約 40,490 件
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/296.html
互いに剣をぶつけ合い、馳せ違い、素早く振り向いてまた剣を叩き付け合う。 先程までの、会話を交えつつの緩やかな闘いとは打って変わって、柳生宗矩と倉間鉄山の動きは激しいものとなっていた。 共に気力と体力を消耗し、既に会話する余裕も舞う余力も残ってはいない。 決闘の終りが近い事を悟った二人は、残った力を振り絞って斬り結ぶ。 だが戦いの最中、ふと鉄山の足が止まる。 まだ疲れた訳ではなく、己が何時の間にか明楽伊織の屍の間近に居る事に、いや、宗矩にそう誘導された事に気付いたのだ。 この位置では明楽が立ち回りの妨げとなるが、仲間の身体を跨いだり踏み越えるのは鉄山としては抵抗があった。 状況をどう立て直すか……だが、鉄山に迷う暇も与えず、宗矩が必殺の剣を振り下ろす。 素早く身をかわす鉄山だが、宗矩の剣の軌道は明楽の死体へ向かっており、咄嗟に鉄山は剣を出してそれを防ごうとする。 ある意味では、それこそが会話や負傷により鉄山の気力が消耗している何よりの証拠。 今更、宗矩の目的が死者を辱める事にある筈もなく、振り下ろされる剣は中途で軌道を変えて鉄山のがら空きの腹を薙ぐ。 「む!?」 咄嗟に鉄山は大きく跳躍して難を逃れるが、それこそが宗矩の目論見。 鉄山の上への跳躍によって二人の間合いは大きく離れ、落下によって再び近付く。 この状況ならば片手斬りによる迎撃が妥当な選択となり、片手斬りならば片腕の傷による制約は極小となる。 傷による不利が消え去る一瞬の好機に勝負を決めてしまおうと、宗矩は必殺の一撃を放とうと構え……慌てて身体を傾ける。 空中に居る鉄山が剣を構え直しつつ、空いた手で鞘を投げ付けて来たのだ。 無論、宗矩とて鞘を飛ばす手を予想していなかった訳ではないが、予想外だったのは、飛来する鞘の凄まじい勢い。 甘んじて受ければかなりの痛手となるし、片手斬りで鞘を払えば勢いを殺がれて剣撃へ対応できなくなるだろう。 それで仕方なく身を傾けて避けたのだが、そんな不安定な体勢からの一撃で鉄山を仕留められる筈もなく、鉄山は無事に着地。 どうにか体勢を立て直して宗矩だが、鉄山の気勢の乗った構えを見て、性急な仕掛けを断念した。 鉄山はゆったりと剣を回し、それと共に剣に込められた力が増して行くのが感じられる。 まるで、天地宇宙と一体化してその力を剣先に集中させているかのように…… 既にかなり力が溜まっているようであり、下手に妨げるのはむしろ危険と宗矩は判断し、自身も気力を高め直す。 鉄山の剣からは凄まじい力を感じるが、これだけ力が籠もると超重量の大剣のようなもので、そう自在には扱えない筈。 溜まった力を完全に制御するなら、おそらくは上段からの振り下ろし一択。 つまり、回転する剣が頂点に達した時、鉄山は仕掛けて来るという事。 そう読んだ宗矩は、気息を整え、拍子を読んで鉄山の振り下ろしに合わせて自身も渾身の一撃を叩き付ける。 二人の剣が真っ向から衝突し、やはり剣勢で劣る宗矩の剣が折られ、剣尖が飛ぶ。 とはいえ、この結果も宗矩の予測の内。 折られる事を計算して軌道を調整していた宗矩の剣先は、折られた勢いで鉄山の顔を目掛けて飛んで行く。 鉄山は即座に顔を傾けてかわすが、その動きで剣の勢いは失われ、宗矩はそこに己の剣を絡ませ、軌道を逸らして振り切らせた。 下段に振り切った鉄山の剣を、宗矩の剣が上から押さえ込む。 だが、片腕に重傷を負った宗矩が長く鉄山の剣を抑えておける筈もなく、また宗矩にその意図もない。 宗矩の剣は己の剣を跳ね除けようとする対手の力をも己のものとして跳ね上がり、鉄山の剣もすぐ後を追う。 出発の時点では宗矩が先だが、折れた剣で存分に斬る為に大きく踏み込まねばならず、その分だけ鉄山の剣に近付く事になる。 どちらの剣が先に相手を切り裂くか、それとも相討ちか、全ては二人の剣客としての技量で決まる……そう思われたのだが。 「待て!」 思わず宗矩が叫ぶが、そんな事は無意味。 宗矩の言葉が音に変換され周囲に響く頃には、既に三日月宗近が切り上げの途中でのめった鉄山を切り捨てていた。 「……」 無言で佇む宗矩の傍には、倒れた倉間鉄山の躯。その背には折れた剣尖……先程、宗矩が飛ばして避けられた物である。 かわされても旋回し戻って来て敵の背を刺す特殊な投法を宗矩が使った、という訳では勿論ない。 近くで決闘を見守り、外れた剣尖を掴んで鉄山を目掛けて投げ付けた者が居たのだ。 決闘の最中に第三者の横槍、しかもそれで決着が付いてしまうなどという事態は、決して宗矩の望むところではなかった。 だから思わず制止の声を上げてしまったのだが、剣はこの好機を逃さずに鉄山を斬ってしまう。 如何なる理由で生まれたものであろうとも、敵に隙を見出したのならば、そこを衝くのは剣客として最低限の礼儀。 宗矩はそう思ってしまうし、である以上は如何に不本意な展開であっても、剣を止める事など出来はしない。 父の遺志や家族を守る為に他流との立ち合いを避けていた頃と同様、この生真面目さが宗矩の剣客としての充足を妨げていた。 「……友矩か。忠長殿は亡くなられたか?」 宗矩は決闘を邪魔された事については触れず、潜んでいた己の子、友矩に話し掛ける。 「はい」 興味なさげに答える友矩の懐には、徳川家光の頭蓋で作られた盃。最早、仇であった忠長の事など忘れたのだろうか。 「そなたはどう致す。宗冬を助けるか?」 次期将軍が内定していた忠長と、黒衣の宰相として重きをなしていた天海の突然の死。 戦国の気風はかなり薄れているとはいえ、これから幕府が大きく揺らぐ事は間違いない。 政権の混乱は躍進の為の好機ともなり得る訳で、こうなる事を宗矩に知らされていた宗冬は今頃、その為の準備をしている筈だ。 宗冬は決して暗愚ではないが、親の目から見れば頼りない面もあり、友矩が傍で支えてくれれば安心できるのだが…… 「いえ」 友矩の声と同時に、刀が打ち合う音が響く。 跳躍して斬り付けて来た友矩の一撃を、宗矩が折れた刀で辛うじて防いだのだ。 「以前、上様が仰せられました」 宗矩から跳び離れると、友矩は遠くを見つめる眼差しをして呟く。 「友矩の剣は美しい、父上よりも、兄上よりも、天下の如何なる剣客よりも優ると」 言って愛おしそうに盃を撫でる友矩。 ここで言う上様とは、忠長では無論なく、前将軍であり友矩と深い仲であったと噂される家光の事であろう。 「ですから、私は上様の眼が確かであった事をこの地で証明し、それをもって上様への供養と致します」 確かに、友矩も相当の剣客ではあるが、父や兄に優る、まして天下一などというのは愛人ゆえの贔屓目と取るのが普通の考え。 友矩自身もそれくらいは自覚しているが、無双の剣客が集う御前試合に優勝する事で家光の言葉を真実にしようというのだ。 呪殺される家光に対して何もできなかった事が、無謀とも言える過剰な供養を友矩に決心させたのか。 「父上がこの先も勝ち残れば、いずれお命を頂く時が来るでしょう」 それだけ言うと友矩は宗矩に一礼して姿を消す。 「……そうか。では、いずれ」 思う所は色々とあるだろうが、宗矩はその一言だけを答える。 宗矩は既に家を捨てて一介の剣士となっており、子がどんな生き方を選ぼうとも口出しのできる筋合いではない。 彼等が剣客として生き、その道が自分の進む道と交わるのならば、全力で相手をするのみ。 御前試合主催者たる忠長が死んだとなれば、最早この地で剣客の訪れを待つ意味もなく、宗矩は対戦相手を求めて歩き出す。 心中に蟠る諸々の感情を押し殺し、己の思う剣士としての道を歩もうと努めるのだった。 【倉間鉄山@バトルフィーバーJ 死亡】 【残り三十五名】 【へノ壱 森の中/一日目/午後】 【柳生宗矩@史実?】 【状態】腕に重傷、胸に打撲 【装備】刀(銘等は不明) 【所持品】「礼」の霊珠 【思考】 基本:出会った剣客に勝負を挑む 柳生兵庫助が振り下ろす剣を受け止める徳川吉宗だが、大剣の圧力に抗しきれず僅かによろめく。 更に振り下ろしの勢いを活かして剣を回転させ柄で突き、すぐさま柄に身体を寄せての横薙ぎ。 柄打ちを受け止めて手が痺れた吉宗は、続く横薙ぎを地に転げて辛うじてやり過ごす。 間合いと重量に優れた大刀による連続攻撃を、吉宗は持て余していた。 正午に響いた主催者の声に気を取られた隙に仕掛けられ機先を制せられたのもあるが、より大きいのは兵庫助の変幻自在の攻め。 剣士との対戦経験は豊富だし尾張柳生の剣も熟知している吉宗だが、兵庫助は槍術や新当流の薙刀術まで駆使して攻めて来る。 加えて、超重量武器を振るいながら兵庫助の動きは止まる事なく、前の一撃の慣性力を利用して加速し続けていた。 いずれ凌ぎ切れなくなる事は自明だが、兵庫助が動き続けているのには剣の重量故に止まれば再始動が困難という事情もある筈。 そして、相手が勢いを殺さぬよう動き続けなくてはならないとわかっていれば、上手くやれば移動方向を誘導する事も可能。 どうにか大太刀をかわしつつ場所を変え、吉宗は近くの大きな木の陰に入り盾とした。 一時でも兵庫助の動きを止め、再び加速する暇を与えずに斬り込む戦術だったのだが…… 「!?」 兵庫助は止まるどころか更に加速し、木など存在しないかのように切り裂き、陰に居る吉宗を狙う。 袂を斬られつつどうにかかわした吉宗は、続く一撃もどうにか受け止めるが、剣の保持が甘くなったのを兵庫助は見逃さない。 流れに沿って動かしていた大太刀を急に切り返し、不意を衝かれた吉宗の剣は、横に弾かれ、倒れつつある木に突き刺さる。 一度大太刀を止めた兵庫助はゆったりとそれを持ち直し切り下げるが、倒木に深く刺さった吉宗の剣は容易には抜けず…… 「ほう……。それで、この後どうされる?」 剣を抜くのが間に合わないと見て、咄嗟に刀を手放して兵庫助の太刀を白刃取りで防ぐ吉宗。 だが、兵庫助の言う通り、問題はこの後。 真剣白刃取りは無刀取りの一手ではあるが、一撃を防いだ後の処置に難のある技。 相手が格下の剣士ならばともかく、腕が同等なら刃を手で挟んで保持する自分よりも、柄を握る敵の方が有利なのは当然。 咄嗟の場合に一撃を凌ぐ貴人の護身術としてはそれでも良かろうが、今の吉宗には助けに入る御庭番も仲間も居ない。 それでも必死に堪えていると、いきなり剣が強く引かれてもぎ取られる。 このまま競り勝っても致命傷は負わせられないと見た兵庫助が、倒木に刺さった吉宗の剣を踏み台にして高く跳んだのだ。 