約 38,363 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2267.html
れいむへの愛情 23KB 虐待 制裁 愛情 実験 妊娠 お家宣言 飼いゆ 野良ゆ 赤ゆ 現代 独自設定 16作目です。愛ゆえに人は苦しまねばならぬ! 数ヶ月前、ペットショップで子れいむを買ってきた。 買った日から子れいむは、すぐ自分になついてくれたので、今でもとてもかわいがっている。 言うことも素直に聞いてくれるので、とてもしつけがしやすく、 子れいむのころに、一度も体罰を与えたことが無いのが自慢だ。 子れいむは生まれつき賢かったようで、少し勉強させると簡単に銀バッジを取ってしまった。 れいむが大きくなってからは、一匹で自由に外出させるようにしている。 家の周りは車通りが少なく、銀バッジもちゃんと頭につけているので、 外出させても特に問題ないだろうと考えたからだ。 れいむは最初、1日に1回、時間にして30分ほど散歩を楽しんでいたようだ。 だが、つい1週間ほど前から、日に1度の散歩が2度3度に、 散歩の時間も1時間になり2時間になり、あきらかに外出時間が増えてきた。 散歩が長い理由をれいむに聞くのだが、 「れいむはゆっくりさんぽしたいんだよ!!」 といってはぐらかされる。 散歩中のれいむを尾行しようとも思ったが、 れいむが散歩している間は、その行動に一切関与しないという、 れいむのプライバシーを守る約束をしているので、尾行をするわけにはいかない。 その約束をするかわりに、家の中でお行儀良くするようにいいつけてあるのだが、れいむはそのいいつけをちゃんと守っている。 だから余計に、自分のほうから約束を破るわけにもいかないのだ。 れいむの大好物なあまあまをちらつかせて、散歩が長い理由を聞き出そうとするのだが、 れいむの口は堅く「なんにもないんだよ!!!」としか言わない。 しかし、散歩中に何かあるのは間違いない。 それが何なのか・・・・最近、とても気になっているのだ。 れいむとの約束は、家の中でお行儀良くすること以外に、 野良ゆっくりと勝手に子供を作ってはいけない、という約束もしている。 約束を破るようなら、それなりの痛いおしおきをすると告げてあるので、 それがある程度の抑止力にはなっていると思う。 でも所詮はゆっくり、約束よりも自分の幸せをとる可能性は十分にある。 だからこそ、今れいむのことをとても心配しているのだ。 ある日のこと、外出したれいむが家に帰ってこなかった。 家の近くを簡単に探すのだが、れいむはどこにも見当たらない。 暗くなって家に帰れなくなったのだろうか、 でもそれなら明日にはきっと帰ってくるだろうと思い、その日はおとなしく家で待つことにした。 しかし、翌日になってもれいむは帰って来なかった。 さすがに、れいむの身に何かあったのだと思い、本格的に周囲を捜索し始める。 だが、いくら探してもれいむは見つからなかった。 れいむが失踪してから5日が経った。 その間にもいろいろな場所を探したのだが、結局れいむは見つからない。 どこかで事故に巻き込まれたか、または誰かに連れ去られてしまったか。 れいむのことは半分あきらめていた。 だがその日の夕方、何事もなかったかのようにれいむが家に帰ってきたのだ。 「おにいさん、えささんをちょうだいね!たくさんでいいよ!!!」 開口一番にれいむはこう言った。 積もり積もった感情が爆発し、れいむに対していろいろ言おうと思ったのだが、その前に、れいむに対して違和感を覚える。 れいむの頭に、一本の細い蔦が生えていたのだ。 蔦には4つの小さな実ゆっくりがついていて、それぞれ体の基礎ができるまでに成長している。 実ゆっくりはときどき体をプルっと動かし、嬉しそうな表情をする。 生まれ落ちた後の動きを練習しているのだろうか。 数日もすれば、この実ゆっくりは赤ゆっくりとして誕生するだろう。 頭に蔦の生えたれいむの横には、なぜか得意げな顔のまりさがいた。 その身なりから恐らく、野良ゆっくりだと思われる。 この5日間、れいむが何をしていたのか一瞬で分かってしまった。 「れいむ。一つ聞くが、横にいるのは野良まりさだよな?」 「ゆっ、れいむはまりさといっしょになったんだよ!!」 「ここはとてもゆっくりできそうなおうちなんだぜ。れいむはすごいんだぜ!!」 「ゆへへ、そんなことないよ~~~だってここはまりさのおうちでもあるんだよ!!おちびちゃんたちもここでゆっくりそだてられるんだよ!!!」 「なあれいむ、俺との約束を覚えているか?野良ゆっくりと勝手に子供を作っちゃいけないっていう約束を。」 「ゆ!!おちびちゃんはとてもゆっくりできるんだよ!!だかられいむはおちびちゃんをつくったんだよ!!! ゆっくりできるまりさとおちびちゃんは、ここでれいむといっしょにゆっくりしないとだめなんだよ!!! だからおにいさんはすこしだまっててね!!!いうことをきいてくれないおにいさんなんかきらいだよ!!!」 「そうなんだぜ!まりさはれいむといっしょになったから、れいむのおうちにすまないといけないんだぜ!!!」 れいむとまりさの言い分は、まるで論法が成り立っていない。 それに、子供を作っちゃいけない約束はどうした、という俺の質問にまるで答えていない。 いや広い意味では答えているが、俺の聞きたい答えになっていない。 なんだこれ 5日間、必死でれいむを探し続けてた俺が馬鹿みたいじゃないか。 肝心のれいむからは、家を出ていて心配かけたという言葉もない、 子供を作って良いかということわりもない、 まして野良まりさと一緒になって良いかという話もないし、 まりさをここに住まわせても良いかという話もない。 おまけに俺に対して黙れという。 ふざけるな 「そうか、なら仕方ない。お前らここからとっとと出てけ。出て行かないなら無理にでも追い出す。」 「ゆゆ!!おにいさんはかってなこといわないでね!!ここはれいむのおうちなんだよ!!!おにいさんこそでていってね!!」 「そうなんだぜ!!れいむをおいだそうとするゲスなにんげんはとっととでていくんだぜ!!!」 なるほどね、それがれいむの本心か。 れいむはもともと、俺のことを飼い主だとは思っておらず、 ただ、自分の家に住む優しい同居人くらいにしか思ってなかったわけだ。 了解了解、それなら話は早い。 こっちはそれなりの対応をするだけだ。 だが、このままでは腹の虫がおさまらない。 「なあれいむ、お前はどれだけまりさのことが好きなんだ?」 「ゆ?れいむはまりさのことがとってもだいすきなんだよ!!まりさはとてもゆっくりしてるんだよ!!」 「そうか、それだけ好きならまりさのことを何でも知ってるんだよな?」 「そうだよ!!まりさのことならなんでもわかるんだよ!!!」 「そうなんだぜ!!まりさもれいむのことならなんでもわかるんだぜ!!」 「相思相愛ってわけか、分かった。そこでだ、そんな仲の良い二匹のためにある実験をしたいんだ。 この実験で、二匹の愛が確かなものだと分かったら、俺はここから出て行ってやるよ。」 「おにいさんはとっととでていってね!!!れいむはじっけんさんをはやくしたいんだよ!!!」 「分かった、じゃあここで待ってろ。俺はまりさと少し話をしてくるから。」 そう言うと野良まりさを乱暴に持ち上げ、奥の部屋へ連れて行く。 「ゲスなにんげんはまりさをらんぼうにあつかっちゃいけないんだぜ!!!」 「まりさといったな。まりさはどこに住んでたんだ?」 「ゆ!まりさはこうえんにすんでたんだぜ!!こうえんのだん・・」 「まりさの好物はなんだ?」 「ゆ?まりさはあまあまさんがだいすきなんだぜ!!!あまあまをくれるのぜ?」 「れいむと初めて会ったのはどこだ?」 「ゆ、きれいなおはなさんがいっぱいあるところであったんだぜ!!あのときの・・」 「まりさの得意なことは?」 まりさの素性を肝心なところだけ聞く。 まりさのお気に入りの場所や、得意なこと、大事な宝物といった内容も聞いた。 それを簡単にメモする。 5分ほどまりさと話をした。 れいむのいる部屋にまりさを連れて戻る。 れいむはソファーの上でのん気に眠っているようだ。 れいむの頬を強くつねって起こしてやる。れいむに対して行った初めての体罰だ。 「ゆぃ!いだいよ゛!!!おにいさんはそんならんぼうなことしないんだよ!!どうじでれいむをゆっくりさせてくれないの!?」 「さてこれから、れいむがどのくらいまりさのことを好きなのか試させてもらう。」 用意した透明な水槽へまりさを入れる。 「ここからはやくだすんだぜ!!ここはせまくてゆっくりできないんだぜ!!!」 「まりさをはやくだしてあげてね!!これじゃまりさがゆっくりできないよ!!」 「すぐにゆっくりできるさ。さて実験の説明をしよう。 これかられいむに10問ほど、まりさに関する質問をする。 それに答えることで、れいむがまりさのことをどれだけ理解しているのかが分かる。 