約 25,938 件
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2084.html
さよなら夢色マジシャン 舞は魔法でマジカルエミに変身して一流マジシャンになるよりも、自分の力で練習して一流を目指すことの楽しさに気づき、魔法を返す決心をした。 自宅であるクッキー店コンガールに、舞が元気よく帰って来る。 舞「ただいまぁ!」 マジック劇団「マジカラット」の主催者・中森洋輔の家。 庭先では、枯れかけた花の根元から、若い芽が顔を出している。 中森家の夕食。 マジカラット一同や将も、共に食卓を囲む。 前話でマジカラットは解散が決定し、団員の明・進・ユキ子の3人はアメリカ行きを控えている。 ボクシングで右手を傷めた将は、左手で箸を使っている。 ユキ子「将くん、食べにくそうね。フォーク持ってきてあげようか?」 将「いや、大丈夫だよ」 進「手の具合、どう?」 将「まぁまぁです」 ユキ子「進、おかわりは?」 進「あぁ、俺まだいいよ」 明「あ、俺おかわり!」 ユキ子「えぇ~、またぁ? あ、そうだ進、パスポートは?」 進「あ? あぁ、あるけど」 ユキ子「じゃあ頂戴。ビザの手続きするから」 進「あぁ……」 明「何だよ、まだ迷ってるのかよ? いい加減に決めろよ!」 ユキ子「進…… 時間がないんだから」 洋輔が食事の傍ら、片手でトランプマジックを始めている。 妻の晴子が窘める。 晴子「お爺さん、食事中ですよ」 洋輔「え? あぁ、済まんじゃった、こりゃどうも、どうも。いや実はな、子供たち相手のマジックスクールでも、やろうかと思ってな」 一同「えぇ!?」 洋輔「舞が『できたよ~』って飛び込んでくるときの顔を見てると、こっちまで嬉しくなってねぇ…… ああいう顔に囲まれてマジックができたらいいなぁ、と思ったんじゃよ」 晴子「素敵ですねぇ!」 ユキ子「マジックスクールかぁ……」 明「これだけのスペースがあるんだもん、何にもしなかったらもったいないよ」 進 (マジックスクールか……) 将 (舞が聞いたら、喜ぶだろうなぁ……) 香月家。舞の部屋で、舞とトポが談笑している。 舞「……トポ」 トポ「な、何だよ」 舞「『マジカルエミ」って、何?」 トポ「? あぁ…… 俺は鏡の妖精だからな、舞の夢を映し出すんだ。だからマジカルエミってのは、舞の夢だな」 舞「そうなんだよね。エミはさ、私の夢なんだけどね…… なんか違うんだ。トポ、魔法をありがとう…… 28日の公演で、最後にしたいんだ。いいでしょ?」 トポ「……あぁ、いいよ。がんばれよ、舞!」 舞「トポ、トポ! トポって最高!」 中森家の庭先。 将「ふぅ~、寒っ」 若い芽を出したあの花に、将が手製の風除けを作っている。 あくる日のテレビ局。 会議室に舞、洋輔、春子、小金井プロデューサー、その部下の国分寺。 小金井「暖かくなったり寒くなったり、変な天気ですなぁ」 春子「そうですねぇ。気をつけないと、こんなとき風邪なんかひいちゃうんですよね」 国分寺「あれ? ユキ子ちゃんたち、遅いですね」 舞「今日はビザの手続きとか言ってたよ」 国分寺「あ、そう……」 小金井「しかし、3人ともアメリカへ行ってしまうと、寂しくなりますなぁ」 晴子「いえ、せいせいしますよ。ね、お爺さん?」 舞「ねぇ~、早く打合せしちゃおうよ」 洋輔「あぁ、エミが来たらな」 舞「いっけねぇ~!」 晴子「どうしたんだい? まさか、連絡してないんじゃないだろうね?」 舞「う、うん…… ちょっと見てくるね」 コンガールでは、舞の両親である順一・陽子と共に、ユキ子たちがお茶を楽しんでいる。 順一「みんなアメリカ行っちゃうと、寂しくなるねぇ」 陽子「いいわねぇ、私も行きたいわぁ」 進「僕は行きませんよ!」 一同「えぇっ!?」 陽子「せっかくのチャンスじゃない!」 順一「どうして行かないんだい?」 進「俺、先生と一緒にマジックスクールやろうと思うんだ」 明「どうしてだよぉ?」 ユキ子「一緒に行こうよ」 進「決めたんだ!」 ユキ子「……そう」 進「明やユキ子と別れるのは寂しいけどさ、俺、マジックスクールやりたいんだ!」 順一「偉いっ! そういうやり方もあるよなぁ…… うむ」 進「ははっ、僕に合ってると思うんですよ」 ユキ子「……そうだね、進らしいかもしれないね」 明「がんばれっ!」 進「28日のマジカラット最後の公演、がんばれ──っ!」 一同「お──ぅ!」 テレビ局。 編集局室からエミが飛び出し、小金井と国分寺が慌てて追う。 エミ「お疲れ様──!」 国分寺「ちょ、ちょっと!」 小金井「エミちゃん!」 エミ「28日、行きますから!」 国分寺「エミちゃぁん!」 小金井「はぁ、はぁ…… 国分寺、頼んだ! 心臓が…… こりゃ、運動不足だな……」 受付。国分寺がエミを見失っている。 国分寺「マジカルエミ、こっちへ来なかった?」 受付「さぁ……」 変身を解いた舞が、何食わぬ顔で通りかかる。 国分寺「あぁ、舞ちゃん。エミちゃん、知らないかな」 舞「知らないよ?」 国分寺「あ、そ…… ありがと!」 朝。家を飛び出した舞が、庭の花にかけられた風除けに気づく。 将「舞、行くぞ!」 舞「あれ、将が作ってくれたの?」 将「あ? あぁ」 舞「結構いいとこあるじゃん?」 将「はは、まぁな」 舞「将…… 右手、まだ痛いの?」 将「いや、もうほとんど痛まないよ」 舞「もうこれに懲りて、ボクシングなんてやめるんだぞ!」 将「……や・め・な・い・よ」 舞「え? どうして?」 将「ははっ、さぁな……」 学校の教室。 授業中の舞が、机の上でこっそり、ボールマジックの練習をしている。 先生「さてっと…… 香月さん、この問題解いて下さい。香月さん!」 級友「舞、舞!」 舞「あぁ…… もう少しだったのにぃ!」 先生「香月さん! 廊下に立ってなさい!」 舞「へ? あっちゃぁ~」 進の部屋。 進「よぉし、出来た!」 手作りのマジックスクールの看板を、満足そうに見つめる。 ユキ子は自室の洋服ダンスの前で、アメリカへ持参する服を迷っている。 ユキ子「うーん…… 困ったな、どっちにしようかなぁ…… よし、両方とも持ってこ!」 すでにスーツケースには、あふれんばかりの洋服が詰め込まれている。 ユキ子「結局、全部持ってくことになっちゃうなぁ。はぁ……」 夕暮れの公園。幼い子供たちが楽しそうに遊んでいる。 舞は級友の武蔵と共にブランコに乗りつつ、相変らずボールマジックの練習をしている。 武蔵「舞ちゃん、本当にマジック好きなんですね」 舞「うん!」 武蔵「いよいよ、明日ですね…… マジカラット解散したら、もう舞ちゃんのステージ、見られないんですね」 舞「ふふ、そんなことないよ。いつか、私がメインのステージに立つんだもん!」 舞の手の中のボールが1つ、2つ、3つと増える。 声「すご~い!」 子犬を抱いた幼い少女が、舞のマジックに見惚れている。 舞「え?」 少女「お姉ちゃん、魔法使い?」 舞「そ…… そうよ!」 今度は、手の中の3つのボールを消して見せる。 少女「わぁ~! ねぇねぇ、私も魔法使いになれるかなぁ?」 舞「一生懸命お願いすれば、きっとなれるよ」 少女「本当!?」 はしゃぐ少女の腕から、子犬が飛び出す。 少女「わぁ、こら待てぇ! チビ、駄目! そっち行っちゃ! チビィ!」 夜の香月家。舞と弟の岬、順一たち。 舞「お父さん。お爺ちゃん、マジックスクール作るんだって」 順一「あぁ、聞いたよ」 舞「私も行きたいんだけどな……」 順一「いいよ」 舞「ちゃんと勉強もするから…… ねぇ、いいでしょ…… え!? 本当!? やったぁ! みっちゃん、やったよ! やったよ!」 岬「どうしたんでしゅか、舞しゃん」 舞「みっちゃんもさ、一緒にお爺ちゃんの学校、行こうね!」 岬「わ~い、舞しゃんと一緒に行くでしゅ」 舞の部屋。舞とトポが夜空を見上げる。 トポ「いよいよ明日だな」 舞「うん、明日だね」 トポ (頑張れよ、舞……) ユキ子は自室で、大量の洋服を詰めたスーツケースの上に乗り、強引に蓋を閉めようとする。 ユキ子「もう…… さぁ、どうだ! きゃぁっ!」 洋服があふれ、はずみでユキ子がひっくり返る。 明は部屋で、踏み台に乗り、棚の中を探る。 明「確か、ここ…… わ、こら! ちょっと、動くな! わ、そんなそんな!」 バランス崩して踏み台からひっくり返り、棚からあふれた荷物の下敷きとなってしまう。 進は洋輔と春子のもとへ、相談に上がっている。 洋輔「あぁ、そうか…… でも私たちのことなら、心配する必要はない」 晴子「そうよ」 進「違うんです。僕も先生と一緒に、子供たちとマジックを教えたいんです」 洋輔「うむ…… じゃ、一緒にやるか」 進「ありがとうございます!」 順一と陽子の部屋。 順一「え? 何が?」 陽子「マジックスクールのことよ」 順一「あぁ…… しかしマジックなんて、どこが面白いのかねぇ」 陽子「あらぁ。あなただって、クッキー作るときは夢中じゃない?」 順一「陽子…… お前にマジックやめさせて、良かったのかなぁ……」 陽子「ふふ、やめさせられたんじゃないのよ。私がやめてあげたの。コーヒーでいい?」 順一「あ、あぁ」 陽子が台所へ。 順一「『私がやめてあげたの』、か……」 舞は自室で、まだ寝ずに、物思いにふけっている。 トポ「舞、どうした?」 舞「うん。『明日で最後だな』、と思ってね」 トポ「……魔法さぁ、別に返さなくったっていいんだぜ?」 舞「うん、ありがと。でも返すよ」 トポ「後悔しない?」 舞「わかんない…… だけどね、同じ後悔するなら、自分で決めた通りやった方がいいと思うんだ」 トポ「うん…… そうだな。もう寝た方がいいぞ」 舞「うん」 そして開演当日。 会場のスペースビッグバンは、今日も超満員。香月一家も客席にいる。 岬「お父しゃん、トポは?」 順一「舞が連れてったぞ」 岬「そうでしゅか」 舞が控え室へ駆け込む。 トポ「どうした、舞?」 舞「ううん、何でもない── プリスト! パラリンリリカルパラポラマジカル~!」 舞の変身したマジカルエミが、廊下に飛び出す。 丁度、将が歩いている。 将「やぁ。今日は客席から見せてもらうよ。がんばってね」 エミ (将くんも…… ボクシング、頑張ってね) 将「え…… 何か言った!?」 エミ「フフッ!」 舞台裏に、小金井がいる。 エミ「おはようございます!」 小金井「お、おはようエミちゃん! あのねぇ……」 エミ (どうもありがとう、小金井さん。さようなら……) エミが駆け去る。 小金井「さ、さよならって…… エミちゃん!?」 国分寺「さぁ、開演ですよ。客席でゆっくり見ましょうねぇ」 エミの曲『南国人魚姫』に乗せ、マジックショーが始まる。 エミの氷像の並べられたステージ。花吹雪が舞い、忽然とマジカルエミが現れる。 ステッキを振るうたび、ステージ上の氷像が春子に、洋輔に、進に、明に変わる。 さらにエミが花吹雪に包まれ、ユキ子に変わる。 トポ「さて、そろそろだな……」 洋輔たち一同がシルクハットを頭上に放り投げると、ハットが無数の花吹雪に変る。 ステージに舞い降りる花吹雪の中から、エミが姿を現す。 控室で、トポの体から、妖精としての本体の光球が抜け出す。 エミが氷像に姿を変える。 ステージで見ていた小金井が何かを直感し、駆け出す。 最後にエミの氷像が舞となり、舞と洋輔たちがフィナーレを決め、拍手喝采を浴びる。 雪の降る中、ベンチに小金井、武蔵、国分寺が座っている。 国分寺「小金井さん、早く帰りましょうよぉ」 小金井「エミちゃんがいなくなってしまった……」 国分寺「いつもことじゃないですか」 小金井「今度は違う……」 国分寺「はぁ? まっさかぁ~! ……まさか!?」 小金井「消えてしまった…… マジカルエミ……」 とうに終演後の会場。ステージに舞が立つ。 無人の客席に、トポのぬいぐるみが置かれている。 舞「トポ、私のマジックを見て!」 舞がボールマジックを始める。その様子を、陰で将が覗いている。 音楽に合わせ、1つのボールが2つに増える。将がじっと見守る。 ボールが3つに増える前に、ボールは手の中から、床に転がってしまう。 目の前のトポは、妖精の抜け去った抜け殻であり、何の反応も示さない。 舞の目に次第に、涙が浮かぶ。 舞 (ずるいよ、トポ…… さよならも言わせないなんて) 将がそっと歩み寄り、ボールを拾い上げ、優しく差し出す。 舞が泣き笑いのように、舌を出す。 舞「へへっ」 将「馬鹿だなぁ、失敗したくらいで。ほら、行くぞ!」 舞「ふふ……!」 舞がぬいぐるみを抱き、将と共に会場を去る。 舞「さよなら、トポ…… さよなら…… マジカルエミ!」 笑顔の舞と将が、雪の中を元気よく駆け出す。 (終)
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/1497.html
