約 19,731 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/9222.html
企業提督アクア・キャッシング VR 水文明 (7) クリーチャー:リキッド・ピープル 5000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべての「株式会社」を持つクリーチャーを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ■株式会社 作者:テーメノン フレーバーテキスト 彼らの強い団結力は、どんなに大陸が崩落しても揺るがなかった。 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/427.html
RJ改二非エロ小ネタ ついに龍驤が改二レベルに達した。 「待ちに待った改二や!さ、早く改装してや!」 改二にした。 「……なんやその目は。言いたいことあるんなら言うてみい」 「……そこは未改装なんですね」 提督の言葉に一瞬沈黙が発生する。 「ぷっ、ハハハッ。アハハハハハ」 (あれ?怒らない?いつもみたいに『最低やアホ!おっぱい星人!』とか言わないな。改二になると気にしなくなるのか?) 龍驤はけらけらと笑いながら提督の肩を叩く。 「アハハハハハハハ―殺すぞ」 (よりキレてる!?) 不知火三割増しぐらいのドス 「何や、期待したウチがあほやったんや。改二なったらもっとウチのことちゃんと見てくれるって。なんやねん。ウチがアホみたいやん……」 そう言って俯いたまま肩を震わせる龍驤。 まさかの反応にどうすることもできない提督。 しばしの沈黙。 「顔をあげろ龍驤」 「……」 「こっちを向け」 沈黙を破り、提督が口を開く。 「お前の言う通り。俺はおっぱい星人だ。だがお前はおっぱい星人というものを誤解している」 「は?」 「でかいおっぱいが好きな者。それはただの巨乳好きだ。真のおっぱい星人は大も小も愛でてこそ!」 全く意味の分からない意志の強さを感じる提督の言葉。 その意志の強さを他に活かせばもっと評価も上がるはずだが。 「小には小の、小にしかない良さがある! 小さいことをコンプレックスにして恥じらうもよし。 興味ないと言わんばかりに女を意識させないのもまたよし。 小さなおっぱいには無限の可能性がある」 熱くおっぱいについて語る提督。 その情熱を他に活かせればもっと(ry 「そんな小さいおっぱいが、いや。龍驤。君が好きだ」 「……アホ」 小さくそう吐き捨てる龍驤。 しかしその顔にすでに涙は無かった。 瑞?「龍驤がやられたようだな」 ?鶴「奴は我ら貧乳空母四天王の中で一番の小物(レア度的な意味とおっぱい的な意味で)」 大?「おっぱい星人相手にチョロインとは、四天王の面汚しよ」 ムシャクシャはしてないけどやった。 今は反省している。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/556.html
595 名前:提督×望月[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 21 32 39 ID wlraNU0Q [1/2] 2レス使わせてもらいます セリフは望月のみで提督のセリフはあえて書いていません どういうことを言ったかは想像におまかせしてみます ある日、俺は望月に告白した。 「私が好きだなんて…どんな趣味なんだよぉ…まぁいいけど。悪い気はしないしね」 受け入れてくれたのかどうかはっきりはしないけど、拒絶はされなかったようだ。そして俺達は付き合い始めた。 そして、二人が完全に男と女の関係になるのには、意外にもあまり時間はかからなかった 「んっ…もっと上…あっ…そ、そこそこ」 女性経験がなく上手くできない俺を恐らく…いや、間違いなく男性経験がないながらもリードする望月。 俺は望月が指で開いた、少し窪んだ所にペニスを突き立てた。そして少しずつ挿入していく。 「んっ……痛い………」 やはり処女だったのだろう。こんななりで非処女だったら悲しむ奴も沢山出てくるだろうが、 悲しみを産む原因となる行為を俺がしてしまった。ならば俺が責任を取らなければならない。 とにかく俺のペニスの亀頭は彼女の膣口に何とか全て入っていった。 彼女は痛がり続けていたが、俺は粘膜と粘膜が触れ合う気持ち良さに我慢できず、ペニスを一気に奥に入れてしまった。 ブツッ! 奥に入れようとした瞬間に何かを破いたような感覚。彼女は目を見開き、口を大きく開ける。 「っつぅ!…だぁから痛いってぇ!マジで痛いっての!」 未開の地に初めて大きな異物が入れられたためだろう。そこからは血が流れていた。 いつもダウナー気味な彼女からは想像つかないくらい凄く感情をあらわにして痛がっている。 彼女はその痛みを紛らわすかのように激しく動いた。そんなに激しく動かれたら我慢なんて出来るはずもなく…… びゅるるっ! 「え……」 痛みの中でも己に吐き出される何かを感じた望月。 俺は痛みに苦しむ望月の膣内で大量の精液を射精し、自らは快楽を享受していた。 そんな身勝手な俺は許されなくてもおかしくない…というより許されるべきではないだろう。 「ん……もう終わったんだ……」 望月が涙ながらに話しかける。俺は引き抜こうとするが…… 「待ってよ…終わってすぐに抜かないでよ…もうちょっと抱きしめててよ……」 その言葉に俺は望月と一つに繋がったまま、痛くして苦しめた分、せめて優しく包み込むように抱きしめた。 それから俺達は特に何事もなく普通に付き合っていた。だが三ヶ月ほど経ったある日…… 「あ……う………」 望月が急に口元を押さえた。その様子はとても苦しそうだった。そして慌ててトイレに駆け込む。 しばらくして出て来た望月だったが…… 「あのね、本当はね…嬉し…かったんだ…よ…」 苦しそうに言う望月。 「あの時さ…本当に痛かった…けど……好きな人に…処女をあげれ…て……」 もう自分は死んじゃうんだと言わんばかりな言い方である。俺は望月を急いで病院に連れていった。 「やっぱり妊娠してたみたいだねー」 診察も終わり落ち着いたのかいつものような口調で言う。妊娠していたというのに…… つまりこれって俺が責任を取らなきゃいけないってことじゃないか。 急な事に驚いたものの、元々望月と結婚するつもりで告白し、関係を持ったわけだから こんな時にプロポーズしないのは駄目だ。俺は望月にプロポーズした 「こんなあたしに、時間とお金をかけるなよ…頑張らなきゃいけなくなるじゃん」 少々不満げにも感じなくもない。だけど…… 「……でも……ありがと…」 俺のプロポーズに彼女は嬉しそうに答えた。 「あたし達の子供だもんね。面倒な事だなんて言ってられないよ。あたし達が育てなきゃどうするんだって話だよ」 意外としっかり……というか今まで面倒臭がりだったのはその仕事が自分がやらなければならないわけではないからで、 自分達の赤ちゃんは自分達が育てなければならないのは必然だろう。 「んじゃ、これからもよろしくね」 いつもと変わらない、でも僅かにやる気に満ち溢れた顔だった。 俺はそんな望月と幸せに過ごしていきたいと思った。 ―終わり― これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/746.html
