約 14,480 件
https://w.atwiki.jp/cucc/pages/1259.html
日光紅葉ラン 秋は紅葉っしょ!日光っしょ!ってことで決まった即席企画です 日時 10/26(日) 参加者: きしぽよ まちゃる えが まだ日も昇らぬ早朝、各々の最寄から輪行で、途中駅で落ち合う 降り立ったのは東武日光駅、なかなか立派な駅じゃあないの! 輪行解除して漕ぎ出したらすでに登坂が始まっていた 雲一つない秋晴れ!正面に見える山もすっかり秋模様です 観光地!な国道は緩い上りが続きます なにげにここからロマンチック街道、このメンツでまた走るとは この季節やはり考えることは同じようで、たくさんのチャリダーを見かけました オラオラローディやらゴリゴリMTBやら… ぬるぬる漕いでると出ました日光名物(?)いろは坂! こっから先は一方通行だァ!! 上りは「い」から「ね」までの20のカーブで獲得標高ザクザク稼いじゃうよお~ 意外にも空いてて2車線が一方通行だから走りやすい そして紅葉がいい感じで高揚してしまいますね、はい いや、やっぱ混んでました いろは坂の頂上付近はガッツリ渋滞していらっしゃいます 我々はシャカシャカ先行かせてもらいます=3 登り切ってやってきたのは日本三名瀑のひとつ、華厳の滝 うーんいまいち…課金しなきゃこんなもんですか ちょうど昼時なのでぶらついて適当な店で昼飯 日光名物の湯葉をふんだんに使った湯葉丼(だっけ?) 地雷臭したけど普通においしかったです デザートには栃木名物「レモン牛乳」をふんだんに使ったと思われるレモン牛乳ソフト(! わたくしレモン牛乳飲んだことございませんが、なるほど~って感じでした 食後、もっと奥行こうってことで中禅寺湖スルー 湖沿いの道、それなりに紅葉していて良い さらにホイホイ高度を上げてくと すごい寂しい樹林帯 見渡す限りの枯れ木で不思議な空間です そこを抜けると 戦場ヶ原…ッ!!なにもない…ッ!! だだっ広い枯れ野が一面に広がっております 戦場ヶ原はラムサールな湿原だそうです 湿原というよりやっぱ合戦跡地っぽいな~ ちょいとぶらついた後、さらに奥、奥日光へ赴く一行 で~~~ん 奥日光三名瀑のひとつ、湯滝!さっきのよりこっちのが断然いいじゃん? やっぱり滝は間近で見なきゃ、てことでしょうか この滝は正面からだけでなく、横からも上からも見れちゃいますイイネ あんなに晴れてたのにどうやら雨雲が近づいてる、というわけでちょいと急いで帰ります 帰りのいろは坂も一方通行、下りの斜度は10%超えの連発です! 大渋滞の中、テクニカルに(?)突破して下界に戻ってきました 電車までの空いた時間に老舗のお団子をいただきます! んん~本物の味がしますね~~~ 東武日光駅に戻ってフィニッシュ! 久しぶりに落ち着いたランだった気がします、日光よかったあ~! ルートです!!
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/744.html
江戸時代?の元禄?~享保?年間の人々の暮らしを再現したテーマパーク?。体験館をはじめ、劇場では忍者ショーや水芸、時代劇などのイベントもある。 営業日…無 休 営業時間…3月20日~11月30日 9 00-17 00 12月1日~3月19日 9 30-16 00 駐車場…大型バス 200台 /マイクロバス 100台 乗用車…2,000台/オートバイ 100台 公式ウェブサイト [施設概要] 施設名:江戸ワンダーランド 日光江戸村 会社設立:昭和57年9月30日 開 村:昭和61年4月23日 所在地:〒321-2524 栃木県塩谷郡藤原町柄倉470-2 TEL 0288(77)1777 総敷地面積:495,000平方メートル(150,000坪) 開発面積:165,000平方メートル(50,000坪) 総工費:約140億円(初期投資額) [主要施設] 劇場…日本伝統文化劇場、日本伝統芸能劇場、北町奉行所、吉本お笑い劇場、忍者からす屋敷、大忍者劇場 体験館…忍者怪怪亭、活動写真の里、ニャンまげ劇場、礼節研修茶道教室、地獄寺、忍者からくり間道、甲賀忍者ふしぎ屋敷、吉良上野介邸、小伝馬町牢屋敷 展示館…江戸裏長屋、旅籠屋、四村資料館、忍者資料館、役者紹介処、髪結処、大江戸天満宮、駕籠屋、水車小屋、火の見櫓、不動明王 遊戯館…矢場、屋形船 社会学学問所…学問所、寺子屋、高等学問所、幕府大学、昌平塾、体験工房 商業施設…商家街、飲食街(飲食店15店・物販店18店) 買得屋(大型総合売店)…地場特産市 御狩場食事処(大型飲食店・村内 約700名収容)
https://w.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/115.html
『Yの悲劇』読書会ネタバレまとめ2 同じ話題はなるべくまとめてあります。そのためタイムラインの発言とは時系列が変わっております。(@rufa9) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 夜の部開始 横溝っぽい雰囲気? youmoutei さて『Yの悲劇』、再読直後に横溝正史っぽい(?)とツイートしましたが、何となく『犬神家の一族』を思わせる遺言状発表とか、『獄門島』を思わせるアレとか、印象的でした。 youmoutei 横溝っぽいと思って読み進めると、あの凶器までも、その場違いさが見立て殺人の装飾っぽくも思えてきたりw 73hifuto 読書会初参加です。ローテンションですがよろしくです・・・ youmoutei 73hifuto いらっしゃいませ~。よろしくお願いします。 73hifuto とりあえず立場表明を。私はY超肯定派です。クイーンの中では文句なく一番好きですね^^ 73hifuto と言っても、まだ全部で10冊も読んでないんですけどw youmoutei 73hifuto なるほど。私はクイーンはだいたい読んでると思いますが、だいたい忘れててw、少なくとも覚えてる中では『Yの悲劇』が一番好きですね。 akita_kia 夜の部も、よろしくお願いします。 rufa9 みなさま、よろしくお願いします youmoutei rufa9 akita_kia よろしくお願いします~。 rufa9 youmoutei 遺言状で冷遇されてブチ切れるジルや、出自をいつわっている家庭教師(実は血縁関係にある)とか、横溝っぽいですね。でも、おいしい役のはずなのにペリー君かげうっすー! youmoutei そうですね。しかし後者は……誰でしたっけ(←)。 RT rufa9 遺言状で冷遇されてブチ切れるジルや、出自をいつわっている家庭教師(実は血縁関係にある) 横溝っぽいですね。でも、おいしい役のはずなのにペリー君 かげうっすー! youmoutei い、いや、ちゃんと思い出しましたよ! 登場人物表を確認して(←)。 akita_kia 警視の誤爆用の当て馬にされてましたね。まあでも、ハッピーエンドだったし(笑)。 RT rufa9 でもおいしい役のはずなのにペリー君 かげうっすー! rufa9 akita_kia ハッピーエンドでほんとによかったです!(滝涙 rufa9 youmoutei これが「犬神家の一族」なら、http //t.co/MBWZrM6M (←微妙に犬神家ネタバレ) おしい、実におしい! youmoutei ちょwww RT rufa9 これが「犬神家の一族」なら// 論理的であり、不条理でもある魅力 73hifuto よく「当時は衝撃的だったが今の時代では大したことない」とかの感想みると辛いですねw 子供が犯人というネタは今でも充分衝撃的だと思うのですが youmoutei 昼の部でもツイートしましたが、最初は小説をなぞっていたのが、そこから逸脱するまでに「成長」しているところが強烈ですね。 RT 73hifuto //子供が犯人というネタは今でも充分衝撃的だと思うのですが 73hifuto youmoutei そうですね。でも個人的にはそこより子供だから意味考えず筋書き通りに遂行するって辺りに怖さというか不気味さ感じちゃったんですよ。理屈じゃ量れない怖さ、とでもいいますか・・・ youmoutei 73hifuto ああ……言われてみれば、そこも怖いですね。 rufa9 73hifuto 実験室の入り口には足跡をつけないとか、梨を持ってって現場で注射とか、自分が不利になることもやってしまう不気味さがありますね youmoutei 私はその辺の 不条理さが面白かったです。 RT rufa9 自分が不利になることもやってしまう 不気味さがありますね rufa9 youmoutei かえって撹乱されてしまうところがたまらなく良いですね 73hifuto rufa9 そうですね。その極めつけが凶器に“楽器”を選ぶって部分に集約されてると思います・・・日本語訳だと違和感出るのが惜しいですが^^; rufa9 73hifuto 他のあらすじは再読するまで忘れてたのですが、これは強烈に記憶に残ってましたねー 73hifuto youmoutei 論理的だけど不条理・・・その辺がこの作品の最大の魅力だと思います youmoutei そうそう、そのせいで独特のインパクトがあるというか。 RT 73hifuto 論理的だけど不条理 ・・・その辺がこの作品の最大の魅力だと思います youmoutei 最後の後日談、ハッター家の崩壊も感慨深かったです。 rufa9 おお、ポーみたいや。なんとも寂寞としていましたね。RT youmoutei 最後の後日談// tack0023 打って変わっての穏やかな雰囲気が不安感を見事に打ち消して解決編という RT youmoutei 最後の後日談// youmoutei tack0023 いらっしゃいませ~。あのラストはお見事ですよね。 中盤のロジック解説シーン nanizaki 遅くなりましたが、参加します。久しぶりですが、どうぞよろしく。 youmoutei nanizaki いらっしゃいませ~。お久しぶりです。 rufa9 nanizaki こんばんは、よろしくお願いします nanizaki 『Yの悲劇』で好きな場面は、中盤の2が1になるところです。 youmoutei nanizaki むむ、「中盤の2が1になるところ」とは、あの徹底してロジカルな推理ですか? nanizaki はい。最後の推理は個人的には微妙でした。どういう風にといわれると難しいのですが・・・・・・。 youmoutei nanizaki ああ、最後のところは 先入観を排除すればすぐわかる話ともいえますからね。 rufa9 nanizaki youmoutei レーンのロジック解説よかったですね 私は、タルカムパウダーをわざとこぼした、こっちが見せトリック かと思ってしまったので、あれが逆に謎解きの鍵になっていてうなりました。 youmoutei ああ、なるほど。 RT rufa9 レーンのロジック解説よかったですね 私は、タルカムパウダーをわざとこぼした、こっちが見せトリックかと思ってしまったので youmoutei そういえば、 ミルクが腐っちゃう のはツッコミどころですが、よく考えたらそれも何とかできそうな気も。 rufa9 youmoutei しっかりと試験管に栓をしておけば密封状態で腐らない ……かな? youmoutei ああ、それは考えませんでした。 (描かれていませんが)見張りの直前に新しいミルクに入れ替える とか。 RT rufa9 しっかりと試験管に栓をしておけば密封状態で腐らない ……かな? rufa9 youmoutei 彼ならきっと……ありえますね 73hifuto 好きな作品なのにオチ以外殆ど忘れてることに今気付きましたw 再読サボった報いが・・・orz Yの喜劇 _YKisaragi_ 「『Yの悲劇』いよいよ開幕」 「まずはレーン氏、ハムレット荘からの優雅な到着。『サム警視を穏やかに丸め込む』で着実に稼ぎます」 「いい調子です」 _YKisaragi_ 「おや、はっきりと見えませんでしたがこれは?」 「『ハッター家のどろどろ人間模様』ですねー」 「なるほど。これは疑いどころが多そうです」「見事に張られた伏線も多く良い展開です。あーっとここでブルーノ検事サム警視両名の茶々が入ったー!」 「これはいけません」 youmoutei _YKisaragi_ いらっしゃいませ~w _YKisaragi_ はずかしい!さすがに真剣な場でネタを投下するのははずかしい!!! youmoutei _YKisaragai_ いやいや、大丈夫ですよw そんなこといったら、昼の部の「どるりい」ネタw rufa9 _YKisaragi_ かわいいww ハッターびびってる!ヘイヘイヘイ youmoutei rufa9 だれうまwww _YKisaragi_ どるりいネタを見つけて盛大にふきだしてしまった youmoutei _YKisaragi_ 「どるりい」ネタいいですよねw _YKisaragi_ youmoutei 頭の中のイメージがすんごいことになりました…w youmoutei _YKisaragi_ 『Yの喜劇』にw 発想の元ネタは? youmoutei 昼の部でもツイートしましたが、どこからこんなネタ(全体)思いついたのかな、というのが気になりますw 73hifuto youmoutei やっぱり原型はグリーン家かなあ、というのは強く感じますね。あとルパンシリーズ「怪盗紳士ルパン」に収録されてる某短編が影響してるかな、とルパンファンの贔屓目で考えたりw youmoutei 73hifuto うーむ、どちらもよく覚えてないので、何ともいえないですね。『グリーン家』は犯人(の名前)しか覚えてなかったりw nanizaki グリーン家の影響が第一、あとは 直接的な動機を消し去りたかったからだと個人的には思ってます。 RTyoumoutei 昼の部でもツイートしましたが、どこからこんなネタ(全体)思いついたのかな、というのが気になります youmoutei ああ、なるほどです(特に後者)。 RT nanizaki グリーン家の影響が第一、あとは 直接的な動機を消し去りたかったからだと個人的には思ってます。 akita_kia 早川文庫版解説によると、ダネイ来日鼎談で、『グリーン家』との相似を指摘され、「『グリーン家』は現実の殺人事件をヒントに書いたと聞いています。『Y』の新しさは犯人の設定にあるので、『グリーン家』とはやはり違うと思います」と作者自身によって否定されている、と。 73hifuto akita_kia そんなエピソードがあったのですか・・・勉強になりますm(_ _)m でもそんな質問が出るということはやっぱり皆グリーン家を連想したんですね^^; akita_kia ただ、クイーンは当初ヴァン・ダインを最大のライヴァルと見なしていたことは確かで、『Y』が『グリーン家』を濃厚に意識していたらしいことは、都筑道夫の『黄色い部屋はいかに改装されたか?』に詳細な論考がある、と(同早川文庫版『Y』新保博久解説)。 akita_kia やはり、レーン自身も最後に言ってますが、発案者と実行犯が別、かつ、発案者はそのことを知らない、しかも、実行犯が子供なので合理的でないことも平気でやる、のが基本アイデアであり、推理が複雑化したところでもあるんでしょうねえ。 youmoutei akita_kia ああ、それだけ並べられると壮観ですね。 日本で人気の理由は 73hifuto 今度の東西ミステリー2013の順位が地味に気になったりしますw一時期色んなランキングで勝ち過ぎたから一位はもう取れないだろうなあ・・・ youmoutei それはちょっと気になりますね。他の名作も強力でしょうから、どうなるかわかりませんが。 RT 73hifuto 今度の東西ミステリー2013の順位が地味に気になったりします youmoutei やっぱり ヨークの小説の使い方が面白いと思うんですよ。子供が犯人というのが先にあって、それで必要になったのかもしれませんが、出来のよくないところも含めて絶妙 だと思いますし。 73hifuto youmoutei ある意味泡坂妻夫の(某作品名です→)http //t.co/49PpQELrにも通じる面白さですよね youmoutei ああ! 横溝正史の (某作品名です→)http //t.co/PCiApED8 は連想したんですが、そちらは思いつきませんでした。 RT 73hifuto ある意味泡坂妻夫のhttp //t.co/z6AxWt24 にも通じる面白さですよね rufa9 言い得て妙です!!(机ドン ハッターさんが日頃の恨みつらみをぶちまけたルサンチマンゆんゆんなとこが、 作品全体の不気味な雰囲気をいっそう押し上げていますね RT youmoutei 出来のよくないところも含めて絶妙 // youmoutei rufa9 そこもそうですし、ストレートに「クイーンの作品」だったらいまいちなんですが、作中作にすることでいまいちなところが美点になっている のが面白いなあと思います。 rufa9 youmoutei wwwなるほどです 73hifuto rufa9 結局間接的にしろ故人(?)の憎悪が悲劇を呼ぶ形なんですよね・・・その辺りも日本人に受けやすい要素なのかもしれません nanizaki 横溝とかがスキな人にはたまらない設定ですよね RThifuto 結局間接的にしろ故人(?)の憎悪が悲劇を呼ぶ形なんですよね youmoutei それはありそうですね。 RT 73hifuto 結局間接的にしろ故人(?)の憎悪が悲劇を呼ぶ形 rufa9 73hifuto 確かにそのネタは血が騒ぎますね ぼかしてあるあれ nanizaki 一族全員が梅毒故にくるっているという設定は、いろんな意味でやばい気がします。 youmoutei nanizaki そうですね。それで作中ではぼかしてあったような……。 nanizaki ぼかして書いてあるがゆえに(ネットで)調べてショックをうけました訳です(自爆) RTyoumouteiそうですね。それで作中ではぼかしてあったような……。 youmoutei nanizaki ああ……昼の部でもちょっと話が出ましたが、若い人の場合は特に、あれだけだとわからないでしょうね。 _YKisaragi_ 現代作品を読みなれてると動機が違和感を感じるけど、これが時代ってやつなのかなーと読み終わってからぼんやり考えてた 73hifuto nanizaki その辺の差別的描写はあの時代の小説では仕方ないですね・・・ルパンシリーズなんかでもよく見かけますが、それ言い出したら15少年漂流記も黒人差別小説になっちゃいますし。 tack0023 ところで垂直感染て3代続けても発症するんか?という疑問がまだある。 tack0023 差別的表現が嫌になる部分もありましたが当時なら仕方ないとは思える。 youmoutei そこはそう思いますね。 RT tack0023 差別的表現が嫌になる部分もありましたが当時なら仕方ないとは思える。 nanizaki といいつつも、(狂人とかの)設定の小説が好きなのだから困る。 レーン氏のびっくりシーン tack0023 レーンのイメージは明智小五郎(洋行以後)なんですが youmoutei tack0023 作中にはっきり書いてあったかどうかわかりませんが、結構な年齢のはずですからねえ。 rufa9 確かあの方は60歳くらいのはず(40歳くらいにしか見えない鍛えた体躯に白髪頭) tack0023 youmoutei そうですね年齢が……超人的というか超然としたというか…(要は何となく) rufa9 『Xの悲劇』に、レーン氏が10月にほぼ全裸で日光浴してて、やってきたサムに「君もどうですか」とすすめるシーンがあり、目玉ポーンてなりました。確かに超然とした方ですね。このとき60歳と明言されてました。 youmoutei rufa9 どんな60歳なんですかwww nanizaki 60歳なのに、自分よりウン十歳年下の人に変装して演じ切ってしまうレーンさん。ハイスペックおじいちゃんですね 73hifuto rufa9 youmoutei 比〇清十郎もびっくりですねw _YKisaragi_ rufa9 そんなシーンあるんですか…wそのシーン情報だけでXの悲劇読もうと決意しましたwwww _YKisaragi_ 60歳って言葉を考え直してる rufa9 想像してごらん…熊の毛皮の上で日光浴するレーンさんを。しかも「ほんとはまじ全裸でもいいんだけどクェーシーがショックうけるから」(意訳)との由。当初からレーン氏もぶっとんだ設定だったんですね。 youmoutei rufa9 それはwww _YKisaragi_ rufa9 発言みて咽せたww youmoutei 『X』と『Z』はあまりにも覚えてないので「実は読んでない疑惑」があるくらいなんですが、これもそのうち読んでみますかね(決してさっきの琉花さんのツイートのせいではない)。 実写化もされてます 73hifuto rufa9 実写家したら俳優はプレッシャー大変そうですねw・・・日本では石坂浩二が演じたんでしたっけ(設定変えて) youmoutei 73hifuto あれ、実写化されてたんでしたっけ。 nanizaki レーンを金田一にしたらもっとひどいことに・・・。 RT73hifuto 実写家したら俳優はプレッシャー大変そうですねw・・・日本では石坂浩二が演じたんでしたっけ(設定変えて) hamamatufcdiary 昔のTVドラマですよね。 youmoutei ラストが変わりそうw RT nanizaki レーンを金田一にしたらもっとひどいことに・・・。 RT73hifuto 実写家したら俳優はプレッシャー大変そうですねw・・・日本では石坂浩二が演じたんでしたっけ(設定変えて) 73hifuto youmoutei 日本でテレビドラマ化してるみたいです。数年前にDVDも出てます。観たいと思ってるのですが中々ふんぎりがつかなくて^^; youmoutei 73hifuto hamamatufcdiary ありがとうございます。実写化してたんですねえ。 hamamatufcdiary 最初の「犬神家」がヒットしてから、石坂浩二はミステリづいてて、浅見のお兄さんだったり、いまの「相棒」でも成宮くんのお父さん役ででてますよね。 73hifuto hamamatufcdiary そうです。凶器の理由づけがちょっと独特だと聞いて気になっていますw youmoutei ああ、そうか。そこが変わることになるんですね。それは気になる。 RT 73hifuto そうです。凶器の理由づけがちょっと独特だと聞いて気になっていますw hamamatufcdiary 秋田さん、SAKATAMさん、ありがとうございます。 