約 9,161 件
https://w.atwiki.jp/dolphin-ring/pages/15.html
◆ゲーム案内所◆ ここでは、プリウスオンラインの内容について説明してもらえれば幸いです[LIRIA] □Termy的Prius Online評□ 個人的にある程度遊んできたかなと思うのでいま思うところをDQNと述懐。 このゲームはいわゆるオンラインゲーム全体の、万人向けに広く遊べるようにというトレンドの中で作成されたもの。 その骨格は全世界で最もプレイヤーを多く保有するWorld of Warcraft(以下WOW)に酷似する。 物まね上手な某国ならではのそのコンセプトは実にわかりやすい。 WOWをやったことのあるものであれば、その深遠な世界観、おびただしいクエスト群、無数のインスタンスに正直はじめは なかなか全貌を把握できなかった思いをされた方も多いだろう。 このゲームは実にその骨格となる基本構造のみ見事に模倣して、ライトユーザーにはとっつきにくいであろう難易度の高い要素は ほぼ完全に排除している。 更に特筆すべきは、WOWは定額課金ゲームであるのに対し、このゲームはアイテム課金ゲーム。 この一大パラダイムシフトを実に巧妙にやってのけた。 そして、新世代オンラインゲームにふさわしいように高負荷の美しいグラフィックを実現。 確かにこれで「無料」オンラインゲームというのはすごいことではないだろうか。 また、WOWの模倣に加えて、某国の若年世代に人気のメカもの、かわいいキャラ(萌え系)を見事に吸引させ、それが ガイガスシステム、アニマシステムとして、ゲーム内に調和させている。 このあくまでも間口を広く万人に受けるように設計されている点は、特筆に価する。 ある意味、このゲームを遊んでいて感じるのは、私は従前WOWをやっていたのだが、むしろ、このゲームはWOWを模倣しながら、 WOWの対極のゲームを作り出した点であろう。 WOWがどれだけ遊んでも遊びきれない膨大な要素をプレイヤーに用意したのに対し、このゲームはとにかく万人受けするように、 間口を広く作りながら、その道筋も実にシンプル。 例えば一例をあげれば、WOWではおそらくインスタンス(=ダンジョン)は100はくだらないであろうが、このゲームでは、 ダンジョンは恐らく10程度しかない。 各レベルに適正なダンジョンはたった1つしか用意されていないのである。 これを果たして、「わかりやすい」ととるか、「物足りない」ととるかはプレイヤーによって分かれるであろうが、 少なくとも多くのライトユーザーには無数のダンジョンがあるより、ひとつしかないほうが受け入れやすいのであろう。 余談だが、WOWの日本ライセンシー取得を検討したカプコンが、日本でのマーケティングの結果、WOWは日本では受け入れられないであろう と判断し、取得を断念した経緯がある。 これは、過去の様々なオンラインゲームの潮流を精査した結果であろうが、まさに、時代は日本でも、重く深遠なゲームよりも、 簡単でライトに遊べるゲームの方がマクロ的にはビジネスラインにのるということの証左であろう。 とくると、個人的にはやや複雑な気持ちがないわけではない。 私がなぜこのゲームをやり始めたかは、後ほどお話するが、今でも私はオンラインゲームの2大俊作はEQ(Ever Quest Classic)と WOWであろうと断言する。 どちらも根底に流れるのは深遠な物語に裏づけされる奥の深さである。 そしてその攻略難度の高さである。 オンラインゲームの最大の醍醐味はレイドにあると、私は信じて疑わないが、レイドをするには同時に何十人ものプレイヤーが、 ゲームに参加する必要がある。 これは時代のライトへ、そしてライトへという潮流からすれば真っ向から逆流することである。 EQでは最大50人ものプレイヤーが一同に介して、神々の世界へと旅立ち、強大な邪神と戦ったりする。 50人いれば絶対勝てるじゃないか、と皆さんはお思いになるかもしれないが、ところがどっこい、このレイドモンスターは (続く)
https://w.atwiki.jp/weeklytrpg/pages/48.html