兵庫助が圧倒的に有利な状況を捨てた事を訝りつつも、渾身の力を籠めて自分の刀を引き抜く吉宗。 だが吉宗が剣に意識を集中させたその瞬間、兵庫助の大太刀が予想よりも早く突き込まれた。 兵庫助が空中から太刀を飛ばして来たのだ。 真剣勝負の経験は豊富な吉宗だが、普段は御庭番などに守られている事もあり、飛び道具への対応は得手とは言えない。 今回も辛うじて回避するものの完璧ではなく、吉宗の身をかすめた達はその袖と袴を貫いて地に縫い付ける。 そして、間髪入れずに鞘を構えた兵庫助は空中から吉宗に叩き付けた。 「くっ!?」 片手足を封じられた吉宗は、やむなく片手斬りで鞘に対抗するが……予想よりも遙かに軽い手応えに、漸く兵庫助の意図を悟る。 鞘の一撃は吉宗に片手で剣を振るわせる為の見せ太刀。 剣と鞘が接触する瞬間に兵庫助は鞘を放し、決死の一撃を空かされて流れた吉宗の手首を掴み、瞬時に刀を奪う。 兵庫助の意図が奪刀にある事を見抜いていた吉宗が、抗うどころかどう取られたのか理解すら出来ない程の神業。 上泉伊勢守が考案し、柳生石舟斎が編み出した無刀取り……完成させたのは尾張柳生だと言わんばかりの妙技。 白刃取りを見せた吉宗により洗練された無刀取りを使う事で、こちらこそが新陰流の正当だと誇示しているのだろうか。 そのまま吉宗が剣を奪われ空手になった腕を引き戻す間も与えずに、手にした剣を突き込む。 対する吉宗も、力任せに袖を引きちぎって自由になった手を振り翳し…… 武器を振られる直前、吉宗の手刀が手首を打ち、衝撃で武器が飛ぶ……鎌が。 そして次の瞬間、兵庫助の剣が、鎌の持ち手……乱入し兵庫助に斬り付けようとした曲者を両断し紙人形へと返す。 「果心の式神か」 それが何故ここに現れ、どうして兵庫助を襲ったのか、それはどうでも良い事。 問題は、乱入者の存在に吉宗の方が先に気付き、咄嗟に兵庫助に使おうとしていた手で兵庫助を助けた事だ。 手刀で手首を打って刀を落とさせる……兵庫助の技に比べれば粗雑だが、これも無刀取りの一つの型。 乱入者の不意打ちを受けた状況でこれを使われたなら、兵庫助も刀を取り落していた可能性は否定できない。 故に、曲者を斬った返す刀で吉宗を斬ろうと思えば斬れたかもしれないが、兵庫助はそれを試みはしなかった。 余計な邪魔が入った事で、ここで吉宗を斬っても勝ったとは言えないと考えたからこそ。 無論、周囲の状況変化や相手の予想外の行動をも利用してこそ兵法であり、何が起きても構わず敵を討つべきとも言えよう。 だが、敵に斬られるかどうかの瀬戸際で、咄嗟に第三者の乱入から勝負の相手を庇ったのは、吉宗の貴人らしい気高さの顕れ。 そして、この誇り高い人格の形成にあたっては、為政者の為の剣と化した江戸柳生の修練が少なからず寄与している筈。 なのに返礼する事なく吉宗を斬ってしまったとして、兵庫助はとても吉宗に勝ったと胸を張っては言えない。 貴人の剣と化した江戸柳生を真の意味で剣者の剣たる尾張柳生が打ち破るべき時機は、もう少し後だという事だろう。 「続きはまたの機会に致しましょう」 それだけ言うと、兵庫助は吉宗に一礼し、踵を返す。 「何処へ参られる」 「こちらには縁のある者が幾人か来ており、また約定を交わした者もありますれば、一応、挨拶をして参ります」 吉宗の問い掛けに簡単に答え、刀を返して大太刀を引き抜くと兵庫助は歩み去る。 彼の言う「挨拶」がさぞや剣呑なものであろう事は察しがついたが、吉宗は兵庫助を止めも追いもしない。 主催者の討伐に向かった仲間の事が心配だったのもあるが、何より一剣士としてこの先達への強い敬意を吉宗は抱き始めていた。 兵庫助と再会した暁には恥かしくない動きを見せねば、などと頭の隅で考えつつ、吉宗は仲間の後を追う。 【にノ陸/街道/一日目/午後】 【柳生利厳@史実?】 【状態】健康 【装備】柳生の大太刀 【所持品】「義」の霊珠 【思考】基本 ????? 一:呂仁村址に戻り、そこに居た者と勝負する 二:新陰流の関係者や剣友に会う 【徳川吉宗@暴れん坊将軍(テレビドラマ)】 【状態】健康 【装備】無名・九字兼定 【所持品】支給品一式 【思考】基本 主催者の陰謀を暴く。 一:小兵衛や妖夢と合流して手助けする。 【備考】※御前試合の首謀者と尾張藩、尾張柳生が結託していると疑っています。 ※御前試合の首謀者が妖術の類を使用できると確信しました。 ※佐々木小次郎(偽)より聖杯戦争の簡単な知識及び、秋山小兵衛よりお互いの時代の齟齬による知識を得ました。 睨み合い、殺気をぶつけ合いつつ、少しずつ位置を変えて行く近藤勇と土方歳三。 やがて、立会人の沖田総司を間に挟んだ位置で制止。 これは近藤が沖田を連れているのを見た瞬間から土方が目論んだ位置関係であり、つまり位置取りでは土方の勝ちという事。 もっとも、それは沖田自身が二人の殺気をもろに浴びられるこの位置を望んだ為というのも大きいが、そこも土方の計算の内。 敵の土方だけでなく、沖田までが半ば無意識に己を二人の中央に置こうとするのでは、近藤に打つ手はなかった。 沖田を間に挟んだまま二人は近付き、土方が先んじて突きを繰り出す。 沖田の顔目掛けて突き出された剣は、寸前でかわした沖田の横をすり抜けて近藤へ向かう。 それをいなしての近藤の反撃は、初めから沖田の身体を避けており、回り道の軌道を描く剣を土方は簡単にかわす。 ここも土方の予想通り、近藤は沖田を危険に曝す事を極力避けようとしている。 おそらく、自分と土方が相討ちになっても、沖田が見ていれば自分達の技は受け継がれる、というのが近藤の意図なのだろう。 だが土方は、沖田も含む全員がこの場で死に、全ての技が永遠に喪われても構わず、ただ全力を尽くすと思い定めていた。 更に剣撃の応酬を続ける二人だが、沖田を盾や目隠しとして利用する土方が優位に立つ。 追い詰められ、焦れた近藤は、遂に大きく跳躍、沖田を飛び越えて上空から土方に襲い掛かる。 動きのままならない空中からの攻撃、となれば、地上に居る土方の方の動きも抑えなければ、近藤に勝機は無い。 近藤の気合が高まり、今にも放たれようとするのを感じつつ、土方は全身の力を抜く。 やはり気組みにおいては近藤が大きく勝っており、気迫をぶつけられれば一瞬失神するのは避けられないだろう。 だが、意識を失ったからと言って、必ずしも全く闘えなくなる訳ではないのだ。 睡者が無意識に蚊を叩くように、喪神していても、身体を無意識に動かして敵を斬る事は不可能ではない筈。 無論、蚊ではなく剣では、身体に触れてから反応していては遅すぎる。 剣風を肌に感じてから反応したとしても、とても間に合うまい。 ならば、近藤の殺気を未発の内に感じ取り、先んじて剣を振るうしかないが、その点に関しては土方に成算があるのだ。 この島に来る、土方の体感時間では直前、彼は無数の殺気に取り巻かれつつ戦い、その一つが齎した銃弾によって斃れた。 不可思議なる術で傷は治ったが、身体はまだその時の感覚をはっきりと覚えている。 自身の死は生物が生きて体験する筈のない事象であり、それだけに印象は強く、この島に来て以後、殺気への反応は早くなっている。 その過敏さが近藤の気合術への抵抗を難しくしている面もあるが、この際それは仕方ない。 意志で身体を制御する事は放棄し、二度目の死を避けんとする生存本能に全てを委ねるのが、対気合術用の土方の戦略だ。 全身の力を抜いた次の瞬間、近藤から強烈な気合いが発せられ、土方の意識が飛ぶ。 そして狙い通り、近藤の殺気に応じて土方の身体が自然と動き……別の方向から来た刃に存分に切り裂かれた。 「…………」 近藤は、今しがた己が斬り捨てた土方歳三の屍をじっと見つめていた。 そう、まさに近藤は朋友である土方を斬り「捨てた」のだ。 近藤が、自分の気合術に瑕疵があると知らされたのは、芹沢鴨と出会い、刀を交換した直後の事。 不意打ちを仕掛けて防がれた近藤は、芹沢の動き出しが以前よりも一拍だけ早くなっている事に気が付く。 その表情を見る限り、不意打ちに気付く前に身体が動きだし、その後で芹沢は初めて近藤の斬撃に気付いたかのような…… 一方で、如何に近藤が気組で卓越しているとはいえ、殺気を浴びてあっさりと圧されたのは芹沢らしくない。 また、らしくないと言えば、近藤も、無手の老人の気術に翻弄されるなど、天然理心流の師範としてはらしくない場面があった。 昨夜から胸の奥に燻っていた違和感と目前の光景への疑問が結び付き、近藤は自分達が殺気に敏感になっていると、悟ったのだ。 この島に来て急に敏感になったとすれば、自分と芹沢に共通する原因としてまず考えられるのは、斬死という体験。 自分達の殺気への感受性の増加が暗殺や処刑によって引き起こされたのだとすれば、土方はそれ以上に鋭くなっているだろう。 己の亡き後、新選組の名を一身に背負った土方は、必ずや後の語り草になるような華々しい死を遂げられるよう工夫した筈だから。 一人の刑吏の殺気を受けただけの自分や、相手が一流の剣客ばかりだったとはいえ泥酔した状態で討たれた芹沢がこうも鋭くなるなら、 おそらくは戦場で無数の敵と渡り合った末の死を選んだであろう土方の気に対する感受性はどれだけ磨かれた事か。 そして、気を探る感覚が十分に鋭い相手には、単に意識を奪うだけでは戦闘力を減退させる効果は低いかもしれない。 つまり、近藤の気合術は、まともな相手ならともかく、黄泉還りが多く呼ばれたこの御前試合では不完全なのだ。 そこで近藤は已むを得ず、以前から考えていた殺気を伴わぬ剣を使う事とし、その為に芹沢に頭を下げてまで、沖田を立会人とした。 俗に、人一人斬れば初段、三人斬れば三段、などと言われる事がある。 さしたる相手でなくとも、とにかく真剣で人を斬殺する体験が、剣士にとって相当量の修行に匹敵する糧となるというのだ。 真剣で人体を斬る事の難しさ、道場の試合と殺し合いの進退の違いもあるだろうが、それだけではない。 例えば軽捷な獣は心得のない人間より討つのが難しいが、百人を殺した人間には百の獣を狩った猟師にはない凄味が備わる。 群れで生きる事を本分とする人には、同じ人間を殺す事への本能的忌避が備わっており、それをねじ伏せるのが一種の修練となるのだ。 だが一方で、斬人を特殊な事と見なす心理が殺気を強め、敵に仕掛けを察知され易くしている側面もあるだろう。 