約 104,731 件
https://w.atwiki.jp/narity55/
木枯らし吹く吹く寒いこのごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 このNARITY新聞は、各グループの活動の進捗状況を月単位の流れで把握することと、みんなに楽しく読んでもらうことを目標にしています。 第一号の今回は・・・ ~NARITYを立ち上げて~ 各グループ近況 の2本立てです。 それではお楽しみください!!!!!!!1 ~NARITYを立ち上げて~(諸岡裕人) どーも!諸岡です! NARITYが生まれてから早二ヶ月経ちました。 最初はノリと不安いっぱいで始まったこの活動。 この二ヶ月で俺たちが成し遂げたことって何だろう? それは・・・ 眠いのに早起きしてボランティアを二ヶ月間やり切ったよね。 女子フットサルの子たちとサッカーを通して仲良くなったわ♪ フリーマーケットに参加して全然売れなかったけど笑い転げた笑! 進路相談会を開催して成田高校の歴史に名を刻んだ。。。 その間に会議だって10回以上開いた。どれだけの時間話し合ったろうね。 そして今進行中の企画が2個もある、来年が楽しみ。 今まで知らなかった人と知り合った。たくさんたくさん知り合った。 最初6人だった仲間が40人に増えた。 これだけのことを俺たちは二ヶ月でやった。 並大抵の想いと力じゃ達成できなかった。 俺はNARITYとそのスタッフのことを誇りに思う。 皆もNARITYと仲間のことを誇りに思ってほしい。 俺たち口だけじゃない、やればこれだけの事できる。 「想いを形にする力」が俺たちにはある。 この経験はこれから先、社会に出ても自信になると思う。 後、林健二にお礼言いたい。 広島っていう離れたところから、本当に一生懸命やってくれた。 健二がいなかったら今のNARITYの成功はなかったと思う。 来年はお前がこっち帰ってくるから楽しみでしょうがないよ! 今よりきっと俺たちは大きい事できる。 最後に皆に質問です! 「二ヶ月前の自分と今の自分、どっちが好き?」 その答えが皆がNARITYで得たものだと思う。 この二ヶ月で俺たちは少しだけ「成田」を変えました。 来年はDMC第三巻も出ます!!! NARITYもDMCに負けないくらい、 もっと大きなステージで「成田」を変えます!!! 俺たちの力で社会に新しい風吹き込んでやろう!!! 負けねーぜ! DMC!!! 各グループ近況 進路指導企画(高木) 今月の成高企画に関する動きは、大きく2つあるよ!進路指導とフットサルの2つです。 まずは、進路指導について☆なんといっても、12月18日(月)に第一回目を行います。この一回目が成功すれば、念願の年間行事として認められる!そうしたら、成高との関わりにも一層の幅が出る!!なんとしてでも成功させたいので、事前にミーティングを行ったり、シミュレーションを行ったりして準備に時間を費やしています。この日限りの進路相談企画で終わらせたくない!!みんな目標に向かって、心を一つにしよう!今後も継続していけるように、先生や生徒から好印象・好評価をもらえるように、精一杯力を発揮します♪ 次は、フットサルについて☆今月は、たくさん練習したかったけど、生徒は期末試験。。。なかなか練習の時間が作れずに時間が進んでいます。でも、23日にエスタディオ成田(フットサルコート)を借りて練習形式の試合をします!!年内の最後のフットサルだよ☆今の目標は、生徒に技術の面で成長してほしいっていうのももちろんだけど、楽しくやることだったり、仲間意識を強めたりすることに重点を置きたい!!部活ってそうじゃん?!協調性とか仲間を大切にする気持ちを知ることができるじゃん。部活や同好会として活動はしてないけど、同じような雰囲気で活動させたいっていうのが第一目標です。これから来年も活動を続けて、できればもっと人数増やして、楽しめたらいいなと思います。 以上が主な動きですが、これから畑企画も加わります。あらゆる面から成高との接触が増えてていいと思う。それが、うちらなりの恩返しになっていれば、言うことないです。現状に満足せず、新しいことを次々考えていこう。よろしくね☆ フリーマーケット(作田) 12月2日、ベイシア富里店でフリーマーケットをしてきました!なぜフリマをする事になったかと言うと「ナリティ新メンバーを誘って、皆で遊ぼうぜ!」という榎田の提案からでした。ですが参加者を募った所新メンバーは来なく、いつもの新鮮味のない「石川、神崎、高木、中村、諸岡、作田」という野郎共六人。という事で、急遽目的変更!「第一回、チキチキ・ハイテンションフリーマーケット」になりました。 フリマ当日は晴れ!晴れど真ん中最高の天気!さらに事前のフリマ主催者からの情報で「出店数は多くて60、少なくて20は来るよ」と聞き、皆で「多い時だといいネ!」との期待からテンションは最高頂に! そして開始の10時を迎えました!出店数はなんと、ベイシアのだだっ広い駐車場が埋まる程の勢い!たったの『5店舗』。そう!駐車場を埋めつくしていたのは僕らの『ため息』でした。主催者のオヤジも驚きと動揺を隠せず、僕らに寄って来ると「おかしいなぁ。今日は仏滅か!?仏滅だな」と意味不明な言い訳をしていました。正直、「死ねばいいのに」と全員が思いました。 ですが僕らのテンションは逆に上昇しました!何故なら開始同時に石川氏がプラモセットを二千円で売り奇襲を成功させたからです!ですがやはり仏滅(?)の影響なのか客足は悪く、面倒臭くなった僕らはとうとうフリーガン(フリマで暴れる人々)となり、作田、高木、中村は商品でサッカーを始め、諸岡氏はゴルフクラブ片手に駐車場を徘徊。神崎氏はゲームボーイを10円で売り始めました。 結局、総売上は八千円。売上は少なかったけどめちゃめちゃ楽しい一日でした!12月2日 『友引』の出来事でした。 今後のNARITY新聞 このブログは画像使ったり、タグを使ったりいろいろできるようなので勉強します。 HPのブログとの差別化を明確に図ります。 次号の内容を予告できるようにします。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4637.html
それは、一人暮らしを始めて最初の夏の話なんだけどな。 まぁ、あれだよ。よくある男の一人暮らしって、大体想像つくだろ? それに大学生だしな。金ないし、部屋は汚いし、料理なんてここ最近ロクなモン食べてないし。 とまぁ、そのへんは置いといてだな。 でだ。 大学生の夏休みはちょっとばっかり長いんだよな、期間にしたらニヶ月くらいか? どうやって過ごすか決めかねていたんだ。 ちょうど期末試験が終わって一息ついた頃合に電話が鳴ったんだよ。 お袋からだったよ、用件を簡潔に言えば、 「じーちゃんが危篤だから、すぐ帰ってこい」 ってな具合だった。 小さい頃、じーちゃんには色々良くして貰ったしな、すぐに荷物まとめてアパートを飛び出したんだよ。 でもな。 実はこの時既に、事態は深刻な状況を迎えつつあったんだ。 ◇ ◇ あのスイッチを切るのはあなた ◇ ◇ 新幹線に飛び乗って田舎に帰ると、じーちゃんは既に息を引き取っていた。 死に目に会えなかったのは残念だったけどさ、一足先に帰省していた親父の口から、 「じーちゃんは、お前が孫で良かったと言っていたぞ」 と、聞いたときは胸が熱くなった。 安らかな顔で眠るじーちゃん、大往生だった。 妹と一緒にじーちゃんに向かって手を合わせた。妹はずっと泣いていた。 俺は妹の背中を擦りながら、この部屋でじーちゃんと一緒にスイカを食べた事を思い出した。 思い出は、塩の味がした。 それからしばらくして親父は仕事があるから地元に戻った。 お袋と妹は盆が終わるまで居たけど、親父一人では生活が心配だろうという事で帰る事になったんだ。 「俺、夏休みの間。ここに残るよ」 お袋も、妹も反対しなかった。 せめてもの恩返しがしたいと思って、畑仕事やばあちゃんの世話、ヘタクソなりに料理の手伝いもした。 振り返るとじーちゃんが居る気がして、悲しくもなったりしたが。ばあちゃんは元気だった。 こんなに長い間田舎に居たのは初めての事だった。 ゴールデンウイークには親戚一同集まったりするし、盆も正月も来ているのだが。新鮮と言うか、不思議な感覚だった。 例えば畑で取れるキュウリやトマトがとても美味しく感じられた、魂に響く味だった。 今住んでいる都会に比べれば何も無い場所だからさ。 暇を潰せるゲームセンターもなければ、高校生がタムロするようなコンビニエンスストアの灯火も無いんだよな。 あるのは田んぼか、点在する民家くらい。あとは山、川、池。記憶という道筋を辿るが如く、俺は足を進めた。 小さい頃じーちゃんに連れて行ってもらった川は、来年ゴルフ場の建設が予定されているらしく立ち入り禁止の看板が立てられていた。 こんな所まで開発しなくてもいいのに。 ひぐらしの鳴き声が聞こえる。 ヒヤリと、背中が寒くなった。 釣竿を持ってはしゃぐ子供達の背中に、小さい頃の自分を見た気がした。 あの頃、俺はあんな風に笑えていたのだろうか? そして今は、どうだろうか? 何かと理由をつけては自分の殻に閉じこもっている気がする。 大学に入れば何かが変わると思っていたが、押し付けられた自由の中で生きるのは案外辛いものだった。 ハルヒと出会って「そんな気分」を味わう事は皆無になっていたのだが。 結局、いつの間にかまた「そんな気分」に支配されている俺が居た。 フワリと風が吹いて木々が声をあげる。その声が何を告げているのか。 きっと、それは。 「ありがとね、キョンくん。夏の間、大助かりだったよ」 「これくらい何でもないって」 「あの人もきっと喜んでるよ」 「ばあちゃん」 「何だい?」 「長生き、しなよ」 「はっは、せいぜい長生きするさね」 ばあちゃんに別れを告げて、一度家に帰った。アパートへはもう少し後で帰ることにした。 妹はもう学校が始まったらしい。そういえば大学は十月から始まるんだったな。 それまでは家に居よう。 ハルヒに会うのもいいかもしれない、長門のマンションにも行ってみよう。 朝比奈さんには会えるかわからないが、古泉にも会ってやってもいいかもしれない。 九月の中頃といえどもまだまだ暑く、熱帯夜が続いた。 クーラーをつけると、ひんやりとした空気が部屋を包む。 久しぶりの自分の部屋は、懐かしい匂いがした。 アパートに帰ったら、最初に掃除をしよう。 それから、料理を覚えて。 ちゃんと、洗濯もしよう。 それから、荷物を纏めてアパートへ向かった。 どうしてだろう。足を進める度に嫌な予感が高まっていく。 こういうのをシックスセンスと言うのだろうか? 何か、忘れている気がする。 しかも、結構重要な事かもしれない。 何だ? アパートが見えてきた。 嫌な予感は治まらない。 何か。 何か大事な事を忘れている気がする。 とても、くだらない。とても、重要な何かを。 答えは、割とアッサリと見つかった。 それは、絶望と共に……。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「ねえ、キョン」 「何だよ」 「あたしね、その話のオチが読めたわ」 「……、まあ。これだけ引っ張ればな」 「ったく」 「……、今回もボツか?」 「そうね、でもいいんじゃない? これオリジナルなんでしょ?」 「いや……、実は結構前に『なる○モ』で見たヤツを参考にだな……」 「あ~、だから見覚えあると思ったんだわ、きっと」 「お前も見てるのか?」 「当たり前じゃない、基本よ。キ・ホ・ン」 「……ねえ」 「何だよ」 「あのね、キョン」 「?」 「あの……その、ね」 「ん?」 「あたしが居たら、ちゃんと気づいてあげれたと思うの」 「気づく? 何に?」 「だから、ね」 「?」 「も~! バカキョン!」 「へ? あ? 何だよ。痛い、痛いって! わかった、わかったから」 「何よ! 何がわかったのよ! 言ってみなさいよ!」 「ハルヒがクーラーのスイッチを切ってくれるんだろ?」 「……」 「違うのか?」 「あんた、鈍いんだか鋭いんだかどっちかにしなさいよね」 おわり。
