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出現モンスター キラーマシン ベヒーモス 魔王の影 竜魔人 ノロイ ヤミ ギガンテス ボスモンスター ブラックストーン 死神 ブルーストーン 宝箱 世界樹のしずく 世界樹の葉 祈りの指輪 不思議な木の実 スキルの種 幸せの種 小さなメダル ドラゴンキラー デーモンスピア ドラゴンティル キラーピアス ビッグボウガン ガイアの剣 諸刃の剣 理力の杖 ブラッドメイル 炎の鎧 水の羽衣 光の鎧 魔人の鎧 神秘の鎧 ギャンブルハート 闇のロザリオ ジェノバ細胞 勇者の証 邪神像 ファイト一発
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サイトーさんの色気とかっこよさはパねえと思う
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KIBOMEN SESSION*7 テーマ:ダンジョン探索 GM ヴェノー 日程 3月9日 予備日3月10日 今回予告 鹵獲していたブラグザバスの力を込められたアイテムが盗まれてしまった。諸君にはそれを取り返して欲しい。ブラグザバス信者が関与しているかもしれない。くれぐれも気を付けてくれたまえ(人族シナリオ) Character_Build_rule 新規作成:追加経験点12000 所持金20000G 名誉点200 成長12回 Roll or Choice (4/3/2/2/1/0) 継続キャラ使用可 舞台 ルキスラ帝国 参加キャラクターリスト キャラ名(プレイヤー名) クルセァ=マジノ(はる) クルセァ=マジノは歴戦の冒険者である。 とあるときは優秀な前衛として。 とあるときは味方を癒す神官として。 もちろん怪物narih@raを倒したこともある。 種族からかともにドラゴンとも共闘して戦うこともあった。 しかしそんな万能のように見えるお爺ちゃんにも一つの伝説が… …多くは語るまい。 ただ、歌で蛮族を倒したということはここに記しておこう… ルキスラ帝国で鉄壁という名前が知れ渡っている(?) アコダ・アクオ(わたぽん) 流派システム 闇之壱・虚心穿(必殺攻撃Ⅰ) 最大射程の1/2以内ならC値-1(乱戦エリア内なら-2) 少し猟奇的な言動が目立つ、ルーンフォークの女の子。女の子・・・? 製造されてすぐ、冒険者として戦いを始めた。 頻繁に蛮族や敵対勢力に人質として連れ去られるが、持ち前の怪力で檻をこじ開けて帰ってくるため 「牢獄破りのアクオ」と知り合いには呼ばれている。 一度、大量の剣のかけらを献上した際に守りの剣を触ったことがあるのだが、握った時に少しヒビが入ってしまい こっぴどく叱られた。 とても怪力な彼女だが、実は手先もとても器用で、家事全般は完璧にこなす。 その器用さを生かして、たまに、宿の近所の子供にぬいぐるみを作ってあげるため子供たちからは 「ぬいぐるみのねーちゃん」と呼ばれ慕われている。 実は本人は冒険者になる際、銃を使うことを選んだのだが、うっかり銃のグリップを握りつぶしてしまったため 仕方なく特注の弓を使っている。ちなみにこの弓は、アクオが扱えるギリギリの所まで巨大化してある。 ファビオ・ルカポン(Lukaphone) 性格はサバサバした世間知らず。語尾には「ッス!」が付く。 数日前まで、尊敬していた師匠シャロワに監禁されていた。 毎日愛を囁かれ、何かを飲まされていた。 髪は茶色、短く刈り揃えられている。 背中には爪痕が刻まれている(師匠によるもの) ナターシャ = クヴァンツ(Cleveland) エルフの名家に生まれたため、お嬢様として育てられているため多少わがままである 幼いころに零とZEKEと出会いよく遊んでいたため、二人とは幼馴染でとても仲が良い レイピアを持ってはいるものの、基本的に使うことはなく親から渡されたお守りである 妖精魔法を得意としており戦闘時は妖精魔法を中心とし、時折マジックアローを放つ モニカ・アイスラー(ほしこ) 元気いっぱいな女の子。色気より食い気派。 わんぱくで好奇心旺盛で昔から落ち着きのない性格なのだが運動だけはニガテで足が遅いのが悩み。 おばあちゃんが昔話してくれた冒険話が大好きで、 モニカ自らも冒険に出て村に帰ったらおばあちゃんに色んな話をしてあげる約束をしている。 胸がAカップな事だけは絶対に知られたくないらしい。 マシア(ゆき) ヴァルキリーの女の子・・・なのだが、男装ということもあり見た目や振る舞いは男そのものである。俺っ子。 名前は音楽用語の「maschiamente」から。意味は「雄々しく」。 「神に祝福された子」と言われるヴァルキリーとして、産まれてすぐ特権階級の養子となる。とても大切に育てられ、騎乗の方法や、生き物との心の通わせ方を学んだ。 しかし、当の本人は幼い頃から過保護・過干渉でお嬢様扱いされるのを嫌がっており、いたずらや脱走など、なにかと問題を起こしては使用人や親を困らせた。 そのような反抗心から、15歳で成人した日に家を抜け出し、姿を消す。女らしい格好が嫌いであったことと身元を隠すため、すぐに髪を短くして男装を始める。その後は冒険者としてお金を稼ぎつつ、気ままに放浪生活をしている。自分がヴァルキリーであること、家を出て生活していることは秘密。