どうにか、参加できました。 youmoutei hamamatufcdiary 改めて、いらっしゃいませ~。 youmoutei クイーンでいくつかある「普通の日本人にはわかんねーよ!」ネタの中では、この作品は私としては許せる方なんですが、日本のドラマだとそこがどう変えられてるのか興味深いです。 nanizaki レーンを金田一にしたら。早い時点であれを発見、わかってるのに皆殺し、最後にしみじみと推理を披露。・・・・・・あれあまり変わってない? youmoutei ちょwww RT nanizaki レーンを金田一にしたら。早い時点であれを発見、わかってるのに皆殺し、最後にしみじみと推理を披露。・・・・・・あれあまり変わってない? hamamatufcdiary 日本人によるクイーン原作のドラマは、いくつかみた記憶があるんですが、どれも、ぱっとしなかった気がする。 特に記憶に残ってるのは、少年隊の東山がエラリー役だったTVドラマです。 youmoutei hamamatufcdiary そんな……恐ろしいものが(失礼)。 hamamatufcdiary 傑作ミステリー選集I 三人の未亡人(1993年6月18日、フジテレビ) 原作エラリー・クイーン。 東山 紀之 主演・江藤仁 役。 これ、リアルタイムでみました。 nanizaki 『配達されない三通の手紙』はかなり面白かったですよ。原作『災厄の町』 舞台を日本に変更 youmoutei nanizaki 観てはいないんですが、最初に買ったクイーンの本は『配達されない三通の手紙』カバーの『災厄の町』でした(遠い目)。 hamamatufcdiary 「配達されない三通の手紙」は実家にパンフがあった気がする。女優さんのヌードが裏表紙じゃなかったっけ? 読む順番が大事 tack0023 rufa9 え!?Xの悲劇ってバスが舞台なんじゃ…(←ネタバレ? rufa9 tack0023 『X』は列車や船が舞台ですね。日光浴のシーンはハムレット荘です。 tack0023 rufa9 あ、そうですか(^_^; 何かと間違えてました。アメリカではそちらの方が人気の様ですね。 rufa9 tack0023 『X』も評価高いですよね。悲劇四作まるっと再読したいです。 nanizaki 『Xの悲劇』でも、最後の推理より、中盤の容疑を晴らす方の推理が好きだったりします。 tack0023 rufa9 Zの悲劇→レーン最後の事件の流れは絶対崩すなとどこかのサイトにありました rufa9 tack0023 ありがとうございます♪ あらすじだけは覚えてるので、再読するとしてもその順番でいきたいと思います。 youmoutei tack0023 その順番は絶対守った方がいいですね。 73hifuto 個人的にはエラリーシリーズよりレーンものの方が総じて好きですねえ。あの終わり方は最初から決めていたんですかね youmoutei 「あの終わり方」とは、『最後の悲劇』のアレですか? あれならさすがに最初から決めてあったんだと思いますが。 RT 73hifuto 個人的にはエラリーシリーズよりレーンものの方が総じて好きですねえ。あの終わり方は最初から決めていたんですかね 73hifuto youmoutei やっぱりそうですよね。Yの悲劇の終り方も暗示的ですし RT「あの終わり方」とは、『最後の悲劇』のアレですか? あれならさすがに最初から決めてあったんだと思いますが。 youmoutei 徐々にそっちの方向に向かっている感じですよね。 RT 73hifuto やっぱりそうですよね。Yの悲劇の終り方も暗示的ですし rufa9 73hifuto レーン氏は、未婚で家族はいない設定なんですよね。だから 『Yの悲劇』のラストや『最後の事件』みたいな行動もとりうるという前提に、当初からなってたかもです。 名前の由来 youmoutei ところで、「ドルーリー・レーン」はドルーリー・レーン劇場から取ったんだと思いますが、どうしてイギリスの劇場から? ……と思いましたが、やっぱりシェイクスピア劇の本場だからでしょうかね hamamatufcdiary ある時代までのアメリカの小説に登場するインテリって、イコール、英国の文化、芸術の知識のある人だった気がします。 rufa9 youmoutei 『Xの悲劇』冒頭では、「レーン氏の両親がドルリー・レーン劇場をめぐる偉大な演劇界の伝統にあやかってつけた」 という設定が語られていますね。>レーン氏の名前 youmoutei rufa9 ああ、そんな設定がありましたか。ありがとうございます。 youmoutei なるほど。ファイロ・ヴァンスなんかもそんな感じでしたっけ? RT hamamatufcdiary ある時代までのアメリカの小説に登場するインテリって、イコール、英国の文化、芸術の知識のある人だった気がします。 akita_kia 古代ギリシア・ローマ→ヨーロッパの教養も必須でしょうね。 RT hamamatufcdiary ある時代までのアメリカの小説に登場するインテリって、イコール、英国の文化、芸術の知識のある人だった気がします。 youmoutei 実は洋楽でOMDというバンドの『Live at Theatre Royal Drury Lane』というアルバムがあって、ミステリファンとしてはタイトル目にするたびに気になってたんですw 小ネタあれこれ tack0023 この小説は海外ミステリ長編の苦手意識(阪神ファンにおける山本昌位)の克服になりました(最後の方は国内ミステリを読むのと変わらない早さで読めた)。 youmoutei 機会があれば他のもぜひ(山本昌w)。 RT tack0023 この小説は海外ミステリ長編の苦手意識(阪神ファンにおける山本昌位)の克服になりました(最後の方は国内ミステリを読むのと変わらない早さで読めた)。 rufa9 もういい時間なのでいっこだけ。原稿の通りに行動していたジャッキーが、ルイザのグラスに毒を全部入れてしまった瞬間、ぞーっとしましたね。この子が人間として「取り返しがつかなくなる瞬間」ということに後で気づいて。読みごたえ満点の傑作でした。 73hifuto rufa9 なるほど、そういう見方もできますね! youmoutei そこはすごく印象的ですよね。 RT rufa9 原稿の通りに行動していたジャッキーが、ルイザのグラスに毒を全部入れてしまった瞬間 hamamatufcdiary 悲劇3部作で最近、不思議に思うのは、「ローマ帽子」や「フランス白粉」だったりの国名シリーズが、新訳でいまふう読みやすくなって、出版されているのに、オールタイムベスト常連の「X」や「Y」でそれがないということです。なぜでしょう? nanizaki 国名シリーズより、悲劇の方が読みやすいからではないでしょうか? まあ、個人的な感覚ですけど。 一部の人は国名の訳はひどいといってますし。 youmoutei hamamatufcdiary nanizaki 今ちょうど角川文庫で新訳が出てるところですよ。 nanizaki あ、悲劇の新訳は角川からでてるんだった・・・ akita_kia 『Yの悲劇』の下訳に吉本隆明が携わっていたという話もありますね。 akita_kia 「クイーンの『Yの悲劇』の翻訳を吉本隆明が手伝ったというのは、吉本の本で読んだ覚えがあります。(略)1959年9月に創元推理文庫から鮎川信夫訳が出版されています。吉本が失業していた時、鮎川が仕事を回してくれたのでした」 http //t.co/i5Dhj3XX 73hifuto 悲劇は国名シリーズ等よりも重苦しい印象がありますね。そこが好きなんですけど tack0023 創元推理文庫で読んだ人← 73hifuto tack0023 同じですw hamamatufcdiary 先月の角川文庫の新刊だった「ローマ帽子~」の新訳が、表紙のイラストからして、漫画っぽくてやる気まんまんで、「ミステリー史上最高の名探偵。華麗に登場!」とかってコピーで、新しいエラリー像だそうで、本屋で表紙をみてすごく衝撃を受けたのです。 youmoutei hamamatufcdiary 『Yの悲劇』角川文庫を買いましたが、こちらはシンプルな(ハヤカワ文庫っぽいw)デザインでしたよ。 hamamatufcdiary 最後に一言だけ、Yの翻訳とか、吉本隆明のそういうフットワークの軽さがらしくて素敵だと思います。実際は、仕方なくしたお仕事かもしれませんが。 では、失礼します。 夜の部お開き youmoutei おっと、もう日付変わっちゃいましたね。そろそろお開きにしましょうか。 73hifuto そろそろ休みます。今日は楽しかったです、皆さんありがとうございました! rufa9 みなさま楽しいお話をありがとうございました。おつかれさまでした! youmoutei さて、皆さん遅くまでお疲れ様でした~。 nanizaki おつかれさまでした。久しぶりに参加しましたが楽しかったです hamamatufcdiary だいぶ遅刻してしまって失礼しました。少しだけですが、とても楽しかったです。それでは、失礼します。おやすみなさい。 tack0023 今回は昼と夜の両方にお邪魔させて頂きました。楽しい時間をありがとうございました(*^_^*) akita_kia お疲れ様でしたー。久しぶりに再読して色々楽しめました。
https://w.atwiki.jp/gakumahoa/pages/476.html
第101回登場キャラ 第101回登場キャラ 【PC】双丸硝子 矢塚千夜 浮木かいん 盾石鎮歌(たていし しずか) 二宮彩子 【NPC】細身さん 福引の人 老人 魔王 【PC】 双丸硝子 眼鏡率99%を誇る視力矯正系家族双丸家の1人。 本人はポニーテールにシルバーフレームの眼鏡っ娘だが、実はレンズが入っておらず眼鏡を掛けているか微妙なライン。 これは自身の魔人能力に由来している。 眼鏡をとても愛しているが、彼女が眼鏡を掛けるとその意志に関わらす能力が発動するため、 眼鏡をかけることが出来ないことが強いコンプレックスになっており、眼鏡部部長一∞には嫉妬している。でも眼鏡部に入りたい。 風紀委員。∞にはやや当たりがキツいが、基本は文武両道・品行方正な優等生。 風紀委員の例に漏れずえろいことには厳しい。 [魔人能力]『イマジナリーインフィニティ』 有視界内の対象に概念上の色眼鏡を掛けさせる能力。眼鏡のレンズには好きなフィルター効果を付与することで、対象の視覚情報を改変できる。 一度付与したフィルターを変えるには能力を解除しなければいけない。使うと目が疲れ、発動していられる時間は日に1時間程度。消耗の激しさは対象人数に比例する 成功要素 「顔・外見」:【美少女 】【眼鏡っ娘 】 「言葉遣い」:【女言葉 】【ハキハキしてる 】 「能力・技能」:【メガネ=カタ 】【イマジナリーインフィニティ(魔) 】 「持ち物」:【大量の眼鏡 】【ヘアゴム 】 矢塚千夜 夢見がちで明るくいつも笑顔でちゃっかりした女の子 おしゃべり大好きで常に口が動いてる 本を読んだり小説やらポエムやらを書くのも好きで それを他人に聞かせるのは更に大好き 将来の夢は小説家か絵本作家 大日本弩経知教信者であり 他人に親切にして貸しを作りまくればいつかみんなが お返しに何かくれたりしないかなとか 現金でありつつも甘い考えを持っている ポエムや自作小説のアイディアやプロットを書きなぐった 秘密ノートを常に持ち歩いている 元々は京都の女学院に通っているのだが ある人物を追って希望崎学園に迷い込んだらしい 特殊能力:「シェヘラザード」 相手に「お話」を強制的に聞かせる能力 この能力を受けた相手は千夜の話に完全に魅入ってしまい 千夜が話を終えるまでずっと耳を傾け続けようとする 成功要素 「顔・外見」:【笑顔】【高身長】 「言葉遣い」:【関西弁】【明るく接しやすい】 「能力技能」:【シェヘラザード】【創作活動】 「持ち物」:【秘密ノート】【ハードカバーの本】 浮木かいん マンボウが突然変異を起こし、 擬人化および美少女化した存在。 