約 278,525 件
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/248.html
前ページ次ページSSまとめ 31-364 31-364 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 05 40 14 ID ??? さよ 挨拶 涙には2種類あるといつか聞いたな、と。 昨日の出来事を浮かべつつ、さよはふとそんなことを思う。 悲しい涙ならこの長い長い学園生活で幾度となく流したけれど。 あのとき自然と零れたものはそれらとはまるで違う。 ―――そう、あたたかかったな、って。 「私にまたお友達ができました・・」 呟いて、つい笑みになってしまう。 そんな自分を可笑しく思いながらさよは夜空を見上げた。 午前7時半頃、さよは亜子を待っていた。 亜子は毎朝大体この時間に登校していたのだ。 「亜子さんが来たら挨拶しなきゃ!」 ガッツポーズをしてそう決意する。 ガララッ 教室のドアが開き、次々と生徒達が入ってくる中に ようやくさよは亜子の姿を見つけて駆け寄る。 「亜子さん!おはようございます!」 亜子に向けて挨拶をしてみたが、返事はなかった。 「あ、亜子さん・・?」 31-365 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 05 44 09 ID ??? やはり返事はなく、まき絵と話すのを止める素振りすらない。 「あ、・・・聞こえてない、よね・・」 「私、幽霊なんだから・・」 さよは肩を落として呟く。 もう慣れたはずのことなのに・・・ 溜め息をつきながら、さよは自分の体を改めて呪った。 何となく亜子の顔を見ていたくなくて教室を出る。 窓の外の空模様は、早朝の晴れ空が嘘のように曇り始めていた。 「私と亜子さんは違う・・」 世界樹前で沈む。 分かっていたことだ。 この60余年で嫌でも悟ったはずの現実という壁。 幽霊とそうでない彼らとの隔たりの深さ。 何落ち込んでるんだろう、私。 朝のHRの時間が迫ってきたようだ、とさよは歩き出した。 教室までの道程がこれほど遠く感じたのは始めてだった。 重い足取りで教室に着くと、すでにHR中で。 慌ててさよは席に着く。 が、ネギの話を聞く気になれなくて、俯いて机をボーっと見つめていた。 すると昨日までなかったはずの文字が目に入った。 31-366 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 05 46 19 ID ??? [さよちゃんおはよう! by.亜子] 「亜子さん・・・」 先刻まで自分は何て愚かな勘違いをしていたのだろう。 壁なんてなかった。隔たりなんてなかった。 そこにいたのは臆病で弱い自分だけ。 ごめんなさい亜子さん。 そして、ありがとうございます亜子さん。 それからさよは、すぐに亜子の席に返事を書いた。 [おはようございます!亜子さん! さよより] 書き込みに気付いた亜子はさよに それに応えてさよは亜子に それぞれが持つ最高の笑顔を投げ掛ける。 曇りがかっていたはずの空には太陽が顔を出していた。 それは何でもないようで、でもとても大切なある朝の出来事。 31-371 31-371 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 11 12 18 ID ??? はぐれ先生暴走派3・1/33 398から続き1/5 いてもたってもいられない、っちゅーのはこのことやな。今のウチを動かすのは、ゆーなへの想いだけや。ばぁん! と音を立て、ウチはゆーなの部屋に飛び込んだ。「あれっ、今日は早いね?」 ゆーなはもう起きとったみたいや。Tシャツ一枚にショートパンツ、っちゅーラフな恰好で玄関に出てきた。「アキラ? あれっ、誰も居ない……?」 誰も居ない―――。その一言が、ウチの心を貫いた。「ウソ、やろ……?」 ―――その言葉だけは聞きとうなかったのに。「ゆーな……。ウチが、ウチが分からへんの!」 ゆーななら、誰よりもウチの事を愛してくれとったゆーなならウチが見えるかも。 そんな淡い期待が、脆くも崩れ去っていく。 ゆーなはウチの横を通り抜け、開け放たれた玄関のドアを閉めるとリビングに戻ってゆく。ウチの存在に気付く事なく……。 これが、これが空気の辛さなんやね……。美空ちゃんはいつもこんな思いをしてたんやな……。 ウチの頬を涙が伝い、ぽたりと落ちた。涙の粒はじわりと床に広がってゆく。「うっ……、ひぃん……、ゆーな……、ゆーなぁ……!」 絶望。そして孤独――― その重さに耐え切れず、ウチはその場に崩れ落ちた。 存在。ウチの存在って何やったんやろ……。「あはは。ウチはお医者さんなのに、自分の病気も治せへんやんか。藪医者もええとこやな……」 ウチからゆーなを切り離してもうたら、只の問題医師やん。三度の飯よりたゆんが好きなヘンタイさんや。 もうええ。もうどうでもええ。なーんも考えとうないわ……。 31-372 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 11 12 53 ID ??? 2/5 ゆっくりと立ち上がり、ふらふらとリビングに侵入する。 「ゆーな……」 ウチは録画した番組のチェックをしとるゆーなの隣に座る。いつもの場所。ウチの特等席やった場所。 番組に夢中になっとるゆーなにかまって欲しくて、ようたゆたゆしとったなあ……。 ちらり、とウチはゆーなの胸に目線を送る。いつ見てもええ乳しとるわ……。なんやこう、触ってくれと ゆーとるみたいや。 たゆ。 あ、無意識に触ってもーた。 「ひゃっ!?」 ゆーながかわええ悲鳴を上げる。びっくりさせてもーたなあ……。けど、どーせウチが見えへんのやったら たゆたゆしても意味ないやん。せやのに。 せやのに、なんで――― なんで……? なんでウチはたゆたゆしとるんやろ―――? たゆんたゆんたゆんたゆん…… 「きゃああっ! さっきから胸が勝手に……!! 何なのよ一体!!」 どれだけゆーなが嫌がっても、ウチの手は止まってくれへん。ウチはもう諦めたハズやのに、ウチのカラダは まだゆーなのおっぱいを忘れられへんのやな……。 せやったらいつもの調子でたゆたゆしたる。お別れのたゆんたゆんや。 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……。 「やだっ、ちょっ、何この感じ……! ふあっ! だ、だめ…やぁん!」 ウチの心に住みついていた存在。ゆーなという、かけがえのない存在。ゆーながウチにくれた気持ち。 その全てを返すように、ウチは一世一代のたゆんたゆんを敢行した。ウチが空っぽになる為に。 ウチの抱いてたゆーなへの愛情。その想いを込めて、ウチはたゆんたゆんを続けた。 31-373 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 11 13 53 ID ??? 3/5 それは、奇跡であった。 人の想い。その能力はどんな魔法をも凌駕する。 例えば、長ネギ。千鶴の想いを込められた長ネギは、鋼鉄の貞操帯をも容易く貫く。 例えば、エロノート。ハルナの想いが詰まったノートは、全てを具現化する能力を持った。 そして今、奇跡の瞬間が訪れる――― 「んっ、はあっ……、こ、こんなに激しいのに、なんだろ……、すごく温かい感触……」 「えっ―――?」 ゆーなの甘い声。けど、なんや違和感が……。 「カ、カラダが熱い……。あたし、どうしちゃったの……! た、たしか前にもこんな感じがあったような……」 「―――!!」 ゆーなの反応に、ウチの心に新たな希望が芽生えた。ゆーな、思い出してきとるやん! 「ゆーなっ! ウチやっ! ウチの声が聞こえんか!!」 ウチは必死に問い掛けながら、ゆーなのTシャツに両手を潜らせた。もっと刺激が必要や。その為には生乳や! たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……! 手早くブラのホックを外し、ゆーなの生乳をすっぽりと包み込んだ。ウチの手は自然と速う動く。 小刻みに、ギターの早弾きのように、ウチは魂のビートを与えた。 「ふああっ! こ、この感触、このビート……! ダメ、こ、これ以上は……、あああっ!!」 「せや! こないな芸当が出来るんはウチだけや! ウチの指使いを思い出してや!!」 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……!! 「―――い、」 「『い、』?」 ゆーなが呟く。そして、 「いい加減にしろおおおおおおぉぉーーーーーっっっ!!!!!」 すぱこーん!!! ゆーなのスリッパつっこみが、ウチの頭に炸裂した――― 31-374 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 11 14 32 ID ??? 4/5 「―――ったく、朝っぱらから発情しないのっ!」 ぺしっ。 呆然としとるウチに、ゆーなはお説教しながらでこぴんをお見舞いした。 「ゆ、ゆーな……? ウチが、ウチの事が分かるん……?」 「―――もしかして寝惚けてる? あんたは和泉亜子! この学園のセクハラ医師で、あたしの恋人でしょ!」 呆れた表情で説明するゆーな。普段とおんなじ目でウチを見るゆーな。ウチの大好きなゆーな……! 「あはっ、あはははっ……!」 思わずウチの口から笑い声が漏れる。そして、 「ゆーなああああっ!!!」 ウチはぽろぽと涙を流しながら、ゆーなの胸に飛び込んだ――― 同時刻。某所――― 「あーらら。勝手に空気解除されちゃったか。ま、もともと無理があったよねー。あの亜子先生が空気ってのはさ」 美……じゃなかった、謎のシスターMはやれやれといった表情で呟いた。 「元々、想定外のアクシデントだったし。ま、いっか」 何の未練もなく、シスターMはウイルスの内容を更新した。まあ、只の告知だが。 Action Virus_Misora【和泉亜子 空気設定を解除】 「しっかしまあ、自力解除とはねえ。愛の力は偉大だわ。『たゆんは世界を救う』、ってヤツかな?」 などと独り言を呟きながら、シスターMは何処かに消えた――― 「―――ちょっ、どーしちゃったのよ一体?」 先程からゆーなはしきりに戸惑っとる。ウチがいきなり大泣きして抱きついたもんやから、どうしていいか 分からへんみたいや。 「えへへ、ウチは今めっちゃ嬉しいんや! もう離さへんよ、ゆーなっ!!」 「あはは……。悪い夢でも見たのかにゃ?」 夢。たしかに夢みたいな出来事やった。けど、これはホンマにあった出来事なんや。 31-375 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 11 16 30 ID ??? 5/5 「せやな……。夢ん中で教わったわ。空気の怖さを……」 説明するのも面倒やったから、ウチはてきとーにゆーなに話を合わせた。それより今はやらなアカン事が! 「ゆーな……」 ウチはゆーなの顔に手を掛け、そっと口付けを交わした。ほんで……、 「たゆんたゆんやあああぁぁっ!!!」 「きゃああっ! こ、こらちょっ、また始めないでよっ!!」 「いややっ! 今日は学校サボって一日中たゆたゆするんや〜!!!」 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。 「あたしの部活はどーなるのよおおおぉぉぉ……!」 こうしてウチの災難は終わった――― エピローグ 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。 「―――しっかしまあ、亜子も随分とぶっ飛んだ夢をみたねえ〜」 保線室にはいつものように亜子先生と裕奈がまったりくつろいでいました。 「まあ、空気を大切に! っちゅー話やね」 そう答えると亜子先生は美味しそうにお茶をずずず、と飲みます。 あの事件から数日。亜子先生の存在はすっかり元の状態に戻っていました。しかし、 「さよちゃんのこと、どないしよ……」 ぽつり、と亜子先生は呟きます。彼女の存在は空気のまま。さよさんを認識出来るのは二人しかいません。 「さよちゃん、って誰?」 あれほどとり憑かれまくっていた裕奈ですら、この有り様です。空気って恐ろしいですね。 「さよちゃんかー。めっちゃええ子やで。あれでおっぱいおっきかったら最高なんやけど……」 何といいましょうか、やっぱり亜子先生はひんぬーには興味がないみたいです。ああ、こんな人しか たゆれない…ではなくて、頼れないさよさんの運命はどうなってしまうのでしょうか――― (はぐれ先生純情派・おしまい) ・・・あれっ、タイトル変わっちゃってるよ? 31-376 31-376 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 14 57 56 ID ??? 亜子の悩み 亜子「なー、『おむすびころりん』って話あるやん」 まき絵「うん、知ってる」 アキラ「子供の頃に聞いたね」 ゆーな「にゃー」 亜子「弁当のおむすびを落としてしもたおじいさんが追いかけて最後に財宝もろて帰るやつ」 まき絵「たしかそういうストーリだったね」 ゆーな「にゃー」 亜子「せやけど『ころりん』になった時点でおむすびえらい泥まみれにならへん? おじいさんは単なるドケチやったんか、それとも当時もうすでに『3秒ルール』があったんかいな?」 一同「おぉ」 ゆーな「にゃー…」 アキラ「でも転がったんだから3秒じゃ間に合わないんじゃないのかな?」 まき絵「うんうん」 ゆーな「にゃー」 亜子「ウチが思うに、その辺は経験でカバーやで…つまり、1!2!2.1、2.2、2.3、2.4とか… アキラ「ちょっと、その時代に小数点の概念なんてあるの!?」 亜子「せやから日本式に“何割何分何厘”てなるやんか!」 ゆーな「にゃー」 31-377 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 14 58 27 ID ??? [おむすびころりん討議中] アキラ「時代風景を考慮に入れたら、米が… まき絵「それを言ったらネズミが結婚式って… ゆーな「にゃー」 アキラ「そもそもこの昔話って何を言いたいのか… 亜子「だから3秒ルールが… ゆーな「にゃー」 あやか「一体何の話ですの?」 まき絵「あっ、あやか。実はね…」 あやか「えっ、3秒ルール!?落としたものなんて普通食べないでしょう!?」 ピシッ 亜子「ブルジョワめ…」 ゆーな「にゃー」 結局話の収集はつかなかった。 31-379 31-379 名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 17 02 13 ID ??? さよ 小さな知識 さよ 「こんにちは黄昏時のさまよい人、さよです」 新田 「服を着ない変態教師、新田である」 さよ 「変態なんですか?」 新田 「見たまえ・・・」 さよ 「見苦しいですね」 新田 「反応が薄いな、見慣れてるのか?」 さよ 「見慣れているって訳じゃないですけど・・・60年以上幽霊やってますから、変態ぐらいは見たことがあります」 新田 (´・ω・`)ショボーン さよ 「で、今回の小さな知識なんですが・・・あの・・”きん●ま”についてです」 新田 (;´Д`)ハァハァ さよ 「こ、これって別にえっちな言葉じゃないんですよ!!!」 新田 (;´Д`) `ァ `ァ さよ 「飛鳥時代には生の玉(きのたま)とか生玉(きたま)と呼ばれ、これがあれば生きられると言った意味合いがあったそうです」 新田 !?(゜д゜) さよ 「のちには厳し玉(きびしだま)と呼ばれ、切ったり打ったりすると死ぬくらい厳しいと言う意味合いで呼ばれることもありました」 新田 #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル さよ 「そして江戸時代ぐらいに”きのたま”や”きびしだま”が訛って”き●たま”になったらしいです」 新田 「そうだったのかね・・」 さよ 「大事にしてあげてくださいね」 新田 「そういえばおまえ(きんた●)はいつも頑張っている割に報いてやることがなかったな・・・風呂にでも入るか?」 さよ 「あの・・」 新田 「そうか、うれしいか。それなら行こうではないか。女風呂に突撃しようではないか!!!」 さよ 「あの・・」 新田 「ヒャッホウウゥゥゥ!!!!!突撃ィィィィ!!!!」 さよ 「行っちゃった・・」 完 31-396 31-396 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 23 34 02 ID ??? ちょっと受けな明日菜を書いてみました。 君だけ居れば他は何もいらない… そんなこと言えるわけないのに、そう思ってしまう。 「明日菜さん!聞いてますの!?」 「…あ」 そうだ、今日は小テストで1点しか取れなかったからいいんちょに教わってたんだ。 「聞いてるよ、早く終わらないかな〜って思ってただけ」 「それはこのテストで6点以上取ってから言うことですわね」 「はいはい、がんばりまーす」 いいんちょはいつも喧嘩ばかりしてるけど、実は私のことを大切にしてくれる。 それは私も同じだったりする。 そう思っているんだけど… 「早くしないと今日は一緒に帰ってあげませんことよ」 「分かってるって、えーと…」 あほくさ…贅沢な悩みだ。 「……6点、ギリギリクリアですわよ」 「うー、やった〜」 大きく伸びをする。 「それでは帰りますわよ」 「…悪かったわね、いつも遅くて」 「明日菜さん、それは減点1ですわよ」 え? 「いつも遅くまでいてくれてありがとう、でしょ」 「…バカ」 少し頬を赤くして一緒に帰路に着く私といいんちょ。 31-397 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 23 34 37 ID ??? 「今日はいつもより早く終わりましたわね」 確かに今日は早く終わったわね。 「そうね、だからさいいんちょ。ご褒美頂戴」 そう言って口を突き出す私。 「…///」 そっと私に近づくいいんちょ。そうやって行動で表現してくれるのはうれしいけど… 何か私が一方的に好きと思ってるみたい… 「…やっぱやめ」 そう言って私はいいんちょを遠ざけた。 「どうされましたの?」 … 「なんかさ…私ばかり好きだって表現してさ…それでいいのかなって」 そうやってうつむいてるといいんちょは私をそっと抱きしめた。 「いいん…」 「それはこちらの台詞ですわよ」 「嘘」 「嘘ではありませんわよ。だって、いつも私ばかり欲しがってますわよ」 そう、それは真実。自分のものにしたいっていうのは本当。 「口で言ったことがすべてではありませんわよ」 それは分かってる。自分の我侭だってこともすべて… 「…だったら、いいんちょも言って」 「明日菜さん」 「…私のこと欲しいって言って」 そう言うといいんちょは少し微笑んでくれた。 そっと耳元で欲しいと言った。 少し私の胸に引っかかってたものが軽くなったみたい。 31-402 31-402 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 40 36 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/8 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです さて、ここは麻帆良国内の西の方、ここには帝さんが住んでいます。ちなみに将軍様は東に住んでいます 麻帆良国は国の象徴として帝が、政治の運営は将軍様側が行っています しかしこの帝さん、ちょっと困ったちゃんだっだのです ?? 「木乃香様、月詠です。入りますえ」 大広間、一段高くされたところに帝さんがいるようですが、垂れ幕がかかっていて姿を見ることはできません 木乃香 「月詠はんか・・・お入り・・・今日はどないしたんや?」 月詠 「はい、刹那先輩の居所がわかったんで報告にきましたんですわ」 木乃香 「せっちゃんが見つかったん!!!」 月詠 「はい、東の地、麻帆良城下におられますわ」 木乃香 「もう、せっちゃん。せやけどなんで帰ってけえへんの?」 月詠 「それなんですけど・・・どうやら記憶を失のうてるらしいんですわ」 木乃香 「なんやて!!」 月詠 「記憶を失のうて子供になっとるんです。せやから戻ってこんのです」 木乃香 「せっちゃんが・・・ょぅι ゙ょ!?」 月詠 「木乃香様?」 木乃香 「月詠はん、東の地へ向かうえ」 月詠 「それはあかんのでは?ウチが迎えに行きますさかいに」 木乃香 「なにいうとるん!!ょぅι ゙ょやで!?ハァハァや!!!」 月詠 「もう・・・困りますえ。