約 3,642,088 件
https://w.atwiki.jp/trainmelody/pages/118.html
ムーンリバーは、JR東日本の発車メロディ。永楽電気製。現在不使用。 かつての使用駅 ①発車メロディー 路線 駅 備考 宇都宮線 土呂 宇都宮線 東大宮 宇都宮線 野木 低音低速 京浜東北線 与野 高音 総武快速線 錦糸町 高速 総武快速線 新小岩 高速 中央線 立川 高音高速 常磐線各駅停車 北小金 フルver ②接近メロディー 路線 駅 宇都宮線 赤羽・石橋・雀宮・岡本・宝積寺・氏家 京浜東北線 西川口・南浦和 武蔵野線 南浦和 烏山線 宝積寺 ※稀に復活することがあるそうです。
https://w.atwiki.jp/cielenica/pages/10.html
*RAYD= {Cielenica}; 「次元(トキ)紡がれし星で少年少女はセカイを謳う」 パロディ元:アルトネリコ、サージュコンチェルト パロディ先:世界樹の迷宮シリーズ クロスオーバー:多数 出展に対する補足 前提として、*RAYD= {Cielenica};には「原作」と「原典」という概念が存在する。 「原作」とは二次創作でもよく聞く、版権ものなどフィクションとして世に出されているオリジナル作品のこと。 対する「原典」は「原作」を触媒として、エルムノサージュの効果で観測された異世界を物語という枠組みにあてはめた際の表記である。 *RAYD= {Cielenica};は多重クロスオーバー&ダブルパロディものである。当然、他版権を出展とするキャラクター達には「原作」がある(ダブルパロディがここも含める)。 しかし、いわゆる「異世界から直接やってきた」キャラクターについては「原典」を優先し、前提としている(クロスオーバーはここを指す)。 あくまでも題材となるのは「原典」である。とはいえ語弊はあるが、ここでは出所をより分かりやすくするべく一括して「原作」のみを記すことを予め記述しておく。 クロス元の詳細一覧 パロディ元との主な違いについて レーヴァテイルが男女問わず存在(原作では女性のみ) 同じ系統の詩魔法(正確には詩魔法サーバー)が二つの星に存在する 七次元人が及ぼす影響の相違(七次元人がいる≒セカイに悪影響) テル族相当の種族(原作では竜モチーフ)
https://w.atwiki.jp/sobi05/pages/15.html
常磐線(上野~いわき間) ご当地メロディの数が非常に多い路線である一方、それ以外の駅はほぼ同じ2曲で統一されている。普通列車は土浦以北は1時間に2本程度、勝田以遠は1時間に1本程度となり、収録は困難を極める。 なお、藤代以北、記載駅以外の多くは以下のメロディを使用。 [Water Crown] katuta3.mp3 [Gota del Vient] katuta2.mp3 北千住 1番線(常磐線下り) [陽だまり] kitasenju1.mp3 2番線(待避線) kitasenju2.mp3 3番線(常磐線上り) kitasenju3.mp3 柏 3番線(常磐線上り) kasiwa3.mp3 乗り換え→東武野田線(関東私鉄page) 牛久 1番線(常磐線下り) [グリーングリーン] #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (usiku1.mp3) 2番線(常磐線上り) [オーシャンゼリゼ] usiku2.mp3 ※ご当地メロディ。1番線は牛久沼畔の緑(Green グリーン)をイメージ、2番線は日本初の本格ワイナリー「シャトー・カミヤ」のワインからフランスをイメージ。 ひたちのうしく 4番線(常磐線下り) hitatinousiku4.mp3 土浦 1番線(常磐線下り) [きらきら星変奏曲] tsutiura1.mp3 2番線(常磐線上り本線) [風の贈り物] 余韻切→tsutiura2.mp3フル・風雑音あり→tsutiura2-2.mp3 3番線旧メロディ(上り副線) [ロンドKV.485] tsutiura-k-3.mp3 ※09 8/1~、土浦市イメージソング「風の贈り物」のご当地メロディ化。市内の荒川沖・神立駅も同じ。 友部 1番線(常磐線上り) [上を向いて歩こう] tomobe1.mp3 2番線(常磐線下り) [明日があるさ] tomobe2-t.mp3 3~5番線(水戸線) [幸せなら手をたたこう] tomobe3-4.mp3 ※2番線途中切り 水戸 1・2番線(水郡線) [春の雪解けの小川のせせらぎ] mito2-t.mp3 3・4番線(常磐線下り) [日本庭園の水と草木] mito4.mp3 5・6番線(常磐線上り) [大都会の雑踏の中で聞こえるチャイム] mito5.mp3 7番線(常磐線上り特急) [太平洋の海岸での生命の誕生] mito7-t.mp3 ※東日本4番目のメロディ導入駅。YAMAHA製で、現在まで使われているのは水戸のみ。 勝田 2番線(常磐線上り) [Water Crown] katuta3.mp3 3/4番線(常磐線上下) [Gota del Vient] katuta2.mp3 大甕 1番線(常磐線上り) [いつでも夢を・大甕~日立共通] hitati2.mp3 2番線(常磐線下り) [恋のメキシカンロック] oomika1.mp3 ※日立市出身の作曲家・吉田正氏の曲によるご当地メロディ。