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作中に登場するパロディーや小ネタのネタ元を紹介します。 編集方針ですが、引用と元ネタの情報を明記できるなら追記は誰でも、どのようなものでも自由とします。目指せ、完全網羅! ただし、項目を削除したい場合はこちらで一度相談してからにしてください。 ※追記の仕方 P.○ L.○・○○ ←ページ 行・発言者 ××× ←パロディ・小ネタの引用 →□□□ ←元ネタの情報 ※AAを追記する際は#asciiart(){}で囲むようにしてください。(参考リンク) 自分で編集するのはちょっと……って人は→ご意見・ご要望(パロディー・小ネタ情報)まで 1巻~5巻 パロディー・小ネタ1 6巻~ パロディー・小ネタ2 その他 パロディー・小ネタ(その他) パロディー・小ネタ3(予備のページ)
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グラディウス /パロディウス /オトメディウス グラディウス ソーラーアサルト パロディウスパロディウス タコは地球を救う パロディウスだ! 極上パロディウス 実況おしゃべりパロディウス セクシーパロディウス オトメディウス コメント コナミより発売の横スクロールシューティングゲーム。 グラディウスはシリアスな世界観の、特徴的なギミックで人気を博した作品、 パロディウスはグラディウスを中心としたコナミの多数のゲーム(他社ネタもあるけど)のセルフパロディで構成された作品。 オトメディウスは同社の『グラディウス』および『パロディウス』シリーズの流れを汲んだゲームだが、タイトルの通り女性キャラクターを前面に推し出したゲームデザインが特徴。 グラディウス トゲキッスorレシラムorクワガノン:ビックバイパー ゼクロム:メタリオン バクーダ:火山 コイルorレジスチル:ビッグコア レアコイル:ディスラプト ジバコイル:ビッグコアMk-3 ナットレイ:ゴーファー ドードー:ダッカー カエンジシorソルガレオ:サンドライオン パラセクトorモロバレルorマシェード:アイアンメイデン ナックラー:ゴライアス ドククラゲ:バブルアイ バブル光線必須 ノズパス:モアイ ダイノーズ:ドガス グローム コイル:チルド マルマイン:ザブ ハガネール:ゴルゴーン やられそうになったら大爆発で道連れにするといい モジャンボ:触手 努力値は耐久型に降ること ダブラン:アメーバー 上記と同様 ランクルス:核細胞 上記と同様 ユレイドル:ブロッティング・ウィード レントラーorエレキブル:ビーコン ジムリーダー繋がり ポリゴンZ:デス はかいこうせん必須 レジアイスorフリージオ:クリスタルコア スターミーorレジギガス:カバードコア ガーメイル:ガーメイド 名前から。攻撃を受けたらまもるを使い続けよう メタグロス:シャドーギアMk-Ⅱ ゴローニャ:芋 スコルピorグライガー:オプションハンター どろぼう必須 ベトベトン:バクテリアン 自爆or大爆発で勝手に自滅すること ソーラーアサルト パロディウス パロディウス タコは地球を救う <自機> ビックバイパーはグラディウスの項目参照。 オクタン:タコ(気合のハチマキ必須) ポッチャマ:ペン太郎 パロディウスだ! <自機> かげぶんしん・こうそくいどう・壁系の技なども入れてみよう レディアン:ツインビー(貝殻の鈴 マッハパンチ必須) <ザコ敵> メテノ:フライングモアイ アチャモ&ワカシャモ:ピーヨコちゃん コケッコー バスラオ:ちゅうちゅう コイキングorヒンバス:親子ジグザグ ゴクリン:バッコン2 タマザラシ:ゴマ坊 クラブ:オーイカニ丸 ポッチャマ ピカチュウ:ペンギンダッカー ペン吉 ミミロル:飛び吉 ミツハニー:ビー ナミイルカ:ブラックドルフィン バリヤード:ピエロ バケッチャ:パンプキンヘッド コダック:ペン左ェ門 ヒドイデ:イソギンチャック メノクラゲorプルリル:ポン テッポウオ ラブカス ケイコウオ ハギギシリ:Wink's(モンガラカワハギ、カタギ、ニッコ、ヤッコ) <ボス> ニャースorブニャット:猫戦艦 エンペルト&ポッタイシ:キャプテンペンギンノフスキー3世 ムクホークorペラップorウォーグル:イーグル・ワシサブノスケ マスキッパ:ホットリップス ハリテヤマorエンブオー:豚潮 ディグダ系統:モアイ戦艦 ダグトリオ♀:よしこ レジエレキ:電飾コア サーナイト:ハニーみかよ ハリーセン:プーヤン ランプラー:傘お化けのアイアンメイデン Mk-III シャンデラ:吉原太夫 極上パロディウス <自機> マリルリ:ひかるちゃん ママンボウ:マンボウ バネブー:大天使ミカエル ヤミラミorデオキシス:こいつ <ボス> ゴロンダ&ディグダ:アンナ・パブロワ めろーら ジュゴンorアシレーヌ:ニール イライザ マホイップ(キョダイマックス):デコレーションコア レジギガス:クレイジーコア 腹部が似てるので スターミー:カプセル怪獣カプチーノ ミミロップ:かぐや姫 実況おしゃべりパロディウス <ボス> ダイノーズ:ゴエモン・コンパクト ニョロトノ:殿様 セクシーパロディウス <ボス> ゾロアorウツボット コーンチワ コオリッポ とうとうペンギン ハイドロポンプ必須 プクリン 乙姫 アーボック メデューサ ハガネール はコンデクレーン ジグザグマorビーダル タヌコー ニョロボン キャンディーコア ジラーチ セクシー成人 オトメディウス 色違いキルリア:空羽亜乃亜 トゲキッスorレシラムorクワガノン:ビックバイパー クチート:エリュー・トロン 色違いトゲキッスor色違いレシラムor色違いクワガノン:ロードブリティッシュ 色違いバシャーモ:エモン・5 ゴビット:クセルバイパー パチリス:マドカ 色違いポリゴン2:マードックバイパー ミミロップ:ジオール・トゥイー 色違いラティオス:セレニティバイパー サマヨール:ティタ・ニューム 色違いコイルor色違いレジスチル:ビッグコアエグザミナ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 オトメディウス パチリス:マドカ 色違いポリゴン2:マードックバイパー -- (シャーロ) 2020-12-08 20 45 40 草案 オトメディウス 色違いキルリア:亜乃亜 トゲキッスorレシラムorクワガノン:ビックバイパー クチート:エリュー 色違いトゲキッスor色違いレシラムor色違いクワガノン:ロードブリティッシュ 色違いバシャーモ:エモン ゴビット:クセルバイパー ミミロップ:ジオール 色違いラティオス:セレニティバイパー サマヨール:ティタ 色違いコイルor色違いレジスチル:ビッグコアエグザミナ -- (ユリス) 2019-10-13 21 00 50 草案 オトメディウス ハリテヤマ:マドカ マードックバイパー:パチリス イメージから。 -- (シャーロ) 2019-10-13 20 24 17 草案 グラディウスリバース <自機> ブラックキュレム:スペース・ファイター -- (ユリス) 2017-09-12 18 21 02 案を出さずに登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除。 -- (名無しさん) 2017-09-12 06 37 46 草案 グラディウスジェネレーション 〈自機〉 ラティオス:タイプ-A ラティアス:タイプ-B フライゴン:タイプ-C ゲノセクト:タイプ-D -- (ユリス) 2014-10-01 07 10 38 草案 色違いブーピッグ:大天使ガブリエル -- (名無しさん) 2014-09-29 19 16 20 草案 ソーラーアサルト 〈ボス〉 ガチゴラス:名称不明 デスカーン:名称不明 実況おしゃべりパロディウス 〈自機〉 ピッピorフラエッテ:スゥ ピクシー:メミム セクシーパロディウス 〈自機〉 デリバードorエンペルト:イワン トビーは色違い推奨 -- (ユリス) 2014-08-11 18 24 21 草案 フラージェス:ちちびんたリカ -- (ジェットX) 2014-02-11 15 10 49 草案 ソーラーアサルト 〈自機〉 ゼクロム:アルピニア -- (ユリス) 2013-05-13 21 00 31