そないなこといきなり決められても・・・」 木乃香 「東の将軍はんに連絡してや、今からそちらへうかがいますって」 月詠 「はぁ・・・わかりました」 31-403 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 41 56 ID ??? 2/8 風香 「で、なにがあってそんなにいきなりなの?」 あやか 「さあ、ですが、帝が動くとなるとよほどの事であるかと思われます」 夏美 「今、お城の中は慌ただしいよ。何せお迎えしなきゃいけないからね」 風香 「ふーん・・・」 そして数日後、帝さんが来る日のことでした あやか 「逃げたですってぇ!!」 夏美 「そうなの・・途中までいたはずなのに・・・籠から消えちゃったの」 葉加瀬 「大変ですぅ〜」 あやか 「今度は何!!」 葉加瀬 「将軍様が逃げちゃいました。身代わりにって、史伽ちゃんが縛られていました」 あやか 「はぅぅ・・・」 ばたん、とあまりのことにあやかさん、気絶してしまいました 夏美 「あやか姉!!!」 葉加瀬 「あやや・・・どうしましょう?」 夏美 「どうしたらいいの?」 夏美さん、あまりのことに、いまにも泣きそうです 葉加瀬 「仕方ありませんね、こちらで何とかしましょう。帝さんと将軍様が会見したと言うことにして・・・」 夏美 「うんうん・・」 葉加瀬 「後はみんなで探して捕まえましょう。二人とも」 夏美 「葉加瀬・・・お願いね・・」 葉加瀬 「では、帝さん側に連絡しましょう」 31-404 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 43 08 ID ??? 3/8 ところは変わって、麻帆良の町 木乃香 「ここなんやな?」 月詠 「ここにおられます」 帝さんたちが来たのは和泉養生所、せつなちゃんがいるところです 月詠 「どなたかおられまへんか?」 月詠さんは門をくぐり、玄関にはいると大きな声で誰かを呼びました。すると・・ 亜子 「なんやうるさいなぁ・・・」 眠そうな顔で玄関に出てきたのは亜子先生。もう昼前なのですがどうやら寝起きのようです。 月詠 「こちらに刹那はんがおられると聞いてきたんやけど・・」 亜子 「ん?せつな・・・あんたらせつなちゃんの家族か!?」 月詠 「そんなところです。で、刹那はんはどちらに?」 亜子 「まあ、あがってや。奥にいるんや」 月詠 「ほな遠慮無く。ささ、木乃香様・・」 木乃香 「失礼いたしますえ」 二人が通されたのは縁側、そこでせつなちゃんは裕奈さんと遊んでいたようです 亜子 「せっちゃん、お客さんやで!!!」 せつな 「おきゃくさん?」 亜子 「ほら、この人たちや」 せつな 「ふえ?」 しかしせつなちゃん、二人を見ても何の反応も示しません 31-405 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 45 21 ID ??? 4/8 亜子 「知らない人なんか?」 せつな 「わかんない・・」 亜子 「そうか・・・すまんなぁ、せつなちゃん、記憶を失ってるんや。気を悪くせんといてな」 月詠 「わかってます。せやから・・・しょっく療法です!!」 それはいきなりでした。月詠さんはいきなり刀を抜くとせつなちゃんに襲いかかったのです 月詠 「せんぱい〜御指南お願いします〜」 大きく振りかぶり、月詠さんはせつなちゃんに斬りかかりました。しかし、すんでの所で刃は止められます。亜子先生によって・・・ 亜子先生は二人の間に割ってはいると、柄を持つ手の部分を受け止め、月詠さんを睨みました 亜子 「いきなりなにするんや!!!ウチの家族に!!!」 月詠 「家族!?先輩はウチのもんやで?」 亜子 「なんやて!!!ゆるさん・・・乳天御剣流(ちてんみつるぎりゅう)!!乳翔閃(にゅうしょうせん)!!」 月詠 「な!?」 亜子先生は素早くしゃがむと、揉み上げるように手を下から伸ばして、乳をつかもうとします しかし、月詠さんはさっとそれをかわしました 月詠 「その技・・・まさか乳天御剣流なんか?30年前まで帝はんを守護していたあの乳天御剣流なんか?」 亜子 「この流儀をしっとるとは・・・まさかあんたら帝はんの関係者か?」 月詠 「・・・答えられまへんな。それよりあんさん、あんさんこそなぜその失われた流派をしっとるんや?」 亜子 「ウチのお師匠はんにたたきこまれたんや。偏屈なお師匠はんやったけどな」 木乃香 「月詠はん、そこまでや。あんさん・・・連れが失礼いたしましたな」 亜子 「そう思うんなら剣を納めさせてほしいんやけど・・」 木乃香 「月詠はん、そこまでに」 月詠 「もう・・ひさしぶりなんに・・」 31-406 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 46 16 ID ??? 5/8 亜子 「で、アンタは何者なんや?」 木乃香 「帝やけど・・・」 亜子 「そうか・・って帝!!!」 月詠 「そうです。このお方は帝の木乃香様や」 亜子 「そんな馬鹿な!!!帝はんがこないなところにおるわけ無いやん!!!」 木乃香 「せっちゃんにあいたくて逃げてきたんよ」 月詠 「もう・・・困ったもんです」 亜子 「そないなこと・・・あるんか?」 せつな 「みんなでなにしてるのかな?」 裕奈 「ふにゃ?」 亜子 「で、その帝はんがなんの用や?」 木乃香 「せやからせっちゃんに会いに来たんやゆうてるやん」 亜子 「せっちゃん・・帝はんの関係者なんか?」 木乃香 「ウチの婚約者なんや」 亜子 「こ、婚約者!!!」 月詠 「違いますえ。ウチのどれい・・やなくて、帝はんの護衛なんですわ」 亜子 「ご、護衛?退魔師やなかったんか?」 月詠 「表向きは・・・本当は帝の護衛なんですわ。まあ、それくらいの実力があるちゅうことなんですけど」 亜子 「し、しかしな、そないなこといわれても信用でけへんやろ」 月詠 「そうなんですけれども・・・」 そのときでした ?? 「ちあー!!!」 玄関の方から、誰かの声が聞こえてきました 亜子 「せっちゃん、ちょっとみてきてくれへんか?」 せつな 「うん。いこう、ねこさん」 裕奈 「にゃ」 31-407 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 53 27 ID ??? 6/8 亜子 「どうやって信用したらええんや?そんなこと」 木乃香 「そうやなあ・・どうしようか?」 月詠 「このお人を消して、先輩を連れ去るちゅうんはどうでしょうか?」 亜子 「んふふ・・・ええ度胸や。この第13代 亜子清十郎 の名を継いだウチを消せるとおもとるんか?」 月詠 「13代・・・名を受け継いだちゅうことは先代は・・・」 亜子 「揉み倒したで・・この手でな。おかげで西にはおられんようになったけどな」 月詠 「ふふ・・しかし、しょせんは過去の流派。今、帝はんをお守りする神鳴流に勝てると思いますか?」 亜子 「乳天御剣流が帝の護衛を外されたのは、先代が当時の帝はんにたゆんしたからや。実力がなかったわけやない」 月詠 「戯れ言を・・」 木乃香 「月詠はんそれ以上は止めとき。第一そないな事をしたらせっちゃんが泣きそうや、な?」 亜子 「わかってくれるならええ、しかし、信用したわけやないで?」 木乃香 「困りましたな・・」 とたとたとた・・・三人が話し合いをしていると、誰かが近づいて来る足音が聞こえてきます。どうやらのお客さんのようです 風香 「ちあー!!!め組のお頭のお薬もらいにきた・・はうぁ!!」 楓 「こんにちはでござ・・・はうぁ!!!」 楓さん、とても珍しく両目を見開いて驚いています。将軍様も驚いています 風香 「な、何でここに帝さんが?」 楓 「いま、お城に向かっているはずでござる」 その言葉を聞いて、今度は帝さんたちが驚きました 木乃香 「将軍はんやないの!!なんでここに?」 月詠 「お庭番の楓はんまで・・ここはどういうところなんや?」 亜子 「将軍はん!?もうわかわからんわ!!!」 こうして事態収拾のために、将軍様の正体を知っていて、亜子先生の信頼のできる人物、め組のお頭が呼ばれたのです 31-408 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 55 37 ID ??? 7/8 千雨 「帰りが遅いと思ったら・・・何でこんな事になってやがるんだ?」 亜子 「お頭・・風さんが将軍様っていうのはホンマなん?」 千雨 「ああ・・お城で謁見したから間違いねぇよ」 亜子 「し、失礼しました!!!将軍様とはつゆしらず・・」 亜子先生。あわてて平伏します 風香 「やめてよ。ボクは遊び人の風さん。ね?」 亜子 「それでいいん?」 風香 「そう呼んでくれなきゃやだ。あと普通に接してね」 楓 「拙者からもお願いするでござる」 亜子 「そういうことなら・・で、風さん、この人はホンマに帝はんなん?」 風香 「うん・・影武者でもない限りは本物だよ」 木乃香 「これで信用してもらえましかやろか?」 亜子 「はあ・・でもどうしたらええんやろ?」 楓 「これから先はせつな殿に決めてもらえばいいのでは?」 亜子 「なるほど・・・」 こうして亜子先生は、せつなちゃんにここにいるか、西に行くか聞きました せつな 「わたしはここにいる。先生もいるし、ねこさんもいるし、アキラねえさんもいるから」 木乃香 「アキラ姉さん!!!抱かれたんか!!!その女に抱かれたんか!!!」 帝さん、いきなり興奮し始めました 亜子 「ちゃう、せつなと裕奈の世話をしてるのがアキラや。ここで看護婦をやっとる。今は使いにでとるけどな」 月詠 「また、競争相手ができてしまったのかとびっくりしたわ」 亜子 「アンタら・・・西でせっちゃんに何をしてたん?」 31-409 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/13(土) 01 57 30 ID ??? 8/8 木乃香 「決めた。ウチはしばらくここにおることにする」 亜子 「なんやて!!」 月詠 「そんな・・・御所を空にするっちゅうんですか!?」 木乃香 「御所よりせっちゃんや、そういうわけでここに住ませてもらえんやろか?」 亜子 「そうはいってもな・・・帝はんをこんなところに住ませるわけにはいかんし」 風香 「じゃあウチに来ればいいよ」 木乃香 「将軍はんのお城に?」 風香 「こっちに来たらいつも泊まっているでしょ。ウチなら広いしさ」 楓 「あやか殿がなんと言うであろうかな?」 風香 「心配ないって、今頃は必死になって探しているところだと思うし・・・一緒につれて帰ったら喜ぶでしょ?」 楓 「さて・・・」 木乃香 「せやけど・・お城から出られへんようににされてしまうのとちゃうの?」 風香 「大丈夫、だってボクがこうやってでてるんだよ?まあ、目を盗んで逃げてるんだけどね」 木乃香 「なるほど・・・ほなら、お世話になりますえ」 月詠 「そんなに簡単に決めてもええんですか?」 楓 「そうでござる。大問題になるでござるよ?」 風香 「将軍様が決めたの」 木乃香 「帝も合意したんよ。何か問題でも?」 月詠さんと楓さんは心でこう思いました。”問題ありすぎ”と こうして麻帆良の町にまた一人、問題児が生まれたのです。その名は”ふうてんのこのちゃん” せつな 「きょうはおうちにいっぱい人がきて、にぎやかだったね」 裕奈 「にゃん」 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/gmclw/pages/63.html
+一覧 アイドル八犬伝 アキラ 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん 悪魔城伝説 アタックアニマル学園 暴れん坊天狗 アフターバーナーII アルマジロ 暗黒神話 ヤマトタケル伝説 怒III あ アイドル八犬伝 おんがく KYOHEI SADA [ 禎清宏 ]TOMOO PSG MISATO [ 見里朝生 ] アキラ music supervisor TOSHIKO KAWANISHI 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん サウンド [ たさか しんじ ]みなみ さとこ [ 宮脇聡子 ] 悪魔城伝説 sound H.MAEZAWA [ 前沢秀憲 ]J.FUNAHASHI [ 船橋淳 ]Y.MORIMOTO [ 森本ゆきえ ] アタックアニマル学園 SOUND COMPOSE YASUO HATTORI SOUND PROGRAM OTOHSAN SOUND ARRANGE OMAISAN 暴れん坊天狗 sound created by Norio Nakagata [ 中潟憲雄 ]Takane Ohkubo [ 大久保高嶺 ] アフターバーナーII music KODAKA SAN [ 小高直樹 ]MOROTA SAN [ もろた なおひさ ] アルマジロ sound programer S.BIG LAND 暗黒神話 ヤマトタケル伝説 sound by MAKIKO ITO [ 伊藤真樹子 ] い 怒III sound compose KIDON [ 幡谷希久子 ]YOKO.O [ おさか ようこ? ]HINJAKUN
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/358.html
ニコニコ上のシミュレーションシリーズでよく使われる用語の辞典です。 基本的に、特定作品の登場人物・専門用語などはその作品の解説を利用することをオススメ。 各作品の参考用リンク先(需要のありそうなものがあれば随時追加推奨) 三國志シリーズ - Wikipedia 信長の野望シリーズ - Wikipedia 太閤立志伝シリーズ - Wikipedia 蒼き狼と白き牝鹿シリーズ - Wikipedia (チンギスハーン) 東方wiki 用語解説 ア行 ア イ ウ エ オ ハ行 ハ ヒ フ ヘ ホ カ行 カ1カ2 キ1キ2 ク ケ コ1コ2 マ行 マ ミ ム メ モ サ行 サ シ1シ2 ス セ ソ ヤ行 タ行 タ チ ツ テ ト ラ行 ナ行 ナ ニ ネ ノ ワ行 ヴァモーキ 上様(ウエサマ) 烏丸(ウガン) 受け弾正(ウケダンジョウ) 動け戦国大名(ウゴケセンゴクダイミョウ) うさみみ(ウサミミ) 討死(ウチジニ) 美しい人(ウツクシイヒト) うp(ウプ) うp主・うぷ主(ウプヌシ) うぽつ/うp乙 うみうし 梅津政景日記(ウメヅマサカゲニッキ) 恨みフラグ(ウラミフラグ) 温州蜜柑(ウンシュウミカン) ヴァモーキ [部分編集] 馬超 のこと。字で呼んだときの馬孟起(バモウキ)に由来する。 真・三國無双シリーズ では馬超本人がよく馬孟起と名乗るため、そこから定着した愛称と思われる。 上へ 上様 (ウエサマ) [部分編集] 言葉としては、時代劇「暴れん坊将軍」等でよく耳にしていた人も多いと思うが、 元々はその時代の最も貴い人に対する尊称であり、古くは天皇そのものを意味していた。 室町の頃から他にも用いる様になったが、主に征夷大将軍のことを指す様になったのは江戸時代になってからである。 しかし歴戦界隈では、もっぱら十三代征夷大将軍、 足利義輝 のこと。 義輝公はこれ以外にも「将軍様」「剣豪将軍」とも呼ばれる。 また作品によっては、イベントでプレイヤーキャラが征夷大将軍になると、家臣からこう呼ばれるようになる。 ★庶民にとっての上様 このように、言葉の元々が尊称という成り立ちであるために、 庶民の目線で敬意を込めて呼ぶべきもの、は全て上様であるということが出来る。 躾の行き届いた子供が両親の事を父上、母上と呼ぶのもこの辺に由来する。 また貴人の妻を上様(かみさま)と呼ぶ文化がそのまま庶民にも受け継がれ、 自分の奥さんの事をカミさん(上さん)と呼ぶようになったのも、奥さんを立ててのことである。 全てにおいて男尊女卑と思われがちな時代でも、そういうところはしっかりしていたようだ。 現代で領収書に上様と書く文化はいつごろからあったのかは定かではないが、 「じょうさまが正しい」という説はおそらくは間違いである。 上へ 烏丸 (ウガン) [部分編集] 紀元前1世紀頃~紀元4世紀頃に、中国北方に住んでいた民族。 ツングース系ともテュルク系ともモンゴル系ともいうが、定かではない。 「烏桓」とも書く。 からすま ではない。 匈奴の弱体化・後漢の衰退に伴い、漢の東北辺境に侵入した。三国志の時代には、丘力居(キュウリキキョ)が公孫瓚と争った。 丘力居の後継者・蹋頓(トウトツ)は袁紹と手を結び、その残党を受け入れたが、曹操によって討たれた。 その後は、移住や混血により、民族集団の活動は記録されなくなる。 コーエーの『三國志』でも、異民族の一つとして登場する。 上へ 受け弾正(ウケダンジョウ) [部分編集] 三弾正 の一人、 高坂昌信 のこと。 この異名は主に撤退戦で見事な働きをしたことからついた「逃げ弾正」という彼の異名と、 ラブレターとしか思えない手紙を送られていた、という 武田信玄との関係 から。 案外攻め弾正だったかもしれないが、その辺はわからない。 上へ 動け戦国大名(ウゴケセンゴクダイミョウ) [部分編集] 太閤立志伝Ⅴのイベントスクリプトの一つ。 戦国大名の合戦行動や浪人の仕官などを活発化させる。 上へ うさみみ(ウサミミ) [部分編集] 名前の通りウサギの耳。 うさみみとだけいった場合、大抵ウサギの耳状の被り物を指す。 要するに バニーガール が頭につけているあれ。 ★長尾(上杉)家の参謀、 宇佐美定満 のこと。 半ば伝説化している軍師・宇佐美定行のモデル。 軍神 が「装備」すると、彼の唯一の弱点である計略への脆さが消え、部隊に同行されるとほぼ完全に詰む。 最大の敵は長尾政景との舟遊び。(史実における死亡原因 ★東方キャラでは 宇佐見蓮子 のこと。 名前と併せて「うさみみれんこん」と呼ぶのが古くからのファンのならわし。 だが、東方キャラでも本当に兎耳である鈴仙・優曇華院・イナバや因幡てゐがこう呼ばれることは全くない。 上へ 討死(ウチジニ) [部分編集] 俗に言う 戦死 。戦場で敵に討たれて死亡する事をいう。(戦場で深手を負い帰陣した後すぐに死ぬ場合も討死と言われることもある) 作品によっては討死の確率を変更することが可能。 コーエー三国志では、ⅨPKはプレイヤー勢力やその相手国にしか影響はないが(CPU勢力による処断は除く)、 11ではCPU同士の衝突で死亡することがある(一騎討ちや部隊壊滅で発生)。Ⅹには戦死設定がない。 特に登録武将を入れている動画は、「討死なし」の設定にすることが多い。 (呂布や関羽、張飛など、猛将があっさり死ぬ確率も高いためもあるが……) しかし、信長の野望(特に革新)に関しては全く別で、登録武将が含まれていても 討死設定を「標準(あり)」に設定する動画がかなり多い。(部隊壊滅、弓や鉄砲による狙撃で発生) やはり日本では「戦場で散るのは華」ということなのだろうか……? (猛将や知名度が高い武将がかなり多く、数人程度が死んでも問題ないということもあるが) 角度を変えて見てみれば、「寿命」がなしで「討死」があり、というのもおかしな話だが、 まぁ登録武将は年を取らんという設定と言う事だろう……(作品によるが) 因みに、討死する(させる)確率は、武勇パラメータに関係があるらしい。 上へ 美しい人(ウツクシイヒト) [部分編集] 張郃 のこと。由来は「真・三國無双」シリーズでの耽美的なキャラ付け。 言うまでもなく、顔も差し替えない既存武将の彼に同様の言動をさせるとキャラブレイクになる。 上へ うp(ウプ) [部分編集] ネットスラングで、「アップロード」のこと。「upする」のローマ字入力から派生。 ニコニコ動画では「動画の公開」といった意味合いでとらえられる。 「 うp乙 」と言うはずが「乙」を入れ忘れてたりして最初のコメントあたりで「うp」が流れてたりするが御愛嬌。 上へ うp主・うぷ主(ウプヌシ) [部分編集] 動画を投稿した人。よその動画を転載したものでなければ、たいていの場合、動画作者と同一。 歴戦ゲープレイ動画界隈では、ふつう作者(=プレイヤー=動画編集者=ストーリー制作者)のことを指す。 「動画主」とも。 ★歴戦界隈の名前事情 ニコニコ動画のアカウント名や、ブログなどに記されたハンドルなど、複数の名前を持つことがありうる。 名前へのこだわりは人によって異なる。とくにニコニコ動画のアカウント名は変わったり複数あったりする。 アイマス架空戦記界隈では P名 の文化があるが、 歴戦ゲー動画では「○○○(代表作、代表キャラ)のうp主」「○○○の人」と呼ばれることの方が多く、 作品が有名でも、うp主の「名前」がぜんぜん知られてないこともしばしば。 history-reproductionでは、そうした「うp主の名前」がまとまってクローズアップされたが、 他界隈出身のうp主以外は、もっぱら代表作からとった「○○○の人」がタグに用いられている。 動画によっては別の呼称が定着している場合もあり。たとえば、M主、S主等。 ★うp主キャラ 動画中に、「うp主」が登場することもある。 