約 18,366 件
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1596.html
1 フランは先程この紅魔館から出発した面々のことを思い出していた。 紅魔異変に出会った時から随分変わった霊夢 自分が狂気によって理性が無い状態を止めてくれたシン。 こんな自分に対して友達と言ってくれたチルノ。 最初は怖がっていたけど今ではもう1人の姉のような存在の大妖精。 今まで1人だった自分に手を差し伸べてくれたシン達にフランは嬉しかった。 そして、自分の姉であるレミリアも自分の事を受け入れてくれた。 だから今度彼らが来たらこう言いたい。 「一緒に遊ぼう!」と… 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―修行編―~ シン「今日はここで野宿しよう」 チルノ「え?でもまだ日は暮れてないよ?」 霊夢「そうよ。まだまだわたし達は歩けるわよ」 大妖精「私も大丈夫です」 紅魔館から出発したシン達は迷いの竹林まであと1/2の距離の所にある平地で野宿することにした。 しかし、チルノ達はまだまだ進めると言った。 シンがここで野宿をするというのも理由があった。 シン「今日からしばらくここで修行をしようと思うんだ」 チルノ霊夢大妖精「「「修行?」」」 シン「ああ」 それはここでしばらく修行をすることであった。 霊夢「私達は十分強いから修行の必要はないわよ!」 修行嫌いの霊夢は修行をする必要はないと言った。 だがシンは修行をする理由があった。 シン「昨日の夜にレミリアさんと色々話していたけどその内容がやばくてな…」 霊夢「内容って?」 シン「天狗が1人妖精達の手によって殺害されたらしい」 チルノ霊夢大妖精「「「な、なんだってー!!」」」 シン「しかも天狗よりも速いスピードで懐に飛び込んでフルボッコにされて死んだらしい」 霊夢「て、天狗をフルボッコ…?」 シン「だから懐に飛び込まれた時の為に格闘術の修行をしておきたいんだ」 シンが多少時間がかかってもここで修行をしようとする理由 それは昨日のレミリアと話していた時に天狗が妖精に襲われて死亡したという事件を聞いたからである。 しかも妖精達は弾幕を使うのではなく接近して天狗を殺害したのだという。 そのためシンは接近戦に持ち込まれても対応できるように格闘術の修行をしようとしているのである。 霊夢「で、でもわたし達に格闘術を教えられる奴なんていないじゃない!!」 シン「その点については大丈夫だ。少し待っててくれ」 霊夢に教官がいないと指摘されたシンだが勿論シンも考えなしにこのことを思いついたのではない。 シンがチルノ達と少し離れた所で自分の中に宿っている魂達に呼びかけた。 チルノ「ワクワク…」 大妖精「ドキドキ…」 シン「みなさん出番です。出てきてください」 憑依神C「呼んだか?シンよ」 憑依神K「何か用か?シン」 ジャギ「おう。待たせたな」 トキ「よんだいかい?シン」 ラオウ「待たせたな。シンよ」 憑依神L「待たせたな」 憑依神S「やっと俺達を呼んだか」 憑依神O「ひさしぶりだな。シンよ」 ジャギ「話は大体把握してあるぜ」 シン「それじゃあよろしくお願いします」 チルノ「カッコイイ!!」 霊夢「やだなにこのカオス」 シンが呼びだした面々はジャギをはじめとする屈強な漢達だった。 その漢達はそれぞれ簡単な自己紹介をした。 憑依神C「わしの名はクロス・シュウジ。流派東方不敗の使い手じゃ」 憑依神K「私の名はキョウジ・カッシュ。ゲルマン忍法の使い手だ」 憑依神O「私の名はオーディン。かつてはヴァルハラと呼ばれる地の長をしていた者だ」 ジャギ「嬢ちゃん達への自己紹介はまだだったな。俺はジャギ。北斗神拳伝承者候補だ」 トキ「私はトキだ。ジャギの義兄で同じく北斗神拳伝承者候補だ」 ラオウ「我が名はラオウ。トキとジャギの兄であり、同じく北斗神拳伝承者候補だ」 憑依神L「俺の名はレイ。南斗水鳥拳の継承者だ」 憑依神S「俺の名はシン。南斗孤鷲拳の継承者だ」 霊夢「え?シン?」 大妖精「シンさんと同じ名前!?」 シン(南斗)まで自己紹介がいったところで霊夢と大妖精は軽いパニック状態になった。 自分が好きになった人と同じ名前の人物が現れたので当然と言えば当然だが。 ちなみにチルノはというと チルノ「みんなこれからよろしくね!!」 クロス「こちらこそよろしく頼むぞ。チルノよ」 キョウジ「よろしく頼むぞ。チルノ」 ジャギ「おう。よろしく頼むぜ。チルノ」 トキ「ああ。これからよろしく。チルノ」 ラオウ「うむ。稽古は厳しくいくぞ。チルノよ」 レイ「ああ。これからよろしくな。チルノ」 シン(南斗)「よろしく頼むぞ。チルノ」 オーディン「ああ。よろしく頼むぞ。チルノ」 すっかり順応していた。 シン「それで組み合わせは…」 ジャギ「兄者達がもう考えてあるらしいぜ」 トキ「ああ。あの子たちの動きを見て大体の組み合わせは出来た」 ラオウ「まずシンの修行はクロスに修行を頼むとしよう」 クロス「まかせておけ」 ラオウ「続いてチルノは俺が担当しよう」 チルノ「うん!!よろしくね!!」 ラオウ「続いて霊夢はトキが面倒をみる」 トキ「よろしく頼むよ。霊夢」 霊夢「え、ええ」 ラオウ「最後に大妖精はキョウジが担当する」 キョウジ「よろしく頼むぞ。大妖精よ」 大妖精「は、はい!」 シン「それじゃあそれぞれ別れて…修行開始!!」 こうして格闘戦、接近戦の猛者のマンツーマンによる修行が始まった。 1日目 チルノの修行光景 チルノ「あたたたた…」 ラオウ「どうした?うぬの力はその程度ではあるまい?」 チルノ「もちろん!!あたいはまだまだやれるよ!!」 ラオウ「うむ。その息だ。ではゆくぞ!!」 チルノ「うん!!」 2日目 霊夢の修行光景 霊夢「これが霊夢流北斗神拳よ!!」 トキ「ふむ。なかなかキレがいい。元々素質があったのだろう」 霊夢「どうよ!?」 トキ「ああ。まさか私の技をこんな短期間でこの技を習得するとは…」 霊夢「当然よ!!」 トキ「よし、では次は…」 3日目 大妖精の修行光景 キョウジ「未熟未熟未熟ぅ!!そんな腕ではシンと共にいるのはきついぞぉ!!」 大妖精「まだいけます!!」 キョウジ「なら私に一撃いれてみせろぉ!!」 大妖精「はい!!」 4日目 シンの修行光景 シン「石破!!天驚拳!!!」 クロス「うむ。これでわしが教えられる技は全てマスターしたな」 シン「ありがとうございます」 クロス「これからも修練を怠るなよ」 シン「分かりました」 5日目 霊夢の修行光景 トキ「君への修行はこれで終わりだ」 霊夢「よっしゃあ!!」 トキ「その力を誰か人の為に使ってくれ」 霊夢「も、もちろんよ」 トキ「あと、シンは鈍感だからそちらの方面も頑張りなさい」 霊夢「う、うん…///(顔が真っ赤)」 6日目 大妖精 大妖精キョウジ「「シュトゥルム・ウント・ドランク!!」」 キョウジ「うむ。よくぞ私の技を会得したな」 大妖精「やっとできたぁ…」 キョウジ「この短期間で私の技を全て会得したのだ。胸を張れ」 大妖精「は、はい!!」 キョウジ「ではこれからも修練を怠るなよ!!」 大妖精「はい!ありがとうございました!!」 7日目 チルノの修行光景 チルノ「でやああああ!!!」 ラオウ「うむ!よくぞ我が技を全て会得した!!」 チルノ「えへへ~」 ラオウ「これからも鍛錬を怠るでないぞ」 チルノ「うん!!」 こうして1週間の修行が終えた。 チルノ「疲れた~」 霊夢「かなりハードだったわ…」 大妖精「もうクラクタです…」 1週間だけとはいえかなり詰め込まれた修行を終えたチルノ達は疲労困憊していた。 しかし、そんなチルノ達に休みを与えないかの如く暴走した妖精達が襲いかかってきた。 霊夢「ゲェ!?」 大妖精「こ、これはかなりヤバいですよ!!」 チルノ「ここはあたいが足止めをしておくから霊夢と大ちゃんはシン兄を呼んできて!!」 大妖精「ええ!?いくらチルノちゃんでも危ないよ!!」 霊夢「そうよ!チルノだけをおいていけるわけ無いでしょう!!」 チルノは霊夢と大妖精に自分はここで妖精達を足止めするから シンを呼んでほしいと言ったが2人はこれを拒否して一緒に戦おうとした。 このままでは一網打尽にされると考えたチルノは2人に早く行って欲しいために いつもより強い口調で言った チルノ「いいから早く行って!!」 大妖精「チルノちゃん?」 チルノ「あたいは大丈夫だから!!だからシン兄達を呼んできて!!」 霊夢「で、でも…」 チルノは2人に行くように促したが動く気配は無く、業を煮やしたチルノは チルノ「2人共…ごめんね!!」 霊夢大妖精「「え?」」 霊夢と大妖精をシン達がいる方向に思いっきり突き飛ばした。 霊夢「チルノ!?」 大妖精「チルノちゃん!?チルノちゃん!!」 2人がシンの居る所に行ったのを確認したチルノは向かってくる 妖精達を睨みつけてある事に気がついた。 チルノ「!妖怪も混じってる?」 それは妖精達以外にも多数の妖怪がこちらを集団で襲撃してきているのである。 チルノ「相手はざっと200人か…きつそうだなぁ…」 チルノは相手の数に少し弱気になったがそんな自分を奮い立たせた。 チルノ「あたいの後ろには霊夢と大ちゃん…そしてシン兄がいるの…」 妖精×100「ヒャッハー!!」 チルノ「だからアンタ達なんかに負けないんだから!!」 妖怪×100「ヒャッハー!!」 チルノ「北斗!!剛掌波!!!」 妖精×50「ひでぶ!!」 妖怪×50「たわば!!」 チルノがラオウから学んだ技でチルノに接近する前に半分の敵を倒した。 チルノ「まだ半分残ってる!?」 妖精×50「ヒャッハー!!」 妖怪×50「汚物は消毒だー!!」 チルノ「でも!!でやあああああ!!!!」 妖精×50「ぶぎゃああ!!」 チルノ「北斗!!羅裂撃!!!これでどう!!!?」 妖怪×50「うぶう!!」 なんとか襲いかかってきた集団の撃破に成功したチルノだったが、 そんな彼女を絶望させるかのように増援がやってきた。 妖精×300「ヒャッハー!!」 チルノ「え!?増援!?」 妖怪×250「久々の食糧だー!!!」 チルノ「ヤバ…意識が…シン兄、みんな…ごめんね…」 チルノは自分の死を意識したが次の瞬間 シン「北斗!!有情断迅拳!!!」 妖精×100「ウボア――!!」 妖怪×100「あわびゅ!!」 襲いかかる集団の半分近くが突然倒された。 チルノ「え?」 いきなりのことで状況が分からないチルノだったが次に掛けられた声で チルノはその声が誰なのかを悟った。 シン「チルノ。よく頑張ったな。後は俺に任せろ」 チルノ「シン…兄…?」 チルノを助けたのはシンであった。 シンはチルノに対して満面の笑みでチルノを褒め、 シン「みなさん行きますよ!!」 漢達「応!!」 シンに宿っている漢達を呼びだし、敵の方へ走って言った。 クロス「十二王方牌大車併!!」 キョウジ「シュトゥルム・ウント・ドランク!!」 ジャギ「北斗羅漢撃!!」 トキ「北斗!!有情断迅拳!!」 ラオウ「北斗剛掌波!!」 レイ「南斗凄気網波!!」 シン(南斗)「南斗獄屠拳!!」 オーディン「神槍グングニルの切れ味。その身で味わうがいい!!」 シン「天破活殺!!」 その後、その場に残ったのは気絶した妖怪と無傷のシン達だった。 2日後 シン「みんな、しっかり休めたか?」 チルノ「うん!」 霊夢「もう大丈夫よ」 大妖精「私も大丈夫です!!」 シン「よし!!それじゃあ出発するか!!」 予想以上に疲労していたチルノを見たシンは1日休んで出発することにして 1日身体を休め、改めてシン達は迷いの竹林へ出発したのだった…。 オマケ 休んでいる日の漢達の会話 ジャギ「なあ兄者」 ラオウ「どうした?ジャギよ」 ジャギ「あの嬢ちゃん達はよく1週間で兄者の技を習得できたな…」 ラオウ「ふむ。やはりジャギも気になったか」 ジャギ「いくらなんでも早すぎだろ…」 トキ「残念だが彼女達が使っている技は所詮デットコピーにすぎない…」 キョウジ「流石に1週間で全ての技を習得されたら私達の立つ瀬が無いだろう」 ジャギ「だよなあ…」 ラオウ「………」 キョウジ「どうしたのだラオウ?」 ラオウ「俺がチルノに教え、チルノが使って見せた技は俺の技と比べても見劣りしてなかったのだが…」 トキ「まさかチルノもシンと同じく水影心が使えると…?」 ラオウ「おそらくそうであろう…」 ジャギ「あいつがもしここに来ていたら顔が真っ青になっているだろうな…」 ラオウ「うむ…。ちなみにうぬらの技も使っておったぞ…」 キョウジ「シンは今まで最前線で死線を潜り抜けてきたのだからまだ納得できるが…」 トキ「おそらくそれが彼女の持つ力の本質なのかもしれないな…」 ジャギ「俺らも嬢ちゃん達に負けてはいられねぇな…」 キョウジ「うむ。私達はいつでも彼女達の力になれるような存在でなくてはな…」 チルノの戦いぶりを見て彼女の戦闘能力に対する評価と彼女が修行をしてほしいと頼まれた時に いつでも力を貸せるように改めて鍛錬をしようと思っていたのだった…。 2 ここは迷いの竹林 文字通り幻想郷の数あるスポットの中で最も迷いやすい場所である。 シン達が目指す永遠亭はこの竹林の中にある。 普段はここで蓬莱人の藤原妹紅と呼ばれる人物が入口にいて、 その人物に案内してもらうことでやっと永遠亭に辿り着くことができるのである。 もし案内人無しでここを入る者は必ず迷う。 ゆえに案内人がいないシン達は… チルノ「あっ。また同じ場所に出たよ」 シン「もうこれで同じ場所を10周しているな…」 霊夢「うがー!!いつになったら永遠亭に着くのよー!!」 大妖精「もうクタクタです…」 盛大に迷子になっていた…。 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―迷いの竹林編―~ シン達は割と早く迷いの竹林に着く事が出来た。 ただ、何故かいつもいる筈の妹紅がおらず、一度異変解決で この竹林を通ってきたという霊夢が案内する形で入った。 しかし、霊夢が永遠亭に侵入できたのは 空から永遠亭を発見できたからである。 当然陸路での行き方を知らない霊夢はお手上げ状態となり、 更には帰り道が分からなくなってしまったのである。 シン「もう5時間くらい歩きとおしているな…」 チルノ「うー…流石にあたいもキツイかも…」 霊夢「このまま歩き続けて疲れるくらいなら今日はここで休みましょ」 大妖精「そうですね…」 とりあえず休憩を取ることにしたシン達はキャンプセットを カバンから取り出してテントを組み立て霊夢と大妖精は 先にテントの中で休んでいた。 一方外で夕食の支度をしているシンはある事を思い出した。 シン「そういえばチルノ」 チルノ「どうしたのシン兄?」 シン「宿題は大丈夫か?」 チルノ「あっ。そうだった」 それは寺子屋から出された宿題である。 異変の解決ばかりに気を取られていたチルノは 自分がまだ宿題をしていない事を思い出した。 チルノ「しまった…。そういえばまだ手を出していないんだった…」 シン「こっちも準備が終わったから俺が宿題の問題の解き方を教えようか?」 チルノ「うん」 シンとチルノは気晴らしになると思ってチルノが持っている宿題を始めた。 科目:歴史 問題(一部抜擢) Q.現在幻想郷で賢者と呼ばれている妖怪とは誰か? シン「これは簡単だな」 チルノ「流石にこれを間違える人なんていないよね~」 A.八雲 紫 Q.現在幻想郷を覆っている結界とは何か? 霊夢「何やってるの?」 チルノ「宿題だよ」 霊夢「へー。わたしに見せてよ」 A.博麗大結界 Q.上記の結界を管理している神社とは何神社か? 大妖精「みなさん何をしているんですか?」 シン「ああ。チルノの宿題を見てあげているんだ」 大妖精「そういえば私は貰ってないですね…」 シン「よかったら見ていくか?」 大妖精「そうします」 A.博麗神社 霊夢「結構難しい問題が多いわね…」 チルノ「えっ?」 大妖精「えっ?」 霊夢「…ゑ?」 シン「おいおい…次は算数だな」 霊夢「計算はまかせろー(バリバリ)」 大妖精「(あっ。たぶんこれ駄目なフラグが)」 科目 算数(一部抜擢) Q.八百屋で100円の大根を5本と90円の人参を5本買って1000円で支払った。 お釣りはいくら? チルノ「こんなのは簡単ね!」 霊夢「えーと大根が5本で500円で90円の人参が5本で450円で…」 大妖精「こっちの支払ったお金は1000円だから」 シン「こうなるな」 100×5=500 90×5=450 500+450=950 1000-950=50 A.50円 Q.次の問題を解け。 ①0.1×10+0.05×20= ②100-(9×11)= ③100-200= ④12×12= ⑤500-500×2= ⑥666÷666= ⑦7000÷70×50= ⑧100×0.01= ⑨100-91= 霊夢「うわー!!眼がー!!眼がー!!」 大妖精「うわあ…色々とこまごまとしてる…」 チルノ「これはこうね!」 A. ①2②1③-100④124⑤-500⑥1⑦5000⑧1⑨9 1時間後 シン「これで宿題は全部だな」 チルノ「ふー!終わったー!!」 霊夢「あ、頭が…」 大妖精「私も疲れました…」 シン「っと。どうやら晩飯もできたな」 チルノ「晩御飯だー!!」 大妖精「そういえばそんな時間ですね」 霊夢「今日は何かしら?」 シン「今日は干し肉と干し野菜を水で戻してカレー粉で味をつけたスープに 茹で上げたうどんを入れて少し煮込んだカレーうどんだ」 ちょくちょく席を外していたシンはチルノが全ての問題を解いたのを 確認するとアツアツの鍋の中を確認して チルノ達の前にある鍋敷きにアツアツの鍋を置いた。 594 :シンチルの人:2011/05/13(金) 11 12 28 ID zc/0F4mE チルノ「おいしそう!!あたいお腹減ってたんだ!!」 シン「今日はチルノが宿題を頑張ったから少し多めにつけておくな」 チルノ「わーい」 シンはチルノが宿題を頑張って解いていたのを見ていたため、 チルノ用の器に少し多めのカレーうどんを入れ、それにチルノは大喜びし、 シン達はそんなチルノを見て少しばかり和んでいた。 チルノ「早く食べようよ!」 大妖精「そうだね。チルノちゃん」 霊夢「あー。もう食べちゃうわよ!!」 シン「よし。それじゃあ…」 シンは腹をすかせたチルノ達が今にも食べかかろうとするのを見て 食べ始める合図をしようとしたら 鈴仙「あなたがシン・アスカですね!!覚悟!!」 無粋な乱入者が入ってきた。 鈴仙「ここで野宿をしようとしたのが命取りでしたね。貴方はここで捕まってもら…」 乱入者…鈴仙・優曇華院・イナバはシン達を捕えようとしたが、 当のターゲットであるシンの眼が非常に危険だった。 この時鈴仙は北斗七星の脇に光る星がとてもよく見えたという。 シン「みんなはここで待っていてくれ」 チルノ「う、うん…」 大妖精「は、はい…」 霊夢「え、ええ…」 シンは3人にここで待つようにと言って鈴仙の前に立って要件を聞いた。 シン「なんの用だ?」 鈴仙「あ、貴方を捕えるように私の師匠が命令したんです(何この人?怖い怖い怖い怖い…)」 鈴仙は恐怖のあまり思わず逃げようとしたが身体がもう動かなくなっていた。 シン「それでその師匠とやらが俺に何の用だ?」 