約 38,366 件
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/745.html
…寒。 あたしはマフラーをえいやっとぐるぐる巻き直して、顎を埋めた。 ちらり、と校舎の時計を見る。…もう、45分たった。 あたしはコートのポケットから携帯を取り出して、待ち合わせ場所を変えるメールを打とうとして、やめた。 先生のお説教中に、メールがピラリン♪と着信するのはよろしくない。 「う〜、もう!のっちのアホ!」 あたしは冷たくなった両手に息を吐きかけた。 裏庭の石のベンチは冷たくて、体をあっためる為に無駄に貧乏ゆすりを続けた。 うう、ゆかちゃんがおってくれたらいいのに…。 でもそれも出来ない。だって、今日はのっちと二人でゆかちゃんの誕生日プレゼントを買いに行くんじゃけえ。 プレゼントはもう決まってて、あ〜ちゃんは早くそれを手に入れて、ゆかちゃんの誕生日までウキウキしたくてたまらないのに。 あの、のっちのアホのせいで。 ゆかちゃんを上手にごまかして(ま、察しがいいけえバレバレじゃろうけど)、さあいざ行こうとした矢先。 のっちは今月の遅刻回数がクラスでワースト1だったとかで、先生に強制連行されて行った。 裏庭で待ってて、って必死な口パクでメッセージ送りながら。 …で、あ〜ちゃんは待ちぼうけ。 先生のお説教が長いのは、しょうがないわ。 遅刻がクラス1多いって何なんよ。信じられんわ。 何でうちがそんな情けない人を、こんな冬空の下で待っとらんといけんのんよ。 …何でうちは、先に帰ろうとせんのんよ。 あーあ。 あたしは頬杖をつく。ひんやりとした両手に包まれて、かっかしてた思考が冷静になってく。 あーあ、嫌だなあ。 寒くて凍りついちゃいそうで、ウンザリしてても。 あたしは、のっちを待ってたいんだ。 のっちが来るまで、あたしはここから離れられないんだ。…離れたく、ないんだ。 「…ちゃあん、あ〜ちゃあん…!」 情けない声に、あたしは振り向いた。 校舎から真っ直ぐに、あたし目掛けてのっちが駆け寄って来る。 白い息を弾ませて。もつれるようにあたしの名前を呼びながら。 そのまっしぐらな姿に、あたしの息が詰まる。 …ああ。どうしよう。どうかしとる。 「…ふうっ、はあっ、あ、あ〜ちゃん…っ、ゴメン…!」 のっちは肩で息をしながら、叱られるのを覚悟してるみたいにうなだれた。 「ゴメン、もっと早く終わると思っとった…!すごい待たせてゴメン、あ〜ちゃん!」 のっちは恐る恐る顔を上げながら、 「…でもあ〜ちゃん、待っといてくれたんじゃ」 と嬉しそうに、顔いっぱいにほっとした笑顔を浮かべた。 …また、あたしの胸が熱くなって、息が詰まった。 あたしはこみ上げてくる気持ちを隠す為、素早くのっちに背を向けて歩き出す。 「…当たり前じゃろ、約束したんじゃけえ」 出来るだけどうだっていい感じであたしは放り投げるように言う。 のっちはそんなあたしの投げやりな言葉にも全力で喰らいついてきて、 「当たり前じゃないよ、こんな寒いのに!」 なんて、あたしの神経を逆撫でするようなことを言う。 「…別に、寒うないけえ」 「…嘘ばっか」 のっちの手がするりと伸びて、あたしの手を取った。 「ほら、あ〜ちゃんの手、めっちゃ冷たくなっとる」 …ああ、もう。こんなんめっちゃカッコ悪い。 うちんが忠犬ハチ公みたい。わんこはのっちで十分なのに。 あたしは自分がご主人様だと主導権を確認したくて、分かりきったことをあえてきく。 「のっちは、あ〜ちゃんと約束したら、ちゃんと待ってくれるん?」 「そんなん当たり前じゃろ〜!」 「まあ、のっちが遅刻してうちが待つのがパターンじゃけど」 「いやいやいや」 のっちはあたしの手を握る手に力を入れて、 「のっちは例えあ〜ちゃんと二度と会えなくなったとしても、また会えると信じて、ずっとずっとあ〜ちゃんだけを待つよ」 のっちはゆっくりと、あたしを包むように頬を寄せた。 つないだ手。重なる頬。…その、あたたかさ。 のっちの温度。その確かな存在感。二人の距離。重なり触れ合いながら、溶け合えない、このもどかしさ。 のっちがそばにいる安心感は、同時にどうしようもなくあたしを不安にさせる。 …ねえ、のっち。 のっちは最高の甘い言葉を口にしたつもりだろうけど。 のっちの言葉は、あたしを声を上げて泣きたいほどかなしくさせたんだ。 だって。 のっちがたった一人で、ぽつんとあ〜ちゃんをずっとずっと待ち続けとる姿なんて。 