約 830 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4615.html
Project512_Part10-もくじ- クイックメニュー ●<何か保守したくなりましたよ! キ<アッー! ─本スレ掲載順収録─ 【チャックお題・中河が●or○に襲われる!?】 【チャックお題・森園生”適当な接続詞”誘拐される?】 【朝比奈みくるの超展開】#オリキャラ? 【ヤンデレ友紀(仮名)ちゃん】 【ただ一つの願望が持てるなら】(7月7日記念) 【チャックお題・涼宮ハルヒにナイフで刺される!!】 【チャックお題・古泉一樹が誘拐される!?】 【チャックお題・朝比奈みくる(大)がプールで溺れる!?】 【チャックお題・周防九曜の手料理が食べられる】 【森DVD】 ─この辺から保守小ネタ多め特集─ 【納豆(北大西洋条約機構)】(7月10日記念) 【納豆(北大西洋条約機構)Episode Re 】 【樋口さんに憧れる保守】 【□ブン□□ブン□□□ブン】(7月11日記念) 【機関保守】 【以下、名無しにかわりまして国木田が保守します】 【ミスリルダガー(6/5)SP+1 MP回復量+3】(7月12日記念) 【クラス名簿の消失】 【阪中保守】 【短編・『ハルヒ涙目』】(結膜炎治った記念) 【ホラー?】(7月13日記念) 【一年五組男子一番保守】 【TFEI保守3連発】 #何故か本スレ掲載時にプチリレーSS状態になっていましたが、拙作以外は未収録となっております。 ─没ネタ墓場─ 【>明日友人の結婚式なので、アナル的な結婚式の祝い方を教えてください。】 #今回収録分は原点に帰って512文字以下でまとめる超ショートSSを増やしてみました(゚д゚) ・ ・ ・ ・ ・ ザッザッザ・・・ ;; ; ;; ;;;,., ザッザッザ・・・ ;; ; ; ; ;; ;;;,., ;; ;; ; ; ; ;;; ;; ;;; ;; ; ; ;; ;; ; ; ; ;;; ;; ;;; vymyvwymyvymyvy、 未来からきました MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、 未来からきました Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ __,.ヘ /ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ 未来からきました .,ィヘ了「厂{ 乃ブ\_ .,ィヘ了「厂{ 乃ブ\_ /ヽ__ヘ /,ィヘ了「厂{ 乃ブ\_ ._ > ´  ̄ ̄ ` < ._ > ´  ̄ ̄ ` <∧l 、ヘ /ヽ _ > ´  ̄ ̄ ` <∧l 、 .(/ 〃 ヽ ..(/ 〃 ヽ \ ハ (/ 〃 ヽ \ ハ /,/ / /イ! ハ/,/ / /イ! ハ ,巧 , /,/ / /イ! ハ ,巧 , /〃 l / !l { /〃 l / !l { !l Y ! /〃 l / !l { !l Y ! .l/li lィ!‐、 { { lヽ- 、l/li lィ!‐、 { { lヽ- 、 !| j l| .l/li lィ!‐、 { { lヽ- 、 !| j l| .{{ N ヽ\_{ \ {{ N ヽ\_{ \ リ / | .{{ N ヽ\_{ \ リ / | \ハ ,ィ=ミ ィ=ミV!..\ハ ,ィ=ミ ィ=ミV!iイ }i | \ハ ,ィ=ミ ィ=ミV!iイ }i | i`ハ/// _ /// j レ i`ハ/// _ /// j レ !! l .i`ハ/// _ /// j レ !! l ._リ_|i 、 `ー ,.ィ .| | .リ_|i 、 `ー ,.ィ .| | jLiァゝ-、 ._リ_|i 、 `ー ,.ィ .| | jLiァゝ-、 / | |__,≧r=≦チ{_/../ | |__,≧r=≦チ{_/ ル´(、 〉 / | |__,≧r=≦チ{_/ ル´(、 〉 ・ ・ ・ ・ ・ 【チャック・中河が○or●に襲われる!?】 橘「ふっふっふ、組織のみなさん!今日は凄い作戦を考えたのです!」 大学生風の男「はぁ・・・」 組織員A「またどうせ”機関”に阻止されるってオチでしょ」 組織員B「あの森とかいう怖い女に会うのもう御免っすよ」 橘「んんっ、もうっ! 組織の皆さん前のネタの使いまわしなのです!! 涼宮さんと佐々木さんの”鍵”であるキョンさんの攻略はあたしたち組織に必須なのです! 将を射んとすれば先ず馬を射るのです、キョンさんと旧知の間柄である中河さんは言わば弱点! 中河さんを襲ってしまえばキョンさんも屈するに違いないのです!」 大学生風の男「中河って奴は”鍵”とそんなに親しかったっけ?」 組織員A「むしろ邪険にされていたような・・・」 組織員B「体力有り余ってそうな上に”機関”のアレと違う方向性でガチホモっぽいから嫌っすよ」 ・ ・ ・ 裕「僕の名はユタカ、君は狙われている!」 中河「な、何だ!? あんた方は!?」 圭一「あぁー、私たちは警察署の方から来た者だよ。 中河くん、君をある組織が襲撃 しようとしていると報告があった物でね。 私たちは護衛のために派遣されてきたのだよ」 中河「はて、俺には人様の恨みを買うような心当たりはないぞ、それに不埒な輩が 襲ってきたところで俺のこの鋼の肉体を持ってすれば恐るるに足らん!」 圭一「きみきみ、相手は組織的な襲撃計画を立てているんだよ、どんな手口を使ってくるか わからないから油断しちゃいけないよ、しかし我々が護衛するから安心したまえ」 裕「では早速、あがらせていだだきますよ」 中河「ちょ、ちょっと待たんか、俺はまだ承諾しては・・・」 圭一「意外と豪華なお宅だねえ」 裕「米もいい銘柄のがあるじゃないですか、八合ほど炊いておけば僕たちの分も足りますかね」 中河「お、おい! 勝手に飯の用意をするな!!」 裕「いやあ、少しはお手伝いをしようかと思いましてね、はっはっ」 圭一「おや、洋酒が沢山あるね、未成年がこんな物を集めてはいけないよ、私が預かっておこう」 中河「ま、待てーい! それは親父のコレクションだ!」 裕「ご飯が炊ける前にお風呂の準備と思ったんですが、24時間風呂じゃないですか」 圭一「では食事の前に私が先に失礼するよ」 裕「では僕はその間TVでも見てますかね」 中河「あ、あんた方俺を護衛しに来たんじゃないのか!?」 裕「いえいえ、お気遣いなく、僕たちは護衛が仕事ですから、はっはっ」 圭一「中河くんは普段通りに振舞ってくれればいいよ、はっはっ」 中河「頼むから帰ってくれ!」 ・ ・ ・ 橘「レイズなのです」 組織員A「コール」 橘「・・・JとQのツーペアなのです」 組織員A「4のスリーカード」 橘「んんっ、もうっ! なんで組織員Aさんそんなに強いのです!?」 組織員A「橘さん表情にすぐ出るからポーカー向いてないっすよ」 組織員B「うはwwwカップヌードルシーフード味うめぇwwww」 大学生風の男「ZZZzzz...」 橘「たまにはだらだらと暇を潰すだけの休日も良いのです」 (怠) ・ ・ ・ 【森園生”適当な接続詞”誘拐される・・・?】 森「と、いう事なので橘京子を誘拐し・・・てみようと思ったけど流石に被りすぎね」 古泉「接続詞を変えてみても森さん”を”誘拐できる人はそうそう居ない気がします」 圭一「森さん”で”誘拐されるとかどうだね?」 裕「森さんを使う人もそうそう居ないような気がしますね」 森「機関の上層部とかスポンサーは私たちを使ってると言えなくもないわね」 古泉「オチはありませんよ」 森「保守よ」 ・ ・ ・ 【朝比奈みくるの超展開】 みくる「みなさんこんにちは、朝比奈みくるです」 みくる「今年度からわたしたちも三年生になりました、時の流れは早い物ですね」 みくる「そこから時間平面が進んでいないのはナニ川先生の頭髪が禁則事項なので 深く追求しないでくださいね、約束ですよ」 みくる「さて、今日は新一年生の一人を紹介しようと思います」 みくる「みくるちゃんの紹介なら期待できるわね!」 みくる「は、はじめまして、朝比奈正太郎(仮名)です、よろしくおねがいします」 みくる「ウホッ! これは可愛らしい男の子ですね」 みくる「…………ポッ」 みくる「ちょうどSOS団にもショタキャラ欲しいと思ってたのよね!」 みくる「おいお前ら、新人を変な目でみるなよ」 みくる「同じ苗字って事はみくるちゃんの弟とか?!」 みくる「うふ、正太郎(仮名)くんはわたしの従姉弟なんですよ」 みくる「みくるお姉さんに会いたくて・・・、いえ未来人組織のためにこの時間平面に来ました」 みくる「うふうふ、未来人同士なら未来帰還フラグも関係ないでしゅね」 みくる「うふふふふふふふ、従姉弟同士なら結婚もおっけーでしゅハァハァハァハァ」 みくる「さあ正太郎(仮名)くん、お姉しゃんが手取り足取りイロイロと教えてあげましゅよハァハァ」 みくる「ああっ!みくるお姉さんそんな事やあんな事までっ!」 鶴屋「み、みくる・・・、みくるは正太郎(仮名)くんになんか渡せないよっ!」(チェストー!) みくる「アッー!? 正太郎(仮名)くん人形がひでぶに!?」 みくる「鶴屋しゃん何ばしよるとでしゅかっ!? ヤンデレでしゅか!?」 鶴屋「みくるにはあたしがいるじゃないかっ! そんな乙女ゲーの付録フィギュアで 一人遊びしてないでお姉さんと《禁則事項》するにょろ!」 みくる「あたしも普通に異性間での純愛を楽しみたかでしゅ!」 (オチ?ありましぇんよ?) (お題は「鶴屋さんがヤンデレ化する」でしゅた) ・ ・ ・ 【ヤンデレ友紀(仮名)ちゃん】 みくる「『…あなたに初めて出会った時からわたしの中に理解しがたいエラーが発生するようになった。 あなたと過ごすうちにそのエラーは有機生命体の一目惚れの概念だと理解できるようになった。 わたしはあなたと交際を深めたいと思う、許可を』」 みくる「『あ、あの、ごめんなさい!』」 みくる「『…ガーン』」 みくる「『ボクにはすでに心に決めた人が、みくるお姉さんがいるんですっ!』」 みくる「『わたしも情報操作で胸囲を同じにする、それなら…』」 みくる「『ボクがみくるお姉さんを好きなったのは性格とか人柄とかです!』」 みくる「うふふふふふ、いいでしゅね、もっとこうあたしの身体以外をちゃんと 評価してほしいでしゅ、『みくるちゃんでAVを撮るわよ~』な同人誌以外での 出番がもっと欲しいでしゅ」 長門「朝比奈みくる」 みくる「はぅあっ!?な、長門しゃんいつからそこにっ?!」 長門「最初からいた」 みくる「あぅあぅあぅ!」 長門「そのユニークな遊びにわたしも参加する」 長門「『あなたを他の人に渡すくらいなら…えいえい』」(チョンパー) みくる「アッー!? 修理したばかりの正太郎(仮名)くん人形がっ!?」 長門「パイルダーオン」 みくる「首がゲルググにっ! 首がゲルググにっ!」 長門「かっこいい」 みくる「ひどかでしゅ! 小学生の男の子みたいな事をっ!」 鶴屋「みくる~っ! あたしのゲルググマリーネ見なかったかいっ!?」 長門「そんな早朝保守」 鶴屋「オチは無いよっ!」 ・ ・ ・ 【ただ一つの願望が持てるなら】 長門「わたしはこの銀河を統括する情報統合思念体によって造りだされた対有機生命体 コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス、パーソナルネーム”長門有希”」 喜緑「長門さん、私の出番奪わないでください」 長門「了承した、了承したので卍固めの解除を要求する」 喜緑「解っていただければよろしいです」 喜緑「さて、本日は有機生命体の”七夕”の日です。 植物に願望を書いた紙片を 掲げるという行為と、それに付随した商業活動等が活発化する日です」 朝倉「なぜか”珍走団”と呼ばれる層の活動も活発になるわね」 喜緑「しかし私たちも”七夕”の概念を調べるために行事を行ってみようと思います」 長門「そこで涼宮ハルヒが調達してきた笹を一枝ほど拝借してきた」 朝倉「わたしたちも短冊に願い事書くのね」 喜緑「”願い事”ですか・・・」 ・ ・ ・ 朝倉「わたしはこれしかないわ、『”二期”が早く放映されますように』、『”消失”メインになりますように』」 長門「”二期”製作が発表されてから既に一年」 喜緑「長いですね」 朝倉「・・・そうね」 喜緑「私は、『”驚愕”が早く出ますように』、『もっと出番増えますように』ですね」 朝倉「江美里もけっこう俗っぽいところあるわね~」 長門「昨年の六月一日が当初の予定日」 喜緑「・・・有機生命体の退屈の概念が少し理解できそうです」 朝倉「長門さんは何?」 長門「『変革』」 朝倉「あら、一枚だけ?」 喜緑「長門さん、先ほどもう一枚書いていましたね、隠し事は認めませんよ」 長門「そのような事実は無い、錯覚」 朝倉「いいじゃない、わたしたちにも見せてよ」 長門「……だめ」 朝倉「やっぱり書いてるんじゃない」 長門「返却を要求する、さもなくば情報連結解除」 喜緑「みだりに情報操作を使うのは認めませんよ」 朝倉「えーと、『豊胸』」 長門「Σ!」 朝倉「・・・」 喜緑「・・・」 長門「こ、これは『ほっきょう』の誤字」 長門「わたしは誤った文字を書いてしまった事に羞恥心を感じ、つい隠蔽を画策してしまった」 長門「それ以外の理由は無い」 長門「断じて無い」 朝倉「・・・そ、そうよね!」 喜緑「そ、そんな保守です」 ・ ・ ・ 【涼宮ハルヒにナイフで刺される】 「ふんっ!はっ!とりゃ~っ!」 「ぬおわっ!?」 掃除当番を終えて部室に向かった俺の出迎えは、ハルヒの気合いと飛来物だった。 まったく、何やってんだこいつは・・・ 「何って見りゃわかんでしょ! 団員にあるまじき鈍さね」 見ればハルヒはどこからかガメてきた箸を何本も構えていた。 新しい食事マナーの開発か? 「す、涼宮さんテレビで手裏剣やってるの見たそうなんです」 「テレビだと箸で練習してたのよ!うりゃ!」 「はひゃあ!」 「うぉあ!」 的とおぼしき板に何本か刺さっているのはハルヒの無駄な才能だろう。 しかしほとんどは跳ね返って部室内を飛び交い、あちこちに散乱している。 平常営業なのは長門だけで、俺と朝比奈さんは悲鳴のハーモニーを奏でる羽目になった。 「お、おい!危ないから止めろよ!跳ね返って当たるじゃねぇか!」 「んー・・・もう! 仕方ないわね、跳ね返んなきゃいいんでしょ!」 と、言うとハルヒは朝比奈さんのお茶受け道具から果物ナイフを取出しやがった! 俺の脇腹に幻痛が走る、冗談でも止めてくれ! 「ふぇぇ!危ないでしゅ!」 俺と朝比奈さんの制止は間に合わず、無慈悲にも賽は投げられてしまった。 「うりゃ~っ!」 ──スコン 軽快な音と共に果物ナイフは跳ね返り、そして突き刺さった。 何に? 長門に。 「なっ、長門ぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆ、有希がッ!!有希がッ!!うあぁぁぁぁぁぁん!!」 「はわわわわわわわわわ!!長門しゃん成仏してくだしゃい!!」 ヒューマノイドなんちゃらの長門はこれくらいでは死なないかもしれない。 しかし映像的にヤバイ、これはヤバイ。 ナイフの突き刺さった長門を見て俺たちは悲鳴を上げる他なかった。 「……身体の損傷はすぐに修復できるレベル、落ち着いて」 長門だけは冷静だった、しかしハルヒに情報操作とか見せたらまずいんじゃないのか?! 「……マキロンとバンドエイド」 「「「な、なんだってー?!」」」 長門が取り出したのはご家庭の定番外科的医療器具だった。 自ら応急処置ともいえない手当てを施しペロリとバンドエイドをはがすと もう傷跡すら残っていない、いいのかそんなんで!?。 「あまり知られていないがマキロンとバンドエイドはある用法を用いれば劇的な 治癒能力を発揮する、これはスカラー波を遮断し(略)る有名サイトの漫画ネタの インスパイヤと言うかパクリをする事によりこのような能力が発揮できる」 「すっごいわね有希! あたしこんな身近な薬にそんな秘密が隠されてるなんて知らなかったわ!!」 俺、考えるの止めていいかな? 「おや、何か騒々しかったようですがどうかなさいましたか?」 「古泉くん聞いてよ!すっごい事有希に教わったの!」 バンドエイドパワーを早速試そうとするハルヒを見ながら、俺はいろいろと ヤバイので考えるのを止めた、そして書いてる奴に代わって謝っておこう、スマン。 「アッー!?ナイフだけは!ナイフだけは!!」 「…保守」 (オワタ) ・ ・ ・ 【古泉一樹が誘拐される!?】 橘「ふっふっふ、組織のみなさん!今日は凄い作戦を考えたのです!」 大学生風の男「はぁ・・・」 組織員A「またどうせ”機関”に阻止されるってオチでしょ」 組織員B「あの森とかいう怖い女に会うのもう御免っすよ」 橘「んんっ、もうっ! 今日こそはその”機関”に一泡吹かせてやるのです! 機関の構成員でもあり、涼宮ハルヒや”鍵”のキョンさんの最も身近にいる 古泉さんはいわば弱点! 古泉さんを誘拐してしまえば”機関”に対して有力な人質になるのです!」 大学生風の男「アレって機関でもトップクラスに危険な奴じゃないっすか」 組織員A「橘さんは女だから平気かもしれないっすけど・・・」 組織員B「俺ら●に掘られるの御免っすよ!」 ・ ・ ・ 古泉「キョンタンは大変な物を誘拐していきました」 キョン「何をだよ!」 古泉「僕の心です」 キョン「オチが投げやり過ぎっぞ」 古泉「でもロスタイムに間に合いましたよ」 キョン「間に合ってねぇよ!」 (ゴメン) ・ ・ ・ 【朝比奈(大)がプールで溺れる】 森「美容のためには地道に努力! 実はフイットネスクラブ通いしている私は森園生よ」 朝比奈(大)「プールとか久しぶりですよ~」 森「ってなんであんたまでついて来てんのよ!」 朝比奈(大)「いいじゃないでしゅか、未来は《禁則事項》が《禁則事項》なんでプールとか行けないんでしゅ」 森「禁則事項ばっかりでわかんないけど、未来じゃ水資源が枯渇でもしてんの?」 朝比奈(大)「禁則事項です★」 森「ナニ川先生が書いてくれないから未来人組織は調べようがないわ・・・」 朝比奈(大)「今日はちょっと気合い入れた水着で来ちゃいましたよ~」 森「このフイットネスクラブって暇な主婦とかおばちゃんばっかりよ」 朝比奈(大)「無駄な努力でしゅたか、しょぼん」 森「ところであんた泳げるの?お題がお題だけに心配よ」 朝比奈(大)「浮力が発生するから大丈夫じゃないでしゅかね」 森「・・・なんかすっごく腹立つわ」 朝比奈(大)「オチはありましぇんよ」 (浮) ・ ・ ・ 【周防九曜の手料理が食べられる】 天蓋「くーちゃんお腹すいたー、ごはんまだ~?」 九曜「───今──できた──ところ───」 天蓋「さすがくーちゃん! 今日の夕食は何かな~?」 九曜「──クーブイリチーと───クーブマチ───あと──ジューシー───」 天蓋「今日は沖縄風じゃない、最近くーちゃん料理凝ってるね~」 九曜「───ある人に───食べさせたい───」 天蓋「だっだだだだだだ誰によ!? ”鍵”とか呼ばれてるあの子? それとも未来人の子?」 九曜「───ナニ川先生───」 天蓋「くーちゃんの愛情とミネラルたっぷりの手料理でナニ川先生もフッサモーモーって寸法ね!」 九曜「───という──保守───」 天蓋「お題は『周防九曜の手料理が食べられる』でした!」 ・ ・ ・ 【鶴屋さんに埋められる?】 橘「ふっふっふ、組織のみなさん! 今日は凄い作戦を考えたのです!」 大学生風の男「はぁ・・・」 組織員A「またどうせ”機関”に阻止されるってオチでしょ」 組織員B「あの森とかいう怖い女に会うのもう御免っすよ」 橘「んんっ、もうっ! 今度こそは”機関”に一泡吹かせるのです! ”機関”の有力スポンサーである鶴屋家はいわば弱点! 鶴屋さんをどうにかしてこちらに引き込み、資金を断ってしまえば機関に大打撃なのです!」 大学生風の男「あそこの娘って作中トップクラスに強そうじゃないっすか」 組織員A「手荒な事したらこっちが逆に危ないっすよ」 組織員B「チャックのお題だからって俺ら六甲山に埋められるの御免っすよ」 ・ ・ ・ 橘「んんっ、もうっ! 組織の皆さんノリが悪すぎるのです、あたし一人でも実行するのです。 そういう訳であたしは今、鶴屋さんをスネークしているのです。こそーりこそこそなのです」 ・ ・ ・ 鶴屋「ふっふっふっ、待っていたにょろ」 森「ご挨拶は略させていただきます、機関への投資増額の話についてですが・・・」 橘「(いきなりビンゴなのです! 機関の人と山吹色のお菓子について話しているのです)」 鶴屋「なんでもめがっさ値上げのこのご時世にょろ、機関の懐事情もよっくわかるっさ。 でもあたしんちも商人の家系にょろ、不況の影響受けてるのは同じにょろ」 森「致し方ありません、また期を改めて担当者が伺わせていただきます」 鶴屋「し・か・しにょろ、鶴屋家次期当主のあたしの口利き次第ではどうにかならない事もないにょろ! そのかわり・・・森さん大人だからわかるにょろ?」 森「は、はぁ?!」 橘「(鶴屋さん越後屋かと思ったら悪代官っぽいのです、どういうプレイなのです?!)」 鶴屋「も、もう辛抱たまらんにょろ! 資金提供するから森さんがDVDの代わりをするにょろ!」 森「ちょ、ちょっと待ってくださいっ! や、やめましょうよ、そんなこと!」 鶴屋「おっぱお見せるにょろ! 早くっ! D・V・D! アッソレ D・V・D!」 森「ひ、ヒィィーー! なぜかその掛け声を掛けられると逆らえなくっ!?」 橘「(ひ、酷いのです! 森さん脱がされた上におっぱおを目に見立てて体にザクレロの顔を描かれてしまっているのです!!)」 鶴屋「こんなモビルアーマーのできそこないなんぞ、あと一撃でっ!」 森「ヒィィー!」 橘「(なんてよくわからないプレイなのです! もうちょっとよく見るのです)」 (ミシミシ、バリッ) 森「Σ!?」 橘「あぅあぅあぅ! 天井が破れたのです! 落ちたのです! 痛いのです!!」 鶴屋「にょ、にょろ!? そこのグドンの餌っぽい娘っ! 何するにょろ!!」 橘「ひ、酷いのです! あたしグドンの餌じゃないのです!!」 鶴屋「この鶴屋さんの上前を撥ねようとする奴にはおしおきが必要にょろ!」 橘「ヒィィーーなのです! やっぱりあたし埋められちゃうのです?!」 森「な、なんて酷すぎる展開なの!?」 鶴屋「オチは無いにょろ!」 (投) ・ ・ ・ 【納豆(北大西洋条約機構)】 長門「7月10日は納豆の日」 喜緑「あの、長門さん、視覚的には腐敗しているように見えるのですが」 朝倉「納豆と豆腐って字が逆じゃない?」 長門「有機生命体が食用にしているので問題ないと思う」 喜緑「機能的にはおかしすぎるでしょう」 朝倉「栄養はあるみたいだけど」 ・ ・ ・ ハルヒ「ゆ、有希!?それは一体!?」 長門「納豆」 キョン「その物騒な物をしまってくれ!」 みくる「長門しゃん!関西より西の人間には納豆は酷でしゅ!」 長門「…わたしは横須賀鎮守府属」 古泉「僕が空気な早朝保守です」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 05 31 12.22 ID x+Crl1ys0 大陸から渡って来る時当りに名前が入れ代わっちゃったらしいね<豆腐と納豆 【納豆(北大西洋条約機構)Episode Re 】 長門「納豆は寺院の『納所(なっしょ)』が語源とされる日本語、豆腐は渡来語であると思われる」 哈爾濱「コッチでも麻婆豆腐は『麻婆豆腐』アルヨ、日帝的糸引き納豆は無いネ」 長門「古製法では発酵させていた、あるいは『腐』の字には柔らかい物と言う意味もあるからと言う説がある」 長門「調査の過程でバターの事を『乳腐』とする資料を見た」 哈爾濱「然中文的『Butter』表記是『黄油』」 長門「中国語では『黄』とは猥褻の意味もある」 阪中「そこでなんでわたしを見るのね?」 長門「あまり意味は無い」 哈爾濱「是的保守書込」 【樋口さんに憧れる保守】 阪中「樋口さんにバターをあげたら何故か顔を真っ赤にしていたのね」 ルソー「保守」 【□ブン □□ブン □□□ブン】 朝倉「7月11日はセブンイレブンの日よ」 喜緑「本日の食事が全部コンビニ惣菜なのはそのためでしょうか?」 朝倉「そ、そうよ!たまにはいいでしょ」 長門「嘘をついている、パーソナルネーム朝倉涼子は昨夜20時17分から今朝7時32分までネットゲームにログインしていた」 朝倉「あ、あれは・・・、切断でキャラが死んじゃったから・・・、復旧のため仕方なかったのよ!」 喜緑「朝倉さん、家事手伝いが家事をしないでどうするんですか!」 朝倉「わたしはニートじゃないわ保守」 ・ ・ ・ 【機関保守】 古泉「最近僕の出番が少ないのですが・・・」 多丸(圭一)「私よりはまだ多いじゃないか」 多丸(裕)「僕なんて出ても大概兄さんとセットで名前のあるモブ扱いですよ」 古泉「圭一さんは‘タマちゃん’でいい味だしてましたよね」 多丸(裕)「保守ですよ」 ・ ・ ・ 【以下、名無しにかわりまして国木田が保守します】 >60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20 20 10.49ID JXU+EnoR0 >ほしゅ 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20 20 39.98 ID KuN1K1d@O 国木田「『今だ! 60ゲットォォォ!(ズザー)』・・・、っと」 谷口「何やってんだ国木田?」 国木田「保守だよ」 >62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20 22 01.43ID DJXNdDlE0 >( ゚д゚ ) 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20 27 25.10ID KuN1K1d@O 谷口「でもよ、 60とれてねぇぞ?」 国木田「・・・僕も予想外のオチだよ」 ・ ・ ・ ・ ・ 【ミスリルダガー(6/5)SP+1 MP回復量+3】 朝倉「7月12日はナイフの日よ」(←嘘) 喜緑「強引な語呂合わせここに極まれりって感じですね」 朝倉「ナイフって言えばわたしよね!」 長門「むしろ眉毛のほうが印象が強い」 朝倉「記念に新しいナイフ買っちゃったわ」 喜緑「情報統合思念体は余剰な地球通貨の発行を認めてませんよ」 長門「きっと朝倉涼子はネットゲーム内で得た通貨を使用している」 朝倉「ミスリルダガー欲しかったのよね、MP回復が増えるのよ」 喜緑「‘二期’がなかなか出来ないからって・・・」 長門「ニート化を見守りつつ保守」 M i t h r i l 【クラス名簿の消失】 キョン「女子の名前が並ぶ列に指を這わせる。佐伯、阪中、鈴木、瀬能……」 ・ ・ ・ 阪中「思えばあれがわたしのデビューだったのね」 佐伯「あたしも二期に出れる期待はできるわね!」 瀬能「わたしがメジャーデビューする日は来るのかなぁ…」 鈴木「保守です」 【魚か。】 阪中「架空の保守して涼宮さんを釣るのね」 成崎「保守に架空とかあるのかな?」 佐伯「書けば保守になるんだからいいんじゃない?」 大野木「じゃ保守って事で」 ・ ・ ・ 【ハルヒ涙目】 僕たち超能力者は閉鎖空間の発生という形で、涼宮さんの心理状態がある程度わかってしまいます。 知識を得てしまう事が必ずしも幸福とは限りません。 今朝も閉鎖空間が発生したため、僕は機関から調査を命じられました。 「あたしに近寄んないでって言ってんでしょ!」 「お、おい待てよ!」 五組の教室の前を通り掛かると、涼宮さんが凄い剣幕で出ていくところでした。 遠目にも目が潤んで赤くなっているのがわかります、ただ事ではありません。 「おや、奇遇ですね」 僕はあくまで偶然を装って彼に声をかけました。 「ああ、古泉か。ハルヒの奴朝からああなんだが、何か知らないか?」 彼の口癖をお借りしましょうか、やれやれ。 僕たちの超能力は閉鎖空間を察知して消すだけで、読心術は使えないのですよ。 「そんな目で見るな、今回ばかりは俺は何も心当たりはないぞ」 彼曰く今朝登校した時から涼宮さんはあんな状態、彼が声をかけてもつっけんどんで、 それでも心配して話し掛けた阪中さんを突き放すように飛び出た、 そしてそこに僕が通り掛かった、そういう事だそうです。 僕は子供の頃に見たアニメを思い出していました。 あの超能力者みたいにテレパシーが使えたらどれだけ良いでしょうか。 ・ ・ ・ 放課後です。 『本日臨時休部』の張り紙を残して、涼宮さんはあのまま下校してしまいました。 それでも涼宮さんを除く四人は集まってしまっているのですが。 「…鈍感」 「な、長門!? 薮から棒になんだよ!?」 「…統計的にあなたにわたしがこう発言する確率が80%超だと判断した、それ以外の理由はない」 「お、脅かすなよ」 「てへ」 「おや、長門さんなら宇宙的な何かで察知していると思ったのに意外ですね」 「過剰な介入は観測結果に影響を齎す、この件に関しわたし個人の人間と同等の行動しか認められていない」 さて、長門さんの宇宙的パワーが使えないとなると少々厄介ですね。 今回の件でも彼に一般人として頑張って貰う事になりそうです。 所詮は僕たちの超能力は閉鎖空間限定の物です、今回の件の解決に役立ちそうにありません。 「あ、あの~」 「「ああ、朝比奈さんはどうぞお構いなく」」 僕と彼は異口同音に応えました。 「酷かでしゅ! あたしの未来的能力もたまには考慮して下しゃい!」 ・ ・ ・ 「いやービックリしたわー」 翌日です、五組に赴いた僕を笑顔の涼宮さんが向かえてくれました。 僕の知らないところで上手くやってくれたんでしょうか? 彼には感謝しないといけませんね。 「昨日起きたら目やにで瞼くっついちゃってて目が開かなくってね、 それでも学校終わってから眼科行けばいいと思ってたのよ。 学校行く途中携帯で調べてみたんだけどね、ウィルス性結膜炎って無茶苦茶 感染力強いらしいじゃない。 あたしみんなにうつさないか心配になっちゃって慌てて早退したのよ! あ、阪中ちゃん、その時は驚かしちゃってごめんね」 「涼宮さん病気なおってよかったのね」 「眼科で抗生物質の目薬もらったらすぐに症状治まったわ。 ウィルス性じゃなくて細菌性の結膜炎だったみたい」 病気がなおったのが嬉しいのか、涼宮さんはなおも語り続けています。 これで閉鎖空間が発生するような事も暫くなさそうです。 HappyEnd 「おい、まて古泉! 宇宙的、未来的、超能力者的どころか俺にも関係ないじゃねぇかよ!」 おや、仕方ありませんね。 お詫びに僕のアナルを贈呈しま「古泉、お前はやっぱり黙っていろ」 (オワタ) ・ ・ ・ 鈴木「後にこの事件は『涼宮の目にも涙』として後々まで語り継がれ」 高遠「てたりはしません!」 荒川「保守!」 【7月13日】 長門「13日の…」 朝倉「日曜日!」 喜緑「普通の日ではありませんか?」 朝倉「このスレッドが落ちる日よ」 長門「ある意味ホラー」 喜緑「では、完走を目指して保守しましょう」 ・ ・ ・ 【一年五組男子一番】 荒川「日曜は早起きして稽古だぜ」 古泉「新川さん、名前間違ってますよ」 荒川「カッラーテ…」 高遠「保守です」 ・ ・ ・ 【以下、VIPにかわりまして情報統合思念体がお送りします】 長門「日曜なのでどこかに出かけようと思う」 喜緑「宿題と生徒会業務が残っているので私は行けませんよ」 長門「情報操作してしまえば良い」 喜緑「情報統合思念体にそれは禁じられました、人間と同等に…との事です」 長門「穏健派の指令は理解し難い」 喜緑「機能的にはおかしすぎるでしょう」 長門「仕方ないから朝倉涼子でいい」 朝倉「わたしも今日忙しいからだめよ」 長門「何故」 朝倉「明日のメンテまでにゴールドメダル20個集めないと限定イベント間に合わないのよ」 長門「またネトゲ…」 朝倉「保守よ」 長門「エアコンが止まった…」 喜緑「情報操作のリソースを使い過ぎるからです! 天蓋領域の情勢も不透明ですし、徹底して節約しますよ!」 長門「穏健派のばや」(ボソッ) 喜緑「何か言いましたか?」 長門「何もない、アイアンクローの解除を要求する」 喜緑「理解していただければ結構です」 朝倉「このイベント釣りとかペットマッチとか待ち時間ばかり多すぎるわ」 長門「優先順位間違ってると思う…」 朝倉「ネットを介して有機生命体の思考を調査する重要任務なのよ」 喜緑「と急進派は申しております」 長門「保守」 朝倉「Zzz...」 喜緑「朝倉さん、起きなさいっ!」 朝倉「はぅ!?寝落ちしてる間にわたしのキャラがMPKされてるわ!!」 喜緑「ネットゲームは後です! 暑いからと言ってなんて格好してるんですか!」 朝倉「そう言う江美里だって随分とラフな格好じゃない、女物の甚平とかあんまり見ないわよ」 喜緑「部屋着と裸ではぜんぜん違います!」 朝倉「下着つけてると暑苦しいのよ、汗疹とかできるし・・・」 喜緑「この脂肪塊がいけないんですか!この脂肪塊がいけないんですか!」 朝倉「アッー!?そこにアイアンクローはやめて!そこにアイアンクローはやめて!!」 長門「朝倉涼子はまだ甘い」 喜緑「な、長門さん?!」 朝倉「し、下まで裸じゃない?!」 長門「血管が多い鼠径部を解放することによって高い冷却効果を発揮できる」 朝倉「!?」(ブフー!) 喜緑「股は閉じなさい股は!」 長門「朝倉涼子の鼻腔からの大量出血を確認」 喜緑「ほ、保守です」 ・ ・ ・ ___ |\ \ | | ̄ ̄ | | | 没 | | | ネ | | | タ | .._| | の | |\\i 墓 .|\ \l二二二二二l >明日友人の結婚式なので、アナル的な結婚式の祝い方を教えてください。 ──高校一年の初めての出会いから幾星霜、文庫本にして十冊以上の紆余曲折を 経て、とうとう今日結婚式を挙げることになった やれやれ、俺も年貢の納め時かね。 妹「キョンくんの服すっごーい」 国「いやあ、ゴールまで長かったねえ」 谷「俺の分まで幸せになれよ!」 み「一時期はどうなる事かと思いましゅた、あたしも嬉しいでしゅよ」 長「……おめでとう」 ハ「結婚してもSOS団の団員なのは一緒なんだからね!これからもしっかりやんのよ!」 皆の祝福の声で不覚にも俺の目に涙が滲んだ、ありがとうお前ら。 古「では参りましょうか」 古泉と共に俺はバージンロードへと足を踏み入れたのだった。 -完- ・ ・ ・ キョン「ってなんだよコレは!」 古泉「新郎×新郎だっていいじゃないですか。はっは」 ・ ・ ・ ・ ・ .+ / ⌒ ⌒ヽ |ヽ + │||iiiMiii 》|_| ノ| |゚ ヮ゚ノ||lつ ,ノ/ つ⊥} , <../(⌒)ゝ ・し´ Menu Top Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 Part6 Part7 Part8 Part9 Part10 Part11Part12 Part13 Part14 Part15
https://w.atwiki.jp/tock_t9710/pages/1269.html
Template 性的 麗 ちなみ(れい ちなみ)は札幌ニューカジノ所属のストリッパー、誕生日は12月4日。 身長140cmと現役で活動しているストリッパーでは柿沢めぐと並んで最短身である。 天板ショー(舞台上に観客1名を上げてのタッチショー)の名手であり、毎回立候補者が殺到している。 小柄で軽量な体型を活かしたアクロバティックな動作は、「体操の選手のようだ。」と評価されている。 常に劇場を訪れた観客への謝意を忘れないためか、天板ショー参加者にはワイシャツを、その他の観客には靴下を無料で贈与している。 芸歴は確認できないが、20年以上継続して同様の内容を演じていることは明らかである。 Template pornstar-stub Template DEFAULTSORT れいちなみ Template Pathnav Template Pathnav Template Pathnav Template Pathnav Template 複数の問題 初音島(はつねじま)は、ゲーム及びアニメ『D.C. 〜ダ・カーポ〜』シリーズの主な舞台となる架空の島。中国では、D.C.の代わりとしてタイトルにもなっている。 Template ネタバレ 概要 三日月型をした島である。 D.C. 〜ダ・カーポ〜 (アニメ)では尾道市が背景モデルになっている。 気候は温暖で、なぜか一年中桜の花が咲き乱れ、観光の目玉となっている。『願いが叶う枯れない桜の木がある』という噂がある。 気候区分は温暖湿潤気候である 地誌 自治体名は「風見市」。 北部地域には産業廃棄物処理場がある。フェリー航路がある港もこの付近に位置すると思われる。 北中部地域には風見下商店街とスーパーマーケット、中部地域には学校と住宅街がある。 また中部地域は多少の起伏があり、道が少し入り組んでいるのが特徴。 南部地域には住宅街と深い森があり、陸地に繋がる大きな吊り橋が架けられている。 湾岸地区は比較的人口が集中していて、その反対側が森に覆われている。 東部には大型病院の水越総合病院がある。近代的で設備が整っており、本島から診察を受けにくる患者もいる。 島内の交通では、通勤・通学に路線バスが運行している。また島外へと向かう長距離バスもあるが鉄道は無い。 陸地側との交通は、橋を介したバスとフェリーとで賄われている。 少数ながらタクシーも営業している。 産業 一般的な日本の離島にありがちな公共事業依存の産業構造とはなっておらず、重工業が発達しており、離島にしては所得水準は高いが、最大の産業は観光業である。その際たる施設が大型遊園地の「さくらパーク」である。ただし、これ以外のレジャー施設は特にない。 元々桜の名所であったが、1995年から桜が散らなくなり、一年中咲き誇る桜は島の名物ともなっていた。しかし2002年4月末頃にこの桜が突然に散り始め、以後観光客の数は低迷している。2004年の夏に数日だけ咲いていたが、この時はすぐに散っている為、後の時代の人間はほとんど知らない。加えてこの時桜を咲かせたアイシアが自分の存在を初めからなかった事にする事を枯れない桜に願った為、この事実自体がそもそもなかった事になっている。2045年頃から三度桜が散らなくなっていたが、2056年1月26日頃から再び散り始めた。2072年2月22日からまた咲き始め観光業界を賑わせた。 風見学園 島中部にある本校、付属校よりなる私立学園。開校は1995年、その60年後の2055年、2072年にも存続している。校舎は本校校舎棟・付属校舎棟・特別校舎棟からなり、各校舎は円形の通路で結ばれている。基本的な作りは開校からほぼ変わっていない。体育館も存在し、校舎の屋上は常に開放されている。 食堂のメニューは一般的なものだが、イベント時の特別メニューや、食券販売機には名称が記載されていない謎のメニュー(地獄丼・大人のオムライス等)が存在する。渉曰く、食堂のメニューは「早い、安い、うまくない」らしい。 2002年の時点での理事長は工藤叶の祖母。2055年には理事会も存在、芳乃さくらが学園長を務めている。さくらが行方不明になった後の後任者の名前は不明だが、さくらに返還したいと考えているらしい。 毎年クリスマスの12月23日~25日の3日間と卒業式の3月15日に学生達による盛大な祭りが開催される(前者はクリスマスパーティー、略してクリパ、後者は卒業パーティー、略して卒パ)。手芸部が2001年のクリパでミスコンを開催して以来、手芸部主催のミスコンがパーティーの恒例イベントとなっている。また、その中で意中の男性が誰かを質問するのが恒例になっている。第1回のミスコンでは朝倉音夢と白河ことりが出場し、ことりが優勝している。また、文化祭や修学旅行等の定番行事も当然あり、体育祭は春季、秋季の2回行われる。イベントの際は、生徒が危険な行為を行わないように、風紀委員・中央委員会によって安全対策が実施されている。特に自転車部の空飛ぶ予定の自転車の製作と没収は2055年まで行われる伝統になっている。2002年時点では、風紀委員には朝倉音夢、天枷美春が所属、中央委員会には白河ことりが所属し、2055年時点では中央委員会は生徒会となり、朝倉音姫が生徒会長、高坂まゆきが副会長を務めている。音姫の卒業後は雪村杏が生徒会長を務める。杏の在任中には天枷美夏が風紀委員に所属している。2072年には英理・アンジェラ・アーサーが生徒会長を務め、森園立夏と芳野シャルルが付属校所属ながら生徒会に所属し、江戸川四季が風紀委員長を務めている。 クラブ活動も盛んである。珍奇な部や非公式の活動にも事欠かない。その最たる例が、「非公式新聞部」。2002年、2055年、2072年の全てに、杉並という同姓の男子学生が在籍するが、三名の関係は不明。更には過去のロンドンの風見鶏にも非公式新聞部、及び杉並は存在しているがやはり関係は謎。風見鶏では非公式新聞部はイギリス王家直属の情報機関である事が判明しているが、初音島の非公式新聞部が同じ機関かは不明。2002年時点では、定期試験前に試験問題を張り出したりと過激な活動が目立ったが、2055年では同様の活動は報告されていない(ただし2055年のクリパにおいて杉並の仲間らしき集団が何らかの行動を起こそうとしている場面があるが、非公式新聞部との関連は不明)。なお、学園の図書館には非公式新聞部のバックナンバーが60年分ストックしてあるという。また、2002年時点では胡ノ宮環が立ち上げた「巫女部」なる部も存在する。2072年には立夏が立ち上げた公式新聞部が存在し、非公式新聞部と対立している。 非公式新聞部しか知らない謎の抜け道や地下室が多数存在している。2002年時点から存在しているが、2055年までの間に新たな抜け道も発見されている。 学園七不思議が開校5年後の時点で存在するが、怪談とはほど遠い内容である。2055年時点ではその内容は大分入れ替わっている。しかし、2000年の時の七不思議は渉によると情報として残っているらしい。2000年の時点での怪談は「ピクニックの神様」「夏への扉」「木琴の怪」「バナナの恐怖」など。2055年時点では「血塗れの旋律」「呻く人体模型」「旧焼却炉の怪」「屋上のA子さん」「昇降口の子供達」「姿見の噂」「開かずの女子トイレ」の七つになり、いかにもな怪談話となっている。七つ全て聞くと本物の幽霊に遭うと言う話もある。 校歌が設定されており、D.C. 〜ダ・カーポ〜 DVD-BOX3の購入特典として貰える『ダ・カーポ玉2』というCDに収録されている。 制服は、男子生徒は付属から本校を通して学ラン。女子生徒は付属校ではセーラー服タイプ、本校ではワンピースタイプとなっている。指定の上履きがある。女子生徒の制服は2002年と2055年では、デザインが変更されている。