約 489,553 件
https://w.atwiki.jp/hnsishk/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6659.html
autolink() DC3/W23-049 カード名:かけがえのない家族 カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【自】このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは1枚引き、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000し、ソウルを+1。 もう、兄さんってば、 相変わらず過保護なんだから…… レアリティ:CR illust. 12/12/24 今日のカード。 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 こそばゆい未来 姫乃 3/2 10000/2/1 緑
https://w.atwiki.jp/sakuga/pages/297.html
妄想代理人原作・総監督:今 敏シリーズ構成:水上清資キャタクターデザイン:安藤雅司美術監督:池 信孝色彩設計:橋本 賢撮影監督:須貝 克俊編集:瀬山武司音楽:平沢 進音響監督:三間雅文音響効果:倉橋静男マロミデザイン:濱洲英喜アイキャッチデザイン:加藤道哉アニメーション制作:マッドハウス OP絵コンテ・演出:今 敏作画監督:安藤雅司タイトルロゴ:イナガキキヨシ原画鈴木美千代濱洲英喜三原三千雄久保正彦安藤雅司[各担当作画パート]■靴を両手に持ち、笑う月子…鈴木美千代■洪水の中を、並んで笑うウッシーとイッチー…濱洲英喜■水中であぶくを出しながら笑う妙子、魚群…三原三千雄■雲と町をバックに笑いながら落下する馬庭…鈴木美千代■廃墟の中、電話を片手に笑う川津…三原三千雄■夢の島に佇み、笑う晴美とまりあ…久保正彦■解体され瓦礫と化した家の上で笑う美佐江…久保正彦■キノコ雲を背に、両手を広げて笑う猪狩…鈴木美千代■式場のテーブルの上で笑う老婆…安藤雅司■雪山の頂でアロハ姿で笑う蛭川…三原三千雄■次々に現れるキャラの後ろから滑ってくる少年バット…濱洲英喜■月面に立ち、スーツ姿で笑う老人…安藤雅司■草原で笑う少年バット…安藤雅司ED絵コンテ・演出:今 敏作画:小西賢一 濱洲英喜[各担当作画パート]■最初の月子のカットから馬庭のカットまで…小西賢一■ラストカット…濱洲英喜第1話 「少年バット参上!」絵コンテ:今 敏演出:平尾隆之作画監督:鈴木美千代原画川名久美子 江口寿志井上俊之 濱洲英喜松本憲生 久保正彦鈴木美千代 戸倉紀元板津匡覧 朝来昭子今井一暁 小島昌之第2話 「金の靴」絵コンテ:鰐淵良宏(今 敏)演出:遠藤卓司作画監督:鈴木美千代原画安藤雅司 川名久美子板津匡覧 立石 聖奥田佳子 今野亜希子石川智美 林 千博杉浦由高 西村広史今井一暁 小島昌之牧原亮太郎第3話 「ダブルリップ」絵コンテ:高橋敦史演出:遠藤卓司作画監督:赤堀重雄原画加藤泰久 仲澤崇仁石川智美 若月愛子今井一暁 小島昌之林 千博 熊膳貴志高橋祐一 牛来隆行柳 伸亮 下谷智之片岡恵美子 斎藤新明佐藤道雄 西條ヒデキウォンバット第4話 「男道」絵コンテ・演出:高橋敦史作画監督:三原三千夫原画三原三千夫 宮沢康紀劇画ミナミ新平協力宇佐田正彰第5話 「聖戦士」絵コンテ:佐々木守 島崎奈々子演出:島崎奈々子作画監督:佐々木守作画監督補佐:安彦英二原画小西賢一 田中孝弘平松禎史 遠藤正明柿田秀樹 高橋祐一高口 弘 板津匡覧石井明治 小森秀人小倉寛之 奥田佳子上口正樹 久保正彦橋本宜夫第6話 「直撃の不安」絵コンテ・演出:鶴岡耕次郎作画監督:江口寿志原画森田宏幸 熊谷哲夫鈴木美千代 川名久美子小丸敏之 阿部 航梅原隆弘 初見浩一伊藤秀次 石井明治板津匡覧 小松栄治小森秀人 今野亜希子若月愛子 牧原亮太郎霜山朋久 斎藤新明ウォンバット第7話 「MHz」絵コンテ・演出:浜崎博嗣演出助手:平尾隆之作画監督:朝来昭子原画安藤雅司 高口 弘林 千博 立石 聖石川智美 奥田佳子今井一暁 小島昌之市川敬三 西村 広松戸はうす 斎藤新明ウォンバット第8話 「明るい家族計画」絵コンテ・演出:うつのみや理作画監督:うつのみや理作画監督協力:井上俊之原画井上俊之西尾鉄也 松本憲生沖浦啓之 黄瀬和哉本田 雄 新井浩一海谷敏久 荒川直樹若月愛子 牧原亮太郎小松田大全 小田剛生菊地大輔 森岡誠沓名健一 熊膳貴志丸山 友 堀元 宣霜山朋久ウォンバット第9話 「ETC」「IQ」絵コンテ:高橋敦史 今 敏演出:高橋敦史作画:浜崎博嗣 井上俊之「LDK」絵コンテ:高橋敦史 今 敏演出:高橋敦史作画監督:板津匡覧「EBM」絵コンテ:今 敏演出:遠藤卓司作画:川名久美子「OH」絵コンテ:今 敏演出・作画:鈴木美千代「HR」絵コンテ・作画:三原三千夫演出:高橋敦史「TKO」絵コンテ:今 敏演出:遠藤卓司作画羽山淳一 濱洲英喜井上俊之 鈴木美千代「UMA」絵コンテ・演出:高橋敦史作画:安藤雅司「SOS」絵コンテ・演出:高橋敦史作画:三原三千夫「HH」絵コンテ:今 敏演出:遠藤卓司作画:安藤雅司「ETC」絵コンテ:りんたろう演出:遠藤卓司作画監督:板津匡覧原画「ETC」川名久美子 加藤やすひさ若月愛子 奥田佳子宮脇千鶴 今井一暁林千博「LDK」河野真貴 斎藤新明ウォンバット 第10話 「マロミまどろみ」絵コンテ:佐藤竜雄演出:遠藤卓司作画監督:安藤雅司 山田勝哉原画島村秀一 小曽根正美久保田誓 加藤 優朝来昭子 加来哲郎菊池聡延 石井明治佐々木昌彦 村谷貴志奥田佳子 若月愛子牧原亮太郎 今井一暁秦 綾子 浅野勝也牛来隆行 丸英男 橋本晋治「マロミまどろみ」作画監督:阿部純子原画霜山朋久 島崎奈々子 第11話 「進入禁止」絵コンテ:佐々木守 島崎奈々子演出:島崎奈々子作画監督:佐々木守原画小倉寛之 高橋祐一澤田英彦 仲澤崇仁夘野一郎 小島昌之村谷貴志 今井一暁立石 聖 坂本修司中島 渚 松岡秀明西村 広 牧原亮太郎 第12話 「レーダーマン」絵コンテ・演出:高橋敦史作画監督:三原三千夫原画浜崎博嗣 三原三千夫宮沢康紀 橋本晋治清水 洋 小倉寛之 第13話 「最終回。」絵コンテ:今 敏演出:遠藤卓司作画監督:鈴木美千代エフェクト作画監督:井上俊之原画井上俊之 安藤雅司板津匡覧 川口 隆山田勝哉 小曽根正美鈴木美千代 川名久美子佐々木守 小丸敏之沖浦啓之 濱洲英喜本田 雄 松原秀典橋本敬史 枡田浩史戸倉紀元 浜崎博嗣三原三千夫 朝来昭子阿部純子