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???「お笑いなら私達をお忘れではありませんか?」 ギャバン「今度は誰だ?」 ???「今度は誰だと聞かれたら」 ???「コタエテアゲルガヨノナサケ」 ???「世界の破壊を防ぐため」 ???「セカイノヘイワヲマモルタメ」 ???「愛と真実の正義を貫くっ!」 ???「ラブリーチャーミーナマスコット シュジンコウ」 アリス「アリス!」 ハロ「ハロ!」 アリス「幾多の世界を駆け抜けるパロディーコンビの2人には」 ハロ「ホワイト・ドールクロイレキシガマッテルゼ」 ヴィンデル「にゃ、にゃ~んてにゃ」 カンダタ「そ~なんす」 ヴィンデル「何故、私がこんなことを……(ブツブツ」 カンダタ「姐さん、なんでアッシがこんな役をやらないといけないんっすか」 ハロ「ウルサイゾヴィンデル!」 ヴィンデル「ひぃッ!!」 アリス「黙りなさい、カンダタ」 カンダタ「ヘイッ!!」 ギャバン「……何だかなぁ」
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320 某SF作品パロディ sage 2010/02/13(土) 14 37 54 ID zEvbMuEG …ここは、どこだ? 暗い部屋の中で目が覚めた俺は現状を理解できず混乱した。 なお悪いことに、いくらもがいても起き上がれない。手足が縛られているようだ。 そして頭に何か帽子のように何かが固定されているのも感じる。 しばらくもがいていると、突然に輝きが暗さに慣れていた俺の目を焼いた。 眩しさに思わず目をつぶるが、強い光が薄いまぶたでは遮りきらず頭が視界と共に真っ白になる。 いったい何がおきたって言うんだ、こらえきれず呻き声をあげてしまう。 10秒ほど焼かれた後だろうか、光量が下がり明るさに慣れようとしていた目では視界がかすむ。 ようやくマトモに目を開けられるようになると今まで不明だった周囲の状況が多少わかった。 薄暗いながらも目の前には電気スタンドがある。さっき俺の目を焼いていた犯人だろう。 横を見ると病院のベッドのような飾り気が無いシーツと机、そしてコンクリ打ちっぱなしの殺風景な壁が見える。 ここがどこだかわからないが、そんなことはどうでもいい。問題はそこに立ってる女だ。 その女は机の上に備えられたコンピュータとレバーのような機械を操作して俺の目をまっすぐに見つめていた。 黒髪で、背が高くて、年齢の割りに貧相な俺の妹。名前は樹里。 十数年俺と共に育って、俺を愛していて、そして俺が昨日……拒絶した女だった。 その女が俺に語りかけてくる。 「起きてくれたようだね、兄さん」 「どういうつもりだ樹里」 こうは答えたがだいたい事情は把握している。状況から判断して俺を拘束した犯人は樹里だ。 おそらく、昨日の件が関連しているのだろう。強硬手段にでたのだろう。 「どうって、決まっているじゃないか。兄さんにボクの気持ちを受け入れてもらうためだよ」 「こんなことしたって、人間の気持ちをそう変えられるものか」 どうやら樹里は俺が思っていた以上に愚かだったようだ。 体を拘束して、犯したといってそれで心まで支配できるとでも思っているのだろうか? 「昨日の問いをもう一度するね。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「樹里、オマエは妹だ。それ以外の何者でもない。あきらめてくれ。」 俺は昨日の言葉をもう一度繰り返す。昨日はそのあと口論になり、なきながら樹里が部屋に戻り終わったはずだ。 こんな問いをしても結果などわかりきっているはずなのに。 「兄さん、それなら仕方が無いね」 そういうと樹里は握っていたレバーをすばやく斜めに傾けた。 その直後、俺の脳が弾けた。臓器が焼ける。 眼球が取り出される。 突如、俺の考えうる限りのあらゆる苦痛が再現された。何も考えられない。ただただ、苦痛から逃れたくて叫び声をあげ泣き叫ぶだけ。 無限にも思える時間が経過し、ようやく苦痛が引いていく。 脈は上がり心臓が弾けそうだ。喉は枯れ、顔は涙でぬれている。考えたくないが、失禁までしている。 樹里を見ると液酸のように冷たい目で俺をじっと見つめていた。 無様な姿をさらす俺をこの目で見ていたのだろうか。そう思うと言いようの無い恐怖が湧き出した。 そうだ、どうやってかわからないが樹里こそがこの地獄の苦痛を与えた犯人に違いない。 「どうしてこんなことが……」 枯れた喉でどうにかそれだけ捻り出すことに成功する。 「兄さんの脳に電気信号で直に苦痛を送り込んでるんだ。だから、この世ではありえない苦痛も再現できる」 そんな馬鹿な……だが、俺の体に傷があるようには見えない。本当に脳だけに苦痛を与えていたのだろう。原理はわからないが。 「ちなみに、ボクが今回しかけた苦痛は最大出力の三割だね」 三割、あのショック死しても不自然ではなさそうな苦痛が三割だというのか。戦慄している俺に樹里が問いかける。 「なぜ受け入れてもらえないんだい?ボクはこんなにも愛しているというのに」 「兄妹だろうが……結ばれることが出来ると思っているのか!」 「そんなこと誰が決めたっていうんだい?世間が?」 321 某SF作品パロディ sage 2010/02/13(土) 14 39 10 ID zEvbMuEG 「常識で考えて結ばれられるわけないだろう」 「兄さんが言うような常識なんて多数派が形成する意見というだけに過ぎない。ただの固定観念じゃないか」 昨日も同じような問答が行われた。違うのは樹里がいつでも俺を苦しめることが出来るということだけ。 「だとしても、俺はいまさらお前を女として見ることは出来ない」 「女としてみるよう努力することも?」 「…………できるわけないだろう」 「……もう一度いうよ、兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 俺は言葉に詰まった。おそらく否定すれば先ほどの苦痛が再びもたらされるのだろう。 だが、ここで認めてしまうわけにはいかない。俺は覚悟を決めて答えを紡いだ。 「何度でもいう、無理だ」 「今度は35」 そして俺の体はミキサーにかけられ挽肉になった。無数の刃に全身をばらばらにされてなお意識が保たれる。 脳髄が苦しみ以外のあらゆるものを認識できなくなる。自分が存在しているのか把握できない。 そして時間と共に悪魔が体から離れる。 意識が朦朧として今の状況を忘れそうだ。 樹里が真上から俺の目をまっすぐ見つめているのが再び目に入る。 俺の意識がはっきりしてきたのを見計らったのか、電気スタンドのスイッチに手を伸ばした。 再び光が目を焼くが、あの地獄の苦しみに比べればどうということはない。だが、それでも俺の集中力を奪うには十分だった。 「兄さん、ボクはね男としても家族としても愛すことができるよ」 「樹里、お前はどちらかを混同しているだけだ。あきらめろ」 樹里がまた俺に話しかける。俺を痛めつけながらどの口でそんなことをいうのだろうか。 「話は固定観念の話に戻るけどね、中世では天動説が信じられていたじゃないか。それが常識で誰も疑うことなんてなかった。 たとえ真実でなくても事実として受け入れられていたじゃないか。少なくともヨーロッパ世界の中では。 そんな例なんてボクは古今東西でいくらだって挙げることが出来るよ。 しかもね、こっちは科学的事実の話じゃなくて人間の価値判断の話じゃないか。 それに確固たる真実なんて原理的に存在し得ない。にもかかわらず兄さんはそんなことにこだわる?」 「たとえそれがあいまいなものでも現時点ではそれが常識だ。そして、俺もその考えを持った多数派の一員だ」 樹里の言うことはなんとなく理解できる。だが、俺もその価値判断をもった人間の一人だ。それは樹里がなんと言おうが事実だ。 「そんな固定観念なんて捨てれば良いじゃないか。 でも、難しいのはわかるよ。ボクだってお星様が上空1キロの空に浮かぶ火の粒で簡単に消せるなんて考えになることは難しい 心に硬く息づいた考えを変えるのは非常に困難だ。でも大丈夫、ボクが矯正してあげるから」 樹里は普段のおとなしい口調とは打って変わって熱を帯びた声で演劇のように演説する。 「さて、もう一度聞くよ。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「あきらめてくれ」 俺はいつまで耐えられるのだろうか…