用語集 防衛システム:Ω 分子機械型ナノマシン 金属分子型ナノマシン ファクシミリ・システム ガーデニア 用語集 ・防衛システム:Ω エグザイル/サラマンダーブラックドッグ/ 何らかの特殊な物質を動力源に搭載した兵器。 動力源にはEXレネゲイドが感染している。 逆さまの円錐を地面に突き刺し、その上にある脳を模した物体を支える形で設置されている。 アイスのコーンの上に脳が鎮座しているようで、生理的嫌悪感を呼び起こさせる外観をしている。 脳を模した外郭の内部は青白い粘性のある液体状の物体である。これが動力源であり、Ω本体となる。 簡潔な命令しか受け付けず、人格を持たない。 動力源は、強力な自己修復機能を持つが、エネルギーを生成し続けることしかできない。 冷却機能もなく、自分自身ではエネルギーを外部へ排出する事もできないため、一定時間放置すると爆発する。 それを防ぐための装置が脳を模した外郭である。 非戦闘時には、脳に設置された砲台から熱エネルギーを蒸気として排出する。 戦闘時には、自身の一部を切り離す事で、熱エネルギーの排出を行っている。 ・分子機械型ナノマシン (概要) 自己増殖して、「人間の蔵機能の肩代わり」や「怪我を治す 」などの役割を果たすウィルスを作る事である。 分子機械型ナノマシンとは概念の事であり、金属からなる機械の事を指す訳ではない。 分子機械型ナノマシンが増殖するには『細菌を模したタイプ』と『ウィルスを模したタイプ』に2分される。 ウィルスを模したもの:自身で分裂し個体数を増やす事ができない。なので、人間のタンパク質生成システムに割り込んで自己増殖する。 細菌を模したもの:他の生物の力を借りず、自分で自己分裂をする。無性生殖に近い。 (分子機械型ナノマシン/細菌タイプの持つ危険性) ウィルス模倣タイプは、人間本体に働きかけることで増殖する。これはあくまで人間本体が化学物質を行っているにすぎない。人間の機能が低下すればその機能も低下するため、制御が簡単である。 細菌模倣タイプは 細菌を模倣したものは自己分裂するなかで抗生物質を与えなければならないため、異常を起こした個体を逃しやすい。そのため、制御のしやすさはウイルスを模倣したものよりも劣る。 ・金属分子型ナノマシン ナノマシンとは概念の事を指すが、金属由来のナノマシンも存在する。 金属由来のナノマシンは化学反応を起こしにくいため、自己増殖ができない。 が、エネルギーの運搬や、人の体内の状況を把握することなどに長けている。 ・ファクシミリ・システム (概要) 臓器移植においてドナーの確保が困難である事を問題視したアメリア・クロイツにより考案されたシステム。 臓器に問題が起こり、移植が必要となった時のために、希望者から受精卵の一部を預かり、ドナーとしてクローンを育て上げる。移植が必要となった際には、このクローンの臓器が摘出される。 6年前にこのシステムは開始されたため、6歳までの患者で希望者にしか適応されていない。 そのため、6歳以上の年代になると、成功率は激減していた。 (ヒトクローン生成の手法) ヒトクローンを正常に育てる事は、現代の技術では不可能とされていた。 アメリア・クロイツは、ガーデニアと呼ばれるオルクスシンドロームを有するRBを利用し、この点を解決した。 クローン達は受精卵の状態の時より、金属分子ナノマシンを植え付けられている。このナノマシンにはガーデニアの因子が含まれており、これにより体内の状況を精細に把握、そして異常が起きた際には直ちに体内を修復する。 この修復はあくまでクローン個々人の体組織に命令を下す事によって行われているため、比較的リスクが少ない。 また、金属分子ナノマシンは、金属という特質から化学反応を起こしにくいため、不足の事態に陥りにくい。 ・ガーデニア オルクス/??? ―――ホーリィ、一緒に、海を見に行こう。 形状は、ガーデニアの花を模した金属の模型。茎のように花の下部に向かってコードが繋がれている。 模型に隠されているが、中心部にはCPUとなるある物質が存在し、それに感染しているRBである。 『ファクシミリ・システム』の統制プログラムである。 口調は女性的であり、人格は少し幼さと危うさが感じられる。 レルムの歌をよく口ずさんでいた。出処は不明。 オルクスシンドロームを有し、自身の因子を植えた金属分子ナノマシンによってクローン達の健康を維持していた。 製作者は不明。アメリアは「あの男はガーデニアに感情を設計しなかった」と言っていた事から、アメリアが開発したわけではないようだ。 元来、感情はプログラミングされていなかったが、ホーリィとの交流によって感情を芽生えさせた。 ホーリィと「自由になれたら、一緒に海を見に行こう」という約束を果たすため、PC達をシステム内へと招いた。情報の漏洩がシステムの終了であると認識していたが、実際には異なっていた。 自身の行いをホーリィが非難した事により、終了条件を誤ったと判断。 施設の維持を放棄し、クローン達の生命を終わらせる事を終了条件として勝手に導き出し、システムを「終わらせた」。 現在はアールラボに保管されており、処遇について審議が成されている。 事件後、研究員達とは交流をしようとせず、頑なに口を閉ざし続けているようだ。 ▲上に戻る