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/212.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの 幸せ家族計画 千羽出産編 ◆M2vRopp80w氏 姫子のお腹に赤ちゃんを授かり、出産予定日を間近に控えたある日…。 「あ、洗濯物取り込まなきゃ。」 姫子がベランダに干した洗濯物を、取り込もうと立ち上がったその時だった。 「だめよ、姫子は休んでいないと!」 台所に立っていた千歌音が、慌ててこちらへやって来る。 「大丈夫だよ、千歌音ちゃん。それくらい私が…」 「だめ。私がやるから座っていて。」 千歌音は姫子の初めての出産が心配で付き添う為にしばらくの間、休暇を取って家にいる。 千歌音も出産を経験しているが姫子の身体とお腹の子が心配で、いてもたってもいられないようだ。 何をするにも、すぐに駆けつけて来る。 しかし、それは千歌音だけではなかった。 「そうだ、部屋のお掃除でもしようかな…」 「だめ~!おかあさんはやすんでなきゃだめ!」 今度は雛子が姫子の下にやって来る。 「雛子?大丈夫よ、これくらい…」 「だめったら、だめっ!おなかには、あかちゃんがいるんだよ!おそうじはひなこがやるっ!」 雛子は初めての妹が産まれる事が相当嬉しいらしい。 千歌音がいつも姫子を心配しているのを見て、出産が大変なのを子供ながらに感じているらしい。 雛子まで何かと駆けつけてくる。 「はい…わかりました。」 あまりに雛子が訴えてくるため、姫子も仕方なく諦めリビングへ戻ろうとしたその時…。 「……っ!」 「おかあさん…?どうしたの?おかあさん!」 姫子は突然その場に座り込んだ。 お腹に痛みを感じる。 (これって…もしかして…) 「ママぁ…!」 雛子はリビングにいた千歌音の下に泣いて走って来た。 「雛子?どうしたの?」 「ママ!おかあさんが、おかあさんが…」 「……!」 雛子の様子にただならぬ雰囲気を感じて、千歌音は姫子がいる部屋に向かうと姫子が座り込んでうずくまっていた。 「姫子!大丈夫?」 「千歌音ちゃん、もしかしたら…陣痛…かな…?さっき急に…」 苦しみながらも心配をかけさせまいと姫子は笑顔を作って話すが、額には汗が滲み出ている。 「予定日まだなのに…」 「心配しないで、そうゆう事はよくあるわ。今すぐ病院へ行きましょう。」 千歌音は姫子を抱えて車に乗せ、かかりつけの産婦人科に車を走らせた。 病院へ着くと、姫子はすぐに分娩室に運ばれた。 「おかあさん…」 雛子が涙を浮かべて、分娩室を見つめたまま千歌音のスカートをギュッと掴んだ。 「大丈夫よ、雛子…」 「でも…おかあさん、ものすごくいたがってたよ!?」 先ほどの姫子の苦しむ様子に、不安を感じた雛子は大粒の涙をポロポロと流す。 「心配しないで、雛子。ママもね、雛子が産まれる時すごく苦しかったのよ。」 「ママも…?」 千歌音は雛子を安心させるように、優しく肩を抱いた。 「そうよ。痛くて苦しかったけど、雛子に早く会いたくて頑張ったの。」 「ひなこに…?」 「ええ、雛子も早く赤ちゃんに会いたいでしょう?」 「うん…」 「今度はお母さんが頑張っているの。だから雛子も泣かないで、無事に赤ちゃんが産まれるようにママとここで待っていましょう。ね‥?」 そう言って、ハンカチで雛子の涙を拭いてやると落ち着いたのか笑顔を浮かべた。 「うんっ!おかあさん、がんばってるんだもんね。ひなこいいこにしてまってる。」 「雛子…」 姫子に似て、意志の強い雛子を千歌音はぎゅっと抱きしめた。 どれくらい時間がたったのか、千歌音と雛子は病院のソファーに座ったまま待ち続けていた。 雛子は千歌音の膝に頭をのせてウトウトとしている。 雛子の頭を撫でながら、窓を見ると外はもう暗くなり始めていた。 (長いわね…私の時もこんなに長かったかしら…?) 千歌音が雛子を産んだ時を思い出していると、突然分娩室から赤ちゃんの泣き声が聞こえた。 「今の…!?雛子、雛子、起きて…」 眠りかけていた肩を揺り動かすと、雛子が目を擦りながら目を覚ました。 「うぅん…おかあさんは…?」 分娩室の扉が開き、中から先生が出てきた。 「先生!?赤ちゃんは…」 「無事に産まれました。お母さんも無事ですよ。」 「ありがとうございます…!雛子、赤ちゃん産まれたのよ。雛子の妹が。」 「ほんと?ほんとにほんと?」 「ええ、本当よ。」 「わぁ!!ひなこにいもうとができたぁ…!」 喜んでピョンピョンと飛び上がる雛子を見て、千歌音は微笑んだ。 (よかった…姫子も赤ちゃんも無事で…) 千歌音はやっと安堵して胸を撫で下ろした。 病室に入ると、ベッドには姫子と産まれたばかりの赤ちゃんがいた。 「千歌音ちゃん…雛子…」 姫子がこちらに微笑むと、雛子はベッドに駆け寄った。 「おかあさん…!」 「心配かけてごめんね‥」 「ひなこいいこにしてまってたよ。」 「そう、えらいね。雛子。」 姫子にほめられて、雛子は嬉しそうに笑う。 「身体の具合はどう?」 千歌音が心配そうに姫子の顔を伺った。 「うん、大丈夫…先生が数日後には退院出来るだろうって。」 「そう、よかった…」 「それより、千歌音ちゃん…抱いてあげて。」 「いいの…?」 「もちろん、私達の子だもん。千歌音ちゃんに抱いて欲しいの。」 ベッドに眠る産まれたばかりの赤ちゃん。 姫子と千歌音の子。 千歌音はそっと赤ちゃんを抱き上げた。 雛子を産んだ時よりも、少し小さいような気がする。 しかし、こんなに小さいのに確かに生きているのだ。 千歌音の腕の中で。 「ね、千歌音ちゃんに似てない?」 「そうかしら?」 「似てるよ。顔とか、目とか…輪郭とか。きっと大きくなったら、千歌音ちゃんみたいに綺麗になるんだろうな。」 まだ産まれたばかりの我が子を嬉しそうに自慢する姫子。 「ママぁ!ひなこも、あかちゃんだきたい!」 雛子は妹を抱きたくて、千歌音の服を引っ張りねだる。 赤ちゃんを渡し、雛子にも抱かせてやる。 