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地味は似合わない No.632 星 最大HP 最大ATK 最大DEF コスト アニメ 3 257 121 58 5 PS ヒューマノイドアルカノイズに与える特殊ダメージを5%上昇 +限界突破時のステータス 凸数 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 0凸 1凸 2凸 3凸 4凸 5凸 星 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 3 地味は似合わない 257 121 58 ヒューマノイドアルカノイズに与える特殊ダメージを5%上昇 [[]] 相性のいいカード シンフォギアカード 星 属性 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD スキル [[]] [[]] メモリアカード 星 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF スキル [[]] [[]] メモリアカード
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☆――― つかさを追わない← つかさを追う ――― 結局俺は、一人で帰った。 久しぶりの一人は、どこかむなしく感じた。 ……やっぱ、後を追うべきだったか……。 自宅のベッドに寝転んで、そんなことを考えていた。 ……その時、携帯電話が鳴った。 表示を見ると、【柊かがみ】。 ……つかさのことだろうか。 俺は少し覚悟して、電話に出た。 ……そして、その覚悟は、すぐに壊された。 『もしもし!? 男!?』 受話器からは、かなりの大声が聞こえる。……何か、あったのだろう。 「落ち着けかがみ。一体どうした?」 『こなたがっ……!』 ―――こなた? つかさじゃないのか? 『こなたが、刺されたのっ……!』 ☆――― 刺された。 何でかは、分からなかった。 誰かは、よく見えなかった。 でも一瞬、よく見知った顔が見えた気がした。 あれは――― ☆――― 「こなたっ!」 バン! と激しくドアを開ける。 かがみに教えられた病院の扉だ。 そこには、ベッドの横に座るかがみの後ろ姿と、 「あ、男、おはよー」 いつもの笑顔を浮かべた、こなたがいた。 「―――あれ?」 何で? ――― 「むすー」 「あはは、ごめんねってば」 かがみが謝っているが、無視。 徹底的に無視。 「私だって、最初はかなり慌ててて、まさかこんなに浅い傷だとは思わなかったのよー」 「……ったく。俺がどれだけ全力疾走したか」 「あははー。いやー男がそんなに私のことを心配してくれてたなんて、感激物だよー」 「……お前、元気な」 「……しかし、誰がこんなこと……」 こなたを狙う奴なんか、いるのか? 「それなんだけど……」 「あはは……」 「? 何だ?」 「実はさ、よく覚えてないのだよ」 「は?」 「多分刺されたときのショックで忘れたんだと思う」 「……そんなゲームみたいなこと」 「いやーあるんだねえ、これが」 私が実証だ。と言わんばかりに無い胸をはるこなた。 「…………」 だから何でこなたはそんなに元気なんだよ……。 「あ、それとね。私、しばらくは入院だって」 「……ああ、どのくらいだ?」 「丸一週間だってさー。大げさだよまったく」 目を細めてため息を吐くこなたは、いつものこなただった。……安心した。 ――― もう夜も遅いし、と名残惜しそうなこなたを置いて、病院をでた。 今は、帰り道。 「……あ、そうだ、かがみ」 「ん? 何?」 「つかさ、何で来てなかったんだ?」 「…………」 途端、かがみの表情が暗くなる。……まさか、つかさにも何かあったのか。 「……電話、したんだけどね。電源、切ってるみたいで……出ないのよ」 「……そっか」 ……やっぱ、何かあったのかな……。 「まあ、私からこなたのことは伝えておくわね」 「ああ、頼む」 「……ねえ、男」 「……何だ?」 「―――つかさと、何か、あった?」 「……何かって、何で」 「いや……さっきから、つかさの話題を振ると、顔が暗くなるから」 ……そんなとこ、見てるのか。 「ああ……あったよ、ちょっとな」 ――― 「―――で、つかさは走ってどっかに行っちゃったんだ」 「…………」 公園のベンチで、かがみに今日の放課後あったことを伝えた。……だまりこむかがみは、口に手を当てて、何かを考えている。 「……ねえ、男」 「な、何だ?」 「こなたに、ゲームに誘われてる時に、いきなりつかさがきたのよね?」 「ああ」 それが、どうしたのか。 「……つかさは、男にこなたを近づけたく、なかったんじゃないかな」 ……それは。いや、でも……。 『うん、今日から二人で食べよ?』 ……何で、つかさは弁当を作ってきてたんだろう。 俺は、いつもは弁当を持ってきてるのに。 『私、男くんに合わせたいから』 今日の、異常なまでの積極的な行動……。 ―――まさか、つかさは、俺の行動を、把握している……? ―――ドクン。 「……思い当たることが、あるのね?」 ―――ドクン。 「じゃあ、まってくれ。つかさが、つかさがそこまで俺とこなたを引きはなそうとしたってことは……っ」 ―――ドクン。 「……信じたく、ないけど、あの子、ずっと悩んでたから」 ―――ドクン。 「悩ん、でた……?」 ―――ドクン。 「男をとるか……友達を、とるか」 ―――ドクン。 「そんな……! そんなの、両立すればいいだけじゃないか……!」 ―――ドクン。 「……それほど、両立できないほど、あんたが好きだったのよ」 ―――ドクンッ! 「そんな……そんな……それじゃ、まるで」 そんな、そんな理由が有ってしまったら。 ―――つかさが、こなたを刺したみたいじゃないか……! NEXT→☆-ENDING1【多くの謎】