知らない、世界 暗い部屋の中、誰かがそれを覗いてた。四角い箱に押し込められた小さな映像盤。そこからはキラキラとした光が漏れてて、その誰かはそれに見惚れてた。 可愛いお洋服を着て、怖い魔獣と戦う女の子達。あんなふうになりたいなぁ、私にも出来るかなぁ。箱の中をじっと見つめてその子は胸に憧れを抱いた。 その子は私、トゥル・ミスルトゥ。ありきたりで、そこら辺の石ころみたいな、ちっぽけな女の子。魔法はたくさん使えないし、使えばすぐに疲れちゃう。周りの子たちと比べると少し後ろを歩いてたかも。 だから私は憧れた。夢に見た。いつも暗い部屋の中、箱の中の映像板を、二人で、一緒に、覗き込んで。 ――――まって。 少し開かれた窓、カーテンが風に揺れる。私は窓から射し込む光に「朝だよ」って照らされて目を覚ました。 何回目の夢だろう。私が上手に魔法を使えなくなってから少しして、私はこの夢を毎日見るようになった。そして私は何度も繰り返し、気が付くと13歳になっていた。 暗い部屋の中で、私の隣に寄り添っていた子の事を思い出す。夜の始まりから終わりまで、あの子はずっと私の隣に居て、気が付くとすぅっと遠くなっていく。それでもなんだかずっと近くに居るような気がして……。 「あの子はいったい誰なんだろう」 私は金色の長髪を梳かし、左右でまとめてから、学校の制服に着替えて、やっと居間の扉を開ける。そこにはまだ昨日の、私の為のささやかなバースデーパーティーの飾り付けが残されていた。 「おはよーぅ……」 まだ眠たい目を擦って椅子に座る。机の上には人数分の朝ご飯のお皿、私とパパと弟そしてママの分。ママはいつも朝が早くて、空っぽのお皿を残して仕事に行った。 「おはようトゥル。今日はいつもより遅かったね」 弟の口に着いた食べかすを拭きながらパパは時計の方へ目配せした。 「えっ……」 刻まれる秒針に合わせて鼓動が打たれる。血潮が引き、ひんやりとした感覚が心を支配していく。朝の低体温症というわけではない。確かに血の気が引き、冷や汗が流れている。 「いっ、いってきまーす!」 慌てて靴を履き、朝食のパンを口に加えたまま庭に置かれたピギーバックのハンドルに手を触れる。 そのハンドルに触れた瞬間、スッと身体から何かが流れ出る感覚がする。流れ出した魔力は私からハンドルを伝ってピギーバックへと流れていく。黄色の細身のフレームを持つ人形が立ち上がった。私はその背に背負われるように座席へと腰を沈めた。 「あんまり急ぎ過ぎるんじゃないぞー」 一目散に走り出した私のピギーバック、背後から投げかけられたパパの声が遠ざかっていく。 土の地面から石畳へ、木々と農場から煉瓦造りへ、ミーグリーヒルズの街並みが流れていく。モノクロの世界は私の視界の端を通り過ぎて移ろっていく。胸が次第に苦しくなる、呼吸が途切れ途切れになり始め、意識が宙に浮き始める。 ふらついて道端に寄せた時、後ろから声が近づいてきた。 「おーい、大丈夫ー?」 その声はだんだんと近付いてきて、そして通り過ぎた。そして私のピギーバックは魔力を流していないにも関わらず走り始める。もう一台のピギーバックに手を引かれながら。 「トゥトゥがこんな時間に登校するなんて珍しいんじゃない? 寝坊でもしたー?」 赤髪のショートカットが振動で小刻みに揺れている。 「そんな……感じ……」 彼女は私とは対照的にはつらつとしていて元気に話しかけてくる。だけど今の体調じゃあんまり耳に入ってこない。だけどナンシーが、アンナ・シンクゥがこうしてくれていることに安心が出来る。 結局私は1限目を保健室で欠科した。これじゃあ遅刻したのと変わりない。モノクロの天井に浮かぶ乾いた陽射しがやけに私を突き刺している。ベッドの上で私は無気力に光を睨みつけて全てを呪った。 どうして私はこんなにも魔力を扱うことが出来ないのだろう。そこにはとても大きな何かがつっかえていて、私はそれを探ることが出来ない。 「この様じゃ中等部まで入れてくれたのに、顔向け出来ないよぉ……」 結局私は2限目の魔法の授業でまた倒れた。 「おっす! 元気ぃ?」 そして迎えた放課後、私はこんなだからピギーバックでゆっくり帰ろうと準備していた所をナンシーに声を掛けられた。 彼女はこんな落ちこぼれでも友達にしてくれる優しい子だ。ナンシーだったり、パパやママ、それに大切な私の弟。こんなダメダメでも優しくしてくれる人がいるから、まだ笑顔でいようと思える。 だから私は笑顔にして応えた。 「まぁまぁなんとかね」 それを聞くと彼女は何かぱっとして、にっかり笑った。 「じゃーさ、カフェに行こう! 面白いところ見つけたんだ」 「えっでも私あんまり遠くまで動けないよ? 帰りに倒れちゃうのも嫌だし……」 私を友達として誘ってくれるのは嬉しいけど、素直な気持ちと裏腹に声のトーンはだんだん下がっていく。 「そんな気にしなくていいよ。これからも、帰りも、私が引っ張ってあげるよ」 私は多分、また露骨に変な顔をしちゃってたと思う。ナンシーはキョトン混じりに顔をむっとさせて、私をじっと見つめてる。嫌な気分にさせちゃったかなぁ。 「ううん、ありがとうナンシー。一緒に行こ」 だから私はまた笑顔にした。 青空と夕暮れの中間の空、陽の光に包まれて二人は並んでゆっくりと歩いていく。日々モノクロの世界でも、大切な人と一緒に居るときは、ちょっとだけ色付いて見える。 「でさでさーそのカフェの名前、魔法少女のくちづけって言うんだけどさぁ……」 これから行くカフェについて楽しそうに話すナンシー。 「まったく人生観変わっちゃうよなぁ」 私はあまり持ってないから、彼女に話すことは出来ない。それでも彼女が持っている、話してくれるもので私は私の知らない世界を見ることが出来る。それは広い世界を自由に見る事のできない私にとって――――。 「知らない、世界……っ」 息を呑んだ。 目の前の風景が犯されていく。極彩色のカーテンが開き、巨大な扉が開いていく。 ――――3、――――2、――――1。 色とりどりのカーペットが周囲に敷き散らかされる。踊り子は撓るように緩急を付けて揺らめき、うねり上がる。バイオリニストの大群が騒音を奏で、楽譜が風にたなびいた。 その姿は異形、まるで人間の形を著しく不愉快に変形させた姿。四つん這いは、悲劇のオーケストラを鳴り響かせるように背中のずらりと並んだ穴から蒸気を噴出させる。 「こんな街中に魔獣!?」 なんとかして都市同盟軍に知らせなければとあわあわしていた私とは違ってナンシーは魔獣を睨みつけていた。 「呪い魔獣ッ――――!」 ナンシーは制服の懐から一つの注射器のような物を取り出した。それはまるで2本の注射器を1本に束ねたようで、宝石のように輝いている。 彼女は制服の袖を捲り、それを左腕の紋様のような部分に指した。押し子が押され、赤とオレンジの液体が彼女の中へ流し込まれていく。 「一時の夢、幸せな時間、たとえその身と引き換えにしても……」 ほんの一瞬、それとも数時間か、世界が止まったような気がした。 「インッ……ストォーールゥッ!!!」 周囲の極彩色が瞬時に真っ白な閃光に包まれた。 それは先程の光を全て飲み込んでしまったかのようにそこに現れた。闇のような深い黒、艷やかさを持つその美しい黒。全てを魅了して取り込んでしまうのではないかと思えた。そして彼女の足下には血溜まりのように広がる黒いシミ。 まるで闘犬のようなその少女は、私に向かって一言こう言った。 「トゥトゥはそこで待ってて。すぐ片付けるから!」 「ナンシーなのっ!?」 私の驚きを他所に、彼女は高く高く跳躍し、魔獣を見下ろした。 「危ないから下がってて!」 そう言って彼女はまるで抜刀するかのように右手を大きく振り、黒い水滴のような弾丸を無数に召喚した。大気が痺れる、服が、髪が、オーラが、彼女の周囲が逆立ち始める。 「いっけぇ!」 弾丸は雷の軌跡を残して一斉に魔獣へと向かう。しかしそれは魔獣の、まるで壊れた金管楽器のような叫び声に防がれてしまった。空気が鋭く揺れ、地面に押し付けられる。 「ぐっ、今回のけっこうグロテスクだから近づきたくないんだよなぁ」 ナンシーはその両腕に黒い液体で鋭利な鉤爪のような物を形作った。 そして彼女の周囲からさらに、無数の黒い人影が現れる。それはまるでナンシーと同じシルエットのようであり、その数なんと20。 「遠距離攻撃が効かないなら、さっさと懐切り刻んでやる!」 周囲に鼻をつく強烈な臭いが漂い始めた。その臭いに思わず顔を覆う。 「この臭い、油だ!」 「でえぇぇぇぇぇえりゃあっ!」 ナンシーと黒い影達は魔獣を囲んで一斉に攻撃を始める。それに対し魔獣は手足を振り回し、影を潰していく。閃光と油が飛び散った。バイオリンの音はまだ響いていて、彼女を斬りつけている。 「やけにタフなんだけど……っ」 ナンシーが苦戦しているとき、魔獣の右腕がぶくぶくと、醜く変形し始めた。 「ナンシー、危ない!」 気が付くと叫んでいた。そして肥大化した腕が破裂して巨大なバイオリンの弓のような物が飛んでくる。それを彼女は間一髪で避けた。が、次の矛先が向かうのは。 私は腰を抜かしてその場に尻もちをついた。巨大なバイオリンの弓は私のすぐ隣に突き刺さっている。 「トゥトゥ!?――――ぐあっ!!」 彼女の視線が魔獣から外れたその瞬間、四つん這いのオーケストラは好機と言わんばかりにその腕で弾き飛ばした。勢い良く壁にぶつかり、苦しそうな空気を漏らした。 「ナンシー!」 私が駆け寄ろうと立ち上がり掛けた時、上の方から声が聞こえた。 「動かないでっ!」 そのあまりに激しい圧倒に私は硬直してしまった。そして聞こえてきた囁くような、それでいて単調な詠唱。 「火、射、単、T1、補正2、上位……」 周りがさっきまでとは違うような、熱のゆらめきに満たされていく。そして、 「放て」 その掛け声を合図に巨大な火球が魔獣へと降り掛かった。魔獣は油の弾丸の時のように音圧でそれを防ごうとしたが、火の勢いが弱まるだけで、それを止めることが出来ない。着弾の瞬間、魔獣は勢い良く燃え盛った。全身に付着したナンシーの油に引火したのだ。 悶え苦しみ、泣き叫ぶ哀れな鳴き声、そしてスタンディングオベーションのような拍手喝采、だんだんとフェードアウトしていき、最後には自分達が元いた場所に戻っている。 私は急いでナンシーの場所を確認した。自分から数メートル先で起き上がろうとしていた。 「ナンシー、大丈夫!?」 私が駆け寄った時にはもう立ち上がっていて、そこに落ちていた歪な魔石を拾っていた。 彼女は笑顔を私に向けて言ってみせた。 「全然大丈夫。それよりカフェ」 「そうだよね、こんなことがあったんだし後日日を改めて……」 そう私が言いかけた時、きっぱりと彼女は口にした。 「話さなきゃいけない事が出来た。今すぐ行くよ」 とても真剣な眼差しで私を見つめる彼女、私はとても信じられないという様子で目を見開いた。 「ぇ、ええーー!?」 そして微妙な雰囲気、二人並びまた歩き出したけれど、私達を助けてくれた人の姿はどこにも見当たらないのでした。 戦闘BGM ※流しながら読んでください
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4123.html
1. その瞬間、思わず息を呑んでいた。 ありがちなドラマのワンシーンみたいに。 息を弾ませ、控え室であるホテルの一室に飛び込んできた、可憐にして鮮烈な印象の乙女。 予想だにしていなかった衝撃で、言葉は疎か、瞬きさえも忘れてしまった僕は、 ただただマヌケに口を開いたまま、彼女の美しさに見惚れるばかりだった。 足元が覚束ないのは、立ち眩みだろうか。 それとも、この胸に感じる、締めつけるような鈍痛のせい? 「あ……えっと」 泳いでいた彼女の瞳が、僕を捉えた。躊躇いがちに、ぎこちなく笑いかけてくる。 奥ゆかしく、初々しい。けれど、どこか得体の知れなさを感じさせる仕種だ。 「すみません。あの……こちらに行くよう言われて……来ました」 「あ、ああ。待ってたよ。僕は――」 「知ってます」 彼女は、歯切れよく続ける。「現在、注目度ナンバーワンのJaMさん、ですよね」 そして、たった今パウダーブラシで塗ったように、サッと頬を上気させた。 正しくは、僕ひとりを指す名前ではない。いわゆる、ブランド名だ。 僕らが立ち上げたファッションブランド【JaM】は、ここ最近で、かなり知名度をあげている。 ファッション雑誌の取材も増えたせいで、写真を撮られる機会も多くなった。 この娘も、そんな内の一冊から、僕の顔を見知ったに違いない。 だが、まあ、そういった世間話は後にしよう。 今は、悠長に構えていられない。すべきことが山積して、時間の余裕がなかった。 「着いた早々で悪いけど、すぐ準備してくれ。とにかく急いでるんだ。 おい、柏葉! この子の着替えとメイク、手伝ってあげて」 近くにいた女性スタッフに指示を出して、腕時計を睨む。 ギリギリか? 間に合ってくれよと独りごちて、僕は他のモデルの最終チェックを始めた。 なんとしても、あのドレスを……。有終の美を飾るのは、あのドレスでなければダメなのだ。 どうして、こんなに慌てているのか。その発端は、今朝のことだ。 数日前から体調を崩し気味だった専属モデルのフランス娘が、緊急入院した―― その電話連絡を受けて、僕は愕然としたし、大袈裟ではなく頭も抱えた。 ここのところ、体調が優れない様子だったから危ぶんではいたが、よりによって今日だとは。 普段ならば、ここまで困りはしない。こっちだって、プロの看板を掲げている身だ。 病気が日を選んでくれないことなど、百も承知。準備に抜かりはない。 不測の事態に備えて、【JaM】でも現在、3名の女性モデルと専属契約していた。 だが、今回のラストを飾る予定の一着は、特別な――いわゆる、着る人間を選ぶタイプ。 この新作ドレスが似合うモデルは、病に倒れたオディール嬢だけだった。 しかも、悪いことは重なるもので、お披露目できるのは今日しかない、ときている。 幾つもの大手ブランドが、数日間にわたって新作を発表してきた、このクリスマス・コレクション。 その最終日である今日、勝負を賭けて、一気に注目を集める作戦だったのに…… いまさら、一着だけ出品を取りやめるなんて、絶対にしたくない。 国内外を問わず、情報通の著名人たちが、今年最後となるショーをチェックしているのだから。 新進気鋭の僕ら【JaM】ブランドにとって、マーケットを広げる大きなチャンスだった。 だからこそ僕は、僅かばかりでも成功に近づくために、電話をしたのだ。 共同経営者にして、いまや人生のパートナーでもある彼女に―― ――そして、彼女の手配で来てくれた助っ人が、件の娘というワケだ。 しかし率直なところ、僕は、ほとんど期待していなかった。 どうせ都合がつくのは、人材派遣会社の契約スタッフだろう…… 自分のイメージにカチッと嵌まる女の子など、そうは居ないと高を括っていた。 ところが、どうしてどうして。 訪れた娘は、僕の予想の一切合切を、根底から覆してくれる逸材だった。 まず眼を惹くのが、緩いウェーブのかかった、艶やかな鳶色のロングヘアー。 くっきりとした顔立ち。深く澄んだ青い瞳。そして、均整の取れたスタイル。 妖しい色香のヴェールを秘やかに纏った、神秘的な魅力を匂わせる女の子だ。 「チーフ。着付け、これでいいかな。チェックしてください」 柏葉に請われて、ドレスを纏った乙女の周りを、ぐるり。 さすがに几帳面な柏葉だけあって、いつもながら手抜かりがない。 僕は頷くと、続けてメイクを急ぐように言った。 それにしても、モデルの娘も慣れているのか、堂々としたものだ。 若い男に、息がかかるくらいの間近で眺め回されているのに、狼狽えもしない。 どこをとっても、合格点だ。まったくもって申し分ない。 あとは、ステージでの歩き方など、即席で教え込めばいけそうだ……。 2. 「――いやはや、間一髪だったよ」 ショーは来賓の熱気と惜しみない拍手喝采に送られながら、静かに幕を下ろした。 関係者たちの【JaM】に対する反応も、まずまず、と言ったところ。 僕が相棒に成功を伝えたのは、雑誌社の簡単な取材に応じた後のことだ。 メールでもよかったけれど、彼女の声を聞きたかったから、電話をかけた。 「来てくれた娘が、見事に代役を務めてくれたからね。嬉しい誤算だった」 『お疲れさま。あたしも、今度ばかりは肝を冷やしたわよー。 でも、概ね好評でよかった。あなたの頑張りが、成功を引き寄せたのね』 「どっちかって言うと、優秀なスタッフのお陰だよ。僕ひとりの成果じゃない。 