例え冒険者仲間でも、初めて名乗る時は人間だと自己紹介する。 言動や服装は男そのもので、声のトーンも男として通用するレベル。少し伸ばした金髪は後頭部で乱雑に結ばれているが、女っぽさを極力排除しているため、男に間違われることがほとんど。 自分を特別扱いしない、人間を平等に扱ってくれる生き物が好き。なよなよした奴・優柔不断な奴が嫌い。 無類の酒好きでいつもワインとグラスを持ち歩いており、毎日のように酒を飲む。ただし、めちゃくちゃ弱いのですぐ酔って潰れる。付いた称号が「酒飲み(笑)」で、呼ばれると本人は不服そうにする。 クーン・ミナセ(シーディエ) 流離いのル=ロウドの神官。 他者を揶揄うのが生きがいと放言して憚らない自由人。 とある村のル=ロウドの神殿の神官の一人息子として生まれた彼は、自然とル=ロウドを信仰する。 あるとき村の幼馴染のドワーフの少女に恋をし告白するも、「え、何、ロリコンなの?」と大玉砕。(※実話) 勢いのまま一人傷心旅行へと赴き、各地を転々とし様々な言語を体得する。 「運命を切り開くためには、時には破壊も必要だ」と旅をする上で考え、ソーサラーの修行も積むようになる。 なお外観は全てブランド製の服で固めている。 運命(的な出会い)を切り開くための地道な努力も惜しまないチャラ男である。
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シナリオ攻略 第26話 『迫り来る、死の恐怖』 勝利条件 敗北条件 初期配置・増援 初期 初期味方 初期敵 初期第3軍 (増援条件) 味方増援 敵増援 第3軍増援 敵データ 初期 ユニット名 LV HP 移動範囲 攻撃範囲 必殺技有無 複数技有無 基本経験値 獲得アイテム ユニット数 備考 初期第3軍 ユニット名 LV HP 移動範囲 攻撃範囲 必殺技有無 複数技有無 基本経験値 獲得アイテム ユニット数 備考 敵増援 ユニット名 LV HP 移動範囲 攻撃範囲 必殺技有無 複数技有無 基本経験値 獲得アイテム ユニット数 備考 第3軍増援 ユニット名 LV HP 移動範囲 攻撃範囲 必殺技有無 複数技有無 基本経験値 獲得アイテム ユニット数 備考 イベント・敵撤退情報等 取得アイテム アイテム名 入手場所 攻略アドバイス 戦闘前会話 敵ユニット名:味方ユニット名 隣接シナリオ 第25話 『クリスマス』 第27話 『怨念の総和』
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不死のBOAD(アンデッド・ボード) ★R 水/闇 6 呪文 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■S・トリガー ■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーにひとつ封印を付ける。 ■この呪文が手札以外のゾーンから墓地に置かれた時、バトルゾーンにある自分の封印をひとつ手札に加えてもよい。 作者:影虎 フレーバーテキスト TURN UP. ―ドキンダムX 評価 R? -- 名無しさん (2017-09-01 00 39 41) BOARDですよね・・・スペルミスですか? -- 名無しさん (2017-09-01 10 25 40) 名前 コメント
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黒死の騎士バラモス R 闇文明 (7) クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 ■相手のターンの終わりに、手札にあるこのクリーチャーを、コストを支払って召喚してもよい。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体選んで破壊する。 作者:ひよこ 評価 名前 コメント
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0255:心 ◆zOP8kJd6Ys D・Sは走っていた。 森を抜け、平野を駆け、琵琶湖の湖を通りすぎ、大阪を目指して走っていた。 あの胸に傷を持つ男は追ってきてはいない。少なくとも後方に気配は無い。 (撒いたか……だがちぃっとキツくなってきたな) あの男――D・Sは名前を知らなかったが――ケンシロウとの戦いで魔力を大分消耗してしまった。 このままアビゲイルのいるという福井県に向かってもいいが、やはり不安はある。 (今のままじゃ使える呪文は後一、二回ってところか。 馬鹿ならこのまま突っ込むだろうが、超天才たる俺様は無理せず機を待って休息を取るべきだな) 時間が経てばアビゲイルが移動してしまう恐れもあるが、敵との遭遇を考えると慎重にならざるを得ない。 (ま、俺様が負けるわけはねぇがな。だが呪いがある以上念を入れておくべきってことだ) 大阪には市街地がある。人が訪れる危険性も高いが、身を隠すにはうってつけの場所でもある。 そう判断し、D・Sは大阪へと足を踏み入れた。 市街地を進み、潜伏に適した民家を探す。するとほどなく、途中で道端にて倒れている女性を発見した。 「フン、死体か?」 何か有用なアイテムでも持っているかと近付き、様子を見てみる。 ザックには武器は何も入っていなかったが、女性にはまだ息があった。 