また、夏服においては男子・女子ともにアニメ・ファンディスク・D.C.G.S.等、それぞれメディア展開によって異なっている。なお、付属校の女子制服のリボンは学年によって分けられている。付属卒業まで使いまわされているようで、その年によって学年の色は異なる。 朝倉家・芳乃家 島中部からやや東側にあり、風見学園から歩いて15分ほどの距離にある。なお両家の家屋は芳乃家の所有であり、朝倉家は借用している形となる。 朝倉兄妹の住む(両親は海外へ赴任中)朝倉家は2階建てで、1階に居間と台所、洗面所があり、2階には純一と音夢の部屋がある。部屋のほぼ全てが洋室。純一の部屋は窓の鍵が壊れており、さくらが桜の木を伝って侵入してくる。2055年では、音姫がこの部屋を使用しており、内装もカラフルになっている。 芳乃さくらが1人暮らしをしている芳乃家は木造平屋・瓦屋根・土壁と、朝倉家よりかなり古い作りとなっている。部屋は全て和室で、縁側がある。敷地は生け垣と木塀で囲まれ、庭に桜が数本植えられている。 2055年時点で、朝倉家は多少の改装をしているが、ほとんど2002年当時のまま。芳乃家の方は全面的に建て替えられたようで、木造2階建てとなっている(アニメ版は1階建てのままに変更されている)。1階はほとんど和室で、台所もこちらにある。2階部分は洋室で、義之の部屋も2階にある(アニメ版は義之の部屋が1階へと変更されている)。門も新たに設置されている。朝倉家の在住者は朝倉純一、その孫娘の朝倉音姫・由夢姉妹の三人。芳乃家の在住者は家主の芳乃さくら、桜内義之の二人。2072年時点ではどうなっているかは不明。 脚注 Template Reflist 外部リンク 初音島.com Template D.C. 〜ダ・カーポ〜 Template DEFAULTSORT はつねしま Template 基礎情報 会社 新海製作所(しんかいせいさくじょ)は、東京都町田市に事業所を置く金属加工の会社である。1980年創業後、汎用旋盤及びNC旋盤を用い、金属加工全般を行っている。 沿革 1980年 - 創業 Template 節stub 設備 汎用旋盤 NC旋盤 ボール盤 各種治具 加入団体 町田商工会議所 相模原商工会議所 相模原市青年工業経営研究会 関連項目 部品 ステンレス 機械要素 異形材 外部リンク 新海製作所 相模原市青年工業経営研究会 Template Company-stub Template Pref-stub Template DEFAULTSORT しんかいしせいさくしよ Template Infobox Single 「屋久島」(やくしま)は 細川たかしのシングル . 2013年1月23日発売。発売元は日本コロムビア。 収録曲 屋久島 作詞 おのりく 、作曲、編曲 井上慎二郎 平泉讃歌 作詞 おのりく 、作曲、編曲 井上慎二郎 アットステーション (企業) アットステーションは、公衆型インターネット端末@Stationの普及を促進するために2009年2月4日に設立された日本の株式会社。本社は東京都品川区大井。 羽田空港内に「キッズラウンジ」という親子カフェを運営。RODYキャラクターを使い、空港での親子カフェ設置は全国初。 Template DEFAULTSORT あつとすてえしよん Template Company-stub {{AV女優| |モデル名=吉川 あいみ |ふりがな=よしかわ あいみ |画像ファイル= |別名= |愛称= |生年=1994 |生月=2 |生日=15 |出身地=Template JPN |血液型= |時点=2012年 |身長=152 |体重= |バスト=95 |ウエスト=58 |ヒップ=85 |カップ=H |股下= |靴= |身体備考= |ジャンル=アダルトビデオ |AV出演期間=2013年 - |専属契約= |活動備考= |他の活動= |その他= }} 吉川 あいみ(よしかわ あいみ、1994年9月25日は、神奈川県出身のグラビアアイドル ref name= mynavi Template cite web、AV女優。2013年、「AV DEBUT 吉川あいみ」でAVデビューした吉川あいみ(よしかわあいみ) プロフィール - AV女優情報 - DMM.R18。 経歴 小学生の時からバストが大きくなり、中学生の時には巨乳となった。AVデビュー前の男性経験は1人で17歳の時に交際していた、高校のバスケットボール部キャプテンとしているTemplate cite web。 AVデビュー前の2012年にイメージDVDでセミヌードを披露している。AVデビュー前のプロフィールは、1994年2月15日生まれ、東京都出身、A型、身長153cm、スリーサイズはB95・W58・H85 ref name= mynavi / 。 出演作品 2012年 新星 Debut 吉川あいみ(8月25日、Air control) 2013年 AV DEBUT 吉川あいみ(1月10日、SODクリエイト) 初イキッ!!! 吉川あいみ(2月21日、SODクリエイト) テレビ出演 ビートたけしのあと6回だけヤラせてTV(TBSテレビ) 脚注 Template 脚注ヘルプ Template Reflist 関連項目 AV女優一覧 外部リンク 吉川あいみのblog Template Twitter Template デフォルトソート よしかわ あいみ {{ActorActress | 芸名 = 村木 美帆 | ふりがな = むらき みほ | 画像ファイル = | 画像サイズ = | 画像コメント = | 本名 = | 別名 = | 出生地 = Template flagicon 京都府 | 死没地 = | 国籍 = | 民族 = | 血液型 = O | 生年 = 1989 | 生月 = 11 | 生日 = 19 | 没年 = | 没月 = | 没日 = | 職業 = 女優 | ジャンル = テレビドラマ・舞台 | 活動期間 = | 活動内容 = | 配偶者 = | 家族 = | 公式サイト = | 主な作品 = }} 村木 美帆(むらき みほ、1989年11月19日 - )は、日本の女優。「ひまりり舎」所属スタープロフィール|村木 美帆。 来歴・人物 京都府出身の女優。舞台を中心に活動している。 出演 舞台 『忍びの光をあびて』 (2009年) 『鋼殻のレギオス』 (2009年) 『ダンスカンパニーレイ Happy Performance Vol.4』 (2010年) 関連項目 日本の女優一覧 脚注 Template 脚注ヘルプ 外部リンク 村木美帆のGoing my wayブログ - Ameba Template DEFAULTSORT むらき みほ Template 性的 Template AV女優 間中 みちる(まなか みちる)は、日本のAV女優である。 経歴 出演作品 アダルトビデオ 巨乳×巨尻 豊満美人 DX-1 間中みちる(2007年11月23日、アカデミック) デブ無限絶頂 間中みちる(2008年6月1日、エッジ) 関連項目 AV女優一覧 肥満嗜好 ぽっちゃり Template 性的 {{AV女優| |モデル名=夢夏 まなつ |ふりがな=ゆめか まなつ |画像ファイル= |別名= |愛称= |生年=1992 |生月=7 |生日=16 |出身地=Template JPN・大阪府 |血液型= |時点= |身長=170 |体重= |バスト=84 |ウエスト=61 |ヒップ=89 |カップ= |股下= |靴= |身体備考= |デビュー= |ジャンル= |AV出演期間=2012年 - |専属契約= |活動備考= |他の活動= |その他= }} 夢夏 まなつ(ゆめか まなつ1992年7月16日 - )は、大阪府出身のAV女優夢夏まなつ(ゆめかまなつ) プロフィール - AV女優情報 - DMM.R18。 出演作品 アダルトビデオ 2012年 従順ペット候補生 #024 夢夏まなつ(7月3日、プレステージ) 絶対的美少女、お貸しします。 ACT.21(8月1日、プレステージ) 僕を誘惑する隣の綺麗なお姉さん(9月1日、プレステージ) 愛人スイートルーム 夢夏まなつ(9月11日、プレステージ) アミタイツ奴隷 夢夏まなつ(10月11日、プレステージ) テレビ出演 おとなの子守唄(2012年6月 - 2012年12月、サンテレビ) 脚注 Template reflist 関連項目 AV女優一覧 外部リンク 夢夏 まなつ(ゆめか まなつ) プレステージ Template DEFAULTSORT ゆめか まなつ {{ActorActress| | 芸名 = 慶田 貴光 | ふりがな = けいだ たかみつ | 画像ファイル = | 画像サイズ = | 画像コメント = | 本名 = | 別名 = | 出生地 = Template JPN鹿児島県 | 民族 = | 血液型 = A型 | 生年 = 1984 | 生月 = 3 | 生日 = 2 | 没年 = | 没月 = | 没日 = | ジャンル = タレント/英語講師 | 活動時期 = 2004年 - | 活動内容 = 2004年:デビュー『魔可・ジョーシキの穴』 | 配偶者 = | 主な出演 = 『livedoorモバイルトーク』『そっくり館キサラ』『慶田貴光の一期一会』『TOKYO1週間』『慶田くんの英語塾』『てくてくTV』 | その他 =}} 慶田 貴光(けいだ たかみつ、1984年3月2日- )は日本のタレント、俳優、英語講師。鹿児島県出身。早稲田大学第二文学部卒。血液型A型。 人物 鹿児島高等学校英数科および早稲田大学第二文学部言語系専修卒業 特技:英会話(TOEICは900点を取得している)・コーラス・陸上でのジャンプ 特徴:人見知りと正反対のおしゃべりキャラ。ただしヤンデレ。それでいておとなしさも感じさせる不思議なキャラクター。2004年頃から活動を始めている。〔キャラ立ちは優・人柄は良・ルックスは可〕といったところ。当初は本人の活動内容よりも、批判される対象として話題にされている節があったが、ぶっ飛んだキャラクターで話題を集める。不思議なキャラに似合わず英検準1級を持ち早稲田の学生らしい一面も併せ持つ。2009年中旬頃にはやや落ち着き、英語講師を強調するようになった。トークネタは華原朋美と「わんわんぷらねっと」がほとんど。 情緒不安定で気分にムラがあるように見えるのは、華原朋美を意識したキャラ作りではなく、類友だと思われる。また、溝口涼子(漫画家)、木原剛を含めた3人での音楽ユニット名は「よだれ」。 エピソード 情報雑誌の読者モデル等の地味な活動時から早稲田大学の文学部キャンパスでは目立つ存在で、2010年現在も早稲田大学第二文学部出身の有名人として名前が上がるほど。当時はキャラクターが確立していなかったためか、金髪の女たらしな時期から徐々に不思議系おしゃべりキャラへ。2006年、当時の所属事務所ブランコプロダクションの社長が少年への強制わいせつ罪で逮捕される。移籍した事務所では、お笑いの分野をやると宣言するが、すぐに前言撤回。 2007年12月よりインターネット放送の番組のパーソナリティーを開始している(~2009年)。華原朋美好きをアピールする場面が多く見られる。本人のいう「わんわんぷらねっと」などの発言はキャラなのか素なのか謎。2008年からは英語講師を開始。 出演 バラエティ 魔可・ジョーシキの穴 (2004年) WEB ライブドアモバイルトーク (2005年~2006年) 雑誌 TOKYO1週間 (2005年、2006年) WEBテレビ ・ラジオ・ケーブルTV 慶田貴光の一期一会 (2007年~)パーソナリティー 慶田くんの英語塾 ケーブルTV(イッツコム) てくてくTV 準レギュラー FMラジオ 山内あやりの「パティオミュージックカフェ」 ラジオ 山梨放送 世田谷WEBテレビ 中井貴之のインディー・トレジャー (2007年) 香本麗菜先生 保健体育のお時間 その他 そっくり館キサラ (2007年)- MC 早稲田大学卒業記念イベント メンズおつかれンダー(ネットカレンダー) 音楽ユニット【よだれ】ミュージックビデオ 天然っていうんじゃねえ http //www.youtube.com/watch?v=3us6Tv5y8U4 Template DEFAULTSORT けいだ たかみつ Template people-stub Template 基礎情報 会社 株式会社アルバス(かぶしきがいしゃあるばす)は、2012年(平成24年)1月に設立した日本国内のWeb制作会社。コーポレートステートメントは「イマジネーションを色付けしよう」。代表取締役社長は吉田審吾。 概要 事業内容はホームページ作成、コンピュータ関連のサービスおよび各種デザインの制作、サーバーホスティングサービスなどがある。 外部リンク 株式会社アルバス Template Company-stub Lupin.exe(ルパンエグゼ)は、日本のTVアニメルパン三世のサブタイトルを表示するプログラムである。実行するとルパン三世のサブタイトルがランダムで表示される。実行時引数に文字列を与えるとその文字列が表示される。 {{ActorActress| | 芸名 = 森田 顕 | ふりがな = もりた あきら | 画像ファイル = | 画像サイズ = | 画像コメント = | 本名 = | 別名 = | 出生地 = Template Flagicon日本・岡山県 | 民族 = | 血液型 = A | 生年 = 1993 | 生月 = 7 | 生日 = 31 | 没年 = | 没月 = | 没日 = | 職業 = 郷土史家・タレント | ジャンル = | 活動時期 = 2004年 - 現在 | 活動内容 = | 配偶者 = | 主な作品 = | 受賞 = | その他 = }} 森田 顕(もりた あきら、1993年7月31日‐)は日本の郷土史家、タレント、プロデューサーである。岡山県岡山市出身。 略歴 2004年より山陽新聞社の子ども記者として活動。 2006年、第4回城の自由研究コンテスト(日本城郭協会・公文教育研究会・朝日小学生新聞主催)において、備中高松城水攻めの研究で朝日小学生新聞社賞(全国2位)を受賞。 2008年からは最年少の郷土史家として岡山理科大学などが主体となって調査している瀬戸内最大級の縄文貝塚遺跡である犬島貝塚の発掘調査に参加するなど、分野を問わず多くの学術調査などに参加している。 OKAYAMA SWEET STREET 2010年1月12日ONAIR 2011年、備中高松城水攻めに関する学会発表で「大規模な築堤は不可能」と発表し、水攻め否定説をほぼ確立した。 毎日新聞 2012年1月1日掲載 現在、歴史以外でも、生物保護活動・国際交流活動などの多分野で専門的に活動している。 人物 ちくわ笛奏者の住宅正人とは以前歴史の研究等で指導を受けていた事がある。 森田顕オフィシャルブログ 2011年4月12日閲覧 国内外を問わず多分野で広く活動している為、政府機関・一般企業など複数の団体・プロジェクトに携わっている。 語学が非常に堪能である。 森田顕公式twitter 2011年8月10日閲覧 出演 ※下記以外でもイベントの広報やゲスト等で数多くのメディアに出演している。 テレビ とことん見せましょう(岡山ネットワーク) さん太DEライブ(岡山ネットワーク) 特番 OHK開局40周年記念特番「時代(とき)のレンズ〜きっと、明日もOHK〜」 - (2009年4月25日・岡山放送) ラジオ 大好き!MOMOランチ(岡山シティエフエム) 連載 子どものページ(山陽新聞〈不定期 2004年~2009年〉) 脚注 Template reflist Template DEFAULTSORT もりた あきら 日本郷土史学者 Template 性的 彩 緑(さい みどり、1984年1月14日 - )は、日本の元ストリッパー。 神奈川県出身。身長156cm、スリーサイズ はB81cm・W60cm・H83cm。血液型はA型。 略歴 2002年3月16日 - 川崎ロック座所属のストリッパーとしてデビュー。初舞台はストリップ浜劇。 2003年11月 - 引退。 人物 澄んだ瞳、可愛い容姿、綺麗なプロポーション、素直で真面目な性格で向上心もあり、ステージに対する努力も忘れない。 趣味は格闘技観戦、散歩。特技は道に迷うこと 好きな物は、食べ物では果物、ヨーグルト。飲み物では牛乳。キャラクターではクマのプーさん。 嫌いな物はゴキブリ、セロリ。 デビュー時は今後が楽しみな新人と言われていたが、わずか1年半で引退。後に自身曰く「後からデビューした新人に人気も実力も追い越されてしまった」と焦っていたらしい。また「うまくできたと思ったステージを、後からビデオで見返したら全然だった」とも漏らしていたそうだ。前述の素直で真面目な性格がマイナスに作用し、引退に繋がったと言えるだろう。 なおストリッパーとなる前は別名義でAVに出演していたが、これは本人の意志ではなかったそうで、今後のこの世界への復帰は完全に否定している。 関連項目 ストリッパー一覧 ロック座 Template Pornstar-stub Template DEFAULTSORT さい みとり Template 性的 {{AV女優| |モデル名=大島 亜矢子 |ふりがな=おおしま あやこ |愛称= |別名= |生年= |生月= |生日= |出身地=Template JPN・ |血液型= |時点= |身長= |体重= |バスト= |ウエスト= |ヒップ= |カップ= |股下= |靴= |身体備考= |ジャンル=アダルトビデオ |AV出演期間= - |モデル内容= |活動備考= |他の活動= |その他= }} 大島 亜矢子(おおしま あやこ)は日本のAV女優。 高貴でときに冷たい印象をも与える美貌の持ち主であり、彗星の如くAV界に登場し2本の作品に足跡を残し立ち去っている。プロフィール等はついに明かされることはなかった。代表作は「新・四十路倶楽部 強烈な悦びに...」である。彼女が描くのは、知性と性欲とはどのように両立しうるかと言う主題であり、これはトルストイを始め様々な文学作品において希求し続けられたテーマである。主人公は底なしの禁断の性の欲望に身をゆだね、ついには悲劇に見舞われるストーリーを暗示するラストで終わっている。 作品 アダルトビデオ 「新・四十路倶楽部 強烈な悦びに...」 「熟女LEVEL A 2」 関連項目 AV女優一覧 『アンナ・カレーニナ』 (同種の主題を描いたロシアの文豪レフ・トルストイの代表作) 『犬を連れた奥さん』(アントン・チェーホフが発表した同様の主題を扱った短編小説) ゲオルク・ジンメル (哲学において揺れ動く女性の心理を解明) Template デフォルトソート おおしま あやこ Template Pornstar-substub Template Otheruses イメージプロモーションは、2010年に株式会社エクラと株式会社日本カラーデザイン研究所で開発されたイメージ分析ソフトによってイメージを分析し、視覚化することでイメージの価値を創造し、動機付けを行うイメージ教育システム。 概要 クライアントの視覚化しにくいイメージ、テイスト(嗜好)をリソース(資源)・マテリアル(素材)を分析した上でイメージ分析ソフトによってイメージをスケール化(カラーイメージ、配色イメージ、言語イメージ、身体パーツイメージ、テイストイメージ、パフォーマンスイメージなど)し、イメージ、テイストを認知、理解してもらい、購買行動への動機付けを行う。また、イメージに対する価値を創造・促進・向上させ、実際にサービスを提供し、クライアントとサービス提供者相互のブランドロイヤリティを高め、社会へ推し進めるための一切の活動を示す。 五十嵐寮(いからしりょう)は、新潟大学の学生寮。所在地は新潟市西区五十嵐2の町8050番地。 概要 新潟大学五十嵐キャンパスの西端に位置し、男子寮(A棟)と女子寮(B棟)とに分かれている。男子寮は昭和58年築、女子寮は昭和59年築。どちらも鉄筋コンクリートの四階建てでX字状の構造である。それぞれの階で北側と南側とに分かれており、これを単位としてグループが構成されている。 項目 男子寮(A棟) 女子寮(B棟) 寄宿料 4300円 4300円 光熱水料、諸雑費 約5200円 約5100円 計 約9500円 約9400円 自治会費(毎年四月徴収) 約2000円 約1000円 設備 個室の数は200室で一部屋あたりの面積は六畳(9.45m2)。それぞれの個室にはベッド、机、椅子、ロッカー、暖房器具等が付属。インターネット配信システムが利用可能だが、利用には個人での加入契約が必要。キッチン、トイレ、洗面所、浴室、洗濯機と乾燥機は共同。キッチンは各階北側と南側に2つずつ、その他の設備は各階に一つずつ設置されている。キッチンに設置してある共同設備は冷蔵庫、電子レンジ、トースター。その他個人の料理道具は自由に置いておくことができる。また浴室の使用に関してはルールがあり、奇数日には奇数階のものを、偶数日には偶数階のものを使用することとなっている。個室制で一度に4~5人が使用することが可能。この他、各棟一階には娯楽室、二~三階には談話室が一室ずつ設置されている。駐車場はないため、寮生による自動車の持ち込みは厳禁とされている。 寮生活 寮内での日常生活の運営は寮生によって運営される。基本的な清掃やゴミだしは大学側の清掃員によって行われるが、夜間に施錠を確認するための見回りやキッチンの掃除が寮生による当番制で行われている。また、寮内の組織として、寮長、副寮長、各階北側南側の代表、厚生委員、庶務、ECO監査委員が寮生の中から選出され、各階の代表による会議、報告会が毎月行われる。 門限は特に定められていないが、女子寮は21時以降は玄関にオートロックがかかるため、カードキーがないと入ることができなくなる。セキュリティ面への配慮から、カードキーの暗証番号は毎月変更される。 時期によって新入生歓迎会、飲み会やスポーツ大会に消防訓練等、多様なイベントが実施される。 寮内に食堂はないので、寮生は食事の際は共用のキッチンで自炊するか、大学内、または付近の食堂を利用する。 必要経費 寮生活に必要な経費の概算は以下のとおり Template デフォルトソート いからしりよう 博愛社 (企業) {{基礎情報 会社 社名 = 株式会社博愛社 英文社名 = hakuaisha ロゴ = 画像 = 画像説明 = 種類 = 株式会社 市場情報 = 非上場 略称 = 国籍 = Template JPN 本社郵便番号 = 330-0063 本社所在地 = 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-1-15 本店郵便番号 = 本店所在地 = 設立 =1960年 業種 = 葬祭業 統一金融機関コード = SWIFTコード = 事業内容 = 葬儀 代表者 = 代表取締役 村上 基一 資本金 = 発行済株式総数 = 売上高 = 営業利益 = 純利益 = 純資産 = 総資産 = 従業員数 = 決算期 = 主要株主 = 主要子会社 = 関係する人物 = 外部リンク = [1] 特記事項 = } 株式会社博愛社 (はくあいしゃ、hakuaisha)は埼玉県さいたま市浦和区に本社をおく、 さいたま市を中心に葬儀を執り行う企業。 概要 1960年設立。一般葬や家族葬をはじめ、社葬・団体葬などを埼玉県全域で行っている。博愛社では、遺族に対し「人柄インタビュー」を行い、故人の生前の人物像を把握したうえで、各故人にあった葬儀の提案を行っているいい葬儀 ピックアップ葬儀社参照。また、従来の白木祭壇とは異なり、真紅の花とガラスのシャンデリアを使用した祭壇、竹と白百合を使用した和テイストな祭壇等、デザイン性のある生花祭壇にも力を入れている株式会社博愛社 デザイン花壇参照さいたまの斎場オーロラホールで葬儀を行いました。参照。 支社一覧 与野支社 – 埼玉県さいたま市中央区本町東5-15-1 西浦和支社 - 埼玉県さいたま市桜区栄和5-15-15 斎場一覧 オーロラ・ホール南浦和店 –埼玉県さいたま市南区文蔵1-17-6 オーロラ・ホール浦和店 –埼玉県さいたま市浦和区高砂 2-1-15 オーロラ・ホール中央店 - 埼玉県さいたま市中央区新中里 2-2-9 加盟団体 全日本葬祭業協同組合連合会全日本葬祭業協同組合連合会参照 さいたま葬祭協同組合さいたま葬祭協同組合参照 関連項目 葬儀 生花祭壇 脚注 Template Reflist 外部リンク [2] Template Company-stub Template デフォルトソート はくあいしや 北角 浩一(きたずみ こういち、1961年5月24日 - )は、日本の実業家。 人物 三重県津市出身 ref name= a / 。愛知県立津島高等学校を1980年に卒業し、その年地元の愛知大学法経学部経済学科に進学し1984年に卒業した。愛知大学では柔道部に在籍し、体育会の会長を務めた。 Template cite web ref name= a / 経歴 1980年3月 愛知県立津島高等学校卒業。 1984年3月 愛知大学卒業。 1984年4月 サン電子株式会社に入社。 1991年9月 有限会社プリズム(現ローゼンクィーン商会)設立。同時に取締役に就任。 1993年7月 有限会社プリズム企画設立。同時に代表取締役に就任。 1994年11月4日 社名を日本一ソフトウェアに変更。 1995年7月7日 有限会社日本一ソフトウェアを株式会社に組織変更。 2007年6月13日 JASDAQ上場 2009年 代表取締役会長に就任 ref name= a Template cite web ref name= b Template cite web。 著書 「起業する時、ゲーム制作という仕事」河出書房新書 2013年1月28日発売 ref name= b / 脚注 Template Reflist 参考文献 [3] Template DEFAULTSORT きたすみ こういち Template otheruses 事なかれ主義(ことなかれしゅぎ)とは、解決すべき問題が発生しているのにもかかわらず、それを避けたり、あるいは見て見ぬふりをしたりして、係わり合いになるのを避け、決断をすることなく問題を放置する消極的な考え方。なお、表記については、「事勿れ主義」や「ことなかれ主義」と書かれることも多い。 概要 平穏無事に物事が済めばよいという考え方なので、基本的に現状維持であり、上役や立場の強い者、大勢に対しては言いなりである。官僚制組織などでは、多少の問題が発生しても倒産または組織が解体されることはないという意識が蔓延しており、問題解決による成果より、問題解決を推進したことによって波風を立てた人物が問題視され、ひいては処罰される傾向があるといわれる。その結果、問題が放置されやすいという問題点がある。これは必ずしも役所や政府機関だけで限られた話ではなく、硬直化した民間企業においても散見する。 事例 民事介入暴力 行政介入暴力 関連項目 大企業病 アビリーンのパラドックス 認知バイアス 日和見主義 官僚制 階級協調 司法取引 GTO - 2012年のテレビドラマでは冬月あずさが内山田ひろし教頭に対して「事なかれ主義」を糾弾するシーンがある。 Template 嫌がらせ Template DEFAULTSORT ことなかれしゆき Template Socsci-stub Template Socprb-stub KRYシアター(ケイ・アール・ワイ しあたー)は山口放送年末年始の映画編成枠のタイトルである。過去は「KRY新春映画劇場」「KRY年末映画劇場」と名乗っていたが、2006年度末からこの名称に変更した。 2006-2007の編成 12/29『ナッティ・プロフェッサー2』(25 05~26 55) 12/30『純愛中毒』(25 40~27 50) 12/31『雨あがる』(25 40~27 30) 1/1 『パトリオット・ゲーム』(25 00~27 05) 1/2 『ジョイ・ラック・クラブ』(25 30~27 20) 1/3 『英語完全征服』(25 30~27 15) Template DEFAULTSORT KRYしあたー Template tv-substub {{ActorActress| | 芸名 = 三本 美里 | ふりがな = みつもと みり | 画像ファイル = | 画像サイズ = | 画像コメント = | 本名 = | 別名 = | 出生地 = Template flagicon日本, 東京 | 国籍 = | 身長 = | 血液型 = | 生年 = | 生月 = | 生日 = | 没年 = | 没月 = | 没日 = | ジャンル = 俳優 | 活動時期 = 2011年から | 活動内容 = 映画、テレビ、舞台 | 配偶者 = | 主な作品 = 『鉄道警察官・清村公三郎8 鎌倉・江ノ島追憶の殺人』『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』 | 受賞 = | その他 = }} 三本 美里(みつもと みり)は、東京都出身の女優である。役者2年目、22歳。残り少ない女子期間を満喫中。 2013年より企画集団Gotta!で活動。 出演作品 テレビ テレビ東京 水曜ミステリー9『鉄道警察官・清村公三郎8 鎌倉・江ノ島追憶の殺人』ナース役 2012年2月8日21 00~ O.A まほろばTV『ロジャー松岡の海賊放送』MUSIC CLIP紹介に、Gotta!の羽野・三本がインタビュアーとして出演 2012年12月30日16 00~O.A 映画 ショートムービー『最後のつぶやき』神永みすず役 2011年公開 舞台 GUNJI PRODUCE Vol.103 ガールズミュージカル『アリババとモルギアナ王女』星組アラーイス役 銀座みゆき館劇場 2011年9月28~10月2日(9回) 劇団鉄骨マンションズ第2回公演『まほうのランプ』 椎名杏里/アンリ王女役 中板橋新生館スタジオ 2012年3月9日~11日(6回) 『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』 女学生・三井/飲み屋の店主役 渋谷伝承ホール 2012年5月11日~13日(5回) アドレナリン21第22回公演&劇團チョコリンゴ第8回公演『メイド部・萌えに燃えて』黒田カナ役 新宿区百人町・白萩ホール 2012年8月29日~9月2日(4回) twinkle☆voice presents『火の玉プレゼント』キョウコ役 ザ・キッチンNAKANO 2012年9月29日~30日(3回) aji公演『“椿姫”』女7役 APOCシアター 2012年11月8日〜13日(10回) Gotta!presents VoiceDrama『ドリームドロップス』@ザ・キッチンNAKANO 2013年3月28日〜31日 外部リンク Ameba Blog Tumblr Blog Template Twitter Template actor-stub Template DEFAULTSORT みつもと みり 北潟谷 仁(きたがたや ひとし、1947年9月24日 - )は日本の弁護士。 人物 北海道小樽商業高等学校の前身の小樽緑陵高校普通科及び立命館大学法学部法学科卒業。大学時代は総長末川博や法学部教授佐伯千仭の指導を受け、卒業した1971年1971年立命館大卒につき『季刊刑事弁護』47号91頁、23歳で旧司法試験に合格。司法修習26期で『季刊刑事弁護』28号26頁、同期には藤野義昭がいる。登録年度は1974年 ref name= one 弁護士・法律事務所データベース 北潟谷 仁 弁護士。札幌弁護士会所属 ref name= one 弁護士・法律事務所データベース 北潟谷 仁 弁護士。 1989年札幌弁護士会副会長に就任し、1990年留任北海道新聞 1989(平成元)年2月5日朝刊4頁「副会長4人を選出-札幌弁護士会」、北海道新聞 1990(平成2)年2月4日朝刊7頁「札幌弁護士会は会長に五十嵐氏」。 小樽市にて、74年以来北潟谷法律事務所を開業している ref name= one 弁護士・法律事務所データベース 北潟谷 仁 弁護士『刑事弁護28号26頁』に1974年の登録当初から現在まで小樽市で執務とある。。また、小樽人権擁護委員にも選ばれている人権擁護委員名簿のページ 道央人権啓発活動ネットワーク協議会。法と精神医療学会役員も務め法と精神医療学会役員。医療過誤事件にも取り組む札幌地判昭和57年12月21日(判タ492号136頁)、札幌高判所昭和60年2月27日(判タ555号279頁)で患者側代理人。「或る医療過誤訴訟lRH式血液型不適合による核黄痘事例」札幌弁護士会会報1986年2月号を執筆。。 担当事件 帝銀事件 - 再審弁護団の1人北海道新聞2001(平成13)年5月9日朝刊27頁「「帝銀事件」は終わっていない 上」、東京新聞2008(平成20)年1月28日朝刊22頁「帝銀事件60年 平沢元死刑囚の脳に病変」 光市母子殺害事件 - 2007年より、弁護団に加わる 日本IBM会社分割事件控訴人(労働者)ら代理人の1人(東京高判平成20年6月26日判時2026号150頁) 脚注 Template reflist 論著 「或る医療過誤訴訟―RH式血液型不適合による核黄痘事例」札幌弁護士会会報1986年2月号 「帝銀事件被告人平沢貞通の精神鑑定」札幌弁護士会会報1987年5月号 「国選弁護の限界-体験的国選弁護論(特集・国選弁護の到達点と課題)」季刊刑事弁護6号48-49頁(1996) 「求められる日頃の研鑽(反対尋問・鑑定人に対する尋問(精神鑑定))(特集・実践・尋問技術)」季刊刑事弁護10号74-76頁(1997) 「覚せい剤鑑定の問題性-争い方をもう一歩深めるために・鑑定(特集・薬物・覚せい剤事件に強くなる)」季刊刑事弁護12号106-109頁(1997) 「精神鑑定における法と医の対話 (特集 精神障害と犯罪)」犯罪心理研究4号11-18頁(1998) 「刑事弁護と精神鑑定 (特集 活かそう精神鑑定)」季刊刑事弁護17号27-32頁(1999) 「弁護士から見た触法精神障害者処遇の問題点」精神神經學雜誌 = Psychiatria et neurologia Japonica102巻1号38-42頁(2000) 「弁護実務から見た司法精神鑑定と今後への期待 (シンポジアム 司法精神医学の課題と展望)」法と精神医療15号45-77頁(2001) 「真犯人(?)の訪問 (特集 刑事弁護をはじめよう!) -- (私が新人弁護士だった頃)」季刊刑事弁護28号26-28頁(2001) 「精神鑑定と触法精神障害者処遇-本特集の意義(特集・精神鑑定と触法精神障害者処遇)」季刊刑事弁護32巻22頁(2002) 保崎秀夫,影山任佐,中谷陽二,浅田和茂,北潟谷仁「司法精神医学と刑事責任能力論の回顧と展望(特集・精神鑑定と触法精神障害者処遇)【座談会】」季刊刑事弁護32号23-33頁(2002) 「弁護の視点から見た触法精神障害者問題と新法案の評価について」犯罪学雑誌 = ACTA CRIMINOLOGIAE ET MEDICINAE LEGALIS JAPONICA69巻3号85-89頁(2003) 「死刑と精神鑑定--オウム事件を素材として」季刊刑事弁護42号18-22頁(2005) 共著 「訴訟能力と精神鑑定--オウム事件を素材として」季刊刑事弁護47号91-97頁(2006)共著 「弁護の立場からみた精神鑑定 (第1回日本司法精神医学会) -- (シンポジウム 精神鑑定の現状と課題)」司法精神医学1巻1号74-78頁(2006) 「責任能力・訴訟能力・受刑能力」季刊刑事弁護49号137-141頁(2007) 北潟谷仁,浅田和茂,白取祐司[他]「討論 (ミニシンポジアム 訴訟能力)」法と精神医療22号29-37頁(2008) 「精神障害と精神鑑定に関する基礎知識 (特集 ビギナーズ医療観察法)」季刊刑事弁護63号52-57頁(2010) 「逆行性健忘症をめぐるわが国の状況 (訴訟能力の研究(1)逆行性健忘症)」季刊刑事弁護63号164-167頁(2010) 「所沢事件における訴訟能力(訴訟能力の研究(3)自閉症)」季刊刑事弁護65号173-174頁(2011) 「「池袋通り魔事件」に関する最高裁判決をめぐって」季刊刑事弁護66号14-19頁(2011) 共著 「法医・精神鑑定から見た誤判」日弁連人権擁護委員会 編『誤判を語る(第8集)』(日本弁護士連合会人権擁護委員会,1993) 北潟谷仁「刑事責任能力-鑑定と処遇の諸問題」「弁護活動と精神医学」日本弁護士連合会 編『平成16年版 日弁連研修叢書 現代法律実務の諸問題』(第一法規出版,2005) ISBN 4474019245 北潟谷仁「刑事精神鑑定」日本弁護士連合会 編『平成17年版 日弁連研修叢書 現代法律実務の諸問題』(第一法規出版,2006) ISBN 4474019873 北潟谷仁「訴訟能力・死刑適応能力 刑事裁判と訴訟能力」中谷陽二 編『責任能力の現在 法と精神医学の交錯』(金剛出版,2009) ISBN 9784772410786 外部リンク 弁護士・法律事務所データベース 北潟谷 仁 弁護士 Template Law-stub Template DEFAULTSORT きたかたや ひとし E.V.(イー.ブイ.)は日本のクラシックロックバンド。 ジャンルが違う音楽界で活躍している音楽人が集結して2012年に結成された。 結成 E.V.に所属するメンバーは普段は別々に音楽活動を行っているが、2012年の8月にリーダーであるLazonがメンバーを招集しE.V.を結成する。 結成に至るまではお互いの音楽性を認め合っていた為特に時間はかからず、結成目的は「音楽の可能性を追求したい」とネット上で明かしている。 バンド名の由来 E.V.という名の由来は正式には発表されていないが「E」と「V」のあとに「.」を記入していることから「E」と「V」は何かの略称であると考えられる。 メンバー E.V.のメンバーは作品ごとに構成が変化するが、下記のメンバーが結成当初のメンバーとして発表されている。 Lazon(レイゾン) [Piano,Guitar] SHINGO(シンゴ) [Vocal] KEI(ケイ) [Drums] SEIYA(セイヤ) [Bass] 作品(ディスコグラフィー) 作曲方法はピアノ独奏曲の表現様式を展開させて構成される。 Lotus (2012年12月) 作詞/Lazon,SHINGO 作曲/Lazon Alexandrite (2013年1月) 作詞/Lazon,SHINGO 作曲/Lazon,SHINGO 国際活動 E.V.は音楽活動だけでなく、地球にマングローブを植える植林プロジェクト「ART FOR EARTH」にも参加している。 このプロジェクトは地球温暖化問題にアーティストが取り組むプロジェクトであり、「芸術の森」と称したマングローブの森をインドネシアに植林している。 2013年から開始された「ART FOR EARTH」には多くの芸術家が参加しており、プロジェクトを広げるために参加アーティストでコンサートを行ったりコンピレーションアルバムを発売している。 Template デフォルトソート いいふい {{基礎情報 会社 |社名 = リヴーリア |英文社名 = REVREA |ロゴ = REVREA.jpg |種類 = |市場情報 = |略称 = |国籍 = Template JPN |本社郵便番号 = |本社所在地 =東京都港区南青山3-4-2 BASE南青山2F (プレスルーム) |本店郵便番号 = |プレスルーム所在地 = |設立 = |業種 = |事業内容 =婦人服等の製造および販売 |代表者 = |資本金 = |発行済株式総数 = |売上高 = |営業利益 = |純利益 = |純資産 = |総資産 = |従業員数 = |決算期 = |主要株主 = |主要子会社 = |関係する人物 = 香川洋二 |外部リンク = REVREA.com |特記事項 = }} リヴーリア(REVREA)は、香川洋二(Yoji Kagawa, 1967年 -)が2012年に発表した 株式会社バースが展開するファッションブランドである。 関連項目 株式会社バース 香川洋二 外部リンク REVREA 株式会社バース {{基礎情報 会社 |社名 = 株式会社バース |英文社名 = BIRTH, Inc. |ロゴ = BIRTH,Inc.jpg |画像 = 200px |画像説明 = 香川県高松市・高松シンボルタワーにある株式会社バース(本社) |種類 = 株式会社 |市場情報 = |略称 = |国籍 = Template JPN |本社郵便番号 = 760-0019 |本社所在地 = 香川県高松市サンポート2番1号高松シンボルタワー10階 |本店郵便番号 = |本店所在地 = |設立 = 1992年(平成4年)12月25日 |業種 = サービス業 |事業内容 = 教育事業エステティック事業アパレル事業 |代表者 = 香川洋二(代表取締役兼CEO) |資本金 = 10,000,000円 |売上高 = |総資産 = |営業利益 = |従業員数 = |支店舗数 = |主要株主 = |主要子会社 = |関係する人物 = |外部リンク = 株式会社バース |特記事項 = }} 株式会社バース(Template Lang-en-short)は、教育事業、エステティック事業を展開している日本の企業である。1992年に現代表取締役兼CEOの香川洋二が創業した。 事業 大きく分けて、以下の3事業を展開している。 