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▽タグ一覧 コンビニ界隈内輪ネタ コンビニ界隈語録 浜滑 概要 「悪いことは言わない」とは、コンビニ界隈語録の一つ。発言者は浜滑。 コンビニ界隈では「悪いことは言う」「悪いことは言わない、~する」「悪いことは言わない、消せ」など、改変されたり後に言葉を付け足したりして使われる。 ▷ コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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部隊名 ファッションセンター 歩兵戦力 すごい 裏方戦力 しない 所属国 カセ 部隊長 ゴッドハンド川口 部隊特徴 Right onでは買わない。 部隊タグ 神部隊 タグ カセ 部隊 総評 ユニクロには負けない。 Gカセに舞い降りた†漆黒の堕天使†たちに応援のコメントを書こう! ファッションセンターのみなさんのお陰で助かりました!^^ -- 名無しさん (2009-11-23 15 26 41) 東京ディズニーになってて吹いた -- 名無しさん (2009-11-23 16 36 55) キャラデリまだー?? -- 名無しさん (2009-11-24 14 29 28) 名前 コメント
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命を奪わない戦い [部分編集] 武神降臨 COMMAND C-87 白 1-1-1 C 対抗 (常時):「プリベント」を持つ敵軍ユニット1枚のプレイを無効にし、持ち主の本国の上に移す。 白のユニットカウンター。 白版串刺し、またはプリベント持ちユニット専用のOZプライズ。 串刺しと比較した場合、カウンターしたカードを本国の上に移す効果であるという点で異なる。 そのままでは引き戻されてしまう事や、敵軍本国が1点増えてしまうなどといった点では、串刺しに劣る。直後にブリッツクリークを撃たれたりすると特に悲惨。 しかし、ダメージを与えるなどして捨て山に埋めてしまえる事が前提になるなら、出土品やマルチプルなどジャンク利用効果の妨害もできるため、ゲームから取り除く効果に近い効果も期待できる。 また、Oガンダムや戒めの処断で奪われてしまったユニットをカウンターして引き直すなど、このカードにしか出来ない事も少なからず存在する。 なお串刺しと同様に、プリベントの影響を受けないわけでは無い。 その為、ジ・オ《15th》等の高い値のプリベントを持つユニットを対象に取る事は、やはり困難である。
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書いてる途中に再起動入って最後まで書いたのがパーになったんで簡潔に書く 1.srと戦わない 基本中の基本。 srに100%勝てるときだけsrと戦うこと。 2.チラ見を覚える ava チラ見などで検索していただけると動画などもあるだろうから、簡潔に。 壁から出るときに走りながら体をギリギリ相手に見せてすぐ逃げることによって 相手のSRの不発を狙う戦法。相手がはずしたら一気に撃って畳み掛ける。 チラ見が使えるからといって安易にSRと勝負しないこと。 基本的にチラ見もどうしてもというときに使うようにすること。 しにたくなかったらね。 3.いちいち動き回らない 相手のSRは味方のVCから敵の位置を探り、一番倒せる確立の高いところで置いていることが多い。 いちいちあっちいったりこっちいったりとすると、敵の見ているところに行ってやられる。 これをタイミングわりーとか思ってたらまず考えが間違っている。 ロングなど敵が見ていないことは基本的にありえない。 さっき敵がいなかった グレで鳴かなかった これらによって油断するのは甘すぎる。 SRと戦わないことが一番だが、SRは殺せると大きいアドバンテージともなる。 しっかりとした作戦を練って確実にSRを倒せるようになろう。
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【検索用 なぜかおんていあわない 登録タグ UTAU な 曲 替え歌 重音テト 飴屋P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:飴屋P 作曲:乱数P 編曲:乱数P 唄:重音テト 曲紹介 曲名:『なぜか音程あわない』(なぜかおんていあわない) 乱数Pの『なぜか変換できない』の替え歌。 歌詞 今日もUTAUを立ち上げて お気にのあの曲打ち込むよ 聞いたとおりのはずなのに なぜだか音痴に聞こえるよ なぜか音程あわない なぜか音程あわない なぜか音程あわない なぜか音程あわない 耳コピできればいいんだけど 絶対音感なんてものないから コンプとリバーブみようみまね すっぴん調教でごまかすよ! コーラス重ねて不協和音 やけくそなげやりUPするよ! なぜか音程あわない なぜか音程あわない なぜか音程あわない なぜか音程あわない どこが悪いのか判らない いろいろスキルが足りないよ! ミクミクボイスだうれしいな これなら入力カンペキさ! ちゃんと歌ったはずなのに リズムと音程おかしいよ なぜか音程あわない なぜかリズムもあわない なぜか音程あわない なぜかリズムもあわない 画面で修正できるはずだけど 解説書を読んでみてもサッパリ ピッチとエンベで神調教 原音提供 中の人 オリ曲作って殿堂入り 夢は売れっ子DTMer なぜかカツゼツ悪いよ なぜかまともにならない なぜか再生伸びない なぜかコメント付かない いつかは有名Pになりたいなぁ 夢見てひたすらつっぱしる~♪ コメント 名前 コメント
