約 137,357 件
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/3721.html
[今夜ボクがキミの救世主っ!] 【こんやボクがキミのメシアっ】 [アマイヒミツ] ハイライト発生箇所 収録作品 ロング版収録 関連リンク ポップンミュージック ラピストリアで登場した楽曲。 担当キャラクターはミチル(LT-LT絵)。 今夜ボクがキミの救世主っ! / 岩橋星実(Elements Garden) feat.小林正典 BPM 155 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 5 21 31 39 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 3 3 3 3 救世主と書いて「メシア」と読む、Elements Gardenに所属する岩橋星実のポップン初提供曲。前作に収録された版権曲のマジLOVE1000%・2000%が使われているアニメ「うたのプリンスさまっ」においても各種挿入歌などで作・編曲を行っているため、この曲はその系統のアニメに使われていそうなオリジナルの男性アイドルソングを意識したといえるだろう。キラキラ感を意識しており、さわやかなボーカルと掛け声が特徴的。ボーカルの小林正典はJTBエンターテイメントに所属する男性タレントで、ハイトーンボイスを特徴とする。 声がボタン音にアサインされている部分が多く、曲のラストは声合わせの変則リズムになっている点に注意。ハイパーは交互刻み、階段、(片手)同時押し、左右別フレーズなど、さまざまな譜面傾向がいろいろ変わりながら降ってくる。全体的に総合的な譜面構成といえる。EXは左右別フレーズの箇所や16分が増え、螺旋階段も出てくる。Cメロパートは乱打が特徴的でFoundation of You(H)で予習できるだろう。サビは全体的に左右に広がっており、左手で赤を処理しなければならないなど、レベル相応の譜面認識が問われる。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 2 3 「救世主」は歌詞の内容から「メシア」と読む。メシアは、もともとユダヤ教におけるユダヤ民族の王を指し、新約聖書ではキリストを指している。 収録作品 AC版 ポップンミュージック ラピストリアからの全作品 CS版 ロング版収録 pop n music ラピストリア original soundtrack vol.1 pop n music うさぎと猫と少年の夢 Original Soundtrack 20th Anniversary Edition 関連リンク Elements Garden関連 マジLOVE1000% マジLOVE2000% 楽曲一覧/ポップンミュージック ラピストリア
https://w.atwiki.jp/gojokibayamanoya/pages/200.html
471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/27(日) 23 09 24.04 ID MYYiL+dc0 VIPバカばっか 呆れた やること低次元だし 人としてもう救いようの無いレベルまで落ちてる かわいそうだね 彼は凸然現れた 624 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/27(日) 23 47 51.95 燃えてるvipっていいな 議論って大事だと思う 628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/27(日) 23 49 17.14 燃えるどころか炎上しそうでもあるが・・・ 648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/27(日) 23 52 20.89 でもそこまで来るのがvipじゃない? 荒らしや厨や工作員の攻撃に耐えて掴む勝利 気分いいよね 683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/27(日) 23 57 10.23 ID MYYiL+dc0 なら僕はVIPそのものを否定します 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/27(日) 23 58 13.99 帰れ 自ら敵陣に突っ込んできて自爆を繰り返す彼。 いったい何がしたいのだろうか。 626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/27(日) 23 48 49.40 ID MYYiL+dc0 僕いまPSPで書き込んでて コピーとかできなくて あとちょっと離れたら ついていけなくなりそうで… 僕は腐女子側でもないです なんと腐女子ではなかった。わざわざPSPでご苦労様です。 彼に興味が湧いたので少し彼を掘り下げてみることにした。 465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 22 29 23.69 今日のキチガイ役はコイツな ID 1bECTn7p0 490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/28(月) 22 32 17.85 ID 1bECTn7p0 昨日と同一人物です、はい ほんと救いようのないバカばっかし あんまし他人をけなすのはいやだったけど 何言っても通じないね ほんとただ呆れる 645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/29(火) 01 32 18.13 683 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 23 57 10.23 ID MYYiL+dc0 [16/16回発言] なら僕はVIPそのものを否定します コレってお前だろ? 