教育事業 … 学習塾(明光義塾) 9教室を運営 エステティック事業 … 脱毛専門エステ『エステティックriri』全国9店舗展開 アパレル事業 … オリジナルブランド『REVREA』を展開、大丸心斎橋店にてアパレルショップ運営 沿革 1992年3月 創業(株式会社バース代表取締役香川洋二が個人で創業)、個別指導型学習塾を香川県・丸亀市に開校 1992年12月25日 「株式会社バース」を香川県・丸亀市に会社設立 1993年2月 「明光義塾」坂出教室開校 1994年3月 「明光義塾」高松三条教室開校(移転後、高松太田教室) 1997年2月 「明光義塾」丸亀南教室開校 1998年3月 「株式会社バース」を香川県・高松市へ移転 1998年4月 「香川健康システム」高松サロンOPEN ※ 1999年2月 「香川健康システム」丸亀サロン OPEN ※ 2000年2月 「明光義塾」倉敷教室開校 2000年3月 「明光義塾」茶屋町教室開校 2001年10月「岡山健康システム」岡山サロン OPEN ※ 2003年10月パートナーズチェーン(R)加盟店募集開始 2004年3月 加盟店 第1号店オープン 2005年3月 全国27店舗(累計出店実績) 2005年12月 「理痩健美サロン」高松レインボー店 OPEN ※ 2006年3月 全国41店舗(累計出店実績) 2007年3月 全国56店舗(累計出店実績) 2008年3月 全国71店舗(累計出店実績) 2008年5月 「理痩健美サロン」岡山問屋町店 OPEN ※ 2008年8月 日本全身美容協会理事就任 2008年12月 全国81店舗(直営含む累計出店数) 2009年5月 「エステティックriri松山千舟町店」OPEN 2010年3月 「エステティックriri徳島沖浜店」OPEN 「エステティックriri高松レインボー総本店」リニューアルOPEN 「エステティックririハローズ丸亀中府モール店」リニューアルOPEN 2010年4月 「エステティックriri福山LOTZ店」OPEN 2010年7月 「エステティックriri岡山問屋町本店」リニューアルOPEN 2010年11月「明光義塾」ハローズ栗林公園店教室 開校 2010年12月 本社 高松シンボルタワーへ移転 2011年2月 「エステティックririロックシティ姫路店」OPEN 2011年3月 「エステティックririゆめタウン広島本店」OPEN 2011年9月 「エステティックririロックシティ姫路店」から 「エステティックririイオンタウン姫路店」へ店名変更 2011年9月 「明光義塾」ゆめタウン丸亀教室移転開校 2011年10月 「明光義塾」イオン坂出教室移転開校 2011年11月「エステティックririゆめタウン徳島店」リニューアルOPEN 2012年2月 「明光義塾」フジグラン川之江教室 開校 2012年4月 「エステティクriri高松丸亀町グリーン店」OPEN 2012年6月 「明光義塾」ハローズ仏生山教室 開校 2012年9月 東京都港区南青山に「REVREA」プレスルームOPEN 2012年9月 大丸心斎橋店にてアパレルショップ運営開始 ブランドの統一 直営サロン2ブランド(健康システム、理痩健美サロン)は、2008年12月コーポレートアイデンティティ(CI)を導入し「エステティックriri」の名称へと統一された。 外部リンク 株式会社バース エステティックリリ REVREA Template デフォルトソート はあす {{Infobox 人物 |氏名=香川 洋二 |ふりがな=かがわ ようじ |画像=Yoji_kagawa_birth_ceo.jpg |画像サイズ= |画像説明= |生年月日=Template 生年月日と年齢 |生誕地=Template JPN |没年月日= |死没地= |職業=実業家 |出身校=駒澤大学 |配偶者= |子供= }} 香川 洋二(かがわ ようじ、1965年6月6日 - )は、日本の実業家。株式会社バースの創業者で代表取締役CEO。 人物 プロフィール 香川県出身。駒澤大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務。 4年のサラリーマン生活に終止符をうち、1992年、株式会社バース設立。 学習塾『明光義塾』のFC教室で独立開業。 1997年実施の夏期講習で1200教室中全国第一位となり最優秀教室賞受賞。 1998年、エステティック業に進出。 2012年、アパレル業に進出。 経歴 1965年 香川県生まれ 香川県出身。駒澤大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務 4年のサラリーマン生活後、1992年、株式会社バース設立 学習塾『明光義塾』のFC教室で独立開業 1997年実施の夏期講習で1200教室中全国第一位となり最優秀教室賞受賞 1998年、エステティック業に進出 2003年、『中高年エステ』を開業。若者だけのものであったエステを中高年に提供するエステを誕生させた 更には、この中高年エステを『PARTNERS CHAIN』形式で全国展開 大成功した直営サロンをチェーン展開する方法の事業方式だったが、従来のフランチャイズ方式を改良し、パートナーズチェーン(R)として誕生させた 直営含む累計出店数、104店舗(平成23年3月現在)の実績を持つ 2008年には、日本全身美容協会理事就任 2009年より新しい事業として、脱毛専門サロン『エステティック riri』を全国展開中 2009年7月、『美の成功術』~エステ界カリスマの奥義~を出版 2012年9月より新事業としてアパレル事業立ち上げ 同月、 オリジナルブランドREVREAのプレスルームを東京都港区BASE南青山にOPEN 大丸心斎橋店にてアパレルショップ運営開始 外部リンク 株式会社バース エステティックリリ REVREA Template デフォルトソート かかわ ようし アイエクスプラス(iXpress)は2005年に運行を開始した路線バスである。 種類 次の2種類がある。 ルート200 ルート201 ルート ルート200 停留所 距離(km) 所在地 コネストガモール 0.0 ウォータールー コロンビア(ウォータールー)|コロンビア マックコーニック 2.525 Template DEFAULTSORT あいえくすふれす Template 性的 {{AV女優 |モデル名=沢井 美智 |ふりがな=サワイ ミチ |画像ファイル= |別名= |愛称= |生年=1988 |生月=10 |生日=14 |出身地=Template JPN・京都府 |血液型=A |時点=2010年5月 |身長=155 |体重= |バスト=80 |ウエスト=58 |ヒップ=84 |カップ=B |股下= |靴=24 |身体備考= 7号 |デビュー= |ジャンル=アダルトビデオ |AV出演期間= |活動備考= |他の活動= |その他= }} 沢井 美智 (さわい みち 1988年10月14日 - )は日本のAV女優。マークスジャパン所属。 趣味はダンス、絵を描くこと。特技はダンス。 略歴 2010年4月にMOODYZよりデビューした。 アダルトビデオ 『処女喪失 ~少女がオンナに変わる瞬間~ 沢井美智』(2010年4月13日、MOODYZ) 『MOODYZ2010年上半期BEST100タイトル8時間』(2010年12月13日、MOODYZ) 外部リンク マークスグループポータルサイト Template Pornstar-stub Template DEFAULTSORT さわい みち {{Infobox 人物 |氏名= 鳩山太郎 |ふりがな= はとやま たろう |画像= |画像サイズ= |国籍= Template JPN |出身校= 早稲田大学政治経済学部 }} 鳩山 太郎(はとやま たろう、1974年(昭和49年)6月13日 - )は、日本の政治家。元東京都議会議員。 経歴 1974年(昭和49年)6月13日、東京都文京区に生まれる ref name= hatoyama 鳩山太郎プロフィール。父は鳩山邦夫、母はエミリ ref name= hatoyama / 。妹、弟がいる ref name= hatoyama / 。 1978年(昭和53年)4月 私立大和郷幼稚園入園 ref name= hatoyama / 。1979年(昭和54年)4月 東京学芸大学附属竹早幼稚園入園 ref name= hatoyama / 。 1981年(昭和56年)4月 学習院初等科入学 ref name= hatoyama / 。1984年(昭和62年)4月 学習院中等科入学 ref name= hatoyama / 。1990年(平成2年)4月 学習院高等科入学 ref name= hatoyama / 。1995年(平成7年)4月 早稲田大学政治経済学部経済学科入学 ref name= hatoyama / 。2002年(平成14年)7月 出版関係の会社に勤務 ref name= hatoyama / 。2002年(平成14年)12月 同退社 ref name= hatoyama / 。 2003年(平成15年)4月 東京都議会議員選挙 初当選 ref name= hatoyama / 。2005年(平成17年)7月 東京都議会議員選挙 ref name= hatoyama / 。16555票を頂くも惜敗 ref name= hatoyama / 。2008年(平成20年)9月 総務大臣秘書官 ref name= hatoyama / 。 人物像 政治家として 2003年4月13日、西条庄治(民主党)の公職選挙法違反確定に伴う失職のために行われた、東京都議会議員文京区再選挙に、無所属として立候補し、29,281票を得て当選。会派友愛を設立。 2005年東京都議会議員選挙に無所属(公明党推薦)で立候補するも16,555票で、19,095票を得た前回選挙で破った共産党公認の小竹紘子(元都議・前文京区区議)、18,215票を得た民主党公認の新人・増子博樹(元文京区議会議長にして、鳩山邦夫の元秘書)に敗れ、17,008票を得た現職で自民党所属公明党推薦の中屋文孝(深谷隆司の下で通産大臣秘書官経験者)と共に落選する。 2007年4月22日、文京区の区長選挙に無所属で立候補し、3位の17,402票で落選(27,763票を獲得した成澤廣修が当選)。 2008年9月より、父・邦夫の総務大臣就任に伴う政務秘書官に就任していたが、2009年6月12日、邦夫の同辞任と共に辞任した。2009年都議選での出馬も取り沙汰されたが、結果的に不出馬。 2010年7月の第22回参議院議員通常選挙で新党改革より公認を得て比例区より出馬するが、23,907票で落選した。 その他 2012年、TBS系「もてもてナインティナイン」に出演、以後もテレビ出演を行っている。2012年12月10日の「ネプリーグGP」に出演した際は、第46回衆議院議員総選挙期間中ということもあってか、祖父の鳩山一郎のみ紹介され、立候補中の父鳩山邦夫は紹介されなっかった。 中日ドラゴンズの大ファンである(父・鳩山邦夫も中日ファン)。 母・エミリーからイギリス系オーストラリア人の血を引いておりクォーターであるが、英語はあまり話せない。 趣味は旅行、スポーツ観戦 ref name= hatoyama / 。 系譜 鳩山邦夫は父。鳩山由紀夫(元内閣総理大臣・元民主党代表)は伯父。鳩山威一郎(元外務大臣)は祖父。鳩山一郎(元内閣総理大臣)は曾祖父。エミリー(元アイドル)は母。鳩山紀一郎はいとこ。 幸 ┃ ┣━━━鳩山紀一郎 ┃ 鳩山一郎━━鳩山威一郎 ┏鳩山由紀夫 ┃ ┃ ┣━━━━┫ ┃ ┃ ┏安子 ┗鳩山邦夫 ┏鳩山太郎 石橋正二郎━┫ ┃ ┃ ┗石橋幹一郎 ┣━━━╋鳩山華子 ┃ ┃ ┃ ┃ ┏エミリー ┗鳩山二郎 ┃ ┃ ┃ ┗高見理沙 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━石橋寛 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┏朗子 團琢磨━━團伊能━━┫ ┗團伊玖磨 役職 衆議院議員鳩山邦夫 秘書 財団法人日本友愛青年協会 参与 本郷五丁目実業界 会長 文京区なぎなた連盟 会長 特定非営利活動法人文京動物愛護協会 顧問 ボーイスカウト文京区連絡協議会 顧問 脚注 外部リンク 鳩山太郎 ウェブサイト Template DEFAULTSORT はとやま たろう Template Japan-politician-stub
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1069.html
【第四話-12/07】 どうやら今回のハルヒの失踪は単なる1つの事件では無いらしい。 ハルヒに続き朝比奈さん・長門までもこの地上から姿を消した。俺の偽者、 それが全てを握る鍵なのか? 残されたのは俺と古泉の2人。最終ター ゲットが俺ならば次に消えるのは…… ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 今の俺は、もはや学校に行くのは勉強のためというよりも今回の事件 を解決するための待ち合わせ場所としてしか機能していなかった。現に 午前中の授業は頭に入らず。消えていった3人のことしか頭に無かった。 授業中の合間の休み時間、谷口が俺のところへ来て話しかけてきた。 「涼宮は今日も休みみたいだな。何かあったんじゃないのか?」 「ああ、実は前にお前から聞かれた後解ったんだが風邪をこじらせて しまったらしいんだ」 「へぇ……あの涼宮がねぇ……。それよりキョン、朝比奈さんも 休んでるって本当か?」 「ああ、ハルヒの風邪がうつったらしい。あの狭い部室だからな。 風邪が蔓延しても不思議じゃないだろ」 「お前は元気そうだし、移されなくてよかったな。あ、いや移された ほうが愛情のおすそ分けか?」 「そんな愛情はごめんだ」 アホの谷口はケタケタ笑いながら話していた。今俺が抱えている苦労も 知らずに…・・そうこうしているうちに昼休みになった。古泉に会おうと したが情報収集などで忙しいのかまだ1年9組には来ておらず、しょうが ないのでクラスに戻って弁当を食うことにした。考えたらここんところ 昼飯抜きだったな……などと考え暗い気分で弁当を食べた。 午後の授業も上の空、授業中に問題をあてられたこともあったが全く 答えられなかった。まあ、成績がいいほうじゃないし教師のほうもSOS団 の面子だからしょうがないかといったような顔で許してくれたわけだが。 まあ、今回のことが無くても答えられない問題だったから結局は同じこと だが。放課後になり、さすがに部室に古泉はくるだろうと思い部室に向かう ことにした。部室を空けるとそこはもぬけの殻。まるで使われていない 部屋のような感じだ。俺は自分でお茶を入れるとパイプ椅子に座って今回の ことを色々と考えていた。ふとそのときハルヒが消えた日に拾った指輪の ことを思い出した。上着のポケットに入れていたので、取り出してみた。 そして指輪を見てみると……おかしい、確か拾った日にみたときは指輪に ついていた宝石の色は青だった。ところが今見ている宝石の色は限りなく 真紅に近い。 「どうなってるんだ……色が変わるなんて。まさか温度で変わる特殊な 宝石じゃないだろうな」 俺は指輪を水につけたりお湯につけたりしてみたが色は変わらなかった。 そんなことをやっているうちに古泉が部室にやってきた。 「遅くなりました。情報収集に追われて結局今日は授業に出られませんで したよ」 疲れ顔のスマイルで小泉が言う。 「ハルヒや朝比奈さん、そして長門のこと何か分かったか?」 「残念ながら収穫ゼロです。それどころか電話でお話したとおりTFEI端末が 全員地上から姿を消しています。現に喜緑江美里も学校に来ていません」 「そうか……」 「実は昨日我々が分かれた後、長門さんと2人でもう一度会い、お互いに 何かあったときのために緊急連絡装置を持ち合っていました。」 「で、お前が持っていた装置が鳴ったのが午前0時……と」 「そうです。場所は長門さんの部屋からでした」 「今回は外に連れ出していないのか」 「やはり前の2回現れたのはその存在を我々にアピールするためでしょう」 「で、その必要もなくなったから直接いったというわけか」 「でしょうね」 「実は古泉、見てもらいたいものがあるんだ」 「なんでしょう?」 「ハルヒが消えた日に拾った指輪なんだが……」 そういうと俺は指輪を小泉に見せた。 「おや、たしか前回見たときには宝石は真っ青だったはず……」 「そうなんだ。ところがさっき思い出して見てみたらこの有様。真っ赤に なってたんだ」 「ただ、完全に赤……というわけではなさそうですね。まだ青い部分が かすかに残っています」 「これは今回の事件と関係があるのだろうか?」 「どうでしょう……変色する宝石なのかもしれませんし、長門さんの 話ではこの星に存在し得ない物質のようですし……」 「とりあえず遺失物として預けず俺がまだ持っていたほうがいいな」 「そのほうが懸命だと思います」 「現場百回というが……長門の家に行ってみないか?」 「そうですね。長門さんなら何か手がかりを残しているかもしれません」 「でもあそこオートロックなんだよなぁ」 「その点はご心配なく。こちらのほうで手配します」 「わかった。行こう」 俺と古泉は急いで長門の家に向かった。途中古泉は電話で新川さんに なにか指示をしていたようだ。そのおかげか、長門のマンションには すぐ入れ、管理人から合鍵を借りることが出来た。 ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 俺と古泉は長門の部屋に入るとまず周囲を見回した。争った形跡など は無く普段の部屋そのものだった。 「しかし、長門ほどのものが簡単にさらわれるとはな……」 「そうですね。相手は相当のものと思って間違いないでしょう」 「連れ出さなかったところをみると午前0時ギリギリに現れ、そして長門を さらったようだな」 「連れ出さなかったのはもうひとつ理由があるのかもしれません」 「と、いうと?」 「長門さんに正体がばれる可能性があったからです」 「なるほどね。近距離ならその正体が明るみになる可能性が大きいか」 「む、見て下さい、あそこに何か紙があります」 古泉が指差す方向、長門がいつも部屋にいる時の定位置に何か紙が 落ちていた。俺はその紙を拾い上げるとその紙を見た。何かが書いて ある。 「これは確かに長門の字だな……」 「ええ。しかしこの意味は一体……」 その紙にはこう書かれていた。 『彼はあなた。力』 「偽者は俺?」 「力……と書いた後まだ続きを書こうとしてる最中にさらわれたよう ですね」 「しかし、既に俺の偽者ってことはわかっているからこの”彼はあなた” という意味は何か別のもののように思える」 「そうですね。あと気になるのが”力”ですね」 「前にお前が言ってた偽者の正体は実は何かの力で出来ているとかか?」 「そうかもしれません」 「そうなると、背後には俺の偽者を作った者がいるかもしれないってことか」 「そうですね……ただ、我々の調査ではそのような組織は確認できて いません。もっとも、個人でひっそりと事を進めていたのであればわかり かねますが」 その後も何か手がかりが無いかどうか長門の部屋をくまなく見たが、 その紙以外見つけることが出来なかった。 「恐らく長門さんだからこの手がかりを残せたんでしょう。僕がさらわれて いた場合はここまで迅速に対応できません」 「これでお前がさらわれたら俺1人になっちまうな。そうなったらもう お手上げだ」 「そんなことを言わないでください。長門さんのメッセージの”彼はあなた” というところを期待すればあなたでないとこの事件は解決できない」 「だといいんだが……」 俺と古泉はこれ以上手がかり無しとして家にもどることにした。長門の 書いた紙は『機関』で分析してもらうため古泉に預かってもらった。古泉は このまま『機関』へ行き、そのまま午前0時を迎えるという。 「『機関』の建物内は厳重なセキュリティ下にあります。それに人目につく ところで待機するようにしますので何かあればすぐに周りの人間によって 防ぐことも出来るでしょう」 「そうだな。くれぐれも気をつけてな」 「あなたもお気をつけください。では」 そういって古泉と別れた。内心、長門がかなわなかった相手だ、普通の 人間にかなうはずが無い……と思った。恐らく古泉もそう思っているに 違いない。多分何かしらの手がかりを自分を犠牲にして残すつもりだろう。 そう考えながら俺は家路についた。 キョンたちが長門のマンションを出るまで全身フードで覆った男がその マンションを影から観察していた。キョンたちが帰るのを見届けると、 「あともう少しだな……」 と言い残し姿を消した…… ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 公園ほどの探索で無かったとはいえ俺は精神的にクタクタだった。 それでも家族に心配を悟られまいと飯や風呂など普段と変わらぬ生活を して、寝る準備をした。それにしても”彼はあなた”とはどういう意味 なのだ? そして”力”とは? それに変色した指輪の宝石。これらは 全て点と線で結ばれているような気がする。俺は眠れず、午前0時を 待った。午前0時を過ぎた頃やはり携帯電話に電話がかかってきた。 発信者は未登録だ。早速俺は電話に出た。 「もしもし」 『夜分申し訳ありません。森園生でございます』 「あ、森さんお久しぶりです。森さんが電話をかけてきたということは 古泉に何かあったんですね!?」 『はい。古泉より何かあった場合すぐにあなたに連絡するようにと伝言を 受けておりましたので』 「古泉は……つれさらわれたんですね?」 『それがその…・・つれさらわれたというのは少々意味が違います』 「と、いうとどういうことですか?」 『我々は古泉を護衛し監視しておりました。そこに午前0時直前にあなた そっくりの者が現れ、午前0時丁度に古泉と一緒に消えてしまったのです。 まさに一瞬の出来事でした』 「消えた……」 『さらにそれと同時に機関に属する超能力者全員が行方不明になりました』 「他の超能力者も……」 『引き続き捜索をしますが何か分かればお知らせします』 「わかりました。ありがとうございました」 そういうと俺は電話を切った。まさに予想していた通りの展開となった。 それにしてもセキュリティの高い場所に対して楽々現れ、そして一緒に 消える……並大抵の相手じゃない。俺はそんなヤツと戦わなければ ならないのか、1人で。俺はまるで悪夢を見ているようだ。そんな思いを 胸に疲れ果てて寝た。 まさか、俺だけになるなんて…… ───Missing Ring -失われる7日間- 第四話 終 第五話へ
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/259.html
時は六月中旬の、木曜日。俺と『会長』が、『榎本先輩』の襲撃に合った、その二日後。 日中を何事にも巻き込まれずに過ごし、俺が文芸部室を訪れると。 ……何故か『榎本先輩』がいた。 「ああキョン。美夕紀さんは今日から、SOSの準団員になったから! 本人自らの申し出よ!」 キョンの憂鬱な冒険 -アフターロック- 第6話『岸辺露伴は目覚められない①』 笑顔で言い放つハルヒと、その傍らで満足そうににやけている『榎本先輩』を他所に 俺は団員席に腰を下ろしていた『古泉』の首根っこを掴み、そのままたった今入ってきた扉から廊下へと引きずり出した。 「いえ、彼女はもう『矢』の影響を受けてはいませんから。彼女の『スタンド』は十分な戦力になりえるものですし。 ことの経緯をお話して、合意の上で、我々の『仲間』になってもらったわけです」 確かに。『スタンド能力』の概要を知った時点で、ハルヒにまつわる大体の概要を理解してもらうのは、難しいことではないだろう。 「それに、『戦力』は多いに越したことはありませんから。『榎本さん』はもともと、『矢』によって、彼女に対する『敵意』を植えつけられたわけでもありませんし」 ……言いたいことは分からんでもない。いや、むしろ非常に納得がいく説明だと思う。 しかし、二日前に、鈍器で殴打された相手と、今日から『仲間』というのも、なんだか複雑な気分だ。 「別の意味で、ハルヒに妙なことしなきゃいいがな」 「ご心配ですか、『王子様』としては?」 いや、先輩のあの『愛情表現』の形を見たことのあるやつなら、誰でも心配がると思う。 ……何事もなきゃいいが。本当に。 「ちょっと、みくるちゃん、大丈夫!?」 会話を終え、俺と古泉が部室へ戻ると、なにやらハルヒが、大いにあわてた声を上げていた。 見ると、ハルヒと榎本先輩が窓際にしゃがみこみ…… なんとッ!? その前には、床に横たわる『朝比奈さん』の姿があったァッ! 「どうしたんですか、涼宮さん。朝比奈さん、大丈夫ですかッ!?」 古泉と共に賺さず駆け寄る。 朝比奈さんはなにやら、熱に浮かされたような表情で、額に汗を浮かべながら、荒く息をついている。 ちなみに言い忘れたが、本日の朝比奈さんは『バニーさん』である。 「うぅ~~ん……」 「突然倒れちゃったのよ、貧血かしら?」 と、いうか、どちらかというと熱中症じゃないだろうか。 この熱い中、ビニール生地で、体にフィットするバニースーツなど着せられたら、そりゃ皮膚呼吸も出来ねェーに決まってんだろ! 「美夕紀さん、担架持ってきて担架! 古泉君、キョン! 保健室に運ぶわよ、手伝って!」 「いえ、涼宮さん。僕と彼の二人だけで十分ですよ。何、少しばかり暑かったので、夏ばての延長という程度のことでしょう。 フーゴ先生のところで休ませて貰うようお願いしてきます」 「何かあったら心配じゃない、あたしも付いていくわよッ!」 古泉がハルヒに意見する一瞬前、俺をちらりと見た。 ああ、俺も大体、お前と同じことを考えている。すなわち、これが『スタンド攻撃』によるものではないか? と言う事だ。 しかし、今のところ俺の『スタンドセンサー』はピクリとも反応していない。 「まあまあ、ほら、涼宮さん。大丈夫だから、ここは『男ども』に任せよーよ。それより、新曲の『サビ』の続き、聴いてよ」 この榎本先輩の助け舟は、状況を察してのサポートなんだろうか。 はたまた、単に自分がハルヒと二人きり(長門は居るが)になりたいが為の言動なのか。……多分、『後者』だな。 「うゥ~~ん……ま、いいわ。じゃ、任せたわよ。あ、キョン」 ハルヒ。貴様は次に『どさくさにまぎれて、みくるちゃんにヘンなことするんじゃないわよッ!!』 と、言う。 「どさくさにまぎれて、みくるちゃんに『ヘンなこと』するんじゃないわよッ!!」 はいはいエピタフエピタフ。 ……考えてみれば、バニー姿の朝比奈さんを担架で運ぶというのは、中々に肝っ玉の要る行為であって。 ここまでの道のり、俺と古泉と朝比奈さんは、絶えず奇異の視線で見られっぱなしであった。 何見てんだい? うらやましいのかい? 君たちも運びたいのかい? ……とまあ、なんだかんだで、『フーゴ』の居る保健室へたどり着く。 朝比奈さんは、既に呻くことなく、今は眠っているようだった。こりゃ、マジで熱中症とかかもな。今日、暑いし。 「ん。どうしたんですか? 『撃たれ』ましたか? 『刺され』ましたか?」 そりゃ、イタリアンジョークなのか? 「どうせ『熱中症』でしょう? 多いんですよね、今日は。特に暑いから。まったく、ジャポネの『湿気』は異常ですよ」 ぶつぶつとぼやきながら、俺たちの元へ、フーゴがやってくる。 「ああ、もう見れば分かりますね。軽い『熱中症』です。体を冷やして、しばらく休んでいれば治ります。 用意をするんで、ベッドに寝かせてくれますか?」 フーゴは大して朝比奈さんの様子も見ずに、白衣の裾をひらひらと揺らしながら、備え付けの冷凍ケースへ向かった。 古泉がそれを手伝いに言ったので、俺は朝比奈さんをベッドに移す作業に入る。 ……古泉とフーゴがこの場に居なけりゃ、えらいシチュエーションだ。 失礼します、朝比奈さん。なんとなく緊張しつつ、朝比奈さんの体を持ち上げる――――。 ……ふと、その感触に、違和感を感じる。 朝比奈さんは、さっきまで荒く息をついていたはずだ。なのに、今は不思議なほどに『静か』だった。 クーラーの効いた保健室に来て、すこし落ちついたのだろうか? 「ああ、念のため『脈』を見ますか。熱失神の時の脈拍は、『ゆっくり』になるんですよ」 非合法養護教諭のわりに、知識は申し分ないらしい。フーゴは、ベッドに横たわる朝比奈さんの元へ近寄り、その手首を取った。 「これ、邪魔ですね」 バニーさん用のリストバンド(なのか? アレ)をずらしながら、浅黒いフーゴの指が、朝比奈さんの白い手首に触れる。 「……?」 「どうしたんですか?」 ……一瞬。 フーゴの表情が強張ったのを、俺は見逃さなかった。 「……嘘だろッ!?」 突然、フーゴが大声を上げ、朝比奈さんの体に覆いかぶさる。 おい、ちょっと待て、何をする気だっ!? 「……止まっているッ!」 ……何だと? フーゴが、朝比奈さんの唇の傍に、自分の頬を近づけ、数秒ほど停止した後。 「『呼吸』も『脈拍』も止まっている……ッ!」 「……なんだってエエエエエェェェッ!?」 そう叫んだ。……呼吸と脈拍が『止まっている』? そりゃ、つまり、どういうことだ? ……嘘だろ? 「『嘘』じゃないッ! 確かめてみろ、『脈』がないんだよ! 『心臓』が『動いていない』んだッ!」 朝比奈さんの左胸に手を当てながら、フーゴが叫ぶ。 ……って、オイ! ドサクサにまぎれて『ヘンなこと』してんじゃねェ―――ッ!! 「落ち着いてください! 『それどころ』じゃありません! やはり、『スタンド攻撃』を受けていたのか……ッ!?」 古泉が、いつになく鬼気迫る表情で、表情なく『眠る』朝比奈さんを見つめている。 スタンド攻撃だとしたら……えらく『広範囲』なやつだろう。 このところは大体正常に機能している俺の『スタンド探知能力』では、『敵スタンド』は確認していない。 しかし、それほどの遠距離から、一発で『命を奪う』能力なんて…… ……と。その瞬間。 おなじみと為った、あの『感覚』が俺を襲った。 しかも、めちゃめちゃ『近距離』だ。 「ッー! 古泉、フーゴ! 『スタンド』だ、『スタンド』が発動した……『すぐ近く』でッ!!」 「! 何だって……!」 俺の言葉に、二人が周囲を見回す。 いや、違う。そんなところじゃない。これはもっと近く……俺の『すぐ傍』だ! 「……これは、『朝比奈さん』だ! 朝比奈さんから『スタンドの発動』を感じるッ!」 「朝比奈さんからッ……!? しかし、彼女のスタンドの『像』は見当たりませんが……それにッ!」 彼女の心臓は止まっている。そうだ。それは俺も分かっている。 だが、俺は確かに『感じる』んだ。朝比奈さんが『スタンド』を発動させている! 何がなんだかわからんが……岸辺の言っていた、ゴッド・ロックのあの『能力』を、使ってみる! 「『ゴッド・ロック』! 朝比奈さんの『スタンド像』を『引きずり出せ』!」 現れた俺のスタンドが、横たわる朝比奈さんの頭部に手を当て……そこから何かを『引きずり出し』た! 「これは―――ッ!!」 ……朝比奈さんの体の上に浮かび上がる、俺のスタンドと比べれば、いくらか小柄な人型の像。 頭部に無数の赤い薔薇の花を咲かせた、白い『女性』のスタンド像。 「古泉、これは!?」 「はい、朝比奈さんの『スタンド』です……」 現れた『スタンド』は、まるで何かを追いかけて走るような『動作』をしている。 しかし、スタンドは朝比奈さんの上から動くことはない。まるで、『映像』を映し出しているようだ。 だが、一つ言える事がある。 『スタンド』が生きていると言うことは―――! 「朝比奈さんは『生きている』ッ! しかし――――『何処』でだッ!?」 「それは――――『本人』に『訊けばいい』」 そう言ったのは、フーゴだ。 「スタンドとスタンドは『会話』をすることが出来る。『キョン』、あなたの『スタンド』で、彼女の『スタンド』と会話が出来るかもしれない!」 スタンド同士の会話。 よく分からんが、言われた事は『やってみる』。最近のごたごたで、俺が『学習』したこの世の真理だ! 「『ゴッド・ロック』! 朝比奈さんの『スタンド』と『会話』をしろ!」 現れたG・ロックが、忙しなく動き回ろうとする朝比奈さんの『スタンド』に近寄る。 それと、同時に。俺の頭の中の『何か』が、G・ロックと『繋がる』のを感じた。 なるほど、こういう事か。百聞は一見に如かず。とはよく言ったものだ。 「朝比奈さん、聞こえますか? 朝比奈さん」 『ゴッド・ロック』の口から、俺の『声』が発せられる。 それは『音』ではなく、何かもっと、別の次元の概念だ。なんとなく分かる。 俺の『声』を聞くと、朝比奈さんの『スタンド』が、動くのをやめた。どうやら、届いたようだ。 「朝比奈さん、俺です。『スタンド』を使って、あなたに話しかけています、応答できませんか?」 「……あ、えっと、キョン君ですかぁ? どうなってるんですか、あたし、『どこ』に来ちゃってるんですかぁ~~~ッ?」 オーケイ、通信―――成功ゥ!! 見ると、古泉とフーゴも、自分の『スタンド』を出している。 つか、古泉のスタンド、怖ぇ。 「朝比奈さん。どうも、古泉です」 「ひぇっ!? あ、は、はい。古泉君ですね。わたし、朝比奈ですゥッ!」 知ってます。 「朝比奈さん、あなたが居るのは、今、『何処』なんですか? 見たまま、そのままで構いませんから、仰ってください」 『セックス・マシンガンズ』とやらの口がぐわばぐわばと激しく開閉し、古泉の落ち着いた声を発している。 ……うーん、シュール。 「えーと……ここは、『渡り廊下』です! 学校の……でも、学校に誰もいなくて…… わたし、部室で急にふらっとしたと思ったら、回りに誰も居なくって…… 『メリミー』でワープしようとしても、キョン君も、古泉君も、近くに居ないみたいで……」 ……誰も居ない『学校』。その言葉が、一瞬、俺にあの灰色の北高を思い出させる。 「……朝比奈さん、落ち着いて聞いてください。俺たちの世界に、あなたはちゃんと『いる』んです。 保健室のベッドに横になっているんです」 「ふぇ?」 「ただし、心臓は止まってるんですけど……」 「ふ、ふええぇぇぇ!? 『止まっている』んですかぁっ!?」 「……状況は分かりませんが、とにかく、機関に連絡をします」 ふいに、古泉が『音』でそう言う。ポケットから、携帯電話を取り出し、耳に当てる…… 「………おかしい――――ッ」 ぽつり。と、古泉が漏らす。 「何がだ?」 「……どうして『出ない』んだ……『森さん』――――!?」 ―――― 「……ん」 ……どうやら、原稿を描いているうちに、転寝をしてしまっていたらしい。 『光陽園第一ホテル』は、『杜王グランドホテル』のようなハデさは無い。 湿気たビジネスホテルだが、なんとなく僕はこの場所と『波長』が合うようだ。 ここに来てからと言うもの、『仕事』もまずまず進むし、夜もよく眠れる。 昨晩もよく眠れた。『転寝』をしてしまう理由などないはずなのだが。 時刻は午後四時。なんだか寝ぼけてしまった。眠気覚ましに、『コーヒー』でも飲みに行くか。 あの『涼宮ハルヒ』と顔でもあわせちまったら大事になる。 だが、この時間なら、あいつらは『SOS団』だかで、まだ『北高』に居るはずだ。 僕は適当に、財布と、カメラの入った鞄を抱え、部屋を出た。 廊下は静まり返っている。このホテルの宿泊客は大体、出張中のサラリーマンだとかの、つまらない連中で、昼間は出払っているのだ。 こんなホテルに長期宿泊をする人間なんて、おそらくこの世に僕以外居ないんじゃないだろうか。 ……ふと、ロビーを出ようとしたとき、フロントに目が行く。 従業員は出払っているのか、そこには誰の姿もない。 不思議だ。いつもなら、誰かしらが受付として、そこに立っているはずなんだが…… ――街に出て、ようやく、僕は自分が異様な状況下に在ることに気づいた。 街には、『誰も居な』かった。この僕を残して、町中の誰もが『消え去って』しまったのだ。 道を歩く人も居なければ、車も走っていない。カラスの一匹もいなければ、ノラネコがふんぞり返っても居ない…… 「これは……まさか、『スタンド攻撃』―――!」 しかし、町中から一度に人を消してしまう『スタンド』……そんなものがありえるだろうか。 ありえないとは言い切れない。しかし、この場合、こう考えるほうが妥当だろう。 「『別の世界』に来てしまった……この岸辺露伴がッ!」 ……こうなると、参ったものだ。 『人』も『生き物』もいない。僕の『ヘブンズ・ドアー』は、そいつらが居なければ何の役にも立たない。ただの非力な小人だ。 「やれやれ……今度は『傍観者』で居られたらいいと思っていたんだが」 またも僕は、『ハイウェイ・スター』だの『チープ・トリック』だのに面倒をかけられたように…… 『矢』を持つものの『敵』として認識されてしまったわけか。 「しかし……奇妙な『能力』だな」 『誰も居ない別世界』に引き込む。いったい何がトリガーとなって、僕がこの『世界』に来てしまったかは分からないが…… 普通なら、この世界で僕を『攻撃』するだとか、とにかく何か『続き』があるはずだ。 まさか、このまま永遠にこの『世界』に閉じ込められる。なんて『スタンド』じゃあないだろうな…… ……クソ。この『岸辺露伴』が、『ビビらされている』ッ……! ……しかし。『永遠にこの世界で一人きり』という、僕の最悪の予測は、まもなく外れることになった。 宛てもなくふらつく僕の目の前に。横道から、突然飛び出してくる『モノ』があった。 音もなく現れた、一台の『乗用車』。……たとえトヨタの『プリウス』だって、こんな静かに『走行』することは出来ない。 ましてや、タイヤの向きなどお構いなしに、『真横』に走ることなど。 「――――あんたはっ! 『岸辺露伴』ね――ッ!?」 その画期的無音車の『上』に乗っている、一人の人物。 今日は非番だったのか。どうでもいいTシャツに、適当なジーンズを纏い、これまた適当に髪を一つくくりにしただけの女。 その顔には、見覚えがある。そして、この『能力』にも。 「『森園生』だったか、君は」 「……まさか、最初にあんたに遭うとは思わなかったわ」 停止した車の上で、森園生は、心底意表を突かれたと言った表情で、そう言った。 ―――― 「私、今日は非番だったから。テキトーにお昼ご飯を食べた後、ソファで眠っちゃってたみたいなのよ。 それで、ふと気づいたら、この有様。最初は気がつかなかったけど、『テレビに何も映ってない』のがきっかけで、おかしいことが分かったわ」 『眠り』。なるほど、それがトリガーだと言うなら、僕も納得できる。僕は確かに、原稿を描くのに疲れて、居眠りをした。 「つまり―――『眠ってしまったスタンド使い』を、『別世界へ引き込む』スタンドか」 「そう見るのが一番妥当じゃないかしら。最も、まだ実例は、私とあんただけだから、判断材料としては不十分かもしれないけど…… とりあえず、私以外の人間を見つけるために、そこらをでたらめに走り回ってたら、あんたに会った。ってわけ」 『ヘブンズ・ドライブ』で、僕を乗せた車を動かしながら、彼女がそう言う。 「『北高』には行ったのか?」 僕は即座にそれをたずねた。『北高』。自分にかかわった人間の『スタンド能力』を引き出す力を持つ、『キョン』の居る学校だ。 おそらく、この街で最も『スタンド使い』が集まっている場所といえば、あの学校だろう。 「一時間ぐらい前にね。授業中に『うたた寝』してる、生徒が居ないかと思ってね。 でも、誰も居なかったわ。意外とみんな真面目なのね。『谷口』君なんか、きっと転寝してると思ったんだけど」 僕はその人物を知らない。が、おそらく『キョン』によってスタンドを引き出された、自覚なき『スタンド使い』なんだろう。 「もう一度行ってみたほうがいい」 僕は、ハンドル前に形式的に座った園生に向かって言う。 「おそらく、北高は今、『放課後』だ。『運動部』に属する連中は、どいつも額に汗して動き回ってるだろう。 今日は暑い。暑さで『失神』してる連中が居ても可笑しくない。 僕とお前が考えるとおり、『眠り』がこの世界への入り口だとしたら、北高に誰かがいてもおかしくない」 「言いたいことは分かるけどね。 だけど、『無自覚なスタンド使い』なんかが何人集まったところで、大して意味はないのよ。 私たちが必要としてるのは、『SOS団』を初めとする、『事情を知るスタンド使い』たち。 文芸部室でのらりくらりしてるだけのあいつらが、『熱中症』だのを起している可能性は、低いと思うけどね!」 「馬鹿言え、それでもあいつらがあの『北高』に居る以上、そこで誰かが『眠る』可能性にかけた方がよっぽど合理的だろうが!」 「……そうね。確かに、『文芸部』のやつらは別として、『会長』あたりは、転寝をこきやがる可能性もあるわね。 『眠り』がトリガーだと知らなかった私には盲点だったわ、『露伴』! じゃあ、これから『ヘブンズ・ドライブ』は、『北高』を目指すわよ! いいわね!?」 僕の答えを待たずに、ヘブンズ・ドライブは例によって法則を無視しながら、北高へと続く小さな路地に飛び込んだ。 ……『会長』というあの柄の悪いチンピラが、この世界にやってきたところで、何の役に立つかは分からないが。 とにかく、今は『仲間』が現れるのに期待するほかないだろう。H・ドライブ園生と二人きりの世界など、真っ平ごめんと言うものだ。 ―――― ……何がなんだかわからない。それが、今の『みくる』の精神状態を表すのに、もっとも正しい表現だ。 部室で無理矢理バニー衣装を着せられ、ふと、窓際に立ち、日光を浴びたら、意識が遠のいた。 そして、気がついたら、バニー服のまま、世界から誰もが消え去っていた。 しばらく戸惑いながら走り回っていたところ、『元の世界』とやらから、『キョン君』からの声が響く。 ……何がなんだか分からない。自分は、『保健室』に居ると言う。しかし、自分は『保健室』にはいない。 ここは『何処』なのか? 『フーゴ』先生らしき声から、『別世界』である。ということは聞かされた。しかし、その『意味』が分からない。 「わ、私、どうすれば良いんですかぁ~~っ!?」 「落ち着いてください、朝比奈さん! 今、あなたの体を連れて、『フーゴ』の車で町へ出ます! 『キョン』君の『感知能力』で、あなたをそこに迷い込ませた『スタンド使い』を探します!」 みくるにそう告げたのは、古泉一樹の声だった。 何がなんだか分からない。何度も言うが、それ以外に言いようがない。なら、『私はどうすればいい』んですか? ……そのとき、私は北高の中庭に居た。宛てもなく校内をさまよった結果だ。 その中庭に飛び込んでくる、一台の『車』。 「『見つけた』ァー!! 『朝比奈みくる』ねッ!?」 ……もう一度行ってもいいだろうか。 朝比奈みくるは、『何がなんだか分からない』です。 to be contiuend↓
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/2048.html