「わぁ…ちっちゃ~い。ねぇねぇ、あかちゃんなんてゆうなまえなの~?」 「あ、そうだった…千歌音ちゃん、この子の名前まだ決めてないでしょ?」 「え?ええ‥。」 「この子の名前、私がつけてもいいかな?」 「姫子が?私は構わないけれど…」 「あのね、千歌音ちゃんの千と、羽が生えてる天使みたいな女の子で…千羽。千羽ってどうかな?」 「千羽…いい名前ね。」 「でしょ?この子の顔を見た時、決めたの。」 千羽を見つめ柔らかく微笑む姫子の顔は、もうすでに母親の顔になっていた。 千歌音が心配しなくても、姫子は大丈夫だったようだ。 「姫子、ありがとう。」 千歌音は感謝の気持ちを伝えた。 「…千歌音ちゃん。」 「雛子、妹が出来てよかったわね。もうお姉さんね。」 「千羽と沢山遊んであげてね、雛子。」 「うんっ。」 雛子は産まれたばかりの妹の柔らかい頬を指で触れると、千羽はギュッと指を掴んで強く握り返した。 「わたしがおねえちゃんだよ。よろしくね、ちはね!」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/318.html
このごろヒイロの様子がおかしい……と気づいたのはロランだった。 家に居る時はほとんど地下の自室に篭っている。 夕食後もテレビを見ることもなく、自室へ戻ってしまう。 ロラン 「この頃ヒイロの様子、変じゃないですか?」 アムロ 「ん?どんな風に変なんだ」 ロラン 「それが…はっきりとは判らないんですが… ドモン兄さん、同じ部屋にいて気がつきませんか?」 ドモン 「俺にも良く分からん。第一あいつは無口過ぎて普段から何を考えているのか…」 ロラン 「確かにそうですね」 シーブック「おかしいといえば…今日バイトの帰りにペットショップでヒイロを見ましたよ」 アムロ 「ペットショップ?」 アル 「さっき、ごはんが出来たってヒイロ兄ちゃんを呼びに行ったら部屋の中から 『ゼロ、ゼロ』って言う声が聞こえたけど…」 ロラン 「アル、ヒイロの部屋の中には入ったんですか?」 アル 「ううん。そういえば入れてくれなかった」 シーブック「怪しいなー」 アムロ 「よし、俺が行って様子を見てこよう。隠れてコソコソやるのは良くないからな」 ドモン 「いかがわしい事をしているようだったら、ゴッドフィンガーをくれてやろう」 こうしてアムロがヒイロの様子を見に来たのだが、その場にいた兄弟は皆ゾロゾロとついて来た。 ヒイロ 「よしゼロ、うまいぞ!」「ゼロ、こっちだ!!」「こら、ゼロ!やめろ!!」 兄弟達 「……(あのヒイロが嬉しそうに喋っている!)」 アムロは軽く深呼吸すると、ドアをノックした。 アムロ 「ヒイロ俺だ、入るぞ…ん?開かない」 部屋の中「…(無言)…」 アムロ 「ヒイロ、どうしたんだ?ここを開けろ」 ヒイロ 「……何の用だ」 アムロ 「お前の様子がおかしいと聞いたので、様子を見に来た」 ヒイロ 「……別におかしい所などない」 アムロ 「しかし、お前をペットショップで見たという者がいる。隠れて何か飼ってるのか?」 シーブック「ヒイロ、兄弟間で隠し事はいけないぞ」 ドモン 「さっさと開けないと、こんなドアは俺が吹き飛ばしてやるぞ」 カチャ… 開いたドアの目の前に立つヒイロの肩に乗っていたのは…「シマリス」だった。 まだ子どもらしいそのリスは、ヒイロの肩の上でシッポの手入れをしていた。 アル 「うわぁーーリスだ!可愛いーー」 ロラン 「リスだったんですか…」 ヒイロ 「騒ぐな!ゼロが怖がる!!」 アムロ 「どうしたんだ、このリス?」 ヒイロ 「リリーナの所から貰った、というか貰わされた」 ドモン 「なぜ隠す?男らしくないではないか!!」 ヒイロ 「このリスはまだ赤ん坊だ。手乗りにするなら今仕込まねばいけないと言われた。それに…」 ロラン 「…何ですか?」 ヒイロ 「家はペットを飼う余裕がないと…常日頃…」 アムロ 「まあ…確かにな」 アル 「おいでーゼロ!」 アルが手を差し出すと、ゼロはそちらへ行こうとした。 ヒイロは「アル、これを手に乗せるんだ」と、ひまわりの種を手渡す。 ひまわりの種を手に乗せてアルがもう一度ゼロを呼ぶと、ゼロはアルの手に飛び乗った。 アルの手の上で種を食べるゼロの仕草はとても愛らしかった。 ロラン 「可愛いですね…」 シーブック「本当だー」 アル 「アムロ兄さん、ちゃんと家で飼ってあげようよーー」 ドモン 「アルもこう言ってる事だ、よいではないか、兄さん!」 アムロ 「うぅーむ…まぁ、たまには…」 ヒイロ 「元々はゼロは俺が貰った。餌代などは俺が出す」 アムロ 「そういう事ならいいか」 アル 「ヒイロ兄ちゃん、僕にも世話させてよ!」 ヒイロ 「ああ。俺が居ない時の世話はお前に頼もう」 アル 「やったぁー!」 ロラン 「良かったですね、ヒイロ、アル」 ゼロも喜んだのか、みんなの肩に次々と飛び乗った。 こうして一家に新しい家族(?)が増えた。 『ゼロ』シマリス♂ 終わり ※設定上、マズイようでしたらパラレルにして下さい。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ガンダム一家 ガンダム家 ヒイロ・ユイ
https://w.atwiki.jp/thmtg_mws/pages/631.html
明るい病蜘蛛/ Cheerful Plaguespider マナコスト (2)(G) タイプ クリーチャー ― 蜘蛛・妖怪 P/T 1/3 レアリティ コモン 到達、接死 参考 カードセット一覧/東方地霊殿
