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今日あたりペルセウス流星群が極大を迎えるというので、深夜二時頃家を出た。 本当はつかさと一緒に見る予定だったけど、部屋へ行ったらつかさは熟睡してたから、独りで見る事にしたのだ。 玄関から出てすぐに空を見上げたけど、流星群はおろか星すらほとんど見えない。 最初は、室内の電灯に慣れた目には星の光が微か過ぎるからだと思った。 でもしばらく空を見ていて、そうではなく結構雲が出てるのが原因らしいと気付いた。 これでは今日流星群を見るのは無理だ、そう思って家に戻ろうとした。 でも真夏の夜の湿った空気は思ったより快適で、クーラーの効いた部屋にいるよりなんだか気分が良かったので、もう少し外にいる事にした。 足はこなたの家の方に向いていた。別に家まで行こうと思ったわけじゃないけど。 遠いしね。ただそっちの方角に行きたかっただけの話。 時々空を見上げながら、これで横に恋人でもいればもっともっと楽しいんだろうな、 と思いながら歩く。たまに雲の切れ間に星が覗くけど、流星はひとつも見えない。 道の先に懐中電灯の光があるのに気付いた。他にも流星群をみようとしている人がいるのだろうか。 仲間を見つけたような気分。 流星群を探すのを中断し、ゆらゆら揺れる懐中電灯の光を見つめる。 人影が徐々に顕わになってくる。 背の低い、髪の長い小柄な女の子だ。 まだ何十メートルも離れてるのに、私はその子に呼びかけた。 「こなた」 懐中電灯の光が一瞬停止し、また前と同じペースで揺れながらこちらに向かってくる。 私は満ち足りた気分でこなたを待った。 こなたは開口一番、あきれたような口調で言った。 「かがみん、年頃の子がこんな夜中に一人で歩いてちゃあぶないよ?」 「……それはあんたも同じ事でしょ」 「あたしは格闘技経験者だから大丈夫だよ」 「あ、そ。ところで……」 私は期待を込めて訊ねた。 「どうしてこんな所にいるの?」 「別にー……ただ、歩いてたら自然と足がかがみんの家の方に向いたんだよ」 「そう」 口元がほころぶのを感じながら、私は出来るだけさりげなく相槌を打った。 ふと気付くと、こなたが私の顔を見ていた。今度は顔が熱くなるのを感じながら、私は言った。 「な、何よ?」 「うふふ」 こなたはいつものような調子で笑ったが、いつもと違ってからかうような表情じゃなかった。 しばらく無言で、私達は目的地もなく歩いた。いつも一緒に歩いてる時よりもずっと近く、肩が触れ合うくらいの距離を保って。 私は夜空を指さす。 「見えないね」 「うん」 「でも良かった」 「なにが?」 私はわざとこなたの肩に肩を軽くぶつけて言った。 「今夜外に出て」 こなたは下を向いて、小さな声で「あたしも」と呟いた。 携帯を見ると、もう三時半を回っていた。空は相変わらず雲に覆われている。 「今日はもう駄目かもね」 「だね」 「あんた帰りはまた歩かなきゃならないんだし、大変でしょ。今日はもううちに来たら?」 こなたはちょっと笑って、私の腕を取った。 「そうだね、かがみんにお持ち帰りされようかなあ」 「ば……何馬鹿な事言ってんのよ、もう……」 私の声には力がない。こなたが身体を預けてきたからだ。 今夜、この街で流星群は見えなかった。 でも、私にとって今夜は「流星群の夜」としてずっと記憶に残る事になるだろう。