《蒼狼の提督ニドウ・クロウラー》 蒼狼の提督ニドウ・クロウラー VR 水文明 (8) クリーチャー:アースイーター/ナイト/サムライ 6000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのナイトとサムライを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 W・ブレイカー 収録セット DMO-19 「覇鏡編 第3弾 皇帝の鏡片(カイザー・ピース)」 参考 [[]]
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/40.html
艦娘たちの母港の空。 今日も早朝から快晴だった。 港湾のあちこちで金属がぶつかり合う甲高い音が響いている。 工廠では新造艦が建造され、ドックには修理中の艦娘の艤装が痛んだ箇所を切ったり貼ったりくっ付けたり。 それはそれは賑やかに音をたてていた。 沖合では数隻の駆逐艦が波を蹴立てて公試運転しており、防波堤では大勢の艦娘たちが歓声をあげている。 「雪風~」 「頑張れ響ちゃん! 追いつけぇ~」 白波を蹴立てて、細長い艦影が水平線に沿うように伸びていく。 「誰も私には追いつけないよ~」 「うら~」 深海棲艦が出現して約半年が経とうとしていた。 戦時中という非常時に置かれながらも、彼と彼女たちは精一杯の日常を過ごしている。 彼:若くして聯合艦隊の指揮を任された将校は、艦娘から提督(司令官)と呼ばれ親しまれていた。 そして彼も、深海棲艦隊と戦う彼女たち艦娘を時には妹、時には恋人のように愛でながら戦いを重ねていった。 彼の的確な指示と彼女たちの献身的な奮闘により、戦いは連戦連勝。 彼は平和に向かって一歩また一歩と進んでいることを実感しつつ、今日も戦場に彼女たちを送り込む。 ただ、すこしずつ、すこしずつ……心が緩んでいる事には気付かずに―――― 〇七三〇 母港待機中の艦娘たちは司令部横のグラウンドに集められ、作戦や任務が発令された。 まるで女学校の朝礼のように整然と並ぶ艦娘たち。 四角い壇上に彼と秘書の愛宕があがり、その下は並列して第一戦艦隊旗艦長門、第一航空戦隊旗艦赤城以下、各隊旗艦の艦娘が先生よろしく並んでいた。 彼は本日の作戦司令を次々に読み上げていき、愛宕が参加艦娘を発表していく。 「続いて…うん、指令部発令36号命令を伝える。『艦隊を編成し南方海域に哨戒用の水上機基地を建設せよ!』」 参加艦娘が発表される。 「旗艦は、電ちゃ~ん。以下ぁ、千歳~、千代田~、那珂ちゃんでぇす」 「以上4艦は直ちに補給を済ませ、南方海域に向かい出撃すること。出撃予定時刻〇九〇〇、帰還予定時刻一八〇〇、以上。これで本日の発令を終わる。みんな、頑張ってくれ」 その言葉が終わった時、びっくりするくらいの大声を出した娘がいた。 第一戦闘艦部隊旗艦、長門だった。 「提督っ! 南方海域は敵の拠点が近いうえに、偵察もまだ不十分だ。水上機母艦と小型艦だけでは危険すぎる。6隻編成で行くべきだと意見具申する」 彼女が提督に苦言を放つのはそうめずらしいことではない。 しかしいつにない語気の粗さに艦娘たちはざわめきだした。 「そんなこと、言われなくてもわかってるんだよ。でも燃料は節約しなければいけないし資材も不足気味なんだ。それに費用だってばかにならないしさ」 赤城の頭が少し横を向いた。 「上に立つ者として部下の安全よりも金の方が大切だとでも言うつもりかっ!」 「な~に、平気だよ。作戦出撃じゃないんだ。遠征だよ、遠征。失敗しても次があるさ」 「貴様の目は節穴か? 遠征隊が補給しているのは燃料だけじゃないんだぞ。弾薬が減っているのは射的をしているからだとでも思っているのか!」 「なんだい、いやに荒れてるね? そうか、大和を編成したことを怒ってるんだな。彼女を隠してたのは謝るよ、でも僕の立場も理解して……」 「そ、その様なこと……心の一辺にも止めておらぬっ! もうよいっ! 言うだけ無駄なようだ…… だが、ここまでの非礼の数々は詫びなければならない。罰はどのようなものでも受けよう」 長門はそう言い放つと深々と頭を下げたまま動かなくなった。 「もっと気楽にいこうよ長門」 壇上の提督はやれやれという仕草で溜息をつくと、横に居る愛宕に耳打ちしてから壇を降りて司令室のある建物に入っていった。 壇上に残った愛宕は張りつめている微妙な空気を全く無視するようにニコニコ笑いながら、パチンと手を打った。 「は~い! みなさ~ん、本日の発令は以上で~す。各自出撃準備及び持ち場へもどってねぇ」 頭を下げたままの長門はピクとも動いていない。 「長門ちゃ~ん、提督の言葉を伝えるわねぇ。えっとぉ、お咎めなしよ~。しばらく作戦予定も無いしぃ、ゆっくり休むようにって」 愛宕の言葉を聞き終えると、長門はゆっくりと頭をあげ、ギュッと唇を噛んだまま自室の方へと歩いていった。 回りでその様子を見ていた艦娘たちは、いつになく厳しい表情の長門の後ろ姿をみながらヒソヒソと囁き合いながら解散した。 港の工廠では遠征隊を命じられた千歳と千代田が急遽装備改修にとりかかっていた。 既に軽空母となっていた彼女たちから飛行甲板が取り外され、代わりに4本の大型カタパルトが取り付けられていく。 「はあ~、せっかく改二目前だったのに、今更水上機母艦に戻るなんて……何考えて作戦立ててるのよ司令部は!」 「千歳姉がぼやくのってめずらしいわね。いいじゃない、私カタパルト火薬の匂い結構好きよ」 「それにしても、長門さんの剣幕すごかったわね」 「心配性なのよね。私達水母に戻ってもレベル高いんだから、連戦連勝、遠征だって大成功させてみせるわ!」 やがてふたりの艤装は終わり、既に港外で待機している那珂と電に合流した。 「電ちゃん、お待たせ。旗艦指揮よろしくね」 「はい、なのです」 4隻の中では一番小柄で、振る舞いも子供っぽい駆逐艦電であるが、実は艦隊きっての歴戦の持ち主であった。 提督との付き合いも艦娘の中では一番長く、長門や愛宕が配属された今も時折秘書を任されることも多い。 密かに艦娘たちの信頼も厚い。 まあ、彼女の衝突癖はみんなの恐怖の的でもあるのだが―― 電を先頭に千歳、千代田が続き、殿は那珂が務める単縦陣。 整列した艦隊に号令を下す前、電は当たりをキョロキョロと見回した。 そして、視線を港湾の先端に突き出している突堤に目をやった。 そこにはまるで丸い腰かけのような形の係船柱があった。 傍に人影はない。 電は寂しそうな眼になった。 だが、次の瞬間には艦隊に向かって高らかに号令をかける。 「では、行くのです」 「了解っ!」 煙突から黒煙を出しながら、4隻は電を先頭に出航していった。 「最近、提督ってば見送りに来てくれなくなったわね」 「艦隊のアイドルの出撃なんだから紙テープ投げてくれてもいいのに~」 「うわ、昭和のアイドルかよ!」 おしゃべりしている仲間の声を聞きながら、電は静かに進んでいった。 司令室では提督が何枚もの書類に目を通し、いくつもの印を押していた。 