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6月1日1999年 乗員乗客139+6人 2時間遅れて ダラスフォーランド空港をリトルロック空港に向けて出発 運行管理者は、嵐より速くリトルロックにつくよう命令する 飛行距離は、短いにで大丈夫だろう しかし嵐の風で着陸失敗オーバーラン事故を起こし11人が死亡する・・・ 航空機事故は、偶然の産物では、ありません なんらかの連鎖的な出来事の結果です 航空機事故は、なぜ起きてしまったのか? その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています ~嵐との競争~ 1999年6月1日 乗員乗客145人 md-82の アメリカン航空1402便が 嵐が起きていたため アメリカダラスフォード空港を2時間も遅れて出発した・・ 予定は、リトルロック空港行き そしてそのとき 運行管理人「アメリカン航空1420便」 機長「はい?」 運行「リトルロック空港に嵐より早く着陸しろ 機長「そんな無理ですよ」 運行「大丈夫だ飛行距離は短い」 機長「そうですけど・・・分かりました」 運行「ではたのんだぞ」 副機長「なんでしたか?」 機長「嵐より早く着陸しろとだって」 副機長「そうですか 嵐との競争 ですね」 機長「そうだな」 アメリカン航空1420便は、問題なく離陸した フライトも問題ないしかし着陸が近づくにつれ 機長たちが恐れてたことがおきる 機長「やばい揺れてる」 副機長「嵐が来たんです」 機長「くそ!このままでは、飛ばされる・・・」 副機長「大丈夫です滑走路が見えてきました」 機長「よし着陸だ」 がたがたがたがた 機長「だめだ揺れてる」 副機長「コントロールがきかない」 機長「このままでは、」 バン 全員「うわ!」 機体の車輪が地面についた 副機長「だめだスリップしてる」 ごろごろバン!雷が落ちた その瞬間といってもいいんでしょうか 機体の前輪が折れて電灯に突っ込んだ 機体に大きな穴が開いたそしてコックピットが 外れた・・・11人が死亡した 機長を含めて・・・ いったいなぜ起きたのか・・・ それは、強く着陸したためスリップして 滑走路をオーバーランしてしまった・・・ それで11人の命を奪ってしまった 嵐の風さえなければ・・・
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父親と子供 パイロットとキャビンアテンダント テイクオフからランディング いつものフライトのはずだった・・・ しかしそれが悲劇に変わったら・・・ 航空界に刻まれた惨劇を関係者や目撃者の再現で小説で再現 メーデー!2/航空機事故の真実と真相 順調に飛行していたアトランティックサウスイースト航空529便しかし突如左エンジンが強烈な避ける音と共に爆発しました。機長たちの必死に操縦し近くにある空港に引き返す姿は、まるで傷ついた鳥が方向転換するよう感じでした。機体はどんどん上昇せず、逆に下降するだけでした。機長たちは、機体を不時着させました。乗客乗員は、やっと地上に降りれると思いましたが、悲劇は、まだ終わっていませんでした。 航空機事故は、偶然の産物では、ありませんなんらかの連鎖的な出来事の結果です航空機事故は、なぜ起きてしまったのか? その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています これは、コックピットボイスレコーダーと目撃証言によって再現された真実のストーリーです。 第2話 ~傷ついた鳥~ A Wounded Bird 1995年8月21日。ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港発ガルフポート・ビロキシ空港行きアトランティックサウスイースト航空(ASA)529便は、乗客乗員29人を乗せ離陸した。 ASA529便の機体は、エンブラエルEMB120型機でした。EMB120は、両方の主翼に1つずつプロペラがついている機体でした。 離陸後約19分機長、副機長は、今日のフライトの話をしていました。その1分後高度18000フィートに上昇したとき「バーン!」衝撃とともに左エンジンが爆発しました。この音は、機体中に広まり、乗客たちは、自分の乗ってる飛行機の左エンジンが爆発したことにただ驚くしかありませんでした。客室乗務員は、乗客たちを落ち着かせようと 「飛行機は、エンジン1つで飛べます、大丈夫です」 と言いました。確かに飛行機この場合旅客機は、エンジン1つで飛べます、しかしASA529便は、違いました。左エンジンの損傷は激しく、裂けていたのです。そのため空気抵抗が増大機体は、失速し急降下していたのです。左エンジンが爆発したため機体は、左に旋回しながら機首下げで急降下しました。 ASA529便に乗っていた乗客の男性の1人は、瞬きをせずに左エンジンをずっと見ていました。 そこに客室乗務員が来たところ 客室乗務員「エンジン1つで飛べますよ」 男性「こんなエンジンで?飛べるわけないだろどうせ墜落するんだろ?」 客室乗務員「・・・窓閉めますか?」 男性「どうせ墜落するなら何かを見といたほうがいい」 客室乗務員「・・・」 客室乗務員は、何もいえませんでした、彼女も墜落すると思っていたのです。 上でも言ったように旅客機はエンジン1つで飛べますがASA529便の場合エンジンが裂けていたので空気抵抗が増大していたのです。エンジン1つで飛べるのは、大体は、燃料切れ、故障の場合で爆発したら機体は、飛ぶことはできず、墜落してしまうのです。 小さなプロペラ機に悲劇が起きました。 左エンジンが爆発し空気抵抗が増大・・・機体は、失速し降下し始めました、ASA529便のことです。 乗員乗客29人。最悪な状態の機体を機長と副機長は、必死に操縦し27人の命を助けようとしていました。 機長たちは、近くの空港に着陸しようとしていましたが、高度が足りません、どこの空港からもレーダーに映らなくなってしまったのです。 機長「操縦がまったくきかない・・・どうなってるんだ」 副機長「わかりません」 実は、このとき機長たちは、エンジンが爆発したと思っていませんでした。 なぜなら爆発音が通常とまったく違うのです。 そのため爆発だと気づかず、エンジンを止めていませんでした。つまり機体の状態がどんどん悪化していたのです・・・ 通常エンジンが故障した場合、とめるのが普通です なぜなら故障したエンジンを動かしておくと爆発や炎上をする可能性があるからです・・・ 副機長が外の状態を見ました。 副機長「エンジンが爆発してる!」 機長「なんだと!」 副機長「エンジンは、ただたんに主翼に引っかかってるだけです!」 機長「なんだと・・・・」 機長たちは、機体の状態をようやく知りました、しかしそれを信じたくはありませんでした。 