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オレはルリリバーの川河口で生まれ育った誇り高きゴブリン族。 アホ面下げて歩いてる呑気な人間どもを襲って、身ぐるみはいだりしながら生活してる。 そんなオレには最近ちょっとした悩みがある。他でもないオレの可愛い妹のことだ。 妹は最近妙な病にかかっちまった。すぐ治るだろうと高をくくってたけどそれから随分経つ。 あいつの体力がじわじわとなくなっていくのを見るのは、流石のオレも辛かった。 ここ最近は毎朝出てくる時に絶対外には出るなよって念押してんのに、それでも出てきて仕事(=追いはぎ)をしたがるやんちゃで可愛い妹。 ついさっきだっていつでも戦えるような格好で外を歩いてるのを発見して叱ったばかりだ。 「無理なんかしてないもん、病気なんかへっちゃらよ!私だってゴブリン族の戦士なんだから!」 って開き直ってぷーって頬を膨らませる姿は我が妹ながら可愛いと思ったが、そこで甘やかしちゃいけない。 「いいか、はっきり言って今のお前は足手まといだ、大人しく家に帰ってろ!オレの言うことちゃんと聞くんだぞ!」 ときつい言葉を投げて制した。 妹が悲しそうな顔したけど、ここで引いちゃならない。 病気になって体力が減っても頑張り続けようとするこいつのひたむきな姿を見たらオレだって応援してやりたくなる。けど、けど! ここで妹の意思を尊重したら妹が無残にやられるような可能性がある限り、例え妹に疎まれてでも安全なところにいさせてやるのが兄の務めなんだ。 その日の夕方。 帰路を歩きながら、オレは妹の病気をどうにかする策はないのか?と考えていた。 そして考えながら家の前にたどり着くと、視界に入ってきた光景に思わず目を疑った。 妹が一割以下の体力を残して倒れていたのだ。 「おい!大丈夫か!!」 オレは驚いて、すぐさま駆け寄ってその体を抱きかかえた。 「お兄ちゃん…」 妹の息がすごく細くなってるのがわかった。 最期が近いと直感する。認めたくなんかないけど、オレの経験が物を言っていた。 「…私、さっき…人間に言われたの…ペットになったら治してあげるって。…でも拒み続けてこんなにされちゃった…」 オレの肩が強張る。人間のテイマーにペットにさせて治させる…それはこのオレもさっきまで少し考えてたことだった。 けど一度ペットになったらもう独立は出来ないって聞いたことがあったから、提案はしないでおこうとも思ってた。 「…よく頑張ったな」 髪を撫でてやると、妹は弱々しく笑いながら照れたような顔をした。 「だって…そしたらお兄ちゃんと離れ離れになっちゃうじゃない…。そんなのいやだもん」 その時だ、後ろから野犬の吼えるような声が聞こえてきたのは。 オレは慌てて振り返った。感傷的になってたせいで、気配に鈍感になってたらしい。 オレの背にぴったりとくっつくように、二人の人間の冒険者が立ってた。一人はごつい男、一人は狼男。 (……しまった、やられる……!) とっさに妹を庇おうと抱きしめたオレの腕を、ごつい男がつかんだ。 「…っ離せ!」 「その子を診せてみろ、治せるかもしれない」 ごつい男は冷静な声で淡々と言った。 俺は思わず、「は?」と間抜けな声をあげた。 普段なら人間なんて視界にいるだけで攻撃対象だったけど、藁にもすがりたい状況だったから二人のやることを黙って見てた。 それにオレだって伊達に何年も前線にいるわけじゃない。 そいつが本気かからかってるのか見分ける目ぐらいはあるし、万が一怪しい動きでもあったらいつだって攻撃してやるつもりで見てた。 まず狼男が妹の体に憑依して体力の低下を止める。 ごつい男が憑依されたままの妹の体にフルヒールをかけて体力を回復させ、キュアで病原菌を殺す。 ついでにブレスとプレエビをかけた後、狼男が憑依をやめて妹に体の自由を返す。 それだけの手順で、妹はばっちり回復したようだった。 しばらくぱちぱちと不思議そうに瞬いていた妹は、立ち上がって軽く両手を動かすと実感が湧いてきたようで、飛び跳ねながら喜んだ。 「お兄ちゃん、今私すごく調子いいよ!橋の向こうのトライアングルにだって勝てそうな気がする!」 