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/228.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの 幸せ家族計画 新たな命編 「あの…いま何とおっしゃったのですか?」 「おめでたですよ、おめでとうございます。」 「おめでた…って、妊娠とゆうことですか…?」 「はい、これからは定期的に来てください。それから…」 突きつけられた現実に、千歌音は戸惑いを隠せなかった。 医師の話も耳に入っていないようだ。 (あれは…やはり夢ではなかったの…) 千歌音の頭の中にある出来事がよみがえった。 事の発端は数週間前にさかのぼる。 「ここは…どうしてまたここに…?」 千歌音は眠りから覚め、横たわっていた身体を起こし辺りを見渡すと、そこは千歌音と姫子が前世で最後に過ごしたあの場所だった。 美しく幻想的だが、誰一人も居ないその花畑は千歌音に寂しさと不安を与えた。 「これは…夢なの…?」 これは夢なのだろうか? それとも月の社から解放され、生まれ変わって姫子と過ごしたあの日々の方が夢なのだろうか。 千歌音はどちらが現実で夢なのか分からなくなっていた。 その時だった。 どこからともなく声が聞こえてくる。 (…月の巫女よ…) 「…!」 突然、聞こえてきた声に千歌音は驚いて、俯いていた顔を上げた。 「その声は…アメノムラクモ…」 聞き覚えのあるその声は、千歌音と姫子に残酷な運命を与えた神、アメノムラクモだった。 「私は、どうしてここにいるのですか?生まれ変わり転生したはず…まさか!?」 千歌音はハッとした。 最悪の出来事が頭をよぎる。 「またオロチが…復活したのですか!?」 (心を静めなさい…月の巫女、貴女をここに呼んだのは私です…) 声を荒げる千歌音をなだめるように、アメノムラクモは静かに話し始めた。 「なぜ…私を…?」 (貴女をここに呼んだのは、貴女の決意を確かめる為…そして…) 「決意…?」 (貴女が前世で月の社に封印される時、我が問いかけた言葉を覚えているか‥?) それは社へ封印される時、アメノムラクモが千歌音に問いかけた選択の事だろうか。 輪廻転生から外れ、無の安らぎに身を委ねる事も出来るのだと‥。 だが、その選択を千歌音は選ばなかった。 たとえどんなに残酷で辛い運命が待ち受けていても、愛するたったひとりの運命の人と巡り会うため、千歌音はその宿命を受け入れた。 (転生したいまでも、その決意が揺らぐ事はないか…) 「何度聞かれても、私の気持ちが変わる事はありません。」 千歌音が発したのその言葉には、強い決意が満ち溢れていた。 (そうか…ならば、もう聞く事はない…) 「アメノムラクモ…ただそれだけの為に、私をここに呼んだのですか?」 千歌音にはただそれを確かめる為だけに、ここに呼ばれたとはとうてい思えなかった。 (確かに、貴女を呼んだのはそれだけではない…貴女にある力を授ける為…ここに呼んだのだ…) 「力…?」 (この力は、我ら神のみぞ与えられる新たな命を造りだす力…貴女の決意が変わらない物ならば、与えようと…決めていた…) 「命…いったい何の話しです!力とは何なのですか…!?」 (月の巫女‥よ、新た‥に生まれ‥てくる命…を大切に…するが‥よい…) アメノムラクモの声は段々と空の向こうへと遠ざかるように、小さくなっていく。 「お待ちください!まだ、聞きたい事が…っ!」千歌音が立ち上がり、空に声を投げかけた瞬間、強い風が吹きあげた。 たくさんの黄色い花びらが、空へと舞い上がる。 「いったい何なの、力とは…アメノムラクモは私に何を伝えたかったの…」 千歌音の心は、アメノムラクモの言葉によって不安でかき立てられていた。 「姫子…私…どうしたら…」 千歌音は孤独と不安からか、不意に愛する人の名前を口にした。 『…か‥ね‥ちゃん…』 「…!」 幻聴だろうか? 微かに姫子の声が聞こえたような気がした。 「まさか…姫子がここにいるはずなんて…」 呼ばれたのは自分だけだ。 姫子がここにいるはずがない、そう自分に言い聞かせ自分の耳を疑った、だが…。 『ちかね…ちゃん‥』 「……!いまのは…姫子?」 その声はこちらに近づいてくるように、徐々にはっきりと聞こえてきた。 「姫子…どこ!どこにいるの…!?」 千歌音は辺りを見回し、ふと後ろを振り返えると遠くの方で巫女服を着た女性が立っているのが見えた。 「姫子?姫子なの…!?」 千歌音は急いで駆け出した。 段々と見えてくるその女性は、ゆっくりと両手を広げ千歌音を優しく受け入れるように微笑んでいる。 『ちかねちゃん…』 その胸の中に飛び込んだ瞬間、千歌音は温かなお日様のような安らぎに身を包まれていた。 「ちか…ねちゃん…」 「ん…‥」 「千歌音ちゃんっ…」 千歌音が瞳を開けると、目の前には姫子が心配そうに千歌音を覗き込んでいた。 「姫子…?」 「大丈夫?千歌音ちゃん、ずっとうなされてたから‥」 「……!」 千歌音はハッとして、勢いよく飛び起きた。 「ど、どうしたの、千歌音ちゃん…きゃっ!?」 「姫子‥よかった、夢ではないのね‥」 突然千歌音に抱きしめられた姫子は、頬を染めながら驚いていた。 結婚してから、こうして朝食を2人っきりで食べるのは何回目だろうか? テーブルの前には、トーストやサラダ、目玉焼きなどのシンプルな朝食が並べられている。 ただいつもとは違って、今日は2人の間に会話が飛び交わない。 いつもは何気ない食器の音やカップを置く音が、やけに響いて聞こえる。 それがなおさら2人を沈黙にさせた。 (…何て言ったらいいのかしら…) 千歌音はコーヒーに口をつけながら、今朝の夢の事を姫子にどう言い出そうか迷っていた。 姫子に余計な心配はさせたくはない。 あれがただの夢ならそれでいいのだが、姫子にはもう隠し事はしないと約束している。 (やっぱり…姫子に…) 千歌音はコーヒーカップを置いて、意を決した。 「姫子あのね…」 「千歌音ちゃんあのね…」 千歌音が決心して出した声は、姫子が出した声と同時に重なった。 「…えっ?」 「あ…な、何…千歌音ちゃん?」 「い、いいえ、姫子から…」 2人はしばらく互いに譲り合っていたが、千歌音の方が先に折れようやく話しを切り出した。 「あのね今朝…私、夢を見たの。」 「夢って…じゃあ、今朝うなされてたのは…」 「私ね…夢の中でアメノムラクモに会ったの…」 「……!」 「夢の中でアメノムラクモが言っていたわ。私の決意を確かめる為に呼んだと…そして…」 「もしかして…力がどうとかって…?」 「えっ…!?」 姫子は俯いて、コーヒーカップに中に映る自分の顔を見つめた。 「やっぱり…千歌音ちゃんも、あの夢を見たんだね…」 「私もって…もしかして、姫子も見たの?あの夢を‥」 「うん、夢の中で私に言ってた。力を与えに来たって‥」 再び2人の間に沈黙が流れた。 姫子は俯いたまま顔を上げようとはしない。 「千歌音ちゃん‥また私達、巫女として目覚めるのかな‥?」 「姫子‥」 見ると姫子の声と手が微かに震えていた。 「またあんな思いしなきゃいけないのかな‥」 姫子が弱々しく、顔を上げるとその瞳から今にも涙が零れ落ちそうだった。 