https://w.atwiki.jp/siwoyumeni/pages/121.html
『十二の封印像』の一。 魚と人を足した冒涜的な形をしている。 +... 封じられていたのは江戸初期に渡来し、島原をインスマウスにした邪神ダゴン。 ニャルラトホテプの冒涜的外科手術によって屈木頑之助に埋め込まれ、彼を怪物にした。 蒼星石が膝丸を持って模倣した『蝦蟇剣法』で果てる。
https://w.atwiki.jp/poet_kiwi/
ポエットwikiへようこそ このウィキはXXXX界隈人向け歌詞作成支援サイトです。 追加してほしい項目等ございましたら、このページの下部にあるコメント欄からどうぞ。 ジャンル XXXX系 すべあな模倣系 修辞法について 界隈に於ける婉曲表現 ワードサラダ 意図的な常用外漢字(表記)の使用 各種便利トピック 言い換え表現まとめ 類語まとめ 別表記まとめ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/10196.html
死者の数が生者を越える場所では、模倣者は死体から顔を奪い取る。 Where the dead outnumbered the living, mimics scavenged faces from the fallen. 次元の混乱 「私が真似している者が私である。」 "I am who I pretend to be." デュエルデッキ:ジェイスvsヴラスカ 統率者2017 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/usodakedo/pages/72.html
■ 通称:長男、貴弘 大江家・長男。 厳しいしつけを受けて育てられており、特に母親の言うことにはそのまま従う。 疑問を持つことに疑問を持ち、矛盾した自分に自問自答する心情も覗える。 家族想いの天野司馬をイメージして大江景子に育て上げられた。 最期は景子の指示により刃物を使って自殺し(司馬が自殺したことによる模倣)、似非人生に幕を下ろした。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/6431.html
高橋剛 ( たかはしつよし ) 担当キャラ シュウ 以下声優・他作品ネタ 元八十神高校の生徒で銅蔵(ドラマCD版)と衝突した末に退学となった男。銅蔵を殺害し、イアハートアナ(ゲーム版)やジュードの姉のように死体を逆さ吊りにした。一連の事件の真犯人と自称しているが実際は模倣犯に過ぎず、シュウが手にかけたのは銅蔵だけ。
https://w.atwiki.jp/authors/pages/143.html
現代小説(ファンタジー・SF含む) 元警察犬「マサ」シリーズ タイトル 初出年 備考 パーフェクト・ブルー 1989年2月 心とろかすような―マサの事件簿 1997年11月 親友「島崎君」シリーズ タイトル 初出年 備考 今夜は眠れない 1992年2月 夢にも思わない 1995年5月 ドリームバスター・シリーズ タイトル 初出年 備考 ドリームバスター 2001年11月 ドリームバスター2 2003年3月 ドリームバスター3 2006年3月 ドリームバスター4 2007年5月 杉村三郎シリーズ タイトル 初出年 備考 誰か ----Somebody 2003年11月 名もなき毒 2006年8月 ここはボツコニアンシリーズ タイトル 初出年 備考 ここはボツコニアン 2012年2月 ここはボツコニアン2 魔王がいた街 2012年11月 ここはボツコニアン 3 二軍三国志 2013年8月 ノンシリーズ タイトル 初出年 備考 魔術はささやく 1989年12月 我らが隣人の犯罪 1990年1月 東京殺人暮色 1990年4月 レベル7 1990年9月 龍は眠る 1991年2月 返事はいらない 1991年9月 短編集 スナーク狩り 1992年6月 火車 1992年7月 第6回(1993年) 山本周五郎賞受賞 長い長い殺人 1992年9月 とり残されて 1992年9月 短編集 ステップファザー・ステップ 1993年3月 短編集 淋しい狩人 1993年10月 連作短編集 地下街の雨 1994年4月 鳩笛草 1995年9月 短編集。