10問中、5問以上正解できればここをお前たちの家にしてもいい。それが今回の賞品だ。 ただし1問ずつ間違えるごとに、お前たちに厳しいおしおきをする。 それぐらいの罰が無いと、れいむがまりさのことをどれくらい本気で想っているのか分からないからな。」 「なんでもきいてね!!れいむはまりさのことならなんでもわかるよ!!」 「れいむはたのもしいんだぜ!!まりさたちのあいはしんじつなんだぜ!!!」 「オッケー、なら1問目だ。まりさの大好きな食べ物は?」 「まりさはあ・・・・・」 そこで水槽にふたをする。まりさが答えては意味がない。 ふたをすることで、まりさの声が聞こえなくなった。 「まりさはあまあまさんがだいすきなんだよ!!」 「正解だ。」 こうして実験が始まった。 まりさを閉じ込めている水槽のふたを外してやる。 すると、中から元気なまりさの声が聞こえてきた。 「ここからはやくだすんだぜ!!!」 「やったよまりさ!れいむはせいかいしたよ!!れいむはまりさのことならなんでもわかるんだよ!!!」 「れいむはえらいんだぜ!!これでまりさはれいむたちといっしょにこのおうちにすめるんだぜ!!!」 それ以上の会話をさせないよう、すぐに水槽のふたを閉める。 「さて2問目だ。まりさはどこでれいむと出合った?」 「ゆ!おはなさんがいっぱいあるところだよ!!」 「正解だ。」 水槽のふたを開けてやる。 れいむとまりさはお互いを褒めあっている。 そして、まりさがどこに住んでいたかという3問目の質問にも、れいむは簡単に正解する。 「さて4問目だ。まりさのお気に入りの場所は?」 「まりさのゆっくりできるばしょは・・・・きのかげなんだよ!!!」 「不正解だ。」 「どぼぢでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉおおおおおおおお!!!」 水槽のふたを開ける。そして同じ質問をまりさにしてみる。 「まりさはおはなさんがあるところがすきなんだぜ!!れいむはとうぜんしってるんだぜ!!!」 「ゆ?まりさはきのかげがすきなんじゃないの??」 「ゆ??まりさはおはなさんのあるところが・・・」 そこでふたをする。 「さて、不正解だったからおしおきをしてやらないとな。」 「どう゛じで!!!まりさはきのかげがすきなんだよ!!!」 「でも、まりさは花のある場所が好きだって言ったしな。さて執行だ。」 「ゆうう!!まりさはきのかげがすきなんだよ!!!!!!」 れいむは、自分が正しいと何度も訴える。だが不正解はくつがえらない。 じたばたするれいむのほうに手を近づける。 「ゆ!!!れいむはいたいいたいさんはいやなんだよ!!ゆっくりできないんだよ!!」 「安心しろ、れいむは痛くない。」 プチっという音が2回ほど聞こえた。 れいむは目をつぶっていたが、痛みが来ないので拍子抜けしたようだ。 「ゆゆ!!ぜんぜんいたくないんだよ!!おにいさんはれいむにきがいをくわえられないんだよ!!!」 「そうかな?まりさを見てみろ。」 れいむはまりさの方をぱっと向く。 水槽の中のまりさは涙を流し、何か叫んでいるようだ。 「ゆゆ!まりさどうしたの???おにいさんになにかいたいいたいことされたの??」 水槽の中のまりさが何を言っているのか、れいむには分からないようだ。 「どうした?まりさのことなら何でも分かるんじゃなかったのか?5問目だ。まりさが今、何を言ってるか分かるか?」 「まりさはきっとおにいさんにいたいいたいことをされたんだよ!!そんなおにいさんはせいっさいするよ!!!」 「残念、それは違う。さて間違えたお仕置きだ、続けて執行する。」 ニチっ ピチっ 「どぼぢでぇえええ!!!まりさにきいてみないとわからないんだよ!!」 「あれ、まりさのことならなんでも分かるって言ってたのにそれかよ・・・はは、仕方ないな。ふたを開けてやるよ。」 水槽のふたをあける。すると、まりさの悲痛な叫び声が聞こえてきた。 「ゆぁああああ!!!まりさたちのおちびちゃんがぁあああああああ!!!」 「ゆゆ?おちびちゃんがどうしたのまりさ?」 れいむは自分の頭についている蔦を見る。 そこには、足を潰されてのたうちまわる実ゆっくりが4匹くっついていた。 4匹は体をブルブルと震わせ、その顔は苦悶の表情に満ちている。 「ゆぁああああれいむのおちびちゃんがぁああああああああ!!!!」 「やっとまりさの言いたいことが分かったか。れいむは案外、鈍いんだな。」 これからのゆん生に希望を持ち、誕生の瞬間を胎動しながら今か今かと待ち続けていた実ゆっくりだったが、既にその足が失われている。 無事に生まれてきたとしても、歩くことはできないだろう。 実ゆっくりたちは何も悪いことをしていない。 普通のゆっくりならばその理不尽さに憤慨し、加害者を罵倒するだろう。 しかし、実ゆっくりたちはどんなに苦痛を感じていても、泣き叫ぶことができない。 生まれ落ちるまで、実ゆっくりはしゃべることができないのだ。 実ゆっくりたちが、どれほどの苦痛を感じているのかは分からない。 だが、その苦々しい表情を見る限り、とても苦しそうだということは何となく分かる。 れいむが事態を把握したのを確認してから、まりさの入った水槽のふたを閉める。 れいむとまりさは、歯ぎしりをして悔しさをあらわにしている。 そんなれいむの頭にポンポンと手をあててやる。 「れいむは所詮、まりさのことなんか何も分かってなかったってわけだ。」 「おにいさんはどう゛じでごんなごどするの????これじゃおちびちゃんはゆっくりできないんだよぉ!!!!」 「うん、そうだな。足が潰れた子供はゆっくりできないな。だが俺は約束どおり、答えを間違えたお前におしおきをしただけだ。」 「ぞん゛な゛ぁあああああ!!おにいさんはやくそくをやぶったんだよ!!れいむのおちびちゃんをゆっくりさせてくれるやくそくなんだよ!!!」 「おい、俺がいつそんなこと言った?俺はそんなこと言った覚えはないぞ。」 「ゆ!うそはダメだよ!!!おにいさんにはれいむのおちびちゃんをみせてあげたんだよ!! だからおにいさんはおちびちゃんたちをゆっくりさせてくれることになったんだよ!!!」 「そうか。俺に実ゆっくりを見せたから、俺は子作りに協力する必要があると考えてるわけだな・・・・ ふざけるな。それがまかり通るなら、この先は言ったもの勝ちになる。それでいいんだな?よし。 れいむは自分の頭についている子供に危害を加えちゃいけないとは言ってないよな?だから俺は実ゆっくりの足を潰した。」 「ゆ!!どうちて・・・」 「れいむはこの5日間、家に帰って来なかった。つまり、この家から出て行ったということだ。だからここはお前の家ではない。」 「どぼぢでぞんな゛ごど・・・」 「れいむは毎日三食の餌が欲しいとは言ってないよな?ならこれからは餌をやらない。 まりさと一緒になりたいと俺に言ってないよな?なら一緒にさせない。 自分たちを痛めつけちゃいけないと言ってないよな?ならこれからお前らを痛めつける。」 「れいむのはなしをきいてね!!!」 「いや、聞かない。5日ぶりに家に帰ってきたとき、お前は俺の話を全く聞かなかった。 それどころか自分の都合のいいように解釈して、ここをまりさと自分だけの家にしようとした。」 「ゆ!れいむがかんがえたことはぜんぶそのとおりになるんだよ!! だかられいむがかんがえたことには、おにいさんもしたがわないといけないんだよ!! れいむはおうちでおぎょうぎよくするやくそくをまもってるから おにいさんもれいむにかんよしちゃいけないっていうやくそくをまもらないといけないんだよ!!!」 「そこだ。れいむの根本的な間違いはそこだ。 関与についての考え方も違うが、まず、お前は別の約束を破っている。 子供を勝手に作ってはいけないという約束だ。それを棚にあげたら、お前の話は全く説得力がなくなる。 それ以前に、れいむが思っていることが現実にその通りになる・・・・か。 ・・・んなわけないだろ。俺は俺の考えを持っている。まりさはまりさの考えを持っている。 れいむはれいむの考えを持っている。自分が考えていることは言葉で相手に伝えないと分からない。 例えそれが相手に伝わったとしても、それぞれが自分の考えを持っているんだから、 れいむの望む通りに相手が動くとは限らない。そうだろ?」 「れいむはまりさのかんがえてることならなんでもわかるんだよ!!!れいむがかんがえてることは おにいさんもしたがわないといけないんだよ!!!いいかげんなことをいうおにいさんはゲスだよ!!!」 「そうか、そう言い張るなら実験を続行だ。今、まりさが考えていることを当ててみるといい。それが6問目だ。」 水槽の中のまりさは不思議そうな目をしている。 「わかったんだよ!!まりさはせまいせまいっていってるんだよ!!!そうきこえたんだよ!!!」 「そうか、じゃあふたを開けてみるぞ。」 