約 51,885 件
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/461.html
残酷な神が支配する ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第204話 ▼ ▼ ▼ とてつもない事になってしまった。おそらく、バトルロワイアルが始まって以来、最大の衝撃。 「マルク貴様ぁ……!!」 「ちょ、ちょっと落ち着くのサ、ピエモン。ボクだってこんな事予想してなかったのサ」 「ふざけるな!私やコイヅカ氏に無理を言ってゆめにっきを支給したのは貴様だろうが!」 ピエモンは烈火の如く怒っていた。怒りの原因は、マルクが放っていた偵察機によって送られてきた映像。 ハルヒが首輪を解除していた。おそらくゆめにっきの中で何かしたのだろう。 「こ、今回の件は特例中の特例なのサ。 偶々カイバーマンのハッキングとハルヒの所為が重なったからこそ起きたハプニングで……」 「今更言ったところで仕方ないだろうが……!」 ピエモンはマルクの胸倉を掴み、睨みを利かす。 ロリコンの気があるデジモン達はマルクの服が乱れたので、すかさず目を光らせた。 「貴様ぁ~~何を考えている?バトルロワイアルを完遂させたいんじゃないのか? オールスター入りしたいんじゃないのか?どうしてゆめにっきなどという危険な存在を支給するんだ!?」 「だから、ゲームにスパイスを加える意味合いで……初めから言ってるじゃん……ボクはバトロワを最大限に楽しみたいのサ」 「黙れ!いい加減本性を見せろ!!」 ピエモンの鬼気迫る表情に、オペレータールームのデジモン達は震えた。 しかしマルクはどこ吹く風、といった表情。 「くそ……! 天海春香まで奴らに殺されてしまった……このままでは……」 ピエモンの疑惑は確信へと変わる。 ゆめにっきの中に出てくるエフェクト、なまくび。 今思い返せば、あれは首輪を解除したい者にとって格好のアイテムではないか。 おそらくマルクはそれを知った上でゆめにっきを支給したのだ。 無論、首輪が正常な状態ならば、いくらなまくびになろうとも取れないはずだった。 カイバーマンのハッキングと偶然重なったのは運が悪かったと言わざるを得ない。 マルクは恐らく予測していたのだ。参加者が徒党を組み、首輪に何らかの不備をもたらす事を。 もしかすると、マップ上にいつの間にかNice boat.などを置いたのもマルクかもしれない。 やはりマルクは何か確実に隠している。恐らくとてつもない何かを。 このままでは絶対にまずい。 「へぇ~~ピエモンって閣下の事応援してたんだ。それは残念だったねぇ」 「違う!もういい貴様なんか知らんッ!」 ピエモンはマルクを一喝し、つかつかとどこかへ歩き出す。 「どこ行くのサ、ピエモン!?」 「ふん!そろそろ頃合だ!私はジアースで参加者共を駆逐してくる!」 これはあくまで建前。ピエモンの真の目的は、真意の見えないマルクに対抗するため、生贄を集める事。 「でもピエモン!そろそろニコニコ流星群もきっとなんとか出来るんだよ?根拠はないけどサ」 「ここまでシステムが荒らされたんだ! カイバーマン達は確実に首輪のデータを盗んでいったと思うんだがね」 「いや、でもアイスデビモン君がどうにかしてくれたかもしれないのサ」 くそう……一々鬱陶しい奴だ。 「ふん!貴様も言っていたではないか!最大限面白くしたいと、だったら私が行った方がいいだろう?」 「あ、そうだね。じゃあ行ってらっしゃいなのサ」 マルクはあっさり折れた。本当に何を考えているんだこいつは。ワケが分からん。 「あ、待ってよピエモン!あれを見るのサ!」 マルクはピエモンに双眼鏡を投げ渡す。 そしてオペレータールームの窓から外を覗き、ある一点を凝視した。 (何だと言うんだ全く……) 「さあ、さっさと行きなさいよ!」 「で、でもぉ……」 「怖くないって言ってるでしょ!?」 「八意さん観念して下さい」 永琳は渋々頷いた。古泉はそんな永琳にゆめにっきの最後のページを見せ、彼女を夢の世界へと飛ばす。 「けひひ、これで全員ね」 「全く涼宮さんの悪運の強さには驚かされましたよ」 「当然よ。私があんな馬鹿に負けるわけないじゃなぁい」 「神、やはり貴方は本物だったというワケですね」 デーモンが嬉しそうに言った。実を言うとデーモンはずっと不安だった。 この人は本当に神なのか?本当はただの勘違いした一般人ではないのだろうか? こういった疑問を拭い切れなかったのだ。 もうデーモンは永琳を見ても暴走しない。 ゆめにっきの中でゆっくりと時間をかけ、うどんげの人格を封印したのだ。 中々苦労したが、終わってみた後では、心地いい達成感のみが残っていた。 「うえっああもう気持ち悪い!何なのよあの鳥みたいな人間……!」 永琳が本の中から出てきた。 その首には、ハルヒ達と同じく、冷たい首輪はすでに着いていなかった。 「けひひ……ついに、全員ってわけね……」 ハルヒが感慨深げな様子で言う。気味の悪い薄ら笑いは相変わらずだ。 ハルヒの足元には、小さな神人がハルヒにくっついていた。ハルヒの意思によって、いつでも巨大化するのだろう。 「私達、神の軍団。色んな意味で本格始動よ……」 「ハルヒ……いえ、神」 唐突に永琳がハルヒに向かって話しかける。 ハルヒは疑問符を浮かべて彼女の方へ首を向ける。 「正直私は信じられなかったわ。古泉が言ってた、涼宮ハルヒは思い通りに世界を変えられる、という能力。 正直半信半疑だった。でも……あれを見て……」 あれというのは勿論神人の事だ。 「あれを見て、それと貴方の有り得ないほどの幸運を目撃して、私は確信したわ。貴方は神だと……ね」 「へえ……それで何が言いたいのかしら?」 「約束して頂戴!」 永琳の声が一変し、張りのある決意に満ちた声に変わった。 「主催者どもを必ずや皆殺しにして、全てを元通りにする事を!」 ハルヒは永琳をしばらく舐めるように見つめ、そして抱きしめた。 「永琳、貴方のその願い、叶えてやってもいい。しかし一つ条件があるわ」 「それは……何?」 「私に絶対的な忠誠を誓う事。命を懸けてでも私を守るという忠誠心。神はそれを望んでいるのよ」 古泉は永琳を眺めた。ハルヒの呼び出した神人を目撃してから、永琳の顔色はすこぶる良い。 まるで生まれ変わったかのような輝き。まさに晴れ晴れとした表情である。 「誓うわ、神……」 「良かったですね八意さん。涼宮さんのような頼りになる人がいてくれて。 主催どもよりも全然信用できる能力でしょう?」 「……ええ、そうね古泉。貴方には今まで迷惑かけたわ」 「はは、じゃあこれからも仲良くしましょうね。僕の体ぼろぼろですから守って下さいよ?」 「ふふっ……分かってるわ古泉」 「ちょっと古泉」 ハルヒが二人の間に割って入った。 「あんた私を『涼宮さん』って呼んだでしょう?ちゃんと『神』って呼びなさいよ」 「ええ!?」 ハルヒの突拍子のない申し出に古泉は慌てた。 「わ、僕達は今まで通りでいいじゃないですか」 (ほんと調子乗ってやがるなこの神(笑)め) 「いいわけないわよ!形が大事なのよこういうのは!」 「いいじゃないですか神、いくら一人一人態度が違おうとも、 ここにいる三人は全員貴方を敬っているのですから」 いいぞデーモン!そういう事にしておこう! あいつに神なんて呼ぶのは嫌ですしね。神(笑)なら大歓迎ですが 古泉の裏の声はとどまる所を知らない。 その後、永琳は遊戯の事について話した。 古泉から注意された通り、あくまで遊戯を利用しているという言い方でハルヒに話す。 元々理攻めで生き残ってきたハルヒ。納得させるのに大した時間はかからなかった。 永琳はここでもハルヒに対して異常なほどの感謝を見せた。 「涼宮さん。見て下さいこれ。興味深いものが……」 古泉は、隙を見て奪っておいた博之のデイパックを開き、メモ二枚を取り出した。 全員に見えるように、地面に広げる。 「これを見て動けば……案外レナ達の行動を読めるんじゃありませんか?」 古泉の言に三人は頷く。とりあえず考察は後でするとし、古泉はメモを片付けた。 「あ、見て……あれ……」 永琳が空のある一点を指差す。 奇妙な話だが、そこには城が浮いていた。 「何でしょうか?あれ」 デーモンが誰ともなしに問う。古泉はしばらく城を凝視し、口を開いた。 「おそらく主催者の本拠地、でしょうね。レナ達もなかなかやるもんです」 「けひひ、あいつら、いっぱい殺してあげたのにまぁだあんな事出来る余力が残っていたのね、くひひ」 「ですがこれは僕達にとってもチャンスですよ。涼宮さん、当然優勝なんて眼中にないんですよね?」 「当たり前よ! 神である私が、クズの敷いたレールの上を進むなんて馬鹿げてるわ」 ハルヒは急に走り出し、橋の欄干の上に立つ。 「という事は、これからはレナ達抵抗者、マルクピエモン率いる主催、そして僕達神の軍団の三つ巴になりそうですね」 「そう……そして私達は必ずや抵抗者と主催連中を根絶やしにして天下を取るの。くひひ面白くなってきたわ」 「まるで三国志 「マルクゥゥーーーーーーーーーーッッ!!」」 ハルヒがいきなり城に向かって叫び始めた。古泉は顔をしかめる。 「ピエモンッ!けひひ、見なさい!貴方達の丹精込めて作り上げた首輪はすでに分解したわッッ!! 私達はついに参加者というカテゴリーから独立し、一つの集団を作り上げたッッ!! あんた達みたいな俗物集まるゆとり集団なんかじゃないッ! 正真正銘、神様のッ!神様による絶対的な軍団ッ! あえて名を関するならば──── ────ファンタスティック・フォー!!! 覚悟しなさい道化ども!今、貴様らに神罰が下るッッ!!」 (勘弁してくれ恥ずかしいぞ神(笑)。ファンタスティック・フォーって何だよ) 【D-3 橋の近く/二日目・昼】 【神の軍団ファンタスティック・フォー】 チーム全体の方針 1.対主催、運営の様子を見極めつつ、これからどう行動するか考える。 2.三つ巴の状況をうまく利用する。 3.対主催、運営など、邪魔者全てを皆殺しにし新世界を築く。 4.(ハルヒ以外の思考)神であるハルヒを守る。 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:神への覚醒、首輪解除、疲労大、左肩に銃創、左脇腹と顔面と首に殴られた傷、腕から出血、脇腹に弾丸がかすった傷、古泉達を信頼、鎮痛剤服用、 [装備]:陵桜学園の制服@らき☆すた、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、バーサーカーソウル@遊戯王DM [道具]:支給品一式*3(食料・水一食分消費)、DIGIZO HYPER PSR(残り二十分程度)@現実、 テニスボール*2、雛見沢症候群治療セット1.5日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に 、マウンテンバイク@GTASA、花粉防止用マスク、ドリルアーム [思考・状況] 1. 対主催、運営の様子を見極めつつ、これからどう行動するか考える。 2.古泉と永琳に従い、遊戯を利用する。許す気は今のところない。 3.神に忠誠を誓う協力者を集める。 4.三つ巴の状況をうまく利用し、勝利する。 5.主催者や対主催を皆殺しにして新世界を創造する。神である私が絶対である世界に。 6.能力が復活したら、世界の破滅を救う神として、すべての世界に名を残す。 その際、世界を破滅に導くため、ヴァンデモンを更に強化する。 ※第三回定時放送をほとんど聞いていません。死亡者の人数のみ把握しました。 ※第五回定時放送を聞き逃しました。ロールが死んだことは知りました。 ※自分の服装が、かがみを勘違いさせたことを知りました ※狂いました。それを自覚していません。 ※喋れる様になりました。 ※自分の能力を信じました。神人を召喚したりなど、能力を使えるようになりましたが、 会場全体にかけられた制限があるためまだ完璧ではありません。 ※首輪には盗聴器が仕掛けられていると推測しています。 ※首輪を外しました。 ※神なので古泉も呼び捨てにします。 ※小さな神人を連れています。ハルヒの意思に応じてすぐに大きくなります。 【デーモン(チューモン)】 [状態]:首輪なし、自我放棄、姑息さ上昇、うどんげの人格封印、右腕切断(結合済み、次第に馴染むはず)、魔力使用可能、情報改変可能、ヤドリギの種(弱)使用可能 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本1:対主催、運営の様子を見極めつつ、これからどう行動するか考える。 基本2:ハルヒを可能な限り助ける。古泉、永琳もそれなりに助けてやるつもり。 基本3:三つ巴の状況をうまく利用し、勝利する。 基本4:つかさと、霊夢を殺す。遊戯は古泉と永琳に従い、利用しつくした後殺す。 基本5:参加者を混乱させる。 基本6:主催者や対主催を皆殺しにして、ハルヒと共に新世界を創造する。 総意:派手な争いをせずに、計略的に進化して、全参加者と主催者を拷問してから残虐に壊す。あと、キョンを蘇らせて、同様に壊す。 ※チューモンの中の詩音は、自分が『ソノザキシオン』であると認知しています。 ※能力の制限について大分理解しました。 ※すべての人格は名前を知りました。切っ掛けがあれば各人格の「知識」を思い出す場合があります。 ただし、それが原因で本人そのもののようになることはありません。 ※これ以上の進化には、デジヴァイスが必要です。 ※うどんげの人格の封印はすぐに解くことができます。 ※それぞれの人格の感情が急激に強くなると暴走しやすくなるようです。 ※首輪には盗聴器が仕掛けられていると推測しています。 ※うどんげの人格を封印しています。 ※首輪を外しました。 ※空の高い所にあった透明の天井は、ノヴァの内壁です。 