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/685.html
一学期の期末試験の結果が返ってきた。 つまり、もうすぐ夏休みという事である。 クラスの中はすでに夏休みの予定とかそういう話題で賑わっていた。 『三年C組 柊かがみ 一学期末試験結果通知』 試験結果が手元にあると、一仕事終えたような充実感を感じるのは私だけだろうか。 ――まぁ、夏休みと言っても予定なんて何も決まってないけどね。 放課後の教室、一通りクラスメイトとの挨拶を終えた私は、帰り支度をして自分の席を立つ。 ――とりあえず、みんなの所にいこ。 「やっほー。お疲れさま」 「かがみせんせい、見てみてよ期末試験結果。通知表はあんまり上がってないけど……」 「少しは成績あがったの?」 手を振りながらこなた達の教室に入ってみると、三人は集まって試験結果を見ていた。 いつもの場合だと、つかさと揃って顔を曇らせてるはずのこなたが、機嫌よさそうに微笑を浮かべて試験結果の紙を手渡してくる。 どれどれ……と試験結果を開くと、もうすでにこなたの結果を知っているつかさが羨ましそうな声を出した。 「こなちゃんすごいよー、わたしこんな点数とれないよー」 「泉さんは今回随分とがんばられていらっしゃいましたから」 結果表の中を見て、私は少し顔が引きつりそうになった。どう見てもこなたの成績とは思えない数字が並んでたためである。 ――確かに、今回の勉強会じゃやたら熱心だったし、質問することも、ああソレは難しいよねってことが多かったけど。 私が驚いて顔の表情を固定化させてると、みゆきは相変わらずの天然ぶりを発揮していた。 驚きをひと段落させてからこなたを見ると、どーだ、と言わんばかりの顔で私を見てくる。 その瞬間、ない胸張っても目立たないよーだ、と口から出そうになったのを心の中でこっそり揉み消した。 試験結果を閉じて、私も鞄から自分の試験結果を取り出してこなたに渡す。 「はい、じゃ私のね」 「やっぱりお姉ちゃんはすごいなー」 「さすがかがみさんですね」 「いつもながら、嫌がらせにしか思えない点数だねぇ」 三者三様、それぞれ勝手に感想を口に出してくる。正直その分、勉強してるんだもんと思わなくもない。 「それにしても……こなたが、ねぇ」 確かに今回の試験はこなたの気合の入り方が、まるでゲームセンターで格闘ゲームをしているような感じだったのを思い出す。 普段なら勉強は一夜漬けのこなたが『勉強会やろ!』なんて言い出した時は、『何が目的だ!?』なんて勘ぐったりもした。 実際は絶妙なラインの質問攻めがあったりで逆に困った事も付け加えておこう。 本当に試験一週間前からこなたは気合全開、放課後は図書室で、このメンバーとゆたかちゃん、たまに峰岸もやってきてかんづめにされた。 この結果はつまり、先生役は私とみゆき、生徒役はこなたとゆたかちゃんで、つかさは相変わらずサボリ役を勤め上げた成れの果てある。 ――あの、こなたさん。ここはリアルでパワーレベリングはできないはず……なんですけど。 それでも内心、ここまでとはね、と思うのは止められないわけで。 「へへー、初めてかがみに点数で勝ったー」 私が渡した試験結果をみて、うれしくて我慢できないですって声がする。 そう、暗記系科目……世界史、倫理と地学、それと情報処理(実際はWindowsのトラブルシュート)ではこなたに撃墜されるハメに。 どれもわずか数点の差しかないけど、今までの成績から考えたら段違いの結果だものね。 「へぇ……世界史なんてこんなに簡単に抜かれるとは思ってなかったわ」 「まだまだ合計点に差があるからって、いい気になられちゃ困りますわよ~」 私は正直にこなたの偉業を誉めたんだけど、当の本人は当てつけにしか思わなかったのかも知れない。 むしろ悪乗りしただけかもしれないのだけど……でも、その返事を聞いたとき、なんだか心の中で隙間風が吹いてるみたいに感じた。 「ね、そろそろ帰ろうじゃないの」 「うん」 「そうしましょうか」 私の心の隙間風なんてなんのその、こなたはカバンをひょいとつかんでみんなに声をかける。 ふぅ、とため息をついて昇降口に歩いていくみんなを追いかけた。 「よくがんばったわね……一体どうしちゃったのよ」 「なんとなく、かなァ」 バス停までの道を歩きながら、なんだか我慢できなくて、勉強会のときも教えてくれなかった疑問をもう一度、こなたに投げてみる。 しかし、前と同じで要領を得ない。 「なんとなく、で成績上がるんだったら誰だって成績上がるわ。じゃぁあんたが今回そんな勉強した原因は何なのよ?」 「それもそだね……ん~、多分D○のアレにハマったからかなぁ」 「おいおい、ゲームかよ」 突っ込みながら思った。やっぱり今回、打ち明ける気はあんまりないらしい。 そこまで信用されてないんだ……と悲しくもなったが、もしかしたら本当に大事な理由なのかもしれない。 私がそんな風に思ってるとは露と思ってなさそうな、おちゃらけた声でこなたが言ってきた。 「まぁ、それだけって訳じゃないですよ、ダンナ」 「え、他に何かあるの?」 「それは乙女のヒ・ミ・ツ」 右手の人差し指を唇に当ててウィンクする姿を見て、シメてやろうかと本気で思った。 ―――――――――――――――――― ゆに☆すた ~University☆Star~ えぴそーど2 木漏れ日のベンチ ―――――――――――――――――― 「こなちゃん、お姉ちゃん、じゃあね」 「それではお先に失礼します」 「ばいばーい」 つかさとみゆきはそれぞれ用事があるらしく、バスに乗り込んでいく。 まぁ、つかさの用事がお菓子作りである事はわかっている。 テストが終わってから鬱憤を晴らすように毎日料理やらお菓子作りやらをしている、ストレスが溜まってたんだろう。 私とこなたは特に用事もなかったので、ゆっくり帰る事にした。 「ねーねーかがみ、アレ食べてこうよ」 「ん、ソフトかぁ……悪くないわね」 視点の先にあるのはコンビニ。『ソフトクリーム販売開始』なんてのぼりが立っていた。 少し暑くなってきた時期という事もあり、私もその提案に賛成する。 なかなか他では見ないソフトクリームがあったので、チャレンジ精神も相まってか互いに目当たらしい物を買った。 「普段何気なく歩いてた公園でも、なんだかトクベツなものに見えるときってあるよね」 「あんたがセンチなこと言うと、明日雨でも降るんじゃないかっておもうわよ」 「ひどいよーかがみ。私だって感動する時は感動するよ、エロゲとか」 「エロゲかよっ! こら。歩きながら食べるな、お行儀悪い」 店内で食べるのも味気ないからそこの公園で食べよ、と言ったのにこなたは我慢できなかったらしい。ぺろり、と舌先でソフトをつついている。 でもそんなこなたは、妙に幼く見えて、なんだかあどけない子供みたいに見えた。 「おっと、ここでどかな」 「はいはい」 日陰になっている東屋のベンチに座って、手に持ってたソフトを食べると、口の中に酸味と甘みが広がっていく。 先っぽを、髪が当たらないようにして吸い込むように飲み込んだら、こなたの横目と目が合った。 「かがみのはどお?」 「わりと夏みかんっぽく酸味が効いてていい感じよ? あんたのは?」 「ぶどうぶどうしてる」 「……よくわからない感想をありがとう」 ふと耳元に風が触れていくのがわかった。今日は湿気がなく、単純に暑いだけだから、少しでも風が出ると以外と心地良い。 こなたはこなたで、手持ちの物体を食べるのに必死なようで。口全体でコーンの中にクリームを押し込んでいた。 私も、舌先にのせて口まで運んで、舐めて溶かしたりして遊びながら、ソフトの形を崩す。 「ねー、かがみの、一口ちょーだい」 「え? いいわよ」 ひとしきり食べるのに満足して、違う味が欲しくなったのかな? なんて思いながら半分くらいになったソフトを渡す。 そのまま、こなたが押し込んでアイスクリームみたいになってるソフトを渡された。 ――どこも原形をとどめてない食べかけソフトクリームってある意味レアだよ。 「確かにこれはぶどうぶどうしてるわね」 「でしょでしょ。別に何がおかしいってワケじゃないんだけど。真っ先にぶどうぶどうって頭に浮かんだんだよねー」 「この濃い紫でそう思うのかもね」 毒々しい色のソフトを舌先でつついてみたが、ヨウ素液を付けたジャガイモを舐めているようで落ち着かない。 ――ダメだ、かじろう。 見た目を気にするから味がわからないのだろうと思い、思い切って塊をかじってみる。 前歯で塊を掘りながら、味わってみた。確かに、こなたの感想どおり、甘いというよりグレープの味が強かった。 こなたのほうを見ると、私のまで奥にぐぃぐぃと押し込みはじめてたので、文句をつけようかと思ったけど。 なんだか押し込んでるその顔が可愛らしく思えて何も言わなかった。 「あ、これ……間接キスっていうんだよね?」 「ちょ、ちょっといきなり何いうのよ!」 「あは!」 返してきたソフトをうけとって交換しながらソフトを見ると、こなたの食べ方のとおり、押し込まれて完璧に原型はなくなっている。 どこ食べても間接キスだよ、なんて考えてる自分が……イヤがってると言うよりなんだか楽しんでることに気づいて、ちょっと愕然とした。 こなたのほうを見ると、にまにましながらこっちを見て、さっきまで私が食べてたところに舌をぺろ、と這わせている。 ――なんだか気にしてる私のほうがバカみたいじゃない。 「ふぅ、もぉ……あんたといると怒るとかあきれるとかそんな感情になれないわ」 「むー。かがみんがつめたいよぉ……」 「なにがだ」 言いながら、ぺろぺろとこなたの占領跡のあるソレを舐めてみた。 別に味は変わってるわけじゃないけど……なんだかどこか甘酸っぱいさが増えてる気がする。 またこなたのペースかよ、なんて思いながら残りを食べる。 いつぞやのこなたの教示のとおり、コーンの奥までソフトクリームはぎっしりでしたとさ。 § ソフトを食べ終わって、私達は何もせずのんびりとしていた。 急に隣に座ってたこなたの頭が、そのままおなかのところに倒れこんでくる。 ふともものスカートの上を枕にするみたいに、横向きに頭を乗せた。 「あは、やりたかったんだよねーコレっ」 「ちょ、ちょっとっ、びっくりするでしょ……っ、やるなら断ってからやりなさいよ!」 