字幕・投コメ・説明文等で「うp主」の近況報告、動画中の作戦解説、時候の挨拶、性癖の開陳を行う人もおり、 居合わせたキャラ(武将など)がうp主の代弁者を務めることもあるが、 一部作品では「外見」を備えた「うp主キャラ」が登場する。 うp主キャラは、紙芝居中に登場してストーリーに絡むこともある(例:劉度シリーズの「うぷぬし」)。 特定の武将などの姿を借りることもあり(例:皇族劉虞の人の田疇)、 架空戦記界隈の「P武将」が他動画に持ち越されることがあるように、「うp主武将」が他動画でネタにされることもある。 操作勢力とは別に、一介の武将として右往左往することもある(例:もっこもこの「動画主」)。 →うp主一覧参照。 上へ うぽつ/うp乙 [部分編集] ネットスラングで、「アップロードおつかれさま」のこと。 「うp」(アップロード)+「乙」(おつかれさま)をあわせた「うp乙」の表現が ローマ字入力をそのまま続けることにより転訛し、「うぽつ」になった。 通常、動画開始時にコメントされ、うp主をねぎらう。 戦国時代や三国志を扱う界隈らしく、 歴戦ゲ界隈では時代劇口調で「うぽつでござります」などとコメントする人もいる。 表現の仕方はともあれ、制作してくれた人への感謝の気持ちは大切である。 ちなみに、「また次回で」と動画が終了する時には「乙」と労ってやろう。 上へ うみうし [部分編集] 浜に棲む貝の仲間……ではなく、信長の野望 革新において 火牛計 を海上にて放つ事。小早川の野望初出。 のんびりとした雰囲気の呼称とは裏腹に、海上に突如出現した5つの火球が敵陣めがけて撃ち放たれ、 補助効果である混乱のせいで敵が総崩れになる光景は、戦法というより最早なにがしかの大魔法にしかみえない。 しかも範囲攻撃であるため、小早の群れに向けて放った時の様子は文字通り必見の爽快感。 クラーケンかリバイアサンにでも襲われた勢いで敵船が沈没していく。生き残れる者は数えるほどしか無い。 参考リンク: 壇ノ浦の魔物 瀬戸内海のリヴァイアサン 上へ 梅津政景日記(ウメヅマサカゲニッキ) [部分編集] 戦国末期~江戸時代初期の佐竹家(秋田藩)家老・ 梅津政景 が書き残した、実在の日記。 現物は秋田県立図書館に所蔵されている。東京大学史料編纂所編集『大日本古記録』(〔第4〕第1~9)に活字化されて収められており、 大学図書館や公立図書館に行けば多分読める。当時の佐竹秋田藩政や、武士・庶民の生活を知る上での貴重な史料となっている。 ニコニコ動画においては、「日記魔」梅津政景が書き残すさまざまなネタ。太閤佐竹が発信源。 上へ 恨みフラグ(ウラミフラグ) [部分編集] プレイヤー武将が嫌悪武将に設定されること。 対象武将との相性が極めて悪くなる。 基本的に登用ができなかったりする。 ★「信長の野望・革新」の恨みフラグ プレイヤー大名が嫌悪武将に設定されると、直接本人と交渉しての登用ができない。 (外交の「勧告」コマンドで勢力ごと登用することは可能) 一番多いのは、「自勢力の拠点から脱走に成功した捕虜」というパターン。 対処するために、 「忍の里を増設して脱走を防ぐ」 「将来の勧告吸収を見越して、こちらから解放してしまう(名声の素にもなる)」 「登用できないなら処断してしまう」 などの方法が取られる。 また、脱走が発生するのは月末であるため、月末に城が陥落しそうな場合には攻撃の手を緩め、 対策を講じられないままの捕虜を抱えないようにタイミングをずらす人もいる( 月またぎ )。 このほか、「主家滅亡時に出陣しており、そのまま野に下った武将」「自勢力から他勢力に盗用された武将」にも恨みフラグが立つ。 「武将側からの登用志願を断る」でも立つが、時間経過や新しく所属した家で滅亡する等で消滅する。 ただし、仕えた後(元から所属も含む)の家臣を追放した場合は勧告で降伏させない限り永遠に嫌悪関係になるため要注意。 ★「信長の野望・天下創世」の恨みフラグ 主に、滅ぼされた大名武将が滅ぼした大名武将を恨むように設定される。 登用しづらくなるが、登用すること自体は不可能ではない。 しかし、忠誠度が毎ターン低下するので、注意が必要。 上へ 温州蜜柑 (ウンシュウミカン) [部分編集] 柑橘類の一種。 ダイダイでもキンカンでもオレンジでもナツミカンでもない、日本で一般的に想像される「ミカン」のこと。 なお、温州(ウンシュウ)は中国浙江省の地名であり、古くから柑橘類の産地であった。 ★横山三国志のモブキャラの一人 作中、蜜柑を巡る曹操と左慈の逸話のシーンにおいて、 曹操に蜜柑を差し出して「温州蜜柑でございます」というセリフを発するモブキャラのこと。 虹裏(ふたばちゃんねる:二次元裏)でコラージュ・パロディが行われて流行した。 「温州蜜柑」が登場する動画に、中華武将祭りがある。 下で述べるように現在日本で食べられている温州蜜柑は日本の原産種と推定されるものである。 もちろん当時の中国に、現在日本で言う所の温州蜜柑はあるはずが無い。「温州で取れた蜜柑」なら話は別だが。 ★余談:温州蜜柑の原産地 ちなみに蜜柑自体は日本にもかなり昔から自生していたとされ、大陸から何時どのようにして伝わってきたのかは定かではない。 江戸時代に縁起物・風物として広まった蜜柑は紀州蜜柑という、小ぶりで種の多い、あまり美味しいものではなかった。 その頃既に温州蜜柑は存在していたが、種が出来ない故に「種無し」と言われ、縁起の悪いものとされて好まれなかった。 しかしその美味しさと種なしの利便性から続々と栽培が行われる様になり、明治時代以降徐々に広まっていった。 温州蜜柑という呼称が広まったのもその頃である。実は比較的新しいものなのだ。 なお、鹿児島県長島(現鹿児島県出水郡長島町)が温州蜜柑の原生地と考えられており、 1936年に当地で推定樹齢300年の古木が発見されたことからこの説で疑いないとされるようになった。 発見された木は接ぎ木されており、最初の原木は400~500年前に発生したと推察され 中国から伝わった柑橘の中から突然変異して生まれたのではないかという説が濃厚である。 上へ 用語解説 ア行 ア イ ウ エ オ ハ行 ハ ヒ フ ヘ ホ カ行 カ1カ2 キ1キ2 ク ケ コ1コ2 マ行 マ ミ ム メ モ サ行 サ シ1シ2 ス セ ソ ヤ行 タ行 タ チ ツ テ ト ラ行 ナ行 ナ ニ ネ ノ ワ行 馬鹿カルテットの項、レティは確かに本気じゃないと書かれているが、求聞史紀では人間に対する危険度がルーミアやリグルと同じだったり(人間友好度、低 危険度、中)文花帖(書籍)で文に駄目だし喰らっていたり、文花帖 (ゲーム)でチルノと同じLVで出てきたりで、決して強キャラ設定はされていない -- 名無しさん (2008-02-24 20 05 43) 指摘多謝です。考えてみると元ネタ寄りの記述になっていたので、必要最小限に整理しました。 -- 名無しさん (2008-02-25 22 53 10) 異民族が力を合わせます第18話で武力差約5倍の一騎打ちでの勝利を確認 -- 名無しさん (2008-03-23 08 37 18) 魔王(なのは)も強いがその嫁も強い。 -- 名無しさん (2008-04-19 20 25 48) 孔明の罠は横山さんのとこだったっけ? -- 名無しさん (2008-06-16 20 06 41) フラグ回収に定評あるのは東方騎行録だろう -- 名無しさん (2008-06-22 22 39 43) 孔明はその二人だけを異様に強調されて人を見る目がないと言われるが、蜀の内政官をたくさん見いだしているのでこの評価は酷すぎると思う。 -- 名無しさん (2008-06-23 12 03 58) 馬鹿息子の例、本当にどうしようもなかったのは信雄ぐらいだろうに。劉禅以外もフォローしてやれよ。 -- 名無しさん (2008-06-27 18 05 00) ブートキャンプの項目、三国志9では異民族相手に行われることもあるので「直接の攻略とは関わらない敵/施設に攻撃を仕掛けて熟練度を上げること」くらいの意味に差し替えたほうがいいのでは。ex 烏丸ブートキャンプ、土塁ブートキャンプ -- 名無しさん (2008-07-05 15 20 52) 「馬鹿息子の項、プレイ動画用語解説という側面で大幅整理しました。ご了承ください。 -- 名無しさん (2008-07-13 02 30 32) (中途送信失礼)「馬鹿息子」の項、プレイ動画用語解説という側面からほぼ全面的に書き改めました。執筆者の方、ご了承ください。「馬鹿息子」とされた個々の武将の弁護をしだすとキリがありませんので、総論として後世のイメージによって不当な評価がおこなわれている可能性もあることを示すに留めました。 -- 名無しさん (2008-07-13 02 38 53) むむむの元ネタは吉川英治の三国志(横山漫画の原作)が初出だよ -- 名無しさん (2008-09-26 04 01 57) ご助言ありがとうございます。補足してみました。 -- 名無しさん (2008-09-26 11 12 19) スペルカードシステム、~ルール、~ブレイクは完全に東方専門用語だから削った方が良いと思う。 -- 名無しさん (2008-10-15 05 21 34) 概ね削りました。~ルールは、東方キャラがいつも不真面目な理由を知って欲しかったので一部削ってちょっと追記して残しました。 -- 名無しさん (2008-11-04 02 59 02) イベコンの項、「イベントコンバーター」と「神ツール」は別物なので当該部分を削りました。 -- 名無しさん (2008-10-26 01 58 46) 妖怪ババア自重w -- 名無しさん (2009-01-02 20 53 45) 誰だ!ソフトバンクなんて入れたのは!? -- 名無しさん (2009-01-26 13 23 59) 変態記並びに予備軍が大量に発生中! -- 名無しさん (2009-06-17 18 04 04) 容量限界につき、用語解説「シ」 part2 を新規作成。「シールド」~「人類筆頭」の項目を part2 に移動。さらに、移動した項目にリンクがあるページを修正 -- 名無しさん (2009-09-29 11 24 30) ※「シ」のページへのコメント インフレの項のインフレ動画にひなやぼ追加 -- 名無しさん (2010-05-23 07 41 25) 容量一杯なので「シ」にならって分割。includeとどっちがいいんだろう -- 名無しさん (2010-11-23 20 56 02) ※「カ」のページへのコメント ここにいるぞ!について吉川版では「ここにいるのを知らぬか」になっていたけど、一応ここからつながってるといえるのかな? -- 名無しさん (2010-01-25 00 17 28) フラグの語源を修正しました。flagmentなのは「デフラグ」などですね。 -- 名無しさん (2011-05-08 13 44 41) 恋姫真名の五十音順を修正しました。 -- 名無しさん (2011-09-16 09 11 19) 醤油と醤油外交で意味が全然違うのにフイタwww -- 名無しさん (2012-01-09 11 09 01) 用語解説各ページへのコメントを一か所にまとめ、includeで表示するようにしました。 -- 名無しさん (2012-04-19 16 07 05) 今号のイブニングのしばちゅうさんで阿会喃が「システム」言ってたぞw -- 名無しさん (2012-10-09 09 10 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akb44/pages/4030.html
ゆきをお気に入りに追加 ゆきとは ゆきの63%は汗と涙(化合物)で出来ています。ゆきの31%は理論で出来ています。ゆきの4%は運で出来ています。ゆきの2%は黒インクで出来ています。 ゆき@ウィキペディア ゆき ゆきの報道 ホテル発、鉄道旅ゆき 全国へ! 続々進行トレインルーム - 朝日新聞デジタル フレンズたちと“わくわくどきどき探検”するRPG『けものフレンズ3』、 4「ホッキョクギツネ」が仲間入り イベント「体力測定 ホッキョクギツネ編」を開催!:時事ドットコム - 時事通信 筋金入りの犬好き一家に猫が来た たちまち家族はデレデレ、犬たちにもいい刺激に(sippo) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【未知なる世界はそこに】第5部・エベレスト街道編(5)大切な場所、ヒマラヤ - デジタル夕刊 プレみや 津軽の「鳥居の鬼コ」フィギュア化 50体の3Dデータを制作(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 風祭ゆき、ドッキリだと思ったハリウッド映画出演。「すごく感動した」タランティーノ監督のエキストラへの“演説” - テレ朝POST YouTube蝶野チャンネル12/10(金)22時配信=【東スポ餃子杯】東スポの刺客!上福ゆきとプロレスクイズ対決で蝶野正洋に何が!? 蝶野正洋 公式ブログ - lineblog.me 「自分だけのアイテムに長く育ててもらいたい」ーーユキ フジサワが新作ニットアイテムに込めた思いとは? - Fashionsnap.com 柏木由紀とWACK所属7グループ選抜メンバーが語り合う それぞれの個性とアイドルの極意 - Real Sound “コシヒカリのまち”魚沼市の良質な日本酒 - ASCII.jp 「カルトプリンス」映画監督の牧口雄二さん死去 85歳 「暴れん坊将軍」「影の軍団」なども手掛ける(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 熊谷に回転ずしの姉妹ブランド「がってんカルビ」 和牛や雪室熟成肉、肉寿司も(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 長崎の隠れた偉人「島谷市左衛門」知って 江戸期に小笠原諸島探検に成功 顕彰会発足(長崎新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 雪が積もり、大喜びする柴犬 まさかの行動に飼い主も驚き! (2021年12月10日) - エキサイトニュース 冬のお出かけ前に!雪みち通行に役立つサイトがひとまとめ!『ゆきみちポータル』開設! - 株式会社ユニークワン 【無料】自分に自信を持てない方必見!SNS総フォロワー数50万人のコスプレライブアクター、しらゆきが「自己肯定感爆上げ・ストレス回避方法」ウェビナーを12/20に開催 - PR TIMES 大鉄「合格ゆき」切符型絵馬を発売 島田「KADODE」など連携(あなたの静岡新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大鉄「合格ゆき」切符型絵馬を発売 島田「KADODE」など連携 - 47NEWS 嘉藤貴行 2度目の受験で調教師免許試験合格!「目標のレースはダービー」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース [上越おくやみ情報] 12月10日更新|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 余録:「世の文明に進むに従いて一法を設け… - 毎日新聞 『テレビ千鳥』で話題の“Fカップお姉さん”雪平莉左が恋愛観語る「靴下を脱がせてあげたい」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【JRA】嘉藤貴行騎手ら5人が調教師試験に合格(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 柏木由紀 「変わらずチームBで」AKB16周年ポーズ披露 ファン「何年経ってもお美しい」「ナイス」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 東京女子プロレスの名古屋大会で荒井優希らSKE48のミニライブ披露が決定(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぽよ、お気に入りエクステ&ヘアカラー報告し反響「大人可愛い」「似合ってます」 (2021年12月8日) - エキサイトニュース 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」舞台化!仁太役は鳥越裕貴(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 仲村トオル、佐藤浩市ら新春ドラマSP「優しい音楽」に出演決定!仲村『人の心を暖められるように頑張ります』(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 高橋文哉、『ドクターホワイト』で医師役に初挑戦 浜辺美波ら集結のポスターも公開(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 地域で違う”大雪注意報”が出る基準 気象予報士が解説(富山テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【エンタがビタミン 】ノンスタ石田、吉本・岡本社長に呼び出され「あ、クビや」と覚悟 なりゆきにナイツが仰天「立場が変わった!」 | Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト - Techinsight japan 人気女優・北乃きい。30歳を迎えた彼女を半年に渡り撮り下ろし、表紙と12ページで登場!雪平莉左、新田あゆな、佐藤栞、ミスFLASH2021 名取くるみも必見の『FLASH』12月7日(火)発売 - PR TIMES 淡輪ゆき 夫・浅村栄斗とマウンド上で2ショット 「主人には、心から尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 田中要次「半分自暴自棄」でJR退職 裏方時代には「家3軒ぶっ壊す」交通事故「よく生きてたなって」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 風祭ゆきが語る「セーラー服と機関銃」 薬師丸だけは特別扱い「『ひろ子ちゃん』ではなく『ひろ子さん』と相米監督は呼んでいました」 - ZAKZAK やんちゃな雪の妖精のようなロゴ向けフォント「藍と白のゆきぐに」(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【新潟市の除排雪作業にご協力を】雪の季節がやってきます。除排雪作業にご協力をお願いします! - 日刊にいがたwebタウン情報 【K-1】175cmの長身・抜群のスタイル、“令和の白ギャル”ゆうちゃみがスペシャルラウンドガールで登場、まさかのお姫様だっこに大喜び(ゴング格闘技) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『孤独のグルメ』で息子の偏食が直った!? 「おじさんと一緒ならご飯食べる」原作者からも喜びの声(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「これって逆パワハラ?」上司からに限らない 同僚や部下からの言動も 元アイドル弁護士が解説(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 早め早めのお掃除できれいをしっかりキープ!「IH調理台」のお掃除方法【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.28(kufura) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ジュニアとゆきぽよが“被害者”を批判? 反論殺到「通報して当然」 - まいじつ 『夏目友人帳』BIGトート、ロンTでニャンコ先生と一緒にお出かけ (アニメージュプラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 犬の背中で子猫のバトル! もふもふの特等席を奪い合うも、気にせず爆睡する「犬の懐の深さよ」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぽよ「鼻出しマスクぐらい良くない?」に、「感染リスク高まる恐れがある」と反論の声〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース UNIQLO& GUで探す、洗えて軽い!