長門の事が引っ掛かり、いつもに比べてその表情は少し硬い。 彼の前でコトリと音がした。 愛宕がお茶の入った湯呑を彼の机に置いていた。 若い将校は彼女が真横に近付いた事すら気付かなかったことに少し身勝手な苛立ちを覚えた。 「はい、コーヒーがはいりましたよ~ 熱いから気をつけてねぇ」 「ああ、サンキュー愛宕。あちちっ」 全くの上の空である。 「あらあら…しょうがないですね。このハンカチお気に入りだったんですよ」 愛宕は自分のピンクのハンカチで濡れた机を拭くとそのままゴミ箱に入れた。 「気付いてましたか? 長門さん少し泣いてたんですよぉ」 「はははっ、それは見間違いだよ。長門があれくらいで泣くわけないじゃないか」 愛宕は2杯目のコーヒーを注ぎながら話題を変えた。 「電ちゃんたちのお見送り出来なくて残念でしたね」 「ああ、司令部も書類が多すぎるんだよな。最前線のことを少しは理解して欲しいよね」 「でもぉ、窓から手を振るくらいはできなんじゃないかしらぁ?」 少し意地の悪い言い方だったかなと愛宕が思った通り、若い将校は不機嫌さを隠すことなくコーヒーカップを机に叩き置いた。 「君まで… 煩いなぁ…… わるいけどさ、しばらく一人にしてくれないか? 近いうちにMF作戦が発令される。この作戦が成功すれば僕たちに希望が…」 「はいはーい、提督そこまでで~す。それ以上は口にしちゃいけませ~ん。わたしぃ敵のスパイかもしれませんよぉ」 「下らん事言ってる暇があったら、この海域の詳細な状況を調べて来てくれ?」 提督から渡された大きな海図をクルクルと丸め、愛宕は資料室へと向かって行った。 彼女は部屋を出る直前、扉の隙間から頭を出してこう言った。 「提督、慢心はダメダメですよぉ。慢心はぁ」 ぱたっと締まったドアを見ながら、彼は小さく呟いくのだった。 「慢心してるだって? この僕が? ははは、そんなもの あるはずがない。 僕はいつだって艦隊のことを、艦娘のことを最優先で考えている。だからこれまで大敗することなくこれたんじゃないか! これからだって、僕は彼女たちを失うことなく戦いを終わらせてみせる……さ。 くそっ……長門といい愛宕といい……僕の苦労もしらないで…… 腹が立ったら…眠く…… どれくらい時間が経ったのだろうか。 気がつくと椅子に深くもたれて眠りこんでいた。 窓から夕焼けの赤い光が差し込んでいる。 壁の時計はもうすぐ6時を指そうとしていた。 「う~ん、丸一日寝てたのか」 机の上には愛宕に渡した海図が置かれていて、所々に小さな文字がびっしりと書かれている 軽く目を通しただけだが、よく調べられていることはわかった。 「サンキュー愛宕。それにしても部屋に来たのなら起こしてくれればいいのに」 上司として椅子にもたれながら寝ている姿を見られたと思うと少し照れくさい。 と、今が電たちの寄港予定時間であることを思い出した。 「そうだ、久しぶりに突堤で迎えてやろう。僕が手を振ると、あいつ照れるのが可愛いんだよな」 3階にある司令室を出て階段を下り、長い廊下を足早にあるいて外に出た。 建物の中は静まり返っており、夕日に照らされる港湾にも人影がない。 「なんだ? 誰もいないのか?」 出撃している艦娘も多いし、各地に遠征に出てもいる。 しかし、それでも数十人は基地内にいるはずである。 工作妖精たちも相当数いるにも関わらず、声一つ聞こえない。 見慣れたはずの建物が、異様な雰囲気に感じられた。 ドクンッ 彼の心臓が高鳴った。 嫌な予感しかしない。 さらに、愛宕が作ってくれた海図には、電たちが向かった海域は危険水域の印が着いていたのを思い出した。 電探妖精の報告に、未確定ではあるがFlagship戦艦タ級の目撃情報があった。 もし出会えば遠征隊ではひとたまりもない。 「まさか…まさか……」 彼は突堤の先端に向かって足早に駆けていった。 「違うよな。それに、既に敵は海域を離れているかもしれないし…。それに、電はすばしっこし、あれで賢いんだぞ。千歳だって千代田も…那珂も……」 言えば言う程不安が増大するばかり。 自分の読みが甘かったのは明白だった。 叶うのであれば時間を巻き戻したい。 だが、そんなこと起きるはずがない。 「ぶはっ、こ、この前の作戦の時は、ぜはっ…第六駆逐隊はル級相手にS勝利したんだぞ!電は…MVPを取って…ぜははぁ」 言い訳しながら必死で走る若い将校は、ようやく港の先端にたどり着いた。 「はあっ…はあ……ぜぇ…」 全速力で走ったにしては冷たい汗が流れた。 息を切らしながらたどり着いたコンクリートの突堤は、真正面の海に沈みかかる夕日に赤く染まっていた。 そこにある係船柱に一人の女の子が座って夕日を眺めていた。 その後ろ姿はまぎれも無く―― 「電……」 「あ、提督。ただいま…なのです」 座りながらクルッと振り返った少女は、少し俯き加減で恥ずかしそうな声をだした。 「は…ははは……はああ~」 男は全身から力が抜けたかのようにその場にへたり込む。 「お帰り、やっぱり電は時間に正確だね」 「これ、おみやげなのです。海の底で拾ったのです」 少女は小さな尖った巻貝を彼に渡した。 「海の底? 浮いてたんだろ。でも綺麗な巻貝だな、ありがとう電」 電は照れると言うより、まるで顔を見られたくないかのように下を向いた。 大きな夕日が沈もうとしてた。 彼は電の傍に行き、その小柄な身体をひょいと持ち上げると係船柱に自分が座って膝の上に電を座らせた。 戦争が始まった頃、戦いの合間にここで夕日を見ながら早く平和になればいいねと語り合ったのを思い出していた。 「こうやって夕日を見るの…久しぶりだね。嬉しい?」 少女はコクリと頷いた。 彼は電の小さな頭を撫でてあげながら、しみじみと反省の言葉を出していく。 「今日さ、長門に怒られただろう。さっきまではアイツの事煩いって思ってたんだけど、僕が間違ってた。慢心してた。反省してる。あとで謝りにいくよ。それと、愛宕にも…」 若い将校は、今の幸運をしみじみと感じるのだった。 一歩間違えれば、この大切なものを失うところだったのだ。 「さあ、帰ろう電。千歳とかは先に入港してるんだろ?」 少女は答えなかった。 「電?」 少女は彼の問いかけには応えず、ただ、そっと彼の右手を掴んで、自分の胸の上に当てるようにした。 水兵服の上から、彼の手のひらに少女の膨らみの感触が伝わる。 決して大きくはないが、その柔らかさとその先にある小さな蕾は少女が女であることを証明していた。 「い……いいい、いなづま? あ、あのさ……」 艦隊でも一番の恥ずかしがり屋が、男の手を自分の胸に当ててゆっくりと上下に動かすと、小さな乳房が波打つように揺れた。 男は何も言えず、ただ息を荒くしながらされるがままにしていたが、やがて電はその手を止めた。 そして首を上に向けると、いつものおっかなびっくり眼で彼を見つめた。 頬は赤く染まり、瞳は潤んでいる。 男はその表情はいつもの電と変わりなく思ったのだが、どうしてこのようなことをしたのか聞こうとしたとき―― 「提督……電は……最後に提督に……電を……感じてほしかったのです……」 「え? 何をいってるんだよ?」 少女は彼の膝からひょいと降りて、沈みゆく夕陽を背にして敬礼をした。 「報告! 第一水雷戦隊所属暁型駆逐艦四番艦電、一四五七 南方諸島沖で轟沈……なのです!」 