……って聞こえてないかなぁ承太郎くぅん?」 ペルソナの発言に合わせ承太郎はスタンド――スタープラチナを展開するがその拳は足立に届かない。 行動するよりも先にマガツイザナギの斬撃が彼の腹を斬り裂いており、その場に倒れてしまう。 スタンドも消えてしまい、コンサートホールには足立の笑い声だけが響いていた。 「アハハハハハハ! ざまあないねえ……お前が気付かなきゃ用心棒としてもうちょっと生きれたのに残念だなぁ」 追い詰められていた足立だったが今は承太郎を彼が追い込んでおり、精神的ではなく物理的に逆転している。 マガツイザナギはまだ全ての能力を明かしていない。見たところ承太郎のスタンドは近接戦闘型である。 今のように遠距離や空間に干渉する方法ならば一方的に嬲れる。逆転ホームランは存在しない。 「アハハハハハハ……笑い止まんないよ……っああ?」 腹を抱えて笑っている足立の肩に何者かが手を置いていた。 承太郎は倒れている。ほむらはまどかの死体を回収して遠くで此方を睨んでいる。 この場に居るとすれば他は花京院の死体であり、誰も居ない筈である。 何者かがやって来た可能性も在るが、流石に足立・承太郎・ほむらの三人が揃って気付かないことはないだろう。 「誰だよ……って!? へぶぅ!」 振り向いた先には拳を後ろへ目一杯引いて一撃に備えるスタープラチナ。 足立が危機を察したと同時に拳は放たれ足立の顔面を捉え、彼を大きく殴り飛ばした。 コンサートホールの壁にぶち当たり、余りの衝撃からか辺りは砂煙が巻き上がり、彼を確認出来ない。 死んではいないが足立から目を離すのは危険過ぎる。 承太郎は何とか立ち上がるが己の出血量は想像以上であり、今直ぐにでも意識を手放したい程の痛みである。 気力だけで動いており、治療を受けなければ生命は長くない――以って数時間だろうか。 彼は足立に止めを刺すために砂煙が晴れるのを待つ。 斬撃による奇襲に備え自分の正面はスタープラチナで客席を攻撃し即席の壁を創る。 しかし承太郎の目に飛び込んできたのは足立が投げた手榴弾であった。 距離が離れているため自分に害はないが――問題は其処ではない。 コンサートホールは爆発音が響いた後、火の海となり舞台は地獄へと変わり果てる。 「あの野郎……ッ……待ちやがれ」 溢れ出る鮮血を無視して承太郎は足立を追い掛ける。 その生命――このままでは潰えてしまう現実を感じながら。 【D-2/コンサートホール・大ホール/一日目/昼】 ※手榴弾によって大ホールは火の海となっています。 ※※アヌビス神@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースが落ちています。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:出血(絶大)腹に斬傷(致命的)疲労(絶大)精神的疲労(絶大) [装備]:DIOのナイフ@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース [道具]:デイパック、基本支給品、手榴弾×2、穢れがほとんど溜まったグリーフシード×3、『このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえは 死ぬ』と書かれたハンカチ [思考・行動] 基本方針:主催者とDIOを倒す。 0:足立を追い掛ける 1:まどかの件は後でほむらに問い正す。 2:アヴドゥルと合流して、更にエスデスと別れて行動する。 3:情報収集をする。 4:後藤とエルフ耳の男、魔法少女やそれに近い存在を警戒。 まどかにも一応警戒しておく。 【備考】 ※参戦時期はDIOの館突入前。 ※後藤を怪物だと認識しています。 ※会場が浮かんでいることを知りました。 ※魔法少女の魔女化以外の性質と、魔女について知りました。 ※まどかの仲間である魔法少女4人の名前と特徴を把握しました。 ※DIOのナイフ@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースが一本近くに落ちています。 ※エスデスに対し嫌悪感と警戒心を抱いています。 足立が承太郎の相手をしている間にほむらはまどかの死体を回収しバッグに仕舞い込んでいた。 死体とは云えバッグに人体を収納するのは気が引けるが仕方がない。まどかをあのまま放って置く訳にもいかない。 (あの男……時間停止の後に反応出来るなんて) 時間を止められたその『世界』は暁美ほむらと彼女が許した存在しか概念を知覚出来ない。 現に足立は時間停止の中一切動かず、彼はあの『世界』を認識していなかった。 故に開放された『世界』の理の中で彼はペルソナを瞬時に発動しマスティマを防いだことになる。 信じられないが目の前で起きているこの現実を受け入れるしか無い。頭を切り替える。 手榴弾の爆発から逃れた彼女は裏口までその身を避難させていた。 承太郎のことは気になるが……其処まで気に掛けるような存在でもない。 彼はまどかを殺そうとしていた……非情ではあるが此処で死んでもほむらは何も思わない。 (何も思わない訳無いじゃない……殺し合いに巻き込まれてから自分が自分ではないみたい、ね) 更に頭を切り替える。 これからの方針は――まどかを殺した足立を殺すこと。 殺人は駄目だとか倫理とか道徳は関係ない。大切な存在を殺した足立を殺す。 その後できっとソウルジェムも限界を迎えるだろう――足立を殺した時、それが暁美ほむらの人生に幕を降ろす時かもしれない。 まどかの死に耐えられる程、精神は安定していない。 今までは死んでも世界線を移動すれば『別の鹿目まどか』に出会えた。 しかし彼女が概念となり、自分の軸移動の魔法が失われた今――もうまどかに会えることはない。 これが魔女の結界ならば最後まで踊らされていたことになるが、まどかを殺した足立を殺せれば本望である。 マスティマを使用し天へ昇ったほむらは辺りを見渡す。 帝具の発動時間は残り多く見積もっても五分程度であろう。 その間に足立を見つけ出し、どんな方法を用いてでも殺す。 まどかの仇は私が――絶対に足立を殺す。 【D-2/コンサートホール・上空/一日目/昼】 【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ(新編 叛逆の物語)】 [状態]:疲労(大)、ソウルジェムの濁り(絶大) 全身にかすり傷、精神的疲労(絶大)、まどかの死に対する哀しみ(測定不能)、足立を殺す決意 [装備]:見滝原中学の制服、まどかのリボン [道具]:デイパック(中にまどかの死体)、基本支給品、万里飛翔マスティマ@アカメが斬る! [思考]: 基本:足立を殺す 0:足立を殺す。 