防寒アウター6選(ベネッセ 教育情報サイト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 5年モノあたりがちょうどいい!? 登場から改良に改良を重ねて「今が買い頃」なクルマ 10選(ベストカーWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース AKB48柏木由紀、30代初のグラビアで新境地 貴重な“アウトドアゆきりん”披露(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「特典が熱すぎるッ!」原一男監督も大・大興奮!「ゆきゆきて、神軍デジタルリマスター版 Blue-ray特別限定版『大神軍BOX』」12月3日(金)発売 (2021年12月2日) - エキサイトニュース SKE須田亜香里 ゆきりんとの比較への違和感吐露「なんで比べるの?と思っちゃう」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ときめきメモリアル Girl s Side 4th Heart』DLCキャラクター 巴 征道(ともえ ゆきみち) 登場! - PR TIMES 柏木由紀、AKB〝党〟から鞍替え!? 渋谷でWACK新曲演説 丸見えに大喜び「メッチャやばい」(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 焼きりんご色、こなゆき色って何? 三菱のペンが完売続出のワケ - 日経クロストレンド 「救急車蹴って逮捕」鬼束ちひろ容疑者 示談が成立しない可能性も…元アイドル平松まゆき弁護士が解説(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぽよ、艶やかな振袖姿を披露 きものコンテストで特別審査員 - 中日新聞 オトナのゆきりん しっとり25曲「30代の柏木由紀も末永くよろしく」 - デイリースポーツ 日本の技術と美意識を詰め込んだ【グランドセイコー】の新作は、信州の幻想的な冬景色「垂り雪」がテーマ。側面のダイヤモンドセッティングにもご注目(WATCHNAVI Salon) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぽよ、超ミニ&ニーハイ私服で“絶対領域”を披露「足長~い」「スタイル抜群」の声(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ハリネズミ・サイなど動物たちの名前に意外な由来 歴史上の人物に野菜まで…あなたの「推しアニマル」は?【愛媛発】(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【競馬エイト GIスペシャル】ジャパンC《翔太郎&ゆきあき&椋木宏を無料公開!》 - サンケイスポーツ 「平安セレモニーゆきつばき」12月全館完全リニューアル | 新着ウォッチ - joetsu.ne.jp 「細雪」、正しく読めますか?「ほそゆき」という誤読に注意です【脳トレ漢字73】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト - serai.jp みんな疑問だった…? 地下鉄の壁 “駅名”の分かりづらさに共感の声(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 柏木由紀 三十路初ステージ「まだ結構動ける」充実ソロコン(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 異色のコラボ和食店!仲良し寿司職人とうどん職人が作るボリューム定食に大満足!岐阜県下呂市でなりゆきグルメ旅(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ツーリング好きなら一度は試してほしい『道ゆき』で道の駅をツーリングの目的地に【新規入会キャンペーン実施中!】 - WEBヤングマシン 映えだけじゃない!かための食感が懐かしい…高級バニラビーンズと下呂牛乳を使った濃厚!レトロプリン。岐阜県下呂市でなりゆきグルメ旅(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現役アイドルの歯に海苔が! 柏木由紀、オーディション必勝法を紹介するも「苔にしか目がいかない」「海苔ついててもボツにしないゆきりん」(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「セーラー服と機関銃」公開から40年 風祭ゆき、薬師丸ひろ子らとの撮影を回顧 - スポーツ報知 日本の「家事道」を深めて世界に伝播させたい――高橋 ゆき(ベアーズ取締役副社長)【佐藤優の頂上対決】(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「道路影響予測」北日本中心に大雨や暴風の恐れ 寒冷前線通過後は西日本でも雪に注意(気象予報士 福冨 里香 2021年11月22日) - tenki.jp 【柏木由紀】“30代のポジティブ論”「人頼みじゃなくて自分で人生をつくりたい」(集英社ハピプラニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「刀ミュ」新作公演「江水散花雪」1月30日開幕 新たな刀剣男士5振り役に松島勇之介、長田光平らが決定 - 映画.com 『カムカムエヴリバディ』は期待を裏切る? 脚本家・藤本有紀の“天才的な省略の巧さ” - リアルサウンド あの『ゆきゆきて、神軍』原一男監督が撮ったドキュメンタリー映画『水俣曼荼羅』とは(篠田博之) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <真犯人フラグ>“菱田朋子”桜井ユキの知られざる過去明らかに モラハラ夫と地獄のような生活? オリジナルストーリー第2弾配信(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース AKB48、『紅白』2年連続落選に「悔しい」 柏木由紀&“総監督”向井地美音がコメント(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 夢の舞台「ゆきはら」を歩く 阿部雅龍さん、南極冒険スタート - 47NEWS 片瀬那奈が写真集で潔白アピールか 同パターンゆきぽよ「爆死」の不吉データ(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゲストとして浪花ほのかさん、ねおさん、ゆきぽよさんを迎える「GIRLS MEETING」へSMASELL(スマセル)が出演決定! - PR TIMES 中島由貴がバースデーイベントで各務華梨への愛を叫ぶ(HOMINIS(ホミニス)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 桂ゆき、丸木スマ、常盤とよ子から現役作家まで、6人の女性作家を通して「日々生きること」を再考する。東京都美術館「Everyday Life わたしは生まれなおしている」展レポート - 東京アートビート 「柏木由紀ソロコンサート 寝ても覚めてもゆきりんワールド」2日間の両ステージの模様をWOWOWでライブ配信&放送決定! - PR TIMES 『刀ミュ』最新作「江水散花雪」、和泉守兼定(有澤樟太郎)と初登場の5振りが出陣 - マイナビニュース まるでパンケーキ!?キャベツが主役のふわふわ絶品お好み焼き!愛知県豊田市でなりゆきグルメ旅(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぴゅーのパナソニック新型カーナビ「ストラーダ」があると、海鮮丼を食べにお出かけしてみたくなっちゃいますの!の巻 - Car Watch 柏木由紀さん「一晩500万円」デマに怒り 数百万円の慰謝料が認められる可能性も(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【樋口尚文 銀幕の個性派たち】風祭ゆき、銀幕の闇に開花した麗人(後篇)(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゆきぽよ、胸元チラリの大胆ショット「セクシーすぎて好き」「感動的な美しさ」 - 中日新聞 スペシャルゲストに高橋英樹さん・前田典子さん・ゆきぽよさん 株式会社一蔵のきものコンテスト「Universal Kimono Award 2021」開催! - PR TIMES 佐藤 行教(ゆきのり)さん | 川崎市立東菅小学校のボランティアとして、郷土資料室を管理する | 多摩区 | タウンニュース - タウンニュース 北海道の1か月予報 いよいよ札幌も初雪に 本格的な雪の季節へ(気象予報士 岡本 肇 2021年11月11日) - tenki.jp 藤澤ゆきとカネコアヤノが新プロジェクト始動 愛猫のイラストをあしらったアイテムを販売 - FASHIONSNAP.COM 小柳ゆき「80年後にデュエットアルバムを」ツアーファイナルでデーモン閣下と固い約束!?(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2021-2022小樽余市ゆき物語 開幕! - 小樽ジャーナル ゆきぽよ、エイジアプロモーションとマネジメント契約締結「またゼロから一つずつ積み重ねて行きたい」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メガヒットあやかし契約奇談『夏目友人帳』最新27巻(緑川ゆき)が9月3日発売! 特装版は、ニャンコ先生アクリルフィギュア付き! - PR TIMES 「ゆきゆきて、神軍 デジタルリマスター版」Blu-ray(国内初)/DVD 12月発売! - PR TIMES 「ユキ フジサワ」デザイナー藤澤ゆきに聞く12の質問 - Fashionsnap.com 「RMK」新クリエイティブディレクターにYUKIが就任 グローバル視点で相乗効果を生み出す (PR) - WWD JAPAN.com ゆきをキャッシュ サイト名 URL ゆきの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ゆきのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ ゆき このページについて このページはゆきのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるゆきに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/21silverkeys/pages/159.html
Answer And Answer ◆HQRzDweJVY ■ ■ ■ INTERNATIONAL STUDENT IDENTITY CARD Studies at MISKATONIC UNIV. Name FUMIKA, S. Born 27/10/199X Validaty XX/201X - XX/201X ■ ■ ■ 「…………」 自身の学生証を見返すのは、もう何度目になるかわからない。 だが何度見てもそこにあるのは代わり映えのない無機質なデータと無愛想な女の顔写真だけだ。 鷺沢文香はミスカトニック大学文学科に所属する一年生である。 高校時代に英米文学、特にハワード・フィリップス・ラヴクラフトに高い関心をもち、叔父の勧めで有数の文学科を持つミスカトニック大学を受験。 見事現役で合格し、現在は叔父の友人の元にホームステイしつつ大学に通っている。 ――これが今の鷺沢文香である。 そう、"この世界"では文香はアイドルではない。 一介の留学生、それが彼女に与えられた役割(ロール)だ。 もちろん彼女はこれが偽りの状況であることを理解している。 だが文香はそんな現在の状況を自身でも驚くほど自然に受け入れていた。 ……それはもしかしたら文香にとってあり得た未来だったからかもしれない。 本を好み、本について学ぶ……アメリカ留学は中々出ない選択肢だとは思うが、それでも『アイドルをやる』という選択肢よりは自身の中から出そうな選択肢だからだろうか。 そう、あの人が自分を見つけ出してくれなかったら……もしかしたらありえたかもしれない未来。 でも再び選択肢を与えられたとしても文香はアイドルの道を選ぶだろう。 あの人が与えてくれた、煌めく世界への道を。 だから文香は元の世界に帰る手段を探している。 (……でも、何をすればいいのでしょうか……) 知識を貯めこむだけではいけない、ということは文香にもわかっている。 だが次になすべき具体的な行動がわからない。 『どうする、マスター』 そして文香のサーヴァント、アーチャー『ジョン・プレストン』は具体的な指示をしたりはしない。 戦いに不慣れな文香に対して警告はしてくれるし、意見を聞けば答えを返してくれる。 けれども積極的に手をとって導いてくれるような存在ではない。 あくまでサーヴァントとしての矜持を守っている。そのように文香には見える。 それは男性に免疫のない文香にとってありがたく、同時に不安でもあった。 煌めく世界に踏み出したのも、あの人に手を引かれたからだ。 真っ白な原稿用紙を差し出されたからといって、即座に書き出し始められるような性格ではない。 けれど何もしないままだと底のない沼に引きずり込まれるような不安がある。 「……その……"図書館の魔女"という方とお話してみたいと思います」 ミスカトニック大学には数多くの有名人がいるが彼女はその一人だ。 魔女の異名を持つ神秘学(オカルティズム)の新星……もしかしたら元の世界に帰るためのヒントを得られるかもしれない。 そんな淡い期待を胸に、図書館への道を歩く。 その道中で文香は奇妙な光景に遭遇した。 ――ミスカトニック大学には一本の桜の木がある。 樹齢数百年を超えるとも言われる大木で、春には見事な花を咲かせることで有名だ。 だが時期外れの今は花をつけるでもなく、ひっそりと佇んでいる。 だからその桜は誰もが通り過ぎるただの風景……そのはずだった。 「……?」 その桜の木を取り囲むように人だかりができている。 時間はまだ8時前……そう人が多くない時間帯だ。 よく見れば取り囲んでいる学生の隙間から黄色いテープのようなものが見える。 それにウィンドブレイカーをきた人物がせわしなく動いているようだ。 文香は人並みの好奇心をもってその人だかりに近づこうとした。 「――近づかない方がいい」 だが男の声によってその歩みは止められる。 耳に届いたのはアーカムで日常的に使っている英語ではなく、懐かしい日本語だった。 驚き、振り向いた先にいたのは一人の男性。 文香はその顔に見覚えがあった。 どこかで誰かが話していた。少し変わった講義を行う東洋人の若い民俗学講師。 確か、名前は―― ■ ■ ■ 思わず声をかけてしまったことを、竹内多聞は後悔した。 いきなり見知らぬ女性に声をかけたのだ。 客観的に見ればあらぬ誤解を招いてしまいかねない行為だ。 「ああ、私は……」 「あの……竹内先生……ですよね」 その女性はおずおずとそう答えた。 「その……日本人の講師の方は珍しいので……」 自分の顔に驚きが浮かんでいたのだろう。 その女性はそう付け加えた。 確かに。ここアーカムは多種多様な人種がいるが日本人の数は決して多くはない。 むしろ学内に二人も日本国籍の講師がいるのが不思議なぐらいだ。 「それで……その……」 いきなり近づかない方がいいと言われたのだ。 その理由を知りたいと思うのも当然のことだろう。 「……今朝、あの桜の木に学生の死体が吊るされているのが発見された。 それも、決して足が届かない高さに、だ」 「――!」 竹内のもとに大学からメールが届いたのはつい先程の事だった。 『桜の木に学生の死体が吊るされていた』とのショッキングな内容のそれに、竹内の目は一気に覚めた。 発見者は応用科学部に所属する学生の一人。 被害者とは顔見知りであったらしく、身元が判明するのは早かった。 普通ならばこれだけの事件が起きれば大学は休校、封鎖され、しかるべき調査が行われることとなる。 だがここアーカムでは違う。 警察関係者の捜査はあるだろうが、概ね今日と変わらない日常が続くだろう。 ハイスクールの集団衰弱事件やダウンタウンで起こった怪文書事件など、そんな異常を受け入れてしまう陰鬱な空気がここアーカムにはあった。 ふと女性に目を向ければ手にした本を不安そうに抱きかかえている。 無理もない。 日本という国は平和なのだ。 見慣れない年号を使っていようとも、社会体制が大きく変わらないかぎりそれは変わらない。 死者――それも殺人などというものと鉢合わせる場面は滅多にあるものではない。 『ハハハ、おもしろい。実に面白いぞマスター』 (……いきなり話しかけないでもらえるか、アサシン) 竹内の脳裏に響き渡る男の声。 この奇妙な同行者の発言はいつも唐突で心臓に悪い。 『マスター、あの木の周りから魔力の気配がするぞ。ハハ、とても良い匂いだ』 (……なんだと?) 『ウフフ、誘っているぞ。私にはわかる。これもまた真実の一端なのだからな』 狂人の戯れ言、と一蹴してしまうのは簡単だ。 だがここ数日の付き合いでわかったことがある。 彼の言葉は狂っていたが、(今のところ)積極的に虚偽を混ぜるようなことはしなかった。 ということはおそらく学内に聖杯戦争とやらの関係者がいるのだ。 しかもこんな……挑発行為を行うような好戦的な人物が。 と、そこで竹内は自身が思考に埋没してしまっていたことに気付く。 隣の女性に目を向ければ口を抑え、顔を青くしている。 やはり殺人という単語は重すぎたのだろう。 「気分が悪ければ医務室に行くといい。場所はわかるかね?」 「……はい。すみません……失礼します」 綺麗な一礼を残し、女性は去っていった。 竹内は何ともなしにその力のない後ろ姿を見つめていた。 「おはよう、竹内君」 そんな竹内の背中に声がかけられる。 自分のことをそう呼ぶ人間は多くない。 しかもその声が若々しい少女のものであればなおさらだ。 「……芳乃教授、おはようございます」 芳乃さくら。ミスカトニック大学の誇る植物学の権威。 東洋人は子供のように見えるというが、同じ日本人であるはずの竹内から見ても彼女は若すぎる。 実年齢は竹内よりも上だというが、外見はどう見てもせいぜい十代の少女にしか見えない。 ――永遠に生きる女。 竹内の脳裏に、故郷に伝わっていた伝承の一片がよみがえる。 だがここは羽生蛇村ではないし、彼女自身も『そういう身体なんだ』と公言している。 (恐らくは何らかの病気なのだろう、というのが学内での通説だ) だがそういうものだと理解しているつもりでも、彼女に気さくな口調で話しかけられるとどうにも調子が狂う。 「それにしても意外だね。竹内君は文香ちゃんと知り合いなの?」 「いえ、たまたま声をかけただけです。……名前も今知ったところですよ」 あの学生はフミカ、というらしい。 そういえばフルネームを聞くのを忘れていた。 まぁいい。学科も違うようだし、これから先、関わることもそうそうあるまい。 「芳乃教授は彼女と知り合いなのですか?」 「うん……と言っても数えるほどしか話したことはないけどね。 図書館に資料を借りに行く時、見かけたら話しかけるぐらいかな。 あの子、結構図書館に入り浸っているから」 だがそこで芳乃の表情が曇る。 「……"あの子"も、ね。一緒に図書館に行ったことがあったんだ」 その視線は桜の木の方へ向けられている。 「……勉強熱心な娘で、専門外の授業なのに質問攻めにされたっけ。 明るくて、いい子だったよ」 その横顔には隠し切れない悲しみが滲んでいる。 それは彼女の持つ優しさゆえだろう。 一方で自分はどうかといえば、……驚くほどに冷静だった。 竹内自身も過去の事故で家族を失っている。 だから吊るされた少女の家族の気持ちを想像することは出来る。 だが、それを我が事として考えるには、あまりにも吊るされた彼女のことを知らなさすぎた。 いや、もしかしたらあの生と死の境界線が曖昧な空間で、自分の何かは壊れてしまったのかもしれない。 先ほどの彼女のように怯えるでもなく、目の前の彼女のように死者を悼むでもない。 ただそこに死者がいる、それだけを受け入れていた。 「……直に警察による捜査も始まるでしょう。 私たちにできることなどない」 アサシンの言うとおりであればこれはオカルトの領域だ。 この殺人者に警察の手が届くことはないだろう。 かといって竹内自身が積極的にこの事件を追うかと言われれば首を横に振る。 確かに竹内自身が求める聖杯の真実を追うために、この事件について調査するのも一つの手ではある。 だがあんな挑発行為をしてくるということは、相当な自信があるということだ。 