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現場へと向かう車両があった 石田「くそっ!あの役立たずが!所詮落ちこぼれか」 怒りで窓を殴る 石田「帰るぞ!」 車両が向きを変えようとした時だ ヌッと巨大な手が現れた 荘厳なEXMの手 その漆黒の機体が、車両を掴み飛び上がる 石田「なんだ!? き、貴様!」 闇影「何処へ行かれるのか? 石田中佐殿、現場はこちらですぞ」 石田「や、闇影卿!!?」 紅闇夜は昇る朝日の中を翔んだ ―――― COLORS収容施設 もう建物は跡形も無かった 多くの犠牲者が出た 少し前に、ご相伴をあずかった彼女も…… 中澤「……」 一本だけ、タバコを吹かす 中澤はその光景にかつて自分の部隊が全滅した事 自分を助ける為に散った仲間の事 それが嫌で守る為に走り続けた事を思い出した 中澤「あれ。どこの部隊だったんです?」 ようやく事態が片付いて、今しがた到着した逢坂に話しかける 逢坂「少々訳アリでして。今度改めて…」 テロ鎮圧に来ていた部隊は、逢坂率いる部隊が到着すると同時に、なんの遺恨も無くその場を託し去っていった O島に残した長柄の方にも救援として赴いていたらしく、彼も大したケガも無く無事だったという 今、少女たちは保護され、少し早いが新研究所へ移送を行っている最中だ そこへ闇影に連れられて、ようやく石田がやって来た 中澤は振り返らなかった 石田「中澤大尉、ご苦労だった 今回のバイロン軍の攻撃、よく退けた」 何をいけしゃあしゃあとと呆れながらふいに振り向くと、邪な目をする石田の顔が見えた その視線の先、ほぼ半裸の彩音やイーナが、施設に居た皆が居る 石田「しっかしなんだこの惨状は!! これは早速責任…」 その光景が目に映った時、そう認識した時にはもう遅かった 闇影「ダメだッ!? ヒデヒサ!!」 石田「ん? グエァ!?」 中澤の拳が石田の顔をひしゃげさせた 石田「あ、が…ががぁぁ……ッ!? き、貴様ぁ!! 上官に向かってなにォ…」 中澤「もっと早く! こうすべきだった!!」 闇影「ヒデヒサ……」 逢坂「……」 聞こえぬようにため息をつきながら逢坂が合図を送ると、部下が中澤を拘束して連行して行った その姿を見て 石田「はははっ! この馬ァ鹿が! ザマァ見さらせェ! …あ。いや、ありがとうございます逢坂准将 此度は…」 そんな石田の眼前には、既に彩音が迫っていた もはや自分の格好などお構い無し そんな事より、彼女には優先せねばならない事があった 彩音「アンタがァァァァ!!!」 石田「ぐへぇッ!!!???!」 顔面にキレイなハイキックが決まる 助走をつけた一撃は、痩せぎすの男を吹き飛ばし、地面へと伏せさせた 彩音「ヒデヒサさんが!! あの人が、理由も無く人を殴るはずなんてない!! 私わかってる! あのコたちも…! ヒデヒサさんも……お母さんもッ!!! アンタが…! アンタが!! だからッ!!!」 中澤はその声に振り向き、やっちまった。と、さおりに謝った でも、彼女の行動が、どこか嬉しかったのだけは、本当だった…… ―――― その後。とある執務室 石田「さってぇ!! アイツはブタ箱にぶち込んだし、あとはあの蹴り入れやがった小娘なぁ!! ちっと『トウ』が立ってるが、まあまだネンネなら多少は…」 腫れあがった顔のまま、石田は中澤更迭の書類を纏める 怪我を押しての徹夜明け。ドスドスと基地を歩き、然るべき場所へと足を運ぼうと… 『おっと。そこまでだ中佐殿』 石田「は?」 振り返る そこには、少し前まで共に居た二人 逢坂早瀬と闇影が立っていた 逢坂「違法風俗斡旋にその利用、更には隠蔽の手引き。テロ組織に対する武器の横流し。部下に対する不当な措置 以前に会った以外の事もあげようか?」 逢坂は、彼の罪状を読み上げる そして、自分が纏めた書類の何倍も大きなファイルをヒラヒラさせながら闇影はニヤニヤと笑っていた 石田「は、はァッ!? な、何のことだァ!!? 私は無実だ!! 被害者だァ!! き、貴様ら等、私の後ろ盾を持ってすれば……!」 闇影「敵だと厄介。味方だと案外頼りない… 確かにそうだったが、今回は詫びって事で早かった」 取り出したデバイスの芸能ニュース見出しには 大手芸能プロダクション会長。異例の旅行先での退陣会見という記事と、『真中次郎』による独立事務所設立の記事が載っていた 闇影「この後はどうぞご自由にって『伯爵』より、だと 爵位を名乗ってんのは気に食わねぇが ま、やる事はやってくれたし、騎士として免じてやるって事にした」 逢坂「貴様の後ろ盾はもう無い 私兵によるクーデター未遂、消防各所への業務威力妨害。そして先ほどの婦女暴行宣告 全部纏めて裁判所で聞こうか…?」 もう逃げ場はない そう悟った石田が往生際も悪く、全速で振り返ったその瞬間 暗躍部隊に取り囲まれ、彼はついに床を舐める事となった…… ―――― そうして、季節は巡り、既に春… 光の届かない壁の中では、暖かさを感じる事もない独房生活 上官を殴った事に端を発し 結果それなりのポストの人間を追いやった事 それにより損を受けた者達からの報復から守る為、進んでの投獄 分かってはいるがやはり味気の無い毎日だ。反対されたのも頷ける 中澤「ふあぁ~~…… もう春になっちゃったか…」 大量の資料もだいたい目を通した 今回の件でCOLORSの情報を把握しきれてなかった為の被害 改めて反省をするにはいい時間だった 冷たい壁に背を当て、痛む腰を擦っていると、カンカンと足音が近づいてきた 闇影「よっ、ヒデヒサ」 資料の差し入れは届くが、直接では久しぶりの来客だった 中澤「あぁ、影さん 何、また新しい資料? 