ふたを開けるとまりさの声が聞こえてくる。 「れいむはどこにいったんだぜ!?にんげんはれいむをかくしちゃだめなんだぜ!!とっととれいむをみせるんだぜ!!!」 「ゆ?れいむはここにいるよ!!まりさはおめめがみえないの?」 「ゆゆ?しらないゆっくりがいるんだぜ。しらないゆっくりはとっととどこかいくんだぜ!!!」 「どぼぢでぞんな゛ごどい゛う゛のぉおおおおおおおお!!!!れいむはれいむだよ!!!」 「ゆ?なにいってるんだぜ。れいむはきれいなおかざ・・・・」 そこでふたを閉める。 「これでまりさの考えていることが分かっただろ。まりさはお前のことを知らないんだとさ。」 「そんなことないんだよ!!まりさはそんなこといわないんだよ!!!」 「あれはまさしくまりさだ。ただ、お前のことが分からないようだがな。さて3回目のおしおきだ、次はこの飾りを破るとするか。」 「・・・・ゆゆ!それはれいむのおかざりさん!!どうじでおにいさんがもってるの???」 「知らないよ、なんでだろうね。れいむの超能力で当ててみたらどうだ?」 手に持ったお飾りをビリビリと破く。これで二度と、まりさはれいむのことを認識できないだろう。 「ゆぁあああああ!!!れいむのおかざりさんがぁああああああ!!!!」 「さて7問目。今まりさは何を考えているか。」 「ゆうう!!!まりさはれいむのことをかわいそうだとおもってるんだよ!!!」 「そうかそうか、それは涙ぐましい話だ。それではふたを開けるとするか」 サッ 「とっととここからだすんだぜ!!それとへんなゆっくりはとっとときえるんだぜ!!!ここはれいむとまりさのおうちなんだぜ!!!」 「ゆっ、まりさどうしたの!?」 「きやすくはなしかけるなだぜ!!まりさとおはなししていいのはれいむだけなんだぜ!!!」 「れいむはれいむだよ!!まりさはおめめがみえないの??」 「さて7問目も不正解だったな。それでは遠慮なく・・・」 「ゆ?なにを・・ゆゆ!れいむのおちびちゃんをつれていかないでね!!」 れいむの頭についている蔦を引きちぎり、まりさのいる水槽の中に入れてやる。 蔦には足のつぶれた実ゆっくりが4匹ついている。 「ゆ!へんなゆっくりのこどもだよ!!ゆっくりできないこどもはとっととしんでいってね!!!」 プチっ プチっ プチっ プチっ 「あああああ!!!れいむのおちびちゃんがぁああああああああああああ!!!!」 「いいきみなんだぜ!!れいむとまりさのおうちにかってにはいってくるからなんだぜ!!!」 「どうしてまりさはれいむのおちびちゃんをころしたのぉおおおおおお!!!!」 そこでふたを閉める。 「8問目。まりさはなんでれいむの子供を殺したのでしょうか?」 「そんなのわからないんだよぉおおおお!!!」 「ハイ残念、これで5問連続で不正解だ。残りの2問を正解しないと、ここをお前たちの家にすることができないぞ。」 「どうぢでまりさはおチビちゃんをころしたのぉおおおおおお!!!!」 「まりさのことなら何でも分かるんじゃなかったのか?まぁいいや、おしおきだ。」 水槽の前に立ちはだかり、れいむからまりさの姿が見えなくなるようにする。 それから水槽のふたを取り、中にいるまりさの帽子を奪う。 「ゆ!!まりさのおぼうしをかえすんだぜ!!!」 それから水槽の中のまりさとれいむを対面させてやる。 「ゆゆ?しらないまりさがいるよ!ここはれいむとまりさのおうちだよ!!しらないまりさはとっととここからでていってね!!!」 「ゆ!ここはれいむとまりさのおうちなんだぜ!!!しらないれいむこそとっととでていくんだぜ!!!」 「さて9問目だ。今、れいむの好きなまりさはどこで何を考えているでしょう?」 「ゆ!まりさはここにいるんだぜ!!」 「ゆ!まりさはここにいないんだよ!!」 「不正解。6問不正解だったから、次の質問に正解しても賞品はあげられないな。そしておしおきだ。」 おしおきとして、まりさの入っている水槽にれいむを入れる。 途端に、お飾りのついていない2匹はお互いを警戒し始めた。 「10問目、まりさに関する最後の質問だ。まりさは本当にれいむを愛していたか?」 「ゆ!まりさはれいむのことがすきなんだよ!!!だからはやくまりさをみせてほしいんだよ!!!」 「まりさはれいむのことがだいすきなんだぜ!!!だからはやくれいむをみせるんだぜ!!!」 「正解だ。まりさは本当にれいむのことを愛してたんだな。」 「とうぜんなんだぜ!!だかられいむをはやくみせるんだぜ!!それとゆっくりできないれいむはとっととしんでね!!」 「ゆ!!ゆっくりできないまりさこそとっととしんでね!!!」 2匹が水槽の中で罵り合い、殺し合いを始める。 れいむとまりさの力は互角らしく、両者一歩も譲らない。 2匹はしばらく水槽の中で争いを続ける。 一瞬、まりさが油断した。そこへ上かられいむがのしかかった。 あとは一方的にれいむが攻撃を繰り返す。 れいむの一方的な攻撃によって、 まりさは餡子の塊になってしまったようだ。 そこで、まりさだった塊に帽子をかぶせてやる。 「ゆうっ、ゆうっ、ゆゆ!!まりさどう゛ぢで・・・・ゆうう、おにいさんがまりさをころしたんだね!!れいむはぜったいにゆるさないよ!!」 「なるほどなるほど、確かに俺が殺したようなもんだな。でも実際はお前が手を下した。所詮、お前たちの愛はその程度だったということだ。」 「そんなことないよ!!れいむはまりさのことがだいすきだったんだよ!!!どうじてまりさをころしたの????」 「お前のことを愛していて、そして途中でお前を嫌いになった。気持ちが中途半端だったから、お前の好きなまりさを殺したのさ。」 「そんなことないよ!!まりさはさいごまでれいむのことがだいすきだったんだよ!!!」 「いや、まりさの心境じゃない。それは俺の心境だ。 11問目。今、俺が何を考えているか当てられるものなら当ててみろ。」 おにいさんの目に涙が浮かんでいる。 おにいさんはれいむのことを愛でていたのだ。 家の中でお行儀よくしてくれて、自分になついてくれるれいむに対して深い愛情を注いでいた。 のびのびと育てるために、れいむを自由に外出させ、そのかわり野良ゆっくりと子供を作ってはいけないという約束をした。 しかしその約束を反故にされ、おまけにおにいさんのことが嫌いだとれいむに言われた。 おにいさんのショックは大きい。 れいむは、そんなおにいさんの気持ちを全く察していないようだ。 ただ自分勝手に、自分に都合のいいように物事を考えている。 飼い始めてからずっと、おにいさんとれいむの心がすれ違っていたのだ。 「ゆ!まりさをころしたおにいさんはだいきらいなんだよ!!!とっととしんでね!!!」 「そうか残念だ。俺の気持ちが分からないれいむには、おしおきをしなければならないな。」 ギュッ 「いちゃいよぉおおおお!!!れいむのほっぺをつねらないでね!!!」 メチメチ 「ゆぎゃっ、ゆぎゃぁああああああ!!!」 ブチブチブチ 「しんじゃうよぉおおおお!!!おにいさんやめてね!!!!」 クチャッ、クチャッ 「ゆああああぁぁれいむのあんこがぁあああああ!!ゆっ、ゆ゛ぎゃっ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛ぎいいい、ゆ゛っ、」 「苦しいか??れいむ、苦しいか????だがお前に裏切られた俺の心は、もっともっと苦しいんだ。」 れいむはまりさのことなら何でも分かると言っていたが、本当はまりさのことを何も分かっていなかった。 お飾りの無くなったまりさを認識することさえもできなかった。 まりさはれいむのことが大好きだったが、お飾りの無いれいむが大嫌いになった。 れいむとの間にできた大事な大事な子供も、いとも簡単に殺してしまった。 そして俺はれいむのことが大好きだったが、最後にはれいむを痛めつけてしまった。 家を離れている間、れいむは心のお飾りをどこかに置き忘れてきたのかもしれない。 俺は、心のお飾りを無くして帰ってきたれいむを、いつものれいむだと認識できなくなってしまったようだ。 本当の愛ならば、例えお飾りが無くても、話し方や仕草で愛するものを認識できるはずである。 お飾りが無くなると、途端に相手を認識できなくなってしまう程度の愛、それは上っ面の愛情でしかないのだ。 みんなそれぞれ愛を持って、大好きな相手と接していた。 だがそれは結局のところ、 それなりの愛だったというわけだ。 いや・・・・・・ちがう よく考えたら、好きという言葉と愛という言葉はイコールではない。 とうとう分かった。愛が何なのか分かった。 倫理的な良し悪しに関わらず、 愛とは、お互いの気持ちが一致することだ。 「ゆ゛っ・・・・ゆ゛っ・・・・・いちゃい・・・ゆ゛っ・・・・・ゆ゛っぐりぢだいよ゛・・・・・・」 れいむが苦しんでいるのを理解しながら、餡子の中身をぐちゅぐちゅと掻き回し、れいむを思う存分苦しませる。 「れいむ、大嫌いだよ。」 