「ふむぅ。んっ……しょっ。断ったらさせてくれる?」 脚をベンチの端に投げ出すようにして、くるりと仰向けに変える。 はしゃいでた声が、急に真剣な声に変わる。目を合わせたら……私のスカートの上でこなたの瞳が、そのまま私を射抜いていた。 いつもの空気と違っている。ヤケに真剣味があったとか、寂しそうだったとか……なんだかとても沢山の感情が飛んできた気がした。 とりあえず、手で目蓋を閉じさせて前髪とひざに当たるまでの髪の毛を、手のひらで撫でる。 素直に目をつぶってくれて、ほっとした。ずっと見ているとその瞳に引き込まれてしまいそうだった。 「まぁ、状況次第よね、うん」 「……場合によってならいいんだ。でもなんだかやっぱり恥ずかしいものだねぇ、これって」 「している方も恥ずかしいって事は覚えておきなさいね」 実際私も恥ずかしかった。周りに人はいないのだが、顔が熱く感じたし、胸もどきどきしていた。 つかさにはこんな風にしたことは……えと、覚えてないや。記憶の海からすぐに引き出せる深度には、見当たらない。 友愛なのか、母性本能とかいうヤツなのか、それとも違う感情なのか。こなたの頭の乗ってるその奥がじわり、と反応した気がする。 頭のすわりが悪いのか、むずむずと動かしていたので、手を離して見つめる。なんだかとても、愛おしい重みと温かさがそこにあった。 安心しきったお母さんの前の子供みたいな顔。こんどは、ぐるんっとおなかのほうに顔を向ける。 「ここ。かがみのにおいがする」 「ばか……」 こなたの吐息がセーラー服の上からでもわかる。規則的にくすぐったく、おなかに当たる。 くんくん、と鼻の先を動かすこなたになんだか耐えられなくて、指先でつつくと何故か脚まで丸くして引っ付いた。 ――恥ずかしいけど、こういうのは嫌いじゃないな。 このままこんな時間が続けばなんだか幸せだろうなという気がした。 半そでから伸びてる色白の腕と、青みがかったきれいなストレートの髪。こなたの躰が私の視界の中にある。 耳にセミの鳴き声が響き始める、じわじわと響く。これから始まる夏の匂いがする。 生い茂った葉っぱの間から揺れるように太陽の光が当たり、こなたと私を照らしている。 「ねぇ、かがみ」 「なに?」 「かがみと同じ大学受けるから」 「……え?」 突然こなたが発した言葉に、私は間抜けな声を出すのがやっとだった。 ――私と同じ大学……? こなたが。何故? こなたの方を見るが、私のおなかに顔を埋めていてその表情を伺う事はできなかった。 「ごめん、聞き間違えたかな。同じ大学……じゃないよね?」 「あってる」 「今からじゃさすがに間に合わないわよ……こなたの成績じゃちょっと厳しいと思う」 聞き間違いである事を期待しつつ、改めて確認してみるが、やはり現実のようだった。 現実的に受かるのかという問題が頭に浮かび、そのまま口に出してしまっていた。 「ぶぅ。さすがに法学部はムリかもだけど。文学部とか商学部とかなら届かせる。まぁ、最悪となりの大学でもイイし」 「ちょっとこなた、急にどうしたのよ?」 進路さえまじめに考えなかったやつなのに。パラサイトなんて、冗談半分で口に出してたこなたが。 頭の中の冷静な部分では、文学部と商学部の偏差値がダッシュで走ってく。 こなたの言う隣(確かに位置的には隣だし、駅の名前まで並んでるけど)のトコの偏差値もその裏で飛び回っていた。 ――確かに隣なら楽勝、前のこなたの成績でも指定校すら取れるかも。でもさすがに本命のほうは……。 「うーん、おとーさんが、泣きながらゆってくるんだよ。頼むから大学には行ってっくれって。ならさ、どうせならかがみと同じところがいいなぁって思って」 「わからなくもないけど……。そんな短絡的な理由で選ぶと後悔するわよ……?」 心の奥で何かが一瞬大きく広がった。 ――こなたと同じ大学? ああ、なんだかいいわね、そういう夢は。寂しくなる暇なんかもなさそうで……って、違う! 「一応悩んだ結果なんだけどネ。なんか顔が赤いよー、つんでれかがみん?」 「う、うっさいわっ!」 「ふ、くぉぉ……。い、いたぁ」 「あ、わるい……つい。っ、はぅ……んっ」 絡めて遊んでた指先の髪の毛をおもわず引っ張ってしまった。手元に数本引き抜けた髪の毛が残っている。 随分長いキューティクルの効いたつやつやの毛。 こいつ、全然服装には気を使わないし、おしゃれもそんなにしないくせに、髪の手入れだけは絶対に怠らない。 コレを維持するのは、相当大変なはずなのに。 聞いたことはないけど、多分お母さんと同じようにしたいからなんだろうと思ってる。 気づいたら、こなたが太もも(むしろソコは股だと思うんだけど)に顔を押し付けて、引き抜けたところらしい後頭部を手でなでていた。 正直、吐息がかかって蒸れてる上に、押し付けられて鼻先が当たってる。 妙な気分になりそうなのは、もちろん顔にも声にも出さないハイコンフィデンシャル。*1 気分を落ち着かせようとして、指先で絡んでた髪の毛で遊んでみる。 深呼吸を五回もし終わった頃には、こなたも横向けに戻って、私のおなかをまたくんくんしていた。 要は体臭を嗅がれてるんだし、もっと恥ずかしがるべきなのかもしれないのだけど。 だんだんこなた相手に恥ずかしいって感情が麻痺してきた気がする。 「んー。どうせやりたいことって結局そのときハマってることだろうしね。将来の仕事なんて今正直わかるわけないじゃん?」 「そりゃそう言う側面があるってことは、否定しないわよ? とりあえず経済か政経になんて言うけど……」 「勉強は正直、好きじゃないって言うかそりゃ遊んでるほうがやっぱり楽しいし、あんましたくもないんだけど」 こなたが大学に行く気になったことは、とってもいいことだと思う。 行っても講義に出ないような不良大学生になるかもしれないけど、それは後の話。まずは行く気にならなければ何も始まらない。 ――ああでも同じ講義とか取れたら一応同じクラスって事かなぁ。でもつかさもみゆきもいないなんて……好都合かも? ……なんだろう、なんだか随分自分勝手なことを考えてた気がする。今のは記憶の海に鎖で縛って沈めておく事にした。 「んーっ。けどほら、一緒の大学、いきたいなぁって。どうかな?」 「あんたがこのまま勉強がんばれればね。もちろんわたしは落ちるつもりさらさらないわよ?」 「そだそだ、話してなかったけど。バイト、辞めたんだ」 こなたがくるんっ、とまた仰向けになって、見つめてくる。いつものにまにま笑いじゃなくて。 声の調子でなんとなくわかってはいたけど……くちびるがきゅぅ、と閉じていて。視線がわたしを縫い付ける。 なんだかおかしな話なのだけど、そのとき仕事中のこなたがオーバーラップして、なんとなく納得するところがあった。 ああ、同じように真剣ですって事なのかなぁ、なんて事を思ってしまった。 「そっか、コスプレも見納めね。ハルヒも可愛いかったのに」 「初めて可愛いっていってくれた。そーだ、うかったら一緒にコスしよ? んー……昔団長腕章あげたじゃん」 「うっさい。……もぉ。同じ大学に受かったらね」 言ったことを言い返されるだけでこんなに恥ずかしくなるものだとは思わなかった。 正直私はこなたを舐めていたかもしれない。どうせ起きない奇跡だなんて、自虐趣味の少女みたいな短絡的な考えがあったのかもしれない。 成績とか性格とか、そういうもので彼女を決め付けていたんだと気付くのは、まぁ……後々のお話である。 【Finale / えぴそーど2 木漏れ日のベンチ】 ゆに☆すた ~University☆Star~ えぴそーど3 コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/arch_06/pages/9.html
数学1A 講義データ 曜限 火曜5限(16 20~17 50) 教室 723 教科書 なし 評価方法 出席,レポート,期末試験 教官 佐々成正 試験・レポート・課題情報 口コミ情報 文字が小さいため、見えにくいことがある。 一度書き始めた文章や数式を消して、また同じことを書き始めることがある。 たまに板書が間違っている。 年内のレポート返却は22日で終了したそうです。この分は先生に言えば返却してもらえると思います。 来週(11/7)は休講らしいです。 -- (松重) 2006-10-31 23 45 56 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/753.html
私は一目散に裏通りを駆け抜け、暗間へと飛び込んだ。 寒鉄 捕まえたわよ、秦君。 事前に考えていた逃げる経路に、完全武装した寒鉄先生が壁に寄り掛かるようにして立っており、俺に話しかけてきた。 寒鉄 フフ、授業が終わる前に捕まえられたわね。あなたの負けよ。今日の夜はあなたが食堂でおごってね。 俺 ......先生は食堂で無料で食べられるんでしょう? 寒鉄 何言ってるのよ。あなた違う学校からきたばかりだし、話をしてお互いに理解を深めておいた方がいいと思って言っただけじゃない。それともあなた、おばさんとお話するのがイヤ? 俺 すみません……。 寒鉄先生はため息をつき、やや怒ったように俺の頬を軽くつねった。 寒鉄 あなた、なにも悪い事してないじゃない。なんでいつも自分から謝るのよ? 俺 すみません、ただ—— 寒鉄 また謝った。 俺 あの......お、私は.....。 寒鉄 プッ、冗談よ。今日は私がおごるわ、秦君。 でもその前に教えて.......。 あなた、スマートマシンガンを遠隔操縦できるリモコンを腰につけてるじゃない。どうして使わなかったの? 俺 すみません。カルマ教授がスマートウエポンが嫌いだったので、それで.....。 寒鉄 私も使われるのを嫌がると思ったわけ?でも互いに敵であることを想定してるんだから、敵に気を遣う必要はないんじゃないの? 俺 すみません、次回から気をつけます…....。 寒鉄 でも......本当にそうだったのかな? どうもあなたの言ってる事、事実じゃないような気がするんだけど 見つかってしまったか.......。 「ニャ〜。」 寒鉄 あら〜。 かわいい猫ちゃんね。 あなた、この子がいるのに気が付いて迷ったのね?期末試験の成のために猫一匹犠性にしてしまっていいものかどうか。 俺 本当にごめんなさい......。 寒鉄 ……あなたって人は。 あなた、ひょっとして自分にすごく自信がないのかな? でもあなたは自分の中で、正しいことと間違ったことを区別できているわけでしょう?猫か合格証書、勝利か流血、そのどちらにより価値があるのか分かってるじゃない。 そうそう、あなた中間のレポートのときに教育で使う場所についての提案を書いてくれたわよね?あの内容、私すごく気に入ったのよ? そういう自分の考えをしっかり持ってるのに、なんでちゃんと口に出して言わないのよ。謝ってばかりで。 俺 ……ですが、みんなが正しいと思う事の方が—— 寒鉄 ——正しいと思うから。 俺 はい。 寒鉄 お父さんとお母さんの関係かな? お父さんが早くに亡くなり、お母さんが権力のある軍の高官と再婚して、何が正しいのかわからなくなっちゃったのかな。 怒るべき?それとも祝福するべき?あるいは呪うような言葉をかけるべきなのか......