時間城の一角にある「カフェ・ロザリアン・ティー&コーヒー 」は、東洋趣味の内装と、お茶とコーヒ ー、手作りのケーキや軽い食事が取れる喫茶店で、カップル客だけでなく、幅広い層の客がいる。 俺と佐々木は、外のとおりに面した窓側の席に座った。 「ジャスミン茶とカフェ・ラテ」 中国服を着た店員に注文すると、程なくして二つの飲み物が運ばれてきた。 「どうぞ、ごゆっくり」 今日顔を合わせて、時間もまだたっていないのに、こんなに話しやすい女性は初めてだ。幅広い見識を 備え、弁も立つし、頭の回転も早い。なにより、話すときに変な緊張感を持たなくて済む、というのは、俺 にとっては驚くべきことだった。 私が男性と話すとき、男言葉を使う理由。簡単にいえば、私の心の壁。あまり異性として見て欲しくないと いう意思表示。それくらい、私は男性と話すのが苦手だ。だけど、今、私の目の前にいる、今日知り合ったば かりの男の子。とても話しやすく、(男言葉だけど)彼と会話するのは、自然体で、楽しい気分でいられる。 それは私にとって、驚くべきこと。とても不思議な気持ち。 「君には姉さんか妹さんがいるの?」 「小学生の妹がいるが」 「君はとても女性の扱い方に慣れているように思えるんだ。とても話しやすいしね。女性の友人は?」 「一人いるよ。じつをいうと、俺は女性と話すのはそんなに得意じゃないんだ。その友人は例外だな。 あまり喋らないけど、話しやすい友人ではある」 「なるほど、それに君はその女性の友人をかなり信用しているようだね。その人のことを語るときは、落ち 着いたような顔をしている」 そんなことまで分かるのか。この佐々木という女性、つくづくすごい奴だ。 喫茶店を出たあと、俺達は大型書店にむかい、併設されたDVD・CDショップにも立ち寄りながら、何冊か本を 買った。何冊かは長門がおすすめしてくれたもの、何冊かは佐々木がおすすめしたものだ。 「君は本がすきなのかい?」 図書委員をやっているし、本自体読むのは好きだ。 そんなことを話していると、俺と佐々木のスマフォの呼び出し音が同時に鳴り響く。 ポケットに入れていたエクスペリアZを取り出す。画面には谷口の名前。 『キョン、今どこにいる』 書店にいるが。 『そろそろ終わるから、一旦戻ってこいよ。誰か一緒にいるのか?いるならその子にも伝えてくれ』 大丈夫だろ。あちらにも連絡が入ってきた。 『佐々木さん、外にいるの?一旦戻ってきて。とりあえず、今日はお開きにするから』 涼宮さんはそう言うと、さっさと通話を切った。 「やれやれ」 そう呟いて、私は彼の方へ視線を向ける。 彼のスマートフォンは私と同じ、黒のエクスペリアZであることに気づいた。 合コンからの帰り道。 「キョン、お前もなかなかやるよな。初参加の女の子とよろしくしけこむとはな」 ・・・・・・谷口、いつの時代の言葉だ。 「でも、キョン。君が話していた佐々木さん?美人だったよね。今日の光陽の参加者は、すごいレベルが高かった なあ」 「国木田、お前もあの鶴屋さんとか言う人とうまく話していたじゃないか」 「ああ、あの人?すごく興味深い人だね。で、早速メールアドレスと電話番号交換したんだ。今度合う約束も取り付 けたよ」 笑顔を浮かべて、国木田は愛用のエルーガーXを取り出す。存外手が早いな、国木田。 「そういや、藤原。お前が話していた女の子もえらく可愛かったな。俺達と同級か?」 「いや、あの人はああ見えても俺達より一つ上だそうだ。朝比奈みくるさんと言って、鶴屋さんの友人らしい。確 か参加するのは二回目だと言っていたが」 「ああ。前回から参加しているんだが、すごい人気あるんだよ。競争は激しいぜ。でも、そういえば、今日は藤原 としか話してなかったよな」 「妙に話があってな。花のことがかなり好きだそうなんで、それで話が盛り上がったんだが」 「さすが、花屋の息子だな」 「橘が話していた男も相当競争が激しそうだな」 「古泉か。あいつはモテまくりだからな。何しろあのとおりのハンサム爽やか野郎だし、礼儀正しいし、女に対して 紳士的だしな。おまけに家は金持ちときてるからな。それにあいつのことを悪く言う奴はいないし、まあ、二物三物ど ころか、モテる条件全て揃えたような男だからな」 橘の目がハートマークになったのも、わかるような気がする。しかし、冗談ぬきで橘は苦労するぞ。見た限り、最低5人 は周りにいたからな。 当の橘は、阪中と楽しそうにおしゃべりをしている。今日の戦果をお互いに話しているようだ。 「そういや、谷口。お前の方はどうだったんだよ。確か周防とかいう娘(こ)だったよな。お前が気に入っていたのは」 急に谷口が相好を崩す。 「キョンよ、俺はみんなに感謝するぜ。今度二人だけで遊びに行くことになったんだよ!デートだぜ、デート。生きてて良 かった」 大げさに感動しているが、まあ余程嬉しいのだろう。リア充の仲間入りだな、谷口。 俺は、スマフォを取り出す。佐々木と同じ、黒のエクスペリアZ。お互いの電話番号とメールアドレスを、国木田達と同じ ように交換した。 『君とはいろいろ話してみたくなったよ。機会があれば、その、また君と会いたいんだが、どうだろう?』 佐々木の言葉に俺は頷き、そうして俺達はお互いの電話番号とメールアドレスを交換したのだ。 高校生活は序章の段階だったが、この日を境に、俺の生活は大きく変化していくことになった。 そして、それは、同時に俺達が成長して大人になっていく課程でもあったのだ。 同時刻・森園生のマンション。 「いや~おつかれさんだったね。今日は大収穫だったさ」 鶴屋さんはご機嫌だ。 「そんなにあの国木田て子、気に入ったの?」 森さんがおかしそうに微笑む。 「ドストライクだね。大当たりだわ。かわいいし、頭いいし、礼儀正しいし、モロ好みだね。 色々と教え込んでやりたいね」 最後の方は少し危険なセリフの様な気がしたが…… 「古泉君は相変わらず大モテね。5人?かなりいたよね」 涼宮さんの言葉に、複雑な思いを抱きながら、僕は曖昧にうなずく。 「古泉はいつものことだけどね。涼宮さん、誰かいい人いた?」 森さんがこちらを見ながら涼宮さんに尋ねる。 「う~ん。あんまり。あ、でも一人気になった奴はいたかな」 これは珍しい事だ。と、同時に僕は非常に気になった。あの、涼宮さんが気にかけた男子が 今日の参加者の中にいたとは。 「ほら、谷口が連れて来た、あんまり目立ったなかったの。妙なあだ名で呼ばれていた」 「キョン、君だったけ?佐々木さんと話していた」 「そうそう。それ。何か気になったのよね」 谷口君は涼宮さんと同じ中学の出身で、3年間同じクラスだったそうだ。昔、涼宮さんを好きだ ったそうだが、今は周防さんがお気に入りのようだ。このサークル「SOS」の北高側の窓口でも ある。 佐々木さんは、今回涼宮さんの少々強引な勧誘により初参加したわけであるが、谷口君が連れて 来た”彼”と馬があった様だ。その彼を、涼宮さんは気に行ったらしい。少し意外な気がする。 「みくるも何かよろしくやっていたみたいだね」 鶴屋さんの親友、朝比奈さんは、少し照れた様子を見せた。 「藤原君、花屋の息子さんなんです。すごく花の事に詳しくて、話が盛り上がったんです」 朝比奈さんは青山方丈流華道の家元の娘だ。なるほど、確かに話は盛りあがっただろう。 周防さんと佐々木さんはそれぞれ先に戻っていたので、残りの参加者は我々のたまり場である 森さんのこのマンションに集まり、いろいろ喋りながら、夕食もここで食べ(森さんお手製)、その 後、ようやく解散となった。 「一樹」 皆が帰り、この部屋にいるのは、僕と森さんだけとなった。 人前で森さんが僕の名前を呼ぶことは無い。その名で呼ばれる時は二人きりの時だけだ。 笑みを、僕にとっては夜叉の微笑みを浮かべながら、森さんは僕に近づいてくる。 ソファに僕は座っていたが、僕は強い力で押し倒された。 いつもの事、いつもの儀式、規定事項。僕の頭と感覚は麻痺してしまっている。 「なかなか涼宮さんに近付けないわね。しかもライバルまで出現した」 森さんは僕の気持を知っている。涼宮さんを好きだと言う僕の気持を。 「いい方向ね、青春ぽくって。楽しいわね」 馬乗りになった森さんの手に力が入る。少し息が苦しい。 「森さん」 そう呼んだ途端、僕の頬が軽く叩かれる。 「二人きりの時は――さん、でしょう」 僕らの本当の関係。表に出ることは無い、秘密の言葉。その名で呼ぶことを望んでいる。 狂気の願い。だけど、僕もあの時望んだ事。二つの気持ち。どちらが本当の気持ちなん だろう。自分でも解らない。心と体がバラバラだ。 「泊まって行くでしょう?明日休みなんだから。どうせ家に帰ったところで誰もいないで しょう」 シャワーを浴びた後、森さんはそう聞いて来た。 答えは解っているはずだが、これもまた儀式。僕らの間に交わされる束縛の言霊。 それに彼女の言うとおりだ。無駄にでかい屋敷に、父も母も居ない。仕事で忙しい二人 が家にいる方が珍しい。父に至っては…… 「泊まらせてもらいますよ」 森さんは満足したような微笑みを浮かべていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日、私は不思議な男の子に出会った。 異性と付き合うのが苦手な私の心の壁を、簡単に崩し、楽しい気持ちにさせた、キョンという 男の子。 『また君と会いたいんだが、どうだろう?』 あんなセリフが私の口から出るとは思わなかった。 彼と同じスマートフォンに登録した、彼の電話番号とメールアドレス。 次に彼と会うのが待ち遠しい気分になる。 高校に進学して、新しい生活が始まった。でも、中学時代と大して中身は変わっていなかった。 彼と出会ったことで、私の高校生活は大きく変化して行く。そんな予感がする。 この時、私が感じた予感は、のちにその通りになっていった。その過程で、私達は大きく成長 して行く事になった。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1961.html
【キャラ設定】 涼宮春日:涼宮ハルヒ これがデビュー作なのでかなり立場が弱く、性格も弱弱しい。 特技:裁縫、料理 尊敬する女優:長門有希 長門有希:長門有希 結構有名な女優で面倒見がいい。ドラマの名前と本名が同じ 特技:暗算、世話 尊敬する女優:綾波玲子 朝日未来:朝比奈みくる 大物女優だが仕事はほとんどグラビア。後輩いじめが激しい 特技:誘惑、フェラ 尊敬する女優:いない 鶴屋和子:鶴屋さん こちらは歌手+女優+タレントの超大物で未来も頭が上がらない 特技:カラオケ、一気飲み 尊敬する女優:流アスカ 緑川江美里:喜緑江美里 未来と同じ大物女優でライバルも未来。結構世話焼きらしい 特技:空手、素股 尊敬する女優:翠星恭子 横倉良子:朝倉涼子 春日の次に新人だがドラマは3本目。長門と仲がいいらしい 特技:手品、スポーツ全般 尊敬する女優:長門有希 小野妹子:キョン妹 天才子役。はっきりものを言うので未来といい勝負。春日を尊敬している。 特技:バトン、縄跳び 尊敬する女優:涼宮春日 阪中文恵:阪中 普通の女優。売れ具合は平凡で自分もそんなもんだろうと思っている 特技:射的、金魚すくい 尊敬する女優:洞木光子 山田花子:朝比奈さん(大) 未来と似ているためにスカウトされた人。春日と仲がいい 特技:裁縫←天才的 尊敬する女優:朝日未来 森レイカ:森園生 美人ピン女芸人。今回初めてドラマに挑戦、ファンもいるので結構有名 特技:一発芸、ものまね 尊敬する芸人:赤城律子 新川源一郎:新川執事 超大物俳優で時代劇からポップなドラマに挑戦。楽屋では神様らしい 特技:剣道、作法 尊敬する俳優:(故)冬月源一 堤下吉安:多丸圭一 エヴァにも出演していた俳優で今でも現役バリバリ。 特技:大工仕事、運転 尊敬する俳優:新川源一郎 田丸祐:多丸祐 二枚目俳優で、歌手でもデビューしている。結構ひ弱 特技:英語、短距離走 尊敬する俳優:六分儀原堂 【禁則事項】:キョン ここでも本名は禁句らしい。ドラマと違い、実際は几帳面な性格 特技:掃除、心理学 尊敬する俳優:碇信二 林原一樹:古泉一樹 ハンサムのくせにオタクの2ちゃんねらー。皆に呆れられている 特技:煽り、タイピング 尊敬する俳優:ジン・サクラダ・JUM 谷口健太:谷口 大物俳優だがサバサバしていて嫌味もない、リアルな鶴屋さん 特技:ダンス、ボクシング 尊敬する俳優:有馬総一郎 国木田和利:国木田 こちらも大物俳優で谷口と仲がいい。趣味は骨董品集めらしい 特技:きき温泉、歴史 尊敬する俳優:工藤新一 影野隼人:コンピ研部長 名脇役でいつになっても脇役らしい。夢はレギュラー番組をもつこと 特技:速読、ツッコミ 尊敬する俳優:脇役俳優全て 大鷹凌:生徒会長 俳優業は短いが、幅広いドラマに出演している実力者。 特技:長距離走、柔道 尊敬する俳優:新川源一郎 シンドウカオル:パンジー(仮) 美少年で演技もうまいが嫌味でキョンをよくいじめる。ナルシスト 特技:自画自賛、美術 尊敬する俳優:いない 猫丸:シャミセン よく訓練されている天才猫でテレビに出たことも多々ある。 特技:爪とぎ、ジャンプ 尊敬する猫:ドラえもん 熊田岩男:カマドウマの中身 重い着グルミなどでは多々呼ばれる力一本の裏方。あだ名は熊さん 特技:力仕事、パンチ 尊敬する俳優:筋肉マン 「涼宮ハルヒの舞台裏」~かわいい顔して高飛車編~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~楽屋にて~ みくる「・・・あなた今日何回リテイクされたの!」 ハルヒ「あの・・・すいません・・・7回です・・・」 みくる「大女優の私が直々にあなたのいじられキャラになっているのよ!」 ハルヒ「すいません・・・・・・」 みくる「・・・まったく!今度失敗したらタダじゃおかないわ!」 ハルヒ「ごめんなさい・・・・・・シクシク・・・」 みくる「ふん・・・部屋掃除しといてよね」 ハルヒ(辞めようかな・・・この仕事) 涼宮ハルヒの舞台裏」~面倒見のいい先輩編~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~楽屋にて~ 長門「春日ちゃん!元気ないけどなんかあったの?」 ハルヒ「・・・・・・昨日未来さんに怒られて・・・」 長門「そうなの・・・あなたも主人公だから大変よね」 ハルヒ「私・・・辞めたいとも思ってます・・・シクシク」 長門「それは駄目よ!」 ハルヒ「な・・・なんで・・・ですかぁ・・・?」 長門「この仕事ではドロドロしたこともよくあること・・・私も昔はそうだった・・・ でも逃げちゃ駄目よ!我慢すればきっと幸せだから!」 ハルヒ「本当ですかぁ?」 長門「うん・・・あなたはこれがデビューでしょ?リテイクなんて当たり前よ でも・・私はあなたの演技はすごく好きだわ」 ハルヒ「・・・うっ・・・うわあああああん!・・・長門さぁん・・・」 長門「よしよし・・・一緒に頑張りましょ」 「涼宮ハルヒの舞台裏」~脇役は結構有名人~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~楽屋にて~ キョン「お疲れ様でした!」 谷口「おう!おつかれ」 キョン「すいません・・・俺なんかが主役で・・・大物俳優の谷口さんが脇役で・・・」 谷口「そんなこと気にするな!気にするな!」 キョン「そうですか?」 谷口「おう!俺は主役やりすぎて逆に脇役に飢えているからな!」 キョン「ありがとうございます!」 谷口「お前も俺のこと下の名前で呼んでいいんだぞ!」 キョン「そ・・・そんな!大物俳優の谷口さんを下の名前なんて・・・」 谷口「そんなこと気にするなって!どうだ?この後いくか?」 キョン「ぜ・・・ぜひ、ご一緒させて下さい!」 谷口「今日は俺の奢りだぜ」 キョン「そ・・・そんな!俺が出します」 谷口「大丈夫だって!俺に任せろ」 キョン(谷口さん・・・本当にいい人だな・・・) 「涼宮ハルヒの舞台裏」~鶴屋さんは空気が読めない編~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~楽屋にて~ ハルヒ「なんか今日は疲れたな・・・」 長門「私なんてアクションシーンがあったから・・・」 みくる「ああもう!今日は早く家に帰りたいわ!」 鶴屋「お疲れぇ!今日はカラオケ行くわよ!」 一同「・・・・・・・・・」 ハルヒ「ちょっと今日は・・・」 鶴屋「なんでなんで!?行こうよカラオケ」 長門「すいません・・・用事があるので・・・」 鶴屋「しょうがないわね・・・未来!一緒にカラオケ行こう!」 みくる「あ・・・あの私は・・・・・・ご一緒させていただきます」 鶴屋「それじゃあ行くわよ!朝まで歌うわよ!!」 みくる(くそっ!あの先輩!空気嫁ってんだアホ) ハルヒ「鶴屋さん・・・あんがい最強?」 「涼宮ハルヒの舞台裏」~古泉オタク編~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~楽屋にて~ キョン「お疲れ一樹!」 古泉「乙カレー!うはwwwテラツカレタwww」 キョン「う・・・うん・・・疲れたな・・・今日は・・・」 古泉「オマエモナー」 キョン「ああ・・・俺も疲れているよ・・・」 古泉「ショボーンって感じすかwww」 キョン「ああ・・・少し憂鬱だな・・・・・・」 古泉「ギガワロスwww憂鬱とwwwダジャレすか?www」 キョン「・・・ダジャレじゃないよ・・・はは・・・」 古泉「そうすかwwwうはwww自爆wwwテラハヅカシスww」 キョン(喋りにくい・・・VIP語?) 「涼宮ハルヒの舞台裏」~キョンとハルヒは似たもの同士~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした!」 ~廊下にて~ キョン「お疲れ様」 ハルヒ「あ・・・お疲れ様です。キョン君・・・」 キョン「君もリアルでキョン君って呼ぶのか・・・?」 ハルヒ「す・・・すいません!呼びなおしますから!」 キョン「あ・・・いいよ。どうせ禁則かかるから・・・」 ハルヒ「そうなんですか・・・」 キョン「それよりどう?職場の雰囲気」 ハルヒ「それが・・・未来さんがちょっと怖くて・・・」 キョン「そうなんだ・・・大変だね」 ハルヒ「で・・・でも長門さんが励ましてくれるんです」 キョン「そうなんだ・・・こっちは谷口さんが気さくなんだ」 ハルヒ「いいなぁ・・・男性の方は雰囲気もよさそうですね」 キョン「古泉が少し意味分からないんだけどね・・・」 ハルヒ「私は女性のほうに江美里さんが来るらしくて・・・」 キョン「そうなんだ・・・大女優だからね江美里さん」 ハルヒ「ちょっと心配です・・・」 キョン「大丈夫だよ!俺も応援してるから」 ハルヒ「ありがとう・・・」 谷口(若い子はいいなぁ・・・初々しいぜ!) 「涼宮ハルヒの舞台裏」~年下は強し~ 監督「収録終わりです。おつかれ」 一同「お疲れ様でした」 ~楽屋にて~ みくる「ちょっと!妹!リテイクなにされてんのよ!」 妹「あれはキョンとかいうヘタレだから私じゃないわ」 みくる「キョンの失敗もあんたと同じよ!」 妹「五月蝿いわ!春日さん以下の存在のくせして」 みくる「なによ!あんなペーペーの新人なんて目じゃないわ」 妹「はっ!巨乳と童顔しかないあんたより春日さんのほうがマシだわ」 みくる「五月蝿い!あんたは子供だから色気がないのよ!」 妹「色気なんてそのうち出るわよ!あんたはもう少しでおばさんだから!」 みくる「五月蝿いのよ!あんたはクマさんパンツでしょどうせ」 妹「なに?私の下着に興味があるの?このヘンタイ!」 みくる「なっ・・・なんですって!あんたの演技なんてクズよ!」 妹「巨乳とったらなにも残らないあんたに言われたくはないわね」 みくる「あんたは何もないから取るものがないわね」 妹「五月蝿いよ!私にはこのスレンダーなボディだあるんだから」 みくる「でている場所が下なんだから意味がないわねぇクスクス」 妹「あんたは下も二の腕も出ているからヤバイわよ!」 みくる「出てないわよ!あんたはカミブッ・・・」 妹「あらーこの程度で下噛むなんて、あんた女優辞めたら?」 みくる(あんちきしょぉぉぉぉ!) ハルヒ「うわぁ・・・強いだなぁ妹子ちゃんって」
https://w.atwiki.jp/taronja/pages/4684.html
移籍・引退情報 (※基本的にJ3以下です) 3月終了時でこのページの更新は終了します 3/28 キム・ホヨン(Samut Prakan City FC→カマタマーレ讃岐) 3/27 橋本晃司(Orange County SC→いわてグルージャ盛岡) 3/25 岸上和樹(ヴィアティン三重→引退) 3/24 原岡翼(流通経済大学→東京23フットボールクラブ) 3/23 薮内健人(FC岐阜→ヴェルスパ大分)長谷川雄介(日本大学→ホンダロックサッカー部) 3/22 大田隼輔(栃木シティフットボールクラブ→アヴェントゥーラ川口)守田創(栃木シティフットボールクラブ→アヴェントゥーラ川口) 3/20 尾関良繁(ブランデュー弘前FC→ポルベニル飛鳥) 3/19 梅鉢貴秀(ツエーゲン金沢→S.C.相模原)大橋優正(京都先端科学大学→高知ユナイテッドSC) 3/18 サムエル・アウベス?(レンタル延長 / S.C.相模原→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)ジョン・イングォン?(Jeonju Citizen FC→S.C.相模原)佐竹京成(BFC Daugavpils→FC.ISE-SHIMA)石田康浩(FC TIAMO枚方→FC.ISE-SHIMA) 3/17 桑田大幹(福井ユナイテッドFC→コバルトーレ女川) 3/16 川口真史(アルテリーヴォ和歌山→チェントクオーレハリマ)木原昌勲(St. George's FC→J.FC MIYAZAKI)マルセロ・カゼミーロ?(CE União→J.FC MIYAZAKI) 3/15 荒木翔馬?(バンディオンセ加古川→?)中村将貴(バンディオンセ加古川→FC EASY02 明石) 3/14 行武大希(明治学院大学→ラインメール青森FC) 3/13 菊地佑太(Soltilo Anghor FC→コバルトーレ女川) 3/12 廣井隼人(福井ユナイテッドFC→FC徳島)林田隆介(V・ファーレン長崎→FC徳島)陳祥煜?(江蘇省江陰体育学校附属高校→FC今治)陳祥煜?(レンタル / FC今治→高知ユナイテッドSC)岡山昇太(アルテリーヴォ和歌山→チェントクオーレハリマ) 3/11 荻野広大(レンタル / 京都サンガF.C.→ヴィアティン三重)池田海翔(近江高校→MIOびわこ滋賀) 3/10 全山海(FC岐阜→カマタマーレ讃岐)中田剛尊?(沖縄SV→FC徳島)大畑隆也(日本体育大学→テゲバジャーロ宮崎)大野敬介(アルテリーヴォ和歌山再契約) 3/9 川井悠立?(興國高校→チェントクオーレハリマ)丸山晃生(ブリオベッカ浦安→チェントクオーレハリマ)山本アマディン(國學院大學→ソニー仙台FC) 3/8 勝山聖也(栃木シティフットボールクラブ→チェントクオーレハリマ)松本祐樹(J.FC MIYAZAKI→チェントクオーレハリマ) 3/7 上屋敷歩夢?(滝川高校→チェントクオーレハリマ) 3/6 アルトゥール?(S.C.相模原→東京23フットボールクラブ)多田将希(FC TIAMO枚方→鈴鹿ポイントゲッターズ)守屋鷹人(おこしやす京都AC→引退)櫻井龍?(ジョイフル本田つくばFC→FC Džiugas Telsiai) 3/5 山内健史(ヴィアティン三重→鈴鹿ポイントゲッターズ)ギリェルミ?(S.C.相模原→tonan前橋)児玉響(四日市大学→J.FC MIYAZAKI)与那城智希(FC琉球→J.FC MIYAZAKI)曽我部慶太(奈良クラブ→J.FC MIYAZAKI)瀬戸康平(品川CC横浜→J.FC MIYAZAKI)山口敦也?(ルネス学園SC→J.FC MIYAZAKI)黒木海音(九州保健福祉大学→J.FC MIYAZAKI)西山明輝?(鹿児島ユナイテッドFC U-18→J.FC MIYAZAKI)田村健(大阪体育大学→J.FC MIYAZAKI)坂下央晃(静岡産業大学→J.FC MIYAZAKI)近藤智耶(愛知学院大学→J.FC MIYAZAKI)木下壮一?(Sao Carlos FC→J.FC MIYAZAKI)山内隆司(CUPS聖籠→J.FC MIYAZAKI)兼松貴人?(MSGソニャトーレFC→J.FC MIYAZAKI)三善真司(デッツォーラ島根→J.FC MIYAZAKI)蔵坪行秀?(J.FC MIYAZAKI U-18→J.FC MIYAZAKI)高橋巧(J.FC MIYAZAKI→?)橋本辰哉(J.FC MIYAZAKI→?)重富朝登?(J.FC MIYAZAKI→?)チェ・ボンウォン?(J.FC MIYAZAKI→?)川上典洋(J.FC MIYAZAKI→?)柳星旭?(J.FC MIYAZAKI→?)山田晃輔?(J.FC MIYAZAKI→?)神田傑(J.FC MIYAZAKI→?)盛田享佑(J.FC MIYAZAKI→?)大石駿之介(J.FC MIYAZAKI→?)金贊圭?(J.FC MIYAZAKI→?) 3/4 竹田そら(同志社大学→コバルトーレ女川)吉田樹?(Central United FC→コバルトーレ女川)杉山颯汰(アルビレックス新潟・シンガポール→沖縄SV)柿木亮介(おこしやす京都AC→引退) 3/3 内藤就行(ブランデュー弘前FC監督→ポルベニル飛鳥監督)西村竜馬(ヴィアティン三重→東邦チタニウムサッカー部) 3/2 楠神順平(清水エスパルス→南葛SC)長谷川悠(V・ファーレン長崎→Wollongong Olympic FC)小牟田洋佑(福島ユナイテッドFC→エリース東京FC)原田大雅(藤枝MYFC→VONDS市原FC)上村岬(FC今治→チェントクオーレハリマ)山本亮太?(神戸星城高校→チェントクオーレハリマ)山下哲汰(JAPANサッカーカレッジ→北海道十勝スカイアース)井福晃紀(ヴェルスパ大分→ジェイリースFC) 2/28 神田夢実(愛媛FC→東京23フットボールクラブ)清水敦貴(いわてグルージャ盛岡→Victoria Highlanders)寺沢優太(奈良クラブ→沖縄SV)石塚龍成(アルティスタ浅間→ブリオベッカ浦安)高瀬廉(J.FC MIYAZAKI→チェントクオーレハリマ) 2/27 阿部正紀(FC岐阜→引退)新田己裕(高知ユナイテッドSC→FC徳島)本庄竜大(レンタル / 栃木SC→コバルトーレ女川)岡本奈也(環太平洋大学→沖縄SV)森園貴仁(環太平洋大学→沖縄SV)赤木直人(環太平洋大学→沖縄SV) 2/26 臼杵裕太(東京武蔵野シティFC→アルテリーヴォ和歌山)堀西謙太?(ジョイフル本田つくばFC→川副クラブ)伊沢雄人(デッツォーラ島根→北海道十勝スカイアース) 2/25 縄靖也(中央大学→北海道十勝スカイアース)無津呂武瑠(J.FC MIYAZAKI→FCバレイン下関)坂本慎治(バンディオンセ加古川→ポルベニル飛鳥)荒井友斗?(日本工学院F・マリノス→ポルベニル飛鳥)吉田慎也?(東京23フットボールクラブ→SS伊豆) 2/24 村上聖弥(ヴァンラーレ八戸FC→引退)中濱颯斗(びわこ成蹊スポーツ大学→アルテリーヴォ和歌山)千川原慎(びわこ成蹊スポーツ大学→アルテリーヴォ和歌山)金澤卓巳(アルティスタ浅間再契約) 2/23 大屋翼(ガイナーレ鳥取→引退)平賀能捷(アルビレックス新潟・シンガポール→レイジェンド滋賀FC) 2/22 大杉誠人(MIOびわこ滋賀→テゲバジャーロ宮崎) 2/21 飯田真輝(松本山雅FC→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)守山健二(松江シティフットボールクラブ→ローヴァーズ木更津FC)長谷川隼(阪南大学→カマタマーレ讃岐)ピーダーセン世穏(慶應義塾大学→横浜スポーツ カルチャークラブ)長野駆(関西国際大学→アルティスタ浅間)加倉広海(ヴィアティン三重→アルティスタ浅間)長谷澪杜(tonan前橋→アルティスタ浅間)玉林睦実(愛媛FC→アルティスタ浅間)佐藤瑠己安(阪南大学→北海道十勝スカイアース)菊地隼介?(ジョイフル本田つくばFC→境トリニタス)尹誠悦(Seoul E-Land FC→栃木シティフットボールクラブ)中島圭大?(原田鋼業サッカー部→ポルベニル飛鳥)岩村勝利(FCバレイン下関→ポルベニル飛鳥)バイロン・バスケス(レンタル / いわきFC→CD Universidad Católica) 2/20 長谷川凌(レンタル / 水戸ホーリーホック→ヴェルスパ大分)上田悠起(横浜FC→高知ユナイテッドSC)髙見力生斗(鈴鹿アンリミテッドFC→ポルベニル飛鳥)川元雄太(中央大学→ブランデュー弘前FC)酒井信磨(東京国際大学→FC刈谷)有田光我(関東学院大学→ジョイフル本田つくばFC)吉田悠人(作新学院大学→沖縄SV)内山弦太?(八代フューチャーズ→沖縄SV)比嘉和輝(沖縄国際大学→沖縄SV)唐澤真三郎(東海学園大学→沖縄SV) 2/19 伊藤大介(S.C.相模原→criacao shinjuku)笠原淳(いわてグルージャ盛岡→MIOびわこ滋賀)布施周士(奈良クラブ→南葛SC)鳥山祥之(コバルトーレ女川→房総ローヴァーズ木更津FC)岩渕裕人(栃木シティフットボールクラブ→房総ローヴァーズ木更津FC)田中慶吾?(京都橘高校→レイジェンド滋賀FC)川里光太郎(テゲバジャーロ宮崎→鈴鹿ポイントゲッターズ)金蔵和仁?(リベルタFC→ポルベニル飛鳥) 2/18 三宅海斗(栃木SC→鹿児島ユナイテッドFC)馬場賢治(大分トリニータ→鹿児島ユナイテッドFC)林雄飛(阪南大学→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)大塚光一郎(MIOびわこ滋賀→レイジェンド滋賀FC)赤谷直紀(バンディオンセ加古川→ポルベニル飛鳥)出岡大輝(藤枝MYFC→鈴鹿ポイントゲッターズ)吉永唯人(関西国際大学→チェントクオーレハリマ)深見裕矢?(ポルベニル飛鳥→チェントクオーレハリマ)平谷成矢(流通科学大学→チェントクオーレハリマ)打越大樹(ギラヴァンツ北九州→房総ローヴァーズ木更津FC)石堂圭太(→房総ローヴァーズ木更津FC) 2/17 酒井大登(ヴァンラーレ八戸FC→おこしやす京都AC)米原祐(いわてグルージャ盛岡→Criacao Shinjuku)岩田拓也(ザスパクサツ群馬→東京ユナイテッドFC)志水克行(MIOびわこ滋賀→ポルベニル飛鳥)佐藤昂洋(ラインメール青森FC→鈴鹿ポイントゲッターズ)竹本章人?(FK Cobalt→レイジェンド滋賀FC)岡田優樹?(ルネス学園甲賀SC→レイジェンド滋賀FC)佐久間秀(アルテリーヴォ和歌山→レイジェンド滋賀FC) 2/16 永田充?(東京ユナイテッドFC→引退) 2/15 谷口功(鹿児島ユナイテッドFC→引退)村上宗太郎(福岡大学→FC刈谷)鈴木雄大?(FCバレイン下関→ベルガロッソ浜田) 2/14 内野貴志(AC長野パルセイロ→MIOびわこ滋賀)土井拓斗(松江シティフットボールクラブ→福井ユナイテッドFC)清水練之(中央学院高校→福井ユナイテッドFC)西田憲誌朗(徳山大学→FCバレイン下関)日髙慶太(ヴァンラーレ八戸FC→東京ユナイテッドFC)犬飼翔洋(筑波大学→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)中島拓真(アスルクラロ沼津→ホンダロックサッカー部)天本幹士郎(九州保健福祉大学→ホンダロックサッカー部)檀夏色樹(高知ユナイテッドSC→KUFC南国)康杜豪?(朝鮮大学校→ジョイフル本田つくばFC)山田瑞生?(立教大学→ジョイフル本田つくばFC)並木利雄?(星槎国際高校→ジョイフル本田つくばFC)栗山聖?(立教大学→ジョイフル本田つくばFC)中村慧(FC刈谷→FC Pesch) 2/13 麦倉捺木(いわてグルージャ盛岡→東京ユナイテッドFC)植田峻佑(福井ユナイテッドFC→テゲバジャーロ宮崎)高橋寛太(ラインメール青森FC→アルテリーヴォ和歌山)相澤友弥(新潟医療福祉大学→北海道十勝スカイアース)田中正也(J.FC MIYAZAKI→北海道十勝スカイアース)宇津野翔万(岐阜聖徳学園大学→FC.ISE-SHIMA)藤本陽平(FC刈谷→FC.ISE-SHIMA)小林颯(日本体育大学→FC.ISE-SHIMA)小木曽春樹(大阪学院大学→FC.ISE-SHIMA)坂場功司(ジョイフル本田つくばFC→FC.ISE-SHIMA)白石直人(VONDS市原FC→FC.ISE-SHIMA)杉山ビラル正将(おこしやす京都AC→FC.ISE-SHIMA)斎藤翔太(JAPANサッカーカレッジ→鈴鹿ポイントゲッターズ)永井建成(ポルベニル飛鳥→FC TIAMO枚方) 2/12 東隼也(福島ユナイテッドFC→東京ユナイテッドFC)アラン(ツエーゲン金沢→エスペランサSC)太田俊輔(レイジェンド滋賀FC→AS. Laranja Kyoto) 2/11 本山遊大(ヴィアティン三重→ワイヴァンFC)藤松潤?(東海大学→レイジェンド滋賀FC) 2/10 相澤祥太(鎌倉インターナショナルFC→ロアッソ熊本)武田夏輝(立正大学→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)石山大地(バンディオンセ加古川→北海道十勝スカイアース)青木瑠唯?(FC ECOPLAN→北海道十勝スカイアース)羽田昇平(テゲバジャーロ宮崎→チェントクオーレハリマ)篠原貫太(栃木シティフットボールクラブ→チェントクオーレハリマ)馬場渓(静岡産業大学→福井ユナイテッドFC)伊集院雷(大阪学院大学→アルティスタ浅間)鈴木透(日本体育大学→アルティスタ浅間)塚本純平?(東京ユナイテッドFC→アイデンティみらい)後藤大輔(名古屋経済大学→おこしやす京都AC)萩原大河(日本体育大学→おこしやす京都AC)エリック・クミ?(おこしやす京都AC→?)森崎広樹(おこしやす京都AC→FC淡路島)高橋優人?(東京23フットボールクラブ→ザスパ草津チャレンジャーズ) 2/8 佐保昂兵衛(ヴァンラーレ八戸FC→チェントクオーレハリマ)牛嶋幹太(愛知学院大学→チェントクオーレハリマ)高瀬証(バンディオンセ加古川→北海道十勝スカイアース)速水佑一郎(コバルトーレ女川→FC大阪)佐藤諒(びわこ成蹊スポーツ大学→FC TIAMO枚方)高山剛?(流通科学大学→福山シティフットボールクラブ) 2/7 榎本哲也(カターレ富山→引退)フォゲッチ?(無所属→鹿児島ユナイテッドFC)代健司(カターレ富山→テゲバジャーロ宮崎)堀河俊大(鈴鹿アンリミテッドFC→北海道十勝スカイアース)岸上和樹(ヴィアティン三重→?)佐藤隼(鈴鹿アンリミテッドFC→J.FC MIYAZAKI)深谷颯太(沖縄SV→J.FC MIYAZAKI)畠中佑樹(ヴェルスパ大分→福井ユナイテッドFC)小國憲弥(阪南大学→レイジェンド滋賀FC)賀澤陽友(船橋市立船橋高校→福島ユナイテッドFC)河本明人(東京ユナイテッドFC→南葛SC)名畑典樹(Coomera Colts SC→南葛SC)宮澤弘(いわきFC→南葛SC)山田修平(ブリオベッカ浦安→引退)濱中優俊(FC TIAMO枚方→引退) 2/6 中原優生(鹿児島ユナイテッドFC→引退)曵地裕哉(ヴィアティン三重→北海道十勝スカイアース)恩田巧巳(MIOびわこ滋賀→福井ユナイテッドFC)佐野裕哉(J.FC MIYAZAKI→チェントクオーレハリマ)采女優輝?(京都紫光クラブ→チェントクオーレハリマ)川村誠也?(FC CASA→ジョイフル本田つくばFC)宮本英明(ジョイフル本田つくばFC再契約)中林一樹(バンディオンセ加古川→FC徳島)中村将吾(東山高校→レイジェンド滋賀FC)山本健介?(FC北陸→レイジェンド滋賀FC) 2/5 横山知伸(FC岐阜→引退)津田知宏(AC長野パルセイロ→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)内山裕貴(ガイナーレ鳥取→北海道十勝スカイアース)朴利基(高知ユナイテッドSC→FC大阪)山岡龍次郎?(大阪経済大学→レイジェンド滋賀FC)高橋陸(FC岐阜SECOND→レイジェンド滋賀FC)中村祐也(栃木シティフットボールクラブ→アヴェントゥーラ川口)小松峻輔(J.FC MIYAZAKI→チェントクオーレハリマ)村中葵?(屋久島高校→チェントクオーレハリマ)酒井俊輔(吉備国際大学→チェントクオーレハリマ)中村奨(環太平洋大学→ブランデュー弘前FC)大原俊輔(京都産業大学→ブランデュー弘前FC) 2/4 ハモン?(レンタル / FC琉球→ガイナーレ鳥取)船川航司朗(松江シティフットボールクラブ→引退)古部健太(モンテディオ山形→J.FC MIYAZAKI)大竹隆人(藤枝MYFC→J.FC MIYAZAKI)岡田賢哉?(環太平洋大学→チェントクオーレハリマ)八尾駿介(姫路獨協大学→チェントクオーレハリマ)澁谷世成?(デッツォーラ島根EC→アルティスタ浅間) 2/3 曺永哲?(アルビレックス新潟→FC TIAMO枚方)田中佑昌(ヴァンフォーレ甲府→カターレ富山)荒堀謙次(カマタマーレ讃岐→引退)宮崎泰右(ヴァンラーレ八戸FC→TOKYO CITY FC)北川滉平(藤枝MYFC→J.FC MIYAZAKI)谷口堅三(藤枝MYFC→J.FC MIYAZAKI)蔵田岬平(福井ユナイテッドFC→引退)清水雄登(北海道十勝スカイアース→?)石川拓磨(北海道十勝スカイアース→引退)福田友也(いわてグルージャ盛岡→品川CC)佐藤碧(桃山学院大学→ソニー仙台FC)金井冬土(江戸川大学→ソニー仙台FC)吉野蓮(仙台大学→ソニー仙台FC)鈴木啓太郎(順天堂大学→ソニー仙台FC)松本拓海(国士舘大学→ソニー仙台FC)鴨川優斗(関西大学→ソニー仙台FC)日野友貴(長崎総合科学大学→ホンダロックサッカー部)牧野翔太(九州共立大学→ホンダロックサッカー部)田中大和(鹿屋体育大学→ホンダロックサッカー部)鈴木健(宮崎産業経営大学→ホンダロックサッカー部)甲斐史也(宮崎産業経営大学→ホンダロックサッカー部)小野尚樹(桃山学院大学→ホンダロックサッカー部) 2/2 姜曉一(ブランデュー弘前FC選手兼コーチ→ブランデュー弘前FC監督)福田俊介(ザスパクサツ群馬→アヴェントゥーラ川口)加藤健人(ザスパクサツ群馬→アルテリーヴォ和歌山) 2/1 門田幸二(寒川高校コーチ→FC刈谷監督)山岡哲也(鹿児島ユナイテッドFC→FC刈谷)内村圭宏(FC今治→引退)安東大介?(藤枝MYFC→TuS 1914 Mechtersheim)橘木勇弥(J.FC MIYAZAKI→FCバレイン下関)ホムロ?(Suphanburi FC→S.C.相模原)末次敦貴(ホンダロックサッカー部→ラインメール青森FC)小枇・ランディ・エメカ(いわきFC→UD Oliveirense)永里源気(東京ユナイテッドFC→はやぶさイレブン) 1/31 内藤就行(ブランデュー弘前FC監督→?)高橋勇菊(カターレ富山U-15コーチ→富山新庄クラブ監督)差波優人(ヴァンラーレ八戸FC→東京武蔵野シティFC)神野亮太(鹿児島ユナイテッドFC U-18→鹿児島ユナイテッドFC)神野亮太(レンタル / 鹿児島ユナイテッドFC→テゲバジャーロ宮崎)前田晃一(奈良クラブ→引退)森崎有哉?(ヴィアティン三重→引退)岡﨑優希(流通経済大学→Honda FC)川畑隼人(近畿大学→Honda FC)川浪龍平(近畿大学→Honda FC)平川貴也(Honda FC U-18→Honda FC)附木雄也(いわきFC→FC大阪)和田幸之佑(大阪学院大学→FC大阪)熱川徳政(アスルクラロ沼津→引退)孫鎬卿?(吉備国際大学→福山シティフットボールクラブ) 1/30 山本寛幸(富山新庄クラブ監督→?)トカチ?(レンタル / 湘南ベルマーレ→福島ユナイテッドFC)木島徹也(カマタマーレ讃岐→東京23フットボールクラブ)福家勇輝(カマタマーレ讃岐→FC刈谷)長野祐太(FC刈谷→引退)園山栄樹(流通経済大学→松江シティフットボールクラブ)古島圭人(横浜スポーツ カルチャークラブ→東京ユナイテッドFC)山田哲也(アルティスタ浅間→富山新庄クラブ)齋藤和也(アルティスタ浅間→富山新庄クラブ)田口泰誠(東京23フットボールクラブ→富山新庄クラブ)坂本雅哉(バンディオンセ加古川→富山新庄クラブ)高橋翔太?(新潟医療福祉大学→富山新庄クラブ)野原有希(FC TIAMO枚方→Rajpracha FC) 1/29 廣田隆治(いわてグルージャ盛岡→ヴィアティン三重)原山海里(東京学芸大学→いわてグルージャ盛岡)有薗真吾(奈良クラブ→おこしやす京都AC)平石直人(S.C.相模原→おこしやす京都AC)宇野沢祐次(AC長野パルセイロ→引退)長谷優(松江シティフットボールクラブ→ベルガロッソ浜田)本光碧意?(無所属→ベルガロッソ浜田)小泉洋生?(ジョイフル本田つくばFC→引退)白川将太郎?(富山新庄クラブ→?)山谷秀行?(富山新庄クラブ→?)安部瑠芽?(富山新庄クラブ→?)割出貴也?(富山新庄クラブ→?)平井大聖?(富山新庄クラブ→?)椙本雄太?(富山新庄クラブ→?)轡田葵左?(富山新庄クラブ→?)新井幹人(東京ユナイテッドFC→東京ユナイテッドFCプラス)平尾柊人?(東京ユナイテッドFC→東京ユナイテッドFCプラス)坂木快人(エリース東京FC→ブランデュー弘前FC) 1/28 柿本倫明(アルティスタ浅間監督→松本山雅FC強化担当)埴田健(ザスパクサツ群馬コーチ→アルティスタ浅間監督)ジョン・ガブリエル?(S.C.相模原→鹿児島ユナイテッドFC)太田徹郎(ラインメール青森FC→引退)村井宏起(バンディオンセ加古川→おこしやす京都AC)本吉トニー令欧(東海大学→おこしやす京都AC)平根海翔(流通経済大学→FC刈谷)山口愛騎(バンディオンセ加古川→FC徳島)原遥介(バンディオンセ加古川→FC徳島) 1/27 岩舘直(浦和レッドダイヤモンズ→Criacao Shinjuku)キム・ホ?(高麗大学校→FC岐阜)寺下裕貴(日本体育大学→ヴィアティン三重)菊地大輝(作新学院大学→ヴィアティン三重)村上巧(ロアッソ熊本→おこしやす京都AC)榎本滉大(ツエーゲン金沢→おこしやす京都AC)戸田拓海(大阪産業大学→おこしやす京都AC)堂安憂(AC長野パルセイロ→おこしやす京都AC)長瀬圭佑(バンディオンセ加古川→福山シティフットボールクラブ) 1/26 原田亮(バンディオンセ加古川→引退)後藤卓磨(関西国際大学→FC徳島)大野雄亮?(東京ユナイテッドFC→引退) 1/25 麦倉捺木(いわてグルージャ盛岡→?)川満陸(沖縄海邦銀行SC→テゲバジャーロ宮崎)檀夏色樹(高知ユナイテッドSC→?)浅岡大貴(東京ユナイテッドFC→引退) 1/24 菅原太郎(奈良クラブコーチ→J.FC MIYAZAKI監督)ユーリ・マムチ?(Figueirense FC→S.C.相模原)ジョアンデルソン?(São Paulo FC→ガイナーレ鳥取)菅本岳(いわてグルージャ盛岡→松江シティフットボールクラブ)今井那生(拓殖大学→鈴鹿アンリミテッドFC)渡辺正嗣(J.FC MIYAZAKI→引退)小山雄士(東京ユナイテッドFC→?) 