逆に相手が自分と同じ人である事を忘れ、熟練の料理人が魚を捌く時のように、乙女が花を摘む時のように殺気のない剣を放てれば…… 幕末の動乱の中、暗殺剣の一つとして考えた事のある一手だが、その時は採用しなかった手でもある。 気組みを重視する天然理心流の剣士にとってそれは邪剣でしかなく、気のない一撃では力が乗らず、不意を衝けても倒すには至るまい。 しかし、気合術と併用し、相手が意識もなく本能的に殺気に反応するだけの状態になっていれば話は別。 かくして、近藤は天然理心流の秘奥である気合術と、天然理心流の剣理に真っ向から反する剣を併せて用いる事を決めた。 そして、そんな剣を親友の土方に使うにあたって、近藤がどうしても必要としたのが沖田総司。 敵に気を向けずに斬るとは、要は草を刈るように虫を踏み潰すように相手を殺すという事。 生涯の友にそんな死に方をさせるのはさすがの近藤も忍びなく、自分に代わり万感の思いを込め土方を見送ってくれる者を欲したのだ。 沖田の、いつも通りにこやかな顔に表れた、師である近藤にとっては明瞭なさざ波を見れば、彼を呼んだ目的が果たされたのは確実。 だがやはり、そんな代償行為では自分が親友を虫けらのように殺してしまった痛みが消えはしない。 と言ってこんな殺し方をした自分に友の死を悼む資格があるとも思えない近藤は、ただその骸の傍らに立ち尽くしていた。 土方の側に近藤を残し、沖田はそっと歩み去る。 本音としては、二人の先達の死闘によって喚起された興奮に任せ、近藤に挑みたいところだ。 だが、長年の友を斬った余韻に浸っている近藤の事を思えば、しばらくはそっとしておくのが礼というものだろう。 沖田は、近藤を土方と二人きりにし、ひとまずは遠くに感じる剣気を目指して進むのだった。 【土方歳三@史実 死亡】 【残り三十四名】 【はノ伍/街道/一日目/午後】 【近藤勇@史実】 【状態】軽傷数ヶ所 【装備】虎徹? 【所持品】支給品一式 【思考】基本:この戦いを楽しむ 一:強い奴との戦いを楽しむ (殺すかどうかはその場で決める) 二:老人(伊藤一刀斎)と再戦する。 【備考】死後からの参戦ですがはっきりとした自覚はありません。 【沖田総司@史実】 【状態】打撲数ヶ所 【装備】無限刃 【所持品】支給品一式(人別帖なし) 【思考】基本:過去や現在や未来の剣豪たちとの戦いを楽しむ 一 しばらく近藤を一人にしておく 【備考】※参戦時期は伊東甲子太郎加入後から死ぬ前のどこかです ※桂ヒナギクの言葉を概ね信用し、必ずしも死者が蘇ったわけではないことを理解しました。 ※石川五ェ門が石川五右衛門とは別人だと知りましたが、特に追求するつもりはありません。
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/3865.html
Ver3.10C情報←前 稼動日:2015年7月16日 システム面戦闘システム その他変更点 計略修正 システム面 戦闘システム 【軽騎馬】 ・移動速度上昇 【砲兵】 ・敵部隊への砲弾によるダメージ減少 【特技・車撃】 ・「車撃」を持つ部隊の鉄砲の弾数の回復間隔短縮 【特技・戦旗】 ・戦旗ゲージ上昇値減少 ・戦旗ゲージ上昇間隔短縮 ・敵部隊に破壊された後に戦旗が再設置可能になるまでの時間延長 【闘痕】 ・闘痕効果発生時の最大兵力低下値を減少 その他変更点 武将熟練度が上昇した際に、必ず絆宝箱が獲得できるようになりました。 浅井朝倉055「四葩」、SS122「広徳院」が計略使用時に浅井家として扱われてしまうことがある不具合を修正しました。 豊臣121「渡辺糺」の武将熟練度が上昇した際に、本来獲得できない家紋の獲得演出が発生してしまう不具合を修正しました。 計略修正 修正内容が上方であるか下方であるかは公式での矢印に基づく。 No 武将名 計略名 修正 変更点 織田 織田022 丹羽長秀 イスパニア方陣 ↑ 射程距離延長 織田047 榊原康政 姉川の奇襲 ↑ 移動速度上昇値減少 織田092 織田昌澄 兄貴風の采配 ↑ 効果時間延長 織田093 妻木煕子 御髪売りの献妻 → 射撃間隔延長突撃に必要な距離短縮 SS115 織田信長 愚者 ↑↑ 武力上昇値増加槍撃ダメージ増加 SS117 竹中半兵衛 天使ハンベー ↑ 効果時間延長 武田 武田028 内藤昌豊 火門の陣 ↑ 計略範囲拡大 武田038 山県昌景 真紅の荒獅子 ↓ 武力上昇値減少移動速度上昇値減少 武田075 内藤昌豊 瑶林の采配 ↓ 武力上昇値減少兵力回復量増加計略範囲拡大 SS094 山県昌景 完璧なる合戦 ↓ 疾駆を持っている味方の移動速度上昇値減少効果時間短縮 SS118 望月千代女 最強の影 ↑ 効果時間延長 上杉 上杉007 上杉謙信 毘天の化身 ↓ 武力上昇値減少移動速度上昇値減少 上杉036 安田長秀 決死の覚悟 ↑ 移動速度上昇値減少 上杉086 阿虎 愛虎の銃弾 ↑ 武力上昇値増加計略使用時の修羅ゲージ変換値減少一定時間後の修羅ゲージ変換値減少 上杉089 千坂景親 修羅の撃進 ↑ 移動速度上昇値増加 上杉090 長尾景秋 一丸の采配 ↑ 兵力回復量増加 上杉091 安田能元 八挺の采配 ↑ 兵力回復量増加 SS119 上杉景勝 弐眼散水 ↑ 移動速度上昇値増加計略範囲縮小 今川 今川055 岡部長盛 積重の奮攻 ↑ 効果時間延長 SS121 藤林長門守 御緩漫玉砲弾 ↑ 効果時間延長 浅井朝倉 浅井朝倉001 浅井政高 続巧の采配 ↑ 効果時間延長兵力回復量増加 本願寺 本願寺040 鈴木重意 必滅弾道 ↑ 効果時間延長 本願寺049 鈴木重次 擲弾射撃 ↑ 武力上昇値増加 SS056 雑賀孫市 二連八咫烏 ↑ 効果時間延長 EX052 蛍 硝子の心 ↑ 効果時間延長 北条 北条049 北条早雲 千頭の劫火 ↓ 効果時間延長武力上昇値減少 北条057 北条氏次 防塞の灼弓 ↑ 効果時間延長 宴094 北条幻庵 守護神の采配 ↓ 武力によるダメージ軽減率減少 毛利 毛利031 毛利元就 三矢の采配 ↑ 計略範囲拡大 毛利045 毛利元就 厳島の恩寵 ↑ 効果時間延長 毛利060 大善院 菊花の采配 ↑ 効果時間延長 毛利061 毛利就隆 奔放の采配 ↑ 効果時間延長 SS124 能島姫 海賊の娘 ↑ 効果時間延長統率力上昇値増加 SS125 容光院 はい、あーん♪ ↑ 槍長さ増加 SS126 渡辺長 渡辺超魂 ↑↑ 効果時間延長(統率力依存値増加)カード回転時の移動速度上昇効果時間延長 島津 島津024 島津義久 島津の采配 ↑ 発射弾数増加 島津059 島津龍伯 大将の鑑 ↑↑ 闘魂状態が2段階目の時の武力上昇値増加効果時間延長 島津064 カタリナ 希望の聖乙女 ↑↑ 兵力回復間隔短縮闘痕段階低下間隔延長 島津065 樺山久高 七郎の順弓 ↑↑ 【い】武力上昇値増加【ろ】武力上昇値増加 SS127 島津勝久 瞬闘の采配 ↑ 武力上昇値増加 宴110 島津惟新斎 猛鬼闘魂 ↑ 効果時間延長 豊臣 豊臣096 青木一重 閃縛の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の閃撃によるダメージ増加 豊臣098 明石全登 白金の聖者 ↓ 武力上昇値減少最大武力上昇値減少 豊臣099 伊東長実 烈射の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の射撃によるダメージ増加 豊臣108 新宮行朝 傑集の撹縛術 ↑ 統率力低下値増加移動速度低下値増加 豊臣111 豊臣秀頼 君臣豊楽 ↑↑ 効果時間延長兵力回復量増加最大兵力回復量増加 豊臣112 奈阿姫 天秀の尼姫 ↑↑ 傑集しているときの武力上昇値増加 豊臣113 速水守久 閃撃の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の閃撃によるダメージ増加 豊臣115 細川興秋 双弓の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の弓によるダメージ増加 豊臣117 毛利勝永 勇志の采配 ↑ 効果時間延長移動速度上昇値増加計略範囲縮小 豊臣118 安井道頓 遠弓の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の弓によるダメージ増加 豊臣119 淀の方 女帝の天声 ↑↑ 武力上昇値減少豪騎によるダメージ増加 豊臣120 和久宗是 傑集の剛槍 ↑ 槍撃ダメージ増加 SS127 石田三成 手鼓敏 ↑ 武力上昇値増加射程距離延長 宴110 北政所 日輪の疾姫 ↑ 【日輪5】武力上昇値増加/移動速度上昇値増加効果時間延長 宴110 摩阿姫 摩阿姫親衛隊 ↑ 計略範囲拡大 伊達 伊達053 勝女姫 姐御の威圧 ↓ 効果時間短縮計略範囲縮小 伊達054 伊達成実 逆鱗の采配 ↑↑ 効果時間延長逆計時の効果時間延長 伊達055 伊達忠宗 守成の逆撃 ↑ 武力上昇値増加射撃が命中した敵の武力低下値増加 伊達057 古内重広 防備の逆撃 ↑ 武力上昇値増加 伊達059 湯目景康 不屈の逆撃 ↑ 武力上昇値増加 SS133 義姫 鬼姫の挑発 ↑ 兵力低下値減少兵力低下間隔短縮 徳川 徳川046 井伊直政 関ヶ原の一番槍 ↓ 豊臣家の武将コストによる武力上昇値減少 徳川050 お梶の方 徳川の守護女神 ↓ 武力によるダメージ軽減率減少 徳川073 井伊直孝 赤牛の侵攻 ↑↑ 効果時間延長自身武力上昇値増加 徳川081 酒井忠世 広爆の采配 ↓ 爆風範囲縮小 徳川084 徳川家光 戦旗の采配 ↓ 武力上昇値減少【戦旗ゲージ3以上】兵力回復量増加 徳川085 徳川家康 総大将の王手 ↓ 効果時間短縮 徳川086 徳川忠長 牛旗の計 ↑ 統率力によるダメージ増加 徳川088 南光坊天海 権僧正の業炎 ↓ 効果時間短縮業炎によるダメージ減少 徳川093 松平忠輝 鬼魅蛇龍 ↓ 敵部隊撃破時に貯まる戦旗ゲージ減少突撃ダメージ減少 徳川095 八十姫 九無の采配 ↑ 効果時間延長 SS134 酒井忠次 奥義海老すくい ↑ 武力上昇値増加 長宗我部 長宗我部001 栄音 音笛の祟り → 計略範囲調整 長宗我部049 長宗我部盛親 猪突爆進 ↑↑ 移動速度上昇値増加 長宗我部051 養甫尼 七色の折紙 ↑ 武力上昇値増加 真田家 真田013 穴山小助 我こそ幸村なり ↑ 武力上昇値増加 真田014 海野六郎 遊撃の采配 ↑ 真田丸内のコストに応じた武力上昇値増加最大武力上昇値増加 真田016 筧十蔵 足殺の間 ↑ 射撃による移動速度低下値増加 真田017 霧隠才蔵 斬鬼霧翔 ↑ 効果時間延長 真田018 真田大助 真田丸の采配 ↑ 効果時間延長 真田024 三好伊三 伊三入道の間 ↑ 真田丸内での武力上昇値増加 真田026 三好幸信 父の面影 ↑ 武力上昇値増加 他家・東 他064 (東) 蘆名盛氏 揃目の采配 ↓ 武力上昇値減少統率力上昇値減少 他119 (東) 妙印尼 大女傑の気概 ↑ 効果時間延長(統率力依存値増加) SS140 前田慶次 雲のかなたに ↑↑ 武力上昇値増加効果時間延長 他家・西 他085 (西) 波多野秀尚 巨人の進軍 ↑ 効果時間延長 他129 (西) 立花宗茂 大津の包囲戦 ↓ 効果時間短縮 他135 (西) 佐々木小次郎 燕返し ↓ 武力上昇値減少 他142 (西) 柳生兵庫助 三摩之位 ↓ 斬撃によるダメージ減少効果時間短縮 SS112 黒田官兵衛 疾風の一撃 ↓ 移動速度上昇値減少 SS138 大祝鶴姫 姫の一喝 ↓ 自身以外の味方の武力上昇値減少効果時間短縮 SS139 立花道雪 轟雷破 ↑ 武力上昇値増加 SS140 東郷重信 落日の死影 ↑↑ 射撃によるダメージ増加効果時間延長 編集が苦手な方はこちらへ訂正指摘・情報提供をお願いします。 