千歌音は席を立ち、姫子の隣へ座った。 「姫子、きっと大丈夫よ。アメノムラクモはオロチが復活するとは、言わなかったわ。」 千歌音は震える姫子の手を包み込む。 「でも…もしも、またオロチが復活したら…千歌音ちゃんとまた離ればなれになるなんて嫌だよっ…!」 姫子の頬に大粒の涙がつたった。 「姫子…」 「千歌音ちゃんっ…」 千歌音の胸に飛び込んでくる姫子を抱きしめながら、内心は穏やかではいられなかった。 オロチ復活はいつ起こるか、自分達にも分からない。 またあの辛い運命がいつ待ち受けているか予測なんて出来ないのだから。 「姫子、私はね‥たとえどんな運命が待ち受けていても平気よ。」 千歌音は姫子の頭を撫でながら、優しい眼差しを姫子に向ける。 「千歌音ちゃん‥?」 「だって姫子が教えてくれたじゃない。どんな永遠にだって神様にだって負けない。2人の気持ちは繋がっているって‥」 あの別れの時、姫子が千歌音に言ってくれた言葉。 あの言葉があるから、千歌音はいつだって強くなれた。 たとえどんな残酷な運命が待ち受けていても、いまの2人なら乗り越えられる、千歌音はそう信じられる。 「だから心配しないで。たとえ何があっても姫子は私が守るわ。」 「だ、駄目だよっ、今度こそ私が千歌音ちゃんを守るんだからっ…」 泣いていたはずの姫子は、千歌音の言葉を聞いたとたんに強い口調で言い返した。 「ふふっ…ほら、もう泣き止んだ。」 「えっ…?あ…」 千歌音の言った通り、先ほどまで流れていた姫子の涙は嘘のように止まっていた。 千歌音を守りたい、その想いだけで姫子はこんなに強くなれる。 互いに想い合う2人ならどんな運命も恐くない。 そんな気持ちにさせた。 「千歌音ちゃんごめんね‥千歌音ちゃんだって不安なのに私ばっかり泣いて‥」 「そんな事ないわ、姫子がこうして側にいるだけで、私は安心できるもの‥」 2人は互いに見つめ合い、微笑み合った。 「でも…アメノムラクモが言ってた力って、何の事なのかな?」 「さぁ…新たな命がどうとか言っていたけれど…」 「……!?」 「ど、どうしたの姫子?」 姫子は何かに気づいたように、千歌音の腕から離れた。 「ね、ねぇ…千歌音ちゃん‥まさかと思うけど…」 「何?」 「あ、あの…あのね…」 姫子はなぜか、頬を赤らめて口ごもっている。 「姫子?」 「あ‥その…でも、違ってるかも…しれないし…」 「それでも構わないから、話してみて‥ね。」 「う、うん…」 千歌音に優しく促され、姫子はコクリと頷いた。 「その…アメノムラクモが、新たな命を造り出す力を与えるって言ってたの‥後、その命を大切にしなさいって…」 「ええ、確かに私にもそう言っていたけれど…」 「……それって‥あ、赤ちゃんのことじゃないのかな…」 「……え?」 「ご、ごめんねっ!も、もしかしたら違うかもしれないし…」 姫子は顔を真っ赤にして、慌てふためいている。 その様子を見て、姫子の言葉を理解した千歌音は顔を真っ赤にした。 「あ…」 「ごめんね‥変な事言って‥」 「そんな事…ないけれど…」 2人の間に気恥ずかしい空気が流れる。 確かにアメノムラクモは、新たな命を造り出す力と言っていた。 神だけが与えられる力、だとすると姫子の言っている事も、あながち外れていない気もする。 普通の人なら、ただの夢だと片づけてしまうだろうが、姫子と千歌音は巫女だ。 いまは巫女の力を失っているものの、神に仕えていた唯一の存在。 2人にはただの夢だと思えなかった。 たとえ、もしそれが本当だとしたら、なぜアメノムラクモは私達にそんな力を与えるのだろうか? 「千歌音ちゃん…いま言った事忘れて。きっと私の勘違いだと思うから…」 姫子は俯いて、恥ずかしそうにそう呟いた。 寝室の明かりも消して、ほんの少し眠りかけていた千歌音の耳に姫子の小さな声が聞こえる。 「千歌音ちゃん…もう寝ちゃった?」 「いいえ…どうしたの、眠れない?」 千歌音は、隣のベッドに寝ていた姫子の方へ振り向く。 「…うん。」 「よかったら、一緒に寝る?」 「いいの…?」 「どうぞ。」 ベッドから出てきた姫子は、自分の枕を抱え千歌音のベッドに潜り込んだ。 「あったかい…」 千歌音の温もりに安心したのか、穏やかな表情を見せた。 「千歌音ちゃん…」 「なぁに?」 「忘れてって言ったけど、今日私が言った事…まだ覚えてる?」 「ええ…」 「…もし、あの夢が本当なら…千歌音ちゃんは、赤ちゃんが…欲しい?」 「姫子…?」 「私は…千歌音ちゃんの赤ちゃんが欲しい。」 姫子は真っ直ぐな瞳で、千歌音を見つめた。 「ひ、姫子…」 いつもとは違って、大胆な姫子に千歌音はドキリとした。 「もしね…そんな力があるのなら、私は千歌音ちゃんの赤ちゃんを産んであげたい。千歌音ちゃん…だから、確かめて欲しいの。」 「……っ!」 姫子は千歌音の胸に、すがりついてくる。 「ま、待って姫子…」 姫子のあまりの大胆さに、千歌音は戸惑った。 まだあの夢が確かなのか、分からないのだ。 千歌音は慌てて、姫子を引き離した。 「あ、千歌音ちゃん…い、嫌だった…?」 「そ、そうではないの…ただ…」 もしその力が与えられたとしても、どうやってやるのか見当がつかない。 普通の男女なら、身体を重ねればいいだけだが、2人は女同士だ。 本当に子作りなんて出来るのだろうか? 「それに…私だって、姫子の子を産んであげたい…」 そう言って普段の凛々しい千歌音とは違う、可愛らしい表情で呟いた。 「千歌音ちゃん…」 どうやら互いの気持ちは同じらしい。 愛する人の子供を産んであげたい。 そう思うのは自然だった。 「それに姫子に、あんな辛い思いさせたくないもの。」 きっと、お産の事を言っているのだろう。 もし妊娠した時の事を考えたら、姫子には辛い思いをさせたくない、千歌音はそう思った。 「もし産むのだとしたら、私が姫子の子を産みたいの…」 千歌音の強い意志を、姫子は拒めなかった。 「う、うん…分かった…」 そう言ってもどちらが妊娠するかは分からないのだが…。 「千歌音ちゃん…」 姫子は千歌音の身体を抱きしめた。 「本当にいいの…?」 「ええ…姫子になら…」 「ありがとう、千歌音ちゃん…」 そう言って姫子は千歌音の上に覆いかぶさった。 (まさか本当に妊娠するなんて…) 千歌音は帰り道、自分のお腹をさすりながらどう姫子に話そうか考えていた。 