1:足立を殺した後、ソウルジェムを浄化する方法も、まどかを生き返らせる方法も無ければ自分も死ぬ。 [備考] ※参戦時期は、新編叛逆の物語で、まどかの本音を聞いてからのどこかからです。 ※まどかのリボンは支給品ではありません。既に身に着けていたものです ※魔法は時間停止の盾です。時間を撒き戻すことはできません。 ※この殺し合いにはインキュベーターが絡んでいると思っています。 ※時止は普段よりも多く魔力を消費します。時間については不明ですが分は無理です。 ※エスデスは危険人物だと認識しました。 ※花京院が武器庫から来たと思っています(本当は時計塔)。そのため、西側に参加者はいない可能性が高いと考えています。 ※この会場が魔女の結界であり、その魔女は自分ではないかと疑っています。また、殺し合いにインキュベーターが関わっており、自分の死が彼らの目的ではないかと疑っています。 「ほんっっとうにクソなガキだな……あー、殴られた所これ骨折れてんじゃねえか?」 時は遡りスタープラチナに殴り飛ばされた足立はホールを飛び出し入り口付近で顔を触っている。 殴り抜かれた右頬は確実に骨が折れており、痛みが顔から全身に広がっている。 我慢出来ない訳でもないが、痛みは痛みであり原因である承太郎へは怒りが込み上げてくる。 「これでお前も死ねッ!」 ピンを引き抜き、ホール目掛けて手榴弾を放り投げる。 その後自分は歩き始めコンサートホールから脱出し心地良くもない日差しを浴びる。 「どっかぁ~ん……黙って死んどけや」 爆音が響く中、足立はポケットに手を入れながら能力研究所へ――歩かない。 「エスデスいんだろ? あのクソ女に会いに行くんだなんて御免だね。アイツは身体だけの女、あとはクソ」 ならば足立が目指すのは――市庁舎である。 南下すればイェーガーズ本部。エスデスがトップを務める部隊だ、近寄りたくない。 無視して更に南へ向かえばDIOの館。吸血鬼(笑)が潜んでいると思われる館へ誰が行くものか。 北にある病院へ近付けば仮に承太郎が生きていれば治療に向かうだろう。 つまり目ぼしい建物を目印にするならば元より選択肢は限られていた。 「さぁて……この傷はお前だからな承太郎」 足立は殴られた痕跡を承太郎に襲われたと言いふらすつもりでいる。 彼の悪評を流し自分は悲劇のヒロインへ仕立てあげ、正義(笑)の集団へ紛れ込む。 失敗してもその時にはペルソナを駆使しその場を切り抜け、敵を殺せばいいだけだ。 「俺にもやっと出番が……って言ってもペルソナが使えるようになっただけか。 マイナスがゼロになっただけだろ……めんどくせえし本当に世の中――クソだな」 禍津の名を冠する男。 その目に光は映らず、映っていても刺激のない灰に覆われていた。 【D-2/コンサートホール・入口(外)/一日目/昼】 【足立透@PERSONA4】 [状態]:鳴上悠ら自称特別捜査隊への屈辱・殺意 広川への不満感 、右頬骨折 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、水鉄砲@現実、鉄の棒@寄生獣、ビタミン剤or青酸カリのカプセル×7、毒入りペットボトル(少量) [思考] 基本:優勝する(自分の存在価値を認めない全人類をシャドウにする) 0:対主催に紛れ込んで承太郎の悪評を流す。 1:ゲームに参加している鳴上悠・里中千枝の殺害。 2:自分が悪とバレた時は相手を殺す。 3:隙あらば、同行者を殺害して所持品を奪う。 5:エスデスとDIOには会いたくない。 [備考] ※参戦時期はTVアニメ1期25話終盤の鳴上悠に敗れて拳銃自殺を図った直後 ※ペルソナのマガツイザナギは自身が極限状態に追いやられる、もしくは激しい憎悪(鳴上らへの直接接触等)を抱かない限りは召喚できません ※支給品の鉄の棒は寄生獣23話で新一が後藤を刺した物です ※DIOがスタンド使い及び吸血鬼であると知りました。 ※ペルソナが発動可能となりました。 時系列順で読む Back 嵐の前に Next 雷光が照らすその先へ 投下順で読む Back 死への旅路 Next 帝王に油断は無い 099再会の物語 鹿目まどか GAME OVER 空条承太郎 113 不穏の前触れ 暁美ほむら 090 足立透の憂鬱 足立透
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皆殺しの家 大きな地図で見る 構造 嘗ては住居のような佇まいの寺があった。 民家のような構造の寺。 現在は焼失している。 跡地より山奥に進むと、墓石群がある。 阪和自動車道を潜る、成合寺に通じていたトンネル手前に監視カメラ有り。 沿革 その風貌とギャップから、『呪われた家』『一家惨殺があった家』『皆殺しの家』等と呼称されていたが、実際は『成合寺』という寺だった。 嘗ては南大阪屈指の心霊スポットの一つだったが、近年、放火に遭い、焼失した。 一部の地図では、未だに表記が残っている。 管理 大阪市内に土地の持ち主が居住しているらしい。 ほぼ、放棄状態となっている。
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最初に選ぶモンスター 移植版(Switch版、スマホ版)については曲名やアーティストを指定するだけで好きなCDやゲームデータから呼び出すことができるため、開放条件を満たしていないモンスター以外は自由に使えます。 好きな曲で出てきた子でもいいし、軽くモンスターの外見を調べて検索するのもいいと思います。 私はこちらを頼りに選んでます。 特にこだわりがない場合はかしこさと命中と回避が上がりやすくガッツ回復の速いモンスターがオススメです。 1ではパラメータでの命中が高く命中技と呼ばれるダメージが小さいながら命中の高い技を所持する敵モンスターがほとんど存在しないため、回避を950まで育成することでほぼ敵命中を10%以下にすることができます。 その上で必殺技でKOするなり、ガッツダウン技を連発して通称ガッツロックと呼ばれる敵のガッツを落として何もさせずに時間いっぱい逃げ切る戦法が有効です。 ちから技ではなくかしこさ技を優先した理由として、仕事のサーカスで回避↑↑かしこさ↑ちから↓成長するからです。つまりかしこさ育成のほうが回避と兼用しやすいわけですね。 郵便配達もかしこさ↑↑命中↑丈夫↓でやはり相性がいいです。 