水深800mまで潜水生活することができ、 普段は兄でマンボウの「モル」と共に生活している。 海上で兄マンボウの「モル」と揺蕩っていた所を、 地元の漁師によって捕獲された。 日光浴が好きで、よく日向ぼっこをしている。 綺麗好きな反面、その体は非常に居心地が良く、 名伏しがたきものどもによって常に寄生対象となっている。 彼女にとって、それは、耐え難いコンプレックスであり、 そのせいで、彼女は好きな男の子がいても告白すらできない。 「これって侵略だぞ! 犯罪だぞ!!」 という彼女の抗議に対して、 名伏しがたきものどもは黙殺を決め込んでいるのだ…… ※名前 浮木とは東北地方においてマンボウを意味しており、 便宜上、彼女は浮木という名字を名乗っている。 ※容姿 髪型はミディアムショート。色はマリンブルー。 マンボウをモチーフにした大きな帽子とピン止めをしている。 普段は白いワンピースを好んで着ている。 ※マンボウの擬人化 マンボウと同程度の頑丈さは具えており、 海上においては、「銛」程度なら簡単に跳ね返すことができる。 一方、温度には弱く、 人肌程度でも触れられただけで軽く火傷を負ってしまう。 深海での生活にも適用している。 ※『お前ら人の体借りてるならちょっとは役立てー!』 身に巣食っている名伏し難き闇の生物を渋々従わせる とは言っても具体的には、精神汚染しかしてくれない。 1.SAN値を下げる 2.精神薄弱者を無力化および眷属に引き入れる など。 ちなみに、カインはその天然さ故に、名伏し難きものどもの精神汚染を一切受けない。 [魔人能力]『おじゃまンボウ!』 その場に「大海原」という概念を召喚する能力。 彼女は海上から空高く跳ね上がり、 自らに巣食う名伏しがたきものどもを、 その着水時の勢いで払い落すのだ! 我慢の限界に達した、彼女の最終奥義である! しかし、その威力故に反動も凄まじく、打ちどころが悪いと死んでしまう! 成功要素 「顔・外見」:【小柄】【マンボウの擬人化】 「言葉遣い」:【天然なほど純粋 】【元気いっぱい 】 「能力・技能」:【おじゃまンボウ! 】【お前ら人の体借りてるならちょっとは役立てー!】 「持ち物」:【 マンボウセット】【寄生生物 】 盾石鎮歌(たていし しずか) 希望崎学園護身術部の部員。二年。もうひとりの副部長だが、本人は副部長代理を名乗っている。 部長である守口衛子の昔からの知り合い。護身術部に入ったのも彼女に誘われたからである。 キャスケットをかぶった肩まで伸びた外ハネの髪。ツルのないフィンチ型のメガネをかけた少女。 桜色のマフラーと真っ赤なダッフルコートを着込み、その左腕に副部長代理とかいた腕章をつけている。 暗器使い。全身に武器を隠し持っている。 自分の戦闘スタイルは、護身術部の必要性がなければ武器を極力使わないという思想に合わないという思いから、ジークリンデが加入後は彼女に任せて、副部長代理を名乗るようになった。 [魔人能力]『サプレスソング』 歌により周囲の存在の性欲を鎮める能力。 能力範囲は歌が聞こえるところまで。声遠くなればなるほど効果は落ちる。 成功要素 「顔・外見」:【ダッフルコート】【細身】 「言葉遣い」:【知性的】【綺麗な声】 「能力・技能」:【サプレスソング】【暗器使い】 「持ち物」:【投げナイフ】【撒菱】 二宮彩子 希望崎学園の一年生。図書委員。 顔つきは凛々しく端正である。基本的にクールぶってるが、 少々感情的になりやすく強引なところがあるおせっかい焼き。 そのような性格が災いし友達は少ない。 趣味は様々な本を読むことと、様々な人間と話をすること。 その人の過去、未来、経験、思想、信条を知りたがる。 ゆえに人の心の奥まで踏み込むことがあり、嫌う人はとことん嫌う。 しかし、だからこそ彼女の数少ない友人からは深く信用されている。 本を読むことは作者との対話であると考えている。 作者なりの哲学や人となりを知るために本を読んでいる。 能力:『全心力』 対象の心と自身の心を読み取ってしまう能力。(パッシブ能力) ただし、対象の「考え」を読み取るのではなく、対象の「感情」を読み取る。 善意、悪意、喜怒哀楽、空虚etc……など。 また、相手が「普通の」人間であればウソをついていつかどうかなどもわかる。 犬や猫など、ある程度の知能を持つ動物にも使用可能である。 成功要素 「顔・外見」:【端正な顔立ち】【清潔な身なり】 「言葉遣い」:【クール】【話上手】 「能力・技能」:【全心力[魔]】【おせっかい焼き】 「持ち物」:【小説】【お金(五万円くらい)】 【NPC】 細身さん プールの場所を知っている人。 福引の人 特等でプールのチケットが当たる福引きの人。 老人 困っていた老人。プールにいる魔王を封印するための交通費を提供した。 魔王 神々の泉(通称:プール)にいる魔王。 ゴブリンやドラゴン等の下僕がいる。 再び封印されたかは定かでない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25162.html
登録日:2012/04/19 Thu 18 25 16 更新日:2024/06/01 Sat 06 41 36 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 05年冬アニメ 06年春アニメ 1988年 OVA ああっ女神さまっ アニメ アフタヌーン テンプレ破壊 ハーレム パチンコ化 ベルダンディー 優柔不断 北欧神話 大学生 女神 完結 惰性と言わないで 映画 昭和と平成の狭間 漫画 神 藤島康介 進化する作画 概要 1988年から2014年まで月刊アフタヌーンで連載されていた漫画。 作者はテイルズシリーズのキャラデザで有名な藤島康介先生。人気作であり約26年間連載が続いた。全48巻。 また海外にもコアなファンが存在する。OVAに映画化にTVアニメ化とメディアミックスに恵まれている。 内容 ある所にお人よしの大学生の青年がいた。名は森里螢一。螢一は全てに置いて地味であり、精々バイクだけが取り柄であった。 ある日サークルの先輩から男子寮の留守番を任され、ついでに電話をかけて用事を済ませる様に言われる。 教えられた電話番号にかけてみると、向こう側に女性の声が聞こえてきた。 「お助け女神事務所」と名乗る声の主に、間違い電話と思い込み切ろうとする螢一であったが、「今からそちらの方に伺いますね」の声とともに鏡から明らかに女性の姿をしたモノが現れた。 突如の出来事に驚く螢一。 容姿端麗なその女性はベルダンディーと名乗り、正真正銘の女神だという。どうやら螢一を救済するためにやってきたらしい。内心疑う螢一。 ベルダンディーは「あなたの願い事を叶えます」と言う。螢一は必死の思いで言った。 以下ネタバレ注意 「君のような女神にずっとそばにいてほしい!」と。 するとベルダンディーの額が光り出し願い事が叶うこととなり、望み通り螢一は一緒にいる事になった。 が、寮に戻ってきた先輩に見つかり「男子寮は女性の立入禁止!」という法を破ったと見なされ、寮を追い出される。 行き場を無くした二人だが、奇跡的にお寺を見つける。そこに住む善良な沢庵和尚は二人を認めてくれ、お寺に住ませてくれる。 しかし、沢庵和尚は何を思ったか、二人に寺の管理を頼み、インドへ修業の旅に出てしまう。 こうして二人は安住の地を見つけ、長い長い同居生活が始まる…かと思えば、ヤク厨の姉やメカフェチの妹や悪魔が押しかけてきたりなど様々な出来事が日常的に起こり、ある時には世界破滅の危機になるなど忙しい日々が続く…。 登場人物 森里螢一 この漫画の主人公。基本は純粋な青年でお人よし。留年したため大学5年生。バイクの腕は確か。またかなりの小心者であり度胸がない。でもやる時はやるタイプ…かと思いきや… ベルダンディー この漫画のヒロイン。本物の女神。かなりの美人でスタイルも良い。一級神2種非限定。 天然ではあるが決して頭が悪いわけではない。甘党で紅茶好き。趣味は裁縫と日光浴。何故かコーラで酔っ払う。 ウルド ベルダンディーの姉。2級神。魔属と神属のハーフであり、やはりかなりの美人。スタイルもベルダンディーに負けず劣らず。 次女二人とは半分血が繋がっている。力は相当なものを持っているのだが、過去に嘘を付いたことがあるため一級神になれない。 妹思いであり螢一の事を弟のように可愛がっている。薬好き。 目的のために手段を選ばず、手段のために目的を忘れる事がしばしば。 スクルド 末っ子。その為かなりの甘えん坊で我まま。小さい女の子だけありスタイルは大幅に劣るが、将来が楽しみな可愛い子ではある。 女の子だけどメカ好き。今でいうオタ系女子の始まりかも。要領は良いが詰めは甘い。何かあるとスクルドボムを出す。アイス中毒。 ペイオース ベルダンディーのライバル。一級神2種非限定。ベルダンディー達とは違う女神事務所である「アースお助けセンター」に所属している。 やっぱりかなりの美人でスタイル良し。女神の癖に嘘を付く。 バラ好きでありかなりのナルシスト。たい焼きのあんこを内臓と認識している。 リンド 戦闘狂の女神。戦闘部族のワルキューレであるために戦いに生きがいを感じている。 任務に忠実であり真面目な性格。 マーラー 一級悪魔。立ち位置はロケット団に近い。ロックを聞くと踊りだす特異体質の持ち主。 ヒルド ウルドの母親。魔族の王でありとても怖い人。 森里恵 螢一の妹。ソフトボール部に入っている。ブラコン。 藤見千尋 螢一の勤務先「WHIRL WIND」の店長。一部によれば螢一の将来の嫁になるのではないかと言われている。 自動車部のOGであり、同好会であったものを部に昇格させた立役者。田宮も大滝も彼女には頭が上がらない。 卒業後はワークスチームのメカニックを務めるほどの凄腕であったが、自分が作りたいバイクを追求するため、辞職して自社を立ち上げた。 長谷川空 自動車部に所属する螢一の友人。部長。メガネっ娘。一度も眼鏡を外したことがない。 三嶋沙夜子 バブル丸出しのキャラ。実は一番の常識人。ベルダンディーから真っ向勝負を挑んだ偉人。本当は螢一が好き。 青嶋紀元 沙夜子の従兄弟。外見がムスカ大佐に似てる。 田宮 自動車部のOB。巨漢。どうみてもゴリラ。 大滝彦左衛門 田宮のバーター。フランケンっぽい人。 ばんぺいくん スクルドが作ったガードロボ。敵だと判断した相手にはカウンター攻撃が発動する。 シーグル ばんぺいくんの妹にあたるロボ。元はスクルドが展示用のメカを改造。性格はスクルドも引くぐらいキツい。 トルバドール ウルドの元彼。残念なイケメン。中の人のせいでTODのジョニーとキャラが被る。嫉妬した相手に毛虫を湧き出させる下衆野郎。 神様 天上界の神。ヒッキー気味でかなり偉そうな態度をとる。 