648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/29(火) 01 33 20.18 ID MnESR84z0 はいーそうです 653:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/29(火) 01 37 00.97 彼女いる人を好きになってしまった 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 00 06 32.57 ID 1bECTn7p0 恋愛相談は他でやれカス女 憎きGを死闘の末に捕獲したwwwww 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/28(月) 00 09 13.62 ID 1bECTn7p0 火責めにするんだ 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/28(月) 00 35 42.54 ID 1bECTn7p0 残った足をテープで固定 海外のオススメ風俗教えてください 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 00 49 23.26 ID 1bECTn7p0 いいな!俺もエロスしたい! お前ら射精の時皮に栓してその中に出すよな? 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 19 36 39.60 ID 1bECTn7p0 こいつ奇形じゃねーの? 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 19 39 56.97 ID 1bECTn7p0 こいつのちんこ臭いんだけど 「好きな戦国武将は?」って聞かれて素直に「真田幸村」とか答える奴 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/28(月) 22 27 05.44 ID 1bECTn7p0 宇佐美定満ぅうううん!! ということはこれもだな・・・ 666:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/29(火) 01 41 51.76 ID MnESR84z0 それは知らないです 僕には世界一愛してる彼女がいるので そんなこと呟こうとも思わないです つまり、ID MYYiL+dc0=ID 1bECTn7p0=ID MnESR84z0である。 以下、ログを編集したもの。 エビってどう見ても虫だろ 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 08 03 18.35 ID MYYiL+dc0 へー意外とダンゴムシってうまいな 自分の本名がDQNネームか審判してくれるスレ 405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/27(日) 18 18 26.02 ID MYYiL+dc0 裕也(ゆうや) 誕生日晒して被ったら寝ろ 397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/11/27(日) 23 04 57.14 ID MYYiL+dc0 6月30日 0630 もうすぐ家庭用発売ガンダムEXVSスレ 777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 20 44 07.20 ID 1bECTn7p0 なんでゆとりって勝手に自己紹介しだすの この学生証が揃ったらあうあう3次フォルダ放出 384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 20 33 16.66 ID MYYiL+dc0 あうあう三次ってなんですか 398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[********a@infoseek.jp]:2011/11/27(日) 20 36 35.82 ID MYYiL+dc0 http //iup.2ch-library.com/i/i0488875-********.jpg 僕もお願いします 447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 21 02 07.79 ID MYYiL+dc0 なんかすげえ悔しいんだが 509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 21 34 20.60 ID MYYiL+dc0 誰か斧あたりにでも再うpおながいします このままじゃ私くやしい!! 516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 21 39 04.69 ID MYYiL+dc0 一人で捨てアドさらして馬鹿かよおれ… なんとかしてくれよ…マジで… 海外のオススメ風俗教えてください 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/28(月) 00 49 23.26 ID 1bECTn7p0 いいな!俺もエロスしたい! ゆとり世代批判してる奴ちょっとこいよwwwwwwwwwww 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/11/27(日) 16 10 09.84 ID MYYiL+dc0 ここまで必死だと 妙な気持ち悪さを感じる まとめ 6月30日生まれの裕也くん、学生。 ダンゴムシが主食でブーメランが得意。 裕也くんの考え方を譬え話で。 VIPPERはサッカー部、裕也くんは書道部、腐女子は水泳部とする。 県大会に出場するために、日々練習に励んでいたサッカー部に 突然、書道部の裕也くんが乗り込んできた。 裕也「何サッカーしてんだよ 書道しろやks」 サッカー部「はぁ?書道?俺書道習ってるけd」 裕也「じゃあお前今日から書道部な」 サッカー部「?????」 裕也「俺水泳部じゃなくて書道部だから」 サッカー部「理由になってねえよ」 裕也「お前ら腐ってんな 俺に従わなかったら退学な」 裕也「俺ら書道部こそがグラウンド使うのに相応しい」 サッカー部「なんだこいつ」 裕也「書道しないんだったら毎日来るから」 こんな感じ VIPの救世主()のログ http //hissi.org/read.php/news4vip/20111127/TVlZaUwrZGMw.html http //hissi.org/read.php/news4vip/20111128/MWJFQ1RuN3Aw.html http //hissi.org/read.php/news4vip/20111129/TW5FU1I4NHow.html http //hissi.org/read.php/news4vip/20111130/YWhpMVNwWlIw.html http //hissi.org/read.php/news4vip/20111202/QUZYY3dMWUYw.html