カードの能力値や計略説明については.NETに一覧があるので報告は不要です ※感想、雑談、予想、質問はお控えください。 雑談・質問等はこちらをご利用ください →雑談・質問ページ 名前
https://w.atwiki.jp/sekaiju_name/pages/93.html
50音順です 元ネタを書いて貰えると感情移入しやすくなります ア行 アイン 『フェーダシリーズ』アイン・マクドガル。ウルフリング(狼獣人族)でサブ主人公。東方趣味で刀を使う、千年戦争を生き抜いた歴戦の猛者。通称「銀色の雷鳴」。 アサギ 『神達に拾われた男』ドラゴニュートの冒険者。刀剣を携え、「拙者は~でござる」の物腰。 イヌヤシャ 『犬夜叉』主人公。半妖の少年で、妖刀鉄砕牙を武器に闘う。 イノスケ 『鬼滅の刃』嘴平伊之助。主人公・竈門炭治郎と同期の鬼殺の剣士。猪の頭を被り、上半身裸で猪突猛進に戦う野生児。 ウラ 『吉備真備伝説』温羅(うら)。吉備野冠者、丑寅御前とも呼ばれる。吉備野国で悪事を働いていた鬼の首領。彼は後に昔話『桃太郎』の鬼のモデルとなった。 オオタケマル 『田村草子』大嶽丸。鈴鹿山に住み着き悪事を働いていた鬼。天候を操る神通力を持ち、三本の宝剣の力によって守護されている。 オオトリ 『ひとつ火の粉の雪の中』主人公・鳳。鬼を斬ることを一生の宿命とする修羅の男。佩刀「女神(ひめがみ)」や法力を使って鬼を屠る。 オキクルミ 『大神』ナカツクニ(中津国)北部極寒の地カムイの半人半獣の剣士。人間の状態でも狼の状態でも宝剣「クトネシリカ」を用いて戦うオイナ族最強の戦士。 オニヒュウガ 鬼日向。戦国武将・水野勝成の若い頃の異名。あまりの勇猛さから名づけられたという。 オニマロ 『鬼麿斬人剣』山人の捨て子で刀鍛冶・源清麿の弟子。刀の切れ味を吟味するための死体斬り術「ためしわざ」を剣術に応用し、一度に7人以上の忍びを斬り伏せるシーンがある。 オヤブン 『不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』鬼が島を拠点とする鬼の首魁。破壊を好む乱暴者だが、正々堂々の勝負を好み、策を弄する部下を叱責する時もある。金棒と炎で攻撃してくる。 カ行 ガデム 『シャイニング・ブレイド』ミスティに忠誠を誓う黒豹の獣人。「漆黒の魔剣獣士」の肩書きを持つ剣豪で、日本刀を自在に扱う。 カンタイ 『十二国記』桓魋。慶東国左軍将軍。熊の半獣で、巨大な鉄槍を振り回す膂力の持ち主。 キドウマル 『ぬらりひょんの孫』鬼童丸。京妖怪幹部。鬼の半妖で、剣術に長ける。 キロウマル 『新世界より』奇狼丸。大雀蜂コロニーの総司令官。勇猛果敢なバケネズミ。 キンタロウ 金太郎。坂田金時の幼名とされ、山姥と雷神の子とも言われる。 コウウ 『史記』項羽。劉邦と対立した勇猛かつ苛烈な将。異名は「覇王」。 コマムラ 『BLEACH』狛村 左陣。護廷十三隊七番隊隊長。実は人狼であり、斬魄刀「天譴(てんけん)」の使い手。 コンゴウ 『ウォーザード』金剛。ジパングステージに登場する巨大な鬼であり、普段はトクガワ幕府臣下・タヌマの姿をとっている。金棒と自らの肉体を千切って飛ばす攻撃や、自らに攻撃力アップとアーマー状態を付与して立ち回る。 サ行 サコン 島左近。石田三成に仕えた戦国武将。関ヶ原の戦いで黒田長政隊と激戦を繰り広げ戦死。しかし、黒田隊の兵士は夜ごと左近の「掛かれ!」の声にうなされ、また左近がどのどのような鎧兜を着用していたか誰も覚えていないほどの恐怖を感じたとされる。 サマノスケ 『鬼武者』明智左馬介秀満。主人公。鬼の一族から授けられた「鬼の篭手」により、鬼武者に変身する。 サリム 『予言者育成学園』武士の格好をして狐の面で顔を隠している獣人の剣士。王立騎士団の入団試験で50連勝を果たし、異種族としては異例となる入団が認められた。 ザンクロウ 『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』壬無月斬紅郎。ラストボス。人の心を失い、鬼と畏れられる剣豪。大太刀から繰り出される剣術は高威力を誇る。 シシマル 『快傑ライオン丸』獅子丸。主人公。獅子面の剣士・ライオン丸に変身する。 ジュウゾウ 『月華の剣士』神崎十三。一条家に居候している巨漢。使用武器は金棒。 ジュウベエ 『YAIBA』柳生十兵衛光厳。酒が入ると狼男「さすらいのウルフ」へと姿を変え、大暴れする。 シュテン 酒呑童子。日本三大悪妖怪の一角とされる伝説の鬼。人間だった頃の幼名は「外道丸」で、絶世の美少年として有名であり、あらゆる女性の憧れの存在だった。ある時、自らに送られた恋文の山を焼却処分しようとした際、焼かれた恋文から出た情念の煙を浴び、気付いた時には鬼の姿に変わっていたという。 シロヤシャ 『銀魂』白夜叉。攘夷戦争時代の銀時の異名。 タ行 タケミカヅチ 建御雷神。日本神話の軍神で、雷や刀剣の神としても知られる。 ナ行 ナガヨシ 森長可。「鬼武蔵」の異名を持つ武将。好戦的で気性が激しく、血生臭い逸話が多いことで知られる。 ナダル 『ワンダークラウン』ナダル・デグスタ。獣人が大半を占めるデグスタ公国の王ガンダロフの次男で、刀剣が武器。狼の獣人に似合わず、沈着冷静な性格で、好戦的な兄シュバルと対立する。土属性。 ノブツナ 上泉信綱。戦国時代の兵法家。伝承や後世史料では陰流、神道流、念流などの諸流派を学び、後に新陰流を大成した。また剣聖と謳われ竹刀袋を発明したともいわれている。 ハ行 ハジメ 新撰組三番組長、斎藤一。新撰組の数少ない生き残りで、戊辰戦争においてはつねに最前線で戦い「無敵の剣」と称される。 バットウサイ 『るろうに剣心』人斬り抜刀斎。人斬り時代の剣心。 ハンザエモン 『侍道2』高沼半左衛門。高沼組を取り仕切る侠客。ご禁制品の密売を足掛かりに、清水次郎長の様な大親分に成り上がろうと目論んでいる。使用武器は大太刀・斬鬼丸。 ビシャモン 毘沙門天。多聞天とも呼ばれる。仏教における四天王の中でも最も強力な力を持つとされ、主に武士階級に信仰された。 『ヴァンパイアシリーズ』元々は降魔調伏を生業とする高僧だったが、ある時に魔性の鎧と刀に魅入られてしまい、以後は手にした妖刀で凶行を繰り返す妖怪と化した。 ヒビキ 『仮面ライダー響鬼』主人公。「猛士」関東支部担当。仮面ライダー響鬼に変身する。主な武器は「音撃棒 烈火」。 ヒョウゴ 柳生兵庫助。加藤清正に仕えていたころ、一揆の有力者20人あまりを1人で斬り伏せ、鎮圧した。 フウガ 『ファイアーエムブレムif』風の部族族長にして白夜王国国王スメラギの盟友。老いてなお盛んな武芸者。クラスは兵法者(刀、薙刀、金棒を扱うクラス)。 フツヌシ 経津主神。日本神話に登場する刀剣の神。 ベンケイ 武蔵坊弁慶。平安時代末期の僧兵。源義経の郎党。薙刀や大槌などの七つ道具を所持していたという伝説もある。 マ行 マサツネ 武田氏家臣、土屋昌恒。天目山の戦いにおいて、崖から落ちないよう片腕を蔦に絡ませ、もう片腕の刀で滝川一益隊を斬り払い、食い止めた。その剛勇は「片手千人斬り」と称される。 マタエモン 荒木又右衛門保和。仇討ちを志す渡辺数馬に与し、相手方の手勢を次々に斬り伏せた「鍵屋の辻の決闘」で有名。 ミツナリ 『戦国BASARA』石田三成。西軍総大将。徳川家康を憎悪する「復讐鬼」でもある。 ムサシ 宮本武蔵。江戸時代初期の剣豪。二天一流の開祖であり、五輪の書の著者。無敗の剣豪として名高いが、勝つ為には手段を選ばぬ狡猾さを持つ事でも有名。 ムネノリ 柳生宗矩。大阪夏の陣において、徳川秀忠の本陣に乱入した大阪勢を、柳生新陰流の奥義「逆風の太刀」により次々に薙ぎ払ったとされる。 モクノスケ 隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』主人公の一人、佐賀藩浪人斉藤杢之助。毎朝死に方の訓練をし、全く死を恐れない生き方をしている。人間離れした刀と銃の達人。 ヤ行 ヤサブロウ 伊吹弥三郎。近江の伝説に伝わる巨人で、伊吹山や富士山を造り上げたという。『仮名草子』では千人力の怪力を持ち、「鬼伊吹」と呼ばれていた乱暴者とされる。 ラ行 ラーヴァナ 『ラーマーヤナ』ラクシャーサ(羅刹の悪鬼)の王。優れた頭脳と武勇を併せ持ち、さらに厳しい苦行を重ねたことで、創造神ブラフマーからの褒美として「神にも悪鬼にも倒されない肉体」を得た。 ライオーガ 『ビーストサーガ』主人公。グロリア王国国王。 ランゲツ 『陰陽大戦記』白虎のランゲツ。「陰陽剣・曼珠沙華」を操る黒い虎の姿をした式神。 ワ行 Wikiを編集する際の意見や要望等はwiki編集・要望を活用して下さい。----
https://w.atwiki.jp/sengokutaisenark/pages/2078.html