頼んだのは僕だけどさぁ…」 闇影「ん? あぁ、違う違う それより何だよその髭は? いくら独房生活ってよォ」 中澤「いいじゃないの。風呂はちゃんとしてるよ」 と顎の髭を擦る 闇影「そんなだから急な事への対処が遅れるんだぜ」 今回の事を言われてると思い、少しイラッとする 中澤「関係無いだ……ろ!?」 闇影の後ろの人影に気付いた 彩音「久しぶり、中澤さん」 中澤「彩音さん!」 と先ほど闇影の指摘が気になり、思わず顔を隠しそうになった 闇影「そういうところだよ」 と笑う 急にバツの悪い顔をする中澤 中澤「何もこんなところに連れて来なくても」 彩音「あぁ、ごめんなさい。今日で出てこられるって聞いたからお願いしたの」 中澤「えっ? そうなの?」 闇影「あっ、聞いてないのか? オヤッさんと逢坂のヤツがいろいろクリアにしてくれたみたいでよ もうお前さんになんかしようってヤツはいないってさ」 中澤は2人の顔を思い出しながら 中澤(何やったんだろ……こわッ) 鍵を開けられ久々の外へと 闇影「ほいじゃあ。出所おめでとうございます。中澤【中佐】殿」 中澤「……へ?」 中澤は大尉のはずだが、彼の親友はそう呼んだ 闇影「お前、ホントになんにも聞いてないんだな どっかから辞令があった 今回の逮捕劇と、無実の罪で投獄された事に対する、せめてもの措置だってさ 二階級特進、おめでとう!!」 正直、寝耳に水というか 叩き上げの自分が佐官に任命されるなど。異例中の異例だ 本当に、裏でナニが起こっていたのやら…… 中澤「えぇ~~…… 俺アイツとおんなじ階級になっちゃったの?」 闇影「上もヤツが失脚したならしたで、ちょうどいい後釜が欲しいんだろ オヤッさんの顔を立てるとでも思って、ありがたく受け取っとけ そんじゃ、俺はちょっと報告に行ってくるから。嬢ちゃんの事頼むな」 気を利かせてるつもりなのか闇影はそう言ってその場を離れた 中澤(余計に辛いよ影さん…) 切り出す会話が見当たらない 中澤「あれからどうしてたの?」 と差し当たりの無いことを聞く 彩音「一応、進級はしたんだけど…」 中澤「そりゃぁ…。おめでとう」 なんだか、互いに歯切れが悪い 彩音「あれから、小川さんが私を養子にって言ってくれて。お母さんの事も…」 中澤「えぇ!? そうなの?」 彩音「うん、だから地元を離れる事になったんだ もう、ココにはほとんど何も残ってないし。お母さんもいないし 小川さんには感謝してる」 はぁという顔で聞いていた 中澤「そっかぁ。小川さんが…」 彩音「ここ出たらまたあの子達のところに戻っちゃうでしょ? そうなるともう会えないかもって…」 彩音が少し寂しそうな顔をした 中澤「そうだね。でも分かったでしょ? 僕の近くにいるって事はそういう事なんだよ」 と彩音を諭すように話を続けた 中澤「まだ、これから楽しい事あるんだからこんなおじさんなんかの事は忘れて、君は…」 彩音「嫌だ!」 話を切るように、彼女は叫ぶ 中澤「彩音さん……」 彩音「絶対にこれは勘違いじゃないの! だから、ちゃんと見てほしいの! 聞いてほしいの…!!」 泣きそうな彩音に、中澤は無精ひげの上から頬をかく 一歩だけ近づいて、慰めるように話を続けた 中澤「分かったよ。 でもさ、僕はしばらくあの子達の為に動かなくちゃいけないから本当に会えないよ」 中澤は真っ直ぐに彩音を見る 彩音もそれを受けとめる 彩音「うん」 中澤「だからさ。彩音さんはちゃんと学校行ってちゃんと大人になりなさいよ そんでもまだ僕の事想ってくれるなら、そん時は僕も覚悟を決めよう」 中澤は笑って見せた 彩音「うん……うん! 私ちゃんと奥さんになれるように頑張る!」 中澤「えぇっ!? あ~…。そういう意味じゃ……まぁいいか」 降り注ぐ春の日差しの中、2人は笑い合った 闇影「あ~~ぁ。見てらんねぇな~~」 と、戻って来た闇影は、急に二人の会話に割って入る 中澤「おわっ! いたの影さん」 闇影「もっとさぁこうガバッといっちまえよ!! こんなとこなら人目ねぇから気になんないって。ほら嬢ちゃんも!」 中澤「あのね、影さんちょっとそれはさすがに……」 と、親友の様子に呆れる。同時に、気を遣ってくれているのを、ひしひしと感じた 闇影「いやいや、ヒデヒサ~~嬢ちゃんもなんやかんや期待して……」 そこまで聞いて顔を真っ赤にした彩音 彩音「馬鹿ぁ!!」 彩音の蹴りが闇影の脚を強打する 闇影「いっ!? …たぁ!!」 声にならない叫びを上げて、さしもの騎士帝もうずくまった それを彩音は、プリプリと仁王立ちで見下ろしている 中澤「影さ~~ん…。大丈夫?」 そのやりとりを見て、中澤はようやく心から笑った ―――― エル「02が起きたって!?」 新研究所に、ほとんどのコが移送された頃、エルは中澤にそう叫んだ 中澤「叫ばなくても、すぐに会えるって」 いくつかの事情が異なるコは、旧研究所の施設をそのまま使う事で、なんとか調整をしていた その解析もほぼ終わり、こちらに移せる算段も整ったのだ 闇影「ああ。あの時の子か よかったなァ。エルちゃん」 エル「……まだ居たの? さっさと騎士の国に帰っちゃえば?」 闇影「ひどくない!?」 中澤「コラッ! なんつ~事を!! ごめんね影さん。彩音さんの態度知っちゃったみたいで… せっかく協力してくれたのに… 此度はお世話になりました。騎士帝殿」 中澤が改めて敬礼を飛ばす 闇影「そんなに畏まらずに…! 親友の為に俺が出向いただけなんで」 中澤「そう? でもありがとうね 何度も行き来させちゃって」 闇影「いいって事よ! では長居するのもアレだし、ここいらで… 他国のEXMの持ち込みは、ここじゃあ検査厳しいからな」 そう言って、騎士帝は所長室を後にする それと入れ替わるように、長柄が別のドアをノックした 長柄「ここだよ。