https://w.atwiki.jp/jlcbr/pages/33.html
救世主現る! はひー、たたた、大変です! さ、先程私、三浦ハルは見てしまったんです、生まれて初めて。 何をかって?それは……言えません。やっと落ち着いたというのに、また吐き気が襲ってきちゃいますから。 そしてその初体験を奪った…ワポルさんという方は何とハルたちにこう言ったんです。 殺し合いをしろ、と。 即答させてもらいますが無理です。 ハルにはそんなデンジャラスなことできません。できるわけがないです。 でも、だったらこれからどうすれば良いのでしょう。 ハルはただの乙女です、必殺技とか持ってないです。 確かに新体操はやってますから単純な運動はできるほうだと思いますが…。 戦場で女子中学生の運動神経が役に立つのでしょうか? 「助けてください、ツナさ~ん……」 そうは言ってもハルのヒーローのツナさんがここに居るとは限りません。 あの部屋にはザッと50人は居たしワポルさんの突拍子のない話にびっくりして体さえ動かなかったので、ハルはツナさんを探すことはできませんでした。 どなたか頼れるかたは居ないのでしょうか。 ツナさん、山本さん、ビアンキさん、京子ちゃん、花ちゃん…ええい、この際獄寺さんでも構いませんから。 だから……。 …だけど、やっぱり居ないほうが良いかもしれません。 みんなみんな私の大切な人です。 一人でも居なくなったらハルはとても悲しいから。 「…うん、一人でも頑張らなくちゃ!」 胸の前で拳をぎゅっと握り締めてハルは立ち上がった。 まずは敵に襲われたときの身の安全のために自分の持ち物を確認することにした。 「えっとデイパックの中身は……眼鏡と、はひー!かか、刀…しかも本物です!」 くじ引きをするようにデイパックの中に手を突っ込んで引っ張り出したのはどこにでもあるような眼鏡と 菊一文字則宗という日本刀だった。かなり重みがあるのでこれが玩具でないか否かは定か。 蒼褪めながらハルはその二つを鞄の中に片付けると次にデイパックの隣に堂々と存在するリボンのかけられた箱に視線を移した。 リボンの結び目のところに挟まっているカードには、『これはてめえの支給品てす。てめえの自由に使っテくだちい』と書いてある。 「こ、こんなに大きな武器って……」 いったい中身は何なのだろう。 開くのは正直怖いがハルはゆっくりと慎重に包みを開いていった。 「これは…!」 中に入っていたものを見るとハルの表情に笑顔が宿る。 「もしかしたらハル、帰れるかもしれません!!!」 * * * オイオイオイオイオイィィィィ!ちょーーーーっと待てェェェェェ!なぁぁぁんじゃありゃああ! 土方十四郎は三度目の異常事態に心の中で叫喚する。 ちなみに一度目は自室にてマヨ丼を食べようとしたところで見知らぬ部屋に連れてこられていたとき。 二度目は自分に支給されたものが無数の鼻くそとポテトチップスのコンソメ味とおにゃのこのパンティだったことを知ったときである。 今驚いている原因と問われれば十四郎は恐れのあまりに口を閉ざしてしまうだろう。 いやいやいや別に怖がってないから!何勘違いしてんだよ殺すぞ! ただ有り得ないだろってことに驚いただけで怖がってるとかビビってるとかそんなんじゃないから! 何か幽霊みたいな白い着物着た女がガキの足凍らせてるところに驚いてるだけだから! 足元を凍らせてるところ!だ、ここが重要だ!幽霊みたいな白い着物着た女が、は別に気にしてねーから! オイ、今笑いやがったな?斬るぞテメェェェェェェ! 恐怖をごまかしたいのか過剰に攻撃的に独白する十四郎の体は金縛りにでもあったかのように動かない。 その女のあまりの恐ろしさに。 そんな時、巨大な男が立ち上がったのに気が付いた。 男は少年と、少年を助けようとした少年の頭部を掴みあげる。 いくら幽霊が怖くとも、男にはやらねばならないことがある。 それを十四郎は知っていたから。 「チィッ!」 * * * 「どういうことだよ、ガンツ……」 玄野計は初めての事態に頭を抱えていた。 彼はガンツからの呼び出しを受けるのは初めてではない。 そのため予告無しの転送にも何も驚くことはなくただ『またか』と感じただけだった。 だが部屋についたらその異変にはすぐに気付いた。 人の多さが異常なのだ。それからそこに集められた人間たちそれぞれの違い。 その後に出たガンツからの指令。 これだけ居るからどんなに強い星人を倒さなければいけないのかと考えれば『殺し合いをしろ』。 さすがにこの言葉には計も驚き、真っ先にあちこちを見渡して小島多恵が居ないかを確認する。 しかしあまりの人の多さに彼女一人が見つかるわけもなく。 「……くそっ」 考えても考えてもわかんねぇ…!ガンツは一体何がしたいんだ!? 多恵ちゃんは…多恵ちゃんは無事なのか!?他のみんなもこっちに来てたりしないよな!? 守りきる自信など無かった。 それでも何とかせねばという思いが計を動かした。 「オイ、起きてくれ!話し合いたいことがある!誰か!」 実に勇気の要る行動だが計は簡単に大声を出して周りを囲むようにして眠る人々の体を揺さぶっていった。 ヘンテコリンな帽子にヘンテコリンな格好をした男は起きない。 ギザギザの鼻に魚のような見た目をしたやつも…起きない。 そして振り返って最後の一人を起こそうとすると……その人はもう体を起こしていた。 「……!」 「ん…………?」 その人、その女の人の格好を見て俺は体と……不可抗力でもう一つの俺を強張らせた。 真っ白い肌に華奢な手足を強調させるようなミニの浴衣 肌蹴た部分から見える胸の谷間と、綺麗に整った顔立ちに。 俺は女の人と目が合うとたじたじになりながらも必死に話し始めた。 「俺は玄野計!そ、そっちは?」 「ゆきめよ」 「ゆ、ゆきめさんか。で、でさ、俺ゆきめさんに協力してほしいんだ!」 緊張しすぎだろ、俺。多恵ちゃんごめん! 「………貴方は雪女の伝説を知ってる?」 は?何だいきなり、雪女ぁ?雪女って、あの雪女のことだよな。 ………それにしても何か急に寒くなってきた気がする。 気のせい、だよな? 「雪女っていうのはね、人間を氷付けにする悪い妖怪なのよ」 * * * 殺し合い。 これこそまさに生死を賭けた決闘。 ガンツに命じられた指令を果たすために俺は起きてからずっと歩き続けていた。 「………ん?」 歩き続けてしばらくすると一つ向こうの通りから知り合いの声が聞こえてくる。 和泉紫音は足を止めてその声の主を一瞬にして判断した。 「玄野……か」 胸が弾む。気分が高まる。頬がほころぶ。全身が疼く。 今にもはちきれそうな殺人衝動。 