彼は瞬間自分の中で時間が止まったような気がした。 「な、何を言ってるんだよ? ここ…にいるじゃな…い……か」 言葉がだんだん震えていく。 目の前の少女の身体が、薄れていく。 後ろの太陽の輪郭が、何故か少女越しにはっきりと見えていくのだ。 いつも恥ずかしがってばかりで、めったに笑い顔を見せることがな少女が、満面の笑顔を浮かべていた。 だが、その表情も霞のように―― 「提督……電は…提督に大切にされて……幸せだったのです……今度…生まれ時は…もっと平和な世界がいいな……そして…提督と……みんなと…楽し…く……」 そこまで言って、少女の姿は消えた。 突堤には彼がひとりいるだけだった。 「う、うわあああああああああああっ!」 座っていた係船柱から、コンクリートの上に尻から落ちて気がついた。 もう真っ暗で、空には満点の星が出ている。 懐中時計を見ると、もう夜の10時を回っていた。 「ゆ…夢か……」 遠征隊の帰りを待っているうちに、眠ってしまったようだった。 基地は明かりに照らされ、この時間も工廠からの工作音が聞こえてくる。 特に変わった様子のないいつもの光景である。 「は…ははは……」 彼は抜け殻のようになった身体で戻っていった。 だが、遠征隊はまだ戻ってはいなかった。 「提督! 貴様どこをほっつき歩いていたのだ!」 「長門ぉ~、それは後回しにして、早く捜索隊を編成するのよぉ」 長門と愛宕の言葉が彼の頭にガンガンと響いてくる。 彼の頭の中は全く整わない。 愛宕に説明されて彼はようやく状況を理解した。 電たちが帰還予定時刻を過ぎても戻らない為に、川内と天龍を中心に捜索隊を編成しようとしているところだという。 『そんな…… 電、何してるんだよ。早く帰ってきてくれよ』 疲れきった彼は、部下たちがてきぱきと行動する様子を、ただぼおっと見ているだけだった。 電の轟沈が夢だったと安心したのもつかの間、気を休めることができない。 『まさか…正夢ってことはないよな』 そう思った時、彼は自分の右手が何かを握っているのに気がついた。 何か小さくて固い感触。 唾を飲み込みながら手を広げると、それは小さな貝殻だった。 「提督? そんなに震えて…具合が悪いのですか? 提督?」 愛宕の声は全く彼の耳に届かない。 届いたのは天龍の甲高い声だった。 「遠征隊が帰って来たぞっ!」 大勢が港の入口まで駆けよっていった。 歓喜のざわめきが次第に小さくなっていく。 帰還したすべての艦娘の艤装は大破していた。 千歳は全てのカタパルトが?げ落ちていた。 千代田は後甲板まで浸水し、那珂も全ての砲塔が歪みふたりとも意識朦朧となっていた。 そして、電は―――― 彼女の姿はなかった。 帰還したのは3艦だけだった。 千代田と那珂は急遽入渠し、辛うじて意識のある千歳は入渠に首を振った。 場所を司令室に移し、彼と愛宕、長門の3人が千歳からの報告を受けた。 「作戦海域には、Flagship戦艦タ級だけではなく、Elite空母ヌ級2隻を含めた大艦隊が待ち受けていました。 戦闘なんて呼べるものではなく、一方的な蹂躙でした。 巨大な砲弾が雨霰と降り注ぎ、その後には雲霞のごとく敵艦載機が襲いかかって来て……」 彼女の話の途中長門は提督のほうを睨みつけたが、言葉何も言わなかった。 彼にとって今は大声で怒鳴られたほうがどれほど救いになっただろうか。 その顔は既に蒼さという色を通り越していた。 千歳は蘇る悪夢の記憶を解きほぐすように語り続ける。 ―――― ―――― 戦艦の砲弾が降り注ぎ、更に敵艦載機の爆撃と雷撃が艦隊を襲う。 避けるのも限界に近くなっていく。 ―― 千歳お姉! 痛いっ…痛いよ。 ―― 千代田っ、しっかり! ああっ…どうしたらいいの」 逃げまどうしかない艦隊。 一通りの攻撃を終えると、群がっていた敵大編隊は撤退していった。 だが、ホッとする間など無い。 戦艦の砲撃が再開され、巨大な水柱が何本も噴き上がる。 葬送の水墓標。 すぐに艦載機の第二波もやってくるに違いない。 ―― わああああっ! 那珂ちゃん死にたくない。 ―― 千歳姉っ! ―― 泣かないで、みんな…あああああっ ―― 落ち着いて下さい皆さん。ほら、10時の方向にスコールがあるのです。 電の言う通り、それほど離れていない場所に黒雲と分厚い雨のカーテンが見えた。 その中に入ってしまえば、艦載機は追って来れず、戦艦の砲撃もメクラ撃ちになる。 艦隊は必死で方向を転換していくが、そうはさせまいと戦艦の砲弾が降り注いできた。 ―― きゃあああああ! 前にも進めない、後ろには敵。 絶望しかなかった。 ―― みなさん! 勇気を出して前進するのです。 ―― 無理よ。砲弾に当って死んじゃうわ。 ―― 大丈夫なのです。戦艦は、電が止めて見せるのです。 電は手短に勝算を説明した。 幸い機関には損傷がなく、得意の全速力で一撃離脱、魚雷を叩きこむというものだった。 ―― 気でも狂ったの! そんな近くにまで行けるわけないし、魚雷が当ったくらいでは… ―― 電はあの戦艦のことは勉強しているのです。艦首が細くて、そこに魚雷をお見舞いすれば穴があくはずなのです」 千歳も千代田も那珂も、全員が無理だと思った。 でも、それ以外にこの事態を乗り切る術など無かった。 考えている時間も無い。 ―― 電、絶対に沈んじゃだめよ。約束だからね ―― もちろんなのです。 電だって提督の膝の上で、もう一度夕日を眺めたいのです! 千歳が聞いた最後の言葉だった。 その後のことは千歳も知らない。 ただひとつ確実なことは、轟音が響いた後、敵艦隊の追い討ちが止まったことだった。 〇三三八 電は全速力でFlagship戦艦タ級に突っ込んでいった。 読み通り、距離が近すぎて主砲が狙えない。 油断していたのだろう、敵の小型艦も動きを直ぐには変えてはいない。 行けると思った。 「提督、電は本当は魚雷なんて撃ちたくないのです。みんな仲良く…平和に暮らしたいのです……」 彼女のすぐ横で水柱があがった。 「きゃわわわっ」 敵艦載機が数機発進していた。 いかに電が高速とはいえ、艦載機が相手ではいつまでも避けられるものではない。 爆弾が電の後甲板で爆発した。 ―― 機関部炎上、速度落ちます。 電探妖精の報告。 「もうちょっと…なのです……頑張るのです。みんなで絶対に戻るのです。でないと…でないと……提督を悲しませてしまうのです。そんなの…電……嫌なのですっ!」 遂に魚雷の射程に入った。 爆音が響き、電の艦体が激しく揺れる。 ―― 魚雷発射管、被弾! 発射不能! 戦艦の主砲が仰角を上げている。 目標は電でないのは明らかだった。 電は――敵の戦艦を真っ直ぐに見つめた―――― ―――― ―――― その先には―――――― なぜだか、暗い暗い水の中、泡が下からいくつも上っている。 ちいさな貝殻が見えた。 「敵艦隊は転身していきました。でも…… でも…… 私たち探しました…暗くなっても…でも……」 千歳もう何も言えなくなっていた。 ただ、泣きじゃくるばかりだった。 愛宕は千歳を入渠させる為に一緒に部屋を出ていった。 入れ替わる様に、高雄が入って来て長門に数枚の紙を手渡して戻っていった。 長門はその紙に素早く目を通すと、彼に顔をそむけながら手渡した。 