「ゆ゛っ・・・お・にい・さ・ん・・・き・らい・だ・よ・・・」 俺とれいむの心が初めて一つになる。 相手を殺したいほど、 俺はれいむのことを大嫌いになり、 れいむは俺のことを大嫌いになった。 これでやっと、れいむとの間にできていた溝が埋まった。 その瞬間、心の苦しみから解放された。 「お・・・に・い・・さん・・は・・・し・・・・・・ね・・・」 「それは叶わない、しぬのはお前だ。あの世で反省してくるんだ。」 「ゆ゛っ・・・・・・・・」 れいむの表情が急に変わった。 「お・ち・・び・・・ちゃ・・ん・・・ま・・・り・・・さ・・・・ご・め・・ん・・・・ね・・・ お・・・に・・い・さ・・・ん・・・ご・・・め・・ん・・・な・・・さ・・・い・・・・・・・」 「れいむ、最期に謝るのは間違ってるぞ。れいむの謝罪は、今の俺にはただの命乞いにしか聞こえない・・・」 れいむは返事をしない。 部屋の中には、5つのゆっくりの死骸が残った。そして、 オレンジージュースをかけられて生き残ったれいむが、今後もおにいさんに飼われることになった。 それからおにいさんは毎日、死なない程度にれいむを虐待している。 れいむもおにいさんに対して毎日、暴言を吐き続けている。 おにいさんは、れいむのことをとても愛でているのだ 鉄籠あき 過去の作品 anko1922 鉄籠 anko1941 野良まりさたちの行く末 anko1951 ゆっくりの住む牧場 anko1968 正義感 anko1973 あんころ草 anko1993 50% anko2013 カウンセリング anko2024 カレーの作り方 anko2047 露店のゆっくり anko2059 ゆっくりおばさんの船旅 anko2085 赤ゆ合戦 anko2107 たこつぼ anko2120 線香台 anko2187 生きる anko2207 野良ゆをゆっくりさせない工夫 挿絵:エアあき
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/1441.html
渋谷凛「……愛情注入したから」 執筆開始日時 2013/02/01 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359711555 ログ速 概要 凛「……できたっ」 未央「おおーっ、完璧じゃなーい!?」 卯月「これは今年最高の出来です!」 凛「そりゃ、年に一回だから」 卯月「き、気持ちの問題だよっ」 未央「まあまあ、はやくチョコラッピングしよ!」 タグ ^渋谷凛 ^本田未央 ^島村卯月 まとめサイト ありやけの2chまとめ SSウィーバー えすえすMIX エレファント速報 SS森きのこ! SSだもんげ! 石川いらん子ブログ
https://w.atwiki.jp/sekoketi-mama/pages/288.html
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/402.html
例えば、寝る前にお休みのキスをねだったり。 例えば、ちょっと外出する時に用もないのに着いていったり。 例えば、食事中の仕草をじっと見つめたり。 例えば、離れていく貴女の服の裾を掴んだり。 例えば、少しだけ触れた手の体温が離しがたかったり。 そんな症状。 ──代表的愛情欠落症候群 ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ……となんとも古めかしい数え方と共に指を折り数える亜麻色の長い髪の少女は、その数が指の二週目を折り返そうとしたとこでため息をついた。 覚悟していたことではあるのだが、数字という確固とした事実を目の前にするとなんともやるせない。 数えていたのは日数。それも、恋人である妹とまともに会話していない日数。 センター試験を終えた妹はこれから控える国公立の二次試験の為にもう勉強中である。 内部推薦で上の大学に進学できる翠星石には外部受験の辛さが分からないが、妹見ているとそれがどれだけ辛いのか分かる。 だから、今の自分にできることと言えば、何もせず彼女の支えになることぐらい。 「とは思うんですがね、」 と、誰もいない空間に翠星石の声が響いた。独り言が多くなっている気がする。 「辛いですねぇ」 寮の部屋に虚しく響く呟き。妹であり恋人である蒼星石との相部屋だが、蒼星石は自習室で勉強中。 翠星石に悪いから、と寮の部屋では勉強しない。半分本音、半分建前であろう。 時計をチラと見ると午後七時を指そうとしている。そろそろ夕食の時間だ。 「さて、呼びに行くですかね」 ほっておけば夕食も食べずに勉強する妹を呼びに腰を上げた。 食事時、入浴直前直後、寝る直前、一日の中で数少ない蒼星石と話せる時間は大切にしなければ。 自習室の扉をそっと開けると一番奥の席で珍しく突っ伏している妹の姿。 余程、疲れているのだろう。同じく自習中の水銀燈に軽く手を上げて、蒼星石の体を揺する。 「こんなところで寝たら風邪引きますよ。ご飯食べに行くですよ」 できるだけ声を低くして耳元で呟くと、ゆっくりと蒼星石は体を起こした。 ん、とまだ眠そうながらに短く返事をして蒼星石はノート類を片付け始めた。 「体調悪いですか?」 「大丈夫だよ」 額に手を当て熱を計るが、特に熱くもなく、寝起きゆえの暖かさのみだった。 「ご飯食べに行くですよ」 「うん、ありがとう」 起こしてくれて、と蒼星石は付け加えた。その声はまだ眠そうだったが、はっきりしている。 「今日はもう早く寝た方がいいですよ」 本日の夕食、ホワイトシチューを掬いながら翠星石は蒼星石に言う。 「ん、そうするよ」 いつもこう言うと、大丈夫、と言っていた蒼星石が素直にこう言ったので、やはり疲れているらしい。 頑張ることも大事だが、それで体が壊れてしまっては元も子もない。 食器を指定の返却口に返し、久しぶりに二人で自室に帰った。 いつもなら蒼星石はこのまま自習室にまた戻るからだ。 「お風呂どうしますか?」 帰ってくるなり自分のベッドに倒れ込んだ蒼星石に問いかけるとだるそうに、後でいい、と呟いた。 「本当に大丈夫ですか?」 「んー……」 再度、額に手を当てるが、やはり熱はない。ただの睡眠不足なら良いが。 「翠星石の手、気持ちいい」 額に置いた翠星石の手に蒼星石は自分の手を重ね、譫言のように呟いた。 「ふふ、そうですか?」 「うん、暖かくて安心するよ」 「それは良かったです」 眠いからなのか、いつもなら考えにくいほど蒼星石が甘えてくれている。 彼女も寂しかったのだろうか、そうだったならいいのに。 「今日はこのまま寝たらどうですか?」 冬なので汗も全然かかないでしょうから、と蒼星石の前髪をすきながら翠星石が訊ねる。 うーん、としばしごねっていた蒼星石だが翠星石の手首を掴んだ。 「君は?」 「はい?」 「翠星石は?寝ないの?」 枕に半分顔を埋めた状態の蒼星石の表情は読み取れなかったが、翠星石は一つ笑みを溢すと、いいですよ、と言った。 二人で寝るには少し狭いベッドが今だけは嬉しい。お互いの身を寄せ合って、くっついて寝転ぶ。 「少し狭いですかね?」 「いや、ちょうどいいよ」 そう言いながら蒼星石は翠星石をきつく抱き締めた。すぐ近くで相手の声を聞けるのが何だかくすぐったい。 翠星石は少しだけ身動ぎ、いつもの定位置の蒼星石の腕に収まった。 「あまり、無理しないでくださいね」 「うん、ありがとう」 そう言ったって何事にも生真面目で全力投球な妹はまた頑張ってしまうのだろう。 本当ならば、一緒の大学に入って楽しみたいのだが、彼女の夢にケチをつける気はない。 ただ、傍らで彼女を支えることしかできない自分が不甲斐ない。 そう思うと、あまりにも情けない自分にじわりと涙が浮かんできた。 悟られないように下を向き、ぎゅっと蒼星石のパジャマを掴んだ。 「いざ寝ようとするとなかなか寝れないもんだね」 そんな翠星石を悟ったのか、背中に手を回し、更にきつく抱き寄せる。 翠星石の旋毛にキスを落とし、赤子をあやすように背中をポンポンと軽くたたく。 「ごめん、……なさ、いっ」 蒼星石に迷惑かけまいようにしていたのに、心配をさせてしまって思わず謝罪の言葉が漏れた。 「謝らなくていいよ、僕は君のおかげで頑張れてるんだから」 触り心地の良い長い髪に指を通しながら蒼星石はくすりと笑った。 「ありがとう。僕の為に邪魔しないようにしてくれてたんでしょ?」 感謝しなきゃね、と蒼星石未だに俯いたままの翠星石の顔を上げさせた。 「寂しい思いさせちゃったね、ごめんね?」 違う。そんなことを言わせたいんじゃなくて、謝らせたいわけじゃなくて。 伝えたい思いはたくさんあるのに、うまく言葉にできなくて口だけがガタガタと震える。 心配しなくていい、私なんか気にしないで、勉強頑張って。 そう言いたいのに喉がひりひり焼けついて、気持ちだけが焦ってしまい、更に涙が溢れた。 