用意周到な罠か、それとも余程強力なサーヴァントを持っているのか 待ち構えているのが何かは分からないがよほどうまく立ち回らねば、竹内の命などあっという間に失われてしまうだろう。 だから今の自分に出来ることは、せいぜい他人に警告することぐらいだ。 「……そうだね。ゼミの皆には気をつけるように言っておかないと」 そう言って彼女は力なく微笑んだ。 ■ ■ ■ 芳乃さくらの祖母は魔術師であった。 故にさくら自身も魔術については人並み以上の理解がある。 サーヴァントを通じるまでもなくよく分かる。 桜の木あたりから漂う魔術の残り香があまりにわざとらしいことに。 色に例えるなら自然界の中に突如現れた蛍光色。 これほどまでに露骨な形跡は、意図的に創りだされたものでしかありえない。 つまりこれは聖杯戦争の参加者に対する宣戦布告なのた。 わざわざ目立つ場所に死体を吊るしたのも、その一環なのだろう。 そう、これは聖杯戦争と言う名の魔術儀式なのだ。 手段を選ばない主従がいたとしてもおかしくはない。 聖杯戦争とは自分の願いのための殺し合い……エゴとエゴのぶつかり合いにすぎない。 自ら望んでその儀式に参加した自分にそれを否定する権利はない。 けれどそんなこと吊るされた"あの子"には関係がない。 ただ他のマスターへのメッセージボード代わりに使われただけ。 ただ巻き込まれただけの、意味のない突然の死。 彼女の両親は嘆き悲しむだろう。 彼女の友人は消えない傷に苦しむだろう。 そう、もしもあの子が"彼"だったならば……それを想像しただけで胸の奥がキリキリと締め付けられる。 『……なぁ、さくらよ』 そしてさくらは知っている。 セイバーは、徳田新之助はこんな所業を許さない正義の人物だと。 『……さくらの望みは知っている。 だが無辜の人々を巻き込み、亡骸を弄ぶ外道を放ってはおけん』 (ううん、気にしないでください、新さん。 ボクもこのまま放っておくことはできないって思ってたところだから……) 願いのために戦うと決めた。その決意に変わりはない。 だがいたずらに死者を増やすやり方は一人の人間として……いや、一人の母親として放っておくことなど出来なかった。 ■ ■ ■ 知識としては知っていた。 あれが、人の死だ。 それも病死や事故死などではない。 殺人――明確な意図を持って誰かが誰かの命を奪うという行為。 その恐ろしい行為は文香にとって紙の上で語られるべきものだった。 だが今、それはとても静かに――あまりに唐突に文香の目の前に現れた。 人混みに近寄り、アーチャーに調べさせることも出来ただろう。 周囲の人間に聞きこみをするのも手だったかもしれない。 だが文香は目を背け、逃げ出してしまった。 アーチャー曰く、『桜の木、それも枝のあたりから魔力を感じた』らしい。 十中八九、死体が吊るされていたという場所だろう。 つまり死体を吊るすという行為は聖杯戦争に関わる者達への恫喝だったのだ。 ――私は見ているぞ。 ――私は知っているぞ。 ――次はお前だ。 ――首をくくられるべき魔女は、お前だ。 「――……ッ!」 聖杯戦争のことは知っていた。 死と背中合わせであることも知っていた。 それでも改めて目の前につきつけられると、身体がすくみ、震えが止まらない。 逃げ出したことをアーチャーは責めない。 いっそ責めてくれれば、明確な意志や感情を叩きつけられれば、例えそれがネガティブなものだったとしても動けたのかもしれない。 けれどアーチャーはあくまで従者(サーヴァント)として、文香に選択を委ねてくる。 それはあの日、自分の手を少し強引に引いたあの手とは、同じではないのだ。 そして今、この場所に、自分の隣に"彼"はいない。 「……プロデューサー、さん」 思わず漏れた、応えるもののいない言葉。 その悲鳴のようなつぶやきは、アーカムの淀んだ空気の中に霞んで消えた。 【キャンパス・ミスカトニック大学構内/一日目 早朝】 【竹内多聞@SIREN】 [状態] 健康 [精神] 正常 [令呪] 残り三画 [装備] 38口径短銃 [道具] 特に無し [所持金] 社会人として普通の金額 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯の謎を解き明かす 1. 桜の木に死体を吊るした犯人に対処すべきかどうか…… [備考] 【アサシン(メンタリスト)@ニンジャスレイヤー】 [状態] 健康 [精神] 発狂 [装備] なし [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:アハハハハハハハ 1. おかしいと思いませんか?あなた? [備考] 【芳乃さくら@D.C.II ―ダ・カーポII―】 [状態]健康 [精神]正常 [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]鞄(大学教授としての所持品) [所持金]お屋敷でゆったり暮らせる程度のお金(世界有数の大学の教授) [思考・状況] 基本行動方針:願いの桜の制御方法を知るために聖杯を手に入れる。 1.桜の木に死体を吊るした犯人を探す。 2.ナイ神父を警戒。 3.キーパーには何か狙いがある? [備考] アーカムの街の郊外が森で覆われていることを確認しました。その森は吉宗曰く「魔性の気配がする」と聞いています。 アーカム郊外の森でナイ神父と会いました。 アルフォンス・エルリックと顔見知り程度に知り合っています。マスターとは認識していません。 鷺沢文香とは顔見知りのようです。マスターとは認識していません。 【セイバー(徳川吉宗)@暴れん坊将軍】 [状態]健康 [精神]正常 [装備]主水正正清 [道具]扇子 [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:さくらの願いを叶えてやりたい。 1.さくらを守る。 2.ナイ神父を警戒。 [備考] アーカムの街の郊外が森で覆われていることを確認しました。その森から魔性の気配を感じました。 アーカム郊外の森でナイ神父と会いました。 アルフォンス・エルリックを見ましたが、マスターとは認識していません。 【鷺沢文香@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態] 健康 [精神] 恐怖 [令呪] 残り三画 [装備] なし [道具] 本 [所持金] 普通の大学生程度 [思考・状況] 基本行動方針:元の世界に帰りたい 1.プロデューサーさん…… [備考] 【アーチャー(ジョン・プレストン)@リベリオン】 [状態] 健康 [精神] 正常 [装備] クラリックガン [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:マスターを守る。 1.マスターを守る。 [備考] BACK NEXT 010 妖怪の賢者と戦姫 投下順 012 鉛毒の空の下 008 Horizon Initiative 時系列順 012 鉛毒の空の下 BACK 登場キャラ NEXT OP 運命の呼び声~Call of Fate~ 鷺沢文香&アーチャー(ジョン・プレストン) 018 昏濁の坩堝へと 竹内多聞&アサシン(メンタリスト) 007 接触 芳乃さくら&セイバー(徳川吉宗)
https://w.atwiki.jp/wishtry/pages/19.html
受注可能クエスト トライアルコースで探索可能なエリアは密林と砂漠の二か所。 出会えるボスはドスランポス、ドスゲネポス、ドスファンゴの3種。 詳しくは→ 狩猟可能モンスター 温暖期(密林のみ) クエストタイトル メイン 備考 密林の環境に慣れよ! 特産キノコ6個の納品 密林の環境を熟知せよ! 特産キノコ8個の納品 ハンターの基本、採掘! 鉄鉱石3個の納品 報酬に水光原珠あり ハンターの基本、虫採り! ロイヤルカブト4匹納品 密林の青き狩人 ランポス8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 密林の隠れん坊! ヤオザミ8頭の討伐 音爆弾支給・2頭4頭サブAB自動クリア 使いこなせ!閃光玉! ドスランポス1頭の狩猟 サブなし 使いこなせ!シビレ罠! ドスファンゴ1頭の狩猟 サブなし 青き狩人の生息地 ドスランポス1頭の狩猟 ランポスサブあり 猪たちの長を狩猟せよ! ドスファンゴ1頭の狩猟 ランゴスタサブあり 繁殖期(密林・砂漠) 密林 クエストタイトル メイン 備考 密林の環境に慣れよ! 特産キノコ6個の納品 密林の環境を熟知せよ! 特産キノコ8個の納品 ハンターの基本、運搬! 肉食竜の卵2個の納品 密林の青き狩人 ランポス8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 密林の暴れん坊! ブルファンゴ8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 密林の食いしん坊! コンガ8頭の討伐 使いこなせ!閃光玉! ドスランポス1頭の狩猟 サブなし 使いこなせ!シビレ罠! ドスランポス1頭の狩猟 サブなし 青き狩人の生息地 ドスランポス1頭の討伐 ランポスサブあり 砂漠 クエストタイトル メイン 備考 ハンターの基本、釣り! 大食いマグロ4匹の納品 砂漠の隠れん坊! ヤオザミ8頭の討伐 音爆弾支給・2頭4頭サブAB自動クリア 砂漠に跳ねる狩人 ゲネポス8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 砂漠に跳ねる狩人 ドスゲネポス1頭の狩猟 アプケロスサブあり 寒冷期(密林・砂漠) 密林 クエストタイトル メイン 備考 密林の環境に慣れよ! 特産キノコ6個の納品 密林の環境を熟知せよ! 特産キノコ8個の納品 ハンターの基本、釣り! サシミウオ4匹の納品 密林の暴れん坊! ブルファンゴ8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 密林の食いしん坊! コンガ8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 猪たちの長を狩猟せよ! ドスファンゴ1頭の狩猟 ランポスサブあり 砂漠 クエストタイトル メイン 備考 ハンターの基本、採掘! 鉄鉱石3個の納品 報酬に水光原珠あり 砂漠に跳ねる狩人 ゲネポス8頭の討伐 2頭、4頭でサブAB自動クリア 使いこなせ!閃光玉! ドスゲネポス1頭の狩猟 サブなし 使いこなせ!シビレ罠! ドスゲネポス1頭の狩猟 サブなし 砂漠に跳ねる狩人 ドスゲネポス1頭の狩猟 ゲネポスサブあり
https://w.atwiki.jp/souku/pages/2657.html
カレンダーへ戻る/前へ×次へ スケジュール/2012-01-03が参加者募集開始日のシナリオ (該当シナリオはありません) スケジュール/2012-01-03が参加者募集締切日のシナリオ 【イコン参加可】【重層世界のフェアリーテイル】重層世界、最後の戦い 大江戸爆府☆暴れん坊ロボ将軍 【カナン復興】新年マンボ!! 雪だるまと仲良し大作戦 【黒史病】記憶螺旋の巫女たち スケジュール/2012-01-03がアクション締切日のシナリオ アラン少年の千夜一夜物語 地球に帰らせていただきますっ! ~4~ スケジュール/2012-01-03がリアクション公開予定日のシナリオ (該当シナリオはありません) スケジュール/2012-01-03がリアクション修正公開予定日のシナリオ クリスマスの魔法(元の公開予定日:2011/12/29) その他補足等 [部分編集]
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/244.html
前ページ次ページSSまとめ 31-101 31-101 名前:亜子風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 36 17 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/10 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです さて将軍様、今日はおとなしくお城にいるようです。しかしそれには訳がありました 風香 「予告状?」 あやか 「そうです。昨日このようなものが矢文で届けられました」 そういってあやかさんは将軍様に一通の手紙を見せました 風香 「どれどれ・・・”予告状、明日夜にマ・●ベの壺を頂きに参ります。ねずみ娘より”」 楓 「盗みの予告とは・・・けしからんでござる」 史伽 「怖いです・・」 葉加瀬 「心配しないでください。侵入者は私の装置で皆殺しですから」 夏美 「それが怖いのよ」 風香 「うふふ・・対決・・対決だあ!!!!!」 将軍様、立ち上がって大興奮しています あやか 「な、何を言っているのです!!!」 風香 「だって侵入者だよ!!!撃退しなきゃ!!!葉加瀬、じぇのさいど計画発動だよ!!!」 葉加瀬 「さー!!いえっ!!さー!!」 それは見事な敬礼でした。葉加瀬さん、のりのりです かくして将軍様対、ねずみ娘さんの対決が始まったのでした 31-102 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 38 18 ID ??? 2/10 その日の夜・・・ 葉加瀬 「ふっふっふっ・・・こんなこともあろうかと、ちゃんと用意しておきました。見てください”五重塔”です」 お城の一角にそびえ立つ五重塔、昨日はまではなかったのですが・・・ 風香 「さすがだね、葉加瀬。一日でこんなおもしろい舞台を用意するなんて」 葉加瀬 「まあ、天才ですから。で、この塔なんですけれども五つのステージが用意されています」 風香 「やっぱり!!!そうこなくっちゃ!!!」 葉加瀬 「で、侵入者はその階の人を倒せば次の階に進めます。それで五階に壺があるわけです」 風香 「うんうん!!!」 葉加瀬 「一階は棒使い、二階はブーメラン使い・・ではなくて、まあ、誰か適当に配置します」 風香 「ボク5階ね!!!」 葉加瀬 「残念ながら5階の配置は済んでいます。ですから1階から4階までの配置を決めてください」 風香 「5階がいいな・・・」 葉加瀬 「もしかすると5階になると出番が回ってこないかも知れませんよ?」 風香 「そっか・・・」 葉加瀬 「で、配置ですけれど・・・」 こうして麻帆良状の夜は更けていきます 31-103 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 40 20 ID ??? 3/10 ねずみ耳頭巾をかぶり、顔を布で隠して目の部分だけ出した怪しい出で立ち。どうやらこの人たちがねずみ娘さんのようです ねずみ娘 「何、これ?」 麻帆良城に進入したねずみ娘さんと付き人さん、立てられた立て札に唖然としています ”壺はこちら→” ねずみ娘 「馬鹿にされてるのかな?」 付き人 「さて・・」 ねずみ娘 「まあ、いいかな、罠があっても。全部突破してやるんだ」 付き人 「我が命に代えても姫はお守りします」 ねずみ娘 「だから堅苦しいのは止めようよ、ね?」 付き人 「はい」 ねずみ娘 「じゃ、行くね」 こうして何の障害もなく、二人は塔までたどり着いたのでした ねずみ娘 「ここね・・・」 二人は塔の前に立ち、大きな扉をゆっくりと押しました ギギィィ・・ きしむ扉はゆっくりと開き、中で灯るろうそくは薄暗く中を演出しています あやか 「待っていましたわよ!!!どろぼうさん!!!」 一階の番人、それはあやかさんでした 31-104 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 41 58 ID ??? 4/10 ねずみ娘 「雪広家のあやかさんね。性格はまじめ、性癖は少年好きのこまった変態さん」 あやか 「な、なんですってぇ!!」 ねずみ娘 「まあまあ、お近づきの印にこれでもどうぞ・・」 あやか 「わたくしに買収なんて・・・そ、それは!!!早乙女工房初期の傑作、”尻友岬”!!!」 ねずみ娘 「ま、これはお近づきと言うことで・・」 あやか 「お、お近づきですわね。お近づきを断るなんて失礼ですから・・って、なに、このひもは!!?」 いつの間にでしょうか、ねずみ娘さんの手には平らな布がついた棒が握られているではありませんか しかもその布はあやかさんに巻き付いて動けないようにしてしまったのです ねずみ娘 「さすがあの情報屋ね。麻帆良の把把裸津恥の名は伊達じゃないわね」 あやか 「うぐぐ・・・不覚・・」 ねずみ娘 「その本はあげるからさ、おとなしくしててね」 あやかさん、簡単に撃沈されてしまいました カツカツカツ・・ 二人が二階に上がると、そこにいたのは夏美さんでした 夏美 「あうあう・・・来ちゃったよ」 夏美さん。当然戦闘などできるはずもなくおろおろになっています ねずみ娘 「さあて、あなたは何をしてくるのかな?」 夏美 「な、何も、ひゃあ!!」 と夏美さん、恐怖のあまりでしょうか?転んでしまったようです ねずみ娘 「大丈夫?さ、手を・・・」 差し出された手を握ろうとした夏美さん、豹変です。いきなりねずみ娘に抱きついて喉元に刃を突きつけたのです 夏美 「動いちゃダメ。ぶすっといくよ、ぶすっと」 ねずみ娘さん、動けません ねずみ娘 「騙したのね・・・やるなぁ」 夏美 「ごめんなさい。これでも怖くて必死なんだから・・・え?」 夏美さん、もう一人いることを計算に入れていなかったようです 31-105 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 43 08 ID ??? 5/10 付き人 「命が惜しくば手を離せ」 付き人さんは夏美さんの背後から、容赦なく刃を突きつけて脅します 夏美 「こ、殺さないで・・」 付き人 「手を離せと言っている。二度は言わない」 夏美さん、震えながらねずみ娘さんに突きつけた刃をおろしました 付き人 「眠れ」 それだけ言うと、付き人さんは夏美さんに当て身を食らわせて気絶させてしまいました 夏美さん、健闘しつつも撃沈です ねずみ娘 「ちょっとやばかったかな。なかなか頑張ったけどね」 さてここは三階、誰が守っているのでしょうか? 風香 「よく来たな!!!ここはボク、将軍様が守る三階だい!!!」 将軍様、お立ち台の上に立って見栄を切ります。とっても得意そうです ねずみ娘 「あれ?あの娘って」 付き人 「確か・・あのときの」 風香 「なにいってんの!!!さあいきなりいくよ!!鳴滝忍法究極奥義!!!大分身の術!!!」 将軍様、何かを床に叩き付けました。するとその何かは小さく爆発すると、たくさんの煙をまき散らし始めたのです そしてその煙がはれたとき、将軍様は二人になっていました 風香 「これぞ」 史伽 「必殺」 風香 「大分身の」 史伽 「術です!!!」 動きも言葉もぴったりです。完全にユニゾンしています 31-106 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 44 33 ID ??? 6/10 ねずみ娘 「第22代将軍、風香か・・・確か嫌いなものは・・」 風香 「無いもん!!!ボクに弱点なんて!!」 ねずみ娘さんからみて右側、その将軍様が怒り心頭で反論しました ねずみ娘 「つまりこっちが本物っと・・」 風香 「し、しまったぁ!!!!」 将軍様、大分身は1分と持ちませんでした ねずみ娘 「さて、今から話すお話は友達の友達が体験したお話なんだけれど・・・」 風香 史伽 「へ?」 突然、ねずみ娘さんが何かお話を始めたのです ねずみ娘 「麻帆良の北にあるとても大きなお屋敷。ここは今では廃墟になっていて・・」 風香 史伽 「まさか・・」 ねずみ娘 「さかのぼること30年前、ここでとても恐ろしい惨劇が起きたの。その名も八つ首くくりの惨劇って言って・・」 風香 史伽 「い、いやぁぁぁぁ!!!!」 5分後・・ ねずみ娘 「こうして今でも八つ首がその屋敷をさまよっていて、誤って踏み込んでしまった人に取り殺すと言うことです」 風香 史伽 「・・・・」 将軍様、史伽さん、怪談話でノックアウトです。気絶してしまいました ねずみ娘 「残念ね、やっぱりお子ちゃまかな?」 さて、ここは4階ですここを守るのは・・・ 楓 「お待ちしていたでござる」 31-107 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 45 55 ID ??? 7/10 ねずみ娘 「ふむ、あなたが一番強敵そうね」 楓 「それはどうでござろうか?拙者まだまだ修行中の身の上でござるから」 付き人 「姫、ここは私が」 楓 「それは望むところでござる。さて、ねずみ娘殿、上の階へ行くでござるよ」 ねずみ娘 「へ?戦っていないのに?」 楓 「ここにいたら戦いに巻きこまれるでござるよ。