だから、全員で掴んだ成功だな、うん」 謙遜でもなく、僕は本心から、そう思っていた。 しかし、彼女はそれを、優等生の模範解答だと言う。 『あなたが統率したからこそ、みんなも個々の力を発揮できた――とは、思わない?』 「僕は、そんなに面倒見よくないって。成功することしか、頭になかったし。 もっと面白くなりそうだってのに、こんなところで躓いてられないからね」 『へぇえ……』 「なんだよ?」 『ちょっと、ね。あたしの旦那さまも、随分と、野心家になったものだなぁーって』 もしかして、あたしの影響なのかしら? 茶化す彼女に、「そうとしか考えられないね」と。 冗談半分に切り返して、僕は腕時計に目を落とした。そろそろ、時間だ。 ホテルの広間――ショー会場の隣室を借りての、アフターパーティー。 こういう席も、顧客や業界人と繋がりを作るための、貴重な営業の場だ。 ショー自体が展示即売会みたいなものだし、この場で購入を耳打ちされることも、少なくない。 さらに広い世界を目指す者にとっては、決して疎かにできない式典だ。 「帰りが遅くなるだろうし、先に休んでていいよ。 場合によっては、このままホテルに泊まるつもりだからさ」 それだけ伝えて、僕は通話を切った。 食事は、和洋折衷のビュッフェ形式。 飲み物やデザートも、いろいろ取り揃えてあって、目移りさせられるのだが…… ひっきりなしの社交辞令に忙殺されるあまり、僕は殆ど料理に箸をつけられずにいた。 こんな時、相棒の彼女が傍に居てくれたら―― 表向きは笑顔で談笑しつつも、肚裏では、そんな弱音を吐いてしまう。 でも、彼女は、今が大事な時期だ。甘えっぱなし、頼りっぱなしじゃいられない。 挨拶の人波が落ち着くと、僕はシャンパングラスを手に、窓際のソファに座った。 ずっと喋ってばかりだったから、口の中が乾ききって、ちょっと喉も痛い。 ソファの背もたれに肘を乗せ、ガラス張りの窓の外に広がる夜景を横目に、 ゆっくりとグラスを傾け、肺腑に澱んでいた重い息を吐き出した。 「あの……ぉ」 不意に、か細い声が、会場の喧噪に呑まれまいと足掻きながら、僕の耳にしがみついた。 誰だろう? 条件反射的に愛想笑って、声のした方へと振り返った。 「あれっ? きみは――」 ソファの前に立って、不安そうに僕を見おろしていたのは、鳶色の髪の乙女。 僕のデザインしたライトグリーンのドレスに身を包んだ、あの助っ人モデルの娘だった。 白くほっそりした両腕に、ちまちまと料理を盛りつけた紙皿を携えて―― 少しばかり、くたびれた面持ちをしている。 僕と同様、つい先程まで十重二十重とカメラに囲まれていたから、気疲れたらしい。 紙皿の一方を、おずおずと差し出しながら、彼女は緊張で震える声を絞りだした。 「お料理……いかがですか? 適当に、取り分けてきましたけど」 やっと人混みから解放されて、これから軽く食事をするところか。 僕としても、なにか腹に入れたいと思っていたので、素直に腕を伸ばした。 「ありがとう。けどさ……手掴みで食べるのかい、これ」 「えっ? あ、あっ、お箸わすれたっ!」 「取ってくるよ。きみは、座って待ってて」 近くのテーブルから二人分の箸と、飲み物のグラスを持って、ソファに引き返す。 よほど自分の失態が恥ずかしかったのか、彼女は耳まで赤くして、俯いていた。 「お待たせ。飲み物は、烏龍茶でよかったかい」 「は、はいっ。すみません。なんだか、却って気を遣わせてしまったみたいで」 「気にしなくていいよ。恩人には、礼を以て尽くすものだし」 「え?」 「今日のこと。あのドレスを出せなかったら、不本意な結果で終わってたはずだ。 大成功に漕ぎ着けられたのは、きみのお陰さ。本当に感謝してる」 「そんな……ヨイショしすぎですぅ~」 あまり褒められ慣れていないのか、彼女は頬に手を当てて、へにゃへにゃと笑った。 ステージに立っているときは、堂々としていて、貫禄すら感じたけど…… こうして見る限り、素は内気な娘らしい。 「偽らざる本音だよ。そう思ってるのは、たぶん、僕だけじゃない」 ソファに腰を降ろして、僕は、手にしたグラスを差し出す。「きみの魅力に」 「……キザなのね」彼女は鼻を鳴らして、頬を上気させた。「ショーの成功に」 「――乾杯」 そっと控えめに……。挨拶がわりのキスのように軽く、ふたつのグラスが触れ合う。 堅く澄んだ音が、ひとつ。傾けられた彼女のコップの中で、氷がくるりと回った。 僕はシャンパンで、彼女は烏龍茶で口を湿らし喉を潤して、箸を手にする。 二人が最初に口に運んだ料理は、奇しくも、ほんわりと湯気の昇る小籠包だった。 「ああ、そう言えば――」 火傷しないように小籠包を嚥下して、僕は切り出した。 いきなりではないつもりだったが、隣で「ぅんっ?!」と…… 意表を衝かれたかのような呻き声が上がった。 見れば、彼女は小籠包を頬張った状態で、目を白黒させている。 「ナニやってんだよ。そんなに慌てて食べなくたって……ほら、飲み物」 身を乗り出し、彼女の醜態を覆い隠しつつ、僕は、烏龍茶のグラスを手にする。 しかし、慌てた彼女は、箸を放り出すや別のグラスをひっ掴んで、一気に飲み干してしまった。 それ、僕の飲みかけのシャンパン……って言っても、もう手遅れ。 酒を呑まそうと企んで烏龍茶を取りあげたわけじゃない、とだけ釈明しておく。 「――はふぅ。危うく死んじゃうところでした。貴方は命の恩人です」 「えっと……まあ、アレだ。不慮の事故だよな、事故……ははは」 「ホント、お餅を喉に詰まらせる事故って、毎年、お正月に聞きますよね」 「そうじゃなくて……いや、まあ……いいや、なんでも」 「ん? あ、ところで、さっき何か言いかけてませんでしたっけ」 問われて、今度は僕が、言葉を呑み込んでしまった。 なんの話だっけ? 首を傾げ、思案に沈むこと、暫し――突如として思い出した。 たぶん、そのときの僕は、頭の上に電球を灯したようなマヌケ顔をしてたはずだ。 「そうそう。自己紹介が、まだだったなぁって。僕の名前は……」 言って、ブレザーから名刺を取り出そうとした手を、彼女の手が、そっと遮る。 「知ってますよ。桜田ジュンさん……でしょう?」 「うん。雑誌のインタビュー記事かなにかで、僕の写真を見たの?」 彼女はニッコリ微笑んで、首を横に振った。 「もっと、ずぅっと前から。そう……貴方がデビューするより昔から、です」 「本当かい? きみの勘違いじゃなくて?」 「ええ。ホントですよ」 貴方は、忘れてしまったのかしら。 彼女の深い碧瞳が、語られなかった言葉の続きを、投げかけてくる。 だけど、僕は思い出せなかった。 どれだけ回想しても、この娘を記憶の中で捕まえることが、できなかった。 【2】に続く
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/96.html
夕焼けに染まる町を、一台のオートバイが悠々と走っている。 その見てくれ自体はごくなんてことのないものだが、見る者が見れば、あるいは感嘆の息を漏らしでもしたやもしれない。 彼のドライビングテクニックには、単に粋がっているだけの走り屋とは異なった独特のキレがあった。 華麗さではなく、鋭く速く、どこか荒々しいものを含んだ運転は文字通り疾走と呼ぶに相応しい。 そんな激しさとは裏腹に、機械の馬を駆る青年の瞳に浮かんでいるのはどこかセンチメンタルな感情の色。 独走の快感に浸るでもなく、ただ何か遠いものを見るような眼差しで、道行く人々の笑顔とその営みを見つめていた。 ここはいい町だ。少なくともシンジ・ウェーバーはそう思う。 無論のこと、ただこうして見回るだけでは町の本質など見極められはしない。 だがそれでも、少なくとも目につく範囲にいる人々の顔には翳りがない。 虐げられることへの劣等感も、弱者を踏みつけ上に立つことで得られるゲスな優越感も見当たらない。 当の彼らにしてみれば、今更疑問に思うこともない日常風景。 しかしそんな普通の光景が、シンジにとっては嫉妬してしまうほどに眩しく写った。 この世界は所詮作り物。どれだけ羨み妬んでも、それは絵の中の世界に悪感情を向けているのとまったく変わらない。 そう自分に言い聞かせても、納得させられるのは表面上だけだ。 心の奥ではやはり、何故俺達だけが、という思いがぐずぐずと燻っている。 シンジの生まれ育ったシティは、彼が物心ついた時から市民カースト制度が根付いた格差社会だった。 金銭面をはじめとし、あらゆる面で豊かさを約束されたトップスと、それとは対照的に冷遇をされ続けるコモンズ。 コモンズは劣悪な居住環境へ押し込められ、トップス居住区に近付いただけでも治安維持のセキュリティが飛んでくる。 今のシティに持たざるものの安息の地はない。 自分達の居住区に閉じ籠もっているだけでは食料も物品もろくに揃わないので、子供達が盗みを働いてくる有様だ。 生き地獄、そんな言葉がお似合いだ。 現状を打破するにはトップスとコモンズの双方が親しんでいる、とあるカードゲームの祭典……差別意識と制度の根付いたシティで唯一すべての市民が平等に扱われる、「フレンドシップカップ」で栄冠を勝ち取る以外の手段はない。 その栄冠はシティの頂点――すなわち、「キング」の座を意味する。 現キングを打ち倒してその座を奪い取ったその時、長かった雌伏の時は終わりを告げる。 コモンズの一斉蜂起から始まる革命がシティを覆い尽くし、散々虐げてくれたトップスの連中に土を舐めさせられる。 そう思っていた。だが、現実は無情だ。 シンジ・ウェーバーはキングの玉座の前にすら辿り着けぬ内に、その薄羽をもぎ取られた。 ぶちり、と。子供が昆虫の羽を千切るように、革命の道は絶たれてしまった。 (だが――俺はまだ終わらねえ。いや、終われねえ) この世界に生きる「シンジ・ウェーバー」は、とある孤児院に雇われている用務員だった。 そこには親友がいて、馴染みの深い子供達がいた。……勿論、すべて偽物。NPCという舞台装置に過ぎないが。 記憶を取り戻したのは偶然だった。 子供達にデュエルの相手をせがまれ、自分のデュエルディスクに触れた時――自分のすべきことを思い出した。 聖杯戦争。英霊の座からサーヴァントなる存在を呼び出して使役し、生き残りの座を懸けて殺し合う儀式。 他の全てを犠牲にして最後の椅子に座った者には聖杯がもたらされる。聖杯はどんな願いでも叶えてくれるという。 聖杯さえ手に入れば、もはや奴らの土俵で相撲を取ってやる必要も消える。 優勝の栄誉に預かることもなしに、あれほど誓ってきた革命を成し遂げられるのだ。 町で盗みを働いて帰り、その成果を自慢気に披露する子供達。 トップスにカードをばら撒かれ、侮蔑と憐憫の目を向けられた記憶。 シティに楯突いた仲間が捕らえられたという報せを聞いた時のあの怒りも。 すべて過去のものになる。聖杯が引き起こす一斉蜂起の後には、コモンズの受けてきた理不尽は欠片だって残しはしない。 シティは変わる。変えてみせる。それだけの力が聖杯にはあり、それを勝ち取る覚悟がシンジにはある。 シンジが二輪を停車させたのは町を見下ろすことのできる丘の上だった。 日が落ちかけている町並みは夕焼けに美しく彩られている。 この景色を戦場に変えることにも、今の自分は微塵ほどの躊躇いを感じていない。 「待ってろよ、クロウ、みんな……俺が勝ったらもう二度とお前らに不憫な思いなんてさせるもんかよ。 必ずトップスの連中を引きずり下ろして、俺達コモンズが笑える世の中にしてやる……だから待っててくれ」 必ず俺は、聖杯を持ってシティに帰る。 どんなに腐りきっていようが、シンジにとっての故郷はシティだけだった。 あそこは本当にろくでもない場所だが、そんな泥の底のような環境を決死に生きている仲間達が待っている。 こんな場所では終われない。皆の願いを叶え、トップスに物を見せてやるまでは――二度と失敗はできない。 「……頼むぜバーサーカー。俺のデュエルはここじゃ通じねえ。お前の力だけが頼りなんだ」 「何も案ずることはない――我が肉体は不滅なり。共に圧政者を打ち砕こうぞ」 シンジの傍らに実体化したのは、蒼白い肌に数えきれないほどの疵を刻んだ巨漢だった。 誰の目からしても只者ではないと窺える存在感と気迫は、シンジをしても気を抜けば怯んでしまいそうになる。 彼こそが、シンジの召喚に応じたバーサーカーのサーヴァント。 真名をスパルタクス……奇しくも彼と同じく、理不尽な圧政に対して反旗を翻したことで英霊となった男である。 シンジには、この出会いは偶然だとは思えなかった。 理性なきバーサーカーとして召喚されてもなお消えることのない圧政者への敵愾心は天晴だ。 そしてその姿こそが、シンジに聖杯を手に入れるためならばどんな手段にでも訴える覚悟を決めさせてくれた。 「我々は皆平等。私はそれを理解できぬものを嫌悪する。君は理解できているらしい……感謝! ただ感謝!」 拍手喝采の勢いで吼えるバーサーカーに、頷きを返してシンジは再び町に目を落とした。 覚悟なら決まった。今の自分ならば、この平和な町を火の海にだってしてやれる。 全ては聖杯のために。奇跡でなければ成し遂げられない大革命のために。 ――しかしシンジ・ウェーバーは重大な事実を見落としている。 バーサーカー・スパルタクスは決して従者ではない。 彼は常に、いかなる時も「圧政者」の敵であり続ける存在なのだ。 それを主人(マスター)として使役しているという矛盾。そして、シンジの革命の先にあるもの。 トップスにコモンズの味わってきた苦痛を味わってもらうこと。それは即ち、現状の逆転でしかない。 シンジはコモンズの平穏を願っているが、その実トップスの失脚を祈り続けている。 彼の願いが叶うとき。それは、彼がスパルタクスの最も忌む圧政者に成り果てる時でもあるのだ。 今はまだ、かの狂戦士は箍を外していない。 しかし、シンジがその思想の過ちに気付かない限りは――いつか必ず、スパルタクスは彼の敵になるだろう。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 スパルタクス@Fate/Apocrypha 【ステータス】 筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 狂化:EX パラメータをランクアップさせるが、理性の大半を失われる。 狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 【保有スキル】 被虐の誉れ:B サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されてゆく。