D・Sはニヤリ、と笑う。 「くっくっく、どうやら俺様にも運が廻ってきやがったようだな……」 D・Sはその女性、姉崎まもりを抱え上げると、近くの民家へと入っていった。 セナがいじめられている。 大勢の身体の大きい男達に囲まれ、暴行を加えられている。 男達は下卑た笑みを浮かべ、楽しそうにセナに暴行を加える。 セナは泣きながら助けを求めていた。 その世界に音はない。セナの声も聞こえない。 だがまもりにはハッキリと判った。 『助けて! まもり姉ちゃん!』 セナは自分に助けを求めているのだ。 ――助けなきゃ、助けなきゃ、わたしがセナを助けなきゃ! 『セナを! いじめないで!!』 駆け寄ろうとするが、まもりの手足は鎖によって石壁に拘束されていた。 まもりは何とか抜け出そうと身体を捻ったり、鎖を引っ張ったりするが一向に鎖は解けない。 そうこうしているうちに男達は、今度は武器を持ち始めた。 金属バットで、バールのようなもので、角材でセナを打ちつける。 セナは血を吐きながら叫んでいた。聞こえはしない。それでも何かを叫びながら手を伸ばした。 『セナをいじめないで!』 まもりは必死に鎖を揺らす。 身をよじり、血が出るほどに手錠を壁に打ち付けても、自由になることは出来なかった。 『どうして私には力が無いの? 私はセナを助けなきゃいけないのにどうして!? 力が欲しい、セナを護る力が。この身体がどうなってもいい。心なんて失ってもいい。 命だって捨ててもいい。セナを、セナだけを護る力が欲しい……!』 ――― セナ! ――― ハッと、まもりは眼を覚ました。 目の前には銀髪の男がまもりに四つん這いにのしかかっている。 「ハァッハァッハッハ…」 「えっ?」 犬のように舌を出し、よだれを垂らしている男を見てまもりは生理的嫌悪感から悲鳴を上げた。 「きゃぁっ!」 バシーンと小気味良い音を立ててまもりの平手が決まり、D・Sは頭から民家の床に突っ伏す。 「ぐお、いきなり何しやがる!」 「こっちのセリフです!」 ふと気がつくと自分の制服は前を肌蹴させられ、ブラが露わになっている。 (まさか?) 最悪の場合を連想し、慌てて胸を隠しながら身体に異常が無いか調べる。 (ホ、どうやらまだ何もされてないみたい) 安堵し、キッとまもりはD・Sを睨みつける。 「ち、いいところで眼を覚ましやがって……どうせ俺のモンになるってのによ」 立ち上がり、忌々しそうな顔で近付いてくるD・Sにまもりは蒼ざめた。 確かに、これだけの大男相手に抵抗する術は自分には無い。 武器は、と荷物を探そうとして、まもりは少年に全て奪われてしまったことを思い出した。 場所は民家の一室。自分が居るのは部屋の隅にある小さなベッド。 窓はD・Sの後ろ側に一つだけ。入り口は右手側にあるが、そこに辿りつくにはD・Sの脇を通らねばならない。 逃げ場が無い。まもりは絶望感に支配される。 (私はここでこの男に弄ばれて、殺されてしまうの?) 身体が恐怖に震えだし、涙が溢れてくる。 (私には何の力も無い。セナを助けたいのに……私には…ッ) この身体がどうなってもいい、力が欲しい。私には無い力……が…… ふと気付く。 (この人は、力を持っているのかしら……私には無い力を) 「あの、私は姉崎まもりです。あなたは……なんというのですか?」 突然質問してきたまもりに怪訝な顔をしながらもD・Sは答えた。 「あん? 俺様は魔導王ダーク・シュナイダー様よ。 いずれ全世界を支配し、全ての女が俺のハーレムに入ることになる。そう、お前もだ…ククク」 「強い……んですか?」 D・Sはそれを聞くと一度俯き、低く笑声を漏らすと徐々に声を高め大笑いした。 「ぎゃーーーはっはっはっはっはっはっは! 俺様が強いかだと!? ぶぅわかぁめぇー! この宇宙に俺様より強い奴は存在せん!! この超絶美形主人公の大噴火的スーパーウルトラダイナミックわんだふりゃむぁジックに かかれば、どんな強大な雑魚だろうと一ミリ秒で消し炭にしてやることができる!! そう、首輪さえ外れりゃぁあの主催者どもも俺様の魔力で皆殺しにすることが超、可能!」 いきなり高笑いしながら自賛を始めたD・Sにまもりは全身をドン引きさせていた。 「あ、あの……」 「クックック、あのゴブリンどもめぇ~~このダーク・シュナイダー様にこれだけのことしてくれたんだ。 ただじゃすまさねぇ~~、首を刎ねた後串刺しにして口に餡子詰めてやるぞぉ~~。 おやッさん秘伝のタレに漬け込んだ後、弱火で炙りながら、 三人で仲良くだんご三兄弟を合唱させてやるぅ~~クックックックックック」 (な、何が何だか良くわからないけれど、とにかく凄い自信だわ……) ひとしきり哄笑を上げたあとD・Sは自分の世界から戻り、まもりの目の前でニヤリと笑う。 「それで? 俺様の強さを知ってどうしようってんだ? ククク、その打算的な眼。このダーク・シュナイダー様を利用する気マンマンてな顔だぜ」 D・Sの指摘に図星を指され、まもりはグッと言葉に詰まる。 それでもギュッと拳を握り締め、D・Sに対する怖れを振り払って声を絞り出した。 「取引です。私はあなたに弄ばれるくらいならこの場で舌を噛みます。 でも、私の願いを聞き入れてくれるなら私は……」 言いよどみ、キュッと目を瞑る。しかし決意を胸中で反芻し、言葉を続けた。 (この身体がどうなってもいい、心を失ったっていい、セナを……護るんだから!) 