想像しただけで身を切られそうになる。 のっちがかわいそうで、かなしくて。 自分なんてどうなっていいくらい、めちゃくちゃに、愛おしくて。 あたしはのっちの背中に手を回して、体いっぱいで抱きしめた。 のっちの肩越しに見上げた空は高くて。 その空の彼方を見つめながらあたしは思った。 いつか最期の時が来るならば。どうか一分でも一秒でも長く。 あたしに、のっちを守らせて下さい。のっちを、一人ぼっちにはさせないで下さい。 「…あ〜ちゃん?どしたん?」 のっちがふがふがとあたしのマフラーに埋もれながら、不安そうな声を出す。 あたしは笑って、 「いやあ、のっちあったかいねえ、と思っとったんよ」 「じゃ、もうちょっとこうしとく?」 「…うん」 のっちはやけに素直なあたしにどぎまぎしながら、おずおずと腕に力を込めてきた。 …肝心な時に、へたれわんこな奴じゃ。 でも。どうしたらいいのか分からないことだらけなのは、きっとお互いさま。 ほんとに、どうかしとる、あたし達。 …きっと、愛しさは 飼い慣らせない、衝動。 終わり
https://w.atwiki.jp/moekishi/pages/381.html
- 素材悪魔 ベース悪魔 - N N+ R SR UR LGR N 24(20) 36(30) 72(60) (100) (150) () N+ 13.6(20) (30) 70.3(60) 120(100) (150) () R (8) 13(12) 28.1(24) 48(40) (50) () SR 3.7(5) 8.9(8) 20(17) 34(28) (42) () UR 2.7(4) 7(6) 15.59(13) 26(22) (33) () LGR (4) (6) (13) (22) (33) ()
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/273.html
繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他 その他 自宅 1 琉夏「家ってさ、なんか足りないんだよな……」 琥一「なんかじゃねぇ、何もねぇんだよ。」 〇〇「テレビとか、洗濯機とか?」 琉夏「それもある。でも、もっとこう……あ、わかった、女っ気だ。な、コウ?」 〇〇「それはしょうがないでしょ?」 琉夏「そう。3人で暮らせば、いいんじゃない?」 〇〇「えっ……」 琥一「ルカ。その辺にしとけ。」 琉夏「だな、ゴメン。」 2 〇〇「ハァ……すっかりご馳走になっちゃった。」 琉夏「お粗末さまでした。」 琥一「テメェが言うな。まあ、大したもん出せねぇけどな。」 〇〇「でも、本当に琥一くんって、いい旦那様になりそうだね?」 琥一「なんだかクールじゃねぇなぁ……」 琉夏「コウはウォームだろ? 本当はさ。」 琥一「あ?」 琉夏「カッコつけんな。」 3 〇〇「テラスから見える夕日、いつ見てもいいね……」 琥一「そうか。あんなもんで良けりゃ、いつでも見に来い。」 〇〇「うん、ありがとう。」 琉夏「忘れてるかも知れないけどさ、俺の家だよ?West Beachは。」 琥一「夕日は誰のもんでもねぇだろ。」 琉夏「ヤベェ、カッコいい……」 4 琥一「おかしなもんだな。」 〇〇「なに?」 琥一「いつもオマエが帰った後は、家の中がガランとしたみてぇに感じる。」 琉夏「そうだな。」 琥一「なんつーか、こう……」 琉夏「それを寂しいって言うんだ、コウ。」 琥一「なるほどな……」
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/208.html
繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他 ■不二山宅 不二山 不二山「親が、おまえらによろしくってさ。」 ○○「今日、いらっしゃったんだ。だったらちゃんと挨拶すればよかったかな。」 不二山「それは別んときでいい。」 新名「……別んとき? まさかそれって……」 不二山「…………」 新名「えっ……ちょっ! マジでそんなこと考えてんの⁉」 不二山「さあな。」 ○○(そんなこと? どんなこと?) 新名 新名「うーん……」 ○○「どうしたの?」 新名「逆もあるからなんとも言えねぇんだけどさ……なんか複雑な気分。」 新名「まあベッドに座られたり寝っ転がられてない分、マシか……」 不二山「…………」 新名「ウチに来てもそういうことしちゃダメだぜ?」 ○○「う、うん。わかった。」 ○○(男の子って難しいなあ) ■新名宅 不二山 ○○「新名くんの部屋のラグ、ふかふかで気持ちよかったなぁ。」 新名「あれ、いいっしょ? 帰りたくなくなるっつーか。」 ○○「うん、わかるかも。」 不二山「…………」 ○○「不二山くん?」 不二山「新名。あの敷物、飽きたらくれ。」 新名「ああ、い……やいやいや! てか、嵐さんの部屋にあれ敷いても浮くから!」 不二山「わかってる、そんくらい。…………」 ○○(不二山くん、拗ねてる?) 新名 新名「あー、今日も無事に外に出られた……」 ○○「無事にって?」 新名「アンタを紹介しろだの話がしたいだのうるせぇんです、ウチの似たもの母子が。」 新名「てか、弟もう気づいてるし。」 ○○「? なにに?」 新名「嵐さんの存在に。」 不二山「俺?」 新名「帰ったらいろいろ言われるんだろうな……メンドクセェ……」 更新日時:2019/04/05 07 01 16 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8723.html
79 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/07/11(火) 22 10 12 ID softbank060146109143.bbtec.net [5/73] 日本大陸SS 漆黒世界アメリカルート(Re) 「信長の異常な愛情 -または如何にして(ry-」2 斯くして史実カリフォルニア---日本側呼称「加州」の開拓は開始されたのであるが、その開拓は気候に大きく左右されることになった。 アメリカ西海岸の気候区分はサンフランシスコなどが地中海性気候、シアトルなどが西岸海洋性気候と比較的過ごしやすい分類にあたる。 少なくとも作物に関しては選んでおけば栽培することもできるし、極度の寒さや暑さに悩まされるということもないのであった。 しかし、問題となったのが、加州よりさらに東へと進もうとした場合であった。 現在でいうところのアリゾナ州やネバダ州といった地域は砂漠気候に分類される過酷な大地が広がっていたのだ。 夏の気温は40度を超えることがある一方で、冬の冷え込みは氷点下まで行くこともあるという過酷な気候。 当然であるが植生などにあまり期待はできないし、土地も名前の通り砂漠やそれに類するものが多くを占めているという問題点があったのである。 無論、完全に水がなく植物も生えていない地獄などというわけではないのだが、如何せん生活するには不向きなところが大きかった。 潤沢な水が存在することが多かった日本人にとっては些か以上に苦労したというわけである。 加えて、加州以東への開拓の障害物となっていたのがロッキー山脈である。 北はブリティッシュコロンビア、南はコロラド州の半ばまで食い込み、南側には有名なグランドキャニオンの存在する一大山脈。 この山脈を飛び越えるための鋼鉄の翼も、これをくり貫くことができる鋼鉄のモグラも存在しない時代において、これは避けえない存在だった。 箱根の山も越してきた日本大陸の住人たちでさえも、ちょっとこれはご遠慮願いたいというレベルである。 かといって、これを避けるためにはさらに北進して迂回するか、南の砂漠気候を抜けていくか、という二者択一を強いられる。 そんなことをするくらいならばさらに南に進み、メキシコの方面へと進んで開拓をした方がよほどまし、というものであった。 ついでに言えば、当時の技術の限界から、効率的な移動手段というものが確保できていない問題があったのだ。 史実の西部開拓時代と比較して、こちらの方が史実よりも年代が早い。つまり、それは当時に存在したものが欠けているということだ。 具体的なことを言ってしまえば「蒸気機関車」という重要な移動インフラが存在していないのである。 まだ1600年が過ぎたばかりの時代であり、直前まで戦国時代で切った張ったをしていたのだ、如何に夢幻会でもできることとできないことがある。 未だに研究室段階であり、これを普及させ、運用するという段階に進むには足りないものがあまりにも多かった。 その結果として、物流の流れに限界点というものが設定されてしまい、開拓その他に大きく制限が生じたのである。 