離陸から数分後機体は、大きく左に旋回しながら、急降下を始めした。もう飛べなくなったのです。 機長たちは必死に不時着する場所を探しました。 副機長「あそこだ!」 機長「よし!行くぞ」 機長たちは、牧場に不時着させることにしました。 機体の効果率は増大するだけでした。もう木の上をぎりぎり飛べるぐらいの高度しかありません。 機長は、必死に操縦士不時着する準備を始めました 機体は、木の先とかすれるようになりました。 副機長「エミリー愛してるぞ・・・」 この副機長の言葉は、実際のコックピットボイスレコーダーに残された最後の言葉でした・・・ ASA529便に悲劇が起きました・・・ 左エンジンが爆発しきたい急降下し始めました。 とうとう機体は、木々に衝突するようになってしまいました。 機長「行くぞ!」 副機長「・・・・」 バキバキバキ!!! 機体の右主翼が木々に衝突、葉っぱを撒き散らしながら、機体は、やや機種下げ状態で地面に突っ込みました、その瞬間、機長と副機長の意識は、なくなり乗客の1人は、叫び声を上げていました・・・ 機体が地面を滑走していると左主翼、垂直尾翼、水平尾翼が脱落。 激しくバウンドしたあとスピンしながら機体は、前後に分裂して停止しました 乗客乗員の意識は、完全に消えていました。 数分後、乗客1人の意識が戻り、機体から脱出しました。 実は、このとき死亡者はいませんでしたが生存している、乗員乗客たちにさらなる悲劇が襲います・・ 不時着したASA529便 1人以外の乗客に意識はありません、一人だけ逃げて行きます。なぜ逃げてしまったのでしょうか? それは、燃料が漏れていたからです。 乗客が次々と目を覚ましました 外を見ると、所々燃えています 「これは、早く逃げないと!」 乗客たちは、次々と逃げていきます しかし取り残されている乗客もいます いっぽう最初に逃げ出した乗客は、コックピットのほうに歩いていました、 そこで彼が見たのは、必死に窓ガラスを割っていた 副機長でした。 副機長は身動きがとれず、棒で窓ガラスを割って出ようとしていました、しかしコックピットの窓ガラスは、頑丈でなかなか割れません 副機長「助けてくれ!」 乗客は、悩んでいました ここで命をかけて副機長を助けるか 見殺しにして逃げるか 副機長「助けてくれ!この棒で窓ガラスを割ってくれ!」 乗客「・・・・・わかった!」 乗客は、棒を受け取り窓ガラスを割り始めました ASA529便が墜落したのは、牧場だったため その牧場主は、電話をしていました 牧場主「飛行機が庭に墜落しました!」 救急「飛行機が!?」 牧場主「飛行機です!燃えています!」 この牧場主の電話により救急は、墜落事故がおきたことに気づきました 副機長「この穴から出てみる!」 乗客「わかった」 副機長「だめだ!もうちょっと割ってくれ!」 バキ! 乗客「棒が折れた!」 副機長「なんだって!・・頼む俺の妻のエミリーに愛してると伝えてくれ!」 乗客「しかし・・・」 副機長「俺はどうせ死ぬ!頼む俺の最後の言葉だ」 乗客は、どうすればいいかわかりませんでした とにかく救急が来るのを待っていました いっぽう後から逃げ出した乗客たちは、 逃げ遅れた乗客たちが燃えているのを見ていました 彼らにとってそれは、地獄絵図だったでしょう・・・ 乗客「ここから飛び降りるの!?」 乗客2「そうだ!早く飛び降りろ!」 乗客「でも下は火の海よ!」 乗客2「いいから早く!」 このような会話が先に逃げた乗客たちに聞こえていました。 ピーポーピーポー 乗客「救急が来たぞ!」 副機長「来たのか・・・」 救急隊員「これからは、私たちが」 乗客「はい!」 副機長「頼みます!私の妻エミリーに愛してると伝えてください!」 救急隊員「それは、できません」 副機長「なぜですか!?」 救急隊員「私があなたを救いますから!そしてあなた自身が自分の妻に愛してると言ってください」 乗員乗客は、病院に運ばれ手当てを受けました しかし機長と乗客4人が犠牲となりました 機長は、最後まで機体をコントロールしなくなったのです・・・死因は、一酸化炭素中毒でした。 事故から1ヶ月の間に3人が死亡さらに4ヵ月後1人が死亡しました。 この事故で9人が犠牲になり、20人が重軽傷を追いました・・・ この悲劇を生んだ原因は何だったのでしょうか? 事故原因は、点検のミスでした。 このASA529便の機体は、点検を受けていましたが問題は、爆発したエンジンです。エンジンのブレーダーの点検をしていた会社は、ブレーダー内を見るために白いライトを使っていました。 白いライトこれが問題だったのです。 白い光の場合反射してしまいますそのため小さなひびを見つけることができなかったのでしょう・・・ そしてこの機体が529便として飛行したとき、ひびが広がり爆発し最終的に9人の犠牲者を出す事故につながったのです・・・・ しかしここでまた疑問が出ます そのひびの原因は何だったのでしょうか? それは、ブレーダー内の塩素でした、ブレーダーは、高速回転するため頑丈にしなければなりません 塩素を使えば硬くすることができます その塩素がブレーダー内にたまった湿気で溶け出したのです 塩素は、ブレーダーを補強できますが溶かすこともできます、 つまり溶け出した塩素がブレーダーを溶かしひびができたしかし点検に白いライトを使ったためひびは、発見できなかったのです この事故の後点検会社は、ライトの色を変えました おそらく同じ事故はおきないでしょう そして副機長は、愛するものと暮らしあの悲劇を乗り越え幸せを獲得したのです・・・
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2000年1月31日メキシコを出発しアメリカまで行く予定のアラスカ航空261便が上昇中に突如急降下が始まり機体は完全に裏返ってしまい太平洋上に墜落した。 乗員5名と乗客83名の88名全員が犠牲になった。 航空機事故は、偶然の産物では、ありませんなんらかの連鎖的な出来事の結果です航空機事故は、なぜ起きてしまったのか? その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています 第5話~9500mからの落下~ 2000年1月31日乗員乗客88人、MD-83のアラスカ航空261便が午後1時37分メキシコを離陸した。 機長「速度は、?」 副操縦士「610KMです・・・」 261便は、610kmで上昇していた。 機長「ん?水平安定版が動かないぞ・・・それに自動操縦もできなさそうだ」 副操縦士「なら水力を上げましょう」 機長「そうだな」 (水平安定版は水平尾翼を上下させるの部分だ。 水平安定版が上がると水平尾翼が下がり、機体が下を向いて降下する。 水平安定版が下を向くと水平尾翼が上がり、機体が上を向いて上昇する) 機長たちは、水力を上げて機体を上昇させた。 