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330 某SF作品パロディ 320続き sage 2010/02/14(日) 17 07 36 ID J5t10cmV あれからどれだけの時間がたったのだろうか。数百年にも感じるし一時間足らずにも感じる。 樹里は演説の合間に拷問を続けている。何度も地獄と劇場を行き来して気が狂いそうだ。 形容しがたい苦しみで自らの思考を放棄させられ、その直後に我がシスターが暗示のように語りかける。 コレで正気を保ち続けるのは無理だ…… 普通の外的な痛みなら多少は慣れてしまうことが出来る。だが、脳に苦痛の状態を直接作り出されてはどうしようもない。 意識が朦朧としつつあるある俺に再び言葉が降りかかる。 「そもそも妹としてというのはどういうことだい?それも兄妹とはかくあるべきという固定観念の産物だよ。 昔は女性が非常に軽視されていた時代があった。その時代に同じような価値観が普遍的だったと思うのかい? ボクは似たような話をさっきから何度もしているじゃないか?どうしてそんな考えを捨てられない?」 もうすでに内容はうっすらとしか把握できていない。ただ束の間の安静で息を吹き返し次の地獄に備えるだけだ。 「ボクと結ばれることで幸福が得られるだろうことは兄さん自信も認めていることじゃないか。 料理だって出来るし、家事もそつなくこなす。頭もいいし、兄さんが困らないだけのお金だって用意できるよ。 それに、いくらだって抱かせてあげよう。知ってるんだよ?ボクの下着やらなにからチラチラ普段から見ているのは。 足腰も鍛えているから締まりも悪くないと思う。 兄さんのICBMをボクの硬化サイロ内で射出してかまわない。もちろんホットローンチだ。」 だが、この意識が朦朧とした状態で語りかけられるのが一番の曲者ではなかろうか。 表面の意識が飛ばされている分、自分の深層心理に直接的に書き込まれえていきそうな錯覚がする。 というよりもう限界だ。この苦しみから早く逃れたい。早く外界に戻してほしい。 「さて、もう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「…………わかった、そうする。そうするから早く」 喉はすでに枯れはて、壊れた低音の金管楽器のような声しかでなかった。 「今回は70」 . . . . すべてが無と化すような苦痛だった。それが苦痛であったことすら後から認識される。 ここまでの苦痛を与えられたことはこの拷問の間ですらなかったことだ。 どのようにもがいたのか分からないがよほど暴れたのだろう。手足の枷と擦れて血が流れていた。 今まで以上に変な汗が全身から滝のように流れ出し、心臓がかつてないほど激しい鼓動を刻んでいる。 なぜだ!俺は認めただろう!わからない、何が何だか分からない。 「違うんだよ兄さん。今のは真にボクを愛する意思が出来ての言葉じゃない。 ただ、この苦しみをどうにか終わらせてほしいだけの言葉だ。それくらいは分かるよ。 ボクが求めている言葉はそんなものじゃない。ボクが欲しくて欲しくてたまらなくて自分だけのものにしたくて何千回でも何万回でも抱きたくて …ちょうど、ボクが兄さんを求めるように…そんな言葉を欲しているんだ」 樹里はさっきから上気した声で演説を続けているが、声がさらに艶っぽさを増してきた。 無茶苦茶だ。もし俺が心からそんな言葉を発したとして、どうやって見分けるというんだ…… いや、コイツなら可能なのかもしれない。コイツは本気だ。本気で俺の精神を根本から覆そうとしている。 その狂気に改めて戦慄した。人間を人形か何かだと思っているのだろうか。 「……俺を洗脳して、こんな方法で洗脳して得た愛なんかに価値があると思っているのか」 「あるよ。これ以上はない価値がある。 そもそもね、恋をさせるってのは相手の精神を大なり小なり変革させることに他ならないだろう? 容姿で、言葉で、仕草で、その他あらゆる方法で意中の相手を射止めようとする行為はすべてそれだ。 そして恋をした側も相手の何かに心を奪われた……つまり相手が無意識的に変革してしまったんだ。 翻ってボクたちを見ると、同じことじゃないか。ただ人とは手段が違うというだけで。」 樹里の目がいくらか温かみが増したように感じた。 だが、今の俺には悪魔の目としか見ることが出来ない。いったいどうしてこんなことになったのだろうか。 本当は俺が異常で、実は樹里のほうが正しいのだろうか。いや、そんなはずはない。 だんだんと思考が犯されているのがわかる。 331 某SF作品パロディ 320続き sage 2010/02/14(日) 17 08 22 ID J5t10cmV 「さて、ここでもう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 「欲しい。お前が欲しい。だから」 「今は35」 全身がムシに細胞の一つ一つをむしられる。木星の重力を全身に引き受けるような圧力で押しつぶされる。 いったいいつまで続けば許してくれるんだ… そして手術台に突然戻される。いくら懇願すればいいのか分からず絶望のなかで途方にくれる。 「一つ聞くけど、ボクが兄さんをここまでして愛してもらおうとするのはなぜだか分かるかい?」 「俺のためだ、俺はお前と結ばれることで幸せになれると確信しているからだ」 これはなんとなく分かる。樹里は昔からおせっかいなやつだった。俺のためと言いながら結局はありがた迷惑なこともあった。 今回も似たようなことなのだろう。 「30」 すり鉢で体をペーストにされた。脳髄を砕かれる感覚が仮想的に何十秒も継続する。 取調室に戻った俺は今まで以上に混乱した。 俺が半ば確信を持っていた答えが間違いだったとでもいうのか。それなら、いったい何のためにこんなことを。 「失望したよ兄さん。もちろん今まで同様に愛しているけれど、兄さんの理解力に失望したよ。 そんな軟弱で奇麗事で対外的な言い訳のような言葉を聴かされるとは思わなかった! いいかい兄さん。人に愛してもらう理由なんかただ一つじゃないか。ボク自身のためだよ。 自分が幸せになるため。自分が満たされるため。自分のため。すべて自分のためだよ。」 そんな馬鹿な。樹里は、結局は俺の事なんか見ていないのか? 俺が困惑している間も樹里はよりいっそう興奮した声で浪々と演説する。 「相手の幸せなんてものはそれを達成するための二次的な目標ないし副産物に過ぎない。 ボクも兄さんが幸せならとっても幸せだ。だから自分のために兄さんを幸せにする。 相手のためを思ってなんてのも、究極的には自分のためなんだよ。 無論、自己利益追求を常に優先させては見苦しさを演出するから、長期的な目線に立って考えねばならないけど。 相手の幸せのために自分の幸せを逃してしまうような底抜けの愚か者は、ボクから言わせてもらえば素人さ。 手段であった奇麗事を目的化して道を誤った馬鹿など泥棒猫に寝取られて当然だ。」 樹里の言うことは俺にも理解できないわけじゃない。だが、人としてそれを認めるのはどうかと思う。 「でも安心して兄さん。ボクは人形と化した兄さんに愛されても喜び薄い。ちゃんと兄さんの人格がないとね。 だから、ちゃんと妹に関する倫理観だけピンポイントに変えてあげちゃうから安心して。」 この期に及んで何を言うのか。だが、たしかに俺はまだちゃんと俺のままでいるのは確かだ。 樹里が本気を出せば俺を物言わぬ廃人とすることも、操り人形のようになった俺にすることも可能だったろう。 少なくとも廃人にはされない、そのことだけが今の救いだった。 「さて、もう一度。兄さん、ボクを女として愛してくれるかい?」 もう笛のような音しかでない喉でかろうじて答える。 「もちろんだ」 だが、樹里は無慈悲にレバーを倒した。 「今度は32」 苦しみの中で樹里の声が反芻していた。 早く開放されたい。だが、まだこの狂乱は続きそうだった。
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381 某SF作品パロディ sage 2010/02/17(水) 12 01 09 ID f5I4l6S8 …………もはや永遠とも感じられる時間をこの狂気の中ですごしていた。 樹里の想いを拒絶したあの日が遠い昔のように思える。 いや、そもそも普通の生活と言うものが思い出せなくなりつつある。 自分の世界は最初からこの苦痛のみであったのではないか…… いつの間にか思考すら放棄していたのだろうか、よくわからない空白感を感じていた。 「さて。兄さん、ボクのことを女として愛してくれるかい?」 もう何もわからない。 そもそも何故、樹里を拒絶したのか。それすら今の自分には説明できない。 愛とはなんだ。女としてとはどういうことなのだろうか? わからない。いったいどういうことなのだろう…… 「わからない。わからない。」 無意識に口に出ていた。 「兄さん、詳しく聞かせてくれ。」 状況に久しぶりに変化が訪れる。 俺の言葉を認識した瞬間、樹里の表情が一変した。 唇は右端がつりあがり、同時に右目に力が入り薄ら笑いのように細まる。 対照的に左目は極限まで見開かれ、俺を深遠まで見通そうとしているようだ。 長年共に生きた俺でも、こんな表情などかつて見たことがなかった。 あえて形容するなら、獲物を目前にした肉食獣のような。そんな気がした。 俺はそれに対して、ただただうわごとのように同じ言葉を繰り返すだけだった。 何回つぶやいただろうか。 いきなり眼前の電気スタンドが消され床に押しのかれる。 樹里は拘束された俺の体の上にゆっくりと四つん這いになると、俺の顔を正面から覗き込んだ。 目を見開き俺の目にじっと焦点を当て続ける。 そして先ほどの熱を帯びた口調から一転、冷たくゆっくりと語りかける。 