セレスティン ベルダンディーの家庭教師でもあり彼氏(?)第一号でもある。劇場版に登場。年下のベルダンディーの記憶を消して調教プレイをしようとした変態。 ヴェルスパー にゃんこ先生のご先祖様。いきなり現れて螢一から無理やりベルダンディーを分捕ろうとした最悪の子供。 他にもいるが多すぎるので略 ◆用語 女神 この世界の女神。免許制なため上下の格差が激しい。10次元の異生物であり外見は人と変わらないが顔に紋章がある。決して宇宙人や古代文明などとは関係ない。 再構成 10次元に存在する女神は本来3次元の住人には見えないらしい。だから見えるように地上の原子を利用している…とのことだが最近ではそれがうやむやになっている。 法術 女神が使う魔法。基本的に何でもあり。ただし触媒として人を愛しいと思う気持ちがいるらしい。 ユグドラシル 天上界にある巨大な樹木。この世界の全てを管理している。 天使 女神が従える存在。 ぶっちゃけスタンド。姿も性格も持ち主に似る傾向にある。 バイク この漫画のおよそ7割をしめる必須アイテム。 学生ではまず持てないような高価なバイク、珍しいバイクが多数登場するが、 これは作者の「欲しいけど買えないから、せめて漫画の中で好き勝手してやろう」という願望を投影したもの。 この記事を追記・修正して下さる方に幸運を… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あれ?最初の電話は掛かって来たんじゃなく、先輩に言い付けられた用事で「かけた」んじゃなかった? -- 名無しさん (2014-07-13 07 22 42) 作者結婚したんだ・・・ってかまだだったのか -- 名無しさん (2016-06-29 10 45 09) 和尚って旅に出てそれっきりだっけ? -- 名無しさん (2022-02-15 14 47 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/led-gallery/pages/575.html
湯西川線 竜王峡→川治温泉経由 湯西川温泉 日光江戸村線 急行 東武ワールドスクウェア経由 日光江戸村 急行 東武ワールドスクウェア経由 鬼怒川温泉駅 鬼怒川線 鬼怒川温泉駅 イオン今市 日光線 下今市駅 その他 回送
https://w.atwiki.jp/aaa333/pages/5091.html
おはようございます。。。まだちょっと眠ぃかも・・・ -- トト (2009-02-11 11 10 21) 何時に起きたんですか? -- レモン (2009-02-11 11 16 51) だれかいますか~ -- ぷにょ (2009-02-11 11 19 40) えーと、9時30分くらい。。。(二時間たっても、まだねむいのかョwww -- トト (2009-02-11 11 27 51) 私はもう寝むくないよ~ -- リイ (2009-02-11 11 28 54) 間違えた・・・ -- リイ (2009-02-11 11 29 14) ? -- トト (2009-02-11 11 29 55) ぁ、リイおはョ~・・・ぁたし、日光浴びて、目ぇ覚ましてくる~。。。 -- トト (2009-02-11 11 30 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3921.html
人間と山のゆっくり 古緑 「コレが目を開いてから三日目の写真でな、 コレが初めて喋った時の写真、キーホルダーみたいだろ?」 「えぇ、そうですね」 「なぁA」 「んでこれが初めて牛乳パン食べた時の写真、 こっちの写真はれいむが初めて」 「A!」 「何?B」 「もういいだろ」 「何が?」 「その…それだよ 写真見せたりお前ん家のゆっくりの話するのだよ ちょっと反応に困ってるだろ」 「何で?」 「……いやもういい」 「そんでコレがな…」 僕は今電車の中でA先輩の持ってきたアルバムを見ている(見せられている) 挟んである写真は先輩の飼っている4歳になるゆっくりれいむ。 先輩は地元の家の近くの叢でこのゆっくりれいむを拾って来てから4年間もの間 そのゆっくりれいむを愛し続け、写真ももうアルバム7つ分にもなっているという。 正直その写真を半強制的に見せ続けられるのは少し辛いが、 全く興味の無い事でもない。 これから行く場所には写真の中のものと同じ生き物が数多く生息しているというのだから。 今日も見れるかもしれないとB先輩も言っていた。 電車の向かう先は○○山のある○○駅。 15kg超えのザックを背負い、700gの新品の登山靴を履いた僕は 初めての登山に赴く○○高校登山部の高校一年生だ。 A男先輩は高校三年生の同部活の先輩だ。 今回の山行では A男先輩がチーフリーダー(山行の企画をし、登山時は最後尾で班員を見守る)を務める。 登山歴は中学の頃かららしく、頼れる先輩だ(少し強引だが) B太先輩はA男先輩と同じく二年生で 今回はサブリーダー(登山時に先頭に立ち、班員を導く役割)を務める。 どこかミステリアスな雰囲気(暗くてなんか怖い)を漂わせる先輩だが 普段から優しい人でAさんの親友だ。 あとは僕と同じ一年生が二人。太ってるC君と痩せてるD君。 この一年生親睦山行で仲良くなれると良いんだが。 目的地を告げる電車のアナウンスを聞き、僕達はザックを荷台から降ろしてホームへと降りた。 改札口を出て見えるのはカラフルなザックと登山者風の服装の中高年。 今回行く山はやはり登山者にとって人気の山という事なんだろう。 駅にある水道で2リットル程水筒に水を入れてから バスに乗って山の麓まで行く。 そこからが脚を使う登山のスタート地点だ。 バスの中は人こそ少ないが大きなザックがスペースを取るのでやはり座席は埋まってしまう。 バスが赤信号で止まってる間、 ぼんやりとガラス窓から見える林を眺めていると 赤のリボンと黒いトンガリ帽子の球体が林の方に跳ねて行くのが見えた。 「先輩、今なんか…」 「あ、見てたか?アレがゆっくりだよ」 振り返って後ろの座席にいたA先輩に ゆっくりらしきモノを見たと言おうとしたところ先輩も見ていたようで、 このあたりのゆっくりの説明を受ける事になった(少し後悔した) 山と人の住む場所の境にはゆっくりが良く現れるらしく 特にこの山では多いらしい。 最近は数が減ってきたのか見れる機会は少し減ってきているそうだ。 A先輩の話を聞きながら田んぼばかりの田舎道をバスが青信号を進んで行く。 「ゆっ?れいむ、にんげんがおりてきたんだぜ! おいにんげんども!まりささまにごはんよこすんだぜ!」 「おにいさん!かわいいれいむにごはんちょうだいねぇ~ん?」 目的地のバス停で降りると見慣れない生物が出迎えてくれた。 先に降りた中高年夫婦の登山客にまとわりついている。 先輩二人には見慣れた光景のようで特に気にしている様子はない。 「先輩、アレ…」 「あー酷いだろ アレがここら辺のゆっくりだよ 人の集まるバス停に溜まるんだ」 ゆっくり好きの筈であるA先輩に訊いたところ、 全く興味無さそうに答えてくれた。 「なにモタモタしてるんだぜぇ?はやくよこぶぇ!!」 「ばでぃざぁぁぁああぁあぁ!?」 その時前にいた中高年夫婦の旦那さんの方がトンガリ帽子を蹴ってどかした。 まさかあんな温和そうな人が…と僕はその光景に驚いたが、 B先輩が言うには 「さっきの駅前でもそうだが、バス停付近で人にタカろうとするゆっくりは 後片付けをするならお前等も殺してもいいぞ」 らしい。 この辺じゃゆっくりを殺す事自体は禁止されているそうだが 殺しても誰も咎めないし、誰もそれを守っていないそうだ。 中高年夫婦は後片付けまでする気がないのか ある程度動けなくなるまで踏んだところで山道に入って行った。 B先輩が地図を広げて現在地を確認すると、 B先輩を先頭、一年生を挟み、A先輩を後尾にして5人は一列となって山道に入って行った。 肩に食い込む荷物と、登山靴がしっかりと土を踏み込んで行くのをその足に感じながら、 僕等は今日の目的地であるテント場へと歩いて行った。 「ゆっ?ゆっくりしていってね! ここをとおりたければ『つうこうりょう』をはらってね! あまあまでいいよ!」 「ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだよ! にんげんさんたちはあまあまをゆっくりちょうだいね!」 テント場に行くまでには歩いて数時間かかる。 その間一時間に一本取る十分間の休憩の中でガサガサとどこかからまたゆっくりが現れた。 紅いリボンのが二匹。 どこかさっきのバス停の奴等よりもマイルドな話し方だ(初めて『ゆっくり』というのを聞いた) 「先輩、コイツ等は…」 「あぁ、コレが山の入り口あたりのゆっくりだよ 人間にタカってくるのは変わりないけどさっきのよりはちょっとはマシだろ? コイツ等オレ達のザックの中にメシが入ってる事知ってるんだよ」 B先輩に訊いてみたところ山の入り口のゆっくりは ザックの中の僕等のオヤツやご飯が有る事を知っているらしい。 この時先輩から受けた注意によると、 主に登山初心者がやってしまうミスの一つに、 ゆっくりにカロリーメイト等のお菓子を与えてしまうのがあるそうだ。 与えられれたその味を一度知ってしまったら最後、 町に降りて来たり、人が来る入り口付近等でタカってくるのを止めないらしい。 そういえばこの休憩場所のちょっと向こうにある看板に 『ゆっくりに餌を与えないで下さい』と書いてある。 (この時休憩時間の10分を過ぎたらしく、A先輩が皆にザックを持つよう言いだした) 「山の中の如何なる物に対しても出来る限り人間の影響を残してかないのが 登山者のマナーだと俺は思うんだがね、 まぁコイツ等も所謂人間の被害者って事かな…」 「ゆっくりあまあまをちょぶぇ!!」 「どぼじでごんなごどずるのぉおぉぉぉ!?」 そう言いながらも笑顔でゆっくりを蹴りどかして行くB先輩。 『ちょっとは痛い目に遭った方が人の住む所に近づかなくなる』そうだ。 山に影響を与えず云々とは言っていたが、難しいところだ。 予定通り6時間程歩いた僕等は無事テント場に辿り着いた。 歩いてる間、ずっとA先輩と話していたC君とD君も 疲れているようだが問題は無さそうだ(僕は脚がガクガクだ) テントを建てる前にA先輩達は顧問への電話、 B先輩はテント場管理人への連絡の為、僕等一年生はその場に残されてしまった。 僕は親睦の為の良い機会だと思ったので、テント場にある山小屋で ココアを飲みながら一年生だけでトランプで遊びながら親睦を深めた。 二人とも面白い人みたいで仲良くやって行けそうだ。 夕方5時半にお米をコッヘルで炊いて、レトルトカレーと海鮮サラダを食べ終えた僕らは テントの中で学校の話、倶楽部の話、一年生の話、さっき見たゆっくりの話等、色んな話をした。 その話の中でB先輩がゆっくりを飼っているA先輩以上に 『異様に』ゆっくりの体の構造や習性に詳しい事が分かり、 D君がちょっとした冗談を言った。 「もしかしてB先輩ゆっくり虐待とかしてるんじゃないですか?」 僕もどこかのニュースで『ゆっくりに対して拷問や暴力を働くのを 止められないと言う男』がモザイク付きでインタビューに答えているのを見た。 『ゆっくり虐待』って言うんだな。 そりゃ失礼だろ、とC君がフォローしようとしたその時 「はああぁぁああぁぁ!!?虐待とか無いし!! 俺ゆ虐とか全然興味ねーから!!赤ゆとか大好きだし!!