「千代田の電探妖精のデータだ。読んで下さい…」 「長門…すまないが、僕を殴ってくれないか?」 それは罪から逃れたいだけの欺瞞、そして夢なら覚めてほしいという懇願。 「貴様を殴って何かが変わるのなら、拳が潰れるまでいくらでも殴ってやる。だが、せんないことだ……」 そう言い残して、彼女も司令室を出ていった。 呆然と立ちすくむ提督は、死人のような瞳で紙に書かれた文字を読んでいく、 〇三四五 Flagship戦艦ル級、艦首炎上確認ス 〇三四八 本艦及び水母千歳、軽巡那珂スコールヘ退避 〇四〇三 敵旗艦戦線離脱 敵機動部隊同 〇五三〇 旗艦電、海上ニ認メズ 追記 敵戦艦の損傷は 魚雷による効果とは認められず。 第六駆逐隊所属 電 除名が妥当と認む。 「ぐううう……うう…」 男の手にする紙がみるみる濡れていき、くしゃくしゃになっていく。 「ごめんよ……ごめんよ……」 言葉など何の意味もない。 たかが遠征―――― 失敗しても又、次があるさ―――― 後悔。 「ごめん…ごめん……ごめんよ……」 彼は握りしめていた貝殻に謝り続けた。 意味がないことと知りながら。 床にへたり込んだ彼は、ゆっくりと手のひらを開いた。 そこに、貝殻は――なかった―――― 「提督っ、提督ってばぁ~」 ゆさゆさと揺さぶっているのは愛宕。 指令室の椅子に座って寝ているところを起こされた。 「徹夜するのもいいですけど、机についたままでは体を壊しますよ~」 夜はすでにあけていた。 朝日が窓からさしている。 「え、遠征隊は! 水上基地建設隊はどうなった!」 「はい~? 提督っ、しっかりしてくださいね。これからその編成を決めるんでしょお。もう時間ないですよ」 日めくりカレンダーは、出撃予定日だった。 「提督、本当にどうしたんですか~ まるでゾンビみたいな顔ですよぉ。あら、右手から血が出てますよ?」 目ざとく見つけた愛宕が彼の手を取った。 「ペン先か何かが刺さったんですね。気を付けてくださいよぉ。あれぇ、ハンカチがないわ? ピンクのお気に入りちゃんどこ~」 窓の外は晴れていた。 彼は椅子にもたれかかり、視線はぼんやり天井をみていた。 なんだか時計の音がやけに耳障りに思えていた。 〇七三〇 艦娘たちは集合して今日の支持を受けていた。 「続いて、指令部発令36号命令を伝える。『艦隊を編成し南方海域に哨戒用の水上機基地を建設せよ!』」 「旗艦はぁ……」 言葉を続けようとした愛宕をさえぎり、提督自らが編成を発表する。 「旗艦、電! 以下、千歳、千代田、那珂、そして一航戦赤城、加賀。 赤城は流星改ガン積み! 加賀は烈風×2・紫電改二の制空隊だ! 彩雲も忘れるな! そうだ、那珂ちゃん、カラオケセットちゃんと積んでるね? 愛をわすれるなよ! さらに命ずる。支援艦隊として第一戦闘艦隊長門以下全艦出撃し遠征隊を側面から援護せよ。 大和! 今回は主砲の全斉射許可する。ガンガン行け! 各艦出撃は〇七三〇 以上」 「むちゃくちゃだああああ!」 「ガチ艦隊じゃねえか! どんな大海戦想定してんだよっ」 「や、夜戦なら私もいきたい……」 「提督!少しは予算のことも考えなよ」 「報告、工作妖精が資材が足りないと言ってます!」 「愛宕! 僕の預金通帳で大至急増資材購入せよっ!」 「らじゃー!」 ドタバタ劇。 ドタバタタ。 やがて遠征隊の準備が整い、電を先頭に艦隊が出撃していく。 「ぱんぱかぱーん!」 愛宕の掛け声が高らかに港に響き渡る。 提督は突堤の先で帽子りながら出航を見送った。 「戦艦大和、推して参ります」 「はわわわわ~」 巨艦の波飛沫をもろに受けた電が、高波に乗りながら浮き輪に必死で捕まっている。 そして、彼に気付くといつもの恥ずかしさ満点の表情で敬礼をした。 「でわ、行ってくるのですっ!」 天気晴朗 なれど波一時高し。 艦娘、今日もことなかれ。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/623.html
743 :名無しの紳士提督:2015/01/15(木) 05 40 33 ID NBJUYv3U アイスがどうこう…とかって見てたら突然この曲が脳内に流れ出したので文才ないけどそのままの勢いで1つ。エロ無いです初投稿ですお目汚し失礼します… 大量の書類にもひとまず片が付き、一つ伸びをして時計を見ると4時半であった。 晩飯の時間までまだ少し間があるが、若干小腹も空いてきたところである。 休憩がてらちょっとお菓子をつまむくらいなら、目くじらを立てる艦娘たちもいないだろう。 俺は立ち上がりもう一度伸びをすると、食堂に向かうことにした。 退屈な書類ばかりだったので秘書艦を下がらせているのに、わざわざ軽食のために呼び立てることもないだろうし、 何よりずっと座りっぱなしでは体がそのまま固まってしまいそうである。 食堂に近づくと、楽しそうな歌声が聞こえてきた。 「おとぎ話の王女かて 昔はそんなに食べられへん♪ あいすっくーりーむー♪ あいすっくーりーむー♪」 ドアを開けると、歌っていた本人もこちらに気づいたようだ。 「お、提督やんかー♪」 満面の笑みでこちらを見るのは、軽空母の龍驤。その手には、スプーン。 「随分ごきげんだな」 「そらもうごきげんやでー!なんてったって、ほらほら、コレやコレ!見てみ!」 そう言って龍驤は食べていた皿をこちらに見せる。その上に乗っていたのは… 「アイスクリーム、だな」 「せや!それもただのアイスとちゃうんやで!間宮さんとこの特製アイスや!」 龍驤はニコーっと笑うと、スプーンでアイスを一口頬張る。 「んん~っ♥ 絶品やわぁー!」 「普通のアイスとは違うのか」 「そらもう全然ちゃうで!え、何?キミ…食べたことないん?」 頷くと、龍驤は驚いたような顔をした。 「え、ウチてっきり提督なんかやったら執務室でおやつ食べ放題なんやと思てたわ…」 「んなわけあるか」 現に今だってこうやって食堂まで食べられるものを探しに来ているのである。 「あーそうか、キミすぐ秘書艦下がらせるもんなー、おやつくらい2人で仲良う食べたらええのに…あの子のこと嫌いなん?」 「いや、そういうわけじゃないが…迷惑するだろ」 「そうかなぁ、あの子やったら喜びそうやと思うけど…何やったらウチがお三時しに行こか?」 「馬鹿言え、仕事しろ仕事」 「休憩ついでやんかー、ちょっとは休ましてーなー」 そう言いながら一口、もう一口。見ていると俺も食べたくなってきた。絶品と言われれば尚の事である。 744 :名無しの紳士提督:2015/01/15(木) 05 41 16 ID NBJUYv3U 「なぁ龍驤」 「ん?」 「一口、くれよ」 「えーっ」 「いいじゃん一口ぐらい」 「あげへんよー」 そう言って龍驤は唇を尖らせる。しかしすぐに少し考えるような顔になったかと思うと 「まぁ、キミ食べたことないねんもんな。ほな一口だけやで?」 そう言いながらスプーンでアイスを掬い、 「ほら、あーん」 そう言ってアイスの乗ったスプーンをこちらに向ける。 「それ自分が食べるってオチじゃないだろうな」 「あんまりしょーもないこと言うてるとあげへんで!」 「悪かった悪かった」 そう言って俺は龍驤の差し出すスプーンをぱくりとくわえる。 「ふむ…確かにこれは美味しいな」 「せやろー!?」 