1/23 遠藤敬佑(藤枝MYFC→VONDS市原FC)西口諒(AC長野パルセイロ→MIOびわこ滋賀)大音右京(星槎国際高校湘南→鈴鹿アンリミテッドFC)栗原純弥(上武大学→高知ユナイテッドSC) 1/22 堤俊輔(鹿児島ユナイテッドFC→引退)根来悠太(四日市大学→福井ユナイテッドFC)三森和人?(ジョイフル本田つくばFC→引退)堀之内航平?(ジョイフル本田つくばFC→引退)大久保翼(ジョイフル本田つくばFC→?)小笠原正人(ジョイフル本田つくばFC→アイデンティみらい)岩村勝利(FCバレイン下関→?)中村侑人(HBO東京→鈴鹿アンリミテッドFC) 1/21 野上拓哉(大分トリニータ→VONDS市原FC)ヒューエル・オリベイラ?(J.FC MIYAZAKI→湘南ベルマーレ)ヒューエル・オリベイラ?(レンタル / 湘南ベルマーレ→FC大阪)ホン・ショキ?(松湖大学校→FC大阪)ソン・ユンジェ?(河南FC→FC大阪)宮内雄希(FC琉球→東京ユナイテッドFC)菊島卓(ブリオベッカ浦安→鈴鹿アンリミテッドFC)菊池翔太(ブランデュー弘前FC→FC徳島) 1/20 坂元要介(アルテリーヴォ和歌山監督→松江シティフットボールクラブユース監督)ブレンネル?(レンタル / SC Internacional→いわてグルージャ盛岡)鈴木達也(いわてグルージャ盛岡→引退)梅内和磨(いわてグルージャ盛岡→東京ユナイテッドFC)菊池将太(いわてグルージャ盛岡→東京ユナイテッドFC)八久保颯(ロアッソ熊本→鈴鹿アンリミテッドFC)高井悠貴(流通経済大学→VONDS市原FC)戸谷飛鳥(FC Reckless→VONDS市原FC)大木暁(栃木シティフットボールクラブ→VONDS市原FC)マックス・キング?(Nerang SC→FC TIAMO枚方)桐谷雷(ヴィッセル神戸U-18→FC TIAMO枚方)松浦航洋(FC Jumilla→FC TIAMO枚方)道上隼人(ヴィアティン三重→FC TIAMO枚方)宮城和也(中央大学→FC TIAMO枚方)桑田大幹(福井ユナイテッドFC→?)蔵田岬平(福井ユナイテッドFC→?)安川誠人(福井工業大学附属福井高校→福井ユナイテッドFC)ジオヴァンニ?(S.C.相模原→?)木村太貴(埼玉大学→アルティスタ浅間) 1/19 内藤健太(FC琉球→アルテリーヴォ和歌山)田中優毅(松江シティフットボールクラブ→東京ユナイテッドFC)石田康浩(FC TIAMO枚方→?)伊藤圭斗(バンディオンセ加古川→福山シティフットボールクラブ)徳永椋太(北陸大学→福山シティフットボールクラブ)相馬将夏(北海道十勝スカイアース→FC Ulaanbaatar) 1/18 趙天賜?(横浜スポーツ カルチャークラブ→?)リンジェ・ジャブラニ・アリ?(横浜スポーツ カルチャークラブ→?)小野悠斗(FC岐阜→Samut Prakan City FC)片山修(国士舘大学→東京武蔵野シティFC)沖山正信(バンディオンセ加古川→東京ユナイテッドFC)水野竜(バンディオンセ加古川→東京ユナイテッドFC)木戸太郎?(Black town city FC→FCバレイン下関)舛田勇士郎?(日本文理大学→FCバレイン下関)越智礼雄(九州総合スポーツカレッジ→FCバレイン下関)谷本一弥?(九州共立大学→FCバレイン下関)廣瀬巽?(九州産業大学→FCバレイン下関)古川稜磨?(FC徳島→FCバレイン下関)下川幹太郎?(九州産業大学→FCバレイン下関)河津皓紀?(九州共立大学→FCバレイン下関)坂井優介(福井ユナイテッドFC→?) 1/17 林舞輝(奈良クラブGM→奈良クラブ監督)小川佳純(フリー→FC TIAMO枚方監督)川西翔太(レンタル延長 / 大分トリニータ→FC岐阜)高崎寛之(松本山雅FC→FC岐阜)青木翼(FC岐阜→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)鎌田翔雅(清水エスパルス→ブラウブリッツ秋田)中島大貴(ブラウブリッツ秋田→引退)丁翰澈(FC町田ゼルビア→FC今治)オニエ・オゴチュクウ・プロミス(高知中央高校→横浜スポーツ カルチャークラブ)林洋毅(北海道十勝スカイアース→ブリオベッカ浦安)久保匠吾(VONDS市原FC→東京ユナイテッドFC)長谷川覚之(ヴェルスパ大分→MIOびわこ滋賀)竹下玲王(AC長野パルセイロ→MIOびわこ滋賀)山口真司(AC長野パルセイロ→MIOびわこ滋賀)リュウ・ヌグラハ(レンタル / AC長野パルセイロ→福井ユナイテッドFC)向井勇祐(アルティスタ浅間→引退)清水光(アスルクラロ沼津→FC刈谷)善本燎(FC刈谷→SS伊豆) 1/16 橋本和(ヴィッセル神戸→FC岐阜)阿部正紀(FC岐阜→?)瀧谷亮(カターレ富山→引退)星野有亮(ガイナーレ鳥取→引退)山本凌太郎(横浜FC→横浜スポーツ カルチャークラブ)進藤誠司(ヴィアティン三重→アスルクラロ沼津)井上翔太(ギラヴァンツ北九州→FC TIAMO枚方)田宮碧人(ホンダロックサッカー部→奈良クラブ)藤岡優也(仙台大学→ブリオベッカ浦安)平野貫路(金沢星稜大学→ブリオベッカ浦安)池末知史(明海大学→ブリオベッカ浦安)冨樫凌央(桐蔭横浜大学→ブリオベッカ浦安)伊川拓(国士舘大学→ブリオベッカ浦安)秋月優太(東海大学→ブリオベッカ浦安)伊藤剛(栃木シティフットボールクラブ→東京ユナイテッドFC) 1/15 ヴァンデルソン?(PFC Beroe Stara Zagora→いわてグルージャ盛岡)ビクトル?(FC岐阜→S.C.相模原)ライアン・デ・フリース?(FC岐阜→?)我那覇和樹(カマタマーレ讃岐→福井ユナイテッドFC)儀保幸英(レンタル / FC琉球→テゲバジャーロ宮崎)久米航太郎(レンタル / 徳島ヴォルティス→ヴィアティン三重)夛田凌輔(ブラウブリッツ秋田→S.C.相模原)和田昌士(横浜F・マリノス→S.C.相模原)窪田良(ザスパクサツ群馬→S.C.相模原)森夢真(四日市中央工業高校→アスルクラロ沼津)塩見仁(ヴィアティン三重→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)蓮沼翔太(ヴィアティン三重→鈴鹿アンリミテッドFC)阪本将基(鹿児島ユナイテッドFC→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)クリスタプス・ゾンメルス?(FK Liepaja→奈良クラブ)五十嵐陸(いわきFC→東京ユナイテッドFC)椿健太郎(いわきFC→東京ユナイテッドFC)亀田宗龍(流通経済大学→東京23フットボールクラブ)崔希正?(FC KOREA→コバルトーレ女川)船木省吾(JAPANサッカーカレッジ→コバルトーレ女川)児玉昇(VONDS市原FC→?)徳重翔大(J.FC MIYAZAKI→?)高橋巧(J.FC MIYAZAKI→MIOびわこ滋賀)蛭田悠弥(神奈川大学→FC刈谷)坂口璃久(神奈川大学→FC刈谷) 1/14 大谷武文(高知ユナイテッドSC監督→セレッソ大阪U-23コーチ)福原康太(FCバレイン下関代表→FCバレイン下関代表兼監督)望月嶺臣(京都サンガF.C.→ヴィアティン三重)下村司(桐蔭横浜大学→ヴィアティン三重)太田賢吾(いわてグルージャ盛岡→ヴィアティン三重)奥直仁(関東学院大学→ヴィアティン三重)篠田朋宏(FC大阪→ブリオベッカ浦安)金聖基(栃木シティフットボールクラブ→奈良クラブ)田中大貴(栃木シティフットボールクラブ→FC大阪)美馬和也(京都産業大学→FC大阪)川中健太(福島ユナイテッドFC→松江シティフットボールクラブ)坪井清志郎(レンタル / 徳島ヴォルティス→高知ユナイテッドSC)前田翔吾(テゲバジャーロ宮崎→高知ユナイテッドSC)姫田耕大(環太平洋大学→高知ユナイテッドSC)池上尚孝(アルテリーヴォ和歌山→高知ユナイテッドSC)赤星魁麻(いわきFC→高知ユナイテッドSC)青木捷(おこしやす京都AC→高知ユナイテッドSC)濱口草太(カマタマーレ讃岐→高知ユナイテッドSC)紀藤隆翔(ギラヴァンツ北九州→鈴鹿アンリミテッドFC)藤井惇(VONDS市原FC→ザスパ草津チャレンジャーズ)菊池翔太(ブランデュー弘前FC→?)吉田慎也?(東京23フットボールクラブ→?)高橋優人?(東京23フットボールクラブ→?)田口泰誠(東京23フットボールクラブ→?)鈴木大河(東京ユナイテッドFC→東京23フットボールクラブ)飯島秀教(東京23フットボールクラブ→東京ユナイテッドFC)瀬川泰樹(東京23フットボールクラブ→東京ユナイテッドFC)吉田雅貴?(FC.OSSA→東京23フットボールクラブ)藤代健太(FC TIAMO枚方→?)高瀬廉(J.FC MIYAZAKI→?)磯江太勢(松江シティフットボールクラブ→福山シティフットボールクラブ) 1/13 加賀健一(モンテディオ山形→ブラウブリッツ秋田)アドリエル?(ガイナーレ鳥取→?)ヴィートル・ガブリエル?(ガイナーレ鳥取→?)ユリ?(レ終了 / ガイナーレ鳥取→Coimbra EC)ジョン・ガブリエル?(S.C.相模原→?)梅田魁人(福岡大学→テゲバジャーロ宮崎)大熊健太(福岡大学→テゲバジャーロ宮崎)ジャーメイン・アレクサンダー正?(流通経済大学→奈良クラブ)木村皓亮(東海大学→松江シティフットボールクラブ)遠藤翼(関東学院大学→VONDS市原FC)沼大希(SV Horn→VONDS市原FC)井上翔太郎(ヴェルスパ大分→VONDS市原FC) 1/12 宮本拓弥(水戸ホーリーホック→横浜スポーツ カルチャークラブ)村尾龍矢(テゲバジャーロ宮崎→引退)宮田直樹(テゲバジャーロ宮崎→引退)鈴木淳(テゲバジャーロ宮崎→引退)綿引康(鹿屋体育大学→テゲバジャーロ宮崎)早坂翔(Maardu Linnamesskond→奈良クラブ)北原慶太(青山学院大学→FC刈谷)高橋大樹(北陸大学→福山シティフットボールクラブ) 1/11 寺峰輝(ブータン代表GKコーチ→福井ユナイテッドFC監督)宮城天(レンタル / 川崎フロンターレ→カターレ富山)高東民(レンタル / 松本山雅FC→ヴァンラーレ八戸FC)金田拓海(早稲田大学→東京武蔵野シティFC)中川諒真(明治大学→東京武蔵野シティFC)児玉潤(桐蔭横浜大学→東京武蔵野シティFC)齋藤雄大(tonan前橋→奈良クラブ) 1/10 清原翔平(ツエーゲン金沢→S.C.相模原)浅沼優瑠(S.C.相模原→カマタマーレ讃岐)神谷椋士(東海学園大学→カマタマーレ讃岐)松本直也(東海学園大学→カマタマーレ讃岐)小松拓幹(立命館大学→カマタマーレ讃岐)大垣勇樹(レンタル延長 / 名古屋グランパス→いわてグルージャ盛岡)里岡龍斗(関西学院大学→MIOびわこ滋賀)関口直人(MIOびわこ滋賀→VONDS市原FC)小口大貴(ラインメール青森FC→東京武蔵野シティFC)西岡佑馬(ヴェルスパ大分→東京武蔵野シティFC)吉田直矢(立教大学→奈良クラブ)横澤航平(VONDS市原FC→東京23フットボールクラブ)内田錬平(おこしやす京都AC→栃木シティフットボールクラブ)下田康太(FC刈谷→FC徳島)朴成洙(レンタル / 愛媛FC→FC岐阜)饗庭瑞生(福岡大学→ブラウブリッツ秋田)吉田朋恭(産業能率大学→福島ユナイテッドFC) 1/9 リュイス・プラナグマ・ラモス(フリー→FC今治監督)西村昭宏(高知ユナイテッドSC GM→高知ユナイテッドSC監督兼GM)山本浩正(常葉大学コーチ→沖縄SV監督)ブラウンノア賢信(レンタル / 横浜F・マリノス→カマタマーレ讃岐)松岡ジョナタン(レンタル / 名古屋グランパス→ラインメール青森FC)金旻準(レンタル延長 / 湘南ベルマーレ→福島ユナイテッドFC)安在達弥(レンタル / 東京ヴェルディ→アスルクラロ沼津)松田詠太郎(レンタル / 横浜F・マリノス→S.C.相模原)モライス?(FC Linköping City→いわてグルージャ盛岡)越智亮介(FC琉球→FC今治)福村貴幸(ガイナーレ鳥取→東京ヴェルディ)林誠道(ガイナーレ鳥取→FC今治)金子雄祐(FC今治→ヴェルスパ大分)山田大地(ヴィアティン三重→MIOびわこ滋賀)キム・ジョンハン?(ブランデュー弘前FC→?)姜曉一(ブランデュー弘前FC→引退)臼杵裕太(東京武蔵野シティFC→?)長島グローリー(北陸大学→奈良クラブ)東風淳?(東京23フットボールクラブ→?)亀島周(東京23フットボールクラブ→?)山本大稀(おこしやす京都AC→アルテリーヴォ和歌山) 1/8 大谷武文(高知ユナイテッドSC監督→?)坂井大将(レンタル / 大分トリニータ→ガイナーレ鳥取)新井光(レンタル / 湘南ベルマーレ→ガイナーレ鳥取)大城蛍(レンタル / 浦和レッドダイヤモンズ→ガイナーレ鳥取)茂平(ギラヴァンツ北九州→ブラウブリッツ秋田)齋藤恵太(水戸ホーリーホック→ブラウブリッツ秋田)夛田凌輔(ブラウブリッツ秋田→?)吉平翼(大分トリニータ→藤枝MYFC)井澤春輝(レンタル / 浦和レッドダイヤモンズ→鹿児島ユナイテッドFC)西岡謙太(鹿児島ユナイテッドFC→引退)吉井孝輔(鹿児島ユナイテッドFC→引退)吉葉暉(アイデンティみらい→MIOびわこ滋賀)池髙暢希(レンタル / 浦和レッドダイヤモンズ→カターレ富山)今井裕基(アイデンティみらい→MIOびわこ滋賀)小畑賄人(レイジェンド滋賀FC→MIOびわこ滋賀)瀬口拓弥(カマタマーレ讃岐→徳島ヴォルティス)才藤龍治(カターレ富山→S.C.相模原)餅山大輝(鹿屋体育大学→ヴェルスパ大分)西村光明(鹿屋体育大学→ヴェルスパ大分)佐藤洸一(ヴァンフォーレ甲府→ヴィアティン三重)澤朋哉(東海学園大学→ヴィアティン三重)森本大貴(レンタル / 松本山雅FC→マルヤス工業株式会社フットボールクラブ)石神直哉(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→FC TIAMO枚方)野坂浩亮(ラインメール青森FC→コバルトーレ女川)武田裕樹(FC CASA→ブランデュー弘前FC)嶋優吾(上武大学→ブランデュー弘前FC)水谷侑暉(東京武蔵野シティFC→奈良クラブ)寺島はるひ(東京武蔵野シティFC→奈良クラブ)角口大征(東京23フットボールクラブ→?)遠藤翔吾?(東京23フットボールクラブ→?)田中海帆?(東京23フットボールクラブ→?)菅原大道(北海道十勝スカイアース→栃木シティフットボールクラブ)高橋俊樹(おこしやす京都AC→アルテリーヴォ和歌山) 1/7 ビクトル?(FC岐阜→?)石川啓人(レンタル / サガン鳥栖→ロアッソ熊本)松本拓也(ブラウブリッツ秋田→FC岐阜)町田ブライト(JAPANサッカーカレッジ→FC岐阜)姫野宥弥(レンタル / 大分トリニータ→藤枝MYFC)岡大生(レンタル / ヴァンフォーレ甲府→カターレ富山)西川公章(FC徳島→ヴェルスパ大分)佐藤建太(東京23フットボールクラブ→ヴェルスパ大分)中西倫也(ヴェルスパ大分→アルテリーヴォ和歌山)井上亮太(ガイナーレ鳥取→松江シティフットボールクラブ)松本拓也(ブラウブリッツ秋田→FC岐阜)垣根拓也(ブラウブリッツ秋田→松江シティフットボールクラブ)北原大奨(ブラウブリッツ秋田→松江シティフットボールクラブ)黒石貴哉(MIOびわこ滋賀→ヴァンラーレ八戸FC)小牟田洋佑(福島ユナイテッドFC→?)大友竜輔(レンタル / モンテディオ山形→アスルクラロ沼津)山内恵太(横浜スポーツ カルチャークラブ→?)下川太陽(セレッソ大阪U-18→カマタマーレ讃岐)杉山弾斗(レンタル / ジェフユナイテッド市原・千葉→カマタマーレ讃岐)加納錬(S.C.相模原→アルテリーヴォ和歌山)末吉隼也(S.C.相模原→引退)後藤京介(レンタル / ヴァンフォーレ甲府→いわてグルージャ盛岡)モレラト?(CD Fátima→いわてグルージャ盛岡)佐々木亜門(ヴィアティン三重→東京武蔵野シティFC)堀研太(横浜F・マリノス→ラインメール青森FC)繁田康平(ラインメール青森FC→ブランデュー弘前FC)金澤卓巳(アルティスタ浅間→?)泉宗太郎(鈴鹿アンリミテッドFC→松江シティフットボールクラブ) 1/6 イヨハ理ヘンリー(レンタル延長 / サンフレッチェ広島→FC岐阜)新井瑞希(カターレ富山→東京ヴェルディ)吉本勇気(徳島ヴォルティスU-18→ヴェルスパ大分)播磨来樹(九州産業大学→FC刈谷)萩野智明(FC刈谷→FC徳島)久松浩暉(FC刈谷→FC徳島)吉井佑将(松江シティフットボールクラブ→福山シティフットボールクラブ)原一樹(ロアッソ熊本→おこしやす京都AC)高瀬優孝(ロアッソ熊本→ザスパクサツ群馬)中山雄登(ロアッソ熊本→ザスパクサツ群馬)佐相壱明(レンタル / 大宮アルディージャ→AC長野パルセイロ)恩田巧巳(MIOびわこ滋賀→?)大塚光一郎(MIOびわこ滋賀→?)進昂平(横浜スポーツ カルチャークラブ→ザスパクサツ群馬)西弘則(カマタマーレ讃岐→引退)武田有祐(カマタマーレ讃岐→引退)アルトゥール?(S.C.相模原→?)ヴィニシウス?(S.C.相模原→?)ギリェルミ?(S.C.相模原→?)磪持赫?(S.C.相模原→?)奥山泰裕(ラインメール青森FC→引退)桃井紳伍(アルティスタ浅間→松江シティフットボールクラブ)寺田紳一(栃木SC→おこしやす京都AC)福田健介(栃木SC→おこしやす京都AC) 1/5 三島康平(ロアッソ熊本→S.C.相模原)福留健吾(アルビレックス新潟・シンガポール→ガイナーレ鳥取)古川大悟(レンタル延長 / ジェフユナイテッド市原・千葉→ヴィアティン三重) 1/4 本多琢人(V・ファーレン長崎→ヴェルスパ大分)橋本陸(法政大学→福島ユナイテッドFC) 1/3 菊池大樹(上武大学→ラインメール青森FC) 1/2 堀田大暉(福島ユナイテッドFC→湘南ベルマーレ)小畑賄人(レイジェンド滋賀FC→?)堀田裕一郎?(レイジェンド滋賀FC→?) 12/31 星広太(福島ユナイテッドFC→S.C.相模原)畝本諭(ヴェルスパ大分→松江シティフットボールクラブ) 12/30 谷奥健四郎(カターレ富山→ブラウブリッツ秋田)輪笠祐士(福島ユナイテッドFC→ブラウブリッツ秋田)牲川歩見(アスルクラロ沼津→水戸ホーリーホック)久富良輔(栃木SC→藤枝MYFC)大石治寿(S.C.相模原→藤枝MYFC)橋本真太郎(鹿屋体育大学→福山シティフットボールクラブ)内山竣太?(愛知学院大学→福山シティフットボールクラブ)三浦敬太郎(阪南大学→福山シティフットボールクラブ)曽我大地(FC TIAMO枚方→福山シティフットボールクラブ)前田海(立教大学→福山シティフットボールクラブ)安藤拓海?(広島経済大学→福山シティフットボールクラブ)太田泰河(ブリオベッカ浦安→福山シティフットボールクラブ)長谷川諒?(北陸大学→福山シティフットボールクラブ)細田歩夢(ガイナーレ鳥取→福山シティフットボールクラブ)田口駿(ブリオベッカ浦安→福山シティフットボールクラブ)飛田裕大(横浜スポーツ カルチャークラブ→福山シティフットボールクラブ)田中憧(おこしやす京都AC→福山シティフットボールクラブ)平田陸?(大阪体育大学→福山シティフットボールクラブ)小野田将人(FC今治→モンテディオ山形) 12/29 奥田晃也(横浜スポーツ カルチャークラブ→水戸ホーリーホック)河野諒祐(横浜スポーツ カルチャークラブ→水戸ホーリーホック)大内一生(レンタル / 横浜FC→横浜スポーツ カルチャークラブ)花房稔(FC琉球→横浜スポーツ カルチャークラブ)吉田舜(ザスパクサツ群馬→大分トリニータ)松原修平(湘南ベルマーレ→ザスパクサツ群馬)宮阪政樹(松本山雅FC→ザスパクサツ群馬)岩上祐三(松本山雅FC→ザスパクサツ群馬)白石智之(カターレ富山→ザスパクサツ群馬)武颯(福島ユナイテッドFC→カターレ富山)鈴木準弥(藤枝MYFC→ブラウブリッツ秋田)野坂浩亮(ラインメール青森FC→?)中筋誠(福井ユナイテッドFC→引退) 12/28 中村敦(ブータンU-16・U-19代表監督→栃木シティフットボールクラブ監督)岡佳樹(松本山雅FC→AC長野パルセイロ)畑実(ロアッソ熊本→鹿児島ユナイテッドFC)田辺圭佑(ロアッソ熊本→鹿児島ユナイテッドFC)大野耀平(レンタル / 京都サンガF.C.→カターレ富山)片岡爽(FC今治→藤枝MYFC)那須甚有(レンタル / ガイナーレ鳥取→松江シティフットボールクラブ)土田快樹(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→南葛SC)菅原大道(北海道十勝スカイアース→?)小島樹(ブリオベッカ浦安再入団)田村友(レンタル / モンテディオ山形→S.C.相模原)白井達也(神奈川大学→S.C.相模原)佐藤祥(ザスパクサツ群馬→栃木SC)小泉勇人(ザスパクサツ群馬→ヴァンフォーレ甲府)渡辺健太(レンタル / FC町田ゼルビア→福島ユナイテッドFC) 12/27 北口雄一(フリー→アルテリーヴォ和歌山)遠野大弥(Honda FC→川崎)玉川昂勢(東京武蔵野シティFC U-18→東京武蔵野シティFC)福島隼人(レンタル / 湘南ベルマーレ→福島ユナイテッドFC)宇佐美潤(MIOびわこ滋賀→引退)鈴木一朗(いわきFC→奈良クラブ)鈴木国友(レンタル / 湘南ベルマーレ→ギラヴァンツ北九州)福島隼斗(レンタル / 湘南ベルマーレ→福島ユナイテッドFC)真田幸太(レンタル / 湘南ベルマーレ→奈良クラブ)小野祐輔(鈴鹿アンリミテッドFC→VONDS市原FC)田中寛己(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→栃木シティフットボールクラブ)鈴木拳士郎(カマタマーレ讃岐→アスルクラロ沼津)岩本和希(関西学院大学→カマタマーレ讃岐)今井信太郎?(アルティスタ浅間→?)久保田貴大?(アルティスタ浅間→?)大田賢生?(アルティスタ浅間→?)原田信雄?(アルティスタ浅間→?)鹿沼直生(専修大学→S.C.相模原)浅沼優瑠(S.C.相模原→?)大島嵩弘(AC長野パルセイロ→栃木シティフットボールクラブ)田中寛己(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→栃木シティフットボールクラブ)鈴木智幸(東京ヴェルディ→いわてグルージャ盛岡)下畠翔吾(京都サンガF.C.→いわてグルージャ盛岡)牟田雄祐(京都サンガF.C.→いわてグルージャ盛岡)藤井航大(FC町田ゼルビア→いわてグルージャ盛岡)中村太亮(大宮アルディージャ→いわてグルージャ盛岡) 12/26 大槻紘士(AC長野パルセイロヘッドコーチ→MIOびわこ滋賀監督)池ヶ谷颯斗(ガイナーレ鳥取→横浜スポーツ カルチャークラブ)戸高弘貴(FC町田ゼルビア→カターレ富山)西埜植颯斗(レンタル / 藤枝MYFC→ヴェルスパ大分)福元洋平(ヴェルスパ大分→引退)和田響稀(レンタル延長 / 湘南ベルマーレ→ラインメール青森FC)井上友也(仙台大学→ラインメール青森FC)木下高彰(いわてグルージャ盛岡→ラインメール青森FC)鈴木厚太(専修大学→アスルクラロ沼津)大竹陸(東京武蔵野シティFC→ヴィアティン三重)森建太(MIOびわこ滋賀→ヴィアティン三重)一井賢人(東京23フットボールクラブ→引退)吉永和真(東京23フットボールクラブ→?)徳武信(東京23フットボールクラブ→?)菊島卓(ブリオベッカ浦安→?)平山陽歩(いわてグルージャ盛岡ユース→ブランデュー弘前FC)小野春輝(弘前実業高校→ブランデュー弘前FC)桑水流拓也(FC大阪→アルテリーヴォ和歌山)古波津辰希(栃木SC→栃木シティフットボールクラブ)田中雄大(S.C.相模原→ブラウブリッツ秋田)原田岳(レンタル延長 / 横浜F・マリノス→S.C.相模原)阿部巧(S.C.相模原→栃木シティフットボールクラブ)渡辺広大(レノファ山口FC→ザスパクサツ群馬)清水慶記(大宮アルディージャ→ザスパクサツ群馬) 12/25 望月一仁(福井ユナイテッドFC監督→カマタマーレ讃岐監督)森一哉(名古屋グランパスヘッドコーチ→東京ユナイテッドFC監督)佐野翼(ロアッソ熊本→AC長野パルセイロ)國領一平(AC長野パルセイロ→ヴァンラーレ八戸FC)林堂眞(愛媛FC→カターレ富山)井上航希(京都サンガF.C.U-18→アスルクラロ沼津)永冨誠也(ヴェルスパ大分→?)鍔田有馬(ヴェルスパ大分→引退)寺田匡史(鹿児島ユナイテッドFC→ヴィアティン三重)熊川翔(いわきFC→横浜FC)滝沢昂司(桐蔭横浜大学→いわきFC)吉野裕太郎(Y.S.C.C.セカンド→横浜スポーツ カルチャークラブ)船橋勇真(江戸川大学→横浜スポーツ カルチャークラブ)鈴木大嗣(FC刈谷→Nagoya City United FC)佐藤友?(アルテリーヴォ和歌山→?)井坂健太(FC岐阜SECOND→ブランデュー弘前FC)河野匠哉(FCガンジュ岩手→ブランデュー弘前FC) 12/24 塚原真也(神戸U15ss UMDS コーチ→FC大阪監督)田尻健(ガンバ大阪→ガイナーレ鳥取)阿渡真也(藤枝MYFC→ラインメール青森FC)西山大雅(レンタル延長 / 横浜FM→ラインメール青森FC)成田諒介(ヴァンラーレ八戸FC→ブランデュー弘前FC)宮内寛斗(松江シティフットボールクラブ→ヴェルスパ大分)土井拓斗(松江シティフットボールクラブ→?)小西陽向(AC長野パルセイロ U-18→AC長野パルセイロ)山城純也(福井ユナイテッドFC→引退)今村優介(関東学院大学→アスルクラロ沼津)大迫暁(日本体育大学→アスルクラロ沼津)本山雅志(ギラヴァンツ北九州→?)佐藤亮(明治大学→ギラヴァンツ北九州)齋藤翔太(東京23フットボールクラブ→ブリオベッカ浦安)白井拓路(VONDS市原FC→ブリオベッカ浦安)吉田武史(東京23フットボールクラブ→ブリオベッカ浦安)谷口裕介(VONDS市原FC→ブリオベッカ浦安)野口龍也(コバルトーレ女川→ブリオベッカ浦安)和田幹大(Y.S.C.C.セカンド→横浜スポーツ カルチャークラブ) 12/23 森下仁之(FCバレイン下関監督→?)小牧成亘(ヴァンラーレ八戸FC→ガイナーレ鳥取)安藤翼(ホンダロックサッカー部→ヴァンラーレ八戸FC)伊勢渉(ホンダロックサッカー部→ヴァンラーレ八戸FC)尾本敬(ブラウブリッツ秋田→おこしやす京都AC)李到炯(東海大学付属福岡高校→FC今治)手塚昌希(東京武蔵野シティFC→引退)尾関良繁(ブランデュー弘前FC→?)松本健太郎(ファジアーノ岡山FC→いわきFC)黒澤丈(流通経済大学→いわきFC)谷村海那(国士舘大学→いわきFC)今吉晃平?(桃山学院大学→いわきFC)赤星魁麻(いわきFC→?)山田大地(ヴィアティン三重→?)森崎有哉?(ヴィアティン三重→?)鎌田大夢(昌平高校→福島ユナイテッドFC)太田岳志(カターレ富山→京都サンガF.C.)森崎広樹(おこしやす京都AC→?) 12/22 安藤一哉(東京農業大学→ガイナーレ鳥取)三田尚希(ヴァンラーレ八戸FC→AC長野パルセイロ)長谷川翔平(松江シティフットボールクラブ→FC刈谷) 12/21 中口雅史(MIOびわこ滋賀監督→ヴァンラーレ八戸FC監督)今井雅隆(モンテディオ山形ユース監督→アスルクラロ沼津監督)川上優樹(明治大学→ザスパクサツ群馬)藤山智史(ブラウブリッツ秋田→AC長野パルセイロ)大久保優(関西大学→ガイナーレ鳥取)鈴木隼斗(栃木SC U-18→栃木シティフットボールクラブ)ファンティーニ燦(無所属→福島ユナイテッドFC) 12/20 脇本晃成(カターレ富山→いわてグルージャ盛岡)平松宗(アルビレックス新潟→カターレ富山)三上陽輔(AC長野パルセイロ→ブラウブリッツ秋田)横山暁之(北陸大学→藤枝MYFC)枝村匠馬(栃木SC→藤枝MYFC)山元佑哉(FCガンジュ岩手→コバルトーレ女川)丹野裕太(松本大学→栃木シティフットボールクラブ)種市真太(アルティスタ浅間→?)金子剛(東京武蔵野シティFC→引退)井ノ内拓也(MIOびわこ滋賀→アルテリーヴォ和歌山)北野夏輝(北陸大学→アルテリーヴォ和歌山)東隼也(福島ユナイテッドFC→?)江坂巧(バンディオンセ加古川→?)上野賢人(東京国際大学→S.C.相模原) 12/19 宮本和輝(鈴鹿アンリミテッドFC→?)西島大介(北海道十勝スカイアース→?)桃井紳伍(アルティスタ浅間→?)井上亮太(ガイナーレ鳥取→?)瀬口拓弥(カマタマーレ讃岐→?)坂本慎治(バンディオンセ加古川→?)山口愛騎(バンディオンセ加古川→?)中村将貴(バンディオンセ加古川→?) 12/18 藤原拓也(アスルクラロ沼津→ガイナーレ鳥取)大谷真史(Criacao Shinjuku→いわてグルージャ盛岡)有永一生(AC長野パルセイロ→いわてグルージャ盛岡)岸田和人(レンタル / レノファ山口FC→いわてグルージャ盛岡)吉田篤志(いわきFC→栃木シティフットボールクラブ)下田康太(FC刈谷→?)稲積大介(日本体育大学→藤枝MYFC)飛田裕大(横浜スポーツ カルチャークラブ→?)林洋毅(北海道十勝スカイアース→?)山田哲也(アルティスタ浅間→?)黒津勝(J.FC MIYAZAKI→引退)佐野裕哉(J.FC MIYAZAKI→?)松本祐樹(J.FC MIYAZAKI→?) 12/17 奥野僚右(JFAナショナルトレセンコーチ→ザスパクサツ群馬監督)加藤健人(ザスパクサツ群馬→?)太田康介(FC今治→ラインメール青森FC)伊藤優汰(カターレ富山→?)碓井鉄平(V・ファーレン長崎→カターレ富山)河上将平(専修大学→藤枝MYFC)的場大治(FCガンジュ岩手→?)草下聖人?(FCガンジュ岩手→アイデンティみらい)音泉翔眞(東京23フットボールクラブ→横浜スポーツ カルチャークラブ)餌取伸哉(北海道十勝スカイアース→?)佐久間秀(アルテリーヴォ和歌山→?) 12/16 吉田謙(アスルクラロ沼津監督→ブラウブリッツ秋田監督)実信憲明(松江シティフットボールクラブコーチ→松江シティフットボールクラブ監督)遠藤敬佑(藤枝MYFC→?)杉田真彦(ソニー仙台FC→藤枝MYFC)浦島貴大(MIOびわこ滋賀→ヴェルスパ大分)吉井佑将(松江シティフットボールクラブ→?)赤尾凌(松江シティフットボールクラブ→引退)岩出拓也(東京武蔵野シティFC→?)曽我部慶太(奈良クラブ→?)杉本恵太(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→?)中島拓真(アスルクラロ沼津→?)藤原雅斗(ザスパクサツ群馬→?)小谷光毅(ブラウブリッツ秋田→いわてグルージャ盛岡)谷口裕介(VONDS市原FC→?)石塚龍成(アルティスタ浅間→?)齋藤和也(アルティスタ浅間→?)山谷健太郎?(アルティスタ浅間→?)多田将希(FC TIAMO枚方→?)原遥介(バンディオンセ加古川→?)赤谷直紀(バンディオンセ加古川→?)水野竜(バンディオンセ加古川→?) 12/15 窪田良(ザスパクサツ群馬→?)辻正男(ザスパクサツ群馬→?)岩田拓也(ザスパクサツ群馬→?)福田俊介(ザスパクサツ群馬→?)中村龍雅(S.C.相模原U-18→S.C.相模原) 12/14 ビラ・ベイガ(FC刈谷監督→?)広瀬健太(アルビレックス新潟→AC長野パルセイロ)安東大介?(藤枝MYFC→?)出口稔規(松江シティフットボールクラブ→引退)小西洋平(鈴鹿アンリミテッドFC→引退)マテウス?(栃木シティフットボールクラブ→?)吉村泰良(FC TIAMO枚方→?)曽我大地(FC TIAMO枚方→?)守安陸(FC TIAMO枚方→引退)篠島吉輝(バンディオンセ加古川→引退)吉中波緒人(バンディオンセ加古川→引退)伊藤圭斗(バンディオンセ加古川→?)高瀬証(バンディオンセ加古川→?) 12/13 中口雅史(MIOびわこ滋賀監督→?)丹羽竜平(S.C.相模原→?)寺尾俊祐(ヴィアティン三重→?)曵地裕哉(ヴィアティン三重→?)田中優毅(松江シティフットボールクラブ→?)石川隆汰(FC大阪→?)元櫟淵?(FC大阪→?)四ヶ浦寛康(FC大阪→?)川口真史(アルテリーヴォ和歌山→?)大野敬介(アルテリーヴォ和歌山→?)久保匠吾(VONDS市原FC→?)加賀美翔(VONDS市原FC→?)渡辺翔貴(レイジェンド滋賀FC→引退)廣畑香月?(レイジェンド滋賀FC→引退)川﨑圭亮?(レイジェンド滋賀FC→引退)塚本大耀?(レイジェンド滋賀FC→引退)上河健太?(レイジェンド滋賀FC→引退)久松浩暉(FC刈谷→?)善本燎(FC刈谷→?)石原祐樹(FC刈谷→?)中村慧(FC刈谷→?)鈴木大嗣(FC刈谷→?)ルアン・クリスティアン?(FC刈谷→?)長野祐太(FC刈谷→?)加藤聖士(とわの森三愛高校→コバルトーレ女川)石塚亮(富士大学→コバルトーレ女川)宮本英明(ジョイフル本田つくばFC→?)宮本恭兵(アルティスタ浅間→引退)石場大豊(FC.ISE-SHIMA→引退)吉田時雄(FC TIAMO枚方→引退)碓井健平(沖縄SV→引退) 12/12 大木武(フリー→ロアッソ熊本監督)布啓一郎(ザスパクサツ群馬監督→松本山雅FC監督)浅川隼人(横浜スポーツ カルチャークラブ→ロアッソ熊本)古島圭人(横浜スポーツ カルチャークラブ→?)井上直輝(びわこ成蹊スポーツ大学→ブラウブリッツ秋田)加納錬(S.C.相模原→?)大竹隆人(藤枝MYFC→?)出岡大輝(藤枝MYFC→?)村瀬勇太(奈良クラブ→ヴァンラーレ八戸FC)守山健二(松江シティフットボールクラブ→?)多木理音(松江シティフットボールクラブ→?)長谷川翔平(松江シティフットボールクラブ→?)長谷優(松江シティフットボールクラブ→?)磯江太勢(松江シティフットボールクラブ→?)船川航司朗(松江シティフットボールクラブ→?)赤尾俊(松江シティフットボールクラブ→引退)平林卓也(松江シティフットボールクラブ→?)唐木澤真也(アルテリーヴォ和歌山→?)岡山昇太(アルテリーヴォ和歌山→?)御宿貴之(福井ユナイテッドFC→引退)廣井隼人(福井ユナイテッドFC→?)渥美瑛亮(FC刈谷→?)萩野智明(FC刈谷→?)藤本陽平(FC刈谷→?)橋岡和樹?(東京23フットボールクラブ→アルビレックス新潟・シンガポール) 12/11 布啓一郎(ザスパクサツ群馬監督→?)久木田紳吾(ザスパクサツ群馬→引退)畑実(ロアッソ熊本→?)村上巧(ロアッソ熊本→?)三島康平(ロアッソ熊本→?)佐野翼(ロアッソ熊本→?)八久保颯(ロアッソ熊本→?)中山雄登(ロアッソ熊本→?)古田寛幸(ブラウブリッツ秋田→引退)伊藤大介(S.C.相模原→?)末吉隼也(S.C.相模原→?)平石直人(S.C.相模原→?)阿部巧(S.C.相模原→?)松原優吉(AC長野パルセイロ→カターレ富山)井上翔太(ギラヴァンツ北九州→?)紀藤隆翔(ギラヴァンツ北九州→?)打越大樹(ギラヴァンツ北九州→?)森建太(MIOびわこ滋賀→?)角南裕太(アルテリーヴォ和歌山→引退)植田峻佑(福井ユナイテッドFC→?)ヴィニシウス・ゴベッチ(福井ユナイテッドFC→?)シン・ミンギュ?(福井ユナイテッドFC→?)柿木亮介(おこしやす京都AC→?)杉山ビラル正将(おこしやす京都AC→?) 12/10 苔口卓也(カターレ富山→引退)川中健太(福島ユナイテッドFC→?)寺前光太(福島ユナイテッドFC→引退)谷口堅三(藤枝MYFC→?)中山開帆(ギラヴァンツ北九州→?)道上隼人(ヴィアティン三重→?)本山遊大(ヴィアティン三重→?)進藤誠司(ヴィアティン三重→?)ルイス・フラヴィオ・ブオンジェルミーノ(VONDS市原FC監督→?)岡山一成(鈴鹿アンリミテッドFCコーチ→VONDS市原FC監督)及川陸(コバルトーレ女川→?)鳥山祥之(コバルトーレ女川→?)南口駿(コバルトーレ女川→?)畑中秀斗(コバルトーレ女川→?)速水佑一郎(コバルトーレ女川→?)野口龍也(コバルトーレ女川→?)千葉銀次郎(コバルトーレ女川→?)宮崎耀(FC.ISE-SHIMA→?)長谷川雄一(FC.ISE-SHIMA→?)越智拓巳?(FC.ISE-SHIMA→?)松岡龍成(FC.ISE-SHIMA→?) 12/9 大屋翼(ガイナーレ鳥取→?)細田歩夢(ガイナーレ鳥取→?)古田寛幸(ブラウブリッツ秋田→引退)丸岡悟(近畿大学→ヴァンラーレ八戸FC)近藤高虎(流通経済大学→FC今治)志水克行(MIOびわこ滋賀→?)関口直人(MIOびわこ滋賀→?)盧泰允?(MIOびわこ滋賀→?)奥山泰裕(ラインメール青森FC→?)塩見仁(ヴィアティン三重→?)佐々木亜門(ヴィアティン三重→?)西村竜馬(ヴィアティン三重→?)山内健史(ヴィアティン三重→?)瀧谷亮(カターレ富山→?)白石直人(VONDS市原FC→?)横澤航平(VONDS市原FC→?)土屋征夫(フリー→東京23フットボールクラブ監督)青木捷(おこしやす京都AC→?)脇裕基(おこしやす京都AC→?) 12/8 藤牧祥吾(ヴィアティン三重→?)加倉広海(ヴィアティン三重→?)蓮沼翔太(ヴィアティン三重→?)朴利基(高知ユナイテッドSC→?)北川滉平(藤枝MYFC→?)阿渡真也(藤枝MYFC→?)中川将吾(FC徳島→?)田中憧(おこしやす京都AC→?)高橋俊樹(おこしやす京都AC→?)山本大稀(おこしやす京都AC→?) 12/7 小野剛(FC今治監督→?)西口諒(AC長野パルセイロ→?)和波智広(ヴィアティン三重→引退)稲森睦(ヴィアティン三重→引退)安東輝(テゲバジャーロ宮崎→?)鈴木淳(テゲバジャーロ宮崎→?)羽田昇平(テゲバジャーロ宮崎→?)中村健志(テゲバジャーロ宮崎→?)養父雄仁(藤枝MYFC→引退)石堂圭太(福島ユナイテッドFC→?)牧野悟(沖縄SV→?)中田剛尊?(沖縄SV→?)深谷颯太(沖縄SV→?)髙田優作(沖縄SV→?) 12/6 植田龍仁朗(ロアッソ熊本→引退)原一樹(ロアッソ熊本→?)垣根拓也(ブラウブリッツ秋田→?)高野次郎(鈴鹿アンリミテッドFC→引退)三浦俊太郎(鈴鹿アンリミテッドFC→引退)小圷瑛士(レンタル / 鈴鹿アンリミテッドFC→アイデンティみらい)芦田成利(鈴鹿アンリミテッドFC→引退)佐藤隼(鈴鹿アンリミテッドFC→?)髙見力生斗(鈴鹿アンリミテッドFC→?)泉宗太郎(鈴鹿アンリミテッドFC→?)李縝奕(栃木シティフットボールクラブ→?)土田快樹(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→?)佐藤昂洋(ラインメール青森FC→?)小口大貴(ラインメール青森FC→?)高橋寛太(ラインメール青森FC→?)太田徹郎(ラインメール青森FC→?)繁田康平(ラインメール青森FC→?)前田翔吾(テゲバジャーロ宮崎→?)北野貴之(ガイナーレ鳥取→?)池ヶ谷颯斗(ガイナーレ鳥取→?)星野有亮(ガイナーレ鳥取→?)内山裕貴(ガイナーレ鳥取→?)佐々木祐太(Cabinteely FC→いわてグルージャ盛岡)村山直樹?(FC徳島→?) 12/5 宇野沢祐次(AC長野パルセイロ→?)大桃海斗(早稲田大学→AC長野パルセイロ)山田賢二(ヴァンラーレ八戸FC→引退)堀河俊大(鈴鹿アンリミテッドFC→?)田路大樹(鈴鹿アンリミテッドFC→?)小野祐輔(鈴鹿アンリミテッドFC→?)勝山聖也(栃木シティフットボールクラブ→?)守田創(栃木シティフットボールクラブ→?)川里光太郎(テゲバジャーロ宮崎→?)新田己裕(高知ユナイテッドSC→?)塚本諒(高知ユナイテッドSC→?)永野雄大(阪南大学→ギラヴァンツ北九州)田中勘太(びわこ成蹊スポーツ大学→カターレ富山)菅本岳(いわてグルージャ盛岡→?)菊池将太(いわてグルージャ盛岡→?)太田賢吾(いわてグルージャ盛岡→?)鈴木達也(いわてグルージャ盛岡→?)笠原淳(いわてグルージャ盛岡→?)篠田朋宏(FC大阪→?)福田稜(FC大阪→?)文泰樹?(FC大阪→?)秋葉信秀(VONDS市原FC→?)白井拓路(VONDS市原FC→?)福崎冬也(FC徳島→?)古川稜磨?(FC徳島→?) 12/4 秋田豊(フリー→いわてグルージャ盛岡監督)菊池利三(いわてグルージャ盛岡監督→?)堂安憂(AC長野パルセイロ→?)津田知宏(AC長野パルセイロ→?)下澤悠太(法政大学→ブラウブリッツ秋田)尾本敬(ブラウブリッツ秋田→?)鈴木翔大(ソニー仙台FC→いわきFC)田中龍志郎(ソニー仙台FC→いわきFC)金井隆太(ヴァンラーレ八戸FC→引退)福田友也(いわてグルージャ盛岡→?)木下高彰(いわてグルージャ盛岡→?)米原祐(いわてグルージャ盛岡→?)櫛田一斗(いわてグルージャ盛岡→?)梅内和磨(いわてグルージャ盛岡→?)廣田隆治(いわてグルージャ盛岡→?)大田隼輔(栃木シティフットボールクラブ→?)伊藤剛(栃木シティフットボールクラブ→?)井上翔太郎(ヴェルスパ大分→?)レナチーニョ?(VONDS市原FC→?)山浦大和(FC TIAMO枚方→引退) 12/3 新井純平(AC長野パルセイロ→引退)松原優吉(AC長野パルセイロ→?)大島嵩弘(AC長野パルセイロ→?)内野貴志(AC長野パルセイロ→?)山口真司(AC長野パルセイロ→?)三上陽輔(AC長野パルセイロ→?)國領一平(AC長野パルセイロ→?)有永一生(AC長野パルセイロ→?)竹下玲王(AC長野パルセイロ→?)代健司(カターレ富山→?)太田岳志(カターレ富山→?)中島大貴(ブラウブリッツ秋田→?)渡部大樹(ブラウブリッツ秋田→?)北原大奨(ブラウブリッツ秋田→?)栗田マークアジェイ(静岡産業大学→カマタマーレ讃岐)上田常幸(ホンダロックサッカー部→?)宮路洋輔(ホンダロックサッカー部→?)池上智視(ホンダロックサッカー部→?)吉村康平(ホンダロックサッカー部→?)今井康平(ホンダロックサッカー部→?)岡田峻(ホンダロックサッカー部→?)伊勢渉(ホンダロックサッカー部→?)安藤翼(ホンダロックサッカー部→?)[附木雄也?(いわきFC→?)鈴木一朗(いわきFC→?)久永翼(いわきFC→?)椿健太郎(いわきFC→?)宮澤弘(いわきFC→?)小枇・ランディ・エメカ(いわきFC→?)小野瀬恵亮(いわきFC→?)五十嵐陸(いわきFC→?)高橋大河(いわきFC→引退)大石文弥(東京ユナイテッドFC→栃木シティフットボールクラブ)岡庭裕貴(東京ユナイテッドFC→栃木シティフットボールクラブ)畠中佑樹(ヴェルスパ大分→?) 12/2 杉山弘一(奈良クラブ監督→?)村瀬勇太(奈良クラブ→?)有薗真吾(奈良クラブ→?)田中孝司(松江シティフットボールクラブ監督→?)明神智和(AC長野パルセイロ→引退)村上聖弥(ヴァンラーレ八戸FC→?)赤星雄祐(カマタマーレ讃岐→?)福家勇輝(カマタマーレ讃岐→?)才藤龍治(カターレ富山→?)中西倫也(ヴェルスパ大分→?)畝本諭(ヴェルスパ大分→?)佐藤永望(ヴェルスパ大分→?)西岡佑馬(ヴェルスパ大分→?)井福晃紀(ヴェルスパ大分→?)長谷川覚之(ヴェルスパ大分→?)最上川祐輝(ヴェルスパ大分→引退)脇坂早俊(ヴェルスパ大分→引退) 12/1 渋谷洋樹(ロアッソ熊本監督→?)谷奥健四郎(カターレ富山→?)藤沢純也(FC刈谷→引退)村上魁(高知ユナイテッドSC→?)木村魁人(福井ユナイテッドFC→引退)辻本茂輝(FC TIAMO枚方監督→?) 11/30 濱口草太(カマタマーレ讃岐→?)木島徹也(カマタマーレ讃岐→?)我那覇和樹(カマタマーレ讃岐→?)前田晃一(奈良クラブ→?)布施周士(奈良クラブ→?)金久保彩(奈良クラブ→?)寺沢優太(奈良クラブ→?) 11/29 間瀬秀一(ブラウブリッツ秋田監督→?)木島良輔(カマタマーレ讃岐→引退)長澤拓哉(カマタマーレ讃岐→?)荒堀謙次(カマタマーレ讃岐→?)日髙慶太(ヴァンラーレ八戸FC→?)差波優人(ヴァンラーレ八戸FC→?)内村圭宏(FC今治→?)棚町優也(FC大阪→?)白方淳也(アルテリーヴォ和歌山→引退)三宅雄高(アルテリーヴォ和歌山→引退)宮下周歩(アルテリーヴォ和歌山→引退)寺本健人(アルテリーヴォ和歌山→引退)山口侑也(ブランデュー弘前FC→引退)相馬将夏(北海道十勝スカイアース→?) 11/28 市村篤司(カマタマーレ讃岐→引退)酒井大登(ヴァンラーレ八戸FC→?)山崎純弥(FC大阪→?)桑水流拓也(FC大阪→?)山口大輝(流通経済大学→いわきFC)岩渕弘人(仙台大学→いわきFC) 11/27 吉田謙(アスルクラロ沼津監督→?)片山奨典(ロアッソ熊本→引退)成田諒介(ヴァンラーレ八戸FC→?)宮崎泰右(ヴァンラーレ八戸FC→?)佐保昂兵衛(ヴァンラーレ八戸FC→?)金子進(ソニー仙台FC→?)菅井慎也(ソニー仙台FC→?)森原慎之佑(ソニー仙台FC→?)鈴木翔大(ソニー仙台FC→?)杉田真彦(ソニー仙台FC→?)小泉慶治(ソニー仙台FC→?)田中龍志郎(ソニー仙台FC→?)須原拓海(ブリオベッカ浦安→?)クラッキ?(FC今治→?)板倉直紀(VONDS市原FC→?)濱中優俊(FC TIAMO枚方→?) 11/26 中西規真(横浜スポーツ カルチャークラブ→引退)川嶋正之(Honda FC→引退)細貝竜太(Honda FC→引退)渡邊大地(Honda FC→引退) 11/25 上村健一(カマタマーレ讃岐監督→?)端駿介(FC大阪→引退)飯塚渉(東京武蔵野シティFC→引退) 11/23 熊澤圭祐(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→引退)澤藤広和(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→引退)安藤駿冶(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→引退)城内龍也(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→引退)福ヶ迫知秀(マルヤス工業株式会社フットボールクラブ→引退)小島樹(ブリオベッカ浦安→?)藤井惇(VONDS市原FC→?) 11/22 金子雄祐(FC今治→?)上村岬(FC今治→?)水谷尚貴(FC今治→?)清水大輔(ヴェルスパ大分→引退)田口駿(ブリオベッカ浦安→?)星野圭佑(VONDS市原FC→引退)木和田匡(福山SCC→?)大武弘直?(福山SCC→?)平山諒?(福山SCC→?) 11/21 村松航太(順天堂大学→ギラヴァンツ北九州) 11/20 新井泰貴(産業能率大学→ガイナーレ鳥取)太田泰河(ブリオベッカ浦安→?)小林瑞知(ブリオベッカ浦安→?)鈴木雄大?(FCバレイン下関→?)馬越利樹?(FCバレイン下関→引退) 11/19 太田康介(FC今治→?)丸山晃生(ブリオベッカ浦安→?)山田修平(ブリオベッカ浦安→?)植田涼吾(ブリオベッカ浦安→福山シティFC)田口裕也(四日市中央工業高校→ガイナーレ鳥取) 11/18 大枝正和?(FCバレイン下関→?)東條翔太?(FCバレイン下関→?) 11/17 松下裕樹(栃木シティフットボールクラブ→引退) 11/16 上野山裕己(福山SCC→?)瀬美井俊充(福山SCC→引退?)齋藤耕太?(福山SCC→?)田栗史康?(福山SCC→?)柳田優介(福山SCC→?)文谷卓貴?(福山SCC→?) 11/15 大石篤人(ヴァンラーレ八戸FC監督→?)青山景昌(びわこ成蹊スポーツ大学→福島ユナイテッドFC)山本盾?(FCバレイン下関→?) 11/14 和田治雄(FC大阪監督→?)前田椋介(宮崎産業経営大学→福島ユナイテッドFC) 11/13 中村祐也(栃木シティFC→?) 11/12 薩川淳貴(関東学院大学→カマタマーレ讃岐) 11/11 坂本敬(ガイナーレ鳥取U18→ガイナーレ鳥取) 11/7 与那城ジョージ(J.FC MIYAZAKI監督→?)中川心平(FCバレイン下関→引退) 11/6 森本惟人(FCバレイン下関→引退) 11/5 成岡翔(藤枝MYFC→引退) 11/2 出口司(レイジェンド滋賀FC監督→?) 11/1 棚橋雄介(VONDS市原FC→引退) 10/24 松澤彰(法政大学→カターレ富山)末木裕也(法政大学→カターレ富山) 10/25 川﨑一輝(大阪経済大学→カマタマーレ讃岐) 10/23 坂元要介(アルテリーヴォ和歌山監督→?) 10/22 薩川了洋(バンディオンセ加古川監督→?) 10/21 金聖基(栃木シティFC→?)松下裕樹(栃木シティFC→?)土屋征夫?(東京23フットボールクラブ→引退) 10/20 大木暁(栃木シティFC→?)岩渕裕人(栃木シティFC→?)田中大貴(栃木シティFC→?) 10/7 [喜岡佳太]](新潟医療福祉大学→AC長野パルセイロ) 10/4 坪川潤之(東洋大学→AC長野パルセイロ) 9/25 牧野寛太(関西大学→AC長野パルセイロ) 9/19 藤森亮志(立正大学→AC長野パルセイロ) 9/11 石ケ森荘真(ヴァンラーレ八戸FC U-18→ヴァンラーレ八戸FC) 8/28 吉田伊吹(産業能率大学→AC長野パルセイロ) 8/9 糸原紘史郎(びわこ成蹊スポーツ大学→ガイナーレ鳥取)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3189.html