超可愛いし!!」 「「「………………」」」 まるで何百回と口にしたような流暢な発音で出て来た『ゆ虐』とは恐らく 『ゆっくり虐待』を略したモノなのだろうか? 『赤ゆ』ってなんだろう? 踏み込んではいけない領域に踏み込みそうになったので 一年生が沈黙し出すとA先輩がポテチとジュースとUNOを出し始めたのた。 それを見た僕等はこの話をお流れにした。 「ゆっくりしていってね!」 「ン?」 カードを片手にポテチを食い終えようとしたその時 テントの外から例の声が聞こえた。 外を覗くとトイレに行っていたC君の近くにトンガリ帽子がいる。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「何だ、コイツ?」 またゆっくりだ。 でもさっきの奴みたいに横柄な口を利く事も無く、 ただ『ゆっくりしていってね!』としか言わない。 その姿は見ようによっては少し愛らしくもある(僕はちょっとキモイ生物が好きだ) 「先輩…アレって…」 「あぁ、アレがテント場近くのゆっくりだよ ラッキーだな、色んなゆっくりが見れて 奴等はもう寝てる時間だろうが人の声を聞きつけて来てたんだろ」 B先輩に訊いてみたところテント場には 食べカスを残して行ってしまう人がたまにいるらしく、 それを知っているゆっくり達は『人の近くはゆっくり出来る』と思ってしまい、 夕方の人のテント近くに集まって来る事があるらしい。 「C、ちょっとそのゆっくりまりさ小突いて追っ払ってやれ」 「えっ…」 「いいんだよ、そいつ等の為にもなる それにこれからはお前等がやる事になるんだから」 A先輩が言うにはテント場に集まるゆっくり達も 心の何処かで『人がゆっくりさせてくれる』と思ってしまっており、 人がその状態のゆっくりと関わるのはゆっくりにとって良くない事らしい。 小突いて追っ払えば『人とはゆっくり出来ない』と思ってくれるそうだ。 これは人にとってもゆっくりにとっても良い事だ。 このゆっくりに安易に『人はゆっくり出来る』と思わせてしまうと 多くのゆっくり達が人の住む町に来しまうとA先輩が言っていた。 さっきの山の入り口にいたようなゆっくりに変わってしまうんだろうか? 「ホレ、アッチ行きな」 「ゆっ?やめてね!やめてね!ゆっくりできないよ!」 C君が登山靴から履き替えたサンダルの先っぽで トンガリ帽子(ゆっくりまりさという名前らしい)を小突いて追い返した。 あれでゆっくりまりさは人に近づくのを止めるだろうか。 止めた方がいいのだろう。 あのバス停のゆっくり達や入り口近くのゆっくりの様になってしまうのなら。 それからまた暫く遊んでから僕等は夜の8時には寝袋を敷いて就寝する事になった。 朝の4時半に起床。 最低限の荷物を小さな鞄に持ち替えて、 僕らはテント場から山の頂上まで朝日を見に登って行く。 雲は無いしきっと綺麗な朝日を見れるだろう。 そうA先輩はアキレス腱を伸ばしながら僕らに言うと デジカメをポケットから出してカメラのチェックを始めた。 山の朝はとても寒く、暗い道を頭につけたランプで照らしながら進んで行く。 隊列は昨日と同じ。 だが歩き始めてから一時間と40分程でその隊列は変わる事になった。 馴れない早朝の運動にヘバってしまったのか、休憩を申し出て来た。 「B先輩…ちょっと休憩貰っていいですか…」 「頑張れC、頂上もう見えてるからよ オイA、ちょっとCに先頭行かせるか?」 A先輩が言うには先頭に立って自分のペースで歩かせた方が 疲労感が抑えられるらしい。 B先輩はCにポカリを飲ませるとCとの位置を交換した。 そしてCはゆっくりと自分のペースで山頂までの岩だらけの道を歩き出した。 「おぉーし!お疲れ!C、あそこの平らなトコまで行って休憩だ」 ようやく頂上まで辿り着いたC君は安堵の顔を見せながらも完全にヘバっており、 ホッとしながら死にそうな顔という器用な顔を見せている。 C君はA先輩に言われた通りに平らなところに向かって歩き始めた。 「ゆっくりしていってね!」 「ちょっと…通してって」 どこからかまたゆっくりれいむが現れた。 へとへとにヘバっていたC君は道を阻まれた事で少し苛立ったのだろうか テント場のゆっくりにした様にゆっくりを小突いてどかそうとした。 その時 「待てC!!」 突然B先輩が叫んだ。 休憩場所で容赦なくゆっくりれいむを蹴りつけていた人とは思えないような発言だ。 だがB先輩が叫ぶまでもなく、C君は脚を止めていた。 「ゆっくりしていってね?」 「…あぁ、ゆっくりしていくよ」 C君はザックを背負ったままそのままそこにゆっくりと座り込むと、 丁度出て来た太陽光をその体に浴びて日光浴を始めた。 ゆっくりれいむはその一年生の膝まで跳ねて行くと 膝の上に乗ってその一年生と同じ様に目を閉じて日光浴を始めた。 B先輩が言う。 「今回はツイてるな、やっぱり」 「あのゆっくり、なんか…どっかおかしくないですか? どこから出て来たんですかアレ」 班員の皆も気付いていると思うが、 山頂付近は石や岩ばかりで樹も草も無く、前方の視界を遮る物が無い。 あんな紅いリボンが灰色の道で動いていたら気付かないわけが無い。 あのゆっくりれいむは浮かんで来るように現れたのだ。 「あれが人の影響を全く受けてない山奥のゆっくりだよ 晴れの日の山頂にも稀に出てきてな、落ち着いてない生き物を落ち着かせるんだ 急に現れた様に見えたのは…まぁ『湧いて出て来た』っていい方は変だが そんなところだ。まだよく分かってないらしい 滅多に見られるもんじゃないぞ」 Aさんが解説する。 よく見るとそのゆっくりれいむは丸い体を包み込む様に 僅かな光を纏っている様に見える。 ゆっくりれいむを膝に乗せたC君はまるで 晴れの日に縁側で昼寝をする猫のように目を細めていた(その顔はゆっくりみたいだった) 「二年ぐらい前はそれ程珍しくも無かったんだけどな やっぱ山頂でもエサやる人間がたまにいるからどんどん山を下って行っちまうんだ コイツ等は元々、人の食い物が欲しくて人に近づくってワケじゃないのにな… そうなったらもうコイツ等は別物になっちまう あの肉を持たない妖精のような存在から、昨日見た醜く口汚い生物になっちまうんだ」 B先輩が少し辛そうにそう言った。 「どうしてそうなっちゃうんでしょうね?」 C君を見ながらD君がA先輩に訊いた。 「人と同じなんじゃないかな? 自分にとってとてつもない快楽が手の届くところに有れば どうしてもそれを得ようと必死になっちゃうモンだ 奇妙な事だが、人に干渉出来る様に肉体を持つのもそのせいかもしれない きっとゆっくりも同じなんだろうな」 僕はこの日初めてこのゆっくりと出会い、 班員達はC君の膝の上でゆっくりしているゆっくりれいむの周りで休憩しながら 30分間の休憩の予定を倍の1時間にしてしまった。 僕はゆっくりさせてくれたゆっくりれいむに感謝すると共に あぁ、山に来て良かったな。そう思った。 そして一時間後、十分ゆっくりしていった僕等は ザックを背負って頂上から降りようとしていた。 「またいっしょにゆっくりしようね!」 「あぁ、またゆっくりしに来るよ」 それを聞いたゆっくりれいむは嬉しそうに目を細めると 風景に融ける様に消えて行った。 そして僕等はリラックスした気分でテント場まで下り、 テントを片付けて、バス停まで戻って行った。 その日のスケジュールはハードだった筈だが 何故かこの日は辛いなんて思わなかった。 きっとあのゆっくりの御陰なのだろう バス停近くのアスファルトの道を登山靴で鳴らしながら 僕はまたあのゆっくりれいむに会いたい、そう思った。 「んほぉぉぉぉおぉおぉぉぉおぉ!!!」 「やべるんでぜぇごのぐぞれいばぁあでぃず!!」 「ゆ”っ!かわいそうなれいむにごはんをもってきてね!はやくしてね! なにしてるの?れいむはにんっしんしてるんだよ?もたもたしないでね!」 「つんでれまでぃざがわいいぃぃいちゅばちゅばしであげるわぁああぁ!!!」 「ばぁ~きゃ!とっととあまあまよこちぇじじぃ!」 「「「………………」」」 バス停の前でまた出迎えてくれたゆっくり達を見て A先輩は萎えきった顔になって降ろしたザックの上に座り込んだ。 バスが来るまでの二十分間コイツ等と待ち続けなければならない A先輩はウンザリした顔つきで僕等に向かって言った。 「オイ、昨日も言ったがバス停付近に出てくるゆっくり殺しても 片付けるんなら誰も困んないから、そうしたければ殺ってもいいぞ ゴミ袋もほら、ここに」 僕らを使わないで下さい。 急にそんな事言われても困る。 ウザくてもイキナリ殺すなんて事は 「ん?しょうがねぇな!美しい町づくりの為だからな!うん!」 B先輩だけはノリノリのようで ぷくーっと膨らんで威嚇?するお腹の大きい不細工なゆっくりれいむの方に向かって行った。 「オイB、駅まで水道とか無いから産道に手突っ込んで 中身取り出したりすんなよ、いつもみたいに」 「はぁああぁぁあぁあ!?いつもそんな事してないし!! 子供引きずり出して親に見せつけるとかないし!!」 「「「…………………」」」 ー完ー
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2243.html
人間と山のゆっくり 古緑 「コレが目を開いてから三日目の写真でな、 コレが初めて喋った時の写真、キーホルダーみたいだろ?」 「えぇ、そうですね」 「なぁA」 「んでこれが初めて牛乳パン食べた時の写真、 こっちの写真はれいむが初めて」 「A!」 「何?B」 「もういいだろ」 「何が?」 「その…それだよ 写真見せたりお前ん家のゆっくりの話するのだよ ちょっと反応に困ってるだろ」 「何で?」 「……いやもういい」 「そんでコレがな…」 僕は今電車の中でA先輩の持ってきたアルバムを見ている(見せられている) 挟んである写真は先輩の飼っている4歳になるゆっくりれいむ。 先輩は地元の家の近くの叢でこのゆっくりれいむを拾って来てから4年間もの間 そのゆっくりれいむを愛し続け、写真ももうアルバム7つ分にもなっているという。 正直その写真を半強制的に見せ続けられるのは少し辛いが、 全く興味の無い事でもない。 これから行く場所には写真の中のものと同じ生き物が数多く生息しているというのだから。 今日も見れるかもしれないとB先輩も言っていた。 電車の向かう先は○○山のある○○駅。 15kg超えのザックを背負い、700gの新品の登山靴を履いた僕は 初めての登山に赴く○○高校登山部の高校一年生だ。 A男先輩は高校三年生の同部活の先輩だ。 今回の山行では A男先輩がチーフリーダー(山行の企画をし、登山時は最後尾で班員を見守る)を務める。 登山歴は中学の頃かららしく、頼れる先輩だ(少し強引だが) B太先輩はA男先輩と同じく二年生で 今回はサブリーダー(登山時に先頭に立ち、班員を導く役割)を務める。 どこかミステリアスな雰囲気(暗くてなんか怖い)を漂わせる先輩だが 普段から優しい人でAさんの親友だ。 あとは僕と同じ一年生が二人。太ってるC君と痩せてるD君。 この一年生親睦山行で仲良くなれると良いんだが。 目的地を告げる電車のアナウンスを聞き、僕達はザックを荷台から降ろしてホームへと降りた。 改札口を出て見えるのはカラフルなザックと登山者風の服装の中高年。 今回行く山はやはり登山者にとって人気の山という事なんだろう。 駅にある水道で2リットル程水筒に水を入れてから バスに乗って山の麓まで行く。 そこからが脚を使う登山のスタート地点だ。 