「それは言いすぎだろ」 オレはつっこみながら、顔が勝手に緩んでいくのを感じた。 「大丈夫そうですね」 狼男は満足気にそう言って、ごつい男に帰ろうという視線を送った。ごつい男も頷いてオレ達に背を向けた。 オレはとっさに口を開いた。 「いいのか?何も要求しなくて!…後悔するぞ!」 本当はありがとうって言いたかったけど、なんとなく素直になれなくてそんな言い方になった。 ごつい男は無表情で顔だけをこっちに向けて、 「物で釣られるような安い人間と一緒にしないでくれ。我々はそんな事の為に来たわけじゃない。これは我々が勝手にやったことだ」 と言い残すと、振り返りすらせずに狼男と共に去って行った。 後から風の噂で聞いた話じゃ、最初に妹をペットにしようとした人間は、病気の進んでる妹を見つけて放っておけなかったらしい。 でも妹のペットになりたくない意志が強くて自分じゃどうにもできないと悟ったそいつは、街に戻ってあの二人を呼んだんだそうだ。 後に、今回のブレスとプロエビがきっかけでここら一帯の誰より強くなった妹は、ゴブリンリーダーとしてルリリバーの川河口一体をしめるようになる。 そしてこの地域の全てのモンスターに、通過する人間を無差別に襲うことを徹底的に禁止する。 理由は言わずもがな。オレ達は人間もすてたもんじゃないことを知っているからだ。 1スレ目>> トップへ>>
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「俺と組まんか?出口を出て西の方向に歩いてるからな」 すぐには無理だろうと思われていた合流は、意外にもあっさりできた。 急いでいる様子は全く無く、のんびりと歩くその後姿は、デイバッグを 担いでいなければ球場にいる時と何ら変わりない。 夜という事と自身が近視という事から、かなり近付かなければ背番号の 数字もよく判らなかった。 しかしその数字を確認すると共に、自然と緊張は解け、自分だと安心させる為に 高橋建(22)は小走りで近付きながら声を掛けた。 「佐々岡さん!」 名前を呼ばれた佐々岡真司(18)は歩みを止め、ゆっくり振り返った。 手に持っている懐中電灯を照らしながら高橋だと確認する。 「おう」 短くそう返しただけで、佐々岡は歩き始めた。 それに遅れを取らない様に高橋も慌てて追う。 肩を並べようと歩調を早くするが、それを拒む様にずんずん先を行く佐々岡。 すると小道を逸れ、森の茂みへと方向を変えた。 がさがさと大きな音を立てながら突き進む。 「あの……他の人は?」 他にも誰か誘われたと思っていたが、どうやら佐々岡と自分の二人だけらしい。 「おらん」 振り返りもせずそれだけ答える。 「……」 妙な不安を感じたものの、それ以上喋る気にもならず黙り込んだ。 ―――――どれぐらい歩いただろう。 腕時計に目をやるとかれこれ30分は経っていた。歩いても歩いても同じ景色しか見えてこない。 夜の暗さに目は慣れたはずだったが、佐々岡の前方に見える覆い繁った無数の木々達が行き先を邪魔する。 それでもどちらとも歩くのを止めない。しかしずっとこのままでいるわけにもいかない。 そもそも佐々岡の目的はなんだろう。誰かを探している風でもなく、 ただ闇雲に歩き続けているだけの気がする。 何故他の人間はいないのか。何故自分だけが誘われたのか。 「佐々岡さん」 1人で考え込むより明確な答えが欲しくて、久々に口を開いた。 佐々岡は振り返らない。それでも今度は続けて話しかけた。 「やっぱり……他の人も探しませんか」 「……」 「二人だけだと心細いというか。ほら、誰か俺達と行動したいと思ってるかも知れな」 最後まで言い切る前に、佐々岡は立ち止まった。つられて高橋も歩みを止める。 「本当にそう思うか……?」 