そして約30分後の午後2時頃、パイロットたちは、機体を高度9500mの運行高度にたどり着いた。 そしてこの場所からおよそ2時間を手動で操縦しサンフランシスコに向うことになった。 機長「2時間大変だな」 副操縦士「そうですね」 機長「途中でトラブルが起きたら終わりだな」 副操縦士「ハハハそんなことないですよ」 機長「そうだな」 午後3時47分・・ 機長「お!ようやく自動操縦が動いたぞ」 副操縦士「やりましたね」 機長「これで自動操縦ができる」 3時50分・・・ 機長「あともう少しで着陸だ」 副操縦士「なら早く水平尾翼を動かさなければ、いろいろやってみましょう」 午後4時9分・・墜落まで後12分 機長「一回自動操縦を消してみよう、空港も近いしもう消さなければならんからな・・・」 副操縦士「なら消しますよ、自動操縦OFF」 ガトン! 機長「動いたが!機体が!」 副操縦士「なんで降下するんだ!」 機長「引け!引くんだ!」 副操縦士「わかってますよ!」 機長「メーデー!メーデー!こちら261便!」 管制官「261便?どうした?」 機長「機体が降下してる。このままでは、墜落しそうだ」 管制官「わかりました、着陸を許可します」 4時19分・・ 墜落まで後2分 ドシン! 機長「うわ!」 副操縦士「なんだ」 機体が急降下を始めた、機体が機首下げになっている このとき別の航空機のパイロットが見ていた 機長2「ロサンゼルス空港!今別の航空機が急降下しています!」 管制官「なんだと!それは、アラスカ航空ですか!?」 機長2「多分そうです、機体が機首下げになって急降下している、海に向ってまっさかさま、 今!機体が完全に裏返った!」 管制官「なんだと!261便!聞こえるか」 機長「聞こえるが・・・くそっ上がれ!」 副操縦士「なんで上がらないんだ」 機長2「管制官もうあの機体は、だめだ!海に突っ込む!」 機長「うわ~~~!」 副操縦士「あがれ~~~」 乗客「うわ~~~!」 4時21分・・・ ドン!バシャ~~ン 管制官「261!261!アラスカ航空261便!」 機長2「今海に突っ込んだ・・・」 管制官「なんだと!」 機長2「残骸が散らばってる」 管制官「くそ・・・なんてこった」 乗員乗客88人全員が死亡した 事故原因 なんと水平安定版のボルトが1つなかったため 水平安定版の棒を支えるものがないことになった そのため自動操縦を切ったとき、水平尾翼が動いたその瞬間棒が抜けて水平安定版が上を向く状態になり機体が降下した、さらに降下してるとさらに棒が抜けて水平尾翼の一番上を向ける角度になった。 そのため機体は、急降下し裏返り海に突っ込んだ。 アラスカ航空側はなんとそのボルトを抜いて別の場所に使ったのだ。 アラスカ航空は、安全を捨て得をしようとしたのだ。 みなさんも安全を守らないととんでもないことになりますよ
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スイス航空111便のパイロットは、 離陸から1時間もしないうちにコックピットで煙の臭いに気づく。 ただちに、燃料を捨て着陸するための時間との競争が始まる。 数分後、火災と、電気系統の機能が完全に停止した ことが引き金となり、MD-11は大西洋に墜落、 229名の乗客と乗務員は全員死亡する・・・ 航空機事故は、偶然の産物では、ありません なんらかの連鎖的な出来事の結果です 航空機事故は、なぜ起きてしまったのか? その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています・・・ 第4話~機内火災~ 1998年9月2日アメリカ、ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港午後8時18分 MD-11のスイス航空111便は、スイス、ジュネーヴに向けて出発した・・・ 機長「上昇」 副操縦士「はい!」 111便は、高度33000フィートまで上昇した 機長「高度は?」 副操縦士「33000フィートです」 機長「こちら111便高度は33000フィートでよろしいですか?」 管制官「はい33000フィートで大丈夫です」 機長「わかったありがとう」 午後9時10分・・・ 運行乗務員「変な臭いしませんか?」 機長「確かに」 副操縦士「キャビンは大丈夫そうです」 機長「そうか・・・空調システムが壊れてるんだろう・・・」 運行乗務員「なら大丈夫ですね」 4分後・・・ 機長「おい!やはり臭いぞ」 副操縦士「煙が見えるぐらい濃くなってる」 機長「仕方ない近くの空港にダイバードしよう」 副操縦士「はい」 機長「モンクトン航空路管制にPAN-PANを送信しよう」 PAN-PANは、緊急の意味がある、つまり危険という意味じゃないまた遭難を意味してもいない。 つまり機長たちは、まだ墜落までの危険意識を感じさせるものはなかった・・・ 機長たちは、500キロ離れてるローガン空港にダイバードすることにした。 副操縦士「機長、ハリファックス空港のほうが近くないですか?」 機長「確かに」 ハリファックス空港は、100キロ離れていた 管制官「111便ハリファックス空港に変わりにダイバードしてくれ」 機長「はい」 このとき機長たちは、酸素マスクをかけていた 煙がだんだん濃くなっていったのだ・・・・ 機長たちは、旋回し燃料を捨てることにした この場合キャビンの電源を切るのが普通だ しかしこれが原因でファンがとまり煙の充満を早くしてしまった・・・とうとう火災が発生した そう題名通り機内火災だ 機長「くそだめだメーデー!メーデー!」 プツ・・・ 証明、操縦計器類、オートパイロットなど次々とダウンした・・・ 管制官「111便!111便!111便!応答しろ!」 乗員乗客「うわ~~!」 機長「上がれ~~」 シューーードッバ~ンシャーーン 管制官「111便!ん?地震計が9時11分にかなりの衝撃を感じてる・・・まさか!」 管制官「111便は、墜落したのか・・・」 残念ながらすべての電気系統とコンピューターがショートした この事故で乗員乗客229人全員が死亡した この便には、ピカソの絵が運ばれていたが永遠に失われてしまった・・・ 事故原因は、なんと断熱材が熱を出して古い機体が抑えることができず 燃えてそれが広がり電気系統、コンピューターが破壊され機体がコントロール不能で左主翼から海に 垂直状態で突っ込んだ・・・ 断熱材で最悪の場合229人もの人が死亡するのだ・・・
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【作品名】BABYLON STAGE 28 悦楽へのパスポート四章 【ジャンル】ホモビデオ 【名前】木暮 【属性】機長 【年齢】21歳 【長所】機長の立場を利用し副機長や整備士、訓練生を食っていった 【短所】一転攻勢された 【備考】旅客機の機長パイロットになれる最低年齢は21歳なのでそのぐらい