まるで自分の事のように喜ぶ龍驤。 「しかし一口では腹は膨れんな…」 「そらせやろ…や、もうあげへんで!」 「あーいや、別に奪おうってわけじゃ…」 俺は頭を掻く。 「今日の料理担当は?」 「どうやろ、この時間やったら買い出しに行ってるんちゃうか?」 「ふーむ…」 「奥になんかおやつ残ってへんかったかなぁ…」 「龍驤のそれは?」 「ん?アイス?コレはアレや、前に買うて置いといててん。あ、せやし探すのはええけど、誰のって書いてあるんは勝手に食べたらアカンのやで!」 「分かってる分かってる」 そう言って俺は食堂の奥の調理場、食料庫に入って行った。 745 :名無しの紳士提督:2015/01/15(木) 05 41 58 ID NBJUYv3U 提督が食堂奥の扉の向こうに消えてから、龍驤は一つ溜め息をついた。 「仲ええんかと思たらそういうわけでもないのんかな、あの二人…よー分からんな…ウチにもまだ…チャンスとか…」 そう呟きながら、さっき提督がくわえたスプーンを口に含み、ペロリと舐める。 (これで、提督と間接キスやな…なーんちゃって) あまりにバカバカしくなって、龍驤はフッと微笑むと、スプーンを大分溶けているアイスの上に置いた。 (あかんあかん、あの人はあの子のものなんやから。ウチなんかが首突っ込んだら、それこそ…「迷惑するだろ」、やわ) アイスをスプーンで全てさらうと、提督の戻ってこないうちに、とばかりに龍驤は駆け足で食堂を出て行った。その目には、うっすらと涙が滲んでいるようにも見えた。 後にはただ、皿とスプーンだけが残されていた。 ――おわり―― これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/443.html
430 :326:2014/06/12(木) 23 40 43 ID iJfazzD2 潮ちゃんと冒涜的なプレイです 『潮はドМ』 「人間って学校に通うんでしょ!」「行ってみたーい!」「一人前のレディーには教養も必要よね!」 という駆逐艦たちの声を耳に挟み 黒板以外の教室セットを瞬く間に揃えてしまった変態提督 状況を整えた彼は、セーラー服の下にものすごい胸部装甲を秘める潮を背徳的に辱める機会を狙っていた…… 潮は居心地悪げに、机に腰かけている 椅子ではない、机の上だ 心底恥ずかしそうにしている彼女の体のあちこちを、提督は平然と撫で回していた 潮は羞恥に泣きそうだった、というか半泣きだ 彼の愛撫に一々反応する潮の耳元に口を寄せ、提督は囁いた 「今日は調子が悪かったな、潮?」 「は、はい、提督……じゃない、先生」 「お前は熟練した駆逐艦なのに、鎮守府正面海域で戦術的勝利だったとは……ほら、スカートを上げなさい」 提督は潮の脇から手を制服の中に差し入れた ブラの上から乳房を思いっきり揉む セーラー服の上から提督の手の動きがはっきり見える 言われるままにスカートをたくし上げながら潮は悶えた 羞恥心にすっかり彼女の顔は上気している 色白の耳まで真っ赤だ 提督は黒板セットに付属の教鞭で、潮の裂け目をパンツの上からなぞった もう散々体のあちこちをいじり回したので、潮の淡い色の下着には染みができていた 「はうっ、提督、どうしてこんな使い方を……」 「先生だろ」 「はい、先生……」 提督はしばらく、潮の体を弄んだ 歩くだけでもゆさゆさ揺れて男の神経を摩耗させる乳房を、思うさま揉み倒す 潮は黙って乱暴な愛撫を甘受した とはいえ、マゾヒスト体質の潮は段々と息を荒げはじめている さっきから物欲しげに指をしゃぶっているのがその証拠だ 両の乳首をひねり上げると、潮は背をそらせて悶えた 「調子が悪い時もあるだろう。だが失敗は失敗だ。罰をあげないとな」 「せ、せんせえの言ってることは滅茶苦茶です……」 提督は潮の手を取ると、革のベルトを嵌めた 黒い革には金色の鎖がつながっていて、机と結ばれている 潮は不安そうにまごついた 「なっ、何ですか、これは?」 期待と不安で戸惑う潮を机の上に横たえると、提督は欲望に任せ、潮のセーラー服の胸を押し開いた 小さな悲鳴とともにボタンがはじけ飛び、ブラに包まれた乳房がまろび出る 提督は身を捩る潮を見下ろした 手を繋ぎ止められ、胸元をはだけ、生け贄じみて肌を晒した潮の姿は完璧だった 哀願するような目も相まって、まさに男の欲望のためだけの生け贄だ 提督はすっかり血が集まり、感嘆詞のようになった男根を取り出した 赤黒い肉の兇器はぶち込まれる先を求めて震えている 潮はすっかり潤んで緩みきった目でそれを見上げ、陶然とため息をついた 「お前のせいで俺はこんなだ。罰としてしっかり処理するんだ」 提督は仰向けに横たわる潮の頬に男根を押しつけた 潮は蕩けた瞳にかすかな嫌悪の色を浮かべた だが提督が構わず切っ先を押しつけると、言うままに舌を突き出し、赤黒い先端を嘗め始めた 醜悪な陰茎に舌を這わす潮は、しだいに自分でも発情して、胸を自分で揉み始めた ずれた肌着から、硬く尖った肉の芽が覗く 時折自分で乳首にも指を這わす潮は、まるで信じられないほど淫猥な小動物のようだ 背筋を焦がす快感に顔をしかめ、提督は呻いた 「いいぞ、潮……そのまま受け止めろ」 「ふぁ、ふぁい、先生の罰を受けます……」 もう潮の胸を弄んでいる間に臨戦態勢だった提督はたやすく決壊した 尿道にぷくりと白い雫が浮かんだと思うと、潮の舌の上に、幼いが整った顔へと飛び散る チンコを握りしめた提督は、すさまじい快楽に歯を食いしばりながら潮の顔を汚し続けた 顔の上で痙攣する陰茎に、潮はちろちろ舌を這わせる 生臭い精液を浴びせられながら、潮の目は淫蕩に潤んで光っていた 一発目をようやく出し終え、犯罪者のように息を荒げた提督は辛うじて理性の欠片のようなものを感じさせる声で言った 「よし潮……残ったのも吸い取るんだ」 無残に顔を汚された潮は、言われるままに先端を咥える ストローのように男根を吸った 精液の残滓を吸い出す 提督は目を細めて潮の愛撫に身を任せた 後始末を終え、淫靡に息を吐く潮は完全に女の顔をしていた 「せ、せんせえ……」 潮はスカートに手を差し入れると、自分からするすると下着を脱いだ 片足の足首に絡んで、下着がぶら下がる 薄い和毛に縁どられた潮の秘部は、汗ではない液で濡れて光っている 手枷を嵌められた時からこうなっていたのだろう 超弩級マゾヒストの潮は今やスイッチを入れられた状態だった 潮はもじもじ太股をこすり合わせた 潮の女の部分が男をぶち込まれるのを求めていた 「ください……」 濡れた唇が懇願した 提督は血走った目で、潮の唇と、端から零れて光っている唾液、その奥で蠢く舌を凝視していた もう陰茎は爆発寸前だった すっかり欲情し、口からは涎を垂らしている 天を衝く陰茎を揺らし、提督は潮に覆いかぶさった 潮の手頸を押さえつけると、提督は彼女の小柄な中に突き入れた 「ひあっああっ」 潮が鳴き声を上げると同時に、下腹に力を込め、提督は暴発を押さえた 潮がかなり興奮してる時はいつもこうなのだ 中が蠢いて、入れただけで達してしまいそうになる 根っからのマゾである潮はそれだけで少し達したらしかった 机の上で頤をそらし、背をのけぞらせる 潮が痙攣するように背をそらせる度に乳房が揺れ動き、提督を更に興奮させた もう潮の中に入った下半身が更に燃えたつのを感じる 腰を全開で動かしたくなる衝動をおさえ、提督は物欲しげに揺れている乳房をつかんで揉んでやった 「どうしようもない変態だな、潮は! 