ゆっくりこちらを振り返った佐々岡の顔はどこか強張っていた。 「え……?」 視線をすぐ下に向けると、発射口が当然とばかりにこちらに向けられている拳銃。 「何を……!」 驚きと共に二、三歩後退り、できるだけ佐々岡から距離を置こうとする。それを 逃さないかの様に佐々岡も合わせて右手を伸ばした。 「お前の選択は二択だ」 ゆっくりと指が引き金にかかる。 「俺と組むか。それとも今、俺に殺されるか」 涙もろいことが自分の代名詞の様になっている高橋だったが、その場も例外では なかったらしく、すでに溢れんばかりに両目には涙が溜まっている。 自分の思惑通りになったようで、佐々岡は口端を吊上げると右手を下ろして再び歩き始めた。 高橋は何も言えず、先ほどよりも距離を開けて佐々岡の後ろを付いて行くしかなかった。 【生存者残り40人】 prev 16.北へ、南へ next 18.選ぶ者、選べない者 リレー版 Written by ◆9LMK673B2E
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[Kelly Rowland] 私…あなたを愛してるわ、私…あなたが必要なの ネリー私…愛してるわ、本当よ…あなたじゃないとダメなの、でも [Chorus Kelly Rowland] 何をしていたってあなたのことしか考えてないの 恋人と一緒にいるときだって私はあなたに首ったけなんだわ 何をしていたってあなたのことしか考えてないの 恋人と一緒にいるときだって私はあなたに首ったけなんだわ [Nelly] 近所に可愛い子が引っ越してきたんだよ まあ目も眩むような娘でさ 今までの中でダントツで最高の女だわ でも彼女には夫も息子もいるんだよ 気にしないけどさ だってオレは合図を待ってちゃんと耳を澄まして、自分のポジションをしっかり守るだけ 野球のショートのように あの子が打ってくるもの全部拾い上げるだけ そうすればたちまちあの娘はオレのものになるってわけだ 確実にな なんせオレは幸せな家庭をぶち壊すような悪人じゃなかったんだが でもあの娘のことだけは気になって、本当一人にしておきたくないんだよ だから教えてよ どうなるんだ? ってオレが聞いたら 君は言ったね 『あなた私がどれだけ愛してるか分かんないの?』って [Chorus] [Nelly] 君のことはしょっちゅう見かけるし君もこっちを見てくる、でもオレは話しかけたりしない ニガーってもんは自分の女のこととなると頭に血がのぼっちゃうもんだからね でもネリーはそんなことまっぴらだね (女の奪い合いなんてゴメンだ) 分かるだろ、本気でゴメンだ でもオレは君の個性とかスタイルとか振る舞いとか全部がもう大好きだ オレのところにやってきては呼び止め、旦那の2シーターでオレを誘ってくれるトコとか そういうのギャングスターだよなあ この感謝の気持ちはとびっきりスペシャルに伝えてやるから覚えといてくれよ そりゃ荷造りしてハイさよならってのは君にとって全然簡単じゃないさ 君と旦那の間には例え愛が冷めたって離れられない理由があるのも分かるし その辺の分別はついてるよ、でもそれでオレが行こうとしたその時 君は言ったね 『あなた私がどれだけ愛してるか分かんないの?』って [Chorus] オレに歌ってくれよ、K [Kelly Rowland] 愛してる(ホント?)、あなたがいてくれなきゃ困る ネリー、本当に愛してるの… もうあなたの想像なんか遥かに超えて大好きよ ボーイ 本当に本当なの この愛はあなたを裏切ったりなんかしないわ ずーっとずっとよ、yeahh-yeahh.. [Nelly] イーストコースト、みんなノリノリだろ ダウンサウス、みんな飛び跳ねてるだろ ウエストコースト、みんなノリにノッて歩いてるだろ ミッドウエスト、ちゃんとスウィングしてるじゃん 『あなた私がどれだけ愛してるか分かんないの?』 [Chorus]