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前回までのあらすじ 僕「シャーリーにdisられた。死にたい」 1週間後 ミューロック飛行場上空23000ft 、上昇中 B-29改造母機、前部爆弾倉 爆弾倉の内部でその時を待つ。 数少ない電灯が心許なくその中を照らして、懸吊架のシリンダやら構造材の陰影が内壁に映る。 リンク機構の軸あたりから垂れ下がった赤いタグが、寂しい賑やかさのジュラルミンケースに虚しさを増した。 シャーリー「はぁ…」 プライベートな事は持ち込まないように気をつけていても、一人でいる時は何かと滲み出てきてしまう。 愚痴るように吐いた溜息が、あたし以外の誰もいない爆弾倉に響いた。 シャーリー「何も避けなくてもいいじゃんか…」 溜息の原因はそれだ。1週間ぶりだというのに、アイツは乗り込む前も乗り込んだ後も チェックリストを渡すときも目も合わせずにキャビンへ引っ込んでいった。 その間、何も言い出せなかったあたしに非があるかもしれないけど。 機長 …24000……24500……高度25000ft。こちら機長、前部爆弾倉を開放する。急減圧に注意せよ シャーリー「ん、了解だ」 ウジウジした考えは機長の一言で一旦止まった。今はどうしようもない。後でじっくり考えよう。 爆弾倉の扉が開くと、巻き込まれた風が肌を撫でる。最初はそよ風のように、段々と暴風へ変わっていく。 開き切った足元には薄い雲がたなびいていた。 シャーリー「こちらイェーガー、爆弾倉扉の開放を確認した」 機長 Copy.測定員、レーダー手は機器の確認を 測定員 電波速度計、上昇率計、その他の計測器に異常無し レーダー手 レーダー、異常無し 機長 了解した。爆撃手、発進ユニットを下ろせ 爆撃手 こちら爆撃手、了解。発進ユニットを発進位置まで下降する ガッチリとXS-1を挟み込んだ発進ユニットは、トルネード並の暴風にもビクともせずに機外へ下がっていく。 ストライカーを履いた半身が時速300マイルの風に曝される中、少しキツめの仰角を取ったままゴーサインを待った。 機長 こちらコールサイン、マザーシップ。発進の準備が完了した。許可を 管制員 管制塔のオーバーロード。マザーシップ、発進を許可する 機長 マザーシップ、了解した。カウントを開始する 久々に飛べる嬉しさでニヤつきが止まらない頬を理性で抑え、真正面に目を向ける。 ふと、赤いタグが風で揺らいだのが視界の端に見えた。 シャーリー「………?」 …30秒前………20秒前…… 1週間前にもあんなモノがあったっけ?思考停止した頭の中に発進までの時間が響く。 止まってしまったあたしを笑うように、風に揺られたタグが踊る。 どこかで見たことがあるような、でもすぐに思い出せない……あれは確か…… ……5秒前…3,2,1,実験開始。God speed! 0カウントと同時に、金属を噛みこむ嫌な音が聞こえた。 B-29改造母機、後部与圧室 機長 どうした! 間近で鳴った金属音と機長の声に、思わず銃座から腰を浮かせた。 爆撃手 前部爆弾倉に異常発生!懸吊架が作動停止! シャーリー こいつ…くそっ!こちらイェーガー、発進ユニットのアームが開かない! ヘッドホンから爆撃手とシャーリーが答える。 耳に片手を当てたまま与圧室を目だけで見渡したが、誰もが硬直していた。 機長 もう一度動かしてみろ 爆撃手 ラジャ 爆撃手が短く答えて操作させたようだが、床下で金属が軋むだけで何も変化は起こらない。 しばらくして、油圧ポンプのギアが苦しげに呻いた。 爆撃手 ダメだ、動きません。一旦、系統の油圧を停止させます 機長 了解。だが、原因はわかるか 爆撃手 作動灯の表示では、アームが展開する過程で止まったようです 機長と爆撃手がヘッドホンの先で交互に答える。 たまたま目があったレーダー手も、何故止まったのか分からないと言うように首を振った。 機長 オイル漏れか? 爆撃手 いえ、オイル漏れの表示がありません 機関士 私も確認しました。現在、故障した部分をバイパスさせている投下装置も含めて、機体全ての油圧は正常です シャーリー こちら、イェーガー。機長、さっきから目の前に赤いタグが… 風切り音に混じって久しぶりにシャーリーの声を聞いた。右側のヘッドホンを耳に強く押し当てる。 機長 タグ?どこに付いている シャーリー 懸吊架にあるアームの軸辺りだ……あと白地で何か書いてある 機長 イェーガー、それを読めるか? シャーリー 了解。ちょっと待ってろ…… 布ズレと息遣いから、身を乗り出そうともがいているらしい。小さく「捕まえた」という呟きが聞こえた。 シャーリー ……『Disconect Before Flight』…これって! 機長 グラウンドロックピンか!? リンク機構に挿しておけば、誤作動しても折れる事が無いぐらい頑丈なピンのことだ。 通常なら外されているはずの安全装置の存在に耳を疑った。 シャーリー ああ、それっぽい。でも、あたしはどうすりゃ良いんだ 機長 落ち着け、大尉………爆撃手、今の状態で投下手順が止まった場合、爆弾倉の状況はどうなっている 爆撃手 爆弾倉扉が開き切ったままになりますね。爆弾投下の油圧システムは、シーケンスバルブが組み込んである為 一定の作動手順を踏まないと、一度開いてしまった扉は閉めることが出来ません 機長 そうか。開けたまま帰投するのも手だが、それだと着陸した時に、扉と滑走路とのクリアランスが足りないな… 発進させやすいようにユニットごとせり出した分、大尉の身が危ない 最後に機長の一言で、どうしようもない行き詰まりを噛み締めた。膝の上においた左手を握りしめる。 掌をジトつかせる汗が滲んだ。 僕「…どうする」 もし、その途中で安全装置が外れることがあったら? ロックピンは挿しこんであるだけだから、機体を傾けたら急に抜けることも考えられる。 じゃあ、ここから助けに行くか?そんなことが不意に浮かんだが、ガクつく脚の震えを止めようと、両膝を掴んだ。 僕「…訓練は受けてある……出来ないことはない………」 膝を見つめながら小声で呟く。足を踏み外せば富士山よりも高いところから自由落下しかない。 そんな事が出来るのか?こんな所で尻込みしている場合じゃない。肚をくくって通話ボタンに手を伸ばした。 僕「…機長、自分が助けに行きます」 震える声で、それでも確信を持って咽喉マイクに吹き込んだ。 機長 正気か?ここは高度25000ftの上空だ。落ちたら死体は潰れたカエルにもならんぞ 予想通り、機長が訝しむように訊く。 戸惑いながら目を泳がせると、同じ与圧室にいる測定員とレーダー手が正気を疑う目を向けていた。 もう言い切るしか無い。与圧室の空気を吸い込む。 僕「…正気です。