無理やり突っ込まれると気持ちいいのか!」 「そ、そうですっ、せんせえ! 潮は悪い子です」 不埒な声を上げ、潮は両足を提督の腰に絡みつけた 「どうか罰をください!」 言われるまでもなく、提督も我慢の限界だ しっかり潮の両足を抱え込み、提督は自分に喰いつく潮の中を突きはじめた 兇暴なピストン運動に合わせて、潮の双丘が揺れ動く まるで別の生き物のようだ いかにも美味そうに動くそれに手を伸ばし、提督は乱暴に揉みしだいた 片方には五指を喰い込ませ、もう片方は欲望に任せて口をつけて先端を舐めしゃぶる 満足したらもう片方だ もう完全にモードが切り替わった潮は、あられなく嬌声をあげて悶えた 自分の乳を吸っている提督の頭を、赤子に授乳するように抱きしめる 提督は腰の動きを少し遅くした 潮の豊かな胸に顔を埋めて、出る筈もない母乳でも吸うように乳首を吸う 口を離すと、すっかり硬くなった潮の乳首は天を衝いて揺れていた 「なんだ、これは?」 提督は教鞭で桜色の乳首を撫でた 冷たく硬い鞭が先端をなぞるたび、潮はいやいやと首を横に振る 「ひっ……あんまり気もちくって……」 「正直だな、潮……今度は机に手をついて尻をあげろ」 「はい……」 提督とつながったまま潮は蕩けた目で体を起こした 言われるまま、机に手をついて尻を突き上げる 鎖を長めにしといてよかった スカートをめくり上げ、提督は自分とつながった潮の女の部分を見下ろした 赤黒いチンコが、肌の白い潮の中に出し入れする様はグロテスクでもあり淫猥でもある 潮の中を何度も突くうちに、段々子宮が降りてくるのがわかる 男の迸りを求め、潮の女陰がやわやわと陰茎を抱きしめてくる 餓鬼みたいななりをしてとんでもない淫乱だ 「ご褒美をやろう」 「ああっ」 歯を食いしばり、提督はフルスロットルで下腹を叩きつけた 潮の白い尻を下腹部が打つたび、肉と肉のぶつかる音と汁が飛び散った 汗や潮の垂れ流した涎が一緒になったものだ 腰を振りながら、提督は潮の背中に覆いかぶさり、潮の乳房に指を喰い込ませた 硬く昂った乳首を摘み、滅茶苦茶に捻り潰す 悲鳴のような嬌声をあげたのは潮だけだった それに反応して膣が男を咥えこむ、潮の中でヒューズが飛ぶ音が聞こえるようだ 呻きを押さえつつ、提督は潮の尻をつかんだ おおよそまともな人間とは思えない荒い声で、提督は潮の耳元に囁く 「こいつが好きだろ」 汗の浮いた尻をつかむと、提督は潮の尻の穴に親指を突っ込み、ねじ込んだ 電気に打たれたように、潮が海老のように背をのけぞらせる とたんに男根を咥え込む前の穴も反応する 提督は潮の肛門に突き入れた指をぐりぐりと動かした 新しい刺激に、潮は首を振って悶える 長い黒髪がその動きを追って揺れた 女の部分で提督をきつく締めつけ その上の不浄の穴でも男の指を咥え、潮は激しく達した 小柄な体全体を痙攣させる 「アナルも好きとか、とんでもない変態だな、潮!」 そんな揶揄も耳に入らず、潮は首を振って悶えている 肉のうねりに陰茎を愛撫され、提督は潮の体の中にぶちまけた 腹の底から湧き上がってくる快楽が、噴火口のように溢れ出す 提督が潮の中に吐き出すたび、搾り取らんばかりに潮の中は蠕動した それに応え、提督は最後の一滴まで潮の中に吐き出した 「せ、せんせえので……おなかのなか……あったかいです……」 脱力し、潮は汗の浮いた顔で机に倒れ伏す 上気した顔で呟く潮の顔には汗で髪が貼りついている 髪をずらすと、提督は唇を奪った 荒い息をついている潮は、従順に舌を絡めた 提督の送り込む唾液を嚥下していった ところどころ破かれた服で、潮は顔を押さえた 顔はまだ真っ赤なままだ 「死ぬほど恥ずかしいです……」 提督はそんな潮を膝の上に乗せ、ニヤニヤ笑っていた 「そういうこと言いながら滅茶苦茶よがるんだよな」 「もう、提督、言わないでください……」 もうルール時間は終わっていた この世でも有数の淫猥な生き物を膝に乗せ、提督は次は潮と何をして遊ぶか考えていた + 後書き 435 :326:2014/06/12(木) 23 46 59 ID iJfazzD2 以上です、潮ちゃんと背徳プレイしているだけでした 黒板がまだ集めてないです 長門の棚がまた遠のいた…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1277.html
176 :4:2012/08/01(水) 01 53 32 提督たちの憂鬱 第8話登場人物一覧 1/5 1936年 『政治家達の失態による民主政治の権威失墜と 軍部の膨張という悪夢を何とか防ぎ、経済成長に乗った日本。 このままいけばいずれは欧米列強に真の意味で並び立てると、 日本政府首脳が思い始めた頃、世界は激動の最中にあった。 経済的苦境に喘いでいたドイツやイタリアではファシズムが台頭。 そしてスペインでは共産主義勢力が台頭しつつあった。』本編8話より抜粋 スペイン内戦:内戦は近い。 小規模の義勇軍でも、派遣が難しく積極的介入は不可能と判断。 第三次海軍補充計画:金剛型、5500t軽巡の代艦の建造。 嶋田繁太郎:辻~んに追い討ちをかける。 第三次海軍補充計画、新型戦闘機開発の予算交渉中。 真崎甚三郎:欧州派兵に備え、辻~んと予算交渉中。 『「九二式の輸出はうまく言っているんだろう? 何で陸軍がこんなにケチケチしないといけないんだ?」』本編8話より抜粋 永田鉄山:真崎に援護射撃を行う。 『「我々は兵士達の命を預かっているんだ。彼らを欧州の、 異国の地で死なせるのなら、出来る限りのことはしておきたい」』本編8話より抜粋 辻正信:笑顔でドス黒いオーラを出す。 ボヤきながらも最終的には軍事予算の大幅な増額に同意することになる。 『辻は軍事予算の膨張による財政破綻を回避するため、 健全な経済成長を実現するために、必死に軍事予算を抑制していた。 軍部も辻の真意を知るが故にこれに協力してきたが、 第二次世界大戦への準備を行うには不足していることは否めなかった。』 『(準備不足のツケを兵士の命で払うわけにもいかない。 それにドイツの技術力は侮れない……準備は万全を期す必要があるか)』 『企業の買収によって、ドイツの技術の底力を知った辻はドイツの力を軽視できなかった。 さすがの彼も、自身が予算をケチった結果、多くの人間が欧州やアフリカの大地で 無為に死ぬことは避けたかったのかもしれない。』本編8話より抜粋 177 :4:2012/08/01(水) 01 54 19 2/5 独逸 『反ユダヤ感情にあわせて反日感情が高まりを見せていた。 第一次世界大戦で他の列強と共にドイツから多くの富を強奪し、 世界恐慌やインフレでは暴利を貪り、さらにドイツ企業を多数買収。 おまけに一部の驕り高ぶった日本人が白人女を買いあさるとなれば、 反感を抱かれても仕方が無いだろう。』本編8話より抜粋 ヒトラー:中国事情と日本資本の動きにイラつき機嫌が悪い。 総合戦略研究所の調査を指示。 