実際に選ぶモンスターとしてはピクシー種とプラント種が比較的条件に当てはまります。 ピクシー種は大半が不真面目な子が多いため序盤に仕事をしなくて難儀するかもしれません。 プラント種はサブにワルモンが入ってなければ真面目に仕事をしてくれるのでやはりオススメです。 プラント種で回避>命中=かしこさ程度の育成をして花粉をかけるお仕事をするだけで初心者でも容易に1代クリアも可能です。 とはいえ最初のモンスターは愛着が湧くと思いますので、やはり好きなモンスターを選ぶとよいでしょう。ちから技が得意な個体でもできないわけではありません。 体調値の管理 モンスターは現実のペットと同じで自分から体調不良を訴えることはありません。 ホリィさんが~は疲れてるよとかストレスが溜まってるみたいと教えてはくれますが、実は教えてもらった時点ではすでに余分に寿命が縮んでいます。 強く育てるためには長生きさせてあげる方法を覚えることがまずは先決です。 (現在疲労/20)+(現在ストレス/10)=体調値 体調値が0~3の時寿命-1(通常の消費分) これ以降体調値が増えるたびに寿命の消費が激しくなっていきます。 通常では大会出場や修行等に出す場合はさらに大きく消費します。 また寿命を増やす方法として、月始めの食事をにくもどきにすることで1週分増やすことができます。 探検で寿命を大幅に伸ばすアイテムも手に入りますが、1~2代目を育成している段階では気にしないでもいいでしょう。 とはいえそんなに細かく管理していては間違いなくゲームそのものがめんどくさくなってしまうため、初心者向けの解決策をいくつか用意してみました。 「重労働のあとに休息を取るを交互に行う」 一番簡単でお金もかからないため、本当に本当の初心者が行う育成です。 重労働を選んだ次の週はお休み。とてもホワイトですね。 餌:さかなもどき 月費用 100、収入:300 1週目 重労働 2週目 休息 3週目 重労働 4週目 休息 このゲームは特に理由がない限りは重労働(仕事画面にある下4つ)だけで育成するほうが効率がいいです。 下がるパラメータがあり一見使い勝手が悪いように感じられますが、デメリットを補う形で交互に行ったとしても↑↑(太い上矢印)の分多く成長しているため、ちょっとだけ効率がいいというわけです。 また上でも言った通り、かしこさ回避を主軸にした育成ならば捨てていいパラメータが多いためデメリットを気にしないで育成できます。 仮にちから育成だとしてもかしこさを捨てて頑丈なちから型のモンスターにすればいいだけですので、クリアを目指すだけならば特に問題ありません。 「餅草育成」 一番ポピュラーな育成方法です。 ルーチンとしては 餌:にくもどき 月費用:1300 収入:600 1週目 重労働 香り餅(疲労回復)を与える 2週目 重労働 香り餅を与える 3週目 重労働 香り餅を与える 4週目 重労働 香り餅+冬美草(ストレス軽減)を与える アイテムで回復することによって休息の週を仕事に当てて育成できる形となります。 もちろん上よりはお金がかかりますが、シリーズで一番有名な2と違い、トレーニングを兼ねた仕事をしている設定なので意外と収入も多く、1年目から成立させやすい育成方法です。 仕事にさえ失敗しなければ月700のマイナスで済み、かなり余裕があります。 お金がなくなってきたら適当な大会に出る→次はEランク公式戦に出る→適当な大会に出る→次にDランク公式戦に出るでいいペースで進むでしょう。 Cランク以降は適当な副賞のある大会に出て副賞を売却すればかなり余裕ができます。 最初のホワイト育成に比べて倍の速度で成長するので1代目クリアが最も簡単な育成方法です。 私もこれで1代目クリアしました。 最初は上のほうで育成し、Cランク以降の大会で安定してお金稼ぎができるようになったら下の育成に切り替える複合型でもクリアまでの育成が間に合うと思います。 他にも修行育成や薬物育成もありますが、さすがに初心者にオススメする内容ではないので何代か育成してコツを掴めた頃にこの辺は調べるといいでしょう。 修行について 基本的には技を覚えるために行かせて慣れないうちはあまり行かなくてもいいでしょう。 モンスターによってどこでちから技、どこでかしこさ技等々がばらばらなので修行地選びはどのモンスターがどこで何を覚えるか調べてから行ったほうがいいと思います。 全技覚えても普通は使いませんからね。 一応お互い外しすぎて時間がやばい時用に押し込む命中が高い技、主軸とする技、距離の穴埋め技(ないほうがいい場合もある)で2~3つあれば十分です。 探検について 探検のお誘いがきますが基本的には断っていいです。 というのもお誘いが来るセキトバは初回探検にも関わらず要求パラメータがちからとかしこさ共に600という難易度の高い地域です。 300くらいでも動けなくはないですが、ほとんどお宝を発見せずに寿命だけ縮めて終わると思うので、デメリットのほうが遥かに大きいです。 2代目に探索専用のモンスターを育てるか、クリア後に1代目に探索させてお宝漁りができるようにしてからならば金策には非常に有効です。 特殊モンスター再生条件の開放 俺は!ドラゴンが!育てたいんだ! という人もいると思うので開放条件も記載しておきます。 やろうと思えば1代目でクリアと開放条件のほとんどを満たすことが可能です。忙しくなるため1代開放はオススメはしませんが。 ドラゴン 1.4月4週にあるBランク「チャレンジ杯」で優勝する。2.7月1週をグレードA(グレードSではダメ)のモンスターがファームにいる状態で協会特別招待試合の招待状を受け取る。3.協会特別招待試合で優勝し副賞のドラゴンの牙をもらう。4.ティラノパープル(ディノxナーガ)とスティンガー(ナーガxディノ)を合体する際にドラゴンの牙を使う。 マジン 1.セキトバ探検(1月2週)で出る古の鏡(最低かしこさ400)を入手する。2.ガリとモノリスを合体する際に古の鏡を使う。 ヘンガー (通常の手順ではアイテム枠を圧迫して苦労するので載せませんしオススメしません)1.マジンを開放します。2.円盤石再生でガトリングブロー(マジンxヘンガー)を2体誕生させます。3.2月3~4週、6月1~2週、9月3~4週(別の日でも高確率の日はありますが細かいので割愛)のいずれかでガトリングブロー2体を合体させると高確率(表示上は4%)でヘンガーが誕生します。 ニャー 1.ゲーム開始から約25年(進め方で多少誤差あり)で売り出されるニャーニャー人形を買う。