「じゃぁボクが教えてあげよう。愛情に血縁は関係ない。近親相姦は禁忌などではない。復唱して。」 「愛情に血縁は関係ない。近親相姦は禁忌などではない。」 ほとんど反射的に復唱していた。そうか。そうなのか。よくわからないが、樹里が言うのならそうなのだろう。 「もう一度」 「愛情に血縁は関係無い。近親相姦は禁忌などではない。」 「もっとだ!もっと言うんだ兄さん!」 樹里の声が再び昂ぶっていく。 同じやり取りを繰り返すうちに樹里は次第に下半身を支えていた脚を伸ばし俺の脚に絡めてきた。 今ではすでに腰から下が完全に密着して体重を俺に任せている。 絡み合う下半身から樹里自身の熱が直接伝わってきた。 もう何十年も温かさを感じていなかったように感じる。久々の温もりに思わず安堵した。 その熱は包み込むように温かくて、かつ焼けるように熱い。 下腹部からは興奮で荒くなっている樹里の呼吸を感じることも出来る。 その熱さと対照的に俺を覗き込む樹里の表情だけはまだ冷たいままで、そのアンバランスに心を揺さぶられた。 しばらくそれが続くと、ついに樹里が無言になる。 ただただ沈黙の時間が流れ、ついに上半身も覆いかぶさってきた。 徐々に熱と圧力を受ける面積が広がってくる。 やわらかい胸がギュっと押し付けられた。同年代に比べ小ぶりだが、服の上からでも柔らかさを感じられたようだ。 樹里の体温と重さだけが今の俺の全感覚を支配していた。 「兄さん、もう疲れたろう。もう眠っていいよ。」 耳元で睦言のように囁かれる。もう眠っていいのか………… 樹里の温もりに包まれながら、俺の意識は溶けるようにまどろんだ。 382 某SF作品パロディ sage 2010/02/17(水) 12 01 50 ID f5I4l6S8 心地よい眠りから意識が戻る。 周りを見渡すと、俺はいつも使用するベッドの上にいた。 窓からは朝日が差し込んで部屋を照らしている。いつもと変わらない朝の風景。 間違い無く普段どおりの自分の部屋だ。足が金属の輪で拘束されベッドを離れられなくなっていること意外は。 前と変わりないのかと不安になったが手は自由に動かせるようだ。目の前で拳を開け閉めするが正常に動く。 手首に残った傷跡が痛々しいが手当てされたあとあった。ふと気が付いて頭を探る。アレをまたされてはたまらない。 とりあえず手で触れる範囲ではごく普通だ。思わず安堵のため息をつく。 数秒間だけベッドに体を任せて悪夢について考えていると、樹里が右側にある扉から入ってきた。 「やぁ、兄さんおはよう。ご飯持ってきたよ」 食器搬送用の手押し車を押しているのが見える。どこから用意したのだろうか。 ここの状況だけ見ればホテルのルームサービスのようだ。 「タイミングがいいな」 まだすこしかすれた声だった。どれだけ喉を酷使したのだろう。 しかし、よく考えればここまで絶妙のタイミングで入ってこれるのは不自然だ。 すると、樹里はいきなり神妙な表情を作りどこかふざけたような声で言った。 「ふふん、兄さんは見られてる」 ……見られてるってのは監視的な意味でなんだろうな。 樹里の手によって朝食がベッドに横付けされた。これはベッドの上で食えと言う意味か。 丼いっぱいに盛られた白飯に四人前はありそうな大盛りの生姜焼き、バケツのようなサラダボウルいっぱいの野菜…… 見た目やら繊細さはまるで無視して量だけを追求したような料理。どこかの貧乏学生ご用達の食堂みたいだ。 だが普段の俺からは考えられないが、その圧倒的物量を見る見るうちにたいらげてしまう。 美味かった。本当に美味かった。 おそらく原因は異様な空腹感だ。もう何年も食べていないのかと錯覚するほどだった。 空腹こそ最高の調味料と言う言葉を身にしみて理解した。 最後のほうになるとさすがに満たされてきて、今ではすこし腹がキツイくらいだがそのキツさがむしろ安心できた。 満腹感に満たされベッドに倒れこんだ俺に冷水の入ったコップが手渡される。 体を再び起こして喉を潤す。清冽に油っぽさが流されてさわやかな心地だ。 ただの水がこんなに美味いと思ったのははじめてなんじゃなかろうか。 383 某SF作品パロディ sage 2010/02/17(水) 12 02 56 ID f5I4l6S8 「兄さん、デザートも用意してるんだけど。」 樹里が俺に小包を差し出してきた。 正直、腹いっぱいだったが包装を開けて中身を確認する。 そこにはハート型の黒い菓子、つまりはチョコレートが入っていた。 「バレンタインには少し遅れたけど……本命も本命だ。受け取ってほしい。」 樹里はいつもどおりの表情でそう俺に告げる。 だが顔色はといえば赤化してるのがはっきりとわかる。いつから共産主義者になったのか。 というかバレンタインには遅れただと? 「ちょっと待ってくれ、今日は何日だ?」 「2月の17日だ。3日遅れだね」 俺の記憶ではっきりと日時がわかるのは2月12日。 あの暗い部屋の中で5日間経っていたのか。五日"しか"というべきか"も"というべきか。 「時間経過を知りたいんだね? まず兄さんを拘束したのが12日の深夜、兄さんが起きて交渉が始まったのが13日の朝。 そして15日までぶっとうしで交渉して終わったのが正午ごろ。そのまま丸一日眠って今に至る とまぁこんな感じだよ」 よく考えればその時間丸々、コイツは起きてあの演説を続けていたのか。ずいぶんと元気なものだ。 それとも愛のなせる業か………… そして意識を眼前のチョコレートに戻す。 これを受け取るということは樹里を受け入れるということだ。樹里も俺がどうするのかを全力で窺っている。 俺はこの三日遅れのチョコレートを…………一気に口に含んだ。 口で溶かさずに咀嚼するとチョコ特有の風味が口腔内に広がる。 そして間髪いれずに樹里の後頭部に手を回して引き寄せ口付け。 こういう経験が無い俺はくちびるの柔らかさに戸惑いつつも感動する。 樹里を拘束している腕からかんじる首筋の温もりをもっと感じたくてさらに強く抱きしめる。 それだけでは我慢できないから、手を襟から服の中に進入させ背中を直接まさぐった。 自分が何をされているか樹里はよく把握できていない様子だった。 この混乱に乗じて樹里の口腔内に第一梯団としてチョコレートが随伴した舌を突入させる。 突破に成功した舌が樹里の歯にかち当たると迂回機動を取ってその奥へと侵入。 そのままの流れでOMGとして噛み砕いたチョコを無停止進撃させるよう試みた。 が、混乱から回復した樹里がやはり舌を用いて迎撃行動を始めた。 俺の舌に付いたチョコを削ぎ落とすように絡め取ってくる。その甘美な感覚にクラクラした。 戦線が樹里の口腔内で膠着しつつも激しい攻防戦が続く。このまま全面核戦争へと突入しそうだ。 俺は今、樹里を心から愛していた。
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笹荻パロディ 【投稿日 2005/10/11】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 編集者になった笹原 荻上のデビュー用一般向けのラブコメのネームの相談 部室にて 笹原「・・・んー、でもこの場面でこれはベタベタすぎて読者が引かない?」 荻上「いえ!読者は王道をこそ求めているじゃないですか!この主人公たちの二人きりの場面はこうなって当たり前という黄金のパターン!出せば必ずキャッチしてくれる!!王道です!!」 笹原「いや、でもこの場面からこんな展開は・・・荻上さんらしくないというか・・・」 荻上「ここはベタな内容をあえて避けるべきじゃないんです!むしろ逃げちゃいけないんです!」 笹原「せっかくの荻上さんのデビュー作だし、なにも最初から読者に迎合した内容じゃ無くても・・・っていうか荻上さん?何で顔が真っ赤なの?これって漫画のネームの・・・えっえっ?」 荻上「でっですから、こう・・・人間の心の奥底で忘れたフリしている欲望とか願望とか、ドロドロたまっているものを・・・ブワーーーッっと開放してあげるのも必要だとおっ思うんです!」 笹原「あっあのー、ネームの話じゃなくて、荻上さん?えっ?俺たちの・・・」 荻上「だっだからですね!自分の中の本音の部分にフタをしちゃいけなかったんです!それを開けて・・・人間本来持つエネルギッシュなパワーをドバーーーと全開に開放しなきゃダメなんです!!ここは読者を裏切っちゃいけないんです!!」(赤面全開) 笹原「そそそそそのとおりだよ、荻上さん!!読者を裏切っちゃいけないよね!!俺たち編集者と漫画家は!!」(赤面全開) 笹原「荻上さん!!」 荻上「笹原さん!!」 朽木「クッチーだにょー」(部室に入る) 笹原・荻上「!」(慌てて離れる) 笹原「やっやあ、朽木君・・・こんにちは」 荻上「・・・・(怒)」 朽木「?」 笹原・荻上「(ベタベタだー)」 了