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積して貯められた魔力はステータス強化と治癒能力の増幅などに転用され、傷つけられれば、傷つけられるほど強くなる。魔力への変換効率は彼の体力が減少するほどに上昇する。 首を裂かれようが、全身を切り刻まれようが、即座に再生するので決して戦闘を止めず、痛みも全く意に介していない。もし瀕死まで傷めつけられたならば、眼前のすべてを破壊して余りあるほどの膨大な魔力を溜め込むことだろう。 蓄積につれ巨大化し始め、傷ついた部分が腫瘍のように盛り上がるようになる。最大まで高まると完全に異形化、この状態となると三画の令呪を使用しても効果がなくなり、完全に制御不可能となる。 腕は八本に増え、内三本はまるで蛸足のように骨が無く、振るえば鞭のようにしなり岩盤を一撃で粉砕。 脚は自重が二本では最早支えきれないほどの重さとなっているので、昆虫のような副脚が大量に生え、重みを分散。 頭は首にめり込み、肩口からティラノサウルスの持つような上顎と下顎が突き出し、眼球も肩と首と腹部に存在し五つに増えている。また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難。 チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。 【人物背景】 トラキアの剣闘士であり叛逆者のスパルタクス。 相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。 聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。 被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。 【サーヴァントとしての願い】 ??? 【マスター】 シンジ・ウェーバー@遊戯王ARC-V 【マスターとしての願い】 シティに革命を起こす 【Weapon】 カードデッキ『B・F』。 モンスターを実体化させ戦わせることが可能。ただし、サーヴァント相手に通じる程のものではない。 【能力・技能】 バイクを運転できる。D・ホイールではないが、その運転テクニックをそのまま利用することは可能だろう。 【人物背景】 虐げられる仲間を救うべく立ち上がった革命家。だが、その思想はいささか歪んでいる。 【方針】 聖杯狙い
https://w.atwiki.jp/comedians/pages/196.html
池乃めだかをお気に入りに追加 池乃めだかとは 池乃めだかの89%は知識で出来ています。池乃めだかの7%は税金で出来ています。池乃めだかの3%は魔法で出来ています。池乃めだかの1%は下心で出来ています。 池乃めだかの報道 御園座「よしもと爆笑公演」、池乃めだかが意気込み - 中日新聞 ISSA 意外な吉本芸人との親密交流を明かす「東京に来る時は連絡いただいて、大阪に行く時は連絡して」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース からし蓮根・伊織 「池乃めだかヘア」にして本人と初対面 「怒られるかと思ったけど…」 まさかのオファー | ラジトピ ラジオ関西トピックス - ラジトピ ラジオ関西トピックス 明石家さんま登場も間寛平「帰ってほしいねん」 芸能生活50周年+1記念ツアーファイナル - iza(イザ!) からし蓮根の伊織 ベッカム風ヘアスタイルにカットも、よしもとの大師匠そっくりに… 芸人仲間爆笑(ラジトピ ラジオ関西トピックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 100巻到達「ONE PIECE」大型コンテナ6台分の巨大展示は”お宝級”の迫力 (よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 間寛平「我の底力1割、9割皆のおかげ」周りの力を借りて輝く“あまえんぼう人生”(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1935年に創設された日本ペンクラブの、初代会長を務めた作家は誰でしょう? - 株式会社セブンデイズウォー アインシュタイン・稲田&ほんこんは「ぶさいく」をどう武器にしたのか - 日刊SPA! 川畑泰史座長が語る“多様性”の中の吉本新喜劇(中西正男) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 川畑泰史 新喜劇生活30周年記念公演 開催のお知らせ - PR TIMES エヴァ、ローレライ、池乃めだか「海洋堂」 のフィギュアミュージアムが話題 クオリティは世界屈指 - デイリースポーツ 海原やすよともこは“最旬”漫才コンビ「さすが小浜師匠のお孫さん」と評判ですが…|お笑い界 偉人・奇人・変人伝 - 日刊ゲンダイDIGITAL 吉本新喜劇×コロコロコミック 初のコラボ バトルまんが が実現! - PR TIMES 210926宇部市制施行100周年記念『間寛平 芸能生活50周年+1記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」』 - tys.co.jp 【ライブレポート】寛平新喜劇に明石家さんま登場「終電までに帰したらええんやろ?」40分間笑わせる(写真13枚) - ナタリー 子どものゲーム、賛成or反対?小籔千豊の持論が「的確すぎる」と話題に (2021年5月14日) - エキサイトニュース 高田文夫がチャーリー浜を追悼 一世風靡したギャグマンたちに幸あれ - NEWSポストセブン 池乃めだか、チャーリー浜さんを悼む「芸人として青春時代を共に過ごした仲間」 - スポーツ報知 池乃めだか「青春時代ともに」間寛平「優しい人」チャーリー浜さん悼む - ニッカンスポーツ 間寛平、新型コロナに立ち向かう曲「立ち上がれ!ガッツマン」で「ミリオンいきたい」 - ENCOUNT 「月並みな言葉やけどな…」池乃めだかの“若者へのエール”が心に刺さる (2021年1月7日) - エキサイトニュース 【VSコロナ】「見下~げてごら~ん♪」封印!!「乳首ドリル」角度ずらした!!これぞ吉本新喜劇流の感染対策 - サンケイスポーツ 間寛平「二枚目」池乃めだか「兄さん」船場さん悼む - ニッカンスポーツ ムツゴロウ、池乃めだか、鮎川太陽... すみだ水族館のリニューアル祝い、送り主が「水の生き物」だらけだと話題に(全文表示)|Jタウンネット - Jタウンネット 吉本新喜劇では異例…「パチパチパンチ」と「ぶっさいく」を主役に - 西日本新聞 池乃めだかにタクシー運転手が土下座「最近TV出てませんな」の一言に…鶴瓶が明かす - デイリースポーツ 池乃めだかが語る 吉本芸人“酒豪3傑”の飲みっぷりと生き様|今だから語れる涙と笑いの酒人生 - 日刊ゲンダイ 「相席食堂」池乃めだか猫町へ、宮川大助は花子の健康祈願 - ナタリー 池乃めだか「忠志の入団は疑問だった」 » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) (天声人語)立場とセリフ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞社 吉本騒動は池乃めだかに終了宣言してもらうしかない|桧山珠美 あれもこれも言わせて - 日刊ゲンダイ 岡村隆史が思わず唸る!「あれが吉本」と感心した池乃めだかの返しとは? - 株式会社セブンデイズウォー 小籔千豊 騒動への池乃めだかの“ボケ”称賛に異論「ボケたわけじゃない」 - スポニチアネックス Sponichi Annex さんま、吉本問題で発言する芸人に助言「池乃めだかさんのコメントが参考」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 若手も見習うべき!「149cmの巨人」池乃めだかが放ったギャグに拍手喝采 (2019年7月26日) - エキサイトニュース 吉本騒動に大御所・池乃めだかがついに口を開いた 語った内容に腹筋崩壊 - ニコニコニュース 池乃めだか、吉本に言いたい事は…「背が高くなる薬開発してくれ」騒動も鉄板ネタで返す - デイリースポーツ 芸歴53年の大ベテラン・池乃めだか 吉本に物申した発言が「本物の芸人」 - しらべぇ 池乃めだか 晴れの場で闇営業騒動を謝罪「世間を騒がせて誠にすみません」 - 東スポWeb 「吉本新喜劇」人気ギャグランキング15→10位【写真つき】 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH 中邑真輔、一時帰国で『行列』初出演 池乃めだかと“豪華コラボ”実現 - ORICON NEWS オール巨人と池乃めだかの行きつけの店紹介、ナイナイ岡村への伝言とは - ナタリー 池乃めだか 嫉妬した木村さんと寛平の友情…「悔しかったら走れ」は励ましだった - スポーツニッポン 池乃めだか、木村進さん通夜に参列「お芝居しながら笑いを取れる。オーラがあった」 - スポーツ報知 池乃めだかと間寛平が考える「吉本新喜劇のこれから」 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH すっちー、池乃めだかにおごってもらった“インフル予防接種”「ワクチンごちそうさまでした」 - ORICON NEWS 池乃めだか追悼、山田スミ子さんは「年下だけど存在感のある先輩」 - サンケイスポーツ 池乃めだか 山田スミ子さん追悼「年下だけど存在感のある先輩でした」 - デイリースポーツ 池乃めだか、酒井藍らが山田スミ子さん追悼「年下だけど存在感のある先輩でした」 - ORICON NEWS 吉本新喜劇60周年公式スペシャルブック発売、間寛平×池乃めだかの対談も - ナタリー 【関西レジェンド伝】池乃めだか(5)座長的立場で今田、東野、板尾ら指導 - サンケイスポーツ 【関西レジェンド伝】池乃めだか(4)女優に本気で嫌がられてできた「カニばさみ」 - サンケイスポーツ 【関西レジェンド伝】池乃めだか(2)コンビ解散、改名…名付け親は三枝さん - サンケイスポーツ 【関西レジェンド伝】池乃めだか(1)体は小さいけど、口は達者なガキ大将やった - サンケイスポーツ 隣に池乃めだかが……! VRで新喜劇の出演者気分、「なんばグランド花月」で体験サービス - ITmedia すち子、池乃めだかと共演!?「吉本新喜劇VR」なんばグランド花月で - AV Watch すち子、池乃めだかなど人気芸人たちとVRで共演できる!ジョリーグッドとよしもとが「吉本新喜劇VR」をサービス開始! - PR TIMES 身長約1.5m!“なにわのアントマン&ワスプ”池乃めだかとなるみと奇跡の即興コント 大阪イベントレポート - 映画の時間編集部 池乃めだか 最長守口大根と“背比べ”「俺よりはるかに長いな」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 池乃めだか 最長の大根と“背比べ”「オレよりはるかに長い 凄いな」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 既読ならんのかい!池乃めだか、Mr.オクレ、吉田裕らの動く新喜劇スタンプ - ナタリー Perfume、池乃めだかギャグに歓喜ズッコケ「新喜劇好きじゃしねえ」 - デイリースポーツオンライン 新垣結衣、瑛太が吉本新喜劇にサプライズ出演! 映画『ミックス。』公開記念で池乃めだかと笑いの“神ラリー”を展開 - http //spice.eplus.jp/ 間寛平、池乃めだかと猿猫ギャグ「笑いの渦起こす」 - お笑い - 日刊スポーツ あべのハルカス近鉄本店に池乃めだかさん 等身大フィギュアも - あべの経済新聞 骨折の間寛平、入院中も笑い狙う 池乃めだか&内場勝則が明かす - ORICON NEWS 池乃めだか 体調不良で検査も異常なしにホッ - お笑い - 日刊スポーツ 「よしもと新喜劇」正月SP収録、池乃めだかがポコポコヘッド「意外と難しいねん」 - お笑いナタリー 池乃めだか、島木譲二さん通夜で涙「つらいね」 - サンケイスポーツ 池乃めだか 島木譲二さんは「すごいやつ」 島田一の介と涙でたたえる - デイリースポーツ 池乃めだか、戦友・井上竜夫さん死去に悲痛「竜じい、いなくなったんやな…」 - サンケイスポーツ 1カ月前見舞いに…池乃めだか、竜じぃ訃報に驚き「実感湧かない」 - スポーツニッポン 池乃めだか「本当の戦友やった」/井上竜夫さん悼む - おくやみ - 日刊スポーツ 池乃めだか「乗ってるのに止められる」 » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) 母入院&兄家出で生活保護を…池乃めだかの“壮絶少年時代”|役者・芸人「貧乏物語」 - 日刊ゲンダイ 元三洋電機社員の池乃めだかさん 大阪・守口のPR大使に - 産経ニュース 小籔が人選、チャットモンチー「こなそんフェス」に池乃めだか、ダイアンら - お笑いナタリー 池乃めだか、太っ腹アピールもやっぱり“小さい”!?公約を修正 - スポーツニッポン 池乃めだか「50年記念イベント」ISSAとラップで“共演” - 東スポWeb 芸能生活50年 ちっさい池乃めだか、欲もめっちゃちっさいで~ - スポーツニッポン 吉本新喜劇 「後進を育成するのも座長の役目」と池乃めだか - NEWSポストセブン 【芸能プレミアム】池乃めだか「猫まね」「保安官のロバートです」永遠にちっさいおっさん - 産経ニュース 芸能生活50年 池乃めだか「サルネコ対決」「ネクタイ芸」こうして生まれた - 東スポWeb 池乃めだか芸能生活50年SP、願いが叶う仏像目指して間寛平とタイ旅行 - お笑いナタリー 【池乃めだか】ぶっつけ本番で生まれた間寛平との名コンビ - ZAKZAK 池乃めだか、舞台ですっぽんぽんなっちゃった〜!盟友・間寛平が大暴走 - 産経ニュース 池乃めだか 芸能生活50年公演で全裸に! - 東スポWeb 池乃めだか“サルとネコの死闘”で敗北 - デイリースポーツ 「いろいろあってそれ?」池乃めだか、芸歴50年で最も印象に残っている仕事告白 - お笑いナタリー ちっさいヒーロー、アントマンならぬ池乃“めだかマン”に小杉ツッコミ - お笑いナタリー 芸能生活50年の池乃めだか 生涯現役宣言「死ぬまで吉本新喜劇」 - スポーツニッポン 池乃めだか 芸能生活50年記念公演「生涯現役で」 - お笑い - 日刊スポーツ 池乃めだか 芸能生活50年目でイベント「死ぬまで吉本新喜劇」宣言 - スポーツニッポン 池乃めだか、芸能生活50年に感慨 吉本新喜劇「生涯現役で頑張る」 - ORICON STYLE 池乃めだか等身大そっくりフィギュア50万円也!「怖いわ」 - 東スポWeb 池乃めだか芸能生活50周年記念SPイベント、等身大3Dフィギュアも販売 - お笑いナタリー 俳優の池乃めだかさん復帰/脳動脈瘤の治療で休業 - 四国新聞 池乃めだか 開頭手術を受けていた…経過は良好 - スポーツニッポン 芸能生活45周年、明日からNGKで池乃めだかウィーク開催 - お笑いナタリー 池乃めだかのウィキペディア 池乃めだか Amazon.co.jp ウィジェット 池乃めだかの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 池乃めだかのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 池乃めだか このページについて このページは池乃めだかのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される池乃めだかに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/author/pages/581.html