どうするのが正しいのかわからないのよね。 それで自分から家を出て家族から逃げ、よく知らない第一軍団の学校へとやってきた。そうすれば家での変化がまるでなかったかのように振る舞うことができるから。 俺 ………先生は本当にすごいお方です。 でも何が正しくて、何が間違っているかを決める資格が私にあるのでしょうか? みんなが正しいと思っているのなら、私もそうする方がいいのではないでしょうか? 人と異なる意見を言ってしまうと、逆に孤立しやすくなってしまうし、何もいい事がないと思うのです。 私も......以前は自分がこの世で何か特別な意義のある存在だと思っていました。 唯一無二の存在で.....父と母に愛されていると。 でもわかったのです......先生? 寒鉄 ニャ〜。 寒鉄先生は俺の話を聞いていないかのように、猫と遊ぶのに夢中になっていた。 俺 先生……? ……この先生ならこれまでとは何か違うと思ったけど.......この人も結局俺のことなど........ 寒鉄 ニャ〜すごくかわいいわね〜。 猫 ニャ〜〜〜。 寒鉄 泰君。 俺 はい。 寒鉄 じゃあこの猫を殺しなさい。 俺 ……………えっ? 寒鉄 みんなが正しいと言う事が正しいのなら、期末試験でいい成績をとるためにこの猫と私のことをスマートウエポンで撃ちなさい。 そうしたらあなたにA+の成績をあげるわ。そうしなかったらあなたは期末試験に不合格。 あなたの言うみんなの力って偉大よね?さて、どうする? 俺 …………………………。 寒鉄 秦君、人って弱い生き物なのよ。だから団結しようとするの。でも入って互いの個性が相容れないことがある。だから自分が本当に思っている事を隠して、入り乱れた無数の力をひとつにまとめようとするのよね。 だから結集された力が最終的に向かう方向は、必ずしもひとりひとりが進みたい方向になるとは限らない。 今後、もしその結集された力が敵として目の前に立ちはだかったら、あなたどうする? 服従する?それとも立ち向かう? 俺 今の時代、平和ですし私は平凡な一学生ですよ。そういう問題はちょっと......。 寒鉄 そうかな? 猫 ニャ〜〜。 猫が甘えるように先生の靴にすり寄っている。先生が抱きかかえると猫の無防備なおなかが俺の方に向けられた。 寒鉄 ちゃんとして覚悟しておかないと、いつの日かこの猫を殺さなければいけなくなるか—— すべてを失うことになるわよ。 ………………………… ——[乗員に告ぐ。Site-01の領空に到着した。]—— 猟犬01 グッ……。 人の潜在意識は本当にイヤになる。過去のバラバラになったかけらの中から鋭利なものばかりを集め、知らず知らずのうちに傷つけてくるのだから。 ——[カロス少将指揮下の猟兵部隊の「猟犬」小隊隊長、猟犬01は会議室に来て作戦プリー フィングに参加して下さい]—— 猟犬01 承知しました。 マスクを取り部屋を出る前に窓の外を見た。 眼下には以前、長空市と呼ばれていた場所が広がっている。そしてその空を各艦隊の戦艦が埋め尽くしている。 あるひとりの存在のために集結したのだ。 ——— 猟犬01 猟犬01、到着しました。 カロス将軍 秦大尉、君ならこの重要な任務を必ずや遂行できると信じている。 猟犬01 将軍はまだ.....。 カロス将軍 そうだ。我々、中央遠征軍の部隊は今も第一軍団の元拠点での秩序回復にあたっていてな。今回、そちらで私自ら指揮することはできない状況だ。 猟犬01 承知しました。任務のご説明をお願いします。 カロス将軍 まず君も知っていると思うが、ここ1ヶ月ほど「寒鉄」という第一軍団の元高官が、各地で南方軍の基地を襲撃して回っていてな。 一方、彼女に金属の聖痕を奪われた東方軍の者どもときたら、越境軍事作戦の事実を認めようとせず、所有者の位置を算出できる移植体のデータも提供しないと言ってきている状況だ。 そのため、今回も第一軍団を相手にした戦争の時同様、自分たちの力ですべてやる必要がある。 寒鉄の行動や行き先については技術部門が解折を行っているのだが、担当者によると寒鉄はSite-01、つまり長空市への行き方をこれまで複数の端末で検索していたということだ。 今の所、寒鉄の姿は捉えられてはいないものの、彼女が目指す目的地が長空市であることはほぼ間違いない。 それで今回、「聖碑」というコードネームによる共同作戦を実施することとなったのだ。その目的は寒鉄を捕らえ、罪悪の火花を完全に消し去ることにある。 猟犬01 「聖碑」?それは確か、共鳴を抑制することのできるあの......。 そうだ。かの徹慢な第一軍団団長、カリスマ・サンダーランドがユカタン大死域を作り出し西方軍を壊滅させた後、世界各地で発生した「共鳴」のような現象。 多くの小型の死域が共鳴したかのように都市の内部で広がっていった。中でも崩壊エネルギーの大爆発があった長室市は、その影響が最も深刻だった。 そこで我々、南方の中央軍が直属の特殊部隊を派遣して状況確認を進めた所、一般市民から「聖碑」と呼ばれる物が出現していたのだ。 猟犬01 結局......その正体はなんだったのですか? カロス将軍 上層部でのやり取りの際には「永世の錨」と呼ばれていた。 実は特殊部隊司令部のドロレス将軍とは仲がいいのだが、彼女もそれがなんなのかまでは言及しなくてな。 分かっている事と言えば永世の鑑が出現したことで、それまで続いていた長空市での死域の拡大が止まったということくらいだ。東方軍のある町でも小型の死域と永世の錨が出現しているのだが—— 東方軍の者どものやり方は不思議でな。町から市民を排除し軍の管轄下に置くことはせず、永世のが現れた周辺の店に対し、消防の検査と補修をするという手法を採っているのだ。 西方と北方については......ユカタン大死域で遮られてしまっていることもあり、信頼に足る情報が少ない状況だが、衛星データによるとやはり同様に永世の錨が出現しているようだ。 だがそれ以外の事、そもそもあれを作り出したのは誰なのか?共鳴の抑制以外にどういう力を持っているのか?そうした疑問について、ドロレス将軍も答えを持ち合わせていなくてな。「永世の錨」という名が誰によってつけられたのかについても聞けていない状況だ。 私は......頂点に立たれているお方が作ったんじゃないかとも考えてもいるのだが。 猟犬01 頂点のお方?え.......ああ......将軍......将軍がおっしゃっているのは......元帥の事ですか? カロス将軍 まあ想像はこのあたりまでにしておこう。これから言い渡す任務とこれはまた別の話だからな。 今回の任務だが、猟犬としての力が大いに発揮されることになる。長空市の防衛部隊に協力し、寒鉄を捕まえるのだ。 Site-01は至って平凡な町だから、敵が目指す可能性が一番高いのは永世の錨だと思われる。 だから任務にあたる間、永世の錨の状況には特に注意を払い、重点的に警戒するんだ。また永世の錨の情報やデータについてもなるべく集めておいてくれ。 猟犬01 承知しました。 カロス将軍 君の事は既に特殊部隊司令部のドロレス将軍にも伝えておいたからな。ブリーフィングは以上だ。 猟犬01 少しよろしいですか。 カロス将軍 なんだ? 猟犬01 将軍閣下、ここに来る前に私も今回動員された部隊の状況を調べたのですが。 現在、窓から見ることのできる部隊はすべて地方の軍勢.....彼ら自身に言わせればオブザーバーという立場の者たちに過ぎません。 カロス将軍 君は地方の軍の将軍たちの誠意ある心をもっと理解しないといかんな。現在、中央遠征軍が外地にいるという敏感な時期にあるのは分かるな。そんな時期に彼らとしても明確な理由なく、中央軍の管轄下にある都市に部隊を駐留するといった、問題視されかねない行動はできないのだ。 彼らとしても名目上、オブザーバーしか派遣できないというわけだ。 だから今回の作戦で実際に支援を行うことができるのは、中央軍に所属している部隊、つまり君ら猟犬小隊だけなのだよ。 だが心配は無用だ。今はただのオブザーバーかもしれんが、寒鉄が出現すれば地方の師団にも長空市の防衛部隊に協力するだけの十分な理由ができることになる。 相手はあの寒鉄......伝説の世代だからな。その実力、決して侮ることはできない。 猟犬01 あの......出過ぎた発言かもしれませんが、お許し下さい。.....なぜ師団長クラスの人を派遣しないのですか。 カロス将軍 ……。 猟犬01 寒鉄は既に金属の聖痕の移植体を手に入れており、今や数に物を言わせる戦術程度では彼女を止めることはできません。聖痕騎士ですらやられてしまう恐れがありますが、師団長であれば—— カロス将軍 …………素大尉。 君は我々、南方の軍人が持つ勇気と意志の力に疑問を持っているのかね? 猟犬01 いえ、そういう意味で申し上げたのではありません。 カロス将軍 寒鉄とはいえ、ただの年老いた退職済みの教員ではないか。我ら南方軍が誇る武力は絶対だ。 秦大尉、君は心構えに少し問題があるようだな。 自身の決定をむやみに信用しないことだ。司令部は君なんかよりももっと先を見据えていて、より多くの事を把握しているんだ。2か月前に君の部下のひとりが戦死したのも、君が誤った指揮をしたからではないか。 そんな事はない。彼女は.....砲兵部隊が彼女がいたエリアを砲撃すると決定したのに、彼女に連絡しなかったから死んだんだ。 カロス将軍 かなり若い子だったが、名前は確か......エ、エ……。 猟犬01 エリザ・ウェストです。 カロス将軍 そうだ、こうしよう。寒鉄が現れるまで、君は中央軍が地方の師団による行動を黙認することの証としてこの戦艦に残るのだ。 猟犬01 閣下、どうか私たちに出撃させて下さい。「猟犬」と呼ばれているように、我々崩壊の猟兵は飛び回るのではなく、地上で戦う方が—— カロス将軍 これから私はゴルフがあって.....何?緊急の会議だって?わかった。ではそういう事で。 ピッ………………。 猟犬01 …………。 さきほど長空市を上空から眺めた際に見た、巨大な戦が地面に映し出した真っ黒な影と同様のものが、俺の心にもあるのを感じた。 この暗い気持ちはどこから生じたのだろう?寒鉄先生に再会したからか?それともあの、俺に力をかしてくれた女の子に出会ったからだろうか?あの子に力を貸してもらったにも関わらず、俺は彼女に銃口を向けてしまった。 それともこの真っ黒なものは、元々俺の心の片隅にあったものなのだろうか? カロス将軍の言っていた状況から、集まった地方の部隊は.......興味本位で来ているのではなく、長空市にある永世の錨の研究が真の目的であろうことは想像に難くない。 地方の師団がここまで興味をもっているとは。永世の錨には一体どんな秘密があるのだろう。 封建体制に未練のある人や......国の再建を狙う者、それに人契連の残党たち。彼らはこれまでも軍団本部からの命令に絶対的に服従することができていなかった。 彼らは長空市に何か秘密があり、そこに中央軍が地方を圧倒するような決定的な力が存在しているのではないかと恐れている。だがそれと同時に彼らは、中央からの指示に公然と逆らう勇気も持てずにいる。 だから集まった地方の軍は、自分たちが認められていることを証明し見届ける存在として、中央軍所属の俺たちを必要としているのだ。