2.なんでもいいので合体の隠し味に使う。 ラウー 1.カララギ探検(7月2週)でマジックバナナを手に入れる。2.超溺愛にしたモンスターを2体合体し隠し味にマジックバナナを使用する。 ゴースト 1.手段はなんでもいいのでモンスターを死亡させる。(タイトル「JOURNEY」アーティスト「THE ALFEE」で呼び出したモンスターを大会に連れていき被弾させると確定で999ダメージの即死判定になる)2.まだファームに連れていったことのないモンスター(マーケットでもらえるモンスターがオススメ)を連れて帰る。3.できるだけ早くそのモンスターを大会に出す(大会前に要セーブ)。4.大会は全て棄権しファームに戻ったときに身体にドクロマークがついていればOK。ついていなければリセット。5.そのモンスターをベースになんでもいいので合体。 ラクガキ 1.人気80のモノリスを育てる。2.この状態のモノリスの人気を65以下に落とす(自分より低いランクの大会に出る等)。3.大会後翌週にモノリスに落書きされるイベントが発生する。4.そのモノリスをベースになんでもいいので合体する。この時忠誠度によってラクガキ(合体素体の合計忠誠度が100↑)かラクガキツー(合計忠誠度が99↓)が生まれる。 ディスク 実は条件なし
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644 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 22 59 47 ID ??? 世の中には「兎に角最善を尽くす事を良しとする」ユーザーと 「和気藹々と楽しくやれれば良い」――と、勿論それ以外の――ユーザーが居る事に気づいて居ない人が多すぎるんじゃないだろうか ってか、スレ違いじゃね? 648 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 07 36 ID ??? 644 「兎に角最善を尽くす事を良しとする」ユーザー それはまだ良い。 自分の行動基準として常に最善を尽くすのなら、そういう人はありかと思う。 しかし、それは容易に「最善を尽くさないことは悪」という思考に陥りがちで、 それを理由に他人を糾弾するようになると困ったチャンの仲間入り。 649 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 14 34 ID ??? 648 それ、なんて清松みゆき? 650 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 26 23 ID ??? 648 しかもその最善というのが、「自分が知る限りの最善」なのがまた厄介なんだよな。 定石どころか初期配置すら知らない初心者を、その知らないことを理由に責めるんだからたまらん。 で、行き着くところは「初心者お断り」ってわけだ。 651 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 29 07 ID ??? 648 俺のトラウマになってるのは、「兎に角最善を尽くす事を良しとする」あまり、 平気で頻繁に長考する先輩がいたことかな。 さすがにテンポ悪くなりすぎるので、皆が「ほどほどにして進めませんかー?」と言っても 「最善手を追求しないで、何がゲームだ!」と譲らない。皆はダレまくり。 正論ではあるんだけど、ちょっとね…… 655 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 33 12 ID ??? 651 囲碁とか将棋のテレビ対局よろしく、1手60秒でお願いしますとかどうだ? 10秒ごとに読み上げ、残り10秒になったらカウントダウンを読み上げる。しかも棒読みで。 656 名前: NPCさん 2006/05/04(木) 23 37 38 ID ??? 655 それも手だよねー。 でも、「制限時間なんてルールに書いてない!」と主張するような人だったし、 先輩でしかも口の立つ人だったから、なかなか無理押しも出来なくてね…… 667 名前: 651 2006/05/04(木) 23 55 57 ID ??? 色々とレスありがとう。 もう昔の話なんで、皆の言ってくれたような反撃も出来ないのが少し残念ではある。 スレ97
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保育所における保護者への支援は、保育士等の業務であり、その専門性を生かした子育て支援の役割は、特に重要なものである。保育所は、第1章(総則)に示されているように、その特性を生かし、保育所に入所する子どもの保護者に対する支援及び地域の子育て家庭への支援について、職員間の連携を図りながら、次の事項に留意して、積極的に取り組むことが求められる。 【保護者支援の原則】 児童福祉法第18 条の4 は、「この法律で、保育士とは、第18 条の18 第1 項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術を持って、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と定めています。 保育士の重要な専門性の一つは保育であり、二つは児童の保護者に対する保育に関する指導(以下「保育指導」という。)です。以下に度々触れるように、保育士等の保護者に対する支援は、何よりもこの保育という業務と一体的に深く関連していることを常に考慮しておく必要があります。 コラム: ◎ 「保育指導」の意味 子どもの保育の専門性を有する保育士が、保育に関する専門的知識・技術を背景としながら、保護者が支援を求めている子育ての問題や課題に対して、保護者の気持ちを受け止めつつ、安定した親子関係や養育力の向上をめざして行う子どもの養育(保育)に関する相談、助言、行動見本の提示その他の援助業務の総体をいいます。 【地域子育て支援の原則】 児童福祉法第48 条の3 は、「保育所は、当該保育所が主として利用される地域の住民に対してその行う保育に関して情報の提供を行い、並びにその行う保育に支障がない限りにおいて、乳児、幼児等の保育に関する相談に応じ、及び助言を行うよう努めなければならない。」と定めています。 相談・助言は、保護者支援に欠かせない専門的機能です。