母機に搭乗するための訓練はひと通り済ましてあります」 機長 それは訓練だろう。我々の今の任務は訓練ではない。実戦だ 僕「実戦だろうが決戦だろうが、それでも助けに行きます。手が空いてる乗務員は僕しかいないでしょう?」 半分は勢いに任せて言い切ると震えが止まった。 誰かのマイクが拾った唾を飲む音と耳を聾するエンジンの轟音だけが響く。 さすがに無理があったか。行き場のない視線は、しばらく彷徨った後に膝へと落とされた。 機長 …中尉、酸素マスクとパラシュートの使い方はわかるな? 僕「え?あ、は、はい」 ホワイトノイズしか流れ出さなかったヘッドホンのスピーカが、急に機長の肉声を流した。 機長 よし。高度10000ftへ降下後、全てのキャビンを減圧する。 爆撃手は懸吊架の動作監視、航法手は管制へ連絡しろ。後部キャビンの乗務員はイェーガー大尉を救出する補助だ。 僕中尉は準備が出来次第、私に伝えろ。イェーガー、聞こえたか? シャーリー ああ、バッチリ聞こえた 機長 もうすぐ中尉が助けに行く。それまで大人しくしてろよ シャーリー 了解だ………待ってるぞ、僕中尉 久しぶりに聞いた声に目を見開いた。掠れた声で待ってろと呟く。 喉に貼りつけたマイクが声を拾う前に、機長がそれをかき消した。 機長 さて、ミッションアップデートだ。総員掛かれ 前部爆弾倉 手を伸ばせば地面に触れそうなぐらいに高度が下がる。耳の奥が気圧の変化で鈍く痛んだ。 シャーリー「クソッ…」 ストライカーから脚が抜けないように、一番近くにあるキャットウォークに手を伸ばす。 まっすぐ伸ばした右腕が脇腹の皮膚を引っ張って、裂けそうな痛みが走った。 シャーリー「痛っ!」 痛みに腕を引くと、今まで保っていたバランスが崩れて何の抵抗もなく脚が抜けていく。 庇った右腕を下にして、ゆっくりと周りを囲む景色が左上へと流れだした。 シャーリー「………え、嘘だろ」 呆然としたまま呟く。せめて落ちないように、手近にある発進ユニットのアームへ手を伸ばす。 その途中で、横から伸びた腕が虚空へ伸びた左手首を掴んだ。 僕「……すまん、遅くなった」 シャーリー「中尉…!」 すぐそばで酸素マスクのレンズが反射して白く映る。あたしを見て頷くと天井を見上げた。 僕「こちら僕中尉。シャーリー……失礼、イェーガー大尉を捕まえた」 了解。足を踏み外して落ちるなよ? 僕「当たり前だ……行こうか」 左手を引っ張ると、巻き込まれた風が体ごと宙へ浮かす。 手摺越しに抱きとめられると、背中にフライトジャケットの固い感触が伝わってきた。 僕「怪我は無い?」 マスク越しにくぐもった声で張り詰めていた緊張が緩んだのか、目元が急に熱くなる。 シャーリー「…遅いよ、ばか」 俯いたままそれだけ零すと、無事だったことに満足したのか革の手袋が頭をちょっと乱暴に撫でた。 手摺を跨いでキャットウォークに足をつける。貸された肩に腕を回して、キャットウォークを歩き出した。 1歩ずつ与圧室に近づいてくる。今まで引っかかっていた一言を絞り出した。 シャーリー「…この前はゴメン。ひどいこと言った」 僕「こっちこそゴメンな………おい、どうした?大丈夫か?」 涙をこらえてへの字に曲げた口元を見たのか、振り向いた僕が慌てだした。 シャーリー「大丈夫。気にすんなって」 笑った拍子にこぼれた雫が、こする前に風で吹き飛ばされていく。 あたしよりも少しだけ高めの背中に、さっきよりもしっかりと凭れかかった。
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―1945年5月― ~ミーナの執務室~ ミーナ「美緒、ちょっと話いいかしら?」 坂本「ん?なんだ、ミーナ」 ミーナ「医務室のアレッシア・コルチさんが今度結婚するみたいで、退役するみたいなの」 坂本「では、替わりの医師はどうするんだ?」 ミーナ「それが…スオムスにいる医師が来ることになってるんだけど…これを見て…」 坂本「どれどれ…」 名前:俺 性別:男 年齢:22歳 スオムスにて医療活動中 しかし、医師免許を持っておらず正式な医師としては認められていない 主に内科が専門 時には手術も行うが、今までに失敗したケースは一度も無い 性格:普段は無気力であるが、医療活動になると凄まじい集中力を見せる 趣味等などはない 坂本「男じゃないか!!それに、こんな怪しい医師を迎えるわけにはいかん!!」 ミーナ「でも、世界的に医師が不足しているみたいで、候補者が彼しかいなかったのよ…」 坂本「だが…」 ミーナ「気持ちは分かるわ。でも、仕方が無いのよ…」 ― スオムス ― 俺「……zzz」 コンコン 俺「……ったく…朝っぱからなんなんだ?」 ガチャッ 俺「はい…救急ですか…それとも事件ですか…」 軍人「いえ、私はあなたを基地まで送るようにと命令され、来た者です」 俺「(軍人?)……俺の銃殺でもやるのかよ?」 軍人「私はそのような事は聞いておりません」 俺「……行けばいいんだろ?」 軍人「はい」 俺「さっさと案内してくれ」 軍人「了解しました」 俺(本当に銃殺じゃないよな……医師免許持たずに治療したとかの罪で…) ― 基地 ― 軍人「例の人物をお連れした」 衛兵「お通り下さい!」 軍人「では、こちらの部屋にお入りください」 俺(何が始まるんだ…) 俺が部屋に入ると、ひとりの将校らしき人がこちらを向いて立っていた 将校「君が俺だね」 俺「そうだ」 将校「君は正式な医者ではないが、腕は確かだ。そこでだ…」 「こんど連合軍第501統合戦闘航空団の基地で働いて欲しい」 俺「……確か…501ってウィッチ達が活躍してる所じゃないか?…」 将校「その通りだ。その基地にいる軍医が退役するみたいでな…」 「その替わりが君だ」 俺「ちょっと待て、俺じゃなくても他のやつがいるんじゃないか?」 将校「今は、医師が不足しているのだよ。だから、君のように医師免許を持っていない人にも声がかかるのだよ」 俺「………給料はいくらだ?」 将校「そうだった、君は金に執着する男だったな」 俺「いいから、いくらだ?」 将校「…不自由なことは一切させないほどの金は出す」 俺「わかった。いつから、行けばいいんだ?」 将校「今から501へ向かってもらう」 俺「はぁ!?いくらなんでも早すぎるだろ!!」 将校「文句は無しだ。今、滑走路に輸送機が待機している。今すぐ、乗りたまえ」 俺「へいへい……」 ― 輸送機 ― 俺「どうも…飛行機ってのは生きた心地がしない…」 副機長「俺さん、これ昼食です」 俺「どうも…って、サルミアッキじゃねぇか!!」 副機長「急な飛行だったもんで……」 俺「しょうがねぇな……ぱくっ…」(相変わらず、凄い味だぜ……) 副機長「!! き、機長!!ネウロイです!!」 機長「なに!? どこだ!?」 2人が発見したときには、既にネウロイからビームが放たれていた ヒュン ヒュン 機長「く、雲に隠れろっ!!」 副機長「了解!俺さん、揺れますよ!!」 俺「…勘弁してくれよっ!!」 輸送機は熟練したパイロットにより、ビームをかわしながら、素早く雲に隠れていった しかし、ネウロイのビームは凄まじく、一筋の赤いビームが機を貫いた 機長「うがぁぁぁぁぁっ!!」バタッ 副機長「機長!!!」 俺「!! 副機長!!しっかりと操縦してろっ!!」 「機長は……大丈夫だ、まだ死んでない。それに肩を貫いただけだ」 「応急処置で何とかなる!!」 機長「うぅ……」 俺「しっかりしやがれ!!このボケッ!!」 副機長「はぁはぁ……ネウロイから何とか逃げ切りました…」 俺「そのまま基地へ急いでくれ!」 副機長「了解!」 続く