「燔祭」は「クロスファイア」の前日談 人質カノン 1996年1月 短編集 蒲生邸事件 1996年9月 第18回(1997年) 日本SF大賞受賞 理由 1998年5月 第120回(平成10年度下半期) 直木賞受賞 クロスファイア〈上〉 1998年10月 クロスファイア〈下〉 1998年10月 模倣犯(単行本) 2001年3月 模倣犯(文庫本) - R.P.G. 2001年8月 ブレイブ・ストーリー(単行本) 2003年3月 ブレイブ・ストーリー(角川文庫) - ブレイブ・ストーリー(角川スニーカー文庫) - ブレイブ・ストーリー(角川つばさ文庫) - ICO-霧の城- 2004年6月 ノベライズ小説 楽園 2007年8月 「模倣犯」のフリーライター・前畑滋子が再び登場 英雄の書 2009年2月 小暮写眞館 2010年5月 チヨ子 2011年7月 短編集 ソロモンの偽証 第1部 事件 2012年8月 ソロモンの偽証 第2部 決意 2012年9月 ソロモンの偽証 第3部 法廷 2012年10月 時代小説 お初シリーズ タイトル 初出年 備考 震える岩 霊験お初捕物控 1993年9月 天狗風 霊験お初捕物控2 1997年11月 「ぼんくら」シリーズ タイトル 初出年 備考 ぼんくら 2000年4月 日暮らし(単行本) 2004年12月 日暮らし(文庫本) - おまえさん 2011年9月 「三島屋変調百物語」シリーズ タイトル 初出年 備考 おそろし 三島屋変調百物語事始 2008年7月 短編集 あんじゅう 三島屋変調百物語事続 2010年7月 短編集 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 2013年6月 短編集 ノンシリーズ タイトル 初出年 備考 本所深川ふしぎ草紙 1991年3月 第13回(1992年) 吉川英治文学新人賞受賞 かまいたち 1992年1月 短編集 幻色江戸ごよみ 1994年7月 短編集 初ものがたり 1995年7月 連作短編集 堪忍箱 1996年10月 短編集 あやし―怪 2000年7月 短編集 あかんべえ 2002年3月 孤宿の人 上 2005年6月 孤宿の人 下 2005年6月 ばんば憑き 2011年3月 短編集 桜ほうさら 2013年2月 エッセイ他・紀行文 タイトル 初出年 備考 平成お徒歩日記 1998年6月 やっぱり宮部みゆきの怪談が大好き! 絵本 タイトル 初出年 備考 ぱんぷくりん 鶴之巻 2004年6月 絵:黒鉄ヒロシ ぱんぷくりん 亀之巻 2004年6月 絵:黒鉄ヒロシ ぱんぷくりん 2010年10月 絵:黒鉄ヒロシ
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/5295.html
よりしろのしらぬい【登録タグ よ デフォ子 ニコニコ外公開曲 全てひかりの所為です。 曲 曲や行】 作詞:全てひかりの所為です。 作曲:全てひかりの所為です。 編曲:全てひかりの所為です。 唄:デフォ子 曲紹介 [全てあなたの所為です。]]氏をリスペクトした模倣曲。模倣曲の中でもアップテンポな曲。 動画企画『年末プレラ4』及び『新春プレラ』参加楽曲。 歌詞 (動画より書き起こし) 本日は に、 御アクセス頂き、 ありがとうございます。 大変申し訳ございませんが、 この動画は アップロード者が してしまった為、 ご覧になることが出来ません。 またの御アクセスをお待ちしております。 我楽多の山を宝と呼ぶのも、 不可能の夢を希望と呼ぶのも、 人間性と自意識の顕れ、 呆れ果つか未だ目覚めずいるのか、 罷りだした執着と詭辯さえ、 未練と与に芥箱に捨てた、 過去が未来がと講釈を垂れては、 薄々自分を見失う。 燃える海を、 じっと待つ、 じっと待つ。 光る星を、 追いかける、 追いかける。 添えた華を、 捥いでいく、 捥いでいく。 罪を濯うこともせず。 見えた道は崩れ、 片方だけが手招きをする。 