突然ですが、ここで問題です。 複数の組織から「進化の可能性」、「時間の歪み」、「神」などと呼ばれ、しかし自分は「団長」だと信じてやまないのは誰でしょうか? …………………………………………。 はい、答えは「涼宮ハルヒ」です。画面の前のみんなは、わかったかな? なーんて紹介の仕方をしてみたが、この涼宮ハルヒ、大学生になった現在も全快ブッチギリである。 何が全快ブッチギリかと言えば、もうお分かりだろう。SOS団の活動、および日頃の傍若無人っぷりだ。 高校卒業から大学進学、それから2年への進級と色々やらかしてくれたりしたがここはごっそりと割愛しよう。きりがないからな。 まあ紆余曲折あって現在もあの閉鎖空間を発生させたりなんやりする能力は健在な訳で、 それを監視する立場の朝比奈さんや長門、古泉も毎度の騒動に巻き込まれ続けている。 誰が望んだのか俺とハルヒと長門と古泉は揃いも揃って同じ大学に入学。まあこうなるにも色々とあったが割愛だ。 朝比奈さんはどこかの会社に就職したことになっているが、どこで働いているのかを尋ねると、 「禁則事項です」 の一点張り。その麗しい唇は硬く閉ざされている。 して、今回はクリスマスの特別イベントとしてハルヒが「SOS団クリスマス大かくれんぼ大会」なんてものを企画したがために これまた厄介な出来事に、鶴屋さんや妹も含めて巻き込まれていく訳だ。 いい加減、普通のクリスマスを過ごしてみたいもんだぜ……。 さて、季節は誰がなんと言おうと冬。 今年ももう来年へ渡す襷を肩から外し、ひっしとその手に握って中継所へとラストスパートかけている頃だ。 何事もなくその襷リレーが行われればよかったのに、涼宮ハルヒはそれを許さなかった。 昨日、ハルヒから、 「明日朝8時に駅前に集合ね。泊まりの準備もしといて。遅れたら承知しないから」 との電話がかかって来た。今日は12月24日。ご存知のとおり、クリスマスイヴである。 まあ、SOS団がクリスマスに何かしでかさなかったことなど一度もないし、今年も覚悟はしていたがこういう連絡はもっと早い段階でしてもらいたいもんだ。 とは言え、俺は事前にハルヒから連絡が来ることを知っていた。ソースは、現在何故か俺の隣の部屋に住む鶴屋さんだ。 なんでも鶴屋さんの実家が所有している別荘を使えるように古泉から要請があったらしい。 「一樹くんからは何するかとかは聞いてないけどさっ。ハルにゃんのことだから楽しいことになるんじゃないかなっ」 と鶴屋さんは笑っていたが、俺からすればそんなウキウキ気分なんかには全くなれず、 どうせ起こるだろう突拍子もない事件に思いを馳せれば、ツーメランコリーな気分になる。 鶴屋さんもわざわざ別荘を提供しなくてもいいんですよ? ここ最近は俺の部屋に居候中の、やけに早起きな妹によって6時前の起床を余儀なくされていた。 だからハルヒの設定した集合時間の8時には楽勝で間に合い、ちんけな罰ゲームを受けるにいたるはずはなかった。 なかったはずだったんだ…………。 朝、目を開けると外はすっかり明るくなっていた。 妹より先に起きちまったか。 そう思って時計を見た瞬間、俺の背筋は液体窒素にぶち込まれたバラの花の如く凍りついた。 枕もとの時計の長針は6を、短針は7と8の間を指していた。 俺が約20年の人生で得てきた知識をフル動員するとそれは7時30分を表している。 どう考えても遅刻です本当にあり(ry などと誰に向けているのかよく分からない感謝などしている場合じゃない。 安らかな顔で眠る妹を叩き起こして驚くべきスピードで準備し、家を出た。 あの遅刻しそうなときの人間の行動の速さはなんだろうね。 まあそんなことはどうでもいい。早くいつもの駅前に行かなければ。 妹を愛チャリの後ろに乗せ、冬なのに汗ばむほどのスピードで駅に向かった。あの時の俺は風と1つになっていたと言っても過言ではないね。 そこから図ったようなタイミングで駅を出た電車に飛び乗り、車内で簡単な朝食をとった。 駅に着いて電車を降りるとオリンピック選手顔負けのスタートダッシュで改札をくぐり、いつもの集合場所に向かう。 やはりというかなんというか、ハルヒたちSOS団メンバーと鶴屋さんはすでにそこにいた。 「遅い!18秒の遅刻よ!」 ハルヒは息も絶え絶えの俺たち兄妹の前で腕組みで仁王立ちしている。 「当然、然るべき罰を受けてもらうわ。ていうか、何で妹ちゃんまでいるの?来るなんて聞いてないわよ」 俺が言う前にお前が電話を切ったんだろうが。お前はいつもそうだ。 「まあいいわ、一人くらい増えたって大丈夫でしょ。ね、古泉くん?」 「ええ、おそらく問題ないかと。どうです?鶴屋さん」 「うん、めがっさ余裕だよっ。あそこはけっこう広いからねっ」 鶴屋さんのけっこうと、一般的なけっこうの定義にはかなりの相違があるので、今回の別荘もかなりでかいんだろうな。 と、言うことでつつがなく妹の参加が決定し、SOS団+αは電車に乗って一路北に向かった。 乗車の直前に罰としてこれでもかと菓子とジュース類を買わされた。 親父からの少し早いお年玉があったから、問題なかったけどな。 電車内ではハルヒを中心に古泉が持ってきたトランプやらUNOやら麻雀やらなんやらで馬鹿騒ぎし、 電車が別荘の最寄り駅に着いた頃にはメンバー一同妙な疲労感を感じていた。けっこうな長旅だったしな。 駅から出ると、これも毎度おなじみとなった新川執事と森園生メイドが待っていてくれた。 「お久しぶりです。また会ってしまいましたね」 「いえ、我々も最近、涼宮様に振り回されるのもそう悪くないと感じてまいりました」 新川さんはハルヒには聞こえないくらいの声でそうおっしゃり、小さく笑った。 森さんも肯定するかのように笑んでいる。この人たちとあったのは5年前か。 ことあるごとに召集されて、いつも本当にご苦労なことだ。心から労いの言葉を捧げたい。 その後、俺たち一行は新川さんの運転する小型バスに乗って別荘へと出発した。 バスの座席は一般的な2席セットのものがズラッと2列並んでいるのではなく、 テレビでたまに見るような、こうグルッとソファのような座席があるやつになっていた。 「キョンくん、今日はごめんね。あたしが寝坊しちゃったから……」 「かまわんさ。お前に頼りきっていた俺にも非がある」 「ううん、私のせ「まったくね。あんたもそろそろちゃんと遅れないようにしなさいよ。本当にSOS団員としての自覚が足りないわね」 おそらく、私のせいだから、と言おうとしていた妹をハルヒが遮ってきた。 お前、もう少し空気を読め。そんなんじゃ某巨大掲示板で「ゆとり乙」とか叩かれるぞ。気をつけろよ? 「そんなことよりハルヒ、そろそろ何をしでかそうとしてるか教えてくれてもいいんじゃないか?」 「秘密よ、秘密。こういうことはギリギリまで知らされてないほうが面白いでしょ?」 いいや、面白くないね。そうやって自分の物差しを他人に押し付けるのは良くないことだぞ。 「とにかく、今日は思いっきりスキーして遊ぶわよ」 どうやら今向かっている別荘はいつぞやの別荘同様にスキー場に隣接しているらしい。すさまじい財力だな、恐るべし鶴屋家。 そう言えばもう1つ、確認しておきたいことがある。古泉に尋ねてみる。 「なあ、また吹雪に巻き込まれて……なんだ、クローズドサークルとかになったりしないよな?」 「それはおそらくないでしょう。今回涼宮さんは事件を望んでいる訳ではありません。もっと明確な目的が今の彼女にはありますからね。 彼女にとってクローズドサークルなど邪魔になるだけです。天気も今日、明日と晴れの予報が出ていますしね。 まあ、あの予報士の予報なのでその精度にはいささかの不安がありますが」 そうかい、それならかまわん。不安要素が1つ減った。 「到着でございます」 バスが止まり、新川さんの渋い声が車内に響く。 「荷物は我々が先に別荘に運んでおきますので、皆さんはここでお降りになってください」 森さんの好意に甘え、俺たちはバスを降りた。 まあ、好意ってたってそれが森さんの仕事ってことになってるんだから当然っちゃあ当然な訳だが。 「では、定時にお迎えにあがります」 「お気をつけて」 新川さんと森さんの乗ったバスを見送り、俺たちはゲレンデに向かう。 いやはや、まさかこんな景色が見られるとは思わなかった。 ゲレンデからは麓の街並みや遠くの山々が一望でき、冬の澄んだ空気の助けも借りて壮観の極みを体現していた。 「さぁ、滑るわよ!競争よ、競争!」 ハルヒにはそんなもの関係ないようだが。 スキーウェアなんかは既に用意されており、各自がそれぞれの体のサイズにあったもの着込んだ。 驚きだったのは妹の分もしっかり用意されていたことだ。 「鶴屋さんから妹さんが居候しているという情報は得ていたので用意しておきました。 きっと妹さんも参加されると思ったので」 うむ、今回ばかりはgjだ、古泉。何故に妹のサイズを知っていたかに関しては、特別に黙認してやる。 今回、俺はスキーではなくスノーボードに挑戦することにした。 スキーはそれなりに出来るがスノボは初体験だ。スノボにおけるロストヴァージンだな。 ………………すまん、今のは妄言だ。忘れてくれ。 とにかく、俺はなかなかの苦戦を強いられた。 見かねたのかは知らんが、順調にスキーを滑り倒していたハルヒがわざわざスノボに履き替えて指導してくれた。 それは非常にありがたいのだが、 「シュバッと立ったら、つつついーーっと滑って、転びそうになったらグワッとバランスをとるのよ。 方向を変える時はこうアベシ!ってするの。止まるときはヒデブ!っと気合で止まるの。気合が大事よ」 と、非常に抽象的で訳のわからん説明で、そんなもので上達する訳もなく俺は雪まみれになっちまった。 第一、そんな気合で止まったら、俺はもう死んでしまう。 で、スキーやスノボを楽しんだ後、新川さんのバスで別荘に向かった。 数時間にわたる長旅と、先の運動は俺たちからことごとく体力を奪っていき、 バスの中でぺちゃくちゃとくっちゃべっているのはハルヒと鶴屋さんに妹くらいのもんだ。 他のメンバーはグロッキー状態でしゃべる気力もない。長門はまあ割りと元気そうだが、いつものように無言を保っている。 そんなことはどうだっていい。さっさと別荘に着いて、熱い風呂に入って一休みしたいもんだね。 結果から言うと別荘はかなりでかかった。 これを『けっこう広い』と形容する鶴屋さんの感覚は多少なりとも麻痺しているのかもしれない。 一見すると純和風の超高級老舗旅館の風情だ。『@と@尋の神隠し』に出てくる湯屋を思い出してほしい。 あれをふた周りほどスケールダウンさせればちょうどこの別荘くらいになるんじゃないだろうか。そのくらいのでかさだ。 新川さんの案内で中に入ると異様な光景が目の前に広がっていた。 どこまでも続くのではないかと勘違いしてしまうくらい長大な廊下に、びっしりと日本兜が並べられていた。 いかめしいその和製鎧たちの隊列に俺たちは思わず気圧されてしまう。 朝比奈さんなんてカタカタと震えている。それがまた俺の庇護欲を著しく掻き立てるんだな、うん。 「すごいっしょ、これ。実はうちの爺さんがこういうの集めるのが趣味でねっ。 最初は家に置いてたんだけどめがっさ邪魔になってきたんでここに置いてるんだよ。 てかここはそのために爺さんが建てたんだっ。馬鹿だよねっ、アハハハハ」 馬鹿かどうかは分かりかねるが、鎧兜の保管のためだけにこんな家を建てる精神状態は俺には到底想像できない。 世の中ぶっ飛んぢまってる人ってのは結構いるんだな、と感心しておこう。 「では皆さんのお部屋にご案内します。皆さんのお部屋は2階にございます。 1人1部屋とさせていただいておりますが、よろしいですかな?」 「いいわよ」 と俺たちの意見を聞くこともなくハルヒが返事し、そういうことになった。 「え……あたし誰かと一緒がいい……」 ほらみろ、妹がこう言ってるじゃないか。 「じゃあ、あたしのところに来ますか?」 妹は朝比奈さんの助け舟に、 「はい!」 と言って乗り込んだ。いやあ、本当に朝比奈さんはお優しい。 はちきれんばかりのあの御胸の半分は優しさで出来ているのかもな。 一旦部屋に案内してもらった後、少し早めの夕食となった。 案内された部屋はだだっ広く、畳と板張りの床が半々になっていた。一番奥には神棚が祭られ、 壁にはミミズの這ったような筆跡の、おそらく格言的な言葉が描かれた毛筆の書や、長刀用の竹刀に木刀などがかけられていた。 「ここはねっ、爺さんが無理言って作った武道場なんさっ。弟子をたくさん引き連れて、ここで稽古をつけてたなっ」 そんな武道場に整然と並べられた座布団に俺たちは座った。 武道場に流れる張り詰めた空気に思わず背筋が伸びてしまう。 と、森さんが漆塗りの膳を持ってきてくださった。膳の上には和を感じさせる品々が並んでいた。どれも美味そうだ。 しかし、無骨な武道場で、和膳を運ぶエプロンドレスのメイドというのはなんだかシュールな画だった。 「いっただきま~す!」 ハルヒを先頭に、俺たちは食事を始めた。 おそらく新川さんによるものと類推されるメニューたちは、どれもとびきりの破壊力を持ってして俺の味蕾を刺激した。 これを不味いと評する美食家がいたら、そいつは確実にモグリだね。 左隣の妹を見ると、一品一品をじっくり噛み締め、 「これはどんな味付けなんだろう……」 などと勝手に新川料理の研究をしていた。そんなに料理が上手くなりたいのだろうか。まあ、全然悪いことではないんだが。 はたまた右隣のハルヒは、 「うまっ!モグ……これもなかなかの味ね!新川さんにSOS団名誉料理長の称号をあげちゃおうかしら!」 と、やはり新川さんの料理に感動しているようだった。 SOS団名誉料理長の称号はやらんで言いと思うがな。そんなもの、新川さんのプラスに何一つならない。 そうして俺たちは新川さんによる絶品和膳に舌鼓を打った訳だ。 その後のことは特筆すべき点はほとんどない。 朝比奈さんの部屋に集まって――集められて――ゲームしたりしたくらいだ。 あとは風呂入って寝たくらいだな。男同士の露天風呂の描写なんて、どうだっていいだろ? では、話を一気に次の日、つまりクリスマス、まさにその日に移行させていこう。 朝、いつもどおり妹が俺をトランポリンにしてきたので俺はいやでも目覚めることになった。 「朝ごはんだよ」 とのことなので2人で武道場に向かう。 にしてもなぜ武道場で食事するんだろうか。 俺たちくらいの人数を余裕で収められる部屋なら、ここにはいくらでもありそうなもんだが。 ま、このSS作者の意向ってのが理由の最有力候補だな。なら、気にしてやらないのが作者のためだ。 朝食も昨日の夕食同様に、1人づつに膳が配られたのだが、その上にはトーストにバターやジャム。フルーツの盛り合わせなんかが乗っていた。 それがまた、武道場にメイドというシュールな画をさらに強くしていた。 朝食後はハルヒの判断で昼までの自由時間となった。 ハルヒは俺たちにそういった旨の支持を出してすぐにどこかに消えてしまった。 「おそらく、この別荘内の探索ではないでしょうか。昨日、そのような行動をされている様子は見られませんでしたし」 とは、古泉の弁だ。 俺と古泉、そして朝比奈さんはすることもないので武道場でトランプを始めた。 長門も誘ったが、 「いい」 とだけ言って、読書を始めていた。 鶴屋さんと妹はというと、長刀の竹刀を使い、なんか稽古を始めたようだ。 鶴屋さんによる長刀教室みたいなモノらしい。ほんと、あの人らは元気だな。 おそらく昼に集合した時に今回のメインイベントが発表されるのだろうが、 そう考えると俺の気分は下降曲線を描き始め、見る見るうちに憂鬱な気持ちになる。 今は目の前に朝比奈さんというエンジェルがいるからまだマシだが。 昼食をとった後すぐ、俺たちはハルヒによって集合させられた。 「では、これから本日行われるイベントを発表します!」 おお~~、と鶴屋さんと妹が拍手する。ハルヒには脳内補完されて大歓声になってるだろうが。 5~6枚重ねた座布団の上に仁王立ちするハルヒの顔は、腹立つくらい笑顔だった。 「思いついたのは12月の初めだったかしら?とにかく、あたしは思いついたの、面白いことを! それから古泉くんと打ち合わせを重ねてきたわ。極秘裏にね。ね、古泉くん」 古泉はいつもの半笑いのまま恭しく頭を垂れる。 「ハルヒ、御託はいいからさっさと発表してくれ」 「何よ、もうちょっとくらい人の話を聞きなさいよ」 お前が言うと説得力皆無なんだが。 「まあいいわ、発表するわよ」 ここでハルヒはたっぷりと間を置いた。一同に妙に間延びした空気が流れる。 そしてハルヒは力強く言い放った。 「これより、第一回SOS団大かくれんぼ大会を開催します!!」 頭の中に稲妻が走ったかのような衝撃があった。もう、なんだ。呆れてものも言えない。 散々引っ張っておいてかくれんぼ?小学生か、俺たちは。 鶴屋さんと妹のカシマシ娘コンビはなんかテンション上がっているが、朝比奈さんは頭の上に?マークが10個くらいありそうな顔をしている。 もしかしてかくれんぼ自体を知らないのかもしれない。 ていうか何故にクリスマスにかくれんぼなのか。あいつの脳の仕組みを解明したらノーベル賞モノかもしれない。 「文字どおりSOS団によるかくれんぼ大会よ。鶴屋さんや妹ちゃんもいるけど、名誉顧問に準団員だから問題ないわ」 いつ妹は準団員になったんだ。即刻の退団を要求したい。 「詳しいことは古泉くん、説明よろしく」 面倒なことは他人に押し付けるハルヒだ。 「では、僭越ながら……。基本的には通常のかくれんぼと同じルールです。鬼が隠れている人を探す……、それだけです。 ただし、今回はこんなものを用意しました。お願いします」 古泉が新川さんと森さんに目配せすると2人は俺たちに何かを配りだした。 受け取ったそれは携帯電話。しかも旧式のものだ。 「少し古い機種なのは御用者ください。古いほうが細工しやすかったもので」 「細工?」 「はい、ちょっとした細工が施してあります。まずは、その説明をしましょうか。 皆さんがお持ちの携帯にはさまざまなアプリが入っています。左上のアプリボタンを押してください。 アプリの選択画面になったはずです」 確かに、3つのアプリが画面上に表示されている。 「まず一つ目のアプリ。画面上では右端に表示されているものです。 これは隠れている人、ここでは便宜上『ハイダー』と呼ばせていただきますが、ハイダーのおおまかな位置が表示されます。 アプリを起動してみてください」 アプリを起動すると部屋の見取り図のようなものが表示された。 「では、3のキーを押してください」 古泉の支持に従うと画面が切り替わり、また別の見取り図が表示された。一番大きな部屋に赤い点が寄り集まり、明滅を繰り返している。 「その赤い点が我々の位置を示しています。そして先程のように階数に合わせて任意の数字キーを押すと、 その階の見取り図と位置情報が表示されます。この建物は4階建てなので4までの数字キーがこのアプリに対応することになりますね。 ここは3階なので3のキーを押しました。離れを確認する際は、1階は5、2階は6、3階は7を押してください」 「なあ古泉、こんな機能があったらすぐに鬼に見つかっちまうだろ」 「安心してください。鬼にはこのアプリは使用できません。それについては後で説明します」 了解した。説明を続けてくれ。 「はい、では続けます。この赤い点ですが、その点が誰かは表示されませんのであしからず。 では次のアプリです。先程のアプリのとなりにあります。これは先程のアプリと同様の操作で鬼、 ハイダーに合わせて、ここでは『シーカー』と呼んでおきましょう。シーカーの位置情報が表示されます。 ただし、使用できるのは一台につき3回まで。また、起動してから1分でアプリは自動的に終了します。有効に使用してください」 「では次のアプリ。……ですが、先の2つのように、このアプリはハイダーには特に役立つものではありません。 テトリスなどのミニゲームが収録されています。隠れている間の暇つぶしにでも使ってください」 また妙に怪しいアプリだな。ゲームに熱中させている間にハイダーをゲッチュー、ってか。 「また、ハイダーがシーカーに確保されると、それぞれの携帯に報告のメールが送信されます。 そして、メモリー内には各人の携帯番号が登録されています。電話での情報交換等に使用してください。 ただしメールを受信することはできますが、送信することはできないようにしてあります」 「それで全部か?」 「いえ、まだあります。まず、ハイダーが残り2人になるとハイダー側の携帯は一切の機能が停止します。 ただし、片方1人の確保を伝えるメールを受信する必要があるので、電源を入れた状態で持っておいてください。 また、先程説明した機能以外は使用できなくなっています。これで携帯についての説明は終わりです。 質問はありますか?」 皆、無言で質問が無い意思を示した。 朝比奈さんは本当に理解しているのか、いささか心配だが、あとで詳しく教えてさしあげよう。 「ではルールの説明です。基本的には先程言ったとおり、普通のかくれんぼです。 今回の変更点としましては、ハイダーは確保されるとシーカーになる、このくらいです。 また、シーカーの携帯にはハイダー確保のメール受信と、電話機能しかありません。ハイダーが確保されると携帯のその他の機能は停止します。 シーカーはハイダーを確保したらハイダーの携帯の『#』と『*』を同時押ししてください。 そうすることで各携帯にメールが送信されます。ハイダーは見つかったら素直に携帯をシーカーに渡してください。 なお、誤って#と*を同意押しするとシーカーに見つかっていなくても、見つかったことになりますので注意してください。 説明は以上です。質問を受け付けます」 これも、質問は無いようだ。それにしても古泉、このSS一番の長台詞、お疲れ様。お前はよくやったよ。 「では、そろそろ開始しましょう。隠れる場所はこの本館と別館の内部と連絡路です。外に出たり、危険な場所には隠れないように。 最初の鬼は新川さんと森さんです。優勝者には商品がありますのでがんばってください。鬼が動き出すのは10分後です。 では、涼宮さん」 「ありがとう、古泉くん。 オッホン。ではこれより、SOS団大かくれんぼ大会を開始します!! レディ~~……ゴウ!!!」 ハルヒの号令で俺たちは武道場に新川さんと森さんを置いて駆け出した。俺もダッシュだ。 一応、勝負事だしな。俺だって勝ちたいさ。 ここで、鶴屋家別荘の大まかな説明をしようと思う。 まず本館、4階建てだ。1階には玄関から続く長い廊下に大小3つの練習場、倉庫がある。階段横の裏口は別館への渡り廊下に続いている。 2階は宿泊スペース。30近い部屋で埋めつくされている。 3階にはさっきいた武道場がある。ここが一番広い部屋になっている。他には倉庫があるくらいだ。また、別館への連絡路がある。 4階は炊事場や浴場などの生活に必要な諸施設となっている。 別館は3階建て。1階には事務室や休憩室があり、2階・3階と武道場になっている。広さは本館の3分の1くらいか。 俺は一旦1階まで降りて別館に行った後、3階まで上がって本館に戻り、4階に上がった。 この遠回りに深い意味はないのだが、軽いかく乱になるかと思ったんだ。 なんだか新川さんはかくれんぼのプロの気がするからな。いや、なんとなくなんだが。 僅かな音さえ認識して、それを頼りに探しそうだもんな、あの人。 4階に着くと、浴場の脱衣所に設置されたロッカーの1つに身を潜めた。もちろん、男湯だ。 少しすると、携帯がぶるぶると震えた。メールが来たようだ。 [これより、行動を開始いたします] とだけ書かれた本文は、シンプルな文面ながら確実に新川さんと森さんが動きだしたことを知らせた。 しかし、なんだかテンションが上がってきたな。 さっきは小学生か、なんて言ってしまったが、これはけっこう楽しい。隠れてるだけなのにな。 とりあえず、アプリを起動し各ハイダーの位置を確認する。 本館の1階と2階に隠れている奴は1人もおらず、2階に2人、4階には俺を含めて2人、別館の各階に1人づつ隠れているようだ。 皆、微動だにせずじっとしている。さあ、最初に捕まるのは誰か。 といきなり電話がかかってきた。 『もしもし、キョンくん?』 「なんだよ、電話するには少し早いんじゃないか?」 『いや、今どこに隠れてるのかな、って思って。今どこに隠れてるの?』 「本館4階の浴場だ。お前は?」 『あたしは2階の部屋に隠れてるよ。まあそれだけだから。じゃあねぇ!』 ツー……ツー………… いきなりなんなんだ、妹よ。お前の行動もイマイチ掴みどころがないな。 と、また電話がかかってきた。 『キョン、今どこにいるのか教えなさい!』 「本館4階の浴場だが?それがどうしたってんだ」 『4階ね。わかったわ。じゃ』 ツー……ツー………… ハルヒに至っては自分の場所も教えん始末だ。なんか、フェアじゃないぞ。 と、またまた電話だ。 『もしもし』 やけに済ました声が聞こえる。今度は古泉か。 「なんだ。俺に電話をかけるのがブームなのか」 『はて、なんのことでしょうか?まあいいでしょう。今どこにおいでか教えていただきたいのですが』 「お前もそれか。今日でもう3人目だ」 『3人目?他に誰が?』 「ハルヒと妹だ」 『なるほど。流石、と言うべきですね。それより早く場所を』 「本館4階の浴場だ」 『なるほど……。わかりました、僕は別館の3階にいます。では、健闘を祈ります』 ツー……ツー…………。一体奴らはなんなんだ。 しばらく隠れていると携帯が振動した。メールだ。 [開始から7分24秒、古泉氏を確保] やはりというか、古泉が最初か。にしても早いな、おい。やはり超絶スネーク執事新川氏の成した所業だろうか。 ん?スネーク?何を言ってるんだ、俺は。 とりあえず、アプリを起動。各人の位置確認だ。 別館の1階にあった点が猛烈な速度で本館に移動している。 と、またメールを受信した。 [古泉氏確保から1分09秒、鶴屋氏を確保] 早い。いくらなんでも早すぎる。 これは新川さんがスネークとかそういう問題じゃない。あ、またスネークって言っちゃった。 これは何か裏があるはずだ。考えろ……古泉発見から鶴屋さん発見までになにがあったのかを……。 刹那の思考の後、俺は1つの答えに辿り着いた。 俺はすぐさまロッカーから飛び出し、階段を駆け下りる。携帯のメモリーから古泉の番号を探り、電話をかける。 奴は、すぐに電話に出た。 『なんですか?ハイダーがシーカーに電話するなんて、あなたも命知らずの人ですね」 「てめぇ、はめやがったな」 『おや、もう気づいてしまいましたか。しかしはめた、というのは心外ですね。これは戦略です』 うるさい。お前、次に会ったら2発ぶってやる。親父にもぶたれたこともないであろうその頬を、2度もな!! 『それは非常に困りますね』 すかした古泉との電話に早々に嫌気がさし、電話を切る。 奴、そしてハルヒと妹がしたのは、よく考えれば極々当然のことだ。奴らは事前に各ハイダーの位置を把握していた。 そして、いざシーカーになった時、その位置情報でハイダーを探す。ただそれだけだ。 そうしておけば誰かが見つかった時に、少なくとも1人の鬼の位置がわかることになるしな。 妹さえ気づいたというのに。チクショウ、俺のスペックは妹以下かよ。 と、ハルヒから電話だ。 『キョン、今どこにいるか教えn「だが断る」』 やはりな。もうその手は食わん。すぐ後に妹からも電話がかかってきたがもちろん無視だ、無視。 俺は本館2階をひっそりと歩きながら二つ目のアプリを起動した。鬼の位置を確認するアレだ。 今、鬼は新川スネークに森さん、古泉に鶴屋さんの4人だ。開始から10分足らずでこれか。 古泉のことだから事前にスネークたちと打ち合わせていたに違いない。ハルヒを1位にさせたいだろうからな、あいつらは。 画面に視線を戻し、俺は2のキーを押す。そして、俺の点を見た。 …………そこにはハイダー、つまり俺を示す赤い点のすぐ後ろに鬼を示す青い点があった。 恐る恐る後ろを振り向くと、そこにはメイド・オブ・ザ・イヤーを贈っても遜色のない美人メイドが立っていた。 「キョン様、見~つけた」 森さんの口から”~”が飛び出るとは思わなかった。それにしても今のは反則的なかわいさだった。 「では、携帯電話をお渡しください」 かくして、俺は5人目の鬼となった。 10分も経たないうちに3人が見つかる、という驚異的な展開の速さを見せたかくれんぼも、ここに来て停滞の体を見せ始めた。 俺が鬼になってから30分以上経つが、誰も見つかっていない。 一番驚きなのが朝比奈さんが見つかっていないことだ。あの人のことだからすぐに見つかってしまいそうなもんだが。 俺の予想としては1位ハルヒ、2位長門、3位鶴屋さんってとこだったんだが、 鶴屋さんは早々に見つかって鬼になっているし、勝負の世界では何が起こるかわからんね。 しかし、こんな出来レースも珍しいな。古泉を始め”機関”の連中は何がなんでもハルヒを1位にするだろう。 朝比奈さんや、長門も、直接的な動きは無くともそうなることを願っているはずだ。 しかし、ハルヒがそんな事情を知るわけがなく、見つかりたくない一心で変な能力を発揮しかねない。 早いとこ、ハルヒ以外の3人を見つけたほうが懸命だな。 3人を求め、広大な本館の2階を歩いていると、廊下に段ボールが落ちているのを見つけた。 怪しい、実に怪しい。これを怪しいと思わない奴がいるとしたら、そいつの辞書に俺が「怪しい」という項目を足してやる。 まさか、ここにハイダーが隠れているとは俺だって思わない。結果から言うと、確かに中にはハイダーはいなかった。 「…………新川さん、何してるんですか……」 段ボールの中には新川さんが収納されていた。 「見つかってしまいましたか。これは一本取られましたな」 そんなつもりは毛頭ないんですが……。 「いや、こうして潜むことで移動してくるハイダーを待ち伏せていたのです。妙案かと思われたのですが」 多分、本気で言ってるんでしょうが、これはあまりにも怪しすぎます、新川さん。 「では、この案は無しでございますな。残念です」 そのまま新川さんは段ボールを持ってどこかに行ってしまったが……あの人本気でスネークかもしれない。 いや、俺自身もスネークという言葉の深い意味はわからないんだが、何故かスネークという言葉が頭から離れないんだ。 3階を歩いていると、今度は鶴屋さんと出くわした。 「やあキョンくん、何か見っかったかい?」 段ボールに隠れている新川さんなら、とはなんだか言いづらいのでここはお茶を濁しておこう。 「全く何にもです」 「そうかい、そうかい。いやぁ、みくるも見つけらんないってのは何か悔しいにょろね」 鶴屋さんは言いながらすぐそこにあった倉庫の扉を開けた。 中には剣道の防具と思しきものが収納されていた。 「お~~いっ、みくる~!長門っち~!妹く~~ん!出ておいでよっ!」 がさがさと防具を掻き分けていく鶴屋さんの後ろを俺も探してみる。棚の影とかに隠れているかもしれない。 と、鶴屋さんの声が響いてきた。 「おっ、妹くん見っけ!」 「え?どこです?」 「さっき外の廊下を走ってったよっ。さっ、追いかけるにょろよ、キョンくんっ!」 鶴屋さんは防具の山をすっ飛ばして駆け出した。 俺も急いで走り出すが鶴屋さんがあまりに速くて追いつけない。日頃の運動不足が祟ってか、体力的な限界も間近だ。 「キョンくんっ!」っといきなり鶴屋さんがUターンしてきた。 「妹ちゃんは武道場に走ってったにょろ。あたしが前から追い詰めるから、キョンくんは後ろから回り込むっさ!」 ほとんどスピードを緩めぬままに、鶴屋さんは俺が来た道を逆方向に走っていった。 妹を挟み撃ちにする作戦みたいだな。ていうかこれ、鬼ごっこじゃないか? まあいい。とにかく早く武道場に行かなければ。俺は鶴屋さんとは逆方向に走り出した。 俺が武道場に着くと、妹がこちらに走ってきていた。が、俺を見て急ブレーキをかける。 妹は武道場の真ん中で立ち往生している。俺と鶴屋さんはじりじりと妹との距離を詰めていく。 「さあ妹くん。おとなしく携帯を渡すんだっ」 「イヤって……言ったらっ!?」 そう言い終るが早いか、妹は俺に向かって走り出した。 鶴屋さんより俺のが弱いってことか。否定はせんが、兄貴をなめるなよ。てかお前、ルールは遵守しろ。 と、俺が入ってきた入り口から新川さんが入ってきた。妹は2対1は不利と見たか踵を返して鶴屋さん方向に駆け出す。 その時だった。 「てやぁっ!!」 鶴屋さんの気合の一声と共に、妹の体が空中を舞った。 妹にぎりぎりまで近づいていた鶴屋さんは、妹にこれ以上ないほどに美しい背負い投げを決めたのだ。 「どうだいっ?参ったにょろかっ!?」 「はい……参りました……」 一瞬の間の後、2人は大声で笑い出した。 「いやはや、見事な一本でしたな」 新川さんがそっとつぶやき、渋い笑みを浮かべた。 残るハイダーは朝比奈さん、長門、そしてハルヒだ。 妹捕獲の後、俺たちは少し休憩をとることにした。そうして今4階の炊事場に向かっている。新川さんがお茶を淹れてくれるとのことだ。 やけにアグレッシブな逃走劇を演じた鶴屋さんと妹は、まるで姉妹のように俺の前を肩を並べて歩いている。 ほんと、このコンビは元気だし、仲が良いな。お互い通じるものでも感じるんだろうか。 まあ、おてんばっぷりや、意外と武闘派なとこなんかは似てるな。 「あれ、今日晴れてたよね?」 妹の言うとおり、窓から見える空は昼前までの晴天から一転、どんよりとした曇り空になっていた。 今日は1日晴れの予報だったが、本当にあてにならん気象予報士だな。 日の光を遮る雲は、まるであの空間のような灰色をしていた。 新川さんの美味いお茶――朝比奈さんのソレには劣るが――を飲んだ後、俺たちはそれぞれがバラバラになって捜索作業を行うことにした。 俺以外の3人は別館に向かうとのことだった。俺は本館をじっくり探すことにする。 『もしもし。少し困ったことになりました』 古泉から電話がかかってきたのは3人と別れて10分ほど経ってからだった。 「……それはハルヒ絡みの困りごとか?」 『そのとおりです。はっきり言いますと、小規模ながら閉鎖空間が発生しかけています』 「しかけている?発生はしてないのか。なんとも中途半端だな」 『ええ。こんなことは初めてで、僕自身上手く表現することができません。 現在、本館と離れは通常の空間と閉鎖空間との境界が非常に曖昧になっています。おそらく、涼宮さんの仕業です』 そんなこと俺に言われても困る。お前は閉鎖空間のプロだろうが。 『そうなんですが、こういった状況は想定外でした。ここは長門さんと協議したいところなので、すぐに長門さんを探し出してください』 無茶なことを言うな。と言いたいところだがそうもいかないらしい。妹を閉鎖空間に招待する気にもなれんしな。 しかし、俺たちが苦労せずとも長門はすぐに自首してきた。 自分で#と*を押し、リタイアを自ら宣告した後、俺に電話してきた。 『本館4階の書斎』とだけ。 本館4階の広い書斎には俺、長門、古泉他”機関”のメンバーが集っていた。 「これは涼宮さんの力によるものでいいですね、長門さん?」 「そう。この現象は涼宮ハルヒによるもの。 おそらく、鬼に見つかりたくない、もしくは1位になりたいという強い感情から彼女がこの現象を引き起こした。 先程私が自ら捕獲に当たる行動をした際に、閉鎖空間の占有範囲が飛躍的に向上、通常空間をほぼ侵食した。それはあなたたちも感じているはず」 つまり、ハルヒがかくれんぼで1位になりたいと願ったからこうなったのか。しかし閉鎖空間を作っても1位になれるわけじゃないだろう。 「この空間は涼宮ハルヒが1位に最もなりやすい環境に設定されている。その詳細は私にもまだ解りかねる。 また、この空間は閉鎖空間に酷似するが、厳密には全く違うもの」 「涼宮様のイライラや、不満によって生じたものではないから、ですかな?」 新川さんの問いに、長門は「そう」とだけ答え、 「この空間は通常の閉鎖空間を希釈したような性質を持っている。時間の流れも互いに同期している」 「世界を改変しようとする意思も無いですしね。我々の力も微々たる力しか発揮されない」 古泉の手の上には、ピンポン玉と同等かそれ以下のサイズの赤い玉が浮かんでいる。 「この空間も基本的には選ばれたごく一部の人間にしか出入りすることは出来ない。 しかし、この空間は現在この建物、または別館の一部の場所で通常の空間と繋がっている。情報統合思念体との連結が途絶えていないのが証拠」 つまり……どういうことだ? 「この閉鎖空間もどきは、本館と離れの中のどこかに僕らのような能力を持たない人間でも出入りが出来る入り口を持っている、ということです。 そうですね、長門さん?」 「そう。現在この空間にいるのは我々を含め8人。涼宮ハルヒは入り口の向こう側の通常空間にいる。 彼女からは私たちは視認出来ず、こちらからも彼女を視認することは出来ない」 「じゃあ、どうやってハルヒを見つけるんだ?」 