白石一文をお気に入りに追加 くちこみリンク1 #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット キャッシュ 使い方 サイト名 URL くちこみリンク2 #technorati 報道 岡田結実、『カムカム』に“不吉な存在感”で登場 雪衣役はパブリックイメージを一新?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 利用少ない公共施設活用し「サバゲー」 島根・松江市が活性化実験(日本海新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <カムカムエヴリバディ>初回総合視聴率22.9% 関西では23.2%で関東を上回る(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <カムカムエヴリバディ>稔の「月がきれいです」に視聴者注目 SNS「それは愛の告白」「意味深」(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 曲馬団シライシ一座開幕!!「ゴールデンカムイ」SPイベントの描き下ろしビジュアル(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 直木賞受賞作『ビタミンF』が異例の17年ぶりヒットで累計85万部越え! 重松清の「泣ける本」フェアが全国書店で開催中! (2021年11月1日) - エキサイトニュース 恋に臆病になっている女性へ。読書の秋に読みたい「純愛小説」3選 - マイナビウーマン 瀧内公美の主演作「由宇子の天秤」台湾で公開決定、ポスターも到着 - 映画ナタリー 稀有な書き手による「生涯に一冊だけ書ける本」 『ウナギが故郷に帰るとき』(本がすき。) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 村上春樹が「心のどこかで求めていた」物語たち。結末に残る謎も...。 (2021年10月20日) - エキサイトニュース 『世界から猫が消えたなら』『四月になれば彼女は』『百花』の川村元気が贈る2年半ぶりの長編小説『神曲』発売決定!:時事ドットコム - 時事通信 田島木綿子「海獣の死体が発するメッセージを聞き逃さないよう、刑事のように粘り強く調べていく」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース YOASOBI 新曲の原作小説『大正浪漫』ベストセラーランキングに登場 『夜に駆ける』文庫版も好評(Book Bang) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2050年のメディア:第78回 「答えはネットの中にない本の中にある」逆説の中にある真理=下山進 - 毎日新聞 「『9.11』は風化しつつある」との警鐘も…アメリカ同時多発テロから20年、NYのZ世代は9.11についてどこまで知っている? - マイナビニュース 今週の本棚・著者:太田省一さん『すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった』 - 毎日新聞 斎藤美奈子「アン、ハイジ、ジュディ…翻訳少女小説の主人公たちは、今も輝きながら読者を挑発し続ける」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 今週の本棚・次回の予定:11日の書評欄は『テアトロン』『中世の写本ができるまで』ほか - 毎日新聞 - 毎日新聞 白石一文「コロナ禍、がん罹患、人間関係の耐用年数。死を意識する中であらわになる夫婦の実像を描く」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 瀧内公美の主演作「由宇子の天秤」マンガ版予告解禁、寺田ケンイチが作画 - 映画ナタリー 【新刊情報】直木賞作家・白石一文がいま絵本で伝えたいこととは…?「わたしへんなの?」によりそう絵本『てがでかこちゃん』発売! - PR TIMES 上白石萌歌 大学生活が「楽しくてたまらない」受験生にエール (2021年7月23日) - エキサイトニュース Apple TVに「tvOS 15」のベータ版をいち早くインストールする方法 (2021年7月21日) - エキサイトニュース 辻村深月さんが子ども時代を振り返って書いた最新作|新刊『琥珀の夏』(本がすき。) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 瀧内公美主演「由宇子の天秤」をジャ・ジャンクーや行定勲が絶賛、予告編も公開 - ナタリー コロナで、がんで、大きな何かで…角田光代が考える「夫婦のずれ」を生むもの(角田 光代) - 現代ビジネス 上白石萌歌&FINLANDS・塩入冬湖が初対談 「よるのあと」をadieuが歌うまで - マイナビニュース ベルリン映画祭で「由宇子の天秤」に拍手喝采、監督や片渕須直Pが登壇(イベントレポート) - ナタリー 「音楽人生30年、“ベテラン”ではなく、“新人”と呼ばれたいが一心で小説を書いた」(ゲスト:松尾潔)【前編】 - AdverTimes(アドタイ) 瀧内公美の主演作「由宇子の天秤」台北映画祭、上海国際映画祭に出品(コメントあり) - 映画ナタリー 誰しもが向かい合い、処理するであろう人生の葛藤を描く「風俗嬢A」 『小説現代 2021年4月号』 - BOOKウォッチ 若手作家のダンプ、深見シンジ、さかもとによる「〜いまんとここんな感じです〜俺たちが豪徳寺!」配信! (2021年3月27日) - エキサイトニュース 「年収億超え作家」禁断のハウツー本『小説家になって億を稼ごう』が発売5日で大増刷! (2021年3月26日) - エキサイトニュース 超売れっ子音楽Pの背中を押した2人の直木賞作家の言葉「あなたは小説を書く人だ」 - ENCOUNT 「文春砲」がずっと続いているにはワケがある! 『2016年の週刊文春』 - BOOKウォッチ よくしゃべり、よく食べ、互いの体を貪り合う... 欲望全開でも静かな『火口のふたり』の2人 - Newsweekjapan スポーツ熱 伝統が支えに 後藤正治さん - 日本経済新聞 ドラマ化決定で話題再燃! 直木賞作家・白石一文の極上娯楽小説『一億円のさようなら』待望の文庫判発売。(2020年9月4日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース ドラマ化決定で話題再燃! 直木賞作家・白石一文の極上娯楽小説『一億円のさようなら』待望の文庫版が9/4(金)発売。 - PR TIMES fox capture plan 上川隆也主演ドラマ『一億円のさようなら』の劇伴を担当 - http //spice.eplus.jp/ 上川隆也×SixTONES 松村北斗が同一人物に 白石一文原作ドラマ『一億円のさようなら』放送決定 - リアルサウンド 上川隆也、安田成美、SixTONES・松村北斗共演 ドラマ『一億円のさようなら』放送決定 - クランクイン! 上川隆也、白石一文原作ドラマ『一億円のさようなら』に主演 共演にSixTONES松村北斗ら - ORICON NEWS 「マイノリティ言語が母国語」は強い ハリウッドで学んだコミュニケーション術 - Forbes JAPAN 私小説とは何か問う傑作エンターテインメント 『文身』 - J-CASTニュース 直木賞作家・白石一文、初の自伝的小説と「作家の耐久年数」を語る (2020年3月2日) - エキサイトニュース くそつまらない人生を歩んできた…白石一文氏が問う幸福論|日刊ゲンダイDIGITAL - 日刊ゲンダイ 「文藝春秋」エリート編集者が直木賞作家になるまで、なってから 『君がいないと小説は書けない』 - J-CASTニュース パニック障害で休職、妻子とは音信不通…失敗だらけの人生で。直木賞作家は今日も逃げ続ける - BuzzFeed Japan 【DESIGN DIGEST】Webサイトバナー『横浜ハンマーヘッド』、ポスター『THE POWER OF CHRISTMAS -LUMINE CHRISTMAS 2019-』、書籍カバー『僕のなかの壊れていない部分/白石一文』(2019.12.04)|Brand-New!DESIGN DIGEST|デザインする - MdN Design Interactive 『火口のふたり』はコメディ映画!? 瀧内公美「笑える作品だと今は自信を持って言えます!」 - リアルサウンド 映画『火口のふたり』 愛し合う男女、終末の予感|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞 火口のふたり | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー - ナタリー 『火口のふたり』柄本佑×瀧内公美が語る、荒井晴彦への挑戦 「“身体の言い分”に正直に生きること」 - リアルサウンド 映画「火口のふたり」主演の柄本佑さん&瀧内公美さん どう生きたいかを問いかける |好書好日 - 朝日新聞社 『火口のふたり』は価値観や恋愛観に強く揺さぶりをかけてくる 大人へと向けられた究極の愛の物語 - リアルサウンド 根岸吉太郎、映画『火口のふたり』を大絶賛 「柄本佑はまさに荒井晴彦が乗り移っている」 - リアルサウンド 相米慎二も魅了された“亡者踊り” 死とエロスが匂い立つ『火口のふたり』本編映像公開 - リアルサウンド 大胆すぎて上映NG! 柄本佑&瀧内公美『火口のふたり』幻の予告編解禁 - クランクイン! 阪本順治、青山真治、李相日、三島有紀子ら、柄本佑×瀧内公美『火口のふたり』に絶賛コメント - リアルサウンド 『火口のふたり』柄本佑、瀧内公美、白石一文が「anan」SEX特集に登場!野村佐紀子撮影の誌面掲載ビジュアルも公開 - Qetic 柄本佑、瀧内公美らが登壇予定 『火口のふたり』完成披露試写会に15組30名様をご招待 - リアルサウンド 柄本佑と瀧内公美が抱き合う、白石一文原作映画『火口のふたり』予告編 - CINRA.NET(シンラドットネット) 「火口のふたり」柄本佑&瀧内公美、荒井晴彦の脚本から感じた“圧”と“時代性” - エイガドットコム 小説家の兄が不思議な文章を残して死んだ――謎が謎を呼ぶ、壮大なミステリ『記憶の渚にて』 - カドブン 「小説 野性時代」3月号発売! 辻村深月、白石一文による2大新連載のほか、人気シリーズ読切も充実。 - PR TIMES 柄本佑&瀧内公美が体現する“極限の愛” 白石一文「火口のふたり」実写映画化 - エイガドットコム 直木賞作家・白石一文『火口のふたり』(原作・河出文庫)映画化決定!単行本・文庫 累計7万部のベストセラー 著者作品初の映画化、2019年公開 - PR TIMES 白石一文さん、理屈っぽさを封印した渾身の娯楽小説で描く「男という生き物」 - 週刊女性PRIME [シュージョプライム] 人生の後半に訪れた予期せぬ転機。あなたならどうする? 『一億円のさようなら』(徳間書店) - カドブン 【書評】『一億円のさようなら』白石一文著 - 産経ニュース 子供たちを救う“現代のヒーロー”を描き、人生の生き方を問う『彼が通る不思議なコースを私も』 - ダ・ヴィンチニュース 直木賞・白石一文さん、新興宗教団体テーマの新作「記憶の渚にて」 「見方を一変させたい」 - 産経ニュース 発売前から称賛の声、続々!! 直木賞作家・白石一文最新作『記憶の渚にて』(6月30日発売)特設サイト、本日オープン!! - PR TIMES 「小説の限界に挑んだ、私の作家人生を賭けた作品。」 直木賞作家・白石一文渾身の最新作『記憶の渚にて』6月30日(木)発売!! - PR TIMES 【インタビュー】直木賞作家・白石一文 初映像化への想い~時代とネットと体温と~ - cinemacafe.net 直木賞作家・白石一文作品初の映像化に、脚本家・岡田惠和は「その重圧感たるや」 - エイガドットコム 独走スクープ第6弾 佐村河内守大嘘会見 新垣隆が明かす決定的証拠 2014年3月20日 55周年記念号 | 週刊文春 - 文春オンライン 永作博美、バブル崩壊後を生き抜く女性に…連続ドラマW「私という運命について」 - cinemacafe.net 直木賞作家・白石一文、初の映像化!「私という運命について」ドラマ化決定! - シネマトゥデイ 成分解析 白石一文の52%は華麗さで出来ています。白石一文の38%は努力で出来ています。白石一文の10%は勇気で出来ています。 ウィキペディア 白石一文 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 白石一文 このページについて このページは白石一文のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される白石一文に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/japanesehiphop/pages/2097.html
Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 握手で始まり拍手で終わり(WATARAI REMIX)(white) GORE-TEX GUNTEZ RECORDS GUNLP-1002 1998/--/-- - bf7540a84d1911e3849812006f78d5fc_8.jpg Side Track Title Produce A 1 握手で始まり拍手で終わり(WATARAI REMIX) DJ WATARAI B 2 握手で始まり拍手で終わり(WATARAI REMIX)(Inst) DJ WATARAI PERTAIN CD WATER PROOF-REMIX-
https://w.atwiki.jp/atamagapan_2nd/pages/91.html
元ネタ語録 痴呆との遭遇 ※不明箇所が多数あります。分かる人は加筆・修正よろしくお願いいたしまーす(拍手) ※ロサンゼルスアメリカSGI&関西合同総会=平成5年(1993年) ↓動画のミラー Parn1 ミラー Parn2 ミラー Parn3 ミラー 男性ナレ(日蓮正宗(日顕宗)サイド。別人だが以下麻原と表記)「こんにちは!」 女性ナレ(こちらも日蓮正宗サイド。上記同様別人だが以下石井と表記)「こんにちは」 麻原「今日はアメリカSGI&関西合同総会における池田大作氏、変態の数々をご覧戴きたいと思います」 石井「はい」 麻原「この総会が開催された場所はアメリカ・ロサンジェルスであります。 後から見てもらえば分かる事ですが、池田氏は登壇者の話を遮って机をバンバン叩いたり、 独り言のように意味不明な事を話していたかと思えば、突然机に伏して忍び笑いといった事を平気でやっているんですね。 普通誰が見ても異常だと思いますよ。まぁ、百聞は一見にしかず。まずはご覧戴きましょう!」 井「はい」 痴呆との遭遇〈アメリカ版〉 アメリカSGI&関西合同総会 1993年 ロサンゼルス (拍手喝采の中、外国人(SGI会員)と大阪の学会員達が犬作と握手を交わしている) フレッド・財津(米SGI新理事長)「Good Aftrenoon」 犬作「グアフタヌ~ン(うあさう゛~)」 (一同笑) フレッド「(発音の悪い英語でスピーチ)サンキューベリマッチ・センセイ!(更にスピーチを続けると…)」 字幕(突然机を叩く池田…) 犬作「クリントン 頑張れクリントン。財津クリントン」 字幕(さらに机を叩いて喜びを表現する池田センセイ…) 麻原「発表している財津さんも戸惑いますよね、これじゃあ」 石井「えぇ」 麻原「私たちも戸惑いました。ホント。総会といえば公の場ですよ。それをこんな子供染みた事をしますかねぇ、普通?」 石井「考えられませんね」 麻原「こんな事がまかり通る創価学会という世界は特殊なんじゃないでしょうか?」 石井「ほんとですよねー」 犬作「ぇー21世紀の誇るクリントンと同格それ以上のスピーチおめでとう」 (通訳が犬作のめでたい感想を英訳すると一同拍手) 犬作「いやいや 非常に非常に誠実で真面目です」 (通訳英訳中にいきなり財津さんに) 犬作「How old a year?」 (一同笑) 犬作「え?あー クリントンの兄さん」 犬作「いいんです。ワシントンDC おめでとう皆さん」 謎の声「イェェ~~イ」 犬作「ワシントンのあぁ随分人数が少ないねワシントンはね。あのーうん、だけどようこそようこそ、 言ったぞ、アメリカの中心点でしょ? クリントン元気かしら? あの、あ、あのように口をね、上手くね、うんとうんとね人をごまかしてね。あのー、あのー警察に捕まんないように。ンフフ。ま、いいや」 字幕(センセイは「ウント、ウント!」人を誤魔化してきたんですね…) 犬作「口を上手く、クリントン以上に口を上手くね。折伏戦でやって下さい。指導して下さい。口を上手く。 口下手なんてーのはね時を遅れています。クリントンは口が上手いかったんだから。あとで奥さんに怒られるけれども」 麻原「クリントン大統領をやたら意識しているようですね」 石井「えぇ」 麻原「色々アプローチしたけど会ってもらえないという噂ですね」 石井「そうらしいですね」 犬作「まぁいいや おい。おしゃべりクリントンに負けないように。おしゃべりクリントン」 犬作「それであの次はもう私の話へ入ります。一々一々ねぇ(何故か此処で大拍手)あのー向こうのほうでね、 式次第、次はえーSGI会長池田先生の話だなんてそんなこといらないの。 もう自然に家族だから。ずーっとねぇ山脈がこのね、ずーっとそのあるみたいにさ。 あの川の流れがずーっと流れるみたいにそういうような生き方」 字幕(慌てて耳打ちする、長谷川重男副会長。) 字幕(池田:コーラス?コーラスは後!) 字幕(センセイのナチュラルな発想(?)は式次第を超越する…) 犬作「それであのそうそう…」 字幕(〈謙虚な人間はかく語る?〉) 犬作「わたしの話が高尚で、そして分かりやすくて、そいで哲学的で…(←字幕はココまで) そいで文学調で、そいで詩的で、そいで会話的である。頭が相当聡明でないとおっ付いていけないんです。 んでね、そいで大体行き詰ったところでコーラスやって皆を鬱憤ばらしをすると。 これが芸術的SGIの本当の仏法の生き方なんです。ねー。その反対が日顕の生き方なんです」 (一同笑) 麻原「この人、自分の事を私は謙虚な人間です、なんて言ってるんですよ。これを見ただけでも、どーこがぁ~と言いたくなりますよね」 石井「ほーんと」 麻原「それにしても、こんな所でも日顕上人の悪口を入れないといられない、池田さんの怨念の凄まじさを感じますね」 石井「心の貧しさが滲み出てますね」 麻原「鬱憤晴らしをしないとついていけないのが、SGIの仏法の生き方、という所だけは頷けますが、ね?」 石井「はい」 麻原「続いて、冷酷なコキオロシ発言であります」 麻原「標的にされたのは、アメリカSGIの前理事長のジョージ・ウィリアム。 現在の学会では自分の意思を持つ者は容赦なく窓際に追いやられるそうですね」 犬作「イエス!その通り。んであのー、だから前の理事長、名誉理事長の(メンバー?)がねぇ、もう、全員、一人も居ないんです。 みんなどっかの捕虜になって、一人だけでね進軍ラッパ吹いて、くぁwせdrftgyふじこlp(要するに『笛吹けど踊らず』と言いたいのか?)。一人も居ない」 (ラッパ吹く真似をする犬作) 字幕(本当に慈悲のある人は大衆の面前でコキオロシはしないと思う…) (ピストルで頭をぶち抜く?真似をする犬作。一同笑) 犬作「今度、こちらの財津、ざいt…」 麻原「幹部席のウィリアムさんもその場に居るというのに、よく言いますね。人の立場なんか 考えられないのが独裁者の独裁者たる所以というところでしょうか」 石井「本当ですね」 麻原「慈悲と言う物が全く感じられませんね」 石井「そうですね」 麻原「ウィリアムさんは笑って誤魔化してますよ」 石井「気の毒ですね」 麻原「次は不気味な光景です」 犬作「やはり、あのー山があり川があり緑がありねぇ。それからえー空が美しくてこれが、宇宙です。 仏法は宇宙です。人間も小宇宙です。SGはその通りの世界なんです皆さん。仏法の、ぉー仏意仏勅の団体だから。それがもう砂漠ばっかりの話ね。 それが今度はねぇ、えーあれですね。海ん中叩き込まれて陸上上がれないようなね、正しい、行動。色んな景色なんです。話ん中に。 それで終わった後、ハァ~ッ、気持ちよかったなーってねぇ。それで、爽快になって帰るような、人を知らなければ そんな、し...そ...大した事無い。ダメだ。これは二流三流なんだ、そういう人達をこれから叩き出す!本当は。 けれどもそうはいかない。慈悲の団体だからねぇ。考慮しておくけども」 (突然机に突っ伏して忍び笑いする犬作。一同笑) 字幕(普通の性格ではない) 麻原「あ~」 犬作「アメリカには居ないけども。大阪とアメリカには居ない」 麻原「完全に自分の世界に入っている」 石井「こういうのを精神分析したら、どういう結果が出るんでしょう」 麻原「怖いですねぇ。それにしても追従笑いする学会員の気が知れません」 (眼鏡を替えながら) 犬作「また戸田先生はよく言われました。悩みのある人は真剣に、願いなさい!仏法は真剣勝負です! ねぇ、いくらあの、弓のほうがいいかな、ピストルだと強盗になっちゃうからねえ。ねぇいくら弓を何本引いたって当たんなければ何にもならない。 もう名人になれば、ピシューッって一本でパァー(^o^)ーンって的に当たるの、まぁピストルと同じだけども。えーまぁ強盗も多いから 気をつけないとねぇ。で、と同じように御本尊にピシュァアア!と願いが通じるような真剣勝負の勤行、題目です。 んの、あの寝ながらナンミョウミョウミョウミョウナンミョウナンミョウ、何千本やったって当たらない!そら的に! うぇ~、うぇ~、うぇ~、うぇ、うぇ、うぇ、うぇ...(パチン!)...ノーン!...(ピストルの真似して)ベーーーン!」 (一同終止大笑) 字幕(この人が世界的な指導者って、誰が信じるのだろう?) (弓を構えるポーズをとる犬作、一同大笑) 犬作「ベーーーン!」 麻原「ちょーっとついていけませんねぇ~」 石井「ついていけませんねー」 麻原「子供ならともかく、60を超えた、仮にも名誉会長などという立派な名の付いた人が、公の席でする事じゃないですよ」 石井「ホント。見てるほうが恥ずかしい」 麻原「さーて、次の発言ですが学会員の方はよく考えられたほうがいいと思います。池田さんの本音が、よく出ていますから」 犬作「サンフランシスコの皆さん。今回は関西の交流団がお世話になりました。ありがとうございます。 サンキューソウマッチ。3月には今度は中部も、お世話になります。お世辞を使っといたほうが、こう...公布基金が沢山取れることを 私は声を小さくして申し上げておきます。(通訳に向かって:これ言わないどいてね。ウヒヒ)」 字幕(〈池田さんの本音〉 お世辞を言って置けば、公布基金が沢山入る) 犬作「支部結成30周年おめでとうございます。また80マイルの突風にも負けず、頑張っていただいて本当にユワァ~、グレィト! と申し上げます。ユ~ワグレイト!ユ~ワグレ~~~ィト!」 ___ ム i 「 ヒ_i〉 ゝ 〈 ト ノ iニ(() i { ____ | ヽ i i /__, , ‐-\ i } | i /(●) ( ● )\ {、 λ ト-┤. / (__人__) \ ,ノ  ̄ ,! i ゝ、_ | ´ ̄` | ,. '´ハ ,!. ヽ、 `` 、,__\ /" \ ヽ/ \ノ ノ ハ ̄r/ r―--―/ 7 ノ / ヽ. ヽ 〈; . ' . ' | / / ,. " `ー 、 \ヽ . ; :|/ r'" / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ | 答 | ヨ ガ フ レ 仏 │| \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ (コロンビアポーズをとる犬作。一同大拍手。誰かAAを犬作風に改変してと声小申上) 字幕(池田名誉会長って、どうゆう性格してるの?) 犬作「ニューヨーク!ニュヨ~~~~ク!みんなあの、ニューヨークの人は毎日あの、身体を洗っているから綺麗です。うんとニューヨーク」 字幕(このダジャレ、アメリカ人に分かるの?) 犬作「ビックアップルニューヨーク!ビックアップルニュヨーグ!ムワァ...ンガァ」 犬作「また、カリブ。澄み切った青空。憧れのカリブのトゥエルッフ...セント・マーチン!セント・マーチン!本当にご苦労様。おめでとう。 東京の空と大阪の空は毒ガスです!みんな高等精神病です。今。ようこそ、いっぺん行きたい」 (また机を叩き出す犬作) 字幕(池田さんもですか、やはり…) 犬作「(机をドン!)ハワーイ」 (何故かカメラが犬作の頭上へ。一同大歓声) 字幕(ウレシー!) 犬作「ねぇ、ありがと。ねぇ、ありがと。ねぇ、ありがと。もう似合ってます。ありがとう。 あの、来年は行きます。大関、何千人も行きます。大相撲の、ゴホン、曙の優勝おめでとう。アローハー。 大分会館大文化祭おめでとう。マホーラー(麻帆良?)マハ...マハロー、マハロー、バカヤローだ!バハロー!」 字幕(バカヤローだ!) (ドドドドドドン!ドン!) 犬作「マハーロー!!!」 字幕(マハーロー) 字幕(スケジュール発表) 麻原「さて、フィナーレは吃驚仰天の世界です」 字幕(サンフランシスコ立ち寄り予定を発表) (犬作、大歓声を受けると腕を組んで、痙攣しているかの様に振えまくる。低画質・高画質共にビデオテープの調子悪杉) 麻原「学会員の皆さん。如何ですか?この不気味で、異常な挙動の池田さんを見て、まだ、先生は世界の大指導者だ、とあなたは言い切れますか?」 麻原「さて、最後に、国内における池田さんの本部幹部会における、高尚で、文学的で、その上哲学的な指導とかを聞いてみましょう」 字幕(池田センセイの日本国内における指導) 犬作「宗祖大聖人がこの御本尊もただ信心の二字におさまれりと言われたのである。 信心の二字の中にしか本尊はないんです。本門戒壇の板御本尊なんだ寛尊、 信心の中にしか本尊はない。ただの物です一応の、機械です。 幸福製造機だもの、信心、大聖人の御書だ」(字幕付き) 字幕(学会の提出資料によれば、センセイの勤行は10分…) 字幕(勤行0~10分のセンセイには総本山の法要はキツかった。) 字幕(アイタタ…) 字幕(かくの如く信心なき者だから大御本尊を物呼ばわりするのだ!) 犬作「金珠、こんじゅ、きんのたまご…キンタマじゃないよ。 もー、イトマン平和会館なんて名前変えたほうがいいんじゃないの、 ウーマンぽい、ウーマンぽい、イトマンなんてウーマンぽい、 だめか、もっといいね、いいその、キンマン、いやイトマン、キンマンコだよ! 話をね、こうゆう風に、ピシッと角度をかえて言うようになると一流なんだ。 すごい時代に入りました。ね! そのうちデージン(大臣)も何人か出るでしょう。ね! ね、もうじきです、ま、あした辺りから出るから。 