彼らにとって寒鉄はあくまでも二の次ということだ。 ……彼らははたして寒鉄がどれだけ危険な存在なのか、分かっているのだろうか? 猟犬01 いや待て......もしそうなら、カロス将軍はなぜそこまでして地方の師団の行動に協力しようとするのだ? そんな事をして、アヴィニョン元帥から責任を追及される可能性を想定していないのだろうか? どういう事だ? 上層部にいる将軍の後ろ盾の人物が失脚したとでもいうのだろうか?今回のような作戦に地方の師団が師団長を出さないのは…… あっ!? 一瞬、電気が走るような感じがし、頭の中にかかっていた黒い雲が晴れた。 これは非常にまずい予兆だ。考えられる可能性はひとつ。しかもそれはとんでもない可能性だ。 最近、遠征軍の本部ではとある噂がずっと流れていた。しかしそんなのあり得るはずがないと、俺はずっと信じようとしてこなかったのだが。 まさか......我々南方軍の元帥閣下は......噂されているように.......。 既に......亡くなられているとでもいうのか? 猟犬01 そんなバカな......そんな事あり得るはずが......元帥閣下はとても不思議な奇跡の女性とも言われる人......この前テレビでも話をされていたはず……。 だがもしそれが事実だとすればすべての辻褄が合う。それなら中央遠征軍の将校が突然地方の師団に下手に出るようになったのは、トップの元帥が亡くなったからということになるし、上層部が事実を隠していることも、表面化してしまうと地方の軍に補給線を断たれてしまう可能性を懸念してということになる。 地方の軍の師団長たちが寒鉄の討伐に自ら参加したがらず、聖痕騎士の派遣をためらっているのも…… 内戦の準備を進めるため。 猟犬01 うう……! 俺は吐き気を催すほど戦燥するのを感じた。壁に手を当て体を支え、一連の考察の結果をなんとか消化しようと努めた。 猟犬01 更に戦い続けるというのか?人類の内戦の次は南方軍での内戦。平和は半年も続かないということか……。 いや、ここは一度冷静になるべきだ。さっきの考えはあくまで推測に過ぎない。 そうだ、冷静になるんだ。これは幻想だ。そう、ただの幻想。悪い夢と同じで苦しくはあるが無害なもの。 冷静になって考えるんだ。我らが元帥は決して戦いで命を落とすことなどない。それに人々はもう戦争に嫌気がさしていて、これ以上戦う必要なんてもうないはず。 落ち着かなければ。理由なき恐怖など一銭の価値もない。余計な思考は兵士としての任務遂行を邪魔するだけ。 やらなければならないことは、与えられた任務を実行することだけ。 猟犬01 そうだ......作戦の内容について子どもたちに伝えないと。 そして使命を全うしなければ。 …………… 俺は窓際に立った。 猟犬03、05、07がいる。 猟犬01 早くみんなに連絡しよう。 ………………… 窓の近くにいた猟兵らに会議室に向かうよう伝えた。 猟犬01 ……………よし。 次は生活区画にいる子どもたちだな。 ……行こう。 …………… 生活区画へとやってきた。 猟犬09と04がいる。 …………… 生活区画にいた猟兵らに会議室に向かうよう伝えた。 猟犬01 ……………よし。 後は射撃室にいる二人だ。 射撃室へとやってきた。 猟犬06と08がいる。 猟犬01 ……………全員に伝えたな。 俺も会議室に向かおう。 猟犬02 大尉。 猟犬01 猟犬02、長空市に到着した。間もなく聖碑の作戦に入るから、みんながそろい次第、俺から注意点について説明する。 猟犬02 ハッ! 猟犬01 これまで同様、君に分隊長を任せる。待ち伏せ部隊として策応するように。 今回の敵は伝説とも言われる人物。コードネーム「寒鉄」で知られる金属の聖の持ち主だ。 もし俺が戦死したら.....次の猟犬小隊の隊長は君だからな。 猟犬02 私は子どもの世話が得意ではないので、そういう煩わしい事は大尉ご自身でなさって下さい。 猟犬01 (猟犬02こと神原嵐音。風の聖移植体のレシピエントで、能力のずば抜けた副隊長だ。) (最近、どうも俺に対して冷たい感じがする。距離もとるようになり、お父さんとも呼ばなくなった。これが俗にいう反抗期だろうか?) そう言う君も子どもではないか。 猟犬02 私はもう18です。 今日も不機嫌そうな顔をしているが、何か怒らせるようなことをしてしまったかな? 猟犬01 そうだ。 俺はネックレスを取り出した。エメラルドのついた銀色のネックレスを。 猟犬01 これまでずっと寒鉄を追うのに忙しくてプレゼントを渡せてなくてな。誕生日おめでとう。 これで少しは機嫌をよくしてくれるといいのだが。 猟犬02 わわ私——私こんなに粗野で平凡なのに......こんなプレゼント、私にはもったいないんじゃありませんか!? 猟犬01 副隊長、これくらいの事でしどろもどろにならなくてもいいじゃないか。どうだ、気に入ってもらえたかな? 彼女は手を伸ばし、半ば奪い取るようにしてネックレスを手に取った。 猟犬02 大尉はいつも趣味が悪いなと思ってましたが......今回はこんないいもの、どうやって選んだんです? 猟犬01 ああ、これは......。 購入した時のことを思い出すと、頭の中にあの少女のことが浮かんできた。 猟犬01 ……。 まったく、以前の俺はこんな感じではなかった。上からの命令をただ実行するのみ。しかし......これまで子どもを殺せなどという命令を受けたことがなかった。 あんな子が本当にこんな世界に存在しているのか?銃を突きつけられているというのに泣きもせず、跪きおとなしく死を待つなど。 そういう子どもがいるのが普通なのか? 俺はこれから、恐らくまたあの子を殺さなければならないことになる。 猟犬01 ……。 不思議な感じがした。心に何かひとつの種があるような気が。 しかしそれが花を咲かすまで、それがなんの種なのか知る由もない。 猟犬02 わ......私の知らない女性が選んでくれたのですか!? 猟犬01 .....すまん。その人が誰なのかは言いたくないんだ。 猟犬02 …………大尉、あなたひどい顔をしていますよ。 猟犬01 すまない。 猟犬02 コホン.....ではその代わりに大尉。その.....私ももう18歳です。 あの......だから......今後は私のことを名前で呼んでくれませんか? 名前?てっきり彼女はこう呼び合うのが好きだと思っていたが。 だがまあ、それもいいだろう。コードネームは軍隊でのものだ。子どもたちは本来、互いに名前で呼び合うべきだし、戦後の世界のためにも今から慣れておくべきだろう。 猟犬01 わかった。嵐音。 猟犬02 嵐......で、では......針慮.....針虎大尉。 猟犬01 ああ。 「わあっ、ちょっと待ってって言ってるでしょう———!」 猟犬01 ? 猟犬03 オヤジが会議だから集まれって言ってたじゃん?なのに猟犬09、なんで入るの邪魔するんだよ? 少年少女の猟兵たちが会議室へと入ってきた。 猟犬07 父ちゃんと猟犬02、もももう会議室にいるよ。 猟犬01 マーチン、もうみんな集まったか? 猟犬03 えっ?オヤジ、どうしたんだ突然。 猟犬01 第一軍団の討伐はほぼ終わり、君たちもほどなくして学校に戻ることになるからな。今から人に名前で呼ばれる生活に慣れておいた方がいい。 事前に慣れておけるよう、君たちを名前で呼ぶことにした。 ちょうどさっき嵐音副隊長からアドバイスを受けてな。 神原風音 ……………大尉の言う通りです。 猟犬01 とにかくみんな並びなさい。俺から情報を共有する。 …… カロス将軍から聞いた任務について皆に説明した。 リド・ファスター どうして僕らを作戦に行かせないの? マーティン・ハノヴァー そんなのどうだっていいだろ。今回のレベルの敵に真っ向から戦いを挑みたくないし、戦艦にいるのも仕事のうちだ。 リリス・ヴェラルド でも、でもさ。聖碑についての情報を調べろって、何をすればいいのかな? 「あの艦隊はただ雰囲気を盛り上げるだけ?」「どうして地方の師団が参加するんだろう?」 「ぼぼぼぼ僕.....」「07は黙ってて。」「07黙りなさい!」「07はチャットにしろ!」 ……………… 猟犬01 わかった。君たちが言いたいことはわかった。 (やはり今回の作戦内容には反発があるようだな。) 俺が思うに、カロス将軍は何か理由があって地方の軍勢に下手に出なければならない状況なのだろう。だから今回、こういう任務を出してきた。 上官から命令が下された以上、それを完璧に実行するのが軍人というものだ。出された任務にどういう背景があろうとな。 マーティン・ハノヴァー その上言って.....寒鉄がまだ弱かった頃、オヤジがせっかく寒鉄の追撃を提案したのに、異常なくらい拒否ってただろ? リド・ファスター そして僕らでは恐らく勝てないから追撃すべきじゃない状況になったのに、逆に参加するよう強要してくるだなんてどういう事? 猟犬01 …………そうだな。みんなのためにもっといい作戦環境を引き出すことができず、本当に申し訳ない。 マーティン・ハノヴァー ……プッ。 だからオヤジは真面目過ぎだって言ってんだよ。 真面目な顔して仕事して、真面目な顔して謝ってさ。そんなんじゃまるでこの世界が正常だなんて言ってるようなもんだろ。 リリス・ヴェラルド そうよそうよ〜。 神原風音 そういう細かい事は......どうでもいいです。 大尉のそばに居続けられるのであれば私は満足です。 あ!私が言いたかったのはみんなとね...... 子どもたちがうなづいた。副隊長の発言に無言で賛同したかのように、子どもらは笑顔で俺のことを見つめていた。 猟犬01 君たち……。 わかった。話を戻そう。 そうだ。考えすぎず自らの使命に集中すればいい。 猟犬01 猟犬10、寒鉄の行動の疑問点について総括してくれ。 マーティン・ハノヴァー オヤジ、猟犬10は死んだって。 猟犬01 ああ、すまん。これまでずっと彼女に参謀役をやってもらっていたからつい、な。 神原風音 ……私が代わりに総括します。 まず、寒鉄と光の聖痕使いは軍団のイントラを使い、頻繁に長空市の情報を検索していることが判明しています。 マーティン・ハノヴァー あいつら何をそんなに繰り返し調べてるんだ? リド・ファスター 僕が気になるのは、寒鉄が何に乗って長空市に来ようとするかだね。 神原風音 これも手がかりのひとつです。今のところどの地方の軍も、寒鉄が長空市に向かった痕跡をつかめていない状況です。寒鉄はあちこちで軍の基地を襲撃していますが、方向としては逆に長空市から次第に離れ、東方軍の駐屯地の方へと移ってきている状況です。 大尉、寒鉄が長空市に関心を寄せているというのは、ただのプラフでしょうか?彼女の本当の狙いは東方軍なのでしょうか。 猟犬01 寒鉄の聖痕の移植体には東方軍から位置を推定されてしまうデータが入っている。そんな彼女が東方軍団の方に向かうとは考えずらい。 神原風音 東方軍に身を寄せる可能性についてはどうでしょうか? 猟犬01 ……寒鉄が東方軍に投降すると? 神原風音 私は猟犬10ではないのでそこまで正確に推測できませんが、内戦において何もいい所がなかった東方軍は、切り札や対外宣伝に使えるものを必要としている可能性があります。