紫音は口角を吊り上げ、右手に獣の手のような形をした鋭い武器を握り締め、再び歩き出した。 * * * 「雪女っていうのはね、人間を氷付けにする悪い妖怪なのよ」 そう、それが私。 滅びたゆきめの体に新たに吹き込まれた命。 それが、私。 ゆきめが計に背中を向けて立ち上がると計も操られているかのように同じ動作をする。 「出逢ったらそれが最期」 「ゆ!……ゆきめさん!?」 後ろに体を向けるとゆきめはゆっくりと計のほうへと近付いた。 計は思わず後退するが途中でなぜか動けなくなり違和感がある自分の足元を見おろすと いつの間にか踵の辺りまで凍っていた。 「…な、何だこれ!?」 「もう一度自己紹介してあげる。私の名前はゆきめ。……雪女のゆきめ」 「ゆき……おん………」 「そう。残念だけど貴方はここで終わり」 ゆきめが自分より少し上に位置する頬に手を添える。 計はとてつもない冷気と何が起こるかわからないすぐそこに見える未来に身を震わせた。 それが非常に愉快に感じられたゆきめはクスクスと嘲笑いながらゆっくりと計の唇と自分のそれとの距離を詰めた。 有り得ねぇ、ちょっと待てよ!星人じゃなくて妖怪だって!? ますます何が起こってるんだよチクショウ! 俺はこんなところで終わりたくない!まだ、まだやらなきゃいけないことがある! そうだろう、なぁ多恵ちゃん。多恵ちゃん、多恵ちゃん、多恵ちゃん…。 視界いっぱいをゆきめの顔が支配したとき、目を瞑った計の瞼の裏に焼きついたのは多恵の笑顔。 (多恵ちゃん、ごめん) 「……まぁ待て、ゆきめとやら」 「誰!?」 とうとうゆきめと計の唇が重なり合うという瞬間、今まで眠っていたはずの男が計とゆきめの傍に立っていた。 それに気が付かなかったゆきめは咄嗟にその男の方に顔をやった。 「わしの名は太公望。言っておくが人間ではないので氷付けにはするな」 「何を言っているの?ここに居るやつらはみんな私が凍らせて山につれて帰るわ」 「それはかしこくないのう。おぬし一人だけでわしら何十人を相手するなど、時間と気力の無駄じゃ」 「………どういう意味?」 そんなことより、まず俺をどうにかしろって! 計が訴えるように振り返ると不適な笑みを浮かべた太公望と目が合う。 それから太公望はゆっくりとゆきめの横へと移動していく。 ゆきめの視線も自然に太公望を追う。 まるで何かの合図のようだった。 いやそれは本当に合図だったのだ。 太公望から計への、逃げろという合図。 「わしらで手を組まんか?」 「手を組む?」 「そう、わしもこのゲームに乗ろうと思っておる。何せまだ死にたくないからのう。 そこで、まずは二手に別れこのゲームに乗っていない者から順に殺していくのだ」 「…………なるほどね、それなら手間が省ける。でも…」 本当に貴方は信用できるのかしら、と続けるつもりだった言葉は途絶えた。 正面の方向にあった隔たりである計が消えていたからだ。 慌ててゆきめは左右を見渡すが計の姿はどこにも無かった。 舌打ちしてゆきめは太公望が居た方向に視線を戻す。ここでゆきめは彼が信じれる人物であるかどうかを理解した。 「あいつ…!」 「探しているのはコイツらか?」 今出逢ったばかりのやつなんかに心を揺るがせたことを後悔するゆきめ。 すると今度は背後から声がかかる。 苛立たしい出来事が起こったばかりのためゆきめはあからさまに不機嫌そうな顔で声の方を見た。 「離せーーーーー!」 「離すのじゃーーーーーーーーー!」 先程自分の近くで眠っていた男と、その男に軽々と片手で持ち上げられている自分を騙した男と凍らせようとした男。 訝しげに眉を顰めたあとでゆきめは口を開いた。 「どういうつもり?」 「そう怖い顔をするなよ。俺はアーロン、見たとおり下等な人間どもとは違う魚人だ。 コイツではないがな、俺はお前と手を組みたいと思っているんだよ」 「………」 「騙しじゃないぜ?コイツのように嘘は吐いたりなんてしない。 それに俺は強い。本当は今すぐにでもお前を殺せるくらいの力を持ってる。 だがな、俺はお前のような賢いやつが好きなんだ」 「…信じられないわね」 「シャハハハハ、そうか。それじゃあ取りあえずお前を騙したコイツらから殺してみせようか?」 途端アーロンは計と太公望の頭を掴む手に込めた力を強めた。 猛烈な握力が二人の頭部を襲う。 「う!うぎぃぃぃぃぃ!」 「うううううううう、あああああ!」 「止めろぉぉぉぉぉぉ!」 ゆきめは唾を飲んでその様子を見守る。 アーロンはシャーッハッハッハと高らかに笑いながら一層握力を強めようと 手先を強張らせると一人の男が近くの物陰から飛び出してきた。 何も問題は無いと言った風に男からの攻撃を待つ余裕のアーロンだが 背後を襲った衝撃によって思わず二人を解放してしまった。 「はひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 * * * はひーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! ハルは今とってもスリリングなことになっています! まるでジェットコースターに乗っているみたいです。 せっかく家に帰れると思ったのに、上手くコントロールできません! 誰か助けてくださいぃぃっ!!! 大きなプレゼントの包みに入っていたのはパトカーだった。 しかも運の良いことに鍵も付いていた。 無免許ではあるがこの際仕方が無い、殺し合いから脱出するにはこれしかないのだ。 そう、ハルにとっての最大の武器とはこのパトカー。 …ではなく、車なんかでゲームを脱出できるという単純でお気楽な頭だった。 車は指示も待たずに右へ左へと突き進む。 やがて真っ直ぐの一本道に出たと思いきや綺麗な町並みの中に集っている人々。 たたた、大変です!あんなところに人が! ブレーキ!ブレーキしなきゃ!ブレーキってどうすれば良いんだっけ? これかな?あれ、これはクラクション! これかな?はひー、何か窓が開いちゃいました! 早くしなきゃ!早く!早く早く早く早く早くはや……! ドサァッ! あっブレーキは踏むものでしたと気付いたときにはもう遅かった。 「はひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 ハルは一生懸命ハンドルを切るが既に手遅れだった。 叫びを木霊させながら人を一人引いてしまったという現実にあまりのショックに気絶してしまう。 最終的にパトカーはアーロンの体ごと喫茶店の壁に衝突して止まった。 「…………」 無事だったその他四名が唖然とする中、十四郎は我に返ってパトカーに近付き開いた窓から中に手を突っ込んで鍵を開ける。 「オイ、テメェら早く乗れ!アイツが起きてこねェ内にとっとと逃げるぞ!」 十四郎はハルの体を助手席に運んだ後すぐさま運転席に飛び乗る。 