おそらくは死ぬかもしれないでござる」 ねずみ娘 「でもね・・・」 付き人 「姫、私からもお願いいたします。この者相手では手を抜くことができません」 ねずみ娘 「わかった・・・死んじゃダメだよ」 付き人 「全力を尽くします」 こうしてねずみ娘さんは付き人さんをその階に残すと、最後の五階に行くのでした 楓さんは忍び刀を、付き人さんは手の中に何かを持ち対峙しました 楓 「北方にある国のお姫様、確かそこの姫君が国を追い出されたと聞いたことがあるでござる。確か名は・・・佐々木・・」 付き人 「それ以上は言うな」 楓 「そしてその姫に付き従う影が一つ。通り名を死黒天使”真名”」 付き人 「知られたからには・・・殺す!!!」 楓 「お手柔らかに頼むでござるよ」 31-108 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 47 29 ID ??? 8/10 ねずみ娘 「さあて、ここには誰がいるのかな?」 いよいよ最上階に上ってきたねずみ娘さん。しばらくして部屋の中央に大きな箱が置かれているのに気がつきました ねずみ娘 「なに、これ?」 そのときです。姿は見えませんが、どこからか声が聞こえてきました 葉加瀬 「お待ちしておりました。さて、早速ですがやられちゃってください」 ねずみ娘 「そう簡単にできるかな?」 葉加瀬 「ふふふ・・・では、改造人間1号!!!出撃です!!!」 葉加瀬がそう叫ぶと、部屋の中央の箱の一部が開き、中から何かが出てきました ねずみ娘 「ま、まさかこれって・・」 ?? 「うにゃぁ〜」 光る猫目、ぴんと立った猫耳としっぽ、ゆらゆらと揺れるひげは気配を探り、凶悪な爪が生えた猫ぐろーぶは獲物を狙っています 葉加瀬 「そうです!!!改造人間ねこ裕奈、ばぁじょん1.03です」 ねずみ娘 「ひ、人を改造するなんて酷くない!!!」 葉加瀬 「大丈夫です。改造と言っても丸一日ご飯をあげていないだけですから。だから凶暴性は233%アップです」 ねずみ娘 「や、やばい・・かな?」 葉加瀬 「昔からねずみ退治にはねこさんです!!!さあ、ねこ祐奈さん。ぱくっと行っちゃってください!!ぱくっと!!」 ねずみ娘 「ひっ、ひぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 31-109 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 49 21 ID ??? 9/10 突然の悲鳴に、楓さんと戦っている付き人さんの動きが止まりました 付き人 「むっ!!!姫様ぁ!!!!」 楓 「始まったでござるな・・・さすが葉加瀬殿」 付き人さんは楓さんの方に向き直ると、すさまじい気合いを武器に込め始めました 付き人 「貴様とじゃれ合っている暇はなくなった!!!奥義・・」 楓 「待つでござる。拙者、死にたくはないでござるから、上に行くでござるよ」 付き人 「・・・いいのか?」 楓 「拙者にも守りたい人はいるでござる。それに貴殿の姫様も懲りたであろうし」 付き人 「・・・」 こうして付き人さんは風のように消えて5階に向かうのでした 楓 「さて・・あのまま続けていて拙者、勝てたであろうかな?」 楓さん、冷や汗をかきつつも、少し残念そうです ねずみ娘 「や、やめ・・・くすぐったいよう!!あんっ!!」 ねずみ娘さんはあっさりとねこ祐奈さんに捕まってしまい、ねこ祐奈さんはねずみ娘で遊び始めたのです 遊ぶといっても・・ 首筋を優しく噛み噛みしたり、耳をちゅうちゅうしたり、頬をぺろぺろ舐めたり、ねこぐろーぶでいろいろ揉み揉みしたり・・ 端から見ればけっこう気持ちよさそうです 裕奈 「にゃぅん・・・にゃ!!!」 ねずみ娘 「あ、そこ、ダメぇ!!!」 ねこ祐奈さん、ついに服の中に手を入れ始めました。なかなかに手慣れているようです 付き人 「き、貴様!!!姫様から離れろぉ!!!」 付き人さん、その光景を見たとたんねこ祐奈さんに飛びかかりました そしてねこ祐奈さんをねずみ娘さんから引き離します 31-110 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/08(月) 23 52 19 ID ??? 10/10 付き人 「大丈夫ですか!!姫!!!」 ねずみ娘 「うん。でもちょっと気持ちよかった」 付き人 「姫っ!!!」 ちょっとした甘酸っぱいラブシーンのようでもありますが、本人たちにそんな気はありません 裕奈 「にゃぁ・・・」 おもちゃを取り上げられた祐奈さん。残念そうに遠くからねずみ娘さんを見つめています 葉加瀬 「ふふ・・・まだやりますか?今度は鰹節をあなたたちにふりかけますよ?」 付き人 「ぐっ・・・姫!ここは引きますよ!!」 ねずみ娘 「でも・・・」 付き人 「引きます」 結局、ねずみ娘さんは付き人さんの言葉にそれ以上逆らえませんでした こうして付き人さんはねずみ娘さんを抱きかかえたまま、塔から逃げ去っていきます 葉加瀬 「行きましたか・・・ねこ祐奈さん、ご苦労様でした」 裕奈 「にゃ〜・・・」 葉加瀬 「ご飯ですね。ちゃんと用意してありますから」 裕奈 「にゃ!!」 戦績は一勝三敗一分けです。一応、壺は守りきりることができました 葉加瀬 「反省点の多い戦いでした・・・」 楓 「拙者はなかなか楽しめたでござるが」 風香 史伽 「怖いよう・・・怖いよう・・・」 将軍様、ちょっとトラウマになったようです 完 31-112 31-112 名前:真名ちゃんもっこり日記49[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 00 08 11 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記49 今日も一日元気に帰ってきた。それもこれもWinnyでアキラの画像や動画を落としているためだ。ふふふ。 付けっぱなしのパソコンの画面を立ち上げて…おー落ちてる落ちてる。 うはwwwwwwwレアなのゲトー。 カチカチ パッ ん?警告だと!?ウイルスか。 全く、最近いろんなウイルスが出回っているな…おちおちWinnyもできやしない。 何だ!?変なウィンドウが勝手に開いたぞ! [ここに好きな数字を入れてください] …カチ パッ カチ パッ カチ パッ カチ パッ カチ パッ うざい。消しても消しても出てくる。 だからと言って電源を落とすとダウンロード中のアキラの画像やコラージュ動画が… とりあえず適当にしよう。好きな数字なのだろう… さっきまで録画していたF1のビデオ見てたし…そのレースのウィナーのカーナンバーでいいや。 えーと5番っと。 あ、消えた。 念のためにウイルススキャンとかいろいろ試したが特に問題はなかった。 一体何だったんだあのウィンドウは… まぁいい、これでアキラの画像動画がたくさん手に入る。もう寝よう。 Action Virus_Misora【和泉亜子 空気設定を完了】 31-122 31-122 名前:明日菜 唇[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 01 25 18 ID ??? 明日菜 唇 33 私より一歳年下のかわいい少女、佐倉愛衣。高音さんをお姉様と呼ぶちょっと百合かもしれない少女 今日は彼女の唇を奪ってみます 麻帆良学園カフェテラス、そこで偶然にあった愛衣ちゃんに聞いてみました 明日菜 「あなたってレズよね?」 いきなり核心を突いてみます。すると愛衣ちゃん、飲んでいたジュースを吹き出しました 愛衣 「ち、違いますよ!!!私は・・・ノーマル・・です」 明日菜 「高音さんのことは好きじゃないの?だってお姉様って呼んでいるじゃない?」 愛衣 「その・・高音お姉様は本当のお姉様じゃないけど、お姉様みたいに優しくしてくれるって言うか・・」 明日菜 「ベッドの中でも?」 愛衣 「だから違いますって!!!もうっ!!」 真っ赤になって膨れる愛衣ちゃん。これはなかなかに可愛いな 明日菜 「じゃあ、高根さんに遠慮することはないわね」 愛衣 「何をで・・・むうっ!!!」 今日は公衆の面前でキスします。だって愛衣ちゃん、可愛かったんだもん 愛衣 「うっ・・んあっ・・・」 あれ?この対応、愛衣ちゃん、もしかしてキスされ慣れてる? しばらくして唇を離す。ぺろりと唇を舐めてみた 明日菜 「一回や二回じゃないわね、とてもキスされ慣れているって感じだった。やっぱり高音さん?」 愛衣ちゃんは再び真っ赤になって答えない。でも私にはわかる 明日菜 「おはようのキス?おやすみのキス?ありがとうのキス?違うわね、あのキスのされ方・・・愛してるのキスね」 愛衣 「・・・・」 愛衣ちゃんは何も言わず、私に背を向けて逃げるようにどこかに行ってしまった 明日菜 「こうなったら高音さんもキスして確認してみないとね・・・どこにいるのかな?また脱がされてなきゃいいけど」 完 31-124 31-124 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 07 19 37 ID ??? アスナといいんちょ、略してアちょー 屋上 アスナ「あー、いい天気じゃないの。こんなときこそ大声で叫びたいわね」 いいんちょ「学○へいこうじゃあるまいし、大体何を言いますの?」 アスナ「私、神楽坂明日菜はいいんちょこと雪広あやかを愛してまーーーーーーーーーーーす」 いいんちょ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 まき絵「ガーン(T△T)」 亜子「うわー、ぶっちゃけすぎやで明日菜」 アキラ「すごいね」 ゆーな「にゃー」 いいんちょ「あああ、明日菜さん…い、今のは…」 アスナ「あーすっきりした」 いいんちょ「明日菜さん!」 アスナ「あそうだ。今日泊まりに行っていい?」 いいんちょ「何故唐突に…」 アスナ「いいんちょとエッチしたいもん」 いいんちょ「…」 本気で身の危険を感じたいいんちょであった。 31-127 31-127 名前:『One More Sweet』幸せな日常[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 09 03 23 ID ??? 『One More Sweet』幸せな日常 1/5 日曜日。時刻は午後二時を過ぎたあたりか。今日の部活は早々に終了。他の部が練習試合やるから、って こんな時間に切り上げる事になったんだ。まだ動き足りないなあ、と思いながら、取り合えずあたしは 食堂棟で遅めのランチを取る事にした。 「―――お、亜子はっけーん」 グラウンドの横を通り掛かった時、ピッチの隅でメニューボードを片手にちょこちょこと動き回る亜子が 目に入った。うんうん、頑張ってるね、敏腕マネージャーさん! あたしは足を止め、しばしサッカー部の練習風景を眺めていた。亜子は練習メニューの合間に かいがいしく部員達の世話をしている。くぅ〜っ、あたしの部にも亜子みたいなマネージャーが欲しいなあ……。 あの笑顔で励まされたら負ける気しないよね! 「―――あ、コケた」 あははっ。亜子ってばそんなに慌てなくていいのに。ほら、部員達に笑われてる。けどさ、亜子が失敗しても その後の照れ笑いが堪んないのよね〜。ふふっ、他の連中もすっかり和んじゃってる。 「さーて、そろそろ行きますか」 あたしのおなかも悲鳴を上げる寸前だ。ちょっと名残惜しいけど、あたしは食堂棟へと向かった。 行き付けの喫茶店で桜子と本屋にばったり出会ったせいで、あたしは二時間近くも長居してしまった。 ホント、本屋はからかいがいがあるよね〜。桜子と二人で延々と質問攻めしちゃったよ。 うーむ、いつもの公園で練習しようと思ってたんだけどなあ。もうこんな時間だよ……。 「―――あれっ?」 再び、あたしはグラウンドで足を止める。そこには亜子が一人でリフティングをしていたのだ。 他の部員が見当たらないけど、もう練習終わったのかにゃ? 「んっ、よっ、ほっ……!」 亜子は熱心にリフティングに集中している。あたしが接近しても気付かない。しっかし、亜子も上手だねえ。 あたしは手が専門だから、あんな風には出来ないよ。にしても、楽しそうだにゃ〜。 「わわっ……!」 ボールは大きく外れ、こちらに転がってきた。ひょいと拾い上げると、ようやく亜子はあたしに気付いた。 31-128 名前:『One More Sweet』幸せな日常[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 09 03 56 ID ??? 2/5 「亜子もなかなかやるじゃん。よくそんなに長く続けられるね〜」 あたしがボールを手渡すと、亜子はちょっぴり恥ずかしそうに受け取った。 「ややわ……。いつから見とったん?」 「んー、ついさっきだよ。亜子が一人で残ってたのが目に入ったから。もう上がりなの?」 「もーちょいや。みんな最後のランニングで出払っとるだけやし」 そうなんだ。ちぇっ、一緒に帰ろうかと思ってたのに、残念。 「んじゃ、あたし先に帰るね〜」 ひらひらと手を振り、あたしはグラウンドを後にする。―――と、言い忘れた。 「亜子も頑張りすぎて転ばないようにね〜♪」 「わああっ!? そ、そないなトコまで目撃しとったん!!」 亜子の情けない悲鳴にくすくす笑いながら、あたしは学校を出た。 「ゆーなのいけずうぅぅ〜っっ!!」 「さて、と―――」 寮に戻ったあたしは着替えを済ませ、マイボール片手にいつもの公園に向かう。もう五時を過ぎてたせいか、 バスケのコートは誰も使っていなかった。では、今日も今日とて練習しますか♪ ざしゅっ。 フリースローラインから放ったシュートは鮮やかにリングに吸い込まれた。へへん、練習一発目から ハズしちゃつまんないもんね。さあ、ガンガンいくよーっ! ジャンプショットにスリーポイント、と、あたしは角度を変えながらシュート練習に没頭する。 部活と違ってボールが一つしかないから、いちいち取りにいかなきゃなんない。ま、ダッシュを忘れずに 拾ってるから、いい運動かな? 今日は調子がいいみたい。あたしは疲れも忘れて練習を続けていた。 「ゆーなっ!」 亜子の声。振り返ると、私服に着替えた亜子が立っていた。気付けば、空は薄暗くなっている。 もうそんな時間なんだ。 「お迎えご苦労さま。ちょっと待ってて―――!」 仕上げ、とばかりにあたしの放ったシュートは、音も無くリングを通過した。 31-130 名前:『One More Sweet』幸せな日常[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 09 04 43 ID ??? 3/5 「ふぃーっ、気持ちいいにゃー」 ベンチに腰を下ろし、あたしはタオルで汗を拭う。そしてご褒美のスポーツドリンクで喉を潤す。 練習後のこの一杯が堪んないのよね〜♪ 「えいっ!」 がぃん……! 何やら亜子がシュートしたみたい。けど、ボールはリングに嫌われちゃって、あたしの方に転がってきた。 「あん、ゆーなみたいに入らへんなあ……」 「ふふん。手首の使い方にコツがあるんだよ。―――なんなら教えよっか?」 あたしはボールを亜子に渡し、ぴったりと亜子の背後に張りついた。 「初心者はボードを狙った方が入りやすいよ。目線を上の枠に合わせて、シュートした時に手が開くカンジで」 「こ、こうやろか……?」 あたしの指示に従いながら、亜子はもう一度シュートを放った。おっ、いいカンジ! ガガン! ボールは的確にバックボードに当たり、そのままゴールに飛び込んでいった。 「わっ、入った! 入ったで!」 「ナイッシュー! 飲み込み早いねー、今のシュートはバッチリだったよ」 あはは。亜子ってば笑顔満面だよ。この子はもう、カワイイんだから♪ 「ゆーなゆーな、もーちょい教えてえな」 「はいはい。じゃあ、次はレイアップを……」 こうしてあたしたちはすっかり暗くなるまでバスケを楽しんだ。 寮に戻ったあたしたちは大浴場に突撃する。くたくたになったカラダで湯船に浸かれば、そこはもう楽園だ。 「ふにいぃ〜〜〜、身も心もとろけそう〜〜〜」 「あはは。ゆーな今にも寝てまいそーやな。あとでマッサージしたるから、まだまだ寝かせへんよー」 「よろしく〜〜〜」 あたしたちがまったりしていると、いつものように双子が騒いで、たつみーは目をぎらぎらさせている。 そんでアキラに睨まれて、今度はアキラにセクハラ三昧、と。うーん、平和だねえ……。 31-131 名前:『One More Sweet』幸せな日常[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 09 05 23 ID ??? 4/5 そのままアキラはたつみーの部屋に行ったので、今日も亜子と一緒だ。 「ここはどうやろ?」 「んんっ、そこ……、すっごく気持ちいいよ……」 「ほな、ちょい強めに……」 「痛っ! も、もっと優しくして……!」 「こんなカンジやろか?」 「ふあっ! いいっ、すっごくいいよ……!」 あたしは猫のようにぐぐーっ、とカラダを伸ばす。亜子のマッサージはあるイミ犯罪だと思う。 もうね、気持ちいいなんてモンじゃないの! カラダもすっかりぽかぽかして、このまま寝ちゃいそーだよ。 「ホント、亜子ってばテクニシャンだよね〜♪」 「ゆ、ゆーな……。その表現はカンベンしてえな……」 この後、亜子が下ごしらえしてくれた夕食を済ませ、二人で宿題に取り掛かる。ううっ、瞼が重い……。 けど、亜子と一緒に勉強するとはかどるんだよね。あたしが理系で亜子が文系、と得意な教科が 正反対だからね。アキラだとこうはいかないんだよね。二人しておんなじ問題で止まっちゃうんだ。 ちなみにまき絵は……、言わなくても分かるよね? 「ゆーな。問4の答え間違っとるで」 「そう? ―――ありゃ、ホントだ。計算ミスしてる」 「ゆーなはケアレスミス多いもんなあ……。真面目にやればウチよりええ点取れるんとちゃう?」 「あっはは。そんなの無理だって!」 「うーん。ゆーなにバスケやっとる時とおんなじくらい、やる気と集中力があればええのに……」 「ほっとけー!」 ったく、受験のない麻帆良で勉強なんてやってらんないっての。あたしの情熱は亜子とバスケにのみ、 注がれるべきよね。 しっかし……。どうしてお勉強している亜子はこんなにカワイイんだろう? 何てゆーのかな、 ころころ表情が変わって、見てて飽きないんだよね。うんうん唸ってる時もカワイイし、答えが分かって ぱあっ、と表情を輝かせた時にはもう! ってなカンジ? そんなこんなで、あたしは亜子よりたっぷり時間を掛けて宿題を片付けた。 31-132 名前:『One More Sweet』幸せな日常[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 09 10 34 ID ??? 5/5 深夜番組をタイマー予約して、あたしたちは一緒のベッドにもぐり込む。 「ゆーな……」 早速、亜子が甘えるような仕草で抱きついてきた。ふふっ、ここからはあたしの時間だからね! 「亜子……。大好きだよ……!」 あたしは亜子の髪を愛撫しながら、ゆっくりと唇を重ねる。亜子の甘い吐息。亜子の感触。亜子の味。 痺れるような感覚に、理性を保つのが大変だ。けど、まだまだ暴走するワケにはいかない。もっともっと、 亜子を気持ち良くしてあげるからねっ♪ とはいうものの、慎重に亜子のパジャマを脱がせ、亜子の声が上ずってくる頃には、あたしの理性は 跡形も無く消し飛んじゃったけどね……。まだまだ修行が足りないなあ……。反省。 たっぷりとお互いに愛を交わした後、亜子がこんな事を言い出した。 「ホンマにゆーなは不思議やわ……。バスケやっとる時のゆーなはめっちゃカッコええのに、こうして 二人きりの時はめっちゃかわええんやもんなあ」 「何それ?」 あたしが訊くと、亜子はくすりと笑った。 「ウチの目には色んなゆーなが映っとるんや。凛とした表情のゆーな、大人っぽく見える美人さんなゆーな、 少年みたいな笑顔のゆーな、みんなみんな、ウチの大好きなゆーなや……」 「な、なんか恥ずいなあ……。そんなにあたしってころころ表情が変わるの?」 「ううん。ゆーなはいっつも元気一杯で楽しそうに笑ろとるだけや。けど、ウチにはそんな風に見えるんよ」 「つまり、あたしは亜子にとって特別なのかな?」 「当然やん。ゆーなはウチの大切な人や……」 「ふふっ、あたしもだよ……」 ふわりと包み込むように、あたしは亜子を抱きしめた。 「あたしはずっと亜子の傍に居るから。ずっと亜子を見続けるからね……」 離さない。あたしはずっと、亜子の温もりを感じていたい。 「愛しとるで、ゆーな……」 亜子の愛に包まれながら、あたしは眠りに落ちていった――― (おしまい) 31-163 31-163 名前:タイトルが思いつかんかった[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 16 03 20 ID ??? 美空「みなさんこんにちは、春日美空です。」 夏美「アシスタント兼初回ゲストの村上夏美です。 