Ver3.10C情報←前 次→Ver3.10E情報 稼動日:2015年7月16日 公式による変更点告知: Ver.3.10D稼働のお知らせ システム面戦闘システム修正 計略修正 システム面 武将熟練度が上昇した際に必ず絆宝箱が獲得できるように 浅井朝倉055「四葩」、SS122「広徳院」が計略使用時に浅井家として扱われてしまうことがある不具合を修正 豊臣121「渡辺糺」の武将熟練度が上昇した際に本来獲得できない家紋の獲得演出が発生してしまう不具合を修正 戦闘システム修正 【軽騎馬】移動速度上昇(+16%で迎撃→+14%で迎撃) 【砲兵】敵部隊への砲弾によるダメージ減少 【特技・車撃】「車撃」を持つ部隊の鉄砲の弾数の回復間隔短縮 【特技・戦旗】 戦旗ゲージ上昇値減少(+3%→+2%) 戦旗ゲージ上昇間隔短縮((80-定数)/60秒→(66-定数)/60秒、定数は不変) 敵部隊に破壊された後に戦旗が再設置可能になるまでの時間延長(4.2c→5.4c) 【闘痕】闘痕効果発生時の最大兵力低下値を減少(18→) 計略修正 武将名 計略名 内容 織田家 織田022丹羽長秀 イスパニア方陣 ↑ 射程距離延長 織田047榊原康政 姉川の奇襲 ↑ 移動速度上昇値減少(+70→+65)(非迎撃に) 織田092織田昌澄 兄貴風の采配 ↑ 効果時間延長(7.7c→8.1c) 織田093妻木煕子 御髪売りの献妻 → 射撃間隔延長突撃に必要な距離短縮 SS115織田信長 愚者 ↑↑ 武力上昇値増加(+5→+6)槍撃ダメージ増加(+2→+3) SS117竹中半兵衛 天使ハンベー ↑ 効果時間延長(13.3c→14.8c) 武田家 武田028内藤昌豊 火門の陣 ↑ 計略範囲拡大 武田038山県昌景 真紅の荒獅子 ↓ 武力上昇値減少(+6→+5)移動速度上昇値減少(+120→+100) 武田075内藤昌豊 瑶林の采配 ↓ 武力上昇値減少(+3→+2)兵力回復量増加計略範囲拡大 SS094山県昌景 完璧なる合戦 ↓ 疾駆を持っている味方の移動速度上昇値減少(+45→)効果時間短縮(7.9c→) SS118望月千代女 最強の影 ↑ 効果時間延長(7.7c→9.4c) 上杉家 上杉007上杉謙信 毘天の化身 ↓ 武力上昇値減少(+17→+15)移動速度上昇値減少(+180→+150) 上杉036安田長秀 決死の覚悟 ↑ 移動速度上昇値減少(+75→+65)(非迎撃に) 上杉086阿虎 愛虎の銃弾 ↑ 武力上昇値増加(+1→+2)計略使用時の修羅ゲージ変換値減少(→7%)一定時間後の修羅ゲージ変換値減少(→7%) 上杉089千坂景親 修羅の撃進 ↑ 移動速度上昇値増加(→+50) 上杉090長尾景秋 一丸の采配 ↑ 兵力回復量増加(約15%→約20%) 上杉091安田能元 八挺の采配 ↑ 兵力回復量増加(+?%→+40%) SS119上杉景勝 弐眼散水 ↑ 移動速度上昇値増加計略範囲縮小 今川家 今川055岡部長盛 積重の奮攻 ↑ 効果時間延長 SS121藤林長門守 御緩漫玉砲弾 ↑ 効果時間延長(7.1c→7.9c) 浅井朝倉家 浅井朝倉052浅井政高 続巧の采配 ↑↑ 効果時間延長(12.5c→)兵力回復量増加(+5%?→+8%) 本願寺 本願寺040鈴木重意 必滅弾道 ↑ 効果時間延長(7.5c→8.3c) 本願寺049鈴木重次 擲弾射撃 ↑ 武力上昇値増加(+3→+4) SS056雑賀孫市 二連八咫烏 ↑ 効果時間延長(9.2c→10.0c) EX060蛍 硝子の心 ↑ 効果時間延長(9.6c→10.8c) 北条家 北条057北条氏次 防塞の灼弓 ↑ 効果時間延長 北条049北条早雲 千頭の劫火 ↓ 効果時間延長(6.3c→7.1c)武力上昇値減少(+4→+3) 宴094北条幻庵 守護神の采配 ↓ 武力によるダメージ軽減率減少(部隊数×5+5→) 毛利家 毛利031毛利元就 三矢の采配 ↑ 計略範囲拡大 毛利045毛利元就 厳島の恩寵 ↑ 効果時間延長(6.7c→) 毛利060大善院 菊花の采配 ↑ 効果時間延長(→19.3c) 毛利061毛利就隆 奔放の采配 ↑ 効果時間延長 SS124能島姫 海賊の娘 ↑↑ 効果時間延長(→9.0c)統率力上昇値増加(+4→+6) SS125容光院 はい、あーん♪ ↑ 槍長さ増加(?→+3.0) SS126渡辺長 渡辺超魂 ↑↑ 効果時間延長(統率力依存値増加(→0.4c))カード回転時の移動速度上昇効果時間延長(→3.3c) 島津家 島津024島津義久 島津の采配 ↑ 発射弾数増加(+4→+5) 島津059島津龍伯 大将の鑑 ↑↑ 闘魂状態が2段階目の時の武力上昇値増加(+8→)効果時間延長(8.0c→) 島津064カタリナ 希望の聖乙女 ↑↑ 兵力回復間隔短縮闘痕段階低下間隔延長 島津065樺山久高 七郎の順弓 ↑↑ 【い】武力上昇値増加(+2→+4)【ろ】武力上昇値増加(+6→+8) 宴110島津惟新斎 猛鬼闘魂 ↑ 効果時間延長(9.2c→?c) SS127島津勝久 瞬闘の采配 ↑↑ 武力上昇値増加(+1→+2) 豊臣家 豊臣096青木一重 閃縛の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の閃撃によるダメージ増加 豊臣098明石全登 白金の聖者 ↓ 武力上昇値減少(2+コスト→1+コスト)最大武力上昇値減少 豊臣099伊東長実 烈射の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の射撃によるダメージ増加 豊臣108新宮行朝 傑集の撹縛術 ↑↑ 統率力低下値増加(→4)移動速度低下値増加 豊臣111豊臣秀頼 君臣豊楽 ↑ 効果時間延長兵力回復量増加(→コスト×15)最大兵力回復量増加(→45) 豊臣112奈阿姫 天秀の尼姫 ↑↑ 傑集しているときの武力上昇値増加(+4→+5) 豊臣113速水守久 閃撃の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の閃撃によるダメージ増加 豊臣115細川興秋 双弓の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の弓によるダメージ増加(武力?相当→武力8相当) 豊臣117毛利勝永 勇志の采配 ↑ 効果時間延長(7.1c→7.5c)移動速度上昇値増加(→+50)計略範囲縮小 豊臣118安井道頓 遠弓の豪騎 ↑ 豪騎召喚時の弓によるダメージ増加(武力?相当→武力7相当) 豊臣119淀の方 女帝の天声 ↑↑ 武力上昇値減少(3+コスト×2→2+コスト×2)豪騎によるダメージ増加 豊臣120和久宗是 傑集の剛槍 ↑ 槍撃ダメージ増加 宴122北政所 日輪の疾姫 ↑↑ 【日輪5】武力上昇値増加(+6→+7)/移動速度上昇値増加(+80?→+100)効果時間延長(6.9c→7.3c) 宴124摩阿姫 摩阿姫親衛隊 ↑ 計略範囲拡大 SS128石田三成 手鼓敏 ↑ 武力上昇値増加(+5→+6)射程距離延長 伊達家 伊達053勝女姫 姐御の威圧 ↓ 効果時間短縮計略範囲縮小 伊達054伊達成実 逆鱗の采配 ↑↑ 効果時間延長(24c→30c)逆計時の効果時間延長(7.5c→?c) 伊達055伊達忠宗 守成の逆撃 ↑ 武力上昇値増加(+2→+3)射撃が命中した敵の武力低下値増加(-3→-4) 伊達057古内重広 防備の逆撃 ↑ 武力上昇値増加(+2→+3) 伊達059湯目景康 不屈の逆撃 ↑ 武力上昇値増加(+2→+3) SS133義姫 鬼姫の挑発 ↑ 兵力低下値減少兵力低下間隔短縮 徳川家 徳川046井伊直政 関ヶ原の一番槍 ↓ 豊臣家の武将コストによる武力上昇値減少(+(豊臣家総コスト×2/3+1/3)?、端数切り上げ→+(豊臣家総コスト×0.5)、端数切り上げ) 徳川050お梶の方 徳川の守護女神 ↓ 武力によるダメージ軽減率減少(0.80倍→0.85倍) 徳川073井伊直孝 赤牛の侵攻 ↑↑ 効果時間延長(10.0c→10.8c)自身武力上昇値増加(+7→+8) 徳川081酒井忠世 広爆の采配 ↓ 爆風範囲縮小 徳川084徳川家光 戦旗の采配 ↓ 武力上昇値減少(+4→+3)【戦旗ゲージ3以上】兵力回復量増加 徳川085徳川家康 総大将の王手 ↓ 効果時間短縮(13.1c→12.3c) 徳川086徳川忠長 牛旗の計 ↑ 統率によるダメージ増加 徳川088南光坊天海 権僧正の業炎 ↓ 効果時間短縮業炎によるダメージ減少 徳川093松平忠輝 鬼魅蛇龍 ↓ 敵部隊撃破時に貯まる戦旗ゲージ減少(+50→+30)突撃ダメージ減少 徳川095八十姫 九無の采配 ↑ 効果時間延長 SS134酒井忠次 奥義海老すくい ↑ 武力上昇値増加(+4→+5) 長宗我部家 長宗我部001栄音 音笛の祟り → 計略範囲調整 長宗我部049長宗我部盛親 猪突爆進 ↑↑ 移動速度上昇値増加 長宗我部051養甫尼 七色の折紙 ↑ 武力上昇値増加(+4→+5) 真田家 真田013穴山小助 我こそ幸村なり ↑ 武力上昇値増加(+3→+4) 真田014海野六郎 遊撃の采配 ↑↑ 真田丸内のコストに応じた武力上昇値増加(2+コスト)→(2+コスト×1.5)最大武力上昇値増加 真田016筧十蔵 足殺の間 ↑↑ 射撃による移動速度低下値増加 真田017霧隠才蔵 斬鬼霧翔 ↑ 効果時間延長 真田018真田大助 真田丸の采配 ↑ 効果時間延長(7.1c→?c) 真田024三好伊三 伊三入道の間 ↑ 真田丸内での武力上昇値増加(+4→+5) 真田026三好幸信 父の面影 ↑ 武力上昇値増加(+3→+4) 他家・東 他064(東)蘆名盛氏 揃目の采配 ↓ 武力上昇値減少(+6→+5)統率力上昇値減少(+6→+5) 他119(東)妙印尼 大女傑の気概 ↑ 効果時間延長(7.7c→8.1c)(統率力依存値増加(0.125c→0.2c)) SS142前田慶次 雲のかなたに ↑↑ 武力上昇値増加(+8→+9)効果時間延長(6.6c→) 他家・西 他085(西)波多野秀尚 巨人の進軍 ↑ 効果時間延長(10.8c→) 他129(西)立花宗茂 大津の包囲戦 ↓ 効果時間短縮(8.5c→7.5c) 他135(西)佐々木小次郎 燕返し ↓ 武力上昇値減少(+5→+4) 他142(西)柳生兵庫助 三摩之位 ↓ 斬撃によるダメージ減少効果時間短縮 SS138大祝鶴姫 姫の一喝 ↓ 自身以外の味方の武力上昇値減少(+2~+8→+1~+7)効果時間短縮(約8c→7.7c) SS112黒田官兵衛 疾風の一撃 ↓ 移動速度上昇値減少 SS139立花道雪 轟雷破 ↑ 武力上昇値増加(+4→+5) SS140東郷重信 落日の死影 ↑↑ 射撃によるダメージ増加(赤で武力9→14、黄で7→11、白で3→7確殺)効果時間延長 編集が苦手な方はこちらへ訂正指摘・情報提供をお願いします。 ※感想、雑談、予想、質問はお控えください。 雑談・質問等はこちらをご利用ください →トップページ 名前