<以下、大甕~十王駅間すべてご当地メロディ> 常陸多賀 1番線(常磐線下り) [公園の手品師] hitatitaga1.mp3 2番線(常磐線上り) [いつでも夢を] hitati2.mp3 日立 1/2番線(常磐線下り) [寒い朝] hitati1.mp3 3番線(常磐線上り) [いつでも夢を] hitati2.mp3 小木津 1番線(常磐線下り) [明日は咲こう花咲こう] ogitsu1.mp3 2番線(常磐線上り) [いつでも夢をVer.2 小木津・十王共通] juuou2.mp3 十王 1番線(常磐線上り) [いつでも夢をVer.2] juuou2.mp3 2番線(常番線下り) [若い港] juuou1.mp3 湯本 全ホーム [シャボン玉] yumoto2.mp3 ※作詞者である野口雨情とゆかりの深い湯元温泉。それによるご当地メロディ。 いわき 1・2番線(常磐線上り) [ます] iwaki1.mp3 3・4番線(常磐線下り) [楽興の時] iwaki4.mp3 5・6番線(常磐線・磐越東線) [春の歌] iwaki5.mp3 ※全ホームクラシック曲。
https://w.atwiki.jp/z-oni/pages/66.html
(あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! 「花京院にやられた思ったら、いつのまにか別の場所にいた!」 な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとかテレポートだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえもっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…!!) 赤く染まった空の下、一人の赤ん坊・マニッシュボーイは驚いていた、自身に襲いかかったこの謎の現象に。 (夢の世界…じゃあ無いよな、明らかに風景がちげーし、かと言って現実世界でもねーな、一体ここはどこなんだ?…そういや、さっきから鬱陶しいほどビラが巻かれているな?) ここはどこなのか考えていると、空から無数に散らばるビラに目をつく。 ビラを読み上げると…、 ルール1:子供は、鬼から逃げなければならない。 ルール2:鬼は、子供を捕まえなければならない。 ルール3:きめられた範囲をこえて、逃げてはならない。 ルール4:時間いっぱい鬼から逃げきれれば、子供の勝ちとなる。 ルール5:親は、子供を守らなければならない。 (はぁ!?なんだこりゃ!?まさか俺に鬼ごっこをしろって事か!?これによると子供、親、鬼の三役があるが俺は鬼か?いや殺すことは出来ても捕まえるのはまず無理だしやっぱ無難に子供か?) 生後11ヶ月の赤ん坊だが、頭は良く大人の思考を持つ赤ん坊は、ビラを読み終えどうやら自分は鬼ごっこに参加させられたと推理する。 (ん?…オムツに何か入ってるな、これは札と紙か?) その時、自分のオムツに何やら札と紙が入ってることに気付く。 紙には説明が書いてあり、説明によると札は式札と呼ばれ、効果は死体の上に乗せるとその死体の役がわかり、役が鬼だとその死体がある場所は禁止エリアになるということだ (いやいや待て待て!?禁止エリアって何だ!?というか死体って何だよ!?まさかこれってそういう系のヤツなのか!?) そこで気付く、自分が参加してるのはお遊びではなく、命懸けの鬼ごっこだということに。 (…まあ何となーく気付いちゃいたけどさー、どう見てもまともな世界じゃなかったし、…とりあえず誰か探すか、なんかちらほらとパラシュートがあちこっちに落ちてるし、多分俺と同じ参加者だろう。 泣け叫んであっちから来てもらうのもいいが、それで鬼か赤ん坊を殺すのも躊躇わねーサイコヤローが来たらヤバイな、ただでさえ俺は赤ん坊で俺のスタンドも今は何の役に立たねーのに、捕まるならまだしも殺しに来たらお手上げだ。 まずは遠目から安全かどうか確認してから、普通の赤ん坊のフリしてお世話になるとするか、自分が鬼か子供かはそっから考えればいいしな。) 今後の方針が決まり彼は動き出す、他の参加者と合流する為に。 昔の彼ならすぐに大声で泣き叫んで他の人を呼んでいただろうし、自分の役は鬼だと思いこんだだろう。 彼がここまで慎重になったのはここが殺し合いの場かもしれないことだとわかったのもあるが、一番の理由はその前にあった空条承太郎一行との殺し合いだろう。 あの時は自身のスタンド・死神13で一方的に承太郎達を痛めつけ、後一歩のところで殺せたところを、自分のミスにより先に自分の正体を知った承太郎の仲間・花京院典明の機転により逆転されてしまい敗北、彼により自分の大便入りのご飯を食べさせられるという屈辱的罰を受けた。 その時の苦い経験から、彼は慎重に行動する。 もう二度と失敗はしない。 彼はまだ赤ん坊だが、それ故に無限の可能性を秘めているのだ。
https://w.atwiki.jp/z-oni/pages/199.html