バスの中は人こそ少ないが大きなザックがスペースを取るのでやはり座席は埋まってしまう。 バスが赤信号で止まってる間、 ぼんやりとガラス窓から見える林を眺めていると 赤のリボンと黒いトンガリ帽子の球体が林の方に跳ねて行くのが見えた。 「先輩、今なんか…」 「あ、見てたか?アレがゆっくりだよ」 振り返って後ろの座席にいたA先輩に ゆっくりらしきモノを見たと言おうとしたところ先輩も見ていたようで、 このあたりのゆっくりの説明を受ける事になった(少し後悔した) 山と人の住む場所の境にはゆっくりが良く現れるらしく 特にこの山では多いらしい。 最近は数が減ってきたのか見れる機会は少し減ってきているそうだ。 A先輩の話を聞きながら田んぼばかりの田舎道をバスが青信号を進んで行く。 「ゆっ?れいむ、にんげんがおりてきたんだぜ! おいにんげんども!まりささまにごはんよこすんだぜ!」 「おにいさん!かわいいれいむにごはんちょうだいねぇ~ん?」 目的地のバス停で降りると見慣れない生物が出迎えてくれた。 先に降りた中高年夫婦の登山客にまとわりついている。 先輩二人には見慣れた光景のようで特に気にしている様子はない。 「先輩、アレ…」 「あー酷いだろ アレがここら辺のゆっくりだよ 人の集まるバス停に溜まるんだ」 ゆっくり好きの筈であるA先輩に訊いたところ、 全く興味無さそうに答えてくれた。 「なにモタモタしてるんだぜぇ?はやくよこぶぇ!!」 「ばでぃざぁぁぁああぁあぁ!?」 その時前にいた中高年夫婦の旦那さんの方がトンガリ帽子を蹴ってどかした。 まさかあんな温和そうな人が…と僕はその光景に驚いたが、 B先輩が言うには 「さっきの駅前でもそうだが、バス停付近で人にタカろうとするゆっくりは 後片付けをするならお前等も殺してもいいぞ」 らしい。 この辺じゃゆっくりを殺す事自体は禁止されているそうだが 殺しても誰も咎めないし、誰もそれを守っていないそうだ。 中高年夫婦は後片付けまでする気がないのか ある程度動けなくなるまで踏んだところで山道に入って行った。 B先輩が地図を広げて現在地を確認すると、 B先輩を先頭、一年生を挟み、A先輩を後尾にして5人は一列となって山道に入って行った。 肩に食い込む荷物と、登山靴がしっかりと土を踏み込んで行くのをその足に感じながら、 僕等は今日の目的地であるテント場へと歩いて行った。 「ゆっ?ゆっくりしていってね! ここをとおりたければ『つうこうりょう』をはらってね! あまあまでいいよ!」 「ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだよ! にんげんさんたちはあまあまをゆっくりちょうだいね!」 テント場に行くまでには歩いて数時間かかる。 その間一時間に一本取る十分間の休憩の中でガサガサとどこかからまたゆっくりが現れた。 紅いリボンのが二匹。 どこかさっきのバス停の奴等よりもマイルドな話し方だ(初めて『ゆっくり』というのを聞いた) 「先輩、コイツ等は…」 「あぁ、コレが山の入り口あたりのゆっくりだよ 人間にタカってくるのは変わりないけどさっきのよりはちょっとはマシだろ? コイツ等オレ達のザックの中にメシが入ってる事知ってるんだよ」 B先輩に訊いてみたところ山の入り口のゆっくりは ザックの中の僕等のオヤツやご飯が有る事を知っているらしい。 この時先輩から受けた注意によると、 主に登山初心者がやってしまうミスの一つに、 ゆっくりにカロリーメイト等のお菓子を与えてしまうのがあるそうだ。 与えられれたその味を一度知ってしまったら最後、 町に降りて来たり、人が来る入り口付近等でタカってくるのを止めないらしい。 そういえばこの休憩場所のちょっと向こうにある看板に 『ゆっくりに餌を与えないで下さい』と書いてある。 (この時休憩時間の10分を過ぎたらしく、A先輩が皆にザックを持つよう言いだした) 「山の中の如何なる物に対しても出来る限り人間の影響を残してかないのが 登山者のマナーだと俺は思うんだがね、 まぁコイツ等も所謂人間の被害者って事かな…」 「ゆっくりあまあまをちょぶぇ!!」 「どぼじでごんなごどずるのぉおぉぉぉ!?」 そう言いながらも笑顔でゆっくりを蹴りどかして行くB先輩。 『ちょっとは痛い目に遭った方が人の住む所に近づかなくなる』そうだ。 山に影響を与えず云々とは言っていたが、難しいところだ。 予定通り6時間程歩いた僕等は無事テント場に辿り着いた。 歩いてる間、ずっとA先輩と話していたC君とD君も 疲れているようだが問題は無さそうだ(僕は脚がガクガクだ) テントを建てる前にA先輩達は顧問への電話、 B先輩はテント場管理人への連絡の為、僕等一年生はその場に残されてしまった。 僕は親睦の為の良い機会だと思ったので、テント場にある山小屋で ココアを飲みながら一年生だけでトランプで遊びながら親睦を深めた。 二人とも面白い人みたいで仲良くやって行けそうだ。 夕方5時半にお米をコッヘルで炊いて、レトルトカレーと海鮮サラダを食べ終えた僕らは テントの中で学校の話、倶楽部の話、一年生の話、さっき見たゆっくりの話等、色んな話をした。 その話の中でB先輩がゆっくりを飼っているA先輩以上に 『異様に』ゆっくりの体の構造や習性に詳しい事が分かり、 D君がちょっとした冗談を言った。 「もしかしてB先輩ゆっくり虐待とかしてるんじゃないですか?」 僕もどこかのニュースで『ゆっくりに対して拷問や暴力を働くのを 止められないと言う男』がモザイク付きでインタビューに答えているのを見た。 『ゆっくり虐待』って言うんだな。 そりゃ失礼だろ、とC君がフォローしようとしたその時 「はああぁぁああぁぁ!!?虐待とか無いし!! 俺ゆ虐とか全然興味ねーから!!赤ゆとか大好きだし!!超可愛いし!!」 「「「………………」」」 まるで何百回と口にしたような流暢な発音で出て来た『ゆ虐』とは恐らく 『ゆっくり虐待』を略したモノなのだろうか? 『赤ゆ』ってなんだろう? 踏み込んではいけない領域に踏み込みそうになったので 一年生が沈黙し出すとA先輩がポテチとジュースとUNOを出し始めたのた。 それを見た僕等はこの話をお流れにした。 「ゆっくりしていってね!」 「ン?」 カードを片手にポテチを食い終えようとしたその時 テントの外から例の声が聞こえた。 外を覗くとトイレに行っていたC君の近くにトンガリ帽子がいる。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「何だ、コイツ?」 またゆっくりだ。 でもさっきの奴みたいに横柄な口を利く事も無く、 ただ『ゆっくりしていってね!』としか言わない。 その姿は見ようによっては少し愛らしくもある(僕はちょっとキモイ生物が好きだ) 「先輩…アレって…」 「あぁ、アレがテント場近くのゆっくりだよ ラッキーだな、色んなゆっくりが見れて 奴等はもう寝てる時間だろうが人の声を聞きつけて来てたんだろ」 B先輩に訊いてみたところテント場には 食べカスを残して行ってしまう人がたまにいるらしく、 それを知っているゆっくり達は『人の近くはゆっくり出来る』と思ってしまい、 夕方の人のテント近くに集まって来る事があるらしい。 「C、ちょっとそのゆっくりまりさ小突いて追っ払ってやれ」 「えっ…」 「いいんだよ、そいつ等の為にもなる それにこれからはお前等がやる事になるんだから」 A先輩が言うにはテント場に集まるゆっくり達も 心の何処かで『人がゆっくりさせてくれる』と思ってしまっており、 人がその状態のゆっくりと関わるのはゆっくりにとって良くない事らしい。 小突いて追っ払えば『人とはゆっくり出来ない』と思ってくれるそうだ。 これは人にとってもゆっくりにとっても良い事だ。 このゆっくりに安易に『人はゆっくり出来る』と思わせてしまうと 多くのゆっくり達が人の住む町に来しまうとA先輩が言っていた。 さっきの山の入り口にいたようなゆっくりに変わってしまうんだろうか? 「ホレ、アッチ行きな」 「ゆっ?やめてね!やめてね!ゆっくりできないよ!」 C君が登山靴から履き替えたサンダルの先っぽで トンガリ帽子(ゆっくりまりさという名前らしい)を小突いて追い返した。 あれでゆっくりまりさは人に近づくのを止めるだろうか。 止めた方がいいのだろう。 あのバス停のゆっくり達や入り口近くのゆっくりの様になってしまうのなら。 それからまた暫く遊んでから僕等は夜の8時には寝袋を敷いて就寝する事になった。 朝の4時半に起床。 最低限の荷物を小さな鞄に持ち替えて、 僕らはテント場から山の頂上まで朝日を見に登って行く。 雲は無いしきっと綺麗な朝日を見れるだろう。 そうA先輩はアキレス腱を伸ばしながら僕らに言うと デジカメをポケットから出してカメラのチェックを始めた。 山の朝はとても寒く、暗い道を頭につけたランプで照らしながら進んで行く。 隊列は昨日と同じ。 だが歩き始めてから一時間と40分程でその隊列は変わる事になった。 馴れない早朝の運動にヘバってしまったのか、休憩を申し出て来た。 「B先輩…ちょっと休憩貰っていいですか…」 「頑張れC、頂上もう見えてるからよ オイA、ちょっとCに先頭行かせるか?」 A先輩が言うには先頭に立って自分のペースで歩かせた方が 疲労感が抑えられるらしい。 B先輩はCにポカリを飲ませるとCとの位置を交換した。 そしてCはゆっくりと自分のペースで山頂までの岩だらけの道を歩き出した。 「おぉーし!お疲れ!C、あそこの平らなトコまで行って休憩だ」 ようやく頂上まで辿り着いたC君は安堵の顔を見せながらも完全にヘバっており、 ホッとしながら死にそうな顔という器用な顔を見せている。 C君はA先輩に言われた通りに平らなところに向かって歩き始めた。 「ゆっくりしていってね!」 「ちょっと…通してって」 どこからかまたゆっくりれいむが現れた。 へとへとにヘバっていたC君は道を阻まれた事で少し苛立ったのだろうか テント場のゆっくりにした様にゆっくりを小突いてどかそうとした。 その時 「待てC!!」 突然B先輩が叫んだ。 休憩場所で容赦なくゆっくりれいむを蹴りつけていた人とは思えないような発言だ。 だがB先輩が叫ぶまでもなく、C君は脚を止めていた。 「ゆっくりしていってね?」 「…あぁ、ゆっくりしていくよ」 C君はザックを背負ったままそのままそこにゆっくりと座り込むと、 丁度出て来た太陽光をその体に浴びて日光浴を始めた。 ゆっくりれいむはその一年生の膝まで跳ねて行くと 膝の上に乗ってその一年生と同じ様に目を閉じて日光浴を始めた。 B先輩が言う。 「今回はツイてるな、やっぱり」 「あのゆっくり、なんか…どっかおかしくないですか? どこから出て来たんですかアレ」 班員の皆も気付いていると思うが、 山頂付近は石や岩ばかりで樹も草も無く、前方の視界を遮る物が無い。 あんな紅いリボンが灰色の道で動いていたら気付かないわけが無い。 あのゆっくりれいむは浮かんで来るように現れたのだ。 「あれが人の影響を全く受けてない山奥のゆっくりだよ 晴れの日の山頂にも稀に出てきてな、落ち着いてない生き物を落ち着かせるんだ 急に現れた様に見えたのは…まぁ『湧いて出て来た』っていい方は変だが そんなところだ。まだよく分かってないらしい 滅多に見られるもんじゃないぞ」 Aさんが解説する。 よく見るとそのゆっくりれいむは丸い体を包み込む様に 僅かな光を纏っている様に見える。 