「私は、あなたの物になってもいいです。抵抗も自害もしません。 私には何の力も無いけれど……いえ、無いからこそ私はあなたの力が欲しい。 この身を捧げる代わりに、あなたの力を私に下さい」 まもりの決意の瞳をD・Sはニヤニヤしながら見つめる。 「ククク、い~い眼だ。何が目的かはしらねぇが気に入ったぜ。 まもりっつったか……いいだろう、俺様が力を貸してやる。 気にいらねぇ奴を殺すんだって、人探しだって協力してやる。ここの脱出だってな。 つーわけで、まずは手付けを頂こうか?」 D・Sはまもりの顎に手をやるとクイっと持ち上げた。 これから何をされるのか悟ったまもりは、ギュッと眼を瞑りその時を待つ。 (セナのために、セナのために、セナのために、セナのために……) D・Sの顔が近付き、その唇がまもりの唇に触れる―――その瞬間。 ドシュウッ! 突然、D・Sの身体が蒸気とともに発光した。 「え? な、何!?」 「う゛ーーーぞ!? あれってまだ有効だったの? まーじぇー!!?」 まもりは驚き、光と共に縮まっていくD・Sを呆然と見つめていた。 ちょいーーーん やがて発光が収まり、その場に佇んでいたのは……ぶかぶかのローブに身を沈めた少年だった。 「え? ……え?」 まもりはまだ事態が把握できない。 黒く短い髪に大きくつぶらな黒い瞳。見た目は10歳前後といったところだろうか。 少年は眠そうに目をこすると、周りをキョロキョロと見渡した。 まるで今気付いたかのようにまもりの姿を認めると、彼は口を開いた。 「ねーヨーコさんはー?」 (ええ~~~~~~~~~~!?) まもりはまだ事態が把握できなかった。 かつて、ゴーレム・ウォーという大戦争を引き起こし、全世界を恐怖に陥れた魔導王ダーク・シュナイダー。 彼は英雄ラーズ王子との戦いにて死亡するが、死の前に古の秘術によって転生を試みたという。 それを察知した大神官ジオはダーク・シュナイダーの転生先を捜し当て、赤子の内にダーク・シュナイダーを封印した。 その赤子の成長した姿こそが今まもりの目の前にいる少年、ルーシェ・レンレン(17)である。 美の女神イーノ・マータの力による封印を解くには処女の接吻が必要であり、 また逆に再び封印をする場合にも処女の接吻が必要となる。 D・Sは何度も封印を解かれる内に封印の効力が弱まり、自力で封印を解くことも出来るようになっていた。 ルーシェになることも少なくなり、彼は封印の呪法が処女の接吻であることなど綺麗サッパリ忘れ去っていたのだった。 しかしそんなことなど何一つ知らないまもりは目の前の事態に困惑していた。 (あのシュナイダーさんは一体何処へ行ってしまったの? この子供は一体何?) 「あ、あのボク? お名前は、なんていうの?」 ルーシェはまもりのほうを不思議そうに見た後、ニッコリと笑って答えた。 「ボクはルーシェ・レンレン。17歳だよ」 (わ、私と同じ歳!?) これにはさすがに驚愕する。 見た目にはどうしても10歳くらいにしか見えない。 何とか事態を把握しようと今度は別の質問を試みる。 「あの、さっきのダーク・シュナイダーさんは何処へ行ったのか知らない?」 ルーシェは俯いてう~んと唸り、顔を上げるとふるふると首を横に振った。 「そう」 まもりはガックリと項垂れた。 決死の覚悟をして取引をしたのに、これでは何の意味もない。 こうしている間にもセナは危険な目に遭っているかもしれないのに、自分にはどうすることもできないのだ。 殺して、殺して、セナの為に殺し続けなければならないのに……! 哀しくなってまもりの瞳から涙が零れ落ちる。すると何処からかしゃくりあげる声が聞こえてきた。 「ヒッ、ヒック……ヒ、ひえ~~ん」 顔を上げると、目の前でルーシェが顔をくしゃくしゃにして泣いている。 わけがわからず何故泣いているのか尋ねようとした時、ルーシェはまもりに縋り付いてきた。 「ねぇ、何で泣いているの? お腹痛いの? ひっく、ヨーコさんなら治してあげられるんだけど、 ボクは、ひっ、なんにもできないの、ごめんね。ねぇ、泣かないで……」 どうやらまもりが泣いているのを見て貰い泣きしたらしい。 (私を、心配してくれたの?) それを悟った時、まもりはたまらなくなりルーシェを抱きしめた。 「ごめんね。何でもないの……ごめんね」 この世界に堕とされて初めて向けられた純粋な心にまもりは泣いた。 涙が溢れて止まらなかった。 (……殺す? こんな何も知らない子供も? そんな、そんなこと許されるはずがない) 子供の時のセナが脳裏に浮かぶ。何の打算もなく純粋にまもりを信じきった瞳。 その姿がルーシェ・レンレンに重なる。 (私は全ての罪を受け入れることを覚悟した。セナの為に全ての罰を受け入れることを覚悟した。 セナに嫌われてもいい。憎まれてもいい。セナが生きていればそれだけで……でも。 こんな無垢な子供まで殺すなんて……) それは正に悪魔の所業。 ルーシェによって人の温もりを思い出し、それがどれほど取り返しのつかない事かとてもよく理解できる。 自分は人を幾人も殺し、既にその手は血塗れ、心は冷え切っていた。 その心をルーシェは再び人の温もりで包んでくれたのだ。それはまもりの心をどれだけ救ったことだろう。 (ありがとう、思い出させてくれて) まもりはルーシェの頬に手を触れ、優しく撫でた。 ルーシェは「んー」と猫のように気持ちよさげに頬をまもりの手にこすりつける。 