「やれ。」 短く発せられた仮面ライダー王蛇・浅倉威の言葉と、それに合わせてベノスネーカーが発した毒液を合図に第二ラウンドは始まった。 二人の女戦士は左右にそれぞれに己の身を弾き、三者はベノスネーカーを中心に正三角形になるように対峙する。それを崩すように真っ先に動いたのはベノスネーカーに合わせた王蛇だったが、一番に攻撃を加えたのはセリュー・ユビキタスであった。 (まずは数を減らす!) タタタタタン、と軽快なリズムを上げて手に持った八十九式からライフル弾が発せられる。それが殺到するのは王蛇――ではなくベノスネーカー。銃では有効打にならないと見てまずはそのペットから潰しにかかる。そのセリューの目論見は、銃弾を全く意に介さず振るわれた蛇の尻尾で見当違いであると知らされることになった。容赦なく襲い来る尻尾の薙ぎ払いを間一髪でスウェーバックすることで直撃を避け浅い裂傷一つで済ませる。 (どちらも硬い!) 「お前達はそいつで遊んでろ。」 「ッ!逃げてっ!」 無力感を感じた。セリューの顔は歪んだ。 僅か数秒、一つの攻撃だけでこの場では自分が足手まといであると理解させられた。目の前の悪鬼は標的を助太刀に現れた正義の女騎士へとあっさり替え、顔すら向けずに手下をけしかけてくる。 二度三度と振るわれる尻尾を銃を盾になんとか凌ぎながら打開策を考えるも、妙案はそんなに都合良く出てこない。視界の端では女騎士が裏拳を悪漢に入れている。悪漢も頭突きから横蹴りで打ち返す。あちらは一進一退だ。視線を反対側に向ける。先程ぶっ飛ばされたメタリックなサイのような化け物が猛然とダッシュしている。まず間違いなく二人に割って入る気だろう。目の前を見る。振るわれた尻尾で視界が縦に回る。殴り飛ばされながらわかったことは、この装備では勝ち目は無くものの一分で自分は敗北するだろうということだ。 数秒の考察の末に土の味とともに覚えたのは、自分たちが絶体絶命という事実、ただそれだけ。だが。 (なら、私がすべきことは一つ!) だがそれがわかったことで彼女の方針は固まった。 「――たとえ刺し違えたとしても、悪を倒す!正義は――」 「なっ!?」 「あぁ……?」 「――負けない!」 メタルゲラスが戦場に復帰するより一歩早く、ベノスネーカーの尻尾が心臓を抉るより半歩速く、セリューは駆ける。飛びつく。王蛇へと。裸絞! この突然の行動に王蛇もピュセルも一瞬動きは止まるがどちらも直ぐに行動を起こした。二人が出した結論はその性格や境遇とは裏腹に同じ、「この女は時間を稼いでいる」、それが二人の共通理解。そしてそんな手段を取った理由についても同じ結論を出している。すなわち、「この隙を突ければ私(ピュセル)の勝ちで、防ぎきれば俺(王蛇)の勝ち」ということ。 (ダメだ!間に合わない!) (まず一人だ。) そして二人は再三、同じ理解に達していた。現在の状況は、二対一。ピュセル一人でセリューを追ってきたベノスネーカーと戻ってきたメタルゲラスの妨害をやり過ごして、セリューの拘束ができているうちに王蛇を倒す。それは「無理」であると。 ピュセルの魔法によりその手に持つ剣が神速で伸びそれはさながら銃弾のように王蛇の元へと伸びるが、先程セリューの背を抉ったベノスネーカーの尻尾が手元へと伸びることで危なげなくその軌道をずらし、王蛇の仮面を掠めるものへと変えた。これで終わり。次なる攻撃をしようにも、メタルゲラスは既に王蛇の前に割り込もうとし、返す尻尾がベノスネーカーによってピュセルの首へと振るわれる。防御、回避、逃走、それらの行動をとらされることを強制させられる。 岸辺颯太は剣と身を引きながら歯噛みした。判断ミスだ。あれでは一手足りなかった。自分か彼女かがもう少し考えを巡らせるなり手札があるなりすれば、あるいは連携が取れれば良かったが、これでは彼女が無駄死にする。しかも、自分はたぶんそれをとめられない。さっきのタイミングで逃げてくれればまだマシだった――一瞬のことで言葉にはならない思いを文字にすれば彼が感じたことはそんなところだ。憤怒、悲哀、諦観、ないまぜに。だがそれでも彼がピュセル(乙女)である以上戦いをやめる気はない。最後まで全力を尽くす。それが使命である―― そんな彼の幼稚な自負心は、一つの勘違いは、彼が守ろうとする女の言葉でひっくり返った。 「自爆します!離れて!」 「ハァ?」 「はあっ!?」 唐突な爆発宣言。まさかの展開である。そんな怪人がBパートの中間ぐらいでやりそうな展開がくるとは思いもしなかった。だが直ぐに、それこそ王蛇より早く理解した。 (特攻――!) なるほど彼女の身体能力は少し見ただけでも常人離れしたものである。そして彼女は言動が正義の味方である。この二つの組み合わさったとき思いつくのはなんだろうか? 特撮ヒーローである。 筆者はそうである。皆さんもそうであろう。誰だってそうなのだ。 超人的な力と悪を憎む心、この二つを目の当たりにすればとりあえずヒーローを思いつく。このあたり特撮好きと魔法少女好きの共通項である。もちろん魔法少女と言っても戦わないタイプの魔法少女もいるのだが、岸辺颯太が好きなのはバリバリに変身ポーズをキメてバリバリに戦い2クール目から3クール目ぐらいにかけて強化フォームが出て漫画版の戦闘描写がやけに気合入ってるタイプの魔法少女ものである。 なのでこの展開は彼にとっては見覚えのあるものだ。強敵相手に一矢報い、しかしトドメを刺すことができずに途中退場する、アレ。もしくは最序盤に主人公に先達が道を指し示して死ぬ、アレ。まさにそれが今彼の目の前で起こっている。 颯太は我が身を恥じた。先程は大変彼女に失礼なことを思ってしまった。魔法少女度は彼女の方が圧倒的に上である。守るつもりが命がけで助けられようとしているなど想像もつかなかった。彼女の言葉を聞いてからから僅かな間に颯太は大いに恥じ入り、そして彼は行動を決めた。ここで背を向けてはならない!と。 「うおおおおおおおおっ!」 邪魔だと言わんばかりに剣を投げ捨てる。よもや投げるとは思っていなかったであろうメタルゲラスは脳天に直撃を受けもんどり打つ。それを踏み越え彼は王蛇へと走る。振るわれようとするベノスネーカーの尻尾を鞘を顔面にぶん投げることで狙いを狂わせ、怪人へと取り付く。既に女性の足の肉が握力で千切られていき拘束がとけかかっているがまだ時間はある。