法律において、保育所における通常業務である保育に支障をきたさない範囲でこれを行うことを明記しています。すべての保育所がその限界を超えて支援を行う必要はありません。 しかし、近年一層地域子育て支援の役割が重視されてきている状況を踏まえ、地域子育て支援の意義を認識し、積極的に取り組むことが必要とされます。特に児童福祉法第21 条の9 で定められている子育て支援事業のうち、第1 項第2 号の「保育所その他の施設において保護者の児童の養育を支援する事業」のように、保育所の特性を生かした取組が求められています。 地域における様々な子育て支援活動と連携し、それぞれの地域の特徴、保育所の特性を踏まえ、それを生かして進めることが大切です。 またこの条文では、保育所の地域に対する情報提供の努力義務が明記されていますが、この業務も地域における子育て支援と深く関係しています。 【入所児童の保護者との連携の原則】 児童福祉施設最低基準第36 条は、「保育所の長は、常に入所している乳児又は幼児の保護者と密接な連絡をとり、保育の内容等につき、その保護者の理解及び協力を得るよう努めなければならない。」と定めています。保育所における保育が、保護者との密接な連携のもとで行われることは、子どもの最善の利益を考慮し、子どもの福祉を重視した保護者支援を進める上で不可欠なものです。 【特別の支援を必要とする家庭及び児童の優先入所の原則】 保育所は、市町村が「保育に欠ける」と判断し、入所を受託した乳幼児の保育を行うことを目的としています。これに関連し、児童虐待の防止等に関する法律第13 条の2 は、市町村が保育所に入所する児童を選考する場合には、「児童虐待の防止に寄与するため、特別の支援を要する家庭の福祉に配慮しなければならない。」と定めています。また母子及び寡婦福祉法(昭和39 年法律第129 号)第28 条は、市町村が保育所に入所する児童を選考する場合には、「母子家庭等の福祉が増進されるように特別の配慮をしなければならない。」と定めています。さらに、発達障害者支援法(平成16 年法律第167 号)第7 条は、市町村は保育の実施に当たって、「発達障害児の健全な発達が他の児童と共に生活することを通して図られるよう適切な配慮をするものとする。」と明記しています。 これらの法の趣旨を踏まえ、特別の支援を必要とする家庭や保護者の保育や子育て支援に留意することが重要です。 【保育所における二つの保護者支援】 保育所における保護者に対する支援には、大きく次の二つがあります。その一つは、入所している子どもの保護者に対する支援です。もう一つは、保育所を利用していない子育て家庭も含めた地域における子育て支援です。前者に関しては、保育所は本来業務としてその中心的な機能を果たします。また、後者に関しては本来業務に支障のない範囲において、その社会的役割を十分自覚し、他の関係機関、サービスと連携しながら、保育所の機能や特性を生かした支援を行います。地域子育て支援活動は、現在、様々な専門職、ボランティア、当事者などが担っています。その中でも、日々子どもを保育し、子どもや保育に関する知識、技術、経験を豊かに持っている保育所が、保護者や子どもとの交流、保護者同士の交流、地域の様々な人々との交流を通じて、その特性を生かした活動や事業を進めています。 【子育て支援の機能と特性】 保育所は、以下のような子育て支援の機能、特性を持っています。つまり、①日々、子どもが通い、継続的に子どもの発達援助を行うことができること、②送迎時を中心として、日々保護者と接触があること、③保育所保育の専門職である保育士をはじめとして各種専門職が配置されていること、④災害時なども含め、子どもの生命・生活を守り、保護者の就労と自己実現を支える社会的使命を有していること、⑤公的施設として、様々な社会資源との連携や協力が可能であること、の5 点です。保育所の子育て支援は、男女共同参画社会の進展や家庭の養育力の低下などの今日的状況を踏まえ、こうした保育所の特性や保育環境を生かして進めていくことが必要とされています。 1.保育所における保護者に対する支援の基本 (1)子どもの最善の利益 (2)保護者との共感 (3)保育所の特性を生かした支援 (4)保護者の養育力向上への寄与 (5)相談・助言におけるソーシャルワークの機能 (6)プライバシーの保護及び秘密保持 (7)地域の関係機関との連携・協力 2.保育所に入所している子どもの保護者への支援 (1)子どもの保育と密接に関連した保護者支援 (2)保護者との相互理解 (3)保護者の仕事と子育ての両立等への支援 (4)障害や発達上の課題が見られる子どもとその保護者に対する支援 (5)保護者に対する個別支援 (6)保護者に不適切な養育等が疑われる場合の支援 3.地域における子育て支援 (1)地域における子育て支援の内容 (2)地域子育て支援における地域との連携 (3)地域における関係づくり及び問題発生予防と早期対応
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「此処...どこ...?何でこんなことに...」 私、フェイト・テスタロッサは最初困惑していた、確かなのはと一緒におしゃべりしてたら急に気を失って、目が覚めたらよく分からないところにいた、しかも其処にはかなりの人がいて、それも数えれないぐらい...するとまた新たに主催と名乗る人物が出てきて、殺し合いをしろと言ってきた...それに反抗した人達はどんどん殺されていったのを私は見た... 「死にたく...ない...でも殺し合いなんてできないよ...それにバルディッシュもない...このままじゃ...」 私はそう呟いて膝をついて泣いた、バルディッシュもないんじゃいくら反抗しようと勝てない...一体どうしたら... その時だった 「ど、どうしたんだ?大丈夫か?」 いきなり声を掛けられて私は驚いた 「ひっ...」 私は怯えながら声を掛けた人物を見ると、そこには男の人がいた ーーーーー 「此処は...どこだ...?何でこんなことに巻き込まれるんだよ...」 俺、野原ひろしは戸惑っていた、いきなりこんな場所に連れて来ておいて殺し合いをしろと言うのだ...そりゃ俺達は何回も色んな騒動に巻き込まれたことがある、だが今回はレベルが違う 「何でいきなり殺し合いなんか...」 最初は何かのショーだと思っていた、だが、そんな生ぬるいものじゃなかった...いきなり主催と名乗るやつが現れて殺し合いに反対しているやつをどんどん殺していくのに俺は絶望した...