この番組は、ランキングを下から数えた方が早い人たちをゲストに呼んで、 職人さんたちに使われやすくしてみたり、いろいろな方向性を探ってみたりしよう的な番組です。」 『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りします。』 千雨「おい、プロデューサー。誰がパクったかモロバレするようなCMを取って来るなよ。」 朝倉「だって、他にネタ顔もいつかなゲフンゲフン・・・。はい、CM明けました。カンペ出して。」 千雨「やれやれ。」 美空「はい、第一回目のゲストは、前スレで空気になった村上夏美さんです。ワーイ!仲間仲間!」 夏美●「うるせぇんだよヴォケ!」 美空「ちょ・・・・」 夏美●「(放送できませんと書いて ネタが無い)」 朝倉「・・・」 千雨「おい、何が起きてんだ?」 葉加瀬「ヒャー、●属性発生器が暴走するとは。 あ、ごめんなさい。緊急停止しましたからもう平気ですよ。」 千雨「そんなことだと思ったよ。」 夏美「あれ?私、何をしてたのかな?」 美空「・・・この番組は呼ばれたゲストが次回の司会をする方式を採用しますので、次回は村上さんにお願いしますね。 では、村上さん次のゲストを紹介してください。」 夏美「じゃあ、くーちゃんで。(ピポパ・・・プルルル)」 古「もしもし〜?」 夏美「もしもし、くーちゃん?次回、来てくれるかな?」 古「オッケーアル〜!」 『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りしました。』 31-179 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 17 56 08 ID ??? 夏美「みなさんこんにちは、なめんなの部屋のお時間です。 早速ですが、前回の放送で事故がありました。今回のゲストは相坂さよさんでした、訂正してお詫びいたします。」 『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りします。』 夏美「それでは、今回のゲストをお呼びしましょう。相坂さよさんです〜。」 さよ「シクシク・・・酷いですよぉ・・・。」 夏美「ほら、元気出して・・・。」 さよ「救済番組でも忘れられるなんて・・・。」 夏美「まぁ、生きてたら良い事ありますよ。」 さよ「私、もう幽霊ですけどね・・・。」 千雨「墓穴掘ったな。」 朝倉「さよちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。」 夏美「では、今回は『他人の属性をつけてみよう』のコーナーです! 今回は私の『演劇部属性』を相坂さんに付けてみましょう。ファッションのコーディネートは・・・」 桜子「さっくらこで〜すっ!じゃ、始めるね〜。・・・・・・・・・かんせ〜!」 夏美「さあ、どうなったかな〜?相坂さん、登場です!おや?曲が聞こえてきましたね〜」 さよ「♪虹の都 光の港 キネマの天地〜・・・・」 夏美「か、蒲田行進曲・・・演劇は?」 桜子「私の『カラオケ好き属性』もつけてみたよ〜!」 夏美「『長生き(?)』『演劇部属性』『カラオケ好き』このキャラクターなら、映画解説キャラクターとしていけるかな? 映画好きな職人さん!このキャラ使ってみませんか〜?」 『次回こそ古がゲストのなめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りしました。』 31-190 31-190 名前:楓 守人[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 18 21 17 ID ??? 楓 守人 14 (15と14が逆になりました) 1/2 麻帆良は広いのでござる。故に拙者の足を持ってしてもそのすべては巡回できないのでござる そこで拙者は式紙を使って巡回をしたのでござるが・・・ 楓 「番号!!!」 ちび1 「いち!!」 ちび2 「に!!」 ちび3 「さん!!」 ちび4 「よん!!」 ・・・・ 何度点呼しても一人?足りないのでござる。もしかすると・・・何者かに消されたのでござろうか? もしかして侵入者が、という不安に駆られた拙者は、5番目の式神を出した地区を調べることにしたでござる すると・・ ?? 「助けでほしいでござ〜」 と何とも情けない声が聞こえてきたでござる。しかもそのこれが聞こえてきたのは拙者の住んでいる寮だったのでござる ?? 「やめ・・・舐めてはいかんでござ〜」 舐める?果たして式神は誰に捕まったのでござろうか?ともかく真相を確かめるべく、拙者は探索を開始したでござる 式神は簡単に見つかったでござる。とある部屋のベランダ、そこで誰かに捕まっていたでござる 捕まえていたのは裕奈殿、楽しそうに式神を捕まえては放し、そしてまた捕まえていたでござった あの様子、どうやらまたねこにされているようでござるな。思えばここは那波殿の部屋のベランダ、あり得ない話ではないでござる ちび5 「あ、主殿〜。助けてほしいでござ〜」 式神は拙者に気がついたようで助けを求めてきたでござる。まったく、我が式神ながら情けないでござるな 31-191 名前:楓 守人[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 18 23 02 ID ??? 2/2 拙者は裕奈殿をねこじゃらしで式神から気をそらすと、そのまま膝の上に乗せて喉を優しく撫でたでござる 裕奈 「ごろごろごろ・・・」 まさに猫なで声を出して拙者の膝の上で甘える裕奈殿、これは春の縁側でやってみたいシチュエーションでござるな ちび5 「助かったでござ〜」 ちびかえで5は、拙者を挟んで裕奈殿の反対に来ると、そうつぶやいたでござる 楓 「まったく、裕奈殿に捕らわれるとは、修行が足らんでござるな」 ちび5 「面目ないでござ〜」 楓 「さあ、今日は特に何も起こっていないようでござるから、もう戻るでござるよ」 ちび5 「あいあい、でござ〜」 式神はそういうと紙型に戻り、拙者の手の平にひらひらと落ちてきたでござる 拙者はその紙型をしまうと、ちょっと途方に暮れたでござる この裕奈殿、どうしようかと そのときでござる。突然ベランダの窓が開かれ、中から千鶴殿が顔を出したのでござる 千鶴 「あらあら、裕奈さんがどこにもいないと思ったら・・こんなところにいたのね。こんにちは楓さん」 優しそうな笑みを浮かべ、千鶴殿はベランダに出てきたでござる 楓 「失礼しているでござる。裕奈殿が・・」 千鶴 「こんなに甘えているなんて・・・よっぽど楓さんが気に入ったのね。楓さん、動物に好かれやすいのね」 楓 「まあ・・」 千鶴 「こんなところでお話なんてなんだから、お部屋に入ってくださいな。お茶とお茶菓子を出しますから」 楓 「お茶菓子・・では遠慮無く」 千鶴 「そういえば楓さんはプリンが好きでしたわね。お手製だけどいかが?」 楓 「是非いただくでござる!!!」 平和・・・プリンのある平和。たまらんでござるなぁ〜 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/252.html
前ページ次ページSSまとめ 31-614 31-614 名前:祝杯7/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 27 04 ID ??? うちのクラスの連中は本気でおめでたいと思う。 柿崎美砂の誕生会を徹夜で敢行し、その挙げ句二日酔いで欠席だとか。 まぁ、あの柿崎に付き合ってたんだ、潰れても仕方がないだろう。 案の定柿崎は酒の臭いを体全体から発しながら平然と登校してるのも想定の範囲内だ(なんで教師陣が誰も酒のことをつっこまないのかは疑問だが) そこまではわかる。 でもさ、何で今、私がこんな目にあってるんだ? 「どぉ〜せ男らんてろいつもこいつもクズばかりにゃのよぉ〜!」 「もう、アスナったら……飲み過ぎはあかんえ?」 「過ぎなくても飲んだ段階であかんだろ」 「まぁまぁ、この私の誕生日なんだから……ほら、長谷川も一杯……」 当然のように柿崎の申し出はスルーする。 貴様の酒なぞ飲んだ日にゃ私までブッ倒れるわ。 「酒を飲むなとは言わない………が、真っ昼間の学校の!それも私の机で!酒の臭いが机に移るほど飲みまくるなッ!」 「まぁまぁ千雨ちゃん……折角の誕生日なんやから……な?」 「誕生祝いは仲間内で楽しくやれよッ」 机をバンバン叩いたせいで酒瓶が倒れた。 「あぁもう、もったいないもったいない」 「机を舐めんなッ」 あぁ、ダメだ頭痛がしてきた。 どうしてこう、このクラスは変態まみれなんだ。 31-615 名前:祝杯2/7[sageあ、いきなり数字間違えたorz] 投稿日:2006/05/15(月) 23 28 51 ID ??? 「あぁ、アスナ寝てもうた……」 「仕方ない、変わりに長谷川と飲むかぁ」 「お前私の主張何一つ聞いてなかっただろ」 つーか、ぶっちゃけザジ以外の誕生日なんざどうでもいい。 実際コイツの誕生日だって今朝知ったぐらいだし。 「まぁまぁいいじゃんいいじゃん。酒ならいっぱいあるし、なんでもあげるよ?ジンにバーボン、養命酒……ゆうに百種類はあるわよ?」 「なんせクーラーボックス三箱分やからなぁ」 「この学校の教師陣はいったい何やってんだ……」 「あはは、やだなぁ長谷川。新田が指導員の学校にナニ期待してんの?」 的確すぎて泣けて来る。 「あんま深く考えすぎてもしゃぁないえ?」 近衛が何かを鞄から取り出した。 「何そのはち切れんばかりの弁当箱」 「サキイカやえ?長谷川さんも食べる?」 「今すぐ片付けろ机がイカ臭くなる」 「ケチケチしないの。酒のツマミは欲しいでしょ〜?」 「酒のツマミを弁当箱に入れてまで持ち込むくらいなら学校サボって部屋でやれっつの!」 「場所を変えて一杯ってのがいいんじゃんか、わかってないなぁ〜……あ、怒った?怒った?」 「もういいからダンゴムシとでも校庭で酒盛してろ」 もうツッコむ気にもなれない。 「あれ?もしかして本気で怒ってんの〜?」 「もしかして長谷川さん、イカ嫌いだったん?」 どっちかっつーとお前らが嫌いです。 31-616 名前:祝杯3/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 32 13 ID ??? 「木乃香のこと許してあげて、サキイカを弁当にするのは死んだお爺ちゃんの遺言なんだよ」 「京女のたしなみやしなぁ」 「イカと京都ってあんまり関係ねいだろってかメチャクチャ健在じゃねぇか近衛のジジイ」 とことんノリの悪い私に愛想をつかしたのか、不機嫌そうに頬を膨らませる柿崎。 「わかったよ……じゃぁ、一杯だけ。一杯だけ私と飲んでくれたらおとなしく帰るよ」 「…………わかった、約束だぞ」 先程と違い少し寂しそうな口調に騙され、うっかり承諾してしまう。 あんま酒臭いとザジが嫌がるから最近禁酒してたのに…… 「何かリクエストは?」 「別に」 ……て、任せるとアルコール度数90とか出しかねないか。 「ただ、水なりサイダーなりでしっかり割ってくれよ」 「了〜解」 近衛も柿崎もなんでそんなに楽しそうなんだ…… 「って、そのバケツは何に使う気だコラ」 「それは見てのお楽しみ」 「グラス代わりに使う気だろザケンなよよく見りゃ雑巾かかってバケツだしよぉ!」 一通りツッコミ終わるとバケツを取り上げ、ロッカーまで片づけに行く。 「ごめんなぁ、長谷川さん」 突然横から声をかけられる。 謝るくらいなら最初からやらないでほしいものだ。 「柿崎な、長谷川さんと仲良うしたいだけなんよ」 「………は?」 意味がわからない。 何で柿崎が私と仲良くしなくちゃならないんだ? 31-617 名前:祝杯4/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 35 14 ID ??? 「柿崎な、円や桜子だけやのうて、ハルナ達まで誕生会を開いてくれたことにホンマに喜んどったらしいわ。けど、アスナにこうも言うたらしいんよ。“折角このクラスになれたんだ。どうせならクラス全員と飲みたいなぁ”って」 全員と仲良くしたいってか。 そんなこと、普通に考えりゃできるわけないのに。 「ヘベレケやない時もみんなと仲良う飲みたいみたいやね。龍宮さんとかは放課後誕生会に参加するらしいけど、長谷川さんは絶対参加しいひんやろ?やから、今の内に一緒に飲んどこういう話になってな……」 …………。 「付き合うのは一杯だけだからな」 「わかっとるよ〜」 ったく……ニコニコニコニコしやがって…… 「長谷川〜、できたよー!アンタのために作ったスペシャルバーボン!注文通り、しっかり割ってあるしね」 「ほう、どれど……」 硬直。 なんだアレ。 「……何この熱湯コマーシャルみたいなバカでかい水槽」 嫌な予感がする。 頼むから外れてくれ、私の予感。 「ん?グラスだよ?」 嫌な予感大ー当たりィー 「仮に中身が水だとしても十分ブッ倒れれるぞこの量は……」 「そう?このくらいは普通じゃない?」 「自分の体積の2倍あるのにか」 「大袈裟だなぁ、せいぜい1.5倍くらいだよ」 十分多いわヴォケ。 31-618 名前:祝杯5/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 38 21 ID ??? 「ささ、ほらグイッと飲んで」 「飲めるかッ!」 「美味しいよ〜、バーボンのスピリタス割り」 「割ってねぇだろチャンポンじゃねぇかッ!」 「隠し味にはジンとウォッカを使用しました」 「しましたじゃねぇよ。つーか何かうっすら黒く濁ってるんだけど」 「あぁ、それはたぶん隠し味で黒ビールを入れたからかな」 「どれだけ混ぜたんだどれだけッ」 「ざっと48種類かな」 「養命酒でももっと少ないぞ原材料ッ」 「まぁまぁ、カクテルだと思ってグイッと」 「コレあきらかにチャンポンって言わないか?」 「じゃぁもうチャンポンってことでいいから。ほらイッキ!イッキ!」 無茶だ。こんなカオスな飲みもん飲めるわけがねぇ…… 「長谷川さん……」 あぁ、見てる。みんな見てるよ。 人工飼育した動物を群れに返すのを見守るドキュメント番組のゲストみたいな目ェしてんじゃねぇよ。 「くッ……」 「イッキ!イッキ!」 嫌だ。こんなの飲んだら体が酒臭くなってザジに嫌われちまう。 「こんなものを飲むくらいなら私は、私はッ………」 後から思い返すと、この時の私はパニクっててまともな思考ができなかったんだと思う。 「死ぬッ!イテッ」 手元にあったシャープペンを思いっ切り自分の腹に突き刺した。 31-619 名前:祝杯6/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 44 53 ID ??? 「キャァァァァッ!」 「た、担架プリィズ保健委員!」 「保健委員は二日酔いで欠席や!」 脇腹が地味に痛い。 けど、そんな大袈裟に騒がんでも…… 「マズいな……緊急手術を始める!刹那、夕凪を!」 「しょ、正気か龍宮!?ここにはロクに道具も無いんだぞ!」 「一刻を争うんだ!」 「ま、待て……なんでそんな話に……」 「お前はもう喋るな、傷に響く!手の空いている者は机を集めろ!」 「ま、待て!マジでやる気なのか!?たかが小さな傷だぞ!」 「当たり前だろう?それに、折れたシャープペンが刺さっている恐れがあるからな。腹を切り開いて取り出してやるから安心しろ」 「ちょッ、被害ひろがりんぐ!」 追い詰められてさらにパニックになった。 「つーか麻酔も無しに腹かっ捌いたらそれこそヤバいだろッ」 「不安なのはわかる……だが、痛いのは最初だけだ。じき楽になる」 「楽になるっておくたばりになるって意味だろ」 「安心して、私の誕生日に死人は維持でも出させないわ」 「ちょ、何その掃除用ゴム手袋ッ」 「シュジュチュのことは、このもっこり真名さんに任しておけ」 「任せる方がどうかしとるわッ」 「うるさい奴だな……さっさと縛り付けるか」 31-620 名前:祝杯7/7[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 23 48 40 ID ??? 数人がかりで無理矢理机に寝かされる。龍宮も柿崎も目がマジだ。 「洒落になんねぇって!だいたい知識もねぇのに手術なんて 「刹那は切断のプロだぞ」 「那波さんは裁縫できそうだし」 「医学じゃねぇだろッ!その理論だと料理も裁縫もできる奴はみんな医者だぞッ」 「あ、私医学関係の本なら読んだことありますし、知識も一応ありますよ〜」 「……だ、そうだ」 「実践経験の無いペーパードクターなんて嫌ァアァァッ!」 ヤバい、死ぬ、殺される 「ふざけんなぁぁあぁあぁぁぁッ」 「か、患者が暴れ出した!鎮静剤ッ」 「飲めーッ」 ザパーン 「ーーーーッ!!」 辛い辛い辛い辛い辛ーいッ! こ、これあの酒かぁぁぁッ 「な、なんかのたうちまわっとるえ?」 「那波………麻酔銃、打っちゃっていいぞ」 ちょ、待て、辛、待て、何、その目、ネギ?、無理、ざけんな、待、ちょ、餅つ、やめ、助け…… 「 突 貫 」 クソ、話せこのぉッ……あぁぁあぁあぁぁぁqあw(ry 「さっきの変な叫び声、なんなだったんだろ……ってあれ?風香さんに史伽さん?廊下で何やってるんですか?」 「乱入者が来ないよう見張りだよー」 「今大事な手術の最中なのでネギ先生といえど立ち入り禁止です〜」 「は?」 31-622 31-622 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 00 01 49 ID ??? 最後のプレゼント 「今日もお酒が美味しいなぁ・・」 私が朝倉さんの元へ行こうと、寮を漂っていたときです。 何処かで聞いたことのあるような台詞が聞こえてきました。 あれ、あそこに座ってお酒を飲んでいるのは・・? あ、やっぱり同じクラスの柿崎さんです。 でも、どうしたんでしょうか? 今日は誕生日を祝う飲み会があると聞いていたんですが・・・ 「ったく、主役を残して皆して酔い潰れるなんて・・」 だから1人なんですね。でも、それは仕方ないですよ・・ 柿崎さんは本当にお酒、強過ぎるますから。 「でも、皆ありがと・・・」 そう呟いて、柿崎さんは一粒涙を流しました。 やっぱり友達っていいものですよね。 ・・・私も柿崎さんに何かしてあげたいなぁ。 そう思いながら、私は柿崎さんにふよふよと近寄ります。 すると、柿崎さんがこっちを見て・・笑った・・・? 「あんた、見ない顔だけど・・一緒に飲まない?」 どうやら今の柿崎さんには私が見えているようです。 それなら話が早い、と私はとりあえず自己紹介しました。 「あぁ、あの幽霊騒ぎのときの・・じゃあ幽霊さんなんだ」 そう言って柿崎さんはからからと笑いました。 いい順応力ですね。お酒のおかげかな?よーし・・・ 「柿崎さん、ついてきてもらえますか?」 31-623 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 00 03 17 ID ??? 私は柿崎さんを連れて、ある場所にやってきました。 ここは私が麻帆良で1番夜景が綺麗だと思う所です。 「わぁ・・・すっごく綺麗な所だねぇ・・」 「この夜景は酒の肴にはもってこいだわ」 ぐいっ、と日本酒を呷いながら柿崎さんは呟きます。 柿崎さんもこの景色に満足気なご様子です。 「えっと、柿崎さん!お誕生日おめでとうございます!」 「はい、ありがと。美味しい摘みもね」 言って、柿崎さんは寮の方に目を向けて続けます。 「私は本当に幸せものだよね。 こんなにたくさんの人達に祝ってもらえるんだからさ」 そう口にする柿崎さんの表情は、本当に幸せそうで。 改めて、私は3−Aの一員であることに喜びを感じました。 まだまだ喋ったことがない人達もいるけれど、 きっとみんな、本当にいい人だと思うから。 いつか、話してみたいなぁ・・ 「もうすぐ私の誕生日が終わっちゃうね」 「そうですね・・」 「本当に今日は最高の1日だったよ」 「日付が変わるときまででいいから、私の愚痴を聞いてね」 「はい!喜んで!」 世界樹の枝の上で、幽霊とへべれけさんの談笑は続きます。 新しい1日が始まる、そのときまで。 〜fin〜 31-631 31-631 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 01 26 37 ID ??? アちょ〜3 アスナ「いいんちょー♪」 いいんちょ「な、何ですの明日菜さん、その格好は!?」 アスナ「何ってナースよ。お注射しまーすってね」 いいんちょ「あなたですと、お猿さんのほうがお似合いですわよ」 アスナ「なんだとー!」 アスナ「これならどう!?十二単よ!いいんちょが洋ならこっちは和!」 いいんちょ「別に対抗しなくてもよろしいですわよ」 アスナ「ならチャイナでどーだ!」 いいんちょ「はいはい」 アスナ「サキュパス!いいんちょが着たやつよハァハァ…」 いいんちょ「洗って返してくださいね!」 