そして仕掛けるのはタックル! 一方の浅倉は彼の行動に呆れ鼻を鳴らしていた。ピュセルの剣を二三受けたが一発では致命傷になりえないことを把握している。まして武器を捨てたのならどうということはない。背中の女を盾にしてもいいしソードベントで迎撃も不可能ではない。身体能力は高いようだが喧嘩慣れしていない。それが颯太への評価である。それゆえ彼はバックステップと共に硬鞭を放つという、回避とカウンターを一度に行うような、スマートな行動をとった。そしてそれが失敗であった。 「――獲った!」 「何だと……!」 「真剣、白刃取り……!」 回避に専念するでもカウンターに専念するでもない、下がりながらの一撃。当然それは攻撃行動としても防御行動としても不完全なものである。普通はその不完全さで相手の反応を遅らせたり更なる対応を取らせたりするので問題は無い、むしろどちらかに専念するよりも良手であるのだが、しかしここに例外がある。それは喰らう側が行動を決め打ち――つまり何があっても絶対にやるという『覚悟』がある場合。王蛇の事情など知ったことではなく確実に一つの行動をすると決めていたために、王蛇の攻防一体の動作は結果的に悪手へと変わる。その結果が。 (こいつ、胸で。) 「胸の脂肪で剣を耐えたッ!!」 ラ・ピュセルの胸の谷間に確かに確保されるベノサーベル!強かに打たれるも、死を覚悟した人間に敬意を表するために、彼は魔法少女になって以来五本指に入るほどに傷を負うことを覚悟した。もちろん痛いのは嫌だ。憧れの存在になったとはいえそこまでは本音ではやりたくない。が、そうは言っていられないのが今だ。意地があるのだ、魔法少女には。ここで貫き通さなくてはならない、ここで退いてはならない、そんな意地が。 (肋が折れてる、たぶん。) (息ができない。痛い。苦しい。) (でも、生きてる。) (私も!生きているぞ!) もっと早く、本気で戦うことを決意していれば。もっと鋭く、血生臭く泥臭く戦うことと向き合っていれば。自分は彼女にあんな命を投げ捨てるような行動を取らせはしなかっただろう。正直、自分には真似出来ない。特攻すれば誰かが助かるとわかっても、いざ実行に移そうとすれば、たぶん無理だ。自分の中にある岸辺颯太としての部分が拒絶してしまう。だから、名も知れぬ正義の女戦士を尊いと思う。閃光のように眩しく思う。そして尊敬に値する決死の行動には必死の行動で報いねばならぬと、自分の中にあるラ・ピュセルの部分が訴える。 その内なる声に応えるよう裂帛の気合いの大声と共に、颯太は、ピュセルは魔法を使った。彼の、彼女の魔法は、『剣の大きさを自由に変えられるよ』 。そして剣は今まさにこの胸にある! 「離れてください!そして……飛んでけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ハハッ!やればできるじゃないかっ!あぁっ!!」 ――――STRIKE VENT―――― セリューの拘束から解放された王蛇がメタルホーンを召喚し振るうも、遅い。ラ・ピュセルの手により王蛇が手放したベノサーベル、その柄の部分が超スピードで延ばされ王蛇を文字通り視界から消えるまで遠くへ運ぶ。装甲の薄い腹部に突き立てられた柄は王蛇の身体をくの字に変える。王蛇の哄笑は秒で遠く消え、視界に映らぬほど遠くでポトリと落ちた。 「逃げます」と一言だけ言ってピュセルはきびすを返した。使い魔が浮き足立っているうちに離れよう、主との距離が離れれば追って来ないはずだ、そう読んでセリューの答えは待たずにお姫様抱っこで抱え上げ走り出す。後ろから毒液が飛んできたりもしたがダッシュの最高速の方が早い。何よりその足取りが軽い。あるべき魔法少女像の一端を見い出した彼からすれば、もう何も恐くなかった。 【E-08/01時32分】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 [役]:親 [状態]:イライラ(中)、腹部へのダメージ(大) [装備]:王蛇のカードデッキ@仮面ライダー龍騎 [道具]:手鏡 [思考・行動] 基本方針:皆殺し。今は目の前の奴らを殺す。 1:??? 2:アリスの他にもう一匹子を見つけてキープする。 3:北岡が居たら殺す。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握、各役の人数、会場の地図を未把握。 ※アリスを『子』だと思っています。 ※現地上空を吹っ飛んでいます。どちらの方向にどのように飛んでいるかは皇族の書き手さんにお任せします。 【セリュー・ユビキタス@アカメが斬る!】 [役]:親 [状態]:ダメージ(小)、左足首付近と背中の一部の肉が抉れている。 [装備]:口と腕に仕込んだ内蔵銃 [道具]:八十九式小銃、予備弾倉。 [思考・行動] 基本方針:鬼ごっこを止める。悪は殺す 1:正義の女騎士さんと協力して悪(蛇男)を殺す。なので追撃したい。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握、各役の人数、会場の地図を未把握。 ※コロは異能と判断されたのか没収されました。 ※十王の裁きは五道転輪炉(自爆用爆弾)以外没収されています。 ※他の武装を使用するにはコロ(ヘカトンケイル)@アカメが斬る!との連携が必要です。 【ラ・ピュセル(岸辺颯太)@魔法少女育成計画】 [役]:子 [状態]:ダメージ(小)、肋にヒビ、高揚、セリューへの敬意。 [装備]:『スマートフォン(子)』 [道具]:マジカルフォン(私物) [思考・行動] 基本方針:スノーホワイトの騎士として人々を助け、N市に帰る。 1:とっとと逃げる。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。