【八意永琳@東方シリーズ&新世紀 東方三国志~ひぐらしの憂鬱~】 [状態]:首輪なし、疲労大、重傷(少しずつ回復中)、左腕欠損(デーモンの情報操作で一応くっつけて貰ったが、まだ全然馴染んでいない)、 肩に怪我(手当て済み)、体力消耗・中、背中に火傷(手当て済み)、古泉を信頼 [装備]:王者の剣@DQ3(刃毀れ)、小型爆弾*1、ベレッタM92F(12/15) ゾンビマスク@現実(ゾンビーズ)、ヲタチ(残りHP60%)@ポケットモンスター [道具]:支給品一式*3(食料四食分・水二食分消費)、蒼星石のローザミスティカ、萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた クロスミラージュ@リリカルなのは、ゴム@思い出はおくせんまん、自動ぶんなぐりガス(残り1/5)@ドラえもん、ヴェルタースオリジナル*1@ヴェル☆オリ 真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン、くんくん人形@ローゼンメイデン、ヤクルト@乳酸菌推進委員会、水銀燈の体 包丁、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー 、生乾きの北高の制服@涼宮ハルヒの憂鬱、テニスボール 毒入りパン、千年パズル、DCS-8sp*6、予備弾薬各100発@現実(ベレッタM92F用26発消費、トカレフTT-33用16発消費) 《DMカード》真紅眼の黒竜(夜まで仕様不可)、プチモス、カタパルト・タートル、 ブラックマジシャン(夕方まで使用不可)、魔導戦士ブレイカー(午後まで使用不可)、 聖なるバリアミラーフォース(次の朝まで使用不可) [思考・状況] 1.対主催、運営の様子を見極めつつ、これからどう行動するか考える。 2.ハルヒの能力で全て元通りにしてもらう。そのためハルヒを神と仰ぎ、命を賭けてハルヒを守る。 3.三つ巴の状況を上手く利用する。 4.遊戯の信頼を得たい。いずれ本当の仲間になってもらう。 5.どうにかしてハルヒとデーモンに遊戯の事を本当の意味で信頼させる。 6.遊戯から生前のニートの様子を聞きたかったけど、気まずくて聞けなかった…… 7.古泉一樹と武藤遊戯、ハルヒ、デーモンの五人で協力して全てを元通りにする。 ハルヒの邪魔をする対主催、運営には容赦しない。 ※ハルヒの能力を完璧に信じました。 ※遊戯の持つ情報を全て把握しました。 ※首輪を外しました。 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:首輪なし、重傷、頭部鈍痛、ろっ骨を骨折(応急処置済み)、疲労極大、八意永琳を信頼、永琳が復活したようなので安堵 [装備]:ゆめにっき@ゆめにっき(手の形に血が付着) 、トカレフTT-33(8/8) アニマルマスク・サラブレット@現実、 逆刃刀@フタエノキワミ アッー!(るろうに剣心 英語版) [道具]:支給品一式*3(食料一食、水三本消費)、 赤甲羅@スーパーマリオシリーズ、笛@スーパーマリオ3、千年パズル 糸(あと二メートルほど)、裁縫針、武器になりそうな薬物、DCS-8sp、退魔の剣@怪~ayakashi~化猫 支給品一式*4(食料2食分・水3食分消費)、ダンボール@メタルギアシリーズ、ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ、携帯電話@現実、 庭師の鋏@ローゼンメイデン、おたま@TOD、 カワサキのフライパン@星のカービィ、ミニ八卦炉@東方project、ワイン(残り半分)、傘@現実 A.C.E.3@現実(少し詩音の血がついている)、塔組の推理メモ、塔の『バグ』について纏めた紙 、バルサミコ酢@らき☆すた グルメテーブルかけ(残り19回)@ドラえもん、時計型麻酔銃(予備針残り0本)@名探偵コナン アイスソード@ロマンシング・サガ、スパイダーブレスレット@東映版スパイダーマン、支給品一式*⑨(食事三食分消費、水⑨食分消費)、 ケンジのカメラ@ポケットモンスター、 うまい棒、津田英治ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ、ビー玉(30個ほど)@ピタゴラスイッチ、 秘密の鍵@スーパーマリオワールド、黄色甲羅@スーパーマリオシリーズ、 DMカード@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 【使用可:死者蘇生、黒騎士の魔剣少女、セイバー】 【次の深夜まで:ブラック・マジシャン・ガール、ホーリーエルフの祝福、ゴキボール、強制脱出装置】 【次の朝まで:オレイカルコスの結界、オシリスの天空竜(遊戯、海馬のみ)、オベリスクの巨神兵(遊戯、海馬のみ)】 【次の午前まで:エネミーコントローラー】 [思考・状況] 1.対主催、運営の様子を見極めつつ、これからどう行動するか考える。 2.千年パズルを人質にして遊戯を無理やり従わせる。 3.三つ巴の状況を上手く利用する。 4.ゆめにっきを上手く使って闘う。 5.殺し合いにのっていない参加者を優先的に始末。相手が強い場合は撤退や交渉も考える。 6.八意永琳、涼宮ハルヒ、デーモンと協力する。八意方はかなり信頼 7.仕方ないので涼宮ハルヒに従い、彼女を生かすため、守る。 8.全てが終わった後、ハルヒに「合法的に愛しの彼とニャンニャンできる世界」を実現させてくれと頼む。 9.遊戯うぜぇ……でも遊戯が無事に帰ってきたらもう邪魔者扱いしない。永琳にも謝るつもり 10.支給品を配分しないといけませんね。 ※古泉は絶対に脱出なんて出来ないと考えていましたが、クッパ城を見て考えを改めました。 ※ゆめにっき@ゆめにっき 本編には出てこない日記、絵本の形式で書かれています。 2m以内で最後のページを見た人は強制的にゆめにっきの世界に飛ばされます。出てくるには日記が開いている状態で頬を抓れば出てこられます。 一部監視が行き届いていない所がありますが2人は知りません。あと薬が塗られているので並大抵の事じゃあ燃えません。 ※主催者側に強い疑いを持っています。そのため、永琳と共ハルヒを神とし、彼女を守ります。 ※遊戯の持つ情報を全て把握しました。 ※首輪を外しました。 「く……! ゆとり集団だと!ぱちもんの神のくせに……!」 「ピエモン……怒るところ微妙に間違っているのサ……」 「黙れ!」 ピエモンは突然マルクに顔を寄せ、再び胸倉を掴む。 「これも貴様の計算通りというわけか!ハルヒ達を独立させて、何をする気だ!?」 「ピエモン……さっきから何イライラしてるのサ……これは本当に偶然なのサ。不運だったと言わざるを得ないのサ」 マルクが諭すような口調で言った。顔にはさすがに緊張の色が浮かんでいる。 ピエモンはマルクの体を突き飛ばし、つかつかと歩いて行く。 「どこ行くのサ!」 「さっき言った通りだ。ジアースを発進させる。貴様の便利な監視用機械で私を追えば、面白い映像が撮れるかもしれんぞ?」 「…………」 「……失礼する」 ピエモンは思考する。 マルクは完璧に危険人物だ。少なくとも私の中では…… 一刻も早く天海春香を回収しなければならない。ぐだぐだしているとデーモンに食われてしまう。 ピエモンがオペレータールームを出て行った。マルクはそれを不思議そうな眼で見つめる。 全く、ピエモンの奴はどうしてしまったのだろうか。確かに今回の件は全面的にボクの責任だけど…… それでもあんなに怒る事はない。ピエモンにしても、彼の部下のゆとりが様々な局面で悪影響を与えているのだ。 言ってしまえばおあいこではないか。それなのにボクだけが悪いなんて言い方は酷いのサ。 マルクは目の前にいる下っ端のデジモンに適当な悪戯をして、ストレスを解消させる。 それにしても、これはまるで三国志なのサ。 レナ達、ハルヒ達、そしてボク達。どっからどう見ても三つ巴なのサ。 いやあいいねえ。ワクワクするのサ。 簡単に今の勢力を纏めてみるのサ。ボクのネーミングセンスは最高なのサ。 【運命を打開する少数派】 【神の軍団ファンタスティック・フォー】 【ニコロワ運営】 【余りの遊戯】 この三つ巴を制するカギは、やはり一人だけはぶられてる遊戯の存在なのサ。 彼を自軍へと引き入れる事、それが三国志を制覇するポイントサ。 幸いな事に、遊戯はハルヒ達を死ぬほど嫌っている。そしてレナ達とも和解し辛い状況なのサ。 千年パズルはもう破壊されちゃったから僕達に協力しなよ、願い事なんていくらでも叶えてあげるよ? なんて言えばもう完璧なのサ。うん、絶対仲間になってくれるはず!きっとそうしてみせるのサ! なんだかノリノリのマルクは早速、城の監視班に連絡し、なんとか遊戯をこちら側へ引き込めと命令した。 監視班は困ったように愚痴を吐いたがそんな事マルクはどうでもいい。 あっそうだ!皆のやる気が上がるようにまた支援動画作ろうっと! いやあ忙しい忙しい♪ マルクのテンションはとどまる事を知らない。 ニコニコ流星群のせいで未だにオペレータールームは上へ下への大騒ぎなのだが、マルクはもうそんな事などどうでもいいのだろう。 その陽気な態度が、ピエモンを疑心暗鬼に陥らせているのだが、勿論気付くわけがない。 【クッパ城オペレータールーム/二日目・昼】 【マルク@星のカービィ】 [状態] 悪魔の道化、wktk [装備] 萌えもんアカギパッチ@萌えっ娘もんすたぁ [道具] 超進化プラグインS*4@デジタルモンスター [思考・状況] 基本:自分の楽しみのため、オールスター入りを果たすため、なんとしてもバトロワを完遂させる。 1:三国志状態を楽しみつつ、ラスボスとして準備を始める。 2:面白ければすべてよし。参加者が城まで来るようなら喜んでラスボスを演じてあげる。ラスボスを他の奴に譲るつもりはない。 3.遊戯を言葉巧みに騙し、仲間に引き入れる。遊戯が死んでいたら仕方ないけど…… 3:ピエモンどうして怒ってるのかなぁ…… 【備考】 iPODやXBOX等のデータ領域に「萌え画像集.zip」という偽装ファイルが入っています。 ジアースと戦わないといけない局面になるとそこからなんらかの巨大ロボが出てくるはずです。 クッパ城の内部は改造されているようです。全自動鬼畜ステージくらいはあるかもしれません。 ※ハッキングの被害について クッパ城を覆うステルスシステムが解除されました。城が南の空に見えるようになりました。 南に偽装され配置された山脈に穴が開き、復帰するまでの間そこから進攻ができます。 山の禁止エリアの解除が始まっています。この禁止エリアのセキュリティは他と比べ 劣っているようです。 カービィを始め『銀河に願いを』に関する情報が奪われました。 量産型萌えもんパッチを始め、いくつかのプログラムが奪われました。 オペレータールームのゆとり機械デジモンのいくつかが汚染され機能を一時停止しました。 変わりに警備のエリートがオペレーターに割かれたようです。 首輪に関するデータへの進攻が特に強力のようです。 カイバーマンサイドの状況は他の書き手さんにお任せします。 首輪の機能に何らかの不備が発生しているようです。 ※ハッキングの対抗のためコイヅカが動きだしたようです。 また、完全体デジモンを一体室長として配置しました。 ※下っ端デジモンの間で、マルクの人気が急上昇し、ピエモンの人気が急降下しています。 ※昼ごろ、監視デジモンが遊戯に接触し、マルクの言葉を伝えるようです。 ※昼ごろになってもニコニコ流星群は未だに沈静化していません。 「なんだとッ!どういう事だ!?」 ジアースが保管されている倉庫でピエモンは叫んだ。 メンテナンスの役職に就いているデジモン達は思わず身震いする。 「で、ですから……まだジアースを発進させるには危険すぎるんです。 カイバーマンの放ったウィルスによってジアースのメインコンピュータが犯されてしまって……」 「馬鹿な!カイバーマンがウィルスを放ったのはノヴァの方にだ。 ジアースのメインコンピュータはノヴァとは繋がっていない。独立しているんだぞ!」 「た、確かにそうなんですが……私にも何が何だか……」 考えられるのは、カイバーマンがどうにかしてジアースのコンピュータの方にもウィルスを放ったという事。 そしてもう一つの可能性。もしかしたらマルクの仕業かもしれない。 「復旧させるのにどれくらい時間がかかる?」 「ええ~~。私の見立てでは、だいたい四時間程……でしょうか」 「……長いな……」 今の状況では、四時間も待っていられない。 くそ!あまりにも運が悪い。神に嫌われているとしか思えない。 「ジアースは……この際、いいか……」 「? それはどういう意味で……」 自分が会場に行き、しなければならない事は参加者を狩る事ではないのだ。 生贄を確保する事。現時点ではカイバーマン達よりもおそらくマルクの方が驚異だ。 一刻も早く、古泉・春香・永琳・遊戯、これら四人の生贄を集めなければならない。 「何か乗物を用意しろ。会場へ行って来る」 「!? ジアースはいいんですか!?」 「構わん。用事を済ましたらすぐに戻るつもりだ。私が戻ってくるまでにジアースを復活させておかなければ……」 ピエモンはメンテナンスクルーの頭を鷲掴みにした。 「分かってるな……?」 デジモンが悲鳴のような声で、ハイと答えた。 この場合、何よりも速さが大切だ。速攻で春香の死体を回収し、速攻で城に戻る。 会場全体にかけた制限は未だ有効なのだ。万が一襲撃を受けようとも、私が負けるはずがない。 「ピエモン様、車を用意しました」 「御苦労……って、何だこれは……」 「はっ!私めの趣味でございます!」 現れた自動車は、ピンクを基調とし、車体全体にでかでかと可愛らしい女の子の絵が塗られてあった。 「巷では痛車などと言われていますが、全然痛くありません。だって見て下さいこのおにゃのこの萌えっぷり。 今回は私のコレクションの中でも最高級の逸品、はてなようせいバージョンでございます! この子も立派なニコニコオールスターですよ!どうです?素晴らしいでしょう?」 「変えろ」 ピエモンは顔色一つ変えずに言った。 「い、いえしかし、この車は見た目はこうでも、特殊な改造を施しており、どの車よりも速く走ります。 その上、安定性も抜群!頑丈さに至ってはまるで────」 クッパ城から一台の痛車が超高速で飛び出した。運転席にはピエモンが座り、しっかりとハンドルを握っていた。 【クッパ城前/二日目・昼】 【ピエモン@デジモンアドベンチャー】 [状態] 健康 [装備] 痛車(はてなようせいバージョン) 不明 [道具] 千年リング、アシストフィギュア×3 [思考・状況] 1.ノヴァを手に入れるため、なんとしてもバトロワを完遂させる。 3.超高速で閣下の死体を回収し、クッパ城へ戻る。