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パロディウスだ! 【サイト名】コナミネットDX 【ジャンル】横シューティング 【課金体系】月額315円サイト遊び放題/従量315円 【容量】592KB 【通信機能】月額あり/従量なし 【レビュアー評価一覧】 5.0点 4.5点 4.0点 3.8点 3.0点 1 1 4 1 2 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2007/03/07 【使用機種】W41T 【評価・点数】4.5/5.0 道中ややこしい動きをするボスが出てくるが、それを除けば苦労 はなさそう。ポーズで中断した状態で↑↑↓↓←→←→573と 入力するとフル装備状態(ジェノサイド状態)になり、苦手な人でも やれるかと思います(一度死んだり、コンテ後は無理っぽいですが)。 とにかくキャラがコミカルなので無条件で楽しみやすいのが最大の特徴 でしょうか。プロギアはガチ過ぎるし、超兄貴は濃すぎですし。 2006/11/05 【プレイ時間】全クリ 【評価・点数】3 スーファミからの移植版 グラフィックやBGMはなかなかイイ キャラもコナミコマンドも移植されてる ただ残念なのはステージが結構削られてるのと(315円だから仕方ないか)パワーアップさせたときのボイスも削られてたことかな まあ315円にしてはなかなかの移植度だと思います 2006/11/05 【使用機種】W41S 【プレイ時間】数時間(隠し無ければ全クリ) 【評価・点数】3.8/5 月額でやった。お笑いというよりほのぼのして微笑ましく、そこはお気に入り。 STGとしては自分には合わなかった。でもなかなか楽しめたし手抜き感が無いことに好感が持てる。値段分のクオリティはバッチリあるのでおすすめ。売り切りを取っみたい気がする 【説明】 ●敵はペンギン、シャチ?など可愛い系と変な系 ●5ステージ ●個性のある4機体(飛行機×2、タコ、ペンギン) ●難易度3段階。無限コンティニュー(死ぬと一定地点に戻される)があるので初心者でもクリア出来る…と思う。自分には難しかったが上級者にはものたりないかも。ボスが弱く道中が難しい ●突然現れる敵が居るので出現位置を少し覚える必要がある ●障害物があり当たると死ぬ ●敵倒しゲー?自分は弾避けとしては楽しめなかった 【良】 ●ほのぼの。自機のペンギンが可愛かったりと微妙に癒される。セリフ攻撃にワロタ。グラディウスの白飛行機のような硬派なものもいる ●スーファミのようなグラ。多様な敵のリアクション、全ての面ではないが背景が丁寧に作られており、芸が細かく頑張ってると思う。300円以上の質はある ●音楽の数が多い。300円にしては音質良いけど期待は禁物。明るくノリが良くゲームに合っている(全ての曲が明るいわけではない) ●パワーアップがオート(マニュアル有) ●音量ちょうど良い ●動作サクサク ●クリアするとイージー→ノーマル→ハード→ハードというように次の難易度に移動。延々ループすると思われる。点は持ち越し ●サイトの説明がなごむ ●全体的に手抜き感が無い。5面の背景が凄い 【悪】 ●音楽調節がソフトキーなのは激しく嫌!!!!!ポーズ中にする、もしくはキーを自分で選べるようにして欲しかった。プレイ中に押してしまいかなり邪魔 ●ツインビーの3方向ショットと敵弾が同じ色で見辛い。その他のキャラでは見辛くない ●死んだ時パワーアップアイテムが出ない。ミスると悲惨! ●爽快感微妙 ●ボス弱い 2006/10/27 【使用機種】W41SA 【プレイ時間】いっぱい 【評価・点数】★★★☆☆ 私は、この手の反射神経が鈍いのか、シューティングゲームは全体的に苦手です。 でも、一世をふうびしたパロディウスは、昔から友達とちょこちょこ遊んでたからすごく懐かしいです。 自動で弾を発射してくれるところや、操作していて気持ちいいところが好き。 リアリティのない変な敵ばかり出てくるところも好きです。 もしシューティング好きなら、星一つプラスして星四つでお奨めします。 またシューティングが苦手な人でも、このゲームなら苦手を感じずに楽しめるんじゃないかなと思います。 2006/08/09(水) 【使用機種】 W41H 【プレイ時間】5時間 【評価・点数】 4/5 昔やったパロディウスがアプリで楽しめると思い取ってみたが、まず音楽が良い。非常に音色が良く聞いていて楽しい 使用出来るキャラはツインビー、たこ、ペンギン、グラディウスの4つ 個人的にツインビーが使いやすかった。それぞれ特徴ある武器を使用でき、面によって変えるのも手だと思う。 面の作りや難易度なども程よく、暇な時にプレイしようと思わせる良アプリ。 パワーアップはオートとマニュアルの2種類。射撃は常にオートでしてくれるので楽。 個人的に変な女の股を通過しなくてはいけない場面が一番難しかった俺ガイル 2006/08/06(日) 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】10時間 【評価・点数】★★★★☆ これは良い出来のシューティングゲームです。 元のアーケードゲームから5ステージだけを抜粋して収録。グラフィックは綺麗だしBGMも良いですね。携帯電話のゲームだとは思えないくらいです。 従量制で落とせるのも大きな魅力ですね。 不満はパワーアップをオートにするとスピードアップが一回しか出来ない、あとマニュアルにするとパワーアップが決定ボタンになって操作してると間違えて押してしまうことがある点ですね。 2006/08/04(金) 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】 3時間 【評価・点数】 ★★★★☆ 完成度の高さに愕然。サイトに入会したついでに落としたが、面白い。音楽、グラフィック、動作、どれも良い。 面数が5つと少なくなってるようだが(未確認)ボリューム有り。 ただ月額なのが残念なので★4つで。 入会迷ってる人は参考にどうぞ。 追記:月額か従量制を選べるようです。 2006/05/01 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】 数時間 【評価・点数】★★★★ アーケード版の1面、2面、5面、6面、10面を収録した全5面。 グラフィックはアーケードとほぼ遜色なく、音楽もかなり頑張っているほうである。 元々このゲームは難易度が高いSTGなのだが、オートパワーアップや難易度設定 等、細かく設定できるので、クリアはそれほど難しくない。クリアしたステージは 記憶され、後でステージセレクトできるのも親切だ。 ステージ数が半分なのは残念だが、ダラダラと長くプレイするよりもこちらのほうが 携帯には向いているのかもしれない。 brewでグラディウスシリーズを色々プレイしているが、その中でも楽しい演出が多い パロはかなりお勧め。課金体制見直しもGOODだ。 2006/04/29 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】 6時間 【評価・点数】5/5 グラディウスをパロディにしたアーケードゲームの移植版。まず携帯ゲームとは思えないグラフィックの細かさに驚いた。ゲーム内容も巨大戦艦や「がに股女」など多彩な演出で楽しませてくれる。サウンドも素晴らしい。 不満点はパワーアップ方式をオートにするとスピードアップが1つしか上げれない点。あとパワーアップ方式を手動にすると決定キーがパワーアップになるため、操作中に間違って押してしまうことが多い点。 でも総合的に見てBREW最高峰の横スクロールシューティングゲームだと思う。個人的神ゲー。 サイト別/か行/コナミネットDX