アスナ「体操服!」 いいんちょ「似合ってますわよ(棒読み)」 アスナ「…猫(耳と尻尾)」 いいんちょ「…ピクン」 アスナ「えー、マジでマジで。今度からこれで来るけどいい(゚∀゚)?」 いいんちょ「………//////」 反応した自分に腹が立つが、可愛くて仕方がないと思い猫ミミ明日菜の頭を撫でるいいんちょだった。 31-641 31-641 名前:釘宮円の憂鬱[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 16 45 24 ID ??? 「くぎみ〜ん」 「くぎみんて言うな!」 私は釘宮円。いつもクラスメートの和泉亜子とこのような会話を繰り返している。私はくぎみんと言われるのがとてもイヤだ。しかし、最近は亜子になら言われてもいいやと思うようになってきた。 そんなある日、私は38.5℃の熱を出してしまった。毎年この時期は夏風邪をひいてしまうのだが今年は特にひどい。 再来週は中間試験。勉強したいのだがそれもできない。柿崎達はとっくに学校に行っているので今この空間には私しかいない。とても心細い。 しょうがないので今日は一日寝ることにした。 夜6時、ふと目が醒めると亜子が私の目の前に座っていた。 「おかゆ作ったから食べてな。ウチのおかん直伝やで。」 食べてみると手間ひまかけて作られたのがわかる。恐らく部活も休んで来たのだろう。 「な、なんで泣いてるの?」 「わかんない。なんでだろう。嬉しいはずなのに…」 翌日、すっかり回復した私は校門に入る途中亜子に話しかけられた。 「くぎみん、おはよう。」 「おはよう、亜子。」 それを見ていた明日菜にも話しかけられた。 「く〜ぎみん」 「くぎみんて言うな!」 私は明日菜をぶっとばした。…やっちゃった。 31-643 31-643 名前:紫丁香花[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 17 46 13 ID ??? 1/2 こんにちは!私佐々木まき絵!最近いいんちょの影響でお花にハマってるの! お花には「花言葉」や「誕生花」があって、知れば知る程賢くなった気分! 成績は上がらないけどね! まき絵「あ、エヴァ様ー!」 エヴァ「ん、佐々木まき絵か…どうした?」 まき絵「えへへー、はいコレ!」 エヴァ「ん、これはライラックじゃないか」 まき絵「うん、実は今日(5/17)の誕生花がムラサキハシドイなんだー」 エヴァ「むら……ライラックだろう?」 まき絵「まぁまぁ、どっちでもいいじゃない♪それでこれ、エヴァちゃんに」 エヴァ「私に?どういう風の吹き回しだ?」 まき絵「んーとねー、エヴァちゃん自分の誕生日知らないんだって? それでエヴァちゃんが好きだっていうこのムラサキハシドイが誕生花の 今日をエヴァちゃんの誕生日にしようと思って」 エヴァ「フン、くだらんな。そんなことはどうでもいいことだ」 まき絵「えー、ダメだよー 誕生日っていうのはその人がこの世に生まれた大切な記念日なんだから!」 エヴァ「ああ分かった分かった。受け取ればいいんだろう!?」 まき絵「えへへー、あとコレも!」 エヴァ「チューリップ?」 まき絵「黄色のチューリップだよ♪これも今日の誕生花なんだって!」 エヴァ「……フン」 31-644 名前:紫丁香花[sage サブタイ:ナギに恋して] 投稿日:2006/05/16(火) 17 47 32 ID ??? 2/2 #x002d;エヴァ宅- 茶々丸「…マスター、このお花はどうされたのです?」 ゼロ 「ワザワザ花瓶ニ入レヤガッテ、ソコラヘンニ置イトキャイーンダヨ」 エヴァ「……ただ枯れさせるのもどうかと思っただけだ……」 茶々丸「御自分でやるなんて珍しいですね」 ゼロ 「コリャ槍ガ降ルゼ」 エヴァ「…うるさいっ」 茶々丸「これは……」 エヴァ「なんだ?チューリップがどうかしたか?」 茶々丸「……いえ、ただ黄色いチューリップの花言葉は『実らぬ恋』『希望のない恋』なので」 エヴァ「………アノヤロウ…………知っててやってんのか………?」 31-687 名前:紫丁香花[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 13 19 11 ID ??? こんにちは!私佐々木まき絵!最近いいんちょの影響でお花にハマってるの! お花には「花言葉」や「誕生花」があって、知れば知る程賢くなった気分! 中間試験もなんのその! エヴァ「おい、佐々木まき絵」 まき絵「あ、エヴァさm…ちゃんどうしたの?」 エヴァ「お前……このチューリップは何かの当てつけか……?」 まき絵「え?黄色いチューリップがどうかしたの?」 エヴァ「お前最近花言葉に凝ってるらしいじゃないか…… 黄色いチューリップの花言葉…貴様の口から教えてもらおうじゃないか」 まき絵「花言葉?エヴァちゃんも興味あるの?いいよー、えっとね 黄色いチューリップの花言葉は『初恋』!」 エヴァ「…なに?」 まき絵「あと『謙遜』でしょ、『若者の無邪気さ』でしょ、あと『正直』!」 エヴァ「………そうか 時間をとらせて悪かったな あんにゃろう………」 まき絵「あと『母の日』もあるよ♪」 31-647 31-647 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 18 35 16 ID ??? ザ・雨桜 その1 私、椎名桜子。大好きな千雨ちゃんにもう一度アタックするの! ザジちゃんになんか負けないもん。これから私の新しい挑戦が始まるの! 円「桜子って立ち直るの早いのね…単に単純なだけ?」 下校時に千雨ちゃんを待つの。ザジちゃんが居ても無理やり付いて行っちゃうんだから。 ……遅いなぁ。 とか思ってると教室に自分の携帯を忘れたことに築いて急いで学園に戻る。 教室に入ると… 千雨「ん…はぁ…そこだザジ…」 ザジ「千雨、その声可愛い」 ふ、二人の声!?まさか誰もいないとはいえ教室で!? い、いや。ここはお約束のマッサージオチかも。 そうだよね、いくらなんでも教室でにゃんにゃんするはずがない。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜妄想中〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ザジ「ちう、私怖い…」 千雨「その顔も可愛いなぁザジ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 もしこんなことがあったら、私は…… な、なんてそんなこと起きないよね。 桜子「千雨ちゃーん。マッサージなら私も混ぜてー」 31-648 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 18 37 04 ID ??? ガラッ ザジ「ちう〜ちう〜」 ギシギシギシギシギシギシ 千雨「や、やめろー。これ以上されたらい、イってしま…」 千雨、ザジ、桜子「あ」 ダッ 桜子「そうだよね。ザジちうだから“受け”なんだね!!」 千雨「おい、椎名待て!そこ突っ込むとこちが…」 ザジ「ほっといたら?」 千雨「うあぁぁザジ、そんなの…だめ…ザ…」 ザジ→千雨→桜子。な関係が決まってしまった桜子だった。 31-656 31-656 名前:さよ 悲しみ[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 21 53 22 ID ??? さよ 悲しみ さよ 「ふえええん!!!」 和美 「ど、どうしたの!?何か悲しいことがあったの!?」 さよ 「ひっく、ひっく」 和美 「誰かにいじめられた?・・ってウチのクラスにそんな奴はいないか」 さよ 「・・・実はですね」 和美 「何?」 さよ 「やっぱりいいです!!」 和美 「気になるじゃん!!それとも私には教えられないの?」 さよ 「笑わないですか?」 和美 「たぶん・・」 さよ 「いじわる・・」 和美 「笑わないから言ってごらん」 さよ 「実は・・私エスカレーターに乗れないんです」 和美 「へ?」 さよ 「この間も乗ったら勝手に上まで運ばれて・・それで下りようと思ったらステップに巻き込まれて・・」 和美 「・・・」 さよ 「そのまま内側を通ってまた下から出てきたんです。もう怖くって怖くって」 和美 「あはははは!!!」 さよ 「やっぱり笑ったぁ!!!朝倉さんのばかぁ〜!!!」 和美 「ゴメン、ゴメン。さすがドジっ娘システム搭載だけあるね」 さよ 「ふえぇぇ・・」 和美 「だったらベルトに捕まればいいんじゃない?横で一緒に動いているゴムのやつ」 さよ 「・・・はっ!!そ、それだ!!さすが朝倉さんです!!」 和美 「まあ、がんばりなよ。今度一緒に乗ってあげるからさ、エスカレーター」 さよ 「はい!」 完 31-666 31-666 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 52 46 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/7 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです 皆さんは鬼をご存じですか?頭に角を生やして力の強い妖怪のことですね 実は麻帆良には鬼がいるんです。正確には鬼になる者が・・・ あやか 「また逃げたですってぇ!!しかも帝様もご一緒に!?」 あやかさん、とってもおかんむりです。湯気がぽぴーと頭から出ています 夏美 「お、落ち着いてね。あやか姉・・」 あやか 「もう許さんばい・・・天誅をくだしqあsうぇdrftgyふじk!!!」 どうやら言語能力が崩壊してしまったようです やがてあやかさんの頭から角が生え始め、瞳は血の色のように赤くなり、筋肉が盛り上がった背中には服越しに鬼の面相が見え始めました あやか 「セッキョウ・・セッカン・・オシオキィィィ!!!!」 夏美 「あわわ・・あやか姉切れちゃったよ」 葉加瀬 「これは困りましたねえ・・夏美さん、やっときますか?」 夏美 「いつもの・・お願い」 葉加瀬 「あいあいさー」 そういって葉加瀬さん。懐から何か長い筒を取り出します。それの片方の端を加えると、残り片方をあやかさんの方に向けました ふっ、っと小さな音が聞こえると筒の中から何かが飛び出します。どうやら筒は吹き矢のようです そして首筋に小さな針が刺さりました。すると・・ あやか 「ユルサナイ・・・ユル・・サナ・・」 ばたん、とあやかさんは倒れ、すやすやと眠り始めました 頭に生えた角も消え、背中の鬼も面相も消えました 31-667 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 54 03 ID ??? 2/7 時は移り、その日の夜 夏美 「だから、このままじゃあやか姉爆発しちゃうよ」 風香 「だって遊びたいんだもん・・」 ここは将軍様の間、城下町から戻ってきた将軍様たちは、夏美さんにお説教を受けています 夏美 「本気のあやか姉が暴れ出したら・・・止められないよ?」 楓 「なんだかんだ言ってもあやか殿は雪広流柔術の開祖でござるからなあ」 葉加瀬 「まあ、暴れるときは力任せなんですけどね」 史伽 「最近私へのあたりも強いんです。怖いですぅ・・」 風香 「まるでボクが悪いみたいじゃないか!!」 一同 「上様が悪いです」 風香 「う、うわぁぁぁん!!!みんながボクをいじめるよぅ!!」 将軍様、泣き始めました。しかし皆さん、気にしていないようです 楓 「さて・・・どうしようでござるかな」 夏美 「しばらくはお城にいてもらわないと・・・そしてお説教受けてもらわないと」 史伽 「それは助かります。私もお休みが欲しかったですから」 風香 「うわぁぁぁぁん・・」 楓 「嘘泣きはそのくらいにして対策を練るでござるよ」 風香 「ちぇ」 あっさりと泣きやむ将軍様、仕方なしに会議に加わります 夏美 「どうしたらいいのかな」 風香 「仕方ないなぁ・・・ねえ葉加瀬、あれ、どうなった?」 葉加瀬 「アレですか?実は明日にはお返事が届きますよぉ。たぶん問題ないかと思われます」 風香 「んふふ・・これで問題解決だね」 夏美 「あれ?あれってまさか・・」 どうやら将軍様には秘策があるようです 31-668 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 54 52 ID ??? 3/7 次の日の朝・・将軍様のお部屋にて あやか 「今日という今日は・・・逃がしませんよ!!!」 風香 「やだなあ、今日はいるってば」 まだ布団の中でごろごろしている将軍様、今日はゆっくりと朝寝を楽しんでいるようです あやか 「でしたら・・・今まで溜まっていた分のお仕事と私のお説教、受けていただきます!!!」 風香 「あはは・・でもそうはいかないんだよね」 あやか 「なんですって?」 そのときです 葉加瀬 「失礼しますね〜将軍様、魔法国からお手紙が届きました」 あやか 「な、魔法国!?」 魔法国、そこはネギ王子様のいる国。あやかさんはそこのネギ王子にめろめろな訳です 風香 「で、どうだった?」 葉加瀬 「はい、2日後に御来日です。おみやげは何でしょうかねぇ〜」 あやか 「な、何でそんなに急に!!」 風香 「んふふ・・あやか姉。ネギ王子の接待はお願いするね。精一杯おもてなししてね」 あやか 「ああ・・ああ・・そんな、ネギ王子が・・・いけない!!早く準備をしなければ!!!」 こうしてあやかさんは急いで将軍様のお部屋を出て行きました。すっかり将軍様にお説教するのを忘れてしまったようです 葉加瀬 「上様も策士ですねえ・・」 風香 「おぬしもな。ふふふ・・」 そして二日後・・ 31-669 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 57 04 ID ??? 4/7 麻帆良城の城門の前、将軍様以下、一同がネギ王子をお出迎えしています ネギ 「あ!!風香さん、お久しぶりです!!」 ネギ王子の乗った馬車の窓から、ネギ王子が身を乗り出して手を振っています あやか 「ああ・・ネギ王子。いつ見てもりりしいですわ」 その姿を見たあやかさん。すでに浮かれいます。いけない妄想が脳を潤しているようです 風香 「あやか姉、よだれよだれ」 あやか 「はっ!!私ったらなんてはしたないことを・・」 到着した馬車から降りるネギ王子とおつきの護衛さん ネギ 「お招きいただいて光栄です」 風香 「堅いっことは言いこなし。さぁ、中に入ってよ」 ネギ 「では・・」 ここは将軍様の大広間、将軍様とネギ王子、同じ段の高さのところに座って歓談しています ですが、それを近くのふすまから覗く瞳が4つありました 木乃香 「あれがネギ王子様なんか・・・かわええな」 月詠 「確かにかわええけど・・ウチの趣味やありまへんな」 木乃香 「ええ子そうやで?」 ?? 「誰だ!!!」 その視線に気がついたネギ王子のおつきの護衛さんが、剣を抜き放ちました 31-670 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 57 46 ID ??? 5/7 ネギ 「あ、アスナさん。ここで剣はまずいです!!」 明日菜 「アンタは黙ってて!!!何者!!!」 剣は帝さんたちのいる方のふすまに向けられています しばらくして、そのふすまがそっと開かれました 木乃香 「あはは・・ゴメンな。覗いてもうて」 月詠 「失礼しました」 顔を見せたのは帝さんとその護衛さんでした あやか 「帝様・・・どうしてここに」 木乃香 「ネギ王子が来はるいうんで、ちょっとお会いできたらなんて思たんや。紹介してくれへんかな?」 あやか 「しかし・・」 風香 「いいじゃん。ネギ君、こちらは帝さんの木乃香さん。もうひとりはおつきの護衛さん」 ネギ 「み、帝さん!!この国の!?」 木乃香 「そうや、帝の木乃香です。よろしゅうに」 ネギ 「は、はぁ・・」 意外なお客様の登場にとまどうネギ王子。そしてネギ王子のおつきの護衛さんは剣を納めると、帝さんに一礼しました 明日菜 「失礼いたしました。ご無礼をお許しください」 木乃香 「無礼をしたんはウチらの方や、謝る必要はあらへん」 明日菜 「ありがたきお言葉、痛み入ります」 風香 「うーん、なんか堅苦しいなぁ・・そうだ!ご飯にしようよ!!」 木乃香 「せやなぁ。ちょうどおなかも空いてきたし」 ネギ 「え、いいんですか?」 風香 「あやか姉、ご飯にしようよ。みんなで食べよう!!」 あやか 「そんな、いきなりそういわれても・・」 葉加瀬 「ふっふっふっ、そんなこともあろうかとすでに用意してあります。今日は特別料理人、くいもん屋五月のさっちゃんがお料理担当です」 風香 「え、さっちゃんなの!!うれしいなぁ!!」 こうして、皆は楽しく夕食を食べるのでした 31-671 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 00 58 28 ID ??? 6/7 そしてその日の夜 風香 「じゃあ、ネギ君の夜のお世話はお任せするね」 あやか 「よ、夜のお世話!?いよいよ・・」 葉加瀬 「とりあえず、このお夜食を持って行ってください。まあ、きっかけですね」 あやか 「お、お風呂!!身を清めなければ!!」 風香 「頑張ってね!!」 こうしてあやかさんは決戦の地に赴きます 風香 「で、どこから覗くの?」 葉加瀬 「それは楓さんから説明が・・」 楓 「床の間から覗けるようになっているでござる」 夏美 「ねえ、王子様に手を出すなんて外交問題にならないかな?」 木乃香 「結婚しちゃえばええんとちゃう?」 月詠 「つまり今日が初夜になるというわけなんやな」 史伽 「初夜・・・恥ずかしいですぅ」 皆さん、のぞきは犯罪行為ですが、別に気にしてはいないようです しゅーっ かすれるような音を立てて、ネギ王子が寝ている部屋のふすまが開きました あやか 「ね、ネギ王子様。お夜食をお持ちいたしました」 しかし中からは返事はありません。もう寝てしまったのでしょうか? あやか 「し、失礼いたします」 食事をのせたお盆を持ち、あやかさんは中に入りました 31-672 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 01 02 53 ID ??? 7/7 暗い部屋の中には、優しいお月様の光が差し込んでいます そしてそのお月様の光は、ネギ王子が眠る小さなお布団を映し出すのでした あやか 「ネギ王子様・・」 あやかさんはお盆を畳に置きました。そして・・ゆっくりと着物を脱ぎ始めます 風香 (いよいよだ) 木乃香 (犯られちゃうんか?いよいよなんか!?) そしてあやかさんがすべての着物を脱ごうとしたときでした 明日菜 「アンタ、なにしてんのよ?」 あやかさんの背後から声がかかり。首筋に剣が押し当てられます あやか 「あ、明日菜さん。いらしたのですか?」 明日菜 「護衛だからね、アンタみたいのからネギを守んなきゃいけないのよ」 あやか 「あ、あなたも混ざりますか?」 明日菜 「なにいってんのよ!!出て行きなさい!!!それとそこで覗いている奴ら!!アンタらもよ!!」 風香 「ばれた!」 史伽 「逃げるです!!」 こうして逃げるあやかさんと将軍様ご一行の姿を、明日菜さんは見送りました 皆が去ったネギ王子のお部屋。月明かりの中、布団からネギ王子がむくりと起き上がりました ネギ 「あやかさん・・・一緒に寝て欲しかったな」 明日菜 「なにいってんのよ。アンタには私がいるでしょう?不満なの?」 ネギ 「そう言うわけでは・・」 明日菜 「さあ、寝るわよ。もっとそっちに詰めなさい、私が入れないでしょ」 騒がしい麻帆良の夜は、お月様だけが知っているのでした 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/souku/pages/2696.html
カレンダーへ戻る/前へ×次へ スケジュール/2012-01-19が参加者募集開始日のシナリオ (該当シナリオはありません) スケジュール/2012-01-19が参加者募集締切日のシナリオ (該当シナリオはありません) スケジュール/2012-01-19がアクション締切日のシナリオ スイートルーム 図書館“を”静かに 君よ、温水プールで散る者よ スケジュール/2012-01-19がリアクション公開予定日のシナリオ 《リスケ》2022年 蒼フロ総選挙! 大江戸爆府☆暴れん坊ロボ将軍 《リスケ》【カナン復興】新年マンボ!! 雪だるまと仲良し大作戦 《リスケ》【黒史病】記憶螺旋の巫女たち 空飛ぶ箒レースバトル! 注文の多い冒険譚 《リスケ》先物買いの銭失い? 《リスケ》【イコン参加可】古代の悪遺 スケジュール/2012-01-19がリアクション修正公開予定日のシナリオ 【イコン参加可】開催! 九校合同イコン大会(元の公開予定日:2012/01/13) その他補足等 [部分編集]