デーモンに食われる前に済まさなければ…… 2.もうマルクなんか信用出来ない。対抗するため絶対に神になる ※ピエモンは生贄に最適の参加者がいることにまだ気付いていません ※疑心暗鬼に陥っています。 ※閣下の死体を回収するため、D-2ブリッヂの近くに向かっています 【痛車(はてなようせいバージョン)】 見た目は痛いが性能は抜群。見た目はアレだが…… あのBの野郎偉そうな口ききやがって、マルクたんの方が圧倒的に主人に向いてるぜ。 おっと、仕事を完璧にこなしたんだからジジイに報酬を貰わないとな。 「コイヅカ様。褒美の品をどうか……」 「萌え画像のファイルならもう君のパソコンに転送しといたよ。容量が大きすぎるんで苦労したがね……」 「ありがとうございます!! あのそれで、マルクたん、いえマルク様の方は……」 「ああ分かってる。後で君を側近に加えるようマルクさんに言ってみるよ」 「ああ、有り難き幸せ……!」 コイヅカはジアースを見上げた。相当な戦力になってくれそうだが、ところどころ荒が目立つ。 はっきり言ってポンコツ、とも言える状態だ。 「こいつは今すぐ動くのかい?」 「さすがに今すぐというわけには……今から必死に起動準備にかかるつもりですが、それでも一時間はかかると思われます。 一時間ほど立てば出撃出来るので、今しばしの辛抱を」 コイヅカは顎に手を当ててしばらく沈黙した。 「そうか、それは……仕方ないな」 「……ピエモンの奴慌てて行きましたよww私の吐いた嘘に騙されてw」 「ほう、君には主人に反抗した罪悪感というものがないんだね。 正直、私はピエモン君を騙してしまったという自責の念に苦しめられていたのだがね」 「またまたぁwwコイヅカ様が私にピエモン様を騙せと命令したんじゃないですか」 「ふむ……確かにそうだな。早めに出撃したい。メンテナンスクルーの詰め所はどこだい? さっさと取り掛かって欲しいんだが」 「はい!詰め所は向こうです!今すぐメンバー達を呼んで参ります!」 そう言うと、下っ端のデジモンは駈け出した。 コイヅカはそんなデジモンの後ろ姿を見つめ、ゆっくりと引き金を引いた。 パン! サイレンサーを付けているため、ほとんど銃声は鳴らない。 メンテナンスクルーはゆっくりと地面に倒れ、ぜいぜいと喘ぎながらコイヅカを睨みつけた。 「ど……どういう事だコイヅカ……たかが人間の癖に……」 コイヅカは冷徹な瞳でメンテナンスクルーを見下し、静かに口を開いた。 「そう、たかが人間だから、どんな小さな穴であろうと塞がなければならないのだ。 私のピエモンへの裏切りを知っている君を、生かしておくワケにはいかないのだよ」 コイヅカはゆっくりとした動作で、拳銃を下っ端の額に押し当てた。 「た、助けて……」 「すまないな。お詫びとして、君の墓前にはガチムチ兄貴のパンツを捧げてやろう」 パン! 下っ端は絶命した。コイヅカは素早く下っ端の体を運び、城の外へ捨てた。 そして返り血を浴びた服を捨て、新しい服に着替えた。 その後ジアースのメンテナンスクルーの詰め所に行き、今すぐジアースの起動準備を始めろと命令した。 メンテナンスクルーのエリート達はコイヅカの命令を素直に聞き、起動準備を始めた。 「一時間か……それまでどうするかな」 カイバーマンがニコニコ流星群を放ち、最も慌てた人物、それはコイヅカだった。 このままではニコニコオールスターを根絶やしに出来ないと、気が狂うほどに焦った。 しかし隣にいるマルクとピエモンはそれほど焦っていない。二人とも圧倒的に危機感が足りないのだ。 おまけにピエモンは何故か疑心暗鬼に陥り、マルクはこんな状況であるというのにまだ遊ぶ始末。 ゆめにっきを支給品にしたのはマルクらしい。何も考えていないと言わざるを得ない。 そのせいで、ハルヒ達はついに首輪を解除してしまった。 つまりこれはこういう事なのだ。もはやマルクとピエモンに頼るべきではない。 二人はお互いを牽制し合っているようにも見える。信頼関係を結べたと思っていたのは私だけだったのだ。 なんという愚かさ、なんという愚鈍さ。その致命的な勘違いのせいで、抵抗者どもにここまでしてやられたのだ。 こうなったら、コイヅカのとる手段はただ一つである。 ニコニコオールスターがそれぞれ疑心暗鬼に陥り、阿鼻叫喚の地獄絵図といった展開が理想ではあったが、もはやそんな段階ではない。 この私自身が、戦地に赴き、オールスターどもを駆逐する。 それしかない。私の激情、私の執念にも似たオールスターへの憎しみ。 それを解消するには自らの手で奴らを殺すしかないのだ。 ゆえにピエモンを騙し、私はジアースを奪う算段を打った。 もう後には引けない。 巨大なロボットの足元で、一人の老いた狂戦士の瞳が赤く瞬いた。 【クッパ城、ジアース格納庫/二日目・昼(放送直前)】 【コイヅカ@現実?】 [状態] 健康 [装備] サイレンサー付き銃、不明 [道具] 大量の予備の弾丸、不明 [思考・状況] 1.ニコニコ動画の発展のため、なんとしても参加者達を根絶やしにする。 2.一時間後にジアースに乗って出撃 3.マルクとピエモンにはもう頼りたくない。信頼し合ってたと思ってたのに……ショック sm204:ラストバトル 閣下VS神 時系列順 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 投下順 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 八意永琳 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 古泉一樹 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 チューモン sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 涼宮ハルヒ sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 天海春香 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 永井博之 sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 KAS sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 ピエモン sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 マルク sm204:本物の神様 sm204:ラストバトル 閣下VS神 コイヅカ sm204:本物の神様
https://w.atwiki.jp/masshoi/pages/434.html
「残酷な天使のテーゼ」は、『BanG Dream!』の関連キャラクターによるカバー楽曲。歌唱はRoseliaメンバー1。原曲は高橋洋子。 基本情報 配信初出日 2021年3月16日 CD初出日 2019年12月18日 アーティスト Roseliaメンバー1 発売元 ブシロードミュージック 作詞 及川眠子 作曲 佐藤英敏 編曲 藤永龍太郎 (Elements Garden) Guitar 藤永龍太郎 Keyboard All Other Instruments Programming Bass Kei Nakamura Drums 山内"massohi"優 Producer 吉村秀至中根由美子笠作侑矢鈴木里奈 Director 中村多絵 Technical Director 平井俊作 Sound Produced by Elements Garden Directed by 藤永龍太郎 Recorded by 金井亮 (VICTOR STUDIO) Mixed by Recorded at STUDIO SUNSHINEARIA studio Mastering Engineer 吉良武夫 (Mastering Studio TEMAS) ※初出CD準拠 収録CD 発売日 商品名 DiscNo. TrackNo. 楽曲名 歌唱 2019年12月18日 『バンドリ! ガールズバンドパーティ!カバーコレクションVol.3』初回完全生産限定盤:BRMM-10208通常盤:BRMM-10209 - 7 「残酷な天使のテーゼ」 Roseliaメンバー1 動画 脚注 メンバー メンバー1:湊友希那(相羽あいな)
https://w.atwiki.jp/movieplus/pages/22.html
Uploaded by UDF
https://w.atwiki.jp/taiko-kenkyujoh/pages/95.html
TITLE 残酷な天使のテーゼ(おに) アニメ「 新世紀エヴァンゲリオン 」のOP。 詳細 [#more] 残酷な天使のテーゼ バージョン((太字は初出)) ジャンル 難易度 最大コンボ数 天井スコア 初項 公差 AC3 アニメ ★×6 278 359000点 +連打 - - アニスペ アニメ ★×7 345 br;COLOR(#069) 345 br;COLOR(#666) 337 997000点 900点 200点 AC9 PSP2 アニメ DS2 895080点 720点 190点 AC10-14 Wii2 br;PSPDXDL br;iOS br;AR 995030点 810点 210点 AC11亜 br;AC12亜 #21345;通動畫 br;音樂 COLOR(#ff3300){真打モード} アニメ COLOR(#ff3300){996030点} COLOR(#ff3300){2790点} - AC15.1.0 Wii5 br;Wii U1DL br;PS Vita1 br;PS4 1 br;NS1 br;PTB br;NS2 br;RC 998980点 860点 255点 PS Vita1亜 #21345;通動畫 br;音樂 COLOR(#ff3300){真打} COLOR(#ff3300){999600点} COLOR(#ff3300){2800点} - AC16.1.0 アニメ; 997050点 2890点 - Xbox1 アニメ 1000500点 2900点 - 譜面構成・攻略 [#capture] BPMは約80-129。 連打秒数目安(新譜面)・・・約2.120秒-約0.659秒: 合計2.779秒 ★×7にしては厄介な配置が少し多い。 分岐条件は甘いので、よほど精度を落とさない限りは玄人に回ることはないだろう。全可にほぼ近い精度でも普通譜面には回れない。 PSP2のみ、30小節の精度を落とすことで玄人に分岐できる。そのため、30小節の1打目を早めに良、次の5打を4良1可にすると、玄人譜面へ分岐できる。 PSP2・AC9だと連打10打かつ全良で100万点ジャストになる。真打でも、連打4打かつ全良で100万点ジャストになる。 iOS・もばいるでは1本目の連打が短くなっている。 他の3コースとは違い、1小節に音符は無い。 1曲を通しての平均密度は、約4.21打/秒(新譜面・達人譜面)である。 AC3の譜面 [#old] 旧むずかしいと同一。 サビの部分でCOLOR(red){●}COLOR(red){●}COLOR(red){●}COLOR(blue){○}COLOR(red){●}COLOR(red){●}COLOR(red){●}COLOR(blue){○}COLOR(red){●}が3回出てくる。 譜面作成は、 こはらー 。 その他 [#other] アーティストは、 高橋洋子 。作詞は、及川眠子。作曲は、佐藤英敏。編曲は、大森俊之。 本人音源ではない。 メカデス。と共にAC9で復活してから今日まで最新バージョンのACに収録され続けており、AC復活からの連続収録期間が最も長い曲である。AC3新曲の中でもAC連続収録期間が最長である。なお、AC3新曲はAC8に収録されておらず、風雲!バチお先生を最後に全ての曲がサヨナラ曲を経験した。 10周年記念「思い出の曲アンケート(アーカイブ)」では、アニメ部門で4位を獲得した。 家庭用ゲーム機向け作品12作に収録されており、アニメでは最多回数を誇る(全体では4位タイ)。また、今まで発売された家庭用ゲーム機向け10機種(PS2・PSP・DS・Wii・3DS・Wii U・PS Vita・PS4・NS・Xbox)の内9機種(3DS以外)に収録されている。これは、さいたま2000の10機種に次いで多い。 家庭用作品での新規配信終了日は以下の通り。2015年9月30日:PSPDX 2018年3月26日:iOS(パック配信)iOS/ARの楽曲取り放題は2024年3月29日をもって終了したため、現在はパック購入者のみ遊べる。 2023年3月28日:''Wii U1'' 新筐体の旧バージョンでは、以下の日時を以てサヨナラとなった。2016年10月13日(木)午前7 00:無印・KATSU-DON・ソライロ・モモイロ・キミドリ・ムラサキ・ホワイトVer.レッドVer.以降では今まで通り選曲が可能。 曲IDは、eva。 かんたん ふつう むずかしい おに/裏譜面 #fold (オート動画(Wii5)){{{ #fold (COLOR(#909){達人譜面}){{ videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 }} #fold (COLOR(#069){玄人譜面}){{ videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 }} #fold (COLOR(#666){普通譜面}){{ videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 }} }}} #fold (プレイ動画(AC3)){{ videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 }} コメント [#comment] 譜面 [#score] ~ attachref(eva_m.png,nolink); ~旧譜面 ~ attachref(zante_hard.png,nolink);