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砂地の芽 ↑ここに俺と、俺の友達の小説が公開されています。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5016.html
コポコポ 梓「…………」 唯「……久しぶりな気がする」 梓「……はい?」 唯「こうして部室でお茶するの」 梓「そう、ですね」 唯「…………」 梓「…………」 コポコポ 梓「……どうぞ」コトッ 唯「ありがと、あずにゃん」 唯「…………」ズズッ 唯「おいしい。ムギちゃんにも負けないおいしさだよ」 梓「……お世辞にも程がありますよ」 唯「お世辞じゃないんだけどなぁ」 梓「七割引で受け取っておきます」 唯「あずにゃんは相変わらず手厳しいね。……自分にも」 梓「…………」ズズッ 唯「…………」 梓「……唯先輩」 唯「なに、あずにゃん」 梓「…………」 梓「……私たち、また前のように戻れますか」 唯「…………ぎゅっ」ギュッ 梓「ゆっ唯先輩!? ダメです澪先輩が見たらどうするんですか!」 唯「澪ちゃんも同じだよ。私たち……軽音部に、あの頃に戻って欲しいって願ってる」 唯「私のせいだから。……仲直りのぎゅっだよ」 梓「……ずるいです。それに唯先輩の責任じゃ」 唯「…………」スッ 梓「あっ……」 唯「じゃあ……今日は帰るね」 唯「……また、明日。ね」 梓「……練習しなかったら、許しませんからね」 唯「うん。ばいばい、あずにゃん」ガチャ 梓「……さようなら。唯先輩」 … 紬「あ、唯ちゃん……」 唯「ムギちゃん、私が言えることじゃないんだけど……」 唯「あずにゃんのこと、お願い……」 紬「言われなくても」ニコ 梓「…………」 梓(一人か……) 紬「こんにちは~」 梓「ムギ先輩……。こんにちは」 紬「お掃除で疲れちゃった。梓ちゃん、お茶頂ける?」 梓「はい。ちょっと待っててください」 コポコポ 梓「……どうぞ」コトッ 紬「ありがとう」 梓「…………」 紬「おいしいわ。私が淹れるよりも」 梓「…………」 梓「」ポロポロ 紬「いい子ね。梓ちゃん」ナデナデ 梓「」ポロポロ 紬「梓ちゃんはよく頑張ったわ」ナデナデ 梓「」ポロポロ 紬「私でよければ……もっと頼ってね」 梓「」ギュウゥ 紬「…………」ナデナデ …… 唯「澪ちゃん、お待たせ」 澪「唯……もう、いいのか」 唯「うん」 澪「そっか……」 唯「も~澪ちゃんがそんなに深刻な顔してどうすんの~」 澪「唯が楽観過ぎるんだ」 唯「えへへ。帰ろ」 澪「うん」 唯「…………」テクテク 澪「…………」テクテク 唯「明日からね、またいつもの軽音部なんだよ」 澪「また急だな。律の奴サボり癖付いてるんじゃないか」 唯「いつも通りじゃん」 澪「そうだな」 唯「私がコード忘れてて、澪ちゃんが怒って、りっちゃんが笑って、ムギちゃんがほんわかさせてくれて、あずにゃんが可愛くて~」 澪「あはは。私がまた悪者か」 唯「えへへ、そうだね。ごめんね」 唯「ごめん……」ギュッ 澪「…………」 唯「…………」 澪「…………」 唯「…………」 澪「またあの頃に戻れるんだ。それに私たちが卒業しても、憂ちゃんも純ちゃんも軽音部に入ってくれる」 澪「泣く奴があるか……」 唯「じゃあ……なんで、澪ちゃんも泣いてるの……」 澪「泣いて……ないよ」 唯「うそ」 澪「唯こそ」 唯「泣いてないよ」 澪「じゃあ、顔上げてみて」 唯「ん~っ……」 澪「唯……」 唯「!」 唯「…………」 澪「…………」 ~♪ 純「おはよ、憂」 憂「おはよう、純ちゃん」 純「今日はお姉ちゃんと一緒じゃないんだ」 憂「うん。