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/320.html
諸仏の動揺を鎮めるための儀式を完遂した犬塚信乃。 形而上の世界へ没入していた精神を引き戻し妄想を解いた時、その眼前には一人の男が立っていた。 「済んだか?俺は新選組近藤勇。勝負してもらえるな?」 言葉の上では問い掛けだが、隙なく剣を構えた姿を見れば問答無用のつもりなのは明らか。 加えて、近藤の傍には血に塗れて倒れた神谷薫の骸。 石川五ェ門の姿は見えないが、彼は仲間を見捨てて逃げ去るような男ではない。 別の敵が現れ迎撃している可能性もあるが、薫を守ろうとして近藤に斬られたか下に落とされたと考えるのが妥当。 ならば信乃にとって近藤は許すべからざる仇敵となるが、信乃は近藤から別の物を感じていた。 重厚な近藤の気迫……感嘆に値するが、間違いなく薫を斬った後に得たもの。 何故なら、薫と闘った時の近藤が既にこれだけの気迫を持っていたならば、如何に瞑想中でも信乃に無視できた筈がないのだから。 つまり、薫と立ち合う事で近藤は何かを掴み、今のような荘厳な境地に達したのだろう。 だとしたら薫は自身が斬られた上に敵を強化してしまった事になるが…… しかし、信乃には今の近藤の姿が薫にとって不本意な結果だとは思えない。 活人剣……特に一種の哲学としての活人剣は理解の外だが、それでも確かに今の近藤は「活きて」いる。 確たる根拠はないが、薫が自らの意志で近藤を活かしたのだと、信乃には感じられた。 近藤が信乃の瞑想の邪魔をせず今まで待っていたのも、動揺の認識をしているからではないだろうか。 故に、信乃は敵討ちとして近藤を斃すのではなく、一箇の武人として、仲間の生きた成果である近藤に挑んだ。 闘い始めてほどなく、近藤は信乃の攻撃をいなしつつ誘い込み、窓から城の中へと入り込む。 足場が不安定な屋根で闘い続ければ己が有利だと知りつつ、信乃は敢えて誘いに乗り、室内戦に移行する。 近藤との闘いでは、足を踏み外すといった不確定要素ではなく、あくまで自分達の剣技で決着を付ける事を望んだのだ。 だが二人のそんな想いを嘲笑うかのように、城の下方からこの上ない不確定要素が近付いて来ていたのであった。 鋭い殺気、剣技の音、裂帛の気合い……城の下方に合ったそれらが混然一体となって駆け上がり、たちまち姿を現す。 現れたのは…… 「おや、近藤さん。やってますね」 「総司か!」 このやり取りで近藤と現れた二人の剣士の内一人が知り合いである事を信乃も悟る。 総司と呼ばれた事からして、名簿にあった沖田総司……新選組の一員か。 また、現れたもう一人の剣客については、信乃にも誰かすぐ判明した。 隻眼の剣客……柳生十兵衛。 近藤と沖田の遣り取りを聞き、己が不利な立場になった事を十兵衛は即座に自覚する。 先程来、城の辺りから感じられた凄まじい気迫……あの時点で、沖田は城に知り合いがいる事を悟っていたのだろう。 二人が闘い始めてから、沖田が十兵衛を城へ誘い込もうとしていた事は、十兵衛も気付いていた。 それでも敢えて乗らざるを得なかったのは、沖田の特質の故。 城下で出会い勝負を挑んで来た当初、沖田の剣には明らかに新陰流、それも尾張柳生の手筋が色濃く表れていたのだ。 沖田の身体のつくりを見る限り、新陰流を遣う為に練り込まれた形跡は皆無。 つまり、沖田が尾張柳生の剣を学んだのはごく短期間、下手をするとこの島に来てから対戦相手の技を盗んだのかもしれない。 なのに沖田の剣は十兵衛さえ確とは知らなかった尾張柳生の秘奥にまで達しており、そこから察せられる沖田の才は慄然とするに足る。 そして十兵衛の推測を裏付けるかのように、沖田は十兵衛が使った技までも凄まじい速度で吸収してみせた。 柳生の技をここまで盗み取った剣士を放置するなど論外だが、技を盗み己で使ってみれば、欠点や返し技も見えて来るもの。 新陰流を相当の領域まで身に付けた沖田を短期で討とうとすれば、江戸柳生門外不出の奥義でもなければまず不可能。 それですら引き気味に戦う沖田を仕留めるのは難しいし、躱されればその奥義すら盗まれる可能性がある。 故に思い切った攻勢に出られないまま沖田に引きずられて此処まで来てしまったが今の状況という訳だ。 近藤と沖田が知り合いと言っても連携する様子はなく、二組の一騎討ちが同じ場所で展開しているというだけ。 だがそれでも、少なくとも沖田にとっては間違いなく有利な情勢。 新陰流八重垣……周囲の地形、気象、更には死体まで、あらゆる環境を利用して戦うのが新陰流の戦い方だ。 そして、すぐ近くに生きた人間、それも戦闘中の一級の剣客が居るとなれば、他の全てを打ち消す程の決定的な要素となる。 近藤が意図して沖田が有利になるよう動かずとも、その技を知っていれば十兵衛よりも一瞬早く動きを予測する事は可能。 これだけで、沖田にとっては相当に有利な状況が出来ていた。 一方の近藤にとっても、沖田の存在が有利に働くのは同じ事。 沖田の技自体は十兵衛との闘いの間だけでも変化しつつあるように変幻自在だが、性格や好む戦い方を知っているだけでも大きい筈。 だが、どうも近藤にとってはこのような形の優位は望む所ではなかったようだ。 沖田や十兵衛を間に入れない至近距離での激しい撃ち合いを挑み、信乃も真っ向からそれに応える。 つまり近藤と信乃の対決は短期決戦に向かう情勢となった訳で、これは十兵衛にとって有利。 近藤達の戦闘が沖田を利している以上、沖田としても彼等の闘いが決着する前にこちらの勝負も決めようとして来る筈。 今までは誘引や十兵衛の技を学ぶ事を重視して引き気味に闘っていた沖田が急戦に乗って来る見込みが立ったのだ。 十兵衛はとっておきの秘技により、沖田を葬る事にした。 十兵衛の動きを見る沖田の眼が楽しげに輝く。 目前に居る十兵衛の姿がぶれ、まるで二人に分裂したかのように見え始めたのだ。 無論、十兵衛が分裂した訳ではない。 元々人には両眼があり、二つの眼の位置が異なる以上、それぞれの見る像は異なっている。 それをそのまま重ねれば近くの人間の像が二重になるのだが、人の脳はこれを補正し、逆に視差から距離を割り出す機能を持つ。 両眼から隻眼になった事でそれを実感した十兵衛は、この補正機能を逆用し、相手に己の位置を御認識させる技を練り上げた。 傍で人が動き回る状況はこの技を使うのに好都合。 己が沖田の両眼で見えている時、見えていない時、右目だけに見られている時、左目だけから見えている時…… 状況次第で動きと位置取りを調節する事で、沖田の立体視機能を狂わせようというのだ。 特に今の十兵衛は父の教えにより心を分割する術を身に付けている。 沖田の眼には、十兵衛が二重どころか全く別個に二人いるようにさえ見え始めていた。 隻眼の経験により身に付けた技だけに、沖田に如何に才があろうとも盗むのは至難。 仮に盗めたとしても、人に両眼がある事を利用した技では十兵衛にはほぼ無意味だが。 十兵衛が取って置きの奥義で勝負を挑んで来たと察した沖田は、自身も己に扱える最高の技で返礼する事とした。 移動しつつ闘う沖田と十兵衛が鍔競り合いする近藤と信乃を挟み込む体勢になった瞬間、沖田が渾身の突きを放つ。 この瞬間、十兵衛の身体は間に居る二人によって沖田からは死角に入っており、見えないのでは十兵衛の疑似分身は無効。 同時に十兵衛からも沖田の姿は隠れており、死角から繰り出される神速の突きを躱すのは如何な剣豪にも容易ではない。 だが、沖田の姿が死角になっているのは十兵衛にとってのみであり、他の二人は沖田の動きを見る事が出来る。 そして、近藤達の身体が沖田と十兵衛の視線を遮るという事は、沖田から直線的に十兵衛を狙う突きの線上に二人はいるという事。 沖田の突きが自分達の首を貫く軌道で放たれたのを見た二人は、咄嗟に身を反らして突きを回避。 十兵衛も近藤達の動きを見ていち早く危険を察知し、どうにか突きの回避に成功。 だが次の瞬間、再び鍔競り合いを始めた信乃に近藤が押し負けているのを見て、沖田の攻撃が終っていないのを悟る。 これまでの二人の闘いを横目で見て、単純な力比べでは近藤が優っているらしい事は読み取っていた。 なのに近藤が押し負ける形になったのは、突きを躱す為に身を反らした状態からの復帰で信乃に後れを取ったから。 しかし、沖田の位置は近藤と信乃の真横ではなく信乃側寄り……つまり、信乃からみて斜め後ろにあたるのだ。 これなら沖田が突きを引き戻した際には先に近藤の首の脇を通り過ぎるし、沖田の様子を前方に観察できる点でも近藤が有利。 この条件で近藤が遅れたとすれば、考えられるのは…… (多段突きか!) 元々沖田が得意としていた為か、動きを観察して察知したのか、沖田の突きは一度では終わらず次が来ると近藤は読んだのだ。 それを読めなかった信乃が先走って押し合いを再開した結果が現状とすれば、それを維持すれば間もなく沖田の剣が信乃を貫く筈。 近藤にとってもそんな決着は不本意であり、信乃に向かって渾身の頭突きを放つ。 これで信乃の頭部を突き放し、反動で自分の頭も後ろに逸らせて共に沖田の二段目の突きを避けるのが近藤の目論見。 近藤の動きを見て遅ればせながら信乃も状況と相手の目論見を悟ったのだろう、避けも防ぎもせず頭突きを受ける。 衝突した二人の頭が離れた直後に、初撃に劣らぬ突きが来ると十兵衛も覚悟して待ち受け…… その瞬間、沖田の剣が三人の首を串刺しにした。 本来、沖田の三段突きは全く同じ速度と軌道の突きを連続で放つ技。 今回もそうであったならば、十兵衛達は問題なく回避できたであろう。 なのに沖田の技をよく知る筈の近藤までも沖田の突きを受けたのは、二段目の突きの速度と鋭さが一撃目より遥かに増していた為。 無論、沖田が突きの初段を手加減して放った訳ではない。 一撃目の突きを放ちながら改善点を学び、二段目の突きに反映させて大幅に練磨の度合いを上げたのだ。 前後の突きの軌道が全く同じだから効果的に改良出来た訳だが、その前提となるのは常識外れの学習能力。 