その場合、最良の選択肢ではないかもしれませんが、まだ生存していて使えそうなのは寒鉄だけじゃないですか。 俺は目を閉じ、かって1年間スキルを教えてくれた先生の行動パターンについて考えてみた。 彼女はどういう人だっただろうか? 猟犬01 ………………それは無いと思う。 先生.....寒鉄先生は才能は至って平凡だったものの、常に行動し続ける人だった。 彼女は常に前進し続ける。そう、放たれた矢のように振り返ることなく進み続ける。彼女が目指す終点が何かは分からないが、そこにたどり着くまで彼女が歩みを止めることはない。 俺の知っている彼女なら、一度第一軍団に所属したら、絶対に他の勢力に身を寄せようとはしないはずだ。 そんなことをすれば、自分のことが受け入れられなくなるから。 神原風音 しかし追われる者の立場で考えれば、我が軍の追跡から逃れるために.....逃げ道を探しておこうとは考えないでしょうか。 猟犬01 確かに......いや、違うな。彼女はきっと自分のことを追われる獲物だとは考えない。 自分が獲物を狩る側だと認識しているだろう。 彼女は積極的に動く.....しかし、受け身の状態からどうやって積極的に動ける状態に転換するだろうか? 長空市に何か重要な要素があるのだろうか?いや、長空市に限ったことではない。彼女はまだどんな切り札を残しているのだろうか?聖痕の移植体?光の聖痕使い?それとも南方軍に呼応する裏切り者が潜んでいたりするのか? リド・ファスター お父さん!? 猟犬01 待ってくれ。もう少し考えれば.....何かがつかめそうだ。 リド・ファスター ちょっと!外を見て——!? 猟犬01 ? 振り向いて窓の方を見た。窓の外には青空が広がり、空には戦艦が浮いていた。 猟犬01 あの一番大きいのは山の座だな?操縦室に連絡するんだ。どうして山の座の方に近づいていくんだ?くっ……! その瞬間、すべてを悟った。それまでバラバラだった手がかりが、その瞬間にひとつにつながった。 この船が山に近づいているんじゃない。 山の方からこちらに近づいてきているんだ。 猟犬01 子どもたち——— 走れ——!!! …………… ……………… 寒鉄 あなたって本当に内向的よね。 少し言ったくらいで、下向いて黙っちゃうだなんて。 もういいわ。今晩、何食べたい?先生、お金持ってるから。 外のレストランでご馳走してあげる。 俺 先生……。 寒鉄 さっきの期末試験の事は考え直すから。 それでいいでしょう?行きましょう〜。 俺 質問していいですか。 寒鉄 何? 俺 猫が好きで猫を殺さない先生......。 ……行く手を阻むネズミどもをどれくらい踏みつぶしてきただろうか?
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2655.html
593 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 22 21 35 ID ??? アムロ「ところで学期末だな。成績表を見せてもらおうか。カミーユとキラとウッソは大丈夫だろうが、他は赤点とか取ってないだろうな」 ガロード「HAHAHA、そんなものあるわけがないじゃないですかお兄様(ティファとD.O.M.E.にテストの回答教えてもらったし)」 ジュドー「全くだぜ、心配性だなあHAHAHA」 シーブック「(……パン屋のバイトとハングライダー部とキンケドゥの活動であまり勉強してなかった)」 シュウト「(自動テスト回答機なんて考える暇があったら勉強すれば良かった…)」 刹那「(なぜ学校の授業にガンダム科がない…)」 595 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 22 46 37 ID ??? 593 おい刹那wまあ気持ちはわからなくもないけどさw 598 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 23 02 50 ID ??? 593 だがこれだけガンダムが浸透している世界ならそれらしい授業もあるんじゃないのか? ガンダムの歴史とか 599 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 23 05 16 ID ??? 598 専門学校や大学ならMS・MAの歴史という講義がありそうだな 600 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 23 09 03 ID ??? 598 アグリッパ教授「それらは黒歴史として封印されているのですよ」 602 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/18(土) 23 56 41 ID ??? 600 というか黒歴史科の先生なんじゃね? 603 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 00 05 38 ID ??? 「宇宙史」期末試験 宇宙世紀0079におこった「①」の決起により、※1地球至上主義者による連邦政府の支配はさらに確固なものとなった。 また、「①」が「②」に落としたコロニー「③」によって地球の食糧は大打撃を受け、地球市民 とりわけエリート階級の反宇宙移民思想は勢いを増し、地球連邦政府内部に「④」を組織する遠因にもなった。 しかしその中の全員が完全な地球至上主義者というわけでもなく、※2「⑤」のような人物もいた。 CE「⑥」年に始まった「⑦」戦役にから始まる※3コーディネイターとナチュラルによる対立構造は すでに「⑧」の告白から始まっており、その根の深さと酷さは※3血の「⑨」事件を見れば明らかである。 第七次宇宙戦争においての地球連邦と宇宙革命軍の勝敗は地球連邦の決戦兵器「⑩」の「⑪」が発射されることによって 宇宙革命軍が焦りを感じてコロニー落としを強行し、地球と宇宙が激しく消耗することでうやむやのうちに終わった。 戦後「⑫」年、地球では元「⑩」のパイロット「⑬」ニート達の活動によって 新地球連邦の指導者「⑭」と宇宙革命軍の指導者「⑮」を月の「⑯」と会談(説教)させることに成功し、 地球連邦の地球至上主義と宇宙革命軍の※5ニュータイプ主義の対立は終わりを告げた。 問1 ①~⑯までのカッコにはいる単語をそれぞれ書きなさい。 問2 ※1~※5までの事柄を文章で説明しなさい。 注意:ただしNT能力等で答えを他の生徒に伝えないこと。 (これを破った者にはギロチンの鈴が待っている。) 問3 問1の⑤の唱えるニュータイプと⑧の唱えたコーディネイターを踏まえつつ、 イオリア・シュヘンベルグの唱えるイノベイターを答えなさい ノリで作った、絶対にどこかが間違っている。そんな気がする。 607 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 00 59 47 ID ??? そうか、ハマーンやジャミルが教師やってるのはNT能力によるカンニングを感知するためか 608 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 10 10 ID ??? なんか耳から血をふきだしながらテストの見回りしてる ジャミルの姿が浮かんだ 609 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 16 52 ID ??? 耳血が続いたら中耳炎や内耳炎になりそうで心配 611 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 19 33 ID ??? ハマーン先生…ニュータイプ ジャミル先生…ニュータイプ アルの先生(名無し)…中の人はハマーンと同じ マリュー先生…乳タイプ エマ先生…髪型の噂に関してはニュータイプ カラス先生…変態プ ドズル園長先生…組長タイプ 他に教師キャラって誰がいたかな。 612 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 23 34 ID ??? きっと学校には反省室ならぬハイロゥ室があって… 613 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 24 39 ID ??? 611 後は大学教授だな シナプスとかシャハトとかテム・レイもそんな感じ ああ、F91のレアリーやコズモはどうかな? カトック先生も何度か出てたな 614 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 24 40 ID ??? カトック先生が居なかったか? 生徒指導の体育教師(?)で 何だかんだで若い講師の代わりに生徒を指導しつつ、モンスターペアレントの対応をしてそうだ 616 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 26 09 ID ??? 戦場単位でNTの存在を感知するハマーン様だ 期末やら中間の時は教室に居てなお学校中のNTを監視してるさ 617 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 30 26 ID ??? ハマーン「なぜだ、規制をかけたのは問2だけでそれ以外はカンニングし放題だというのに…」 ジャミル「こうも平均点を落とされると…我々教師の身も危ういからやむなくこうしたというのに…」 マリュー「変な所で純情なのね…」 三人「はぁ…」 619 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 33 42 ID ??? 617 存在自体がプレッシャーなのかも 620 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 40 12 ID ??? 611 >アルの先生(名無し)…中の人はハマーンと同じ それでアルはナナイを煙たがってるのかw 621 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 42 42 ID ??? 618 テスト直しのときに教えてもらったと考えるんだ! てか、NT能力を使って度々倒れているティファの能力に頼ることは無いと思う 文系科目以外は普通にできそうだし、別にテストの点に拘ってなさそうだし 622 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 49 54 ID ??? いじめとかなさそうだな そういう兆候があったらハマーン先生がピュキーンと感じてお説教 623 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 01 52 07 ID ??? 621 前スレでは、興味の無い教科はギリギリ赤点取らない程度に頑張ってるんだったか…? 竜○兄弟の三男を思い出した。 626 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 02 36 15 ID ??? 刹那「この程度の試験を突破できないようではいけない」 アムロ「ならば、この赤ーい点数は何だ?」 刹那「それは本気を出す価値も無い試験だったからだ」 ロラン「素直に『わかりませんでした』と言いましょうね」 627 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/19(日) 03 14 16 ID ??? 626 ロラン「またマリナさんに家庭教師を頼んでもらうことになりますよ?」 アムロ「ああ、それはいい!ぜひそうしよう!」 刹那「わかった」 ロラン「なんでアムロ兄さんが先に答えるんですか」