きっと姫子は喜んでくれるだろうが、千歌音は少しばかり不安だった。 ちゃんと子供を育てていけるだろうか、母親しかいない家庭でいじめられたりしないだろうか、様々な不安がよぎったが…。 (でも…姫子と私の子供だもの…きっと強い子に育つはず‥) 千歌音の心はすでに、母親のような強い意志に変わっていた。 《数ヶ月後》 「ねぇ、千歌音ちゃん。どっちがいいかなぁ?」 姫子は両手に色違いのベビー服を持って、こちらを振り向いた。 「姫子が選んだのなら、どちらでもいいと思うけれど…」 千歌音は少し大きくなったお腹を抱えて、姫子の側に寄った。 「う~ん…どっちがいいかなぁ…こっちもかわいいし‥」 どうやら黄色にするかピンクにするか悩んでいるらしい。 千歌音は姫子のそんな姿が可愛らしくて、つい微笑んでしまう。 「あ‥千歌音ちゃん。ほら、ベビーカーもあるよ。」 ようやく服を決めた後も、姫子は次から次に子供用の服やオモチャなどに目移りしていた。 今日は休日のためか、まだ小さな赤ちゃんを連れた夫婦や、お腹の大きい妊婦などが店を訪れている。 千歌音も今日は身体の調子が良かったので、姫子と2人でもうすぐ産まれる子供の服などを買いに、店へやって来ていた。 「たくさん買っちゃったね。」 姫子は嬉しそうに、商品が入った紙袋を千歌音に見せた。 「ふふっ‥姫子ったら、結局全部見て回るんだもの。」 「だ、だって…全部可愛かったんだもん‥」 千歌音に笑われて、姫子は照れくさそうにはにかんだ。 私達はもうすぐ親になる。 あの日、病院から帰ったあと子供が出来たと姫子に話すと最初は驚いていたが嬉しそうに喜んでくれた。 あれから数ヶ月、千歌音のお腹も少しずつ大きくなり、もうすぐ親になるのだと日々実感している。 買い物を済ませ、家に帰る頃にはもう夕暮れ時になっていた。 見慣れた街並みが夕日に染まっていく。 ふと、2人が公園の前を通ると子供連れの親子が3人で手を繋いで歩いている。 「…千歌音ちゃん。」 それを見ていた姫子は、千歌音に空いていた方の手を差し出した。 「姫子?」 「手、繋いで帰ろ?」 「…仕方ないわね、はい。」 そう言いながらも千歌音は微笑んで、姫子と手を繋いでくれた。 「そうだ、今度はミルクも買わなきゃ。」 「そうね、あとオムツも。」 2人で新しい家族を迎えるため、きっとこれから忙しくなる。 でも新たに産まれてくる命に、姫子と千歌音の心は毎日幸せでいっぱいだ。 「綺麗だね、夕日。」 「ええ、とても。」 きっといつか親子3人で手を繋いで、この帰り道を歩く日が来るだろう。 もうすぐ実現する、夢見ていた日々を心待ちにして2人は我が家へと向かった。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12883.html
このページはこちらに移転しました 明るい未来と 作詞/tta 最低なテンションで 振りかざす暴挙に 君は驚いた振りして ニヤリと笑っていた 僕が変えられないと嘆いてることが 君にとっては造作もないのを知ってしまって スキャンダラスな社風が 当社のセールスポイントです 自慢出来ないことが 最大の自慢だったりします 主観丸出しの評論が 結構出回ってしまってます 否定したくなることほど 案外 心掴むらしいのです
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/719.html
第4話 新しい家族 比較的早い時間に夕食を取ったので、小腹が空いた俺は買い物へと出かけた。 最近、俺が買い物とかで出かけると、アールがついてきたがるようになった。 今日も、アールが一緒だ。 丁度、俺の半歩くらい前の目の高さぐらいを、歩く速度に合わせて飛んでいる。 「なぁ、何がそんなに楽しいんだ?」 「マスターと出かけるのが楽しいんですよぉ~」 「食い物買いに行くだけだぞ?」 「それでもいいんです」 「そんなもんかねぇ」 「そんなもんです」 そんなやり取りをしていると、アールが空中で停止した。 「マスター! あれ!」 「ん?」 アールの指差す方を見ると黒い物体が落ちている。 「おい! あれって」 はっきりとは見えなかったが、その物体が何か直感的に分かった。 そして、その答えが間違いであってほしいと思いながら走る。 その場所に到着したが、残念なことに間違いではなかった。 「マスター……」 アールが泣きそうな顔で俺とその物を交互に見ている。 そこに落ちていたものとは、両腕、右足首、左膝から下の無い黒い人形。 特徴である長い髪も右側が引きちぎられ、身体中傷だらけになっていた。 間違いなく、ストラーフという武装神姫だった。 「……ん……あ」 ストラーフが呻き声を出した。 バッテリーがまだあり、AIが動作している。つまり、この子はまだ生きている。 俺はストラーフをやさしく手に持ち、アールのほうを向いた。 「今、何時だ!」 「9時43分です」 アールが即答する。あと17分。 「間に合ってくれよ!」 俺はアールを買ったおもちゃ屋へ走り出した。 俺は走った。当初の目的地のコンビニを通過し、なおも全速力で。 「マスター! あと13分」 横を俺と同じ速さで飛ぶアールが叫ぶ。 大通りの交差点で運悪く信号につかまった。 「はぁはぁはぁ、間に合いそうだな」 ここまで休みなしに走ってきた俺は電柱にもたれかかった。 「マスター、大丈夫ですか?」 「ああ…平気平気…」 そうアールに言ったが、正直バテバテだ。 (日頃の運動不足がひびいてるよなぁ。) そんなことを思っていると信号が変わりまた走り出す。 そして、目的地のおもちゃ屋が見えてきたが、手前の踏み切りが鳴り出した。 「くそぉ!」 俺は速度を上げ、降りてくる遮断機を睨む。 到着したとき、遮断機が完全に降りてしまった。 遮断機を掴み、くぐろうと屈む。 「マスター!! だめぇぇ!!!」 アールの悲鳴に似た絶叫が響き、俺は手を離した。 「マスター、無茶しないで……お願い」 飛んできてそのまま抱きついたアール。俺の服に顔をうずめて見せないようにしていたが確かに泣いていた。 「わかったよ…」 遮断機が上がるまで俺はアールの頭を撫で続けた。 それからはアールを落ち着かせながら、歩いて向かっていった。 店に到着したのは、9時55分。間に合った。 俺はカウンターの方へ行き、ストラーフを置いた。 