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忘年会は締まらない形で終わった 俺は朝の出発に備えて寝ようとした シャーリーと一緒に・・・・ 2人寄り添いながらベットに寝ている シャーリー「俺、まだ起きてるか?」 俺「うん、起きてるよ」 シャーリー「明日には・・・もう行っちゃうんだよな?」 俺「うん・・・・・」 シャーリー「やっぱり、寂しいな・・・」 シャーリーは少し涙声になる 俺「シャーリー・・・」 俺はシャーリーを優しく抱きしめる 俺「大丈夫だって、すぐ戻る。それに手紙も書く・・・」 シャーリー「うん・・・・」 俺だってシャーリーと離れるのは寂しい 一時的なものでも寂しい 俺はシャーリーが眠るまで優しく抱き続けた 俺は明日の朝、原隊に一時的に戻る これからどうなるのかと考えながら、深い眠りに落ちた ―― 朝 ――― 俺は誰よりも早く起きた そして、出発の時刻になるまで、朝食を済ませた 誰もいない朝食・・・・すこし寂しい まだ太陽も昇らない頃、滑走路に1機のJu52が着陸する 出発の時間が来たのである 俺は荷物を持ち、滑走路上へ向かう ju52の前にはミーナさん、少佐、そしてシャーリーが待っていた 俺は少佐とミーナさん、そしてシャーリーと挨拶を交わし、機内に乗り込んだ 3人に見送られながら、ju52は離陸した ここからは気持ちを切り替えなければならない ―― Ju52 機内にて ――― 機長「お久しぶりです、俺大佐」 副機長「同じく、お久しぶりです、俺大佐」 俺「おっ、2人とも久しぶりだな!!」 俺は501に着任するときにju52機内でマルセイユブロマイドを売りつけた機長と副機長に再会した 相変わらずの童貞臭漂う2人である 前は3人であったが、今は違う 機長「ところで俺大佐、写真ありますか?」 俺「そっか、君たちは知らないか・・・・」 副機長「何をですか?」 俺「俺、盗撮辞めたんだよ」 機長・副機長「どぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!」 2人には、衝撃的だったろう・・・ あれほど写真に情熱を注いでいた俺が盗撮を辞めるといったのだから 機長「何でですか!?」 俺「前の俺は、男たちのために写真を撮るという目的を持っていた」 「しかし、今の俺は愛しい人のために盗撮を辞めた」 「ほかのウィッチを撮ると、怒るんだもん・・・」 副機長「愛しい人って誰ですか!?」 俺「なんで教えなきゃいけないんだ?」 機長「教えないなら、スカイダイビングしてもらう」 機長はそういうと、副機長に俺を機体から降ろせと命じた 副機長「命令ですから、恨まないでくださいよ」 俺「わかった!わかったから!!教えるから!!」 あぶねぇ・・・あと少し言うのが遅かったら、アドリア海に落とされてるところだったよ・・・ 機長「誰なんですか?俺大佐」 副機長「天使とか言ったら、本当に落としますよ」 俺「愛しの人はシャーリー、シャーロット・E・イェーガー大尉だよ」 機長「・・・・・・・」 副機長「・・・・・・」 機内に沈黙が流れる 俺「どうしたの?」 機長「副機長、この男の敵をアドリア海に落としたまえ」 副機長「了解しました」 俺「どえぇぇぇぇぇl!?!?約束と違うじゃんか~!?!?!」 こんなやり取りが、基地に着陸するまで続いた ―― ブリタニア ――― 俺の前所属部隊 第617飛行中隊の基地に到着した ここの部隊は基本的に男たちだらけである ウィッチは俺を含めて4人だけだ。しかも全員 男ウィッチ・・・ ただでさえ少ないウィッチ、そして男のウィッチはほとんど居ないと言っても過言ではない その珍しい男ウィッチたちが、ここ第617飛行中隊に集まっていた その中の1人が負傷したわけだ 俺はju52のタラップを降りた ギブソン中将「ここまでご苦労だった、俺大佐」 俺「お気遣いありがとうございます、ギブソン中将。俺大佐、ただいま第617飛行中隊に着任いたしました」 俺は中将に敬礼をする ギブソン中将「うむ。では、俺大佐、前と変わらぬ部屋を用意してある。すこし休むといい」 俺「了解しました」 俺はもう一度敬礼をし、ここにいたときに使っていた部屋に向かった その途中、男ウィッチ仲間である1人と出会った 俺「おう、久しぶり、男2」 男2「おぉー!!久しぶりだな!俺!!」 俺たちは久しぶりの再会に握手を交わす 俺「相変わらず、イケメンだな」 男2「何言ってんだよ~そんなに俺はイケメンじゃな・・・・いや、かなりのイケメンだっ!!」 俺「ほんとにそのノリ、変わらないな」 「ところで、誰が負傷したんだ?」 男2「男3だよ。男4は元気だ」 俺「そうか・・・まぁ、助かってよかった」 男2「確かにな」 すこし哀愁を帯びた空気が流れる 男2「まぁ、あと2、3週間もたてば戻ってくるから」 俺「そうだな」 男2「そういえば俺は501に居たんだから、エーリカ・ハルトマン中尉の写真撮ったんだろ?」 俺「まぁ・・・撮ったけど」 男2「さすがだな!恋人はカメラのあだ名がついてただけあるぜ!」 俺「そのあだ名はじめて聞いたぞ!!」 男2「まぁ、気にするなよ。ハルトマン中尉の写真、売ってくれないか?」 俺「この前、501の整備士たちに売りつくしちゃったよ」 男2「えぇー!?じゃぁ・・・誰でもいいから売ってくれよ」 俺「一枚もあまってないって・・・・」 男2「マジかよ・・・・盗撮俺の異名を持つお前が、写真の在庫を抱えていないだなんで・・・・」 俺「残念ながら、今の俺はただの俺だ。盗撮俺ではない」 男2「盗撮をやめちまったのか・・・さては、女が出来たんだろ?」 俺「・・・・・・」 俺はとぼけた 男2「その反応・・・・マジなのか!?!?!」 俺「・・・・・・・・・・・」 男2「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんで、こんなやつに女ができるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「世の中、理不尽だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 俺「お、落ち着けよ・・・」 男2「落ち着けるかぁぁぁぁっ!