https://w.atwiki.jp/shinmanga/pages/366.html
残酷な神が支配する ◆L62I.UGyuw 『4年三組』と書かれたプレートの下の扉をガラリと開けて、二重に首輪を嵌めた少年が薄暗い廊下に現れた。 少年は髪を金に染め上げ、前面に英字がデザインされたシンプルなTシャツを着ている。 妙に軽装だが、まるで寒さを感じていないかのように平然と細い五指で髪を掻き上げ、 「ざぁんねん、なーんにもないゎん♪」 そしてしなを作って、姿に似合わぬ艶っぽい声を出した。 少年の正体は蘇妲己。 より正確に言えば、蘇妲己という人間の娘の肉体を奪い、彼女に成り済ましていた狐の大妖である。 その蘇妲己の肉体は先頃滅ぼされてしまったのだが、紆余曲折を経て代わりに新しく手に入れたのがこの少年の肉体という訳だ。 デパート付近に張った空間宝貝『落魂陣』の中にいた彼女が――ここでは彼女と呼ぶことにしよう――何故この小学校にいるのかといえば、それも簡単な話だ。 落魂陣によって生成された亜空間が、元々あったワープ空間に妙な具合で結合していたのだ。 その影響で本来の出口とは別に、落魂陣の隅に小学校の体育館に繋がる裂け目が生じていた。 そして悪いことに、落魂陣とワープ空間が結合した状態で固定されてしまったらしく、落魂陣の解除が出来なくなっていた。 何らかの宝貝を使えば無理矢理解除出来るかもしれないが――所持している宝貝が映像宝貝だけでは、流石の妲己にもどうにもならなかった。 唯一の幸運は、混乱に陥っているであろうデパート周辺から、誰にも知られることなく離脱出来たことか。 そういう訳で、落魂陣には早々に見切りを付けて、彼女は小学校を探索していた。 校舎内部には、ガラスの割れた教室などの争った跡が見受けられたが、残念ながら武器の一つも落ちてはいなかった。 物質的な収穫は用務員室でいくらかの工具を手に入れた程度だ。 むしろ最大の収穫は職員室で発見したPCから得られたネット上の情報だろう。 ネット上には虚々実々の様々な情報が発信されていた。 真偽の判定は難しい情報も多かったが、重要なのはそんなことではない。 妲己が特に注目したのは、存在する情報ではなく存在しない情報だった。 ネット上で『安藤潤也』の名が登場したのはただ一度のみであり、それもゾルフ・J・キンブリーという危険人物の撹乱であると推測可能なこと。 つまり『安藤潤也』は、今のところあまりマークされてはいないと考えられる。 これは値千金の情報だった。 ここからはやはり潤也に成り済まして行動するのが得策だろうと彼女は考える。 無論、彼の兄を誤魔化し切ることは不可能だろうから、そこは十分に注意する必要があるが。 「それに今のままじゃ聞仲ちゃんを手懐けるのは難しいわねぇん……。どうしようかしらん♪」 静まり返った廊下を思案顔で歩く。 廊下半ばの階段の前に差し掛かったそのとき。 突如、外からスーパー宝貝にも匹敵するエネルギーの波濤が押し寄せて来た。 反射的に窓の外に目を遣る。 狭い校庭の向こう側に見える森が、白く淡く光っていた。 その白さは燃え尽きる寸前の炭火を想起させた。 恐ろしく静かで破滅的な光だった。 森の奥で何か途轍もないことが起きている。 妲己にもそれ以上のことは判らなかった。 しかし最悪なことに、エネルギーの奔流から逃れる術が一切ないことだけは、凡夫を誑し込むことよりも容易に理解出来た。 何の脈絡もなく降って湧いた死神の哄笑に、ぎり、と奥歯を噛み締めた瞬間――急激に光が膨れ上がり、世界の全てを真っ白に塗り潰した。 ********** それは異様な光景だった。 森の一角が、木の一本どころか葉の一枚すら残さず綺麗な擂鉢状に広く浅く削り取られていた。 積もっていた雪はその下の腐葉土ごと消滅し、赤土が剥き出しになっている。 地の下にあったのであろう岩や大木の根は、鏡のように滑らかな断面をそこかしこで晒している。 降りしきる重たい雪の中。 一人は道路脇でアイドリングを続ける白いセダンの中で。もう一人はそのすぐ外で。 片や驚愕と恐怖を、片や驚愕と不安を顔に貼り付けて。 眼前に展開されたその景色に、白昼夢でも見るかのような覚束ない視線を向けていた。 その二人――ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークと西沢歩が見守る中。 巨大な擂鉢の中心に、先程炸裂した白い閃光の残り香が、意思を持った霧のように集まって行く。 集まった霧は瞬く間に形を成し、体格の良い青年に変じた。 青年の姿を認めた歩は、安堵の溜息を漏らし胸を撫で下ろした。 ミリオンズ・ナイブズ。 間違いない。 彼の姿だ。 すぐに歩は、雪を浴びることも構わず、マントをたなびかせて駆け出していた。息が白く弾む。 後ろで長身の伊達男が、諦めたように脂で少し汚れたスーツの襟元を直したことには、まるで気付かなかった。 歩がナイブズの下に辿り着くまでの間、彼は微動だにせずただじっと背を向けて立ち尽くしていた。 ナイブズさん、と息切れした声を背中に受けて、彼はようやく振り向いた。 雪の降りしきる薄闇に、彼の姿はよく馴染んでいた。 そのまま放っておけば、どんどんと濃くなる周囲の闇に呑まれてしまいそうだった。 呼吸を整え、この場で何があったのかを訊こうとして、はたと違和感に気付く。 「えっと……ナイブズさん、ですよね?」 おずおずと歩が尋ねた。 姿形は寸分の狂いもなく彼女の知るナイブズそのものだ。 出会って半日程度とはいえ、絶対に見紛うことなどない。 そしてだからこそ――彼女の知る彼とは何かが決定的に違うと思ったのだ。 随分と間を置いて、ナイブズはそうだと確認するように答えた。 見上げた顔は半分闇に隠れていたが、複雑な表情をしていることが窺えた。 何があったのか、と訊くのはやめた。 訊いてはいけない気がした、と言った方が正しい。 代わりに、少し離れた場所に視線を移す。 そこには黒衣の男が倒れ伏していた。 ぴくりとも動かない。 「その人は――」 死んではいない、とナイブズは短く答えた。 そして少し逡巡するように間を置いて、小さく口を動かした。 聞き取れず、歩は小首を傾げる。 ナイブズはもう一度、今度ははっきりと口を動かす。 「……悪いが、そいつの手当てを頼む。確か傷を治す道具を持っていただろう。 それと――理由は判らんが、そいつは人間でないモノを憎んでいるらしくてな。 俺ではどうにもならんだろうが――お前なら話くらいは出来るだろう」 「え……あ、はい。分かりました!」 何があったのかは判らないが、断る理由はない。 何よりあのナイブズが『頼む』と言ってくれたのだ。 少しでも彼の役に立てるというのなら、それは僥倖だった。 歩は妖精の妖精の燐粉を手にして、倒れた男の方に一歩踏み出した。 その瞬間――いきなり、男が跳ね起きた。 「うわっ!?」 「何!?」 黒衣の男の顔に刻まれた傷跡が大きく歪むのが見えた。 歩はその傷跡の下にある眼を直視して――金縛りにあった。 眼窩には、地獄の業火で煮詰めた墨が渦巻いていた。 「バ……ケ……モノォォ――」 「馬鹿な……意識などなかったはず――!」 ナイブズも驚愕する。 事実、まだ彼の意識は戻っていないし、まともに動ける状態でもない。 だが。 だが、それでもなお、符術師の漆黒の妄執はナイブズの予測を、人間の限界を凌駕したのだ。 呻くような呪詛を吐きながら絶対零度の殺意を振り撒くその姿。 それはまさに彼の憎むバケモノそのものだった。 「――死ィィィ、ネェェェェァァァ!!」 手には血で描かれた符が数枚。 いつの間に取り出したのか。 目にも留まらぬ早業で放たれたそれらが、猟犬の群れの如くナイブズに四方から襲い掛かる。 ナイブズは精密機械の動きをもって、その全てを素手で叩き落す。 符に込められた霊力が皮膚を焦がした。 その隙に、ひょうはぼたぼたとドス黒い血が流れ落ちる右腕を強引に動かし、落ちていたパニッシャーを鷲掴みにした。 舌打ちをするナイブズ。 これは――完全に昏倒させるしかない。 冗談のような大口径がこちらを向いた。 銃弾をかわし、懐に入り込み一撃を加える。簡単なことだ。 引金に指が掛かったのを確認し――、 「――やめてっ!」 ――――な。 射線に飛び出して来たジャージ姿の影を見て、ナイブズの思考が停止する。 完全に予測外。 歩が自分を庇ったのだと気付いたのは数瞬の後。 そして――生まれた刹那の空白は、全てを台無しにするには十分だった。 一閃。 突如虚空が裂け、光が縦に奔った。 雷が落ちたかのような音と共に、乾いた地に亀裂が走る。 僅かに遅れて土煙が舞った。 ずるり、と正中線に沿って符術師の体の左右がずれた。 同時に、くぐもった爆音。 符術師の頭が二つに分かれて宙に飛んだ。 巨大な十字架が地面にどすりと落ちた。 遅れて、支えを失った肉の塊が二つ、どちゃっと倒れた。 切断面から、赤や白や黄色の混ぜ物がミネストローネを皿に開けるように零れた。 ごろり、と。 ナイブズと歩の足元に、半分になった符術師の頭部がそれぞれ転がった。 互い違いの方向を向いた二つの眼が、血の涙を流していた。 ひょう。 ヴァッシュ・ザ・スタンピードがその命を賭して護った人間。 それが無意味な肉塊となってしまった。 歩の頬が弛緩した。それは恐怖でも驚愕ですらもない、ただの反射的な虚脱だった。 彼女の理解は、まるで事態に追い付いていない。 十分に離れた位置で見ていたミッドバレイすら、起こったことを正確に把握するまでにたっぷり五秒は掛かった。 唯一、大きく見開かれたナイブズの眼だけが、全ての事象を狂いなく捉えていた。 落下の終端速度を遥かに超える速さで、何者かが天空から降って来て、その勢いで符術師を両断した。 至極単純で、しかし非常識極まる離れ業だ。 その離れ業をやってのけた何者かが、ゆっくりと立ち上がった。 土煙が晴れて行く。 「やあ、ナイブズくん――危ないところだったね」 鮮やかに華やかに煌びやかに。 全てを台無しにして、なお変わらぬ優雅な笑みを湛えて。 趙公明が超然と立っていた。 轟音。 ナイブズの足元の地面が爆裂した。 正確にはナイブズが一瞬前までいた場所の、だ。 空気の振動が歩の鼓膜を揺さぶったときには、ナイブズは既に趙公明の間合いに踏み込むところだった。 手には歩が持っていたはずの大鎌。 彼女の表情が驚きに変わるよりも早く、趙公明の脳天に鎌が振り下ろされる。 笑みを崩さず、鋭く右に身体を捻って半身になりつつ回避する趙公明。 切り返すように、横薙ぎに隙だらけの胴を狙う。 だが剣が振り切られる寸前、ナイブズは鎌を強引に手元へと引き戻した。 白い刀身が鎌の柄に激突し、火花が散った。 ほとんど必殺の一撃を力業で防御され、しかし趙公明は笑みを深める。 「覚えておきたまえ。怒りは視野を狭めるものだよ」 言うや否や、剣先が鞭の如くしなって伸び、後方にいた歩の身体に巻き付いた。 「わわっ、ちょっ」 「貴様ッ!」 ナイブズは咄嗟に鎌の柄を刃に滑らせて前へと踏み込んだ。 だがそれを見透かしていたかのように、趙公明は剣を傾けた。 踏み込みの勢いが右に逸れる。交差するように自身は左方へと跳ぶ。 「や、きゃああっ!?」 同時に、歩は釣られた魚のように趙公明の手元まで引き寄せられた。 長く変形した刀身がとぐろを巻いて、完全に彼女の自由を奪っている。 「やれやれ、そう逸らないで貰えるかな。君はエレガントな振る舞いというものを学ぶべきだね。 それにしても――君達は本当に興味深いね。死ぬまで外れないはずのこの首輪をこうも容易く外すなんて。 いや……それとも一度死んだ――のかな?」 「えっ、あ……っ」 その言葉に、歩が目を丸くする。 確かに、彼の逞しい首には何も嵌まってはいなかった。 「安心したまえ! 首輪を失っても戦いに参加する権利は失われない。 まだまだ君はこの心躍る戦いを楽しむことが出来るのさ」 「……人質を取ってほざくことが『心躍る戦い』か。大した下種だ」 侮蔑と憤怒が篭ったナイブズの視線に、軽く片手を上げて、心外だといった調子で趙公明は返す。 「ノンノンノン、少々誤解があるようだね。彼女は人質ではなく賞品なのだよ。 いや、ここは優雅に囚われの姫君と呼ぶべきかな。 メインイベントを君にすっぽかされてはつまらないからね」 「貴様、この上何を――」 大鎌をへし折らんばかりに握り締める。 だが、仕掛けない。いや、仕掛けられない。 身体に異常に重くなっているのだ。 比喩でもなければ錯覚でもない。 実際に、体重の十倍以上の力が確実にナイブズの肉体を地に押し付けようとしている。 見ると、いつの間にか趙公明の背後に闇を固めたような球体がいくつも出現し、彼に付かず離れず浮遊していた。 数こそ多いが、先の戦いで次元断層の刃を捻じ曲げたものと同じだろう。 球体の能力は――おそらく重力操作。 空間を曲げ、高速落下を可能とし、身体に重圧を掛ける力となればまず間違いない。 「おや、ネットを確認していないのかな。まぁ単純なことさ。 僕はこれから華麗なる武道会を開催することにしたんだ。それもただの武道会じゃない。 この遊戯盤の上で行われる最大にして最高のバトル・ロワイアルだ! これはまさにメインイベントと呼ぶに相応しいものになると僕は確信している! そして君はそのメインイベントの最重要ゲストという訳さ。どうだい、素晴らしい趣向だろう?」 どうでもいい。 じゃり、と草一本生えぬ大地を踏み締める。 仕掛けられない理由はもう一つ。むしろこちらの方が比重が大きい。 冷静に趙公明を観察してみると、確かに与えたはずの傷が――服すらも――再生しているのだ。 つまりは。 この不敵な男は、まだ何か奥の手を隠しているということだ。 迂闊な動きは命取りになり得る。 とはいえ――それでも、以前のナイブズならば構わず斬り掛かっていただろう。 だが、今下手を打てば捕らわれた少女の命も危ない。 初めて実感する命の重みが鎖となってナイブズの自由を奪う。 なるほど、重い。 命とはこれほどまでに重いものだったのかと、そしてあいつはこんなものを常に背負っていたのかと、改めて感嘆する。 そんなナイブズの葛藤など全く意に介さず、趙公明は喋り続けている。 「……それで、集合時刻は午前零時。場所は北の競技場だよ。 勿論、参加人数は自由だ。