昔の町工場の頑固職人のような店主がそこに居た。 「こいつを助けてやってくれ」 店主はストラーフの姿を見て驚いた様子だ。 「いったい何をした」 「何って? 俺のじゃない、拾ったんだ」 「拾った?」 「ああ。とにかく、こいつのAIは生きてるんだ。なんとかしてくれ」 「ん~、そういってもなぁ」 店主はストラーフを調べるように見ている。 それから店主はしばらく考えて俺のほうを見た。 「まあ、やるだけのことはやってやる。連絡先をここに」 そういって書類を差し出す。俺は記入を済ませてもう一度たのむと頭を下げた。 俺は、帰り道でいろいろと考えていた。 「俺は正しいことをしたんだろうか……」 「……正しいですよ」 俺の独り言がきこえたのだろう。アールが俺の頭の後ろからやさしく抱きしめてきた。 「………やさしいですもん……そんなマスターが………大好きです……」 「ん? 何か言ったか?」 しっかりと聞こえていたが、何か恥ずかしくなってそう言ってみた。 「い、いえ! べつに何も」 アールは慌てて俺の頭から離れた。 数日後、連絡がありおもちゃ屋まで出かけた。 「ほれ、これだ」 そう言って店主が取り出したものは、神姫の収められたケース。 「これって?」 「知り合いに破損した神姫を直す達人が居て、みせみたがたんだが、あのボディ破損がひどくて修理は出来ないといわれた」 「じゃぁ……」 (助けられなかったのか) がっくりと肩を落とす。 「勘違いするな、AIから取り出した情報はこっちに移してある」 「え?」 「ボディは新品だが、記憶は受け継いでいる」 「そうか、よかった……」 ほっとして、緊張がとける。 「お前さんの真剣な顔をみて、幸せに出来るだろうと思ってな。お前さんのことを説明したら、何も言わずデータ移植をしてくれた、といわけさ」 「ありがとう」 俺は深々と頭を下げた。 「それで、これも持っていけ」 ストラーフの武装セットを神姫ケースの横に置く店主。 店主は素体分の料金でいいといったが、俺は武装を含めた正式料金を置いて店を出ようとしたら、店主が呼び止めた。 「忘れものだ、持って帰れ」 そういって何かを投げてよこした。 俺はそれを掴み、見てみると、壊れたあのストラーフだった。 帰り道で考えていた。 こいつがあの日、あそこに居た理由を。 一人で出歩いて事故にあった、どこからか盗まれて部品を取られた…… いくつもの仮説を立てたが、もう一人の俺が即座に否定する。 そして、もう一人の俺が囁きかけてくる。 (ひとつだけ納得のいく説があるだろう) 俺は、それだけは考えないようにしていた。しかし、何度考えても最後にはそこへたどり着く。 『愛すべき主人に捨てられた』 そうだとしたら、こいつが起動後最初に感じるのは、捨てられた時の思い出。 その時の記憶が甦り、どうなるのか分からない。そして、それを見たアールはどう思うのだろう。 俺の頭に、笑顔のアール、怒りながらも照れているアール、泣き笑いのアール… アールの顔が浮かんでは消えていった。しかもほとんどが笑っていた。 「……アール」 俺は、家で、アールの前でこいつの起動は出来ないと思い、近くの公園へと向かった。 公園のベンチに神姫ケースを開ける。そしてストラーフを取り出し、ベンチの上に寝かせる。 「さて、どうなるか」 しばらくすると、ストラーフがゆっくり目をあける。焦点の合っていないぼんやりした顔から序々に覚醒していく。 「いやぁぁぁ!! ごめんなさい! ごめんなさい! ゆるしてください!」 覚醒するとストラーフはうずくまり、絶叫した。 (やはり……) そう思った俺は、やさしくストラーフを手で包み、持ち上げた。 「ごめんなさい! ごめんなさい!」 それでも、ストラーフは叫び暴れる。 「大丈夫だ! もう心配ない!」 ストラーフの叫び声に負けないくらいの大声でストラーフに言い聞かせた。 「……あ」 俺の声が主人と違うと分かったのだろうか、ストラーフは落ち着いたようだ。 「さて、少し話を聞かせてくれるといいんだが、大丈夫か?」 ストラーフはコクンとうなずいた。 「言いにくいかもしれないが、自分がどうなったか覚えてるか?」 「あたいは……捨てられた」 「そうか……理由は?」 「バトルの成績が良くなくて、性能の悪いのはいらないって」 「そうか……」 しばらくストラーフの話を聞いて分かったことは、前の主人は神姫バトルを徹底して研究していたこと。 たとえ勝ったとしても、それが当然で言葉をかけてもらったことが無いこと。 そして、神姫を道具としか見ていないこと。 俺は、無性に腹が立ったがなんとか怒りを静めた。 「いいか、昔の辛いことは忘れろ。今からこの俺がお前の主人だ」 「え?」 ストラーフがびっくりしたようにこっちを見た。 「もうバトルとか、そういうことは考えなくていいってこと」 ストラーフにニッコリと笑う俺。 「家にも、バトルが嫌いでダンス好きなのが居るからさ。紹介するよ」 そういって、ストラーフを持ち上げ家へ向かった。 家に着くまでに、ストラーフには昔のことをアールに話さないでくれと頼んでおいた。 「おかえりなさい」 家に着くとアールが出迎える。 「ただいま。えっと、この子がアール。君のお姉さんだ」 「……お姉さん」 「そう、同じ店で買ったんだ。本当の意味での姉妹ではないが、姉妹といってもいいだろう」 ストラーフを降ろすと、アールが抱きついた。 「よろしくね。マスター、この子の名前はなんですか?」 「ああ、そういやそうだな。名前を教えてくれるか?」 「名前?」 ストラーフはアールと俺を交互に見る。 「前の主人はつけてなかったのか?」 どういう主人か知っていたが聞いてみた。たぶん名前などつけていないだろう。 「はい……」 ストラーフは俯いてしまった。 「マスター」 アールも心配そうに俺を見る。 「んじゃ、せっかくだし、アールの時のように自分でつけてもらおうか」 「そうですね」 二人してストラーフのほうを見る。 「えっと……その……あたいの名前は……」 ん?と身を乗り出すアールと俺。 「アール姉さんの妹だから……アールの対になる文字……エル、あたいの名前はエル」 「そうか、エルか」 「よろしく~エルちゃん」 こうして、俺の家族が一人増えた。 「はい、こう、ワン、トゥー、スリー」 「えっと、ととと、あっ」 机の上では、アールがエルにダンスのレッスン中だ。 