さァ、入っておいで」 と、同時に誰かを招き入れる そして入って来たのは エル「02!!」 そして駆け寄り妹を抱き締めた エル「良かった! 良かったよ!! 02!!」 季節が一巡しようかというくらいの時を挟み、ようやく会えた妹を、エルはもみくちゃにする 長柄「あぁ、いいか? 中澤」 中澤「ん?」 その様子の端で、2人が部屋の隅で耳打ちを始める 02「01……?」 泣きじゃくるエルを不思議そうな目で見ると 02「どうしたの? …何かあったの?」 エル「えっ…!?」 その発言に、エルは戸惑った 02「母さんはどうしたのかな? リサ先生もいないし……」 エル「ちょっ…? 02!!?」 思わず02の肩を掴む 02「痛っ! …何?どうしたの? 01」 中澤「そういう……」 長柄「隠してもいい事は無い。頼む……!」 中澤「ああ。まだ影さんも居るしね。逢坂准将も… さっそく始めるか……」 そう言うと、二人は姉妹の下へ歩み寄る 長柄「ちょっといいかなァ? エル」 中澤「あぁ、こっちもいいかい? 02」 と言うと中澤は02を連れ出し、足早に行ってしまった 見届けた長柄はエルに話を始める… 長柄「いいかい? よく聞いてほしい……。あの子はクローンだ」 エル「えっ?」 何を言われたか分からなかった 長柄「正確に言うと、君達2人は元からクローンなんだ」 エル「はっ?!」 益々分からない だが、長柄は構わず続ける 長柄「君達のオリジナルは産後すぐ死亡したらしい…! それで彼女、イザナギがクローン体を作ったようなんだ もちろん母親も知らない事らしい」 エル「何で…? そんな事……!」 首を振る 長柄「分からない…… 特別に扱っていたのは確かの様だがな 君は5体目、02……あのコは体組織が安定してなくて、もう12体目だそうだ」 エル「………」 長柄のその言葉に絶句する 長柄「前の個体が活動停止すると、自動で記憶をコピーして次の個体が動き出す仕組みになっていたようなんだ。彼女の起床が遅れたのはその為だ。これは彼女に限った事ではない… 解析に時間がかかって、すまなかったと思っている…… これが、イザナギが言っていた「次」と言う事らしい しかし、頭を撃たれたせいか、あの時から目覚めるまでの記憶が、すっぽりと抜けているみたいなんだ」 改めてエルに向き直り、長柄は続けた 長柄「02の身体はまだ安定しきっていない様でなァ… 時々体調を崩していただろ?」 エル「あっ……!」 あの日も、酷く体調を悪くする02を思い出す 長柄「必死に模索はしたが、俺では専門外だし、設備も残されたモノを解析するだけじゃあ限界だ だから、闇影の所 永桜神国へ行ってもらい、身体を治してもらおうと思っている あそこは地球の元秘匿区域。自然もたくさんあって、療養の地として最適と判断された」 エル「それじゃあ……ちゃんと治るの?」 長柄「残念ながら、完全に治ると言う保証はないがな で、どうする? 君も一緒に行くか? 出来なくもないが…」 エル「……」 エルはうつむき、そして考えた エル「……名前… そうだ!! 教えないと…!!」 パッと顔を上げ、彼女はそう言った 長柄「そうだな! 彼女の所へ行こう ちゃんと教えてあげないとな」 エル「うん!」 エルは部屋を飛び出した そして廊下を走りながら考える エル「私は……私は……!」 ―――― 〝新〟COLORS研究所。格納庫 永桜神国行き輸送機前 忙しそうに職員たちが作業をしている中、闇影卿と逢坂准将が立ち話をしていた 闇影「で、結局 あれからなにか割れたか?」 逢坂「元中佐の周りは、既に逃亡していた 我々に内部告発して下さった真中殿が、MSCの重役に成り替わったようで、そっち方面はしばらく安泰かと 自分は、別方面からイザナギの捜査を続行するつもりです ただ、あの場から一人。明らかに匿った人間が居るのが気になりますが…」 闇影「油断していたとはいえ、俺に一発当てやがった例のヤツ、か… 機体がジャンク同然だったからよかったが、それと後経験さえ整えば……」 中澤「おっ。いたいた お~い、影さ~ん。逢坂准将も~」 そんな二人の会話を遮って、中澤は大声で呼ぶ 闇影「お~。なんだ送り迎えなんて…… お? そっちのコは確か…」 闇影は、親友が傍らに連れた少女を見ると、どこかで見覚えがあるかのように見つめる 逢坂「そのコは…資料にあったエルの妹という……」 闇影「やあ、こんにちは。俺は闇影って言うんだ お嬢ちゃんは?」 02「わ…。は、初めまして……ぜ、02…です」 答える少女に腰を落として目線を合わせ、騎士帝は優しく頭を撫でる 中澤「ああ。実はその事でお願いがあってね? 准将殿にも」 逢坂「自分にも、ですか?」 中澤「うん。まずは影さん。うーんとね 単刀直入に言うと、この娘を養子にどうだろって! 親友の闇影君になら任せられるかなってね♪」 闇影「養子!? 俺が!? 正気かヒデヒサ!?」 中澤「うん。もちろん僕は大真面目だよ?」 きょろきょろと、親友と少女の顔を交互に見る 闇影「しかし、このコ。02自身の意思はどうなる?」 中澤「実は、彼女はここの施設だけではどうにもなりそうもないんだ そこで永桜神国が、療養にも成長にも最適と判断したんだよ そうだ、02はどうかな?」 02「私は…、外の世界も見てみたい……です…。だから……」 闇影「うん。そうかァ…。 でも、暫く此処になかなか戻れないかもだよ?」 02「この国は、辛い思い出がいっぱい… でも、長柄博士から、騎士様の国は、とっても素敵って聞いて……それで……」 その二人の言葉を、闇影は噛み締めた 闇影「訳有りか……解った! ヒデヒサの頼みなら引き受けよう!! そうだなァ……」 中澤「引き受けてくれてありがとう、影さん! それと……あ、いたいた。