https://w.atwiki.jp/sansruriasarasi/pages/532.html
キャンメロディ/ティチエル/2次覚醒 FBのダメージが見ないでください><今装備集めてる最中です デリでの狩りステ→謎のMR200&AGI180 真シエナ刀の入札品が1週間程放置状態の件( そして何故か真シエナ刀>>真アシュケロンという入札額な件( 優遇品→シエナ聖杖・シエナ魔杖・真カーディ e?目指す方向がわからない・・・ I30マミの帽子(笑) くそぅ!w マネーパワーで二次覚醒(笑)
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/614.html
【名前】 コード・アフロディテ 【読み方】 こーど・あふろでぃて 【登場作品】 「L.o.N」 【詳細】 神話に登場する美などを司る神・アフロディテの名を持つプログラム。 トロイの木馬を現代によみがえらせる上で必要な三つのデータの一つであり、博物館の電脳の中に存在していた。 3000年も前のプログラムなのだが、古代とは違った用途で用いられていたらしい。 いったい博物館の電脳内で、どんな役目をしていたのかは不明。
https://w.atwiki.jp/prodip/pages/2.html
トップページ プロディPとは 参加絵師 登場人物 プロディーサー 天海春香 如月千早 水瀬伊織 萩原雪歩 三浦あずさ 高槻やよい 星井美希 双海亜美・真美 菊地真(真さん) 秋月律子 音無小鳥 社長 四条貴音 我那覇響 876プロメンバー その他の登場人物 世界設定 作中平行世界 貧民街 日本の状態 組織・場所 その他 作品 作品一覧(詳細) 最後の事件シリーズ 総合 事件シリーズ死亡者リスト 秋月律子最後の事件 秋月律子最後の事件 登場人物 ウロボロス ウロボロス~最期の事件~ 登場人物 +各話まとめ ウロボロス第1話まとめ ウロボロス第2話まとめ ウロボロス第3話まとめ ウロボロス第4話まとめ ウロボロス第5話まとめ ウロボロス第5.5話まとめ 真相 プラトニック インビジブル連載中 インビジブル 心霊捜査官ハル 登場人物 インビジブル序2話まとめ 心霊捜査官二話を解説しよう放送・文字起こし かまいたちの夜? かまマス初回エピソード かまマス短編、中編 かまマス以外のシリーズ Pと尾崎P うんこじゃないから恥ずかしくないもん 貧乏兄妹シリーズ ちっぱいといっしょ 孕M@s 孕M@s登場人物 アイドルノススメ 名探偵コナン 心の底から大ッ嫌い♪ 単発、記念動画 かまいたちの夜?100回記念企画編 フルボイスでかまいたちの夜?200回達成 雪歩のとてとて福岡戦記 福岡戦記とは 福岡戦記登場人物 福岡舞台地図 艦これ作品 ぜかましちゃんの夏 鎮守府の日常なのです 第六艦隊チア 艦こレイジ 生放送関連 WorldofTank導入解説 アクセスカウンター 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - 最新更新ページ Long Version 取得中です。 新規作成用テンプレート 動画設置用テンプレート ページを編集
https://w.atwiki.jp/vocaloid-producer/pages/17.html
メロディ作り 小節単位でメロディ作りを解説 1-2小節 一息で歌える分かりやすいテーマを作る 3-4小節 最初のテーマと対になるメロディを作る 最初のテーマを繰り返す(コードは変える) 5-8小節 1-4小節を繰り返す 1-4小節のメロディを大幅に展開させる
https://w.atwiki.jp/z-oni/pages/197.html
(一時か。こちらの時計、もとい携帯ではそうなっているが、実際の時刻だとは鵜呑みにできないな。デスノートはこの時計の時間を基準にするのかどうか確かめておく必要がある。だが今はその前に。) 「Kさん、どうされました?顔色が悪いようですが。」 「いや……少し頭痛がしまして……」 「気絶から目覚めたばかりで少し動き回りすぎたのかもしれませんね。たしかドラッグストアがあったはずです、合流したら探してみましょう。」 「お気遣いありがとうございます……」 Lこと夜神月はそう言ってKこと吉良吉影を心配してみせる。その顔に浮かぶのは、吉良とは対象的な安堵の表情だがもちろんそれを吉良に見せることはない。 (まさか『鬼』全員の顔と名前が公開されるチャットアプリがあるとは……これで誰が『鬼』かはわかったが、このスマホが『鬼』以外の手に渡った時のことを考えるのが怖いぞ。馬鹿な真似をしてでも顔を隠しておいたのは不幸中の幸いとでも言うべきかな。彼みたいに無様な顔をしたくはない。) (クソっクソっクソっ!なんでこんなものを配った!これじゃあ私が『鬼』だと隠しようがない!) 二人の『鬼』は程度に差があれど苦い顔をする。月は微かに、吉良は目に見えて。その原因は二人がそれぞれに隠し持つスマホ。『鬼』全員の顔と名前を共有するそれは、同士討ちを避け連携をとれるようにするための重要なアイテムではあるが、人の波に隠れる二人にとっては情報漏洩という観点からして天敵である。一応『鬼』と明言されているというわけではないものの、どう見ても殺人鬼や人外だと思われる者も含めて12人、人数のことも考えるとこれだけで判断材料には充分であろう。 