エルが家に来て、しばらくたった。 家に来たてのころは沈んだ表情をしがちだったエルも、いまでは明るくなりアールと一緒に踊るようになった。 俺は、そんな光景を微笑ましく思いながら、なにげなしにTVのチャンネルを変えた。 その時は、俺もアールもエルもまだ気づいていない。運命のスイッチを押したことを。 なにげない普段のニュースがしばらく流れていたかと思うと話題が変わり、中継現場の映像に切り替わる。 『はい! 私は今、大人気の”武装神姫”そのバトル大会の会場に来ています』 どうやら、神姫の話題らしい。そういえば、大きな大会の予選だか何かがあったような気がする。 俺はそんなことを思いながら、ちらっとアールとエル二人の方をみた。二人とも背中をこちらに向けてダンス中だった。 二人にとって微妙な話題だから、嫌がる素振りをしたら変えるつもりだったがそのまま見続けた。 『さて、参加者にインタビューしてみましょう。こんにちわ! あなたの神姫、強そうですね』 『もちろんです。ありとあらゆる研究をしてパーツを組み込んだんですから』 レポーターに、どこから見ても金持ちのぼっちゃま風の男が答えた。 歳は俺より下っぽいなと、見ているとアールの悲鳴が響く。 「マスター! エルちゃんが!」 あわてて机に駆け寄ると、エルが膝立ちになり、両手で耳を塞ぐようにしてガクガク振るえていた。 「どうした?! エル!」 「あ……ああ……」 俺はエルを抱き上げて優しく撫でてやる。 「マスター…」 「大丈夫か?」 「マスター、ごめんなさい」 エルが俺の手の中で謝る。 TVには以前としてあの男と神姫の映像が映し出されている。 「マスター……」 アールが俺を見ている。アールには、エルが落ちてた理由を、俺からなるべくやわらかく伝えてあった。 アールはピンときたんだろう。俺も多分同じ結果を導き出して、エルを降ろす。 「エル……あいつがそうなのか?」 「はい、あたいの前のマスターです……」 そう答えたエルにアールが抱きついてやさしく撫でている。 実際に見て、エルから前の主人の話を聞いたときの感情がふつふつと湧きあがってきた。 「なぁ、エル。お前の力であいつ、ぶっ倒してみないか?」 「え? あたいが?」 「そうだ」 「でも、あたいじゃ…」 俺はエルの頭を撫でる。 「大丈夫。こっちは俺もアールも居る。三人でがんばろうぜ」 「うん! 私はバトルってあんまり好きじゃないけど、エルちゃんの為なら協力するから」 「マスター……姉さん…あたいがんばってみるよ」 「そうだ、その意気だ。あいつに、エルを捨てたこと後悔させてやろうぜ!」 「オー!」 アールが元気よく腕を上げて叫ぶ。 「ほら、エルちゃんも」 「オー」 アールに言われてエルも腕を上げて叫んだ。 「ただいま~。お~い買ってきたぞ~」 「おかえりなさいマスター」 「おかえり~マスター」 玄関まで出迎えた二人を抱き上げる。 「これがそう?」 エルが俺の足元に置かれた箱を見る。 「中古品だけどな」 ヴァーチャルバトルのインターフェイスを買いにいったのだが、新品は想像以上に高かったので型落ちの中古を買った。 「よし、それじゃあ早速使ってみるか。アールはサポートたのむ」 「はい」 自室に持ち込んでパソコンに接続した。 「よし。じゃあエルの武装するか」 「お願いします」 武装し終わるとエルの様子が変だ。 呼んでも返事しないし、動かない。 「エル?」 かるくつついてみると、やっと反応があった。 「よぉぉし! バトルだぜぇ!」 「え? エル?」 「おうよ! おもいっきりいくからたのむぜ!」 性格かわってるよなとか思いながらもインターフェイスに接続した。 それからが大変だった。 「突っ込みすぎた! 距離をとって!」 「マスター、右足負傷しました」 「直線でかわすと相手に読まれる」 「射撃は正確に、煙で相手を見失う!」 「右サブアーム可動不能になりました」 アールが現状を分析しながら俺が指示を出しているが、かなり苦戦していた。 ボロボロになりながらも、どうにか相手を倒して接続を切った。 「いやぁ、失敗失敗。ひさしぶりだから熱くなりすぎたぜ。はははっ」 ヴァーチャルバトルから戻ったエルはそう言いながらも、勝てたことに喜びを感じているようだ。 武装をはずすと、エルの性格が戻る。 「マスター、ごめんなさい。あたい、うまく戦えなかった……」 「いや、それはいいけどさ。性格かわってたよな」 「うまく言えないけど、武装をつけると、変なんだ」 「変?」 「うん、なんか戦うぞ~って感じになってああなるみたい」 「そっか、まぁなれればいいと思うよ」 「うん、あたいがんばるよ」 それから、猛特訓が始まった。俺の居ない昼間はアールとダンス練習、アールが操作するヴァーチャルバトル特訓。 ダンス練習は、アールがいままでも教えていて続けた方がいいといったからだ。 俺が帰ると、俺が指示を出してヴァーチャルバトルという生活を繰り返していた。 さらに幾日か過ぎた。 エルのヴァーチャルバトルもレベルもどんどん上がっていき、複数の敵とも対等に戦えるようになっていていた。 俺は、夜食を買いにコンビニへと向かっていた。アールも一緒だ。 エルは、昼間の特訓が激しくて、AIを休めるためにスリープモードに入っている。 「アールごめんな、しばらくかまってやれなくて」 「ううん、いいんです。私もエルちゃんにダンス教えるの楽しいですし」 歩きながらそんな話をしていたが、アールの顔はやはり寂しげだった。 「アール」 俺は立ち止まり、アールのほうを向く。 「はい?」 アールもこっちを向く。 「こんなことで埋め合わせっていうのも、何なんだけどさ……」 俺はアールをやさしく掴む。 「じっとしてて」 「はい……」 アールのヘッドギアを外すと、アールと初めてのキスをした。 そして、二人して顔を赤らめて、買い物をして家へ帰っていった 戻る 次へ
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/4465.html
明るい娼婦の娘 種族:人間族 登場作品:幻燐の姫将軍Ⅱ 解説 ルミアの街の娼館で働く、明るく元気な娼婦。 祖母の従兄弟の姪っ子の旦那が魔族である為、初対面のリウイに対しても臆するところが無い。 好きでこの仕事をしており、相手が人間族でも魔族でもお客様に変わりは無いという考えな様子。 雑感・考察 名前