俺に女が出来たんだぞぉぉぉっ!女がかわいかったら俺をぶっ殺すぞぉぉぉぉぉ!」 俺「じゃ、殺してください」 男2「な!?な、な・・・・・マジでかわいいのか?・・・・・・」 俺「そりゃ、もちろん」 男2「・・・・・ウィッチか?」 俺「うん」 男2「・・・・胸は?」 俺「メガサイズ」 男2「・・・・もしかして、バイク好き?」 俺「そうだ」 男2「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」 男2は拳を勢いよく俺の顔にぶつけてきた 俺「げふっ!・・・・」 俺は床に倒れた 男2「立てよ・・・立つんだ、俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」 男2が怒るのも無理は無い その時、男4が現れた 男4「何やってんだよ!男2!!」 男2「男4!!俺が・・・この俺が・・・」 男2は半泣きである 男4「俺!?久しぶりだな!」 男4は倒れてる俺に手を伸ばす 俺「久しぶりだな・・・いてててててて」 俺は手を借りて立ち上がる 男4「いやぁ~俺、相変わらずだな!」 俺「まぁな」 男2「男4!聞いてくれよ!俺が・・・俺がイェーガー大尉と付き合ってるんだぞ!」 男4「へぇ~!俺やるじゃん!」 俺「ありがとう」 男2「そういうことじゃねぇぇぇ!お前は怒りを感じないのか!?!?!あの女神と付き合ってるんだぞ!?!?!」 男4「別にいいんじゃないの、俺も彼女できたし」 俺「おぉ、おめでとう!」 男4「ありがとさん」 男2「く・・・・う・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!俺と男4の裏切り者ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」ウルウル 男2は泣きながら走り去っていった 俺「お、おい!?」 男4「ほっとけ」 ― 続く ―
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新時代を生き抜く24の思考・行動様式 ニュータイプの時代(山口周・ダイヤモンド社) キーワード 正解より問題 モノより意味 クソ仕事(bullshit job) VUCA 「あるべき状態」を構想する力の衰え イノベーションは結果 最初から狙えない 市場調査をしないApple iPhone 未来予測は0%当たる 必要な局面で外れる(携帯の普及率) マーケティング過剰 人間の疎外 ニッチ=貫通力 × グローバル=規模 意味は真似できない 意味のパワー 聖書 周囲の人に「意味」を与える リーダーの役割=問題設定 短期の生産性 VS 中長期的生産性 ダーウィンは地質学者 : 部外者の知見 知識の陳腐化するvuca時代に有効 キャリア 大量に試す うまくいったものを残す 機長の事故率はなぜ副機長より高い? (逆らえない 機長は副機長にアドバイスできるが副機長は機長にアドバイスできない) 問題解決:減らす(理想 - 現実) 問題=ビジョン、理想像 解決過剰→問題を作る→理想を見る→美意識が必要 iPhoneは市場を作った(顧客の創造) 意味(歴史、社会的位置)とブロックチェーンのトランザクションの類似性 周囲の人に「意味」を与える ←モチベーション3.0、ストーリーとしての競争戦略? 関連書 ファスト&スロー ブラックスワン 反脆弱性
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前回までのあらすじ 僕「シャーリーにdisられた。死にたい」 1週間後 ミューロック飛行場上空23000ft 、上昇中 B-29改造母機、前部爆弾倉 爆弾倉の内部でその時を待つ。 数少ない電灯が心許なくその中を照らして、懸吊架のシリンダやら構造材の陰影が内壁に映る。 リンク機構の軸あたりから垂れ下がった赤いタグが、寂しい賑やかさのジュラルミンケースに虚しさを増した。 シャーリー「はぁ…」 プライベートな事は持ち込まないように気をつけていても、一人でいる時は何かと滲み出てきてしまう。 愚痴るように吐いた溜息が、あたし以外の誰もいない爆弾倉に響いた。 シャーリー「何も避けなくてもいいじゃんか…」 溜息の原因はそれだ。1週間ぶりだというのに、アイツは乗り込む前も乗り込んだ後も チェックリストを渡すときも目も合わせずにキャビンへ引っ込んでいった。 その間、何も言い出せなかったあたしに非があるかもしれないけど。 機長 …24000……24500……高度25000ft。こちら機長、前部爆弾倉を開放する。急減圧に注意せよ シャーリー「ん、了解だ」 ウジウジした考えは機長の一言で一旦止まった。今はどうしようもない。後でじっくり考えよう。 爆弾倉の扉が開くと、巻き込まれた風が肌を撫でる。最初はそよ風のように、段々と暴風へ変わっていく。 開き切った足元には薄い雲がたなびいていた。 シャーリー「こちらイェーガー、爆弾倉扉の開放を確認した」 機長 Copy.測定員、レーダー手は機器の確認を 測定員 電波速度計、上昇率計、その他の計測器に異常無し レーダー手 レーダー、異常無し 機長 了解した。爆撃手、発進ユニットを下ろせ 爆撃手 こちら爆撃手、了解。発進ユニットを発進位置まで下降する ガッチリとXS-1を挟み込んだ発進ユニットは、トルネード並の暴風にもビクともせずに機外へ下がっていく。 ストライカーを履いた半身が時速300マイルの風に曝される中、少しキツめの仰角を取ったままゴーサインを待った。 機長 こちらコールサイン、マザーシップ。発進の準備が完了した。許可を 管制員 管制塔のオーバーロード。マザーシップ、発進を許可する 機長 マザーシップ、了解した。カウントを開始する 久々に飛べる嬉しさでニヤつきが止まらない頬を理性で抑え、真正面に目を向ける。 ふと、赤いタグが風で揺らいだのが視界の端に見えた。 シャーリー「………?」 …30秒前………20秒前…… 1週間前にもあんなモノがあったっけ?思考停止した頭の中に発進までの時間が響く。 止まってしまったあたしを笑うように、風に揺られたタグが踊る。 どこかで見たことがあるような、でもすぐに思い出せない……あれは確か…… ……5秒前…3,2,1,実験開始。God speed! 0カウントと同時に、金属を噛みこむ嫌な音が聞こえた。 B-29改造母機、後部与圧室 機長 どうした! 間近で鳴った金属音と機長の声に、思わず銃座から腰を浮かせた。 爆撃手 前部爆弾倉に異常発生!懸吊架が作動停止! シャーリー こいつ…くそっ!こちらイェーガー、発進ユニットのアームが開かない! ヘッドホンから爆撃手とシャーリーが答える。 