せかされた計と太公望は今にも離れていきそうな意識を引き戻しながらそそくさと車の中へと逃げ込んだ。 扉が閉まる音を聞いた直前で十四郎は乱雑なテクニックでUターンしその場から逃亡した。 【D-4 街の中 / 一日目 深夜】 【三浦ハル@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【装備】 真選組パトカー@銀魂(ボッコボコになっています) 【所持品】 支給品一式 菊一文字則宗@るろうに剣心 新八の眼鏡@銀魂 【状態】:健康 気絶 【思考・行動】 1 ―――――(気絶中) 【土方十四郎@銀魂】 【装備】 無し 【所持品】 支給品一式 ビニール袋に入ったMr.5の鼻くそ×6@ONE PIECE、ポテトチップス@DEATH NOTE、ブルマのパンツ@DRAGON BALL 【状態】 健康 【思考・行動】 1 ひとまず避難する。 【玄野計@GANTZ】 【装備】 無し 【所持品】 支給品一式 未確認(0~3) 【状態】:健康 【思考・行動】 1 ひとまず避難する。 2 みんなでこのゲームから脱出する。 ※参戦時期はゆびわ星人編前です。 【太公望@封神演義】 【装備】 無し 【所持品】 支給品一式 未確認(0~3) 【状態】:健康 【思考・行動】 1 ひとまず避難する。 【※】パトカーは既にボロボロの状態なのでどのくらいもつかわかりません。 * * * 「………下等動物どもめが…」 この俺をコケにしやがって……。 殺してやる。今すぐに殺してやる!! 体の上に積まれた瓦礫を一払いするとアーロンはゆっくりと上体を起こした。 ガラガラガラという派手な音がして土煙が沸く。 その煙を掻き分け通りの方へと出るとまだ一人、そこには居た。 「………さっきの話なんだけど」 「何だ、まだ居たのか」 「貴方の言っていたこと……のませてほしいの」 ゆきめは感じていた。 先程の攻撃だけでもどうやら妖力はいつもの数倍も消費されているということに。 これでは身が持たない。 そう考えたゆきめはアーロンの提案に乗ることにした。 「……ッハッハ…シャーッハッハッハッハ!やっぱりお前は違う、さすが俺の見込んだ女だ! そして貴様も『賢い人間』なのだろう!そこから見ていることに、この俺が気付いていないとでもおもったか?」 馴れ馴れしくゆきめの頭に手を乗せるアーロンが高笑いをしながら物陰をじっと見つめた。 最初はそこに潜んでいた者も出てくるのに時間を掛けたがバレているのでは仕方が無いと姿を現した。 アーロンたちの前に立った紫音は、冷や汗を垂らしながらも笑っていた。 【D-4 街の中 / 一日目 深夜】 【アーロン@ONE PIECE】 【装備】 無し 【所持品】 支給品一式 未確認(0~3) 【状態】:健康 全身に軽いかすり傷 【思考・行動】 1 ゲームに乗る賢いやつらとは協力(利用)する。 2 甘ったるいことを考えている下等動物は殺す。 ※参戦時期は九巻辺り。ルフィ戦前。 【ゆきめ@地獄先生ぬ~べ~】 【装備】 無し 【所持品】 支給品一式 未確認(0~3) 【状態】:健康 【思考・行動】 1 アーロンの案に乗る。 2 他の参加者を殺す。 ※参戦時期は110話以降、ゆきめ復活直後。 【和泉紫音@GANTZ】 【装備】 首さすまた@地獄先生ぬ~べ~ 【所持品】 支給品一式 未確認(0~3) 【状態】:健康 【思考・行動】 1 アーロンの案に乗る? 2 ガンツからの指令に従う。 ※参戦時期はゆびわ星人編前です。 009 霊は状況が悪い時に限ってでしゃばる 投下順 011 桜の木の下で 009 霊は状況が悪い時に限ってでしゃばる 時間順 011 桜の木の下で 初登場 三浦ハル 032 探し人 初登場 土方十四郎 032 探し人 初登場 太公望 032 探し人 初登場 アーロン 020 約束 初登場 ゆきめ 020 約束 初登場 和泉紫音 020 約束 000 オープニング 玄野計 032 探し人
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/96.html
Case 07 アイツは救世主 「……さくら?」 前方から近付いてくる女子の集団に、そう呼び止められて俺たちは立ち止まる。 1、2、3、4、5、6、7人――かなりの大人数だな。 「幸枝、それにみんな、あなた達、何やってるの?」 さくらは、当然の疑問をリーダー格であるだろう幸枝とかいう女に質問を投げかけた。 「私達、これから灯台に立て籠もろうと思うのよ。 これだけ人数が居れば、どんなゲームに乗ったやつが来ようとも大丈夫でしょ? さくら、貴方もきなよ」 幸枝とかいう女の提案にさくらが俺へと視線を送る。 「だ、だめよ! 男なんて! 倉元が何しでかすか分からないじゃない!!」 「……わ、私も聡美に賛成よ! 倉元君、何だかガニ股だし……挙動不審で怖いわ!」 突然、ヒステリックに叫びだす聡美とかいう女。 その聡美に呼応するように、もう一人の女が不安そうに喚きだす。 ガニ股なのは、関係なかろうが……。 それにしても何というバラバラな集団だ……こんな不安定なグループにいたのではたまったのものではない。 そう思い、俺は、さくらに向かって、無言のまま首を横に振った。 それで、俺の意を悟ったさくらが、やんわりと拒絶の反応をするが――。 「さくら、おまえ、倉元に脅されてるんじゃないか!?」 「や、止めなさいよ……聡美!」 ヒステリック聡美が余りにもKYに喚くものだから、落ち着かせようとしたのだろう。 リーダー幸枝がヒス聡美に平手打ちを見舞った。 辺りに緊張が走る。 「何すんだよ……幸枝ェ……うわああああああ!!!!」 突然、ヒス聡美がマシンガンを乱射し出した。 次々と倒れていく女子グループを尻目に、俺は、さくらを庇うように木陰へと素早く隠れる。 「ぐっ……!」 肩口に鋭い痛みが走る。 だが、痛みを堪えて、退避する。 「何逃げてんだよ、倉元ォォ!! テメェの所為で、こうなったってのによォォォォ!!!!」 ヒス聡美の注意が俺へと変わった。 これは非常にやばい。 今度こそ死んだかもしれない、そう覚悟した瞬間だった。 「何やってんだ!!」 男の声だった。 そして、俺はその男の声を覚えていた。 そいつは、Case 04で俺を助けてくれた親切な男だった。 男は、ボウガンを構えると、ヒス聡美の首を射抜いた。 倒れるヒステリック。 そして、辺りに静寂が戻るのだった。 気付いた時には、辺りは血の海に包まれていた。 女子2番 内海幸枝 女子3番 江藤恵 女子6番 北野雪子 女子16番 中川有香 女子17番 野田聡美 女子19番 松井知里 女子20番 南佳織 死亡 残り 16人 to be continued