今日からは澪さんと一緒に登下校するんだって、早起きして行ったの」 純「あー……。やっぱり憂が起こしてるの?」 憂「違うよ。今日はちゃんとお姉ちゃん一人で起きられたよ」 純「でもさー。憂のお姉ちゃん、また一人で起きれなかったりするようになるんじゃないの」 憂「ひどいよ純ちゃん。お姉ちゃん頑張ってるんだから」 純「ごめんごめん」 憂「それにそうなっても別にいいの!」 純(さすが憂。それがダメなのを分かってない) 純「そうだ。憂がお姉ちゃんを起こせないようにすればいいんだ」ピンポーン! 純「そうすれば憂だってお姉ちゃんを起こせなくても仕方なくなるでしょ?」 憂「でも、お姉ちゃんより優先させることなんてそうそうないよ」 純「明日から私と一緒に登校。待ち合わせ時間指定で。きーめた」 憂「えっ?」ピタッ 純「ほらほら、立ち止まってると先に行っちゃうよ~」 憂「ちょ、ちょっと純ちゃん、勝手に決めないでよぅ」アセアセ ~♪ 澪「ごっごめん唯!」 唯「澪ちゃんおーそーいー」 澪「はぁ、はぁ、ごめっ、はしって、きた、んだけど、はぁ、はぁ」 唯「うわっ! 髪ぐちゃぐちゃじゃん」 澪「み、身支度もあまりする、じ、時間がなくて、はぁ、はぁ~疲れた」 唯「しょうがないなぁ澪ちゃんは、これから先が思いやられるよ」 澪(唯に言われてしまった……) 唯「ベースケース前に持ってゆっくり歩いてて。私が後ろから髪梳きながら歩くから」 澪「えへへ///」 唯「もしかして澪ちゃんこうして貰いたくて?」 澪「ち、違う違う/// き、昨日は髪あまり乾かさないで机で寝ちゃってそのあとベッドで寝たら」 唯「はいはいー。こっち向かないでうまく梳けないよぉ」 澪「ごめん……」 唯「うふふ。そうだ、うさちゃんの髪留めお揃いにしようよ。今度私がプレゼントするよ」 澪「本当?」 唯「うん本当」 澪「嬉しいな。唯とお揃い」 唯「ねぇ澪ちゃんがこんな風になるなんて、何してたの?」 澪「えーと……」 澪(昨日筆入れから前に唯から貰った暗号メモ紙を見つけて、なんとか解読しようとしててそのまま机で寝ちゃったんだよな) 澪(解読して驚かせたいから唯には黙っておこう。そういやあのメモ紙どこ行ったんだろう。机の下にでも落ちたのかな) 澪「宿題に決まってるだろ。唯はちゃんとしてきたんだろうな」 唯「……し、したよ。した。……はんぶんくらい……」 澪「はぁ、まったく。ノート写させないからな」 唯「えぇ~。助けてよぉ」 澪「だーめ」 唯「澪ちゃんの髪すっごくきれいだよね。ほら、コシがあって寝癖もすぐ直るよ」 澪「なにを言われてもだめー」 唯「澪ちゃん……好き」 澪「……///」 唯「澪ちゃん大好き///」 澪「/// そ、その上の言葉、言ってくれたら考える……///」 唯「えー/// 私ばっかりずるいよぉ。澪ちゃんがまず今の応えて///」 澪「う~/// わ、私も……唯が大好き……///」 唯「えへへ~/// えっと、えっとね……」 唯「澪ちゃん……ぁ、ぃ……る///」 唯「やっぱり恥ずかしいよぉ!/// 澪「もぅ……仕方ないなぁ/// 特別だからな。それに今日宿題出たら部活のあと……私んちで一緒にやること///」 唯(澪ちゃんちで/// 明日休みだよね///) 唯「うん! 約束する!」 澪「あと……梓にするみたいに、私にも時々……ぎゅって、して欲しい……///」 唯「/// ……いっぱいするね。だから私にもいっぱい……」 澪「……うん///」 唯「……ん、あれ?」 澪「なに?」 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」 澪「え、唯取って」 おわり。 補足 http //kids.nifty.com/study/abc/index.htm 暗号解読のお供に。凄く今更だけど 戻る