『「忌々しい黄色人種どもめ」 「我が国からあれだけ毟り取っておいて、まだ足りないというのか。 中国人といい、全く黄色い猿はユダヤ人よりも性質が悪い」』本編8話より抜粋 ゲッベルス:国民党の近況を報告。 ゼークト中将:独逸軍事顧問団揮。 独逸軍事顧問団:ゼークト中将指揮。国民党に派遣。 様々な支援で辛うじて戦線は維持されている。 178 :4:2012/08/01(水) 01 54 51 3/5 1936年7月 スペイン内戦:内戦勃発。 日本は、予め準備していた物資を スペイン政府に開戦初期に売りつけ儲けた。 軍事面では打てる手は多くは無く、殆ど傍観するしかなかった。 『英仏の不干渉につけこんで、取引はすべて金貨で決済していた。 ちなみに売りつけたのは恐慌の時に米国から安価で買い叩いた自動車や 大陸で売れ残った武器であり、 ベニスの商人もびっくりな悪辣な商売振りと言える。』本編8話より抜粋 夢幻会:設立してから70年近い。総研の後ろ盾。 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。 辻~んや伏見宮の奇行(?)慣れてきていた為、司会進行を勤める。 『「まぁ議題を進めましょう」 「……突っ込まないんですね?」 「もう構わないでしょう。彼は自分なりに国のために仕事をしているんです。 それなら任せておきましょう。たとえ性格と嗜好に問題があって、奇行に走る人物でも、 優秀な働き者には十分に働いてもらったほうが良いですから」』本編8話より抜粋 土肥原賢二:帝國中央情報局局長。会合出席。転生者。 伏見宮博恭王:会合出席。 辻正信:会合出席。 ルーズベルト:名前だけ登場。 ニューディール政策が機能しているとは言いがたいが、 ルーズベルトの支持率は低くはない。 副大統領候補:ガーナーからヒューイ・ロングに代わる可能性が高い。 ガーナー:名前だけ登場。 ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。 暗殺を免れた上に、ルーズベルトと袂を分かつことは無かった。 『これ以降、日本はより積極的にワシントンで ロビー活動を繰り広げることになる。』本編8話より抜粋 179 :4:2012/08/01(水) 01 55 23 4/5 戦闘機不要論 『何とか軍備を対米6割で我慢させていた。 勿論、この軍縮ムードは航空機の分野にも及んでいる。 だが大艦巨砲主義者と航空主兵主義者は 共に大人しく軍縮を受容れていたわけではない。 前者は条約体制の打破を狙い、 後者は艦艇の出番を奪い去るような新型機の開発を推し進めた。 特に航空機の分野では未来情報によって、 開発が効率化したことで大きな進歩を遂げた。 しかしその結果、夢幻会が危惧していたような 戦闘機不要論が海軍内部で吹き出すことになった。』本編8話より抜粋 『彼ら戦闘機不要論者は、 九五式陸上攻撃機(史実の九六式陸上攻撃機に相当)の高性能振りに過信し、 爆撃機に中々追いつけない戦闘機など不要と声高々に主張した。 九六式戦闘機の登場で戦闘機不要論はある程度抑えることには成功したものの 未だに不要論は根強かった。特に航空主兵主義者たちは、 大艦巨砲主義者と目される伏見宮や 建軍以来のライバルである陸軍が戦闘機隊の派閥に 肩入れしていることに怒りさらに身内である 戦闘機パイロット達を裏切り者扱いして攻撃する始末であった。』本編8話より抜粋 嶋田繁太郎:防空訓練を実施。防空訓練に参加。 『この事態を打開するべく、 嶋田は大幅なショック療法を行わざるを得なくなった。 具体的には鼻高々になっている爆撃機パイロットたちの 自信を木っ端微塵にするために実戦訓練を、 それも開発したばかりの電探まで使った 防空訓練を行うことにしたのだ。』本編8話より抜粋 山本五十六:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。 源田実:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。 大西瀧治郎:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。 『一方的な敗北を喫したことで、源田や大西といった戦闘機不要論者達は その影響力を大きく減衰させた。 主導権を得た夢幻会は、演習結果を元に戦闘機による制空権確保を目指し、 戦闘機の開発を大々的に推し進めていくことになる。』本編8話より抜粋 第三次海軍補充計画、陸軍の三ヵ年計画:承認。 日本は第二次世界大戦に備えた軍備増強路線にシフトした。 『各地の軍需工廠では久しぶりに活気に包まれ、 軍の基地では訓練が厳しくなっていく。 特に海軍は電探やボフォース機関砲の装備などで 相次いで艦艇がドック入りするのと平行して、 呉と長崎では金剛型の代艦である伊吹型の建造が開始される。 これまでの軍縮モードを一気に吹き飛ばすような景況であった。』本編8話より抜粋 米英は、日本陸海軍の急速な軍備拡張路線に不信を抱く。 180 :4:2012/08/01(水) 01 56 06 5/5 ホワイトハウス ホワイトハウスでは日本の軍備増強路線について協議がなされていた。 ルーズベルト:二選を果す。日本について協議。 さらなる調査を命じる。その直後がルーズベルト倒れる。 『夢幻会すら予想できなかった、 歴史の変化が起こった瞬間であった。』本編8話より抜粋 コーデル・ハル:国務長官。日本について協議。 張作霖:名前だけ登場。最近は態度が大きくなっている。 張作良:名前だけ登場。張作霖の息子。後釜の候補。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/1708.html
雷炎提督マグナガイウスγ R 火 コスト7 5000 アーマード・ワイバーン[サバイバー?] ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのサバイバーを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作者:牛乳 フレーバーテキスト 数多の生還者を指揮する猛者。 収録 DMMD-01 「生存者-究極のQ-」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/crossroadcon/pages/210.html
GM名 リー提督 システム名 艦これRPG TRPG初心者対応 歓迎 システム初心者対応 歓迎 PC作成 不可 対応人数 4人 対応サプリメント 造の書 壱 必要な物 6面ダイス2個、筆記用具、元ネタに囚われない心 シナリオ概要 ■今回予告的なアレ鎮守府での戦いの日々に疲れた提督と艦娘達は、日ごろの港から遠く離れ、静かな山奥にある湖へとキャンプを楽しみにやってきました。ですが、彼女達はそこでとある事件に巻き込まれるのでした。ソレは・・・・・マルチジャンルホラーRPG 艦これ「月蝕」それは月の気まぐれが見せた悪夢■シナリオ注意このシナリオには、各艦娘にハンドアウトと秘密が設定されております。また、オリジナルなギミックを追加しております。