https://w.atwiki.jp/wiki10_persona3/pages/99.html
リバース(特別な関係時) 「最近…私たち、上手くいってないよね?」 ごめん……別れよう 「…!」 「…うん、分かった。 なかなか難しいよね、 こういう事って… あ、でも(名字)くんとは、 これからも友達だから… 上手くやれるか、分からないけど…」 相手との関係が、冷え切ってしまった気がする… なんと、コミュが”破滅”の状態になってしまった! 2人の心は離れてしまった… 翌日以降話しかける 「あ… …あの、そんな全然平気な顔で話しかけないでください。 私、これでも一生懸命だったんですから…」 風花の態度がよそよそしい… 一緒に帰ろうと誘いますか? 誘ってみる 「えっ… ……。 駄目だよ… 私たち、もう… とにかく、ごめんね」 風花に断られてしまった… 「ごめんなさい…」 ブロークン時 誘ってみる 「…… …わかった。 じゃ…とりあえず、外へ行きましょう」 月光館学園屋上… 「……。 あの…何の用ですか?」 選択肢が出る 失敗 「…… …ありがとう。 (名字)君がそう思ってくれるのは、私、素直に嬉しいよ。 ……。 「でも、今は一緒にいると辛い気持ちになるから…… …ごめんね」 よりを戻すことは出来なかった… 成功 また一緒に過ごしたい 「(名字)くん… …… 私…あなたの気持ちが分かりません。 その言葉が本当なら、今までの事はどう考えたらいいの?」 もう悲しませない 「…… 私… (名字)くんの事、何とか忘れようって頑張ってたのに… ……。 なら…1つだけ、答えて。 (名字)くんにとっての私って…何なのかな? 心を許せる相手 「本当…? …… それが本当なら… もしそれが本当なら、私だって、前の関係に戻りたい…」 風花は涙声になっている。 「私…ぜんぜん器用じゃなくて、面倒な事とかもあるかも知れないけど… でも、気持ちだけはホントだよ。 …ホントなんだからね」 何とかよりを戻すことが出来た。 ”女教皇”の破滅が元に戻った。 ☆特殊編成時 ・1/31タカヤ戦前 「ストレガとの間には色々ありましたけど、ついに決着ですね…」 ・1/31タカヤ戦後 「この先が頂上… 私たち…あのとてつもなく巨大な塔を、ついに上まで昇り切ったんですね…」 ・ニュクス戦前 「この先です… この先にいます。」 ☆寮会話 6/13 初の寮会話 あの、改めてよろしくおねがいします。 本当は日曜に越してくればいいと 言われたんですが、来ちゃいました。 少しでも皆さんのお役に立てればと思って… でも、大きな荷物は運べなかったので、 部屋は何もないんですけどね。 6/14 ようやく荷物が届いたの。 見慣れた荷物だけど、 新しい部屋に置くと新鮮な感じがするのよ。 レイアウトに悩むんだけどね… ・荒垣関連 「料理のできる男の人って素敵ですよね。勿論、荒垣先輩の事です。 それに優しいし、頼り甲斐もあるし、丁度お兄さんみたいな存在だと思います。 でも不思議… そんな立派な先輩なのに、何で部を辞めて溜まり場に居たんだろう?」 ・体育の日前日 「そう言えば明日って体育の日で休みだったね。 まあでも…一日中、勉強かな?何て言っても試験前日なんだし。 (名字)くんも、流石に明日は出歩いたりしないよね。 そうだよね、当然だよね。」 ・一度目のアイギス帰還後 「アイギスが戻ってきました。特に異常も無くて本当に良かったです。 でも事情はどうあれ、同士討ちした後だし…やっぱり何か居辛そう… (名字)くん、アイギスの事、ちゃんと許してあげますよね?」 選択 許すとも 「良かった…やっぱり(名字)くんは優しいです。」 選択 やだ 「そんなの駄目です!意地張った子供じゃないんですから! ちゃんと許してあげてくださいね!」 ・11/8 「どうしようもないダジャレを口走る 幾月さんを思い出して、そして考えるの。 あの日常を、彼は全て仮面を被ったまま やり通していたのかって… 本心から楽しんでいた事は、 本当に無かったのかって…」 アイギス 「それはもはや誰にも分かりません。 永遠の謎になってしまいました…」 岳羽 ゆかり 「どうでもいいよ。 裏切ったっていう事実だけで充分。 お父さんを利用したあいつを、 私は絶対に許さない…」 「……。」 ・修学旅行後 見つかった場合 「……。」 相手にされなかった… 「でも言う事だけは言っておきます。 みんな旅行で疲れてるので、今日のタルタロス出撃は無しです。 それじゃあ、また明日…」 見つからなかった場合 「今日はタルタロス無しだよ。疲れてそれどころじゃないでしょ? でも楽しかったね、修学旅行。 趣のある場所が沢山あったし…それにあの露店風呂も面白かったし。 実を言うとね、何か物音がしたの。多分お猿さんでも入ってたんじゃあ… って、(名字)くん聞いてる?妙に汗ばんでるけど大丈夫?」 ・二学期期末試験前 「何だかんだ言っても、やっぱり試験前だし勉強しないといけないよね。 と言うより、試験前に勉強せずにいる方が、むしろ正気を失いそうで…」 天田「うわー、凄いですね風花さん…まさに学生のカガミですよ…」 ゆかり「でもその気持ち、ちょっと分かるかも。学生の悲しいサガってのかな?」 美鶴「いいじゃないか。大いに結構。 そうする事で日常のペースを取り戻し、来るべき日に、冷静な判断が下せる筈だ。」 ・綾時の説明後 「……。 私達…死んじゃうんですよね… どんなに生きたいと思っても、絶対に死ぬんですよね…」 ・12/10後 「恐怖とは、人間が危険から生き延びる為に身に付けた感情だと、前に本で読みました。 怖いからと言って逃げ出したのでは、生きる道はないと思います。 前を見て、怖さと向き合って、その時その場所に生きる道ができるんだと… だから、私は…」 ・ラーメンイベント後 「カルトを信じるか信じないか…究極的には、私は自由だとは思う… でも私自身は、絶対に信じない。 だって夏紀ちゃんとの絆を思えば、カルトなんて気にも留まらないもの。」 アイギス「絆の力ですか… 教科書的な物言いですが、人間の最も素晴らしい所の一つだと思います。」 ゆかり「何だかんだ言って最後にモノを言うのは、人と人との繋がりなのかも…」 順平「どんだけ力を持ってるヤツだろうと、一人ぼっちは生き残れないってワケね…」 ・コロマルスペシャルディナー 「前にみんなでお寿司を食べた時も、コロちゃんだけは、おあずけだったでしょ? だから今回はコロちゃんだけ、特製のスペシャルディナーなの。 (名字)くんは、普通の食事で我慢してね。」 ・1/31 「世界が滅べば、絆も消える…私はそんなの嫌です。 これからも沢山の絆を作りたいから、今日で世界を終わりになんかさせません。」
https://w.atwiki.jp/undeerl/pages/358.html
リパコール誕生節(理 lidystathim, 有 torbabuazuu fo lipakoor)とは、アレス.ラネーメ.リパコールの生誕(キャラ作成)を祝う祭りである。毎年2月16日から一週間から2月の末(*1)まで祝われるが、この長さに関しては特に決まった指標はない。悠里界隈自体の文化としてその期間に起こったことは重要視される(*2)。悠里界隈における民間信仰の一つである。 概要 歴史 関連項目 概要 古くはfafsが2015年1月から言及している(*3)が、一番古くリパコールの誕生日が祝われたのがいつかは分かっていない。2016年には「二年目のリパコールさんの誕生日を祝う」という記述(*4)があるため2015年から祝われ始めたというのが一般的な説である。誕生日を祝うのではなく、その月末まで祝うのはリパコールが誕生した日(初めて考案された日)が正確には分かっていないからである(*5)。リパコールはKPHT=YYによって無慈悲キャラとしてのキャラ付けがなされており、またその存在は創作性を超えて現実に現れるものであると考えられた。その誕生節にも悠里の人間や他の人間に危害を与えると考えられたことから、初期から注意を勧告したりされた(*6)。また、リパコールが誕生日に危害を与えるのを避けるためには絵や文字などで創作を行い、リパコールを祀ることで個人に関してはこれが回避されると考えられた(*7)。また、誕生節ではリパコールを無慈悲なものであると扱ってはならないとされている(*8)。また、誕生節の終了、つまり3月1日を含む一週間はリパコールの精神が揺らぐとされている(*9)。誕生節はバレンタインデーに近いため、これらが混同される場合があり、またバレンタインデーに関してもリパコールの危害が加わる可能性があると考える学派も存在する。つまりまとめると次のようになる。 2020年には、リパコール学者であるえかとん氏が「リパコール誕生節は週に関係なく、1/7日から開始するものである」という学説をリパコール学会に提出し、喝采を受けた[要出典]。 後バレンタインデー期(2/14~2/16) 一部の考えではリパコールの危害が加わる可能性があると考える時期、リパコールの影響によりリア充と非リアの格差が明確化されるという無慈悲性を顕現しているという考えである。 誕生日後期(2/16~3/1) 狭義のりパコール誕生節、リパコールの絵やリパコールに関わる創作がなされ、悠里ではリパコールに関する歴史や過去の誕生節での出来事が語られる。 精神不安定期(3/1~3/7) リパコール誕生節後の一週間リパコールの精神が揺らぐと考えられており、それが結果的に人間に危害を与える結果となるとも考えられる。 歴史 年 出来事 2014 詳細不明 2015 kphtの前期選抜バレンタインデーにfafsが慈悲分のチョコを貰うことに 2016 詳細不明とされてきたが、最近の研究により、s.y.が3/2頃にインフルエンザA型、2週間後にB型になったことが判明した。 2017 fafsのパソコンのハードディスクが物理障害で使えなくなる。s.y.のパソコンで二年間出てこなかったクラッシュレポートが出てくる。kphtがグループ学習のリーダーにされる。kphtは受験中体調を悪化させる。金正男が殺害される。 2018 DDLCが悠里・大宇宙で流行。艦これの公式twitterアカウントがDMCAの悪用で凍結される。精神不安定期にkphtが風邪を引く。 