鈴仙「わ、私はただ貴方を連れて来いとしか…」 シン「わかった」 鈴仙「それなら…」 シン「とりあえず寝てろ」 鈴仙「ゑ?」 シン「ダークネス!フィンガー!!」 鈴仙「あべし!!」 シンは動けなくなった鈴仙に接近して鈴仙の頭をアイアンクローをするかの如く掴み、 マスター・アジアから学んだ技を鈴仙に喰らわせた。 鈴仙はダークネスフィンガーの一撃をまともにうけて気絶した。 シンはそんな鈴仙を抱えるとチルノ達の所に戻った。 シン「今、戻ったぞ」 チルノ「あっ、おかえり~」 霊夢「割と早かったわね」 大妖精「その抱えている人は?」 霊夢「永遠亭の兎ね」 シン「そうなのか?」 霊夢「そうよ。というわけで起きなさい!」 鈴仙「あいた!」 霊夢によってシンが抱えている兎が目的地である永遠亭の兎だと知らされ、霊夢はまだのびている鈴仙を叩き起こした。 霊夢「久しぶりね。鈴仙」 鈴仙「ゲェッ!?博麗の巫女!!」 霊夢「死にたくなかったら後で永遠亭まで案内しなさい」 鈴仙はここで霊夢達を永遠亭まで案内しないと死ぬと確信した。 だから 鈴仙「は、はいぃ」 2文字の言葉で返事した。 怯えている鈴仙を見たチルノは鍋の中身を確認して まだ1人前残っている事に気が付き、 予備の器に残った中身を入れて鈴仙に渡した。 チルノ「はいっ!」 鈴仙「え?」 鈴仙は自分の手にカレーうどんの入った器を見てチルノを見た。 チルノ「お腹が空いているんでしょ?だったら一緒に食べようよ!」 鈴仙「いいの?」 鈴仙はチルノにいいのかと尋ね、チルノは満面の笑みを浮かべて チルノ「1人でも多い方がおいしいじゃん!!」 と言った。 鈴仙はこの状況についていけなかったが とりあえずチルノの厚意に甘えることにした。 シン「まあいいか。それじゃあ改めて…」 5人「「「「「いただきます!!」」」」」 シンはそんなチルノをみて本当に優しい子なんだなと改めて思い、 食事の合図をした。 鈴仙「あ。このうどんおいしい…」 チルノ「でしょ?シン兄の手作りなんだ!」 霊夢「ちなみに残したら夢想封印ね」 大妖精「れ、霊夢さん…」 鈴仙「(なんだろうこの空気…。あったかいなあ…)」 鈴仙は口にしたカレーうどんを口にして思わずおいしいと口に出し、 チルノはそんな鈴仙を見て満面の笑みを浮かべながらシンの事を自慢し、 霊夢は残したら夢想封印と物騒な事をいい、大妖精はそんな霊夢を窘め、 鈴仙は今まで無かったこの空気を満喫し、 シンはそんなチルノ達を見て満足そうな笑みを浮かべた。 5人「「「「ごちそうさまでした!!」」」」」 チルノ「それじゃあお先にお休み~」 大妖精「あ。シンさん。おやすみなさい」 霊夢「わたしも寝るわ…」 鈴仙「えっと。そのおやすみなさい」 食事を終えたチルノ達はテントの中で眠り、シンは食事の後始末を終えた後、 夜空に輝く星を切なそうに見ていた。 そこにトキとクロスが話しかけてきた。 トキ『やはり君の故郷が気になるのかね?』 シン「あっ。トキさん…それにクロスさん。やっぱり分かりますか?」 クロス『お前の顔を見れば分かる。やはりなにかやり残したことがあるのか?』 シンは自分の故郷で続いている戦争の原因を突き止めていた。 しかし、エルレイン達がシンのためにと思ってした行動によって 決着がつかないままこの幻想郷にやってきた。 戦争を止めたかったシンにとって戦争の原因を放置したままなのが心残りなのだろう。 トキ達はそう思っていた。 だがシンの次の言葉でその認識を改めることとなった。 シン「確かにやり残したことはありますけどあの世界での俺はもう死にました。 だから死人である俺はもうあの世界と関わるつもりは無いんです。それに…」 クロス『それに?』 シン「今の俺にはチルノや霊夢達がいます。 だから俺はもうあの世界と関わる事はしたくないんです」 トキ『戦争にあの子達を巻き込みたくないのだね?』 シン「はい。幻想郷にいる俺はあくまで寺子屋の教師です。 だからこの世界には【人修羅】はいらないんです」 クロス『そうか…。それがお前の決めた道なのだな』 シン「はい」 シンが決めた事 それは自分の力はあくまで力のない人達を守る為の力として使うと。 そして、強き者弱き者関係なしにただ暴力を振るう【人修羅】として生きるのではなく、 ただの寺子屋の教師として生きる。 そして、自分が大切な人であるチルノと霊夢と大妖精を守る。というものである。 シンの決意を聞いた2人の漢はシンと出会えてよかったと改めて思った。 シンが眠ろうとテントに戻ろうと思った時夜空に1つの流星が流れていったのだった…。 オマケ チルノ達が宿題をしている頃のバカルッテトのメンバー ミスティア「そういえば2人は宿題をした?」 リグル「うん。ちゃんとしたよ」 ルーミア「宿題?何それおいしいの?」 ミスリグ「「(あれ?ルーミアの頭の上にきれいな星が…)」」 慧音「ほう?なら覚悟はできているな?」 ルーミア「ゑ?」 慧音「ふん!!」 ルーミア「ちにゃっ!!」 慧音「2人はちゃんとしているな?」 ミスリグ「「は、はい!!」 慧音「ならばよろしい。あとルーミアは説教な…」 ルーミア「いたいのかー…」 ミスティアとリグルはしっかり宿題をしたがルーミアは早々に放棄していた為 慧音の頭突きと説教(1時間)を受けるのであった。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1594.html
1 大妖精は自分がチルノに再会する前の事を思い出していた。 チルノが地震の原因を調べると言って人里から飛び出していった。 自分もチルノのことが心配になって後を追おうとしたが その直後に仲間達が変だと1人の妖精が伝えにきた。 現地に赴いてみるとそこは地獄絵図だった。 妖精達が徒党を組んで1人の妖怪を襲い、その妖怪が泣いて妖精達に 命乞いをしたがその妖怪は弾幕によって消え去った。 それから自分の能力を使って妖精達を抑えていた。 そして、チルノと再会した時彼女は見違えるように成長していた。 チルノ達が自分の家で一泊した時の寝る前にチルノが自分と再会する前に出会い、 チルノと霊夢と一緒にいた外来人…シン・アスカの事を自慢げに話していた。 その話を聞いていた大妖精はシンの事を羨ましく思い、そして憧れた。 だからシンの助けになりたくて大妖精はシン達と共に行動している。 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―紅魔館編中編―~ 咲夜「ここがお嬢様の部屋です」 シン「この奥にここの当主がいるのか?」 美鈴「はい。お嬢様はかなりの気分屋ですから注意してくださいね」 咲夜に紅魔館の当主の部屋に案内してもらったシンは この奥にどんな人物がいるのだろうと思った。 咲夜「お嬢様。お客様がお見えになりました」 レミリア「いいわ。入りなさい」 咲夜「失礼します…」 咲夜が部屋の中にいる当主に要件を伝え、 中に入ったらシンと妖精2人を除く全員が硬直した。 レミリア「?どうかしたのかしら?咲夜」 美鈴「え?あれ?」 咲夜「お嬢様…その御姿は?」 霊夢「いやアンタ誰よ!?」 パチュリー「むきゅ!?」 そこにいたのは大体20代前半位の姿の女性だった。 咲夜達はいきなりのことでパニックになっているが レミリアの本来の(?)姿を知らないシンは特に動揺せずにレミリアの前に立ち、自己紹介をした。 シン「はじめまして。人里で寺子屋の教師を務めているシン・アスカと申します」 レミリア「私はこの紅魔館の当主、レミリア・スカーレットよ」 動揺している霊夢達を軽くスルーしたシンは自分達の要件を話すことにした。 レミリア「なるほど。今回の異変でそこの大妖精が見た原因というのは紅い霧のようなものだったというわけね」 シン「はい。ここ幻想郷で起きた異変の中に紅魔異変と呼ばれるものがあったらしく、 今回の異変と何か接点があるのかと思い、ここにやってきました」 レミリア「残念だけど私達もその異変の被害者よ。あなたもここに来る途中で見たでしょう?」 シン「はい。ですが何か心当たりは無いでしょうか?」 レミリア「そうね…。私もその時妹と一緒に外へ出かけていたけど何か薬品のような臭いがしたわ」 シン「薬品…ですか?」 レミリア「ええ。私達吸血鬼は鼻も利くから間違いないわ」 シン「貴重な情報ありがとうございました」 そんなやり取りをシン達とレミリアがしている頃妖精2人は そんなシンに見惚れ、霊夢達はパニックに陥っていた。 霊夢「ななな、何がどうなってレミリアがあんな姿をしてるのよ!!」 咲夜「私にもわからないわよ!」 美鈴「もしかしてこれも異変の影響!?」 パチュリー「吸血鬼のレミリアがいきなりあんな姿になるなんて絶対にありえない!!」 ばっちり話の内容を聞こえていたシン達はそんな霊夢達を見て呆れていたが このままだとうるさくて話ができない為 レミリア「シン」 シン「なんでしょうか?」 レミリア「あそこのうるさいの片付けるわ。協力しなさい」 シン「了解しました」 シンとレミリアはそれぞれ霊夢と咲夜、美鈴とパチュリーを引っ張って部屋を出て… チョッナニヲスルノシン!! シンサマイッタイナニヲ!? オジョウサマイッタイナニヲ!? レミィマサカソノワザハ!? ホクト!ウジョウハガンケン!! ウケテミヨワガオウギヲ!!テンショウジュウジホウ!! テーレッテー ウワラバ!! チニャッ!! バワッ!! ヒデブ!! セメテイタミヲシラズニヤスラカニネムッテクレ… フハハハハハ!! レミリア「これでよしっと」 シン「ついノリでやってしまった…」 シンとレミリアが戻ってくるとシン達の腕にはぐったりとした霊夢達がいた。 3時間後 シンに一発貰って正気に返った霊夢にシンはレミリアの教えてくれた情報を話した。 レミリア「大した情報をあげられなくてすまないわね」 シン「いえ。この情報だけでも大きなヒントになりました」 レミリア「それならよかったわ」 霊夢「薬品の関係となると…」 チルノ「永遠亭だね!!」 大妖精「一度人里に戻りますか?」 シン「そうだな」 シン達は一度人里に戻る為に準備をしようとするが そこに慌てた表情をした少女が入ってきた。 小悪魔「お、お嬢様!」 レミリア「どうしたのかしら小悪魔?少しは落ち着きなさい」 小悪魔「も、申し訳ありません!」 小悪魔と呼ばれた少女がレミリアに窘められて深呼吸をしてあることをレミリアに告げた。 レミリア「フランがいなくなったですって!?」 小悪魔「は、はい!自分によく似た狂気を持っている人が来たから探してくると書置きがありました!!」 レミリア「フランによく似た狂気を持つ人って…」 シン「フラン?」 かなり慌てたレミリアの様子を見たシンは霊夢にフランとは誰かと尋ねた。 霊夢「フランドール・スカーレット。レミリアの妹よ」 シン「妹?そういえばレミリアさんは自分には妹がいるとか言ってたけど」 霊夢「フランの能力はありとあらゆるモノを破壊する事が出来る力を持っているわ」 シン「また物騒だな…」 霊夢「それだけじゃないわ。フランは気がふれていて何かあると暴走してしまうのよ」 シンは霊夢からフランの人柄と能力を聞き、レミリアと小悪魔の会話にあった 自分に似た狂気と聞いて思い当たる節があった。 だからシンは シン「レミリアさん」 レミリア「なにかしら?」 シン「そのフランって子の捜索に俺も手伝わせてもらえませんか?」 霊夢「ちょっとシン!!わたしの説明を覚えてないの!?」 シン「いや。だからこそなんだ」 大妖精「シンさん…」 フランの捜索に願い出た。 レミリア「…なるほど。そういう意味ね。わかったわ」 咲夜「お嬢様!?」 レミリアも最初はいぶかしんだがシンの気を感じて シンがフランの捜索に参加することを許可した。 レミリア「私が言うのはなんだけど。妹の事よろしく頼むわ」 シン「わかりました」 チルノ「シン兄…」 シン「チルノ…」 チルノ「絶対に帰ってきてね」 シン「ああ。絶対に戻ってくるさ」 チルノは心配そうにシンを呼び、シンはチルノを安心させるために頭をなで、 フランがいると思われる所へ駆けたのだった…。 オマケ 霊夢達がテーレッテーされた後の会話 チルノ「ねえねえシン兄」 シン「どうしたんだチルノ?」 チルノ「あのテーレッテーってどうやるの?」 シン「うーん。俺にもよくわからないんだ」 チルノ「へえ~」 レミリア「まさか私以外にも一撃持ちがいるとは思わなかったわ」 シン「俺の場合は憑依神の力を借りてこの技を使っているんです」 レミリア「私も気が付いたら出来ていたわ。 だからあなたもその憑依神とやらの力を借りなくても使えるようになる筈よ」 シン「ありがとうございます」 大妖精「(霊夢さん達は大丈夫なのかな?すごい悲鳴が聞こえたけど…)」 ちなみにテーレッテーされた霊夢達は 霊夢「うーんうーん…」 咲夜「うう…」 美鈴「痛い…」 パチュリー「むきゅー…」 客室のベッドに寝かされていた…。 2 レミリアはシンを見た時フランに近い狂気を感じた。 しかし、近いというだけで狂気の強さはシンの方がはるかに強かった。 戦場でどんな事があっても生き残ろうとする執念 出会った敵はどんな相手でも絶対に潰そうとする執念 自分が守りたいと思う者を自分の身体が朽ち果てたとしても守りぬこうとする執念 こうした執念が入り混じった結果がシンの持っている狂気なのだとレミリアは思った。 かつて【紅魔異変】と呼ばれる異変を起こした時、自分も一種の狂気に囚われていた。 ただひたすらにこの幻想郷をフランが外で自由に動き回れるようにしようとした。 しかし、フランを自由にする事ばかりに気を取られてしまい最終的には霊夢に負けた。 あの異変の後レミリアは紅魔館にある大図書館に篭もって フランが自分達と過ごせるように資料を漁り続けた。 その段階でレミリアは【南斗の聖帝】という名の本を読もうとした結果、 南斗鳳凰拳の伝承者の魂が自分に宿った。 自分は太陽が出ていても日傘無しで行動できるようになり、 自分に宿った魂の指導の結果、自身も南斗鳳凰拳が使えるようになった。 おそらくシンが霊夢と咲夜に使った技も自分と同じく 自身に憑依した戦士の魂の力によるものだろう。 自分に宿る魂が言うにはシンに宿っている魂達の一部に もしかしたらフランを自由にする事ができる者がいるかもしれないと言った。 今の自分は急に成長した身体をうまく使いこなす事が出来ない。 だからレミリアは一種の賭けに出た。 フランに似た狂気を持つシンが彼女を救ってくれると…。 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―紅魔館編後編―~ シン「あの時感じた気配は大体ここらへんにだな」 チルノ達と別れたシンは自分が紅魔館に入った時に感じた気配の感じる場所へ駆けていた。 しばらく進むと先程までいた景色とはまったく異なる景色の場所に着いた。 憑依神J「おい、シン」 シン「なんですかジャギさん?」 ジャギ「なんでおめぇは見ず知らずの奴を探すのを志願したんだ?」 シンにジャギと呼ばれた憑依神はなぜシンが会った事もない奴を探すのかと尋ねてきた。 シンはジャギの質問にこう答えた。 シン「何故か分からないんですけど霊夢の話を聞いて彼女と話がしたいんです」 ジャギ「おめぇによく似た狂気を持った奴なんてそうそういないからな」 シン「もしレミリアさんの言っていた事が本当なら俺はその子を救いたいんです」 ジャギ「おめぇがそう言うなら俺は別に止めはしねぇし協力はするがな」 シン「ありがとうございます」 ジャギ「兄者達もそれでかまわねぇな?」 憑依神R「うむ。シンよ。うぬが望むがままに行動するがいい」 憑依神T「私達は君への協力を惜しまないよ」 シン「ラオウさん…トキさん…ありがとうございます!」 トキ「だがあまり無茶はしないでくれ。君が死ぬとあの子達も悲しむ」 ラオウとトキと呼ばれた憑依神はシンに協力は惜しまないと言い、シンは彼らに礼を言った。 ジャギ「それにしてもシンの奴を見ていると俺らの出来そこないの弟を思い出すな…」 トキ「そう言うなジャギ。お前はあいつの為に大悪党になったのだろう?」 ジャギ「ケッ!!やっぱ兄者たちにはばれていたか」 ラオウ「まったくお前もあやつに劣らずお人よしだな」 ジャギ「勘弁してくれ!世紀の大悪党が実は弟の為に悪人になりましたなんて笑えねえ冗談だ!!」 ジャギ達はシンを見て自分の世界で救世主として世界を駆け巡っているであろう弟の事を思い出していた。 そこにシンが会話に乱入してきた。 シン「そういえばジャギさん達の弟さんってどんな人だったんですか?」 ジャギ「いぃ!?おめぇいつから話を聞いていた?」 シン「最初からです」 ジャギ「たく。どんな地獄耳なんだよ…」 トキ「簡単に言うと優しすぎる人間だった」 ラオウ「そして優しさと甘さを勘違いしていたな」 シン「その人は今どうしているんです?」 ジャギ「さあな。俺達が覚えているのも死ぬ直前までしかねえからな」 ラオウ「おそらくあやつは今でも世界を駆け巡っているだろう」 シン「そうですか…」 トキ「さて無駄話はここまでだ。来るぞ」 ジャギ「ということで俺達はおめぇの中に戻るぜ」 シン「分かりました!!」 ラオウ「うむ。では我らの力を使うといい」 ジャギ達から彼らの弟の話も区切りがつけてジャギ達はシンの中に戻り、シンは戦闘態勢をとった。 フラン「アハハハハ!!やっぱり来てくれたんだね!!」 シン「この子がフランって子か…」 シンはその気配の正体がチルノと同じくらいの見た目の少女に多少驚いたが それ以上にフランが持っている狂気を感じ、シンは油断せずにフランへ話しかけた。 シン「君がフランちゃんかい?」 フラン「うん。そうだよ。それよりもお兄さん」 シン「なんだい?」 フラン「ワタシト遊ビマショ」 シン「!何で遊ぶんだい?」 フラン「オ人形ゴッコカナ?」 シンはフランとの会話からフランが持つ狂気の正体を悟った。 彼女の持つ狂気とは孤独。 霊夢の話から400年以上地下室に監禁されていたと知っていたが この狂気はその時に産まれたものだろう。 だからシンは彼女が外に出る事が出来ない原因であるこの狂気からフランを救いたかった。 シン「そうか。じゃあお人形を用意しないとな」 フラン「ソウダネ。ダカラオ兄サン…」 シン「なんだい?」 フラン「死ンデオ人形サンニナッテネ♪」 シン「!」 シンは強烈な悪寒を察知してその場から飛びのいた。 次の瞬間シンの居た場所に禍々しい色をした剣が刺さっていた。 フラン「アハハ!!ホラホラシッカリ避ケナイト死ヌヨ!!」 このままだと埒が明かないと判断したシンはフランにある提案をした。 シン「成程な。じゃあフランちゃん」 フラン「ナニ?」 シン「今からゲームをしようか」 フラン「ゲーム?」 シン「そう。今から言うルールをしっかり守ってね」 フラン「ルール?」 シン「今から君は俺を追う鬼だ」 フラン「ウンウン」 シン「そして俺は逃げる側」 フラン「それで?」 シン「フランちゃんが俺に攻撃をして俺を捕まえれれば君の勝ち。俺をどうしてもいい」 フラン「モシオ兄サンガ勝ッタラ?」 シン「罰ゲームがある」 フラン「バツゲーム?」 シン「ああ。それと俺を動けなくすれば勝ちだけど俺も反撃するし、 フランちゃんが行動不能になればフランちゃんの負けだからな」 フラン「ウン。イイヨ。