そしてこのスマホに関してはもう一つ問題がある。それは。 ((しかし、まだ誰も書き込まないな。)) 「俺は――気づいたときには椅子に縛り付けられて変な鬼ごっこのルールを聞かされたあと、飛行機から落っことされてたな……そんな顔するなよ、信じられないだろうがこいつはマジだ。」 阿部高和はそうハッキリと言った。彼が選んだのは、駆け引き無しの情報開示だった。 悩んでいたのは僅かな間だった。もともとごちゃごちゃした駆け引きは好きではない、それが面倒事となれば尚更だ。 「アンタらの言いたいこともわかるが、とりあえずこのルールを見てくれ。こいつを見てどう思う?」 「すごく……(わかりみが)大きいです。」 言葉に続けて彼が見せたのはデイパックの内側に記されたルール。それを見てその場の人間に困惑とそれ以上の感情が広まる。その感情の種類は役によって違ったが全員が同じ結論に達した。「前提が変わった」と。 そして結論への対応はワンテンポ『子』の方が早かった。 「実は私たちも話したいことがあるんです。鬼ごっこについて。」 (一歩遅れたか……) (何を話す気だ?) アイコンタクトで桜井悠と示し合わせた宮原葵は、先ほどまでの考えを捨てて積極的に情報を公開することにして口を開く。それは阿部さんによりルールを知らされたからではなくルールの存在が知られていることを知ったからだ。これがあの鬼ごっこであることを理解してもらうには相手にも鬼ごっこについて知っていてもらう必要があり、今までは自分たち以外に知っている人間がいなさそうだったので黙っていたが、こうなったら一気に喋ってしまったほうが良い。隠していても自分たちの利益になる段階は過ぎたと踏んだ。 一拍置いて再び葵は悠と視線を交わす。こういう大人相手に話す時は葵の方が的を得る受け答えができるため葵が話すのが良い、そう言葉にはせず二人は判断すると、葵は数秒目をつむり、そして言うべきことを纏めると話を再開した。 「実は私とUの二人は、前にも似たような経験があるんです。前回は運動会の日に児童十六人と教師一人が鬼ごっこをさせられて、それで……」 「体育の先生が鬼に殺されたんです。」 「……そう、体育教師が牛の頭をした鬼に殺されました。それと、鬼ごっこが終わったあと、私たちは失踪したことになってて、先生のことはみんな「最初からそんな人いなかった」って言って……信じてもらえないかもしれないけれど、あの時と同じかもしれないかなって思うんです。」 「なるほど、よく話してくれたな……しっかし、どうしたもんか……」 リピーターと言わんばかりのカミングアウトに青年たちは顔を見合わせた。『鬼』にせよ『親』にせよ、この鬼ごっこに前があると聞いている者はいない。 (問題は、他の『子』もそうであるかだな。二人だけが特別なのか、全員に共通するのか、あるいは一部の人間だけなのか。そもそも彼らが嘘を言っている可能性もある。デスノートで喋らせるか?) (おそらくこの二人が体験したのはスタンドによる攻撃だろう。『バイツァ・ダスト』のような認識に作用するタイプか。今の私の状況もあるいは……) (拉致られたと思ったらオカルトか?やれやれ、コイツは想像できないぐらい大事らしいな。) 「二人とも、辛いとは思うがもう少し詳しく聞かせてくれないか。」 「わかりました。」 それぞれに考えるところは別々にあれど話を聞くことに異論はない。自分たちの話に聞く耳を持たれたことに葵と悠も緊張を弛めると、先ほどより少し大きな声で葵が話を続けた。 「私たちはその日運動会の準備の為に学校に早く来ていました。六年生の各クラスから選ばれた、大道具係十六人です。」 「気がついたら私たちは教室の机で眠っていました。黒板にはあそこのルールと似たようなことが書かれてて、窓から見える空が赤かったのと、学校の敷地の外が霧で見えなくなってたのを覚えています。」 「教室の時計を見ると九時を過ぎていたので、たぶん二時間近くは意識が無かったと思います。それで、とりあえず先生に指示をもらおうって感じになって、伊藤――児童が一人職員室に走っていったんです。そうしたら……」 「そうしたら、悲鳴が聞こえてきました。教室にあったタブレットを見ると、学校の地図があって、そこには児童らしいアイコンと鬼という字のアイコンがありました。それで職員室の鬼のアイコンが変形して、児童のアイコンに噛みついてたんです。」 「何が起こったのかわからなくて、しばらく私たちは教室でじっとしていました。何か良くないことが起こってるのはわかったんだけど、確かめに行く勇気もなくて。」 「そうして教室にいたら、少ししてウサギみたいな生き物が入ってきて。それが、それが鬼だったんです。」 ほぼ淀み無く話し終えると葵は半秒ほど視線を悠と交わして「続きを話してもいいですか?」と問いかける。それを止めたのは月だった。 「その前に、いくつか質問をさせてもらうよ。君は最初に十六人の児童が鬼ごっこにさせられたと言った。その十六人について話してもらえないか。」 「……名前は、すみません。勝手に言うのは良くないと思うんで、それ以外なら。私たち六年二組からは男子二人と女子二人、一組からは……男子が三人で……三組は……たしか、女子が一人……二人……?」 「あ、O、もしかしてだけど……」 「?どうしたんだい。」 「その……思い出せないんです。誰がいたのか。何人かの印象に残ってる子以外が全然……」 「僕もそうです。あんなことがあったのに、半分以上思い出せなくて、まるで、夢の中であったことみたいにあやふやなんです。」 「正直信じられないな。ま、俺も妙なことに巻き込まれたばっかなんで嘘を言ってるとは思わないけれどな。」 