それをまもりはとても愛しいと感じた。 (るーしぇくんを殺すことはまさに悪魔の仕業……だったら、だったら私は……) ポロポロとまもりは涙を零す。 ルーシェの頬に触れていた手を徐々に下げ、その首筋に触れる。 (だったら……) ――――――――――――――――――私は悪魔でいい 両手をルーシェの首にやり、渾身の力を込めて首を絞める。 「けはっ」 「ごめんね」 まもりは謝りながら強く頚動脈を締め付けていく。 ルーシェは一瞬で締め落とされ、気絶した。 「そしてありがとう。一瞬でも人の温もりを思い出させてくれて。 本当に嬉しかった……でもごめんね」 更に強く、強く、力を込める。 ルーシェの身体がビクンと痙攣する。 それきり、ルーシェは二度と動かなかった。 まもりはルーシェの身体を横たえ、しばらくうずくまっていた。 ……そして、フラリと立ち上がるとD・Sの荷物を自分の荷物へと入れて部屋を出た。 後ろは、振り向かなかった。 (セナの為なら、私はなんにでもなる……) 強い決意を胸に再燃させて……彼女は力強く地面を踏みしめた。 【大阪・市街地 /夕方】 【姉崎まもり@アイシールド21】 [状態]:殴打による頭痛、腹痛、右腕関節に痛み(大分引いてきている) 以前よりも強い決意 [装備]:装飾銃ハーディス@BLACK CAT、アノアロの杖@キン肉マン [道具]:高性能時限爆弾 荷物一式×3、食料四人分(それぞれ食料、水は二日分消費) [思考]:1、セナを守るために強くなる(新たな武器を手に入れる)。 2、セナ以外の全員を殺害し、最後に自害。 【ダーク・シュナイダー@BASTARD!! -暗黒の破壊神- 死亡確認】 【残り79人】 ※ダーク・シュナイダーはルーシェ・レンレンの姿で死亡しています。 時系列順で読む Back 0254 崖っぷちの正義と悪〈後半〉 Next 0256 奸な瞳 投下順で読む Back 0254 崖っぷちの正義と悪〈後半〉 Next 0256 奸な瞳 0234 似て非なる二人 姉崎まもり 0289 踊る少年少女 0246 そして彼女の行き着いた先 ダーク・シュナイダー 死亡
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【公式ホームページ】 イントロダクション 宮前かなこは男子が苦手で、美少女好きな女子高生。夢の女学院に編入したものの、とあるきっかけで見た目は可憐な美少女だが実は女装したドS少年と一緒に暮らす羽目になってしまう。 清楚なミッション系女学院の学院生活の中で、次々と登場してくる個性豊かな美少女キャラを、百合趣味のかなこさんを通じて楽しむひと味変わった超絶ハイテンションラブコメディ。(公式ホームページより引用) タイトル ※B9におきましては、深夜、早朝時間帯以外の回線速度不安定ですのでお気をつけください。また、ウィルス、スパイウェアが埋め込まれているようなので、ウィルス対策、知識を万全の状態で視聴ください。 1話:「戯れの接吻」 【B9】【Veoh】 2話:「甘美な疼き」 【B9】【Veoh】 3話:「被虐の若芽」 【B9】【Veoh】 4話:「悦楽の代償」 【ぱらすて】【Veoh】【B9】 ぱらすてで暫定更新。 5話:A「禁断の匂い」B「乙女の秘蜜」 【B9】【ぱらすて】【】 6話:「倒錯の保健室」 【B9】【ぱらすて】 7話:「疑惑の黒下着」 【B9】【ぱらすて】 8話:「穢された聖母・前編」 【B9】【ぱらすて】 9話:「」 【B9】【ぱらすて】 10話:「第1節『微乳の過ち』 第2節『伯林の恋文』」 【B9】【ぱらすて】 11話:「神への供物」 【ぱらすて】【】 12話(最終話):「」 【ぱらすて】【】 http //parasitestage.dip.jp/Page/PlayList.aspx?ListId=7606 ※B9におきましては、深夜、早朝時間帯以外の回線速度不安定ですのでお気をつけください。また、ウィルス、スパイウェアが埋め込まれているようなので、ウィルス対策、知識を万全の状態で視聴ください。 ・放送時間 地上波放送 放送局 放送開始 曜日 放送時間 チバテレビ 1月4日より 毎週日曜日 24:30~25:00 テレビ神奈川 1月4日より 毎週日曜日 25:30~26:00 TOKYO MX 1月6日より 毎週火曜日 25:30~26:00 サンテレビ 1月7日より 毎週水曜日 26:10~26:40 テレビ愛知 1月8日より 毎週木曜日 25:58~26:28 テレビ埼玉 1月9日より 毎週金曜日 25:30~26:00 AT-X 1月8日より 毎週木曜日 9:00~9:30/20:00~20:30 毎週月曜日 13:00~13:30/23:00~23:30 ※放送日時は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ・各種情報 【トップページ】/【掲示板】