ソレジャア始メヨッカ?」 シン「ああ。レディー…ゴー!!」 シンがフランに提案したのは鬼ごっこだ。 無論シンが即興で考えたルールで行われるが。 フランもやる気になったのでシンにとってのデスゲームが始まった。 フラン「アハハ!!イクヨ!!禁断!!スターボウブレイ…」 シン「閃光玉だ!!」 フラン「!?」 フランが先手を取ろうとスペルカードを発動しようとしたが シンはそれよりも先に人里で作っておいた閃光玉を投げた。 フラン「眼ガア…眼ガア…」 シン「あと言い忘れていたけど制限時間は1時間な!!」 フランがいきなり視界が奪われてふらふらしている間にシンはフランから離れながら制限時間を話した。 シン「閃光玉は残り4個…大事に使わないとな…」 ジャギ『先手を取ろうとしたら眼つぶしに遭ったのだからパニックになっている筈だぜ』 ラオウ『我らの力をいつでも使えるようにしてある。いつでも我らを呼ぶがいい』 トキ『どうやら彼女の秘孔は人と大して変わらないらしいな』 シンは残りの閃光玉の数を数えながらフランから離れ、その間にトキは彼女の秘孔を分析し、 ジャギとラオウはいつでも力が使えるようにスタンバイしていた。 一方フランは フラン「アハハ!!ヤッパリオ兄サンはオモシロイヤ!!」 視界が回復し、自分が感じる気配を頼りにフルスピードで追い始めた。 30分後 シン「そろそろあの子が来るな…」 フラン「アハハハハ!!ヤット追イツイタヨオ兄サン!!」 シン「来たか」 シンに追いついたフランは手にしているレーヴァンテインでシンに斬りかかった。 フラン「デヤアアアアア!!」 シン「激流を制するは静水…今だ!!」 フラン「!?」 しかし、レーヴァンテインがシンを斬り裂く寸前にいきなりレーヴァンテインが降り降ろせなくなり、 逆にシンの裏拳を受けて吹き飛ばされた。 フラン「カハッ!!」 シン「少し痛いけど我慢してくれよ!!」 吹き飛ばされたフランはシンがあらかじめ展開しておいた見えない壁に叩きつけられ、シンは一気に攻勢に出た。 少年世紀末バスケ中… ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンホクトセンジュサツナギッカクゴォ ゲキリュウデハカテヌナギッナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴー ハァ!!ジョイヤー!!ペシペシジョイヤー!!ペシペシホクトラカンゲキ!! ハァーンホクトセンジュサツ!!ナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケン!! ナントジャロウゲキハアアアアテレッテーホクトウジョウハガンケン!!ハァァァ!! セメテイタミヲシラズニヤスラカニネムッテクレ…(あくまで極一部で最後の部分) 10分後 フラン「ウウーン…」 シン「ふう…何とか勝てたか」 ジャギ『………』 トキ『………』 ラオウ『………』 シン「?3人ともどうかしましたか?」 3人『これはひどい…』 ジャギ達が見たのは一方的なゲームだった(世紀末バスケともいう)。 ジャギ達はそんなシンを見て呆れつつも彼の持つ才能に驚いている間にフランが目を覚ました。 フラン「あれ?私は…」 シン「あ。眼を覚ましたんだね」 フラン「あなたが私と似た狂気を持っている人なのね」 シン「ああ。そうだよ」 フランはシンに自分の狂気と似た狂気を持つ人と聞き シンは苦笑しながらフランの問いに答えた。 そして、シンはフランの持つ狂気について話し始めた。 シン「君の狂気は大体わかったよ」 フラン「え?」 シン「君の狂気は寂しさによって生まれたモノ…違うかい?」 フラン「うん。だから今でも寂しいの…」 フランはシンに自分の狂気を知らされ、自分が思っている事を全て吐き出した。 フラン「私の力を狙ったり、なくそうとしたりしている人達がいるってお姉さまは言ってた…でも」 シン「でも?」 フラン「でも私はみんなと一緒に生きたい!!お姉さまと色々遊びたい!! お姉さまと色々お話ししたい!!」 シン「フランちゃん…」 フラン「もう一人ぼっちはいやだよう…」 フランは自分の気持ちを全てシンの前に吐き出し、泣き始めた。 シンはそんなフランを抱きしめながらこう言った。 シン「大丈夫だよ。フランちゃんの気持ちはしっかりレミリアさんに届いている。 そうでしょう?レミリアさん」 レミリア「いつから分かっていたの?」 シン「レミリアさんがここに来てからです」 シンは背後で見守っていたレミリアに呼びかけ、 レミリアは自分が来た時から居ることがばれていた事に驚きながらもフランに近づいた。 フラン「お姉さま…」 レミリア「ごめんねフラン…私はあなたの事を考えていたつもりでも あなたの心の痛みを分かっていてあげなかったのね…」 フラン「お姉さま…う、うわあああああん!!」 レミリア「ごめんね。本当にごめんね!!」 シンはフランから離れてかわりにレミリアがフランを抱きしめながらフランに詫びた。 レミリアの眼からは涙があふれており、フランもそれにつられて泣き始めた。 シン「………」 シンはそんな2人を見て先にチルノ達が待っている部屋に戻った。 彼自身も今は亡き自分の妹の事を思い出しながら。 1時間後 レミリア「あなたには本当に助けられたわね」 シン「いえ。俺は自分がしたい事をしただけです」 レミリアの部屋でレミリアがシンに礼を言っている頃 チルノはフランと話をしていた。 チルノ「ねえあなたがフラン?」 フラン「そうだけど」 チルノ「あたい達と遊ぼうよ!!」 フラン「え?でも私の力は危険なんだよ?」 チルノ「それがどうしたの?」 フラン「それがどうしたのって…」 フランは自分は危険な力を持っていて危険だと言って離れようとしたがチルノは それがどうとしたと言ってさらにフランへ近寄ってこう言った。 チルノ「これシン兄の受け売りだけどさ…」 フラン「?」 チルノ「子供は誰か友達と一緒に元気に遊ぶのが一番だって」 フラン「友達?」 チルノ「うん。フランは仲良くなりたくてあたいがフランと仲良くなりたい。 これだけで友達になることができるよ!」 フランは何故か嬉しくなった。 自分でもこの嬉しさは分からない。だけどとても大切なものだと思った。 そしてフランはチルノに名前を尋ねた。 フラン「あなたの名前は?」 チルノ「あっそうかまだ名前を言っていなかったね。あたいはチルノ!よろしくねフラン!!」 フラン「うん!!」 この時チルノにとって新しい友達がフランにとっては初めての友達ができた瞬間だった。 その頃シン達は 大妖精「ええ!?ここに来るまでの間に巨大な何かによって人里に通じる橋が壊されちゃったんですか!?」 霊夢「これじゃあお手上げじゃない!!」 徒歩で唯一人里から紅魔館にかかっている橋が巨大な何かによって破壊された事をレミリアから知らされていた。 レミリア「大丈夫よ。ここから迷いの竹林に続く道を作っておいたわ。そのかわりかなり遠回りになるわね…」 シン「いえ。それだけでも十分助かります。ありがとうございます」 霊夢「じゃあサッサと行きましょ」 大妖精「そうですね」 シン達はレミリアが用意した道で永遠亭に向かおうとしたがレミリアに止められた。 レミリア「待ちなさい」 シン「なんですか?」 レミリア「今はもう夜よ。今日はこの紅魔館で休んでいきなさい」 シン「いいんですか?」 レミリア「異変の解決を優先させるなら今は休んでおきなさい」 シン「分かりました。それじゃあお言葉に甘えさせてもらいます」 シン達は明日の出発に備えて紅魔館で一泊したのだった。 翌日 チルノ「今日はいい旅日和だね!!」 シン「ああ。そうだな」 旅支度を済ませたシン達は紅魔館の門でレミリア達に見送られていた。 レミリア「シン」 シン「なんですか?」 レミリア「これを持っていきなさい」 レミリアはシンに話しかけるとある物を渡した。 シン「これは?」 レミリア「紅魔館にある中で最も切れ味のいいナイフに私の力を込めた物よ。 道中で役に立つはずよ」 シン「いいんですか?こんな物を貰って…」 レミリア「ええ。ただし、また紅魔館に遊びに来て頂戴ね。そこの氷精も一緒にね」 シン「はい!」 チルノ「フラン!!また遊びに行くからね!!」 フラン「うん!待ってるねチルノ!!」 霊夢「あれ?わたしは?」 レミリア「勿論あなたもよ。霊夢。あなたも遊びにいらっしゃいね。 紅魔館はいつでもあなた達を歓迎するわ」 チルノとフランは再会の約束をし、シンと霊夢もまたこの紅魔館に来る事を約束し、 永遠亭のある迷いの竹林へ出発するのだった…。 オマケ シンがフランと戦っている頃のチルノ達 霊夢「シンは大丈夫かしら…」 パチュリー「相手が妹様ならあの少年は帰ってこないかもね…」 霊夢「!?」 レミリア「パチェ。ちょっとこっちに来なさい」 パチュリーがシンは帰ってこないだろうとうっかり口に出してしまい、レミリアに引っ張られて チョッ!?レミィナニヲ!? パチェ…イッテイイコトトワルイコトガアルノヨ… アレ?ナンカデジャブ… ウケテミヨナントホウオウケンオウギ!!テンショウジュウジホウュウジホウ!! テーレッテー タワバッ!! シバラクハンセイシテイナサイ… テーレッテーされた(2回目)。 美鈴咲夜「「ムチャシヤガッテ…」」 チルノ「シン兄なら大丈夫だよ!!」 大妖精「そうですよ!!シンさんならきっと無事ですよ!!」 霊夢「チルノ…大ちゃん…ありがとね…」 霊夢は泣きそうな顔になりながらチルノと大妖精を抱きしめていた。 ちなみにシンはというと… ゲキリュウニミヲマカセナギッゲキリュウニミヲマカセナギッゲキリュウニミヲマカセナギッゲキリュウニミヲマカセドウカスル ハァーンホクトセンジュサツジョイヤー!!ペシペシハァーン ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンホクトセンジュサツナギッカクゴォ ゲキリュウデハカテヌナギッナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴー ハァーンホクトセンジュサツ!!ジョイヤー!!ペシペシジョイヤー!!ペシペシホクトラカンゲキ!! バクリュウケンハァーンホクトセンジュサツ!!ナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケン!! ナントジャロウゲキナギッゲキリュウニミヲマカセドウカナギッハァーンホクトラカンゲキ!! ペシペシサイガバクリュウケンフッハクラエ!!フッハクラエ!!レンガダンレンガヒエンキャク!!ペシペシ… 元気に世紀末バスケをしていた…。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1592.html
1 エルレインはこの幻想郷に来る前… C.Eにいた時の事を思い出していた。 神の卵でもう1人の聖女の選んだ英雄に敗れ時代の修正作用で精神体としてC.Eに飛ばされてきた。 自分の居た世界と比べ大地も人の心も荒んだC.Eを見てエルレインは何もできない自分を嘆いた。 そんな彼女にある転機があった。 それはシンのもうひとつの故郷オーブで起こった戦い… 第一次オーブ防衛線の時、エルレインは目の前で家族が死に、慟哭を上げるシンを見つけたのである。 その時に彼女はシンに幸せになってもらいたいと願い、シンを見守る事にした。 最もシンが生まれた時からバルバトスがシンを見守っていた事を知った時は驚いたが… その後エルレインは彼の傍で自分以外に宿っていた魂達と共にシンを見守っていた。 プラントへの移民… ザフトのアカデミーへの入学と友人達の出会い、そして、赤服として卒業… 当時の最新鋭機インパルスのテストパイロットへの大抜擢… そんなシンを殺そうとする影… アーモリーワンでの新型機強奪… ブレイク・ザ・ワールド… オーブの裏切り… ガルナハンでの作戦… 2年前の亡霊との遭遇と新たな上司の死… 守りたい少女との出会いと別れ… 自分の大切な物を奪った者との激闘… 上司の裏切り… ヘブンズ・ベースでの戦い… オーブへの侵攻… アルザッヘルでの戦い… デスティニープラン… 親友の短すぎる寿命の真実… 裏入り者との戦い… 戦後にやらされていた過酷な任務と非人道的な作戦… 最後の作戦での裏切り… エルレイン達はただ見守る事が出来ずに歯痒い思いをしていた。 エルレイン達は今ある力を使いシンを戦争とは最も無縁の地…幻想郷へ飛ばし、 その際に自分達は彼の相棒であったデスティニーの中に宿った。 そこでエルレイン達はデスティニーの中に宿っていた憑依神からある頼みを受けた。 自分の意思で動く事の出来ない私の代わりに私の主を守ってほしいと… エルレイン達はこの頼みを承諾した。 この地に来たことで再び得た身体をシンと彼が愛する者達を守る為に使おうと誓った。 たとえそれによって再び自分が死んだとしても… 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―大妖精編―~ シン「大分奥へ進んできたな…」 霊夢「あーもう!なんで飛べなくなったのよー!」 チルノ「これも異変による影響だって映姫は言ってたけど…」 シン達は大妖精が住んでいるという森の中を歩いていた。 今までの異変なら空を飛んで大妖精のいる家へ直行できたのだが 映姫の言う異変の影響によって霊夢は空を飛べなくなっていたのである。 霊夢「うがー!!いつになったら大妖精の居るところに着くのよー!!」 霊夢はいつになく苛立っていた。 何故なら彼女の持つ能力は【空を飛ぶ程度の能力】である。 そんな霊夢が空を飛べなくなり数時間の間延々と森を歩き続けているのである。苛立つのも無理もない。 チルノ「うーん…。もう着いてもいい筈なのになー…」 チルノはそろそろ大妖精の住む家に着いていると思ったのだが何故か着かない事に違和感を持っていた。 シン「(これは殺気…?)」 シンはこの森の違和感を僅かにだが悟っていた。 その違和感とはシン達の背後から強い殺気が放たれているのである。 そして、シンは自分達の後ろからこちらに突っ込んでくる気配を察知した。 シン「そういうことか!」 霊夢「シン?」 チルノどうしたの?」 シン「2とも伏せろ!!」 チルノ霊夢「「え?」」 チルノと霊夢はシンが伏せろと言った理由が分からなかったがシンの指示通りに伏せた。 チルノと霊夢が伏せた事を確認したシンは懐からナイフを取り出し飛んできた光弾を叩き落とした。 妖精×4「「「「ヒャッハー!!汚物は消毒だー!!!」」」」 霊夢「え!?あれが妖精なの!?」 チルノ「もしかして大ちゃんの家に着かなかったのはこいつらのせい!?」 チルノと霊夢は変わり果てた妖精を見て驚愕した。 今の妖精達の口調はどこぞの世紀末のモヒカンを想像させるようなものだった。 そして、元々妖精は悪戯で人を迷わせるという習性がある。 一方妖精達はそんなチルノと霊夢に構わず弾幕を撃ちながらシン達の方に突っ込んできていた。 シン「話は聞いてくれそうにないな!!」 シンは妖精達がこちらと会話する意思が無く、 先程から感じていた殺気の正体をあの妖精達だと特定すると妖精達の所へ突っ込んでいった。 霊夢「ちょっとシン!!いくらアンタでも今のあいつらの弾幕をよけながら倒すなんて無理よ!!」 霊夢は突っ込んでいくシンを心配して声を上げた。 しかし、シンは次々と襲いかかってくる厚い弾幕を必要最低限の動きで回避し、そのまま妖精達をすり抜けた。 妖精A「あん?何かしたの…!?」 妖精B「か、身体が!?」 妖精C「う、腕があ!!」 妖精D「ひ、ひい~!!」 妖精達はシンがすり抜けた後何もしてこなかったと思って隙だらけのシンに弾幕を放とうとしたが 自分の身体が異常な形に変化している事に気が付き、恐怖した。 妖精A「ひにゃあああ!!!」 妖精B「あわびゅ!!!」 妖精C「ちにゃ!!!」 妖精D「ひでぶ!!!」 そして、妖精達は四散していった。 シン「ごめん…。今の俺では痛みもなくアンタらを倒す事ができなかった…」 シンは四散した妖精達に詫びを入れ霊夢達の所へ戻ってきた。 シン「悪い、2人共…嫌なものを見せてしまったな…」 チルノ「シン兄…。ううん、いいよ。シン兄はあたいがみんなと戦うのが嫌だと思ったから代わりに戦ってくれたんだね…」 霊夢「私達が行ったところでアンタの足手まといになっただろうし…」 シン「わるい…先へ進もう…」 シンは顔を伏せながらチルノと霊夢の間を通って行った。 その時にチルノと霊夢はシンの変化に気がついた。 チルノ「シン兄…」 霊夢「あいつ何で泣いているのよ…」 そうシンの変化とは涙を流していたのである。 チルノと霊夢はそんなシンを心配しながらシンを追った。 10分後 チルノ「あ!ここが大ちゃんの家だよ!! チルノの案内で無事に大妖精の家に辿り着いた。 シン「ここに大妖精って子がいるんだな…」 チルノ「そうだよ!」 霊夢「じゃあ早速大妖精から話を聞きましょうか…」 チルノ「大ちゃーん!!チルノだよー!!開けてー!!」 チルノは玄関の扉を叩くと緑の髪の妖精が出てきた。 大妖精「どうしたの?チルノちゃ…」 緑の髪の妖精はチルノの後ろにいるシンと霊夢を見て思わず後ずさった。 大妖精「ねえチルノちゃん?なんで霊夢さんがここにいるの?」 チルノ「実は…」 少女説明中… 大妖精「えーとつまり貴方方はチルノちゃんを守る為に異変を解決することになったんですね」 シン「ああ。だから君なら今妖精達に起こっている変化を知っているんじゃないかって思って尋ねたんだ」 大妖精「わかりました。私が知っているだけの情報でもお役にたつのなら…」 チルノから事情を聞いた大妖精は快く承諾し、事の始まりを語り始めた。 大妖精「みんながあんなにも変になったのは紅い霧のような物を吸い込んだからなんです」 シン「紅い霧?」 大妖精「はい。まるで紅魔館の異変の時みたいな紅い霧でした」 霊夢「じゃあこれで次の目標が決まったわね」 シン「ああ。その紅魔館という所へ行こう!」 チルノ「うん!!」 次の目標を定めたシン達は大妖精に礼を言って去ろうとしたが 大妖精はシン達を呼び止めた。 大妖精「あ、あの!」 チルノ「どうしたの?大ちゃん?」 大妖精「私も連れて行って下さい!!」 チルノ「ええ!?」 霊夢「なんですって!?」 チルノと霊夢はいきなり大妖精がついて来ると言いだした事に戸惑い、 シンは何故大妖精がついてくる理由を尋ねた。 シン「どうして君はついてくると言ったんだい?」 大妖精「チルノちゃんが危ないというのに自分だけ家で待ち続けるのは嫌なんです!」 霊夢「でも危険なのよ!?」 霊夢は大妖精がついて来るのは危険だと言ったが大妖精は引かなかった。 大妖精「私なら瞬間移動もできますし徒歩での紅魔館への行き方を知っています!」 チルノ「大ちゃん…」 大妖精の必死の訴え、シンは目を瞑りながら考えた末に結論を出した。 シン「わかった」 大妖精「!ありがとうございます!!」 霊夢「ちょっとシン!本気なの!?」 霊夢はシンが大妖精についてきていいと許可したことに驚愕するがシンはそんな霊夢への答えを持っていた。 シン「俺達は紅魔館というところの徒歩での行き方を知らない。それに…」 霊夢「それに?」 