「この空間と通常の空間の狭間は、彼女の体表面を薄く覆うように形成されていると推測される。 彼女が移動すれば、当然空間の狭間も移動する。その際に生じるこの空間の揺らぎを検出し、彼女の位置を捕捉する」 「お前にはそれができるのか?」 長門は数センチの僅かな首肯を返してきた。いつも数ミクロンの頷きをすることを考えれば、随分と力強い。 「まずは朝比奈みくるを確保すること。仮に朝比奈みくるが1位になった場合、この空間が完全な閉鎖空間と化し、世界が改変される可能性がある。 だから、朝比奈みくるを見つけ出して。私はここで空間の揺らぎを検出する」 こうして俺たちは朝比奈さんを見つけることになった。 「あまり長い時間この状態にするのもよくないようです。少しづつですが空間の閉鎖空間化が進んでいます」 森さんがそう言っていたので時間に余裕も無いらしい。 しばらく朝比奈さんを大声で叫んだりもしながら探したが見つからない。俺と古泉は一旦本館3階の武道場で落ち合った。 「困りましたね。まさか彼女がこんなにも見つからないとは。実は鶴屋さんや長門さんとは事前に打ち合わせていたんです。涼宮さんを1位にするように」 やっぱりこれは出来レースだったわけか。 「ええ。朝比奈さんに関しては事前に役目を与えておいて失敗をされても困りますし、どうせすぐに見つかると思ったので打ち合わせていませんでした」 つまり、そういう話を聞いていなかった俺も、お前らに役立たずと判断されたわけか。 「すいません、そういうことになります」 古泉はいけしゃあしゃあとぬかしやがる。ほんとに腹が立つ奴だな。 と、突然古泉の表情が曇った。 「どうした?」 「いえ……何か妙な気配を感じたもので……。森さんならすぐにわかるんでしょうが……。 彼女は機関の中でも空間を察知する能力に長けているんですよ。長門さんには及びませんが」 そうだったのか。超能力者の力にも得手不得手があるんだな。 などと関心していると、鶴屋さんと妹が武道場に入ってきた。4人で簡単な情報交換を行う。その時だ。 けたたましい音と共に武道場の入り口の引き戸が破られた。 「おい、なんだあれは」 そう言わずにはいられない。引き戸を蹴破って武道場に入ってきたのは、人間ではなかった。 人と大差ない大きさの青白い光を放つ”何か”が1階にあった日本兜を着込んで立っていた。”何か”は腰に佩いた日本刀をゆっくりと抜く。 「神人によく似ていますが……なんなんでしょうね。ただ、我々に敵意を持っているのは確かなようです」 古泉は手の上にあの赤い玉を作り出す。 「キョンくん、あれ……何なの?」 そうだな、妹よ。訳わからんよな、こんなもん。 「俺にもよくわからんが、とにかくかなりヤバイもんだ」 「なるほど……」 こんな説明でいいのか?なんて物分りの良さだ。 「SOS団なら何が起こっても不思議じゃないでしょ?」 全くだ。その意見には全面的に賛成だが、それほど不確かな理由はない。 そうこうしているうちに神人もどきは数を増やし、5体ほどが武道場に入ってきている。 「とりあえず、逃げないといけませんね」 「そうだねっ。けど、やっこさんにはそんな気はめがっさ無いみたいだよっ。ほら」 見ると、武道場のもう1つの入り口からも神人もどきが入ってきていた。俺たちはさながら猫に追い詰められた鼠だ。 「やるっきゃないねっ。妹くんっ!」 鶴屋さんは妹に長刀竹刀を投げ渡し、2人はそれを構えた。 「ふ~~……もっふっ!!」 古泉が超能力的エネルギーパワーボールを叩きつける。神人もどきたちの足元に着弾したそれは、閃光と共に炸裂する。 立ち上がる粉塵に向かって鶴屋さんが突っ走り、長刀を振るう。妹は背後の警戒にあたる。 俺はただ古泉たちの後ろを逃げる。闘ったりはしない。それが俺の役目だからな。 だってそうだろ?俺はただの一般人だ。まあ。妹もそうなんだが……。 神人もどきの1体が鶴屋さんへ袈裟懸けの剣を浴びせる。当たれば即死モノの太刀筋を、鶴屋さんは絶妙のタイミングで回避した。 神人の振るった剣はドガンッ、と鈍い音をたてて床にめりこむ。 世界一鋭利な剣である日本刀なら、もっと綺麗に床に入っていくと思うんだが、あれはもしかして模造刀か? 「どりゃっ」 鶴屋さんが神人もどきをなぎ払い、妹も背後の神人相手に獅子奮迅の活躍をしている。古泉は2人を援護するようにふもっふを連発。 本当に申し訳ないくらい俺は何もできない。今度妹に空手でも習うかな。うん、そうしよう。それがいい。 「さあみんな、こっちだよっ!」 鶴屋さんが神人もどきを吹っ飛ばしてできた突破口に4人で突っ込む。 だが神人もどき共は倒されても倒されても起き上がり、追いかけてくる。ゾンビか、お前らは。 「痛っ……!」 そう妹がうめくのが背後から聞こえた。振り返ると妹が右手を押さえている。なんと、血が出ているではないか。 静かに滲み出る鮮血は、妹の腕を伝ってポタポタと床に落ちていく。 奴らが持ってたのは模造刀だけじゃなかったのか。竹刀対真剣では竹刀に黒星がつくに決まっている。 証拠に妹の足元には綺麗に真っ二つにされた竹刀が転がっていた。 「妹くんっ」 うずくまる妹に鶴屋さんが駆け寄る。 その真後ろでは神人もどきが妹の血が着いた刀を振り上げ、2人に切りかかろうとしていた。 そして、無防備な2人に真剣が振り下ろされた。 気がつくと、俺は走り出していた。 一瞬、俺の耳は一切の音を感知しなかった。それだけ無我夢中だったのかもしれない。 自分でも驚くほどの速さで神人もどきに駆け寄った俺は、これまた驚くほど高く跳躍する。 刀がまさに鶴屋さんの背中に触れんとした瞬間、俺のドロップキックが神人もどきにクリーンヒットした。 神人もどきは刀を残して真っ直ぐ吹っ飛んでいく。 着地後視線を上にやると、もう1体の神人もどきが切りかかってくるのが見えた。 俺は転がっていた刀を手に取り、神人もどきの刀を受け止める。金属同士がぶつかり合う鋭い音が響いた。 神人の太刀筋はとてつもなく重かった。だが負ける訳にはいかない。ここで負けたら妹と鶴屋さんが傷つく、俺の名が廃る。 「どりゃあっっ!!」 気合一発、俺は神人の刀を払いのけ、その首を切り飛ばした。 神人もどきの頭部は青い光の跡を残しながら胴体から離れ、刹那の空中浮遊を楽しんでいた。 直後、古泉の赤玉が数個飛来し、爆発、追撃を仕掛けようとしていた神人たちを蹴散らす。 その隙に俺と鶴屋さんとで妹の肩をとり、駆け出した。もう神人もどきに追いかけるそぶりは見られなかった。 最後に振り返ったとき、俺が切り飛ばした首を胴体のみの体が拾い上げ、またその体に迎え入れているのが見えた。 長門が待つ4階の書斎に向かう途中、古泉が話しかけてきた。 「驚きました。あなたがあんな動きをするとは。さっきのあなたはとてつもなく速かったです」 そうだったのか?無我夢中だったからよく覚えていない。 「そりゃあ、もう。信じがたい速さでした。考えてもみてください。あなたと鶴屋さんたちとの距離は5メートル以上はありました。 それを、刀が振り下ろされてから2人が切断されるに至る間に駆け抜けたんですから」 それは確かに早いな。びっくり仰天だ。 「それに、あなたは神人に似た”アレ”を切断しました。当然のように思っているかもしれませんが、あれは一種の異常事態です。 普通、神人に実質的なダメージを与えられるのは僕らのような力を持つ物のみです」 「僕の推測ですが、あなたは長い期間僕や長門さんのような特異な力を持つ者たちに囲まれていたために、 僕たちの能力の一部を会得したのでしょう。長い間閉鎖空間に行くことがなかったので気づかなかったようですが」 どうやら俺は、ハルヒに振り回されて宇宙人的、未来的、はたまた超能力者的な力に触れ続けたせいで、その力を少し受け継いじまったらしい。 俺はSOS団唯一の普通キャラだったのに、これではいよいよ超人変体集団になってしまうぞ。 まあ、その力があったおかげで妹や鶴屋さんを助けられたんだから、一概に否定する訳にはいかないな。 ん?こんな力があると今後俺も面倒ごとにおいて戦力に数えられたりしないか?嫌だ。果てしなく嫌だ。 憂鬱な気分に浸りつつ、書斎に到着する。中には新川さんと森さんもいた。 妹の手当てを2人に任せ、長門にさっき起こったことを報告する。 「あれはこの空間に設定された、涼宮ハルヒを1位に仕向けるための特性の1つ。彼女を捕獲しようとする者に対し攻撃を加える。 装備もまちまち。基本的には模造刀を持つが一部真剣を装備している。おそらく、この建物の所有者がここに保存していたもの」 「確かに爺さん、刀なんかもここにおいてたよっ」 とにかく、ハルヒ探索が一層困難になったのは確かだな。だが、早く事態を解決しないといけない。 「よし、俺たちで固まって朝比奈さんを探そう。長門、お前も来てくれるか?」 「そのつもり。でも、あなたにはしなければいけないことがある」 長門の視線の先には、右手に包帯を巻いた妹がいた。その表情からは、はっきりと恐怖の感情が見て取れる。 「彼女は私たちの特異性に、ある程度の理解を示していた。だが、先の事態はその許容範囲をはるかに超えた。 あなたは彼女にすべての事情を説明する必要がある。それが、あなたの役目」 そして、俺と妹を残して長門たちは朝比奈さんを探しにいった。 「この部屋に防護フィールドを発生させる」と長門が言っていたので安心だが。 妹は無言で椅子に座り、ひたすら下を向いていた。さっきまでの活躍が嘘のようだ。近づくと、小さく震えていることにも気づいた。 俺は妹の前にしゃがみ、その手を握る。妹は、静かに泣いていた。 「怖かったな。お前にこんな思いをさせて、悪いと感じている。すまなかった」 「キョンくん……」 妹は俺に抱きついてきて、はっきりと嗚咽をあげはじめた。 俺は妹の小さな背中をそっと抱く。それくらいしか出来ることがわからなかった。 俺は妹を抱いたまま話を始めた。 ハルヒのこと、長門や朝比奈さん、古泉のこと、SOS団のこと、そして今回のことはハルヒの力によって起きたということ。 それらをゆっくりと、言葉を選びながら妹に話した。そして最後にハルヒを恨んだりしないようにお願いした。 ハルヒは好き好んでこの力を持った訳じゃないからな。恨むなら、ハルヒに力を与えた神だかなんだかの不確定な存在を恨んでほしい。 ハルヒも、あの力の犠牲者なんだ。 妹は全て理解してくれたようだ。ほんとに物分りの良い、素直な奴だ。兄としては非常にうれしいぞ。 しかし、それでもなかなか泣き止むことはなかった。まあ、腕を真剣で切られ、挙句死の一歩手前まで行ったんだからな。無理もない。 今回の事件で俺の兄としての無力さが露呈した。もっと、強くならねばと思う。ちんけな能力無しでの強さでな。 と、突然携帯が鳴った。画面には [追尾アプリ起動中] という意味不明のテロップと、見取り図が表示されていた。 数分後、長門たちが朝比奈さんを連れて帰ってきて、まだ抱き合っていた俺たち兄妹は赤面することになる。 「妹くん、長門っちが呼んでるよ」 妹が長門のもとへ行くのと入れ替えに古泉が寄ってきた。 「長門さんは妹さんの治療をするそうです。傷跡は完璧に消えるそうなのでご安心を」 そうか、そりゃよかった。 「鶴屋さんにも、ハルヒたちの説明はしたのか?」 「もちろんしました。まあ彼女も僕たちがおかしな力を持っていることには気づいていたのですぐに納得してくれましたよ」 「そういえばさっき携帯に変な画面が表示されたんだが。ありゃなんだ?」 「あれはハイダー側の携帯に仕込んでおいた発信機が作動していたんです。ハイダーの携帯にはゲームのアプリが入っていましたよね?あれはこちらが用意した罠だったんです。 アプリを起動すると自動的に起動したハイダーの位置情報がシーカーに知らされるようになっていました」 「随分と姑息な手を用意してたんだな」 「姑息とは聞こえが悪いですね。僕は『このアプリはハイダーには特に役立つものではありません』と、しっかりと役に立たないことを伝えていました。充分フェアかと思いますが」 じゃあ、そういうことにしとけ。好きにしろ。 「朝比奈さんはそのゲームアプリを起動したから見つかったのか」 「ええ。本当にラッキーでした。これで涼宮さん探しが開始できます」 朝比奈さんらしいドジで愛くるしい捕まり方だが、よくここまで粘ったな。人には意外な一面があるもんだ。 その朝比奈さんは妹を治療中の長門に向かって、 「あたし、楽しくてつい調子に乗ってしまって……本当にごめんなさい」 と、「問題ない」という長門の声も聞かずに謝り続けている。俺ならあなたにいくら謝ってもらっても問題ないんですが、あんまりくどいと逆に人を怒らせますよ? 「それで、涼宮さんですが、彼女は現在自分がで優勝したことを知っているはずです。ですが、この閉鎖空間もどきは消滅していません。 もしかしたら消えてくれるんじゃないかと思っていたんですが……うまくいきませんね」 などと古泉は貼り付けたような笑顔で言っているが、それって非常にやばいんじゃないか? 「ええ、非常にやばいです。神人もどきの強さもどんどん増しています。さっきも一度出くわしたんですが、更に大きくなっていました。 おそらくいつまで経っても自分を見つけない我々に、涼宮さんは不快感を感じているのでしょう。でも、見つかりたくはない。 そんな思いが入り乱れ、肥大化して閉鎖空間化にも歯止めが効かなくなっているんでしょう」 見つかりたくないから作り出したこの閉鎖空間もどきを、今度は見つけてもらえないイライラで本物の閉鎖空間にしようとしてるのかあいつは。カオスだな、おい。 「カオス……ですか。確かに、このSS作者も情報量の多さに事態を把握しきれず、このSSにいくつかの矛盾を発生させています。 僕にこんなことを言わせているのが何よりの証拠です。カオス、という表現が適切でしょうね」 「事態を収拾するのは簡単。涼宮ハルヒを確保すればいい」 いつの間にか妹の治療を終えて俺たちに近づいていた長門が静かに言った。 「限定空間内生命体たちの位置と、通常空間との間で発生する空間の揺らぎを比較すると、揺らぎの周辺に限定空間内生命体が分布することがわかった」 長門の言う限定空間内生命体とは、俺たちを襲った神人もどきを指しているようだ。限られた空間内でのみ活動する生命体、ってとこか。 空間の揺らぎとはハルヒのことだろうからその限定空間内生命体たちの中心にハルヒはいるんだろう。やれやれ、いよいよ面倒なことになってるな。 「その……限定空間なんとやらの数は?」 「全部で36体。真剣を装備しているのは14体」 多いな。どうせハルヒを捕まえるにはそいつらをもれなく倒さなきゃいけないだろうからとことんハルヒ探しのミッションの難易度は高いな。 「限定空間内生命体はいずれも肥大化し、強力。あなたのような人間が応戦するのはあまりに危険」 「では、我々と長門さんが協力して戦うわけですね?」 「そう。統合思念体の意向に関係なく、私はそのつもりでいる。あとはあなたたち次第」 「……しょうがないですね。事態が事態ですし、一般人を巻き込んだ手前、我々も責任を取る必要がありますし。わかりました、協力します」 ここに宇宙人と超能力組織の一時的同盟が締結された。なんとも頼りがいのある同盟だ。 「あなたちの体表面に生体防護フィールドを発生させる。これである程度の攻撃にも耐えられる」 と長門にいつかのように妹共々甘噛されて、俺たちはハルヒ確保に乗り出した。他の連中は朝比奈さん探索時にすでにやられていた。 窓の外の空はほとんど閉鎖空間と同じ灰色をしている。早くハルヒを見つけ出さないとな。 俺たちは先頭に長門と古泉、後ろに新川さんと森さんを配してその間に俺や朝比奈さんたちの一般人勢というフォーメーションに長門のナビゲーションで進んでいく。 そして本館1階に到着した時だった。 「来ます」 古泉の言うように廊下を挟んだ左右の練習場の壁をぶち破りながらゆっくりと神人もどきどもが出てきた。 神人もどきは天井の高さよりも大きくなっていて、首を折り曲げるようにして立っている。手に持っている日本刀がおもちゃのようだ。 「この限定空間内生命体の向こう側に彼女はいる」 長門は静かに両手を神人もどきに向けて掲げ高速で何事かつぶやく。すると両手から数え切れない数の白い光の矢のようなものが神人もどきたちに向かって放たれた。 それはあまねく神人もどきに命中し奴らの巨体をよろめかせる。 「我々もいきましょう」 古泉の言葉に合わせて機関の3人も攻撃を始める。 古泉は赤い玉をふもっふし、新川さんは手を銃のような形にして指先から古泉同様の赤い玉を打ち出し、森さんは前に重ねた両手から赤い円形の波を放っている。 超能力者ってのは攻撃方法も異なるのか。ほんの少し勉強になった。なんの役にもたたんが。 轟音の響く戦況を、しばらく圧倒されつつ眺めていた俺の襟首を突然長門が掴んだ。見る間に俺と長門を包むように淡い水色の膜が発生する。 俺が事態を飲み込む前に長門は跳んだ。俺共々に。 爆煙立ち込める神人もどきの間を長門は一瞬で駆け抜けて神人への攻撃を止めぬまま俺に言った。 「玄関から外に出て」 「ハルヒは外にいるのか」 「そう。私の攻撃にも限りがある。急いで」 俺は長門から離れ玄関の大戸を開ける。俺の前に広がった灰色の景色はまさに閉鎖空間だった。 と、携帯が鳴る。長門だ。 『聞こえる?』 ああ、聞こえるぞ。お前が闘ってる音もな。こっからどうしたらいい? 『そのまま何もせず、手を前に伸ばして』 …………それだけか?そんなことでいいのか? まあいい。長門の言うことに間違いなど、間違ってもない。変な日本語だが気にするな。俺は今ただ手を伸ばす、それだけだ。 何も無い虚空に俺は手を伸ばしていく。と、指先が何かに触れる感覚があり、直後に景色が一変する。 空は今朝同様に青い。もとの空間に戻ったようだ。 「あれ、あんたいたの」 しかめっ面で振り向いたハルヒの肩に俺の片手は置かれていた。もう片方の手に持っている携帯からは不通を告げる音しかしない。 「ねえ、みくるちゃんが見つかってあたしが1位になったってメールが着たのに、今の今まで誰もあたしのとこに来なかったのはどうして? キョン、ちゃんと説明しなさい」 そう言われてもな……。まさかお前が作った閉鎖空間もどきに閉じ込められて妹は腕を斬られて俺は変な力に目覚め長門と機関が同盟を組んだとは口が裂けても言えないし。 「なんでも携帯のシステムを管理してたサーバに異常が起きたらしくてな、お前の居場所を捕捉出来なかったんだ。 だからずっとお前を探してたんだ。待たせてすまなかったな」 口からでまかせにしては上手い言い訳ではないだろうか。ハルヒも、 「なら、しょうがないわね」 とご納得の様子だ。 「じゃあ早くみんなを集めて。私の表彰式をするわよ!!」 しかめっ面から一転、ハルヒは飛び切りの笑顔を見せた。 その後、3階の武道場に集まった俺たちは、かくれんぼ大会の表彰式を行った。 3位の長門には3万円分の図書券、2位の朝比奈さんには高級茶葉と最新型のポット、ハルヒには謎の巨大な箱が贈呈された。 まるで謀ったように各自にぴったりの賞品だ。ただ、ハルヒの箱の中身は最後まで教えてくれることはなかったのでわからないが。 ちなみに4位以下の参加者にはポケットティッシュが1つずつ配られた。3位との間に随分と差があるな、おい。 また、鶴屋さんと妹はこの日あったことをすっかり忘れており、ずっとハルヒを探していた記憶に入れ替わっていた。 「あれは彼女たちが保有する必要の無い記憶。生体防護フィールドを発生させた時、記憶を改変する因子を仕込んでおいた」 長門によればそういうことらしい。 表彰式終了後は飲めや食えやの大宴会が催され、俺はしばしの間今日の徒労を忘れて楽しんだ。そして、もう一泊した後、俺たちは帰路に着いた。 「今回のことは本当に予想外の事態でした」 帰りの電車の中で古泉が口を開いた。女性陣は少し離れた席でトランプを楽しんでいる。 「まさかイラつかずとも閉鎖空間同様の空間を発生させるとは思まいせんでしたから。今後の参考にさせてもらいます」 ああ、ぜひともそうしてくれ。もうあんな思いをするのは勘弁してほしい。 「そう言えば。なぜあの力を放棄したんです?今後役立つこともあるでしょうに」 古泉の言う『あの力』とは俺が発揮してしまった高速移動と神人破壊能力だ。俺は長門に頼んでこの能力を無効化する因子を体にぶち込んでもらっていた。 何故かって?決まってる。 俺は普通でないといけないんだ。俺も妹も鶴屋さんも、基本的に普通の人間であって、そうでなければいけない。 もうこの世界にはおかしな力や由来を持つ奴が嫌と言うほどいるからな。それがこれ以上増えることによるメリットなどほぼ無いに等しいと断言していい。 だから俺はあの力を捨てた。まあ未練が全く無かったと言うと嘘になるが俺は普通なんだ。後悔はしていない。 「そうですか。少しは僕の負担も減ると追って期待したんですがね。残念です」 お前は俺がどれだけハルヒにこき使われているかいまだに理解できていないようだな。いいだろう、今度小一時間みっちり講義してやる。 ああ、そうそう。ハルヒが宴会中に「年越し合宿するわよ。スタートは28日からね」と言っていたのを忘れていた。 今度も別の鶴屋さん家所有の別荘でやるつもりらしい。鶴屋さんもそれを了承していた。 どうせろくなことにはならんだろうな。まあ、いいさ。俺は普通の人間として騒動に巻き込まれていくだけだ。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3216.html
ズウゥゥゥゥゥン…! 両足を失った神人が大地に横たわる。もがきながら倒れたその巨体は、ビルを押し潰した質量が嘘のように、サラサラと粉雪が散るが如く霧散していく。 「……ふぅ…これで終わりですね」 主を失った空間は終わりを迎える。陰鬱とした灰色の天井にヒビが入り、辺りを照らす光が淡い燐光から本来あるべき太陽へと切り替わっていく。 空間の終わりを満たすものは、二つの光が混じり合う幻想的な輝き。 その一連の現象が終わると、全てが夕焼けに染まった元の現実世界へと戻っていった。 ……神人の相手をすることはいつまでたっても好きになれないけれど、この瞬間だけはいつ見ても美しいと思った。 まるで世界が生まれ変わったような、この瞬間だけは……。 「…………」 戦いの熱を冷ますように幻想的な光景の余韻に浸っていると、無粋な誰かの声によって現実に引き戻された。 「古泉ぃ~」 ……っと。 恍惚とした時間を台無しにされ、少しだけ恨めしい気持ちで振り返ると、そこに立っていたのはスーツ姿の森さんだった。 「ちょいと話があるから一緒に来なさい」 森さんに連れてこられた場所は駅前ビル街の中にある人材派遣会社のオフィスビル。一見、普通のオフィスビルに見えるが、表向きの人材派遣会社という顔の裏には、機関の重要拠点というもう一つの顔も持っていた。 ちなみに僕の表向きのバイト先でもあり、森さんの勤め先でもある。 僕は今、そのビルの会議室で森さんと二人で向かい合って座っている。 「ま、取り敢えずコレを読んで」 そう言って渡された物は一枚の書類だった。 書式も判も機関の正式なもので、涼宮さんの監視任務を命じられた時に受け取った辞令書のそれと同じものだ。 「……ん?」 そして、そんな正式で堅苦しい書類に似合わない単語がそこにはっきりと書かれてあった。 「……恋愛禁止令?」 「そう、アンタ恋愛禁止ね」 『恋愛禁止令 ~古泉一樹の暴走~』 「…ぷっ」 「…くっ」 「あははははははは」 「うふふふふふふふ」 僕と森さんの笑い声だけが部屋に響く。 …またまたご冗談を。 「恋愛禁止令なんて命令、聞いたことないですよ?」 こんな書類まで偽造して…全く、質の悪い悪戯を考えますね。 しかし、そんな僕の思いとは裏腹に、森さんは微笑みを浮かべたまま、きっぱりとこう言った。 「言っとくけど、冗談じゃないわよ?」 「…………」 むぅ…流石は森さん、完璧な微笑だ。まるで本気で言っているような……って。 「本気なんですか!?」 「本気も本気。チョーマジ」 「何故!?Why!?」 こんな理不尽かつ意味不明な命令があるものか! 「……言わなきゃ分からない?」 森さんは少し残念そうに溜め息を吐く。 「アンタが女の子の尻を追い掛けてたせいで、何回閉鎖空間が出来たと思ってるの?」 「女の子の尻って……」 そんなことをした覚えはありません!…と続けようとすると、森さんが別の書類を読み上げ始めた。 「先月末、涼宮ハルヒと彼が深刻な口論になっていた際、仲裁役をすべきアンタはクラスの女子の掃除を手伝い、その後三十分の談笑。結果、アンタが部活に出る前に二人は喧嘩別れ。閉鎖空間が発生」 「あれは…クラスの人間関係を円滑にするために仕方がないことですよ」 仮にも僕が就いているのは潜入任務なんだ。周囲の人間に怪しまれる訳にはいかない。 ……もちろん、女の子の頼みを断われる訳がないという本音も多分に混じるけど。 「そうかもね…でも、まだあるわよ?今月の頭、彼の友人の一人が作成した『フルカラー!全俺が選ぶ北高美少女ランキング~今年度決定版・詳細データ付き』を彼と二人で閲覧している場面を涼宮ハルヒに目撃され、その結果、閉鎖空間が発生」 ……あれは失敗でした…涼宮さんがランク外ならともかく、まさか『要注意人物・性格編』にて大々的に取り上げられているなんて……。 ……あの時は恨みましたよ、谷口君。 言い逃れが出来ないミスを突き付けられて言葉を失っている僕に、森さんの更なる追い討ちが入る。 「極め付きは先週の土曜日。不思議探索にて彼と二人組になったアンタは逆ナンされた女子大生と喫茶店にてお茶。その現場に涼宮ハルヒが踏み込んできて修羅場化。その結果、大規模な閉鎖空間が発生」 「…………」 しかし、男としてあの状況で断…あ、すいません。なんでもないです、はい。だから睨まないで下さい。 「全部間違いないわね?」 「……はい」 ……全て僕が書いた報告書通りだ。こうして並べてみると、確かに迂濶な行動が目立つように思えるけど…。 「しかし、偶然そういう出来事が重なっただけですよ」 「偶然とかそういう問題じゃないの。心構えの問題よ」 ……む。 「独り身の状態でこんな体たらくなのに、恋人なんか作ったらまともに任務をこなせるのかしらね?」 こなせます…とは断言出来ないけれど…。 「だから現状ではアンタは恋愛禁止。女の子に現抜かす暇があったら、もっと真面目に任務に集中しなさい」 そう言うと、森さんは反論は許さないとばかりにファイルを閉じて帰り支度を始めた。 直属の上司にこんな態度を取られては、僕にはこう言うしか選択肢はなかった。 「……はい、分かりました」 しかし、この時の僕は森さんが僕を戒めるためだけにこんなことを言ったのだと思っていました。 …そうですね。いくらなんでも本気でこんな命令を出す訳ないですし、少し自重していればすぐに撤回されますよ、きっと。 …しかし…次の日になって、僕は自分の認識が誤っていることを知るのでした。 翌日の朝、1年9組の教室でそれは発覚した。 朝のホームルーム前の和やかなムードに一人まったりとしていると、クラスの女子生徒が話し掛けてきた。 「古泉君、もう出てきて大丈夫なの?風邪って聞いたけど?」 …風邪?…と、そうでした。 昨日は珍しく授業中に閉鎖空間へ呼び出されたため、風邪による早退ということになっていた。 「えぇ、お蔭さまで。一日寝たらすっかりよくなりましたよ」 「そうなの?……じゃあ大丈夫だよね?」 彼女は少し躊躇うように深呼吸してから、潤んだ瞳で囁いた。 「日曜日に映画行かない?……二人で」 二人で、の部分を小さな声で言った彼女の顔は、ほんのり赤く染まっている。 …これは…高校生活10ヶ月目にして最大級のチャンスではないでしょうか? …少し自重しようと決めたばかりだけど…こんなチャンスが二度もある訳がない…それに映画に行くぐらいなら…。 と、そこまで考えたところで、バイブレーション設定にしていた携帯に着信が入った。 ブゥゥゥン… 「っと、失礼。メールです」 カチャ 差出人:森園生さん もちろん映画なんか行っちゃ駄目よ☆ 恋愛禁止令、忘れずにね☆ 思わずガバッと立ち上がり辺りを見回す。 …どこだ?どこから見ている? 「こ、古泉君?」 ……いや…落ち着け、冷静になれ、古泉一樹。森さんが校内にいる訳がないじゃないか…ということは…。 ぐるっとクラスの面子を見回す。そこにはいつもと変わらない教室の風景しかないが…。 「まさか…!」 この中の誰かが僕を監視をしているのか? 「……このタイミングでメールを受けたことにより、僕はクラスメート全員を疑わなければならない…くっ、僕を疑心暗鬼に追い込むつもりですか…」 「古泉君?どうしたの?いきなり一人でブツブツ言って…」 「…なるほど、人の心を利用した巧い作戦ですよ、森さん…」 「……あの、まだ調子悪いなら日曜日は…」 ……彼女はどうでしょう? 声を掛けてきたクラスメートをキッと睨む。 「ひっ…!」 …嘘を吐いている様子はない…しかし、もし彼女が訓練を受けた人物なら全てが罠だということに…。 「あ、あたしそろそろ戻るね?日曜日のことは忘れて、じゃあ」 「あ…!」 ……しまった……。 彼女はこちらを振り返ろうともせず、足早に自分の席へと帰っていく。 …何をやってるんだ、僕は…。 自分に好意を寄せてくれていた女の子を疑うなんて…どうかしてる。 逃した魚の大きさに呆然としていると、再び携帯が鳴った。 カチャ 差出人:森園生さん 自爆乙☆ 考え過ぎよ、おバカさん☆ プチッ こめかみの辺りで、何かが切れる音が聞こえた。 ふつふつと胸の奥から熱いものが沸き上がってくる。 「……ふ…ふふ……ふふふふふ…なるほど、本気で僕に恋愛させないつもりですね…」 ……いいでしょう、森さん。戦争です。 少しはおとなしくしてるつもりでしたが、そちらがその気なら僕も本気になりましょう。 僕はあなたの包囲網をくぐり抜けて、潤いある高校生活を送って見せます。 そして、監視任務も完璧にこなして、恋愛禁止令など無意味で不要なものだということを証明して差し上げましょう。 「見ていろ、森さん……いえ、森園生!」 こうして、決意を固めた僕は、自分なりの宣戦布告として次の一文をメールで返信しました。 カチカチ…カチカチ… 『前から言おうと思っていたんですが…いい歳して文末に☆はないと思いますよ?』 「……はぁ……」 「…古泉君、なんか疲れてるわね?大丈夫」 恋愛禁止令が出て三日目の放課後。僕が部室で机に突っ伏していると、涼宮さんが珍しそうに声を掛けてきた。 「はは…部屋に乗り込んできたアルバイト先の上司に、朝まで説教されまして」 というか、帰ったら部屋にいた。どうやって入ったのかは恐くて聞けなかった。 何故かメイド服姿で満面の笑みを浮かべた森さん。 それはもう恐かったですね。笑顔で、優しく、ゆっくりと、語り掛けるように説教してくるんですから。 ……滲み出る怒りのオーラだけは隠せてなかったですけどね…(ピー)歳…微妙なお年頃です。 「ふーん…何やらかしたか知らないけど、気を付けなさいよ?…ところで、キョン。ホームページのことなんだけど…」 「…なんだ?また面倒な注文か?」 幸い涼宮さんは余り詳しい話を聞いてこないで、さっさと自分の作業に戻っていった。 …いけませんね…監視対象に心配されるようでは、森さんを見返すどころじゃありません。 パシッと軽く頬を叩いて気を引き締める。 「…ふぅ」 なんとなく気分が滅入っているところに、朝比奈さんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。 「はい、どうぞ。疲れている時には甘いものが一番ですよ」 「どうも、ありがたく頂戴します」 …こういう時は彼でなくとも、彼女の笑顔には癒されますね。 「はい、お二人もどうぞ。長門さんも」 「ありがとう、みくるちゃん」 「どうも、ありがとうございます」 「……」 それぞれが三者三様のリアクションを示す。 ……今更ながら個性的な集団ですね、ここは。 改めて四人の仲間たちを観察してみる。 涼宮さんが無茶を言って、彼がそれに文句を言いながら付き合い、長門さんは一人静かに読書に没頭して、朝比奈さんがほんわかとお茶を淹れる。 …そんな、なんでもない日常を見ただけで、やはりここが自分のホームなんだと実感する。 もしも僕が団を辞めれば恋愛禁止令は解けるだろうけど…。 …そんなこと出来る訳がないですよ。 そんな風に一人で感慨に耽っていると、携帯のアラームが次のスケジュールを知らせてくれた。 ピッピピッピッピピ… …っと、そろそろ『彼』との約束の時間だ。 「少し生徒会室に行ってきます」 「生徒会…?」 僕の発した『生徒会』という言葉に涼宮さんが反応した。 …っと、しまった。 「何?まさか、いよいよ悪徳生徒会長の呼び出し?」 ワクワクした目をしながら、自らの危機の到来を喜ぶ…流石は涼宮さんです。 しかし、残念ながら生徒会長の登場はもう少し後の予定なので、彼女には今しばらく我慢してもらいましょう。 「いえいえ、クラスの用事なのでご安心を」 そう言って、条件反射で森さん譲りの微笑を顔に張り付ける。 「そうなの?」 もちろん涼宮さんもこの笑顔は作り物だと気付いてはいるだろう。しかし、僕がこの顔になった時は必要以上に突っ込んでこない。 やはり、彼女は思った以上に常識的で聡明な方だ。 ……少し寂しくもありますが。 涼宮さんに会釈してから部室を出ようとすると、僕に遠慮をしない数少ない人物が顔を寄せてきた。 「本当に何もないのか?ハルヒ絡みの呼び出しじゃないんだな?」 そう言う彼の目は真面目な色をしている。 「ええ、今回は本当に何もありません」 しかし…口では気にならないようなことを言いながら、いつも涼宮さんの心配をしてますね。 「……俺は世界が崩壊したら困ると思ってるだけだ」 はいはい、そういうことにしておきましょう。 相思相愛なのは端から見れば一目瞭然なのに、何をまごついているのやら。 …こっちは恋愛禁止なんて命令を受けているというのに…。 ……少し面白くないので、軽く藪をつついてから行くとしますか。 「もう少し素直にならないと、誰かに取られちゃうかも知れませんよ?……例えば僕とかに」 「な…!?古泉!!」 バタン! もちろん、そんな気はこれっぽっちもありませんけどね。 後ろから彼が何かを言っているのが聞こえますが、内容は聞くまでもないでしょう。 ただ、急いで部室を出てしまったので、彼の慌て顔を拝見出来なかったことが残念です。 さて、生徒会室に…。 「古泉一樹」 「え?」 いきなり呼ばれた自分の名前に驚いて顔を上げると、そこには長門さんが立っていた。 「長門さん?どうやって先回りを…」 「……そんなことは些細な問題。それより先程の発言は本心?」 先程の発言?…あぁ…。 「もちろん嘘ですよ。ちょっと彼をからかっただけです」 「……そう」 「長門さん…?」 …これでも一年近く彼女と行動を共にしてきたので、多少は感情の動きは掴めるようになったと自負していたのだけれど…。 「……」 その、人形の瞳を思わせる無機質な輝きは、識別不能な感情を湛えている。 「…えーと…」 少しだけその正体が気になったけれど、残念ながらゆっくりと考察している暇はなかった。 「…すいません。人を待たせているので失礼します」 そう言って、ちらりと彼女の瞳を盗み見る。 …そこには、先程彼女が見せた感情の色は見て取れなかった。 「……そう」 生徒会室というと、一般生徒にはなかなか立ち入りにくい場所かも知れないが、今の新しい生徒会になってからは僕にとっては学内の拠点の一つみたいなものになっていた。 コンコン 「失礼します」 ノックをしてから扉を開けると、一人の男子生徒がこちらをジロリと睨んできた。 「……時間ぴったりか」 オールバックに眼鏡、やや神経質そうな細い目と頬。彼は我々機関が仕立て上げた生徒会長、その人だ。 少々性格的に危ういところもあるけれど、今のところは問題なく生徒会長役をこなしてくれている。 「それで、用件はなんだ?いよいよあの女の相手か?」 面倒臭いといった雰囲気を隠そうともせず、気怠げに煙草を取り出す。 言動からはなかなか想像が付かないけど、付き合ってみると意外に面白い人物で、僕は結構彼を気に入っていた。 「いえいえ、今回は個人的なお願いごとでして」 「お願い?」 怪訝そうな表情の彼に、僕は恋愛禁止令から監視者の可能性の話までを簡潔に説明した。 「という訳で、大変心苦しいのですが、クラスメートの素性を洗わなければなりません。機関が本気の場合は無駄でしょうけど、一応調べておいて損はないと思いましてね」 生徒会長である彼なら、ある程度の範囲まで調べることも出来るでしょう。機関メンバーを頼れない以上、僕には彼しか協力者がいない。 「理由は下らんが…まさかお前が監視されることを恐ろしがるとはな」 そう言って、彼はくっくっと愉快そうに笑った。 その歪んだ笑顔は、まさに悪の生徒会長そのものと言った感じです…ですが。 「その認識は間違ってますね。誰かに監視されることなど機関に所属した時に覚悟していますし、もう慣れてもいます。うちには敵対組織もいますから」 そんなこと、僕が抱えている問題に比べれば些細なことだ。 「…では何故だ?」 「楽しい恋愛がしたいからに決まってるじゃないですか」 彼の目を見据えて、きっぱりと言い切る。 そんなこと、聞くまでもないでしょう? 「……そ、そうか」 何故か彼は目を反らしながら頷いた。 いけませんね……もしかして、彼も恋愛は精神病の一種などと言いたがる素直じゃない人種でしょうか? お望みなら、今ここで恋愛の必要性と素晴らしさを語って差し上げますよ? 「それは遠慮しておく」 彼は気を取り直すように一つ咳払いをしてから、 「今日は水曜か…来週までには調べておいてやる。月曜にまたここに来い」 と言い、二本目の煙草を吸い始めた。 その様子を横目で見つつ、いつか彼に僕のバイブル『野菜な日々』を読ませてみようと心に決め、僕は生徒会室を後にした。 さて、その後も森さんからの警告メールは鳴り止みませんでした。 どうやらまだ年齢の件を根に持っているようで…内容もだんだん理不尽なものになっていきました。 …しかし…。 クラスの男子に肩を組まれたことについて警告を送ってくるのは、一体どういうジョークなんでしょうか? …それにしても、なかなか監視者も優秀ですね。 鎌をかけるような行動を起こしてみても、なかなか尻尾を出す気配がない。 機関か、それに近い組織で訓練を受けたプロと見て間違いないですね。 機関でそれなりに訓練を受けたとはいえ、僕はただの高校生と大差はない。 …相手がプロならば、その監視の目を誤魔化すなんて芸当はまず無理ですね。 このままでは…森さん相手に証明する以前に恋人を作ることすら厳しいでしょう。 …何か手はないのだろうか…? 木曜日、金曜日、土曜日の不思議探索と無為に過ごし、何も打開策を思い付かないまま、そろそろ森さんに頭を下げようかという情けない選択肢が浮かんできた頃…。 その天啓は、唐突に訪れた。 それは潤いを求めて朝から『野菜な日々』を読んでいる時のことだった。 ……そうか、この方法が残っていた。 「…なんでこんな簡単なことを思い付かなかったんでしょう?」 流石は『野菜な日々』です。あらゆるシチュエーションを取り揃えていますね…。 早速それを実行に移すために、僕は外出の準備を始めた。 休日の北口駅前。市内の中心部に位置する私鉄のターミナル・ジャンクションは人で溢れ返っていた。 それもそのはず、大きな都市へ遊びに行く者はここを利用する必要があるからだ。 ならば、ここはナンパに適しているのではないか?それがナンパ初心者である僕が出した結論だった。 そう、僕は今日、ナンパをしに来ている。 学内が駄目なら学外で彼女を作ればいい。なんでこんな単純な話に気が付かなかったんでしょう、僕は。 「…とは言ったものの…」 ナンパってどうやるんでしょう? 『野菜な日々』で読んだみたいに片っ端から声を掛けていくのだろうか?漫画ではそれで失敗していたけれど…。 「あれ?古泉じゃん」 聞き覚えのある声に振り向くと、そこには谷口君が立っていた。 「谷口君?」 「よう、古泉もナンパか?…な~んてな」 どうやら彼もナンパに来ているらしい。 …そう言えば彼はナンパが趣味だと聞いた覚えがある。 …知り合いに言うのは少々気恥ずかしいけれど、ここは素直に本当のことを言ってしまおう。同じ狩場を利用するならすぐに分かることだし。 「実はそうなんです」 「マジか?お前はそういうタイプには見えないが?」 「はい、初めてです」 「…初めてね…その割には落ち着いてるな」 「そうでしょうか?」 そろそろ話を切り上げてナンパに取り掛かりたいと思い始めた頃、谷口君はいきなり大声で説教を始めた。 「甘いぞ!古泉!」 「え?」 「貴様、顔が良ければナンパは成功すると思っているな?」 「そんなことは…」 「いや、その余裕のツラを見れば分かる。貴様は心の奥ではナンパを舐めている!」 ……そうなのか? 彼の言葉に自分というものが揺らいでいるのを感じる。今の彼からは普段の姿から想像が出来ないほどの説得力が滲み出ていた。 「そういったヤツがナンパに失敗していく様を俺は何度も見ている…自信は必要だ。しかし、自惚れはいらん」 その言葉に、全身に稲妻が走ったかのような衝撃を受けた。 ……もしかして、僕にはナンパは無理なのか? そんな、ショックで呆然としている僕に、谷口君は優しく話し掛けてきた。 「あ~…なんだ貴様さえ良ければ俺と二人組でナンパをしようではないか…………決しておこぼれ狙いではないぞ」 後半の台詞が聞き取れなかったが、このナンパマスターが僕に力を貸してくれるというのか…? 「12歳の時にナンパデビューを果たした、俺の全てを貴様に授けてやろう…どうだ?」 じゅ、12歳…!? …神童というのは実在するんですね…。 右手を差し出す彼の自信に満ち溢れた表情は、僕に迷わずその申し出を受けさせるのに十分な輝きを放っていた。 「……お願いします!」 僕は彼の右手を力強く握り返した。 「よし!」 こうして、僕はマスターを得たのだった。 「いいか、古泉。時間を気にしている女は駄目だ。ほぼ確実に待ち合わせ中だからな」 なるほど…言われてみれば当たり前のことに感じるが、さっきまでの僕なら気付かないで声を掛けていたでしょう…危ないところでした。 「よし、アレ行ってみろ」 そう言って彼は駅前のベンチに視線を送った。 その視線の先には、かなりレベルの高い二人組が座っていたが…。 「……って、思いっきり時間を気にしてますよ、アレ?」 「レベルによって臨機応変に、だ。行ってこい!」 …なるほど、そういうものなのか…よし! 「古泉一樹、行きます」 僕は意を決してナンパデビュー戦へと挑んでいった。 既にマスター谷口からレクチャーを受けている僕には、少しの躊躇いもない。 「すいません、少しよろしいですか?」 声を掛けると二人がこちらに顔を向けてきた。 おぉ、近くで見ると更に可愛い。これは何としてもゲットしたいところだ。 「今から友達と二人で遊びに行くところなんですが、もしよろしかったら…」 「よろしくねぇよ」 「……はい?」 