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/215.html
私の救世主さま ◆wYjszMXgAo 「さすが向坂さんです。支給品までこんなものだなんて、つくづく使えない人なんですね」 深い深い闇の中。 静かながらも騒々しい生きとし生けるもの達のささめきの中。 ――――森の中。 誰にともなく少女は淡々と、ただ淡々と呟いた。 「……いえ、使えない人だったんですね」 少女の手にある物は薄っぺらいプラスチックケース。 四角いその中にはなにやら派手な彩色の紙と黒灰色のプラスチック版が収まっているが、どう考えても役に立ちそうにない。 説明書を見てもワケが分からないだけの代物だ。 嘆息をつきながらも、彼女は自身が最初から持っていたのではない方のデイパックにそれを仕舞い込み、チャックを閉じた。 木々の葉の合間から漏れる月明かりに照らされる彼女が纏うは赤い騎士服。 良く似た色に自分の着ていた服が染まってしまった為、自身の支給品の中にあったそれにとりあえず着替えたのである。 どうやら男物のようで、サイズも合わないし胸もきつい。 あくまでも間に合わせと考えるべきだろう。 怪しまれるのは嫌だったので、それまで着ていた服はその辺りの茂みに捨てておくことにした。 「……誠くん。誠くん。誠くん。誠くん。誠くん。大好きです。 誠くんなら、あんな役立たずな人とは違いますよね」 ぶつぶつぶつぶつ、延々と遠々と繰り返される誰彼の名前。 その名前を口ずさむ度に少女の表情は恍惚に満たされる。 まるで、三日後の復活を成し遂げる神の子を待ち望む敬虔な子羊のように。 そして、ある意味それは事実である。 桂言葉にとっては、間違いなく伊藤誠が救い主であるのだから。 男性恐怖症であり、女性にも疎まれていた彼女にとって。 ……家族以外で初めて、大切と思えた人間だったのだから。 ――――だが、楽園の追放は唐突に訪れた。 林檎を食べたわけではない。 されど蛇は確かに存在し、奸智を示して見せたのだ。 西園寺世界。 あの女だけは、許すことは出来ない。 思い出す。思い出す。思い出す。 ……思い出していく。 記憶の霞む頭が、次第に覚醒していくのを実感する。 友達だったと思ったのに。 恋人と親友を一度に迎えられて、本当に嬉しかったのに。 それら全ては、かの女の姦計でしかなかったのだ。 初めの内は気のせいだと思った。 大切ナトモダチダカラ、信ジテイタカッタノニ。 だが。 だがしかし。 現実に、誠は堕とされた。堕とされてしまったのだ。 ――――最早、彼女に振り向くことはない。 もう二度と。 初めは認めたくなかった。いや、今も認めたくない。 それでも、事実は事実なのである。 だから彼女は、その結末を改変させることにした。 絶対に西園寺世界を幸せにしない為に。 そして、永遠に彼女が誠を好きでいる為に。 永遠に、誠に覚えていてもらう為に。 彼女の選んだ選択は、それをいとも容易く可能とした。 なに、とても簡単な行為だ。 彼らの目の前に飛び降りて死んでみせただけでしかない。 ぐちゅぐちゅぶしゃり。ぐちゅぶしゃり。 路上にふるふるとした灰色の脳細胞が撒き散らされていく。 スイカよりなお簡単に叩き割られた頭から、真っ赤なお汁がだくだく流れていく。 ――――そう、自分は死んだのだ。 死んだはずなのだ。 「……なのに、何で私はここにいるんでしょう?」 分からない。 少なくとも、先刻まではそうだった。 飛び降りた後の事は鮮明に覚えている。 特に、地面と接触する直前の誠と世界の表情も。 そのすぐ後に、自分の頭蓋に何か固いものが当たったのも。 だから最初は、今わの際に見る夢かと思ったのだ。 だってそうだろう、あまりにも荒唐無稽すぎる。殺し合いなんて! そう、これは夢。 ……もう、狂う必要はない。 戻りたかった元の自分へ。 これからはもう普段どおりの自分でいいんだ――――。 そんな事を思った矢先に起こったのが、先刻の襲撃だった。 あまりにも生々しい命のやり取り。 ……果たして、それが幻実であるとは思えなかった。 それ故にみっともない姿を曝してしまったが、もう自分にそんな温さは残っていない。 最早これが夢ではないのは重々承知している。 いや、夢かもしれないが、そんな事はどうでもいい。 どうでもよくなってしまった。 そう。肝心な事はたったの一つ。 誠が、この場にいるということなのだ。 「誠くん。誠くん。誠くん。誠くん。誠くん」 桂言葉は思う。 ――――これは、神様の贈り物だと。 誠と永遠を過ごす為に、神様が報われなかった自分に機会を与えてくれたのだと。 「ふふ、くす、うふふ……」 そして、西園寺世界への復讐の機会を与えてくれたのだと。 ……殺し合い。 何といういい響きなんだろう。 どれだけ痛めつけて殺しても、全く文句は言われない単純明快なルールなのだ。 「……誠くん。誠くん。誠くん。……誠くん」 だから、世界を殺して。他の人間も殺して。 ――――誠と二人だけで、ずっと暮らすのだ。 誠と自分だけの、狭い狭い閉じた輪の中で。 もちろん、二人だけとはいっても家族には会いたいと思う。 妹の心とも、まだまだ話し足りないのは確かだ。 「ずっと……」 だけど、あちらの世界に帰れるかどうかなんて分からない。 少なくとも自分は一度死んだはずなのだから。 帰れるに越したことはないのは確かだが、そこまでこだわるものでもない。 何故ならば。 「ずっと、ずっと」 ここには誠がいるのだから。 たとえあの世界に帰れなくても、二人で生き残って、ずっとこの島で暮らせばいい。 幸い、主催の人々は時間制限に関しては何も言及していなかった。 最後の二人になったら、後は誠を殺す必要なんてない。 「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと」 一応、このゲームは殺し合いという形を取っている。 だからもしかしたら誠も殺されてしまうかもしれないが、その点に関してはあまり心配していない。 自分を生き返らせられるなら、誠を生き返らせる方法だってあるに違いないのだから。 そうして生き返らせた後に、ずっと一緒に暮らせばいいのである。 「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、」 何にせよ、まずは誠を探さねば話にならない。 とりあえずは人のいる場所で情報交換だろう。地図で見れば、駅は近い。 有用な情報を持っていたり、それなりに有能である人間と情報網を築いておけばその分誠と遭遇しやすくなるはずだ。 雄二の時のように、誰にも見られることなく足手まといを排除できる環境が整うか、 もしくは襲撃されるなどがない限り、殺人には慎重になるべきかもしれない。 とにかく今は人手や駒が欲しいのだ。 「……ずっと。ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」 ……尤も、誠に手を出そうとする女は別だ。 どんな相手であろうとも最大の苦痛とともに排除する。 いずれ西園寺世界を殺すための試金石にもちょうどいい。 男つきの女はともかく、女だけの集団や個人などは警戒するに越したことはないだろう。 「ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」 誠のことを想う。 彼はとてもいい人だから、確かに他の女性が心奪われるのも分かる。 それを咎めるつもりはない。 そうなるのはむしろ当然なのだから。 誠の事は全肯定してみせよう。それが恋人である桂言葉なのだから。 「…………ずー……っと」 だが。 誠を誘惑しようとする女たちを許す訳にはいかない。 許してたまるものか。 初めは誘惑しようとしなくても結果は同じだ。 ゲーム開始からしばらくは利用するが、後々排除すべきだろう。 必要なのは、自分と誠だけ。二人だけいればそれでいい。 ずっと二人きりで尽くしていれば、誠もきっと自分をまた受け入れてくれる。 救い主は復活し、確かに救済をもたらすのだ。 「……ずーっと、ずーっと一緒ですよ、誠くん」 呟き、少女は月に笑う。 嗤う。哂う。 こんな素晴らしい世界を用意してくれた神様への祈りとともに、ただ笑う。 「ふ、ふふ、くす、くすくす、ふふふふふ、あは、うふふ、あははははっ、あははははははははは! あは、あは、あははははっ、ははははははははっ、ははっ! あははははっ、ははっ、はは! あっはははははははははははははははははははははは、あははははははははははははははははははは! あは、ふ、ふぁはははははははぐっほっ、げほっ、ごほっ、ごはっ……く、う、ぐっ……。 げ、ほうふふっ、ふふっ、あぁはははははははは……!」 その歓喜は咳き込んだくらいでは止まらない。 否、この島にいる限り止まることなどありえない。 ――――桂言葉にとっての理想郷はここにある。 甘い復讐の蜜の詰まった西園寺世界もここにいる。 救い人たる伊藤誠もここにいる。 もはや、一つを除いて彼女の枷は何もない。 何故ならば。 最後に残った永遠という名の鎖は、他のどの枷よりも強く彼女を縛っているのだから。 【G-4北東部 森/一日目 黎明】 【桂言葉@School Days L×H】 【装備】:小鳥丸@あやかしびと -幻妖異聞録-、ニューナンブM60(1/5)、ニューナンブM60の予備弾15発、アーチャーの騎士服@Fate/stay night[Realta Nua] 【所持品】:支給品一式×2、Love Spanner@CLANNAD、他不明支給品×1(言葉の分) 【状態】:小程度の肉体的疲労 【思考・行動】 基本方針:西園寺世界を最大の苦痛とともに殺す。誠と共に島を脱出する、もしくは二人だけでこの島でずっと一緒に暮らす。 0:誠くん、誠くん、誠くん。ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずー……っと、一緒ですよ……。 1:伊藤誠を探す。ずっと一緒に行動。 2:駅へ行き、情報収集して移動。誠を探す為に対主催陣と同盟を組む。最終的には殺す。 3:利用出来る人間は利用して、襲撃者や足手纏いは容赦無く排除。ただしリスクは考慮。 4:ただし、利用できる人間や高リスクな相手でも誠を誘惑するそぶりを見せれば即排除。 5:千羽烏月を警戒。 【備考】 ※参戦時期は『永遠に』エンド、言葉死亡後です。 ※殺人にタブーがありません。 ※主催者は死んだ人間を生き返らせられると信じています。 ※女性だけで行動しているグループとの交流においては、特に攻撃的になります。 【アーチャーの騎士服@Fate/stay night[Realta Nua] 】 未来人のはずなのに何故か時代錯誤な格好のエミヤさんの服。 今更なのでツッコみたくてもツッコみにくい装備ではあるが、それなりの防御力がある可能性は高い。 特に外套は第一級の概念武装であるという設定があり、魔術などの不思議パワーへの防御力も持ち合わせていると思われる。 【Love Spanner@CLANNAD 】 CD本体と、それを収める為の透明なプラスチックケース。 説明書にはただ一文だけが記されている。 曰く、 『家政婦は見た!! 恐怖・スパナで鼻を回される男』 ※F-4西部からG-4北東部のどこかに血まみれの言葉の服が捨てられています。 050 何気ない遊園地に、数々の出会い 投下順に読む 052 鬼神楽 049 胸には強さを、気高き強さを、頬には涙を、一滴の涙を。 時系列順に読む 053 Destiny Panic! 003 そして始まる物語 桂言葉 067 ふたりはヤンデレ
https://w.atwiki.jp/cwcrpg/pages/187.html
2008年02月09日開催 「四度目の救世主」 ■参加キャラクター 名前 職業 心 技 体 武器 備考 カレル 魔術師 シェス 精霊使い リッピ 盗賊 ■NPC 宿の亭主 ブランサ村村長 ブランサ村村長の娘 ■モンスター コボルト ゴブリン ホブゴブリン ゴブリンシャーマン ゴブリンロード 機甲の生体兵器 ■地理 交易都市リューン ブランサ村 ■建物・名称 片角の牡鹿亭 ■アイテム ミスリル塊 傷薬 薬草 解毒剤 幸運の金貨 魔晶石 コカの葉 マナの草 小さな爪 機甲の破片 ■イベント 収集物にてアイテム生成(傷薬9・薬草10・金貨1・解毒剤5) ブランサ村とのコネクション ■報酬 2,906sp(一人当たり968sp) ミスリル塊3 傷薬3 薬草3 解毒剤1 ■クーポン ブランサ村の救世主 +3
https://w.atwiki.jp/yaruovxv/pages/355.html