例え知らないやつだろうと助けたいという気持ちはあった、だが助けることができなかった... (助けることができなくてすまなかった...) 死んでしまった者は生き返らせることができない、主催のやつが願いを叶えるとか言ってたが、そんなことできるはずがない...これはワナに違いない、俺は心の中で死んでしまった人達に心の中で言葉を告げるとあることに気づいた 「そうだ...しんのすけやみさえ、風間君も此処にいるんだ...俺が助けに行かねぇと...」 クヨクヨしてても死んだ人は戻ってこない、俺は前を向いて進みだした ーーーーー 「うっ...ひっく...」 「ん?」 しばらく進んでからどこからか女の子の泣く声が聞こえた、すぐ近くで聞こえたから覗いてみると黒い服に黒いスカートを着ていて金髪のツインテールの女の子が座りこんで泣いていた、年はしんのすけと変わらない...いや、しんのすけよりは上かな、とりあえず俺は咄嗟に声を掛けた 「ど、どうしたんだ?大丈夫か?」 「ひっ...」 俺の声が届いたのかその子は怯えた表情で俺の方を見ていた、無理もない、いきなりこんな場所に連れてこられて殺し合いをしろと言われ、目の前で人が死ぬのを目撃したんだ...怯えるのも当たり前だ...俺は何とか明るく振る舞った 「あ、ごめんごめん💧驚かせるつもりはなかったんだ、俺は殺し合いに乗ってないから、安心してくれ」 俺は何を言ってるのだろう、こんな状況で信じれるわけもないのに、安心できるはずもないのに...俺はそう思っていたが、女の子は俺のことを信じてくれたのか、少し落ち着いてくれた 「...わ、分かりました」 だけどまだ少し戸惑っているようだ...まぁでも何とか信じてくれたようだ... 「あ、俺は野原ひろし...君の名前は?」 「フェイトです...フェイト・テスタロッサです」 女の子の名前はフェイトちゃんと言うらしい、何だか外国人みたいな名前だ...とりあえず俺はフェイトちゃんを安心させるために会話をした ーーーーー この男の人、ひろしさんは話していて凄く信頼できた、心優しい人で私に気を使ってくれて、正直言って母さんとは大違いだった、すると突然ひろしさんがポケットをごそごそと弄り始めた、私は顔を真っ赤にして怒鳴った 「ひろしさん!?///な、何してるんですか!?///」 「え?あ、フェイトちゃんが涙を流してたからハンカチで拭いてあげようと思ったんだ」 な、何だ、ビックリした...それにしても... 「あの...」 「ん?どうしたんだ?」 「何で、こんなに優しく接してくれるんですか...?此処は殺し合いの場なのに...」 するとひろしさんは微笑んで呟いた 「俺には君と同じぐらいの小さな息子と娘がいてね、何だか自分の子供みたいに見えて助けたかったんだ...」 私は驚いた...世の中にはこんなに、しかもさっき会った赤の他人の自分に自分の子供みたいに見えたから助けたかったと言ってくれた...私はひろしさんに泣きついた 「ありがとうございます...私にはお父さんがいなくて...こんなに優しくしてくれるのが嬉しくて...本当のお父さんみたいに思えます...」 「そうか、それは良かったよ...大丈夫...必ずフェイトちゃんは守るからな...」 ひろしさんはそう言って私の頭を優しく撫でてくれた...私は泣き続けた、親ってこんなにありがたい存在なんだなと初めて知った... (ありがとうございます...「私の大切なお父さん」...) 私は勝手ながら心の中でひろしさんのことを「お父さん」と呼んだ...だって...私のことを娘のように接してくれた...優しいお父さんのような人だから...
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分からん殺しとは 相手側が対策できていない戦法、知らなければ対応できないネタのこと。 または、そういった戦法・ネタにより勝利すること。 あくまで「相手プレイヤーの対策不足」に付け込んでいるだけなので、 同じネタでも相手プレイヤーの知識量・対策量によってこれに該当するかどうかが変わる。 そのため、明確な定義はない。 「分からん殺し」に挙げられやすい主な戦法・ネタ ザンギエフのEXバニからのめくりJ小Kからの表裏打撃+投げ(祖国)の2択(家庭用スパⅣ) ザンギエフ・アベルなどのコマンド投げのEX版による詐欺飛び潰し ブランカのUC1のガード方向及び起き攻めに重ねての裏表二択(ミゾテルボンバー) ダルシムのUC1重ね起き攻め(テレポによる裏周りからの高速中下段) バルログのブライングバルセロナからの裏表二択 ベガの立ち回りにおけるヘッドプレス及びデビルリバースの二択 ヴァイパーのバーニングキックによる裏表二択 豪鬼の百鬼襲やときど式による起き攻め ルーファスの低空ファルコーンキックによる立ち投げ潰し ルーファスのEX救世主キックガード後の逆択 エル・フォルテのトスターダプレスによる表裏が見切りづらい起き攻め(+ファヒータによる投げ) いぶきのくない重ね起き攻め アベルのUC2、エル・フォルテUC2などの「相手がジャンプ攻撃をしていたら着地硬直に刺さる技」 ハカンのゴシック式起き攻め まことのEX唐草や対空からの裏周りの攻め 元、ジュリなどの使用率の低いキャラクターの特殊な攻め …etc 関連事項 二択(未作成) 起き攻め 詐欺飛び ときど式 名前 コメント すべてのコメントを見る
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852 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 01 08 32.65 ID 8P3vZ2rj0 予めリプレイ作りたがる奴は吟遊か地雷という印象がある。 セッションが面白かったからリプレイにした、ならいいんだけど。 半年ほど前の話だが動画作りたいんで、と言っていたGMのセッションが酷かった。 PCは公的組織のエージェントで人身売買の捜査で怪しげな商人の屋敷に潜入する、みたいなストーリーだったんだけど 屋敷の探索はさせてもらえたもののろくな証拠も出ず クライマックスでは先に潜入してたというハンドアウトにちょっと書いてあっただけのNPCの犯罪組織のライバル部隊が突然正体を明かし 見たこともない証拠を持ち出して華麗に陰謀を暴きだす始末。 そうなるとやることもなく仕方ないので、その後逃げようとするライバルたちを捕まえようとしてみるが ステータス的に明らかに不利な判定を強いられる。 (そのときのキャラはGMの指定で全員が肉体的に相当脆弱な種族だった) まあこれだけならありがちな吟遊だけど この他にも明らかにPL同士の相談にも関わらず「君らが喋ってる間に相手は~してくるね」みたいな感じで進めようとするわ(さすがに抗議した) シーンプレイヤーの行動宣言を無視して進めるわ ホントにこれ動画にするのか、とさすがに呆れて聞いてしまった。 余談だが動画は現在も鋭意製作中の模様なので、ある意味ずっと楽しみにしている。 853 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 04 17 15.47 ID Iw84JrrHO 単に楽しかったプレイを書き起こしたいならそれが自然だけど、 リプレイを書くのも目的にする、ってのは別にありだと思うよ 勿論、ゲームを蔑ろにしていいって意味ではなくて ただそれで、こういうの書きたいからこうさせなきゃいけない、になると吟遊と同じになっちゃうんだろうな 855 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 07 16 37.93 ID Ho9qhqgDP [1/2] 852 報告乙。 谷型吟遊+NPC無双型吟遊の複合タイプって感じだろうか? この場合は、セッションを動画リプレイにするのが目的というよりも、 動画(の想定内容)をセッションにしたと言ったほうが適切かもしれないな。 あるいは、「これはTRPG風ノベル動画ではなく実卓を元にした動画ですよ」と言いたいだけかもしれない。 あとは、単純にTRPGとはそういうものだと勘違いしてるパターンもあるかな? 一部の層が主張するところの、いわゆる「リプレイの弊害」みたいなやつね。 857 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 10 00 37.53 ID QoQi5Nh00 まー、「リプレイにするよー!」って言ってやったセッションの9割は、リプレイにならないわけだが。 (自分を省みつつ) スレ355
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なるべく負担無くゲーム進行するために1 繁殖馬を購入するためには、その馬のレベルに相当する馬主レベル以上である必要がある。 現在、ユーザー数が少ないため、繁殖レベル7同士の掛け合わせで生まれた愛馬はたいていのレースを勝つ事が可能である。 なので、当面は馬主レベル7にする事が、ゲームを快適に遊ぶ上での目標となる。 重賞勝利、G1勝利で馬主レベルがそれぞれ1ランクUPするので、 (駄馬の誉れの高い初期支給馬を馬房から追い出す事が初仕事となる) 坂路中心に調教し、一番難易度の低いNHKマイルでのG1勝利を目指す。 手元の愛馬データだとNHKマイルでの勝率は95%(*要出典) この時点で馬主レベルが3になっているので、賞金を使い3→4→5までレベルアップさせる。 なるべく負担無くゲーム進行するために2 馬主レベル3になった時点で、馬房を3つとも使えるようになっているので、育成と同時に繁殖作業を開始する事になる。 このゲームにおいては繁殖入り時にシステムより入る金額は、愛馬の良し悪しではなく、性能及び愛馬が稼いだ賞金額によって判定される。 (厳密には賞金額により、繁殖株数が決定され、繁殖株数×馬性能で算出されている) したがって、性能の良いレベルの高い馬で繁殖するのが効率優先では重要視される。 レベルの低い馬をどんなに可愛がり、G1を10勝前後させたところで、走らない高レベル馬を繁殖入りさせた時の金額に届かない事は多々ある。 せっかちで回転率を重視する場合には特に重要な項目である。 なるべく負担無くゲームを進行するために3 3歳7月になれば繁殖入りする事が可能になる。24*12+1=289CPあれば、1頭を育成、繁殖入りする事が出来る。 初期の72CPを控除すると、CP付き餌で217CP、又は217時間、自然経過を待つ事で可能。 217CP→6CPなら36ヶ、12CPなら18ヶ、24CPなら9ヶ、36CPなら6ヶ 使用すればよい計算になる。 ここで、色々と賛否両論のあるガチャを行い、CP付き餌をゲットする事になる。 そして、入手したCP付き餌を調教時やレース後に与え時間を進めて行く。 レベル6を越えると、1頭育成→繁殖入りにかかるガチャ代と、繁殖時にシステムから入る金額がほぼ同等になる(byポチ)(*未検証) 小技を複合的に使用すれば逆にGが溜まっていくはず(byポチ)(*未検証)
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戦闘の基本 基本的に1-2発で倒せる敵を狙っていく。 弓装備と魔法なら南エリシシア平原に出現するツヴァイクなどの固定型mobが狙い目 なお、 近距離武器は装備のATKとキャラのSTR、 遠距離武器は装備のATKとキャラのDEX、 魔法武器は装備のMATKとキャラのINT から計算される。 装備に関しては、現在のジョブで使用できるスキルに合わせて選ぶ。 マスタリを習得できるならその武器を選択する。 狩り場の適正レベル ※以下の適正レベルや括弧書きは、 レベル・ステ降り・装備・職業によっては異なる場合があるので注意すること!! ■1~ チュートリアル ・トローン街道 見習い期間中に街道を出ようとすると注意メッセージあり。 対象地域が渋滞している際は、 ・南エリシア平原 ・トリア洞窟前 ■10~ 一次転職 生産職を選択した場合、鍛えてくれるギルドを探そう。 戦闘職の場合 ・南エリシア平原 ・北エリシア平原 ・レーム荒野(北エリシア高原の東) ・トリア聖域B1F(コッツ村北、トリア洞窟奥) ■20~ ※職によってはPT推奨 ・禁断の地 ・モンケ・リーロ(レーム荒野の北) ・ルッカ森東 ・ルッカ森西 ・トリア聖域(B2F~B5F) ■30~上位転職まで? ※一度転職を推奨 →もっと詳しく上位を目指す際のポイント 全職PT └古代王の墳墓 初級 ボスはかならず素通りしましょう。 ソロ(INT型) サイコスラッシュがあれば基本的に固定型狙いでどこでも 物理接近戦闘職の場合シルバーソードを利用するとより効果的 ソロ(弓/弓ローグ) ウィンドアローを最大限に活用できる場所がよい ├コッツウォール火山 B3(マチュアウッド) ├霧の海岸(ふじつぼ) ├リュクレス参道(オニオン) └カミル砂漠 あたりで現在のBLvに合わせる ※MATK(ATK)400以上の場合古代王の墳墓 初級のソロも非常にお得。 