「ありがとう」 そう言われてきつく抱き締められてしまってはそれ以上何もできず、ただ蒼星石の背中に手を回す。 ちゅ、と額にキスを落とされて、思わず体が強張った。 やがて蒼星石は翠星石に乗り掛かり、顔中にキスの雨を降らせた。 「こんな雰囲気でごめんなんだけど、……いい?」 艶っぽい声でそう問いかけられては否定もできず、またする気もなかったので、コクりと小さく頷いた。 「っあ、ん……」 久しぶりに重ねる体はいつもより敏感になっているのだろうか、とっても熱くて。 何週間振りかも分からないのに、相手の体温を覚えている自分が恥ずかしい。 「や、っだめ……そこは、ひぁぁっ」 唇を下半身に滑らせていく蒼星石に制止の声をかける。すると、蒼星石は熱っぽい目でこちらを見てくる。 「何でダメ?気持ちよくなりたくない?」 そんな目で見られては逆らうこともできないのを知っているくせに。体の芯が更にじんと熱くなる。 「だ、て……お風呂」 入っていないから、と言うことを聞かない体でやっと伝えるとくすりと貴女は笑った。 「きれいだよ、全部」 ビクンと体がその言葉に反応してしまう。褒められると、どうしても熱くなってしまうのだ。 「美味しいし、きれいだよ……全部見せて?」 「ひぁ、……やぁぁっ」 暖かく湿った蒼星石の舌が翠星石の一番敏感な場所に滑り込む。 蒼星石の頭を押さえて首をイヤイヤと振るが、蒼星石はやめようとしない。 それどころか太ももを押さえられ蒼星石のさらさらの髪が太ももをくすぐる。 「や、だめ……も、やぁぁっ」 中に指を入れられもう知られている一番敏感なところをぐりぐりと指で擦られる。 突起は舌でつつかれ、時折音を立てながら吸われてしまえば、体はひくひくと反応してしまって。 びくびくと体が痙攣し始めたのが分かる。上り詰める直前なのだ。 「や、も……イ、くっ……あああっ」 その言葉に蒼星石は更に中の質量を増やし、擦るスピードを速める。 「あぁっ、も……い、ああ、……アアア──っ」 びくびくと体がこれまでになく跳ね、頭の中が真っ白になった。 「結局いつもくらいですね」 時計を見つめて、翠星石は少し枯れた声で蒼星石に言った。 結局あの後、立て続けに何度も挑まれ、啼かされ続けて、喉が少し痛むほどだった。 「まぁ、いいじゃない。たまには」 そう言って満足気に微笑まれては反論もできず、受験で頑張っているご褒美だと翠星石は自分を納得させた。 蒼星石は翠星石を引き寄せ、ぎゅと強く抱き締めた。 「寂しい思いさせてごめんね。でも後少しだから」 そう、受験が終わってお互い大学生になれば行動範囲も広がるし、もっと楽しみが増える。 二人でやりたいこと、行きたいとこは言い切れないほどあるのだ。 「頑張って、でも無理だけはしないでくださいね」 蒼星石の背中に手を回し柔らかく抱き返す。 「合格したら、ご褒美頂戴ね」 聞き流してしまいそうなほど自然に呟かれた言葉に、ワンテンポ遅れて言い返そうと顔を上げたが、時すでに遅し。 すでに心地よさげに寝ている表情に反論する気も失せた。 諦めて自分も蒼星石の胸に顔を埋めて目を閉じた。 三ヶ月後、見事有名国公立大学に合格した蒼星石にご褒美をたっぷりあげる羽目になったのはまた別のお話。 終わり
https://w.atwiki.jp/pokekannsyou/pages/29.html
第二話『優しさと愛情』 前回までのあらすじ ヤスとヨウコとタダシは、ポケモン図鑑を埋めるたびに出ることになった。 以下本編 「はあ。やっぱめんどくせえわ。旅って。」 、、オレは言った。 「あんたね。ワカバタウンで旅出てないの私たちだけだったんだから、皆より遅れてるんだよ。頑張りましょうよ。」 、、ヨウコの言う通り、『ワカバタウンの引きこもり』と呼ばれていた。すっげー不名誉。 「はあ。やっと道を抜けた。ん?洞窟がある。」 タダシは言った。 、、看板には、「照らす能力がない奴入るな」と書いてあった。 「、、、まあいっか。キキョウシティに行こうぜ。」 =キキョウシティ= 「さあ、ポケモンセンターに向かおう。」 「回復お願いします。」 「かしこまりました。」 、、オレらは、今日一日は自由時間にすることにした。 「じゃ、おれ部屋取っとくから。」 、、タダシはそういうとこしっかりしてる。 「ん!?張り紙だ。」 オレは張り紙に気づいた。 「なになに、ジムに挑戦するにはマダツボミの塔を登りきってください、、よし、行くか。」 、、一応、おれとヨウコは旅の目的はポケモンリーグ出場なのだが、タダシはポケスロンのための旅なので、ジムはいかないそうだ。オレは、ヨウコを誘った。 「へえ。じゃ、行きますか。タダシは?」 「オレは、筋トレするから。」 「、、、あ、そう、、」 =マダツボミの塔= そこにはお坊さんがいた。 「お主たち、修行か。長老に会うには私たちに勝ってもらおう。長老も二人だからちょうどいいだろう。ダブルバトルだ!マダツボミ!行け!」 「マダツボミ!行け!」 お坊さんはマダツボミを繰り出した。 「行け!オタチ!」 ヨウコはオタチを繰り出した。 「行け!ポッポ!」 、、オレはポッポだ。 「オタチ!ひっかく!」 「ポッポ!風起こし!」 、、二匹のマダツボミは倒れた。、、弱っ!! 「よろしい。それでは、上に上がって。長老がいます。 =最上階= 「お主、、、アキラと言ったな。」 、、そこにはアキラがいた。 「お主の実力は認める。しかし、ポケモンに優しく、、」 「うるさい。甘いんだよ、、?ほう。昨日の奴らか。弱い奴は甘いことしか言わない。」 「おい!あ、」 、、アキラはあなぬけのひもを使った。 「ふう。お主たち、おお!ヤスか。やっと外に出たのか。」 、、ほっとけ。 「ホーホー!ゆくのじゃ!」 「ウツドン!ゆくのじゃ!」 「メリープ!」 ヨウコはメリープを繰り出した。 「行け!ヒノアラシ!」 「電気ショック!」 「火の粉。」 長老たちもそこまでつよくなかった。二人は突破した証を貰った。 「よし。明日ジムに挑戦しよう。」 続く あとがき 今回はかなり原作に忠実に書けました。 『次回予告』 キキョウジムに挑戦! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/1177.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE K-GROOVE キャッシュレスは愛情消すティッシュ GINGER 117-170 689 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 簡単系譜面。BPMがちょっと早い気がするけど、それくらい。 -- 名無しさん (2011-04-05 01 00 33) 序盤だけ bpm117で、加速後は bpm170。HSやSUD+を切り替えるタイミングが少し厳しいので、HSやSUD+ は最初から bpm170 に合わせるのが無難。 -- 名無しさん (2011-08-13 20 27 34) 簡単と言われるが、☆8上がりたての人は後半の同時押し地帯に注意。1( 3)と2の八分交互に3~7ga -- 名無しさん (2012-01-23 19 01 26) (続き)絡む譜面なので、譜面を左右に分けて処理するとラクになる。 -- 名無しさん (2012-01-23 19 02 12) ☆7妥当レベルでも終盤まではクリアゾーンを維持でき、スコアも出るが、最後の同時押しで回収されるためクリアはできない。HARDで抜けれるほどの局所難というわけでもないので、結局☆8が安定するまではクリアランプをつけるのは難しいだろう。 -- 名無しさん (2013-11-23 15 19 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/couple-ita/pages/11.html
1 名前:恋人は名無しさん[] 投稿日:2007/04/08(日) 22 42 32 ID 2fdWxixi0● 女の子がHの最中にしてもらったり言ってもらったりする と愛情を感じることってあったらおすえて。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3883.html