お~い!!」 中澤が手を振ると、先程から作業を手伝っていた一人が振り向く そして、メガネに長い髪を結った少女が、とてとてと歩みよって来た 中澤「准将殿には、このコを任せたいんだ。もちろん養子としてね ここじゃ一番の働き者。決して准将の邪魔にはならないって、僕が太鼓判押しちゃう」 メガネの少女「よ、よろしくお願いします。准将閣下…!!」 逢坂「…………え?」 流れからなんとなく察したが、いざ面と向かって言われるとさすがの逢坂も固まった 目の前に出された少女の、親になって欲しいなんて 中澤「まあ、気持ちはわかるよ? ただ、僕は本気なんだ」 逢坂「そんな冗談を言うわけはないと理解していますが、何故?」 中澤「無論、二人共信頼してるからだよ? 皆月製作所の件だって、僕は知っているからね」 逢坂「ああ……」 メガネの少女「わ、私では、不服だったでしょうか…?」 逢坂「いや、それは断じてない!! むしろ嬉しいくらいだが…… しかし中澤中佐。本当に良いのでしょうか?」 中澤「製作所を文字通り手足に使うなら、養子を頼まなかった。特に今はバイロン侵攻もあって上がこの件も軽視しつつあるからさ。脱走したコ達は、バイロンにも流れてるらしいってのに。まったくねぇ 永桜神国も、今回の件に無関係じゃない。なら、繋がりは強い方がいいに決まってる」 逢坂が製作所の立ち上げに関与した事 そして永桜神国そのものが抱えている事情 この男、中澤ヒデヒサは、全て見抜いていた ひょっとしたら、彼らを巻き込んだのも、この時のことを見越して…… 中澤「運命すらいじられた彼女達に、是非外の世界を見せてあげたいんだよ」 逢坂「分かりました。彼女達がそう望むなら」 闇影「いいだろう。その望み、叶えてやるとするか」 エル「02!」 その声に振り返る02 視線の先には長柄と、走ってくるエルがいた 02「01!」 緊張していた彼女の顔が、パッと顔が明るくなった エル「あっ…」 妹のその顔を見て、彼女は何か答えを得た気がした 02「01。私…ね? この人の子供になるんだって」 おずおずと、先程の会話を切り出す エル「うん、博士に聞いたよ あのね、私名前付けてもらったんだ」 エルのその眼は、まっすぐ02を見る エル「私は、エル。エルっていうの。呼んでみて?」 02「エ……ル。そう、良かったね エル……」 と02が笑顔で返してくれた エル(うん、そうだ) エルは決心をした そして、母から聞いた。02の 妹の本当の名前を告げようと エル「あのね……」 と言いかけたその時 闇影「それじゃ、君はアルだな!」 と、頭上からその紡ぎかけた言葉が降って来た エル「なっ!!」 思わず見上げたと同時に、少女は絶句する あちゃ~~と中澤は顔に手をやった 逢坂も、なにかを察したようだった 闇影「その子がエルなら、反対の意味でアルでも近しい感じがするだろ? 仮に反しようとも、どこまでも一緒の存在!!」 エル「ちょっ…ッ」 エルが文句を言おうとしたが アル「ア…ル、アル……! 私の…名前……! エルとおんなじ、私の…! アル…!! 私も名前付けてもらったよ、エル!」 と、アル大はしゃぎでエルの手を取る エル「う……」 嬉しそうな妹の様子を見て、エルは押しこらえた そして気を取り直し エル「0…、じゃなかった アル、良かったね」 アル「うん!」 中澤「あ~~。アルは出発しないといけないから、2人とも部屋で準備してきなさい」 エル&アル「「ハーイ」」 と返事をして駆け出した するとエルだけが反転して戻って来る そして、その勢いのまま闇影の脛をおもいっきり蹴飛ばした ガンッ!! 闇影「アッ…!? いっ~~~~!!!?」 声にならない叫びに向かって エルはベーっと舌を出しながらニカッと笑う そして中澤の方を見ると エル「決めた! 私ここに残る!!」 なんかこんなこと最近あったなァと思っていた中澤は 彼女のその言葉に一瞬キョトンとしたが 中澤「そぉ…。そうするか、わかった」 とエルの頭に手をやると、エルはまたアルの待つ方へ走って行った ……そしてその横で膝を抱えてうずくまる闇影 強化措置を受けた少女の蹴りが急所に入り、さしもの騎士帝も。といった様子だ 闇影「ったく、何なんだよ…… なんも悪くねぇよな? 俺……」 その様子に、中澤は苦笑いをする 中澤「相変わらず、いいカンしてると言うかなんと言うか あ~、准将は…」 逢坂「我々も、お暇の準備をさせていただきます ……このコの名前も、考えないとですからね」 メガネの少女「…はいッ! 【お父さん】……♪」 その言葉に、さしもの逢坂早瀬も動揺を隠せず、中澤と闇影はからかうように笑った 同時にメガネの少女も、パッと表情が明るくなった ―――― 2人の部屋 2人は荷物を纏める中 おずおずとアルが口を開いた アル「エルは……一緒に来てくれないの?」 エル「ん~? うん、私ここでやりたい事が出来たの」 とエルはアルの目を見て話す エル「私達みたいな子はまだたくさんいて、私1人じゃどうしようもないけど、少しでも助けてあげたい 私は、ここでそうなりたいの EXMも、ちゃんと飛ばせたし。いつか、必ず…!!」 それにアルは笑顔で答えた アル「そうかァ……。じゃあ私もいつか手伝いたいな 騎士様の国みたいだから、私も、そこでエルを手伝えるようになれるかなァ……」 エル「アル……」 2人は笑顔で見つめあった エル「でも、寂しくはなっちゃうね?」 アル「……うん。寂しい…な」 二人の手が、少しだけ止まる エル「そうだ」 とエルは自分のリボンを取ると アルに差し出した エル「アルのその髪飾りと私のリボン交換しよ いつも一緒……! いつか一緒に歩ける様に……約束ッ!!」 