以前から天才剣士と讃えられていた沖田だが、ここまでの素質を身に付けたのは島に来てから。 桂ヒナギク、近藤勇、土方歳三、柳生兵庫助、柳生十兵衛…… 幾人もの一流の剣客達の使う奥義を目の当たりにし、沖田はそれを何としても身に付けたい、身に付けねばならぬと心底から思った。 強い渇望と使命感が沖田の中の天稟を覚醒させ、才子から真の天才へと成長させたのだ。 己に似た者から全く価値観の異なる者まで、多数の一流の剣客の生き様を、ごく短期間に連続で目の当たりにした事。 島での経験は、才能に任せて剣技を学んで来た今までの修練とは質の異なる、沖田の内に眠る才そのものを磨く修行になっていた。 今の沖田の才は、ただ技を学ぶ為のものではなく、瞬時に大きく成長する事で敵の読みを狂わせる、それ自体が一つの技とさえ言える。 剣と斬り合いを愛する沖田総司は、古今無双と言える程の才を得た事で、剣士の一つの理想形として生まれ変わったと言えよう。 突きが十兵衛に決まったのを感じた沖田は即座に剣を横薙ぎに転じ、十兵衛の命をあっさりと断つ。 無論、同時に剣に貫かれていた近藤と信乃もまた…… 「よくやった!」「見事……」 散り際に自らを討った沖田を称える言葉を遺して息絶える剣客達。 実際、彼等のような超一級の剣客を同時に三人も討つなど、空前絶後の偉業と呼んでも過言ではあるまい。 しかし、沖田は達成感に満たされたというよりはむしろ寂しげな表情で剣を納め、次の闘いを求めて歩き出すのだった。 【柳生十兵衛@史実 死亡】 【近藤勇@史実 死亡】 【犬塚信乃@里見八犬伝 死亡】 【残り六名】 【ほノ参 城内/一日目/夜中】 【沖田総司@史実】 【状態】打撲数ヶ所 【装備】無限刃 【所持品】支給品一式(人別帖なし) 【思考】基本:過去や現在や未来の剣豪たちとの戦いを楽しむ 投下順で読む 前話 頂の闘い 次話 それでも貫く為に
https://w.atwiki.jp/hima3/pages/60.html
複数いる場合は、1匹も逃がさず退治しましょう(登場する前にクリアしても人物名鑑に乗るヤツもいる)。 難易度高いのはイナズマ突撃兵と腰元。 イナズマ突撃兵は、名鑑に載せるためのプレイを1回はする必要があります。 腰元は、彼女達が逃亡を図る前に春日局瞬殺するのがベスト。 悪代官 おゆう 恵比寿屋金蔵 町娘・お藤 一心太助 神田三河町の半七 遠山の金さん 長谷川平蔵 石川五右衛門 日本左衛門 鼠小僧 清水次郎長 森の石松 大政 小政 旗本退屈男 松平長七郎 天草四郎 勇者志望の少年(名前決めれる) 魔法少女(同上) 柳生兵庫介 柳生十兵衛 座頭市 あざみ 丹下左膳 大岡越前 上様 仙道 たぬき 沖田総司 土方歳三 近藤勇 大石内蔵助 堀部安兵衛 水戸黄門 佐々木助三郎 渥美格之進 大神天魔 D-56型 宮本武蔵 佐々木小次郎 卑弥呼 春日局 真田藤庵 火祭りの天道 仙人掌のお竜 伝説の勇者(名前決めれる) 伝説の女魔道士(同上) 召喚獣 お庭番 徳川吉宗 イナズマ突撃兵 イナズマ狙撃兵 イナズマ司令官 イナズマ大元帥 お千 農民 御用聞 火付盗賊改同心 柳生新陰流剣客 くのいち 奉行所同心 新撰組隊士 赤穂浪士 巫女 腰元 丁稚 丁稚天狗 痩せ浪人 素浪人 先生 幕下くずれ マスクド雷電 下忍 黒はばき組 裏切り素浪人 裏切り先生
https://w.atwiki.jp/toubousya/pages/182.html
シナリオトレーラー 黒の魔剣の魔力がこの世に未練を残して死んだ武人の魂を呪縛する。 富岳艦隊の駐留する地で、魔人と化した英雄達が襲い来る。 絶望の闇が迫る中、心を失った凶刃を退けるべく小さな光が集う。 異世界戦記カオスフレア「魔界転生」 生者は苦難の明日へ、死者は安息の無へ ハンドアウト かつて自分に剣の手ほどきをしてくれた伯父が、立会いの上非業の死を遂げたと聞く。 急ぎ富岳へ帰参した貴女を待ち受けていたのは、変わり果てた故郷の姿であった。 父但馬は失脚謹慎中、主君の傍には怪しげな左道を操る謎の男「益田四郎」がいた。 一体、故郷に何が起こったのか?貴女は真相を究明するべく行動を開始した。 シナリオパス、益田四郎への興味 ソフィア スペード パス ・因縁:エロール・カイオス からの期待 ・因縁:暁郊 からの信頼 ・感情:益田四郎 への興味 ・感情:柳生兵庫 への尊敬
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/116.html
登録日:2009/06/14 Sun 00 13 32 更新日:2024/09/01 Sun 18 46 53NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 侍 刀≠槍 刃物 日本刀 武器 武器項目 薙刀とは違う 長巻 風来のシレン 概要 長巻(ながまき)とは日本刀の一種。室町時代に誕生した。中巻とも呼ばれる。 薙刀によく似た武器だが、長巻は分類としては長柄武器では無く刀剣である。 歴史 長巻は長く重い刀身を持つ大太刀・野太刀の操作性を高めるべく刃根元部に握りになるよう巻物を付けた中巻野太刀に端を発している。 この改造から生まれた刀剣は使い勝手が良かったことからか、後に最初から長柄をもった野太刀が登場した。これが長巻の始まりである。 柄は三~四尺(約90~120㎝)くらい、刀身は三尺(約90cm)前後と野太刀よりも幅広で、非常に重い武器になったがその長柄のおかげで野太刀よりも扱い易かった。 戦国時代には現在の形になり「槍に慣れない者は長巻を使え」と言われ、長柄武器の補助兵器として長槍隊の後ろに備えて大将の馬廻りについた。長巻術という武術も考案され、中には石突に予備の刃物を取り付けた物も作られた。 あの豊臣秀吉や上杉景勝などは、自分の軍の中に長巻隊をもっていた。 とはいえ大型刀剣系武器の宿命か、隊列の中では振るいにくく、 集団戦法に不向きゆえに槍のように主流の武器にはならなかった。 由来諸説 元々、戦国の世における日本での最強の近接武器は、長刀(薙刀)だと言われていた。 リーチが長く、槍とも野太刀ともとれぬ変幻自在の軌道を描く攻撃と、形状が持つ特性故に膂力のない人にも扱い易いその便利さからである。 然し世は戦国。侍と侍とが戦場でかち合う、儀式めいた戦いの前では、「それは女の使う道具だ」と敬遠されてしまう。 確かに長刀の祖は護身用具ではある。使えば強いのに、見栄のせいで使えない、なんと不器用な話しか。 ある時、一人の兵が、戦場で拾った刀を見て思った。 「柄が鞘の分、長ければ……」 そして、やってみた。 抜いた鞘の口に、柄の底を無理やりはめ込んだのだ。 不器用にだが、長巻に似る形状。 更に接合部を手ぬぐいで縛れば、もう外れることはない。 結果、いざ戦場似に行く時には刀一本の姿で。 そして戦場では、最強武器(長刀)に似た形状でぶんまわしまくると言う、チキン武器の誕生である。 以上は諸説の一つに過ぎないが、想像すると面白いかも知れない。 もっとも薙刀が女性の武器という認識は合戦がなくなって長い年月が経った江戸時代中期以降の話であり、 戦国時代や江戸時代初期には薙刀を扱う武人や武芸者も珍しくなかったのでこの逸話は江戸時代中期以降の創作と考えられる。 そもそも長巻が成立したのは室町時代だし。 また、槍や薙刀、長巻などの長柄武器の柄は衝撃が集中するためにかなり折れやすい。 そのために実戦用の長柄武器の柄は折れないように樫などの強靭な木材で製作し、さらに長い茎(*1)で内側から補強するという手間のかかる手法で作られている。 そのため刀の鞘を無理やり柄に突き刺して作った簡易な長巻は実用に耐えうる強度があるとは考えにくい。 そういうことからも上述の逸話は平和な時代の創作の可能性が高いと言える。 ちなみに戦国時代やそれ以前の合戦で使われた薙刀は重厚長大でお世辞にも女性向けとは言い難く、 女性向けの薙刀は合戦用の薙刀を軽量小型化したものであり姫薙刀と呼ばれて区別されていた。 そして合戦がなくなった江戸時代に合戦用の大型の薙刀が廃れ、姫薙刀が一般化したことから姫薙刀が普通の薙刀と扱われ、 本来の合戦用の薙刀は大薙刀と呼ばれるようになったのである。 創作における長巻 現代における知名度は低く、それに比例してフィクションでもかなりマイナーな武器である。 これは長巻自体の知名度の低さもさることながら、創作においては設定次第で女子供でも大太刀を軽々振るえるため、そもそも膂力不足の解決を長巻に求める必要がないからだろう。 また長巻と言う呼称がマイナー且つ力強さに欠ける為か、フィクションに出てくる長巻状の武器は「薙刀」や「大太刀」扱いされる事が多い。これには両者と見分けがつきにくいという理由もある。 如何に主流で無かったとはいえど、時の権力者に認められ重用されたこと考えると、悲しいほどに廃れてしまったと言えよう。 真柄太郎左衛門直高(クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦) 主力として使っている。 鞍馬夜叉丸(SAMURAI SPIRITS) 令サムで颯爽と登場したイケメン鎧武者にして長巻使い。 やや振りが遅いが長いリーチと火力を備えた長巻らしい性能を持つ。 九龍安吾(我間乱) 敵の参謀格であり重量級の長巻の使い手。 奥義「崩塊斬」は日本刀を叩き斬れたりして普通に強いのだが、相手が主人公サイド最強格の伊織だったのであえなくかませ犬と化した。 長巻(風来のシレン) 武器として登場。こんぼうより強くカタナより弱い。 早くカタナが欲しいところだが、現実はそう甘くない。 特にDS版では魔蝕虫討伐まで武器はこれで我慢せざるを得ないことがザラ。 前述のように大きな武器だが「女性が使った」というイメージからか普通のカタナより弱く、 直感的でないためか近年のシリーズでは「青銅の太刀」に立場を取られる形でリストラされている。 長巻・ナギナタ刀(Kenshi) 長巻が刀カテゴリの武器として登場。 本作の刀は対人ボーナスと引き換えに重装備やロボットが苦手という特徴があるのだが、長巻のみ性能が他の刀と少し異なり、対人ボーナスが無い代わりに対ロボットのマイナス補正もなく、重装備に対する軽減率も低めになっている。 どうしても終盤まで刀を使いたい人は長巻で戦うことになるだろう。ただしモーションは普通の刀と同じなので少し違和感がある。 