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小ネタ 今回の戦闘アニメは地対地、地対空、空対空、空対地で演出が変わる。 (主に射撃の向きや移動の仕方など、顕著な例としては投擲か斬撃に変化するグレンダイザーのダブルハーケンがある) 中断メッセージで登場したキャラや、流れた曲は、ライブラリに登録される。 戦闘デモで流れた曲は、今回は登録されない パロディ パロネタ 時期 発言者 元ネタ 概要 「トンネルを抜けたらブタに・・・」 ランド 千と千尋の神隠し 神隠しつながり、雪国ってのは有名な文学から 「卑怯もラッキョウもあるか!」 勝平 ウルトラマンタロウ メフィラス星人2代目の名言。 宇宙の何でも屋みたいな服 セツコ編5話 勝平 クラッシャージョウ パイロットスーツに着替えさせられる時、スーツに対して。 br;ザンボットもクラッシャージョウもともに安彦デザインの作品。 「父ちゃん・・・」 br;「その声で言うな!」 ドロシーとホランド クレヨンしんちゃん おなじみ中の人ネタ。 br;ドロシーはしんのすけと同じ矢島晶子、ホランドは父ちゃん(ひろし)と同じ藤原啓治。 大金持ちの巨人がたくさんいて・・・ ランド編4話 メール 日本プロ野球のセ・リーグ 巨人、虎=阪神、龍=中日、鯉=広島、燕=ヤクルトのことだがなぜか横浜は無い。 (ジュリィに) br;ところであんた飛行機のナビゲーター… ランド13話 ランド ファントム無頼 ゴッドシグマのキャラ原案でもある新谷かおる氏の作品「ファントム無頼」の主人公の一人、栗原にジュリィの顔が似ている事から br;栗原は慣れた航路なら目隠しをしたままでもナビゲート可能と言う超人ナビゲーター 「インチキおじさん登場?」 20話 チル ちびまる子ちゃん テーマ曲「踊るポンポコリン」より。チルの声優はまる子でお馴染みのTARAKO ハンマーを持っていたらまるで… 檜山声の連邦兵で金色の機体に攻撃 檜山兵 ガオガイガー 檜山氏の代表作勇者王ガオガイガーがゴルディオンハンマーを使う時金色になるのに由来 勇気など通用しないぞ。 檜山声のベガ兵 檜山兵 勇者王ガオガイガー 思わずお前が言うなと突っ込んでしまった。ちなみに相手はザンボット3だったが関係あるかは不明です。 あの手の口調の人間は、腹に一物あるように思えるのだよ… 12話 クワトロ 声優ネタ 同じ口調(声優)の自分がそうだから…ということなのだろう。 その声を聞くと不愉快になる 37話 ロジャー 声優ネタ ヤザンとの戦闘前。ベックとヤザンは同じ声
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セクシーパロディウス 【せくしーぱろでぃうす】 ジャンル シューティング 対応機種 アーケード(SYSTEM-GX) 販売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメント東京 稼動開始日 1996年2月28日 プレイ人数 1人~2人 判定 ゲームバランスが不安定 バカゲー ポイント グラフィック・音楽・演出共に最高峰難易度までもシリーズ最高峰上級者以外お断りの超ランクゲー グラディウスシリーズ セクシーパロディウス 概要 自機キャラクター ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植版 余談 概要 パロディウスシリーズ通算5作目(アーケードでは3作目)。 『極上パロディウス』の主人公(の一人)であったタコスケが探偵事務所を開きギャルにモテモテ…を目指すゲーム。しかしタコスケ自身は戦わずビックバイパーなどの仲間達に戦わせる。 「セクシー」の名前どおりお色気演出が多く、選択できる自機の幅も多くパワーアップするごとに喋る、といった非常ににぎやかなゲームではあったのだが、下記の通りの高難易度のために猛烈にプレイヤーを選ぶことになってしまった。 自機キャラクター 本作の自機のうち『パロディウスだ!』から続投しているのはビックバイパーのみとなっており、他は『極パロ』の4体と新たに追加された3体の計8体となっている。 + 自機キャラクター紹介 キャラ名(上段が1P側) 装備(先頭のスピードアップと6番目の「!?」は共通) コメント(キャラ解説は1P側) 続投キャラ ビックバイパーロードブリティッシュ ミサイル・ダブル・レーザー・オプション・シールド 『パロディウスだ!』から唯一続投。『極パロ』に比べ耐久力が2以上の敵に対してレーザーの先端以外でもダメージが入るようになる上方修正を受けた。 ひかるあかね ホークウインド・スプレッドボム・キャロット・フォーメーションオプション・スター 『極パロ』で登場。『極パロ』に比べキャロットが3連射になり微下方修正を受けたがスプレッドボムを装備するとオプションがローリングオプションになるようになった。 マンボサンバ バブルミサイル・コントロールレーザー・スクリューレーザー・サーチレーザー・バリア 『極パロ』で登場。ちなみに本作のマンボは「ウ」が無くなっている(*1)。『極パロ』に比べバブルミサイルは自機本体からも上下に発射されるようになり、スクリューレーザは長さが横画面2つ分まで長さが延長され耐久力が2以上の敵に対して先端以外でもダメージが入るようになり、サーチレーザーはオプションからノーマルショットも2連射で撃てるようになった。『極パロ』でも強かったが今作ではさらに上方修正が多く強い。 ミカエルガブリエル ストロングミサイル・ラウンドショット・ウェーブレーザー・グレードアップ・オーラ 『極パロ』で登場。ミサイルが変更された。パワー0と1と4の時のラウンドショットの発射角度が変更され、ミサイルは手薄になりやすい前方を集中攻撃するものになった。ウェーブは発射速度が速くなった。 こいつあいつ こいつミサイル・こいつショット・こいつウェイ・こいつパワー・こいつシールド(※あいつの場合は全て「あいつ~」という名称。) 『極パロ』で登場。『極パロ』に比べ「こいつレーザー」が削除されて、敵をサーチするバスケットボールを発射する「こいつショット」が実装された。こいつウェイの発射角度は変更されていないがパワーが4以外では当たり判定が強化されなくなり微下方修正となった。 新規キャラ イワントビー いわとびミサイル・いわとびショット・バウンドショット・オプション・ペンタロウX イワトビペンギンの軍人。探偵事務所で(恐らく)事務を行う事となったペン太郎に代わる形で登場。全ての武器が跳ねたりバウンドしたりする。オプションは最大4つまで装備可能だが、4つ目の子ペンギンはショットを撃たないため、完全にランクを上げるだけのお荷物。 オプションマルチプル こいつもどき・ミカエルもどき・サンダークロスもどきその場パワー・その場バリア まさかの自機化。「○○もどき」は別機体に変身する(後述)。デフォルト状態ではノーマルショット+小型のビックバイパー型のオプションになる。 シューティングスターブラックバイパー オートオプション・ワイドブラスト・スパークレーザー・ブラックパワー・サイコフィールド シューティングスターは『ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!!』で登場したエースの愛機。ブラックバイパーはビックバイパーの色違いだが性能は別物。敵をサーチして攻撃する「オートオプション」と2種類のチャージショットを備え、最小限のパワーアップでも戦い易いため今作で最もクリアに近いキャラと言われる。 「オプション」の「○○もどき」は、機体と攻撃がそれぞれ以下のように変化する。 こいつもどき:こいつウェイ使用 ミカエルもどき:ラウンドショット使用 サンダークロスもどき:ブーメランショット使用 その名の通り『サンダークロス』の自機「ブルーサンダー45型」に変身し、壁を跳ねるショットを放つ。 逆に言えば、他の形態をメインに使うなら元キャラを使った方が性能は上なので、他のキャラが持っていないブーメランショット一択のキャラである感は否めない。 「シューティングスター」はパイロットのエースもステージ間のデモで登場しているが、原作のシリアスなキャラが完全崩壊している。 ちなみにこの2機は、元々はブラックバイパーが1Pとして開発されていたが、それだと「ビックバイパー+ブラックバイパー」というプレイができないので1Pがシューティングスターになったという経緯がある。 なおブラックバイパーでのソロプレイでは、空中戦BGMがエースのものとは異なる専用のものに。 ゲームシステム 本作の新システムとして特定の条件での設定された目標を達成することでゲーム中の展開が変化する「ノルマ制度」が採用されている。 ステージ毎に「特定の収集用アイテムを○○個集める」「特定の敵を○○体倒す」といったノルマが設定されており、達成の有無でゲームの進行が大きく変わる。 ノルマの達成状況でステージクリア後のデモが変化。また、一部ステージはノルマ達成の有無で次に進めるステージも変化する。 ステージクリア自体にノルマの影響は無く、ノルマが達成できなかったとしてもクリアさえすれば(*2)すればそのまま次のステージへ進むことができる。 ただし、最終面のみノルマが達成できなかった時点で終了となる。 2~5面クリア時のいずれかに挟まれるボスラッシュステージ(*3)も含め、すべてのステージでノルマが設定されている。 ノルマをすべて達成する事で後述するスペシャルステージへ進出することができる。 パワーアップタイプは『極上』と同じく自動でパワーアップが行われる「オート」、オートの効果に加えて任意のパワーアップが可能な「セミオート」、従来と同じく任意で行う「マニュアル」の3つから選択。 本作では「オート」を選択した場合だけミス後の復帰が「その場復活(ミス時にベル放出あり)」に変わる他、ランクの上昇速度が他のタイプよりも穏やかになる。 