それを聞き、アルも髪飾りを取ると エル「うん……。いつか一緒に…!」 その別れに、もう涙は無かった そして、皆を載せた輸送機は飛び立った 少女は、その様子を見守っている 中澤「良かったの? ホントの姉妹って教えてあげなくて」 隣で中澤が訊ねる エル「また言える時が来るから」 そうエルは答えた 中澤は軽く笑うと 中澤「さぁ、これからやること沢山あるよ、後悔無い?」 エル「うん!」 エルは大きく返事を返した ―――― そして時は流れ、現在 N海沖S県O島 〝新〟COLORS研究施設 こうして、「COLORS」の少女達は中澤新指令。現中澤ヒデヒサ大佐の下、改めて調整され普通に生活を送れる様になっていった 弄られた記憶は戻る事無く、アルやエスのように、養子と言う形でここを出る者も多く居た そして、軍に能力を買われたり、個人のスキルから 企業へと引き抜かれたり、または自ら研究機関へ行く者や、放浪し、軍に辿り着く者も居ると情報が入る時もあった あの時既にゲリラや軍に引き渡された子供達の、全ての行方までは追えていない 生きているのか死んでいるのか だが、時折フラッと連絡が入っては、所在が明らかになる例も少なくない それから、「生産」にかけられていた子供達はほとんどが精神異常を起こし違う施設へと入って行った。産まれた子供達はここで育てていた。結局戻って来る子もいくらか居たが そして、「COLORS」はそれぞれの道を歩き出した 程よく小高く、見晴らしのいい丘 海から来る風に髪を揺らしながら、少女が一人。海を見つめていた 「いたいたエルちゃ~ん」 白の少女。エルは呼ばれた方へと振り向く 彼女も、もう16になった すっかりここのエースとして、今や予算捻出のためにあっちこっちへ飛んでいる 愛機の【スノーホワイト】と共に…… エル「あっリンじゃない、どうしたの?」 その視線の先には、けっこう際どいチャイナドレスを纏った子がなにやら大きな袋を抱えながら、元気いっぱいに走っていた リン「ん、ちょっと任務で近くに来てたからね あっ肉まん食べる?」 エル「食べる食べる♪」 と差し出された肉まんを取りぱくり 続いて2個、3個と平らげてゆく エル「リンもだけど、引き取られてったみんなもせっかくこっちから縁を切れるチャンスなのにわざわざさ~~」 リン「あはは それはさぁ。エルちゃんが僕達のためにここで頑張ってるのを、みんな知ってるからだよ」 とエルに笑顔を向けるリン エル「やぁ……。ちょっと、恥ずかしいって」 まぎらわすように肉まんを更に頬張った リン「あはは。美味しそうに食べてくれて嬉しいよ♪」 「あっ。こんなところにいたんですか、エル」 また一人 今度は黒髪を結んだ、竹刀の入った袋を担ぎ、制服を思わせる様な服装の真面目そうな少女 エル「ホノカか。あれ、ひょっとしてもう来る?」 リン「誰か来るの?」 エル「ん? あぁさっきも言ったけど、物好きさん」 エルは、ニコニコと笑いながらそう言った ホノカ「エル! そんな言い方は」 エル「もう、いちいちお堅いなぁ余裕が無いと変なとこからつけこまれるよ」 ホノカ「私に限って、そんなことありません!」 もう大量の肉まんを胃袋に収めたエル 今日はお供の忍者が居ないので、ちゃんと履いている…であろうホノカ 自由な白の少女と、厳格な灰の少女 互いに戯れるようににらみ合う二人の間に入り リン「まあまあ、ほら行って行って」 と、紺の少女はエルの背中を押す エル「うん、行ってくるね」 エルは施設へと走って行った そんなエルを見送る二人 ホノカ「まったく。リンは本当にエルに甘いですね」 リン「そぉ?」 島の中を、新しい風が吹き、その丘を通り抜けて行った ―――― COLORS施設内 中澤は新しく来た所員を連れて廊下を歩いていた 中澤「でも良かったの? また戦場に来るようなもんだよ」 そう言って、本日の新入りに対し、親し気に話しかける 「やっとお医者さんからもちゃんとした回復をもらえたばかりなのに」 その新人所員は立ち止まると 「いいんです、私もあなた達のように守れるようになりたいし それに彩ちゃんが一緒なら頑張れる」 それはイーナだった 以前のような、暗い瞳ではない あの事件のあと、彼女は別施設へと移りケアとリハビリを続けていた そして回復が認められ自由になったのだが、ここCOLORS研究施設への配属を希望し、本日付で馳せ参じたのだ 戦闘は無理なので、オペレーターとして 中澤「ははは、こりゃ頼もしい。彩さんも待ってるし行こうか」 イーナ(ん?) 何かに気付くイーナ イーナ「ちょっと!上司だからって『彩さん』はちょっと気安くないない? もう、おじさんデリカシーに欠ける。だからおじさんなんだよ?」 中澤「君もさぁ。一応上司に対してその言い草はどうかと思うよ?」 タタタタッ エル「あっと、指令お先に」 エルが髪をなびかせ走り去った 中澤「走ったら危ないって!」 エル「は~~い」 嵐のように駆けてゆく、その少女を見送ると イーナ「今の子…」 中澤「あぁアレ。エルだよ 今はウチのエース様」 あぁ、あの時の……。ひどい跳ねっ帰りだ まるで変った様子は無い イーナ「はぁ~~」 イーナは、今後アレに指示を飛ばせるか 来て早々に不安になった ―――― そうしてようやく指令室 中には先ほど駆けていったエルと長柄博士。そして彩音が待っていた イーナは彩音を見るやいなや駆け寄り イーナ「彩ちゃん! 会いたかった~~」 彩音「私も! 連絡取れなかったから心配してだけど元気で良かった~♪」 抱き付くイーナにちょっと気圧される彩音 しかし、二人は当時からの時間を感じさせないくらいにお互いをギュッと抱きしめ合った 中澤「ハイハイ、ごめんね 一応、ちゃんとした自己紹介をね」 それを聞いてイーナは姿勢を正しい敬礼をする イーナ「本日付けで、COLORS研究機関にオペレーターとして配属になりましたイーナです どうか、よろしくお願いします!」 