シン「ここまで必死についていきたいと訴えている子を放っておくのは可哀想だろ?」 霊夢「それは…」 シン「霊夢だってもしチルノがついていくといったら断れないだろ?」 霊夢「う…」 大妖精「ダメですか…?」 霊夢「うう…。分かったわよ…」 霊夢はシンにいたい所を突かれ、大妖精の眼を見て断れなくなった。 シン「出発したいところだけどもう夜だな…」 チルノ「途中でかなり足止めをくらったしね…」 大妖精も加わりいざ出発しようとしたシン達だが もう夜だということに気が付きどうするべきか迷っていた。 大妖精「よかったら家に泊って行って下さい」 シン「いいのか?」 大妖精「はい!一応4人分までならベットを用意してありますから!」 霊夢「やけに用意がいいわね…」 チルノ「大ちゃんの家は結構他の妖精や妖怪が泊っていくことが多いんだ」 霊夢「そーなのかー」 大妖精が自分の家で泊めてくれることになり、シン達は大妖精の家で一泊を過ごした。 翌日 大妖精「これで準備よしっと…」 チルノ「大ちゃんも準備できた?」 大妖精「うん。いつでもいいよ」 霊夢「さてっと…サッサと紅魔館に行きますか!」 シン「よし!それじゃあ行くか!!」 大妖精の家で一夜を過ごし、旅の準備を終えたシン達は紅魔館へ向けて出発するのだった…。 オマケ シン達が大妖精の家から出発した直後 霊夢「ねえシン?」 シン「どうした?」 霊夢「シンって料理が上手よね」 シン「そうか?」 霊夢「どこで料理を習ったのかなあって思ってね…」 シン「俺は8歳ぐらいの頃から料理を作っていたからなそういう霊夢のつくる料理も美味いじゃないか」 霊夢「わたしだってそのくらいの時から炊事してたからそうなるわよ。そういえば昨日の大妖精の料理もおいしかったわね」 大妖精「私は昔からチルノちゃんにお料理をつくっていてあげていましたからいつの間にか上達してました」 チルノ「あたいはシン兄の料理も霊夢の料理も大ちゃんの料理も大好きだよ!!」 シン「ありがとなチルノ」 霊夢「ありがとねチルノ」 大妖精「ありがとうチルノちゃん」 チルノ「えへへ~」 昨日の夕食と各々の料理のうでについてシン達が和気藹々とした雰囲気で話している所を見ているものがいた。 文「あの外来人に取材したいけどあの雰囲気に突っ込んでいく自信が無い…。仕方ないから諦めましょう…」 射命丸 文は文々。新聞の記者である。 彼女は最近妖怪の山で話題となっている外来人「シン・アスカ」の取材をするために 来ていたのだがシン達の雰囲気があまりにもほのぼのとしているために取材を諦めた。 文「あや?なんか助かった気がするのは何故でしょうか?」 烏天狗A「あ、いた!よし、早速取材を…」 文が諦めた事をいいことに1人の烏天狗がシン達に接触しようとしたが突然現れた2人の男に掴まれた。 憑依神J「おい、おまえ」 烏天狗A「はひ?」 憑依神J「おまえ何をしようとした?」 烏天狗A「なにって取材を…」 フルフェイスのヘルメットをかぶった男が烏天狗Aに 何をしようとしたかを尋ね、烏天狗Aは取材だと答えた。 そこに銀髪の男が口を開いた。 憑依神T「やめておけ。命は投げ捨てるものではないぞ」 烏天狗A「取材をして何が悪いって言うんだアンタ達は」 憑依神J「ほう?いい度胸だ。おいお前俺の名を言ってみろ」 烏天狗A「な、なにを?」 憑依神T「仕方あるまい…。かかってくるがいい…」 烏天狗A「人間風情がなめやがt…」 烏天狗Aが先手必勝とばかりに弾幕を放とうとしたが 憑依神J「北斗羅漢撃!!」 憑依神T「北斗有情断迅拳!!」 烏天狗A「あべし!!」 いつの間にか2人の男が烏天狗Aの背後にいて、そのまま2人の技を受けて昇天した。 憑依神T「もういい。ここまでだ」 憑依神J「どうだ悔しいか?アハハハハ!!!!」 それを傍から見ていた文は顔を蒼くした。 文「あの人に取材する時はアポイントをとっとこ…」 文はシンに取材をする時は事前に伝えておこうと思ったのだった…。 2 自分が認めた英雄に敗れ、神の眼に飛び乗って自害し、 2度目の死を迎えたが何故か生きており、バルバトスはその周りを調べた。 そこで出られないと絶望した。 しかし、自身が認めた英雄が神を倒し、バルバトスは歴史の修正作用で 当時最も狂気であふれていた世界…C.Eに精神体として飛ばされた。 この狂気の世界を見て回っていたバルバトスはある場面に直面した。 それはシン・アスカの誕生に偶々立ち会ったのである。 その時にシンを見てからバルバトスは何故か彼に惹かれる何かを感じ、彼の動向を追っていた。 そして、シンにとっての最初の悲劇に立ち会ってしまった。 第一次オーブ防衛線… そう、シンが自分の家族を目の前で殺されてしまったのである。 バルバトスは今何もできない自身の身体を嫌悪していたが、 同時にシンがどうやって立ち上がるのかを楽しみにしていた。 その後、エルレインと合流しシンの戦いを見守っていた。 戦いが進むにつれてシンを見守る精神体が増えていた。 北斗神拳の伝承候補者達が 南斗聖拳の伝承者が 流派東方不敗の者が ヴァルハラの長の神が シンを見守っていた。 だが、シンは様々な思惑を持った人々に踊らされ、最後は裏切りにあって、世界から抹殺された。 その際にエルレイン達と協力して戦争とは無縁の地を目指し、その際にデスティニーの中に宿った。 そして辿り着いた場所こそがここ幻想郷であった。 この地に来てからシンは幻想郷に適応した。 しかし、この地にて平穏を崩そうとしている者がいる。 シンはそれを止めるべくこの地でできた新しい仲間達と共に戦うことを決意した。 だからバルバトス達もシンの助けとなるようにいつでも彼の呼びかけに対応できるように鍛錬を怠らないのだった…。 傷心の少年と天真爛漫な氷精 ~異変調査の旅―紅魔館編前編―~ シン「ここが紅魔館か…」 霊夢「ホントにここはいつ来ても目が痛いわね…」 チルノ「ありがとね。大ちゃん」 大妖精「ううん。私はチルノちゃん達の助けになればいいと思って行動しているだけだから」 大妖精の家から出発してから3時間でシン達は紅魔館の門まで来ていた。 そこでシン以外の3人がある違和感に気がついた。 霊夢「あら?いつもここで寝ている門番がいないわね」 チルノ「そういえばそうだねー」 大妖精「確かにいつもならここにいますよね」 それはいつもならここで門番をしている妖怪…紅美鈴がいないのである。 そして、霊夢達が門を睨んでいる時に爆音が轟いた。 チルノ「な、なに!?」 霊夢「この音は爆音!?」 大妖精「あわわ!どうしましょう!?」 シン「!」 霊夢達が慌てている時、シンは何か懐かしい気配をこの紅魔館に感じ、 そのまま中に入り、そのまま全力疾走で駆けていった。 チルノ「シン兄!?」 大妖精「どうしたんですか!?」 霊夢「と、とにかくシンを追うわよ!!」 チルノ「う、うん」 大妖精「は、はい!」 シンの突然の行動に一瞬硬直したチルノ達だが我に返ってシンを追い始めた。 一方紅魔館の館内はというとパニック状態になっていた。 妖精メイド×12「ヒャッハー!!」 咲夜「クッ…まさかここまで妖精が強くなるなんて!!」 美鈴「ちょっとこの数はキツイですよ咲夜さん!!」 パチュリー「むきゅー…」 妖精の異常なまでの力を持ったのはここ紅魔館も例外ではなかった。 普段なら咲夜1人で対処できたのだが今は美鈴とパチュリーの手を借りて鎮圧にあたったのだが パチュリーは喘息で早々に戦力外になり、彼女を守る為に防戦一方だった。 咲夜「このままでは…」 妖精メイド「ヒャッハー!!汚物は消毒だー!!!」 咲夜「しま…」 元々防衛に向いている美鈴はともかくむしろ攻撃が最大の防御である咲夜は苦戦し、 ついに1人のメイド妖精の放った光弾が咲夜を貫こうとしていた。 咲夜「(お嬢様…申し訳ありません…)」 美鈴「咲夜さん!!」 咲夜は自分の死を覚悟して目を閉じたが一向に痛みが来ない事に気がついた。 咲夜「(あれ?痛みが無い?)」 咲夜は恐る恐る目を開けるとそこにはナイフを持った赤い服装の少年がいた。 少年がナイフをしまうと 妖精メイド×12「ちにゃっ!!!」 自分達を苦戦させていた妖精メイド達を一瞬で倒したのである。 シン「大丈夫ですか?」 少年…シンは尻もちをついていた咲夜に手を差し出し、 咲夜も思わずシンに手を伸ばし、立ち上がり、美鈴と共に自己紹介をした。 咲夜「ありがとうございました。私はこの紅魔館のメイド長を務めております十六夜咲夜と申します」 美鈴「紅魔館の門番をしている紅美鈴です」 シン「シン・アスカです。人里の寺子屋で教師を務めています」 咲夜はシンという名前に聞きおぼえがあった。 元々⑨だったチルノを今では寺子屋でベスト3になるまで学力を向上させた教師と人里の話題で聞いた。 まさか目の前の少年がその教師とは思わなかったが。 チルノ「シン兄~!!」 大妖精「シンさ~ん!!」 霊夢「わたし達をおいてかないでよ!!」 シン達が自己紹介をしている間にチルノ達はシンに追いついた。 咲夜「あなたは霊夢じゃない!どうしてこんなところまで?」 霊夢「アンタ達が異変の原因と思ったから殴りこみに来たのよ!!」 霊夢と咲夜は会うやいなや手持ちの得物を構えた。 チルノ「ちょっちょっと霊夢!!」 シン「会っていきなり喧嘩を売るなよ!!」 霊夢「シンは黙ってて!!」 いきなり喧嘩腰で会話をする霊夢を嗜めるシンだが 霊夢はシンの言葉を無視していざ弾幕ごっこをしようとした。 しかし、シンは霊夢に対してのの切り札(?)を持っていた。 シン「なら霊夢は今日の晩飯抜きだな」 霊夢「!?」 シン「今日は霊夢が気に入った料理を作ろうと思ったんだがな~」 霊夢「ごめんなさい」 咲夜「変わり身早っ!?」 それは霊夢の今日の夕食抜きというものだった。 霊夢はシンの事が好きである。 そして、シンのつくる料理は彼女の大きな楽しみの一つである。 それを抜きにされるというのは霊夢にとっては苦痛以外なにものでもない。 一方咲夜は霊夢のあまりにもの早い変わり身に呆れていた。 美鈴「とりあえず異変について何が起きているか説明してもらったもいいですか?」 大妖精「は、はい。実は…」 少女説明中… 美鈴「なるほど。つまりはここの妖精メイドと同じ変化が他の妖精にも起きていて それが原因で幻想郷のパワーバランスを崩しかねないというわけですね」 大妖精「はい」 霊夢「それだけじゃないわ!!」 美鈴「霊夢さん?」 霊夢「その異変の原因と間違えられて危うくチルノが殺される所だったのよ!!」 シン「(自分の事を棚に上げてるな…)」 美鈴がこの異変の概要をまとめて大妖精がそうだと言う前に霊夢がチルノの事を追加して、 シンは自分のことを棚に上げている霊夢を呆れた視線で見ていた。 咲夜「とにかくその大妖精の見た霧についてはお嬢様に聞くしかないわね」 シン「できればすぐにでも確認したいんですけどいけますか?」 咲夜「分かりました。すぐにお嬢様の所へ参りましょう」 シン達は事の顛末を確認するためにここ紅魔館の主… レミリア・スカーレットのもとへ向かうのだった…。 オマケ シン達がレミリアの元へ向かい始めた直後の一幕 霊夢「ねえシン」 シン「どうした霊夢?」 霊夢「バルバトスとエルレイン以外でデスティニーの中に宿っている奴って何人いるの?」 シン「うーん。俺が確認できただけでもあと8人位は把握できてる」 霊夢「へー…どんなやつがいるの?」 シン「生身でMSを破壊できる人とか指先ひとつで敵を破裂させる事が出来る人とか ヴァルハラって世界のトップだった人とか…」 大妖精「シンさんはその方達の力を借りる事が出来るんですね!」 シン「まあな」 チルノ「すげー!!」 大妖精「本当に凄いですよ!!」 シン「ありがとな」 チルノ「えへへ~」 大妖精「///」 霊夢「パルパル…」 咲夜「(やだなにこの空気…)」 美鈴「(凄く居ずらいです…)」 パチュリー「むきゅー…」 シン達の雰囲気にまったくついていけない咲夜と美鈴であった…。
https://w.atwiki.jp/wildfang/pages/98.html
道具屋 + ... 名前 価格 薬草 50 ポーション 100 解毒薬 50 レッドエナジードリンク 100 ブルーボトルドリンク 100 お守り 450 けものチップス 200 仏道の教え 1500 退魔行軍の巻物 2300 男気ふんどし 1000 シルクのふんどし 1200 防具屋 + ... 名前 価格 腹巻 3000 流鏑馬 3300 防人 3300 カミカゼの装束 3000 乱破の鎧 3200 マタギの上着 1800 当世具足 3800 倭漢の装束 1200 赤光の具足 3100 呪術師のローブ 2550 ☆毘沙門天の衣 5000 ☆毘沙門天の衣はルイマヅ雄戦クリア後。 マキとチャチャのホームグランド。 速さ重視のアーマーが揃っており、最初のアーマーで迷ったらこのルイマヅで購入すると良い。 アクセサリーでめぼしいものは「退魔行軍の巻物」。マキとチャチャを使用する場合は購入しておくといいだろう。 イベント ・滝行 期間:インタールード2クリア後~インタールード4クリアまで 条件:マキ・チャチャが出撃状態 残り日数2日以上 ルイマヅである期間イベントの一つ。サスト+出撃しているメンバーが修行をして経験ポイントを獲得できる。一度のみ。 名前 筋力 魔力 精神 サスト 10 12 15 ルーナ 12 10 15 マキ 10 15 10 チャチャ 12 15 14 カッツェ 12 15 15 レイル 15 15 15 リエル 7 9 8 リリィ 16 7 7 バル 11 16 11 イツカ 13 16 16 チャオラン 4~20 4~20 4~20 リャンフー 14 12 12 また追加効果で マキ HP60未満で守備・魔防+1 バル 守備・魔防+1 というものもある。 カサンドラは参加していないものの「筋力・技能・魔力+8」の経験点が入る。 V1・20でレディアとゼオラも経験点が入るように修正(これまで二人は参加していても入っていなかった)。 名前 筋力 魔力 精神 ゼオラ 14 12 12 レディア 20 20 20 ・真裸乱神の術と狐炎 条件:3回戦以降でルイマヅ代表が仲間にいる マキとチャチャでのイベント。ワールドマップからルイマヅに来ると開始。 チャチャに「狐炎」、マキには「真裸乱神の術」習得と「真裸乱神・無尽衝」が手に入る。またゲルドーガの援交イベントをこなしていない場合はマキの隠しパラメータ「羞恥」がなくなる。 ・真裸乱神の術(サストとマキのイベント) 条件:真裸乱神の術習得後~インタールード5まで マキがパートナー 残り日数1日以上 マキとサストとのイベント。「真裸乱神の術」を覚えた後でのサストとの修行イベントになる。 ゲルドーガの援交イベントで分岐がある。 援交イベントをこなしていない場合:技能・敏捷・精神+8 マキの好感度が「いい感じ」の場合は「受け流し」習得 援交イベントをこなしている場合:守備・魔防+1 「硬化毛の術」取得 また共通でマキの好感度が上昇する。 ・リエルとゲルドーガ② 期間:インタールード1クリア後~インタールード5まで 条件:リエル援交1を見ている 残り日数が一日以上 リエルとゲルドーガの援交イベントその2。 4000Gとリエルが「マゾ気質☆2」になる。 ・カッツェとゲルドーガ② 期間:インタールード1クリア後~インタールード5まで 条件:カッツェ援交1を見ている。 残り日数が一日以上 カッツェとゲルドーガの援交イベントその2。 4000Gとカッツェが「マゾ気質☆2」になる。 マキの援助交際③ 期間:インタールード5まで 条件:マキの援交①②を見ている 「真裸乱神の術」(サストとのイベント)のイベントを見ていること 残り日数が一日以上 マキとゲルドーガの援交イベント3つ目。条件で「真裸乱神の術」のイベントを先にこなしている必要があるので注意。 援交ながらも報酬はないものの、マキのステータスが上昇する(守備・魔防+1 HP+5)。
https://w.atwiki.jp/basarabattleheros/pages/14.html
ミッションは各50ずつ、全部で150のミッションがあるらしい。 伊達政宗が中心となる"葵穹"、真田幸村の"紅蓮"、前田慶次の"桜花"の3つの戦記から構成。 それぞれプレイできるミッションが異なる。使用できるキャラも異なる。 葵穹 選択できる武将 出現条件 備考 伊達政宗 最初から 片倉小十郎 「仁吼義侠 片倉小十郎」クリア いつき 「天真爛漫 いつき」クリア ミッション No ミッション 報酬 勝利条件 敗北条件 備考 1 伊達軍、進撃開始! 100両 足軽10体撃破 プレイヤー撃破 最初から選べる 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1616.html