耳に片手を当てたまま与圧室を目だけで見渡したが、誰もが硬直していた。 機長 もう一度動かしてみろ 爆撃手 ラジャ 爆撃手が短く答えて操作させたようだが、床下で金属が軋むだけで何も変化は起こらない。 しばらくして、油圧ポンプのギアが苦しげに呻いた。 爆撃手 ダメだ、動きません。一旦、系統の油圧を停止させます 機長 了解。だが、原因はわかるか 爆撃手 作動灯の表示では、アームが展開する過程で止まったようです 機長と爆撃手がヘッドホンの先で交互に答える。 たまたま目があったレーダー手も、何故止まったのか分からないと言うように首を振った。 機長 オイル漏れか? 爆撃手 いえ、オイル漏れの表示がありません 機関士 私も確認しました。現在、故障した部分をバイパスさせている投下装置も含めて、機体全ての油圧は正常です シャーリー こちら、イェーガー。機長、さっきから目の前に赤いタグが… 風切り音に混じって久しぶりにシャーリーの声を聞いた。右側のヘッドホンを耳に強く押し当てる。 機長 タグ?どこに付いている シャーリー 懸吊架にあるアームの軸辺りだ……あと白地で何か書いてある 機長 イェーガー、それを読めるか? シャーリー 了解。ちょっと待ってろ…… 布ズレと息遣いから、身を乗り出そうともがいているらしい。小さく「捕まえた」という呟きが聞こえた。 シャーリー ……『Disconect Before Flight』…これって! 機長 グラウンドロックピンか!? リンク機構に挿しておけば、誤作動しても折れる事が無いぐらい頑丈なピンのことだ。 通常なら外されているはずの安全装置の存在に耳を疑った。 シャーリー ああ、それっぽい。でも、あたしはどうすりゃ良いんだ 機長 落ち着け、大尉………爆撃手、今の状態で投下手順が止まった場合、爆弾倉の状況はどうなっている 爆撃手 爆弾倉扉が開き切ったままになりますね。爆弾投下の油圧システムは、シーケンスバルブが組み込んである為 一定の作動手順を踏まないと、一度開いてしまった扉は閉めることが出来ません 機長 そうか。開けたまま帰投するのも手だが、それだと着陸した時に、扉と滑走路とのクリアランスが足りないな… 発進させやすいようにユニットごとせり出した分、大尉の身が危ない 最後に機長の一言で、どうしようもない行き詰まりを噛み締めた。膝の上においた左手を握りしめる。 掌をジトつかせる汗が滲んだ。 僕「…どうする」 もし、その途中で安全装置が外れることがあったら? ロックピンは挿しこんであるだけだから、機体を傾けたら急に抜けることも考えられる。 じゃあ、ここから助けに行くか?そんなことが不意に浮かんだが、ガクつく脚の震えを止めようと、両膝を掴んだ。 僕「…訓練は受けてある……出来ないことはない………」 膝を見つめながら小声で呟く。足を踏み外せば富士山よりも高いところから自由落下しかない。 そんな事が出来るのか?こんな所で尻込みしている場合じゃない。肚をくくって通話ボタンに手を伸ばした。 僕「…機長、自分が助けに行きます」 震える声で、それでも確信を持って咽喉マイクに吹き込んだ。 機長 正気か?ここは高度25000ftの上空だ。落ちたら死体は潰れたカエルにもならんぞ 予想通り、機長が訝しむように訊く。 戸惑いながら目を泳がせると、同じ与圧室にいる測定員とレーダー手が正気を疑う目を向けていた。 もう言い切るしか無い。与圧室の空気を吸い込む。 僕「…正気です。母機に搭乗するための訓練はひと通り済ましてあります」 機長 それは訓練だろう。我々の今の任務は訓練ではない。実戦だ 僕「実戦だろうが決戦だろうが、それでも助けに行きます。手が空いてる乗務員は僕しかいないでしょう?」 半分は勢いに任せて言い切ると震えが止まった。 誰かのマイクが拾った唾を飲む音と耳を聾するエンジンの轟音だけが響く。 さすがに無理があったか。行き場のない視線は、しばらく彷徨った後に膝へと落とされた。 機長 …中尉、酸素マスクとパラシュートの使い方はわかるな? 僕「え?あ、は、はい」 ホワイトノイズしか流れ出さなかったヘッドホンのスピーカが、急に機長の肉声を流した。 機長 よし。高度10000ftへ降下後、全てのキャビンを減圧する。 爆撃手は懸吊架の動作監視、航法手は管制へ連絡しろ。後部キャビンの乗務員はイェーガー大尉を救出する補助だ。 僕中尉は準備が出来次第、私に伝えろ。イェーガー、聞こえたか? シャーリー ああ、バッチリ聞こえた 機長 もうすぐ中尉が助けに行く。それまで大人しくしてろよ シャーリー 了解だ………待ってるぞ、僕中尉 久しぶりに聞いた声に目を見開いた。掠れた声で待ってろと呟く。 喉に貼りつけたマイクが声を拾う前に、機長がそれをかき消した。 機長 さて、ミッションアップデートだ。総員掛かれ 前部爆弾倉 手を伸ばせば地面に触れそうなぐらいに高度が下がる。耳の奥が気圧の変化で鈍く痛んだ。 シャーリー「クソッ…」 ストライカーから脚が抜けないように、一番近くにあるキャットウォークに手を伸ばす。 まっすぐ伸ばした右腕が脇腹の皮膚を引っ張って、裂けそうな痛みが走った。 シャーリー「痛っ!」 痛みに腕を引くと、今まで保っていたバランスが崩れて何の抵抗もなく脚が抜けていく。 庇った右腕を下にして、ゆっくりと周りを囲む景色が左上へと流れだした。 シャーリー「………え、嘘だろ」 呆然としたまま呟く。せめて落ちないように、手近にある発進ユニットのアームへ手を伸ばす。 その途中で、横から伸びた腕が虚空へ伸びた左手首を掴んだ。 僕「……すまん、遅くなった」 シャーリー「中尉…!」 すぐそばで酸素マスクのレンズが反射して白く映る。あたしを見て頷くと天井を見上げた。 僕「こちら僕中尉。シャーリー……失礼、イェーガー大尉を捕まえた」 了解。足を踏み外して落ちるなよ? 僕「当たり前だ……行こうか」 左手を引っ張ると、巻き込まれた風が体ごと宙へ浮かす。 手摺越しに抱きとめられると、背中にフライトジャケットの固い感触が伝わってきた。 僕「怪我は無い?」 マスク越しにくぐもった声で張り詰めていた緊張が緩んだのか、目元が急に熱くなる。 シャーリー「…遅いよ、ばか」 俯いたままそれだけ零すと、無事だったことに満足したのか革の手袋が頭をちょっと乱暴に撫でた。 手摺を跨いでキャットウォークに足をつける。貸された肩に腕を回して、キャットウォークを歩き出した。 1歩ずつ与圧室に近づいてくる。今まで引っかかっていた一言を絞り出した。 シャーリー「…この前はゴメン。ひどいこと言った」 僕「こっちこそゴメンな………おい、どうした?大丈夫か?」 涙をこらえてへの字に曲げた口元を見たのか、振り向いた僕が慌てだした。 シャーリー「大丈夫。気にすんなって」 笑った拍子にこぼれた雫が、こする前に風で吹き飛ばされていく。 あたしよりも少しだけ高めの背中に、さっきよりもしっかりと凭れかかった。