はっきりとしたいい声だった 彩音も、先輩として、それに答える 彩音「COLORS研究機関、メインオペレーターの【中澤彩音】です こちらこそよろしくお願いします。イーナちゃん♪」 その言葉に、イーナの空気はビシッと凍った そして、おどろおどろしい顔でゆっくりと、ここまで連れて来た自分の上司の方へ振り返る イーナ「な~~か~~ざ~~わ~~あ~~や~~ね~~?」 中澤の背筋に、悪寒が伝染する 中澤「あれぇ? 彩さん? もしかして・・・・」 彩音「ん? あぁ~~そういえば……。言ってなかったっけ?」 テヘッと笑う彩音の後ろで、エルと長柄が手を合わせていた ゆらりと近くイーナ イーナ「こ~~の~~ロリコン指令!!」 中澤「誰がロリコンとな!? 法律的にも合法だ!!」 彩音「あははは……」 ―――― 施設内ヘリポート 彩音「今度はH道? ちょっと前に、兵器開発局でのバイロン襲撃を収めたばっかりなのに」 中澤「うん、ごめんね やっぱりウチの案件っぽくて もしかしたら保護するかもしれないからお願いね」 彩音「はい、気をつけて」 ヘリは飛び立って行った それを見送る彩音にイーナが話しかける イーナ「仕事仕事で、全然彩ちゃんの事見てないじゃない」 少しご立腹の様子 彩音「あはは、いいのいいの そこに惚れたんだから」 イーナ「もう」 呆れて何も言えなかったが、彼女のあの時と変わらぬ笑顔に、少女を卒業したイーナは、そっと心の中でだけ、今は二人を祝福した まだこの先も、色彩を巡る戦いは続く どうかいつの日か。この少女達に平穏を 願わくば、全てに命の全うを ただそれだけを想い、彼は今日も駆ける いつか。あの日逃した真相に、自分も辿り着くために ――そして―― ザバァァァ…… 何処とも知れぬ場所 暗い部屋でカプセルから液体が放出され 中から1人の少女が出てきた 「おはよう、身体の調子はどう?」 少女に女が話し掛ける 少女は軽く自分を見ると女の方を向き 「はい……問題ありません…… 母様…」 女は笑うと 「そう…… なら、そろそろ私達もいきましょうか ……エリアル」 その少女をそう呼んだアスカ・イザナギは 遥か青い星を見つめて微笑んでいた…… to be continued……
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845 :花うらなわない ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/08/23(土) 12 00 45 ID wzoRhu7o 「あ、美玖ちゃん、見てよこの花。花占いの花だ!」 僕はそう言いながら、黄色い雄花を核として、周りを白い花弁が取り囲んでいる清楚な花を指差した。 何故だかはしらないけど、この花は花占いの花として使う花なのだそうだ。 僕はその群生している花から一本を引き抜いて、花占いを始めた。 「好き……嫌い……」 と、そこまで数えたときのこと。 何かそこそこの質量があるものが縄跳びの縄のような音を立てて僕の眼前を掠めた。 同時に、美玖ちゃんのスカートがひらりと翻る。突風でも吹いて何かが飛ばされてきたりしたのだろうか。 「白だ……」 「え?」 「い、いや、花の色がさ」 といいながら花を見た僕は驚愕させられた。まだ二本しか引き抜いていないはずの花びらが、もう一枚しか残っていない。 「どうしたの? 変な顔して」 彼女はそういってコロコロと笑う。 「美玖ちゃん、ダメじゃないか、ずるしたら」 「じゃあ君は“嫌い”でもいいって言うの?」 さっきの何かは彼女の足だったのか。超高速の蹴りで一枚の花弁だけを残して花を蹴散らすなんて、さすが美玖ちゃん、相変わらず人間離れした所業だ。 僕がそのことで文句を言うと、彼女は一変、表情を険しくした。 「いや、そういうわけじゃないけど……でもこれは運命っていうか、そういうのを見るもののわけだし」 「誰が私と君を引き裂くような運命を作っているの?」 彼女の表情の険しさはどんどん増していく。僕はビクビクしながら答える。 「え、ええっと……神様、とか?」 「私と君を引き裂くんだったら、たとえ神様だって殺してやるわ」 彼女はそう言って、にっこりと微笑んだ。 彼女がそういうんだったら、本当にそうしてしまうんだろう。 神様も長生きしたいのか、以来僕が彼女について花占いをすると、必ず“好き”という結果が出た。
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2月21日(水) 今日の出来事 5時起床 今日も特にやる事は無く、朝は本当に暇である、特に朝食後の1時間は何をしたらいいのかよく分からない。ウォーキング?ランニングは膝が不安だし、ゲームでも買おうかなぁ? シュクレの本日のパンはホワイトチョコ入りでかなり美味しい。ここはホワイトチョコがポイントだなぁ・・・ 昼からは少し勉強した後に歯医者へ、歯石はかなりたまっているらしいがよく分からない、下は終わったようだ。 その後カルフールへ、アディダスの靴を40%引きで買う、思いどうりの物を買えて良かったが、無い可能性が高いと思う。やっぱりアウトレットモールに行ったほうがよさそうだなぁ・・・ 夜食にハーゲンダッツを一個食べた、食べだすと止まらない、やっぱり買わない方がよさそうだ。 今日の体重 58.5kg 今日学んだ事(思った事) ハーゲンダッツは買わないでおこう 今日のご飯 朝 シュクレの本日のパン←Aランク・ジャガイモのパン 昼 ミックスグリル弁当←Cランク 夜 ご飯、ビーフシチュー、ノドクロ、わかめサラダ デザート ハーゲンダッツ(イチゴ)←Aランク #weblog