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えーと、グループ02に新しく「柘榴」が入ったそうですーw リア友なので、性格は知っていますが・・・うん、まぁ多分大丈夫・・・かな?w とにもかくにも、これからの活躍を期待していますww
https://w.atwiki.jp/karasu623/pages/41.html
えっとー、タブン一日遅れましたが新しく「幻想」が砂地の芽に加わりましたw 表裏との共同作品らしいッスー 読んでみましたが面白かったので俺のなんて読まずそっち読んでても良いですけど・・・俺が泣いちゃうZE★ミ 誰かが俺の小説を読んでくれている事を願い明日を生きる改羅でしたーwー
https://w.atwiki.jp/gijin-kareshi/pages/536.html
ドキドキ野外学習!生徒独り言のまとめです 編集、情報のご協力お願いします ●奇人 出発準備! んぁー、めんどくせ。 バスが来い。 それオモチャやない、発明品や!! あふん、ここで開けちゃダメェ~!! センセセンセ!! 早くゥーーーーイケズゥーーーー!! キャンプ場到着 キャ~ンプキャンプ~っ!! うひょひょい…ここであの計画を…♪ Cグループ? 新種のウイルスか何かカナ? 軍手つけても濡れるし汚れるし木の枝とか刺さるし何の意味がアルノォ~ゥっ!? 森でゴミ拾い ゴミだらけ? 何を言っとるのかねチミ、宝の山じゃないかブヒヒ。 「バキューム君初号機」があればどんなゴミだって吸い……キャァアア(一人称)吸い込まれちゃうゥ~~~!! いつも大きな発明品をどうやって持ち運んでるのかって?それは~ねぇ、おっと誰か来たようだ。 川でゴミ拾い んあー…これは使える、こっちは使えな~い、ポイポイッ! 川に流されるゥ~誰か助けて~早く助けてくれないとぉ~ゲヘヘヘヘヘ 今(一人称)、川の流れと一体化してる…!! 森の奥へ… 森に迷った(生徒名)一行…このあとトンデモない出来事が!!…続きは60秒後!! こういうときはマミムメモの法則を使ってぇ…で、右と左どっち行く? センセセンセ!! でっかいナスが歩いてるゥーーッ!!顔ついてるゥーーッ!! 生命の大樹 わー、ステキな眺めですなー(棒) ねーねー、このおっきな木改造して(一人称)の研究所作っていーい? センセお腹すいたー、焼きナス食べたいんですケドー。 皆で夕飯作り! (一人称)って実は肉体派なんだよ?アタタタタタタタ調味料乱舞ッ!! ねーセンセ、さっきまでここに居たベアトリーチェ知らない?…あ、うんナマコの。 愛情と怨念を込めてお鍋コネコネするぞー。 楽しい食事タイム この料理なーに? 強烈な味と刺激臭がしてブニブニの触感がトレビア~ンだね…おぶぇぇぇえええ!! センセ、だいじぶよ。 死ぬこと以外は全部かすり傷だから。 愛情込めて皆に配ってくる! キャンプファイヤー! ジェンガの最高連結人数でギネスに挑戦してくる!! 皆で連結して「セイFOO!!」って掛け声かけるのがアドル星のトレンドなんだって。 あふん…何で皆逃げるの…?そういうお年頃なの? コテージでおやすみ 野外枕投げってとってもデンジャー!! センセセンセ、さっきスパイ大作戦してきたヨ!!窓ガラスに張り付いて擬態は完璧だったのにバレちゃったけど。 ぐわぉぉお~すぴょぴょぴょぴょ……おっと頭脳は起きたまま体だけ眠ってしまったようだ。 コメントフォーム 情報などがあればコメントよろしくお願いします 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/1131.html