1 現在人里ではある騒ぎになっていた。 それは寺子屋の教師であるシンが突如行方不明となったのである。 最初は妖怪がシンを攫ったのではないかと言われていたが、並みの妖怪では攫う事はおろか相手にすらならないため、その可能性は無かった。 必死の捜索が行われたのだが結局シンを見つける事ができなかった。 結果、シンの捜索は諦められたのだが諦めずにシンを捜索する少女がいた。 傷心の少年と天真爛漫な氷精 番外編 ~6/15~ 22 :シンチルの人:2011/06/15(水) 23 49 05 ID iSSna1.U 寺子屋 慧音「何?シンを探す為に無縁塚へ行くだと?」 チルノ「もしかしたらシン兄は無縁塚に行く為に人里から出たかもしれないの!」 慧音「しかしあの場所は非常に危険だ。彼もその事を重々承知していると思うのだが…」 シンを探す少女…チルノはシンを探す為に人里から出ると自分の教師である慧音に伝えた。 しかし、慧音はあまりチルノを無縁塚に行ってほしくなかった。 無縁塚は外の世界に最も繋がっていると伝えられている。 その為怨霊も多数いる為人里の人達は近付く事が出来ない場所である。 だが、チルノも理由なしに無縁塚に向かうつもりではなかった。 実は紅魔館の主であるレミリアから無縁塚にシンがいると教えてもらったのである。 だからこそチルノは無縁塚へ行くつもりであった。 チルノ「とにかくあたいは無縁塚に行ってくるから!!」 慧音「待て!チルノ!!」 チルノは慧音の制止を振り切って無縁塚へ向かっていった。 2時間後 チルノ「ここが無縁塚かあ…」 チルノは無縁塚に降り立つとそこには外の世界から来たと思われる多数の物があった。 ここには外の世界から色々な物が流れ着く場所なのである。 チルノはそんな物に目もくれずに先へ進もうとしたら自分の足元にピンク色の小さな箱のような物が 落ちていることに気が付き、その箱…携帯電話を見た。 チルノ「これなんだろ?」 チルノは携帯電話を不思議そうに見ていたが、当初の目的を思い出し、シンを捜し始めた。 チルノはあたりを見回しながら人影を捜すとあっさりシンを見つけた。 チルノ「シン兄!やっぱりここにいたんだ!!」 シン「チルノ!?何でここに?」 チルノ「シン兄が居なくなって人里のみんなが心配してたんだよ! だから紅魔館に居るレミリアに何処にいるのか分からないかと聞いたら 無縁塚に居るって聞いたから来たの!そういうシン兄だってなんでこんなところにいるのさ!?」 シンはここにチルノが来た事に動揺し、何故チルノがここに来たのかと尋ね、チルノは現在の人里の状況を話し、レミリアからシンの居る場所を聞き出したと答えた。 だが、チルノは何故シンが無縁塚に居るのかが分からなかった。だからシンに無縁塚に居るのかと尋ねた。 そしてシンは辛そうな顔をしながらチルノの疑問に答えた。 シン「そうか…。チルノ達には言って無かったもんな…」 チルノ「シン兄?」 シン「今日は俺の家族の命日なんだ…」 チルノ「え…?」 シン「もう隠す事も出来なさそうだからチルノにも話した方がいいな…」 そう、今日は6月15日。 地球連合とオーブの戦いによってシンが家族を無くした日である。 そして、シンを未だに縛り続ける日でもある。 シンはぽつぽつと自分がC.Eに居た時の話をチルノに話し始めた。 自分の妹のマユとの思い出 自分の両親との思い出 自分が共に過ごしていた家族の思い出をチルノに話した。 チルノ「シン兄…」 シン「今日ここに来たのは家族の墓参りの代わりみたいなものなんだ…」 チルノ「あたいは難しい事は分からないけどさ…」 シン「チルノ?」 シンの話を聞き終えたチルノは口を開いた。 チルノ「そのマユって子とシン兄のお父さんとお母さんは自分達の事でシン兄がこれ以上悲しくなる事を望んでないと思うの…」 シン「チルノ…」 チルノ「だからさ…シン兄が今まで悲しんだ分幸せになるといいと思うよ」 シンはチルノの言葉を聞いて、前に紅魔館を訪れた時にレミリアが自分に言った言葉を思い出した。 レミリア『貴方は色々と辛い経験をしてきたわ…。だから泣いてもいいの』 あの時自分は過去の事で泣く事が出来た。 だから今度は心から本当に笑えるようになろうと思った。 シン「そうか…そうだよな。ありがとなチルノ」 シンはチルノに礼を言いながらチルノの頭をクシャクシャと音が鳴るくらい撫でた。 シン「それじゃあ人里に帰るか」 チルノ「うん!!」 シン「(父さん、母さん、マユ…俺はこの幻想郷で精一杯生きていくよ…。だから見守っていてくれ)」 シンは心の中で自分の家族に自分の決意を呟き、チルノと共に無縁塚に背を向けた。 チルノはそんなシンの表情を見て満面の笑みを浮かべながらシンと手を繋いだ。 その時、そんなシンを見守る視線があった。その視線は過去の呪縛からようやく解放されたシ ンを祝福しているかのようだった。 なお、シンは人里へ戻った後、慧音に説教をされたのはいうまでもない。 白玉楼 マユ「そっか…。ようやくお兄ちゃんはあの時の出来事を吹っ切れるようになったんだね…」 妖夢「?マユさん。どうかしましたか?」 マユ「ううん。なんでも無いよ妖夢」 妖夢「それならいいですけど…」 マユ「(お兄ちゃんはもし私と会ったらお兄ちゃんはどう思うのかな…?)」 白玉楼と呼ばれる場所で半人半霊となり庭師兼見習い剣士として 生きていたマユは偶々無縁塚に立ち寄った時にシンとチルノの話を耳にし、その事を思い出して呟いた。 自分の先輩である妖夢に呟きが聞こえていたみたいだがマユはそんなことを気にせずに自分の本心を口にした。 マユ「お兄ちゃんに会いたいなあ…」 しかしこの呟きが言霊となり、本当に兄と再会する日が来るとはこの時マユは知る由もなかった…。 オマケ 無縁塚でシンとチルノの会話を盗み聞きしていた者の末路 Meiou「シン…少し頭を冷やそっか…」デバガメ中 Yagami「ラグナロクでもかましてやろか…」同上 レミリア「盗み聞きとは感心しないわね」2人の方をがっしりと掴む Meiou「人の恋路を邪魔するななの!!」レミリアの腕を振り払う Yagami「あんまりうるさいとラグナロク喰らわすで!!」同上 レミリア「やれやれ…仕方のないお嬢さん達ね…」指パッチンをする ジャギ「またおめぇらかよ!?」どこからともなく出現 トキ「仕方あるまい…かかってくるがいい…」どこからともなく出現 冥八「セットアッ…」デバイスを起動させようとする バルバトス「貴様等ぁ!!」どこからともなく出現 冥八「あれ?このパターンって…」 レミリア「南斗鳳凰拳奥義!天翔十字鳳!!」 冥八「あべし!!」 トキ「北斗!有情破顔拳!!ハァーン!!!」 冥八「ちにゃ!!」 バルバトス「アイテムなぞ使ってるんじゃねえぇ!!!」 冥八「ウボアー」星となる バルバトス「畜生にも劣る下劣な行為ぃ見逃すほどの腑抜けではないわ!!」 トキ「セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガイイ…」 レミリア「フハハハハハ!!」 ジャギ「ムチャシヤガッテ・・・」2人が星にされた方向を見ながら敬礼をする 教訓 人の話をデバガメするのはやめましょう
https://w.atwiki.jp/galleon/pages/148.html
年度 勝ち馬 1番人気 桜花賞馬 オークス馬 07年 ダイワスカーレット ウオッカ3着 ダイワスカーレット1着 ローブデコルテ10着 06年 カワカミプリンセス アドマイヤキッス4着 キストゥヘヴン6着 カワカミプリンセス1着 03年 スティルインラブ アドマイヤグルーヴ2着 スティルインラブ1着 スティルインラブ1着 02年 ファインモーション ファインモーション1着 アローキャリー不出走 スマイルトゥモロー不出走 99年 ブゼンキャンドル トゥザヴィクトリー13着 プリモディーネ不出走 ウメノファイバー4着 98年 ファレノプシス エアデジャヴー3着 ファレノプシス1着 エリモエクセル7着
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2111.html
[復刻]夜空に咲くファイアーフラワー レアボス シークレットレアボス 【復刻】天の川を渡って 五月雨のウェディング 4周年前夜祭 満開花見月 ときめき セイント・バレンタイン 鏡開き2020 2019年レイドイベント 2018年レイドイベントコメント [復刻]夜空に咲くファイアーフラワー 8月27日(木)メンテナンス終了後~9月10日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 花火メダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 閃光花火 180 攻撃+105,行動+215,回避+115,命中+120,火+180 打上華火 250 攻撃+235,防御+70,行動+250,命中+20,火+250 レイドボス お祭りナイト 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 花火のメダル イベントレアボス 山盛りジェム お祭り親方ナイト お祭りゴーレム 生命のメダル,[AG]3種類,花火のメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],花火のメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,花火のメダル 超ボス お祭りうさぎ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 花火のメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 レアボス ガルラ 深淵の紅鳥 [[ワイバーン]] 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] ドレイク 悲哀の魂 フェンリル 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた光の魔石,イベント専用[AG] イシュクル 魔王 イマジナリーエネミー 生命のメダル,天使の羽,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた黒い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,厄災の始まり,イベント専用[AG] 冥堕の炎神 冥堕の海神 冥堕の空神 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] 冥堕の地神 冥堕の天使 冥姫 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた光の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた黒い魔石,イベント専用[AG] 太陽神 神殺しの獣牙 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 戦神 魔弾 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 冥堕した火の魔神 冥堕した[[セルキー]] 生命のメダル,イベント属性魔石,厄災の始まり,欲望の欠片 生命のメダル,イベント属性魔石,厄災の始まり,欲望の欠片 モバゲー版レアボス + ... ガルラ ワイバーン 深淵の紅鳥 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント専用[AG] 悲哀の魂 フェンリル ドレイク 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた光の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント専用[AG] イシュクル 魔王 イマジナリーエネミー 生命のメダル,イベント専用[AG],天使の羽 生命のメダル,古びた黒い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,厄災の始まり,イベント専用[AG] 冥堕の炎神 冥堕の海神 冥堕の空神 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント専用[AG] 冥堕の地神 冥堕の天使 冥姫 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた光の魔石,イベント専用[AG] 生命のメダル,古びた黒い魔石,イベント専用[AG] 太陽神 神殺しの獣牙 生命のメダル,古びた紅い魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 生命のメダル,古びた蒼い魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 戦神 魔弾 生命のメダル,古びた緑の魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 生命のメダル,古びた大地の魔石,イベント属性魔石,欲望の欠片 冥堕した火の魔神 冥堕したセルキー 生命のメダル,イベント属性魔石,厄災の始まり,欲望の欠片 生命のメダル,イベント属性魔石,厄災の始まり,欲望の欠片 シークレットレアボス イベント専用 画像 名前 冥界の甘露蜜 拠点周回警備でドロップする。使用回数1日1回限定必ず謎のモンスターが出現、メンテ時に削除される 拠点周辺警備出現レアモンスター [AG]亡霊、[AG]煌竜玉、[AG}猛犬注意、[AG]天魔外道、冥界の甘露蜜 シークレットレアボス 暴れだした徘徊者 生命のメダル 織工のボトム 古びた光の魔石 厄災の始まり + モバゲー版 暴れだした徘徊者 生命のメダル 織工のボトム 古びた光の魔石 厄災の始まり 【復刻】天の川を渡って + 開く 7月2日(木)メンテナンス終了後~7月16日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 七夕メダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 星河一天 250 光+110,攻撃+489,防御+111,回避+105,命中+125 昼想夜夢 180 闇+80,HP+159,防御+241,行動+228,回避+62 レイドボス 七夕ディア 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 七夕のメダル イベントレアボス 笹船のジェム 天ノ川ディア 生命のメダル,[AG]3種類,七夕のメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],七夕のメダル 星夜の騎士 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,七夕のメダル 超ボス 星夜のウサギ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 七夕のメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 五月雨のウェディング + 開く 6月4日(木)メンテナンス終了後~6月18日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 紫陽花メダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 掌中之珠 180 HP+195,防御+225,行動+130,回避+75,光+85 鴛鴦之契 250 HP+210,防御+176,行動+250,回避+135,光+120 レイドボス 紫陽花ディア 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 紫陽花メダル イベントレアボス 紫陽花ジェム 五月雨ディア 紫陽花の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,紫陽花メダル 生命のメダル,[AG]3種類,紫陽花メダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,紫陽花メダル 超ボス 紫陽花の花嫁 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 紫陽花メダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 4周年前夜祭 + 開く 3月19日(木)メンテナンス終了後~4月2日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 4th前夜祭メダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 4周年 180 HP+334,防御+124,行動+132,命中+145,水+85 感謝感激 250 HP+204,攻撃+302,行動+186,回避+243,水+120 レイドボス 4周年前夜祭ディア 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 4th前夜祭メダル イベントレアボス 前夜祭ボックス 前夜祭ボックス 前夜祭の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,4th前夜祭メダル 生命のメダル,[AG]3種類,4th前夜祭メダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,4th前夜祭メダル 超ボス 前夜祭ラビット 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 4th前夜祭メダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 満開花見月 + 開く 3月19日(木)メンテナンス終了後~4月2日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル サクラメダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 一陽来復 180 HP+325,攻撃+109,行動+187,回避+135,火+85 春和景明 250 攻撃+234,防御+398,行動+250,命中+146,火+120 レイドボス 桜好きのスケルトン 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 サクラメダル イベントレアボス お花見弁当 花見のスケルトンナイト 桜の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,サクラメダル 生命のメダル,[AG]3種類,サクラメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,サクラメダル 超ボス さくらびっと 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 サクラメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 ときめき セイント・バレンタイン + 開く 2月6日(木)メンテナンス終了後~2月20日(木)メンテナンス開始まで 延長~2月27日(木)メンテナンス開始まで http //omf-game.alphapolis.co.jp/articles/view/6975 イベント限定メダル ショコラメダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 意中之人 180 HP+310,攻撃+95,防御+185,回避+140,土+85 愛屋及鳥 250 HP+460,攻撃+225,行動+230,命中+120,土+120 レイドボス バレンタイン・オーク 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 ショコラメダル イベントレアボス バレンタインボックス チョコレート・オーク 聖バレンタイン騎士 生命のメダル,[AG]3種類,ショコラメダル 生命のメダル,[AG]3種類,ショコラメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,ショコラメダル 超ボス チョコフォンデュ・ラビット 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 ショコラメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 鏡開き2020 + 開く 1月9日(木)メンテナンス終了後~1月23日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 日の出メダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade あけおめ 180 HP+320,防御+200,命中+180,行動+150,火+85 ことよろ 250 攻撃+360,回避+120,命中+165,命中+135,火+120 レイドボス ディア2020 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 日の出メダル イベントレアボス 鏡餅ジェム ディア2019 新年の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,日の出メダル 生命のメダル,[AG]3種類,日の出メダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,日の出メダル 超ボス 鏡開きうさぎ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 日の出メダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 2019年レイドイベント 賑やかなクリスマスイブ + ... 