/ ̄ ̄\ / \ | _ノ ヽ、 | | (ー)(ー) | | (__人__) |. l `⌒ ´ } ヽ ./ / ヽ .ノ,'ヽ、--、 ,.-‐,ィ‐"/ゝ.ヽ.___ノゝ ヽ、 ヽ. // _,、/,';;;;;;;゙;;;;;;;;;;;;;";;;;;| ゙、 _ ゝ、ヽ. ノ i ̄//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l / l ゙i / / `ヽ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|/ l ゙, | | / ,ィ '";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙、 / 、 l ;/ / |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| l ゙, i /,' |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l゙, ト } 〉/,' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ. ゞイ / /ト ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙、ヽ イ | .', ゙、ヾ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヾ l | ', l / |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ | ', // .ィ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \ }/ } /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 〉 基本データ AA出典:2ch 初出:「ブームくんはキングのようです」(ブームくんの人 ◆l3TOGToAFI) 治安維持局の長官であり一見まともに見えるが「他の世界のやらない夫達を救う」という 訳の分からない理由で(この時、破滅の光に少しに操られていたが)世界を滅ぼそうとした。 ブームくんとやる夫に野望を阻止されたが、持っていたカードと妹紅の力で他の世界に自由に行けるようになった。 現在は他のやらない夫を救うために各世界を渡り歩いているらしい。 安価で決まった設定 名前:やらない夫(救世主) その他:変態ではない 使用デッキ 【ウィラコ入りアルカナフォース】 アルカナフォースに地縛神 Wiraqocha Rasca(とサポート)を突っ込んだだけというデッキ 切り札:地縛神 Wiraqocha Rasca、アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER
https://w.atwiki.jp/atenza/pages/271.html
【参考速度】 マジンガーZやグレートマジンガー等のスーパーロボット軍団が第一話で行った速度を参考として紹介。 →「砲撃やミサイルがダイターン3の目前まで迫った後からでも、 自身の巨大な体が黒い点のようにしか見えない高々度から急降下し、 ミサイル等の攻撃からダイターン3を守り攻撃を防ぐことができる。」(描写) ダイターン3の目前という距離が大きさから判断し100m、巨大ロボットが黒い点のように見える位置を 飛行機の高度10000mとすると、通常のミサイル=秒速222m程度より、0.45秒で10000m移動→マッハ64 よってマッハ64程度での移動と反応ができると思われる(描写→推測) マッハ64は計算から求めたため、イメージするための参考程度に。 【作品名】鋼の救世主スーパーロボット大戦α外伝コミック 【ジャンル】漫画 【名前】マジンカイザー(兜甲児) 【属性】魔神皇帝 【大きさ】全長28.0m 【攻撃力】 光子力ビーム:タメなし、一瞬で発動。太さ20mぐらいのビーム。 ビームが地平線の彼方まで届き、ビームが通った後に沿って高さ約1kmの爆炎が上がった。 ターボスマッシャーパンチ:自身の腕半分が切り離され、パンチとなって飛んでいく。 グレートマジンガーに当てることが出来る命中力を持つ。 太陽系全域を襲う巨大衝撃波でも残っていた地下施設の天井を、 空中を飛んでいたグレートマジンガーに当て、 そのままグレートマジンガーごと突き破る。 ぶつかった地面は見渡す限り爆発し崩れていく。 ルストトルネード:竜巻を作り敵に当てる攻撃。 上記参考速度で動くスパロボ以上の高速で動くとされる機体の動きを封じる。 【防御力】マジンカイザーを含むスパロボ数体がかりでゼンガーの星薙の太刀を受け止める。 星薙の太刀に伴う1km以上の爆発は意に介さない。 グレートマジンガーのサンダーブレークを片手で防ぐ。(威力不明、雷ぐらい?) 【素早さ】兜甲児はマジンカイザーより性能の劣るマジンガーZに乗った状態で、上記参考速度の反応と速度。 マジンカイザーに乗っている時は、上記参考速度の動きをしたグレートマジンガーを圧倒する動きが可能。 またグレートマジンガーのサンダーブレーク(雷並み?)を片手で防ぐ反応を持つ。 【特殊能力】飛行可能 【長所】スパロボ最強クラスのスペック 【短所】ゲームの設定ほどの能力は発揮できていそうもない。 【備考】このマジンカイザーは暴走状態なので、通常よりも戦闘力が増していると思われる。 ゲーム中では戦場が宇宙だろうが水中だろうが異次元だろうが関係なく動ける。 2スレ目 553 名前: 格無しさん [sage] 投稿日: 2009/05/21(木) 02 16 10 マジンカイザー(鋼の救世主)考察 ○~スレードゲルミル パンチ勝ち △Zガンダム 倒せない倒されない ×マジンカイザー Z負け Zガンダム=マジンカイザー(鋼の救世主)>スレードゲルミル
https://w.atwiki.jp/trpg_summary/pages/3152.html
KP 超高音 PL&PC 藍月すりっぷ すぎうらきりと ぜろつー 配信 2022/12/19 【クトゥルフ神話TRPG】救世主:前編/KP:超高音 PL:藍月すりっぷ, すぎうらきりと, ぜろつー【#とろ~りメシア】 2022/12/19 【クトゥルフ神話TRPG】救世主:中編/KP:超高音 PL:藍月すりっぷ, すぎうらきりと, ぜろつー【#とろ~りメシア】 2022/12/19 【クトゥルフ神話TRPG】救世主:後編/KP:超高音 PL:藍月すりっぷ, すぎうらきりと, ぜろつー【#とろ~りメシア】 ハッシュタグ #とろ~りメシア イラスト トミサワ:@tomisawa_trpg ツイート 告知 セッション告知 ぜろつー / すぎうらきりと (高生紳士) ありあ / 高生紳士 1 / 2 当日ツイート 前編:超高音 / ぜろつー 中編:ぜろつー 感想 前編:藍月すりっぷ / すぎうらきりと / ぜろつー 中編:すぎうらきりと 後編:藍月すりっぷ 1 / 2 / ぜろつー 立ち絵・イラスト 八馬寺千里 / 彩極シキ
https://w.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/114.html
アズラの星 ワバジャック 堕落のドクロ ナミラの指輪 サングインのバラ 不壊のピック 破呪の盾 ヴォレンドラング カジートの指輪 黒壇の剣 救世主の皮 モラグ・バルのメイス ゴールドブランド クラヴィカスの仮面