あのー、みんなあのー、みんな、みなさん(学会員)方の部下だからそのつもりで。 もー! 日本一、世界一の創価学会ですよ!!」(字幕付き) この痴呆者(狂人)の支配をくい止めなくては、民主主義日本が、また、我々国民および子孫の将来が危ない!! 「 池 田 大 作 発 言 録 」 私が教わったのは帝王学だ。私は最高権力者になる!その時は創価学会を解散してもいい。(「現代」昭和45年7月号) 目立たないように枝を伸ばし産業界に網の目を張りめぐらして、最後に最後に総合商社を作って決戦だ。(中略)中曽根康弘は心配ない、こちらの小僧だ。総理大臣になりたいと言っていたので、よしよしと言っておいた。ケネディきどりだ、坊やだ。(第6回社長会・昭和42年11月25日) 警察だって、動かしているのは竹入・井上だよ。(第13回社長会・昭和43年7月8日) (広宣流布の時には)わが男子青年部の手によって内閣を結成して(「大白蓮華」昭和39年2月号・秋谷栄之助発言) 池田先生が日本の指導者として立っていただく。(聖教 昭和40年7月26日・北条浩発言) 創価学会さえ健在であれば、全て守られる。日本、世界も…。その前提に立って、世界観、創価学会観を築け。(第1回中央会議・昭和50年6月16日) 本当は全体主義は一番理想の形態だ。(第61回社長会・昭和47年6月15日) 68万坪に独立国を作ろう。創価王国、創価共和国だな。そうすれば、文部大臣は森田さん。大蔵大臣、中西さん。外務大臣、小島さん。軍需大臣、木村。運輸大臣、田中。建設大臣、杉本。宣伝大臣、横松。北条さんは警視総監、全部いるよ(第10回社長会・昭和43年3月22日) (言論妨害といっても)たいした妨害じゃないよ。どこでもやっている事だよ。(第32回社長会・昭和45年2月27日) 竹入に今まで以上に王仏冥合、政教一致でゆけ、と云おうか。(中略)ざまあ見ろと云うには10年かかるな、でもやろうよ(第34回社長会・昭和45年5月5日) 口八丁、手八丁でよ、なんでもうまくやるんだ。社会(党)だって方便を使っている。共産(党)だって目的のためならみんな謀略じゃないか。一般社会だって利益のためならあらゆる手段をつかう。うちは信心のため、信心を守るため、学会を守るためだ。(於扶養研修所での指導・昭和51年6月1日) この痴呆者に巣食う狂気の支配によって起きた創価学会・公明党による事件 替え玉投票事件学会学生部8人有罪判決 言論出版妨害事件 電話盗聴事件共産党・宮本委員長宅電話盗聴、学会組織ぐるみで行なわれた犯罪と確定。 「月刊ペン」事件 公明党議員汚職収賄事件池田克也リクルート汚職 田代砂利船汚職 矢野明電工事件関与 暴行・吊し上げ事件投票立会人への集団暴行流血事件 宗門僧侶軟禁、恫喝事件 「フライデー」誌はじめマスコミ記者・カメラマンへの集団暴行事件 巨額の脱税疑惑ルノアール絵画疑惑 墓園事業巨額申告漏れ発覚 損失補填判明(学会員の浄財70億を株取引に運用) 学会・公明党脱税もみ消し工作疑惑 字幕(痴呆との遭遇 END) 未収録シーン (0 43~1 14) 犬作「あのー、ユニバーサルのスタジオの方には、関西の交流団の皆さん。はわいゆう。 また、出演者の皆さん。あーゆーおーけー。あーゆーおーけー。 ロスの地元の皆さん、サンキューソウマッチ!6000人…。そこでちゃんと。 ここだけじゃないんだと。全世界ちゃんと考えてますってことをね、意志表示する」 (2 05~2 16) 犬作「アラスカ…おぉ~、おぉ~、ようこそ」 (カメラ目線になり、荒らぶる犬作。一同拍手)
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/1037.html
第6-95章.第6-96章.第6-97章. 第6-96章. サンジャヤは言った、「その偉大な戦いの後、ドゥルヨーダナ王はガンガーの息子に近づき、謙虚に敬礼して、ガトートカチャの勝利と自分の敗北について起こったすべてのことを彼に語り始めた。王よ、その無敵の戦士は何度もため息をつきながら、クルス族の孫であるビーシュマにこう言った。私の持つ11人のアクシャウヒニという有名な軍隊は、私自身と共に、敵の懲らしめ主よ、あなたの命令に従います。バーラタ族の中の虎よ、このように位置していながら、ガトートカチャに頼るビーマセーナ率いるパーンダヴァの戦士たちによって、私は戦いに敗れました。このことが、私の手足を、枯れ木を焼き尽くす火のように焼き尽くすのだ。祝福されし者よ、敵の懲らしめ主よ、それゆえ、私はあなたの恩寵によって、大祖父よ、あなたの無敵の自我に頼って、ラクシャ族の中で最悪のガトートカチャを自ら倒すことを望みます。私のその願いが叶うのを、汝が見届けるがよい』。シャンタヌの息子ビーシュマはドゥルヨーダナに向かって言った。敵の懲らしめ手よ、いかなる状況下でも、戦いの中で自分自身を守るべきである。罪なき者よ、汝は常にユディシュティラ王と、あるいはアルジュナと、あるいは双子と、あるいはビマセーナと戦うべきである。王の務めを自分よりも優先し、王は王を打つ。私、ドローナ、クリパ、ドローナの息子、サトワタ族のクリタヴァルマン、サーリャ、ソマダッタの息子、あの強大な自動車戦士ヴィカルナ、そしてドゥッササナを筆頭とするあなたの勇猛な兄弟たちは、皆あなたのために、あの強大なラクシャ族と戦うだろう。あるいは、ラクシャ族のあの獰猛な王子のせいであなたの悲しみがあまりにも大きいならば、この者にあの邪悪な戦士、すなわち戦いにおいてプランダラ自身に匹敵するバガダッタ王との戦いを進めさせてください』。これだけ王に言うと、演説に長けた孫悟空は次に(クル族の)王の前でバガダッタに向かって言った、『偉大な君主よ、早くあの無敵の戦士、すなわちヒディムヴァの息子と戦え。その残忍な行いをするラクシャーサに、すべての弓使いに注意を払いながら、戦いで抵抗しなさい。汝の武器は天空のもの。敵を懲らしめる者よ、汝の腕前もまた偉大である。王の中の虎よ、汝は偉大な戦いにおいてそのラクシャーサに匹敵する。王よ、汝の軍勢に強力に援護され、ラクシャーサの中の雄牛を倒せ」。カウラヴァ軍の)総大将ビーシュマのこの言葉を聞いたバガダッタは、特別に獅子吼をあげて敵の隊列に向かって出発した。彼が轟く雲の塊のように彼らに向かって進むのを見て、パーンダヴァ軍の多くの強大な車騎兵が怒りに燃えて彼に向かった。ビーマセーナ、アビマニユ、ラクシャーサのガトートカチャ、ドラウパディー、サティヤドリティ、クシャトラデーヴァの息子たち、チェディ族の支配者たち、ヴァスーダナ、ダサルナス族の王たちであった。バガダッタはスプラティカという名の象に乗り、彼らに突進した。そして、パーンダヴァとバガダッタの激しく恐ろしい戦いが始まり、ヤマの王国の人口を増やした。王よ、車騎兵が放った恐ろしいエネルギーと大きな勢いの矢が、象と車に命中しました。巨大な象は、神殿が裂け、ガイドによって(戦いのために)訓練され、大胆不敵に互いに襲いかかった。その体を滴り落ちる一時的な汁のために(怒りで)盲目となり、怒りで興奮し、その牙を頑丈な鞭に似せて互いに攻撃し、その武器の先で互いに突き刺した。 優れた尾を持ち、槍で武装した戦士に乗られた馬は、その騎手に促され、恐れを知らず、勢いよく互いに襲いかかった。ダーツと槍を持った足軽の群れに襲われた足軽は、何百、何千と大地に倒れ伏した。また、自動車に乗った戦士たちは、有刺鉄線の矢、マスケット銃、シャフトによって、その戦いで英雄的な敵を屠り、獅子奮迅の叫びを上げた。 そして、身の毛もよだつような戦いの最中、あの偉大な弓の名手、すなわちバガダッタは、寺院が裂け、汁が七つの流れとなって流れ落ちる象に乗って、ビーマセーナに向かって突進した。罪なき者よ、彼はスプラティカの頭から何千もの矢を撒き散らして来た。バガダッタ王はビーマセーナをその矢の雨で苦しめ、それは雲が夏の終わりに雨の奔流で山の胸を苦しめるようであった。しかし、ビーマセーナは怒りに燃え、バガダッタの側面と背後を守っていた百人以上の戦闘員を矢で打ち殺した。 彼らが殺されたのを見て、勇敢なバガダッタは怒りに満ち、ビーマセーナの車に向かって彼の象の王子を促した。こうして彼に促されたその象は、弓の弦から放たれた矢のように、敵の懲らしめ手であるビーマセーナに向かって勢いよく突進した。その象が前進するのを見て、パーンダヴァ軍の屈強な車の戦士たちは、ビーマセーナを先頭に置き、自らその象に向かって突進した。その戦士たちとは、ケカヤ族の(5人の)王子たち、アビマニユ、ドラウパディー(の(5人の)息子たち、ダサルナス族の勇者、クシャトラデーヴァ、主よ、チェディ族の支配者、チトラケトゥであった。そして、これらの強大な戦士たちは皆、怒りに燃えてやって来て、優れた天空の武器を披露した。そして彼らは皆、怒りに燃えて(敵の乗る)一頭の象を取り囲んだ。多くの矢で貫かれたその巨大な象は、傷口から流れる血で覆われ、(雨上がりの)赤いチョークで彩られた山の王子のように輝いて見えた。ダサルナス族の支配者は ダサルナス家の支配者は、山に似た象に乗って、バガダッタの象に向かって突進した。しかし、その象の王子、すなわちスプラティカは、波立つ海を大陸が耐えるように、突進してくる敵の象を耐えた。ダサルヴァの高貴な魂を持つ王のその象がこのように抵抗するのを見て、パーンダヴァの軍隊も拍手喝采で「素晴らしい、素晴らしい!」と叫んだ。その時、あの最高の王、すなわちプラグジョーティシャの支配者は怒りで興奮し、その象に向かって4本と10本の槍を放った。その槍は、象の体を覆っていた黄金で飾られた見事な鎧を素早く貫き、蛇が蟻塚に入り込むように象の中に入り込んだ。深く刺され、非常に痛んだその象は、バーラタ族の長よ、その怒りを鎮めると、すぐに勢いよく引き返した。そして、恐ろしい悲鳴を上げながら、大急ぎで逃げ去り、パーンダヴァの隊列を、暴風が木々を砕くように押し潰した。その象が(こうして)打ち負かされた後、パーンダヴァ軍の屈強な車騎兵たちは、獅子奮迅の大声を上げながら戦いに近づいた。ビーマを先頭に置き、様々な矢や様々な武器を撒き散らしてバガダッタに突進した。王よ、怒りと復讐に燃える戦士たちの激しい叫び声を聞いて、あの偉大な弓の名手バガダッタは怒りに満ち、完全に恐れを知らなくなり、自分の象を促した。その象の王子は、こうして鉤とつま先で促され、やがて(ユガの終わりに現れる)サムヴァルタの(すべてを破壊する)火の姿となった。その戦いの中で、車の群れや(敵対する)仲間や乗り手を連れた馬を押しつぶし、王よ、それはあっちへこっちへ回り始めた。怒りに満ちたそれはまた、何百、何千もの歩兵を打ち砕いた。その象に攻撃され、動揺させられたパーンダヴァの大軍は、火の熱にさらされた一枚の革のように、王よ、その大きさを縮めた。聡明なバガダッタによってパーンダヴァの隊列が崩されるのを見ると、王よ、獰猛なガトートカチャは、燃えるような顔と火のように赤い目を持ち、怒りに満ちて、彼に向かって突進した。恐ろしい姿になり、怒りに燃えて、丘を裂くことができる明るい矢を構えた。大きな力を得た彼は、あの象を倒そうと、あらゆる部分から燃え盛る炎を放つその矢を強引に投げつけた。その象が勢いよく向かってくるのを見て、プラグジョーティシャの支配者は、三日月の頭を持つ美しくも獰猛で鋭い矢をその象に向けて放った。その矢でダートを切り落とした。その矢は黄金で飾られ、こうして二つに分かれ、インドラの放った天の稲妻のように、大地を閃光を放ちながら落ちていった。王よ、(敵の)その矢が二つに分かれて地面に落ちたのを見て、バガダッタは金の杖を備え、炎の輝きに似た大きな槍を手に取り、ラクシャーサに向かって投げつけた。ラクシャーサは、その槍が天の稲妻のように自分の方に飛んでくるのを見て飛び上がり、すぐにそれを手に取って大声で叫んだ。バーラタよ、それを素早く自分の膝に当てると、すべての王たちの目の前でそれを打ち砕いた。これはすべて、非常に素晴らしいことでした。この力強いラクシャーサの偉業を目の当たりにして、ガンダルヴァやムーニたち、大空の天人たちは驚きに包まれた。そして、ビーマセーナを筆頭とするパーンダヴァの戦士たちも、「素晴らしい、素晴らしい」という叫び声で大地を満たした。しかし、喜ぶパーンダヴァたちの大声を聞いて、あの偉大な弓の名手、すなわち勇敢なバガダッタは(冷静に)耐えられなかった。インドラの稲妻のような輝きを放つ大きな弓を引き抜くと、パーンダヴァ軍の屈強な戦士たちに向かって勢いよく咆哮し、同時に非常に鋭く、火のような輝きを放つ矢を何本も放った。そして、ビーマを一本の矢で貫き、ラクシャーサを九本の矢で貫いた。そして、アビマニユを3本で貫き、ケカヤ兄弟を5本で貫いた。そして、弓から放たれたもう一本のまっすぐな矢で、クシャトラデーヴァの右腕を貫いた。その時、弓の弦に矢が刺さったクシャトラデーヴァの弓が彼の手から落ちた。そして、彼は5本の矢でドラウパディーの5人の息子を打った。そして、怒りからビーマセーナの馬を殺した。羽のついた三本の矢でビマセーナの獅子の紋章の旗を切り落とした。そして、他の3本の軸でビーマの戦車乗りを貫いた。その戦いでバガダッタに深く刺され、非常に苦しんだヴィソカは、バラタ族の長よ、車のテラスに座った。すると王よ、車戦の第一人者であるビーマは、こうして車を奪われ、メイスを手に大きな車から素早く飛び降りた。棍棒を振り上げ、まるで丘のように見える彼を見て、バラタよ、あなたのすべての軍隊は大きな恐怖に包まれた。ちょうどこの時、パーンドゥの息子で、クリシュナを戦車に乗せ、敵を四方八方から屠りながら来た王よ、人の中の虎であり、強力な車の戦士であるビーマセーナとガトートカチャ、すなわち父と子がクリシュナの支配者と交戦しているその場所に現れた。パーンドゥの息子は、兄たち、すなわち、それらの強力な車の戦士たちが戦いに従事しているのを見て、すぐに戦い始め、彼のシャフトを大量に散布した。その時、ドゥルヨーダナ王は、車や象をふんだんに使った兵の一団を急き立てた。こうして勢いよく進むカウラヴァのその強大な師団に向かって、白い馬のアルジュナが勢いよく突進した。バーラタよ、バガダッタもその象に乗って、パーンダヴァの隊列を打ち砕き、ユディシュティラに向かって突進した。そして、バガダッタとパンチャラ族、スリンジャヤ族、ケーカヤ族の間で、武器を振り上げた激しい戦いが始まった。そしてビーマセーナは、その戦いの中で、ケーサヴァとアルジュナの二人に、起こったイラヴァットの虐殺について詳しく語った。 第6-95章.第6-96章.第6-97章.