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ひな祭・ユグドラシル シークレットレア 必要魔力 22 飛行 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 6868 6698 13566 9000 誕生日 7月17日 身長 鳥の巣コミ148cm 体重 鳥の巣コミ39kg 3サイズ スキル ひな祭りの癒し効果 体力が少ない味方を回復する 親愛度 コメント 低 チュンチュン、チュンチュン…ふむふむ、小鳥ちゃんたちの情報によると、ミッドガルドではひな祭りというイベントが開かれてるみたいでちね…アチシ、ひな祭りとやらにすごく興味があるでち 中 これがミッドガルドの文化なんでちね…いろいろと難しいでち…まだまだわからないことだらけでちから、チミはアチシのそばを離れず、いろいろと教ちえるでち!それがチミの役目でち! 高 ひな祭り、気に入ったでち!こんなに楽しいイベントなら、世界樹でも同じことをするべきでち!そのためには、チミの協力が不可欠でち!もちろん協力してくれるでちよね? 嫁 世界樹にひな祭りを広めるためには…お内裏様とお雛様の存在を見せつける必要があるでち!それをチミとアチシでやるでち!アチシたち、夫婦になるでち!結婚するでち!…アチシは、チミのこと好きでちよ?チミはどうでちか…? 親愛度 セリフ 低 小鳥ちゃんたちはひなあられが気に入ったみたいでち チュンチュン、チュンチュン…なるほど、女の子のイベントなんでちか この格好、似合ってまちか?似合ってるといいんでちが… チミ、アチシにひな祭りのことをいろいろ教えるでち! 中 え?大人の女性はひな祭りを楽しんだらダメなんでちか!? 人間の女の子はみんな笑顔でちね。いいことでち アチシはひな祭りの人形じゃないでち! 白酒?アチシは大人だから飲んでも平気でち 高 小鳥ちゃんたちにアチシのひなあられを取られたでち…! 世界樹にひなあられを輸入してもうける、と小鳥ちゃんが言ってるでち こんなお願い、チミにしかできないでち…! 世界樹にひな祭りを一気に広めるいい方法はないでちかね… 嫁 さぁ、世界樹でひな祭りの続きをするでち! アチシが考案したひなあられゲームでもするでちか?はい、どーぞでち チュンチュンじゃなくて、チュッチュするでち! 世界樹でアチシたちがイチャイチャしてるところを見せつけるでち! スキンシップ後 朝 んちゅっ!おはようの接吻でち! 夜 明日はヘルヘイムでひな祭りをするでち! なでなで むぎゅ…つ、潰れるでち…むぎゅぎゅ… その他 誕生日 年齢を聞くなんて失礼でち!アチシはかなり若いでちよ!本当でち! 名前 コメント
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165: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆09/29(水) 17 39 49 「いつか、渡そうと思ってたんだ。これ」 そう言って取り出したのは、ハートのネックレスだった。こっそりと、三谷部が殊子の為に買っていたものだった。 「お前はどんなのが好きかな? とか、ハートじゃベタかな? とか、色々考えたんだぜ。なのに、他の男とヤってたなんて。んなのねぇよ……」 166: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆09/30(木) 03 01 18 HOST 05004033726783_hd.ezweb.ne.jp 屍と化した殊子と三谷部以外に誰もいない、病院の一室。人前で泣き顔など見せたことのない。親ですら、その泣き顔を見たことはない。 そんな三谷部が屍に向かって思い切り泣いた。すすり泣く声が開けっ放しのドアを通じて、廊下へと伝わる。部屋を出て目の前にあるベンチに座り、眉間に皺を寄せ俯いているのは、東雲だ。 三谷部自身、「人前では泣かない」と決めていた。無論、廊下にいる東雲には気付いていた。しかし、今回ばかりは泣かずにはいられなかった。泣いてなければ、やってられなかった。 三谷部はその翌日、学校を欠席した。自分の部屋に居れば、辛い現実から目を背けられる。背けていれば、忘れられる。そんな気がした。飯を食らうわけでもなし。水分を蓄えるわけでもなし。 感情に任せ、ただ壁を殴りつける。バッドでぶつける。そのバッドで、机を潰し、携帯を潰し、遂に当たる的が無くなれば床に叩きつける。 まるで今までの人生を全てを掻き消すように。父親が何やらドアの向こうで自分の名前を叫んでいる。母親がドアを叩く。外から聞こえる近所迷惑を訴える罵声。 それすらも掻き消そうとするかのように、バッドは勢いを増す。自分の部屋にあったノートパソコンは、元の綺麗な姿を失い、最早何だったのかすらわからない。 173: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/02(土) 16 43 52 部屋の中にあるものを片っ端から破壊し、最早暴れるパワーも無くなり、破片が散らばる部屋のベッドにグッタリと倒れ込む三谷部。先程まで名前を連呼していた父はうるさいのが収まったからか、いつまで経っても出て来ないからか、諦めて一階へ降りていった。 その数秒後、家のインターホンが鳴った。どうせ「今のは何だったんだ」とか「何をやったらそんなに騒音が出るんだとかの苦情だろう、と思っていたが、以外にも聞き覚えのある声がした。 「すいませーん。三谷部さんのお宅でしょうか? 馴君のクラスメイトの東雲と申しますが、馴君いますかー」 まるで担任教師の家庭訪問の時のような丁寧な口振りでそう声をあげると、母親が対応した。 