阿部さんの言葉を最後に一度その場に沈黙が訪れる。その言葉通り大人たちにとっては子供たちの話はにわかには信じがたい。それは鵜呑みにできないという意味で嘘を言っているとは思っていないが信用できないことに変わりない。各々が得た情報は予想だにしないもの。微かな疑心が膨れようとしたところで口を開いたのは、再び月であった。 「子供に隠し事を明かされて大人が黙っているのもどうかと思うんで聞いてもらいたいんですが……おそらくこれから僕が言うことは彼らが言ったことと同じか、あるいはそれ以上に荒唐無稽かもしれないんです。だが今言っておかないと後々問題になるかもしれないので、信じられないかもしれないが本気で聞いてほしいと思います。」 「そんなに固くならなくてもいいさ、刑事さん。俺もこいつらも冗談みたいなことを話したんだ。で、その荒唐無稽な話ってのは?」 「なら言わせてもらいますが……僕はここに来る直前に臨死体験をしている。あるいはこう言うべきですかね、『死んだかもしれない』と。僕がここに来る前までの記憶で最後に憶えているのは、銃撃戦で撃たれて意識が朦朧としていた、というものです……あまりに突拍子もないし、幽霊か何かだと思われて『鬼』だと誤解されたくなかったんで黙っていましたが、話しておくべきだと思いまして。」 (他の人間が秘密を明かしたのに黙っているとただでさえ低い信用が損なわれるからな。他の参加者にも同様の経緯の人間がいるか確かめておくためにも、万が一デスノートが通じない可能性を考えても、ここはある程度正直に話しておくか。) (……ここは私も便乗しておくべきか?) 「実は……私もなんです。さっきはここに出張に来たと言っていましたが、本当はここに来る前に怪奇現象というか、心霊現象にあいまして。自分の身に何が起こったかわからず、憶測で話してしまいました。Aさんも、ここに来る前は、なにか変わったことはありませんでしたか?」 「あん?ここに来る前か。俺は――」 ――やらないか ――俺はノンケだってかまわないで食っちまう人間なんだぜ ――俺のケツの中でションベンしろ ――ところで俺のキンタマを見てくれ こいつをどう思う? ――今度はウンコォ? お前俺をバキュームカーとまちがえてんじゃねえのか!? (言えねえ。) 男たるものまさか小学生を前にして公園の公衆便所でスカトロホモセックスをしていたとは言い出すわけにもいかず、阿部さんはこの鬼ごっこに参加して以来の深刻な表情を浮かべた。こんなところでカミングアウトを強いられるとは。 「どうしました?」 「いや、ああ、少し考えててな。記憶は多少曖昧だが、死にかけた覚えはないはずだ。」 「そうですか……では二人にはあらためてその鬼ごっこについて話してもらいたいんですが、その前に我々はこの建物の出入り口を抑えるべきだと思うんです。移動しましょう。」 「そりゃどういう意味だ?」 「この建物がルールに記された鬼の牢獄である可能性があるからです。もちろんあれを完全に信じたわけではないですが、しかし無視はできない。ここが牢獄だと気づかずに『子』が集まってそれが原因で何か怒らないとも限らないですし、避けられるリスクを避けておくべきでしょう。それに避難経路を把握してことも大事ですから。」 (しばらくは信用を得るために得点稼ぎだな。) (この男、あまり『鬼』らしくない動きだ……『親』か?反対しておこう。) 「このショッピングモールは一階にしか出入り口はないですよ。僕達ならだいたいのつくりもわかります。」 「しかし、もし鬼ごっこなら迂闊に移動するのは危険ではないですか?この人数では隠密行動というのも難しいと思いますが。」 「では、チームを二つに分けましょう。本来なら戦力を分散しますが、今の我々に武器はありませんし、戦わずに逃げるなら数の少ないほうがいい。一網打尽にされて共有した情報が失われるのは各個撃破されるより避けなければならないことです。」 「あの、確かに一度で全滅するのはマズイとは思いますけど、それでもバラバラになるのは『鬼』に見つかりやすくなるんじゃないかなーって。」 「私もそう思います。リスクを分散しようとしてかえってリスクを大きくすることになると思います。」 (さすがにそこまで馬鹿じゃないか。) 「確かにね。だから言ってしまえば、片方のグループを囮にすることが前提になっている。そして囮役は僕達大人が行く。大人と子供でグループを分けて、まず僕達がエスカレーターで先行して各階を偵察する。出入り口まで行って安全だとわかったら三人のうちの誰かがエレベーターで上がり君達を迎えに行く。この建物に『鬼』がいないか簡単にでも確認できれば、ここをセーフハウス……拠点にできるだろう。というわけで、Aさん、Kさん、二人には僕についてきてほしい。」 「断りにくいこと言ってくれるじゃないの。俺はいいぜ。」 「フゥー……わかった。腹を括ろう。私も同行しよう。」 (起爆できる射程距離から外れてしまう、宮原の爆弾は解除しておくか。そして……『キラークイーン』!Lを爆弾に!) それぞれに腹の中を明かさないまま話は進む。彼らが会議を終えて動き出したのはそれから数分後のことだった。 (これが使えるようになって数分、まだ誰も書き込まないな。様子を見ているのか?あるいはK……吉良吉影のように他の人間と同行していてこれを使えないでいるか。いや、そもそもこのアカウントが信用できるのか?明らかに人間でないのが何人かいるぞ。) (高性能な携帯らしいが、動きがないな。しばらくすれば誰か書き込むだろう。まあ、私はやらないが。) (あの二人とも『鬼』っぽいのになんで使わねえんだよ、早く書き込めよ。