向こうの彼にも是非参加して貰いたい」 ビシリ、とミッドバレイに向けて遠くから指を突き付ける。 「まだ知りたいことがあるかもしれないけど、僕はこれから武道会の準備をしなければならない。という訳で、詳しくはwebで! ハーッハッハッハッハ! それでは、一足先に競技場で待っているよ!」 高笑いと共に、背後の球体の群れが蠢き、土埃が派手に舞い上がった。 同時に歩の長い悲鳴が上がり、あっという間に遠ざかって行く。 直後、ナイブズに圧し掛かっていた重圧がふっと無くなった。 「チッ……あの男……」 土埃が晴れたとき、趙公明の姿は忽然と消えていた。 サイドウィンドウに背中を預け、ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークは一部始終をただ悄然と眺めていた。 呆けていた、という訳ではない。ナイブズに襲撃されてから今の今まで、彼の脳細胞は忙しく火花を放ち続けている。 吐き気がするほどの恐怖の中でも、出口の見えない絶望の中でも、決して思考をやめることはない。 戦場では思考を放棄した者から死んで行くということを、数々の修羅場を潜り抜けた経験から理解しているからだ。 半ば自棄になりながらも、身体の芯にまで染み付いたその習性が失われることはなかった。 意外なほど繊細な指先で、気休めにコインを弄びながら考える。 自らの眼と、そして耳で認識した事実。 そしてその意味を。 何が起こったのか、あのヴァッシュ・ザ・スタンピードが一帯の森と共に消滅したということ。 同時に塵と消えたはずのナイブズは、平然と元通りの姿を現したこと。 突然上空から乱入した男は、ナイブズに匹敵する戦闘能力を持っているらしいこと。 そしてどうやら――自分もその男に目を付けられてしまったこと。 「絶望の大交響曲、だな。フン、仰々し過ぎる。……俺の趣味には合わんな」 出来れば今すぐに途中退席したいところだ。 ろくでもないことに、この無粋なオーケストラの会場には『途中退席厳禁』という貼り紙がべたべたと貼り付けられているのだが。 だが。 しかし。 もしかすると。 これは千載一遇の好機なのかもしれない。 あの気障な男は競技場で大規模な戦いを引き起こすつもりのようだ。 ならば。 上手く立ち回れば、ナイブズを含めた厄介な者達を纏めて相討ちに――。 突然、ナイブズが大鎌を一振るいし、地面に人間大の穴を開けた。 心を読まれたような気がして、ミッドバレイは思わず震えた。 勿論、いくらナイブズといえども他人の心を読むことなど不可能だ。 八つ当たりか何かだろうかと一瞬考える。 だが、すぐにその考えは否定された。 ナイブズは文字通り四散した黒衣の男の亡骸を拾い集め始めた。 集め終えると、先程開けた穴に丁寧に降ろした。 そして鎌を使ってそこらから土くれを掬い、穴に投げ下ろし始める。 ミッドバレイはこれ以上ないほど当惑していた。 あれは――死体の埋葬をしている――のだろうか。 馬鹿な、と思う。 それは人類全てを憎悪する怪物の行動では到底あり得ない。 だが、他に解釈のしようがないことも確かだ。 ミッドバレイの困惑をよそに、穴に土を掛け終えたナイブズは、近くに散乱していた荷物も次々と拾い集めていった。 そして、最後に真紅のコートを拾い――顔の前に掲げて、少しの間、風になびく様を眺めた。 ちょうど沈む直前の夕陽が雪雲の合間から顔を出し、コートを照らした。 鮮烈な紅だった。 ゆっくりと、ナイブズは真紅のコートを羽織った。 そして、急にくるりとミッドバレイの方を向いて鋭く叫んだ。 「ホーンフリークッ!」 「……は? は、はっ!」 声が上擦る。 「聴こえていたな。競技場だ、追うぞ」 やはり見逃しては貰えないらしい。 ミッドバレイは暗澹たる面持ちで、ナイブズの後に続いた。 気付くと雪はみぞれに変わり始めていた。 ********** 1:気のいい兄ちゃんに協力求めたら肺をブチ抜かれたんだけど(Res 10) 10(?) 名前:たま藻のまへな名無しさん 投稿日:1日目・夕方 ID:ES0uTss1M ド派手な格好のバカが女の子を人質にして島の北部に向かってる。 多分上の趙公明ってヤツだ。 目的地は競技場だと思う。 戦闘狂と言うだけのことはあって、ヤツの身のこなしは常識ハズレだった。 女の子を救いたいんだが、悔しいがオレ一人では勝てそうにない。 出来たら協力者が欲しい。 「ぅふん♪ 趙公明ちゃんったらノリノリねぇん♪ 面白そうだから、わらわも手伝ってあげちゃうわよん♪ でもぉん……趙公明ちゃんに全部持って行かれちゃうのは困っちゃうわぁん♪ わらわも競技場に行って、便利な駒をちょぉっと頂いちゃおうかしらん♪ そのくらい構わないわよねぇん、趙公明ちゃん?」 小学校の正門から悠々と出て来たのは妲己その人。 そのまま迷わず遠くに乗り捨てられていた白のセダンに向かい、運転席に乗り込む。 エンジンキーは付けっ放しだった。 「……あらん?」 サイドブレーキの脇にリボルバーが挟まっていた。 運転手が置き忘れていったらしい。 相当動揺していたのだろう。 無理もないことだと妲己は思った。 目の前の、巨大なスプーンでくり抜かれたような窪地を眺める。 何しろ妲己ですら対処のしようがなかったのだ。 ただの人間がこの大破壊を目の当たりにして平静を保てるはずがない。 リボルバーを手に取り、それが宝貝などの特殊な道具ではないことを確かめると、助手席のクッションの上に放る。 競技場までは山道を行くか海沿いを行くか。 どちらにせよ途中で進入禁止エリアに引っ掛かるのだが、実のところそれは大した問題ではない。 首輪の爆破までの猶予は、エリアに入ってから抜けるのに十分であることを知っているからだ。 「途中で宝貝の一つくらいは手に入れたいわねぇん♪」 少し考え、向かう方向を決めると、妲己はギアを切り替えアクセルを踏み込んだ。 【ひょう@うしおととら 死亡】 【G-4/森/1日目/夕方】 【趙公明@封神演義】 [状態]:疲労(小) [服装]:貴族風の服 [装備]:オームの剣@ONE PIECE、交換日記“マルコ”(現所有者名:趙公明)@未来日記 [道具]:支給品一式、ティーセット、盤古幡@封神演義、狂戦士の甲冑@ベルセルク、橘文の単行本、小説と漫画多数 [思考] 基本:闘いを楽しむ、ジョーカーとしての役割を果たす。 0:キンブリーにゾッドの事を伝える。 1:闘う相手を捜す。 2:競技場に向かいつつ、パーティーの趣向を考える。 3:カノンやガッツと戦いたい。 4:ヴァッシュ、ナイブズに非常に強い興味。 5:特殊な力のない人間には宝貝を使わない。 6:宝貝持ちの仙人や、特殊な能力を持った存在には全力で相手をする。 7:キンブリーが決闘を申し込んできたら、喜んで応じる。 8:ネットを通じて更に遊べないか考える。 9:狂戦士の甲冑で遊ぶ。 10:プライドに哀れみの感情。 [備考] ※今ロワにはジョーカーとして参戦しています。主催について口を開くつもりはしばらくはありません。 ※参加者の戦闘に関わらないプロフィールを知っているようです。 ※会場の隠し施設や支給品についても「ある程度」知識があるようです。 【西沢歩@ハヤテのごとく!】 [状態]:手にいくつかのマメ、血塗れ(乾燥)、拘束 [服装]:ジャージ上下、ナイブズのマント、ストレートの髪型 [装備]:なし [道具]:スコップ、炸裂弾×1@ベルセルク、妖精の燐粉(残り25%)@ベルセルク [思考] 基本:死にたくないから、ナイブズについていく。 0:趙公明に対して――? 1:ミッドバレイへの憎しみと、殺意が湧かない自分への戸惑い。 2:ナイブズに対する畏怖と羨望。少し不思議。 3:カラオケをしていた人たちの無事を祈る。 4:孤独でいるのが怖い。 [備考] ※明確な参戦時期は不明。ただし、ナギと知り合いカラオケ対決した後のどこか。 ※ミッドバレイから情報を得ました。 【H-3/森/1日目/夕方】 【ミリオンズ・ナイブズ@トライガン・マキシマム】 [状態]:融合、黒髪化進行、手に火傷、【首輪なし】 [服装]:真紅のコート@トライガン・マキシマム [装備]:エレザールの鎌(量産品)@うしおととら、青雲剣@封神演義 [道具]:支給品一式×4、不明支給品×1(治癒効果はない)、パニッシャー(機関銃:90% ロケットランチャー0/2)@トライガン・マキシマム、 手製の遁甲盤、筆と絵の具一式多数、スケッチブック多数、薬や包帯多数、調理室の食塩、四不象(石化)@封神演義、 正義日記@未来日記、携帯電話(研究所にて調達)、秋葉流のモンタージュ入りファックス、折れた金糸雀@金剛番長、 ヴァッシュのサングラス@トライガン・マキシマム、リヴィオの帽子@トライガン・マキシマム、ガッツの甲冑@ベルセルク、 ヴァッシュ・ザ・スタンピードの銃(3/6、予備弾23)@トライガン・マキシマム、ダーツ×1@未来日記、 ニューナンブM60(5/5)@現実、.38スペシャル弾@現実×20 ナギの荷物(未確認:支給品一式×7、不明支給品×2(一つは武器ではない)、ノートパソコン@現実、 特製スタンガン@スパイラル ~推理の絆~、木刀正宗@ハヤテのごとく!、イングラムM10(13/32)@現実、 トルコ葉のトレンド@ゴルゴ13(4/5本)、首輪@銀魂(鎖のみ)、旅館のパンフレット、サンジの上着、 各種医療品、安楽死用の毒薬(注射器)、カセットテープ(前半に第一回放送、後半に演歌が収録)、 或謹製の人相書き、アルフォンスの残骸×3、工具数種) [思考] 基本:神を名乗る道化どもを嬲り殺す。その為に邪魔な者は排除。そうでない者は――? 0:レガートと彼を殺した相手に対し形容し難い思い。 1:趙公明を追う。 2:ヴァッシュの分まで生き抜く。 3:ナギの支給品を確認。用途を考える。 4:搾取されている同胞を解放する。 5:エンジェル・アームの使用を可能な限り抑えつつ、厄介な相手は殺す。 6:自分の名を騙った者、あるいはその偽情報を広めた者を粛正する。 7:交渉材料を手に入れたならば螺旋楽譜の管理人や錬金術師と接触。仮説を検証する。 8:グリフィスとやらに出会ったなら、ガッツの伝言を教えてもいい。 [備考] ※原作の最終登場シーン直後の参戦です。 ※会場内の何処かにいる、あるいは支給品扱いのプラントの存在を感じ取っています。 ※ヴァッシュとの融合により、エンジェル・アームの使用回数が増えました。ラスト・ラン(最後の大生産)を除き約5回(残り約5回)が限界です。 出力次第で回数は更に減少しますが、身体を再生させるアイテムや能力の効果、またはプラントとの融合で回数を増加させられる可能性があります。 ※錬金術についての一定の知識を得ました。 ※日中時点での探偵日記及び螺旋楽譜、みんなのしたら場に書かれた情報を得ました。 ※“神”が並行世界移動か蘇生、あるいは両方の力を持っていると考えています。 また、“神”が“全宇宙の記録(アカシックレコード)”を掌握しただけの存在ではないと仮定しています。 ※“神”の目的が、“全宇宙の記録(アカシックレコード)”にも存在しない何かを生み出すことと推測しました。 しかしそれ以外に何かがあるとも想定しています。 ※天候操作の目的が、地下にある何かの囮ではないかと思考しました。 ※自分の記憶や意識が恣意的に操作されている可能性に思い当たっています。 ※ミッドバレイから情報を得ました。 【ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク@トライガン・マキシマム】 [状態]:背中に裂傷(治療済) [服装]:白いスーツ [装備]:ミッドバレイのサックス(100%)@トライガン・マキシマム [道具]:支給品一式×3、サックスのマガジン×2@トライガン・マキシマム、 ベレッタM92F(15/15)@ゴルゴ13、ベレッタM92Fのマガジン(9mmパラベラム弾)x3、 イガラッパ@ONE PIECE(残弾50%)、銀時の木刀@銀魂、 ヒューズの投げナイフ(7/10)@鋼の錬金術師、ビニールプール@ひだまりスケッチ 月臣学園女子制服(生乾き)、肺炎の薬、医学書、 No.7ミッドバレイのコイン@トライガン・マキシマム 、No.10リヴィオのコイン@トライガン・マキシマム、 [思考] 基本:ゲームには乗るし、無駄な抵抗はしない。しかし、人の身で運命を覆すかもしれない存在を見つけて……? 0:ナイブズ、由乃、趙公明に対する強烈な恐怖。 1:ナイブズの態度に激しい戸惑い。 2:ひとまずナイブズに従う。 3:慎重に情報を集めつつ立ち回る。殺人は辞さない。 4:強者と思しき相手には出来るだけ関わらない。特に人外の存在に強い恐怖と嫌悪。 5:或の情報力を警戒しつつも利用価値を認識。 6:ゲームを早く終わらせたい。 7:鳴海歩を意識。ひとまずは放置するが、もし運命を打開して見せたなら――? 8:上手く立ち回って強者同士の相討ちを狙う。 [備考] ※死亡前後からの参戦。 ※ハヤテと情報交換し、ハヤテの世界や人間関係についての知識を得ています。 ※ひよのと太公望の情報交換を盗み聞きました。 ひよのと歩について以外のスパイラル世界の知識を多少得ています。 殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。 ※呼吸音や心音などから、綾崎ハヤテ、太公望、名称不明の少女(結崎ひよの)の死亡を確認しています。 ※ガッツと胡喜媚を危険人物と認識しました。ガッツ=胡喜媚で、本性がガッツだと思っています。 【H-3/道路/1日目/夕方】 【妲己@封神演義 feat.うしおととら 魔王 JUVENILE REMIX】 [状態]:字伏の肉体(白面化15%)、潤也の魂魄が僅かに残留 [服装]:英字プリントのTシャツ [装備]:首輪@銀魂(鎖は途中で切れている)、エンフィールドNO.2(1/6)@現実 [道具]:支給品一式×3(メモを一部消費、名簿+1)、趙公明の映像宝貝、大量の酒、工具類 [思考] 基本:主催から力を奪う。 1:競技場へ向かう。 2:自分の体や記憶の異変について考える。 3:主催に対抗するための手駒を集めたい。 4:うしおを立て対主催の駒を集めたい。が、獣の槍に恐怖感。 5:聞仲を手駒に堕としたいが……。 6:利害が一致するなら、潤也の魂魄の記憶や意思は最大限尊重する。 7:当面、『安藤潤也』として行動する。 [備考] ※胡喜媚と同時期からの参戦です。 ※ウルフウッドからヴァッシュの容姿についての情報を得ました。 ※みねねと情報交換をしました。未来日記の所持者(12th以外)、デウス、ムルムルについて知りました。 ※みねねとアル及び剛力番長の一連の会話内容を立ち聞きしました。 錬金術に関する知識やアルの人間関係に関する情報も得ています。 ※みねねから首輪に使われている爆薬(プラスチック爆薬)について聞きました。 首輪は宝貝合金製だが未来の技術も使われており、獣の槍や太極図が解除に使える可能性があると考えています。 ※対主催陣が夜に教会でグリフィスと落ちあう計画を知りました。 ※聞仲が所持しているのがニセ禁鞭だと気づいていません。本物の禁鞭だと思っています。 ※潤也の能力が使用できるかどうかは不明です。 ※落魂陣を通して小学校体育館とデパート跡地が繋がっています。 時系列順で読む Back ちだまりスケッチ ~殺人遊戯~ Next AGITATOR/FOLLOWER 投下順で読む Back ちだまりスケッチ ~殺人遊戯~ Next AGITATOR/FOLLOWER 143 少女幻葬~Necro-Fantasy 妲己 156 AGITATOR/FOLLOWER 140 『戦おうじゃないかっ、趙公明1番!!』作詞 C.公明 / 作曲 魔礼海 趙公明 164 全て呪うような黒いドレスで 153 孤独の王/終わらない唄(後編) 西沢歩 164 全て呪うような黒いドレスで 153 孤独の王/終わらない唄(後編) ひょう GAME OVER 153 孤独の王/終わらない唄(後編) ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク 171 狂い咲く人間の証明 153 孤独の王/終わらない唄(後編) ミリオンズ・ナイブズ 171 狂い咲く人間の証明