『偽りの愛情』 近所のペットショップで赤ちゃんれいむを購入してから一ヶ月。 最初はあんなに小さかったれいむも今では成体と呼ばれるほどに大きくなっていた。 せっかくだから思い出作りでもしようと考え、お祝いにとケーキを買って俺は家路についた。 「ただいまー」 「ゆゆっ!!」 リビングからマイペットれいむの声が聞こえる。 扉の開く音と俺のただいまに反応するとすぐさま玄関まで飛び跳ねてくる。 ぽよんぽよんとバレーボール程度の大きさのれいむが笑顔で俺を出迎えてくれた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ああ、ただいま」 「ゆーっ!」 本当に嬉しそうだ。 日中は部屋に独りぼっちだから寂しかったのだろう。 俺は靴を脱ぎリビングへと向かうとれいむも一歩遅れてついてくる。 「ゆっくり! おにーさん! ゆっくり!!」 れいむは何とか俺に歩幅を合わせようとしていた。 喋らずに跳ねればもう少しスピードが出るだろうに。 全くしょうがないな。 俺はすり足でれいむのスピードに合わせゆっくりと進んでやった。 リビングまでたったの数メートル。 だが… 「ゆゆ! ゆっくりできるよ!」 それでも一緒に歩けて嬉しそうだった。 俺を何度も見上げては笑顔でゆっくりゆっくりと鳴いていた。 「さ、お腹空いただろう? 一緒にご飯食べような」 「ゆーん!」 俺はコンビニの弁当。 れいむには美味しそうなショートケーキだ。 食べやすいように適当な大きさにカットして餌皿に盛ってやる。 「ゆゆ~! おいしそう!!」 「ああ、ゆっくり食べてな」 「ゆっくりたべるよ!!」 れいむは眉をシャキーンとさせ、わざわざ食べると宣言してからケーキにパクつき始める。 柔らかいケーキを一口含み、すぐには噛まずに蕩ける食感を舌の上で味わう。 背筋をピンと伸ばしてプルプルと幸せそうに震え、そのままケーキの食感を楽しんでいた。 しばらくしてようやく口をもごもご動かして飲み込んだ。 「ゆー! しあわせー!!」 「美味しかったか?」 「おいしいよ! おにーさんありがとう!! すっごくゆっくりできるよ!!!」 「そりゃ良かった」 れいむのホクホク笑顔を見て満足した俺も食事を始める。 ちなみに俺の食事はボリューム海苔弁当だ。 不味くはないのだが目の前で美味しそうにケーキを食べられると何かこう…見劣りする。 俺も俺用のケーキ買っておけばよかった。 俺がそうしてケーキを恨めしく見つめていると れいむはどうしたんだろうと「?」を浮かべて首をかしげていた。 食事を終えた俺はシャワーで汗を流した。 俺がパジャマに着替えてリビングへ戻るとれいむがボールやお気に入りの棒を脇に置いて待っていた。 「ゆっくりあそんでね!!」 「ほれ」 俺はボールを部屋の向こう側へ投げる。 「ゆっくりまってね!!」 れいむはボールを取りに行く。 その隙に俺は冷蔵庫から缶ビールを取りだす。 風呂上りの一杯は格別ですよねー。 プシッと小気味よい音を立てて飲み口から泡が飛び出る。おっとっと… ふー、旨い。 「ゆっくりもってきたよ!!」 「おー、よしよし。 もっかい取ってこーい」 れいむが転がしてきたボールをもう一回放る。 「ゆゆ! まってね! ゆっくりしていってー」 再びれいむはボールを追いかけて跳ねていく。 しかし楽しそうだ。 この遊びが楽しいのかは疑問であるが、構ってやるとそれだけでれいむは喜んだ。 座椅子に腰を降ろしてビールをもう一口飲んだところでれいむが戻ってきた。 「ゆっ! とってきたよ!!」 「よしよし、いい子だ」 なでりなでりと頭を撫でてやる。 するとれいむは揉み上げをパタパタ振って喜んだ。 「ゆー! れいむいいこ!!」 「今度はこれで遊ぼうな」 今度は棒を渡す。 片方の端に白いヒラヒラが付いた巫女さん棒だ。 「ゆ!」 れいむはこの巫女さん棒が大好きだった。 目の前に持っていくと背筋をピーンと伸ばして強く反応した。 ペットショップの店員によるとれいむ種はこの棒を、まりさ種は箒を好むらしい。 ちなみにありす種は十字に縛った本。ぱちゅりー種は本が好きとか。 未だにゆっくりの好みはよく分からない。 「ゆゆゆっ、ゆゆー! ゆゆーん!!」 だが夢中になって棒を咥えて振り回すのを見るとやっぱりこの棒が好きなのだろう。 街でもまりさが箒を使って掃除したり、 理解できないだろうに本を読むぱちゅりーの姿を見ることがある。 しかしれいむ。 熱心に俺の方に向かって棒を振っているのは御祓いの真似事か? どう見てもれいむの一人遊びだがれいむ的には俺と一緒に遊んでいることになっているらしい。 その証拠にこの遊び(?)が終わると、 「ゆっ、おにーさんといっぱいあそんだよ!!」 ほらね。 「ゆぅ…ゆぅ…」 しばらくするとれいむは眠たそうにしていた。 もう21時。いつもならもう寝る時間だ。 「そろそろ寝るのか?」 「ゆ、おねむするよ。あしたもゆっくりしようね」 「明日…ね」 でもれいむに明日は無い。 この一ヶ月でれいむは俺によく懐いた。 いや、最初から人懐っこい奴だったがその時と比べても今は完全に俺のことを信頼してくれている。 だからこれ以上優しくする必要が無い。 俺には趣味がある。 人に言えるような趣味ではなく、その名をゆっくり虐待という。 この人の顔した饅頭に暴力を振るい、苦しませ、絶望させる。そんな趣味だ。 俺はこういう人懐っこいゆっくりを裏切るのが大好きだった。 だからこそ赤ちゃんの頃からこのれいむを育てた。 「れいむ。寝る前にちょっと俺と遊ぼうか」 「ゆっ? あそんでくれるの!!」 俺の言葉に眠たそうだったれいむの表情が一転して花咲いた。 俺を信じ切った無邪気な笑顔。 期待に輝くその瞳が次に見たのは俺の拳だった。 「んぶっ!? ぶ、ゆべっ、べっ」 俺の拳はれいむの顔にめり込み、次の瞬間にはれいむの体は殴られた勢いで転がっていった。 何度も後転してかられいむはベッドの柱にぶつかって止まった。 れいむはうつ伏せに倒れてビクンビクンと痙攣する。 「ゆ、ゆぅ、ゆぐ、ぐ、ゆうっぅぅ」 苦しそうにうめき声をあげてのたうち回る。 恐らくれいむは産まれて初めての痛みを味わっているはずだ。 それは当り前のことさ。 赤ちゃんの頃からずっとぬるま湯のような環境で育ててきたんだもんな。 痛みなんて味わったことはきっと無い。 さらに言えば不安や不幸を感じることすら無かったかも知れない。 そんな幸せなれいむが味わう初めての痛み。 そして始めて感じる恐怖。 「ゆ、ゆぐ、ゆっぐり。 おにーさん、ゆっぐいじでぇぇ」 ようやく顔を上げたれいむは怯えきった泣き顔で俺を見上げていた。 俺はそんなれいむに手を伸ばす。 れいむはカタカタと震えるばかりで決して逃げようとはしなかった。 一か月もかけて育てた成果だ。 ちょっと暴力を振るったぐらいじゃ俺への信頼は消えはしない。 もしかしたらナデナデしてくれるかもだなんて思っているのだろう。 だったらその信頼にほんの少し、応えてあげよう。 俺は手の平をれいむの頭にポンと乗せる。 「ゆ」 れいむの震えが少し治まった。 強張った体も緩んだようだ。 「ゆっくり、しでいってね…!!」 「ああ」 サービス期間終了。 れいむに乗っけた手の五指に力を込めてアイアンクローの要領でれいむを乱暴に持ち上げる。 「いだい! いたいよ! いたいぃぃぃ!!!」 悲痛な声で痛みを訴えてくる。 涙を流し、床にポタポタと涙が滴り落ちていた。 きっと逃げようともがいているのだろう。 下半身を左右に揺らしている。しかし体の構造上その動きも僅かなものだった。 「やめてやめてよぉ! いたいのやだぁぁ!!! ゆっくりしていってよー!!」 「あはは。 可愛いなぁ、れいむは」 そう言いながられいむを持つ手を振り上げる。 いつもなら「おそらをとんでるみたい」と喜ぶ高さだが今は違う。 頭を締め付けられて怖くって、さっきの殴られた跡もまだ痛い。 れいむが楽しむ余裕なんてまるでない。 「やだよぉ、はなじでぇぇ!!」 「れいむの大好きな高い高いだぞ。 楽しめよ、ほれほれ」 一方で俺は楽しくて仕方が無かった。 酒も入ったこともあってテンションが上がりまぐりだ。 「そぉい!」 「ゆぶ!?」 そしてれいむを床に叩きつける。 びたんっ、といい音を立ててれいむは床にへばりつく。 今度はさっき殴った時に比べて痙攣は小刻みで弱々しい。 一見死にかけにも見えるがその点は心配ない。 ゆっくりは意外とタフな生命力を持っているし、俺のれいむは栄養状態も良好だ。 それに死なない程度の力の加減を経験的に知っているから。 「まだ寝るなよ? 遊びはこれからなんだからな」 俺はれいむの右揉み上げを握って再度れいむを持ち上げる。 れいむは俺と目が合うと絶叫した。 「やめで! はなじで!! れいむゆっぐりじだい!! もうやだ!! いたいのやだ! やだやだやだぁぁー!!」 「うっさい」 顔面を殴る。 さながらボクシングのジムにある丸っこいサンドバッグだ。 最もれいむは非常に柔らかくて軽いので殴った感触は無きに等しいが。 「あああああっ! やめでっ! やめでぇぇ!! ゆっくりさせてよぉぉ!!!」 尚も泣き叫ぶれいむを何度も何度も連続で殴る。 額を殴り、顔面に拳をめり込ませ、顎に裏拳をかませる。 皮が少し厚い底部は殴ったときの感触が気持ちいいので念入りに殴る。 さらにはお仕置きでもないのにお尻ペンペンする。 「楽しいなぁ! いやぁ、楽しい!」 絶対に外では見せないハイテンションで俺はれいむを殴り続けた。 