12月05日(木)メンテナンス終了後~12月19日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル リースメダル 交換所のラインナップはこちら イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 聖夜祭 180 HP+250,回+200,命+180,行+150,闇+85 聖夜贈物 250 攻+120,防+340,命+135,行+200,光+120 レイドボス 聖夜のトナカイ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 リースメダル イベントレアボス クリスマスプレゼント ツリー頭のボーン 聖夜の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,リースメダル 生命のメダル,[AG]3種類,リースメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,リースメダル 超ボス ウサンタさん 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 リースメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 最強のもみじハンターは誰だ!? + ... 11月07日(木)メンテナンス終了後~11月21日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル もみじのメダル イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 桐葉知秋 180 防+250,回+140,命+140,行+140,土+85 万古千秋 250 HP+400,攻+290,命+340,回+220,土+120 レイドボス 登山中のボーンナイト 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 もみじのメダル イベントレアボス 秋のお弁当箱ジェム きのこ狩り中のオーガ やきいも剣士 生命のメダル,[AG]3種類,もみじのメダル 生命のメダル,[AG]3種類,もみじのメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,もみじのメダル 超ボス 秋を満喫中のうさぎ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 もみじのメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 [復刻]HappyHalloween!いたずらモンスターをやっつけろ! + ... 10月10日(木)メンテナンス終了後~10月24日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル かぼちゃのメダル イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 灯火可親 170 攻+222,防+199,回+148,光+92 百味飲食 220 HP+165,攻+201,行+91,命+187 レイドボス 魔女ゴーレム 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 かぼちゃのメダル イベントレアボス トリックオアジェム ジャックオースケルトン かぼちゃ仮装剣士 生命のメダル,[AG]3種類,かぼちゃのメダル 生命のメダル,[AG]3種類,かぼちゃのメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,かぼちゃのメダル 超ボス おばけ仮装うさぎ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 かぼちゃのメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 月が輝く夜 + ... 9月12日(木)メンテナンス終了後~9月26日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル 秋月のメダル イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 満月 180 攻撃+340,防御+210,行動+110,命中+120,風+160 月下美人 250 HP+200,攻撃+100,防御+350,行動+50,光+90 レイドボス タイプ 地上の観月者 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 秋月のメダル イベントレアボス 奉物のジェム タイプ 月の観測者 月の騎士 生命のメダル,[AG]3種類,秋月のメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],秋月のメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,秋月のメダル 超ボス 月の従者 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 秋月のメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 正体不明!?エイリアンサバイブ + ... 8月15日(木)メンテナンス終了後~8月29日(木)メンテナンス開始まで イベント限定メダル UFOのメダル イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 宇宙 180 闇+85,HP+420,回避+150,命中+150,行動+220 正体不明 250 土+160,攻撃+330,行動+140,回避+140,命中+140 レイドボス タイプ ハウンド 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 UFOのメダル イベントレアボス ダークマタージェム タイプ キュアノエイデス タイプ ヴェルデ 生命のメダル,[AG]3種類,UFOのメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],UFOのメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,UFOのメダル 超ボス タイプ だるめしあん 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 UFOのメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 夜空に咲くファイアーフラワー + ... 7月18日(木)メンテナンス終了後~8月1日(木)メンテナンス開始まで イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 線香花火 180 攻撃+215,行動+105,命中+115,回避+120,火+90 打上花火 250 攻撃+20,防御+250,行動+235,命中+70,火+160 レイドボス お祭りナイト 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 花火のメダル イベントレアボス 山盛りジェム お祭り親方ナイト お祭りゴーレム 生命のメダル,[AG]3種類,花火のメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],花火のメダル 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,花火のメダル 超ボス お祭りうさぎ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 花火のメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 天の川を渡って + ... 6月20日(木)メンテナンス終了後~7月4日(木)メンテナンス開始まで イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 星河一天 250 光+110,攻撃+489,防御+111,回避+105,命中+125 昼想夜夢 180 闇+80,HP+159,防御+241,行動+228,回避+62 レイドボス 七夕ディア 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 七夕のメダル イベントレアボス 笹船のジェム 天ノ川ディア 生命のメダル,[AG]3種類,七夕のメダル 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],七夕のメダル 星夜の騎士 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類,七夕のメダル 超ボス 星夜のウサギ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 七夕のメダル [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 雨降る花嫁!?ドレスモンスター討伐式! + ... 5月23日(木)メンテナンス終了後~6月6日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 比翼連理 250 風+110,HP+500,防+330,回+350 空花乱堕 180 風+80,攻撃+261,防御+233,行動+152,回避+30 レイドボス 紫陽花トナカイ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 花嫁のメダル イベントレアボス 傘のジェム 紫陽花トナカイ(土) ブーケの騎士 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG] 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス ドレスウサギ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 [AG]光の完全結晶 アニバーサリーモンスター討伐祭! + ... 4月25日(水)メンテナンス終了後~5月9日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 三千世界 250 火+110,攻撃+320,命中+120,行動+40 3周年 180 闇+100,攻撃+123,防御+123,命中+123,回避+123 レイドボス アニバトナカイ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス アニバジェム アニバトナカイ(無) アニバの剣士 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG] 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス アニバウサギ 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 [AG]光の完全結晶 桜花爛漫!賑やかな花便り + ... 3月20日(水)メンテナンス終了後~4月4日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 落花繽紛 250 攻撃+200,行動+120,回避+350,命中+220 桜花爛漫 180 水+100,HP+300,攻撃+200,防御+250 レイドボス 場所取りうさぎ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル 桜の欠片 [AG]1種類 イベントレアボス 観桜ジェム 団子うさぎ お酌うさぎ 生命のメダル,[AG]3種類,桜の欠片 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG],桜の欠片 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス 桜満開ベア 生命のメダル [AG]火の完全結晶 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 桜の欠片 [AG]光の完全結晶 砂漠の悪人!砂嵐の大決戦 + ... 2月21日(木)メンテナンス終了後~3月7日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 虎嘯風生 250 攻撃+300,行動+100,回避+200,命中+250 花鳥風月 180 風+100,HP+220,攻撃+250,防御+220 レイドボス 砂漠の盗賊 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス ジェムの盛り合わせ 砂漠のならず者 砂漠の傭兵 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG] 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス デザートウィッチ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 猪突猛進!レイドイベント + ... 1月24日(木)メンテナンス終了後~2月7日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 気炎万丈 180 火+100,HP+200,攻撃+250,防御+220 熱烈峻厳 230 攻撃+280,行動+100,回避+250,命中+200 レイドボス イノシシ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス おせちジェム イノシシ(無) イノシシ(闇) 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG] 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス 獅子舞うさぎ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 2018年レイドイベント 聖夜のモンスター大討伐!(光属性) + ... 12月27日(木)メンテナンス終了後~1月10日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 光輝燦然 170 光+87,HP+154,攻撃+228,防御+218 絶巧棄利 220 攻撃+242,行動+85,回避+218,命中+164 レイドボス デコトナカイ 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス クリスマスボックス ボーンツリー クリスマスナイト 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]1種類,イベント専用[AG] 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス 防寒うさぎ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 ハイキングモンスター狩り!(火属性) + ... 11月29日(木)メンテナンス終了後~12月13日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 刻露清秀 170 火+85,攻+234,防+126,命+266 千秋万歳 220 行+103,攻+129,命+184,回+111 レイドボス 紅葉オーク 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス 紅葉ジェム 登山家スケルトン 戦闘の秋 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス クライミングうさぎ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 秋のウキウキモンスター狩り!(風属性) + ... 11月1日(木)メンテナンス終了後~11月15日(木)メンテナンス開始まで ▼シークレットレアボス出現! 拠点の近くに甘い香りを放つ虫を確認したとの報告が届いています! その虫に釣られるように、巨大な存在が飛び出してきたようです。 冒険者の皆様、特に甘そうな蜜を見つけた際には十分な覚悟を決めてお使いください… イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 羽団扇楓 170 HP+171,攻+234,行+75,風+80 寒山古木 220 HP+388,攻+55,防+249,命+174 イベント専用 画像 名前 冥界の甘露蜜 拠点周回警備でドロップする。使用回数1日1回限定必ず謎のモンスターが出現、11/15メンテ時に削除される 拠点周辺警備出現レアモンスター [AG]亡霊、[AG]煌竜玉、[AG}猛犬注意、[AG]天魔外道、冥界の甘露蜜 レイドボス 山の恵みオーク 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス ジェムランチョン 山登りスケルトン 焼き芋係 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス ハイキングうさぎ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 シークレットレアボス 暴れだした徘徊者 生命のメダル 古びた光の魔石 厄災の始まり 織工のボトム HappyHalloween!いたずらモンスターをやっつけろ!(光属性) + ... 10月4日(木)メンテナンス終了後~10月18日(木)メンテナンス開始まで イベント専用アビリティジェム 画像 名前 Grade 灯火可親 170 攻+222,防+199,回+148,光+92 百味飲食 220 HP+165,攻+201,行+91,命+187 レイドボス 魔女ゴーレム 魔獣の骨欠片 幻惑鉱石 生命のメダル [AG]1種類 イベントレアボス トリックオアジェム ジャックオースケルトン かぼちゃ仮装剣士 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,[AG]3種類 生命のメダル,魔獣の骨欠片,幻惑鉱石,[AG]1種類 超ボス おばけ仮装うさぎ 本家版 モバゲー版 生命のメダル [AG]火の完全結晶 生命のメダル [AG]4種類 猛者の宝石箱 [AG]水の完全結晶 幻惑鉱石 猛者の宝石箱 クスノキの蜜 [AG]風の完全結晶 魔獣の骨欠片 欲望の欠片 欲望の欠片 [AG]土の完全結晶 スキルストーン [AG]光の完全結晶 [AG]闇の完全結晶 コメント 名前 比翼連理のステ Grade250 風+110,HP+500,防御+330,回避+350 - 名無しさん (2019-05-26 18 17 34)