https://w.atwiki.jp/jhs-rowa/pages/58.html
残酷な天使のアンチテーゼ ◆j1I31zelYA ――ずっと、君と一緒だ。 そう約束した男の子がいる。 いきなり殺し合いを宣告されたというのに、当たり前のように彼女を信じてくれた。 熱を出して足手まといになっても、それで彼自身の身を危うくしても、嫌な顔ひとつせずに助けてくれた。 彼女もまた、彼を助けたいと思ったし、彼は彼女を必要としてくれた。 一緒に、あの生まれ育った国をぶっ壊そう。 あの『バトルロワイアル』から逃れ、終わりのない逃避行を始めた最初の日に、彼と彼女はそう約束した。 ――お互いを信じ敬い、これを助けてくれ。 そう言い残していった友達がいた。 痙攣する体で、小さな声で、それだけが望みだと言い残した男の子は、最後まで彼女と彼のことを守り続けてくれた。 彼に向かって、彼女を守ってやれと激励してくれた。 彼女にもまた、彼のことを守ってやってくれと頼んでいた。 今はいないその友達のおかげで、2人はあの悪魔の島から逃げられた。 2人がいたから、生き残ることができた。 2人を信じられたから、あんな島でも笑いあうことができた。 信じられる相手がいたから、生き残ることができた。 だから、今度もあたしは人を信じる。 信じることで道が開けると信じる。 信じあえることを信じる。 「安心して。あたしは殺し合いに乗ったりしてないわ。あなたも、殺し合いなんてしたくないでんしょ?」 「ほ、本当……ですか?」 鉢合わせた少女は、こわごわと言葉を返した。 がたがたと震えて、じりじりと後ずさる姿は、とても戦いと縁のある人間には見えない。 未だ警戒を解かずに、両手で握りしめた鉈を、牽制するように掲げている。 同じだ、と思った。 かつての『プログラム』で起こったことと、そっくり同じだ。 この子も、死んでいったクラスメイトたちと、何より昔の自分と同じだ。 殺されるかもしれないのが怖くて。 1人でいるのが怖くて。 けれど、仲間をつくるのも怖いのだ。 果たして信用できる仲間がいるのか、分からなくて。 そういう気持ちは、誰よりも自分が、よく分かっていた。 こう言う時、パートナーである七原秋也ならどうするだろう。 あの、ポジティブで思いやりがあって、よくも悪くもお人好しの、彼なら。 決まっている。 中川典子は、その少女を安心させる為に、所持していたサブマシンガンとディパックを地面に落としてみせた。 にっこりと、精一杯の逞しい笑顔をつくる。 「あたしは、このプログラムからの脱出を考えているの。 あなたが殺し合いに乗るつもりがないなら、あたしと一緒に行動しましょう。 あたしたち、きっと力を合わせることができるわ」 + + + 女の子の手をひいて、路上に立っていた大きな売店の中に入る。 特産品らしい野菜が陳列されているその売店は、いわゆる『道の駅』というお店だろう。 死角の多いそこは、当座の作戦会議をするには適していた。 「じゃあ、考えを整理しましょう。 『白井さん』は、前回のプログラムから行方不明者が出たことを知らない。 ……それだけならまだ『ニュースを見なかった』で済むとことなんだけど、 『プログラムそのものを知らない』っていうのはちょっと不可解ね。 もちろん、白井さんを疑ってるわけじゃないのよ。 あたしが、アメリカ行きの船にいたはずなのに拉致されていたこともあるし、常識を外れたことが起こってるってこと」 『白井黒子』と名乗った小柄な少女を相手に、典子は考えを打ち明けた。 「はい。あたしも、普通に学校で友達とおしゃべりしてたはずなのに、ここにいたんですぅ。 だから、爆弾とか神様とか言われて、パニクっちゃって。 中川さんの知ってる『プログラム』にも、そういう言葉が出て来たんですか?」 黒子は瞳をウルウルとさせて、すがるように典子を見つめる。 「ううん、あたしの参加した『プログラム』は、あくまで軍の実験だったわ。 原因は分からないけど……あたしたちの知識に食い違いがあるみたいね。 あたしの支給品にも、『天界』がどうとか、よく分からない説明が書いてあったもの。 もしかしたら、『神様』について知ってる人だって参加者にいるのかもしれないわ」 混乱しそうになる頭を制御して、分かっている事実を元に、考えを組み立てる。 中川典子は、もう大東亜共和国の『どこにでもいる中学生』のままではいられない。 この手で銃を打ち、信念の為に手を汚す覚悟も決めた。 七原秋也と共に、国を壊す革命家を目指すと決めた。 かつての『プログラム』で助けてくれた少年のように――とまではいかないが、 彼の不在を補う為にも、考える力を身につけないとはいけない。 「そうなると……情報を集める為にも、他の参加者との接触が第一になるわね。 それに、秋也くんとはできるだけ早く合流しておきたいの。 死んだはずのクラスメイトが名簿にいることも話し合いたいし、何より彼は頼りになるしね」 「あの……その七原さんって、中川さんと一緒に殺し合いを生き残った人なんですよね」 「ええ。でも、助けてもらったって言う方が正しいかもしれないわ。 あの時の私は、足を撃たれて、ほとんどお荷物になっていたから。 秋也くんと川田くんがいなかったら、絶対に死んでたと思う……どうしたの?」 白井黒子は、泣きそうな顔をしていた。 言おうか言うまいか迷うようにもじもじして、やがて小さな声で言葉にする。 「えっと……ごめんなさい。中川さんのお話を疑ってるわけじゃないんです。 ただ、あたし、男の人が苦手で。だから、信用できるって言われても、やっぱり怖いと思っちゃうんです。 七原さんはのぞいても……ここにいる男の人は、みんな知らない人だから、接触するって言われて、不安になって。 もしかしたら、人を殺そうって考えてる人がいるかもしれないし。『桐山さん』っていう人も、そうだったっていうし。 他の人を信じられないって思っちゃったんです……あたしって、嫌な奴ですね」 「そんなことないわ。それは、当たり前の気持ちだと思う」 典子は強く否定する。 あの、クラスメイト同士を集めた殺し合いでさえ、男子を信頼できないと固まってしまった女子はいたのだ。 後から聞けば、典子と仲が良かった内海幸枝でさえ、七原以外の男子生徒に声をかけられなかったという。 「あたしもね、最初の『プログラム』が始まった時は、すごく怖かったの。 クラスのみんなだからって安心できなかった。毎日同じ授業受けてるだけで、ほとんど何にも知らないんだもん。 でもね、そうやって信頼できなかったからこそ、みんなが殺し合うようになっちゃったの。 いつもは大人しい性格だったのに、皆が『やる気』になってると勘違いして、怖がって真っ先に乗ってしまった人がいたり。 仲良しグループだったのに、ちょっとした誤解から毒を盛ったって疑心暗鬼になって、殺し合いになってしまった集団もいたらしいの。 確かに、危険な人もいるかもしれない。でもね、信じ合えば回避できた争いだっていっぱいあったはずよ」 それに、秋也と典子を助けてくれたのは、ろくに話したこともなければ、むしろ危険人物と噂されていた、意外な男子生徒だった。 「川田くんはね、不良っぽいってクラスの皆から遠巻きにされてたけど、本当はとっても優しくて、友達思いの良い人だったわ。 きっかけはすごく小さなことだったのに、ずっと助けてくれたの。 脱出方法を考えてくれたし、怪我の手当てをしてくれたし、見張りもしてくれたし、ずっと守ってくれた。 その人もね、『お互いを信じていてほしい』って言ったのよ」 そして、典子は七原秋也のことも話した。 何の疑いもなく信じあえたこと。ずっと行動を共にしていたこと。 殺し合いなんてできるはずないと、クラスメイトを信じていたこと。 プログラムが行われている間も、目に届く限りのクラスメイトを、助けようとしていたこと。 それでも、典子を守る為に、命の取捨選択をしてくれたこと。 桐山との戦いのことや、2人でアメリカへと逃げた時のこと。 政府からの逃避行を続けるうちに、ずいぶん逞しく成長したこと。 黒子に、七原という少年を信用してほしくて、典子はたくさんの出来事を語った。 「へぇ。じゃあ中川さんには、王子様がいるんですね」 童顔の中学一年生はにこにこと笑って、典子を茶化した。 『王子様』という幼い言葉に、典子の口元もほころんでしまう。 赤面した典子を見て、黒子はクスリと笑い、 「――その七原さんって、ウェーブのかかった長髪で二重まぶたの、いかにも女の子にモテそうな感じの人ですよね」 「――え?」 言葉の不意打ちだった。 なんで知ってるの。 そんな疑問で頭が埋まり、周囲への警戒を忘れる。 その一瞬だけ、典子は無防備になった。 無防備に、動転してしまった。 ヒュオ、と何かが鋭く風を切る音。 どすっ 重い衝撃が全身を貫き、意識がそこで刈り取られた。 + + + ギチッ……ギチッ…… テープで何かを固定するようなギチギチという音で、典子は目覚めた。 「ああ、目が覚めたの?」 さきほどまで話していた少女の、しかし、さきほどとは打って変わって冷たい声。 身を起こそうとしたものの、後ろ手に拘束されたガムテープのせいで動きを封じられる。 何をやってるの。 声を出して制止するしかなかった。 「もっちろん、戦う準備をしてるんじゃない。 よく分からないモノも出てくるって分かった以上、備えは万全にしておかないとね」 奇妙に明るい声でしゃべりながら、ギチギチを音を立てて、『それ』にガムテープを巻きつける。 清掃用のモップの柄をへし折ったような長い棒に、大きな鉈を括りつけていた。 完成品を予想するなら、それは西洋のハルバードという大斧に近いだろうか。 馬鹿なことはやめなさいと、我慢できずに叫んでしまう。 典子がこうして拘束されているのだから、少女が覚悟を完了させていることは明白。 それでも典子は、少女が見せていた恐怖の、全てが演技だったとは思えなかった。 要するに、あなたも生き残りたいだけでしょうと、呼びかける。 だったら、そんな風に孤立する必要はないと、言葉を重ねる。 少女が、作業の手を止めた。 「ねぇ、中川さん。裏切られたことって、ある?」 表情の無い顔が、典子を見下ろす。 「あたしはあるよ」 唾を吐きつける相手を見るような、冷めた嫌悪を叩きつけられた。 畳みかけるように、言葉の嵐。 「信じることから始めましょうって、中川さん言ったよね。 でもさぁ、それって裏切られたことがないから言える台詞だよね。 あたしは裏切られたよ。しかも、殺し合いでも何でもない、フツーの学校生活でさ。 女を欲情の対象としか思ってないバカな男たちに、何度もがっかりしてきたよ。 あたしに言わせりゃ『分かった風に言うな。男を信じられるわけないだろ』って感じだよ。 学校でも平気で裏切るような生き物が、『殺さなきゃ生き残れないぞ』って言われて、裏切らないと思う?」 違うと、言い返したかった。 少なくとも秋也くんは絶対に違うと言いたかった。 そして、気づかされる。 川田章吾のことを、七原秋也のことを話した時。 この女の子は、どんな気持ちでそれを聞いていたんだろう。 「正直、だいぶがっかりしたかな。 殺し合いをたくましく生きのびたすごい人かと思ったら、実際は男の子に守られてる箱入りのお姫さまじゃん。 そういう世間知らずの箱入りが一番うざいんだよ。 だいたいさー、典子さん、思い出を美化しすぎだよ。 その七原ってひとだって、あんたを守りながら『女の子を守るオレかっこいー』とか浸ってたんじゃないの? あたしが前に通ってた学校にもいたよ。 そういう、くっだらない優越感に浸ってるバカ」 何だそれは。 反射的に、牙をむいていた。 秋也くんのことを、分かったふうに言わないで。 「分かったふうに言ってるのはあんただよ。 男はね、女を自分より弱いと思ってる生き物なんだよ。 ちょっと誘ってやるようなポーズしただけで、あっさり引っかかって襲ってこようとするし。 眼の前でちょっとパンチラしただけで顔真っ赤にしてハァハァするし。 女の子の靴下渡したら、臭いをかいでクンクンしてるし。 そんな生き物のどこをどう信用しろっていうの? あんたは信じられるのかもね。男のキレイなとこしか見てないんだから。 でもね、あたしは無理。 男を信じるのなんて絶対に無理。 死にたくないけど、男と協力するのなんて死んでも嫌。 あんたみたいに男にすがってる女と一緒にいるのも嫌」 叩きつけるように喋って、息を切らして肩を上下させた。 どうするの、と典子は尋ねた。 