ナギナタ刀は長柄武器の武器で、刀身 柄がほぼ1 1という長巻に近いデザイン。 こちらは長巻とは逆に「刀カテゴリの特性を持った長柄武器」という性質を持ち、対人ボーナスを持つ代わりに装甲貫通マイナスと対ロボットのマイナス補正を持つ。 ビームナギナタ(機動戦士ガンダム) ゲルググの武器であるビームナギナタは形状からして長巻のほうが近い。 もっとも長巻も薙刀も決して双頭刃ではないが。 ナルメア(グランブルーファンタジー) 明らかに長巻状の武器を使っているが、テキストでは刀、長刀という表現をされている。 本人の怪力によって片手で軽々と振り回し、居合いまで使っており長柄の意味は殆ど無い。 彼女は魔法で刀身の形を変えられる為、薙刀や槍、ノコギリ等の長柄武器に変形させる為に柄を長くしているものと思われる。 アーロンの妖刀(DARK SOULS II) DLC2に登場するボス、騎士アーロンが所持している武器。名言はされていないが形状からしてほぼ長巻で間違いないだろう。 騎士アーロン自身の俊敏な動きと得物の長い間合いも相まって、DLCボスに恥じぬ大変な強敵となる。 彼を倒した後はその妖刀をプレイヤーが使用することも可能。 プレイヤーの武器としても優れたリーチを持つ強力な武器だが、同作の刀武器共通の弱点として耐久性が低く長期戦には向かず、同じ刀武器のひとつである「物干し竿」のリーチには流石に負けてしまう。 また、この武器独自の特徴として切腹することで強化するという如何にも妖刀らしい行動がある。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あっぱれ戦国の真柄太郎左右衛門もつかってたよな -- 名無しさん (2013-12-22 18 08 29) 広範囲をカバーできるぶん、味方を斬ってしまう同士討ちのリスクも高くなってしまったのが薙刀ともども廃れた理由だそうな。 -- 名無しさん (2013-12-22 18 53 07) よく剣道VS薙刀はありますが、長巻と薙刀が対決したら勝敗はいかに? -- 名無しさん (2014-02-23 22 50 03) 長巻出現率(無駄に)高いから矢の代わりよく使ってたなぁ -- 名無しさん (2014-02-24 00 15 08) ソウルエッジの美那の武器にもあったな。長巻使いやすくて好きだった -- 名無しさん (2014-04-19 20 21 47) 嫌煙じゃなくて敬遠じゃないか? それはともかく、見た目の圧は凄いよなこれ。 -- 名無しさん (2015-09-05 17 14 54) ダークソウル2のボス、騎士アーロンも使ってた。カッコよかった… -- 名無しさん (2016-07-06 03 11 59) どっちかってーと日本版ツヴァイハンダー? -- 名無しさん (2016-09-08 23 10 24) 薙刀が当時女の武器として扱われて敬遠されてたってあるの? 刀より余程使える武器だと聞いたが。 -- 名無しさん (2016-09-08 23 14 06) ↑薙刀そのものが嫁入り道具の一種とも言われてたし女性用の武器っていうイメージはあったんだろうな。 -- 名無しさん (2016-09-08 23 18 13) ↑それって江戸時代からだと思ってたわ。戦国時代に廃れてきた理由はただ単に長巻より強度が劣るか、性質上集団戦に向いていないって事じゃない? -- 名無しさん (2016-09-09 00 12 54) イメージが正確にいつごろから発生していたのかというのは難しいが、既に室町初期には長柄武器の主力は槍に移行してるので、「主に女性(と僧兵)が使う武器」になったのは戦国時代よりさらに前。長巻の登場時にすでにそのイメージが強固に固定されていたかどうかはわからないが、そうであってもおかしくはなさそう。 -- 名無しさん (2016-09-09 00 31 17) リーチが長いということは味方にも当たりうるということだからなぁ -- 名無しさん (2016-10-13 16 49 02) 見栄が云々ってソースどこだ? 適当なこと書くのはやめとこうぜ。 上で言っているように、単純に時代が下るに従って集団戦が主流になったからぶん回す薙刀は廃れたんだよ。 -- 名無しさん (2016-10-13 17 58 02) ↑そもそも穴沢盛秀って武将が豊臣秀頼の薙刀指南役として仕えていて、大坂の陣を薙刀で戦ったって話が残っていたからな~ それにこの人の孫弟子に柳生兵庫助がいて、薙刀術を学んでいたらしい -- 名無しさん (2016-10-13 19 42 19) ↑×話が残っていたから ○話が残っているから -- 名無しさん (2016-10-13 19 44 33) シレンのドットだと脇差しの柄を延長したくらいのイメージだったんだけど、むしろ普通の刀より刀身でかいのな。 -- 名無しさん (2018-02-26 13 29 31) BASARAの慶次の朱槍も見た目が朱槍という名の長巻 -- 名無しさん (2018-02-26 13 52 49) サムライマン(カクレンジャー)の武器もこれ -- 名無しさん (2018-05-14 22 58 01) 武者ガンダム系には鞘と刀を合体させるタイプの長巻が薙刀名義でよく出てくる。やはりオモチャのギミック的には面白くて好評な模様 -- 名無しさん (2018-05-31 11 41 45) サムライスピリッツ2019の新主人公「鞍馬夜叉丸」の武器が長巻 -- 名無しさん (2019-08-20 23 59 41) 序盤で長巻拾えると一安心する。その後カタナとか拾えないと焦り始める。 -- 名無しさん (2019-08-21 00 13 28) ナルメアお姉さんの得物は長巻というより柄を伸ばした打刀という感じ -- 名無しさん (2020-03-15 19 02 05) 「前田慶次 かぶき旅」の佐々木小次郎(宮本武蔵と戦った方の小次郎の師匠設定)が使ってましたね。ついでに普通の刀みたいに腰に差してましたよ -- 名無しさん (2022-04-11 17 29 14) 白土三平の作品とか明楽と孫蔵にも出てた記憶が・・・ -- 名無しさん (2023-09-27 00 30 10) もののけ姫でアシタカが素手でへし曲げてたアレはまた別物? -- 名無しさん (2023-09-27 07 57 59) ムシブギョーの有虚の後期武器が電撃出してくる長巻だったね -- 名無しさん (2024-04-24 19 06 11) ちなみにドイツにもデカい剣の柄を延長して振りやすくするっていう長巻と似た発想で誕生した武器があったりする。 -- 名無しさん (2024-04-24 19 24 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kbc_kbc/pages/20.html
衛生兵戦略 衛生兵の真価を引き出せるつちのこ3号が講義するぞ。 特徴 回復・占拠・逃亡。この三つだけで衛生兵は得点をかせげるぞ。 魅力 自己治癒ができる唯一のユニット。 回復・自分と他人の回復をさせる事で死亡による敗北条件の規定点数を減らさない。 占拠・戦闘兵達が最前線で戦う中、衛生兵はコソコソと占拠に専念。戦闘は戦闘兵の仕事。 逃亡・身の危険を感じたらすぐ逃げろ。どんなにみじめで格好わるくても。 弱点 敵から優先して狙われる。標準装備の武器が戦闘兵よりも劣る為、狙われやすい。 戦術 「つちのこ戦術」では戦闘の一切を省くことで治療に専念。 大切なのは戦場の空気を読むこと。「回復の必要な負傷兵はどこにいるか」「自分の場所は危険か」「味方の援護がまもなく尽きるか。」 回復では、多くの戦闘兵は帰る事を考えてない。死ぬ気で向かってるので、最前線でそいつらの回復をする。 戦闘兵が戦う脇で隠れるようにポイントをゲット。
https://w.atwiki.jp/sengokutaisenark/pages/1386.html
武将名 やぎゅうむねよし 柳生新陰流 R柳生宗厳 上泉信綱に学び、柳生新陰流の開祖となる。松永久秀に仕えたが、久秀が織田家に謀反を起こした後は、離反し隠棲した。後に柳生新陰流の評判を聞きつけた徳川家に乞われて、剣術指南役となり柳生郷に五百石の所領を得た。「我が刀煌く時……全ては無に帰す」 出身地 大和国(奈良県) コスト 2.0 兵種 槍足軽 能力 武力8 統率2 特技 猛襲 計略 無刀取り 【逆計】(効果範囲内の敵が計略を使用してきたときのみ使用可能。逆計を逆計することはできない)自身の武力が上がり、以下のタッチアクションが追加される。【チャージ発動】斬撃を行い、敵に武力によるダメージを与える。ダメージはチャージ時間が長いほど上がる。この計略は効果中に1回のみ使用できる。 必要士気3 Illustration 平坂康也 計略効果 カテゴリ 士気 武力 統率 速度 兵力 効果時間 その他 逆計 3 +4 - - - 7.1c(統率依存?c) - 範囲は直径戦場1/3自身中心円。 (以上2.20) (最終修正2.20A) 逆計については こちら を参照。 解説 猛襲付き武力8槍。統率が他の武力8たちに比べて一段低く注意が必要。 計略は他家(東)の伊藤一刀斎に似た逆計で、成功すると士気3で武力+4にチャージ斬撃が1回だけ可能。 能動的に打てないし、一刀斎のように効果時間中逆計することはできないが、チャージ分計略自体の威力は上。 相手も当然そうそう撃たせてくれないので、普段は武力要員として働きつつ刀を抜く機会を待とう。 備考 徳川にいる老石舟斎の若き頃。宗矩は三男で兵庫助利厳は長男の子。十兵衛三厳は宗矩の長男。 1563年に剣聖の一方、上泉信綱の新陰流と立ち会うが、信綱どころかその弟子に三本続けて取られる完敗を喫して弟子入りする。 そうして出来たのが柳生新陰流(正確には宗厳の流派も「新陰流」で「柳生」は付かない)。 計略名「無刀取り」は1594年に宗厳が家康に乞われて見せたという術技。猛襲の時も使っているようだが気にしてはいけない。 台詞 \ 台詞 開幕 計略 後の先、これぞ剣術の極みよ タッチアクション - 撤退 折れた、か 復活 俺が決着を着けよう 猛襲 これぞ新陰流奥義、無刀取り 虎口攻め └成功 攻城 この程度で剣を語るか 落城 我が刀煌く時……全ては無に帰す 熟練度上昇