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3282.html
【上田明也の探偵倶楽部43~一方その頃~】 上田がCOAの最終ダンジョンで精神を病み始めていた頃、笛吹探偵事務所では出前でお寿司を食べていた。 レモンが冗談のつもりで特上寿司を食べたいと贅沢を言ったら彼方が本気にしてしまい、 メルが突っ込み役を放棄した上で穀雨ちゃんも悪のりした結果である。 「問題は僕たちが頼んでも悪戯だと思われることです。」 「お寿司!お寿司!」 「はは、それなら問題無いぞ彼方。 私の予知に依れば後十秒ほどで丁度いい男が来る。」 「お寿司!お寿司!」 「まったくもう、穀雨ちゃんったら本当に胃袋キャラが進行して……。」 「さて来るぞー、5、4、3、…………。」 「ところで誰が来るの、レモン。」 「え、殺人鬼だ。あと檸檬って呼ぶな。」 「上田さん居るかー?」 「ほらな、来ただろ。」 「直さんだ!これはラッキーだったね!」 「殺人鬼が来てラッキーっていう皆さんの神経が知れません。」 「失礼だなメルとやら。 一応普段から妹が世話になっている以上、君の想像してるような失礼なことはしないよ。」 「わーい、直さんだぁ!」 洒落たスーツの上に白衣を着た男。 番屋町に住む殺人鬼にして、新進気鋭のフランケンシュタイン制作者、拝戸直である。 「ていうか子供達よ、上田さんは?」 「今、COA内部の行方不明者の捜索と聖杯の探索をしてた筈ですよ。」 「ふーん、聖杯ってなに?」 「私たちも知らされてないんですよ。 なんでも願いを叶えるとかなんだとか……。」 「お前らさらっと言って良いのそんなこと!? 直お兄さんここのセキュリティ感覚の甘さに愕然だよ!」 「いやー、橙さんが停めない限り良いんじゃないですかね?」 「ラプラスの悪魔があんたは安全だと言っているから大丈夫。 事務所の見張りはラプラスの悪魔が居るからほぼ完全なのだよ。」 「おー、子供だらけなのはあの人の趣味じゃないのか。 思ったより実力主義なのねこの事務所。」 「直おにいちゃん!お寿司食べよう!」 「へ?」 「ああ、わすれてました。今から私たちお寿司を注文しようと思ってたんですよ。 私がこの事務所の帳簿は預かっていますので改竄は余裕です!」 「メルちゃん、さらっと腹黒いのな。」 「言い出しっぺは彼方君です。」 「えっ、なんで僕に!?」 「頼むよ彼方~。」 「うぅぅ……。」 橙に頼まれるとどうにも断れないらしい彼方を見て、直は微笑む。 『彼等はもう俺が殺すまでもなく完成している、既に芸術だ』と思ったのだ。 その微笑みは彼を知るものであれば驚くほどの優しさを持っていた。 「ていうか意外だなあ、あの人が人助けって。」 「いやいや、あの人探偵としては金になる仕事しかしないですよ。 それと依頼人の身元に絶対の信頼が置けないと仕事受けませんし。 あと私たちの知らないところで人身売買組織との交渉とかえぐいことやってますね。」 「えっ、何それ知らなかった。」 「私は知ってたぞー。」 「お兄ちゃん、人身売買って何ー?」 「穀雨はまだ知らなくて良いかな?」 「とにかく所長は金かコネのある人しか客にとりません。 ……少なくとも私の見ている範囲では。」 「笛吹さん居るー?」 「あ、コネの有る方のお客様ですね。 直さんお寿司とっておいてください、接待費として経費で落としますから。」 「解った、じゃあ電話してくる……ってお前! さっきのエロゲ女!」 「あぁ!さっきのネクロフィリア!」 「お兄ちゃんエロゲって何?」 「さぁ?」 「ネクロフィリアって?」 「さぁ?」 「とりあえず誰かこの歩くファッキン十八禁共をふん縛ってください。」 笛吹探偵事務所の扉を開けたのはここの常連である小学生女子だった。 彼女の名前は新島友美、笛吹探偵事務所のコネの有る方の客である。 メルは直に寿司を注文させた後、橙に命じて穀雨を隔離してから友美と直を座らせた。 「ていうかお二人とも知り合いなんですか?」 「さっきゲームショップで会ったんだよ。」 「そうそう、この人中々紳士的な趣味しててねー。」 「いやいやいや、肛虐の監禁病棟24時~産婦人科編~買ってる小学生に言われたくないわ。」 「いやいやいやいや、肛虐の監禁病棟24時~霊安室編~買ってる白衣の男とか笑えませんってば。」 「俺は只のネクロフィリアな医学生だ!」 「私だって只の腹ボテがマイブームの小学生だよ!」 「くそっ、とにかく口を閉じろ…………! 彼方君が処理能力の限界迎えてるぞ!?」 「エロゲッテナァニ?ボクナニモワカリマセーン……。」 「戻ってきて彼方君!君が居ないと色々終了するんだこの事務所!」 「まったく、この程度で陥落するとは所長に遙か及ばないね。」 「まったくだ、友美ちゃんとやら、君の意見には全面的に同意だよ。」 「お前らがおかしいんじゃ!」 「すいませーん、寿司の出前でーす!」 「あっ、お寿司。 とりあえず十八禁トークするなよお前ら! こっちには幼稚園児が居るんじゃ!」 「おお、メルさんが怖いぞーなんて。」 「やめとけやめとけ、上田さんにちくられるぞ友ちゃん。」 「友で良いよ直ちゃん。」 「じゃあ友って呼ぶぜ。」 メルはてきぱき金を払うと寿司を受け取る。 寿司の気配を感じて穀雨が隔離していた部屋の中から出てきた。 目がらんらんと輝いている。 殺気を感じたメルが叫ぶ。 「まずいっ、誰か寿司を守って!」 「お す し だ ああああああああああああ!」 「すまんハーメルン!振り切られた!」 「橙さんでも対応出来ないほどの速度だとっ!ええい、連邦の胃袋キャラは化け物だ! 彼方さん、貴方の妹ですよ!なんとか……」 「エロゲッテナァニ?ネクロフィリアッテナァニ?」 「駄目だこりゃ!」 「俺に任せろ子供達!」 拝戸直が自らの“他人の長所・短所を見抜く体質”を生かして穀雨の身体を解析する。 そこから彼女の行動を予測してあり得ない高速で動き回る穀雨を…… 「―――――――捉えた!」 「うおおおおおおおおおおお!!」 「すげええええええ!」 「あれ、今の流れ目で終えなかったの私だけ?」 見事捕まえた。 メルと橙が拍手喝采で直を称える。 「お寿司食べたい!」 「ちょっとずつね!」 「お姉ちゃんの意地悪!」 「なぁ皆、なんでさっきから穀雨ちゃんをそんなに警戒してるんだい?」 友が素直な疑問を口にする。 その瞬間、メルと橙がもの凄い顔で友を睨んだ。 「良いですか友さん、この子の食欲は底がないんです。」 「新島友美、私の買い物代とこの子の食費で笛吹の収入の大半が消えていると知ったら驚くか?」 「……あれ、レモンちゃんの買い物癖直したら良いんじゃないのそれ?」 「すっげえ、この子の胃袋面白いなあ! 解体して良いかな!? ――――――冗談だ!待って!謝るから! 彼方君だっけ? 本当に冗談だから剣抜くのやめて! 俺は今戦闘能力無いの!都市伝説やられちゃったの!」 「え?」 「今日来たのだってその件についてなんだぜ?」 「ちゃんと依頼の内容くらい言っておいてくれよ拝戸直。 私たちとお前の仲だろうが。」 「お前らが喋らせてくれなかったんじゃないか!」 「あー、そういやそうでしたね。」 「お寿司いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 「おべら!?」 「あっ、直さん穀雨ちゃんを逃がさないで!」 「仕方ない、卵寿司詰め合わせを犠牲にしろ!二十秒は保つ!」 「わーい、タマゴだー!」 穀雨は直の手で差し出された卵寿司をもしゃもしゃと食べ始めた。 食べるのが早い、とにかく早い。 醤油をつける作業、口に運ぶ作業、嚥下する作業、全てが同時だ。 もはやそれは食事などではない。 ただのお寿司に対する征服行為だ。 「急いで!穀雨ちゃんが目移りする前に皆極上寿司だけでも!」 「醤油は用意したぞメル!」 「とりあえず私はお茶を用意したよ!」 「いつの間に!?まあ良いや、ナイス友さん!」 「私は大トロをコンプリートしました!」 「どこのどいつだ、ぶっ殺すぞ馬鹿野郎!」 と、突っ込んでからメルは違和感を感じた。 この場にいるはずの無い人間が居る。 その男は白衣の下に競泳用水着というどうしようもない服装で大トロをむさぼっていた。 「大好きなんですよね―、大トロ。 それはそうとしてあれ有りますか?わさび巻き。」 「おいサンジェルマン、なんでお前が此処にいるんだ?」 「拝戸さん、貴方の趣味の後始末してたら長引いたんですよ?」 「あ、ごめんね。ありがとう。」 「いやいやいや、どうでも良いけどなんで貴方が大トロ喰ってるんですか。」 「私ウニ貰うねー。」 「友さんっ!?」 「俺ハマチな。」 「直さんっ!?」 「じゃあ私も鮭ハラス貰っておこうか。」 「檸檬さんまでっ!?じゃあ私は穴子頂きますね。」 一同、急いで自分の好きなネタだけは腹に入れ始めた。 本人達は至って真面目なのだが絵面的にかなり間抜けである。 「あー、美味しかった。」 全員が一応寿司を食べ終わって一息吐いた。 メルは何気なくお茶に手を伸ばす。 彼女は湯飲みを手にとってゆっくりと口に運んだ。 冷たく柔らかな唇と暖かく固い陶器の湯飲みがふれあわんとしたその瞬間、おかしな事が起きた。 「あつっ!」 メルが飲もうとしたお茶を浴びたサンジェルマンが飛び上がる。 白衣にお茶がかかったらしい。 メルの使っていた湯飲みがソファーに落ちた。 「おいメル、お前どうしたんだ!?」 橙が驚いて声を上げる。 彼女の目の前で、メルの姿が半透明になっていたのだ。 「え……なにこれ?」 「しまった、忘れていました。 メルさん、急いで上田さんとの契約を解除してください。」 「何この急展開、私聞いてないよ!?」 「どどどど、どういうことです!?」 「今上田さんがある聖遺物を回収していてですね、一時的にでも契約を解除しないと悪魔である貴方が危険な可能性が有るんですよ。」 「解除ってどうやって!?」 「契約を強制解除する都市伝説を持ってきています。」 サンジェルマンは刺身包丁のような刃物を取り出した。 「“刃物は縁を切る”って奴ですね。『組織』の私の管轄の倉庫から持ち出しました。 これで指の先を少しだけ切ってください。」 「どどどどど、どういうことなんですか!?」 「急いでください!消えちゃいますよ!」 「あーもう!訳わかんない!」 「いくら食べてて良い?って穀雨ちゃんそれ私のマグロ!」 「マグロ食べ終わったー!」 「そんなあんまりだ!あー、サンジェルマン。その刃物貸して。 メルちゃんこっち来て、そうそう……えい。」 友が“刃物は縁を切る”を持ってメルの指を軽く切った。 次の瞬間、メルの薄れていた身体が再び実体化する。 「二人とも駄目だよ、急展開だからって躊躇っちゃ。死ぬよ?」 それだけ言うと友は再び穀雨とのネギトロ戦争に帰って行った。 「流石友さん、思わぬところで思い切りが良いですね。」 「……それはそうと、今ので契約切れちゃったんですか?」 「ええ、上田さんとの契約は切れましたね。」 「契約者居ないと私微妙な性能なんですけど……。」 「拝戸さん、そういえば貴方最近契約した都市伝説を倒されたそうですね?」 「え、そだけど?」 カッパ巻きをむさぼっていた拝戸直が顔を上げる。 「メルさん、一時的に拝戸さんの護衛に回って欲しいのです。 今の彼は都市伝説を無くしていましてね。 貴方自体は上田さんの傍に居て良いですから、お願いします。 貴方の能力だけでも拝戸さんに与えれば良いだけですので。」 「えぇぇ……!?」 「お願いします、この通り!」 「サンジェルマンが土下座したぁ!カメラ持ってくるね!」 「まぐろ!まぐろ!」 「しゃこは俺のだあああああああああ!」 「トビッコおいしい!」 「巫山戯るな、トビッコが一瞬で五個もってかれたぞ!?」 「カオス……。」 「あ、それはそうとしてメルさんが消えかけたって事は上田さんが聖杯ゲットしたってことですね! 寿司追加注文しておいてください!私の彼女も連れてきますからその分まで! すぐに取りに行ってきます! たこは駄目ですよ、彼女たこが大嫌いなんです!」 「えっ、サンジェルマンに彼女!?」 「あのー、それで私はどうすれば……。」 サンジェルマンは魔術か何かで一瞬でその場から消えてしまった。 メルは自分の置かれた状況について混乱するばかりである。 だから彼女は知らない、今この瞬間、割と最悪な児童誘拐犯&快楽殺人鬼のコンビが成立してしまったことを。 【上田明也の探偵倶楽部43~一方その頃~fin】