眼の前の女の子は、殺し合いに乗ったと思っていいはずだ。 けれど、だとしたら、典子がこうして生かされているという一点が不自然になる。 「さぁね。あたし、こう見えても学校では『正義の天使』をやってるからさ。 こっちが悪者になるようなやり方でやっつけるのは、主義じゃないんだよね。 でもさ、出会う男がみんな『オレが守ってやるぜ!』って優越感丸出しの偽善者だったら ――そういう奴はさ、制裁を加えられても仕方ないと思わない?」 仕方ないはずがない。 そんな理由で、人を殺していいはずがないでしょう。 典子の叫びが、店内に虚しくこだました。 「どこが間違ってるの? あたしたちは『殺し合いに乗らなきゃ爆弾で殺す』って脅されてんだよ? 殺し合いに乗らなきゃ死んじゃうから人を殺したとして、誰があたしを裁けるの? 勉強のできないあたしでも知ってるよー? これって、『正当防衛』とか『キンキュー避難』ってやつになるんでしょ。 警察の人だって、裁判所の人だって、あたしの罪を問いただしたりできないよ。 あたしは、何も間違ったことをしてないよ」 間違ってるに決まっている。 そう叫んでも、冷たい瞳は少しも揺らがなかった。 「間違ってるって決めたのはだれ? あんた? 警察? まさか『先生が言った』とか言わないでよね。 教科書に書かれていることを黒板に移してるだけの人の『正義』に、どうしてあたしが従わなきゃいけないの?」 ずきり、と心が痛んだ。 永久に失われた、中学校での生活。 典子は、本当は、教師になるのが夢だった。 「だいたいさぁ……あんた、自分の立場分かってる?」 少女は鉈を床に置いて、二つのディパックを持ちあげた。 元から持っていたディパックと、典子のディパックだ。 取り出したのは、小さな注射器。 小さなピストンを押しこむと、針の先からピュッと赤黒い血液がこぼれでた。 「これ、あんたの支給品でしょ? あんたがいない間に、あたしが『使わせて』もらったわ。 説明書は読んだって言ってたから、どういうものかは知ってるよね」 悲鳴をあげそうになった。 その注射器は、『あの支給品』の、付属品。 覚えている。 説明書に書かれている事が信じられなくて、何回も読み返したから、覚えている。 『死の蛭(デス・ペンタゴン)と専用の麻酔針 天界に生息する吸血生物。 人間の血を混ぜた麻酔針を注射することによって、その持ち主を飼い主と認める。 麻酔によって血を覚えさせた状態で、他人の肌に押し当てると、その人物に寄生する。 一度寄生させた蛭は、血を覚えさせた飼い主の手でしか取り除くことができない。 寄生させた状態で、飼い主が『殺せ』と強く念じた場合、麻酔から目覚めて寄生主を吸血し、十秒以内に失血死させる。 (この念による指令は遠隔操作でも発動する) 寄生した蛭はぱっと見には五角形の黒子にしか見えない上に、触った感触などから違和感を持たれことはない。 よってうなじなど死角に寄生させた場合、寄生主に気づかれる恐れはほとんどない。』 ――一度寄生させた蛭は、血を覚えさせた飼い主の手でしか取り除くことができない。 『使った』と、今、この子はそう言った。 誰に使ったのか? 決まっている。使える相手は、一人しかいない。 少女は、楽しそうにこう言った。 「男をさ、三人ぐらい、殺して来てくれないかな。 そうしたら、うなじに付いた蛭を取ってあげる。 別にいいでしょ。前の殺し合いだって、クラスメイトを見殺しにして自分たちだけ生き残ったみたいだし」 ……嫌だ。 嫌だ。 嫌だ。 嫌だ。 そんなことしたくない。 「うん、そう言われるかもしれないって思ったんだ。 中川さん、お人好しの箱入りお姫さまだし。 だからさ、もう一人、『人質』を取ることにしたよ ……どうして、あたしが七原さんのことを知ってたと思う」 あっという間に、血の気が引いた。 「この携帯電話、あたしの支給品でさ。『逆ナン日記』っていう特別な機能がついてるんだ。『未来予知』ができる魔法の日記なんだよ。 会いたい男の顔と、居場所が分かるっていうすごい日記。本当だよ? だから、七原さんの顔も分かったし、これから会おうと思えば会いに行けるってこと」 未来予知とか日記とか、典子の頭はとっくに飽和状態で、受け入れる余裕などなかった。 しかし典子には、彼女が何を言おうとしているのかが、はっきりと分かってしまった。 やめて。 それだけは、やめて。 「もし、あたしの命令に逆らったら、七原クンを殺す。 それを邪魔しようとしたら、あんたを殺す。」 女の子は、天使のような笑顔で笑っていた。 典子には、天使の笑顔を持つ、悪魔に見えた。 「――――!」 何と言う言葉を叫んだのかは、覚えていない。 眼の前が真っ暗になった。 比喩ではなかった。 典子の頭は現実に耐えきれなくなり、失神という逃げ道を選んでいた。 + + + 拘束したガムテープをビリビリと破いて解放すると、気絶した少女を放置してさっさと店を出る。 中川典子の支給品のうち、マシンガンは残しておいた。 素手で人を殺せというのはいくら何でも酷だし、近接戦闘を主体とする彼女にはあまり必要ないものだ。 「んーっ……さて、どこ行こうかな」 『常盤愛』は、大きくのびをしながら道の駅を出た。 仕草は余裕を気取ってみせながらも、その小柄な体には緊張感をみなぎらせている。 手には中川典子から奪い取った鉈から作った武器。 そして、肩に背負うのは、基本支給品のディパックと、これまた中川典子の支給品だったショルダーバッグ。 ショルダーバッグの中には、暴漢撃退用の『トウガラシ爆弾』が、計7個入っている。 個数が中途半端なのは、中川典子が袖口に1個隠し持っていて、ひじ打ちを入れた拍子に割ってしまったからだ。 武器を捨て、襲ってくれと言わんばかりの対応をしていたようで、実は襲撃を受けた時の用心もしていたわけだ。 なかなか抜け目がないのは、やっぱり弱くとも殺し合いの経験者というとことか。 七原秋也の情報を口にして、動転させたのは正解だった。 「どうしよっかなぁー。七原秋也って奴。……そんなに強いんなら、『コレ』を使ってもいいかもしれないけれど」 『死の蛭』を手のひらで弄びながら、思案する。 それは、中川典子のうなじではなく、依然として、愛の右手の上にあった。 全てはハッタリだ。 中川典子のような、格闘技の心得もない女の子1人を隷属させたところで、何の戦力にもならない。 それよりは、ある程度腕が立ちそうな男を捕まえて隷属させた方が、よっぽど生き残る助けになるだろう。 ――そういう男が、命を握られて絶望的な顔をするのを、見てみたいという欲求も大きい。 それに、実のところ、中川典子を煽ったのも、あまり期待はしていなかった。 誰かにうなじを見てもらえれば蛭がついていないことはすぐばれる。 それに、ただ『三人殺せ』と言っただけで合流時間も場所も決めていないのだ。 そんな条件で人を殺せと取引すること自体に無理があるし、中川典子が『三人殺した』と嘘の申告をすれば済むことでもある。 そういう不審点に気づかれればすぐばれてしまうし、そもそも中川典子に人を殺す度胸なんてないのかもしれない。 汚れ役はだいたい川田とか七原とかいう男がやっていたみたいだし。 つまりあの女を脅迫したのは、ただの個人的嫌がらせだったのだ。 中川典子も、傷つけばいい。 守ってくれる人のいない場所で、ガタガタ震えていればいい。 見たくなかった。 この世に、信頼に値する、女を守ってくれるナイトのような男がいるなんて。 そんなものを見せつけられたくなかった。 中川典子には、命も心も、全てを信頼して預けられる男がいる。 そう思った瞬間、黒くて熱いものが、愛の胸を焼きつくしていた。 うざい。うざい。うざい。うざい。うざい。 ムカつく。ムカつく。ムカつく。ムカつく。 貧困な語彙をせいいっぱい使って、あの少女に毒を吐く。 男なんかに守られてるお姫様のくせに、分かったようなこと言いやがって。 どうにかその黒い感情に見合った言葉を探す。 胸を焼きつくしそうなこの感情は、憎悪だ。 守られている少女への嫉妬でなんか、あるはずがない。 優れていて強いのは、典子ではなく愛の方なのだから。 全く知らない他人に――ましてや男なんかに――『信じる』というキレイな言葉で、簡単に命を預けるのと。 自分が持てる全ての力を尽くして、演技や知恵も使って、自分だけの力で生き延びるのと。 どっちが利口な選択かなんて、目に見えている。 どっちかを選べと言われたら、答えは決まってるじゃないか。 そうだ、あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 悪くない悪くない悪くない悪くない。 それにあたしは、強いんだから。 あたしは強いから、ちゃんと生き残ってみせる。 その証拠にちゃんと中川典子を騙しきることができた。 手持ちの支給品を上手く使って、手札を隠しつつ、怯えさせることができた。 『会いたい男の居場所が分かる』という説明は、中川典子を脅迫する為のハッタリだった。 任意で会いたい男の居場所が分かるほど、『逆ナン日記』は便利な道具じゃない。 本当の『逆ナン日記』の効力は、『次に会う男性を予知する』というもの。 先ほど、七原秋也の外見を言い当てることができたのも、『もうひとつの支給品』を活用したからにすぎない。 「途中で……腰を落ちつけられる場所があったら、しっかりと『名簿』を暗記しておかないとね。 さっそく役に立ってくれたんだから」 七原秋也の特徴を教えてくれたのは、青いファイルに綴じられた紙の束。 それには、『学籍簿』という名前がついていた。 名前のとおり、51人全員の、『所属する学籍』が書かれていた。 ありがたいことに、写真付きで。 つまり、この殺し合いに呼ばれているメンバーは、全員が中学生ということらしい。 (写真を見た限り、どう見ても中学生じゃない容姿の男も何人かいたが) ざっと読んだ限り、51人から参加基準みたいなものは読み取れなかった。 同じ学校の同じクラスから6人も呼ばれている生徒たちもいれば、外国のよく分からない学校から1人だけ参加している女の子もいる。 同じ学校の同じ学年から5人も集められているのに、5人の中で1人だけ違うクラスの子がいたりする。 特に、城岩中学校という学校と、愛の所属する吉祥学苑からは、多くの生徒が集められているようだった。 まぁ、『学籍簿』という名前の通り、顔と名前と学籍しか分からないのだが……それでも、ハッタリをかます上では便利だろう。 さっきみたいに、知り合いの情報をチラつかせてもいい。 逆にクラスメイトが殺し合いに乗ったと誤報をまくのもいいかもしれない。 あの『天使メール』で、噂をばらまいたみたいに。 白井黒子という偽名も、この学籍簿の中から選んだ。 『女性の名前』で、『同じ学校、同じ学年の知り合いが少なく』て、『マリリンとかイラストリアスとか、国籍不明な名前はアウト』という消去法をかけた結果。 (園崎詩音という女子がピンで参加していたけれど、双子らしく同じ顔をした『園崎魅音』が、別の学校にいたからやめた) ついでに言うと、写真の髪型が、愛と同じく『ツインテール』だというところも、いい感じに紛らわしい。 制服もセーラー服ではなくブレザーで、愛の着ている吉学のそれと少し似ている。 もちろん、本物の『白井黒子さん』の知り合いと遭遇する可能性だってゼロじゃないけれど、そこまでリスクのある行為でもないはずだ。 『名前を教えるのが怖くて、名簿にある名前を使っちゃいました』と嘘泣きしながら告白すれば、たいていの相手をごまかす自信はある。 『常盤愛』の本名を名乗るリスクに比べれば、ずっと少ない。 『常盤愛が殺し合いに乗った』と聞けば、あの鬼塚派だったクラスメイトたちはたぶん敵に回るだろうから。 敵に回ったとしても全員ぶちのめす自信はあるけど、それでも数の力を使われるのは痛い。 なにより、『常盤愛』の名前で悪評が流れたりしたら、いつものぶりっ娘作戦が使えなくなってしまう。 「だいじょうぶ。あたしは賢く立ちまわれる。だいじょうぶ、だいじょうぶ」 優しく自分に言い聞かせて、愛は立ち止まった。 車道に出ると、そこにはT字の別れ道。 GPSによれば、どの道の先にも施設はある。 三方に別れた道の先は、それぞれ『病院』と『ビル』と『ゲーセン』に向かっている。 病院とビルはやや近く、ゲーセンは少し遠い。 まぁ、生き残りを目指したいなら、まずは病院に行った方がいいのかもしれない。 傷の手当てができる道具があるだろうし、上手くすれば毒薬だって手に入る。 しかし、同じことを考える参加者はもちろん他にもいるはずであり――、 「どうしよっかなぁ……予知が来てるんだけど」 『逆ナン日記』が、渋谷翔の存在を予知していた。 病院に行けば、出会うことになる。 予知と反する行動――病院に向かわなければ、回避できる。 別に仲が悪いわけではない。一応は、同じ『天使隊』の仲間だ。 ただ、彼には愛の本性がばれているというのが問題だった。 旧知の仲である分だけ扱いやすくは思えるが、信用のおける相手というわけではない。 しかも、テコンドーの腕前は愛より優れている。普通に戦えば、たぶん勝ち目はないだろう。 病院に行かないなら、近場の施設には『ビル』がある。 しかしこのビル、いったいどういう施設なのかが全く分からない。 そういう意味では、ゲーセンを目指したほうがまだ手堅い選択でもある。 病院に行ってみるか、それともビルないしゲームセンターに向かうか。 降ってわいた選択肢に、愛は少しの時間、悩む―― + + + ところで、 これは、神の視点でなければ知りえない事。 常盤愛には、小さな誤算がひとつだけあった。 それは、『中川典子が、一度バトルロワイアルを経験している』という事実を軽視していたこと。 『男に守られていた』という一点に憎しみを向けるあまり『人を殺す度胸なんてないだろう』とタカをくくっていたこと。 中川典子は、既に1人を殺している。 生き延びる為に桐山和雄と戦い、彼に致命傷を与えた経験を持っている。 川田章吾に『容赦なく殺す』ことを教わってもいる。 だから少なくとも、『容赦なく殺す』覚悟なら持っている。 しかし、その誤算が結果に影響したのかどうかを知るには、しばしの時間が経過しなければならない。 昏睡から、彼女が目覚めるまで――。 