https://w.atwiki.jp/versailles/pages/104.html
番組放送予定 【完全版 (再放送)】 7/10(土) 26 05~27 33 (7/11(日) 2 05~3 33)NHK総合 / デジタル総合 「MJ ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010 完全版」 【完全版】 6/7(月) 25 05~26 35 (6/8(火) 1 05~2 35)NHK BS2 「MJ ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010 完全版」 【MJ 通常放送】 4/18(日) 18 10~18 40NHK総合 / デジタル総合 「MUSIC JAPAN~ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010~」 【出演バンド・演奏曲】 ※放映順 (収録ライブ演奏順) cali≠gari 「マッキーナ」「‐踏‐」「スクールゾーン」 Plastic Tree 「うつせみ」「梟」「Ghost」 ギルガメッシュ 「DIRTY STORY」「arrow」 hide 「Beauty Stupid」「Hi-Ho」「ROCKET DIVE (hide with Spread Beaver)」※1996~1998年ポップジャム出演時の映像。松本裕士氏のインタビューもあり 彩冷える-ayabie- 「action」「サヨナラ」「未来へ」 シド 「歌姫」「sleep」 Versailles 「PRINCESS -Revival of church-」「愛と哀しみのノクターン」 Alice Nine 「MIRROR BALL」「RAINBOWS」 ムック 「ファズ」「オズ」「約束」 MUSIC JAPAN 特番情報 (携帯はこちら) MUSIC JAPAN 番組ホームページ (携帯はこちら) MJブログ (携帯はこちら) NHK番組表 (携帯はこちら) 番組収録ライブレポート - EYES BLOG (携帯はこちら) 全出演バンド セットリスト ※4/18 MJオンエア曲 【1】 cali≠gari マッキーナ ※ ‐踏‐ スクールゾーン 【2】 Plastic Tree うつせみ ※ 梟 Ghost 【3】 ギルガメッシュ DIRTY STORY arrow ※ 【4】 彩冷える‐ayabie‐ action サヨナラ 未来へ ※ 【5】 シド 歌姫 ※ sleep 【6】 Versailles PRINCESS -Revival of church- 愛と哀しみのノクターン ※ 【7】 Alice Nine MIRROR BALL ※ RAINBOWS 【8】 ムック ファズ オズ 約束 ※ 観覧者募集 ※募集は終了しました 【応募締切】 1/27(水) 23 59 【PC】 「イベント・インフォメーション」から「MUSIC JAPAN~ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010~ (2月22日)」をクリックして下さい 【携帯電話】 「メニュー」→「TV」→「NHK」と進み、「NHKケータイHP」から「観覧」→(「観覧募集(東京)」)→「MUSIC JAPAN~ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010~(2月22日) (10/1/27締切)」へと進んで下さい 上記「申し込みフォーム」のページに必要事項を登録して応募して下さい 入場は無料です 観覧は抽選となります 抽選の結果、当選された方には入場整理券 (1枚で2人入場可)を 2/8(月) に発送します また、落選された方には、2/9(火) 17時以降に、落選通知メールをお送りします 番組収録ライブ詳細 【日時】 2/22(月) 開場 18 00 / 開演 19 30 (終演予定 21 30) 【会場】 NHKホール (東京都渋谷区神南2-2-1) 【出演】 彩冷える / Alice Nine / Versailles / cali≠gari / ギルガメッシュ / シド / Plastic Tree / ムック 注意事項 お申込みは、お1人様1件に限らせて頂きます 同一電話番号・同一メールアドレスでの重複申込みはできません。複数お申込み頂いても1件として取り扱います 架空の応募者情報、もしくは応募者本人以外の住所、名前、電話番号、メールアドレスでのお申込みはお断りします 18歳未満の方が応募する際には、保護者の承諾を得たうえで、申込みフォームに「保護者の承諾の有無」と「保護者のお名前・電話番号」も必ず入力して下さい 入力内容に不備があった場合は、無効となりますのでご注意下さい インターネットオークション等での転売を目的としたお申込みは固くお断りいたします。なお、売買を目的としたお申込みであると判明した場合には、抽選対象外とさせて頂きます ご応募頂いた方には受付確認メールをお送りします 受信拒否設定等をされている方は、あらかじめ nhk.jp からのメールを受信できるよう、設定の変更をお願いします。 また、フリーメールアドレスで申込まれた場合は、こちらからお送りするメールを受信できないことがあります ご応募の際に頂いた情報は、抽選結果のご連絡のほか、受信料のお願いに使用させて頂くことがあります 【問い合わせ】 NHKサービスセンター 03-3464-0200 (自動音声) NHKでは、「MUSIC JAPAN」のスペシャル企画として「MUSIC JAPAN~ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010~」を実施します。 日本のみならず、世界各国で人気が沸騰している「ネオ・ビジュアル系」を代表するバンドがNHKホールに勢揃いし、熱いライブを披露します。 入場のお申込みは、NHKのホームページと携帯サイトで受け付けるWEB応募を試行します。
https://w.atwiki.jp/gundam_dollda/pages/177.html
151 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 04 45 53 だから、ターニャは信じていた。 かつて自分が、マイケルによって変われたように。 火星コロニー群の中には、性風俗に特化したコロニーがいくつかある。 そのコロニーの一つに、幼い頃のターニャはいた。 貧しかった家庭事情のせいで、ターニャはその身を娼館に売られてしまった。 泣こうが喚こうが叫ぼうが、親は冷たい目のまま。 信じていた、唯一の肉親だというのに。 その時、彼女の中で何かが壊れてた。 己の境遇に絶望し、死を望んだこともある。 そんなある日、彼女の元に、彼はやってきた。 床に無造作にばらまかれる札束。 ペコペコと頭を下げる娼館のオーナー。 『……アンタ、なに?』 『僕は火星圏に新天地を創る男さ』 オーナーがいなくなり二人きりになった部屋で会話が始まる。 『ハッ。何言ってんの? この火星圏にそんなとこありゃしない! ましてや創ることなんて……』 『できるさ! 僕が創る!』 『アタシと年も変わらないガキが!?』 『年なんか些細なことさ。未来を創るのは老人かもしれないし、 若者かもしれない。要するにその意志があるかないかだよ』 なんという夢想家だろう。 ターニャは呆れ返ってしまう。 152 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 04 49 50 だがその反面、不思議と、その言葉に実現性があるように思えた自分がいる。 この男は何故、荒んだ火星圏で、こんなにも明るく振る舞えるのだろう。 絶望に満ち溢れていたターニャに、少しずつ希望が生まれていく。 (アイツがアタシをあの娼館から連れ出してくれた時から、 ずっとアタシは、アイツの創る新天地を信じてきたんだ) だから、ここまで来れた。 生きるために、様々なことを覚え、何度も死線を乗り越えてきた。 ターニャは振り返る。 そして、タオとマオを抱き締めた。 「あんた達も、アイツの創る未来には欠かせない。だから死ぬんじゃないよ」 タオとマオは、突然のことに驚いた様子だったが、感情の起伏は余りにも薄かった。 この兄弟は、何を思うのだろう。 ミランダのいなくなったドックに、ギデオンとヴァイスが入ってくる。 力無く床に座り込んでいるクラン。 シンシアと再び歩み始めることのできた感動の涙は、突然の別れへの悲しみの涙に変わっていた。 シンシアはそんなクランを不安そうな面持ちで見つめている。 「何があった!?」 啜り泣くクランにヴァイスが訊く。 顔を上げたクランの顔は、涙で濡れていた。 153 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 04 53 39 「ミランダさんは……火星コロニー独立派だった……」 「なん……だと……」 クランの言葉に、茫然自失となるギデオン。 ヴァイスも、動揺のあまり目が震え、愕然と立ち尽くす。 「そんなことってあるか……あってたまるかよッ!!」 来るもの拒まず去るもの追わずのジャンク屋精神も、この時ばかりは意味がなかった。 つい先刻まで話していた彼女が。 火星の調査のために、何ヶ月も寝食を共にした仲間が。 眼鏡の奥の冷たい両眼を、時より細めて優しく笑うミランダが。 自分達を執拗なまでに追っていた火星コロニー独立派の、火星コロニー義勇軍の一員だったとは。 クランも、ギデオンも、ヴァイスも、そこにある事実を受け入れられない。 「追おうぜ、ミランダを」 静かに、ヴァイスが言う。 「ヴァイス……」 クランがヴァイスを見る。 「仲間じゃなかったのかよ! 俺達は!? なんでこんな突然……何も言わないで……」 「裏切ることに突然も何もないとは思うがな」 「ッ! 隊長!!」 「落ち着けトロニクス君」 驚きはしたものの、ギデオンは冷静さを取り戻していた。 154 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 04 58 00 リーダーシップを執らなければならない立場として、一瞬の焦りも禁物なのだ。 「隊長だって信じられねぇだろ! ミランダはこの戦いのことを俺に訊いたんだ……」 紛争を案じていたミランダがこんなことをするはずがない、と。 「それに、あいつは何か言いたげだった。あいつは……」 ミランダは何を言おうとしたのか。 ヴァイスは、ハッとなる。 (止められなかったのか、俺は!?) ミランダは酷く思い詰めたような表情だった。 ヴァイスは後悔する。 何もかも遅すぎる後悔。 「彼女は独立派だった」 「隊長、あんた……!」 「だが、我々火星調査隊の一員でもある」 「!」 ギデオンの顔はしっかりと何かを見つめていた。 ヴァイスはその視線を追う。 視線の先には、ドルダではなく、ヴァイスが改修作業を進めていた3機のモビルスーツがあった。 「我々は軍人ではないが、成すべき事のために戦わねばならないのかもしれない」 「成すべき……」 「事?」 ギデオンの言葉に、ヴァイスとクランが聞き返す。 「この3機のモビルスーツは、元はステーションにあった火星コロニー義勇軍のローズだ。 155 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 01 31 だが今は、一部を残し完全な別物へと変貌を遂げた。EA-001グワッシュ・モビルスーツだ」 まじまじと眺めながら、ギデオンは語る。 「ジャイアントマン。彼は我々に地球圏連合軍と火星コロニー義勇軍の休戦協定の会談の場を用意してくれた。 そして、それがもし無になった時のために、彼はもう一つの“和平への道”を用意してくれたのだ。それがこれだ」 「私達に、戦争をしろと?」 怪訝そうに眉を顰め、クランはギデオンに尋ねる。 ジャイアントマンが用意した休戦協定以外の“和平への道”など、クランは知らなかった。 ギデオンは敢えて知らせなかったのかもしれないが、クランは納得がいかない。 火星からこのコロニーまで、数々の戦いを目にしてきた。 討たれたモビルスーツは爆発し、パイロットのほとんどは助かってはいないだろう。 クランは、そんなことをするのは嫌だった。 「確かにこのモビルスーツで戦場に出れば、こちらに攻撃をしてくる者もいるだろう」 ギデオンが、クランを見る。 クランは驚く。 その顔があまりにも真剣だったからだ。 「だが、戦場に出なければ、説得も何もできないということだ。ウォン君にしろな」 156 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 06 43 ウォン。即ちミランダの名が出たことに、ヴァイスは驚いた。 だが、すぐにその顔を笑みに変える。 「ウォン君の一件、彼女も悩み決めたことだろう。なら、その悩みを我々も共有して、解決してやりたい」 「やっぱり、あんたは俺達の隊長だ!」 「私は最初から追わぬとも止めぬとも言ってはいないさ」 喜ぶヴァイスだが、まだクランは不信感を拭いきれない。 そんなクランを見て、真剣一色だったギデオンも、困ったように苦笑する。 「戦況を変えられるとか、戦争を終わらせられるとか、そんな大それたことは考えていない。 我々は軍ではないし、武力蜂起をした過激派でもない。そのどちらも間違っていると考える者だ」 だから両軍に介入して、新たな道を模索する。 調査隊は、その力を与えられたということ。 だが、本当にそれだけなのだろうか。 「私は、解せないんです。なんだが、あのジャイアントマンという人物の掌の上で、踊らされてる気がして」 クランの中にある不安。 休戦協定締結の失敗を予期していたかのような、こんな別の方法に。 「私達の力が、要らない火種にならないでしょうか……」 「そうならないための力だとは、考えられないか?」 157 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 10 17 「それは……わかりません」 「あの男の前で言ったことは偽善か? 違うだろう」 クランは黙ってしまう。 会話に入らないでいたシンシアは、ずっと心配そうにクランを見ていた。 「ならお前は戦闘になんか出なくったっていい。このコロニーでずっと喚いてろ」 「ヴァイス……」 「テメェは自分の考えと違うから、それが間違いだと思ってるだけだろ。 そんなの、地球圏連合軍や火星コロニー義勇軍の奴等と変わんねえだろうが」 「ッ……それは」 休戦協定の交渉が絶対に成功するとはクランも思ってはいなかった。 クランは考えていた。どうすればこの戦いは終わるのだろうと。 自分達に力があると言われた今、その力を使うべきなのだろうか。 だが戦場に出てこちらも応戦すれば、犠牲が出る。自分のような境遇の者を、増やしてしまう。 そう考えると、クランは前に進めないのだ。 「シンシア、クランを連れてドックから出てろ。俺と隊長はグワッシュで出る」 「えっ……」 「今はお前も戦うより、クランと一緒にいてやれ」 「……わかった」 ヴァイスに言われ、シンシアは「行こう」とクランに声をかける。 腕を引っ張ると、力無くクランは立ち上がった。 158 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 14 35 クランは何か言いたげな目をしてヴァイスを一瞬見た後、シンシアと共にドックから出て行った。 「少し荒療治すぎやしないかね。トロニクス君」 「あれでいいんス。クランもホントはわかってるはずっスから」 「吹っ切れずにいるということか……なら、今は待つしかあるまい」 ギデオンの言葉に、ヴァイスは力強く頷く。 今は、クラン自身に時間を与えるしかない。 (それにアイツは、色々と抱えすぎだ) 己の過去も、シンシアのことも、この火星圏の和平のことも。 ヴァイスは頭を切り替える。 端末を開くと、外はまだ交戦状態にあると情報が表示された。 ミランダはまだこの宙域にいるだろうか。 否、いなくとも、今は自分達の存在を示さねばならない。 ジャンク屋として他者の争いに関しては不干渉を決め込まなければならないのだろうが。 「シドーのオッサンにも笑われちまうぜ」 そう、自嘲した。 ヴァイスはグワッシュのユニット換装作業に移る。 EA-001グワッシュ。 その名はGeneral Operation Unit And Carbon Hybrid-armour Equipment (広範囲活動ユニット並びカーボン複合装甲装備)の略であり、 159 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 21 04 広範囲活動ユニットことGOユニットはあらゆる用途に対応するために複数存在し、 今後も新たなユニットが開発されていく予定である。 