シリーズではお馴染みとなったベルパワーも続投しているが、白ベルのみ本作のノルマシステムに合わせてなのか、「メガホン」から「アレックス」に変更されている。 白ベル取得後と同時に出現するアレックスは自ら動くNPCで、色は違えど四方向に動きノルマとなるアイテムの回収や雑魚敵を食べると言う、どこかで見たことあるようなサポートキャラとして活躍してくれる。 ただし、ボス戦では自機の後ろに待機してしまい何もしようとしない。 また、HPが設けられており耐久力の高い敵キャラに接触するとダメージを食らう。 デフォルトのHPは10。HPが3以下になるとサポートを行わなくなり、0になると消滅する。回復方法は黄色ベルを取ることで10回復する。 アレックスがいる状態で白ベルを再度取得するとレベルアップする。レベルアップは最大HP増加の他、アレックスの移動スピードがアップする。 二人同時プレイに限り、前作『極上パロディウス』の怒システムに代わり合体攻撃システムが搭載されている。 自機同士が一定距離まで近づくことで2機の間にエネルギーのような物体が発生し、そこから強力なショットが自動的に発射される。 攻撃には相性が存在し、それぞれ選んだ自機の組み合わせによって発射されるショットが違う。 評価点 過去作を凌ぐほどの派手な演出。背景にも無数のサブキャラが描かれており、せっせとアニメーションしていて見た目が楽しい。 「タコスケが探偵事務所を開いた」というくだりは単なる裏話ではなく、本作の各ステージは依頼人の頼みにより始まるという演出が入っていてストーリー性がある。 ステージ終了後、ノルマ成功かノルマ未達かにより、ステージごと異なるフィニッシュ演出が見られる。未達の時の笑えるバッドエンドっぷりはある意味必見。 シリーズではお馴染みとなったクラシック音楽や民謡を大胆にアレンジしたBGMが使用されている。 曲数も大盤振る舞い。一つのステージ中に数曲使用されていることが珍しくない。 コナミの関連作繋がりのBGMを使用したセルフパロディも見られる。 作曲は優秀なサウンドスタッフが集まった「コナミ矩形波倶楽部」。そのため鉄板のクオリティを誇っている。 パロディ要素は本作も満載。ステージ構成から敵キャラ、さらにはBGMまでありとあらゆる箇所にネタが仕込まれている。 『グラディウスII -GOFERの野望-』の1面に出てくるドラゴンや『グラディウスIII -伝説から神話へ-』のクリスタルステージのパロディなど、すっかりお馴染みとなったグラディウスシリーズのパロディは本作にも健在。 当然のように他社のパロディも存在する。例えば前述のアレックスや必ず左から現れ、倒すと300点が獲得できるUFOの敵キャラ等、元ネタは様々。 パワーアップボイスがキャラによって固有のものになった。声優を起用しており、それぞれ個性が出ている。 イワン/トビー役に渡辺久美子氏、ひかる/あかね役に中川亜紀子氏、ミカエル/ガブリエル役に檜山修之氏。 バイパー/ブリティッシュ役は標準のもの…ではなく、「ハヤクナリマース」「ミサイルウテマース」のように何故か独特すぎる片言。 一方でシューティングスター/ブラックバイパー役が本家シリーズのような英語ナレーション。上記通りブラックバイパーとして作られていた名残か。エースの立場一切無し。 本作は1周エンドだが、先述のノルマを全て成功させると最後にスペシャルステージが追加されるというシューターの挑戦を煽る仕様がある。 『極上パロディウス』のスペシャルステージと同様、歴代コナミSTGのネタを多分に盛り込んだステージ『マニアック・オブ・シューティング』である。 本作は後述の通り、本編の時点で難易度が極悪なため、『極上』と比べるとスペシャルと本編の難易度の格差は縮小されている。そのためスペシャル解禁条件を満たせるならスペシャルでも一応戦えるだけの腕はあるだろう。それでもかなりのえげつなさだが…。 難易度のランクが低いときと高いときで、攻撃パターンを派手に変化させる敵が存在する。 単純に敵弾を増やしたり敵が硬くなるだけの調整に留めていないのは、スタッフがこの仕様をしっかり中核と見据えていたからだろう。 ただし調整の方向性は断じて万人受けするものではなかった(後述)。 賛否両論点 パロ伝統のセクシー要素にしても、「セクシー」の名を冠しているためか、今作はかなりハメを外している。 さすがに局所や乳首は見えないが、裸の女性が画面全体に出てきたりするため、PSP版では CERO C (*4)だが15歳以上でもプレイする人を選ぶ。 家庭用版で『パロディウス』はCERO導入後に発売されたソフトに限り CERO C になっている。 萌え系の可愛いキャラクターというよりは、濃いめのオヤジギャグ路線のモチーフが多くていつも以上に濃ゆい。 スペシャルステージクリア時に残機ボーナスが入るのだが、その残機ボーナスが残機×100万点と凄まじく大きい。 デフォルト設定(残機3+エクステンド1回)でノーミスクリアすると400万点も入る。本編+SPで稼げるスコアはよほど徹底して稼いでも300万到達が限度であり、あまりに本編のスコアバランスを無視しており賛否がある。 本作も基本的には戻り復活なので、ありがちな残機潰し稼ぎを封じるための設定だと思われる。実際、『極上』ではSPステージボス中に自爆して戻り復活して稼ぐ上級者プレイヤーが見受けられていた。STGに対するインカムの要求が厳しい時代になりつつあったのは事実なのだが…それでもノーミスがスコアタの入り口に等しい状態となっているのはハードルが高くなりすぎているのは否めない。 問題点 『バトルガレッガ』もかくやという程の、度の過ぎたランクゲー。 「たとえランクの概念を知らない人でも気付くであろうレベル」で、少しパワーアップしているだけでも目に見えるほどの爆発的な勢いで敵の攻勢が激化する。 スピード2速以上やバリアを取ると格段にランクが上がる『だ!』や、ミサイルを取るとランクが上がりやすくなる『極パロ』に対して、本作は何をしてもランクが上がる。「単に生きているだけ」ですらぐんぐんランクが上がっていく。(*5)そのため本作には ランク上昇を回避するためのコツなど全く存在しない。 『パロディウス』シリーズは伝統的に『グラディウス』シリーズを上回るレベルのランクゲーであるが、本作ほど酷い物は無い。 『パロディウス』シリーズは低パワーアップ進行を補うためにベルパワーがあったはずなのだが、敵弾を防げるスーパーボム(青ベル)と菊一文字バリア(赤ベル)はストックを抱えているだけでもその時間により急激にランクが上昇していくためおいそれと構えていられない。しかも本作でも相変わらずベルパワーストック中はバリア系装備を付けられないため、かえって不利になってしまう場合すらあり得る。 また、折角追加された白ベルお助けキャラの「アレックス」も、やはり付けている時間に応じてランクが跳ね上がる上、青・赤・緑と比べても実用性に乏しいため、使う利点がほとんど見当たらない。実質的に罠装備のようなものである。 挙句の果てに 本作はミスをしても全然ランクが下がらず 、復活時の装備の立て直しで余計にランクが上がる。(*6) その結果、序盤面の時点で雑魚敵一体一体が猛烈な量の撃ち返し弾を放ってくるレベルにまでランクが上がる。特に3面の時点で時間差撃ち返しにまで至っていることもザラである。 殺意全開のステージ難易度。 前述のランクを抜きにしても、そもそもの基本的なステージやボスの難易度が非常に高い。 ランクを上げないための低パワーアップ走行ではザコにもボスにも押される、という八方塞がりなゲームバランスとなっている。 その中でも最終ステージとスペシャルステージはランクをできるだけ上げないようなプレイをしていても、弾幕STG顔負けの物量を誇り、スタッフからの殺意すら感じる物となっている。 ランクが高いと、ここまで来られるプレイヤーですら「本当にクリアできるのかこんなの…」と呟きたくなること請け合い。 しかも最終面は時間制限があり、タイムがゼロになってしまうとバッドエンドとなってしまう。一応、タイムを僅かに回復できる敵も道中に出て来るので、それなりに余裕はあるのだが、あまりにも戻り復活が続いてしまうと…。 雑多なステージ構成。 ステージとしての難易度が高い理由はもう一つある。それは不条理な難易度カーブとステージ構成。 ゲーム自体は全6ステージ+ランダムで発生するボスラッシュステージ1ステージの全7ステージ構成。そのうちステージ2とステージ3はそれぞれのステージのノルマ達成状況で次のステージが分岐する。 ステージ2でノルマを達成し成功した場合は竜宮城ステージ、失敗した場合はネズミの館ステージがステージ3として現れる。 そしてステージ3の各ステージでノルマ達成に成功した場合はコンテナ工場ステージ、失敗した場合は炭坑ステージがステージ4として現れる。 