【Hー4/T字角/一日目 深夜 】 【常盤愛@GTO】 [状態] 健康 [装備] 逆ナン日記@未来日記、即席ハルバード(鉈@ひぐらしのなく頃に+現地調達のモップの柄) [道具] 基本支給品一式、死の蛭(常盤愛の血を記憶済み)@ うえきの法則、 学籍簿@オリジナル、トウガラシ爆弾(残り7個)@GTO、ガムテープ@現地調達 基本行動方針:生き残る。手段は選ばない 1:病院に行く? それともビル? あるいはゲーセン? 2:出会う男性は利用する。自分の基準で許せないと思ったら殺す。ただし、殺す時はなるべくばれないように、こっそりと殺す。 3:男に従属するような女性も同様に。 4:適当に強い男がいたら、死の蛭(デスペンタゴン)を寄生させて隷属させる。 5:中川典子に対する、強い憎悪と無意識の嫉妬。 [備考] ※参戦時期は、21巻時点のどこかです。 ※死の蛭(デスペンタゴン)の専用麻酔針は既に壊されて、道の駅入り口のゴミ箱に放り込まれています。 【Hー4/道の駅/一日目 深夜 】 【中川典子@バトルロワイアル】 [状態] 気絶中 [装備] イングラムM10サブマシンガン@バトルロワイアル [道具] 基本支給品一式 基本行動方針:??? 1:気絶中 [備考] ※死の蛭(デスペンタゴン)に寄生されていると思い込んでいます。 【死の蛭(デス・ペンタゴン)と専用の麻酔針@うえきの法則】 中川典子に支給。 ロベルト十団のカール・P・アッチョが、佐野清一郎を脅迫する為に、犬丸に取り付けた蛭。 天界に生息する吸血生物。 人間の血を混ぜた麻酔針を注射することによって、その持ち主を飼い主と認める。 麻酔によって血を覚えさせた状態で、他人の肌に押し当てると、その人物に寄生する。 一度寄生させた蛭は、血を覚えさせた飼い主の手でしか取り除くことができない。 寄生させた状態で、飼い主が『殺せ』と強く念じた場合、麻酔から目覚めて寄生主を吸血し、十秒以内に失血死させる。 (この念による指令は遠隔操作でも発動する) 寄生した蛭はぱっと見には五角形の黒子にしか見えない上に、触った感触などから違和感を持たれことはない。 よってうなじなど死角に寄生させた場合、寄生主に気づかれる恐れはほとんどない。 【竜宮レナの鉈@ひぐらしのなく頃に】 常盤愛に支給。 竜宮レナが鬼隠し編や罪滅ぼし編で装備していた鉈。 柄はやや短く、女性の腕力でも充分に取り回しがきき、その切れ味も確かなもの。 レナと言えばこの鉈を持った姿で思い浮かべる人も多いはず。 【トウガラシ爆弾@GTO】 中川典子に支給。 神崎麗美お手製の爆弾。 タマゴの殻に小さな穴をあけ、そこから唐がらしの粉をたっぷりと注入したもの。 顔面に食らうと猛烈な刺激臭を伴い、しばらくは目をやられる。 割れないように、麗美のショルダーバッグに入った状態で支給。(計8個) 【イングラムM10サブマシンガン@バトルロワイアル】 中川典子に支給。 本家バトルロワイアルで桐山和雄に支給された。 『ぱららららら』という独特の発砲音でおなじみ。 【逆ナン日記@未来日記】 常盤愛に支給。 日記所有者7th美神愛が、本来の未来日記である『交換日記』とは別に携帯していた孫日記。 愛が次に行う逆ナン行為を予知し、逆ナン相手の顔と逆ナンを行う場所、相手へのコメントを表示する日記。 (しかし、この日記で予知した雪輝には、実際に逆ナンを行っていないので、必ずしも予知した相手に逆ナンをかける必要はないらしい) 予知対象へのコメントは、あくまで逆ナンの印象がメインであり、対象の詳しい情報は分からない。 このロワでは、所有者が次に出会う男性の顔と居場所を表示する。 【学籍簿@オリジナル】 常盤愛に支給。 全参加者51名の『在籍学校』及び『在籍クラス』が書かれた五十音名簿(写真付き)。 あくまで『在籍学校』でひとくくりにしたものであり、同じ作品世界出身の参加者でも、括りが違うということもあり得る。 『学籍』(と顔写真)以外の情報は書かれていない。 また、写真はなぜか制服で映っているため、写真から同じ部活動に所属していることなどは読み取れない。 順番は学校ごとにひとくくりにされているので、次の通り。 ※()内はあくまで作中で判明している学校名であり、実際の名簿には全ての参加者の学校名と在籍クラスが書かれている。 [(城岩中学三年B組)桐山和雄/相馬光子/滝口優一郎/月岡彰/中川典子/七原秋也] [(青春学園中等部一年)越前リョーマ/(同学三年)手塚国光] [(立海大付属中学二年)切原赤也/(同学三年)真田弦一郎] [(氷帝学園三年)跡部景吾] [(四天宝寺中学一年)遠山金太郎] [(吉祥学苑中等部三年四組)相沢雅/神崎麗美/菊地善人/渋谷翔/常盤愛/吉川のぼる] [(火野国中学一年)植木耕助] [(一年)宗屋ヒデヨシ] [(三年)佐野清一郎] [(二年)ロベルト・ハイドン] [(一年)バロウ・エシャロット] [(二年)マリリン・キャリー] [(梅里中学二年A組)我妻由乃(同学二年C組)秋瀬或/天野雪輝/高坂王子/日野日向] [(七森中学校一年)赤座あかり/吉川ちなつ(七森中学校二年)杉浦綾乃/歳納京子/船見結衣] [(第3新東京市立第壱中学校二年)綾波レイ/碇シンジ/式波・アスカ・ラングレー/鈴原トウジ] [(二年?)真希波・マリ・イラストリアス] [(常盤台中学一年)白井黒子/(同学二年)御坂御琴] [(柵川中学一年)初春飾莉/佐天涙子] [(雛見沢分校)園崎魅音/前原圭一/竜宮レナ] [(輿ノ宮中学三年)園崎詩音] [(皿屋敷中学)浦飯幽助/桑原和真/雪村螢子] [(三年)御手洗清志] Back あっ! やせいの ガンリキーが とびだしてきた! 投下順 最初の過ちをどうか Back あっ! やせいの ガンリキーが とびだしてきた! 時系列順 最初の過ちをどうか START 中川典子 放送の時間だああああああああwwwwww START 常盤愛 Driving Myself(前編)
https://w.atwiki.jp/aoinposystem/
[21 57 37] アルト 累計来訪者・・・ 1166 [21 57 42] アルト ついに1000突破とな・・・ 超えました。
https://w.atwiki.jp/tsapsaanja/pages/20.html
「新世紀エヴァンゲリオン」オープニング曲のカバーです。脚韻や音節の強弱を意識して作られました。 Rúuţadĭo íngelo te femipe nebovħó daŭi ħáiđvoĭte pirŗiutuge òrviţcue. ルーツァデョ インゲロ テ フェミーペ ネボヴモー ダーウィ マイヅヴォイテ ピッリュトゥーゲ ルヴィツクウェ Cu siimét sontó đofuvşú faŭosuu xaņiapra havecza şagbá, ク スィメト ソントー ヅォフヴシュー ファウォース ハニヤプラ ハヴェグザ シャグバー Şifţavtíj peŗ doŗoseŗ, nacotuùneşóz meĭtií lodavóz ub fiĭoçiá. シフツァヴティジュ ペル ドローセル ナコトゥネショズ メイティー ロダヴォズ ウプ フィヨチヤー Eşcapňago ĭese cefeŗo, jeşoţevá vasonasavevá, エシュカプガーゴ イェーセ ケフェーロ ジェショツェヴァー ヴァソナサヴェヴァー U vodicaisum ĭaçlavò aĭŭalleto puotçedeè xipurniţá đonantá. ウ ヴォディカイスム ヤチュラー ヴァイワッレート プウォッチェーデー ヒプルヌィツァー ヅォナンター Nenuş ģipoăum hiņuçus espimien batņuxen ri geļħaţeňfí, ネーヌジュ ヂポーウム ヒニューチュス エスピーミェン バトニューヘン リ ゲリュマツェンフィー Ĭufetjausofiĭ maĭóf suvisofiĭ tiscíĭeăpi, noģoceħxí. ユフェッヂャウソーフィー マヨフ スヴィソーフィー ティスキーイェーピ ノヂョケンミー ※ Ņúdaŗpa úngeluj rúuţadĭuj se ļoglusrá fasta nóizludŗi vecezđufe secmevá. ニューダルパ ウンゲルジュ ルーツァデュジュ セ リョグルッサ ファスタ ノイズルッヅィ ヴェケズヅーフェ セクメヴァー Feriĭbaiza nuleţloinfaiza difuicéf xutuňvuri domtiupos loņşijofiĭ, フェリーバイザ ヌレツロインファイザ ディフイケフ フトゥンヴーリ ドムテューポス ロンシジョーフィー Muĭu ņ đunus dievenaş sóugņamve ļesuic’ ru lanuùđu ti buņteàŭá urcalofiĭ. ムーユ ニュ ヅーヌス ディエヴェーナシュ ソウグニャンヴェ リェスイク ル ラヌーヅ ティ ブニュテーワー ウルカローフィー Dohipoņi vurņaňùijoņi feħi leţeŭiŗ uclaĭovisné, ドヒポーニ ヴルニャグウィジョーニ フェーミ レツェーウィル ウクラヨヴィスネー Şejeĭú ņ’ustifoņi ņohŭiìdoul do feztuvú ħulaţvavi miriňvá. シェジェユー ニュスティフォーニ ニョフウィードウル ド フェストゥヴー ムラツヴァーヴィ ミリンヴァー Ziļehí zuuņó çulĭaruħđa ħoiņox v’osusvic xuisaňra itufjé, ズィリェヒー ズニョー チュリャルムヅァ モイニョフ ヴォススヴィク フイサンラ イトゥヴジェー Pad buņtág miiçalémmevla judoņidiurceđá, dafecnaţcarceđá. パド ブニュタグ ミチャレンメヴラ ジュドニデュルケヅァー ダフェクナツカルケヅァー Çeviçus iùnveçaiđizrobu liìciĭđuof doftój vetiestój ħagantá, チェヴィーチュス イウンヴェチャイヅィッゾーブ リーキーヅウォフ ドフトジュ ヴェティエストジュ マガンター U ņuşesteŗiţ ri çaģgi feşló àĭevaņareŗ ņi bíbibļia, ņa. ウ ニュシェステーリツ リ チャヂュギ フェシロー イェヴァニャーレル ニ ビービブリヤ ニャ Ņúdaŗpà óngelo ruùţadĭocue játùifid leri şivacpiĭú caŗebo pa írviţed. ニューダル ポンゲロ ルーツァデョークウェ ジャートウィフィド レーリ シヴァクピユー カレーボ パ イルヴィツェド Ev cucovŗe zgarúpiimĭiĭ ħoļóňàoviĭ tu ţeşicŭu ţevvocta ļerhaĭauņu, エヴ クコヴレ ズガルーピミー モリョーゴヴィー トゥ ツェシーク ツェッヴォクタ リェッラヤウニュ Ciģ paŗnaşo đanát ļesuic’ dievenşavuá đar vadica ņ đuntií nan’etufauņu. キチュ パルナーショ ヅァナト リェスイク ディエヴェンシャヴワー ヅァル ヴァディーカ ニュ ヅンティー ナネトゥファウニュ Ĭúbisna ģeuņoitivorpo u istata çuréň, eşdirvaşo ŗecţó, ユービスナ ヂェウニョイティヴォルポ ウ イスタータ チュレン エジュディルヴァーショ レクツォー Ņo ņuçubmuŗe diuvenşeclobixaz, vaĭoten fuprá vtuenastó. ニョ ニュチュブムーレ デュヴェンシェクロビーハズ ヴァヨーテン フプラー ヴトウェナストー ※(繰り返し)
https://w.atwiki.jp/niconicomoviestory/pages/41.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm966537
https://w.atwiki.jp/synchronica/pages/104.html
Details 「新世紀エヴァンゲリオン」より (高橋洋子) Genre アニメ Level NORMAL ADVANCED TECHNICAL 3 8 12 Notes 106 174 301 BPM 80-129 Multi Mission 1 2 3 4 5 6 7 8 9 100 150 250 350 450 650 800 1000 1210 楽曲詳細 高橋洋子の11thシングルより収録。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』オープニングテーマ。 年間カラオケランキングでは常にトップ10入りしており、1995年当時から根強い人気を誇っている。 楽曲番号は51。 動画 ADVANCED +Youtube(手元・Rz 120.0%) TECHNICAL +Youtube(手元・AAA+FC 119.2%) クラウン - クラウン名 達成条件 エンブレム報酬 獲得モチーフ 蒼い風 ADVANCEDをランクA以上でクリア 蒼い風 ヘキサフィールド TECHNICALをランクA以上でクリア ヘキサフィールド レッドクロス 全ての難易度でFULL COMBO達成 レッドクロス 安らかな日々 UNBROKEN COMBO達成 蒼い風 生まれ変わる場所 ミッションレベル5以上をクリア ヘキサフィールド 試練の時 2人ともTECHNICALでUNBROKEN COMBOを達成 レッドクロス 飛び立つ日 2人ともTECHNICALでFULL MULTI-COMBOを達成 - - 王者たちの試練 2人ともADVANCED以上でSYNCHRONICAを達成 - - 神々のフィールド 2人ともTECHNICAL以上でSYNCHRONICAを達成 - - ビジュアルログサンプル コメント 曲の感想や譜面解説・攻略方法などはこちらにどうぞ (譜面情報の場合、文頭に[NOR] [ADV] [TEC] [PDR]のいずれかを添えて書くと、どの難易度に関する情報か分かりやすくなります) コメント