80 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/07/11(火) 22 11 10 ID softbank060146109143.bbtec.net [6/73] こうした事情から、本格的な開拓というのは西海岸沿岸部を中心とした地帯に自然と制限されることとなったのであった。 領土をさらに広げるべし、という本土の考えも勘案されたのであるが、酷すぎる環境に勝てるわけもなかったのであった。 斯くして、開拓を進める一方で本土化を優先するという形で、加州の開発は推進されていくこととなったのである。 そも、ゴールドラッシュで一時開拓熱が過熱したとは言えども、何時までも金が得られるとは限らないのである。 それに加えて経済的な問題も付きまとっていたというのが、当時の織田政権の資料にはいくつも残されている事から推測されている。 開拓地各所や佐渡ヶ島といった鉱山での金の採掘が安定して行われるようになった一方で、その影響力を考えなくてはならなかったのだ。 金の鉱脈があるのは結構、さりとて、採掘しすぎれば値崩れして経済に影響し、そもそも金だけで腹は膨れないのである。 殊更、加州という太平洋を挟んでの遠隔地での採掘量の管理監督などは非常に面倒なのだ。 当然のことであるが、当時の日本大陸本土と加州を結ぶのは太平洋を横断する船によるものしかない。 これにより最新の情報を本土へ届けようと送り出しても、届くのには相応の時間がかかってしまうのだ。 それは数か月単位の話である。この数か月のラグで、下手をしなくとも日本大陸本土、そして各開拓地の経済が傾くことも十分あり得るのだ。 いわゆる先物取引という形でのちに結実することとなるこの金市場は、のちにこう評される。 「富士の頂までのし上がるも、地獄の底まで落ちていくも、全ては天の差配次第」 先ほどまで豪商だった人間がただ一つの情報ひとつで素寒貧となる。 オケラになりかけの人間が何の幸運か瞬く間に豪商の仲間入りを果たす。 極楽も地獄も、世の酸いも甘いも、表も裏も、この世の条理不条理も味わい尽くす、まさに魔の世界。 利口ならば近づかないであろうそれに、しかし誰もが吸い寄せられてのめり込んでしまう。 この加州開拓とそのゴールドラッシュは、この極東にある大陸において、その時代においてまさに破格と言っていいマネーゲームを生み出していたのである。 どれほどかわからないほどに人の破滅を招いていると知ってもなお、人々を熱狂されるそれは、まさに異常な愛情ともいうべきものに突き動かされていた。 ついででが、この賭け事にも似たマネーゲームで一番儲けた組織がいることを述べておこう。 古来より、賭博というのは、誰彼が勝った負けたというのは些事にすぎない。 賭博というのは結局のところ、胴元という存在が一番利益を得ているのである。 それが名称こそさまざまであったとしても、税という形であることを考えれば、織田政権こそがこのマネーゲームの勝者であったのである。 ここで得られた利益と経済的な支配力は、のちの時代における金本位制へのシフトに使われることとなり、近代化を大いに進めることとなった。 ただ、それが芽吹くのは100年単位の時間の先のことである。それこそ、夢幻会が種をまき、後進が成し遂げた一大計画の一部であったのだ。 81 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/07/11(火) 22 12 06 ID softbank060146109143.bbtec.net [7/73] 以上、wiki転載はご自由に。 加州開拓の最大の敵は環境と気候だ!(白目 グレートプレーンズにたどり着くのはまだまだ先の時代となりそうですわ… ついでに金やら銀やら貴金属などで発生したマネーゲームについて、ちょびっと。
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/285.html
繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他 ■紺野宅 ■設楽宅 メモ欄 ■紺野宅 設楽 設楽「あの部屋、前に見た時はもっとすごかったぞ。」 ○○「へぇ……?」 紺野「すごくない。前からあんなもんだよ。」 設楽「全然違うだろ。こう、足の踏み場もなかったというか……」 紺野「しーっ!」 ○○「ふふ……」 紺野 紺野「女の子を呼ぶのはやっぱり緊張するな……」 設楽「相手によるだろ。」 紺野「女の子を呼ぶこと自体珍しいから。」 ○○「わたしも、男の人の部屋ってちょっと新鮮だったかも。」 紺野「よければまたいつでもどうぞ。」 設楽「赤くなりながら言うな。」 紺野「な、なってないよ。」 ○○(なってる……) ■設楽宅 設楽 ○○「すっかり遅くなっちゃった。」 設楽「まぁ、またいつでも来い。」 ○○「はぁい。」 紺野「はーい。」 設楽「……紺野には言ってない。」 紺野 紺野「そういえば、設楽の家に行くのは久しぶりだったな。」 設楽「そうだったか?」 ○○「前はよく行ってたんですか?」 紺野「よくということもないけど……」 設楽「学校から帰る時にたまたま会ったりすると、車で送るついでにうち寄ったりな。」 紺野「そんな頃もあったな。なんだか懐かしいな……」 更新日時:2015/05/10 02 37 37 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1938.html
ここまで愚かだと可哀想(ノД`) 産まれてこなきゃよかったのに( ´艸`) でも実際に名前呼ばれてないよね、ほむまどって つまりこのssは全面的に正しい
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/284.html
繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他 ■臨海公園 ■水族館 ■海水浴 ■冬の海 ■プラネタリウム メモ欄 ■臨海公園 設楽 紺野「やっぱりというか、なんというか……」 設楽「あのへんはカップルばかりだったな。」 ○○「わたしたち、お邪魔だったかな。」 設楽「おまえは邪魔じゃない。」 紺野「邪魔だったのは……」 設楽「………………」 紺野「………………」 ○○「???」 紺野 紺野「今日は散歩日和だったな。」 ○○「海、きれいでしたね。」 紺野「うん。あの辺りは夜もいいらしいよ。」 設楽「あんなとこ、夜に行くもんじゃないぞ。」 紺野「まぁ、今はね。そのうち。」 設楽「へぇ、誰とだよ?」 紺野「もちろん……」 ○○「?」 ■水族館 設楽 ○○「2人は、今日見た中で、何が一番好きですか?」」 設楽「俺はジンベイザメかな。サメのくせにマヌケな顔してて。」 紺野「僕は、イワシの群れかな。あれだけの数が一斉に動く様は思った以上に大迫力だったよ。」 設楽「おまえは、クラゲだろ。口開けて見てたし。」 ○○「そ、そうだったかな……」 紺野「タツノオトシゴじゃないのか?ガラスに張り付いてただろ。」 ○○「うーん……」 ○○(うぅ、2人ともよく見てるなぁ……) 紺野 紺野「水族館もいいけど、スキューバの資格を取って本物の海にもぐってみたいな。」 ○○「わぁ、いいですね。」 紺野「だろ?いつか、一緒に……」 設楽「なんだよそれ。どっちが本命だ?」 紺野「……どちらかというと、海じゃないほう。」 ○○「ん?」 ■海水浴 設楽 設楽「夜の海ってのもいいかもしれないな。」 ○○「羽ヶ崎海岸のあたりは真っ暗ですよ?」 設楽「それがいい……いや、海沿いの道は街灯があるし。」 紺野「海が暗い分、星がよく見えるかもしれないな。」 ○○「ふふ、それはロマンチックかも。」 設楽「だろ? そうなんだよ。」 紺野「2人なら、の話だろ?」 設楽「そうなんだよ……」 紺野 紺野「あまり海には入らなかったな。」 ○○「海岸を散歩するのも楽しかったですよ?」 設楽「人さえ多くなければな。」 紺野「2人だったらもっとよかったんだけど。」 設楽「それは俺のセリフだ。」 ■冬の海 設楽 設楽「冬の海なんか歩いて楽しかったか?」 ○○「楽しかったですよ?」 設楽「ふうん……まぁ、それならいいけど。」 紺野「へぇ、設楽の言葉とは思えないな。寒いって文句言いそうなのに。」 設楽「楽しいって言ってる奴がいるからいい。」 ○○「設楽先輩……」 紺野 紺野「いいよな、冬の海って。」 ○○「冬は冬の顔がありますもんね。」 設楽「冬の海なんて最悪だ。」 紺野「僕はもう少しいたかったけど……」 設楽「冗談じゃない。」 紺野「先に帰ればよかったのに。2人でのんびりするから。」 ○○「もう、紺野先輩……」 設楽「……もっと冗談じゃない。」 ■プラネタリウム 設楽 紺野「本物の空はさすがにプラネタリウムのようにはいかないな……」 ○○「海が近いから、見えるほうだとは思いますけど……」 設楽「山のほうがよく見える。いつか、見に行こう。」 紺野「海のほうがいいよ。