2019 1/7、ふりーとん氏が強烈な胃痛により病院へ通院。胆石ができていることが発覚、ウェールフープによって移動させられたものである可能性がある(いわゆる、「ウェールフープ胆石事件」)。1/13、Fafs F. Sashimiは鳥取に向かうために特急はくと7号に乗ったが、途中で自動車事故で停車し一時間待つことになる。1/19、エンターちゃんがインフルエンザを発症。2/1夜、えかとんが財布を大学に忘れ、その後2日間財布なしの生活を送る。2/3、えかとんが試験中にウェールフープ下剤転移によりお腹が緩くなる。2/4、ふぁふすが神戸会議の後に終電を逃し、ネカフェで一晩過ごすことに。2/6 いつかのメモラージョ ~ことのはアムリラート~の発売日が二回延期される2/8、えんたーちゃんが骨折。2/9、アストロがVirtualMIDISynthをアンインストールしようとした所、これだけではなく、パソコンに入っていたツールも全てアンインストールされた。2/14、えんたーちゃんの眼鏡のネジが勉強中に外れる。2/21、北海道胆振地方中東部で震度6弱の地震が発生。2/22、えかとんの自転車のチェーンが破壊される。2/28、アストロのスタンドライトが破壊される。 2020 1/7、jekto.vatimelijuが授業初日からインフルエンザA型に罹る。1/7、アストロのPCにメモリを入れ替えようとした所起動しなくなった。1/14、jekto.vatimelijuの持つ自転車が鍵が切断され、盗難される。1/14、skarsna.ixfegsalleijuの換気扇の紐が切れる。1/16、tarf virl woltsaskaiju氏が表を読み間違える。1/31、s.y.のパソコンに障害。底面に衝撃を与えるとクラッシュする模様。1/29、Fixa.siertijaが数Dの期末試験絶起する。1/31、イギリスが欧州連合から離脱。2/4、fixa s.cedonijaの鼻水が止まらなくなる。2/10、Fafs F. Sashimiが公募に落選。 2021 1/5、Iolaireのとある周回ゲーのデータが突如として吹き飛ぶ。1/6、京都の鴨川が赤く染まる。1/10、skarsna.melovilijuの創作ノートがワイン色に染まる。1/10、guien氏がタップルで知り合った女の子に一時間で蒸発される。 2022 1/3、アストロがパソコンを買い換えたアストロがトラブる1/?、ルニアスが運転中、道路が凍っていて、30キロの速度で車と車の間を通り抜け事故りかける。2/9、アストロがハコアタマの写真が貼り付けられた藁人形にリパコールが釘を打たれる夢を見る。2/14、Woltsaskaijuが受験に落ちる(*10) 2023 1/1、Fafsのマウスのホイールが故障する。1/3、買い替えたマウスが初期不良で故障していた。FafsのTwitterが凍結される(後に解除) 関連項目 アレス.ラネーメ.リパコール
https://w.atwiki.jp/hollilism/pages/23.html
科目の基礎データ 科目名 英語IA 担当講師名 吉村公宏 成績評価方法 出席(20%)、小テスト(20%)、期末試験(60%) 試験情報 (難易度の情報、持ち込みの可否などを書いてください) 持ち込み不可。 試験時間は50分。 過去問収集状況 年度 問題 解答 2009 2008 2007 2006 2005 コメント 持ち込み不可。50分とのこと。@授業で告知 -- 名無しさん (2010-06-14 13 43 03) 全訳誰かが持ってたっけ? -- 名無しさん (2010-07-12 14 09 41) うん、誰か持ってたはず。 -- 名無しさん (2010-07-12 18 34 38) たぶんMLで回ってたはず -- 名無しさん (2010-07-12 18 34 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/healeracademia/pages/15.html
| | | / /////////////\ | /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \| | | /ー‐‐‐'" /////////////// `ー‐-、 | ∥ |ー‐‐ l ー┼‐ ||| | | / ー‐‐ /////////////////////ヽ | ∥ |三三l ⊂| .||| | | /三三Ξ x彡三三ミx--‐‐‐‐ヾ///ヾ、///////∨ || / |__, / ||| | | /Ξ三Ξム'ヽ、Y ワ∧ヾx //////////\///////| || __」_|__ | ー┼ヾ ||| | | /ニヾ .∥ i{{ヽ ,.....、 ヲ}}////////////\/////| || .| | | / .||| | |/三ニ》∥ i{{> {i i i i} こ}}////////xzzzzzzx////| || .ゝ- / ||| | |ニ三 }}∥ i{{=- {i i i i} ヾ}}l////// ム'ミ l〈 〉 ゙ム//| || ー‐‐‐‐ ヽ .||| | |三ニ i{{〃 `~´ >}}l//////i{{_ ,....、 ニ}}/| || (  ̄/ ||| | | `ー ヽ ゞx 〈 , i 〉xジ//////i{- /i i i} ー}} | .|| `" ∧__, ||| | / } ぃ ぃミミzzzzz=彡"///// i{ {i i i/ ヲ} / __」_ヽ__ .||| | { / ぃ ぃ ぃ . //////// / 二〉{ニ `´ ヲ" / / | ) /Τヽ .||| | ゝ__ , ' l ///////// ヽ ゞx_ / i,xジ/. /  ̄ ̄|| ヽ し' ノ .||| | / | , /∧ ̄`ー 、__ ∨/~¨¨¨"/// / _ _|| / ||| | { , - ' \ し ////∧___/  ̄//////// / _ \\ /^ヽ_, ・ ||| | >ー' } ////////////// ///// // il' / ヾ ヾ ヽ ・ ||| | { _, - " ////////////// // 八 { ゝー‐ ∨|| ├ ・ ||| | __,- '" } ///////////// _彡'′ ヽ .\ヾ ⊂メ‐、 ∥| | { __, "/// //≧x、_____ x≦´ ゝ | \_______/| | ゝ_ /ヽ /// // //// \ r ー‐ ! |/⌒ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄| | |-‐-- ' /// / ////// `ヽ、 /⌒ヽ、 ヽ } /| | |ミzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz彡\ r'⌒ヽ、 \ \ }./| | | `¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´ ヽ ヽ \ \ ∨ 【名前】 峰田 実 【ヒーローネーム】 GRAPE JUICE 【個性】 もぎもぎ 【AA】 原作AA - 能力 髪質 スプラッター耐性 演技力 性欲 撮影技術 編集技術 売りさばき 脚本 デザインセンス 料理 51 51 35 13 77 88 94 43 92 98 + 体力測定 50m走 握力 立ち幅跳び 玉投げ 反復横跳び 上体起こし 長座体前屈 持久走 4位 21位 12位 20位 11位 14位 1位 15位 【備考】 A組のエロ担当。装備品としては優秀。 女性キャラと絡むことも多いブラックに嫉妬しており、突っかかっては【念動力】で吹っ飛ばされ、着弾点にいる女子(不特定多数)に追撃されるのはもはや恒例行事。 ありがとうございますっ!!ありがとうございますっ!! 職業体験先は変態仮面(指名)。 サポート向きなので即席のトラップ作りや倒壊した現場での補強の仕方などを訓練した。 2年1学期期末試験の実技では闘争藩のスナイプ先生が扮するヴィランの逃走経路をすべて匂いで追い、泣きわめいて周囲に助けを求めた。結果99 【スキル、技能】 【もぎもぎ】 個性 頭から粘着力の高い部質を無限に生み出す有利を取った場合、相手を戦局ダイスにおいて膠着しか取れない【通常拘束】状態付与(1T) 【もぎもぎ(アイテム)】 自身以外にも使える。チーム戦時において合計の人の数だけ(+30)さらにチーム全員の攻撃に【通常拘束】状態付与を持てるようになる 【もぎもぎトランポリン(移動術)】 自身回避系ダイスの最低保証を20にする。 【GRAPE RUSH】 膠着ダイスの時、確率(1/3)で相手に【通常拘束】状態付与(1T) 【峰田は装備品】 チーム戦時に力を発揮する、チームの合計補正に(+90) 【ゴキブリのように逃げる!】 回避系技能、(T-1d30) 【女好き】 戦闘時において戦闘の場における女性の人数(×(+50))補正するまた、戦闘の場における男性の人数(×(-20))補正する 一年次十一月十日 【峰田 実】:120+1d100 + 1年の通信簿 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【能力評価】 個性【もぎもぎ】、頭から粘着力の高い部質を無限に生み出す 粘着力は体調に左右され、調子の良い時には一日中くっついたまま 自身にはくっつかずプニプニ跳ねる。もぎりすぎると出血する。髪の毛が変異しているらしい 攻撃力こそ皆無だが拘束力は強く無傷での制圧に向いている 反発を利用しての高速移動、垂直な壁に使用して高速で登るなど 応用力も高く、小柄な体とも噛み合っている 甘く見ると足元をすくわれるタイプの個性と言えるだろう 反面直接的な戦闘能力は低く、本人も脆弱なため 基本的には誰かと組んで輝くタイプと言える ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【人物評価】 「女性にモテたい」という理由だけで雄英にまで来た根性は認めるし なんだかんだとカリキュラムに付いて来ている時点でやる男である 基本がモテたいという原動力だけで生きている男であり そのため言動行動に現れてしまうが単に男友達と接している時を見ると根が悪いわけではない というか根っから腐っていたら流石に除籍している エロ関係のコンプライアンスが厳しい昨今どうしたもんかと思うが 瀬呂に制裁を食らったり、アウト判定の言動になったら女子に頼まれて問題児(間久部)に吊し上げられたりと エロっぽい奴の範囲で収まっている 最近、とうとうモテない男同盟だった上鳴が一抜けたというかヌイたことを知って 嫉妬に狂った顔で勉強や鍛錬に走っていた 雄英出身はエリートコースなんだしプロになってキャバクラにでも行けばちやほやしてくるから頑張れ ただし、メディア対策の特別講義はお前だけ倍な ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