ウィザード 初期選択をこの職にしているなら転職が可能になったら必ずしておくこと。 INT優先のステータスでは詠唱速度、耐久性が悪くソロでのレベル上げは危険 プリザーブにサイコスラッシュが必須。 生産職 生産だけであげてしまうことを視野に入れるにはイデアに余裕がない限り難しい。 関連するステータスだけを上げていれば成功率も自然と上がっていくが微々たる量。スキル自体のLVが上がれば成功率も大幅に上がる。そのためには大量の素材が必要に。 その素材を購入するためのイデア、集めるための戦闘力が必然的に必要。 他職からの場合、戦闘用のスキルをセットすることで戦闘が楽になり素材集めも多少有利になる。 序盤のイデア稼ぎ トロン街道などのジェル系の敵が落とすゼリーをオークションに出品しよう。 転職に必要な転職許可書の発行にゼリーが素材として要求されるため、それなりの値段で取引されてます。 コッツウォール火山B3のペジオニーテがドロップする魔導石も単価が高くそれから作り出される爆弾は数さえ揃えればマスケッティアや他の職の育成にも使える為需要も高い。 その他で要求される素材は、ぶたにくや銅原石やはなびらやえびの尻尾や粘液や部族の紋章があります。 これはは商人の店に売らずオークションに出品しましょう。転職時期がきて必要になれば集め直したり出品した額より安いのを買い直せばいいでしょう。 まずは転職許可書要求素材で資金を稼ぎ、装備等を購入すると序盤の狩りが楽になるでしょう。 序盤オススメ購入品 ウィッチリング 魔法具 ガンダルヴスフィア 体スフィア(HP+1200) シルバーソード 片手剣 ネットマナー メッセージ板を活用するのは各自の自由。有効に使える場合も多々ある。 しかし多数の第三者が見る公共の場と考えましょう。 自分だけの板ではないので無駄に連投や過去の発言を削除もせず放置し同内容の書き込み等、最低限のマナーや見る側への配慮がないと周りから嫌われる要素になります。 周りのプレイキャラクターはみな自分と同じユーザーなのです。 自己中心的な行動はリアルと同じく忌み嫌われるのでネット内でも最低限のマナーやエチケットに気を使いましょう。 チャット等で人を傷付ける内容、出会い系と勘違いしてる内容、卑猥な内容等があればすぐに運営に通報しましょう。放置すれば勘違いし真似る人も増え、結果傷付く人も増えるため早め早めに通報し運営に対応して貰うようにしましょう。 その場で注意した結果喧嘩や罵り合うのはさらに周りに迷惑をかけます。注意するなら大人の対応を心掛けましょう。 リアルと同じく変わった人はゲーム内でも存在します。そんな人とは無駄に関わらずブラックリストに登録したり行き過ぎた行為をするようなら運営に通報しましょう。 序盤の進め方(私的参考意見) まずはプリーストから始めよう。 そしてトロン街道でレベルを上げつつゼリーやハーブ、やまぶどうをオークションで売却しイデアを稼ぐ。また北平原でピグリンやゴブリンを倒しぶたにくや部族の紋章をオークションで売却しイデアを稼ごう。 稼いだイデアでウィッチリングやスフィア(魔法タイプならガンダルヴスフィア、物理タイプなら烏天狗スフィアがオススメ)を購入しよう。防具は無料くじで入手したアバターを装備しよう。ランク4のアバター体装備が手に入れば買ったスフィアをエンチャントしよう。 そしてメイスマスタリとジャッジメントが初級まで上がれば狩り場をルッカ森(西)に行きジャッジメントでレベル上げ。 ジャッジメントは光属性のスキル攻撃になるので、ルッカ森(西)のクノーグ以外の敵は闇属性のため弱点属性の攻撃になる。 レベル20超えたあたりからメインクエストを消化しよう。港街の船員ナンセンにも話しかけクエストをクリアし船代を安くしておこう。狩りだけでなく各種クエストも利用しながらベースレベルを30まであげよう。 魔法タイプ ジョブレベル30でエクソシズムを覚るのでそれを初級まで上げて船に乗りイズモに渡りエクソシズムでイズモのかまいたちや鎌風を狩ろう。 エクソシズムが中級になればソードマンに転職。プリザーブをヒール、エクソシズム、マナ源泉を引き継ごう。 ベースレベルの補正が減り25になるまで首都周辺でジョブレベルを上げよう。 そしてオークションでシルバーソードを購入。そしてイズモに渡りエクソシズムでかまいたちや鎌風でレベルをあげよう。 耐久力が中級になればウィザードに転職しよう。 ヒール、耐久力、エクソシズムをプリザーブに設定し首都周辺で軽くレベルを上げシルバーメイスを購入したあとは再びイズモでかまいたちや鎌風狩り。 スピリチュアリティが中級になれば下地は完成。この頃には鎌風やかまいたちはエクソシズム1発で倒せてるはずです。 ここからは好きな職業に転職しよう。引き続きウィザードをあげるもよし、プリーストになりクォヴァディスを覚えるもよし、ソロも考えているならローグになり身体能力を覚えるのもよし、また耐久力を高めるもよし。そして最終的にはセージを目指そう。耐久力と身体を引き継いだセージならソロ狩りもしやすくなるでしょう。 物理タイプ マナの源泉を中級まであげてからソードマンに転職しよう。そしてプリザーブをヒール、マナの源泉、ジャッジメントに設定。 メイスを装備しルッカ森(西)に行きジャッジメントでベースレベルの補正が30になるまで、耐久力が中級になるまであげよう引き続きソードマンを40まであげたいならばオークションで風の大剣を購入し火山でレベルを上げるのもいい。 耐久力が中級になればアーチャーに転職しよう。 ヒール、耐久力、マナの源泉をプリザーブに設定し首都周辺で軽くレベルを上げたあとはルッカの森(西)でホーリーアローで狩りしウインドアローを覚えたら火山に行きウインドアローで狩りをしよう。 そして野伏せを取得し使えるレベルまで上げよう。野伏せが使えるレベルになればローグに転職しよう。飽き性な方はウィンドアローが中級になった時点でローグに転職するのもいいでしょう。 プリザーブはウィンドアロー、ヒール、野伏せを設定し再び火山でレベル上げ身体能力をあげよう。 もし風の大剣を購入してる道を選んでたならプリザーブは耐久力、ヒール、野伏せを設定し火山でレベル上げをして身体能力を上げよう。 これで下地は完成。 これ以降は好きな職業に転職しよう。DEXタイプならローグを40まであげレンジャーを目指すも