ゆっくりれいむを膝に乗せたC君はまるで 晴れの日に縁側で昼寝をする猫のように目を細めていた(その顔はゆっくりみたいだった) 「二年ぐらい前はそれ程珍しくも無かったんだけどな やっぱ山頂でもエサやる人間がたまにいるからどんどん山を下って行っちまうんだ コイツ等は元々、人の食い物が欲しくて人に近づくってワケじゃないのにな… そうなったらもうコイツ等は別物になっちまう あの肉を持たない妖精のような存在から、昨日見た醜く口汚い生物になっちまうんだ」 B先輩が少し辛そうにそう言った。 「どうしてそうなっちゃうんでしょうね?」 C君を見ながらD君がA先輩に訊いた。 「人と同じなんじゃないかな? 自分にとってとてつもない快楽が手の届くところに有れば どうしてもそれを得ようと必死になっちゃうモンだ 奇妙な事だが、人に干渉出来る様に肉体を持つのもそのせいかもしれない きっとゆっくりも同じなんだろうな」 僕はこの日初めてこのゆっくりと出会い、 班員達はC君の膝の上でゆっくりしているゆっくりれいむの周りで休憩しながら 30分間の休憩の予定を倍の1時間にしてしまった。 僕はゆっくりさせてくれたゆっくりれいむに感謝すると共に あぁ、山に来て良かったな。そう思った。 そして一時間後、十分ゆっくりしていった僕等は ザックを背負って頂上から降りようとしていた。 「またいっしょにゆっくりしようね!」 「あぁ、またゆっくりしに来るよ」 それを聞いたゆっくりれいむは嬉しそうに目を細めると 風景に融ける様に消えて行った。 そして僕等はリラックスした気分でテント場まで下り、 テントを片付けて、バス停まで戻って行った。 その日のスケジュールはハードだった筈だが 何故かこの日は辛いなんて思わなかった。 きっとあのゆっくりの御陰なのだろう バス停近くのアスファルトの道を登山靴で鳴らしながら 僕はまたあのゆっくりれいむに会いたい、そう思った。 「んほぉぉぉぉおぉおぉぉぉおぉ!!!」 「やべるんでぜぇごのぐぞれいばぁあでぃず!!」 「ゆ”っ!かわいそうなれいむにごはんをもってきてね!はやくしてね! なにしてるの?れいむはにんっしんしてるんだよ?もたもたしないでね!」 「つんでれまでぃざがわいいぃぃいちゅばちゅばしであげるわぁああぁ!!!」 「ばぁ~きゃ!とっととあまあまよこちぇじじぃ!」 「「「………………」」」 バス停の前でまた出迎えてくれたゆっくり達を見て A先輩は萎えきった顔になって降ろしたザックの上に座り込んだ。 バスが来るまでの二十分間コイツ等と待ち続けなければならない A先輩はウンザリした顔つきで僕等に向かって言った。 「オイ、昨日も言ったがバス停付近に出てくるゆっくり殺しても 片付けるんなら誰も困んないから、そうしたければ殺ってもいいぞ ゴミ袋もほら、ここに」 僕らを使わないで下さい。 急にそんな事言われても困る。 ウザくてもイキナリ殺すなんて事は 「ん?しょうがねぇな!美しい町づくりの為だからな!うん!」 B先輩だけはノリノリのようで ぷくーっと膨らんで威嚇?するお腹の大きい不細工なゆっくりれいむの方に向かって行った。 「オイB、駅まで水道とか無いから産道に手突っ込んで 中身取り出したりすんなよ、いつもみたいに」 「はぁああぁぁあぁあ!?いつもそんな事してないし!! 子供引きずり出して親に見せつけるとかないし!!」 「「「…………………」」」 ー完ー
https://w.atwiki.jp/touhouss/pages/105.html
「零れ落ちる砂のように誰も時止められない~♪」 「お嬢様・・・それは私に対する全否定ですか・・・」 「咲夜、そう言えばあなたの時止めってどういう原理なの?」 「さぁ・・・いまいち考えたことが無いですね、 しかし、物理的に言ってみれば何も見えない聞こえないになるとか そもそも空気が止まってるから動けないとか言うらしいですしね 案外、クロックアップに近いのかもしれませんが、よく分かりませんね・・」 「ふーん、ややこしいからこの辺で終りにしましょう」 血の懐中時計・時の支配者 「殺人ドール!」ウカワームに殺到するナイフ、しかし硬い骨格によりダメージ は僅か 発達したハサミの一撃を受ける剣、不敵な笑みを浮かべるウカワーム 「もうすぐ聞けるぞ、私のレクイエムが」 「伏せなさい、咲夜、剣」 その時、ハサミとぶつかり合う真紅の槍 「雑魚ばかりで話にならなかったわ、後はお前だけ」 「バカな、ライダーでもないものが、あれだけのワームを」 「私を一体なんだと思っていたのかしら、永遠に幼い紅い月が雑魚に遅れをとるとでも?」 「ならば遊びを変えよう、出て来い!」 突如、レミリアの足元がすり鉢上に窪む、飛び上がってそれを避けるレミリア 「遊んでやれ」現れたアリジゴクのワーム、ジェノミアスワーム 「上等、あなたなら少しは相手になるんじゃない?」 ジェノミアスと戦うレミリア、剣と咲夜に向かい合うウカ 「さて、レクイエムは問題なく奏でられる」 「俺は音楽においても頂点に立つ、お前が聞け、頂点のレクイエムをな」 「メイド長として不甲斐ない姿は見せられないわね、というわけでそろそろしめるわ」 ぶつかり合うナイフと刀とハサミ 「「「クロックアップ」」」 真紅の槍と爪を振るい戦うレミリア、地中に潜りそれを間一髪で避けるジェノミアス 「ちょこまかと、五月蝿い奴ね!」 スピアオブグングニルを叩き込むレミリア、吹きとぶ地面 「これで倒し・・・まだね!」 後ろから飛び掛るジェノミアス、それを避け反撃を叩き込もうとする、しかしまたも地中に逃げられるジェノミアス そんなジェノミアスをせせら笑うレミリア 「さて、いつまで逃げるのかしら、そのまま地中にいるあなたの運命は私に殺されること 占ってあげるわ万に一つでも助かるかもしれないのは飛び出してくるか、クロックアップとやらで逃げるか それくらいね、さぁ、選びなさいそこで朽ちるか、向かうか、逃げるか」 挑発するレミリア、だが地面は静かなまま、どうやら挑発に乗る気は無いらしい 「ふーん、聞く気ゼロ、なら運命どうり、あなたは死ぬだけね 運命 ミゼラブルフェイト」 無数の紅の鎖が地面に突き刺さる、そして、地中から引き上げられるジェノミアス 「さよなら、ちゃんと言う事聞けばよかったのに」 紅いオーラを纏い、鎖に絡め取られたジェノミアスへ猛スピードで飛び掛るレミリア 炸裂するデーモンキングクレイドル、レミリアの腕がジェノミアスを貫き爆発するジェノミアス 「そういえば言ってなかったわね、私の占いは当たるのよ」 超スピードで壮絶な闘いを繰り広げるウカワームと剣、咲夜 「ライダースラッシュ!」「インスクライブレッドソウル!」 二人の必殺技がヒットする、しかし何とか持ちこたえたウカワーム 「っぐぅ・・!これほどとは・・!」 クロックオーバーし通常の速さに戻る、膝をつくウカワーム 「勝負があったようね、そっちも、あーあ、少し日光浴びちゃったわ」 決着をつけ咲夜と剣の間に立ったレミリア 「全てのワームは俺が倒す、トドメをさしてやる」 止めを刺そうとする剣、その時、響く声 「幻想郷の諸君!」 喪服の女たちを引き連れ現れた眼鏡の男、その名は乃木怜治 「っぐ、申し訳ない」 「いやまったく困った人たちだ・・・麗奈君をここまで追い詰めるとは」 満身創痍の間宮麗奈を引き連れ、去ろうとする乃木たち 「(あれが、ワームのリーダー!?つまり今ここで倒せば・・・)咲夜の世界!!」 そして、時は止まった、投げられる無数のナイフ 「やれやれだ」 信じられない事に止まった時の中を動きナイフを払いのける乃木 「!!なぜ!!止まった時の中を動けるなんて!!」 「まさか同じ能力とはね、正直驚いている、だが一つ覚えとくといい」 「(嘘ッ、体が動かない!私よりあいつの方が長く時を止めている!)」 「さらばだ」 宙に散らばったナイフを一本摘み上げ、咲夜に投げつける乃木 「時は私のためだけに・・・流れているのだ」 動き出した時間 音を立てて落ちるナイフ、肩を貫かれる咲夜 剣、レミリア、そしてワームにも今、何が起ったのかは分からなかった 「残念だ、ナイフは慣れていなくてね、致命傷には至らなかったな」 去っていく乃木とワームたち 「痛っ!、すみません、まさかこんなことになろうとは」 「時を止めたのね、でもどうしてナイフが・・・」 「そういえば、戦った事がある、時間をも止める強力なワームはな」 「時を止めるワーム・・・なんにせよ私の負けですね、すみません・・・」 「いいから、まずは自分の体に気をつけなさい、でもあのワーム、これだけじゃないわね」 「まあ、全ての頂点に立つこの俺がいる、心配するな、あんなワームなど俺の敵ではない しかし、他にもライダーがきて欲しいな」 「ええ、このままでは幻想郷があんなので溢れかえる・・・いやねそんなの」 人形師・夢の守り人 「オートマータとはギリシャ語「automatos」「自らの意志で動くもの」を語源とする西洋からくり人形よ 18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで作られていてオルゴールなどの技術の応用とされているわ 自分で動くものの創造は人類の神に対する挑戦なのかもね・・・」 「またキノコか・・・」 テーブルに並べられた料理に不服そうな顔を示す名護さん 「いやなら食べなくてもいいんだぜ」 「美味しかったですよ、ご馳走様」 結局、一口もつけずに席を立つ名護さん 「まったくなんでそもそもあんな奴を家に入れるはめになったんだかな・・・」 回想するのはほぼ4日前、神社での戦いの後 「で、何でお前は私の家にきてるんだぜ」 家に帰った魔理沙が見たのはくつろいでいる名護さん 「鍵くらいかけなさい無用心だ、それとこれは紹介状だ、霊夢さんから貰った」 紙を渡される魔理沙 「あんたと名護さんは面識があるようだし、私のところは経済的にあれだからよろしくBy霊夢」 「まあ、そういうわけだ、よろしく」 「ってなわけでうちにきたのだが、まったく・・・なんかいつもより疲れた気がするぜ」 ドアを開け外へ出る魔理沙 「ちょっくら、アリスの所に言ってくる、見慣れないものがあっても勝手にいじくんなよ」 「っというわけで大変だぜ、まったく・・・」 「それは気の毒ね・・・」 魔理沙と話をしているのは七色の魔法使いアリス・マーガトロイド 「どうしたアリスそう言えばいつもより機嫌がいいじゃないか」 そんな魔理沙に微笑みかけるアリス 「実はね・・・私の人形作りに協力してくれる人が出てきてくれたの」 「ほー、それって例の自律人形か」 「そうよ、多少お金がかかるらしいけどね、まあ何とかなるわよ」 「そっか、まあ、頑張るんだぜ」 飛び去っていく魔理沙を見送るアリス 「さて、そろそろあの人が来るわね」 アリスの家、男にお金を渡すアリス 「三宅さん、これがそのお金、まだ足りないけどね」 「素晴らしい!焦る事は無いですよ、後、少しですね」 「ええ、よろしくお願いします」 アリスの家から出て行く男 「ククク、夢を追う若者のエネルギーは素晴らしいですね・・・後少しで、その魂が・・・」 男の顔に浮き出るステンドグラス模様、にやりとほくそえみながら男は森の中へと消えていった 次回予告 「ククク、私は夢を追う若者たちの魂が大好物でね、貴方の魂も頂きますよ」 本性をあらわし、アリスへ襲い掛かるライノセラスファンガイア 「今まで生きてきて、お前ほど胸糞が悪くなる奴を見たのは初めてだぜ」 「絶対に許さないわ・・・貴方」 そんなライノセラスに怒りをあらわにする魔理沙とアリス 次回 人形裁判・夢の守り人