てか人形の手じゃこれ反応しねえのかよ!) それぞれが互いにそれとなく死角に回り、互いの視線を避ける月と吉良、そして彼らの会話を全て聞き追いかけて先回りしてきたチャッキーの『鬼』三人は、それぞれスマホを手にして画面を注視していた。そもそも月が別行動を提案したのはスマホを確認する隙を作るためでもありそのかいあってこうして彼らは文明の利器を使える機会を得たのだが一つ問題があった。誰も書き込まないのだ。 この時、『鬼』十二人のうち鬼の牢獄の三人を除くと、ヤンとミカは他の役と行動中、ペニーワイズとジェイソンと堕姫とアルシアとDIOは戦闘やその前後、ギーグはそもそもスマホを消し飛ばしていて、残るは主催への反逆を企てるDr.ヘルだけ。つまり十二人中四人しか使えないという状況である。そして誰も予想していなかった事態だが、チャッキーは人形であるためスマホが反応せず、この時スマホが使えるのは実質三人だけである。そして吉良にこのスマホで誰かと会話をする気は薄く、月も危険性を警戒して自分から話す気はない。つまり何が起こるかというと。 (((なかなか誰も書き込まないな。))) まさかの不使用。せっかくの情報交換の機会が使われない。 (もうすぐAも戻ってくる頃だ。また後で見るか?) (もうすぐあのつなぎの男が子供達を連れてくる頃だな。これ以上これを見るのもあの紙袋男に怪しまれそうだな。) (音量はボタンで動かせるのか。消しとくか。) 『子』がスマホを活用したのとは対象的に、『鬼』陣営、初動が遅れることになろうとする。果たしてこのままスマホが活用されないのかそれとも誰かしらが口火を切って使われようとするのか。それは十二人の掌の上である。 【F-05/01時04分】 【夜神月@DEATH NOTE】 [役]:鬼 [状態]:紙袋を頭に被っている [装備]:ソード・カトラス@BLACK LAGOON、スマートフォン(鬼)@オリジナル [道具]:デスノート@DEATH NOTE・ノートとペン@現地調達の入った四次元っぽい紙袋 [思考・行動] 基本方針:まずデスノートの真贋を確かめる。 1:Lとして振る舞い、皆と鬼ごっこについて調べる。特に葵と悠に注視。 2:鬼を含んだ他の参加者でノートを試す。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間を把握。 ※四次元っぽい紙袋は効果を失いました。 ※桜井悠・宮原葵・阿部高和の顔を把握しました。 ※スマホによって全ての『鬼』の顔と名前を把握しました。 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険】 [役]:鬼 [状態]:ストレス、姿は川尻浩作 [装備]:スマートフォン(鬼)@オリジナル [道具]:四次元っぽい紙袋、不明支給品2つ [思考・行動] 基本方針:親の振りをしながら鬼以外を始末する 1:まずはこのメンバーと同行する。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間を把握。 バイツァ・ダストは杜王町でないことと本人が能力を把握しきっていないことで使用不可。 夜神月をキラークイーンで爆弾化しました。 【阿部高和@くそみそテクニック】 [役]:親 [状態]:健康 [装備]:青いツナギ、ベレッタM92F@魔法少女まどか☆マギカ、ベレッタM92F@バトル・ロワイアル [道具]:デイパック [思考・行動] 基本方針:親と子を探す 1:さっき入ってきた入り口に全員で集まる。 2:思ったより面倒なことになったじゃないの、やれやれだぜ…… ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握、各役の人数・会場の地図を未把握。 ※原作終了後からの参戦です。 【宮原葵@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:健康 [装備]:『水晶』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:死にたくない。 1:一階に降りて合流する。 2:大翔が巻き込まれていたら合流したい。 ※その他 [ルールの把握度] 各役の勝利条件・制限時間を把握、自分の役・各役の人数・会場の地図は未把握。 ※自分の支給品に気づいているかは不明です。 【桜井悠@絶望鬼ごっこ】 [役]:子 [状態]:健康 [装備]:『水晶』 [道具]:若干のお小遣いなど [思考・行動] 基本方針:死にたくない。 1:一階に降りて合流する。 2:大翔が巻き込まれていたら合流したい。 ※その他 [ルールの把握度] 各役の勝利条件・制限時間を把握、自分の役・各役の人数・会場の地図は未把握。 ※自分の支給品に気づいているかは不明です。 【チャッキー@チャイルドプレイシリーズ】 [役]:鬼 [状態]:健康、グッドガイ人形の体(新品) [装備]:ナイフ、スマートフォン(鬼)@オリジナル [道具]:四次元っぽい紙袋、不明支給品一つ(確認済み) [思考・行動] 基本方針:子か親の前では人形のふりをして様子見、可能なら不意打ちで殺害する。別に殺さなくても良いらしいが殺した方が手っ取り早い 1:支給品の反撃を食らわないように警戒。話が通じるなら他の鬼と組むことも考慮する……だから誰か話せよ! ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間を把握。 ※人形なのでスマホを操作できません。