「ごめんなさいね、馴は今とても人前に出られる状態じゃないのよ」 「そうですか。あんなことがあったら無理もないですね。でも、今どうしても話しておきたいんです。何とか出来ないですか?」 「そうね。わかったわ、馴を呼んで来るわね」 何故母親は帰さないのか。そんな素朴な疑問を抱いていると、「あ、僕があがっちゃダメですか」と言って、あがってきた。 「三谷部」 ガチャッ と音がして、自分の名前を呼ぶ人物へ目を向ける。哀れむような目で自分を見下ろす人物。無論、東雲であった。 「人んちの母ちゃんにゃ随分丁寧だなぁ」 嫌みたらしい微笑みを向けながらそう言って見せると、東雲はそれを流し本題に入った。 「何で殊子ちゃんが自殺すんだよ。お前そこにいたんだろ? 止めなかったのかよ!」 「アイツがそもそも二股かけたのが原因だよ!」 「違う!! お前が殊子ちゃんを信じなかったのが悪い! 何で 殊子ちゃんの言い分に耳を傾けてやれなかった! 何で必死に何かを訴えようとしてるって気付かなかった!」 三谷部は途端に、さっきまで暴れていた自分が恥ずかしくなった。確かにそうだ。何かを訴えようとしていた。しかし、それを言うことを躊躇しているようにも見えた。 「俺は別にお前を責めに来たワケじゃない。転校するんだ。親父の都合で。だから、その前にしとこうと思ってな、種明かし」 三谷部はその言葉を聞いた途端、頭の中にハテナが浮かんだ。種明かしとは、どういったことだろうか? 「お前が病院情報提供者のことを話してたろう? その情報提供者は、俺。で、今までのことも、全て俺が仕組んだんだよ」 東雲が何を言っているか、さっぱりわからない三谷部だった。何故なら、それは有り得ないからだ。 174: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/02(土) 19 29 15 「今までのことはお前が仕組んでた? おかしいだろ。どうやってお前がそんなこと出来る?何で自分で仕組んだことにいちいち金かける?」 「それだけじゃないぜ」 そう言って東雲は三谷部の方へ自分の携帯を放った。 「その中にある画像見てみろ。お前もよ~く知ってる筈だ」 言われるがまま、三谷部は携帯を拾い、携帯の中の画像を片っ端から見ていった。そこにあったのは……。 「これ……何でお前が」 「その写真の金髪が俺だからだよ」 それは三谷部の携帯に届いたものと同じ、殊子が他の金髪の男と性行為をしている写真だ。東雲は携帯の画像に呆気にとられている三谷部を横目に、バッグをガサガサと探り、何かを取り出し、それを頭に被せた。 「ホラ、こうすれば写真と同じ金髪男のできあがり!」 言葉の最後尾に音符がつくようなノリで東雲が言った。微量の涎が口から垂れるのを、舌でペロリと拭い、唇を舌で一周させる。 「まず俺は路地で奴らがサラリーマンの親父にカツアゲしてるのをみつけ、その画像をワザと携帯をフラッシュさせて撮影した。奴らは当然、フラッシュに気付いて振り返る」 「何でそんなこと」 「奴らの弱みを握って利用する為だよ。そのあと、自宅のPCにメールで画像を送った」 つまり、自宅のPCに送ってしまえば、その場で奴らに力づくで携帯を奪われたとしても、画像は自宅のPCに保存してある。それを警察に届ければ、逮捕させられる、と、三谷部は言わずとも悟った。 175: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/02(土) 23 49 56 「案の定、突っかかって来たアイツ等に言った。金が欲しくないか? ってな」 ここで三谷部はハッとした。病院で東雲が「グッと堪えて金を渡そう」と言ったことを。 「ってことは……」 「わかったか? お前はただ、配達しただけなんだよ。奴らになっ」 しかし、三谷部はまだ納得いかない。それもその筈。あと一つだけ、疑問があり、三谷部はそれを聞かずにはいられなかった。 「じゃあ、殊子は!? それだけのことなら、殊子をヤる必要はない筈だろ!?」 「ああ、そうそう。(それだけのこと)ならな。でもそれだけじゃつまらんだろ? だから、脅したんだよ。殊子ちゃんにも同じように種明かししてな。」 殊子に対し何人もが取り囲み、東雲が自分の仕業だと自白し、ここで性行為の画像を撮影させなければ三谷部はずっと悩み続ける。と脅したのだ。それならば、その後学校で殊子が元気がなかったことにも説明がつく。 殊子は確かに、二股をかけることはしていなかった。東雲は後悔の念を押さえきれない三谷部を余所に、続ける。 「あとは口封じだ。殊子ちゃんに、(このことを三谷部か他の人間に漏らしたら、この画像をバラまく)ってな」 それで殊子は誰にも言えなかった。そして三谷部にも余計な心配はさせまいと、黙っていた。しかし、悪魔は三谷部にだけは見せたのだ。 「しかし馴、お前には見せた。そうすればお前は殊子が二股をかけたと疑う。と、俺は踏んだ。でも面白いことにお前はそれで確信しちまったんだよ。」 176: 名前:ガマガエル (2STbn.bBVI)☆10/03(日) 10 43 28 179: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/03(日) 23 54 57 三谷部はわからなくなった。主犯は、目の前にいる東雲。全ては、東雲が原因で始まったのだ。