「隊長、GOユニットはタイプAとタイプBのみが装備可能っス! って、今はこの2基しかねえっスけど」 急拵えだったため、グワライダーの作業用アームを丸々ユニットとして改修したタイプA(Arm)。 そしてタイプB(Booster)はブースターユニットであり、高出力での活動が可能になる。 グワッシュ自体の武装は、元のローズの武装であるビームライフルとレイピアがそのまま流用された。 「他のユニットはC.B.F.B.社が開発を急いでくれている。 君はタイプAを使いたまえ。私がタイプBで戦場まで送ろう」 C.B.F.B.(Cherry Blossoms Full Bloom=桜花爛漫)社。モビルワーカーの製造メーカーだ。 その上層部にもまた、ジャイアントマンの協力者がいたということだろう。 しかし、全面的に善意で協力したというわけでもなさそうだった。 (向こうの開発責任者は私の改修プランを簡単に承諾したが……売り込むつもりか) この第29コロニーには駐留軍の司令官とハーフムーンから退避してきた艦隊がいる。 160 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 05 25 55 そしてこのコロニーの地球圏連合軍は、ローズを回収し自軍の機体として運用するに留まっている。 そこで火星コロニー義勇軍と対等に渡り合える新型モビルスーツをアピールすれば…… (掌で踊らされる、か。ナギサカ君が不快に思うのもわかる) ギデオンはグワッシュに乗り込んだ。 (だが、今はそれをも利用せねば、進めない……!) 機体を起動させる。 モニターが点灯し、明るくなるコックピット内。 『隊長、こっちも起動したっス。この後の作業は誘導なしっスけど大丈夫ですか?』 「あぁ、経験不足は技量でカバーする。そちらこそ大丈夫なのか」 『俺は一回、ぶっつけ本番でローズを動かしたんスよ!』 心強い返事に、ギデオンは笑みを見せた。 エアロックが解除され、機体発着用気密扉が開いていく。 奥へ進むと内側の扉が閉まり、気圧調整が始まった。 数分後、気圧の調整が完了し、外側の扉が開き始めた。 「ギデオン・マクドガル。グワッシュ、出るぞ!」 To Be Continued... 161 :本家ドルダの人:2008/12/30(火) 05 27 50 6 00から第8話の投下を開始します。 162 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 12 54 Doll-Device Archive No.08 ドリームズII 第29コロニー付近戦闘宙域。 ディランの乗機を除くローズ9機を持つミッチェル隊と、 有人のイーグルクロウ10機と回収したローズ3機の地球圏連合軍。 やはり戦力の差は歴然なのか、前に出たイーグルクロウはことごとく撃墜されていく。 「ミサイル搭載機は後方より支援を続行。残りで殲滅に当たるよ」 マイケルの指示を皮切りに、6機は一気にイーグルクロウやローズに迫る。 「ガンダムはいねえのかァ!? ツマンネエなぁ!」 ニコラスは叫び上げながら、地球圏連合軍のローズに接近する。 背部に装着されたアームシールドのせいで機動力は落ちているものの、敵のローズの攻撃は当たらない。 「何故だ! 何故当たらない!?」 混乱する地球圏連合軍パイロット。 「射撃精度が低いんだよ! ボケェッ!!」 シールドからアームを展開する。 地球圏連合軍のパイロットは、まだモビルスーツの操縦に慣れていなかった。 白兵戦闘距離まで接近してきたニコラス機に対してレイピアを使用しようとするが、 レイピアを引き抜くのに手間取ってしまう。 その隙を突き、ニコラス機はアームを開き、ローズの腰部を捕らえた。 「押し潰されろやァァ!!」 まるで鉄環絞首刑。 ギリギリと痛め付けるように潰した後、一気に圧壊させた。 「うわああああ!!」 爆発するローズ。地球圏連合軍の貴重なモビルスーツの損失である。 163 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 16 27 イーグルクロウの殲滅に当たるダン機、そしてタオ機とマオ機。 「モビルアーマーの機動性が向上したと聞いていましたが、聞き間違いだったようですね」 残念そうにダンが呟く。 イーグルクロウの連装キャノンをものともせず、突き進んでいく。 イーグルクロウは後退しながらミサイルを発射した。 「逃げ腰でそんなことをしても、小賢しいだけですよ!」 ビームガンブレードを射撃モードにし、ミサイルを撃ち落とす。 尚も逃げようとするイーグルクロウに、ビームガンブレードの銃口が向く。 避けようとするイーグルクロウだったが、 「甘い!」 ビームガンブレード銃剣モード。 避けようとイーグルクロウが移動する方向へ剣を振る。 ビームの刃がイーグルクロウの胴体を捉えた。銃口のみでは届かないはずの距離。 そのまま、両断される。 「素直に負けを認めればこんな結果にはならないのに……」 悲しそうに呟き、イーグルクロウの爆発を見届けるダン。 そんなダンはタオとマオの戦闘を目撃する。 ビームガンブレードを連射し、イーグルクロウの回避ポイントを殺す戦法。 兄弟である二人でしかできない連携だった。 「よ、容赦ない…………」 164 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 18 42 ただただ唖然とするばかりのダン。 「タオとマオも頑張ってるみたいだねぇ」 『ダーリン! そっちに行ったわよ!』 「はいはい」 果敢にもマイケル機に向かってくるローズがいた。 「犯罪者がぁ!」 ビームライフルによる射撃は、やはり拙い。 「その度胸は認めよう」 こちらのローズはすんなりとレイピアを引き抜く。 先程のパイロットよりは操縦技術は上。 接近戦で勝機を見出すつもりか。 マイケル機はナインテールを構える。 「食らえぇぇぇッ!!」 レイピアを突き出すローズ。 「……やっぱり、駄目ダネ」 ナインテールに絡め取られるレイピア。 レイピアを取られ、なす術が無くなる。 次の瞬間には、奪ったレイピアを放り攻撃を仕掛けてくるマイケル機の姿があった。 「熔・断」 「ああああああぁぁ!!」 ナインテールによって斬られたその断面は鮮やかに熱を帯び、宇宙に色を添える。 直後、ローズは爆発した。 「面白い武器だね、コレ」 ナインテールの斬れ味に満足といった具合のマイケル。 そんなマイケル機の背後に回ったイーグルクロウの1機が、ミサイルを放った。 『感心してる場合じゃないだろ!? アホダーリン!』 165 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 24 22 ターニャ機がミサイルを撃破する。 『当たってたら、コックピットの真裏だったわよ?』 「いやぁ、気を抜いてた。サンキュ」 『うっふん♪』 ターニャはそう返すと、ミサイルを撃ったイーグルクロウを追った。 (守んなきゃね。ちょっと間抜けな新天地の創る男も、無口なガキンチョ達もさ!) 機動性で負けるイーグルクロウにすぐに追い付くターニャ機。 ビームガンブレードを銃剣モードにして、イーグルクロウを切り裂いた。 次々と撃墜されていく地球圏連合軍勢。 残す機体はイーグルクロウが2機、ローズが1機。 勝負は、見えていた。 「ハッ! ツマラネェツマラネェ! 地球のクソに染まった薔薇なんざ、さっさと墜ちろやぁッ!!」 残ったローズに接近するニコラス機。 その時だった。 「みんな、気を付けな! 急速で近付いてくる大型の熱源反応!」 レーダーに注意を置いていたターニャが呼びかける。 「コロニー下方から……まさかガンダムですか!?」 遂に来たかと、ダンが声を荒くした。 「いや、違うようだね」 マイケルが否定する。 「大型の熱源はブースターか何かだ。熱源本来はローズのもの。それも、2機!」 マイケルの言ったことは、事実。 166 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 28 29 「私は支援機の手を止める。トロニクス君、そちらは頼む」 『やれるとこまでやりますよ! 死にたくねえっスけど!』 ギデオンの乗るグワッシュは、戦闘宙域の中心部に向けて、ヴァイスの乗るグワッシュを放り投げた。 ギデオン機はミサイルを放つ3機のローズに向かう。 「速度固定。ビームライフルセット、着弾予想ポイントを算出……避けてくれるなよッ!」 ギデオンはトリガーを3度、引いた。 3つの光の放物線が、3機のローズに向かっていく。 ビームは見事、ローズに命中した。 1機は肩部のミサイルポッドに当たりそれが誘爆。 1機は頭部に当たりメインカメラを破損。 1機には命中しなかったが、丁度ミサイルを放った直後だったため、 ギデオン機のビームがミサイルに当たり爆発に巻き込まれてしまった。 「ビギナーズラックと笑いたければ笑え!!」 ギデオン機はそのまま旋回し、ヴァイス機を追った。 「支援してたローズが全機撃たれた!? 無事か!」 珍しく焦りを見せるマイケル。 『すみません隊長!』 『2機中破、1機生体反応はありますが応答無しです……』 支援していたローズから通信が舞い込む。 167 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 31 35 胸を撫で下ろすが、安心してはいられない。 「動けるなら、その1機を回収して撤退しろ! 後は僕達でやる!」 『わ、わかりました!』 『ご武運を!』 通信が切れた。 マイケルは俯き、震えていた。 「規模は小さいが立派な急襲だ……賞賛に値するよ」 レーダーに移る高速機の熱源。 「楽しいな! これでこそ戦い甲斐のある!!」 マイケルは笑っていた。 それは紛れもない武者震い。戦意が掻き立てられていく。 「アレは僕が戦る! 手を出すなよ!!」 皆に通信を送るマイケル。 「じゃあもう1機は俺にくれ! このアームがまだ潰し足りねえってさァ!」 「スウィフト君、君も好き者だね。構わないよ!」 通信を切ると、マイケルはギデオン機に向かった。 ヴァイス機を任されたニコラス機も、近付くヴァイス機とすぐに対峙する。 『ミランダは、ミランダはどこだ!?』 ローズ各機に向けたいきなりの通信だった。 「アァッ!? なんだコイツ?」 意味がわからずニコラスが苛立つ。 「ミランダ……?」 入ってきた通信に、マイケルは何かが引っかかる。 『ミランダは、ミランダ・ウォンはどこだって訊いてんだよォッ!』 「知るかァ!」 168 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 36 11 構わずにアームで潰しにかかるニコラス。 ヴァイス機に、文字通りアームの魔の手が迫った。 「アームを持ってんのは、ソッチだけじゃねぇんだよォォォ!!」 ヴァイスは叫んだ。 GOユニットからアームが展開し、ニコラス機のアームを掴む。 「ナニィ!?」 驚愕するニコラス。 「教えろ! ミランダと一緒なんだろ!?」 「知らねェっつってんだろ!」 「このチンピラがァッ!」 「ドッチがだッ! クソヤロォ!!」 口汚い言い合いを繰り返すヴァイスとニコラス。 アームによる掴み合いをしている今、どちらかが別の攻撃に移れば勝機がある。 「馬鹿がッ! こっちのアームはひとつじゃねぇんだよ!」 先に出たのはニコラスだった。 もう一方のアームを展開し、掴みかかろうとする。 だが、 『止めるんだスウィフト君』 マイケルの声だった。 ハッとして、すぐさま掴み合っているアームを引き離し、ヴァイス機と距離を取る。 「どうした!?」 『この2機は地球圏連合軍じゃない』 「なに……?」 マイケルの言葉に、ニコラスは思わず疑問の声を発した。 マイケルは、至極落ち着き払っていた。 「そうだろう? 火星調査隊の諸君」 169 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 42 01 2機に通信を送る。 「そうだ。先刻ぶりだな。火星コロニー義勇軍の代表殿」 返ってくる冷静な声。 マイケルは確信した。間違いなく会談で仲介役を務めたギデオン・マクドガルである。 「マイケル・ミッチェルで構わないよ。でもなんだい? そんなもので戦場なんかに」 「我が隊の隊員を返してもらいに来た」 「ミランダ・ウォン。確かに君達の隊の一人だね。でも、彼女は僕達の仲間だ」 そう、ミランダはスパイだった。 マイケルの言葉が、それを物語る。 「馬鹿言うな! あんなに深刻そうな顔だったあいつが!」 激昂したヴァイスで割って入ってくる。 「落ち着きなよ。これは彼女の意思だ。それを否定するのは、君達の仲間の否定だよ」 「何ッ!?」 「長い潜入任務で情が移ったのかも知れないね。でも結果的にはこちらに戻ってきた。その意味がわかるだろ?」 マイケルにそう訊かれ、ヴァイスは黙ってしまった。 ミランダの意志。火星コロニー独立派、火星コロニー義勇軍だという意志。 やはり、全てが遅かったのか。 ヴァイスは唇を噛んだ。肉が切れ、口内に血の味が広がった。 170 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 47 50 「それに隊長さん、あんたもあんただ。民間人のあんた達が、そんなモビルスーツに乗って」 「我々にはある有力者からの許可があり、戦闘に介入し休戦ないし停戦を呼びかけることができる」 強い声だった。 ギデオンはヴァイスとは違い、ミランダの奪還に来ただけではないことが窺える。 「まだ続ける気かい? あんな終わり方をした休戦協定の交渉を」 「そうだ。我々は火星コロニー義勇軍の味方でもなければ、地球圏連合軍の味方でもない」 問いを変えれば、ギデオンは迷いなく返してくる。 マイケルは参ってしまった。 戦意も、すっかり削がれてしまっている。 黙っているマイケルだが、ギデオンの言葉はまだ終わってはいなかった。 「我々は、“和平への道”を実現する者だ!」 「!!」 言い切られる。 マイケルは驚き、そしてもう一度聞き返しそうになった。 だがなんとかそれを抑え、マイケルは別の言葉を口にする。 「各機、戦闘を終了。直ちに戦闘宙域から離脱するよ」 マイケルは撤退指示を出す。 「ギデオン・マクドガル。今日はあんたの熱意に免じて、隊を退く」 彼にしては珍しい、真剣な声。 171 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 06 53 27 「だが、次はこうはいかない。これは火星コロニーの独立を賭けた戦争だ。 地球圏育ちの君達の声が届くほど甘い現実なんか待ってはいない」 「しかしここで諦めるより、やってみなくてはわからないこともある。 武装蜂起などを必要としない、潜入工作など必要としない、そんな道も」 諭すようにギデオンが言う。 そんな彼に、マイケルは笑った。 「僕も大概だけど、あんたサイコーに馬鹿だよ」 「マイケル・ミッチェル、貴方もそうじゃないのか? 本当は……」 「僕達の任務は、ガンダムの破壊だよ。それは絶対に、変わらない」 マイケルは通信を完全にオフにした。 ターニャ機、タオ機、マオ機、ダン機が宙域を離脱していく。 「ミランダ、返してもらうぞ。絶対に」 「だから知らねえって。聞き分けねぇな」 この問答にほとほと嫌気が差したのか、ニコラス機も飛び去っていった。 「ドッチがだ……クソヤロー…………」 コックピットに、ヴァイスの声が虚しく響いた。 (ここでCM。アイキャッチは戦場に残されたグワッシュと離脱していくローズ) 172 :本家ドルダ:2008/12/30(火) 07 31 15 2009年を前になんとか投下することが出来ました。 執筆意欲が途切れなければ、年内に第8話後半の投下もいけるかも? ドルダ戦ってNEEEEEEEな展開で申し訳ないです。主人公機なのにネ。 調査隊の面々が喋り出すとシンシアも途端に空気です。 エルトさん ジム名前負けしすぎwwwww GJです! コナイさん 外伝良いですねぇ! 傭兵ネタは私も使おうと思ってたので先越されたぁ!って感じですw クランとシンシア。第2話から続いていた偽りの姉妹関係の苦悩は第7話をもって無事決着です。 ミランダがスパイであることは第3話辺りから匂わせていたのですが、 火星コロニー義勇軍と連絡と取る等の描写はあえて一切しませんでした。 ですが第7話でミランダが回収を手配する描写がないのはこちらの完全な描写ミスです。 なんだか突然すぎね?って自分でも思います。 直したいけどgdgdになりそうなのでこのままです。サーセン…… バルドさん いつもお早いまとめありがとうございます。 お忙しいとは思いますが、シオンとヘルガの父親の名前を設定してもらえるとありがたいです。 お願いできますか? ここはやっぱりキャラ原案者様に頼まないとなぁと思いまして。 173 :エルト ◆hy2QfErrtc :2008/12/30(火) 09 49 47 携帯からおはようございます 本家ドルダGJです! まさか調査隊の面々が戦うことになるとは… 今後の展開に期待します 本編の人がおっしゃるように、僕もシンシアは動かしづらい… なんつーか、新説は本編×アナザー+俺の自己満なんで、やっぱり自分のキャラは動かしやすいんですけど、まあそこは反省。 3分の1本家の血が入ってるせいか、こう意図的にコピペとか似せることもあるんだけど、自然にシンクロしてしまう時もあるというか。 今本家に感化されてか一応12話前半まで上がってますが、投下は年明けになりそうです。 ウィ○ドの方は完全にネタ切れな感じなんだけど…w まあ、何が言いたいかと言うと本家GJということでw ではスレ汚しサーセン 174 :バルド ◆lqbqZrNVoQ :2008/12/30(火) 13 48 39 お久しぶりです、バルドです。 本家ドルダ乙です!いよいよ21世紀っぽいガンダム展開になってきましたね。 「主人公サイドが中立の立場で戦局に介入するが、それが新たな戦いを呼ぶ」みたいな。 クライン派やCBとはまた違った中立の立場が見れそうです。あと、桜花爛漫が登場していた事に驚きました。 「シドーのオッサン」こと、紫藤兄妹の父の名前は「紫藤蘇芳」です。 シオンが紫苑なので、紫繋がりで蘇芳にしました。ちなみに、シオンの実父 という事は母親がいたことになります。何かあった時のために名前だけでも 作っておこうという事で当初は「萌葱」あたりを考えてたのですがよく考えてみたら そんなに都合よく夫婦の名前に関連性なんてある訳が無い…という事でシオンがカタカナ表記 である事に辻褄を合わせるため、外国人の名前「アリシア」にしました。 エルト氏>もう1クール分作るとは…GJです! それでは、年賀状も描いた事だし、本格的にキャラデザに入ろうと思います。 175 :コナイ◇8GDQEpBT:2008/12/31(水) 16 49 56 本家ドルダ乙です!! 年末に投下とはすごい。 GJです エルト氏、じゅ、十二話……さ、さすがです。 投下、楽しみにしてますね。 バルト氏、キャラデザインがんばってください。 それでは、よいお年を!!