れいむは殴る度に大きな悲鳴をあげ、滝のような涙を流した。 しかしそれも5分も暴力を振るい続けると反応がほとんど無くなってしまっていた。 「ゆ"」「ゆゅ"」「ぅ"」 体中腫れて元の可愛らしさが損なわれたれいむはもはや濁ったうめき声を上げるだけ。 そろそろいいかな。 かなりすっきり出来たことだし俺はれいむを床に落とす。 床に落ちたれいむは体を震わせ、何とか俺から逃げようと床を這う。 と言ってもボロボロの体では這うこともままならずほとんど動けてはいなかったが。 「……すげで」 「ん?」 れいむが何か呟いた。 注意しなければ聞こえないほどの小声で。 「だすげで。 おにーざぁん…だすけてえぇぇ」 何とれいむはお兄さんに助けを求めていた。 そのお兄さんとは俺以外に考えられない。 何せれいむの知っている人間は俺とペットショップのおばさんだけなんだから。 「ゆっぐりできないよぉ。 こわいにんげんさんが、れいむを、いじめるよぉ。 だすげでよぉ…おにーざぁん…」 れいむは未だに俺が暴力を振るったと信じられないらしい。 だから知らない人間さんに虐められたと思い込もうとしているのだろう。 「れいむ。 おい、れいむ」 「ゆ、おに、ぃさん?」 「助けに来たぞ」 「ゅ、ゆー…」 れいむはこちらに振り向いた。 デコボコの顔で表情は分かりずらいが間違いなく笑っていた。 助かったと言わんばかりの安心しきったような笑顔。 本当に俺の事が好きなんだな。 必死に俺に暴力を振るわれたという事実を頭の中で捻じ曲げてまで俺を信じ、助けを求めるれいむ。 本当…おめでたい奴だ。 「なんてな。 お前を殴ったのは俺。 なのにわざわざ助けるわけないだろ?」 「あ、あぁぁぁ」 れいむは絶望に身を震わせた。 枯れたと思われた涙が再び溢れて来る。 「ゆ"ぅ"ー! ゆ"ぅー!!」 俺を見上げて大声で泣くれいむ。 今のれいむに出来る最後の抵抗といったところか。 はたまた再び裏切られたことへの失望の涙か。 「ゆ"ぅ"ー! ゆ"ぅぅぶっ!?!」 俺はそんなれいむを最後に思いきり蹴飛ばした。 蹴飛ばされたれいむは一直線に壁へと激突し、白い壁に茶色い花を咲かせた。 ズルズルと床にずり落ちたれいむはピクリとも動かない。 近付いてみるとわずかに口を動かしていた。 最後の言葉か。 「ゆ、いたく、なくなってきたよ。 でもからだうごかない、よ」 「れいむどうなったの? ね、おにいさん、どこ。やさしいおにーさん、どこ」 「どこなの。れいむと、ゆっくり、しよ…」 そこでれいむは本当にピクリとも動かなくなった。 一ヶ月も時間をかけて育てた俺のれいむは10分もしないうちに動かない潰れた饅頭と化した。 だが、この10分は本当に充実した時間だった。楽しかった。 これまでのゆっくり虐めは買ってすぐ、拾ってすぐに虐めていた。 だから最後の方は母親に助けを求めるか俺を呪う言葉を遺して死んでいった。 でもこのれいむは違った。 最後まで俺とゆっくりしようとしていた。 これが一ヶ月我慢した見返り。 小さな違いではあるが事を終えた後の気持ち良さは今までとまるで違った。 これは癖になるな。 次もまた同じように愛情を込めて育てよう。 そして高く積み上げた所で全て崩して俺の欲を満たす。 そのための偽りの愛情。片道の信頼関係。 次はまりさでも飼おうかな。 今度は一匹じゃなくて数匹、せっかくだから親子でも飼おうか。 その親子が同じ状況でどんな反応を見せるのか。 今から非常に楽しみである。 終 by 赤福 最近ゆ虐に関して道を見失いがち。何と言うか天啓が来ない。 私も卒業時期が来たのかも知れません。 と言いつつ忘れられた頃に突然また書きそうですが。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2724.html
『偽りの愛情』 近所のペットショップで赤ちゃんれいむを購入してから一ヶ月。 最初はあんなに小さかったれいむも今では成体と呼ばれるほどに大きくなっていた。 せっかくだから思い出作りでもしようと考え、お祝いにとケーキを買って俺は家路についた。 「ただいまー」 「ゆゆっ!!」 リビングからマイペットれいむの声が聞こえる。 扉の開く音と俺のただいまに反応するとすぐさま玄関まで飛び跳ねてくる。 ぽよんぽよんとバレーボール程度の大きさのれいむが笑顔で俺を出迎えてくれた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ああ、ただいま」 「ゆーっ!」 本当に嬉しそうだ。 日中は部屋に独りぼっちだから寂しかったのだろう。 俺は靴を脱ぎリビングへと向かうとれいむも一歩遅れてついてくる。 「ゆっくり! おにーさん! ゆっくり!!」 れいむは何とか俺に歩幅を合わせようとしていた。 喋らずに跳ねればもう少しスピードが出るだろうに。 全くしょうがないな。 俺はすり足でれいむのスピードに合わせゆっくりと進んでやった。 リビングまでたったの数メートル。 だが… 「ゆゆ! ゆっくりできるよ!」 それでも一緒に歩けて嬉しそうだった。 俺を何度も見上げては笑顔でゆっくりゆっくりと鳴いていた。 「さ、お腹空いただろう? 一緒にご飯食べような」 「ゆーん!」 俺はコンビニの弁当。 れいむには美味しそうなショートケーキだ。 食べやすいように適当な大きさにカットして餌皿に盛ってやる。 「ゆゆ~! おいしそう!!」 「ああ、ゆっくり食べてな」 「ゆっくりたべるよ!!」 れいむは眉をシャキーンとさせ、わざわざ食べると宣言してからケーキにパクつき始める。 柔らかいケーキを一口含み、すぐには噛まずに蕩ける食感を舌の上で味わう。 背筋をピンと伸ばしてプルプルと幸せそうに震え、そのままケーキの食感を楽しんでいた。 しばらくしてようやく口をもごもご動かして飲み込んだ。 「ゆー! しあわせー!!」 「美味しかったか?」 「おいしいよ! おにーさんありがとう!! すっごくゆっくりできるよ!!!」 「そりゃ良かった」 れいむのホクホク笑顔を見て満足した俺も食事を始める。 ちなみに俺の食事はボリューム海苔弁当だ。 不味くはないのだが目の前で美味しそうにケーキを食べられると何かこう…見劣りする。 俺も俺用のケーキ買っておけばよかった。 俺がそうしてケーキを恨めしく見つめていると れいむはどうしたんだろうと「?」を浮かべて首をかしげていた。 食事を終えた俺はシャワーで汗を流した。 俺がパジャマに着替えてリビングへ戻るとれいむがボールやお気に入りの棒を脇に置いて待っていた。 「ゆっくりあそんでね!!」 「ほれ」 俺はボールを部屋の向こう側へ投げる。 「ゆっくりまってね!!」 れいむはボールを取りに行く。 その隙に俺は冷蔵庫から缶ビールを取りだす。 風呂上りの一杯は格別ですよねー。 プシッと小気味よい音を立てて飲み口から泡が飛び出る。おっとっと… ふー、旨い。 「ゆっくりもってきたよ!!」 「おー、よしよし。 もっかい取ってこーい」 れいむが転がしてきたボールをもう一回放る。 「ゆゆ! まってね! ゆっくりしていってー」 再びれいむはボールを追いかけて跳ねていく。 しかし楽しそうだ。 この遊びが楽しいのかは疑問であるが、構ってやるとそれだけでれいむは喜んだ。 座椅子に腰を降ろしてビールをもう一口飲んだところでれいむが戻ってきた。 「ゆっ! とってきたよ!!」 「よしよし、いい子だ」 なでりなでりと頭を撫でてやる。 するとれいむは揉み上げをパタパタ振って喜んだ。 「ゆー! れいむいいこ!!」 「今度はこれで遊ぼうな」 今度は棒を渡す。 片方の端に白いヒラヒラが付いた巫女さん棒だ。 「ゆ!」 れいむはこの巫女さん棒が大好きだった。 目の前に持っていくと背筋をピーンと伸ばして強く反応した。 ペットショップの店員によるとれいむ種はこの棒を、まりさ種は箒を好むらしい。 ちなみにありす種は十字に縛った本。ぱちゅりー種は本が好きとか。 未だにゆっくりの好みはよく分からない。 「ゆゆゆっ、ゆゆー! ゆゆーん!!」 だが夢中になって棒を咥えて振り回すのを見るとやっぱりこの棒が好きなのだろう。 街でもまりさが箒を使って掃除したり、 理解できないだろうに本を読むぱちゅりーの姿を見ることがある。 しかしれいむ。 熱心に俺の方に向かって棒を振っているのは御祓いの真似事か? どう見てもれいむの一人遊びだがれいむ的には俺と一緒に遊んでいることになっているらしい。 その証拠にこの遊び(?)が終わると、 「ゆっ、おにーさんといっぱいあそんだよ!!」 ほらね。 「ゆぅ…ゆぅ…」 しばらくするとれいむは眠たそうにしていた。 もう21時。いつもならもう寝る時間だ。 「そろそろ寝るのか?」 「ゆ、おねむするよ。あしたもゆっくりしようね」 「明日…ね」 でもれいむに明日は無い。 この一ヶ月でれいむは俺によく懐いた。 