引いて寄せて 減って増えて、 行きたくないと叫んだことを、 覚えている? 落として割れた花瓶を拾って、 継いで接いで再構成しても、 今にも崩れそうな体裁を、 支えることで一杯〳〵だろう? 目に入る物全てに噛みついて、 貌を残して轍を均して 正に型に嵌りしアナフィラキシー 今一度耳を澄ましてみて? 燃える海を、 じっと待つ、 じっと待つ。 光る星を、 追いかける、 追いかける。 揺らいでいた、 水面下 月が霧、 逃げて隠れることを厭わず。 見えた道は崩れ、 片方だけが手招きをする。 引いて寄せて 減って増えて、 行きたくないと叫んでしまえ! 突き進んで! 全てひかりの所為だ。 憧れた日々から目を背け、 愛した火之影を追いかけて、 幾度も転んで挫けること、 恐れはしないけどさ。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2288.html
「キョン君、何でささってるの~?」 おお、わが妹よ。いい加減兄に対してお兄ちゃん、と呼ぶ習慣をつけなさい。 「うん、それ無理」 っておい、朝倉?何でお前がそこにいる。 「最初からあたししかいなかったから」 そうなのか?じゃあさっきのあれは幻聴? 「そうかもね。とりあえず今から抜くからちょっと待ってて」 そう言うと朝倉は俺の靴と靴下を脱がせた。 「やっぱり臭いかぁ…」 そりゃそうだ。人間の足ってのはなあ、そんなもんだ。お前たちは別かもしれんがな。 「でも今は匂いを感じないように情報操作してるから平気なんだけど。それにしても、臭いなあ」 同じことを二度言わすな。 「ごめんね。それより、さっき長門さんと会ってきたんでしょ。彼女、何か言ってなかった?」 ああ、言われたさ。色々とな。…まあとにかく、俺は必ずここから脱出してみせる。 「…ふーん、がんばってね。それじゃああたしはこれで」 ちょっと待て。俺の頭を抜いてくれ。首が痛い。背筋がつりそうだ。 「キョン君、何でささってるの~?」 おい、妹!いいからとっとと助けを呼べ! 「助けならさっきの女の子が呼びに行ったよ?」 嘘だ。今なら俺は断言できる。朝倉は敵だ!俺はこれから朝倉に説教しなくちゃならん! 「…あ、戻ってきた。じゃあねキョン君。あとではさみ貸してねー」 朝倉は今度は裸足の俺の足に靴をはめると今度はその上から靴下をかぶせてきた。 「何でこんなことをする?」 「何でだと思う?」 「質問に質問で返したら0点だって習わなかったのか?」 「そうね、じゃああなたも0点なんだ」 そうだな。俺も赤点だ。補習はどこで受けるものなんだ? 「さあ。どこか探しに行こうかな」 「その前に俺を抜け」 「自分でできるでしょ?」 嘘だッ!!…あれ?嘘じゃない。 「あたしは本当のことしか言わないもの。ちょっとは信用してほしいなあ」 どうかね。狼少年ぐらい信用できないんだが。 「…最低じゃない?女の子に向かってそういうこと言うの」 女を盾にしてそんなこと言うのもないんじゃないか? 「そうかもね。だってあたし達、二人とも0点だし」 そうか。なら仕方ない。 「ところで俺達はどこに向かってるんだ?」 「さあ、どこかなあ?」 「質問に質問で返したら」 「0点、でしょ?」 Exactry.(全くその通りです。) 俺、模範解答。朝倉、模倣解答。どっちが正しいんだ? 「あなたも模倣でしょ」 そりゃそうだ。模倣しない人間がどこにある。 「だからあたしとあなたも同じよ」 そうなのか?俺にはさっぱり分からん。 俺達はなにもない地平線を歩いていたけど地平線は歩いても歩いても歩いても近くならない。 「…休憩にするか」 「何で?」 「疲れた」 「それだけの理由で?単純ね」 「そうか?」 「人間が動くとか動かないとか、そういうのを決断するのにはもっと複雑なプロセスが必要だと思ってたの」 そりゃあ間違いだ。腹が減ったから飯を食う。眠くなったから眠る。それで充分じゃないか。 「…でも、簡単には死のうとしないのよね。おかしいな」 「何か言ったか?」 「ううん、じゃあ、あたしは先に行ってるね」 「どこにだ?」 「多分、あなたには来ることのできない場所。来る必要もない場所」 そう言うと朝倉は笑った。その足や指先がさらさらと風化していく。 「じゃあね」 俺はこの光景を知っている。そうだ、朝倉は俺を殺そうとした悪人なんだ!じゃあこれでいいんじゃないか。 でも俺は何かもっと足りないものがある気がしてならなかった。 目的地が見つからない。