最も問題視されていたのは序盤であるはずのステージ2でいきなり袋小路や水流のギミック満載の高速スクロールステージが出現すること。 ステージ1は『だ!』や『極パロ』とほぼ同じ難易度となっていたため、ステージ2でいきなりステージベースから殺しに来る。 おまえはカプコンのベルトスクロールか? スクロールに対応するためにどうしても2速以上を取らされるため、ランク上昇を加速せざるを得ない設計となっている(*7)。 この手の高速ステージは『グラディウス』シリーズでは原則的に後半ステージに設定される事が多く、早いタイミングで来る『極パロ』ですら中盤のステージ4(*8)であった事を考慮すると、この構成が如何に異常かが伝わるだろう。 ステージ分岐に関わるステージのノルマは序盤から厳しく、達成しづらい設定となっている。 達成しようとすると「多少無理してでも収集アイテムを最優先で取りに行く」「他の敵を無視してでも対象敵を撃ちまくる」「ベルは白ベル優先」などと自由度が下がってしまう。 にもかかわらず「ノルマ失敗ルートのステージの方が難易度が高い」という構成はさすがに疑問を抱かざるを得ない。 失敗ルートのネズミの館ステージと炭坑ステージのノルマは意識してターゲットを倒さないとノルマが達成しづらい設計となっている。その上でボスがどちらも成功ルートよりも難易度が高いという追い打ちも存在する。 成功ルートである竜宮城ステージとコンテナ工場ステージはそこまで意識しなくてもノルマが達成しやすくなっており(*9)、疑問に拍車をかけている。 隠しステージであるスペシャルステージの達成条件は「ノルマをすべて成功する」が必須条件となるため、この時点で失敗ルートのネズミの館ステージと炭坑ステージは攻略する上では絶対に通ってはいけないステージと、とことん嫌われ者になっている。 ステージ5ではボス直前で絶対に通れない一面の壁(隙間、破壊可能箇所一切無し)が設置されており、通る為には緑ベル(巨大化)か青ベル(スーパーボム)、あるいは全方位型バリアが必要。緑ベル以外はランク上昇に繋がる上に消費・消耗せざるを得ない。 ベル自体は壁の直前に文字通り縦一列に並んで多数現れるので、わかっていれば影響は軽微ですむが…敵の猛攻が飛び交う中でベルを目当ての色に撃ち込み調整をして獲得するのは決して簡単ではない。 ちなみにこの壁抜けネタは初代であるMSX版『パロディウス ~タコは地球を救う~』の時点で登場しており、こちらもベルパワーの『ヨコワープ(*10)』で突破させるものだった。 以上の事から各ステージ単体の難易度もそうだが、通しプレイにてその難易度が乱高下している歪な構成である。 総評すると(アーケードとしての)前作『極パロ』は『だ!』の高難度の反省からか遊びやすい難易度だったのに、『極パロ』どころか『だ!』の1周目をも上回る鬼畜難易度。 こうして見ると初心者完全お断りのように見えるが、一応初心者への配慮も全くないという訳でもない。先述の通り、パワーアップタイプで「オート」を選んだ場合だけは明らかにランク上昇が緩やかになると同時に、ミス時にはベルがいくつか放出された上でその場復活となるので、「マンボ/サンバ」や「シューティングスター/ブラックバイパー」といった少ないパワーアップでも強い機体を使い、スペシャルステージを無視してパワーアップを必要最低限に抑えて進行すれば難易度はそれなりに落ち着く。 この調整は恐らく今までのシリーズで根付いていた「オートパワーアップ=罠」(*11)という状況を少しでも打開したかったものと考えられる。が、これはそもそもの問題であるランク加速度の露骨な高さに強引に蓋をしたようなものに過ぎず、そこに今までの感覚で「マニュアル」を選択して地獄絵図のような難易度を味わってしまった悪印象が強かったと思われる。 総評 パロディウスシリーズとしてはグラフィック・音楽・演出共に最高峰、しかしながらゲームの難易度までもが最高峰という極端な代物になってしまった。 アーケードゲームにありがちな高難易度至高派の一部からは好かれている…が、限度というものがある。 あまりの難しさに投げてしまった者も多く、評判も芳しくなかったため、今作が『パロディウス』シリーズにトドメを刺す形となってしまった。 移植版 アーケード稼働から8か月後にセガサターン、プレイステーション版へ1996年11月1日に発売された。 主な特徴は以下の通り。 AC版の忠実移植。 前作の『極上パロディウスだ! デラックスパック』では『だ!』・『極上』共に移植の粗さやロード時間の問題が指摘されていたが、本作ではそのような問題は一切発生していない。 忠実移植であるため、家庭用独自の要素は隠しコマンドとオプションぐらいで、前述の問題点もそのまま移植されている。 とは言え、コンティニューが無限であることと難易度調整が可能であることから、AC版の雰囲気をそのまま楽しめる、もしくはACの練習用としては十分価値がある。 今までのシリーズでは標準だった、家庭用の隠しコマンドもパワーアップとパワーダウンのみ。 過去作では隠しコマンドが豊富だったが、本作ではこの2コマンドのみ。 しかもパワーアップコマンドはノルマを成功させた数だけしか使えない。 過去作のデラックスパックと比べると定価が5,280円と若干安い。 ある手法で見ることができる開発秘話(*12)によれば「本作はデラパ(2本立て)ではないので若干安くした」とのこと。 2022年現在は両者ともプレミアが付いており入手困難である。ちなみにPS版はAmazonでは何故か18禁扱いとなっている。 他に『パロディウス PORTABLE』(2007年1月25日発売)に、『初代』のアレンジ版・『だ!』・『極パロ』・PS版『実況』とセットで収録されている。基本はPS版をそのまま収録しているため移植度は高いものの、ライセンスの都合によるBGMの差し替えが問題視されている。詳しくはリンク先にて。 余談 前述の通り、本作は現時点でシューティングとしてのパロディウスシリーズ最終作となっている。 本作と同時期に稼働した『沙羅曼蛇2』の評価も芳しくなかった上に、翌年には『beatmania』をきっかけに音楽ゲームブームが到来。アーケードの開発が後の『BEMANIシリーズ』をメインにシフトしていったことからコナミは横シューティングの製作に消極的になっていった。 なお、パロディウスシリーズ自体は外伝作品としてPS用のSLG作品『パロウォーズ』が後に販売されている。 本作の『パロディウスだ!』からの自機が「ビックバイパー」のみになった理由はゲーム中のデモ画面やPS版・SS版の説明書にあるストーリーである程度把握することができる。 「タコスケ」は名目上は探偵事務所の所長ではあるものの、いわば「働きたくないでござる」というイメージがストーリーやゲーム中に溢れており、それがそのまま不参加に繋がっていると思われる。 「ペン太郎」はデモ画面でタコスケの隣に座っており、そろばんを持って仕事をしているシーンがあることから会計に徹している事が把握できる。 「ツインビー」が一切出てこないのはストーリーでタコスケが「噂ではツインビーの奴が何とか王国でひと暴れ(*13)して稼ぎ、別荘を建ててねーちゃんに囲まれて暮らしている」という話をしており、これがツインビーの不参加に繋がる明確な理由と判断できる。 なお、このツインビーに対するタコスケの嫉妬が本作の探偵事務所を立ち上た理由にもなっている。 本作の稼働後、サウンドトラックが発売された。 AC版に収録された全曲に加え、海外で稼働する際に権利的な事情で変更された倉庫ステージ用BGM「Help me!」という曲がボーナストラックとして収録されている。 『パロディウス PORTABLE』に本作の移植版が収録された際、倉庫ステージでは海外版のBGMが採用されている。 サントラ自体の構成が1面→4面→3面→2面の順にBGMが流れることから、「当初は4面に配置される予定だった高速ステージが、諸事情で2面と入れ替わりになったのでないか」と推測されている。 あくまで「サントラのトラック構成がそうなっている」だけで、サントラ以外のソースが無い事からステージ構成に関しては推測の域を抜けられていない。 雑誌等の情報やPS/SS版の開発秘話ですらステージ構成に関する話は触れられておらず、真相は現在もなお不明となっている。 2021年に販売されたコナミシューティングのAC版音源を集めたCDBOX「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」でも本作の楽曲が全て再収録されているのだが、トラック構成はなぜか同じ。 参考動画 + 百聞は一見に如かず http //www.nicovideo.jp/watch/sm99280 ちなみにプレイヤーは雑誌『ゲーメスト』の全国集計で様々なシューティングの全一スコアを取った人。凄まじいやり込みと練られたパターンによってここまで昇華されている。