いや、最初から人懐っこい奴だったがその時と比べても今は完全に俺のことを信頼してくれている。 だからこれ以上優しくする必要が無い。 俺には趣味がある。 人に言えるような趣味ではなく、その名をゆっくり虐待という。 この人の顔した饅頭に暴力を振るい、苦しませ、絶望させる。そんな趣味だ。 俺はこういう人懐っこいゆっくりを裏切るのが大好きだった。 だからこそ赤ちゃんの頃からこのれいむを育てた。 「れいむ。寝る前にちょっと俺と遊ぼうか」 「ゆっ? あそんでくれるの!!」 俺の言葉に眠たそうだったれいむの表情が一転して花咲いた。 俺を信じ切った無邪気な笑顔。 期待に輝くその瞳が次に見たのは俺の拳だった。 「んぶっ!? ぶ、ゆべっ、べっ」 俺の拳はれいむの顔にめり込み、次の瞬間にはれいむの体は殴られた勢いで転がっていった。 何度も後転してかられいむはベッドの柱にぶつかって止まった。 れいむはうつ伏せに倒れてビクンビクンと痙攣する。 「ゆ、ゆぅ、ゆぐ、ぐ、ゆうっぅぅ」 苦しそうにうめき声をあげてのたうち回る。 恐らくれいむは産まれて初めての痛みを味わっているはずだ。 それは当り前のことさ。 赤ちゃんの頃からずっとぬるま湯のような環境で育ててきたんだもんな。 痛みなんて味わったことはきっと無い。 さらに言えば不安や不幸を感じることすら無かったかも知れない。 そんな幸せなれいむが味わう初めての痛み。 そして始めて感じる恐怖。 「ゆ、ゆぐ、ゆっぐり。 おにーさん、ゆっぐいじでぇぇ」 ようやく顔を上げたれいむは怯えきった泣き顔で俺を見上げていた。 俺はそんなれいむに手を伸ばす。 れいむはカタカタと震えるばかりで決して逃げようとはしなかった。 一か月もかけて育てた成果だ。 ちょっと暴力を振るったぐらいじゃ俺への信頼は消えはしない。 もしかしたらナデナデしてくれるかもだなんて思っているのだろう。 だったらその信頼にほんの少し、応えてあげよう。 俺は手の平をれいむの頭にポンと乗せる。 「ゆ」 れいむの震えが少し治まった。 強張った体も緩んだようだ。 「ゆっくり、しでいってね…!!」 「ああ」 サービス期間終了。 れいむに乗っけた手の五指に力を込めてアイアンクローの要領でれいむを乱暴に持ち上げる。 「いだい! いたいよ! いたいぃぃぃ!!!」 悲痛な声で痛みを訴えてくる。 涙を流し、床にポタポタと涙が滴り落ちていた。 きっと逃げようともがいているのだろう。 下半身を左右に揺らしている。しかし体の構造上その動きも僅かなものだった。 「やめてやめてよぉ! いたいのやだぁぁ!!! ゆっくりしていってよー!!」 「あはは。 可愛いなぁ、れいむは」 そう言いながられいむを持つ手を振り上げる。 いつもなら「おそらをとんでるみたい」と喜ぶ高さだが今は違う。 頭を締め付けられて怖くって、さっきの殴られた跡もまだ痛い。 れいむが楽しむ余裕なんてまるでない。 「やだよぉ、はなじでぇぇ!!」 「れいむの大好きな高い高いだぞ。 楽しめよ、ほれほれ」 一方で俺は楽しくて仕方が無かった。 酒も入ったこともあってテンションが上がりまぐりだ。 「そぉい!」 「ゆぶ!?」 そしてれいむを床に叩きつける。 びたんっ、といい音を立ててれいむは床にへばりつく。 今度はさっき殴った時に比べて痙攣は小刻みで弱々しい。 一見死にかけにも見えるがその点は心配ない。 ゆっくりは意外とタフな生命力を持っているし、俺のれいむは栄養状態も良好だ。 それに死なない程度の力の加減を経験的に知っているから。 「まだ寝るなよ? 遊びはこれからなんだからな」 俺はれいむの右揉み上げを握って再度れいむを持ち上げる。 れいむは俺と目が合うと絶叫した。 「やめで! はなじで!! れいむゆっぐりじだい!! もうやだ!! いたいのやだ! やだやだやだぁぁー!!」 「うっさい」 顔面を殴る。 さながらボクシングのジムにある丸っこいサンドバッグだ。 最もれいむは非常に柔らかくて軽いので殴った感触は無きに等しいが。 「あああああっ! やめでっ! やめでぇぇ!! ゆっくりさせてよぉぉ!!!」 尚も泣き叫ぶれいむを何度も何度も連続で殴る。 額を殴り、顔面に拳をめり込ませ、顎に裏拳をかませる。 皮が少し厚い底部は殴ったときの感触が気持ちいいので念入りに殴る。 さらにはお仕置きでもないのにお尻ペンペンする。 「楽しいなぁ! いやぁ、楽しい!」 絶対に外では見せないハイテンションで俺はれいむを殴り続けた。 れいむは殴る度に大きな悲鳴をあげ、滝のような涙を流した。 しかしそれも5分も暴力を振るい続けると反応がほとんど無くなってしまっていた。 「ゆ"」「ゆゅ"」「ぅ"」 体中腫れて元の可愛らしさが損なわれたれいむはもはや濁ったうめき声を上げるだけ。 そろそろいいかな。 かなりすっきり出来たことだし俺はれいむを床に落とす。 床に落ちたれいむは体を震わせ、何とか俺から逃げようと床を這う。 と言ってもボロボロの体では這うこともままならずほとんど動けてはいなかったが。 「……すげで」 「ん?」 れいむが何か呟いた。 注意しなければ聞こえないほどの小声で。 「だすげで。 おにーざぁん…だすけてえぇぇ」 何とれいむはお兄さんに助けを求めていた。 そのお兄さんとは俺以外に考えられない。 何せれいむの知っている人間は俺とペットショップのおばさんだけなんだから。 「ゆっぐりできないよぉ。 こわいにんげんさんが、れいむを、いじめるよぉ。 だすげでよぉ…おにーざぁん…」 れいむは未だに俺が暴力を振るったと信じられないらしい。 だから知らない人間さんに虐められたと思い込もうとしているのだろう。 「れいむ。 おい、れいむ」 「ゆ、おに、ぃさん?」 「助けに来たぞ」 「ゅ、ゆー…」 れいむはこちらに振り向いた。 デコボコの顔で表情は分かりずらいが間違いなく笑っていた。 助かったと言わんばかりの安心しきったような笑顔。 本当に俺の事が好きなんだな。 必死に俺に暴力を振るわれたという事実を頭の中で捻じ曲げてまで俺を信じ、助けを求めるれいむ。 本当…おめでたい奴だ。 「なんてな。 お前を殴ったのは俺。 なのにわざわざ助けるわけないだろ?」 「あ、あぁぁぁ」 れいむは絶望に身を震わせた。 枯れたと思われた涙が再び溢れて来る。 「ゆ"ぅ"ー! ゆ"ぅー!!」 俺を見上げて大声で泣くれいむ。 今のれいむに出来る最後の抵抗といったところか。 はたまた再び裏切られたことへの失望の涙か。 「ゆ"ぅ"ー! ゆ"ぅぅぶっ!?!」 俺はそんなれいむを最後に思いきり蹴飛ばした。 蹴飛ばされたれいむは一直線に壁へと激突し、白い壁に茶色い花を咲かせた。 ズルズルと床にずり落ちたれいむはピクリとも動かない。 近付いてみるとわずかに口を動かしていた。 最後の言葉か。 「ゆ、いたく、なくなってきたよ。 でもからだうごかない、よ」 「れいむどうなったの? ね、おにいさん、どこ。やさしいおにーさん、どこ」 「どこなの。れいむと、ゆっくり、しよ…」 そこでれいむは本当にピクリとも動かなくなった。 一ヶ月も時間をかけて育てた俺のれいむは10分もしないうちに動かない潰れた饅頭と化した。 だが、この10分は本当に充実した時間だった。楽しかった。 これまでのゆっくり虐めは買ってすぐ、拾ってすぐに虐めていた。 だから最後の方は母親に助けを求めるか俺を呪う言葉を遺して死んでいった。 でもこのれいむは違った。 最後まで俺とゆっくりしようとしていた。 これが一ヶ月我慢した見返り。 小さな違いではあるが事を終えた後の気持ち良さは今までとまるで違った。 これは癖になるな。 次もまた同じように愛情を込めて育てよう。 そして高く積み上げた所で全て崩して俺の欲を満たす。 そのための偽りの愛情。片道の信頼関係。 次はまりさでも飼おうかな。 今度は一匹じゃなくて数匹、せっかくだから親子でも飼おうか。 その親子が同じ状況でどんな反応を見せるのか。 今から非常に楽しみである。 終 by 赤福 最近ゆ虐に関して道を見失いがち。何と言うか天啓が来ない。 私も卒業時期が来たのかも知れません。 と言いつつ忘れられた頃に突然また書きそうですが。
https://w.atwiki.jp/parallelparadox/pages/148.html
相原奈都美の魂魄励起 「私は自分が大嫌い。何が出来るかわからないから。 作り物の自分が大嫌い。何をやってもだめだから。 だけど私はあなたと会った。愛と言う名のあなたと会った。 そして私は星を見た。希望と言う名の星を見た。 私はみんなが大好きで、みんなも私が好きだと言った。 私はあなたが大好きで、あなたも私が好きだと言った。 だから、大嫌いな自分は変えていこう。 だから、大嫌いな自分を超えていこう。 だから、 ――――大嫌いな自分も認めていこう! この想いを、信じるままに ――――“宇宙帰りの二つの愛情《フォーリンラブ・スターフォール》”――――!!」 ⇒相原奈都美【あいはら・なつみ】