ロマンチックで。」 設楽「何しに行くんだよ。」 紺野「設楽こそ。」 ○○(どっちも行ってみたいな……) 紺野 紺野「プラネタリウムに行くと、本物の星空が見たくなるな。」 ○○「ここからじゃあまり見えませんね。」 設楽「山の上にでも行かないとな。」 紺野「夜に山まで行ったら帰るのなんて深夜だしな。下手したら朝方……」 ○○「うーん……それはダメかも。」 紺野「うん。だから、いつか行けるような日が来たら、一緒に行こう。」 設楽「……朝帰りの予約とは大胆な奴。」 紺野「そ、そういう言い方やめろ。」 ○○「………………」 更新日時:2015/05/10 02 37 29 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP
https://w.atwiki.jp/bms_progress/pages/2195.html
曲Data Lv BPM TOTAL NOTES TOTAL値 判定 平均密度 最大瞬間密度 ▼2 Notes/s Notes/s 傾向 譜面URL コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/269.html
繁華街 | 森林公園 | はばたき山 | 臨海地区 | その他 繁華街 繁華街カラオケ ゲームセンター ライブハウス ボウリング カラオケ 琉夏 琉夏「いい……やっぱデュエットはいい。」 〇〇「今日は上手にハモれたね?」 琉夏「愛が深まったね?」 〇〇「え? もう、琉夏くん!」 琥一「勝手にやってろ。」 琉夏「あ、そっか……ゴメン、コウ。今度は2人でハモろうな?」 琥一「そっちかよ!」 琥一 〇〇「よかった! 琥一くんの歌が聴けて。」 琥一「ウルセーな。オマエがどうしてもって、言うからよ……」 〇〇「いい声だったよ?」 琥一「バカ、大したこたねぇよ。」 〇〇「そんなことないよ、ね?」 琉夏「そんなことあるね。」 琥一「あ?」 琉夏「1曲しか歌ってねぇのに、褒められてんの。ズリぃよ。」 〇〇「もう……琉夏くんも上手だよ?」 琉夏「どうせ、“も”だよ……」 〇〇(拗ねちゃった……) ゲームセンター 琉夏 〇〇「楽しかったね?」 琉夏「ね? それにしてもさ、コウ、格ゲー弱すぎだよな?」 〇〇「ちょっと、ね?」 琥一「あ? なんか言ったか?」 琉夏「なんにも? な?」 〇〇「そうそう。」 琥一「…………あ゛――っ!!」 琉夏「ハハハ!」 琥一 琥一「エアホッケーってのはよ、悪かねぇな?」 〇〇「うん、面白かった! 琥一くん、強いよね?」 琉夏「ズリぃよ、コウは。守備範囲が広すぎんだ。」 〇〇「琥一くん、手も足もスラッとしてて長いもんね?」 琥一「まあ、そうかも知れねぇな?」 琉夏「それだけゴリラに近いんだ。」 琥一「いじけ虫が。」 琉夏「虫って言うなゴリラ! ほら、ゴリラって言ってやって!」 〇〇「もう、琉夏くん!」 琉夏「ちぇ……ぜんぜん面白くねぇ。」 ライブハウス 琉夏 琉夏「そういえばさ、モッシュの時、ビックリした。」 〇〇「あれは、押されたから――」 琉夏「ウソだね、ワザとだね。エッチ。」 〇〇「もうっ! 偶然だってば!」 琥一「楽しそうだな、オイ!」 琉夏「あれ? コウが怒ってる。」 琥一「怒ってねぇ。」 〇〇(怒っちゃった……) 琥一 琥一「〇〇。そう言えばライブの最中、なんか言ってたろ?」 〇〇「なんだっけ……もう忘れちゃった。」 琥一「なんだよ、気になんだろうが。」 〇〇「だって、琥一くん耳に近づくと逃げるんだもん。」 琥一「くすぐってぇンだよ、しょうがねぇだろ?」 琉夏「ライブ中に内緒話かよ……」 〇〇「しょうがないよ、聴こえないんだもん。」 琥一「バカ妬くな。そんなんじゃねぇぞ?」 琉夏「なんだろ、この余裕がムカつく……」 ボウリング 琉夏 琉夏「〇〇ちゃん、フォームがきれいになったね。」 〇〇「本当? 上手くなるかな?」 琉夏「なるよ。先生がいいからね。」 〇〇「じゃあ、また行こう?ね、琥一くん。」 琥一「2人で行きゃいいだろ。」 琉夏「シーッ! コウは今ヤキモチ中だから!」 琥一「ぶん殴るぞ?」 琥一 琥一「〇〇、オマエ、ストライク増えたな。」 〇〇「まあね。2人も先生がいるもん。」 琥一「2人? あぁ、あっちでいじけてるアレか?」 〇〇「もう、琥一くん! 琉夏くん、気にしないで?」 琉夏「その優しさが琉夏を復讐鬼に変えるのだった……見てろ?」