後ろから聞こえた野太い声を不思議に思い、ゆっくりと振り向いてみる。 そこには見るからにヤバげなお兄さんたちが立っていた。 「もう、遅いからナンパされちゃったじゃない」 そう言って、女の子たちはそれぞれ相手の男の手を取った。 ……え~と、これはもしかして待ち合わせのお相手でしょうか? 「いつまで見てんだよ、ガキが!さっさと消えろ!」 「し、失礼しましたー!」 「……と、待ち合わせ中の女に声を掛けると、このような事態が発生することがある訳だな」 その後も谷口君の指導の元に数組の女の人に声を掛けたけれど、芳しい返事は一度も得られなかった。 ……というか、年上を狙い過ぎですよ。こっちが子供過ぎて、さっきから全く相手にされてませんよ? 「……厳しい相手を知っておけば後が楽になる」 …素直に年上が好みだと言いませんか? 「…分かった。なら、次はアレだ」 そう言って彼が指を指す先には……。 「……谷口君」 「なんだ?」 「僕たちは『人間』の女の子をナンパしてるんですよね?」 「そうだ」 「……『アレ』は人間ですか?」 『野菜な日々』で見たことがある…あれは過去に流行した『ヤマンバギャル』という人種だ。まだ絶滅していなかったのか…。 「今までの結果で分かった。今のお前には経験値が足りない。あれはロープレで言うところのスライムだ。なにも本気で誘わなくてもいい、軽く話してメアドでもゲットしてこい」 ……なるほど、一理ある…のか? 「俺は向こうに声掛けてくるから。またここでな」 「……はい」 さて、皆さんご存知の通り、ヤマンバギャルというのは顔面を真っ黒に塗り潰し、目元だけを白くしたメイクをしている若い女性のことです。 実物を見たのは初めてですが、正直な話、ちょっとした恐怖を感じます。 ……大丈夫、相手も人間…話は通じるはずです。 「あ、あの」 「あ?何?アンタ?」 ……一言話しただけなのに、あっさりと心が折れそうになった。 落ち着け、古泉一樹。『野菜な日々』のヤマンバギャルの回を思い出せ。 ……きっと素顔は可愛い。話してみたら実は性格がいい。あのメイクは男たちから自分を守るための武装に違いない…よし! 「今から友達と遊びに行くんですけど…」 「ウゼェ、消えろよ」 ピシッ 今僕の顔を見れば間違いなくヒビが入っていることでしょう。 まさか…僕は彼女たちに拒絶されているのか? 「なんかさぁ、アンタからはアタシら程度ならいつでも釣れる?みたいな空気を感じんだよね?」 「あと、無理してっしょ?」 「そうそう、なんか嫌々声掛けてる?みたいな?」 そう言って彼女たちはゲラゲラと笑った。 容姿が人間から離れていくと、本能まで鋭敏になるのだろうか? 滅多に読まれることのない本心を、初対面の相手に読み取られるなんて…。 「あ、図星?」 「お兄さん、可愛いねぇ。固まっちゃってるよ」 「くっ…!」 一瞬、カッとなって反論しようとしたけど……。 「…………」 …急に自分のやっていることが恥ずかしくなった…彼女たちが言っていることは真実だ。 …確かに、僕は心のどこかで彼女たちを見下していたんだと思う。 「ほら、何か言いなよ?」 「……そうですね」 「お?」 …嫌々声を掛けるなんて彼女たちに失礼な行為でした。 「…すいません、失礼しました…」 「あ、ちょっと…」 「…お~い」 足早に彼女たちの視界から消える。 恥ずかしくて視界どころか、この世界からも消えてしまたい。 「…はぁ…駄目ですね、僕は…」 …取り揃えず、谷口君が戻るのを待って…。 「……ん?」 なにげなく周りを見てみると、同じようにナンパをしている男たちの姿が多数確認出来た。 『ねぇ?遊びに行かない?車でさ。ホラ、あそこに停めてるヤツ』 『マジ?じゃあさ、メアド教えてよ。今度連絡するからさ?』 『え?いや、違くて…ちょっと時間を聞こうと…ちょ、やめッ!WAWAWAWA!』 「…………」 …その光景を見て、ふと思った。 僕は何のために恋人を作ろうとしているのでしょうか? 森さんに自分の主張を証明するため? 監視者の目を欺くため? 恋愛って…そんなことのためにするものだったでしょうか? 「……帰ろう」 谷口君には申し訳ないですが、もうこれ以上戦いを続ける気力は僕にはありません。 半日も持たずに尽きてしまった僕の精神力を、笑いたいならどうぞ笑って下さい……僕にはナンパは無理でした。 部屋に帰って、シャワー浴びて、今日はさっさと寝てしまおう…。 「ねぇ?キミ一人?」 「ふぅん、一樹君は高校生なんだ?落ち着いてるからそうは見えないね」 …今の状況を説明しましょう。 「北高なの?あ、私も卒業生だよ」 目の前には少し年上くらいの綺麗なお姉さん。 少し細身で背が高く、まるでモデルみたいなスタイルの人だ。 「あの坂キツイよねぇ?あ、そうそう岡部ってまだいる?」 場所は駅前の喫茶店。 彼女に誘われるがままに二人で入って、お茶をしている。 「ハンドボール部、新任教師だったあいつが作ったんだよ?私も誘われてさぁ…でも誰も入らなくてねぇ…」 そう、いわゆる逆ナンというやつだ。 ……神は僕を見捨てなかった……。 神様、ありがとうございます…最後にこんな大逆転を用意して下さるなんて…。 「ほらぁ、なんかさっきから私ばっか喋ってるよ?」 「あ、失礼しました」 それから、僕は時間を忘れて彼女と話し続けた。 最近読んだ本のこと、期待している映画のこと、アルバイト先の愚痴、愉快な仲間たちのこと…。 恋愛禁止令が出てからというもの、SOS団の皆としかまともな会話をしていなかった僕には、話したい内容が尽きることはなかった。 そして、彼女は僕の話を楽しそうに聞いてくれる。 ただ、それだけのことが、こんなにも幸せだなんて僕は知らなかった…。 そうして、どれくらい話し続けただろうか? やっと僕の話題も尽き掛け、僕がコーヒーを口にして話が途切れたところで、彼女は少し恥ずかしそうにこんなことを尋ねてきた。 「今日初めて会って、いきなりこんなことを聞くのもアレだけどさ…一樹君はどっち?」 ……どっち?はて?どっちとはどういう意味でしょうか? 「私はこんな格好してるけど、『リバ子』だからどっちも出来るわよ?」 …りばこ?…彼女は何の話をしているんでしょうか? 失礼とは思いながらも、先程から会話が噛み合ってない気がするので、僕は質問に対して質問で返すことにした。 「すいません、『りばこ』って何ですか?」 「知らないの?『リバ子』のリバはリバーシブルの略で、つまり『リバ子』っていうのは、タチもネコも両方出来る子のことよ」 立ち?猫?何かは分からない。分からないけど…。 ……なんでしょう?本能が逃げ出せと訴えている。 「あ~…雰囲気で判断しちゃったけど、もしかして一樹君ってノン気?そして気が付いてない?」 『ノンケ』…?あれ?これはどこかで聞いたことが……あれは…確か…森さんに無理矢理読まされた…ホモ同…。 ……まさか……!? 「知らずに付き合うのは主義に反するから言うけど、男よ?私」 「…………」 …男?…♂?…この綺麗なお姉さんが実はお兄さん!? ……嘘でしょう? ツツゥ…と首筋に汗が走るのを感じる。 「…そんな…」 「でも大丈夫、一樹君は間違いなく才能あるから♪」 才能って何!?そんな保証いりませんよ! 「ちゃんと優しく教えてあげるわよ…私も昔はそうだったから」 そう言って、『彼』がガシリと僕の腕を掴む。その細い腕から想像出来ない力強さは間違いなく男のそれであり、簡単に振り払えそうにはなかった。 ガンガンと鐘を打ち鳴らすかのように、脳が発している警戒は既に限界レベルに到達している。 「あ、あの、ちょっと…」 「最初は誰でも初めてよ♪」 そう言った『彼』の顔は、男っぽいものになっていた。 ……いや……。 「ねぇ……私の部屋、行かない?」 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ! 「…しかし、逆ナンされた相手がゲイとはな」 目の前でくつくつと心底楽しそうに悪徳生徒会長が笑っている。 翌日、調査報告を受けに生徒会室を訪れた僕は、昨日の恐怖体験を彼に話していた。 ……誰かに聞いて貰って楽になりたかったとはいえ、彼に話したのは失敗だったかも知れない。 「いい加減に笑うの止めて下さい」 あの後、僕はコーヒー代だけ置いて、命からがら喫茶店から逃げ出した。 確認する余裕なんてなかったので、その時に置いていったお札が一万円札だと知り愕然としたのは家に帰り着いてからだった。 「それはまた高い授業料だったな」 彼はフン、と一つ鼻を鳴らして、真面目な表情に切り替えた。 「では、本題に入ろう。先週依頼された件だが…お前のクラスは全てシロだ。越境入学してきた人間、地元の人間、分かる範囲で全て洗った。しかし、経歴に怪しい点がある生徒はゼロだ」 手渡された書類に目を通す。 ……確かに容疑者足りうる材料は全く見当たらない。 「あとは盗聴や盗撮の可能性も捨てきれないからな。教室も隈なく調べた。しかし、こちらも問題なしだ」 ……よくそんなことまで調べれましたね? 「なに、そういうのに詳しい人間が知り合いにいるだけだ…それより」 彼は一通の手紙を取り出した。 「調査が終わった頃、森女史からメッセージを預かった。どうやら俺の行動はバレていたようだな」 ……あの人も本当に謎ですね…機関に来る以前は某国の諜報部あたりにいたんじゃないでしょうか? 受け取ったメッセージを開く。そこには一行だけこう書いてあった。 『無駄な努力は止めておきなさい』 ……つまり、これは分かる訳ないから諦めろという警告でしょうか? 「で、これからどうするんだ?」 「…まだ恋愛については諦めるつもりはありませんよ……ただ、今回は目的を間違えていたように思いますね」 チャンスは待とう…ただし、自分らしく、自分のために恋愛しよう。 …あと、ナンパはやめておこう…。 「それと、監視者探しも諦めません。どういう人物が僕を監視しているのか、少しは気になりますからね」 僕の返答に彼は「そうか」と答えて、少しだけ芝居掛った口調でこう続けた。 「なに、上がどんなに抑圧、規制しようと、抑え付けられる側は抜け道を見付けるものだろ…こんな風にな」 そう言ってニヤリと笑い、彼は胸ポケットから煙草を取り出し火を点けた。肺の中にゆっくり吸い込んだ煙を、ふぅ~…っと吐き掛ける方向は職員室。 ……これは彼なりの不器用な励ましなんでしょうか? 僕はその様子を苦笑しながら眺めつつ、まだ見ぬ監視者に向かって、一人だけの決意表明をした。 僕はあなたの監視を受けながらでも、最愛の人と出会って見せましょう。 カチ… カチカチ…カチカチ… 「あれ?長門、携帯なんか持ってたのか?」 「……先日、買ってもらった」 「へ?誰に?」 「……内緒」 カチカチ… End
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3091.html
ズウゥゥゥゥゥン…! 両足を失った神人が大地に横たわる。もがきながら倒れたその巨体は、ビルを押し潰した質量が嘘のように、サラサラと粉雪が散るが如く霧散していく。 「……ふぅ…これで終わりですね」 主を失った空間は終わりを迎える。陰鬱とした灰色の天井にヒビが入り、辺りを照らす光が淡い燐光から本来あるべき太陽へと切り替わっていく。 空間の終わりを満たすものは、二つの光が混じり合う幻想的な輝き。 その一連の現象が終わると、全てが夕焼けに染まった元の現実世界へと戻っていった。 ……神人の相手をすることはいつまでたっても好きになれないけれど、この瞬間だけはいつ見ても美しいと思った。 まるで世界が生まれ変わったような、この瞬間だけは……。 「…………」 戦いの熱を冷ますように幻想的な光景の余韻に浸っていると、無粋な誰かの声によって現実に引き戻された。 「古泉ぃ~」 ……っと。 恍惚とした時間を台無しにされ、少しだけ恨めしい気持ちで振り返ると、そこに立っていたのはスーツ姿の森さんだった。 「ちょいと話があるから一緒に来なさい」 森さんに連れてこられた場所は駅前ビル街の中にある人材派遣会社のオフィスビル。一見、普通のオフィスビルに見えるが、表向きの人材派遣会社という顔の裏には、機関の重要拠点というもう一つの顔も持っていた。 ちなみに僕の表向きのバイト先でもあり、森さんの勤め先でもある。 僕は今、そのビルの会議室で森さんと二人で向かい合って座っている。 「ま、取り敢えずコレを読んで」 そう言って渡された物は一枚の書類だった。 書式も判も機関の正式なもので、涼宮さんの監視任務を命じられた時に受け取った辞令書のそれと同じものだ。 「……ん?」 そして、そんな正式で堅苦しい書類に似合わない単語がそこにはっきりと書かれてあった。 「……恋愛禁止令?」 「そう、アンタ恋愛禁止ね」 『恋愛禁止令 ~古泉一樹の暴走~』 「…ぷっ」 「…くっ」 「あははははははは」 「うふふふふふふふ」 僕と森さんの笑い声だけが部屋に響く。 …またまたご冗談を。 「恋愛禁止令なんて命令、聞いたことないですよ?」 こんな書類まで偽造して…全く、質の悪い悪戯を考えますね。 しかし、そんな僕の思いとは裏腹に、森さんは微笑みを浮かべたまま、きっぱりとこう言った。 「言っとくけど、冗談じゃないわよ?」 「…………」 むぅ…流石は森さん、完璧な微笑だ。まるで本気で言っているような……って。 「本気なんですか!?」 「本気も本気。チョーマジ」 「何故!?Why!?」 こんな理不尽かつ意味不明な命令があるものか! 「……言わなきゃ分からない?」 森さんは少し残念そうに溜め息を吐く。 「アンタが女の子の尻を追い掛けてたせいで、何回閉鎖空間が出来たと思ってるの?」 「女の子の尻って……」 そんなことをした覚えはありません!…と続けようとすると、森さんが別の書類を読み上げ始めた。 「先月末、涼宮ハルヒと彼が深刻な口論になっていた際、仲裁役をすべきアンタはクラスの女子の掃除を手伝い、その後三十分の談笑。結果、アンタが部活に出る前に二人は喧嘩別れ。閉鎖空間が発生」 「あれは…クラスの人間関係を円滑にするために仕方がないことですよ」 仮にも僕が就いているのは潜入任務なんだ。周囲の人間に怪しまれる訳にはいかない。 ……もちろん、女の子の頼みを断われる訳がないという本音も多分に混じるけど。 「そうかもね…でも、まだあるわよ?今月の頭、彼の友人の一人が作成した『フルカラー!全俺が選ぶ北高美少女ランキング~今年度決定版・詳細データ付き』を彼と二人で閲覧している場面を涼宮ハルヒに目撃され、その結果、閉鎖空間が発生」 ……あれは失敗でした…涼宮さんがランク外ならともかく、まさか『要注意人物・性格編』にて大々的に取り上げられているなんて……。 ……あの時は恨みましたよ、谷口君。 言い逃れが出来ないミスを突き付けられて言葉を失っている僕に、森さんの更なる追い討ちが入る。 「極め付きは先週の土曜日。不思議探索にて彼と二人組になったアンタは逆ナンされた女子大生と喫茶店にてお茶。その現場に涼宮ハルヒが踏み込んできて修羅場化。その結果、大規模な閉鎖空間が発生」 「…………」 しかし、男としてあの状況で断…あ、すいません。なんでもないです、はい。だから睨まないで下さい。 「全部間違いないわね?」 「……はい」 ……全て僕が書いた報告書通りだ。こうして並べてみると、確かに迂濶な行動が目立つように思えるけど…。 「しかし、偶然そういう出来事が重なっただけですよ」 「偶然とかそういう問題じゃないの。心構えの問題よ」 ……む。 「独り身の状態でこんな体たらくなのに、恋人なんか作ったらまともに任務をこなせるのかしらね?」 こなせます…とは断言出来ないけれど…。 「だから現状ではアンタは恋愛禁止。女の子に現抜かす暇があったら、もっと真面目に任務に集中しなさい」 そう言うと、森さんは反論は許さないとばかりにファイルを閉じて帰り支度を始めた。 直属の上司にこんな態度を取られては、僕にはこう言うしか選択肢はなかった。 「……はい、分かりました」 しかし、この時の僕は森さんが僕を戒めるためだけにこんなことを言ったのだと思っていました。 …そうですね。いくらなんでも本気でこんな命令を出す訳ないですし、少し自重していればすぐに撤回されますよ、きっと。 …しかし…次の日になって、僕は自分の認識が誤っていることを知るのでした。 翌日の朝、1年9組の教室でそれは発覚した。 朝のホームルーム前の和やかなムードに一人まったりとしていると、クラスの女子生徒が話し掛けてきた。 「古泉君、もう出てきて大丈夫なの?風邪って聞いたけど?」 …風邪?…と、そうでした。 昨日は珍しく授業中に閉鎖空間へ呼び出されたため、風邪による早退ということになっていた。 「えぇ、お蔭さまで。一日寝たらすっかりよくなりましたよ」 「そうなの?……じゃあ大丈夫だよね?」 彼女は少し躊躇うように深呼吸してから、潤んだ瞳で囁いた。 「日曜日に映画行かない?……二人で」 二人で、の部分を小さな声で言った彼女の顔は、ほんのり赤く染まっている。 …これは…高校生活10ヶ月目にして最大級のチャンスではないでしょうか? …少し自重しようと決めたばかりだけど…こんなチャンスが二度もある訳がない…それに映画に行くぐらいなら…。 と、そこまで考えたところで、バイブレーション設定にしていた携帯に着信が入った。 ブゥゥゥン… 「っと、失礼。メールです」 カチャ 差出人:森園生さん もちろん映画なんか行っちゃ駄目よ☆ 恋愛禁止令、忘れずにね☆ 思わずガバッと立ち上がり辺りを見回す。 …どこだ?どこから見ている? 「こ、古泉君?」 ……いや…落ち着け、冷静になれ、古泉一樹。森さんが校内にいる訳がないじゃないか…ということは…。 ぐるっとクラスの面子を見回す。そこにはいつもと変わらない教室の風景しかないが…。 「まさか…!」 この中の誰かが僕を監視をしているのか? 「……このタイミングでメールを受けたことにより、僕はクラスメート全員を疑わなければならない…くっ、僕を疑心暗鬼に追い込むつもりですか…」 「古泉君?どうしたの?いきなり一人でブツブツ言って…」 「…なるほど、人の心を利用した巧い作戦ですよ、森さん…」 「……あの、まだ調子悪いなら日曜日は…」 ……彼女はどうでしょう? 声を掛けてきたクラスメートをキッと睨む。 「ひっ…!」 …嘘を吐いている様子はない…しかし、もし彼女が訓練を受けた人物なら全てが罠だということに…。 「あ、あたしそろそろ戻るね?日曜日のことは忘れて、じゃあ」 「あ…!」 ……しまった……。 彼女はこちらを振り返ろうともせず、足早に自分の席へと帰っていく。 …何をやってるんだ、僕は…。 自分に好意を寄せてくれていた女の子を疑うなんて…どうかしてる。 逃した魚の大きさに呆然としていると、再び携帯が鳴った。 カチャ 差出人:森園生さん 自爆乙☆ 考え過ぎよ、おバカさん☆ プチッ こめかみの辺りで、何かが切れる音が聞こえた。 ふつふつと胸の奥から熱いものが沸き上がってくる。 「……ふ…ふふ……ふふふふふ…なるほど、本気で僕に恋愛させないつもりですね…」 ……いいでしょう、森さん。戦争です。 少しはおとなしくしてるつもりでしたが、そちらがその気なら僕も本気になりましょう。 僕はあなたの包囲網をくぐり抜けて、潤いある高校生活を送って見せます。 そして、監視任務も完璧にこなして、恋愛禁止令など無意味で不要なものだということを証明して差し上げましょう。 「見ていろ、森さん……いえ、森園生!」 こうして、決意を固めた僕は、自分なりの宣戦布告として次の一文をメールで返信しました。 カチカチ…カチカチ… 『前から言おうと思っていたんですが…いい歳して文末に☆はないと思いますよ?』 「……はぁ……」 「…古泉君、なんか疲れてるわね?大丈夫」 恋愛禁止令が出て三日目の放課後。僕が部室で机に突っ伏していると、涼宮さんが珍しそうに声を掛けてきた。 「はは…部屋に乗り込んできたアルバイト先の上司に、朝まで説教されまして」 というか、帰ったら部屋にいた。どうやって入ったのかは恐くて聞けなかった。 何故かメイド服姿で満面の笑みを浮かべた森さん。 それはもう恐かったですね。笑顔で、優しく、ゆっくりと、語り掛けるように説教してくるんですから。 ……滲み出る怒りのオーラだけは隠せてなかったですけどね…(ピー)歳…微妙なお年頃です。 「ふーん…何やらかしたか知らないけど、気を付けなさいよ?…ところで、キョン。ホームページのことなんだけど…」 「…なんだ?また面倒な注文か?」 幸い涼宮さんは余り詳しい話を聞いてこないで、さっさと自分の作業に戻っていった。 …いけませんね…監視対象に心配されるようでは、森さんを見返すどころじゃありません。 パシッと軽く頬を叩いて気を引き締める。 「…ふぅ」 なんとなく気分が滅入っているところに、朝比奈さんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。 「はい、どうぞ。疲れている時には甘いものが一番ですよ」 「どうも、ありがたく頂戴します」 …こういう時は彼でなくとも、彼女の笑顔には癒されますね。 「はい、お二人もどうぞ。長門さんも」 「ありがとう、みくるちゃん」 「どうも、ありがとうございます」 「……」 それぞれが三者三様のリアクションを示す。 ……今更ながら個性的な集団ですね、ここは。 改めて四人の仲間たちを観察してみる。 涼宮さんが無茶を言って、彼がそれに文句を言いながら付き合い、長門さんは一人静かに読書に没頭して、朝比奈さんがほんわかとお茶を淹れる。 …そんな、なんでもない日常を見ただけで、やはりここが自分のホームなんだと実感する。 もしも僕が団を辞めれば恋愛禁止令は解けるだろうけど…。 …そんなこと出来る訳がないですよ。 そんな風に一人で感慨に耽っていると、携帯のアラームが次のスケジュールを知らせてくれた。 ピッピピッピッピピ… …っと、そろそろ『彼』との約束の時間だ。 「少し生徒会室に行ってきます」 「生徒会…?」 僕の発した『生徒会』という言葉に涼宮さんが反応した。 …っと、しまった。 「何?まさか、いよいよ悪徳生徒会長の呼び出し?」 ワクワクした目をしながら、自らの危機の到来を喜ぶ…流石は涼宮さんです。 しかし、残念ながら生徒会長の登場はもう少し後の予定なので、彼女には今しばらく我慢してもらいましょう。 「いえいえ、クラスの用事なのでご安心を」 そう言って、条件反射で森さん譲りの微笑を顔に張り付ける。 「そうなの?」 もちろん涼宮さんもこの笑顔は作り物だと気付いてはいるだろう。しかし、僕がこの顔になった時は必要以上に突っ込んでこない。 やはり、彼女は思った以上に常識的で聡明な方だ。 ……少し寂しくもありますが。 涼宮さんに会釈してから部室を出ようとすると、僕に遠慮をしない数少ない人物が顔を寄せてきた。 「本当に何もないのか?ハルヒ絡みの呼び出しじゃないんだな?」 そう言う彼の目は真面目な色をしている。 「ええ、今回は本当に何もありません」 しかし…口では気にならないようなことを言いながら、いつも涼宮さんの心配をしてますね。 「……俺は世界が崩壊したら困ると思ってるだけだ」 はいはい、そういうことにしておきましょう。 相思相愛なのは端から見れば一目瞭然なのに、何をまごついているのやら。 …こっちは恋愛禁止なんて命令を受けているというのに…。 ……少し面白くないので、軽く藪をつついてから行くとしますか。 「もう少し素直にならないと、誰かに取られちゃうかも知れませんよ?……例えば僕とかに」 「な…!?古泉!!」 バタン! もちろん、そんな気はこれっぽっちもありませんけどね。 後ろから彼が何かを言っているのが聞こえますが、内容は聞くまでもないでしょう。 ただ、急いで部室を出てしまったので、彼の慌て顔を拝見出来なかったことが残念です。 さて、生徒会室に…。 「古泉一樹」 「え?」 いきなり呼ばれた自分の名前に驚いて顔を上げると、そこには長門さんが立っていた。 「長門さん?どうやって先回りを…」 「……そんなことは些細な問題。それより先程の発言は本心?」 先程の発言?…あぁ…。 「もちろん嘘ですよ。ちょっと彼をからかっただけです」 「……そう」 「長門さん…?」 …これでも一年近く彼女と行動を共にしてきたので、多少は感情の動きは掴めるようになったと自負していたのだけれど…。 「……」 その、人形の瞳を思わせる無機質な輝きは、識別不能な感情を湛えている。 「…えーと…」 少しだけその正体が気になったけれど、残念ながらゆっくりと考察している暇はなかった。 「…すいません。人を待たせているので失礼します」 そう言って、ちらりと彼女の瞳を盗み見る。 …そこには、先程彼女が見せた感情の色は見て取れなかった。 「……そう」 生徒会室というと、一般生徒にはなかなか立ち入りにくい場所かも知れないが、今の新しい生徒会になってからは僕にとっては学内の拠点の一つみたいなものになっていた。 コンコン 「失礼します」 ノックをしてから扉を開けると、一人の男子生徒がこちらをジロリと睨んできた。 「……時間ぴったりか」 オールバックに眼鏡、やや神経質そうな細い目と頬。彼は我々機関が仕立て上げた生徒会長、その人だ。 少々性格的に危ういところもあるけれど、今のところは問題なく生徒会長役をこなしてくれている。 「それで、用件はなんだ?いよいよあの女の相手か?」 面倒臭いといった雰囲気を隠そうともせず、気怠げに煙草を取り出す。 言動からはなかなか想像が付かないけど、付き合ってみると意外に面白い人物で、僕は結構彼を気に入っていた。 「いえいえ、今回は個人的なお願いごとでして」 「お願い?」 怪訝そうな表情の彼に、僕は恋愛禁止令から監視者の可能性の話までを簡潔に説明した。 「という訳で、大変心苦しいのですが、クラスメートの素性を洗わなければなりません。機関が本気の場合は無駄でしょうけど、一応調べておいて損はないと思いましてね」 生徒会長である彼なら、ある程度の範囲まで調べることも出来るでしょう。機関メンバーを頼れない以上、僕には彼しか協力者がいない。 「理由は下らんが…まさかお前が監視されることを恐ろしがるとはな」 そう言って、彼はくっくっと愉快そうに笑った。 その歪んだ笑顔は、まさに悪の生徒会長そのものと言った感じです…ですが。 「その認識は間違ってますね。誰かに監視されることなど機関に所属した時に覚悟していますし、もう慣れてもいます。うちには敵対組織もいますから」 そんなこと、僕が抱えている問題に比べれば些細なことだ。 「…では何故だ?」 「楽しい恋愛がしたいからに決まってるじゃないですか」 彼の目を見据えて、きっぱりと言い切る。 そんなこと、聞くまでもないでしょう? 「……そ、そうか」 何故か彼は目を反らしながら頷いた。 いけませんね……もしかして、彼も恋愛は精神病の一種などと言いたがる素直じゃない人種でしょうか? お望みなら、今ここで恋愛の必要性と素晴らしさを語って差し上げますよ? 「それは遠慮しておく」 彼は気を取り直すように一つ咳払いをしてから、 「今日は水曜か…来週までには調べておいてやる。月曜にまたここに来い」 と言い、二本目の煙草を吸い始めた。 その様子を横目で見つつ、いつか彼に僕のバイブル『野菜な日々』を読ませてみようと心に決め、僕は生徒会室を後にした。 さて、その後も森さんからの警告メールは鳴り止みませんでした。 どうやらまだ年齢の件を根に持っているようで…内容もだんだん理不尽なものになっていきました。 …しかし…。 クラスの男子に肩を組まれたことについて警告を送ってくるのは、一体どういうジョークなんでしょうか? …それにしても、なかなか監視者も優秀ですね。 鎌をかけるような行動を起こしてみても、なかなか尻尾を出す気配がない。 機関か、それに近い組織で訓練を受けたプロと見て間違いないですね。 機関でそれなりに訓練を受けたとはいえ、僕はただの高校生と大差はない。 …相手がプロならば、その監視の目を誤魔化すなんて芸当はまず無理ですね。 このままでは…森さん相手に証明する以前に恋人を作ることすら厳しいでしょう。 …何か手はないのだろうか…? 木曜日、金曜日、土曜日の不思議探索と無為に過ごし、何も打開策を思い付かないまま、そろそろ森さんに頭を下げようかという情けない選択肢が浮かんできた頃…。 その天啓は、唐突に訪れた。 それは潤いを求めて朝から『野菜な日々』を読んでいる時のことだった。 ……そうか、この方法が残っていた。 「…なんでこんな簡単なことを思い付かなかったんでしょう?」 流石は『野菜な日々』です。あらゆるシチュエーションを取り揃えていますね…。 早速それを実行に移すために、僕は外出の準備を始めた。 休日の北口駅前。市内の中心部に位置する私鉄のターミナル・ジャンクションは人で溢れ返っていた。 それもそのはず、大きな都市へ遊びに行く者はここを利用する必要があるからだ。 ならば、ここはナンパに適しているのではないか?それがナンパ初心者である僕が出した結論だった。 そう、僕は今日、ナンパをしに来ている。 学内が駄目なら学外で彼女を作ればいい。なんでこんな単純な話に気が付かなかったんでしょう、僕は。 「…とは言ったものの…」 ナンパってどうやるんでしょう? 『野菜な日々』で読んだみたいに片っ端から声を掛けていくのだろうか?漫画ではそれで失敗していたけれど…。 「あれ?古泉じゃん」 聞き覚えのある声に振り向くと、そこには谷口君が立っていた。 「谷口君?」 「よう、古泉もナンパか?…な~んてな」 どうやら彼もナンパに来ているらしい。 …そう言えば彼はナンパが趣味だと聞いた覚えがある。 …知り合いに言うのは少々気恥ずかしいけれど、ここは素直に本当のことを言ってしまおう。同じ狩場を利用するならすぐに分かることだし。 「実はそうなんです」 「マジか?お前はそういうタイプには見えないが?」 「はい、初めてです」 「…初めてね…その割には落ち着いてるな」 「そうでしょうか?」 そろそろ話を切り上げてナンパに取り掛かりたいと思い始めた頃、谷口君はいきなり大声で説教を始めた。 「甘いぞ!古泉!」 「え?」 「貴様、顔が良ければナンパは成功すると思っているな?」 「そんなことは…」 「いや、その余裕のツラを見れば分かる。貴様は心の奥ではナンパを舐めている!」 ……そうなのか? 彼の言葉に自分というものが揺らいでいるのを感じる。今の彼からは普段の姿から想像が出来ないほどの説得力が滲み出ていた。 「そういったヤツがナンパに失敗していく様を俺は何度も見ている…自信は必要だ。しかし、自惚れはいらん」 その言葉に、全身に稲妻が走ったかのような衝撃を受けた。 ……もしかして、僕にはナンパは無理なのか? そんな、ショックで呆然としている僕に、谷口君は優しく話し掛けてきた。 「あ~…なんだ貴様さえ良ければ俺と二人組でナンパをしようではないか…………決しておこぼれ狙いではないぞ」 後半の台詞が聞き取れなかったが、このナンパマスターが僕に力を貸してくれるというのか…? 「12歳の時にナンパデビューを果たした、俺の全てを貴様に授けてやろう…どうだ?」 じゅ、12歳…!? …神童というのは実在するんですね…。 右手を差し出す彼の自信に満ち溢れた表情は、僕に迷わずその申し出を受けさせるのに十分な輝きを放っていた。 「……お願いします!」 僕は彼の右手を力強く握り返した。 「よし!」 こうして、僕はマスターを得たのだった。 「いいか、古泉。時間を気にしている女は駄目だ。ほぼ確実に待ち合わせ中だからな」 なるほど…言われてみれば当たり前のことに感じるが、さっきまでの僕なら気付かないで声を掛けていたでしょう…危ないところでした。 「よし、アレ行ってみろ」 そう言って彼は駅前のベンチに視線を送った。 その視線の先には、かなりレベルの高い二人組が座っていたが…。 「……って、思いっきり時間を気にしてますよ、アレ?」 「レベルによって臨機応変に、だ。行ってこい!」 …なるほど、そういうものなのか…よし! 「古泉一樹、行きます」 僕は意を決してナンパデビュー戦へと挑んでいった。 既にマスター谷口からレクチャーを受けている僕には、少しの躊躇いもない。 「すいません、少しよろしいですか?」 声を掛けると二人がこちらに顔を向けてきた。 おぉ、近くで見ると更に可愛い。これは何としてもゲットしたいところだ。 「今から友達と二人で遊びに行くところなんですが、もしよろしかったら…」 「よろしくねぇよ」 「……はい?」 後ろから聞こえた野太い声を不思議に思い、ゆっくりと振り向いてみる。 そこには見るからにヤバげなお兄さんたちが立っていた。 「もう、遅いからナンパされちゃったじゃない」 そう言って、女の子たちはそれぞれ相手の男の手を取った。 ……え~と、これはもしかして待ち合わせのお相手でしょうか? 「いつまで見てんだよ、ガキが!さっさと消えろ!」 「し、失礼しましたー!」 「……と、待ち合わせ中の女に声を掛けると、このような事態が発生することがある訳だな」 その後も谷口君の指導の元に数組の女の人に声を掛けたけれど、芳しい返事は一度も得られなかった。 ……というか、年上を狙い過ぎですよ。こっちが子供過ぎて、さっきから全く相手にされてませんよ? 「……厳しい相手を知っておけば後が楽になる」 …素直に年上が好みだと言いませんか? 「…分かった。なら、次はアレだ」 そう言って彼が指を指す先には……。 「……谷口君」 「なんだ?」 「僕たちは『人間』の女の子をナンパしてるんですよね?」 「そうだ」 「……『アレ』は人間ですか?」 『野菜な日々』で見たことがある…あれは過去に流行した『ヤマンバギャル』という人種だ。まだ絶滅していなかったのか…。 「今までの結果で分かった。今のお前には経験値が足りない。あれはロープレで言うところのスライムだ。なにも本気で誘わなくてもいい、軽く話してメアドでもゲットしてこい」 ……なるほど、一理ある…のか? 「俺は向こうに声掛けてくるから。またここでな」 「……はい」 さて、皆さんご存知の通り、ヤマンバギャルというのは顔面を真っ黒に塗り潰し、目元だけを白くしたメイクをしている若い女性のことです。 実物を見たのは初めてですが、正直な話、ちょっとした恐怖を感じます。 ……大丈夫、相手も人間…話は通じるはずです。 「あ、あの」 「あ?何?アンタ?」 ……一言話しただけなのに、あっさりと心が折れそうになった。 落ち着け、古泉一樹。『野菜な日々』のヤマンバギャルの回を思い出せ。 ……きっと素顔は可愛い。話してみたら実は性格がいい。あのメイクは男たちから自分を守るための武装に違いない…よし! 「今から友達と遊びに行くんですけど…」 「ウゼェ、消えろよ」 ピシッ 今僕の顔を見れば間違いなくヒビが入っていることでしょう。 まさか…僕は彼女たちに拒絶されているのか? 「なんかさぁ、アンタからはアタシら程度ならいつでも釣れる?みたいな空気を感じんだよね?」 「あと、無理してっしょ?」 「そうそう、なんか嫌々声掛けてる?みたいな?」 そう言って彼女たちはゲラゲラと笑った。 容姿が人間から離れていくと、本能まで鋭敏になるのだろうか? 滅多に読まれることのない本心を、初対面の相手に読み取られるなんて…。 「あ、図星?」 「お兄さん、可愛いねぇ。固まっちゃってるよ」 「くっ…!」 一瞬、カッとなって反論しようとしたけど……。 「…………」 …急に自分のやっていることが恥ずかしくなった…彼女たちが言っていることは真実だ。 …確かに、僕は心のどこかで彼女たちを見下していたんだと思う。 「ほら、何か言いなよ?」 「……そうですね」 「お?」 …嫌々声を掛けるなんて彼女たちに失礼な行為でした。 「…すいません、失礼しました…」 「あ、ちょっと…」 「…お~い」 足早に彼女たちの視界から消える。 恥ずかしくて視界どころか、この世界からも消えてしまたい。 「…はぁ…駄目ですね、僕は…」 …取り揃えず、谷口君が戻るのを待って…。 「……ん?」 なにげなく周りを見てみると、同じようにナンパをしている男たちの姿が多数確認出来た。 『ねぇ?遊びに行かない?車でさ。ホラ、あそこに停めてるヤツ』 『マジ?じゃあさ、メアド教えてよ。今度連絡するからさ?』 『え?いや、違くて…ちょっと時間を聞こうと…ちょ、やめッ!WAWAWAWA!』 「…………」 …その光景を見て、ふと思った。 僕は何のために恋人を作ろうとしているのでしょうか? 森さんに自分の主張を証明するため? 監視者の目を欺くため? 恋愛って…そんなことのためにするものだったでしょうか? 「……帰ろう」 谷口君には申し訳ないですが、もうこれ以上戦いを続ける気力は僕にはありません。 半日も持たずに尽きてしまった僕の精神力を、笑いたいならどうぞ笑って下さい……僕にはナンパは無理でした。 部屋に帰って、シャワー浴びて、今日はさっさと寝てしまおう…。 「ねぇ?キミ一人?」 「ふぅん、一樹君は高校生なんだ?落ち着いてるからそうは見えないね」 …今の状況を説明しましょう。 「北高なの?あ、私も卒業生だよ」 目の前には少し年上くらいの綺麗なお姉さん。 少し細身で背が高く、まるでモデルみたいなスタイルの人だ。 「あの坂キツイよねぇ?あ、そうそう岡部ってまだいる?」 場所は駅前の喫茶店。 彼女に誘われるがままに二人で入って、お茶をしている。 「ハンドボール部、新任教師だったあいつが作ったんだよ?私も誘われてさぁ…でも誰も入らなくてねぇ…」 そう、いわゆる逆ナンというやつだ。 ……神は僕を見捨てなかった……。 神様、ありがとうございます…最後にこんな大逆転を用意して下さるなんて…。 「ほらぁ、なんかさっきから私ばっか喋ってるよ?」 「あ、失礼しました」 それから、僕は時間を忘れて彼女と話し続けた。 最近読んだ本のこと、期待している映画のこと、アルバイト先の愚痴、愉快な仲間たちのこと…。 恋愛禁止令が出てからというもの、SOS団の皆としかまともな会話をしていなかった僕には、話したい内容が尽きることはなかった。 そして、彼女は僕の話を楽しそうに聞いてくれる。 ただ、それだけのことが、こんなにも幸せだなんて僕は知らなかった…。 そうして、どれくらい話し続けただろうか? やっと僕の話題も尽き掛け、僕がコーヒーを口にして話が途切れたところで、彼女は少し恥ずかしそうにこんなことを尋ねてきた。 「今日初めて会って、いきなりこんなことを聞くのもアレだけどさ…一樹君はどっち?」 ……どっち?はて?どっちとはどういう意味でしょうか? 「私はこんな格好してるけど、『リバ子』だからどっちも出来るわよ?」 …りばこ?…彼女は何の話をしているんでしょうか? 失礼とは思いながらも、先程から会話が噛み合ってない気がするので、僕は質問に対して質問で返すことにした。 「すいません、『りばこ』って何ですか?」 「知らないの?『リバ子』のリバはリバーシブルの略で、つまり『リバ子』っていうのは、タチもネコも両方出来る子のことよ」 立ち?猫?何かは分からない。分からないけど…。 ……なんでしょう?本能が逃げ出せと訴えている。 「あ~…雰囲気で判断しちゃったけど、もしかして一樹君ってノン気?そして気が付いてない?」 『ノンケ』…?あれ?これはどこかで聞いたことが……あれは…確か…森さんに無理矢理読まされた…ホモ同…。 ……まさか……!? 「知らずに付き合うのは主義に反するから言うけど、男よ?私」 「…………」 …男?…♂?…この綺麗なお姉さんが実はお兄さん!? ……嘘でしょう? ツツゥ…と首筋に汗が走るのを感じる。 「…そんな…」 「でも大丈夫、一樹君は間違いなく才能あるから♪」 才能って何!?そんな保証いりませんよ! 「ちゃんと優しく教えてあげるわよ…私も昔はそうだったから」 そう言って、『彼』がガシリと僕の腕を掴む。その細い腕から想像出来ない力強さは間違いなく男のそれであり、簡単に振り払えそうにはなかった。 ガンガンと鐘を打ち鳴らすかのように、脳が発している警戒は既に限界レベルに到達している。 「あ、あの、ちょっと…」 「最初は誰でも初めてよ♪」 そう言った『彼』の顔は、男っぽいものになっていた。 ……いや……。 「ねぇ……私の部屋、行かない?」 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ! 「…しかし、逆ナンされた相手がゲイとはな」 目の前でくつくつと心底楽しそうに悪徳生徒会長が笑っている。 翌日、調査報告を受けに生徒会室を訪れた僕は、昨日の恐怖体験を彼に話していた。 ……誰かに聞いて貰って楽になりたかったとはいえ、彼に話したのは失敗だったかも知れない。 「いい加減に笑うの止めて下さい」 あの後、僕はコーヒー代だけ置いて、命からがら喫茶店から逃げ出した。 確認する余裕なんてなかったので、その時に置いていったお札が一万円札だと知り愕然としたのは家に帰り着いてからだった。 「それはまた高い授業料だったな」 彼はフン、と一つ鼻を鳴らして、真面目な表情に切り替えた。 「では、本題に入ろう。先週依頼された件だが…お前のクラスは全てシロだ。越境入学してきた人間、地元の人間、分かる範囲で全て洗った。しかし、経歴に怪しい点がある生徒はゼロだ」 手渡された書類に目を通す。 ……確かに容疑者足りうる材料は全く見当たらない。 「あとは盗聴や盗撮の可能性も捨てきれないからな。教室も隈なく調べた。しかし、こちらも問題なしだ」 ……よくそんなことまで調べれましたね? 「なに、そういうのに詳しい人間が知り合いにいるだけだ…それより」 彼は一通の手紙を取り出した。 「調査が終わった頃、森女史からメッセージを預かった。どうやら俺の行動はバレていたようだな」 ……あの人も本当に謎ですね…機関に来る以前は某国の諜報部あたりにいたんじゃないでしょうか? 受け取ったメッセージを開く。そこには一行だけこう書いてあった。 『無駄な努力は止めておきなさい』 ……つまり、これは分かる訳ないから諦めろという警告でしょうか? 「で、これからどうするんだ?」 「…まだ恋愛については諦めるつもりはありませんよ……ただ、今回は目的を間違えていたように思いますね」 チャンスは待とう…ただし、自分らしく、自分のために恋愛しよう。 …あと、ナンパはやめておこう…。 「それと、監視者探しも諦めません。どういう人物が僕を監視しているのか、少しは気になりますからね」 僕の返答に彼は「そうか」と答えて、少しだけ芝居掛った口調でこう続けた。 「なに、上がどんなに抑圧、規制しようと、抑え付けられる側は抜け道を見付けるものだろ…こんな風にな」 そう言ってニヤリと笑い、彼は胸ポケットから煙草を取り出し火を点けた。肺の中にゆっくり吸い込んだ煙を、ふぅ~…っと吐き掛ける方向は職員室。 ……これは彼なりの不器用な励ましなんでしょうか? 僕はその様子を苦笑しながら眺めつつ、まだ見ぬ監視者に向かって、一人だけの決意表明をした。 僕はあなたの監視を受けながらでも、最愛の人と出会って見せましょう。 カチ… カチカチ…カチカチ… 「あれ?長門、携帯なんか持ってたのか?」 「……先日、買ってもらった」 「へ?誰に?」 「……内緒」 カチカチ… End