しかし、殊子を信じなかった自分は…? あの写真を充分な物的証拠とし、事情を話そうとしている殊子の言葉には耳もくれず、突き放していた自分はどうだ。 それは、今更責め立てても仕方がない。しかし、三谷部はそれを悔いずにはいられなかった。三谷部に東雲を攻め立てる権利はない。自分から殊子を奪った犯人を目の前にして、膝を床につけただ呆然とするしかなかった。 途端に、東雲が三谷部の前髪を鷲掴みにして、無理矢理に上を向かせ、言った。 「どうだ? 楽しかったか? 俺の特別なマジックショーは」 180: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/04(月) 02 14 58 東雲はポケットから一本のシャープペンシルを取り出し、先端を三谷部の眼球に近付ける。ハァ、ハァ、と、何時の間にか呼吸が乱れている。 「なぁ。もう現実なんて見たくないだろ? これで潰してやろうか? そうすれば、何も見なくて済む」 東雲は一旦シャープペンシルを三谷部から遠ざけ、勢いをつけて振り下ろす。しかし、三谷部の目は血があふれ出るどころか、傷一つついてはいない。 見下ろすと、三谷部の股間の近く、床でシャープペンシルが真っ二つに折れていた。 「はははははははははははははははははははは! あはははははははははははははははははははは!!」 「お……、……えの腕を…………て…………よ」 三谷部がボソボソと何かを言った。声が小さく、震えている為、東雲には何を言っているかさっぱりわからない。どこか怒りが籠もっているような声だった。東雲はそれを逆撫でした。 「はぁ? 聞こえねぇッん!!」 聞こえねぇんだけど、と言おうとしたのは、十分わかる。何故最後まで言い切ることが出来なかったか。真正面から固く握られた拳が飛んだのだ。 181: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/04(月) 04 55 13 拳は東雲の顔面に直撃。東雲は不意をつかれ、為す術もなくただ後方にある壁に頭をぶつける。 鼻の穴から垂れている紅い液体、血を舌でペロリと拭い、ニッと笑う。何と挑発的であろうか、というよりは、普通なら心底ゾッとさせられるだろう。しかし、怒り狂った三谷部に対してはただの挑発でしかない。 三谷部の目から頬を伝い床にポタポタと落ちるものが一体何なのか、を、最早説明する必要があるだろうか?しかし東雲は不気味な笑顔を絶やさない。東雲は無抵抗だが、殊子を奪われた三谷部にとっては、東雲の頭を金属バッドでかち割る行為は、最早躊躇するに値しなかった。 182: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/04(月) 17 16 45 金属バッドを手に取り、勢いよく振り下ろす。もちろん、その先には東雲の頭部がある。 ガチャッ 東雲の頭部に金属バッドが触れる寸前、そんな音がして振り返って見るとそこには眉間に皺を寄せ、鋭い眼を此方に向ける母親がいた。 「止めろって、少しは落ち着けよ!!」 いきなり東雲が表情を変化させ、三谷部に覆い被さった。両手を床に押さえながら東雲は俯いてこう言った。 「辛いのはわかるよ、あんなに仲良かったもんな。でも、暴れたって殊子ちゃん、戻っちゃ来ないぞ」 と言う東雲は、薄笑いを浮かべていた。そのまま東雲は三谷部を起こし、強く抱きしめた。耳元に口を近付ける。三谷部の耳に東雲の吐息がかかる。 「ザマーミロ。苦しめばいいさ」 185: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/05(火) 04 55 27 三谷部は決意した。いつか、コイツを殺す。コイツにも、殊子がどれだけ辛い思いをしたか知らしめる必要がある。その為に殺す。 * トレーラーは、次のゲーム会場へと4つの車輪を走らせる。もうどれだけ走っているだろうか。三谷部は不思議と落ち着いていた。まるで、今から向かう場所がどんなところか、わかっていないように。 188: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/05(火) 16 58 36 結局、何故三谷部はこのゲームを辞退しなかったか。それは殊子の分まで、目一杯生きると決めたからだ。ならば尚更、このゲームを辞退すべきだと思うだろう。しかし三谷部は、このゲームを辞退したら、これからの人生、逃げっぱなしなだけだと感じた。勿論、根拠などない。 トレーラーは尚も速度を変えず、走行音を立て続ける。 189: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/05(火) 17 00 09 死のゲーム season1 END 190: 名前:(㍊゚д゚㌫)@J(ジェイ)J (HackerOF.g)☆10/05(火) 17 09 06 あとがき(的なもの) 死のゲーム、ようやくseason1完結致しました。今までご愛読下さった皆様、誠にありがとうございます。season2をやるかどうかは、未だ未定です。 何だか終わり方が自分でも何かしっくり来ませんので、season2をやるのならば、しっかり終わらせたいですな。 やらないにしても、次に書く小説でも皆様にまた楽しんでいただけるよう、頑張りたい所存で御座います。