女子高生シーサーペント シークレットレア 必要魔力 20 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 4692 7055 11747 8000 誕生日 5月15日 身長 130cm 体重 32kg 3サイズ スキル 学園聖域効果 状態異常を高確率で回避する 親愛度 コメント 低 どうかな…変じゃないよね?お兄ちゃんと一緒に学園生活を過ごしてみたくて、あたしも準備してみたんだけど…あ、それじゃあ二人で一緒に登校しよっか…えへへ〜、楽しみ楽しみ♪ 中 この間、あたしとお兄ちゃんが二人で歩いてる姿を見たおじいちゃまが「兄妹みたいだ」って言ってた…ひどいよね…せめて、カップルとかがよかったのに…でも、お兄ちゃんの妹っていうポジジョンも悪くないかも… 高 なんだかとっても幸せな気分…こうやってお兄ちゃんと歩いているだけで、胸がドキドキする。おじいちゃまが言ってた…これって、恋をした人特有のものなんだって。お兄ちゃんはどう…?胸、ドキドキしてる…? 嫁 あたし、制服を着てから少し積極的になれた気がする…だって、こうしてお兄ちゃんに気持ちを伝えることができたんだもん。あたしが好きになった相手がお兄ちゃんで、本当によかった! 親愛度 セリフ 低 制服の女の子に男の人はクラっとなるっておじいちゃまが… ど、どう…?似合ってるかな…? 制服姿で海辺を走る…青春って感じがする! お兄ちゃんと手を繋いで海辺を走りたいの! 中 お兄ちゃん、この問題がわからないんだけど…教えて…? うーん…ちょっと子どもっぽいかな…? 妹みたいって…嬉しいような悲しいような… バトルは…制服が汚れちゃうからあんまり… 高 今日のお弁当は海鮮丼だよ、お兄ちゃん! あたし、水泳の授業なら学年で一位になれるよ! 制服のまま戦ったら、ほら…み、見えちゃうし… おうちに帰ったら、勉強を教えてほしいの… 嫁 学生のうちに結婚って…ちょっとロマンチックだよね♪ お兄ちゃんのおかげで、少し大人になれた気がする…! あたしの気持ち…受け取ってくれて、ありがと これからは恋人らしいこともたくさんしようね! スキンシップ後 朝 制服姿でチュー…なんか、照れちゃうね… 夜 ん…制服のまま寝たら…ダメ、だよね…スヤァ… なでなで なんだか、青春って感じがする…! その他 誕生日 あたしの誕生日、覚えててくれたんだね…! 制服姿でチュー…なんか、照れちゃうね… -- 朝 (2015-03-30 14 35 05) 親愛度:高コメント「なんだかとっても幸せな気分…こうやってお兄ちゃんと歩いているだけで、胸がドキドキする。おじいちゃまが言ってた…これって、恋をした人特有のものなんだって。お兄ちゃんはどう…?胸、ドキドキしてる…?」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 03 30) 親愛度:高セリフ「おうちに帰ったら、勉強を教えてほしいの…」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 04 36) 親愛度:高セリフ「あたし、水泳の授業なら学年で一位になれるよ!」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 05 19) 親愛度:高セリフ「制服のまま戦ったら、ほら…み、見えちゃうし…」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 05 59) 親愛度:高セリフ「今日のお弁当は海鮮丼だよ、お兄ちゃん!」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 06 25) 名前 コメント